< F2D91E682518FCD208DC CC B8A D8EAF2E>

Size: px
Start display at page:

Download "< F2D91E682518FCD208DC CC B8A D8EAF2E>"

Transcription

1 補 足 事 項 第 2 章 最 新 の 栄 養 学 的 知 識 1. 動 物 性 タンパク 質 の 過 剰 摂 取 の 害 2. 牛 乳 信 仰 の 弊 害 と カルシウム パラドックス 牛 乳 は 悪 い 食 品!? 3. 砂 糖 の 過 剰 摂 取 の 害 4. 第 6の 栄 養 素 食 物 繊 維 5.ますます 明 らかになってきた 腸 内 細 菌 の 重 要 性 6. 脂 肪 油 の 摂 り 過 ぎによる 弊 害 と 油 に 関 する 考 え 方 1. 動 物 性 脂 肪 と 植 物 性 油 2. 脂 質 についての 新 しい 分 類 分 子 構 造 の 違 いによる 分 類 3. 各 脂 肪 酸 の 摂 取 状 況 ( 飽 和 脂 肪 酸 オメガ9 オメガ6 オメガ3) 4. 体 内 での 各 脂 肪 酸 の 変 換 5. 最 新 の 油 の 考 え 方 オメガ3 と オメガ6 のバランス 6. 局 所 ホルモン(プロスタグランジン)の 働 き その1 動 物 性 タンパク 質 の 過 剰 摂 取 の 害 これまで 肉 牛 乳 ( 乳 製 品 ) 卵 は 栄 養 価 の 高 い 食 品 と 考 えられてきました これらの 食 品 はスタミナをつけ 欧 米 人 のような 頑 強 な 体 をつくると 言 われ 積 極 的 に 摂 るように 勧 めら れてきました 肉 牛 乳 卵 は まさに 欧 米 型 食 事 を 形 成 する 中 心 的 な 食 品 です 必 須 アミノ 酸 を 含 む 食 品 は 私 たちの 健 康 維 持 のためには 不 可 欠 です そして 肉 や 牛 乳 卵 などの 動 物 性 食 品 には この 必 須 アミノ 酸 -1-

2 が 豊 富 に 含 まれ 理 想 的 なタンパク 源 となっています 従 来 の 栄 養 学 では 完 全 タンパク 質 食 品 と 呼 ばれ 重 要 視 されてきました しかし 科 学 の 最 前 線 にある 生 化 学 栄 養 学 現 代 栄 養 学 は これまでの 常 識 を 覆 し 動 物 性 食 品 の 摂 り 過 ぎによる さまざまな 弊 害 を 明 らかにしています タンパク 質 の 過 剰 摂 取 の 害 を 科 学 的 に 明 確 にしています 動 物 性 タンパク 質 の 過 剰 摂 取 穀 類 豆 など 植 物 性 のタンパク 質 を 含 む 食 品 には 食 物 繊 維 や 炭 水 化 物 なども 多 く 含 ま れています そのためたくさん 摂 っても タンパク 質 の 過 剰 になるほど 食 べ 過 ぎるような ことはありません 一 方 肉 類 などの 動 物 性 食 品 を 多 食 すれば 簡 単 にタンパク 質 の 過 剰 摂 取 を 招 いてしまいます 現 代 栄 養 学 では タンパク 質 の 必 要 量 の 目 安 を 大 人 では 体 重 1 kg につき 1 日 に 0.8 ~1gとしていま す つまり 体 重 60kg の 人 では 48 ~ 60 gが 適 量 とい うことになります 現 在 アメリカ 人 のタンパク 質 の 平 均 摂 取 量 は 約 90 gですから およそ 体 重 90 ~ 110kg の 人 の 必 要 量 に 相 当 する 量 を 摂 っていることになりま す これでは いくら 体 の 大 きいアメリカ 人 であって も 過 剰 摂 取 と 言 えます ところが 1988 年 度 の 厚 生 省 ( 当 時 )の 調 査 では 日 本 人 の 大 人 のタンパク 質 の 摂 取 量 は およそ 80g にものぼっています アメリカ 人 の 体 格 に 比 べ 圧 倒 的 に 小 さな 日 本 人 が ほぼアメリカ 人 並 にタンパク 質 を 摂 っているのです 必 要 量 の2 倍 近 く 摂 っていることに なります アメリカ 人 でさえも 摂 り 過 ぎなのに 最 近 の 日 本 人 は それ 以 上 に 過 剰 摂 取 に 陥 っているということです ( タンパク 質 の 摂 取 源 から 見 たとき アメリカ 人 に 比 べ 日 本 人 は 植 物 性 食 品 からの 摂 取 が 多 いのですが 現 在 では 半 分 以 上 を 動 物 性 食 品 から 摂 って います ) 大 腸 ガンの 原 因 となる -2-

3 肉 の 過 剰 摂 取 に 食 物 繊 維 の 不 足 が 加 わって 大 腸 ガン が 引 き 起 こされると 言 われて います 動 物 性 タンパク 質 を 大 量 に 摂 ると 食 べたものが 十 分 に 消 化 吸 収 されないまま 大 腸 に 至 り 腐 敗 を 起 こすようになります そして 腸 内 環 境 が 悪 化 し 硫 化 水 素 インド ール メタンガス アンモニア ヒスタミンなどの 多 くの 毒 素 発 ガン 物 質 がつくり 出 さ れるようになります こうした 強 烈 な 組 織 毒 が 人 体 の 老 化 を 早 め ガンをはじめとする 多 くの 成 人 病 を 引 き 起 こすことになるのです さらに 肉 に 含 まれる 大 量 の 脂 肪 によって いっそう 腸 内 環 境 が 悪 化 し 発 ガン 物 質 が 多 量 につくられるようになります 加 えて 食 物 繊 維 の 不 足 が 発 ガンを 促 進 するこ とになります 間 違 った 食 事 により 腐 敗 し 毒 素 をため 込 んだ 便 が 長 時 間 に わたって 腸 内 にとどまることで 発 ガン 物 質 の 吸 収 が 高 まってしまうのです 肉 食 の 増 加 にともない 大 腸 ガンは 確 実 に 増 え 続 けています アレルギー 反 応 を 引 き 起 こす タンパク 質 過 剰 摂 取 の 弊 害 の1つがアレルギーです アミノ 酸 に 分 解 されていない 大 き な 分 子 のタンパク 質 ( 未 消 化 タンパク 質 )が 腸 壁 から 吸 収 され 血 液 中 に 運 ばれること があります そうした 未 消 化 タンパク 質 が 免 疫 系 によって 異 物 (アレルゲン) として 認 識 されると アレルギー 反 応 が 引 き 起 こされます そして かゆみや 湿 疹 腫 れ くし ゃみなどの 症 状 が 現 れるようになるのです アトピ ーや 喘 息 には こうした 食 物 アレルギー が 大 き くかかわっています 現 代 人 が 好 む 肉 や 牛 乳 卵 は アレルゲンになり やすい 食 品 です 日 本 人 はもともと 穀 菜 食 民 族 で 穀 類 や 豆 類 魚 からタンパク 質 を 摂 ってきました それが 短 期 間 のうちに 大 量 の 肉 や 牛 乳 を 摂 るよう になったのですから 体 はそれをうまく 処 理 するこ -3-

4 とができません 高 タンパク 食 品 は それ 自 体 がアレルゲンになるとともに 腸 管 ( 腸 壁 )の 透 過 性 を 高 め さらに 未 消 化 タンパク 質 を 引 き 込 んでしまうことになります 多 くの 現 代 人 は 動 物 性 のタンパク 質 を 多 食 することによって 腸 壁 のバリアー 機 能 を 弱 らせています 特 に 子 供 の 場 合 は 腸 が 十 分 に 発 達 していないために 深 刻 なダメージを 受 けることになります こ うしたことが 繰 り 返 され 腸 の 炎 症 やむくみ 下 痢 などが 起 こり いっそうアレルギーが ひどくなるのです 最 近 大 腸 炎 やクローン 病 といわれ 腸 の 炎 症 や 潰 瘍 下 痢 などに 苦 しむ 人 々が 増 えて いますが 動 物 性 タンパク 質 の 過 剰 摂 取 が その 大 きな 原 因 となっています カルシウムの 喪 失 と 骨 と 歯 の 弱 体 化 大 量 に 摂 取 され 血 液 中 にあふれたタンパク 質 (アミノ 酸 )は 最 終 的 には 尿 として 体 外 に 排 泄 されることになりますが その 過 程 で 消 化 器 系 全 体 や 肝 臓 腎 臓 に 負 担 をかける ことになります 過 剰 なアミノ 酸 が 分 解 されると 毒 性 の 強 い 窒 素 残 留 物 (アンモニア) が 生 成 されます それは 肝 臓 で 処 理 され 無 毒 な 尿 素 に 転 換 されます そして 腎 臓 の 働 き を 通 じて 尿 として 排 泄 されることになります このようにタンパク 質 を 多 量 に 摂 ると 解 毒 の 働 きをする 肝 臓 と 排 泄 を 担 う 腎 臓 に 大 きな 負 担 をかけることになるのです 尿 素 が 増 えてくると それを 尿 として 流 し 出 すために 体 は 多 くの 水 分 を 必 要 とします そして 尿 と 一 緒 に カルシウムやマグネシウムなどのミネラル 類 も 排 泄 されてしまうこと になります 尿 素 の 排 泄 がスムーズに 行 われないと 有 害 な 尿 酸 が 生 成 され 関 節 にたまっ て 痛 風 を 起 こすことになります ( こうした 要 因 以 外 に 痛 風 の 発 症 にはストレスが 大 きくかかわっていると 言 われています ) また 大 量 のアミノ 酸 が 分 解 されると 血 液 は 急 激 に 酸 性 に 傾 き それを 中 和 するために カルシウムやマグネシウムが 必 要 とされます それらが 血 液 中 に 不 足 していれば 骨 や 歯 から 溶 かし 出 して 補 うことになります さらに 肉 類 は 典 型 的 な 酸 性 食 品 で カルシウムに 対 するリンの 比 率 はおよそ 50 倍 にも なっています 血 液 中 のカルシウムとリンの 比 率 は1:1に 保 たれていなければなりませ んが 肉 を 多 く 摂 ることで そのバランスが 大 きく 崩 れてしまいます その 結 果 血 液 中 の 酸 アルカリ 濃 度 を 調 節 するために いっそう 骨 や 歯 からカルシウムが 溶 け 出 すことに -4-

