高岡市の歴史的風致の維持及び向上に関する方針
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- あきとし わしあし
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1 1 高 岡 の 維 持 及 び 向 上 すべき 歴 史 的 風 致 (1) 商 人 のまちと 祭 礼 行 事 に 見 る 歴 史 的 風 致 越 中 国 高 岡 関 野 神 社 祭 礼 繁 昌 略 図 付 録 ( 明 治 16 年 (1883)) 高 岡 市 立 博 物 館 蔵 高 岡 城 下 を 町 立 てした 加 賀 藩 2 代 藩 主 前 田 利 長 は 父 利 家 が 豊 臣 秀 吉 か ら 拝 領 し 自 らが 受 け 継 いだ 鳳 輦 の 車 と 御 所 車 の 車 輪 を 城 下 の 町 民 に 与 えたと 言 われている これが 現 在 重 要 有 形 無 形 民 俗 文 化 財 の 指 定 を 受 け 我 が 国 を 代 表 する 山 車 行 事 の 高 岡 御 車 山 ( 高 岡 御 車 山 祭 の 御 車 山 行 事 )である その 由 緒 について はっきりと 記 すものはほとんど 残 っていないが 利 長 が 高 岡 城 在 城 時 ( 慶 長 14 年 ~19 年 (1609~1614))に 側 近 の 士 に 対 して 宛 てた 御 車 山 文 書 ( 市 指 定 文 化 財 )には 製 作 の 許 可 と 完 成 した 山 車 の 出 来 に 対 する 賞 詞 が 述 べられており その 由 緒 の 一 端 を 知 ることができる 以 来 400 年 間 御 車 山 は 山 町 町 民 らにより 大 切 に 守 り 継 がれてきた 高 岡 御 車 山 祭 は 利 長 を 祀 った 高 岡 関 野 神 社 の 春 季 例 大 祭 行 事 として 行 われる 関 野 神 社 は 熊 野 社 及 び 加 久 彌 社 稲 荷 社 が 合 祀 された 由 緒 ある 神 社 で 拝 殿 奥 に 鎮 座 す る 各 社 の 建 造 物 は 享 保 年 間 や 文 化 年 間 に 修 理 された 記 録 が 残 り 建 築 様 式 や 構 造 材 の 年 代 から 近 世 初 頭 若 しくはそれ 以 前 に 建 てられたものとされる 関 野 神 社 37
2 行 事 は 未 だ 寒 さの 厳 しい1 月 25 日 の 高 岡 御 車 山 保 存 会 総 会 から 始 まる 総 会 は 関 野 神 社 で 行 われ 町 の 代 表 者 たちが 集 まり 厳 粛 な 雰 囲 気 の 中 その 年 の 代 表 となる 年 番 町 と 年 番 代 表 が 決 められる 祭 礼 執 行 の 体 制 が 決 まり 2 月 頃 からは 花 傘 づくりが 始 まる 花 傘 は 御 車 山 には 欠 かせない ものである 赤 白 黄 の 三 色 の 菊 花 が 付 けら れた 大 枝 が 傘 状 に 組 まれた 姿 は 重 厚 な 御 車 山 を 一 層 華 やかなものに 見 せている 花 傘 づくり は 女 性 の 仕 事 と 決 まっており 女 性 たちは 町 ご とに 決 められた 場 所 に 集 まり 時 には 世 間 話 を しながらコツコツと 花 を 作 る 保 存 会 総 会 花 傘 づくり 4 月 3 日 には 与 四 兵 衛 祭 が 行 われる 津 幡 屋 与 四 兵 衛 は 放 生 津 で 御 車 山 と 類 似 の 山 車 が 作 られたことに 対 し 命 をかけて 異 義 を 唱 え 牢 中 で 獄 死 した 傑 人 で 御 車 山 の 歴 史 を 語 る 上 で 欠 かせない 人 物 である この 日 ばかりは 役 員 全 員 が 紋 服 を 着 用 し 関 野 神 社 境 内 にある 小 さな 祠 前 で 与 四 兵 衛 を 祀 り 5 月 1 日 に 祭 礼 を 行 うことを 奉 告 し 手 打 ちを 行 う 与 四 兵 衛 祭 北 陸 の 長 い 冬 も 終 わり 陽 光 が 燦 と 輝 く4 月 の 終 わり 祭 礼 前 日 の 30 日 に 宵 祭 を 迎 える 宵 祭 の 舞 台 となる 山 宿 は 神 を 迎 える 御 旅 所 と 言 われており 安 永 5 年 (1776)には 町 奉 行 か ら 山 宿 は 賑 やかにして 不 敬 にならないよう に というお 触 れが 出 るほど 選 ばれたものにと っては 大 仕 事 であり 一 世 一 代 の 光 栄 なことで あった 昔 から 山 宿 を 勤 める 家 は 町 内 で 転 入 や 慶 事 があった 家 などが 選 ばれており その 家 宵 祭 その1 では 畳 や 戸 障 子 の 取 替 えを 行 い 一 家 心 して 準 備 を 行 っていた 現 在 重 要 伝 統 的 建 造 物 群 保 存 地 区 に 選 定 されている 山 町 筋 では 毎 年 伝 統 的 建 造 物 の 修 理 事 業 を 実 施 しているが 近 年 では この 山 宿 を 迎 えるために 家 の 修 理 を 行 う 者 もいるほどである 山 宿 では まず 本 座 相 座 の 人 形 が 幔 幕 と 金 屏 風 を 背 景 に 飾 り 付 けられる 38
3 その 後 町 内 の 者 が 参 列 し 神 官 によるお 祓 いと 人 形 への 御 霊 移 しがなされる 御 霊 移 しが 終 わるとお 酒 や 餅 が 振 舞 われることになっている 宵 祭 その2 御 車 山 祭 山 宿 宵 祭 から 一 夜 明 けると 祭 礼 当 日 である 当 日 は ピンと 張 り 詰 めた 空 気 の 中 朝 早 くから 山 宿 前 で 山 車 が 組 み 立 てられ 飾 り 付 けられる その 後 修 祓 が 行 わ れ 町 内 を 曳 き 回 し 午 前 11 時 に 坂 下 町 で 曳 き 揃 えすることとなっている 一 同 揃 った 後 手 打 ち 式 が 行 われ 山 車 は 坂 下 町 の 坂 を 上 っていくのだが こ れは 利 長 在 世 中 城 内 三 の 丸 まで 曳 き 登 った 古 例 に 因 むものだとも 言 われて いる その 後 片 原 町 十 字 路 で 市 長 の 出 迎 え 勢 揃 い 式 が 行 われる これは かつ てこの 地 が 御 貸 家 ( 町 奉 行 の 居 宅 )であり 代 々の 町 奉 行 が 御 車 山 を 観 覧 した 名 残 で 行 われるものである なお 御 車 山 は 高 岡 市 民 のみならず 周 辺 地 域 の 人 々にとっても 古 くから 大 きな 興 味 の 対 象 となっており 勢 揃 い 式 には 市 内 外 から 道 路 を 埋 め 尽 くさんばかりの 大 勢 の 観 客 が 集 まり 御 車 山 の 形 姿 に 見 入 っている 勢 揃 い 式 39
4 高 岡 市 山 車 富 山 県 写 真 帖 富 山 県 編 ( 明 治 42 年 (1909))より 御 車 山 の 山 車 は 金 工 技 術 や 漆 工 技 術 な ど 高 岡 の 誇 る 伝 統 工 芸 技 術 の 粋 を 集 めた ものといわれ 多 くの 名 工 の 技 術 が 施 され た 逸 品 に 彩 られている 車 輪 は 木 地 に 鮮 やかな 漆 が 塗 られ その 上 に 桐 や 菊 加 賀 藩 の 家 紋 である 剣 梅 鉢 竜 などの 文 様 の 彫 金 金 具 が 施 されている 地 山 を 飾 る 幔 幕 は 精 巧 な 織 物 生 地 に 優 れた 染 色 が 施 されたもので 濃 青 色 や 朱 色 などの 生 地 上 に 仙 境 図 や 春 秋 舞 楽 の 図 な ど 様 々な 図 柄 が 施 されており 目 にも 鮮 や かなものである 飾 山 を 飾 る 高 欄 や 後 屏 に は 優 れた 漆 工 が 施 されている 高 岡 漆 器 は 開 町 後 まもなく 膳 やお 盆 箪 笥 鏡 台 など の 製 作 がはじまり 幕 末 から 明 治 期 にかけ て 勇 助 塗 や 錆 絵 青 貝 塗 などの 独 創 的 な 技 法 が 確 立 され 漆 器 産 地 としての 基 盤 が 築 かれた 特 に 通 町 の 後 屏 は 高 岡 漆 器 の 祖 辻 丹 楓 の 作 と 伝 わるもので 孔 雀 や 牡 木 舟 町 車 輪 御 馬 出 町 幔 幕 40
5 丹 青 海 波 などの 優 れた 彫 刻 の 上 に 鮮 やかな 朱 塗 り 漆 と 灰 墨 による 古 味 が 施 された 白 眉 である その 他 のものも それぞれが 名 工 の 作 と 伝 えられるもの で 漆 の 色 味 や 金 箔 が 鮮 やかである この 他 にも 微 細 な 彫 り 物 が 成 された 長 押 や 幕 押 さえなどの 金 具 人 形 衣 装 など 山 車 を 着 飾 る 意 匠 は 見 尽 きることが ない 勢 揃 い 式 に 訪 れた 観 客 達 は 私 はあの 山 車 が 好 きだ あの 山 車 の 幔 幕 が 一 番 きれいだ などと 7 基 の 山 車 を 見 比 べながら 勢 揃 いを 楽 しんでいる 通 町 後 屏 勢 揃 い 式 が 終 わると 山 車 は 一 台 一 台 向 きを 変 え 順 に 動 き 出 す 観 客 たちは 曳 き 手 たちの 息 のあった 動 きと その 技 に 感 心 し 大 きな 歓 声 をあげる その 後 午 後 6 時 の 関 野 神 社 での 曳 き 別 れまで 裃 と 一 文 字 傘 に 威 儀 を 正 した 山 役 員 が 先 頭 を 歩 き 半 纏 に 白 足 袋 姿 の 曳 き 手 が 曳 く 山 車 の 後 ろを 興 味 深 そう について 回 る 大 勢 の 観 客 たちとともに 山 車 は 所 定 のルートを 巡 行 する この 巡 行 路 は 開 町 来 ほとんど 変 更 がなく 各 所 に 様 々なエピソードが 残 されている 途 中 に 博 労 町 通 りへわざわざ 引 き 入 れられ 極 楽 寺 へ 拝 礼 されるのは 同 寺 が 浄 土 宗 でありながら 熊 野 神 も 祀 っているためともいわれ る また 利 屋 町 では 御 車 山 の 折 り 返 しがなされるが こ れはこの 地 に 津 幡 屋 与 四 兵 衛 旧 宅 があり そこで 神 楽 を 奏 するためである その 他 に も 特 別 に 功 績 があった 家 の 前 や 山 役 員 宅 前 では 所 望 と 称 して 神 楽 が 奏 せられる 山 町 筋 を 巡 行 する 御 車 山 41
6 山 町 筋 の 町 並 み( 木 舟 町 ) 山 町 筋 の 町 並 み( 守 山 町 ) そして 何 といっても 御 車 山 の 巡 行 が 最 も 映 えるのは 平 成 12 年 (2000)に 伝 統 的 建 造 物 群 が 全 体 として 意 匠 的 に 優 秀 なもの として 重 要 伝 統 的 建 造 物 群 保 存 地 区 に 選 定 された 山 町 筋 での 巡 行 の 様 子 で ある 元 和 元 年 (1615)の 一 国 一 城 令 によ る 高 岡 城 の 廃 城 後 利 常 の 施 策 や 町 民 の 努 力 により 商 工 業 の 道 を 歩 んだ 高 岡 におい て ここ 山 町 筋 は 当 時 の 主 要 官 道 である 旧 北 陸 道 が 通 る 地 で 締 綿 市 場 や 米 商 会 所 が 置 かれ 明 治 以 降 になると 銀 行 が 次 々と 建 てられた 高 岡 で 最 も 栄 えた 地 で 主 に 土 蔵 造 の 民 家 からなる 商 家 町 である この 土 蔵 造 民 家 は 明 治 33 年 (1900)に 高 岡 で 大 火 があり その 際 に 当 時 の 県 令 で 新 築 の 際 には 防 火 を 主 眼 とした 建 物 を 建 てるこ とが 義 務 付 けられたことに 起 因 するもの で 防 火 を 主 眼 に 建 てられてはいるが 山 町 商 人 の 財 力 と 先 進 的 な 文 化 性 の 結 果 意 匠 的 にも 優 れたものが 多 い 大 正 初 期 の 山 町 筋 小 馬 出 町 ( 昭 和 元 年 (1926)) 飯 野 馨 子 氏 提 供 42
7 代 表 的 なものとしては 明 治 33 年 ( 1900) の 大 火 直 後 に 建 てられた 重 要 文 化 財 菅 野 家 住 宅 がある 菅 野 家 は 北 前 船 による 交 易 や 金 融 紡 績 などで 財 を 成 した 高 岡 でも 有 数 の 名 家 で 主 屋 は 切 妻 造 平 入 2 階 建 黒 漆 喰 仕 上 げの 豪 壮 な 建 物 で 意 匠 的 にも 優 れ 両 袖 のレンガの 防 火 壁 や 有 事 の 際 に 引 かれる 鉄 板 張 りの 防 火 戸 など 防 火 を 意 識 した 工 夫 がみられる 一 方 下 屋 の 軒 裏 に 施 された 鏝 絵 や アカンサスを 模 し 菅 野 家 住 宅 た 鋳 物 柱 など 凝 った 意 匠 を 随 所 に 見 ることができる さらに 重 厚 な 外 観 と は 対 照 的 に 内 部 は 数 奇 屋 風 の 造 りとなっており 柱 や 天 井 板 の 銘 木 鮮 やかな ベンガラ 壁 など 繊 細 かつ 優 れた 意 匠 が 施 されている この 他 にも 富 山 県 指 定 文 化 財 筏 井 家 住 宅 や 市 指 定 文 化 財 旧 室 崎 家 住 宅 ( 現 高 岡 市 土 蔵 造 のまち 資 料 館 )など 大 火 の 直 後 に 建 てられた 多 くの 土 蔵 造 民 家 や 大 正 3 年 (1914) 建 築 の 擬 ルネサンス 様 式 赤 レンガ 造 銅 板 葺 建 物 で 正 面 玄 関 の 白 御 影 石 や 二 階 窓 のステンドグラスなどがアクセントとなった 富 山 銀 行 本 店 など 往 時 の 山 町 の 繁 栄 を 彷 彿 とさせる 建 物 が 連 なっている また 山 町 筋 の 裏 手 の 通 りなどにも 土 蔵 造 をはじめとする 伝 統 的 な 建 造 物 が 数 多 く 残 されており 祭 礼 日 にはこれらの 建 物 に 幕 を 張 り 提 灯 を 吊 るして 山 車 の 巡 行 を 迎 えることとなっている 山 町 筋 を 巡 行 する 御 車 山 43
