現代中国語の方位詞“上”と“里”に関する研究

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1 博 士 学 位 論 文 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 上 と 里 に 関 する 研 究 寺 澤 知 美 名 古 屋 大 学 大 学 院 国 際 言 語 文 化 研 究 科 平 成 25 年 7 月

2 目 次 序 章 本 研 究 の 目 的 と 構 成 本 研 究 の 目 的 と 対 象 本 研 究 の 構 成 8 第 1 章 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 に 関 する 諸 問 題 はじめに 方 位 詞 の 用 法 に 関 する 先 行 研 究 现 代 汉 语 八 百 词 による 上 里 の 用 法 高 桥 1992 による 里 の 用 法 上 里 が 表 す 位 置 関 係 方 位 詞 に 関 わる 問 題 について 方 位 詞 上 里 の 選 択 動 詞 による 影 響 方 向 補 語 による 影 響 方 位 詞 里 の 省 略 V 进 +L のケース 小 結 第 1 章 のまとめ 33 第 2 章 方 位 詞 上 里 の 選 択 について(1) 具 体 的 な 空 間 を 表 すケース はじめに 具 体 的 な 空 間 を 表 す 上 具 体 的 な 空 間 を 表 す 里 上 と 里 の 選 択 について 上 と 範 囲 を 表 す 里

3 里 2 における 形 状 による 共 起 制 限 里 1 と 閉 鎖 性 について 小 結 三 次 元 的 特 徴 を 持 つ 名 詞 と 方 位 詞 上 乗 り 物 と on 乗 り 物 と 上 里 について 上 と 動 き の 関 係 について 小 結 N+ 上 と N+ 里 のニュアンスの 違 いについて 平 面 と 立 体 臨 場 感 と 距 離 感 第 2 章 のまとめ 66 第 3 章 方 位 詞 上 里 の 選 択 について(2) 具 体 的 な 空 間 を 表 さないケース はじめに 文 字 情 報 に 関 する 名 詞 ケース(1) 报 纸 ケース(2) 书 小 結 映 像 に 関 する 名 詞 情 報 伝 達 の 道 具 と 伝 達 される 情 報 擬 似 的 空 間 を 生 み 出 す 镜 子 小 結 音 声 に 関 する 名 詞 音 声 と 里 小 結 身 体 部 位 名 詞 95 2

4 思 考 をつかさどる 器 官 と 里 上 心 上 と 心 里 の 違 いについて 小 結 第 3 章 のまとめ 102 第 4 章 方 位 詞 里 中 内 の 比 較 分 析 (1) 具 体 的 空 間 を 表 す 名 詞 との 共 起 関 係 はじめに 具 体 的 空 間 を 表 す 名 詞 との 共 起 関 係 空 間 構 成 に 関 わる 名 詞 と 里 中 との 共 起 関 係 物 質 の 内 部 を 指 すケース 閉 鎖 空 間 の 内 側 を 指 すケース 枠 内 を 表 すケース 小 結 明 確 な 範 囲 を 持 たない 名 詞 と 方 位 詞 との 関 係 里 内 との 共 起 に 求 められる 範 囲 空 間 に 対 する 範 囲 としての 認 識 小 結 第 4 章 のまとめ 127 第 5 章 方 位 詞 里 中 内 の 比 較 分 析 (2) 身 体 部 位 名 詞 との 共 起 関 係 はじめに 身 体 部 位 名 詞 + 中 / 内 の 表 す 意 味 文 体 的 色 彩 が 方 位 詞 の 選 択 に 与 える 影 響 書 面 語 的 色 彩 を 帯 びる 名 詞 の 場 合 口 語 的 色 彩 を 帯 びる 名 詞 の 場 合 小 結 142 3

5 5.3. 心 脑 胸 との 共 起 関 係 心 のケース 脑 胸 のケース 小 結 第 5 章 のまとめ 149 第 6 章 方 位 詞 上 下 前 后 の 時 間 的 用 法 について はじめに 上 下 の 時 間 的 用 法 前 后 の 時 間 的 用 法 過 ぎ 去 った 時 間 を 表 す 前 ある 時 間 ( 期 間 )の 最 初 の 時 間 を 表 す 前 后 の 時 間 的 用 法 小 結 N/V+ 前 / 后 + 数 量 詞 表 現 前 のケース 后 のケース 小 結 N/V+ 前 / 后 前 のケース 后 のケース 小 結 第 6 章 のまとめ 183 終 章 結 語 188 主 要 参 考 文 献 192 4

6 序 章 本 研 究 の 目 的 と 構 成 0.1. 本 研 究 の 目 的 と 対 象 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 とは 方 向 や 相 対 的 な 位 置 関 係 を 表 す 語 を 指 し その 語 構 成 上 の 特 徴 に 基 づき 上 下 前 后 里 外 内 中 左 右 东 西 南 北 などの 単 純 方 位 詞 と これらに 边 面 头 などの 接 尾 辞 を 加 えた 合 成 方 位 詞 の 二 種 類 に 分 けられる これらの 方 位 詞 の 用 法 については それぞれ の 役 割 分 担 が 明 確 な 場 合 もあれば 各 方 位 詞 の 持 つ 機 能 に 重 複 する 部 分 が 存 在 す る 場 合 もある たとえば 方 位 詞 上 と 里 の 場 合 先 行 研 究 においても 指 摘 されるように 上 が 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 対 象 について 用 いられるのに 対 し 里 は 三 次 元 的 特 徴 が 顕 著 な 場 合 に 用 いられるという 違 いがみられる (1) 桌 子 上 摆 着 二 十 多 盘 子 菜 1 ( * 桌 子 里 ) 2 <CCL 语 料 库 >( 李 存 葆 高 山 下 的 花 环 ) 3 [テーブルの 上 には 二 十 皿 あまりの 料 理 が 並 べてある ] (2) 果 然 是 齐 虹 在 房 间 里 等 她, 满 脸 的 焦 急 使 他 看 上 去 苍 老 了 许 多 ( * 房 间 上 ) <CCL 语 料 库 >( 宗 璞 红 豆 ) [やはり 斉 虹 は 部 屋 の 中 で 彼 女 を 待 っていた 顔 中 に 広 がった 苛 立 ちの せいで 彼 はずいぶんと 老 けてみえた ] 例 (1)では 桌 子 という 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 名 詞 とその 上 ( 表 面 )に 並 べ られた 料 理 の 間 に 接 触 関 係 が 存 在 することから 上 と 共 起 し 里 を 用 い ることはできない これに 対 して 例 (2)の 場 合 房 间 という 三 次 元 的 空 間 の 内 部 に 人 が 存 在 することを 表 しており 上 ではなく 里 が 用 いられる し かしながら これらの 例 のように 上 と 里 は 常 に 明 確 に 使 い 分 けられると いうわけではなく 相 互 の 置 き 換 えが 可 能 となるケースも 少 なくない (3) 沙 漠 里 没 有 树, 一 棵 都 没 有 ( 沙 漠 上 ) <CCL 语 料 库 >( 鲍 昌 芨 芨 草 ) 5

7 [ 砂 漠 には 木 がない 一 本 もない ] (4) 我 经 常 在 电 视 里 看 到 他 ( 电 视 上 ) < 人 民 网 >( [ 私 はよくテレビで 彼 を 見 る ] 例 (3)の 沙 漠 は 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 名 詞 であるが 里 と 共 起 すること も 可 能 である 同 様 に 例 (4)の 电 视 についても テレビの 画 面 という 二 次 元 的 特 徴 を 持 つ 名 詞 であり 上 が 用 いられることが 多 いが 里 を 用 いるこ ともできる 具 体 的 な 空 間 を 表 す 場 合 ( 例 : 沙 漠 )と 具 体 的 な 空 間 を 表 さ ない 場 合 ( 例 : 电 视 )において 方 位 詞 上 里 はそれぞれどのように 使 い 分 けられるのであろうか また 同 じような 機 能 を 有 すると 考 えられる 名 詞 であっても 方 位 詞 上 里 との 共 起 状 況 に 違 いがみられるケースもある たとえば 日 本 語 の グラウンド と 公 園 には 屋 外 にあり スポーツやジョギング 散 歩 などを 楽 しむことの できる 空 間 を 有 する という 共 通 点 があるが 中 国 語 の 操 场 公 园 に 方 位 詞 を 後 置 する 場 合 には 用 いられる 方 位 詞 に 違 いがみられる (5) 我 一 般 会 在 幼 儿 园 午 间 活 动 的 时 候 去, 孩 子 们 都 在 操 场 上 玩, 协 调 性 和 运 动 能 力 一 眼 就 能 看 出 来 < 人 民 网 >( [ 私 は 一 般 に 幼 稚 園 の 昼 休 みの 活 動 の 時 間 に 行 く 子 どもたちは 皆 グラ ウンドで 遊 んでおり 協 調 性 と 運 動 能 力 が 一 目 で 分 かる ] (6) 老 师 禁 止 我 们 在 操 场 里 玩 < 百 度 >( [ 先 生 は 私 たちがグラウンドで 遊 ぶのを 禁 止 している ] 操 场 は 二 次 元 的 特 徴 が 顕 著 であることから 例 (5)のように 上 と 共 起 す ることが 多 いものの 例 (6)が 示 すように 里 との 共 起 例 も 存 在 する 4 これ に 対 して 公 园 の 場 合 次 の 例 (7)のように 里 としか 共 起 しない (7) 很 多 小 朋 友 下 课 后 不 是 马 上 回 家, 而 是 在 公 园 里 玩, ( * 公 园 上 ) 6

8 < 人 民 网 >( [ 多 くの 子 どもが 授 業 が 終 わったあとすぐに 家 に 帰 らず 公 園 で 遊 ぶ ] 以 上 の 例 が 示 すように 方 位 詞 の 選 択 においては 話 者 が 対 象 となる 空 間 をどの ように 認 識 しているのかという 点 が 大 きな 判 断 基 準 の 一 つとなり 得 るといえるが 中 国 語 母 語 話 者 にとって 操 场 と 公 园 はどのような 特 徴 の 違 いを 持 つ 空 間 として 認 識 されているのであろうか 前 述 のように 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 は 複 数 存 在 するが 本 研 究 では その 中 でも 特 に 使 用 頻 度 の 高 い 上 と 里 を 取 り 上 げ 前 置 する 名 詞 の 持 つ 特 徴 がこれらの 方 位 詞 の 選 択 に 与 える 影 響 を 観 察 する とともに 意 味 的 統 語 的 側 面 からそれぞれの 方 位 詞 の 持 つ 特 徴 を 明 らかにする ことを 目 的 とする さらに 方 位 詞 上 里 についての 理 解 を 深 めるため 類 似 あるいは 対 比 の 関 係 にある 中 内 外 下 前 后 などの 方 位 詞 と の 比 較 分 析 も 行 う たとえば 方 位 詞 里 と 中 内 については 上 より も 共 通 する 部 分 が 多 く 特 に 里 と 中 については 置 き 換 えが 可 能 なケース がほとんどである ただし 当 然 のことながら 両 者 の 機 能 は 全 く 同 じというわけ ではなく これらの 比 較 分 析 を 通 して 里 の 用 法 をより 詳 細 に 把 握 することが 可 能 であるといえる さらに 世 界 の 各 言 語 にみられるように 中 国 語 においても 空 間 を 表 す 語 が 時 間 を 表 す 表 現 に 転 用 される 場 合 がある たとえば 方 位 詞 上 は 位 置 が 高 い ことを 表 すが 空 間 的 位 置 関 係 だけでなく 上 半 个 月 [ 月 の 前 半 ]のように 半 と 共 起 して ある 時 間 ( 期 間 )の 前 半 を 表 すことも 可 能 である また 上 以 外 にも 下 前 后 など 複 数 の 方 位 詞 が 時 間 を 表 す 表 現 に 用 いられるが こ れらの 方 位 詞 の 時 間 的 用 法 についても 考 察 の 対 象 とする また 既 述 のように 方 位 詞 とは 方 向 や 相 対 的 な 位 置 関 係 を 表 す 語 であり 陆 俭 明 沈 阳 2004 の 指 摘 にもあるように 空 間 ( 場 所 ) の 範 疇 に 属 するものであ る 陆 俭 明 沈 阳 2004:312 は 空 间 ( 处 所 ) のカテゴリーについて 次 のよう に 述 べている 空 间 ( 处 所 ) 也 是 汉 语 中 一 种 重 要 的 语 法 意 义, 空 间 ( 处 所 ) 范 畴 在 语 法 形 式 上 首 先 跟 方 位 处 所 名 词 ( 如 ( 桌 子 ) 上 ) 表 示 起 点 终 点 定 点 的 介 词 ( 如 从 到 在 ) 等 句 法 成 分 有 密 切 的 关 系 ; 同 时 因 为 现 实 中 任 何 7

