キリスト 者 もそうでない 人 も 同 じような 試 練 に 同 じような 確 率 で 出 会 う 自 然 災 害 も むろんこの 中 に 含 まれる この 点 において キリスト 者 に 特 典 はない しかしここには キリスト 者 にのみ 与 えられている 特 典 もある それは そのような 災

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1 講 演 集 を 発 刊 するにあたって 大 野 キリスト 教 会 宣 教 牧 師 中 澤 啓 介 2011 年 3 月 11 日 東 日 本 大 震 災 が 起 こった それは 我 々が 想 定 していた 災 害 をはるかに 超 える 巨 大 なもの だった 日 本 中 に 大 きな 震 撼 が 走 った 何 かが 変 わらなければならない 日 本 中 の 誰 もがそう 感 じながら この 震 災 を 受 け 止 めた あれから 2 年 8 か 月 の 時 が 経 過 した 人 々はもう あの 時 の 衝 撃 を 忘 れかけている 今 や 東 北 のある 地 域 に 起 こった 過 去 の 出 来 事 の 一 つになりつつある 被 災 地 では 未 だ 復 興 どころか 復 旧 の 目 途 も 立 っていないのに 日 本 中 がこの 震 災 を 過 去 の 中 に 置 き 去 りにして 新 しい 道 を 歩 み 始 めているかのようである それは ある 意 味 で 仕 方 のないことなのかもしれない 我 々は 実 際 の 被 害 者 ではなかったのだし いつまでも 過 去 にとらわれて 生 き ていくわけにはいかない ただそうはいっても あの 時 以 来 私 の 心 には 何 かずしりと 重 いものがある それは 消 え ていかない あの 悲 惨 な 経 験 から 何 も 学 ばず 自 分 が 変 わることもなく 結 局 は 同 じ 地 平 を 歩 むのを 繰 り 返 すのみ で 果 たしてよいのだろうか 東 日 本 大 震 災 後 いろいろなグループから 講 演 の 依 頼 を 受 けた ほとんど 日 本 全 国 からである 東 日 本 大 震 災 をどのように 受 け 止 めたらよいのか というテーマで 話 してほしい と それは 今 も 続 いている おそらく これか らも 続 くことだろう 東 日 本 大 震 災 以 降 自 然 災 害 は 増 えこそすれ 減 ることはないからである 震 災 はある 日 突 然 やってくる いつ どこで 起 こるのか 誰 も 予 測 できない 自 分 には 無 関 係 だと 言 い 得 る 人 はいない それゆえどの 家 庭 であっても イザという 時 のために 水 や 食 料 などを 確 保 し 非 常 事 態 に 備 えなけれ ばならない それは キリスト 者 の 家 庭 でも 同 じである ところがここで キリスト 者 は キリスト 者 であるがゆえの 問 題 を 抱 え 込 む 私 たちが 心 から 愛 し お 仕 えしている 愛 の 神 が なぜこのような 自 然 災 害 を 人 間 に 送 るのか とい う 問 いを 先 日 講 演 が 終 わって 質 疑 応 答 の 時 間 になると 一 人 の 青 年 が 立 ち 上 がり ぽつぽつと 話 し 始 めた 自 分 は 13 年 前 に 三 浦 綾 子 さんの 書 物 を 通 してクリスチャンになった でも 東 日 本 大 震 災 以 降 教 会 に 行 けなくなった もう 神 も 聖 書 も 教 会 も 何 もかも キリスト 教 は 信 じられなくなった と その 後 一 緒 に 食 事 をした 彼 の 話 をゆっく り 聞 いた そして 自 分 も 同 じ 問 題 をもっていたこと その 葛 藤 の 中 で 神 や 聖 書 自 然 に 対 する 自 分 の 考 えが 大 きく 変 えられたことをお 話 した どこまで 納 得 していただけたか 心 もとない だが 帰 り 際 に 自 分 ももう 一 度 神 に 向 かい 直 してみますと 言 ってくださった 自 然 災 害 のテーマを 真 正 面 から 扱 うことは 容 易 なことではない おざなりな 話 でお 茶 を 濁 すわけにはいかな い この 問 題 と 真 剣 に 格 闘 しているキリスト 者 や 神 への 信 仰 を 求 めている 人 々の 叫 びに 応 えようとすると 従 来 の キリスト 教 神 学 ではとても 間 に 合 わない そこで 苦 悩 の 問 題 が 扱 われてこなかったというわけではない 聖 書 の 中 には 神 の 民 の 苦 悩 の 叫 びが 満 ちている だが 自 然 災 害 の 問 題 は 出 てこない 啓 蒙 主 義 時 代 自 然 災 害 の 問 題 が 神 学 のテーブルに 載 せられた ところが 教 会 は それを 避 ける 道 を 選 んだ その 結 果 自 然 災 害 を 人 の 罪 に 対 する 神 の 裁 きとする アウグスティヌス 以 来 の 伝 統 的 な 考 えをただ 踏 襲 するだけとなった しかし 今 や 我 々 日 本 に 生 きるキリスト 者 は 自 然 災 害 をきちんと 扱 わない 神 学 で 生 きていくことはできない 日 本 は 自 然 災 害 多 発 国 である 我 々 日 本 人 は 豊 かな 自 然 の 恵 みを 享 受 している と 同 時 に 自 然 の 脅 威 の 真 只 中 に 放 り 出 されている 自 然 災 害 に 襲 われることは キリスト 者 にとっても 変 わらない キリスト 者 であれば その ような 不 幸 に 出 くわす 確 率 は 少 なくなる そう 期 待 するのは 幻 想 である 聖 書 も こう 述 べている あなたがたの 会 った 試 練 はみな 人 の 知 らないものではありません 神 は 真 実 な 方 ですから あなたがたを 耐 えられないほどの 試 練 に 会 わせることはなさいません むしろ 耐 えられるように 試 練 とともに 脱 出 の 道 も 備 えてくださいます (Ⅰコリント 10:13) 1

2 キリスト 者 もそうでない 人 も 同 じような 試 練 に 同 じような 確 率 で 出 会 う 自 然 災 害 も むろんこの 中 に 含 まれる この 点 において キリスト 者 に 特 典 はない しかしここには キリスト 者 にのみ 与 えられている 特 典 もある それは そのような 災 害 の 中 にあっても 耐 えられないほどの 試 練 に 合 う ことはないことと 試 練 とともに 脱 出 の 道 も 備 え られる という 約 束 である だからキリスト 者 は へこんではいられない 将 来 のことを 心 配 せずに 生 きることができ る(マタイ 6:34) 従 来 の 西 欧 の 伝 統 的 なキリスト 教 神 学 は 自 然 災 害 を 悪 の 問 題 あるいは 神 の 義 の 問 題 としてとらえてき た それでは 起 こった 自 然 災 害 をトータルに 正 しく 捉 えることはできない 今 後 の 自 然 災 害 を 予 測 することもでき ない 従 って キリスト 者 は 準 備 もできず 袋 小 路 に 迷 い 込 んで 右 往 左 往 するだけとなる 今 やキリスト 者 にとっ ては どうしても 新 たな 視 点 に 立 つ 神 学 が 必 要 である その 新 しい 神 学 が ヘブル 人 への 手 紙 2 章 6-13 節 を 基 盤 にした 被 造 物 管 理 の 神 学 である ヘブル 人 への 手 紙 2 章 6 節 から 13 節 は キリストの 贖 いに 関 し すばらしい 真 理 を 啓 示 している イエスの 贖 い は 堕 落 によって 傷 ついた 人 間 の 被 造 物 管 理 権 を 回 復 した というメッセージである 人 はもともと 地 を 支 配 せ よ と 被 造 物 の 管 理 を 命 じられていた( 創 世 記 1:28) ところが 人 が 神 に 背 くことによって 人 間 の 被 造 物 管 理 に は 種 々の 障 害 がもたらされた( 創 世 記 3:16-18) キリストの 贖 いは この 管 理 権 を 再 び 人 のもとに 回 復 したのであ る その 回 復 された 管 理 権 を キリストはキリスト 者 に 託 されたのである これこそ キリストの 福 音 である キリストの 贖 いとは 堕 落 した 人 間 に 被 造 物 の 管 理 権 を 回 復 することにあった この 福 音 理 解 贖 罪 理 解 こそ 聖 書 全 体 が 説 く 福 音 である 東 日 本 大 震 災 以 降 私 は 折 あるごとに ローマ 3 章 の 信 仰 義 認 という 福 音 理 解 からヘブル 2 章 の 被 造 物 の 管 理 権 の 回 復 という 福 音 理 解 にパラダイムシフトしなければならない と 言 い 続 けてきた その 講 演 を 聞 いた 友 人 牧 師 が 被 造 物 管 理 の 神 学 と 名 づけてくれた 漢 字 ばかりのちょっと 難 しい 名 称 ではあるが 今 後 はその 名 前 を 使 わせていただくことにする ここで 皆 さんに 考 えていただきたいことがある それは 信 仰 と 教 理 と 神 学 とを 区 別 して 考 えるということ である これまでキリスト 教 界 は この 三 つを 区 別 してこなかった それは 福 音 派 だけの 話 ではない プロテスタ ント 主 流 派 もギリシャ 正 教 もカトリックも 皆 この 三 つを 分 離 することを 極 度 に 警 戒 してきた それは この 三 つを 一 つのものと 考 えることが それぞれの 教 派 (グループ)を 形 成 保 持 するのに 役 立 つからである しかし 教 会 は 変 わらねばならない いつまでも 村 社 会 の 論 理 にこだわっていてはいけない キリスト 者 をこの 世 界 から 切 り 離 し 孤 立 させてしまったのは この 三 つの 使 い 分 けを 拒 否 したことにある さらにそれは 教 会 の 一 致 を 阻 害 し エキュメニズム 運 動 を 破 綻 させてきた そういう 結 果 しか 生 み 出 さない この 三 つを 同 一 視 する 伝 統 は この 辺 で 卒 業 しなければならない では この 三 つをどのように 区 別 して 使 い 分 けたらよいのか 以 下 のように 提 案 させていただく 信 仰 とは 神 キリスト そして 聖 霊 を 信 じることである この 信 仰 は 聖 書 を 通 し 神 の 御 霊 によってすべての キリスト 者 に 与 えられる この 信 仰 は キリスト 者 である 限 り すべてのキリスト 者 がもっているものである 神 の 国 の 民 の 必 要 最 低 条 件 である 教 理 とは 聖 書 を 解 釈 し 聖 書 全 体 の 教 えを 体 系 化 してまとめたものである それは それぞれの 教 派 の 伝 統 によって 彩 られている その 教 派 による 違 いは 人 間 と 教 会 の 多 様 性 に 基 づくもので 神 の 国 の 働 きの 豊 かさに 通 じる その 違 いを 歓 迎 し 喜 び 合 うことが 重 要 である 神 学 とは キリスト 者 の 信 仰 と 教 派 の 伝 統 に 彩 られた 教 理 の 上 に さらにそのキリスト 者 個 人 のさまざまな 神 体 験 が 積 み 重 ねられて 築 かれていく ということは 神 学 は 一 人 一 人 のキリスト 者 がもつものであって 皆 異 なって くる この 三 つはいずれも それが 人 間 の 営 みである 限 り 人 間 の 理 性 的 な 働 きに 関 わりがある それゆえ 教 会 はこ れまで 区 別 してこなかったのだが 区 別 しないことによっていろいろなほころびが 出 てきている ここは 三 つをすっ きり 区 別 し 神 の 国 を 大 きく 豊 かに 前 進 させる 方 がよい 2

3 結 局 神 学 とは キリスト 者 それぞれが 日 々ぶつかる 問 題 に 対 し 神 がどのように 考 えておられるのかを 考 察 する 学 問 である それは 自 分 の 信 仰 の 上 に 教 派 の 教 理 を 土 台 にしつつ 理 性 によって 体 系 化 していく 作 業 である それは 意 識 するしないにかかわらず すべてのキリスト 者 がもっている 100 人 のキリスト 者 がいれば 100 通 りの 神 学 がある しかもそれは さまざまな 体 験 や 知 識 と 共 に 変 化 するのが 普 通 である 不 動 の 信 仰 を 根 にし 教 派 の 教 理 を 茎 にしながら 自 由 と 創 造 性 にあふれた 花 を 咲 かせていく それが 神 学 である 被 造 物 管 理 の 神 学 は このような 新 しい 神 学 理 解 から 始 まる と 同 時 に その 神 学 は 知 的 な 認 識 の 世 界 に 留 まるようなものではない 生 きたモデルとしてキリスト 者 の 日 々の 歩 みに 具 現 化 され 見 られるものでなければなら ない 管 理 の 神 学 と 名 づけられている 以 上 行 動 が 伴 わなければ 意 味 がない それは キリスト 者 共 同 体 の 中 で 大 きく 開 花 し 神 の 国 に 大 きな 効 力 を 発 揮 するはずである そこまでいかない 神 学 は 結 局 のところ 観 念 的 で 自 己 満 足 の 神 学 に 過 ぎない そんなものは 捨 ててしまった 方 がよい これまでキリスト 教 神 学 は 啓 蒙 主 義 以 来 自 然 科 学 に 対 峙 することを 避 けてきた その 結 果 一 般 の 人 々は 宗 教 は 自 然 科 学 に 対 立 するものと 見 なすようになった 20 世 紀 も 終 わりに 近 くなり イアン バーバーは 対 立 でも 独 立 でもなく 対 話 統 合 の 道 を 提 唱 した あるいは 物 理 学 者 で 英 国 国 教 会 の 司 祭 になったジョン.ポーキング ホーンは 調 和 同 化 の 道 を 模 索 した これらの 対 話 統 合 調 和 同 化 という 路 線 は いずれも 傾 聴 に 値 する だが それでもなお このような 取 り 上 げ 方 は 科 学 と 宗 教 を 並 置 した 位 置 において 論 じている 被 造 物 管 理 の 神 学 では 科 学 と 宗 教 を 並 置 した 関 係 に 置 くことはしない 被 造 物 を 管 理 するには 被 造 物 をよ く 知 らねばならない よく 知 るためには 科 学 的 な 研 究 成 果 をきちんと 学 ばねばらない その 学 びの 過 程 において は 護 教 的 な 意 識 や 論 理 を 一 切 捨 てねばならない どのような 成 果 であれ 方 法 であれ 科 学 を 科 学 として 学 び それを 被 造 物 管 理 のために 有 効 に 用 いることを 考 えることである 科 学 は 時 代 の 産 物 であり 常 に 発 展 途 上 にある 絶 対 的 な 真 理 などではあり 得 ない それでも 科 学 は 真 理 に 到 達 し 得 る 人 間 にはそれを 認 識 する 能 力 が 備 わっていると 信 じて 限 りない 追 究 を 続 ける それが 科 学 である 人 間 のなせる 業 である 限 り 科 学 はさまざまな 人 間 的 なものが 付 随 しながら 進 められていく 科 学 は 曲 がることもあ れば 行 き 過 ぎることもある 間 違 えることもあれば 中 途 半 端 で 終 わることもある それでも 歴 史 の 審 判 は 正 しい と 信 じ 科 学 を 受 け 入 れて 利 用 していくのが 被 造 物 管 理 の 神 学 の 立 場 である 被 造 物 管 理 の 神 学 は 自 然 を 神 学 の 真 っただ 中 で 扱 う しかも 最 初 に 扱 う その 自 然 に 続 いて 社 会 人 間 啓 示 贖 い 神 の 国 教 会 希 望 の 七 つの 大 きなテーマが 取 り 上 げられる さらに この 自 然 の 項 目 の 下 では 宇 宙 観 の 歴 史 宇 宙 の 起 源 太 陽 系 の 姿 宇 宙 の 全 体 像 宇 宙 物 理 学 の 直 面 している 諸 問 題 地 球 形 成 史 生 命 の 起 源 創 造 科 学 の 検 証 宗 教 と 科 学 の 関 係 な どを 順 次 取 り 上 げたいと 思 っている どれ 一 つをとっても ライフワークになるような 大 きなテーマばかりである それをキリスト 教 神 学 という 土 俵 で 扱 う のだから にわか 学 者 にならざるを 得 ない 被 造 物 の 管 理 という 視 点 からアプローチするのだから 学 究 的 な 探 求 は 二 の 次 となる むしろ 最 新 の 学 問 的 成 果 をじっくり 聞 き その 問 題 の 全 体 像 をしっかり 把 握 し それらが 自 分 の 信 仰 と 認 知 的 不 協 和 を 起 こさないよう 考 察 することが これか らの 講 演 の 目 的 である では 最 初 のテーマ 宇 宙 観 の 歴 史 から この 講 演 を 始 めることに しよう それは 古 代 文 明 からギリシャ 時 代 までをカバーする それに 続 き 二 番 目 の 講 演 では 中 世 から 近 代 の 宇 宙 観 をたど っていく そこでは 20 世 紀 半 ばまでの 時 代 をカバーする そして 最 後 の 三 番 目 は 20 世 紀 後 半 の 宇 宙 観 で ビッグバンの 問 題 を 取 り 扱 う 3

