平成18年度

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1 平 成 23 年 度 予 算 決 定 概 要 平 成 22 年 12 月 国 土 交 通 省

2 目 次 第 1 平 成 23 年 度 予 算 のポイント 1 第 2 平 成 23 年 度 予 算 の 概 要 4 1. 予 算 の 重 点 化 4 2. 事 業 仕 分 け 結 果 の 反 映 地 域 主 権 の 確 立 に 向 けた 取 組 特 例 業 務 勘 定 の 利 益 剰 余 金 等 を 活 用 した 鉄 道 関 連 施 策 について 23 第 3 平 成 23 年 度 国 土 交 通 省 関 係 予 算 総 括 表 国 土 交 通 省 関 係 予 算 総 括 表 ( 国 費 ) 国 土 交 通 省 関 係 財 投 機 関 財 政 投 融 資 計 画 総 括 表 26 関 係 資 料 ( 参 考 ) 元 気 な 日 本 復 活 特 別 枠 に 係 る 予 算 額 30

3 第 1 平 成 23 年 度 予 算 のポイント 平 成 23 年 度 国 土 交 通 省 予 算 <5 兆 3,770 億 円 (0.96 倍 )> (1) 国 費 総 額 5 兆 0,010 億 円 (0.90 倍 ) <4 兆 6,556 億 円 (0.96 倍 )> 公 共 事 業 関 係 費 4 兆 2,796 億 円 (0.88 倍 ) <4 兆 6,022 億 円 (0.96 倍 )> 一 般 公 共 事 業 費 4 兆 2,262 億 円 (0.88 倍 ) 災 害 復 旧 等 534 億 円 (1.00 倍 ) 非 公 共 事 業 7,214 億 円 (0.99 倍 ) その 他 施 設 費 489 億 円 (0.93 倍 ) 行 政 経 費 6,725 億 円 (1.00 倍 ) 裁 量 的 経 費 3,276 億 円 (1.00 倍 ) 義 務 的 経 費 3,448 億 円 (1.00 倍 ) (2) 財 政 投 融 資 2 兆 3,122 億 円 (0.94 倍 ) 財 投 機 関 債 総 額 3 兆 5,270 億 円 (0.80 倍 ) (3) 地 域 一 括 計 上 予 算 一 般 公 共 事 業 費 北 海 道 4,358 億 円 (0.92 倍 ) 離 島 418 億 円 (0.73 倍 ) 奄 美 171 億 円 (0.85 倍 ) 上 段 < > 書 きは 対 前 年 度 との 比 較 を 容 易 にするため 内 閣 府 計 上 の 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 )に 移 行 した 額 を 加 えた 場 合 の 計 数 である 計 数 については 整 理 中 であり 今 後 の 異 動 がありうる

4 平 成 23 年 度 予 算 のポイント 政 権 交 代 後 新 政 権 がゼロから 取 り 組 む 最 初 の 本 予 算 である 平 成 23 年 度 予 算 においては 既 存 の 事 業 を 抜 本 的 に 見 直 し 国 土 交 通 省 成 長 戦 略 の 実 現 をはじめ 確 固 たる 戦 略 の 下 に 大 胆 に 予 算 を 組 み 替 えることにより 新 たな 時 代 に 対 応 しながら 我 が 国 を 牽 引 す る 国 土 交 通 行 政 へと 大 きく 転 換 を 図 る ( 真 に 必 要 な 社 会 資 本 整 備 の 着 実 な 実 施 ) 極 めて 厳 しい 財 政 状 況 の 中 地 域 経 済 に 与 える 影 響 や 平 成 22 年 度 予 算 における 削 減 の 改 革 の 姿 勢 の 評 価 等 を 踏 まえ 対 前 年 度 比 96%を 確 保 公 共 事 業 予 算 が 減 少 する 中 でも 成 長 戦 略 に 関 する 分 野 について は 強 力 に 推 進 また 国 民 の 安 全 安 心 に 関 する 分 野 もしっかりと 確 保 選 択 と 集 中 を 徹 底 し 真 に 必 要 な 社 会 資 本 については 着 実 に 整 備 されるよう 担 保 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 等 の 整 備 機 能 強 化 首 都 圏 空 港 の 拡 充 強 化 国 土 ミッシングリンクの 解 消 予 防 的 な 治 水 対 策 の 強 化 ( 地 域 の 生 活 交 通 の 確 保 維 持 改 善 ) 生 活 交 通 の 存 続 危 機 地 域 における 最 適 な 移 動 手 段 の 提 供 移 動 に 当 たっての 様 々なバリア 解 消 利 用 環 境 改 善 のため 地 域 の 協 議 会 での 議 論 を 経 た 計 画 等 に 基 づく 取 組 への 支 援 を 一 体 的 に 実 施 ( 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 推 進 ) 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 社 会 実 験 について 現 在 の 実 験 区 間 の 効 果 を 検 証 し 地 方 の 意 見 などを 踏 まえ 適 宜 区 間 を 見 直 すとともに 物 流 効 率 化 のため 車 種 や 時 間 帯 等 の 工 夫 の 検 討 を 実 施

5 ( 海 上 の 安 全 と 権 益 の 確 保 ) 緊 迫 化 する 国 際 情 勢 等 に 的 確 に 対 応 し 我 が 国 の 海 上 の 安 全 を 守 り 海 洋 権 益 を 確 保 するための 体 制 を 強 化 海 上 保 安 庁 の 巡 視 船 等 の 整 備 の 推 進 海 洋 権 益 確 保 のための 海 洋 調 査 等 の 推 進 と 遠 隔 離 島 の 活 動 拠 点 整 備 ( 総 合 力 の 発 揮 ) 他 の 府 省 や 民 間 との 連 携 を 強 化 し これまでの 枠 にとらわれるこ となく 総 合 的 な 政 策 を 推 進 し より 高 い 成 果 を 実 現 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 誘 致 の 促 進 医 療 介 護 と 連 携 したサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 ( 仮 称 )の 供 給 促 進 官 民 連 携 による 建 設 産 業 や 鉄 道 システム 等 の 国 際 展 開 PPP(パブリック プライベート パートナーシップ)によ る 社 会 資 本 の 新 たな 整 備 管 理 システムの 導 入 促 進 大 都 市 の 国 際 競 争 力 強 化 に 向 けた 戦 略 づくりと 拠 点 の 整 備 併 せて 国 土 交 通 省 の 設 置 後 10 年 を 迎 えるに 当 たり 国 際 分 野 に 係 る 省 内 横 断 的 体 制 の 確 立 水 関 連 行 政 の 一 元 化 不 動 産 業 建 設 産 業 行 政 と 土 地 行 政 の 一 元 化 など 組 織 体 制 を 抜 本 的 に 見 直 し 新 たな 枠 組 みの 下 で 施 策 事 業 を 展 開 ( 地 域 主 権 の 確 立 に 向 けた 取 組 ) 投 資 補 助 金 の 一 括 交 付 金 化 に 伴 い 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 都 道 府 県 分 のうち3,760 億 円 を 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 ) に 移 行 するとともに 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 現 行 の4 分 野 を 一 つ に 統 合 し 地 方 の 自 由 度 使 い 勝 手 を 更 に 向 上 維 持 管 理 に 係 る 直 轄 事 業 負 担 金 を 全 廃 ( 平 成 22 年 度 限 りの 経 過 措 置 となっていた 耐 震 改 修 等 の 特 定 の 事 業 に 係 る 負 担 金 を 廃 止 )

