For English version, please see page 117 and thereafter シンポジウム 報 告 集 世 界 の 日 本 語 日 本 学 ~ 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 ~ Symposium report Globalizing Japanese S

Size: px
Start display at page:

Download "For English version, please see page 117 and thereafter シンポジウム 報 告 集 世 界 の 日 本 語 日 本 学 ~ 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 ~ Symposium report Globalizing Japanese S"

Transcription

1 ISSN Globalizing Japanese Studies -Current Issues in Education and Research- Symposium report 世 界 の 日 本 語 日 本 学 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 国 際 シンポジウム 報 告 集 東 京 外 国 語 大 学 国 際 日 本 研 究 センター 2010 年 3 月 6 日 ( 土 ) 7 日 ( 日 ) 東 京 外 国 語 大 学 府 中 キャンパス 管 理 棟 大 会 議 室

2 For English version, please see page 117 and thereafter シンポジウム 報 告 集 世 界 の 日 本 語 日 本 学 ~ 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 ~ Symposium report Globalizing Japanese Studies Current Issues in Education and Research 主 催 東 京 外 国 語 大 学 国 際 日 本 研 究 センター International Center for Japanese Studies Tokyo University of Foreign Studies 2010 年 3 月 6 日 ( 土 ) 7 日 ( 日 ) 東 京 外 国 語 大 学 府 中 キャンパス 管 理 棟 大 会 議 室 Saturday 6 and Sunday 7 March, 2010 Large Conference Room, Administration Office Building Fuchu Campus, Tokyo University of Foreign Studies 1

3 2

4 センター 長 あいさつ シンポジウムの 報 告 集 刊 行 に 際 して 国 際 日 本 研 究 センター センター 長 野 本 京 子 遅 くなってしまいましたが 国 際 日 本 研 究 センターが 3 月 6 7 両 日 に 開 催 しましたシンポジウム 世 界 の 日 本 語 日 本 学 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 の 報 告 集 をお 届 けいたします あらためて お 忙 しいなか ご 寄 稿 いただいたパネリストのみなさまにお 礼 を 申 しあげます 慌 ただしいスケ ジュールのなかで 開 催 したこともあり パネリストのみなさまにはじっくりご 報 告 いただけません でしたが この 報 告 集 によって 多 少 補 うことができれば 幸 いに 存 じます 本 シンポジウムの 目 標 は まず 世 界 の 諸 地 域 の 日 本 語 日 本 教 育 そして 日 本 学 についての 状 況 について なるべく 多 くの 方 が 一 同 に 会 して 話 し 合 う 場 を 設 け 地 域 による 差 異 や 同 時 代 的 共 通 性 について 考 えてみたいということでした 中 国 台 湾 韓 国 ベトナム シンガポール イン ドネシア インド ブラジル アメリカ イギリス オーストリア イタリア ロシア ウクライ ナそしてエジプトにおける 多 様 な 日 本 語 日 本 研 究 の 実 情 とともに それぞれの 地 域 のそれぞれの 機 関 で 財 政 的 困 難 等 に 直 面 しつつ 日 々 教 育 研 究 に 奮 闘 されている 様 子 が 大 変 リアルに 伝 わっ て 来 た 2 日 間 だったと 思 います 学 習 者 の 日 本 のポップカルチャーへの 関 心 の 高 まりと 裏 腹 の 古 典 への 関 心 の 低 下 という 状 況 そして 学 習 者 の 卒 業 後 の 就 職 力 といったレベル( 実 利 主 義 )にとどまらない 日 本 語 教 育 研 究 体 制 の 模 索 等 つよく 印 象 に 残 りました またパネリストのお 一 人 からの 問 いかけ 本 シンポジウム のタイトル 世 界 の 日 本 語 日 本 学 の は どのような 含 意 のもとにつけられたのかという 問 い も 深 く 心 に 残 るものでした 言 語 から 分 離 された 文 化 や 歴 史 またその 逆 も 問 題 であるこ とはいうまでもありません 当 センターは 地 域 研 究 としての 学 際 的 日 本 研 究 はもちろんのこと 日 本 語 と 日 本 学 を 架 橋 するインターディシプリンを 意 識 して 出 発 いたしましたが この 問 いか けは センターの 目 指 すべき 方 向 をあらためて 私 たちに 確 認 させてくれたように 思 います さらに シンポジウムを 通 じて 日 本 語 日 本 語 教 育 そして 日 本 学 に 関 する 情 報 の 世 界 的 ネットワーク 構 築 と 双 方 向 での 対 話 交 流 の 必 要 性 を 痛 感 いたしました なお フロアからは 世 界 各 国 の 日 本 語 教 育 だけではなく 日 本 学 の 受 容 状 況 についても 知 る ことができ 大 変 有 意 義 であったというご 意 見 のほか 基 調 講 演 後 は 分 科 会 に 分 かれてゆっくり 討 論 した 方 がよかったのではというご 意 見 もいただきました これらの 貴 重 なご 意 見 は 今 後 のセン ターの 活 動 のなかで 生 かしていきたいと 考 えております シンポジウムは 出 発 点 であり 今 後 ご 報 告 いただいた 先 生 方 そしてご 来 場 いただいたみなさまとよいご 縁 よいコミュニケーションを 作 っていければと 願 っています 本 報 告 集 が 世 界 各 地 域 の 日 本 語 日 本 語 教 育 の 実 情 とともに それぞれが 直 面 している 課 題 等 に ついて 考 える 手 がかりとなりますよう 一 人 でも 多 くのみなさまにお 読 みいただければ 幸 いです 3

5 目 次 英 国 および 欧 州 における 日 本 学 教 育 の 変 化 アンドリュー ガーストル P.11 中 国 の 日 本 語 教 育 について ~スタンダーズの 到 達 目 標 を 例 に~ 趙 華 敏 P.17 韓 国 における 日 本 語 教 育 と 日 本 研 究 ~ 韓 国 外 国 語 大 学 校 を 中 心 として~ 韓 美 卿 P.23 英 国 の 高 等 教 育 ( 並 びにロンドン 大 学 アジア アフリカ 研 究 院 )における 日 本 語 研 究 と 日 本 語 教 育 バルバラ ピッツィコーニ P.29 モスクワ 大 学 における 日 本 語 教 育 ステラ ブイコヴァ P.33 インドネシア 大 学 の 日 本 語 教 育 と 大 学 院 の 日 本 研 究 教 育 シェディ チャンドラ P.37 リーズ 大 学 における 日 本 研 究 マーク ウィリアムズ P.39 ローマ 大 学 における 日 本 語 教 育 および 日 本 研 究 の 現 状 マティルデ マストランジェロ P.45 中 国 における 日 本 学 研 究 の 現 状 と 動 向 張 龍 妹 P.51 シンガポールにおける 日 本 語 教 育 ~ 認 知 的 アプローチの 意 義 と 可 能 性 ~ ウォーカー 泉 P.55 リオデジャネイロ 州 立 大 学 日 本 語 学 科 設 立 から 見 るブラジルにおける 日 本 語 教 育 の 現 状 課 題 と 展 望 キタハラ 高 野 聡 美 P.59 エジプトにおける 日 本 教 育 の 現 状 エルカウィーシュ ハナーン P.67 4

6 ウクライナにおける 日 本 語 教 育 事 情 オリガ ゴルノフスカ P.75 ベトナムにおける 日 本 語 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 グエン ティ ビック ハー P.79 オーストリアにおける 日 本 研 究 ローランド ドメーニグ P.85 シンガポールにおける 日 本 研 究 ~ 手 本 としての 日 本 クール ジャパン そしてその 先 へ~ レンレン タン P.91 グローバル 化 と 地 域 化 の 進 む 世 界 におけるアメリカの 日 本 学 研 究 ヴィクター コシュマン P.97 インドにおける 日 本 研 究 ~ 過 去 を 指 針 に~ ブリッジ タンカ P.103 日 本 学 研 究 から 見 た 日 台 学 術 交 流 の 発 展 と 変 遷 徐 興 慶 P.109 ナポリ 東 洋 大 学 ~ 250 年 あまりの 伝 統 と 将 来 の 展 望 ~ シルヴァーナ デマイオ P.111 5

7 プログラム 3 月 6 日 ( 土 ) 挨 拶 亀 山 郁 夫 ( 東 京 外 国 語 大 学 学 長 ) 宮 崎 恒 二 ( 東 京 外 国 語 大 学 理 事 ) 野 本 京 子 ( 国 際 日 本 研 究 センター センター 長 ) 基 調 講 演 司 会 高 垣 敏 博 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) 英 国 および 欧 州 における 日 本 学 教 育 の 変 化 アンドリュー ガーストル(ロンドン 大 学 ) スタンダーズの 到 達 目 標 からみる 中 国 の 日 本 語 教 育 趙 華 敏 ( 北 京 大 学 ) セッション1 日 本 語 学 司 会 早 津 恵 美 子 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) コメンテーター 蒲 谷 宏 ( 早 稲 田 大 学 ) 韓 国 における 日 本 語 教 育 と 日 本 研 究 韓 美 卿 ( 韓 国 外 国 語 大 学 ) 英 国 の 高 等 教 育 ( 並 びにロンドン 大 学 東 洋 アフリカ 研 究 学 院 )における 日 本 語 研 究 と 日 本 語 教 育 バルバラ ピッツィコーニ(ロンドン 大 学 ) モスクワ 大 学 における 日 本 語 教 育 ステラ ブイコヴァ(モスクワ 大 学 ) インドネシア 大 学 の 日 本 研 究 と 教 育 シェディ チャンドラ(インドネシア 大 学 ) セッション2 文 学 司 会 村 尾 誠 一 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) コメンテーター 柴 田 勝 二 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) リーズ 大 学 における 日 本 学 マーク ウィリアムズ(リーズ 大 学 ) サピエンツァ ローマ 大 学 における 日 本 語 教 育 及 び 日 本 研 究 マティルデ マストランジェロ( サピエンツァ ローマ 大 学 ) 北 京 日 本 学 研 究 センターと 中 国 の 日 本 学 研 究 張 龍 妹 ( 北 京 外 国 語 大 学 ) 6

8 3 月 7 日 ( 日 ) セッション3 日 本 語 教 育 司 会 横 田 淳 子 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) コメンテーター 阿 部 祐 子 ( 国 際 教 養 大 学 ) シンガポールにおける 日 本 語 教 育 ~ 認 知 的 アプローチによる 教 育 の 意 義 と 可 能 性 ~ ウォーカー 泉 ( シンガポール 国 立 大 学 ) 継 承 言 語 から 外 国 語 としての 日 本 語 教 育 へ キタハラ 高 野 聡 美 ( リオ デ ジャネイロ 州 立 大 学 ) エジプトにおける 日 本 語 教 育 の 現 状 エルカウィーシュ ハナーン(カイロ 大 学 ) ウクライナにおける 日 本 語 教 育 事 情 オリガ ゴルノフスカ(キエフ 国 立 言 語 大 学 ) ベトナムにおける 日 本 語 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 グエン ティ ビック ハー(ハノイ 貿 易 大 学 ) セッション4 文 化 司 会 谷 和 明 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) コメンテーター 友 常 勉 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) オーストリアにおける 日 本 学 ローランド ドメーニグ(ウィーン 大 学 ) シンガポールにおける 日 本 研 究 ~その 発 展 と 課 題 ~ レンレン タン(シンガポール 国 立 大 学 ) グローバル 化 と 地 域 化 の 進 む 世 界 におけるアメリカの 日 本 学 研 究 ヴィクター コシュマン(コーネル 大 学 ) セッション5 歴 史 司 会 林 佳 世 子 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) コメンテーター 櫻 井 良 樹 ( 麗 澤 大 学 ) 日 本 研 究 ~インドからの 視 点 ~ ブリッジ タンカ(デリー 大 学 ) 日 本 学 研 究 から 見 る 日 台 の 学 術 交 流 の 発 展 徐 興 慶 ( 台 湾 大 学 ) ナポリ 東 洋 大 学 ~ 250 年 あまりの 伝 統 と 将 来 の 展 望 ~ シルヴァーナ デマイオ(ナポリ 東 洋 大 学 ) 総 括 討 論 司 会 中 野 敏 男 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) 坂 本 惠 ( 東 京 外 国 語 大 学 ) 7

9 8

10 シンポジウム 報 告 集 世 界 の 日 本 語 日 本 学 ~ 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 ~ 9

11 10

12 英 国 および 欧 州 における 日 本 学 教 育 の 変 化 ロンドン 大 学 東 洋 アフリカ 研 究 学 院 日 本 学 科 教 授 アンドリュー ガーストル まずは 国 際 日 本 研 究 センターの 設 立 おめでとうございます そして 世 界 の 日 本 語 日 本 学 ~ 教 育 研 究 の 現 状 と 課 題 ~ に 関 する この 大 規 模 なシンポジウムを 開 催 していただきましたこ とに 感 謝 申 し 上 げます 日 本 国 外 で 日 本 の 文 化 や 社 会 について 教 え 研 究 している 私 たちも この 新 しい 研 究 センターと 協 力 できることを 楽 しみにしています 今 日 日 本 語 日 本 研 究 は 実 に 世 界 的 に 行 われるようになってきました その 実 情 は 私 がちょ うど40 年 前 に1 年 間 の 留 学 生 として 初 めて 来 日 した 頃 とは 全 く 違 います ロンドン 大 学 SOAS の 同 僚 である Barbara Pizziconi 博 士 から SOAS 及 び 英 国 における 日 本 語 日 本 学 教 育 の 現 状 についての 詳 しい 話 がありますので 私 はもっと 総 合 的 な 観 点 から いくつか の 傾 向 と 問 題 点 を 提 起 し 2 日 間 にわたるシンポジウムの 間 に 願 わくは 議 論 の 対 象 となりうるよ うな 課 題 を 提 案 していきたいと 思 います シンポジウムのテーマは 世 界 の 日 本 語 日 本 学 ですが 私 は2つの 視 点 からこの 問 題 につい て 語 りたいと 思 います 一 つは 日 本 国 外 における 教 育 と 研 究 もう 一 つは 日 本 国 内 における 教 育 と 研 究 という 視 点 からです 日 本 以 外 の 大 学 で 日 本 語 日 本 学 を 専 攻 している 学 生 にとって 日 本 の 大 学 への1 年 間 の 留 学 プログラムは 重 要 で 欠 かすことのできないものであり トピックとし て 議 論 の 対 象 に 取 り 上 げるべきだと 思 います そして もう 一 つの 重 要 な 課 題 は 日 本 および 海 外 における 大 学 院 レベルでの 教 育 です この 分 野 においても 東 京 外 大 に 新 設 された 当 センターは 大 きな 役 割 を 果 たせることと 信 じています 日 本 以 外 の 大 学 で 日 本 学 の 博 士 号 を 取 ろうとしている 学 生 にとり 一 定 期 間 日 本 の 大 学 で 勉 強 することは 絶 対 に 必 要 です 従 って 世 界 における 日 本 語 日 本 学 の 教 育 の 改 善 に 関 する 議 論 に 当 たっては それを 両 方 の 視 点 日 本 国 内 と 国 外 から 取 り 上 げることが 大 切 だと 思 います 本 日 皆 様 にお 話 しする 内 容 の 基 礎 となる 私 の 教 育 方 針 について 申 し 上 げたいと 思 います それ は2つあります 第 一 に 大 学 のレベルでは 学 生 に 事 実 を 教 えることはもちろん 重 要 ではありま すが それ 以 上 に 大 学 の 学 生 特 に 学 部 生 には 質 問 疑 問 を 投 げかけ 自 ら 考 えさせて 学 ぶ 意 欲 を かきたて 自 分 で 道 を 切 り 開 きたいと 言 う 気 持 ちを 持 たせることの 方 が 大 切 だと 思 います そして 第 二 に 人 文 科 学 特 に 文 学 ( 現 代 古 典 を 含 めて) 歴 史 及 び 芸 術 史 の 学 習 が 学 部 のカリキュ ラムの 中 心 におかれるべきだと 思 います これらは 飾 り 物 的 な 教 科 ではなく 私 たちが 暮 らしてい る 世 界 を 理 解 するためには 欠 かすことのできない 学 習 内 容 なのです 多 分 学 部 時 代 にコロンビア 大 学 で 学 んだ 経 験 から 私 はそう 考 えるのだと 思 いますが コロンビア 大 学 では 自 然 科 学 や 工 学 を 専 攻 している 学 生 も 含 め 全 ての 学 生 が 昔 からある 人 文 科 学 の 科 目 を 教 科 の 一 部 として 履 修 しな ければなりませんでした まず 初 めに 日 本 国 内 における 外 国 人 学 生 の 日 本 語 日 本 学 教 育 について 取 り 上 げましょう 私 が 日 本 に 興 味 を 持 つようになったのは 1970 年 にたまたま 上 智 大 学 で1 年 間 学 ぶ 機 会 を 与 えられた のがきっかけで それまでは 特 に 日 本 に 興 味 を 持 っていたわけでもありませんし 日 本 語 もまだ 勉 強 していませんでした アメリカの1 年 間 の 留 学 プログラムが 私 にその 機 会 を 与 えてくれまし た アメリカでは 昔 から 充 実 した 教 育 の 一 環 として ヨーロッパ 文 化 を 経 験 することが 大 切 であ 11

13 ると 考 えられており その 考 え 方 が 土 台 となって 戦 後 のアメリカではこの1 年 間 の 留 学 プログラ ムが 発 展 してきました 欧 州 でも 場 所 はどこであれ その 中 心 的 な 地 へ 行 って 学 ぶという 考 え 方 は 昔 から 根 付 いており 現 在 も EU のエラスムス 計 画 をはじめ その 他 の 留 学 プログラムを 通 し てその 考 え 方 が 引 き 継 がれています 日 本 や 中 国 でも このような 理 想 がその 伝 統 的 な 文 化 の 中 に 掲 げられています 様 々な 場 所 へ 行 き 様 々な 人 と 共 に 勉 強 することにより 人 は 学 ぶことができ るのだと 思 います 日 本 や 中 国 の 古 い 言 葉 に 遊 学 という 言 葉 がありますが これがまさに 留 学 を 意 味 しているのでしょう 私 の 日 本 正 確 には 東 京 との 初 めての 出 会 いは 書 物 を 通 してではなく 日 本 の 文 化 や 社 会 との 直 接 的 な 触 れ 合 いから 始 まりました 1 年 間 の 滞 在 の 間 に 私 たち 学 生 が 与 えられたカリキュラムの 中 には 日 本 語 の 学 習 だけではなく 翻 訳 物 を 通 しての 日 本 の 現 代 及 び 古 典 文 学 の 学 習 日 本 史 日 本 芸 術 史 や 現 代 社 会 の 学 習 も 含 まれていました 授 業 は 英 語 で 行 われ 先 生 は 主 に 自 ら 日 本 学 の 学 者 であるイエズス 会 の 牧 師 達 でした 振 り 返 ってみると あの1 年 間 は 東 京 で 実 際 に 生 活 体 験 を 積 み 同 時 に 教 室 で 本 や 授 業 を 通 して 日 本 の 文 化 について 学 ぶことができたわけですから 私 にとって 素 晴 らしい 日 本 入 門 の 機 会 を 与 えてくれたように 思 います 何 より 大 切 なことは この 経 験 が 日 本 文 化 についてもっと 学 びたいと 思 わせてくれただけではなく 私 自 身 の 西 欧 文 化 につい ても もっと 知 りたいと 思 わせてくれたことです 読 んだこと 見 たことについて 疑 問 を 抱 き 自 分 自 身 の 力 でもっと 知 りたいという 気 持 ちにさせてくれました 1970 年 の 東 京 は 物 理 的 には 多 く の 西 欧 の 都 市 と 同 等 もしくはそれ 以 上 に 近 代 的 な 都 市 でしたが そこまでに 至 る 過 程 はヨーロッ パや 北 米 の 都 市 とは 全 く 異 なっていたことに 魅 了 されました 文 化 のルーツを 韓 国 や 中 国 果 ては インドにまで 遡 る 日 本 は とても 興 味 をそそる 国 でした 表 面 的 にはあまり 違 わないように 見 えま したが それでいて 多 くの 習 慣 や 人 々の 関 わり 合 い 方 には 大 きな 違 いがありました 歴 史 に 残 る 三 島 由 紀 夫 の 自 殺 があったのは 私 の 来 日 の 数 ヵ 月 後 で しかも その 場 所 は 上 智 大 学 から 歩 いてわ ずか10 分 のところでしたが この 事 件 は 私 の 考 えが 間 違 っていなかったことを 実 証 しています 世 界 的 にも 著 名 で 尊 敬 されていた 作 家 の 三 島 由 紀 夫 ですが 彼 は 東 京 の 中 心 にある 自 衛 隊 の 本 部 に 於 いて 日 本 の 伝 統 的 な 切 腹 という 形 で 自 らの 命 を 絶 ちました このヨーロッパと 似 ている 近 代 的 側 面 と 少 なくとも 当 初 は 理 解 できなかった 説 明 しがたい 違 いとの 出 会 いは 大 きな 刺 激 となり 私 にもっと 日 本 語 と 日 本 文 化 について 学 び 続 けたいと 思 わせてくれました 日 本 に 来 た 外 国 人 の 多 くが 私 と 同 じ 気 持 ちにさせられています しかし 西 欧 もどきの 近 代 国 家 の 背 後 に 隠 れている 文 化 の 究 明 に 乗 り 出 すきっかけとなったのは 大 学 で 日 本 の 歴 史 について 学 ぶ 機 会 を 与 えられたこ とだと 思 います 日 本 の 過 去 を 理 解 することなくして 近 代 日 本 を 理 解 することはできません これ は 日 本 について 学 ぶ 外 国 人 のみならず 日 本 人 自 身 についても 当 てはまる 事 実 です 私 の 日 本 における 初 めての 体 験 は その 後 の 私 の 人 生 に 決 定 的 な 影 響 を 与 えました 故 に 大 学 での1 年 間 の 留 学 プログラムは 日 本 学 の 勉 強 に 限 らず 教 育 課 程 に 於 いて 豊 かな 経 験 を 得 るため の 基 本 であると 考 えています その 結 果 できるだけ 多 くの 日 本 人 や 外 国 人 が 私 と 同 じような 予 期 せぬ 経 験 ができるように 交 流 プログラムの 設 立 に 力 を 尽 くしてきました オーストラリア 国 立 大 学 と 日 本 の 大 学 との 交 換 留 学 制 度 もその 一 つですし その 後 のロンドン 大 学 東 洋 アフリカ 研 究 学 院 での 交 換 制 度 もしかりであります しかし 当 時 日 本 の 大 学 と 交 換 留 学 生 プログラムを 組 むのは 必 ずしも 今 のように 容 易 なことで はありませんでした 1980 年 代 には 学 生 を1 年 間 留 学 させることに 興 味 を 持 っている あるい はそのような 経 験 を 積 んでいる 大 学 はまだ 数 が 少 なかったからです( 特 に 国 立 大 学 では 皆 無 ) 当 シンポジウムのテーマは 外 国 人 のための 日 本 語 日 本 学 教 育 に 焦 点 を 当 てていますが 私 の 個 人 的 な 経 験 からみても 日 本 の 大 学 は 未 だに 海 外 に 学 生 を1 年 間 留 学 させることにはさほど 興 味 を 持 っ 12

