第 18 条 < 無 期 転 換 ルール> Q1. 障 害 者 就 労 施 設 において1 年 更 新 で 障 害 者 を 雇 用 しているケースにも 無 期 転 換 ルールは 適 用 されるか A1. 労 働 契 約 法 は 第 22 条 で 適 用 除 外 とされる 場 合 ( 注 )を 除 き

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1 改 正 労 働 契 約 法 及 び 改 正 高 年 齢 者 雇 用 安 定 法 施 行 直 前 最 終 点 検 セミナー ( )Q&A - 改 正 労 働 契 約 法 - < 回 答 者 > 弁 護 士 : 水 口 洋 介 氏 ( 日 本 労 働 弁 護 団 幹 事 長 東 京 法 律 事 務 所 弁 護 士 ) ( 文 責 : 連 合 雇 用 法 制 対 策 局 ) 1

2 第 18 条 < 無 期 転 換 ルール> Q1. 障 害 者 就 労 施 設 において1 年 更 新 で 障 害 者 を 雇 用 しているケースにも 無 期 転 換 ルールは 適 用 されるか A1. 労 働 契 約 法 は 第 22 条 で 適 用 除 外 とされる 場 合 ( 注 )を 除 き すべての 労 働 契 約 に 適 用 される したがって 設 問 のように 障 害 者 就 労 施 設 で 雇 用 されているケースにおいても 第 18 条 の 無 期 転 換 ルールが 適 用 されることとなる ( 注 )1 国 家 公 務 員 地 方 公 務 員 2 使 用 者 が 同 居 の 親 族 のみを 使 用 する 場 合 この 質 問 は 事 業 を 対 象 とする 労 働 基 準 法 が 株 式 会 社 等 の 営 利 法 人 をおもな 適 用 対 象 としていることが 念 頭 にあって ( 非 営 利 法 人 であることが 多 い) 障 害 者 就 労 施 設 への 労 働 契 約 法 の 適 用 如 何 が 気 になったものかもしれない しかし 労 働 契 約 法 は 前 述 の 適 用 除 外 に 該 当 しなければ 必 ずしも 営 利 を 目 的 としていない 事 業 における 労 働 契 約 で あっても 適 用 対 象 としている 点 をご 理 解 いただきたい 労 働 契 約 法 第 22 条 ( 適 用 除 外 ) この 法 律 は 国 家 公 務 員 及 び 地 方 公 務 員 については 適 用 しない 2 この 法 律 は 使 用 者 が 同 居 の 親 族 のみを 使 用 する 場 合 の 労 働 契 約 については 適 用 しない 2

3 Q2. 今 会 社 で 会 社 分 割 の 話 が 進 んでいる 第 18 条 の 通 算 契 約 期 間 は 同 一 の 使 用 者 ごとに 計 算 するということだが 法 施 行 後 に 会 社 分 割 があった 場 合 はどうなるか A2. 法 施 行 後 に 会 社 分 割 があった 場 合 たとえば 甲 社 から 分 割 された 乙 社 に 移 籍 した 労 働 者 について 第 18 条 の 通 算 契 約 期 間 がその 時 点 で 切 断 されてしまうのかといった 問 題 が 生 じる 会 社 の 組 織 再 編 のあり 方 としては 会 社 分 割 だけでなく 事 業 譲 渡 という 手 続 き もある それぞれに 対 応 が 異 なることから 以 下 で 解 説 する 会 社 分 割 である 場 合 : 包 括 承 継 会 社 分 割 法 制 ( 会 社 法 労 働 契 約 承 継 法 )によれば 会 社 分 割 は 合 併 と 同 じであり 包 括 承 継 とされている 会 社 分 割 では すべての 債 権 債 務 が 包 括 的 に 譲 渡 されるので 労 働 契 約 においても 分 割 前 の 甲 社 と 分 割 後 の 乙 社 は 同 一 の 使 用 者 となる したが って 労 働 契 約 承 継 法 にもとづき 労 働 契 約 が 承 継 された 場 合 には それ 以 前 の 労 働 契 約 もそのまま 承 継 されることになるため( 包 括 承 継 ) 無 期 転 換 ルールにおける 通 算 契 約 期 間 も 継 続 してカウントされることとなる なお 照 明 器 具 部 門 だけを 別 会 社 に 会 社 分 割 する 場 合 など 甲 社 の 一 部 が 乙 社 に 会 社 分 割 された 場 合 も 部 分 的 包 括 承 継 とされ 後 述 する 事 業 譲 渡 とは 異 なる 事 業 譲 渡 である 場 合 : 特 定 承 継 甲 社 の 照 明 器 具 部 門 などの 事 業 部 門 だけを 乙 社 に 移 す 場 合 包 括 承 継 である 会 社 分 割 ではなく 事 業 譲 渡 として 個 別 に 譲 渡 を 行 う 方 法 もある ここで 個 別 の 譲 渡 とは 照 明 器 具 部 門 に 属 するA 工 場 の 土 地 建 物 動 産 類 を 個 別 の 売 買 契 約 によって 譲 渡 する とともに 関 連 する 債 権 についても 個 別 に 債 権 譲 渡 を 行 うというものである 労 働 契 約 についても 個 別 に 譲 渡 契 約 を 結 ぶこととなる こうした 事 業 譲 渡 の 場 合 労 働 契 約 の 譲 渡 の 方 法 については 以 下 のように さまざ まなケースがある もっとも 安 易 な 方 法 としては 労 働 者 が 甲 社 をいったん 退 職 して 退 職 金 等 も 精 算 し そのうえで 乙 社 が 新 たに 採 用 するという 方 法 がある このように いったん 退 職 して 新 しく 会 社 に 採 用 されるという 方 法 を 取 った 場 合 には 甲 社 と 乙 社 は 同 一 の 使 用 者 とは 言 えないので 第 18 条 の 通 算 契 約 期 間 はそこで 切 断 されることとなる (なお こうした 場 合 に 問 題 が 生 じるのは 甲 社 を 退 職 した 労 働 者 が 乙 社 に 採 用 されないケー スである 乙 社 にも 採 用 の 自 由 があることから これを 行 使 して 労 働 者 を 選 別 した 結 3

4 果 労 働 者 との 間 でトラブルとなり 裁 判 になるケースも 多 い ) その 他 では 民 法 第 625 条 1 項 にもとづき 労 働 者 の 承 諾 のもとで 使 用 者 の 地 位 を 甲 社 乙 社 間 で 移 転 するという 方 法 もある この 場 合 は 労 働 契 約 はそのまま 引 き 継 がれ るため 甲 社 と 乙 社 は 同 一 の 使 用 者 となり 第 18 条 の 通 算 契 約 期 間 も 引 き 継 がれ ることとなる また 労 働 者 が 乙 社 への 移 籍 を 希 望 しない 場 合 には 労 使 で 協 議 を 行 い 甲 社 から 乙 社 への 出 向 とする 例 も 珍 しくない この 場 合 は 甲 社 に 籍 を 置 いたまま 乙 社 に 出 向 す る 以 上 使 用 者 はひきつづき 甲 社 のままである 当 然 に 通 算 契 約 期 間 も 継 続 してカ ウントされることとなる 民 法 625 条 ( 使 用 者 の 権 利 の 譲 渡 の 制 限 等 ) 使 用 者 は 労 働 者 の 承 諾 を 得 なければ その 権 利 を 第 三 者 に 譲 り 渡 すことができない 会 社 法 2 条 ( 定 義 ) この 法 律 において 次 の 各 号 に 掲 げる 用 語 の 意 義 は 当 該 各 号 に 定 めるところによる 29 吸 収 分 割 株 式 会 社 又 は 合 同 会 社 がその 事 業 に 関 して 有 する 権 利 義 務 の 全 部 又 は 一 部 を 分 割 後 他 の 会 社 に 承 継 させることをいう 30 新 設 分 割 一 又 は 二 以 上 の 株 式 会 社 又 は 合 同 会 社 がその 事 業 に 関 して 有 する 権 利 義 務 の 全 部 又 は 一 部 を 分 割 により 設 立 する 会 社 に 承 継 させることをいう 労 働 契 約 承 継 法 3 条 ( 承 継 される 事 業 に 主 として 従 事 する 労 働 者 に 係 る 労 働 契 約 の 承 継 ) 前 条 第 一 項 第 一 号 に 掲 げる 労 働 者 が 分 割 会 社 との 間 で 締 結 している 労 働 契 約 であって 分 割 契 約 等 に 承 継 会 社 等 が 承 継 する 旨 の 定 めがあるものは 当 該 分 割 契 約 等 に 係 る 分 割 の 効 力 が 生 じた 日 に 当 該 承 継 会 社 等 に 承 継 されるものとする 4