9 动 作 行 为 都 发 生 在 一 定 的 空 间 处 所 里, 因 此 任 何 句 子 ( 特 别 是 陈 述 句 ) 都 必 须 或 可 以 表 达 包 括 事 件 发 生 的 地 点 人 和 事 物 存 在 的 地 点 运 动 的 起 点 和 终 点 等 在 内 的 各 种 空 间 处 所 意 义, [ 空 間 ( 場 所 ) も 中 国 語 において 重 要 な 文 法 的 意 味 の 一 つであり 空 間 ( 場 所 )のカテゴリーは 文 法 形 式 において まずは 方 位 場 所 名 詞 (たと えば ( 桌 子 ) 上 ) 起 点 終 点 定 点 を 表 す 介 詞 (たとえば 从 到 在 )などの 統 語 成 分 と 密 接 な 関 係 がある それと 同 時 に 現 実 において は 如 何 なる 動 作 行 為 も 一 定 の 空 間 場 所 において 発 生 するため どのよう な 文 (とりわけ 陳 述 文 )であっても 事 柄 の 発 生 地 点 人 や 事 物 の 存 在 地 点 運 動 の 起 点 や 終 点 などを 含 む 各 種 の 空 間 場 所 的 意 味 を 必 ず 表 さなければ ならない あるいは 表 すことができる ] 陆 俭 明 沈 阳 2004 の 主 張 に 基 づけば 方 位 詞 の 問 題 について 考 察 する 際 には 事 柄 の 発 生 地 点 人 事 物 の 存 在 地 点 運 動 の 起 点 や 終 点 などの 複 数 の 要 素 につい て 同 時 に 考 慮 する 必 要 があることになる 本 研 究 では 方 位 詞 の 選 択 および 省 略 の 可 否 に 影 響 を 及 ぼす 複 数 の 要 素 のうち 共 起 する 名 詞 自 体 の 持 つ 特 徴 による 影 響 を 中 心 に 考 察 するが 実 際 にはそれ 以 外 の 要 素 による 影 響 を 完 全 に 排 除 する ことは 困 難 であるため 例 文 を 挙 げる 際 には 名 詞 以 外 の 要 素 による 影 響 を 受 け る 可 能 性 を 十 分 に 考 慮 した 上 で 考 察 をすすめていくこととする また 方 位 詞 に 関 する 先 行 研 究 は 数 多 く 存 在 し それぞれの 方 位 詞 の 用 法 につ いてはすでに 明 らかにされている 部 分 も 少 なくないが 上 と 里 の 使 い 分 け や 省 略 の 可 否 に 関 する 問 題 を 含 め これらの 方 位 詞 の 用 法 にはまだ 曖 昧 な 部 分 が 残 されていることも 事 実 である 本 研 究 では 方 位 詞 の 選 択 に 関 する 問 題 に 重 点 を 置 きつつ 方 位 詞 上 と 里 のニュアンスの 違 い および 方 位 詞 の 省 略 の 可 否 などの 問 題 にも 触 れながら 上 里 の 用 法 を 明 らかにすることを 目 的 と する 0.2. 本 研 究 の 構 成 本 研 究 は 序 章 と 終 章 を 除 いて 6 つの 章 から 構 成 される 各 章 の 要 旨 は 以 下 の 通 りである 8

10 第 1 章 では 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 に 関 する 諸 問 題 を 概 観 する 方 位 詞 に 関 連 す る 問 題 には 大 きく 分 けて 複 数 ある 方 位 詞 のうちのどの 方 位 詞 を 選 ぶのかとい う 方 位 詞 の 選 択 に 関 わる 問 題 と 方 位 詞 を 付 加 する 必 要 があるか 否 かという 方 位 詞 の 付 加 に 関 わる 問 題 の 二 つが 挙 げられる 本 研 究 では 前 者 の 方 位 詞 の 選 択 に 関 する 問 題 を 中 心 に 考 察 するが 第 1 章 では 方 位 詞 上 里 の 用 法 をより 多 角 的 に 捉 えるために 方 位 詞 の 付 加 について V 进 +L (V: 動 詞 L: 場 所 を 表 す 語 句 ) 5 の 形 式 を 取 り 上 げて 検 討 する また 共 起 する 動 詞 や 方 向 補 語 など 本 研 究 の 主 な 視 点 である 名 詞 自 体 の 持 つ 特 徴 以 外 の 要 素 が 方 位 詞 の 選 択 に 与 える 影 響 についても 言 及 する 第 2 章 第 3 章 では 方 位 詞 上 里 の 選 択 に 関 わる 問 題 について 具 体 的 な 空 間 を 表 すケース と 具 体 的 な 空 間 を 表 さないケース の 二 つに 分 けて 考 察 する 第 2 章 では 操 场 [グラウンド] 公 园 [ 公 園 ]などの 具 体 的 な 空 間 を 表 す 名 詞 と 方 位 詞 上 里 の 共 起 状 況 から それぞれの 方 位 詞 が 選 択 され る 際 の 条 件 および 各 方 位 詞 の 用 法 を 明 らかにする なお ここで 取 り 上 げる 名 詞 の 中 には 公 园 のように 里 としか 共 起 しないものや 马 路 [ 道 路 ]の ように 上 としか 共 起 しないものもみられるが 沙 漠 操 场 草 地 など のように 上 里 のいずれとも 共 起 できるものの 方 が 多 く 存 在 する 第 2 章 では このような 方 位 詞 上 里 の 置 き 換 えが 可 能 な 場 合 に 生 じるニュアン スの 違 いを 明 らかにするとともに 上 里 の 持 つ 特 徴 が 方 位 詞 の 選 択 に 及 ぼ す 影 響 について 論 じる そして 第 3 章 では 第 2 章 での 考 察 結 果 をもとに 报 纸 [ 新 聞 ] 电 视 [テレビ] 电 话 [ 電 話 ]などの 文 字 映 像 音 声 といった 様 々 な 方 式 による 情 報 媒 体 を 例 に 取 り 具 体 的 な 空 間 を 表 さないケース を 対 象 に 検 討 を 行 う さらに 上 里 は 心 のような 物 理 的 なかたちを 持 たないもの と 共 起 することも 可 能 であるが 第 3 章 では 胸 脑 と 共 に 思 考 をつかさど る 名 詞 として 取 り 上 げ 上 里 との 共 起 状 況 を 明 らかにする 第 4 章 第 5 章 では 方 位 詞 里 の 用 法 について 里 と 類 似 する 機 能 を 有 する 中 内 との 比 較 を 通 して 考 察 する 方 位 詞 里 中 内 特 に 里 と 中 についてはその 用 法 に 似 通 った 部 分 が 多 く 先 行 研 究 においても 里 9

11 と 中 は 同 等 に 扱 われることが 少 なくない しかしながら 実 際 には 里 が 口 語 的 な 場 面 に 多 用 されるのに 対 し 中 内 は 書 面 語 に 多 く 用 いられる 傾 向 が あるなど 文 体 の 違 いを 始 めとしたいくつかの 相 違 点 が 存 在 する これらの 方 位 詞 について 第 4 章 では 主 に 里 と 中 の 違 いが 顕 著 に 表 れる 空 間 構 成 に 関 わる 名 詞 ( 窗 [ 窓 ] 墙 [ 壁 塀 ]など) および 里 と 内 の 違 いが 顕 著 に 表 れる 明 確 な 範 囲 を 持 たない 名 詞 ( 天 空 [ 大 空 天 空 ] 田 野 [ 田 野 野 原 ]など)を 取 り 上 げて 考 察 する そして 第 5 章 では 方 位 詞 里 中 内 と 身 体 部 位 名 詞 との 共 起 関 係 を 例 に 挙 げて 文 体 的 特 徴 と 方 位 詞 選 択 との 関 連 性 について 検 討 する 第 6 章 では 方 位 詞 が 時 間 表 現 に 用 いられるケースについて 論 じる 中 国 語 の 方 位 詞 の 中 には 本 研 究 の 主 な 考 察 対 象 の 一 つである 上 のように 空 間 的 位 置 関 係 を 表 す 場 合 ( 例 : 桌 子 上 [ 机 の 上 ])だけでなく 時 間 を 表 す 表 現 ( 例 : 上 ( 个 ) 星 期 [ 先 週 ])にも 用 いられるものが 存 在 する 本 研 究 では 方 位 詞 上 および 時 間 表 現 に 多 用 される 前 そしてこれらと 対 をなす 下 后 を 取 り 上 げて 分 析 する なお これらの 方 位 詞 のうち 前 后 については [+ 過 程 ]の 特 徴 を 持 つ 語 と 共 起 する 場 合 に 多 義 が 生 じることが 先 行 研 究 で 指 摘 され ている しかし 実 際 には 前 置 される 要 素 によってはどちらか 一 方 の 意 味 として 用 いられやすくなるケースもあり この 問 題 についてはさらなる 見 当 の 余 地 があ ると 思 われる 以 上 の 点 をふまえ 第 6 章 では 方 位 詞 上 下 および 前 后 の 持 つ 時 間 的 用 法 について 統 語 的 および 意 味 的 観 点 からの 分 析 を 通 して 考 察 する 最 後 の 終 章 では 本 研 究 の 分 析 結 果 を 要 約 するとともに 方 位 詞 上 里 の 用 法 について 総 括 する 10

12 < 序 章 注 釈 > 1) 例 文 中 の 分 析 対 象 となる 部 分 を 下 線 で 示 す 以 降 特 に 指 摘 のない 場 合 例 文 中 の 下 線 は 引 用 者 によるものとする 2) 例 文 末 尾 の 括 弧 内 の 表 示 は 例 文 中 の 方 位 詞 上 里 の 置 き 換 えの 可 否 を 表 している たとえば 例 (1)の 末 尾 の( * 桌 子 里 )は 例 文 中 の 桌 子 上 を 桌 子 里 に 置 き 換 えた 場 合 に 非 文 となることを 意 味 する 同 様 に ( 里 / 上 )は 置 き 換 えが 可 能 なこと (? 里 / 上 )は 不 適 切 な 表 現 である こと (?? 里 / 上 )はさらに 容 認 度 が 劣 ることを 示 す なお これらの 置 き 換 えの 可 否 についての 判 断 は いずれも 中 国 語 母 語 話 者 に 確 認 を 行 った 上 で 提 示 している 3) 例 (1)に 示 したように 北 京 大 学 汉 语 语 言 学 研 究 中 心 のコーパスによる 例 文 については <CCL 语 料 库 >と 表 記 した 上 で 引 用 された 小 説 のタイトル(お よび 作 者 )や 雑 誌 名 新 聞 名 等 の 情 報 を 提 示 する 4) 操 场 の 場 合 上 と 共 起 することが 多 く 里 の 使 用 には 個 人 差 がみ られる なお 具 体 的 にどのようなケースに 操 场 が 里 と 共 起 するか については 第 2 章 で 考 察 する 5) ここで 本 研 究 で 用 いる 記 号 の 凡 例 を 示 しておく N: 名 詞 V: 動 詞 L: 場 所 を 表 す 語 句 NP: 名 詞 フレーズ 11

13 第 1 章 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 に 関 する 諸 問 題 1.0. はじめに 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 に 関 しては これまでに 複 数 の 研 究 者 によって 様 々な 視 点 から 研 究 がなされてきた たとえば 吕 叔 湘 1965 史 有 为 1997 邹 韶 华 2001 な どはコーパスを 用 いた 統 計 的 手 法 により 方 位 詞 の 使 用 状 況 について 分 析 しており 沈 家 煊 1999 は 中 英 対 照 という 観 点 から 中 国 語 における 空 間 認 知 およびその 表 現 形 式 の 特 徴 を 明 らかにしている 認 知 言 語 学 的 なアプローチによる 研 究 について は この 沈 家 煊 1999 以 外 にも 廖 秋 忠 刘 宁 生 1994 周 烈 婷 2000 葛 婷 2004 童 盛 强 2006 吕 兆 格 郭 晓 沛 2006 など 多 数 みられる また 方 经 民 1987a b は 方 位 参 照 1 の 理 論 を 提 唱 し 方 位 詞 を 含 む 空 間 表 現 に 関 する 一 連 の 研 究 ( 方 经 民 a~c 2000 など)を 行 っている 一 方 個 別 の 方 位 詞 の 研 究 については 上 と 里 の 用 法 に 関 するものが 最 も 多 く 高 橋 1988 高 桥 1992 保 坂 郭 2000 周 烈 婷 2000 西 槇 2004 葛 婷 2004 などが 挙 げられる その 他 里 類 の 方 位 詞 ( 里 中 内 )に 関 する 研 究 ( 罗 日 新 1987 邢 福 义 1996 西 槇 2005) 上 下 に 関 する 研 究 ( 缑 瑞 隆 2004 白 丽 芳 2006)などもみられる 本 章 では 方 位 詞 の 中 でもとりわけ 使 用 頻 度 の 高 い 上 里 の 用 法 につい ての 先 行 研 究 を 紹 介 するとともに 方 位 詞 に 関 わるいくつかの 問 題 を 取 り 上 げて 検 討 する 1.1. 方 位 詞 の 用 法 に 関 する 先 行 研 究 现 代 汉 语 八 百 词 による による 上 里 の 用 法 现 代 汉 语 八 百 词 ( 以 下 八 百 词 と 略 す)では 上 里 の 用 法 につい て 以 下 のように 記 述 されている( 上 : 頁 里 : 頁 ) 2 12

14 1 上 方 位 詞 : 位 置 が 高 い 名 詞 + 上 a) 物 体 の 最 上 部 あるいは 表 面 を 指 す 例 : 山 上 [ 山 山 の 頂 上 ] 脸 上 [ 顔 顔 の 表 面 ] 桌 子 上 [ 机 の 上 ] b) 範 囲 を 示 す 例 : 书 上 [ 本 本 の 中 ] 报 上 [ 新 聞 紙 上 ] 世 界 上 [ 世 界 において] c) 方 面 を 指 す 例 : 他 在 音 韵 研 究 上 下 了 很 大 功 夫 [ 彼 は 音 韻 研 究 において 大 変 な 努 力 を 払 った] 2 里 方 位 詞 : 一 定 の 範 囲 内 名 詞 + 里 a) 場 所 を 示 す 例 : 城 里 [ 市 内 ] 树 林 里 [ 林 の 中 ] 房 间 里 有 人 [ 部 屋 の 中 に 人 がいる] b) 時 間 を 示 す 例 : 夜 里 [ 夜 中 ] 假 期 里 [ 休 暇 中 ] 上 个 月 里 他 来 过 一 次 [ 先 月 彼 は 一 度 来 た] c) 範 囲 を 示 す 例 : 话 里 有 话 [ 話 に 言 外 の 意 味 がある] 主 席 团 成 员 里 有 老 周 [ 議 長 団 のメンバーの 中 には 周 さんがいる] d) 機 関 機 構 を 表 す 単 音 節 の 名 詞 に 付 くときは 機 関 機 構 を 指 す 場 合 と その 所 在 地 を 指 す 場 合 とがある 例 : 向 县 里 ( 指 机 构 ) 汇 报 情 况 [ 県 ( 機 関 を 指 す)に 状 況 を 報 告 する] 从 县 里 ( 指 处 所 ) 来 [ 県 ( 場 所 を 指 す)から 来 る] e) 人 体 の 部 分 を 表 す 若 干 の 名 詞 につく 具 体 的 な 部 分 を 指 す 場 合 と 抽 象 的 なものを 指 す 場 合 とがある 例 : 手 里 拿 着 一 封 信 ( 实 指 )[ 手 に 1 通 の 手 紙 を 持 っている( 具 体 的 )] 手 里 收 集 了 一 些 材 料 ( 虚 指 )[ 手 元 に 少 しばかり 資 料 を 集 めた( 抽 13

