手 練 表 紙 会 報 名 の 手 練 (しゅれん)とは 熟 練 した 手 わざの ことです これからも 常 に 我 々が 文 化 財 等 の 日 本 の 屋 根 を 守 っているのだとの 心 構 えを 忘 れず 会 報 名 に 恥 じないような 技 術 者 になっていただくことを 願 って 命 名

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1 手 練 S H U R E N 第 7 号

2 手 練 表 紙 会 報 名 の 手 練 (しゅれん)とは 熟 練 した 手 わざの ことです これからも 常 に 我 々が 文 化 財 等 の 日 本 の 屋 根 を 守 っているのだとの 心 構 えを 忘 れず 会 報 名 に 恥 じないような 技 術 者 になっていただくことを 願 って 命 名 しました

3 目 次 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 初 級 養 成 研 修 第 11 期 修 了 式 及 び 第 12 期 開 講 式 2 来 賓 祝 辞 公 益 社 団 法 人 全 国 国 宝 重 要 文 化 財 所 有 者 連 盟 事 務 局 長 後 藤 佐 雅 夫 滋 賀 県 教 育 委 員 会 事 務 局 文 化 財 保 護 課 主 幹 菅 原 和 之 京 都 府 教 育 庁 指 導 部 文 化 財 保 護 課 主 査 小 宮 睦 研 修 生 謝 辞 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 11 期 生 川 合 裕 己 激 励 の 言 葉 京 都 市 文 化 市 民 局 文 化 芸 術 都 市 推 進 室 文 化 財 保 護 課 課 長 北 田 栄 造 文 化 財 修 理 屋 根 葺 士 養 成 研 修 第 19 期 後 期 研 修 始 まる 6 平 成 23 年 度 文 化 財 研 修 会 開 催 7 日 程 来 賓 挨 拶 出 雲 大 社 宮 司 千 家 尊 祐 ( 代 理 出 席 権 宮 司 千 家 隆 比 古 ) 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 島 根 県 教 育 委 員 会 教 育 次 長 米 山 出 雲 市 文 化 環 境 部 部 長 井 上 明 夫 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 隆 公 益 財 団 法 人 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 事 業 部 講 演 出 雲 大 社 禰 宜 御 遷 宮 奉 賛 部 次 長 平 岡 邦 彦 事 例 報 告 公 益 財 団 法 人 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 現 場 所 長 岡 信 治 次 長 兼 東 京 支 部 長 安 田 一 男 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 準 会 員 西 裕 之 総 評 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 初 級 養 成 研 修 第 12 期 及 び 平 成 23 年 度 檜 皮 採 取 者 中 級 研 修 始 まる 28 平 成 23 年 度 茅 葺 フォーラム 開 催 29 日 程 来 賓 挨 拶 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 公 益 財 団 法 人 竜 王 会 館 理 事 長 野 﨑 泰 彦 岡 山 県 教 育 庁 文 化 財 課 文 化 財 保 護 班 主 任 尾 上 元 規 倉 敷 市 教 育 委 員 会 生 涯 学 習 部 文 化 財 保 護 課 課 長 主 幹 乗 本 辰 男 講 演 岡 山 理 科 大 学 工 学 部 建 築 学 科 教 授 江 面 嗣 人 事 例 発 表 茅 葺 師 連 絡 協 議 会 会 員 井 手 荘 和 可 総 評 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 主 任 文 化 財 屋 根 葺 士 検 定 会 実 施 される 50 文 化 財 屋 根 葺 士 養 成 研 修 第 19 期 後 期 研 修 終 わる 51 茅 葺 実 技 研 修 53 茅 刈 実 習 開 催 55 平 成 23 年 度 檜 皮 採 取 技 術 査 定 会 開 催 56 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 初 級 養 成 研 修 第 12 期 研 修 終 わる 57 平 成 23 年 度 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 中 級 研 修 終 わる 58 温 故 知 新 現 場 レポート 59 準 会 員 名 簿 67 あとがき 1

4 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 修 了 式 及 び 開 講 式 期 日 平 成 23 年 4 月 12 日 ( 火 ) 会 場 京 都 市 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 研 修 センター 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 11 期 生 修 了 式 同 養 成 研 修 第 12 期 生 の 開 講 式 を 多 くのご 来 賓 の 皆 様 のご 臨 席 のもと 実 施 いたしました 毎 年 ここを 卒 業 していく 研 修 生 を 見 守 り 続 ける 桜 は 今 年 も 全 過 程 を 無 事 終 了 し た 研 修 生 たちを 祝 福 するかのように 満 開 を 迎 えました ( 公 社 ) 全 国 国 宝 重 要 文 化 財 所 有 者 連 盟 事 務 局 長 後 藤 佐 雅 夫 様 を 始 め 近 畿 府 県 市 の 文 化 財 関 係 者 の 皆 様 より お 言 葉 を 頂 きました また 修 了 生 には 田 中 会 長 より 修 了 証 書 が 授 与 され 修 了 生 を 代 表 して 川 合 君 が 謝 辞 を 述 べました 養 成 研 修 が 始 まって 12 年 目 の 春 修 了 生 新 入 生 の 諸 君 には 重 要 文 化 財 を 底 辺 から 支 える 原 皮 師 の 重 要 さを 切 に 感 じ また 関 係 各 位 の 期 待 とご 協 力 に 感 謝 を しつつ 技 術 の 研 鑽 に 励 んでいただきたいと 思 います 修 了 生 新 入 生 [ 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 11 期 生 ] 川 合 裕 己 / 田 中 社 寺 橋 本 健 太 郎 / 児 島 工 務 店 平 片 功 一 / 松 村 工 務 店 大 塚 駿 / 児 島 工 務 店 [ 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 12 期 生 ] 岡 田 和 申 / 狩 野 興 建 中 村 諒 一 / 松 村 工 務 店 小 原 修 / 栗 山 木 工 京 都 市 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 研 修 センター 前 にて 記 念 撮 影 2

5 来 賓 祝 辞 公 益 社 団 法 人 全 国 国 宝 重 要 文 化 財 所 有 者 連 盟 事 務 局 長 後 藤 佐 雅 夫 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 11 期 生 の 修 了 式 と 第 12 期 生 の 開 講 式 をお 迎 えになられましたことを 心 から お 祝 い 申 し 上 げます この 度 研 修 を 修 了 された 方 は 研 修 と 仕 事 を 両 立 され 大 変 だっただろうと 察 しますが 多 くの 技 術 と 知 識 を 得 られましたことは 何 にも 勝 る 財 産 であります 国 民 の 財 産 である 国 宝 や 重 要 文 化 財 を 始 め 地 方 自 治 体 指 定 等 の 文 化 財 建 造 物 の 檜 皮 屋 根 保 存 修 理 工 事 に 欠 かすことので きない 檜 皮 採 取 は 最 も 重 要 な 仕 事 であります 今 まで 研 修 してきたことを 確 実 に 守 り 原 皮 師 として 文 化 財 所 有 者 の 方 に 感 謝 されるような 技 能 者 になっていただきたい と 思 います そして 途 中 で 挫 折 することの 無 いよう 諸 先 輩 にならって 一 生 の 仕 事 として 頑 張 ってください 一 日 の 仕 事 が 終 われば 疲 れ 果 てて 勉 強 どころはないと 思 いますが 一 日 の 反 省 も 踏 まえて 30 分 でもよいから 明 日 の 仕 事 の 段 取 りを 考 えてみてください 折 角 学 んだ 研 修 を 放 棄 され 別 の 仕 事 につかれる 人 もいると 聞 きます が 辛 抱 も 出 来 ない 人 間 は 何 をやっても 大 成 できないと 思 います 職 業 の 選 択 は 自 由 ですが 志 半 ばで 挫 折 する ことは 雇 用 主 を 始 め 関 係 機 関 や 講 師 に 対 しても 許 せな い 行 為 であります 次 にこの 度 新 しく 養 成 研 修 を 受 けられる 研 修 生 の 皆 様 は 現 場 での 研 修 が 多 いものですからあまり 私 の 講 義 を 受 けていただく 機 会 は 少 ないと 思 いますが 優 れた 指 導 者 や 諸 先 輩 の 仕 事 を 見 て 技 術 を 学 びとり( 過 去 では 仕 事 を 盗 むといった) 基 本 を 大 切 にしてください 基 本 が できていないと いくら 年 数 を 経 ても 立 派 な 技 能 者 には なれません 最 近 皆 様 は 体 格 はよくなりましたが 体 力 のない 人 が 多 く 持 久 力 に 欠 けた 人 も 多 くなってきてい ます 檜 皮 採 取 者 は 高 い 木 に 上 っての 仕 事 でありますか ら 常 に 健 康 管 理 を 心 掛 けなければなりません 私 の 幼 いころは 遊 ぶものもなく 山 に 登 って 木 登 りば かりしていましたが 最 近 の 人 はその 機 会 も 少 なくなっ ています そのため 木 登 りの 研 修 から 始 めなければな りません 200 年 以 上 の 歴 史 を 誇 る 原 木 に 愛 情 と 感 謝 を 込 めて 気 を 付 けながら 檜 皮 を 剥 いでください それに 原 木 の 組 成 のことも 専 門 の 先 生 に 指 導 を 受 けてくださ い 原 木 にも 性 格 がありますから 素 直 でないものもあ り 無 理 をすればヘラで 傷 めることもあります 私 も 檜 皮 に 関 係 してから 60 年 近 くになります 恩 師 である 西 崎 辰 之 助 先 生 の 厳 しい 指 導 がもとになり 今 日 ま で 仕 事 を 続 けさせていただいています 私 が 檜 皮 葺 に 関 係 したのは 文 化 財 の 世 界 に 入 って 最 初 の 仕 事 でありま す その 当 時 は 檜 皮 葺 という 言 葉 も 知 りませんでしたが 西 崎 先 生 に 指 導 して 頂 き 材 料 の 検 査 を 命 じられました その 時 の 檜 皮 屋 が 宮 川 菊 治 郎 さんであります 現 在 の 当 主 の 宮 川 義 史 さんの3 代 前 であります 西 崎 先 生 も 宮 川 さんも 共 に 頑 固 で 譲 らない 人 でありました 西 崎 先 生 の もとで 皮 の 検 査 をしましたが 西 崎 先 生 は 再 度 検 査 され 返 品 の 山 となりました 当 時 は 全 部 束 を 解 いて 一 枚 ずつ 檜 皮 を 振 っての 検 査 であります 脱 落 する 皮 は 全 部 返 品 になります その 返 品 の 檜 皮 が 現 在 では 超 一 流 の 皮 では ないかと 思 える 程 です それほど 厳 しい 検 査 でしたが 今 は 原 皮 師 の 剥 いた 皮 も 皮 拵 えした 皮 も100% 納 品 され ます 私 には 考 えられないことでありますが 原 木 の 不 足 を 考 えたとき 致 し 方 のないことかと 思 います しか し 所 有 者 からみれば 修 理 の 時 期 が 早 まり 負 担 が 大 き くなるということも 認 識 していただきたいと 思 います ある 神 社 の 本 殿 で 葺 替 して10 年 経 ちますが 隅 背 は 野 地 が 見 えており 施 工 方 法 も 正 規 のものではなく 文 化 財 に 関 係 するものとして 所 有 者 に 謝 っておきました このようなことがあれば 未 指 定 の 場 合 値 段 の 安 い 銅 板 葺 に 変 更 されていくのです これは 指 導 者 にもお 願 いし たいのですが 屑 皮 を 集 めて 三 割 落 ちの 皮 を 作 らないこ とが 大 切 ではないかと 思 います 所 有 者 は 皆 様 にお 任 せ しているのですから 所 有 者 の 苦 情 にも 耳 を 傾 けてほし いと 思 います お 祝 いの 席 ではありますが 立 派 な 原 皮 師 になっていただきたいために 敢 えて 苦 言 を 申 し 上 げ ました 初 心 忘 るべからずということばがあります ベ テランになられても 研 修 の 苦 しさを 忘 れずに 一 人 前 の 原 皮 師 になってください 原 皮 師 は 一 人 で 作 業 される 場 合 もあり 孤 独 との 戦 いと 危 険 であることの 背 中 合 わせ の 仕 事 でありますから 健 康 には 十 分 に 注 意 していただ きたいと 思 います 新 入 生 は 恵 まれた 環 境 で 優 れた 講 師 の 先 生 の 講 義 と 実 技 を 学 んで 頂 きますが これは 貴 方 が たに 与 えられた 最 高 の 贈 り 物 であり この 機 会 を 与 えて くださった 所 属 される 社 長 の 好 意 でもあります 講 師 の 先 生 方 や 社 長 様 に 感 謝 の 気 持 ちを 忘 れないでください 研 修 中 は 健 康 にも 十 分 注 意 し 調 子 の 悪 いときには 余 り 無 理 をせず いつも 健 全 な 状 態 で 研 修 を 受 けてください 長 々と 申 し 上 げましたが 簡 単 にまとめますと 1 健 康 に 気 を 付 けること 2ブリ 縄 等 の 道 具 を 大 切 にするこ と 3 檜 の 立 木 に 感 謝 すること 4 甘 皮 は 赤 ちゃんの 産 着 のように 思 うこと 5 山 での 禁 煙 を 厳 守 すること 6 皮 屑 はきちっと 掃 除 すること 以 上 は 必 ず 守 ってくださ い これは 檜 皮 採 取 に 行 って 思 ったことです 最 後 になりましたが この 研 修 を 主 催 されておられま す 田 中 会 長 様 を 始 め 役 員 の 方 々 それに 影 に 日 向 になり お 世 話 いただいているスタッフの 皆 様 にお 礼 と 感 謝 を 申 し 上 げ 私 のお 祝 いの 言 葉 とさせていただきます 3