5 Q3. 第 18 条 の 施 行 にあたり 就 業 規 則 を 変 更 して 有 期 労 働 契 約 の 更 新 限 度 を 通 算 で 最 長 5 年 まで(1 年 契 約 の 更 新 は 4 回 まで 等 ) とすることは 適 法 か A3. この 就 業 規 則 が 適 法 かどうかは 労 働 者 を 法 的 に 拘 束 するかという 問 題 となる 場 合 を わけて 説 明 することとする 第 1は 今 有 期 労 働 契 約 を 締 結 して 働 いている 有 期 契 約 労 働 者 がいる 場 合 このよう な 更 新 の 限 度 を 設 けた 就 業 規 則 を 定 める 場 合 には その 労 働 者 に 対 しては 違 法 となり 法 的 拘 束 力 は 生 じない なぜなら 従 前 の 就 業 規 則 には 更 新 の 限 度 がなかったにもかかわらず 新 たに 就 業 規 則 を 設 けて 更 新 限 度 を 設 けるのだから 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 にあたる このような 不 利 益 変 更 は 労 働 契 約 法 10 条 の 合 理 性 の 要 件 ( 労 働 条 件 の 受 ける 不 利 益 の 程 度 労 働 条 件 の 変 更 の 必 要 性 変 更 後 の 就 業 規 則 の 内 容 の 相 当 性 労 働 組 合 の 交 渉 の 状 況 その 他 の 就 業 規 則 の 変 更 に 係 る 事 情 に 照 らして 合 理 性 があるとき)がある 場 合 にのみ 有 効 となる 使 用 者 が 労 契 法 18 条 の 無 期 転 換 ルールを 回 避 するために このような 規 定 を 新 たに 設 けることは 法 の 趣 旨 に 反 して 合 理 性 がなく 違 法 無 効 となる したがって 有 期 契 約 労 働 者 がいる 会 社 では このような 就 業 規 則 を 定 めることは 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 となり 労 契 法 10 条 及 び18 条 の 趣 旨 に 違 反 するといえる 第 2に 今 まで 有 期 契 約 労 働 者 がいない 会 社 が 新 たに 有 期 契 約 労 働 者 と 契 約 締 結 す る 際 に このような 就 業 規 則 を 定 めた 場 合 である(もっとも このような 会 社 はほとん どない) この 場 合 には 有 期 契 約 労 働 者 がいなかったので 不 利 益 変 更 とは 言 えない したがって 直 ちに 上 記 就 業 規 則 が 労 働 契 約 法 10 条 18 条 に 違 反 するとはいえない なぜなら 今 回 の 改 正 では 有 期 労 働 契 約 の 締 結 事 由 を 合 理 的 な 理 由 がある 場 合 に 限 定 する 入 口 規 制 を 導 入 しなかった そのため 遺 憾 ながら 有 期 労 働 契 約 を 締 結 することは 契 約 の 自 由 として 許 容 されており 有 期 契 約 期 間 の 更 新 限 度 についても 同 じく 契 約 自 由 の 原 則 から 許 容 されていると 解 さざるを 得 ない しかし 更 新 限 度 の 合 意 がなされた 場 合 について 雇 止 め 法 理 ( 第 19 条 )の 適 用 が 一 切 ないといった 解 釈 をすべきではない 設 問 のように 契 約 締 結 当 初 から 更 新 限 度 が 明 確 に 就 業 規 則 に 定 められている 場 合 であっても 他 の 有 期 契 約 労 働 者 のなかには 更 新 限 度 を 超 えて 雇 用 継 続 されている 者 がいる とか 雇 用 継 続 を 期 待 させるような 使 用 者 の 言 動 があった といった 実 態 があれば 有 期 契 約 労 働 者 に 対 して 雇 用 継 続 に 対 する 合 理 的 期 待 の 発 生 を 認 めることができる 5

6 Q4. 第 18 条 の 施 行 にあたり 会 社 が 有 期 労 働 契 約 で 働 いている 人 たちの 雇 用 形 態 を 請 負 契 約 や 委 託 契 約 に 切 り 替 えている このような 行 為 は 適 法 か A4. 第 18 条 の 無 期 転 換 ルールが 適 用 されるのは 同 一 の 使 用 者 との 間 で 有 期 労 働 契 約 が 通 算 5 年 を 超 えて 繰 り 返 し 更 新 された 場 合 である したがって これまで 直 接 に 雇 用 してい た 労 働 者 の 雇 用 形 態 を 請 負 契 約 や 委 託 契 約 に 切 り 替 えた 場 合 同 一 の 使 用 者 という 要 件 を 満 たさないこととなって 通 算 契 約 期 間 が 切 断 されてしまうのか といった 問 題 が 生 じうる ( 一 方 で 同 一 企 業 内 で 勤 務 先 がA 工 場 からB 工 場 に 移 ったような 場 合 は 同 一 の 使 用 者 であることに 変 わりはない 以 上 通 算 契 約 期 間 が 切 断 されないのは 当 然 である ) 上 記 のように 雇 用 形 態 が 請 負 契 約 や 委 託 契 約 に 切 り 替 えられた 場 合 について 厚 生 労 働 省 の 施 行 通 達 では 就 業 実 態 が 変 わらないにもかかわらず 第 18 条 の 無 期 転 換 申 込 権 の 発 生 を 免 れる 意 図 をもって 派 遣 形 態 や 請 負 形 態 を 偽 装 し 労 働 契 約 の 当 事 者 を 形 式 的 に 他 の 使 用 者 に 切 り 替 えたに 過 ぎないものであれば 法 を 潜 脱 するものとして 通 算 契 約 期 間 の 計 算 上 は 同 一 の 使 用 者 として 通 算 される としている( 厚 生 労 働 省 施 行 通 達 4(2)イ) したがって 設 問 のケースにおいては 当 該 請 負 契 約 等 への 切 り 替 えが 切 り 替 え 前 後 での 就 業 実 態 や 切 り 替 えの 意 図 に 照 らして 法 を 潜 脱 するものと 言 えるか 否 かにより 無 期 転 換 ルールの 適 用 のあり 方 も 変 わってくると 思 われる ただし 請 負 契 約 等 への 切 り 替 えが 行 われた 場 合 使 用 者 が 無 期 転 換 申 込 権 の 発 生 を 免 れる 意 図 を 明 らかにして 行 うことは 想 定 しにくいため こうした 主 観 的 な 意 図 の 存 在 を 証 明 することは 大 変 に 困 難 と 言 える 免 れる 意 図 については 請 負 契 約 等 への 切 り 替 えがその 使 用 者 において 職 種 ぐるみ 事 業 ぐるみで 行 われているといった 客 観 的 な 状 況 から 推 認 していくしかないだろう この 問 題 については 労 働 組 合 がこのような 偽 装 を 許 さないという 観 点 から 現 場 レベ ルでの 点 検 を 徹 底 していくことが 重 要 である 6