5 なります このようにタンパク 質 を 大 量 に 摂 ることによって カルシウムなどのミネラルが 失 われ 骨 の 弱 体 化 が 急 速 に 進 行 することになります 肉 を 多 食 する 先 進 諸 国 では 骨 粗 しょう 症 が 多 発 しています 日 本 においても 動 物 性 タンパク 質 の 摂 取 が 増 えた 昭 和 30 年 代 以 降 骨 粗 しょう 症 や 骨 折 など 骨 の 異 常 が 急 増 しています 肉 の 大 量 生 産 と 汚 染 の 問 題 今 私 たちが 食 べている 牛 肉 は 牧 場 でのんびりと 草 をはんで 育 った 牛 の 肉 ではありま せん その 大 半 が 工 業 製 品 と 同 じように 大 量 生 産 システムによって 飼 育 された 牛 の 肉 な のです それは 豚 肉 とり 肉 も 同 様 です 家 畜 たちは 終 日 身 動 きもままならない 環 境 に 置 かれ ただエサだけを 与 えられ 飼 育 されています それでは 病 気 になるのは 当 たり 前 です そこで 病 気 を 防 いだり 肉 質 をよく するために 大 量 の 抗 生 物 質 ホルモン 剤 がエサと 一 緒 に 投 与 されることになります 現 在 では そうした 化 学 薬 剤 や 耐 性 菌 が 肉 の 中 から 検 出 されることは 日 常 茶 飯 事 となっています 平 成 14 年 度 の 横 浜 衛 生 局 の 食 肉 検 査 統 計 では 牛 と 豚 の 検 査 頭 数 の 約 73 %に 異 常 が 見 られ 肉 の 一 部 が 廃 棄 処 分 になっています つまり 家 畜 の 大 半 が 病 気 だということです そして その 病 気 の 家 畜 の 肉 を 国 民 が 食 べているということです 数 年 前 から ヨーロッパやアジアを 中 心 に 狂 牛 病 や 口 蹄 疫 が 大 流 行 してきました また 2002 年 秋 には 日 本 でもついに 狂 牛 病 が 発 生 し 大 騒 動 になりましたが それは 家 畜 という 生 命 体 を 異 常 に 扱 った 結 果 なのです 肉 牛 乳 ( 乳 製 品 ) 卵 の 摂 りすぎは 片 頭 痛 にどう 影 響 するのか 肉 牛 乳 乳 製 品 これらにホルモン 剤 (エストロゲン 様 環 境 ホルモン)が 含 まれてい る 可 能 性 があり 本 来 月 経 期 間 中 はエストロゲン 濃 度 が 低 いはずですが 肉 乳 製 品 環 境 ホルモンの 摂 取 でエストロゲンが 高 濃 度 になると マグネシウムの 体 内 濃 度 は 低 下 しま -5-

6 す またタンパク 質 を 多 量 に 摂 ると 解 毒 の 働 きをする 肝 臓 と 排 泄 を 担 う 腎 臓 に 大 きな 負 担 をかけることになります 尿 素 が 増 えてくると それを 尿 として 流 し 出 すために 体 は 多 くの 水 分 を 必 要 とします そして 尿 と 一 緒 に カルシウムやマグネシウムなどのミネ ラル 類 も 排 泄 されてしまうことになります こういったことから マグネシウム 不 足 を 引 き 起 こすことになり マグネシウム 不 足 は 片 頭 痛 悪 化 の 元 凶 となってきます また 高 脂 肪 高 タンパク 質 食 品 に 偏 った 食 生 活 を 続 けると カロリーのとり 過 ぎとあ いまって SOD (スーパーオキシドディスムターゼ)や グルタチオンペルオキシ ダーゼ カタラーゼ といった 抗 酸 化 酵 素 の 活 性 に 必 要 不 可 欠 なマンガン 鉄 銅 亜 鉛 セレンなどのミネラル 元 素 の 不 足 を 引 き 起 こします 結 果 活 性 酸 素 の 発 生 が 抗 酸 化 作 用 より 常 に 優 位 な 状 態 いわゆる 酸 化 ストレス になり 酸 化 ストレス 炎 症 体 質 を 形 成 してくることになります 肉 類 や 乳 乳 製 品 といっだ 動 物 性 タンパク 質 たっぷりの 食 事 は 腸 内 環 境 を 悪 くしま す 腸 内 の 悪 玉 菌 の 大 好 物 は 肉 などたんぱく 質 や 脂 肪 を 多 く 含 む 食 品 です 悪 玉 菌 はたんぱく 質 やアミノ 酸 を 分 解 し 悪 臭 のする 有 害 物 質 を 作 り 出 します 肉 類 は 悪 玉 菌 の 格 好 のエサです この 点 を 忘 れてはなりません このようにして 酸 化 ストレス 炎 症 体 質 ( 片 頭 痛 体 質 ) を 増 悪 させることになります 肉 食 の 多 い 欧 米 人 の 片 頭 痛 は 日 本 人 に 比 べ 強 度 なことは ここに 原 因 があります セロトニンを 増 やすためには トリプトファンをたくさん 含 んでる 食 べものをとればO K と 思 われている 人 も 多 いと 思 われます セロトニンは トリプトファン というアミノ 酸 を 原 料 としてカラダのなかでつくられ ます 腸 や 血 液 に 含 まれる 大 部 分 のセロトニンは 脳 に 入 っていきません つまり 単 純 にトリプトファンが 多 い 食 べもの たとえば 牛 レバーやバナナをせっせと 食 べよう な んて 本 や 雑 誌 を 見 かけることがありますが 実 際 にそうしたからといって 脳 内 セロトニン が 単 純 に 増 えるわけではありません 腸 内 や 血 液 中 のセロトニンは 脳 に 入 っていきませんが トリプトファンはちゃんと 脳 に 入 っていくことができます ですから トリプトファンをたくさん 取 り 込 むことができれ ば 脳 内 セロトニンも 充 分 につくることが 可 能 になります しかし トリプトファンが 通 る 場 所 に 問 題 があってここは ほかの 必 須 アミノ 酸 も 通 っ -6-

7 ていく 場 所 でもあるのです この 必 須 アミノ 酸 というのは フェニルアラニン とか 口 イシン というものですが 食 品 によってはトリプトファンよりもこれらの 必 須 アミノ 酸 のほうが 多 く 含 まれるものがあるのです これらの 必 須 アミノ 酸 がトリプトファンの 邪 魔 をするため トリプトファンが 通 過 しづらくなってしまうのです その 代 表 的 な 食 べもの が 肉 類 や 乳 乳 製 品 なのです つまり 牛 レバーにはトリプトファンよりもほかの 必 須 アミノ 酸 が 多 いため 実 際 には 思 ったほどトリプトファンがとれないのです 私 たちのカラダの 筋 肉 や 骨 などはタンパク 質 で 出 来 ていて このタンパク 質 を 構 成 して いるのは 20 種 類 のアミノ 酸 です そのうち 9 種 類 は 必 須 アミノ 酸 と 呼 ばれる 体 内 では 合 成 できないアミノ 酸 その 必 須 アミノ 酸 の 中 でもバリン ロイシン イソロシンは 総 称 して BCAA と 呼 ばれる 持 久 系 のアミノ 酸 で 大 切 な 栄 養 素 です この 持 久 系 アミノ 酸 BCAA は まぐろの 赤 身 肉 や 卵 などの 食 品 に 含 まれているほか 最 高 の 栄 養 といわれる 母 乳 にも 含 まれています このように BCAA が 多 い 環 境 では 脳 への 取 り 込 みが 阻 害 され 脳 内 セロトニンがあまり 増 え ないことがありますので 注 意 が 必 要 です BACC は 動 物 性 蛋 白 質 に 含 まれており 食 品 では 牛 乳 鶏 卵 マグロ 牛 肉 などが 挙 げられます 食 べ 物 はバランスが 大 事 なので 極 端 に 摂 取 を 制 限 すると 逆 に 体 調 不 良 の 原 因 になるので 注 意 です 牛 乳 鶏 卵 マグロ 牛 肉 の 摂 りすぎは 逆 に 脳 内 セロトニン 不 足 を 招 くことに 繋 がりますので 注 意 が 必 要 で す セロトニンを 増 やすためは ビタミンB3(ナイアシン) ビタミンB6 およびマグ ネシウム 亜 鉛 の 不 足 を 起 こさないことが 大 切 です トリプトファンはセロトニンの 原 料 であると 同 時 に ナイアシンの 原 料 でもあり ナイ アシンの 合 成 が 優 先 されます そのため ナイアシンが 不 足 していますと 折 角 脳 内 に 取 り 込 まれたトリプトファン もナイアシンの 合 成 に 使 われてしまい セロトニンの 合 成 へはまわってきません ナイアシンは 魚 介 類 や 肉 類 などの 食 品 に 含 まれており 腸 内 細 菌 により 産 生 もされます ので 適 量 の 魚 介 類 肉 類 を 摂 食 し 腸 内 細 菌 を 健 全 に 保 っている 限 りにおいて ナイア -7-

