国際活動をめぐる陸上自衛隊の組織改編

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1 主 要 記 事 の 要 旨 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 中 央 即 応 集 団 の 新 編 を 中 心 に 鈴 木 滋 年 3 月 28 日 陸 上 自 衛 隊 の 新 たな 部 隊 として 中 央 即 応 集 団 が 発 足 した 中 央 即 応 集 団 は 国 内 各 種 事 態 への 機 動 的 対 応 と 国 際 活 動 の 迅 速 な 実 施 を 目 的 として 編 成 された 部 隊 である 国 際 活 動 については これを 統 括 する 司 令 部 機 能 を 有 しており 今 後 は 自 衛 隊 の 海 外 派 遣 に 当 たり 専 門 部 隊 としての 役 割 が 期 待 されている 2 冷 戦 後 紛 争 地 における 平 和 構 築 が 大 きな 課 題 となったことを 受 けて 国 連 PKO は 複 合 化 大 規 模 化 した 我 が 国 は こうした PKO の 変 化 に 対 応 するため 自 衛 隊 派 遣 の 迅 速 化 や 海 外 活 動 の 本 務 化 という 課 題 に 取 り 組 むことになる こういった 流 れの 中 で 国 際 活 動 を 実 施 する 専 門 部 隊 を 自 衛 隊 に 設 置 する 構 想 が 生 まれた 3 専 門 部 隊 設 置 構 想 は 国 際 活 動 をめぐり 2002 年 に 発 表 された 有 識 者 会 議 の 報 告 明 石 レポート を 源 流 としており 2004 年 に 行 われた 防 衛 大 綱 見 直 しに 至 る 過 程 で その 内 容 が 検 討 された 最 終 的 には 新 たな 防 衛 大 綱 の 中 で 陸 上 自 衛 隊 に 設 けられる 機 動 運 用 部 隊 に 国 際 活 動 を 統 括 する 任 務 が 与 えられることになった 4 このような 経 緯 を 経 て 中 央 即 応 集 団 は 誕 生 した 隷 下 部 隊 には 海 外 派 遣 の 先 遣 部 隊 となる 中 央 即 応 連 隊 のほか 要 員 の 教 育 訓 練 を 実 施 する 国 際 活 動 教 育 隊 などがある し かし 海 外 派 遣 に 際 し 本 隊 となる 部 隊 の 要 員 は 陸 上 自 衛 隊 各 方 面 隊 が 輪 番 制 で 提 供 す ることになっており 専 門 部 隊 としての 実 質 を 欠 く 面 もある 5 中 央 即 応 集 団 は ソマリア 沖 海 賊 対 処 行 動 への 派 遣 という 形 で 国 際 活 動 の 実 任 務 をす でに 開 始 している 国 際 活 動 教 育 隊 が 実 施 する 幹 部 や 陸 曹 向 け 教 育 課 程 のほか 国 際 活 動 に 関 連 した 方 面 隊 の 演 習 訓 練 に 対 する 評 価 支 援 なども 行 われており 中 央 即 応 集 団 は 専 門 部 隊 としての 活 動 実 績 を 蓄 積 しつつある 6 しかし 今 後 に 向 けた 課 題 も 残 されている 方 面 隊 を 統 括 的 に 指 揮 する 陸 上 総 隊 設 置 構 想 との 関 連 で 再 び 改 編 が 行 われる 可 能 性 文 民 機 関 との 民 軍 協 力 や 派 遣 先 での 情 報 収 集 能 力 などの 強 化 国 際 活 動 それ 自 体 の 将 来 的 な 方 向 性 などである これらの 課 題 は 中 央 即 応 集 団 の 組 織 任 務 に 今 後 大 きな 影 響 を 与 えるであろう 7 国 際 活 動 が 国 益 として 捉 えられ 貢 献 という 発 想 から 脱 皮 する 中 自 衛 隊 に 専 門 部 隊 が 設 置 された しかし 新 政 権 により 今 後 国 際 活 動 の 見 直 しも 考 えられるこ とから 中 央 即 応 集 団 についても 新 たな 視 点 からの 議 論 が 予 想 される レファレンス

2 レファレンス 平 成 22 年 1 月 号 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 中 央 即 応 集 団 の 新 編 を 中 心 に 外 交 防 衛 課 鈴 木 滋 目 次 はじめに Ⅰ 国 際 活 動 をめぐる 自 衛 隊 組 織 改 編 の 背 景 1 国 連 PKO の 変 化 と 自 衛 隊 活 動 への 影 響 2 防 衛 大 綱 の 見 直 しと 専 門 部 隊 設 置 構 想 Ⅱ 中 央 即 応 集 団 の 新 編 1 部 隊 の 任 務 と 組 織 2 国 際 協 力 関 連 の 活 動 概 要 Ⅲ 組 織 改 編 が 残 した 課 題 1 更 なる 改 編 の 可 能 性 2 民 軍 協 力 (CIMIC)と 情 報 機 能 の 強 化 3 国 際 活 動 の 位 置 づけ おわりに 国 立 国 会 図 書 館 調 査 及 び 立 法 考 査 局 レファレンス

3 はじめに 2009 年 5 月 16 日 栃 木 県 宇 都 宮 市 の 陸 上 自 衛 隊 宇 都 宮 駐 屯 地 で 海 賊 対 策 の 一 環 としてア フリカのジブチに 派 遣 される 中 央 即 応 連 隊 を 基 幹 とした 部 隊 の 編 成 完 結 式 が 行 われた 中 央 即 応 連 隊 は 国 内 各 種 事 態 への 機 動 的 対 応 と 国 際 活 動 の 迅 速 な 実 施 を 目 的 として 2007 年 3 月 に 新 編 された 陸 上 自 衛 隊 中 央 即 応 集 団 の 隷 下 部 隊 として 宇 都 宮 駐 屯 地 に 配 置 されている 部 隊 である 派 遣 部 隊 の 任 務 は 海 賊 活 動 の 盛 ん なソマリア 沖 で 警 戒 情 報 収 集 活 動 などに 当 た る 海 上 自 衛 隊 の P3C 哨 戒 機 が 拠 点 とするジ ブチ 国 際 空 港 において 機 体 の 警 護 を 実 施 する ことなどにある 中 央 即 応 集 団 と 中 央 即 応 連 隊 にとって ジブチでの 警 護 活 動 は 初 めての 国 際 活 動 となる 式 典 に 出 席 した 火 箱 芳 文 陸 上 幕 僚 長 は 訓 示 の 中 で 本 派 遣 の 意 義 は 国 益 擁 護 に 直 結 し た 初 の 統 合 任 務 部 隊 による 国 際 活 動 であり 陸 自 全 般 の 国 際 活 動 能 力 の 向 上 と 他 国 駐 留 軍 と の 関 係 強 化 が 望 める という 点 である と 述 べ 初 めてとなる 部 隊 派 遣 の 意 義 を 強 調 しながら 中 央 即 応 集 団 と 中 央 即 応 連 隊 による 国 際 活 動 の 今 後 に 期 待 を 示 した (1) 9 月 26 日 に は 第 2 次 派 遣 隊 の 壮 行 会 が やはり 宇 都 宮 駐 屯 地 で 行 われたが その 際 柴 田 幹 雄 中 央 即 応 集 団 司 令 官 は 他 国 軍 との 緊 密 な 連 携 保 持 などを 要 望 し たという (2) PKO 法 が 成 立 し 海 外 派 遣 が 本 格 化 した 1992 年 以 降 自 衛 隊 は 同 法 に 基 づく 平 和 維 持 活 動 等 のほか 各 種 特 別 措 置 法 によって イ ンド 洋 での 補 給 支 援 活 動 や イラクでの 復 興 支 援 活 動 など 様 々な 国 際 活 動 を 行 ってきた そ の 間 9.11 同 時 多 発 テロ に 代 表 される 国 際 情 勢 の 変 動 などを 受 けて 国 際 活 動 をめぐる 我 が 国 の 政 策 も 大 きな 転 換 を 遂 げてきたといえ る 2004 年 12 月 に 決 定 された 防 衛 計 画 の 大 綱 では 我 が 国 の 安 全 保 障 の 第 二 の 目 標 として 国 際 的 な 安 全 保 障 環 境 を 改 善 し 我 が 国 に 脅 威 が 及 ばないようにする という 考 え 方 が 盛 り 込 まれ 国 際 活 動 は 我 が 国 の 安 全 と 直 結 する 課 題 である との 認 識 が 定 着 するきっかけを 作 った また 2006 年 12 月 には 自 衛 隊 法 が 改 正 され 自 衛 隊 の 国 際 活 動 は 主 たる 任 務 で ある 我 が 国 の 防 衛 に 支 障 を 生 じない 範 囲 におい て という 留 保 を 付 されながらも 本 務 と されるに 至 り 国 際 活 動 の 重 要 性 は 一 層 深 まる ことになった このような 経 緯 を 経 る 中 自 衛 隊 の 国 際 活 動 実 施 に 係 る 体 制 整 備 の 必 要 性 が 指 摘 されるよ うになった 最 も 重 要 なテーマとして 検 討 され たのが 常 設 の 司 令 部 を 持 ち 国 際 活 動 を 専 門 的 に 実 施 する 部 隊 の 創 設 である 国 際 活 動 をめ ぐる 自 衛 隊 の 体 制 整 備 は 最 大 のマンパワーを 提 供 する 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 という 形 で 実 施 された 改 編 の 意 義 を 象 徴 し 国 際 活 動 の 方 向 性 を 左 右 する 存 在 として 新 たに 誕 生 したのが 中 央 即 応 集 団 である しかし 中 央 即 応 集 団 は 当 初 想 定 されていた 専 門 部 隊 としての 実 質 を 必 ずしも 備 えておらず その 役 割 や 部 隊 とし ての 性 格 には 未 だ 明 確 になっていない 部 分 も 少 なくない 本 稿 は 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 というテー マに 焦 点 を 当 てながら 国 際 活 動 をめぐって 最 近 実 施 された 自 衛 隊 の 体 制 整 備 について そ の 背 景 と 経 緯 今 後 に 残 された 課 題 などを 紹 介 するものである Ⅰでは 国 際 活 動 をめぐる 体 制 整 備 を 促 進 した 要 因 として PKO の 変 化 とい う 問 題 や 防 衛 大 綱 の 策 定 過 程 に 触 れつつ 体 制 整 備 の 本 質 的 な 背 景 を 紹 介 する Ⅱでは 中 央 即 応 集 団 と その 隷 下 部 隊 である 中 央 即 応 連 隊 や 国 際 活 動 教 育 隊 について それぞれ 任 務 と 組 織 最 近 の 活 動 実 態 などを 紹 介 する Ⅲでは 組 織 改 編 が 残 した 課 題 として 再 び 大 規 模 な 改 ⑴ ジブチで 警 備 任 務 へ: 警 衛 隊 が 編 成 完 結 朝 雲 ⑵ ジブチ 派 遣 の 陸 自 2 次 要 員 : 宇 都 宮 駐 で 壮 行 会 同 上, レファレンス