7 参 考 厚 労 省 施 行 通 達 27 頁 4. 有 期 労 働 契 約 の 期 間 の 定 めのない 労 働 契 約 への 転 換 ( 法 第 18 条 関 係 )(2)イ 法 第 18 条 第 1 項 の 同 一 の 使 用 者 は 労 働 契 約 を 締 結 する 法 律 上 の 主 体 が 同 一 であ ることをいうものであり したがって 事 業 場 単 位 ではなく 労 働 契 約 締 結 の 法 律 上 の 主 体 が 法 人 であれば 法 人 単 位 で 個 人 事 業 主 であれば 当 該 個 人 事 業 主 単 位 で 判 断 されるもの であること ただし 使 用 者 が 就 業 実 態 が 変 わらないにもかかわらず 法 第 18 条 第 1 項 に 基 づき 有 期 契 約 労 働 者 が 無 期 労 働 契 約 への 転 換 を 申 し 込 むことができる 権 利 ( 以 下 無 期 転 換 申 込 権 という )の 発 生 を 免 れる 意 図 をもって 派 遣 形 態 や 請 負 形 態 を 偽 装 して 労 働 契 約 の 当 事 者 を 形 式 的 に 他 の 使 用 者 に 切 り 替 えた 場 合 は 法 を 潜 脱 するものと して 同 項 の 通 算 契 約 期 間 の 計 算 上 同 一 の 使 用 者 との 労 働 契 約 が 継 続 していると 解 さ れるものであること 7

8 Q5. 無 期 転 換 権 の 申 込 み 権 を 行 使 せずに 下 記 図 1の1の 申 込 み 期 間 を 過 ぎてしまって 契 約 が 更 新 されなかった 場 合 でも 無 期 転 換 権 は 行 使 できるのか A5. 無 期 転 換 申 込 権 は 通 算 契 約 期 間 が5 年 を 超 える 場 合 にその 有 期 労 働 契 約 期 間 の 初 日 から 末 日 までの 間 行 使 することができる したがって 設 問 のように 当 該 契 約 期 間 の 末 日 を 過 ぎてしまい その 後 の 契 約 更 新 もなされなければ 無 期 転 換 申 込 権 は 消 滅 して 権 利 行 使 もできないこととなる (ただし 契 約 更 新 がなされたり クーリング 期 間 ( 下 記 図 2)を 置 くことなく 改 めて 同 一 の 使 用 者 との 間 で 有 期 労 働 契 約 が 締 結 された 場 合 には 新 たな 無 期 転 換 申 込 権 が 発 生 するため この 権 利 を 行 使 することはできる ) 労 働 組 合 としては 有 期 契 約 労 働 者 に 対 して 無 期 転 換 申 込 権 の 行 使 期 間 を 周 知 する 取 り 組 みを 徹 底 することが 重 要 である 図 1 図 2 出 所 : 厚 生 労 働 省 パンフレット 労 働 契 約 法 改 正 のあらまし 4 頁 8

9 Q6. 私 の 会 社 の 就 業 規 則 に 無 期 転 換 権 の 申 込 み 権 が 行 使 できる 期 間 を 契 約 終 了 の 1 ヶ 月 前 までとする 手 続 規 定 が 盛 り 込 まれた 無 期 転 換 権 の 申 込 みが 契 約 終 了 の 1 週 間 前 になってしまった 場 合 の 効 力 はどうなるか A6. 第 18 条 の 無 期 転 換 申 込 権 を 行 使 するにあたって 申 込 みの 方 式 については 何 ら 法 律 上 の 制 限 は 設 けられていない 申 込 みの 方 式 について 法 律 で 何 も 限 定 していない 以 上 使 用 者 が 就 業 規 則 や 個 別 の 労 働 契 約 等 において 契 約 期 間 満 了 の1カ 月 前 までに 行 使 しなければならない とか 書 面 で 申 し 込 まない 場 合 には 受 け 付 けをしない といった 限 定 を 設 けた 場 合 であっても 労 働 者 がそれに 従 うことなく 口 頭 で 行 った 申 込 み 自 体 が 無 効 とされてしまう 訳 ではない ( 無 期 転 換 申 込 権 は 労 働 者 保 護 のために 認 められた 権 利 であるから 第 18 条 は 当 事 者 間 の 契 約 によってもその 保 護 を 後 退 させるような 合 意 の 効 力 を 許 さない 強 行 規 定 であ ると 解 される ) ただし 契 約 期 間 の 末 日 直 前 に 無 期 転 換 の 申 込 みをされた 場 合 には 要 員 計 画 等 の 観 点 か ら 業 務 運 営 に 支 障 を 来 すことがある といった 使 用 者 側 の 事 情 についても 一 概 に 否 定 することはできない したがって 無 期 転 換 申 込 権 は 可 能 な 限 り 契 約 末 日 の1ヶ 月 前 までに 行 使 するように 努 めてほしい といった 使 用 者 側 の 希 望 をアナウンスするこ とまで 禁 止 されている 訳 ではない 使 用 者 がこうしたアナウンスを 行 う 場 合 には 権 利 行 使 を 抑 制 するものとならないよう 労 使 間 であらかじめ 十 分 な 話 し 合 いを 行 ってほし い 9

10 Q7. 今 回 の 法 改 正 にあたり 作 成 された 就 業 規 則 に 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 について 雇 用 が 不 安 定 な 有 期 であるために 加 算 していた 賃 金 の 上 乗 せ 分 ( 有 期 プレミアム 分 ) を 雇 用 が 安 定 した 無 期 になるので 減 額 する 旨 を 記 載 しようとしている 有 期 の 時 よ りも 無 期 転 換 後 の 賃 金 が 下 げることも 許 されるのか A7. 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 を 就 業 規 則 によって 不 利 益 に 変 更 しようとする 場 合 契 約 期 間 中 における 不 利 益 変 更 と 言 えるから その 変 更 内 容 の 合 理 性 の 判 断 は 新 たに 雇 用 される 労 働 者 との 関 係 で 就 業 規 則 に 合 理 性 を 求 めている 第 7 条 ではなく より 厳 格 な 合 理 性 の 要 件 ( 業 務 の 必 要 性 労 使 交 渉 の 状 況 等 )を 求 めている 不 利 益 変 更 を 規 定 する 第 10 条 にもとづいて 行 われる 必 要 がある( 下 図 参 照 ) したがって 設 問 のような 有 期 プレミアム 分 の 削 減 については 実 際 に 減 額 される 部 分 が 有 期 契 約 であることを 理 由 として 加 算 されていた 上 乗 せ 分 ( 有 期 プレミアム 分 )に 相 当 していると 言 えるのか その 合 理 性 を 慎 重 にチェックする 必 要 がある 出 所 : 厚 生 労 働 省 パンフレット 労 働 契 約 法 改 正 のあらまし 15 頁 10