6 第 2 平 成 23 年 度 予 算 の 概 要 1. 予 算 の 重 点 化 各 事 業 施 策 分 野 においては その 目 的 成 果 に 踏 み 込 んできめ 細 か く 重 点 化 し 限 られた 予 算 で 最 大 限 の 効 果 の 発 現 を 図 る 事 項 Ⅰ. 国 土 交 通 省 成 長 戦 略 ( 平 成 22 年 5 月 )の 実 現 1. 海 洋 分 野 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 等 の 整 備 機 能 強 化 内 航 海 運 フェリーの 競 争 力 強 化 と 船 員 教 育 の 基 盤 整 備 革 新 的 な 船 舶 の 省 エネ 技 術 の 開 発 普 及 等 海 洋 権 益 確 保 のための 海 洋 調 査 等 の 推 進 と 遠 隔 離 島 の 活 動 拠 点 整 備 2. 観 光 分 野 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 誘 致 の 促 進 魅 力 的 な 観 光 地 づくりと 観 光 を 支 える 人 材 育 成 の 推 進 休 暇 取 得 の 分 散 化 の 促 進 と 観 光 マインドの 育 成 3. 航 空 分 野 首 都 圏 空 港 の 拡 充 強 化 バランスシートの 改 善 による 関 空 の 積 極 的 強 化 4. 国 際 展 開 官 民 連 携 分 野 官 民 連 携 による 建 設 産 業 鉄 道 システム 等 の 国 際 展 開 の 促 進 官 民 連 携 (PPP)による 社 会 資 本 の 新 たな 整 備 管 理 システムの 導 入 促 進 5. 住 宅 都 市 分 野 大 都 市 の 国 際 競 争 力 強 化 に 向 けた 戦 略 づくりと 拠 点 の 整 備 民 間 都 市 開 発 事 業 に 対 する 新 たな 資 金 調 達 支 援 中 古 住 宅 流 通 リフォームの 促 進 医 療 介 護 と 連 携 したサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 ( 仮 称 )の 供 給 促 進

7 Ⅱ. 真 に 必 要 な 社 会 資 本 の 着 実 な 整 備 国 土 ミッシングリンクの 解 消 整 備 新 幹 線 の 着 実 な 整 備 大 都 市 圏 の 道 路 インフラ 重 点 投 資 予 防 的 な 治 水 対 策 の 強 化 激 甚 な 災 害 等 による 被 災 地 での 再 度 災 害 防 止 対 策 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 抜 本 的 見 直 し Ⅲ. 交 通 基 本 法 関 連 施 策 の 充 実 交 通 基 本 法 関 連 施 策 の 充 実 ~ 生 活 交 通 サバイバル 戦 略 ~ Ⅳ. 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 推 進 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 社 会 実 験 Ⅴ. 安 全 環 境 地 域 の 雇 用 経 済 のための 施 策 の 強 化 建 築 物 等 の 耐 震 建 替 改 修 等 の 促 進 公 共 交 通 インフラの 耐 震 化 の 促 進 地 震 津 波 集 中 豪 雨 等 観 測 監 視 体 制 の 強 化 海 上 保 安 庁 の 巡 視 船 等 の 整 備 の 推 進 環 境 に 優 しい 木 造 住 宅 建 築 物 の 供 給 促 進 自 動 車 交 通 分 野 のグリーン 化 低 炭 素 化 離 島 等 の 地 域 の 元 気 回 復 成 長 戦 略 の 担 い 手 としての 建 設 産 業 の 育 成 地 籍 整 備 による 都 市 開 発 の 促 進 等

8 Ⅰ. 国 土 交 通 省 成 長 戦 略 ( 平 成 22 年 5 月 )の 実 現 1. 海 洋 分 野 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 等 の 整 備 機 能 強 化 [1,114 億 円 (1.33)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 27 億 円 ] 我 が 国 の 港 湾 力 を 最 大 限 に 発 揮 し アジア 世 界 からの 成 長 を 取 り 込 むた め 選 択 と 集 中 により 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 として 選 定 された 阪 神 港 京 浜 港 において 民 間 の 視 点 による 港 湾 の 戦 略 的 な 経 営 を 実 施 するとともに ハブ 機 能 を 強 化 するためのコンテナターミナル 等 のインフラ 整 備 と 貨 物 集 約 等 の 総 合 的 な 対 策 を 推 進 する 国 際 国 内 海 上 輸 送 ネットワークの 拠 点 臨 海 部 における 企 業 活 動 に 必 要 な 輸 出 入 の 拠 点 となる 港 湾 として 直 轄 新 規 事 業 の 対 象 となる 港 湾 を 絞 り 込 み 新 規 投 資 を 集 中 させることにより 効 率 的 な 整 備 を 行 うとともに 民 間 の 視 点 を 取 り 込 んだ 効 率 的 な 港 湾 運 営 を 行 う 内 航 海 運 フェリーの 競 争 力 強 化 と 船 員 教 育 の 基 盤 整 備 [10 億 円 (9.98)] 環 境 に 優 しい 輸 送 機 関 であり モーダルシフトの 主 要 な 担 い 手 である 内 航 海 運 フェリーについて 先 進 的 な 省 エネルギー 化 の 取 組 等 を 支 援 することで 運 航 コ スト 縮 減 を 図 り 競 争 力 の 強 化 を 目 指 す 日 本 人 船 員 の 養 成 確 保 のため 航 海 訓 練 において 使 用 される 練 習 船 について 老 朽 化 に 伴 い 必 要 となる 代 替 建 造 を 着 実 に 進 め 引 き 続 き 適 切 な 船 員 教 育 環 境 を 確 保 する 革 新 的 な 船 舶 の 省 エネ 技 術 の 開 発 普 及 等 [9 億 円 (0.97)] 海 上 輸 送 のCO2 排 出 量 を30% 削 減 することを 目 指 した 革 新 的 な 省 エネルギ ー 技 術 の 開 発 やCO2 排 出 削 減 に 係 る 国 際 的 枠 組 みづくり 国 際 標 準 化 等 による 新 技 術 の 普 及 促 進 等 を 内 容 とする 海 洋 環 境 イニシアティブを 着 実 に 推 進 する

9 海 洋 権 益 確 保 のための 海 洋 調 査 等 の 推 進 と 遠 隔 離 島 の 活 動 拠 点 整 備 [39 億 円 (2.21)] 排 他 的 経 済 水 域 等 における 海 洋 資 源 の 開 発 などの 海 洋 権 益 の 保 全 に 資 するため 特 に 重 要 な 海 域 について 海 底 地 形 等 の 精 密 なデータを 整 備 することができる 自 律 型 潜 水 調 査 機 器 (AUV:Autonomous Underwater Vehicle)を 新 たに 導 入 する 排 他 的 経 済 水 域 及 び 海 洋 資 源 の 開 発 保 全 を 図 る 観 点 から 排 他 的 経 済 水 域 の 根 拠 となる 低 潮 線 の 保 全 を 図 る 海 洋 資 源 の 開 発 利 用 や 海 洋 調 査 等 が 本 土 から 遠 く 離 れた 海 域 においても 安 全 かつ 安 定 的 に 行 われるよう 遠 隔 離 島 ( 南 鳥 島 沖 ノ 鳥 島 )において 輸 送 や 補 給 等 が 可 能 な 活 動 拠 点 を 整 備 する 現 状 の 測 量 船 による 調 査 AUVによる 調 査 取 得 データイメージ 取 得 データイメージ 現 状 の 測 量 船 搭 載 の 機 器 (マルチビーム)では 深 海 底 の 場 合 は 調 査 可 能 密 度 が 粗 く 十 分 な 精 度 のデータが 取 得 できない AUVは 海 底 近 傍 まで 潜 行 のうえ プログラムさ れた 経 路 を 自 動 航 走 しつつ 調 査 を 行 うことで 精 密 なデータが 取 得 できる

