国会概観

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1 1 第 189 回 国 会 概 観 1 会 期 及 び 活 動 等 の 概 要 ( 召 集 会 期 ) 第 189 回 国 会 ( 常 会 )は 1 月 26 日 に 召 集 され 同 日 参 議 院 議 場 において 開 会 式 が 行 われた 国 会 の 会 期 は 当 初 6 月 24 日 まで の150 日 間 であったが 6 月 22 日 衆 議 院 本 会 議 において 9 月 27 日 までの95 日 間 延 長 することが 議 決 され 最 終 的 な 会 期 は245 日 間 となった ( 院 の 構 成 ) 参 議 院 では 1 月 26 日 の 召 集 日 当 日 の 本 会 議 で 議 席 の 指 定 が 行 われた 後 7 特 別 委 員 会 ( 災 害 対 策 沖 縄 北 方 倫 理 選 挙 拉 致 問 題 ODA 地 方 消 費 者 復 興 原 子 力 ) 及 び1 調 査 会 ( 国 際 経 済 外 交 )の 設 置 が 行 われた また 7 月 24 日 には 新 たに1 特 別 委 員 会 ( 平 和 安 全 ) が 設 置 された 衆 議 院 では 召 集 日 当 日 の 本 会 議 で 9 特 別 委 員 会 ( 災 害 対 策 倫 理 選 挙 沖 縄 北 方 拉 致 問 題 消 費 者 問 題 科 学 技 術 震 災 復 興 原 子 力 地 方 創 生 )が 設 置 されたほか 5 月 19 日 の 本 会 議 で 新 たに1 特 別 委 員 会 ( 平 和 安 全 )が 設 置 さ れた ( 平 成 二 十 六 年 度 補 正 予 算 ) 召 集 日 当 日 地 方 への 好 循 環 拡 大 に 向 けた 緊 急 経 済 対 策 等 を 内 容 とする 平 成 二 十 六 年 度 補 正 予 算 が 衆 議 院 に 提 出 され た 同 補 正 予 算 は 衆 議 院 では 1 月 30 日 に 予 算 委 員 会 及 び 本 会 議 でそれぞれ 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 2 月 2 日 から 予 算 委 員 会 で 質 疑 が 行 われた 同 委 員 会 は 翌 3 日 に 質 疑 を 終 局 し 同 補 正 予 算 を 可 決 した 同 日 の 本 会 議 においても 同 補 正 予 算 は 可 決 され 成 立 した( 衆 参 での 審 査 等 の 概 要 は 後 述 2(1) 参 照 ) ( 政 府 4 演 説 ) 2 月 12 日 衆 参 両 院 の 本 会 議 で 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 の 施 政 方 針 演 説 岸 田 外 務 大 臣 の 外 交 演 説 麻 生 財 務 大 臣 の 財 政 演 説 及 び 甘 利 国 務 大 臣 の 経 済 演 説 のいわゆ る 政 府 4 演 説 が 行 われ これに 対 する 質 疑 ( 代 表 質 問 )が 衆 議 院 で2 月 16 日 及 び17 日 参 議 院 で 同 17 日 及 び18 日 にそれ ぞれ 行 われた ( 平 成 二 十 七 年 度 総 予 算 及 び 平 成 二 十 七 年 度 暫 定 予 算 ) 平 成 二 十 七 年 度 総 予 算 は 2 月 12 日 に 提 出 された 同 総 予 算 は 衆 議 院 では 3 月 13 日 に 予 算 委 員 会 及 び 本 会 議 でそれぞれ 原 案 ど おり 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 同 16 日 より 予 算 委 員 会 に おいて 同 総 予 算 の 質 疑 が 行 われた そうした 中 政 府 は 平 成 二 十 七 年 度 総 予 算 の 年 度 内 成 立 が 困 難 な 状 況 を 踏 ま え 4 月 1 日 から 同 11 日 までの 必 要 経 費 を 盛 り 込 んだ 平 成 二 十 七 年 度 暫 定 予 算 を 編 成 し 3 月 27 日 に 提 出 した 同 暫 定 予 算 は 同 30 日 衆 参 において 審 議 された 後 可 決 成 立 した

2 その 後 平 成 二 十 七 年 度 総 予 算 の 審 議 が 引 き 続 き 進 められ 同 総 予 算 は4 月 9 日 に 予 算 委 員 会 及 び 本 会 議 でそれぞれ 原 案 どおり 可 決 され 成 立 した( 衆 参 での 審 査 等 の 概 要 は 後 述 2(2) 参 照 ) ( 大 臣 の 辞 任 ) 平 成 二 十 七 年 度 総 予 算 を 審 議 する 衆 議 院 予 算 委 員 会 において 企 業 などに 国 の 補 助 金 交 付 決 定 通 知 後 1 年 以 内 の 政 治 献 金 を 禁 じる 政 治 資 金 規 正 法 の 規 定 をめぐ り 西 川 農 林 水 産 大 臣 に 対 し 野 党 議 員 か ら 厳 しい 追 及 がなされた その 後 も 西 川 農 林 水 産 大 臣 に 対 する 国 会 内 外 の 追 及 が 強 まる 中 2 月 23 日 に 同 大 臣 が 辞 任 し 後 任 として 林 農 林 水 産 大 臣 が 就 任 した ( 平 和 安 全 法 制 の 採 決 に 係 る 本 会 議 の 動 き) 9 月 17 日 の 平 和 安 全 特 で 平 和 安 全 法 制 関 連 2 法 案 の 採 決 が 行 われた これを 受 け 同 日 の 午 後 8 時 10 分 に 開 会 された 本 会 議 では 民 主 から 提 出 された 議 院 運 営 委 員 長 中 川 雅 治 君 解 任 決 議 案 につ いて 趣 旨 説 明 が 行 われ 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 決 議 案 は 否 決 された そこで 本 会 議 は 休 憩 となり 午 後 11 時 に 再 開 後 延 会 することとなった 翌 18 日 は 午 前 0 時 10 分 から 本 会 議 が 開 かれ 民 主 から 提 出 された 国 務 大 臣 中 谷 元 君 問 責 決 議 案 について 趣 旨 説 明 が 行 われ 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 決 議 案 は 否 決 され 本 会 議 は 休 憩 となった 午 前 10 時 に 再 開 後 民 主 から 提 出 された 議 長 不 信 任 決 議 案 について 趣 旨 説 明 が 行 われ 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 決 議 案 は 否 決 され 本 会 議 は 休 憩 となった 午 後 1 時 に 再 開 後 民 主 から 提 出 された 内 閣 総 理 大 臣 安 倍 晋 三 君 問 責 決 議 案 につ いて 趣 旨 説 明 が 行 われ 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 決 議 案 は 否 決 され 本 会 議 は 休 憩 となった 午 後 8 時 30 分 に 再 開 後 民 主 から 提 出 された 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 長 鴻 池 祥 肇 君 問 責 決 議 案 について 趣 旨 説 明 が 行 われ 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 決 議 案 は 否 決 され 本 会 議 は 延 会 することとな った 翌 19 日 も 午 前 0 時 10 分 から 本 会 議 が 開 かれ 平 和 安 全 法 制 関 連 2 法 案 について 平 和 安 全 特 の 鴻 池 委 員 長 から 委 員 会 に おける 審 査 の 経 過 と 結 果 について 報 告 が あり 討 論 及 び 採 決 の 結 果 両 法 案 はい ずれも 可 決 された( 両 法 案 の 審 議 経 過 は 3(16) 参 照 )

3 2 予 算 決 算 (1) 平 成 二 十 六 年 度 補 正 予 算 平 成 二 十 六 年 度 補 正 予 算 3 案 は 1 月 26 日 に 衆 議 院 に 提 出 され 同 28 日 に 衆 参 の 予 算 委 員 会 にて それぞれ 趣 旨 説 明 を 聴 取 した その 後 衆 議 院 では 予 算 委 員 会 にて 翌 29 日 及 び30 日 に 質 疑 を 行 っ た 同 30 日 の 質 疑 終 局 後 討 論 及 び 採 決 の 結 果 補 正 予 算 3 案 を 可 決 すべきもの と 決 定 した 同 日 の 本 会 議 において 討 論 及 び 採 決 の 結 果 補 正 予 算 3 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 予 算 委 員 会 において 2 月 2 日 及 び3 日 に 総 括 質 疑 を 行 った 3 日 の 質 疑 終 局 後 討 論 及 び 採 決 の 結 果 補 正 予 算 3 案 を 可 決 すべきものと 決 定 し た 同 日 の 本 会 議 において 討 論 及 び 採 決 の 結 果 補 正 予 算 3 案 は 可 決 され 成 立 した (2) 平 成 二 十 七 年 度 総 予 算 平 成 二 十 七 年 度 総 予 算 3 案 は 2 月 12 日 に 衆 議 院 に 提 出 され 同 18 日 に 衆 参 の 予 算 委 員 会 において それぞれ 趣 旨 説 明 を 聴 取 した その 後 衆 議 院 では 同 19 日 から 質 疑 を 行 い 3 月 13 日 の 質 疑 終 局 後 維 新 及 び 共 産 がそれぞれ 提 出 した 編 成 替 動 議 (2 件 )の 趣 旨 弁 明 を 聴 取 し 総 予 算 3 案 及 び 前 述 の 動 議 2 件 に 対 する 討 論 及 び 採 決 を 行 ったところ 2 動 議 をそれぞれ 否 決 し 総 予 算 3 案 を 原 案 どおり 可 決 す べきものと 決 定 した 同 日 の 本 会 議 において 討 論 及 び 採 決 の 結 果 総 予 算 3 案 を 可 決 し 参 議 院 に 送 付 した 参 議 院 では 3 月 16 日 及 び17 日 に 基 本 的 質 疑 ( 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 以 下 全 大 臣 出 席 )を 行 い その 後 一 般 質 疑 を 同 18 日 19 日 23 日 24 日 及 び4 月 2 日 に 行 った ( 同 18 日 は 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 財 務 大 臣 及 び 関 係 大 臣 出 席 その 他 の 日 は 財 務 大 臣 及 び 関 係 大 臣 出 席 ) このほか 集 中 審 議 ( 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 財 務 大 臣 及 び 関 係 大 臣 出 席 )を 3 月 20 日 ( 外 交 安 全 保 障 等 ) 27 日 ( 経 済 財 政 国 際 問 題 ) 4 月 1 日 ( 地 方 創 生 社 会 保 障 等 ) 8 日 ( 国 民 生 活 エネルギー 政 治 理 念 ) 及 び9 日 ( 安 倍 内 閣 の 基 本 姿 勢 )に 行 った また 3 月 26 日 に 公 聴 会 を 行 ったほか 4 月 6 日 及 び7 日 には 各 委 員 会 における 委 嘱 審 査 を 行 った 4 月 9 日 には 集 中 審 議 に 続 き 締 め くくり 質 疑 ( 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 以 下 全 大 臣 出 席 )を 行 った 質 疑 終 局 後 討 論 及 び 採 決 の 結 果 総 予 算 3 案 を 原 案 どおり 可 決 すべきものと 決 定 した 同 日 の 本 会 議 において 討 論 及 び 採 決 の 結 果 総 予 算 3 案 は 可 決 成 立 した (3) 平 成 二 十 七 年 度 暫 定 予 算 政 府 は3 月 27 日 11 日 間 (4 月 1 日 か ら 同 11 日 まで)の 平 成 二 十 七 年 度 暫 定 予 算 3 案 を 閣 議 決 定 し 国 会 に 提 出 した 同 暫 定 予 算 3 案 は 同 30 日 に 衆 議 院 及 び 参 議 院 でそれぞれ 可 決 され 成 立 した

4 (4) 平 成 二 十 五 年 度 決 算 平 成 二 十 五 年 度 決 算 外 2 件 は 第 187 回 国 会 の 平 成 26 年 11 月 18 日 に 提 出 された 後 参 議 院 では 今 国 会 の 平 成 27 年 1 月 28 日 の 本 会 議 で 概 要 の 報 告 及 び 質 疑 を 行 い 同 日 の 決 算 委 員 会 で 概 要 説 明 を 聴 取 した その 後 2 月 6 日 には 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 以 下 全 大 臣 出 席 の 下 全 般 質 疑 を 行 った 以 降 決 算 委 員 会 では 2 月 9 日 から 5 月 18 日 まで6 回 にわたり 省 庁 別 審 査 を 同 25 日 に 准 総 括 質 疑 を 行 った 6 月 22 日 には 締 めくくり 総 括 質 疑 を 行 い 質 疑 を 終 局 した 同 日 国 会 法 第 105 条 の 規 定 に 基 づく 会 計 検 査 院 に 対 する 検 査 要 請 を 行 った 同 29 日 に 討 論 及 び 採 決 を 行 ったところ 平 成 二 十 五 年 度 決 算 外 2 件 は 是 認 することとし 6 項 目 について 内 閣 に 警 告 すべきものと 議 決 した 次 いで 平 成 二 十 五 年 度 決 算 審 査 を 踏 まえた 措 置 要 求 決 議 を 行 った また 平 成 二 十 五 年 度 の 国 有 財 産 関 係 2 件 ( 国 有 財 産 増 減 及 び 現 在 額 総 計 算 書 国 有 財 産 無 償 貸 付 状 況 総 計 算 書 )は いずれも 是 認 すべきも のと 議 決 した 7 月 1 日 の 本 会 議 において 討 論 及 び 採 決 の 結 果 平 成 二 十 五 年 度 決 算 外 2 件 は 委 員 長 報 告 のとおり 是 認 することと し 内 閣 に 対 し 警 告 することに 決 した さらに 平 成 二 十 五 年 度 国 有 財 産 関 係 2 件 はいずれも 是 認 することに 決 した なお 4 月 13 日 には 平 成 二 十 三 年 度 決 算 及 び 平 成 二 十 四 年 度 決 算 に 関 する 本 院 の 議 決 等 について 政 府 の 講 じた 措 置 の 説 明 を 聴 取 した また 6 月 22 日 には 平 成 二 十 五 年 度 決 算 外 2 件 と 一 括 して 平 成 二 十 五 年 度 予 備 費 関 係 3 件 の 質 疑 を 行 い 質 疑 を 終 局 した 同 29 日 に 討 論 及 び 採 決 を 行 ったと ころ 平 成 二 十 五 年 度 予 備 費 関 係 3 件 は いずれも 承 諾 を 与 えるべきものと 議 決 し た 7 月 1 日 の 本 会 議 において 平 成 二 十 五 年 度 予 備 費 関 係 3 件 はいずれも 承 諾 す ることに 決 した 3 法 律 案 条 約 決 議 ( 審 議 の 概 況 ) 内 閣 提 出 法 律 案 は 今 国 会 提 出 75 件 の うち 66 件 が 成 立 した( 成 立 率 88.0%) 参 議 院 議 員 提 出 法 律 案 は 今 国 会 提 出 26 件 のうち 3 件 が 成 立 した( 成 立 率 約 11.5%) 衆 議 院 議 員 提 出 法 律 案 は 今 国 会 提 出 46 件 継 続 4 件 のうち 9 件 が 成 立 し た( 成 立 率 18.0%) 条 約 は 今 国 会 提 出 15 件 のうち 12 件 が 成 立 した( 成 立 率 80.0%) 決 議 案 は 今 国 会 提 出 7 件 のうち 2 件 が 成 立 した( 成 立 率 約 28.6%) (1) 平 成 二 十 七 年 度 歳 入 関 連 法 案 所 得 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 3 号 ) 地 方 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 5 号 ) 及 び 地 方 交 付 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 6 号 )は2 月 17 日 に それぞれ 衆 議 院 に 提 出 された

5 衆 議 院 では 2 月 26 日 の 本 会 議 で3 法 案 の 趣 旨 説 明 及 び 質 疑 を 行 った その 後 閣 法 第 3 号 については 財 務 金 融 委 員 会 に 付 託 され 3 月 4 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 同 13 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した また 閣 法 第 5 号 及 び 同 第 6 号 につい ては 総 務 委 員 会 に 付 託 され 3 月 5 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 9 日 より 質 疑 を 行 った 同 13 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 両 法 律 案 を 可 決 すべきも のと 決 定 した 3 月 13 日 の 本 会 議 において 閣 法 第 5 号 及 び 同 第 6 号 は いずれも 可 決 された また 閣 法 第 3 号 は 討 論 の 後 可 決 さ れ 上 記 3 法 案 は 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 3 月 25 日 の 本 会 議 で3 法 案 の 趣 旨 説 明 及 び 質 疑 を 行 った その 後 閣 法 第 3 号 については 財 政 金 融 委 員 会 に 付 託 され 翌 26 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 同 31 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した また 閣 法 第 5 号 及 び 同 第 6 号 につい ては 総 務 委 員 会 に 付 託 され 3 月 26 日 に 両 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 っ た 同 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 両 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 3 月 31 日 の 本 会 議 において 閣 法 第 5 号 及 び 同 第 6 号 は いずれも 可 決 され また 同 第 3 号 は 討 論 の 後 可 決 され 上 記 3 法 案 は 成 立 した (2) 国 民 健 康 保 険 法 等 改 正 案 国 民 健 康 保 険 の 財 政 支 援 の 拡 充 や 財 政 運 営 責 任 の 都 道 府 県 への 移 行 等 による 医 療 保 険 制 度 の 財 政 基 盤 の 安 定 化 被 用 者 保 険 者 に 係 る 後 期 高 齢 者 支 援 金 の 全 面 総 報 酬 割 の 導 入 医 療 費 適 正 化 の 推 進 を 行 うほか 患 者 申 出 療 養 の 創 設 の 措 置 を 講 ずるため 3 月 3 日 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 28 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 4 月 14 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 厚 生 労 働 委 員 会 で 翌 15 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 17 日 より 質 疑 を 行 った 同 24 日 の 質 疑 終 局 後 自 民 及 び 公 明 が 共 同 提 出 した 修 正 案 ( 協 会 けんぽに 対 する 国 庫 補 助 に 関 する 改 正 規 定 等 の 施 行 期 日 を 改 めるもの)の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 修 正 案 について 討 論 及 び 採 決 の 結 果 修 正 案 を 可 決 し 同 法 律 案 を 修 正 議 決 すべきものと 決 定 し た 4 月 28 日 の 本 会 議 において 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 は 修 正 議 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 5 月 13 日 の 本 会 議 で 衆 議 院 送 付 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 案 が 付 託 された 厚 生 労 働 委 員 会 で 翌 14 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 同 26 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 5 月 27 日 の 本 会 議 において 同 案 は 討 論 の 後 可 決 され 成 立 した (3) 防 衛 省 設 置 法 等 改 正 案 防 衛 省 の 所 掌 事 務 をより 効 果 的 かつ 効

6 率 的 に 遂 行 し 得 る 体 制 を 整 備 するため 3 月 6 日 防 衛 省 設 置 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 33 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 4 月 17 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 安 全 保 障 委 員 会 で 同 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 23 日 よ り 質 疑 を 行 った 5 月 14 日 の 質 疑 終 局 後 民 主 より 提 出 された 修 正 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 修 正 案 について 討 論 及 び 採 決 の 結 果 修 正 案 を 否 決 し 原 案 ど おり 可 決 すべきものと 決 定 した 5 月 15 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 5 月 20 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 外 交 防 衛 委 員 会 で 翌 21 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 26 日 より 質 疑 を 行 った 6 月 9 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 10 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 討 論 の 後 可 決 され 成 立 した (4) 公 職 選 挙 法 等 改 正 案 ( 選 挙 権 年 齢 の 引 下 げ) 年 齢 満 18 年 以 上 満 20 年 未 満 の 者 が 国 政 選 挙 に 参 加 することができること 等 とす るとともに 当 分 の 間 の 特 例 措 置 として 少 年 法 等 の 適 用 の 特 例 を 設 けるため 3 月 5 日 公 職 選 挙 法 等 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 ( 衆 第 5 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 同 法 律 案 が 付 託 された 政 治 倫 理 の 確 立 及 び 公 職 選 挙 法 改 正 に 関 す る 特 別 委 員 会 で 5 月 27 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 翌 28 日 より 質 疑 を 行 った 6 月 2 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 し た 6 月 4 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 同 法 律 案 が 付 託 された 政 治 倫 理 の 確 立 及 び 選 挙 制 度 に 関 する 特 別 委 員 会 で 6 月 5 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 10 日 より 質 疑 を 行 った 同 15 日 に 質 疑 を 終 局 し 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 17 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 成 立 した (5) 道 路 運 送 車 両 法 等 改 正 案 自 動 車 の 共 通 構 造 部 の 型 式 指 定 制 度 を 創 設 するとともに 独 立 行 政 法 人 自 動 車 技 術 総 合 機 構 を 設 立 する 等 の 措 置 を 講 ず るため 3 月 13 日 道 路 運 送 車 両 法 及 び 自 動 車 検 査 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 46 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 同 法 律 案 が 付 託 された 国 土 交 通 委 員 会 で 5 月 20 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 22 日 に 質 疑 を 行 い 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきもの と 決 定 した 5 月 26 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 6 月 10 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 国 土 交 通 委 員 会 で 翌 11 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 に 質 疑 を 行 い 質 疑 を 終 局 した 同 16 日 に 討 論 及 び 採 決 を 行 った 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した

7 6 月 17 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 成 立 した (6) 学 校 教 育 法 等 改 正 案 小 中 一 貫 教 育 の 実 施 を 目 的 とする 義 務 教 育 学 校 制 度 を 設 けるとともに 高 等 学 校 等 専 攻 科 修 了 者 が 大 学 へ 編 入 学 できる 制 度 を 創 設 するため 3 月 17 日 学 校 教 育 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 49 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 同 法 律 案 が 付 託 された 文 部 科 学 委 員 会 で 5 月 20 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 22 日 より 質 疑 を 行 った 同 29 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 2 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 6 月 5 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 文 教 科 学 委 員 会 で 同 9 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 よ り 質 疑 を 行 った 同 16 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 す べきものと 決 定 した 6 月 17 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 成 立 した (7) 電 気 事 業 法 等 改 正 案 電 力 システム 改 革 の 第 3 弾 の 法 改 正 と して 法 的 分 離 方 式 による 送 配 電 部 門 の 中 立 性 の 一 層 の 確 保 を 実 施 するととも に ガスや 熱 供 給 についても 小 売 の 全 面 自 由 化 などの 制 度 改 革 を 一 体 的 に 進 め るため 3 月 3 日 電 気 事 業 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 案 ( 閣 法 第 29 号 ) が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 4 月 16 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 経 済 産 業 委 員 会 で 翌 17 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 22 日 より 質 疑 を 行 った 5 月 20 日 の 質 疑 終 局 後 民 主 及 び 維 新 よりそれぞれ 提 出 され た 修 正 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 両 修 正 案 について 討 論 及 び 採 決 の 結 果 両 修 正 案 を 否 決 し 原 案 どおり 可 決 すべ きものと 決 定 した 5 月 21 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 5 月 29 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 経 済 産 業 委 員 会 で 6 月 2 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 同 16 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 17 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 討 論 の 後 可 決 され 成 立 した (8) 地 域 改 革 推 進 整 備 法 案 地 域 再 生 法 改 正 案 地 方 公 共 団 体 への 事 務 権 限 の 移 譲 義 務 付 け 枠 付 けの 見 直 し 等 を 行 うため の 地 域 の 自 主 性 及 び 自 立 性 を 高 めるた めの 改 革 の 推 進 を 図 るための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 51 号 )は 3 月 20 日 中 山 間 地 域 等 での 持 続 可 能 な 地 域 づくりを 推 進 し 地 方 での 安 定 した 良 質 な 雇 用 を 確 保 するための 地 域 再 生 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 53 号 )は 同 24 日 それぞれ 衆 議 院 に 提 出 さ れた 衆 議 院 では 4 月 24 日 の 本 会 議 で 両 法 律 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った 同 日 両 法 律 案 が 付 託 された 地 方 創 生 に 関 する 特 別 委 員 会 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し

8 5 月 15 日 より 質 疑 を 行 った 同 29 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 両 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 2 日 の 本 会 議 において 両 法 律 案 は 討 論 の 後 いずれも 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 6 月 3 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 両 法 律 案 が 付 託 された 地 方 消 費 者 問 題 に 関 する 特 別 委 員 会 で 同 10 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 同 17 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 両 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 19 日 の 本 会 議 において 両 法 律 案 は いずれも 可 決 され 成 立 した (9) 特 許 法 等 改 正 案 不 正 競 争 防 止 法 改 正 案 研 究 者 の 研 究 開 発 活 動 に 対 するインセ ンティブの 確 保 及 び 企 業 の 競 争 力 強 化 を 共 に 実 現 するための 環 境 整 備 を 図 るため 職 務 発 明 制 度 の 見 直 し 等 を 行 う 特 許 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 44 号 ) 我 が 国 産 業 の 競 争 力 の 維 持 強 化 を 図 る 観 点 から 営 業 秘 密 の 保 護 を 一 層 強 化 するための 措 置 を 講 じるための 不 正 競 争 防 止 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 45 号 )は 3 月 13 日 それぞれ 衆 議 院 に 提 出 された 閣 法 第 44 号 については 経 済 産 業 委 員 会 に 付 託 され 5 月 22 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 27 日 より 質 疑 を 行 った 同 29 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 2 日 の 本 会 議 において 閣 法 第 44 号 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された また 閣 法 第 45 号 については 経 済 産 業 委 員 会 に 付 託 され 6 月 3 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 5 日 に 質 疑 を 行 い 質 疑 を 終 局 した 同 10 日 に 討 論 及 び 採 決 を 行 った 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 11 日 の 本 会 議 において 閣 法 第 45 号 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 6 月 17 日 の 本 会 議 で 両 法 律 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 両 法 律 案 が 付 託 された 経 済 産 業 委 員 会 で 同 18 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 同 30 日 に 質 疑 を 終 局 し 7 月 2 日 に 討 論 及 び 採 決 を 行 っ た 結 果 両 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 7 月 3 日 の 本 会 議 において 両 法 律 案 は 可 決 され 成 立 した (10) 廃 棄 物 処 理 法 及 び 災 害 対 策 基 本 法 改 正 案 非 常 災 害 により 生 じた 廃 棄 物 の 円 滑 か つ 迅 速 な 処 理 を 図 るための 特 例 等 につい て 定 めるとともに 非 常 災 害 時 の 廃 棄 物 処 理 に 関 する 基 本 的 指 針 の 策 定 環 境 大 臣 による 当 該 廃 棄 物 処 理 の 代 行 等 の 措 置 について 定 めるため 3 月 24 日 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 及 び 災 害 対 策 基 本 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 59 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 同 法 律 案 が 付 託 された 環 境 委 員 会 で 5 月 29 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 6 月 2 日 より 質 疑 を 行 った 同 9 日 に 質 疑 を 終 局 し 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 11 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 6 月 12 日 の 本 会 議 で 趣 旨

9 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 環 境 委 員 会 で 同 16 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 18 日 より 質 疑 を 行 った 7 月 9 日 に 質 疑 を 終 局 し 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきもの と 決 定 した 7 月 10 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 成 立 した (11) 公 職 選 挙 法 改 正 案 ( 参 議 院 選 挙 制 度 改 革 関 連 ) 参 議 院 の 選 挙 制 度 改 革 に 関 連 し 選 挙 区 定 数 について 4 県 2 合 区 を 含 む10 増 10 減 の 見 直 しを 行 う 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 11 号 ) 20 県 10 合 区 による12 増 12 減 の 見 直 しを 行 う 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 12 号 )が 7 月 23 日 それぞれ 参 議 院 に 提 出 された 参 議 院 では 7 月 24 日 の 本 会 議 におい て 両 法 律 案 について 委 員 会 審 査 を 省 略 し 一 括 して 議 題 とすることになった 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 い 討 論 及 び 採 決 の 結 果 参 第 1 1 号 が 可 決 さ れ ( こ れ に よ り 参 第 1 2 号 は 議 決 を 要 し ないものとなった) 衆 議 院 に 送 付 され た 衆 議 院 では 参 第 11 号 が 付 託 された 政 治 倫 理 の 確 立 及 び 公 職 選 挙 法 改 正 に 関 す る 特 別 委 員 会 で 7 月 28 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った 同 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 7 月 28 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 成 立 した (12) 女 性 活 躍 推 進 法 案 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 を 迅 速 か つ 重 点 的 に 推 進 し もって 豊 かで 活 力 あ る 社 会 を 実 現 するため 2 月 20 日 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 す る 法 律 案 ( 閣 法 第 8 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 5 月 22 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 内 閣 委 員 会 で 同 29 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 6 月 3 日 に 自 民 民 主 公 明 より 提 出 された 修 正 案 ( 男 女 の 人 権 が 尊 重 され る 社 会 の 実 現 を 目 的 に 追 加 すること 等 を 内 容 とするもの)の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 修 正 案 について 質 疑 を 行 った 質 疑 を 終 局 し 原 案 及 び 修 正 案 について 採 決 の 結 果 修 正 案 を 可 決 し 同 法 律 案 を 修 正 議 決 すべきものと 決 定 した 6 月 4 日 の 本 会 議 において 採 決 の 結 果 同 法 律 案 は 修 正 議 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 7 月 31 日 の 本 会 議 で 衆 議 院 送 付 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 案 が 付 託 された 内 閣 委 員 会 で 8 月 4 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 同 25 日 の 質 疑 終 局 後 生 活 より 提 出 された 修 正 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 修 正 案 について 採 決 の 結 果 修 正 案 を 否 決 し 原 案 どお り 可 決 すべきものと 決 定 した 8 月 28 日 の 本 会 議 において 同 案 は 可 決 され 成 立 した (13) 個 人 情 報 保 護 法 等 改 正 案 新 産 業 新 サービスの 創 出 と 国 民 の 安 全 安 心 の 向 上 の 実 現 及 びマイナンバー の 利 用 事 務 拡 充 のため 3 月 10 日 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 及 び 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番

10 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 す る 法 律 案 ( 閣 法 第 34 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 4 月 23 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 内 閣 委 員 会 で 翌 24 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 5 月 8 日 より 質 疑 を 行 った 同 20 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 を 可 決 すべ きものと 決 定 した 5 月 21 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 5 月 22 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 内 閣 委 員 会 で 同 26 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 日 より 質 疑 を 行 った 6 月 2 日 には 内 閣 委 員 会 財 政 金 融 委 員 会 連 合 審 査 会 において 質 疑 を 行 った 8 月 27 日 の 内 閣 委 員 会 での 質 疑 終 局 後 自 民 民 主 公 明 次 代 より 提 出 された 修 正 案 (マイナンバー 制 度 の 導 入 運 用 に 遺 漏 がないようにするため の 措 置 を 内 容 とするもの)の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し これに 対 する 質 疑 を 行 い 原 案 及 び 修 正 案 について 討 論 及 び 採 決 の 結 果 修 正 案 を 可 決 し 同 法 律 案 を 修 正 議 決 すべきものと 決 定 した 8 月 28 日 の 本 会 議 において 採 決 の 結 果 同 法 律 案 は 修 正 議 決 され 衆 議 院 に 回 付 された 衆 議 院 では 9 月 3 日 の 本 会 議 におい て 参 議 院 回 付 案 は 参 議 院 の 修 正 に 同 意 するに 決 し 成 立 した (14) 農 業 協 同 組 合 法 等 改 正 案 農 業 協 同 組 合 農 業 委 員 会 及 び 農 業 生 産 法 人 に 関 する 制 度 の 一 体 的 な 見 直 しを 行 うため 4 月 3 日 農 業 協 同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 案 ( 閣 法 第 71 号 )が 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 5 月 14 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 農 林 水 産 委 員 会 で 同 19 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 21 日 より 質 疑 を 行 った 6 月 25 日 の 質 疑 終 局 後 維 新 より 提 出 された 修 正 案 ( 政 府 がこの 法 律 に 基 づく 制 度 改 革 の 趣 旨 及 び 内 容 の 周 知 徹 底 を 図 ること 等 を 内 容 とする 規 定 を 附 則 に 追 加 するも の)の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 修 正 案 等 について 討 論 及 び 採 決 の 結 果 修 正 案 を 可 決 し 同 法 律 案 を 修 正 議 決 すべき ものと 決 定 した 6 月 30 日 の 本 会 議 において 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 法 律 案 は 修 正 議 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 7 月 3 日 の 本 会 議 で 衆 議 院 送 付 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 案 が 付 託 された 農 林 水 産 委 員 会 で 同 9 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 14 日 より 質 疑 を 行 った 8 月 27 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 同 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 8 月 28 日 の 本 会 議 において 同 案 は 討 論 の 後 可 決 され 成 立 した (15) 労 働 者 派 遣 法 等 改 正 案 労 働 者 派 遣 に 新 たな 期 間 制 限 を 設 ける ほか 派 遣 労 働 者 の 正 社 員 化 を 含 むキャ リア 形 成 を 支 援 する 等 の 仕 組 みを 設 ける ため 3 月 13 日 労 働 者 派 遣 事 業 の 適 正 な 運 営 の 確 保 及 び 派 遣 労 働 者 の 保 護 等 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 43 号 )が 衆 議 院 に 提 出 され た

11 衆 議 院 では 5 月 12 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 厚 生 労 働 委 員 会 で 翌 13 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 15 日 より 質 疑 を 行 った 6 月 12 日 に 維 新 より 提 出 された 修 正 案 の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 修 正 案 について 質 疑 を 行 い 質 疑 を 終 局 した 同 19 日 に 原 案 及 び 修 正 案 について 討 論 及 び 採 決 を 行 った 結 果 修 正 案 を 否 決 し 原 案 どおり 可 決 すべきものと 決 定 した 6 月 19 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 7 月 8 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 同 法 律 案 が 付 託 された 厚 生 労 働 委 員 会 で 同 14 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 同 30 日 より 質 疑 を 行 った 9 月 8 日 の 質 疑 終 局 後 自 民 公 明 より 提 出 された 修 正 案 ( 施 行 期 日 を 平 成 27 年 9 月 1 日 から 平 成 27 年 9 月 30 日 に 改 める 等 を 内 容 とするもの) の 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 原 案 及 び 修 正 案 等 について 討 論 及 び 採 決 の 結 果 修 正 案 を 可 決 し 同 法 律 案 を 修 正 議 決 すべきもの と 決 定 した 9 月 9 日 の 本 会 議 において 同 法 律 案 は 討 論 の 後 修 正 議 決 され 衆 議 院 に 回 付 された 衆 議 院 では 9 月 11 日 の 本 会 議 におい て 参 議 院 回 付 案 は 討 論 の 後 参 議 院 の 修 正 に 同 意 するに 決 し 成 立 した (16) 平 和 安 全 法 制 関 連 2 法 案 存 立 危 機 事 態 に 際 して 実 施 する 防 衛 出 動 重 要 影 響 事 態 に 際 して 実 施 する 米 軍 等 に 対 する 後 方 支 援 活 動 その 他 の 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 するために 我 が 国 が 実 施 する 措 置 につい て 定 めるための 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 するための 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 72 号 ) 及 び 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 し 諸 外 国 の 軍 隊 等 に 対 する 協 力 支 援 活 動 等 を 行 うことができるようにするため の 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 して 我 が 国 が 実 施 する 諸 外 国 の 軍 隊 等 に 対 する 協 力 支 援 活 動 等 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 73 号 )は 5 月 15 日 それぞれ 衆 議 院 に 提 出 された 衆 議 院 では 5 月 26 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 両 法 律 案 が 付 託 された 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 で 同 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 翌 27 日 よ り 質 疑 を 行 った 7 月 15 日 に 質 疑 を 終 局 し 討 論 及 び 採 決 の 結 果 両 法 律 案 を 可 決 すべきものと 決 定 した 7 月 16 日 の 本 会 議 において 両 法 律 案 は 討 論 の 後 いずれも 可 決 され 参 議 院 に 送 付 された 参 議 院 では 7 月 27 日 の 本 会 議 で 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 質 疑 を 行 った その 後 両 法 律 案 が 付 託 された 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 で 同 日 に 趣 旨 説 明 を 聴 取 し 翌 28 日 よ り 質 疑 を 行 った 9 月 17 日 に 質 疑 を 終 局 し 採 決 の 結 果 両 法 律 案 を 可 決 すべき ものと 決 定 した 9 月 19 日 の 本 会 議 において 両 法 律 案 は 討 論 の 後 いずれも 可 決 され 成 立 した (17) 決 議 案 参 議 院 では シリアにおける 邦 人 への テロ 行 為 に 対 する 非 難 決 議 案 及 び 政 策 評

12 価 制 度 に 関 する 決 議 案 が 可 決 された 4 調 査 会 国 の 統 治 機 構 に 関 する 調 査 会 及 び 国 民 生 活 のためのデフレ 脱 却 及 び 財 政 再 建 に 関 する 調 査 会 は いずれも6 月 12 日 に2 年 目 における 調 査 を 取 りまとめた 調 査 報 告 書 ( 中 間 報 告 )を 議 長 に 提 出 し 同 17 日 の 本 会 議 で 両 調 査 会 長 が 報 告 を 行 っ た 5 その 他 (1) 国 会 同 意 人 事 案 件 今 国 会 に 提 出 された 国 会 同 意 人 事 案 件 は 19 機 関 76 名 であり 全 て 両 議 院 の 同 意 を 得 た (2) 党 首 討 論 国 家 基 本 政 策 委 員 会 合 同 審 査 会 ( 党 首 討 論 )が5 月 20 日 及 び6 月 17 日 に 開 会 さ れ それぞれ 岡 田 克 也 民 主 党 代 表 松 野 頼 久 維 新 の 党 代 表 及 び 志 位 和 夫 日 本 共 産 党 中 央 委 員 会 幹 部 会 委 員 長 と 安 倍 内 閣 総 理 大 臣 との 間 で 討 議 が 行 われた (3) 憲 法 審 査 会 2 月 25 日 海 外 派 遣 議 員 から 報 告 を 聴 いた 後 ドイツ 連 邦 共 和 国 イタリア 共 和 国 及 び 英 国 における 憲 法 事 情 憲 法 改 正 の 動 向 及 び 国 民 投 票 制 度 の 制 度 内 容 運 用 状 況 等 について 意 見 の 交 換 を 行 っ た 3 月 4 日 には 憲 法 とは 何 かについ て 参 考 人 から 意 見 を 聴 いた 後 質 疑 を 行 った 5 月 27 日 には 参 議 院 憲 法 審 査 会 が 取 り 組 むべき 課 題 について 意 見 の 交 換 を 行 った 9 月 7 日 には 二 院 制 につい て 意 見 の 交 換 を 行 った (4) 情 報 監 視 審 査 会 3 月 25 日 の 本 会 議 で 情 報 監 視 審 査 会 委 員 が 選 任 され 同 30 日 に 開 かれた 初 回 の 審 査 会 で 会 長 が 選 任 された 6 月 22 日 に 政 府 から 提 出 された 特 定 秘 密 の 指 定 及 びその 解 除 並 びに 適 性 評 価 の 実 施 の 状 況 に 関 する 報 告 について 7 月 1 日 に 上 川 国 務 大 臣 から 説 明 を 聴 い た 後 同 15 日 以 降 5 回 にわたり 各 行 政 機 関 の 特 定 秘 密 の 指 定 の 状 況 について 政 府 からの 説 明 聴 取 や 質 疑 を 行 った (5) 選 挙 制 度 改 革 検 討 会 第 189 回 国 会 中 選 挙 制 度 の 改 革 に 関 する 検 討 会 は 選 挙 制 度 の 改 革 について 実 務 的 な 協 議 を 行 ってきた 選 挙 制 度 協 議 会 が 取 りまとめた 報 告 書 について 同 協 議 会 の 伊 達 座 長 から 報 告 を 聴 取 した 上 で 選 挙 制 度 の 改 革 について 協 議 を 行 い 5 回 にわたり 開 催 された 5 月 29 日 の 検 討 会 では 各 会 派 が 一 致 する 結 論 を 得 られず 会 期 末 も 迫 ってい ることから 検 討 会 での 協 議 は 一 区 切 り つけ 今 後 は 委 員 会 本 会 議 で 結 論 を 出 していくことになった その 後 各 会 派 間 で 協 議 が 進 められた 結 果 7 月 23 日 に 合 区 などで 選 挙 区 定 数 を 見 直 す2つの 法 律 案 ( 公 職 選 挙 法 改 正

13 案 )が 提 出 されるに 至 った(その 後 の 両 案 の 審 議 経 過 は3(11) 参 照 ) 同 日 開 催 された 検 討 会 では 2つの 法 律 案 がま とめられたことに 対 し 議 長 及 び 副 議 長 から 謝 意 が 述 べられ 議 長 から 今 回 を もって 本 検 討 会 の 役 割 は 終 えたい 旨 の 発 言 があった

14 2 参 議 院 役 員 等 一 覧 役 員 名 召 集 日 ( ) 会 期 中 選 任 議 長 山 崎 正 昭 ( 無 ) 副 議 長 輿 石 東 ( 無 ) 常 任 委 員 長 特 別 委 員 長 調 査 会 長 内 閣 大 島 九 州 男 ( 民 主 ) 総 務 谷 合 正 明 ( 公 明 ) 法 務 魚 住 裕 一 郎 ( 公 明 ) 外 交 防 衛 片 山 さつき( 自 民 ) 財 政 金 融 古 川 俊 治 ( 自 民 ) 文 教 科 学 水 落 敏 栄 ( 自 民 ) 厚 生 労 働 丸 川 珠 代 ( 自 民 ) 農 林 水 産 山 田 俊 男 ( 自 民 ) 経 済 産 業 吉 川 沙 織 ( 民 主 ) 国 土 交 通 広 田 一 ( 民 主 ) 環 境 島 尻 安 伊 子 ( 自 民 ) 国 家 基 本 政 策 小 川 勝 也 ( 民 主 ) 予 算 岸 宏 一 ( 自 民 ) 決 算 小 坂 憲 次 ( 自 民 ) 行 政 監 視 松 村 祥 史 ( 自 民 ) 議 院 運 営 中 川 雅 治 ( 自 民 ) 懲 罰 芝 博 一 ( 民 主 ) 災 害 対 策 秋 野 公 造 ( 公 明 ) 沖 縄 北 方 風 間 直 樹 ( 民 主 ) 倫 理 選 挙 牧 山 ひろえ( 民 主 ) 拉 致 問 題 中 曽 根 弘 文 ( 自 民 ) O D A 山 本 順 三 ( 自 民 ) 地 方 消 費 者 西 田 昌 司 ( 自 民 ) 復 興 原 子 力 櫻 井 充 ( 民 主 ) 平 和 安 全 鴻 池 祥 肇 ( 自 民 ) 統 治 機 構 山 崎 力 ( 自 民 ) デフレ 脱 却 鴻 池 祥 肇 ( 自 民 ) 関 口 昌 一 ( 自 民 ) 国 際 経 済 柳 田 稔 ( 民 主 ) 憲 法 審 査 会 会 長 柳 本 卓 治 ( 自 民 ) 情 報 監 視 審 査 会 会 長 金 子 原 二 郎 ( 自 民 ) 政 治 倫 理 審 査 会 会 長 伊 達 忠 一 ( 自 民 ) 事 務 総 長 中 村 剛 召 集 日 選 任

15 3 会 派 別 所 属 議 員 数 一 覧 ( 会 期 終 了 日 現 在 ) 会 派 議 員 数 任 期 満 了 任 期 満 了 比 例 選 挙 区 合 計 比 例 選 挙 区 合 計 自 由 民 主 党 (16) (4) (3) (7) (5) (4) (9) 民 主 党 新 緑 風 会 (9) (1) (4) (5) (3) (1) (4) 公 明 党 (3) (1) (1) (1) (1) (2) 維 新 の 党 日 本 共 産 党 (4) (1) (1) (1) (2) (3) 日 本 を 元 気 にする 会 無 所 属 会 (1) (1) (1) 次 世 代 の 党 (1) (1) (1) 無 所 属 ク ラ ブ (1) (1) (1) 社 会 民 主 党 護 憲 連 合 (1) (1) (1) 生 活 の 党 と 山 本 太 郎 となかまたち (1) (1) (1) 新 党 改 革 無 所 属 の 会 各 派 に 属 し な い 議 員 (1) (1) (1) 合 計 (38) (8) (8) (16) (11) (11) (22) 欠 員 定 数 ( ) 内 は 女 性 議 員 数

16 4 会 派 別 所 属 議 員 一 覧 無 印 の 議 員 は 平 成 28 年 7 月 25 日 任 期 満 了 また ( ) 内 は 各 議 員 の 選 出 選 挙 区 別 印 の 議 員 は 平 成 31 年 7 月 28 日 任 期 満 了 ( 召 集 日 現 在 ) 自 由 民 主 党 (114 名 ) 阿 達 雅 志 ( 比 例 ) 愛 知 治 郎 ( 宮 城 ) 青 木 一 彦 ( 島 根 ) 赤 池 誠 章 ( 比 例 ) 赤 石 清 美 ( 比 例 ) 有 村 治 子 ( 比 例 ) 井 原 巧 ( 愛 媛 ) 石 井 準 一 ( 千 葉 ) 石 井 浩 郎 ( 秋 田 ) 石 井 正 弘 ( 岡 山 ) 石 井 みどり( 比 例 ) 石 田 昌 宏 ( 比 例 ) 磯 﨑 仁 彦 ( 香 川 ) 礒 崎 陽 輔 ( 大 分 ) 猪 口 邦 子 ( 千 葉 ) 岩 井 茂 樹 ( 静 岡 ) 岩 城 光 英 ( 福 島 ) 宇 都 隆 史 ( 比 例 ) 上 野 通 子 ( 栃 木 ) 江 島 潔 ( 山 口 ) 衛 藤 晟 一 ( 比 例 ) 尾 秀 久 ( 鹿 児 島 ) 大 家 敏 志 ( 福 岡 ) 大 沼 みずほ( 山 形 ) 大 野 正 ( 岐 阜 ) 太 田 房 江 ( 比 例 ) 岡 田 直 樹 ( 石 川 ) 岡 田 広 ( 茨 城 ) 片 山 さつき( 比 例 ) 金 子 原 二 郎 ( 長 崎 ) 木 村 義 雄 ( 比 例 ) 岸 宏 一 ( 山 形 ) 北 川 イッセイ( 大 阪 ) 北 村 経 夫 ( 比 例 ) 熊 谷 大 ( 宮 城 ) 小 泉 昭 男 ( 神 奈 川 ) 小 坂 憲 次 ( 比 例 ) 古 賀 友 一 郎 ( 長 崎 ) 上 月 良 祐 ( 茨 城 ) 鴻 池 祥 肇 ( 兵 庫 ) 佐 藤 信 秋 ( 比 例 ) 佐 藤 正 久 ( 比 例 ) 酒 井 庸 行 ( 愛 知 ) 山 東 昭 子 ( 比 例 ) 島 尻 安 伊 子 ( 沖 縄 ) 島 田 三 郎 ( 島 根 ) 島 村 大 ( 神 奈 川 ) 末 松 信 介 ( 兵 庫 ) 世 耕 弘 成 ( 和 歌 山 ) 関 口 昌 一 ( 埼 玉 ) 伊 達 忠 一 ( 北 海 道 ) 階 恵 美 子 ( 比 例 ) 高 野 光 二 郎 ( 高 知 ) 高 橋 克 法 ( 栃 木 ) 滝 沢 求 ( 青 森 ) 滝 波 宏 文 ( 福 井 ) 武 見 敬 三 ( 東 京 ) 柘 植 芳 文 ( 比 例 ) 塚 田 一 郎 ( 新 潟 ) 鶴 保 庸 介 ( 和 歌 山 ) 堂 故 茂 ( 富 山 ) 豊 田 俊 郎 ( 千 葉 ) 中 泉 松 司 ( 秋 田 ) 中 川 雅 治 ( 東 京 ) 中 曽 根 弘 文 ( 群 馬 ) 中 西 祐 介 ( 徳 島 ) 中 原 八 一 ( 新 潟 ) 長 峯 誠 ( 宮 崎 ) 二 之 湯 智 ( 京 都 ) 二 之 湯 武 史 ( 滋 賀 ) 西 田 昌 司 ( 京 都 ) 野 上 浩 太 郎 ( 富 山 ) 野 村 哲 郎 ( 鹿 児 島 ) 羽 生 田 俊 ( 比 例 ) 長 谷 川 岳 ( 北 海 道 ) 馬 場 成 志 ( 熊 本 ) 橋 本 聖 子 ( 比 例 ) 林 芳 正 ( 山 口 ) 福 岡 資 麿 ( 佐 賀 ) 藤 井 基 之 ( 比 例 ) 藤 川 政 人 ( 愛 知 ) 古 川 俊 治 ( 埼 玉 ) 堀 井 巌 ( 奈 良 ) 堀 内 恒 夫 ( 比 例 ) 舞 立 昇 治 ( 鳥 取 ) 牧 野 たかお( 静 岡 ) 松 下 新 平 ( 宮 崎 ) 松 村 祥 史 ( 熊 本 ) 松 山 政 司 ( 福 岡 ) 丸 川 珠 代 ( 東 京 ) 丸 山 和 也 ( 比 例 ) 三 木 亨 ( 徳 島 ) 三 原 じゅん 子 ( 比 例 ) 三 宅 伸 吾 ( 香 川 ) 水 落 敏 栄 ( 比 例 ) 溝 手 顕 正 ( 広 島 ) 宮 沢 洋 一 ( 広 島 ) 宮 本 周 司 ( 比 例 ) 森 まさこ( 福 島 )

17 森 屋 宏 ( 山 梨 ) 柳 本 卓 治 ( 大 阪 ) 山 崎 力 ( 青 森 ) 山 下 雄 平 ( 佐 賀 ) 山 田 修 路 ( 石 川 ) 山 田 俊 男 ( 比 例 ) 山 谷 えり 子 ( 比 例 ) 山 本 一 太 ( 群 馬 ) 山 本 順 三 ( 愛 媛 ) 吉 川 ゆうみ( 三 重 ) 吉 田 博 美 ( 長 野 ) 若 林 健 太 ( 長 野 ) 脇 雅 史 ( 比 例 ) 渡 辺 猛 之 ( 岐 阜 ) 渡 美 樹 ( 比 例 ) 民 主 党 新 緑 風 会 (58 名 ) 足 立 信 也 ( 大 分 ) 相 原 久 美 子 ( 比 例 ) 有 田 芳 生 ( 比 例 ) 石 上 俊 雄 ( 比 例 ) 石 橋 通 宏 ( 比 例 ) 礒 﨑 哲 史 ( 比 例 ) 江 崎 孝 ( 比 例 ) 江 田 五 月 ( 岡 山 ) 小 川 勝 也 ( 北 海 道 ) 小 川 敏 夫 ( 東 京 ) 尾 立 源 幸 ( 大 阪 ) 大 久 保 勉 ( 福 岡 ) 大 島 九 州 男 ( 比 例 ) 大 塚 耕 平 ( 愛 知 ) 大 野 元 裕 ( 埼 玉 ) 加 藤 敏 幸 ( 比 例 ) 風 間 直 樹 ( 新 潟 ) 金 子 洋 一 ( 神 奈 川 ) 神 本 美 恵 子 ( 比 例 ) 北 澤 俊 美 ( 長 野 ) 郡 司 彰 ( 茨 城 ) 小 西 洋 之 ( 千 葉 ) 小 林 正 夫 ( 比 例 ) 小 見 山 幸 治 ( 岐 阜 ) 藤 嘉 隆 ( 愛 知 ) 櫻 井 充 ( 宮 城 ) 芝 博 一 ( 三 重 ) 榛 葉 賀 津 也 ( 静 岡 ) 田 城 郁 ( 比 例 ) 田 中 直 紀 ( 新 潟 ) 津 田 弥 太 郎 ( 比 例 ) 徳 永 エリ( 北 海 道 ) 那 谷 屋 正 義 ( 比 例 ) 直 嶋 正 行 ( 比 例 ) 長 浜 博 行 ( 千 葉 ) 難 波 奨 二 ( 比 例 ) 西 村 まさみ( 比 例 ) 野 田 国 義 ( 福 岡 ) 羽 田 雄 一 郎 ( 長 野 ) 白 眞 勲 ( 比 例 ) 浜 野 喜 史 ( 比 例 ) 林 久 美 子 ( 滋 賀 ) 広 田 一 ( 高 知 ) 福 山 哲 郎 ( 京 都 ) 藤 末 健 三 ( 比 例 ) 藤 田 幸 久 ( 茨 城 ) 藤 本 祐 司 ( 静 岡 ) 前 川 清 成 ( 奈 良 ) 前 田 武 志 ( 比 例 ) 牧 山 ひろえ( 神 奈 川 ) 増 子 輝 彦 ( 福 島 ) 水 岡 俊 一 ( 兵 庫 ) 森 本 真 治 ( 広 島 ) 安 井 美 沙 子 ( 愛 知 ) 柳 澤 光 美 ( 比 例 ) 柳 田 稔 ( 広 島 ) 吉 川 沙 織 ( 比 例 ) 蓮 舫 ( 東 京 ) 公 明 党 (20 名 ) 秋 野 公 造 ( 比 例 ) 荒 木 清 寛 ( 比 例 ) 石 川 博 崇 ( 大 阪 ) 魚 住 裕 一 郎 ( 比 例 ) 河 野 義 博 ( 比 例 ) 佐 々 木 さやか( 神 奈 川 ) 杉 久 武 ( 大 阪 ) 竹 谷 とし 子 ( 東 京 ) 谷 合 正 明 ( 比 例 ) 長 沢 広 明 ( 比 例 ) 新 妻 秀 規 ( 比 例 ) 西 田 実 仁 ( 埼 玉 ) 浜 田 昌 良 ( 比 例 ) 平 木 大 作 ( 比 例 ) 矢 倉 克 夫 ( 埼 玉 ) 山 口 那 津 男 ( 東 京 ) 山 本 香 苗 ( 比 例 ) 山 本 博 司 ( 比 例 ) 横 山 信 一 ( 比 例 ) 若 松 謙 維 ( 比 例 )

18 維 新 の 党 (11 名 ) 東 徹 ( 大 阪 ) 小 野 次 郎 ( 比 例 ) 片 山 虎 之 助 ( 比 例 ) 川 田 龍 平 ( 比 例 ) 儀 間 光 男 ( 比 例 ) 清 水 貴 之 ( 兵 庫 ) 柴 田 巧 ( 比 例 ) 寺 田 典 城 ( 比 例 ) 藤 巻 健 史 ( 比 例 ) 山 勇 一 ( 比 例 ) 室 井 邦 彦 ( 比 例 ) 日 本 共 産 党 (11 名 ) 井 上 哲 士 ( 比 例 ) 市 田 忠 義 ( 比 例 ) 紙 智 子 ( 比 例 ) 吉 良 よし 子 ( 東 京 ) 倉 林 明 子 ( 京 都 ) 小 池 晃 ( 比 例 ) 田 村 智 子 ( 比 例 ) 大 門 実 紀 史 ( 比 例 ) 辰 巳 孝 太 郎 ( 大 阪 ) 仁 比 聡 平 ( 比 例 ) 山 下 芳 生 ( 比 例 ) 日 本 を 元 気 にする 会 無 所 属 会 (7 名 ) アントニオ 猪 木 ( 比 例 ) 井 上 義 行 ( 比 例 ) 行 田 邦 子 ( 埼 玉 ) 田 中 茂 ( 比 例 ) 松 田 公 太 ( 東 京 ) 山 口 和 之 ( 比 例 ) 山 田 太 郎 ( 比 例 ) 次 世 代 の 党 (6 名 ) 江 口 克 彦 ( 比 例 ) 中 野 正 志 ( 比 例 ) 中 山 恭 子 ( 比 例 ) 浜 田 和 幸 ( 鳥 取 ) 松 沢 成 文 ( 神 奈 川 ) 和 田 政 宗 ( 宮 城 ) 無 所 属 ク ラ ブ (4 名 ) 中 西 健 治 ( 神 奈 川 ) 水 野 賢 一 ( 千 葉 ) 薬 師 寺 みちよ( 愛 知 ) 渡 辺 美 知 太 郎 ( 比 例 ) 社 会 民 主 党 護 憲 連 合 (3 名 ) 福 島 みずほ( 比 例 ) 又 市 征 治 ( 比 例 ) 吉 田 忠 智 ( 比 例 ) 生 活 の 党 と 山 本 太 郎 となかまたち (3 名 ) 主 濱 了 ( 岩 手 ) 谷 亮 子 ( 比 例 ) 山 本 太 郎 ( 東 京 )

19 新 党 改 革 無 所 属 の 会 (2 名 ) 荒 井 広 幸 ( 比 例 ) 平 野 達 男 ( 岩 手 ) 各 派 に 属 しない 議 員 (3 名 ) 糸 数 慶 子 ( 沖 縄 ) 輿 石 東 ( 山 梨 ) 山 崎 正 昭 ( 福 井 )

20 5 議 員 の 異 動 第 188 回 国 会 閉 会 後 及 び 今 国 会 ( 召 集 ) 中 における 議 員 の 異 動 会 派 名 変 更 生 活 の 党 生 活 の 党 と 山 本 太 郎 となかまたち に 変 更 日 本 を 元 気 にする 会 日 本 を 元 気 にする 会 無 所 属 会 に 変 更 所 属 会 派 異 動 山 本 生 活 の 党 と 山 本 太 郎 となかまたちに 入 会 - 太 郎 君 次 世 代 の 党 を 退 会 - アントニオ 猪 木 君 日 本 を 元 気 にする 会 に 入 会 - アントニオ 猪 木 君 自 由 民 主 党 を 退 会 - 脇 雅 史 君 次 世 代 の 党 を 退 会 - 松 沢 成 文 君

21 1 議 案 審 議 概 況 閣 法 は 新 規 提 出 75 件 ( 本 院 先 議 7 件 を 含 む)のうち 平 和 安 全 法 制 関 連 法 案 労 働 者 派 遣 法 改 正 案 農 協 法 改 正 案 等 66 件 が 成 立 し 残 る9 件 については 本 院 において3 件 が 継 続 審 査 衆 議 院 におい て6 件 が 継 続 審 査 となった 参 法 は 新 規 提 出 26 件 のうち 公 職 選 挙 法 改 正 案 ( 参 議 院 議 員 通 常 選 挙 におけ る 一 票 の 較 差 問 題 への 対 処 ) 都 市 農 業 振 興 基 本 法 案 及 び 瀬 戸 内 海 環 境 保 全 特 措 法 改 正 案 の3 件 が 成 立 し 残 る23 件 につ いては 本 院 において3 件 が 継 続 審 査 18 件 が 審 査 未 了 本 会 議 議 決 不 要 及 び 撤 回 が 各 1 件 となった 衆 法 は 新 規 提 出 46 件 のうち 公 職 選 挙 法 改 正 案 ( 選 挙 権 年 齢 の18 歳 以 上 への 引 下 げ) 同 一 労 働 同 一 賃 金 推 進 法 案 公 認 心 理 師 法 案 等 9 件 が 成 立 し 残 る37 件 については 本 院 において2 件 が 継 続 審 査 となり 衆 議 院 において4 件 が 否 決 19 件 が 継 続 審 査 10 件 が 審 査 未 了 2 件 が 撤 回 となった また 衆 議 院 で 継 続 審 査 となっていた4 件 は いずれも 衆 議 院 において 引 き 続 き 継 続 審 査 となった 予 算 は 9 件 提 出 され いずれも 成 立 した 条 約 は 新 規 提 出 15 件 のうち 12 件 が 承 認 され 残 る3 件 については いずれ も 衆 議 院 において 継 続 審 査 となった 承 認 案 件 は 新 規 提 出 4 件 が いずれ も 承 認 された 予 備 費 は 新 規 提 出 5 件 のうち 平 成 25 年 度 予 備 費 関 係 3 件 が 承 諾 され 残 る 2 件 については いずれも 衆 議 院 におい て 継 続 審 査 となった 決 算 は 平 成 二 十 五 年 度 決 算 外 2 件 ( 第 187 回 国 会 提 出 )が 是 認 され 平 成 二 十 五 年 度 NHK 決 算 ( 第 187 回 国 会 提 出 ) 及 び 新 規 提 出 の 平 成 二 十 六 年 度 一 般 会 計 国 庫 債 務 負 担 行 為 総 調 書 (その1)は 審 査 に 入 るに 至 らなかった 決 議 案 は 議 長 不 信 任 決 議 案 1 件 常 任 委 員 長 解 任 決 議 案 1 件 特 別 委 員 長 問 責 決 議 案 1 件 内 閣 総 理 大 臣 問 責 決 議 案 1 件 国 務 大 臣 問 責 決 議 案 1 件 その 他 の 決 議 案 2 件 の 計 7 件 が 提 出 された こ のうち シリアにおける 邦 人 へのテロ 行 為 に 対 する 非 難 決 議 案 及 び 政 策 評 価 制 度 に 関 する 決 議 案 の2 件 が 可 決 され 残 る 5 件 については いずれも 否 決 された このほか 参 議 院 事 務 局 職 員 定 員 規 程 改 正 案 が 可 決 された

22 2 議 案 件 数 表 継 続 否 決 未 了 継 続 否 決 未 了 閣 法 新 規 参 法 新 規 衆 法 予 議 決 不 要 1 撤 回 1 新 規 撤 回 2 衆 継 条 約 新 規 承 認 新 規 予 備 費 等 新 規 決 算 その 他 決 規 新 規 継 続 程 算 議 提 出 成 立 参 議 院 衆 議 院 備 考

23 3 議 案 件 名 一 覧 件 名 の 前 の 数 字 は 提 出 番 号 件 名 の 後 の 修 は 本 院 修 正 ( 修 )は 衆 議 院 修 正 を 示 す 内 閣 提 出 法 律 案 (75 件 ) 両 院 を 通 過 したもの(66 件 ) 1 地 方 交 付 税 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 2 福 島 復 興 再 生 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 3 所 得 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 4 関 税 法 及 び 関 税 暫 定 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 5 地 方 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 6 地 方 交 付 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 7 船 舶 の 所 有 者 等 の 責 任 の 制 限 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 8 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 修 ) 9 沖 縄 県 における 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 有 効 かつ 適 切 な 利 用 の 推 進 に 関 する 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 10 高 度 テレビジョン 放 送 施 設 整 備 促 進 臨 時 措 置 法 を 廃 止 する 法 律 案 修 ( 衆 議 院 同 意 ) 11 在 外 公 館 の 名 称 及 び 位 置 並 びに 在 外 公 館 に 勤 務 する 外 務 公 務 員 の 給 与 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 修 ( 衆 議 院 同 意 ) 12 緑 の 気 候 基 金 への 拠 出 及 びこれに 伴 う 措 置 に 関 する 法 律 案 13 株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 14 文 部 科 学 省 設 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 15 平 成 三 十 二 年 東 京 オリンピック 競 技 大 会 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 特 別 措 置 法 案 16 平 成 三 十 一 年 ラグビーワールドカップ 大 会 特 別 措 置 法 案 17 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 法 及 び 中 小 企 業 信 用 保 険 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 18 水 防 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 19 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 に 関 する 法 律 及 び 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 20 特 定 防 衛 調 達 に 係 る 国 庫 債 務 負 担 行 為 により 支 出 すべき 年 限 に 関 する 特 別 措 置 法 案 21 裁 判 所 職 員 定 員 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 22 戦 没 者 等 の 遺 族 に 対 する 特 別 弔 慰 金 支 給 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 23 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するための 厚 生 労 働 省 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 案 24 農 林 水 産 省 設 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 25 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 及 び 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 26 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 27 株 式 会 社 海 外 通 信 放 送 郵 便 事 業 支 援 機 構 法 案 28 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 修 ) 29 電 気 事 業 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 案 32 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するための 農 林 水 産 省 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 案 33 防 衛 省 設 置 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 34 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 及 び 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 修 ( 衆 議 院 同 意 ) 35 国 立 研 究 開 発 法 人 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案

24 36 水 銀 による 環 境 の 汚 染 の 防 止 に 関 する 法 律 案 37 大 気 汚 染 防 止 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 38 道 路 交 通 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 39 独 立 行 政 法 人 大 学 評 価 学 位 授 与 機 構 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 40 官 公 需 についての 中 小 企 業 者 の 受 注 の 確 保 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 41 裁 判 員 の 参 加 する 刑 事 裁 判 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 修 ) 43 労 働 者 派 遣 事 業 の 適 正 な 運 営 の 確 保 及 び 派 遣 労 働 者 の 保 護 等 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 修 ( 衆 議 院 同 意 ) 44 特 許 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 45 不 正 競 争 防 止 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 46 道 路 運 送 車 両 法 及 び 自 動 車 検 査 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 47 競 馬 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 48 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するための 国 土 交 通 省 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 案 49 学 校 教 育 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 50 勤 労 青 少 年 福 祉 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 51 地 域 の 自 主 性 及 び 自 立 性 を 高 めるための 改 革 の 推 進 を 図 るための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 案 52 貿 易 保 険 法 及 び 特 別 会 計 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 53 地 域 再 生 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 54 内 閣 の 重 要 政 策 に 関 する 総 合 調 整 等 に 関 する 機 能 の 強 化 のための 国 家 行 政 組 織 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 55 民 間 資 金 等 の 活 用 による 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 促 進 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 56 金 融 商 品 取 引 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 58 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 に 関 する 法 律 案 59 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 及 び 災 害 対 策 基 本 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 60 矯 正 医 官 の 兼 業 及 び 勤 務 時 間 の 特 例 等 に 関 する 法 律 案 61 中 小 企 業 における 経 営 の 承 継 の 円 滑 化 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 62 郵 便 法 及 び 民 間 事 業 者 による 信 書 の 送 達 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 65 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 66 電 気 通 信 事 業 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 68 医 療 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 71 農 業 協 同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 案 ( 修 ) 72 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 するための 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 73 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 して 我 が 国 が 実 施 する 諸 外 国 の 軍 隊 等 に 対 する 協 力 支 援 活 動 等 に 関 する 法 律 案 74 活 動 火 山 対 策 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 75 航 空 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 衆 議 院 を 通 過 し 本 院 において 閉 会 中 審 査 するに 決 したもの(3 件 ) 42 刑 事 訴 訟 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 修 ) 67 社 会 福 祉 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 70 確 定 拠 出 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 衆 議 院 において 閉 会 中 審 査 するに 決 したもの(6 件 ) 30 外 国 人 の 技 能 実 習 の 適 正 な 実 施 及 び 技 能 実 習 生 の 保 護 に 関 する 法 律 案

25 31 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 57 総 合 法 律 支 援 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 63 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 64 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 案 69 労 働 基 準 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 本 院 議 員 提 出 法 律 案 (26 件 ) 両 院 を 通 過 したもの(3 件 ) 5 都 市 農 業 振 興 基 本 法 案 11 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 22 瀬 戸 内 海 環 境 保 全 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 本 院 において 閉 会 中 審 査 するに 決 したもの(3 件 ) 2 臨 床 研 究 の 実 施 の 適 正 化 等 に 関 する 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 6 労 働 基 準 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 7 人 種 等 を 理 由 とする 差 別 の 撤 廃 のための 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 本 院 において 審 査 未 了 のもの(9 件 ) 3 法 人 税 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 16 武 力 攻 撃 危 機 事 態 に 対 処 するための 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 17 在 外 邦 人 の 警 護 等 を 実 施 するための 自 衛 隊 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 18 合 衆 国 軍 隊 に 対 する 物 品 又 は 役 務 の 提 供 の 拡 充 等 のための 自 衛 隊 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 19 国 外 犯 の 処 罰 規 定 を 整 備 するための 自 衛 隊 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 20 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 して 我 が 国 が 実 施 する 人 道 復 興 支 援 活 動 等 に 関 する 法 律 案 23 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 等 に 対 する 協 力 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 24 周 辺 事 態 に 際 して 我 が 国 の 平 和 及 び 安 全 を 確 保 するための 措 置 に 関 する 法 律 及 び 周 辺 事 態 に 際 して 実 施 する 船 舶 検 査 活 動 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 25 領 域 等 の 警 備 に 関 する 法 律 案 本 院 において 議 決 を 要 しないと 決 したもの(1 件 ) 12 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 撤 回 されたもの(1 件 ) 10 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 本 院 において 委 員 会 等 に 付 託 されなかったもの(9 件 ) 1 高 等 教 育 に 係 る 家 計 の 負 担 を 軽 減 するための 税 制 上 の 措 置 その 他 の 必 要 な 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 4 国 の 財 務 書 類 等 の 作 成 及 び 財 務 情 報 の 開 示 等 に 関 する 法 律 案 8 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 9 家 庭 における 子 育 て 及 び 介 護 の 支 援 の 推 進 に 関 する 法 律 案 13 児 童 の 通 学 安 全 の 確 保 に 関 する 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 14 サイバーセキュリティ 基 本 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 15 会 社 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 21 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 26 租 税 特 別 措 置 の 適 用 状 況 の 透 明 化 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 衆 議 院 議 員 提 出 法 律 案 (50 件 )( 継 続 4 件 を 含 む)

26 両 院 を 通 過 したもの(9 件 ) 5 公 職 選 挙 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 6 山 村 振 興 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 7 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 における 地 震 対 策 緊 急 整 備 事 業 に 係 る 国 の 財 政 上 の 特 別 措 置 に 関 す る 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 8 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 に 対 する 援 助 のための 日 本 司 法 支 援 センターの 業 務 の 特 例 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 9 半 島 振 興 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 12 独 立 行 政 法 人 日 本 スポーツ 振 興 センター 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 22 労 働 者 の 職 務 に 応 じた 待 遇 の 確 保 等 のための 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 修 ) 35 琵 琶 湖 の 保 全 及 び 再 生 に 関 する 法 律 案 38 公 認 心 理 師 法 案 衆 議 院 を 通 過 し 本 院 において 閉 会 中 審 査 するに 決 したもの(2 件 ) 24 国 会 議 事 堂 内 閣 総 理 大 臣 官 邸 その 他 の 国 の 重 要 な 施 設 等 外 国 公 館 等 及 び 原 子 力 事 業 所 の 周 辺 地 域 の 上 空 における 小 型 無 人 機 等 の 飛 行 の 禁 止 に 関 する 法 律 案 ( 修 ) 40 戦 没 者 の 遺 骨 収 集 の 推 進 に 関 する 法 律 案 衆 議 院 において 閉 会 中 審 査 するに 決 したもの(23 件 )( 継 続 4 件 を 含 む) 1 政 党 助 成 法 を 廃 止 する 法 律 案 2 国 会 議 員 の 歳 費 旅 費 及 び 手 当 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 3 政 治 資 金 規 正 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 10 放 送 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 13 農 業 者 戸 別 所 得 補 償 法 案 14 農 地 水 等 共 同 活 動 の 促 進 に 関 する 法 律 案 15 中 山 間 地 域 その 他 の 条 件 不 利 地 域 における 農 業 生 産 活 動 の 継 続 の 促 進 に 関 する 法 律 案 16 環 境 保 全 型 農 業 の 促 進 を 図 るための 交 付 金 の 交 付 に 関 する 法 律 案 17 政 治 資 金 規 正 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 18 政 治 資 金 規 正 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 19 国 民 経 済 及 び 国 民 生 活 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼすおそれのある 通 商 に 係 る 交 渉 に 関 する 情 報 の 提 供 の 促 進 に 関 する 法 律 案 20 特 定 複 合 観 光 施 設 区 域 の 整 備 の 推 進 に 関 する 法 律 案 23 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 30 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 31 歳 入 庁 の 設 置 による 内 国 税 並 びに 労 働 保 険 料 及 び 年 金 保 険 料 等 の 徴 収 に 関 する 業 務 の 効 率 化 等 の 推 進 に 関 する 法 律 案 32 国 有 林 野 事 業 に 従 事 する 職 員 の 労 働 関 係 を 円 滑 に 調 整 するための 行 政 執 行 法 人 の 労 働 関 係 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 33 国 有 林 野 事 業 に 従 事 する 職 員 の 給 与 等 に 関 する 特 例 法 案 34 公 立 義 務 教 育 諸 学 校 の 学 級 編 制 及 び 教 職 員 定 数 の 標 準 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 41 公 職 選 挙 法 及 び 日 本 国 憲 法 の 改 正 手 続 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 第 188 回 国 会 提 出 ) 1 公 職 選 挙 法 及 び 衆 議 院 議 員 選 挙 区 画 定 審 議 会 設 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 2 国 会 議 員 の 歳 費 旅 費 及 び 手 当 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 3 国 会 議 員 の 歳 費 旅 費 及 び 手 当 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案

27 4 租 税 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 衆 議 院 において 審 査 未 了 のもの(10 件 ) 27 領 域 等 の 警 備 に 関 する 法 律 案 29 分 散 型 エネルギー 利 用 の 促 進 に 関 する 法 律 案 36 熱 についてエネルギー 源 としての 再 生 可 能 エネルギー 源 及 び 廃 熱 の 利 用 を 促 進 する 等 のた めのエネルギーの 使 用 の 合 理 化 等 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 37 国 等 によるその 設 置 する 施 設 の 省 エネルギー 再 生 可 能 エネルギー 源 利 用 改 修 の 実 施 等 に 関 する 法 律 案 39 正 規 労 働 者 雇 入 臨 時 助 成 金 の 支 給 に 関 する 法 律 案 42 原 子 力 損 害 の 賠 償 に 関 する 法 律 及 び 原 子 力 損 害 賠 償 廃 炉 等 支 援 機 構 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 43 原 子 力 災 害 対 策 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 44 発 電 用 原 子 炉 施 設 の 使 用 の 開 始 又 は 再 開 に 係 る 特 定 都 道 府 県 の 同 意 に 関 する 法 律 案 45 電 気 事 業 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 46 特 定 放 射 性 廃 棄 物 の 最 終 処 分 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 衆 議 院 において 否 決 したもの(4 件 ) 4 格 差 是 正 及 び 経 済 成 長 のために 講 ずべき 税 制 上 の 措 置 等 に 関 する 法 律 案 21 農 業 協 同 組 合 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 25 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 26 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 して 我 が 国 が 実 施 する 人 道 復 興 支 援 活 動 等 に 関 する 法 律 案 撤 回 されたもの(2 件 ) 11 琵 琶 湖 の 保 全 及 び 再 生 に 関 する 特 別 措 置 法 案 28 公 認 心 理 師 法 案 予 算 (9 件 ) 両 院 を 通 過 したもの(9 件 ) 1 平 成 二 十 六 年 度 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 1 号 ) 2 平 成 二 十 六 年 度 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 特 第 1 号 ) 3 平 成 二 十 六 年 度 政 府 関 係 機 関 補 正 予 算 ( 機 第 1 号 ) 4 平 成 二 十 七 年 度 一 般 会 計 予 算 5 平 成 二 十 七 年 度 特 別 会 計 予 算 6 平 成 二 十 七 年 度 政 府 関 係 機 関 予 算 7 平 成 二 十 七 年 度 一 般 会 計 暫 定 予 算 8 平 成 二 十 七 年 度 特 別 会 計 暫 定 予 算 9 平 成 二 十 七 年 度 政 府 関 係 機 関 暫 定 予 算 条 約 (15 件 ) 両 院 を 通 過 したもの(12 件 ) 1 経 済 上 の 連 携 に 関 する 日 本 国 とモンゴル 国 との 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 2 世 界 貿 易 機 関 を 設 立 するマラケシュ 協 定 を 改 正 する 議 定 書 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 3 東 南 アジア 諸 国 連 合 プラス 三 箇 国 マクロ 経 済 調 査 事 務 局 を 設 立 する 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件