4 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 編 が 行 われる 可 能 性 とその 影 響 今 後 の 国 際 活 動 に 当 たって 重 要 度 を 高 めるであろう 民 軍 協 力 と 情 報 収 集 機 能 の 強 化 という 問 題 そして 国 際 活 動 の 将 来 的 方 向 性 と 専 門 部 隊 の 位 置 づけといった 論 点 に 触 れる なお 文 中 におけ る 防 衛 庁 と 防 衛 省 の 表 記 については 必 要 に 応 じ 時 系 列 で 書 き 分 けたため 統 一 はしていない また 関 係 者 の 肩 書 は 参 照 文 献 が 発 表 発 刊 された 時 点 のものである Ⅰ 国 際 活 動 をめぐる 自 衛 隊 組 織 改 編 の 背 景 1 国 連 PKO の 変 化 と 自 衛 隊 活 動 への 影 響 最 近 では インド 洋 における 補 給 支 援 やソ マリア 沖 での 海 賊 対 処 など 国 連 の 枠 組 みには 収 まりきらない 多 国 籍 の 協 力 活 動 に 対 する 参 加 も 増 えてきたが 自 衛 隊 の 国 際 活 動 は その 多 くが いわゆる PKO 法 (3) に 基 づく 国 連 平 和 維 持 活 動 (Peace Keeping Operation 以 下 PKO)や 人 道 的 救 援 活 動 として 行 われてきた 活 動 目 的 を 限 定 した 海 賊 対 処 法 (4) を 除 けば 現 在 自 衛 隊 の 国 際 活 動 について 恒 久 的 な 枠 組 みとなるのは PKO 法 と 国 際 緊 急 援 助 隊 法 の みである 時 限 立 法 である 特 措 法 によらず 自 衛 隊 の 国 際 活 動 を 常 時 可 能 とする 恒 久 法 ( 一 般 法 ) 制 定 の 必 要 性 をめぐる 議 論 も 活 発 化 しつ つあるが PKO 法 を 主 軸 とする 現 在 の 派 遣 枠 組 みについては 当 面 大 きく 変 わることはな いであろう したがって 自 衛 隊 の 国 際 活 動 は 国 連 PKO のあり 方 という 問 題 と 密 接 に 関 連 し ながら 展 開 していくと 予 測 される ⑴ 自 衛 隊 による PKO 活 動 の 経 緯 と 特 徴 1992 年 6 月 に PKO 法 が 成 立 したことを 受 け て 国 連 カンボジア 暫 定 統 治 機 構 (UNTAC) に 参 加 するため 陸 上 自 衛 隊 が 派 遣 された 自 衛 隊 にとって これが 初 めての PKO 参 加 であっ たが 現 在 に 至 るまで 自 衛 隊 の PKO 活 動 は いわゆる 参 加 5 原 則 にしたがって 行 われて いる 参 加 5 原 則 とは 自 衛 隊 の 活 動 が 憲 法 解 釈 上 禁 止 されている 海 外 での 武 力 行 使 に 当 たらないよう PKO 法 で 定 められている 前 提 条 件 であり 次 のようなものである (5) 1 停 戦 の 合 意 が 存 在 している 2 受 入 国 などの 同 意 が 存 在 している 3 中 立 性 を 保 って 活 動 する 4 上 記 1~3の 原 則 のいずれかが 満 たされな くなった 場 合 には 一 時 業 務 を 中 断 し さらに 短 期 間 のうちにその 原 則 が 回 復 しない 場 合 に は 派 遣 を 終 了 させる 5 武 器 の 使 用 は 要 員 等 の 生 命 又 は 身 体 の 防 衛 のために 必 要 な 最 小 限 度 に 限 る 国 連 PKO は その 草 創 期 から 今 日 に 至 るま で その 役 割 や 活 動 をめぐる 考 え 方 が 時 代 を 経 るごとに 変 遷 してきていると 見 られている いささか 図 式 的 になるが これを 時 系 列 的 に 整 理 すれば 次 のようになるであろう すなわち 紛 争 当 事 者 の 同 意 や 中 立 性 の 厳 守 最 小 限 の 武 器 使 用 といった 活 動 原 則 を 前 提 としていた 冷 戦 期 の 第 1 世 代 活 動 が 多 目 的 化 複 合 化 し 組 織 も 大 型 となった 冷 戦 崩 壊 前 後 の 第 2 世 代 強 制 的 な 平 和 執 行 の 試 みが 失 敗 した 1990 年 代 前 半 の 第 3 世 代 そ し て 従 来 の 伝 統 的 な PKO への 回 帰 が 模 索 された 1990 年 代 後 半 の 第 4 世 代 である (6) UNTAC は 軍 事 部 門 及 び 6 文 民 部 門 から 成 り 人 員 も 2 万 人 を 超 え 国 連 PKO として ⑶ 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 等 に 対 する 協 力 に 関 する 法 律 ( 平 成 4 年 6 月 19 日 法 律 第 79 号 ) ⑷ 海 賊 行 為 の 処 罰 及 び 海 賊 行 為 への 対 処 に 関 する 法 律 ( 平 成 21 年 6 月 24 日 法 律 第 55 号 ) ⑸ それぞれの 原 則 について PKO 法 の 該 当 条 文 を 引 用 するのは 煩 雑 となるので ここでは 次 の 文 献 に 依 拠 し て 記 述 した 内 閣 府 国 際 平 和 協 力 本 部 事 務 局 ホームページ はじめに を 参 照 J/cooperation/cooperation.html ⑹ 次 の 文 献 を 参 考 に 記 述 した 田 村 重 信 佐 藤 正 久 教 科 書 日 本 の 防 衛 政 策 芙 蓉 書 房 出 版, 2008, pp レファレンス

5 史 上 最 大 規 模 の 意 欲 的 なものであり (7) 自 衛 隊 の PKO 参 加 は 第 2 世 代 型 PKO から 開 始 されることになったが 活 動 の 大 前 提 である 参 加 5 原 則 が 明 ら か に 第 1 世 代 型 PKO の 枠 組 みに 依 拠 していたことから そ の 後 実 施 された 自 衛 隊 の PKO 活 動 は 冷 戦 期 PKO の 考 え 方 に 強 く 影 響 を 受 けたものとなっ た その 間 PKO 法 は 2 回 にわたって 改 正 さ れている 1998 年 には 武 器 使 用 規 定 の 改 正 などが 行 われ 2001 年 にも 再 び 武 器 使 用 規 定 が 改 正 された (8) また 2001 年 の 改 正 では それまで 凍 結 されていた PKF( 平 和 維 持 隊 )の 本 体 業 務 実 施 が 解 除 された しかし 武 器 使 用 規 定 の 改 定 が 参 加 5 原 則 自 体 の 見 直 しに つながることはなく 停 戦 監 視 や 駐 留 巡 回 な どの PKF 本 体 業 務 については 凍 結 解 除 後 も 実 際 には 行 われていない (9) 現 在 も 自 衛 隊 の PKO 活 動 は 基 本 的 には 冷 戦 期 の 枠 組 みを 踏 襲 し 活 動 内 容 についても 抑 制 的 に 選 択 する 形 で 行 われていると 見 なすことができるだろう ⑵ 武 力 行 使 型 PKO の 登 場 それでは 国 連 PKO をめぐる 考 え 方 は 最 近 どのような 方 向 性 をたどっているであろう か この 点 に 関 連 して 関 係 者 の 多 くは 2000 年 8 月 に 発 表 された 国 連 平 和 活 動 検 討 パネル 報 告 書 (いわゆる ブラヒミ 報 告 ) 以 降 の 国 連 PKO においては 任 務 の 遂 行 を 妨 げる 者 に 対 する 平 和 強 制 を 実 施 するべく 強 制 措 置 を 定 め た 国 連 憲 章 第 7 章 による 授 権 の 下 で 活 動 すると いう 事 例 が 定 着 している と 指 摘 しており こ うした PKO は 前 記 第 3 世 代 においてソ マリアなどで 試 みられ 失 敗 した 平 和 執 行 活 動 と 同 一 ではないものの より 限 定 的 な 平 和 強 制 機 能 を 備 えたものと 見 られている (10) 2000 年 以 降 武 力 行 使 型 の PKO が 登 場 してきた ことの 背 景 には 冷 戦 後 に 現 れた 新 たな 脅 威 で ある 内 戦 や 民 族 紛 争 などによる 人 道 的 危 機 が ますます 深 刻 化 し 平 和 をめぐる 国 連 の 取 り 組 みに 新 たな 方 向 性 が 求 められるようになった ことが 挙 げられよう (11) 武 力 行 使 型 PKO の 登 場 は 国 連 PKO が 新 たな 世 代 に 入 り 国 家 紛 争 後 の 停 戦 監 視 兵 力 引 き 離 しなどを 主 な 活 動 としていた 冷 戦 期 PKO から 紛 争 後 の 国 家 再 建 平 和 構 築 に 全 面 関 与 する 複 合 型 の PKO へと 本 格 的 な 移 行 期 を 迎 えたこと 紛 争 当 事 者 の 同 意 中 立 性 の 厳 守 最 小 限 の 武 器 使 用 といった それまでの 国 連 の 活 動 原 則 にも 一 部 変 更 が 迫 られるようになったことを 意 味 し ている ⑶ 我 が 国 の PKO をめぐる 議 論 への 影 響 国 連 PKO の 変 化 は 我 が 国 の PKO をめぐ る 議 論 にも 大 きな 影 響 を 及 ぼさざるを 得 なかっ た 2002 年 12 月 18 日 福 田 康 夫 内 閣 官 房 長 官 の 私 的 諮 問 機 関 である 国 際 平 和 協 力 懇 談 会 ⑺ 自 衛 隊 の 国 際 貢 献 活 動 の 歩 みと 今 後 の 課 題 防 衛 年 鑑 刊 行 会 編 集 部 編 著 防 衛 年 鑑 2004 年 版 防 衛 メディ アセンター, 2004, p.24. ⑻ 1998 年 の 改 正 では 上 官 の 命 令 による 武 器 使 用 という 考 え 方 2001 年 の 改 正 では 自 己 の 管 理 下 に 入 っ た 者 を 防 衛 するための 武 器 使 用 という 考 え 方 が 新 たに 規 定 され PKO 活 動 に 従 事 する 自 衛 官 の 武 器 使 用 権 限 が 拡 大 された 同 上, pp ⑼ 近 藤 重 克 国 連 改 革 と 自 衛 隊 の 国 際 平 和 協 力 活 動 国 際 問 題 543 号, , p.46. 陸 上 自 衛 隊 は 現 在 中 東 ゴラン 高 原 で 活 動 する 国 連 兵 力 引 き 離 し 監 視 隊 (UNDOF)に 参 加 しているが 停 戦 監 視 活 動 には 参 加 しておらず これを 担 当 する 他 国 部 隊 への 物 資 輸 送 などを 行 っている ⑽ 例 えば 次 の 文 献 を 参 照 須 田 道 夫 ブラヒミ 報 告 以 降 の 国 連 平 和 活 動 による 力 の 行 使 の 検 証 自 衛 隊 による 今 後 の 国 際 平 和 協 力 活 動 への 含 意 国 際 安 全 保 障 36 巻 1 号, , pp ⑾ ブラヒミ 報 告 自 体 は 国 連 による 平 和 強 制 執 行 については 直 接 勧 告 していないものの 任 務 遂 行 との 関 係 で 強 力 な 交 戦 規 定 (ROE)を 策 定 する 必 要 性 に 触 れている 同 上, pp このことから 同 報 告 は その 後 憲 章 第 7 章 によって 授 権 される 武 力 行 使 型 PKO が 定 着 するに 当 たって 重 要 なきっかけになったものと 考 えられる 56 レファレンス

6 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 は 国 際 協 力 活 動 の 将 来 的 なあり 方 に 関 する 報 告 書 を 発 表 したが 報 告 書 に 盛 り 込 まれた 提 言 は 国 際 活 動 をめぐる その 後 の 議 論 や 政 策 を 大 きく 方 向 付 けることになった なお この 報 告 書 については 懇 談 会 の 座 長 であった 明 石 康 元 国 連 事 務 次 長 にちなんで 明 石 レポート と 呼 ばれることが 多 いため 本 稿 でもそのよう に 表 記 する 明 石 レポート は 報 告 の 第 1 部 において 国 際 平 和 協 力 活 動 が 置 かれた 状 況 と 課 題 に 触 れ ており 現 代 の 国 際 社 会 においては 国 家 間 の 戦 争 を 防 止 するだけでは 不 十 分 であり 内 戦 や 虐 殺 などの 脅 威 のない 世 界 の 構 築 に 向 けた 取 り 組 みこそが 平 和 探 求 にとって 不 可 欠 の 課 題 で ある と 述 べる 一 方 我 が 国 にとっても この ような 平 和 活 動 は 国 益 と 国 の 存 亡 がかかった 死 活 的 課 題 である との 認 識 を 示 している (12) なお 国 際 活 動 の 必 要 性 との 関 係 で 国 益 という 言 葉 が 使 われていることには 注 目 すべき であろう また 国 連 が 長 らく 行 ってきた 平 和 維 持 活 動 における 同 意 や 中 立 性 といった 伝 統 的 原 則 の 保 持 が 困 難 になっていること 単 に 平 和 を 維 持 することに 代 わって 平 和 構 築 という 冷 戦 後 の 国 際 社 会 において 最 も 重 要 な 課 題 が 生 まれていることなどを 指 摘 しつつ 平 和 構 築 に 対 する 国 際 社 会 の 取 り 組 みは 国 づくり に まで 踏 み 込 んだ 極 めて 包 括 的 なものにならざ るを 得 ない とも 述 べている (13) これらの 問 題 意 識 は 国 連 PKO の 変 化 とい う 現 象 を 明 確 に 踏 まえたものであり 明 石 レ ポート の 根 底 には 伝 統 的 PKO の 枠 に 止 まっ ている 我 が 国 の 現 状 と 新 たな 展 開 を 見 せつつ ある 国 連 PKO との 落 差 に 対 する 危 機 感 があっ た この 点 について 明 石 レポート は こ れまでの 日 本 の 国 際 平 和 協 力 分 野 での 活 動 は 伝 統 的 な 国 連 PKO の 枠 組 みに 大 きく 拘 束 され ている と 述 べている (14) PKO を 取 り 巻 く 国 際 的 な 環 境 変 化 に 呼 応 する 形 で 明 石 レポー ト は 我 が 国 においても 国 際 協 力 活 動 に 対 する 政 策 が 強 化 される 必 要 性 を 強 調 しており 報 告 の 第 3 部 では 停 戦 合 意 受 け 入 れ 同 意 等 参 加 原 則 の 緩 和 任 務 遂 行 のための 武 器 使 用 PKO の 機 動 的 展 開 を 目 的 とする 国 連 待 機 制 度 への 参 加 自 衛 隊 法 改 正 による 国 際 活 動 の 本 務 化 即 応 性 の 高 い 部 隊 の 準 備 国 連 決 議 に 基 づ いて 活 動 する 多 国 籍 軍 への 後 方 支 援 などが 提 言 されている (15) これらの 提 言 については 参 加 5 原 則 に 直 接 関 わるものを 除 くと その 後 の 法 整 備 などによって 実 現 した 例 が 多 い 本 稿 の 主 題 である 中 央 即 応 集 団 の 新 編 についても 適 時 適 切 な 派 遣 を 確 保 するため 自 衛 隊 の 中 に 即 応 性 の 高 い 部 隊 を 準 備 する という 明 石 レポート の 提 言 が そのベースになった 可 能 性 は 高 いと 思 われる それでは 明 石 レポート と その 後 の 国 際 活 動 政 策 との 関 係 を どのように 解 すべきで あろうか 明 石 レポート は 確 かに 参 加 5 原 則 の 一 部 見 直 しに 言 及 した しかし 報 告 の 中 で 武 力 行 使 権 限 が 強 化 された 国 連 PKO への 参 加 などを 主 張 しているわけではな い 報 告 が 発 表 されたときの 報 道 で 報 告 書 の 重 点 はむしろ 紛 争 の 予 防 早 期 終 結 紛 争 後 の 人 道 援 助 復 興 支 援 といった 一 連 の 過 程 で 日 本 が 国 力 に 見 合 った 形 で 貢 献 ができるよう 包 括 的 な 組 織 法 整 備 を 求 めている 点 だろう (16) との 評 価 があったように 明 石 レポート の 中 心 的 な 狙 いは 現 行 憲 法 下 での 基 本 的 な 参 加 枠 組 みを 前 提 としつつ その 枠 内 で 国 連 ⑿ 国 際 平 和 協 力 懇 談 会 国 際 平 和 協 力 懇 談 会 報 告 書 , p.2. kokusai/kettei/021218houkoku.pdf ⒀ 同 上, pp.3-4. ⒁ 同 上, p.12. ⒂ 同 上, pp ⒃ 平 和 懇 報 告 書 : 議 論 深 めぬ 政 治 叱 咤 朝 日 新 聞 レファレンス