4 被 造 物 管 理 の 神 学 講 演 1 (A-1) 2013 年 6 月 8 日 相 模 原 聖 書 学 校 京 浜 キリスト 教 会 大 野 台 チャペル A. 自 然 1. 古 代 の 宇 宙 観 ( 創 世 神 話 占 星 術 ギリシャ 哲 学 ) はじめに 本 日 は 相 模 原 の 聖 書 学 校 より 招 かれ 講 演 できることを 大 変 うれしく 思 う この 聖 書 学 校 は 15 年 前 にスタート したが 今 日 まで 継 続 されてきた 丸 山 先 生 はじめ 多 くの 関 係 者 のご 苦 労 に 感 謝 する 今 後 も 相 模 原 の 教 会 に 属 するお 互 いが 豊 かな 学 びができ 神 の 御 国 ために 大 きな 働 きをご 一 緒 にたずさわっていくことができるのを 心 より 楽 しみにしている 相 模 原 には すべての 教 派 を 合 わせると 60 近 くの 教 会 がある それらの 教 会 は 相 模 原 キリスト 教 連 絡 協 議 会 という 組 織 をつくり 年 に 一 度 一 致 祈 祷 会 を 開 いている 来 年 も 1 月 26 日 ( 日 )の 午 後 カトリック 教 会 で 行 わ れる 多 くの 方 々が 参 加 し 相 模 原 にさらに 大 きく 神 の 国 が 広 がっていくことを 祈 り 合 おう その 60 ぐらいの 教 会 の 中 で 25 ぐらいの 福 音 的 な 教 会 は さらに 親 密 な 交 わりをもち 市 民 クリスマス 東 北 の 被 災 地 支 援 牧 師 間 の 交 流 相 模 原 宣 教 の 集 い 障 碍 者 の 施 設 や 老 人 ホームの 運 営 主 日 礼 拝 の 講 壇 交 換 青 年 や 子 供 たちのキャンプ 結 婚 のお 世 話 など さまざまな 協 力 事 業 を 行 っている 牧 師 たちは 情 報 を 交 換 し 合 いながら 日 本 の 福 音 派 の 活 動 に 大 きな 貢 献 をしようと 祈 りつつ 労 している 皆 さんの 引 き 続 きのサポートをお 願 いしたい エキュメニズム( 教 会 一 致 運 動 )が 叫 ばれてから 100 年 が 経 過 している しかし ローカルなレベルでも 世 界 的 なレベルでも その 成 果 はあまりあがっていない なぜか キリスト 者 教 会 あるいは 教 派 の 間 に 教 会 一 致 につ いての 基 本 的 な 理 解 にコンセンサスができていないからである 従 って エキュメニズム 運 動 に 関 わっている 人 た ち 自 身 の 中 に 戸 惑 い 現 象 がある 私 の 聞 きたかった 聖 書 の 本 当 の 教 え という 講 演 集 の 中 で 教 派 があること はすばらしい という 原 稿 を 掲 載 してある もしそれを 読 んでくだされば 問 題 のほとんどは 解 決 する そういう 状 況 の 中 で 相 模 原 は 他 に 類 例 を 見 ないモデルを 形 成 している これは 日 本 あるいは 世 界 のエキュメ ニズムのすばらしいモデルとなっている 自 画 自 賛 は 良 くないが 相 模 原 の 教 会 に 導 かれ 豊 かな 信 仰 生 活 を 送 らせていただいていることに 心 からの 感 謝 をささげたい 私 は 相 模 原 で 47 年 の 牧 会 生 活 をしてきた この 相 模 原 の 教 会 の 交 わりをとても 誇 りに 思 っている 相 模 原 の 教 会 では 数 年 前 から そのリーダーシップは 70 代 の 牧 師 たちから 50 代 の 牧 師 たちへと 移 行 している そして 今 は 40 代 あるいは 30 代 の 牧 師 たちが 宣 教 の 実 質 的 な 活 動 を 担 ってくださっている このような 若 い 先 生 方 が 自 由 に のびのびと そして 生 き 生 きと 活 躍 しておられる 姿 を 見 ると 日 本 宣 教 は 明 るいと 確 信 できる 大 分 前 置 きが 長 くなったが 本 日 の 講 演 に 入 りたいと 思 う 聖 書 学 校 の 丸 山 校 長 からは 話 すテーマは 何 で もよい と 言 っていただいた そこで 古 代 人 の 宇 宙 観 についてお 話 させていただきたいと 思 う このテーマを 選 ばせていただいたのは 私 の 個 人 的 な 理 由 からである 私 は 最 近 新 しい 神 学 を 構 築 しなけれ ばならない と 思 っている そう 思 うようになったいきさつはカットするが その 神 学 の 最 初 の 部 分 が 古 代 人 の 宇 1

5 宙 観 というテーマである そのことを 今 日 は 講 演 させていただきたい ところで あなたの 宇 宙 観 はどのようなものだろうか ちょっと 考 えてみていただけないだろうか 突 然 宇 宙 観 などと 言 われると 戸 惑 われるかもしれない 毎 日 日 常 のことに 追 われ 些 細 なことにあくせくしている そんな 古 代 の 話 にお 付 き 合 いする 余 裕 はない そんなふうにおっしゃる 方 々も 多 いのではないかと 思 う でもちょっとだけ 気 持 ちを 大 きくもち この 遠 大 な 宇 宙 に 思 いを 馳 せていただきたい そして この 広 大 な 宇 宙 に 比 べ 自 分 って 何? 生 きるってどういうこと? そんなことを 考 えるきっかけにしていただけたらと 思 う Ⅰ. 宇 宙 の 定 義 自 分 の 宇 宙 観 を 確 立 するためには まず 宇 宙 の 定 義 をはっきりさせておかねばならない 宇 宙 に 関 する 学 問 を 日 本 語 では 宇 宙 論 と 呼 ぶ 英 語 では Cosmology(コスモロジー) である この 言 葉 は 秩 序 とか 世 界 を 意 味 するギリシャ 語 コスモス(cosmos) と 言 葉 や 論 理 あるいは 真 理 を 意 味 するギリ シャ 語 ロゴス(logos) との 合 成 語 である つまり 宇 宙 論 とは この 世 界 の 秩 序 を 論 理 的 に 考 える 学 問 というこ とになる cosmos( 秩 序 ) の 反 対 語 は chaos( 混 沌 ) である ギリシャ 以 来 の 西 欧 の 学 問 は 宇 宙 を 混 沌 とし たものではなく 秩 序 だったものと 理 解 してきた 宇 宙 を 神 秘 の 世 界 に 追 いやり まじないや 呪 いの 中 で 捉 える 伝 統 をもつ 民 族 もたくさんいる しかしこの 講 演 は 被 造 物 管 理 を 最 終 目 標 にしているので 扱 わないことにする なお 宇 宙 を 表 わす 英 語 には cosmos(コスモス) の 他 に universe(ユニバース) という 別 の 言 葉 がある こちらは ラテン 語 の 形 容 詞 univertus に 由 来 する それは 一 つ を 意 味 する unus と 向 かう を 意 味 する vertere の 合 成 語 で 一 つに 向 かう が 原 義 である つまり 古 代 ローマ 人 は この 宇 宙 を 一 つの 方 向 に 向 かっているも の と 見 なしていた コスモス が どちらかと 言 えば 空 間 的 な 広 がりを 強 調 しているのに 対 し ユニバース は 時 間 的 な 流 れを 意 識 した 表 現 ということもできよう このような 言 葉 使 いは 自 然 を 論 理 化 し 体 系 化 するという 西 欧 人 の 文 化 的 風 土 がにじみ 出 ている それは 自 然 をあり のまま 受 け 止 めようとする 日 本 人 の 思 想 的 伝 統 とは 少 々 異 なっている そのような 日 本 的 アプローチは 西 欧 人 が 見 落 と してしまう 事 柄 に 目 をとめさせ 豊 かな 自 然 を 味 わわせてくれ る 私 たち 日 本 人 キリスト 者 は たとえクリスチャンになったとしても 日 本 人 であることに 変 わりはない 従 って 日 本 人 の 自 然 に 対 する 伝 統 的 な 心 をもって 被 造 物 管 理 にあたることは 許 されているというより 求 められていると 思 う ただ 今 は 被 造 物 管 理 の 神 学 という 立 場 から 宇 宙 論 を 構 築 しようというのだから 日 本 的 な 感 性 で 自 然 を 追 求 す る 方 向 はひとまず 棚 上 げにしておこう むしろ この 宇 宙 をじっくり 観 察 し 理 性 で 分 析 し 数 量 化 類 型 化 体 系 化 するという 西 欧 の 学 問 的 アプローチで 進 めることを 許 していただきたい 日 本 人 の 宇 宙 観 に 関 心 のある 方 に は 本 講 演 の 最 後 に 日 本 人 の 宇 宙 観 に 関 連 する 参 考 文 献 を 挙 げておいた できれば 一 冊 でも 二 冊 でも 手 に とり お 読 みいただければと 思 う 西 欧 の 合 理 的 精 神 で 割 り 切 ってしまう 自 然 観 宇 宙 観 とは 一 味 違 う 自 然 に 和 合 し 自 然 に 溶 け 込 む 生 き 方 に 憧 憬 を 感 じるだろう 私 自 身 は いったん 西 欧 の 学 問 的 科 学 成 果 を 踏 まえ その 後 日 本 的 なものを 加 味 した 神 学 を 展 開 できればと 夢 見 ている それはきっと 日 本 的 感 性 に 溢 れた 賛 美 を 通 して 創 造 のすばらしさをほめたたえ 真 に 日 本 人 の 心 情 に 合 った 礼 拝 をささげるのに 役 立 つことだろう それでは 宇 宙 の 定 義 について さらに 話 を 続 けることにしよう 日 本 語 の 宇 宙 という 言 葉 は 中 国 の 古 典 淮 南 子 (えなんじ) に 由 来 する その 書 物 では 宇 は 天 地 四 方 上 下 (すなわち 上 下 前 後 左 右 を 含 めた 三 次 元 の 空 間 全 体 のこと) を 表 し 宙 は 往 古 来 今 (すなわち 過 去 現 在 未 来 を 含 めた 時 間 全 体 のこと) を 意 味 する すると 宇 宙 とは 空 間 と 時 間 の 広 がり を 指 す 言 葉 とな る ただし 宇 は 天 の 覆 うところ 宙 は 地 の 由 るところ という 解 釈 もある こちらだと 宇 宙 という 言 葉 は 時 間 より 空 間 に 重 きを 置 いた 概 念 になる 2