6 滋 賀 県 教 育 委 員 会 事 務 局 文 化 財 保 護 課 主 幹 菅 原 和 之 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 11 期 生 修 了 式 及 び 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 12 期 生 開 講 式 に 当 たり 一 言 お 祝 い 申 し 上 げます 養 成 研 修 を 修 了 されました4 名 の 皆 様 1 年 間 ご 苦 労 様 でした また これから 研 修 を 受 けられる3 名 の 方 々 は 実 りのある 研 修 となるよう 研 鑽 に 励 んでいただき たいと 思 います 今 回 は 修 了 された 方 これから 受 講 される 方 とも 檜 皮 採 取 の 研 修 対 象 者 とのことですが 今 後 檜 皮 葺 の 施 工 にも 携 わる 方 が 多 いのではないかと 思 います 言 うま でもなく 檜 皮 葺 は 檜 の 立 木 から 採 取 した 皮 を 屋 根 の 葺 き 材 に 用 いる 技 法 で 飛 鳥 時 代 から 始 められ これは 研 究 者 により 見 解 が 異 なるようですが 遅 くとも 江 戸 時 代 には 今 日 見 る 技 法 が 確 立 していたといわれています 樹 木 の 皮 を 剥 いで 屋 根 葺 材 に 用 いる 技 法 は 日 本 だけ ではなくアジア 圏 に 広 く 存 在 していますが 我 が 国 の 檜 皮 葺 あるいは 杮 葺 にみられる 緻 密 な 技 法 は 日 本 のみに しか 見 られないものと 思 います 柔 らかで 温 かみがあり また 優 美 な 曲 線 を 造 り 出 すことのできる 檜 皮 葺 は まさ に 日 本 人 の 感 性 が 生 み 出 した 我 が 国 独 自 の 技 法 である といえます 研 修 生 の 皆 さんは 日 本 の 屋 根 職 人 が 長 い 歳 月 をかけ て 創 り 上 げたすばらしい 技 法 を 確 実 に 習 得 し 実 践 し 後 世 へ 伝 える 誇 りあるそして 重 要 な 職 に 就 いていると いう 認 識 を 持 っていただきたいと 思 います 長 い 歳 月 を 掛 けて 磨 き 抜 かれた 技 法 であるからこそ その 習 得 は 並 大 抵 のことではありません 技 能 者 として 現 場 を 任 され るようになるまでには 辛 く 苦 しいことも 多 いでしょう しかし 日 本 の 伝 統 技 術 を 受 け 継 ぐ 者 としての 誇 りがあ れば そうしたことに 耐 え 抜 いていけるものと 思 います 皆 様 の 仕 事 は 間 違 いなく 誇 りの 持 てる 仕 事 です ただし 誇 りを 持 つためには この 仕 事 を 良 く 知 らな ければなりません 皆 様 には 諸 先 輩 方 の 仕 事 や 檜 皮 葺 杮 葺 の 建 造 物 をたくさん 見 て 研 究 し 早 くこの 仕 事 に 対 する 誇 りを 芽 生 えさせていただきたいと 思 います 誇 りを 持 つことは 優 れた 技 能 者 となるための 第 1 歩 であ ると 私 は 思 います 以 上 はなはだ 抽 象 的 な 話 となってしまいましたが 研 修 生 の 皆 さんの 今 後 の 活 躍 に 期 待 するとともに 保 存 会 の 益 々の 発 展 を 祈 念 し お 祝 いの 言 葉 とさせていただ きます 本 日 は 誠 におめでとうございました 京 都 府 教 育 庁 指 導 部 文 化 財 保 護 課 主 査 小 宮 睦 本 日 原 皮 師 養 成 研 修 第 11 期 生 の 修 了 式 並 びに 第 12 期 生 の 養 成 研 修 の 開 講 式 が 執 り 行 われますことに 心 より お 慶 び 申 し 上 げます また この 研 修 を 支 えていただい ている 保 存 会 の 皆 様 にこの 場 をお 借 りし 厚 く 御 礼 申 し 上 げます 今 回 は 原 皮 師 の 皆 さんの 式 でありますが お 聞 きし ますとこれから 皆 さんは 更 に 経 験 を 積 んで 屋 根 葺 の 研 修 を 受 けるとのこと 益 々 技 を 高 めていっていただきた いと 考 えます 普 請 の 言 葉 大 工 さんの 言 葉 に 一 に 格 好 二 に 材 料 三 に 手 間 とあります 皆 さんは 今 屋 根 葺 の 材 料 につい て 研 修 を 終 え また これから 始 めようとしています これらひとつが 欠 けても 決 して 美 しい 建 物 はできないと 思 いますが やはり 格 好 という 出 来 上 がりの 姿 は 人 の 目 に 一 番 に 入 ってきますし それによって 建 物 が 評 価 され るというのは 事 実 だと 思 います もちろん 建 物 の 軸 部 や 屋 根 の 線 の 基 本 は 大 工 さん 達 の 範 疇 ですが 格 好 を 支 配 する 屋 根 の 仕 上 がりというのは 非 常 に 重 要 です 皆 さん はこれからその 屋 根 に 関 わって 仕 事 をされていかれます が 是 非 これからの 仕 事 で 考 えていただきたいことがあ ります 一 つは 美 しい 屋 根 を 意 識 していただきたいというこ とです 美 しい 屋 根 とは 何 かと 問 われると 私 も 答 えに 困 りますが 裏 板 軒 付 けの 線 屋 弛 みの 線 箕 甲 の 線 隅 背 の 線 更 に 言 うなら 水 切 り 銅 板 の 線 などの 一 つ 一 つ 仕 上 がりが 全 体 に 関 わってきます 一 つは 屋 根 工 事 のほとんどが 新 築 ではなく 葺 替 修 理 だという 事 です 葺 替 工 事 は 木 部 はあまりさわらな いのが 基 本 です 軒 付 けが 付 く 裏 甲 の 線 は 波 打 っている のが 普 通 です その 乱 れをいかに 修 正 して 美 しく 葺 き 上 げるかということを 是 非 考 えていただきたい 何 も 考 え ないで 葺 いていけば 線 の 乱 れがそのまま 現 れます 更 にもう 一 つは 少 し 語 弊 があるかもしれませんが 現 状 の 葺 き 方 が 正 解 とは 限 らないということです よく 前 の 通 りに 葺 きましたということがあるかと 思 います 原 則 はそれでもちろんいいのですが 少 しの 線 の 修 正 で 違 った 印 象 になることは 多 いはずです 是 非 工 事 に 入 る 前 に 屋 根 全 体 を 見 渡 す 余 裕 を 持 っていただき 疑 ってみ てください 私 の 経 験 ですが 美 しく 葺 かれた 屋 根 は 苔 が 生 えても 葺 き 替 えるまで 美 しいままです 材 料 を 採 る 拵 える 葺 くなど 手 間 の 仕 事 は 身 体 で 覚 える 要 素 が 強 いかもしれません しかし 与 えられた 現 場 をただこなすのではなく 今 お 話 したようにいろいろ 4

7 考 えることも 手 間 と 思 って 試 みてください 考 えたこと を 現 場 の 主 任 といろいろ 議 論 してみてください 必 ず 楽 しい 現 場 になると 思 います 植 物 性 の 屋 根 葺 材 は 世 界 中 に 多 々あるかと 思 いますが 日 本 の 檜 皮 葺 や 杮 葺 の 屋 根 の 美 しさは 世 界 一 です 皆 さ んもその 世 界 一 の 屋 根 を 造 り 出 す 仕 事 をされるわけです から 是 非 誇 りを 持 って 取 り 組 んでいっていただきたい 研 修 を 終 えられた 11 期 生 の 皆 さんには 一 つの 区 切 りとしてお 疲 れ 様 でしたと 申 し 上 げ これから 研 修 に 入 られる12 期 生 の 皆 さんには 健 康 に 留 意 され 是 非 有 意 義 なものにされることを 祈 念 いたしましてお 祝 いの 言 葉 といたします 研 修 生 謝 辞 檜 皮 採 取 者 ( 原 皮 師 ) 養 成 研 修 第 11 期 生 田 中 社 寺 川 合 裕 己 第 11 期 生 を 代 表 して ご 挨 拶 させて 頂 きます この 度 私 達 は 保 存 会 原 皮 師 の 研 修 課 程 を 無 事 に 修 了 する 事 ができました 大 きな 事 故 ケガもなく 修 了 し 大 変 嬉 しく 思 っております 思 えば 約 1 年 前 に 同 じ 場 所 に 新 入 生 としてこの 場 に 立 ち 8 月 から 始 まった 研 修 は 右 も 左 もわからず 環 境 の 変 化 にも 戸 惑 い あたふたする 日 々でした しかし 日 が 経 つにつれ 講 師 の 方 々 中 級 研 修 生 の 方 々の 温 かい ご 指 導 により 少 しずつではありましたが 日 々 一 歩 一 歩 前 に 進 んで 行 く 事 ができました 長 いようで 短 い 期 間 で したが 原 皮 師 の 研 修 だけでなく 人 と 接 する 事 により 人 間 としても 成 長 する 事 ができ 出 会 いは 成 長 の 種 だと 思 い 大 変 に 勉 強 になりました 私 達 の 研 修 は 本 日 終 了 となりますが 研 修 を 通 じて 学 んだ 事 を 次 の 世 代 に 伝 えていくという 仕 事 は 終 わる 事 は ありません 初 心 を 忘 れず もっと 一 人 一 人 が 大 きくな り 日 本 の 文 化 を 守 り 続 けるように 邁 進 していきたいと 思 います 最 後 になりましたが 講 師 の 方 々 中 級 研 修 生 の 方 々 保 存 会 の 皆 様 この 研 修 を 通 じお 世 話 になった 方 々 色 々 とご 迷 惑 もお 掛 けしましたが 無 事 に 卒 業 する 事 ができ ました 4 人 は 心 から 感 謝 し 大 変 嬉 しく 思 っておりま す 本 当 にありがとうございました 激 励 の 言 葉 京 都 市 文 化 市 民 局 文 化 芸 術 都 市 推 進 室 文 化 財 保 護 課 課 長 北 田 栄 造 1 年 近 くに 及 ぶ 研 修 を 終 えられた4 名 の 皆 様 本 当 に ご 苦 労 様 でした また これから 研 修 を 受 けられます3 名 の 方 は どうか 健 康 には 十 分 留 意 され 最 後 には 充 実 した 研 修 生 活 だったと 思 えるよう 励 んでください 若 い 皆 さん 方 がここを 中 心 に 長 期 間 に 渡 りこれから 共 同 生 活 を 送 られることになりますが ここで 得 られた 仲 間 は おそらく 生 涯 の 仲 間 になることでしょう さて 先 月 11 日 東 北 地 方 ではこれまで 経 験 したこ とのない 大 震 災 が 発 生 し 多 くの 方 々が 被 災 されまし た 我 々は 平 成 7 年 に 阪 神 淡 路 大 震 災 を 経 験 しておりま すが あの 時 は 震 災 一 月 目 には 文 化 財 の 調 査 支 援 に あたっていたように 記 憶 しております ところが 今 回 はどうでしょう 震 災 から 一 月 がたっ た 今 日 でも 死 者 13,000 人 以 上 に 加 え 行 方 不 明 の 方 が 15,000 人 近 くおられるという 惨 状 です また 以 前 とし て15 万 人 近 い 人 が 今 なお 避 難 生 活 を 余 儀 なくされて おられます そして 福 島 での 原 発 事 故 はいつ 終 息 するの かその 目 途 も 立 っておりません この 震 災 により 犠 牲 に なられた 方 々のご 冥 福 を 心 よりお 祈 り 申 し 上 げます この 災 害 からも やがては 復 興 に 向 かう 時 が 必 ずやっ てきます そして 文 化 財 を 修 復 する 時 もやってきます それはおそらく 何 年 もの 長 期 間 に 渡 ることと 思 われます が 皆 さん 方 がここで 培 われた 技 術 が あるいは 間 接 的 に あるいは 直 接 に 役 に 立 つ 時 がいつか 必 ずやってくる ことでしょう 自 分 たちが 被 災 した 多 くの 文 化 財 を 元 に 戻 すんだという 気 概 で 研 修 に 臨 んでいただければと 思 い ます 長 いようで 限 られた 期 間 でもあります 精 一 杯 励 ん でください そして 研 修 生 の 皆 さん 方 は くれぐれも 健 康 には 気 を 付 けて 厳 しい 中 でも 最 後 には 厳 しかっ たけど 楽 しかったな といって 修 了 されることを 願 って 私 どもの 激 励 の 言 葉 とさせていただきます 5

8 文 化 財 修 理 屋 根 葺 士 養 成 研 修 第 19 期 後 期 研 修 始 まる 平 成 23 年 度 国 庫 補 助 事 業 として 行 われている 第 19 期 文 化 財 修 理 屋 根 葺 士 養 成 研 修 の 後 期 が 4 月 7 日 より 始 ま りました 前 期 は 座 学 や 基 本 的 な 技 術 の 習 得 に 重 点 を 置 きましたが 後 期 日 程 では 役 物 の 材 料 整 形 や 現 場 での 葺 実 習 など より 応 用 的 な 技 術 の 習 得 を 中 心 に 研 修 を 行 っ ています 製 図 実 習 では 建 築 研 究 協 会 の 川 嶋 氏 に 建 物 の 実 測 の 仕 方 や 図 面 の 作 成 方 法 などをご 指 導 いただいたほか 新 たに 竹 釘 の 材 料 整 形 も 取 り 入 れました 現 在 は8 月 からの 石 清 水 八 幡 宮 での 卒 業 実 習 を 控 え その 材 料 整 形 に 取 り 組 んでいるところです 板 割 実 習 製 図 実 習 皮 切 実 習 檜 皮 葺 の 平 葺 作 業 に 真 剣 に 取 り 組 む 研 修 生 一 枚 の 平 皮 にご 寄 付 をされた 方 の 願 い 事 が 書 き 込 まれている 6