11 Q8. 今 回 の 法 改 正 にあたり 作 成 された 就 業 規 則 に 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 について 広 域 配 転 条 項 や 労 働 時 間 の 大 幅 変 更 などの 条 項 が 盛 り 込 まれています このような 無 期 転 換 権 を 事 実 上 抑 制 するような 条 項 が 盛 り 込 まれることも 許 されるのでしょうか A8. 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 は 有 期 労 働 契 約 の 労 働 条 件 と 同 一 の 労 働 条 件 となることが 原 則 とされている ただし 別 段 の 定 め により 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 を 変 更 することも できるため 別 段 の 定 め の 内 容 に 応 じて 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 は 有 期 労 働 契 約 の 労 働 条 件 に 比 して 上 がることも 下 がることもある ( 別 段 の 定 め には 1 個 別 合 意 2 就 業 規 則 3 労 働 協 約 が 該 当 する ) このように 別 段 の 定 め によって 労 働 条 件 を 変 更 する 場 合 には 不 利 益 変 更 となると きに 変 更 内 容 の 合 理 性 如 何 が 問 題 となりうる また 無 期 転 換 申 込 権 の 行 使 を 事 実 上 抑 制 するような 条 項 (たとえば 広 域 配 転 条 項 や 労 働 時 間 の 大 幅 変 更 条 項 等 )が 盛 り 込 まれる 場 合 も 有 期 契 約 労 働 者 の 無 期 転 換 申 込 権 の 行 使 の 自 由 を 侵 害 するという 点 が 問 題 となりうる 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 について 上 記 1の 個 別 合 意 によって 使 用 者 が 不 利 益 な 労 働 条 件 の 提 示 をして 同 意 を 求 めた 場 合 最 終 的 には 裁 判 例 の 蓄 積 を 待 つこととなるが 労 働 者 はこの 合 意 を 拒 むことができ ま た 使 用 者 は 合 意 を 拒 んだことを 理 由 として 無 期 転 換 申 込 みを 拒 絶 することはできない と 考 えられる ここで 注 意 する 必 要 があるのは 設 問 のような 労 働 条 件 の 変 更 を 使 用 者 が 個 別 合 意 で 求 めてきた 場 合 についてどう 見 るのか ということである たとえば 現 在 より 低 い 労 働 条 件 のもと 無 期 労 働 契 約 で 就 労 するか 又 は 現 在 の 労 働 条 件 のまま 引 き 続 き 有 期 労 働 契 約 で 就 労 するか といった 選 択 を 使 用 者 から 個 別 合 意 の 形 で 求 められた 場 合 立 場 の 弱 い 労 働 者 としては 不 本 意 ながらも 有 期 労 働 契 約 での 就 労 を 選 択 したり 無 期 転 換 申 込 権 の 行 使 を 躊 躇 したりするなど 結 果 的 に 無 期 転 換 申 込 権 の 行 使 に 対 する 使 用 者 側 の 不 当 な 抑 制 があったという 評 価 をすることができる 場 合 が 起 こりうるのである こ うした 場 合 には 法 の 趣 旨 に 反 するものとして 違 法 とされる 余 地 がある 上 記 2の 就 業 規 則 によって 使 用 者 が 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 を 行 った 場 合 その 変 更 が 合 理 的 であるとされるためには 労 働 契 約 法 第 10 条 で 求 められる 厳 格 な 合 理 性 の 要 件 ( 業 務 の 必 要 性 労 使 交 渉 の 状 況 等 )を 満 たすことが 必 要 である(Q8の 図 表 を 参 照 ) 11

12 上 記 3の 労 働 協 約 によって 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 を 行 う 場 合 有 期 契 約 労 働 者 も 含 めて 組 織 する 労 働 組 合 が 締 結 した 労 働 協 約 であれば 別 段 の 合 意 として 無 期 転 換 した 労 働 者 を 拘 束 することになる 一 方 で 有 期 契 約 労 働 者 を 組 織 していない 組 合 が 締 結 した 労 働 協 約 であれば 非 組 合 員 である 有 期 契 約 労 働 者 を 拘 束 することはない なお 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 については 正 社 員 と 同 じ 労 働 条 件 とされる 訳 ではなく そこが 今 回 の 改 正 法 の 限 界 である 今 後 は 無 期 転 換 にあたって 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 が 行 われないように 使 用 者 との 間 で 粘 り 強 い 交 渉 を 行 っていくことも 労 働 組 合 にとっ ての 重 要 な 課 題 である 広 域 配 転 条 項 について 有 期 労 働 契 約 には 含 まれていなかった 配 転 条 項 が 無 期 転 換 後 に 適 用 される 就 業 規 則 に おいて 定 められた 場 合 それへの 拘 束 如 何 は 次 のように 整 理 される (1) 従 前 の 有 期 労 働 契 約 に 勤 務 地 限 定 の 特 約 があったと 認 められる 場 合 であれば 労 働 者 の 個 別 合 意 がない 限 り 就 業 規 則 の 配 転 条 項 には 拘 束 されない (2) 従 前 の 有 期 労 働 契 約 に 勤 務 地 限 定 の 特 約 がなかったと 認 められる 場 合 であれば 就 業 規 則 における 配 転 条 項 の 挿 入 は 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 に 該 当 する したがっ て 当 該 不 利 益 変 更 には 第 10 条 で 求 められる 厳 格 な 合 理 性 の 要 件 ( 業 務 の 必 要 性 労 使 交 渉 の 状 況 等 を 満 たすことが 必 要 である(Q8の 図 表 を 参 照 ) たとえば 勤 務 地 限 定 特 約 が 含 まれていない 有 期 労 働 契 約 にもとづき 新 宿 店 で 勤 務 して いる 労 働 者 を 対 象 に 東 京 駅 店 への 配 転 を 想 定 した 条 項 を 新 規 に 設 ける 場 合 と 群 馬 店 への 配 転 を 想 定 した 条 項 を 新 規 に 設 ける 場 合 とでは 配 転 条 項 のもつ 拘 束 力 の 解 釈 にも 相 違 が 生 じうる すなわち 東 京 駅 店 への 異 動 は 比 較 的 近 隣 であって 通 勤 にも 特 段 の 支 障 はないであろうから 一 概 には 配 転 条 項 の 効 力 は 否 定 されない 一 方 で 群 馬 店 への 異 動 は 長 距 離 通 勤 や 転 居 を 伴 わざるを 得 ないものと 考 えられるため 無 制 限 に 広 域 配 転 条 項 を 入 れる 場 合 については 無 期 転 換 申 込 権 の 行 使 の 抑 制 が 目 的 であると 解 釈 されて しまう 余 地 があり その 場 合 には 当 該 条 項 には 拘 束 されないということとなる なお 広 域 配 転 条 項 の 当 否 は 個 別 具 体 的 に 判 断 されるため どのような 就 業 規 則 にして いくかということについて 労 働 組 合 が 役 割 を 発 揮 していくことが 非 常 に 重 要 である 12

13 労 働 契 約 法 18 条 ( 有 期 労 働 契 約 の 期 間 の 定 めのない 労 働 契 約 への 転 換 ) 1 同 一 の 使 用 者 との 間 で 締 結 された 二 以 上 の 有 期 労 働 契 約 ( 契 約 期 間 の 始 期 の 到 来 前 のも のを 除 く 以 下 この 条 において 同 じ )の 契 約 期 間 を 通 算 した 期 間 ( 次 項 において 通 算 契 約 期 間 という )が 五 年 を 超 える 労 働 者 が 当 該 使 用 者 に 対 し 現 に 締 結 している 有 期 労 働 契 約 の 契 約 期 間 が 満 了 する 日 までの 間 に 当 該 満 了 する 日 の 翌 日 から 労 務 が 提 供 される 期 間 の 定 めのない 労 働 契 約 の 締 結 の 申 込 みをしたときは 使 用 者 は 当 該 申 込 みを 承 諾 したもの とみなす この 場 合 において 当 該 申 込 みに 係 る 期 間 の 定 めのない 労 働 契 約 の 内 容 である 労 働 条 件 は 現 に 締 結 している 有 期 労 働 契 約 の 内 容 である 労 働 条 件 ( 契 約 期 間 を 除 く )と 同 一 の 労 働 条 件 ( 当 該 労 働 条 件 ( 契 約 期 間 を 除 く )について 別 段 の 定 めがある 部 分 を 除 く ) とする 13