28 4 水 銀 に 関 する 水 俣 条 約 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 5 特 許 法 条 約 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 6 商 標 法 に 関 するシンガポール 条 約 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 7 二 千 七 年 の 国 際 コーヒー 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 8 投 資 の 促 進 及 び 保 護 に 関 する 日 本 国 とカザフスタン 共 和 国 との 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 9 投 資 の 促 進 及 び 保 護 に 関 する 日 本 国 とウクライナとの 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 め るの 件 10 投 資 の 自 由 化 促 進 及 び 保 護 に 関 する 日 本 国 とウルグアイ 東 方 共 和 国 との 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 11 所 得 に 対 する 租 税 に 関 する 二 重 課 税 の 回 避 及 び 脱 税 の 防 止 のための 日 本 国 政 府 とカタール 国 政 府 との 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 12 社 会 保 障 に 関 する 日 本 国 とルクセンブルク 大 公 国 との 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 め るの 件 衆 議 院 において 閉 会 中 審 査 するに 決 したもの(3 件 ) 13 航 空 業 務 に 関 する 日 本 国 とカンボジア 王 国 との 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 14 航 空 業 務 に 関 する 日 本 国 とラオス 人 民 民 主 共 和 国 との 間 の 協 定 の 締 結 について 承 認 を 求 め るの 件 15 刑 を 言 い 渡 された 者 の 移 送 に 関 する 日 本 国 とイラン イスラム 共 和 国 との 間 の 条 約 の 締 結 について 承 認 を 求 めるの 件 承 認 を 求 めるの 件 (4 件 ) 両 院 を 通 過 したもの(4 件 ) 1 外 国 為 替 及 び 外 国 貿 易 法 第 十 条 第 二 項 の 規 定 に 基 づき 北 朝 鮮 を 仕 向 地 とする 貨 物 の 輸 出 及 び 北 朝 鮮 を 原 産 地 又 は 船 積 地 域 とする 貨 物 の 輸 入 につき 承 認 義 務 を 課 する 等 の 措 置 を 講 じたことについて 承 認 を 求 めるの 件 2 放 送 法 第 七 十 条 第 二 項 の 規 定 に 基 づき 承 認 を 求 めるの 件 3 特 定 船 舶 の 入 港 の 禁 止 に 関 する 特 別 措 置 法 第 五 条 第 一 項 の 規 定 に 基 づき 特 定 船 舶 の 入 港 禁 止 の 実 施 につき 承 認 を 求 めるの 件 4 外 国 為 替 及 び 外 国 貿 易 法 第 十 条 第 二 項 の 規 定 に 基 づき 北 朝 鮮 を 仕 向 地 とする 貨 物 の 輸 出 及 び 北 朝 鮮 を 原 産 地 又 は 船 積 地 域 とする 貨 物 の 輸 入 につき 承 認 義 務 を 課 する 等 の 措 置 を 講 じたことについて 承 認 を 求 めるの 件 予 備 費 等 承 諾 を 求 めるの 件 (5 件 ) 両 院 を 通 過 したもの(3 件 ) 平 成 二 十 五 年 度 一 般 会 計 予 備 費 使 用 総 調 書 及 び 各 省 各 庁 所 管 使 用 調 書 平 成 二 十 五 年 度 特 別 会 計 予 備 費 使 用 総 調 書 及 び 各 省 各 庁 所 管 使 用 調 書 平 成 二 十 五 年 度 特 別 会 計 予 算 総 則 第 二 十 条 第 一 項 の 規 定 による 経 費 増 額 総 調 書 及 び 各 省 各 庁 所 管 経 費 増 額 調 書 衆 議 院 において 閉 会 中 審 査 するに 決 したもの(2 件 ) 平 成 二 十 六 年 度 一 般 会 計 予 備 費 使 用 総 調 書 及 び 各 省 各 庁 所 管 使 用 調 書 (その1) 平 成 二 十 六 年 度 一 般 会 計 予 備 費 使 用 総 調 書 及 び 各 省 各 庁 所 管 使 用 調 書 (その2) 決 算 その 他 (5 件 )

29 是 認 すると 議 決 したもの(3 件 ) ( 第 187 回 国 会 提 出 ) 平 成 二 十 五 年 度 一 般 会 計 歳 入 歳 出 決 算 平 成 二 十 五 年 度 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算 平 成 二 十 五 年 度 国 税 収 納 金 整 理 資 金 受 払 計 算 書 平 成 二 十 五 年 度 政 府 関 係 機 関 決 算 書 平 成 二 十 五 年 度 国 有 財 産 増 減 及 び 現 在 額 総 計 算 書 平 成 二 十 五 年 度 国 有 財 産 無 償 貸 付 状 況 総 計 算 書 委 員 会 に 付 託 されなかったもの(2 件 ) 平 成 二 十 六 年 度 一 般 会 計 国 庫 債 務 負 担 行 為 総 調 書 (その1) ( 第 187 回 国 会 提 出 ) 日 本 放 送 協 会 平 成 二 十 五 年 度 財 産 目 録 貸 借 対 照 表 損 益 計 算 書 資 本 等 変 動 計 算 書 及 びキ ャッシュ フロー 計 算 書 並 びにこれらに 関 する 説 明 書 決 議 案 (7 件 ) 可 決 したもの(2 件 ) 1 シリアにおける 邦 人 へのテロ 行 為 に 対 する 非 難 決 議 案 2 政 策 評 価 制 度 に 関 する 決 議 案 否 決 したもの(5 件 ) 3 議 院 運 営 委 員 長 中 川 雅 治 君 解 任 決 議 案 4 国 務 大 臣 中 谷 元 君 問 責 決 議 案 5 議 長 不 信 任 決 議 案 6 内 閣 総 理 大 臣 安 倍 晋 三 君 問 責 決 議 案 7 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 長 鴻 池 祥 肇 君 問 責 決 議 案 規 程 案 (1 件 ) 可 決 したもの(1 件 ) 参 議 院 事 務 局 職 員 定 員 規 程 の 一 部 を 改 正 する 規 程 案

30 4 議 案 の 要 旨 附 帯 決 議 内 閣 提 出 法 律 案 地 方 交 付 税 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 1 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 2.2 総 務 委 員 会 付 託 2.3 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 地 方 交 付 税 の 総 額 の 特 例 1 地 方 財 政 の 状 況 等 に 鑑 み 平 成 24 年 度 の 当 初 予 算 及 び 補 正 予 算 で 地 方 交 付 税 の 総 額 に 加 算 し 東 日 本 大 震 災 に 係 る 復 興 事 業 等 の 実 施 状 況 により 平 成 25 年 度 に 繰 り 越 した 震 災 復 興 特 別 交 付 税 のうち 同 年 度 の 決 算 において 不 用 となった1,633 億 3,973 万 1,000 円 を 減 額 するとともに 平 成 26 年 度 における 東 日 本 大 震 災 に 係 る 復 興 事 業 等 の 実 施 のための 特 別 の 財 政 需 要 に 対 応 するた め 同 年 度 分 の 震 災 復 興 特 別 交 付 税 について26 億 3,855 万 5,000 円 を 加 算 する 2 補 正 予 算 により 増 額 された 平 成 26 年 度 分 の 地 方 交 付 税 について 当 該 額 の 一 部 を 同 年 度 内 に 交 付 しないで 平 成 27 年 度 分 として 交 付 すべき 地 方 交 付 税 の 総 額 に 加 算 して 交 付 することがで きることとする 二 施 行 期 日 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 総 務 委 員 会 議 決 ) 国 地 方 を 通 じた 厳 しい 財 政 状 況 の 下 より 効 果 的 で 経 済 活 性 化 に 真 に 資 する 地 方 公 共 団 体 によ る 事 業 計 画 の 策 定 実 施 を 実 現 するため 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 についてその 実 現 に 努 めるべきである 一 年 度 途 中 に 増 額 した 地 方 交 付 税 の 取 扱 いについては 当 年 度 における 地 方 公 共 団 体 の 財 政 需 要 に 留 意 しつつ 地 方 公 共 団 体 の 意 見 を 十 分 に 踏 まえた 対 応 をとること 二 震 災 復 興 特 別 交 付 税 については 東 日 本 大 震 災 の 被 災 団 体 における 復 旧 復 興 を 加 速 化 する 観 点 から 被 災 団 体 の 様 々な 需 要 に 対 して 柔 軟 に 対 応 することができるよう 適 切 な 措 置 を 講 じる とともに 引 き 続 き 過 大 交 付 等 が 生 じることのないよう 地 方 公 共 団 体 における 適 正 な 算 定 事 務 の 執 行 に 万 全 を 期 すこと 三 巨 額 の 借 入 金 を 抱 える 地 方 財 政 の 現 状 に 鑑 み 補 正 予 算 に 伴 い 発 生 する 地 方 負 担 については 適 切 な 対 応 をとること 右 決 議 する 福 島 復 興 再 生 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 2 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.14 東 日 本 大 震 災 復 興 及 び 原 子 力 問 題 特 別 委 員 会 付 託 4.24 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 認 定 事 業 者 に 対 する 課 税 の 特 例 避 難 指 示 ( 帰 還 困 難 区 域 居 住 制 限 区 域 又 は 避 難 指 示 解 除 準 備 区 域 の 設 定 の 指 示 に 限 る )の 対 象 となった 区 域 内 に 平 成 23 年 3 月 11 日 においてその 事 業 所 が 所 在 していた 個 人 事 業 者 又 は 法 人 であって 企 業 立 地 促 進 区 域 内 において 認 定 避 難 解 除 等 区 域 復 興 再 生 推 進 事 業 実 施 計 画 に 従 って 避 難 解 除 等 区 域 復 興 再 生 推 進 事 業 の 用 に 供 する 施 設 又 は 設 備 の 新 設 増 設 更 新 又 は 修 繕 ( 以 下 施 設 の 新 設 等 という )をするものが 当 該 施 設 の 新 設 等 に 要 する 費 用 の 支 出 に 充 てるため の 準 備 金 を 積 み 立 てた 場 合 には 震 災 特 例 法 で 定 めるところにより 課 税 の 特 例 の 適 用 があるも

31 のとする 二 公 営 住 宅 法 の 特 例 等 1 事 業 主 体 が 避 難 指 示 区 域 又 は 避 難 解 除 区 域 ( 以 下 避 難 指 示 解 除 区 域 という )に 存 する 住 宅 に 平 成 23 年 3 月 11 日 において 居 住 していた 者 であって 当 該 住 宅 の 存 した 市 町 村 に 帰 還 するもの( 以 下 特 定 帰 還 者 という )に 賃 貸 又 は 転 貸 するため 公 営 住 宅 の 整 備 をする 場 合 においては 当 該 公 営 住 宅 の 整 備 に 係 る 補 助 の 要 件 について 特 例 を 設 ける 2 特 定 帰 還 者 について 公 営 住 宅 に 係 る 入 居 者 資 格 に 係 る 要 件 の 緩 和 を 行 う 3 国 の 補 助 を 受 け 又 は 帰 還 環 境 整 備 交 付 金 若 しくは 復 興 交 付 金 を 充 てて 特 定 帰 還 者 に 賃 貸 す るため 建 設 又 は 買 取 りをした 公 営 住 宅 について 処 分 の 要 件 の 緩 和 を 行 う 三 一 団 地 の 復 興 再 生 拠 点 市 街 地 形 成 施 設 に 関 する 都 市 計 画 避 難 解 除 区 域 等 内 の 区 域 であって 円 滑 かつ 迅 速 な 復 興 及 び 再 生 を 図 るために 復 興 再 生 拠 点 市 街 地 ( 避 難 解 除 区 域 等 内 の 帰 還 する 住 民 の 生 活 及 び 地 域 経 済 の 再 建 のための 拠 点 となる 市 街 地 を いう 以 下 同 じ )を 形 成 することが 必 要 であると 認 められるものについては 都 市 計 画 に 一 団 地 の 復 興 再 生 拠 点 市 街 地 形 成 施 設 ( 復 興 再 生 拠 点 市 街 地 を 形 成 する 一 団 地 の 住 宅 施 設 特 定 業 務 施 設 又 は 特 定 公 益 的 施 設 及 び 特 定 公 共 施 設 をいう 以 下 同 じ )を 定 めることができることとす る 四 帰 還 環 境 整 備 事 業 計 画 及 びこれに 基 づく 措 置 1 避 難 指 示 解 除 区 域 市 町 村 ( 避 難 指 示 解 除 区 域 をその 区 域 に 含 む 市 町 村 をいう 以 下 同 じ ) 若 しくは 特 定 市 町 村 ( 避 難 指 示 解 除 区 域 市 町 村 以 外 の 福 島 の 市 町 村 であって 放 射 線 量 の 測 定 のための 機 器 を 用 いた 住 民 の 被 ばく 放 射 線 量 の 評 価 に 関 する 事 業 等 を 実 施 する 必 要 があるもの をいう 以 下 同 じ )の 長 若 しくは 福 島 県 知 事 は 単 独 で 又 は 避 難 指 示 解 除 区 域 市 町 村 若 しくは 特 定 市 町 村 の 長 と 福 島 県 知 事 は 共 同 して 住 民 の 帰 還 の 促 進 を 図 るための 環 境 を 整 備 す る 事 業 に 関 する 計 画 ( 以 下 帰 還 環 境 整 備 事 業 計 画 という )を 作 成 することができること とする 2 帰 還 環 境 整 備 事 業 計 画 には 帰 還 環 境 整 備 事 業 計 画 の 目 標 住 民 の 帰 還 の 促 進 を 図 るための 環 境 を 整 備 する 事 業 であって 土 地 区 画 整 理 事 業 一 団 地 の 復 興 再 生 拠 点 市 街 地 形 成 施 設 の 整 備 に 関 する 事 業 道 路 の 新 設 又 は 改 築 に 関 する 事 業 公 営 住 宅 の 整 備 又 は 管 理 に 関 する 事 業 等 に 関 する 事 項 その 他 の 事 項 を 記 載 するものとする 3 避 難 指 示 解 除 区 域 市 町 村 若 しくは 特 定 市 町 村 又 は 福 島 県 は 帰 還 環 境 整 備 事 業 計 画 に 基 づ く 事 業 又 は 事 務 ( 以 下 帰 還 環 境 整 備 交 付 金 事 業 等 という )の 実 施 をしようとするときは 当 該 帰 還 環 境 整 備 事 業 計 画 を 内 閣 総 理 大 臣 に 提 出 しなければならないこととし 国 は 当 該 帰 還 環 境 整 備 事 業 計 画 に 係 る 帰 還 環 境 整 備 交 付 金 事 業 等 の 実 施 に 要 する 経 費 に 充 てるため 予 算 の 範 囲 内 で 帰 還 環 境 整 備 交 付 金 を 交 付 することができることとする 4 帰 還 環 境 整 備 交 付 金 を 充 てて 行 う 事 業 又 は 事 務 に 要 する 費 用 については 土 地 区 画 整 理 法 そ の 他 の 法 令 の 規 定 に 基 づく 国 の 負 担 又 は 補 助 は 当 該 規 定 にかかわらず 行 わないものとする 五 重 点 推 進 計 画 に 定 める 研 究 開 発 拠 点 に 係 る 研 究 開 発 分 野 の 追 加 等 福 島 県 知 事 は 重 点 推 進 計 画 において ロボットに 関 する 研 究 開 発 を 行 う 拠 点 の 整 備 を 通 じた 新 たな 産 業 の 創 出 等 に 寄 与 する 取 組 についても 定 めることができることとするとともに 国 は 認 定 重 点 推 進 計 画 の 実 施 を 促 進 するため ロボットに 関 する 研 究 開 発 の 推 進 等 についてもこれを 支 援 するために 必 要 な 施 策 を 講 ずるものとする 六 住 民 の 円 滑 な 帰 還 の 促 進 を 図 るための 措 置 国 は 福 島 の 地 方 公 共 団 体 が 行 う 相 談 体 制 の 整 備 等 の 取 組 を 支 援 するため 必 要 な 措 置 を 講 ずる ものとするとともに 避 難 指 示 区 域 内 における 鳥 獣 による 被 害 を 防 止 するため 必 要 な 措 置 を 講 ず るものとする 七 施 行 期 日 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 東 日 本 大 震 災 復 興 及 び 原 子 力 問 題 特 別 委 員 会 議 決 )

32 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 の 実 現 に 万 全 を 期 すべきである 一 一 団 地 の 復 興 再 生 拠 点 整 備 制 度 については 対 象 となる 市 町 村 に 制 度 内 容 の 丁 寧 な 説 明 を 行 う とともに 大 熊 町 大 川 原 地 区 以 外 にも 制 度 の 適 用 を 希 望 する 市 町 村 が 幅 広 く 活 用 できるようにす ること また 活 用 の 前 提 となる 除 染 を 着 実 に 進 めること 二 帰 還 環 境 整 備 交 付 金 については 地 方 自 治 体 がその 地 域 の 特 性 に 即 して 自 主 的 かつ 主 体 的 に 事 業 を 実 施 することを 旨 として 交 付 されるものとすること また 復 興 の 進 捗 状 況 に 合 わせ 必 要 に 応 じ 対 象 事 業 を 追 加 するとともに 機 動 的 かつ 柔 軟 な 執 行 が 必 要 な 事 業 について 基 金 化 できる ようにすること 三 住 民 の 帰 還 に 必 要 な 環 境 整 備 を 加 速 化 する 具 体 的 な 措 置 として 風 評 被 害 への 対 策 JR 常 磐 線 等 公 共 交 通 機 関 の 早 期 復 旧 インターチェンジの 新 設 を 始 めとする 常 磐 自 動 車 道 の 整 備 医 療 介 護 福 祉 等 の 人 材 確 保 子 どもの 体 力 向 上 等 に 資 する 教 育 環 境 の 改 善 文 化 伝 統 芸 能 の 継 承 等 の 施 策 を 継 続 的 に 講 ずること 四 帰 還 環 境 の 整 備 に 当 たっては 住 民 の 意 向 を 尊 重 するとともに 地 域 の 状 況 等 を 勘 案 し あら ゆる 年 齢 層 の 移 住 定 住 の 促 進 に 係 る 施 策 を 講 ずるなど 避 難 指 示 が 解 除 された 地 域 における 自 律 的 で 持 続 的 な 社 会 の 形 成 に 努 めること 五 ロボット 産 業 を 始 め イノベーション コースト 構 想 を 早 期 に 具 体 化 するため 十 分 な 予 算 を 確 保 すること また 同 構 想 の 推 進 に 当 たっては 投 資 や 雇 用 の 促 進 が 図 られるよう 規 制 緩 和 等 の 必 要 な 措 置 を 講 ずること 六 自 主 的 避 難 者 を 含 め 今 なお 約 12 万 人 が 避 難 している 福 島 の 状 況 を 踏 まえ 避 難 者 の 心 のケア 高 齢 者 を 始 めとした 避 難 者 の 見 守 りや 相 談 体 制 を 充 実 するため また 子 どもの 健 康 生 活 等 に 対 する 支 援 を 充 実 するための 財 政 支 援 を 始 めとした 必 要 な 措 置 を 講 ずること 七 鳥 獣 被 害 に 伴 う 避 難 指 示 区 域 及 びその 周 辺 地 域 の 家 屋 農 地 の 荒 廃 等 の 現 状 を 踏 まえ 国 によ る 鳥 獣 被 害 対 策 を 着 実 に 実 施 すること 八 福 島 の 記 憶 を 風 化 させることなく 復 興 及 び 再 生 を 推 進 する 各 種 施 策 を 着 実 に 講 ずるため 平 成 28 年 度 以 降 の 復 興 支 援 の 枠 組 みについては 長 期 かつ 十 分 な 予 算 確 保 を 定 めた 財 源 フレームと するとともに 地 方 自 治 体 における 人 的 資 源 の 確 保 への 支 援 措 置 の 強 化 を 図 ること 九 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 のための 税 制 上 の 特 例 のうち 平 成 27 年 度 末 で 期 限 を 迎 えるものにつ いては 原 子 力 災 害 に 伴 い 福 島 の 産 業 復 興 が 遅 れていることを 踏 まえ 延 長 について 検 討 するこ と 右 決 議 する 所 得 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 3 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.25 財 政 金 融 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は デフレ 脱 却 と 経 済 再 生 地 方 創 生 への 取 組 経 済 再 生 と 財 政 健 全 化 の 両 立 国 境 を 越 えた 取 引 等 に 係 る 課 税 の 国 際 的 調 和 震 災 からの 復 興 支 援 などの 観 点 から 国 税 に 関 し 所 要 の 施 策 を 講 ずるものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 デフレ 脱 却 と 経 済 再 生 1 法 人 税 率 について 25.5%から23.9%へ1.6% 引 き 下 げる 2 欠 損 金 の 繰 越 控 除 制 度 について 大 法 人 に 係 る 控 除 限 度 ( 現 行 は 所 得 の80%)を 平 成 27 年 度 から 所 得 の65%へ 平 成 29 年 度 から 所 得 の50%へ 引 き 下 げる 等 の 見 直 しを 行 う 3 受 取 配 当 等 の 益 金 不 算 入 制 度 について 益 金 不 算 入 割 合 ( 現 行 は 持 株 比 率 25% 未 満 の 場 合 は 50% 持 株 比 率 25% 以 上 の 場 合 は100%)を 持 株 比 率 5% 以 下 の 場 合 は20% 持 株 比 率 5% 超 3 分 の1 以 下 の 場 合 は50% 持 株 比 率 3 分 の1 超 の 場 合 は100%とする 等 の 見 直 しを 行 う 4 所 得 拡 大 促 進 税 制 について 給 与 等 支 給 増 加 割 合 の 要 件 ( 現 行 は 基 準 年 度 と 比 較 して 平 成 27 年 度 は3% 以 上 平 成 年 度 は5% 以 上 )を 平 成 27 年 度 は3% 以 上 平 成 28 年 度 は4%

33 以 上 平 成 29 年 度 は5% 以 上 ( 中 小 法 人 はいずれも3% 以 上 )とする 見 直 しを 行 う 5 直 系 尊 属 から 住 宅 取 得 等 資 金 の 贈 与 を 受 けた 場 合 の 贈 与 税 の 非 課 税 措 置 について 足 元 の 住 宅 市 場 の 活 性 化 消 費 税 率 10%への 引 上 げ( 平 成 29 年 4 月 ) 前 後 における 需 要 の 平 準 化 等 を 図 るため 適 用 期 限 を 平 成 31 年 6 月 30 日 まで 延 長 した 上 で 非 課 税 限 度 額 ( 現 行 最 大 1,000 万 円 ) を 最 大 3,000 万 円 に 拡 充 する 等 の 見 直 しを 行 う 6 少 額 投 資 非 課 税 制 度 (NISA)について 年 間 の 投 資 上 限 額 ( 現 行 100 万 円 )を120 万 円 に 引 き 上 げるとともに 若 年 層 への 投 資 の 裾 野 拡 大 等 の 観 点 から 未 成 年 者 の 口 座 開 設 を 可 能 と するジュニアNISA( 年 間 の 投 資 上 限 額 80 万 円 )を 創 設 する 二 地 方 創 生 への 取 組 1 企 業 の 本 社 機 能 等 に 関 し 東 京 圏 から 地 方 への 移 転 ( 移 転 型 ) 又 は 地 方 における 拡 充 ( 拡 充 型 )の 取 組 を 支 援 するため 次 の 措 置 ( 地 方 拠 点 強 化 税 制 )を 創 設 する 1 本 社 等 の 建 物 に 係 る 投 資 減 税 として 移 転 型 の 場 合 は 取 得 価 額 の25%の 特 別 償 却 又 は7% の 税 額 控 除 を 拡 充 型 の 場 合 は 取 得 価 額 の15%の 特 別 償 却 又 は4%の 税 額 控 除 を 認 める 2 雇 用 を 一 定 以 上 増 加 させた 企 業 に 対 して 増 加 雇 用 者 数 一 人 当 たり40 万 円 の 税 額 控 除 を 認 め る 雇 用 促 進 税 制 の 特 例 として 最 大 80 万 円 ( 移 転 型 の 場 合 )の 税 額 控 除 を 認 める 2 若 年 層 の 経 済 的 不 安 を 解 消 し 結 婚 出 産 を 後 押 しするため 結 婚 子 育 て 資 金 の 一 括 贈 与 に 係 る 贈 与 税 について 子 孫 ごとに1,000 万 円 までを 非 課 税 とする 措 置 を 創 設 する 三 経 済 再 生 と 財 政 健 全 化 の 両 立 消 費 税 率 10%への 引 上 げ 時 期 について 平 成 27 年 10 月 1 日 から 平 成 29 年 4 月 1 日 へ 変 更 すると ともに 景 気 判 断 条 項 ( 社 会 保 障 の 安 定 財 源 の 確 保 等 を 図 る 税 制 の 抜 本 的 な 改 革 を 行 うための 消 費 税 法 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 附 則 第 18 条 第 3 項 )を 削 除 する 四 国 境 を 越 えた 取 引 等 に 係 る 課 税 の 国 際 的 調 和 1 国 内 外 の 事 業 者 間 における 競 争 条 件 の 公 平 性 を 確 保 する 観 点 から 国 外 事 業 者 が 国 境 を 越 え て 行 う 電 子 書 籍 音 楽 広 告 の 配 信 等 の 電 子 商 取 引 を 消 費 税 の 課 税 対 象 とする 等 の 見 直 しを 行 う 2 居 住 者 が 出 国 時 において 評 価 額 が1 億 円 以 上 の 有 価 証 券 等 を 有 する 等 の 場 合 に 未 実 現 のキ ャピタルゲインに 対 して 課 税 する 特 例 を 創 設 する 五 震 災 からの 復 興 支 援 福 島 の 避 難 解 除 区 域 等 に 帰 還 して 事 業 を 再 開 しようとする 事 業 者 が 投 資 費 用 を 福 島 再 開 投 資 等 準 備 金 として 積 み 立 てたときは その 積 立 額 の 損 金 算 入 を 認 める 制 度 を 創 設 する 六 その 他 1 所 得 税 相 続 税 の 申 告 の 適 正 性 を 確 保 する 観 点 から 現 行 の 財 産 債 務 明 細 書 について 提 出 基 準 記 載 事 項 等 の 見 直 しを 行 い 新 たに 財 産 債 務 調 書 として 整 備 する 2 適 用 期 限 の 到 来 する 租 税 特 別 措 置 の 延 長 既 存 の 租 税 特 別 措 置 の 整 理 合 理 化 等 所 要 の 措 置 を 講 ずる 七 施 行 期 日 この 法 律 は 別 段 の 定 めがあるものを 除 き 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する なお 本 法 律 施 行 に 伴 う 平 成 27 年 度 の 租 税 減 収 見 込 額 は 約 1,347 億 円 である 附 帯 決 議 ( 財 政 金 融 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 次 の 事 項 について 十 分 配 慮 すべきである 一 税 制 の 公 平 性 等 を 確 保 するため 租 税 特 別 措 置 の 適 用 実 態 調 査 の 結 果 に 関 する 報 告 書 を 踏 まえ 適 用 実 績 の 把 握 と 効 果 の 検 証 を 十 分 に 行 うとともに 効 果 が 不 明 確 なもの 等 は 縮 減 廃 止 するな ど 租 税 特 別 措 置 の 徹 底 した 見 直 しを 推 進 すること 一 企 業 の 国 際 競 争 力 強 化 や 産 業 の 空 洞 化 防 止 等 のために 行 われる 法 人 税 改 革 にあわせて 実 質 的 な 法 人 税 負 担 率 の 状 況 やOECDにおけるBEPS( 税 源 浸 食 と 利 益 移 転 )プロジェクトの 議 論 等 を 踏 まえ 大 規 模 な 多 国 籍 企 業 のグローバルな 活 動 納 税 実 態 の 把 握 のための 仕 組 み 等 につい て 検 討 し その 結 果 に 基 づき 必 要 な 措 置 を 講 ずること

34 一 車 体 課 税 については 車 が 地 方 での 生 活 に 欠 かせないものとなっていることから 税 制 抜 本 改 革 法 第 7 条 の 趣 旨 等 に 沿 って 安 定 的 な 財 源 を 確 保 した 上 で 地 方 財 政 にも 配 慮 しつつ 簡 素 化 負 担 の 軽 減 及 びグリーン 化 の 観 点 から 見 直 しを 推 進 すること 一 高 水 準 で 推 移 する 申 告 件 数 及 び 滞 納 税 額 経 済 取 引 の 国 際 化 広 域 化 高 度 情 報 化 による 調 査 徴 収 事 務 等 の 複 雑 化 に 加 え 近 年 の 国 税 通 則 法 の 改 正 社 会 保 障 税 一 体 改 革 に 伴 う 税 制 改 正 への 対 応 などによる 事 務 量 の 増 大 に 鑑 み 適 正 かつ 公 平 な 課 税 及 び 徴 収 の 実 現 を 図 り 歳 入 を 確 保 するため 定 員 の 確 保 国 税 職 員 の 職 務 の 困 難 性 特 殊 性 を 適 正 に 評 価 した 給 与 水 準 の 確 保 など 処 遇 の 改 善 機 構 の 充 実 及 び 職 場 環 境 の 整 備 に 特 段 の 努 力 を 払 うこと 特 に OECDにお けるBEPSプロジェクトの 議 論 等 を 踏 まえ 国 際 税 務 に 精 通 する 職 員 の 育 成 や 定 員 の 確 保 等 従 来 にも 増 した 税 務 執 行 体 制 の 整 備 に 努 めること 右 決 議 する 関 税 法 及 び 関 税 暫 定 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 4 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.25 財 政 金 融 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 における 内 外 の 経 済 情 勢 等 に 対 応 するため 税 関 における 水 際 取 締 りの 強 化 を 図 るとともに 関 税 率 等 について 所 要 の 改 正 を 行 うものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 税 関 における 水 際 取 締 りの 強 化 医 薬 品 医 療 機 器 等 の 品 質 有 効 性 及 び 安 全 性 の 確 保 等 に 関 する 法 律 において 輸 入 等 が 禁 止 さ れている 指 定 薬 物 について 水 際 取 締 りを 強 化 するため 関 税 法 上 の 輸 入 してはならない 貨 物 に 追 加 する 二 暫 定 税 率 の 適 用 期 限 の 延 長 等 平 成 27 年 3 月 31 日 に 適 用 期 限 が 到 来 する 暫 定 税 率 (431 品 目 ) 並 びに 農 産 品 に 係 る 特 別 緊 急 関 税 制 度 及 び 牛 肉 又 は 豚 肉 に 係 る 関 税 の 緊 急 措 置 について これらの 適 用 期 限 を1 年 延 長 するとと もに アルコール 製 造 用 糖 みつ(2 品 目 )の 暫 定 税 率 を 廃 止 する 三 学 校 等 給 食 用 の 脱 脂 粉 乳 に 対 する 関 税 減 税 措 置 の 対 象 の 拡 充 子 ども 子 育 て 支 援 新 制 度 の 導 入 に 伴 い 学 校 等 給 食 用 の 脱 脂 粉 乳 に 対 する 関 税 の 減 税 措 置 の 対 象 に 児 童 福 祉 法 に 基 づく 小 規 模 保 育 事 業 等 を 追 加 する 四 納 税 環 境 の 整 備 関 税 の 無 申 告 加 算 税 の 不 適 用 制 度 に 係 る 期 限 を 国 税 通 則 法 の 改 正 に 合 わせ 現 行 の 2 週 間 から 1 月 に 延 長 する 五 施 行 期 日 この 法 律 は 別 段 の 定 めがある 場 合 を 除 き 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 財 政 金 融 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 次 の 事 項 について 十 分 配 慮 すべきである 一 関 税 率 の 改 正 に 当 たっては 我 が 国 の 貿 易 をめぐる 諸 情 勢 を 踏 まえ 国 民 経 済 的 な 視 点 から 国 内 産 業 特 に 農 林 水 産 業 及 び 中 小 企 業 に 及 ぼす 影 響 を 十 分 に 配 慮 しつつ 調 和 ある 対 外 経 済 関 係 の 強 化 及 び 国 民 生 活 の 安 定 向 上 に 寄 与 するよう 努 めること また 東 日 本 大 震 災 により 多 大 な 被 害 を 受 けた 地 域 の 状 況 に 十 分 配 慮 した 税 関 手 続 の 弾 力 的 な 対 応 に 引 き 続 き 努 めること 一 危 険 ドラッグ 乱 用 者 による 犯 罪 重 大 事 故 が 深 刻 な 社 会 問 題 となる 中 で 危 険 ドラッグに 係 る 水 際 対 策 が 一 層 重 要 となっていることに 鑑 み 税 関 においては 厚 生 労 働 省 等 の 関 係 省 庁 との 連 携 及 び 情 報 共 有 を 強 化 しつつ 一 層 厳 格 な 水 際 取 締 りを 行 うこと 一 最 近 におけるグローバル 化 の 進 展 等 に 伴 い 税 関 業 務 が 増 大 し 複 雑 化 する 中 で 適 正 かつ 迅 速 な 税 関 業 務 の 実 現 を 図 り また 覚 醒 剤 危 険 ドラッグ 銃 器 を 始 めとした 社 会 悪 物 品 等 の 水 際 取 締 りの 強 化 やテロ 治 安 維 持 対 策 の 遂 行 により 国 民 の 安 全 安 心 を 確 保 するため 事 前 情 報 の 更 なる 有 効 活 用 及 び 検 査 機 器 等 の 整 備 に 努 めるとともに 税 関 職 員 の 定 員 の 確 保 高 度 な 専

35 門 性 を 要 する 職 務 に 従 事 する 税 関 職 員 の 処 遇 改 善 機 構 の 充 実 及 び 職 場 環 境 の 整 備 等 に 特 段 の 努 力 を 払 うこと 右 決 議 する 地 方 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 5 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.25 総 務 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 地 方 法 人 課 税 デフレ 脱 却 と 経 済 再 生 に 向 け 法 人 事 業 税 の 所 得 割 の 税 率 の 引 下 げと 外 形 標 準 課 税 の 拡 大 等 を 行 う 二 地 方 消 費 税 率 引 上 げ 時 期 の 変 更 等 経 済 再 生 と 財 政 健 全 化 を 両 立 するため 地 方 消 費 税 の 税 率 引 上 げの 施 行 日 の 変 更 及 び 消 費 税 に 係 る 地 方 交 付 税 の 率 の 変 更 等 を 行 う 三 個 人 住 民 税 地 方 創 生 に 向 け 地 方 団 体 に 対 する 寄 附 金 に 係 る 寄 附 金 税 額 控 除 の 拡 充 を 行 う 四 車 体 課 税 環 境 への 負 荷 の 少 ない 自 動 車 を 対 象 とした 自 動 車 取 得 税 の 税 率 の 軽 減 等 の 特 例 措 置 について 所 要 の 見 直 しを 行 った 上 適 用 期 限 を 平 成 29 年 3 月 31 日 まで 延 長 するほか 環 境 への 負 荷 の 少 な い 軽 自 動 車 を 対 象 とした 軽 自 動 車 税 の 税 率 を 軽 減 する 特 例 措 置 の 創 設 二 輪 の 軽 自 動 車 等 に 係 る 軽 自 動 車 税 の 税 率 の 引 上 げ 時 期 の1 年 延 期 等 を 行 う 五 固 定 資 産 税 及 び 都 市 計 画 税 平 成 27 年 度 の 評 価 替 えに 当 たり 現 行 の 土 地 に 係 る 負 担 調 整 措 置 等 を 継 続 する 六 狩 猟 税 有 害 鳥 獣 捕 獲 従 事 者 の 確 保 を 目 的 として 一 定 の 狩 猟 者 登 録 に 係 る 軽 減 措 置 を 平 成 30 年 度 まで 実 施 する 七 その 他 1 猶 予 制 度 及 び 個 人 住 民 税 等 における 還 付 加 算 金 の 起 算 日 の 見 直 し 等 の 納 税 環 境 の 整 備 税 負 担 軽 減 措 置 等 の 整 理 合 理 化 等 を 行 う 2 この 法 律 は 一 部 を 除 き 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する 地 方 交 付 税 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 6 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.25 総 務 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 地 方 交 付 税 法 及 び 特 別 会 計 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 1 地 方 交 付 税 の 率 の 変 更 等 については 所 得 税 の 収 入 額 に 対 する 地 方 交 付 税 の 率 を1.1% 引 き 上 げ33.1%とし 法 人 税 の 収 入 額 に 対 する 地 方 交 付 税 の 率 を0.9% 引 き 下 げ33.1%とし 酒 税 の 収 入 額 に 対 する 地 方 交 付 税 の 率 を18% 引 き 上 げ50%とし たばこ 税 を 地 方 交 付 税 の 対 象 税 目 から 除 く 2 平 成 27 年 度 分 の 通 常 収 支 に 係 る 地 方 交 付 税 の 総 額 については 地 方 交 付 税 法 第 6 条 第 2 項 の 額 に 地 方 の 税 収 の 状 況 を 踏 まえて 行 う 加 算 及 び 地 方 公 共 団 体 金 融 機 構 の 公 庫 債 権 金 利 変 動 準 備 金 の 活 用 等 による 加 算 額 6,700 億 円 法 定 加 算 額 及 び 臨 時 財 政 対 策 のための 特 例 加 算 額 を 加 え 交 付 税 特 別 会 計 借 入 金 償 還 額 及 び 同 特 別 会 計 における 借 入 金 利 子 支 払 額 等 を 控 除 した 額 16 兆 7,548 億 円 とする 3 平 成 28 年 度 から 平 成 42 年 度 までの 間 における 国 の 一 般 会 計 から 交 付 税 及 び 譲 与 税 配 付 金 特 別

36 会 計 への 繰 入 れに 関 する 特 例 を 改 正 するとともに 財 政 投 融 資 特 別 会 計 の 投 資 勘 定 に 帰 属 させ る 地 方 公 共 団 体 金 融 機 構 の 公 庫 債 権 金 利 変 動 準 備 金 について 交 付 税 及 び 譲 与 税 配 付 金 特 別 会 計 への 繰 入 れの 特 例 を 設 ける 4 地 方 創 生 に 要 する 経 費 の 財 源 を 措 置 するため 地 域 の 元 気 創 造 事 業 費 に 加 え 当 分 の 間 の 措 置 として 人 口 減 少 等 特 別 対 策 事 業 費 を 設 けるほか 平 成 27 年 度 分 の 普 通 交 付 税 の 算 定 に 用 いる 単 位 費 用 を 改 正 する 5 平 成 27 年 度 分 の 東 日 本 大 震 災 に 係 る 震 災 復 興 特 別 交 付 税 の 総 額 については 平 成 27 年 度 にお いて 新 たに5,898 億 円 を 確 保 する 二 地 方 財 政 法 の 一 部 改 正 公 営 競 技 を 行 う 地 方 公 共 団 体 の 地 方 公 共 団 体 金 融 機 構 に 対 する 納 付 金 の 納 付 制 度 を5 年 間 延 長 する 三 施 行 期 日 この 法 律 は 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する 船 舶 の 所 有 者 等 の 責 任 の 制 限 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 7 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.20 法 務 委 員 会 付 託 4.24 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 1976 年 の 海 事 債 権 についての 責 任 の 制 限 に 関 する 条 約 を 改 正 する1996 年 の 議 定 書 の 改 正 に 伴 い 船 舶 の 所 有 者 等 がその 責 任 を 制 限 することができる 債 権 についての 責 任 の 限 度 額 を 引 き 上 げようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 責 任 の 限 度 額 の 引 上 げ 1 船 舶 の 所 有 者 やその 被 用 者 等 又 は 救 助 船 舶 に 係 る 救 助 者 当 該 救 助 船 舶 の 船 舶 所 有 者 やこれ らの 被 用 者 等 についての 責 任 の 限 度 額 を 責 任 を 制 限 しようとする 債 権 が 物 の 損 害 に 関 する 債 権 のみである 場 合 とそれ 以 外 の 場 合 とに 区 分 して それぞれ 船 舶 のトン 数 に 応 じて 従 来 の 1.51 倍 の 金 額 に 引 き 上 げる 2 救 助 船 舶 に 係 る 救 助 者 以 外 の 救 助 者 又 はその 被 用 者 等 についての 責 任 の 限 度 額 を 責 任 を 制 限 しようとする 債 権 が 物 の 損 害 に 関 する 債 権 のみである 場 合 とそれ 以 外 の 場 合 とに 区 分 して それぞれ 従 来 の1.51 倍 の 金 額 に 引 き 上 げる 二 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 平 成 27 年 6 月 8 日 から 施 行 する 2 この 法 律 の 施 行 前 に 発 生 した 事 故 から 生 じた 債 権 についての 責 任 の 制 限 については なお 従 前 の 例 による 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 8 号 ) ( 衆 議 院 修 正 議 決 参 議 院 7.31 内 閣 委 員 会 付 託 8.28 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 目 的 この 法 律 は 急 速 な 少 子 高 齢 化 の 進 展 国 民 の 需 要 の 多 様 化 等 の 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 し ていくためには 自 らの 意 思 によって 職 業 生 活 を 営 み 又 は 営 もうとする 女 性 がその 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 して 職 業 生 活 において 活 躍 すること( 以 下 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 という ) が 一 層 重 要 となっていることに 鑑 み 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 の 基 本 理 念 にのっとり 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 を 迅 速 かつ 重 点 的 に 推 進 し もって 豊 かで 活 力 ある 社 会 を 実 現 することを 目 的 とする 二 基 本 原 則 1 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 は 自 らの 意 思 によって 職 業 生 活 を 営 み 又 は 営 もうと

37 する 女 性 に 対 する 採 用 教 育 訓 練 昇 進 等 に 関 する 機 会 の 積 極 的 な 提 供 及 びその 活 用 を 通 じて その 個 性 と 能 力 が 十 分 に 発 揮 できるようにすることを 旨 として 行 われなければならない 2 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 は 職 業 生 活 と 家 庭 生 活 との 円 滑 かつ 継 続 的 な 両 立 が 可 能 となることを 旨 として 行 われなければならない 3 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 当 たっては 女 性 の 職 業 生 活 と 家 庭 生 活 との 両 立 に 関 し 本 人 の 意 思 が 尊 重 されるべきものであることに 留 意 されなければならない 三 基 本 方 針 等 の 策 定 1 政 府 は 基 本 原 則 にのっとり 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 施 策 を 総 合 的 か つ 一 体 的 に 実 施 するため 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 基 本 方 針 を 定 めなけれ ばならない 2 都 道 府 県 及 び 市 町 村 は 基 本 方 針 等 を 勘 案 して 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 す る 施 策 についての 計 画 を 定 めるよう 努 めるものとする 四 事 業 主 行 動 計 画 の 策 定 等 1 内 閣 総 理 大 臣 厚 生 労 働 大 臣 及 び 総 務 大 臣 は 事 業 主 が 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 取 組 を 総 合 的 かつ 効 果 的 に 実 施 することができるよう 基 本 方 針 に 即 して 事 業 主 行 動 計 画 の 策 定 に 関 する 指 針 ( 以 下 事 業 主 行 動 計 画 策 定 指 針 という )を 定 めなければなら ない 2 国 及 び 地 方 公 共 団 体 以 外 の 事 業 主 ( 以 下 一 般 事 業 主 という )であって 常 時 雇 用 する 労 働 者 の 数 が300 人 を 超 えるものは 事 業 主 行 動 計 画 策 定 指 針 に 即 して 女 性 の 職 業 生 活 にお ける 活 躍 の 状 況 を 把 握 し 改 善 すべき 事 情 について 分 析 した 上 で 定 量 的 に 定 めた 目 標 等 を 定 める 一 般 事 業 主 行 動 計 画 を 策 定 し 厚 生 労 働 大 臣 への 届 出 公 表 等 をしなければならない 3 厚 生 労 働 大 臣 は 一 般 事 業 主 行 動 計 画 に 係 る 届 出 をした 一 般 事 業 主 からの 申 請 に 基 づき 当 該 事 業 主 について 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 取 組 に 関 し 当 該 取 組 の 実 施 の 状 況 が 優 良 なものであること 等 の 基 準 に 適 合 するものである 旨 の 認 定 を 行 うことができる 4 国 及 び 地 方 公 共 団 体 の 機 関 等 で 政 令 で 定 めるもの( 以 下 特 定 事 業 主 という )は 事 業 主 行 動 計 画 策 定 指 針 に 即 して 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 状 況 を 把 握 し 改 善 すべき 事 情 について 分 析 した 上 で 定 量 的 に 定 めた 目 標 等 を 定 める 特 定 事 業 主 行 動 計 画 を 策 定 し 公 表 等 をしなければならない 5 常 時 雇 用 する 労 働 者 の 数 が300 人 を 超 える 一 般 事 業 主 及 び 特 定 事 業 主 は 女 性 の 職 業 選 択 に 資 するよう 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 に 関 する 情 報 を 定 期 的 に 公 表 しなければならない 五 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 を 推 進 するための 支 援 措 置 1 国 は 職 業 指 導 職 業 紹 介 職 業 訓 練 創 業 の 支 援 等 の 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めるもの とする 2 地 方 公 共 団 体 は 1の 措 置 と 相 まって 職 業 生 活 を 営 み 又 は 営 もうとする 女 性 及 びその 関 係 者 からの 相 談 に 応 じ 関 係 機 関 の 紹 介 等 の 情 報 の 提 供 助 言 等 の 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めるものとする 3 国 及 び 地 方 公 共 団 体 の 機 関 は 地 方 公 共 団 体 の 区 域 において 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 に 関 する 取 組 が 効 果 的 かつ 円 滑 に 実 施 されるようにするため 協 議 会 を 組 織 することがで きる 六 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する ただし 四 の2から5は 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する 2 この 法 律 は 平 成 38 年 3 月 31 日 限 り その 効 力 を 失 う なお 本 法 律 案 は 衆 議 院 において 一 の 目 的 に 関 して 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 の 推 進 は 男 女 共 同 参 画 社 会 基 本 法 の 基 本 理 念 にのっとり 行 われるべきものであることを 明 確 にするととも に 男 女 の 人 権 が 尊 重 される 社 会 の 実 現 を 追 加 すること 四 の2の 一 般 事 業 主 行 動 計 画 を 定 めた 一 般 事 業 主 に 対 し 同 計 画 に 定 められた 目 標 を 達 成 するよう 努 力 義 務 を 課 すこと 等 を 内 容 とする 修 正

38 が 行 われた 附 帯 決 議 ( 内 閣 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 男 女 間 に 賃 金 格 差 が 存 在 する 現 状 に 鑑 み 女 性 が 職 業 生 活 において 意 欲 をもって 能 力 を 伸 長 発 揮 できる 環 境 を 整 備 するため 公 労 使 により 賃 金 格 差 の 是 正 に 向 けて 検 討 すること 二 非 正 規 労 働 者 の7 割 かつ 雇 用 者 全 体 の4 分 の1を 非 正 規 労 働 者 の 女 性 が 占 めていることに 鑑 み 本 法 の 実 効 性 を 担 保 するため 本 法 に 基 づく 実 態 把 握 分 析 目 標 設 定 事 業 主 行 動 計 画 の 策 定 公 表 等 は 雇 用 管 理 区 分 ごとに 行 われるよう 検 討 すること 三 派 遣 労 働 者 については 派 遣 元 事 業 主 による 実 態 把 握 等 に 加 え 実 際 に 使 用 している 派 遣 先 事 業 主 により 実 態 把 握 分 析 等 がなされるとともに 事 業 主 行 動 計 画 に 雇 用 形 態 の 変 更 等 の 機 会 の 積 極 的 な 提 供 などが 盛 り 込 まれるよう 検 討 すること 四 一 般 事 業 主 が 事 業 主 行 動 計 画 を 策 定 するに 当 たって 男 女 の 育 児 休 業 取 得 割 合 男 女 間 の 賃 金 格 差 自 ら 使 用 する 労 働 者 に 占 める 正 規 労 働 者 の 割 合 及 び 自 ら 使 用 する 女 性 労 働 者 に 占 める 正 規 女 性 労 働 者 の 割 合 等 を 省 令 によって 状 況 把 握 の 任 意 項 目 に 加 えることについて 検 討 すること 五 一 般 事 業 主 が 事 業 主 行 動 計 画 を 策 定 し 又 は 変 更 するに 当 たっては 労 使 の 対 話 等 により 労 働 者 の 実 態 やニーズを 的 確 に 把 握 するよう 事 業 主 行 動 計 画 策 定 指 針 において 示 すこと 六 一 般 事 業 主 による 事 業 主 行 動 計 画 に 基 づく 取 組 の 実 施 状 況 の 公 表 を 促 進 すること 七 一 般 事 業 主 行 動 計 画 策 定 の 義 務 付 けに 係 る 規 模 要 件 については 本 法 施 行 後 の 状 況 等 を 踏 まえ その 見 直 しについて 検 討 すること 八 広 報 活 動 等 を 通 じ 優 れた 取 組 を 行 う 一 般 事 業 主 の 認 定 制 度 を 周 知 することにより 一 般 事 業 主 による 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 に 関 する 取 組 を 促 進 すること また 認 定 一 般 事 業 主 の 認 定 に 当 たっては 基 準 の 客 観 性 が 確 保 されるよう 配 慮 するとともに 非 正 規 労 働 者 に 対 する 処 遇 改 善 を 認 定 の 要 件 とすることを 検 討 すること 九 特 定 事 業 主 が 事 業 主 行 動 計 画 を 策 定 するに 当 たって 男 女 の 育 児 休 業 取 得 割 合 男 女 間 の 給 与 格 差 任 用 する 職 員 に 占 める 正 規 職 員 の 割 合 及 び 任 用 する 女 性 職 員 に 占 める 正 規 職 員 の 割 合 等 を 内 閣 府 令 によって 状 況 把 握 の 任 意 項 目 に 加 えることについて 検 討 すること 十 公 務 員 の 臨 時 非 常 勤 職 員 においても 女 性 が 多 数 を 占 めることに 鑑 み 全 ての 女 性 の 活 躍 を 促 進 する 観 点 からも 臨 時 非 常 勤 職 員 について 制 度 の 趣 旨 勤 務 の 内 容 に 応 じた 任 用 勤 務 条 件 が 確 保 できるよう 引 き 続 き 配 慮 するとともに その 実 態 を 把 握 すること 十 一 協 議 会 を 組 織 する 関 係 機 関 に 必 要 に 応 じ 協 議 会 に 男 女 共 同 参 画 センター 労 働 組 合 教 育 訓 練 機 関 その 他 の 女 性 労 働 者 に 対 し 支 援 を 行 う 団 体 も 構 成 員 として 加 えることを 検 討 するよう 促 すこと 十 二 地 方 公 共 団 体 においても 本 法 及 び 本 附 帯 決 議 に 基 づく 適 切 な 措 置 が 講 じられるよう 支 援 する とともに 周 知 助 言 等 を 図 ること 十 三 家 庭 及 び 地 域 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 等 により 家 庭 における 子 育 て 及 び 介 護 に 支 障 が 生 じない よう 家 庭 における 子 育 て 及 び 介 護 の 支 援 に 関 する 施 策 の 推 進 を 図 ること 十 四 配 偶 者 からの 暴 力 及 びストーカー 行 為 等 により 女 性 の 職 業 生 活 における 活 躍 が 阻 害 される ことがないよう 被 害 の 防 止 及 び 被 害 者 に 対 する 相 談 支 援 体 制 の 充 実 を 図 ること 十 五 男 女 を 問 わず 職 業 生 活 を 営 む 上 で 障 害 となる あらゆるハラスメントに 一 元 的 に 対 応 する 体 制 の 整 備 について 事 業 主 の 措 置 を 促 すことを 検 討 するとともに ハラスメントの 防 止 に 向 けて 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 や 育 児 介 護 休 業 法 等 関 連 する 法 律 の 改 正 を 積 極 的 に 検 討 すること 十 六 固 定 的 性 別 役 割 分 担 意 識 が 払 拭 され 女 性 が 活 躍 しやすい 環 境 となるよう 本 法 の 施 行 後 3 年 の 見 直 しを 積 極 的 に 検 討 するとともに 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 の 改 正 についても 検 討 を 進 めるこ と 右 決 議 する

39 沖 縄 県 における 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 有 効 かつ 適 切 な 利 用 の 推 進 に 関 する 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 9 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.24 沖 縄 及 び 北 方 問 題 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 3.30 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 沖 縄 県 における 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 有 効 かつ 適 切 な 利 用 を 推 進 するため 内 閣 総 理 大 臣 による 特 定 駐 留 軍 用 地 跡 地 の 指 定 及 び 特 定 駐 留 軍 用 地 跡 地 内 の 土 地 の 買 取 りの 協 議 等 に 関 する 制 度 を 創 設 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 内 閣 総 理 大 臣 は 沖 縄 県 知 事 の 申 出 に 基 づき アメリカ 合 衆 国 から 返 還 されることにより 特 定 駐 留 軍 用 地 でなくなると 見 込 まれる 土 地 であって その 跡 地 の 利 用 の 推 進 に 必 要 な 公 共 用 地 を 確 保 するためその 区 域 内 における 公 有 地 の 計 画 的 な 拡 大 が 引 き 続 き 必 要 と 認 められるものを 特 定 駐 留 軍 用 地 跡 地 として 指 定 する 二 特 定 駐 留 軍 用 地 跡 地 内 の 土 地 について 特 定 駐 留 軍 用 地 内 の 土 地 の 先 行 取 得 と 同 様 土 地 の 所 有 者 からの 届 出 等 に 基 づき 買 取 りの 協 議 を 行 うこと 等 とする 三 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する 高 度 テレビジョン 放 送 施 設 整 備 促 進 臨 時 措 置 法 を 廃 止 する 法 律 案 ( 閣 法 第 10 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.7 総 務 委 員 会 付 託 4.17 本 会 議 修 正 議 決 ) 衆 議 院 へ 回 付 4.17 衆 議 院 同 意 要 旨 本 法 律 案 は 高 度 テレビジョン 放 送 施 設 整 備 促 進 臨 時 措 置 法 附 則 第 2 条 に 規 定 する 同 法 の 廃 止 期 限 ( 平 成 27 年 3 月 31 日 )の 到 来 に 伴 い 同 法 を 廃 止 しようとするものである 修 正 要 旨 施 行 期 日 を 平 成 27 年 3 月 31 日 から 公 布 の 日 に 改 めるとともに 所 要 の 規 定 の 整 理 を 行 う ものである 在 外 公 館 の 名 称 及 び 位 置 並 びに 在 外 公 館 に 勤 務 する 外 務 公 務 員 の 給 与 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 11 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.1 外 交 防 衛 委 員 会 付 託 4.9 本 会 議 修 正 議 決 ) 衆 議 院 へ 回 付 4.14 衆 議 院 同 意 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 在 グルジア 日 本 国 大 使 館 の 名 称 及 び 位 置 の 国 名 をそれぞれ 在 ジョージア 日 本 国 大 使 館 及 びジョ ージアに 変 更 する 等 の 規 定 の 整 備 を 行 う 二 在 レオン 及 び 在 ハンブルクの 各 日 本 国 総 領 事 館 を 新 設 するとともに 同 総 領 事 館 に 勤 務 する 外 務 公 務 員 の 在 勤 基 本 手 当 の 基 準 額 を 定 める 三 既 設 の 在 外 公 館 に 勤 務 する 外 務 公 務 員 の 在 勤 基 本 手 当 の 基 準 額 を 改 定 する 四 この 法 律 は 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する ただし 在 レオン 及 び 在 ハンブルクの 各 日 本 国 総 領 事 館 に 関 する 部 分 は 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 修 正 要 旨 この 法 律 の 施 行 期 日 を 公 布 の 日 とするとともに この 法 律 による 改 正 後 の 在 勤 基 本 手 当 の 基 準 額 に 関 する 規 定 を 平 成 27 年 4 月 1 日 から 適 用 するものである 緑 の 気 候 基 金 への 拠 出 及 びこれに 伴 う 措 置 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 12 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.22 外 交 防 衛 委 員 会 付 託 5.13 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 気 候 変 動 に 関 する 国 際 連 合 枠 組 条 約 の 資 金 供 与 の 制 度 の 運 営 を 委 託 された 緑 の 気 候

40 基 金 ( 以 下 基 金 という )に 対 する 我 が 国 からの 拠 出 及 びこれに 伴 う 措 置 について 定 めるもの であり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 政 府 は 基 金 に 対 し 予 算 で 定 める 金 額 の 範 囲 内 において 本 邦 通 貨 により 拠 出 することがで きることとする 二 政 府 は 基 金 に 対 して 拠 出 する 本 邦 通 貨 の 全 部 又 は 一 部 を 国 債 で 拠 出 することができるものと し 当 該 国 債 の 発 行 条 件 償 還 等 については 国 際 復 興 開 発 銀 行 の 例 に 準 ずるものとする 三 基 金 の 保 有 する 本 邦 通 貨 その 他 の 資 産 の 寄 託 所 としての 業 務 は 日 本 銀 行 が 行 うこととするも のとする 四 この 法 律 は 公 布 の 日 又 は 平 成 27 年 4 月 1 日 のいずれか 遅 い 日 から 施 行 する 株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 13 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.22 財 政 金 融 委 員 会 付 託 5.13 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行 ( 以 下 会 社 という )の 完 全 民 営 化 の 方 針 を 維 持 し つつ 危 機 対 応 及 び 成 長 資 金 の 供 給 に 対 し 会 社 の 投 融 資 機 能 を 活 用 するため 所 要 の 措 置 を 講 ずる ものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 危 機 対 応 業 務 1 当 分 の 間 会 社 に 対 し 危 機 対 応 業 務 を 義 務 付 ける 2 政 府 は 当 分 の 間 会 社 による 危 機 対 応 業 務 の 適 確 な 実 施 のために 必 要 があると 認 めるとき は 予 算 で 定 める 金 額 の 範 囲 内 において 会 社 に 出 資 することができる 二 特 定 投 資 業 務 1 会 社 は 平 成 32 年 度 末 までの 間 特 定 投 資 業 務 により 成 長 資 金 の 供 給 を 集 中 的 に 実 施 し 平 成 37 年 度 末 までに 同 業 務 の 投 資 資 産 を 全 て 処 分 し 同 業 務 を 完 了 するように 努 めなければなら ない 2 政 府 は 平 成 32 年 度 末 までの 間 会 社 による 特 定 投 資 業 務 の 適 確 な 実 施 のために 必 要 がある と 認 めるときは 予 算 で 定 める 金 額 の 範 囲 内 において 会 社 に 出 資 することができる 三 政 府 保 有 株 式 1 政 府 が 保 有 する 会 社 の 株 式 について 会 社 の 目 的 の 達 成 に 与 える 影 響 及 び 市 場 の 動 向 を 踏 ま えつつその 縮 減 を 図 り できる 限 り 早 期 にその 全 部 を 処 分 する 2 一 及 び 二 の 業 務 に 関 する 措 置 を 講 ずる 間 各 業 務 の 適 確 な 実 施 を 確 保 する 観 点 から 政 府 に 対 し 必 要 な 会 社 の 株 式 (それぞれ 発 行 済 株 式 の3 分 の1 超 2 分 の1 以 上 )を 保 有 するこ とを 義 務 付 ける 四 その 他 当 分 の 間 会 社 に 対 し その 業 務 を 行 うに 当 たって 他 の 事 業 者 との 間 の 適 正 な 競 争 関 係 を 阻 害 することのないよう 特 に 配 慮 することを 義 務 付 ける 五 附 則 1 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する 2 政 府 は 一 及 び 二 について 会 社 による 各 業 務 の 在 り 方 及 びこれを 踏 まえた 会 社 に 対 する 国 の 関 与 の 在 り 方 について 検 討 を 加 え 必 要 があると 認 めるときは その 結 果 に 基 づいて 所 要 の 措 置 を 講 ずる 附 帯 決 議 ( 財 政 金 融 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 次 の 事 項 について 十 分 配 慮 すべきである 一 今 般 の 法 改 正 の 趣 旨 を 踏 まえ 株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行 による 危 機 対 応 業 務 の 適 確 な 実 施 地 域 活 性 化 及 び 我 が 国 企 業 の 競 争 力 強 化 等 に 資 する 成 長 資 金 供 給 について それぞれ 万 全 を 期 す こと その 際 は 民 間 金 融 機 関 との 協 調 に 配 意 し いたずらに 民 業 圧 迫 批 判 を 招 かないよう 留 意 すること

41 一 我 が 国 企 業 の 国 際 競 争 力 の 強 化 の 重 要 性 に 鑑 み 日 本 政 策 投 資 銀 行 及 び 株 式 会 社 国 際 協 力 銀 行 において 競 争 力 のある 人 材 の 育 成 や 確 保 を 始 めとする 体 制 整 備 が 図 られるよう 適 切 な 措 置 を 講 ずること 一 特 定 投 資 業 務 の 実 施 に 当 たっては 地 域 の 企 業 の 発 展 等 を 通 じた 地 域 活 性 化 に 積 極 的 に 貢 献 す るとともに 民 間 の 成 長 資 金 供 給 を 促 すよう 適 切 な 運 用 に 努 めること その 際 同 業 務 は 民 間 による 資 金 供 給 が 充 足 するまでの 過 渡 的 な 対 応 であり その 固 定 化 を 防 ぐ 適 切 な 措 置 を 講 ずるこ と 一 日 本 政 策 投 資 銀 行 の 株 式 の 処 分 方 法 等 の 検 討 に 当 たっては その 業 務 運 営 資 産 状 況 等 を 踏 ま え 公 共 性 の 確 保 日 本 政 策 投 資 銀 行 の 目 的 遂 行 のために 必 要 な 株 主 構 成 の 中 立 性 安 定 性 の 確 保 等 に 留 意 して 検 討 を 行 い 長 期 的 企 業 価 値 が 毀 損 されることのないよう 適 切 な 措 置 を 講 ずるこ と 一 日 本 政 策 投 資 銀 行 の 完 全 民 営 化 に 向 け 民 間 金 融 機 関 による 危 機 対 応 業 務 への 参 入 を 促 すため これまでの 危 機 対 応 業 務 に 基 づく 貸 付 債 権 の 状 況 等 の 開 示 を 促 すこと 右 決 議 する 文 部 科 学 省 設 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 14 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.22 文 教 科 学 委 員 会 付 託 5.13 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は スポーツに 関 する 施 策 を 総 合 的 に 推 進 するため スポーツに 関 する 基 本 的 な 政 策 の 企 画 及 び 立 案 並 びに 推 進 に 関 する 事 務 等 を 文 部 科 学 省 の 所 掌 事 務 に 追 加 するとともに 文 部 科 学 省 の 外 局 としてスポーツ 庁 を 設 置 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 文 部 科 学 省 の 任 務 のうちスポーツに 係 る 部 分 を スポーツに 関 する 施 策 の 総 合 的 な 推 進 に 改 める 二 文 部 科 学 省 の 所 掌 事 務 に スポーツに 関 する 基 本 的 な 政 策 の 企 画 及 び 立 案 並 びに 推 進 に 関 する こと スポーツに 関 する 関 係 行 政 機 関 の 事 務 の 調 整 に 関 すること 心 身 の 健 康 の 保 持 増 進 に 資 す るスポーツの 機 会 の 確 保 に 関 することを 追 加 する 三 文 部 科 学 省 の 外 局 としてスポーツ 庁 を 設 置 し 同 庁 の 長 をスポーツ 庁 長 官 とするとともに 同 庁 の 任 務 を スポーツの 振 興 その 他 のスポーツに 関 する 施 策 の 総 合 的 な 推 進 を 図 ること とする 四 スポーツ 庁 は その 任 務 を 達 成 するため 二 のほか スポーツの 振 興 に 関 する 企 画 及 び 立 案 並 びに 援 助 及 び 助 言 に 関 する 事 務 その 他 の 事 務 をつかさどる 五 この 法 律 は 平 成 27 年 10 月 1 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 文 教 科 学 委 員 会 議 決 ) 政 府 及 び 関 係 者 は 本 法 の 施 行 に 当 たり スポーツ 基 本 法 の 理 念 を 踏 まえ 次 の 事 項 について 特 段 の 配 慮 をすべきである 一 スポーツ 施 策 が 縦 割 り 行 政 に 陥 ることなく 総 合 的 一 体 的 に 推 進 されるよう スポーツ 庁 は 関 係 府 省 の 司 令 塔 的 機 能 を 十 分 に 果 たすこと その 際 行 政 改 革 の 推 進 の 観 点 から 組 織 の 肥 大 化 につながることのないよう 十 分 留 意 すること 二 スポーツ 庁 が 教 育 を 所 管 する 文 部 科 学 省 の 外 局 として 設 置 されることに 鑑 み 今 後 のスポー ツ 施 策 が 競 技 スポーツ 分 野 に 偏 ることのないよう 特 に 留 意 するとともに 学 校 体 育 及 び 運 動 部 活 動 における 外 部 指 導 者 の 活 用 や 教 職 員 の 負 担 軽 減 等 に 十 分 配 慮 すること 三 スポーツ 庁 長 官 の 登 用 に 当 たっては その 職 務 の 重 要 性 に 鑑 み スポーツへの 造 詣 ガバナン ス 能 力 情 報 発 信 力 等 の 観 点 を 十 分 考 慮 し 民 間 も 含 め 人 材 を 広 く 各 界 に 求 めること 四 新 設 されるスポーツ 審 議 会 においては 審 議 事 項 が 競 技 スポーツ 分 野 に 偏 ることのないよう 配 慮 するとともに 学 校 体 育 等 の 教 育 上 の 観 点 にも 留 意 しつつ スポーツの 幅 広 い 分 野 について 長 期 的 な 視 野 に 立 った 審 議 を 行 うこと また 委 員 の 選 任 に 当 たっては 国 民 及 び 関 係 者 の 声 が 広 く 反 映 されるよう 出 身 分 野 及 び 男 女 比 等 に 十 分 配 慮 すること

42 五 全 ての 人 がスポーツに 参 加 することができる 真 のバリアフリー 社 会 の 実 現 に 貢 献 する 観 点 から 障 害 に 対 する 国 民 の 理 解 を 促 進 し 障 害 者 の 積 極 的 な 社 会 参 加 に 寄 与 するため 障 害 者 スポーツ の 環 境 整 備 を 推 進 すること 六 各 スポーツ 団 体 の 自 主 性 を 尊 重 し スポーツ 団 体 の 組 織 運 営 体 制 の 在 り 方 に 関 するガイドライ ンの 策 定 等 を 通 じ ガバナンス 強 化 と 透 明 性 の 向 上 に 向 けた 取 組 を 支 援 するとともに スポーツ 紛 争 の 予 防 及 び 迅 速 な 解 決 の 観 点 から スポーツ 団 体 アスリート 等 の 仲 裁 調 停 に 関 する 理 解 増 進 等 の 取 組 を 支 援 すること 七 国 際 競 技 連 盟 等 における 日 本 人 役 員 の 増 員 を 図 ることにより 国 際 スポーツ 界 における 我 が 国 の 発 言 力 を 高 め 国 際 的 な 競 技 大 会 等 において 日 本 人 選 手 が 十 分 に 力 を 発 揮 できるよう 支 援 する こと 八 競 技 スポーツの 推 進 強 化 のため 指 導 者 等 の 資 質 能 力 の 向 上 を 図 るとともに 競 技 者 が 引 退 後 の 生 活 に 不 安 を 感 じることなく 競 技 力 向 上 に 邁 進 できるよう 支 援 すること 右 決 議 する 平 成 三 十 二 年 東 京 オリンピック 競 技 大 会 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 特 別 措 置 法 案 ( 閣 法 第 15 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.15 文 教 科 学 委 員 会 付 託 5.27 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 平 成 32 年 に 開 催 される 東 京 オリンピック 競 技 大 会 及 び 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 ( 以 下 大 会 と 総 称 する )が 大 規 模 かつ 国 家 的 に 特 に 重 要 なスポーツの 競 技 会 であることに 鑑 み 大 会 の 円 滑 な 準 備 及 び 運 営 に 資 するため 必 要 な 特 別 の 措 置 を 講 じようとするものであり そ の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 大 会 の 円 滑 な 準 備 及 び 運 営 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 集 中 的 に 推 進 するため 内 閣 に 東 京 オ リンピック 競 技 大 会 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 推 進 本 部 ( 以 下 本 部 という )を 置 くと ともに その 所 掌 事 務 組 織 設 置 期 限 等 について 定 める 二 内 閣 総 理 大 臣 は 大 会 の 円 滑 な 準 備 及 び 運 営 に 関 する 施 策 の 総 合 的 かつ 集 中 的 な 推 進 を 図 るた めの 基 本 的 な 方 針 の 案 を 作 成 し 閣 議 の 決 定 を 求 めなければならない 三 国 は 公 益 財 団 法 人 東 京 オリンピック パラリンピック 競 技 大 会 組 織 委 員 会 ( 以 下 組 織 委 員 会 という )が 大 会 の 準 備 又 は 運 営 のために 使 用 する 施 設 の 用 に 供 される 国 有 財 産 を 組 織 委 員 会 等 に 対 し 無 償 で 使 用 させることができる 四 お 年 玉 付 郵 便 葉 書 等 に 関 する 法 律 に 規 定 する 寄 附 金 付 郵 便 葉 書 等 は 組 織 委 員 会 が 調 達 する 大 会 の 準 備 及 び 運 営 に 必 要 な 資 金 に 充 てることを 寄 附 目 的 として 発 行 することができる 五 組 織 委 員 会 は 大 会 の 準 備 及 び 運 営 に 関 する 業 務 のうち 国 の 事 務 又 は 事 業 との 密 接 な 連 携 の 下 で 実 施 する 必 要 があるものを 円 滑 かつ 効 果 的 に 行 うため 国 の 職 員 を 組 織 委 員 会 の 職 員 として 必 要 とするときは その 派 遣 を 要 請 することができることとし 当 該 要 請 があった 場 合 任 命 権 者 は 派 遣 の 必 要 性 等 を 勘 案 して 国 の 職 員 を 派 遣 することができることとするとともに 組 織 委 員 会 の 役 員 及 び 職 員 は 刑 法 その 他 の 罰 則 の 適 用 については 法 令 により 公 務 に 従 事 する 職 員 と みなす 六 内 閣 法 の 一 部 を 改 正 し 本 部 が 置 かれている 間 国 務 大 臣 の 数 の 上 限 を1 名 増 員 する 七 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る 附 帯 決 議 ( 文 教 科 学 委 員 会 議 決 ) 政 府 及 び 関 係 者 は 本 法 の 施 行 に 当 たり オリンピック 競 技 大 会 及 びパラリンピック 競 技 大 会 が 国 際 的 な 相 互 理 解 国 際 平 和 共 生 社 会 の 実 現 等 に 重 要 な 意 義 を 有 していることに 鑑 み 次 の 事 項 について 特 段 の 配 慮 をすべきである 一 東 京 オリンピック 競 技 大 会 及 び 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 の 準 備 及 び 運 営 に 当 たっては 成

43 熟 した 国 家 における 大 会 のあるべき 姿 を 追 求 しつつ オリンピック パラリンピックレガシーの 次 世 代 への 継 承 に 特 に 留 意 するとともに テロ 対 策 サイバーセキュリティー 対 策 外 国 人 旅 行 者 の 円 滑 な 受 入 れ 等 の 諸 課 題 に 万 全 の 措 置 を 講 ずること また 本 大 会 の 開 催 が 新 しい 日 本 の 創 造 と 更 なる 発 展 の 契 機 となるよう スポーツを 通 じた 国 際 貢 献 国 民 の 健 康 増 進 環 境 の 保 全 に 特 に 留 意 するとともに 広 く 全 ての 国 民 の 一 層 のスポー ツ 振 興 を 図 り あわせて 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 等 を 着 実 に 推 進 すること 二 東 京 オリンピック 競 技 大 会 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 担 当 大 臣 については 文 部 科 学 大 臣 等 との 職 務 分 担 が 適 切 なものとなるよう 特 に 留 意 しつつ 本 大 会 に 関 する 重 要 施 策 の 企 画 立 案 総 合 調 整 等 において 主 導 的 な 役 割 を 果 たせるよう 万 全 を 期 すこと なお 専 任 の 担 当 大 臣 を 発 令 する 必 要 がなくなった 場 合 には 発 令 を 早 期 に 終 了 すること 三 東 京 オリンピック 競 技 大 会 及 び 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 推 進 本 部 については ラグビーワー ルドカップ 大 会 との 一 体 的 な 準 備 に 配 意 しつつ 本 大 会 の 準 備 及 び 運 営 を 着 実 に 推 進 できる 十 分 な 体 制 とするとともに 行 政 改 革 を 推 進 する 観 点 から 簡 素 で 効 率 的 な 体 制 とすること なお 同 本 部 の 活 動 の 必 要 性 がなくなった 場 合 には 平 成 33 年 3 月 31 日 の 期 限 を 待 たず 早 期 に 活 動 を 停 止 すること 四 新 国 立 競 技 場 の 建 設 に 当 たっては ラグビーワールドカップ 大 会 の 開 催 に 支 障 が 生 じないよう 万 全 の 措 置 を 講 ずること あわせて 建 設 費 の 経 費 の 内 容 及 びその 財 源 本 大 会 後 の 利 活 用 方 策 等 を 含 む 競 技 場 建 設 の 全 体 像 を 明 らかにするとともに 東 京 都 大 会 組 織 委 員 会 等 との 緊 密 な 意 思 疎 通 の 確 保 に 留 意 し 国 民 に 対 して 丁 寧 な 説 明 を 行 い 幅 広 く 理 解 を 得 ること 五 競 技 施 設 会 場 選 手 村 等 の 整 備 に 当 たっては 本 大 会 後 に 有 効 利 用 し 都 市 の 発 展 に 結 び 付 けられるよう 長 期 的 な 観 点 から 計 画 的 に 行 うとともに 幅 広 い 国 民 の 理 解 を 得 ること また 競 技 施 設 等 の 選 定 に 当 たっては 本 大 会 の 招 致 の 際 コンパクトな 大 会 がコンセプトに 掲 げ られたことを 踏 まえ 競 技 関 係 者 の 十 分 な 理 解 を 得 つつ 関 係 地 方 公 共 団 体 と 十 分 な 調 整 を 経 た 上 で 決 定 するとともに 競 技 者 が 最 大 限 力 を 発 揮 できる 競 技 施 設 等 の 整 備 を 行 うこと 六 障 害 に 対 する 国 民 の 理 解 を 促 進 し 真 の 共 生 社 会 を 実 現 する 観 点 から スポーツ 施 策 の 一 元 的 な 推 進 や 障 害 者 スポーツの 普 及 に 取 り 組 むこと また スポーツを 通 じた 障 害 者 の 社 会 参 加 地 域 における 障 害 者 スポーツの 裾 野 の 拡 大 障 害 者 スポーツ 競 技 団 体 の 組 織 基 盤 の 強 化 障 害 者 の 競 技 力 向 上 と 競 技 環 境 の 整 備 公 共 施 設 等 のバリアフリー 化 等 を 促 進 すること 七 学 校 等 においてオリンピック パラリンピック 教 育 を 推 進 するに 当 たっては 学 校 等 の 主 体 的 な 取 組 を 基 本 とし 教 育 を 通 じた 無 形 のレガシーの 創 出 の 観 点 を 踏 まえ オリンピック パラリ ンピックに 関 する 知 識 理 解 の 向 上 異 文 化 理 解 の 促 進 ボランティア 精 神 の 醸 成 等 を 図 ること 八 本 大 会 の 開 催 が 全 国 の 地 域 活 性 化 観 光 振 興 等 に 資 するよう 政 府 全 体 として 全 国 の 地 方 公 共 団 体 と 参 加 国 地 域 との 人 的 経 済 的 文 化 的 な 相 互 交 流 の 促 進 に 取 り 組 むこと 特 に 予 選 会 場 やキャンプ 地 の 誘 致 については 東 日 本 大 震 災 からの 復 興 の 後 押 しとなるよう 特 段 の 配 慮 を 行 うこと 右 決 議 する 平 成 三 十 一 年 ラグビーワールドカップ 大 会 特 別 措 置 法 案 ( 閣 法 第 16 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.15 文 教 科 学 委 員 会 付 託 5.27 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 平 成 31 年 に 開 催 されるラグビーワールドカップ 大 会 ( 以 下 大 会 という )が 大 規 模 かつ 国 家 的 に 重 要 なスポーツの 競 技 会 であること 並 びに 大 会 の 準 備 及 び 運 営 がその 翌 年 に 開 催 される 東 京 オリンピック 競 技 大 会 及 び 東 京 パラリンピック 競 技 大 会 の 準 備 及 び 運 営 と 密 接 な 関 連 を 有 するものであることに 鑑 み 大 会 の 円 滑 な 準 備 及 び 運 営 に 資 するため 必 要 な 特 別 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 お 年 玉 付 郵 便 葉 書 等 に 関 する 法 律 に 規 定 する 寄 附 金 付 郵 便 葉 書 等 は 公 益 財 団 法 人 ラグビーワー