10 2. 観 光 分 野 訪 日 外 国 人 旅 行 者 の 誘 致 の 促 進 [86 億 円 (0.81)] 厳 しい 財 政 事 情 の 下 2013 年 までに 訪 日 外 国 人 旅 行 者 数 を1,500 万 人 に するとの 訪 日 外 国 人 3,000 万 人 プログラム 第 1 期 の 目 標 の 達 成 を 目 指 して 海 外 プロモーションに 係 る 取 組 については 中 国 をはじめとする 東 アジア 諸 国 を 当 面 の 最 重 点 市 場 と 位 置 づけ 他 の 府 省 や 自 治 体 民 間 との 連 携 を 強 化 しつつ 最 適 な マーケティングプランを 構 築 し 選 択 と 集 中 により 効 果 的 にプロモーションを 展 開 する 一 方 国 内 の 受 入 環 境 の 整 備 に 係 る 取 組 を 大 幅 に 強 化 し 言 語 面 でのバリアを 解 消 させる 施 策 の 推 進 等 訪 日 外 国 人 にとって 居 心 地 のいい 環 境 づくりを 積 極 的 に 進 める 対 象 市 場 英 国 ドイツ フランス 中 国 ロシア インド タイ マレーシア 韓 国 台 湾 香 港 シンカ ホ ール 米 国 カナダ 豪 州 <23 年 度 予 算 のポイント> マーケティングリサーチ KPI 測 定 結 果 に 基 づく 最 適 なプロモーション 戦 略 の 立 案 東 アジア4 市 場 のプロモーションの 更 なる 強 化 クールジャパンの 発 信 等 と 連 携 したプロモーショ ン 展 開 ( 経 産 省 等 と 連 携 ) 言 語 バリアの 解 消 等 受 入 環 境 の 整 備 に 係 る 取 組 の 推 進 魅 力 的 な 観 光 地 づくりと 観 光 を 支 える 人 材 育 成 の 推 進 [7 億 円 (1.10)] 地 域 の 幅 広 い 関 係 者 が 参 加 した 様 々な 滞 在 型 観 光 の 取 組 を 推 進 し 市 場 との 窓 口 機 能 等 を 担 う 観 光 地 域 づくりプラットフォーム の 形 成 を 促 進 しつつ 着 地 型 旅 行 商 品 の 企 画 販 売 等 を 行 う 取 組 を 支 援 する 観 光 立 国 の 推 進 に 必 要 となる 人 材 の 育 成 に 向 けて 専 門 家 の 招 請 による 研 修 の 開 催 や 実 地 研 修 等 の 実 施 及 び 観 光 地 づくりの 担 い 手 となる 人 材 を 育 成 するため のガイドラインの 策 定 を 行 う 休 暇 取 得 の 分 散 化 の 促 進 と 観 光 マインドの 育 成 [6 億 円 (1.56)] 企 業 地 域 での 休 暇 取 得 の 分 散 化 の 導 入 に 向 けた 事 例 形 成 やシンポジウム 等 を 開 催 するなどの 普 及 啓 発 活 動 を 通 じて 休 暇 取 得 の 分 散 化 の 意 義 メリット 等 を 幅 広 く 周 知 し 国 民 意 識 の 向 上 と 休 暇 取 得 の 分 散 化 の 取 組 を 促 進 する 観 光 統 計 の 整 備 公 表 を 促 進 し 観 光 の 重 要 性 やその 潜 在 能 力 などを 数 値 で 客 観 的 に 示 すことにより 国 民 の 意 識 改 革 につなげる

11 3. 航 空 分 野 首 都 圏 空 港 の 拡 充 強 化 [83 億 円 (1.25)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 12 億 円 ] 首 都 圏 の 都 市 間 競 争 力 アップにつながる 羽 田 成 田 の 強 化 及 び 徹 底 したオープン スカイを 推 進 するため 首 都 圏 空 港 の 容 量 拡 大 に 必 要 な 事 業 を 実 施 する 羽 田 空 港 においては 24 時 間 国 際 拠 点 空 港 化 を 進 めるため 国 際 線 9 万 回 への 増 枠 に 必 要 な 国 際 線 地 区 の 拡 充 発 着 容 量 44.7 万 回 の 達 成 に 必 要 なエプロン 等 の 整 備 深 夜 早 朝 時 間 帯 の 長 距 離 国 際 線 の 大 型 機 の 就 航 に 必 要 なC 滑 走 路 延 伸 等 を 重 点 的 に 推 進 する 成 田 空 港 においては 地 元 合 意 を 踏 まえた30 万 回 への 増 枠 ( 最 短 で 平 成 26 年 度 中 )を 目 指 している このためピーク 時 間 帯 の 処 理 能 力 拡 大 に 不 可 欠 とな る 同 時 平 行 離 着 陸 方 式 の 効 率 的 な 運 用 に 必 要 な 監 視 機 器 の 整 備 等 を 実 施 する また 発 着 回 数 が 増 加 した 首 都 圏 空 港 の 離 発 着 を 安 全 かつ 円 滑 に 実 施 するため 滑 走 路 毎 に 最 適 な 離 着 陸 間 隔 を 実 現 する 航 空 交 通 流 管 理 システムの 性 能 向 上 等 を 実 施 する ( 万 回 ) 羽 田 空 港 ( 昼 間 ) 羽 田 空 港 ( 深 夜 早 朝 ) 首 都 圏 空 港 の 発 着 枠 の 拡 大 成 田 空 港 羽 田 成 田 うち 国 際 線 うち 国 際 線 昼 間 3 万 回 を 国 際 線 に 配 分 することを 基 本 とし 国 際 線 合 計 9 万 回 を 実 現 深 夜 早 朝 約 3 万 回 昼 間 約 3 万 回 約 8 万 回 国 際 線 の 増 加 を 主 としつつ 国 内 線 の 充 実 も 検 討 平 成 現 22 在 年 3 月 現 在 最 終 形 最 終 形 ( 平 成 22 年 10 月 21 日 以 降 ) 深 夜 早 朝 時 間 帯 4 万 回 のうち 1 万 回 は 国 際 チャーター 便 や 国 内 貨 物 便 を 予 定 羽 田 : 最 短 で 平 成 25 年 度 中 成 田 : 最 短 で 平 成 26 年 度 中 (?) うち 国 際 線 バランスシートの 改 善 による 関 空 の 積 極 的 強 化 [10 億 円 ( 皆 増 )] バランスシート 改 善 による 関 西 国 際 空 港 の 積 極 的 強 化 を 図 るため 平 成 24 年 度 に 予 定 している 関 空 伊 丹 の 経 営 統 合 及 びその 後 早 期 の 運 営 権 売 却 (コンセッショ ン 契 約 )の 実 現 に 向 けた 準 備 ( 企 業 会 計 準 備 伊 丹 空 港 の 資 産 評 価 業 務 システム の 調 達 等 )を 着 実 に 進 める

12 4. 国 際 展 開 官 民 連 携 分 野 官 民 連 携 による 建 設 産 業 鉄 道 システム 等 の 国 際 展 開 の 促 進 [11 億 円 (2.85)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 2 億 円 ] 鉄 道 システム 道 路 や 水 インフラ 港 湾 関 連 産 業 環 境 共 生 型 都 市 開 発 等 の 積 極 的 な 海 外 展 開 を 図 るため プロジェクト 構 想 段 階 から 受 注 実 施 段 階 に 至 る まで 総 合 的 戦 略 的 な 支 援 推 進 体 制 を 整 備 し 具 体 的 案 件 の 受 注 を 目 指 し 政 治 のリーダーシップによる 官 民 一 体 となったトップセールス 等 の 展 開 や プ ロジェクト 構 想 段 階 からの 官 民 連 携 による 案 件 形 成 コンソーシアム 形 成 等 に 対 して 支 援 を 行 う また 日 本 の 建 設 産 業 のグローバル 化 に 向 けた 支 援 を 実 施 する プロジェクトの 企 画 構 想 といった 川 上 段 階 から 我 が 国 の 優 れた 技 術 システ ムや 基 準 が 組 み 込 まれるよう 国 際 標 準 化 の 推 進 や 相 手 国 のスタンダード 獲 得 に 向 けた 取 組 の 強 化 を 図 る 官 民 連 携 (PPP)による 社 会 資 本 の 新 たな 整 備 管 理 システムの 導 入 促 進 [31 億 円 ( 皆 増 )] 厳 しい 財 政 状 況 の 中 で 民 間 資 金 の 活 用 を 拡 大 し 真 に 必 要 な 社 会 資 本 の 整 備 及 び 維 持 管 理 を 着 実 に 行 うため コンセッション 方 式 等 による 新 たなPPP/P FI 事 業 の 導 入 を 目 指 し 事 業 案 件 の 発 掘 事 業 スキームの 検 討 ( 制 度 設 計 ) 実 施 可 能 性 等 に 関 する 調 査 等 を 行 う また 先 進 的 な 取 組 に 係 る 実 証 等 の 支 援 を 行 う 高 効 率 の 下 水 汚 泥 のエネルギー 化 など 温 室 効 果 ガス 排 出 量 建 設 コストの 大 幅 な 削 減 を 実 現 できる 革 新 的 な 下 水 道 技 術 について 実 規 模 レベルで 実 証 し 全 国 展 開 を 図 る