8 この 高 岡 御 車 山 祭 は 利 長 による 町 立 て 以 来 の 高 岡 の 歴 史 を 最 も 感 じること のできる 祭 礼 行 事 であるが 高 岡 の 町 では 高 岡 御 車 山 祭 以 外 にも 町 の 成 立 や 発 展 の 歴 史 を 物 語 る 祭 礼 行 事 が 行 われている 木 町 は 開 町 にあたり 利 長 が 最 初 に 創 設 した 町 である 木 町 は 千 保 川 と 小 矢 部 川 の 合 流 点 に 位 置 し 物 資 集 散 の 拠 点 として 発 展 をみせた この 木 町 では 利 長 へ 報 恩 感 謝 を 奉 げる 御 書 祭 が 行 われている 御 書 祭 は 宝 暦 2 年 (1752) に 始 まったもので この 年 この 地 域 一 体 が 凶 作 に 見 舞 われた 際 に 加 賀 藩 が8 百 石 の 御 貸 米 を 仕 給 してくれたのは 利 長 のおかげであると 感 謝 し 報 恩 の 祭 を 行 ったのが 始 まりである 祭 礼 日 は 利 長 の 命 日 にあたる6 月 20 日 に 行 われ ることになっており 当 日 は 木 町 神 社 拝 殿 に 町 民 らが 参 集 し 利 長 から 拝 領 し た 御 親 書 などを 見 台 に 飾 り 神 事 が 執 り 行 われる なお 同 神 社 の 拝 殿 は 神 明 造 銅 板 葺 屋 根 にかつお 木 を 乗 せたものである 高 岡 御 車 山 をはじめとする 祭 礼 行 事 が 由 緒 ある 社 寺 や 近 代 以 降 の 隆 盛 を 示 す 町 並 みを 舞 台 に 行 われる 様 子 は 商 都 高 岡 の 積 み 重 ねてきた 歴 史 と 伝 統 町 立 て 以 来 受 け 継 がれてきた 町 民 たちの 熱 い 思 いを 物 語 っている 高 岡 町 絵 図 ( 明 和 8 年 (1771)) 高 岡 市 立 中 央 図 書 館 蔵 44
9 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 富山銀行 井波屋仏壇店 筏井家住宅 菅野家住宅 旧室崎家住宅 佐野家住宅 勢揃い 凡例 御車山奉曳順路 国指定文化財 県指定文化財 市指定文化財 登録有形文化財 旧跡 重要伝統的建造物群保存地区 風致地区 旧北陸道 水路 卍 寺社 図 商人のまちと祭礼行事に見る歴史的風致 45 曳き揃え 11 00
10 (2) 利 長 利 常 への 報 恩 感 謝 と 前 田 家 の 遺 産 に 見 る 歴 史 的 風 致 八 丁 道 を 行 く 前 田 利 為 侯 爵 夫 妻 ( 大 正 4 年 (1915)) 高 岡 市 立 博 物 館 提 供 高 岡 の 開 町 来 の 発 展 は 利 長 や 利 常 のお 陰 であると 高 岡 町 民 は 彼 らへの 感 謝 の 念 を 片 時 も 忘 れたことがない その 思 いは 高 岡 御 車 山 祭 や 御 書 祭 などの 祭 礼 行 事 などにも 垣 間 見 えるが 現 在 のあいの 風 とやま 鉄 道 線 を 挟 んだ 町 の 南 側 瑞 龍 寺 や 前 田 利 長 墓 所 ( 加 賀 藩 主 前 田 家 墓 所 )が 残 された 地 域 に 特 に 色 濃 く 感 じることができる 北 は 日 本 海 に 面 し 東 に 庄 川 西 側 に 小 矢 部 川 が 流 れる 高 岡 にとって 町 の 南 側 は 唯 一 陸 続 きの 地 であり 防 御 上 の 不 安 があった 利 長 はこの 状 況 に 対 応 するため 禅 宗 や 真 言 宗 などの 浄 土 真 宗 以 外 の 寺 院 を 防 御 上 の 砦 としてこの 地 に 配 した 総 持 寺 は 瑞 龍 寺 北 側 にある 真 言 宗 の 古 刹 である 境 内 の 観 音 堂 は 天 和 3 年 (1683) 再 興 の 入 母 屋 造 桟 瓦 葺 妻 入 りの 正 面 に 向 拝 を 持 つもので 総 持 寺 観 音 堂 蟇 股 の 優 れた 装 飾 や 組 み 物 などへの 極 彩 色 が 見 事 なものである さらに 3 代 利 常 は 兄 利 長 の 遺 徳 を 弔 うために この 地 に 瑞 龍 寺 と 前 田 利 長 墓 所 を 建 立 したが その 際 瑞 龍 寺 も 墓 所 も 周 囲 を 濠 で 囲 むなど 防 御 上 の ことを 意 識 していたようである なお 瑞 龍 寺 の 周 囲 には 同 寺 の 建 立 と 同 時 に 東 漸 院 や 林 洞 庵 などの 塔 頭 が 配 され 寺 町 が 形 成 された また 瑞 龍 寺 の 門 前 は 高 岡 の 町 の 中 心 部 から 井 波 方 面 へと 通 じる 井 波 道 が 通 っ ていた 地 で 人 と 物 が 行 き 来 する 往 来 であ り 現 在 でもクランク 状 に 曲 がったいわゆ る 枡 形 道 が 残 り 脇 には 開 町 時 に 通 された 庄 方 用 水 が 流 れ 庄 方 用 水 沿 いには 農 家 の 建 築 様 式 を 残 す 伝 統 的 な 主 屋 や 蔵 が 並 び 瑞 龍 寺 や 周 辺 寺 院 と 一 体 となって 歴 史 的 庄 方 用 水 な 空 間 を 形 成 している 46
11 この 地 域 でも 一 際 目 を 引 く 瑞 龍 寺 は 利 常 が 利 長 の 遺 徳 を 偲 び 正 保 2 年 (1645) 頃 から 造 営 を 開 始 し 利 長 の 五 十 回 忌 にあたる 寛 文 3 年 (1663)に 完 成 した 曹 洞 宗 寺 院 である 平 成 9 年 (1997)には 仏 殿 法 堂 山 門 が そ れぞれがきわめて 優 れ 完 成 度 が 高 く 三 者 が 並 ぶ 配 置 構 成 がきわめて 均 整 の とれた 美 しい 比 例 を 示 しており 我 が 国 の 社 会 文 化 に 影 響 を 及 ぼした 曹 洞 宗 の 建 築 を 知 る 上 で 特 に 深 い 意 義 を 有 している( 指 定 理 由 要 旨 ) として 国 宝 に 指 定 された 瑞 龍 寺 伽 藍 配 置 図 瑞 龍 寺 伽 藍 を 北 東 から 望 む 瑞 龍 寺 山 門 及 び 回 廊 47
12 この 瑞 龍 寺 には 日 々 多 くの 参 拝 者 や 観 光 客 が 訪 れる 彼 らは まず 総 門 の 前 で 七 堂 伽 藍 と 言 われる 瑞 龍 寺 の 伽 藍 についての 説 明 を 聞 く その 後 万 治 年 中 (1658~1660)に 建 て られた 三 間 薬 医 門 形 式 切 妻 造 り 杮 葺 の 総 門 をくぐる 総 門 をくぐる と 眼 前 には 中 央 に 山 門 そこから 左 右 に 延 びる 回 廊 の 左 側 上 方 に 禅 堂 の 屋 根 が 右 側 上 方 に 大 庫 裏 の 屋 根 が 目 に 飛 び 込 んでくる 山 門 は 文 政 3 年 (1820)に 建 てられた 三 間 一 戸 二 重 門 入 母 屋 造 杮 葺 建 物 で 通 常 の 禅 宗 二 重 門 に 比 して 下 層 屋 根 に 対 す る 上 層 屋 根 の 低 減 率 が 低 く 雪 などによって 下 層 屋 根 を 傷 めないための 雪 国 独 自 の 工 夫 が 見 られる 山 門 をくぐり 回 廊 を 左 へ 進 むと 禅 堂 がある 禅 堂 は 僧 侶 が 座 禅 修 行 をするための 建 物 で 寛 延 元 年 (1748) 再 建 の 切 妻 造 り 杮 葺 建 物 である 禅 宗 寺 院 にとって 禅 堂 ( 僧 堂 )は 非 常 に 重 要 なも のであるが 遺 構 は 非 常 に 少 なく 京 都 の 東 福 寺 宇 治 の 万 福 寺 と 並 び 重 要 文 化 財 に 指 定 されている 回 廊 を 右 に 進 むと 大 庫 裏 がある 大 庫 裏 は 相 対 する 禅 堂 とほぼ 同 じ 規 模 意 匠 の 建 物 である 明 治 9 年 (1876) 頃 一 端 除 却 され 同 年 に 向 拝 のみ が 芹 谷 村 千 光 寺 ( 現 砺 波 市 )に 売 却 されていたが 昭 和 平 成 の 大 修 理 の 際 に 売 却 の 事 実 が 発 見 され たことから 復 原 されたものである 瑞 龍 寺 山 門 瑞 龍 寺 禅 堂 と 回 廊 山 門 から 一 直 線 上 には 仏 殿 法 堂 がある 仏 殿 は 伽 藍 内 で 最 も 見 栄 え のする 建 物 で 同 寺 の 創 建 当 初 から 残 されているものである 戸 室 石 の 基 壇 上 に 築 かれた 方 三 間 裳 階 付 入 母 屋 造 で 最 大 の 特 徴 として 屋 根 が 鉛 瓦 で 葺 かれていることが 挙 げられ る 鉛 瓦 葺 の 建 物 は 重 要 文 化 財 では 他 に 金 沢 城 石 川 門 しかなく 非 常 に 稀 有 なものである また 上 層 の 組 物 を 三 手 先 の 詰 組 とし 扇 垂 木 が 整 然 瑞 龍 寺 仏 殿 48
13 と 配 列 され 注 目 に 値 する さらには 内 部 は 吹 き 抜 けとされ 組 物 や 海 老 虹 梁 太 瓶 束 などの 架 構 材 は 複 雑 ながらも 計 算 され 尽 しており その 美 しさには 一 見 の 価 値 がある 仏 殿 からさらにまっすぐ 進 むと 法 堂 にたどり 着 く 法 堂 は 寛 文 3 年 (1663) 建 立 の 入 母 屋 造 銅 板 葺 建 物 で 桁 行 11 間 梁 間 10 間 の 大 規 模 な 書 院 造 大 方 丈 である 法 堂 の 中 央 奥 室 の 内 陣 には 利 長 の 位 牌 が 安 置 されている 参 拝 者 達 は それぞれの 建 物 の 素 晴 らしさに 触 れなが ら 加 賀 藩 のお 抱 え 大 工 の 技 術 と 利 常 の 兄 への 思 いの 深 さを 知 り 利 長 の 位 牌 に 拝 み 感 謝 の 念 を 捧 げるのであ る また 大 人 たちは 子 どもに 瑞 龍 寺 の 歴 史 や 高 岡 の 成 り 立 ちを 語 る こうして 利 長 や 利 常 への 思 いが 受 け 継 がれていく この 瑞 龍 寺 では 年 間 を 通 して 様 々な 行 事 が 行 われているが 利 長 の 命 日 にあたる5 月 20 日 に は 毎 年 燭 光 能 が 行 われる 燭 光 能 は 利 長 の 33 回 忌 に 利 常 の 命 により 能 が 奉 納 されたことを 起 源 とするもの で 以 降 瑞 龍 寺 は 折 々に 能 の 舞 台 となり 昭 和 59 年 (1984)に 高 岡 能 楽 会 が 法 堂 を 利 用 し 能 を 開 催 して 以 降 は 毎 年 定 期 的 に 燭 光 能 が 催 されることとなった 燭 光 燭 光 能 能 は 法 堂 の 御 所 の 間 で 行 われる 御 所 の 間 に 能 楽 師 や 観 客 らが 集 まり 蝋 燭 の 灯 りだけがゆらめく 中 で 能 が 舞 われる その 雰 囲 気 は 非 常 に 幽 玄 なものであり 観 客 らはその 雰 囲 気 に 魅 せられる 毎 年 6 月 1 日 と7 月 1 日 には 法 堂 の 広 縁 と 高 廊 下 でひとつやいとが 行 われる 元 来 ひとつやいとは 瑞 龍 寺 の 僧 が 修 行 の 疲 れを 癒 すため に 約 250 年 前 から 行 ってきたものだ が 明 治 以 降 になって 春 の 農 作 業 が 一 段 落 した 農 民 の 間 にも 広 がり 疲 労 が 出 て 神 経 痛 などの 起 こりやす いこの 時 期 に 農 民 たちが 瑞 龍 寺 を 訪 れ 膝 などにお 灸 を 据 えるように ひとつやいと 49
14 なった ひとつやいとの 際 は 人 々が 一 列 に 並 び 僧 侶 たちから 順 にお 灸 を 受 ける 高 岡 市 民 は 毎 年 この 行 事 を 楽 しみにしており 瑞 龍 寺 が 高 岡 町 民 の 心 の 拠 り 所 となっていることが 感 じられる 瑞 龍 寺 から 同 寺 と 前 田 利 長 墓 所 を 結 ぶ 参 道 として 作 られた 八 丁 道 を 進 むと 前 田 利 長 墓 所 にたどり 着 く 前 田 利 長 墓 所 は 利 常 が 利 長 の 冥 福 を 祈 り 正 保 3 年 (1646) に 造 営 したもので 内 区 と 外 区 及 びそれらを 隔 てる 濠 内 区 の 墓 標 などからなっている 墓 標 は 笠 塔 婆 型 で 戸 室 石 でできた 二 重 基 壇 上 に 載 せられており 基 壇 底 部 か ら 墓 標 頭 部 までは 11.75m を 計 る ま た 現 在 墓 域 は 約 10,000 m2であるが 当 初 は 約 33,000 m2の 墓 域 を 二 重 の 濠 が 取 り 囲 んでおり 大 名 個 人 墓 と しては 全 国 最 大 級 の 規 模 である 利 長 墓 所 の 参 道 ( 大 正 期 ) 高 岡 市 立 博 物 館 提 供 前 田 利 長 墓 所 ( 墓 標 と 墓 壇 ) 墓 地 取 拡 願 付 図 ( 明 治 42 年 (1909) 高 岡 史 料 下 巻 付 図 ) 高 岡 市 立 博 物 館 蔵 50 前 田 利 長 墓 富 山 県 写 真 帖 富 山 県 編 ( 明 治 42 年 (1909))より
15 墓 所 には 日 々 多 くの 参 拝 者 が 訪 れているが 利 長 の 高 岡 城 入 城 の 日 にあたる 9 月 13 日 には 前 田 利 長 公 顕 彰 祭 が 挙 行 される 利 長 の 死 後 墓 所 では 毎 年 利 長 の 命 日 に 前 田 家 や 関 係 者 などにより 墓 前 参 りが 行 われていたが これが 高 岡 市 民 に 受 け 継 がれる 形 で 昭 和 30 年 代 から 祭 事 として 執 り 行 われることになった ようである 顕 彰 祭 は 厳 格 な 一 種 の 儀 礼 であるが 高 岡 市 民 にとっては 最 も 大 切 な 祭 事 の 一 つ であり 大 勢 の 市 民 の 協 力 のもと 行 われて いる 顕 彰 祭 の 一 週 間 前 には まず 墓 所 の 清 掃 活 動 が 行 われる 普 段 墓 所 は 地 元 自 治 会 やボランティアなどによって 定 期 的 に 清 掃 が 行 われているが 9 月 は 大 抵 台 風 が 通 りすぎた 後 で 草 木 がひどく 散 乱 して いる そこで 地 元 の 自 治 会 員 やボランテ ィア 近 隣 の 中 学 校 の 生 徒 らが 大 挙 し 一 丸 利 長 公 顕 彰 祭 となって 清 掃 活 動 にあたる こうして 墓 所 はきれいになり 当 日 を 迎 える 顕 彰 祭 当 日 は 午 前 9 時 50 分 頃 になると 墓 前 に 前 田 家 当 主 や 関 係 者 市 民 らが 一 堂 に 会 する その 後 午 前 10 時 になると 導 師 が 入 場 し 導 師 による 香 語 や 読 経 顕 彰 祭 会 長 による 祭 文 朗 読 などが 厳 粛 に 執 り 行 われる また 式 の 途 中 には 瑞 龍 寺 の 賛 歌 ながれ 雲 が 披 露 される 導 師 が 退 場 し 顕 彰 祭 は 終 わるが その 後 も 墓 所 の 内 区 は 開 放 されることとなっている 普 段 内 区 は 鍵 が 掛 かっており 入 ることはできないが この 日 だけは 決 められた 時 間 に 開 放 されることになっ ており 多 くの 参 拝 者 が 訪 れ 墓 前 でお 参 りをする また 墓 所 の 前 にある 繁 久 寺 では 大 勢 の 市 民 の 参 加 のもと 茶 会 が 催 されており 加 賀 藩 のお 茶 の 文 化 が この 地 でも 根 付 いていることを 感 じさせる 51