15 象 的 )] 上 記 の 八 百 词 の 記 述 に 基 づき 方 位 詞 上 里 にそれぞれどのような 用 法 があるのかをある 程 度 把 握 することは 可 能 である しかしながら 具 体 的 な 用 例 について 詳 しい 分 析 を 行 うには 十 分 であるとは 言 い 難 い たとえば 以 下 の 例 (1) (2)について 上 記 の 分 類 にしたがって 分 析 した 場 合 里 はいずれのケ ースにおいても 場 所 を 示 す 用 法 として 用 いられていることになる (1) 湖 里 有 一 条 很 大 的 鱼 ( * 湖 上 ) [ 湖 に 一 匹 の 大 きな 魚 がいる ] (2) 湖 里 有 一 条 很 大 的 船 ( 湖 上 ) [ 湖 に 一 艘 の 大 きな 船 が 浮 かんでいる ] ( 例 (1) (2)は 高 桥 1992:54) 上 の 例 から 明 らかなように 同 じ 場 所 を 示 す 用 法 の 里 であっても 上 に 置 き 換 えることができないケース( 例 (1))もあれば 置 き 換 えが 可 能 なケー ス( 例 (2))も 存 在 する 次 に 里 の 分 類 のもう 一 つの 例 として 高 桥 1992 の 分 類 をみてみる 高 桥 1992 による 里 の 用 法 高 桥 1992:50-51 による 里 の 分 類 は 八 百 词 の 分 類 とは 大 きく 異 なっ ている 3 里 4 1) 表 示 体 积 内 [ 体 積 内 を 表 す]: 具 体 的 な 空 間 内 部 を 表 す 用 法 であり 原 則 的 に 上 に 置 き 換 える ことはできない a. 她 猛 地 想 起 来 了, 从 衣 兜 里 掏 出 这 月 的 工 资 14

16 ( * 衣 兜 上 ) [ 彼 女 は 急 に 思 い 出 して 服 のポケットから 今 月 の 賃 金 を 取 り 出 した ] 2) 表 示 框 框 内 [ 枠 内 を 表 す]: 外 界 との 間 に 明 確 な 境 界 の 存 在 する 場 合 を 表 す この 用 法 に 該 当 す る 里 については 上 に 置 き 換 えることのできる 場 合 ( 例 c) とできない 場 合 ( 例 b)がある b. 索 桂 云 的 眼 睛 里 发 潮 了 ( * 眼 睛 上 ) [ 索 桂 雲 の 目 が 潤 んだ ] c. 嗨, 其 实, 不 过 是 因 为 她 们 班 里 的 几 位 同 学 结 伴 秋 游, 没 有 叫 上 她 ( 班 上 ) [ねえ 実 のところ 彼 女 のクラスの 何 人 かのクラスメ ートが 連 れ 立 って 秋 の 遠 足 に 行 くのに 彼 女 が 呼 ばれ なかったからというだけのことだ ] 3) 表 示 周 围 [ 周 囲 を 表 す]: あるものの 周 りが 全 て 他 のものである 場 合 たとえば 次 の 例 d のよ うに 本 のページに 挟 まれた 花 の 周 囲 はすべて 本 のページ で 埋 められており 空 間 は 存 在 しない このような 用 法 を 表 示 周 围 という なお 同 様 の 用 法 は 上 には 存 在 しないため 置 き 換 えることはできない d. 她 那 忧 郁 的 满 是 皱 纹 的 脸, 让 我 想 起 我 早 年 夹 在 书 页 里 的 那 些 已 经 枯 萎 了 的 花 ( * 书 页 上 ) [ 彼 女 のその 憂 鬱 でしわだらけの 顔 は 私 に 昔 本 の ページに 挟 んだ 枯 れしぼんだ 花 を 思 い 起 こさせた ] 4) 表 示 总 和 [ 全 体 を 表 す] 5 : 里 がない 場 合 前 にくる 名 詞 は 単 数 複 数 のいずれも 表 すこと ができるが 里 がある 場 合 複 数 のみを 表 す 上 については このような 用 法 はないため 置 き 換 えることはできない 15

17 e. 从 到 过 我 家 的 客 人 里, 我 看 不 出 任 何 迹 象, 他 究 竟 是 谁 呢?( * 客 人 上 ) [ 私 の 家 に 来 たことのあるお 客 の 中 に 私 はいかなる 形 跡 も 見 出 すことができなかった 彼 は 一 体 誰 なのだ ろうか ] 以 上 の 高 桥 1992 の 分 類 によれば 表 示 框 框 内 のケースのみに 上 への 置 き 換 えの 可 能 性 が 生 じるといえる 先 の 例 (1) (2)の 里 についても 高 桥 1992 の 分 類 に 基 づいて 解 釈 すれば 両 者 の 上 への 置 き 換 えの 可 否 に 差 異 が 生 じる 理 由 が 明 らかとなる(ここでは 例 (3) (4)として 再 掲 ) (3) 湖 里 有 一 条 很 大 的 鱼 ( * 湖 上 ) (4) 湖 里 有 一 条 很 大 的 船 ( 湖 上 ) ( 例 (1) (2) 再 掲 ) 高 桥 1992:54 は 例 (3) (4)の 里 はそれぞれ 表 示 周 围 表 示 框 框 内 の 用 法 に 該 当 するとしている ここでの 参 照 物 体 はいずれも 湖 という 同 一 の 名 詞 であるものの 指 示 物 体 が 鱼 であるのか それとも 船 であるのかに よって 用 いられる 里 の 用 法 に 差 異 が 生 じることになる すなわち 指 示 物 体 自 体 の 持 つ 特 徴 によって 前 者 は 湖 ( 水 )の 中 にいる 後 者 は ( 湖 という) 一 つの 範 囲 内 に 浮 かんでいる という 異 なる 位 置 関 係 を 表 していると 認 識 される なお 上 への 置 き 換 えが 可 能 となるのは 高 桥 1992 が 指 摘 するように 表 示 框 框 内 として 用 いられている 後 者 のケースのみである この 場 合 船 は 湖 という 一 つの 範 囲 内 に 浮 かんでいるというだけでなく 湖 の 表 面 に 浮 かんでいると 捉 えることもできることから 上 への 置 き 換 えが 可 能 となると 考 えられる 以 上 のことから 方 位 詞 上 里 の 選 択 においては 話 し 手 が 指 示 物 体 と 参 照 物 体 の 位 置 関 係 をどのように 捉 えているのかという 点 が 最 も 重 要 なポイント の 一 つとなるといえる 次 に 方 位 詞 上 里 が 表 す 位 置 関 係 を 図 式 化 した 16

18 葛 婷 2004 の 研 究 をみてみる 上 里 が 表 す 位 置 関 係 葛 婷 2004:60 は 方 位 詞 上 里 によって 表 される 指 示 物 体 と 参 照 物 体 の 位 置 関 係 について 以 下 のような 図 を 用 いて 説 明 している( 上 は 図 1 ~ 図 5 里 は 図 6 ~ 図 9 ) 上 図 1 図 2 図 3 図 4 図 5 里 図 6 図 7 図 8 図 9 上 の 各 図 が 示 すように 方 位 詞 上 里 との 共 起 によって 表 される 物 体 の 位 置 関 係 には 様 々なケースが 存 在 するが ここで 重 要 となるのは どのようなケー 17

19 スに 上 のみが 用 いられ どのようなケースに 里 のみが 用 いられるのかと いう 点 である 葛 婷 2004:60 は 里 の 用 法 を 示 す 図 6 ~ 図 9 のうち 外 との 対 立 を 表 す 図 6 を 除 くすべてにおいて 上 との 置 き 換 えの 可 能 性 がある と 指 摘 し そのうちの 図 7 を 表 す 例 として 次 のようなものを 挙 げている (5) 火 车 上 / 里 的 人 很 多, 站 也 没 有 地 方 [ 電 車 の 中 には 人 がたくさんいて 立 っている 場 所 もない ] ( 葛 婷 2004:60) 例 (5)では 参 照 物 体 電 車 と 指 示 物 体 人 の 位 置 関 係 が 表 されている この 場 合 については 確 かに 上 と 里 のいずれも 用 いることができるが 次 の 例 (6) (7)が 示 すように 三 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 名 詞 の 場 合 には 通 常 里 が 用 いられることが 多 い (6) 配 殿 里 有 个 隔 出 来 的 小 房 间, 房 间 里 有 张 桌 子, 桌 子 上 堆 着 写 在 旧 稿 纸 上 的 手 稿 ( * 配 殿 上 * 房 间 上 ) <CCL 语 料 库 >( 王 晓 波 万 寿 寺 ) [ 配 殿 ( 本 殿 の 左 右 の 建 物 )には 仕 切 られた 小 さな 部 屋 がある 部 屋 の 中 には 机 があり 机 の 上 には 古 い 原 稿 用 紙 に 書 かれた 肉 筆 の 原 稿 が 積 ん である ] (7) 小 学 生 从 书 包 里 翻 出 铅 笔 盒, 她 自 己 挑 出 一 支 圆 珠 笔 交 给 我 ( * 书 包 上 ) <CCL 语 料 库 >( 王 朔 过 把 瘾 就 死 ) [ 小 学 生 はかばんの 中 をかき 回 して 筆 箱 を 出 すと 彼 女 は 自 分 でボール ペンを 一 本 選 んで 私 に 渡 した ] 例 (6)の 配 殿 や 房 间 例 (7)の 书 包 はいずれも 三 次 元 的 特 徴 が 顕 著 であり これらの 立 体 空 間 の 内 部 を 表 す 場 合 には 里 が 付 加 され 上 を 用 い ることはできない つまり 先 の 例 (5)の 火 车 のように 上 との 共 起 が 可 能 となるのは 例 外 的 なケースであるといえる 6 どのような 条 件 を 満 たした 場 合 に 18

20 上 と 里 の 置 き 換 えが 可 能 となるのであろうか また 葛 婷 2004 にも 一 部 指 摘 されているように 方 位 詞 上 里 は 以 上 のような 具 体 的 な 空 間 を 表 す ケースだけでなく 心 上 / 心 里 [ 心 の 中 ]のような 具 体 的 な 空 間 を 表 さないケース にも 用 いられる 本 研 究 では 方 位 詞 上 里 に 前 置 される 名 詞 を 具 体 的 な 空 間 を 表 すケース と 具 体 的 な 空 間 を 表 さないケース に 分 け それぞれの ケースにおける 上 里 との 共 起 状 況 の 分 析 を 通 して 方 位 詞 上 里 の 持 つ 特 徴 を 明 らかにすることを 試 みる 1.2. 方 位 詞 に 関 わる 問 題 について 前 述 のように 方 位 詞 に 関 連 する 問 題 としては 主 に 方 位 詞 選 択 に 関 する 問 題 と 方 位 詞 の 付 加 に 関 する 問 題 の 二 つが 存 在 する 前 者 は( 複 数 の 方 位 詞 のうちの)どの 方 位 詞 が 用 いられるのかが 問 われるのに 対 し 後 者 は 方 位 詞 その ものが 必 要 とされるか 否 かが 問 題 となる 方 位 詞 はどのような 場 合 に 用 いられて どのような 場 合 に 用 いられないのか たとえば 吕 叔 湘 1942/1944:195 で 白 话 里 面 用 方 所 词, 除 地 名 外, 大 率 加 用 方 位 词, 以 里 上 下 为 最 普 通 [ 口 語 において 方 位 詞 が 用 いられるとき 地 名 を 除 いて たいてい 方 位 詞 が 併 せて 用 いられる 里 上 下 が 最 も 一 般 的 である ]と 指 摘 されているように 地 名 などの 固 有 名 詞 の 後 には 方 位 詞 が 用 いられないという 記 述 は 他 の 先 行 研 究 においてもよくみられる( 文 錬 1959 Li & Thompson1981 藤 堂 相 原 1985 刘 月 华 2001 など) また 藤 堂 相 原 1985 は 名 詞 には,それ 自 身 場 所 性 を 持 っているものとそ うでないものがあり (83 頁 ) 場 所 性 を 持 っているものは 直 接 到 在 往 の 客 語 になれるが 場 所 性 を 持 たないものは 後 に 里 上 などの 方 位 詞 が 必 要 となるとしている 方 位 詞 里 上 の 使 用 について 藤 堂 相 原 1985:83-84 の 記 述 に 基 づいて 分 類 した 場 合 以 下 の 三 つのケースに 分 けられる 7 I) 里 上 を 用 いることができないケース 8 日 本 中 国 北 京 上 海 南 京 路 19