8 シンの 摂 取 不 足 を 起 こすことはありません この 条 件 が 整 った 状 態 で セロトニンはトリプトファンを 原 料 として ビタミンB6 亜 鉛 マグネシウムなどを 補 酵 素 として 合 成 されます こういったことから 肉 牛 乳 ( 乳 製 品 ) 卵 の 摂 りすぎは 腸 内 環 境 の 悪 化 をきたし ビタミンB3(ナイアシン)が 産 生 されなくなり 結 果 的 に 脳 内 セロトニン がうまく 作 られなくなってきます 以 上 のことから 肉 牛 乳 ( 乳 製 品 ) 卵 の 摂 りすぎは 片 頭 痛 治 療 上 好 ましくないこ とばかりです その2 牛 乳 信 仰 の 弊 害 と カルシウム パラドックス 牛 乳 は 悪 い 食 品!? これまでの 牛 乳 信 仰 肉 や 卵 と 並 んで これまでの 栄 養 学 で 栄 養 価 の 高 い 優 れた 食 品 と 言 われてきたのが 牛 乳 です カルシウムを 摂 るなら まず 牛 乳! というほどに 家 庭 でも 学 校 でも 牛 乳 を 飲 むことが 勧 められてきました 日 本 人 は 欧 米 人 と 比 べてカルシウムの 摂 り 方 が 足 りない 牛 乳 を 飲 めば 彼 らのように 体 格 がよくなると 国 民 の 大 半 が 信 じ 込 んできました まさに 牛 乳 信 仰 ともいえる 思 い 込 みが 浸 透 してきまし た 特 に 成 長 期 の 子 供 たちや 妊 婦 骨 粗 しょう 症 の 心 配 のある 閉 経 後 の 女 性 には 牛 乳 を 摂 る ことが 積 極 的 に 勧 められてきました しかし 牛 乳 も 肉 と 同 様 決 して 健 康 によい 食 品 ではありません 確 かにカルシウムは 必 須 ミネラルとして 人 間 の 体 にとって 不 可 欠 な 栄 養 素 です そして 牛 乳 にはカルシウムが 豊 富 に 含 まれています といって 牛 乳 を 飲 めばカルシウムが 十 分 に 補 われ 健 康 になれ るというものではないのです 実 際 世 界 で 最 も 牛 乳 を 多 く 飲 むノルウェー 人 の 骨 折 率 は 日 本 人 の5 倍 というデータがあるのです 現 在 では 牛 乳 を 飲 むことは 健 康 にプラスになるどころか かえって 深 刻 な 弊 害 を 引 き 起 こすことが 明 らかになってきました アメリカでは 一 般 の 医 師 でも 妊 婦 や 骨 粗 鬆 症 の -8-

9 患 者 に 牛 乳 を 勧 めるようなことはしません 欧 米 の 医 学 関 係 者 の 間 では 牛 乳 は 健 康 によ い 食 品 でないことが 常 識 化 しつつあります カルシウムの 含 有 率 と 吸 収 率 の 問 題 これまで 牛 乳 は カルシウムの 含 有 率 が 高 いから 体 によい 食 品 とされてきました しかし 単 に 含 有 率 が 高 ければよいというわけではありません 牛 乳 をたくさん 摂 った 場 合 には 腸 からの 吸 収 を 抑 えるといった 形 でカルシウムの 吸 収 を 調 整 するようになります その 結 果 として カルシウムの 排 泄 が 促 されることになります そこで 問 題 となるのが カルシウムだけでなく 他 のミネラルや 栄 養 素 も 一 緒 に 排 泄 さ れるようになるということです ( 海 外 の 研 究 では カルシウムを 多 く 摂 ると 便 の 中 の マグネシウムの 排 泄 量 が 25 %も 増 加 し 吸 収 も 抑 制 されることが 報 告 されています ) また 牛 乳 に 含 まれるカルシウムは 吸 収 率 がよいから カルシウム 不 足 の 解 消 に 役 立 つと 信 じられてきました 今 でも 盛 んにこうした 宣 伝 がなされています しかし この 見 解 にはたいへんな 問 題 が 含 まれています まず 本 当 に 牛 乳 に 含 まれるカルシウムは 吸 収 率 がよいのか ということです これに ついてはさまざまなデータがあって いまだにはっきりとした 結 論 は 出 ていませんが 一 般 には 牛 乳 のような 動 物 性 食 品 のミネラルは 野 菜 などの 植 物 性 食 品 のミネラルと 比 べ 吸 収 率 がよいとされています ( 最 近 では 野 菜 に 含 まれるカルシウムの 方 が 吸 収 がよい という 報 告 もあります ) 牛 乳 では 10 ~ 30 %ぐらいのカルシウムが 吸 収 されると 言 われ ています さて 牛 乳 のような 高 カルシウム 食 品 を 摂 った 場 合 には 急 激 に 血 液 中 のカルシウム 濃 度 が 高 まることになります カルシウムの 吸 収 率 がよい ということは このように 飲 んですぐに 血 液 中 のカルシウム 濃 度 が 高 くなる ということです しかし 私 たちの 体 には ホメオスタシス( 恒 常 性 維 持 機 能 )という 働 きが 備 わっていて 血 液 中 のカルシウム 濃 度 は 常 に 一 定 の 割 合 に 保 たれるようになっています( 1CC 中 9~ 11mg) カルシウム 濃 度 がこの 割 合 を 超 えて 高 まると 急 いで 排 泄 しなければなり ません 早 急 に 排 泄 しないと さまざまな 障 害 が 生 じるようになるからです そこで 腎 臓 は カルシウムを 尿 から 流 し 出 すために ピッチを 上 げて 働 くことになりま す それには 多 くのエネルギーが 必 要 とされ 腎 臓 に 余 分 な 負 担 がかかることになります -9-

10 そして 過 剰 なカルシウムが 排 泄 されるのと 同 時 に マグネシウム 亜 鉛 鉄 などのミネラ ルや 他 の 栄 養 素 も 失 われてしまいます その 結 果 さらにミネラル 不 足 が 進 むことにな ります このように 牛 乳 に 含 まれるカルシウムの 吸 収 率 がよいということは 人 体 にとって 必 ず しもプラスとはなっていないのです ( カルシウムとマグネシウムの 尿 からの 排 泄 量 に は 相 関 関 係 があることが 確 かめられています つまりカルシウムの 排 泄 量 が 増 せば 同 じようにマグネシウムの 排 泄 量 も 増 すということです ) 深 刻 なマグネシウム 欠 乏 を 引 き 起 こす ミネラルの 不 足 は 健 康 に 大 きなマイナスを 及 ぼしますが なかでもマグネシウムの 欠 乏 は 深 刻 です マグネシウムは ミネラル 間 のバランスをとるためのポイントとなる 重 要 な ミネラルです マグネシウムの 欠 乏 は 細 胞 内 外 のカルシウム カリウム ナトリウムの バランスを 崩 し それらが 果 たしている さまざまな 生 理 作 用 を 狂 わせることになります この4つのミネラルの 細 胞 内 外 での 比 率 が 守 られることで 酸 素 や 栄 養 素 の 運 搬 神 経 や 筋 肉 の 働 き ホルモンの 分 泌 などが 正 常 に 行 われるのです ( 細 胞 外 ミネラル であ るカルシウム ナトリウムは 細 胞 外 液 に 多 く 存 在 し 細 胞 内 ミネラル のマグネシウム カリウムは 細 胞 内 液 に 多 く 存 在 しています ) またマグネシウムには 酵 素 の 働 きを 助 ける 触 媒 作 用 があります マグネシウムが 不 足 している と 酵 素 は 十 分 に 働 くことができません マグネ シウムはありとあらゆる 酵 素 の 働 きに 関 与 してい るため その 欠 乏 は 全 身 の 代 謝 に 決 定 的 な 影 響 を 及 ぼすことになります 血 液 中 のマグネシウムの 欠 乏 状 態 が 続 くと これもホメオスタシスの 働 きによって マ グネシウムが 骨 や 細 胞 から 溶 け 出 すようになります 骨 は 多 くのミネラルから 構 成 されて いますが 生 命 維 持 にかかわる 重 要 なミネラルの 不 足 に 備 えて その 貯 蔵 庫 ともなってい るのです 成 人 の 体 には カルシウムは 約 1 kg 存 在 しますが マグネシウムは 25 gにすぎず そ の 差 は 40 倍 以 上 です そのうちカルシウムの 99 % マグネシウムの 約 60 %は 骨 にあり -10-

11 ます つまり 骨 には 圧 倒 的 にカルシウムが 多 く 存 在 し マグネシウムは その 60 分 の1 程 度 しかないということです そうしたもともと 少 ないマグネシウムが 溶 け 出 すと 骨 の 中 でのマグネシウム 欠 乏 は 深 刻 な 状 態 となり 骨 の 形 成 がうまくいかなくなります マグネシウムが 不 足 していては いくらカルシウムがあっても 骨 の 代 謝 はスムーズに 行 われません 骨 粗 鬆 症 や 骨 のトラブ ルを 防 ぐために 牛 乳 を 飲 むことで かえって 骨 の 弱 化 という 逆 の 結 果 を 招 くことになる のです カルシウム パラドックス 実 はマグネシウム 不 足 による 現 象 現 代 人 のマグネシウム 不 足 は きわめて 深 刻 な 事 態 を 迎 えています 食 事 から 摂 取 する マグネシウムの 絶 対 量 は 少 ないうえに ストレスや 激 しい 運 動 過 労 過 食 など その 消 耗 要 因 があふれています そうした 状 況 に おいて 多 量 の 牛 乳 が 摂 取 されているので すから 体 内 のマグネシウム 欠 乏 はいっそ う 進 むことになります 血 液 中 のマグネシウムが 不 足 すると 骨 や 細 胞 から 補 われることを 述 べましたが その 際 には 一 緒 にカルシウムも 溶 け 出 し ます 実 際 にはマグネシウム 不 足 であって も 骨 にはカルシウムが 大 量 に 含 まれてい るので カルシウムの 方 が 多 く 溶 け 出 すこ とになります ( これを カルシウム 脱 灰 と 言 います 骨 を 構 成 するミネラルには カルシウム マグネシウム ナトリウム リン などがありますが マグネシウムの 不 足 が 引 き 金 となって 主 要 な 骨 ミネラルの 溶 出 が 起 こるのです ) こうして 骨 から 溶 け 出 したカルシウムの 一 部 が マグネシウムが 抜 け 出 た(マグネシウ ム 不 足 の 状 態 にある) 細 胞 内 部 に 入 り 込 むことになります カルシウムは 大 切 な 栄 養 素 で すが 細 胞 外 ミネラルであるため 細 胞 の 中 にそれが 増 えると 細 胞 の 働 きが 損 なわれる ことになります 細 胞 内 に 入 ったカルシウムは 毒 ともいえる 存 在 で 細 胞 全 体 身 体 -11-