44 ルドカップ2019 組 織 委 員 会 ( 以 下 組 織 委 員 会 という )が 調 達 する 大 会 の 準 備 及 び 運 営 に 必 要 な 資 金 に 充 てることを 寄 附 目 的 として 発 行 することができる 二 組 織 委 員 会 は 大 会 の 準 備 及 び 運 営 に 関 する 業 務 のうち 国 の 事 務 又 は 事 業 との 密 接 な 連 携 の 下 で 実 施 する 必 要 があるものを 円 滑 かつ 効 果 的 に 行 うため 国 の 職 員 を 組 織 委 員 会 の 職 員 として 必 要 とするときは その 派 遣 を 要 請 することができることとし 当 該 要 請 があった 場 合 任 命 権 者 は 派 遣 の 必 要 性 等 を 勘 案 して 国 の 職 員 を 派 遣 することができることとするとともに 組 織 委 員 会 の 役 員 及 び 職 員 は 刑 法 その 他 の 罰 則 の 適 用 については 法 令 により 公 務 に 従 事 する 職 員 と みなす 三 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 法 及 び 中 小 企 業 信 用 保 険 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 17 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.11 経 済 産 業 委 員 会 付 託 5.20 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 中 小 企 業 者 に 対 する 金 融 の 円 滑 化 を 通 じ 地 域 における 経 済 の 活 性 化 及 び 雇 用 の 拡 大 を 図 るため 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 が 引 き 続 き 危 機 対 応 業 務 を 的 確 に 行 えるよう 政 府 が 保 有 するその 株 式 について 目 的 の 達 成 に 与 える 影 響 等 を 踏 まえつつ 処 分 する 措 置 を 講 ずるほか 中 小 規 模 の 特 定 非 営 利 活 動 法 人 への 融 資 を 中 小 企 業 信 用 保 険 の 付 保 対 象 に 追 加 する 等 の 措 置 を 講 じよ うとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 法 の 一 部 改 正 1 政 府 は その 保 有 する 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 の 株 式 について 同 金 庫 の 目 的 の 達 成 に 与 える 影 響 及 び 市 場 の 動 向 を 踏 まえつつその 処 分 を 図 り できる 限 り 早 期 にその 全 部 を 処 分 する 2 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 は その 目 的 を 達 成 するため 当 分 の 間 株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫 法 第 2 条 第 4 号 に 規 定 する 特 定 資 金 を 必 要 とする 者 に 対 し 円 滑 に 資 金 が 供 給 されるよう 同 条 第 5 号 に 規 定 する 危 機 対 応 業 務 を 行 う 責 務 を 有 する 3 政 府 は 当 分 の 間 指 定 金 融 機 関 ( 株 式 会 社 日 本 政 策 金 融 公 庫 法 第 11 条 第 2 項 に 規 定 する 指 定 金 融 機 関 をいう )に 係 る 制 度 の 運 用 の 状 況 危 機 対 応 業 務 の 実 施 の 状 況 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 等 を 勘 案 し 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 が 危 機 対 応 業 務 を 的 確 に 実 施 するために 必 要 な 株 式 を 保 有 していなければならない 4 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 は 当 分 の 間 事 業 年 度 ごとに 危 機 対 応 業 務 に 関 する 事 業 計 画 を 作 成 し 当 該 事 業 年 度 の 開 始 前 に 主 務 大 臣 の 認 可 を 受 けなければならない 5 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 は 当 分 の 間 その 業 務 を 行 うに 当 たっては 他 の 事 業 者 との 間 の 適 正 な 競 争 関 係 を 阻 害 することのないよう 特 に 配 慮 しなければならない 6 政 府 は 当 分 の 間 危 機 対 応 業 務 の 円 滑 な 実 施 のために 必 要 があると 認 めるときは 予 算 で 定 める 金 額 の 範 囲 内 において 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 に 出 資 できる 二 中 小 企 業 信 用 保 険 法 の 一 部 改 正 1 中 小 規 模 の 特 定 非 営 利 活 動 法 人 への 融 資 を 中 小 企 業 信 用 保 険 の 付 保 対 象 に 追 加 する 2 中 小 企 業 信 用 保 険 の 特 別 小 口 保 険 の 対 象 となる 信 用 保 証 協 会 の 保 証 割 合 について 部 分 保 証 を 導 入 するための 措 置 を 講 ずる 三 附 則 1 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 施 行 する 2 政 府 は この 法 律 の 施 行 後 適 当 な 時 期 において 指 定 金 融 機 関 に 係 る 制 度 の 運 用 の 状 況 危 機 対 応 業 務 の 実 施 の 状 況 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 等 を 勘 案 し 危 機 対 応 業 務 の 在 り 方 及 びこれを 踏 まえた 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 に 対 する 国 の 関 与 の 在 り 方 について 検 討 を 加 え 必 要 があ ると 認 めるときは その 結 果 に 基 づいて 所 要 の 措 置 を 講 ずる

45 なお 政 府 は その 検 討 を 行 うに 当 たっては 一 般 の 金 融 機 関 を 代 表 する 者 その 他 の 関 係 者 の 意 見 を 聴 かなければならない また 政 府 は その 検 討 の 結 果 政 府 による 同 金 庫 の 株 式 の 保 有 に 関 する 義 務 に 係 る 措 置 そ の 他 の 同 金 庫 による 危 機 対 応 業 務 の 的 確 な 実 施 を 確 保 するための 措 置 を 継 続 する 必 要 がないと 認 めるときは 速 やかに 当 該 措 置 を 廃 止 するために 必 要 な 法 制 上 の 措 置 を 講 ずる 附 帯 決 議 ( 経 済 産 業 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 株 式 会 社 商 工 組 合 中 央 金 庫 ( 以 下 商 工 中 金 という )のできる 限 り 早 期 の 完 全 民 営 化 を 実 現 すべく 民 間 金 融 機 関 による 危 機 対 応 業 務 が 十 分 かつ 確 実 に 実 施 されるよう 民 間 金 融 機 関 等 とも 緊 密 なコミュニケーションを 取 りながら 早 期 かつ 万 全 の 措 置 を 講 ずること 特 に 平 成 20 年 10 月 の 危 機 対 応 業 務 開 始 以 来 民 間 金 融 機 関 による 同 業 務 への 参 加 が 得 られていない 現 況 を 踏 まえ 現 行 制 度 の 問 題 点 を 検 証 しつつ 完 全 民 営 化 の 実 現 の 目 途 や 道 筋 について 必 要 な 検 討 を 進 めその 結 果 について 公 表 すること 二 民 間 金 融 機 関 が 危 機 対 応 業 務 を 担 えるようになるまでは 商 工 中 金 が 危 機 対 応 業 務 を 的 確 に 実 施 できるよう 万 全 を 期 すとともに 政 府 が 株 式 を 保 有 することにより 商 工 中 金 が 競 争 上 著 しく 優 位 となり 民 業 圧 迫 とならないよう 政 府 によるガバナンスを 強 化 すること 三 本 法 により 介 護 事 業 や 生 活 困 窮 者 支 援 事 業 中 小 企 業 と 連 携 していない 事 業 等 を 行 う 者 も 含 め 幅 広 い 特 定 非 営 利 活 動 法 人 に 対 して 信 用 保 険 の 対 象 が 拡 大 されることに 当 たり 当 該 制 度 の 活 用 を 促 進 するべく 関 係 金 融 機 関 や 特 定 非 営 利 活 動 法 人 に 対 して 本 法 の 意 義 等 について 周 知 徹 底 を 図 ること また 特 定 非 営 利 活 動 法 人 は 地 域 の 経 済 雇 用 の 担 い 手 として 重 要 性 が 高 まっている ことや 小 規 模 企 業 に 焦 点 を 当 てた 中 小 企 業 政 策 を 推 進 している 現 況 に 鑑 み 今 後 中 小 企 業 基 本 法 の 改 正 も 視 野 に 入 れつつ 中 小 企 業 と 同 様 に 事 業 を 行 う 特 定 非 営 利 活 動 法 人 を 主 要 な 中 小 企 業 施 策 の 対 象 とするべく 必 要 な 検 討 を 行 うこと 四 信 用 補 完 制 度 に 対 する 多 額 の 財 政 支 援 が 継 続 している 状 況 に 鑑 み 国 民 負 担 を 軽 減 するとの 観 点 から 全 国 各 地 の 信 用 保 証 協 会 の 業 務 の 効 率 化 及 びガバナンスの 強 化 を 図 ること 併 せて 信 用 保 証 協 会 による 保 証 業 務 や 保 証 基 準 の 在 り 方 についても 不 断 の 見 直 し 及 び 検 証 を 行 うこと 右 決 議 する 水 防 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 18 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.22 国 土 交 通 委 員 会 付 託 5.13 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 多 発 する 浸 水 被 害 に 対 処 するとともに 下 水 道 管 理 をより 適 切 なものとするため 浸 水 想 定 区 域 制 度 の 拡 充 雨 水 貯 留 施 設 の 管 理 協 定 制 度 の 創 設 下 水 道 施 設 の 適 切 な 維 持 管 理 の 推 進 日 本 下 水 道 事 業 団 による 下 水 道 管 理 者 の 権 限 代 行 制 度 の 創 設 等 の 措 置 を 講 じようとするもので あり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 水 防 法 の 一 部 改 正 1 この 法 律 において 雨 水 出 水 とは 一 時 的 に 大 量 の 降 雨 が 生 じた 場 合 において 下 水 道 その 他 の 排 水 施 設 に 当 該 雨 水 を 排 除 できないこと 又 は 下 水 道 その 他 の 排 水 施 設 から 河 川 等 に 当 該 雨 水 を 排 除 できないことによる 出 水 (いわゆる 内 水 )をいうこととする 2 洪 水 に 係 る 浸 水 想 定 区 域 の 前 提 となる 降 雨 を 河 川 の 洪 水 防 御 に 関 する 計 画 の 基 本 となる 降 雨 から 想 定 最 大 規 模 降 雨 に 変 更 することとする 3 都 道 府 県 知 事 又 は 市 町 村 長 は 当 該 都 道 府 県 又 は 市 町 村 が 管 理 する 公 共 下 水 道 等 の 排 水 施 設 等 で 雨 水 出 水 により 相 当 な 損 害 を 生 ずるおそれがあるものとして 指 定 したものについて 想 定 最 大 規 模 降 雨 により 当 該 指 定 に 係 る 排 水 施 設 に 雨 水 を 排 除 できなくなった 場 合 等 に 浸 水 が 想 定 される 区 域 を 雨 水 出 水 浸 水 想 定 区 域 として 指 定 するものとする 4 都 道 府 県 知 事 は 高 潮 により 相 当 な 損 害 を 生 ずるおそれがあるものとして 指 定 した 当 該 都 道

46 府 県 内 の 海 岸 について 想 定 し 得 る 最 大 規 模 の 高 潮 であって 国 土 交 通 大 臣 が 定 める 基 準 に 該 当 する 高 潮 により 当 該 海 岸 について 氾 濫 が 発 生 した 場 合 に 浸 水 が 想 定 される 区 域 を 高 潮 浸 水 想 定 区 域 として 指 定 するものとする 二 下 水 道 法 の 一 部 改 正 1 地 方 公 共 団 体 は 主 として 市 街 地 における 雨 水 のみを 排 除 するために 管 理 する 下 水 道 で 河 川 その 他 の 公 共 の 水 域 若 しくは 海 域 に 当 該 雨 水 を 放 流 するもの 又 は 流 域 下 水 道 に 接 続 するもの を 雨 水 公 共 下 水 道 として 整 備 することができることとする 2 公 共 下 水 道 管 理 者 又 は 流 域 下 水 道 管 理 者 は 公 共 下 水 道 又 は 流 域 下 水 道 を 良 好 な 状 態 に 保 つ ように 維 持 し 修 繕 し もって 公 衆 衛 生 上 重 大 な 危 害 が 生 じ 及 び 公 共 用 水 域 の 水 質 に 重 大 な 影 響 が 及 ぶことのないように 努 めなければならないこととするとともに その 維 持 又 は 修 繕 に 関 する 技 術 上 の 基 準 その 他 必 要 な 事 項 については 政 令 で 定 めることとする 3 量 水 標 管 理 者 又 は 熱 供 給 事 業 者 等 は 公 共 下 水 道 の 排 水 施 設 の 暗 渠 部 分 又 は 流 域 下 水 道 の 施 設 に 量 水 標 等 又 は 熱 交 換 器 を 設 置 することができることとする 4 公 共 下 水 道 管 理 者 は 浸 水 被 害 対 策 区 域 内 に 存 する 雨 水 貯 留 施 設 を 自 ら 管 理 する 必 要 がある と 認 めるときは その 所 有 者 等 との 間 において 管 理 協 定 を 締 結 して 当 該 雨 水 貯 留 施 設 の 管 理 を 行 うことができることとする 三 日 本 下 水 道 事 業 団 法 の 一 部 改 正 1 日 本 下 水 道 事 業 団 ( 以 下 事 業 団 という )は 地 方 公 共 団 体 の 委 託 に 基 づき 高 度 の 技 術 を 要 する 管 渠 の 建 設 管 渠 及 び 二 の4の 雨 水 貯 留 施 設 の 維 持 管 理 等 を 行 うことができること とする 2 事 業 団 は 地 方 公 共 団 体 から 要 請 があり かつ 当 該 地 方 公 共 団 体 における 終 末 処 理 場 等 の 建 設 に 関 する 工 事 の 実 施 体 制 等 を 勘 案 して 適 当 であると 認 められる 場 合 には 当 該 地 方 公 共 団 体 に 代 わって 当 該 工 事 を 行 うことができることとする 四 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して2 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 することとする 2 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 に 関 する 法 律 及 び 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 19 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.13 国 土 交 通 委 員 会 付 託 5.20 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 持 続 可 能 な 地 域 公 共 交 通 網 の 形 成 に 資 する 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 を 推 進 す るため 認 定 軌 道 運 送 高 度 化 事 業 等 の 実 施 に 必 要 な 資 金 の 出 資 等 の 業 務 を 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 ( 以 下 機 構 という )に 行 わせる 等 の 措 置 を 講 ずるほか 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するため 同 機 構 について 高 度 船 舶 技 術 に 関 する 業 務 の 廃 止 等 の 措 置 を 講 じよう とするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 機 構 は 国 土 交 通 大 臣 の 認 可 を 受 けて 定 める 基 準 に 従 い 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 に 関 する 法 律 に 基 づく 認 定 軌 道 運 送 高 度 化 事 業 等 の 実 施 に 必 要 な 資 金 の 出 資 等 を 行 うこととする 二 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 法 の 一 部 改 正 1 機 構 の 業 務 として 一 に 関 する 業 務 を 追 加 することとする 2 機 構 の 業 務 のうち 民 間 において 行 われる 高 度 船 舶 技 術 に 関 する 試 験 研 究 に 必 要 な 資 金 に 充 てるための 助 成 金 を 交 付 する 業 務 運 輸 技 術 に 関 する 基 礎 的 研 究 を 行 い その 成 果 を 普 及 する 業 務 等 を 廃 止 することとする 3 機 構 の 役 員 及 び 職 員 に 対 し 金 融 業 務 に 係 る 秘 密 保 持 義 務 を 課 すこととする

47 三 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 することとする 2 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 附 帯 決 議 ( 国 土 交 通 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 じ その 運 用 に 万 全 を 期 すべき である 一 独 立 行 政 法 人 鉄 道 建 設 運 輸 施 設 整 備 支 援 機 構 による 出 資 等 の 対 象 となる 事 業 が 定 められる 地 域 公 共 交 通 網 形 成 計 画 の 作 成 に 際 しては 住 民 利 用 者 公 共 交 通 事 業 者 その 他 の 関 係 者 の 意 見 が 適 切 に 反 映 され 合 意 形 成 が 図 られるよう 地 方 公 共 団 体 に 対 し 必 要 な 助 言 支 援 を 行 うこと 二 機 構 が 地 域 公 共 交 通 網 の 再 編 等 の 事 業 を 行 う 新 たな 会 社 に 出 資 するに 当 たっては 民 業 を 補 完 し 民 間 資 金 の 呼 び 水 機 能 を 果 たす 観 点 から 機 構 と 地 方 公 共 団 体 による 出 資 を 合 わせて 全 出 資 額 の2 分 の1 未 満 とするよう 努 めること 三 機 構 における 適 正 な 出 資 等 業 務 の 運 営 を 確 保 するため 機 構 が 出 資 等 の 対 象 となる 事 業 者 を 客 観 的 中 立 的 に 選 定 しているかを 含 め 公 正 中 立 的 な 立 場 から 審 査 及 び 評 価 を 行 う 第 三 者 委 員 会 を 設 置 するよう 機 構 を 指 導 すること 四 機 構 は サービスの 提 供 開 始 から10 年 程 度 で 累 積 赤 字 を 解 消 できるような 採 算 性 が 確 保 できる 会 社 を 出 資 対 象 とするよう 努 めること また 出 資 金 等 の 全 額 を 確 実 に 回 収 できるよう 出 資 先 の 事 業 運 営 に 必 要 な 助 言 を 行 うこと 五 機 構 が 出 資 しようとする 事 業 については まちづくり 観 光 振 興 等 に 係 る 地 域 戦 略 との 調 和 が 図 られ 交 通 渋 滞 などの 周 辺 の 環 境 悪 化 をもたらすことがないようなものとなるよう 十 分 配 慮 す ること 六 学 生 や 児 童 高 齢 者 障 害 者 等 の 地 域 住 民 の 移 動 手 段 を 確 保 する 観 点 から 中 長 期 的 な 収 益 性 が 見 込 まれない 地 域 公 共 交 通 ネットワークの 再 構 築 を 図 る 事 業 の 支 援 についても 予 算 措 置 等 を 含 め 別 途 対 応 すること 右 決 議 する 特 定 防 衛 調 達 に 係 る 国 庫 債 務 負 担 行 為 により 支 出 すべき 年 限 に 関 する 特 別 措 置 法 案 ( 閣 法 第 20 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.8 外 交 防 衛 委 員 会 付 託 4.22 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 現 下 の 厳 しい 財 政 状 況 の 下 で 防 衛 力 の 計 画 的 な 整 備 を 行 うため 特 定 防 衛 調 達 ( 専 ら 自 衛 隊 の 用 に 供 するために 製 造 又 は 輸 入 される 装 備 品 等 及 び 当 該 装 備 品 等 の 整 備 に 係 る 役 務 の 調 達 であって 防 衛 力 の 計 画 的 な 整 備 を 行 うために 必 要 なものであり かつ 長 期 契 約 ( 支 出 すべき 年 限 が5 箇 年 度 を 超 える 国 の 債 務 負 担 の 原 因 となる 契 約 をいう )により 行 うことが 当 該 調 達 に 要 する 経 費 の 縮 減 及 び 当 該 調 達 の 安 定 的 な 実 施 に 特 に 資 するものとして 防 衛 大 臣 が 財 務 大 臣 と 協 議 し て 定 めるものをいう )に 係 る 国 庫 債 務 負 担 行 為 により 支 出 すべき 年 限 に 関 する 特 別 の 措 置 を 定 め るものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 国 が 特 定 防 衛 調 達 について 債 務 を 負 担 する 場 合 には 当 該 債 務 を 負 担 する 行 為 により 支 出 すべ き 年 限 は 当 該 会 計 年 度 以 降 10 箇 年 度 以 内 とする 二 防 衛 大 臣 は 国 が 特 定 防 衛 調 達 について 債 務 を 負 担 する 会 計 年 度 の 予 算 について 財 政 法 第 18 条 の 閣 議 決 定 があったときは 遅 滞 なく 当 該 特 定 防 衛 調 達 の 概 要 及 び 当 該 特 定 防 衛 調 達 を 長 期 契 約 により 行 うことによって 縮 減 される 経 費 の 額 として 推 計 した 額 を 公 表 するものとする 三 防 衛 大 臣 は 特 定 防 衛 調 達 に 係 る 長 期 契 約 を 締 結 したときは 遅 滞 なく 当 該 長 期 契 約 の 相 手 方 の 商 号 又 は 名 称 契 約 金 額 その 他 の 当 該 長 期 契 約 の 概 要 及 び 当 該 特 定 防 衛 調 達 を 当 該 長 期 契 約 により 行 うことによって 縮 減 される 経 費 の 額 として 推 計 した 額 を 公 表 するものとする

48 四 本 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 し 平 成 31 年 3 月 31 日 限 り その 効 力 を 失 う ただし 特 定 防 衛 調 達 に 係 る 平 成 30 年 度 以 前 の 年 度 の 国 庫 債 務 負 担 行 為 に 基 づき 平 成 31 年 度 以 降 の 年 度 に 支 出 すべ きものとされた 経 費 に 係 る 当 該 国 庫 債 務 負 担 行 為 により 支 出 すべき 年 限 については 前 記 一 は 平 成 31 年 3 月 31 日 後 も なおその 効 力 を 有 する 附 帯 決 議 ( 外 交 防 衛 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 防 衛 大 臣 は 特 定 防 衛 調 達 の 対 象 となる 装 備 品 等 及 び 当 該 装 備 品 等 の 整 備 に 係 る 役 務 を 財 務 大 臣 と 協 議 して 定 める 際 の 指 針 を 可 能 な 限 り 早 期 に 定 め 適 切 な 整 備 調 達 等 の 実 施 を 図 ること 二 前 記 の 指 針 を 定 めるに 当 たっては できる 限 り 国 民 に 対 して 透 明 性 を 確 保 することに 努 めるこ ととし 国 産 ライセンス 契 約 FMS 契 約 一 般 輸 入 契 約 等 の 契 約 の 形 態 ごとに 留 意 すべき 事 項 を 検 討 するとともに 年 限 内 の 調 達 計 画 に 伴 う 初 度 費 や 役 務 契 約 が 明 らかになっている 度 合 い 等 を 検 討 の 要 素 に 含 めるべきこと 三 長 期 契 約 により 縮 減 される 経 費 の 推 計 額 を 含 め 適 正 な 調 達 価 格 算 定 能 力 の 向 上 は 本 法 の 適 切 な 運 用 に 当 たり 不 可 欠 なものであることに 鑑 み 信 頼 性 及 び 客 観 性 を 持 った 額 を 主 体 的 に 算 定 で きるよう 体 制 や 制 度 の 構 築 に 向 けた 取 組 を 行 うこと 四 防 衛 大 臣 は 将 来 の 安 全 保 障 環 境 や 技 術 革 新 といった 要 素 を 十 分 に 勘 案 し 長 期 契 約 によるこ とがかえって 効 果 的 かつ 効 率 的 な 装 備 品 等 の 調 達 を 損 ねることにならないよう 特 定 防 衛 調 達 の 対 象 となる 装 備 品 等 を 厳 格 に 選 定 すること 五 国 庫 債 務 負 担 行 為 により 支 出 すべき 年 限 については 中 期 防 衛 力 整 備 計 画 の 期 限 である 平 成 30 年 度 を 大 幅 に 超 えた 年 度 での 後 年 度 負 担 がいたずらに 多 額 に 発 生 することのないよう 留 意 するこ と 六 本 法 施 行 後 1 年 をめどに その 運 用 実 績 等 を 踏 まえて 必 要 に 応 じ 長 期 契 約 に 伴 う 経 費 縮 減 の 公 表 の 在 り 方 の 見 直 しを 行 うこと その 際 には 財 政 法 第 18 条 の 閣 議 決 定 があったときの 公 表 には 契 約 見 込 み 額 を 含 むこと また 長 期 契 約 に 基 づく 支 払 いの 終 了 時 には それまでの 支 払 実 績 の 詳 細 ( 支 払 総 額 長 期 契 約 によって 縮 減 された 最 終 的 な 金 額 未 精 算 の 金 額 が 発 生 した 場 合 はその 金 額 及 び 理 由 等 )を 遅 滞 なく 公 表 することについて 検 討 を 進 めること なお 必 要 性 があ ると 判 断 された 場 合 には 速 やかに 所 要 の 法 改 正 を 行 うこと 右 決 議 する 裁 判 所 職 員 定 員 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 21 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.11 法 務 委 員 会 付 託 5.15 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 下 級 裁 判 所 における 事 件 の 適 正 かつ 迅 速 な 処 理 を 図 るため 判 事 の 員 数 を 増 加 する とともに 裁 判 所 の 事 務 を 合 理 化 し 及 び 効 率 化 することに 伴 い 裁 判 官 以 外 の 裁 判 所 の 職 員 の 員 数 を 減 少 しようとするものであり その 内 容 は 次 のとおりである 一 裁 判 官 のうち 判 事 の 員 数 を32 人 増 加 し 1,953 人 に 改 める 二 裁 判 官 以 外 の 裁 判 所 の 職 員 の 員 数 を36 人 減 少 し 2 万 1,954 人 に 改 める 三 この 法 律 は 平 成 27 年 4 月 1 日 又 はこの 法 律 の 公 布 の 日 のいずれか 遅 い 日 から 施 行 する 戦 没 者 等 の 遺 族 に 対 する 特 別 弔 慰 金 支 給 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 22 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.25 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 公 務 扶 助 料 遺 族 年 金 等 の 支 給 を 受 けている 者 がいない 戦 没 者 等 の 遺 族 に 特 別 弔 慰 金 を 支 給 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 第 一 戦 没 者 等 の 遺 族 に 対 する 援 護 の 措 置 一 平 成 27 年 4 月 1 日 における 戦 没 者 等 の 遺 族 で 同 一 の 戦 没 者 等 に 関 し 公 務 扶 助 料 遺 族 年 金

49 等 の 支 給 を 受 けている 者 がいないものに 対 し 特 別 弔 慰 金 として 額 面 25 万 円 5 年 償 還 の 国 債 を 支 給 する 二 平 成 32 年 4 月 1 日 における 戦 没 者 等 の 遺 族 で 同 一 の 戦 没 者 等 に 関 し 公 務 扶 助 料 遺 族 年 金 等 の 支 給 を 受 けている 者 がいないものに 対 し 特 別 弔 慰 金 として 額 面 25 万 円 5 年 償 還 の 国 債 を 支 給 する 第 二 施 行 期 日 等 一 この 法 律 は 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 する ただし 第 一 の 二 については 平 成 32 年 4 月 1 日 から 施 行 する 二 その 他 この 法 律 の 施 行 に 関 し 必 要 な 経 過 措 置 等 を 定 める 附 帯 決 議 ( 厚 生 労 働 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 特 別 弔 慰 金 の 支 給 に 当 たっては 遺 族 の 高 齢 化 等 を 踏 まえ 手 続 の 簡 素 化 に 努 めるとともに 新 たな 受 給 権 者 の 把 握 及 び 制 度 の 周 知 等 の 請 求 漏 れ 防 止 策 に 努 めること 二 特 別 弔 慰 金 の 支 給 については 年 600 億 円 以 上 の 予 算 を 計 上 する 見 込 みであること 受 給 者 の 国 債 を 相 続 した 者 が 特 別 弔 慰 金 の 趣 旨 に 照 らして 真 に 国 が 弔 慰 の 意 を 表 すべき 者 とは 必 ずしも 限 らないこと 等 に 鑑 み 戦 後 80 周 年 に 向 けて 戦 没 者 等 の 遺 族 の 心 情 等 を 踏 まえつつ 国 として 弔 慰 の 意 を 表 する 方 策 について 検 討 を 行 い 国 民 の 理 解 と 支 持 を 得 た 上 で 必 要 な 措 置 を 講 ずること 三 戦 後 70 周 年 を 迎 え 先 の 大 戦 の 記 憶 が 風 化 しつつある 現 状 に 鑑 み 当 時 の 記 憶 及 び 教 訓 を 次 世 代 に 継 承 していくため 学 校 教 育 の 充 実 並 びに 啓 発 及 び 広 報 等 の 取 組 の 更 なる 強 化 を 図 ること 右 決 議 する 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するための 厚 生 労 働 省 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 23 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 4.20 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 4.24 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 厚 生 労 働 省 所 管 の 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するため 所 要 の 措 置 を 講 じよう とするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 第 一 中 小 企 業 退 職 金 共 済 法 の 一 部 改 正 独 立 行 政 法 人 勤 労 者 退 職 金 共 済 機 構 に 退 職 金 共 済 業 務 に 係 る 業 務 上 の 余 裕 金 の 運 用 に 関 する 業 務 の 適 正 な 運 営 を 図 るため 資 産 運 用 委 員 会 を 置 く 第 二 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 法 の 一 部 改 正 厚 生 労 働 大 臣 は 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 に 対 する 立 入 検 査 の 権 限 の 一 部 を 内 閣 総 理 大 臣 に 委 任 することができる 内 閣 総 理 大 臣 は その 委 任 された 権 限 を 金 融 庁 長 官 に 委 任 する 第 三 独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 法 の 一 部 改 正 独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 に 役 員 として 理 事 2 人 以 内 を 置 くことができる 第 四 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健 康 福 祉 機 構 法 の 一 部 改 正 一 法 律 の 題 名 を 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健 康 安 全 機 構 法 に 改 めるとともに 法 人 の 名 称 を 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健 康 安 全 機 構 に 改 称 する 二 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健 康 安 全 機 構 に 役 員 として 理 事 5 人 以 内 を 置 くことができる 第 五 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 改 正 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 に 役 員 として 年 金 積 立 金 の 管 理 及 び 運 用 の 業 務 を 担 当 す る 理 事 1 人 を 置 く 第 六 施 行 期 日 等 一 この 法 律 は 一 部 を 除 き 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する 二 独 立 行 政 法 人 労 働 安 全 衛 生 総 合 研 究 所 は この 法 律 の 施 行 の 時 において 解 散 するものとし 国 が 承 継 する 資 産 を 除 き その 一 切 の 権 利 及 び 義 務 は その 時 において 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健

50 康 安 全 機 構 が 承 継 する 三 独 立 行 政 法 人 労 働 安 全 衛 生 総 合 研 究 所 法 は 廃 止 する 附 帯 決 議 ( 厚 生 労 働 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 独 立 行 政 法 人 労 働 安 全 衛 生 総 合 研 究 所 及 び 独 立 行 政 法 人 労 働 者 健 康 福 祉 機 構 の 統 合 に 当 たって は 管 理 部 門 等 の 組 織 の 効 率 化 に 努 めるとともに 労 働 者 の 健 康 をめぐり 諸 課 題 が 発 生 している ことから 労 働 安 全 衛 生 総 合 研 究 所 の 労 働 災 害 防 止 に 係 る 基 礎 応 用 研 究 機 能 と 労 災 病 院 が 持 つ 臨 床 研 究 機 能 との 一 体 化 による 研 究 の 充 実 など 統 合 による 相 乗 効 果 を 最 大 限 発 揮 できるよう 有 効 な 措 置 を 講 ずること なお 労 災 病 院 については 事 業 の 適 正 化 や 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 との 連 携 について 引 き 続 き 取 り 組 むこと また 労 働 安 全 衛 生 総 合 研 究 所 の 調 査 研 究 業 務 につい ては 両 法 人 の 統 合 により 後 退 することがないよう 十 分 な 体 制 を 維 持 するため 必 要 な 措 置 を 講 ず ること さらに 労 働 者 健 康 福 祉 機 構 が 行 っている 未 払 賃 金 の 立 替 払 事 業 については 労 働 者 と その 家 族 の 生 活 の 安 定 を 図 るため 引 き 続 き 着 実 に 実 施 すること 二 独 立 行 政 法 人 勤 労 者 退 職 金 共 済 機 構 については 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 が 中 小 企 業 従 業 員 の 老 後 の 生 活 保 障 に 重 要 な 役 割 を 果 たしていることに 鑑 み 退 職 金 の 支 払 原 資 となる 資 産 を 安 全 か つ 効 率 的 に 運 用 することが 求 められていることから 新 たに 設 置 する 資 産 運 用 委 員 会 の 委 員 とし て 経 済 金 融 等 の 専 門 知 識 を 有 しつつ 労 使 の 考 えを 代 表 して 議 論 を 行 う 者 を 参 画 させるととも に 同 委 員 会 がリスク 管 理 機 能 を 十 分 に 発 揮 できるよう 必 要 な 措 置 を 講 ずること また 中 小 企 業 退 職 金 共 済 制 度 の 更 なる 普 及 のため 広 報 活 動 等 の 取 組 の 強 化 を 図 ること 三 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 については 少 子 高 齢 化 が 進 み 福 祉 や 医 療 が 果 たす 役 割 に 対 する 期 待 が 高 まる 中 同 機 構 が 福 祉 及 び 医 療 の 分 野 における 政 策 金 融 機 関 としての 役 割 を 担 っているこ とに 鑑 み 資 金 を 必 要 とする 社 会 福 祉 法 人 等 に 対 する 融 資 が 適 切 に 行 われるように 努 めるととも に 金 融 庁 検 査 の 導 入 に 当 たっては 金 融 庁 における 必 要 な 体 制 の 整 備 等 検 査 の 実 効 性 を 確 保 する 措 置 を 講 ずること また 廃 止 することが 閣 議 決 定 されている 年 金 担 保 貸 付 事 業 については 必 要 な 代 替 措 置 を 講 じた 上 で 廃 止 すること 四 独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 については 労 働 政 策 についての 調 査 研 究 及 びその 成 果 を 活 用 し 厚 生 労 働 省 の 職 員 等 に 対 する 研 修 を 実 施 していることに 鑑 み 効 果 的 かつ 効 率 的 な 事 業 運 営 や 機 能 強 化 に 努 めること 五 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 については 年 金 積 立 金 が 将 来 の 年 金 給 付 の 貴 重 な 財 源 であ ることから 安 全 かつ 効 率 的 な 運 用 に 万 全 を 期 すため ガバナンス 体 制 の 強 化 に 向 けた 検 討 を 進 め 必 要 な 措 置 を 講 ずること また 基 本 ポートフォリオの 変 更 に 当 たっては 株 式 市 場 及 び 債 券 市 場 に 与 える 影 響 に 配 慮 すること 六 独 立 行 政 法 人 勤 労 者 退 職 金 共 済 機 構 及 び 年 金 積 立 金 管 理 運 用 独 立 行 政 法 人 における 資 産 運 用 に ついては 職 員 の 専 門 性 向 上 など 運 用 体 制 の 強 化 に 努 めるとともに 職 員 のコンプライアンスの 徹 底 及 び 運 用 責 任 の 明 確 化 をより 一 層 進 めること 七 各 独 立 行 政 法 人 の 役 員 等 の 人 選 に 際 しては 当 該 分 野 に 関 する 専 門 的 知 識 を 有 することを 重 視 するとともに 選 任 の 過 程 における 公 正 性 及 び 透 明 性 の 確 保 に 努 めること 右 決 議 する 農 林 水 産 省 設 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 24 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.18 農 林 水 産 委 員 会 付 託 5.22 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 農 林 水 産 業 の 成 長 産 業 化 に 向 けて 地 域 における 創 意 工 夫 を 生 かした 取 組 を 支 援 す るため 農 林 水 産 省 の 地 方 支 分 部 局 の 組 織 再 編 を 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のと おりである 一 地 方 農 政 局 及 び 北 海 道 農 政 事 務 所 の 所 掌 事 務 に 農 林 水 産 省 の 所 掌 事 務 に 係 る 物 資 についての

51 輸 出 に 関 する 事 務 及 び 農 林 水 産 省 の 所 掌 事 務 に 関 する 相 談 に 関 する 事 務 の 規 定 を 追 加 することと する 二 地 方 農 政 局 及 び 北 海 道 農 政 事 務 所 の 地 域 センターに 関 する 規 定 を 削 除 することとする 三 この 法 律 は 平 成 27 年 10 月 1 日 から 施 行 することとする 附 帯 決 議 ( 農 林 水 産 委 員 会 議 決 ) 農 林 水 産 業 農 山 漁 村 の 現 場 が 抱 える 課 題 が 多 様 化 する 中 これに 迅 速 かつ 的 確 に 対 処 するため には 現 場 に 即 した 農 林 水 産 行 政 を 推 進 する 体 制 の 整 備 が 喫 緊 の 課 題 である よって 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 の 実 現 に 万 全 を 期 すべきである 一 地 域 における 農 林 水 産 業 の 育 成 はもとより 農 政 全 般 について 現 場 に 伝 え 現 場 から 汲 み 上 げ 現 場 とともに 解 決 する 機 能 を 充 実 強 化 するため 農 林 水 産 省 本 省 及 び 地 方 農 政 局 等 におい て 必 要 な 定 員 を 確 保 し 中 長 期 的 視 点 に 立 った 採 用 研 修 を 通 じて 人 材 育 成 を 行 い 現 場 と 農 政 を 結 ぶバランスの 良 い 人 員 配 置 を 行 うとともに 専 門 性 を 要 する 職 務 に 従 事 する 職 員 の 処 遇 改 善 及 び 職 場 環 境 の 整 備 等 に 特 段 の 努 力 を 払 うこと また 都 道 府 県 及 び 市 町 村 との 連 携 を 一 層 強 化 して 農 林 水 産 行 政 の 推 進 に 当 たること 二 農 林 水 産 物 等 の 輸 出 に 関 する 事 務 については 本 省 及 び 地 方 農 政 局 等 が 一 体 となり 関 係 府 省 はもとより 日 本 貿 易 振 興 機 構 を 始 め 関 係 団 体 との 緊 密 な 連 携 の 下 輸 出 促 進 が 真 に 農 林 水 産 業 農 山 漁 村 の 発 展 に 資 するよう 強 力 に 推 進 すること また 原 発 事 故 に 伴 う 輸 入 規 制 措 置 の 緩 和 撤 廃 に 向 けて 諸 外 国 地 域 に 正 確 な 情 報 を 提 供 した 上 で 科 学 的 根 拠 に 立 った 対 応 を 引 き 続 き 要 請 すること 三 東 日 本 大 震 災 の 被 災 地 における 農 林 水 産 業 の 復 旧 復 興 を 迅 速 かつ 着 実 に 進 めるため 担 当 地 方 参 事 官 の 相 談 業 務 等 を 通 じて 現 地 の 意 向 の 的 確 な 把 握 を 行 い 関 係 府 省 が 連 携 した 実 効 ある 施 策 展 開 につなげること また 被 災 地 等 特 別 のニーズを 有 する 地 域 における 組 織 については 特 段 の 配 慮 をすること 四 統 計 調 査 食 品 表 示 監 視 等 の 個 別 執 行 業 務 の 外 部 化 合 理 化 に 当 たっては そのレベルの 維 持 向 上 を 旨 として 実 施 するとともに 特 に 統 計 調 査 については 政 策 構 築 の 基 礎 データの 提 供 とい う 役 割 の 重 要 性 に 鑑 み 精 度 の 低 下 を 招 くことのないよう 専 門 性 の 継 続 に 十 分 留 意 すること 右 決 議 する 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 及 び 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 25 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.20 国 土 交 通 委 員 会 付 託 6.3 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 九 州 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 の 自 主 的 かつ 責 任 ある 経 営 体 制 の 確 立 等 を 図 るため 同 社 を 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 及 び 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 に 関 する 法 律 の 適 用 対 象 である 会 社 から 除 外 するとと もに 当 分 の 間 日 本 国 有 鉄 道 の 改 革 の 経 緯 を 踏 まえた 経 営 を 行 うことを 確 保 するための 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 九 州 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 を 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 及 び 日 本 貨 物 鉄 道 株 式 会 社 に 関 する 法 律 の 適 用 対 象 から 除 外 することとする 二 国 土 交 通 大 臣 は 路 線 の 適 切 な 維 持 利 用 者 利 便 の 確 保 等 について 九 州 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 が 完 全 民 営 化 した 後 も 事 業 運 営 上 踏 まえるべき 指 針 を 策 定 し 必 要 がある 場 合 には 勧 告 命 令 等 を 行 うことができることとする 三 九 州 旅 客 鉄 道 株 式 会 社 の 経 営 安 定 基 金 については 完 全 民 営 化 後 も 同 基 金 が 果 たしている 路 線 の 維 持 等 の 機 能 を 実 質 的 に 確 保 するため その 全 額 を 取 り 崩 し 事 業 の 運 営 に 必 要 な 費 用 に 充 て ることとする 四 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 五 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す

52 ることとする 附 帯 決 議 ( 国 土 交 通 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 じ その 運 用 に 万 全 を 期 すべき である 一 JR 九 州 は 純 民 間 会 社 化 後 においても 輸 送 の 安 全 があらゆることに 優 先 する 最 も 重 要 かつ 基 本 的 な 事 項 であることに 鑑 み 輸 送 の 安 全 の 確 保 に 万 全 を 期 すこと また 施 設 の 老 朽 化 対 応 等 の 設 備 更 新 鳥 獣 の 衝 突 防 止 等 に 係 る 取 組 防 災 減 災 対 策 の 推 進 及 び 運 賃 料 金 の 適 切 な 水 準 の 維 持 に 鋭 意 努 めるとともに 利 用 者 ニーズに 対 応 した 適 切 な 輸 送 力 の 確 保 及 び 利 用 者 サービ スの 向 上 に 努 めること 二 JR 九 州 は 輸 送 の 安 全 安 心 の 確 保 及 び 一 層 の 向 上 等 に 資 するよう 今 後 とも 人 材 の 確 保 及 び 技 術 技 能 の 適 切 な 継 承 に 努 めること 三 JR 九 州 は 本 法 施 行 後 にあっても 需 要 を 積 極 的 に 開 拓 するなど できる 限 り 経 営 努 力 によ り 鉄 道 路 線 の 維 持 に 努 めるとともに 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 等 を 十 分 踏 まえ 引 き 続 き 沿 線 地 域 の 交 通 利 便 の 確 保 に 万 全 を 期 すべく 沿 線 自 治 体 等 と 密 接 な 連 携 を 図 ること 四 JR 九 州 は 関 連 事 業 を 展 開 するに 際 して 大 量 の 利 用 者 が 集 散 する 駅 施 設 を 保 有 すること 等 を 十 分 に 留 意 し 当 該 進 出 地 域 の 振 興 中 小 企 業 者 への 影 響 等 について 適 切 な 配 慮 を 行 うこと 五 本 法 附 則 第 2 条 第 1 項 の 指 針 は JR 九 州 の 健 全 な 経 営 に 配 慮 し 過 度 の 規 制 とならないよう 適 切 に 定 めること 六 本 法 附 則 第 7 条 の 経 営 安 定 基 金 の 取 崩 し 及 び 振 替 に 際 しては JR 九 州 の 安 定 的 経 営 が 長 期 的 に 可 能 となるよう 十 分 配 慮 するとともに JR 九 州 の 経 営 の 自 由 度 が 確 保 されるよう 留 意 するこ と 七 国 等 は 九 州 地 区 における 鉄 道 を 取 り 巻 く 厳 しい 経 営 環 境 を 十 分 勘 案 し 適 切 な 輸 送 の 確 保 に 向 けて 所 要 の 支 援 措 置 を 講 じること また 今 後 株 式 上 場 の 動 向 等 を 勘 案 し 税 制 について その 在 り 方 の 検 討 に 努 めること 八 JR 北 海 道 及 びJR 四 国 は 経 営 自 立 に 向 けた 経 営 基 盤 の 確 立 に 努 めるとともに 国 は 両 社 を 取 り 巻 く 現 下 の 厳 しい 経 営 環 境 に 鑑 み 引 き 続 き 安 全 な 輸 送 サービスの 提 供 に 資 する 鉄 道 のイ ンフラの 維 持 強 化 高 速 化 等 に 対 して 所 要 の 支 援 措 置 を 講 じること また JR 貨 物 は 経 営 基 盤 の 確 立 に 努 めるとともに 国 は 物 流 政 策 として 掲 げる 物 流 モーダルシフトの 促 進 を 目 的 と して 引 き 続 き 適 切 な 支 援 措 置 を 講 じること 九 人 口 減 少 や 少 子 化 等 鉄 道 事 業 を 取 り 巻 く 環 境 が 厳 しさを 増 す 中 交 通 政 策 基 本 法 の 理 念 に 則 り JR 各 社 は 民 営 鉄 道 やバス タクシーなどとの 連 携 を 深 めるとともに 国 は 公 共 交 通 全 体 を 見 据 えた 輸 送 の 在 り 方 とJRの 位 置 付 けを 踏 まえつつ 上 下 分 離 方 式 など 地 域 との 更 なる 連 携 に 向 けた 具 体 的 方 策 について 検 討 に 努 めること 十 国 は 各 鉄 道 事 業 者 において 今 後 とも 高 齢 者 身 体 障 害 者 等 の 移 動 の 円 滑 化 を 図 るため 駅 施 設 や 車 両 のバリアフリー 化 がなされるよう 必 要 な 支 援 を 行 うこと 右 決 議 する 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 26 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.10 内 閣 委 員 会 付 託 6.17 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 における 風 俗 営 業 の 実 情 及 びダンスをめぐる 国 民 の 意 識 の 変 化 等 に 鑑 み 客 に ダンスをさせる 営 業 の 一 部 を 風 俗 営 業 から 除 外 するとともに 設 備 を 設 けて 深 夜 においても 客 に 遊 興 をさせ かつ 客 に 酒 類 の 提 供 を 伴 う 飲 食 をさせる 営 業 について 新 たに 許 可 制 度 を 設 けるほか 風 俗 営 業 の 営 業 時 間 の 制 限 について 条 例 により 緩 和 することができる 範 囲 を 拡 大 しようとするもの であり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 第 一 客 にダンスをさせる 営 業 に 係 る 規 制 の 見 直 し

53 一 キヤバレー 等 に 係 る 規 制 の 見 直 し 設 備 を 設 けて 客 にダンスをさせ かつ 客 の 接 待 をして 客 に 飲 食 をさせる 営 業 について 設 備 を 設 けて 客 の 接 待 をして 客 に 遊 興 又 は 飲 食 をさせる 営 業 に 含 まれるものとして 独 立 した 号 は 設 けない 二 ナイトクラブ 等 に 係 る 規 制 の 見 直 し 設 備 を 設 けて 客 にダンスをさせ かつ 客 に 飲 食 をさせる 営 業 のうち 他 の 規 定 により 風 俗 営 業 とされるもの 以 外 のものを 風 俗 営 業 から 除 外 し そのうち 客 に 酒 類 を 提 供 して 営 むものに ついては 第 二 の 二 の 許 可 を 受 けた 場 合 深 夜 ( 午 前 0 時 から 午 前 6 時 まで)においてもその 営 業 を 営 むことができる 三 ダンスホール 等 に 係 る 規 制 の 見 直 し 設 備 を 設 けて 客 にダンスをさせる 営 業 を 本 法 による 規 制 の 対 象 から 除 外 する 第 二 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 に 関 する 規 定 の 整 備 一 用 語 の 定 義 に 関 する 規 定 の 整 備 1 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 とは ナイトクラブその 他 設 備 を 設 けて 客 に 遊 興 をさせ かつ 客 に 飲 食 をさせる 営 業 ( 客 に 酒 類 を 提 供 して 営 むものに 限 る )で 午 前 6 時 後 翌 日 の 午 前 0 時 前 の 時 間 においてのみ 営 むもの 以 外 のもの( 風 俗 営 業 に 該 当 するものを 除 く )をいう 2 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 者 とは 二 の 許 可 等 を 受 けて 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 を 営 む 者 をいう 二 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 の 規 制 の 新 設 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 を 営 もうとする 者 は 営 業 所 ごとに 当 該 営 業 所 の 所 在 地 を 管 轄 する 都 道 府 県 公 安 委 員 会 ( 以 下 公 安 委 員 会 という )の 許 可 を 受 けなければならない 第 三 良 好 な 風 俗 環 境 の 保 全 を 図 るための 規 定 の 整 備 一 深 夜 に 営 まれる 風 俗 営 業 等 の 営 業 所 の 周 辺 における 客 の 迷 惑 行 為 の 防 止 等 に 関 する 規 定 の 整 備 1 風 俗 営 業 者 及 び 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 者 は 深 夜 においてその 営 業 を 営 むときは 国 家 公 安 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより 客 が 営 業 所 の 周 辺 において 他 人 に 迷 惑 を 及 ぼすことがな いようにするために 必 要 な 措 置 を 講 じなければならない 2 風 俗 営 業 者 及 び 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 者 は 深 夜 においてその 営 業 を 営 むときは 国 家 公 安 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより 営 業 所 ごとに 苦 情 の 処 理 に 関 する 帳 簿 を 備 え 付 け 必 要 な 事 項 を 記 載 するとともに 苦 情 の 適 切 な 処 理 に 努 めなければならない 二 風 俗 環 境 保 全 協 議 会 に 関 する 規 定 の 整 備 1 公 安 委 員 会 は 特 に 良 好 な 風 俗 環 境 の 保 全 を 図 る 必 要 があるものとして 条 例 で 定 める 地 域 ごとに 当 該 地 域 を 管 轄 する 警 察 署 長 当 該 地 域 の 風 俗 営 業 又 は 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 の 営 業 所 の 管 理 者 地 域 住 民 等 により 構 成 される 風 俗 環 境 保 全 協 議 会 を 置 くように 努 めるものとす る 2 1の 協 議 会 は 地 域 における 良 好 な 風 俗 環 境 の 保 全 に 対 する 風 俗 営 業 等 による 悪 影 響 を 排 除 するために 必 要 な 対 策 について 協 議 を 行 うなどするものとする 第 四 営 業 時 間 の 制 限 の 緩 和 に 関 する 規 定 の 見 直 し 午 前 0 時 以 後 において 風 俗 営 業 を 営 むことが 許 容 される 特 別 な 事 情 のある 地 域 として 政 令 で 定 める 基 準 に 従 い 都 道 府 県 の 条 例 で 定 める 地 域 内 においては 午 前 0 時 以 後 の 当 該 条 例 で 定 める 時 まで 風 俗 営 業 を 営 むことができる 第 五 施 行 期 日 この 法 律 は 一 部 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 内 閣 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 万 全 を 期 すべきである 一 今 回 の 改 正 によって 無 許 可 での 営 業 に 対 して 罰 則 が 設 けられたことに 鑑 み 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 に 該 当 する 営 業 形 態 を 広 く 関 係 者 の 意 見 を 聴 いた 上 で 解 釈 運 用 基 準 等 において 明 確 に 定 める

54 とともに 都 道 府 県 警 察 において 事 業 者 からの 相 談 に 適 切 な 対 応 がなされるよう 必 要 な 措 置 を 講 ずること また これらを 行 うに 当 たっては 法 の 趣 旨 に 十 分 配 慮 すること 二 風 俗 営 業 及 び 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 について 営 業 所 の 構 造 や 設 備 等 の 基 準 を 定 めるに 当 たって は 照 度 及 びその 測 定 方 法 並 びに 面 積 について 具 体 的 かつ 明 確 に 定 め 基 準 の 趣 旨 や 内 容 につい て 周 知 を 図 ること 三 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 の 営 業 可 能 な 地 域 の 指 定 に 関 しては 関 係 する 事 業 者 や 地 域 住 民 の 意 見 を 聴 いた 上 で 政 令 において 適 切 に 定 めること 四 本 法 の 施 行 前 から 風 俗 営 業 や 飲 食 店 営 業 を 営 む 者 が 本 法 に 基 づく 規 制 について 円 滑 に 対 応 で きるよう 周 知 し 行 政 手 続 法 第 6 条 の 趣 旨 に 鑑 み 速 やかに 適 切 な 措 置 を 講 ずること 五 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 者 がその 業 務 の 適 正 化 と 営 業 の 健 全 化 を 図 ることを 目 的 として 組 織 する 団 体 による 自 主 的 な 取 組 を 支 援 すること 六 特 定 遊 興 飲 食 店 営 業 の 新 設 及 び 風 俗 営 業 の 営 業 時 間 制 限 の 緩 和 等 に 伴 い 営 業 所 の 周 囲 の 風 俗 環 境 が 大 きく 変 化 する 可 能 性 があることから 風 俗 環 境 保 全 協 議 会 を 積 極 的 に 活 用 すること 等 に より 良 好 な 風 俗 環 境 が 保 全 されるよう 努 めること 七 本 法 の 運 用 に 当 たっては 表 現 の 自 由 営 業 の 自 由 等 憲 法 等 で 保 障 されている 基 本 的 人 権 に 配 慮 し 職 権 が 濫 用 されることのないよう 十 分 留 意 すること 右 決 議 する 株 式 会 社 海 外 通 信 放 送 郵 便 事 業 支 援 機 構 法 案 ( 閣 法 第 27 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.25 総 務 委 員 会 付 託 5.29 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 我 が 国 の 事 業 者 に 蓄 積 された 知 識 技 術 及 び 経 験 を 活 用 して 海 外 において 通 信 放 送 郵 便 事 業 を 行 う 者 等 に 対 し 資 金 供 給 その 他 の 支 援 を 行 うことにより 我 が 国 及 び 海 外 における 通 信 放 送 郵 便 事 業 に 共 通 する 需 要 の 拡 大 を 通 じ 当 該 需 要 に 応 ずる 我 が 国 の 事 業 者 の 収 益 性 の 向 上 等 を 図 り もって 我 が 国 経 済 の 持 続 的 な 成 長 に 寄 与 することを 目 的 とする 法 人 として 株 式 会 社 海 外 通 信 放 送 郵 便 事 業 支 援 機 構 ( 以 下 機 構 という )を 設 立 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 海 外 において 電 気 通 信 事 業 放 送 事 業 若 しくは 郵 便 事 業 又 はこれらの 関 連 事 業 を 行 う 者 を 支 援 するため 総 務 大 臣 の 認 可 により 機 構 を 設 立 することとする 政 府 は 常 時 機 構 の 発 行 済 み 株 式 総 数 の2 分 の1 以 上 を 保 有 することとする 二 機 構 の 支 援 の 対 象 となる 事 業 者 及 び 支 援 内 容 並 びに 株 式 又 は 債 権 の 処 分 等 の 決 定 を 客 観 的 中 立 的 に 行 うため 機 構 に 海 外 通 信 放 送 郵 便 事 業 委 員 会 を 置 くこととする 三 機 構 は 総 務 大 臣 の 認 可 を 受 け 出 資 資 金 の 貸 付 け 専 門 家 の 派 遣 又 は 助 言 等 の 業 務 を 営 む こととする 四 政 府 は 機 構 の 社 債 や 資 金 の 借 入 れに 係 る 債 務 について 保 証 をすることができることとする 五 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る 附 帯 決 議 ( 総 務 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 についてその 実 現 に 努 めるべきである 一 機 構 が 海 外 における 通 信 放 送 郵 便 事 業 の 支 援 を 行 うに 当 たっては 我 が 国 及 び 海 外 におけ る 通 信 放 送 郵 便 事 業 に 共 通 する 需 要 の 拡 大 を 通 じ 当 該 需 要 に 応 ずる 我 が 国 の 事 業 者 の 収 益 性 の 向 上 等 を 図 り もって 我 が 国 経 済 の 持 続 的 な 成 長 に 寄 与 するとの 目 的 に 沿 い また 民 間 が 行 えることは 民 間 に 任 せるという 基 本 的 考 えの 下 民 業 補 完 の 観 点 から 民 間 のニーズを 適 切 に 把 握 し 特 に 我 が 国 中 小 事 業 者 の 参 入 促 進 に 資 することとなるよう 努 めるとともに 官 民 ファ ンドの 運 営 に 係 るガイドライン に 従 って 機 構 の 活 動 の 検 証 を 適 時 的 確 に 行 うこと また 組 織 の 肥 大 化 を 招 かないよう 機 構 の 組 織 の 在 り 方 について 適 宜 見 直 しを 行 うこと

55 二 機 構 が 支 援 する 対 象 となる 事 業 者 への 投 資 融 資 等 の 金 融 機 能 が 機 構 の 主 要 な 事 業 となること に 鑑 み 専 門 知 識 を 有 する 民 間 の 人 材 の 確 保 及 びその 積 極 的 な 活 用 等 が 図 られるよう 努 めるとと もに 相 手 国 との 人 的 ネットワークの 構 築 に 積 極 的 に 取 り 組 むこと 三 機 構 が 支 援 する 対 象 事 業 については 我 が 国 の 通 信 放 送 郵 便 事 業 に 関 する 技 術 等 が 十 分 活 用 され 投 資 事 業 全 体 として 長 期 収 益 性 の 確 保 が 図 られるよう これらの 考 え 方 を 明 らかにした 支 援 基 準 を 早 急 に 定 めること 四 機 構 に 設 置 され 支 援 の 対 象 となる 事 業 者 及 び 支 援 の 内 容 の 決 定 等 を 行 う 海 外 通 信 放 送 郵 便 事 業 委 員 会 は 機 構 が 対 象 事 業 の 支 援 を 適 正 に 行 う 上 で 重 要 な 機 関 であることに 鑑 み 同 委 員 会 の 客 観 的 中 立 的 な 判 断 や 運 営 が 確 保 されているかを 含 め 機 構 に 対 し 必 要 な 監 督 を 行 うこと 五 機 構 の 取 締 役 の 人 選 等 に 当 たっては いやしくも 機 構 が 新 たな 天 下 り 先 との 疑 念 を 持 たれるこ とのないよう 厳 正 に 行 うこと 六 コンテンツの 海 外 展 開 などに 関 し 機 構 と 他 の 官 民 ファンド 等 との 間 において 役 割 の 分 担 を 行 いつつ 密 接 な 連 携 と 協 力 を 図 るなど 施 策 の 効 果 的 な 実 施 に 努 めること また 海 外 市 場 にお いて 我 が 国 の 企 業 の 直 面 する 課 題 や 諸 外 国 の 取 組 組 織 の 実 情 等 を 把 握 し 機 構 を 含 めた 支 援 体 制 の 在 り 方 について 適 宜 必 要 な 見 直 しを 図 ること 右 決 議 する 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 28 号 ) ( 衆 議 院 修 正 議 決 参 議 院 5.13 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 5.27 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するため 医 療 保 険 制 度 の 財 政 基 盤 の 安 定 化 医 療 保 険 の 保 険 料 に 係 る 国 民 の 負 担 に 関 する 公 平 の 確 保 医 療 保 険 の 保 険 給 付 の 対 象 となる 療 養 の 範 囲 の 適 正 化 等 の 措 置 を 講 ずるほか 患 者 の 申 出 に 基 づき 厚 生 労 働 大 臣 が 定 める 高 度 の 医 療 技 術 を 用 い た 療 養 を 保 険 外 併 用 療 養 費 の 支 給 の 対 象 とする 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 第 一 国 民 健 康 保 険 法 の 一 部 改 正 一 都 道 府 県 は 当 該 都 道 府 県 内 の 市 町 村 ( 特 別 区 を 含 む )とともに 国 民 健 康 保 険 を 行 うも のとする 二 都 道 府 県 は 国 民 健 康 保 険 の 財 政 の 安 定 化 を 図 るため 財 政 安 定 化 基 金 を 設 けるものとする 三 国 は 国 民 健 康 保 険 組 合 に 対 し 療 養 の 給 付 等 に 要 する 費 用 の 額 等 について 国 民 健 康 保 険 組 合 の 財 政 力 を 勘 案 して100 分 の13から100 分 の32までの 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 割 合 を 乗 じて 得 た 額 等 を 補 助 することができる 第 二 健 康 保 険 法 の 一 部 改 正 一 被 保 険 者 が 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 保 険 医 療 機 関 等 のうち 自 己 の 選 定 するも のから 患 者 申 出 療 養 等 を 受 けたときは その 療 養 に 要 した 費 用 について 保 険 外 併 用 療 養 費 を 支 給 する 二 国 庫 は 当 分 の 間 全 国 健 康 保 険 協 会 が 管 掌 する 健 康 保 険 の 事 業 の 執 行 に 要 する 費 用 のうち 被 保 険 者 に 係 る 療 養 の 給 付 等 に 要 する 費 用 の 額 等 に1,000 分 の164を 乗 じて 得 た 額 等 を 補 助 する 第 三 高 齢 者 の 医 療 の 確 保 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 一 都 道 府 県 は 6 年 ごとに 6 年 を1 期 として 都 道 府 県 医 療 費 適 正 化 計 画 を 定 めるものとす る 二 被 用 者 保 険 等 保 険 者 に 係 る 後 期 高 齢 者 支 援 金 の 額 の 算 定 について その 額 の 全 てを 被 用 者 保 険 等 保 険 者 の 標 準 報 酬 総 額 に 応 じたものとする 第 四 施 行 期 日 この 法 律 は 平 成 30 年 4 月 1 日 から 施 行 する ただし 第 二 の 二 は 平 成 27 年 4 月 1 日 から 第

56 一 の 三 第 二 の 一 及 び 第 三 の 一 は 平 成 28 年 4 月 1 日 から 第 三 の 二 は 平 成 29 年 4 月 1 日 から 施 行 する なお 衆 議 院 において 第 二 の 二 については 公 布 の 日 から 施 行 する 旨 の 修 正 が 行 われた 附 帯 決 議 ( 厚 生 労 働 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 国 民 健 康 保 険 について 1 都 道 府 県 を 市 町 村 とともに 国 民 健 康 保 険 の 保 険 者 とするに 当 たっては 都 道 府 県 と 市 町 村 と の 間 の 連 携 が 図 られるよう 両 者 の 権 限 及 び 責 任 を 明 確 にするとともに 国 民 健 康 保 険 事 業 費 納 付 金 の 納 付 等 が 円 滑 に 行 われるよう 必 要 な 支 援 を 行 い あわせて 市 町 村 の 保 険 者 機 能 や 加 入 者 の 利 便 性 を 損 ねることがないよう 円 滑 な 運 営 に 向 けた 環 境 整 備 を 着 実 に 進 めること ま た 都 道 府 県 内 の 保 険 料 負 担 の 平 準 化 を 進 めるに 当 たっては 医 療 サービスの 水 準 に 地 域 格 差 がある 現 状 に 鑑 み 受 けられる 医 療 サービスに 見 合 わない 保 険 料 負 担 とならないよう 配 慮 する こと 2 国 民 健 康 保 険 の 保 険 料 負 担 については 低 所 得 者 対 策 として 介 護 保 険 には 境 界 層 措 置 がある ことも 参 考 に その 在 り 方 について 検 討 するとともに 子 どもに 係 る 均 等 割 保 険 料 の 軽 減 措 置 について 地 方 創 生 の 観 点 や 地 方 からの 提 案 も 踏 まえ 現 行 制 度 の 趣 旨 や 国 保 財 政 に 与 える 影 響 等 を 考 慮 しながら 引 き 続 き 議 論 すること 3 国 民 健 康 保 険 に 対 する 財 政 支 援 に 当 たっては 保 険 料 の 収 納 率 の 向 上 等 国 民 健 康 保 険 の 運 営 面 の 問 題 の 改 善 を 図 った 上 で その 財 源 を 安 定 的 に 確 保 するよう 努 めること また 財 政 支 援 の 効 果 について 国 民 健 康 保 険 の 持 続 可 能 な 運 営 を 確 保 する 観 点 から その 評 価 及 び 検 証 を 行 うこと 4 都 道 府 県 の 財 政 安 定 化 基 金 からの 貸 付 け 及 び 交 付 については 国 民 健 康 保 険 における 市 町 村 の 財 政 規 律 を 維 持 するため それらの 要 件 が 適 切 に 設 定 されるよう 必 要 な 措 置 を 講 ずること 5 保 険 者 努 力 支 援 制 度 の 実 施 に 当 たっては 保 険 者 の 努 力 が 報 われ 医 療 費 適 正 化 に 向 けた 取 組 等 が 推 進 されるよう 綿 密 なデータ 収 集 に 基 づく 適 正 かつ 客 観 的 な 指 標 の 策 定 に 取 り 組 むこ と 6 国 民 健 康 保 険 組 合 については 今 後 とも 自 主 的 な 運 営 に 基 づく 保 険 者 機 能 を 発 揮 できるよ う 必 要 な 支 援 を 行 うとともに 定 率 補 助 の 見 直 しに 当 たっては 対 象 となる 被 保 険 者 が 多 い など 個 々の 組 合 の 財 政 影 響 等 を 踏 まえた 特 別 調 整 補 助 金 による 支 援 や 定 率 補 助 の 見 直 しに 伴 い 保 有 すべき 積 立 金 が 増 加 することへの 対 応 など 補 助 率 が 引 き 下 げられる 組 合 に 対 する 適 切 な 激 変 緩 和 措 置 を 検 討 すること また 所 得 水 準 の 高 い 組 合 に 対 する 定 率 補 助 の 見 直 しについ ては 実 施 状 況 の 検 証 を 行 うこと 二 高 齢 者 医 療 制 度 及 び 被 用 者 保 険 について 1 高 齢 者 の 医 療 費 の 増 加 等 に 伴 い 現 役 世 代 の 負 担 が 大 きくなっている 中 で 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 の 確 立 に 向 けて 更 なる 医 療 保 険 制 度 改 革 を 促 進 するとともに 負 担 の 公 平 性 等 の 観 点 から 高 齢 者 医 療 制 度 に 関 する 検 討 を 行 うこと 2 前 期 高 齢 者 納 付 金 及 び 後 期 高 齢 者 支 援 金 については 今 後 高 齢 化 の 一 層 の 進 展 が 見 込 まれて いることを 踏 まえ 現 役 世 代 の 拠 出 金 負 担 が 過 大 とならないよう 本 法 に 規 定 された 拠 出 金 負 担 が 特 に 重 い 保 険 者 に 対 する 拠 出 金 負 担 軽 減 措 置 を 講 ずるとともに 将 来 にわたって 高 齢 者 医 療 運 営 円 滑 化 等 補 助 金 の 財 源 を 確 保 するよう 努 めること 3 後 期 高 齢 者 支 援 金 の 総 報 酬 割 の 拡 大 に 当 たっては 被 用 者 保 険 の 保 険 財 政 への 影 響 の 評 価 及 び 検 証 を 行 うとともに 被 用 者 保 険 の 保 険 者 及 び 被 保 険 者 に 十 分 な 説 明 を 行 い その 理 解 と 納 得 を 得 るよう 努 めること 4 協 会 けんぽに 対 する 国 庫 補 助 の 在 り 方 については 加 入 者 の 報 酬 水 準 が 相 対 的 に 低 いことに 鑑 み その 加 入 者 の 保 険 料 負 担 が 過 重 とならないようにするため 必 要 な 財 源 の 確 保 に 努 める こと 三 患 者 負 担 について 1 入 院 時 食 事 療 養 費 については 今 後 も 引 き 続 き 低 所 得 者 難 病 患 者 及 び 小 児 慢 性 特 定 疾 病

57 患 者 はもちろん 長 期 にわたり 入 院 を 余 儀 なくされている 療 養 患 者 等 への 配 慮 を 十 分 に 行 うこ と 2 紹 介 状 のない 大 病 院 受 診 に 係 る 定 額 負 担 の 導 入 に 当 たっては 外 来 の 機 能 分 化 促 進 の 効 果 低 所 得 者 等 の 受 診 状 況 の 変 化 等 を 調 査 し その 結 果 に 基 づき 適 切 な 措 置 を 講 ずるとともに 定 額 負 担 の 対 象 とならない 症 例 等 事 例 の 明 確 化 及 び 積 極 的 な 周 知 を 行 うこと 四 医 療 費 適 正 化 計 画 及 び 予 防 健 康 づくりについて 1 特 定 健 康 診 査 及 び 特 定 保 健 指 導 の 実 施 率 平 均 在 院 日 数 等 の 医 療 費 適 正 化 計 画 における 指 標 については 医 療 費 適 正 化 効 果 の 定 量 的 な 分 析 を 行 うとともに 今 後 の 医 療 費 適 正 化 計 画 の 指 標 の 在 り 方 については 地 域 医 療 の 実 態 を 分 析 し 地 域 医 療 構 想 を 踏 まえた 指 標 を 検 討 するこ と 2 保 健 事 業 において 保 険 者 が 実 施 する 予 防 健 康 づくりのインセンティブの 強 化 に 当 たっては 保 険 者 に 対 し 好 事 例 の 周 知 に 積 極 的 に 取 り 組 むとともに 必 要 な 医 療 を 受 けるべき 者 が 受 診 を 抑 制 し 重 症 化 することがないよう インセンティブ 付 与 の 在 り 方 について 十 分 に 検 討 するこ と 五 患 者 申 出 療 養 について 1 患 者 申 出 療 養 については 患 者 からの 申 出 が 適 切 に 行 われるよう 患 者 が 必 要 とする 医 薬 品 等 の 情 報 を 容 易 に 入 手 できる 環 境 を 整 備 するとともに 製 薬 企 業 から 不 適 切 な 関 与 が 起 きない ことを 担 保 しつつ 医 学 的 に 適 切 な 判 断 に 基 づいて ヘルシンキ 宣 言 及 び 人 を 対 象 とする 医 学 系 研 究 に 関 する 倫 理 指 針 に 基 づく 臨 床 研 究 等 として 患 者 申 出 療 養 が 実 施 されるよう 患 者 等 に 対 する 相 談 体 制 及 び 倫 理 審 査 体 制 の 整 備 利 益 相 反 の 適 切 な 管 理 等 必 要 な 措 置 を 講 ずる こと 2 患 者 申 出 療 養 の 実 施 に 当 たっては 医 の 倫 理 及 び 被 験 者 保 護 の 確 保 と その 安 全 性 及 び 有 効 性 の 確 保 を 十 分 に 行 うとともに 患 者 の 不 利 益 とならないよう また 患 者 に 責 任 が 押 しつけ られないよう 患 者 申 出 療 養 の 実 施 に 伴 い 副 作 用 事 故 等 が 生 じた 場 合 に 患 者 が 十 分 かつ 確 実 に 保 護 される 枠 組 みとすること 3 臨 床 研 究 中 核 病 院 が 作 成 する 実 施 計 画 については 患 者 申 出 療 養 に 関 する 会 議 において 厳 格 かつ 透 明 性 ある 審 議 が 迅 速 に 行 われるようにするとともに 保 険 収 載 に 向 けた 評 価 が 着 実 に 実 施 されるよう また 臨 床 研 究 計 画 の 内 容 が 国 際 水 準 を 目 指 したものとなるよう 必 要 な 措 置 を 講 ずること 4 患 者 申 出 療 養 においては 円 滑 な 制 度 の 運 用 に 資 するため 負 担 が 重 くなる 臨 床 研 究 中 核 病 院 等 の 医 療 機 関 に 対 し 必 要 な 支 援 措 置 を 講 ずるとともに 患 者 申 出 療 養 に 関 わる 医 療 従 事 者 等 が 長 時 間 労 働 にならないようにするなど 医 療 従 事 者 等 の 負 担 について 十 分 な 配 慮 を 行 うこ と また 関 係 学 会 等 に 協 力 を 要 請 し 患 者 申 出 療 養 において 申 出 が 予 想 される 医 薬 品 等 のリ スト 化 を 行 うなど 申 請 作 業 の 迅 速 化 及 び 効 率 化 が 図 られるよう 所 要 の 措 置 を 講 ずること 5 評 価 療 養 の 中 で 実 施 されている 先 進 医 療 最 先 端 医 療 迅 速 評 価 制 度 及 び 国 家 戦 略 特 別 区 域 で の 先 進 医 療 に 加 え 新 たに 患 者 申 出 療 養 制 度 が 設 けられることにより 保 険 外 併 用 療 養 費 制 度 がますます 複 雑 化 することから 制 度 の 効 率 化 を 図 るとともに 国 民 にとって 分 かりやすいも のとすること 右 決 議 する 電 気 事 業 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 案 ( 閣 法 第 29 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.29 経 済 産 業 委 員 会 付 託 6.17 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 公 益 事 業 たる 電 気 事 業 ガス 事 業 及 び 熱 供 給 事 業 に 係 る 制 度 の 抜 本 的 な 改 革 を 行 う ため 送 配 電 等 業 務 の 運 営 における 中 立 性 の 一 層 の 確 保 を 図 るための 法 的 分 離 一 般 の 需 要 に 応 じ 導 管 によりガスを 供 給 する 事 業 を 営 もうとする 者 に 係 る 経 済 産 業 大 臣 の 登 録 制 度 の 創 設 熱 供 給 事

58 業 者 に 対 する 供 給 義 務 及 び 料 金 規 制 の 廃 止 独 立 した 立 場 から 電 力 等 の 取 引 の 監 視 等 を 行 う 新 たな 行 政 組 織 の 創 設 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 電 気 事 業 法 の 一 部 改 正 等 1 一 般 送 配 電 事 業 者 送 電 事 業 者 が 小 売 電 気 事 業 や 発 電 事 業 を 行 うことを 原 則 禁 止 する 2 一 般 送 配 電 事 業 者 送 電 事 業 者 と そのグループの 発 電 事 業 者 や 小 売 電 気 事 業 者 等 に 対 し 取 締 役 の 兼 職 制 限 等 の 行 為 規 制 を 措 置 する 3 小 売 料 金 規 制 の 経 過 措 置 について 適 正 な 競 争 関 係 が 確 保 されている 供 給 区 域 では 経 過 措 置 の 解 除 を 可 能 とする 4 現 在 一 般 電 気 事 業 者 に 認 められている 一 般 担 保 付 社 債 の 発 行 の 特 例 を 廃 止 する ただし 施 行 後 5 年 間 は 発 行 を 可 能 とする 経 過 措 置 を 講 ずる 二 ガス 事 業 法 の 一 部 改 正 1 現 在 一 般 ガス 事 業 者 にしか 認 められていない 家 庭 等 への 供 給 を 全 面 自 由 化 するとともに 簡 易 ガス 事 業 の 許 可 制 を 廃 止 する 2 ガス 事 業 の 類 型 を 見 直 し 製 造 一 般 ガス 導 管 特 定 ガス 導 管 小 売 の 事 業 区 分 に 応 じた 規 制 体 系 に 移 行 する 3 液 化 ガス 貯 蔵 設 備 の 第 三 者 利 用 を 促 すため 第 三 者 が 利 用 する 場 合 の 約 款 の 作 成 公 表 等 を ガス 製 造 事 業 者 に 義 務 付 ける 4 導 管 の 建 設 保 守 を 着 実 に 実 施 できるよう 一 般 ガス 導 管 事 業 には 地 域 独 占 と 料 金 規 制 を 措 置 する また 事 業 者 間 の 導 管 接 続 の 協 議 を 国 が 命 令 裁 定 できる 制 度 を 創 設 する 5 競 争 が 不 十 分 な 地 域 においては 現 在 の 一 般 ガス 事 業 者 に 対 し 経 過 措 置 として 料 金 規 制 を 継 続 する 6 ガス 導 管 事 業 者 に 導 管 網 の 保 安 や 需 要 家 保 有 の 内 管 の 点 検 等 を 義 務 付 けるとともに ガス 小 売 事 業 者 に 消 費 機 器 の 調 査 等 を 義 務 付 ける 7 一 定 規 模 以 上 のガス 導 管 事 業 者 がガス 製 造 事 業 やガス 小 売 事 業 を 行 うことを 原 則 禁 止 する 8 一 定 規 模 以 上 のガス 導 管 事 業 者 と そのグループのガス 製 造 事 業 者 やガス 小 売 事 業 者 等 に 対 し 取 締 役 の 兼 職 制 限 等 の 行 為 規 制 を 措 置 する 三 熱 供 給 事 業 法 の 一 部 改 正 現 在 許 可 制 としている 熱 供 給 事 業 への 参 入 規 制 を 登 録 制 とするとともに 料 金 規 制 や 供 給 義 務 等 を 撤 廃 する ただし 他 の 熱 源 の 選 択 が 困 難 な 地 域 では 経 過 措 置 として 料 金 規 制 を 継 続 す る 四 経 済 産 業 省 設 置 法 等 の 一 部 改 正 電 力 の 取 引 の 監 視 及 び 行 為 規 制 の 実 施 等 を 業 務 とする 電 力 取 引 監 視 等 委 員 会 を 設 立 する また ガス 及 び 熱 供 給 に 係 る 業 務 の 追 加 にあわせ 同 委 員 会 を 電 力 ガス 取 引 監 視 等 委 員 会 に 改 称 する 五 附 則 政 府 は 電 気 事 業 及 びガス 事 業 の 制 度 改 革 の 各 段 階 において 法 律 の 施 行 の 状 況 やエネルギー 基 本 計 画 に 基 づく 施 策 の 実 施 の 状 況 需 給 状 況 等 について 検 証 を 行 い その 結 果 を 踏 まえ 必 要 な 措 置 を 講 ずる また 政 府 は 液 化 天 然 ガスの 調 達 やガス 工 作 物 の 保 安 の 確 保 に 支 障 が 生 じな いよう 必 要 な 施 策 を 推 進 する 六 施 行 期 日 この 法 律 は 平 成 32 年 4 月 1 日 から 施 行 する ただし 二 の1から6の 規 定 及 び 五 のガス 事 業 に 係 る 検 証 及 び 責 務 規 定 は 公 布 の 日 から 起 算 して2 年 6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 め る 日 二 の7 及 び8の 規 定 は 平 成 34 年 4 月 1 日 三 の 規 定 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 四 の 規 定 は 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 五 の 電 気 事 業 に 係 る 検 証 規 定 は 公 布 の 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 経 済 産 業 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである

59 一 附 則 第 74 条 及 び 附 則 第 75 条 に 基 づく 電 力 システム 改 革 及 びガスシステム 改 革 の 実 施 に 係 る 検 証 に 当 たっては 改 革 の 目 的 である 電 気 ガスの 安 定 供 給 の 確 保 と 小 売 に 係 る 料 金 の 最 大 限 の 抑 制 並 びに 使 用 者 の 選 択 の 機 会 及 び 電 気 ガス 事 業 における 事 業 機 会 の 拡 大 を 実 現 するため 改 革 の 各 段 階 での 検 証 を 適 切 な 場 で 行 い 電 力 ガスのいずれについても あらゆる 可 能 性 を 排 除 す ることなく 検 証 の 結 果 に 基 づき 目 的 達 成 のために 必 要 な 措 置 を 講 じて 着 実 に 進 めること 二 原 子 力 発 電 の 稼 働 が 進 んでいない 中 で 海 外 からの 化 石 燃 料 の 輸 入 が 増 加 し 国 民 負 担 の 増 大 が 懸 念 されていること 電 力 が 市 場 に 十 分 に 供 給 されることが 市 場 における 競 争 環 境 上 重 要 である こと 平 成 28 年 を 目 途 に 電 力 の 小 売 全 面 自 由 化 の 実 施 が 予 定 されていることを 踏 まえ 必 要 とな る 電 力 の 需 給 状 況 の 安 定 が 確 保 されるための 有 効 な 措 置 を 講 ずること また 今 後 増 加 する 原 子 力 発 電 所 の 廃 炉 の 円 滑 な 実 施 新 規 制 基 準 への 対 応 使 用 済 燃 料 の 処 理 や 原 子 力 損 害 賠 償 制 度 の 在 り 方 等 の 課 題 への 適 切 な 対 処 が 可 能 となるよう 必 要 な 措 置 について 速 やかに 検 討 し 遅 滞 な く 実 施 するものとすること 三 電 力 の 小 売 全 面 自 由 化 に 伴 って 電 力 の 安 定 供 給 が 損 なわれることのないよう 電 力 広 域 的 運 営 推 進 機 関 の 権 能 の 適 正 な 行 使 等 を 通 じた 必 要 な 供 給 予 備 力 の 常 時 確 保 を 図 ること 等 により 万 全 の 措 置 を 講 ずること また 発 電 事 業 者 送 配 電 事 業 者 及 び 小 売 電 気 事 業 者 が 連 携 して 災 害 時 な ど 緊 急 時 における 電 力 の 安 定 供 給 を 確 保 するための 仕 組 みについて 復 旧 作 業 の 安 全 確 保 はもと より 経 験 と 技 術 を 有 する 人 材 が 関 係 事 業 者 に 確 保 育 成 されるよう 十 分 な 検 討 を 行 い 適 切 な 措 置 を 講 ずること 四 送 配 電 部 門 の 法 的 分 離 に 当 たっては 一 般 送 配 電 事 業 者 が 需 給 調 整 周 波 数 維 持 等 の 最 終 的 な 安 定 供 給 責 任 を 果 たすために 必 要 かつ 十 分 な 調 整 力 予 備 力 を 確 実 に 確 保 できるようにすること に 加 え 通 電 遮 断 の 明 確 化 を 始 め 従 業 者 の 作 業 安 全 が 損 なわれることのないよう 仕 組 み 及 びルールを 適 切 に 整 備 するものとすること 五 ガスの 小 売 全 面 自 由 化 導 管 部 門 の 法 的 分 離 に 当 たっては 保 安 の 確 保 が 大 前 提 であることに 鑑 み 導 管 部 門 と 新 規 参 入 者 を 含 めた 小 売 部 門 の 連 携 が 十 分 に 図 られるようにするとともに 経 験 と 技 術 を 有 する 人 材 の 確 保 育 成 関 連 技 術 技 能 の 継 承 を 十 分 に 考 慮 するなど 不 安 の 払 拭 に 万 全 を 期 すこと また 法 的 分 離 の 対 象 となる 事 業 者 の 範 囲 に 関 しては 公 益 的 観 点 から 導 管 部 門 の 公 正 中 立 を 確 保 するとの 趣 旨 を 踏 まえ 欧 米 の 動 向 等 も 参 考 にしつつ 適 切 な 基 準 を 設 定 すること 六 今 回 のガスシステム 改 革 においては ガスの 安 定 供 給 と 小 売 料 金 の 最 大 限 の 抑 制 を 実 現 する 上 で LNGの 低 廉 かつ 安 定 的 な 確 保 が 重 要 であることから 官 民 連 携 の 下 LNGの 調 達 につい て 全 力 を 挙 げるとともに コージェネレーション 燃 料 電 池 の 普 及 拡 大 策 を 始 めとする 天 然 ガス の 利 用 拡 大 策 を 継 続 推 進 していくこと 七 電 力 ガス 及 び 熱 供 給 の 小 売 全 面 自 由 化 の 趣 旨 に 照 らし 規 制 料 金 に 係 る 経 過 措 置 の 対 象 につ いては 需 要 家 保 護 の 観 点 に 十 分 留 意 しつつ エネルギー 間 の 競 争 状 況 等 についても 慎 重 に 見 極 め 電 力 ガス 取 引 監 視 等 委 員 会 の 意 見 を 聴 いた 上 で 指 定 を 行 うこと また 経 過 措 置 の 対 象 と なる 場 合 でも 委 員 会 が 競 争 状 況 等 について 継 続 的 に 監 視 検 討 を 行 い 必 要 がなくなった 時 に は 可 及 的 速 やかに 規 制 料 金 を 撤 廃 すること 八 電 力 ガス 取 引 監 視 等 委 員 会 については 市 場 取 引 が 一 層 公 正 適 切 に 進 められるよう 強 力 に 監 視 を 行 うものとすること また 委 員 会 運 営 の 公 正 性 及 び 中 立 性 に 疑 念 を 抱 かれることがな いよう 委 員 長 及 び 委 員 の 選 任 に 当 たっては 法 の 趣 旨 を 踏 まえ 電 力 会 社 及 びガス 会 社 に 在 職 する 者 並 びにこれらの 会 社 の 経 営 に 影 響 力 を 与 えてきた 者 の 任 命 は 厳 に 慎 むとともに 業 務 の 状 況 を 毎 年 公 表 すること さらに 電 力 ガス 熱 の 取 引 の 監 視 等 のために 必 要 最 小 限 の 組 織 とす ること 九 法 的 分 離 に 伴 う 行 為 規 制 については 従 業 者 の 人 事 異 動 等 の 規 制 は 労 働 者 の 権 利 の 制 約 である との 懸 念 から 法 律 に 明 文 規 定 が 設 けられていないことを 踏 まえ 特 定 の 従 業 者 を 特 定 の 業 務 に 従 事 させてはならない とする 規 定 については 兼 職 を 禁 止 する という 規 定 の 趣 旨 に 沿 った 運 用 を 確 保 することとし 今 後 の 詳 細 な 制 度 設 計 や 電 力 ガス 取 引 監 視 等 委 員 会 における 基 準 や

60 ルールの 検 討 運 用 に 際 しては 電 気 事 業 及 びガス 事 業 の 実 態 や 関 係 者 の 意 見 を 踏 まえるととも に 客 観 性 透 明 性 や 中 立 性 について 十 分 な 確 保 を 図 ること また 過 度 な 規 制 によって 従 業 者 の 職 業 選 択 の 自 由 や 電 力 ガスの 安 定 供 給 及 び 保 安 の 確 保 等 に 不 可 欠 な 人 材 の 育 成 等 に 影 響 を 与 えないよう 兼 職 禁 止 の 対 象 や 範 囲 については 中 立 性 確 保 の 観 点 から 必 要 かつ 合 理 的 な 限 度 に とどめること 十 電 力 ガス 熱 供 給 システム 改 革 の 遂 行 に 際 しては 今 日 まで 電 力 ガス 等 の 安 定 供 給 を 支 え てきた 電 力 ガス 等 関 連 産 業 の 労 働 者 の 雇 用 の 安 定 や 人 材 の 確 保 育 成 関 連 技 術 技 能 の 継 承 に 努 めるとともに 改 革 の 過 程 において 憲 法 並 びに 労 働 基 準 法 に 基 づく 労 使 自 治 を 尊 重 するもの とすること また 電 気 事 業 の 労 働 者 について 一 定 の 形 態 の 争 議 行 為 の 禁 止 を 定 める 電 気 事 業 及 び 石 炭 鉱 業 における 争 議 行 為 の 方 法 の 規 制 に 関 する 法 律 については 自 由 な 競 争 の 促 進 を 第 一 義 とする 電 力 システム 改 革 の 趣 旨 と 整 合 性 を 図 るとともに 憲 法 上 の 労 働 基 本 権 の 保 障 も 踏 ま え 本 改 正 法 の 施 行 後 の 検 証 時 期 に 併 せ 労 働 政 策 審 議 会 電 気 事 業 及 び 石 炭 鉱 業 における 争 議 行 為 の 方 法 の 規 制 に 関 する 法 律 の 在 り 方 に 関 する 部 会 報 告 における 再 検 討 の 指 摘 に 基 づき そ の 廃 止 も 含 めた 検 討 を 行 い 結 論 を 得 るものとすること 右 決 議 する 外 国 人 の 技 能 実 習 の 適 正 な 実 施 及 び 技 能 実 習 生 の 保 護 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 30 号 ) ( 衆 議 院 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 外 国 人 の 技 能 実 習 における 技 能 等 の 適 正 な 修 得 等 の 確 保 及 び 技 能 実 習 生 の 保 護 を 図 るため 技 能 実 習 を 実 施 する 者 及 び 実 施 を 監 理 する 者 並 びに 技 能 実 習 計 画 についての 許 可 等 の 制 度 を 設 け これらに 関 する 事 務 を 行 う 外 国 人 技 能 実 習 機 構 を 設 ける 等 の 所 要 の 措 置 を 講 じようとする ものである 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 31 号 ) ( 衆 議 院 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 介 護 の 業 務 に 従 事 する 外 国 人 の 受 入 れを 図 るため 介 護 福 祉 士 の 資 格 を 有 する 外 国 人 に 係 る 在 留 資 格 を 設 けるほか 出 入 国 管 理 の 現 状 に 鑑 み 偽 りその 他 不 正 の 手 段 により 上 陸 の 許 可 等 を 受 けた 者 等 に 適 切 に 対 処 するため 罰 則 の 整 備 在 留 資 格 取 消 事 由 の 拡 充 等 の 措 置 を 講 じよ うとするものである 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するための 農 林 水 産 省 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 32 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.7 農 林 水 産 委 員 会 付 託 9.11 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 農 林 水 産 省 所 管 の 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するため 国 立 研 究 開 発 法 人 農 業 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 等 4 法 人 の 統 合 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 センター 等 2 法 人 の 統 合 独 立 行 政 法 人 農 業 者 年 金 基 金 及 び 独 立 行 政 法 人 農 林 漁 業 信 用 基 金 の 内 部 ガバナンスの 高 度 化 等 を 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 国 立 研 究 開 発 法 人 農 業 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 法 の 一 部 改 正 及 び 独 立 行 政 法 人 種 苗 管 理 セ ンター 等 の 解 散 等 独 立 行 政 法 人 種 苗 管 理 センター 国 立 研 究 開 発 法 人 農 業 生 物 資 源 研 究 所 及 び 国 立 研 究 開 発 法 人 農 業 環 境 技 術 研 究 所 を 解 散 し その 権 利 及 び 義 務 は 国 立 研 究 開 発 法 人 農 業 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 ( 以 下 研 究 機 構 という )が 承 継 するとともに 研 究 機 構 の 目 的 の 改 正 研 究 機 構 を 代 表 する 理 事 の 設 置 及 び 研 究 機 構 の 業 務 の 範 囲 の 変 更 等 を 行 うこととする

61 二 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 センター 法 の 一 部 改 正 及 び 独 立 行 政 法 人 水 産 大 学 校 の 解 散 等 法 人 の 名 称 を 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 総 合 研 究 センターから 国 立 研 究 開 発 法 人 水 産 研 究 教 育 機 構 ( 以 下 研 究 教 育 機 構 という )に 改 称 するとともに 独 立 行 政 法 人 水 産 大 学 校 を 解 散 し その 権 利 及 び 義 務 は 研 究 教 育 機 構 が 承 継 するほか 研 究 教 育 機 構 の 目 的 の 改 正 研 究 教 育 機 構 を 代 表 する 理 事 の 設 置 及 び 研 究 教 育 機 構 の 業 務 の 範 囲 の 変 更 等 を 行 うこととする 三 独 立 行 政 法 人 農 業 者 年 金 基 金 法 の 一 部 改 正 独 立 行 政 法 人 農 業 者 年 金 基 金 の 役 職 員 等 に 対 し その 職 務 上 の 秘 密 に 対 する 保 持 義 務 を 課 すこ ととする 四 独 立 行 政 法 人 農 林 漁 業 信 用 基 金 法 の 一 部 改 正 1 秘 密 保 持 義 務 独 立 行 政 法 人 農 林 漁 業 信 用 基 金 ( 以 下 信 用 基 金 という )の 役 職 員 等 に 対 し その 職 務 上 の 秘 密 に 対 する 保 持 義 務 を 課 すこととする 2 運 営 委 員 会 信 用 基 金 に 業 務 運 営 に 関 する 重 要 事 項 を 審 議 する 運 営 委 員 会 を 置 くこととする 3 検 査 権 限 の 委 任 主 務 大 臣 は 信 用 基 金 及 び 受 託 者 に 対 する 立 入 検 査 の 権 限 の 一 部 を 内 閣 総 理 大 臣 に 委 任 する ことができることとし 内 閣 総 理 大 臣 は 委 任 された 権 限 を 金 融 庁 長 官 に 委 任 することとする 五 施 行 期 日 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 することとする 附 帯 決 議 ( 農 林 水 産 委 員 会 議 決 ) 農 林 水 産 省 所 管 の 各 独 立 行 政 法 人 は 国 の 施 策 を 実 施 するための 機 関 としてこれまで 各 方 面 で 成 果 をあげてきたが 今 後 より 一 層 法 人 の 有 する 政 策 実 施 機 能 が 十 全 に 発 揮 され 法 人 の 職 員 が 誇 りを 持 って 職 務 を 遂 行 し 経 済 成 長 や 国 民 生 活 の 向 上 に 最 大 限 貢 献 することが 求 められている よって 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 の 実 現 に 万 全 を 期 すべきである 一 農 林 水 産 関 係 の 独 立 行 政 法 人 の 改 革 に 当 たっては 研 究 所 や 教 育 機 関 の 単 なる 組 織 統 合 にとど まらず 官 民 の 役 割 分 担 国 と 地 方 自 治 体 の 役 割 分 担 も 踏 まえ 我 が 国 としての 農 林 水 産 関 係 の 研 究 開 発 体 制 及 び 教 育 訓 練 の 在 り 方 について 再 検 討 し 体 系 的 な 政 策 を 打 ち 立 てること また 今 回 の 改 革 が 組 織 改 編 の 集 大 成 であることに 鑑 み 国 民 生 活 の 向 上 のための 研 究 や 業 務 が 遂 行 さ れ 研 究 成 果 の 最 大 化 が 図 られるよう 安 心 して 働 きがいのある 職 場 環 境 をつくること 二 独 立 行 政 法 人 の 組 織 の 見 直 しに 当 たっては 当 該 法 人 職 員 の 雇 用 の 安 定 に 配 慮 すること また 独 立 行 政 法 人 の 職 員 の 給 与 等 は 自 主 性 及 び 自 律 性 の 発 揮 という 制 度 本 来 の 趣 旨 並 びに 職 員 に 適 用 される 労 働 関 係 法 制 度 に 基 づき 法 人 の 労 使 交 渉 における 決 定 に 基 づき 対 応 すること 三 独 立 行 政 法 人 の 統 合 に 当 たっては 研 究 員 やその 補 助 スタッフの 削 減 を 行 わないなど 統 合 後 の 法 人 の 事 務 及 び 事 業 が 確 実 に 遂 行 されるよう 特 に 予 算 人 員 に 配 慮 すること また 統 合 する 各 法 人 の 事 務 及 び 事 業 の 成 果 並 びに 国 内 外 における 知 名 度 が 維 持 されるよう 各 研 究 所 等 の 成 果 を 踏 まえ 新 たな 独 立 行 政 法 人 組 織 の 名 称 に 統 合 前 の 名 称 を 使 用 することについて 十 分 配 慮 するこ と 四 統 合 後 の 法 人 の 組 織 と 業 務 運 営 の 効 率 化 に 関 する 検 討 に 当 たっては これまでの 人 件 費 削 減 等 の 効 率 化 目 標 により 施 設 の 維 持 及 び 人 材 確 保 が 困 難 となることが 懸 念 されることを 踏 まえ 農 林 水 産 研 究 基 本 計 画 及 び 中 長 期 目 標 の 達 成 が 図 られるよう 十 分 留 意 すること 特 に 独 立 行 政 法 人 統 合 に 伴 う 新 たな 効 率 化 目 標 を 検 討 する 場 合 は 今 後 の 法 人 運 営 に 支 障 がないかの 観 点 も 十 分 留 意 すること また 各 法 人 の 老 朽 化 の 著 しい 施 設 研 究 機 材 については 国 際 競 争 力 強 化 の 観 点 からも 早 急 に 対 策 を 講 じること 五 研 究 予 算 の 年 度 を 越 えた 繰 越 しの 運 用 の 自 由 化 自 己 収 入 の 増 加 経 費 の 節 約 へのインセンテ ィブ 強 化 等 独 立 行 政 法 人 にふさわしい 柔 軟 な 組 織 運 営 と 事 業 評 価 をできるようにすること 六 政 府 全 体 で 対 応 している 東 日 本 大 震 災 や 原 発 事 故 に 係 る 復 旧 及 び 復 興 対 策 並 びに 放 射 性 物 質 の 除 染 対 策 等 に 関 する 調 査 研 究 技 術 支 援 等 に 対 応 する 独 立 行 政 法 人 の 対 策 予 算 については 特 に

62 配 慮 し 早 期 の 復 旧 復 興 をめざすこと 七 農 業 食 品 産 業 技 術 総 合 研 究 機 構 の 各 研 究 機 関 等 がつくば 市 に 集 積 していることに 鑑 み 今 般 の 組 織 統 合 の 効 果 をあげるためにも まち ひと しごと 創 生 本 部 が 進 める 政 府 機 関 の 地 方 移 転 の 検 討 に 当 たっては 慎 重 に 対 応 すること また 統 合 後 の 水 産 研 究 教 育 機 構 の 施 設 配 置 につい ても その 機 能 の 確 保 向 上 地 域 への 波 及 効 果 等 を 総 合 的 に 検 討 し 慎 重 に 対 応 すること 右 決 議 する 防 衛 省 設 置 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 33 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.20 外 交 防 衛 委 員 会 付 託 6.10 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 防 衛 省 の 所 掌 事 務 をより 効 果 的 かつ 効 率 的 に 遂 行 し 得 る 体 制 を 整 備 するため 防 衛 装 備 庁 の 新 設 技 術 研 究 本 部 及 び 装 備 施 設 本 部 の 廃 止 内 部 部 局 の 所 掌 事 務 に 関 する 規 定 の 整 備 自 衛 官 定 数 の 変 更 航 空 自 衛 隊 の 航 空 総 隊 の 改 編 等 の 措 置 を 講 ずるものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 防 衛 省 の 所 掌 事 務 に 所 掌 事 務 に 係 る 国 際 協 力 に 関 することを 追 加 する 二 自 衛 官 の 定 数 を 改 める 三 内 部 部 局 の 所 掌 事 務 官 房 長 及 び 局 長 並 びに 防 衛 装 備 庁 長 官 と 幕 僚 長 との 関 係 並 びに 統 合 幕 僚 監 部 の 所 掌 事 務 に 関 する 規 定 を 改 める 四 技 術 研 究 本 部 及 び 装 備 施 設 本 部 を 廃 止 する 五 防 衛 省 の 外 局 として 防 衛 装 備 庁 を 置 き 同 庁 の 長 官 任 務 所 掌 事 務 及 び 職 員 について 定 める とともに 防 衛 装 備 庁 の 設 置 等 に 伴 う 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 う 六 航 空 自 衛 隊 の 航 空 総 隊 南 西 航 空 混 成 団 に 第 9 航 空 団 を 新 編 することに 伴 い 航 空 混 成 団 の 編 成 等 に 関 し 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うほか 第 9 航 空 団 司 令 部 の 名 称 及 び 所 在 地 を 規 定 する 七 即 応 予 備 自 衛 官 の 員 数 を 改 める 八 本 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して10 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する ほか 必 要 な 施 行 期 日 を 定 めるものとする 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 及 び 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 34 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.22 内 閣 委 員 会 付 託 8.28 本 会 議 修 正 議 決 ) 衆 議 院 へ 回 付 9.3 衆 議 院 同 意 要 旨 本 法 律 案 は 個 人 情 報 の 保 護 及 び 有 用 性 の 確 保 に 資 するため 特 定 の 個 人 を 識 別 することのでき る 符 号 を 個 人 情 報 として 位 置 付 けるとともに 当 該 符 号 の 削 除 等 により 個 人 情 報 の 復 元 ができない ように 加 工 した 匿 名 加 工 情 報 の 取 扱 いについての 規 律 を 定 め 個 人 情 報 等 の 取 扱 いに 関 し 監 督 を 行 う 個 人 情 報 保 護 委 員 会 を 設 置 するほか 預 金 等 に 係 る 債 権 の 額 の 把 握 に 関 する 事 務 を 個 人 番 号 利 用 事 務 に 追 加 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 個 人 情 報 の 保 護 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 1 本 人 の 人 種 信 条 社 会 的 身 分 病 歴 等 が 含 まれる 個 人 情 報 を 要 配 慮 個 人 情 報 と 定 義 す る 2 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 の 定 義 からその 取 り 扱 う 個 人 情 報 の 量 及 び 利 用 方 法 からみて 個 人 の 権 利 利 益 を 害 するおそれが 少 ないものとして 政 令 で 定 める 者 を 除 く 旨 の 規 定 を 削 る 3 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 は 利 用 目 的 を 変 更 する 場 合 には 変 更 前 の 利 用 目 的 と 関 連 性 を 有 する と 合 理 的 に 認 められる 範 囲 を 超 えて 行 ってはならない 4 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 は 一 定 の 場 合 を 除 き あらかじめ 本 人 の 同 意 を 得 ないで 要 配 慮 個 人 情 報 を 取 得 してはならない

63 5 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 は 第 三 者 から 個 人 データの 提 供 を 受 けるに 際 しては 個 人 情 報 保 護 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより 当 該 第 三 者 による 当 該 個 人 データの 取 得 の 経 緯 等 を 確 認 する とともに 当 該 個 人 データの 提 供 を 受 けた 年 月 日 等 の 記 録 を 作 成 し 一 定 の 期 間 保 存 しなけれ ばならない 6 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 は 匿 名 加 工 情 報 を 作 成 するときは 特 定 の 個 人 を 識 別 すること 及 びそ の 作 成 に 用 いる 個 人 情 報 を 復 元 することができないようにするために 必 要 なものとして 個 人 情 報 保 護 委 員 会 規 則 で 定 める 基 準 に 従 い 当 該 個 人 情 報 を 加 工 しなければならない 7 匿 名 加 工 情 報 取 扱 事 業 者 等 は 匿 名 加 工 情 報 を 第 三 者 に 提 供 するときは 個 人 情 報 保 護 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより あらかじめ 第 三 者 に 提 供 される 匿 名 加 工 情 報 に 含 まれる 個 人 に 関 する 情 報 の 項 目 及 びその 提 供 の 方 法 について 公 表 するとともに 当 該 第 三 者 に 対 して 当 該 提 供 に 係 る 情 報 が 匿 名 加 工 情 報 である 旨 を 明 示 しなければならない 8 認 定 個 人 情 報 保 護 団 体 は 対 象 事 業 者 の 個 人 情 報 等 の 適 正 な 取 扱 いの 確 保 のために 消 費 者 の 意 見 を 代 表 する 者 その 他 の 関 係 者 の 意 見 を 聴 いて この 法 律 の 規 定 の 趣 旨 に 沿 った 指 針 を 作 成 するよう 努 めなければならない 9 特 定 個 人 情 報 保 護 委 員 会 を 改 組 して 個 人 情 報 保 護 委 員 会 を 設 置 し 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 の 監 督 を 行 う 主 体 を 主 務 大 臣 から 同 委 員 会 に 改 める また 同 委 員 会 は 匿 名 加 工 情 報 取 扱 事 業 者 の 監 督 を 行 う 10 この 法 律 の 一 定 の 規 定 は 国 内 にある 者 に 対 する 物 品 又 は 役 務 の 提 供 に 関 連 してその 者 を 本 人 とする 個 人 情 報 を 取 得 した 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 が 外 国 において 当 該 個 人 情 報 又 は 当 該 個 人 情 報 を 用 いて 作 成 した 匿 名 加 工 情 報 を 取 り 扱 う 場 合 についても 適 用 する 11 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 等 が その 業 務 に 関 して 取 り 扱 った 個 人 情 報 データベース 等 を 自 己 若 し くは 第 三 者 の 不 正 な 利 益 を 図 る 目 的 で 提 供 し 又 は 盗 用 したときは 1 年 以 下 の 懲 役 又 は50 万 円 以 下 の 罰 金 に 処 する 二 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 1 地 方 公 共 団 体 が 個 人 番 号 を 独 自 に 利 用 する 場 合 における 情 報 提 供 ネットワークシステムを 利 用 した 情 報 連 携 を 可 能 とする 2 医 療 等 分 野 その 他 の 分 野 における 個 人 番 号 の 利 用 範 囲 情 報 連 携 の 範 囲 を 拡 充 する 3 預 金 保 険 機 構 等 が 行 う 金 融 機 関 破 綻 時 の 預 金 保 険 制 度 等 における 債 権 額 の 把 握 に 関 する 事 務 において 個 人 番 号 を 利 用 できるものとする 三 施 行 期 日 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して2 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 修 正 要 旨 一 研 修 の 実 施 行 政 機 関 の 長 等 は 特 定 個 人 情 報 ファイルを 保 有 し 又 は 保 有 しようとするときは 特 定 個 人 情 報 ファイルを 取 り 扱 う 事 務 に 従 事 する 者 に 対 して 政 令 で 定 めるところにより 特 定 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いを 確 保 するために 必 要 なサイバーセキュリティの 確 保 に 関 する 事 項 等 に 関 する 研 修 を 行 うものとする 二 個 人 情 報 保 護 委 員 会 による 検 査 等 1 特 定 個 人 情 報 ファイルを 保 有 する 行 政 機 関 独 立 行 政 法 人 等 及 び 地 方 公 共 団 体 情 報 システム 機 構 は 個 人 情 報 保 護 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより 定 期 的 に 当 該 特 定 個 人 情 報 ファイ ルに 記 録 された 特 定 個 人 情 報 の 取 扱 いの 状 況 について 個 人 情 報 保 護 委 員 会 ( 以 下 委 員 会 と いう )による 検 査 を 受 けるものとする 2 特 定 個 人 情 報 ファイルを 保 有 する 地 方 公 共 団 体 及 び 地 方 独 立 行 政 法 人 は 個 人 情 報 保 護 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより 定 期 的 に 委 員 会 に 対 して 当 該 特 定 個 人 情 報 ファイルに 記 録 さ れた 特 定 個 人 情 報 の 取 扱 いの 状 況 について 報 告 するものとする 三 特 定 個 人 情 報 の 漏 えい 等 に 関 する 報 告

64 個 人 番 号 利 用 事 務 等 実 施 者 は 個 人 情 報 保 護 委 員 会 規 則 で 定 めるところにより 特 定 個 人 情 報 ファイルに 記 録 された 特 定 個 人 情 報 の 漏 えいその 他 の 特 定 個 人 情 報 の 安 全 の 確 保 に 係 る 重 大 な 事 態 が 生 じたときは 委 員 会 に 報 告 するものとする 四 特 定 個 人 情 報 の 保 護 を 図 るための 連 携 協 力 委 員 会 は 特 定 個 人 情 報 の 保 護 を 図 るため 内 閣 サイバーセキュリティセンターと 情 報 を 共 有 すること 等 により 相 互 に 連 携 を 図 りながら 協 力 するものとする 五 日 本 年 金 機 構 に 係 る 経 過 措 置 1 個 人 番 号 の 利 用 に 関 する 経 過 措 置 日 本 年 金 機 構 は 行 政 手 続 における 特 定 の 個 人 を 識 別 するための 番 号 の 利 用 等 に 関 する 法 律 ( 以 下 番 号 利 用 法 という ) 附 則 第 1 条 第 4 号 に 掲 げる 規 定 の 施 行 の 日 から 平 成 29 年 5 月 31 日 までの 間 において 政 令 で 定 める 日 までの 間 においては 個 人 番 号 を 利 用 して 番 号 利 用 法 別 表 第 一 の 下 欄 に 掲 げる 事 務 の 処 理 を 行 うことができない 2 情 報 照 会 及 び 情 報 提 供 に 関 する 経 過 措 置 日 本 年 金 機 構 は 番 号 利 用 法 附 則 第 1 条 第 5 号 に 掲 げる 規 定 の 施 行 の 日 から 平 成 29 年 11 月 30 日 までの 間 において 政 令 で 定 める 日 までの 間 においては 情 報 照 会 者 及 び 情 報 提 供 者 並 びに 条 例 事 務 関 係 情 報 提 供 者 に 該 当 しないものとする 六 国 の 行 政 機 関 等 における 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いを 確 保 するための 体 制 整 備 等 についての 検 討 政 府 は 国 の 行 政 機 関 等 が 保 有 する 個 人 情 報 の 安 全 を 確 保 する 上 でサイバーセキュリティに 関 する 対 策 の 的 確 な 策 定 及 び 実 施 が 重 要 であることに 鑑 み 国 の 行 政 機 関 等 におけるサイバーセ キュリティに 関 する 基 準 に 基 づく 対 策 の 策 定 及 び 実 施 に 係 る 体 制 の 整 備 等 について 検 討 を 加 え その 結 果 に 基 づいて 所 要 の 措 置 を 講 ずるものとする 附 帯 決 議 ( 内 閣 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 個 人 情 報 の 定 義 等 を 政 令 等 で 定 めるに 当 たっては 国 民 に 分 かりやすいものとなるよう 消 費 者 や 事 業 者 等 多 様 な 主 体 から 広 く 丁 寧 に 意 見 を 聴 取 し 保 護 対 象 を 可 能 な 限 り 明 確 化 する 等 の 措 置 を 講 ずること 二 匿 名 加 工 情 報 の 規 定 の 趣 旨 が 個 人 情 報 の 利 活 用 を 促 進 するものであることに 鑑 み 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 が 匿 名 加 工 情 報 を 作 成 する 際 に 必 要 となる 基 準 を 個 人 情 報 保 護 委 員 会 規 則 で 定 めるに 当 たっては その 趣 旨 について 十 分 に 配 慮 すること 三 国 境 を 越 えた 個 人 情 報 の 移 転 は 合 理 的 で 安 全 なサービスの 提 供 を 可 能 にし 社 会 に 役 立 つも のであることを 踏 まえ 海 外 における 個 人 情 報 の 保 護 を 図 りつつ 個 人 情 報 の 移 転 を 不 当 に 阻 害 しないよう 必 要 な 措 置 を 講 ずること 四 第 三 者 提 供 に 係 る 記 録 の 作 成 等 の 義 務 については その 目 的 と 実 効 性 を 確 保 しつつ 事 業 者 に 過 度 な 負 担 とならないよう 十 分 に 配 慮 すること 五 情 報 通 信 技 術 の 進 展 事 業 者 の 事 業 規 模 財 政 状 況 等 に 応 じた 影 響 等 を 考 慮 した 必 要 な 措 置 を 講 ずることが 重 要 であることから 個 人 情 報 保 護 委 員 会 の 委 員 専 門 委 員 及 び 事 務 局 については 民 間 における 個 人 情 報 の 利 活 用 の 実 務 について 十 分 な 知 見 と 経 験 を 持 つ 者 消 費 者 保 護 に 精 通 す る 者 等 をバランスよく 登 用 するとともに 情 報 システム 情 報 セキュリティ 等 に 関 する 高 い 識 見 を 有 する 人 材 についても 確 保 すること また 同 委 員 会 が 十 全 にその 権 限 を 行 使 し その 機 能 を 発 揮 することができる 体 制 を 確 保 するため 事 務 局 職 員 の 定 員 の 確 保 高 度 な 専 門 性 を 有 する 人 材 に 対 する 処 遇 の 充 実 職 場 環 境 の 整 備 等 に 特 に 努 めること 六 我 が 国 の 個 人 情 報 の 保 護 水 準 が 国 際 的 に 十 分 なものであることを 諸 外 国 に 積 極 的 に 周 知 し 相 互 理 解 を 深 めるよう 努 めること 七 情 報 通 信 技 術 の 進 展 により 漏 えいした 個 人 情 報 の 拡 散 が 容 易 になるなどの 環 境 変 化 の 中 で 個 人 の 権 利 利 益 侵 害 を 未 然 に 防 ぐことが 一 層 重 要 になっていることから 民 間 におけるプライバ シーを 扱 うあらゆる 側 面 で 情 報 が 適 切 に 取 り 扱 われる 環 境 をあらかじめ 作 り 込 むという 考 え 方 (プライバシー バイ デザイン)に 基 づく 取 組 を 支 援 し さらなる 個 人 情 報 の 適 正 な 取 扱 いの

65 確 保 を 図 ること 八 情 報 セキュリティ 対 策 が 個 人 情 報 の 保 護 の 実 効 性 の 確 保 にとって 重 要 であることから 個 人 情 報 取 扱 事 業 者 等 が 講 ずべき 情 報 セキュリティ 対 策 の 在 り 方 について 検 討 し 必 要 な 支 援 に 努 める こと 九 個 人 情 報 の 漏 えい 等 の 防 止 その 他 の 個 人 情 報 の 安 全 管 理 が 徹 底 されるよう 公 的 機 関 における 個 人 情 報 の 取 扱 いに 係 るセキュリティ 環 境 の 高 度 な 監 視 を 行 う 等 システムの 安 全 性 を 確 保 すると ともに 情 報 セキュリティ 対 策 を 着 実 に 実 施 するために 必 要 かつ 十 分 な 人 員 予 算 の 継 続 的 な 確 保 その 他 必 要 な 措 置 を 講 ずること 十 平 成 27 年 5 月 に 発 生 した 日 本 年 金 機 構 の 個 人 の 年 金 情 報 流 出 事 案 により 国 民 の 不 安 が 拡 大 した ことに 鑑 み 日 本 年 金 機 構 のみならず 国 及 び 地 方 の 行 政 機 関 独 立 行 政 法 人 その 他 の 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 公 的 機 関 において 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 業 務 に 従 事 する 者 のICTの 知 識 とモラルの 向 上 法 令 情 報 セキュリティポリシーの 遵 守 の 徹 底 を 図 るため 研 修 の 実 施 など 継 続 的 な 人 材 育 成 に 必 要 な 措 置 を 講 ずることにより 個 人 情 報 の 保 護 に 万 全 の 内 部 統 制 を 構 築 すること また 特 定 個 人 情 報 を 取 り 扱 う 公 務 に 従 事 する 者 又 は 従 事 していた 者 について 守 秘 義 務 違 反 に 対 する 厳 罰 化 等 の 措 置 を 検 討 すること 十 一 マイナンバー 制 度 に 係 る 地 方 公 共 団 体 のシステム 整 備 及 び 情 報 セキュリティ 対 策 の 実 施 につ いて 地 方 公 共 団 体 の 財 政 負 担 並 びに 当 該 システム 整 備 及 び 情 報 セキュリティ 対 策 に 従 事 する 職 員 の 業 務 負 担 を 軽 減 するため 地 方 公 共 団 体 からの 意 見 を 十 分 に 考 慮 し 必 要 な 措 置 を 検 討 する こと 十 二 個 人 番 号 カードの 公 的 個 人 認 証 機 能 の 利 用 時 における 本 人 認 証 方 法 について 生 体 認 証 の 導 入 を 含 め より 安 全 かつ 簡 易 な 方 法 を 検 討 すること 十 三 高 度 サイバー 攻 撃 が 大 きな 脅 威 となっていること サイバー 攻 撃 の 技 術 が 日 進 月 歩 進 化 して いることに 鑑 み 特 に 政 府 機 関 においてはサイバー 攻 撃 の 標 的 とされる 蓋 然 性 が 高 い 業 務 領 域 を 選 定 し 当 該 業 務 領 域 に 係 るリスク 評 価 に 基 づく 情 報 セキュリティ 対 策 を 徹 底 的 に 実 施 すること 併 せて 政 府 機 関 が 統 一 的 で 効 率 的 な 運 用 を 行 えるよう 体 制 を 整 備 すること 十 四 ビッグデータ 時 代 の 科 学 技 術 研 究 及 び 産 業 界 のイノベーションを 先 導 する 役 割 を 果 たすデー タ 分 析 官 の 育 成 を 促 進 するため 専 門 教 育 組 織 の 設 置 など 必 要 な 基 盤 の 整 備 に 努 めること 十 五 本 法 の 施 行 後 も 継 続 的 に 教 育 広 報 その 他 の 活 動 を 通 じて 個 人 情 報 及 び 匿 名 加 工 情 報 の 適 正 な 取 扱 いの 下 での 利 活 用 の 推 進 に 関 する 国 民 の 理 解 と 信 頼 を 深 めるよう 努 めること また 番 号 利 用 法 の 施 行 までに マイナンバー 制 度 の 趣 旨 及 び 内 容 について 国 民 に 周 知 徹 底 を 図 り その 理 解 と 協 力 が 得 られるよう 所 要 の 措 置 を 講 ずるとともに 番 号 利 用 法 の 施 行 後 も 必 要 に 応 じ 広 報 啓 発 に 努 めること 右 決 議 する 国 立 研 究 開 発 法 人 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 35 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.17 文 教 科 学 委 員 会 付 託 7.1 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 量 子 に 関 する 科 学 技 術 の 水 準 の 向 上 を 図 るため 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 の 量 子 ビー ム 研 究 及 び 核 融 合 研 究 に 係 る 業 務 を 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 に 集 約 する 等 の 措 置 を 講 じようとする ものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 法 律 の 題 名 を 国 立 研 究 開 発 法 人 量 子 科 学 技 術 研 究 開 発 機 構 法 に 改 めるとともに 法 人 の 名 称 を 国 立 研 究 開 発 法 人 量 子 科 学 技 術 研 究 開 発 機 構 に 改 める 二 法 人 の 目 的 に 量 子 科 学 技 術 に 関 する 基 礎 研 究 及 び 量 子 に 関 する 基 盤 的 研 究 開 発 等 を 行 うこと により 量 子 科 学 技 術 の 水 準 の 向 上 を 図 ることを 追 加 する 三 法 人 の 業 務 の 範 囲 に 量 子 科 学 技 術 に 関 する 基 礎 研 究 及 び 量 子 に 関 する 基 盤 的 研 究 開 発 等 を 行 うことを 追 加 する

66 四 この 法 律 は 一 部 を 除 き 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 文 教 科 学 委 員 会 議 決 ) 政 府 及 び 関 係 者 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 特 段 の 配 慮 をすべきである 一 我 が 国 の 放 射 線 医 学 の 研 究 において 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 がこれまで 中 心 的 な 役 割 を 果 たし てきたことに 鑑 み 法 人 の 名 称 が 変 更 された 後 も 量 子 科 学 技 術 研 究 開 発 機 構 において 原 子 力 災 害 からの 復 興 支 援 を 目 的 とする 低 線 量 被 ばくに 係 る 研 究 等 を 含 め 引 き 続 き 放 射 線 医 学 に 関 す る 科 学 技 術 の 水 準 の 向 上 が 図 られるよう 人 的 物 的 体 制 の 拡 充 に 万 全 を 期 すること 二 現 在 先 進 医 療 となっている 重 粒 子 線 がん 治 療 への 早 期 の 保 険 適 用 に 向 け 放 射 線 医 学 総 合 研 究 所 を 始 めとする 関 係 機 関 が 一 体 となって 治 療 の 安 全 性 有 効 性 に 関 する 症 例 データの 集 積 解 析 等 の 取 組 を 進 めること 三 日 本 原 子 力 研 究 開 発 機 構 は 専 門 人 材 と 施 設 を 有 する 我 が 国 唯 一 の 原 子 力 の 総 合 的 研 究 開 発 機 関 としての 使 命 を 改 めて 認 識 し 引 き 続 き 国 民 からの 信 頼 回 復 に 向 けた 取 組 に 全 力 を 注 ぐこと 右 決 議 する 水 銀 による 環 境 の 汚 染 の 防 止 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 36 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.1 環 境 委 員 会 付 託 6.12 本 会 議 可 決 ) 要 旨 水 銀 については 環 境 中 における 残 留 性 及 び 生 物 への 蓄 積 性 を 有 し 並 びに 人 の 健 康 及 び 生 活 環 境 への 影 響 を 生 ずるおそれがある 物 質 であることに 鑑 み 我 が 国 における 水 俣 病 の 重 要 な 教 訓 も 踏 まえ 国 際 的 に 協 力 して 地 球 規 模 での 環 境 の 汚 染 を 防 止 する 必 要 性 が 認 識 されている このような 状 況 の 中 で 平 成 25 年 10 月 に 我 が 国 で 開 催 された 外 交 会 議 で 水 銀 に 関 する 水 俣 条 約 が 採 択 された 本 法 律 案 は この 条 約 の 的 確 な 実 施 を 確 保 するための 所 要 の 国 内 法 整 備 を 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 我 が 国 における 水 銀 対 策 の 全 体 像 を 明 示 し 広 範 な 関 係 者 の 取 組 を 総 合 的 かつ 計 画 的 に 進 める ため 主 務 大 臣 により 水 銀 等 による 環 境 の 汚 染 の 防 止 に 関 する 計 画 を 策 定 することとする 二 何 人 も 水 銀 鉱 を 掘 採 してはならないこととする 三 特 定 の 水 銀 使 用 製 品 の 製 造 を 原 則 として 禁 止 することとし 条 約 で 認 められた 用 途 のために 製 造 される 場 合 に 限 り 許 可 することとする また 既 存 の 用 途 として 把 握 されていない 新 たな 用 途 のための 水 銀 使 用 製 品 については 当 該 製 品 の 利 用 が 人 の 健 康 の 保 護 又 は 生 活 環 境 の 保 全 に 寄 与 する 場 合 でなければその 製 造 又 は 販 売 をしてはならないこととする さらに 国 市 町 村 事 業 者 は 水 銀 使 用 製 品 を 適 正 に 回 収 していくために 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めなければならない ものとする 四 何 人 も 特 定 の 製 造 工 程 において 水 銀 等 を 使 用 してはならないこととする 五 何 人 も 業 として 金 鉱 から 水 銀 等 を 使 用 する 方 法 によって 金 の 採 取 を 行 ってはならないことと する 六 主 務 大 臣 は その 貯 蔵 に 係 る 水 銀 等 による 環 境 の 汚 染 を 防 止 するためにとるべき 措 置 に 関 する 技 術 上 の 指 針 を 定 めることとし 環 境 の 汚 染 を 防 止 するために 必 要 があると 認 めるときは 当 該 水 銀 等 貯 蔵 者 に 対 して 必 要 な 勧 告 ができることとする また 当 該 水 銀 等 貯 蔵 者 は 定 期 的 に 主 務 大 臣 に 貯 蔵 の 状 況 等 に 関 する 報 告 をしなければならないこととする 七 主 務 大 臣 は その 管 理 に 係 る 水 銀 含 有 再 生 資 源 による 環 境 の 汚 染 を 防 止 するためにとるべき 措 置 に 関 する 技 術 上 の 指 針 を 定 めることとし 環 境 の 汚 染 を 防 止 するために 必 要 があると 認 めると きは 当 該 水 銀 含 有 再 生 資 源 管 理 者 に 対 して 必 要 な 勧 告 ができることとする また 当 該 水 銀 含 有 再 生 資 源 管 理 者 は 定 期 的 に 主 務 大 臣 に 管 理 の 状 況 等 に 関 する 報 告 をしなければならないことと する 八 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 条 約 が 日 本 国 について 効 力 を 生 ずる 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 環 境 委 員 会 議 決 )

67 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 水 銀 等 による 環 境 の 汚 染 の 防 止 に 関 する 計 画 については 関 係 行 政 機 関 の 一 層 の 連 携 の 下 地 方 公 共 団 体 及 び 関 係 事 業 者 等 の 意 見 を 十 分 反 映 した 上 で 早 期 に 策 定 するとともに 水 銀 等 による 環 境 の 汚 染 の 防 止 に 関 する 措 置 を 総 合 的 かつ 一 体 的 に 推 進 すること また その 実 効 性 を 中 長 期 的 に 担 保 していくため 適 時 適 切 に 計 画 の 見 直 しを 行 うこと 二 水 銀 使 用 製 品 が 廃 棄 物 となった 際 の 適 正 な 回 収 処 理 が 確 実 に 行 われるようにするため 国 は 回 収 等 の 枠 組 みの 構 築 に 積 極 的 に 関 与 すること その 際 財 政 的 支 援 を 含 め 市 町 村 等 の 取 組 を 促 進 するために 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めること また 水 銀 使 用 製 品 の 製 造 輸 入 者 に 対 し 製 品 を 製 造 輸 入 した 責 任 を 踏 まえ 積 極 的 に 回 収 を 促 す 等 の 措 置 を 講 ずること 三 廃 金 属 水 銀 等 の 長 期 管 理 については 国 民 の 安 全 と 安 心 を 確 保 するため 水 銀 の 安 定 化 技 術 及 び 処 分 技 術 に 関 する 調 査 研 究 を 継 続 的 に 推 進 することを 始 め 国 が 積 極 的 に 関 与 すること 四 水 銀 による 環 境 の 汚 染 を 防 止 するためには 水 銀 に 関 する 正 しい 知 識 が 重 要 であることに 鑑 み 官 民 一 体 となってその 知 識 の 普 及 啓 発 に 取 り 組 むこと 五 退 蔵 されている 水 銀 血 圧 計 及 び 水 銀 体 温 計 については 将 来 的 な 不 適 正 処 理 のリスクを 低 減 す るため 短 期 間 に 集 中 的 に 回 収 処 分 していくことが 望 ましいことから 市 町 村 及 び 事 業 者 団 体 等 と 連 携 し 効 率 的 に 回 収 等 を 行 う 枠 組 みを 早 期 に 構 築 実 施 すること 六 我 が 国 から 輸 出 される 水 銀 等 が 途 上 国 における 零 細 小 規 模 金 採 掘 などに 使 用 されることによっ て 健 康 被 害 や 環 境 汚 染 を 引 き 起 こすことを 防 止 するため 最 終 用 途 や 最 終 需 要 者 を 厳 格 に 確 認 す るなど 水 銀 等 の 輸 出 入 管 理 を 徹 底 し 実 効 性 ある 枠 組 みを 構 築 すること 七 水 俣 病 の 経 験 と 教 訓 を 踏 まえ 国 際 的 な 水 銀 対 策 を 牽 引 すべき 我 が 国 は 水 銀 を 多 く 使 用 排 出 している 途 上 国 の 水 銀 に 関 する 水 俣 条 約 への 参 加 を 促 進 するため 能 力 形 成 及 び 技 術 援 助 等 の 支 援 により 貢 献 していくこと また 我 が 国 の 優 れた 水 銀 の 使 用 排 出 低 減 技 術 やリサイクルシ ステム 等 の 水 銀 管 理 技 術 の 海 外 展 開 を 図 っていくための 体 制 を 構 築 し 世 界 的 な 水 銀 使 用 の 低 減 に 寄 与 していくこと 八 鉛 カドミウム 等 の 水 銀 以 外 の 有 害 重 金 属 についても その 環 境 リスクの 削 減 に 向 け 国 際 的 な 動 向 を 注 視 しつつ 我 が 国 の 知 見 と 経 験 を 生 かして 関 係 行 政 機 関 と 連 携 の 下 積 極 的 な 国 際 貢 献 を 図 ること 右 決 議 する 大 気 汚 染 防 止 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 37 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.1 環 境 委 員 会 付 託 6.12 本 会 議 可 決 ) 要 旨 水 銀 については 環 境 中 における 残 留 性 及 び 生 物 への 蓄 積 性 を 有 し 並 びに 人 の 健 康 及 び 生 活 環 境 への 影 響 を 生 ずるおそれがある 物 質 であることに 鑑 み 我 が 国 における 水 俣 病 の 重 要 な 教 訓 も 踏 まえ 国 際 的 に 協 力 して 地 球 規 模 での 環 境 の 汚 染 を 防 止 する 必 要 性 が 認 識 されている このような 状 況 の 中 で 平 成 25 年 10 月 に 我 が 国 で 開 催 された 外 交 会 議 で 水 銀 に 関 する 水 俣 条 約 が 採 択 された 本 法 律 案 は この 条 約 の 的 確 な 実 施 を 確 保 するための 所 要 の 国 内 法 整 備 を 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 水 銀 等 の 大 気 中 への 排 出 規 制 の 実 効 性 を 確 保 するため 条 約 の 規 定 に 基 づき 規 制 が 必 要 な 施 設 を 水 銀 排 出 施 設 とし 当 該 施 設 の 設 置 等 について 都 道 府 県 知 事 に 届 け 出 なければならないことと する 二 水 銀 排 出 施 設 の 排 出 口 の 水 銀 濃 度 の 排 出 基 準 を 定 め 当 該 施 設 から 水 銀 等 を 大 気 中 に 排 出 する 者 に 対 して 排 出 基 準 の 遵 守 を 義 務 付 けることとする また 排 出 基 準 の 遵 守 義 務 違 反 に 係 る 改 善 勧 告 等 及 び 改 善 命 令 等 の 制 度 を 設 けることとする 三 水 銀 排 出 施 設 以 外 の 施 設 であっても 水 銀 等 の 大 気 中 への 排 出 量 が 相 当 程 度 多 い 施 設 を 要 排 出 抑 制 施 設 として 指 定 し その 設 置 者 に 対 し 水 銀 等 の 大 気 中 への 排 出 を 抑 制 するための 自 主 的 取

68 組 を 実 施 することを 責 務 として 求 めることとする 四 この 法 律 は 条 約 が 日 本 国 について 効 力 を 生 ずる 日 から 起 算 して2 年 を 超 えない 範 囲 内 におい て 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 環 境 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 水 銀 に 関 する 水 俣 条 約 の 趣 旨 を 積 極 的 に 捉 える 観 点 から 要 排 出 抑 制 施 設 の 設 置 者 の 自 主 的 取 組 のみならず 実 効 的 な 水 銀 等 の 大 気 中 への 排 出 抑 制 策 となるよう 中 央 環 境 審 議 会 等 の 評 価 を 踏 まえ 必 要 な 措 置 を 講 ずること 二 水 銀 等 の 大 気 中 への 実 効 的 な 排 出 抑 制 を 実 現 するため 事 業 活 動 に 伴 う 水 銀 等 の 大 気 中 への 排 出 の 状 況 に 大 幅 な 変 化 が 見 込 まれる 場 合 には 臨 機 応 変 に 排 出 規 制 排 出 抑 制 措 置 が 講 じられる よう 制 度 の 在 り 方 について 検 討 すること 三 国 が 水 銀 等 の 大 気 中 への 排 出 状 況 を 把 握 することは 水 銀 に 関 する 水 俣 条 約 で 規 定 される 目 録 の 作 成 においても 必 要 不 可 欠 なものであることに 鑑 み 事 業 者 に 水 銀 等 の 大 気 中 への 排 出 状 況 の 報 告 を 求 めるための 実 効 ある 枠 組 みを 構 築 すること また 水 銀 の 大 気 排 出 に 関 する 目 録 の 精 度 の 維 持 向 上 に 向 けて 不 断 の 検 討 を 行 うこと 右 決 議 する 道 路 交 通 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 38 号 )( 先 議 ) ( 参 議 院 内 閣 委 員 会 付 託 4.17 本 会 議 可 決 衆 議 院 6.11 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 の 交 通 情 勢 に 鑑 み 75 歳 以 上 の 運 転 者 に 対 する 臨 時 の 認 知 機 能 検 査 制 度 を 導 入 するとともに 運 転 免 許 の 種 類 として 準 中 型 自 動 車 免 許 を 新 設 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 高 齢 運 転 者 対 策 の 推 進 を 図 るための 規 定 の 整 備 1 臨 時 認 知 機 能 検 査 に 関 する 規 定 の 整 備 公 安 委 員 会 は 75 歳 以 上 の 者 ( 運 転 免 許 を 現 に 受 けている 者 に 限 る )が 認 知 機 能 が 低 下 し た 場 合 に 行 われやすい 一 定 の 違 反 行 為 をしたときは その 者 に 対 し 臨 時 に 認 知 機 能 検 査 を 行 うものとする 2 臨 時 高 齢 者 講 習 に 関 する 規 定 の 整 備 公 安 委 員 会 は 1の 認 知 機 能 検 査 を 受 けた 者 が 一 定 の 基 準 に 該 当 するときは その 者 に 対 し 当 該 認 知 機 能 検 査 の 結 果 に 基 づいて 高 齢 者 講 習 を 行 うものとする 3 臨 時 適 性 検 査 等 に 関 する 規 定 の 整 備 公 安 委 員 会 は 認 知 機 能 検 査 を 受 けた 者 が 認 知 症 のおそれがあることを 示 す 一 定 の 基 準 に 該 当 したときは 臨 時 に 適 性 検 査 を 行 い 又 はその 者 に 対 し 一 定 の 要 件 を 満 たす 医 師 の 診 断 書 を 提 出 すべき 旨 を 命 ずるものとする 二 運 転 免 許 の 種 類 等 に 関 する 規 定 の 整 備 1 自 動 車 及 び 運 転 免 許 の 種 類 に 関 する 規 定 の 整 備 ア 自 動 車 の 種 類 として 新 たに 準 中 型 自 動 車 を 設 ける イ 運 転 免 許 の 種 類 として 新 たに 準 中 型 自 動 車 免 許 ( 以 下 準 中 型 免 許 という ) 及 び 準 中 型 自 動 車 仮 免 許 ( 以 下 準 中 型 仮 免 許 という )を 設 ける ウ 準 中 型 自 動 車 を 運 転 しようとする 者 は 準 中 型 免 許 を 準 中 型 自 動 車 を 運 転 することができ る 第 一 種 運 転 免 許 又 は 第 二 種 運 転 免 許 を 受 けないで 練 習 等 のために 準 中 型 自 動 車 を 運 転 しよ うとする 者 は 準 中 型 仮 免 許 を それぞれ 受 けなければならない 2 運 転 免 許 の 欠 格 事 由 等 に 関 する 規 定 の 整 備 ア 18 歳 に 満 たない 者 に 対 しては 準 中 型 免 許 及 び 準 中 型 仮 免 許 を 与 えない イ 準 中 型 免 許 を 受 けようとする 者 は 公 安 委 員 会 が 行 うその 受 けようとする 運 転 免 許 に 係 る

69 自 動 車 の 運 転 に 関 する 講 習 及 び 応 急 救 護 処 置 に 関 する 講 習 を 受 けなければならない 3 再 試 験 等 に 関 する 規 定 の 整 備 ア 公 安 委 員 会 は 準 中 型 免 許 を 受 けた 者 で 当 該 免 許 を 受 けた 日 から1 年 間 に 違 反 行 為 をし 一 定 の 基 準 に 該 当 することとなった 者 に 対 し 再 試 験 を 行 うものとする イ 準 中 型 免 許 を 受 けた 者 で 当 該 免 許 を 受 けていた 期 間 が 通 算 して1 年 に 達 しないものは 初 心 運 転 者 標 識 を 付 けないで 準 中 型 自 動 車 を 運 転 してはならない 三 その 他 酒 気 帯 び 運 転 又 は 過 労 運 転 等 の 違 反 行 為 をし よって 交 通 事 故 を 起 こし 人 を 傷 つけた 場 合 に ついて 運 転 免 許 の 効 力 の 仮 停 止 の 対 象 とする 四 施 行 期 日 等 1 施 行 期 日 ア イを 除 き この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して2 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 め る 日 から 施 行 する イ 三 については 公 布 の 日 から 施 行 する 2 所 要 の 経 過 措 置 を 設 ける 附 帯 決 議 ( 内 閣 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 万 全 を 期 すべきである 一 臨 時 適 性 検 査 等 の 対 象 者 の 大 幅 な 増 加 が 想 定 されることから 同 検 査 等 を 実 施 する 専 門 医 の 確 保 に 努 めること また 医 師 の 数 が 少 ない 地 域 の 臨 時 適 性 検 査 等 の 対 象 者 には 認 知 症 に 係 る 診 断 を 行 うことができる 医 師 の 紹 介 を 行 うなど その 実 情 に 応 じきめ 細 やかな 運 用 を 行 うこと 二 臨 時 適 性 検 査 等 における 認 知 症 に 係 る 診 断 については 受 診 する 医 師 によってその 診 断 に 差 異 が 生 じることがないよう 専 門 的 知 見 による 検 討 を 加 えた 上 で 適 切 な 措 置 を 講 ずること 三 高 齢 者 講 習 については その 受 講 者 数 の 増 加 等 により 一 部 の 地 域 では 受 講 を 申 し 込 んだ 者 が 受 講 まで 長 期 間 待 たされたり 不 便 な 場 所 で 受 講 せざるを 得 ないなどの 問 題 が 生 じていることに 鑑 み 指 定 自 動 車 教 習 所 等 が 行 う 受 講 者 の 受 入 体 制 の 拡 充 ができるよう 適 切 に 支 援 すること 特 に 臨 時 高 齢 者 講 習 の 実 施 に 当 たっては 受 講 者 の 負 担 をできる 限 り 軽 減 するため 実 施 場 所 実 施 方 法 等 について 検 討 を 加 え 適 切 な 措 置 を 講 ずること 四 臨 時 認 知 機 能 検 査 等 を 行 う 旨 を 通 知 するに 当 たっては プライバシー 等 に 十 分 配 慮 しつつ 通 知 の 内 容 が 的 確 に 高 齢 者 に 伝 わるよう 努 めることにより 対 象 者 の 確 実 な 受 検 等 を 担 保 すること 五 運 転 免 許 の 取 消 しとなった 高 齢 者 に 対 する 移 動 手 段 の 確 保 については 地 方 自 治 体 等 とも 連 携 しながら 中 長 期 的 な 視 点 も 含 め 適 切 に 対 策 を 講 じていくこと 六 準 中 型 自 動 車 運 転 免 許 を 受 けた 者 の 初 心 運 転 者 標 識 表 示 義 務 に 係 る 規 定 及 び 初 心 運 転 者 標 識 を 表 示 した 準 中 型 自 動 車 に 対 する 保 護 義 務 の 在 り 方 に 関 しては 本 法 施 行 後 の 事 故 の 発 生 状 況 等 を 分 析 し その 結 果 に 基 づき 速 やかに 必 要 な 見 直 しを 行 うこと 右 決 議 する 独 立 行 政 法 人 大 学 評 価 学 位 授 与 機 構 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 39 号 )( 先 議 ) ( 参 議 院 文 教 科 学 委 員 会 付 託 4.22 本 会 議 可 決 衆 議 院 5.19 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 平 成 25 年 12 月 24 日 に 閣 議 決 定 された 独 立 行 政 法 人 改 革 等 に 関 する 基 本 的 な 方 針 を 踏 まえ 独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 財 務 経 営 センターを 独 立 行 政 法 人 大 学 評 価 学 位 授 与 機 構 に 統 合 するための 所 要 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 財 務 経 営 センターを 解 散 し その 業 務 の 一 部 を 独 立 行 政 法 人 大 学 評 価 学 位 授 与 機 構 に 承 継 させる 二 独 立 行 政 法 人 大 学 評 価 学 位 授 与 機 構 の 名 称 を 独 立 行 政 法 人 大 学 改 革 支 援 学 位 授 与 機 構 に 改 称 する

70 三 独 立 行 政 法 人 国 立 大 学 財 務 経 営 センターが 解 散 することに 伴 い 権 利 義 務 の 承 継 等 所 要 の 経 過 措 置 を 定 める 四 この 法 律 は 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する ただし 一 部 の 規 定 は 公 布 の 日 から 施 行 する 官 公 需 についての 中 小 企 業 者 の 受 注 の 確 保 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 40 号 )( 先 議 ) ( 参 議 院 経 済 産 業 委 員 会 付 託 4.24 本 会 議 可 決 衆 議 院 7.7 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 我 が 国 経 済 を 中 長 期 にわたる 低 迷 の 状 態 から 脱 却 させ 持 続 的 発 展 の 軌 道 に 乗 せる ためには 経 済 社 会 情 勢 の 変 化 に 対 応 して 中 小 企 業 者 の 事 業 活 動 の 活 性 化 を 一 層 図 ることが 重 要 であることに 鑑 み 各 省 各 庁 の 長 等 が 新 規 中 小 企 業 者 をはじめとする 中 小 企 業 者 の 受 注 の 機 会 の 増 大 を 図 るための 方 針 を 定 めることとするとともに 中 小 企 業 者 による 地 域 産 業 資 源 を 活 用 した 事 業 活 動 を 促 進 するための 支 援 措 置 を 拡 充 する 等 の 措 置 を 講 ずるほか 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 の 業 務 として 市 町 村 が 行 う 中 小 企 業 者 の 事 業 活 動 を 支 援 する 事 業 に 対 する 協 力 業 務 を 追 加 する 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 官 公 需 についての 中 小 企 業 者 の 受 注 の 確 保 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 1 この 法 律 において 新 規 中 小 企 業 者 とは 中 小 企 業 者 であって 事 業 を 開 始 した 日 以 後 の 期 間 が10 年 未 満 の 個 人 又 は 設 立 の 日 以 後 の 期 間 が10 年 未 満 の 会 社 をいう 2 国 等 は 国 等 を 当 事 者 の 一 方 とする 契 約 で 国 等 以 外 の 者 のする 工 事 の 完 成 若 しくは 作 業 その 他 の 役 務 の 給 付 又 は 物 件 の 納 入 に 対 し 国 等 が 対 価 の 支 払 をすべきものを 締 結 するに 当 たって は 予 算 の 適 正 な 使 用 に 留 意 しつつ 新 規 中 小 企 業 者 をはじめとする 中 小 企 業 者 の 受 注 の 機 会 の 増 大 を 図 るように 努 め 新 規 中 小 企 業 者 及 び 組 合 を 国 等 の 契 約 の 相 手 方 として 活 用 するよう に 配 慮 しなければならない 3 国 等 の 契 約 に 関 し 毎 年 度 国 は 中 小 企 業 者 の 受 注 の 機 会 の 増 大 を 図 るための 基 本 方 針 を 作 成 するとともに 各 省 各 庁 の 長 及 び 公 庫 等 の 長 は 同 基 本 方 針 に 即 した 中 小 企 業 者 に 関 する 契 約 の 方 針 を 作 成 する 4 各 省 各 庁 の 長 等 は 毎 会 計 年 度 又 は 毎 事 業 年 度 の 終 了 後 新 規 中 小 企 業 者 をはじめとする 中 小 企 業 者 との 間 でした 国 等 の 契 約 の 実 績 の 概 要 を 経 済 産 業 大 臣 に 通 知 し 経 済 産 業 大 臣 は 当 該 通 知 を 受 けたときは 遅 滞 なく その 内 容 を 公 表 しなければならない 5 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 は 各 省 各 庁 の 長 及 び 公 庫 等 の 長 の 依 頼 に 応 じて 中 小 企 業 者 の 受 注 の 機 会 の 増 大 を 図 るために 必 要 な 情 報 の 提 供 その 他 必 要 な 協 力 の 業 務 を 行 う 二 中 小 企 業 による 地 域 産 業 資 源 を 活 用 した 事 業 活 動 の 促 進 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 1 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 の 対 象 に 地 域 産 業 資 源 である 農 林 水 産 物 又 は 鉱 工 業 品 の 生 産 活 動 の 体 験 その 他 の 活 動 をその 特 徴 とする 役 務 の 開 発 提 供 又 は 需 要 の 開 拓 を 追 加 する 2 この 法 律 において 地 域 産 業 資 源 活 用 支 援 事 業 とは 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 を 行 う 者 に 対 して 行 う 地 域 産 業 資 源 を 活 用 した 商 品 又 は 役 務 の 需 要 の 動 向 に 関 する 情 報 の 提 供 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 を 行 う 者 の 求 めに 応 じて 行 う 当 該 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 の 実 施 についての 指 導 又 は 助 言 その 他 の 取 組 により 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 の 円 滑 な 実 施 を 支 援 する 事 業 をいう 3 関 係 市 町 村 の 長 は 地 域 産 業 資 源 の 内 容 に 関 し 都 道 府 県 知 事 に 対 し 意 見 を 申 し 出 ることが できる 4 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 の 実 施 に 協 力 する 者 がある 場 合 は 当 該 者 の 名 称 及 び 住 所 並 びにその 代 表 者 の 氏 名 並 びにその 協 力 の 内 容 を 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 計 画 に 記 載 しなければならない 5 一 般 社 団 法 人 等 が 地 域 産 業 資 源 活 用 支 援 事 業 計 画 を 作 成 し 主 務 大 臣 の 認 定 を 受 けた 場 合 当 該 計 画 に 基 づく 事 業 に 関 し 中 小 企 業 信 用 保 険 法 食 品 流 通 構 造 改 善 促 進 法 の 特 例 措 置 を 講 ずる 6 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 は 認 定 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 者 等 に 対 して 資 金 の 貸 付

71 けを 行 う 市 町 村 に 対 し 必 要 な 資 金 の 一 部 を 貸 し 付 ける 等 の 業 務 を 行 う 7 都 道 府 県 及 び 市 町 村 は 中 小 企 業 による 地 域 産 業 資 源 を 活 用 した 事 業 活 動 を 促 進 するための 総 合 的 かつ 計 画 的 な 施 策 を 策 定 し 及 び 実 施 するように 努 める 三 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 法 の 一 部 改 正 1 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 は 市 町 村 の 行 う 中 小 企 業 者 の 事 業 活 動 の 支 援 に 関 し 必 要 な 協 力 を 行 う 2 主 務 大 臣 は 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 及 び 受 託 者 に 対 する 立 入 検 査 の 権 限 の 一 部 を 内 閣 総 理 大 臣 に 委 任 することができ 内 閣 総 理 大 臣 は 委 任 された 権 限 を 金 融 庁 長 官 に 委 任 する 四 施 行 期 日 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 五 検 討 政 府 は この 法 律 の 施 行 後 5 年 を 目 途 として この 法 律 による 改 正 後 の 規 定 の 実 施 状 況 を 勘 案 し 必 要 があると 認 めるときは 当 該 規 定 について 検 討 を 加 え その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 措 置 を 講 ずる 附 帯 決 議 ( 経 済 産 業 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 国 等 の 契 約 の 基 本 方 針 の 策 定 及 び 毎 会 計 年 度 又 は 毎 事 業 年 度 終 了 後 の 契 約 実 績 の 概 要 の 公 表 に 当 たっては 官 公 需 総 額 に 占 める 新 規 中 小 企 業 者 向 け 契 約 額 の 割 合 等 を 明 示 すること 二 官 公 需 における 中 小 企 業 者 の 受 注 機 会 の 増 大 を 図 るに 当 たっては 予 定 価 額 の 適 正 さを 確 保 す るとともに 契 約 の 競 争 性 透 明 性 公 平 性 と 中 小 企 業 者 に 対 する 配 慮 のバランスの 確 保 に 一 層 努 めること また 官 公 需 の 発 注 に 際 しては 小 企 業 者 (おおむね 従 業 員 5 人 以 下 )を 含 む 小 規 模 事 業 者 の 特 性 を 踏 まえた 配 慮 を 行 うほか 官 公 需 適 格 組 合 制 度 の 活 用 促 進 に 努 めるとともに 本 法 を 始 めとする 官 公 需 に 関 係 する 法 制 度 施 策 の 趣 旨 について 各 発 注 者 に 対 する 十 分 な 周 知 徹 底 に 努 めること 併 せて 地 方 公 共 団 体 に 対 しても 官 公 需 における 中 小 企 業 者 の 受 注 機 会 の 増 大 に 向 けた 一 層 の 取 組 を 促 すこと 三 新 規 中 小 企 業 者 等 を 国 等 の 契 約 の 相 手 方 とするに 当 たっては 真 に 配 慮 が 必 要 な 新 規 中 小 企 業 者 等 の 受 注 機 会 が 喪 失 することのないよう いわゆるみなし 大 企 業 の 取 扱 いについて 厳 格 な 確 認 を 行 うことが 可 能 となる 制 度 設 計 とすること 四 ベンチャー 企 業 の 支 援 策 については 従 前 の 施 策 に 対 する 評 価 及 び 検 証 を 十 分 に 行 った 上 で 起 業 準 備 段 階 に 始 まり 起 業 成 長 の 各 段 階 においてその 成 長 過 程 に 応 じた 支 援 をベンチャー 企 業 が 受 けられるよう 資 金 経 営 ノウハウ 人 材 情 報 等 について 適 切 かつ 総 合 的 な 支 援 に 努 め ること 五 地 域 産 業 資 源 活 用 事 業 及 び 地 域 産 業 資 源 活 用 支 援 事 業 の 実 施 に 際 しては 各 事 業 の 効 果 を 測 る 評 価 指 標 を 確 立 するとともに 事 業 の 実 施 状 況 を 的 確 に 把 握 すべく 関 係 地 方 公 共 団 体 等 と 密 に 連 携 しながら 適 切 なフォローアップを 行 うこと 六 地 域 におけるエネルギーの 地 産 地 消 を 実 現 するための 分 散 型 エネルギー 社 会 の 構 築 が 地 域 経 済 の 活 性 化 や 雇 用 の 創 出 につながることに 鑑 み 再 生 可 能 エネルギー 資 源 の 導 入 促 進 に 加 え 関 係 府 省 で 協 力 し 林 業 や 農 業 等 の 他 産 業 との 有 機 的 な 連 携 の 推 進 を 図 るなど 中 小 企 業 者 を 中 心 と した 地 域 における 産 業 資 源 としてのエネルギー 資 源 の 開 発 及 び 利 活 用 の 取 組 に 対 し 十 分 な 支 援 を 行 うこと 七 本 法 に 盛 り 込 まれた 官 公 需 に 係 る 情 報 の 集 約 提 供 市 区 町 村 への 協 力 業 務 を 含 め 近 年 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 の 役 割 が 拡 大 していることに 鑑 み 同 機 構 が 求 められる 役 割 を 着 実 に 果 たすことができるよう 適 切 な 指 導 支 援 を 行 うこと また 同 機 構 の 貸 付 業 務 に 当 たっ ては 従 来 から 指 摘 されている 高 度 化 融 資 の 課 題 を 踏 まえ 国 民 負 担 を 増 大 させることがないよ う 適 正 な 債 権 管 理 等 に 努 めること

72 八 地 域 産 業 資 源 の 活 用 を 含 めた 中 小 企 業 者 に 対 する 各 種 支 援 施 策 については 事 業 者 にとってよ り 分 かりやすいものとなるよう 積 極 的 な 周 知 に 努 めるとともに 施 策 の 再 評 価 を 行 った 上 で 必 要 に 応 じて 類 似 の 施 策 の 統 合 や 整 理 を 行 い 事 業 者 にとって 簡 素 で 利 用 しやすい 体 系 に 再 構 築 すること 右 決 議 する 裁 判 員 の 参 加 する 刑 事 裁 判 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 41 号 ) ( 衆 議 院 修 正 議 決 参 議 院 5.20 法 務 委 員 会 付 託 6.5 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 裁 判 員 の 参 加 する 刑 事 裁 判 に 関 する 法 律 の 施 行 の 状 況 に 鑑 み 審 判 に 著 しい 長 期 間 を 要 する 事 件 等 を 裁 判 員 の 参 加 する 合 議 体 で 取 り 扱 うべき 事 件 から 除 外 することを 可 能 とする 制 度 を 導 入 するほか 裁 判 員 等 選 任 手 続 において 犯 罪 被 害 者 の 氏 名 等 の 情 報 を 保 護 するための 規 定 を 整 備 する 等 所 要 の 法 整 備 を 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 長 期 間 の 審 判 を 要 する 事 件 等 の 対 象 事 件 からの 除 外 審 判 に 要 すると 見 込 まれる 期 間 が 著 しく 長 期 にわたる 事 件 等 について 例 外 的 に 裁 判 員 の 参 加 する 合 議 体 で 取 り 扱 う 事 件 から 除 外 し 裁 判 官 のみの 合 議 体 で 審 判 を 行 い 得 ることとする 二 重 大 な 災 害 に 関 する 裁 判 員 となることについての 辞 退 事 由 の 追 加 重 大 な 災 害 により 生 活 基 盤 に 著 しい 被 害 を 受 け その 生 活 の 再 建 のための 用 務 を 行 う 必 要 があ る 裁 判 員 候 補 者 は 裁 判 員 となることについて 辞 退 の 申 立 てをすることができることとする 三 非 常 災 害 時 における 裁 判 員 候 補 者 等 の 呼 出 しをしない 措 置 著 しく 異 常 かつ 激 甚 な 非 常 災 害 により 交 通 が 途 絶 するなどした 地 域 に 住 所 を 有 する 裁 判 員 候 補 者 等 については 裁 判 員 等 選 任 手 続 への 呼 出 しをしないことができることとする 四 裁 判 員 等 選 任 手 続 における 被 害 者 特 定 事 項 の 取 扱 い 1 裁 判 官 検 察 官 被 告 人 及 び 弁 護 人 は 被 害 者 の 氏 名 住 所 等 の 被 害 者 特 定 事 項 を 公 開 の 法 廷 で 明 らかにしない 旨 の 決 定 があった 事 件 の 裁 判 員 等 選 任 手 続 においては 裁 判 員 候 補 者 に 対 し 正 当 な 理 由 がなく 被 害 者 特 定 事 項 を 明 らかにしてはならないこととする 2 裁 判 員 候 補 者 又 は 裁 判 員 候 補 者 であった 者 は 裁 判 員 等 選 任 手 続 において 知 った 被 害 者 特 定 事 項 を 公 にしてはならないこととする 五 施 行 期 日 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 経 過 した 日 から 施 行 する なお 本 法 律 案 は 衆 議 院 において 施 行 3 年 後 の 見 直 し 規 定 の 附 則 への 追 加 の 修 正 が 行 われた 附 帯 決 議 ( 法 務 委 員 会 議 決 ) 政 府 及 び 最 高 裁 判 所 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 格 段 の 配 慮 をすべきである 一 長 期 間 の 審 判 を 要 する 事 件 等 の 裁 判 員 対 象 事 件 からの 除 外 手 続 については 司 法 の 国 民 的 基 盤 の 確 立 を 目 的 とする 裁 判 員 制 度 の 趣 旨 に 鑑 み その 決 定 は 極 めて 例 外 的 な 措 置 であることを 踏 ま えた 的 確 な 運 用 がなされるよう 周 知 徹 底 すること 二 裁 判 員 制 度 施 行 後 の 辞 退 率 の 上 昇 及 び 出 席 率 の 低 下 について 十 分 な 調 査 を 行 うとともに 裁 判 員 裁 判 に 対 する 国 民 の 参 加 意 欲 を 高 めるため 法 教 育 や 裁 判 員 制 度 の 意 義 及 び 内 容 に 関 する 広 報 啓 発 活 動 を 拡 充 し 裁 判 員 経 験 者 の 体 験 を 広 く 国 民 が 共 有 できるよう 努 めること 三 裁 判 員 の 心 理 的 負 担 を 緩 和 するための 方 策 の 推 進 及 び 裁 判 員 等 の 守 秘 義 務 の 範 囲 の 明 確 化 につ いて 更 に 取 り 組 むとともに 裁 判 員 制 度 の 運 用 を 注 視 しつつ 守 秘 義 務 の 在 り 方 全 般 にわたって 引 き 続 き 十 分 な 検 討 を 行 うこと 四 地 方 公 共 団 体 企 業 等 との 協 力 体 制 を 強 化 して 特 別 な 有 給 休 暇 制 度 の 導 入 や 託 児 介 護 施 設 の 優 先 的 利 用 等 仕 事 や 家 庭 を 持 つ 国 民 が 裁 判 員 等 として 活 動 しやすい 環 境 の 整 備 について 更 に 積 極 的 に 取 り 組 むこと 五 本 法 附 則 に 基 づく3 年 経 過 後 の 検 討 の 場 を 設 けるに 当 たっては 国 民 の 視 点 からの 見 直 しの 議