14 ていないように 思 われます 1 年 間 の 留 学 プログラムに 参 加 している 学 生 の 割 合 はさほど 高 くあり ません 今 日 日 本 の 大 学 教 育 が 抱 えている 重 要 な 課 題 の 一 つは 学 生 の 大 部 分 が 在 学 中 に 何 らか の 期 間 海 外 で 勉 強 することができるような 制 度 をどうやって 作 ればいいかを 考 えることだと 思 い ます 日 本 は 比 較 的 他 の 地 域 から 離 れている 島 国 であり そこに 住 む 国 民 は 国 際 社 会 を 経 験 する 機 会 が 限 られているため このような 制 度 は 非 常 に 重 要 であると 思 います 私 の 印 象 では 今 日 の 日 本 人 学 部 生 の 大 半 はあまり 冒 険 好 きではなく 自 分 たちを 取 り 巻 く 小 さな 社 会 の 中 で ぬくぬくと 満 足 げに 生 活 し 数 分 おきに 仲 間 の 誰 かとメールをしています でも 1 年 間 ロンドンに 留 学 して 帰 ってきた 学 生 に 見 られる 変 化 は 驚 くべきものです 物 事 を 批 判 的 に 見 ることができ 留 学 以 前 に 日 本 の 大 学 では 経 験 できなかったような 形 で 自 分 で 自 らの 道 を 切 り 開 いていきます 留 学 中 彼 ら は 読 書 やレポート 作 成 についていくために 必 死 になって 戦 いますが 半 年 もたつとその 表 情 は 恥 ずかしそうでためらいがちなものから 明 るく 前 向 きなものに 変 わり 始 めます このような 変 化 は 確 かに 一 部 には 薄 暗 いロンドンの 冬 が 終 わったことによるものかもしれませんが それ 以 上 に 質 問 をし 自 ら 考 えることを 要 求 され 非 常 に 要 求 度 の 高 い 学 習 内 容 を 達 成 できたことから 生 まれる 自 立 と 自 信 によってもたらされた 永 続 的 な 変 化 であると 思 います そして もう 一 つおまけ として 彼 らは 他 の 文 化 と 比 べながら 自 らの 文 化 についてさらに 追 求 したいという 新 たな 意 欲 を 持 ち 始 めます 一 方 SOAS の 学 生 の 日 本 での 留 学 経 験 は 若 干 異 なります 大 部 分 の 学 生 は 日 本 の 大 学 での 勉 強 をチャレンジングであるとは 感 じていません 日 本 へ 来 る 学 生 は すでに 日 本 や 日 本 の 文 化 に 少 なからず 興 味 を 持 っている 人 たちですから 自 ら 刺 激 を 求 めて 日 本 について 学 び 探 究 し 続 けま すが 残 念 ながら その 刺 激 を 教 室 での 勉 強 の 中 から 見 つける 人 は 多 くありません 世 界 の 日 本 語 日 本 学 について 論 じるに 当 たっては 日 本 の 大 学 に 於 ける1 年 間 の 留 学 プログラムの 現 状 分 析 を 欠 かすことはできないと 思 います 日 本 全 国 で これらのプログラムがどの 程 度 効 果 的 である か? 海 外 からの 留 学 生 が どのような 経 験 をしているか? 日 本 語 の 授 業 は 厳 しく 行 われているか チャレンジングか? 学 生 は 日 本 の 社 会 や 経 済 文 化 を 真 剣 に 勉 強 する 状 況 におかれているか? 日 本 について 批 判 的 に 考 えるよう 強 いられているか? 日 本 の 大 学 における 教 育 プログラムと 母 国 の 大 学 のプログラムとの 統 一 が どの 程 度 はかられているか? 複 数 の 大 学 のプログラムを 比 較 して 見 ることも 大 切 です 多 くの 学 生 にとって 日 本 での1 年 間 は 彼 らの 日 本 との 出 会 いにとって 最 も 大 切 な 時 期 であり 日 本 日 本 語 と 日 本 文 化 についてさら に 知 識 を 深 めたいという 意 欲 に 目 覚 め 大 学 卒 業 後 も 日 本 とのかかわりを 持 ち 続 けるか 否 かが 決 ま る 時 期 でもあります 後 でまたこの 話 に 戻 りますが 次 に 私 の 要 旨 に 載 っている 内 容 を 取 り 上 げ たいと 思 います つまり 世 界 中 の 大 学 で 現 代 的 なものや 実 用 的 なものを 重 視 する 学 習 が 強 まる 傾 向 にあるという 内 容 についてです ドナルド キーンは 彼 が 米 軍 在 籍 中 にはじめて 日 本 語 の 学 習 と 出 会 ったときの 事 についてしば しば 語 っていますが 当 時 は 古 今 集 や 方 丈 記 徒 然 草 などの 古 典 物 を 使 って 日 本 語 の 学 習 を 始 めた そうです もちろん これはかなり 昔 の 話 です 職 業 としての 日 本 語 教 授 法 は 以 来 とんとん 拍 子 に 改 善 されてきました そして 東 京 外 大 はこの 分 野 におけるリーダー 格 であります しかし 外 国 の 大 学 は 現 代 日 本 や 経 済 社 会 科 学 よりも 伝 統 的 な 日 本 と 人 文 科 学 に 焦 点 を 当 てすぎていると いう 印 象 が 未 だに 日 本 国 内 外 で 持 たれています 昔 のヨーロッパや 北 米 の 大 学 では 確 かにそうでし た しかし 今 日 の 傾 向 としては 近 代 的 現 代 的 あるいは 実 用 的 な 学 習 に 一 段 と 比 重 が 置 かれて きており むしろ 伝 統 的 な 科 目 が 犠 牲 を 強 いられています 従 来 ヨーロッパの 大 学 は 社 会 の 比 較 的 エリート 層 を 対 象 としていましたが ここ20 年 から30 年 の 間 に ほとんどの 大 学 は 多 くの 学 生 を 収 容 し もっと 大 衆 的 でオープンな 組 織 に 生 まれ 変 13

15 わっています また ヨーロッパの 大 学 は 多 かれ 少 なかれ 公 的 資 金 を 受 けています 大 学 制 度 の 拡 大 に 伴 い 政 府 の 教 育 に 対 する 予 算 も 大 幅 に 拡 大 しました その 結 果 大 学 は 明 らかにその 国 の 経 済 に 貢 献 するような 実 用 的 な 教 科 を 教 え 研 究 するように 重 圧 を 受 けています このような 傾 向 の 下 では 現 代 的 な 社 会 科 学 の 教 科 には 有 利 になります 学 生 は これらの 科 目 の 方 が 就 職 に 結 びつくという 認 識 を 持 っていますし 大 学 の 経 営 陣 は これらの 教 科 がより 多 くの 学 生 を 引 き 付 け 同 時 に 大 学 は 国 の 経 済 や 現 代 の 社 会 に 貢 献 すべきであるとする 政 府 の 指 導 にも 即 していると 考 えています イギリスでも このような 傾 向 がはっきりと 見 受 けられます 日 本 に 関 する 現 代 社 会 経 済 学 分 野 の 専 門 家 の 数 はかなり 増 えていますが その 結 果 日 本 の 伝 統 的 な 人 文 科 学 分 野 の 専 門 家 が 減 っており 彼 らが 定 年 を 迎 えた 時 には 20 世 紀 以 前 の 日 本 についての 専 門 知 識 を 持 つ 先 生 がほんの 数 人 になってしまいます 大 学 が 公 の 財 源 に 対 し 昔 よりも 責 任 ある 行 動 をとらなければならないこの 新 しい 時 代 に 於 い て 神 聖 な 教 科 と 言 えるものなどありません 日 本 でさえも 国 文 学 のポストは 劇 的 に 減 っていま す どの 教 科 も 自 らの 社 会 的 適 合 性 を 主 張 し 大 学 教 育 におけるその 重 要 性 を 正 当 化 しなければな りません 幸 いなことに 言 語 の 学 習 は 政 府 の 教 育 に 関 する 各 省 庁 からも 一 般 の 人 々からも あ る 程 度 実 用 的 な 教 科 とみなされています もちろん だからと 言 って 言 語 教 育 に 余 分 な 財 源 が 充 て られるというわけではありません ヨーロッパの 大 学 における 日 本 学 の 研 究 は 学 生 がどの 程 度 日 本 語 の 勉 強 に 興 味 を 持 っているかにかかっています 学 生 は 日 本 語 を 学 び それと 関 連 して 設 けら れている 日 本 学 のクラスで 勉 強 します 私 たちにとって 日 本 語 専 攻 の 学 生 のためのカリキュラム を 作 成 するときこそが 日 本 学 では 何 ができて 何 をすべきかについての 教 育 哲 学 を 育 む 良 い 機 会 なのではないかと 思 います 今 人 文 科 学 的 な 科 目 や 前 近 代 についての 学 習 を 支 持 しない 限 り こ のような 教 科 が 徐 々に 減 っていき 現 代 の 社 会 経 済 に 関 する 教 科 や 映 画 アニメ 漫 画 をはじ め その 他 の 流 行 を 含 む 現 代 の 文 化 に 関 する 学 習 に 取 って 代 わられてしまうでしょう 大 学 も 学 部 も 自 らの 教 育 哲 学 を 検 討 する 必 要 があるのではないでしょうか 学 部 生 の 教 育 は 就 職 を 目 的 に 行 われるべきなのか 就 職 市 場 のための 実 用 的 な 訓 練 の 場 であるべき なのか そして 現 代 社 会 やビジネスの 理 解 に 焦 点 があてられるべきなのか?それとも 大 学 とは 人 間 社 会 の 歴 史 や 文 化 について 学 び 現 代 社 会 についての 総 体 的 な 見 方 を 養 い 単 に 教 えられたことを 受 け 入 れるだけではなく 時 には 疑 問 を 投 げかけ 挑 戦 を 挑 む 場 なのか? 今 の 問 いの 投 げかけ 方 から 私 自 身 がどのような 大 学 教 育 を 望 んでいるかは 容 易 に 察 しが 着 くこ とと 思 います 残 念 ながら 現 在 の 余 裕 のない 経 済 環 境 の 中 では 学 部 の 学 生 は 大 学 での 経 験 を 通 して 何 を 得 るべきかという 教 育 哲 学 について 論 じられることは ほとんどありません どうすれば 大 学 が 国 の 経 済 に 直 接 かつ 即 効 的 に 貢 献 できるかばかりが 議 論 されています この 講 演 の 準 備 をするうちに 私 は 自 分 自 身 のことについて 考 えさせられました 自 分 の 物 の 見 方 が やや 古 いのではないか 全 て 現 代 的 なものを 崇 拝 する 今 日 の 動 向 に 不 満 を 抱 く 自 分 が 気 難 しい 年 寄 りのように 感 じられる 気 がしないでもありません 実 際 大 学 で 日 本 語 を 学 びたいと 思 っ ている 学 生 は おそらく 現 代 の 日 本 の 流 行 の 文 化 の 影 響 を 受 けてきた 学 生 であり 従 って 私 たち は 彼 らがそういったものに 対 して 持 っている 関 心 を 育 て そこから さらに 彼 らがそれらの 作 品 や それを 取 り 巻 く 社 会 現 象 を 批 評 分 析 できるように 持 っていかなければならないと 思 います SOAS では 最 近 そのために 現 代 日 本 のポップ カルチャーの 専 門 家 を 採 用 しました しかし それと 同 時 に SOAS で 日 本 学 の 学 士 を 取 るためには 3 年 生 で 日 本 へ 行 く 前 に 2 年 生 で 古 典 日 本 語 入 門 と 翻 訳 物 を 使 用 しての 古 典 文 学 入 門 を 必 須 科 目 として 受 けなければならないようにしま した こうすることで 学 生 が 日 本 の 大 学 に 留 学 した 時 に 日 本 を 探 究 するためのしっかりとした 基 礎 を 提 供 できればと 願 っています 14

16 さて ここで 最 初 の 話 題 である 世 界 の 大 学 の 日 本 語 日 本 学 の 学 位 の 履 修 課 程 において 日 本 の 大 学 への1 年 間 の 留 学 を 必 須 にするという 話 に 戻 りたいと 思 います 日 本 では いい 大 学 に 入 る までが 大 変 であり 且 つ 社 会 へ 出 てからの 重 圧 も 大 きいため 大 学 は 学 生 にとっては 比 較 的 く つろげる 時 期 と 言 われています 従 って 学 生 は 単 位 を 落 とすことはないという 印 象 がもたれてい ます 私 も1970 年 代 の 半 ばに 早 稲 田 大 学 で 学 位 をとるために 勉 強 をしていた 時 そんな 印 象 を 持 っていました 私 が 出 席 していた 日 本 語 の 授 業 があまりにも 退 屈 だったため 出 席 するのをや めてしまいました 日 本 の 大 学 では 単 位 を 落 とすことはないという 一 般 的 な 認 識 のもと 試 験 すら 受 けませんでした でも 私 は 間 違 っていました その 証 拠 に 私 は 単 位 を 落 としてしまったので す 当 時 を 振 り 返 ってみると ちょっと 恥 ずかしい 思 いはしましたが 試 験 を 受 けなければ 単 位 が もらえなかったことに 少 しほっとしたのも 事 実 です 今 までの 人 生 の 中 で 私 が 唯 一 単 位 を 落 とした のが おそらく 誰 も 単 位 を 落 とすことがないと 言 われている 日 本 の 大 学 に 於 いてだったということ は 少 なくとも 私 には 皮 肉 に 聞 こえます 今 となっては 随 分 昔 のことである 当 時 に 比 べれば 現 在 の 大 学 の 日 本 語 の 授 業 はずっと 面 白 くもあり 要 求 水 準 も 高 くなっていると 思 います 学 生 が 経 験 する1 年 間 の 日 本 留 学 について 私 たちはどのようなことを 期 待 しているのでしょう か?ヨーロッパの 大 学 がほとんどそうであるように この1 年 間 の 留 学 制 度 は 交 換 留 学 制 度 とい う 形 を 取 っていますので 私 たちは 学 生 達 を 日 本 のいくつかの 別 々の 大 学 に 送 り 込 んでいます ロンドンへ 戻 ってきた 学 生 は 再 び 同 じクラスで 勉 強 するわけですから 日 本 のそれぞれの 大 学 で 提 供 されているプログラムがほぼ 同 質 のものであるよう 図 っています 私 たちの 希 望 としては 学 生 の 読 む 話 す 書 く 力 をつけようとする 意 欲 をかきたててくれるような 集 中 的 な 日 本 語 の 授 業 が 強 化 の 半 分 を 占 め 残 りの 半 分 で 学 生 の 興 味 に 応 じて 日 本 の 社 会 文 化 経 済 について 学 べるよう にしたいと 思 っています そして これらの 授 業 が チャレンジングであることを 望 んでいます 学 生 の 目 に 映 る 日 本 の 社 会 や 文 化 について 彼 らが 批 評 的 に 考 えることができるよう またもっと 学 びたいという 意 欲 が 生 まれるように さらに 学 生 にはクラブ 活 動 などにも 参 加 し 日 本 の 学 生 と 会 って 現 代 の 日 本 人 の 生 活 にじかに 触 れ 学 ぶよう 奨 励 しています また 卒 業 論 文 のテーマについ ても 検 討 し 日 本 滞 在 中 に 必 要 な 資 料 を 集 めるよう 勧 めています つまり 私 たちが 留 学 生 のプログラムに 取 り 入 れてほしいのは 1)おおよそ6コマ 単 位 程 度 の 厳 格 で 集 中 的 な 日 本 語 の 授 業 と 2) 日 本 語 ないしは 英 語 で 行 われる 日 本 文 化 や 社 会 についての 授 業 で かなりの 読 書 量 と 要 求 度 の 高 いレポートが 求 められるもの であります 学 生 にとって 刺 激 的 で 要 求 度 の 高 い 授 業 が 提 供 できるのであれば あまり 選 択 肢 を 多 くしない 方 がいいと 思 います そして3 番 目 に もし 学 生 に 十 分 な 日 本 語 力 があるならば 後 期 には 自 分 の 専 門 分 野 で 日 本 人 学 生 を 対 象 にした 通 常 の 科 目 から 1つないしは2つ 程 度 受 講 できるような 制 度 があれば 理 想 的 だと 思 います 私 は 日 本 への 長 期 留 学 に 執 着 し 過 ぎたようです 1970 年 に 私 が 初 めて 日 本 を 経 験 したその ことが 意 識 していた 以 上 に 私 の 中 に 大 きな 足 跡 を 残 していったようです 今 日 の 話 を 通 して 少 なくともこの 世 界 の 日 本 語 日 本 学 の 教 育 研 究 の 議 題 の 一 つとして この 日 本 への 留 学 という テーマを 取 り 上 げることの 重 要 性 について 納 得 していただけることを 願 っています 話 をまとめるにあたって もう 一 度 私 が 申 し 上 げたい 大 切 なポイントについて 触 れさせてくださ い まず 大 学 一 般 に 於 いて そして 特 に 日 本 学 の 分 野 に 於 いて 人 文 科 学 特 に 前 近 代 の 文 化 に 焦 点 を 当 てている 分 野 が 衰 退 してきていることについての 私 の 懸 念 です 私 は いつもキリスト 教 の 人 はパンのみにて 生 きるにあらず という 言 葉 を 胸 に 刻 んできました 言 うまでもなく これ は 生 きるためには 信 仰 も 必 要 であるということを 意 味 しているのですが 私 はこの 言 葉 からはもっ と 深 い 意 味 が 読 み 取 れるような 気 がします つまり 人 間 が 有 意 義 な 人 生 を 送 るためには 物 質 的 15

17 あるいは 肉 体 的 に 必 要 なもの 以 外 に 例 えば 音 楽 文 学 とか 宗 教 のような 無 形 なあるいは 精 神 的 なものも 必 要 であるということ そして そのように 思 う 人 は 学 部 教 育 の 中 で 人 文 科 学 や 前 近 代 についての 学 習 が 守 られるよう 積 極 的 に 戦 っていかなければなりません 戦 わなければ これら の 分 野 は 徐 々に 衰 退 していってしまいます そしてこれは 日 本 学 についても 確 実 に 当 てはまります 2 番 目 に 世 界 中 の 大 学 における 日 本 学 専 攻 の 学 生 にとって 1 年 間 の 日 本 留 学 は 重 要 であると いうことです 世 界 の 日 本 学 教 育 は 日 本 留 学 が 日 本 学 教 育 にとって 欠 かすことのできない 一 部 であることにも 焦 点 を 当 てなければいけません これは 日 本 以 外 の 大 学 で 日 本 学 を 勉 強 してい る 大 学 院 生 についても 言 えることです 今 日 の 話 の 中 で 私 は 要 旨 に 書 いた 内 容 についてよりも 長 期 留 学 について 多 く 語 ってしまいま した なぜならば この 講 演 の 準 備 にあたっている 過 程 で この 話 の 方 がこのシンポジウムにとっ ては 大 事 なのではないかと 思 うようになったからです 今 日 私 の 講 演 をお 聞 きになっておられる 多 くの 方 が この2 点 を 至 極 当 然 と 感 じられていらっしゃることを 願 っています 日 本 語 日 本 学 教 育 のためには どちらの 点 についても 現 状 を 維 持 または 改 善 するために 行 動 を 起 こす 必 要 があり ます 近 い 将 来 私 が 取 り 上 げてきたテーマや 問 題 点 について 新 しく 開 設 された 国 際 日 本 研 究 セ ンターが 検 討 してくださることを 切 に 願 っております ご 清 聴 ありがとうございました 16