12 全 体 の 機 能 低 下 を 引 き 起 こすことになります ( カルシウムの 細 胞 内 液 での 濃 度 に 比 べ 細 胞 外 液 での 濃 度 は 千 ~1 万 倍 も 高 くなっています これが 細 胞 内 外 におけるカルシウム の 正 常 な 比 率 ですから 余 分 に 細 胞 に 入 り 込 んだカルシウムは すばやく 追 い 出 さなけれ ばなりません ) そこで 細 胞 内 に 増 加 したカルシウムを 細 胞 外 に 汲 み 出 すことが 必 要 になりますが そ の 働 きを 担 っているのが 細 胞 膜 にあるポンプなのです しかし このポンプはマグネシ ウムがないと 働 くことができないようになっています マグネシウムが 不 足 していると ポンプの 働 きが 低 下 し カルシウムを 汲 み 出 すことができなくなります 細 胞 に 沈 着 したカルシウムは 細 胞 や 組 織 を 硬 くし( 石 灰 化 ) 動 脈 硬 化 を 招 き 心 臓 血 管 系 の 病 気 を 引 き 起 こすことになります また 腎 臓 結 石 胆 石 など 結 石 症 の 原 因 と もなります さらに 関 節 に 溜 まれば 関 節 炎 免 疫 細 胞 に 入 り 込 めばアレルギーなどをひど くし ガンや 多 くの 現 代 病 の 誘 因 ともなります ここまで マグネシウム に 注 目 して その 欠 乏 が 引 き 起 こす さまざまな 問 題 点 を 見 てきました この 流 れを カルシウム の 観 点 から 見 ると 骨 のカルシウムは 減 少 す る 一 方 で 細 胞 の 中 には 溶 け 出 したカルシウムが 溜 まる という 奇 妙 な 現 象 が 生 じること になります 不 足 と 過 剰 という 相 反 する 状 態 が 同 時 に 存 在 することになるのです これが カルシウム パラドックス です カルシウムの 観 点 だけから 眺 めると 矛 盾 して 見 えるこの 現 象 も マグネシウムの 観 点 から 見 れば すべて 矛 盾 なく 説 明 されることです マグネシウムの 欠 乏 こそが カルシ ウム パラドックス の 根 本 的 な 原 因 なのです 現 代 人 は マグネシウムを 多 く 含 む 緑 色 野 菜 や 海 藻 豆 類 や 種 子 類 などを 摂 らなくなっ ています また 穀 類 からも 精 製 によってマグネシウムが 減 少 しています それに 加 えて マグネシウムは ストレスや 過 労 などによって 著 しく 失 われやすいミネラルです こうした 深 刻 なマグネシウム 欠 乏 の 状 態 では カルシウムは 十 分 摂 っているはずなのに 骨 の 中 のカルシウムは 減 少 し 細 胞 にはカルシウムが 詰 まるという 異 常 な 事 態 が 発 生 する ことになってしまいます これが 一 般 的 に 言 われる カルシウム パラドックス の 実 態 なのです 骨 粗 鬆 症 を 引 き 起 こす -12-

13 老 齢 化 社 会 の 到 来 を 迎 え 骨 粗 鬆 症 の 予 防 のために カルシウムを 多 く 含 む 牛 乳 を 飲 みましょう と 盛 んに 言 われています しかし ここまで 述 べてきたように 牛 乳 を 飲 ん でも 骨 粗 鬆 症 を 防 ぐことはできません むしろ 牛 乳 のような 高 カルシウム 食 品 を 摂 ること で 骨 からカルシウムが 失 われてしまっているのです 疫 学 的 なデータにも それがはっきりと 示 されています シンガポール 人 は 平 均 的 ア メリカ 人 の3 分 の1 程 度 しかカルシウムを 摂 っていませんが 骨 折 率 はアメリカ 人 の5 分 の1にすぎません カルシウム 摂 取 率 の 少 ない 国 々の 方 が どこも 骨 粗 鬆 症 の 発 症 率 が 低 いのです 先 に 牛 乳 を 大 量 に 摂 ることで 他 の 必 須 ミネラルや 栄 養 素 が 体 外 に 排 泄 されて しまうことを 述 べましたが それによって 骨 の 形 成 に 必 要 なミネラルが 失 われ 強 い 骨 が つくられなくなるのです 食 品 中 のカルシウムの 吸 収 率 が 低 い( 血 液 中 のカルシウ ム 濃 度 が ゆっくりと 上 がる)ということは 人 体 にとって 悪 いことではありません 体 内 での 利 用 のスピードに 合 わせ て ゆっくりと 吸 収 されるのは むしろよいことなのです 体 の 必 要 性 に 応 じて 徐 々に 吸 収 されるのは 自 然 なことなの です ( 牛 乳 には 脂 肪 が 多 く 含 まれているために カルシウ ムの 吸 収 が 妨 げられるという 説 があります 摂 取 されたカル シウムは 小 腸 の 表 面 においてカルシウムイオン 化 し 吸 収 されるのですが そこに 脂 肪 が 入 ってくると 不 溶 性 のカルシウム 塩 がつくられ 吸 収 が 阻 害 されるというものです 牛 乳 のカルシウムの 吸 収 が よいか 悪 いか については 明 らかではありませんが 牛 乳 を 摂 ることには 多 くの 問 題 があるのです ) いずれにしても カルシウムの 摂 取 を 牛 乳 に 頼 る 必 要 はありません 穀 類 や 豆 類 野 菜 海 藻 ゴマなどにも カルシウムは 十 分 含 まれています そうしたカルシウムこそが 体 内 で 有 効 に 活 用 されるのです それらの 食 品 には カルシウムだけでなく 骨 の 形 成 に 必 要 な 他 のミネラルやビタミンも 豊 富 に 含 まれています 菜 食 主 義 をしてきた 人 々に 骨 粗 鬆 症 が 少 なく 牛 乳 を 飲 む 人 たちほど 多 いのは このよ うな 理 由 によるのです ( 骨 粗 鬆 症 の 原 因 は 単 なるカルシウム 不 足 だけではありませ ん 食 生 活 に 遺 伝 的 要 因 運 動 不 足 性 ホルモンの 減 少 などが 加 わって 起 こるものです が ミネラル 摂 取 の 欠 陥 が 重 大 な 要 因 となっています ) -13-

14 乳 糖 不 耐 症 の 問 題 牛 乳 が 人 間 の 健 康 にとってマイナスとなることは 乳 糖 不 耐 症 という 問 題 によって も 明 らかにされます 母 乳 や 牛 乳 には 乳 糖 (ラクトース)と 呼 ばれる 糖 分 が 含 まれていま すが それは 乳 糖 分 解 酵 素 (ラクターゼ) によって 分 解 され 吸 収 されます この 酵 素 の 活 性 は 赤 ちゃんが 生 まれた 直 後 にピークを 迎 え 離 乳 期 にはその 活 性 が 低 下 し 大 人 と 同 じレベルになってしまいます そして 替 わって デンプン 分 解 酵 素 (アミラ ーゼ) の 働 きが 活 発 になってきます つまり 赤 ちゃんは 乳 糖 分 解 酵 素 の 減 少 とともに 乳 離 れを 迎 え 少 しずつ 自 分 で 食 べ 物 を 摂 れる 体 へと 変 わっていくのです この 生 理 的 変 化 は もうお 乳 よりも ご 飯 から 栄 養 を 摂 るのがふさわしい ことを 示 しています 人 間 には このような 自 然 な 形 で 乳 離 れ をしていくシステムが 備 わっているのです 農 耕 を 主 として 生 活 してきた 日 本 人 の 大 半 は 欧 米 人 に 比 べてラクターゼの 活 性 は 低 く 大 人 では 80 %くらいの 人 に この 消 化 酵 素 が 不 足 しています これが 乳 糖 不 耐 症 で す 乳 糖 不 耐 症 の 人 が 牛 乳 や 乳 製 品 を 摂 ると 乳 糖 は 小 腸 で 吸 収 されず そのまま 大 腸 に いくことになります そこで 大 腸 菌 によって 分 解 され ガスと 酸 を 生 じ 腹 痛 や 下 痢 お なかが 張 ったり ゴロゴロするなどの 症 状 を 引 き 起 こします そして 下 痢 によって 腸 内 の 栄 養 素 は 体 外 に 排 泄 されてしまうことになります せっかくカルシウムを 摂 るつもりで 牛 乳 を 飲 んでも カルシウムは 乳 糖 と 一 緒 に 排 泄 されてしまうのです また 腸 内 細 菌 のバ ランスも 大 きく 崩 されることになります ( 乳 糖 不 耐 症 の 程 度 は 人 によって 異 なり 下 痢 を 起 こさない 人 もいますが 栄 養 の 利 用 が 妨 げられていることに 変 わりはありませ ん ) ある 食 べ 物 が 下 痢 を 起 こす というのは それが 体 に 有 害 な 食 品 であることを 意 味 し ています 体 に 悪 いものであるために 身 体 に 備 わった 防 衛 機 能 によって 体 外 に 排 泄 され ることになるのです この 点 からも 牛 乳 は 健 康 にとって マイナスの 食 品 悪 い 食 品 であることが 明 らかです さらに 乳 糖 の 中 のガラクトースが 体 内 で 分 解 できないため それが 目 の 水 晶 体 にたまっ て 白 内 障 の 発 症 に 関 係 していると 言 う 研 究 者 もいます アレルギー 反 応 を 引 き 起 こす -14-