73 論 が 行 われることの 重 要 性 を 踏 まえ 裁 判 員 経 験 者 犯 罪 被 害 者 法 廷 通 訳 人 などの 裁 判 員 裁 判 関 係 者 の 意 見 が 反 映 されるようにすること 六 当 該 検 討 に 当 たっては 国 民 の 司 法 に 対 する 理 解 支 持 を 更 に 深 め 司 法 の 国 民 的 基 盤 をより 強 固 なものとして 確 立 する 観 点 から 裁 判 員 制 度 の 対 象 の 範 囲 死 刑 事 件 についての 裁 判 員 制 度 の 在 り 方 公 判 前 整 理 手 続 の 在 り 方 等 について 着 目 し 十 分 な 検 討 を 行 うこと 右 決 議 する 刑 事 訴 訟 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 42 号 ) ( 衆 議 院 修 正 議 決 参 議 院 8.21 法 務 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 刑 事 手 続 における 証 拠 の 収 集 方 法 の 適 正 化 及 び 多 様 化 並 びに 公 判 審 理 の 充 実 化 を 図 るため 取 調 べの 録 音 録 画 制 度 証 拠 収 集 等 への 協 力 及 び 訴 追 に 関 する 合 意 制 度 証 人 等 の 氏 名 等 の 情 報 を 保 護 するための 制 度 等 を 創 設 するとともに 犯 罪 捜 査 のための 通 信 傍 受 の 対 象 事 件 の 範 囲 の 拡 大 被 疑 者 国 選 弁 護 制 度 の 対 象 事 件 の 範 囲 の 拡 大 等 の 措 置 を 講 じようとするものである 労 働 者 派 遣 事 業 の 適 正 な 運 営 の 確 保 及 び 派 遣 労 働 者 の 保 護 等 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 43 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 7.8 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 9.9 本 会 議 修 正 議 決 ) 衆 議 院 へ 回 付 9.11 衆 議 院 同 意 要 旨 本 法 律 案 は 派 遣 労 働 者 の 一 層 の 雇 用 の 安 定 保 護 等 を 図 るため 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 の 制 度 を 廃 止 するとともに 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 ける 者 の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 ごとに 派 遣 可 能 期 間 を 設 ける 等 の 所 要 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 と 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 の 区 別 を 廃 止 し 労 働 者 派 遣 事 業 を 全 て 許 可 制 とす る 二 厚 生 労 働 大 臣 は 労 働 者 派 遣 法 の 規 定 の 運 用 に 当 たっては 派 遣 就 業 は 臨 時 的 かつ 一 時 的 なも のであることを 原 則 とするとの 考 え 方 を 考 慮 しなければならない 三 派 遣 元 事 業 主 は 無 期 雇 用 派 遣 労 働 者 に 係 る 労 働 者 派 遣 等 を 除 き 派 遣 先 の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 における 組 織 単 位 ごとの 業 務 について 3 年 を 超 える 期 間 継 続 して 同 一 の 派 遣 労 働 者 に 係 る 労 働 者 派 遣 を 行 ってはならない 四 派 遣 先 は 当 該 派 遣 先 の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 ごとの 業 務 について 無 期 雇 用 派 遣 労 働 者 に 係 る 労 働 者 派 遣 等 を 除 き 派 遣 元 事 業 主 から 派 遣 可 能 期 間 である3 年 を 超 える 期 間 継 続 して 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けてはならない 派 遣 先 は 意 見 聴 取 期 間 に 過 半 数 労 働 組 合 等 の 意 見 を 聴 き 3 年 を 限 り 派 遣 可 能 期 間 を 延 長 することができる これを 更 に 延 長 しようとする ときも 同 様 とする 五 派 遣 元 事 業 主 は 派 遣 先 の 事 業 所 その 他 派 遣 就 業 の 場 所 における 同 一 の 組 織 単 位 の 業 務 につい て 継 続 して3 年 間 当 該 労 働 者 派 遣 に 係 る 労 働 に 従 事 する 見 込 みがある 特 定 有 期 雇 用 派 遣 労 働 者 に 対 し 派 遣 先 に 対 し 当 該 派 遣 労 働 者 に 対 して 労 働 契 約 の 申 込 みをすることを 求 めること 等 の 措 置 を 講 じなければならない 六 派 遣 元 事 業 主 は その 雇 用 する 派 遣 労 働 者 が 派 遣 就 業 に 必 要 な 技 能 及 び 知 識 を 習 得 することが できるように 教 育 訓 練 を 実 施 しなければならない また 派 遣 元 事 業 主 は その 雇 用 する 派 遣 労 働 者 から 求 めがあったときは 均 衡 を 考 慮 した 待 遇 の 確 保 のために 考 慮 した 事 項 について 説 明 し なければならない 七 派 遣 先 は 派 遣 労 働 者 について 当 該 派 遣 労 働 者 を 雇 用 する 派 遣 元 事 業 主 からの 求 めに 応 じ 当 該 派 遣 労 働 者 が 従 事 する 業 務 と 同 種 の 業 務 に 従 事 する 労 働 者 が 従 事 する 業 務 の 遂 行 に 必 要 な 能 力 を 付 与 するための 教 育 訓 練 については 派 遣 労 働 者 に 対 しても 実 施 するよう 配 慮 しなければな

74 らない 八 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 平 成 27 年 9 月 1 日 から 施 行 する 修 正 要 旨 一 派 遣 元 管 理 台 帳 の 記 載 事 項 に 特 定 有 期 雇 用 派 遣 労 働 者 等 の 雇 用 の 安 定 等 に 関 する 規 定 により 講 じた 雇 用 安 定 措 置 を 追 加 する 二 派 遣 先 は 派 遣 可 能 期 間 を 延 長 しようとする 場 合 の 過 半 数 労 働 組 合 等 からの 意 見 の 聴 取 及 び 過 半 数 労 働 組 合 等 が 異 議 を 述 べた 場 合 の 延 長 の 理 由 等 の 説 明 を 行 うに 当 たっては この 法 律 の 趣 旨 にのっとり 誠 実 にこれらを 行 うように 努 めなければならない 三 派 遣 元 事 業 主 は 派 遣 労 働 者 に 対 し 就 業 条 件 等 の 明 示 をするに 当 たっては 派 遣 先 が 派 遣 先 の 事 業 所 ごとの 派 遣 期 間 の 制 限 又 は 同 一 の 派 遣 労 働 者 に 係 る 組 織 単 位 ごとの 派 遣 期 間 の 制 限 に 違 反 して 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 を 受 けた 場 合 には 労 働 契 約 の 申 込 みをしたものとみなされることと なる 旨 を 併 せて 明 示 しなければならない 四 この 法 律 の 施 行 期 日 を 平 成 27 年 9 月 1 日 から 平 成 27 年 9 月 30 日 に 改 める 五 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 う 附 帯 決 議 ( 厚 生 労 働 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 労 働 者 派 遣 法 の 原 則 について 1 派 遣 就 業 は 臨 時 的 一 時 的 なものであるべきとの 基 本 原 則 については 本 法 施 行 後 も 変 わらな いことに 十 分 留 意 し かつ 派 遣 労 働 が 企 業 にとって 単 純 な 労 働 コストの 削 減 や 雇 用 責 任 の 回 避 のために 利 用 されてはならないことを 再 確 認 し 労 働 者 派 遣 法 の 規 定 の 運 用 に 当 たること また 労 働 者 派 遣 法 の 根 本 原 則 である 常 用 代 替 の 防 止 は 派 遣 労 働 者 が 現 に 派 遣 先 で 就 労 して いる 常 用 雇 用 労 働 者 を 代 替 することを 防 止 するだけでなく 派 遣 先 の 常 用 雇 用 労 働 者 の 雇 用 の 機 会 が 不 当 に 狭 められることを 防 止 することを 含 むものであり このことに 十 分 留 意 し 労 働 者 派 遣 法 の 規 定 の 運 用 に 当 たること 特 に 派 遣 先 が 派 遣 労 働 者 を 受 け 入 れたことによりその 雇 用 する 労 働 者 を 解 雇 することは 常 用 代 替 そのものであり 派 遣 労 働 の 利 用 の 在 り 方 として 適 当 でない 旨 を 周 知 すること 2 直 接 雇 用 が 労 働 政 策 上 の 原 則 であることに 鑑 み 正 社 員 として 働 くことを 希 望 している 派 遣 労 働 者 に 正 社 員 化 の 機 会 が 与 えられるよう 派 遣 元 事 業 主 と 派 遣 先 のそれぞれに 派 遣 労 働 者 の 正 社 員 化 に 向 けた 取 組 を 講 じさせることや 国 として 派 遣 労 働 者 の 正 社 員 化 を 促 進 する 取 組 を 支 援 する 具 体 的 措 置 を 実 施 することなどを 含 め 最 大 限 努 力 すること その 際 派 遣 労 働 者 から の 転 換 を 目 指 すべき 正 社 員 とは 労 働 契 約 の 期 間 の 定 めがなく 所 定 労 働 時 間 がフルタイムで あり 直 接 雇 用 の 労 働 者 であることが 原 則 であること 加 えて 長 期 的 な 雇 用 に 基 づく 処 遇 体 系 の 下 にある 労 働 者 であることが 求 められることに 留 意 すること また 短 時 間 労 働 者 有 期 雇 用 労 働 者 等 の 非 正 規 雇 用 労 働 者 についても 労 働 者 の 意 向 に 沿 って 正 社 員 化 の 機 会 が 与 え られるよう 最 大 限 努 力 すること 二 労 働 者 派 遣 事 業 について 1 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 と 一 般 労 働 者 派 遣 事 業 との 区 分 を 撤 廃 し 全 ての 労 働 者 派 遣 事 業 を 許 可 制 とするに 当 たっては 派 遣 業 界 全 体 の 健 全 化 派 遣 労 働 者 の 実 効 性 ある 保 護 につながるよう な 許 可 基 準 に 見 直 すこと 派 遣 労 働 者 の 基 本 的 権 利 や 労 働 者 としての 尊 厳 更 には 正 当 な 労 働 の 対 価 の 支 払 や 雇 用 の 安 定 を 無 視 して 利 益 確 保 に 走 るような 派 遣 元 事 業 主 が 業 界 から 排 除 され るよう 許 可 制 を 適 切 かつ 確 実 に 運 用 すること また 全 面 許 可 制 への 移 行 に 伴 い 増 大 する 許 可 更 新 手 続 相 談 申 告 対 応 指 導 監 督 等 を 適 切 に 実 施 する 体 制 の 確 保 が 必 要 であることから 都 道 府 県 労 働 局 の 需 給 調 整 業 務 に 係 る 組 織 体 制 の 拡 充 需 給 調 整 指 導 官 の 必 要 な 人 員 増 及 びそ の 専 門 スキルの 向 上 を 図 るための 研 修 の 実 施 等 に 努 めること 2 労 働 者 派 遣 事 業 の 許 可 に 当 たっては 事 業 運 営 の 実 績 等 がない 中 で 書 面 による 審 査 にならざ るを 得 ないこと 等 に 鑑 み 最 初 の 許 可 更 新 の 際 に 当 該 更 新 を 受 けようとする 派 遣 元 事 業 主 が 許 可 基 準 を 満 たしていることを 労 働 政 策 審 議 会 に 報 告 することとし その 効 果 を 検 証 した 上 で

75 初 回 の 許 可 の 有 効 期 間 である3 年 を 短 縮 することについても 検 討 すること 3 現 在 届 出 のみで 特 定 労 働 者 派 遣 事 業 を 営 んでいる 小 規 模 派 遣 元 事 業 主 への 暫 定 的 な 配 慮 措 置 を 検 討 するに 当 たっては 労 働 政 策 審 議 会 における 議 論 を 踏 まえ 優 良 な 小 規 模 派 遣 元 事 業 主 が 不 当 に 排 除 されることがないよう 配 慮 しつつも 許 可 基 準 が 派 遣 元 事 業 主 の 雇 用 責 任 を 担 保 するために 果 たしている 役 割 に 十 分 留 意 するとともに 当 該 配 慮 措 置 の 期 間 が 必 要 以 上 とな らないよう 留 意 すること また 派 遣 元 事 業 主 として 派 遣 労 働 者 保 護 の 責 任 等 を 適 正 に 履 行 す ることができる 優 良 な 小 規 模 派 遣 元 事 業 主 が 新 制 度 に 移 行 できるよう 事 業 主 からの 技 術 的 か つ 財 政 的 な 面 での 相 談 に 応 じるなどの 必 要 な 支 援 を 行 うこと その 上 で 本 法 施 行 後 に 事 業 の 許 可 を 受 けずに 廃 業 する 派 遣 元 事 業 主 に 雇 用 されている 派 遣 労 働 者 については その 生 活 及 び 雇 用 の 安 定 を 図 るための 方 策 を 講 ずるよう 努 めること 4 派 遣 労 働 者 の 保 護 等 を 適 正 に 実 施 する 派 遣 元 事 業 主 を 優 遇 し 優 良 な 派 遣 元 事 業 主 を 育 成 す るため 認 定 制 度 の 活 用 促 進 策 について 具 体 的 な 検 討 を 行 い 早 急 に 実 施 すること あわせて 法 令 違 反 を 繰 り 返 す 派 遣 元 事 業 主 に 対 しては 厳 正 なる 指 導 監 督 の 強 化 許 可 の 取 消 しを 含 め た 処 分 の 徹 底 を 行 うとともに 企 業 名 の 公 表 についても 検 討 すること 5 マージン 率 については 派 遣 労 働 者 保 護 の 観 点 から 社 会 通 念 上 適 切 な 範 囲 があると 考 えられ ることに 鑑 み その 規 制 の 在 り 方 について 検 討 すること また マージン 率 の 関 係 者 への 情 報 提 供 に 当 たっては 平 成 24 年 改 正 法 の 立 法 趣 旨 を 踏 まえ 常 時 インターネットにより 広 く 関 係 者 とりわけ 派 遣 労 働 者 に 必 要 な 情 報 が 提 供 される 方 法 で 情 報 提 供 を 行 うことを 原 則 とする 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること 6 無 許 可 で 労 働 者 派 遣 事 業 を 行 う 事 業 主 に 対 しては 許 可 の 取 消 し 等 の 措 置 を 採 ることができ ないことに 鑑 み 行 政 による 刑 事 告 発 を 行 うことも 視 野 に 指 導 監 督 に 万 全 を 期 すこと また 企 業 名 の 公 表 等 について 検 討 すること 三 期 間 制 限 について 1 新 たに 期 間 制 限 が 掛 かることとなる26 業 務 に 現 に 従 事 する 派 遣 労 働 者 について 本 法 の 施 行 を 理 由 とした 労 働 契 約 の 更 新 拒 絶 の 動 きがあることに 鑑 み 労 働 契 約 法 第 18 条 及 び 第 19 条 の 趣 旨 の 派 遣 元 事 業 主 への 周 知 不 当 な 更 新 拒 絶 を 行 わないための 関 係 団 体 への 要 請 無 期 雇 用 派 遣 労 働 者 への 転 換 支 援 当 該 派 遣 労 働 者 への 相 談 支 援 及 び 就 業 継 続 支 援 体 制 の 整 備 等 当 該 派 遣 労 働 者 の 雇 用 の 安 定 化 のための 措 置 を 早 急 に 講 ずること さらに 施 行 日 前 に 締 結 された 労 働 者 派 遣 契 約 に 基 づき 行 われる 労 働 者 派 遣 については 派 遣 労 働 者 の 保 護 に 欠 けることのない よう 本 法 施 行 前 の 第 40 条 の4の 規 定 等 に 基 づく 指 導 助 言 を 徹 底 するとともに それに 従 わ ない 派 遣 先 に 対 しては 勧 告 や 公 表 も 含 め 厳 しく 対 処 すること 2 無 期 雇 用 派 遣 労 働 者 を 派 遣 契 約 の 終 了 のみを 理 由 として 解 雇 してはならない 旨 を 派 遣 元 指 針 及 び 許 可 基 準 に 規 定 し 事 業 の 許 可 及 びその 更 新 の 審 査 段 階 等 において 必 要 な 指 導 等 を 行 うこ とができるようにすること さらに その 旨 を 許 可 の 条 件 とし これに 違 反 した 派 遣 元 事 業 主 の 許 可 の 取 消 しを 行 うことができるようにすること また 有 期 雇 用 派 遣 労 働 者 についても 派 遣 契 約 終 了 時 に 労 働 契 約 が 存 続 している 派 遣 労 働 者 については 派 遣 契 約 の 終 了 のみを 理 由 として 解 雇 してはならない 旨 を 派 遣 元 指 針 に 明 記 すること 3 クーリング 期 間 経 過 後 派 遣 労 働 者 の 意 向 に 反 し 再 び 同 一 の 組 織 単 位 の 業 務 に 派 遣 するこ とは 派 遣 労 働 者 のキャリアアップの 観 点 から 望 ましくない 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること ま た 派 遣 労 働 の 利 用 は 臨 時 的 一 時 的 なものが 原 則 であることから その 利 用 は3 年 以 内 が 原 則 であることを 明 らかにすること 特 に 派 遣 先 が 派 遣 可 能 期 間 の 延 長 の 是 非 を 判 断 するに 当 たっては 必 ず 過 半 数 労 働 組 合 等 からの 意 見 聴 取 を 実 施 し この 原 則 を 尊 重 すべきであること を 周 知 徹 底 すること また 派 遣 先 による 対 応 方 針 の 説 明 等 は 労 使 自 治 の 考 え 方 に 基 づく 実 質 的 な 話 合 いができる 仕 組 みの 構 築 が 目 的 であることを 併 せて 周 知 すること なお 過 半 数 労 働 組 合 等 からの 意 見 聴 取 手 続 の 適 正 かつ 効 果 的 な 運 用 が 常 用 代 替 防 止 のために 重 要 な 役 割 を 果 た すことに 鑑 み 過 半 数 労 働 組 合 等 が 的 確 な 意 見 を 述 べられるよう 事 業 所 全 体 で 受 け 入 れた 派 遣 労 働 者 数 の 推 移 のほか 過 半 数 労 働 組 合 等 からの 求 めに 応 じ 部 署 ごとの 派 遣 労 働 者 数 及 び

76 派 遣 受 入 れ 期 間 等 の 情 報 が 派 遣 先 から 提 供 されることが 望 ましい 旨 を 派 遣 先 指 針 に 規 定 し 周 知 徹 底 を 図 ること さらに 国 として 過 半 数 労 働 組 合 のある 事 業 所 の 割 合 意 見 聴 取 において 過 半 数 労 働 組 合 等 から 反 対 意 見 が 出 された 割 合 及 びその 内 容 等 の 実 態 を 把 握 するための 調 査 及 び 分 析 を 行 うこと なお 最 初 の 派 遣 労 働 者 の 受 入 れに 当 たっては 過 半 数 労 働 組 合 等 にその 受 入 れの 考 え 方 について 説 明 することが 望 ましいことを 周 知 すること 4 改 正 後 の 第 40 条 の2 第 4 項 の 規 定 に 基 づき 過 半 数 代 表 者 から 意 見 聴 取 を 行 うときには 過 半 数 代 表 者 が 管 理 監 督 者 である 場 合 投 票 挙 手 等 の 民 主 的 な 方 法 によらず 使 用 者 の 指 名 等 の 非 民 主 的 恣 意 的 方 法 により 選 出 されたものである 場 合 等 については 意 見 聴 取 手 続 が 適 正 で ないと 判 断 されることに 鑑 み 過 半 数 代 表 者 の 適 正 かつ 民 主 的 な 選 出 について 厳 正 な 確 認 必 要 な 指 導 等 を 行 うこと また 労 働 者 が 過 半 数 代 表 者 であること 若 しくは 過 半 数 代 表 者 にな ろうとしたこと 又 は 過 半 数 代 表 者 として 正 当 な 行 為 をしたことを 理 由 として 不 利 益 な 取 扱 いを してはならないことを 省 令 で 定 め その 違 反 に 対 しては 厳 正 に 対 処 すること その 状 況 によっ ては 不 利 益 取 扱 いに 関 する 規 制 の 在 り 方 について 検 討 すること さらに 意 見 を 聴 取 した 過 半 数 代 表 者 が 民 主 的 な 方 法 により 選 出 されたものではない 場 合 については 事 実 上 意 見 聴 取 が 行 われていないものと 同 視 して 労 働 契 約 申 込 みみなし 制 度 の 対 象 とすること なお 派 遣 先 が 意 見 聴 取 の 過 程 及 び 結 果 並 びに 対 応 方 針 等 の 説 明 の 内 容 について 故 意 に 記 録 せず 又 は 記 録 を 破 棄 した 場 合 意 見 聴 取 に 当 たり 合 理 的 な 意 見 表 明 が 可 能 となるような 資 料 が 派 遣 先 から 提 供 されない 場 合 等 については 法 の 趣 旨 に 照 らして 不 適 当 であることから 厳 正 に 対 処 すること 5 意 見 聴 取 手 続 において 過 半 数 労 働 組 合 等 から 反 対 意 見 が 述 べられた 場 合 派 遣 先 は 十 分 その 意 見 を 尊 重 するよう 努 めるべきであり 当 該 意 見 への 対 応 方 針 を 説 明 するに 際 しては 当 該 意 見 を 勘 案 して 労 働 者 派 遣 の 役 務 の 提 供 の 受 入 れについて 再 検 討 を 加 えること 等 により 過 半 数 労 働 組 合 等 の 意 見 を 十 分 に 尊 重 するよう 努 めるべき 旨 を 派 遣 先 指 針 に 規 定 すること さらに 2 回 目 以 降 の 延 長 に 係 る 意 見 聴 取 において 再 度 反 対 意 見 が 述 べられた 場 合 については 当 該 意 見 を 十 分 に 尊 重 し 受 入 れ 人 数 の 削 減 等 の 対 応 方 針 を 採 ることを 検 討 し その 結 論 をより 一 層 丁 寧 に 説 明 しなければならない 旨 を 派 遣 先 指 針 に 明 記 すること 6 派 遣 可 能 期 間 の 延 長 手 続 を 回 避 することを 目 的 として クーリング 期 間 を 置 いて 再 度 派 遣 労 働 の 受 入 れを 再 開 するような 実 質 的 に 派 遣 労 働 の 受 入 れを 継 続 する 行 為 は 過 半 数 労 働 組 合 等 からの 意 見 を 聴 取 しなければ3 年 を 超 えて 派 遣 労 働 を 受 け 入 れてはならないとした 立 法 趣 旨 に 反 する 旨 を 派 遣 先 指 針 に 規 定 すること 四 雇 用 安 定 措 置 について 1 雇 用 安 定 措 置 として 講 ずる 内 容 について 記 載 した 労 働 契 約 のひな 形 を 作 成 し 周 知 すること また 雇 用 安 定 措 置 のうちいずれの 措 置 を 講 ずるかについては 派 遣 労 働 者 の 意 向 を 尊 重 するこ とが 重 要 である 旨 特 に 派 遣 労 働 者 が 派 遣 先 への 直 接 雇 用 を 望 んでいる 場 合 には 直 接 雇 用 につ ながる 措 置 を 採 ることが 望 ましい 旨 及 びキャリア コンサルティングや 労 働 契 約 の 更 新 の 際 の 面 談 等 の 機 会 を 通 じてあらかじめ 派 遣 労 働 者 の 意 向 を 確 認 し 早 期 に 雇 用 安 定 措 置 の 履 行 に 着 手 すべきである 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること また 派 遣 元 事 業 主 が 行 う 派 遣 先 に 対 する 直 接 雇 用 の 申 込 みの 依 頼 は 書 面 の 交 付 等 により 行 うことが 望 ましいことを 周 知 すること さら に 改 正 後 の 第 30 条 第 2 項 の 雇 用 安 定 措 置 の 対 象 となる 派 遣 労 働 者 については 派 遣 元 事 業 主 によって 当 該 義 務 が 適 切 に 履 行 されるか 当 該 派 遣 労 働 者 が 希 望 しなくなるまでその 効 力 が 失 われないことを 周 知 徹 底 するとともに 義 務 を 履 行 せずに 労 働 契 約 が 終 了 した 場 合 であっても 同 条 第 1 項 第 4 号 の 規 定 により 労 働 契 約 を 継 続 して 有 給 で 雇 用 の 安 定 を 図 るために 必 要 な 措 置 を 講 ずること 等 を 通 じて その 義 務 を 履 行 しなければならないことについて 確 実 に 周 知 徹 底 すること 2 派 遣 元 事 業 主 と 通 算 して1 年 以 上 の 労 働 契 約 を 結 んでいた 派 遣 労 働 者 については 派 遣 契 約 の 期 間 にかかわらず 雇 用 安 定 措 置 の 対 象 となることを 派 遣 元 事 業 主 及 び 派 遣 労 働 者 に 周 知 徹 底 し 雇 用 安 定 措 置 の 適 正 かつ 効 果 的 な 運 用 を 担 保 すること さらに 雇 用 安 定 措 置 について は 派 遣 労 働 者 の 年 齢 や 業 務 等 によってその 雇 用 の 継 続 が 困 難 な 場 合 も 含 め 派 遣 元 事 業 主 の

77 履 行 を 確 保 するよう 厳 正 な 指 導 等 を 行 うこと 3 雇 用 安 定 措 置 の 実 効 性 ある 実 施 が 派 遣 労 働 者 の 保 護 の 観 点 から 最 も 重 要 であることに 鑑 み 派 遣 元 事 業 主 が 個 々の 派 遣 労 働 者 に 対 して 実 施 した 雇 用 安 定 措 置 については その 内 容 を 派 遣 元 管 理 台 帳 に 記 載 することで 派 遣 労 働 者 に 対 するキャリア コンサルティングや 雇 用 安 定 措 置 に 係 る 派 遣 労 働 者 の 意 向 の 確 認 等 にも 積 極 的 に 活 用 するよう 派 遣 元 事 業 主 に 対 して 指 導 す ること なお 派 遣 先 に 対 して 行 った 直 接 雇 用 の 依 頼 については 派 遣 先 からの 受 入 れの 可 否 についても 併 せて 派 遣 元 管 理 台 帳 に 記 載 させること 4 雇 用 安 定 措 置 の 真 に 実 効 性 ある 実 施 により 労 働 契 約 法 第 18 条 の 無 期 転 換 申 込 権 を 得 ることの できる 派 遣 労 働 者 を 拡 大 することが 派 遣 労 働 の 中 では 比 較 的 安 定 的 な 無 期 雇 用 派 遣 労 働 者 へ の 転 換 を 望 む 派 遣 労 働 者 の 希 望 をかなえることにつながることから 改 めて 同 法 第 18 条 の 立 法 趣 旨 を 派 遣 元 事 業 主 に 周 知 徹 底 するとともに その 適 用 を 意 図 的 恣 意 的 に 逃 れる 行 為 は 同 法 第 18 条 の 観 点 から 脱 法 行 為 である 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること また 派 遣 元 事 業 主 が 繰 り 返 し 派 遣 期 間 3 年 直 前 で 派 遣 就 業 を 終 了 させ 又 は 意 図 的 に3 年 見 込 みに 達 しないように 派 遣 契 約 を 調 整 することにより 雇 用 安 定 措 置 の 義 務 逃 れをすることは 雇 用 安 定 措 置 の 立 法 趣 旨 に 反 する 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること さらに そのような 雇 用 安 定 措 置 の 義 務 逃 れをする 派 遣 元 事 業 主 について 繰 り 返 し 指 導 を 行 っても 改 善 しない 場 合 事 業 許 可 の 更 新 を 認 めない 旨 を 許 可 基 準 に 盛 り 込 み 派 遣 元 事 業 主 の 事 業 許 可 の 更 新 を 認 めないこと 5 雇 用 安 定 措 置 のうち 派 遣 先 への 直 接 雇 用 の 依 頼 については 直 接 雇 用 の 依 頼 を 受 けた 件 数 に 対 して 派 遣 先 が 直 接 雇 用 した 人 数 が 著 しく 少 ない 場 合 については 派 遣 先 に 対 してその 理 由 を 聴 取 し 直 接 雇 用 化 の 推 進 に 向 けた 助 言 指 導 を 行 うものとすること また 新 たな 派 遣 先 の 提 供 については 業 務 の 内 容 や 福 利 厚 生 等 に 係 る 就 業 の 条 件 について 特 に 賃 金 就 業 場 所 通 勤 時 間 等 に 関 して 合 理 的 と 認 められる 目 安 を 定 め 周 知 すること 五 派 遣 労 働 者 の 待 遇 について 1 均 衡 を 考 慮 した 待 遇 を 確 保 するため 派 遣 元 事 業 主 が 派 遣 労 働 者 の 賞 与 や 退 職 金 等 を 含 む 賃 金 を 決 定 するに 当 たって 考 慮 し 勘 案 すべき 内 容 について 明 確 化 するとともに その 周 知 を 図 ること また 派 遣 元 事 業 主 は 派 遣 先 との 派 遣 料 金 の 交 渉 が 派 遣 労 働 者 の 待 遇 改 善 にとって 極 めて 重 要 であることを 踏 まえ 交 渉 に 当 たるべきである 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 し その 周 知 徹 底 を 図 ること さらに 派 遣 先 も 派 遣 料 金 を 設 定 する 際 に 就 業 の 実 態 や 労 働 市 場 の 状 況 等 を 勘 案 し 派 遣 される 労 働 者 の 賃 金 水 準 が 派 遣 先 の 同 種 の 業 務 に 従 事 する 労 働 者 の 賃 金 水 準 と 均 衡 が 図 られたものになるよう 努 める 旨 を 派 遣 先 指 針 に 規 定 すること 派 遣 労 働 者 が 待 遇 に 関 する 事 項 等 の 説 明 を 求 めたことを 理 由 として 不 利 益 な 取 扱 いをしないようにしなければならな い 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 し 派 遣 元 事 業 主 に 対 し 厳 正 な 指 導 監 督 等 を 行 うこと また 不 利 益 な 取 扱 いを 受 けた 派 遣 労 働 者 への 救 済 措 置 の 在 り 方 について 検 討 を 行 うこと 2 均 等 均 衡 待 遇 の 在 り 方 について 検 討 するための 調 査 研 究 その 他 の 措 置 の 結 果 を 踏 まえ 速 やかに 労 働 政 策 審 議 会 において 派 遣 労 働 者 と 派 遣 先 に 雇 用 される 労 働 者 との 均 等 均 衡 待 遇 の 実 現 のため 法 改 正 を 含 めた 必 要 な 措 置 の 在 り 方 について 議 論 を 開 始 すること その 際 パー トタイム 労 働 法 や 労 働 契 約 法 の 関 係 規 定 も 参 酌 して 行 うこと 3 派 遣 元 事 業 主 に 雇 用 される 通 常 の 労 働 者 と 有 期 雇 用 派 遣 労 働 者 との 間 における 通 勤 手 当 の 支 給 に 関 する 労 働 条 件 の 相 違 は 労 働 契 約 法 第 20 条 に 基 づき 働 き 方 の 実 態 その 他 の 事 情 を 考 慮 して 不 合 理 と 認 められるものであってはならない 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること 4 派 遣 労 働 者 が 安 心 して 働 くことができる 環 境 を 整 備 するため 派 遣 先 が 派 遣 労 働 者 の 労 働 社 会 保 険 への 加 入 状 況 を 確 認 できる 仕 組 みを 強 化 するほか 派 遣 労 働 者 を 労 働 社 会 保 険 に 加 入 させることなく 事 業 を 行 う 派 遣 元 事 業 主 に 対 して 指 導 監 督 等 を 強 化 するなど 派 遣 労 働 者 に 対 する 労 働 社 会 保 険 適 用 の 促 進 を 図 ること また 派 遣 労 働 者 を 労 働 社 会 保 険 に 加 入 させ ることを 許 可 基 準 に 加 えることについて 検 討 すること 5 派 遣 労 働 者 の 育 児 休 業 の 取 得 については 恣 意 的 な 判 断 や 誤 解 に 基 づく 運 用 により 派 遣 労 働 者 の 権 利 が 不 当 に 制 限 されることがないよう 育 児 休 業 介 護 休 業 等 育 児 又 は 家 族 介 護 を 行

78 う 労 働 者 の 福 祉 に 関 する 法 律 の 内 容 を 周 知 し 適 切 な 指 導 等 を 行 うこと また 派 遣 労 働 者 の 育 児 休 業 の 取 得 に 向 けた 取 組 等 が 優 良 な 派 遣 元 事 業 主 等 に 対 する 優 良 認 定 の 仕 組 みを 推 進 し 派 遣 労 働 者 の 育 児 休 業 の 取 得 率 が 著 しく 低 い 派 遣 元 事 業 主 についての 対 策 を 検 討 すること さ らに 派 遣 労 働 者 を 始 め 非 正 規 雇 用 労 働 者 の 育 児 休 業 の 取 得 を 促 進 するため その 取 得 状 況 や 不 利 益 取 扱 い 等 に 係 る 実 態 を 早 急 に 把 握 するとともに 法 制 上 の 措 置 を 含 む 取 得 促 進 のための 実 効 性 ある 措 置 を 講 ずることを 検 討 すること その 際 派 遣 労 働 者 の 育 児 休 業 については 育 児 休 業 からの 復 帰 時 の 派 遣 先 の 確 保 など 派 遣 労 働 者 固 有 の 課 題 があることを 踏 まえ 検 討 を 行 うこと 六 キャリアアップ 措 置 について 1 段 階 的 かつ 体 系 的 な 教 育 訓 練 等 のキャリアアップ 支 援 については 派 遣 労 働 者 の 正 社 員 化 や 賃 金 等 の 待 遇 改 善 という 成 果 につながるものとなるよう 派 遣 元 事 業 主 に 対 して 助 言 等 を 行 う こと また 派 遣 元 事 業 主 が 個 々の 派 遣 労 働 者 について 適 切 なキャリアアップ 計 画 を 当 該 派 遣 労 働 者 との 相 談 に 基 づいて 策 定 し 派 遣 労 働 者 の 意 向 に 沿 った 実 効 性 ある 教 育 訓 練 等 が 実 施 されること また キャリアアップの 成 果 は 賃 金 表 に 反 映 することが 望 ましいことを 周 知 する こと 派 遣 元 事 業 主 に 義 務 付 けられる 教 育 訓 練 については その 義 務 の 具 体 的 な 内 容 を 明 確 化 するなどして 周 知 するとともに その 履 行 が 徹 底 されるよう 適 切 な 指 導 等 を 行 うこと さらに 派 遣 元 事 業 主 に 義 務 付 けられる 教 育 訓 練 の 内 容 について 派 遣 元 事 業 主 は 派 遣 労 働 者 に 周 知 するよう 努 めるべきである 旨 を 周 知 し インターネット 等 により 関 係 者 に 対 して 情 報 提 供 する ことが 望 ましい 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること 2 派 遣 元 事 業 主 に 義 務 付 けられる 教 育 訓 練 の 実 施 状 況 については 事 業 報 告 派 遣 元 管 理 台 帳 等 によって 確 認 し その 実 施 について 適 切 な 指 導 監 督 等 を 行 うとともに 事 業 許 可 の 更 新 の 際 には 重 要 なチェック 項 目 としてその 適 正 かつ 誠 実 な 実 施 を 確 認 し 基 準 を 満 たさない 場 合 には 更 新 をしないことも 含 め 厳 正 に 対 処 すること 3 派 遣 元 事 業 主 に 義 務 付 けられる 教 育 訓 練 の 実 施 に 当 たっては 必 ず 有 給 かつ 無 償 で 行 わなけ ればならない 旨 を 許 可 基 準 に 盛 り 込 むこと また その 費 用 をマージン 率 の 引 上 げによる 派 遣 労 働 者 の 賃 金 の 削 減 で 補 うことは 望 ましくないことを 周 知 徹 底 すること その 義 務 違 反 に 対 し ては 許 可 の 取 消 しや 更 新 をしないことを 含 め 厳 正 に 対 処 すること また 派 遣 元 事 業 主 に 義 務 付 けられる 教 育 訓 練 を 受 けるために 掛 かる 交 通 費 については 派 遣 先 との 間 の 交 通 費 よりも 高 くなる 場 合 は 派 遣 元 事 業 主 において 負 担 すべきである 旨 を 周 知 すること さらに 派 遣 元 事 業 主 に 義 務 付 けられる 教 育 訓 練 以 外 の 教 育 訓 練 については 派 遣 労 働 者 のキャリアアップのた めに 自 主 的 に 実 施 すること また 派 遣 労 働 者 の 負 担 は 実 費 程 度 とし 受 講 しやすくすることが 望 ましい 旨 を 派 遣 元 指 針 に 規 定 すること 派 遣 労 働 者 の 参 加 が 強 制 される 場 合 派 遣 労 働 者 が 当 該 教 育 訓 練 に 参 加 した 時 間 は 労 働 時 間 であり 有 給 とする 必 要 があることを 周 知 すること 4 派 遣 労 働 者 のキャリアアップのためには キャリア コンサルティングが 効 果 的 であること に 鑑 み 派 遣 労 働 者 の 意 向 に 沿 ったキャリア コンサルティングが 実 施 されるよう 派 遣 元 事 業 主 に 対 し 指 導 等 を 行 うこと また 短 期 細 切 れ 派 遣 が 繰 り 返 されるような 登 録 型 派 遣 や 日 雇 派 遣 等 の 派 遣 労 働 者 についても 派 遣 元 事 業 主 に 義 務 付 けられる 教 育 訓 練 の 実 施 及 びキャリ ア コンサルティングの 提 供 は 必 須 であること その 実 施 は 労 働 契 約 が 締 結 された 状 況 で 行 わ れなければならないこと そのため 必 要 に 応 じて 労 働 契 約 の 締 結 延 長 等 の 措 置 を 講 ずる 必 要 があることを 周 知 徹 底 すること 5 派 遣 先 に 雇 用 される 労 働 者 の 募 集 に 係 る 事 項 の 周 知 については 周 知 した 事 項 の 内 容 を 記 録 し 保 存 することが 望 ましい 旨 を 周 知 すること また 派 遣 労 働 者 の 直 接 雇 用 化 を 推 進 するため 派 遣 先 が 派 遣 契 約 の 終 了 後 に 派 遣 労 働 者 を 直 接 雇 用 する 場 合 の 紛 争 が 起 こらないよう 派 遣 元 事 業 主 に 支 払 う 紹 介 手 数 料 の 取 扱 い 等 については 派 遣 契 約 の 記 載 事 項 として 省 令 で 定 めること さらに 派 遣 先 が 派 遣 労 働 者 を 正 社 員 として 採 用 するなど 直 接 雇 用 しようとする 際 それを 派 遣 元 事 業 主 が 禁 止 したり 妨 害 したりすることは 労 働 者 派 遣 法 の 趣 旨 に 反 するものであることを 明 確 化 し そのような 派 遣 元 事 業 主 に 対 しては 厳 正 な 指 導 を 行 うこと

79 七 派 遣 先 の 責 任 について 1 派 遣 先 の 使 用 者 性 を 認 めた 中 労 委 命 令 及 び 裁 判 例 について 周 知 を 図 り 派 遣 先 が 苦 情 処 理 を 行 うに 際 しては それらに 留 意 する 旨 を 派 遣 先 指 針 に 規 定 すること また 派 遣 先 において 適 切 かつ 迅 速 な 処 理 を 図 らなければならない 苦 情 の 内 容 として 派 遣 先 におけるセクハラ パワ ハラ 等 について 派 遣 先 指 針 に 例 示 すること さらに 派 遣 先 の 団 体 交 渉 応 諾 義 務 の 在 り 方 につ いて 法 制 化 も 含 めた 検 討 を 行 うこととし その 際 労 働 時 間 管 理 安 全 衛 生 福 利 厚 生 職 場 におけるハラスメント 労 働 契 約 申 込 みみなし 制 度 の 適 用 等 に 関 する 事 項 に 係 る 団 体 交 渉 に おける 派 遣 先 の 応 諾 義 務 についても 検 討 すること 2 派 遣 元 事 業 主 の 責 めに 帰 すべき 事 由 によって 派 遣 労 働 者 の 労 働 義 務 が 履 行 不 能 になった 場 合 においては 民 法 第 536 条 第 2 項 の 規 定 による 反 対 給 付 や 労 働 基 準 法 第 26 条 の 規 定 による 休 業 手 当 が 確 実 に 支 払 われるべきであることを 当 事 者 を 含 む 関 係 者 に 周 知 徹 底 すること また これらの 場 合 における 派 遣 労 働 者 への 賃 金 等 の 支 払 に 関 する 実 態 の 調 査 を 行 うこと 3 派 遣 先 による 派 遣 労 働 者 を 特 定 することを 目 的 とする 行 為 は 労 働 者 派 遣 法 の 趣 旨 に 照 らし 不 適 当 な 行 為 であることに 鑑 み その 禁 止 の 義 務 化 について 検 討 すること 4 労 働 契 約 申 込 みみなし 制 度 の 実 効 性 を 担 保 するため 派 遣 労 働 者 に 対 してみなし 制 度 の 内 容 の 周 知 を 図 るとともに 派 遣 労 働 者 がみなし 制 度 を 利 用 できる 状 態 にあることを 認 識 できる 仕 組 みを 設 けること また みなし 制 度 の 趣 旨 が 違 法 派 遣 と 知 りながら 派 遣 労 働 者 を 受 け 入 れて いる 派 遣 先 への 制 裁 及 び 派 遣 労 働 者 の 保 護 にあることに 鑑 み 派 遣 先 は 労 働 者 の 意 向 を 踏 ま えつつ みなし 制 度 の 下 で 有 期 の 労 働 契 約 が 成 立 した 後 に 当 該 契 約 を 更 新 することについては 派 遣 元 事 業 主 と 締 結 されていた 労 働 契 約 の 状 況 等 を 考 慮 し 真 摯 に 検 討 すべきである 旨 を 周 知 す ること さらに 離 職 した 労 働 者 を 離 職 後 1 年 以 内 に 派 遣 労 働 者 として 受 け 入 れてはならない との 禁 止 規 定 に 違 反 した 場 合 事 前 面 接 を 始 めとする 派 遣 労 働 者 を 特 定 することを 目 的 とする 行 為 を 行 った 場 合 グループ 企 業 内 派 遣 の 八 割 規 制 に 違 反 した 場 合 等 の 派 遣 先 の 責 任 を 強 化 す るため みなし 制 度 の 対 象 を 拡 大 することについて 検 討 すること 八 その 他 1 今 後 労 働 者 派 遣 法 改 正 について 施 行 後 の 状 況 を 踏 まえ その 見 直 しについての 検 討 を 行 う 際 には 今 回 の 改 正 により 新 設 された 個 人 単 位 及 び 事 業 所 単 位 の 期 間 制 限 雇 用 安 定 措 置 等 の 改 正 規 定 について 常 用 代 替 防 止 派 遣 労 働 者 の 保 護 雇 用 の 安 定 等 の 観 点 から 検 討 を 行 う ものとすること 2 派 遣 労 働 者 の 安 全 衛 生 については 雇 用 関 係 のある 派 遣 元 事 業 主 と 就 業 上 の 指 揮 命 令 や 労 働 時 間 の 管 理 を 行 っている 派 遣 先 の 連 携 が 不 十 分 であることから 派 遣 労 働 者 の 安 全 衛 生 上 の リスクに 対 して 就 業 上 の 配 慮 が 十 分 になされていない 可 能 性 があるため 派 遣 労 働 者 の 安 全 衛 生 について 派 遣 元 事 業 主 と 派 遣 先 が 密 接 に 連 携 する 旨 を 派 遣 元 指 針 及 び 派 遣 先 指 針 双 方 に 規 定 すること また 安 全 衛 生 教 育 の 実 施 は 事 業 者 の 法 的 義 務 であるが その 実 施 率 は 低 く 特 に 派 遣 労 働 者 に 対 する 実 施 率 は 全 労 働 者 より 低 くなっていること 及 び 労 働 災 害 発 生 率 の 高 い 派 遣 労 働 者 にこそ 十 分 な 安 全 衛 生 教 育 が 実 施 される 必 要 があることに 鑑 み 派 遣 元 事 業 主 及 び 派 遣 先 による 安 全 衛 生 教 育 の 実 施 の 徹 底 を 図 ること 3 派 遣 労 働 者 の 労 働 関 係 法 令 に 関 する 知 識 の 修 得 の 必 要 性 を 踏 まえ 派 遣 元 事 業 主 から 派 遣 労 働 者 にその 機 会 が 与 えられるよう 指 導 等 を 行 うこと また 派 遣 先 に 対 して 派 遣 先 責 任 者 講 習 等 の 機 会 を 活 用 し 労 働 関 係 法 令 の 遵 守 に 必 要 な 知 識 の 付 与 を 図 ること 4 個 々の 派 遣 労 働 者 についての 派 遣 元 管 理 台 帳 の 保 管 については 派 遣 労 働 者 のための 雇 用 安 定 措 置 キャリアアップ 措 置 等 の 着 実 かつ 適 正 な 実 施 を 確 保 する 観 点 から 適 切 に 行 わせること なお キャリアアップ 措 置 については 長 期 的 継 続 的 に 行 う 必 要 があるため 派 遣 元 事 業 主 が 派 遣 労 働 者 に 関 する 情 報 を 中 長 期 的 に 管 理 する 体 制 を 整 備 することを 求 めること 5 無 期 雇 用 派 遣 労 働 者 の 募 集 に 当 たっては 正 社 員 の 募 集 と 誤 認 させることがないよう 指 導 等 を 徹 底 すること 6 平 成 24 年 改 正 法 の 見 直 しの 検 討 に 当 たっては 派 遣 労 働 者 の 保 護 や 待 遇 が 後 退 することとな

80 らないようにすること また 雇 用 仲 介 事 業 の 在 り 方 の 検 討 は 求 職 者 及 び 労 働 者 の 保 護 や 待 遇 が 後 退 することとならないようにすること また 職 業 安 定 法 第 44 条 に 定 める 労 働 者 供 給 事 業 の 禁 止 については 行 政 による 刑 事 告 発 を 行 うなど 指 導 監 督 に 万 全 を 期 すこと 右 決 議 する 特 許 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 44 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.17 経 済 産 業 委 員 会 付 託 7.3 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 知 的 財 産 の 適 切 な 保 護 及 び 活 用 により 我 が 国 のイノベーションを 促 進 するため 発 明 の 奨 励 に 向 けた 職 務 発 明 制 度 の 見 直 し 及 び 特 許 料 等 の 改 定 を 行 うほか 特 許 法 条 約 及 び 商 標 法 に 関 するシンガポール 条 約 の 実 施 のための 規 定 の 整 備 を 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 特 許 法 の 改 正 1 職 務 発 明 制 度 の 見 直 し イ 従 業 者 等 がした 職 務 発 明 については 契 約 勤 務 規 則 その 他 の 定 めにおいてあらかじめ 使 用 者 等 に 特 許 を 受 ける 権 利 を 取 得 させることを 定 めたときは その 特 許 を 受 ける 権 利 は そ の 発 生 した 時 から 当 該 使 用 者 等 に 帰 属 する ロ 従 業 者 等 は 契 約 勤 務 規 則 その 他 の 定 めにより 職 務 発 明 について 使 用 者 等 に 特 許 を 受 け る 権 利 等 を 取 得 等 させた 場 合 には 相 当 の 金 銭 その 他 の 経 済 上 の 利 益 を 受 ける 権 利 を 有 する ハ 経 済 産 業 大 臣 は 発 明 を 奨 励 するため 産 業 構 造 審 議 会 の 意 見 を 聴 いて 契 約 勤 務 規 則 その 他 の 定 めにおいて 相 当 の 金 銭 その 他 の 経 済 上 の 利 益 について 定 める 場 合 に 考 慮 すべき 使 用 者 等 と 従 業 者 等 との 間 で 行 われる 協 議 の 状 況 等 に 関 する 事 項 について 指 針 を 定 める 2 特 許 法 条 約 の 実 施 のための 規 定 の 整 備 外 国 語 書 面 等 の 翻 訳 文 を 所 定 の 期 間 内 に 提 出 することができなかったときは 特 許 庁 長 官 が 通 知 をするとともに その 期 間 が 経 過 した 後 であっても 一 定 の 期 間 内 に 限 りその 翻 訳 文 を 提 出 することができることとする 等 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 う 3 特 許 料 の 改 定 特 許 料 を 引 き 下 げる 二 商 標 法 の 改 正 1 商 標 法 に 関 するシンガポール 条 約 の 実 施 のための 規 定 の 整 備 出 願 時 の 特 例 の 適 用 を 受 けるための 証 明 書 を 所 定 の 期 間 内 に 提 出 することができなかったと きは その 期 間 が 経 過 した 後 であっても 一 定 の 期 間 内 に 限 りその 証 明 書 を 提 出 することがで きることとする 等 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 う 2 商 標 登 録 料 等 の 改 定 商 標 の 登 録 料 及 び 更 新 登 録 料 等 を 引 き 下 げる 三 特 許 協 力 条 約 に 基 づく 国 際 出 願 等 に 関 する 法 律 の 改 正 特 許 協 力 条 約 に 基 づく 国 際 出 願 に 係 る 調 査 等 について 明 細 書 及 び 請 求 の 範 囲 が 日 本 語 又 は 外 国 語 で 作 成 されている 場 合 に 応 じ それぞれ 手 数 料 の 上 限 額 を 定 める 四 経 済 産 業 省 設 置 法 の 改 正 職 務 発 明 制 度 の 見 直 しに 係 る 特 許 法 の 改 正 に 伴 う 規 定 の 整 備 を 行 う 五 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 2 政 府 は 施 行 日 以 後 五 年 を 経 過 した 場 合 において 改 正 後 の 特 許 料 等 の 引 下 げに 関 する 規 定 の 施 行 の 状 況 について 検 討 を 加 え その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 措 置 を 講 ずる 附 帯 決 議 ( 経 済 産 業 委 員 会 議 決 )

81 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 職 務 発 明 制 度 の 見 直 しについては 従 業 者 等 と 使 用 者 等 の 双 方 の 発 明 のインセンティブの 向 上 という 本 見 直 しの 必 要 性 目 的 を 含 め 本 改 正 内 容 について 広 く 国 民 に 対 し 周 知 徹 底 を 図 るとと もに 特 に 中 小 企 業 における 職 務 発 明 規 程 の 整 備 に 係 る 相 談 支 援 体 制 の 充 実 を 図 ること 二 職 務 発 明 制 度 に 係 る 相 当 の 利 益 については 現 行 の 職 務 発 明 制 度 における 法 定 対 価 請 求 権 と 実 質 的 に 同 等 の 権 利 であることが 保 障 されるとともに 企 業 による 従 業 者 等 の 研 究 開 発 に 係 るイン センティブを 高 めるための 創 意 工 夫 がいかされるよう 経 済 産 業 大 臣 が 定 める 指 針 において 具 体 例 等 を 例 示 すること また 同 指 針 の 策 定 に 当 たっては 産 業 構 造 審 議 会 等 の 構 成 員 として 労 使 代 表 を 始 め 幅 広 い 関 係 者 を 参 加 させるとともに 職 務 発 明 制 度 に 係 る 苦 情 処 理 の 在 り 方 等 につい て 明 示 するなど 企 業 の 予 見 可 能 性 と 従 業 者 等 の 処 遇 との 均 衡 を 図 るための 適 切 な 措 置 を 講 ずる こと さらに 今 後 の 経 済 社 会 情 勢 の 変 化 等 を 踏 まえ 従 業 者 等 のインセンティブへの 影 響 など 本 法 の 運 用 状 況 について 適 宜 調 査 検 証 を 行 い 必 要 に 応 じ 見 直 しを 行 うこと 三 特 許 料 等 の 引 下 げ 及 びPCT 国 際 出 願 の 料 金 体 系 の 見 直 しについては 特 許 権 等 の 取 得 維 持 に 係 る 中 小 企 業 小 規 模 事 業 者 等 の 負 担 軽 減 が 我 が 国 企 業 の 国 際 競 争 力 及 び 知 財 戦 略 の 一 層 の 支 援 強 化 を 図 る 上 で 重 要 であることに 鑑 み 附 則 の 見 直 し 期 間 にかかわらず 施 行 状 況 を 見 つつ 適 宜 検 討 見 直 しを 行 うこと 四 知 的 財 産 の 裾 野 を 拡 大 する 観 点 から 中 小 企 業 の 知 的 財 産 活 動 を 支 援 するため 知 財 総 合 支 援 窓 口 の 一 層 の 強 化 拡 充 を 図 るとともに 海 外 展 開 を 指 向 する 中 小 企 業 の 知 的 財 産 の 権 利 化 及 び 模 倣 品 対 策 に 係 る 支 援 策 の 更 なる 強 化 を 図 ること 右 決 議 する 不 正 競 争 防 止 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 45 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.17 経 済 産 業 委 員 会 付 託 7.3 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 事 業 者 が 保 有 する 営 業 秘 密 の 漏 えいの 実 態 及 び 我 が 国 産 業 の 国 際 競 争 力 の 強 化 を 図 る 必 要 性 の 増 大 等 に 鑑 み 事 業 者 が 保 有 する 営 業 秘 密 の 保 護 を 一 層 強 化 するため 営 業 秘 密 の 刑 事 的 保 護 について 営 業 秘 密 侵 害 罪 の 罰 金 額 の 上 限 の 引 上 げ その 保 護 範 囲 の 拡 大 等 の 措 置 を 講 ずる とともに 民 事 訴 訟 における 営 業 秘 密 の 使 用 に 係 る 推 定 規 定 の 新 設 等 の 措 置 を 講 じようとするもの であり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 営 業 秘 密 を 不 正 に 使 用 して 生 産 された 物 の 譲 渡 等 に 係 る 措 置 不 正 競 争 の 定 義 に 技 術 上 の 秘 密 を 不 正 に 使 用 して 生 産 された 物 を 譲 渡 する 行 為 等 ( 当 該 物 を 譲 り 受 けた 時 に 当 該 物 が 不 正 使 用 行 為 により 生 産 された 物 であることを 知 らず かつ 知 らない ことにつき 重 大 な 過 失 がない 者 が 譲 渡 する 行 為 等 を 除 く )を 追 加 する 二 技 術 上 の 秘 密 を 取 得 した 者 の 当 該 技 術 上 の 秘 密 を 使 用 する 行 為 等 の 推 定 被 告 が 悪 意 又 は 重 過 失 により 生 産 方 法 等 に 係 る 営 業 秘 密 を 取 得 した 場 合 に 当 該 営 業 秘 密 を 使 用 する 行 為 により 生 ずる 物 を 生 産 等 したときに 被 告 が 当 該 営 業 秘 密 を 使 用 してその 物 を 生 産 等 したものと 推 定 する 三 除 斥 期 間 の 延 長 営 業 秘 密 を 不 正 に 使 用 する 行 為 に 対 する 侵 害 の 停 止 又 は 予 防 を 請 求 する 権 利 について その 行 為 の 開 始 のときから20 年 で 消 滅 するものとする 四 罰 則 の 見 直 し 1 営 業 秘 密 侵 害 に 係 る 罰 則 について 罰 金 額 の 上 限 を2,000 万 円 に 引 き 上 げ 法 人 処 罰 に 係 る 罰 金 額 の 上 限 についても5 億 円 に 引 き 上 げる 2 不 正 の 利 益 を 得 る 目 的 で 又 は 営 業 秘 密 を 保 有 する 事 業 者 に 損 害 を 加 える 目 的 で 営 業 秘 密 の 不 正 開 示 が 介 在 したことを 知 って 当 該 営 業 秘 密 を 取 得 して その 営 業 秘 密 を 使 用 し 又 は 開 示 した 者 を 罰 則 の 対 象 とする

82 3 不 正 の 利 益 を 得 る 目 的 で 又 は 営 業 秘 密 を 保 有 する 事 業 者 に 損 害 を 加 える 目 的 で 営 業 秘 密 を 違 法 に 使 用 して 生 産 された 物 を 譲 渡 等 した 者 ( 当 該 物 が 違 法 使 用 行 為 により 生 じた 物 である ことを 知 らないで 譲 り 受 け 当 該 物 を 譲 渡 等 した 者 を 除 く )を 罰 則 の 対 象 とする 4 営 業 秘 密 侵 害 に 係 る 罰 則 のうち 日 本 国 内 において 事 業 を 行 う 事 業 者 が 保 有 する 営 業 秘 密 を 日 本 国 外 において 不 正 に 使 用 等 する 行 為 に 対 する 罰 則 について 罰 金 額 の 上 限 を3,000 万 円 に 引 き 上 げ 法 人 処 罰 に 係 る 罰 金 額 の 上 限 についても10 億 円 に 引 き 上 げる 5 営 業 秘 密 侵 害 について その 未 遂 行 為 を 罰 則 の 対 象 とする 6 営 業 秘 密 侵 害 に 係 る 罪 を 非 親 告 罪 とする 7 日 本 国 内 において 事 業 を 行 う 事 業 者 が 保 有 する 営 業 秘 密 について これを 日 本 国 外 において 不 正 に 取 得 する 行 為 等 を 罰 則 の 対 象 とする 8 営 業 秘 密 侵 害 により 生 じた 財 産 等 を 没 収 することができるものとする 五 附 則 1 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する ただし 除 斥 期 間 の 延 長 に 関 する 規 定 については 公 布 の 日 から 施 行 する 2 この 法 律 の 施 行 前 にした 行 為 に 対 する 罰 則 の 適 用 については なお 従 前 の 例 による 附 帯 決 議 ( 経 済 産 業 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 営 業 秘 密 侵 害 行 為 に 対 する 抑 止 力 の 向 上 を 目 的 とした 本 法 が 実 効 性 の 高 いものとなるよう 関 係 省 庁 間 及 び 官 民 の 緊 密 な 連 携 を 図 るとともに 捜 査 当 局 においては 適 確 かつ 迅 速 な 取 締 りを 行 うために 十 全 な 体 制 の 強 化 拡 充 に 努 めること また 今 後 の 技 術 革 新 諸 外 国 の 制 度 動 向 経 済 社 会 情 勢 の 変 化 等 を 踏 まえ 営 業 秘 密 管 理 指 針 を 含 む 営 業 秘 密 の 保 護 の 在 り 方 等 につい て 不 断 の 検 証 見 直 しを 行 うこと 二 今 般 の 改 正 が 広 範 多 岐 にわたること 等 を 踏 まえ 本 法 の 内 容 や 意 義 について 広 く 国 民 に 周 知 徹 底 を 行 うこと 特 に 営 業 秘 密 侵 害 に 対 する 刑 事 罰 の 強 化 に 当 たっては 事 業 者 及 び 労 働 者 の 間 に 疑 念 や 過 度 の 萎 縮 が 生 じることのないよう 刑 事 罰 の 対 象 となる 具 体 的 行 為 類 型 を 明 確 にす るとともに 事 業 者 及 び 労 働 者 の 日 常 業 務 や 正 当 な 行 為 が 処 罰 対 象 とならないことを 指 針 等 に よって 明 示 し その 趣 旨 内 容 について 事 業 者 及 び 労 働 者 双 方 に 周 知 を 図 ること また 企 業 内 における 営 業 秘 密 の 取 扱 いについて 労 使 間 の 協 議 等 により 理 解 の 促 進 が 図 られるよう 努 める こと 三 中 小 企 業 の 技 術 が 我 が 国 産 業 競 争 力 の 源 泉 であることを 踏 まえ 中 小 企 業 の 保 有 する 営 業 秘 密 が 不 当 に 流 出 することのないよう 営 業 秘 密 の 流 出 防 止 対 策 を 強 化 するとともに オープン ク ローズ 戦 略 を 始 めとする 知 的 財 産 戦 略 について 普 及 啓 発 を 推 進 し 相 談 体 制 の 充 実 等 の 支 援 を 行 うこと 四 営 業 秘 密 を 始 めとする 知 的 財 産 の 重 要 性 に 鑑 み アジアを 中 心 とした 新 興 国 に 対 して 営 業 秘 密 侵 害 行 為 に 関 する 取 締 り 強 化 を 積 極 的 に 働 きかけること また 新 興 国 における 営 業 秘 密 保 護 法 制 の 早 急 な 確 立 を 促 すための 人 材 育 成 等 に 向 けた 支 援 を 強 化 すること 右 決 議 する 道 路 運 送 車 両 法 及 び 自 動 車 検 査 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 46 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.10 国 土 交 通 委 員 会 付 託 6.17 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 自 動 車 の 型 式 指 定 制 度 の 一 層 の 合 理 化 を 図 るため 自 動 車 の 共 通 構 造 部 の 型 式 指 定 制 度 を 創 設 するとともに 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するため 独 立 行 政 法 人 交 通 安 全 環 境 研 究 所 を 自 動 車 検 査 独 立 行 政 法 人 に 統 合 し その 名 称 を 独 立 行 政 法 人 自 動 車 技 術 総 合 機 構 に 改 める 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 道 路 運 送 車 両 法 の 一 部 改 正

83 1 自 動 車 の 共 通 構 造 部 の 型 式 指 定 制 度 を 創 設 するとともに 自 動 車 の 基 準 等 に 関 する 国 際 協 定 の 改 正 に 対 応 し 自 動 車 の 車 両 単 位 での 基 準 適 合 性 を 各 国 間 で 相 互 に 承 認 するための 制 度 を 創 設 することとする 2 東 京 五 輪 特 別 仕 様 ナンバープレートなどの 図 柄 入 りナンバープレートを 導 入 するため 自 動 車 の 所 有 者 からの 申 請 により ナンバープレートの 交 換 を 可 能 とする 制 度 を 創 設 することとす る 3 より 迅 速 かつ 確 実 なリコールを 行 うため リコールの 実 施 に 必 要 な 報 告 徴 収 及 び 立 入 検 査 の 対 象 に 装 置 製 作 者 等 を 追 加 することとする 4 小 型 貨 物 自 動 車 のうち その 構 造 等 に 関 する 事 項 に 変 更 が 生 ずることが 少 ないものについて 新 規 検 査 等 の 際 指 定 自 動 車 整 備 事 業 者 が 交 付 する 保 安 基 準 適 合 証 の 提 出 があった 場 合 には 国 土 交 通 大 臣 への 現 車 の 提 示 を 省 略 することができることとする 二 自 動 車 検 査 独 立 行 政 法 人 法 の 一 部 改 正 独 立 行 政 法 人 交 通 安 全 環 境 研 究 所 を 自 動 車 検 査 独 立 行 政 法 人 に 統 合 し 独 立 行 政 法 人 自 動 車 技 術 総 合 機 構 を 設 立 するとともに 法 律 の 名 称 を 独 立 行 政 法 人 自 動 車 技 術 総 合 機 構 法 に 改 める こととする 三 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 することとする ただし 一 の3の 改 正 は 公 布 の 日 から 一 の2 及 び4の 改 正 は 平 成 28 年 3 月 31 日 までの 間 において 政 令 で 定 める 日 からそれぞれ 施 行 することとする 2 独 立 行 政 法 人 交 通 安 全 環 境 研 究 所 法 は 廃 止 することとする 3 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 競 馬 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 47 号 )( 先 議 ) ( 参 議 院 農 林 水 産 委 員 会 付 託 4.17 本 会 議 可 決 衆 議 院 4.24 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 競 馬 の 国 際 化 の 進 展 による 国 内 競 走 馬 の 海 外 競 馬 の 競 走 への 出 走 機 会 の 増 加 等 に 鑑 み 海 外 において 実 施 される 特 定 の 競 馬 の 競 走 について 日 本 中 央 競 馬 会 等 が 勝 馬 投 票 券 を 発 売 で きることとする 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 趣 旨 規 定 の 追 加 この 法 律 は 馬 の 改 良 増 殖 その 他 畜 産 の 振 興 に 寄 与 するとともに 地 方 財 政 の 改 善 を 図 るため に 行 う 競 馬 に 関 し 規 定 するものとすることとする 二 海 外 競 馬 の 競 走 についての 勝 馬 投 票 の 実 施 1 海 外 競 馬 の 競 走 の 指 定 農 林 水 産 大 臣 は 公 正 を 確 保 するための 措 置 が 講 ぜられている 海 外 競 馬 の 競 走 のうち 国 内 で 登 録 を 受 けた 馬 を 出 走 させた 場 合 に 馬 の 改 良 増 殖 その 他 畜 産 の 振 興 に 寄 与 すると 見 込 まれる ものについて 日 本 中 央 競 馬 会 又 は 地 方 競 馬 主 催 者 が 勝 馬 投 票 券 を 発 売 することができるもの を 指 定 することができることとする 2 海 外 競 馬 の 競 走 についての 勝 馬 投 票 券 の 発 売 日 本 中 央 競 馬 会 又 は 地 方 競 馬 主 催 者 は 海 外 競 馬 の 競 走 について 勝 馬 投 票 券 を 発 売 しようと するときは あらかじめ 農 林 水 産 大 臣 の 認 可 を 受 けなければならないこととする 農 林 水 産 大 臣 は 勝 馬 投 票 の 実 施 体 制 その 他 の 事 情 を 勘 案 し 当 該 勝 馬 投 票 が 公 正 かつ 適 正 に 実 施 され ると 認 められる 場 合 に 限 り 認 可 をするものとすることとする 三 農 林 水 産 大 臣 の 権 限 の 委 任 この 法 律 に 規 定 する 農 林 水 産 大 臣 の 権 限 は 農 林 水 産 省 令 で 定 めるところにより その 一 部 を 地 方 農 政 局 長 又 は 北 海 道 農 政 事 務 所 長 に 委 任 することができることとする 四 施 行 期 日

84 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す ることとする ただし 三 については 平 成 27 年 10 月 1 日 から 施 行 することとする 附 帯 決 議 ( 農 林 水 産 委 員 会 議 決 ) 近 年 競 馬 の 国 際 化 の 進 展 により 国 内 競 走 馬 が 海 外 競 馬 の 競 走 に 出 走 する 機 会 が 増 え 国 民 の 関 心 も 高 まっている このような 状 況 に 鑑 み 海 外 競 馬 の 競 走 について 国 内 で 勝 馬 投 票 券 を 発 売 で きるようにするに 当 たっては 競 馬 の 目 的 である 畜 産 振 興 や 地 方 財 政 等 への 貢 献 が 十 分 に 果 たされ るとともに 公 正 性 の 確 保 により 競 馬 の 健 全 性 が 維 持 されることが 必 要 となっている よって 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 の 実 現 に 万 全 を 期 すべきである 一 海 外 競 馬 の 競 走 のうち 日 本 中 央 競 馬 会 又 は 地 方 競 馬 主 催 者 が 勝 馬 投 票 券 を 発 売 することがで きるものの 指 定 に 当 たっては 公 正 性 の 確 保 に 関 し 競 馬 に 関 する 国 際 協 約 の 遵 守 や 当 該 競 走 の 近 年 の 運 営 における 実 績 等 明 確 な 基 準 を 設 けるとともに 当 該 国 政 府 等 への 確 認 を 行 うこと また 指 定 した 海 外 競 馬 の 競 走 について その 公 正 性 に 疑 義 が 生 じたときは 速 やかに 指 定 基 準 に 照 らしてその 取 消 を 検 討 すること 二 海 外 競 馬 の 競 走 について 勝 馬 投 票 券 の 発 売 の 申 請 を 認 可 するに 当 たっては パドックの 映 像 を 含 め 勝 馬 の 予 想 を 行 うために 十 分 な 情 報 が 国 内 で 提 供 されるものに 限 ること 三 強 い 競 走 馬 づくりを 推 進 するため 優 良 品 種 の 生 産 に 取 り 組 む 軽 種 馬 生 産 農 家 への 支 援 を 充 実 させるとともに 競 走 馬 の 生 産 育 成 において 高 度 な 専 門 技 術 を 持 つ 人 材 の 育 成 等 を 支 援 するこ と 四 地 方 競 馬 主 催 者 の 事 業 収 支 の 改 善 を 図 るため 地 方 競 馬 主 催 者 相 互 の 連 携 及 び 日 本 中 央 競 馬 会 との 連 携 が 一 層 推 進 されるよう 指 導 するとともに 地 方 競 馬 の 適 切 な 施 設 整 備 等 が 講 じられるよ う 指 導 すること 五 勝 馬 投 票 券 の 発 売 対 象 に 海 外 競 馬 の 競 走 を 追 加 することについて 国 民 の 理 解 を 得 られるよう 競 馬 による 畜 産 及 び 社 会 福 祉 事 業 の 振 興 等 への 寄 与 について 具 体 的 な 実 績 を 明 らかにするととも に 新 たな 制 度 の 趣 旨 と 仕 組 みについて 周 知 徹 底 を 図 ること 右 決 議 する 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するための 国 土 交 通 省 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 48 号 )( 先 議 ) ( 参 議 院 国 土 交 通 委 員 会 付 託 4.17 本 会 議 可 決 衆 議 院 6.19 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 行 政 改 革 の 一 環 として 独 立 行 政 法 人 に 係 る 改 革 を 推 進 するため 平 成 25 年 12 月 24 日 に 閣 議 決 定 された 独 立 行 政 法 人 改 革 等 に 関 する 基 本 的 な 方 針 を 踏 まえ 所 要 の 措 置 を 講 じよう とするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 国 立 研 究 開 発 法 人 海 上 技 術 安 全 研 究 所 法 の 一 部 改 正 国 立 研 究 開 発 法 人 海 上 技 術 安 全 研 究 所 国 立 研 究 開 発 法 人 港 湾 空 港 技 術 研 究 所 及 び 国 立 研 究 開 発 法 人 電 子 航 法 研 究 所 を 統 合 し 法 律 の 題 名 を 国 立 研 究 開 発 法 人 海 上 港 湾 航 空 技 術 研 究 所 法 に 改 めるとともに 法 人 の 名 称 を 国 立 研 究 開 発 法 人 海 上 港 湾 航 空 技 術 研 究 所 ( 以 下 新 研 究 所 という )に 改 称 することとする 二 独 立 行 政 法 人 海 技 教 育 機 構 法 の 一 部 改 正 独 立 行 政 法 人 海 技 教 育 機 構 及 び 独 立 行 政 法 人 航 海 訓 練 所 を 統 合 することとする 三 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 法 の 一 部 改 正 1 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 が 複 数 の 賃 貸 住 宅 の 機 能 を 集 約 するために 行 う 建 替 えは 従 前 地 及 び 隣 接 地 に 加 え 近 接 地 においてもできることとする 2 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 は 民 間 事 業 者 と 共 同 して 建 築 物 の 建 設 及 びその 敷 地 の 整 備 等 に 関 する 事 業 に 対 し 投 資 をすることができることとする 四 奄 美 群 島 振 興 開 発 特 別 措 置 法 の 一 部 改 正

85 独 立 行 政 法 人 奄 美 群 島 振 興 開 発 基 金 について 役 員 及 び 職 員 に 守 秘 義 務 を 課 すとともに 罰 則 に 関 するみなし 公 務 員 規 定 を 新 設 するほか 金 融 庁 検 査 を 導 入 することとする 五 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 することとする 2 国 立 研 究 開 発 法 人 港 湾 空 港 技 術 研 究 所 及 び 国 立 研 究 開 発 法 人 電 子 航 法 研 究 所 並 びに 独 立 行 政 法 人 航 海 訓 練 所 は この 法 律 の 施 行 の 時 において 解 散 するものとし 国 が 承 継 する 資 産 を 除 き その 一 切 の 権 利 及 び 義 務 は それぞれ 新 研 究 所 及 び 独 立 行 政 法 人 海 技 教 育 機 構 が 承 継 すること とする 3 国 立 研 究 開 発 法 人 港 湾 空 港 技 術 研 究 所 法 国 立 研 究 開 発 法 人 電 子 航 法 研 究 所 法 及 び 独 立 行 政 法 人 航 海 訓 練 所 法 は 廃 止 することとする 4 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 附 帯 決 議 ( 国 土 交 通 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 じ その 運 用 に 万 全 を 期 すべき である 一 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 による 近 接 地 への 建 替 事 業 等 の 実 施 に 当 たっては 居 住 者 の 声 を 十 分 に 聴 くとともに 居 住 者 の 居 住 の 安 定 の 確 保 及 び 良 好 なまちづくりとコミュニティの 維 持 活 性 化 がなされるよう 配 慮 すること 二 独 立 行 政 法 人 都 市 再 生 機 構 の 賃 貸 住 宅 については 居 住 者 の 高 齢 化 が 進 んでいる 状 況 を 踏 まえ バリアフリー 化 や 地 域 の 医 療 福 祉 拠 点 の 形 成 に 係 る 取 組 を 一 層 促 進 するとともに 子 育 て 世 帯 高 齢 者 世 帯 など 多 様 な 世 帯 が 共 生 できる 良 好 な 居 住 環 境 の 整 備 に 努 めること また 低 所 得 の 居 住 者 が 安 心 して 住 み 続 けることができるよう その 家 賃 の 設 定 及 び 変 更 に 当 たっては 居 住 者 に とって 過 大 な 負 担 とならないよう 留 意 すること 三 独 立 行 政 法 人 海 技 教 育 機 構 及 び 独 立 行 政 法 人 航 海 訓 練 所 の 統 合 に 当 たっては 近 年 の 内 航 船 員 の 著 しい 高 齢 化 や 外 航 日 本 人 船 員 の 減 少 により 日 本 人 船 員 の 育 成 確 保 が 重 要 となっているこ とに 鑑 み 日 本 人 船 員 の 増 加 に 資 する 体 制 の 強 化 や 支 援 措 置 の 充 実 など 万 全 の 措 置 を 講 ずること 右 決 議 する 学 校 教 育 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 49 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.5 文 教 科 学 委 員 会 付 託 6.17 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 学 校 教 育 制 度 の 多 様 化 及 び 弾 力 化 を 推 進 するため 小 中 一 貫 教 育 を 実 施 することを 目 的 とする 義 務 教 育 学 校 の 制 度 を 設 けるとともに 高 等 学 校 等 の 専 攻 科 の 修 了 者 について 大 学 に 編 入 学 できる 制 度 を 創 設 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 義 務 教 育 学 校 の 創 設 1 新 たな 学 校 の 種 類 として 義 務 教 育 学 校 を 設 ける 2 義 務 教 育 学 校 は 心 身 の 発 達 に 応 じて 義 務 教 育 として 行 われる 普 通 教 育 を 基 礎 的 なものか ら 一 貫 して 施 すことを 目 的 とし 義 務 教 育 学 校 における 教 育 は この 目 的 を 実 現 するため 義 務 教 育 として 行 われる 普 通 教 育 の 目 標 を 達 成 するよう 行 われる 3 義 務 教 育 学 校 の 修 業 年 限 は9 年 とし 6 年 の 前 期 課 程 及 び3 年 の 後 期 課 程 に 区 分 するほか 就 学 義 務 設 置 義 務 の 履 行 等 について 必 要 な 規 定 を 設 ける 二 義 務 教 育 学 校 の 制 度 化 に 係 る 行 財 政 措 置 1 公 立 の 義 務 教 育 学 校 に 関 する 教 職 員 定 数 の 算 定 教 職 員 給 与 費 及 び 施 設 費 等 に 係 る 国 庫 負 担 については 現 行 の 小 学 校 及 び 中 学 校 と 同 様 の 措 置 を 講 ずる 2 義 務 教 育 学 校 の 教 員 については 小 学 校 の 教 員 の 免 許 状 及 び 中 学 校 の 教 員 の 免 許 状 を 有 する 者 でなければならない ただし 小 学 校 の 教 諭 の 免 許 状 又 は 中 学 校 の 教 諭 の 免 許 状 を 有 する 者 は 当 分 の 間 それぞれ 義 務 教 育 学 校 の 前 期 課 程 又 は 後 期 課 程 の 主 幹 教 諭 指 導 教 諭 教 諭 又