18 中 国 の 日 本 語 教 育 について スタンダーズの 到 達 目 標 を 例 に 教 育 部 高 等 学 校 大 学 外 語 教 学 指 導 委 員 会 委 員 中 国 北 京 大 学 外 国 語 学 院 副 院 長 日 本 語 学 部 教 授 趙 華 敏 中 国 の 大 学 の 日 本 語 教 育 は 学 習 者 が 世 界 で 最 も 多 いといわれている 近 年 国 際 化 が 進 むにつ れて 学 習 者 のニーズが 多 様 化 している それに 応 じて 日 本 語 教 育 の 理 念 も 文 法 中 心 から 運 用 中 心 へと 変 わりつつある その 過 程 は 中 国 日 本 語 教 育 のスタンダーズにおける 到 達 目 標 の 変 化 から 端 的 にみることができる その 到 達 目 標 を 実 現 するため 中 国 の 日 本 語 教 育 界 では 教 材 開 発 をはじ め 教 育 文 法 や 教 授 法 などについての 研 究 も 活 発 に 行 われている それによって ここ20 年 近 く 中 国 の 日 本 語 教 育 はものすごい 勢 いで 活 性 化 されている このような 情 勢 の 下 で 中 国 日 本 語 教 育 の 現 状 を 確 認 することによって 将 来 の 発 展 に 貢 献 できればと 願 っている 一 中 国 の 日 本 語 教 育 事 情 1. 中 国 の 日 本 語 教 育 の 流 れ これまでの 中 国 日 本 語 教 育 を 見 たとき いくつかの 段 階 に 分 けることができるが ここでは 大 きく4つの 段 階 に 分 けて 考 えることにする (1)1949 年 まで それまでの 日 本 語 教 育 は 東 北 地 方 を 中 心 にいろいろな 形 で 行 われていたが 北 京 大 学 はその 中 の 一 つだった 北 京 大 学 の 日 本 語 教 育 は 清 末 の 京 師 同 文 館 時 代 (1862 年 1902 年 )に 遡 る 1902 年 京 師 同 文 館 は 北 京 大 学 の 前 身 である 京 師 大 学 堂 に 編 入 され 多 くの 中 国 の 有 名 人 や 日 本 人 教 師 が 講 師 を 務 めていた (2)1949 年 1972 年 ( 国 交 回 復 ) 新 中 国 が 成 立 後 北 京 大 学 吉 林 大 学 上 海 外 国 語 大 学 において 相 次 いで 日 本 語 学 科 が 設 置 され 日 本 語 の 専 門 的 な 人 材 が 養 成 されていた (3)1972 年 ~ 1980 年 代 の 終 わりごろ 国 交 回 復 がきっかけで 日 本 語 の 人 材 が 急 に 必 要 となった それに 応 じて 日 本 語 学 科 の 設 置 も 多 くなった 78 年 から 始 まった 改 革 開 放 がきっかけで 外 国 との 交 流 が 多 くなり 日 本 人 教 師 が 中 国 の 教 壇 に 立 つようになった この 時 代 の 日 本 語 教 師 培 訓 班 (1980 年 ~ 1985 年 俗 称 大 平 学 校 )は 中 国 の 日 本 語 教 育 史 上 で 特 筆 すべき 存 在 であった (4)1990 年 代 から~ 現 在 日 本 語 教 師 培 訓 班 の 時 期 から 日 本 語 教 師 の 日 本 語 教 育 日 本 学 研 究 のレベルがだんだん 高 く なり 特 に 日 本 で 留 学 し 博 士 号 を 取 得 し 帰 国 する 学 者 が 多 くなるにつれて 日 本 語 教 育 全 体 の レベルが 著 しく 向 上 した 2. 教 育 機 関 と 学 習 者 の 分 布 (1) 中 高 等 学 校 20 世 紀 60 年 代 頃 東 北 を 中 心 に 北 京 上 海 などで 盛 んに 行 われる 時 期 があったが 90 年 代 17

19 からいろいろな 原 因 で 日 本 語 を 教 える 学 校 数 は 激 減 した 北 京 を 例 に 挙 げれば 1982 年 までは 30 校 もあったが 今 は1 校 しかない (2) 大 学 現 在 中 国 の 大 学 は 国 立 大 学 市 立 大 学 民 営 大 学 からなっている 20 世 紀 に 入 って 以 来 中 国 日 本 語 教 育 研 究 会 と 日 本 国 際 交 流 基 金 が 協 力 して 1993 年 1998 年 2003 年 2006 年 の4 回 にわたって 中 国 日 本 語 教 育 機 関 調 査 を 行 った その 調 査 結 果 によると 中 国 全 土 にある 千 余 校 の 大 学 において 日 本 語 学 科 を 設 置 した 大 学 は93 年 までは80 校 で 98 年 までは114 校 2003 年 までは250 校 2006 年 までは385 校 ( 日 本 語 の 授 業 のある 大 学 は882 校 ) 最 近 の 調 査 では 416 校 になっている( 中 国 日 語 教 学 研 究 会 の 調 査 による) 大 学 における 日 本 語 教 育 は 専 攻 日 本 語 と 大 学 日 本 語 に 分 かれている 専 攻 日 本 語 は 日 本 語 を 専 攻 としての 日 本 語 教 育 を 指 し 大 学 日 本 語 は 非 専 攻 の 日 本 語 教 育 を 指 し さらに 第 一 外 国 語 日 本 語 で 大 学 受 験 をした 学 生 を 対 象 第 二 外 国 語 選 択 科 目 副 専 攻 としての 日 本 語 教 育 を 指 す このような 規 模 を 持 つ 中 国 の 日 本 語 教 育 は 近 年 国 際 化 の 加 速 と 学 習 者 のニーズの 多 様 化 に 応 じて 変 化 しつつある 二 スタンダーズの 到 達 目 標 からみる 教 育 理 念 の 変 化 中 国 教 育 部 では 外 国 語 ( 専 攻 非 専 攻 ) 教 育 指 導 委 員 会 を 設 け 大 学 の 外 国 語 教 育 を 指 導 してい る その 指 導 委 員 会 の 中 に 日 本 語 教 育 を 指 導 するグループがあって 教 育 要 綱 を 作 成 して 全 国 の 日 本 語 教 育 を 指 導 している その 教 育 要 綱 のことは 中 国 語 で 教 学 大 綱 課 程 教 学 要 求 などと 言 っているが ここでは スタンダーズ ということにする 専 攻 日 本 語 は 基 礎 段 階 と 高 年 級 段 階 に 分 かれるが ここでは 基 礎 段 階 のスタンダーズだけを 取 り 上 げることにする 近 年 上 にあった 第 四 段 階 の(1990 年 代 から)の 中 国 日 本 語 教 育 の 発 展 は 幾 種 類 のスタンダーズ における 到 達 目 標 の 変 化 から 端 的 にみることができる 1. 種 々の 基 礎 段 階 のスタンダーズ (1) 専 攻 日 本 語 1 大 学 日 本 語 専 攻 基 礎 段 階 教 学 大 綱 高 等 教 育 出 版 社 1990 年 6 月 2 大 学 日 本 語 専 攻 基 礎 段 階 教 学 大 綱 ( 改 訂 版 ) 大 連 理 工 大 学 出 版 社 2001 年 11 月 (2) 非 専 攻 日 本 語 ( 第 一 外 国 語 ) 1 日 本 語 教 学 大 綱 ( 草 案 ) 高 等 学 校 理 工 科 本 科 四 年 制 試 用 人 民 教 育 出 版 社 1980 年 9 月 2 大 学 日 本 語 教 学 大 綱 高 等 教 育 出 版 社 1989 年 6 月 3 大 学 日 本 語 教 学 大 綱 ( 第 二 版 ) 高 等 教 育 出 版 社 2000 年 4 月 (3) 非 専 攻 日 本 語 ( 第 二 外 国 語 ) 1 日 本 語 ( 第 二 外 国 語 ) 教 学 大 綱 ( 草 案 ) 人 民 教 育 出 版 社 1980 年 2 大 学 日 本 語 ( 第 二 外 国 語 ) 教 学 大 綱 ( 非 日 本 語 専 攻 本 科 用 ) 高 等 教 育 出 版 社 1993 年 5 月 3 大 学 日 本 語 第 二 外 国 語 課 程 教 学 要 求 高 等 教 育 出 版 社 2005 年 7 月 1 (4) 大 学 日 本 語 大 学 日 本 語 課 程 教 学 要 求 高 等 教 育 出 版 社 2008 年 9 月 1. 最 近 の 学 習 者 の 日 本 語 勉 強 の 実 際 に 合 わせ 第 一 と 第 二 がなくされ 大 学 日 本 語 に 変 わった その 状 況 に 合 わせ 従 来 の 試 験 の 形 式 も 大 きく 変 化 した その 詳 細 については 後 述 する 18

20 2.スタンダーズの 到 達 目 標 2 (1) 専 攻 日 本 語 学 生 がしっかりと 勉 強 し 日 本 語 の 基 礎 知 識 を 身 につけるように 導 き 聴 解 能 力 会 話 読 解 作 文 の 基 本 技 能 を 訓 練 し 言 語 の 実 際 運 用 能 力 を 養 成 し 高 学 年 段 階 の 勉 強 にしっかりした 基 礎 を 築 くこと ( 大 学 日 本 語 専 攻 基 礎 段 階 教 育 大 綱 高 等 教 育 出 版 社 1990 年 6 月 ) 学 生 がしっかりと 勉 強 し 日 本 語 の 基 礎 知 識 を 身 につけるように 導 き 聴 解 能 力 会 話 読 解 作 文 の 基 本 技 能 を 訓 練 し 言 語 の 実 際 運 用 能 力 を 養 成 し 学 生 の 日 本 社 会 文 化 の 知 識 を 豊 かに し 文 化 の 理 解 力 を 培 うことによって 高 学 年 段 階 の 勉 強 にしっかりした 基 礎 を 築 くこと ( 大 学 日 本 語 専 攻 基 礎 段 階 教 育 大 綱 ( 改 訂 版 ) 大 連 理 工 大 学 出 版 社 2001 年 11 月 ) (2) 非 専 攻 日 本 語 ( 第 一 外 国 語 ) 学 生 に 優 れた 読 む 能 力 一 定 の 翻 訳 および 聞 く 能 力 初 歩 的 な 書 くおよび 話 す 能 力 を 身 につ けさせ 日 本 語 を 手 段 として 各 専 門 分 野 の 必 要 な 情 報 をキャッチすることと さらに 日 本 語 能 力 のいっそうのレベルアップのために 基 礎 固 めをすることである ( 大 学 日 本 語 教 学 大 綱 ( 第 二 版 ) 高 等 教 育 出 版 社 2000 年 4 月 ) (3) 非 専 攻 日 本 語 ( 第 二 外 国 語 ) 学 生 に 日 本 語 の 基 礎 知 識 基 本 技 能 および 日 本 語 学 習 ストラテジーを 身 につけさせ 初 歩 的 な 日 本 語 総 合 運 用 能 力 と 異 文 化 コミュニケーション 能 力 を 持 たせることと さらに 日 本 語 を 学 習 するための 基 礎 を 固 め また 文 化 素 養 をも 高 めるようにすることである ( 大 学 日 本 語 第 二 外 国 語 課 程 教 学 要 求 高 等 教 育 出 版 社 2005 年 7 月 ) (4) 大 学 日 本 語 学 生 にそれぞれのレベルにおける 日 本 語 総 合 運 用 能 力 を 身 につけさせ 将 来 の 仕 事 や 社 会 生 活 においてある 程 度 日 本 語 を 使 ってさまざまなタスクをこなすこと さらにわが 国 の 社 会 発 展 と 国 際 交 流 のニーズに 応 えるため 積 極 的 に 中 日 交 流 に 参 加 する 意 識 を 強 め 異 文 化 コミュニケー ション 能 力 と 総 合 的 文 化 素 養 を 高 めることである ( 大 学 日 本 語 課 程 教 学 要 求 高 等 教 育 出 版 社 2008 年 9 月 ) 3.スタンダーズの 到 達 目 標 から 見 る 中 国 の 日 本 語 教 育 理 念 の 変 化 比 較 1: 四 技 能 について( 聞 く 話 す 読 む 書 く) 専 攻 日 本 語 (1990 年 ) 聴 解 能 力 会 話 読 解 作 文 の 基 本 技 能 を 訓 練 し (2001 年 ) 聴 解 能 力 会 話 読 解 作 文 の 基 本 技 能 を 訓 練 し 非 専 攻 日 本 語 ( 第 一 外 国 語 ) (2000 年 ) 優 れた 読 む 能 力 一 定 の 翻 訳 および 聞 く 能 力 初 歩 的 な 書 くおよび 話 す 能 力 を 身 につけさせ 非 専 攻 日 本 語 ( 第 二 外 国 語 ) (2005 年 ) 基 本 技 能 および 日 本 語 学 習 ストラテジーを 身 につけさせ 大 学 日 本 語 (2008 年 ) 言 及 なし 以 上 で 並 べたところからわかるように スタンダーズの 作 成 年 代 順 によって 到 達 目 標 にお 2. 紙 幅 の 関 係 でここでは 1990 年 代 以 後 のものを 中 心 に 述 べる 19

21 ける 四 技 能 に 対 する 強 調 は 次 のような 変 化 が 起 こっている 聴 解 能 力 会 話 読 解 作 文 の 基 本 技 能 読 む 能 力 一 定 の 翻 訳 および 聞 く 能 力 初 歩 的 な 書 くおよび 話 す 能 力 基 本 技 能 言 及 なし というように 四 技 能 に 対 する 強 調 が 次 第 に 弱 くなっている それから ならべる 順 序 も 次 のよ うな 特 徴 があった 聞 く 話 す 読 む 書 く は 普 通 の 順 序 だが 非 専 攻 日 本 語 ( 第 一 外 国 語 )(2000) は 読 む 翻 訳 聞 く 書 く 話 す になっている まさに 当 時 非 専 攻 日 本 語 教 育 の 理 念 が 反 映 さ れ 話 す よりは 読 む が 第 一 の 要 務 で 翻 訳 も 重 要 になっている 比 較 2: 運 用 能 力 について 専 攻 日 本 語 (1990 年 ) 言 語 の 実 際 運 用 能 力 を 養 成 し (2001 年 ) 言 語 の 実 際 運 用 能 力 を 養 成 し 非 専 攻 日 本 語 ( 第 一 外 国 語 ) (2000 年 ) 日 本 語 を 手 段 として 各 専 門 分 野 の 必 要 な 情 報 をキャッチすることと 非 専 攻 日 本 語 ( 第 二 外 国 語 ) (2005 年 ) 初 歩 的 な 日 本 語 総 合 運 用 能 力 と 大 学 日 本 語 (2008 年 ) 日 本 語 総 合 運 用 能 力 を 身 につけさせ 将 来 の 仕 事 や 社 会 生 活 においてある 程 度 日 本 語 を 使 ってさまざまなタスクをこなす このように 運 用 能 力 については 総 合 運 用 や さまざまなタスクをこなす へと 徐 々に 具 体 的 なものになってきている 日 本 語 を 手 段 として 各 専 門 分 野 の 必 要 な 情 報 をキャッチする は 異 色 の 感 じがするが 非 専 攻 の 特 徴 を 強 調 した 結 果 であるといえよう 比 較 3:その 他 の 学 習 項 目 について 専 攻 日 本 語 (1990 年 ) 言 及 なし (2001 年 ) 学 生 の 日 本 社 会 文 化 の 知 識 を 豊 かにし 文 化 の 理 解 力 を 培 う 非 専 攻 日 本 語 ( 第 一 外 国 語 ) (2000 年 ) 日 本 語 を 手 段 として 各 専 門 分 野 の 必 要 な 情 報 をキャッチすることと 非 専 攻 日 本 語 ( 第 二 外 国 語 ) (2005 年 ) 異 文 化 コミュニケーション 能 力 を 持 たせることと さらに 日 本 語 を 学 習 するた めの 基 礎 を 固 め また 文 化 素 養 をも 高 めるようにすることである 大 学 日 本 語 (2008 年 ) 基 本 技 能 および 日 本 語 学 習 ストラテジーを 身 につけさせ さらにわが 国 の 社 会 発 展 と 国 際 交 流 のニーズに 応 えるため 積 極 的 に 中 日 交 流 に 参 加 する 意 識 を 強 め 異 文 化 コミュニケーション 能 力 と 総 合 的 文 化 素 養 を 高 めること このように 四 技 能 以 外 の 学 習 項 目 については 日 本 社 会 文 化 文 化 の 理 解 力 文 化 素 養 学 習 のストラテジー 中 日 交 流 異 文 化 コミュニケーション 能 力 がキーワードになっている これまで 述 べてきたように 中 国 の 日 本 語 教 育 は 次 のような 変 化 が 起 こっていると 言 えよう 到 達 目 標 : 四 技 能 ( 聞 く 話 す 読 む 書 く)の 養 成 から 実 際 の 運 用 へ 教 育 内 容 : 単 なる 言 語 知 識 の 導 入 から 社 会 文 化 に 対 する 理 解 の 重 視 へ 教 育 様 式 : 専 門 家 の 養 成 から 一 般 教 養 の 養 成 へ 20

22 三 教 科 書 と 試 験 1. 教 科 書 1990 年 代 に 各 種 のスタンダーズが 出 版 されて 以 来 教 科 書 の 開 発 も 盛 んに 行 われてきた ここ で 最 新 の 教 科 書 の 書 名 をあげることだけにとどめておく (1) 総 合 日 本 語 (1-4 冊 ) ( 北 京 大 学 出 版 社 彭 広 陸 守 屋 三 千 代 主 編 ) 現 在 改 訂 版 も 市 販 されている (2) 作 成 中 の 総 合 日 本 語 ( 国 家 第 11の 五 年 計 画 の 出 版 プロジェクトに 入 っている)は 教 材 シリー ズで 総 合 日 本 語 口 頭 日 本 語 作 文 聴 解 からなっている できたものから 市 販 されている いずれも 上 でふれた 最 近 の 中 国 日 本 語 教 育 の 変 化 を 見 せている 2. 試 験 スタンダーズは 中 国 の 日 本 語 教 育 の 方 向 付 けをする 影 響 力 を 持 っている 試 験 はスタンダーズの 実 行 や 日 本 語 教 育 の 質 を 高 め 学 生 の 日 本 語 能 力 を 引 き 伸 ばすのに 重 要 な 役 割 を 果 たしている 現 在 中 国 本 土 で 外 国 語 ( 専 攻 非 専 攻 ) 教 育 指 導 委 員 会 の 指 導 のもとで 開 発 された 試 験 は 次 の 二 つある (1) 日 本 語 専 攻 四 八 級 試 験 専 攻 日 本 語 の 学 生 が 受 ける 試 験 である 2002 年 6 月 に 四 級 ( 大 学 二 年 生 ) 2003 年 4 月 に 八 級 ( 大 学 四 年 生 )が 行 われ 以 来 毎 年 行 われている (2) 大 学 日 本 語 四 六 級 試 験 非 専 攻 の 学 生 が 受 ける 試 験 で 1993 年 6 月 から 実 施 し 四 級 は2008 年 の6 月 まで17 回 実 施 し 六 級 はいろいろな 原 因 で2008 年 までは 一 度 も 実 施 したことはなかった 2009 年 6 月 からこの 四 六 級 試 験 は 新 しい 形 式 の 試 験 に 変 わった 大 学 日 本 語 課 程 改 革 研 究 (06JA740024)( 代 表 者 陳 俊 森 )というプロジェクトとして 行 われた 試 験 である 四 級 はゼロスタートの 学 習 者 のために 六 級 はレベルの 高 い 学 習 者 を 対 象 に 設 けられ 総 合 運 用 能 力 を 重 点 に 言 語 知 識 も 試 験 の 内 容 に 入 れるのが 特 徴 である その 上 違 うレベルの 学 習 者 のニーズにあい 全 面 かつ 客 観 的 に 学 習 者 の 需 要 に 満 足 させるために 四 級 試 験 は1~4のレベ ルに 分 け それぞれの 級 が 要 求 する 学 習 内 容 を 完 成 した 時 点 で それ 相 当 の 試 験 に 参 加 できる 試 験 の 成 績 によって 成 績 証 明 書 が 出 されることになっている 級 別 授 業 時 間 数 語 彙 数 は 以 下 のとおりである 級 別 授 業 時 間 累 計 時 間 数 累 計 語 彙 数 1 級 60 時 間 60 時 間 550 語 2 級 60 時 間 120 時 間 1200 語 3 級 60 時 間 180 時 間 2000 語 4 級 60 時 間 240 時 間 2800 語 5 級 120 時 間 360 時 間 4400 語 6 級 120 時 間 480 時 間 6000 語 合 格 点 は 次 のようになっている 1 級 :40 点 ~ 49 点 2 級 :50 点 ~ 59 点 3 級 :60 点 ~ 69 点 4 級 :70 点 以 上 6 級 : 級 別 がなく 合 格 点 に 達 した 受 験 者 に 合 格 証 書 を 発 給 し 85 点 以 上 取 った 受 験 者 の 合 格 証 書 に 優 秀 と 書 いておく 21