21 例 : 他 在 北 京 学 习 * 他 在 北 京 里 / 上 [ 彼 は 北 京 で 勉 強 している ] 9 学 习 II) 里 上 を 付 加 してもしなくてもよいケース 图 书 馆 邮 局 办 公 室 宿 舍 学 校 百 货 大 楼 车 站 例 : 他 在 学 校 里 工 作 他 在 学 校 工 作 [ 彼 は 学 校 で 仕 事 をしている ] III) 里 上 が 必 要 となるケース 椅 子 桌 子 书 架 床 炕 书 岗 位 职 位 手 例 a: 他 把 书 放 在 桌 子 上 了 * 他 把 书 放 在 桌 子 了 [ 彼 は 本 を 机 の 上 に 置 いた ] 例 b: 请 拿 在 手 里 仔 细 看 吧 * 请 拿 在 手 仔 细 看 吧 [ 手 にとってよくご 覧 ] 藤 堂 相 原 1985:83-84 は I) 類 は 地 名 や 国 名 などの 場 所 指 示 性 が 強 い 固 有 名 詞 であり II) 類 はそれ 自 身 のうちに 場 所 を 表 す 意 味 を 含 んでいるものであり 日 常 生 活 の 中 で ある 確 定 した 場 所 を 指 す 働 きが 強 く III) 類 は 固 有 性 場 所 性 が 共 にうすい 一 般 名 詞 や 抽 象 名 詞 であると 述 べている 以 上 のように 方 位 詞 里 上 の 付 加 に 関 する 問 題 については 先 行 研 究 においてすでに 明 らかにされている 部 分 が 少 なくない ただし 次 の 例 のように 場 所 性 が 低 い 語 であっても 方 位 詞 の 省 略 が 可 能 となるケースもみられる (8), 连 孩 子 们 也 会 用 稚 嫩 的 小 手 将 母 亲 削 掉 的 果 皮 放 进 垃 圾 箱 ( 垃 圾 箱 里 ) <CCL 语 料 库 >( 人 民 日 报 1996) [ 子 どもたちでさえ 幼 い 小 さな 手 で 母 親 の 剥 いた 果 物 の 皮 をゴミ 箱 に 入 れる ] 例 (8)の 垃 圾 箱 [ごみ 箱 ]は 上 記 の 藤 堂 相 原 1985 の 分 類 の III) 類 に 該 当 し 固 有 性 や 場 所 性 が 高 いとはいえないが 原 文 のように V 进 の 目 的 語 とな 20

22 る 場 合 には 方 位 詞 里 の 省 略 が 可 能 となる このような 例 は 名 詞 自 体 の 持 つ 場 所 性 は 方 位 詞 の 省 略 の 可 否 を 判 断 する 際 の 基 準 の 一 つとなり 得 るが 絶 対 的 な 基 準 ではないことを 示 唆 しているといえよう 既 述 のように 方 位 詞 とは 方 向 や 相 対 的 な 位 置 関 係 を 表 す 語 であり どのような 方 位 詞 が 用 いられるかについては 前 置 される 名 詞 自 体 が 持 つ 特 徴 だけでなく 共 起 する 動 詞 や 方 向 補 語 構 文 話 者 の 視 点 文 脈 など 様 々な 要 素 による 影 響 を 受 ける これは 方 位 詞 の 付 加 の 問 題 にも 当 てはまり 場 所 性 の 低 い 名 詞 であっても 他 の 要 素 によって 位 置 関 係 が 明 白 な 場 合 には 方 位 詞 の 省 略 が 可 能 となるケースもあると 考 えられる 本 研 究 で は 方 位 詞 の 選 択 や 省 略 の 可 否 に 影 響 を 与 える 複 数 の 要 素 のうち 方 位 詞 に 前 置 される 名 詞 自 体 の 持 つ 特 徴 を 主 な 考 察 対 象 とするが 実 際 にはこれ 以 外 の 要 素 に よる 影 響 を 完 全 に 切 り 離 して 考 察 することは 難 しい 以 下 の では 名 詞 以 外 の 要 素 による 影 響 の 一 例 として 動 詞 及 び 方 向 補 語 が 方 位 詞 の 選 択 に 与 える 影 響 を 取 り 上 げて 検 討 する 方 位 詞 上 里 の 選 択 動 詞 による 影 響 方 位 詞 の 選 択 において 重 要 となるのは 指 示 物 体 と 参 照 物 体 の 位 置 関 係 であり 話 者 がそれをどのように 認 識 しているかによって 用 いられる 方 位 詞 が 決 定 される 先 の 例 (1) (2)のように 指 示 物 体 となる 名 詞 の 持 つ 特 徴 が 参 照 物 体 との 位 置 関 係 を 決 定 づける 最 大 の 要 素 となるケースだけでなく 共 起 する 動 詞 によって 両 者 の 関 係 が 明 らかにされるケースも 少 なくない (9) 土 葬 处 理 死 人 遗 体 的 一 种 方 法, 一 般 是 把 尸 体 装 进 棺 材, 再 埋 在 地 里 ( 区 别 于 火 葬 水 葬 等 ) ( 现 代 汉 语 词 典 第 5 版 1382 頁 ) [ 土 葬 遺 体 を 処 理 する 方 法 の 一 種 で 一 般 に 死 体 を 棺 桶 の 中 に 入 れ てから 地 中 に 埋 める( 火 葬 水 葬 等 と 区 別 される) ] 動 詞 埋 は 物 体 間 に 内 包 の 関 係 が 存 在 することを 表 すことから 例 (9)で 21

23 は 里 が 用 いられている 储 泽 祥 1997a は 相 対 的 位 置 関 係 を 有 する 本 体 と 客 体 10 においては 動 詞 についてもその 形 式 と 合 致 するものを 要 求 するとし た 上 で 動 詞 をその 特 性 に 基 づき 以 下 の 四 種 類 に 分 類 している 以 下 は 储 泽 祥 1997a: の 分 類 をまとめなおしたものである ( 一 )V[+ 接 触 ]: 本 体 と 客 体 の 相 対 的 位 置 関 係 に 接 触 性 がある 場 合 接 触 の 意 味 を 有 する 動 詞 を 要 求 する このタイプの 組 み 合 わせにおいては それと 関 係 する 名 詞 に 付 ける 方 位 詞 として 上 が 用 いられやすい 例 : 盖 [ 覆 う] 挂 [ 掛 ける] 贴 [ 貼 る] 写 [ 書 く]など ( 二 )V[+ 容 入 ]: 本 体 と 客 体 の 相 対 的 位 置 関 係 に 容 入 性 がある 場 合 容 れる の 意 味 を 有 する 動 詞 を 要 求 する このタイプ の 組 み 合 わせにおいては それと 関 係 する 名 詞 に 付 ける 方 位 詞 として 里 が 用 いられやすい 例 : 包 [ 包 む] 插 [ 挿 す] 藏 [ 隠 す] 埋 [ 埋 める]など ( 三 )V[+ 离 析 ]: 本 体 と 客 体 の 相 対 的 位 置 関 係 に 离 析 性 がある 場 合 離 れる の 意 味 を 有 する 動 詞 を 要 求 する このタイプ の 組 み 合 わせにおいては 里 はあまり 用 いられない 例 : 飞 [ 飛 ぶ] 追 [ 追 う]など ( 四 )V[+ 接 触 ]/[+ 容 入 ]: 動 詞 の 中 には 接 触 性 容 入 性 の 両 方 の 意 味 を 持 つも のがある しかし 本 体 と 客 体 の 相 対 的 位 置 関 係 の 相 違 により 動 詞 の 意 味 についても 違 いが 生 じる したが って [+ 接 触 ] [+ 容 入 ]の 二 種 類 の 特 性 を 持 つ 動 詞 であ っても 具 体 的 な 文 においては 基 本 的 にはどちらか 一 つ の 意 味 しか 表 されない 22

24 例 : 放 [ 置 く 入 れる] 睡 [ 眠 る] 躺 [ 横 にな る] 坐 [ 座 る] 跑 [ 走 る]など 上 のような 分 類 は 先 の 例 (9)のケースからも 明 らかなように 方 位 詞 選 択 の 基 準 の 一 つとなり 得 るといえる ただし ( 四 ) 類 の 動 詞 については [+ 接 触 ]と[+ 容 入 ]の 両 方 を 表 す 可 能 性 があるとされているように 常 に 動 詞 の 特 性 のみによっ て 共 起 する 方 位 詞 を 決 定 することができるというわけではない (10) 桌 上 放 着 一 本 书 [ 机 の 上 に 一 冊 の 本 が 置 いてある ] (11) 抽 屉 里 放 着 一 本 书 [ 引 き 出 しの 中 に 一 冊 の 本 が 入 っている ] ( 例 (10) (11)は 储 泽 祥 1997a:266) 储 泽 祥 1997a:266 が 指 摘 するように 動 詞 放 は 接 触 関 係 を 表 す 場 合 には 上 と 共 起 し( 例 (10)) 内 包 関 係 を 表 す 場 合 には 里 と 共 起 する( 例 (11)) つまり 動 詞 放 だけでは 上 と 共 起 するのか それとも 里 と 共 起 する のかを 判 断 することができないことになる さらに ( 二 ) 類 に 該 当 する 動 詞 插 についても 上 と 共 起 するケースもみられる (12), 大 大 的 生 日 蛋 糕 上 插 着 10 根 蜡 烛 (?? 蛋 糕 里 ) < 人 民 网 >( [ 大 きな 誕 生 日 ケーキに10 本 のロウソクが 挿 してある ] 例 (12)の 場 合 [+ 容 入 ]を 表 す 動 詞 插 が 用 いられているにもかかわらず 上 と 共 起 しており ここでは 里 を 用 いると 不 自 然 な 文 となる その 理 由 の 一 つ として 考 えられるのは 焦 点 の 問 題 である 誕 生 日 ケーキのロウソクは 火 を 灯 す ために 挿 されるのであり その 焦 点 はケーキに 埋 まっている 部 分 ではなく 外 に 23

25 出 ている 部 分 に 置 かれる つまり 例 (12)では 動 詞 插 が 用 いられてはいる ものの その 焦 点 は 内 包 関 係 には 置 かれていないことから 里 は 用 いられ にくいと 考 えらえる 以 上 のようなことから 共 起 する 動 詞 の 持 つ 特 徴 は 方 位 詞 選 択 の 一 つの 目 安 にはなり 得 るが 決 定 的 な 要 素 であるとは 言 い 難 い 方 向 補 語 による 影 響 でみたように 動 詞 だけでは 物 体 間 の 位 置 的 関 係 を 確 定 することができ ないケースが 存 在 するが 方 向 補 語 を 用 いることによってその 関 係 が 明 らかとな る 場 合 がある たとえば 動 詞 跑 は 储 泽 祥 1997a の 分 類 では( 四 ) 類 の[+ 接 触 ]にも[+ 容 入 ]にもなり 得 る 動 詞 に 該 当 し 次 の 例 (13) (14)のように 上 と 共 起 するケース 里 と 共 起 するケースのいずれのパターンもみられる (13) 在 海 口, 在 三 亚, 街 道 上 跑 着 各 省 市 车 牌 的 豪 车 < 人 民 网 >( [ 海 口 や 三 亜 では 大 通 りを 各 省 市 のナンバープレートを 付 けた 高 級 車 が 走 っている ] (14) 庙 可 大 了, 我 小 时 候 还 经 常 在 庙 里 跑 着 玩 呢 < 人 民 网 >( [ 寺 はとても 大 きくて 私 は 幼 い 頃 よく 寺 の 中 で 走 って 遊 んでいた ] しかし 次 の 例 のように 跑 进 の 形 で 用 いられる 場 合 には 里 としか 共 起 し ない (15) 夫 妇 俩 又 埋 头 嘟 嘟 哝 哝 地 学 英 语, 小 女 孩 跑 进 草 地 里 专 心 致 志 地 逗 弄 蝴 蝶 ( * 草 地 上 ) ( 高 橋 1988:159) [ 夫 婦 はまたぼそぼそと 英 語 の 勉 強 に 没 頭 し 少 女 は 草 地 に 走 り 込 んで わき 目 も 振 らずに 蝶 と 戯 れている ] 24

26 例 (15)の 跑 は 補 語 を 伴 った 跑 进 の 形 で 用 いられており 草 地 と 小 女 孩 の 間 に 内 包 関 係 が 存 在 することが 明 らかとなることから 方 位 詞 上 を 用 いることはできない なお V 进 +L の 形 式 は 方 位 詞 の 選 択 の 問 題 だけ でなく 方 位 詞 の 省 略 の 可 否 にも 影 響 を 与 え 得 る この 点 については に おいて 改 めて 述 べる 方 位 詞 里 の 省 略 一 般 に 介 詞 在 到 往 从 が 用 いられる 場 合 には 共 起 する 名 詞 に 場 所 性 が 要 求 されるが 一 方 で これらの 介 詞 を 伴 わない 場 合 における 名 詞 に 対 する 場 所 性 の 要 求 度 は 一 様 ではない 11 たとえば 荒 川 1992:85 では ト コロ 化 を 必 要 としない 例 の 一 つとして 次 のようなものを 挙 げている (16) 进 屋 子 ( 荒 川 1992:85) [ 部 屋 に 入 る] 屋 子 は 通 常 場 所 性 が 要 求 される 場 合 には 方 位 詞 を 伴 わなければ 用 いるこ とができないが( 例 : * 在 屋 子 在 屋 子 里 ) 例 (16)のように 動 詞 进 の 目 的 語 として 用 いられる 場 合 には 方 位 詞 (この 場 合 里 )を 必 要 としない 同 様 に 进 が 補 語 として 用 いられる 場 合 についても 方 位 詞 里 の 省 略 が 可 能 とな るケースが 多 い (17) 因 此 他 每 次 上 课, 走 进 教 室 里 时 总 要 夹 着 一 大 摞 书 ( 教 室 ) <CCL 语 料 库 >( 汪 曾 祺 沈 从 文 先 生 在 西 南 联 大 ) [このため 彼 が 授 業 に 行 くときにはいつも 山 のような 本 を 抱 えて 教 室 に 入 らなければならなかった ] (18), 连 孩 子 们 也 会 用 稚 嫩 的 小 手 将 母 亲 削 掉 的 果 皮 放 进 垃 圾 箱 ( 垃 圾 箱 里 ) ( 例 (8) 再 掲 ) 25