6 時 間 と 空 間 一 般 にはこの 両 者 は 別 物 である ところが 不 思 議 なことに 宇 宙 の 問 題 を 考 えるとき 空 間 と 時 間 は 切 り 離 せなくなる 例 えば 今 私 たちが 太 陽 の 光 を 見 ているとする ところが 今 目 にしている 太 陽 は 厳 密 に いうとその 時 より 8 分 ほど 前 の 太 陽 の 姿 である 太 陽 の 光 が 地 球 に 届 くのに 8 分 20 秒 かかるからである このこと は 宇 宙 空 間 に 浮 ぶすべての 天 体 に 当 てはまる 私 たちが 現 に 今 見 ている 天 体 は その 天 体 の 過 去 の 姿 に 他 な らない つまり 宇 宙 では 広 がりを 語 ることが 即 時 間 を 語 ることになるのである 宇 宙 は モノ なのか それとも コト なのか そんな 議 論 もときどきもちあがる 星 や 太 陽 地 球 や 月 などは 水 素 や 鉄 のような 物 質 からできている 従 って 宇 宙 はものである と 言 うことができる しかし そのような 天 体 を 入 れている 宇 宙 そのものは 物 質 とは 言 えない むしろ さまざまな 物 理 現 象 が 展 開 される 舞 台 なのだから コ ト と 言 う 方 がふさわしいのかもしれない すると 宇 宙 は モノ でもあり コト でもあるということになる 以 上 で 宇 宙 についてのおよその 概 念 を 把 握 していただけたかと 思 う では 次 に 人 類 は 長 い 歴 史 の 中 で 宇 宙 をどのように 見 てきたのだろうか その 変 遷 をたどってみよう Ⅱ. 古 代 人 の 宇 宙 観 人 類 が 始 まって 以 来 星 に 関 心 のなかった 民 族 や 国 家 はない 昔 は 照 明 などもなかったので 夜 空 に 輝 く 星 は 今 よりずっとよく 見 えた 時 間 もたっぷりあった だから 星 をゆったりと 眺 めながら その 不 思 議 さ 神 秘 さにふれ 多 くの 想 像 力 をかきたてられながら 生 きていた 彼 らは 彼 らなりの 自 然 観 宇 宙 観 をもちながら 自 然 の 中 で 自 然 と 調 和 しながら 生 活 していた その 考 えは 今 から 見 ると 幼 稚 で ばかばかしく 見 えるかもしれない しかし そ んな 風 に 見 下 すような 思 いで 先 人 たちの 歩 みを 見 てはならない むろん すべてを 良 しとせよ というのでない 彼 らは 彼 らの 時 代 の 中 で 自 然 にあやかり あるいは 恐 れ 自 然 と 格 闘 しながら 彼 らの 文 化 を 築 いてきた 少 なくとも そのことには 敬 意 を 払 おう と 言 いたいのである 彼 らを 理 解 しようと 心 低 くして 彼 らに 近 づくなら 今 の 我 々が 無 頓 着 でいるたくさんのことを 気 づかせてくれる どのような 時 代 思 潮 神 話 伝 説 迷 信 的 信 仰 探 究 心 から 出 たものであっても それらは 貴 重 な 遺 産 である 異 教 的 なものも あれば 偶 像 崇 拝 的 なものもある だがそのような 中 にも きらりと 輝 く 宝 石 がある 歴 史 を 研 究 する 人 々は そん な 出 会 いを 経 験 するので 歴 史 家 であることをやめられない 1. 古 代 文 明 に 見 られる 宇 宙 観 古 代 世 界 においては 一 般 に 四 つの 文 明 が 栄 えたと 言 われる メソポタミア 文 明 エジプト 文 明 インド 文 明 そして 中 国 文 明 である それぞれの 文 明 の 中 で どのような 宇 宙 観 が 形 成 されたのかをまとめるのは 簡 単 ではない 各 文 明 はそれぞれ 少 なくとも 3,000 年 から 4,000 年 の 歴 史 をも っている 一 つの 文 明 の 宇 宙 観 であっても さまざまな 変 遷 をたどっている だから すべてを 紹 介 することなどできない ほんの 一 部 中 心 的 で 代 表 的 なもので 我 慢 しなければなら ない メソポタミア 文 明 人 類 最 古 の 文 明 は メソポタミア( 現 在 のイラク) 地 方 に 求 められる そこでは 紀 元 前 5,000 年 以 前 から 農 耕 文 化 や 牧 畜 文 化 が 栄 えていた 紀 元 前 3,500 年 頃 になると 大 規 模 な 灌 漑 農 業 が 盛 んになり 正 確 な 暦 を 作 る 必 要 が 生 じた 暦 をつくる 目 的 のために 太 陽 や 月 星 の 運 行 が 詳 しく 観 測 され 次 第 に 天 文 学 が 発 達 した こうして 月 の 満 ち 欠 けを 利 用 した 太 陰 暦 という 暦 がつくられた 紀 元 前 3,000 年 ごろになると ウル ウルク ラガシュなどの 都 市 国 家 が 栄 えた そこでは 一 段 と 文 明 が 発 達 し た 宇 宙 観 についていえば 六 層 構 造 の 宇 宙 が 考 えられていた 彼 らは 最 初 宇 宙 を1 アプスー と 呼 ばれる 地 下 の 巨 大 な 淡 水 2 平 らな 円 盤 である 大 地 が 覆 う 地 上 3その 地 の 上 方 に 大 きく 広 がる 天 という 3 つの 層 から 構 成 されていると 考 えた いわゆる 三 層 の 世 界 像 といわれるもので 他 の 文 化 にもよく 見 られるものである( 聖 書 で 3

7 も 出 エジプト 20:4 申 命 4:18 5:8 伝 道 3:21 ピリピ 2:10 黙 示 録 5:3 13 などに 見 られる) やがて 彼 らは 天 をさらに 天 の 最 高 神 アヌ が 住 む 上 方 の 天 天 の 神 々である イギギ が 住 む 中 間 の 天 星 々が 住 む 下 方 の 天 の 三 つに 分 けた そして 地 と 地 の 下 を 人 間 の 住 むところ 地 底 の 淡 水 の 海 (ア プスー) 地 下 世 界 の 3 つに 分 け 全 体 として 六 層 構 造 の 宇 宙 観 へと 発 展 させた この 地 域 には やがて 統 一 国 家 古 バビロニア 王 国 ( 紀 元 前 1830 年 ~ 前 1530 年 )が 誕 生 した かの 有 名 なハム ラビ 法 典 は この 時 代 のものである その 頃 になると 暦 にもさまざまな 補 正 法 が 導 入 され その 精 緻 化 が 進 めら れた それが 一 応 の 完 成 を 見 るのは 新 バビロニア 王 国 の 時 代 ( 紀 元 前 625 年 ~ 前 539 年 )だった エジプト 文 明 二 番 目 の 古 代 文 明 はエジプト 文 明 である メソポタミアとは 地 理 的 に 近 く 交 流 も 盛 んだった 従 って 天 文 学 と 暦 法 の 分 野 では 相 互 に 影 響 し 合 いながら 発 展 してきた そのような 状 況 を 反 映 し 二 つの 文 明 は 古 代 オリエント 文 明 と 呼 ばれ ることもある エジプトでは かなり 昔 から 農 耕 文 化 が 栄 えていた 紀 元 前 4,000 年 頃 の 原 始 王 朝 時 代 になると 相 当 高 度 な 技 術 文 明 が 発 達 していた 特 に ナイル 川 の 氾 濫 時 期 を 予 測 し 農 耕 計 画 を 立 てる 必 要 があった 紀 元 前 2,000 年 頃 までには 地 球 が 太 陽 の 周 り を 回 る 周 期 を 利 用 した 太 陽 暦 を 編 み 出 していた その 際 シリウス(おおいぬ 座 アルファ 星 ) の 出 現 時 期 を 暦 の 基 準 とし 古 代 ユダヤ 人 宇 宙 観 た この 暦 学 から 天 文 学 や 数 学 が 発 達 し 測 量 技 術 や 建 築 技 術 も 盛 んになった 古 王 国 時 代 ( 紀 元 前 2680 年 頃 ~ 前 2180 年 頃 )になると 幾 何 学 的 に 正 確 なピラミッド が 多 数 建 造 されるようになった 彼 らの 学 問 的 水 準 は 当 時 の 世 界 では 群 を 抜 いていた エジプト 人 の 宇 宙 観 は 大 雑 把 に 次 のようにまとめられる あらゆる 存 在 の 起 源 である 原 初 の 大 洋 を 擬 人 化 さ れたのが ヌン 神 である この ヌン 神 は 深 淵 無 限 暗 黒 不 可 視 の 4 つの 特 性 をもち 世 界 を 無 限 の 広 がり の 中 に 浮 かぶ 気 泡 のようなものとして 造 った それは 大 海 に 取 り 囲 まれた 平 たい 島 のようなもので ナイル 川 によって 分 けられている 空 は 大 地 の 四 隅 にある 柱 によって 支 えられた 巨 大 な 天 蓋 である 星 はこの 天 蓋 から 紐 でつるされ 太 陽 はそれらの 間 をぬって 運 行 している そして 宇 宙 は 1 作 物 を 育 むナイルの 水 2 夜 の 寒 さを 覆 う 太 陽 の 熱 3ナイルの 洪 水 を 知 らせるシリウス( 犬 狼 星 )の 3 つを 恒 久 素 材 にしている と 考 えられていた インダス 文 明 古 代 オリエントのさらに 東 方 インダス 川 流 域 には( 今 のパキスタン) かなり 昔 から 高 度 なインダス 文 明 が 栄 え ていた 特 に 紀 元 前 2,600 年 頃 から 前 800 年 頃 まで 栄 えたハラッパーやモヘンジョ ダロから 出 土 した 遺 跡 は 相 当 高 度 な 技 術 が 広 く 行 き 渡 っていたことを 示 している このようなインダス 文 明 が 衰 えると アーリア 人 が ガンジス 川 流 域 のコーサラやアンガ マガダなどを 中 心 に 古 代 国 家 を 次 々と 成 立 させていった そのような 都 市 国 家 の 時 代 になると 自 然 現 象 に 目 が 向 けられ 宇 宙 の 構 造 に 興 味 をもつ 思 想 家 たちが 現 れ 始 めた 初 期 の ウパニシャッド(サンスクリット 語 による 古 文 書 の 総 称 ) が 書 か れた 時 代 ( 紀 元 前 800 年 頃 ~ 前 500 年 頃 )には この 宇 宙 は 地 水 火 風 の 4 つの 元 素 によって 構 成 されていると 考 えられるようになった 紀 元 前 500 年 を 過 ぎると 個 性 的 な 6 人 の 思 想 家 が 登 場 する その 一 人 アジタ ケーサカンバリン( 生 没 年 不 詳 )は 世 界 は 地 水 火 風 の 四 大 元 素 の 離 合 集 散 によって 構 成 されていると 説 いた 彼 は 霊 魂 や 神 の 存 在 を 否 定 した また パクダ カッチャーヤナ( 生 没 年 不 詳 )は 物 質 と 現 象 の 実 体 である 四 大 元 素 に 生 命 活 動 4

8 の 源 になる 苦 楽 命 の 3 つを 加 え 宇 宙 の 七 要 素 として 説 明 した さらに ジャイナ 教 の 開 祖 ヴァルダマーナ ( 紀 元 前 550 年 頃 ~ 前 475 年 頃 )は 物 質 の 生 成 消 滅 については 原 子 論 を 唱 え いわゆる 創 造 神 を 否 定 した こ のような 彼 らの 唯 物 論 的 な 思 想 は 後 になると 仏 教 から 六 師 外 道 と 呼 ばれ 批 判 された インド 哲 学 の 最 盛 期 は 3 世 紀 以 降 で いわゆる 六 派 哲 学 が 現 れた その 一 つヴァイシェーシカ 学 派 は 原 子 論 的 思 考 に 立 って 6 つのカテゴリー( 実 体 属 性 運 動 普 遍 特 殊 内 属 )で 世 界 を 説 明 した 六 派 哲 学 の 発 展 はその 後 も 続 いたが 11 世 紀 に 入 ってこの 地 域 にイスラム 教 が 伝 わると 急 速 に 衰 えていった インド 社 会 が 進 展 すると 仏 教 ジャイナ 教 ヒンズー 教 などが 起 こり 少 しずつ 異 なる 宇 宙 観 が 展 開 されるよう になった その 中 で 共 通 しているのは 1 宇 宙 の 中 央 に 世 界 の 山 があり その 頂 上 は 天 に 達 し その 底 は 地 獄 に 達 していること 2 大 地 は 円 盤 状 に 広 がり その 周 囲 を 海 が 取 り 巻 いていること の 2 つである 違 っているのは 時 間 に 対 する 考 えだった 仏 教 は 初 めも 終 わりもない ジャイナ 教 は 昇 りの 時 代 と 降 りの 時 代 を 繰 り 返 す ヒンド ゥー 教 は 大 火 と 洪 水 を 周 期 的 に 繰 り 返 した 後 宇 宙 の 空 虚 がやって 来 る それぞれそんな 風 に 教 えていた しかし さらに 時 代 が 進 むと これらの 考 えは 混 交 状 態 に 陥 っていく 世 界 は 収 縮 と 発 展 を 周 期 的 に 繰 り 返 す シネール 山 も いつか 現 れる 7 つの 太 陽 に 焼 き 尽 くされ 地 火 水 風 もすべて 消 滅 してしまう ここには 輪 廻 転 生 と 世 界 の 消 滅 という 思 想 が 前 面 に 出 てくる 中 国 黄 河 文 明 古 代 中 国 黄 河 文 明 も 紀 元 前 5,000 年 以 上 前 から 畑 作 稲 作 文 化 を 中 心 に 栄 えた 長 い 原 始 時 代 を 経 て 紀 元 前 1,600 年 頃 には 最 古 の 殷 王 朝 が 興 り 太 陰 太 陽 暦 が 使 われた 殷 に 続 いて 周 そして 春 秋 戦 国 時 代 ( 紀 元 前 770 年 ~221 年 ) を 迎 えるが その 頃 になると 商 工 業 が 大 きく 発 展 し さまざまな 思 想 を 唱 える 人 物 が 現 れる 世 にいう 諸 子 百 家 である 特 に 鄒 衍 (すうえん)( 紀 元 前 300 年 頃 ~ 前 240 年 頃 )は 木 火 土 金 水 を 元 素 とする 五 行 思 想 を 唱 えた これは 後 に 中 国 古 来 の 陰 陽 思 想 ( 万 物 を 陰 と 陽 で 説 く 思 想 ) と 合 体 し 陰 陽 五 行 説 として 広 まった また 道 教 の 始 祖 の 一 人 老 子 ( 生 没 年 不 詳 )は 自 然 から 超 越 的 な 存 在 を 除 いて 法 則 性 を 認 め それに 従 うことを 求 めた しかし 秦 王 朝 が 成 立 すると 諸 子 百 家 の 多 彩 な 思 想 も 始 皇 帝 の 思 想 弾 圧 によって 衰 退 して いく 続 く 漢 の 時 代 には 国 の 庇 護 を 受 けた 儒 教 が 主 流 になる その 時 代 には 科 学 が 大 きな 発 展 を 遂 げた 紀 元 前 4 世 紀 から 2 世 紀 にかけ 宇 宙 に 関 する 3 つの 学 説 が 誕 生 した 一 つは 蓋 天 説 (がいてんせつ) であ る 天 は 半 球 形 の 蓋 を 成 し 地 はお 椀 を 伏 せたような 形 で 共 通 の 中 心 をもつ 二 つのドームのようなものが 考 えら れた 天 は 丸 く 太 陽 や 月 を 伴 って 回 転 しているが その 太 陽 や 月 もまた ゆっくり 動 いている 一 方 地 は 四 角 と 考 えられた 二 番 目 の 渾 天 説 (こんてんせつ) は 天 は 鶏 卵 のように 丸 く( 天 球 ) 地 は 卵 黄 のように 丸 く 中 心 に 位 置 している という 考 えである この 考 えを 取 る 人 々は 天 球 環 を 工 夫 し 星 と 惑 星 の 位 置 を 測 るための 器 具 を 発 展 させ 観 測 天 文 学 の 先 駆 けとなった 三 つ 目 は 宣 夜 説 (せんやせつ) で 天 体 は 無 限 の 空 間 の 中 に 大 き な 距 離 を 置 いて 浮 かび 運 動 している という 考 えである この 宇 宙 観 は 今 日 の 科 学 的 な 見 方 にかなり 近 い 漢 代 においては 張 衡 (ちょうこう)(78 年 ~139 年 )が 霊 憲 という 天 文 学 書 を 著 わした 彼 は ドーム 状 の 天 が 大 地 を 覆 っていると 考 え( 蓋 天 説 ) 月 の 光 は 太 陽 の 光 を 反 射 したものと 述 べている 彼 は 2,500 個 の 恒 星 を 記 録 しているが 理 論 派 の 科 学 者 というより 技 巧 派 のエンジニアだった 従 って 水 力 で 動 く 渾 天 儀 ( 天 球 儀 ) や 世 界 初 の 地 震 計 候 風 地 動 儀 を 考 案 した 以 上 で 4 つの 古 代 文 明 に 見 られる 宇 宙 観 の 紹 介 を 終 わる むろん 古 代 文 明 は 以 上 の 4 つの 地 域 に 限 られ るわけではない 他 にも 古 代 から いろいろな 民 族 がいろいろな 地 域 で 活 動 し それぞれすべての 民 族 が さまざ まな 宇 宙 観 をもっていた しかし ここでは そのようなすべての 宇 宙 観 を 紹 介 できない 巻 末 に 参 考 文 献 を 挙 げ ておくので 参 照 していただきたい 文 明 は 人 類 の 生 活 の 向 上 において 多 くの 益 をもたらした 人 は 自 然 を 知 り 自 然 と 調 和 し あるいは 克 服 し 生 きることを 余 儀 なくされた 人 はいつの 時 代 であっても 被 造 物 管 理 権 を 受 けながら 歩 んできた それは 未 だ 不 十 分 なものであったことだろう キリスト 者 は 特 に 神 の 啓 示 もなく 自 分 たちの 努 力 で 歩 まなければなら なかった 時 代 の 人 々に 思 いを 馳 せ 彼 らの 歴 史 をとらえ 直 すのがよい そして 今 与 えられている 神 の 恵 みに 深 5