23 この 新 大 学 四 六 級 試 験 の 実 施 によって 日 本 語 専 攻 以 外 の 非 専 攻 の 学 習 者 はすべてこの 体 系 の 中 に 入 って 該 当 の 級 に 応 じた 指 導 を 受 けることが 可 能 になった 試 験 を 受 ける 人 数 の 増 加 に 従 っ て 試 験 そのものの 権 威 が 高 まり 非 専 攻 の 日 本 語 学 習 者 のレベルを 判 断 する 客 観 的 な 標 準 となる よう 期 待 されている 四 これからの 日 本 語 教 育 以 上 スタンダーズの 到 達 目 標 を 例 に 現 在 の 中 国 日 本 語 教 育 を 見 てきたが これからはこ のような 現 状 を 踏 まえて さらに 次 の 各 点 に 力 を 入 れて 発 展 させていくだろうと 思 われる (1) 日 本 文 化 に 対 する 理 解 を 重 視 し 異 文 化 コミュニケーション 能 力 の 養 成 を 目 指 す (2) 学 習 ストラテジーの 指 導 を 重 視 して 学 習 効 率 を 高 める (3) 自 律 学 習 と 協 働 学 習 の 環 境 整 備 を 行 う (4) 現 代 教 育 の 手 段 とインターネット 上 のリソースを 十 分 に 利 用 する (5) 交 流 ネットワークや 課 外 活 動 などをして よい 日 本 語 学 習 環 境 を 構 築 する (6)よりよい 日 本 語 教 材 を 制 作 採 用 する ( 大 学 日 本 語 課 程 教 学 要 求 2008 pp.5-7) 参 考 文 献 宿 久 高 2005 中 国 における 日 本 語 教 育 の 発 展 と 課 題 日 本 言 語 文 化 研 究 ( 第 二 輯 ) 宋 協 毅 主 編 大 連 理 工 大 学 譚 晶 華 2005 中 国 大 学 日 本 語 専 攻 のシラバスと 四 八 級 試 験 要 項 について 日 語 教 育 興 日 本 語 研 究 論 叢 ( 第 二 輯 ) 北 京 師 範 大 学 日 文 系 編 民 族 出 版 社 趙 華 敏 2009 時 とともに 進 み 科 学 的 な 発 展 を 求 めよう 全 国 大 学 日 本 語 四 六 級 試 験 の 改 革 について 上 海 同 済 大 学 日 本 言 語 文 学 研 究 シンポジウムでの 講 演 趙 華 敏 2009 大 陸 の 日 本 語 教 育 理 念 の 変 換 について コミュニケーション 用 語 を 中 心 に 台 湾 東 呉 大 学 2009 年 日 語 教 學 國 際 會 議 での 講 演 陳 俊 森 2008 中 国 における 大 学 日 本 語 教 育 改 革 の 背 景 対 策 と 展 望 陳 俊 森 2009 大 学 日 語 的 発 展 与 大 学 日 語 四 六 級 考 試 第 四 届 全 国 日 語 教 師 培 訓 練 班 劉 道 義 主 編 2008 基 礎 外 語 教 育 発 展 報 告 上 海 外 語 教 育 出 版 社 教 育 部 高 等 学 校 大 学 外 国 語 教 学 指 導 委 員 会 日 本 語 グループ 2008 大 学 日 本 語 課 程 教 学 要 求 高 等 教 育 出 版 社 22

24 韓 国 における 日 本 語 教 育 と 日 本 研 究 韓 国 外 国 語 大 学 校 を 中 心 として 韓 国 外 国 語 大 学 校 日 本 語 大 学 学 長 / 教 授 韓 美 卿 一. 韓 国 における 日 本 語 教 育 戦 後 韓 国 における 日 本 語 教 育 が 正 式 に 始 まったのは 1961 年 韓 国 外 国 語 大 学 校 に 日 本 語 科 が 設 立 されてからである 現 在 韓 国 の 学 校 教 育 では 小 学 校 から 日 本 語 教 育 が 行 われているが 小 学 校 の 場 合 正 規 の 教 育 ではなく 放 課 後 活 動 ( 正 規 の 授 業 が 終 わった 放 課 後 に 行 われる 教 育 )とし て 行 われている 中 学 校 では2001 年 から 選 択 科 目 の 一 つとして 生 活 日 本 語 が 学 校 教 育 の 中 に 取 り 入 れられた 日 本 語 を 採 択 した 学 校 数 は 929 校 で40 万 人 ぐらいの 生 徒 が 学 んだというが 今 年 (2010 年 )の3 月 からは 正 式 に8 種 類 の 教 科 書 が 製 作 され 活 発 に 日 本 語 教 育 が 行 われるようになっ た 高 校 では1973 年 から 第 二 外 国 語 として 日 本 語 を 教 育 しており 日 本 語 を 選 択 する 学 生 は 第 二 外 国 語 を 勉 強 している 高 校 生 の 63. 4%を 占 める(1214 校 / 431,837 名 2008 年 現 在 ) 大 学 専 門 大 学 ( 日 本 の 短 期 大 学 にあたる)には 日 本 関 連 専 攻 の 学 科 がある 2009 年 現 在 学 科 名 に 日 本 語 がつく 大 学 数 は112 校 専 門 大 学 は77 校 ある( 観 光 文 化 関 係 の 学 科 は 除 外 した) ま た 専 攻 学 科 とは 別 にほとんどの 大 学 に 教 養 科 目 として 日 本 語 の 授 業 が 設 けられ 受 講 生 の 多 い 人 気 科 目 である 大 学 院 に 日 本 関 連 の 学 科 があるのは 修 士 課 程 は40 校 博 士 課 程 まである 大 学 は 27 校 である( 教 育 大 学 院 は 除 外 した) 二. 韓 国 外 国 語 大 学 校 における 日 本 語 教 育 と 日 本 研 究 上 述 したように 多 くの 大 学 と 大 学 院 で 日 本 語 の 教 育 が 行 われ 専 門 家 を 養 成 しているが ここで は 韓 国 で 最 も 日 本 語 教 育 の 歴 史 が 古 く 規 模 の 大 きい 韓 国 外 大 における 日 本 語 教 育 と 日 本 研 究 につ いて 紹 介 することにする まず 韓 国 外 大 では 日 本 語 関 連 の 教 育 は 学 部 で 高 度 な 教 育 と 研 究 は 大 学 院 専 門 的 な 研 究 は 日 本 研 究 所 がまかなうという 構 成 になっている 1. 学 部 韓 国 外 大 はソウルキャンパスと 龍 仁 キャンパスの 二 つのキャンパスがあり ソウルキャンパスに は 日 本 語 大 学 ( 大 学 は 日 本 の 学 部 にあたる)が 龍 仁 キャンパスには 日 本 語 通 翻 訳 学 科 がある 日 本 語 大 学 :1961 年 に 設 立 された 日 本 語 科 は2009 年 3 月 に 日 本 語 大 学 に 昇 格 した 日 本 語 大 学 は 一 つの 学 部 ( 日 本 学 部 )でできており 日 本 語 学 専 攻 日 本 文 学 専 攻 日 本 地 域 学 専 攻 の 三 つの 専 攻 がある 学 部 一 年 生 は 日 本 語 会 話 日 本 語 講 読 視 聴 覚 日 本 語 などの 授 業 で 日 本 語 の 基 礎 を 固 め 二 年 にあがるときに 専 攻 を 決 めることになっている 2010 年 2 月 現 在 一 年 生 は104 人 で 四 年 までの 在 学 生 は507 人 ( 在 籍 生 665 人 )である このように 最 初 から 日 本 語 大 学 に 入 学 し 日 本 語 を 専 攻 とする 学 生 以 外 に 日 本 語 を 選 択 専 攻 としている 他 学 科 の 学 生 がいる 取 得 する 単 位 数 によ り 二 重 専 攻 ( 自 分 の 専 攻 と 日 本 語 関 連 科 目 を54 単 位 ずつ 取 る) 第 二 専 攻 ( 日 本 語 関 連 科 目 :42 単 位 ) 副 専 攻 ( 日 本 語 関 連 科 目 :21 単 位 )となっており 日 本 語 大 学 の 学 生 と 合 わせて 韓 国 外 大 23

25 のソウルキャンパスには 千 名 余 りの 学 生 が 日 本 語 を 専 攻 としている 日 本 語 通 翻 訳 学 科 : 龍 仁 キャンパスにある 学 科 で 実 用 的 な 学 問 として 通 訳 翻 訳 の 教 育 を 目 標 としており 学 科 名 を 日 本 学 科 から 日 本 語 通 翻 訳 学 科 にかえた 後 志 願 者 がさらに 増 加 している 一 年 生 は40 名 であるが それに 加 え 二 重 専 攻 第 二 専 攻 副 専 攻 の 学 生 が 日 本 語 を 専 攻 している このような 学 部 制 度 で 勉 強 した 学 生 は 卒 業 後 大 学 教 授 高 校 の 教 師 研 究 員 同 時 通 訳 士 マ スコミ 一 般 企 業 金 融 外 資 系 企 業 海 外 駐 在 員 公 務 員 ホテル 航 空 会 社 旅 行 社 など 広 い 分 野 で 活 躍 している 2. 大 学 院 4つの 大 学 院 に 日 本 語 関 連 学 科 がある 一 般 大 学 院 の 日 語 日 文 学 科 国 際 地 域 大 学 院 の 日 本 学 科 通 翻 訳 大 学 院 の 韓 日 科 韓 英 日 科 教 育 大 学 院 の 日 本 語 教 育 科 であるが それぞ れ 教 育 の 目 標 を 異 にしている 一 般 大 学 院 の 日 語 日 文 学 科 は 日 本 語 学 と 文 学 の 研 究 者 を 育 て 国 際 地 域 大 学 院 の 日 本 学 科 は 日 本 の 政 治 経 済 社 会 文 化 などの 地 域 学 の 専 門 家 を 育 てるこ とを 目 標 としている しかし 通 翻 訳 大 学 院 は 通 翻 訳 士 の 養 成 を 目 標 としており 教 育 大 学 院 は 中 等 教 育 に 携 わる 教 師 の 養 成 と 現 職 の 教 師 の 専 門 深 化 教 育 を 行 っている 3. 日 本 研 究 所 韓 国 外 大 には 外 国 語 文 研 究 センター 国 際 地 域 研 究 センター 専 門 分 野 研 究 センターの 三 つの 研 究 センターがある 中 国 日 本 などの 各 地 域 の 研 究 は 国 際 地 域 研 究 センターに 属 している 日 本 研 究 所 は 日 本 語 大 学 や 日 本 語 通 翻 訳 学 科 の 教 員 を 中 心 とする 大 学 内 外 の 日 本 専 門 家 で 構 成 されてい る 日 本 研 究 所 では 学 術 研 究 発 表 会 や 講 演 会 を 開 催 し 研 究 所 叢 書 を 出 版 し 研 究 プロジェクトを 行 う その 活 動 の 一 つに 学 術 雑 誌 日 本 研 究 の 発 行 がある 日 本 研 究 は 大 学 内 外 の 研 究 者 か ら 投 稿 された 論 文 を 審 査 を 通 して 掲 載 することになっており 学 会 誌 と 同 じレベルに 高 く 評 価 され ている( 韓 国 研 究 財 団 の 評 価 による) 三. 日 本 関 連 研 究 の 推 移 と 動 向 日 本 関 連 研 究 は 大 学 院 の 学 位 論 文 ( 修 士 論 文 博 士 論 文 )と 日 本 研 究 所 から 出 している 日 本 研 究 の 論 文 を 中 心 にその 推 移 と 展 望 にふれることにする 1. 大 学 院 の 学 位 論 文 の 研 究 動 向 大 学 院 の 学 位 論 文 は 一 般 大 学 院 と 国 際 地 域 大 学 院 の 学 位 論 文 を 対 象 として 述 べることにする ま た 学 位 論 文 や 研 究 論 文 を 分 野 別 と 年 代 別 にわけてその 動 向 をみた 韓 国 外 大 の 大 学 院 における 学 位 論 文 (1975 年 2 月 から2010 年 2 月 までの 修 士 論 文 と 博 士 論 文 )の 分 野 別 の 研 究 動 向 は 日 本 文 学 が 最 も 多 く46%( 修 士 論 文 275 編 / 博 士 論 文 30 編 )を 占 め 日 本 語 学 は42%(233/44) 地 域 学 は 12%(82/2)の 割 合 を 見 せている 地 域 学 については 一 時 大 学 院 に 日 本 学 科 が 設 けられていたが 現 在 は 国 際 地 域 大 学 院 に 統 合 されたので ここでの 数 字 は 両 方 を 合 わせたものである 大 学 院 の 学 位 論 文 の 年 代 別 研 究 動 向 は1970 年 代 から1990 年 代 にかけては 日 本 語 学 より 日 本 文 学 のほうが 多 かったが 2000 年 代 は 日 本 語 学 のほうが 多 くなっている これは 社 会 全 般 的 な 傾 向 で 学 問 の 実 用 化 応 用 化 に 伴 って 純 粋 な 学 問 研 究 に 重 点 をおいた 日 本 文 学 の 研 究 よりは 日 本 語 教 育 に 役 立 つ 日 本 語 学 のほうが 必 要 性 にあっているからだと 思 われる 地 域 学 の 論 文 も2000 年 代 に 増 加 しているが これは 国 の 政 策 により 国 際 地 域 大 学 院 が 設 立 され 地 域 専 門 家 養 成 に 力 を 入 れたこと によるものである 24

26 2 日本研究 の研究動向 日本研究所の 日本研究 は 1985 年に 日本文化研究 という書名で創刊されたが 1993 年か らは 日本研究 に名前を変え現在に至っている 日本研究 の分野別研究動向を見ると 日本 文学の論文が 日本語学の論文が 地域学の論文が で日本文学 の論文が最も多い 日本研究 の年代別の研究動向を見ると 論文の数が 1990 年代に比べ 2000 年代に入って急激に 増えているが 1990 年代は年に 2 回発行していたものが現在 2006 年から は 4 回発行しているた めである 大学院の学位論文は 2000 年代は日本語学の研究が多くなっているが 日本研究 に掲 載された論文は 1990 年代と変わらず文学の論文が語学より多い このように学位論文の研究動向 との差が見られる原因は 1990 年代までの学問の主流は日本文学であったため 当時の研究陣の 研究力が現在も続いており 日本研究 の投稿者になっているからといえよう しかし 大学院の学位論文の推移や全般的な研究動向から推してみると 今後 日本研究 の投 稿論文も研究者の人数に比例して 日本文学よりは日本語学の論文の数が増えていくのではないか と展望される 四 日本語学分野の研究動向と展望 1 大学院の学位論文の日本語学の研究動向 今度は大学院における語学専攻の学位論文のテーマ別 年代別研究動向をみることにする 日本 語学の論文をテーマ別にみると 文法 53 が断然多く その次に 語彙 意味 20 談 25

27 話 コミュニケーション(16%) 音 声 音 韻 (8%) の 順 になっている 日 本 語 教 育 の 論 文 が 少 ない(2%)のは 教 育 大 学 院 が 別 にあるからである また 文 字 表 記 の 研 究 が 少 ないのは 文 字 表 記 は 普 通 日 本 語 教 育 の 観 点 から 研 究 することが 多 いからであろう 年 代 別 の 研 究 動 向 を 見 ると 文 法 の 研 究 は1990 年 代 までも 多 かったが 2000 年 代 に 入 ってさらに 増 えていることがわかる 一 方 語 彙 意 味 は1980 年 代 は 文 法 に 次 いで 多 かったが 1990 年 代 からは 談 話 コミュ ニケーション の 研 究 とあまり 差 を 見 せない 談 話 コミュニケーション の 研 究 は 段 々 活 発 に なり2000 年 代 は 語 彙 意 味 と 肩 を 並 べるほど 伸 びている 反 面 音 声 音 韻 の 研 究 はあま り 増 えなかった 2. 日 本 研 究 の 日 本 語 学 の 研 究 動 向 日 本 研 究 の 日 本 語 学 の 研 究 動 向 は 文 法 (38%) 語 彙 意 味 (21%) 談 話 コミュニケー ション(19%) 日 本 語 教 育 (11%) 音 声 音 韻 (7%) 文 字 表 記 (3%)) その 他 (1%) の 順 になっている やはり 文 法 の 研 究 が 最 も 多 いが 語 彙 意 味 と 談 話 コミュニケーショ ン の 研 究 も 多 く 日 本 語 教 育 の 論 文 も11%を 占 め ある 程 度 研 究 分 野 のバランスがとれてい るといえる 大 学 院 の 論 文 は 日 本 語 教 育 の 論 文 が 少 なかったが 日 本 研 究 は 一 般 研 究 者 の 論 文 の 投 稿 になっているので 日 本 語 教 育 の 論 文 の 割 合 も 低 くない 年 代 別 の 動 向 を 見 ると 日 本 語 学 研 究 で 目 立 つのは 談 話 コミュニケーション 分 野 の 研 究 の 伸 び 率 である 1990 年 代 は 語 彙 意 味 の 研 究 に 及 ばなかったが 2000 年 代 に 入 っては 大 差 はないが 語 彙 意 味 より 多 くなっ ている これは 大 学 院 の 論 文 と 日 本 研 究 の 論 文 に 共 通 的 に 現 れる 現 象 で 最 近 の 語 学 研 究 のコ ミュニケーン 重 視 が 窺 われるところである 26

28 今 後 の 日 本 語 学 の 研 究 の 展 望 は 日 本 語 教 育 と 談 話 コミュニケーション のように 実 際 の ニーズにあわせた 研 究 の 方 向 に 傾 くだろうと 考 えられる また 文 法 語 彙 談 話 と 教 育 語 構 成 上 の 文 法 と 語 彙 意 味 音 声 とコミュニケーションなどのように 融 合 した 研 究 を 目 指 していくこと が 期 待 される 参 考 資 料 韓 国 教 育 開 発 院 統 計 資 料 2009 学 科 ( 専 攻 ) 分 類 資 料 集 韓 国 教 育 開 発 院 統 計 資 料 2009 教 育 統 計 年 報 27