13 5. 住 宅 都 市 分 野 大 都 市 の 国 際 競 争 力 強 化 に 向 けた 戦 略 づくりと 拠 点 の 整 備 [45 億 円 (53.92)] 国 家 戦 略 的 観 点 から 策 定 する 大 都 市 圏 戦 略 について 圏 域 ごとの 戦 略 の 取 りまとめに 関 する 調 査 戦 略 の 情 報 発 信 の 検 討 等 を 行 う 大 都 市 の 国 際 競 争 力 を 強 化 する 上 で 拠 点 となる 地 域 において 官 民 連 携 のもと 策 定 する 整 備 計 画 に 位 置 付 けられる 都 市 拠 点 インフラ( 国 際 空 港 へのアクセス 改 善 等 )の 整 備 について 重 点 的 かつ 集 中 的 な 支 援 を 行 う 事 業 制 度 を 創 設 する 民 間 都 市 開 発 事 業 に 対 する 新 たな 資 金 調 達 支 援 [50 億 円 ( 皆 増 )] 優 良 な 民 間 都 市 開 発 プロジェクトについて 特 に 調 達 が 困 難 なミドルリスク 資 金 の 供 給 の 円 滑 化 を 図 るため 安 定 的 な 金 利 で 長 期 に 資 金 調 達 ができる 仕 組 みとして そのリスクに 備 えた 資 本 の 確 保 のための 措 置 を 講 じながら メザニン 支 援 業 務 ( 貸 付 け 社 債 取 得 )を 創 設 する 国 民 間 都 市 開 発 プロジェクト( 大 臣 認 定 事 業 ) 民 間 金 融 機 関 等 政 府 保 証 * 民 都 機 構 〇 貸 付 け 〇 社 債 取 得 等 土 地 建 物 融 資 民 都 支 援 ローリスク/ ローリターン ミドルリスク/ ミドルリターン * 政 府 保 証 債 300 億 円 政 府 保 証 借 入 300 億 円 出 資 ハイリスク/ ハイリターン

14 中 古 住 宅 流 通 リフォームの 促 進 [28 億 円 (4.04)] 中 古 住 宅 リフォームの 市 場 拡 大 を 図 るため 瑕 疵 担 保 責 任 保 険 の 活 用 建 物 検 査 (インスペクション)の 実 施 住 宅 履 歴 の 蓄 積 を 行 う 場 合 に 助 成 を 行 う 新 築 老 朽 化 リフォーム 売 買 契 約 書 印 中 古 住 宅 の 取 得 住 宅 履 歴 情 報 蓄 積 インスペクション( 建 物 検 査 ) 活 用 住 宅 履 歴 情 報 の 蓄 積 活 用 蓄 積 住 宅 履 歴 情 報 印 住 宅 履 歴 情 報 ( 活 リフォーム 工 事 既 存 住 宅 売 買 瑕 疵 保 険 継 用 活 用 蓄 積 承 住 宅 の 新 築 改 修 修 繕 点 検 時 等 において 設 計 図 ) 書 や 施 工 内 容 等 の 情 報 が 確 実 に 蓄 積 され 活 用 する 医 療 介 護 と 連 携 したサービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 ( 仮 称 )の 供 給 促 進 [325 億 円 (2.03)] 医 療 介 護 との 連 携 により 高 齢 者 が 安 心 して 住 み 続 けられるよう サービス 付 き 高 齢 者 向 け 住 宅 ( 仮 称 )の 登 録 制 度 を 創 設 するとともに その 供 給 促 進 に 向 けて 支 援 を 行 う

15 Ⅱ. 真 に 必 要 な 社 会 資 本 の 着 実 な 整 備 国 土 ミッシングリンクの 解 消 [3,376 億 円 (1.05)] 地 域 経 済 の 強 化 による 地 域 の 自 立 の 支 援 や 観 光 地 へのアクセス 観 光 周 遊 ルート の 形 成 等 のため 主 要 都 市 間 等 を 連 絡 する 高 規 格 幹 線 道 路 等 の 整 備 を 推 進 する 整 備 新 幹 線 の 着 実 な 整 備 [706 億 円 (1.00)] 我 が 国 の 交 通 体 系 にあって 基 幹 的 な 高 速 輸 送 体 系 を 形 成 する 整 備 新 幹 線 の 整 備 を 進 める 建 設 中 の 区 間 については 予 定 どおりの 完 成 開 業 を 目 指 して 着 実 に 整 備 を 進 める 未 着 工 の 区 間 については 整 備 新 幹 線 問 題 検 討 会 議 等 における 検 討 結 果 を 踏 まえ 適 切 に 対 応 する 大 都 市 圏 の 道 路 インフラ 重 点 投 資 [1,118 億 円 (1.05)] 迅 速 かつ 円 滑 な 物 流 の 実 現 等 国 際 競 争 力 の 強 化 や 交 通 渋 滞 の 緩 和 等 のため 三 大 都 市 圏 環 状 道 路 等 の 整 備 を 推 進 する

16 予 防 的 な 治 水 対 策 の 強 化 [1,488 億 円 (1.09)] 三 大 都 市 圏 等 の 災 害 危 険 度 の 高 い 地 域 における 堤 防 強 化 対 策 等 効 果 的 な 災 害 予 防 対 策 を 重 点 的 に 実 施 するとともに 近 年 頻 発 するゲリラ 豪 雨 等 への 対 応 の ため 流 域 対 策 や 河 川 情 報 の 高 度 化 を 推 進 する 大 規 模 崩 壊 地 等 における 土 砂 災 害 対 策 や 被 災 すると 経 済 活 動 に 甚 大 な 影 響 を 及 ぼす 主 要 交 通 網 等 の 保 全 対 策 を 推 進 する 河 川 氾 濫 等 対 策 土 砂 災 害 対 策 大 都 市 圏 を 含 む 重 要 区 間 の 堤 防 の 質 的 強 化 対 策 三 大 都 市 圏 を 氾 濫 域 に 抱 える 河 川 ( 利 根 川 江 戸 川 等 ) 堤 防 の 安 全 性 が 低 く 堤 防 決 壊 時 の 影 響 が 甚 大 な 河 川 氾 濫 域 に 政 令 市 県 庁 所 在 地 等 を 抱 え 流 下 能 力 が 著 しく 不 足 するネック 部 の 対 策 ( 信 濃 川 白 川 等 ) 近 年 頻 発 するゲリラ 豪 雨 等 の 監 視 強 化 のため 高 頻 度 高 分 解 能 な 観 測 が 可 能 な 新 型 高 性 能 レーダ(XバンドMPレーダ)の 整 備 を 推 進 利 根 川 が 決 壊 した 場 合 の 浸 水 想 定 域 浸 水 面 積 約 530km 2, 被 災 人 口 約 230 万 人 羽 生 市 荒 川 加 須 市 5.0m 以 上 久 喜 市 2.0m 以 上 5.0m 未 満 1.0m 以 上 2.0m 未 満 0.5m 以 上 1.0m 未 満 0.5m 未 満 幸 手 市 埼 玉 県 加 須 市 で 堤 防 の 決 壊 を 想 定 利 根 川 春 日 部 市 吉 川 市 越 谷 市 草 加 市 三 郷 市 八 潮 市 足 立 区 葛 飾 区 利 根 川 江 戸 川 区 内 閣 府 資 料 より 河 川 局 作 成 江 戸 川 大 規 模 な 崩 壊 地 を 抱 える 常 願 寺 川 水 系 や 姫 川 水 系 等 における 崩 壊 地 の 拡 大 防 止 や 土 砂 氾 濫 の 防 止 等 の 根 幹 的 な 土 砂 災 害 対 策 被 災 すると 人 命 や 経 済 活 動 に 甚 大 な 影 響 を 及 ぼす 恐 れがある 国 道 やJR 等 重 要 交 通 網 の 保 全 由 比 地 区 地 すべり 対 策 事 業 ( 静 岡 県 静 岡 市 清 水 区 由 比 ) 全 国 的 な 交 通 ネットワーク や 主 要 都 市 を 防 護 するため の 海 岸 保 全 施 設 の 整 備 富 士 海 岸 浸 水 想 定 区 域 内 に 主 要 幹 線 道 路 で ある 国 道 1 号 (5.2 万 台 /12h)やJR 東 海 道 本 線 が 位 置 し 背 後 地 には 住 宅 が 密 集 している 土 砂 災 害 が 発 生 した 際 甚 大 な 被 害 が 生 じるおそれがある 災 害 時 要 援 護 者 関 連 施 設 の 保 全 地 すべりブロック 地 下 水 排 除 工 や 滑 動 力 に 抵 抗 するアンカー 工 を 整 備 高 潮 侵 食 等 対 策 JR 東 海 道 本 線 約 170 本 / 日 (H21) JR 興 津 駅 ~JR 由 比 駅 国 道 1 号 約 67,000 台 / 日 (H17) 清 水 区 興 津 東 町 東 名 高 速 道 路 約 65,000 台 / 日 (H17) 清 水 IC~ 富 士 IC 激 甚 な 災 害 等 による 被 災 地 での 再 度 災 害 防 止 対 策 [1,220 億 円 (1.07)] 激 甚 な 水 害 土 砂 災 害 高 潮 災 害 が 発 生 した 地 域 における 短 期 集 中 的 な 対 策 によ り 再 度 災 害 の 防 止 を 図 るとともに 床 上 浸 水 被 害 の 頻 発 等 により 生 活 に 大 きな 支 障 が 生 じている 地 域 における 集 中 的 な 被 害 の 防 止 軽 減 対 策 を 推 進 する 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 抜 本 的 見 直 し [17,539 億 円 (0.80)] 投 資 補 助 金 の 一 括 交 付 金 化 に 伴 い 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 一 部 について 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 ) に 移 行 するとともに 同 交 付 金 を 抜 本 的 に 見 直 し 地 方 の 自 由 度 使 い 勝 手 の 更 なる 向 上 を 図 る