16 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 総持寺 八丁道 枡形道 凡例 旧井波道 水路 国指定文化財 県指定文化財 風致地区 卍 枡形道 寺社 図 利長 利常への報恩感謝と前田家の遺産に見る歴史的風致 52
17 (3) 鋳 物 のまち 金 屋 に 見 る 歴 史 的 風 致 金 屋 町 拝 領 地 絵 図 ( 享 保 13 年 (1728) 高 森 家 文 書 ) 高 岡 市 立 博 物 館 寄 託 右 側 半 分 の 薄 墨 色 部 分 が 拝 領 地 高 岡 は 全 国 の 銅 器 生 産 の9 割 以 上 のシェアを 占 める 銅 器 のまちである この 高 岡 銅 器 の 象 徴 が 高 岡 城 跡 に 程 近 い 場 所 に 鎮 座 する 高 岡 大 仏 ( 市 指 定 文 化 財 : 銅 像 阿 弥 陀 如 来 坐 像 )であ る 高 岡 大 仏 は 承 久 の 乱 (1221)を 避 けた 摂 津 国 多 田 の 源 義 勝 が 二 上 山 麓 に1 丈 6 尺 の 木 造 大 仏 を 造 営 したのが 始 まりと 言 われる その 後 火 災 など による 焼 失 等 があったことから 現 在 の 大 仏 は 昭 和 8 年 (1933)に 造 営 され た4 代 目 で 銅 造 であり 鋳 造 から 着 色 までの 全 工 程 を 高 岡 銅 器 職 人 が 行 な ったものである この 高 岡 銅 器 の 技 術 は 鋳 物 から 発 展 したものである 高 岡 の 鋳 物 は 利 長 が 城 下 の 建 設 にあたって 慶 長 16 年 (1611)に 殖 産 興 業 を 目 的 に 礪 波 郡 の 西 部 金 屋 から7 人 の 鋳 物 師 を 招 い たのが 始 まりとされている 利 長 は 彼 らに 長 さ 100 間 幅 50 間 の 拝 領 地 を 与 え 税 を 免 除 し 5ヶ 所 の 吹 場 を 建 てさせ 鋳 物 をつくらせた この 町 が 現 在 の 金 屋 町 である 高 岡 大 仏 高 岡 大 仏 開 眼 供 養 会 ( 昭 和 8 年 (1933)) 53
18 この 金 屋 町 には 現 在 も 千 本 格 子 と 呼 ばれるサマノコ( 狭 間 虫 籠 )が 特 徴 的 な 町 家 が 非 常 に よく 残 り 歴 史 的 な 景 観 を 形 成 している 金 屋 町 の 伝 統 的 な 町 家 は 多 くが 明 治 期 から 大 正 期 にかけて 建 てられたもので 一 般 的 に 切 妻 造 り 平 入 2 階 建 真 壁 造 り 建 物 で 大 きな 特 徴 として 両 袖 の 袖 壁 や 軒 の 深 さなどが 挙 げられる 特 に 明 金 屋 町 の 町 並 み 治 期 に 建 てられた 古 いものは 冬 期 間 の 積 雪 に 耐 えられるよう 登 梁 形 式 となっ ており 階 高 の 低 い2 階 は 物 置 として 使 用 されていた 鋳 物 を 生 業 とすることから 常 に 防 火 に 気 を 配 っていたことは 金 屋 町 が 高 岡 のまちの 中 心 部 からやや 離 れた 千 保 川 の 対 岸 に 配 置 されたことに 象 徴 されるが 防 火 の 意 識 は 町 家 の 平 面 形 式 にも 見 ることができる 各 町 家 は 主 屋 中 庭 土 蔵 作 業 場 と 順 に 配 しており 火 災 の 可 能 性 の 高 い 作 業 場 を 奥 に 置 き さら に 万 一 の 際 には 土 蔵 の 開 口 部 を 味 噌 で 目 張 りし 主 屋 への 延 焼 を 防 げるようにな っている 高 岡 鋳 物 の 製 作 技 法 は 伝 統 的 な 技 法 で ある 双 型 鋳 造 法 や 焼 型 鋳 造 法 一 品 製 作 に 用 いられる 蝋 型 鋳 造 法 明 治 期 以 降 の 近 代 に 開 発 された 生 型 鋳 造 法 など 様 々な 手 法 があるが その 製 作 に 係 る 流 れは 大 別 す ると 製 図 型 作 り 鋳 造 仕 上 げ 着 色 に 分 類 できる 製 図 は 鋳 物 を 作 り 始 める 前 に 行 われる 製 作 物 のデザイン 作 業 である 日 用 品 であ れば 使 いやすさ 装 飾 品 などであれば 美 し さなどが 重 視 され 発 注 者 がいる 場 合 には その 意 向 が 確 実 に 反 映 されるよう 墨 や 筆 を 用 いて 詳 細 な 図 案 が 描 かれる デザイン 終 了 後 行 われるのが 型 作 りで ある 木 や 鉄 などを 用 いた 原 型 を 作 り 原 型 を 土 や 砂 にうつしとって 鋳 型 が 作 られ る 鋳 型 が 作 られた 後 鋳 造 が 行 われる 鋳 造 は 金 属 を 溶 かす 溶 解 と 溶 かした 金 属 を 鋳 型 に 流 し 込 む 注 湯 からなる 溶 解 は たたら 鞴 (ふいご) 54
19 主 に 明 治 20 年 (1887) 以 前 は 送 風 板 を 踏 んで 風 を 送 る たたら や 仏 具 や 手 あぶりなどの 小 型 銅 器 の 鋳 造 に 用 いられた 鞴 (ふいご)が 用 いられ 明 治 20 年 以 降 は 技 術 や 設 備 の 近 代 化 の 中 で 生 まれた 蒸 気 機 関 を 動 力 とする 炉 などが 用 いられた 仕 上 げは 鋳 造 により 作 られた 鋳 物 生 地 を 仕 上 げる 作 業 で 研 磨 と 彫 金 に 分 かれる 研 磨 は 鋳 物 表 面 を 磨 き 上 げるもので ヤスリや 剪 を 用 いてきれいに 磨 かれる 彫 金 は 鋳 物 の 表 面 を 鏨 で 彫 ったり 叩 いたりして 模 様 を 作 り 出 す 技 法 である 一 般 的 に 彫 金 は 金 属 の 素 地 に 施 されることが 主 であり 高 岡 でも 江 戸 時 代 の 末 までは 板 金 に 施 されていたが 鋳 物 技 術 の 発 達 と 併 せて 次 第 に 鋳 物 へも 彫 金 が 施 されるようになった この 高 岡 の 彫 金 技 法 は 加 賀 象 嵌 の 影 響 を 大 きく 受 けているが 日 用 品 など 大 量 生 産 品 の 加 工 を 行 っていた 高 岡 では 独 自 の 技 術 も 多 く 生 み 出 され 線 象 嵌 や 平 象 嵌 布 目 象 嵌 高 肉 象 嵌 片 切 り 彫 り 鋤 出 し 彫 りなど 様 々な 技 術 が 生 み 出 された 最 後 の 工 程 が 着 色 である 着 色 は 錆 を 防 ぎ 美 しく 見 せるため 鋳 物 の 表 面 に 色 や 模 様 を 施 す 作 業 である 高 岡 においては 明 治 30 年 (1897) 頃 から 鋳 物 生 産 工 程 から 独 立 して 行 われるようになった 着 色 技 法 は 大 別 すると 塗 漆 な どの 物 理 的 方 法 と 加 熱 や 薬 品 漬 けなどの 化 学 的 な 方 法 これらを 混 合 する 方 法 の 三 種 がある 金 屋 町 界 隈 ( 大 正 初 期 ~ 戦 時 中 ) 小 嵐 明 氏 蔵 新 幸 橋 の 波 止 場 ( 大 正 初 期 ~ 戦 時 中 ) 小 林 明 氏 蔵 喜 多 鋳 物 工 場 富 山 県 写 真 帖 富 山 県 編 ( 明 治 42 年 (1909))より 55
20 焼 型 鋳 造 法 工 程 ( 高 岡 市 教 育 委 員 会 ものづくり デザイン 科 学 習 資 料 鋳 造 法 と 製 作 工 程 を 一 部 加 工 ) 今 日 鋳 物 の 生 産 は 大 量 生 産 に 併 せて 郊 外 の 大 規 模 工 場 で 一 括 して 行 われ ることが 多 くなったが 戦 後 しばらくは 問 屋 が 個 々の 職 人 に 注 文 して 商 品 を 製 造 させる 問 屋 制 手 工 業 体 制 が 採 られていた この 流 れを 受 け 現 在 でも 金 屋 町 では 昔 ながらの 職 人 が 民 家 裏 の 作 業 場 などで 鋳 造 や 着 色 などの 作 業 を 行 って いる 56
21 町 のメインストリートにあたる 石 畳 通 りの 裏 手 の 小 路 沿 いにある 鋳 物 工 房 利 三 郎 は 現 在 も 伝 統 的 な 技 法 で 鋳 物 づくりを 行 っている 店 である 作 業 場 では 型 づく りや 鋳 造 仕 上 げなどの 工 程 が 行 われてお り 作 業 場 の 煙 突 からは 煙 があがり あた りには 独 特 の 匂 いがする また 金 属 の 溶 解 の 様 子 や 鋳 型 に 金 属 を 流 し 込 む 作 業 な どを 実 際 に 見 て 高 岡 鋳 物 の 歴 史 に 触 れる ことができる 金 屋 町 と 内 免 のちょうど 境 界 に 位 置 す る 内 免 の 立 川 家 は 古 くから 着 色 を 営 んで きた 家 である 同 家 の 主 屋 は 金 屋 町 も 含 めて 周 囲 で 唯 一 の 石 置 き 屋 根 を 残 す 町 家 で 間 取 りや 内 部 の 意 匠 から 明 治 初 期 に は 建 てられたとされる 敷 地 裏 手 の 小 路 を 挟 んだ 向 かい 側 には 作 業 場 があり 現 当 主 が 日 々 着 色 の 作 業 を 行 っている 鋳 物 工 房 利 三 郎 立 川 家 金 屋 町 では さまのこの 町 家 以 外 にも 鋳 物 生 産 の 近 代 化 の 過 程 で 残 されたキュポ ラや 工 場 など 鋳 物 の 歴 史 を 感 じることの できる 建 造 物 が 残 されている 金 屋 町 北 端 の 内 免 にほど 近 い 場 所 には かつて 南 部 鋳 造 所 で 使 用 されていたレンガ 積 みのキュ ポラや 煙 突 がある また 鋳 物 生 産 の 拡 大 に 併 せて 敷 地 が 拡 大 されていった 千 保 川 沿 いの 後 背 地 には 現 在 は 使 用 されなくな った 鋳 物 工 場 跡 地 などがあり かつての 町 の 繁 栄 を 感 じさせる さらに 金 屋 町 には 道 路 脇 や 各 家 の 蔵 前 などに 数 多 くの 祠 が ある 道 路 脇 のものは 早 くに 亡 くなった 子 どもなど 家 族 の 供 養 をするためのもの で 蔵 の 前 などに 置 かれたものは 鋳 物 作 業 で 火 を 扱 うことから 火 除 けの 意 味 で 置 かれたものである 旧 南 部 鋳 造 所 キュポラ 煙 突 祠 57
22 また 金 屋 町 では 利 長 の 命 日 にあたる6 月 20 日 に 毎 年 御 印 祭 が 行 われている 御 印 祭 は 利 長 に 対 する 報 恩 感 謝 の 念 を 表 して 催 さ れるもので 利 長 没 後 まもなく 始 められた 高 岡 鋳 物 史 話 には 嘉 永 7 年 (1854)に 鋳 物 師 伝 来 の 御 印 類 を 高 岡 町 奉 行 の 検 分 に 供 した 際 の 目 録 の 覚 えが 採 録 され ている 伝 来 では 当 初 は 利 長 の 親 書 絵 像 を 礼 拝 していたともい 御 印 祭 うが 現 在 は 有 礒 正 八 幡 宮 から 金 屋 町 公 民 館 内 に 設 けられた 祭 壇 に 祭 神 を 招 き 式 典 が 執 行 されている 祭 礼 前 日 には まず 前 夜 祭 として 有 礒 正 八 幡 宮 からご 神 体 が 金 屋 町 公 民 館 に 移 される 祭 礼 当 日 は 千 保 川 沿 いに 立 つ 高 岡 銅 器 発 祥 の 地 の 碑 の 前 に 集 合 し た 後 行 列 がスタートし 町 中 を 練 り 歩 く この 練 り 歩 きの 際 に 歌 われるのが 弥 栄 節 である 弥 栄 節 は 鉄 を 溶 かすために 溶 解 炉 へたたら 板 を 踏 んで 風 を 送 る 作 業 が 重 労 働 であったことから 気 を 紛 らわせるために 歌 われ 始 めたと 言 われ る 作 業 歌 である 弥 栄 節 は 明 治 末 期 になりたたらが 使 われなくなると 一 時 歌 わ れなくなったが 大 正 末 期 から 昭 和 初 期 にかけて 民 謡 として 復 興 した また 戦 時 中 にも 一 端 途 切 れたことがあったが 昭 和 25 年 (1950)に 高 岡 弥 栄 節 普 及 会 が 組 織 され 復 興 された その 後 昭 和 32 年 (1957)には 民 謡 の 研 究 家 らによ り 音 節 を 整 え 新 しく 振 り 付 けが 行 われ 現 在 の 弥 栄 節 が 誕 生 した その 一 句 には 次 のようにある エンヤシャ ヤッシャイ 今 じゃ 高 岡 金 屋 町 エー 今 じゃ 高 岡 金 屋 町 エー 河 内 丹 南 鋳 物 の 起 こり ヤガエフ ヤガエフ エンヤシャ ヤッシャイ エンヤシャ ヤッシャイ たたらを 踏 む 際 の 掛 け 声 が 韻 よく 刻 まれる 中 に 金 屋 町 の 鋳 物 の 起 源 や 重 労 働 の 中 でも 自 分 たちの 行 う 作 業 に 誇 りを 持 つ 心 が 感 じられる なお 御 印 祭 で 弥 栄 節 が 踊 られるようになったのは 昭 和 27 年 (1952)の 同 祭 からで 地 元 の 青 年 らが 弥 栄 節 を 歌 いながら 踊 ったのが 始 まりである 以 来 地 元 では これを 後 世 へ 継 承 すべく 昭 和 50 年 (1975)には 高 岡 やがえふ 保 存 会 が 結 成 され 伝 承 のための 様 々な 取 組 みがなされている 58