9 平 成 23 年 度 文 化 財 研 修 会 開 催 文 化 財 を 支 える 技 術 2011 in 出 雲 大 社 平 成 23 年 度 文 化 財 研 修 会 を 5 月 21 日 22 日 両 日 に わたり 島 根 県 出 雲 大 社 で 実 施 しました 現 在 出 雲 大 社 では 60 年 に 一 度 の 本 殿 をはじめとす る 社 殿 の 檜 皮 葺 葺 替 工 事 が 行 われています 特 筆 すべき は 本 殿 の 場 合 皮 の 長 さが 4 尺 を 使 用 ( 通 常 は 2.5 尺 皮 ) していることです 当 日 はこのチャンスを 逃 すまいと 参 加 者 120 名 が 集 いました この 瞬 間 にしか 見 られな い 貴 重 な 工 法 を 確 認 することができ 各 自 満 足 していた だくことができたと 思 います また 島 根 県 立 古 代 出 雲 歴 史 博 物 館 では 出 雲 地 方 の 古 代 からの 歴 史 や 展 示 等 に ついて 学 芸 員 の 方 から 説 明 を 受 けました この 研 修 会 では 出 雲 大 社 をはじめ 島 根 県 出 雲 市 ( 公 財 ) 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 の 皆 様 には 大 変 お 世 話 になりました 衷 心 より 厚 く 御 礼 申 し 上 げます 見 学 会 平 成 23 年 5 月 21 日 土 見 学 場 所 出 雲 大 社 本 殿 神 魂 御 子 神 社 他 [ 島 根 県 出 雲 市 大 社 町 杵 築 東 195] 島 根 県 立 古 代 出 雲 歴 史 博 物 館 [ 島 根 県 出 雲 市 大 社 町 杵 築 東 99-4] 建 物 説 明 公 益 財 団 法 人 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 現 場 所 長 岡 信 治 公 益 財 団 法 人 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 こうろき 所 長 補 佐 興 梠 朋 道 現 場 説 明 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 副 会 長 児 島 研 輔 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 常 務 理 事 岩 﨑 長 蔵 展 示 説 明 島 根 県 立 古 代 出 雲 歴 史 博 物 館 学 芸 員 久 保 田 一 郎 研 修 会 平 成 23 年 5 月 22 日 日 開 会 挨 拶 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 会 長 田 中 敬 二 来 賓 挨 拶 出 雲 大 社 宮 司 千 家 尊 祐 ( 代 理 出 席 権 宮 司 千 家 隆 比 古 ) 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 島 根 県 教 育 委 員 会 教 育 次 長 米 山 隆 出 雲 市 文 化 環 境 部 部 長 井 上 明 夫 公 益 財 団 法 人 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 事 業 部 次 長 兼 東 京 支 部 長 安 田 一 男 講 演 出 雲 大 社 禰 宜 御 遷 宮 奉 賛 部 次 長 平 岡 邦 彦 題 目 出 雲 大 社 悠 久 の 祈 り 事 例 報 告 公 益 財 団 法 人 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 現 場 所 長 岡 信 治 題 目 出 雲 大 社 本 殿 屋 根 下 地 葺 について 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 準 会 員 西 裕 之 題 目 長 軒 付 積 と 平 皮 葺 (4 尺 )について 質 疑 応 答 参 加 者 全 員 総 評 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 閉 会 挨 拶 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 副 会 長 児 島 研 輔 7

10 来 賓 挨 拶 平 成 の 大 遷 宮 に 際 して 宮 出 雲 大 社 司 千 家 尊 祐 ( 代 読 ) 権 宮 司 千 家 隆 比 古 この 度 平 成 23 年 度 の 文 化 財 研 修 会 がここ 出 雲 大 社 にて 開 催 され 全 国 各 地 より 大 勢 の 皆 様 方 がお 集 いの 許 先 人 の 心 と 技 を 一 層 深 められ 志 を 同 じくされます 方 々 が 更 なるご 縁 を 結 ばれます 事 誠 に 何 よりの 事 と 存 じ 上 げます また このような 意 義 深 い 研 修 会 を 通 じ 貴 重 な 伝 統 技 術 を 後 世 に 伝 えていく 架 け 橋 として 皆 様 方 のお 手 伝 いをさせて 戴 けますことを 光 栄 に 存 じ 感 謝 申 し 上 げま す 出 雲 大 社 では 現 在 60 年 に 一 度 となります 平 成 の 大 遷 宮 の 最 中 であり 全 国 の 皆 様 方 のお 力 添 えを 賜 りま して 国 宝 御 本 殿 をはじめ 重 要 文 化 財 の 諸 社 殿 等 の 御 修 造 が 進 められております 現 在 の 御 本 殿 は 延 享 元 年 1744 年 の 御 造 営 でござい ますが 出 雲 大 社 の 創 建 は 遙 か 神 代 の 昔 に 遡 り これま で 幾 度 となく 御 造 営 御 修 造 を 繰 り 返 し 数 限 りない 人 々 の 篤 い 信 仰 によって 祈 り 継 がれ 守 り 継 がれてまいりま した 昨 日 皆 様 方 には 御 修 造 中 の 御 本 殿 を 間 近 に 拝 観 戴 き ましたが 御 本 殿 の 大 屋 根 は 一 般 的 な 寸 法 の 檜 皮 はもと より 他 には 使 用 されることのない 四 尺 或 いは 三 尺 五 寸 という 特 殊 な 檜 皮 で 葺 き 上 げられております その 他 にも 当 社 の 御 本 殿 には 全 国 の 神 社 に 類 例 を 見 ない 社 殿 構 造 が 用 いられており 悠 久 の 時 を 経 て 先 人 たちの 尊 い 匠 の 心 と 技 が 今 に 伝 えられております そしてまた この 度 の 平 成 の 大 遷 宮 は 単 に 御 本 殿 の 御 修 造 が 麗 しくお 仕 えされるという 事 にとどまら ず 御 祭 神 大 國 主 大 神 様 の 御 霊 力 をもが 蘇 りを 果 たされ 更 には 遍 く 人 々が 蘇 りへと 結 ばれる 重 要 なおつとめでご ざいます 皆 様 方 には これまで 多 くの 神 社 仏 閣 において 屋 根 葺 をお 仕 えされていらっしゃる 事 と 存 じます そうした 皆 様 方 のおはたらきの 全 てが 当 社 の 御 遷 宮 と 同 じく 悠 久 なる 祈 りの 歴 史 に 蘇 り という 大 きな 力 を 吹 き 込 む 尊 いおつとめに 他 なりません 我 が 国 の 歴 史 と 文 化 の 礎 は 神 様 仏 様 を 崇 め 敬 う 祈 りの 心 であり 神 社 仏 閣 の 御 造 営 御 修 造 は いかなる 時 代 にも 神 仏 と 人 との 蘇 り を 導 き 神 聖 なる 国 の 歴 史 を 築 いてまいりました どうか 皆 様 方 には 今 後 とも 更 なる 伝 統 技 術 の 向 上 に 研 鑽 を 重 ねられまして 未 来 永 劫 へと 我 が 国 の 歴 史 を 伝 えていく 大 切 な 担 い 手 として ますますご 活 躍 なられま すことを 切 にお 祈 り 申 し 上 げます そして この 度 の 文 化 財 研 修 会 が 実 り 深 いものとなり ますようご 祈 念 申 し 上 げ 甚 だ 簡 単 粗 辞 ではございます が ご 挨 拶 とさせて 戴 きます 8

11 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 当 保 存 会 は 国 庫 補 助 事 業 として 様 々な 研 修 事 業 を 行 っていますが 今 回 の 研 修 については 保 存 会 の 自 費 事 業 です 公 益 社 団 法 人 として 発 展 していくためにも 今 回 の 研 修 会 は 非 常 に 重 要 な 第 一 歩 となるのではと 考 え ています そして 先 ほどお 話 にもありましたが 出 雲 大 社 では 現 在 60 年 に 一 度 の 葺 替 事 業 が 行 われています 出 雲 大 社 では 数 年 前 から 様 々な 準 備 をされ この 大 事 業 に 取 り 組 んでおられるところです ここの 本 殿 では 特 殊 な 屋 根 葺 技 法 が 使 われており かつて 選 定 保 存 技 術 の 保 持 者 に 認 定 されていた 谷 上 伊 三 郎 さんの 書 物 檜 皮 葺 の 技 法 の 中 に 出 雲 大 社 の 檜 皮 葺 の 特 殊 な 技 法 についても 詳 細 に 解 説 されています お そらく 若 い 職 人 さんの 中 では 谷 上 伊 三 郎 さんは 伝 説 的 な 人 物 でしょう このような 先 達 の 方 が 出 雲 大 社 の 技 法 に 非 常 に 注 目 されていたわけですから 今 回 は まさに 千 載 一 遇 のチャ ンス 歴 史 的 な 場 面 に 立 ち 会 うことができたわけです ぜひ 皆 さん 今 回 の 研 修 を 実 りあるものにして 全 国 に 戻 って 仕 事 をしていただく 上 で 研 修 の 成 果 を 今 後 の 発 展 の 糧 にしていただきたいと 思 います 最 後 になりますが 今 回 貴 重 な 場 を 提 供 していただき ました 出 雲 大 社 様 それからご 協 力 いただきました 島 根 県 出 雲 市 の 方 々に 御 礼 を 申 し 上 げてご 挨 拶 とさせてい ただきます 今 日 は 宜 しくお 願 い 致 します 見 学 前 に 説 明 を 受 ける 島 根 県 教 育 委 員 会 教 育 次 長 米 山 隆 社 寺 等 の 伝 統 的 建 造 物 の 屋 根 工 事 の 技 術 保 存 を 図 られ い ず もおおやしろ ている 皆 様 方 の 文 化 財 研 修 会 を 出 雲 大 社 を 擁 するこの 出 雲 の 地 で 開 催 いただいたことに 感 謝 申 し 上 げ また 豊 かな 歴 史 文 化 に 彩 られた 島 根 にお 越 しいただき 心 か ら 歓 迎 いたします 出 雲 大 社 は 奈 良 時 代 の 古 事 記 や 日 本 書 紀 ま いずものくに ふ ど き た 地 元 出 雲 の 地 誌 出 雲 国 風 土 記 にその 創 建 伝 承 が 記 されているように 古 い 伝 統 を 有 しております 現 在 昭 和 28 年 以 来 およそ60 年 振 りの 御 遷 宮 の 時 を 迎 え 本 殿 を 始 め 多 くの 社 殿 等 の 保 存 修 理 が 行 われていること は 皆 様 御 承 知 のとおりです 出 雲 大 社 は 古 事 記 によれば 太 く 深 い 柱 で 千 ぎ 木 が 空 高 くまで 届 くような 宮 として 創 建 されたとありま す 平 安 時 代 に 貴 族 の 子 弟 のために 書 かれた 教 科 書 口 たいおく 遊 (くちずさみ) には 当 時 の 大 屋 を 順 番 にして 雲 太 きょうさん 和 二 京 三 と 記 され 出 雲 大 社 が 国 内 随 一 の 高 さを 持 つ 建 造 物 であったことがわかります このような 記 録 から 出 雲 大 社 は 古 代 以 来 その 大 き さ 高 さが 注 目 されており 見 方 を 変 えれば 高 く 壮 大 に 建 築 しようとする 意 識 も 見 て 取 れます 現 在 の 御 本 殿 の 高 さはおよそ24mですが 伝 承 によれば 古 代 には およそ48mを 誇 ったとされています 平 成 12 年 には この 伝 承 を 裏 付 けるような 発 見 本 殿 を 支 えていたと 考 えられる 巨 大 柱 の 発 見 がありました ところで 御 遷 宮 は 古 来 から 守 り 伝 えてきた 建 築 様 式 を 伝 える 機 会 であると 当 時 に 建 築 に 携 わる 技 を 継 承 していく 機 会 でもあります その 一 つに 皆 様 が 携 わっ ておられます 屋 根 葺 がありますが 皆 様 の 御 尽 力 により 伝 統 的 な 建 造 物 が 継 承 され 続 けていることに 感 謝 申 し 上 げます さて 平 成 24 年 は 出 雲 がその 神 話 の 主 要 舞 台 の 一 つとなっている 古 事 記 が 編 纂 されて1300 年 を 迎 えま す 翌 平 成 25 年 は 出 雲 大 社 本 殿 遷 座 祭 が 開 催 されます 島 根 県 では このように 島 根 が 全 国 的 に 注 目 を 集 める 機 会 を 捉 えて 平 成 22 年 度 から25 年 度 にかけて 神 話 伝 承 など 特 色 ある 島 根 の 歴 史 文 化 の 魅 力 を 発 信 する 神 々の 国 しまね プロジェクトを 実 施 しています このプロジェ クトでは 全 国 に 向 けての 情 報 発 信 と 島 根 への 誘 客 を 図 ることと 県 民 に 島 根 の 素 晴 らしさを 知 っていただき 郷 土 への 誇 りと 自 信 を 深 めていただけるよう 取 り 組 んで おります ここでは 神 話 に 関 するシンポジウムや 神 話 伝 承 に 由 来 を 持 つ 神 楽 の 公 演 など 様 々な 事 業 が 展 開 され ています 来 年 そして 再 来 年 にも 皆 様 には 島 根 にお 越 ち 9

12 しいただき 古 代 文 化 が 息 づく 島 根 の 魅 力 を 感 じ 取 って いただくよう お 願 い 申 し 上 げます 終 わりに この 研 修 会 の 場 を 御 提 供 いただいた 出 雲 大 社 様 に 感 謝 申 し 上 げますとともに この 研 修 会 が 皆 様 に とって 実 りあるものになることを 祈 念 いたしまして 挨 拶 とさせていただきます 出 雲 市 文 化 環 境 部 本 日 の 文 化 財 研 修 会 にあたり 出 雲 市 長 に 代 わり 一 言 ご 挨 拶 を 申 し 上 げます 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 の 皆 様 には 約 60 年 ぶりの 遷 宮 に 伴 う 国 宝 本 殿 大 屋 根 の 葺 き 替 え 工 事 を 始 め とする 大 修 理 工 事 に 携 わっていただき 出 雲 市 の 立 場 か らも 敬 意 と 感 謝 を 申 し 上 げたいと 思 います 先 頃 の 連 休 中 に 行 われた 特 別 拝 観 では 全 国 から 来 ら れた 多 くの 皆 さんが 修 理 作 業 の 様 子 をご 覧 になり 丁 寧 で きめ 細 やかで かつ 大 規 模 な 作 業 に 感 嘆 の 声 をあげ られていたと 伺 っております これも 保 存 会 の 皆 様 が 日 頃 よりこのような 研 修 会 を 始 めとして 研 鑽 に 努 めら れ 伝 統 的 施 工 技 術 の 保 存 伝 承 を 図 っておられる 賜 物 であろうと 改 めて 敬 意 を 表 する 次 第 です 本 市 におきましては 国 宝 出 雲 大 社 本 殿 を 始 めとする 歴 史 的 な 建 造 物 も 多 く 重 要 文 化 財 の 日 御 碕 神 社 社 殿 がくえん じ こんぽんどう 県 指 定 の 出 雲 大 社 境 外 社 市 指 定 の 鰐 淵 寺 根 本 堂 と 摩 陀 羅 神 社 本 殿 また 国 史 跡 の 田 儀 櫻 井 家 たたら 製 鉄 遺 跡 かな や ご 部 長 井 上 明 夫 た ぎ さくらい け の 金 屋 子 神 社 など これまで 当 保 存 会 の 皆 様 には 大 変 お 世 話 になってきております 改 めて 感 謝 申 し 上 げますと ともに 今 後 においてもお 世 話 になることと 思 いますの で 何 卒 よろしくお 願 い 申 し 上 げます 最 後 にこの 研 修 が 有 意 義 なうちに 終 わるとともに 保 存 会 と 会 員 の 皆 様 のご 発 展 を 祈 念 してご 挨 拶 と 致 しま す 公 益 財 団 法 人 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 協 会 事 業 部 次 長 兼 東 京 支 部 長 安 田 一 男 現 在 私 も 岡 や 興 梠 と 共 にここ 出 雲 大 社 の 設 計 監 理 を 担 当 させていただいております この 度 の 研 修 では 以 前 現 場 で 設 計 監 理 者 として 一 緒 に 仕 事 をさせていただいた 懐 かしい 方 々ともお 会 いする 機 会 となりました 今 回 の 檜 皮 葺 の 施 工 技 術 の 研 修 においては 屋 根 を 葺 き 替 えるという 大 きな 仕 事 の 中 で 皆 様 の 先 輩 方 が 葺 い てこられた 檜 皮 を 取 り 外 すところからよく 見 ていただ く このことが 解 体 調 査 から 葺 く 技 術 を 伝 承 して 次 世 代 につなげる 技 術 を 発 見 することになると 思 います 見 学 した 大 社 本 殿 の 屋 根 葺 は 他 の 建 造 物 の 檜 皮 葺 で は 見 られない 特 殊 な 四 尺 皮 が 使 われております 60 年 前 に 様 々な 苦 労 をして 施 工 された 仕 事 の 跡 を 調 査 するこ とによって 今 回 の 葺 きをどのようにしようかと 考 える のです 既 に 職 人 同 士 として 横 の 繋 がりを 大 切 にされ 2 日 間 の 施 工 等 の 技 術 について 喧 々 諤 々と 議 論 されたこ とと 思 いますが 研 修 で 得 た 知 識 や 今 回 の 屋 根 の 葺 きや 施 工 技 術 を 目 と 身 体 頭 に 染 み 込 ませて 各 地 の 屋 根 葺 工 事 に 生 かしていかれることを 期 待 いたします 皆 様 は 明 日 から 日 本 各 地 の 現 場 に 戻 られ 仕 事 をさ れるわけですが この 度 の 研 修 において 目 で 見 て 学 び 身 体 で 体 験 された 事 を 各 自 の 仕 事 に 発 揮 していただくこ とがより 実 りあるものになると 信 じております 今 回 このような 場 を 提 供 していただいた 出 雲 大 社 様 そして 研 修 の 企 画 立 案 された 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 の 皆 様 に 大 変 感 謝 を 申 し 上 げます 最 後 になりましたが 皆 様 がご 健 康 で 今 後 も 仕 事 に 精 勤 され 日 本 古 来 の 文 化 である 美 しい 屋 根 がずっと 後 世 に 受 け 継 がれていくことを 祈 念 いたしまして ご 挨 拶 と させていただきます 御 本 殿 檜 皮 葺 施 工 見 学 風 景 10