7 PKO の 変 化 に 対 応 していくために 必 要 となる 政 策 や 体 制 を 整 備 していくことにあったと 思 わ れる 2 防 衛 大 綱 の 見 直 しと 専 門 部 隊 設 置 構 想 こうして 明 石 レポート 後 の 国 際 活 動 政 策 をめぐる 課 題 は 平 和 構 築 への 積 極 関 与 を 目 的 とし 複 合 化 した 任 務 を 有 する 国 連 PKO 場 合 によっては 国 連 決 議 に 基 づく 多 国 籍 軍 に 対 し 現 行 の 法 的 枠 組 みに 則 った 形 で 自 衛 隊 を 積 極 参 加 させるための 法 整 備 組 織 改 編 という 方 向 へと 集 約 されていくことになる ⑴ 専 門 部 隊 設 置 構 想 をめぐる 動 き 防 衛 庁 は 2004 年 に 入 ると 新 たな 防 衛 計 画 大 綱 の 策 定 作 業 を 本 格 的 に 開 始 する 新 大 綱 は 1995 年 11 月 に 閣 議 決 定 された 大 綱 に 代 わるも ので 9.11 同 時 多 発 テロ によってもたらさ れた 安 全 保 障 環 境 の 激 変 に 対 応 することを 目 的 として 策 定 されることになった 国 際 活 動 の 強 化 も 大 きなテーマとして 位 置 づけられる 中 国 際 活 動 を 実 施 する 自 衛 隊 の 専 門 部 隊 を 設 置 する 構 想 が 生 まれた 筆 者 が 参 照 した 文 献 の 範 囲 で 専 門 部 隊 設 置 構 想 を 初 めて 紹 介 したものとして 確 認 できるのは 同 年 3 月 の 新 聞 報 道 である このときの 報 道 では 国 際 貢 献 に 対 応 した 長 官 直 轄 の 専 門 部 隊 を 2006 年 までに 創 設 する 方 針 が 固 まったことや その 背 景 として 従 来 陸 上 自 衛 隊 の PKO 派 遣 が 地 域 ごとに 設 置 さ れている 方 面 隊 の 輪 番 制 で 行 われているため 機 動 性 に 欠 ける 問 題 点 が 指 摘 されていたことな どが 紹 介 されている (17) その 後 も 専 門 部 隊 設 置 構 想 をめぐる 動 き については 各 紙 で 報 じられていく 同 年 8 月 の 報 道 を 例 に 取 ると 専 門 部 隊 設 置 構 想 は 新 大 綱 に 関 する 防 衛 庁 内 の 検 討 機 関 として 設 置 さ れた 防 衛 力 の 在 り 方 検 討 会 議 ( 議 長 は 石 破 茂 防 衛 庁 長 官 )でまとめられたとされている こ のときの 報 道 では 専 門 部 隊 の 設 置 は 海 外 活 動 の 本 務 化 に 伴 うもので 海 外 派 遣 を 専 門 とし 1,300 人 規 模 の 部 隊 2 個 から 編 成 される 国 際 任 務 待 機 部 隊 を 陸 上 自 衛 隊 に 新 設 する 予 定 で ある と 報 じられていた (18) ただし 各 紙 の 報 道 は 専 門 部 隊 の 新 編 は 新 大 綱 の 策 定 と 国 際 活 動 の 本 務 化 に 伴 う 組 織 改 編 と 位 置 づけられ ており 新 編 される 部 隊 は 海 外 派 遣 に 専 従 す る 部 隊 である というところまでは 共 通 である が 組 織 の 具 体 的 な 編 成 面 などについては そ の 都 度 微 妙 に 異 なる 内 容 が 報 じられていた こ の 問 題 をめぐって 当 時 政 府 防 衛 庁 内 で 様 々 な 案 が 検 討 されていたことをうかがわせるもの といえよう (19) ⑵ 荒 木 レポート と 新 大 綱 の 策 定 専 門 部 隊 設 置 構 想 をめぐる 報 道 が その 後 設 置 されることになる 中 央 即 応 集 団 の 編 成 内 容 を ほぼ 正 確 に 紹 介 するようになるのは 2004 年 10 月 以 降 である (20) これは 同 じ 時 期 に 小 泉 純 一 郎 総 理 大 臣 の 私 的 諮 問 機 関 であ る 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 懇 談 会 が 将 来 の 防 衛 力 のあり 方 等 について 報 告 書 を 発 表 し たことと 一 定 の 関 係 があると 考 えられる な お この 報 告 書 については 懇 談 会 の 座 長 であっ た 荒 木 浩 東 京 電 力 顧 問 にちなんで 荒 木 レポー ト と 呼 ばれることが 多 いため 本 稿 でもその ように 表 記 する 荒 木 レポート は 我 が 国 が 抱 える 安 全 保 障 上 の 課 題 について 広 く 提 言 を 行 ったもので あるが その 中 には 特 に 新 大 綱 で 定 めるべ き 内 容 に 関 する 提 言 が 含 まれており 防 衛 庁 内 ⒄ 自 衛 隊 に 国 際 貢 献 部 隊 : 防 衛 大 綱 明 記 へ 日 本 経 済 新 聞 ⒅ 海 外 活 動 本 来 任 務 に: 待 機 部 隊 の 常 設 検 討 朝 日 新 聞 ⒆ 例 えば 方 面 隊 ごとに 専 門 部 隊 を 設 置 する 案 も 政 府 内 で 浮 上 している と 報 じられたことがある 防 衛 大 綱 に 海 外 部 隊 : 政 府 迅 速 派 遣 へ 明 記 方 針 東 京 新 聞 ⒇ 例 えば 次 の 記 事 を 参 照 陸 自 に 海 外 派 遣 司 令 部 : 対 テロも 統 括 東 京 新 聞 レファレンス

8 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 の 検 討 機 関 である 防 衛 力 の 在 り 方 検 討 会 議 における 議 論 と 密 接 に 絡 みながら 新 大 綱 の 方 向 性 を 決 定 する 役 割 を 果 たしたと 見 られる そ れは 荒 木 レポート で 述 べられている 国 際 的 安 全 保 障 環 境 の 改 善 による 脅 威 の 予 防 と いう 考 え 方 が そのまま 新 大 綱 で 記 述 されて いることからも 明 らかであろう この 点 につい て 上 杉 勇 司 広 島 大 学 准 教 授 は 荒 木 レポー トでの 認 識 は そのまま 防 衛 大 綱 に 継 承 され 国 際 的 な 安 全 保 障 環 境 改 善 のための 主 体 的 積 極 的 な 取 組 として 国 際 平 和 活 動 が 位 置 づけ られた と 述 べている (21) なお 荒 木 レポート は 専 門 部 隊 の 設 置 については 陸 上 防 衛 力 のあり 方 に 関 する 提 言 の 中 で 海 外 任 務 に 常 時 即 応 するため 高 い 練 度 の 部 隊 を 保 有 する と 述 べている (22) この ように 荒 木 レポート が 国 際 活 動 の 方 向 性 や 専 門 部 隊 について 大 枠 となる 考 え 方 を 示 し たのに 対 し 防 衛 力 の 在 り 方 検 討 会 議 での 議 論 は それを 具 体 的 に 肉 付 けしたといえよう 2004 年 11 月 に 同 会 議 がまとめた 報 告 書 には 緊 急 時 に 機 動 展 開 する 部 隊 として 中 央 即 応 集 団 を 設 置 するほか PKO や 多 国 籍 軍 への 支 援 などの 国 際 活 動 について 国 連 安 保 理 決 議 採 択 後 30 日 以 内 に 迅 速 な 派 遣 を 可 能 とする 即 応 体 制 を 構 築 するため 中 央 即 応 集 団 司 令 部 が 海 外 派 遣 についても 一 元 的 に 指 揮 すること 要 員 の 教 育 訓 練 を 行 う 部 隊 を 新 たに 創 設 すること などが 盛 り 込 まれている (23) 2004 年 12 月 10 日 平 成 17 年 以 降 に 係 る 防 衛 計 画 の 大 綱 が 閣 議 決 定 された 荒 木 レ ポート の 提 言 に 呼 応 するように 新 大 綱 では 国 際 的 な 安 全 保 障 環 境 の 改 善 のための 主 体 的 積 極 的 な 取 組 が 謳 われ 迅 速 に 部 隊 を 派 遣 し 継 続 的 に 活 動 するための 各 種 基 盤 を 確 立 する 方 針 が 記 されるとともに 大 綱 の 期 間 内 に 整 備 す べき 防 衛 力 の 水 準 を 定 めた 別 表 において 陸 上 自 衛 隊 の 機 動 運 用 部 隊 として 中 央 即 応 集 団 を 新 編 することとされた (24) なお 大 野 功 統 防 衛 庁 長 官 は 新 大 綱 を 決 定 した 安 全 保 障 会 議 の 場 で 今 までは 国 際 貢 献 という 言 葉 を 使 っていた 今 後 は 一 方 的 に 尽 くすので はなく 主 体 的 に 取 り 組 んでいく と 述 べて おり (25) 新 大 綱 で 国 際 活 動 が 占 める 比 重 の 重 さを 強 調 している Ⅱ 中 央 即 応 集 団 の 新 編 このような 経 過 を 経 て 中 央 即 応 集 団 の 新 編 が 決 定 した 新 たな 防 衛 大 綱 の 中 では 機 動 運 用 部 隊 としての 位 置 づけが 行 われ 大 綱 の 下 で より 具 体 的 な 装 備 の 取 得 水 準 などを 示 し た 中 期 防 衛 力 整 備 計 画 でも 中 央 即 応 集 団 と 国 際 活 動 教 育 隊 の 設 置 方 針 が 盛 り 込 まれた その 後 2006 年 度 予 算 に 新 規 事 業 として 関 連 予 算 が 計 上 され 予 算 措 置 を 伴 う 事 業 計 画 とし て 設 置 に 向 けた 準 備 が 開 始 されることになる 2007 年 3 月 28 日 中 央 即 応 集 団 は 正 式 に 発 足 した 3 月 31 日 埼 玉 県 朝 霞 市 の 陸 上 自 衛 隊 朝 霞 訓 練 場 で 行 われた 編 成 完 結 式 に 出 席 した 久 間 章 生 防 衛 大 臣 は 次 のような 訓 示 を 行 って いる 中 央 即 応 集 団 はわが 国 の 防 衛 力 に 求 め られている 役 割 を 象 徴 する 部 隊 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 に 対 応 するための 即 応 性 や 機 動 性 を 備 え 事 態 の 拡 大 防 止 等 を 担 うことになる さ らに 本 来 任 務 となった 国 際 平 和 協 力 活 動 でも 重 上 杉 勇 司 日 本 の 国 際 平 和 協 力 政 策 における 自 衛 隊 の 国 際 平 和 協 力 活 動 の 位 置 づけ 政 策 から 研 修 カリキュ ラムにみる 重 点 領 域 と 課 題 国 際 安 全 保 障 36 巻 1 号, , p.47. 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 懇 談 会 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 懇 談 会 報 告 書 未 来 への 安 全 保 障 防 衛 力 ビジョン 2004, p.27. 統 合 多 機 能 の 体 制 へ:5000 人 規 模 で 即 応 集 団 防 衛 力 の 在 り 方 検 討 会 議 のまとめ 朝 雲 平 成 17 年 以 降 に 係 る 防 衛 計 画 の 大 綱 について ( 平 成 16 年 12 月 10 日 閣 議 決 定 ) j/defense/policy/17taikou/taikou.htm 新 防 衛 大 綱 3 度 目 の 変 革 ( 上 ) 海 外 派 遣 新 局 面 に 日 本 経 済 新 聞 レファレンス