86 は 講 師 となることができる 三 高 等 学 校 等 の 専 攻 科 修 了 者 の 大 学 への 編 入 学 高 等 学 校 等 の 専 攻 科 の 課 程 のうち 文 部 科 学 大 臣 の 定 める 基 準 を 満 たすものを 修 了 した 者 は 大 学 に 編 入 学 することができる 四 施 行 期 日 本 法 律 は 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する ただし 義 務 教 育 学 校 の 設 置 のため 必 要 な 手 続 そ の 他 の 行 為 は 本 法 律 の 公 布 の 日 から 行 うことができる 附 帯 決 議 ( 文 教 科 学 委 員 会 議 決 ) 政 府 及 び 関 係 者 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 特 段 の 配 慮 をすべきである 一 義 務 教 育 学 校 の 設 置 に 当 たっては 我 が 国 の 教 育 の 基 本 原 則 である 機 会 均 等 を 確 保 するととも に 既 存 の 小 学 校 及 び 中 学 校 との 間 の 序 列 化 エリート 校 化 複 線 化 等 により 児 童 生 徒 の 学 びに 格 差 が 生 じることのないよう 万 全 を 期 すること 二 小 学 校 及 び 中 学 校 は 児 童 生 徒 の 学 びの 場 であるだけでなく 各 地 域 のコミュニティの 核 として の 性 格 を 有 することを 踏 まえ 市 町 村 教 育 委 員 会 は 義 務 教 育 学 校 の 設 置 に 当 たっては 安 易 に 学 校 統 廃 合 を 行 わないよう 特 に 留 意 すること また 検 討 段 階 から 保 護 者 や 地 域 住 民 等 に 対 し 丁 寧 な 説 明 を 行 い その 意 見 を 適 切 に 反 映 し 幅 広 く 理 解 と 協 力 を 得 て 合 意 形 成 に 努 めること 三 義 務 教 育 学 校 等 における9 年 間 の 学 びを 地 域 全 体 で 支 えることの 重 要 性 に 鑑 み 保 護 者 や 地 域 住 民 の 理 解 と 参 画 を 得 るため 学 校 運 営 協 議 会 等 組 織 的 継 続 的 な 学 校 支 援 体 制 の 整 備 及 び 活 用 に 努 めること 四 児 童 生 徒 の 人 間 関 係 の 固 定 化 や 転 出 入 への 対 応 など 小 中 一 貫 教 育 実 施 上 の 課 題 の 解 消 に 向 け 政 府 は 各 地 域 における 取 組 事 例 を 収 集 分 析 検 証 した 上 で 積 極 的 な 情 報 提 供 を 行 うととも に 課 題 解 決 のための 指 針 の 作 成 に 努 めること また 市 町 村 教 育 委 員 会 は 自 らの 方 針 や 各 学 校 の 取 組 について 保 護 者 や 地 域 住 民 等 に 対 し 丁 寧 な 説 明 を 行 い 幅 広 く 理 解 を 得 るよう 努 めるこ と 五 義 務 教 育 学 校 の 設 置 等 に 当 たっては 政 府 は 異 なる 学 校 段 階 間 の 接 続 を 円 滑 にマネジメント する 体 制 の 整 備 や 乗 り 入 れ 授 業 等 への 対 応 のための 十 分 な 教 職 員 体 制 の 整 備 を 図 り 教 職 員 の 更 なる 過 重 負 担 を 招 かないよう 努 めるとともに 小 学 校 及 び 中 学 校 が 統 合 される 場 合 においては 義 務 教 育 学 校 への 円 滑 な 移 行 が 図 られるよう 十 分 な 教 職 員 定 数 の 確 保 に 努 めること 六 義 務 教 育 学 校 に 係 る 教 員 免 許 状 について 都 道 府 県 教 育 委 員 会 は 他 校 種 免 許 状 の 取 得 のため の 免 許 法 認 定 講 習 の 積 極 的 な 開 講 等 小 学 校 及 び 中 学 校 教 員 免 許 状 の 併 有 のための 条 件 整 備 に 努 めること また 政 府 は 併 有 する 際 の 負 担 が 過 大 なものとならないよう 必 要 な 環 境 整 備 を 積 極 的 に 行 うとともに 教 員 免 許 制 度 の 在 り 方 について 引 き 続 き 検 討 を 行 うこと 七 高 等 学 校 等 の 専 攻 科 から 大 学 への 編 入 学 を 実 施 するに 当 たっては 政 府 は 大 学 の 自 主 性 を 尊 重 しつつ 大 学 における 学 びの 質 が 担 保 されるよう 指 針 を 示 すなど 編 入 学 者 が 大 学 教 育 に 円 滑 に 移 行 し 主 体 的 な 学 びを 実 現 するための 取 組 を 積 極 的 に 支 援 すること 右 決 議 する 勤 労 青 少 年 福 祉 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 50 号 )( 先 議 ) ( 参 議 院 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 4.17 本 会 議 可 決 衆 議 院 9.11 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 青 少 年 の 雇 用 の 促 進 等 を 図 り 能 力 を 有 効 に 発 揮 できる 環 境 を 整 備 するため 所 要 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 勤 労 青 少 年 福 祉 法 の 題 名 を 青 少 年 の 雇 用 の 促 進 等 に 関 する 法 律 に 改 める 二 公 共 職 業 安 定 所 は 求 人 者 が 学 校 卒 業 見 込 者 等 であることを 条 件 とした 求 人 の 申 込 みをする 場 合 において その 求 人 者 がした 一 定 の 労 働 に 関 する 法 律 の 規 定 の 違 反 に 関 し 法 律 に 基 づく 処 分 公 表 等 の 措 置 が 講 じられたときは その 申 込 みを 受 理 しないことができる

87 三 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 等 は 学 校 卒 業 見 込 者 等 であることを 条 件 とした 募 集 を 行 うときは 学 校 卒 業 見 込 者 等 に 対 し 青 少 年 雇 用 情 報 を 提 供 するように 努 めなければならない 労 働 者 の 募 集 を 行 う 者 等 は 学 校 卒 業 見 込 者 等 であることを 条 件 とした 募 集 に 当 たり 当 該 募 集 に 応 じ 又 は 応 じようとする 学 校 卒 業 見 込 者 等 の 求 めに 応 じ 青 少 年 雇 用 情 報 を 提 供 しなければならない 四 厚 生 労 働 大 臣 は 事 業 主 ( 常 時 雇 用 する 労 働 者 の 数 が300 人 以 下 のものに 限 る )からの 申 請 に 基 づき 当 該 事 業 主 について 青 少 年 の 職 場 への 定 着 の 促 進 等 に 関 する 取 組 に 関 し その 実 施 状 況 が 優 良 なものであること 等 の 基 準 に 適 合 するものである 旨 の 認 定 を 行 うことができる 五 国 は 無 業 青 少 年 に 対 し その 特 性 に 応 じた 適 職 の 選 択 等 の 職 業 生 活 に 関 する 相 談 の 機 会 の 提 供 職 業 生 活 における 自 立 を 支 援 するための 施 設 の 整 備 等 の 必 要 な 措 置 を 講 ずるように 努 めなけ ればならない 六 国 は 労 働 者 の 職 業 生 活 設 計 に 即 した 自 発 的 な 職 業 能 力 の 開 発 及 び 向 上 を 促 進 するため 労 働 者 の 職 務 の 経 歴 等 の 職 業 能 力 の 開 発 及 び 向 上 に 関 する 事 項 を 明 らかにする 職 務 経 歴 等 記 録 書 の 様 式 を 定 め その 普 及 に 努 めなければならない 七 キャリアコンサルタントは その 名 称 を 用 いて キャリアコンサルティングを 行 うことを 業 と する その 試 験 に 合 格 した 者 は 名 簿 に 氏 名 等 の 登 録 を 受 けて キャリアコンサルタントとなる ことができる 八 技 能 検 定 は 厚 生 労 働 大 臣 が 検 定 職 種 ごとに 行 う その 実 技 試 験 の 実 施 方 法 は 検 定 職 種 ごと に 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 九 この 法 律 は 平 成 27 年 10 月 1 日 から 施 行 する ただし 二 及 び 三 は 平 成 28 年 3 月 1 日 から 五 七 及 び 八 は 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 厚 生 労 働 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 青 少 年 の 募 集 等 を 行 う 事 業 主 に 対 して 積 極 的 な 職 場 情 報 の 提 供 を 促 すとともに 職 場 情 報 の 提 供 を 求 めた 応 募 者 等 に 対 する 事 業 主 による 不 利 益 な 取 扱 いを 防 止 するため 事 業 主 に 対 する 指 導 を 徹 底 すること また 職 業 紹 介 事 業 者 に 対 しても 求 人 事 業 主 に 職 場 情 報 の 提 供 を 積 極 的 に 求 めるよう 促 すこと さらに 国 及 び 地 方 公 共 団 体 についても 青 少 年 雇 用 の 主 要 な 担 い 手 である ことに 鑑 み 職 場 情 報 の 積 極 的 な 提 供 が 行 われるようにすること 二 事 業 主 に 対 する 職 場 情 報 の 提 供 の 義 務 付 けについては 情 報 の 提 供 を 求 めることができる 応 募 者 等 の 範 囲 及 び 情 報 の 提 供 を 求 める 方 法 について 青 少 年 の 適 職 の 選 択 に 資 するとの 本 法 の 趣 旨 が 十 分 に 担 保 されるものとすること また 応 募 者 等 が 具 体 的 な 項 目 についての 情 報 提 供 を 求 め た 場 合 には 特 段 の 事 情 がない 限 り 応 募 者 等 が 求 めた 情 報 を 提 供 するよう 事 業 主 に 促 すこと 三 労 働 者 の 募 集 に 関 する 情 報 を 提 供 する 事 業 者 は 青 少 年 の 適 職 の 選 択 に 資 するよう 事 業 を 運 営 すべきであることに 鑑 み 労 働 者 の 募 集 に 関 する 情 報 を 提 供 する 事 業 者 に 対 し 募 集 を 行 う 事 業 主 に 職 場 情 報 の 積 極 的 な 提 供 を 求 めること 青 少 年 に 提 供 する 情 報 の 内 容 及 び 量 が 適 当 なものと なるよう 配 慮 すること 青 少 年 からの 相 談 及 び 苦 情 に 適 切 に 対 応 すること 等 を 積 極 的 に 周 知 し 指 導 すること 四 一 定 の 労 働 関 係 法 令 違 反 の 求 人 者 に 対 する 公 共 職 業 安 定 所 (ハローワーク)における 求 人 不 受 理 については 学 校 卒 業 見 込 者 等 求 人 に 限 定 されることから 法 の 施 行 状 況 を 踏 まえ 不 受 理 と する 求 人 者 の 範 囲 及 び 不 受 理 の 対 象 となる 求 人 の 範 囲 の 拡 大 を 検 討 すること また 職 業 紹 介 事 業 者 については ハローワークに 準 じた 取 扱 いを 行 うことが 望 ましいこと 及 びそのための 具 体 的 方 法 を 青 少 年 の 雇 用 の 促 進 等 に 関 する 法 律 第 7 条 の 指 針 ( 大 臣 指 針 )に 明 記 するとともに その 周 知 徹 底 を 図 ること 五 青 少 年 の 職 場 への 定 着 の 促 進 等 に 関 する 取 組 の 実 施 状 況 が 優 良 な 事 業 主 の 認 定 制 度 については 現 行 の 若 者 応 援 宣 言 事 業 との 違 いを 明 確 にし 青 少 年 の 適 職 の 選 択 に 混 乱 を 生 じさせないよ う 周 知 を 徹 底 すること また 基 準 を 満 たさない 企 業 が 認 定 されたり 基 準 を 満 たさなくなった 企 業 の 認 定 が 維 持 されたりすることがないよう 厳 格 な 運 用 に 努 めるとともに 施 行 後 の 状 況 効 果 等 について 検 証 を 行 い 制 度 の 信 頼 性 及 び 有 用 性 を 向 上 させる 取 組 を 進 めること 一 方 で

88 優 良 な 中 小 企 業 が 正 しく 評 価 されるよう 認 定 企 業 に 対 するインセンティブの 拡 充 を 図 ること 六 青 少 年 に 対 し 労 働 関 係 法 令 等 に 関 する 知 識 を 付 与 するに 当 たっては 関 係 省 庁 が 連 携 して 確 実 な 知 識 の 習 得 を 確 保 し 得 る 施 策 を 講 じることとし 学 校 教 育 における 活 用 可 能 な 教 材 及 びツール の 開 発 提 供 教 職 員 研 修 の 確 保 と 必 要 な 支 援 の 提 供 学 校 でのハローワーク 職 員 等 の 外 部 講 師 等 の 受 入 れ 及 び 職 場 体 験 前 後 など 適 切 な 時 期 におけるワークルールに 係 る 教 育 の 実 施 の 促 進 等 に 取 り 組 むこと また 学 校 を 退 学 した 者 に 対 しては ハローワークや 地 方 公 共 団 体 等 関 係 者 の 連 携 において 労 働 関 係 法 令 等 に 関 する 知 識 を 習 得 する 機 会 が 提 供 されるよう 努 めること 七 地 域 若 者 サポートステーションについては 地 域 における 無 業 青 少 年 の 職 業 的 自 立 の 支 援 の 拠 点 として 重 要 な 役 割 を 担 っていることに 鑑 み 質 の 高 い 支 援 を 継 続 的 に 提 供 できるよう 安 定 的 な 財 源 の 確 保 等 に 努 めること 八 キャリアコンサルタントを 登 録 制 とし 名 称 独 占 とするに 当 たっては その 資 質 を 担 保 するため キャリアコンサルティングに 必 要 な 知 識 及 び 技 能 を 確 実 に 判 定 できるよう キャリアコンサルタ ント 試 験 の 内 容 及 び 難 易 度 について 十 分 検 討 すること また 就 職 活 動 に 行 き 詰 まり 精 神 的 に 追 い 詰 められる 求 職 者 が 多 い 現 状 に 鑑 み キャリアコンサルタントが メンタルヘルスに 関 する 知 識 を 持 ち 必 要 な 場 合 は 求 職 者 に 医 師 等 への 相 談 を 勧 められるよう キャリアコンサルタントに 対 する 教 育 及 び 情 報 提 供 を 行 うこと 九 青 少 年 が 就 職 先 の 企 業 を 選 択 するに 当 たっては 就 業 実 態 に 即 した 正 確 な 労 働 条 件 が 企 業 等 か ら 示 されることが 重 要 であることから 青 少 年 の 募 集 採 用 段 階 における 労 働 条 件 をめぐるトラブ ルを 防 止 するため 固 定 残 業 代 に 係 る 割 増 賃 金 の 計 算 の 方 法 等 求 人 票 等 に 具 体 的 に 明 示 すべき 事 項 を 大 臣 指 針 で 明 記 するとともに その 周 知 徹 底 を 図 ること また 固 定 残 業 代 等 において 求 人 票 等 に 明 示 された 労 働 条 件 と 就 業 実 態 が 相 違 する 問 題 が 依 然 多 発 している 現 状 に 適 切 に 対 処 するため その 実 態 把 握 裁 判 例 の 整 理 法 改 正 を 含 む 対 応 策 の 検 討 を 行 うこと さらに ハロー ワークが 青 少 年 の 相 談 等 に 適 切 に 対 応 できる 体 制 を 整 備 すること 十 青 少 年 が 安 心 して 職 業 を 選 択 できるよう 違 法 な 長 時 間 労 働 の 繰 り 返 しが 認 められる 場 合 など 若 者 の 使 い 捨 て が 疑 われる 企 業 であって 社 会 的 に 影 響 力 の 大 きい 場 合 は 労 働 基 準 監 督 機 関 が 是 正 を 指 導 した 段 階 で 企 業 名 を 公 表 するなど 実 効 性 のある 取 組 を 行 うこと 右 決 議 する 地 域 の 自 主 性 及 び 自 立 性 を 高 めるための 改 革 の 推 進 を 図 るための 関 係 法 律 の 整 備 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 51 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.3 地 方 消 費 者 問 題 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 6.19 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 国 から 地 方 公 共 団 体 又 は 都 道 府 県 から 指 定 都 市 等 への 事 務 権 限 の 移 譲 等 に 関 する 事 項 住 民 に 身 近 な 行 政 を 地 方 公 共 団 体 が 自 主 的 かつ 総 合 的 に 広 く 担 うようにするため 農 地 転 用 の 権 限 移 譲 を 始 めとして 国 から 地 方 公 共 団 体 又 は 都 道 府 県 から 指 定 都 市 等 への 事 務 権 限 の 移 譲 等 を 行 うこととし 関 係 法 律 の 改 正 を 行 う 二 地 方 公 共 団 体 に 対 する 義 務 付 け 枠 付 けの 見 直 し 等 に 関 する 事 項 地 方 が 自 らの 発 想 でそれぞれの 地 域 に 合 った 行 政 を 行 うことができるようにするため 地 方 公 共 団 体 に 対 する 義 務 付 け 枠 付 けの 見 直 し 等 を 行 うこととし 関 係 法 律 の 改 正 を 行 う 三 施 行 期 日 この 法 律 は 一 部 を 除 き 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する 貿 易 保 険 法 及 び 特 別 会 計 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 52 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 7.3 経 済 産 業 委 員 会 付 託 7.10 本 会 議 可 決 ) 要 旨

89 本 法 律 案 は 貿 易 保 険 事 業 を 一 層 効 果 的 かつ 効 率 的 なものとするため 独 立 行 政 法 人 日 本 貿 易 保 険 を 解 散 して 株 式 会 社 日 本 貿 易 保 険 ( 以 下 会 社 という )を 設 立 することとし その 目 的 業 務 範 囲 に 関 する 事 項 等 を 定 めるとともに 政 府 による 再 保 険 制 度 及 び 貿 易 再 保 険 特 別 会 計 を 廃 止 し 確 実 な 保 険 金 支 払 を 担 保 する 制 度 の 創 設 を 行 う 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 貿 易 保 険 法 の 一 部 改 正 1 会 社 の 設 立 会 社 は 対 外 取 引 において 生 ずる 通 常 の 保 険 によって 救 済 することができない 危 険 を 保 険 す る 事 業 を 行 うことを 目 的 とする 株 式 会 社 とし 政 府 は 常 時 会 社 の 発 行 済 株 式 の 総 数 を 保 有 していなければならない 2 貿 易 保 険 引 受 基 準 及 び 再 保 険 引 受 基 準 並 びに 引 受 決 定 会 社 の 保 険 引 受 けに 国 の 政 策 を 反 映 させるため 経 済 産 業 大 臣 は 貿 易 保 険 引 受 基 準 及 び 再 保 険 引 受 基 準 を 定 めるものとし 会 社 は 一 定 の 重 要 案 件 について 貿 易 保 険 又 は 再 保 険 の 引 受 けを 決 定 しようとするときは あらかじめ 経 済 産 業 大 臣 に 意 見 を 述 べる 機 会 を 与 えなけれ ばならない 3 財 政 上 の 措 置 政 府 は 会 社 が 社 債 を 発 行 し 又 は 資 金 を 借 り 入 れることによっても なお 資 金 調 達 が 困 難 であると 認 められるときは 予 算 で 定 める 金 額 の 範 囲 内 において 必 要 な 財 政 上 の 措 置 を 講 ずるものとする 4 監 督 会 社 は 経 済 産 業 大 臣 が 監 督 し 経 済 産 業 大 臣 は 法 律 を 施 行 するため 必 要 があると 認 める とき 等 には 会 社 に 対 し その 業 務 に 関 し 監 督 上 必 要 な 命 令 をすることができる 5 国 際 約 束 の 履 行 上 必 要 なものと 認 められる 会 社 の 債 権 の 免 除 等 に 係 る 交 付 金 政 府 は 会 社 が 外 国 政 府 等 に 関 する 貿 易 保 険 等 に 関 して 取 得 した 債 権 等 についてその 免 除 等 をした 場 合 において その 免 除 等 をしたことが 我 が 国 が 締 結 した 条 約 その 他 の 国 際 約 束 に 照 ら して 特 に 必 要 なものであると 認 めるときは 予 算 で 定 める 金 額 の 範 囲 内 において 会 社 に 対 し その 免 除 等 をした 債 権 等 の 額 の 全 部 又 は 一 部 に 相 当 する 額 の 交 付 金 を 交 付 することができる 6 政 府 の 再 保 険 の 廃 止 政 府 の 再 保 険 に 係 る 規 定 を 削 除 する 7 その 他 一 定 の 海 外 事 業 を 行 うための 国 内 事 業 者 への 融 資 を 貿 易 保 険 の 対 象 とする 等 の 措 置 を 講 ず る 二 特 別 会 計 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 貿 易 再 保 険 特 別 会 計 に 係 る 規 定 を 削 除 する 三 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 平 成 29 年 4 月 1 日 から 施 行 する 2 会 社 の 成 立 の 際 現 に 国 が 有 する 権 利 及 び 義 務 のうち 政 府 の 再 保 険 事 業 に 関 するものは 会 社 が 承 継 する 3 日 本 貿 易 保 険 は 会 社 の 成 立 の 時 において 解 散 するものとし その 一 切 の 権 利 及 び 義 務 は その 時 において 会 社 が 承 継 する 附 帯 決 議 ( 経 済 産 業 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 独 立 行 政 法 人 日 本 貿 易 保 険 の 特 殊 会 社 化 に 当 たっては 利 用 者 ニーズに 対 応 した 質 の 高 いサー ビスを 提 供 するため 専 門 能 力 を 有 する 人 材 の 登 用 や 能 力 開 発 により 職 員 の 一 層 の 専 門 性 の 向 上 を 図 ること また 役 員 等 の 認 可 に 当 たっては 天 下 り の 批 判 を 受 けることのないよう こ れまでの 政 府 方 針 を 踏 まえ 適 材 適 所 を 徹 底 すること 二 株 式 会 社 日 本 貿 易 保 険 の 事 業 の 監 督 を 行 うに 当 たっては 同 社 の 経 営 状 況 等 の 情 報 公 開 につい

90 て 適 切 な 措 置 を 講 ずるとともに 経 営 の 自 由 度 効 率 性 機 動 性 の 向 上 という 特 殊 会 社 化 の 趣 旨 を 踏 まえ 同 社 の 中 長 期 的 視 点 に 基 づいた 経 営 を 阻 害 することのないよう 十 分 配 慮 すること 三 貿 易 保 険 事 業 が 戦 争 やテロ 等 によって 生 じる 通 常 の 保 険 によって 救 済 することのできない 損 失 を 塡 補 するリスクの 高 いものであるとともに 中 長 期 的 に 収 支 相 償 の 原 則 により 運 営 されるこ とを 踏 まえ 新 たに 発 足 する 株 式 会 社 日 本 貿 易 保 険 の 責 任 準 備 金 の 適 正 な 水 準 について 会 社 設 立 までに 検 討 し 結 論 を 得 ること 四 我 が 国 の 経 済 協 力 及 び 国 際 協 力 の 一 環 として 貿 易 保 険 に 関 して 取 得 した 債 権 等 に 対 する 債 務 削 減 が 行 われた 場 合 には その 影 響 に 係 る 負 担 を 利 用 者 だけに 求 めることのないよう 株 式 会 社 日 本 貿 易 保 険 に 対 し 債 務 削 減 額 の 全 部 又 は 一 部 に 相 当 する 交 付 金 の 交 付 に 努 めること 右 決 議 する 地 域 再 生 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 53 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.3 地 方 消 費 者 問 題 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 6.19 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 地 域 の 活 力 の 再 生 を 総 合 的 かつ 効 果 的 に 推 進 するため 認 定 地 域 再 生 計 画 に 基 づく 事 業 に 対 する 特 別 の 措 置 を 追 加 する 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のと おりである 一 地 域 再 生 計 画 の 記 載 事 項 の 追 加 等 地 域 再 生 計 画 に 記 載 することができる 事 項 について 次 に 掲 げるものを 追 加 する 1 地 方 活 力 向 上 地 域 ( 産 業 及 び 人 口 の 過 度 の 集 中 を 防 止 する 必 要 がある 地 域 及 びその 周 辺 の 地 域 であって 政 令 で 定 めるもの 以 外 の 地 域 であり かつ 当 該 地 域 の 活 力 の 向 上 を 図 ることが 特 に 必 要 な 地 域 をいう )において 本 店 又 は 主 たる 事 務 所 その 他 の 地 域 における 就 業 の 機 会 の 創 出 又 は 経 済 基 盤 の 強 化 に 資 するものとして 内 閣 府 令 で 定 める 業 務 施 設 ( 工 場 を 除 く )を 整 備 する 事 業 に 関 する 事 項 2 集 落 生 活 圏 ( 自 然 的 社 会 的 諸 条 件 からみて 一 体 的 な 日 常 生 活 圏 を 構 成 していると 認 められる 集 落 及 びその 周 辺 の 農 用 地 等 を 含 む 一 定 の 地 域 をいい 市 街 化 区 域 その 他 政 令 で 定 める 区 域 を 除 く )において 地 域 における 住 民 の 生 活 及 び 産 業 の 振 興 の 拠 点 ( 以 下 地 域 再 生 拠 点 と いう )の 形 成 並 びに 農 用 地 等 の 保 全 及 び 農 業 上 の 効 率 的 かつ 総 合 的 な 利 用 を 図 るために 行 う 事 業 であって 就 業 の 機 会 の 創 出 経 済 基 盤 の 強 化 又 は 生 活 環 境 の 整 備 に 資 するものに 関 する 事 項 3 2に 規 定 する 事 業 と 一 体 的 に 推 進 する 事 業 であって 地 域 における 持 続 可 能 な 公 共 交 通 網 の 形 成 及 び 物 資 の 流 通 の 確 保 に 資 するため 自 家 用 有 償 旅 客 運 送 者 が 行 うものに 関 する 事 項 4 遊 休 工 場 用 地 等 ( 農 村 地 域 工 業 等 導 入 促 進 法 に 規 定 する 実 施 計 画 に 従 って 整 備 された 工 場 用 地 等 のうち 内 閣 府 令 で 定 める 期 間 以 上 の 期 間 工 業 等 の 用 に 供 されていないものをいう )に 工 業 等 以 外 の 産 業 であって 当 該 遊 休 工 場 用 地 等 の 存 する 農 村 地 域 における 産 業 の 現 状 その 他 の 事 情 に 照 らして 当 該 農 村 地 域 における 安 定 した 雇 用 機 会 の 確 保 に 資 するものを 導 入 する 事 業 に 関 する 事 項 二 地 方 活 力 向 上 地 域 特 定 業 務 施 設 整 備 計 画 の 作 成 等 一 の1の 事 業 が 記 載 された 地 域 再 生 計 画 が 内 閣 総 理 大 臣 の 認 定 を 受 けたときは 一 の1の 事 業 であって 一 定 の 要 件 を 満 たすものを 実 施 する 個 人 事 業 者 又 は 法 人 は 当 該 事 業 の 実 施 に 関 する 計 画 を 作 成 することができるものとし 当 該 計 画 について 都 道 府 県 知 事 の 認 定 を 受 けたときは 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 による 債 務 保 証 及 び 課 税 の 特 例 等 の 適 用 があるものとする 三 地 域 再 生 土 地 利 用 計 画 の 作 成 等 1 一 の2の 事 業 が 記 載 された 地 域 再 生 計 画 が 内 閣 総 理 大 臣 の 認 定 を 受 けたときは 認 定 市 町 村 は 協 議 会 における 協 議 を 経 て 当 該 認 定 市 町 村 の 区 域 において 認 定 地 域 再 生 計 画 に 記 載 さ れている 集 落 生 活 圏 について 地 域 再 生 拠 点 の 形 成 並 びに 農 用 地 等 の 保 全 及 び 農 業 上 の 効 率 的

91 かつ 総 合 的 な 利 用 を 図 るための 土 地 利 用 に 関 する 計 画 ( 以 下 地 域 再 生 土 地 利 用 計 画 という ) を 作 成 することができることとし 当 該 計 画 には 地 域 再 生 拠 点 を 形 成 するために 誘 導 すべき 集 落 福 利 等 施 設 の 立 地 を 誘 導 すべき 区 域 ( 以 下 地 域 再 生 拠 点 区 域 という ) 農 用 地 等 の 保 全 及 び 農 業 上 の 効 率 的 かつ 総 合 的 な 利 用 の 確 保 を 図 る 区 域 ( 以 下 農 用 地 等 保 全 利 用 区 域 と いう ) 等 を 記 載 するものとする 2 認 定 市 町 村 の 長 は 農 用 地 等 保 全 利 用 区 域 内 にある 農 用 地 等 の 所 有 者 等 に 対 し 必 要 な 援 助 を 行 うものとし 当 該 農 用 地 等 が 地 域 再 生 土 地 利 用 計 画 に 即 して 利 用 されていない 又 はそのお それがある 場 合 で 計 画 の 達 成 のため 必 要 があると 認 めるときは 必 要 な 勧 告 ができる 3 地 域 再 生 拠 点 区 域 内 における 誘 導 施 設 の 整 備 に 関 する 事 項 等 を 地 域 再 生 土 地 利 用 計 画 に 記 載 し 都 道 府 県 知 事 の 同 意 を 得 たときは 当 該 施 設 の 用 に 供 する 農 地 等 の 転 用 等 の 許 可 及 び 開 発 許 可 等 の 特 例 措 置 を 講 ずる 四 自 家 用 有 償 旅 客 運 送 者 による 貨 物 の 運 送 の 特 例 一 の3の 事 業 が 記 載 された 地 域 再 生 計 画 が 内 閣 総 理 大 臣 の 認 定 を 受 けたときは 自 家 用 有 償 旅 客 運 送 者 は 旅 客 の 運 送 に 付 随 して 少 量 の 郵 便 物 新 聞 紙 その 他 の 貨 物 を 運 送 することができ る 五 遊 休 工 場 用 地 等 に 導 入 する 産 業 の 特 例 認 定 地 域 再 生 計 画 に 記 載 されている 一 の4の 事 業 により 遊 休 工 場 用 地 等 に 導 入 される 産 業 は 農 村 地 域 工 業 等 導 入 促 進 法 の 規 定 の 適 用 については 工 業 等 とみなす 六 地 域 再 生 推 進 法 人 の 指 定 の 対 象 となる 法 人 の 追 加 地 域 再 生 推 進 法 人 の 指 定 の 対 象 となる 法 人 に 営 利 を 目 的 としない 法 人 を 追 加 する 七 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 2 政 府 は この 法 律 の 施 行 後 3 年 以 内 に 認 定 地 域 再 生 計 画 に 基 づく 事 業 に 対 する 特 別 の 措 置 の 適 用 状 況 その 他 の 新 法 の 施 行 状 況 について 検 討 を 加 え その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 措 置 を 講 ずるものとする 附 帯 決 議 ( 地 方 消 費 者 問 題 に 関 する 特 別 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 人 口 減 少 を 克 服 し 地 方 創 生 を 成 し 遂 げることが 急 務 であることに 鑑 み 必 要 な 予 算 の 確 保 を 始 め 一 層 の 支 援 措 置 の 拡 大 等 に 努 めること 二 本 法 施 行 後 3 年 の 見 直 しに 合 わせ 特 に 地 方 活 力 向 上 地 域 特 定 業 務 施 設 整 備 事 業 については その 効 果 についてまち ひと しごと 創 生 法 の 目 的 にある 東 京 圏 への 人 口 の 過 度 の 集 中 を 是 正 する 観 点 を 踏 まえ 検 証 を 行 い その 結 果 に 基 づいて 必 要 に 応 じて 地 方 活 力 向 上 地 域 の 範 囲 も 含 めた 規 定 の 見 直 しを 行 うこと 三 医 療 福 祉 教 育 等 のサービス 産 業 による 地 域 活 性 化 政 策 を 中 軸 に 据 えた 国 の 長 期 計 画 を 地 域 住 民 の 視 点 に 立 って 検 討 すること 四 地 方 経 済 の 再 生 雇 用 の 創 出 を 強 力 に 推 進 するため 各 省 庁 において 実 施 している 施 策 を 地 方 の 視 点 から 調 整 し 地 方 創 生 の 実 現 に 向 け 政 府 一 体 となって 取 り 組 むこと 五 中 山 間 地 域 等 では 人 口 減 少 に 伴 い 住 民 の 生 活 に 必 要 なサービス 機 能 の 提 供 に 支 障 が 生 じて きていることを 踏 まえ 医 療 介 護 教 育 ガソリン 電 力 金 融 通 信 交 通 郵 便 などに 係 るユニバーサルサービスの 提 供 に 関 し その 維 持 確 保 のための 手 段 及 び 責 任 の 所 在 等 について 各 省 庁 の 施 策 を 一 体 的 に 捉 えた 上 で それらの 基 本 的 在 り 方 を 検 討 すること 六 地 域 医 療 構 想 の 策 定 や 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 当 たっては 子 育 て 世 代 や 働 く 世 代 など 各 世 代 の 医 療 介 護 に 対 するニーズを 把 握 し 地 方 への 人 口 移 動 を 促 進 するような 地 域 医 療 介 護 提 供 体 制 が 整 えられるよう 各 省 庁 が 連 携 して 取 り 組 むこと 右 決 議 する

92 内 閣 の 重 要 政 策 に 関 する 総 合 調 整 等 に 関 する 機 能 の 強 化 のための 国 家 行 政 組 織 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 54 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 8.31 内 閣 委 員 会 付 託 9.4 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 の 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 各 省 等 への 総 合 調 整 権 限 の 付 与 1 国 家 行 政 組 織 法 の 一 部 改 正 ア 省 は 各 省 大 臣 の 分 担 管 理 する 行 政 事 務 及 び 当 該 大 臣 が 掌 理 するイの 行 政 事 務 をつかさど る イ 各 省 大 臣 は 行 政 事 務 を 分 担 管 理 するほか その 分 担 管 理 する 行 政 事 務 に 係 る 各 省 の 任 務 に 関 連 する 特 定 の 内 閣 の 重 要 政 策 について 当 該 重 要 政 策 に 関 して 閣 議 において 決 定 された 基 本 的 な 方 針 に 基 づいて 行 政 各 部 の 施 策 の 統 一 を 図 るために 必 要 となる 企 画 及 び 立 案 並 び に 総 合 調 整 に 関 する 事 務 を 掌 理 する ウ 各 省 大 臣 は イの 事 務 の 遂 行 のため 特 に 必 要 があると 認 めるときは 関 係 行 政 機 関 の 長 に 対 し 勧 告 すること 等 ができる 2 各 省 等 設 置 法 等 の 一 部 改 正 ア 各 省 は その 分 担 管 理 する 行 政 事 務 に 係 る 任 務 に 関 連 する 特 定 の 内 閣 の 重 要 政 策 に 関 する 内 閣 の 事 務 を 助 けることを 任 務 とし 当 該 任 務 を 遂 行 するに 当 たり 内 閣 官 房 を 助 けるもの とする イ 各 省 は アの 任 務 を 達 成 するため その 分 担 管 理 する 行 政 事 務 に 係 る 任 務 に 関 連 する 特 定 の 内 閣 の 重 要 政 策 について 当 該 重 要 政 策 に 関 して 閣 議 において 決 定 された 基 本 的 な 方 針 に 基 づいて 行 政 各 部 の 施 策 の 統 一 を 図 るために 必 要 となる 企 画 及 び 立 案 並 びに 総 合 調 整 に 関 する 事 務 をつかさどる ウ 国 家 公 安 委 員 会 金 融 庁 及 び 消 費 者 庁 についてア 及 びイと 同 様 の 措 置 を 講 ずる 二 事 務 の 移 管 ( 内 閣 府 設 置 法 等 の 一 部 改 正 ) 1 内 閣 官 房 から 内 閣 府 に 知 的 財 産 戦 略 推 進 事 務 局 など5つの 事 務 等 を 移 管 する 2 内 閣 府 本 府 から 各 省 等 に 食 育 推 進 など9つの 事 務 等 を 移 管 する 三 施 行 期 日 この 法 律 は 一 部 を 除 き 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 内 閣 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 複 雑 化 多 様 化 した 経 済 社 会 情 勢 の 急 速 な 変 化 等 に 対 応 するためには 国 民 本 位 で 時 代 に 即 した 合 理 的 かつ 効 率 的 な 行 政 を 実 現 することが 求 められる そのため 今 後 も 内 閣 官 房 及 び 内 閣 府 の 業 務 の 在 り 方 に 加 え 省 庁 の 編 成 や 国 地 方 の 役 割 分 担 を 再 検 討 するなど 業 務 の 不 断 の 見 直 しに 積 極 的 に 取 り 組 むこと 二 特 定 の 内 閣 の 重 要 政 策 について 各 省 庁 が 総 合 調 整 事 務 を 行 うに 当 たっては 閣 議 において 決 定 された 基 本 的 な 方 針 を 実 効 性 あるものとするとともに 当 該 省 庁 が 所 管 の 個 別 事 業 の 利 害 や 制 約 にとらわれ 内 閣 としての 一 体 性 を 損 なうことのないよう 万 全 を 期 すること 三 各 省 庁 に 特 定 の 内 閣 の 重 要 政 策 に 関 する 総 合 調 整 機 能 が 付 与 されることに 鑑 み 内 閣 及 び 内 閣 総 理 大 臣 がリーダーシップを 発 揮 できるよう 的 確 に 補 佐 し 幅 広 い 視 野 に 立 って 総 合 調 整 事 務 を 担 うことができる 人 材 の 育 成 に 取 り 組 むとともに 府 省 の 枠 を 超 えて 戦 略 的 に 人 材 を 配 置 するな ど 政 府 全 体 として 適 切 な 人 事 管 理 を 推 進 すること 四 今 後 の 内 閣 官 房 及 び 内 閣 府 への 業 務 の 追 加 に 当 たっては 関 係 省 庁 に 総 合 調 整 等 を 行 わせた 場 合 の 効 果 との 比 較 検 討 を 行 うなど その 必 要 性 を 十 分 勘 案 した 上 で 判 断 するとともに 新 たな 業 務 を 法 律 によって 追 加 する 場 合 には 原 則 として あらかじめ 当 該 業 務 を 行 う 期 限 を 設 けるこ と

93 五 内 閣 の 重 要 政 策 に 関 する 企 画 立 案 機 能 の 強 化 に 当 たり 地 域 活 性 化 や 政 府 関 係 機 関 の 地 方 移 転 の 取 組 などを 通 じ 地 方 を 含 む 関 係 者 の 意 見 や 施 策 の 現 場 の 状 況 を 十 分 に 把 握 するよう 努 めるこ と 右 決 議 する 民 間 資 金 等 の 活 用 による 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 促 進 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 55 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.7 内 閣 委 員 会 付 託 9.11 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 公 共 施 設 等 運 営 事 業 の 円 滑 かつ 効 率 的 な 遂 行 を 図 るため 国 の 職 員 が 公 共 施 設 等 の 運 営 等 に 関 する 専 門 的 な 知 識 及 び 技 能 を 必 要 とする 業 務 に 従 事 するために 公 共 施 設 等 運 営 権 者 の 職 員 として 在 職 した 後 引 き 続 いて 国 の 職 員 となった 場 合 における 退 職 手 当 の 特 例 を 設 ける 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 公 共 施 設 等 運 営 権 実 施 契 約 公 共 施 設 等 運 営 権 者 は 国 又 は 地 方 公 共 団 体 から 職 員 の 派 遣 を 受 け 入 れる 場 合 には 公 共 施 設 等 の 管 理 者 等 との 間 で 当 該 派 遣 職 員 が 従 事 する 業 務 の 内 容 及 び 期 間 等 をその 内 容 に 含 む 公 共 施 設 等 運 営 権 実 施 契 約 を 締 結 しなければならない 二 派 遣 職 員 に 係 る 特 例 当 該 派 遣 職 員 が 公 共 施 設 等 運 営 権 者 の 職 員 として 公 共 施 設 等 の 運 営 等 に 関 する 専 門 的 な 知 識 及 び 技 能 を 必 要 とする 業 務 に 従 事 した 後 再 び 国 又 は 地 方 公 共 団 体 の 職 員 となった 場 合 におけ る 退 職 手 当 の 取 扱 い 等 について 他 の 職 員 との 均 衡 を 失 することのないよう 国 家 公 務 員 退 職 手 当 法 等 の 特 例 を 設 ける 三 施 行 期 日 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る 附 帯 決 議 ( 内 閣 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 指 定 管 理 者 制 度 や 包 括 的 民 間 委 託 など 多 様 な 手 法 を 活 用 し 官 民 連 携 事 業 の 推 進 に 努 めること また 手 法 の 選 択 及 び 民 間 事 業 者 の 選 定 においては 手 続 の 透 明 性 が 確 保 されるよう 十 分 に 留 意 す ること 二 民 間 事 業 者 への 公 務 員 の 派 遣 等 に 当 たっては 民 間 事 業 者 からの 要 請 を 十 分 踏 まえて 実 施 する ものとし 公 務 員 の 新 たな 天 下 りの 手 段 との 疑 念 を 抱 かれることのないよう その 運 用 に 万 全 を 期 すこと 三 公 共 施 設 等 の 整 備 等 に 当 たっては 公 費 負 担 の 抑 制 の 観 点 からも 事 業 規 模 に 応 じ また 地 域 の 実 情 を 踏 まえ 事 前 に 官 民 連 携 事 業 での 実 施 可 否 を 検 討 する 仕 組 みの 構 築 について 検 討 するこ と 右 決 議 する 金 融 商 品 取 引 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 56 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.20 財 政 金 融 委 員 会 付 託 5.27 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 (プロ 向 けファンド)に 関 する 特 例 制 度 をめぐる 昨 今 の 状 況 を 踏 まえ 成 長 資 金 の 円 滑 な 供 給 を 確 保 しつつ 投 資 者 の 保 護 を 図 るため 適 格 機 関 投 資 家 等 特 例 業 務 を 行 う 者 ( 届 出 者 )について 一 定 の 欠 格 事 由 を 定 め 契 約 の 概 要 及 びリスクを 説 明 する ための 書 面 の 契 約 締 結 前 の 交 付 の 義 務 付 け 等 を 行 うとともに 業 務 改 善 命 令 業 務 停 止 命 令 等 の 監 督 上 の 処 分 を 導 入 する 等 の 措 置 を 講 ずるものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである

94 一 届 出 者 の 要 件 等 1 届 出 者 の 欠 格 事 由 ( 金 融 商 品 取 引 業 の 登 録 取 消 しや 特 例 業 務 の 廃 止 命 令 を 受 けてから5 年 間 は 特 例 業 務 を 行 うことができないこととする 等 )を 定 める 2 届 出 書 の 記 載 事 項 を 拡 充 するとともに 届 出 書 等 の 公 表 に 関 する 規 定 を 設 ける 3 実 態 を 伴 わない 適 格 機 関 投 資 家 を 排 除 するため 特 例 業 務 における 適 格 機 関 投 資 家 の 範 囲 や 要 件 の 設 定 を 可 能 とする 二 届 出 者 に 対 する 行 為 規 制 の 拡 充 1 届 出 者 に 対 し 適 合 性 の 原 則 ( 顧 客 の 知 識 経 験 等 に 照 らし 不 適 当 な 勧 誘 の 禁 止 )やリスク 等 の 説 明 義 務 を 新 たに 定 めるなど 行 為 規 制 を 拡 充 する 2 届 出 者 に 対 し 事 業 報 告 書 の 作 成 及 び 当 局 への 提 出 帳 簿 書 類 の 作 成 及 び 保 存 等 を 義 務 付 け る 三 問 題 のある 届 出 者 への 行 政 対 応 等 届 出 者 に 対 する 監 督 上 の 処 分 として 業 務 改 善 命 令 業 務 停 止 命 令 業 務 廃 止 命 令 を 可 能 とする とともに 無 届 出 者 等 に 対 する 罰 則 を 強 化 する 四 施 行 期 日 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る 附 帯 決 議 ( 財 政 金 融 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 次 の 事 項 について 十 分 配 慮 すべきである 一 実 体 経 済 を 支 えつつ 成 長 産 業 として 経 済 をリードするという 我 が 国 金 融 業 が 果 たすべき 役 割 を 踏 まえ 金 融 機 能 の 安 定 市 場 の 公 正 利 用 者 の 保 護 等 に 万 全 を 期 すとともに 我 が 国 金 融 資 本 市 場 の 国 際 的 な 魅 力 を 高 め アジアのメインマーケットたる 市 場 を 実 現 するための 取 組 を 推 進 すること 一 本 法 による 制 度 の 運 用 に 当 たっては いわゆるプロ 向 けファンドをめぐる 投 資 者 被 害 を 抑 止 す るため 一 般 の 個 人 に 被 害 が 生 じないよう 販 売 可 能 な 投 資 者 の 範 囲 を 適 切 に 限 定 するとともに 引 き 続 き 投 資 者 に 対 する 注 意 喚 起 や 理 解 啓 発 に 努 めるなど 投 資 者 保 護 に 万 全 を 期 すこと また ファンドがリスクマネー 供 給 に 果 たす 役 割 の 重 要 性 に 鑑 み ファンドに 対 する 投 資 者 の 信 頼 を 確 保 しつつ 創 業 起 業 期 や 新 興 期 等 の 段 階 にある 企 業 に 対 して 円 滑 かつ 適 切 な 成 長 資 金 の 供 給 が 行 われるよう 配 意 すること 一 証 券 金 融 と 商 品 を 一 体 として 取 り 扱 う 総 合 取 引 所 の 創 設 が 我 が 国 市 場 の 国 際 競 争 力 の 強 化 及 び 利 用 者 利 便 の 向 上 を 図 るために 重 要 な 取 組 であることに 鑑 み 総 合 取 引 所 についての 規 制 監 督 を 一 元 化 する 金 融 商 品 取 引 法 の 趣 旨 を 踏 まえ その 早 期 実 現 に 向 けて 取 引 所 等 の 関 係 者 に 対 し 更 なる 検 討 を 促 すなど 金 融 庁 農 林 水 産 省 及 び 経 済 産 業 省 が 連 携 して 対 応 を 強 化 すること 一 証 券 市 場 の 健 全 な 発 展 及 び 新 規 公 開 の 品 質 向 上 に 資 するため 引 受 審 査 を 行 う 証 券 会 社 におい て 利 益 相 反 が 生 じないよう 留 意 するとともに 証 券 取 引 所 における 上 場 審 査 を 強 化 するなど 投 資 家 の 信 頼 確 保 を 図 ること その 際 新 規 上 場 の 促 進 にも 配 慮 しつつ 成 長 企 業 への 円 滑 な 資 金 供 給 に 向 けた 更 なる 環 境 整 備 に 努 めること 一 近 時 におけるプロ 向 けファンドをめぐる 多 数 の 法 令 違 反 行 為 などの 実 態 も 踏 まえ 実 効 性 のあ る 投 資 者 利 用 者 保 護 を 図 る 観 点 から 金 融 商 品 取 引 業 者 等 に 対 する 検 査 及 び 監 督 を 強 化 するこ と また 海 外 の 業 者 や 海 外 での 運 用 等 についても 法 執 行 の 充 実 を 図 ること その 際 地 域 の 金 融 商 品 取 引 業 者 等 の 検 査 及 び 監 督 を 主 に 担 当 する 財 務 局 も 含 め 優 秀 な 人 材 の 確 保 と 職 員 の 専 門 性 の 向 上 を 図 るとともに 必 要 な 定 員 の 確 保 高 度 な 専 門 的 知 識 を 要 する 職 務 に 従 事 する 職 員 の 処 遇 の 改 善 機 構 の 充 実 及 び 職 場 環 境 の 整 備 に 努 めること 右 決 議 する 総 合 法 律 支 援 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 57 号 )

95 ( 衆 議 院 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 法 的 援 助 を 要 する 者 の 多 様 化 により 的 確 に 対 応 するため 日 本 司 法 支 援 センターの 業 務 として 認 知 機 能 が 十 分 でない 者 及 び 大 規 模 な 災 害 の 被 災 者 等 を 援 助 する 業 務 を 追 加 する 等 の 措 置 を 講 じようとするものである 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 58 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.18 国 土 交 通 委 員 会 付 託 7.1 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 伴 い 建 築 物 におけるエネルギーの 消 費 量 が 著 しく 増 加 してい ることに 鑑 み 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 を 図 るため 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 に 関 する 基 本 的 な 方 針 の 策 定 について 定 めるとともに 一 定 規 模 以 上 の 建 築 物 の 建 築 物 エネル ギー 消 費 性 能 基 準 ( 以 下 省 エネ 基 準 という )への 適 合 性 を 確 保 するための 措 置 建 築 物 エネ ルギー 消 費 性 能 向 上 計 画 の 認 定 その 他 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のと おりである 一 国 土 交 通 大 臣 は 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 に 関 する 基 本 的 な 方 針 を 定 め これを 公 表 しなければならないこととする 二 政 令 で 定 める 規 模 以 上 の 大 規 模 な 非 住 宅 建 築 物 ( 特 定 建 築 物 )について 新 築 時 等 における 省 エネ 基 準 への 適 合 義 務 及 び 適 合 性 判 定 義 務 を 課 し これを 建 築 確 認 で 担 保 することとする 三 特 定 建 築 物 以 外 の 一 定 規 模 以 上 の 建 築 物 について 新 築 時 等 における 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 確 保 のための 計 画 の 届 出 義 務 を 課 し これが 省 エネ 基 準 に 適 合 しないときは 必 要 に 応 じ 所 管 行 政 庁 が 指 示 等 を 行 うことができることとする 四 国 土 交 通 大 臣 は 一 定 戸 数 以 上 の 一 戸 建 ての 住 宅 を 新 築 する 事 業 者 が 最 も 優 れている 新 築 一 戸 建 て 住 宅 のエネルギー 消 費 性 能 等 を 勘 案 して 定 める 基 準 に 照 らして 住 宅 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 を 相 当 程 度 行 う 必 要 がある 場 合 に 勧 告 等 をすることができることとする 五 エネルギー 消 費 性 能 の 優 れた 建 築 物 について 所 管 行 政 庁 による 建 築 物 エネルギー 消 費 性 能 向 上 計 画 の 認 定 を 受 けて 容 積 率 の 特 例 を 受 けることができることとする 六 省 エネ 基 準 に 適 合 している 建 築 物 について 所 管 行 政 庁 の 認 定 を 受 けてその 旨 を 表 示 すること ができることとする 七 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 八 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す ることとする ただし 二 三 四 及 び 一 部 の 規 定 については 公 布 の 日 から 起 算 して2 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 することとする 附 帯 決 議 ( 国 土 交 通 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 じ その 運 用 に 万 全 を 期 すべき である 一 国 民 に 対 して 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 の 必 要 性 や 効 果 を 分 かりやすく 説 明 し 本 法 施 行 への 協 力 を 求 めるとともに 今 後 予 定 される 建 築 物 の 省 エネ 基 準 適 合 義 務 の 対 象 拡 大 につい て 理 解 の 促 進 を 図 ること 二 建 築 物 エネルギー 消 費 性 能 適 合 性 判 定 が 円 滑 に 実 施 されるよう 判 定 方 法 をより 合 理 的 なもの とすること また 関 係 省 令 告 示 等 の 制 定 から 施 行 までに 十 分 な 期 間 を 置 いて 所 管 行 政 庁 そ の 他 の 関 係 機 関 関 係 事 業 者 等 に 対 する 制 度 の 周 知 を 徹 底 すること 三 今 後 の 適 合 義 務 の 対 象 拡 大 に 当 たっては 予 定 される 時 期 範 囲 等 を 早 期 に 明 らかにした 上 で 審 査 等 の 執 行 体 制 の 充 実 強 化 及 び 設 計 施 工 評 価 等 を 担 う 技 術 者 の 育 成 を 促 進 すること また 所 管 行 政 庁 において 届 出 制 度 が 的 確 に 運 用 されるよう 実 情 を 把 握 した 上 で 必 要 な 支 援 を 行 い 適 合 率 の 向 上 を 図 ること

96 四 戸 建 住 宅 を 含 めた 小 規 模 建 築 物 の 義 務 化 に 向 けて 手 続 の 一 層 の 簡 素 化 等 建 築 側 と 審 査 側 双 方 の 負 担 軽 減 策 を 講 じるとともに 中 小 工 務 店 や 大 工 等 の 技 術 力 の 向 上 に 向 けた 支 援 の 拡 充 を 行 うなど 制 度 の 円 滑 な 実 施 のための 環 境 整 備 に 万 全 を 期 すこと あわせて 地 域 の 気 候 風 土 に 対 応 した 伝 統 的 構 法 の 建 築 物 などの 承 継 を 可 能 とする 仕 組 みを 検 討 すること 五 建 築 物 の 省 エネ 基 準 等 は 新 築 におけるエネルギー 消 費 性 能 の 実 態 等 を 踏 まえ その 向 上 に 資 する 水 準 が 維 持 されるよう 定 期 的 な 見 直 しを 行 うこと また 新 技 術 の 開 発 や 低 コスト 化 を 促 進 するため 基 準 強 化 の 時 期 内 容 等 をあらかじめ 明 らかにすること 六 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 について 統 一 的 かつ 分 かりやすい 表 示 の 方 法 を 早 期 に 確 立 する とともに 建 築 物 の 広 告 等 における 性 能 の 掲 載 や 売 買 賃 貸 等 の 契 約 における 性 能 の 説 明 など の 促 進 により 性 能 に 優 れた 建 築 物 が 市 場 において 適 切 に 評 価 される 環 境 を 整 備 すること あわ せて 建 築 物 の 設 計 者 に 対 し 建 築 主 へのエネルギー 消 費 性 能 の 適 切 な 説 明 を 促 すこと 七 住 宅 の 断 熱 性 能 の 向 上 が ヒートショックの 防 止 など 居 住 者 の 健 康 の 維 持 増 進 や 生 活 の 質 の 向 上 に 資 することについて 実 態 調 査 を 行 いその 結 果 を 公 表 するとともに 国 民 の 理 解 を 深 める よう 努 めること また 住 宅 等 の 断 熱 性 能 の 向 上 を 図 る 上 では 開 口 部 における 木 製 又 は 樹 脂 製 のサッシの 使 用 が 有 効 であるため その 普 及 の 促 進 に 向 けて 諸 外 国 の 例 も 参 考 にしつつ 同 サッ シの 防 耐 火 性 能 に 係 る 技 術 開 発 や 基 準 の 合 理 化 を 検 討 すること 八 既 存 建 築 物 の 省 エネルギー 改 修 を 促 進 するため 支 援 制 度 の 充 実 を 図 ること 特 に エネルギー コストの 低 減 のメリットが 所 有 者 ではなく 入 居 者 に 帰 属 することとなる 賃 貸 住 宅 について 所 有 者 に 対 するインセンティブの 強 化 を 検 討 すること 九 国 地 方 公 共 団 体 等 の 公 共 建 築 物 の 新 築 改 修 等 に 当 たっては 建 築 物 のエネルギー 消 費 性 能 の 向 上 を 先 導 するものとなるよう 積 極 的 な 新 技 術 の 導 入 再 生 可 能 エネルギーの 活 用 等 に 努 め ること 右 決 議 する 廃 棄 物 の 処 理 及 び 清 掃 に 関 する 法 律 及 び 災 害 対 策 基 本 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 59 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.12 環 境 委 員 会 付 託 7.10 本 会 議 可 決 ) 要 旨 東 日 本 大 震 災 の 発 生 後 の 被 災 地 の 廃 棄 物 処 理 に 関 する 課 題 として 事 前 の 備 えが 不 十 分 であった こと このため 災 害 発 生 の 初 期 段 階 で 関 係 者 が 十 分 に 機 能 能 力 を 発 揮 できなかったこと さら には 国 が 速 やかに 処 理 の 指 針 を 示 し それを 実 施 するための 特 例 措 置 を 講 じて 円 滑 迅 速 な 処 理 を 促 すことができなかったことなどが 浮 上 した 政 府 は これらの 課 題 を 近 年 の 災 害 の 教 訓 も 踏 まえて 解 決 するため 検 討 したところ 国 地 方 公 共 団 体 民 間 事 業 者 等 廃 棄 物 処 理 に 関 係 する 者 が それぞれ 主 体 的 に 連 携 協 力 した 上 で 平 時 から 災 害 に 備 える 必 要 があること また そ の 平 時 の 備 えを 災 害 発 生 後 に 実 際 に 活 用 し 実 現 するための 制 度 的 担 保 が 必 要 であることが 明 らか となり さらに 大 規 模 災 害 に 備 え 地 方 公 共 団 体 だけでは 処 理 しがたい 場 合 を 想 定 し 国 が 自 ら 処 理 に 当 たるための 制 度 が 必 要 である との 結 論 に 至 った 本 法 律 案 は これら 制 度 的 な 担 保 が 必 要 なものについて 法 制 度 を 整 備 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 平 時 の 備 えを 中 心 としつつ 通 常 起 こり 得 る 規 模 の 災 害 対 応 も 含 めた 廃 棄 物 処 理 における 災 害 対 策 の 強 化 として 災 害 時 においても 適 正 かつ 円 滑 迅 速 な 廃 棄 物 処 理 を 図 るとの 基 本 理 念 を 明 確 にするとともに 国 地 方 公 共 団 体 事 業 者 等 災 害 時 の 廃 棄 物 処 理 に 関 わる 者 の 連 携 協 力 の 責 務 を 明 確 にした 上 で その 担 保 として 国 が 策 定 する 基 本 方 針 等 の 規 定 事 項 として 災 害 に 向 けた 備 えを 追 加 することとする また 通 常 規 模 の 災 害 が 発 生 したときの 円 滑 迅 速 な 廃 棄 物 処 理 に 向 けて 災 害 廃 棄 物 の 処 分 に 係 る 仮 設 処 理 施 設 の 設 置 手 続 を 簡 略 化 するなど 所 要 の 措 置 を 講 ずるものとする

97 二 大 規 模 災 害 時 の 廃 棄 物 処 理 対 策 の 強 化 として 大 規 模 災 害 が 発 生 したときは 通 常 規 模 の 災 害 への 対 策 に 加 えて 政 令 による 指 定 を 受 けて 環 境 大 臣 が 当 該 災 害 により 生 じた 廃 棄 物 につい て 処 理 に 関 する 基 本 的 な 指 針 を 策 定 することとする 三 以 上 の 措 置 及 び 既 存 の 特 例 措 置 によってもなお 不 十 分 であるときは 環 境 大 臣 が 一 定 の 要 件 の 下 被 災 地 域 にある 市 町 村 の 長 からの 要 請 を 受 け 当 該 市 町 村 における 災 害 廃 棄 物 の 処 理 を 自 ら 代 行 することができることとする 四 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して20 日 を 経 過 した 日 から 施 行 するものとする 附 帯 決 議 ( 環 境 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 今 回 の 法 改 正 に 盛 り 込 まれなかった 放 射 性 物 質 に 汚 染 された 廃 棄 物 の 処 理 体 制 について 早 急 に 法 整 備 を 含 めた 対 応 を 検 討 し 万 が 一 原 子 力 災 害 が 起 きた 場 合 に 備 えること あわせて 指 定 廃 棄 物 の 処 理 について 各 地 域 で 混 乱 を 招 いていることから 処 理 促 進 についての 法 整 備 を 含 めた 議 論 を 加 速 化 し 早 急 に 対 策 を 講 ずること 二 非 常 災 害 時 の 廃 棄 物 の 適 正 な 処 理 を 円 滑 かつ 迅 速 に 行 うため 廃 棄 物 の 発 生 状 況 の 把 握 から 最 終 処 分 に 至 るまで 関 係 者 による 適 切 な 役 割 分 担 及 び 相 互 の 協 力 が 確 実 に 実 施 されるよう 今 後 策 定 するとされている 大 規 模 災 害 発 生 時 における 災 害 廃 棄 物 対 策 行 動 指 針 等 により 国 都 道 府 県 市 町 村 それぞれが 果 たすべき 役 割 民 間 事 業 者 に 対 して 求 める 協 力 の 内 容 等 について 具 体 的 に 示 すとともに 国 がリーダーシップを 確 実 に 発 揮 できるよう 体 制 整 備 に 努 めること 三 地 方 自 治 体 において 災 害 時 の 廃 棄 物 処 理 に 係 る 事 前 の 備 えとして 仮 置 場 の 確 保 の 方 策 等 を 定 める 災 害 廃 棄 物 処 理 計 画 の 策 定 率 が3 割 程 度 にとどまっていることから 発 災 時 の 適 正 か つ 迅 速 な 対 応 を 可 能 とするために 同 計 画 の 策 定 が 加 速 されるよう 地 方 自 治 体 に 対 する 支 援 に 万 全 を 期 すること 四 災 害 廃 棄 物 の 広 域 処 理 については 東 日 本 大 震 災 の 際 の 教 訓 も 踏 まえ 災 害 廃 棄 物 の 迅 速 な 処 理 を 大 前 提 としつつ 地 域 の 実 情 や 経 済 性 も 考 慮 した 上 で 必 要 に 応 じて 実 施 するものとするこ と その 際 には 廃 棄 物 の 処 理 が 効 率 的 に 行 われることとなるよう 関 係 地 方 自 治 体 民 間 事 業 者 等 と 協 議 するとともに 国 民 の 理 解 を 得 るために 十 分 な 説 明 を 行 うこと 五 廃 棄 物 処 理 施 設 の 設 置 等 に 係 る 手 続 の 簡 素 化 処 理 の 再 委 託 及 び 再 生 利 用 については 不 適 正 処 理 を 誘 発 することのないよう 厳 格 な 条 件 を 付 すなど 適 切 な 措 置 を 講 ずること 六 大 規 模 災 害 における 災 害 廃 棄 物 の 処 理 には 莫 大 な 費 用 が 必 要 になることから 地 方 自 治 体 の 負 担 に 対 する 不 安 を 払 拭 するためにも 十 分 な 財 政 上 の 措 置 を 講 ずるよう 努 めること 七 東 日 本 大 震 災 では 既 存 の 廃 棄 物 処 理 施 設 が 地 震 や 津 波 で 損 壊 し 処 理 が 遅 れたことから 地 震 や 水 害 で 稼 働 不 能 とならないよう 施 設 の 強 靱 化 に 向 けた 整 備 予 算 の 確 保 など 十 分 な 災 害 対 策 を 講 ずるよう 努 めること また 地 域 の 災 害 対 応 拠 点 となる 廃 棄 物 処 理 施 設 について 避 難 所 等 への 電 気 や 熱 エネルギー の 供 給 施 設 としても 機 能 することとなるよう 地 方 自 治 体 の 取 組 を 支 援 すること 八 大 規 模 災 害 発 生 時 には 甚 大 な 被 害 により 被 災 地 域 のみで 処 理 体 制 を 確 保 することが 困 難 な 場 合 も 想 定 されるため 事 態 の 推 移 に 応 じた 災 害 廃 棄 物 の 発 生 量 の 推 計 及 びその 処 理 に 係 る 最 新 の 科 学 的 技 術 的 知 見 を 集 積 し 被 災 地 域 を 支 援 するための 体 制 を 整 備 すること また 自 然 生 態 系 の 有 する 防 災 減 災 機 能 が 災 害 廃 棄 物 の 発 生 を 抑 制 し 被 災 地 域 の 負 担 軽 減 に 資 することから 今 後 のインフラ 整 備 において 活 用 するよう 努 めること 九 今 回 の 法 改 正 に 基 づいてとられる 措 置 については 平 時 の 備 えから 大 規 模 災 害 発 生 時 の 対 応 ま で 切 れ 目 なく 災 害 対 策 を 実 施 強 化 するとの 法 整 備 の 趣 旨 が 完 遂 されるよう 今 後 の 災 害 廃 棄 物 等 に 関 する 知 見 の 拡 充 並 びに 地 方 自 治 体 等 の 実 施 した 措 置 及 び 体 制 等 の 状 況 を 踏 まえ 継 続 的 に 見 直 しを 行 い その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 措 置 を 講 ずること 右 決 議 する

98 矯 正 医 官 の 兼 業 及 び 勤 務 時 間 の 特 例 等 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 60 号 )( 先 議 ) ( 参 議 院 法 務 委 員 会 付 託 4.17 本 会 議 可 決 衆 議 院 8.27 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 矯 正 施 設 に 収 容 されている 者 に 対 する 医 療 の 重 要 性 に 鑑 み 矯 正 医 官 について そ の 能 力 の 維 持 向 上 の 機 会 を 付 与 すること 等 によりその 人 材 を 継 続 的 かつ 安 定 的 に 確 保 するため 兼 業 の 許 可 等 に 関 する 国 家 公 務 員 法 の 特 例 を 設 ける 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 国 は 広 報 活 動 啓 発 活 動 その 他 の 活 動 を 通 じて 矯 正 施 設 に 収 容 されている 者 に 対 する 医 療 の 重 要 性 に 対 する 国 民 の 関 心 と 理 解 を 深 めるよう 努 めるとともに 矯 正 医 官 の 勤 務 条 件 の 改 善 そ の 他 の 矯 正 医 官 の 確 保 のために 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めなければならない 二 矯 正 医 官 が 矯 正 施 設 の 外 の 病 院 又 は 診 療 所 等 において 診 療 を 行 う 兼 業 について 正 規 の 勤 務 時 間 において 行 う 場 合 や 報 酬 を 得 る 場 合 であっても 法 務 大 臣 の 承 認 によって 行 うことができる こととする 三 法 務 大 臣 又 はその 委 任 を 受 けた 者 は 矯 正 医 官 で 人 事 院 規 則 で 定 めるものについて 公 務 の 能 率 の 向 上 に 資 すると 認 める 場 合 には いわゆるフレックスタイム 制 によって 勤 務 時 間 を 割 り 振 る ことができる 四 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る 附 帯 決 議 ( 法 務 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 格 段 の 配 慮 をすべきである 一 矯 正 施 設 における 適 切 な 医 療 の 提 供 は 被 収 容 者 の 身 柄 を 強 制 的 に 拘 禁 している 国 の 責 務 であ ることに 鑑 み 矯 正 医 官 の 減 少 により 医 療 の 提 供 が 危 機 的 な 状 況 にある 現 状 を 重 く 受 け 止 め 関 係 機 関 との 連 携 を 更 に 強 化 し 常 勤 の 矯 正 医 官 の 確 保 に 万 全 を 期 すとともに 医 療 の 提 供 体 制 の 在 り 方 について 今 後 も 検 討 を 進 め 一 層 の 改 善 を 図 ること 二 矯 正 医 官 には 原 則 として 当 直 勤 務 がないことなどに 加 え 本 法 により 勤 務 時 間 の 見 直 し 等 の 待 遇 改 善 が 図 られ 女 性 医 師 にとって 家 庭 と 仕 事 の 両 立 がしやすい 勤 務 環 境 が 整 備 されることを 受 け 女 性 医 師 の 矯 正 医 官 への 積 極 的 な 登 用 を 進 めるとともに 物 的 設 備 面 においても 女 性 医 師 が 矯 正 医 官 として 勤 務 しやすい 環 境 整 備 を 進 めること 三 矯 正 医 官 の 兼 業 の 許 可 の 特 例 については 医 師 が 医 療 を 通 じて 地 域 社 会 における 公 衆 衛 生 の 向 上 等 に 協 力 し 国 民 の 健 康 な 生 活 を 確 保 するという 公 共 的 な 使 命 を 負 う 者 であり また 他 の 医 療 機 関 等 において 医 療 行 為 等 を 行 うことが 医 療 知 識 技 術 の 維 持 向 上 にも 資 するということか ら 兼 業 を 広 く 認 めるという 本 法 の 趣 旨 を 踏 まえ これにより 矯 正 医 官 の 職 務 遂 行 に 不 都 合 が 生 じ ることのないよう 適 正 な 運 用 に 努 めること 四 本 法 により 勤 務 時 間 の 見 直 し 等 の 待 遇 改 善 が 図 られた 矯 正 医 官 のほか 国 家 公 務 員 及 びそれに 準 ずる 身 分 で 医 療 職 に 従 事 する 医 師 の 待 遇 改 善 についても 検 討 すること 右 決 議 する 中 小 企 業 における 経 営 の 承 継 の 円 滑 化 に 関 する 法 律 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 61 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 8.3 経 済 産 業 委 員 会 付 託 8.21 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 中 小 企 業 における 経 営 の 承 継 をより 円 滑 化 するため 後 継 者 が 贈 与 を 受 けた 株 式 等 を 関 係 者 の 合 意 により 遺 留 分 の 算 定 の 対 象 から 除 外 等 する 制 度 において 後 継 者 の 範 囲 を 拡 大 する とともに 小 規 模 企 業 共 済 制 度 において 親 族 が 事 業 を 承 継 した 場 合 に 共 済 金 の 支 給 額 を 引 き 上 げる 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 中 小 企 業 における 経 営 の 承 継 の 円 滑 化 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正

99 1 遺 留 分 特 例 制 度 の 親 族 外 への 拡 充 イ 旧 代 表 者 の 推 定 相 続 人 及 び 後 継 者 は その 全 員 の 合 意 をもって 書 面 により 後 継 者 が 当 該 旧 代 表 者 からの 贈 与 等 により 取 得 した 特 例 中 小 企 業 者 の 株 式 等 の 全 部 又 は 一 部 について その 価 額 を 遺 留 分 を 算 定 するための 財 産 の 価 額 に 算 入 しない 旨 等 の 定 めをすることができ る ロ イの 合 意 をする 際 に 併 せて その 全 員 の 合 意 をもって 書 面 により 後 継 者 が 当 該 旧 代 表 者 からの 贈 与 等 により 取 得 した 株 式 等 以 外 の 財 産 の 全 部 又 は 一 部 について その 価 額 を 遺 留 分 を 算 定 するための 財 産 の 価 額 に 算 入 しない 旨 の 定 めをすることができる ハ 推 定 相 続 人 と 後 継 者 との 間 の 衡 平 を 図 るための 措 置 等 に 関 する 定 めをする 場 合 には 書 面 によってしなければならず また この 合 意 として 後 継 者 以 外 の 推 定 相 続 人 が 旧 代 表 者 か らの 贈 与 等 により 取 得 した 財 産 の 全 部 又 は 一 部 について その 価 額 を 遺 留 分 を 算 定 するため の 財 産 の 価 額 に 算 入 しない 旨 の 定 めをすることができる 2 指 導 及 び 助 言 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 は 中 小 企 業 者 の 経 営 の 承 継 の 円 滑 化 を 図 るため 旧 代 表 者 後 継 者 その 他 その 経 営 に 従 事 する 者 に 対 して その 経 営 の 承 継 の 円 滑 化 に 関 し 必 要 な 助 言 を 行 う 二 小 規 模 企 業 共 済 法 の 一 部 改 正 1 共 済 事 由 の 引 上 げ イ 個 人 たる 小 規 模 企 業 者 としての 地 位 において 締 結 した 共 済 契 約 に 係 る 共 済 契 約 者 が その 配 偶 者 又 は 子 に 対 し 事 業 の 全 部 を 譲 り 渡 したときの 共 済 事 由 を 引 き 上 げる ロ 会 社 等 の 役 員 たる 小 規 模 企 業 者 としての 地 位 において 締 結 した 共 済 契 約 に 係 る 共 済 契 約 者 にあっては 65 歳 以 上 でその 会 社 等 の 役 員 でなくなったときの 共 済 事 由 を 引 き 上 げる 2 小 規 模 企 業 共 済 制 度 の 利 便 性 の 向 上 イ 共 済 契 約 の 申 込 みに 際 して 添 えなければならない 申 込 金 を 廃 止 する ロ 共 済 契 約 者 からの 掛 金 月 額 の 減 少 の 要 件 を 廃 止 する ハ 分 割 払 の 方 法 による 共 済 金 の 支 給 月 数 を 変 更 する ニ 共 済 金 の 支 給 を 受 けるべき 遺 族 を 追 加 する ホ その 他 契 約 の 解 除 の 例 外 の 追 加 及 び 掛 金 納 付 月 額 の 通 算 に 係 る 措 置 を 講 ずる 三 独 立 行 政 法 人 中 小 企 業 基 盤 整 備 機 構 法 の 一 部 改 正 中 小 企 業 者 の 経 営 の 承 継 の 円 滑 化 に 関 し 必 要 な 助 言 を 行 う 業 務 を 追 加 する 等 の 措 置 を 講 ずる 四 施 行 期 日 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る 附 帯 決 議 ( 経 済 産 業 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 遺 留 分 に 関 する 民 法 の 特 例 措 置 については 制 度 創 設 以 来 地 域 や 企 業 規 模 毎 に 活 用 件 数 の 差 が あることを 含 め 全 体 として 必 ずしも 十 分 に 活 用 されているとは 言 えない 状 況 を 踏 まえ 中 小 企 業 支 援 を 担 う 各 関 係 機 関 とも 協 力 しながら 制 度 の 存 在 や 利 点 及 び 手 続 方 法 等 について 中 小 企 業 に 十 分 認 知 されるよう 周 知 徹 底 に 努 めること 二 相 続 税 及 び 贈 与 税 の 納 税 猶 予 制 度 については 本 年 1 月 の 適 用 要 件 緩 和 後 における 中 小 企 業 者 及 び 関 係 者 の 評 価 を 踏 まえつつ 不 断 の 検 証 を 行 うとともに 必 要 に 応 じて 更 に 適 用 要 件 を 変 更 す る 等 の 措 置 を 講 ずること 三 小 規 模 企 業 共 済 については 資 産 の 安 全 かつ 確 実 な 運 用 を 行 うとともに 加 入 者 数 の 増 加 に 努 めながら 収 支 の 安 定 化 ひいては 制 度 の 長 期 的 安 定 の 確 保 に 最 大 限 の 努 力 を 払 うこと また 予 定 利 率 の 変 更 や 付 加 共 済 金 の 支 給 率 の 決 定 等 については 加 入 者 のニーズに 応 えるとともに 共 済 財 政 への 影 響 を 十 分 に 検 討 した 上 で 行 うこと 右 決 議 する

100 郵 便 法 及 び 民 間 事 業 者 による 信 書 の 送 達 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 62 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.1 総 務 委 員 会 付 託 6.5 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 郵 便 信 書 便 分 野 における 規 制 の 合 理 化 を 図 るため 郵 便 及 び 信 書 便 に 関 する 料 金 の 届 出 手 続 を 緩 和 するとともに 特 定 信 書 便 役 務 の 範 囲 を 拡 大 し 特 定 信 書 便 役 務 に 係 る 信 書 便 約 款 の 認 可 手 続 を 簡 素 化 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 郵 便 に 関 する 料 金 の 届 出 手 続 に 関 し 郵 便 事 業 の 収 入 に 与 える 影 響 が 軽 微 な 料 金 のうち 総 務 省 令 で 定 める 料 金 について 事 前 届 出 制 を 改 め 事 後 届 出 制 とするとともに 一 般 信 書 便 役 務 に 関 する 料 金 の 届 出 手 続 に 関 し 併 せて 手 続 の 緩 和 を 図 ることとする 二 特 定 信 書 便 役 務 の 範 囲 に 関 し 大 きさ 及 び 料 金 の 要 件 を 見 直 し 長 さ 幅 及 び 厚 さの 合 計 が73 センチメートルを 超 える 信 書 便 物 を 送 達 する 信 書 便 の 役 務 及 びその 料 金 の 額 が800 円 を 下 回 らな い 範 囲 内 において 総 務 省 令 で 定 める 額 を 超 える 信 書 便 の 役 務 を 特 定 信 書 便 役 務 とすることとする 三 総 務 大 臣 が 標 準 信 書 便 約 款 を 定 めて 公 示 した 場 合 において 特 定 信 書 便 事 業 者 が 標 準 信 書 便 約 款 と 同 一 の 信 書 便 約 款 を 定 めたときは その 信 書 便 約 款 については 総 務 大 臣 による 認 可 を 受 けたものとみなすことにより 特 定 信 書 便 役 務 に 係 る 信 書 便 約 款 の 認 可 手 続 を 簡 素 化 することと する 四 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 総 務 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 についてその 実 現 に 努 めるべきである 一 郵 政 民 営 化 法 の 規 定 に 基 づき 日 本 郵 政 株 式 会 社 及 び 日 本 郵 便 株 式 会 社 がユニバーサルサービ スとして 郵 便 の 役 務 簡 易 な 貯 蓄 送 金 及 び 債 権 債 務 の 決 済 の 役 務 並 びに 簡 易 に 利 用 できる 生 命 保 険 の 役 務 が 利 用 者 本 位 の 簡 便 な 方 法 により 郵 便 局 で 一 体 的 に 利 用 できるようにするとともに 将 来 にわたりあまねく 全 国 において 公 平 に 利 用 できることが 確 保 されるよう 郵 便 局 ネットワー クを 維 持 し 並 びに 郵 便 局 ネットワークの 活 用 その 他 の 郵 政 事 業 の 実 施 に 当 たっては その 公 益 性 及 び 地 域 性 が 十 分 に 発 揮 されるよう これらの 責 務 の 履 行 の 確 保 を 図 るため 必 要 な 支 援 及 び 環 境 整 備 を 行 うこと 二 郵 政 3 事 業 において サービスの 公 共 性 に 鑑 み 適 正 な 雇 用 環 境 や 健 全 な 事 業 基 盤 が 確 保 され るよう 配 意 すること 三 信 書 の 制 度 に 関 する 利 用 者 の 理 解 及 び 認 識 を 深 めるため 関 係 事 業 者 等 と 連 携 し 適 切 な 周 知 を 図 ること 右 決 議 する 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 63 号 ) ( 衆 議 院 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 鑑 み 消 滅 時 効 の 期 間 の 統 一 化 等 の 時 効 に 関 する 規 定 の 整 備 法 定 利 率 を 変 動 させる 規 定 の 新 設 保 証 人 の 保 護 を 図 るための 保 証 債 務 に 関 する 規 定 の 整 備 定 型 約 款 に 関 する 規 定 の 新 設 等 を 行 おうとするものである 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 に 伴 う 関 係 法 律 の 整 備 等 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 64 号 ) ( 衆 議 院 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 に 伴 い 商 法 その 他 の 関 係 法 律 の 規 定 の 整 備 等 を 行 おうとするものである