13 講 演 出雲大社 悠久の祈り 出雲大社 禰宜 御遷宮奉賛部 次長 平岡 邦彦 昨日は 60 年に一度の御遷宮にあたり御本殿他多くの いは特別のものがあるそうですが この神社の御祭神 おおものぬしのかみ 建物の御修造の様子をご覧いただきました 全国の様々 大 物主神 とは大国主大神様であると伝えられており な社寺の修理に携わる方々ですのでよく見かける光景だ ます この大神神社は酒造りの神様としても良く知られ ったとは思いますが 4 尺皮についてなど今後の皆様の ており 酒屋の店先に吊るされている杉玉はこの大神神 お仕事に何らかのご参考になれば幸いに思っておりま 社から授与されているものです また 全国の温泉地 す 古くからの温泉地にはたいてい温泉の神様を祀る 温泉 私は学者ではありませんので 学問的なことはよく分 神社 ですとか 湯神社 といった神社があります その かりませんが 出雲大社についての概要と これまでど 神社のご祭神は大国主大神様か 共に国造りに励まれた のよう遷宮を奉仕してきたのかを自分の見聞きした範囲 少彦名神の両方かどちらかを祀る場合が殆どです これ ではありますがお話しできればと思っております おおくにぬしのおおかみ も大国主大神様が温泉の効能を導かれたことからに他な すさのをのみこと 出雲大社の御祭神である大国主大神は素戔鳴尊の孫と りません も 6 世の孫とも云われている 国つ神の代表的な神様で 他にも 大国主大神様が国造りの大きな事業を成し遂 す 古事記や日本書紀の中でも大国主大神様に関わる話 げられたという御神跡から 開拓の神様 土地屋敷を守 は大変多く 特に日本の国の成立ちという大変重要な部 ってくださる神様との信仰も現在まで続いており 明治 分に関わっておられます 大国主大神様はお若い頃か になって北海道の開拓が本格的に始まったとき 北海道 ら大変な苦労をされた神様で様々な試練を克服されて の総鎮守に当たる神社を創建しようという機運が高まっ 大国主 と称えられるような神様に成長された神様で たとき その総鎮守の御祭神として祀られたのが国土開 す そして 大神様の大きなご業績のひとつに 日本の 拓の神様である大国主大神様であり その後 明治天皇 国造りを成し遂げられたことが挙げられます 大神様は 様を合祀した神社が札幌にある北海道神宮です その他 とよあしはらのみずほ 多くの方々とともに汗を流し 豊葦原瑞穂の国と讃えら にも 薬草の効能を伝えられたことから薬の神としての れるような豊かな国をお造りになられました そして国 信仰もあります 有名な因幡の白兎の がま 造りの過程で人々に農耕の業 酒造りの業 薬草の使い 方 温泉の効能などさまざまなことをお教えになられま に包まればよい と大神様はお教え した になられました 蒲の穂の花 例えば 一昔前まで大国主大神 ダイコクサマといえ 粉には実際に薬効があるそう ほおう ば福の神 豊作の神として深く信仰されておりました で 漢方では蒲 黄と呼 日本人の大部分が稲作に関わってきたことを思えば 大 ばれ 利尿作 国主大神様への信仰が広く全国に渡っているのも当然 用などと共 と言えるでしょう 豊作の神様というのは 米つくり に止血効果 の業を導いてくださった神様を親 があるそう 神様と崇敬する心からきてい です る の で す ま た 奈 い ほ 神話の中で 皮をはがれた兎に蒲の穂 このように様々な事柄をお教えになられた大神様は 良県に大神神社と その道を生業とする人々にとって親神様であり 今もそ う古くから人々の の信仰は受け継がれているのです こうして様々な分野 信仰を集めている で親神様と今も篤い信仰を受けておられる神様なのです 古 社 が あ り ま す 三 が 大国主大神様をお祀りする神社を思い浮かべてもら 輪明神と呼ばれ る こ っても お稲荷様や八幡様のようにすぐに浮かばないか ともあるこの神社に対 もしれません 正確な数はデータが無いのでわかりませ する奈良の人々 の 思 んが 全国には大国主大神様を御祭神とする神社は相当 11

14 な 数 になると 思 われます それなのにどうして 多 いよう に 見 えないのでしょうか 大 国 主 大 神 様 をお 祀 りする 神 社 神 社 には 複 数 の 神 様 をお 祀 りする 場 合 が 多 いのでそれも 含 みますが その 神 社 数 を 調 べたところ 北 海 道 東 北 6 県 関 東 1 都 6 県 関 東 は1 都 7 県 ですが 栃 木 県 がまだ 調 べ 終 わっておりま せん ここまでの 14 の 都 道 県 で 2,100 社 を 超 えておりま す 全 国 には79,000 社 の 神 社 がありますが そのうち 14の 都 道 県 で2,100 社 というのは 相 当 な 数 になります これだけの 数 の 神 社 がありながら 大 国 主 大 神 様 を 主 祭 神 としている 神 社 のイメージが 薄 いのは 大 国 主 とい おおものぬしのかみ う 名 前 だけでなく オオナムチ 神 や 大 物 主 神 とい おおくにたまのかみ うつしくにたまのかみ あしはらしこおのかみ や ち ほ こ の か み う 名 前 や 大 国 魂 神 顕 国 魂 神 葦 原 醜 男 神 八 千 矛 神 など 他 の 名 前 でお 祀 りされているからだと 思 います 神 様 のお 名 前 はその 名 前 自 体 に 御 神 徳 が 現 されており こ のように 多 くの 名 前 をお 持 ちであるということは それ だけお 徳 お 力 をたくさんお 持 ちの 神 様 であるという 言 い 方 ができるかもしれません 大 国 主 大 神 様 は 日 本 の 国 造 りを 成 し 遂 げたあと この 国 を 引 き 続 いて 治 めておられました そこへ 高 天 原 から あまてらすおおみかみ 天 照 大 神 からの 使 者 の 神 が 遣 わされます 高 天 原 の 神 々 は 葦 原 中 国 すなわち 日 本 の 国 は 天 照 大 神 の 子 孫 が 治 める べきであるとの 考 えがありました そうして 遣 わされた あめのほひのみこと 最 初 の 使 者 の 神 の 名 前 を 天 穂 日 命 といいます 神 話 では この 天 穂 日 命 に 続 いて 何 人 もの 使 者 の 神 が 送 られたと 記 されており その 交 渉 を 神 事 に 再 現 したのが 美 保 神 あ お ふ し が き し ん じ 社 の 青 柴 垣 神 事 であります 美 保 に 釣 りに 行 っていた ことしろぬしのかみ 事 代 主 神 は 天 つ 神 の 意 向 に 同 意 され 柴 垣 を 作 って 身 を 隠 されたことを 神 事 は 再 現 しております たけみなかたのかみ 反 対 に 同 じお 子 様 である 健 御 名 方 神 は 国 譲 りに 反 対 さ れ 最 後 に 遣 わされた 使 者 の 神 タケミカヅチ 神 と 力 比 べをします 力 比 べに 敗 れ 信 州 諏 訪 の 地 に 至 った 健 御 名 方 神 を 祀 った 神 社 が 諏 訪 大 社 であるといわれておりま ぬなかわひめのかみ す 健 御 名 方 神 の 母 神 は 沼 名 河 姫 神 という 越 の 国 今 で 言 う 北 陸 地 方 の 神 様 で 長 野 県 から 新 潟 県 糸 魚 川 市 にか けて 流 れる 姫 川 を 神 格 化 した 神 様 といわれておりますの で 健 御 名 方 神 からすると 信 州 という 地 方 は 縁 の 深 い 地 であるといえます や が み 今 申 し 上 げた 沼 名 河 姫 神 や 因 幡 の 白 兎 で 出 てきた 八 上 ひ め の か み す せ り ひ め の か み 比 売 神 素 戔 鳴 尊 の 娘 須 勢 理 毘 売 神 他 にも 北 九 州 地 た ぎ り ひ め の か み 方 にある 宗 像 大 社 の 御 祭 神 である 多 紀 理 比 売 神 など 大 国 主 大 神 様 は 多 くの 奥 様 をお 持 ちです 神 話 には 当 時 の 人 たちの 考 え 方 が 現 れる として 以 前 伺 った 考 え 方 です が 神 話 における 神 と 神 の 婚 姻 は 古 代 の 地 域 と 地 域 の 交 流 を 物 語 るものである という 説 です それぞれの 地 域 で 祀 る 神 と 神 との 結 婚 が 地 域 同 士 の 交 流 を 表 す とい う 意 味 で 大 国 主 大 神 様 に 多 くの 奥 様 がおられることを 考 えると 古 代 の 出 雲 という 地 域 がいかに 他 の 多 くの 地 域 と 交 流 を 持 っていたかということの 証 明 になるのではな いでしょうか 話 を 戻 しまして 高 天 原 からの 使 者 の 神 との 交 渉 の 末 に 大 国 主 大 神 様 は この 国 は 本 来 天 照 大 神 様 の 治 める べき 国 である と 決 断 されます 国 造 りの 大 業 そして 国 土 をお 返 しになられるその 決 断 を 天 照 大 神 様 は 非 常 に 喜 ばれまして その 時 に 重 要 な 三 つの 約 束 が 交 わされ ました その 一 つとして 大 国 主 大 神 様 の 住 む 御 殿 が 神 々 によって 築 かれます これが 出 雲 大 社 の 創 建 となります 出 雲 大 社 は 何 年 何 月 に 創 建 されたという 紙 に 書 いたよう な 記 録 はなく 出 雲 大 社 の 創 始 については 神 話 の 中 で 語 られてまいりました では 神 々が 集 まって 築 いた 社 殿 とは どのような 建 物 でしょうか この 地 域 では 昔 から 出 雲 大 社 の 御 本 殿 の 高 さについて 上 古 32 丈 中 古 16 丈 今 が8 丈 と 言 い 伝 えられております 今 の 御 社 殿 は 高 さが8 丈 24メート ルあります 中 古 とは 約 1000 年 前 平 安 時 代 後 期 を 指 しており その 当 時 に16 丈 すなわち48メートルの 御 社 殿 が 築 かれていたことは 平 成 12 年 の 古 代 御 本 殿 の 御 柱 の 出 現 で 明 らかになりました 上 古 とは 神 々が 集 まって 建 物 を 築 いたときの 事 を 指 すといわれ その 時 には96 メートルという 壮 大 な 建 物 であったと 言 い 伝 えられてお ります 48メートルの 御 本 殿 ですらあれだけの 大 騒 ぎ になってしまいましたので 伝 承 とはいえ 出 雲 大 社 の スケールを 感 じていただけると 思 います そのような 伝 説 が 生 まれるほど 古 代 から 出 雲 大 社 の 建 物 はこの 世 のも のとも 思 えないくらいに 大 きなものであったことが 想 像 できます 平 安 時 代 末 期 から 鎌 倉 時 代 にかけて 歌 人 とし て 活 躍 した 寂 蓮 法 師 が 建 久 元 年 (1190) 頃 諸 国 行 脚 の 旅 の 途 中 出 雲 大 社 に 詣 でた 折 に やはらぐる 光 や 空 に みちぬらむ 雲 に 分 け 入 る 千 木 の 片 そぎ と 詠 んでおられ ます 千 木 が 雲 に 分 け 入 っていると 表 現 するくらいの 壮 大 な 建 物 であったことが 分 かります ちなみに 出 雲 大 社 の 鎮 座 する 場 所 は 字 名 で 杵 築 と 申 しますが この 杵 築 とは 神 々が 集 まって 宮 を 築 いたから 杵 築 と 名 づけられ た と 出 雲 国 風 土 記 には 記 されております 当 時 の 出 雲 大 社 の 建 物 は 地 面 に 穴 を 掘 って その 穴 に 柱 を 突 き 立 てて 周 りを 固 める 掘 っ 立 て 式 の 立 て 方 を 続 けておりました この 様 な 作 り 方 ですといくら 大 きな 建 物 であっても 柱 の 根 元 が 傷 み 数 十 年 しか 耐 えられま せん それでも16 丈 の 御 本 殿 を 当 時 の 方 々は 何 度 も 何 度 も 造 営 し 続 けるのです 今 の 見 方 から 見 ると 当 時 の 人 々の 苦 労 は 並 大 抵 のものではなかったと 思 います し かし 一 度 や 二 度 ならともかく 何 度 も 御 社 殿 の 造 営 を 続 けています それは 当 時 の 方 々が 大 国 主 大 神 様 の 御 殿 は 壮 大 なものでなければならないと 信 じていたか ら 何 度 も 何 度 も 建 て 続 けることが 出 来 たのではないで しょうか 今 の 私 たちが 感 じている 以 上 に 昔 の 人 たち が 感 じる 神 様 の 存 在 は 比 べ 物 にならないほど 大 切 だった と 思 うのです 御 柱 の 出 現 以 来 建 物 の 高 さばかりが 注 目 されているのですが それよりその 当 時 の 人 々がどれ だけ 神 様 のことを 大 切 にして 神 様 のために 大 変 な 苦 労 12