27 上 の 例 から 明 らかなように V 进 +L の 場 合 例 (17)の 教 室 のようにも ともと 方 位 詞 の 付 加 が 任 意 とされる 名 詞 だけでなく 例 (18)の 垃 圾 箱 のよ うに 必 ず 方 位 詞 を 伴 わなければならないとされるものについても 里 の 省 略 が 可 能 となる 以 下 方 位 詞 の 省 略 に 関 する 問 題 について V 进 +L のケースを 取 り 上 げて 考 察 する V 进 +L のケース V 进 +L における L については 先 の 例 (17)のように 里 が 後 置 さ れるケースと 例 (18)のように 里 が 省 略 されるケースとがある ただし 例 (17) (18)のいずれにおいても 里 は 付 加 してもしなくても 成 立 するよう に V 进 +L の L については (i) 里 の 付 加 が 任 意 の 場 合 が 多 い し かし (ii) 必 ず 里 が 用 いられる 場 合 や(iii) 里 を 用 いることができな い 場 合 も 存 在 する また V 进 +L の L に 付 加 される 方 位 詞 は 里 が 最 も 多 いが 12 (iv) 里 類 以 外 の 方 位 詞 が 用 いられる 場 合 も 存 在 する 以 下 (i)~(iv)のケースについて 個 別 にみていく (i) 里 の 付 加 が 任 意 の 場 合 V 进 +L の L については 方 位 詞 里 の 付 加 が 任 意 であるケースが 多 く 先 の 例 (18)の 垃 圾 箱 だけでなく その 他 の 普 通 名 詞 についても 里 を 伴 わない 例 がみられる (19) 据 悉, 警 方 进 入 房 间 的 时 候, 谢 征 宇 神 色 慌 张 地 把 一 个 小 纸 袋 塞 进 抽 屉, ( 抽 屉 里 ) < 人 民 网 >( [ 情 報 によると 警 察 が 部 屋 に 入 ったとき 謝 征 宇 は 慌 てふためいた 様 子 で 小 さな 紙 袋 を 引 出 しに 押 し 込 み ] (20) 将 冬 瓜 片 放 进 大 碗, 加 1/2 汤 匙 盐 3 汤 匙 酱 油 和 1 汤 匙 糖 搅 拌 均 匀, 腌 制 15 分 钟 ( 大 碗 里 )< 百 度 >( 26

28 [ 冬 瓜 をスライスしたものをボウルに 入 れ スプーン 1/2 杯 の 塩 スプ ーン 3 杯 の 醤 油 とスプーン 1 杯 の 砂 糖 を 加 えてまんべんなく 混 ぜ 合 わ せ 15 分 間 浸 けておきます ] 垃 圾 箱 ( 例 (18)) 抽 屉 ( 例 (19)) 大 碗 ( 例 (20))は いずれも 中 に モノを 入 れることを 目 的 として 作 られた 容 器 の 一 種 である したがって V 进 の 目 的 語 として 特 に 里 を 付 加 しなくても 内 包 関 係 が 成 立 すること は 容 易 に 推 測 され 得 るといえる また 通 常 容 器 として 用 いられないもので あっても 中 に 何 かを 入 れたり 挿 し 込 んだりすることができるものについては 里 を 省 略 することが 可 能 である (21) 今 年 圣 诞 夜, 圣 诞 老 人 第 一 件 放 进 袜 子 的 是 什 么 东 西?( 袜 子 里 ) < 百 度 >( [ 今 年 のクリスマスイブに サンタクロースが 最 初 に 靴 下 に 入 れたのは 何 でしょう ] (22) 研 究 人 员 建 议, 把 剁 碎 的 青 椒 胡 萝 卜 等 蔬 菜 塞 进 面 包, 将 其 当 成 早 餐 或 午 餐 ( 面 包 里 ) < 人 民 网 >( [ 研 究 者 は 細 かく 刻 んだピーマン にんじんなどの 野 菜 をパンにはさ んで 朝 食 や 昼 食 にすることをすすめている ] (23) 我 们 店 里 规 定 长 期 工 必 须 要 理 短 发, 就 是 用 手 指 插 进 头 发, 头 发 不 能 超 过 手 指 ( 头 发 里 ) < 人 民 网 >( [ 我 々の 店 では 長 期 労 働 者 は 必 ず 髪 の 毛 を 短 くしなければならないと 定 めており 手 の 指 を 髪 の 毛 に 差 し 入 れたときに 髪 の 毛 が 指 からは み 出 してはならない ] 27

29 例 (21)~(23)の 袜 子 面 包 头 发 は いずれも 本 来 的 に 容 器 として 用 いられるものではない たとえば 袜 子 は 素 足 と 靴 の 間 の 緩 衝 材 あるいは 保 温 汗 の 吸 収 などといった 役 割 を 持 っている 足 を 入 れる 容 器 として 捉 えることも 可 能 であるが 想 定 される 内 容 物 は 足 のみであり 通 常 はそれ 以 外 のものを 入 れるための 容 器 としては 認 識 されない また 面 包 の 場 合 についても パンの 間 に 様 々な 具 材 を 挟 んだり 中 にジャムや 餡 を 入 れたりする こともできるが パンはジャムや 餡 を 入 れるための 容 器 ではない このように V 进 の 目 的 語 は 本 来 的 に 容 器 として 作 られたものなのか それとも 副 次 的 に 容 器 としての 役 割 を 担 うものなのかにかかわらず 方 位 詞 里 を 省 略 することが 可 能 であるといえる さらに 通 常 上 と 共 起 することが 多 い 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 名 詞 13 につい ても 里 を 付 加 しなくても V 进 の 目 的 語 となることができる (24) 彭 其 激 动 得 簌 簌 地 流 出 两 行 冰 冷 的 眼 泪, 走 进 了 广 场 (? 广 场 里 / * 广 场 上 ) <CCL 语 料 库 >( 读 书 vol-035) [ 彭 其 は 感 動 してはらはらと 二 筋 の 冷 たい 涙 を 流 し 広 場 に 入 っていっ た ] (25) 崔 文 戈 果 断 采 取 依 靠 单 侧 刹 车 强 制 转 弯 的 方 法, 将 战 机 准 确 地 滑 进 滑 行 道 ( 滑 行 道 里 / * 滑 行 道 上 ) < 百 度 >( [ 崔 文 戈 は 思 い 切 りよく 片 側 ブレーキによって 強 制 的 に 曲 がる 方 法 を とり 戦 闘 機 を 正 確 に 誘 導 路 に 滑 り 込 ませた ] 例 (24) (25)において V 进 の 目 的 語 として 用 いられている 广 场 及 び 滑 行 道 は いずれのケースもその 顕 著 な 二 次 元 的 特 徴 には 焦 点 が 置 かれておらず 一 つの 範 囲 を 持 つ 空 間 として 捉 えられている この 場 合 接 触 関 係 に 焦 点 が 置 かれる 上 を 用 いることはできない なお 里 の 付 加 については 基 本 的 に 任 意 となるが 例 (24)のように 里 を 用 いない 方 が 自 然 な 表 現 となる 場 合 もあ 28

30 る 二 次 元 的 特 徴 を 持 つ 名 詞 についてはもともと 里 と 共 起 しにくい 傾 向 があ るため V 进 の 目 的 語 となるケースについても 里 との 共 起 が 認 められにく くなる 可 能 性 があると 考 えられる 一 方 次 の 例 (26)のように 里 を 付 けた 方 がよいケースも 存 在 する (26) 她 从 书 包 里 掏 出 一 个 纸 盒 子 放 进 桌 子 里 (?? 放 进 桌 子 ) < 百 度 >( [ 彼 女 はかばんの 中 から 紙 箱 を 一 つ 取 り 出 して 机 の 中 に 入 れた ] 桌 子 にはいろいろなタイプのものがあるが 引 き 出 しのついたもの あるい は 学 校 などで 用 いられるような 机 の 下 に 荷 物 を 入 れるスペースのあるタイプのも のについては 里 を 用 いて 机 の 中 という 意 味 を 表 すことが 可 能 である し かし 桌 子 にはもともと 顕 著 な 二 次 元 的 特 徴 を 持 つという 共 通 認 識 が 存 在 し 14 容 器 としての 認 識 には 結 びつきにくいため V 进 の 目 的 語 となる 場 合 であ っても 里 を 付 加 した 方 が 分 かりやすい 表 現 となると 考 えられる (ii) 必 ず 里 が 付 加 される 場 合 黄 育 红 2004:366 は V 进 +L において 必 ず 里 が 後 置 されるケースとし て 火 土 などの 単 音 節 の 名 詞 の 例 を 挙 げている (27) 那 一 天 她 发 疯 似 的 将 红 楼 梦 和 别 的 一 些 书 扔 进 火 里 烧 了, 气 得 他 整 整 十 天 不 理 她 [あの 日 彼 女 は 狂 ったように 紅 楼 夢 とほかの 何 冊 かの 本 を 火 の 中 に 投 げ 捨 てて 焼 き まるまる 十 日 間 も 彼 女 を 無 視 するくらいに 彼 を 怒 ら せた ] (28) 我 用 湿 棉 花 缠 住 根 部, 到 了 那 边 泡 在 瓶 子 里, 泡 出 须 根 再 埋 进 土 里 [ 私 は 湿 らせた 綿 を 根 の 部 分 に 巻 き 付 け 向 こうに 着 いたら 瓶 の 中 につ けて ひげ 根 が 出 てきたら 一 度 土 の 中 に 埋 めることにする ] 29

31 ( 例 (27) (28)は 黄 育 红 2004:366) 黄 育 红 2004 の 指 摘 するように 上 の 例 (27) (28)の 里 は 省 略 することはで きない ただし このような 傾 向 は V 进 の 目 的 語 となるケースについてのみ 当 てはまるというわけではない 藤 堂 相 原 1985 や 储 泽 祥 などにも 指 摘 が あるように 単 音 節 の 名 詞 にはもともと 方 位 詞 が 省 略 されにくい 傾 向 がある 上 の 例 の 火 や 土 についても 火 海 や 泥 土 のような 二 音 節 の 語 にすれ ば 方 位 詞 の 省 略 が 可 能 となる (29) 万 峰 二 话 没 说, 一 桶 凉 水 将 自 己 淋 透 便 冲 进 火 海 ( 火 海 里 ) < 人 民 网 >( [ 万 峰 は 二 の 句 も 継 がず バケツ 一 杯 の 水 をかぶって 身 体 を 濡 らすと 火 の 海 に 突 進 していった ] (30) 大 李 就 用 铁 杆 插 进 泥 土, 感 觉 下 面 有 砖, 于 是 认 为 这 里 应 该 是 古 墓 ( 泥 土 里 ) < 人 民 网 >( [ 大 李 が 鉄 の 棒 を 泥 土 に 挿 すと 下 に 煉 瓦 があるのが 感 じられたので ここは 古 い 墓 に 違 いないと 考 えた ] 以 上 の 例 からも 明 らかなように 単 音 節 か 否 かという 点 は 方 位 詞 省 略 の 可 否 に おける 判 断 基 準 の 一 つとなり 得 るといえる ただし 単 音 節 の 語 がすべて 方 位 詞 を 省 略 することができないというわけではないようである (31) 人 们 大 部 分 没 动, 只 有 魏 强 汪 霞 跟 他 走 进 屋 ( 屋 里 ) <CCL 语 料 库 >( 冯 志 敌 后 武 工 队 ) [ 人 々は 大 部 分 が 動 かなかったが 魏 強 と 汪 霞 だけが 彼 と 一 緒 に 部 屋 に 入 った ] (32) 她 知 道 沿 着 一 条 路 走 进 山 去, 就 会 找 到 我 ( 山 里 ) <CCL 语 料 库 >( 王 晓 波 黄 金 时 代 ) 30

32 [ 彼 女 は 一 本 の 道 に 沿 って 山 の 中 に 入 れば 私 を 見 つけることができる と 知 っていた ] 例 (31) (32)の 例 が 示 すように 単 音 節 の 名 詞 であっても 必 ずしも 里 を 伴 わなくても 成 立 するケースもある 16 上 記 の 例 において 里 が 省 略 可 能 となる 理 由 としては 先 の 例 (29) (30)の 火 や 土 と 異 なり 屋 や 山 がも ともと 場 所 性 を 有 している 点 が 挙 げられる つまり V 进 の 目 的 語 については 単 音 節 の 語 であっても 場 所 として 認 識 され 得 るものであれば 方 位 詞 が 省 略 さ れる 可 能 性 があるといえる (iii) 里 を 付 加 できない 場 合 以 上 でみてきたように V 进 +L の L については 方 位 詞 里 の 付 加 が 任 意 であるケースが 多 いが 里 を 付 加 することができないケースも 皆 無 ではな い (33) 这 年 8 月 14 日, 八 国 联 军 从 天 津 攻 进 了 北 京 ( * 北 京 里 ) <CCL 语 料 库 >( 人 民 日 报 1993) [この 年 の 8 月 14 日 八 カ 国 連 合 軍 は 天 津 から 北 京 に 攻 め 込 んだ ] 例 (33)の 北 京 のような 固 有 名 詞 については もともと 方 位 詞 を 付 加 するこ とができないため ここでも 里 を 付 加 することができない つまり V 进 + L のケースにおいて 里 を 付 加 できない 場 合 とは 地 名 や 国 名 を 表 す 場 合 を 指 す (iv) 里 類 以 外 の 方 位 詞 が 付 加 される 場 合 既 述 のように V 进 +L は 内 包 関 係 が 存 在 することを 表 すことから 方 位 詞 が 後 置 される 場 合 には 中 内 側 の 意 味 を 表 す 里 類 ( 里 中 内 ) の 方 位 詞 が 用 いられるのが 一 般 的 であるが それ 以 外 の 方 位 詞 が 用 いられる 可 能 31