23 金 屋 町 では 鋳 物 作 業 や 御 印 祭 などを 通 して 風 景 や 音 匂 いなど 五 感 全 て で 鋳 物 のまちの 風 情 が 感 じられる 昭 和 8 年 (1933)には 与 謝 野 寛 と 晶 子 が 金 屋 を 訪 れているが その 際 に 次 のような 歌 を 詠 んでいる 彼 らもまた 鋳 物 のま ちの 生 み 出 す 独 特 の 風 情 に 大 きく 心 を 揺 り 動 かされたのだろう 高 岡 の 町 の 金 工 たのしめり 詩 の 如 くにも 鑿 の 音 をたつ( 寛 ) 鋳 物 師 よ 楽 しかるべきみずからを 釜 一 つにも 試 さんとする( 寛 ) われ 入 りて 鍋 作 りする 炉 にあるを 夕 日 と 思 う 広 き 金 屋 に( 晶 子 ) 工 匠 が 黒 部 の 川 を 思 わせて 銀 の 筋 置 くかねの 鉢 かな( 晶 子 ) たたら 吹 作 業 の 図 (たかおか- 歴 史 との 出 会 い-より 転 載 ) 59
24 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 金屋本町 立川政吉家 旧南部鋳造キュポラ 大寺幸八郎商店 石畳通り 金属工芸工房かんか 凡例 山町筋へ 登録有形文化財 重要伝統的建造物群保存地区 鋳物関係の作業所等 祠 古い通り 旧北陸道 歴史的な町並み 卍 寺社 図 鋳物のまち金屋に見る歴史的風致 60
25 (4) 北 の 玄 関 口 伏 木 吉 久 と 祭 礼 行 事 に 見 る 歴 史 的 風 致 1みなと 町 伏 木 と 祭 礼 行 事 藩 政 期 の 伏 木 浦 ( 高 岡 市 立 伏 木 小 学 校 蔵 ) 伏 木 は 古 代 には 越 中 の 国 府 が 置 かれるなど 古 くから 越 中 の 政 治 経 済 の 中 心 として 栄 えた 地 であり 当 時 国 守 として 赴 任 した 万 葉 集 の 代 表 的 歌 人 大 伴 家 持 が その 風 光 明 媚 な 自 然 に 感 動 し 多 くの 秀 歌 を 残 した 景 勝 地 でもある 長 きにわたって 政 治 経 済 の 拠 点 とし て 栄 えた 伏 木 であるが その 経 済 基 盤 は 舟 運 によるところが 大 きい 北 は 日 本 海 に 面 し 小 矢 部 川 や 庄 川 といった 大 河 川 の 河 口 に 位 置 しており この 恵 まれた 立 地 を 活 か して 早 くから 日 本 海 側 でも 有 数 の 港 とし て 発 展 してきた 近 世 には 加 賀 藩 から 渡 航 の 許 可 や 税 の 徴 収 といった 公 的 な 役 割 を 認 められ 大 坂 から 瀬 戸 内 海 をとおり 下 関 を 廻 って 日 本 海 に 入 り 北 は 北 海 道 まで 各 港 で 買 積 し た 物 資 を 売 りさばく 北 前 船 (バイ 船 )で 栄 えた 特 に 港 に 程 近 い 旧 伏 木 村 ( 現 在 の 本 町 中 央 町 湊 町 錦 町 のあたり)には 北 前 船 で 財 を 成 した 多 くの 廻 船 問 屋 が 現 れた 明 治 期 に 入 り 大 型 船 舶 の 入 港 など 伏 木 港 も 徐 々に 近 代 化 を 迫 られたが この 際 に 大 きな 活 躍 を 見 せたのも 廻 船 問 屋 達 で あった 特 に 能 登 屋 の 藤 井 能 三 は 強 く 開 港 を 訴 え 私 財 を 投 げ 打 って 伏 木 燈 明 台 や 伏 木 測 候 所 ( 現 高 岡 市 伏 木 気 象 資 料 館 ) を 建 設 するなど 伏 木 港 の 近 代 化 に 大 きな 役 割 を 果 たしている こうした 廻 船 問 屋 の 活 躍 もあり その 後 も 伏 木 は 港 町 として 大 きく 発 展 した 伏 木 開 港 場 ( 明 治 32 年 (1899)) 伏 木 港 富 山 県 写 真 帖 富 山 県 編 ( 明 治 42 年 (1909))より 帆 船 と 蒸 気 船 ( 大 正 13 年 (1924)) 61
26 港 町 として 発 展 した 伏 木 では 文 化 流 入 や 火 災 の 影 響 などによって 多 様 な 建 造 物 が 連 坦 している 本 町 通 りは 最 も 早 くか ら 町 並 みが 形 成 された 場 所 で かつては 廻 船 問 屋 の 邸 宅 が 多 くあったところでもあ る 現 在 廻 船 問 屋 の 遺 構 は 残 念 ながら 残 されていないが 明 治 期 から 大 正 期 に 建 て られたとされる 切 妻 造 り 平 入 2 階 建 登 梁 形 式 の 真 壁 造 りの 町 家 を 見 ることが できる 一 方 で 中 道 通 りや 湊 町 本 通 りは 明 治 以 降 の 港 の 近 代 化 と 発 展 の 中 で 町 が 拡 大 していったと 考 えられる 地 区 で 国 外 など からの 文 化 流 入 の 結 果 生 み 出 されたと 思 われるハイカラな 洋 風 建 築 や 和 洋 折 衷 建 築 この 道 が 耐 火 路 線 に 指 定 されたことに 起 因 する 土 蔵 造 家 屋 など 多 様 な 建 造 物 を 見 ることができる 中 でも 高 岡 商 工 会 議 所 伏 木 支 所 は 明 治 43 年 (1910)に 伏 木 銀 行 として 建 てられた 建 物 で 土 蔵 造 2 階 建 寄 棟 瓦 葺 で スクラッチタイルの 外 壁 がお 洒 落 なものである カラフルな 花 笠 や 前 人 形 のかわいらしい 踊 りに 彩 られ た 山 車 が この 建 物 をはじめとするハイカ ラな 建 物 の 前 を 巡 行 する 様 は 歴 史 的 だが どことなくお 洒 落 さを 感 じさせるもので ある この 町 並 みを 舞 台 に 伏 木 ではかつてと 変 わらない 港 町 の 生 活 が 繰 り 広 げられる 伏 木 の 代 表 的 な 廻 船 問 屋 である 藤 井 家 の 谷 村 家 住 宅 主 屋 高 岡 商 工 会 議 所 伏 木 支 所 銅 板 建 築 の 店 舗 残 した 藤 井 家 文 書 のなかに 嘉 永 三 年 伏 木 村 草 高 数 免 等 高 持 百 姓 中 留 帳 なる ものがあり その 中 に 当 時 の 住 民 の 屋 号 をみることができるが これによれば 網 屋 や 鍛 治 屋 浜 屋 魚 屋 茶 屋 油 屋 酒 屋 など 様 々な 職 業 を 類 推 させる 屋 号 がある 現 在 では 港 の 近 代 化 に 伴 って 人 々の 職 業 形 態 もかなり 変 容 を 見 せ ているが 今 でも 魚 屋 やお 茶 屋 酒 屋 石 油 卸 商 などかつてと 変 わらない 仕 事 を 営 む 店 舗 が 数 多 くあり 輸 出 入 した 商 品 などを 取 り 扱 う 商 社 が 数 多 くみられ る なお 伏 木 港 は 現 在 国 際 拠 点 港 湾 伏 木 富 山 港 として 環 日 本 海 交 易 の 拠 点 となっている 62
27 このように 早 くから 舟 運 を 生 業 とした 伏 木 の 人 々にとって 何 よりも 大 切 な ことは 航 海 の 安 全 と 無 事 であった そのため 伏 木 ではこれを 象 徴 したいくつ かの 祭 礼 行 事 が 見 られる 最 も 有 名 なものは 市 指 定 無 形 民 俗 文 化 財 に 指 定 されている 伏 木 神 社 春 季 例 大 祭 の 祭 礼 行 事 である 伏 木 神 社 は 伊 勢 神 宮 から 布 師 浦 の 蔵 ヶ 浜 に 勧 請 され 海 岸 鎮 護 住 民 の 守 護 神 として 創 祀 されたと 伝 え られ 文 化 10 年 (1813)に 波 の 浸 食 を 受 けたことから 現 在 地 に 遷 座 した 由 緒 ある 神 社 である 境 内 には 歴 史 を 感 じる 大 木 や 鎌 倉 時 代 に 創 作 されたとも 伝 わる 狛 犬 が あり 悠 久 の 歴 史 が 感 じられる 伏 木 神 社 この 伏 木 神 社 の 春 季 祭 礼 として 行 われる 同 祭 は 神 輿 渡 御 と 勇 み 山 車 行 事 ( 伏 木 曳 山 祭 )からなっている その 歴 史 は 古 く 行 事 に 用 いられる 山 車 の 箱 書 き には 文 政 3 年 (1820)や 天 保 2 年 (1831)といった 記 録 が 見 え 少 なくとも 200 年 間 は 続 けられていると 考 えられる 祭 は 5 月 14 日 と 15 日 に 行 われるが 祭 に 用 いられる 山 車 は 早 いところ では 一 週 間 も 前 から 山 蔵 より 蔵 出 しされる これは 人 集 めや 曳 き 方 の 練 習 山 車 に 不 具 合 がないかを 確 認 するためと 言 われているが 山 車 が 順 次 曳 き 出 さ れるうちに 町 全 体 に 祭 の 気 分 が 色 濃 く 流 れ 始 める 様 子 からは 祭 を 待 ちきれな い 人 々の 気 持 ちを 更 に 高 めるための 演 出 なのではないかとすら 感 じられる 祭 前 日 には 宵 祭 が 催 される 宵 祭 では 山 車 の 飾 り 付 けとともに 山 宿 にご 神 体 が 飾 られ 御 膳 やお 酒 が 並 べられ 披 露 される 山 宿 は その 年 に 出 産 や 結 婚 などおめでた いことがあった 家 が 選 ばれるが この 地 域 の 人 々にとっては 至 極 光 栄 なこととなっ ている 曳 山 祭 山 宿 人 々の 気 持 ちも 最 高 潮 の 中 いよいよ 祭 当 日 を 迎 える 当 日 は まずは 朝 6 時 頃 から 各 山 車 の 代 表 者 が 伏 木 神 社 へ 集 まり その 日 の 祭 の 無 事 を 祈 ってお 祓 いを 受 けるところから 始 まる その 後 同 神 社 の 拝 殿 で 例 大 祭 と 神 輿 渡 御 祭 が 厳 かに 挙 行 される 境 内 での 神 事 の 後 御 神 輿 の 巡 行 が 開 始 される 神 輿 渡 御 は 母 衣 武 者 行 列 と 花 笠 がともに 巡 行 する 古 い 形 式 をよく 残 すもので 午 後 3 時 30 分 頃 に 伏 木 神 社 へ 還 御 されるまで 氏 子 町 内 を 順 次 巡 行 される 祭 のメインである 伏 木 曳 山 祭 も 同 時 に 始 まっている まずは 朝 早 くから 山 63
28 の 飾 り 付 けが 行 われ 美 しい 花 笠 山 車 が 作 られる その 後 山 宿 にご 神 体 が 移 され お 神 楽 の 奏 上 が 行 われた 後 本 囃 子 も 勇 ましく 町 内 曳 きが 行 われる 11 時 頃 からは 6 基 の 山 車 が 順 に 伏 木 神 社 へ 参 拝 し 御 祓 いを 受 け 安 全 を 祈 願 す る 午 後 1 時 いよいよ 花 笠 山 車 が 囃 子 の 音 色 と 曳 き 子 達 の イヤサー イヤ サー の 掛 け 声 に 併 せて 曳 かれ 始 める 山 車 はみなと 町 のハイカラな 町 並 みを 舞 台 に 曳 き 回 され 一 層 その 華 やかさが 際 立 つ また 街 路 網 は 碁 盤 目 状 に 敷 かれて いるうえに その 路 は 細 く 直 角 の 曲 がり 角 が 多 く 曳 き 子 たちは 町 角 での 山 車 の 方 向 転 換 に 苦 心 を 強 いられる しかし 実 は そこにも 祭 の 見 所 がある 曳 き 子 達 が 曳 き 子 頭 の 合 図 のもと テコの 原 理 で 長 手 をう まく 利 用 し チームワークよく 曲 がる 光 景 は 見 事 で 観 客 は 拍 手 を 送 って 喜 ぶ 花 笠 山 車 花 笠 山 車 の 奉 曳 が 午 後 5 時 まで 続 けられた 後 一 旦 山 宿 へ 移 し 解 体 され 今 度 は 提 灯 山 車 へ 組 み 替 えられる 提 灯 山 車 は 飾 り 付 けられた 山 車 同 士 が 激 しくぶつかる( 通 称 かっちゃ と 言 われる ) もので 日 中 の 花 笠 山 車 とは 趣 が 全 く 異 なり はじめて 見 るものならば 必 ず おおー と 歓 声 をあげるほど 非 常 に 勇 ましいものである 提 灯 山 車 の 曳 き 出 しは 夜 の7 時 30 分 頃 から 始 まるが この 時 刻 になると かっちゃ が 行 われる 場 所 には 大 勢 の 人 々が 押 し 寄 せる この 時 ば かりは 家 々の 窓 は 全 て 開 け られ 家 族 や 親 族 などが 身 を 乗 り 出 して 観 戦 する 観 客 の 見 守 る 中 双 方 の 山 車 の 総 代 の 合 図 により 拍 子 木 が 打 た れると いよいよ 開 始 である 伏 木 曳 山 祭 (けんか 山 )のかっちゃ 64
29 山 鹿 流 出 陣 太 鼓 のお 囃 子 と 曳 き 子 衆 の 勇 ましい 掛 け 声 とともに 今 にも 壊 れ そうな 勢 いで 山 車 が ずしーん とぶつけられる 山 車 に 飾 り 付 けられた 提 灯 は 激 しく 揺 れ 落 ちるものもある 間 髪 容 れずに 拍 子 木 が 打 ち 鳴 らされると2 台 の 山 車 は 再 び 激 しくぶつけられる 観 客 は 大 きな 歓 声 をあげ カメラのフラッ シュが 無 数 にたかれ 会 場 は 興 奮 の 坩 堝 と 化 す こうして 人 々が 待 ちに 待 った 祭 は 熱 狂 のうちに 終 わっていく このかっちゃは かつては 町 内 間 の 対 抗 意 識 が 非 常 に 強 かったようである 現 在 では 対 抗 意 識 そのものは 薄 れてきているが 祭 が 人 々の 大 きな 誇 りとなっ ていることは 疑 いがない 都 会 へ 就 職 している 者 は 祭 の 日 が 平 日 であっても 必 ず 帰 ってくる この 日 ばかりは 子 どもの 夜 更 かしも 許 される 伏 木 曳 山 祭 は 港 町 特 有 の 荒 っぽい 気 質 と 郷 土 意 識 を 再 確 認 する 場 なのである このほかの 舟 運 にまつわる 祭 礼 行 事 に 伏 木 帆 柱 起 し 祝 唄 がある これは 毎 年 春 先 の 出 港 準 備 の 際 に 船 主 を 中 心 とした 地 元 の 人 達 が 浜 へ 集 まり 航 海 の 安 全 を 祈 り 鉦 や 太 鼓 を 打 ち 鳴 らし 木 遣 り 歌 を 歌 い 踊 りながら 帆 柱 を 立 てた ことに 由 来 するもので ソリャエーという 力 強 い 掛 け 声 が 印 象 的 である ソリャエー 帆 柱 起 しで ヤーレン ソリャ ヤートコセーヨーイヤナー めでためでたの 伏 木 の 浜 辺 ヨーイトナー ソーラン アリャエーノ ヨーイトコ ヨーイトコナー 古 老 などにより 長 く 歌 い 継 がれてきた 祝 い 唄 だったが 昭 和 和 40 年 代 には 保 存 会 が 結 成 され 手 踊 り や 扇 子 踊 り 櫂 踊 り などの 流 し 踊 りが 創 作 さ れた 近 年 は 船 の 出 港 に 併 せて 行 事 を 行 うことはなくなってしまったが 地 区 の 小 学 校 の 運 動 会 や 年 に 一 度 開 催 される 伏 木 港 まつり 勝 興 寺 でのイベント などの 大 きな 行 事 の 際 には 必 ず 決 まって 行 事 が 催 されている こうして 祭 を 通 して 船 の 航 海 の 安 全 と 無 事 が 祈 願 され 民 衆 の 結 束 がさら に 強 められ 町 ではいつもと 変 わらぬ 港 町 の 日 常 が 繰 り 広 げられていく 65