15 平 安 時 代 貴 族 の 子 どもたちの 教 科 書 とし て 用 いたといわれるもの 大 屋 ( 大 きい 建 物 ) のベスト 3 として 雲 太 ( 大 社 の 本 殿 ) 和 二 ( 東 大 寺 大 仏 殿 ) 京 三 ( 平 安 宮 の 大 極 殿 ) と 記 してある 口 遊 (くちずさみ) 当 時 大 仏 殿 の 高 さは 15 丈 ( 約 45m)あっ たとされる 出 雲 大 社 はそれ 以 上 の 高 さを 誇 っ たのか 古 代 に 高 層 神 殿 が 存 在 した 根 拠 の 一 つとされている 平 安 京 大 極 殿 東 大 寺 大 仏 殿 出 雲 大 社 本 殿 [ 写 真 図 面 提 供 : 島 根 県 立 古 代 出 雲 歴 史 博 物 館 ] をしてでも 御 本 殿 を 築 き 続 けたことにもっと 注 目 しても いいと 思 っております そして 二 つ 目 が 大 国 主 大 神 様 にお 仕 えし お 祭 りを 行 う 者 として 最 初 の 使 者 として 高 天 原 から 遣 わされた 天 穂 日 命 が 出 雲 に 差 し 遣 わされました 以 来 現 在 に 至 るま で 天 穂 日 命 の 子 孫 が 大 国 主 大 神 様 にお 仕 えして 代 を 重 ね いずものくにのみやつこ ております 天 穂 日 命 の 子 孫 が 古 代 に 出 雲 国 造 に 任 命 さ れており 国 造 という 制 度 が 廃 止 された 後 も 出 雲 では 今 でいう 宮 司 にあたる 職 のことを コクソウ と 呼 んでま こくそう いりました 国 造 の 代 替 わりには 火 継 ぎという 神 事 が 行 われます この 祭 りは 火 を 継 ぐと 書 くように 国 造 の 魂 こ う し を 後 嗣 が 受 け 継 ぐ 儀 式 です 火 の ヒ とは 魂 (タマシヒ) の ヒ と 同 じ 意 味 を 表 します 火 を 継 ぐとは 魂 を 継 ぐ ことと 同 じ 意 味 になります 代 々の 出 雲 国 造 は 火 継 ぎ 神 事 を 通 して 先 代 の 魂 を 受 け 継 いでまいりました 言 い 換 えますと 初 代 の 天 穂 日 命 の 魂 は 次 の 国 造 また 次 の 国 造 へと 引 き 継 がれることになります 代 々の 国 造 は 天 穂 日 命 の 魂 を 受 けて 天 穂 日 命 そのものとなり 大 国 主 大 神 様 にお 仕 えするわけです 神 代 の 昔 に 天 照 大 神 の 命 に より 大 国 主 大 神 様 にお 仕 えする 関 係 は この 平 成 の 御 世 になっても 変 わらず 再 現 されているのです そして 三 つ 目 が 天 照 大 神 様 と 大 国 主 大 神 様 とで 目 に 見 える 世 界 と 目 に 見 えない 世 界 に 分 けて 治 めることにな りました 目 に 見 える 世 界 すなわち 今 我 々が 住 んでい る 世 界 を 天 照 大 神 様 が 治 め 目 に 見 えない 世 界 今 我 々 の 目 の 前 にあるのに 見 ることができない 世 界 すなわち 神 様 の 世 界 魂 の 世 界 を 大 国 主 大 神 様 が 治 めるというこ とです 我 々が 住 んでいるこの 日 本 を 天 照 大 神 の 子 孫 で ある 天 皇 様 が 治 めることとなった 日 本 の 国 の 始 まりは 大 国 主 大 神 の 国 譲 りによって 明 らかになったともいえま す 目 に 見 えない 世 界 神 様 の 世 界 を 治 める 大 神 様 の 元 に は 年 に 一 度 全 国 の 八 百 万 の 神 々がお 集 まりになられ ることとなりました そして 集 まられた 神 々は 私 たち が 幸 せになるための 様 々な 人 と 人 人 と 物 との 結 びつき を 話 し 合 われます この 結 びつきがすなわち 縁 であ りますので 大 国 主 大 神 様 は 我 々が 幸 せになるための 様 々なご 縁 を 結 ぶ 会 議 を 主 宰 される 神 様 として 縁 結 び の 神 様 という 信 仰 を 受 けることになったのです 従 いま して 男 女 の 縁 というものは 大 神 様 の 結 んでくださる ご 縁 の 中 のごく 一 部 であり 本 来 はわれわれが 幸 せにな るための 様 々なご 縁 を 結 んでくださる 神 様 なのです 平 安 時 代 の 御 本 殿 が16 丈 もの 大 きな 建 物 であったこ とは 先 にお 話 しましたが 鎌 倉 時 代 になると 大 神 様 から 御 神 託 があったと 言 い 伝 えられております その 御 神 託 た い か とは 大 廈 は 神 意 にあらず というものです そこで 御 本 殿 の 規 格 高 さを16 丈 から 半 分 の8 丈 に 変 更 いたし ました この 規 格 が 今 の 御 本 殿 の 大 きさ 高 さ8 丈 (24 メートル)に 受 け 継 がれております 巨 大 な 建 物 であったとイメージされている 出 雲 大 社 も 1248 年 の 宝 治 の 御 造 営 の 後 は 1276 年 の 建 治 の 御 造 営 から1609 年 の 慶 長 の 御 造 営 までの 約 330 年 間 は8 丈 13

16 の 規 格 に 満 たない 建 物 これを 仮 殿 式 の 御 本 殿 と 呼 びま すが 今 の 御 本 殿 よりも 小 さな 御 本 殿 の 時 代 が 続 いてい ました 寛 文 7 年 の 正 殿 式 の 御 造 営 に 次 いで 延 享 元 年 1744 年 に 造 営 された 建 物 が 現 在 の 御 本 殿 となります もちろん 現 在 の 御 本 殿 も 正 殿 式 の 建 物 です それから 現 在 までの 間 に 文 化 6 年 (1809 年 ) 明 治 14 年 (1881 年 ) 昭 和 28 年 (1953 年 )と 3 度 の 修 理 屋 根 の 葺 き 替 えが 行 われ 今 回 の 平 成 の 遷 宮 が 4 回 目 の 修 理 となります 現 在 伊 勢 神 宮 で 式 年 遷 宮 の 準 備 が 進 められているこ とはよくご 存 知 のことと 思 います 伊 勢 神 宮 では20 年 に 一 度 建 物 をすべて 新 しく 作 りかえられます 20 年 と いう 決 まった 周 期 で 作 り 直 すので 式 年 遷 宮 と 呼 びます 出 雲 大 社 ではおおよそ 60 年 を 目 処 として 遷 宮 を 奉 仕 し ております 伊 勢 神 宮 は20 年 ごとに 新 しい 正 殿 へ 神 様 がお 移 りに なられます 言 わば 伊 勢 神 宮 の 御 本 殿 が 新 しく 生 まれ 変 わる 蘇 るわけです そして20 年 ごとに 常 に 若 々しい 姿 に 生 まれ 変 わることにより 神 様 の 御 神 威 お 力 もま た 若 々しく 力 強 く 蘇 ると 考 えられてまいりました 我 々 は 更 に 遷 宮 に 関 わる 私 たちの 心 も 蘇 り 初 発 の 清 らか な 心 に 帰 ると 考 えています そして 本 来 の 形 で 遷 宮 と いう 儀 式 を 執 り 行 うことが 出 来 るのは 今 では 伊 勢 神 宮 しかないのです 出 雲 大 社 も 様 々な 制 約 があって 建 物 を 建 て 替 えるという 造 営 は 出 来 なくなり 精 神 は 造 営 蘇 りの 儀 式 であっても 屋 根 の 檜 皮 の 葺 替 えという 形 でし か 遷 宮 をお 仕 え 出 来 ません そうした 意 味 でも 伊 勢 神 宮 の 式 年 遷 宮 には 大 いなる 意 義 があるのです 1998 年 から2002 年 にかけて 行 われた 出 雲 大 社 境 内 遺 跡 の 発 掘 調 査 では 古 墳 時 代 から 江 戸 時 代 にかけて の 祭 祀 のあり 方 や 社 殿 建 築 の 歴 史 的 な 変 遷 を 知 るうえ で 重 要 な 数 々の 発 見 があった 図 は 現 在 の 本 殿 と 拝 殿 の 間 にある 調 査 区 周 辺 で 検 出 されたおもな 遺 構 を 表 したもの [ 写 真 図 面 提 供 : 島 根 県 立 古 代 出 雲 歴 史 博 物 館 ] 14

17 九 本 柱 の 中 央 に 位 置 する 心 御 柱 [ 写 真 提 供 : 島 根 県 立 古 代 出 雲 歴 史 博 物 館 ] だくノートを 設 置 しましたところ 様 々なお 気 持 ちが 綴 られました 後 ほど 皆 様 にもその 内 のごく 一 部 ですが 拝 観 された 方 々の 感 想 をお 配 りいたします 昨 年 の 感 想 は 長 年 の 念 願 が 叶 って 出 雲 大 社 にお 参 りすることが 出 来 た と 言 う 感 謝 の 言 葉 や 建 物 の 大 きさ 建 造 技 術 の 素 晴 らしさに 言 及 した 意 見 が 多 かったのですが 今 年 は 大 屋 根 の 檜 皮 葺 の 様 子 をご 覧 いただいたことにより こ れまでにない 感 想 が 多 く 書 き 込 まれています それは 職 人 の 方 々に 対 する 尊 敬 の 思 い 檜 皮 葺 の 技 術 への 賞 賛 そして 怪 我 がなく 安 全 に 仕 事 を 終 えてほしいと 言 う 願 い でした 皆 様 は 全 国 の 現 場 で 仕 事 をしておられますが その 中 で 神 社 仏 閣 の 修 理 も 多 いと 思 います それぞれの 神 社 仏 閣 は それぞれの 地 域 で 歴 史 を 重 ね 人 々の 思 い 祈 り を 集 めて 現 在 に 至 っております どうか 皆 様 には 多 く の 方 々がそれぞれの 神 社 仏 閣 に 寄 せる 祈 りと 拝 観 され た 方 々が 感 じた 職 人 の 技 への 賞 賛 を 心 に 留 めて これか らのお 仕 事 に 精 進 していただきたいと 思 います 取 り 留 めの 無 い 話 になってしまいましたが これで 私 の 話 を 終 わりたいと 思 います ご 静 聴 ありがとうござい ます しかし 今 の 御 本 殿 が 造 営 されてから 60 年 毎 に 遷 宮 が 行 われたのかといいますと 必 ずしも 60 年 にはなって おりません 文 化 の 御 遷 宮 は 延 享 の 御 造 営 から 65 年 で すし 明 治 の 御 遷 宮 は 文 化 の 御 遷 宮 から 72 年 経 過 して おりました 前 回 の 昭 和 の 御 遷 宮 も 明 治 の 御 遷 宮 から 数 えて72 年 目 となります おそらくなるべく 60 年 になる よう その 時 代 の 方 たちも 努 力 してこられたことと 思 い ます そもそも60 年 という 年 周 りについては 書 き 記 さ れたものはありませんが おそらく 干 支 の 一 巡 からき ているものではないかと 思 います 人 間 が 還 暦 を 迎 えた ときに 干 支 が 一 巡 して 生 まれた 時 に 帰 った と 言 うこ とがありますし 赤 ちゃんと 同 様 に 赤 いものを 身 に 付 け ると 言 った 風 習 が 残 っております 60 年 で 暦 が 一 巡 し 人 間 も 生 まれ 変 わり 甦 る 60 年 に 1 度 の 遷 宮 とはまさに 遷 宮 の 精 神 を 表 した 数 字 ではないかとも 思 います そし て 先 ほど 申 し 上 げました 出 雲 国 造 の 火 継 ぎによって 魂 が 継 承 される 儀 式 にも 魂 の 蘇 りと 連 続 性 という 遷 宮 の 精 神 との 同 一 性 が 見 えてくると 思 います 最 後 になりましたが 平 成 20 年 に 御 本 殿 の 中 をご 覧 いただく 御 本 殿 特 別 拝 観 を 行 いましたところ 約 30 万 人 に 迫 る 方 々にお 越 しをいただきました 昨 年 は8 月 か ら 9 月 今 年 は4 月 から 5 月 にかけて 御 本 殿 の 素 屋 根 の 足 場 に 上 がって 御 本 殿 の 大 屋 根 をご 覧 いただく 御 本 殿 大 屋 根 特 別 拝 観 を 実 施 し 多 くの 方 々がお 越 しになりまし た 今 年 は8 月 にも 同 様 に 特 別 拝 観 が 実 施 されます 昨 年 の 特 別 拝 観 からご 覧 になった 方 々に 感 想 を 書 いていた 15