15 さらに 牛 乳 には 次 のような 問 題 があります 牛 乳 の 中 に 含 まれているタンパク 質 (カ ゼイン)が アレルギー 反 応 を 引 き 起 こすということです 先 に 肉 の 箇 所 でも 触 れました が 普 通 タンパク 質 は 胃 や 腸 の 消 化 酵 素 の 働 きによって 分 解 され アミノ 酸 になって 吸 収 されます ところが 人 によっては アミノ 酸 になる 前 の ペプチド という 形 で 腸 壁 のバリアーを 抜 け 吸 収 されることがあります これは 腸 が 十 分 に 発 達 していない 幼 児 によく 起 こり ます こうした 未 消 化 のタンパク 質 は 体 内 においてアレルゲンとなり アレルギー 反 応 を 引 き 起 こすことになります これが 牛 乳 アレルギーです カゼインは カード 凝 乳 と 言 われる 消 化 されにくい 膜 をつくり 消 化 器 官 に 負 担 をかけます 現 在 の 牛 乳 はすべて 加 熱 殺 菌 を 施 され 酵 素 が 破 壊 されていますから それがいっそう 体 に 悪 影 響 を 及 ぼすことになります 母 乳 で 育 てられた 子 供 は 牛 乳 で 育 てられた 子 供 に 比 べ アレルギーや 他 の 病 気 になりにくいと 言 われています それには 免 疫 の 働 きが 母 乳 を 通 して 赤 ちゃんに 伝 わるということだけでなく 酵 素 の 有 無 もかかわ っているものと 思 われます またカゼインは 粘 液 を 増 やし 喘 息 気 管 支 炎 副 鼻 腔 炎 などを 悪 化 させる 原 因 ともなっています 現 代 栄 養 学 の 立 場 からは 牛 乳 とアレルギーの 関 係 は 明 らかです アレルギーの 治 療 に おいて 牛 乳 乳 製 品 を 断 つのは 常 識 的 なことと 言 えます 実 際 牛 乳 をやめるだけで 大 きく 改 善 されるケースがよくあります 牛 乳 には 母 乳 の3 倍 ものタンパク 質 4 倍 ものカルシウム 6 倍 ものリンが 含 まれて います それは 胃 袋 が4つもあり 1~2 年 で 成 長 する 牛 にとってふさわしい 成 分 であっ て 人 間 には 必 要 ありません 余 計 な 成 分 が 入 れば かえって 消 化 不 良 を 起 こし 消 化 器 官 や 肝 臓 腎 臓 に 負 担 をかけ 体 を 弱 らせることになってしまいます また 牛 乳 には 抗 生 物 質 やホルモン 剤 などの 残 留 汚 染 物 質 の 問 題 もあります 牛 乳 乳 製 品 の 摂 り 過 ぎが 大 腸 ガン 乳 ガン 子 宮 ガンの 一 因 になっているとも 言 われています 片 頭 痛 に 対 する 影 響 牛 乳 の 飲 み 過 ぎは 過 剰 なカルシウムが 排 泄 されるのと 同 時 に マグネシウム 亜 鉛 鉄 などのミネラルや 他 の 栄 養 素 も 失 われてしまいます その 結 果 さらにミネラル 不 足 が 進 むことになります このことは 脳 内 セロトニン 合 成 に 際 して 一 連 の 反 応 がス -15-

16 ムースに 進 まなくなり ひいては 脳 内 セロトニン 低 下 に 繋 がります SOD (スーパーオキシドディスムターゼ)や グルタチオンペルオキシダーゼ カ タラーゼ といった 抗 酸 化 酵 素 の 活 性 に 必 要 不 可 欠 なマンガン 鉄 銅 亜 鉛 セレ ンなどのミネラル 元 素 の 不 足 を 引 き 起 こします 結 果 活 性 酸 素 の 発 生 が 抗 酸 化 作 用 より 常 に 優 位 な 状 態 いわゆる 酸 化 ストレス になります カルシウムとマグネシウムの 尿 からの 排 泄 量 には 相 関 関 係 があることが 確 かめられて います つまりカルシウムの 排 泄 量 が 増 せば 同 じようにマグネシウムの 排 泄 量 も 増 すと いうことです 牛 乳 の 飲 み 過 ぎは マグネシウム 不 足 につながります マグネシウムには 酵 素 の 働 きを 助 ける 触 媒 作 用 があります マグネシウムが 不 足 して いると 酵 素 は 十 分 に 働 くことができません マグネシウムはありとあらゆる 酵 素 の 働 き に 関 与 しているため その 欠 乏 は 全 身 の 代 謝 に 決 定 的 な 影 響 を 及 ぼすことになります 現 代 人 のマグネシウム 不 足 は きわめて 深 刻 な 事 態 を 迎 えています 食 事 から 摂 取 する マグネシウムの 絶 対 量 は 少 ないうえに ストレスや 激 しい 運 動 過 労 過 食 など その 消 耗 要 因 があふれています そうした 状 況 において 多 量 の 牛 乳 が 摂 取 されているのですか ら 体 内 のマグネシウム 欠 乏 はいっそう 進 むことになります 現 代 人 は マグネシウムを 多 く 含 む 緑 色 野 菜 や 海 藻 豆 類 や 種 子 類 などを 摂 らなくな っています また 穀 類 からも 精 製 によってマグネシウムが 減 少 しています それに 加 え てマグネシウムは ストレスや 過 労 などによって 著 しく 失 われやすいミネラルです 細 胞 内 に 増 加 したカルシウムを 細 胞 外 に 汲 み 出 すことが 必 要 になりますが その 働 き を 担 っているのが 細 胞 膜 にあるポンプなのです しかし このポンプはマグネシウムが ないと 働 くことができないようになっています マグネシウムが 不 足 していると ポンプ の 働 きが 低 下 し カルシウムを 汲 み 出 すことができなくなります マグネシウムイオンは 細 胞 内 小 器 官 (ミトコンドリア)の 膜 構 造 ならびに 細 胞 膜 構 造 に おいて 膜 の 安 定 性 を 保 つ 役 割 をしています 細 胞 膜 にはミネラルイオンが 通 過 できる 小 さな 穴 があり 透 過 できるイオンの 種 類 によって ナトリウムチャネル とか カルシウムチャネル といった 名 がつけられて います これを 使 って 必 要 なミネラルを 自 在 に 出 入 りさせることで 細 胞 内 のミネラルイオ ン 濃 度 の 調 整 をするのです ミトコンドリアには 細 胞 内 のカルシウムイオン 濃 度 を 適 正 に 調 整 する 作 用 があります マグネシウムイオンが 不 足 すると 細 胞 内 小 器 官 (ミトコンドリア)の 膜 構 造 ならびに -16-

17 細 胞 膜 構 造 のイオンポンプの 力 が 弱 くなり 細 胞 内 小 器 官 であるミトコンドリア 膜 の 透 過 性 も 亢 進 し ミトコンドリア 内 に 入 り 込 んだカルシウムイオンは ミトコンドリア 外 へ 出 ていけません カルシウムはミトコンドリア 内 に 少 しずつ 蓄 積 してきます ミトコンド リア 内 カルシウムイオンの 増 加 が 起 こります それを 薄 めるために 細 胞 浮 腫 つまり 水 ぶ とりの 状 態 になります 細 胞 内 のカルシウムイオン 濃 度 が 異 常 に 高 くなり 過 ぎると ミトコンドリアの 調 整 機 能 は 破 壊 されてしまいます 調 整 機 能 が 壊 れたミトコンドリアは 死 滅 してしまいます ミ トコンドリアのエネルギー 産 生 やミトコンドリア 自 体 の 生 死 には ミトコンドリア 内 のカ ルシウムイオン 濃 度 が 強 く 係 わっており カルシウムイオン 濃 度 は 片 頭 痛 の 発 症 にも 非 常 に 大 きな 原 因 となります このようになった 細 胞 に 適 量 のマグネシウムが 供 給 されると 溜 まっていたカルシウ ムイオンなどが 排 出 され それにつづき 水 分 も 排 出 されますが この 水 ぶとり 状 態 も 限 度 がありカルシウムイオンがある 量 を 超 えると その 細 胞 は 不 必 要 となり 見 捨 てられます そして 後 にはカルシウムイオンなどで 一 杯 になった 固 まりだけが 残 されます これが 石 灰 化 した 細 胞 のことです 動 脈 硬 化 の 原 因 の 一 つです 結 果 的 に この 細 胞 は 死 滅 してし まいます 細 胞 内 のマグネシウムが 著 しく 不 足 すると カルシウムイオンを 細 胞 外 に 排 出 するカル シウムポンプの 調 整 機 能 が 働 かなくなり 筋 肉 は 収 縮 状 態 ( 緊 張 した 状 態 )が 続 くことに なります 片 頭 痛 の 前 兆 や 発 症 の 引 き 金 となる 脳 血 管 の 収 縮 は 脳 血 管 細 胞 内 のカルシ ウム 濃 度 の 高 まりによっても 生 じます それはつまり マグネシウム 不 足 がもたらす 結 果 でもあるのです そして マグネシウム 不 足 が 持 続 すれば ミトコンドリアの 働 きをさらに 悪 くさせるこ とに 繋 がることになり 片 頭 痛 を 悪 化 させる 元 凶 にもなってきます こうしたことから 片 頭 痛 を 治 療 していく 上 で 牛 乳 の 飲 み 過 ぎに 注 意 すると 同 時 に マグネシウムがいかに 不 足 しがちなミネラルであるかということを 念 頭 において 常 日 頃 から マグネシウム の 補 充 に 気 を 配 ることが 大 切 になってきます その3 砂 糖 の 過 剰 摂 取 の 害 甘 い 物 の 好 きな 方 々へ -17-