30 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 湊町本通り 中道通り 谷村家住宅 高岡商工会議所 伏木支所 凡例 海浜道 伏木曳山順路 昼 枡形道 伏木曳山順路 夜 かっちゃ会場 枡形道 市指定文化財 登録有形文化財 枡形道 卍 寺社 化 化 図 北の玄関口伏木 吉久と祭礼行事に見る歴史的風致 みなと町伏木と祭礼行事 66
31 2 吉 久 と 獅 子 舞 石 黒 信 由 作 図 吉 久 御 蔵 絵 図 ( 文 化 2 年 (1805)) 高 樹 文 庫 蔵 吉 久 の 獅 子 舞 は 吉 久 神 明 社 の 秋 季 例 大 祭 で 舞 われるものである 吉 久 は 小 矢 部 川 を 挟 み 伏 木 の 対 岸 に 位 置 する 地 区 で 江 戸 時 代 に 加 賀 藩 直 営 の 御 蔵 が 置 かれ この 御 蔵 を 中 心 に 発 展 してきた 町 である 江 戸 時 代 になり 各 藩 の 領 域 経 済 が 次 第 に 全 国 市 場 の 中 に 取 り 込 まれ 始 めると 米 価 も 大 坂 の 米 市 場 にお いて 設 定 された 価 格 に 左 右 されるようになった また 年 貢 の 取 立 てや 支 配 等 をめぐり 農 民 とのトラブルが 絶 えることがなかった 加 賀 藩 ではこうした 動 き への 対 応 として 御 蔵 の 設 置 や 十 村 制 度 の 整 備 灌 漑 用 水 の 整 備 といった 改 作 法 を 実 施 し 年 貢 の 確 実 な 徴 収 と 百 姓 など 民 衆 の 生 活 の 安 定 を 図 った 吉 久 の 御 蔵 はこうした 流 れの 中 で 作 られたもので その 規 模 も 間 口 30 間 奥 行 き4 間 の 大 きな 建 物 が6 棟 も 配 されたもので 礪 波 射 水 両 郡 の 蔵 の 中 でも 飛 びぬけ て 大 きかったようである さらに 吉 久 の 御 蔵 は 単 に 年 貢 米 を 収 納 するだけで なく 礪 波 射 水 両 郡 の 御 蔵 の 中 で 唯 一 両 郡 の 収 納 米 の 詰 込 所 でもあり 小 矢 部 川 や 庄 川 を 下 って 運 ばれてくる 年 貢 米 の 集 散 地 として あるいは 伏 木 港 か ら 廻 米 として 積 み 出 される 玄 関 口 という 重 要 な 役 割 を 果 たしたのである 明 治 の 近 代 化 の 流 れの 中 でもその 機 能 は 失 われることはなく かつての 御 蔵 はその まま 米 や 魚 肥 の 倉 庫 として 使 用 されるなど 吉 久 は 変 わらず 伏 木 港 の 最 前 線 基 地 として 発 展 した このように 加 賀 藩 最 大 の 米 の 集 散 地 として 栄 えた 吉 久 には 江 戸 時 代 の 末 に 67
32 は 曳 山 があったと 伝 えられるくらい 経 済 力 があり 古 くから 豊 かさを 背 景 とし た 獅 子 舞 が 行 われてきたようである かつて 吉 久 では あんころの 獅 子 とおもての 獅 子 の 二 つの 獅 子 舞 があった あんころとは 吉 久 の 町 の 中 心 を 通 る 旧 街 道 から 東 側 あたりに 位 置 する 地 域 を 指 す 言 葉 で 吉 久 でも 最 も 古 くから 村 が 開 かれたところでもある あんころ の 獅 子 は 通 称 あんころの 宮 といわれる 日 の 出 町 神 明 宮 の 祭 礼 行 事 として 舞 われ たもので 加 賀 獅 子 の 流 れを 汲 み なぎなたや 棒 を 激 しく 振 り 回 す 荒 っぽいも のであったようである おもてとは 旧 街 道 の 西 側 御 蔵 の 置 かれた 方 角 で 町 の 発 展 と 併 せて 拡 大 していった 地 域 を 指 している おもての 獅 子 も あんこ ろの 獅 子 と 同 じく 棒 術 やなぎなたの 武 術 を 中 心 としたもので 時 に 見 物 人 が 怪 我 をしたり 天 狗 の 鼻 が 飛 んだりするほど 荒 っぽいものだったようである このあんころの 獅 子 おもての 獅 子 は ともに 起 源 をはっきりと 記 すものはな いが 口 承 では 近 世 末 から 明 治 初 期 には 既 に 始 まっていたようであり 昭 和 戦 前 の 写 真 には 獅 子 舞 の 様 子 が 収 められている この 両 獅 子 舞 とも 若 者 の 減 少 等 により 伝 承 の 危 機 を 迎 えたが 昭 和 35 年 (1960) 頃 に 青 年 団 が 中 心 となって 両 獅 子 の 合 併 がなされ 現 在 の 吉 久 の 獅 子 舞 が 生 み 出 さ れた 従 って 現 在 の 吉 久 の 獅 子 舞 いは 両 獅 子 の 荒 っぽい 性 格 をよく 受 け 継 いで おり 天 狗 が 棒 や 長 刀 松 明 を 縦 横 に 振 り 回 して 獅 子 を 打 つという 豪 快 な 演 目 で 構 成 されている よっさ 獅 子 舞 ( 昭 和 初 期 ) 祭 は6 時 頃 から 始 まる はじめに 天 保 4 年 (1833)に 建 てられたとされる 入 母 屋 造 桟 瓦 葺 正 面 屋 根 破 風 一 間 の 向 拝 を 流 した 拝 殿 の 通 称 大 宮 吉 久 神 明 社 で 獅 子 の 宮 参 りが 行 われる 神 明 社 で 獅 子 頭 に 御 幣 を 付 けてもらい 二 舞 三 舞 した 後 日 の 出 の 宮 浅 野 の 宮 と 獅 子 舞 が 奉 納 される それから 町 内 を 回 るが 近 年 では 全 町 が 公 平 になるよう 回 る 順 番 を 毎 年 変 えている 吉 久 の 町 並 み( 南 西 から) 吉 久 の 町 並 み( 北 東 から) 68
33 吉 久 の 本 通 りは かつて 能 登 から 富 山 市 岩 瀬 へと 至 る 浜 往 来 から 放 生 津 で 分 かれ 高 岡 へと 向 かう 放 生 津 街 道 が 通 っていた 場 所 で 今 も 藩 政 期 のままの 湾 曲 した 道 路 が 残 り 道 路 の 両 側 には 幕 末 から 昭 和 戦 前 に 建 てられた 伝 統 的 な 町 家 が 建 ち 並 んでいる これらの 町 家 は 北 陸 に 特 徴 的 な 雪 を 意 識 した 軒 の 深 い 和 風 町 家 の 外 観 を 呈 するが 他 の 地 域 と 違 う 吉 久 独 自 の 特 徴 として 裏 手 まで 抜 ける 通 り 土 間 がないことなどが 挙 げられる これは 吉 久 の 町 が 米 商 と 農 家 という 二 つの 性 格 を 兼 ね 備 えていたことから 生 み 出 されたものと 考 えられる 能 松 家 住 宅 主 屋 ( 明 治 末 ~ 大 正 初 期 ) 有 藤 家 住 宅 主 屋 ( 大 正 5 年 (1916)~ 大 正 6 年 (1917)) 丸 谷 家 住 宅 ( 旧 津 野 家 住 宅 ) 主 屋 ( 明 治 中 期 ) 町 内 を 回 る 際 は 目 出 度 いことがあった 家 が 選 ばれて 獅 子 舞 が 舞 われる 各 家 では 花 ( 祝 儀 )が 打 たれると 獅 子 取 りと 獅 子 はしゃがみこみ その 間 に 紋 付 袴 の 世 話 方 が 中 腰 になりショモウ( 目 録 )をあけ 威 勢 よく 口 上 を 述 べる ショモウ ショモウ 目 録 一 つ! 御 酒 万 樽 御 肴 沢 山! 金 子 有 り 有 り 右 は 人 気 栄 富 栄 富! 御 贔 屓 ~ とあって 様 より 吉 久 獅 子 舞 若 連 中 に 下 さる~ 口 上 が 詠 み 終 えられると 獅 子 が 勢 いよく 目 録 をくわえ 玄 関 先 まで 入 り 込 み 舞 を 見 せる 吉 久 の 獅 子 は 獅 子 の 胴 に 何 人 もの 男 が 入 る 百 足 獅 子 と 呼 ば 69
34 れるもので 獅 子 はバクバクと 激 しく 口 を 開 け 閉 めしながら 大 きな 動 きを 見 せ る これをあやす 主 役 は 青 年 の 扮 する 天 狗 である 太 鼓 と 笛 の 音 が 鳴 り 響 く 中 ずっかうそと 呼 ばれる 被 り 物 をし 袂 の 着 物 に 野 衿 (たつつけ)をはき 小 手 をした 天 狗 と その 出 で 立 ちに 天 狗 の 面 をかぶった 大 天 狗 が 出 て 六 尺 棒 や 刀 薙 刀 などを 持 ち 勇 ましい 武 術 で 獅 子 に 立 ち 向 かい 打 つ 伝 統 的 な 町 家 とよっさ 獅 子 舞 また 吉 久 の 獅 子 舞 の 大 きな 見 所 の 一 つにハイッタ ハイッタがある ハイッ タ ハイッタは 家 の 座 敷 まで 獅 子 が 上 がりこみ 家 の 中 で 獅 子 が 踊 るもので ハイッタ ハイッタの 会 場 と 決 まった 家 では 家 の 中 を 仕 切 る 建 具 が 全 て 外 され 舞 の 舞 台 が 準 備 され 早 くから 家 族 や 親 族 が 集 まって 宴 を 催 しながら 獅 子 が 来 るのを 待 つ いよいよ 獅 子 が 来 ると 全 ハイッタ ハイッタ 員 一 斉 に 立 ち 上 がり 身 を 乗 り 出 しながら 口 上 を 見 つめる 口 上 が 終 わると 獅 子 はものすごい 勢 いで 座 敷 へと 突 入 し 舞 が 行 われる 獅 子 方 も 力 が 入 るのか 外 で 見 るよりも 遥 かに 激 しく 見 える 時 にものを 壊 すこともあるが そんなこ とは 一 切 おかまいなしで 人 々は 熱 狂 し 大 きな 歓 声 をあげる 外 にも 大 勢 の 人 が 集 まりその 様 子 をじっとみつめている 実 は この 瞬 間 が 最 も 吉 久 の 人 々と 伝 統 的 な 家 が 輝 く 瞬 間 なのかもしれない かつての 吉 久 の 隆 盛 を 偲 ばせる 町 家 が 建 つ 狭 い 道 路 で 荒 々しく 大 きな 動 き の 獅 子 が 繰 り 広 げられる 様 は 対 照 的 なコントラストを 描 きつつも 見 事 に 一 体 化 しており 良 好 な 歴 史 的 風 致 を 形 成 している 70
35 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 吉久の町並み 能松家 有藤家 凡例 旧放生津道 登録有形文化財 歴史的な町並み 卍 寺社 図 北の玄関口伏木 吉久と祭礼行事に見る歴史的風致 吉久と獅子舞 71
36 (5) 勝 興 寺 と 寺 内 町 に 見 る 歴 史 的 風 致 雲 龍 山 勝 興 寺 ( 享 和 3 年 (1803 年 ) 二 十 四 輩 巡 拝 図 会 巻 之 三 ) 高 岡 市 立 博 物 館 蔵 伏 木 みなと 町 から 伏 木 台 地 を 登 ると 勝 興 寺 と 同 寺 を 中 心 に 形 成 された 寺 内 町 がある 勝 興 寺 は 蓮 如 上 人 縁 の 越 中 国 礪 波 郡 蟹 谷 庄 土 山 の 土 山 御 坊 には じまる 浄 土 真 宗 本 願 寺 派 の 古 刹 である 天 正 12 年 (1584) 当 時 の 領 主 神 保 氏 張 から 寄 進 を 受 けて 現 在 の 地 へ 移 り 戦 国 期 には 越 中 における 一 向 一 揆 の 拠 点 寺 として 江 戸 時 代 以 降 は 越 中 の 浄 土 真 宗 本 願 寺 派 の 触 頭 であり また 前 田 家 や 公 家 等 と 強 く 結 びつき 寺 勢 を 保 持 した 境 内 地 は 古 代 には 越 中 の 国 庁 があった 地 と 推 定 され 中 世 には 古 国 府 城 が 置 かれたところで 現 在 も 境 内 の 周 囲 には 城 郭 らしい 堀 と 土 塁 が 遺 存 している この 境 内 に 本 堂 をはじめ 大 広 間 及 び 式 台 御 内 仏 経 堂 鼓 堂 唐 門 や 総 門 など 12 棟 の 建 造 物 が 配 され 浄 土 真 宗 の 典 型 的 伽 藍 配 置 を 示 して いる また 各 建 造 物 は 全 て 近 世 に 勝 興 寺 伽 藍 配 置 図 建 てられたもので 規 模 意 匠 など 72
37 が 優 れており 全 て 重 要 文 化 財 に 指 定 されている 勝 興 寺 唐 門 勝 興 寺 本 堂 勝 興 寺 鼓 堂 勝 興 寺 本 堂 と 越 中 国 庁 跡 の 石 碑 勝 興 寺 台 所 寺 内 町 は 伏 木 の 地 に 勝 興 寺 が 寺 地 を 構 えた 時 以 来 寺 の 境 内 地 である 古 国 府 の 中 に 生 まれた 町 である 天 正 16 年 (1588) には 利 長 が 勝 興 寺 の 勢 力 を 抑 えるために 古 国 府 から 古 府 村 を 分 立 させており 寺 内 町 は 古 国 府 のうち 門 前 の 75 石 のみを 指 す ようになった 寺 の 総 門 前 には 子 寺 や 役 寺 が 置 かれ 門 前 から 東 へ 走 る 道 に 沿 って 上 町 と 中 町 が 連 続 し その 東 端 で 道 は 北 と 寺 内 町 の 町 並 み 東 の 台 地 下 への 二 本 に 分 岐 し 台 地 の 東 縁 辺 に 沿 って 南 北 に 浦 町 台 地 の 東 麓 に 沿 い 北 行 しさらに 東 へ 折 れて 下 町 が 形 成 されている 門 前 の 各 寺 院 は 全 て 歴 史 的 なもので それぞれの 建 物 が 伝 統 的 な 様 式 を 有 し ている 浄 徳 寺 本 堂 は 江 戸 時 代 中 期 から 後 期 に 建 てられた 切 妻 造 り 平 入 の お 堂 で 半 分 を 本 堂 もう 半 分 を 住 坊 とした 特 徴 を 持 ち 木 組 みなどが 時 代 を 73