18 事例報告 ⑤ ⑦ 現場所長 岡 ⑬ 出雲大社社殿の 屋根下地葺について ⑧ ①出雲大社本殿 ②楼門 ③神饌所 東 ④神饌所 西 ⑤玉垣 ⑥摂社 大神大后神社本殿 ⑦摂社 神魂御子神社本殿 ⑧摂社 神魂伊能知比売神社本殿 ⑨摂社門神社本殿 東 ⑩摂社門神社本殿 西 ⑪八足門 ⑫観祭楼及び廻廊 ⑬西廻廊 ⑭瑞垣 ③ ② ⑩ 信治 ⑥ ① ④ 公益財団法人 文化財建造物保存技術協会 流し板が施され ている建物 土居葺が施され ている建物 ⑭ ⑨ ⑫ ⑪ 瑞垣内配置図 図面と瑞垣内の各社殿の配置を見比べると 基本的な配 置は変更されてないことが分かる 修理事業の概要 延享造営伝 によると 延享度の遷宮の際に瑞垣内 おお かみ おおきさき の建物のうち本殿と脇宮三社 摂社大神大后神社 摂社 国宝出雲大社本殿ほか 22 棟保存修理事業は 出雲大 かみむすびみこ 社平成の大遷宮 と銘打ち行われる およそ 60 年周期で か み む す び い の ち ひ め 神魂御子神社 摂社神魂伊能知比売神社 摂社門神社 行なわれる出雲大社本殿の遷宮を中心とした事業の核心 東 西 は 新造 したとされているが 瑞垣について 棟 1 基の修理を文化財保護法に則り 屋根葺替を主とす されており 寛文度に造営したものを一旦解体し 部材 部分で 国宝 重要文化財に指定されている建造物 22 は記述が無いものの その他の建物は 白削建直し と る保存修理事業として行っているものである 表面を削り直して外観を新造の建物に近づけたうえで移 文化財の指定は 本殿が昭和 25 年に国宝建造物に 築 組立を行ったと考えられる ほかの 21 棟と鳥居 1 基は平成 16 年に重要文化財に指定 されている 屋根下地葺の現状 しては平成 27 年 11 月までの工期であるが 遷宮を平成 た建物は 本殿と脇宮三社 両門神社の 6 棟である こ 今回の修理事業は平成 20 年 5 月から始まり 全体と 前記のとおり 瑞垣内建物のうち延享造営時に新築し 25 年 5 月に行うため瑞垣を含めその内側にある 14 棟の のうち本殿と脇宮三社の向拝部分を除く屋根には 檜皮 修理は平成 24 年度中に終え 瑞垣外の 7 棟 1 基は遷宮後 葺の野地下に流し板屋根が仕込まれている それ以外の に引き続き修理を行うこととしている 建物では 本殿向拝 神饌所 東 八足門 観祭楼の 工事の発注は建築工事 屋根工事大別し 建築工事 廻廊部分に厚 2 分前後の手割板による土居葺が施され は 3 期 屋根工事は 5 期に分けて発注している 各工事 この上に木舞を打ち付け檜皮葺で仕上げている 本殿も の内容は 建築 1 期工事が本殿の素屋根建設および共通 流し板屋根両脇の箕甲部分は土居葺を施しているが こ 仮設工事 建築 2 期工事が瑞垣内建物のうち本殿以外の こでは木舞を打たずに直接檜皮を葺いてる 楼門 神饌 仮設工事と本殿を含むすべての建物の屋根工事以外の部 所 西 観祭楼の 2 階部分と西廻廊には下地葺がないが 分 建築 3 期工事は瑞垣外建造物の屋根工事以外の部分 神饌所 西 観祭楼には土居葺の存在を伺わせる改造 ご はい 屋根 1 期工事は向拝を含めた本殿の土居葺工事と檜皮葺 痕があり 西廻廊も当初は東廻廊と同様の土居葺があっ たことが想像される 工事 屋根 2 期工事は玉垣と脇宮三社のうち東側 2 棟 しんせんしょ 神饌所 2 棟 屋根 3 期工事は西側の脇宮 1 棟 門神社 2 棟 かんさいろう 西廻廊 八足門 屋根 4 期は回廊及び観祭楼 瑞垣 屋 根 5 期工事は残る瑞垣外建造物の屋根工事で 建築 3 期 工事と屋根 5 期工事以外は発注済みである また修理事 業以外にも防災施設工事が並行して行われており 現在 は 7 工事が同時進行している状況である 延享造営の概要 現在の瑞垣の範囲は延享元年 1744 に遷宮したとき のものである 出雲大社延享造営傳 以下 延享造営 伝 によると 一代前の寛文度の造営位置からは西へ 6 間 南へ 12 間移動したとされている ただし当時の絵 本殿 16

19 本 殿 檜 皮 葺 野 地 状 況 本 殿 流 し 板 屋 根 の 納 まり 状 況 軒 先 本 殿 流 し 板 屋 根 の 納 まり 状 況 螻 羽 本 殿 流 し 板 箕 甲 土 居 葺 範 囲 流 し 板 屋 根 について 本 殿 身 舎 の 流 し 板 屋 根 は 野 垂 木 上 に 下 から 野 地 板 ( 横 板 ) 野 地 板 ( 竪 板 ) 流 し 板 押 え 桟 ( 目 板 )の 順 に 張 ら れている 野 地 板 ( 横 板 )は 幅 1 尺 厚 1 寸 5 分 の 杉 板 で いたそば 板 傍 を 殺 継 とする 野 地 板 ( 竪 板 )は 幅 9 寸 厚 1 寸 1 分 こくそうるし の 杉 板 で 板 傍 は 突 付 とするが 止 水 のためか 刻 苧 漆 が 施 されている 流 し 板 は 幅 9 寸 厚 1 寸 6 分 で 上 面 中 央 部 に 水 繰 りが 施 され 板 傍 は 野 地 板 ( 竪 板 )と 同 様 に 突 付 刻 苧 漆 飼 いとし この 上 に 幅 5 6 寸 厚 2 寸 杉 材 の 本 殿 流 し 板 屋 根 概 要 図 17 目 板 が 打 ち 付 けられている 檜 皮 葺 用 の 野 地 木 舞 は 目 板 に 打 ち 付 ける この 流 し 板 屋 根 より 外 の 螻 羽 部 分 は 桁 行 方 向 に 垂 木 を 取 り 付 け 流 し 板 屋 根 上 の 野 地 より1 寸 1 寸 2 分 低 くして 竪 に 野 木 舞 を 打 ち 土 居 葺 を 廻 葺 して 高 さを 揃 えている 脇 宮 三 社 と 両 門 神 社 の 屋 根 下 地 の 仕 様 は 部 材 寸 法 に 多 少 の 違 いが 見 られるもののほぼ 本 殿 身 舎 と 同 様 であった これらの 流 し 板 には 全 く 風 化 が 見 られないことから 延 享 当 初 より 檜 皮 葺 の 下 地 葺 と 位 置 付 けられていたと 考 えられるが 本 来 の 目 的 が 屋 根 を2 重 にすることにある のか それとも 仕 上 の 屋 根 材 として 成 立 させることにあ るのかという 点 が 疑 問 となる 摂 社 五 社 の 場 合 軒 先 の 構 造 がほぼ 同 じであるが 神 魂 御 子 神 社 の 屋 根 断 面 で 見 ると 現 状 の 流 し 板 を 延 長 すると ちょうど 裏 甲 上 の 蛇 腹 位 置 に 出 てくることから 檜 皮 葺 がなくても 流 し 板 屋 根 として 成 立 することが 分 か る 一 方 本 殿 に 関 しては 流 し 板 を 延 長 しても 蛇 腹 板 との 間 に 隙 間 が 生 じるため 流 し 板 屋 根 としては 成 立 しない 出 雲 大 社 に は 寛 文 度 造 営 の 際 に 構 造 の 検 討 用 に 作 製 さ れたと 思 われる 木 形 本 殿 木 形

20 ( 檜 製 1/30 模 型 )が 残 されている これは 棟 および 棟 飾 りまで 精 巧 に 作 られており 屋 根 では 左 ( 西 ) 面 は 流 し 板 屋 根 右 ( 東 ) 面 はその 上 の 木 舞 まで 表 現 されて いる 木 形 の 流 し 板 屋 根 の 軒 先 の 納 まりは 裏 甲 よ り 外 に 延 びておらず 仮 に 延 長 しても 裏 甲 との 間 に 隙 間 が 生 じる 高 さ 関 係 にあるという 点 で 現 状 の 本 殿 と 変 わり ないため 本 殿 の 流 し 板 屋 根 は 少 なくとも 寛 文 造 営 時 から 檜 皮 葺 の 下 地 葺 であり 仕 上 の 屋 根 材 として 成 立 さ せるためのものではなかったことが 分 かる 摂 社 神 魂 御 子 神 社 屋 根 摂 社 神 魂 御 子 神 社 本 殿 木 形 屋 根 右 面 [ 組 立 _1] 野 垂 木 上 に 流 し 板 用 の 野 地 板 ( 横 板 )を 張 る 本 殿 木 形 屋 根 左 面 土 居 葺 について やつあしもん 延 享 造 営 伝 によると 八 足 門 と 楼 門 は 弐 分 半 杤 檜 皮 葺 とされている しかし 本 殿 向 拝 は 屋 根 に 関 する 記 述 が 無 く 神 饌 所 観 祭 楼 廻 廊 は 一 括 して 檜 皮 葺 とだけある 各 建 物 の 修 理 前 の 土 居 葺 の 仕 様 は 以 下 の 通 りである 本 殿 は 箕 甲 が 昭 和 遷 宮 時 の 葺 替 によるもので 厚 2 分 弱 長 1 尺 3 寸 の 杉 手 割 り 板 を 用 い 葺 足 は 2 寸 とする 向 拝 は 明 治 期 に 葺 き 直 しているが 板 材 の 寸 法 は 箕 甲 と ほぼ 同 じであるが 葺 足 は 1 寸 5 分 強 とする 材 種 はほ とんどが 杉 材 で 中 古 材 も 再 用 されており 一 部 に 椹 材 も 混 ざる 東 廻 廊 と 神 饌 所 ( 東 )は 延 享 時 の 土 居 葺 が 残 存 しており 厚 2 分 強 長 1 尺 3 寸 強 の 椹 材 を 平 均 1 寸 5 分 足 で 葺 いている 延 享 の 土 居 葺 材 は 板 厚 が 2 分 を 超 えるものが 多 いこと から 弐 分 半 杤 檜 皮 葺 の 弐 分 半 とは 土 居 葺 に 用 いら れた 手 割 板 の 厚 さを 指 していることが 分 かる 一 般 的 に 2 分 5 厘 程 度 の 厚 板 で 葺 いた 屋 根 は 栩 葺 に 分 類 されるこ [ 同 _2] 野 地 板 ( 竪 板 )を 重 ねる [ 同 _3] 竪 板 上 に 目 地 が 重 ならないように 流 し 板 を 張 る 18

21 とから 杤 檜 皮 葺 とは 栩 葺 用 の 板 を 用 いて 土 居 葺 を 施 し その 上 に 仕 上 げの 檜 皮 葺 を 行 ったものを 指 してい ると 考 えられる 延 享 の 土 居 葺 板 は 裏 面 や 板 尻 に 風 蝕 痕 のあるもが 多 く ほとんどが 転 用 材 である またこの 上 に 打 たれてい る 檜 皮 葺 用 木 舞 も 転 用 されたもので 木 曽 檜 と 見 られる 目 細 の 檜 材 ( 年 輪 年 代 測 定 により 寛 文 造 営 時 の 檜 が 木 曽 檜 のパターンと 一 致 することが 判 明 している)である ことから これらはすべて 寛 文 材 を 転 用 したものと 考 え られる [ 同 _4] 野 地 板 ( 竪 板 )と 流 し 板 の 目 地 には 刻 苧 漆 を 飼 う 道 具 を 用 いずに 本 当 の 手 作 業 で 行 った 摂 社 門 神 社 ( 東 ) [ 同 _5] 押 え 桟 ( 目 板 )を 取 り 付 けて 流 し 板 屋 根 が 完 成 摂 社 門 神 社 ( 西 )の 流 し 板 屋 根 流 し 板 屋 根 を 延 長 すると ちょうど 裏 甲 の 上 に 乗 る [ 同 _6] 流 し 板 屋 根 の 上 に 檜 皮 葺 の 野 地 を 取 り 付 ける 摂 社 神 魂 御 子 神 社 流 し 板 屋 根 の 納 まり 19

22 神 饌 所 本 殿 身 舎 流 し 板 屋 根 の 納 まり 木 形 の 軒 の 納 まり 下 地 葺 不 明 建 物 の 考 察 神 饌 所 ( 西 )は 野 地 は 昭 和 期 のものであるが 小 屋 組 材 は 当 初 のものが 良 く 残 っており 小 屋 束 の 長 さも 神 饌 所 ( 東 )と 差 は 無 いが 母 屋 の 上 下 に4 寸 ほどの 飼 物 をして 野 地 を 嵩 上 げし 檜 皮 葺 を 施 している これは 土 居 葺 を 撤 去 した 分 の 高 さ 調 整 を 行 ったもので 昭 和 遷 宮 以 前 は 神 饌 所 ( 東 )と 同 様 に 土 居 葺 が 施 された 杤 檜 皮 葺 であったことが 分 かる 楼 門 は 野 地 を 近 年 に 取 り 替 え 土 居 葺 が 無 い 事 は 確 認 しているが 延 享 造 営 伝 に 杤 檜 皮 葺 とあり 神 饌 所 ( 西 )と 同 様 に 旧 規 は 土 居 葺 があったと 思 われる 観 祭 楼 の2 階 屋 根 は 野 垂 木 が2 段 になっており 下 段 の 野 垂 木 にも 木 舞 を 打 った 痕 跡 が 残 る このことから 以 前 は 存 在 した 土 居 葺 を 撤 去 し 軒 先 と 棟 際 の 納 まりを 考 慮 して 旧 規 の 野 地 高 を 確 保 するため 野 垂 木 を2 段 とも 残 したと 考 えられる 材 種 杉 ( 柾 目 ) 板 長 1 尺 3 寸 板 厚 2 分 強 葺 足 2 寸 本 殿 身 舎 檜 皮 葺 下 地 流 し 板 屋 根 上 は 木 舞 野 地 螻 羽 は 土 居 葺 を 施 す 神 饌 所 ( 東 ) 野 地 本 殿 向 拝 土 居 葺 同 上 土 居 葺 ( 補 修 後 ) 20