33 性 も 皆 無 ではない (34) 当 孙 女 士 让 它 再 跳 一 次 时, 它 发 现 了 躲 在 一 旁 偷 拍 的 记 者, 然 后 钻 进 沙 发 下, 再 也 不 肯 表 演 < 人 民 网 >( [ 孫 女 史 がもう 一 度 跳 ばせようとしたとき それ( 猫 : 引 用 者 注 )は 傍 らに 隠 れてこっそり 撮 影 している 記 者 に 気 づき ソファーの 下 に 潜 り 込 んで 二 度 と 実 演 してくれなかった ] 例 (34)では V 进 の 目 的 語 である 沙 发 に 里 ではなく 下 が 後 置 さ れている この 場 合 ソファーの 下 ( 床 との 間 )に 閉 鎖 空 間 ( 一 種 の 容 器 として みなされる)が 存 在 することから V 进 の 目 的 語 となることが 可 能 となると 考 えられる 小 結 以 上 のようなことから V 进 +L の L については 場 所 性 の 低 い 単 音 節 名 詞 の 場 合 には 里 が 必 須 となり また もともと 方 位 詞 を 付 加 することのでき ない 地 名 や 国 名 などの 場 合 には 里 は 用 いられないが それ 以 外 は 基 本 的 に 里 の 付 加 が 任 意 となるケースが 多 いといえる しかしながら 上 記 の 条 件 を 満 たす 場 合 であっても 里 の 付 加 は 常 に 任 意 であるというわけではない たとえば 桌 子 のように 二 次 元 的 特 徴 が 顕 著 な 名 詞 については 容 器 としての 認 識 に 結 びつきにくく 容 器 の 機 能 を 有 する 場 合 であっても 里 を 付 けた 方 が 自 然 な 表 現 となる( 例 (26)) つまり V 进 +L が 用 いられる 場 合 には 指 示 物 体 と 参 照 物 体 の 間 に 内 包 関 係 が 存 在 することがすでに 確 定 しているが 容 器 としての 認 識 に 結 びつきにくいものについては 里 を 付 加 することにより 容 器 であることが 強 調 され よりスムーズに 内 包 関 係 を 表 すことができるよ うになると 考 えられる 32

34 1.3. 第 1 章 のまとめ 本 章 では 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 上 里 の 用 法 に 関 する 先 行 研 究 を 提 示 する とともに 方 位 詞 に 関 連 するいくつかの 問 題 を 取 り 上 げた 方 位 詞 に 関 する 問 題 には 大 きく 分 けて 方 位 詞 の 選 択 に 関 する 問 題 と 方 位 詞 の 付 加 に 関 する 問 題 の 二 つが 挙 げられる 方 位 詞 の 選 択 および 付 加 については いずれも 共 起 す る 名 詞 動 詞 補 語 介 詞 および 構 文 視 点 文 脈 など 様 々な 要 素 による 影 響 を 受 けるが これらの 要 素 は 単 独 で 選 択 される 方 位 詞 を 決 定 付 けることが 難 しいケ ースが 多 く 複 数 の 要 素 から 判 断 する 必 要 がある たとえば 用 いられる 動 詞 が 同 じであっても 共 起 する 名 詞 が 異 なれば 選 択 される 方 位 詞 も 異 なる( 例 (1)/(2) 例 (10)/(11)) また V 进 +L のケースにおいては 内 包 関 係 を 表 すこと が 明 らかなため 方 位 詞 里 は 余 剰 性 (redundancy)の 高 い 要 素 としてみなされ 付 加 が 任 意 となるケースが 少 なくない その 場 合 に 重 要 となるのは V 进 +L の L が 内 包 関 係 を 表 すのに 必 須 となる 容 器 (あるいは 一 つの 範 囲 ) としての 認 識 に 結 びつくか 否 かという 点 である 本 研 究 では 使 用 頻 度 の 特 に 高 い 方 位 詞 上 と 里 を 中 心 に 両 者 の 選 択 に 関 する 問 題 について 考 察 するとともに 類 似 あるいは 対 比 の 関 係 にある 中 内 外 下 などの 方 位 詞 との 比 較 分 析 などを 通 して 上 と 里 の 持 つ 特 徴 を 明 らかにすることを 主 な 目 的 とする また 本 章 で 指 摘 したような 方 位 詞 の 選 択 に 影 響 を 及 ぼす 様 々な 要 素 を 考 慮 しつつ 共 起 する 名 詞 自 体 の 持 つ 特 徴 が 上 里 の 選 択 や 里 中 内 の 選 択 に 与 える 影 響 についても 論 じる 33

35 < 第 1 章 注 釈 > 1) 方 经 民 1993 では 方 经 民 1987a b で 提 唱 した 方 位 参 照 の 理 論 について 再 検 討 を 行 っている 方 经 民 1993:88 による 方 位 参 照 の 定 義 とは 叙 述 者 选 择 观 察 点 利 用 方 向 参 照 点 位 置 参 照 点 和 方 位 词 的 关 系 描 写 空 间 时 间 方 位 辖 域 [ 陳 述 者 は 観 察 点 を 選 択 し 方 向 参 照 点 位 置 参 照 点 と 方 位 詞 の 関 係 を 利 用 した 上 で 空 間 時 間 の 方 位 領 域 を 描 く]というものである 2) 体 裁 ( 下 線 含 む)および 日 本 語 訳 は 引 用 者 による 以 下 先 行 研 究 からの 引 用 については 特 に 記 載 のない 限 り その 体 裁 および 日 本 語 訳 はすべて 引 用 者 によるものとする 3) 高 桥 1992 による 上 の 用 法 については 時 間 を 表 す という 用 法 が 加 え られているほかは 八 百 词 の 内 容 とほぼ 同 じであるため ここでは 省 略 す る 4) それぞれの 用 法 についての 解 説 は 高 桥 1992:50-51 の 記 述 をもとに 引 用 者 がまとめなおしたものである なお 各 用 法 の 例 文 は 高 桥 1992:50-51 か ら 引 用 したものに 引 用 者 が 日 本 語 訳 を 付 けたものである 5) 表 示 总 和 の 用 法 は 里 だけでなく 中 にもみられる 日 韩 两 国 人 的 睡 眠 时 间 为 受 调 查 国 中 最 短, 日 本 人 每 天 平 均 睡 7.83 小 时 ( 里 /?? 内 ) < 人 民 网 >( [ 日 韓 両 国 の 人 の 睡 眠 時 間 は 調 査 を 受 けた 国 の 中 で 最 も 短 く 日 本 人 の 毎 日 の 平 均 睡 眠 時 間 は 7.83 時 間 であった ] 上 の 例 の 受 调 查 国 中 は 調 査 を 受 けた( 複 数 の) 国 の 中 という 意 味 を 表 しているが このように 複 数 の 中 を 表 す 場 合 には 里 と 中 が 用 いられるが 同 じく 里 類 の 方 位 詞 である 内 は 用 いられにくい 6) この 点 については 2.4.で 詳 しく 分 析 する 7) この 後 に 続 く 三 つの 分 類 は 藤 堂 相 原 1985:83-84 の 例 文 をもとに 引 用 者 がまとめなおしたものである 8) 北 京 のような 固 有 名 詞 には 方 位 詞 を 後 置 することができないが 北 京 市 のように 固 有 名 詞 ( 地 名 )+ 普 通 名 詞 の 構 成 からなるものについては 方 34

36 位 詞 を 付 加 することが 可 能 となる 高 橋 1997:358 は 固 有 名 詞 の 後 に 用 い られる 里 はある 特 定 の 中 心 地 域 を 表 す 用 法 であるとして 以 下 のよう な 例 を 挙 げている a. 北 京 市 里 有 三 个 商 业 区 ( 高 橋 1997:358( 日 本 語 訳 含 む)) [ 北 京 市 の 中 心 には 三 つの 商 業 区 域 がある ] 高 橋 1997 によれば 北 京 市 里 は 北 京 市 の 中 心 地 域 を 指 すということにな る しかし 次 の 例 が 示 すように 固 有 名 詞 ( 地 名 )+ 普 通 名 詞 に 里 が 後 置 される 場 合 常 にその 中 心 地 域 のみを 指 すとは 限 らない b. 北 京 市 里 最 便 宜 的 旅 馆 在 哪 里? < 百 度 >( [ 北 京 市 内 で 最 も 安 い 旅 館 はどこにありますか?] 例 b の 北 京 市 里 は 北 京 の 中 心 部 のみではなく 北 京 市 内 全 域 を 指 してい ると 捉 えるのが 自 然 である 先 の 例 a の 北 京 市 里 が 中 心 地 域 を 指 す と 理 解 された 理 由 は 商 业 区 が 市 の 中 心 部 にあると 推 測 されるためである と 考 えられる このように 固 有 名 詞 ( 地 名 )+ 普 通 名 詞 は 中 心 部 と 全 体 の 二 通 りの 意 味 を 表 すことが 可 能 であり どちらの 意 味 を 表 すのか については 文 脈 に 依 存 するといえる 9) 藤 堂 相 原 1985 では 上 と 共 起 することのできない 場 合 の 具 体 例 は 挙 げら れていないが ここで 挙 げられた 例 文 他 在 北 京 学 习 [ 彼 は 北 京 で 勉 強 し ている ]は 里 だけでなく 上 を 付 加 することもできない 10) 储 泽 祥 1997a のいう 本 体 と 客 体 は 本 研 究 の 参 照 物 体 と 指 示 物 体 に 該 当 する 11) 介 詞 往 の 目 的 語 の 場 合 であっても 方 位 詞 が 省 略 される 例 がみられる a. 如 今 大 家 都 养 成 了 往 垃 圾 箱 扔 垃 圾 的 习 惯, 我 们 的 工 作 自 然 也 轻 松 了 不 少 ( 垃 圾 箱 里 ) < 百 度 >( [ 今 ではみんなゴミ 箱 にごみを 捨 てる 習 慣 が 身 に 付 き 私 たちの 仕 事 も 自 然 ととても 楽 になった ] 35

37 b. 他 脱 去 外 衣, 换 上 拖 鞋, 盘 腿 坐 在 沙 发 上, 一 边 往 杯 子 倒 啤 酒, 一 边 说 : ( 往 杯 子 里 ) < 百 度 >( [ 彼 は 上 着 を 脱 いでスリッパに 履 き 替 え ソファーの 上 で 胡 坐 をかき コップにビールを 注 ぎながら 言 った ] 例 a の ゴミ 箱 と ゴミ 例 b の コップ と ビール はいずれも 内 包 関 係 にある 同 じく 内 包 関 係 を 表 す V 进 +L のケースにおいて 里 の 省 略 が 可 能 な 場 合 が 多 いように 往 の 目 的 語 であっても 内 包 関 係 を 表 すことが 明 白 な 場 合 には 里 が 省 略 される 可 能 性 が 生 じるものと 推 測 さ れる 問 題 となるのは 必 ずしも 内 包 関 係 を 表 さない 場 合 においても 里 を 省 略 することが 可 能 なケースが 存 在 する 点 である c. 胡 浩 然 一 闪, 健 步 如 飞 地 冲 到 二 分 线 上, 又 顺 势 把 球 往 篮 框 投 去, ( 往 篮 框 里 ) < 百 度 >( [ 胡 浩 然 はさっとかわすと 飛 ぶように 2 ポイントラインまで 突 き 進 み ボールをバスケットゴールへと 投 げた ] 例 c では 最 終 的 にゴールが 決 まったかどうかが 明 らかにされていないが 依 然 として 里 を 省 略 することが 可 能 である バスケットゴールに 向 かって ボールを 投 げた 場 合 必 ずしもシュートが 決 まるとは 限 らない つまり ボ ールとゴールの 間 に 内 包 関 係 が 確 定 していない 場 合 にも 里 を 省 略 で きるケースが 存 在 することになる しかし そもそも 介 詞 往 は 動 作 の 方 向 を 表 すものであり V 进 +L のように 内 包 関 係 を 確 定 するもの ではない つまり 介 詞 往 の 場 合 内 包 関 係 が 明 白 な 場 合 ではなく 動 作 の 方 向 が 明 らかな 場 合 に 里 が 省 略 される 可 能 性 が 生 じるものと 考 えられる 以 上 のような 状 況 から 介 詞 在 到 往 从 などの 目 的 語 に 対 して 要 求 される 場 所 性 はすべて 一 様 であるのだろうかという 疑 問 が 生 じる 赵 元 任 36

38 1980:265 では 在 と 到 从 では 要 求 される 場 所 性 に 差 異 があること が 指 摘 されているが 往 のケースについては 言 及 されていない 往 の 目 的 語 に 対 して 求 められる 場 所 性 については 今 後 さらに 詳 しく 検 討 する 必 要 があるといえよう 12) 実 際 には 里 だけでなく 里 に 近 い 働 きを 持 つ 中 や 内 などが 用 いられるケースもみられる 方 位 詞 里 中 内 の 違 いについては 第 4 章 第 5 章 において 詳 しく 述 べることとし ここでは 使 用 頻 度 の 最 も 高 い 里 を 里 中 内 からなる 里 類 の 代 表 として 考 察 対 象 とする 13) 方 位 詞 上 と 共 起 しやすい 名 詞 には 广 场 [ 広 場 ]や 操 场 [グラウン ド]などの 二 次 元 的 特 徴 が 顕 著 なものが 挙 げられる 詳 しくは 第 2 章 を 参 照 14) 桌 子 について 二 次 元 的 特 徴 を 持 つという 共 通 認 識 が 存 在 することは 纸 [ 紙 ] 票 [チケット]などの 平 面 の 目 立 つもの を 数 えるのに 用 いる 量 詞 张 が 桌 子 に 対 しても 用 いられることからもみてとることができる 15) 储 泽 祥 2004:115 は NP+ 方 位 词 の 音 節 が 1+1 の 構 成 によって 成 り 立 つとき 方 位 詞 は 一 般 に 省 略 することができないとし 以 下 の 二 つのパター ンがあることを 指 摘 している 1 書 面 語 では 単 独 で 用 いることができるが 口 語 では 単 独 で 用 いること ができないもの( 例 : 身 上 地 上 寺 里 空 中 など) 2 書 面 語 口 語 のいずれにおいても 単 独 で 用 いることができるもの ( 例 : 村 里 店 里 海 上 街 上 など) 16)さらに 次 のような 例 もみられる 等 了 半 个 多 小 时,45 岁 的 代 义 权 手 里 拿 着 几 挂 鞭 炮 走 进 门 ( 门 里 ) < 人 民 网 >( [ 三 十 分 あまり 待 つと 45 歳 の 代 義 権 が 手 に 何 本 かの 爆 竹 を 持 ってド アから 入 ってきた ] 上 の 例 の 门 のように ある 空 間 の 内 部 と 外 部 とをつなぐ 通 過 経 路 を 表 す 場 合 里 の 付 加 は 任 意 となる なお 通 過 経 路 と 方 位 詞 との 関 係 については 4.2.で 詳 しく 述 べる 37