14 Q9. 労 働 基 準 法 第 15 条 1 項 は 労 働 条 件 の 明 示 について 規 定 しているが 無 期 転 換 権 を 行 使 した 場 合 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 については いつ 教 えてもらえるのか A9. 労 働 基 準 法 第 15 条 1 項 は 労 働 契 約 の 締 結 時 に 労 働 条 件 を 明 示 することを 義 務 づけてい る したがって 使 用 者 は 無 期 労 働 契 約 が 締 結 される 時 に すなわち 有 期 契 約 労 働 者 が 無 期 転 換 申 込 権 を 行 使 する 時 に 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 を 明 示 しなければならない 就 業 規 則 により 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 を 変 更 しようとする 場 合 には 就 業 規 則 はあらか じめ 労 働 者 に 周 知 されなければならないという 原 則 ( 労 働 契 約 法 第 7 条 )もあるため 使 用 者 は 無 期 転 換 後 に 適 用 される 就 業 規 則 の 内 容 について 無 期 転 換 されるまでに 有 期 契 約 労 働 者 に 対 して 周 知 しておかなければならない(Q8の 図 表 を 参 照 のこと) 上 記 のように 就 業 規 則 で 無 期 転 換 後 の 労 働 条 件 を 定 める 場 合 就 業 規 則 の 作 成 変 更 に かかる 労 働 基 準 法 の 定 めがあることにも 留 意 する 必 要 がある 使 用 者 は 過 半 数 労 働 組 合 代 表 との 協 議 や 労 働 基 準 監 督 署 への 届 出 のために 要 する 期 間 も 考 慮 に 入 れ 時 間 的 余 裕 をもって 就 業 規 則 の 整 備 を 行 うようにしなければならない 出 所 : 厚 生 労 働 省 パンフレット 労 働 契 約 法 改 正 のあらまし 13 頁 14

15 労 働 基 準 法 15 条 1 項 ( 労 働 条 件 の 明 示 ) 使 用 者 は 労 働 契 約 の 締 結 に 際 し 労 働 者 に 対 して 賃 金 労 働 時 間 その 他 の 労 働 条 件 を 明 示 し なければならない この 場 合 において 賃 金 及 び 労 働 時 間 に 関 する 事 項 その 他 の 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 事 項 については 厚 生 労 働 省 令 で 定 める 方 法 により 明 示 しなければならない 労 働 基 準 法 90 条 ( 就 業 規 則 作 成 の 手 続 ) 使 用 者 は 就 業 規 則 の 作 成 又 は 変 更 について 当 該 事 業 場 に 労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がある 場 合 においてはその 労 働 組 合 労 働 者 の 過 半 数 で 組 織 する 労 働 組 合 がない 場 合 におい ては 労 働 者 の 過 半 数 を 代 表 する 者 の 意 見 を 聴 かなければならない 2 使 用 者 は 前 条 の 規 定 により 届 出 をなすについて 前 項 の 意 見 を 記 した 書 面 を 添 付 しなけれ ばならない 15

16 第 19 条 < 雇 止 め 法 理 > Q10. 第 19 条 は これまでの 判 例 法 理 を 足 しも 引 きもせずに 法 文 化 されたと 聞 いている が 労 働 者 による 満 了 後 遅 滞 のない 更 新 申 込 み 締 結 申 込 み が 条 文 に 規 定 さ れている 労 働 者 が 第 19 条 による 主 張 をする 場 合 には 満 了 後 いつまでに どの ような 方 法 での 申 込 みを 行 ったら 良 いのか A10. 第 19 条 は 従 来 確 立 されていた 雇 止 め 法 理 をそのまま 法 定 化 したものとされているが 条 文 をみると 有 期 労 働 契 約 の 更 新 締 結 の 申 込 み のように 雇 止 め 法 理 にはなかっ た 要 件 が 加 えられている そこで 雇 止 め 法 理 の 後 退 を 許 さないためにも 条 文 を 当 該 法 理 の 趣 旨 にそって 解 釈 することが 必 要 である 要 件 の1つとされた 有 期 労 働 契 約 の 更 新 締 結 の 申 込 み については 従 来 の 雇 止 め 法 理 にはなかったものであるが 要 式 行 為 ではないとされている そのため 申 込 みは 口 頭 によっても 黙 示 のものでも 足 りるとされ また 使 用 者 の 雇 止 めの 意 思 表 示 に 対 して 納 得 できない といった 異 議 や 不 満 を 述 べることでも 足 りるとされている( 施 行 通 達 33 頁 5(2)エ) 有 期 労 働 契 約 が 満 了 した 後 であっても 遅 滞 なく 有 期 労 働 契 約 の 申 込 みをすれば 第 19 条 の 適 用 があるとされている この 遅 滞 なく の 具 体 的 内 容 については 労 働 者 の 属 性 や 地 域 性 などを 踏 まえて 個 別 に 判 断 されることとなる そうした 個 別 判 断 の 結 果 正 当 な 又 は 合 理 的 な 理 由 による 申 込 みの 遅 滞 であるとされる 場 合 は 許 容 されることとな る( 施 行 通 達 33 頁 5(2)オ) なお 労 働 組 合 や 労 働 者 が 第 19 条 により 雇 止 めの 無 効 を 主 張 する 場 合 には 有 期 労 働 契 約 が 満 了 する 前 に 契 約 更 新 の 申 込 みを 明 示 的 に 行 うようにすることが 法 の 趣 旨 に 合 致 していると 思 われる したがって 労 働 組 合 が 労 働 者 から 相 談 を 受 けたような 場 合 には 雇 い 止 めに 異 議 を 申 し 立 てる といった 内 容 のFAXやメールを 直 ちに 使 用 者 に 対 し て 送 信 し その 記 録 を 残 しておくことが 必 要 である (こうした 申 込 みは 要 式 行 為 では ないため 口 頭 で 行 ってもよい 旨 を 前 述 したが 労 働 組 合 が 申 込 みに 関 わる 場 合 には 証 拠 に 残 る 方 法 として 必 ず 書 面 で 行 うべきである ) 16

17 参 考 厚 生 労 働 省 施 行 通 達 33 頁 5 有 期 労 働 契 約 の 更 新 等 ( 法 第 19 条 関 係 )(2) 内 容 エ 法 第 19 条 の 更 新 の 申 込 み 及 び 締 結 の 申 込 み は 要 式 行 為 ではなく 使 用 者 による 雇 止 めの 意 思 表 示 に 対 して 労 働 者 による 何 らかの 反 対 の 意 思 表 示 が 使 用 者 に 伝 わるものでもよ いこと また 雇 止 めの 効 力 について 紛 争 となった 場 合 における 法 第 19 条 の 更 新 の 申 込 み 又 は 締 結 の 申 込 み をしたことの 主 張 立 証 については 労 働 者 が 雇 止 めに 異 議 があることが 例 えば 訴 訟 の 提 起 紛 争 調 整 機 関 への 申 立 て 団 体 交 渉 等 によって 使 用 者 に 直 接 又 は 間 接 に 伝 えられたことを 概 括 的 に 主 張 立 証 すればよいと 解 されるものであること オ 法 第 19 条 の 遅 滞 なく は 有 期 労 働 契 約 の 契 約 期 間 の 満 了 後 であっても 正 当 な 又 は 合 理 的 な 理 由 による 申 込 みの 遅 滞 は 許 容 される 意 味 であること 17