9 い 感 謝 をささげ 御 国 の 民 として 歩 める 幸 いに 感 謝 すべきだと 思 う 2. 神 話 に 見 られる 宇 宙 観 人 々は 大 昔 からいろいろな 文 明 文 化 の 中 で この 社 会 人 類 宇 宙 の 起 源 などについてさまざまな 物 語 をつ くってきた それらは 初 めは 仲 間 の 民 族 の 中 で 口 伝 によって 伝 承 されるだけだった そのうち 文 書 にまとめられ 広 く 流 布 されるようになった その 中 の 幾 つかは いろいろな 歴 史 的 経 緯 を 経 今 日 まで 伝 えられている 中 でも 宇 宙 起 源 については 宇 宙 創 世 神 話 という 文 学 ジャンルができるほど 豊 かな 伝 承 史 をもっている 神 話 というと 史 実 性 のない おとぎ 話 か 単 なる 伝 説 に 過 ぎないと 考 えられやすい キリスト 者 の 中 にはその 程 度 の 認 識 しかもてない 人 がいる とても 残 念 である むろん 神 話 を 文 字 通 りに 解 釈 し 史 実 性 を 問 うのは 愚 か である といっても 歴 史 的 に 無 価 値 で 意 味 がないというものではない 神 話 とは 古 代 の 人 々が 自 分 たちや 世 界 のルーツを 何 とか 説 明 しようと 努 力 した 珠 玉 の 結 晶 である 当 時 の 社 会 にあっては 最 高 の 知 性 が 後 々まで も 伝 えたいメッセージを 盛 り 込 んで 最 高 の 文 学 形 式 で 語 ったものである そこには いくばくかの 歴 史 性 宗 教 性 娯 楽 性 文 学 性 などが 織 を 成 して 含 まれている 従 って 史 実 性 のみ にしか 価 値 を 認 めない 現 代 人 にとっては さしたる 価 値 はないということに なる しかし 被 造 物 管 理 の 神 学 に 立 てば そう 簡 単 に 割 り 切 って 捨 てるわけ にはいかない おおらかな 気 持 ちになり 一 度 民 俗 学 者 の 心 になってみる とよい そうすれば 神 話 の 世 界 からの 実 に 多 様 で 豊 かなメッセージを 聴 くことができる 古 代 人 の 遺 産 もまた 我 々にとっては 大 事 な 被 造 物 の 一 つ である 神 話 に 秘 められている 深 い 歴 史 的 な 意 図 を 汲 み 取 り 宗 教 的 哲 学 的 な 装 いを 味 わいながら 神 話 の 世 界 を 楽 しむのがよい もしそれが できないとすれば それは 貧 しき 現 代 人 という 被 造 物 の 性 (さが)である 被 造 物 の 管 理 という 大 きな 使 命 を 託 されているキリスト 者 こそ 神 話 に 世 界 遺 産 の 宝 庫 を 発 見 できる 人 々である 宇 宙 創 世 神 話 の 類 の 話 は どの 民 族 の 間 でもつくられ 語 り 継 がれてき た 我 々が 今 日 手 にしている 神 話 は その 中 のごく 一 部 に 過 ぎない 従 っ 古 代 の 神 話 て 今 伝 わっている 神 話 を 分 類 分 析 したところで 古 代 人 の 世 界 を 理 解 し たことにはならない むしろ 不 正 確 な 印 象 をもつだけだろう しかし たとえ 不 正 確 な 理 解 であっても 全 くの 無 知 で 通 り 過 ぎるよりはましだと 思 う そんな 風 に 考 え とりあえず 6 つぐらいにまとめて 紹 介 しておこう 第 一 は 神 のような 特 別 な 存 在 を 想 定 せず 宇 宙 は 無 から 誕 生 したと 説 くタイプである 例 えば 済 州 島 には 次 のような 宇 宙 誕 生 の 神 話 がある 混 沌 とした 天 地 に 開 闢 の 気 配 が 現 れる 土 地 が 分 離 し やがて 地 に 山 が 盛 り 上 がる すると 空 から 雨 が 降 って 万 物 が 生 まれ 空 には 星 が 輝 くようになった ここには 今 日 でいえば 無 神 論 また は 唯 物 論 に 近 い 考 えが 反 映 されている 第 二 は 宇 宙 は 原 人 (あるいは 世 界 巨 人 )の 死 体 から 誕 生 したと 伝 えるタイプである 例 えば 古 代 インドの 宗 教 文 書 ヴェーダ ( 紀 元 前 1,000 年 頃 の 文 書 )である その 昔 千 の 頭 と 眼 と 足 をもつ 巨 人 原 人 プルシャ がいた 彼 の 死 後 その 心 臓 から 月 が 目 から 太 陽 が 頭 から 天 界 が 足 から 地 界 が 耳 から 方 位 が 生 まれたと 説 いてい る ここには あるものが 死 ぬと 他 のものに 生 まれ 変 わるという 輪 廻 思 想 に 近 い 考 えが 読 み 取 れる 第 三 は 宇 宙 を 命 あるものと 見 なし 宇 宙 卵 のようなものを 想 定 するタイプである 例 えば フィンランドのある 地 方 には 次 のような 神 話 が 伝 承 されている 鷲 がレオンノタル( 自 然 の 娘 )の 膝 に 卵 を 産 みつける すると その 卵 の 半 分 から 大 地 が 残 り 半 分 から 天 が 黄 身 から 太 陽 が 白 身 から 月 が 生 まれたと 説 いている ギリシャには 黒 い 翼 の 夜 が 一 人 で 卵 を 産 み 卵 からエロスが 生 まれ エロスがあらゆるものを 交 わらせて 空 や 大 洋 や 大 地 を 生 じ させたという 神 話 がある ここには 自 然 自 体 を 命 あるものと 見 なす どこか 現 代 生 物 学 に 通 じる 考 えが 見 られる 第 四 は 世 界 両 親 のようなものを 想 定 して 宇 宙 の 誕 生 を 説 明 するタイプである その 代 表 的 なものとして 日 6

10 本 の 古 事 記 をあげることができよう それによれば 天 地 開 闢 における 神 世 七 代 の 最 後 にイザナギとイザナミが 生 まれる この 二 人 の 神 々から 日 本 国 土 を 形 づくるための 多 数 の 子 どもが 生 まれる 彼 らによって 淡 路 島 隠 岐 島 からはじまりやがて 日 本 列 島 全 体 が 生 まれる さらに 山 や 海 など 森 羅 万 象 の 神 々が 生 まれてくる 同 じようなモチ ーフの 神 話 は アメリカのネブラスカ 州 に 住 む 平 原 インディアンのポーニー 族 の 間 にも 伝 わっている それによる と 原 初 の 時 代 に 生 きていた 大 酋 長 のティワラと 妻 アティラから 宇 宙 が 誕 生 したことになっている ここには 神 と 人 を 区 別 しない(できない) 考 え 方 が 現 われている 第 五 は 宇 宙 の 諸 要 素 が 自 然 に 出 現 して 宇 宙 を 形 成 したとするタイプである エジプトには ヌン という 原 初 の 海 に 原 初 の 丘 が 盛 り 上 がり そこに 女 神 ヌト が 立 ち 上 がって 空 になった という 話 が 伝 わっている スマトラ 南 部 のレジャンダ 族 には 次 のような 伝 承 がある 原 初 の 虚 無 から 水 が 流 れ 出 し 大 地 が 出 現 した そして 天 が 現 れ 九 羽 の 鳥 が 来 て それぞれの 鳥 が 卵 を 産 んで 宇 宙 の 様 々なものが 生 まれてきた ここには あるものが 他 のもの を 生 み 出 すという 唯 物 思 想 の 原 型 が 見 られる 最 後 の 六 番 目 は ある 種 の 創 造 神 が 既 にあるものを 用 いて 宇 宙 をつくったというタイプである シベリアのプリヤ ード 族 は 次 のような 伝 承 を 伝 えている 創 造 神 は 野 鴨 が 水 中 に 潜 って 取 ってきた 泥 から 大 地 をつくり その 上 に 植 物 と 動 物 をつくった ここには 聖 書 が 説 く 創 造 神 に 近 い 神 が 考 えられ(といっても いかにも 人 間 が 考 え 出 した 神 ではあるが) その 神 と 被 造 物 の 関 係 に 鋭 い 洞 察 が 見 られる この 世 界 には 数 千 年 にわたる 人 類 の 歩 みの 中 で 継 承 され 続 けてきたさまざまな 神 話 が 存 在 する 上 記 の 他 にも 太 陽 や 月 が 宇 宙 をつくったとか 虫 が 人 間 となって 大 地 を 創 造 したなどという 変 わった 神 話 もたくさんある 人 間 が 自 分 の 身 の 回 りの 世 界 に 目 が 開 かれ その 起 源 を 説 明 したくなるのは ごく 自 然 なことだった そういう 意 味 では 神 話 は 古 代 人 の 真 摯 な 学 問 だったと 言 ってよい そして 古 代 人 の 叡 知 から 生 み 出 された 神 話 は それ に 続 く 時 代 においては 次 第 に 常 識 的 なもの として 広 く 普 及 していく これが 文 明 史 のたどった 道 であった これらの 神 話 の 世 界 は 神 の 特 別 啓 示 を 受 けていない 人 々の 努 力 が 産 み 落 としたものである そこには 宇 宙 の 起 源 や 奥 義 に 近 づきたいと 願 いながらも 到 達 しえなかった 人 類 の 知 性 の 足 跡 が 残 されている 人 間 の 知 恵 に は 限 界 がある 人 間 の 叡 知 はどれだけすばらしいものであっても 神 の 啓 示 を 必 要 とする 人 間 は あくまでも 人 間 なのである パウロの 次 の 言 葉 は いつの 時 代 の 人 々にも 当 てはまる 十 字 架 のことばは 滅 びに 至 る 人 々には 愚 かであっても 救 いを 受 ける 私 たちには 神 の 力 です それは こ う 書 いてあるからです わたしは 知 恵 ある 者 の 知 恵 を 滅 ぼし 賢 い 者 の 賢 さをむなしくする 知 者 はどこに いるのですか 学 者 はどこにいるのですか この 世 の 議 論 家 はどこにいるのですか 神 は この 世 の 知 恵 を 愚 かなものにされたではありませんか 事 実 この 世 が 自 分 の 知 恵 によって 神 を 知 ることがないのは 神 の 知 恵 によるのです それゆえ 神 はみこころによって 宣 教 のことばの 愚 かさを 通 して 信 じる 者 を 救 おうと 定 め られたのです (Ⅰコリント 1:18-21) 3. 占 星 術 の 発 展 ギリシャの 学 問 の 世 界 では 占 星 術 (アストロロギア) 天 文 学 (アストロノミア) 宇 宙 論 (コスモロギア) の 三 つは 区 別 されてきた 最 初 の アストロロギア は 星 の 学 問 を 意 味 するが 多 分 に 占 い 的 な 要 素 が 入 り 込 んで いる 二 番 目 の アストロノミア は 星 の 運 行 規 則 を 意 味 し 星 の 動 きなどを 観 察 するという 意 図 が 強 い 最 後 の コスモロギア は 秩 序 があること とか 整 っていること を 意 味 し 宇 宙 の 全 体 像 を 考 察 するという 客 観 的 論 理 的 なニュアンスの 強 い 表 現 である 占 星 術 は 既 に 初 期 のメソポタミア 文 明 に 登 場 する 紀 元 前 4,000 年 頃 のシュメール 時 代 には その 素 朴 な 姿 を 見 出 すことができる 彼 らは 次 第 に 恒 星 の 規 律 正 しい 集 団 行 動 に 比 べ 惑 星 たちが 不 思 議 な 動 きを 見 せること に 気 づいていた そしてそれらの 動 向 が 神 々の 意 図 を 表 わすもの と 考 え るようになる 神 々が 天 に 示 されている しるし を 読 み 取 れば 未 来 を 予 知 することができる もし 災 難 を 予 知 することができれば それに 対 処 すること も 可 能 になる そう 考 えたのである 占 星 術 7