101 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 及 び 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 65 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.29 内 閣 委 員 会 付 託 7.8 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 産 業 の 国 際 競 争 力 の 強 化 及 び 国 際 的 な 経 済 活 動 の 拠 点 の 形 成 に 関 する 施 策 の 総 合 的 かつ 集 中 的 な 推 進 を 図 るため 国 家 戦 略 特 別 区 域 に 係 る 法 律 の 特 例 に 関 する 措 置 の 追 加 等 を 行 うと ともに 経 済 社 会 の 構 造 改 革 及 び 地 域 の 活 性 化 を 図 るため 構 造 改 革 特 別 区 域 に 係 る 法 律 の 特 例 に 関 する 措 置 を 追 加 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 国 家 戦 略 特 別 区 域 法 の 一 部 改 正 1 学 校 教 育 法 等 の 特 例 国 家 戦 略 特 別 区 域 会 議 が 公 立 国 際 教 育 学 校 等 管 理 事 業 ( 都 道 府 県 等 が 設 置 する 中 学 校 高 等 学 校 又 は 中 等 教 育 学 校 のうち 産 業 の 国 際 競 争 力 の 強 化 及 び 国 際 的 な 経 済 活 動 の 拠 点 の 形 成 に 寄 与 する 人 材 の 育 成 の 必 要 性 に 対 応 するための 教 育 を 行 うものとして 一 定 の 基 準 に 適 合 する ものの 管 理 を 私 立 学 校 法 に 規 定 する 学 校 法 人 等 であって 当 該 学 校 の 管 理 を 担 当 する 役 員 が 必 要 な 知 識 又 は 経 験 を 有 するものとして 都 道 府 県 等 が 指 定 するものに 行 わせる 事 業 をいう ) を 定 めた 区 域 計 画 の 認 定 を 受 けたときは 都 道 府 県 等 は 条 例 の 定 めるところにより 指 定 し た 法 人 に 当 該 学 校 の 管 理 を 行 わせることができる 2 児 童 福 祉 法 等 の 特 例 国 家 戦 略 特 別 区 域 会 議 が 国 家 戦 略 特 別 区 域 限 定 保 育 士 事 業 ( 保 育 の 需 要 に 応 ずるため 国 家 戦 略 特 別 区 域 限 定 保 育 士 の 資 格 を 定 める 事 業 をいう )を 定 めた 区 域 計 画 の 認 定 を 受 けたと きは 国 家 戦 略 特 別 区 域 限 定 保 育 士 試 験 の 合 格 者 は 当 該 事 業 実 施 区 域 において 一 定 の 期 間 は 国 家 戦 略 特 別 区 域 限 定 保 育 士 となる 資 格 を 有 する 3 出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 の 特 例 国 家 戦 略 特 別 区 域 会 議 が 国 家 戦 略 特 別 区 域 家 事 支 援 外 国 人 受 入 事 業 ( 家 事 支 援 活 動 を 行 う 外 国 人 を 一 定 の 基 準 に 適 合 する 本 邦 の 公 私 の 機 関 が 雇 用 契 約 に 基 づいて 受 け 入 れる 事 業 をい う ) 又 は 国 家 戦 略 特 別 区 域 外 国 人 創 業 活 動 促 進 事 業 ( 外 国 人 が 創 業 活 動 を 行 うことを 促 進 す る 事 業 をいう )を 定 めた 区 域 計 画 の 認 定 を 受 けたときは 法 務 大 臣 は 本 邦 に 上 陸 しようと する 外 国 人 から 特 定 家 事 支 援 活 動 又 は 創 業 活 動 を 行 うものとして 在 留 資 格 認 定 証 明 書 の 交 付 の 申 請 があった 場 合 には 在 留 資 格 認 定 証 明 書 を 交 付 することができる 4 都 市 公 園 法 の 特 例 国 家 戦 略 特 別 区 域 会 議 が 都 市 公 園 占 用 保 育 所 等 施 設 設 置 事 業 ( 保 育 等 の 福 祉 サービスの 需 要 に 応 ずるため 都 市 公 園 を 占 用 して 保 育 所 等 の 社 会 福 祉 施 設 を 設 置 する 事 業 をいう )を 定 めた 区 域 計 画 の 認 定 を 受 けたときは 2 年 以 内 に 当 該 事 業 に 係 る 保 育 所 等 施 設 のための 都 市 公 園 の 占 用 許 可 申 請 があった 場 合 には 都 市 公 園 の 公 園 管 理 者 は 一 定 の 基 準 に 適 合 する 限 り 当 該 許 可 を 与 えるものとする 5 安 全 な 血 液 製 剤 の 安 定 供 給 の 確 保 等 に 関 する 法 律 の 特 例 国 家 戦 略 特 別 区 域 会 議 が 国 家 戦 略 特 別 区 域 血 液 由 来 特 定 研 究 用 具 製 造 事 業 ( 研 究 機 関 と 連 携 し 業 として 医 薬 品 等 の 研 究 開 発 において 試 験 等 の 用 途 に 用 いる 物 を 製 造 する 事 業 であっ て 一 定 の 要 件 を 満 たすものをいう )を 定 めた 区 域 計 画 の 認 定 を 受 けたときは 当 該 事 業 を 行 おうとする 者 は 血 液 を 原 料 とした 研 究 用 具 の 業 としての 製 造 を 行 うことができる 6 1から5のほか 公 証 人 法 医 療 法 水 産 業 協 同 組 合 法 国 有 林 野 の 管 理 経 営 に 関 する 法 律 国 家 公 務 員 退 職 手 当 法 高 年 齢 者 等 の 雇 用 の 安 定 等 に 関 する 法 律 外 国 医 師 等 が 行 う 臨 床 修 練 等 に 係 る 医 師 法 第 17 条 等 の 特 例 等 に 関 する 法 律 及 び 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 の 特 例 に 関 する 措 置 を 追 加 する 7 設 備 投 資 減 税 等 に 関 する 課 税 の 特 例 に 関 する 措 置 を 追 加 する 二 構 造 改 革 特 別 区 域 法 の 一 部 改 正

102 1 道 路 整 備 特 別 措 置 法 及 び 民 間 資 金 等 の 活 用 による 公 共 施 設 等 の 整 備 等 の 促 進 に 関 する 法 律 の 特 例 地 方 道 路 公 社 が 管 理 する 有 料 道 路 の 運 営 権 を 設 定 する 場 合 には 民 間 事 業 者 に 料 金 を 収 受 さ せることとし 民 間 事 業 者 が 当 該 道 路 の 運 営 を 行 うことができるものとする 2 1のほか 通 訳 案 内 士 法 の 特 例 に 関 する 措 置 を 追 加 する 三 施 行 期 日 この 法 律 は 一 部 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 電 気 通 信 事 業 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 66 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 5.11 総 務 委 員 会 付 託 5.15 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 電 気 通 信 事 業 の 公 正 な 競 争 の 促 進 電 気 通 信 役 務 の 利 用 者 及 び 有 料 放 送 の 役 務 の 国 内 受 信 者 の 利 益 の 保 護 等 を 図 るため 電 気 通 信 事 業 の 登 録 の 更 新 に 関 する 制 度 の 創 設 電 気 通 信 役 務 及 び 有 料 放 送 の 役 務 の 提 供 に 関 する 契 約 の 解 除 並 びに 本 邦 に 入 国 する 者 が 持 ち 込 む 無 線 設 備 を 使 用 する 無 線 局 に 係 る 規 定 の 整 備 等 を 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 電 気 通 信 事 業 の 登 録 について 第 一 種 指 定 電 気 通 信 設 備 又 は 第 二 種 指 定 電 気 通 信 設 備 を 設 置 す る 電 気 通 信 事 業 者 たる 法 人 が 特 定 の 者 と 合 併 をする 場 合 等 にあっては その 更 新 を 要 することと するとともに 第 二 種 指 定 電 気 通 信 設 備 を 設 置 する 電 気 通 信 事 業 者 であって 総 務 大 臣 が 指 定 する ものに 対 して 一 定 の 行 為 を 禁 止 する 規 定 の 緩 和 等 の 措 置 を 講 ずる 二 総 務 大 臣 が 指 定 する 電 気 通 信 役 務 又 は 有 料 放 送 の 役 務 の 提 供 に 関 する 契 約 を 締 結 した 利 用 者 又 は 国 内 受 信 者 は 書 面 により 当 該 契 約 の 解 除 を 行 うことができることとするほか 電 気 通 信 事 業 者 有 料 放 送 事 業 者 又 は 媒 介 等 業 務 受 託 者 に 対 し これらの 役 務 等 の 契 約 の 締 結 の 勧 誘 を 受 けた 者 が 当 該 契 約 を 締 結 しない 旨 の 意 思 を 表 示 したにもかかわらず 当 該 勧 誘 を 継 続 する 行 為 を 禁 止 する 三 入 力 されたドメイン 名 の 一 部 又 は 全 部 に 対 応 してアイ ピー アドレスを 出 力 する 機 能 を 有 す る 電 気 通 信 設 備 を 電 気 通 信 事 業 者 の 通 信 の 用 に 供 する 電 気 通 信 役 務 のうち 確 実 かつ 安 定 的 な 提 供 を 確 保 する 必 要 があるものを 提 供 する 電 気 通 信 事 業 を 営 もうとする 者 は 電 気 通 信 事 業 の 届 出 をしなければならないこととするとともに 当 該 電 気 通 信 設 備 の 管 理 規 程 を 定 めなければならな いこととする 四 本 邦 に 入 国 する 者 が 電 波 法 に 定 める 技 術 基 準 に 相 当 する 技 術 基 準 に 適 合 する 無 線 設 備 を 持 ち 込 み これを 使 用 して 無 線 局 を 開 設 しようとする 場 合 には 当 該 無 線 設 備 を 一 定 の 期 間 に 限 り 適 合 表 示 無 線 設 備 とみなすこととする 五 電 気 通 信 業 務 を 行 うことを 目 的 とする 特 定 基 地 局 の 開 設 計 画 の 認 定 において 電 気 通 信 事 業 の 登 録 を 要 件 とするとともに 当 該 登 録 が 取 り 消 された 場 合 等 に 当 該 認 定 を 取 り 消 すこととする 六 基 準 不 適 合 設 備 の 製 造 業 者 輸 入 業 者 又 は 販 売 業 者 に 対 する 総 務 大 臣 の 勧 告 の 要 件 を 改 める 七 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 総 務 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 についてその 実 現 に 努 めるべきである 一 新 たに 総 務 大 臣 への 届 出 が 義 務 付 けられる 卸 電 気 通 信 役 務 については 公 正 な 競 争 を 促 すこと が 消 費 者 による 安 定 した 電 気 通 信 サービスの 安 価 な 利 用 に 資 することに 鑑 み 公 平 かつ 適 正 な 提 供 が 行 われているか 継 続 的 な 監 視 検 証 を 十 分 に 行 い 当 該 結 果 を 踏 まえ 必 要 に 応 じ 関 係 事 業 者 に 対 して 適 切 な 指 導 を 行 うこと 二 電 気 通 信 事 業 法 第 30 条 に 規 定 する 禁 止 行 為 については 公 正 競 争 に 与 える 影 響 が 大 きいことに 鑑 み 当 該 行 為 が 行 われていないか 競 争 事 業 者 等 の 意 見 も 聴 取 した 上 で 継 続 的 な 監 視 検 証 を

103 十 分 に 行 い 当 該 結 果 を 踏 まえ 必 要 に 応 じ 関 係 事 業 者 に 対 して 適 切 な 指 導 を 行 うこと 三 新 たに 導 入 される 電 気 通 信 サービス 及 び 有 料 放 送 サービスの 初 期 契 約 解 除 制 度 等 については その 内 容 に 関 するわかりやすい 情 報 が 利 用 者 及 び 受 信 者 に 提 供 されるよう 取 り 組 み 関 係 事 業 者 等 にも 指 導 すること また 店 頭 販 売 やインターネット 等 の 通 信 販 売 において 利 用 者 及 び 受 信 者 に 対 して 混 乱 を 防 ぐ 措 置 についての 事 業 者 自 らの 取 組 状 況 も 踏 まえ 過 度 な 規 制 とならないよ う 省 令 等 の 制 定 に 当 たって 十 分 に 配 慮 すること さらに 電 気 通 信 サービス 等 に 対 する 苦 情 を 減 らすため 総 務 省 消 費 者 庁 等 の 関 係 各 省 庁 が 緊 密 に 連 携 するとともに 必 要 に 応 じ 関 係 事 業 者 等 に 対 して 十 分 な 指 導 を 行 うこと 四 消 費 者 が 自 由 な 選 択 に 基 づいて 購 入 できる 環 境 を 確 保 し 良 質 なコンテンツの 流 通 を 促 進 する ために 販 売 代 理 店 におけるアプリケーション 等 のコンテンツ 販 売 が 公 平 に 行 われるよう 販 売 の 状 況 について 注 視 すること 五 2020 年 のオリンピック パラリンピック 東 京 大 会 の 開 催 等 を 見 据 え 我 が 国 の 魅 力 向 上 発 信 を 図 る 観 点 から 訪 日 外 国 人 にとっても 利 用 しやすく 高 品 質 なICT 環 境 の 実 現 に 向 けて 引 き 続 き 必 要 な 施 策 を 講 ずること 右 決 議 する 社 会 福 祉 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 67 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.24 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 福 祉 サービスの 供 給 体 制 の 整 備 及 び 充 実 を 図 るため 介 護 福 祉 士 の 資 格 の 取 得 に 関 する 特 例 等 について 定 め 社 会 福 祉 施 設 職 員 等 退 職 手 当 共 済 の 退 職 手 当 金 の 額 の 算 定 方 法 を 変 更 す る 等 社 会 福 祉 事 業 等 に 従 事 する 者 の 確 保 を 促 進 するための 措 置 を 講 ずるとともに 社 会 福 祉 法 人 に 評 議 員 会 の 設 置 を 義 務 付 ける 等 社 会 福 祉 法 人 の 管 理 に 関 する 規 定 を 整 備 し 社 会 福 祉 法 人 が 社 会 福 祉 事 業 及 び 公 益 事 業 を 行 う 場 合 の 責 務 について 定 める 等 の 措 置 を 講 じようとするものである 医 療 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 68 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.9 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 9.16 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 医 療 機 関 相 互 間 の 機 能 の 分 担 及 び 業 務 の 連 携 を 推 進 するため 地 域 医 療 連 携 推 進 法 人 の 認 定 制 度 を 創 設 するとともに 医 療 法 人 の 合 併 及 び 分 割 に 係 る 規 定 の 整 備 を 行 うほか 医 療 法 人 の 経 営 の 透 明 性 を 確 保 する 等 のため 理 事 の 責 任 計 算 書 類 等 に 係 る 規 定 を 整 備 する 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 地 域 において 良 質 かつ 適 切 な 医 療 を 効 率 的 に 提 供 する 参 加 法 人 を 社 員 とし 開 設 する 病 院 診 療 所 及 び 介 護 老 人 保 健 施 設 ( 以 下 病 院 等 という )の 業 務 の 連 携 を 推 進 するための 医 療 連 携 推 進 方 針 を 定 め 医 療 従 事 者 の 研 修 医 薬 品 等 の 物 資 の 供 給 資 金 貸 付 その 他 の 医 療 連 携 推 進 業 務 を 行 うことを 目 的 とする 一 般 社 団 法 人 は 地 域 医 療 連 携 推 進 法 人 として 都 道 府 県 知 事 の 認 定 を 受 けることができる 二 参 加 法 人 は 医 療 連 携 推 進 区 域 において 病 院 等 を 開 設 する 法 人 とする また 医 療 連 携 推 進 方 針 において 介 護 事 業 その 他 の 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 資 する 事 業 の 連 携 を 推 進 する 旨 を 記 載 した 場 合 は 当 該 事 業 等 を 行 う 法 人 を 参 加 法 人 とすることができる 三 事 業 活 動 の 規 模 その 他 の 事 情 を 勘 案 して 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 該 当 する 医 療 法 人 は 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるところにより 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 を 作 成 し 公 認 会 計 士 等 の 監 査 を 受 けなければならない また 当 該 法 人 は 理 事 会 及 び 社 員 総 会 の 承 認 を 受 け これを 公 告 しな ければならない 四 医 療 法 人 への 理 事 の 忠 実 義 務 任 務 懈 怠 時 の 損 害 賠 償 責 任 等 を 規 定 するとともに 社 員 総 会 等 の 機 関 に 関 する 所 要 の 規 定 を 整 備 する

104 五 医 療 法 人 ( 社 会 医 療 法 人 その 他 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 者 を 除 く )は 都 道 府 県 知 事 の 認 可 を 受 けて 分 割 することができる 六 医 療 法 人 が2 以 上 の 都 道 府 県 において 病 院 及 び 診 療 所 を 開 設 している 場 合 であって 医 療 の 提 供 が 一 体 的 に 行 われているものとして 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 基 準 に 適 合 するものについては 当 該 病 院 の 所 在 地 の 都 道 府 県 知 事 が 社 会 医 療 法 人 の 認 定 を 行 うことができる 七 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して2 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す る ただし 四 五 及 び 六 については 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 厚 生 労 働 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 病 床 の 過 剰 な 削 減 を 防 ぎ 医 療 機 能 の 必 要 量 の 適 切 な 推 計 に 基 づく 地 域 医 療 構 想 の 実 現 及 び 地 域 包 括 ケアシステムの 構 築 に 資 するよう 地 域 医 療 連 携 推 進 法 人 の 認 可 及 び 監 督 を 実 施 する 都 道 府 県 に 対 し 適 切 な 指 針 の 提 示 医 療 政 策 人 材 の 育 成 等 の 必 要 な 支 援 を 行 うこと 二 地 域 医 療 連 携 推 進 法 人 が 地 域 医 療 に 及 ぼす 影 響 に 鑑 み 地 域 における 医 療 機 関 相 互 間 の 機 能 の 分 担 及 び 業 務 の 連 携 の 推 進 に 当 たっては 規 模 や 資 本 の 大 小 にかかわらず 参 加 法 人 の 意 思 が 十 分 に 尊 重 されるとともに 地 域 住 民 に 必 要 な 医 療 が 確 保 されるよう 留 意 すること 三 地 域 医 療 連 携 推 進 法 人 の 代 表 理 事 については 医 師 又 は 歯 科 医 師 を 選 任 することを 原 則 とする こと また 医 師 又 は 歯 科 医 師 以 外 の 者 を 代 表 理 事 とする 場 合 でも 営 利 法 人 等 との 利 害 関 係 利 益 相 反 を 厳 重 にチェックし 医 療 の 非 営 利 性 を 損 なわないようにすること 四 貸 借 対 照 表 及 び 損 益 計 算 書 を 作 成 し 公 認 会 計 士 等 の 監 査 を 受 けなければならない 医 療 法 人 の 基 準 を 厚 生 労 働 省 令 で 定 めるに 当 たっては 医 療 法 人 の 事 務 負 担 及 び 費 用 負 担 に 配 慮 しつつ 経 営 の 透 明 性 及 び 健 全 性 が 十 分 確 保 されるものとすること また 必 要 に 応 じて 基 準 の 見 直 しを 図 ること 五 社 会 医 療 法 人 においては 公 募 による 社 会 医 療 法 人 債 の 発 行 地 域 医 療 連 携 推 進 法 人 においては 資 金 の 貸 付 けや 出 資 が 可 能 であることに 鑑 み 外 部 監 査 の 対 象 となる 医 療 法 人 においては 内 部 統 制 の 構 築 や 内 部 監 査 体 制 の 構 築 ができるよう 必 要 な 措 置 を 講 ずること 六 本 法 の 施 行 後 5 年 を 経 過 した 場 合 に 本 法 による 改 正 後 の 医 療 法 の 施 行 の 状 況 について 検 討 を 加 え その 結 果 に 基 づいて 必 要 な 措 置 を 講 ずるときは 地 域 医 療 連 携 推 進 法 人 制 度 が 地 域 医 療 構 想 の 達 成 のために 有 効 に 機 能 しているか 地 域 の 医 療 提 供 体 制 に 過 不 足 が 生 じていないか 等 につ いて 十 分 検 討 し 必 要 な 措 置 を 講 ずること 右 決 議 する 労 働 基 準 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 69 号 ) ( 衆 議 院 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 長 時 間 労 働 を 抑 制 するとともに 労 働 者 が その 健 康 を 確 保 しつつ 創 造 的 な 能 力 を 発 揮 しながら 効 率 的 に 働 くことができる 環 境 を 整 備 するため 年 次 有 給 休 暇 に 係 る 時 季 指 定 の 使 用 者 への 義 務 付 け 高 度 な 専 門 的 知 識 等 を 要 する 業 務 に 就 き かつ 一 定 額 以 上 の 年 収 を 有 する 労 働 者 に 適 用 される 労 働 時 間 制 度 の 創 設 等 の 所 要 の 措 置 を 講 じようとするものである 確 定 拠 出 年 金 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 70 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.24 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 企 業 年 金 制 度 等 について 働 き 方 の 多 様 化 をはじめ 社 会 経 済 構 造 の 変 化 に 対 応 する とともに 老 後 に 向 けた 個 人 の 自 助 努 力 を 行 う 環 境 を 整 備 するため 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 の 加 入 者 の 範 囲 の 見 直 し 小 規 模 事 業 所 の 事 業 主 による 個 人 型 確 定 拠 出 年 金 への 掛 金 の 納 付 制 度 の 創 設 個

105 人 型 確 定 拠 出 年 金 の 実 施 主 体 である 国 民 年 金 基 金 連 合 会 の 業 務 の 追 加 等 の 措 置 を 講 じようとするも のである 農 業 協 同 組 合 法 等 の 一 部 を 改 正 する 等 の 法 律 案 ( 閣 法 第 71 号 ) ( 衆 議 院 修 正 議 決 参 議 院 7.3 農 林 水 産 委 員 会 付 託 8.28 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 農 業 の 成 長 産 業 化 を 図 るため 農 業 協 同 組 合 農 業 委 員 会 及 び 農 業 生 産 法 人 に 関 す る 制 度 の 一 体 的 な 見 直 しを 行 おうとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 農 業 協 同 組 合 法 の 一 部 改 正 1 組 合 の 事 業 運 営 原 則 の 明 確 化 農 業 協 同 組 合 及 び 農 業 協 同 組 合 連 合 会 ( 以 下 組 合 という )は その 行 う 事 業 によって その 組 合 員 及 び 会 員 のために 最 大 の 奉 仕 をすることを 目 的 とし その 事 業 を 行 うに 当 たっては 農 業 所 得 の 増 大 に 最 大 限 の 配 慮 をしなければならないこととするとともに 農 畜 産 物 の 販 売 そ の 他 の 事 業 において 高 い 収 益 性 を 実 現 し その 収 益 を 事 業 の 成 長 発 展 を 図 るための 投 資 又 は 事 業 利 用 分 量 配 当 に 充 てるように 努 めなければならないこととする 2 理 事 の 構 成 農 業 協 同 組 合 の 理 事 の 定 数 の 過 半 数 は 原 則 として 認 定 農 業 者 又 は 農 畜 産 物 の 販 売 その 他 の 事 業 若 しくは 法 人 の 経 営 に 関 し 実 践 的 な 能 力 を 有 する 者 でなければならないこととする 3 組 合 の 組 織 変 更 等 組 合 は 信 用 事 業 及 び 共 済 事 業 を 除 く 事 業 について 組 合 を 設 立 する 新 設 分 割 並 びに 株 式 会 社 一 般 社 団 法 人 消 費 生 活 協 同 組 合 及 び 医 療 法 人 への 組 織 変 更 ができることとする 4 農 業 協 同 組 合 中 央 会 制 度 の 廃 止 農 業 協 同 組 合 中 央 会 制 度 を 廃 止 し この 法 律 の 施 行 日 から3 年 6 月 を 経 過 する 日 までの 期 間 内 に 都 道 府 県 農 業 協 同 組 合 中 央 会 は 農 業 協 同 組 合 連 合 会 に 全 国 農 業 協 同 組 合 中 央 会 は 一 般 社 団 法 人 に それぞれ 移 行 することができることとする 5 信 用 事 業 を 行 う 農 業 協 同 組 合 等 の 会 計 監 査 人 の 設 置 一 定 規 模 以 上 の 信 用 事 業 を 行 う 農 業 協 同 組 合 等 は 公 認 会 計 士 又 は 監 査 法 人 による 会 計 監 査 を 受 けなければならないこととする 二 農 業 委 員 会 等 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 1 農 業 委 員 会 の 事 務 の 重 点 化 農 業 委 員 会 は 農 地 法 等 の 法 令 に 基 づく 事 項 のほか 農 地 等 の 利 用 の 最 適 化 の 推 進 に 関 する 事 項 に 関 する 事 務 を 行 うこととし 農 業 及 び 農 民 に 関 する 事 項 についての 意 見 公 表 他 の 行 政 庁 への 建 議 等 は 規 定 しないこととする 2 農 業 委 員 の 選 出 方 法 の 変 更 農 業 委 員 の 公 選 制 は 廃 止 し 農 業 委 員 は 市 町 村 長 が 議 会 の 同 意 を 得 て 任 命 することとする とともに 市 町 村 長 は 農 業 委 員 の 任 命 に 当 たっては 原 則 として 認 定 農 業 者 が 農 業 委 員 の 過 半 数 を 占 めるようにしなければならないこととする 3 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 農 業 委 員 会 は 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 を 委 嘱 しなければならないこととし 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 は 農 業 委 員 会 が 定 める 区 域 内 の 農 地 等 の 利 用 の 最 適 化 の 推 進 のための 活 動 を 行 う こととする 4 農 業 委 員 会 ネットワーク 機 構 農 林 水 産 大 臣 又 は 都 道 府 県 知 事 は 一 般 社 団 法 人 又 は 一 般 財 団 法 人 であって 農 業 委 員 会 相 互 の 連 絡 調 整 等 の 業 務 を 適 正 かつ 確 実 に 行 うことができると 認 められるものを 全 国 又 は 都 道 府 県 にそれぞれ 一 を 限 って 農 業 委 員 会 ネットワーク 機 構 として 指 定 できることとする 三 農 地 法 の 一 部 改 正

106 農 地 を 所 有 できる 法 人 の 要 件 に 関 し 農 業 者 以 外 の 構 成 員 の 有 する 議 決 権 の 要 件 について 総 株 主 の 議 決 権 等 の2 分 の1 未 満 まで 認 めることとするとともに 役 員 の 農 作 業 従 事 要 件 についてそ の 法 人 の 役 員 等 のうち1 人 以 上 の 者 が 農 作 業 に 農 林 水 産 省 令 に 定 める 日 数 以 上 従 事 すれば 足 りる こととする 四 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 平 成 28 年 4 月 1 日 から 施 行 することとする 2 政 府 は 准 組 合 員 の 事 業 の 利 用 に 関 する 規 制 の 在 り 方 について 施 行 日 から5 年 を 経 過 する 日 までの 間 正 組 合 員 及 び 准 組 合 員 の 組 合 の 事 業 の 利 用 の 状 況 並 びに 農 業 協 同 組 合 等 の 改 革 の 実 施 状 況 の 調 査 を 行 い 検 討 を 加 えて 結 論 を 得 ることとする なお 本 法 律 案 は 衆 議 院 において 附 則 に 政 府 は この 法 律 に 基 づく 農 業 協 同 組 合 及 び 農 業 委 員 会 に 関 する 制 度 の 改 革 の 趣 旨 及 び 内 容 の 周 知 徹 底 を 図 るとともに 関 係 者 の 意 識 の 啓 発 を 図 り 当 該 改 革 の 趣 旨 に 沿 った 自 主 的 な 取 組 を 促 進 するものとする 旨 の 規 定 を 追 加 する 修 正 が 行 われた 附 帯 決 議 ( 農 林 水 産 委 員 会 議 決 ) 戦 後 設 立 された 農 協 と 農 業 委 員 会 は 幾 多 の 変 遷 を 経 ながら 我 が 国 農 政 の 根 幹 としての 役 割 を 果 たしてきた しかしながら この 間 の 我 が 国 経 済 社 会 の 変 貌 や 地 方 の 農 業 を 取 り 巻 く 構 造 変 化 の 中 で 自 主 的 な 改 革 も 含 めて 多 くの 改 革 が 求 められるに 至 っており 技 術 革 新 6 次 産 業 化 等 による 高 付 加 価 値 化 輸 出 も 視 野 に 入 れた 需 要 の 開 拓 担 い 手 への 農 地 の 集 積 集 約 化 等 を 通 じた 農 業 の 成 長 産 業 化 更 なる 地 域 振 興 多 様 な 農 業 の 発 展 と 農 家 所 得 の 向 上 などその 成 果 を 着 実 にあげていくこと が 喫 緊 の 課 題 となっている そのためには 地 域 の 農 協 が 地 域 の 農 業 者 と 協 力 して 農 産 物 の 有 利 販 売 生 産 資 材 の 有 利 調 達 等 に 創 意 工 夫 を 生 かして 積 極 的 に 取 り 組 むとともに 農 業 委 員 会 が その 主 たる 使 命 である 農 地 利 用 の 最 適 化 をより 良 く 果 たし 農 業 者 の 更 なる 経 営 発 展 を 進 めることができる 環 境 を 一 体 的 に 整 備 することが 必 要 不 可 欠 である こうした 中 で 長 い 歴 史 を 有 し 地 域 と 共 に 存 在 してきた 農 協 と 農 業 委 員 会 の 改 革 に 当 たっては 当 委 員 会 でも 出 された 多 くの 意 見 を 踏 まえ 関 係 者 の 不 安 を 払 拭 し 着 実 な 推 進 を 図 る 必 要 がある よって 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 の 実 現 に 万 全 を 期 すべきである 一 農 協 改 革 の 目 的 である 農 業 所 得 の 増 大 のための 農 産 物 の 有 利 販 売 生 産 資 材 の 有 利 調 達 が 確 実 に 達 成 されるよう 協 同 組 合 組 織 の 発 展 を 進 める 中 で 農 協 が 自 主 的 な 改 革 に 全 力 で 取 り 組 むこ とを 基 本 とすること 二 農 協 の 理 事 構 成 及 び 農 業 委 員 の 構 成 に 係 る 農 林 水 産 省 令 の 制 定 に 当 たっては 制 度 の 趣 旨 を 踏 まえつつ 組 織 運 営 の 自 主 性 自 律 性 を 最 大 限 尊 重 し 関 係 者 の 意 向 や 地 域 の 実 態 を 踏 まえた 適 切 なものとなるようにすること 三 准 組 合 員 の 利 用 の 在 り 方 の 検 討 に 当 たっては 農 業 協 同 組 合 法 第 1 条 の 目 的 を 踏 まえるととも に 正 組 合 員 数 と 准 組 合 員 数 との 比 較 等 をもって 規 制 の 理 由 としないなど 地 域 のための 重 要 な インフラとして 農 協 が 果 たしている 役 割 や 関 係 者 の 意 向 を 十 分 踏 まえること また 改 正 後 の 農 業 協 同 組 合 法 第 7 条 について 准 組 合 員 の 事 業 利 用 を 規 制 するものでないこ となど その 改 正 趣 旨 を 適 切 に 周 知 すること 四 農 業 協 同 組 合 法 第 1 条 は 農 業 者 の 協 同 組 織 の 発 達 を 促 進 すること を 旨 としており その 観 点 から 農 協 の 組 織 変 更 は あくまで 選 択 であり 決 して 強 制 的 なものではないことを 周 知 徹 底 するとともに 株 式 会 社 への 組 織 変 更 については 省 令 において 定 款 に 株 式 譲 渡 制 限 ルールを 明 記 するよう 措 置 すること 五 農 協 全 農 等 は 経 済 界 との 連 携 を 図 り 農 業 食 品 産 業 の 発 展 と 農 家 所 得 の 向 上 に 資 する 経 済 活 動 を 積 極 的 に 行 うようにすること 六 農 協 信 連 及 び 農 林 中 金 は 担 い 手 等 の 新 しい 資 金 需 要 に 適 切 に 応 えられるよう 農 業 融 資 に 積 極 的 に 取 り 組 むこと 七 全 中 監 査 から 公 認 会 計 士 監 査 への 移 行 に 当 たっては 農 協 の 監 査 費 用 の 実 質 的 な 負 担 を 増 加 さ

107 せない 等 の 配 慮 事 項 が 確 実 に 実 施 されるよう 関 係 者 の 協 議 を 踏 まえ 試 験 的 な 実 証 を 行 うなど 万 全 の 措 置 を 講 ずるとともに 農 業 協 同 組 合 監 査 士 の 専 門 性 が 生 かされるよう 配 慮 すること 八 今 回 の 農 協 改 革 に 伴 い 税 制 に 関 して 万 全 の 措 置 を 講 ずること 九 農 協 等 我 が 国 協 同 組 合 の 目 的 理 念 について 国 民 的 理 解 が 深 まるよう 努 力 すること また 農 業 団 体 は 食 料 農 業 農 村 基 本 法 において 基 本 理 念 の 実 現 に 主 体 的 に 取 り 組 むよう 努 めるものとするとされていることに 鑑 み 農 業 団 体 に 関 する 政 策 を 含 む 具 体 的 農 業 政 策 の 決 定 に 当 たっては 食 料 農 業 農 村 基 本 法 の 施 行 に 関 し 調 査 審 議 する 食 料 農 業 農 村 政 策 審 議 会 の 意 見 を 尊 重 すること 十 農 協 系 統 組 織 は その 構 成 員 のための 組 織 であるという 原 点 を 踏 まえ 協 同 組 合 に 対 する 誤 解 を 惹 起 することのないよう その 事 業 の 実 施 に 際 しては あらゆる 面 で 公 平 公 正 な 運 営 に 努 め ること 十 一 公 共 性 の 高 い 農 地 の 集 約 や 権 利 移 動 に 関 する 農 業 委 員 会 の 決 定 は 高 い 中 立 性 と 地 域 からの 厚 い 信 頼 を 必 要 とすることに 鑑 み 農 業 委 員 の 公 選 制 の 廃 止 に 当 たっては 地 域 の 代 表 性 が 堅 持 されるよう 十 分 配 慮 し 農 業 委 員 の 任 命 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 の 委 嘱 及 びそのための 推 薦 公 募 等 について 定 数 を 上 回 った 場 合 に 関 係 者 の 意 見 を 聴 くなど 適 正 な 手 続 により 公 正 に 行 わ れるようにすること また 女 性 青 年 が 農 業 委 員 に 積 極 的 に 登 用 されるよう 制 度 の 趣 旨 を 周 知 徹 底 し 働 きかけ を 行 うこと 十 二 農 業 委 員 及 び 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 について その 業 務 を 適 切 に 遂 行 できるよう 十 分 な 定 数 を 確 保 するとともに 農 業 委 員 及 び 推 進 委 員 の 報 酬 について 業 務 に 見 合 う 適 切 な 水 準 にする こと また 農 業 委 員 及 び 推 進 委 員 の 資 質 向 上 のため 研 修 の 機 会 を 確 保 するとともに 事 務 局 体 制 の 整 備 強 化 を 図 ること 以 上 を 実 施 するため 十 分 な 予 算 を 確 保 すること 十 三 農 業 委 員 会 は 農 地 中 間 管 理 機 構 との 連 携 を 強 化 し 農 業 委 員 と 農 地 利 用 最 適 化 推 進 委 員 の 適 切 な 役 割 分 担 と 連 携 の 下 に 委 員 会 全 体 として 担 い 手 への 農 地 利 用 の 集 積 集 約 化 を 加 速 する とともに 耕 作 放 棄 地 の 発 生 防 止 解 消 等 が 効 率 的 効 果 的 に 推 進 されるようにすること 十 四 市 町 村 長 と 農 業 委 員 会 は 密 接 に 連 絡 し 人 と 農 地 の 問 題 の 解 決 など 地 域 農 業 の 発 展 に 責 任 を 持 って 取 り 組 むようにするとともに 農 業 委 員 会 及 び 農 業 委 員 会 ネットワーク 機 構 が 関 係 行 政 機 関 に 対 し 提 出 する 意 見 において 農 地 等 の 利 用 の 最 適 化 の 推 進 に 関 する 施 策 に 関 わる 農 業 農 村 の 問 題 を 幅 広 くくみ 上 げた 現 場 の 意 見 が 反 映 されるようにすること 十 五 現 場 から 距 離 を 置 いたところで 判 断 するという 農 地 転 用 許 可 制 度 の 基 本 的 考 え 方 に 鑑 み 農 業 委 員 会 は 都 道 府 県 農 業 委 員 会 ネットワーク 機 構 の 意 見 聴 取 が 義 務 化 されていない30アール 以 下 の 農 地 についても その 意 見 聴 取 を 活 用 できることの 周 知 を 図 ること 十 六 農 業 生 産 法 人 の 構 成 員 要 件 の 緩 和 に 伴 い 農 地 が 農 外 資 本 に 支 配 されることがないよう 制 度 を 適 切 に 運 用 すること 右 決 議 する 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 するための 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 72 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 7.27 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 9.19 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 我 が 国 を 取 り 巻 く 安 全 保 障 環 境 の 変 化 を 踏 まえ 我 が 国 と 密 接 な 関 係 にある 他 国 に 対 する 武 力 攻 撃 が 発 生 し これにより 我 が 国 の 存 立 が 脅 かされ 国 民 の 生 命 自 由 及 び 幸 福 追 求 の 権 利 が 根 底 から 覆 される 明 白 な 危 険 がある 事 態 に 際 して 実 施 する 防 衛 出 動 その 他 の 対 処 措 置 我 が 国 の 平 和 及 び 安 全 に 重 要 な 影 響 を 与 える 事 態 に 際 して 実 施 する 合 衆 国 軍 隊 等 に 対 する 後 方 支 援 活 動 等 国 際 連 携 平 和 安 全 活 動 のために 実 施 する 国 際 平 和 協 力 業 務 その 他 の 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和

108 及 び 安 全 の 確 保 に 資 するために 我 が 国 が 実 施 する 措 置 について 定 めるものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 自 衛 隊 法 の 一 部 改 正 ( 一 ) 防 衛 出 動 の 対 象 となる 事 態 として 我 が 国 と 密 接 な 関 係 にある 他 国 に 対 する 武 力 攻 撃 が 発 生 し これにより 我 が 国 の 存 立 が 脅 かされ 国 民 の 生 命 自 由 及 び 幸 福 追 求 の 権 利 が 根 底 か ら 覆 される 明 白 な 危 険 がある 事 態 を 追 加 する ( 二 ) 外 国 における 緊 急 事 態 に 際 しての 在 外 邦 人 等 の 保 護 措 置 を 新 設 する ( 三 ) 合 衆 国 軍 隊 等 の 部 隊 の 武 器 等 の 防 護 のための 武 器 の 使 用 の 規 定 を 整 備 する ( 四 ) 合 衆 国 軍 隊 に 対 する 物 品 又 は 役 務 の 提 供 のための 規 定 を 整 備 する ( 五 ) 国 外 犯 に 係 る 罰 則 規 定 を 整 備 する 二 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 等 に 対 する 協 力 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 ( 一 ) 国 際 平 和 協 力 業 務 の 実 施 又 は 物 資 協 力 の 対 象 として 新 たに 国 際 連 携 平 和 安 全 活 動 を 追 加 す る ( 二 ) 国 際 平 和 協 力 業 務 に 防 護 を 必 要 とする 住 民 被 災 民 その 他 の 者 の 生 命 身 体 等 に 対 する 危 害 の 防 止 等 の 業 務 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 等 に 従 事 する 者 又 はこれらの 活 動 を 支 援 する 者 ( 以 下 活 動 関 係 者 という )の 生 命 又 は 身 体 に 対 する 不 測 の 侵 害 又 は 危 難 が 生 じ 又 は 生 ずるおそれがある 場 合 に 緊 急 の 要 請 に 対 応 して 行 う 当 該 活 動 関 係 者 の 生 命 及 び 身 体 の 保 護 の 業 務 その 他 の 新 たな 業 務 を 加 えるとともに その 他 国 際 平 和 協 力 業 務 の 実 施 等 のために 必 要 な 事 項 を 定 める 三 周 辺 事 態 に 際 して 我 が 国 の 平 和 及 び 安 全 を 確 保 するための 措 置 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 我 が 国 の 平 和 及 び 安 全 に 重 要 な 影 響 を 与 える 事 態 である 重 要 影 響 事 態 に 際 して 適 切 かつ 迅 速 に 後 方 支 援 活 動 捜 索 救 助 活 動 その 他 の 重 要 影 響 事 態 に 対 応 するため 必 要 な 措 置 を 実 施 するた めに 必 要 な 事 項 を 定 める 後 方 支 援 活 動 及 び 捜 索 救 助 活 動 は 現 に 戦 闘 行 為 が 行 われている 現 場 では 実 施 しないものとする 四 周 辺 事 態 に 際 して 実 施 する 船 舶 検 査 活 動 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 重 要 影 響 事 態 又 は 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 対 応 して 我 が 国 が 実 施 する 船 舶 検 査 活 動 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 める 五 武 力 攻 撃 事 態 等 における 我 が 国 の 平 和 と 独 立 並 びに 国 及 び 国 民 の 安 全 の 確 保 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 我 が 国 と 密 接 な 関 係 にある 他 国 に 対 する 武 力 攻 撃 が 発 生 し これにより 我 が 国 の 存 立 が 脅 かさ れ 国 民 の 生 命 自 由 及 び 幸 福 追 求 の 権 利 が 根 底 から 覆 される 明 白 な 危 険 がある 事 態 である 存 立 危 機 事 態 への 対 処 について 基 本 となる 事 項 を 定 める 六 武 力 攻 撃 事 態 等 におけるアメリカ 合 衆 国 の 軍 隊 の 行 動 に 伴 い 我 が 国 が 実 施 する 措 置 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 武 力 攻 撃 事 態 等 又 は 存 立 危 機 事 態 において 自 衛 隊 と 協 力 して 武 力 攻 撃 又 は 存 立 危 機 武 力 攻 撃 を 排 除 するために 必 要 な 外 国 軍 隊 の 行 動 が 円 滑 かつ 効 果 的 に 実 施 されるための 措 置 等 について 定 め る 七 武 力 攻 撃 事 態 等 における 特 定 公 共 施 設 等 の 利 用 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 武 力 攻 撃 事 態 等 を 終 結 させるために 実 施 する 措 置 等 の 対 処 措 置 等 の 定 義 に 外 国 軍 隊 が 実 施 する 自 衛 隊 と 協 力 して 武 力 攻 撃 を 排 除 するために 必 要 な 行 動 を 追 加 する 八 武 力 攻 撃 事 態 における 外 国 軍 用 品 等 の 海 上 輸 送 の 規 制 に 関 する 法 律 の 一 部 改 正 存 立 危 機 事 態 における 外 国 軍 用 品 等 の 海 上 輸 送 の 規 制 に 関 する 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 う 九 武 力 攻 撃 事 態 における 捕 虜 等 の 取 扱 いに 関 する 法 律 の 一 部 改 正 存 立 危 機 事 態 における 捕 虜 等 の 拘 束 抑 留 その 他 の 取 扱 いに 関 する 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 う 十 国 家 安 全 保 障 会 議 設 置 法 の 一 部 改 正 国 家 安 全 保 障 会 議 の 審 議 事 項 及 び 同 会 議 への 必 須 諮 問 事 項 を 拡 充 する 十 一 施 行 期 日 等

109 ( 一 ) この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する ( 二 ) その 他 所 要 の 調 整 規 定 を 設 けるほか 関 係 法 律 について 所 要 の 改 正 を 行 う 附 帯 決 議 ( 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 議 決 ) 日 本 国 憲 法 の 下 我 が 国 の 戦 後 70 年 の 平 和 国 家 の 歩 みは 不 変 であった これを 確 固 たるものとす るため 二 度 と 戦 争 の 惨 禍 を 繰 り 返 さないという 不 戦 の 誓 いを 将 来 にわたって 守 り 続 けなければな らない その 上 で 我 が 国 は 国 連 憲 章 その 他 の 国 際 法 規 を 遵 守 し 積 極 的 な 外 交 を 通 じて 平 和 を 守 ると ともに 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 に 我 が 国 としても 積 極 的 な 役 割 を 果 たしていく 必 要 がある その 際 防 衛 政 策 の 基 本 方 針 を 堅 持 し 他 国 に 脅 威 を 与 えるような 軍 事 大 国 とはならないことを 改 めて 確 認 する さらに 両 法 律 すなわち 平 和 安 全 法 制 の 運 用 には 国 会 が 十 全 に 関 与 し 国 会 に よる 民 主 的 統 制 としての 機 能 を 果 たす 必 要 がある このような 基 本 的 な 認 識 の 下 政 府 は 両 法 律 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 に 万 全 を 期 すべきであ る 一 存 立 危 機 事 態 の 認 定 に 係 る 新 三 要 件 の 該 当 性 を 判 断 するに 当 たっては 第 一 要 件 にいう 我 が 国 の 存 立 が 脅 かされ 国 民 の 生 命 自 由 及 び 幸 福 追 求 の 権 利 が 根 底 から 覆 される 明 白 な 危 険 があ る とは 国 民 に 我 が 国 が 武 力 攻 撃 を 受 けた 場 合 と 同 様 な 深 刻 重 大 な 被 害 が 及 ぶことが 明 ら かな 状 況 であることに 鑑 み 攻 撃 国 の 意 思 能 力 事 態 の 発 生 場 所 その 規 模 態 様 推 移 な どの 要 素 を 総 合 的 に 考 慮 して 我 が 国 に 対 する 外 部 からの 武 力 攻 撃 が 発 生 する 明 白 な 危 険 など 我 が 国 に 戦 禍 が 及 ぶ 蓋 然 性 国 民 がこうむることとなる 犠 牲 の 深 刻 性 重 大 性 などから 判 断 するこ とに 十 分 留 意 しつつ これを 行 うこと さらに 存 立 危 機 事 態 の 認 定 は 武 力 攻 撃 を 受 けた 国 の 要 請 又 は 同 意 があることを 前 提 とするこ と また 重 要 影 響 事 態 において 他 国 を 支 援 する 場 合 には 当 該 他 国 の 要 請 を 前 提 とすること 二 存 立 危 機 事 態 に 該 当 するが 武 力 攻 撃 事 態 等 に 該 当 しない 例 外 的 な 場 合 における 防 衛 出 動 の 国 会 承 認 については 例 外 なく 事 前 承 認 を 求 めること 現 在 の 安 全 保 障 環 境 を 踏 まえれば 存 立 危 機 事 態 に 該 当 するような 状 況 は 同 時 に 武 力 攻 撃 事 態 等 にも 該 当 することがほとんどで 存 立 危 機 事 態 と 武 力 攻 撃 事 態 等 が 重 ならない 場 合 は 極 め て 例 外 である 三 平 和 安 全 法 制 に 基 づく 自 衛 隊 の 活 動 については 国 会 による 民 主 的 統 制 を 確 保 するものとし 重 要 影 響 事 態 においては 国 民 の 生 死 に 関 わる 極 めて 限 定 的 な 場 合 を 除 いて 国 会 の 事 前 承 認 を 求 め ること また PKO 派 遣 において 駆 け 付 け 警 護 を 行 った 場 合 には 速 やかに 国 会 に 報 告 すること 四 平 和 安 全 法 制 に 基 づく 自 衛 隊 の 活 動 について 国 会 がその 承 認 をするに 当 たって 国 会 がその 期 間 を 限 定 した 場 合 において 当 該 期 間 を 超 えて 引 き 続 き 活 動 を 行 おうとするときは 改 めて 国 会 の 承 認 を 求 めること また 政 府 が 国 会 承 認 を 求 めるに 当 たっては 情 報 開 示 と 丁 寧 な 説 明 をすること また 当 該 自 衛 隊 の 活 動 の 終 了 後 において 法 律 に 定 められた 国 会 報 告 を 行 うに 際 し 当 該 活 動 に 対 する 国 内 外 現 地 の 評 価 も 含 めて 丁 寧 に 説 明 すること また 当 該 自 衛 隊 の 活 動 について180 日 ごとに 国 会 に 報 告 を 行 うこと 五 国 会 が 自 衛 隊 の 活 動 の 終 了 を 決 議 したときには 法 律 に 規 定 がある 場 合 と 同 様 政 府 はこれを 尊 重 し 速 やかにその 終 了 措 置 をとること 六 国 際 平 和 支 援 法 及 び 重 要 影 響 事 態 法 の 実 施 区 域 については 現 地 の 状 況 を 適 切 に 考 慮 し 自 衛 隊 が 安 全 かつ 円 滑 に 活 動 できるよう 自 衛 隊 の 部 隊 等 が 現 実 に 活 動 を 行 う 期 間 について 戦 闘 行 為 が 発 生 しないと 見 込 まれる 場 所 を 指 定 すること 七 弾 薬 の 提 供 は 緊 急 の 必 要 性 が 極 めて 高 い 状 況 下 にのみ 想 定 されるものであり 拳 銃 小 銃 機 関 銃 などの 他 国 部 隊 の 要 員 等 の 生 命 身 体 を 保 護 するために 使 用 される 弾 薬 の 提 供 に 限 る こと

110 八 我 が 国 が 非 核 三 原 則 を 堅 持 し NPT 条 約 生 物 兵 器 禁 止 条 約 化 学 兵 器 禁 止 条 約 等 を 批 准 し ていることに 鑑 み 核 兵 器 生 物 兵 器 化 学 兵 器 といった 大 量 破 壊 兵 器 や クラスター 弾 劣 化 ウラン 弾 の 輸 送 は 行 わないこと 九 なお 平 和 安 全 法 制 に 基 づく 自 衛 隊 の 活 動 の 継 続 中 及 び 活 動 終 了 後 において 常 時 監 視 及 び 事 後 検 証 のため 適 時 適 切 に 所 管 の 委 員 会 等 で 審 査 を 行 うこと さらに 平 和 安 全 法 制 に 基 づく 自 衛 隊 の 活 動 に 対 する 常 時 監 視 及 び 事 後 検 証 のための 国 会 の 組 織 の 在 り 方 重 要 影 響 事 態 及 びPKO 派 遣 の 国 会 関 与 の 強 化 については 両 法 成 立 後 各 党 間 で 検 討 を 行 い 結 論 を 得 ること 右 決 議 する 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 して 我 が 国 が 実 施 する 諸 外 国 の 軍 隊 等 に 対 する 協 力 支 援 活 動 等 に 関 する 法 律 案 ( 閣 法 第 73 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 7.27 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 9.19 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 を 脅 かす 事 態 であって その 脅 威 を 除 去 するために 国 際 社 会 が 国 際 連 合 憲 章 の 目 的 に 従 い 共 同 して 対 処 する 活 動 を 行 い かつ 我 が 国 が 国 際 社 会 の 一 員 とし てこれに 主 体 的 かつ 積 極 的 に 寄 与 する 必 要 があるもの( 以 下 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 という ) に 際 し 当 該 活 動 を 行 う 諸 外 国 の 軍 隊 等 に 対 する 協 力 支 援 活 動 等 を 行 うことにより 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 することを 目 的 とするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 基 本 原 則 として 政 府 が 対 応 措 置 を 適 切 かつ 迅 速 に 実 施 すること 対 応 措 置 の 実 施 は 武 力 によ る 威 嚇 又 は 武 力 の 行 使 に 当 たるものであってはならないこと 協 力 支 援 活 動 及 び 捜 索 救 助 活 動 は 現 に 戦 闘 行 為 が 行 われている 現 場 では 実 施 しないものとすること 外 国 の 領 域 における 対 応 措 置 については 当 該 対 応 措 置 が 行 われることについて 当 該 外 国 の 同 意 がある 場 合 に 限 り 実 施 するもの とすること 等 を 定 める 二 この 法 律 に 基 づき 実 施 される 対 応 措 置 を 協 力 支 援 活 動 及 び 捜 索 救 助 活 動 並 びに 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 して 実 施 する 船 舶 検 査 活 動 とし これらの 活 動 のいずれかを 実 施 することが 必 要 な 場 合 には 閣 議 の 決 定 により 基 本 計 画 を 定 めることとする 三 自 衛 隊 による 協 力 支 援 活 動 としての 物 品 及 び 役 務 の 提 供 の 実 施 並 びに 捜 索 救 助 活 動 の 実 施 等 を 定 める 四 基 本 計 画 には 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 の 経 緯 並 びに 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 に 与 える 影 響 国 際 社 会 の 取 組 の 状 況 我 が 国 が 対 応 措 置 を 実 施 することが 必 要 であると 認 められる 理 由 その 他 対 応 措 置 の 実 施 に 関 する 基 本 的 な 方 針 対 応 措 置 の 種 類 及 び 内 容 対 応 措 置 を 実 施 する 区 域 の 範 囲 外 国 の 領 域 で 対 応 措 置 を 実 施 する 場 合 の 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 規 模 等 を 定 めることとする 五 内 閣 総 理 大 臣 は 基 本 計 画 の 決 定 又 は 変 更 があったときはその 内 容 を 基 本 計 画 に 定 める 対 応 措 置 が 終 了 したときはその 結 果 を 遅 滞 なく 国 会 に 報 告 しなければならないこととする 六 内 閣 総 理 大 臣 は 対 応 措 置 の 実 施 前 に 当 該 対 応 措 置 を 実 施 することにつき 基 本 計 画 を 添 え て 国 会 の 承 認 を 得 なければならないこととする 内 閣 総 理 大 臣 から 国 会 の 承 認 を 求 められた 場 合 には 先 議 の 議 院 にあっては 内 閣 総 理 大 臣 が 国 会 の 承 認 を 求 めた 後 国 会 の 休 会 中 の 期 間 を 除 いて 7 日 以 内 に 後 議 の 議 院 にあっては 先 議 の 議 院 から 議 案 の 送 付 があった 後 国 会 の 休 会 中 の 期 間 を 除 いて7 日 以 内 に それぞれ 議 決 するよう 努 めなければならないこととする 七 内 閣 総 理 大 臣 は 国 会 の 承 認 を 得 た 日 から2 年 を 経 過 する 日 を 超 えて 引 き 続 き 対 応 措 置 を 行 お うとするときは 当 該 日 の30 日 前 の 日 から 当 該 日 までの 間 に 当 該 対 応 措 置 を 引 き 続 き 行 うこと につき 基 本 計 画 及 びその 時 までに 行 った 対 応 措 置 の 内 容 を 記 載 した 報 告 書 を 添 えて 国 会 に 付 議 して その 承 認 を 求 めなければならないこととする 八 防 衛 大 臣 は 対 応 措 置 の 実 施 に 当 たっては 自 衛 隊 の 部 隊 等 の 安 全 の 確 保 に 配 慮 しなければな

111 らないこととする 九 協 力 支 援 活 動 又 は 捜 索 救 助 活 動 の 実 施 を 命 ぜられた 自 衛 官 は 自 己 又 は 自 己 と 共 に 現 場 に 所 在 する 他 の 自 衛 隊 員 若 しくはその 職 務 を 行 うに 伴 い 自 己 の 管 理 の 下 に 入 った 者 等 の 生 命 又 は 身 体 の 防 護 のために 一 定 の 要 件 に 従 って 武 器 の 使 用 ができることとする 十 この 法 律 は 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 するための 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 の 施 行 の 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 議 決 ) 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 するための 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 72 号 )と 同 一 内 容 の 附 帯 決 議 が 行 われている 活 動 火 山 対 策 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 74 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.17 災 害 対 策 特 別 委 員 会 付 託 7.1 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 活 動 火 山 対 策 の 強 化 を 図 るため 活 動 火 山 対 策 の 総 合 的 な 推 進 に 関 する 基 本 的 な 指 針 の 策 定 について 定 めるとともに 火 山 災 害 警 戒 地 域 における 警 戒 避 難 体 制 を 整 備 する 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 法 律 の 目 的 に 活 動 火 山 対 策 の 総 合 的 な 推 進 に 関 する 基 本 的 な 指 針 ( 以 下 基 本 指 針 という ) の 策 定 及 び 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 について 規 定 するとともに 生 命 及 び 身 体 の 安 全 を 図 る 対 象 とな る 者 の 例 示 として 登 山 者 を 加 えることとする 二 内 閣 総 理 大 臣 は 基 本 指 針 を 定 めなければならないこととする 三 内 閣 総 理 大 臣 は 基 本 指 針 に 基 づき かつ 火 山 の 爆 発 の 蓋 然 性 を 勘 案 して 火 山 の 爆 発 によ る 人 的 災 害 を 防 止 するために 警 戒 避 難 体 制 を 特 に 整 備 すべき 地 域 を 火 山 災 害 警 戒 地 域 ( 以 下 警 戒 地 域 という )として 指 定 することができることとする 四 警 戒 地 域 の 指 定 があったときは 当 該 警 戒 地 域 をその 区 域 に 含 む 都 道 府 県 及 び 市 町 村 は 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 に 関 し 必 要 な 協 議 を 行 うため 都 道 府 県 知 事 及 び 市 町 村 長 気 象 台 地 方 整 備 局 自 衛 隊 警 察 消 防 火 山 専 門 家 等 から 成 る 協 議 会 ( 以 下 火 山 防 災 協 議 会 という )を 組 織 するものとする 五 地 方 防 災 会 議 は 警 戒 地 域 の 指 定 があったときは 火 山 防 災 協 議 会 の 意 見 を 聴 いた 上 で 地 域 防 災 計 画 において 火 山 現 象 の 発 生 及 び 推 移 に 関 する 情 報 の 収 集 及 び 伝 達 並 びに 予 報 又 は 警 報 の 発 令 及 び 伝 達 住 民 等 がとるべき 避 難 のための 措 置 避 難 場 所 及 び 避 難 経 路 救 助 に 関 する 事 項 など 警 戒 避 難 体 制 の 整 備 に 関 する 事 項 を 定 めなければならないこととする また 市 町 村 長 は 火 山 情 報 の 伝 達 方 法 避 難 場 所 及 び 避 難 経 路 に 関 する 事 項 などを 記 載 した 印 刷 物 の 配 布 等 の 措 置 を 講 じなければならないこととする 六 警 戒 地 域 内 の 集 客 施 設 及 び 主 として 防 災 上 の 配 慮 を 要 する 者 が 利 用 する 施 設 の 所 有 者 又 は 管 理 者 は 施 設 利 用 者 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 の 確 保 を 図 るための 計 画 ( 避 難 確 保 計 画 )を 作 成 すると ともに これに 基 づき 避 難 訓 練 を 行 わなければならないこととする 七 地 方 公 共 団 体 は 火 山 現 象 の 発 生 時 における 登 山 者 等 の 円 滑 かつ 迅 速 な 避 難 の 確 保 を 図 るため 登 山 者 等 に 関 する 情 報 の 把 握 に 努 めなければならないこととするとともに 登 山 者 等 は 火 山 情 報 の 収 集 関 係 者 との 連 絡 手 段 の 確 保 等 に 努 めるものとする 八 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 大 学 その 他 の 研 究 機 関 相 互 間 の 連 携 の 強 化 並 びに 火 山 現 象 に 関 し 専 門 的 な 知 識 又 は 技 術 を 有 する 人 材 の 育 成 及 び 確 保 に 努 めなければならないこととする 九 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 十 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して6 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す ることとする 航 空 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 閣 法 第 75 号 )

112 ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 8.31 国 土 交 通 委 員 会 付 託 9.4 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 における 無 人 航 空 機 をめぐる 状 況 に 鑑 み 無 人 航 空 機 の 飛 行 による 危 害 の 発 生 を 防 止 するため 無 人 航 空 機 の 飛 行 の 禁 止 空 域 及 び 飛 行 の 方 法 を 定 める 等 の 措 置 を 講 じようとする ものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 この 法 律 において 無 人 航 空 機 とは 航 空 の 用 に 供 することができる 飛 行 機 回 転 翼 航 空 機 滑 空 機 飛 行 船 その 他 政 令 で 定 める 機 器 であって 構 造 上 人 が 乗 ることができないもののうち 遠 隔 操 作 又 は 自 動 操 縦 により 飛 行 させることができるもの(その 重 量 その 他 の 事 由 を 勘 案 してその 飛 行 により 航 空 機 の 航 行 の 安 全 並 びに 地 上 及 び 水 上 の 人 及 び 物 件 の 安 全 が 損 なわれるおそれがな いものとして 国 土 交 通 省 令 で 定 めるものを 除 く )をいうこととする 二 何 人 も 次 に 掲 げる 空 域 においては 国 土 交 通 大 臣 の 許 可 を 受 けた 場 合 を 除 き 無 人 航 空 機 を 飛 行 させてはならないこととする 1 無 人 航 空 機 の 飛 行 により 航 空 機 の 航 行 の 安 全 に 影 響 を 及 ぼすおそれがあるものとして 国 土 交 通 省 令 で 定 める 空 域 2 1に 掲 げる 空 域 以 外 の 空 域 であって 国 土 交 通 省 令 で 定 める 人 又 は 家 屋 の 密 集 している 地 域 の 上 空 三 無 人 航 空 機 を 飛 行 させる 者 は 国 土 交 通 大 臣 の 承 認 を 受 けた 場 合 を 除 き 日 出 から 日 没 までの 間 において 飛 行 させること 当 該 無 人 航 空 機 及 びその 周 囲 の 状 況 を 目 視 により 常 時 監 視 して 飛 行 させること 当 該 無 人 航 空 機 と 地 上 又 は 水 上 の 人 又 は 物 件 との 間 に 距 離 を 保 って 飛 行 させること 等 の 方 法 によりこれを 飛 行 させなければならないこととする 四 二 及 び 三 の 規 定 は 都 道 府 県 警 察 その 他 の 国 土 交 通 省 令 で 定 める 者 が 航 空 機 の 事 故 等 に 際 し 捜 索 救 助 その 他 の 緊 急 性 があるものとして 国 土 交 通 省 令 で 定 める 目 的 のために 行 う 無 人 航 空 機 の 飛 行 については 適 用 しないこととする 五 二 及 び 三 の 規 定 に 違 反 した 場 合 には 罰 金 を 科 すこととする 六 その 他 所 要 の 規 定 の 整 備 を 行 うこととする 七 この 法 律 は 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 す ることとする 附 帯 決 議 ( 国 土 交 通 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 諸 点 について 適 切 な 措 置 を 講 じ その 運 用 に 万 全 を 期 すべき である 一 無 人 航 空 機 による 事 故 やトラブル 等 を 防 止 するため 飛 行 のルールを 遵 守 させることができる よう 関 係 機 関 との 連 携 を 図 るとともに 事 故 等 を 未 然 に 防 止 する 方 策 を 検 討 し 航 空 機 の 安 全 運 航 と 国 民 の 安 全 安 心 に 資 するべく 努 めること また 事 故 情 報 の 分 析 等 を 行 うことが 事 故 等 の 再 発 防 止 に 資 すると 考 えられることから 事 故 等 の 情 報 の 適 切 な 把 握 に 努 めること 二 無 人 航 空 機 は インフラ 点 検 や 農 薬 散 布 等 に 広 く 利 用 されており 今 後 も 災 害 対 応 や 人 口 減 少 時 代 における 新 たな 産 業 サービスの 創 出 など 更 なる 普 及 が 見 込 まれることから 無 人 航 空 機 の 飛 行 に 当 たっての 承 認 等 においては 安 全 な 飛 行 を 確 保 することを 前 提 として 柔 軟 に 対 応 するこ と 三 事 業 者 を 始 めとする 無 人 航 空 機 に 対 する 多 様 な 需 要 に 適 切 に 対 応 するため 無 人 航 空 機 の 飛 行 に 係 る 承 認 等 の 申 請 審 査 については その 手 続 の 簡 素 化 迅 速 化 に 努 めること 四 無 人 航 空 機 の 飛 行 の 禁 止 空 域 として 定 める 人 又 は 家 屋 の 密 集 する 地 域 の 設 定 に 当 たっては 無 人 航 空 機 に 関 し 産 業 への 活 用 のみならず 愛 好 者 や 教 育 研 究 機 関 報 道 機 関 による 需 要 もあ ることから 地 域 の 実 情 や 様 々な 飛 行 のニーズがあることを 十 分 考 慮 すること 五 無 人 航 空 機 の 飛 行 のルールの 遵 守 は 国 民 の 理 解 を 得 ることが 重 要 であり 児 童 等 による 使 用 も 見 込 まれることから 解 りやすく 丁 寧 な 説 明 を 行 うなど 十 分 な 周 知 に 努 めること 右 決 議 する

113 本 院 議 員 提 出 法 律 案 高 等 教 育 に 係 る 家 計 の 負 担 を 軽 減 するための 税 制 上 の 措 置 その 他 の 必 要 な 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 1 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 高 等 教 育 に 係 る 家 計 の 負 担 能 力 の 程 度 が 高 等 教 育 を 受 ける 機 会 の 確 保 に 影 響 を 与 え ている 状 況 に 鑑 み 教 育 基 本 法 の 精 神 にのっとり 家 計 の 負 担 能 力 の 程 度 にかかわらず 意 欲 及 び 能 力 のある 者 が 高 等 教 育 を 受 ける 機 会 を 確 保 することができるようにするため 高 等 教 育 に 係 る 家 計 の 負 担 を 軽 減 するための 税 制 上 の 措 置 その 他 の 必 要 な 施 策 に 関 し 基 本 理 念 を 定 め 国 の 責 務 等 を 明 らかにするとともに 必 要 な 事 項 を 定 めることにより 当 該 施 策 の 推 進 を 図 ろうとするもので ある 臨 床 研 究 の 実 施 の 適 正 化 等 に 関 する 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 2 号 ) ( 参 議 院 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 我 が 国 における 臨 床 研 究 について その 適 正 な 実 施 が 強 く 求 められている 状 況 にあ ることに 鑑 み あわせてそれが 医 療 の 発 展 に 不 可 欠 であり 医 療 の 需 要 に 対 応 した 臨 床 研 究 が 積 極 的 に 行 われる 必 要 があることを 踏 まえ 臨 床 研 究 の 実 施 の 適 正 化 等 に 関 する 施 策 を 総 合 的 に 推 進 し もって 臨 床 研 究 に 対 する 信 頼 の 確 保 とその 健 全 な 発 展 を 図 るため 臨 床 研 究 の 実 施 の 適 正 化 等 に 関 し 基 本 理 念 を 定 め 及 び 国 の 責 務 を 明 らかにするとともに 施 策 の 策 定 に 係 る 基 本 的 な 方 針 を 定 めようとするものである 法 人 税 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 3 号 ) ( 参 議 院 財 政 金 融 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 内 国 法 人 のうち 各 事 業 年 度 終 了 の 日 における 資 本 金 の 額 等 が100 億 円 を 超 えるもの 等 について その 名 称 確 定 申 告 書 等 に 記 載 された 各 事 業 年 度 の 所 得 の 金 額 及 び 法 人 税 の 額 等 を 公 示 するものである 国 の 財 務 書 類 等 の 作 成 及 び 財 務 情 報 の 開 示 等 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 4 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 国 の 資 産 及 び 負 債 国 の 事 務 及 び 事 業 に 要 した 費 用 その 他 の 国 の 財 務 に 関 する 状 況 を 明 らかにし かつ 国 会 等 による 予 算 執 行 に 対 する 検 証 の 充 実 を 図 り もって 政 府 の 有 する 国 の 財 政 状 況 を 国 民 に 説 明 する 責 務 が 十 分 に 果 たされるようにするとともに 適 正 な 予 算 編 成 と 効 率 的 な 行 政 の 推 進 に 寄 与 するため 企 業 会 計 の 慣 行 を 参 考 とした 国 の 財 務 書 類 等 の 作 成 及 びその 国 会 へ の 提 出 等 による 財 務 情 報 の 開 示 等 について 定 めるものである 都 市 農 業 振 興 基 本 法 案 ( 参 第 5 号 ) ( 参 議 院 農 林 水 産 委 員 長 提 出 4.9 本 会 議 可 決 衆 議 院 4.16 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 都 市 農 業 の 安 定 的 な 継 続 を 図 るとともに 都 市 農 業 の 有 する 機 能 の 適 切 かつ 十 分 な 発 揮 を 通 じて 良 好 な 都 市 環 境 の 形 成 に 資 するため 都 市 農 業 の 振 興 に 関 し 基 本 理 念 及 びその 実 現 を 図 るのに 基 本 となる 事 項 を 定 めること 等 により 都 市 農 業 の 振 興 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 計 画

114 的 に 推 進 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 基 本 理 念 都 市 農 業 の 有 する 機 能 の 適 切 かつ 十 分 な 発 揮 とこれによる 都 市 の 農 地 の 有 効 な 活 用 及 び 適 正 な 保 全 が 図 られるべきこと 人 口 減 少 の 状 況 等 を 踏 まえた 良 好 な 市 街 地 形 成 における 農 との 共 存 が 図 られるべきこと また 都 市 住 民 をはじめとする 国 民 の 都 市 農 業 の 有 する 機 能 等 についての 理 解 の 下 に 施 策 が 推 進 されるべきこととする 二 国 及 び 地 方 公 共 団 体 の 責 務 国 は 基 本 理 念 にのっとり 都 市 農 業 の 振 興 に 関 する 施 策 を 総 合 的 に 策 定 し 及 び 実 施 する 責 務 を 有 すること また 地 方 公 共 団 体 は 基 本 理 念 にのっとり 都 市 農 業 の 振 興 に 関 し 国 との 適 切 な 役 割 分 担 を 踏 まえて 当 該 地 域 の 状 況 に 応 じた 施 策 を 策 定 し 及 び 実 施 する 責 務 を 有 する こととする 三 都 市 農 業 を 営 む 者 等 の 努 力 等 都 市 農 業 を 営 む 者 及 び 農 業 に 関 する 団 体 は 都 市 農 業 及 びこれに 関 連 する 活 動 を 行 うに 当 たっ ては 基 本 理 念 の 実 現 に 主 体 的 に 取 り 組 むよう 努 めるものとすること また 国 地 方 公 共 団 体 都 市 農 業 を 営 む 者 その 他 の 関 係 者 は 都 市 農 業 の 振 興 に 関 する 施 策 が 円 滑 に 実 施 されるよう 相 互 に 連 携 を 図 りながら 協 力 するよう 努 めるものとすることとする 四 都 市 農 業 振 興 基 本 計 画 等 政 府 は 都 市 農 業 の 振 興 に 関 する 施 策 の 総 合 的 かつ 計 画 的 な 推 進 を 図 るため 都 市 農 業 振 興 基 本 計 画 を 定 めなければならないこととし また 地 方 公 共 団 体 は 都 市 農 業 振 興 基 本 計 画 を 基 本 として 当 該 地 方 公 共 団 体 における 都 市 農 業 の 振 興 に 関 する 計 画 を 定 めるよう 努 めなければなら ないこととする 五 基 本 的 施 策 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 都 市 農 業 の 農 産 物 を 供 給 する 機 能 の 向 上 並 びに 都 市 農 業 の 担 い 手 の 育 成 及 び 確 保 を 図 るために 必 要 な 施 策 的 確 な 土 地 利 用 に 関 する 計 画 の 策 定 等 のための 施 策 都 市 農 業 のための 利 用 が 継 続 される 土 地 に 関 する 税 制 上 の 措 置 国 民 の 都 市 農 業 に 対 する 理 解 と 関 心 の 増 進 を 図 るために 必 要 な 施 策 等 を 講 ずるものとすることとする 六 施 行 期 日 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 することとする 労 働 基 準 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 6 号 ) ( 参 議 院 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 の 労 働 者 をめぐる 社 会 経 済 情 勢 に 鑑 み 労 働 者 の 保 護 の 強 化 を 図 るため 労 働 時 間 の 管 理 及 び 休 日 に 関 する 規 制 の 強 化 労 働 者 の 適 切 な 職 業 選 択 に 資 する 情 報 の 充 実 職 場 にお ける 優 位 性 を 不 当 に 利 用 して 労 働 者 に 苦 痛 を 与 える 行 為 等 の 防 止 時 間 外 労 働 等 管 理 規 程 の 作 成 等 に 関 し 必 要 な 措 置 を 講 じようとするものである 人 種 等 を 理 由 とする 差 別 の 撤 廃 のための 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 7 号 ) ( 参 議 院 法 務 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 日 本 国 憲 法 及 びあらゆる 形 態 の 人 種 差 別 の 撤 廃 に 関 する 国 際 条 約 の 理 念 に 基 づき 人 種 等 を 理 由 とする 差 別 の 撤 廃 のための 施 策 を 総 合 的 かつ 一 体 的 に 推 進 するため 人 種 等 を 理 由 と する 差 別 の 禁 止 等 の 基 本 原 則 を 定 めるとともに 人 種 等 を 理 由 とする 差 別 の 防 止 に 関 し 国 及 び 地 方 公 共 団 体 の 責 務 基 本 的 施 策 その 他 の 基 本 となる 事 項 を 定 めようとするものである 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 8 号 )

115 ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 における 国 民 の 価 値 観 の 多 様 化 及 び 女 性 の 地 位 の 向 上 これらを 反 映 した 世 論 の 動 向 等 に 鑑 み 個 人 の 尊 重 と 男 女 の 対 等 な 関 係 の 構 築 の 観 点 から 選 択 的 夫 婦 別 氏 制 の 導 入 並 び に 婚 姻 適 齢 及 び 再 婚 禁 止 期 間 の 見 直 しを 行 おうとするものである 家 庭 における 子 育 て 及 び 介 護 の 支 援 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 9 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 我 が 国 における 家 庭 及 び 地 域 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 急 速 な 少 子 高 齢 化 の 進 行 等 の 社 会 の 変 化 により 家 庭 における 子 育 て 及 び 介 護 に 支 障 が 生 じている 現 状 に 鑑 み 家 庭 における 子 育 て 及 び 介 護 に 係 る 環 境 の 整 備 に 資 するため 家 庭 における 子 育 て 及 び 介 護 の 支 援 の 推 進 に 関 し 国 等 の 責 務 を 明 らかにするとともに 基 本 方 針 の 策 定 その 他 の 必 要 な 事 項 を 定 めようとするものであ る 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 10 号 ) ( 参 議 院 撤 回 ) 要 旨 本 法 律 案 は 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 について 選 挙 区 間 において 議 員 1 人 当 たりの 人 口 に 不 均 衡 が 生 じている 状 況 に 鑑 み 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 を 設 け 及 び 各 選 挙 区 に おいて 選 挙 すべき 議 員 の 数 につき 是 正 を 行 うとともに 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 に おいて 行 われる 選 挙 に 関 し 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 の 特 例 を 設 けるほか その 管 理 執 行 体 制 を 整 備 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 及 び 定 数 の 改 正 1 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 について 次 のとおり 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 を 設 ける 選 挙 区 選 挙 すべき 議 員 数 秋 田 県 及 び 山 形 県 2 人 ( 現 行 秋 田 県 2 人 山 形 県 2 人 ) 富 山 県 及 び 岐 阜 県 4 人 ( 現 行 富 山 県 2 人 岐 阜 県 2 人 ) 石 川 県 及 び 福 井 県 2 人 ( 現 行 石 川 県 2 人 福 井 県 2 人 ) 山 梨 県 及 び 長 野 県 4 人 ( 現 行 山 梨 県 2 人 長 野 県 4 人 ) 奈 良 県 及 び 和 歌 山 県 4 人 ( 現 行 奈 良 県 2 人 和 歌 山 県 2 人 ) 鳥 取 県 及 び 島 根 県 2 人 ( 現 行 鳥 取 県 2 人 島 根 県 2 人 ) 徳 島 県 及 び 高 知 県 2 人 ( 現 行 徳 島 県 2 人 高 知 県 2 人 ) 香 川 県 及 び 愛 媛 県 4 人 ( 現 行 香 川 県 2 人 愛 媛 県 2 人 ) 佐 賀 県 及 び 長 崎 県 2 人 ( 現 行 佐 賀 県 2 人 長 崎 県 2 人 ) 大 分 県 及 び 宮 崎 県 4 人 ( 現 行 大 分 県 2 人 宮 崎 県 2 人 ) 2 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 各 選 挙 区 において 選 挙 すべき 議 員 の 数 を 次 に 掲 げる 選 挙 区 につい て 改 める 選 挙 区 選 挙 すべき 議 員 数 北 海 道 6 人 ( 現 行 4 人 ) 埼 玉 県 8 人 ( 現 行 6 人 ) 東 京 都 12 人 ( 現 行 10 人 ) 愛 知 県 8 人 ( 現 行 6 人 ) 兵 庫 県 6 人 ( 現 行 4 人 ) 福 岡 県 6 人 ( 現 行 4 人 )