38 よく 表 している 入 報 寺 本 堂 は 小 型 であるにも 関 わらず 矢 来 をもうけ 外 陣 の 頭 貫 虹 梁 や 出 組 斗 栱 等 に 特 色 を 持 っている この 他 の 寺 院 もそれぞれ 意 匠 な どに 歴 史 的 な 特 徴 が 表 れている 町 家 も 伝 統 的 なものが 残 されている 浦 町 の 南 端 西 側 にある 北 村 家 は 明 治 8 年 (1875)に 建 てられた 切 妻 造 り 平 入 登 梁 形 式 の 町 家 で 格 子 の 代 わりにスムシコ という 割 り 竹 をすだれ 状 に 編 んだものが はめ 込 まれた 表 構 えに 特 徴 がある また 勝 興 寺 寺 内 町 の 大 きな 特 徴 の 一 つ として 住 民 の 職 業 構 成 が 挙 げられる 寺 内 町 には 勝 興 寺 家 中 でも 身 分 の 低 いもの や 元 々この 地 に 住 み 続 けていたもの 同 寺 周 辺 の 村 々から 移 住 してきたもの 在 所 は 別 に 持 ち 商 売 のための 別 家 を 構 え るものなどが 居 住 していたが この 地 が 伏 木 の 港 に 程 近 く 古 府 村 の 分 立 前 か ら 古 国 府 では 舟 運 を 営 む 人 がいたこと 古 国 府 近 接 地 域 からも 多 くの 人 々が 移 住 してきたことなどから 舟 運 に 従 事 する 町 民 の 割 合 が 非 常 に 高 く 舟 運 によ る 収 益 が 同 寺 と 寺 内 町 の 大 きな 経 済 的 基 盤 となっていた 寺 内 町 では 町 人 の 中 から 町 肝 煎 と 町 頭 3 人 舟 肝 煎 1 人 が 選 ばれ 町 自 治 の 執 行 にあたっていた が 勝 興 寺 草 創 期 から 同 寺 の 御 用 商 人 として 活 躍 し 代 々 町 役 人 を 勤 めた 塩 屋 の ように 舟 運 などを 通 して 得 た 財 を 活 かし 同 寺 の 運 営 に 大 きな 功 績 を 果 たし た 町 民 の 中 から 町 役 人 が 選 ばれていたようである 浦 町 から 延 長 した 通 りの 東 側 には 旧 秋 元 家 住 宅 ( 高 岡 市 伏 木 北 前 船 資 料 館 )があ る 当 家 は 寺 内 町 内 ではないが 寺 内 町 域 東 端 に 隣 接 しており 廻 船 問 屋 並 みの 業 を なした 小 宿 の 遺 構 である 明 治 20 年 代 に 建 てられた 主 屋 や 近 世 後 期 に 建 てられた 米 蔵 衣 装 蔵 など 一 連 の 建 物 が 残 り 市 指 定 文 化 財 となっている 当 家 は 町 家 では 珍 しく 妻 入 りのアズマダチ 形 式 である こ れは 妻 入 り 建 物 を 建 てるだけの 広 い 敷 地 北 村 家 住 宅 主 屋 旧 秋 元 家 住 宅 があったことももちろん 大 きな 要 因 の 一 つであるが この 地 で 廻 船 問 屋 並 みの 業 をなした 小 宿 として 大 きな 財 を 蓄 えていたことも 要 因 の 一 つにあると 考 えら れる また 当 家 には 港 を 見 晴 らせる 望 楼 や 荷 物 を 大 量 に 保 管 することので きる 大 蔵 などもあり 市 内 でも 数 少 ない 廻 船 問 屋 並 みの 業 をなした 小 宿 の 遺 構 として 非 常 に 価 値 の 高 いものである 74
39 このように 宗 教 的 な 結 びつ きだけでなく 舟 運 による 経 済 活 動 を 通 じて 勝 興 寺 が 一 種 領 主 的 な 存 在 を 果 たしていたこ の 地 域 では 今 でも 同 寺 と 寺 内 町 の 町 民 の 密 接 な 関 係 を 示 す 様 々な 行 事 が 行 われている 勝 興 寺 では 年 間 を 通 して 様 々な 宗 教 行 事 が 行 われてい るが 代 表 的 なものに 毎 年 1 月 に 行 われる 御 満 座 法 要 が 挙 げ 御 満 座 法 要 られる 御 満 座 法 要 は 開 祖 親 鸞 聖 人 の 遺 徳 を 偲 ぶ 法 要 で 1 月 14 日 から 16 日 にかけて 本 堂 内 に 高 さ 1.8m 重 さ 約 150 キロもあるデカローソクを 立 て 住 職 や 参 拝 者 による 読 経 などが 行 われる この 法 要 が 行 われる 勝 興 寺 の 本 堂 は 加 賀 藩 の 支 援 を 受 けて 寛 政 7 年 (1795)に 西 本 願 寺 阿 弥 陀 堂 を 模 して 建 てられた もので 桁 行 梁 間 ともに 40m 近 く 地 方 の 寺 院 建 築 としては 破 格 の 規 模 であ り 近 世 浄 土 真 宗 本 堂 の 典 型 的 構 成 を 示 す 平 面 配 置 木 鼻 や 蟇 股 欄 間 などの 彫 り 物 装 飾 内 陣 などに 施 された 華 麗 な 彩 色 などが 見 事 なものである 平 成 16 年 度 には 約 7 年 間 をかけた 大 修 理 事 業 が 完 了 し 現 在 はかつての 威 容 を 取 り 戻 している 法 要 の 際 は この 本 堂 内 に 溢 れんばかりに 人 々が 集 まり 御 示 談 を 受 け 一 斉 に 経 を 唱 える その 様 子 は 明 治 期 の 写 真 に 収 められた 様 子 と 何 ら 変 わるものでなく 民 衆 の 熱 狂 的 な 信 仰 精 神 が 受 け 継 がれていることを 感 じられ る 75
40 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 ⑤ ④ ⑥ 寺内町の町並み ③ ① 枡形道 勝興寺 ① ② ② 凡例 ③ 旧参道 ④ ⑤ ⑥ 国指定文化財 市指定文化財 登録有形文化財 歴史的風致関連の建築物 伏木台地のエリア 卍 2 図 勝興寺と寺内町に見る歴史的風致 76 枡形道 寺社
41 (6) 旧 北 陸 道 と 菅 笠 づくりに 見 る 歴 史 的 風 致 1 旧 北 陸 道 沿 いの 町 々と 祭 礼 行 事 和 田 ~ 立 野 石 黒 信 由 作 図 砺 波 郡 射 水 郡 御 鷹 野 道 見 取 絵 図 ( 文 政 11 年 (1828)) 高 樹 文 庫 蔵 立 野 ~ 福 岡 町 石 黒 信 由 作 図 砺 波 郡 射 水 郡 御 鷹 野 道 見 取 絵 図 ( 文 政 11 年 (1828)) 高 樹 文 庫 蔵 旧 北 陸 道 は 商 都 高 岡 の 陸 の 主 要 な 流 通 経 路 として 利 用 された 道 である 山 町 筋 を 通 過 した 北 陸 道 は 博 労 地 区 を 通 り 旧 町 域 の 西 の 玄 関 口 にあたる 横 田 町 を 抜 け 和 田 立 野 を 経 た 後 福 岡 町 今 石 動 金 沢 へと 通 じていた 街 道 沿 いの 和 田 立 野 福 岡 といった 町 々は 人 馬 が 往 来 する 宿 場 町 や 在 郷 町 などと して 賑 わいをみせた 現 在 この 道 は 国 道 8 号 の 脇 街 道 となっているが 歴 史 的 な 建 造 物 や 旧 跡 が 数 多 く 残 されている 山 町 筋 を 通 り 抜 けた 後 旧 北 陸 道 をしばらく 進 むと 水 天 宮 祭 の 行 われる 中 島 町 にたどり 着 く 中 島 町 は 旧 北 陸 道 と 千 保 川 の 交 差 点 に 当 たる 地 で かつ ては 千 保 川 の 本 流 と 中 島 川 と 呼 ばれる 支 流 に 挟 まれた 中 州 で 水 陸 交 通 の 結 節 点 として 重 要 な 役 割 を 果 たしていたが 立 地 上 水 害 の 多 い 地 でもあった こ うしたことから 中 島 町 では 古 くから 水 天 宮 を 祀 っており これが 現 在 の 水 天 宮 祭 へ 繋 がったと 考 えられる 現 在 の 形 で 祭 礼 が 行 われるようになったのは 大 正 3 年 のことである ( 中 島 町 水 天 宮 由 緒 中 島 町 自 治 会 ) 77
42 祭 礼 当 日 は 有 礒 正 八 幡 宮 からご 神 体 を 中 島 町 の 移 住 者 宅 等 に 招 くことから 始 ま る 有 礒 正 八 幡 宮 は 中 島 町 とはやや 離 れた 横 田 町 の 外 れにある 宮 であるが これは 水 害 によりご 神 体 が 何 度 か 場 所 を 変 えた 結 果 その 無 事 を 確 実 なものとするために 有 礒 正 八 幡 宮 に 置 かれはじめたことによ る なお この 有 礒 正 八 幡 宮 は 拝 殿 幣 殿 釣 殿 本 殿 からなる 明 治 16 年 (1883) 建 造 の 建 物 で 拝 殿 幣 殿 の 八 棟 造 りの 屋 有 礒 正 八 幡 宮 根 の 形 式 や 本 殿 の 入 母 屋 造 の 屋 根 形 式 組 物 の 装 飾 などに 特 徴 がみられ 平 成 18 年 (2006)に 登 録 有 形 文 化 財 となっている 祭 神 の 移 動 後 祭 典 を 行 い その 後 数 多 くの 灯 籠 が 千 保 川 へ 流 される 漆 黒 の 川 面 に 灯 籠 の 明 かりがゆらめ く 幻 想 的 な 雰 囲 気 を 醸 し 出 している 横 田 町 を 抜 け さらに 旧 北 陸 道 を 進 むと 立 野 がある 立 野 は 高 岡 町 と 福 岡 町 のちょうど 中 間 ほどに 位 置 する 集 落 で 慶 長 11 年 (1606)に 利 長 から 町 立 て を 許 され 高 岡 城 築 城 後 の 慶 長 15 年 (1610)に 北 陸 道 の 道 筋 変 更 に 伴 って 宿 場 町 となった 立 野 宿 は 高 岡 宿 が 忙 しくなった 時 に 加 勢 するという 性 格 を 持 つ 宿 ではあったものの 寛 文 元 年 (1661)には 米 を 収 納 する 蔵 が 置 かれるなど 街 道 沿 いの 重 要 な 拠 点 として 発 展 した この 地 を 代 表 する 旧 家 が 日 尾 家 である 日 尾 家 は この 地 区 で 代 々 蔵 宿 を 務 めた 旧 家 で 明 治 28 年 (1895)に 建 てられた 切 妻 造 り 平 入 平 屋 建 で 前 面 を 格 子 で 覆 い 玄 関 戸 は 大 戸 とし 小 庇 をつけず 軒 の 深 い 大 屋 根 をかけた 古 い 形 式 の 主 屋 を 持 ち 当 家 の 繁 栄 と 地 区 の 歴 史 を 感 じさせる 立 野 では こうした 豊 かさを 背 景 に 福 田 神 社 の 秋 季 祭 礼 に 獅 子 舞 が 行 われてきた 立 野 の 獅 子 舞 は 獅 子 舞 の 豊 富 な 高 岡 でも 日 尾 家 住 宅 特 徴 的 なものである 立 野 の 獅 子 は 女 獅 子 で 天 狗 と 争 うこともなければ 花 をうつこともない また 獅 子 の 胴 幕 の 長 さがおよそ 12 メートルもあり 20 人 の 人 足 が 入 ることになっている 祭 礼 時 には 笛 と 太 鼓 の 囃 子 が 鳴 る 中 大 獅 子 が 各 家 を 回 り 玄 関 口 で 口 をパクパクとさせて 家 の 邪 気 を 追 い 払 う 78
43 このほかにも 旧 北 陸 道 沿 いでは 地 域 的 特 色 の 豊 かな 祭 礼 行 事 を 見 ることができ る 佐 助 祭 は 和 田 上 町 和 田 中 町 で 行 わ れる 祭 礼 行 事 である 和 田 は 慶 安 2 年 (1649)に 礪 波 郡 佐 野 村 の 佐 助 らの 藩 への 嘆 願 によりようやく 開 かれた 町 である し かし 町 立 て 直 後 は 年 貢 の 負 担 等 により 町 民 の 生 活 は 非 常 に 苦 しいものであった そ こで この 状 態 を 見 かねた 佐 助 が 隠 し 田 を つくり 町 民 らを 困 窮 から 救 おうとしたが 藩 の 知 るところとなり 処 刑 されてしまっ たのである 佐 助 祭 は この 佐 助 の 恩 に 対 し 町 民 らが 彼 の 遺 徳 を 偲 び 行 うもので 佐 助 の 悲 運 な 死 後 すぐに 始 められた 祭 は まず 和 田 神 明 宮 の 神 事 から 始 まる その 後 同 神 社 の 境 内 地 にある 佐 助 大 明 神 を 祀 った 小 さな 祠 の 前 で 祭 文 や 玉 串 の 奉 納 がなされる なお 祭 の 際 には 和 田 上 町 和 田 中 町 の 各 家 の 軒 先 には 佐 助 の 像 が 描 かれた 行 灯 が 掛 けられることとなって おり 山 本 家 住 宅 をはじめとする 伝 統 的 な 町 家 の 軒 先 にも 行 灯 がかけられ 町 全 体 が 佐 助 への 感 謝 の 念 一 色 で 染 まる 和 田 の 町 並 み 行 灯 山 本 家 住 宅 79
44 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 旧市街地へ 和田神明社 和田の町並み 日尾家 立野の町並み 凡例 歴史的風致関連の建築物 旧北陸道 歴史的な町並み 福岡町へ 卍 寺社 図 旧北陸道と菅笠づくりに見る歴史的風致 立野及び和田 80 山本家