11 この 占 星 術 は 始 めは 国 家 や 支 配 者 の 運 命 を 予 知 するために 用 いられた 例 えば 惑 星 が 星 々の 間 である 位 置 を 占 めているときに 国 難 に 見 舞 われるとか 支 配 者 の 死 などが 起 こったとする すると 次 にその 惑 星 が 同 じよ うな 位 置 を 占 めると 再 び 同 じような 凶 事 が 起 こるのではないかと 恐 れるようになった そこで 惑 星 の 運 航 に 関 す るデータを 積 み 重 ね そこから 災 難 を 予 知 し 物 忌 みやお 払 いなどを 行 って 災 いを 避 けようとした こうして 星 の 動 向 を 知 る 人 々が 知 識 人 と 見 なされ 国 を 治 めるにあたって 重 要 な 役 目 を 果 たすようになった さらに 一 日 を 24 時 間 に 区 切 り 7 日 を 一 週 間 にした そして それぞれの 日 に 土 ( 星 ) 日 ( 太 陽 ) 月 火 ( 星 ) 水 ( 星 ) 木 ( 星 ) 金 ( 星 ) などと 惑 星 の 名 前 をつけた これらはすべて 古 代 メソポタミア 文 明 がもたらした 遺 産 だった 現 代 の 占 星 術 の 起 源 は かなり 古 くまで 遡 ることができる ただし 文 献 として 確 認 できるのは 紀 元 前 6 世 紀 頃 のバビロニア 時 代 まで 待 たねばならない 羊 を 飼 っていた 当 時 の 遊 牧 民 たちは 次 のような 信 仰 をもっていた 太 陽 には 正 義 と 律 法 をつかさどる 太 陽 神 シャマシュ が 宿 る 月 には 時 をつかさどる 月 神 シン が そして 5 つの 惑 星 には 人 間 世 界 を 支 配 しているそれぞれの 神 が 住 んでいる そこでこの 羊 飼 いたちは 夜 空 の 星 を 眺 め 5 つの 惑 星 ( 水 星 金 星 火 星 木 星 土 星 )が 星 座 の 間 をどのように 動 いているのかを 克 明 に 記 述 した そして 彼 らは 一 人 の 人 間 が 生 まれた 瞬 間 に これら7つの 星 がどのような 位 置 関 係 にあるかを 観 測 した その 星 の 位 置 関 係 を 手 元 のデータに 照 らし 合 わせ その 人 に 決 められている 運 命 を 判 断 したのである これが 占 星 術 の 起 源 である このバビロニア 人 たちは 黄 道 ( 見 かけ 上 太 陽 が 天 球 上 を 動 く 軌 道 )を 割 り 出 し その 付 近 にある 星 座 を 12 に 分 け それぞれに 名 前 をあてがった つまり 羊 の 遊 牧 を 開 始 する 春 分 を 一 年 の 始 めとし その 星 座 を おひつじ 座 と 名 づけた そこから 以 下 おうし 座 ふたご 座 かに 座 しし 座 おとめ 座 てんびん 座 さそり 座 いて 座 やぎ 座 みずがめ 座 うお 座 と 12 か 月 に 割 り 振 った これが 黄 道 12 星 座 といわれるも のである 通 常 の 占 星 術 では 各 星 座 に 支 配 星 が 割 り 当 てられた そして その 星 に 人 為 的 に 性 格 を 付 与 し その 星 座 生 まれの 人 はその 性 格 をもっていると 見 なした 例 えば おひつじ 座 の 支 配 星 は 火 星 で 性 格 は 活 力 災 難 と される おうし 座 は 地 球 あるいは 金 星 が 支 配 星 で 愛 情 調 和 ふたご 座 は 水 星 で 才 能 伝 達 かに 座 は 月 で 変 化 願 望 しし 座 は 太 陽 で 創 造 生 命 おとめ 座 は 水 星 てんびん 座 は 金 星 さそり 座 は 冥 王 星 で 更 生 変 動 いて 座 は 木 星 で 幸 運 成 功 やぎ 座 は 土 星 で 努 力 忍 耐 みずがめ 座 は 天 王 星 で 進 歩 独 立 うお 座 は 海 王 星 で 神 秘 秘 密 といった 具 合 である 占 星 術 は 各 々の 星 座 の 位 置 関 係 (アスペクト)によって 二 人 の 相 性 を 決 める 角 度 ゼロ つまり 同 じ 星 座 の 場 合 は 合 角 度 が 60 度 の 場 合 は 六 分 角 度 が 90 度 の 場 合 は 五 分 角 度 120 度 の 場 合 は 三 分 角 度 180 度 つまり 反 対 側 の 星 座 の 場 合 は 衡 である 合 または 三 分 のときは 最 高 に 相 性 がよく 六 分 のときは 良 く 衡 のときは 悪 いとする つまり 最 高 に 相 性 が 良 いのは 同 じ 星 座 か 四 つ 前 か 四 つ 後 の 星 座 にある 場 合 で 相 性 が 悪 いのは 反 対 側 の 星 座 か 三 つ 前 か 三 つ 後 の 星 座 にある 場 合 ということになる しかし これでは 星 座 の 大 きさや 間 隔 がまちまちなので 人 間 の 運 命 に 不 平 等 が 生 じてしまう そこで 紀 元 前 150 年 頃 になると ギリシャのヒッパルコスは 地 球 の 赤 道 を 天 球 にまで 広 げて 黄 道 との 交 点 を 求 め そこを 春 分 点 と 定 めた そしてそこから 黄 道 上 を 30 度 ずつ 12 等 分 し 黄 道 12 宮 を 作 成 した( 獣 の 名 前 が 多 いところから 獣 帯 12 宮 とも 呼 ばれている) 古 代 メソポタミア 地 方 で 始 まったこのような 占 星 術 は やがてギリシャ ローマの 世 界 に 広 がっていく 特 に ロー マ 時 代 の 占 星 術 は カルデア ギリシャ 伝 来 の 権 威 ある 学 問 として 社 会 のあらゆる 階 層 に 浸 透 していった この ような 中 で ナイル 川 のほとりに 栄 えた 港 湾 都 市 アレクサンドリアのプトレマイオス( 彼 については 後 述 する)は テトラピブロス( 四 巻 の 書 物 ) という 大 著 をまとめ それまでの 占 星 術 の 知 識 を 集 大 成 した 彼 は アリストテレス の 自 然 学 の 体 系 に 基 づき 厳 密 な 論 理 を 展 開 したので それまで 以 上 に 占 星 術 が 権 威 あるものと 見 なされるよう になった この 書 物 は 今 日 なお 西 洋 占 星 術 の 基 本 文 献 として 評 価 されている 占 星 術 はむろん 人 間 の 不 安 や 将 来 の 幸 せを 願 う 気 持 ちからつくられた だが そこには 人 間 の 淡 い 希 望 が 託 されているのみで 問 題 を 解 決 するヒントになるようなものは 何 もない 人 間 が 人 間 を 超 えたものにすがりたくなる のは 人 間 として 自 然 なことである しかし 被 造 物 管 理 の 神 学 から 見 ると 神 以 外 の 被 造 物 にすがることに 通 じ 異 教 的 である 8

12 文 明 や 技 術 学 問 や 芸 術 などの 通 常 の 文 化 活 動 を 価 値 中 立 的 と 考 え 肯 定 的 に 評 価 することは 可 能 である しかし 占 星 術 にまでなると 警 戒 心 がどうしても 働 く 預 言 者 ダニエルは バビロニア 帝 国 の 政 治 の 中 枢 で 活 動 した 人 物 だった 彼 は 聖 なる 神 の 霊 の 宿 るひとりの 人 であり 星 占 いには 否 定 的 だった(ダニエル 2:27 4:7 5:7 参 照 ) にもかかわらず 彼 は 呪 法 師 呪 文 師 カルデヤ 人 星 占 いたちの 長 として 活 躍 していた(ダニエル 5:11) 被 造 物 管 理 という 神 学 的 モチーフを 展 開 しようとしている 我 々にとっては 極 めて 興 味 深 い 記 述 である 福 音 書 の 著 者 マタイは イエスが 降 誕 されたとき 東 方 の 博 士 たち が イエスの 星 を 見 たので エルサレムに やって 来 た と 述 べている(マタイ 2:1-2) この 星 がどのような 星 だったのか さらに 東 方 の 博 士 たちがその 星 を どうしてキリストの 降 誕 に 結 びつけたのかは 分 からない この 東 方 の 博 士 たち がバビロニア 付 近 の 占 星 術 者 を 指 すことは 間 違 いない すると 神 は 異 教 徒 に 対 し 彼 らが 従 事 していた 学 問 あるいは 職 業 を 通 して キリストの 出 来 事 を 啓 示 された 可 能 性 がある 神 の 啓 示 手 段 は 時 にこのような 異 教 的 な 事 柄 を 用 いることがあるのだろう 例 外 的 な 手 段 ではあろうが 神 の 働 きかけについてはどんなことにもオープンである 方 がよい Ⅲ. 古 代 ギリシャの 宇 宙 論 古 代 ギリシャでは 紀 元 前 2,600 年 頃 から 青 銅 器 文 化 をもつトロイ 文 明 が 栄 えた その 後 紀 元 前 800 年 頃 にな ると 都 市 国 家 時 代 を 迎 え ギリシャ 文 学 や 哲 学 芸 術 やスポーツなどが 繁 栄 する このギリシャ 文 明 が 今 日 の 西 欧 文 化 に 与 えた 影 響 は 計 り 知 れない 宇 宙 や 天 文 の 世 界 においても 例 外 ではない では この 分 野 の 代 表 的 な 人 物 を 紹 介 して その 痕 跡 を 辿 ってみたい 1.アリストテレス 以 前 の 自 然 哲 学 者 たち 古 代 ギリシャでは 自 然 現 象 を 合 理 的 科 学 的 に 解 明 しようとする 学 問 や 哲 学 が 発 達 した その 中 に 天 文 学 も 含 まれていた 古 代 ギリシャの 宇 宙 観 は アリストテレスによって 集 大 成 された では 彼 以 前 にどのような 人 々が 宇 宙 論 や 天 文 学 に 貢 献 したのか たくさんの 人 々を 挙 げることができるが ここでは ピタゴラス アナクサゴラス デモクリトス プラトンの 4 人 について 簡 単 にふれておく ピタゴラス まず 数 学 者 で 哲 学 者 だったピタゴラス( 紀 元 前 582 年 ~ 前 496 年 )と 彼 の 弟 子 たち(ピタゴラス 学 派 )である 彼 らは 宇 宙 を コスモス( 秩 序 あるもの) と 捉 え 天 文 現 象 の 背 後 には 数 的 な 秩 序 が 潜 んでいると 考 えた この 考 えこそ 現 代 の 天 文 学 及 び 物 理 学 の 基 礎 になっている なお 彼 らは 円 のみが 完 全 で 神 聖 なものであると 考 えて いた そして 惑 星 は 永 遠 で 神 聖 なものだから 惑 星 の 運 動 は 一 様 な 円 運 動 でなければならないと 主 張 した こ の 考 えもまた 中 世 の 宇 宙 観 に 大 きな 影 響 を 与 えるところとなった アナクサゴラス 自 然 哲 学 者 アナクサゴラス( 紀 元 前 500 年 頃 ~ 前 428 年 頃 )は 物 体 は 限 りなく 分 割 されうると 考 え その 最 小 構 成 要 素 を 原 子 (spermata) と 名 づけた 彼 によれば 最 初 はその 多 種 多 様 な 原 子 がごちゃまぜになっていた が ヌース( 理 性 ) の 働 きによって 次 第 に 整 理 分 別 され 現 在 の 秩 序 ある 世 界 が 形 成 された これは 現 代 物 理 学 の 素 粒 子 論 に 通 じる 驚 くべき 洞 察 である なお 彼 は 太 陽 を 灼 熱 した 石 と 説 いたため 太 陽 神 アポロー ンに 対 する 不 敬 罪 に 問 われた デモクリトス デモクリトス( 紀 元 前 460 年 頃 ~ 前 370 年 頃 )もまた 万 物 を 構 成 する 最 小 単 位 を 原 子 (アトモン) に 求 めた 物 体 の 熱 い 冷 たい 固 い 柔 らかいなどの 質 的 相 違 は 感 覚 的 印 象 による しかし 実 際 の 物 体 の 種 類 形 状 状 態 の 相 違 は 原 子 の 組 み 合 わせの 違 いに 基 づく 霊 魂 の 原 子 は 身 体 の 原 子 の 間 に 介 在 し 肉 体 が 死 ねば 霊 魂 も 死 ぬ す べての 運 動 は 必 然 的 法 則 に 基 づき 他 の 意 思 が 介 入 することはない 人 知 を 超 えた 存 在 によって 自 然 現 象 を 説 明 しようとする 欲 求 は 宗 教 の 世 界 に 入 ることになる 彼 のこのよ うな 物 質 理 解 は 現 代 の 徹 底 した 唯 物 論 に 通 じている デモクリストス 9