18 現 代 人 は 昔 と 比 べ 比 較 にならないほど 大 量 の 砂 糖 を 摂 るようになっています アメリ カでは 1 人 1 日 当 たり 大 さじ 17 ~ 18 杯 ( 約 160 g)もの 砂 糖 を 摂 取 していると 言 わ れますが こうした 状 況 は 現 在 の 日 本 においてもそのまま 当 てはまります 日 本 における 砂 糖 の 平 均 摂 取 量 は 約 65 gですから アメリカよりかなり 少 ないように 思 われます しかし 現 実 は 1 日 にペットボトル1 本 の 清 涼 飲 料 を 飲 み 切 ってしまうような 青 少 年 が 多 くいることを 考 えると かなりの 人 がアメリカ 人 並 に 摂 取 していると 思 われま す 数 年 前 にNHKが 放 映 した 小 学 5 6 年 生 を 対 象 にした 調 査 では 1 人 1 日 コーヒー カップ1 杯 約 210 gもの 砂 糖 を 摂 っていることが 分 かりました 大 量 に 摂 取 される 砂 糖 の 70 %は 清 涼 飲 料 や 菓 子 加 工 食 品 に 含 まれる 隠 れた 砂 糖 です コーラ ジュース 缶 コーヒー チョコレート ケーキ 菓 子 パン アイスクリーム ケ チャップ ドレッシング 調 理 済 みの 総 菜 などには 多 量 の 砂 糖 が 含 まれています ( ち なみにコーラ 1500ml 中 には 160 g 缶 コーヒー 250ml 中 には 18 g アイスクリーム1 個 には 15 gもの 砂 糖 が 入 っています ) 砂 糖 の 摂 り 過 ぎは 多 くの 現 代 病 を 引 き 起 こす 原 因 となっていますが ここでは 現 代 栄 養 学 が 明 らかにしている 砂 糖 の 過 剰 摂 取 の 害 について 見 ていきます ここ 30 年 ほど 日 本 では 砂 糖 の 摂 取 量 が 減 少 傾 向 にあると 言 われます 確 かに 砂 糖 キ ビやテンサイ( 砂 糖 大 根 ビート)などからつくられる 昔 ながらの 砂 糖 の 量 は 減 ってい ます しかし 代 わって 異 性 化 糖 と 言 われるトウモロコシや 芋 デンプンを 原 料 にしたブドウ 糖 果 糖 などの 量 は 大 幅 に 増 加 しています また 調 整 糖 と 言 わ れるミルクの 成 分 やソルビトールに 砂 糖 を 加 えたものも かなり 増 えています 他 にはハチミツやメープルシロップなど の 消 費 も 伸 びています こうした 異 性 化 糖 や 調 整 糖 は 砂 糖 の 摂 取 量 として 公 表 されるデータには 含 まれて いません 砂 糖 と 異 性 化 糖 調 整 糖 を 合 わせた 量 は ほぼ 横 ばいと 考 えられます しかも 重 要 な 点 は 約 30 年 前 ( 昭 和 47 年 ) 当 時 は すでに 食 生 活 が 崩 れ 大 量 の 砂 糖 が 摂 取 さ -18-

19 れるようになっていた ということです つまりここ 30 年 間 以 上 糖 類 の 過 剰 摂 取 は 続 いているのです 先 ほど 挙 げた 1 人 1 日 当 たりの 平 均 摂 取 量 65 gという 数 字 は 平 成 13 年 度 の 砂 糖 の 総 需 要 量 ( 国 内 生 産 量 に 輸 入 量 を 足 した 量 )に 異 性 化 糖 の 需 要 量 を 加 え 総 人 口 で 割 った ものです この 数 字 には 調 整 糖 やその 他 の 糖 類 は 含 まれていませんし ゼロ 歳 児 まで 加 えた 単 純 な 数 字 であることを 考 えると 実 際 の 摂 取 量 はかなり 上 回 るものと 思 われます 炭 水 化 物 ( 糖 質 )の 種 類 と 特 徴 炭 水 化 物 である 糖 類 デンプンは 人 体 の 主 要 なエネルギー 源 です 食 べ 物 として 摂 取 された 糖 類 デンプンは 消 化 酵 素 によって 単 糖 (ブドウ 糖 果 糖 ガラクトースなど)に 分 解 され 小 腸 から 毛 細 血 管 内 の 血 液 に 入 り 肝 臓 に 運 ばれます 吸 収 された 単 糖 のうち 果 糖 とガラクトースの 多 くは 肝 臓 でブドウ 糖 (グルコース)に 変 換 されます ブドウ 糖 の 一 部 はそこでエネルギー 源 となりますが 肝 臓 から 血 液 に 送 ら れたブドウ 糖 は 神 経 筋 肉 その 他 の 組 織 でエネルギー 源 として 利 用 されます ブドウ 糖 が 各 組 織 ( 細 胞 内 のクエン 酸 サイクル)で 代 謝 され エネルギーが 生 み 出 されます 体 が 活 発 に 活 動 しているときは ブドウ 糖 は 次 々にエネルギーに 変 換 されていきますが すぐに 使 われない 場 合 は インスリンの 作 用 によって グリコーゲン に 変 えられ 肝 臓 や 筋 肉 に 蓄 えられます しかしグリコーゲンの 貯 蔵 量 には 限 度 があるので あまったブド ウ 糖 は 体 脂 肪 ( 中 性 脂 肪 ) として 蓄 積 されます ( 体 脂 肪 は 予 備 エネルギー 源 で 活 動 が 増 えて 食 事 から 摂 取 された 糖 が 不 足 したときには 燃 焼 に 回 されます 活 動 が 少 なく 消 費 量 より 摂 取 量 が 多 ければ 体 脂 肪 が 増 加 し 肥 満 を 招 くことになります ) 炭 水 化 物 は 主 に 炭 素 水 素 酸 素 からできていて その 最 小 単 位 は 単 糖 と 言 い ブドウ 糖 果 糖 ガラクトースなどがあります 単 糖 が2~ 20 個 結 合 したものを オリ ゴ 糖 単 糖 が 多 数 結 合 したものを 多 糖 と 言 います ( オリゴ 糖 は 少 糖 とも 呼 ばれていますが その 中 で 単 糖 が2 個 結 合 したものは 2 糖 と 呼 ばれ 麦 芽 糖 蔗 糖 乳 糖 があります 蔗 糖 は 一 般 に 砂 糖 と 言 われます ) エネルギー 源 としての 糖 -19-

20 細 胞 内 に 入 ったブドウ 糖 (グルコース)は クエン 酸 サイクル と 言 われる 複 雑 なプ ロセスをへる 中 で 燃 焼 しエネルギーに 変 換 されますが ブドウ 糖 の 燃 焼 がスムーズに 行 わ れるためには ビタミンB 群 やミネラルが 不 可 欠 です ( ビタミンB1 B2 B3 B6 B 12 ビオチン パントテン 酸 そしてマグネシウム マンガン etc.) もし こうした 栄 養 素 が 不 足 するとブドウ 糖 の 燃 焼 効 率 が 低 下 し エネルギー 生 産 に 支 障 が 生 じることになります 代 謝 を 進 める 微 量 栄 養 素 の 不 足 から クエン 酸 サイクルの 途 中 でブドウ 糖 の 一 部 が 脂 肪 に 変 換 されてしまいます それではいくらブドウ 糖 があっても 十 分 なエネルギーが 得 られなくなり 身 体 の 活 力 低 下 を 引 き 起 こすことになります 先 に 砂 糖 の 過 剰 摂 取 が 肥 満 につながると 言 いましたが 単 に 糖 が 多 いということだ けが 問 題 ではなく 一 緒 に 働 く 栄 養 素 の 不 足 によっても 体 脂 肪 は 増 えることになるの です つまり 微 量 栄 養 素 の 不 足 (とくにマグネシウム 不 足 )による 糖 の 代 謝 異 常 が 肥 満 の 引 き 金 になるということです 砂 糖 は 空 のカロリー 食 品 砂 糖 の 過 剰 摂 取 が 私 たちの 健 康 にマイナスとなる 理 由 はいくつかありますが まず 挙 げ られるのが 砂 糖 は 空 のカロリー 食 品 であるということです 現 代 人 が 大 量 に 摂 取 し ている 砂 糖 の 多 くは 真 っ 白 に 精 製 された 白 砂 糖 です 糖 だけあって その 代 謝 に 必 要 な 栄 養 素 (ビタミン ミネラル)がほとんど 失 われてしまった 精 製 糖 です そのため 砂 糖 は カロリーだけあって 他 の 栄 養 素 を 含 まないという 意 味 で 空 のカロリー 食 品 と 呼 ばれています 砂 糖 以 外 の 空 のカロリー 食 品 としては アルコールや 純 粋 なデンプンなどがあります 米 や 小 麦 粉 なども 精 製 されて 白 くなればなるほど 空 のカロリー 食 品 に 近 づくことになり ます ラードなどの 動 物 性 脂 肪 やサラダ 油 テンプラ 油 などの 精 製 油 も 一 部 のビタミン があるだけで 大 半 がほとんどカロリーだけの 食 品 です ( 精 製 されていない 黒 糖 や 蜂 蜜 メープルシロップなどにはビタミンやミネラルが 含 まれていますが 糖 である 以 上 微 量 栄 養 素 の 摂 取 を 期 待 して 摂 るようなものではありません ) 微 量 栄 養 素 の 欠 乏 を 引 き 起 こす -20-