17 Ⅲ. 交 通 基 本 法 関 連 施 策 の 充 実 交 通 基 本 法 関 連 施 策 の 充 実 ~ 生 活 交 通 サバイバル 戦 略 ~ [305 億 円 ( 皆 増 )] [ 前 年 度 関 連 予 算 との 比 較 (1.42)] 生 活 交 通 の 存 続 が 危 機 に 瀕 している 地 域 等 において 地 域 の 特 性 実 情 に 最 適 な 移 動 手 段 が 提 供 され また バリアフリー 化 やより 制 約 の 少 ないシステムの 導 入 等 移 動 に 当 たっての 様 々な 障 害 (バリア)の 解 消 等 がされるよう 地 域 公 共 交 通 の 確 保 維 持 改 善 を 支 援 する この 支 援 にあたっては これまでの 支 援 制 度 を 抜 本 的 に 見 直 すことにより 地 方 分 権 の 趣 旨 も 踏 まえ 国 は 地 域 の 多 様 な 関 係 者 による 議 論 を 経 た 地 域 の 交 通 に 関 す る 計 画 等 に 基 づき 実 施 される 取 組 みを 支 援 するとともに モラルハザードを 抑 制 し た 効 率 的 効 果 的 な 支 援 を 行 う これまでの 地 域 公 共 交 通 に 係 る 国 の 支 援 策 期 間 限 定 の 立 ち 上 げ 支 援 広 域 幹 線 等 に 限 定 事 後 的 な 補 助 が 中 心 これまでの 支 援 策 を 抜 本 的 に 見 直 し 地 域 公 共 交 通 確 保 維 持 事 業 存 続 が 危 機 に 瀕 している 生 活 交 通 のネットワークについて 地 域 のニーズを 踏 まえた 最 適 な 交 通 手 段 であるバス 交 通 デマンド 交 通 ( ) 離 島 航 路 航 空 路 の 確 保 維 持 のため 地 域 の 多 様 な 関 係 者 による 議 論 を 経 た 地 域 の 交 通 に 関 する 計 画 等 に 基 づき 実 施 される 取 組 みを 支 援 都 道 府 県 を 主 体 とした 協 議 会 の 取 組 みを 支 援 : 地 域 をまたがるバス 交 通 ネットワーク 離 島 航 路 航 空 路 の 確 保 維 持 等 市 町 村 を 主 体 とした 協 議 会 の 取 組 みを 支 援 : 幹 線 交 通 ネットワークと 密 接 な 地 域 内 のバス 交 通 デマンド 交 通 等 の 確 保 維 持 等 利 用 者 の 個 別 の 需 要 (デマンド)に 応 じて 需 要 を 集 約 した 上 で ドア ツー ドア 型 輸 送 サービスを 提 供 する 形 態 の 乗 合 輸 送 地 域 公 共 交 通 バリア 解 消 促 進 等 事 業 バス タクシー 旅 客 船 鉄 道 駅 旅 客 ターミナルのバリアフリー 化 等 を 支 援 地 域 鉄 道 の 安 全 性 向 上 に 資 する 設 備 整 備 等 を 支 援 バリアフリー 化 されたまちづくりの 一 環 として LRT BRT ICカードの 導 入 等 公 共 交 通 の 利 用 環 境 改 善 を 支 援 地 域 公 共 交 通 調 査 事 業 地 域 の 公 共 交 通 の 確 保 維 持 改 善 に 資 する 調 査 の 支 援 等

18 Ⅳ. 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 推 進 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 社 会 実 験 [1,200 億 円 (1.20)] 平 成 23 年 度 の 無 料 化 社 会 実 験 については 現 在 の 実 験 区 間 の 効 果 を 検 証 し 地 方 の 意 見 などを 踏 まえ 適 宜 区 間 を 見 直 すとともに 物 流 効 率 化 のため 夜 間 の 大 型 車 を 対 象 とした 長 距 離 の 無 料 化 実 験 など 車 種 や 時 間 帯 等 の 工 夫 の 検 討 を 行 う 平 成 22 年 度 高 速 道 路 無 料 化 社 会 実 験 の 概 要 実 験 期 間 平 成 22 年 6 月 28 日 ( 月 )~ 平 成 23 年 3 月 末 日 対 象 区 間 全 国 の 高 速 道 路 の 約 2 割 の 区 間 (1,652km) 対 象 車 両 全 車 種 ( 現 金 利 用 者 を 含 む) 高 速 道 路 ( 実 験 区 間 ) 交 通 量 は 開 始 後 3ヵ 月 間 を 通 じて 平 日 休 日 ともに 平 均 で 約 2 倍 に 増 加 実 験 区 間 の 渋 滞 状 況 については 50 区 間 のうち 平 日 は 約 1 割 休 日 は 約 2 割 の 区 間 で 渋 滞 が 発 生 並 行 する 一 般 道 路 交 通 量 は 開 始 後 3ヵ 月 間 を 通 じて 平 日 休 日 ともに 平 均 で 約 2 割 減 少 主 要 な 並 行 一 般 道 路 では 混 雑 時 間 が 約 6 割 減 少 し 大 幅 に 速 度 が 向 上 30,000 平 日 の 例 191% 218% 240% 交 197% 実 通 25,000 19, % 験 量 20,000 17,200 17, % 前 ( 台 と / 15,000 9, % の 比 日 ) 10,000 80% 率 5,000 40% 0 0% 実 験 前 7 月 8 月 9 月 (6/21~6/25) 30,000 交 通 25,000 量 20,000 ( 台 / 15,000 日 ) 10,000 5,000 0 平 日 の 例 19,100 実 験 前 (6/22) 82% 84% 81% 15,600 16,000 15,500 7 月 8 月 9 月 100% 80% 60% 40% 20% 0% 実 験 前 と の 比 率 物 流 重 要 港 湾 拠 点 港 湾 の 最 寄 ICの 大 型 車 交 通 量 は 約 2.3 倍 に 増 加 実 験 区 間 を 利 用 する 大 型 車 の 利 用 頻 度 は 約 1.6 倍 に 増 加 平 均 距 離 は 約 1.3 倍 に 増 加 観 光 無 料 化 区 間 IC 周 辺 や 地 域 の 取 組 を 行 っている 施 設 では 入 り 込 み 客 数 が 増 加