9 大 な 役 割 を 担 う (26) 新 防 衛 大 綱 は 第 4 項 防 衛 力 の 在 り 方 の 中 で 新 たな 脅 威 や 多 様 な 事 態 への 実 効 的 な 対 応 を 謳 っているが 中 央 即 応 集 団 は まさに 新 大 綱 が 目 指 す 新 たな 防 衛 力 を 象 徴 し 本 務 化 された 国 際 活 動 を 支 える 存 在 として 誕 生 したといえるだろう 1 部 隊 の 任 務 と 組 織 ⑴ 中 央 即 応 集 団 の 基 本 的 性 格 と 任 務 中 央 即 応 集 団 (Central Readiness Force: CRF の 略 称 で 呼 ばれることもある)は 単 一 の 指 揮 系 統 を 有 する 防 衛 大 臣 の 直 轄 部 隊 である 司 令 部 は 東 京 都 練 馬 区 の 陸 上 自 衛 隊 朝 霞 駐 屯 地 に 置 かれており これまで 個 々に 長 官 や 方 面 隊 の 隷 下 にあった 機 動 運 用 部 隊 や 専 門 部 隊 を 単 一 指 揮 官 の 元 に 集 約 することで 一 元 的 な 管 理 運 用 を 可 能 とした 部 隊 とされている (27) 斎 藤 隆 統 合 幕 僚 長 は 中 央 即 応 集 団 発 足 の 翌 日 (2007 年 3 月 29 日 ) 定 例 の 記 者 会 見 で 海 自 自 衛 艦 隊 空 自 航 空 総 隊 と 並 ぶ 陸 自 のメジャーコマンド と 評 価 する 発 言 を 行 っているが (28) このよう な 部 隊 の 性 格 を 反 映 する 形 で 指 揮 官 には 陸 上 自 衛 隊 で 最 高 の 階 級 である 陸 将 が 充 てられると ともに 陸 上 自 衛 隊 では 初 めて 司 令 官 の 呼 称 が 与 えられている 部 隊 規 模 は 必 ずしも 明 らかではないが 発 足 時 の 報 道 から 推 定 すると 現 在 4,100 人 程 度 と 見 られる (29) なお 中 央 即 応 集 団 の 司 令 部 は 今 後 在 日 米 陸 軍 司 令 部 の 所 在 する 神 奈 川 県 座 間 基 地 に 移 駐 する 予 定 とされており 将 来 的 には 在 日 米 陸 軍 のカウンターパート になるとの 見 方 がある (30) 中 央 即 応 集 団 の 任 務 について 防 衛 白 書 2007 年 版 は 中 央 即 応 集 団 は 平 素 ゲリラ や 特 殊 部 隊 による 攻 撃 などの 事 態 に 実 効 的 に 対 応 するための 教 育 訓 練 を 実 施 し 事 態 発 生 時 に は 事 態 の 態 様 に 応 じて 隷 下 の 部 隊 を 適 切 に 組 み 合 わせつつ 迅 速 に 対 処 する 部 隊 である ま た 隷 下 には 国 際 平 和 協 力 活 動 を 実 施 する 上 で 必 要 な 教 育 等 を 平 素 から 行 うための 国 際 活 動 教 育 隊 ( 駒 門 )を 保 持 しており 今 後 国 際 平 和 協 力 活 動 に 迅 速 かつ 継 続 して 部 隊 を 派 遣 でき る 体 制 が 強 化 されていくことになる と 記 して いる (31) 一 方 中 央 即 応 集 団 のホームページでは 国 際 平 和 協 力 活 動 等 に 関 する 教 育 訓 練 を 担 任 支 援 するとともに 先 遣 隊 を 派 遣 し 派 遣 部 隊 を 指 揮 して 同 活 動 に 対 応 すること 国 内 では 災 害 や 各 種 事 態 において 対 処 する 各 方 面 隊 に 対 し 隷 下 部 隊 を 派 遣 して 増 援 することが 部 隊 の 任 務 として 挙 げられている なお 中 央 即 応 集 団 のホームページは ここでいう 国 際 平 和 協 力 活 動 等 について 国 際 平 和 協 力 業 務 (PKO 活 動 )や 国 際 緊 急 援 助 活 動 のほか 人 道 復 興 支 援 ( 特 措 法 などに 基 づく 活 動 ) 在 外 邦 人 輸 送 な どを 含 めており 中 央 即 応 集 団 が 自 衛 隊 によ る 国 際 活 動 の 全 局 面 に 関 与 することを 示 してい る (32) ⑵ 中 央 即 応 集 団 の 組 織 このように 中 央 即 応 集 団 は 国 内 緊 急 事 態 への 対 応 と 国 際 活 動 の 教 育 訓 練 実 施 とい う 2 つの 大 きな 任 務 を 担 っているが その 組 織 編 成 をめぐる 諸 問 題 については 紙 数 の 関 係 もあり 本 稿 がテーマとする 国 際 活 動 との 関 係 を 中 心 に 紹 介 する 中 央 即 応 集 団 が 発 足 : 朝 霞 で 編 成 完 結 朝 雲 田 村 尚 也 中 央 即 応 集 団 の 新 編 普 通 科 の 機 動 力 強 化 軍 事 研 究 40 巻 12 号, , p.35. 陸 のメジャーコマンド 誕 生 朝 雲 朝 雲 前 掲 注 テロなど 突 発 事 態 に 緊 急 対 処 : 中 央 即 応 集 団 今 月 末 に 発 足 同 上, 防 衛 省 平 成 19 年 版 防 衛 白 書 p.201. 中 央 即 応 集 団 の 任 務 / 陸 上 自 衛 隊 中 央 即 応 集 団 :CRF(Central Readiness Force)とは? 中 央 即 応 集 団 ホー ムページ 60 レファレンス

10 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 図 1 中 央 即 応 集 団 の 組 織 図 防 衛 大 臣 中 央 即 応 集 団 司 令 官 U N M I S U N M I N 司 令 部 司 令 部 付 隊 第 1 空 挺 団 第 1 ヘ リ コ プ タ ー 団 中 央 即 応 連 隊 特 殊 作 戦 群 中 央 特 殊 武 器 防 護 隊 国 際 活 動 教 育 隊 国 際 平 和 協 力 活 動 等 派 遣 部 隊 U N D O F 対 特 殊 武 器 衛 生 隊 [ 隷 属 ] [ 個 人 派 遣 ] [ 個 人 派 遣 ] ( 注 ) UNDOF は 中 東 ゴラン 高 原 における 国 連 兵 力 引 き 離 し 監 視 隊 UNMIN は 国 連 ネパール 政 治 ミッション UNMIS は 国 連 スーダンミッション を 意 味 し これらの 国 連 PKO に 参 加 している 部 隊 要 員 は 中 央 即 応 集 団 の 指 揮 下 にある ( 出 典 ) 中 央 即 応 集 団 の 編 成 中 央 即 応 集 団 ホームページ 図 2 中 央 即 応 集 団 司 令 部 及 び 隷 下 部 隊 の 所 在 地 ( 出 典 ) 中 央 即 応 集 団 の 編 成 中 央 即 応 集 団 ホームページ mod.go.jp/gsdf/crf/pa/ 図 1 は 中 央 即 応 集 団 の 組 織 を 図 2 は 司 令 部 と 隷 下 部 隊 の 所 在 地 を 示 したものである が 隷 下 部 隊 のうち 第 1 空 挺 団 第 1 ヘリコ プター 団 などの 機 動 部 隊 や テロ 生 物 化 学 兵 器 対 処 を 任 務 とする 特 殊 作 戦 群 中 央 特 殊 武 器 防 護 隊 といった 部 隊 の 役 割 は 現 行 の 海 外 派 遣 枠 組 みが 想 定 する 自 衛 隊 の 活 動 と 必 ずしも 整 合 しておらず 現 在 のところ もっぱら 国 内 での テロやゲリラ 攻 撃 等 の 事 態 に 対 応 する 任 務 を 担 っていると 見 られる 一 方 国 際 活 動 教 育 隊 については 後 で 改 めて 触 れるが 国 際 活 動 の 教 育 や 訓 練 を 任 務 としている したがって 中 央 即 応 集 団 において 国 際 活 動 の 実 施 部 隊 に 当 た るのは 現 状 では 中 央 即 応 連 隊 ということにな る ⑶ 中 央 即 応 連 隊 の 任 務 と 組 織 中 央 即 応 連 隊 は 2007 年 度 予 算 で 設 置 関 連 の 予 算 が 計 上 され 中 央 即 応 集 団 の 発 足 からほ ぼ 1 年 後 となる 2008 年 3 月 26 日 に 編 成 された レファレンス

11 部 隊 である (33) 部 隊 は 陸 上 自 衛 隊 宇 都 宮 駐 屯 地 に 置 かれており 中 央 即 応 集 団 のホーム ページによれば 規 模 は 約 700 人 で 連 隊 本 部 のほか 本 部 管 理 中 隊 普 通 科 中 隊 3 個 か ら 編 成 されている (34) その 任 務 は 国 内 では 緊 急 事 態 における 方 面 隊 への 増 援 と 活 動 支 援 や 大 規 模 災 害 派 遣 海 外 では 国 際 活 動 等 に おける 先 遣 隊 等 としての 諸 活 動 を 行 うことで ある (35) この 点 に 関 連 するが 部 隊 発 足 の 際 3 月 30 日 に 行 われた 隊 旗 授 与 式 における 訓 示 で 折 木 良 一 陸 上 幕 僚 長 は 中 央 即 応 連 隊 は 近 接 戦 闘 に 任 ずるとともに 国 際 平 和 協 力 活 動 などに 迅 速 に 対 応 するため 編 成 された 陸 自 初 の 部 隊 と 期 待 感 を 示 しており 山 本 雅 春 連 隊 長 も この 日 の 記 者 会 見 で 中 央 即 応 連 隊 は 国 の 防 衛 から 海 外 任 務 までオールラウンド で 全 部 やる との 抱 負 を 述 べている (36) これらの 点 から 明 らかなように 中 央 即 応 連 隊 は 国 際 活 動 に 専 従 しているわけではない また 国 際 活 動 における 中 央 即 応 連 隊 の 役 割 は 先 遣 隊 として 本 隊 活 動 の 基 盤 を 構 築 す ることにあり 本 隊 として 派 遣 される 部 隊 の 要 員 は 交 代 で 指 定 される 国 際 活 動 指 定 方 面 隊 が その 都 度 待 機 要 員 の 中 から 選 抜 の 上 抽 出 することになっている (37) 具 体 的 には 約 1,250 人 規 模 の 指 定 基 準 に 基 づく 要 員 指 定 を 方 面 隊 ごとにローテーションする 待 機 態 勢 が 維 持 されている (38) こういった 部 隊 運 用 方 式 について 陸 上 自 衛 隊 の 関 係 者 は 方 面 隊 を フォース プロバイダー 中 央 即 応 集 団 を フォース ユーザー という 図 式 で 説 明 している (39) ただし こういった 事 実 は 中 央 即 応 集 団 において 国 際 活 動 に 専 従 する 部 隊 が 常 設 さ れていないことを 意 味 しており 専 門 部 隊 と しての 実 質 が 十 分 に 備 わっていない と 見 る こともできよう これまで 見 てきたように 専 門 部 隊 設 置 構 想 は 国 際 活 動 の 強 化 や 新 大 綱 をめぐる 議 論 の 中 で 検 討 されてきた 明 石 レポート や 荒 木 レポート は それぞれ 即 応 性 の 高 い 部 隊 常 時 即 応 できる 練 度 の 高 い 部 隊 といった 表 現 で 専 門 部 隊 の 設 置 を 提 言 したが その 際 にイメージされていたの は 専 門 性 の 高 い 常 設 の 即 応 待 機 部 隊 という ことではなかったかと 思 われる (40) その 一 方 中 央 即 応 集 団 と 中 央 即 応 連 隊 の 新 編 によって 国 際 活 動 に 対 する 自 衛 隊 の 派 遣 体 制 が 強 化 されたことは 事 実 であろう 指 定 方 面 隊 の 待 機 要 員 には 指 定 期 間 の 間 国 際 活 動 に 備 えた 訓 練 が 行 われ 一 定 の 即 応 性 が 維 持 されると 見 られる また 中 央 即 応 連 隊 が 先 遣 隊 として 急 派 される 仕 組 みや 活 動 に 対 する 中 央 即 応 集 団 司 令 部 の 統 括 的 な 指 揮 系 統 などが 構 築 されており 国 際 活 動 の 実 施 体 制 が 全 般 的 に 改 善 されたことは 疑 えな いところである 中 央 即 応 集 団 の 組 織 や 派 遣 中 央 即 応 連 隊 の 編 成 が 1 年 遅 れた 背 景 は 必 ずしも 明 らかでないが 報 道 によれば 当 初 陸 上 幕 僚 監 部 では 群 馬 県 北 群 馬 郡 榛 東 村 の 相 馬 原 駐 屯 地 に 置 かれている 陸 上 自 衛 隊 第 12 旅 団 ( 第 48 普 通 科 連 隊 )から 即 応 連 隊 に 要 員 を 充 てる 計 画 であったが これが 不 可 能 となったため 中 央 即 応 集 団 発 足 に 合 わせて 新 編 することを 断 念 した といわれる 直 轄 連 隊 の 新 編 成 断 念 : 機 動 力 大 幅 低 下 も 東 京 新 聞 中 央 即 応 連 隊 編 成 中 央 即 応 集 団 ホームページ 中 央 即 応 連 隊 任 務 役 割 中 央 即 応 集 団 ホームページ 19 年 度 末 陸 海 空 部 隊 新 改 編 : 即 応 の 体 制 へ 朝 雲 国 際 活 動 で 指 定 部 隊 :7 月 ~ 来 年 3 月 は 北 方 朝 雲 腰 塚 浩 貴 紛 争 後 の 平 和 構 築 への 取 り 組 みにおける 陸 上 自 衛 隊 の 課 題 と 対 応 (2-1) 陸 戦 研 究 667 号, , pp 磯 部 晃 一 国 際 任 務 と 自 衛 隊 これまでのレビューと 今 後 の 課 題 国 際 安 全 保 障 36 巻 1 号, , p.32. 常 設 的 な 専 門 部 隊 の 設 置 構 想 については このほか 次 の 文 献 を 参 照 久 保 善 昭 国 際 基 準 に 基 づく 法 と 即 応 部 隊 の 新 設 国 際 平 和 協 力 活 動 への 本 格 的 参 画 じゅん 刊 世 界 と 日 本 1025 号, , pp 久 保 氏 は 元 陸 上 自 衛 隊 第 2 師 団 長 である 62 レファレンス