39 第 2 章 方 位 詞 上 里 の 選 択 について(1) 具 体 的 な 空 間 を 表 すケース 2.0. はじめに 本 章 では 現 代 中 国 語 の 方 位 詞 上 里 の 選 択 に 関 わる 問 題 について 具 体 的 な 空 間 を 表 すケースを 対 象 に 考 察 する 方 位 詞 上 里 の 基 本 的 な 用 法 については 上 は 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 場 合 ( 例 : 桌 子 上 [ 机 の 上 ])に 用 いられ 里 は 三 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 場 合 ( 例 : 房 间 里 [ 部 屋 の 中 ])に 用 い られるという 傾 向 がみられる 両 者 の 使 い 分 けには 一 見 明 確 な 差 異 があるように 思 われるが 二 次 元 的 か 三 次 元 的 かという 基 準 のみでこれらの 方 位 詞 を 完 全 に 使 い 分 けることはできない たとえば 序 章 で 問 題 提 起 したように 操 场 [グラ ウンド] 公 园 [ 公 園 ]における 上 里 の 使 用 状 況 には 明 確 な 差 異 がみら れる (1) 我 一 般 会 在 幼 儿 园 午 间 活 动 的 时 候 去, 孩 子 们 都 在 操 场 上 玩, 协 调 性 和 运 动 能 力 一 眼 就 能 看 出 来 < 人 民 网 >( [ 私 は 一 般 に 幼 稚 園 の 昼 休 みの 活 動 の 時 間 に 行 く 子 どもたちは 皆 グラ ウンドで 遊 んでおり 協 調 性 と 運 動 能 力 が 一 目 で 分 かる ] (2) 老 师 禁 止 我 们 在 操 场 里 玩 < 百 度 >( [ 先 生 は 私 たちがグラウンドで 遊 ぶのを 禁 止 している ] (3) 很 多 小 朋 友 下 课 后 不 是 马 上 回 家, 而 是 在 公 园 里 玩, ( * 公 园 上 ) < 人 民 网 >( [ 多 くの 子 どもが 授 業 が 終 わったあとすぐに 家 に 帰 らず 公 園 で 遊 ぶ ] ( 序 章 例 (5)~(7) 再 掲 ) 例 (1)~(3)から 明 らかなように 操 场 の 場 合 は 上 だけでなく 里 が 用 38

40 いられるケースもみられるが 公 园 の 場 合 には 基 本 的 に 里 のみが 用 いられ 上 は 用 いられないという 違 いがある 里 しか 用 いられない 公 园 は 三 次 元 的 空 間 として 捉 えられ 上 と 里 の 両 方 が 用 いられる 操 场 は 二 次 元 三 次 元 の 両 方 として 認 識 されるということを 意 味 するのであろうか 本 章 では 共 起 する 名 詞 自 体 の 持 つ 特 徴 による 影 響 を 中 心 に 具 体 的 な 空 間 を 表 す 場 合 にお ける 方 位 詞 上 と 里 の 選 択 に 関 する 問 題 について 考 察 を 行 う 2.1. 具 体 的 な 空 間 を 表 す 上 方 位 詞 に 前 置 される 名 詞 が 二 次 元 的 特 徴 が 顕 著 であると 認 識 される 場 合 には 一 般 的 に 上 が 用 いられることが 多 い (4) 桌 子 上 放 着 许 许 多 多 小 礼 物 : 一 对 花 碗, 两 双 筷 子, 一 个 小 圆 镜 子 ( * 桌 子 里 ) <CCL 语 料 库 >( 周 而 复 上 海 的 早 晨 ) [ 机 の 上 にはたくさんの 小 さな 贈 り 物 が 置 いてある 花 碗 が 一 対 箸 が 二 膳 小 さな 丸 い 鏡 が 一 つ ] (5) 公 安 局 墙 上 挂 着 毛 主 席 语 录 : 骄 傲 使 人 落 后, 虚 心 使 人 进 步 ( * 墙 里 ) <CCL 语 料 库 >( 张 贤 亮 绿 化 树 ) [ 公 安 局 の 壁 には 毛 主 席 語 録 が 掛 けてある 傲 慢 さは 人 を 堕 落 させ 謙 虚 さは 人 を 進 歩 させる ] 例 (4) (5)の 桌 子 と 墙 は 前 者 は 空 間 的 に 水 平 ( 図 1 参 照 ) 後 者 は 垂 直 ( 図 2 参 照 )という 違 いはあるものの いずれも 顕 著 な 二 次 元 的 特 徴 を 有 している 点 において 共 通 している そして 例 (4)は 贈 り 物 と 机 (の 表 面 ) 例 (5)は 毛 主 席 語 録 と 壁 (の 表 面 ) の 間 に 接 触 関 係 が 存 在 している なお これらの 例 はいずれも 上 を 里 に 置 き 換 えることはできないことか ら 表 面 的 な 接 触 関 係 に 焦 点 が 置 かれる 場 合 には 里 を 用 いることはでき ないといえる 39

41 図 1 図 2 また 接 触 関 係 を 表 すケースには 例 (4)の 贈 り 物 と 机 のように いわゆる モノ と モノ の 位 置 関 係 を 表 す 場 合 だけでなく 次 の 例 のように モノ と トコロ の 位 置 関 係 を 表 す 場 合 もある (6) 上 车 以 后 把 师 傅 杀 死, 甩 在 沙 漠 上, 自 己 把 车 开 回 了 上 海 ( 沙 漠 里 ) <CCL 语 料 库 >( 毕 淑 敏 翻 浆 ( 上 ) ) [ 車 に 乗 った 後 親 方 を 殺 して 砂 漠 に 置 き 去 りにし 自 分 で 車 を 運 転 し て 上 海 に 戻 った ] (7) 下 午, 他 们 便 相 邀 去 洗 海 水 澡, 在 沙 滩 上 散 步 ( * 沙 滩 里 ) <CCL 语 料 库 >( 作 家 文 摘 1997) [ 午 後 彼 らはお 互 いに 誘 い 合 って 海 水 浴 に 行 き 砂 浜 を 散 歩 した ] 上 の 例 の 沙 漠 [ 砂 漠 ] 沙 滩 [ 砂 浜 ]は いずれも 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な ト コロ として 認 識 される 例 (6)は 方 位 詞 上 が 用 いられ 死 体 (モノ)と 砂 漠 (の 表 面 ) (トコロ)の 間 に 接 触 関 係 が 存 在 することに 焦 点 が 置 かれてい る また 例 (7)では 散 歩 をする 人 の 足 (の 裏 ) (モノ)と 砂 浜 (の 表 面 ) (トコロ)に 一 種 の 接 触 関 係 が 存 在 しているといえる ここでポイントとなるの は 上 から 里 への 置 き 換 えの 可 否 である モノ と モノ の 位 置 関 係 を 表 すケース( 例 (4) (5))については 上 を 里 に 置 き 換 えることがで きないが モノ と トコロ の 位 置 関 係 を 表 すケースには 例 (6)のように 40

42 里 への 置 き 換 えが 可 能 となるケースも 存 在 することになる さらに 上 の 用 法 には 次 の 例 (8)のように 接 触 関 係 が 全 く 存 在 しないケ ース([- 接 触 ])も 存 在 する (8) 子 弹 从 侦 察 员 们 头 上 飞 过 去 ( * 头 里 ) [ 銃 弾 が 偵 察 員 たちの 頭 の 上 を 飛 んで 行 った ] <CCL 语 料 库 >( 杜 鹏 程 保 卫 延 安 ) 例 (8)は 偵 察 員 たちの 頭 上 ( 上 方 )を 銃 弾 が 通 過 していったことを 表 しており 当 然 のことながら 両 者 の 間 に 接 触 関 係 は 存 在 しない( 図 3 参 照 ) 図 3 ただし 上 の[- 接 触 ]を 表 す 用 法 が 用 いられるのは 例 (8)のように 文 脈 から 両 者 に 接 触 関 係 が 存 在 しないことが 明 白 な 場 合 に 限 られる 1 つまり 上 が 上 方 を 表 すためには 文 脈 による 状 況 設 定 が 必 須 となる なお このよう な[- 接 触 ]のケースについても 上 を 里 に 置 き 換 えることはできない 本 章 では 以 上 に 挙 げたような 具 体 的 な 空 間 を 表 す 場 合 の 方 位 詞 上 と 里 の 使 い 分 けを 通 して 置 き 換 えの 可 能 となる 場 合 の 条 件 やそれぞれの 表 す 意 味 に ついて 考 察 する 2.2. 具 体 的 な 空 間 を 表 す 里 方 位 詞 里 が 具 体 的 な 空 間 を 表 す 場 合 には 次 のようなケースが 考 えられる (9) 房 间 里 的 人 是 谁? 二 哥 低 声 问 道, 掩 盖 不 住 内 心 的 忧 惧 41

43 ( * 房 间 上 ) <CCL 语 料 库 >( 罗 广 斌 红 岩 ) [ 部 屋 の 中 の 人 は 誰 なんだ? 二 番 目 の 兄 は 心 の 中 の 心 配 や 不 安 を 隠 すことができず 低 い 声 で 尋 ねた ] (10) 戒 指 我 都 买 好 了, 还 订 了 一 束 花 和 一 个 小 蛋 糕, 我 要 把 戒 指 藏 在 蛋 糕 里, 当 她 把 戒 指 从 嘴 里 拿 出 来 时, 我 马 上 向 她 求 婚 ( * 蛋 糕 上 / * 嘴 上 ) < 人 民 网 >( [ 指 輪 はもう 買 ったし 花 束 と 小 さなケーキも 注 文 しました 私 は 指 輪 をケーキの 中 に 隠 して 彼 女 が 指 輪 を 口 の 中 から 取 り 出 した 時 に すか さず 彼 女 にプロポーズするのです ] 上 の 例 (9) (10)は 三 次 元 空 間 や 物 質 の 内 部 を 指 しており( 図 4 参 照 ) いず れのケースも 里 を 上 に 置 き 換 えることはできない 里 外 図 4 これに 対 して 以 下 の 例 については 里 だけでなく 上 を 用 いることも 可 能 である (11) 记 得 我 呆 住 了, 双 手 垂 下, 在 草 地 里 静 静 地 站 着, 一 直 等 到 那 歌 声 在 风 中 消 逝 ( 草 地 上 ) <CCL 语 料 库 >( 张 承 志 黑 骏 马 ) [ 私 は 茫 然 として 両 手 を 垂 れ 静 かに 草 原 に 立 つくし あの 歌 声 が 聞 こえなくなるのをずっと 待 っていたことを 覚 えている ] (12) 一 些 质 量 较 差 的 房 屋 被 完 全 冲 垮, 海 里 漂 浮 着 家 具 衣 服 等 物 品 ( 海 上 ) <CCL 语 料 库 >( 新 华 社 2004 年 新 闻 稿 ) 42

44 [ 質 が 悪 い 建 物 は 完 全 に 押 し 流 され 海 には 家 具 や 衣 服 などが 漂 ってい る ] 例 (11) (12)は それぞれ 草 原 という 範 囲 の 内 側 に 立 っていること 海 と いう 範 囲 の 内 側 に 家 具 や 衣 服 などが 漂 っていること を 表 している これは 高 桥 1992 の 分 析 における 表 示 框 框 内 [ 枠 内 を 表 す]という 用 法 に 該 当 すると 考 え られる 2 これらの 例 における 里 は ある 範 囲 の 内 側 か 外 側 かという 関 係 す なわち 外 との 対 立 を 表 しており( 下 の 図 5 参 照 ) 空 間 の 広 がりを 規 定 す る 次 元 とは 無 関 係 であるため 対 象 は 必 ずしも 三 次 元 的 空 間 である 必 要 はない つまり 話 者 によって 一 つの 範 囲 として 認 識 される 場 合 については たとえ 二 次 元 的 特 徴 が 顕 著 であっても 里 の 使 用 が 認 められることになる なお 例 (11)や(12)のような 範 囲 の 内 側 を 表 す 里 については 上 への 置 き 換 えが 可 能 である 場 合 が 多 い 里 外 図 5 さらに 次 のようなケースにおいても 里 と 上 の 両 方 を 用 いることがで きる (13) 公 共 汽 车 里 人 不 是 很 多, 刘 慧 芳 从 中 门 上 车 后 便 站 在 车 箱 连 接 处, ( 公 共 汽 车 上 ) <CCL 语 料 库 >( 王 朔 无 人 喝 采 ) [バスの 中 は 人 はあまり 多 くなかった 劉 慧 芳 は 中 央 のドアから 乗 車 すると 車 両 の 連 結 部 分 に 立 ち ] 例 (13)では 先 の 例 (9)のように 三 次 元 空 間 の 内 部 が 表 されているが 里 43