18 Q11. 私 の 勤 務 する 会 社 では 有 期 労 働 契 約 の 締 結 にあたり 1 年 更 新 とし 更 新 も 最 長 3 年 で 打 ち 切 る との 不 更 新 条 項 が 付 されているが 実 態 上 は 更 新 限 度 を 超 えて 更 新 されている 人 が 複 数 いる この 場 合 第 19 条 2 号 の 合 理 的 期 待 の 扱 いはどうなるか A11. 設 問 のような 不 更 新 条 項 それ 自 体 は 有 効 とされている したがって 不 更 新 条 項 を 盛 り 込 んだ 有 期 労 働 契 約 を 新 たに 締 結 する 場 合 契 約 当 初 から 更 新 限 度 の 到 来 によって 雇 止 めとなることが 明 らかであるような 実 態 があれば 一 般 的 には 第 19 条 2 号 における 雇 用 継 続 への 合 理 的 期 待 の 発 生 は 問 題 とならないであろう ただし その 後 に 契 約 更 新 を 重 ねていく 過 程 で 更 新 限 度 を 超 えて 更 新 されている 人 が 複 数 いる あるいは 雇 用 継 続 を 期 待 させる 使 用 者 の 言 動 があった 等 の 実 態 があった 場 合 には たとえ 契 約 当 初 から 不 更 新 条 項 が 盛 り 込 まれていたとしても そうした 実 態 に 照 らして 労 働 者 に 雇 用 継 続 についての 合 理 的 期 待 が 生 じたと 言 えるときがありうる そうしたときには 第 19 条 2 号 が 適 用 されることになる 参 考 不 更 新 条 項 に 関 しては 新 たに 雇 用 契 約 を 締 結 する 有 期 契 約 労 働 者 との 関 係 だけでなく 既 に 雇 用 契 約 を 締 結 更 新 している 有 期 契 約 労 働 者 との 関 係 において 当 該 条 項 が 新 設 さ れた 場 合 も その 効 力 如 何 が 問 題 となりうる 具 体 的 には (ア) 就 業 規 則 を 変 更 して 不 更 新 条 項 を 設 けるケース (イ) 契 約 書 中 に 不 更 新 条 項 を 挿 入 して 有 期 契 約 労 働 者 に 対 して 合 意 を 求 めるケース で 不 更 新 条 項 や 合 意 の 有 効 無 効 が 争 われることがある これについては 以 下 のように 考 えることができる (ア) 就 業 規 則 を 変 更 して 不 更 新 条 項 を 設 けるケース: このケースでは 就 業 規 則 による 労 働 条 件 の 不 利 益 変 更 が 問 題 となる 就 業 規 則 の 不 利 益 変 更 を 行 う 際 にはその 内 容 の 合 理 性 が 求 められるが 5 年 を 超 えて 同 一 の 使 用 者 のもとで 就 労 していた 有 期 契 約 労 働 者 が 無 期 転 換 後 も 従 前 と 同 様 に 就 労 を 続 けるという 実 質 に 鑑 みれば 当 該 不 利 益 変 更 には 第 7 条 で 就 業 規 則 に 求 めら れる 合 理 性 ではなく 第 10 条 における 厳 格 な 合 理 性 の 要 件 ( 業 務 の 必 要 性 労 使 交 渉 の 状 況 等 )を 満 たすことが 必 要 であろう なお 無 期 転 換 により 有 期 契 約 労 働 者 の 雇 用 の 安 定 化 をはかろうとする 第 18 条 の 立 法 趣 旨 に 照 らせば 第 10 条 にもとづく 合 理 性 の 判 断 はより 厳 格 になされるべき である したがって 無 期 転 換 の 発 生 を 避 けるために 行 われる 就 業 規 則 の 変 更 ( 不 更 新 条 項 の 新 設 )の 多 くは その 変 更 に 合 理 性 が 認 められないものとして 無 効 と 解 すべきであろう 18

19 (イ) 契 約 書 中 に 不 更 新 条 項 を 挿 入 して 有 期 契 約 労 働 者 に 対 して 合 意 を 求 めるケース: 従 来 の 判 例 の 多 くは 有 期 契 約 労 働 者 が 行 った 合 意 にかかる 意 思 表 示 が 真 意 にもと づくものか 否 かについて 合 意 の 有 効 性 を 否 定 する 法 律 要 件 の 有 無 ( 錯 誤 詐 欺 不 当 な 圧 力 等 )にもとづき 判 断 したうえで それが 真 意 によるとされた 場 合 には 雇 用 継 続 についての 合 理 的 期 待 の 発 生 を 認 めず 雇 止 め 法 理 も 適 用 の 余 地 はない と してきた( 近 畿 コカ コーラボトリング 事 件 大 阪 地 判 平 労 判 893 号 本 田 技 研 事 件 東 京 高 判 平 ) しかし 多 くの 有 期 契 約 労 働 者 は 現 実 には 使 用 者 が 求 める 不 更 新 条 項 を 拒 絶 す れば 雇 止 めをされてしまうのではないかという 不 安 の 中 で 不 本 意 ながらも 不 更 新 についての 合 意 に 応 じたに 過 ぎない 単 に 合 意 が 存 在 することをもって 真 意 に よる 合 意 である 以 上 雇 止 め 法 理 の 適 用 はない といった 解 釈 をすべきではない さらに 第 18 条 による 無 期 転 換 を 免 れる 目 的 や 第 19 条 の 雇 止 め 法 理 の 適 用 を 避 ける 目 的 で 行 われる 雇 止 めであれば 法 の 趣 旨 に 反 するものであり そこに 客 観 的 合 理 性 や 社 会 的 相 当 性 が 認 められないことは 明 確 である したがって 不 更 新 の 合 意 にもとづく 雇 止 めについては 労 働 者 側 が 自 ら 進 んでそ の 合 意 を 行 ったといえる 客 観 的 状 況 が 認 められない 限 り 労 働 者 にいったん 生 じた 雇 用 継 続 についての 合 理 的 な 期 待 はいまだ 失 われておらず 雇 止 め 法 理 が 適 用 される 余 地 がある と 解 すべきである(なお 明 石 書 店 事 件 東 京 地 決 平 労 判 1014 号 は 解 雇 権 濫 用 の 一 つの 事 情 として 判 断 するとしている) 19

20 第 20 条 不 合 理 な 労 働 条 件 の 禁 止 Q12. 労 使 間 には 情 報 力 の 格 差 があると 思 うが そうした 中 で 第 20 条 の 不 合 理 性 を 主 張 しようとする 場 合 有 期 契 約 労 働 者 は 何 を 主 張 すれば 良 いか A12. 第 20 条 における 不 合 理 性 の 有 無 について 争 う 場 合 有 期 労 働 者 は 無 期 契 約 労 働 者 との 労 働 条 件 の 相 違 及 びその 相 違 が 有 期 契 約 であることを 理 由 とする 不 合 理 なもので あることを 基 礎 づける 事 情 を 主 張 立 証 すればよい 一 方 で 使 用 者 は 当 該 労 働 条 件 の 相 違 が 合 理 的 なものであることを 基 礎 づける 事 実 を 主 張 立 証 することとなる なお 主 張 立 証 の 負 担 が 有 期 契 約 労 働 者 側 に 一 方 的 に 負 わされるものではないことに ついて 以 下 のとおりの 行 政 通 達 が 発 出 されている( 施 行 通 達 33 頁 6(2)キ) 参 考 厚 生 労 働 省 施 行 通 達 35 頁 6 期 間 の 定 めがあることによる 不 合 理 な 労 働 条 件 の 禁 止 ( 法 第 20 条 関 係 )(2) キ 法 第 20 条 に 基 づき 民 事 訴 訟 が 提 起 された 場 合 の 裁 判 上 の 主 張 立 証 については 有 期 契 約 労 働 者 が 労 働 条 件 が 期 間 の 定 めを 理 由 とする 不 合 理 なものであることを 基 礎 づける 事 実 を 主 張 立 証 し 他 方 で 使 用 者 が 当 該 労 働 条 件 が 期 間 の 定 めを 理 由 とする 合 理 的 なものである ことを 基 礎 づける 事 実 の 主 張 立 証 を 行 うという 形 でなされ 同 条 の 司 法 上 の 判 断 は 有 期 契 約 労 働 者 及 び 使 用 者 双 方 が 主 張 立 証 を 尽 くした 結 果 が 総 体 としてなされるものであり 立 証 の 負 担 が 有 期 契 約 労 働 者 側 に 一 方 的 に 負 わされることにはならないと 解 されるものである こと 20