45 2 福 岡 町 の 菅 笠 づくり 福 岡 町 火 留 用 水 絵 図 (18c 後 半 杉 野 家 文 書 ) 福 岡 歴 史 民 俗 資 料 館 蔵 現 在 の 高 岡 市 域 における 西 の 玄 関 口 が 福 岡 町 である かつて 福 岡 町 は 周 辺 で 作 られる 菅 笠 の 集 散 地 であり 菅 笠 が 最 大 の 特 産 品 であった この 地 域 の 菅 笠 づくりの 起 源 は 諸 説 あるが 古 くは 庄 川 や 小 矢 部 川 の 氾 濫 や 大 地 震 等 により 発 生 した 低 湿 地 に 自 生 した 菅 を 利 用 して 行 った 蓑 作 りか ら 派 生 したものだとも 伝 えられている 以 降 山 間 を 中 心 に 水 稲 の 不 適 作 地 を 利 用 し 菅 を 育 て 小 矢 部 川 の 河 原 や 中 洲 を 利 用 し て 菅 干 しが 行 われてきた 江 戸 時 代 には 加 賀 藩 の 奨 励 も 受 け 現 小 矢 部 地 域 や 福 岡 地 域 立 野 や 東 五 位 など 広 い 範 囲 で 積 極 的 に 生 産 されるようになった 17 世 紀 の 後 半 には 加 賀 笠 の 名 で 江 戸 や 京 都 大 坂 西 国 筋 上 州 など 全 国 各 地 へ 出 荷 されていた 加 賀 の 菅 笠 だが ここ でも 福 岡 町 や 小 矢 部 を 中 心 とした 地 域 は 大 きな 役 割 を 果 たした 全 国 へと 販 路 を 拡 大 するにつれ 菅 笠 の 原 料 となる 菅 が 不 足 菅 笠 近 代 の 菅 笠 づくりの 様 子 したことから 19 世 紀 以 降 大 量 の 菅 を 砺 波 郡 から 仕 入 れていたようである また 金 沢 の 堀 川 町 で 菅 問 屋 街 が 形 成 されてくると 砺 波 郡 で 生 産 された 菅 笠 の 一 部 も 堀 川 町 の 問 屋 へ 出 されるようになり 地 元 から 直 接 出 荷 するものとの 相 乗 効 果 でますます 加 賀 笠 の 名 が 広 まっていったようである 81
46 福 岡 町 を 除 く 地 域 では 現 在 菅 笠 の 生 産 はほとんど 行 われていないが 福 岡 町 では 今 でもかつてと 変 わらず 手 作 業 で 菅 笠 が 作 られている 平 成 21 年 (2009)3 月 に は その 技 術 や 菅 の 生 産 から 菅 笠 の 製 作 販 売 までの 全 工 程 をこの 地 域 で 行 ってい ることが 高 く 評 価 され 越 中 福 岡 の 菅 笠 製 作 技 術 として 重 要 無 形 民 俗 文 化 財 の 指 定 を 受 けた 近 代 の 菅 笠 づくりの 様 子 菅 笠 づくりは7 月 頃 の 育 苗 床 づくりか ら 始 まる 刈 り 取 りの 終 わった 菅 田 を 起 耕 し 水 を 入 れ 肥 料 を 施 す その 後 代 かき を 行 い 田 面 を 平 らにして 苗 床 がつくられ る 9 月 下 旬 に 夏 芽 が 萌 芽 した 菅 のうちよ いものを 抜 き 取 って 苗 とし 9 月 中 旬 から 11 月 上 旬 にかけて 植 える 植 えつけられた 苗 は 12 月 頃 に 枯 れ 新 芽 が 出 始 めてから 雪 に 覆 われることになる 融 雪 後 3 月 下 旬 から5 月 中 旬 にかけて 不 良 芽 が 間 引 かれ た 後 7 月 中 旬 にようやく 刈 り 取 りの 適 期 を 迎 えることとなる この 頃 には 山 間 などで 青 々と 茂 った 菅 田 で 人 々が 手 作 業 で 刈 り 取 りを 行 う 風 景 をみることができる 刈 り 取 られた 菅 は 平 場 に 集 められ 長 菅 と 短 菅 に 分 けられた 後 7 月 下 旬 の 晴 天 の 日 に 天 日 干 しされる か つては 山 間 地 の 斜 面 や 川 原 や 中 洲 を 利 用 していた 干 し 作 業 は 現 在 は 家 の 庭 などで 作 業 が 行 われている が あたり 一 面 に 菅 草 が 敷 き 詰 められた 光 景 は 現 在 も 季 節 の 風 物 詩 となってい る 菅 干 菅 田 ( 西 明 寺 地 内 ) 菅 草 刈 菅 干 82
47 菅 笠 の 製 作 は 竹 を 割 って 笠 骨 をつくる 仕 事 と 笠 骨 に 菅 を 縫 い 付 ける 仕 事 に 分 けられる 昔 か ら 笠 骨 づくりは 男 の 仕 事 笠 縫 は 女 の 仕 事 とさ 菅 笠 づくり れてきた 笠 縫 の 作 業 は 福 岡 全 域 で 行 われている が 特 に 西 山 丘 陵 の 山 麓 に 位 置 する 西 五 位 地 区 に 従 笠 骨 づくり 事 者 が 多 い この 地 域 には 砺 波 平 野 ではアズマダチがよく 見 られる アズマ ダチは 束 や 貫 梁 の 格 子 組 をみせ その 間 を 白 壁 で 塗 った 妻 意 匠 家 を 取 り 囲 む 屋 敷 林 が 特 徴 的 なものである 笠 縫 作 業 もこのアズマダチ 民 家 の 広 い 座 敷 な どを 利 用 して 行 われている ( 宮 崎 家 : 上 向 田 など) 旧 北 陸 道 の 町 並 み 旧 北 陸 道 の 町 並 み( 昭 和 10 年 代 ) 滝 写 真 館 提 供 つくられた 菅 笠 は 福 岡 町 の 旧 北 陸 道 沿 いの 問 屋 街 で 保 管 され 全 国 の 笠 販 売 所 へ 卸 ろされていた 今 も 街 道 沿 いには 明 治 期 から 昭 和 初 期 に 建 てられた 町 家 として は 比 較 的 規 模 の 大 きい 旧 菅 笠 問 屋 の 民 家 が 数 多 く 残 されている これらの 民 家 は 菅 笠 問 屋 の 遺 構 らしく オイの 間 の 上 に 菅 笠 を 保 管 する 場 所 として 中 二 階 をもうけ る 例 が 多 い 町 の 南 西 端 には 現 在 も 現 役 で 菅 笠 問 屋 を 営 む 岸 野 有 三 家 がある 当 家 旧 菅 笠 問 屋 83
48 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 は 昭和2年 1927 建築の比較的新しいものだが 切妻造り 平入 2階建 登り梁という古い形式を残すもので 町でつくられた菅笠を仕入れ 必要な場 所へと卸している また 街道沿いには問屋以外にも 加賀藩歴代藩主が参勤 交代に際して休憩所とした長安寺などの歴史的建造物や 藩主の喉を潤すのに 供された殿様清水などの旧跡が残されており 菅笠に関わる人々の営みと歴史 的遺産が一体となって良好な歴史的風致を形成している 立野へ 殿様清水 小矢部市へ 凡例 長安寺 旧菅笠問屋 現存建築物のみ 景観形成重点地区等 旧北陸道 卍 寺社 図 旧北陸道と菅笠づくりに見る歴史的風致 福岡 84
49 ( ) 高 岡 市 歴 史 まちづくり 計 画 2 高 岡 の 歴 史 的 風 致 の 維 持 及 び 向 上 に 関 する 課 題 1 歴 史 と 伝 統 を 反 映 した 工 芸 技 術 及 び 地 域 固 有 の 祭 礼 年 中 行 事 の 継 承 と 育 成 に 関 する 課 題 400 年 の 歴 史 に 培 われた 高 岡 の 工 芸 民 俗 技 術 や 地 域 の 人 々によって 大 切 に 守 り 伝 えられてきた 祭 礼 年 中 行 事 は 歴 史 的 建 造 物 や 歴 史 的 な 町 並 みといった 有 形 の 歴 史 文 化 資 産 とともに 高 岡 の 歴 史 的 風 致 に 奥 行 きと 層 の 厚 さを 感 じさせる 重 要 な 要 素 である 高 岡 には 昭 和 50 年 (1975)に 国 の 伝 統 的 工 芸 品 の 産 地 指 定 を 受 けている 高 岡 銅 器 高 岡 漆 器 のほか 越 中 福 岡 の 菅 笠 製 作 技 術 として 重 要 無 形 民 俗 文 化 財 に 指 定 された 菅 笠 などがある 高 岡 銅 器 や 菅 笠 は 全 国 シェアの 90% 以 上 を 占 める 一 大 産 地 であるが 雇 用 環 境 や 生 活 様 式 の 変 化 また 人 々の 生 活 用 品 に 対 する 意 識 の 変 化 等 の 要 因 により 従 事 者 数 の 減 少 が 著 しく 担 い 手 不 足 が 慢 性 化 している また 高 岡 を 象 徴 する 大 規 模 な 祭 礼 行 事 の 他 にも 地 域 の 人 々の 拠 り 所 となっ ている 数 々の 祭 礼 年 中 行 事 が 現 存 しているが 少 子 高 齢 化 やコミュニティ 意 識 の 希 薄 化 などにより 失 われつつある 伝 統 産 業 の 従 事 者 数 の 推 移 従 事 者 数 人 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, ,736 1,634 高 岡 銅 器 H1 H 高 岡 漆 器 表 : 伝 統 産 業 の 従 事 者 数 の 推 移 高 岡 市 産 業 企 画 課 高 岡 特 産 産 業 のうごき より 2 歴 史 的 建 造 物 の 保 存 と 活 用 に 関 する 課 題 高 岡 には 歴 史 的 風 致 の 核 となる 歴 史 的 建 造 物 が 数 多 く 現 存 しており うち 国 県 市 の 指 定 文 化 財 は 適 正 に 保 護 されているものの 登 録 有 形 文 化 財 については 保 存 や 修 理 に 関 する 取 り 組 みが 十 分 とは 言 えない したがって 適 切 な 維 持 管 理 が 行 なわれないまま 老 朽 化 が 進 んでいる 85
50 また その 他 高 岡 の 町 家 や 旧 商 家 旧 問 屋 等 の 歴 史 的 建 造 物 は 伝 統 的 建 造 物 群 の 調 査 を 除 き 悉 皆 調 査 や 発 掘 調 査 等 の 基 礎 調 査 が 不 十 分 であり その 歴 史 的 価 値 の 認 識 不 足 や 維 持 管 理 費 の 負 担 増 所 有 者 の 高 齢 化 後 継 者 不 足 等 の 要 因 に より 老 朽 化 や 消 失 が 急 速 に 進 んでいる 状 況 にある 3 歴 史 的 な 町 並 みの 保 全 と 周 辺 環 境 の 調 和 に 関 する 課 題 旧 高 岡 町 の 区 域 や 伏 木 吉 久 には 明 治 期 以 降 の 町 家 が 集 積 しており 高 岡 の 歴 史 的 風 致 を 形 成 する 歴 史 的 な 町 並 みが 良 好 に 残 されている しかしながら そ うした 町 家 の 多 くについては 老 朽 化 が 進 む 中 で 耐 震 性 が 確 保 されておらず ま た 間 口 が 狭 く 奥 行 きが 長 いという 形 状 から 機 能 性 の 向 上 や 駐 車 場 の 確 保 など 現 代 の 生 活 様 式 にあった 増 改 築 がしにくいという 問 題 がある こうした 中 伝 統 的 な 建 築 様 式 をもつ 町 家 が 取 り 壊 され 空 き 地 や 駐 車 場 等 になっているところが 徐 々に 増 えており 良 好 な 歴 史 的 な 町 並 みの 破 壊 が 危 惧 される また 町 並 み 景 観 の 阻 害 要 因 として 電 線 類 やけばけばしい 色 彩 の 広 告 物 が 挙 げられるほか 街 道 や 小 路 などに 過 度 に 流 入 する 自 動 車 などによって 安 心 して 散 策 できる 快 適 な 歩 行 空 間 が 確 保 されていないという 課 題 も 挙 げることができる さらには 平 成 27 年 3 月 に 長 野 - 金 沢 間 で 北 陸 新 幹 線 が 開 業 し 新 たな 高 岡 の 玄 関 口 となる 新 高 岡 駅 は 瑞 龍 寺 や 前 田 利 長 墓 所 が 位 置 する 現 在 の 高 岡 駅 の 南 側 に 整 備 されたことから マンションや 商 業 施 設 などの 開 発 による 眺 望 景 観 の 阻 害 が 危 惧 される 町 家 に 挟 まれた 空 き 地 町 並 み 景 観 を 阻 害 する 電 線 類 86
51 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 図 空き家 駐車場の分布状況と推移 高岡市まちなか居住推進調査 平成 18 年 2006 より 転載 ④資料の収集 保存及び調査 研究に関する課題 高岡は幸いにも戦災に遭わず 近世以降の歴史 民俗 産業などの貴重な資料 が数多く現存しているが 拠点施設である博物館等が老朽化や長年の人員不足な どの理由から十分に機能していない したがって これら資料の収集 保存や調 査 研究の停滞が懸念されるとともに 系統的な情報の蓄積や発信が困難な状況 にあり 貴重な資料が散逸する恐れもある 87
52 3 総 合 計 画 や 都 市 計 画 マスタープラン 景 観 計 画 等 の 状 況 及 びそれらの 計 画 との 関 連 性 (1) 高 岡 市 総 合 計 画 基 本 構 想 : 平 成 19 年 度 ~ 平 成 33 年 度 基 本 計 画 : 平 成 19 年 度 ~ 平 成 23 年 度 ( 第 1 次 ) 平 成 24 年 度 ~ 平 成 28 年 度 ( 第 2 次 ) 本 計 画 では 水 みどり 人 光 り 輝 く 躍 動 のまち 高 岡 を 都 市 の 将 来 像 に 定 めており 前 田 利 長 による 城 下 町 としての 開 町 を 契 機 に 歴 史 文 化 と 商 工 業 の 地 として 多 くの 先 人 の 英 知 とたゆまぬ 努 力 の 賜 物 と して 受 け 継 いだ 豊 富 な 資 産 をさらに 磨 き 世 界 に 通 じる ものづくりのま ち 高 岡 を 築 いていくこととしている また この 将 来 像 を 実 現 するために 掲 げている5つの まちづくりの 目 標 のうち 1 飛 越 能 86 万 人 のふれあいと 交 流 のまち において 歴 史 的 景 観 の 保 全 活 用 を 3 心 豊 かな 人 をはぐくみ 万 葉 と 前 田 家 ゆか りの 歴 史 と 文 化 をたのしむまち においては 1 地 域 に 根 ざした 芸 術 文 化 活 動 の 育 成 2 文 化 財 の 保 存 活 用 を 4 ものづくりの 技 と 情 熱 がつ くり 出 すにぎわいのまち では 地 場 伝 統 産 業 の 振 興 をそれぞれ 図 るこ ととしている その 他 高 岡 新 世 紀 創 造 プロジェクト のひとつに 歴 史 文 化 を 磨 き 市 民 の 活 動 をつなぎ 新 たな 市 民 文 化 を 創 る ことを 掲 げており 歴 史 文 化 資 産 の 保 存 と 活 用 伝 統 技 術 の 保 存 継 承 などに 取 り 組 むことと している 図 : 高 岡 市 総 合 計 画 の 大 綱 88