29 28

30 英 国 の 高 等 教 育 ( 並 びにロンドン 大 学 アジア アフリカ 研 究 院 ) における 日 本 語 研 究 と 日 本 語 教 育 ロンドン 大 学 東 洋 アフリカ 学 院 日 本 韓 国 学 部 応 用 言 語 学 日 本 語 教 育 准 教 授 バルバラ ピッツィコーニ 2002 年 に 英 国 府 は14 才 以 上 の 義 務 教 育 における 外 国 語 教 育 をそれまでの 必 修 から 選 択 にした それにより GCSE( 中 等 教 育 卒 業 認 定 試 験 )レベルの 外 国 語 学 習 者 数 も 予 想 通 り 減 ったと 報 告 さ れている(2009 HEFCE 報 告 ) 1 が その 結 果 大 学 レベルでも 外 国 語 学 部 課 程 の 学 習 者 人 口 が 低 下 したとの 報 告 がある( 英 国 の 外 国 語 教 育 への 姿 勢 はかなりの 批 判 を 浴 びている 主 な 批 判 は 教 育 政 策 の 科 学 技 術 的 分 野 への 偏 重 や 外 国 語 の 役 割 英 国 社 会 にとってのその 価 値 が 十 分 に 理 解 さ れていないことなどが よく 挙 げられている (HEFCE 報 告 :86) しかし 言 語 地 域 間 の 相 違 が 大 きく 総 数 は 減 ったが アジアの 諸 言 語 特 に 日 本 研 究 日 本 語 教 育 はその 影 響 を 受 けておら ず 逆 傾 向 である それは 国 際 交 流 基 金 の2007 年 の 調 査 2 でも 確 認 されている 3 確 かに この 継 続 的 増 加 傾 向 は 英 国 の 言 語 政 策 に 逆 流 しているだけではなく 国 際 状 況 を 見 ても 驚 くべき 現 象 であ る バブル 経 済 破 綻 の 直 接 の 影 響 も 英 国 の 日 本 研 究 には 特 に 及 ばなかったのである しかし 経 済 破 綻 の10 年 後 つまり2000 年 前 後 には 日 本 研 究 のプログラムが 停 止 されたケースも 出 始 めた イ ングランドのエセックス 大 学 とスコットランドのスターリン 大 学 では 学 位 取 得 コースが 停 止 され イングランドのダーラム 大 学 でも 東 アジア 研 究 科 (DEAS) 全 体 が 閉 鎖 された とりわけダーラム のケースは 日 本 の 学 術 世 界 も 含 めて 国 際 的 な 論 議 を 呼 んだが 優 れた 学 部 課 程 の 他 に 第 二 言 語 と しての 日 本 語 教 育 学 (Teaching Japanese as a Second Language) の 大 学 院 プログラムでも 独 特 な 位 置 も 占 めていた 国 際 交 流 基 金 の 調 査 を 分 析 によると このような 連 続 的 閉 鎖 を 次 のように 受 け 止 めている 2000 年 前 後 には 英 国 の 高 等 教 育 への 財 政 的 圧 力 が 強 くなり 費 用 対 効 果 の 問 題 が 特 に 顕 著 になってきた 少 人 数 教 育 を 必 要 とする 地 域 研 究 学 部 は 費 用 対 効 果 の 問 題 に 関 して 特 に 弱 い 立 場 にあった その 背 景 には それまで 日 本 研 究 を 支 えていた 日 本 企 業 の 従 来 からの 継 続 的 な 資 金 援 助 も 不 況 のため 継 続 困 難 となり 日 本 研 究 の 停 滞 に 直 結 したと 分 析 している ところが この 費 用 対 効 果 という 大 義 名 分 はあるが ダーラム 大 学 等 の 場 合 は 学 生 数 が 減 ったわけではないの で 閉 鎖 の 原 因 は 日 本 研 究 の 需 要 低 下 だと 私 は 断 定 しかねる むしろ 英 国 の 研 究 関 係 の 大 学 支 援 制 度 (RAE)によるもので 言 語 研 究 に 対 する 予 算 が 削 られ 大 学 の 収 入 が 減 少 したことが 原 因 ではないかと 思 われている 4 1. HEFCE (Higher Education Funding Council for England, イングランド 高 等 教 育 財 政 カウンシル)2009 Review of Modern Foreign Languages provision in higher education in England ( 高 等 教 育 機 関 における 外 国 語 教 育 に 関 する 白 書 ), available at: ' (as retrieved at April 2010) 2. 国 際 交 流 基 金 ( 中 村 尚 史, 清 水 洋 )2007 英 国 の 高 等 教 育 機 関 における 日 本 研 究 日 本 語 教 育 の 現 状 と 課 題 summary_j.html 3. 国 際 交 流 基 金 の 調 査 はアンケート 回 収 率 が59%に 限 られているので 多 少 のバイアス つまり 増 加 の 過 剰 測 定 があるという 断 りを 念 頭 において2000 年 から 2006 年 にかけて 日 本 研 究 日 本 語 の 学 習 者 人 口 は 維 持 されている または 増 加 していることが 分 かっている 報 告 の 表 3 4 ( survey/table3.html, )で 分 かるように 主 要 6 大 学 で 日 本 語 日 本 研 究 のみを 専 攻 する 単 一 専 攻 課 程 (single honours)を 卒 業 した 学 生 数 は2000 年 から 増 え 続 けていて(32 名 から2006 年 の62 名 へ ほぼ 倍 になる) 大 学 院 生 も(78 名 から2006 年 の118へ) 同 じ 傾 向 にある 4. 実 際 には これまでにご 紹 介 してきた 悲 観 的 な 情 報 と 同 時 に より 明 るい 展 望 が 期 待 できる 現 状 も 報 告 されている 同 じ 国 際 交 流 基 金 の 調 査 によると 日 本 研 究 の 学 位 取 得 コースは 中 止 しても 自 由 選 択 科 目 や 大 学 全 体 の 語 学 プログラムの 一 環 として 日 本 語 を 残 した 大 学 は 多 い し 日 本 研 究 を 提 供 する 大 学 の 数 は 若 干 減 少 したが 全 体 としてはむしろ 拡 張 の 動 きのほうが 大 きい 等 の 傾 向 も 見 られる 29

31 最 も 顕 著 な 統 計 結 果 は UCAS ( 大 学 カレッジ 入 学 情 報 管 理 サービス) 5 の 全 国 外 国 語 学 部 課 程 の 合 格 者 数 である これによると 本 学 年 度 の 日 本 語 日 本 研 究 の 学 部 課 程 での 受 け 入 れは 前 年 度 に 比 べ31. 5% 増 え 最 も 高 い 増 加 率 である ちなみに 今 ブームと 言 われる 中 国 語 でさえ 18. 5% の 増 加 に 過 ぎない ヨーロッパの 諸 言 語 は 遥 かに 少 ない 日 本 語 はやはり 例 外 的 に 人 気 のある 言 語 と しての 位 置 づけがしっかりしているといえる それに 対 して 教 員 数 はそれに 応 じて 増 えていないことも 分 かった 6 諸 機 関 のプログラムの 規 模 や 学 術 的 特 徴 の 差 が 大 きいので 機 関 ごとの 課 題 もそれぞれだが 国 際 交 流 基 金 の 調 査 では 規 模 の 小 さい 機 関 でも 日 本 語 学 習 希 望 者 が 増 加 し その 需 要 に 応 えられない 困 難 な 状 況 が 報 告 されてい る ところが 小 さいプログラムほど 不 利 な 立 場 にあると 言 っても 大 きなプログラムを 提 供 する 機 関 での 状 況 も 言 語 教 育 の 観 点 から 見 て 理 想 的 とは 言 い 難 いのが 現 状 である その 例 として SOAS のケースを 詳 しく 見 ていきたい 表 1:SOAS の BA Japanese の 入 学 者 (1998/9-2008/9) SOAS の BA Japanese の 過 去 十 年 間 の 入 学 者 は ピークに 達 し 安 定 期 間 というパターンを 繰 り 返 している 1998 年 の29 人 から その 十 年 後 の2008 年 の76 人 と 増 え 続 けてきたが 学 生 数 が 増 加 したのに 対 して 専 任 講 師 の 数 は 変 わらず3 名 に 過 ぎない 7 少 人 数 クラスを 維 持 するためには 毎 年 4 5 人 の 非 常 勤 講 師 の 支 援 が 必 要 となる 非 常 勤 講 師 の 支 援 は 臨 機 応 変 な 対 策 で 合 格 者 の 変 動 を 懸 念 する 大 学 側 にとって 好 ましい 対 策 だが コストなしの 対 策 ではない コースの 一 貫 性 それぞれのコマの 調 和 学 習 者 のケア 等 の 他 に 非 常 勤 教 師 の 訓 練 や 評 価 などは 専 任 講 師 の 追 加 業 務 であり 機 関 自 体 にとって 必 ずしも 経 済 的 な 解 決 策 とは 言 い 難 いものである さらに 非 常 勤 講 師 本 人 にとっての 問 題 もある 多 くの 場 合 非 常 勤 というステータスではビザの 取 得 が 難 しく 英 国 特 にロンドンの 生 活 費 / 物 価 の 高 さ 等 経 済 的 にも 困 難 な 立 場 にある( 教 育 に 十 分 に 投 資 す る 英 国 のような 国 でも 殆 どの 機 関 では 非 常 勤 教 師 の 支 援 に 加 え 専 任 講 師 の 多 岐 にわたる 業 務 に 広 く 支 えられていることは 忘 れてはならない 現 状 である ) 5. available on CILT s website (as retrieved at April 2010): and_acceptances.aspx 6. スペースの 制 限 上 詳 細 を 省 くが 国 際 交 流 基 金 の 調 査 を 参 照 されたい 7. そのチームに 2009 に 一 人 加 わった 30

32 次 に 日 本 語 研 究 に 目 を 向 けて 英 国 の 現 状 を 簡 単 にご 紹 介 したいと 思 う 日 本 語 研 究 は 文 学 やポップカルチャーのような 学 習 者 の 興 味 関 心 といった 観 点 から 見 ると 最 も 魅 力 的 な 分 野 とは 決 して 言 えないし 殆 どの 新 入 生 の 視 界 にさえ 入 っていない 学 術 分 野 だと 言 っ ても 差 し 支 えないであろう しかも 学 部 課 程 のカリキュラムでの 位 置 づけ ステータスにより 英 国 における 日 本 語 研 究 者 の 数 は 比 較 的 少 ない 日 本 語 研 究 のいろいろな 専 門 分 野 の 研 究 者 が 英 国 各 地 (エジンバラ シェフィールド ヨーク オックスフォード ロンドンでは UCL SOAS)で 活 躍 して 日 本 語 史 統 語 論 意 味 論 語 用 論 心 理 言 語 学 社 会 言 語 学 日 本 語 習 得 等 数 多 い 分 野 で 研 究 を 進 めている 日 本 語 研 究 も 言 語 学 の 発 展 に 沿 って ますます 専 門 化 し 個 別 の 専 門 分 野 下 位 分 野 の 用 語 方 法 論 ディスコー ス 自 体 は 少 しずつ 異 なってきており お 互 いに 馴 染 みのない 理 論 的 枠 組 みで 動 いていることも 珍 し くない そのため 数 少 ない 研 究 者 をコーディネートし 大 きな 共 同 プロジェクトを 成 立 させるの は 難 しいことだが 最 近 プロジェクトに 着 手 した 例 もある 例 えば AHRC(UK Arts and Humanities Research Council, 英 国 人 文 科 学 研 究 カウンシル)の グラントでは ロンドン 大 学 SOAS とオックスフォード 大 学 の5 年 間 の 大 規 模 な 共 同 プロジェク ト 日 本 語 史 における 動 詞 の 意 味 構 造 と 項 (こう)の 具 現 化 として 8 世 紀 初 頭 から17 世 紀 初 頭 にかけて 日 本 語 の 各 時 代 における 代 表 的 なテキストの 文 法 的 アノテーションを 含 む 電 子 コーパスを 作 成 し それに 基 づいて 記 述 的 分 析 的 研 究 を 行 う 予 定 である 研 究 対 象 のスコープとその 電 子 化 が 可 能 にする 分 析 方 法 で 日 本 語 史 の 通 時 的 研 究 だけではなく 一 般 意 味 論 統 語 論 の 理 論 的 枠 組 みにも 影 響 を 与 えそうな 貴 重 なプロジェクトである 例 えば 統 合 論 はどれほど 死 語 に 適 用 できる かというような 研 究 課 題 も 追 求 できる また ロンドン 大 学 SOAS では 従 来 からの 日 本 語 研 究 者 2 名 に 2 年 前 からはさらに2 名 が 加 わり 一 つのハブになったと 言 える 2005 年 から 日 本 語 のモダリティについてのプロジェクトが 実 施 さ れた SOAS で 開 かれた 国 際 学 会 では 日 本 語 の 専 門 家 ではないヨーロッパの 言 語 学 者 も 参 加 し 日 本 語 独 特 のモダリティについて 議 論 した その 成 果 として 初 めて 日 本 語 のモダリティを 英 語 で 紹 介 する 研 究 書 も 出 版 されている 日 本 語 教 師 コミュニティにも 研 究 成 果 を 紹 介 するため モダリ ティについての 日 本 語 教 育 関 係 者 向 けのワークショップも 行 われた プロジェクトのもう 一 つの 成 果 として 日 本 語 学 科 内 外 のメンバーで 日 本 語 習 得 に 目 を 向 けて モダリティの 獲 得 の 様 態 を 研 究 するプロジェクトが 始 まっている ところが プロジェクトは 西 洋 でも 日 本 でも 長 い 歴 史 を 持 つモダリティ 研 究 の 成 果 を 再 検 討 し それらの 成 果 に 基 づいて 現 在 残 された 課 題 を 追 求 しようという 観 点 から 始 めたのだが 先 行 研 究 を 調 べれば 調 べるほど 接 点 が 見 えなくなるという 妙 な 感 じであった 英 語 等 のムードを 連 想 させる 叙 法 性 という 用 語 も 英 語 の modality の 直 訳 と 思 える モダリティ という 用 語 も 意 味 的 にそれぞれ 相 当 しているようにみえるにも 関 わらず それらの 分 野 で 研 究 されてきた 現 象 が 実 際 は 異 なる 次 元 の 言 語 的 現 象 で 比 較 困 難 な 研 究 分 野 であることを 示 しているかのように 思 われ た それは 専 門 用 語 の 擬 似 類 似 のせいか 言 語 独 特 の 研 究 的 ディスコースのせいか 各 言 語 におい て 典 型 的 もしくは 代 表 的 だと 思 われるモーダル 的 カテゴリーはそれぞれ 違 うものになっていて 現 代 の 研 究 者 も 頭 を 悩 ませ 混 乱 を 起 こしている それによって どんな 言 語 的 現 象 を 対 象 にすべ きか 何 に 基 づいて ある 現 象 はモダリティを 表 していると 言 えるのかといった 根 本 的 な 存 在 論 (ontology)に 関 わる 課 題 が 浮 かび 上 がってきた これは 言 語 独 特 の 特 徴 と 普 遍 的 特 徴 といった 議 論 にも 関 わる 問 題 で 長 い 研 究 史 にも 関 わらず 世 界 中 の 日 本 語 研 究 者 も 言 語 学 者 も 未 だに 解 決 し 得 ていない 基 礎 的 な 課 題 である 私 たち SOAS の 研 究 者 はその 出 版 で 日 本 語 にアクセスできな い 言 語 学 者 に 日 本 語 のモダリティ 研 究 を 英 語 で 紹 介 し グローバルな 議 論 に 貢 献 したつもりだが 31

33 これはモダリティに 限 った 問 題 ではなく いろいろな 分 野 で 感 じられる 学 術 研 究 の 媒 介 語 の 永 遠 の 問 題 に 過 ぎないかもしれない 以 上 英 国 での 日 本 語 教 育 と 日 本 研 究 の 状 況 を 簡 単 に 見 てきた 時 代 的 そして 制 度 的 な 課 題 に も 関 わらず 概 観 的 に 見 ると 健 全 な 姿 を 見 せていると 個 人 的 には 思 う しかし 言 語 教 育 関 係 者 のコミュニティとしては 国 の 言 語 政 策 に 対 して 将 来 の 社 会 における 外 国 語 学 習 の 重 要 性 を 主 張 し 続 けなければならない この 重 要 性 は 通 常 国 の 経 済 的 発 展 あるいは 学 習 者 の 卒 業 後 の 就 職 力 と いうレベルだけで 議 論 されがちだが 社 会 的 なレベルでも 議 論 する 必 要 がある つまり 異 文 化 コ ミュニケーションをスムーズにするための 知 識 とスキルがグローバルな 社 会 に 不 可 欠 であることも 主 張 しなければならないと 思 う 英 国 内 で 学 習 言 語 として 伸 びている 他 のアジアの 言 語 と 比 べて も 日 本 語 は 学 習 者 人 口 言 語 研 究 教 員 の 専 門 性 職 業 のインフラストラクチャーとしても 優 れ ているが それでも 縮 小 の 危 険 は 常 にある 各 機 関 の 中 の 私 たちは 個 人 としても 言 語 教 育 コミュ ニティとしても 日 本 語 教 育 日 本 語 研 究 の 優 秀 性 を 維 持 し さらに 発 展 させるために 今 までの 実 績 に 満 足 することなく 惜 しみない 努 力 をしていかなければならない 32

34 モスクワ 大 学 における 日 本 語 教 育 モスクワ 国 立 大 学 付 属 アジア アフリカ 諸 国 大 学 日 本 語 学 科 学 科 長 ステラ ブイコヴァ 今 現 在 ロシアの50ぐらいの 大 学 多 くの 学 校 などで 日 本 語 教 育 が 行 われている 日 本 語 を 学 びたい 人 は 数 字 で 見 れば 年 々 増 えている なぜかと 言 うと ロシアでは 隣 国 である 日 本 日 本 文 化 日 本 文 学 に 対 する 関 心 がますます 深 くなっているからだ もう20 年 以 上 もモスクワで 開 かれ ている CIS 大 学 生 日 本 語 弁 論 大 会 の 参 加 者 のリストを 見 れば ロシアの 殆 どの 地 方 では 日 本 語 が 学 ばれていることが 分 かる 段 々 日 本 語 教 育 を 行 う 地 域 が 広 がり 昔 から 日 本 語 教 育 を 進 めている モスクワ サンクト ペテルブルグ ウラジオストックのほかにウラル 山 脈 のエカテリンブルグ 北 カフカスのピャティゴルスク ボルガ 川 のニジニー ノブゴロッド モスクワに 近 いリャザニ 市 シベリアと 極 東 の 多 くの 所 で 日 本 語 教 育 が 行 われている また 毎 年 モスクワの 色 々な 大 学 の 学 生 が 出 る 日 本 語 弁 論 大 会 が 開 かれ この 大 会 の 参 加 者 数 も 増 えてきて 日 本 語 教 育 を 導 入 する 大 学 そ のものも 多 くなっている モスクワの 例 を 上 げれば 前 はモスクワ 大 学 と 国 際 関 係 大 学 だけで 日 本 語 が 勉 強 されていたが 現 在 は 国 立 言 語 大 学 ロシア 国 立 人 文 大 学 ロシア 科 学 アカデミー 東 洋 学 研 究 所 付 属 東 洋 大 学 モスクワ 市 教 育 大 学 ロシア 国 立 高 等 経 済 大 学 実 用 東 洋 学 大 学 などの 大 学 では 日 本 語 が 勉 強 されている 日 本 語 教 育 が 行 われている 小 中 高 等 学 校 も 段 々 多 くなってい き モスクワだけで20 箇 所 以 上 の 学 校 で 子 供 たちが 日 本 語 を 学 んでいる 毎 年 の 秋 日 本 語 を 学 んでいる 子 供 の 日 本 語 の 祭 り すなわち 日 本 語 スピーチ コンテストが 開 かれる また 最 近 は 二 年 ごとにモスクワでだれでも 参 加 できる 日 本 語 弁 論 大 会 が 開 かれている この 弁 論 大 会 には 青 年 たちだけでなく 中 高 齢 の 人 も 参 加 している 毎 年 国 際 交 流 基 金 のおかげで 開 かれる 日 本 語 能 力 試 験 の 参 加 者 数 も 前 より 比 べれば 大 変 多 くなってきて モスクワだけでなく 他 の 都 市 で も 行 われるようになった 学 校 大 学 講 習 会 で 日 本 語 を 習 っている 人 のほかに 教 科 書 DVD コー スなどの 教 材 を 使 いながら 独 習 する 人 も 多 い 以 上 のことを 見 ると 本 当 にロシアにおいては 日 本 語 の 人 気 が 高 いと 言 っても 言 いすぎではないと 思 われる ロシアにおける 日 本 語 の 研 究 日 本 語 教 育 の 歴 史 も 長 いものである ロシアにおける 日 本 語 教 育 の 歴 史 は18 世 紀 に 遡 る ロシアと 日 本 は 隣 国 なので 日 本 の 船 が 海 難 に 遭 って それらの 船 に 乗 った 人 がロシアに 入 ったこともあった 歴 史 上 初 めてロシアで 日 本 語 を 教 え 始 めたのは でんべい という 人 で 皇 帝 ピョートル1 世 の 時 代 カムチャツカ 沖 で 海 難 に 遭 っ て ツァーの 命 令 を 受 けて 1702 年 に 日 本 語 を 教 え 始 めた 1736 年 にロシア 科 学 アカデミー 付 属 日 本 語 学 校 が 創 立 されて 日 本 人 の ごんざ が 日 本 語 を 教 え 始 めた 当 時 は 最 初 の 日 本 語 教 科 書 辞 書 などが 作 られた 18 世 紀 の 中 ごろシベリアのイルクツクでは 日 本 語 学 校 が 開 かれた 普 通 は ロシアに 入 った 日 本 人 は 洗 礼 を 受 けて 新 しい 名 前 を 付 ける 習 慣 が 行 われていた 当 時 作 られた 教 材 辞 書 を 見 ると 特 にユニークなものはイルクツク 日 本 語 学 校 の 教 師 アンドレイ タタリノフに よる 露 日 辞 典 ではないかと 思 う アンドレイ タタリノフは 東 北 出 身 の 漂 流 民 三 之 助 の 息 子 で 日 本 名 は さんばち と 云 って 東 北 出 身 だった だからこそ 1000 語 が 載 っているこの 辞 典 は 歴 史 上 初 めての 東 北 弁 の 辞 典 となった 1870 年 にサンクト ペテルブルグ 大 学 では 日 本 語 教 育 課 程 が 始 まり 次 第 に 日 本 語 教 育 の 基 盤 が 築 かれるようになった 1899 年 にウラジオストックで 東 33