13 プラトン 古 代 ギリシャの 最 大 の 哲 学 者 は プラトン( 紀 元 前 427 年 ~ 前 347 年 )である ソクラ テスの 弟 子 であったプラトンは 師 との 会 話 という 形 式 で 自 分 の 思 想 を 述 べている 哲 学 者 ホワイトヘッドをして 西 洋 哲 学 の 歴 史 とはプラトンへの 膨 大 な 注 釈 である と 言 わしめたほどに プラトンの 思 想 は 西 洋 哲 学 の 源 流 になっている 彼 は 天 文 の 世 界 に ついても 多 くの 発 言 をしている プラトンは ピタゴラス 派 の 惑 星 の 運 動 は 一 様 な 円 運 動 でなければならない という 考 えを 踏 襲 する そして もしそうであるなら それらは 神 の 意 志 によって 支 配 されてい る なぜなら 円 軌 道 は 完 全 なものであり 神 にのみ 属 するものだから と 説 いた また 天 体 の 見 かけ 上 の 動 きを 説 明 するため 地 球 を 中 心 にした 球 面 を 考 え それを 天 球 と 名 づけた 星 はこの 天 球 に 張 りついて 一 日 一 回 転 する ところが 惑 星 は 他 の 星 プラトン との 位 置 関 係 を 少 しずつ 変 化 させて 動 いている と 考 えた 地 球 を 中 心 に 置 くと 生 じて しまう 惑 星 の 動 きの 矛 盾 を 彼 なりに 何 とか 説 明 しようと 試 みていたのである 惑 星 という 名 前 が 端 的 に 示 すよう に 地 球 を 中 心 に 置 いた 時 代 の 天 文 学 では 惑 星 の 動 きが 観 測 者 を 惑 わしていた ということである 2.アリストテレスの 天 体 論 宇 宙 学 の 歴 史 において プラトンの 弟 子 アリストテレスほど 大 きな 影 響 を 残 した 人 物 はいない それは 13 世 紀 のトーマス アクイナスが アリストテレスの 自 然 学 や 論 理 学 をキリスト 教 神 学 に 結 びつけ 中 世 カトリック 教 会 の 信 仰 に 多 大 の 影 響 を 与 えたからである アリストテレス( 紀 元 前 384 年 ~ 前 322 年 )は プラトン 創 設 の 名 門 アカデメイア に 17 歳 のときに 入 学 する プラトンの 死 後 ( 前 347 年 ) 彼 はアカデメイアを 離 れる その 後 マケドニア 王 フィリッポス 2 世 に 招 かれ 13 歳 の 王 子 アレクサンドロス 3 世 の 教 育 係 になった( 前 342 年 ) この 王 子 こそ 後 に 東 方 遠 征 で 名 をはせたかの 偉 大 な アレクサンダー 大 王 である アリストテレスは アレクサンドロス 3 世 の 王 位 継 承 を 機 にアテナイに 戻 り リュケイオ ン という 学 園 を 創 設 した 学 園 は 大 王 の 援 助 を 受 け 大 きく 発 展 した その 後 大 王 の 急 死 によって 反 マケドニア 運 動 が 起 こり アリストテレスも 追 放 され 母 親 の 故 郷 カルキスに 難 を 逃 れた その 後 病 に 倒 れ 62 歳 の 生 涯 を 終 えた アリストテレスは 論 理 学 形 而 上 学 倫 理 学 政 治 学 修 辞 学 詩 学 など 極 めて 幅 広 いジャンルを 研 究 し たく さんの 書 物 を 残 した 自 然 科 学 の 分 野 だけでも 医 学 生 理 学 動 物 学 心 理 学 さら には 物 理 学 や 天 文 学 にまで 及 んでいる まさに 知 の 巨 人 と 言 われるゆえんである 天 体 に 関 しては 師 プラトンの 考 えを 受 け 継 ぎ 論 理 学 を 駆 使 しながら アリストテレス 的 な 議 論 を 展 開 した それは 次 のようなものである 恒 星 は 神 聖 な 存 在 で 永 久 不 変 である 球 は 完 全 な 形 であり 天 は 球 でなければ ならない 円 周 のみが 初 めも 終 わりもない 従 って 天 体 が 永 遠 であるためには 完 全 な 円 周 上 を 運 行 しなければならない 回 転 体 の 中 心 は 不 動 であるはずだから 地 球 は 宇 宙 の 中 心 に 静 止 していなければならない 宇 宙 は 天 球 が 幾 重 にも 重 なっ た 階 層 構 造 をしている 火 空 気 水 土 の 四 大 元 素 が 人 間 の 暮 らしている 最 下 層 の 構 成 要 素 である 土 は 本 来 冷 たいために 上 方 に 動 く 火 と 釣 り 合 っていなければならない 火 と 空 気 は 上 方 に 動 き 水 と 土 は 下 方 に 動 く 天 体 の 円 運 動 を 説 明 するには それ 自 身 は 恒 久 不 変 で 完 全 な 円 運 動 をする 第 アリストテレス 五 の 元 素 エーテル を 想 定 しなければならない 天 体 は 完 全 であるから この エ ーテル で 造 られているはずであり 中 間 層 は エーテル という 第 五 元 素 で 満 たさ れていなければならない 最 上 層 は 星 々が 張 りつき 回 転 している エーテル は 光 の 伝 達 媒 介 として ある いは 惑 星 運 行 の 原 動 力 として 働 いている 宇 宙 は その 外 にはいかなる 物 体 も 空 間 も 存 在 しない 自 己 包 含 的 かつ 自 己 充 足 的 なものである 真 空 の 存 在 する 可 能 性 は 論 理 的 にあり 得 ない すべての 天 球 は 互 いに 接 触 しており それらは 最 も 外 側 の 恒 星 天 球 の 運 動 によって 駆 動 されている この 運 動 は 天 球 から 天 球 へ 伝 えられ 惑 星 を 回 転 させている その 最 後 は 月 を 運 ぶ 一 番 下 の 天 球 を 動 かしてい る ところで 最 外 側 にある 球 を 動 かしているのは 神 である 神 がそうしたいと 願 われるので そうなっている 10

14 皆 さんは アリストテレスのこのような 議 論 展 開 をどのように 感 じられるだろうか たぶん 屁 理 屈 の 固 まりのように 見 えるのではないかと 思 う それは 学 問 の 進 め 方 が 現 代 人 とは 根 本 的 に 違 うからである もし 古 代 から 中 世 の 地 球 中 心 の 宇 宙 観 を 前 提 にして 上 記 のような 論 理 展 開 を 読 むと アリストテレスによる 形 而 上 学 自 然 学 論 理 学 の 醍 醐 味 を 味 わうことができ 結 構 魅 了 されるものである 中 世 のカトリック 神 学 とはまさにそういう 世 界 で 行 われたのである しかし 科 学 的 実 験 的 データを 帰 納 的 に 積 み 重 ねて 論 じることに 慣 れている 現 代 人 にとっては こういう 演 繹 的 な 論 理 展 開 には 認 知 的 不 協 和 が 起 こる このような 説 得 の 論 理 あるいは 納 得 の 論 理 に 親 和 性 を 感 じない 限 り アリストテリコ トミズムに 興 味 をもつことは 難 しい アリストテレスの 死 後 学 問 の 中 心 地 はアテナイからアレクサンドリアへと 移 った それに 伴 い アリストテレスの 地 球 中 心 主 義 はそのまま 引 き 継 がれる だが 彼 が 展 開 した 論 理 はほとんど 顧 みられなくなる キリスト 教 世 界 で あっても 同 様 で アリストテレスの 考 えは 長 い 間 異 教 的 異 端 的 なものとして 拒 否 され 無 視 され 続 ける ところが アリストテレスは アラビアの 学 問 を 媒 介 にして 13 世 紀 の 神 学 者 トーマス アクイナスによってよみがえる キリスト 教 神 学 (スコラ 哲 学 )に 融 合 されたのである 学 問 の 歴 史 は 時 に 極 めて 数 奇 な 道 をたどることがある 3. 太 陽 中 心 説 を 唱 えた 人 々 古 代 ギリシァのほとんどの 哲 学 者 は この 宇 宙 は 地 球 を 中 心 に 回 っていると 考 えていた 人 がこの 地 球 上 で 天 体 を 観 測 している 以 上 すべてが 地 球 中 心 に 動 いているように 見 えるのはごく 自 然 なことである しかし そう 考 え るといろいろな 星 特 に 惑 星 の 動 きはどうしても 理 解 しにくくなる いっそのこと 別 の 見 方 をすべきではないか そう 考 えた 異 端 児 たちがギリシャ 哲 学 の 中 枢 にもいた 例 えば ピュタゴラス 教 団 の 一 員 であり 哲 学 者 でかつ 数 学 者 だったフィロラオス ( 紀 元 前 470 年 頃 ~ 前 385 年 )は 見 えない 炎 の 周 りを 地 球 太 陽 星 は 回 っ ている と 述 べている 彼 の 考 えは 今 日 の 地 動 説 というより 銀 河 系 を 想 定 させる ような 考 えだった 地 球 ではなく 太 陽 を 宇 宙 の 中 心 に 置 いて 考 えた 哲 学 者 として は ヘラクレイデス アリスタルコス エラトステネス セレウコスなどがいた 彼 らに ついて 簡 単 に 紹 介 しておこう ヘラクレイデス ギリシァの 自 然 哲 学 者 で アカデメイア でプラトンやアリストテレスに 師 事 したヘラクレイデス( 紀 元 前 390 頃 黒 海 南 岸 のポントスに 生 まれた)は 宇 宙 が 太 陽 を 中 心 に 回 っていることを 最 初 に 唱 えた 天 文 学 者 だった 彼 は 金 星 と 火 星 の 天 空 における 運 動 は 地 球 ではなく 太 陽 を 中 心 に 回 転 していると 仮 定 すれば 正 確 に 記 述 できる と 主 張 した 彼 はまた 恒 星 の 運 動 についても 不 動 の 地 球 の 周 りを 回 る 恒 星 天 球 ではうまく 説 明 できない 地 球 が 地 軸 を 中 心 に 日 周 運 動 ( 自 転 )をしていると 考 えれば すべてのつじつまが 合 う と 述 べている このようなことを 考 え た 人 物 は 彼 以 前 にはいなかった 歴 史 に もし は 禁 句 であるが それでもなおあえて 言 わせていただこう もし 当 時 の 知 識 人 たちがヘラクレイデスの 考 えを 真 剣 に 受 け 止 めていたなら 天 文 学 史 は 大 きく 塗 り 替 えられたはず である そうすれば 中 世 の 神 学 も キリスト 教 の 歩 みも 今 日 のようではあり 得 なかった アリスタルコス このヘラクレイデスの 考 えを 引 き 継 いだ 人 物 がいなかったわけではない 古 代 ギリシ ャの 天 文 学 者 であり 数 学 者 だったサモスのアリスタルコス( 紀 元 前 310 年 ~ 前 230 年 頃 )である 彼 もまた 地 球 ではなく 太 陽 こそが 惑 星 運 動 の 中 心 にあり 地 球 を 含 めた 惑 星 は 太 陽 の 周 りを 回 っているはずだ と 説 いていた アルキメデスが 彼 について 次 の ように 述 べている しかしアリスタルコスはある 本 の 中 で いくつかの 仮 定 から 導 かれる 帰 結 として 宇 宙 は 先 ほど 述 べました 宇 宙 よりも 何 倍 も 大 きいとの 仮 説 を 提 唱 しております 彼 の 仮 説 によれば 恒 星 と 太 陽 は 不 動 で 地 球 は 太 陽 の 周 囲 のある 円 周 上 を 回 転 し 太 陽 はその 軌 道 の 中 ほどに 位 置 します 恒 星 天 球 の 中 心 は 太 陽 とほぼ 同 じ 位 置 にあり その 大 きさは 非 常 に 大 きく 地 球 が 回 転 するという 円 の 大 きさと 恒 星 まで の 距 離 の 比 は 恒 星 天 球 の 中 心 までの 距 離 と 天 球 表 面 までの 距 離 の 比 に 等 しく なると 言 います アリスタルコス 11

15 当 時 の 天 文 学 者 たちは 惑 星 の 気 儘 に 見 える 運 動 を 説 明 するため 地 球 を 中 心 にした 円 軌 道 上 に さらに 周 転 円 という 円 軌 道 を 惑 星 にあてがうとか 地 球 を 中 心 から 少 々ずらして 天 体 運 動 の 調 整 を 図 るなど さまざまな 工 夫 を 重 ねていた しかしアリスタルコスは 太 陽 と 月 の 大 きさと 距 離 という 書 物 で 太 陽 と 月 と 地 球 の 大 きさや 距 離 を 計 算 し 恒 星 は 遠 くの 位 置 で 大 きな 光 として 輝 いていることを 明 らかにした そして 地 球 をこれら 天 体 の 中 心 に 置 きさえすれば いろいろなつじつま 合 わせはすべて 不 要 になる と 述 べている それゆえアリスタルコスは 今 日 古 代 のコペルニクス と 評 価 されている エラトステネス ギリシャ 人 の 数 学 者 天 文 学 者 であったエラトステネス( 紀 元 前 275 年 ~ 前 194 年 )は 現 在 のリビアにあるキュ レネに 生 まれ アレクサンドリアで 教 育 を 受 け また 数 年 の 間 アテネでも 学 んだ 彼 は 紀 元 前 255 年 ごろ 初 の 天 球 儀 を 作 成 している 彼 自 身 が 地 動 説 を 考 えていたのかどうかは はっきりしない 紀 元 前 240 年 ごろのことである エラトステネスは シエネ( 現 在 のアスワン)の 傍 のエレファンティン 島 とアレクサ ンドリアとでは 夏 至 の 正 午 の 太 陽 高 度 に 違 いがあることを 発 見 する 彼 はそれを 基 に 三 角 法 という 数 学 的 な 手 法 を 用 いて 地 球 の 全 周 を 計 算 した その 結 果 地 球 の 周 囲 を 約 4 万 kmと 算 出 した この 地 球 の 大 きさの 測 定 に 関 するエラトステネス 自 身 の 著 述 は 現 在 残 されていない しかし クレオメデスを 始 め ストラボン プトレマイオ スなどによっても 言 及 されている なお クレオメデスによれば エラトステネスはシエネとアレクサンドリアの 距 離 を 当 時 の 単 位 で 5,000 スタディア と 見 積 り ここから 比 率 計 算 で 地 球 の 全 周 囲 の 長 さは 5, すなわち 250,000 スタディアと 計 算 した( 後 に 252,000 スタディアと 修 正 している) この 計 算 結 果 は 通 常 4 万 kmとされているが 他 の 解 釈 もあるので 断 定 しな い 方 がよいかもしれない いずれにしてもエラトステネスが 現 代 の 天 文 学 においても 距 離 測 定 の 基 本 である 三 角 法 を 用 いて 天 体 の 距 離 を 測 定 したことは 驚 異 に 値 する セレウコス バビロニアの 天 文 学 者 セレウコス( 紀 元 前 2 世 紀 に 活 動 していたことが 分 かっているが 詳 細 は 不 明 )もまた 太 陽 中 心 説 を 唱 えていたと 言 われている 彼 は 潮 汐 の 正 しい 理 論 を 打 ち 立 て 天 文 学 に 大 きな 貢 献 をした ただ し 彼 に 関 する 文 献 はほとんど 残 っていないので 正 確 なところはよく 分 からない 彼 が 発 見 した 小 惑 星 は セレ ウコス という 名 で 今 も 呼 ばれている 4. 地 球 中 心 説 への 揺 れ 戻 し とても 残 念 なことだが ヘラクレイデスやアリスタルコスそしてセレウコスが 考 えた 太 陽 を 中 心 とする 宇 宙 理 解 は その 後 2,000 年 近 くも 葬 り 去 られてしまう 歴 史 の 主 導 権 は アリストテ 惑 星 レスの 考 えを 引 き 継 ぐエウドクソス ヒッパルコス プトレマイオスたちによっ て 天 動 説 へと 引 き 戻 されてしまった エウドクソス 紀 元 前 4 世 紀 の 古 代 ギリシャの 数 学 者 であり 天 文 学 者 だったエウドクソ スは エジプトで 長 く 暮 らし その 後 アテネに 移 住 した 円 錐 の 体 積 が 同 じ 半 径 で 同 じ 高 さの 円 柱 の 体 積 の 3 分 の 1 になることを 証 明 したのは こ のエウドクソスだった 紀 元 前 4 世 紀 ごろになると 古 代 ギリシャでは 場 所 によって 北 極 星 の 高 さが 異 なることを 基 に 大 地 は 球 形 をしており 宇 宙 は 幾 重 もの 球 殻 ( 天 球 )に 取 り 囲 まれている と 信 じられるようになっていた エウドクソスは このような 考 えを 引 き 継 ぎ 地 球 がそ の 中 心 にあり 他 の 天 体 がその 周 りを 回 るという 天 動 説 を 体 系 化 した 彼 は 水 大 気 火 天 体 が この 順 番 で 同 心 の 球 殻 をなしており 地 球 は 天 体 の 球 殻 に 比 べると 極 めて 小 さく 点 のようなものだ と 見 なしていた ヒッパルコス 古 代 ギリシャの 哲 学 者 ヒッパルコス( 紀 元 前 190 年 頃 ~ 前 120 年 頃 )は まぎれもなく 古 代 の 偉 大 な 天 文 学 者 の 一 人 であった 彼 は 現 代 にすべてつながる 46 星 座 を 決 定 した 人 物 として 有 名 である 彼 は バビロニアの 天 文 12 月 地 球 太 陽 周 転 円