19 Ⅴ. 安 全 環 境 地 域 の 雇 用 経 済 のための 施 策 の 強 化 建 築 物 等 の 耐 震 建 替 改 修 等 の 促 進 [95 億 円 (0.83)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 60 億 円 ] 平 成 32 年 における 住 宅 の 耐 震 化 率 95%の 目 標 達 成 に 向 け 耐 震 改 修 に 係 る 補 助 率 の 引 上 げ 等 の 時 限 措 置 を 延 長 し 住 宅 建 築 物 の 耐 震 化 を 促 進 する 官 庁 施 設 について 災 害 応 急 対 策 活 動 の 拠 点 施 設 の 耐 震 安 全 性 の 確 保 や 来 訪 者 等 の 安 全 の 確 保 の 観 点 から 既 存 不 適 格 建 築 物 の 耐 震 化 を 促 進 する 公 共 交 通 インフラの 耐 震 化 の 促 進 [166 億 円 (1.09)] 大 規 模 地 震 等 に 備 え 主 要 な 鉄 道 駅 について 耐 震 補 強 の 緊 急 的 実 施 を 行 うととも に 早 急 に 耐 震 補 強 が 必 要 な 管 制 塔 等 空 港 施 設 の 耐 震 化 の 実 施 や 災 害 時 における 緊 急 物 資 輸 送 のための 耐 震 強 化 岸 壁 基 幹 的 広 域 防 災 拠 点 の 整 備 を 推 進 する 地 震 津 波 集 中 豪 雨 等 観 測 監 視 体 制 の 強 化 [14 億 円 (0.89)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 9 億 円 ] 平 成 22 年 2 月 のチリ 地 震 による 津 波 平 成 21 年 8 月 の 駿 河 湾 地 震 等 を 踏 ま え 津 波 警 報 緊 急 地 震 速 報 等 の 情 報 を より 的 確 に 提 供 し 被 害 の 防 止 軽 減 を 図 る 台 風 集 中 豪 雨 等 による 被 害 が 毎 年 発 生 している 状 況 を 鑑 み 気 象 レーダー 観 測 処 理 システムの 高 度 化 をはじめとする 観 測 予 報 基 盤 の 充 実 を 図 り 被 害 の 防 止 軽 減 を 図 る チリ 地 震 津 波 を 踏 まえた 津 波 警 報 等 の 精 度 向 上 津 波 伝 播 シミュレーションの 実 施 ( 遠 地 地 震 の 場 合 震 源 規 模 等 の 情 報 に 基 づくシミュレーションを 実 施 ) 津 波 評 価 解 析 装 置 の 導 入 シミュレーション 手 法 の 改 良 により 従 来 の 手 作 業 を 自 動 処 理 し 作 業 を 迅 速 化 各 地 の 津 波 実 況 値 を 取 り 込 み シミュレーション 結 果 と 照 合 実 況 値 を 反 映 した 再 シミュレーション

20 海 上 保 安 庁 の 巡 視 船 等 の 整 備 の 推 進 [312 億 円 (0.83)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 90 億 円 ] H22 補 正 等 前 倒 しを 含 めた 額 402 億 円 (1.06) 緊 迫 化 する 国 際 情 勢 等 に 的 確 に 対 応 するため 堪 航 性 等 を 備 えた1,000ト ン 型 巡 視 船 や 航 続 性 等 を 備 えたヘリコプターを 重 点 的 に 整 備 する 遠 方 海 域 重 大 事 案 等 への 対 応 体 制 を 強 化 するため しきしま 級 巡 視 船 の 整 備 とともに 同 巡 視 船 の 搭 載 機 として 高 い 輸 送 能 力 夜 間 広 域 監 視 能 力 等 を 備 えた 大 型 のヘリコプターを 新 たに 整 備 する 環 境 に 優 しい 木 造 住 宅 建 築 物 の 供 給 促 進 [98 億 円 (1.95)] 環 境 に 優 しい 木 造 住 宅 建 築 物 の 供 給 を 促 進 するため 先 導 的 な 設 計 施 工 技 術 を 導 入 する 大 規 模 木 造 建 築 物 の 整 備 や 中 小 住 宅 生 産 者 による 地 域 材 等 を 活 用 した 木 造 の 長 期 優 良 住 宅 の 建 設 への 支 援 等 を 行 う 自 動 車 交 通 分 野 のグリーン 化 低 炭 素 化 [11 億 円 (1.00)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 5 億 円 ] 自 動 車 分 野 における 地 球 温 暖 化 対 策 等 を 推 進 するため 電 気 自 動 車 ハイブリッ ト 車 又 はCNG( 圧 縮 天 然 ガス) 車 を 導 入 する 自 動 車 運 送 事 業 者 等 に 対 して 導 入 コスト 低 減 のための 支 援 等 を 行 う 離 島 等 の 地 域 の 元 気 回 復 [100 億 円 (0.98)] 我 が 国 の 排 他 的 経 済 水 域 の 保 全 など 多 様 な 役 割 を 担 いながら 地 理 的 自 然 的 条 件 などが 厳 しい 環 境 にある 離 島 奄 美 群 島 小 笠 原 諸 島 の 地 域 の 元 気 回 復 を 図 るため 地 域 の 資 源 や 創 意 工 夫 を 活 かした 産 業 振 興 など 地 域 の 自 立 的 発 展 の 支 援 を 行 う 観 光 等 のテーマを 設 定 した 北 海 道 地 域 連 携 事 業 計 画 に 基 づき 北 海 道 庁 や 北 海 道 の 市 町 村 等 が 地 域 の 自 主 性 裁 量 性 を 高 める 取 組 を 通 じ 魅 力 と 活 力 ある 地 域 づくりを 推 進 する

21 成 長 戦 略 の 担 い 手 としての 建 設 産 業 の 育 成 [2 億 円 ( 皆 増 )] 建 設 産 業 をPPP/PFI エコ 建 築 リフォーム 農 林 業 等 の 成 長 戦 略 の 担 い 手 として 育 成 し 事 業 転 換 を 促 進 するため 各 分 野 の 専 門 家 による 出 口 に 至 る までのきめ 細 やかな 課 題 解 決 支 援 を 行 うとともに 成 長 戦 略 関 連 のノウハウや 技 術 移 転 の 支 援 等 を 行 う 地 籍 整 備 による 都 市 開 発 の 促 進 等 [125 億 円 (0.95)このほか H22 補 正 等 前 倒 し 2 億 円 ] 都 市 開 発 の 効 率 的 な 促 進 のため 土 地 取 引 円 滑 化 の 効 果 が 高 い 都 市 部 において 地 籍 調 査 を 重 点 的 に 実 施 するほか その 前 提 となる 官 有 地 と 民 有 地 の 間 の 基 礎 的 な 情 報 を 整 備 する また 森 林 林 業 の 再 生 のため 林 野 庁 とも 連 携 し 森 林 施 業 に 資 する 地 域 において 地 籍 調 査 や 山 村 境 界 基 本 調 査 を 実 施 する

22 2. 事 業 仕 分 け 結 果 の 反 映 特 別 会 計 の 事 業 制 度 やこれまでの 事 業 仕 分 けの 対 象 となった 事 業 等 を 対 象 とした 事 業 仕 分 け 第 3 弾 の 評 価 結 果 について 平 成 23 年 度 予 算 に 適 切 に 反 映 事 業 仕 分 け 第 3 弾 ( 特 別 会 計 仕 分 け 再 仕 分 け)の 結 果 の 反 映 平 成 22 年 10 月 に 行 われた 特 別 会 計 仕 分 けでは 国 土 交 通 省 関 係 の 社 会 資 本 整 備 事 業 特 別 会 計 及 び 自 動 車 安 全 特 別 会 計 の 事 業 と 制 度 について 検 証 が 行 われ 11 月 に 行 われた 再 仕 分 けでは これまでの 事 業 仕 分 けの 対 象 となった 事 業 等 について 国 土 交 通 省 関 係 の10 事 業 の 再 検 証 が 行 われ た その 評 価 結 果 を 踏 まえ 特 別 会 計 については 公 共 事 業 予 算 の 縮 減 等 再 仕 分 けについては 観 光 関 連 予 算 の 縮 減 等 平 成 23 年 度 予 算 において 適 切 に 反 映 した