35 洋 大 学 が 創 立 され 20 世 紀 の 20 年 代 にロシアの 一 番 有 名 で 250 周 年 記 念 日 を 祝 ったロモノソフ 名 称 モスクワ 国 立 総 合 大 学 では 日 本 語 教 育 が 始 まった ロシアにおける 日 本 語 の 研 究 について 言 うと 世 紀 には 多 くの 分 野 すなわち 日 本 語 アクセント 論 (E. ポリヴァノフ 先 生 がその 先 駆 者 で 20 世 紀 始 め 頃 日 本 語 の 方 言 を 研 究 して 日 本 語 アクセント 論 だけでなく 子 音 母 音 システムも 深 く 研 究 した) N. スィロミャトニコフ 先 生,K. ポポフ 先 生 S. ストラスティン 先 生 による 日 本 語 史 研 究 数 多 くの 日 本 語 文 法 論 に 関 する 研 究 ( 今 現 在 V. アルパトフ 先 生 I. バッス 先 生 V. ポドレッ スカャ 先 生 がすぐれた 研 究 をつづけている) 語 彙 論 セマンティックス 文 体 論 文 字 などの 研 究 がさかんに 行 われ 日 本 文 学 論 の 研 究 翻 訳 活 動 が 広 く 行 われて 古 代 古 典 から 現 在 までの 日 本 文 学 作 品 が 翻 訳 されて 人 気 が 高 い これらの 研 究 活 動 はロシア 科 学 アカデミー 東 洋 研 究 所 な どの 研 究 所 だけでなく モスクワ 大 学 サンクト ペテルブルグ 大 学 などの 大 学 の 学 者 も 行 ってい る 1956 年 にモスクワ 大 学 付 属 東 洋 語 大 学 が 創 立 されて 後 に 今 の 名 すなわちアジア アフリ カ 諸 国 大 学 と 名 を 変 えて 全 ロシアの 東 洋 語 教 育 の 中 心 となってきた 日 本 語 は 第 二 外 国 語 として モスクワ 大 学 のジャーナリスティック 学 部 世 界 政 治 学 部 地 理 学 部 心 理 学 部 などの 学 部 でも 教 えられているが アジア アフリカ 諸 国 大 学 はその 中 心 である 時 間 が 経 つに 連 れて モスクワだ けでなく 全 ロシアにおいて 日 本 語 教 育 課 程 が 盛 んになり 強 い 刺 激 を 与 えたことは ロシアにおけ る 日 本 語 研 究 の 進 歩 だ 日 本 語 の 文 法 文 章 語 彙 論 文 字 の 理 論 研 究 は 日 本 語 教 育 をもっと 高 い レベルに 上 げることを 可 能 にした ロシア 文 部 省 が 定 めたとおり アジア アフリカ 諸 国 大 学 は 東 洋 語 東 洋 学 の 主 要 教 育 機 関 であ り 全 国 的 な 東 洋 語 教 育 の 基 準 を 作 るのである モスクワ 大 学 で 使 われている 教 科 書 について 云 うと ロシアで 作 られた 教 科 書 と 日 本 で 出 版 され た 教 材 が 使 われている 国 際 交 流 基 金 のおかげで 新 教 材 教 科 書 ビデオなどが 提 供 されるだけで なく 日 本 での 教 師 研 修 の 機 会 も 与 えられて 大 変 ありがたい モスクワ 大 学 のアジア アフリカ 諸 国 大 学 の 学 生 は 東 洋 語 を 学 びながら 主 に 以 下 のことを 専 攻 としている それは 各 国 の 言 語 学 文 学 歴 史 社 会 学 経 済 学 文 化 などである しかし どの 専 攻 であっても 日 本 語 と 日 本 文 学 は 日 本 語 学 科 の 先 生 が 教 えている 日 本 史 や 経 済 などはほかの 学 科 が 担 当 している 各 学 年 で 日 本 語 を 習 っている 学 生 は 専 攻 別 通 り3 4クラスで 普 通 文 学 言 語 学 の1クラス 歴 史 の 1 クラス 経 済 学 社 会 学 の1 2クラスである 各 クラスは6 10 名 だ しかし どの 専 攻 であっても 日 本 語 のシラバス プログラム 時 間 数 は 一 致 している 日 本 語 の 時 間 数 は 一 年 生 では 週 16 時 間 2 年 は 週 14 時 間 3 年 は 週 12 時 間 4 年 は 週 10 時 間 だ その 他 モスクワ 大 学 と 日 本 の 諸 大 学 との 協 定 にもとづき ヶ 月 間 の 日 本 での 研 修 もある 各 クラ スは 少 なくとも 三 人 の 教 員 が 授 業 を 行 い 初 級 の 場 合 日 本 語 の 文 法, 文 字 文 章 表 現 などは 一 人 の 教 員 が 教 えて 発 音 会 話 などは 二 人 の 教 員 によるもので 教 員 の 一 人 は 日 本 人 だ 中 級 上 級 になると 時 には4 人 の 先 生 が 教 えている 中 級 上 級 レベルでは 日 露 露 日 通 訳 翻 訳 が 加 わっ て 来 るから 別 々の 先 生 が 教 えている 2 年 生 になってからモスクワ 大 学 の 学 生 は 皆 学 年 論 文 を 書 き 4 年 生 は 卒 業 論 文 を 書 く 原 則 的 には 日 本 語 の 知 識 がまだ 不 十 分 な 初 級 段 階 では 日 本 の 著 書 がある 程 度 使 われるが 主 にロシア 語 と 英 語 で 出 版 された 著 書 が 使 われている 日 本 語 の 知 識 の 基 盤 ができた 中 上 級 の 学 生 は 日 本 語 での 著 書 論 文 を 広 く 使 いながら 研 究 を 行 っている 言 語 学 ( 日 本 語 学 )や 日 本 文 学 を 専 攻 とする 学 生 の 論 文 は 日 本 語 学 科 の 先 生 が 指 導 して 大 学 院 も 一 緒 だ 日 本 語 学 科 の 先 生 の 指 導 を 受 ける 大 学 院 生 は 言 語 学 と 文 学 を 専 攻 している また 日 本 語 学 科 は 日 本 語 学 文 学 を 専 攻 とする 学 生 のために 特 別 の 理 論 コースとゼミナールがあり それは 必 修 科 目 と なっている 古 代 から 現 在 までの 日 本 文 学 日 本 語 文 法 論 語 彙 論, 日 本 語 史 文 体 論 日 露 翻 訳 法 の 理 論 日 本 語 慣 用 句 論 方 言 論 などである その 他 歴 史 などの 専 攻 の 学 生 のために 日 本 文 学 34

36 の 講 義 も 日 本 語 学 科 の 教 師 が 行 い 言 語 学 文 学 を 専 攻 する 学 生 のために 日 本 史 経 済 社 会 に 関 する 講 義 は 日 本 史 文 化 学 科 国 際 経 済 関 係 学 科 東 洋 諸 国 社 会 学 科 の 教 師 が 行 う 以 上 のことを 見 ると 日 本 語 学 科 の 先 生 は 日 本 語 だけでなく 色 々の 理 論 コースも 追 及 して そ れぞれの 研 究 を 行 っていることになる 大 学 院 の 教 育 課 程 がもっと 高 いレベルで 行 なわれ 言 語 学 論 文 学 論 に 関 する 内 容 の 深 いコースがあり それらも 日 本 語 学 科 によるものである 日 本 語 学 科 の 先 生 はそれぞれ 研 究 を 行 い 主 なものは 日 本 語 の 文 法 論 語 彙 論 文 体 論 文 字 慣 用 句 論 方 言 論 日 本 文 学 日 本 語 教 育 方 法 に 関 する 研 究 だ 面 白 い 傾 向 だが 特 に 若 い 先 生 は 日 本 語 の 文 体 若 者 言 葉 女 言 葉 と 男 言 葉 などに 対 する 関 心 が 強 い 先 生 は 皆 毎 年 開 かれるロシア 内 のシンポ ジウム モスクワで 開 かれる 国 際 会 議 に 参 加 して モスクワ 大 学 の 学 報 に 論 文 を 載 せたりする 毎 年 4 月 にモスクワ 大 学 では 大 学 の 創 立 者 有 名 な 学 者 ロモノソフを 記 念 して ロモノソフ 会 議 が 開 かれ 学 問 学 部 別 で アジア アフリカ 諸 国 大 学 で 東 洋 文 学 文 化 歴 史 言 語 学 などのセッ ションが 開 かれ 日 本 語 学 科 の 先 生 は 他 の 同 僚 の 先 生 色 々の 東 洋 語 アフリカ 語 などを 専 攻 する 先 生 とともに 参 加 している 日 本 語 学 科 の 先 生 で 日 本 の 勲 章 を 与 えられた 人 は4 人 だ( 日 本 語 の 理 論 研 究 を 行 った I. ゴロヴニン 先 生 平 家 物 語 などの 翻 訳 をした I. イオッフェ 先 生 芥 川 龍 之 介 阿 部 公 房 の 全 集 などの 翻 訳 をした V. グリヴニン 先 生 多 くの 教 科 書 を 作 って モスクワ 大 学 と 日 本 の 色 々の 大 学 との 交 流 の 発 展 に 大 きな 貢 献 をした L. ストリジャック 先 生 ) 次 は 使 用 されている 教 科 書 について 申 し 上 げたい 前 に 申 し 上 げたとおり 日 本 出 版 の 教 科 書 も ロシア 出 版 の 教 科 書 も 使 っている 日 本 出 版 の 教 材 は 各 国 で 良 く 知 られて 広 く 使 われていると 思 うが ロシアで 出 版 された 教 科 書 について 話 したいと 思 う ロシアで 作 られた 教 科 書 は2 種 類 で 小 中 高 等 学 校 用 の 教 科 書 と 大 学 用 の 教 科 書 がある 大 学 の 初 級 用 の 教 科 書 について 言 えば 何 世 代 も 使 っていた 有 名 な 学 者 ゴロヴニン 先 生 の 編 集 した 3 冊 の 日 本 語 の 教 科 書 が 前 からあるが 今 現 在 広 く 使 われているのは L. ネチャエヴァ 著 の 初 級 日 本 語 教 科 書 (2 冊 モスクワ 大 学 ) M. ミシナ 先 生 による 中 級 通 訳 法 S. ブィコヴァ 著 の 日 露 露 日 通 訳 法 ( 上 級 用 モスクワ 大 学 ) E. ストロゴヴァ N. シェフテレヴィッチ 著 の 中 級 日 本 語 の 読 本 (モスクワ 大 学 ) E. ベッソノヴァ T. コルチャギナ A. クドリャショヴァ L. ネチャ エヴァの 初 中 級 の 日 本 語 教 科 書 (2009 年 モスクワ 大 学 )などだ 教 育 方 法 について 言 うと 初 中 上 級 の 課 程 はそれぞれ 特 徴 があるが 一 貫 しているのは 日 本 語 の 文 法 漢 字 言 葉 などを 導 入 してから テキストを 読 ませたり 訳 させたり ロール ゲーム をさせたり 会 話 日 本 語 での 発 表 をさせたり 聴 解 などをさせたりする 中 上 級 の 学 生 には 日 本 文 学 の 作 品 を 読 ませたり 読 んだ 内 容 に 関 する 作 文 を 授 業 で 書 かせたりする 日 本 語 を 学 んでい る 学 生 は 常 用 漢 字 を 全 部 覚 え いろいろな 作 文 を 書 き テストをする また 日 露 露 日 通 訳 翻 訳 をする 試 験 はいつも 筆 紙 試 験 と 口 頭 試 験 からなっている 毎 年 日 本 語 を 習 いたい 大 学 受 験 生 が 多 く 競 争 が 激 しい 35

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 役 名 法 人 の 長 理 事 理 事 ( 非 常 勤 ) 平 成 25 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 16,936 10,654 4,36 独 立 行 政 法 人 駐 留 軍 等 労 働 者 労 務 管 理 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 検 証 結 果 理 事 長 は 今 中 期 計 画 に 掲 げた 新 たな 要

More information

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 2,142 ( 地 域 手 当 ) 17,205 11,580 3,311 4 月 1 独 立 行 政 法 人 統 計 センター( 法 人 番 号 7011105002089)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 独 立 行 政 法 人 通 則 法 第 52 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づき

More information

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

●幼児教育振興法案

●幼児教育振興法案 第 一 九 〇 回 衆 第 五 〇 号 幼 児 教 育 振 興 法 案 目 次 前 文 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 八 条 ) 第 二 章 幼 児 教 育 振 興 基 本 方 針 等 ( 第 九 条 第 十 条 ) 第 三 章 基 本 的 施 策 ( 第 十 一 条 - 第 十 七 条 ) 附 則 幼 児 期 において 人 は その 保 護 者 や 周 囲 の 大 人 との 愛 情

More information

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73>

<6D313588EF8FE991E58A778D9191E5834B C8EAE DC58F4992F18F6F816A F990B32E786C73> 国 立 大 学 法 人 茨 城 大 学 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 24 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 役 員 に 支 給 される 給 与 のうち 期 末 特 別 手 当 については 国 立 大 学 評 価 委 員 会

More information

文化政策情報システムの運用等

文化政策情報システムの運用等 名 開 始 終 了 ( 予 定 ) 年 度 番 号 0406 平 成 25 年 行 政 レビューシート ( 文 部 科 学 省 ) 文 化 政 策 情 報 システム 運 用 等 担 当 部 局 庁 文 化 庁 作 成 責 任 者 平 成 8 年 度 なし 担 当 課 室 長 官 官 房 政 策 課 政 策 課 長 清 水 明 会 計 区 分 一 般 会 計 政 策 施 策 名 根 拠 法 令 ( 具

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

16 日本学生支援機構

16 日本学生支援機構 様 式 1 公 表 されるべき 事 項 独 立 行 政 法 人 日 本 学 生 支 援 機 構 ( 法 人 番 号 7020005004962)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 日 本 学 生 支 援 機

More information

m07 北見工業大学 様式①

m07 北見工業大学 様式① 国 立 大 学 法 人 北 見 工 業 大 学 ( 法 人 番 号 6460305000387)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 該 法 人 の 主 要 事 業 は 教 育 研 究 事 業 である 役

More information

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378> 平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意

More information

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか

(2)大学・学部・研究科等の理念・目的が、大学構成員(教職員および学生)に周知され、社会に公表されているか 平 成 23 年 度 自 己 報 告 書 1 理 念 目 的 (1) 大 学 学 部 研 究 科 等 の 理 念 目 的 は 適 切 に 設 定 されているか 平 成 19 年 6 月 に の 目 標 として 大 学 の 発 展 に 貢 献 する 力 のある 組 織 とい う 共 通 の 目 標 を 掲 げ この 目 標 を 常 に 念 頭 に 置 きながら 日 々の 業 務 に 当 たっている さらに

More information

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ

Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果 課 題 を 検 証 し その 改 善 を 図 るもに 学 校 におけ Ⅰ 調 査 の 概 要 Ⅱ 札 幌 の 子 どもの 学 力 学 習 意 欲 等 について Ⅲ 学 力 調 査 の 結 果 概 要 及 び 改 善 の 方 向 等 について Ⅰ 調 査 の 概 要 1 目 的 義 務 教 育 の 機 会 均 等 その 水 準 の 維 持 向 上 の 観 点 から 的 な 児 童 生 徒 の 学 力 や 学 習 状 況 を 把 握 分 析 し 教 育 施 策 の 成 果

More information

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定

質 問 票 ( 様 式 3) 質 問 番 号 62-1 質 問 内 容 鑑 定 評 価 依 頼 先 は 千 葉 県 などは 入 札 制 度 にしているが 神 奈 川 県 は 入 札 なのか?または 随 契 なのか?その 理 由 は? 地 価 調 査 業 務 は 単 にそれぞれの 地 点 の 鑑 定 62 (Q&A) 目 次 1 鑑 定 評 価 の 委 託 は 入 札 か 随 意 契 約 か またその 理 由 は 何 か 2 委 託 料 は 他 県 と 比 べて 妥 当 性 のある 金 額 か 3 地 価 公 示 ( 国 の 調 査 )との 違 いは 何 か また 国 の 調 査 結 果 はどう 活 用 しているか 4 路 線 価 を 利 用 しない 理 由 は 何 か 5 委 託 料 の 算

More information

公表表紙

公表表紙 国 立 大 学 法 人 山 梨 大 学 の 役 の 報 酬 給 与 等 について 国 立 大 学 法 人 等 の 役 員 の 報 酬 等 及 び の 給 与 の 水 準 の 公 表 方 法 等 について(ガイドライン) ( 平 成 17 年 2 月 7 日, 総 務 大 臣 策 定 )に 基 づく 公 表 平 成 26 年 9 月 国 立 大 学 法 人 山 梨 大 学 国 立 大 学 法 人 山

More information

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等

私立大学等研究設備整備費等補助金(私立大学等 私 立 大 学 等 研 究 設 備 整 備 費 等 補 助 金 ( 私 立 大 学 等 研 究 設 備 等 整 備 費 ) 交 付 要 綱 目 次 第 1 章 通 則 ( 第 1 条 - 第 4 条 ) 第 2 章 私 立 大 学 等 ( 第 5 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 専 修 学 校 ( 第 16 条 - 第 25 条 ) 第 4 章 補 助 金 の 返 還 ( 第 26 条 ) 第

More information

定款

定款 地 方 公 務 員 共 済 組 合 連 合 会 定 款 ( 昭 和 59 年 4 月 1 日 ) 変 更 昭 和 59 年 12 月 1 日 平 成 11 年 4 月 1 日 平 成 21 年 3 月 31 日 昭 和 60 年 3 月 31 日 平 成 12 年 5 月 12 日 平 成 21 年 8 月 7 日 昭 和 61 年 4 月 1 日 平 成 13 年 5 月 8 日 平 成 24 年

More information

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾 付 議 第 3 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 に 係 る 意 見 聴 取 に 関 する 議 案 平 成 26 年 2 月 高 知 県 議 会 定 例 会 提 出 予 定 の 条 例 議 案 に 係 る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 ( 昭 和 31 年 法 律 第 162 号 )

More information

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可

預 金 を 確 保 しつつ 資 金 調 達 手 段 も 確 保 する 収 益 性 を 示 す 指 標 として 営 業 利 益 率 を 採 用 し 営 業 利 益 率 の 目 安 となる 数 値 を 公 表 する 株 主 の 皆 様 への 還 元 については 持 続 的 な 成 長 による 配 当 可 ミスミグループ コーポレートガバナンス 基 本 方 針 本 基 本 方 針 は ミスミグループ( 以 下 当 社 グループ という)のコーポレートガバナン スに 関 する 基 本 的 な 考 え 方 を 定 めるものである 1. コーポレートガバナンスの 原 則 (1) 当 社 グループのコーポレートガバナンスは 当 社 グループの 持 続 的 な 成 長 と 中 長 期 的 な 企 業 価 値 の

More information

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx

Microsoft Word - 全国エリアマネジメントネットワーク規約.docx 全 国 エリアマネジメントネットワーク 規 約 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 会 は 全 国 エリアマネジメントネットワーク( 以 下 本 会 という )と 称 する ( 目 的 ) 第 2 条 本 会 は 全 国 のエリアマネジメント 組 織 による 連 携 協 議 の 場 を 提 供 し エリアマネジメン トに 係 る 政 策 提 案 情 報 共 有 及 び 普 及 啓

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20313431323235817988C482C682EA817A89BA90BF8E7793B1834B8343836883898343839381698A4F8D91906C8DDE8A889770816A> 外 国 人 建 設 就 労 者 受 入 事 業 に 関 する 下 請 指 導 ガイドライン 第 1 趣 旨 復 興 事 業 の 更 なる 加 速 を 図 りつつ 2020 年 オリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 関 連 施 設 整 備 等 による 一 時 的 な 建 設 需 要 の 増 大 に 対 応 するため 2020 年 度 までの 緊 急 かつ 時 限 的 な 措 置 として 国

More information

18 国立高等専門学校機構

18 国立高等専門学校機構 様 式 1 公 表 されるべき 事 項 独 立 行 政 法 人 国 立 高 等 専 門 学 校 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 当 機 構 役 員 給 与 規 則 で 文 部 科

More information

●電力自由化推進法案

●電力自由化推進法案 第 一 八 五 回 参 第 二 号 電 力 自 由 化 推 進 法 案 目 次 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 - 第 三 条 ) 第 二 章 電 力 自 由 化 の 基 本 方 針 ( 第 四 条 - 第 九 条 ) 第 三 章 電 力 自 由 化 推 進 本 部 ( 第 十 条 - 第 十 九 条 ) 附 則 第 一 章 総 則 ( 目 的 ) 第 一 条 この 法 律 は 平 成 二 十

More information

Microsoft Word - 140611行革PF法案-0概要

Microsoft Word - 140611行革PF法案-0概要 行 政 改 革 に 関 する 野 党 実 務 者 協 議 共 同 立 法 行 革 プラットフォーム 法 案 について ( 総 合 的 な 行 財 政 改 革 を 推 進 するための 基 盤 の 整 備 に 関 する 法 律 案 ) 1. 行 政 改 革 に 関 する 野 党 実 務 者 協 議 について (1) 構 成 ( 共 同 代 表 ) 前 原 誠 司 衆 議 院 議 員 ( 民 主 党 )

More information

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について

国立研究開発法人土木研究所の役職員の報酬・給与等について 様 式 1 公 表 されるべき 事 項 国 立 研 究 開 発 法 人 土 木 研 究 所 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について 別 添 Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 研 究 所 は 土 木 技 術 に 関 する 研 究 開 発 技 術