12 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 方 式 のあり 方 については 現 状 に 対 する 批 判 も あろうが 国 内 任 務 との 兼 ね 合 いや 国 際 活 動 それ 自 体 の 将 来 的 方 向 性 といった 論 点 を 踏 まえ て 今 後 議 論 が 展 開 されていくと 思 われる ⑷ 国 際 活 動 教 育 隊 の 任 務 と 組 織 国 際 活 動 教 育 隊 は 中 央 即 応 集 団 の 発 足 と 同 時 に その 隷 下 部 隊 として 新 編 された 部 隊 は 静 岡 県 御 殿 場 市 の 陸 上 自 衛 隊 駒 門 駐 屯 地 に 置 かれており 規 模 は 80 人 である その 性 格 について 防 衛 省 自 衛 隊 の 準 機 関 紙 は 陸 自 で 唯 一 国 際 協 力 を 主 目 的 とし 新 たに 自 衛 隊 の 任 務 に 加 えられた 国 際 平 和 協 力 業 務 に 従 事 する 要 員 の 育 成 を 通 じて 世 界 平 和 に 貢 献 する 21 世 紀 型 自 衛 隊 の 中 核 となる 教 育 部 隊 である と 報 じている (41) 一 方 部 隊 に 与 えられた 任 務 であるが 国 際 活 動 教 育 隊 のホー ムページによれば 3 つの 具 体 的 業 務 として 国 際 活 動 要 員 育 成 のための 教 育 の 実 施 国 際 活 動 に 係 る 訓 練 の 支 援 国 際 活 動 に 必 要 な 教 育 訓 練 等 の 研 究 が 挙 げられている (42) 図 3 は 国 際 活 動 教 育 隊 の 組 織 を 示 したも のである 部 隊 は 比 較 的 小 規 模 であるものの 3 つの 科 と 1 個 小 隊 から 編 成 されている このうち 教 育 の 実 施 を 任 務 とするのが 共 通 教 育 科 と 教 育 支 援 小 隊 である こうした 教 育 は 幹 部 クラスを 対 象 とする 幹 部 課 程 と 陸 曹 クラ スを 対 象 とする 陸 曹 課 程 に 入 校 した 学 生 を そ れぞれ 対 象 として 行 われており 共 通 教 育 科 は 国 際 活 動 に 関 する 知 識 や 技 能 を 習 得 させるため の 教 育 を 担 当 し 教 育 支 援 小 隊 は 国 際 活 動 を 実 施 する 上 で 必 要 な 対 応 要 領 などについて 実 技 指 導 面 を 担 当 している 一 方 評 価 支 援 科 の 任 務 は 国 際 活 動 指 定 部 隊 が 国 際 活 動 に 備 えて 行 う 訓 練 に 対 して 評 価 を 通 じた 支 援 を 実 施 することにあり 全 国 の 各 駐 屯 地 で 巡 回 訓 練 支 援 を 行 っている このほか 研 究 科 は 陸 上 自 衛 隊 研 究 本 部 などと 協 同 で 国 際 活 動 を めぐる 研 究 活 動 に 当 たっている (43) 国 際 活 動 教 育 隊 は 基 本 的 に 教 育 研 究 を 任 務 とする 部 隊 であるが 自 衛 隊 の 国 際 活 動 に おいて 占 める 役 割 は 決 して 小 さくない 今 後 の 海 外 派 遣 要 員 は 国 際 活 動 教 育 隊 による 教 育 課 程 を 修 了 した 幹 部 や 隊 員 が 中 心 になると 見 ら れている (44) また 国 際 活 動 教 育 隊 は 訓 練 支 援 を 通 じ 国 際 活 動 において 実 働 部 隊 の 中 核 となる 各 方 面 隊 指 定 部 隊 の 即 応 力 強 化 に 貢 献 する 役 割 を 果 たしている ちなみに 国 際 活 動 教 育 隊 の 軽 部 真 和 隊 長 は 国 際 活 動 教 育 隊 も 陸 上 自 衛 隊 の 第 一 線 部 隊 と 述 べているが (45) 図 3 国 際 活 動 教 育 隊 の 組 織 図 教 育 隊 長 隊 本 部 最 先 任 上 級 曹 長 共 通 教 育 科 評 価 支 援 科 研 究 科 教 育 支 援 小 隊 ( 出 典 ) 国 際 活 動 教 育 隊 の 任 務 編 成 国 際 活 動 教 育 隊 ホームページ mission_r-j.htm 部 隊 新 編 から 1 年 : 陸 自 国 際 活 動 教 育 隊 朝 雲 国 際 活 動 教 育 隊 の 任 務 編 成 国 際 活 動 教 育 隊 ホームページ main-j/nimuhensei/mission_r-j.htm ここで 紹 介 した 国 際 活 動 教 育 隊 構 成 部 隊 の 任 務 や 活 動 については 次 の 報 道 記 事 に 依 拠 した 実 技 学 科 みっちり: 英 語 で 通 す 模 擬 訓 練 も 朝 雲 朝 雲 前 掲 注 同 上 レファレンス

13 今 後 は 部 隊 規 模 の 増 強 なども 検 討 課 題 として 浮 上 する 可 能 性 があろう 2 国 際 協 力 関 連 の 活 動 概 要 ここでは 国 際 協 力 関 連 のものに 絞 って 中 央 即 応 集 団 ( 司 令 部 )と 中 央 即 応 連 隊 そし て 国 際 活 動 教 育 隊 の 活 動 概 要 を 組 織 ごとに 紹 介 する( 時 系 列 の 全 体 的 な 活 動 経 過 については 表 1 を 参 照 ) なお 以 下 の 記 述 は 本 稿 執 筆 時 点 (2009 年 12 月 現 在 )の 情 報 に 基 づいている (46) ⑴ 中 央 即 応 連 隊 の 活 動 概 要 本 稿 冒 頭 でも 紹 介 したが 中 央 即 応 連 隊 は ソマリア 沖 で 海 上 自 衛 隊 が 行 っている 海 賊 対 処 活 動 の 一 環 として アフリカのジブチに 派 遣 さ れている これは 中 央 即 応 連 隊 にとって 編 成 後 初 めての 海 外 活 動 であり 具 体 的 な 任 務 は ソマリア 沖 で 情 報 収 集 などに 当 たる 海 上 自 衛 隊 哨 戒 機 P3C の 機 体 警 護 などを 行 うことである 2009 年 5 月 15 日 浜 田 靖 一 防 衛 大 臣 は 自 衛 艦 隊 司 令 官 に 対 し P3C2 機 を 運 用 する 海 上 自 衛 隊 第 4 航 空 群 ( 神 奈 川 県 厚 木 基 地 )を 主 力 とする 海 賊 対 処 航 空 隊 を 編 成 し 警 戒 監 視 情 報 収 集 などを 行 うよう 自 衛 隊 法 第 82 条 ( 海 上 警 備 行 動 )に 基 づく 派 遣 命 令 を 出 した 同 航 空 隊 は 海 上 自 衛 隊 と 陸 上 自 衛 隊 から 編 成 される 統 合 部 隊 で 規 模 は 150 人 である この 第 1 次 航 空 隊 に 対 して 中 央 即 応 連 隊 からは 50 人 が 派 遣 され 司 令 部 のほか 基 地 業 務 隊 警 衛 隊 警 務 隊 といった 部 隊 に 混 成 配 置 された このうち 機 体 警 護 に 当 たるのが 警 衛 隊 であり P3C の 活 動 拠 点 であるジブチ 国 際 空 港 におい て 活 動 を 行 うことになった (47) 中 央 即 応 連 隊 を 含 む 第 1 次 航 空 隊 は 10 月 上 旬 まで 活 動 し 現 在 活 動 中 である 第 2 次 航 空 隊 と 交 代 した 今 後 は 2010 年 2 月 上 旬 頃 に 第 3 次 隊 が 派 遣 される 見 通 しである なお この 間 自 衛 隊 の 海 賊 対 処 活 動 について 権 限 をより 明 確 化 した 海 賊 対 処 法 が 国 会 で 成 立 し 7 月 24 日 に 施 行 されたことに 伴 い 自 衛 隊 の 派 遣 根 拠 も 変 更 されることになった 中 央 即 応 連 隊 の 現 地 にお ける 活 動 の 詳 細 は 詳 らかにされていないが 報 道 によれば 第 1 次 航 空 隊 に 派 遣 された 隊 員 は ジブチ 国 際 空 港 に 隣 接 する 米 軍 施 設 に 駐 留 し 24 時 間 交 代 で P3C 駐 機 場 の 移 動 監 視 と 定 点 監 視 を 行 った 任 務 を 行 う 際 は 拳 銃 だけ の 軽 装 備 であったという (48) 中 央 即 応 連 隊 のジブチ 派 遣 については 派 遣 当 初 根 拠 法 との 関 係 で 議 論 が 行 われた 先 に 紹 介 したように 航 空 隊 派 遣 が 開 始 された 時 点 での 根 拠 法 は 海 上 警 備 行 動 を 定 めた 自 衛 隊 法 第 82 条 であったが この 点 について 国 会 承 認 や 国 会 への 報 告 を 要 しない 海 上 警 備 行 動 を 陸 上 自 衛 隊 の 活 動 にまで 適 用 するのは 法 の 拡 大 解 釈 ではないか とする 批 判 的 論 調 が あった (49) この 問 題 をめぐっては 国 会 でも 質 疑 が 行 われているが 政 府 は 中 央 即 応 連 隊 の 活 動 は P3C の 任 務 遂 行 において 当 然 必 要 となるものであることから 自 衛 隊 法 第 82 条 を 根 拠 とする 派 遣 に 問 題 はない といった 趣 旨 の 答 弁 を 行 っている (50) なお 本 来 PKO 活 動 などの 先 遣 隊 としての 役 割 を 持 つ 中 央 即 応 連 隊 が 今 回 このような 形 で 海 外 派 遣 されたこと の 背 景 として 陸 上 自 衛 隊 幹 部 の 間 で 早 く 海 外 派 遣 の 実 績 を 作 らせたい との 思 惑 があった のではないか と 見 る 向 きもある (51) なお 事 実 関 係 に 関 する 記 述 については 煩 雑 を 避 けるため 引 用 を 省 いた 個 所 もあるが それらは 概 ね 統 合 幕 僚 監 部 のプレス リリースや 報 道 記 事 などに 依 拠 したものである 以 上 第 1 次 海 賊 対 処 航 空 隊 の 編 成 経 緯 については 次 の 記 事 に 依 拠 した P3C 部 隊 に 派 遣 命 令 : 拠 点 ジブチに 展 開 朝 雲 中 即 連 ジブチ 派 遣 1 カ 月 : 現 地 報 告 下 野 新 聞 海 上 警 備 で 陸 自 まで: 国 会 関 与 なく 拡 大 解 釈 東 京 新 聞 北 村 誠 吾 防 衛 副 大 臣 の 答 弁 第 171 回 国 会 参 議 院 外 交 防 衛 委 員 会 会 議 録 第 20 号 (その 1) 平 成 21 年 6 月 18 日 p.8. 中 即 連 ジブチへ: 宇 都 宮 から 初 の 海 外 派 遣 ( 上 ) 下 野 新 聞 レファレンス