23 3. 地 域 主 権 の 確 立 に 向 けた 取 組 ( 一 括 交 付 金 化 への 対 応 等 ) 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 一 部 について 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 ) に 移 行 するとともに 同 交 付 金 の 抜 本 的 見 直 しにより 地 方 の 自 由 度 使 い 勝 手 の 更 なる 向 上 を 図 る また 維 持 管 理 に 係 る 直 轄 負 担 金 は 全 廃 する 1. 一 括 交 付 金 化 への 対 応 平 成 23 年 度 より 投 資 補 助 金 を 一 括 交 付 金 化 することに 伴 い 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 都 道 府 県 分 のうち 年 度 間 地 域 間 の 変 動 偏 在 が 小 さ い 事 業 等 について 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 ) に 移 行 し 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 を 政 策 目 的 達 成 のため 計 画 的 に 実 施 すべき 事 業 等 に 重 点 化 する また 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 の 現 行 の4 分 野 ( 活 力 創 出 基 盤 整 備 水 の 安 全 安 心 基 盤 整 備 市 街 地 整 備 地 域 住 宅 支 援 )を 統 合 することによ り より 一 層 柔 軟 な 予 算 流 用 を 可 能 にするなど 地 方 の 自 由 度 使 い 勝 手 の 更 なる 向 上 を 図 る H22 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 < 平 成 22 年 度 予 算 額 :2.2 兆 円 > 国 土 交 通 省 所 管 の 地 方 公 共 団 体 向 け 個 別 補 助 金 を 一 つの 交 付 金 に 一 括 し 地 方 公 共 団 体 にとって 自 由 度 が 高 く 創 意 工 夫 を 生 かせる 総 合 的 な 交 付 金 として 創 設 活 力 創 出 基 盤 整 備 道 路 港 湾 水 の 安 全 安 心 基 盤 整 備 治 水 下 水 道 海 岸 市 街 地 整 備 都 市 公 園 市 街 地 広 域 連 携 等 地 域 住 宅 支 援 住 宅 住 環 境 整 備 年 度 間 地 域 間 の 変 動 偏 在 が 小 さい 事 業 等 に ついて 一 括 交 付 金 へ 移 行 政 策 目 的 達 成 のため 計 画 的 に 実 施 すべき 事 業 等 に 重 点 化 現 行 の4 分 野 を 一 つに 統 合 H23 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 ) < 平 成 23 年 度 予 算 額 : 全 体 で5,120 億 円 > 投 資 補 助 金 を 所 管 する 全 ての 府 省 が 平 成 23 年 度 から 投 資 補 助 金 を 一 括 交 付 金 化 ( 平 成 23 年 度 は 都 道 府 県 分 を 対 象 ) 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 < 平 成 23 年 度 予 算 額 :1.75 兆 円 > 4 分 野 を 統 合 道 路 港 湾 治 水 下 水 道 海 岸 都 市 公 園 市 街 地 広 域 連 携 等 住 宅 住 環 境 整 備 より 一 層 柔 軟 な 流 用 が 可 能 になるなど 地 方 の 使 い 勝 手 を 大 幅 に 向 上

24 2. 維 持 管 理 に 係 る 直 轄 負 担 金 の 全 廃 維 持 管 理 に 係 る 直 轄 負 担 金 のうち 経 過 措 置 として 22 年 度 限 りとさ れていた 耐 震 改 修 等 の 特 定 の 事 業 に 係 るものを 廃 止 し 23 年 度 から 維 持 管 理 に 係 る 直 轄 負 担 金 は 全 廃 する

25 4. 特 例 業 務 勘 定 の 利 益 剰 余 金 等 を 活 用 した 鉄 道 関 連 施 策 について 経 営 安 定 基 金 積 み 増 し( 無 利 子 貸 付 方 式 ) (JR 北 海 道 :2,200 億 円 JR 四 国 :1,400 億 円 ) 3,600 億 円 20 年 間 にわたり 経 営 安 定 基 金 の 積 み 増 しと 同 等 の 効 果 を 有 する 安 定 的 な 運 用 益 を 確 保 するため JR 北 海 道 及 びJR 四 国 は 特 例 業 務 勘 定 から 無 利 子 貸 付 を 受 けて 特 例 業 務 勘 定 が 発 行 する 経 営 安 定 化 特 別 債 券 (20 年 物 )を 購 入 三 島 貨 物 の 設 備 投 資 への 助 成 金 無 利 子 貸 付 2,390 億 円 JR 北 海 道 への 助 成 金 及 び 無 利 子 貸 付 (H23~H32 年 度 ) ( 1/2を 助 成 金 1/2を 無 利 子 貸 付 (10 年 据 置 き 後 10 年 均 等 償 還 )) JR 四 国 への 助 成 金 及 び 無 利 子 貸 付 (H23~H32 年 度 ) ( 1/2を 助 成 金 1/2を 無 利 子 貸 付 (10 年 据 置 き 後 10 年 均 等 償 還 )) JR 九 州 への 無 利 子 貸 付 (H23~27 年 度 ) (10 年 据 置 き 後 10 年 均 等 償 還 ) JR 貨 物 への 無 利 子 貸 付 (H23~H29 年 度 ) (10 年 据 置 き 後 10 年 均 等 償 還 ) JR 貨 物 ( 青 函 トンネル 用 機 関 車 等 )への 助 成 金 及 び 無 利 子 貸 付 (1/2を 助 成 金 1/2を 無 利 子 貸 付 (10 年 据 置 き 後 10 年 均 等 償 還 )) 600 億 円 400 億 円 500 億 円 700 億 円 190 億 円 整 備 新 幹 線 関 係 ( 過 去 債 務 償 還 ) 1,500 億 円 北 陸 新 幹 線 ( 高 崎 - 長 野 間 )の 債 務 償 還 並 行 在 来 線 への 支 援 ( 貨 物 調 整 金 ) 1,000 億 円 貨 物 調 整 金 に 要 する 費 用 として 特 例 業 務 勘 定 が10 年 間 負 担 ( 参 考 ) 利 益 剰 余 金 の 国 庫 納 付 額 は1 兆 2,000 億 円

26 第 3 平 成 23 年 度 国 土 交 通 省 関 係 予 算 総 括 表 1. 国 土 交 通 省 関 係 予 算 総 括 表 ( 国 費 ) 事 項 前 年 度 予 算 額 (A) 平 成 23 年 度 (B) うち 元 気 な 日 本 復 活 特 別 枠 治 山 治 水 治 水 海 岸 急 傾 斜 地 等 道 路 整 備 港 湾 空 港 鉄 道 等 港 湾 空 港 都 市 幹 線 鉄 道 新 幹 線 航 路 標 識 住 宅 都 市 環 境 整 備 住 宅 対 策 都 市 環 境 整 備 市 街 地 整 備 道 路 環 境 整 備 都 市 水 環 境 整 備 公 園 水 道 廃 棄 物 処 理 等 下 水 道 国 営 公 園 等 社 会 資 本 総 合 整 備 小 計 推 進 費 等 一 般 公 共 事 業 計 災 害 復 旧 等 公 共 事 業 関 係 計 官 庁 営 繕 船 舶 建 造 ( 海 上 保 安 庁 ) そ の 他 施 設 行 政 経 費 合 計 613, ,981 57, , ,593 55,159 22,345 22,318 2, , , , , ,213 51, , ,649 31, ,130 71,944 8,337 26,546 23,546 11,323 70,600 70, ,960 4, , ,130 54, , ,303 30, , ,827 24,599 6,250 15,958 3, , ,627 21,072 31,849 29, ,833 44,393 1,207 49,624 11,261 1,207 36,209 33,132 0 (2,200,000) (2,129,870) (158,261) 2,200,000 1,753,870 76,766 4,765,875 4,189, ,281 39,210 36,332 1,146 (4,805,085) (4,602,157) (431,922) 4,805,085 4,226, ,427 53,449 53,449 0 (4,858,534) (4,655,606) (431,922) 4,858,534 4,279, ,427 19,028 17,783 1,573 24,458 21,813 8,284 9,337 9, , ,450 84,581 (5,584,681) (5,376,988) (527,187) 5,584,681 5,000, ,692

27 ( 単 位 : 百 万 円 ) 対 前 年 度 倍 率 (B/A) 備 考 (0.97) (0.96) (0.96) (0.96) 本 表 は 沖 縄 振 興 開 発 事 業 費 の 国 土 交 通 省 関 係 分 を 含 む 2. 推 進 費 等 の 内 訳 ( 平 成 23 年 度 )は 災 害 対 策 等 緊 急 事 業 推 進 費 等 北 海 道 特 定 地 域 連 携 事 業 推 進 費 等 である 27,473 百 万 円 8,859 百 万 円 3. 上 段 ( ) 書 きは 対 前 年 度 との 比 較 を 容 易 にするため 内 閣 府 計 上 の 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 )に 移 行 した 額 を 加 えた 場 合 の 計 数 である 4. 内 閣 府 計 上 の 地 域 自 主 戦 略 交 付 金 ( 仮 称 )の 平 成 23 年 度 全 体 額 は 512,024 百 万 円 である 5. 本 表 のほか 内 閣 府 計 上 の 地 域 再 生 基 盤 強 化 交 付 金 62,000 百 万 円 がある ( 平 成 22 年 度 103,389 百 万 円 対 前 年 度 倍 率 0.60 倍 ) 6. 計 数 は 整 理 の 結 果 異 動 することがある