More information

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~ 第 2 回 社 会 保 険 料 労 働 保 険 料 の 賦 課 対 象 となる 報 酬 等 の 範 囲 に 関 する 検 討 会 平 成 24 年 9 月 20 日 資 料 1 通 勤 手 当 について 1 これまでの 通 勤 に 要 する 費 用 に 関 する 考 え 方 では 通 勤 手 当 の 金 額 が 実 費 弁 償 的 に 算 定 される 場 合 でも それは 通 常 使 用 者 が 負

More information

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状

資料2-2 定時制課程・通信制課程高等学校の現状 資 料 2-2 定 時 制 課 程 通 信 制 課 程 高 等 学 校 の 現 状 1 学 校 の 設 置 形 態 及 び 規 模 組 織 形 態 等 1-1 高 等 学 校 の 学 校 数 ( 校 ) 6,000 5,000 4,856 4,812 4,960 5,222 5,466 5,518 5,506 5,507 5,476 5,517 5,505 5,488 5,477 5,452 5,383

More information

財政再計算結果_色変更.indd

財政再計算結果_色変更.indd 私 たちの 共 済 年 金 財 政 再 計 算 結 果 と 新 保 険 料 率 について 組 合 員 の 皆 さまに これまでリーフレットなどでお 知 らせしてきましたように 本 年 は 組 合 員 の 皆 さまが 加 入 している 共 済 年 金 で5 年 に 一 度 の 財 政 再 計 算 を 行 う 年 になっています 去 る5 月 27 日 に 財 務 省 から 財 政 再 計 算 に 関

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6 様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2097988976918A94BD837D836C83578381839383678B4B92F62E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2097988976918A94BD837D836C83578381839383678B4B92F62E646F6378> 一 般 社 団 法 人 日 本 ジェネリック 医 薬 品 学 会 利 益 相 反 マネジメント 規 程 ( 目 的 ) 第 1 条 一 般 社 団 法 人 日 本 ジェネリック 医 薬 品 学 会 ( 以 下 本 学 会 と 略 す)は その 活 動 におい て 社 会 的 責 任 と 倫 理 性 が 求 められていることに 鑑 み 利 益 相 反 マネジメント 規 程 を 策 定 する その 目

More information

答申第585号

答申第585号 別 紙 諮 問 第 722 号 答 申 1 審 査 会 の 結 論 平 成 23 年 月 日 区 営 業 所 で 起 きた 物 損 事 故 に 関 する 全 ての 内 容 の 文 書 の 開 示 請 求 に 対 し 終 業 点 呼 記 録 簿 ほか7 件 を 対 象 公 文 書 として 特 定 し 一 部 開 示 と した 決 定 は 妥 当 である 2 審 査 請 求 の 内 容 (1) 審 査

More information

<817993FA967B8E E A E815B817A B F976C8EAE82502D322E786C73>

<817993FA967B8E E A E815B817A B F976C8EAE82502D322E786C73> 日 本 司 法 支 援 センター( 法 人 番 号 2011205001573)の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 センターの 主 要 事 業 は 総 合 法 律 支 援 に 関 する 事 業 である 役

More information

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc 佐 野 市 生 活 排 水 処 理 構 想 ( 案 ) 平 成 27 年 12 月 佐 野 市 目 次 1. 生 活 排 水 処 理 構 想 について 1.1 生 活 排 水 処 理 構 想 とは P.1 1.2 生 活 排 水 処 理 施 設 の 種 類 P.1 2. 佐 野 市 の 現 状 と 課 題 2.1 整 備 状 況 P.2 2.2 主 な 汚 水 処 理 施 設 P.2 2.3 生 活

More information

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加 別 添 事 務 連 絡 平 成 27 年 12 月 18 日 日 本 年 金 機 構 厚 生 年 金 保 険 部 長 殿 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 長 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 による 健 康 保 険 法 及 び 船 員 保 険 法 改 正 内 容 の 一 部 に

More information

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc

Microsoft Word - 101 第1章 定款.doc 第 1 章 定 款 規 約 山 梨 県 土 地 改 良 事 業 団 体 連 合 会 定 款 昭 和 33 年 8 月 1 日 制 定 昭 和 33 年 10 月 9 日 認 可 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 会 は 土 地 改 良 事 業 を 行 う 者 ( 国 県 及 び 土 地 改 良 法 第 95 条 第 1 項 の 規 定 により 土 地 改 良 事 業 を 行 う

More information

一般競争入札について

一般競争入札について ( 一 般 競 争 入 札 ) 総 合 評 価 落 札 方 式 ガイドライン 平 成 21 年 4 月 ( 独 ) 工 業 所 有 権 情 報 研 修 館 1.はじめに 現 在 公 共 調 達 の 透 明 性 公 正 性 をより 一 層 めることが 喫 緊 の 課 題 とな っており 独 立 行 政 法 人 も 含 めた 政 府 全 体 で 随 意 契 約 の 見 直 しに 取 り 組 んで おります

More information

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条

(2) 広 島 国 際 学 院 大 学 ( 以 下 大 学 という ) (3) 広 島 国 際 学 院 大 学 自 動 車 短 期 大 学 部 ( 以 下 短 大 という ) (4) 広 島 国 際 学 院 高 等 学 校 ( 以 下 高 校 という ) ( 学 納 金 の 種 類 ) 第 3 条 学 生 生 徒 等 の 納 入 金 に 関 する 規 則 平 成 15 年 12 月 16 日 規 則 第 19 号 沿 革 1 平 成 17 年 5 月 17 日 改 正 2 平 成 17 年 10 月 3 日 改 正 3 平 成 18 年 1 月 25 日 改 正 5 平 成 21 年 9 月 16 日 改 正 7 平 成 22 年 2 月 12 日 改 正 9 平 成 23 年 12 月 6

More information

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案)

財団法人○○会における最初の評議員の選任方法(案) 一 般 財 団 法 人 生 産 科 学 研 究 奨 励 会 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 一 般 財 団 法 人 生 産 科 学 研 究 奨 励 会 という ( 事 務 所 ) 第 2 条 この 法 人 は 事 務 所 を 福 岡 市 東 区 松 香 台 1 丁 目 10 番 1 号 におく 第 2 章 目 的 及 び 事 業 ( 目 的 ) 第 3 条

More information

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene.

https://www.takara-dic-net.jp/xeditor_ne/xeditor_web/html_gene. 平 成 23 年 3 月 期 第 1 四 半 期 決 算 短 信 日 本 基 準 ( 連 結 ) 平 成 22 年 8 月 11 日 上 場 会 社 名 松 井 建 設 株 式 会 社 上 場 取 引 所 東 コ ー ド 番 号 1810 URL http://www.matsui-ken.co.jp/ 代 表 者 ( 役 職 名 ) 取 締 役 社 長 ( 氏 名 ) 松 井 隆 弘 ( 役 職

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2087472D3188C091538AC7979D8B4B92F6814594F292B98CF092CA81698A94816A2E646F63> 飛 鳥 交 通 株 式 会 社 安 全 管 理 規 程 平 成 23 年 11 月 10 日 改 定 目 次 第 一 章 総 則 第 二 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 運 営 の 方 針 等 第 三 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実 施 及 びその 管 理 の 体 制 第 四 章 輸 送 の 安 全 を 確 保 するための 事 業 の 実

More information

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺

(3) 善 通 寺 市 の 状 況 善 通 寺 市 においては 固 定 資 産 税 の 納 期 前 前 納 に 対 する 報 奨 金 について 善 通 寺 市 税 条 例 の 規 定 ( 交 付 率 :0.1% 限 度 額 :2 万 円 )に 基 づき 交 付 を 行 っています 参 考 善 通 寺 平 成 26 年 12 月 パブリックコメント 資 料 固 定 資 産 税 前 納 報 奨 金 の 廃 止 について 1. 前 納 報 奨 金 制 度 とは (1) 制 度 の 目 的 前 納 報 奨 金 制 度 は シャウプ 勧 告 ( GHQが 派 遣 した 米 国 の 税 制 使 節 団 から 出 された 日 本 の 新 税 制 に 対 する 勧 告 のこと)に 基 づき 昭 和 25 年 の

More information

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73>

<6E32355F8D918DDB8BA697CD8BE28D C8EAE312E786C73> 株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 国 会 で 認 められた 予 算 に 従 い 国 家 公 務 員 指 定 職 に 準 じた 水 準 としている なお 役 員

More information

本 校 の 沿 革 昭 和 21 年 昭 和 49 年 昭 和 54 年 昭 和 60 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 18 年 北 海 道 庁 立 農 業 講 習 所 として 発 足 北 海 道 立 農 業 大 学 校 に 改 組 修 業 年 限 を1 年 制 から2 年 制 に 改

本 校 の 沿 革 昭 和 21 年 昭 和 49 年 昭 和 54 年 昭 和 60 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 18 年 北 海 道 庁 立 農 業 講 習 所 として 発 足 北 海 道 立 農 業 大 学 校 に 改 組 修 業 年 限 を1 年 制 から2 年 制 に 改 平 成 2 9 年 度 ( 学 生 募 集 要 項 ) 畜 産 経 営 学 科 畑 作 園 芸 経 営 学 科 農 業 経 営 研 究 科 稲 作 経 営 専 攻 コ ー ス 本 校 の 沿 革 昭 和 21 年 昭 和 49 年 昭 和 54 年 昭 和 60 年 平 成 9 年 平 成 11 年 平 成 18 年 北 海 道 庁 立 農 業 講 習 所 として 発 足 北 海 道 立 農 業 大

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 例 ) 15 15 1 1 95 95 9 9 ( 例 ) 15 (H2) (H2) (H24) (H24) (H25.4.1) (H25.4.1) (H24) 94.4 95. 1. (H24) 12.1 1.2 平 成 25 年 度 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) ( 平 成 24 年 度 末 ) A B B/A 平 成 2 年 度 の 件 費 率 平 成 24 年 度 千 千 千 5,594,744,222 164,19 62,94

More information

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 20140320.doc

Microsoft Word - 交野市産業振興基本計画 20140320.doc 資 料 基 本 条 例 P36 規 則 P38 委 員 名 簿 P39 基 本 計 画 の 策 定 に 係 る 経 過 P40-35 - 基 本 条 例 ( 目 的 ) 第 1 条 この 条 例 は 交 野 の 自 然 環 境 歴 史 文 化 市 民 力 等 の 地 域 資 源 を 有 効 活 用 した 地 域 産 業 の 振 興 についての 基 本 となる 事 項 を 定 め 市 事 業 者 及

More information

も た ら そ う と す る 効 標 標 名 標 設 定 考 え 方 単 位 4 年 度 実 績 5 年 度 見 込 6 年 度 計 画 7 年 度 計 画 8 年 度 計 画 法 規 定 に 基 づく 選 挙 事 務 ため 標 というような は 困 難 である 事 業 実 施 妥 当 性 活 動

も た ら そ う と す る 効 標 標 名 標 設 定 考 え 方 単 位 4 年 度 実 績 5 年 度 見 込 6 年 度 計 画 7 年 度 計 画 8 年 度 計 画 法 規 定 に 基 づく 選 挙 事 務 ため 標 というような は 困 難 である 事 業 実 施 妥 当 性 活 動 No 7 事 務 事 業 評 価 票 所 管 部 長 等 名 総 務 部 長 木 本 博 明 事 務 事 業 名 天 草 不 知 火 海 区 漁 業 調 整 委 員 会 委 員 選 挙 費 所 管 課 係 名 選 挙 管 理 委 員 会 事 務 局 選 挙 係 評 価 対 象 年 度 平 4 年 度 課 長 名 中 川 勝 俊 施 策 体 系 ( 八 代 市 総 合 計 画 に おける 位 置 づけ)

More information

001-00 セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

001-00 セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用) 平 成 28 年 度 地 方 税 制 改 正 ( 税 負 担 軽 減 措 置 等 ) 要 望 事 項 ( 新 設 拡 充 延 長 その 他 ) No 1 府 省 庁 名 厚 生 労 働 省 対 象 税 目 個 人 住 民 税 法 人 住 民 税 事 業 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 事 業 所 税 その 他 ( ) 要 望 項 目 名 要 望 内 容 ( 概 要 ) セルフメディケーション

More information

小山市保育所整備計画

小山市保育所整備計画 第 1 章 計 画 策 定 にあたり 1. 計 画 策 定 の 趣 旨 (1) 本 格 的 な 少 子 化 時 代 の 到 来 近 年 合 計 特 殊 出 生 率 の 急 速 な 低 下 とともに 総 人 口 が 減 少 傾 向 にあるなど 我 が 国 は 本 格 的 な 少 子 化 時 代 を 迎 えようとしています 少 子 化 の 進 行 は 家 族 生 活 や 地 域 社 会 の 変 容 のほか

More information

東京都立産業技術高等専門学校

東京都立産業技術高等専門学校 東 京 都 立 産 業 技 術 高 等 専 門 学 校 卒 業 生 を 対 象 とした 調 査 (OB OG アンケート)の 結 果 について 1 は じ め に 東 京 都 立 産 業 技 術 高 等 専 門 学 校 で は 本 校 の 教 育 水 準 の 向 上 や 教 育 内 容 の 充 実 と 改 善 を 目 的 と し て 本 校 の 前 身 校 で あ る 東 京 都 立 工 業 高 等

More information

<6D33335F976C8EAE825081698CF6955C9770816A2E786C73>

<6D33335F976C8EAE825081698CF6955C9770816A2E786C73> 国 立 大 学 法 人 新 潟 大 学 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 18 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 本 学 が 定 める 役 員 に 支 給 する 期 末 特 別 手 当 (ボーナス)において, 役 員 の 本 給

More information

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる

った 場 合 など 監 事 の 任 務 懈 怠 の 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 減 算 する (8) 役 員 の 法 人 に 対 する 特 段 の 貢 献 が 認 められる 場 合 は その 程 度 に 応 じて 業 績 勘 案 率 を 加 算 することができる 独 立 行 政 法 人 の 役 員 の 退 職 金 に 係 る 業 績 勘 案 率 の 算 定 ルールについて 平 成 27 年 5 月 25 日 総 務 大 臣 決 定 独 立 行 政 法 人 特 殊 法 人 及 び 認 可 法 人 の 役 員 の 退 職 金 について ( 平 成 27 年 3 月 24 日 閣 議 決 定 以 下 閣 議 決 定 という )に 基 づき 独 立 行 政 法 人

More information

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63>

<4D F736F F D F8D828D5A939982CC8EF68BC697BF96B38F9E89BB82CC8A6791E52E646F63> 平 成 22 年 11 月 9 日 高 校 等 の 授 業 料 無 償 化 の 拡 大 検 討 案 以 下 は 大 阪 府 の 検 討 案 の 概 要 であり 最 終 的 には 平 成 23 年 2 月 議 会 での 予 算 の 議 決 を 経 て 方 針 を 確 定 する 予 定 です Ⅰ. 検 討 案 の 骨 子 平 成 23 年 度 から 大 阪 の 子 どもたちが 中 学 校 卒 業 時 の

More information

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている.

(4) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている. 別 紙 高 山 村 の 給 与 定 員 管 理 等 について 総 括 () 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (26 年 月 日 ) A B B/A 24 年 度 の 件 費 率 年 度 千 千 千 2,9 2,64,628 6,8 467,928 8. 2.4 (2) 職 員 給 与 費

More information

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 北 海 道 人 口 ビジョン 骨 子 全 体 構 成 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 口 動 向 分 析 (1) 時 系 列 による 人 口 動 向 分 析 1 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 と 将 来 推 計 2 自 然 増 減 ( 出 生 死 亡 )の 推 移 (ⅰ) 出 生 数 死 亡 数 の 推 移 (ⅱ) 出 生 数 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 3 社 会

More information

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果 平 成 7 年 度 検 査 結 果 について () 検 査 体 制 等 農 政 部 農 地 整 備 課 の 検 査 員 名 以 上 により 土 地 改 良 区 等 あたり 日 間 から 日 間 実 施 しました 農 業 振 興 事 務 所 の 土 地 改 良 区 指 導 担 当 職 員 及 び 関 係 市 町 職 員 が 立 会 いました () 検 査 件 数 定 期 検 査 8( 土 地 改 良

More information

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94

4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94 4 教 科 に 関 する 調 査 結 果 の 概 況 校 種 学 年 小 学 校 2 年 生 3 年 生 4 年 生 5 年 生 6 年 生 教 科 平 均 到 達 度 目 標 値 差 達 成 率 国 語 77.8% 68.9% 8.9% 79.3% 算 数 92.0% 76.7% 15.3% 94.3% 国 語 84.7% 73.9% 10.8% 79.0% 算 数 87.7% 74.3% 13.4%

More information

定款  変更

定款  変更 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 定 款 第 1 章 総 則 ( 名 称 ) 第 1 条 この 法 人 は 公 益 社 団 法 人 宮 崎 県 農 業 振 興 公 社 ( 以 下 公 社 という )と 称 する ( 事 務 所 ) 第 2 条 公

More information

Microsoft Word - 070219役員選挙規程.doc

Microsoft Word - 070219役員選挙規程.doc 役 員 選 挙 規 程 昭 和 55 年 10 月 21 日 制 定 昭 和 57 年 11 月 16 日 改 正 昭 和 61 年 5 月 27 日 改 正 昭 和 62 年 2 月 23 日 改 正 昭 和 63 年 3 月 7 日 改 正 平 成 2 年 5 月 14 日 改 正 平 成 6 年 5 月 24 日 改 正 平 成 8 年 2 月 27 日 改 正 平 成 11 年 2 月 23

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情

公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可 能 な 社 会 保 障 制 度 の 確 立 を 図 るための 改 革 の 推 進 に 関 する 法 律 に 基 づく 社 会 経 済 情 資 料 2-1 公 的 年 金 制 度 の 持 続 可 能 性 の 向 上 を 図 るための 国 民 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 の 概 要 厚 生 労 働 省 年 金 局 平 成 28 年 4 月 21 日 公 的 年 金 制 度 について 制 度 の 持 続 可 能 性 を 高 め 将 来 の 世 代 の 給 付 水 準 の 確 保 等 を 図 るため 持 続 可

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 26 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 副 理 事 長 A 理 事 16,638 10,332 4,446 1,

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 26 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 副 理 事 長 A 理 事 16,638 10,332 4,446 1, 原 子 力 損 害 賠 償 廃 炉 等 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について 別 添 Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 当 機 構 は 未 曽 有 の 大 事 故 となった 平 成 23 年 3 月 の 東 京 電 力 福 島

More information

様式(補助金)

様式(補助金) 別 添 1 提 案 書 の 様 式 1. 提 案 書 は 次 頁 以 下 の 記 載 例 に 従 って 記 入 して 下 さい 2. 用 紙 は A4 版 を 利 用 し 左 とじにして 下 さい 3. 提 案 書 は 9 部 ( 正 1 部 副 ( 正 のコピー)8 部 )を 提 出 して 下 さい 4. 提 案 書 は それぞれA4フラットファイルに 綴 じた 上 で 提 出 してください 5.