14 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 表 1 国 際 活 動 をめぐる 中 央 即 応 集 団 の 主 な 活 動 経 過 年 月 国 際 活 動 をめぐる 部 隊 の 動 き 中 央 即 応 集 団 が 発 足 / 国 際 活 動 教 育 隊 が 新 編 中 央 即 応 集 団 編 成 完 結 式 ~ 9.12 熊 本 県 北 熊 本 駐 屯 地 等 で 行 われた 国 際 緊 急 援 助 隊 機 能 別 訓 練 に 国 際 活 動 教 育 隊 評 価 支 援 科 の 要 員 が 参 加 ~ 9.13 千 葉 県 木 更 津 駐 屯 地 等 で 行 われた 在 外 邦 人 等 輸 送 訓 練 に 国 際 活 動 教 育 隊 評 価 支 援 科 の 要 員 が 参 加 国 際 活 動 ( 幹 部 ) 課 程 第 1 期 生 入 校 式 ( 学 生 33 人 ) ~ ~ 鳥 取 県 美 保 基 地 等 で 行 われた 日 米 共 同 統 合 実 動 演 習 在 外 邦 人 等 輸 送 訓 練 に 国 際 活 動 教 育 隊 評 価 支 援 科 の 要 員 が 参 加 静 岡 県 駒 門 駐 屯 地 等 で 東 北 方 面 隊 第 6 師 団 が 実 施 する 集 合 訓 練 に 国 際 活 動 教 育 隊 評 価 支 援 科 の 要 員 が 参 加 ~ 国 際 活 動 ( 陸 曹 ) 課 程 第 1 期 実 施 ( 学 生 36 人 ) ~ 2.15 国 際 活 動 ( 幹 部 ) 課 程 第 2 期 実 施 ~ 2.27 統 合 幕 僚 監 部 が 実 施 する 国 際 平 和 協 力 演 習 ( 図 上 演 習 )に 中 央 即 応 集 団 から 要 員 が 参 加 ~ 3.14 宮 城 県 王 城 寺 原 演 習 場 で 東 北 方 面 隊 第 6 師 団 が 実 施 する 在 外 邦 人 等 輸 送 訓 練 に 国 際 活 動 教 育 隊 評 価 支 援 科 の 要 員 が 参 加 中 央 即 応 連 隊 編 成 完 結 式 国 際 活 動 ( 陸 曹 ) 課 程 第 2 期 実 施 ( 学 生 36 人 ) 米 タイ 共 同 主 催 の 多 国 間 共 同 演 習 コブラ ゴールド 08 ( ~ 5.21)に 中 央 即 応 集 団 司 令 部 と 国 際 活 動 教 育 隊 から 要 員 が 参 加 ~ 6.10 国 際 活 動 ( 幹 部 ) 課 程 第 3 期 実 施 ( 学 生 35 人 ) 中 央 即 応 集 団 創 立 1 周 年 記 念 式 ~ 国 際 活 動 ( 幹 部 ) 課 程 第 5 期 実 施 ( 学 生 23 人 ) 中 央 即 応 連 隊 からソマリア 沖 第 1 次 海 賊 対 処 航 空 隊 への 派 遣 部 隊 ( 第 1 次 警 衛 隊 )が 編 成 完 結 ( 第 1 次 警 衛 隊 は 2009 年 10 月 まで 活 動 ) 海 賊 対 処 第 2 次 警 衛 隊 の 派 遣 壮 行 式 ( 第 2 次 警 衛 隊 は 2009 年 10 月 以 降 現 在 まで 活 動 継 続 中 ) ( 注 ) 網 かけした 部 分 は 国 際 活 動 の 実 任 務 に 従 事 したことを 示 す ( 出 典 ) 中 央 即 応 集 団 広 報 紙 CRF のほか 防 衛 省 自 衛 隊 の 準 機 関 紙 朝 雲 の 各 種 報 道 から 確 認 できた 範 囲 で 筆 者 が 作 成 CRF 掲 載 サイトのアドレスは ⑵ 国 際 活 動 教 育 隊 の 活 動 概 要 ここでは 中 央 即 応 集 団 の 広 報 紙 CRF などに 依 拠 して 国 際 活 動 教 育 隊 の 活 動 概 要 を 紹 介 する (52) 最 初 に 共 通 教 育 科 の 活 動 であるが 2007 年 9 月 19 日 国 際 活 動 ( 幹 部 ) 課 程 第 1 期 生 33 人 を 受 け 入 れたことを 皮 切 りに 教 育 活 動 を 開 始 している 第 1 期 幹 部 課 程 は 9 月 から 10 月 にかけて 実 施 され 11 月 から 12 月 までは 第 1 期 陸 曹 課 程 が 実 施 された その 後 も 2008 ここでは 煩 雑 を 避 けるため 概 ね 引 用 は 省 く なお CRF については 中 央 即 応 集 団 のホームページを 参 照 されたい レファレンス

15 年 1 月 から 2 月 までは 第 2 期 幹 部 課 程 4 月 に 第 2 期 陸 曹 課 程 5 月 から 6 月 までは 第 3 期 幹 部 課 程 10 月 に 第 5 期 幹 部 課 程 と 順 次 実 施 されている 2008 年 3 月 時 点 で 100 人 の 学 生 が 課 程 を 修 了 しているが 2008 年 度 以 降 は 幹 部 陸 曹 課 程 とも 年 4 回 実 施 し 年 間 240 人 の 修 了 生 を 送 り 出 す 予 定 という (53) なお 国 際 活 動 課 程 のカリキュラムについては 警 護 警 備 活 動 に 関 する 内 容 に 力 点 が 置 かれており 陸 上 自 衛 隊 による PKO 活 動 の 特 色 である 人 道 支 援 関 連 の 業 務 に 対 応 する 課 目 が 置 かれていな い という 指 摘 もある (54) 一 方 評 価 支 援 科 は 2007 年 9 月 北 熊 本 駐 屯 地 等 で 行 われた 国 際 緊 急 援 助 隊 機 能 別 訓 練 や 千 葉 県 木 更 津 駐 屯 地 等 で 行 われた 在 外 邦 人 輸 送 訓 練 に 参 加 し 訓 練 支 援 を 実 施 した CRF は このときの 活 動 について 評 価 支 援 科 活 動 開 始 という 見 出 しで 報 じている 11 月 には 駒 門 駐 屯 地 における 第 6 師 団 の 集 合 訓 練 や 鳥 取 県 美 保 基 地 等 で 行 われた 在 外 邦 人 輸 送 訓 練 に 参 加 評 価 支 援 を 実 施 した 評 価 支 援 科 は 2008 年 3 月 にも 宮 城 県 王 城 寺 原 演 習 場 で 行 われた 第 6 師 団 の 訓 練 に 参 加 しており その 後 も 活 動 を 継 続 しているものと 見 られる また 国 際 活 動 教 育 隊 は 2008 年 5 月 米 軍 とタイ 軍 が 共 同 主 催 する 多 国 間 共 同 訓 練 コ ブラ ゴールド 08 に 隊 長 以 下 5 人 を 派 遣 しており 平 和 執 行 から PKO への 移 行 段 階 を 想 定 した 指 揮 所 訓 練 (CPX)のほか 在 外 邦 人 輸 送 訓 練 や PKO 活 動 訓 練 などに 参 加 した とされる ⑶ 中 央 即 応 集 団 司 令 部 の 活 動 概 要 国 際 活 動 に 関 連 する 中 央 即 応 集 団 司 令 部 の 動 向 について 詳 細 に 確 認 することはできない が 国 際 活 動 教 育 隊 と 同 様 米 軍 との 共 同 演 習 などに 要 員 を 派 遣 しており 前 記 コブラ ゴー ルド 08 に 10 人 が 参 加 している なお 現 在 活 動 している 自 衛 隊 の PKO 活 動 については 中 央 即 応 集 団 司 令 部 が 直 接 指 揮 運 用 してい る このため 中 東 ゴラン 高 原 で 活 動 する 国 連 兵 力 引 き 離 し 監 視 隊 (UNDOF)に 参 加 して いる 陸 上 自 衛 隊 のうち UNDOF 司 令 部 に 派 遣 されている 要 員 は 中 央 即 応 集 団 司 令 部 に 所 属 する 関 係 となっている また ネパールでは 個 人 参 加 の 資 格 で 陸 上 自 衛 隊 の 要 員 が 国 連 ネパール 政 治 ミッション (UNMIN)に 参 加 しているが これらの 要 員 は 内 閣 府 国 際 平 和 協 力 事 務 局 に 出 向 する 一 方 中 央 即 応 集 団 司 令 部 所 属 という 形 で 身 分 を 併 用 しているとされる ( 以 上 図 1 も 参 照 ) Ⅲ 組 織 改 編 が 残 した 課 題 国 連 PKO の 変 化 と 防 衛 大 綱 の 見 直 しという 内 外 の 促 進 要 因 に 影 響 される 形 で 我 が 国 政 府 は 自 衛 隊 の 国 際 活 動 を 機 動 化 迅 速 化 すべく 検 討 を 進 め その 結 果 は 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 という 形 に 集 約 されることになった しかし 組 織 が 改 編 され 中 央 即 応 集 団 が 編 成 された 現 在 も 自 衛 隊 の 国 際 活 動 をめぐる 課 題 は 山 積 し ている ここでは 組 織 改 編 が 今 後 に 残 した 諸 課 題 に 触 れる 1 更 なる 改 編 の 可 能 性 中 央 即 応 集 団 は 編 成 から 今 年 (2010 年 )で 3 周 年 を 迎 える これまで 紹 介 してきたように 国 際 協 力 関 連 の 部 隊 運 用 実 績 が 蓄 積 されつつあ り 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 は その 成 果 を 定 着 させ 始 めている しかし 陸 上 自 衛 隊 については 中 央 即 応 集 団 の 新 編 後 も 再 び 組 織 改 編 が 行 われるのではないか との 観 測 が 絶 えない その 理 由 は 現 在 地 域 ごとに 設 置 されている 方 面 隊 の 指 揮 機 構 である 方 面 総 朝 雲 前 掲 注 上 杉 前 掲 注, p レファレンス

16 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 監 部 を 廃 止 し 各 方 面 隊 に 対 して 統 合 的 に 指 揮 権 を 行 使 できる 陸 上 総 隊 を 設 置 すべきだ とする 構 想 が かねてから 検 討 されているため である (55) 最 近 では 現 防 衛 大 綱 に 代 わる 新 たな 大 綱 策 定 との 関 連 で 陸 上 総 隊 設 置 構 想 が 報 じられているが その 内 容 は 中 央 即 応 集 団 の 組 織 にも 大 きな 影 響 を 与 えるものと いえる 2008 年 7 月 の 報 道 を 例 にとれば この 構 想 は 敵 の 着 上 陸 に 備 え 方 面 隊 ごとに 完 結 した 戦 力 を 保 持 していた 冷 戦 期 の 体 制 から 脱 し 新 設 する 陸 上 総 隊 に 指 揮 命 令 系 統 を 一 本 化 する ことで テロやゲリラ 攻 撃 などの 事 態 に 備 える ものであり 中 央 即 応 集 団 については その 直 轄 部 隊 に 組 み 入 れることも 検 討 している とさ れる なお このときの 報 道 では 国 際 活 動 へ の 迅 速 対 応 が 必 要 になっていることには 言 及 し ているものの 陸 上 総 隊 設 置 構 想 との 関 係 には 直 接 触 れていない (56) その 後 2009 年 7 月 にも 複 数 の 新 聞 が こういった 構 想 を 報 じ たが 中 には 新 構 想 の 実 施 に 伴 い 中 央 即 応 集 団 が 廃 止 される 見 通 しを 紹 介 したものもあっ た それによれば 新 構 想 の 骨 子 は 関 東 甲 信 越 静 岡 地 方 を 管 轄 する 東 部 方 面 隊 を 廃 止 新 たに 設 ける 首 都 防 衛 集 団 に 対 して 現 在 は 中 央 即 応 集 団 の 隷 下 にある 第 1 空 挺 団 や 第 1 ヘリコプター 団 特 殊 作 戦 群 などの 部 隊 を 編 入 し 直 轄 部 隊 としてテロ 対 応 などを 担 当 させ る 一 方 国 際 活 動 については 中 央 即 応 連 隊 を 中 核 とする 国 際 即 応 集 団 なる 組 織 を 新 編 す る というものである (57) これら 新 編 部 隊 と 各 方 面 隊 が 陸 上 総 隊 の 指 揮 を 受 けること が 想 定 されていることは 言 うまでもない 仮 にこういった 構 想 が 実 現 すれば 現 在 国 内 任 務 と 海 外 任 務 を 兼 ねている 中 央 即 応 集 団 の 組 織 が 2 つの 任 務 に 対 応 する 形 で 分 離 す ることになる 先 に 触 れたように 中 央 即 応 集 団 の 現 状 については 国 際 活 動 実 施 部 隊 として の 実 質 面 に 対 する 批 判 もあると 思 われることか ら 文 字 どおり 専 門 部 隊 の 誕 生 として 肯 定 的 な 評 価 を 受 ける 可 能 性 があろう ただし その 場 合 も 現 在 方 面 隊 で 輪 番 制 が 取 られて いる 前 記 国 際 活 動 指 定 方 面 隊 との 関 係 を どのように 整 理 するかが 課 題 となる それでは 中 央 即 応 集 団 を 改 編 し 新 たな 専 門 部 隊 を 設 置 する 構 想 に 実 現 性 はあるだろ うか 大 きな 前 提 となっている 陸 上 総 隊 設 置 構 想 については 新 聞 報 道 に 止 まらず 各 方 面 の 政 策 提 言 でも 言 及 されており 自 由 民 主 党 が 与 党 として2009 年 6 月 にまとめた 提 言 では 陸 上 自 衛 隊 の 運 用 統 括 機 能 すなわち 統 合 的 な 指 揮 運 用 機 関 として 陸 上 総 隊 を 設 置 する 方 針 が 謳 われている (58) また 調 達 等 不 祥 事 をきっかけに 設 置 された 防 衛 省 改 革 会 議 が 2008 年 7 月 にまとめた 報 告 書 では 統 合 幕 僚 監 部 の 機 能 強 化 に 言 及 したくだりで 現 場 部 隊 と 中 央 組 織 との 間 に 存 在 する 中 間 司 令 部 のあり 方 を 見 直 す 必 要 性 に 触 れた 個 所 があ るが (59) これについても 事 実 上 陸 上 総 隊 の 新 設 を 提 言 した との 見 方 がある (60) これは 例 えば 報 道 によると 2002 年 に 東 北 方 面 隊 を 廃 止 して 陸 上 総 隊 を 設 置 する 構 想 が 検 討 されている しかし この 構 想 については 陸 上 自 衛 隊 の OB らが 反 対 したため 結 果 的 には 中 央 即 応 集 団 の 新 編 で 決 着 し たという 権 力 集 中 政 府 が 後 押 し: 陸 上 総 隊 タブー 視 を 転 換? 東 京 新 聞 陸 自 方 面 総 監 部 廃 止 案 : 指 揮 系 統 を 一 元 化 読 売 新 聞 最 高 司 令 部 総 隊 を 新 設 : 陸 自 発 足 来 の 組 織 改 編 案 東 京 新 聞 自 由 民 主 党 政 務 調 査 会 国 防 部 会 防 衛 政 策 検 討 小 委 員 会 提 言 新 防 衛 計 画 の 大 綱 について 国 家 の 平 和 独 立 と 国 民 の 安 全 安 心 確 保 の 更 なる 進 展 , p seisaku-012.pdf 防 衛 省 改 革 会 議 報 告 書 不 祥 事 の 分 析 と 改 革 の 方 向 性 , p singi/bouei/dai11/pdf/siryou.pdf 東 京 新 聞 前 掲 注 レファレンス