21 Q13. 労 働 条 件 の 相 違 が 20 条 にもとづき 不 合 理 と 認 められるか 否 かの 判 断 方 法 と 労 働 組 合 が 取 り 組 むべきポイントについて 教 えてほしい A13. 第 20 条 の 不 合 理 性 の 判 断 にあたって 労 働 組 合 は 職 場 の 有 期 契 約 労 働 者 と 無 期 契 約 労 働 者 ( 正 社 員 等 )との 間 における 賃 金 手 当 類 をはじめとする 労 働 条 件 について まず は 相 違 の 有 無 を 一 つ 一 つチェックする 必 要 がある 次 いで そうした 相 違 があれば そ の 相 違 に 合 理 的 理 由 があるのか 否 かを 使 用 者 との 団 体 交 渉 等 で 明 らかにしていく 必 要 がある その 際 安 全 管 理 や 食 堂 利 用 などについて 格 差 を 設 けるなど 明 らかに 合 理 性 が 認 められないような 場 合 には 労 働 組 合 は 使 用 者 に 対 して 相 違 の 是 正 に 向 けた 取 り 組 みを 行 うことが 重 要 である 労 働 条 件 の 相 違 が 不 合 理 と 認 められるか 否 かの 判 断 について パート 法 第 8 条 とは 異 なり 正 社 員 と 同 一 の 職 務 内 容 であることや 同 一 の 人 事 運 用 の 仕 組 みであることは 要 件 とは されていない 対 象 となる 労 働 条 件 ごとに 下 記 (1)~(3)の 判 断 要 素 について 総 合 的 に 考 慮 したうえで 合 理 性 の 有 無 を 判 断 することとされているため( 施 行 通 達 34 頁 オ) 不 合 理 性 の 有 無 について 柔 軟 な 解 釈 ができることになる なお 対 象 となる 労 働 条 件 ごと に 合 理 性 が 判 断 されることから たとえば 基 本 給 の 格 差 が 問 題 となるケースと 食 事 手 当 食 堂 利 用 の 格 差 が 問 題 となるケースとでは 合 理 性 に 求 められる 内 容 は 異 なるものと なる 第 20 条 の 判 断 要 素 (1) 業 務 の 内 容 及 び 当 該 業 務 に 伴 う 責 任 の 程 度 ( 職 務 の 内 容 ) 業 務 の 内 容 では 労 働 者 の 担 当 する 業 務 それ 自 体 が 比 較 される また 当 該 業 務 に 伴 う 責 任 の 程 度 としては 例 えば 残 業 に 応 じる 責 任 などが 想 定 されている (2) 当 該 職 務 の 内 容 及 び 配 置 の 変 更 の 範 囲 人 事 配 置 の 変 更 の 範 囲 としては 職 務 の 配 置 変 更 職 場 の 配 置 変 更 昇 進 昇 格 等 が 想 定 されている パート 法 のように 正 社 員 と 同 一 であることは 要 件 となっていない この 判 断 要 素 に 関 しては 使 用 者 側 から 無 期 契 約 労 働 者 ( 正 社 員 )は 様 々な 部 署 を 経 験 し 配 転 し 昇 進 するといった 長 期 的 な 人 材 活 用 を 前 提 として 労 働 条 件 が 決 まっ ている といった 主 張 がなされることが 考 えられる しかし 正 社 員 に 配 転 が 予 定 さ れている 就 業 規 則 があったとしても 実 際 にはほとんど 配 転 がない 職 場 も 多 いことに 注 意 が 必 要 であり その 実 態 を 見 て 不 合 理 か 否 かの 判 断 を 行 うべきである (3) その 他 の 事 情 その 他 の 事 情 としては 採 用 手 続 採 用 募 集 方 法 勤 続 年 数 労 使 慣 行 など 様 々な 事 情 が 含 まれることになろう 21

22 労 働 契 約 法 20 条 ( 期 間 の 定 めがあることによる 不 合 理 な 労 働 条 件 の 禁 止 ) 有 期 労 働 契 約 を 締 結 している 労 働 者 の 労 働 契 約 の 内 容 である 労 働 条 件 が 期 間 の 定 めが あることにより 同 一 の 使 用 者 と 期 間 の 定 めのない 労 働 契 約 を 締 結 している 労 働 者 の 労 働 契 約 の 内 容 である 労 働 条 件 と 相 違 する 場 合 においては 当 該 労 働 条 件 の 相 違 は 労 働 者 の 業 務 の 内 容 及 び 当 該 業 務 に 伴 う 責 任 の 程 度 ( 以 下 この 条 において 職 務 の 内 容 という ) 当 該 職 務 の 内 容 及 び 配 置 の 変 更 の 範 囲 その 他 の 事 情 を 考 慮 して 不 合 理 と 認 められるもの であってはならない 22

23 Q14. 第 20 条 が 禁 止 する 不 合 理 な 労 働 条 件 は 一 切 の 待 遇 を 含 むと 聞 いたが ユニオン ショップ 協 定 やチェックオフ 協 定 などの 労 働 協 約 上 の 組 合 員 資 格 についても ここで の 労 働 条 件 に 含 まれるのか 会 社 が 協 定 締 結 を 拒 否 している A14. 第 20 条 の 労 働 条 件 には 労 働 契 約 の 内 容 となっている 一 切 の 労 働 条 件 が 含 まれるが 労 働 協 約 上 の 組 合 員 資 格 については ここでの 労 働 条 件 には 含 まれないものと 考 え られる なぜなら 労 働 協 約 上 の 組 合 員 資 格 は 労 働 組 合 が 自 主 的 に 決 めるべきものであるから 仮 に 使 用 者 との 労 働 協 約 において 無 期 契 約 労 働 者 である 正 社 員 に 限 るといった 規 定 が 設 けられていたとしても 有 期 契 約 労 働 者 との 関 係 において 不 合 理 な 相 違 があるとして 第 20 条 が 介 入 することは 労 働 組 合 の 自 主 権 を 縛 ることとなり 許 されないからである 23