21 では 砂 糖 のような 空 のカロリー 食 品 は どうして 健 康 に 害 をもたらすことになる のでしょうか 私 たちが1 日 に 必 要 とする カロリー は 運 動 量 や 体 重 から 適 量 が 決 ま っています そこへカロリーだけを 含 む 食 品 を 大 量 に 摂 取 すると すぐにカロリー 枠 がい っぱいになり 他 の 食 べ 物 を 摂 ることができなくなってしまいます 残 されたわずかな 枠 で 必 須 栄 養 素 のすべてを 摂 取 しなければならなくなります しかし もともと 空 の カロリー 食 品 の 多 い 食 事 には 必 須 栄 養 素 が 不 足 していますから それが 不 可 能 であること は 明 らかです 砂 糖 を 大 量 に 摂 ればお 腹 は 空 かなくなり 食 欲 は 減 少 します 甘 い 物 ばかり 食 べている 現 代 の 子 供 たちは 昔 の 子 供 たちのような まともな 食 事 は 摂 れなくなっています ジュ ース 菓 子 パン アイスクリーム チョコレートなどを 日 常 的 に 摂 っている 子 供 は 豆 や 野 菜 などは 好 みません 昔 は 砂 糖 や 脂 肪 などの 摂 取 量 が 少 なかったので ご 飯 をしっかり 食 べてカロリーを 補 給 しなければなりませんでした そして 主 食 のご 飯 に 加 えて 豆 や 野 菜 魚 といった 副 食 をしっかり 摂 っていました そうした まともな 食 事 には カロリー 以 外 の 栄 養 素 も 多 く 含 まれ 食 事 全 体 の 栄 養 バランスが 保 たれていたのです それが 現 代 では 砂 糖 や 脂 肪 に 偏 った 結 果 大 きく 崩 れてしまいました 食 事 の 中 で 空 のカロリー 食 品 の 占 める 割 合 が 増 えるほど カロリーだけは 満 たされ ても 必 須 栄 養 素 は 欠 乏 するという 事 態 が 生 じます 現 在 日 本 人 が 摂 取 している 炭 水 化 物 の 40 % 近 くは 砂 糖 によって 占 められています また 米 も 大 半 が 白 米 で 栄 養 素 は 乏 しく なっています このような 食 事 の 傾 向 が 必 須 栄 養 素 特 に 微 量 栄 養 素 を 枯 渇 させる ことになります 砂 糖 の 過 剰 摂 取 の 害 として 最 初 に 挙 げられるのは 微 量 栄 養 素 の 欠 乏 を 引 き 起 こす ということです このなかで 当 然 マグネシウムも 不 足 して 来 ます よい 食 品 というのは カロリー 栄 養 素 の 他 にビタミンやミネラル 食 物 繊 維 などを 含 んで います こうした 食 品 で 食 事 を 組 み 立 てれば カロリー 枠 を 超 えることなく 必 須 栄 養 素 微 量 栄 養 素 を 満 たすことができます 食 べ 物 が 体 内 で 利 用 されるためには 代 謝 を 進 める 微 量 栄 養 素 が 欠 かせません しかし 空 のカロリー 食 品 である 砂 糖 には ビタミンやミネラルなどは 含 まれていないため それを 摂 ることで 体 内 の 栄 養 素 を 消 耗 させることになります つまり 砂 糖 を 摂 ることで もともと 乏 しい 体 内 の 微 量 栄 養 素 が いっそう 欠 乏 してしまうのです さらに 砂 糖 の 過 剰 摂 取 は 血 液 を 酸 性 に 傾 けます すると 体 はPHを 一 定 に 保 つた -21-

22 めに カルシウムなどのミネラルを 必 要 とします もし 血 液 中 に 十 分 なカルシウムがなけ れば ホメオスタシスの 働 きによって 骨 や 歯 からカルシウムを 溶 かし 出 してくることに なります 日 本 をはじめ 先 進 諸 国 では 貧 しい 国 々とは 異 なり カロリー 不 足 からくる 栄 養 失 調 は ありません むしろカロリーを 摂 り 過 ぎて 微 量 栄 養 素 の 失 調 に 陥 り 病 気 を 招 いてい ます 砂 糖 の 過 剰 摂 取 は 欧 米 型 の 食 事 の 特 徴 ですが それが 生 命 の 鎖 を 弱 体 化 させる 大 きな 原 因 の1つになっているのです 低 血 糖 症 を 引 き 起 こす 砂 糖 の 過 剰 摂 取 は 微 量 栄 養 素 の 欠 乏 を 引 き 起 こす だけでなく 血 糖 値 を 急 激 に 上 昇 させる という 点 からも 健 康 に 害 を 及 ぼします 2 糖 類 である 砂 糖 は 消 化 吸 収 のプロセスがきわめて 速 く 摂 取 後 短 時 間 で 血 液 に 運 ばれます そのため 砂 糖 をたくさん 摂 ると 血 糖 値 が 急 激 に 上 昇 することになります ( 砂 糖 は 時 に 直 接 口 や 胃 の 粘 膜 からも 吸 収 されます ) 砂 糖 の 大 量 摂 取 によって 血 糖 値 が 跳 ね 上 がると 血 糖 の 調 節 のために インスリン と いうホルモンが 分 泌 されます あふれているブドウ 糖 を 細 胞 内 に 取 り 入 れようとして 膵 臓 は 急 いで インスリン を 分 泌 することになります ( 血 糖 値 が 高 くなると インス リン が 分 泌 されてブドウ 糖 は 貯 蔵 に 回 され 反 対 に 血 糖 値 が 低 くなると グルカゴン がグリコーゲンを 分 解 して 血 糖 を 供 給 します 膵 臓 から 分 泌 されるインスリンとグルカ ゴンという2つのホルモンが 血 糖 のコントロールをしています ) 穀 類 に 含 まれるデンプンのように 消 化 に 時 間 がかかり 小 腸 からゆっくりと 吸 収 されればよいのですが 砂 糖 の 場 合 は 一 気 に 吸 収 され 高 血 糖 の 状 態 を 招 くことになります す ると 膵 臓 は 血 糖 を 下 げるためにピッチを 上 げて 多 量 のイン スリンを 分 泌 しなければならなくなります こうしたことを 繰 り 返 していると 糖 の 代 謝 にかかわる 膵 臓 や 肝 臓 副 腎 な どの 器 官 が 疲 弊 し 血 糖 の 調 節 に 狂 いが 生 じるようになります わずかな 砂 糖 が 入 っただけで 膵 臓 が 過 剰 に 反 応 して 必 要 以 上 にインスリンを 出 すよ -22-

23 うになると 血 糖 値 の 落 ち 込 みがひどくなったり 慢 性 的 な 低 血 糖 状 態 が 続 くことになり ます これを 低 血 糖 症 と 言 います そして 長 期 にわたってオーバーワークを 強 いられ た 膵 臓 は やがて 疲 れ 果 て 必 要 な 量 のインスリンを 分 泌 できなくなり 低 インスリン 性 の 糖 尿 病 を 招 くことにもなってしまいます ( 砂 糖 だけが 糖 尿 病 の 原 因 ではなく 脂 肪 の 摂 り 過 ぎがインスリンの 働 きを 阻 害 することが 分 かっています しかし 過 剰 な 砂 糖 が 膵 臓 を 疲 れさせ 糖 尿 病 の 誘 因 となることには 変 わりありません ) 低 血 糖 症 による 心 身 の 異 常 低 血 糖 症 とは 脳 を 含 む 全 身 のエネルギー 源 である 血 液 中 のブドウ 糖 のレベルが 異 常 に 低 くなる 病 気 です それによって 細 胞 へのブドウ 糖 の 供 給 が 不 足 し 脳 と 体 のエネルギ ー ショック 状 態 が 引 き 起 こされます ( 低 血 糖 の 影 響 は 全 身 に 及 びますが 特 に 心 臓 神 経 脳 への 影 響 は 重 大 です ) 低 血 糖 症 によって 起 こされる 症 状 はさまざまですが まず 極 度 の 疲 労 や 脱 力 感 動 悸 や 震 え 猛 烈 な 飢 餓 感 あくびやため 息 などが 現 れます 特 に 脳 はブドウ 糖 だけを 唯 一 のエ ネルギー 源 としているので 低 血 糖 の 影 響 を 敏 感 に 受 け イライラ かんしゃく 神 経 過 敏 不 安 感 集 中 力 欠 如 などの 症 状 が 現 れます 血 糖 が 低 下 していると それがストレスと なり 副 腎 から アドレナリン というホ ルモンが 分 泌 されます アドレナリンは 血 糖 を 上 げようとしますが このホルモンに は 人 を 興 奮 させ 攻 撃 的 にさせる 作 用 があ ります アドレナリンはストレスに 対 処 す るために 必 要 なものですが それが 過 剰 に 分 泌 されれば 人 格 を 変 えてしまうほど 強 烈 な 影 響 を 及 ぼすことになります 低 血 糖 によって 不 快 な 症 状 が 現 れると 手 っ 取 り 早 く 血 糖 を 上 げてくれる 甘 い 物 や ア ルコール コーヒー コーラなどの 刺 激 物 が 欲 しくなります それらは 即 効 的 に 血 糖 値 を 上 昇 させ いったん 症 状 は 収 まります しかし そうしたことの 繰 り 返 しによって 状 態 は -23-

24 悪 化 し 低 血 糖 症 から 脱 け 出 せなくなってしまいます 現 在 大 きな 社 会 問 題 になっている 子 供 や 青 少 年 の 心 身 の 異 常 さは 低 血 糖 症 が 大 きくかかわっていると 思 われます 落 ち 着 きがなくてすぐにキレる 頭 が 真 っ 白 になって 考 えがまとまらない 無 感 動 で 無 表 情 といった 精 神 的 脆 さ 異 常 さの 背 景 には 低 血 糖 症 の 影 響 があるのです アメリカでは 低 血 糖 症 についての 認 識 がかなり 浸 透 しています そして 多 くの 栄 養 学 者 が 砂 糖 の 過 剰 摂 取 が 低 血 糖 症 を 引 き 起 こし 心 身 に 重 大 な 悪 影 響 をもたらすことを 警 告 しています アメリカで 行 われた 研 究 では 犯 罪 者 や 非 行 少 年 の 80 % 以 上 が 低 血 糖 症 でした まさに 犯 罪 の 陰 に 低 血 糖 症 あり ということです また 精 神 病 患 者 の 67 % に 低 血 糖 症 が 関 係 していると 報 告 されています 腸 壁 のバリアーを 壊 し アレルギーを 引 き 起 こす 肉 や 牛 乳 卵 などの 高 タンパク 食 品 が 腸 壁 のバリアーを 壊 し アレルギーをひどくする ことを 以 前 に 述 べましたが 砂 糖 の 過 剰 摂 取 も 同 様 です 砂 糖 も 腸 壁 を 膨 張 させ 透 過 性 を 高 めてアレルゲン 物 質 を 血 液 中 に 引 き 込 みやすくします 腸 管 の 透 過 性 が 増 大 し 食 べ 物 が 大 きな 分 子 のまま 吸 収 されてしまうのです 牛 乳 や 卵 に 大 量 の 砂 糖 を 加 えた ケーキやクッキーなどの 菓 子 類 は 最 もアレルギーを 悪 化 させる 食 品 の1つです またアレルギーと 低 血 糖 症 は 密 接 な 関 係 があると 言 われます 低 血 糖 症 によるストレ スが 副 腎 を 弱 らせ アレルギー 反 応 をひどくします アレルギーの 体 は 常 にアレルゲンに 対 処 するために 強 いストレスにさらされています そこへ 低 血 糖 症 のストレスが 追 い 打 ちをかけ 副 腎 に 大 きなダメージを 与 えることになります すべてのストレスは 特 にそ れが 長 期 にわたる 場 合 副 腎 を 疲 弊 させ アレルギーを 起 こしやすくします ( 副 腎 が 弱 れば 低 血 糖 症 も 起 こりやすくなります ) さらに 砂 糖 の 過 剰 摂 取 によって 細 胞 が 壊 れやすくなり ヒスタミンの 放 出 が 促 されます ヒスタミンはアレルギー 反 応 ( 抗 原 抗 体 反 応 )の 過 程 で 免 疫 のマスト 細 胞 から 放 出 される 起 炎 物 質 で 腫 れやくしゃみ かゆみなどの 炎 症 反 応 を 引 き 起 こします 大 量 の 砂 糖 によって 腸 内 環 境 が 悪 化 すれば 腸 のバリアー 機 能 免 疫 機 能 が 低 下 し ます 腸 内 環 境 の 悪 化 はアレルギーだけでなく クローン 病 など 大 腸 炎 の 素 因 をつくるこ とになります また 過 剰 な 砂 糖 は 血 液 の 粘 度 を 高 め 細 胞 組 織 を 老 化 させます -24-