More information

Taro-H19退職金(修正版).jtd

Taro-H19退職金(修正版).jtd 調 査 結 果 の 概 要 1 退 職 金 制 度 (1) 採 用 状 況 ( 表 1) 集 計 第 1 表 第 2 表 退 職 金 制 度 の 採 用 状 況 をみると 退 職 一 時 金 制 度 のみ 14 社 ( 退 職 金 制 度 採 用 企 業 246 社 の5.7 %) 退 職 年 金 制 度 のみ 27 社 ( 同 11.0%) 退 職 一 時 金 制 度 と 退 職 年 金 制 度

More information

スライド 1

スライド 1 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 について 厚 生 労 働 省 年 金 局 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 63 号 )の 概 要

More information

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この

参 考 様 式 再 就 者 から 依 頼 等 を 受 けた 場 合 の 届 出 公 平 委 員 会 委 員 長 様 年 月 日 地 方 公 務 員 法 ( 昭 和 25 年 法 律 第 261 号 ) 第 38 条 の2 第 7 項 規 定 に 基 づき 下 記 のとおり 届 出 を します この 現 員 退 された 元 地 方 公 務 員 の 退 管 理 の 適 正 の 確 保 について 員 のかたは ご 留 意 願 います 地 方 公 務 員 法 及 び 地 方 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 26 年 法 律 第 34 号 )が 公 布 され 地 方 公 共 団 体 における 退 管 理 の 確 保 にため 以 下 のことについて 規 定 され

More information

<4831398CF6955C976C8EAE8140816982DE82C28E73816A2E786C73>

<4831398CF6955C976C8EAE8140816982DE82C28E73816A2E786C73> 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (18 年 度 末 ) むつ 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について A B B/A 17 年 度 の 件 費 率 18 年 度 65,960 32,435,254 2,134,451 5,440,498 16.77 18.00 (2)

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378>

<4D6963726F736F667420576F7264202D208E52979C8CA78E598BC68F5790CF91A390698F9590AC8BE08CF0957497768D6A2E646F6378> 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 交 付 要 綱 ( 通 則 ) 第 1 条 山 梨 県 産 業 集 積 促 進 助 成 金 ( 以 下 助 成 金 という )の 交 付 については 山 梨 県 補 助 金 等 交 付 規 則 ( 昭 和 36 年 山 梨 県 規 則 第 25 号 以 下 規 則 という )に 定 め るところによるほか この 要 綱 に 定 めるところによる ( 目

More information

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地

1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )の 構 成 構 成 記 載 内 容 第 1 章 はじめに 本 マニュアルの 目 的 記 載 内 容 について 説 明 しています 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 林 地 ( 資 料 3) 林 地 台 帳 及 び 地 図 整 備 マニュアル( 案 ) 概 要 本 資 料 は 現 時 点 での 検 討 状 況 を 基 に 作 成 したものであり 今 後 事 務 レベルの 検 討 会 等 を 経 て 成 案 を 得 ることとしてい ます 平 成 28 年 7 月 林 野 庁 計 画 課 1 林 地 台 帳 整 備 マニュアル( 案 )について 林 地 台 帳 整 備 マニュアル(

More information

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし

は 固 定 流 動 及 び 繰 延 に 区 分 することとし 減 価 償 却 を 行 うべき 固 定 の 取 得 又 は 改 良 に 充 てるための 補 助 金 等 の 交 付 を 受 けた 場 合 にお いては その 交 付 を 受 けた 金 額 に 相 当 する 額 を 長 期 前 受 金 とし 3 会 計 基 準 の 見 直 しの 主 な 内 容 (1) 借 入 金 借 入 金 制 度 を 廃 止 し 建 設 又 は 改 良 に 要 する 資 金 に 充 てるための 企 業 債 及 び 一 般 会 計 又 は 他 の 特 別 会 計 からの 長 期 借 入 金 は に 計 上 することとなりまし た に 計 上 するに 当 たり 建 設 又 は 改 良 等 に 充 てられた 企 業 債 及

More information

<5461726F2D8179835A8362836794C5817A313230333039817988C495B6817A>

<5461726F2D8179835A8362836794C5817A313230333039817988C495B6817A> - 1 - 省 百 七 旅 客 部 改 省 令 平 成 省 令 伴 並 平 成 省 令 並 ま づ 並 令 づ く 領 平 成 月 大 臣 前 田 武 志 づ く 領 語 お 使 語 監 督 針 平 成 省 千 百 お 使 語 - 2 - 務 名 簿 款 寄 附 為 登 記 証 明 組 織 図 保 制 証 機 器 機 器 設 設 備 記 載 決 算 報 足 経 的 礎 証 績 分 証 程 七 イ 概

More information

 

  障 害 者 政 策 委 員 会 第 2 小 委 員 会 ( 第 3 回 ) 資 料 一 覧 資 料 1-1 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減 等 )について に 関 する 厚 生 労 働 省 資 料 1 資 料 1-2 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減

More information

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運

2. ど の 様 な 経 緯 で 発 覚 し た の か ま た 遡 っ た の を 昨 年 4 月 ま で と し た の は 何 故 か 明 ら か に す る こ と 回 答 3 月 17 日 に 実 施 し た ダ イ ヤ 改 正 で 静 岡 車 両 区 の 構 内 運 転 が 静 岡 運 地 本 業 務 ニ ュ ー ス J R 東 海 労 静 岡 地 方 本 部 NO.1 8 2 0 1 2 年 6 月 1 9 日 発 行 者 : JR 東 海 労 静 岡 地 方 本 部 山 本 繁 明 申 6 号 に 関 する 幹 事 間 折 衝 を 開 催!! 6 月 15 日 地 本 は 静 岡 車 両 区 に お け る 構 内 運 転 士 に 対 す る 誤 支 給 及 び 戻 入 に つ

More information

スライド 1

スライド 1 社 会 保 障 税 一 体 改 革 における 年 金 関 連 法 案 について 年 金 機 能 強 化 法 案 (3 月 30 日 提 出 ) 国 会 提 出 時 の 法 案 の 内 容 1 基 礎 年 金 国 庫 負 担 2 分 の1の 恒 久 化 2 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 (25 年 10 年 ) 3 産 休 期 間 中 の 社 会 保 険 料 免 除 4 遺 族 基 礎 年 金

More information

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数

2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数 2 県 公 立 高 校 の 合 格 者 は このように 決 まる (1) 選 抜 の 仕 組 み 選 抜 の 資 料 選 抜 の 資 料 は 主 に 下 記 の3つがあり 全 高 校 で 使 用 する 共 通 の ものと 高 校 ごとに 決 めるものとがあります 1 学 力 検 査 ( 国 語 数 学 社 会 理 科 英 語 の5 教 科 ) すべての 高 校 で 資 料 とする 2 調 査 書 (

More information

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県

異 議 申 立 人 が 主 張 する 異 議 申 立 ての 理 由 は 異 議 申 立 書 の 記 載 によると おおむね 次 のとおりである 1 処 分 庁 の 名 称 の 非 公 開 について 本 件 審 査 請 求 書 等 について 処 分 庁 を 非 公 開 とする 処 分 は 秋 田 県 諮 問 庁 : 秋 田 県 知 事 諮 問 日 : 平 成 19 年 5 月 17 日 ( 諮 問 第 89 号 ) 答 申 日 : 平 成 19 年 11 月 16 日 ( 答 申 第 51 号 ) 事 件 名 : 国 民 健 康 保 険 審 査 会 に 係 る 文 書 の 部 分 公 開 決 定 処 分 に 対 する 異 議 申 立 てに 関 する 件 答 申 第 1 審 査 会 の 結 論 秋

More information

第 63 回 ( 平 成 26 年 度 ) 横 浜 文 化 賞 選 考 委 員 会 日 時 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 ) 午 後 2 時 ~ 場 所 市 庁 舎 2 階 応 接 室 次 第 1 開 会 2 開 会 あいさつ 横 浜 市 副 市 長 渡 辺 巧 教 3 委 員 紹 介

第 63 回 ( 平 成 26 年 度 ) 横 浜 文 化 賞 選 考 委 員 会 日 時 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 ) 午 後 2 時 ~ 場 所 市 庁 舎 2 階 応 接 室 次 第 1 開 会 2 開 会 あいさつ 横 浜 市 副 市 長 渡 辺 巧 教 3 委 員 紹 介 第 63 回 ( 平 成 26 年 度 ) 横 浜 文 化 賞 選 考 委 員 会 会 議 録 日 時 平 成 26 年 8 月 22 日 ( 金 )14 時 ~15 時 40 分 開 催 場 所 市 庁 舎 2 階 応 接 室 出 席 者 窪 田 吉 信 委 員 長 並 木 裕 之 副 委 員 長 新 井 鷗 子 委 員 稲 田 奈 緒 美 委 員 逢 坂 恵 理 子 委 員 佐 々 木 謙 二

More information

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4,897 119 2,066 6,42

2 役 員 の 報 酬 等 の 支 給 状 況 平 成 27 年 度 年 間 報 酬 等 の 総 額 就 任 退 任 の 状 況 役 名 報 酬 ( 給 与 ) 賞 与 その 他 ( 内 容 ) 就 任 退 任 法 人 の 長 A 18,248 11,166 4,897 119 2,066 6,42 独 立 行 政 法 人 北 方 領 土 問 題 対 策 協 会 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 役 員 報 酬 の 支 給 水 準 の 設 定 についての 考 え 方 北 方 領 土 問 題 対 策 協 会 は 北 方 領 土 問 題 その 他 北 方 地 域 に 関 する

More information

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業

Taro-08国立大学法人宮崎大学授業 国 立 大 学 法 人 宮 崎 大 学 授 業 料 その 他 の 費 用 に 関 する 規 程 平 成 19 年 3 月 30 日 制 定 改 正 平 成 19 年 9 月 10 日 平 成 20 年 3 月 25 日 平 成 21 年 1 月 29 日 平 成 21 年 9 月 3 日 平 成 21 年 11 月 27 日 平 成 23 年 3 月 30 日 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規

More information

01.活性化計画(上大久保)

01.活性化計画(上大久保) 別 記 様 式 第 1 号 ( 第 四 関 係 ) か み お お く ぼ 上 大 久 保 ち く 地 区 か っ せ い か 活 性 化 け い か く 計 画 栃 木 県 鹿 沼 市 平 成 26 年 2 月 1 活 性 化 計 画 の 目 標 及 び 計 画 期 間 計 画 の 名 称 上 大 久 保 地 区 活 性 化 計 画 都 道 府 県 名 栃 木 県 市 町 村 名 鹿 沼 市 地

More information

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知)

学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う文部科学省関係省令の整備に関する省令等について(通知) 27 文 科 初 第 1593 号 平 成 28 年 3 月 22 日 各 都 道 府 県 知 事 各 都 道 府 県 教 育 委 員 会 各 指 定 都 市 教 育 委 員 会 殿 附 属 学 校 を 置 く 各 国 立 大 学 法 人 学 長 構 造 改 革 特 別 区 域 法 第 12 条 第 1 項 の 認 定 を 受 けた 地 方 公 共 団 体 の 長 文 部 科 学 省 初 等 中 等

More information

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf 奨 学 金 相 談 Q&A 1 奨 学 金 制 度 の 何 が 問 題 か 1 金 融 事 業 に 変 質 した 奨 学 金 制 度 日 本 育 英 会 が2004 年 に 廃 止 されて 独 立 行 政 法 人 日 本 学 生 支 援 機 構 に 移 行 してから 金 融 事 業 として 位 置 づけられ 返 還 金 の 回 収 強 化 が 進 められてきました 2010 年 4 月 から 返 済

More information

発 表 の 流 れ 1 事 業 概 要 2 評 価 票 の 記 載 内 容 について 3 指 標 について 4 事 業 内 容 について 5 提 案 のまとめ 2

発 表 の 流 れ 1 事 業 概 要 2 評 価 票 の 記 載 内 容 について 3 指 標 について 4 事 業 内 容 について 5 提 案 のまとめ 2 平 成 26 年 度 事 務 事 業 評 価 サポーター 活 動 報 告 資 料 孤 立 死 防 止 推 進 事 業 について 京 都 大 学 公 共 政 策 大 学 院 岡 田 秀 介 木 上 雄 介 福 島 雅 博 古 田 崇 寿 佳 不 破 佑 太 1 発 表 の 流 れ 1 事 業 概 要 2 評 価 票 の 記 載 内 容 について 3 指 標 について 4 事 業 内 容 について 5

More information

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の

4 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 若 しくはその 委 任 を 受 けた 者 又 は 監 査 委 員 の 監 査 に 応 じなければ ならない ( 状 況 報 告 ) 第 7 条 承 認 コミュニティ 組 織 は 市 長 が 必 要 と 認 めるときは 交 付 金 事 業 の 遂 行 の 地 域 づくり 一 括 交 付 金 の 交 付 に 関 する 要 綱 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 要 綱 は 川 西 市 地 域 分 権 の 推 進 に 関 する 条 例 ( 平 成 26 年 川 西 市 条 例 第 10 号 以 下 条 例 という ) 第 14 条 の 規 定 に 基 づく 地 域 づくり 一 括 交 付 金 ( 以 下 交 付 金 という )の 交 付 に 関 し 必 要

More information

波佐見町の給与・定員管理等について

波佐見町の給与・定員管理等について 波 佐 見 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) (24 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 の 人 件 費 24 年 度 15,253 人 5,698,68 113,830 46,156 13.1 %

More information

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受

平 成 27 年 11 月 ~ 平 成 28 年 4 月 に 公 開 の 対 象 となった 専 門 協 議 等 における 各 専 門 委 員 等 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 審 査 ( 別 紙 ) 専 門 協 議 等 の 件 数 専 門 委 員 数 500 万 円 超 の 受 資 料 5-1 平 成 28 年 6 月 16 日 専 門 協 議 等 の 実 施 に 関 する 各 専 門 委 員 における 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 承 認 審 査 及 び 安 全 対 策 に 係 る 専 門 協 議 等 を 依 頼 した 専 門 委 員 の 寄 附 金 契 約 金 等 の 受 取 状 況 については 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 における 専

More information

(Microsoft Word - \220\340\226\276\217\221.doc)

(Microsoft Word - \220\340\226\276\217\221.doc) 南 丹 市 建 設 業 新 分 野 進 出 支 援 事 業 補 助 金 申 請 用 紙 記 入 説 明 書 様 式 第 1 号 ( 第 7 条 関 係 )の 記 入 方 法 南 丹 市 長 様 市 長 名 を 記 入 元 号 年 月 日 を 記 入 平 成 年 月 日 申 請 者 情 報 を 記 入 ( 代 表 企 業 ) ( 申 請 者 ) 所 在 地 南 丹 市 園 部 町 小 桜 町 47 番

More information

<5461726F2D8E518D6C8251834183938350815B83678C8B89CA8169503531>

<5461726F2D8E518D6C8251834183938350815B83678C8B89CA8169503531> ( 参 考 Ⅱ) 千 葉 県 教 育 委 員 会 と 千 葉 大 学 教 育 学 部 との 連 携 事 業 アンケートの 結 果 A 千 葉 大 学 教 育 学 部 との 連 携 による 基 礎 教 養 講 座 受 講 者 アンケート (アンケート 回 収 数 :76 名 ).あなたは 将 来 教 員 になることを 志 望 していますか?. 教 員 になることを 目 指 している(6 名 ). 教

More information

競 争 参 加 資 格 審 査 等 事 務 取 扱 要 領 ( 抜 粋 ) ( 有 資 格 者 としない 者 ) 第 6 条 契 約 事 務 責 任 者 は 契 約 を 締 結 する 能 力 を 有 しない 者 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 及 び 暴 力 団 等 の 反 社 会 的 勢

競 争 参 加 資 格 審 査 等 事 務 取 扱 要 領 ( 抜 粋 ) ( 有 資 格 者 としない 者 ) 第 6 条 契 約 事 務 責 任 者 は 契 約 を 締 結 する 能 力 を 有 しない 者 破 産 者 で 復 権 を 得 ない 者 及 び 暴 力 団 等 の 反 社 会 的 勢 企 画 競 争 に 係 る 募 集 公 告 平 成 25 年 12 月 16 日 独 立 行 政 法 人 農 畜 産 業 振 興 機 構 契 約 事 務 責 任 者 理 事 馬 場 一 洋 平 成 25 年 度 消 費 税 確 定 申 告 に 係 る 事 前 準 備 ( 補 助 金 等 の 使 途 の 特 定 等 ) 及 び 確 定 申 告 書 作 成 等 委 託 業 務 に 係 る 企 画 競 争

More information

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口

2 前 項 前 段 の 規 定 にかかわらず 年 俸 制 教 職 員 から 申 し 出 があった 場 合 においては 労 使 協 定 に 基 づき その 者 に 対 する 給 与 の 全 額 又 は 一 部 を 年 俸 制 教 職 員 が 希 望 する 金 融 機 関 等 の 本 人 名 義 の 口 国 立 大 学 法 人 横 浜 国 立 大 学 年 俸 制 教 職 員 給 与 規 則 ( 平 成 19 年 3 月 27 日 規 則 第 56 号 ) 改 正 平 成 19 年 11 月 29 日 規 則 第 130 号 平 成 20 年 2 月 28 日 規 則 第 14 号 平 成 20 年 3 月 27 日 規 則 第 56 号 平 成 21 年 5 月 29 日 規 則 第 67 号 平

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 件 費 率 22 年 度 158,172 44,66,25 1,13,136 7,281,69 16.3 16.7 (2) 職 員 給 与

More information

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第

代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 代 議 員 会 決 議 内 容 についてお 知 らせします さる3 月 4 日 当 基 金 の 代 議 員 会 を 開 催 し 次 の 議 案 が 審 議 され 可 決 承 認 されました 第 1 号 議 案 : 財 政 再 計 算 について ( 概 要 ) 確 定 給 付 企 業 年 金 法 第 58 条 第 1 項 に 定 める 財 政 再 計 算 の 実 施 第 2 号 議 案 : 基 金 規

More information

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 Ⅱ 国 地 方 公 共 団 体 公 共 公 益 法 人 等 の 消 費 税 Q&A ( 問 1) 免 税 期 間 における 起 債 の 償 還 元 金 に 充 てるための 補 助 金 等 の 使 途 の 特 定 Q 地 方 公 共 団 体 の 特 別 会 計 が 消 費 税 の 納 税 義 務 が 免 除 される 課 税 期 間

More information

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt

Microsoft PowerPoint - 経営事項審査.ppt 経 営 事 項 審 査 建 設 業 を 取 り 巻 く 環 境 工 事 不 足 は 深 刻 化 しており 建 設 業 者 の 統 廃 合 も 活 発 化 している 中 選 ばれる 企 業 となる 事 が 生 き 残 りをかけた 最 重 要 課 題 といえる 選 ばれる 企 業 の 指 標 となるものが 経 営 事 項 審 査 であり この 評 点 はインターネット 等 にて 公 開 されている 事

More information

退職手当とは

退職手当とは 第 3 退 職 手 当 について 1 退 職 手 当 とは 退 職 手 当 は 教 職 員 が 退 職 ( 又 は 死 亡 )した 場 合 に その 者 又 は 遺 族 に 一 時 金 として 支 給 される 給 与 で 給 料 の 補 充 的 な 性 格 をもつ 他 の 手 当 とは 異 なり 勤 続 報 償 的 な 性 格 を 有 する 手 当 であ って その 取 扱 いは 教 職 員 及 び

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2083828366838B8E968BC695E58F5781698CA79770816A2E646F63>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2083828366838B8E968BC695E58F5781698CA79770816A2E646F63> 新 しい 公 共 支 援 事 業 基 金 委 託 事 業 ( 新 しい 公 共 の 場 づくりのためのモデル 事 業 ( 県 対 象 )) の 平 成 23 年 度 募 集 について 第 1 目 的 本 事 業 は 愛 知 県 が 定 める 愛 知 県 新 しい 公 共 支 援 事 業 基 金 委 託 事 業 実 施 要 領 ( 平 成 23 年 6 月 以 下 実 施 要 領 という ) に 基

More information

<5461726F2D945F8A778CA48B8689C88F438E6D89DB92F695E58F5797768D80>

<5461726F2D945F8A778CA48B8689C88F438E6D89DB92F695E58F5797768D80> 平 成 21 年 度 宮 崎 大 学 大 学 院 農 学 研 究 科 修 士 課 程 社 会 人 特 別 選 抜 学 生 募 集 要 項 ( 第 3 次 ) 平 成 21 年 2 月 宮 崎 大 学 大 学 院 農 学 研 究 科 社 会 人 の 受 け 入 れについて 急 速 な 技 術 革 新 や 社 会 経 済 の 進 展 等 により 様 々な 分 野 で 活 躍 している 社 会 人 の 間

More information

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです

労働時間と休日は、労働条件のもっとも基本的なものの一つです 36 協 定 作 成 マニュアル 労 働 時 間 と 休 日 は 労 働 条 件 のもっとも 基 本 的 なものの 一 つです 労 働 基 準 法 では まず 第 32 条 第 1 項 で 使 用 者 は 労 働 者 に 休 憩 時 間 を 除 き 1 週 間 に 40 時 間 を 超 えて 労 働 させてはならない とし 法 定 労 働 時 間 が 1 週 40 時 間 であること を 掲 げ 次

More information

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢

職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (5 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 区 類 団 府 分 似 体 平 均 年 齢 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 4 年 度 住 民 基 本 台 帳 口 ( 平 成 5 年 3 月 31 日 ) 1, 歳 出 額 5,95,3 A の 給 与 定 員 管 理 等 について 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) B B/A 3 年 度 の 件 費 率 1,4 1,3,9.9 7. () 職 員 給 与 費 の 状 況 ( 普 通

More information

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や

1 総 合 設 計 一 定 規 模 以 上 の 敷 地 面 積 及 び 一 定 割 合 以 上 の 空 地 を 有 する 建 築 計 画 について 特 定 行 政 庁 の 許 可 により 容 積 率 斜 線 制 限 などの 制 限 を 緩 和 する 制 度 である 建 築 敷 地 の 共 同 化 や 参 考 資 料 1-17 民 間 都 市 整 備 事 業 建 築 計 画 に 関 わる 関 連 制 度 の 整 理 都 市 開 発 諸 制 度 には 公 開 空 地 の 確 保 など 公 共 的 な 貢 献 を 行 う 建 築 計 画 に 対 して 容 積 率 や 斜 線 制 限 などの 建 築 基 準 法 に 定 める 形 態 規 制 を 緩 和 することにより 市 街 地 環 境 の 向 上 に

More information

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑

検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 簡 易 収 支 の 世 帯 からサンプリング 世 帯 名 作 成 事 務 の 廃 止 4 5 必 要 な 世 帯 数 の 確 保 が 可 能 か 簡 易 収 支 を 実 施 している 民 間 事 業 者 との 連 絡 等 に 伴 う 事 務 の 複 雑 等 の 当 初 見 直 し 案 の 検 討 状 況 について 資 料 1-1 項 目 名 検 討 検 討 の 進 め 方 検 討 状 況 都 道 府 県 担 当 者 との 意 見 交 換 では 結 果 精 度 の 低 下 に 伴 い 結 果 が 活 用 されなくなった 場 合 の 員 のモチベーション 低 下 の 可 能 性 や 員 の 配 置 換 え 等 についての 考 慮 が 必 要 との 意

More information