24 Q15. 通 勤 手 当 が 無 期 契 約 労 働 者 であれば 満 額 有 期 契 約 労 働 者 であれば 月 の 上 限 額 が 5000 円 となっている この 差 異 が 不 合 理 とされた 場 合 これまでの 差 額 分 についての 支 給 や 今 後 の 通 勤 手 当 の 取 扱 いはどうなるのか また 当 社 は 正 社 員 には 新 幹 線 通 勤 が 制 度 化 されているが 有 期 には 適 用 されない( 東 京 - 静 岡 間 の 新 幹 線 通 勤 定 期 代 は 1 ヶ 月 130,140 円 ) この 場 合 の 差 異 については どのように 考 えるか A15. 通 勤 手 当 は 職 務 に 直 接 に 関 連 しているものではないため こうした 性 格 をもっている 通 勤 手 当 を 有 期 契 約 労 働 者 と 無 期 契 約 労 働 者 との 間 で 相 違 させることは 原 則 として 不 合 理 であると 解 される (なお 施 行 通 達 においても 同 旨 の 記 述 がなされている ) しかし 使 用 者 側 からは 有 期 契 約 労 働 者 は 通 勤 手 当 を 出 す 必 要 のない 近 場 の 人 を 集 め たのだから 通 勤 手 当 を 出 さないことには 合 理 的 な 理 由 がある といった 反 論 なされる であろう しかし 正 社 員 と 有 期 契 約 労 働 者 の 分 布 から 最 近 の 実 態 を 見 ると 正 社 員 で あったとしても 居 住 地 から 勤 務 する 職 場 までの 距 離 については 有 期 契 約 労 働 者 のそ れとあまり 違 いはないとも 言 えるから こうした 実 態 を 踏 まえれば 基 本 的 には 通 勤 手 当 を 相 違 させることには 問 題 があろう 設 問 のケースでは 有 期 契 約 労 働 者 に 対 しても 通 勤 手 当 を 上 限 5,000 円 として 支 払 ってい ることから 使 用 者 側 からは 5,000 円 の 範 囲 で 通 勤 できる 有 期 契 約 労 働 者 に 限 って 採 用 しているので 通 勤 交 通 費 を 相 違 させたとしても 合 理 性 がある といった 主 張 がなさ れることも 予 想 される こうした 点 からも 通 勤 手 当 の 問 題 は その 実 態 に 応 じて 考 え ていくべきことになる なお 新 幹 線 通 勤 については まずは 新 幹 線 通 勤 制 度 を 導 入 した 理 由 を 確 認 することか ら 始 めなければならない たとえば 新 幹 線 による 通 勤 が 可 能 である 範 囲 内 での 広 域 配 転 を 無 期 契 約 労 働 者 については 実 施 する 一 方 有 期 契 約 労 働 者 ではそのような 配 転 は 行 わないという 前 提 のもとで 設 問 のように 無 期 契 約 労 働 者 に 限 った 新 幹 線 通 勤 制 度 が 導 入 されているのだとすれば 一 定 の 合 理 性 があるといえる 職 場 実 態 や 新 幹 線 通 勤 を 制 度 化 した 理 由 等 を 踏 まえて 個 別 具 体 的 に 合 理 性 の 有 無 を 判 断 していくべきであろう なお 不 合 理 な 労 働 条 件 の 相 違 であると 判 断 された 場 合 の 効 果 については 下 記 の 通 り 厚 生 労 働 省 から 行 政 通 達 が 発 出 されている( 施 行 通 達 35 頁 6(2)カ) 24

25 参 考 厚 生 労 働 省 施 行 通 達 35 頁 6 期 間 の 定 めがあることによる 不 合 理 な 労 働 条 件 の 禁 止 ( 法 第 20 条 関 係 )(2) カ 法 第 20 条 は 民 事 的 効 力 のある 規 定 であること 法 第 20 条 により 不 合 理 とされた 労 働 条 件 の 定 めは 無 効 となり 故 意 過 失 による 権 利 侵 害 すなわち 不 法 行 為 として 損 害 賠 償 が 認 められ 得 ると 解 されるものであること また 法 第 20 条 により 無 効 とされた 労 働 条 件 については 基 本 的 には 無 期 契 約 労 働 者 と 同 じ 労 働 条 件 が 認 められると 解 されるものであ ること 25

26 Q16. 私 の 会 社 の 就 業 規 則 では 通 常 支 給 される 住 宅 手 当 が 有 期 契 約 労 働 者 には 支 給 されないこととなっている このような 相 違 は 合 理 的 であると 言 えるか A16. 使 用 者 側 からは 住 宅 手 当 は 長 期 雇 用 であることを 前 提 として 配 転 も 多 々 行 われる 正 社 員 に 対 する 援 助 である 有 期 契 約 労 働 者 は 長 期 雇 用 も 配 転 も 予 定 していない 以 上 住 宅 手 当 を 支 払 わないことには 合 理 的 な 理 由 がある といった 主 張 がなされるであろう しかし たとえば 15 年 前 から 正 社 員 を 一 切 雇 わなくなった 会 社 において 1 年 契 約 の 更 新 を 重 ね 勤 続 10 年 に 達 するような 有 期 契 約 労 働 者 であっても 有 期 契 約 労 働 者 である ことを 理 由 として 正 社 員 には2 万 円 支 払 っている 住 居 手 当 が 全 く 払 われないといった 事 例 を 想 定 すれば 両 者 における 職 務 内 容 の 同 一 性 が 認 められるときなどは その 格 差 に 合 理 性 があるとは 言 い 難 いであろう 使 用 者 は 当 該 職 務 の 内 容 及 び 配 置 の 変 更 の 範 囲 すなわち 人 材 活 用 の 仕 組 みに 違 いがあることを 理 由 として 労 働 条 件 の 差 異 は 合 理 的 であると 力 説 しがちである そこ で 労 働 組 合 としては 当 該 労 働 条 件 は 真 に 長 期 雇 用 を 前 提 としていると 言 えるのか その 実 態 をしっかりとチェックしていく 必 要 がある 26

27 Q17. 私 の 会 社 の 就 業 規 則 では 1 年 更 新 の 再 雇 用 者 は 社 宅 の 利 用 が 出 来 ないこととな っているが 適 法 か(なお 60 歳 未 満 の 正 規 雇 用 者 及 び 60 歳 未 満 の 期 間 工 については 社 宅 利 用 可 ) A 歳 以 上 の 再 雇 用 者 にも 有 期 労 働 契 約 であれば 第 20 条 は 適 用 されるから(Q1 参 照 ) 無 期 契 約 労 働 者 ( 正 社 員 )と 有 期 契 約 労 働 者 との 間 で 不 合 理 な 労 働 条 件 の 相 違 があって はならない ただし 60 歳 未 満 の 労 働 者 に 対 する 社 宅 を 十 分 に 確 保 するために60 歳 以 上 の 社 宅 利 用 を 認 めていないということであれば 一 般 的 にはその 相 違 にも 合 理 性 が 認 められることに なろう 参 考 設 問 のケースにおいて 60 歳 未 満 の 正 規 雇 用 者 には 社 宅 利 用 を 認 める 一 方 で60 歳 未 満 の 期 間 工 についてはその 利 用 を 認 めていないといったような 場 合 には これをどう 考 える かは 大 変 に 難 しい 使 用 者 側 からは 社 宅 制 度 は 広 域 配 転 等 が 予 定 されている 正 社 員 を 対 象 として そう した 広 域 配 転 に 伴 う 住 宅 にかかる 不 利 益 を 緩 和 する 目 的 のもと 実 施 している したがっ て 広 域 配 転 が 予 定 されていない 有 期 契 約 労 働 者 に 対 して 社 宅 利 用 を 認 めなくとも 合 理 的 であると 言 える といった 主 張 がなされるであろう しかし 有 期 契 約 労 働 者 に 対 し ては 一 律 に 社 宅 を 与 えないといったことが 不 合 理 なものとして 違 法 になるか 否 かは そ の 企 業 規 模 や 配 転 社 宅 利 用 の 実 態 などに 応 じて 異 なってくるものと 考 えられる 27

28 Q18. 私 の 会 社 では 正 社 員 と 有 期 契 約 労 働 者 との 間 で 時 間 外 労 働 割 増 率 ( 法 定 内 ) について 差 異 が 設 けられている このような 差 を 設 けることは 適 法 か A18. 最 終 的 には 同 じ 内 容 の 仕 事 か 近 い 内 容 の 仕 事 をしている 正 社 員 と 有 期 契 約 労 働 者 と の 間 で 時 間 外 労 働 割 増 率 ( 法 定 内 )の 比 較 をすることとなる 基 本 的 には 同 じ 内 容 の 仕 事 をしているのであれば 両 者 の 間 で 時 間 外 労 働 割 増 率 ( 法 定 内 )に 差 異 を 設 けることは 不 合 理 とされる 余 地 が 大 きい と 思 われる 以 上 28

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