16 学 者 たちの 古 い 記 録 とアレクサンドリア 天 文 台 にあった 150 年 間 の 観 測 結 果 を 自 由 に 使 うことができた そこで 彼 は 地 球 中 心 の 宇 宙 観 の 問 題 点 を 解 決 しようとして 次 のように 考 えた 地 球 と 諸 惑 星 が 太 陽 のまわりの 円 軌 道 上 を 動 くというアリスタルコスの 体 系 では 惑 星 の 位 置 に 見 られる 見 か け 上 の 不 規 則 性 を 説 明 できない 惑 星 運 動 を 説 明 するには 周 転 円 従 円 離 心 円 という 概 念 を 導 入 して 天 体 運 動 のモデル を 考 えねばならない そのモデルとは まず 地 球 の 周 りに 従 円 という 大 きな 円 を 想 定 する 次 に 周 転 円 という 小 さな 円 を 従 円 の 上 に 置 き その 周 転 円 の 中 心 は 従 円 に 沿 って 回 転 する 惑 星 はこの 周 転 円 に 沿 って 回 転 する そう 考 えればつじつまが 合 う このようなヒッパルコスの 周 転 円 理 論 は 惑 星 運 動 の 見 かけ 上 の 不 規 則 性 の 大 部 分 を 説 明 できた 与 えられ た 時 刻 における 天 空 上 の 惑 星 の 位 置 を 予 測 することをも 可 能 にした というより そうなるようさまざまな 工 夫 をして 複 雑 なモデルをつくりあげた ということである 地 球 を 中 心 に 考 えれば 考 えるほど いろいろな 工 夫 をしなければ ならなくなるという 好 例 である と 言 っても ヒッパルコスの 天 文 学 的 功 績 を 過 小 評 価 すべきではない 彼 は 月 の 直 径 と 地 球 から 月 までの 距 離 を 三 角 法 によって 月 から 地 球 までの 距 離 は 地 球 の 直 径 の 30 倍 である と 測 定 した これをエラトステネスが 算 出 した 地 球 の 直 径 に 基 づいて 計 算 すると 38 万 kmとなり 実 際 の 距 離 38 万 4400kmに 極 めて 近 い またヒッパル コスは 星 を 六 段 階 に 分 ける 試 みをしている これは その 一 部 ではあるが 現 代 の 天 文 学 においても 利 用 されて いるほど 価 値 の 高 いものである プトレマイオス 地 球 中 心 の 宇 宙 観 が 近 代 科 学 の 時 代 まで 継 続 したのは クラウディオス プトレマイオス(83 年 頃 ~168 年 頃 ) によるところが 大 きい 彼 は 古 代 ローマの 天 文 学 者 数 学 者 地 理 学 者 だった 特 に アルマゲスト( 最 も 偉 大 な 書 ) という 書 物 を 著 し 天 球 上 における 天 体 の 動 き( 軌 道 )の 数 学 的 な 分 析 を 行 った その 結 果 彼 は 次 のように 考 えた 一 つ 一 つの 惑 星 に 対 し まず 地 球 を 中 心 にした 導 円 を 想 定 し その 中 心 点 から 少 々 ずらした エカント 点 ( 等 しくする 点 ) を 設 定 する そこから 周 転 円 を 導 き 出 し 惑 星 位 置 の 観 測 値 と 理 論 値 のより 良 い 一 致 を 目 指 す これまで 惑 星 は 幾 何 学 的 中 心 の 周 りの 円 周 上 を 動 くと 仮 定 されていたが その 回 転 速 度 は 幾 何 学 的 中 心 に 関 してではなく こ の エカント 点 に 関 して 一 様 である 幾 何 学 的 中 心 である 地 球 から 見 ると 惑 星 は 一 様 ではない 速 度 で 動 いているように 見 える 従 って 一 つ 一 つの 惑 星 の 天 空 での 振 る 舞 いを 高 い 精 度 で 再 現 するモデルを 作 り 上 げねばならない プトレマイオスは 天 文 学 者 は 天 上 のあらゆる 現 象 が 一 様 な 円 運 動 によって 引 き 起 こされることを 論 証 する 努 力 をしなければならない という 前 提 から 出 発 する 従 って すべての 惑 星 の 見 かけ 上 の 不 等 速 運 動 を 説 明 するため 工 夫 に 工 夫 を 重 ね そのモデ ルの 完 成 度 をあげようと 驚 異 的 なエネルギーを 注 ぎ 込 む 結 局 彼 が 作 り 上 げた 体 系 は 以 降 1,300 年 間 変 更 されずに イスラム 世 界 とヨーロッパの 天 文 学 者 たちによって 受 け 継 がれることになる プレトマイオス おわりに( 聖 書 からの 考 察 ) これまで 我 々は 古 代 人 の 宇 宙 観 を 概 観 してきた 宇 宙 の 定 義 に 始 まり 古 代 文 明 発 祥 地 の 文 化 活 動 神 話 の 世 界 占 星 術 そして 宇 宙 に 関 わりのある 学 問 的 成 果 などを 追 いかけてきた それは 人 類 の 過 去 の 文 化 的 な 歩 みを 理 解 するためではない もし 文 明 史 を 知 りたいのであれば 参 考 文 献 をお 読 みいただければそれで 済 む そうではなく 被 造 物 管 理 を 託 されたキリスト 者 として このような 人 類 の 歩 みをどのようにとらえたらよいのか そう いう 問 題 意 識 をもって 人 類 の 歩 みをたどってきたのである では 最 後 に 被 造 物 管 理 の 神 学 に 立 つ 者 として このような 人 類 の 文 明 史 を 聖 書 からどのように 考 えたらよいの か この 点 についてふれ 本 日 の 講 演 を 終 わりたいと 思 う 13

17 聖 書 は 人 類 を 二 つに 分 けて 記 述 している 神 の 贖 いにあずかっている 民 と そうではない 民 とである 神 を 信 じる 民 と 信 じない 民 である 御 国 の 相 続 人 と そうではない 人 々である 従 来 の 神 学 では 後 者 は 最 初 の 人 間 アダムが 神 に 背 いて 以 来 完 全 に 堕 落 してしまい 何 のよいところもない とされている いわゆる 全 的 堕 落 という 神 学 である そこで 引 用 される 聖 句 は ローマ 人 への 手 紙 3 章 である 義 人 はいない ひとりもいない 悟 りのある 人 はいない 神 を 求 める 人 はいない すべての 人 が 迷 い 出 て みな ともに 無 益 な 者 となった 善 を 行 なう 人 はいない ひとりもいない 彼 らののどは 開 いた 墓 であり 彼 らはその 舌 で 欺 く 彼 らのくちびるの 下 には まむしの 毒 があり 彼 らの 口 は のろいと 苦 さで 満 ちている 彼 らの 足 は 血 を 流 すのに 速 く 彼 らの 道 には 破 壊 と 悲 惨 がある また 彼 らは 平 和 の 道 を 知 らない 彼 らの 目 の 前 には 神 に 対 する 恐 れがない (ローマ 3:10-18) もしこの 聖 句 に 基 づいて 神 を 信 じない 人 々について 考 えるなら 確 かに 何 のよいところもないという 結 論 に 達 するであろう しかし これは 文 脈 を 無 視 した 聖 書 の 読 み 方 である パウロはここで 人 が 神 の 前 に 義 と 認 められ るためにはどうしたらよいのか という 点 を 問 題 にしている そういう 観 点 から 言 えば 人 は 皆 全 く 無 価 値 な 存 在 である 神 が 求 めておられる 義 を 満 たすことができないからである どのような 善 良 に 見 える 人 であっても 神 の 律 法 を 完 全 に 守 ることはできない 従 って 律 法 によっては 神 に 受 け 入 れられることはできない 人 間 は 完 全 に 堕 落 しきった 存 在 となる しかし このように 述 べたパウロでさえ 自 らがキリストに 出 会 う 前 の 歩 みについて 次 のように 述 べている ただし 私 は 人 間 的 なものにおいても 頼 むところがあります もし ほかの 人 が 人 間 的 なものに 頼 むところが あると 思 うなら 私 は それ 以 上 です 私 は 八 日 目 の 割 礼 を 受 け イスラエル 民 族 に 属 し ベニヤミンの 分 か れの 者 です きっすいのヘブル 人 で 律 法 についてはパリサイ 人 その 熱 心 は 教 会 を 迫 害 したほどで 律 法 による 義 についてならば 非 難 されるところのない 者 です (ピリピ 3:4-7) 一 つの 聖 句 を 引 用 して 普 遍 化 し ある 問 題 の 答 を 出 すようなことをしてはならない それが 聖 書 や 神 の 名 前 で 語 られると キリスト 者 にとっては 反 論 の 余 地 はなくなる 多 くのキリスト 者 は そこで 思 考 停 止 に 陥 ってしまう 神 学 の 世 界 でも 有 名 な 神 学 者 の 名 前 や 教 派 的 伝 統 が 持 ち 出 されると 全 く 同 じことが 起 こる 誤 解 しないでいただきたい キリストを 信 じなくてもそれでよいとか 救 われるなどと 言 っているのではない キリ ストの 贖 いなくしては 御 国 の 相 続 人 になることはできない また 本 当 の 意 味 では 人 生 の 意 味 も 出 てこない た だ だからと 言 って 人 間 の 行 為 のすべてが 無 意 味 であるとか 感 謝 するに 足 りないというのは 言 い 過 ぎである 一 般 社 会 で 起 こっていることのすべては それなりに 大 きな 意 味 がある キリスト 者 もまた 感 謝 し 喜 んで 受 け 入 れ たらよい 楽 しみながら 活 用 することこそ 神 は 喜 んでくださっているはずである アダムが 罪 を 犯 して 以 来 人 類 のなすすべてのことは 悪 になってしまった だから 神 は ノアの 時 代 に 洪 水 を もって 全 人 類 を 滅 ぼされた あなたはそう 反 論 されるかもしれない それも 確 かに その 通 りである しかし 神 の 啓 示 の 書 である 聖 書 は ただそのことを 伝 えているだけではない アダムの 堕 落 後 も 神 はカインの 歩 みに 保 護 を 約 束 されている( 創 世 4:15) その 子 孫 の 街 づくりや 仕 事 及 び 文 化 活 動 についても 淡 々とではあるが 記 述 を 留 めている( 創 世 4:17-24) 洪 水 後 も 神 を 信 じるセムの 家 系 に 限 らず( 創 世 10: :10-26) ヤペテの 家 系 も( 創 世 10:2-5) ハムの 家 系 も( 創 世 10:6-20) その 系 図 を 掲 載 している 我 々がこの 講 演 で 学 んだ 人 々は このような 系 図 の 流 れの 中 に 生 きる 人 々だった 彼 らもまた 神 の 一 般 恩 寵 の 中 で その 歴 史 をつくってきた 人 々である 多 くの 困 難 の 中 で 自 らを 自 然 に 合 わせながら 懸 命 に 生 きた 人 々 である 彼 らは 自 然 に 逆 らうことなどできないことをよく 知 っていた 自 然 をよく 観 察 し 自 然 の 中 にあるルールを 見 出 す 以 外 生 きる 術 はなかった 彼 らもまた 自 然 を 前 に 大 きな 脅 威 を 感 じ 人 間 以 上 の 存 在 に 頼 りたいという 願 望 をもっていた 彼 らもまた 祈 りの 民 だった だが 残 念 ながら その 祈 りは 神 ならざる 神 に 向 かっていた( 使 徒 17:22-30) さらに 彼 らは この 宇 14