17 方 面 総 監 部 を 中 間 司 令 部 に 見 立 てたものであろ う このように 陸 上 総 隊 設 置 構 想 は 政 策 決 定 者 や 有 識 者 などからも ある 程 度 支 持 を 受 けていると 見 なすことができるだろう 統 合 化 が 進 む 自 衛 隊 において 海 上 自 衛 隊 や 航 空 自 衛 隊 との 連 携 を 図 る 必 要 性 もあり 陸 上 自 衛 隊 に 統 括 的 な 指 揮 機 構 を 設 置 すべきだ とする 考 え 方 が これから 力 を 得 ていくことも 考 えられる なお 本 来 2009 年 末 に 行 われることが 予 定 さ れていた 現 防 衛 大 綱 の 見 直 しは 新 連 立 政 権 の 判 断 で 1 年 間 先 送 りされることが 決 まって いる 現 状 では 新 たな 防 衛 大 綱 に 対 する 新 政 権 の 立 場 は 必 ずしも 明 らかになっていない 陸 上 総 隊 の 設 置 構 想 そして これと 密 接 な 関 連 性 を 有 することになる 国 際 活 動 専 門 部 隊 の 新 編 については 今 後 新 政 権 の 下 で 仕 切 り 直 し となる 防 衛 大 綱 の 見 直 しをめぐる 議 論 の 中 で その 是 非 が 検 討 されていくものと 思 われる 2 民 軍 協 力 (CIMIC)と 情 報 機 能 の 強 化 ⑴ 民 軍 協 力 の 強 化 と 中 央 即 応 集 団 の 役 割 国 連 PKO の 任 務 が 複 合 化 し 紛 争 後 の 国 づくり 平 和 構 築 といった 複 雑 かつ 広 範 な 活 動 を 行 うことが 定 着 するにつれ 現 場 で 活 動 する NGO 等 民 間 援 助 団 体 や 現 地 の 行 政 機 構 住 民 などと 軍 隊 との 連 携 協 力 が 重 要 な 課 題 として 浮 上 している このような 協 力 関 係 は 一 般 に CIMIC (Civil Military Cooperation)と 呼 ばれ その 実 施 例 は 増 えてい る その 背 景 として 紛 争 直 後 状 況 が 安 定 し ていない 段 階 では 民 間 団 体 の 復 興 支 援 活 動 が 安 全 上 の 観 点 から 制 限 されるため 軍 隊 が イ ンフラ 回 復 や 生 活 安 定 などを 図 る 各 種 支 援 活 動 に 関 与 せざるを 得 ない という 事 情 が 指 摘 され ており (61) そこに 民 間 団 体 や 現 地 住 民 等 と 軍 隊 との 接 点 協 力 の 機 会 が 生 じることになる ちなみに 荒 木 レポート は この 点 に 関 連 し 平 和 構 築 を 実 現 していくためには 自 衛 隊 文 民 警 察 行 政 官 ODA 関 連 組 織 NGO など さまざまな 人 材 が 密 接 に 連 携 した 人 的 貢 献 が 必 要 となる と 述 べており (62) 自 衛 隊 の 国 際 活 動 においても CIMIC は 重 要 なテーマと 位 置 づけられている 自 衛 隊 にとって イラクへの 派 遣 は CIMIC の 重 要 性 を 改 めて 認 識 するきっかけになった 陸 上 自 衛 隊 の 関 係 者 は イラクにおける 自 衛 隊 活 動 の 特 徴 のひとつとして 本 来 なら 国 際 協 力 機 構 (JICA) 等 が 行 う 復 興 支 援 分 野 において 治 安 が 安 定 していないことから 陸 上 自 衛 隊 が 業 務 の 一 部 を 代 行 するなど 民 事 活 動 まで 包 括 的 に 実 施 する 人 道 復 興 支 援 活 動 になった 点 を 指 摘 している (63) このような 事 情 から イラク に 派 遣 された 部 隊 は CIMIC をめぐる 課 題 に 直 面 することになる 自 衛 隊 では これまで こういった 民 軍 協 力 民 事 活 動 については 主 要 な 部 隊 行 動 のひとつとして 捉 えてこなかった とされる (64) したがって この 分 野 での 経 験 が 不 足 しており CIMIC の 主 役 となる 対 外 調 整 要 員 に 対 する 教 育 を 実 施 しておらず 現 地 で 共 に 活 動 した 外 務 省 の 所 管 である ODA ( 政 府 開 発 援 助 ) 関 連 の 業 務 についても 隊 員 の 間 に 知 識 が 無 かったという (65) これに 関 連 す るが イラク 駐 留 が 始 まったとき 部 隊 は CIMIC の 存 在 すら 知 らなかった との 報 道 も ある (66) こうした イラクでの 民 事 活 動 に 対 する 反 藤 田 英 俊 国 際 平 和 協 力 活 動 に 係 る 軍 民 協 力 陸 上 自 衛 隊 の 今 後 の 具 体 的 施 策 について 陸 戦 研 究 656 号, , p.9. 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 懇 談 会 前 掲 注, p.9. 今 村 英 二 郎 自 衛 隊 の 国 際 平 和 協 力 活 動 に 関 する 一 考 察 イラク 人 道 復 興 支 援 を 中 心 に 陸 戦 研 究 626 号, , p.5. 同 上, p.15. 藤 田 前 掲 注, p レファレンス

18 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 省 もあったと 思 われるが 中 央 即 応 集 団 司 令 部 には 文 民 組 織 との 平 素 からの 連 携 を 確 保 する ため 陸 上 自 衛 隊 として 初 めて 民 生 協 力 課 が 設 置 され 活 動 を 開 始 している (67) 前 記 広 報 紙 CRF は 同 課 に 属 する 隊 員 が 平 素 行 う 業 務 として 派 遣 時 における PKO 活 動 等 の 計 画 充 実 民 生 活 動 に 係 る 部 外 機 関 ( 国 連 機 関 NGO 他 国 政 府 機 関 等 )との 関 係 確 立 情 報 の 収 集 整 備 部 内 外 で 行 われる 教 育 訓 練 への 参 加 など を 紹 介 している (68) 民 生 協 力 課 については その 役 割 に 対 して 今 後 さらに 注 目 が 高 まると 予 想 されるが 課 題 も 指 摘 されている 陸 上 自 衛 隊 の 関 係 者 は 同 課 について 予 想 される 任 務 の 増 大 に 伴 い 必 要 とされる CIMIC の 所 要 を 十 分 に 満 たしていない との 観 点 から 情 報 提 供 輸 送 等 民 間 部 門 に 対 する 後 方 支 援 や CIMIC の 企 画 計 画 機 能 関 連 資 料 の 収 集 分 析 評 価 機 能 などを 拡 充 する 必 要 がある と 述 べている (69) また 同 関 係 者 は 方 面 隊 レ ベルには 平 素 から CIMIC をめぐる 成 果 の 蓄 積 が 期 待 できないことから 民 生 協 力 課 の 要 員 を 中 核 とし 任 務 に 応 じて 方 面 隊 指 定 部 隊 から 抽 出 した 要 員 を 合 わせて CIMIC を 任 務 とす る 協 力 チーム を 編 成 する 必 要 性 も 指 摘 して いる (70) このような 提 言 や 活 動 の 現 場 から 得 られ た 教 訓 を 踏 まえつつ 今 後 CIMIC をめぐる 自 衛 隊 の 組 織 改 編 や 要 員 増 強 などが 行 われる 可 能 性 も 想 定 される 一 方 CIMIC は 自 衛 隊 だけの 問 題 ではなく 広 く 文 民 組 織 との 連 携 が 問 われる 活 動 でもある 中 央 即 応 集 団 による 民 生 活 動 は 国 際 活 動 に 係 る 政 府 機 能 の 全 般 的 な 調 整 強 化 や NGO に 対 する 各 種 支 援 の 拡 充 と いった 問 題 との 関 係 を 意 識 しつつ そのあり 方 を 検 討 していく 必 要 があろう ⑵ 情 報 機 能 の 強 化 と 中 央 情 報 隊 の 役 割 中 央 即 応 集 団 新 編 後 も 残 された 課 題 として は このほか 情 報 機 能 の 強 化 という 問 題 が 挙 げられる 2007 年 3 月 28 日 作 戦 情 報 の 一 元 的 な 管 理 処 理 を 任 務 とする 陸 上 自 衛 隊 の 新 たな 組 織 として 中 央 情 報 隊 が 編 成 された 中 央 情 報 隊 は それまであった 情 報 支 援 部 隊 を 新 改 編 した 防 衛 大 臣 の 直 轄 部 隊 である (71) 部 隊 本 部 は 東 京 都 新 宿 区 の 陸 上 自 衛 隊 市 ヶ 谷 駐 屯 地 に 置 かれており 現 地 情 報 隊 基 礎 情 報 隊 地 理 情 報 隊 情 報 処 理 隊 の 各 隷 下 部 隊 がある このうち 国 際 活 動 に 直 接 関 係 すると 見 られているのが 朝 霞 駐 屯 地 に 置 かれている 現 地 情 報 隊 である 報 道 によれば 現 地 情 報 隊 は 要 員 50 人 で その 任 務 は 国 際 活 動 にお いて 先 遣 部 隊 に 同 行 現 地 住 民 の 協 力 者 から 成 る 人 的 情 報 ネットワークを 構 築 し テロなど 部 隊 に 対 する 脅 威 情 報 の 収 集 を 行 うこととされ ている (72) 中 央 情 報 隊 については 紹 介 した 文 献 が 極 めて 少 ないため 設 置 の 背 景 や 経 緯 を 詳 細 に 把 握 することはできないが 現 防 衛 大 綱 策 定 の 翌 年 (2005 年 )に 断 片 的 ながら この 問 題 につ いて 報 じられている それによれば カンボジ ア PKO の 際 は 部 隊 の 安 全 情 報 について 国 連 傘 下 の 他 国 部 隊 に 頼 ってきたのに 対 し イラ ク 派 遣 では 国 連 に 相 当 する 上 部 機 関 が 無 く 独 自 に 情 報 収 集 を 迫 られることになった こう いった 経 験 が 海 外 派 遣 をめぐる 情 報 専 門 部 隊 設 置 構 想 を 導 き 出 したと 見 られている (73) 中 央 即 応 集 団 に 軍 民 協 力 部 門 : 陸 自 戦 地 派 遣 本 格 化 へ 苦 肉 の 策 東 京 新 聞 藤 田 前 掲 注, p.18. 民 生 協 力 活 動 について CRF 5 号, , p.8. 藤 田 前 掲 注, p.26. 同 上, p.27. 大 臣 迎 えて 新 編 行 事 : 中 央 情 報 隊 朝 雲 防 衛 相 直 轄 の 中 央 情 報 隊 : 海 外 派 遣 時 現 地 協 力 網 を 構 築 北 海 道 新 聞 , 夕 刊. 海 外 情 報 専 門 隊 創 設 へ: 待 機 新 たに 2600 人 朝 日 新 聞 レファレンス