23 西 廻 廊 は 小 屋 組 を 後 世 に 補 修 しているが 母 屋 や 野 棟 木 は 当 初 材 が 良 く 残 り 野 地 材 も 寛 文 材 が 残 存 しており その 高 さ 関 係 は 東 廻 廊 の 土 居 葺 の 野 地 と 一 致 する 土 居 葺 があったという 直 接 的 な 根 拠 は 見 出 せないが 東 廻 廊 との 共 通 性 を 考 慮 すると 土 居 葺 があったと 考 えるのが 自 然 である 神 饌 所 ( 西 ) 野 地 観 祭 楼 及 び 廻 廊 二 階 屋 根 野 垂 木 軒 先 詳 細 観 祭 楼 及 び 廻 廊 材 種 杉 椹 板 長 1 尺 3 寸 板 厚 2 分 強 葺 足 1 寸 5 分 西 廻 廊 観 祭 楼 及 び 廻 廊 廻 廊 部 土 居 葺 状 況 観 祭 楼 及 び 廻 廊 二 階 屋 根 野 地 野 垂 木 状 況 西 廻 廊 現 状 野 地 状 況 むすび 以 上 のとおり 玉 垣 瑞 垣 および 脇 宮 三 社 の 向 拝 を 除 く 瑞 垣 内 の 建 物 は 現 状 では 下 地 葺 が 無 い 建 物 も 含 め すべてに 下 地 葺 があったことになる 流 し 板 屋 根 と 土 居 葺 の 区 分 は 社 本 体 を 流 し 板 屋 根 と し 付 属 建 物 に 土 居 葺 を 用 いたと 考 えられ 目 地 すべて に 刻 苧 漆 を 飼 うという 念 には 念 をいれた 仕 事 が 物 語 るよ うに 流 し 板 屋 根 は 神 様 のお 住 まいに 水 一 滴 も 漏 らさな いとう 強 い 意 思 の 現 れであると 感 じられる 21

24 武内神社 摂社若宮神社 松江市 事例報告 公益社団法人 全国社寺等屋根工事技術保存会 準会員 西 裕之 長軒付と4尺皮葺 本日は 長軒付と4尺皮葺 という題で 出雲地方にお 小規模で 向拝が省略されているが 屋根の作りは大社造 ける檜皮葺屋根の特色や本殿工事におけるこれまでの工程 の特徴を備えている を 写真を見ながら説明させていただきます 出雲大社 境内社 下の宮 出雲市 真名井神社 本殿 松江市 一見流造のように見えるが 平側の軒かぶきが6割と強めで あったり 破風の軒付の曲線が緩いところなど やはり大社 造の特徴をよく備えている 中央に棟持柱があり 向拝が向かって右側に偏っている典 出雲大社 本殿 出雲市 型的な大社造 出雲大社 伊能知比売神社 出雲市 破風の軒付が拝みに向かって厚くなり 約2割5分増しになっ ている 他の大社造では1割5分程度であるので 規模の 大きさを考えていると思われる 大社造では軒付から受ける 真名井神社より規模が小さく棟持柱が無いので 向拝が真 印象が大きな割合を占めるので 特徴をよく認識して施工す ん中に来ている これも大社造の一種 る必要があると思う 22

25 修 理 前 の 状 況 鳥 による 被 害 修 理 前 の 本 殿 平 葺 留 甲 頂 甲 部 分 施 工 状 況 留 甲 取 付 蛇 腹 取 付 状 況 23

26 現 場 の 施 工 方 針 として 所 定 の 寸 法 まで 積 み 上 げ るのではなく まず 半 分 の 厚 さまで 積 み 全 体 の 線 を 確 認 したうえで 残 りを 積 むという 方 法 をとった 蛇 腹 取 付 完 了 蛇 腹 板 はヒバ 材 長 さ 20 cmの 別 注 角 釘 で 蛇 腹 押 さえを 取 り 付 け 小 口 削 りを 手 鉋 で 仕 上 げる 長 軒 付 施 工 中 軒 付 ( 下 目 皮 取 付 ) 軒 付 ( 吊 り 込 み 金 具 取 付 ) 下 目 皮 積 完 了 軒 付 ( 上 目 下 積 皮 施 工 ) 24

27 チョークで 描 かれた 三 角 形 は 調 査 解 体 時 に 一 辺 が 3 尺 6 寸 の 正 三 角 形 が 型 の 基 準 となっているこ とが 確 認 出 来 たので それに 倣 って 描 いたもの 軒 付 ( 頂 甲 部 完 成 ) 軒 付 完 了 呼 出 垂 木 施 工 呼 出 野 地 取 付 完 了 25

28 箕 甲 野 地 平 葺 (4 尺 皮 ) 上 目 皮 施 工 中 上 目 皮 の 長 さは 平 4 尺 破 風 2 尺 5 寸 5 枚 重 ね 平 葺 皮 が 長 いため 竹 釘 打 ちも 一 苦 労 4 尺 皮 の 平 葺 は 竹 釘 打 ちが 大 変 ではありますが 60 年 に 一 度 という 体 験 をさせて 頂 き 大 変 良 い 勉 強 になっ ております 今 後 も 精 魂 込 めて 工 事 を 進 めて 参 りた いと 思 います 以 上 で 事 例 報 告 を 終 わります 土 居 葺 作 業 箕 甲 部 分 ( 杉 赤 身 手 割 厚 さ2 分 長 さ 1 尺 3 寸 2 寸 足 ) 26

29 総 評 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 まずはご 講 義 頂 きました 出 雲 大 社 の 平 岡 様 それから 事 例 報 告 頂 きました 岡 さん 西 さん どうもありがとう ございました 色 々 準 備 も 大 変 だったでしょうが 非 常 に 勉 強 になりました その 辺 りを 振 り 返 りつつ 全 体 の 総 評 をさせていただきます 最 初 平 岡 様 からは 出 雲 大 社 のこれまでの 信 仰 のあら ましをご 説 明 いただきまして その 話 と 絡 めて 社 殿 造 営 に 関 する 歴 史 などもご 説 明 いただきました 寛 文 7 年 の 造 営 で 社 殿 の 規 模 が 大 きくなったことや ご 説 明 では 触 れられませんでしたが 出 雲 大 社 では 多 少 の 仏 教 色 の 混 ざっていた 形 態 だったものが この 造 営 でより 復 古 調 に シンプルな 神 社 の 形 態 に 復 されたという 経 緯 があり ました 出 雲 大 社 に 関 わってきた 方 々の 研 究 と 努 力 に よって 今 の 大 社 の 形 があると 言 うことが 皆 さんご 理 解 いただけたのではないでしょうか その 中 で 印 象 に 残 り こくそう け ましたのが 国 造 家 の 役 割 として 先 代 の 魂 を 受 け 継 ぐ というお 話 です 最 初 にご 挨 拶 いただきました 千 家 様 は 出 雲 大 社 に 二 家 あった 国 造 家 のうちの 一 家 ということ で 先 祖 代 々 出 雲 大 社 をお 守 りいただいた 方 です 先 代 の 魂 を 受 け 継 ぐ ということは その 信 仰 のあり 方 それから 社 殿 の 造 替 に 象 徴 されるわけですけれども 当 然 ながら 皆 さんが 今 回 されている 仕 事 というのも その 先 代 の 魂 を 受 け 継 ぐということのひとつだと 思 います 大 国 主 命 は 目 に 見 えないものを 治 める そして 伝 える という 役 割 を 担 っているというお 話 でしたが それが 目 に 見 える 形 になったもののひとつが 社 殿 ですので 皆 さ んはそういう 信 仰 の 目 に 見 える 部 分 を 守 り 伝 えるという 役 割 を 担 っているということを ここでまた 改 めて 心 得 て 欲 しいと 思 います それから 岡 さんからは 下 地 の 土 居 葺 と 流 板 葺 につい てご 説 明 いただきました 興 味 深 かったのは 建 物 ごと でその 土 居 葺 と 流 板 葺 というのが 使 い 分 けられているこ と そして 御 本 殿 については その 両 者 が 使 われており 平 葺 の 部 分 には 流 板 が 箕 甲 の 部 分 には 土 居 葺 が 使 われ ているところです 直 線 部 分 と 曲 面 部 分 で 施 工 上 の 理 由 により 使 い 分 けるという 原 因 があると 思 うのですが 出 来 る 部 分 は 極 力 流 板 葺 で 下 の 養 生 をして 仮 に 檜 皮 葺 の 部 分 で 雨 が 漏 っても 何 が 何 でも 神 様 の 上 には 雨 は 伝 え ないという 二 重 の 工 夫 がされていたと 推 測 されます 今 回 皆 さんは 昭 和 25 年 の 修 理 をつぶさに 観 察 して そ れをまた 新 たな 形 として 葺 替 えていくわけです そこで 大 事 になるのが 形 を 踏 襲 しつつも 更 にどこかに 平 成 の 工 夫 をしていかないといけない これによって 文 化 財 と しての 価 値 を 向 上 させてほしいと 思 います 私 達 の 仕 事 は 先 輩 達 から 受 け 継 いだ 建 物 を 後 世 に 遺 すというのが 基 本 ですが 単 にそのまま 施 工 するだけで はなく その 都 度 に 知 恵 を 絞 り より 良 い 形 より 耐 久 性 があるものにするにはどうするのが 良 いか 常 に 考 え て 行 なっていただきたいと 思 います おそらく 皆 さん 一 生 懸 命 作 業 をされていると 思 いますが やはりそれにプ ラスアルファで 平 成 の 知 恵 というのを 盛 り 込 んでも らいたいです そういったことで 今 回 出 雲 大 社 様 には 精 神 的 な 部 分 の 説 明 それから 西 さんと 岡 さんからは 技 術 的 な 目 に 見 える 部 分 でご 説 明 いただきました ちょっと 残 念 なのは それぞれの 貴 重 な 報 告 の 後 の 質 疑 応 答 が 一 件 もなかった 事 です せっかくの 機 会 ですし なかば 身 内 みたいな 人 達 ばかりですので 意 見 交 換 を 深 めていただきたいです また 来 年 あるいは 再 来 年 こういった 機 会 をどこかで 開 催 頂 くかも 知 れませんが その 時 にはより 良 い 研 修 にな る 事 を 願 います 最 後 になりましたが ご 協 力 いただきました 大 社 様 を 始 め 関 係 者 の 皆 さん それからここまでこぎつけた 企 画 委 員 の 皆 さんに 厚 く 御 礼 申 し 上 げて 総 評 とさせていた だきます どうもお 疲 れ 様 でした 27

30 檜 皮 採 取 者 初 級 養 成 研 修 第 12 期 生 及 び 平 成 23 年 度 檜 皮 採 取 中 級 研 修 始 まる 平 成 23 年 度 の 檜 皮 採 取 者 初 級 養 成 研 修 は4 月 12 日 に 開 講 式 が 行 われ 今 年 度 の 第 12 期 生 は 2 名 の 者 が 研 修 を 受 けることとなりました 第 12 期 生 は 8 月 22 日 より 文 化 財 建 造 物 保 存 技 術 研 修 センターにおいて 座 学 講 義 を 受 けました 内 容 は 日 本 建 築 史 文 化 財 保 護 法 山 林 災 害 防 止 法 原 材 料 の 性 質 と 種 類 植 物 生 態 学 檜 皮 採 取 法 道 具 造 り 手 入 れの 方 法 等 です また 特 別 講 義 と して 座 禅 ( 萬 福 寺 )も2 泊 3 日 で 体 験 し 文 化 財 保 護 に 繋 がる 必 要 な 基 礎 知 識 と 精 神 性 を 学 びました 実 技 研 修 は8 月 29 日 より 昨 年 同 様 河 内 長 野 市 市 有 林 千 石 谷 文 化 財 の 森 ゾーンにおいてスタートし 指 導 員 に 木 を 傷 めない 箆 の 使 い 方 を 手 ほどきを 受 けながら 教 えて 頂 き 檜 皮 採 取 者 としての 第 一 歩 を 踏 み 出 しました 現 時 点 で6クール(1クール2 週 間 )が 過 ぎ 例 年 以 上 に 技 術 の 習 得 が 出 来 ていると 見 受 けられます 今 後 も 専 門 の 技 術 者 として 研 鑽 され また 技 術 の 継 承 という 観 点 か らも 人 間 的 資 質 の 向 上 を 目 指 し 研 修 に 取 り 組 んでいただ きたいと 思 います おなじくして 中 級 者 研 修 も8 月 29 日 より 始 まり 今 年 度 は27 名 のメンバーで3 月 2 日 を 最 終 期 とし 計 12クー ル(1クール4 5 名 )で 全 国 各 地 の 国 有 林 等 で 研 修 を 行 っ ております 中 級 生 にもより 一 層 の 技 術 の 向 上 を 目 指 して 原 皮 師 としての 心 技 に 磨 きがかかることを 期 待 します 座 学 初 級 中 級 28

31 平 成 23 年 度 茅 葺 フォーラム 開 催 たい か どう 岡 山 県 倉 敷 市 にある 旧 野 﨑 家 住 宅 野 﨑 家 別 邸 迨 暇 堂 せいてん 茶 室 清 恬 にて 平 成 23 年 度 茅 葺 フォーラムを 開 催 しました 野 﨑 家 は 製 塩 業 と 新 田 開 発 で 財 を 成 した 野 﨑 武 左 衛 門 がその 気 宇 に 合 わせて 天 保 から 嘉 永 年 間 に 次 々と 築 い ていった 民 家 です 国 指 定 重 要 文 化 財 であり 現 在 は 博 物 館 野 﨑 家 塩 業 歴 史 館 として 公 開 されています 1 日 目 は 茅 葺 技 術 研 修 が 行 われている 茶 室 清 恬 で 現 場 見 学 を 行 い 指 導 員 の 岡 本 正 志 より 工 事 概 要 など 説 明 を 受 けました また 旧 野 﨑 家 住 宅 を 公 益 財 団 法 人 竜 王 会 館 事 務 長 国 西 一 紀 氏 に 案 内 していただきました 2 日 目 は 野 﨑 家 別 邸 迨 暇 堂 にて 協 議 会 を 行 いました 迨 暇 堂 は 明 治 29 年 に 建 築 され 居 間 は 40 畳 30 畳 30 畳 の 三 間 からなり 襖 を 外 せば 百 畳 敷 になります 協 議 会 では 文 化 庁 武 内 調 査 官 公 益 財 団 法 人 竜 王 会 館 理 事 長 野 﨑 泰 彦 氏 岡 山 県 教 育 庁 倉 敷 市 教 育 委 員 会 の 皆 様 方 にご 出 席 を 頂 き 岡 山 理 科 大 学 工 学 部 建 築 学 科 江 面 嗣 人 教 授 にご 講 演 を 頂 きました 事 例 発 表 や 討 論 会 では 活 発 な 意 見 が 出 され 茅 葺 に 対 する 若 手 技 能 者 の 心 意 気 を 感 じました 今 回 は 公 益 財 団 法 人 竜 王 会 館 のご 協 力 を 得 て また 両 日 とも 晴 天 に 恵 まれ 大 変 実 りのある 研 修 会 となりまし た 伝 説 の 屋 根 といわれる 茶 室 清 恬 の 屋 根 に 触 れ 協 議 会 を 通 じて 感 じた 事 を 各 々の 現 場 で 活 かせるよう 取 り 組 んで 参 りたいと 思 います 技 術 研 修 平 成 23 年 9 月 27 日 10 月 29 日 研 修 場 所 野 﨑 家 別 邸 茶 室 清 恬 [ 岡 山 県 倉 敷 市 児 島 味 野 1 丁 目 ] 指 導 員 岡 本 正 志 研 修 生 御 手 洗 崇 行 上 村 淳 長 﨑 貴 宣 駒 宏 樹 見 学 会 平 成 23 年 10 月 18 日 見 学 場 所 野 﨑 家 別 邸 茶 室 清 恬 [ 岡 山 県 倉 敷 市 児 島 味 野 1 丁 目 ] 建 物 説 明 公 益 財 団 法 人 竜 王 会 館 事 務 長 国 西 一 紀 現 場 説 明 岡 本 正 志 協 議 会 平 成 23 年 10 月 19 日 協 議 会 場 野 﨑 家 別 邸 迨 暇 堂 [ 岡 山 県 倉 敷 市 児 島 味 野 1 丁 目 ] 開 会 挨 拶 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 会 長 田 中 敬 二 来 賓 挨 拶 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 公 益 財 団 法 人 竜 王 会 館 理 事 長 野 﨑 泰 彦 岡 山 県 教 育 庁 文 化 財 課 文 化 財 保 護 班 倉 敷 市 教 育 委 員 会 生 涯 学 習 部 文 化 財 保 護 課 主 任 尾 上 元 規 課 長 主 幹 乗 本 辰 男 講 演 岡 山 理 科 大 学 工 学 部 建 築 学 科 教 授 江 面 嗣 人 題 目 日 本 の 住 宅 における 床 の 間 と 玄 関 の 文 化 的 空 間 性 について 事 例 発 表 茅 葺 師 連 絡 協 議 会 会 員 井 手 荘 和 可 題 目 九 州 の 茅 葺 屋 根 討 論 茅 葺 を 取 り 巻 く 環 境 と 技 術 継 承 について 司 会 中 野 誠 総 評 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 閉 会 挨 拶 公 益 社 団 法 人 全 国 社 寺 等 屋 根 工 事 技 術 保 存 会 副 会 長 児 島 研 輔 29