28 2. 国 土 交 通 省 関 係 財 投 機 関 財 政 投 融 資 計 画 総 括 表 区 分 前 年 度 平 成 23 年 度 (A) (B) 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 30,000 30,000 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 独 立 行 政 法 人 日 本 高 速 道 路 保 有 債 務 返 済 機 構 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 関 西 国 際 空 港 株 式 会 社 406, ,000 1,849,000 1,720,000 53,200 53,100 18,000 49,000 中 部 国 際 空 港 株 式 会 社 16,800 20,600 社 会 資 本 整 備 事 業 特 別 会 計 68,700 - 独 立 行 政 法 人 水 資 源 機 構 10,500 10,300 財 団 法 人 民 間 都 市 開 発 推 進 機 構 - 30,000 独 立 行 政 法 人 奄 美 群 島 振 興 開 発 基 金 合 計 2,452,900 2,312,200

29 対 前 年 度 倍 率 備 考 (B/A) 1. 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 は 都 市 再 生 勘 定 分 である 社 会 資 本 整 備 事 業 特 別 会 計 は 空 港 整 備 勘 定 分 である ( 単 位 : 百 万 円 ) 皆 減 本 表 のほかに 以 下 の 財 投 機 関 債 がある 独 立 行 政 法 人 住 宅 金 融 支 援 機 構 28,237 億 円 ( 34,550 億 円 ) 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 900 億 円 ( 1,000 億 円 ) 独 立 行 政 法 人 日 本 高 速 道 路 保 有 債 務 返 済 機 構 4,600 億 円 ( 6,700 億 円 ) 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 1,370 億 円 ( 1,000 億 円 ) 関 西 国 際 空 港 株 式 会 社 - ( 683 億 円 ) 中 部 国 際 空 港 株 式 会 社 78 億 円 ( 29 億 円 ) 独 立 行 政 法 人 水 資 源 機 構 85 億 円 ( 85 億 円 ) 計 35,270 億 円 ( 44,047 億 円 ) 皆 増 計 数 は 整 理 の 結 果 異 動 することがある ( ) 内 は 前 年 度 0.94

30 関 係 資 料 ( 参 考 ) 元 気 な 日 本 復 活 特 別 枠 に 係 る 予 算 額 30

31 ( 参 考 ) 元 気 な 日 本 復 活 特 別 枠 に 係 る 予 算 額 要 望 項 目 Ⅰ. 国 土 交 通 省 成 長 戦 略 ( 平 成 22 年 5 月 )の 実 現 1. 海 洋 分 野 要 望 額 22 年 度 補 正 等 前 倒 し 措 置 済 額 23 年 度 措 置 額 ( 単 位 : 百 万 円 ) 計 (A) (B) (A+B) 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 のハブ 機 能 の 強 化 ( 港 湾 非 公 共 その 他 施 設 費 ) 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 のハブ 機 能 の 強 化 (フィーダー 機 能 強 化 事 業 ) 1, 国 際 コンテナ 戦 略 港 湾 のハブ 機 能 の 強 化 ( 港 湾 公 共 ) 38,123 2,740 31,571 34,311 即 戦 力 を 備 えた 船 員 の 養 成 に 向 けた 内 航 用 練 習 船 の 整 備 海 洋 権 益 を 保 全 するための 海 洋 調 査 等 の 推 進 ( 海 洋 調 査 能 力 の 向 上 ) 観 光 分 野 訪 日 旅 行 促 進 事 業 ( 中 国 市 場 向 け 訪 日 旅 行 促 進 緊 急 プロジェクト) 2,560-1,850 1,850 ICT 等 を 活 用 した 歩 行 者 移 動 支 援 の 推 進 航 空 分 野 首 都 圏 空 港 の 強 化 9,537 1,200 8,337 9, 国 際 展 開 官 民 連 携 分 野 官 民 連 携 による 海 外 プロジェクトの 推 進 1, ,004 官 民 連 携 による 民 間 資 金 を 最 大 限 活 用 した 成 長 戦 略 の 推 進 下 水 道 革 新 的 技 術 実 証 事 業 1,791-1,207 1, 住 宅 都 市 分 野 大 都 市 圏 戦 略 推 進 事 業 大 都 市 の 国 際 競 争 力 強 化 に 向 けた 戦 略 的 プロジェクト 支 援 5,233-3,527 3,527 新 しい 公 共 分 野 における 投 資 ファンド 造 成 支 援 事 業 官 民 連 携 成 長 戦 略 推 進 費 ( 仮 称 ) 2, 高 齢 者 等 居 住 安 定 化 推 進 事 業 30,000-30,000 30,000 住 宅 エコポイント 33,000 33,000-33,000 Ⅱ. 真 に 必 要 な 社 会 資 本 の 着 実 な 整 備 国 土 ミッシングリンクの 解 消 107, , ,476 大 都 市 圏 の 道 路 インフラの 重 点 投 資 21,524-21,524 21,524 都 市 鉄 道 利 便 増 進 事 業 3,850 都 市 鉄 道 整 備 事 業 10,473 3,000 11,323 14,323

32 要 望 項 目 要 望 額 22 年 度 補 正 等 前 倒 し 措 置 済 額 23 年 度 措 置 額 計 (A) (B) (A+B) 激 甚 な 水 害 土 砂 災 害 が 生 じた 地 域 における 再 度 災 害 防 止 対 策 21,443-21,443 21,443 生 活 の 安 定 安 全 を 脅 かすような 災 害 が 発 生 した 地 域 における 災 害 対 策 34,763-34,763 34,763 海 岸 事 業 ( 特 に 産 業 人 口 が 集 積 する 地 域 における 緊 急 防 災 対 策 ) 1,144-1,144 1,144 社 会 資 本 整 備 総 合 交 付 金 237,391-76,766 76,766 Ⅲ. 交 通 基 本 法 関 連 施 策 の 充 実 地 域 公 共 交 通 確 保 維 持 改 善 事 業 ~ 生 活 交 通 サバイバル 戦 略 ~ 45,300-30,530 30,530 Ⅳ. 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 推 進 高 速 道 路 の 原 則 無 料 化 の 社 会 実 験 75,000-45,000 45,000 Ⅴ. 安 全 環 境 地 域 の 雇 用 のための 施 策 の 強 化 住 宅 建 築 物 安 全 ストック 形 成 事 業 6,000 6,000-6,000 災 害 応 急 対 策 活 動 拠 点 施 設 等 の 耐 震 化 の 促 進 2,313-1,573 1,573 地 震 津 波 火 山 対 策 の 強 化 1, 台 風 集 中 豪 雨 等 への 対 応 の 強 化 地 球 温 暖 化 対 策 の 強 化 緊 迫 化 する 国 際 情 勢 に 対 応 した 海 上 保 安 体 制 の 重 点 整 備 24,541 8,960 11,346 20,306 電 気 自 動 車 による 公 共 交 通 のグリーン 化 促 進 事 業 奄 美 群 島 産 業 振 興 等 補 助 金 ( 非 公 共 事 業 )のうち 振 興 開 発 産 業 振 興 等 事 業 の 一 部 離 島 振 興 特 別 事 業 ( 非 公 共 事 業 )のうち 離 島 体 験 滞 在 交 流 促 進 事 業 の 一 部 小 笠 原 諸 島 の 振 興 開 発 に 要 する 経 費 ( 非 公 共 事 業 )のうち 産 業 基 盤 施 設 等 整 備 費 補 助 の 一 部 北 海 道 特 定 地 域 連 携 事 業 1, 地 籍 整 備 の 促 進 2, ,150 地 下 水 対 策 及 び 地 下 水 保 全 管 理 調 査 等 に 要 する 経 費 観 光 立 国 を 目 指 した 沖 縄 における 社 会 基 盤 整 備 安 全 安 心 で 効 率 的 な 海 上 交 通 の 実 現 ( 船 舶 交 通 海 上 輸 送 の 安 全 確 保 の 推 進 )