116 二 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 に 関 する 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 の 特 例 一 の1の 選 挙 区 における 選 挙 ( 以 下 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 という )に 関 する 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 について 次 の 特 例 を 設 ける 1 選 挙 事 務 所 の 数 は 2 箇 所 まで( 政 令 で 定 めるところにより 交 通 困 難 等 の 状 況 のある 区 域 においては 10 箇 所 まで)とする 2 主 として 選 挙 運 動 のために 使 用 される 自 動 車 又 は 船 舶 及 び 拡 声 機 の 数 の 上 限 は 自 動 車 2 台 又 は 船 舶 2 隻 ( 両 者 を 使 用 する 場 合 は 通 じて2) 及 び 拡 声 機 2そろいとする 3 新 聞 広 告 の 回 数 は 10 回 までとする 4 個 人 演 説 会 の 会 場 前 に 掲 示 しなければならない 立 札 及 び 看 板 の 類 の 数 は 10までとする 5 街 頭 演 説 の 際 に 掲 げなければならない 標 旗 の 交 付 数 は 2とする 6 特 殊 乗 車 券 の 交 付 数 は 30 枚 とする 7 推 薦 演 説 会 の 開 催 回 数 は 推 薦 候 補 者 の 数 の8 倍 に 相 当 する 回 数 以 内 とする 8 再 選 挙 又 は 補 欠 選 挙 において 確 認 団 体 の 政 策 の 普 及 宣 伝 及 び 演 説 の 告 知 のために 使 用 される 自 動 車 の 台 数 の 上 限 は 2 台 とする 三 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 の 管 理 執 行 体 制 の 整 備 一 の1の 選 挙 区 内 の2の 都 道 府 県 は 共 同 して 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 管 理 委 員 会 を 置 き 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 に 関 する 事 務 は 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 管 理 委 員 会 が 管 理 する 四 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 経 過 した 日 から 施 行 する 2 この 法 律 による 改 正 後 の 公 職 選 挙 法 の 規 定 は この 法 律 の 施 行 の 日 以 後 その 期 日 を 公 示 され る 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 並 びにこれに 係 る 再 選 挙 及 び 補 欠 選 挙 について 適 用 し この 法 律 の 施 行 の 日 の 前 日 までにその 期 日 を 公 示 された 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 並 びにこれに 係 る 再 選 挙 及 び 補 欠 選 挙 については なお 従 前 の 例 による 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 11 号 ) ( 参 議 院 本 会 議 可 決 衆 議 院 7.28 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 について 選 挙 区 間 において 議 員 1 人 当 たりの 人 口 に 不 均 衡 が 生 じている 状 況 に 鑑 み 各 選 挙 区 において 選 挙 すべき 議 員 の 数 につき 是 正 を 行 い あわせ て2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 を 設 けるとともに 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 において 行 われる 選 挙 に 関 し 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 の 特 例 を 設 けるほか その 管 理 執 行 体 制 を 整 備 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 及 び 定 数 の 改 正 1 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 各 選 挙 区 において 選 挙 すべき 議 員 の 数 を 次 に 掲 げる 選 挙 区 につい て 改 める 選 挙 区 選 挙 すべき 議 員 数 北 海 道 6 人 ( 現 行 4 人 ) 宮 城 県 2 人 ( 現 行 4 人 ) 東 京 都 12 人 ( 現 行 10 人 ) 新 潟 県 2 人 ( 現 行 4 人 ) 長 野 県 2 人 ( 現 行 4 人 ) 愛 知 県 8 人 ( 現 行 6 人 ) 兵 庫 県 6 人 ( 現 行 4 人 ) 福 岡 県 6 人 ( 現 行 4 人 ) 2 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 について 次 のとおり 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 を 設 ける

117 選 挙 区 選 挙 すべき 議 員 数 鳥 取 県 及 び 島 根 県 2 人 ( 現 行 鳥 取 県 2 人 島 根 県 2 人 ) 徳 島 県 及 び 高 知 県 2 人 ( 現 行 徳 島 県 2 人 高 知 県 2 人 ) 二 参 議 院 合 同 選 挙 区 選 挙 に 関 する 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 の 特 例 一 の2の 選 挙 区 における 選 挙 ( 以 下 参 議 院 合 同 選 挙 区 選 挙 という )に 関 する 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 について 次 の 特 例 を 設 ける 1 選 挙 事 務 所 の 数 は 2 箇 所 まで( 政 令 で 定 めるところにより 交 通 困 難 等 の 状 況 のある 区 域 においては 10 箇 所 まで)とする 2 主 として 選 挙 運 動 のために 使 用 される 自 動 車 又 は 船 舶 及 び 拡 声 機 の 数 の 上 限 は 自 動 車 2 台 又 は 船 舶 2 隻 ( 両 者 を 使 用 する 場 合 は 通 じて2) 及 び 拡 声 機 2そろいとする 3 新 聞 広 告 の 回 数 は 10 回 までとする 4 個 人 演 説 会 の 会 場 前 に 掲 示 しなければならない 立 札 及 び 看 板 の 類 の 数 は 10までとする 5 街 頭 演 説 の 際 に 掲 げなければならない 標 旗 の 交 付 数 は 2とする 6 特 殊 乗 車 券 の 交 付 数 は 30 枚 とする 7 推 薦 演 説 会 の 開 催 回 数 は 推 薦 候 補 者 の 数 の8 倍 に 相 当 する 回 数 以 内 とする 8 再 選 挙 又 は 補 欠 選 挙 において 確 認 団 体 の 政 策 の 普 及 宣 伝 及 び 演 説 の 告 知 のために 使 用 される 自 動 車 の 台 数 の 上 限 は 2 台 とする 三 参 議 院 合 同 選 挙 区 選 挙 の 管 理 執 行 体 制 の 整 備 一 の2の 選 挙 区 内 の2の 都 道 府 県 は 共 同 して 参 議 院 合 同 選 挙 区 選 挙 管 理 委 員 会 を 置 き 参 議 院 合 同 選 挙 区 選 挙 に 関 する 事 務 は 参 議 院 合 同 選 挙 区 選 挙 管 理 委 員 会 が 管 理 する 四 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 経 過 した 日 から 施 行 する 2 この 法 律 による 改 正 後 の 公 職 選 挙 法 の 規 定 及 び4による 改 正 後 の 国 会 議 員 の 選 挙 等 の 執 行 経 費 の 基 準 に 関 する 法 律 の 規 定 は この 法 律 の 施 行 の 日 以 後 その 期 日 を 公 示 される 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 並 びにこれに 係 る 再 選 挙 及 び 補 欠 選 挙 について 適 用 し この 法 律 の 施 行 の 日 の 前 日 ま でにその 期 日 を 公 示 された 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 並 びにこれに 係 る 再 選 挙 及 び 補 欠 選 挙 につい ては なお 従 前 の 例 による 3 平 成 31 年 に 行 われる 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 に 向 けて 参 議 院 の 在 り 方 を 踏 まえて 選 挙 区 間 における 議 員 1 人 当 たりの 人 口 の 較 差 の 是 正 等 を 考 慮 しつつ 選 挙 制 度 の 抜 本 的 な 見 直 しについ て 引 き 続 き 検 討 を 行 い 必 ず 結 論 を 得 るものとする 4 国 会 議 員 の 選 挙 等 の 執 行 経 費 の 基 準 に 関 する 法 律 について 参 議 院 合 同 選 挙 区 選 挙 における 選 挙 会 経 費 の 額 を 追 加 する 等 の 改 正 を 行 う 公 職 選 挙 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 12 号 ) ( 参 議 院 議 決 を 要 しないものと 決 定 ) 要 旨 本 法 律 案 は 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 について 選 挙 区 間 において 議 員 1 人 当 たりの 人 口 に 不 均 衡 が 生 じている 状 況 に 鑑 み 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 を 設 け 及 び 各 選 挙 区 に おいて 選 挙 すべき 議 員 の 数 につき 是 正 を 行 うとともに 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 に おいて 行 われる 選 挙 に 関 し 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 の 特 例 を 設 けるほか その 管 理 執 行 体 制 を 整 備 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 選 挙 区 及 び 定 数 の 改 正 1 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 について 次 のとおり 2の 都 道 府 県 の 区 域 を 区 域 とする 選 挙 区 を 設 ける 選 挙 区 選 挙 すべき 議 員 数 秋 田 県 及 び 山 形 県 2 人 ( 現 行 秋 田 県 2 人 山 形 県 2 人 )

118 富 山 県 及 び 岐 阜 県 4 人 ( 現 行 富 山 県 2 人 岐 阜 県 2 人 ) 石 川 県 及 び 福 井 県 2 人 ( 現 行 石 川 県 2 人 福 井 県 2 人 ) 山 梨 県 及 び 長 野 県 4 人 ( 現 行 山 梨 県 2 人 長 野 県 4 人 ) 奈 良 県 及 び 和 歌 山 県 4 人 ( 現 行 奈 良 県 2 人 和 歌 山 県 2 人 ) 鳥 取 県 及 び 島 根 県 2 人 ( 現 行 鳥 取 県 2 人 島 根 県 2 人 ) 徳 島 県 及 び 高 知 県 2 人 ( 現 行 徳 島 県 2 人 高 知 県 2 人 ) 香 川 県 及 び 愛 媛 県 4 人 ( 現 行 香 川 県 2 人 愛 媛 県 2 人 ) 佐 賀 県 及 び 長 崎 県 2 人 ( 現 行 佐 賀 県 2 人 長 崎 県 2 人 ) 大 分 県 及 び 宮 崎 県 4 人 ( 現 行 大 分 県 2 人 宮 崎 県 2 人 ) 2 参 議 院 選 挙 区 選 出 議 員 の 各 選 挙 区 において 選 挙 すべき 議 員 の 数 を 次 に 掲 げる 選 挙 区 につい て 改 める 選 挙 区 選 挙 すべき 議 員 数 北 海 道 6 人 ( 現 行 4 人 ) 埼 玉 県 8 人 ( 現 行 6 人 ) 東 京 都 12 人 ( 現 行 10 人 ) 愛 知 県 8 人 ( 現 行 6 人 ) 兵 庫 県 6 人 ( 現 行 4 人 ) 福 岡 県 6 人 ( 現 行 4 人 ) 二 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 に 関 する 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 の 特 例 一 の1の 選 挙 区 における 選 挙 ( 以 下 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 という )に 関 する 選 挙 運 動 の 数 量 に 係 る 制 限 等 について 次 の 特 例 を 設 ける 1 選 挙 事 務 所 の 数 は 2 箇 所 まで( 政 令 で 定 めるところにより 交 通 困 難 等 の 状 況 のある 区 域 においては 10 箇 所 まで)とする 2 主 として 選 挙 運 動 のために 使 用 される 自 動 車 又 は 船 舶 及 び 拡 声 機 の 数 の 上 限 は 自 動 車 2 台 又 は 船 舶 2 隻 ( 両 者 を 使 用 する 場 合 は 通 じて2) 及 び 拡 声 機 2そろいとする 3 新 聞 広 告 の 回 数 は 10 回 までとする 4 個 人 演 説 会 の 会 場 前 に 掲 示 しなければならない 立 札 及 び 看 板 の 類 の 数 は 10までとする 5 街 頭 演 説 の 際 に 掲 げなければならない 標 旗 の 交 付 数 は 2とする 6 特 殊 乗 車 券 の 交 付 数 は 30 枚 とする 7 推 薦 演 説 会 の 開 催 回 数 は 推 薦 候 補 者 の 数 の8 倍 に 相 当 する 回 数 以 内 とする 8 再 選 挙 又 は 補 欠 選 挙 において 確 認 団 体 の 政 策 の 普 及 宣 伝 及 び 演 説 の 告 知 のために 使 用 される 自 動 車 の 台 数 の 上 限 は 2 台 とする 三 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 の 管 理 執 行 体 制 の 整 備 一 の1の 選 挙 区 内 の2の 都 道 府 県 は 共 同 して 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 管 理 委 員 会 を 置 き 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 に 関 する 事 務 は 参 議 院 特 定 選 挙 区 選 挙 管 理 委 員 会 が 管 理 する 四 施 行 期 日 等 1 この 法 律 は 一 部 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して3 月 を 経 過 した 日 から 施 行 する 2 この 法 律 による 改 正 後 の 公 職 選 挙 法 の 規 定 は この 法 律 の 施 行 の 日 以 後 その 期 日 を 公 示 され る 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 並 びにこれに 係 る 再 選 挙 及 び 補 欠 選 挙 について 適 用 し この 法 律 の 施 行 の 日 の 前 日 までにその 期 日 を 公 示 された 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 並 びにこれに 係 る 再 選 挙 及 び 補 欠 選 挙 については なお 従 前 の 例 による 児 童 の 通 学 安 全 の 確 保 に 関 する 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 13 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 通 学 中 の 児 童 が 巻 き 込 まれる 交 通 事 故 の 発 生 を 防 止 するとともに 犯 罪 行 為 災 害

119 その 他 の 交 通 事 故 以 外 の 事 由 により 通 学 中 の 児 童 に 生 ずる 危 険 を 軽 減 するため 児 童 の 通 学 安 全 の 確 保 に 関 し 基 本 指 針 市 町 村 児 童 通 学 安 全 計 画 児 童 通 学 安 全 協 議 会 児 童 通 学 安 全 交 付 金 等 に ついて 定 めることにより 児 童 通 学 交 通 安 全 区 域 における 交 通 の 規 制 児 童 が 通 学 のために 通 行 す る 道 路 の 整 備 その 他 の 児 童 通 学 安 全 確 保 対 策 を 推 進 しようとするものである サイバーセキュリティ 基 本 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 14 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は サイバーセキュリティに 対 する 脅 威 が 一 層 深 刻 化 している 現 状 に 鑑 み 基 本 理 念 等 における 個 人 情 報 等 の 保 護 の 重 要 性 の 明 確 化 サイバーセキュリティに 関 する 統 一 的 な 基 準 の 作 成 並 びに 情 報 システムに 対 する 不 正 な 活 動 の 監 視 及 び 分 析 等 の 対 象 の 拡 大 地 方 公 共 団 体 及 び 重 要 社 会 基 盤 事 業 者 等 におけるサイバーセキュリティに 関 する 指 針 の 策 定 サイバーセキュリティ 戦 略 本 部 の 所 掌 事 務 の 拡 充 等 について 定 めようとするものである 会 社 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 15 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 の 我 が 国 における 株 式 会 社 の 不 祥 事 の 実 態 に 鑑 み 企 業 統 治 の 一 層 の 強 化 を 図 るため 公 開 会 社 かつ 大 会 社 である 監 査 役 会 設 置 会 社 であってその 株 式 を 上 場 しているもの 等 のう ち 取 締 役 の 数 が5 人 以 上 であるものに 対 して 社 外 取 締 役 の 設 置 を 義 務 付 けようとするものである 武 力 攻 撃 危 機 事 態 に 対 処 するための 自 衛 隊 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 16 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 条 約 に 基 づき 我 が 国 周 辺 の 地 域 において 我 が 国 の 防 衛 のために 活 動 している 外 国 の 軍 隊 に 対 する 武 力 攻 撃 が 発 生 し これにより 我 が 国 に 対 する 外 部 からの 武 力 攻 撃 が 発 生 する 明 白 な 危 険 があると 認 められるに 至 った 事 態 に 際 して 実 施 する 防 衛 出 動 その 他 の 対 処 措 置 について 定 め ようとするものである 在 外 邦 人 の 警 護 等 を 実 施 するための 自 衛 隊 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 17 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 外 国 における 緊 急 事 態 に 際 して 生 命 又 は 身 体 に 危 害 が 加 えられるおそれがある 邦 人 の 警 護 等 の 措 置 を 自 衛 隊 の 部 隊 等 に 実 施 させることができるようにするものである なお 自 衛 隊 員 の 安 全 のため 派 遣 前 の 状 況 説 明 と 実 際 の 派 遣 現 場 の 状 況 が 異 なっていた 場 合 活 動 を 中 止 する などの 安 全 確 保 措 置 を 明 確 化 している 合 衆 国 軍 隊 に 対 する 物 品 又 は 役 務 の 提 供 の 拡 充 等 のための 自 衛 隊 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 18 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 自 衛 隊 及 び 合 衆 国 軍 隊 の 双 方 の 参 加 を 得 て 行 われる 訓 練 に 参 加 する 合 衆 国 軍 隊 から 要 請 があった 場 合 等 に 合 衆 国 軍 隊 に 対 し 物 品 又 は 役 務 の 提 供 を 実 施 することができるようにす るものである なお 弾 薬 の 提 供 は 従 来 どおり 認 めないこととし また 武 器 ( 弾 薬 を 含 む ) の 輸 送 についても 我 が 国 として 輸 送 に 適 さないものを 除 外 することとしている

120 国 外 犯 の 処 罰 規 定 を 整 備 するための 自 衛 隊 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 19 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 正 当 な 理 由 がない 自 衛 隊 の 武 器 の 使 用 の 罪 上 官 の 職 務 上 の 命 令 に 対 する 多 数 共 同 しての 反 抗 の 罪 部 隊 の 不 法 指 揮 の 罪 等 自 衛 隊 法 に 規 定 する 一 部 の 罪 について 日 本 国 外 において 犯 した 者 にも 適 用 し 又 は 刑 法 第 2 条 の 例 に 従 う 国 際 平 和 共 同 対 処 事 態 に 際 して 我 が 国 が 実 施 する 人 道 復 興 支 援 活 動 等 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 20 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 を 脅 かす 事 態 又 はこれに 引 き 続 く 事 態 のうち 国 家 の 自 主 的 な 再 建 を 図 る 国 若 しくはその 国 民 等 を 支 援 するために 国 際 社 会 が 国 際 連 合 憲 章 の 目 的 に 従 い 共 同 して 対 処 する 活 動 を 行 い 又 はその 脅 威 を 除 去 するために 国 際 社 会 が 同 条 約 第 7 章 に 従 い 共 同 して 対 処 する 活 動 を 行 うものであって 我 が 国 が 国 際 社 会 の 一 員 としてこれらに 主 体 的 かつ 積 極 的 に 寄 与 する 必 要 があるものに 際 し 人 道 復 興 支 援 活 動 等 を 行 うことにより 国 際 社 会 の 平 和 及 び 安 全 の 確 保 に 資 することができるようにするものである 民 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 21 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 事 業 者 の 貸 金 等 債 務 を 主 たる 債 務 とする 保 証 契 約 による 過 大 な 保 証 債 務 の 負 担 によ り 保 証 人 の 生 活 の 破 綻 等 を 招 く 事 例 が 多 く 生 じていることに 鑑 み 保 証 人 が 金 銭 の 貸 付 け 等 を 業 として 行 う 者 との 間 で 締 結 する 保 証 契 約 のうち 主 たる 債 務 者 が 事 業 のために 負 担 する 貸 金 等 債 務 を 主 たる 債 務 とする 保 証 契 約 等 は 保 証 人 が 法 人 又 は 主 たる 債 務 者 である 法 人 の 代 表 者 である 場 合 を 除 き その 効 力 を 生 じないこととしようとするものである 瀬 戸 内 海 環 境 保 全 特 別 措 置 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 22 号 ) ( 参 議 院 環 境 委 員 会 付 託 8.28 本 会 議 可 決 衆 議 院 9.25 可 決 ) 要 旨 瀬 戸 内 海 は 水 質 保 全 対 策 等 の 総 合 的 な 施 策 の 取 組 の 結 果 その 水 質 は 総 体 として 改 善 されるな ど 一 定 の 成 果 を 上 げてきたものの 依 然 として 赤 潮 や 貧 酸 素 水 塊 等 の 発 生 漁 業 生 産 量 の 低 迷 藻 場 や 干 潟 の 減 少 などの 課 題 が 残 っている また 湾 灘 ごと 季 節 ごとに 応 じたきめ 細 やかな 水 質 管 理 の 必 要 性 があり さらに 近 年 漂 流 ごみや 海 底 ごみの 増 加 によって 様 々な 悪 影 響 が 生 じて いる 本 法 律 案 は このような 瀬 戸 内 海 の 現 状 等 に 鑑 み 瀬 戸 内 海 を 豊 かな 海 とするため その 環 境 の 保 全 上 有 効 な 施 策 を 一 層 推 進 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 瀬 戸 内 海 の 環 境 の 保 全 に 関 する 基 本 理 念 を 新 設 し 瀬 戸 内 海 の 環 境 の 保 全 は 瀬 戸 内 海 を 人 の 活 動 が 自 然 に 対 し 適 切 に 作 用 することを 通 じてその 有 する 多 面 的 価 値 及 び 機 能 が 最 大 限 に 発 揮 された 豊 かな 海 とすることを 旨 とすること 施 策 は 規 制 の 措 置 のみならず 瀬 戸 内 海 を 豊 かな 海 とするための 取 組 の 推 進 と 併 せて 講 ずること 及 び 施 策 は 湾 灘 その 他 の 海 域 の 実 情 に 応 じて 行 うこととする 二 政 府 は 基 本 理 念 にのっとり 沿 岸 域 の 環 境 の 保 全 再 生 及 び 創 出 水 質 の 保 全 及 び 管 理 自 然 景 観 及 び 文 化 的 景 観 の 保 全 水 産 資 源 の 持 続 的 な 利 用 の 確 保 等 に 関 する 瀬 戸 内 海 環 境 保 全 基 本 計 画 を 策 定 するとともに おおむね5 年 ごとに 基 本 計 画 に 検 討 を 加 え 必 要 があると 認 めるとき は 変 更 しなければならないものとする

121 三 関 係 府 県 知 事 は 瀬 戸 内 海 環 境 保 全 府 県 計 画 を 定 めようとするときは 関 係 のある 瀬 戸 内 海 の 湾 灘 等 の 海 域 の 実 情 に 応 じたものとなるようにするため 当 該 海 域 を 単 位 として 関 係 者 により 構 成 される 協 議 会 の 意 見 を 聴 き その 他 広 く 住 民 の 意 見 を 求 める 等 必 要 な 措 置 を 講 ずるものと する 四 国 は 地 方 公 共 団 体 による 基 本 計 画 及 び 府 県 計 画 の 達 成 に 必 要 な 措 置 が 円 滑 かつ 着 実 に 実 施 さ れるよう 地 方 公 共 団 体 に 対 し 必 要 な 援 助 を 行 うように 努 めるものとする 五 具 体 的 な 施 策 の 追 加 等 として 漂 流 ごみ 海 底 ごみの 除 去 生 物 の 多 様 性 生 産 性 の 確 保 に 支 障 を 及 ぼすおそれのある 動 植 物 の 駆 除 水 産 動 植 物 の 繁 殖 地 の 保 護 整 備 等 の 施 策 の 追 加 貧 酸 素 水 塊 の 発 生 機 構 の 解 明 等 の 施 策 の 追 加 自 然 海 浜 保 全 地 区 の 指 定 に 係 る 干 潟 の 明 記 環 境 大 臣 による 環 境 状 況 の 定 期 的 な 調 査 とその 結 果 の 反 映 の 法 定 化 等 についての 規 定 を 整 備 する 六 政 府 は 瀬 戸 内 海 における 栄 養 塩 類 の 減 少 偏 在 等 の 実 態 の 調 査 それが 水 産 資 源 に 与 える 影 響 に 関 する 研 究 その 他 の 瀬 戸 内 海 における 栄 養 塩 類 の 適 切 な 管 理 に 関 する 調 査 及 び 研 究 に 努 め その 成 果 を 踏 まえ 法 施 行 後 5 年 を 目 途 として 瀬 戸 内 海 における 栄 養 塩 類 の 管 理 の 在 り 方 につ いて 検 討 を 加 え 必 要 があると 認 めるときは その 結 果 に 基 づいて 所 要 の 措 置 を 講 ずるものとす る また 法 施 行 後 5 年 以 内 を 目 途 として 新 法 の 施 行 の 状 況 を 勘 案 し 特 定 施 設 の 設 置 の 規 制 の 在 り 方 を 含 め 新 法 の 規 定 について 検 討 を 加 え 必 要 があると 認 めるときは その 結 果 に 基 づ いて 所 要 の 措 置 を 講 ずるものとする 七 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 等 に 対 する 協 力 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 23 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は いわゆる 駆 け 付 け 警 護 を 限 定 的 な 要 件 下 で 認 めるなど 国 際 平 和 協 力 業 務 に 新 たな 業 務 を 加 え その 一 部 に 関 し 自 衛 官 の 武 器 使 用 の 権 限 を 定 めるとともに 国 際 連 合 平 和 維 持 活 動 に 関 する 業 務 の 統 括 に 従 事 させるため 自 衛 官 を 国 際 連 合 へ 派 遣 すること 等 をできるようにするもので ある 周 辺 事 態 に 際 して 我 が 国 の 平 和 及 び 安 全 を 確 保 するための 措 置 に 関 する 法 律 及 び 周 辺 事 態 に 際 して 実 施 する 船 舶 検 査 活 動 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 24 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 周 辺 事 態 における 後 方 地 域 支 援 等 に 関 し 国 会 の 承 認 の 対 象 を 見 直 し 基 本 計 画 を 承 認 することとするとともに 安 全 の 確 保 等 の 規 定 を 追 加 すること 等 を 内 容 とするものである 領 域 等 の 警 備 に 関 する 法 律 案 ( 参 第 25 号 ) ( 参 議 院 我 が 国 及 び 国 際 社 会 の 平 和 安 全 法 制 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 領 域 等 における 公 共 の 秩 序 を 維 持 し もって 国 民 の 安 全 の 確 保 に 資 するため 領 域 警 備 基 本 方 針 の 策 定 領 域 警 備 区 域 における 自 衛 隊 の 行 動 及 び 権 限 その 他 の 必 要 な 事 項 について 定 めることにより 警 察 機 関 及 び 自 衛 隊 が 事 態 に 応 じて 適 切 な 役 割 分 担 の 下 で 迅 速 に 行 動 できるよう にするものである 租 税 特 別 措 置 の 適 用 状 況 の 透 明 化 等 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 参 第 26 号 ) ( 参 議 院 委 員 会 未 付 託 審 査 未 了 ) 要 旨 本 法 律 案 は 法 人 税 関 係 特 別 措 置 ごとの 高 額 適 用 法 人 の 報 告 書 用 法 人 コードを 高 額 適 用 額 に 該

122 当 する 適 用 額 と 併 せて 適 用 実 態 調 査 の 結 果 に 関 する 報 告 書 の 記 載 事 項 とするものである

123 衆 議 院 議 員 提 出 法 律 案 衆 議 院 議 員 提 出 法 律 案 は 参 議 院 に 提 出 されたもののみ 掲 載 公 職 選 挙 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 衆 第 5 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 6.4 政 治 倫 理 の 確 立 及 び 選 挙 制 度 に 関 する 特 別 委 員 会 付 託 6.17 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 日 本 国 憲 法 の 改 正 手 続 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 26 年 法 律 第 75 号 ) 附 則 第 3 項 の 規 定 により 必 要 な 措 置 を 講 ずることとされている 事 項 に 関 し 年 齢 満 18 年 以 上 満 20 年 未 満 の 者 が 国 政 選 挙 に 参 加 することができること 等 とするとともに 当 分 の 間 の 特 例 措 置 として 少 年 法 等 の 適 用 の 特 例 を 設 けようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 公 職 選 挙 法 地 方 自 治 法 漁 業 法 及 び 農 業 委 員 会 等 に 関 する 法 律 に 規 定 する 選 挙 権 年 齢 等 につ いて 年 齢 満 18 年 以 上 への 引 下 げの 措 置 を 講 ずる 二 この 法 律 は 一 部 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して1 年 を 経 過 した 日 から 施 行 し 施 行 日 後 初 め てその 期 日 を 公 示 される 国 政 選 挙 ( 衆 議 院 議 員 の 総 選 挙 又 は 参 議 院 議 員 の 通 常 選 挙 )の 公 示 日 以 後 にその 期 日 を 公 示 され 又 は 告 示 される 選 挙 について 適 用 する 三 選 挙 犯 罪 等 についての 少 年 法 の 特 例 等 として 次 の 措 置 を 講 ずる 1 家 庭 裁 判 所 は 当 分 の 間 年 齢 満 18 年 以 上 満 20 年 未 満 の 者 が 犯 した 連 座 制 の 対 象 となる 選 挙 犯 罪 の 事 件 ( 以 下 連 座 制 に 係 る 事 件 という )について その 罪 質 が 選 挙 の 公 正 の 確 保 に 重 大 な 支 障 を 及 ぼすと 認 める 場 合 には 少 年 法 第 20 条 第 1 項 の 決 定 をしなければならない た だし 犯 行 の 動 機 態 様 等 の 事 情 を 考 慮 し 刑 事 処 分 以 外 の 措 置 を 相 当 と 認 めるときは この 限 りでない 2 家 庭 裁 判 所 は 当 分 の 間 年 齢 満 18 年 以 上 満 20 年 未 満 の 者 が 犯 した 公 職 選 挙 法 及 び 政 治 資 金 規 正 法 に 規 定 する 罪 の 事 件 ( 連 座 制 に 係 る 事 件 を 除 く )について 少 年 法 第 20 条 第 1 項 の 規 定 により 検 察 官 への 送 致 を 決 定 するに 当 たっては 選 挙 の 公 正 の 確 保 等 を 考 慮 して 行 わなけれ ばならない 3 当 分 の 間 年 齢 満 18 年 以 上 満 20 年 未 満 の 者 は 検 察 審 査 員 及 び 裁 判 員 の 職 務 に 就 くことができ ないこととするとともに 成 年 に 達 した 者 でなければ 民 生 委 員 及 び 人 権 擁 護 委 員 の 委 嘱 をする ことができないこととする 四 国 は 日 本 国 憲 法 の 改 正 手 続 に 関 する 法 律 第 1 条 に 規 定 する 国 民 投 票 の 投 票 権 を 有 する 者 の 年 齢 及 び 選 挙 権 を 有 する 者 の 年 齢 が 満 18 年 以 上 とされたことを 踏 まえ 選 挙 の 公 正 その 他 の 観 点 に おける 年 齢 満 18 年 以 上 満 20 年 未 満 の 者 と 年 齢 満 20 年 以 上 の 者 との 均 衡 等 を 勘 案 しつつ 民 法 少 年 法 その 他 の 法 令 の 規 定 について 検 討 を 加 え 必 要 な 法 制 上 の 措 置 を 講 ずるものとする 附 帯 決 議 ( 政 治 倫 理 の 確 立 及 び 選 挙 制 度 に 関 する 特 別 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずべきである 一 本 法 により 新 たに 有 権 者 となる 若 年 層 において 民 主 主 義 の 根 幹 である 選 挙 の 意 義 等 の 十 分 な 理 解 が 進 むことが 本 法 施 行 の 前 提 ともなるべき 重 要 な 事 柄 であることに 鑑 み 主 権 者 教 育 及 び 若 者 の 政 治 参 加 意 識 の 促 進 に 向 けた 諸 施 策 を 速 やかに 実 施 するとともに その 一 層 の 充 実 を 図 るこ と 二 選 挙 権 年 齢 の 引 下 げは 長 い 選 挙 制 度 の 歴 史 においても 極 めて 重 要 な 事 項 であることに 鑑 み 民 間 関 係 団 体 等 とも 連 携 して 速 やかにかつ 幅 広 く 国 民 への 周 知 啓 発 活 動 を 行 うこと 三 選 挙 権 年 齢 引 下 げに 対 応 するために 必 要 な 選 挙 管 理 委 員 会 の 諸 準 備 に 対 する 支 援 を 行 い 選 挙 の 円 滑 な 実 施 と 投 票 率 の 向 上 に 万 全 を 期 すよう 努 めること 右 決 議 する 山 村 振 興 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 衆 第 6 号 )

124 ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.30 農 林 水 産 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 山 村 振 興 法 の 実 施 の 状 況 に 鑑 み その 有 効 期 限 を 平 成 37 年 3 月 31 日 まで 延 長 すると ともに 基 本 理 念 に 関 する 規 定 を 設 けること 等 による 山 村 振 興 の 方 向 性 の 一 層 の 明 確 化 山 村 振 興 計 画 の 記 載 内 容 の 充 実 等 産 業 の 振 興 のための 施 策 に 関 する 規 定 を 整 備 するほか 再 生 可 能 エネル ギーの 利 用 の 推 進 等 について 配 慮 する 規 定 の 追 加 等 の 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 目 的 規 定 の 改 正 山 村 振 興 の 目 的 として 山 村 の 自 立 的 発 展 の 促 進 山 村 における 定 住 の 促 進 及 び 山 村 における 人 口 の 著 しい 減 少 の 防 止 等 を 追 加 することとする 二 定 義 規 定 の 改 正 山 村 の 定 義 中 産 業 の 開 発 の 程 度 が 低 く かつ 住 民 の 生 活 文 化 水 準 が 劣 つている 山 間 地 の 文 言 を 産 業 基 盤 及 び 生 活 環 境 の 整 備 等 が 他 の 地 域 に 比 較 して 十 分 に 行 われていない 山 間 地 に 改 めることとする 三 基 本 理 念 規 定 の 新 設 山 村 の 振 興 は 山 村 の 有 する 多 面 にわたる 機 能 が 十 分 に 発 揮 され 国 民 が 将 来 にわたってそれ らの 恵 沢 を 享 受 することができるよう 森 林 等 の 保 全 を 図 ることを 旨 として 行 われなければなら ないこと また 山 村 における 産 業 基 盤 及 び 生 活 環 境 の 整 備 等 を 図 るとともに 地 域 の 特 性 を 生 かした 産 業 の 育 成 による 就 業 の 機 会 の 創 出 住 民 の 福 祉 の 向 上 等 を 通 じた 魅 力 ある 地 域 社 会 の 形 成 及 び 地 域 間 交 流 の 促 進 等 による 山 村 への 移 住 の 促 進 を 含 めた 山 村 における 定 住 の 促 進 を 図 るこ とを 旨 として 行 われなければならないこととする 四 山 村 振 興 の 目 標 及 び 山 村 振 興 基 本 方 針 に 係 る 規 定 の 改 正 山 村 振 興 の 目 標 及 び 山 村 振 興 基 本 方 針 におおむね 定 めるべき 事 項 として 山 村 地 域 における 情 報 化 地 域 間 交 流 の 促 進 地 域 の 特 性 を 生 かした 農 林 水 産 物 の 加 工 業 及 び 販 売 業 の 導 入 地 域 資 源 の 活 用 による 特 産 物 の 生 産 の 育 成 再 生 可 能 エネルギーの 利 用 の 推 進 木 材 の 利 用 の 推 進 山 村 の 振 興 に 寄 与 する 人 材 の 育 成 及 び 確 保 介 護 サービスの 確 保 高 齢 者 の 福 祉 その 他 の 福 祉 の 増 進 並 びに 教 育 環 境 の 整 備 を 追 加 することとする 五 山 村 振 興 計 画 に 係 る 規 定 の 整 備 山 村 振 興 計 画 におおむね 定 めるべき 事 項 として 地 域 資 源 の 活 用 による 特 産 物 の 生 産 の 育 成 といった 地 域 内 発 型 の 産 業 振 興 の 推 進 等 に 係 る 事 項 及 び 介 護 サービスの 確 保 といった 住 民 の 福 祉 の 向 上 に 係 る 事 項 等 を 追 加 するとともに 山 村 振 興 計 画 には 税 制 特 例 措 置 を 伴 う 産 業 の 振 興 のための 施 策 の 促 進 に 関 する 事 項 を 記 載 できることとする 六 産 業 の 振 興 に 係 る 取 組 を 推 進 する 事 業 に 対 する 助 成 等 国 は 山 村 振 興 計 画 に 基 づく 事 業 のうち 農 林 水 産 物 等 販 売 業 の 導 入 地 域 資 源 の 活 用 による 特 産 物 の 生 産 の 育 成 等 による 産 業 の 振 興 に 係 る 取 組 を 推 進 する 事 業 が 効 果 的 かつ 安 定 的 に 実 施 さ れるよう 当 該 事 業 に 主 体 的 かつ 積 極 的 に 取 り 組 む 振 興 山 村 市 町 村 その 他 の 者 に 対 し その 実 施 に 要 する 費 用 に 対 する 助 成 その 他 の 必 要 な 措 置 を 講 ずることとする 七 配 慮 規 定 の 追 加 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 再 生 可 能 エネルギーの 利 用 の 推 進 介 護 給 付 等 対 象 サービス 等 の 確 保 等 教 育 環 境 の 整 備 について 適 切 な 配 慮 をするものとする 規 定 を 追 加 することとする 八 期 限 の 延 長 法 律 の 有 効 期 限 を10 年 間 延 長 し 平 成 37 年 3 月 31 日 までとする 九 施 行 期 日 この 法 律 は 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 することとする ただし 八 及 びこれに 伴 う 規 定 の 整 備 は 公 布 の 日 から 施 行 することとする 附 帯 決 議 ( 農 林 水 産 委 員 会 議 決 )

125 山 村 は 国 土 自 然 環 境 の 保 全 水 源 の 涵 養 地 球 温 暖 化 の 防 止 等 多 面 的 公 益 的 な 役 割 を 果 たしている しかし 主 要 産 業 である 農 林 業 の 低 迷 就 業 機 会 の 減 少 生 活 環 境 整 備 の 遅 れ 過 疎 化 高 齢 化 に 伴 う 集 落 機 能 の 低 下 など 依 然 として 厳 しい 状 況 にあることから 地 域 振 興 山 村 振 興 に 向 けて 地 域 の 資 源 を 活 用 した 産 業 の 振 興 による 事 業 と 雇 用 の 創 出 定 住 の 促 進 が 必 要 となっ ている よって 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 の 実 現 に 万 全 を 期 すべきである 一 山 村 の 発 展 を 促 進 するため 地 域 の 特 性 を 生 かした 地 域 内 発 型 の 産 業 振 興 が 図 られるよう 新 た に 設 けられる 基 本 理 念 に 基 づき 森 林 等 の 保 全 の 推 進 並 びに 山 村 における 産 業 基 盤 及 び 生 活 環 境 の 整 備 等 の 促 進 について 取 組 の 充 実 強 化 を 図 ること 二 山 村 における 定 住 を 促 進 するため 地 域 の 中 小 企 業 者 における 受 注 機 会 の 増 大 所 得 の 向 上 に 向 けた 支 援 雇 用 の 拡 大 改 善 を 行 う 企 業 に 対 する 支 援 等 必 要 な 方 策 を 検 討 すること 三 山 村 地 域 の 維 持 振 興 が 着 実 に 図 られるよう 関 係 府 省 間 の 有 機 的 連 携 により 産 業 の 振 興 生 活 環 境 の 保 全 整 備 農 業 林 業 分 野 における 人 材 の 確 保 育 成 交 通 通 信 体 系 の 整 備 医 療 介 護 サービスの 確 保 都 市 と 山 村 の 交 流 教 育 環 境 の 整 備 等 山 村 振 興 施 策 を 一 体 的 かつ 総 合 的 に 推 進 すること 四 山 村 における 再 生 可 能 エネルギーの 利 用 の 推 進 と 林 業 をはじめとする 産 業 の 振 興 のため 木 質 バイオマス 等 のエネルギー 利 用 の 拡 大 を 図 ること 右 決 議 する 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 における 地 震 対 策 緊 急 整 備 事 業 に 係 る 国 の 財 政 上 の 特 別 措 置 に 関 す る 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 衆 第 7 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.30 災 害 対 策 特 別 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 における 地 震 対 策 緊 急 整 備 事 業 に 係 る 国 の 財 政 上 の 特 別 措 置 に 関 する 法 律 の 実 施 の 状 況 に 鑑 み その 有 効 期 限 を 平 成 32 年 3 月 31 日 まで5 年 間 延 長 する 等 の 措 置 を 講 じようとするものである 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 に 対 する 援 助 のための 日 本 司 法 支 援 センターの 業 務 の 特 例 に 関 する 法 律 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 衆 第 8 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.30 法 務 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 東 日 本 大 震 災 法 律 援 助 事 業 の 執 行 状 況 に 鑑 み 東 日 本 大 震 災 の 被 災 者 に 対 する 援 助 のための 日 本 司 法 支 援 センターの 業 務 の 特 例 に 関 する 法 律 の 有 効 期 限 を3 年 間 延 長 し 平 成 30 年 3 月 31 日 までとするものである 半 島 振 興 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 衆 第 9 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.30 国 土 交 通 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 最 近 における 半 島 地 域 の 社 会 経 済 情 勢 に 鑑 み 引 き 続 きこの 地 域 の 振 興 を 図 るため 半 島 振 興 法 の 有 効 期 限 を10 年 延 長 するとともに 半 島 振 興 計 画 の 内 容 を 拡 充 するほか 産 業 振 興 促 進 計 画 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 就 業 の 促 進 等 に 関 する 規 定 を 整 備 する 等 この 地 域 の 振 興 のため 必 要 な 措 置 を 講 じようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 法 律 の 目 的 規 定 に 国 土 の 保 全 等 半 島 地 域 が 我 が 国 において 担 っている 役 割 を 明 記 するととも に 多 様 な 主 体 の 連 携 及 び 協 力 の 促 進 を 位 置 付 け あわせて 半 島 地 域 における 定 住 の 促 進 を 図 ることを 追 加 することとする 二 半 島 振 興 計 画 に 定 める 事 項 として 交 通 通 信 の 確 保 就 業 の 促 進 医 療 の 確 保 等 及 び 防 災 体 制

126 の 強 化 に 関 する 事 項 を 追 加 することとする 三 国 は 半 島 振 興 計 画 に 基 づく 事 業 のうち 多 様 な 主 体 の 連 携 及 び 協 力 により 実 施 されるものにつ いて その 事 業 を 実 施 する 地 方 公 共 団 体 その 他 の 者 に 対 する 助 成 その 他 の 必 要 な 措 置 を 講 ずるも のとする 四 半 島 地 域 市 町 村 は 産 業 振 興 促 進 計 画 を 作 成 して 主 務 大 臣 の 認 定 を 受 けることができることと し 認 定 を 受 けた 産 業 振 興 促 進 計 画 に 記 載 した 事 業 について 補 助 金 等 に 係 る 予 算 の 執 行 の 適 正 化 に 関 する 法 律 の 特 例 等 に 関 する 規 定 を 設 けることとする 五 国 及 び 地 方 公 共 団 体 の 配 慮 規 定 に 地 域 公 共 交 通 の 活 性 化 及 び 再 生 就 業 の 促 進 等 に 係 る 事 項 を 追 加 することとする 六 半 島 振 興 計 画 に 係 る 主 務 大 臣 について 新 たに 文 部 科 学 大 臣 厚 生 労 働 大 臣 経 済 産 業 大 臣 及 び 環 境 大 臣 を 追 加 することとする 七 法 律 の 有 効 期 限 を 平 成 37 年 3 月 31 日 まで10 年 間 延 長 することとする 八 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 平 成 27 年 4 月 1 日 から 施 行 することとする 附 帯 決 議 ( 国 土 交 通 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 半 島 地 域 における 安 全 で 安 心 な 住 民 の 生 活 を 確 保 し 定 住 の 促 進 を 図 る 観 点 から 産 業 振 興 や 企 業 活 動 に 関 わる 対 策 だけでなく 半 島 地 域 における 住 民 の 生 活 の 質 の 向 上 を 図 るため 医 療 介 護 教 育 交 通 通 信 エネルギー 郵 便 金 融 等 ユニバーサルサー ビス 提 供 の 実 態 を 調 査 分 析 し その 上 で ユニバーサルサービスを 確 保 するために 必 要 な 具 体 的 な 措 置 の 実 現 を 図 るよう 努 めるべきである 右 決 議 する 独 立 行 政 法 人 日 本 スポーツ 振 興 センター 法 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 ( 衆 第 12 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.30 文 教 科 学 委 員 会 付 託 3.31 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 子 ども 子 育 て 支 援 法 に 定 める 地 域 型 保 育 事 業 のうち 家 庭 的 保 育 事 業 小 規 模 保 育 事 業 及 び 事 業 所 内 保 育 事 業 の 管 理 下 における 児 童 の 災 害 について 独 立 行 政 法 人 日 本 スポーツ 振 興 センターは 当 該 児 童 の 保 護 者 に 対 し 当 分 の 間 災 害 共 済 給 付 を 行 うことができることとする ものである この 法 律 は 子 ども 子 育 て 支 援 法 の 施 行 の 日 ( 平 成 27 年 4 月 1 日 )から 施 行 する 労 働 者 の 職 務 に 応 じた 待 遇 の 確 保 等 のための 施 策 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 衆 第 22 号 ) ( 衆 議 院 修 正 議 決 参 議 院 7.8 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 9.9 本 会 議 可 決 ) 要 旨 本 法 律 案 は 近 年 雇 用 形 態 が 多 様 化 する 中 で 雇 用 形 態 により 労 働 者 の 待 遇 や 雇 用 の 安 定 性 に ついて 格 差 が 存 在 し それが 社 会 における 格 差 の 固 定 化 につながることが 懸 念 されていることに 鑑 み それらの 状 況 を 是 正 するため 労 働 者 の 職 務 に 応 じた 待 遇 の 確 保 等 のための 施 策 を 重 点 的 に 推 進 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 労 働 者 の 職 務 に 応 じた 待 遇 の 確 保 等 のための 施 策 は 労 働 者 が その 雇 用 形 態 にかかわらずそ の 従 事 する 職 務 に 応 じた 待 遇 を 受 けることができるようにすること 等 を 旨 として 行 われなければ ならない 二 国 は 一 の 基 本 理 念 にのっとり 労 働 者 の 職 務 に 応 じた 待 遇 の 確 保 等 のための 施 策 を 策 定 し 及 び 実 施 する 責 務 を 有 する 三 国 は 労 働 者 の 雇 用 形 態 による 職 務 の 相 違 及 び 賃 金 教 育 訓 練 福 利 厚 生 その 他 の 待 遇 の 相 違 の 実 態 労 働 者 の 雇 用 形 態 の 転 換 の 状 況 等 について 調 査 研 究 を 行 うものとする 四 国 は 雇 用 形 態 の 異 なる 労 働 者 についてもその 待 遇 の 相 違 が 不 合 理 なものとならないようにす るため 事 業 主 が 行 う 通 常 の 労 働 者 及 び 通 常 の 労 働 者 以 外 の 労 働 者 の 待 遇 に 係 る 制 度 の 共 通 化 の

127 推 進 その 他 の 必 要 な 施 策 を 講 ずるものとする 五 政 府 は 派 遣 労 働 者 の 置 かれている 状 況 に 鑑 み 派 遣 労 働 者 について 派 遣 元 事 業 主 及 び 派 遣 先 に 対 し 派 遣 労 働 者 の 賃 金 の 決 定 教 育 訓 練 の 実 施 福 利 厚 生 施 設 の 利 用 その 他 の 待 遇 につい ての 規 制 等 の 措 置 を 講 ずることにより 派 遣 先 に 雇 用 される 労 働 者 との 間 においてその 業 務 の 内 容 及 び 当 該 業 務 に 伴 う 責 任 の 程 度 その 他 の 事 情 に 応 じた 均 等 な 待 遇 及 び 均 衡 のとれた 待 遇 の 実 現 を 図 るものとし この 法 律 の 施 行 後 3 年 以 内 に 法 制 上 の 措 置 を 含 む 必 要 な 措 置 を 講 ずるととも に 当 該 措 置 の 実 施 状 況 を 勘 案 し 必 要 があると 認 めるときは 所 要 の 措 置 を 講 ずるものとする 六 国 は 労 働 者 がその 意 欲 及 び 能 力 に 応 じて 自 らの 希 望 する 雇 用 形 態 により 就 労 することが 不 当 に 妨 げられることのないよう 労 働 者 の 就 業 形 態 の 設 定 採 用 及 び 管 理 的 地 位 への 登 用 等 の 雇 用 管 理 の 方 法 の 多 様 化 の 推 進 その 他 雇 用 環 境 の 整 備 のために 必 要 な 施 策 を 講 ずるものとする 七 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 施 行 する 附 帯 決 議 ( 厚 生 労 働 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 に 当 たり 次 の 事 項 について 適 切 な 措 置 を 講 ずるべきである 一 雇 用 形 態 の 相 違 による 待 遇 格 差 を 解 消 するに 当 たっては 民 事 的 効 力 のある 均 等 均 衡 待 遇 規 定 の 整 備 について 調 査 し 必 要 な 検 討 を 行 うこと 加 えて 訴 訟 による 解 決 が 非 正 規 雇 用 労 働 者 にとって 負 担 が 重 いことに 鑑 み 行 政 指 導 の 根 拠 となる 均 等 均 衡 待 遇 規 定 の 整 備 訴 訟 よりも 迅 速 な 解 決 を 図 ることができる 仕 組 みの 整 備 職 務 分 析 職 務 評 価 の 普 及 による 労 使 の 取 組 の 支 援 等 の 訴 訟 によらない 格 差 解 消 の 方 策 等 についても 調 査 し 必 要 な 検 討 を 行 うこと 二 雇 用 形 態 の 相 違 による 待 遇 格 差 に 関 する 訴 訟 においては 格 差 が 不 合 理 なものであること 等 の 立 証 について 労 働 者 側 にとって 過 度 な 負 担 とならないことが 望 まれるため 立 証 責 任 の 在 り 方 について 調 査 研 究 を 行 うとともに 裁 判 例 の 動 向 等 を 踏 まえ 必 要 があると 認 められるときは 法 律 上 の 規 定 について 検 討 を 行 うこと 三 欧 州 において 普 及 している 協 約 賃 金 が 雇 用 形 態 間 で 基 本 給 格 差 を 生 じにくくさせている 機 能 を 果 たしていることに 鑑 み 我 が 国 においても 特 定 最 低 賃 金 の 活 用 について 検 討 を 行 うこと 四 派 遣 労 働 者 について 派 遣 先 に 雇 用 される 労 働 者 との 間 においてその 業 務 の 内 容 及 び 当 該 業 務 に 伴 う 責 任 の 程 度 その 他 の 事 情 に 応 じた 均 等 な 待 遇 及 び 均 衡 のとれた 待 遇 の 実 現 を 図 るとは 長 期 的 な 雇 用 に 基 づく 処 遇 体 系 により 様 々な 要 素 を 広 く 評 価 して 待 遇 を 決 定 する 我 が 国 の 雇 用 慣 行 を 踏 まえた 諸 事 情 を 含 むものであるところ 職 務 その 他 の 事 情 の 差 がなければ 均 等 待 遇 を 図 るべ きであることに 留 意 すること 五 派 遣 労 働 者 に 関 する 法 制 上 の 措 置 を 含 む 必 要 な 措 置 を 講 ずるとは 派 遣 先 に 雇 用 される 労 働 者 との 均 等 均 衡 待 遇 の 実 現 のために 必 要 となる 法 制 上 の 措 置 を 講 ずることが 原 則 であることに 留 意 すること 六 派 遣 労 働 者 に 関 する 均 等 な 待 遇 及 び 均 衡 のとれた 待 遇 の 確 保 の 在 り 方 について 法 制 上 の 措 置 を 含 む 必 要 な 措 置 を 講 ずるに 当 たっては 短 時 間 労 働 者 及 び 有 期 雇 用 労 働 者 に 係 る 措 置 を 参 酌 して 検 討 を 行 い 実 効 性 のあるものとすること また 派 遣 労 働 者 の 置 かれている 状 況 に 鑑 み でき る 限 り 早 期 に 必 要 な 措 置 を 講 ずるよう 努 めること 七 派 遣 労 働 者 について 派 遣 先 に 雇 用 される 労 働 者 との 均 等 均 衡 待 遇 の 実 現 を 図 るために 派 遣 料 金 及 びマージン 率 に 対 する 国 の 関 与 の 在 り 方 について 検 討 を 行 うこと また マージン 率 の 関 係 者 への 情 報 提 供 について インターネットによる 提 供 を 原 則 とするなど より 多 くの 者 が 見 る ことができる 方 策 について 検 討 すること 八 派 遣 労 働 者 であることによって 特 段 の 理 由 なく 通 勤 手 当 が 支 給 されないことは 不 合 理 であると 考 えられることから 派 遣 労 働 者 への 通 勤 手 当 の 支 給 を 促 進 するための 対 策 について 検 討 するこ と 九 雇 用 形 態 による 待 遇 の 相 違 に 係 る 調 査 研 究 の 対 象 となる 賃 金 とは 通 勤 手 当 住 居 手 当 等 の 各 種 手 当 賞 与 退 職 金 その 他 の 使 用 者 が 労 働 者 に 支 払 う 全 てのものをいうことに 留 意 すること また 派 遣 労 働 者 のキャリアと 賃 金 体 系 との 関 係 についての 調 査 を 行 うこと 十 非 正 規 雇 用 労 働 者 に 係 る 均 等 均 衡 待 遇 規 定 が 雇 用 形 態 に 対 応 した 各 法 律 に 個 別 に 規 定 されて

128 いることに 鑑 み それぞれの 規 定 の 存 在 や 内 容 について 周 知 の 徹 底 を 図 ること 十 一 1994 年 に 採 択 された パートタイム 労 働 に 関 する 条 約 (ILO 第 175 号 条 約 ) の 批 准 に 向 け て 我 が 国 における 短 時 間 労 働 法 制 の 見 直 しを 進 めるなど 精 力 的 に 努 力 するとともに 必 要 な 検 討 を 行 うこと 右 決 議 する 国 会 議 事 堂 内 閣 総 理 大 臣 官 邸 その 他 の 国 の 重 要 な 施 設 等 外 国 公 館 等 及 び 原 子 力 事 業 所 の 周 辺 地 域 の 上 空 における 小 型 無 人 機 等 の 飛 行 の 禁 止 に 関 する 法 律 案 ( 衆 第 24 号 ) ( 衆 議 院 修 正 議 決 参 議 院 9.14 内 閣 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 国 会 議 事 堂 内 閣 総 理 大 臣 官 邸 その 他 の 国 の 重 要 な 施 設 等 外 国 公 館 等 及 び 原 子 力 事 業 所 の 周 辺 地 域 の 上 空 における 小 型 無 人 機 等 の 飛 行 を 禁 止 することにより これらの 施 設 に 対 す る 危 険 を 未 然 に 防 止 し もって 国 政 の 中 枢 機 能 等 及 び 良 好 な 国 際 関 係 の 維 持 並 びに 公 共 の 安 全 の 確 保 に 資 することとするものである 琵 琶 湖 の 保 全 及 び 再 生 に 関 する 法 律 案 ( 衆 第 35 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.7 環 境 委 員 会 付 託 9.16 本 会 議 可 決 ) 要 旨 国 民 的 資 産 である 琵 琶 湖 については 旧 琵 琶 湖 総 合 開 発 特 別 措 置 法 により 昭 和 47 年 から25 年 間 に わたり 治 水 利 水 環 境 の 向 上 のための 施 策 が 講 じられてきたが 同 法 が 失 効 して 以 降 は 今 日 に 至 るまで 周 辺 地 域 の 土 地 利 用 や 産 業 活 動 生 活 様 式 の 変 化 等 もあり 多 くの 環 境 保 全 の 取 組 にもか かわらず 水 草 の 異 常 繁 茂 外 来 動 植 物 などによる 生 態 系 や 漁 業 への 被 害 を 始 めとして 琵 琶 湖 の 自 然 環 境 等 の 悪 化 が 一 層 顕 在 化 してきている 状 況 にあり その 総 合 的 な 保 全 及 び 再 生 を 図 ることが 喫 緊 の 課 題 である また そのような 保 全 及 び 再 生 に 向 けた 取 組 は 全 国 の 湖 沼 の 保 全 及 び 再 生 の 先 駆 けとなり 得 るものである 本 法 律 案 は 琵 琶 湖 を 健 全 で 恵 み 豊 かな 湖 として 保 全 及 び 再 生 を 図 ること 等 を 目 的 とするもので あり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 主 務 大 臣 は 琵 琶 湖 の 保 全 及 び 再 生 に 関 し 実 施 すべき 施 策 ( 以 下 琵 琶 湖 保 全 再 生 施 策 とい う )を 推 進 するため 琵 琶 湖 の 保 全 及 び 再 生 に 関 する 基 本 方 針 ( 以 下 基 本 方 針 という )を 定 めることとする 二 滋 賀 県 は 基 本 方 針 を 勘 案 して 琵 琶 湖 保 全 再 生 施 策 に 関 する 計 画 ( 以 下 琵 琶 湖 保 全 再 生 計 画 という )を 定 めることができることとする 三 国 は 琵 琶 湖 保 全 再 生 計 画 に 基 づく 事 業 が 円 滑 に 実 施 されるよう その 実 施 に 要 する 費 用 につ いて 必 要 な 財 政 上 の 措 置 を 講 ずるものとする 四 主 務 大 臣 関 係 行 政 機 関 の 長 関 係 地 方 公 共 団 体 関 係 事 業 者 等 は 琵 琶 湖 保 全 再 生 計 画 の 実 施 に 関 し 相 互 に 連 携 を 図 りながら 協 力 しなければならないこととする 五 主 務 大 臣 関 係 行 政 機 関 の 長 関 係 府 県 知 事 及 び 関 係 指 定 都 市 の 長 は 琵 琶 湖 保 全 再 生 施 策 の 推 進 に 関 し 必 要 な 事 項 について 協 議 を 行 うため 琵 琶 湖 保 全 再 生 推 進 協 議 会 を 組 織 することがで きることとする 六 琵 琶 湖 の 保 全 及 び 再 生 に 関 し 水 質 の 汚 濁 の 防 止 のための 措 置 湖 辺 の 自 然 環 境 の 保 全 及 び 再 生 外 来 動 植 物 による 被 害 の 防 止 等 国 及 び 関 係 地 方 公 共 団 体 が 講 ずべき 施 策 について 定 める 七 この 法 律 は 公 布 の 日 から 施 行 する 公 認 心 理 師 法 案 ( 衆 第 38 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.7 文 教 科 学 委 員 会 付 託 9.9 本 会 議 可 決 ) 要 旨

129 本 法 律 案 は 近 時 の 国 民 が 抱 える 心 の 健 康 の 問 題 等 をめぐる 状 況 に 鑑 み 心 理 に 関 する 支 援 を 要 する 者 等 の 心 理 に 関 する 相 談 援 助 等 の 業 務 に 従 事 する 者 の 資 質 の 向 上 及 びその 業 務 の 適 正 を 図 る ため 公 認 心 理 師 の 資 格 を 定 め もって 国 民 の 心 の 健 康 の 保 持 増 進 に 寄 与 しようとするものであり その 主 な 内 容 は 次 のとおりである 一 この 法 律 において 公 認 心 理 師 とは 公 認 心 理 師 登 録 簿 への 登 録 を 受 け 公 認 心 理 師 の 名 称 を 用 いて 保 健 医 療 福 祉 教 育 その 他 の 分 野 において 心 理 学 に 関 する 専 門 的 知 識 及 び 技 術 を もって 心 理 に 関 する 支 援 を 要 する 者 の 心 理 状 態 を 観 察 し その 結 果 を 分 析 すること 等 を 業 とす る 者 をいう 二 公 認 心 理 師 として 必 要 な 知 識 及 び 技 能 について 主 務 大 臣 である 文 部 科 学 大 臣 及 び 厚 生 労 働 大 臣 が 一 定 の 受 験 資 格 を 有 する 者 に 対 して 公 認 心 理 師 試 験 を 実 施 する 三 公 認 心 理 師 においては 信 用 失 墜 行 為 を 禁 止 し 秘 密 保 持 義 務 を 課 するとともに 業 務 を 行 う に 当 たっては 医 師 教 員 その 他 の 関 係 者 との 連 携 を 保 たなければならず 心 理 に 関 する 支 援 を 要 する 者 に 当 該 支 援 に 係 る 主 治 医 があるときは その 指 示 を 受 けなければならない 四 公 認 心 理 師 でない 者 は 公 認 心 理 師 の 名 称 又 は 心 理 師 という 文 字 を 用 いた 名 称 を 使 用 してはな らない 五 この 法 律 は 一 部 の 規 定 を 除 き 公 布 の 日 から 起 算 して2 年 を 超 えない 範 囲 内 において 政 令 で 定 める 日 から 施 行 する 六 既 存 の 心 理 職 資 格 者 等 に 係 る 受 験 資 格 等 について 所 要 の 経 過 措 置 を 設 ける 附 帯 決 議 ( 文 教 科 学 委 員 会 議 決 ) 政 府 は 本 法 の 施 行 及 び 心 理 専 門 職 の 活 用 の 促 進 に 当 たり 次 の 事 項 について 特 段 の 配 慮 をすべ きである 一 臨 床 心 理 士 を 始 めとする 既 存 の 心 理 専 門 職 及 びそれらの 資 格 の 関 係 者 がこれまで 培 ってきた 社 会 的 な 信 用 と 実 績 を 尊 重 し 心 理 に 関 する 支 援 を 要 する 者 等 に 不 安 や 混 乱 を 生 じさせないように 配 慮 すること 二 公 認 心 理 師 が 臨 床 心 理 学 を 始 めとする 専 門 的 な 知 識 技 術 を 有 した 資 格 となるよう 公 認 心 理 師 試 験 の 受 験 資 格 を 得 るために 必 要 な 大 学 及 び 大 学 院 における 履 修 科 目 や 試 験 の 内 容 を 適 切 に 定 めること 三 本 法 の 施 行 については 文 部 科 学 省 及 び 厚 生 労 働 省 は 互 いに 連 携 し 十 分 協 議 した 上 で 進 め ること また その 他 の 府 省 庁 も 本 法 の 施 行 に 関 し 必 要 な 協 力 を 行 うこと 四 受 験 資 格 については 本 法 第 7 条 第 1 号 の 大 学 卒 業 及 び 大 学 院 課 程 修 了 者 を 基 本 とし 同 条 第 2 号 及 び 第 3 号 の 受 験 資 格 は 第 1 号 の 者 と 同 等 以 上 の 知 識 経 験 を 有 する 者 に 与 えることとな るよう 第 2 号 の 省 令 の 制 定 や 第 3 号 の 認 定 を 適 切 に 行 うこと 五 公 認 心 理 師 が 業 務 を 行 うに 当 たり 心 理 に 関 する 支 援 を 要 する 者 に 主 治 医 がある 場 合 に その 指 示 を 受 ける 義 務 を 規 定 する 本 法 第 42 条 第 2 項 の 運 用 については 公 認 心 理 師 の 専 門 性 や 自 立 性 を 損 なうことのないよう 省 令 等 を 定 めることにより 運 用 基 準 を 明 らかにし 公 認 心 理 師 の 業 務 が 円 滑 に 行 われるよう 配 慮 すること 六 本 法 附 則 第 5 条 の 規 定 による 施 行 後 5 年 を 経 過 した 場 合 における 検 討 を 行 うに 当 たっては 保 健 医 療 福 祉 教 育 等 を 提 供 する 者 その 他 の 関 係 者 との 連 携 等 の 在 り 方 についても 検 討 を 加 える こと 右 決 議 する 戦 没 者 の 遺 骨 収 集 の 推 進 に 関 する 法 律 案 ( 衆 第 40 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 9.24 厚 生 労 働 委 員 会 付 託 継 続 審 査 ) 要 旨 本 法 律 案 は 今 次 の 大 戦 から 長 期 間 が 経 過 し 戦 没 者 の 遺 族 をはじめ 今 次 の 大 戦 を 体 験 した 国 民 の 高 齢 化 が 進 展 している 現 状 において いまだ 多 くの 戦 没 者 の 遺 骨 の 収 集 が 行 われていないことに

130 鑑 み 戦 没 者 の 遺 骨 収 集 の 推 進 に 関 する 施 策 を 総 合 的 かつ 確 実 に 講 ずるため 戦 没 者 の 遺 骨 収 集 の 推 進 に 関 し 国 の 責 務 を 明 らかにするとともに 戦 没 者 の 遺 骨 収 集 の 実 施 に 関 し 基 本 となる 事 項 等 を 定 めようとするものである

131 予 算 平 成 二 十 六 年 度 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 1 号 ) 平 成 二 十 六 年 度 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 特 第 1 号 ) 平 成 二 十 六 年 度 政 府 関 係 機 関 補 正 予 算 ( 機 第 1 号 ) ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 1.30 予 算 委 員 会 付 託 2.3 本 会 議 可 決 ) 概 要 平 成 26 年 4 月 1 日 から 消 費 税 率 ( 地 方 消 費 税 含 む)が8%に 引 き 上 げられた その 後 実 質 GD Pが2 四 半 期 連 続 で 前 期 比 減 となるなど 事 前 の 想 定 以 上 に 景 気 が 低 迷 する 中 同 年 11 月 政 府 は 平 成 27 年 10 月 1 日 からの 消 費 税 率 10%への 引 上 げを1 年 半 延 期 する 意 向 を 発 表 した 第 47 回 衆 議 院 議 員 総 選 挙 を 経 て 平 成 26 年 12 月 27 日 に 閣 議 決 定 された 地 方 への 好 循 環 拡 大 に 向 けた 緊 急 経 済 対 策 は 足 下 の 景 気 状 況 に 対 応 するため 経 済 の 脆 弱 な 部 分 に 的 を 絞 り かつスピード 感 をもって 対 応 を 行 うことで 経 済 の 好 循 環 を 確 かなものとすることを 目 指 して 取 りまとめられた 平 成 二 十 六 年 度 補 正 予 算 は 同 対 策 を 実 施 するために 必 要 な 経 費 の 追 加 等 のため 編 成 され 平 成 27 年 1 月 9 日 に 閣 議 決 定 された 歳 出 においては 生 活 者 への 支 援 等 関 連 経 費 1 兆 1,854 億 円 地 方 の 活 性 化 関 連 経 費 5,783 億 円 災 害 危 機 等 への 対 応 関 連 経 費 7,578 億 円 地 方 交 付 税 交 付 金 9,538 億 円 及 び 東 日 本 大 震 災 復 興 特 別 会 計 へ 繰 入 9,844 億 円 等 が 計 上 された 一 方 国 債 費 の 不 用 など1 兆 7,880 億 円 の 既 定 経 費 が 減 額 され た 歳 入 においては 租 税 及 印 紙 収 入 の 増 収 1 兆 7,250 億 円 及 び 前 年 度 剰 余 金 受 入 ( 復 興 財 源 含 む) 2 兆 353 億 円 等 を 計 上 するほか 公 債 金 について 建 設 公 債 を5,750 億 円 増 発 する 一 方 特 例 公 債 を 1 兆 3,321 億 円 減 額 することとしている 以 上 の 結 果 歳 入 歳 出 の 差 引 追 加 額 3 兆 1,180 億 円 を 加 えた 補 正 後 の 一 般 会 計 の 規 模 は 99 兆 3 億 円 となった 平 成 二 十 六 年 度 補 正 予 算 のフレーム( 一 般 会 計 ) ( 単 位 : 億 円 ) 歳 出 歳 入 1. 生 活 者 への 支 援 等 関 連 経 費 11, 租 税 及 印 紙 収 入 17, 地 方 の 活 性 化 関 連 経 費 5, 税 外 収 入 1, 災 害 危 機 等 への 対 応 関 連 経 費 7, 公 債 金 7, 地 方 交 付 税 交 付 金 9,538 建 設 公 債 5,750 5.その 他 の 経 費 4,463 特 例 公 債 13, 既 定 経 費 の 減 額 17, 前 年 度 剰 余 金 受 入 10, 東 日 本 大 震 災 復 興 特 別 会 計 へ 繰 入 9, 前 年 度 剰 余 金 受 入 ( 復 興 財 源 ) 9,7319, 税 外 収 入 ( 復 興 財 源 ) 113 合 計 31,180 合 計 31,180 平 成 二 十 七 年 度 一 般 会 計 予 算 平 成 二 十 七 年 度 特 別 会 計 予 算 平 成 二 十 七 年 度 政 府 関 係 機 関 予 算 ( 衆 議 院 可 決 参 議 院 3.13 予 算 委 員 会 付 託 4.9 本 会 議 可 決 ) 概 要 日 本 経 済 は 平 成 25 年 以 降 の 大 規 模 な 金 融 緩 和 及 び 財 政 政 策 の 実 施 や 金 融 市 場 における 円 安 及

132 び 株 高 の 進 行 を 背 景 に 景 気 回 復 の 動 きを 見 せていた しかし 平 成 26 年 4 月 に 消 費 税 率 が8%へ 引 き 上 げられたことに 伴 い 駆 け 込 み 需 要 の 反 動 減 や 実 質 所 得 減 少 等 の 影 響 が 長 引 くなど 景 気 の 動 きは 一 進 一 退 の 状 況 となっている 一 方 我 が 国 財 政 は 公 債 依 存 度 が4 割 前 後 となる 状 況 が 続 いているほか 国 及 び 地 方 の 長 期 債 務 残 高 が 対 GDP 比 で2 倍 を 超 え 増 加 を 続 けている 平 成 25 年 8 月 8 日 に 閣 議 了 解 された 当 面 の 財 政 健 全 化 に 向 けた 取 組 等 について- 中 期 財 政 計 画 - において 国 地 方 の 基 礎 的 財 政 収 支 の 対 GDP 赤 字 を 平 成 27 年 度 までに 平 成 22 年 度 に 比 べ 半 減 平 成 32 年 度 までに 黒 字 化 するという 財 政 健 全 化 目 標 が 踏 襲 されたが 目 標 達 成 の 見 通 しは 立 っていない こうした 状 況 の 下 平 成 二 十 七 年 度 予 算 は デフレ 脱 却 経 済 再 生 と 財 政 健 全 化 の 両 立 を 実 現 す べく 裁 量 的 経 費 のみならず 社 会 保 障 経 費 を 含 む 義 務 的 経 費 の 見 直 しを 行 い 民 需 主 導 の 持 続 的 な 経 済 成 長 を 促 す 施 策 に 重 点 化 を 図 るとして 編 成 され 平 成 27 年 1 月 14 日 に 閣 議 決 定 された この 際 平 成 27 年 10 月 に 予 定 されていた 消 費 税 率 10%への 引 上 げが1 年 半 延 期 されたことに 伴 い 税 率 の10% 引 上 げ 時 に 想 定 されていた 施 策 は 8%を 前 提 に 優 先 順 位 付 けを 行 うこととされた 平 成 二 十 七 年 度 一 般 会 計 予 算 の 歳 出 は 当 初 予 算 としては 過 去 最 大 規 模 の96 兆 3,420 億 円 となり 対 前 年 度 当 初 予 算 比 ( 以 下 前 年 度 比 という )で0.5%の 増 加 となった このうち 国 債 費 は23 兆 4,507 億 円 ( 前 年 度 比 0.8% 増 ) 歳 出 総 額 から 国 債 費 を 除 いた 基 礎 的 財 政 収 支 対 象 経 費 は72 兆 8,912 億 円 ( 同 0.4% 増 )となった 基 礎 的 財 政 収 支 対 象 経 費 の 内 訳 を 見 ると 社 会 保 障 関 係 費 は31 兆 5,297 億 円 ( 同 3.3% 増 )となった 消 費 税 率 8%への 引 上 げに 伴 う 社 会 保 障 の 充 実 の 施 策 として 6,786 億 円 ( 国 地 方 の 合 計 で1 兆 3,620 億 円 )が 計 上 された 公 共 事 業 関 係 費 は 5 兆 9,711 億 円 ( 同 0.04% 増 )と 当 初 ベースで3 年 連 続 の 増 加 となったが 増 加 率 は 縮 小 してほぼ 横 ばいだった 老 朽 化 インフラの 維 持 管 理 対 策 3,954 億 円 ( 同 11.0% 増 ) 等 が 増 額 されたほか 整 備 新 幹 線 への 国 費 の 追 加 投 入 として 公 共 事 業 関 係 費 に755 億 円 ( 同 4.9% 増 ) が 計 上 された 文 教 及 び 科 学 振 興 費 は 5 兆 3,613 億 円 ( 同 1.3% 減 )となった このうち 科 学 技 術 振 興 費 は1 兆 2,857 億 円 ( 同 3.9% 減 ) 計 上 された 一 方 で スポーツ 予 算 は 2020 年 オリンピック パラリンピッ ク 東 京 大 会 の 準 備 等 に 向 けて 132 億 円 ( 同 38.8% 増 )と 大 幅 増 額 となった 防 衛 関 係 費 は 26 年 度 予 算 に 引 き 続 き 新 防 衛 大 綱 及 び 新 中 期 防 に 基 づいて 4 兆 9,801 億 円 ( 同 2.0% 増 )が 計 上 された このほか 政 府 専 用 機 導 入 に 伴 う 経 費 (108 億 円 )も 計 上 されている 地 方 交 付 税 交 付 金 等 は15 兆 5,357 億 円 ( 同 3.8% 減 )と 当 初 ベースで5 年 連 続 の 減 額 となった こ のうち 地 方 交 付 税 交 付 金 が15 兆 4,169 億 円 地 方 特 例 交 付 金 が1,189 億 円 である 地 方 税 収 が 同 7.1% 増 の37 兆 4,919 億 円 になると 見 込 まれること 等 から 地 方 交 付 税 交 付 金 等 が 減 額 された また 出 口 ベースの 地 方 交 付 税 交 付 金 は16 兆 7,548 億 円 となった なお 東 日 本 大 震 災 復 興 特 別 会 計 については 歳 入 歳 出 ともに3 兆 9,087 億 円 が 計 上 され 復 興 経 費 及 び 復 興 債 の 償 還 に 充 てられる 一 般 会 計 歳 入 予 算 では 租 税 及 印 紙 収 入 が54 兆 5,250 億 円 ( 同 9.0% 増 )となった 企 業 収 益 の 改 善 傾 向 が 続 いていることや 平 成 26 年 4 月 からの 消 費 税 率 の 引 上 げによる 増 収 が 平 年 度 化 される こと 等 を 背 景 として 当 初 予 算 との 比 較 では 平 成 10 年 度 予 算 (58 兆 5,220 億 円 ) 以 来 決 算 との 比 較 では 平 成 3 年 度 決 算 (59 兆 8,204 億 円 ) 以 来 の 規 模 が 見 込 まれる その 他 収 入 は4 兆 9,540 億 円 ( 同 7.0% 増 )となった 公 債 金 は36 兆 8,630 億 円 ( 同 10.6% 減 )となり その 内 訳 は 建 設 公 債 が6 兆 30 億 円 ( 同 0.02% 増 ) 特 例 公 債 が30 兆 8,600 億 円 ( 同 12.4% 減 )である これにより 公 債 依 存 度 は38.3%となり 6 年 ぶりに 公 債 依 存 度 が30% 台 となった なお 上 記 の 一 般 会 計 発 行 の 国 債 のほか 復 興 債 財 投 債 及 び 借 換 債 を 含 めた 国 債 発 行 計 画 は 170 兆 241 億 円 となった 上 記 の 予 算 を 執 行 した 場 合 国 及 び 地 方 の 長 期 債 務 残 高 は 平 成 27 年 度 末 で1,035 兆 円 対 GDP 比 で205%に 達 すると 見 込 まれている

133 平 成 二 十 七 年 度 一 般 会 計 予 算 の 内 訳 歳 入 公 債 金 収 入 368,630 ( 10.6) 特 例 公 債 308,600 ( 12.4) 所 得 税 164,420 (11.2) 歳 入 総 額 963,420(0.5) 法 人 税 109,900 (9.7) 租 税 及 印 紙 収 入 545,250 (9.0) 4 条 公 債 60,030 (0.0) その 他 収 入 49,540 (7.0) 消 費 税 171,120 (11.6) 相 続 税 17,610(14.0) 酒 税 13,080( 2.5) たばこ 税 9,060( 1.7) 揮 発 油 税 24,660( 3.1) その 他 税 収 25,130(2.8) 印 紙 収 入 10,270( 2.7) 官 業 益 金 及 官 業 収 入 439 ( 3.2) 政 府 資 産 整 理 収 入 2,887 ( 13.3) 雑 収 入 46,191 (8.7) (うち 特 別 会 計 受 入 金 16,722 (0.8)) 前 年 度 剰 余 金 受 入 22 ( 59.2)

スライド 1

スライド 1 社 会 保 障 税 一 体 改 革 における 年 金 関 連 法 案 について 年 金 機 能 強 化 法 案 (3 月 30 日 提 出 ) 国 会 提 出 時 の 法 案 の 内 容 1 基 礎 年 金 国 庫 負 担 2 分 の1の 恒 久 化 2 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 (25 年 10 年 ) 3 産 休 期 間 中 の 社 会 保 険 料 免 除 4 遺 族 基 礎 年 金

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