32 野 㟢 家 別 邸 茶 室 清 恬 技 術 研 修 裏 化 粧 蛇 腹 取 付 隅 茅 取 付 軒 付 30

33 見 学 会 討 論 会 31

34 来 賓 挨 拶 公 益 財 団 法 人 竜 王 会 館 理 事 長 野 﨑 泰 彦 文 化 庁 文 化 財 部 参 事 官 付 文 化 財 調 査 官 武 内 正 和 この 春 までは 重 要 文 化 財 の 指 定 などの 業 務 をしていま したが 今 年 の 春 から 登 録 文 化 財 の 登 録 修 理 などを 担 当 することになりました 本 日 協 議 会 が 開 催 される 野 﨑 家 別 邸 の 建 物 は 登 録 文 化 財 に 登 録 されております 登 録 文 化 財 を 担 当 する 身 とし ましては これだけきれいな 建 物 を 丁 寧 に 保 存 していた だいて 非 常 にうれしく 思 っております さらにこういっ た 活 動 もしていただいてありがたく 思 っております 今 年 は1 月 2 月 の 日 本 海 側 の 豪 雪 3 月 の 大 震 災 その 後 夏 になっても 大 雨 台 風 と 本 当 にあらゆる 天 災 が 訪 れていて われわれも 全 国 の 被 災 建 物 の 復 旧 に い ま 全 力 を 上 げているところです やはりこれだけ 災 害 が 続 くと かつて 天 災 は 忘 れた ころにやってくる という 風 に 言 われましたが もう 災 害 というものはいつ 来 てもおかしくないものと 考 えて それに 備 えるというような 形 で 建 物 を 保 存 していかなけ ればいけないと 考 えています そういった 意 味 で このような 各 保 存 会 が 技 術 伝 承 を していただいているということは 非 常 に 大 事 なことで すので 今 後 ともこちらとしてもサポートをしていきた いと 思 っています 震 災 では 登 録 文 化 財 については 450 棟 ほどの 文 化 財 が 大 なり 小 なり 被 災 しました 全 国 の 登 録 文 化 財 は 現 在 8500 棟 ぐらいなので その 5 %が 被 災 したということに なります それから あまり 知 られていませんが 1 月 2 月 の 豪 雪 では 登 録 文 化 財 も 数 棟 雪 で 倒 壊 してしまいまし た やはり 文 化 財 が 増 えていけば 増 えていくだけ そ ういったものに 対 応 していかなければいけないと 思 いま すので これからも 皆 さんのお 力 をお 借 りして 建 物 の 保 存 に 努 めていきたいと 思 います 昨 日 は 見 学 会 今 日 は 江 面 先 生 のご 講 演 と 井 手 さんか ら 事 例 発 表 があると 思 います また 一 つここで 知 見 を 広 めていただいて 全 国 の 茅 葺 屋 根 の 保 存 に 頑 張 っていた だきたいと 思 います また 後 で 講 評 をさせていただきま す 本 日 はよろしくお 願 いいたします 初 めに 私 の 本 業 のことをお 話 しさせていただきたい と 思 います 昨 日 来 みなさんが 来 ていただいているこ の 施 設 の 経 済 的 背 景 は 塩 づくりをベースとして 支 えてい ます 私 どもの 創 業 者 が 塩 づくりを 始 めましたのが 文 政 12 年 西 暦 1829 年 で ちょうどいまの JR 児 島 駅 辺 り で 始 めました 以 来 182 年 という 歳 月 が 流 れています 実 は 私 ども 本 業 は 今 も 塩 づくりをしておりまして この 倉 敷 市 のお 隣 の 玉 野 市 というところで 年 間 6 万 ト ンほど 瀬 戸 内 海 の 海 水 から 塩 をつくっております 他 にもマグネシウムの 関 係 の 製 品 をつくらせていただいて います 現 在 私 どものような 工 場 が 全 国 で5カ 所 動 いていま すので そういう 意 味 で 皆 さんがお 暮 らしの 中 で 食 べて おられる 食 品 などに 私 どもの 作 った 塩 が 利 用 されてい る あるいはお 薬 の 中 に 入 っている あるいは 肥 料 胃 薬 など 皆 さんにお 使 いいただいているというようなこ とでありまして 感 謝 申 し 上 げるところでございます 皆 さまのような 若 い 方 たちが 技 術 の 伝 承 に 励 まれるこ とは 大 変 素 晴 らしいことだと 思 います われわれ 塩 づく りも 大 昔 からある 日 本 の 産 業 の 一 つですが 何 とかこの 日 本 で この 仕 事 を 続 けていきたいということで 日 々 精 進 しておりますので またよろしくお 願 い 申 し 上 げます さて この 施 設 はそういう 経 済 的 背 景 をもとにしたも のですが 私 の 祖 父 のとき 昭 和 45 年 に 岡 山 県 認 可 の 財 団 法 人 にしていただきました その 後 昭 和 62 年 か ら 一 般 公 開 ということで 素 人 の 手 づくりによる 公 開 事 業 ということを 続 けてまいりました その 間 文 化 財 の 指 定 国 の 文 化 財 指 定 登 録 文 化 財 等 の 恩 恵 も 賜 ってまいりました こういうものに 関 しま しては 申 すまでもなく 先 ほどの 武 内 先 生 のお 話 にもあ りましたが 保 存 と 活 用 ということを 求 められるという ことで 片 方 できちんと 保 存 をしていき 片 方 では 一 般 公 開 あるいは 利 用 という 形 で 役 立 てていくのが 私 ども の 使 命 と 考 えております 保 存 面 に 関 しましては 特 に 近 年 防 災 という 点 でよ り 充 実 させるべしということで 避 雷 針 の 設 置 あるい は 防 火 水 槽 設 備 の 補 強 を 国 岡 山 県 倉 敷 市 の 補 助 をい ただいて 充 実 させていただいているところでございます 今 後 もこつこつと 保 存 と 活 用 という 両 面 で 歩 んでまい りたいと 思 いますので また 引 き 続 きご 支 援 のほど よ 32

35 ろしくお 願 いをいたします おいでんせえ 倉 敷 へ ということで なかなかお もてなしということまでは 十 分 できませんが ぜひこの 倉 敷 においでになられて いい 二 日 間 になりますように お 祈 り 申 し 上 げます 長 らくと 挨 拶 を 申 し 上 げまして 失 礼 いたしました ど うもありがとうございます 倉 敷 市 教 育 委 員 会 生 涯 学 習 部 文 化 財 保 護 課 課 長 主 幹 乗 本 辰 男 岡 山 県 教 育 庁 文 化 財 課 文 化 財 保 護 班 主 任 尾 上 元 規 この 度 は 今 回 の 協 議 会 にご 案 内 をいただきましてあり がとうございます また 日 頃 から 本 県 の 文 化 財 の 保 護 に 関 係 いたしまして 大 変 お 世 話 になっております 岡 山 県 では 国 指 定 の 重 要 文 化 財 建 造 物 県 指 定 の 建 造 物 市 町 村 指 定 それからまた 国 の 登 録 有 形 文 化 財 の 建 造 物 そういったものを 全 部 合 わせますと 850 件 ほ どの 文 化 財 建 造 物 がございます 棟 数 にいたしますと 1500ほどの 数 になると 思 いますが その 中 で 茅 葺 につ いてはそれほど 多 くなくて 20 から 30 ぐらいの 件 数 だ ろうと 思 います 茅 葺 に 限 らず そういう 文 化 財 建 造 物 につきましては 伝 統 的 な 技 術 によって 守 られていくというところも 大 き いかと 思 います そういう 点 で 今 回 岡 山 県 でこういう 協 議 会 を 開 催 していただくということで 大 変 ありがた く 思 っております 私 自 身 は 建 造 物 の 仕 事 を 担 当 しまして2 年 目 でありま して まだまだ 素 人 でございます 昨 日 の 見 学 会 ではい いものを 見 せていただきまして また 本 日 は 協 議 会 で しっかりと 勉 強 をさせていただきたいと 思 っておりま す どうぞよろしくお 願 いいたします わたくしは 町 並 み 保 存 と 建 造 物 の 方 の 担 当 をさせてい ただいております 本 日 は 茅 葺 フォーラムにお 招 きいた だきまして ありがとうございます またここ 倉 敷 市 野 﨑 家 の 迨 暇 堂 で 茅 葺 フォーラムを 開 催 していただきま してありがとうございます 私 は 昨 日 の 見 学 会 から 見 せていただいております 大 変 勉 強 になっております ありがとうございます ここ 児 島 というところも 結 構 建 造 物 がありまして 下 津 井 の 町 並 みでありますとか 熊 野 神 社 五 流 尊 瀧 院 由 加 山 等 茅 葺 はありませんが お 時 間 がありましたらゆっく り 見 ていただきますよう よろしくお 願 いいたします 野 㟢 家 別 邸 迨 暇 堂 居 間 33

36 講 演 日本の住宅における床の間と 玄関の文化的空間性について 岡山理科大学 工学部 建築学科 教授 江面 嗣人 この度の茅葺フォーラムに講演の機会をつくって頂き などに変わってしまっていることが多いのです ろいろと指導をしていた頃 この先 茅はどうなって は客間ということを意識して 書院と違い棚がつき基本 さんからもお話がありましたように 順調に若い人たち ことになります ています わけではないのです 書院は出 文机 1 という お寺の まして大変光栄に思っております 私が文化庁にいてい 床の間については皆さんもご存じのように 基本的に しまうのだろう と心配しておりましたが 先ほど会長 的には3点セットで造るのがきちっとした床構えという が増えてきているということを聞いて非常に嬉しく思っ しかしこの床構えというものは 最初から整っていた 文化庁を去って今年で5年目になりますが 現在は大 お坊さんが勉強するところだったのです それが床構え れる毎日です たは座敷飾りと言われていて 座敷をきちっと飾るため すが なぜ歴史を専攻しようと思ったのかは 大学を卒 床の間はいろいろな使い方があって 先ほど言ったよ うと思ったからです それがどういうわけか のめり込 方は 掛け軸等の書または絵を吊したり いろんな花な で来てしまいました は 皆さんも大体ご存じであると思います 日本人であ うもの 要するに 歴史的に何年に何ができて どうい うものは周知されています しかし私はそれよりも 建築の歴史を今後の創造 つま まで 日本全国にあります この日本全国にある床の間 いくのか どう役立てていくべきかという事に非常に興 なものに飾り物をおくことがあったわけですが 現在の 講演の内容をいろいろと考えたのですが 開催が野﨑 2 た 西洋建築で壁 龕 ニッチ というものがあります ことから 住宅に対する私なりの考え方 また 文化財 うか 形式や使い方が異なります つまり 日本の床の ことも踏まえてお話をしていきたいと思います 基本的 あると言えます だしふづくえ 学で 文化庁のときにやりたかった調査や研究に明け暮 の形式の1つとして整えられてきたのです 床飾り ま 私は大学生のときに建築の歴史を専攻していたわけで の住設備であると言うことができます 業したら おそらく二度とそういう勉強はできないだろ うに タンスの置き場にもなります ただ 正式な使い んでしまって数十年来 もうすぐ 60 歳を越える年代ま どを飾ってしつらえをするという形で使います その辺 建築の歴史というものは おそらく時間的な経緯を追 る一定の年代で知らない人はいないぐらい 床の間とい う形式がどういう形で発展してきたかを探るものです この床の間は日本の沖縄の端 波照間から北海道の端 りは建築をつくる 都市をつくっていく上でどう使って ですが 中国や朝鮮などにも机状のものとか 台のよう 味がありました 日本の床の間に匹敵するようなものはありません ま 邸であるということと 私の専門が住宅史であるという が それも明確には床の間とは文化的意味が異なるとい の重要性 なぜ文化財を守る必要があるのか という 間はきわめて独自の発展を遂げ 非常に日本的なもので は て る ま へきがん には日本の住宅の床の間の文化性と玄関の文化性を中心 にお話ししたいと思います まず日本の文化を象徴するものとして 日本住宅の中 に 床の間 というものがあります このような話を学 生にするのですが 床の間を知らない学生が増えてきて 大変驚きます 多分 一つは床の間のない住宅に住んで いる もう一つは 床の間はあるけれども タンス置き 場になっているとか 別の使用がされていて 床の間と いうふうに認識していないというのがあります 床の間 はスペースを取りますので 普通 小住宅では押し入れ 1 出文机 付け書院の原型で出窓風の机のこと 2 壁龕 像や装飾品を飾るために寺院などの壁面に設けた窪み 34

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