45 を 上 に 置 き 換 えることが 可 能 である 先 行 研 究 でも 言 及 されているように 乗 り 物 における 方 位 詞 選 択 については 他 とは 異 なる 特 徴 がみられる この 点 に ついては 2.4.で 詳 しく 取 り 上 げる 以 上 のようなことから 里 は 房 间 里 のように 前 置 する 名 詞 が 典 型 的 な 三 次 元 的 特 徴 を 有 する 場 合 についてのみ 用 いられるのではなく 草 地 里 のように 次 元 とは 直 接 関 係 のない 範 囲 の 内 側 を 指 すケースにも 用 いられるため 上 との 置 き 換 えが 可 能 なケースが 生 じるといえる つまり 方 位 詞 里 は 次 元 的 特 徴 に 着 目 した 場 合 立 体 ( 三 次 元 ) 的 か 平 面 ( 二 次 元 ) 的 かという 対 立 関 係 を 上 との 使 い 分 けによって 表 し さらに 外 との 対 比 により 境 界 を 基 準 とする 内 外 関 係 についても 表 していることになる 以 下 前 者 のような 里 を 里 1 後 者 のような 里 を 里 2 とする なお 里 1 と 里 2 の 関 係 は 次 の 表 1 のようにまとめられる 表 1 里 / 上 里 / 外 の 対 立 関 係 上 里 外 < 次 元 > 平 面 立 体 ( 里 1 ) < 境 界 > 内 側 ( 里 2 ) 外 側 2.3. 上 と 里 の 選 択 について 先 の 2.1.と 2.2.でみたように 具 体 的 な 空 間 を 表 す 場 合 に 用 いられる 方 位 詞 上 と 里 は それぞれ 接 触 関 係 ( 上 )や 内 包 関 係 ( 里 )に 焦 点 が 置 か れない 場 合 には 両 者 の 置 き 換 えが 可 能 となるケースがある( 例 (6) (11) (12) など) 本 節 では このような 両 者 の 置 き 換 えが 可 能 となるケースを 中 心 に 具 体 例 を 挙 げつつ 上 と 里 の 置 き 換 えの 可 否 における 条 件 や 制 限 および 方 位 詞 の 選 択 に 結 び 付 く 話 者 の 認 識 等 について 考 察 する 44

46 上 と 範 囲 を 表 す 里 2 一 般 に 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 名 詞 については 次 の 例 のように 上 が 用 い られることが 多 い (14) 我 问 他 干 吗 去 了, 他 说 在 广 场 上 看 了 会 儿 人 家 放 风 筝 ( * 广 场 里 ) <CCL 语 料 库 >( 王 朔 浮 出 海 面 ) [ 私 が 彼 に 何 をしに 行 ったのかを 聞 くと 彼 は 広 場 でみんなが 凧 を 揚 げ るのをしばらく 見 ていたと 言 った ] (15) 天 暗 下 来, 路 上 行 人 断 迹, 操 场 上 打 篮 球 的 人 也 走 了 ( * 操 场 里 ) <CCL 语 料 库 >( 王 朔 看 上 去 很 美 ) [ 空 が 暗 くなってきて 路 上 の 通 行 人 は 途 切 れ グラウンドでバスケッ トボールをしていた 人 も 行 ってしまった ] 例 (14) (15)のように 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 广 场 や 操 场 の 場 合 上 との 共 起 が 一 般 的 である 保 坂 郭 2000:241 は 广 场 に 対 して 里 が 用 い られない 理 由 について ある 場 所 を 广 场 と 認 知 するにはその 特 性 として 二 次 元 の 場 所 と 意 識 されなければならない 三 次 元 の 空 間 と 意 識 されるなら も はや 广 场 とは 認 められない としている しかし 次 の 例 のように 广 场 が 里 と 共 起 する 例 も 存 在 する 3 (16), 穿 着 崭 新 节 日 盛 装 的 牧 民 们 的 衣 服 湿 透 了, 但 是, 任 它 风 吹 雨 淋, 广 场 里 的 观 众 一 动 不 动!( 广 场 上 ) <CCL 语 料 库 >( 人 民 日 报 1995) [ 真 新 しい 晴 れ 着 姿 の 牧 畜 民 たちの 服 はすっかり 濡 れていたが 風 に 吹 かれ 雨 に 濡 れるに 任 せ 広 場 の 観 衆 は 微 動 だにしない!] 例 (16)の 里 は 先 の 例 (11) (12)と 同 様 に 範 囲 の 内 側 を 表 す 里 2 として 用 いられていると 考 えられる 前 述 のように 内 外 関 係 を 表 す 里 2 につ 45

47 いては 対 象 の 次 元 が 二 次 元 であるか 三 次 元 であるかを 問 わないため 上 との 共 起 が 一 般 的 な 名 詞 であっても ある 範 囲 の 内 側 であることを 強 調 する 場 合 には 共 起 が 可 能 となる しかし 全 てのケースにおいて 里 2 と 共 起 するわけではな く たとえば 先 の 例 (14)のように 同 じ 广 场 であっても 里 への 置 き 換 えに 違 和 感 が 生 じるケースも 少 なくない 里 2 の 使 用 にはどのような 制 限 が 存 在 するのであろうか 以 下 里 2 の 共 起 制 限 についてみていく 里 2 における 形 状 による 共 起 制 限 沙 漠 [ 砂 漠 ]と 沙 滩 [ 砂 浜 ]は いずれも 砂 という 同 様 の 成 分 から 構 成 される 二 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 名 詞 であるが 方 位 詞 上 里 の 置 き 換 えの 可 否 において 相 違 がみられる たとえば 沙 漠 については 上 と 里 ( 里 2)のどちらとも 共 起 が 可 能 である 場 合 が 多 い (17) 沙 漠 里 没 有 树, 一 棵 都 没 有 ( 沙 漠 上 ) <CCL 语 料 库 >( 鲍 昌 芨 芨 草 ) [ 砂 漠 には 木 がない 一 本 もない ] (18) 上 车 以 后 把 师 傅 杀 死, 甩 在 沙 漠 上, 自 己 把 车 开 回 了 上 海 ( 沙 漠 里 ) ( 例 (6) 再 掲 ) 一 方 沙 滩 の 場 合 以 下 の 例 が 示 すように 基 本 的 に 上 と 共 起 すること が 多 い (19) 她 独 自 坐 在 沙 滩 上, 头 发 衣 服 都 湿 透 了, 贴 在 身 上 ( * 沙 滩 里 ) <CCL 语 料 库 >( 王 朔 一 半 是 火 焰, 一 半 是 海 水 ) [ 彼 女 はひとり 砂 浜 に 座 っていた 髪 の 毛 も 服 もすっかり 濡 れて 体 に 貼 り 付 いていた ] (20) 下 午, 他 们 便 相 邀 去 洗 海 水 澡, 在 沙 滩 上 散 步 ( * 沙 滩 里 ) ( 例 (7) 再 掲 ) 46

48 例 (19)では 她 が 砂 浜 に 座 っている 状 態 について 描 写 されていることから 接 触 関 係 を 表 すために 里 ではなく 上 が 選 択 されているものと 考 えら れる 4 一 方 例 (20)の 場 合 砂 浜 を 散 歩 していることを 表 現 しており 接 触 関 係 には 特 に 焦 点 が 置 かれないが 上 のみが 用 いられ 里 2 は 用 いられに くい 5 このように 沙 滩 は 上 と 共 起 しやすい 傾 向 がみられるが 次 の 例 (21) (22)のように 前 後 関 係 などから 話 者 が 砂 浜 を 一 つの 範 囲 とし て 捉 えていることが 明 らかな 場 合 には 里 2 との 共 起 も 可 能 となる (21) 暗 里, 二 百 多 男 女 老 少, 挨 家 挨 户 被 敌 人 抓 起 来, 用 刺 刀 赶 到 村 前 的... 沙 滩 里, 突 然, 一 片 大 火 从 村 里 升 起 ( 沙 滩 上 ) <CCL 语 料 库 >( 人 民 日 报 1995) [ 秘 密 裏 に 二 百 名 あまりの 老 若 男 女 が 軒 並 み 敵 に 捕 まり 銃 剣 で 村 の 前 の 砂 浜 まで 追 い 立 てられると 突 然 村 に 火 の 手 が 上 がった ] (22) 铺 展 开 的 渔 网 在 大 片 浅 黄 色... 沙 滩 里, 给 人 一 种 如 鱼 儿 一 般 游 动 的 感 觉 ; 用 俯 视 角 度 拍 摄, 既 排 除 了 天 空 对 画 面 完 整 性 的 干 扰, 又 使 正 在 忙 碌 的 人 物 产 生 出 一 种 静 态 美 ( 沙 滩 上 ) < 人 民 网 >( [ 敷 き 広 げられた 漁 網 が 広 い 薄 黄 色 の 砂 浜 の 中 で まるで 魚 のように 自 由 に 動 き 回 っているような 感 覚 を 与 える 上 から 見 下 ろす 俯 瞰 的 な 視 点 で 捉 えられ 空 による 画 面 の 完 全 性 に 対 する 干 渉 を 排 除 することが でき また 忙 しく 働 いている 人 々に 一 種 の 静 的 な 美 しさを 与 えてい る ] 例 (21)の 場 合 追 い 立 てられる という 状 況 から ある 場 所 から 村 の 前 の 砂 浜 という 特 定 の 範 囲 内 への 移 動 というニュアンスが 生 じるために 里 2 との 共 起 が 可 能 となっているものと 推 測 される 一 方 例 (22)については 大 きな 薄 黄 色 の 砂 浜 が 俯 瞰 的 に 捉 えられていることから 一 つの 範 囲 として 認 識 さ れやすくなっているものと 考 えられる 6 以 上 の 例 のように 文 脈 から 一 つの 範 47

49 囲 としての 認 識 に 結 びつく 場 合 には 里 2 との 共 起 も 可 能 となるが いずれの ケースも 上 との 置 き 換 えが 可 能 であり 沙 滩 については やはり 里 2 よりも 上 との 結 びつきの 方 が 強 いと 理 解 される つまり 沙 滩 にはもとも と 一 つの 範 囲 として 認 識 されにくい 傾 向 があると 考 えられる これに 対 して 沙 漠 の 場 合 例 (17)( 例 (18)についても 里 への 置 き 換 えが 可 能 )のよ うに 里 2 との 共 起 に 特 に 制 限 はなく 沙 滩 に 比 べて 一 つの 範 囲 として 認 識 されやすいといえる 両 者 の 間 にこのような 認 識 の 違 いが 生 じる 原 因 の 一 つとして 沙 漠 と 沙 滩 の 形 状 の 違 いが 挙 げられる つまり 沙 滩 の 場 合 沙 漠 とは 異 なり 一 般 に 海 に 沿 った 細 長 い 形 をしていることから 一 種 の 線 帯 状 として 捉 えられるが 故 に 上 との 結 びつきが 強 くなるのではないかとの 仮 説 が 立 てられる 以 下 線 帯 状 の 特 徴 を 持 つ 名 詞 と 方 位 詞 との 共 起 関 係 についてみてみる 線 帯 状 の 形 状 的 特 徴 を 持 つ 名 詞 としては たとえば 马 路 [ 大 通 り] 公 路 [ 自 動 車 道 路 ]などの 道 類 の 名 詞 が 挙 げられる (23) 马 路 上 除 了 排 着 队 走 的 巡 警, 差 不 多 没 有 什 么 行 人 ( * 马 路 里 ) <CCL 语 料 库 >( 老 舍 赵 子 曰 ) [ 大 通 りには 隊 列 をなして 歩 いている 警 官 以 外 ほとんど 通 行 人 はなか った ] (24) 敌 人 的 坦 克, 在 公 路 上 往 南 跑!( * 公 路 里 ) <CCL 语 料 库 >( 老 舍 无 名 高 地 有 了 名 ) [ 敵 の 戦 車 が 道 路 を 南 へ 走 っていきます!] 例 (23) (24)のように 马 路 や 公 路 には 上 が 用 いられ 里 に 置 き 換 えることはできない ただし 同 じように 線 帯 状 の 形 状 的 特 徴 を 有 する 名 詞 であっても 里 と 共 起 する 名 詞 も 存 在 する (25) 那 日 傍 晚, 马 锐 在 胡 同 里 被 几 个 年 轻 人 打 了 ( * 胡 同 上 ) 48

50 <CCL 语 料 库 >( 王 朔 我 是 你 爸 爸 ) [あの 日 の 夕 方 馬 鋭 は 路 地 で 何 人 かの 若 者 に 殴 られた ] (26) 从 此, 这 条 巷 子 里 就 看 不 见 王 玉 英 了 ( * 巷 子 上 ) <CCL 语 料 库 >( 汪 曾 祺 晚 饭 花 ) [この 時 から この 横 丁 で 王 玉 英 を 見 かけなくなった ] 胡 同 巷 子 はいずれも 両 側 に 建 物 が 並 んだ 道 を 表 す 建 物 に 囲 まれた 細 い 道 は 道 という 平 面 としての 側 面 よりも その 両 側 に 立 ち 並 ぶ 建 物 に 囲 ま れた 閉 鎖 的 な 空 間 としてのイメージが 強 くなる 7 つまり 胡 同 巷 子 の 場 合 道 の 両 側 に 建 物 が 並 んでいるという 状 態 が 引 き 起 こす 一 種 の 閉 鎖 感 が 里 との 共 起 に 結 びつくといえる このようなことから 里 1 が 用 いられる 際 の 条 件 として 閉 鎖 性 の 高 さ という 基 準 も 関 係 しているものと 考 えられる 次 の では 名 詞 の 持 つ 閉 鎖 性 が 方 位 詞 選 択 に 与 える 影 響 についてみてみる 里 1 と 閉 鎖 性 について 前 述 のように 操 场 [グラウンド]については その 顕 著 な 二 次 元 的 特 徴 か ら 上 と 共 起 しやすいが それが 一 つの 範 囲 として 認 識 される 場 合 には 里 2 を 用 いることも 可 能 である それに 対 して 三 次 元 的 特 徴 の 顕 著 な 名 詞 につい ては 基 本 的 に 里 1 のみと 共 起 し 上 には 置 き 換 えられにくい 8 (27) 房 间 里 的 人 是 谁? 二 哥 低 声 问 道, 掩 盖 不 住 内 心 的 忧 惧 ( * 房 间 上 ) ( 例 (9) 再 掲 ) (28) 她 想 起 抽 屉 里 有 速 效 感 冒 胶 囊, 她 就 问 他 是 否 需 要 ( * 抽 屉 上 ) <CCL 语 料 库 >( 余 华 现 实 一 种 ) [ 彼 女 は 引 き 出 しの 中 に 即 効 性 風 邪 薬 があるのを 思 い 出 し 彼 に 必 要 か どうかを 尋 ねた ] 上 の 例 から 明 らかなように 房 间 [ 部 屋 ]や 抽 屉 [ 引 き 出 し]のような 三 次 元 49

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