19 なお 中 央 情 報 隊 創 設 の 大 きな 背 景 には 2004 年 の 防 衛 大 綱 見 直 しがあるのではないか とす る 陸 上 自 衛 隊 関 係 者 の 見 解 があり (74) 中 央 即 応 集 団 の 場 合 と 似 通 った 文 脈 で 部 隊 設 置 の 検 討 が 行 われた 可 能 性 も 考 えられる 国 際 活 動 における 情 報 収 集 については 部 隊 の 安 全 確 保 という 観 点 はもとより CIMIC を 効 果 的 に 実 施 する 上 で 必 要 な 現 地 住 民 や 文 民 機 関 との 信 頼 関 係 を 構 築 していく 上 でも 重 要 な 役 割 といえる 軍 事 評 論 家 の 江 畑 謙 介 氏 は 中 央 情 報 隊 の 新 編 に 関 連 して 自 ら 攻 撃 でき ない 自 衛 隊 にとって 現 地 で 信 頼 関 係 を 築 き 情 報 を 得 るのは 100 人 の 警 備 要 員 より 役 立 つ こともある と 述 べている (75) なお 情 報 収 集 については 一 般 的 にその 活 動 が 不 透 明 と 見 られる 傾 向 がある 点 に 配 慮 しつつ 今 後 は 必 要 かつ 可 能 な 範 囲 で 活 動 内 容 や 必 要 性 に 関 して 説 明 責 任 を 果 たすことも 課 題 になると 思 われる 3 国 際 活 動 の 位 置 づけ ここまでは 主 に 組 織 の 問 題 に 注 目 しなが ら 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 が 残 した 課 題 に 言 及 してきたが 最 も 重 要 な 課 題 といえるのは 国 際 活 動 そのものの 将 来 的 な 位 置 づけであろう この 問 題 に 影 響 を 与 える 要 素 は いくつかあると 思 われるが 第 1 の 論 点 として 挙 げられるのは 国 連 PKO による 平 和 構 築 活 動 に 対 し 今 後 どのように 関 与 するの か という 問 題 である 先 に 触 れたように 冷 戦 後 自 衛 隊 の 国 際 活 動 は 平 和 構 築 が 重 要 な 課 題 となったことを 踏 まえつつ 主 として 国 連 PKO が 変 化 しつつある 状 況 への 対 応 という 形 で そのあり 方 が 模 索 されてきた 現 在 自 衛 隊 の PKO 活 動 は 平 和 構 築 への 積 極 関 与 を 命 題 としつつ 基 本 的 には 参 加 5 原 則 を 前 提 とする 伝 統 的 な PKO の 範 疇 で 行 われてい る しかし こうした 現 状 については 伝 統 的 な 活 動 の 範 疇 に 止 まらず 今 後 は より 広 範 な 活 動 が 必 要 である とする 指 摘 や 提 言 も 多 い こういった 立 場 からの 政 策 提 言 の 代 表 例 と しては 麻 生 太 郎 総 理 大 臣 の 私 的 諮 問 機 関 であ る 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 懇 談 会 が 2009 年 8 月 に 発 表 した 報 告 書 を 挙 げることが できるだろう( 以 下 安 保 懇 報 告 ) この 報 告 は 内 戦 等 による 破 綻 国 家 で 平 和 構 築 活 動 が 行 われる 場 合 多 くのケースは 参 加 5 原 則 が 満 たされない 状 況 にある 点 を 指 摘 した 上 で 自 衛 隊 の 積 極 参 加 を 実 現 するため 5 原 則 の 見 直 しと PKO 法 の 改 正 を 唱 えている (76) 安 保 懇 報 告 は 明 石 レポート の 提 言 内 容 を 基 本 的 に 引 き 継 いでおり その 意 味 では 現 状 の 派 遣 枠 組 みを 抜 本 的 に 変 更 することまで 主 張 し たものとは 思 われない 事 実 この 報 告 は 戦 闘 行 為 を 含 む 強 制 措 置 を 直 接 の 任 務 とはしない ことを 明 確 にする 必 要 性 にも 触 れている (77) その 一 方 安 保 懇 報 告 では 現 行 法 で 想 定 されない 警 護 治 安 関 連 の 活 動 についても 今 後 実 施 すべきことを 提 言 している 点 が 注 目 され る ちなみに 明 石 レポート では これら の 活 動 については 我 が 国 がより 機 動 的 に 支 援 することが 可 能 となるような 予 算 の 仕 組 み 等 につき 検 討 する と 若 干 抑 制 的 なニュアンス の 記 述 に 止 まっている (78) 安 保 懇 報 告 の 提 言 に 示 されているように 人 道 支 援 に 限 らず 治 安 維 持 等 を 視 野 に 入 れた ついに 誕 生! 陸 自 初 の 総 合 的 本 格 的 インテリジェンス 部 隊 : 中 央 情 報 隊 の 任 務 と 実 像 ワールド イ ンテリジェンス 7 号 ( 軍 事 研 究 別 冊 ), p.12. 陸 自 に 海 外 情 報 部 隊 : 派 遣 先 で 協 力 者 確 保 読 売 新 聞 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 懇 談 会 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 懇 談 会 報 告 書 , pp 同 上, p.46. 国 際 平 和 協 力 懇 談 会 前 掲 注 ⑿, p レファレンス

20 国 際 活 動 をめぐる 陸 上 自 衛 隊 の 組 織 改 編 形 で 自 衛 隊 の 活 動 拡 大 を 図 る 議 論 が 今 後 活 発 化 していくことも 予 想 されるが そういった 議 論 は 自 衛 隊 の 国 際 活 動 実 施 体 制 にも 大 きな 影 響 を 及 ぼすであろう 前 記 上 杉 准 教 授 は 自 衛 隊 の 業 務 形 態 として 後 方 支 援 型 人 道 支 援 型 復 興 支 援 型 治 安 維 持 型 などが 想 定 できるが いずれの 形 態 を 主 流 化 していく かで 部 隊 編 成 のあり 方 から 訓 練 や 装 備 に 至 る まで 異 なる 対 応 が 求 められる したがって ま ずはその 部 分 を 定 める 必 要 がある (79) と 述 べ ているが このとおり 国 際 活 動 の 方 向 性 は 具 体 的 な 部 隊 編 成 等 の 問 題 に 直 結 している 仮 に 自 衛 隊 の 国 際 活 動 が 将 来 治 安 維 持 等 を 含 む 平 和 構 築 活 動 に 対 する 本 格 的 な 関 与 という 段 階 に 達 した 場 合 は 中 央 即 応 集 団 を 始 めとす る 自 衛 隊 組 織 の 編 成 や 運 用 も それに 見 合 った 形 で 変 更 される 可 能 性 が 考 えられる (80) 第 2 の 論 点 としては 国 際 活 動 と 日 米 同 盟 との 関 係 を どのように 位 置 づけていくかとい う 問 題 が 挙 げられる インド 洋 における 海 上 自 衛 隊 の 補 給 活 動 や イラクにおける 陸 上 自 衛 隊 の 復 興 支 援 活 動 など 最 近 PKO 法 の 枠 外 で 行 われる 国 際 活 動 が 増 えている 政 府 は こう した 活 動 について 国 際 社 会 全 体 の 取 り 組 みへ の 参 加 である と 説 明 しているが 参 加 の 背 景 には 米 国 からの 強 い 要 請 と それを 受 けた 我 が 国 の 同 盟 への 配 慮 があったのではないか との 見 方 もあった (81) 日 米 両 政 府 は 防 衛 協 力 の 上 で 国 際 活 動 についても 位 置 づける 考 え 方 を 打 ち 出 している 2005 年 10 月 に 発 表 され た 米 軍 再 編 に 係 る 合 意 文 書 日 米 同 盟 : 未 来 のための 変 革 と 再 編 では 国 際 的 な 安 全 保 障 環 境 の 改 善 の 分 野 における 役 割 任 務 能 力 に 関 するいくつかの 基 本 的 な 考 え 方 が 示 され ており (82) 今 後 日 米 同 盟 と 国 際 活 動 は 密 接 に 交 差 する 関 係 になっていくであろう ただし 主 に 日 米 同 盟 の 文 脈 から 国 際 活 動 が 行 われる 場 合 国 連 の 統 制 下 で 活 動 する PKO の 枠 組 みからは 外 れることも 少 なくな いと 見 られる 我 が 国 は 2009 年 7 月 PKO の 機 動 的 展 開 に 備 えるための 国 連 待 機 制 度 (U.N. Stand by Agreements System)に 参 加 し た (83) 国 際 活 動 のあり 方 として 今 後 は こ ういった 制 度 への 関 与 を 通 し 国 連 が 統 制 する PKO への 参 加 を 重 点 的 な 活 動 領 域 としていく という 選 択 肢 も 考 えられよう その 場 合 同 盟 への 配 慮 に 基 づく 有 志 連 合 型 活 動 との 兼 ね 合 いが 問 題 となるが 政 策 的 な 重 点 の 置 き 方 に よっては やはり 国 際 活 動 をめぐる 自 衛 隊 の 組 織 や 運 用 に 影 響 が 及 ぶと 予 想 される なお 国 際 活 動 のあり 方 については 国 内 任 務 との 関 連 優 先 度 の 設 定 という 問 題 にも 考 慮 する 必 要 があろう この 点 に 関 連 するが 陸 上 自 衛 隊 関 係 者 の 論 考 として 自 国 に 対 する 脅 威 が 顕 著 に 低 下 した 欧 州 諸 国 のように 軍 事 力 の 大 部 分 を 国 際 活 動 に 集 中 運 用 することは 我 が 国 にとって 危 険 となる 可 能 性 が 大 きい と 指 摘 したものがある (84) こういった 安 全 保 障 上 杉 前 掲 注, p.52. この 点 に 関 連 して 将 来 情 勢 不 安 定 な 地 域 において 国 際 活 動 を 行 う 場 合 現 地 で 活 動 する 部 隊 に 対 し 特 殊 部 隊 を 含 む 相 当 の 戦 闘 能 力 を 付 加 せざるを 得 ない 状 況 も 予 期 される との 見 方 がある 高 井 三 郎 特 殊 戦 関 連 部 隊 の 新 設 と 経 緯 背 景 自 衛 隊 特 殊 部 隊 の 編 成 装 備 運 用 原 則 軍 事 研 究 42 巻 3 号, , p.60. 例 えば 次 の 文 献 を 参 照 前 田 哲 男 自 衛 隊 変 容 のゆくえ ( 岩 波 新 書 ) 岩 波 書 店, 2007, pp 日 米 同 盟 : 未 来 のための 変 革 と 再 編 ( 仮 訳 ) , 外 務 省 ホームページ mofaj/area/usa/hosho/henkaku_saihen.html 国 連 待 機 制 度 (UNSAS) 外 務 省 ホームページ なお 我 が 国 は 現 在 提 供 できる 要 員 の 数 などについてリストを 提 出 する レベル1 への 登 録 に 止 めているが 今 後 は 登 録 レベルを 上 げる 必 要 性 についても 議 論 されるであろう 高 田 祐 一 我 が 国 の 国 際 平 和 協 力 と 陸 上 自 衛 隊 軍 事 組 織 としての 活 動 のあり 方 と 将 来 方 向 陸 戦 研 究 644 号, , p.19. レファレンス

21 環 境 との 関 係 に 着 目 した 議 論 なども 国 際 活 動 や 自 衛 隊 組 織 の 将 来 的 なあり 方 を 左 右 する 要 素 になっていくと 考 えられる 中 央 即 応 集 団 を 軸 とする 自 衛 隊 の 本 格 的 な 国 際 活 動 実 施 体 制 は 未 だ 構 築 過 程 にあると いえよう 専 門 部 隊 としての 組 織 のあり 方 や 任 務 役 割 については ここで 挙 げた 論 点 など を 踏 まえて 今 後 議 論 が 続 いていくことにな ると 思 われる おわりに 2008 年 10 月 23 日 茨 城 県 小 美 玉 市 の 航 空 自 衛 隊 百 里 基 地 で 航 空 観 閲 式 が 行 われた 出 席 した 麻 生 総 理 大 臣 は 訓 辞 の 中 で 自 衛 隊 は 国 際 社 会 のため そして わが 国 の 国 益 の ために 汗 を 流 しております と 述 べるととも に インド 洋 における 補 給 活 動 について こ の 補 給 活 動 は 日 本 が 日 本 の 国 益 をかけ 日 本 人 自 身 のために 行 ってきたものです と そ の 意 義 を 強 調 した (85) 興 味 深 い 点 は 国 際 活 動 について 触 れたくだりで 国 益 という 言 葉 が 2 回 用 いられていることである 政 府 自 衛 隊 の 関 係 者 が 国 際 活 動 に 関 連 して 国 益 概 念 に 言 及 している 例 は 最 近 少 なくない 2009 年 1 月 6 日 に 行 われた 中 央 即 応 集 団 年 始 行 事 でも 柴 田 幹 雄 司 令 官 は 中 央 即 応 集 団 の 役 割 について 海 外 における 国 家 目 的 や 国 益 戦 略 的 な 利 益 を 追 求 するためのツール 若 し くは 手 段 として 使 用 される と 述 べている (86) 明 石 レポート から 2004 年 の 防 衛 大 綱 見 直 しに 至 る 段 階 で 自 衛 隊 の 国 際 活 動 は 我 が 国 の 安 全 保 障 上 の 利 益 に 直 結 した 主 体 的 な 取 り 組 みが 求 められる 課 題 である という 認 識 が 深 まった 麻 生 総 理 や 柴 田 司 令 官 が 述 べる 国 益 概 念 は こういった 考 え 方 を 示 しており 国 際 活 動 への 参 加 が それまでの 貢 献 とい う 発 想 から 新 たに 戦 略 的 判 断 という 次 元 で 議 論 されるようになったことを 意 味 している そ れは 国 連 PKO 以 外 の 多 国 籍 軍 等 による 活 動 であっても 場 合 により 我 が 国 の 戦 略 上 の 利 益 に 適 えば 積 極 参 加 を 検 討 する という 考 え 方 である と 言 い 換 えることもできるだろう これに 対 し 政 権 交 代 を 経 て 新 連 立 政 権 の 閣 僚 として 入 閣 した 北 澤 俊 美 防 衛 大 臣 は インタビューの 中 で 国 際 活 動 については 国 益 の 代 わりに 国 際 貢 献 という 言 葉 を 用 いており PKO のようなきちんと 規 制 のある 中 で 国 際 貢 献 を 果 たしていきたい と 述 べ ている (87) 民 主 党 を 中 心 とする 連 立 政 権 は 補 給 活 動 を 延 長 しない 方 針 であり 今 後 とも こうした 有 志 連 合 型 の 国 際 活 動 には 慎 重 な 姿 勢 を 示 す 一 方 国 連 の 枠 組 みで 行 われる PKO 活 動 への 参 加 は 積 極 的 に 推 進 していく と 思 われる 中 央 即 応 集 団 は 国 際 活 動 に 係 る 国 益 概 念 が 登 場 し 自 衛 隊 の 海 外 派 遣 をめぐる 環 境 が 大 きく 変 容 していく 過 程 で 誕 生 した 自 衛 隊 の 国 際 活 動 については 新 政 権 の 下 で 本 格 的 な 見 直 しも 考 えられることから 中 央 即 応 集 団 の 組 織 や 役 割 についても 新 たな 視 点 から 議 論 が 行 われるであろう (すずき しげる) 麻 生 首 相 訓 辞 : 補 給 支 援 から 手 は 引 かぬ 朝 雲 年 CRF 始 動 : 年 始 行 事 における 司 令 官 訓 辞 CRF 8 号, , p.1. crf/pa/ 補 給 支 援 継 続 はない: 北 沢 防 衛 大 臣 に 聞 く 朝 雲 レファレンス

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