18 宙 の 起 源 を 考 え 彼 らなりのいろいろな 物 語 をつくってきた 最 初 は 口 頭 による 伝 承 に 過 ぎなかったが 次 第 に 文 書 化 され 神 話 という 文 学 ジャンルをさえ 生 み 出 した さらに 文 化 活 動 を 活 発 に 発 展 させ スポーツ 芸 術 文 学 天 文 学 哲 学 などを 開 花 させた 彼 らの 中 には 物 質 の 基 を 原 子 (アトム)と 考 える 哲 学 者 や 地 動 説 を 唱 える 天 文 学 者 まで 現 れた アリストテレス 以 降 哲 学 は 一 歩 も 前 進 していない と 言 わしめるほどに 哲 学 は 諸 学 の 王 として 君 臨 した 中 世 から 近 代 の 学 問 は それが 科 学 であれ 神 学 であれ 古 代 の 学 問 的 成 果 なしには 語 りえない その 影 響 の 大 きさは 我 々の 想 像 以 上 である 文 化 活 動 のすべては 歴 史 の 積 み 重 ねの 上 に 築 き 上 げられる 特 に 古 代 のキリスト 教 神 学 や 中 世 のスコラ 神 学 は ギリシャ 哲 学 なしにはあり 得 なかった それは 基 本 的 には プロテスタント 神 学 も 変 わらない 聖 書 のみという 信 仰 は むろん 正 しい だが 共 同 体 の 伝 統 と 個 人 的 な 信 仰 体 験 をバイパスした 聖 書 解 釈 など 存 在 しない 神 の 民 ではないから そのすべての 業 はむなしい そう 言 うのは 間 違 っている といっても すべてをよしとする わけではない 特 に 神 との 関 係 においてである 人 間 は 自 分 の 知 性 と 能 力 だけで まことの 神 への 信 仰 には 到 達 し 得 ない パウロは 不 思 議 なことを 説 いている もし 被 造 物 をじっくり 観 察 するなら 原 理 的 には 唯 一 の 創 造 神 に 到 達 し 得 る ところが 実 際 にはそうはならず 偶 像 の 神 々に 迷 い 込 んでしまった と それゆえ 神 について 知 られることは 彼 らに 明 らかです それは 神 が 明 らかにされたのです 神 の 目 に 見 えない 本 性 すなわち 神 の 永 遠 の 力 と 神 性 は 世 界 の 創 造 された 時 からこのかた 被 造 物 によって 知 られ はっきりと 認 められるのであって 彼 らに 弁 解 の 余 地 はないのです それゆえ 彼 らは 神 を 知 っていながら その 神 を 神 としてあがめず 感 謝 もせず かえってその 思 いはむなしくなり その 無 知 な 心 は 暗 くなりました 彼 らは 自 分 では 知 者 であると 言 いながら 愚 かな 者 となり 不 滅 の 神 の 御 栄 えを 滅 ぶべき 人 間 や 鳥 獣 はうもののかたちに 似 た 物 と 代 えてしまいました (ローマ 1:19-22) 人 類 は 理 論 的 に 言 えば 被 造 物 を 通 して 神 を 知 ることができるはずだった ところが 実 際 には 真 の 神 に 到 達 できず 神 ならざるものを 神 に 置 き 換 えてしまった このパウロの 陳 述 こそ 本 講 演 において 概 観 した 人 類 の 文 明 史 だったのである それは 神 の 救 済 という 視 点 からは 無 意 味 だったと 言 わざるを 得 ない たとえ 彼 らなりの 精 一 杯 の 努 力 をしてきたとしても とはいえ 一 般 の 社 会 とその 人 々が 御 国 の 民 に 大 きな 助 け 影 響 貢 献 をしている 事 実 を 忘 れてはならない このことは 聖 書 も イスラムの 民 の 歴 史 の 中 で 明 らかにしている ちょっとだけ 紹 介 しておこう ゲラルの 王 アビメレクは アブラハムの 間 違 いを 指 摘 した( 創 世 20:1-18) エジプトのパロ 王 は 食 糧 危 機 に 直 面 していたイスラエルの 民 を 救 った( 創 世 45:16-28) ミデヤンの 祭 司 イテロは モーセにリーダーとしての 必 要 な アドバイスを 伝 授 した( 出 エジプト 18:13-27) エリコの 遊 女 ラハブは 機 転 を 働 かせ ヨシュアが 派 遣 した 二 人 の 斥 候 を 守 った(ヨシュア 2:1-14) マサの 王 レムエルは 聖 書 の 箴 言 の 言 葉 を 提 供 した( 箴 言 31 章 参 照 ) かの 暴 君 バビロンの 王 ネブカデレザルでさえ ダニエルの 活 動 のために 多 くの 働 きをした(ダニエル 4 章 ) ペルシャの 王 クロスは 油 注 がれた 者 クロス あるいは わたしの 牧 者 私 の 望 むことをみな 成 し 遂 げる と 述 べられているよう に 神 の 民 をバビロン 捕 囚 から 解 放 するという 重 責 を 果 たした(イザヤ 45:1 44:28) まだまだ いくらでも 挙 げるこ とができる 旧 約 聖 書 に 限 らない 新 約 聖 書 もまた 同 じである イエスの 降 誕 を 祝 うために 来 訪 した 東 方 の 博 士 たちは 自 分 たちの 職 業 である 天 体 観 察 を 通 して 神 の 救 済 の 出 来 事 を 理 解 した(マタイ 2:1-11) ローマの 総 督 ピラトがイエ スを 裁 く 前 夜 彼 の 妻 は 夢 でイエスが 正 しいことを 示 された(マタイ 27:19) ユダヤ 議 会 の 議 員 でパリサイ 人 だった ガマリエルは 歴 史 知 識 を 用 いてペテロたちの 窮 状 を 救 い 出 した( 使 徒 5:33-40) キプロス 島 の 地 方 総 督 セルギ オ パウロは もともと 賢 明 な 人 だったと 言 われている( 使 徒 13:7) エルサレムの 神 殿 周 辺 の 警 備 を 担 当 していた ローマ 軍 の 千 人 隊 長 は パウロを 混 乱 している 群 衆 から 助 け 出 した( 使 徒 21:27-42) マルタ 島 の 人 々は 漂 流 し てきたパウロたち 一 考 を 親 切 に 迎 え 彼 らに 必 要 なものを 喜 んで 供 給 した( 使 徒 28:1-10) このようなことを 書 き 出 し 始 めたらきりがない そもそもイエスがナザレで 生 まれ 育 ち この 地 上 の 生 涯 を 送 るた めには どれほど 多 くの 人 々がイエスとその 家 族 に 愛 を 示 したことだろう パウロが 伝 道 旅 行 をするのに ローマの 市 民 権 をフルに 活 用 したとはいえ どれほど 多 くの 人 々の 助 けがあって 進 められたことだろう どの 教 会 に 集 った 人 々も 一 般 社 会 から 溢 れる 恵 みに 支 えられ 生 活 していたのである 15

19 この 辺 でもう 十 分 だろう キリスト 者 は 確 かに キリストの 贖 いに 招 かれた 御 国 の 民 である 溢 れるほどのキリス トの 特 別 恩 寵 にあずかっている 者 たちである しかし 同 時 に それに 倍 勝 る 一 般 恩 寵 の 恵 みにあずかっている こ の 事 実 を 真 に 受 けとめない 限 り キリスト 教 信 仰 に 認 知 的 不 協 和 を 起 こすであろう それを 避 けたいというのが 被 造 物 管 理 の 神 学 の 出 発 点 である パウロは アレオパゴスの 丘 に 立 ち 次 のような 説 教 を 語 った このメッセージこそ 私 が 本 講 演 で 相 模 原 の 教 会 の 皆 様 に 否 相 模 原 市 に 住 むすべての 方 々にお 伝 えしたいことである アテネの 人 たち あらゆる 点 から 見 て 私 はあなたがたを 宗 教 心 にあつい 方 々だと 見 ております 私 が 道 を 通 りながら あなたがたの 拝 むものをよく 見 ているうちに 知 られない 神 に と 刻 まれた 祭 壇 があるのを 見 つ けました そこで あなたがたが 知 らずに 拝 んでいるものを 教 えましょう この 世 界 とその 中 にあるすべてのものをお 造 りになった 神 は 天 地 の 主 ですから 手 でこしらえた 宮 などには お 住 みになりません また 何 かに 不 自 由 なことでもあるかのように 人 の 手 によって 仕 えられる 必 要 はありま せん 神 は すべての 人 に いのちと 息 と 万 物 とをお 与 えになった 方 だからです 神 は ひとりの 人 からすべての 国 の 人 々を 造 り 出 して 地 の 全 面 に 住 まわせ それぞれに 決 められた 時 代 と その 住 まいの 境 界 とをお 定 めに なりました これは 神 を 求 めさせるためであって もし 探 り 求 めることでもあるなら 神 を 見 いだすこともあるの です 確 かに 神 は 私 たちひとりひとりから 遠 く 離 れてはおられません 私 たちは 神 の 中 に 生 き 動 き ま た 存 在 しているのです あなたがたのある 詩 人 たちも 私 たちもまたその 子 孫 である と 言 ったとおりです そのように 私 たちは 神 の 子 孫 ですから 神 を 人 間 の 技 術 や 工 夫 で 造 った 金 や 銀 や 石 などの 像 と 同 じものと 考 えてはいけません 神 は そのような 無 知 の 時 代 を 見 過 ごしておられましたが 今 は どこででもすべての 人 に 悔 い 改 めを 命 じてお られます なぜなら 神 は お 立 てになったひとりの 人 により 義 をもってこの 世 界 をさばくため 日 を 決 めておられるから です そして その 方 を 死 者 の 中 からよみがえらせることによって このことの 確 証 をすべての 人 にお 与 えに なったのです ( 使 徒 17:22-31) < 参 考 文 献 について> 最 後 に この 講 演 にあたり 参 考 にした 文 献 を 挙 げておく 私 の 講 演 は 学 術 的 な 意 図 をもったものではなく キ リスト 者 に 神 からのメッセージを 取 り 次 ぎたいと 思 っているだけである 従 って 以 下 の 参 考 文 献 は 私 が 講 演 を 準 備 するに 当 たって 参 考 にした 文 献 である 決 して 聴 衆 の 皆 さんが 参 考 にすべき 書 物 として 紹 介 しているわけで はない この 講 演 で 話 をすることは きちんと 理 解 し できるだけ 正 確 に 紹 介 するよう 努 力 した 書 物 を 読 むだけで なく クラスの 授 業 や 学 会 サイエンスカフェなどに 出 席 し たくさんの 専 門 家 たちから 教 えをいただきた しかし たくさんの 制 約 があることもまた 事 実 である 取 り 扱 った 事 項 に 関 連 する 重 要 な 書 物 を 見 落 としていることはあるの ではないかと 思 う 本 講 演 の 最 終 的 な 意 図 を 汲 んでくださり お 許 しいただきたい なお 外 国 語 の 文 献 も 多 数 利 用 せざるを 得 なかったが そこまで 紹 介 する 必 要 ないと 思 う すべて 割 愛 する < 科 学 に 関 する 参 考 文 献 > ジョン ホーガン 著 竹 内 薫 訳 科 学 を 捨 て 神 秘 へと 向 かう 理 性 ( 徳 間 書 店 2004 年 ) 松 井 孝 典 著 我 関 わる ゆえに 我 あり ( 集 英 社 2012 年 ) 池 内 了 著 科 学 の 限 界 ( 筑 摩 書 房 2012 年 ) 池 内 了 著 生 きのびるための 科 学 ( 晶 文 社 2012 年 ) 池 内 了 著 寺 田 寅 彦 の 科 学 エッセイを 読 む ( 祥 伝 社 2012 年 ) 松 原 隆 彦 著 新 天 文 学 事 典 宇 宙 論 ( 講 談 社 2013 年 )21-74 頁 < 古 代 中 世 の 宇 宙 論 に 関 する 参 考 文 献 > G.サートン 著 平 田 寛 訳 古 代 中 世 科 学 文 化 史 2 第 12 世 紀 ( 岩 波 書 店 1952 年 ) G.サートン 著 平 田 寛 訳 古 代 中 世 科 学 文 化 史 3 第 13 世 紀 ( 岩 波 書 店 1954 年 ) G.サートン 著 平 田 寛 訳 古 代 中 世 科 学 文 化 史 4 第 14 世 紀 前 半 ( 岩 波 書 店 1957 年 ) A.C.クロムビー 著 渡 辺 正 雄 青 木 靖 三 訳 中 世 から 近 代 への 科 学 史 ( 上 ) (コロナ 社 1962 年 ) 16

20 A.C.クロムビー 著 渡 辺 正 雄 青 木 靖 三 訳 中 世 から 近 代 への 科 学 史 ( 下 ) (コロナ 社 1968 年 ) J.シャロン 著 中 山 茂 訳 宇 宙 論 の 歩 み (1971 年 平 凡 社 ) 伊 東 俊 太 郎 著 近 代 科 学 の 源 流 ( 中 央 公 論 社 1975 年 ) C.ブラッカー 他 編 矢 島 裕 利 矢 島 文 夫 訳 古 代 の 宇 宙 論 ( 海 鳴 社 1976 年 ) 伊 東 俊 太 郎 著 文 明 における 科 学 ( 勁 草 書 房 1980 年 ) B.ラヴェル 著 鈴 木 修 訳 宇 宙 論 の 誕 生 劇 ( 新 曜 社 1985 年 ) E.ローゼン L.モッツ 著 菊 池 潤 杉 山 聖 一 郎 訳 宇 宙 論 全 史 ( 平 凡 社 1987 年 ) E.グラント 著 横 山 雅 彦 訳 中 世 の 自 然 学 (みすず 書 房 1991 年 ) 大 野 誠 著 科 学 史 へのいざない (1992 年 南 窓 社 ) 池 田 了 著 物 理 学 と 神 (2002 年 集 英 社 ) 池 内 了 著 増 補 新 版 宇 宙 論 のすべて ( 新 書 館 2007 年 ) 大 野 誠 編 著 科 学 史 へのいざない ( 南 窓 社 2009 年 ) 池 内 了 著 科 学 史 入 門 ( 幻 冬 舎 2012 年 ) < 日 本 人 の 宇 宙 観 に 関 連 する 参 考 文 献 > 中 山 茂 著 日 本 の 天 文 学 占 い 暦 宇 宙 観 ( 朝 日 文 庫 2000 年 ) 荒 川 紘 著 日 本 人 の 宇 宙 観 - 飛 鳥 から 現 代 まで ( 紀 伊 國 屋 書 店 2001 年 ) 海 部 宣 男 著 天 文 歳 時 記 ( 角 川 選 書 2008 年 ) 藤 井 旭 著 月 と 暮 らす- 月 を 知 り 月 のリズムで ( 誠 文 堂 新 光 社 2011 年 ) 中 村 士 監 修 江 戸 の 天 文 学 渋 川 春 海 と 江 戸 時 代 の 科 学 者 たち ( 角 川 学 芸 出 版 2012 年 ) 池 内 了 著 寺 田 虎 彦 の 科 学 エッセイを 読 む ( 祥 伝 社 2012 年 ) 二 間 瀬 敏 史 著 日 本 人 と 宇 宙 ( 朝 日 新 聞 出 版 2013 年 ) < 古 代 中 国 に 関 連 する 参 考 文 献 > 浅 野 裕 一 著 古 代 中 国 の 宇 宙 観 ( 岩 波 書 店 2005 年 ) 浅 野 裕 一 著 古 代 中 国 の 文 明 観 ( 岩 波 書 店 2006 年 ) < 神 話 に 関 する 参 考 文 献 > マッソン ウルセル 他 著 美 田 稔 訳 インドの 神 話 (みすず 書 房 1975 年 ) ルイーズ モラン 著 美 田 稔 訳 インドの 神 話 (みすず 書 房 1975 年 ) ギラン 著 清 水 茂 訳 ゲルマン ケルトの 神 話 (みすず 書 房 1977 年 ) E.トンヌラ 他 著 ゲルマン ケルトの 神 話 (みすず 書 房 1978 年 ) M.エリアーデ 著 久 米 博 也 訳 神 話 の 系 譜 学 ( 平 凡 社 1987 年 ) ブルフィンチ 作 野 上 弥 生 子 訳 ギリシャ ローマ 神 話 ( 岩 波 書 店 1992 年 ) 柴 田 有 著 グノーシスと 古 代 宇 宙 論 ( 勁 草 書 房 1982 年 ) 藤 井 旭 著 星 の 神 話 伝 説 図 鑑 (2004 年 ポプラ 社 ) 世 界 の 神 話 と 伝 説 研 究 会 編 ギリシャ 神 話 とオリンポスの 神 々 ( 竹 書 房 2010 年 ) ケルト 神 話 研 究 会 編 ケルト 神 話 全 書 ( 日 本 文 芸 社 2013 年 ) < 占 星 術 に 関 する 参 考 文 献 > 荒 木 俊 馬 著 西 洋 占 星 術 ( 新 潮 社 1971 年 ) 永 田 久 著 暦 と 占 いの 科 学 ( 新 潮 社 1982 年 ) <アリストテレスに 関 連 する 参 考 文 献 > アリストテレス 著 出 隆 訳 アリストテレス 全 集 (3) 自 然 学 ( 岩 崎 書 店 1968 年 ) アリストテレス 著 出 隆 訳 アリストテレス 全 集 (4) 天 体 論 生 成 消 滅 論 ( 岩 崎 書 店 1968 年 ) アリストテレス 著 出 隆 訳 アリストテレス 全 集 (5) 宇 宙 論 ( 岩 崎 書 店 1969 年 ) G.ロイド 著 川 田 殖 訳 アリストテレス その 思 想 の 成 長 と 構 造 (みすず 書 房 1998 年 ) 17

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