53 (2) 高 岡 市 都 市 計 画 マスタープラン 策 定 : 平 成 17 年 (2005)3 月 本 プランでは 生 き 生 き 市 民 都 市 高 岡 を 将 来 都 市 像 に 定 め 都 市 づくりの 目 標 のひとつとして 自 然 歴 史 文 化 を 活 かした 都 市 づくり を 掲 げている また 都 市 づくりの 基 本 方 針 のうち 都 市 景 観 都 市 環 境 形 成 の 基 本 方 針 では 本 市 の 個 性 特 徴 となる 自 然 的 歴 史 的 景 観 の 保 全 を 図 るととも に 近 代 的 都 市 景 観 と 調 和 した 風 格 のある 美 しいまちを 目 指 すこととして いる ( 本 プランは 旧 高 岡 市 において 策 定 されたものであり 今 後 見 直 しを 予 定 している ) (3) 高 岡 市 景 観 計 画 策 定 : 平 成 21 年 (2009)3 月 ( 同 年 11 月 変 更 ) 本 計 画 では 景 観 づくりの 基 本 方 針 を 1 高 岡 市 固 有 の 美 しい 景 観 資 源 を 後 世 に 保 全 継 承 していきます 2 県 西 部 の 中 核 都 市 として 魅 力 ある 景 観 を 創 り 出 していきます 3 美 しい 景 観 によって 市 民 の 誇 りと 愛 着 を 育 みます 4 魅 力 ある 景 観 づくりをとおして まち を 活 性 化 します としており 市 全 域 ( 景 観 計 画 区 域 )において 大 規 模 な 建 築 行 為 等 の 形 態 意 匠 などを 規 制 誘 導 すると 同 時 に 高 岡 市 中 心 部 や 伏 木 地 区 福 岡 地 区 など 歴 史 的 町 並 み 保 全 を 進 めていく 地 域 を 景 観 形 成 重 点 地 区 として 指 定 し 建 築 物 等 の 位 置 や 高 さ 色 彩 の 基 準 を 設 けるなどして 周 辺 の 町 並 み 景 観 と 調 和 した 建 築 行 為 等 が 行 われるよう 規 制 誘 導 してい る 図 : 景 観 づくりの 基 本 方 針 及 び 景 観 形 成 重 点 地 区 等 の 設 定 89
54 (4) 高 岡 市 歴 史 文 化 基 本 構 想 策 定 : 平 成 23 年 (2011)3 月 平 成 20 年 度 から 文 化 庁 の 委 託 を 受 けて 高 岡 市 文 化 財 総 合 的 把 握 モデ ル 事 業 を 実 施 し 高 岡 市 歴 史 文 化 基 本 構 想 を 策 定 した 本 構 想 では 将 来 像 を 市 民 が 郷 土 に 対 する 誇 りを 持 ち ものづくり の 結 晶 が 輝 くまちへ とし 基 本 方 針 を 文 化 財 の 保 存 活 用 を 通 して 1 郷 土 教 育 を 推 進 し 市 の 歴 史 や 風 土 を 学 びとる 2 ものづく り 文 化 の 洗 練 を 目 指 す 3 市 民 一 人 ひとりが 高 岡 の 人 ものづく り 文 化 を 担 っている 意 識 を 高 める とし 文 化 財 の 保 存 活 用 の 方 針 や 人 材 育 成 の 方 針 文 化 財 の 周 辺 環 境 に 係 わる 関 連 分 野 における 施 策 の 方 針 などを 定 めている なお 地 域 における 歴 史 的 風 致 の 維 持 及 び 向 上 に 関 する 法 律 の 運 用 指 針 によれば 歴 史 的 風 致 維 持 向 上 計 画 作 成 の 際 には あらかじめ 歴 史 文 化 基 本 構 想 を 策 定 し それを 踏 まえた 歴 史 的 風 致 維 持 向 上 計 画 とするよう 努 めることが 望 ましいとされており 本 市 の 歴 史 的 風 致 維 持 向 上 計 画 ( 高 岡 市 歴 史 まちづくり 計 画 )の 作 成 にあたっても その 内 容 は 本 構 想 に 即 したものとした 図 : 歴 史 文 化 保 存 活 用 区 域 案 90
55 (5) 越 中 飛 騨 観 光 圏 整 備 計 画 策 定 : 平 成 22 年 (2010)2 月 計 画 期 間 : 平 成 22 年 度 ~ 平 成 26 年 度 本 計 画 では 2 県 8 市 1 村 ( 富 山 県 高 岡 市 射 水 市 氷 見 市 砺 波 市 小 矢 部 市 南 砺 市 及 び 岐 阜 県 高 山 市 飛 騨 市 白 川 村 )の 区 域 において ものづくり 景 観 食 祭 り 歴 史 温 泉 といった 5つのキーワー ド を 掲 げている 当 圏 域 ならではの 強 みであるこれらの 豊 富 な 観 光 資 源 を 活 かし いつ 誰 が どこに 訪 れても 2 泊 3 日 以 上 楽 しむことができる 圏 域 の 志 向 人 材 育 成 と 情 報 発 信 を 核 とした 全 国 世 界 へのPR を 通 し ~ 越 中 飛 騨 観 光 圏 整 備 による 地 域 の 活 性 化 ~ を 図 っていくこととしている (6) 高 岡 市 中 心 市 街 地 活 性 化 基 本 計 画 認 定 : 平 成 19 年 (2007)11 月 計 画 期 間 : 平 成 19 年 度 ~ 平 成 23 年 度 ( 第 1 期 ) 平 成 24 年 度 ~ 平 成 28 年 度 ( 第 2 期 ) 本 計 画 では 光 り 輝 くまちなかの 創 生 ~400 年 の 資 産 を 守 り 育 み 繋 ぐ~ のスローガンの 下 1 世 界 に 誇 れる 歴 史 文 化 を 生 かしたま ちづくり 2 便 利 で 住 みよく 快 適 なまちづくり 3 活 力 と 賑 わいあふ れるまちづくり を 基 本 方 針 としている また 基 本 計 画 の 目 標 を 1 歴 史 文 化 資 産 の 活 用 によるまちなか 交 流 人 口 の 拡 大 2 まちなか 居 住 の 推 進 3 中 心 商 店 街 の 賑 わい の 創 出 と 定 め 中 心 市 街 地 に 集 積 している 貴 重 な 歴 史 文 化 資 産 を 保 存 継 承 し 観 光 資 源 として 活 用 することによって まちなか 居 住 人 口 の 増 加 を 推 進 することとしている 91
56 高岡市歴史まちづくり計画 第2章 高岡の歴史的風致の維持及び向上に関する方針 図 計画区域 エリア 7 文化創造都市高岡推進ビジョン 策定 平成 27 年 2015 3月 本計画は 文化創造都市高岡として目指すべき都市のイメージを明らかにする とともに その実現に向け 文化 芸術 産業 観光等に関する施策を一体的に 推進するため 概ね 10 年間の基本的な指針を提示した また 4つの戦略 1.知る 市民一人ひとりが高岡の文化を知り 文化に親し む機会の拡大 2.創る 地域固有の文化に親しみ 交流を生み出す 創造の場 の形成 3.つなげる 分野を超えた交流の創出と産業など他分野の活性化 4. 伝える メディア戦略等による高岡の認知度向上とブランド形成 を推進するこ ととし 重要伝統的建造物群保存地区をはじめとした高岡の多様な文化資源を活 かした取り組みを図ることで 目指す都市イメージ Art & Craft City 高岡 の 実現に繋げることとしている このような高岡の文化力を活かした文化創造都市高岡の推進は高岡が魅力ある 都市として存在感を高め 活性化を図ることにつながるものである 92
57 4 高 岡 の 歴 史 的 風 致 の 維 持 及 び 向 上 に 関 する 方 針 1 歴 史 的 風 致 に 息 づく 歴 史 と 伝 統 を 反 映 した 工 芸 技 術 及 び 地 域 固 有 の 祭 礼 年 中 行 事 の 継 承 と 育 成 2 歴 史 的 風 致 の 核 となる 歴 史 的 建 造 物 の 積 極 的 な 保 存 と 活 用 3 歴 史 的 風 致 を 形 成 する 歴 史 的 な 町 並 みの 保 全 と 周 辺 環 境 の 調 和 1 歴 史 的 風 致 に 息 づく 歴 史 と 伝 統 を 反 映 した 工 芸 技 術 及 び 地 域 固 有 の 祭 礼 年 中 行 事 の 継 承 と 育 成 工 芸 民 俗 技 術 に 関 しては 現 在 の 取 り 組 み( )を 今 後 も 支 援 し 又 は 継 続 していくとともに 地 域 の 幅 広 い 伝 統 産 業 を 継 承 し 一 層 発 展 させることのでき る 人 材 の 育 成 を 標 榜 する 富 山 大 学 芸 術 文 化 学 部 と 連 携 し 伝 統 的 な 工 芸 技 術 に 裏 打 ちされた 新 たなデザイン 現 代 の 人 々の 価 値 観 や 生 活 様 式 に 合 うものづくり を 促 進 し 担 い 手 の 育 成 を 図 る また 高 岡 鋳 物 発 祥 の 地 である 金 屋 町 等 では 空 き 家 や 空 き 倉 庫 を 活 用 し 伝 統 産 業 を 受 け 継 ぐ 若 手 作 家 に 工 房 として 提 供 するなど 場 の 提 供 も 将 来 的 に 検 討 する 祭 礼 年 中 行 事 に 関 しては 祭 礼 道 具 などの 修 理 に 対 する 支 援 とともに 博 物 館 等 の 拠 点 施 設 の 機 能 強 化 や 関 連 展 示 交 流 施 設 の 整 備 等 を 推 進 し 資 料 の 収 集 保 存 及 び 調 査 研 究 を 通 して 体 系 的 な 記 録 保 存 を 図 る さらには 工 芸 技 術 民 俗 技 術 や 祭 礼 年 中 行 事 の 現 状 と 課 題 取 り 組 み 内 容 について 普 及 と 啓 発 に 努 めていく 2 歴 史 的 風 致 の 核 となる 歴 史 的 建 造 物 の 積 極 的 な 保 存 と 活 用 指 定 文 化 財 については 引 き 続 きその 保 存 と 活 用 を 推 進 する また 国 の 登 録 有 形 文 化 財 についても その 保 存 活 用 を 図 るとともに その 公 開 にも 努 めてい く これらの 文 化 財 は 必 要 に 応 じて 歴 史 的 風 致 形 成 建 造 物 の 指 定 を 行 い その 修 理 や 整 備 に 努 める その 他 の 歴 史 的 建 造 物 については 悉 皆 調 査 や 発 掘 調 査 等 の 継 続 的 な 基 礎 調 査 を 行 い その 全 容 を 明 らかにするとともに 特 に 保 存 の 措 置 が 必 要 なものについ ては 史 料 調 査 と 研 究 を 行 い 明 らかとなった 価 値 を 再 評 価 し 必 要 な 法 令 に 基 づく 保 護 措 置 を 図 る 93
58 3 歴 史 的 風 致 を 形 成 する 歴 史 的 な 町 並 みの 保 全 と 周 辺 環 境 の 調 和 歴 史 的 な 町 並 みの 保 全 とは 都 市 構 造 の 歴 史 的 な 価 値 を 尊 重 し その 機 能 を 保 持 しつつ 適 切 な 介 入 をおこなうことによって 現 代 に 適 合 するように 再 生 強 化 改 善 すること と 捉 えることができる したがって 町 家 等 が 今 も 良 く 残 る 高 岡 の 歴 史 的 な 町 並 みにおいては 資 料 の 収 集 保 存 及 び 調 査 研 究 を 踏 まえ 町 並 みの 連 続 性 や 物 語 性 を 維 持 するため 市 の 諸 計 画 に 基 づく 事 業 と 連 動 しながら 町 家 等 を 工 房 や 店 舗 一 時 滞 在 施 設 等 高 岡 の 魅 力 を 向 上 させる 観 光 資 源 として 活 用 を 促 進 するなど その 保 全 に 取 り 組 むとともに 将 来 的 には 新 たな 助 成 支 援 や 借 り 上 げ 買 い 取 りも 検 討 する また 景 観 計 画 に 基 づく 規 制 誘 導 や 屋 外 広 告 物 規 制 の 強 化 による 良 好 な 景 観 の 形 成 を 推 進 するとともに 特 に 町 並 み 保 全 型 のまちづくりを 進 める 地 区 につい ては 歴 史 的 文 脈 に 沿 った 整 備 を 心 がけ 無 電 柱 化 や 自 動 車 の 流 入 抑 制 を 行 うな ど 歴 史 に 触 れながら 安 心 して 散 策 できる 歩 行 空 間 の 創 出 を 図 る 工 芸 技 術 の 継 承 と 育 成 に 関 する 現 在 の 取 り 組 み 高 岡 の 伝 統 産 業 である 高 岡 銅 器 高 岡 漆 器 に 関 する 取 り 組 みとして 現 在 高 岡 御 車 山 などの 祭 屋 台 を 再 生 の 技 によって 修 復 する 目 的 で 金 工 漆 工 木 工 繊 維 部 門 の 熟 練 技 術 者 による 高 岡 地 域 文 化 財 等 修 理 協 会 が 設 立 されている また 高 岡 市 デザイン 工 芸 センターでは デザインから 造 形 までトータル な 工 芸 技 術 の 習 得 を 目 指 す 伝 統 工 芸 産 業 技 術 者 養 成 スクール( 現 次 世 代 も のづくり 人 材 育 成 事 業 ) や 高 度 な 技 術 技 法 を 保 持 する 育 成 者 と そのもと で 修 得 し 継 承 しようとする 者 に 対 する 支 援 を 行 う 伝 統 的 工 芸 品 技 術 技 法 継 承 者 育 成 事 業 を 実 施 しており 次 代 を 担 う 人 材 の 養 成 に 力 を 注 いでいる 菅 笠 づくりに 関 しては 菅 笠 製 作 技 術 保 持 者 への 研 修 師 事 に 必 要 な 経 費 の 助 成 や 菅 草 栽 培 に 関 する 助 成 など 様 々な 角 度 から 越 中 福 岡 の 菅 笠 製 作 技 術 の 保 存 継 承 に 向 けた 取 り 組 みを 行 っている 一 方 で 伝 統 産 業 の 裾 野 を 広 げるための 教 育 として 平 成 18 年 度 から 高 岡 市 ものづくり デザイン 人 材 育 成 特 区 の 認 定 を 受 けて ものづくり デザイ ン 科 を 市 内 の 小 中 特 別 支 援 学 校 全 40 校 ( 現 39 校 )で 必 修 教 科 とし 子 どもたちが 工 房 の 見 学 や 調 査 を 行 い その 歴 史 や 製 作 工 程 特 色 等 について 理 解 したうえで 漆 工 芸 ( 青 貝 塗 彫 刻 塗 蒔 絵 等 ) 鋳 造 工 芸 ( 錫 ) 彫 金 細 工 ( 菅 藁 等 ) 各 種 地 域 産 業 ( 栽 培 食 品 加 工 等 )などを 実 際 に 制 作 するとい った 内 容 の 授 業 を 続 けている 94
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