25 砂 糖 の 有 害 性 を 認 めない 動 き! このように 砂 糖 の 過 剰 摂 取 には 明 らかに 問 題 がありますが いまだにそれを 認 めようと しない 人 たちがいます 砂 糖 のもつわずかな 利 点 を 挙 げて その 有 害 性 を 否 定 しようとし ます テレビの 健 康 番 組 で ある 医 科 大 学 の 教 授 が 砂 糖 には 害 はない 子 供 が 甘 い 物 を 欲 しがるのは 体 が 欲 しているからだ と 述 べていました 砂 糖 の 有 害 性 を 認 めようとしな い 人 たちは 砂 糖 は 最 も 効 率 のよいエネルギー 源 脳 には 砂 糖 が 不 可 欠 砂 糖 も 他 の 穀 類 もカロリーは 同 じ 砂 糖 にない 栄 養 素 は 他 の 食 品 から 摂 ればいい といった 主 張 を します 最 近 では グリセミック インデックス(GI) という 概 念 が 広 く 学 者 の 間 で 言 わ れるようになりました これは 摂 取 した 炭 水 化 物 が 血 糖 (グルコース)に 変 わる 速 度 の 指 標 です 血 糖 上 昇 反 応 指 数 とも 言 われ 指 数 が 高 い 食 品 ほど 消 化 吸 収 が 速 く 血 糖 が 急 上 昇 し インスリンの 分 泌 も 促 進 されることになります では 問 題 の 砂 糖 のグリセミック 指 数 (GI)はと 言 えば 人 参 やバナナよりも 低 く なっています このGIを 根 拠 に 砂 糖 擁 護 派 の 学 者 は 砂 糖 は 低 血 糖 症 の 引 き 金 にはならない 砂 糖 は 健 康 によい 食 品 である と 主 張 します 砂 糖 はブドウ 糖 と 果 糖 からなる2 糖 類 で 半 分 は 代 謝 にインスリンを 必 要 としない 果 糖 であるため 負 担 が 少 ないと 言 うのです まず これについて 考 えてみましょう GIの 検 査 方 法 を 簡 単 に 言 えば それぞれの 炭 水 化 物 を 50 g 摂 取 し 一 定 の 時 間 ごとに 血 糖 値 の 変 化 を 測 定 します 純 粋 グルコース(ブドウ 糖 )を 100 として それを 基 準 に 他 の 食 品 のGIを 定 めます ( なかには 白 パンのGIを 100 として 基 準 にしている 研 究 者 もいます また 検 査 方 法 も 人 によって 異 なり 同 じ 食 品 でもGIにかなりバラつきがあ ります )ほとんどの 報 告 では 砂 糖 に 比 べ 人 参 のGIは 約 10 %~ 40 % 高 くなってい ます ブドウ 糖 50 gは 大 さじ3 杯 に 相 当 しますが 人 参 から 50 gの 炭 水 化 物 を 摂 取 しようと すれば 700 gもの 人 参 を 食 べなくてはなりません 人 参 の 炭 水 化 物 含 有 量 はおよそ7% ですから 700 gと 言 えば 人 参 約 4 本 分 に 相 当 します 砂 糖 を1 日 に 200 g( ブドウ 糖 は 100 g)も 摂 っている 子 供 がいる 現 状 からすれば 一 度 に 大 さじ3 杯 のブドウ 糖 を 摂 -25-

26 ることも 有 り 得 るでしょうが 人 参 を4 本 も 一 度 に 摂 る 人 が 一 体 何 人 いるでしょうか これを 考 えただけで 人 参 と 砂 糖 のGIを 単 純 に 比 較 し 砂 糖 は 健 康 によい などと 到 底 言 えるものではありません それに 砂 糖 よりGIが 高 いのはジュースにした 場 合 であ って 調 理 法 や 一 緒 に 摂 るものによってGIは 変 わるのです サラダにしたり 加 熱 すれば GIは 低 下 します タンパク 質 や 脂 肪 と 一 緒 に 摂 っても 酢 と 一 緒 に 摂 っても 同 様 です 食 物 繊 維 と 一 緒 に 摂 れば さらにGIは 低 下 します つまり 食 事 全 体 の 内 容 によって G Iは 変 わってしまうのです ( バナナのGIは 熟 成 度 によって2 倍 も 開 きがあると 言 われます ) そのうえ 砂 糖 と 違 い 人 参 には ビタミンやミネラル カロテノイド 類 など 多 くの 栄 養 素 が 含 まれています もしGIだけを 理 由 に 人 参 を 摂 らないとするなら 健 康 に 大 きなマ イナスを 引 き 起 こすことになってしまいます GIだけを 根 拠 に 砂 糖 と 低 血 糖 症 のかか わりを 否 定 することは 明 らかに 矛 盾 しています 低 血 糖 症 の 問 題 の 本 質 は 砂 糖 の 摂 取 量 であって GI( 吸 収 率 )ではありません 健 全 な 食 事 をしている 人 が 楽 しみとして 時 々 甘 い 物 を 摂 ることは 何 の 問 題 もありませ ん しかし 現 在 では 食 事 の 代 わりに 甘 い 菓 子 パンを 食 べるような 若 者 がたくさんいるの です 食 事 全 体 を 崩 すほど 大 量 の 砂 糖 が 摂 取 されていることが 問 題 なのです また 砂 糖 は 脳 の 栄 養 源 ストレス 解 消 には 砂 糖 が 不 可 欠 といった 主 張 もなされま す しかし 同 時 にその 学 者 自 身 が 脳 の 栄 養 源 はブドウ 糖 である と 言 っているのです から これはまったく 科 学 的 根 拠 のない 詭 弁 としか 言 いようがありません 砂 糖 でなくて もブドウ 糖 を 含 む 食 べ 物 なら 脳 の 栄 養 補 給 はできるのです それを 砂 糖 だけが 脳 の 栄 養 源 として 優 れているかのように 決 めつけています 脳 の 栄 養 源 は ブドウ 糖 であって 砂 糖 ではありません 脳 がブドウ 糖 を 求 めている というのはその 通 りですが それがいつの 間 にか 脳 は 砂 糖 を 求 めている に 変 わってし まっています 明 らかに 論 理 のすり 替 えです ブドウ 糖 は 砂 糖 から 摂 らなくても 米 や 豆 芋 や 果 物 などに 十 分 含 まれています 砂 糖 を 摂 らないと 脳 の 栄 養 が 欠 乏 して キレる とも 言 っていますが そんな 根 拠 はど こにもありません 砂 糖 こそが 最 も 効 果 的 な 脳 の 栄 養 源 である とする 短 絡 的 な 考 え こそ 問 題 としなければならないのです 仮 に 砂 糖 が 脳 の 健 康 にはプラス になるとし ても 身 体 全 体 の 健 康 にはマイナス にしかならないという 点 を 重 要 視 しなければなら ないのです -26-

27 ある 学 者 は その 著 書 で 昼 食 にハム 入 りのサンドイッチを 食 べた 場 合 に 同 時 に 砂 糖 入 りのコーヒーを 飲 み さらに3 時 頃 おやつとしてケーキや 砂 糖 入 りのコーヒー 紅 茶 を 飲 むのは 脳 の 健 康 からすると 理 にかなっています と 述 べています またテレビで ボケ 予 防 には 砂 糖 を 毎 食 摂 るといい 朝 目 覚 めたらまず 砂 糖 をひとなめ 毎 食 後 に 砂 糖 を 入 れたデザート 3 時 のおやつには 和 菓 子 寝 床 につく1 時 間 前 には 砂 糖 を 入 れたミルクを 飲 む と 勧 めていました 砂 糖 の 過 剰 摂 取 は 欧 米 型 食 事 の 典 型 です そうした 食 事 に 偏 った 結 果 現 代 病 が 多 発 していることはすでに 述 べました 老 人 性 痴 呆 症 の1つであるアルツハイマーと 砂 糖 の 関 連 も 指 摘 されています 砂 糖 の 有 害 性 特 に 青 少 年 の 心 と 体 に 与 える 悪 影 響 が 明 ら かになっているときに 砂 糖 の 摂 取 を 勧 めるのは 何 と 罪 つくりなことでしょうか 砂 糖 の 有 害 性 を 否 定 する 人 たちが 決 まって 取 り 上 げるのが 1997 年 にFAO/WHO ( 国 連 食 糧 農 業 機 関 / 世 界 保 健 機 関 )から 発 表 された 生 活 習 慣 病 ( 成 人 病 )の 原 因 に 蔗 糖 その 他 の 糖 デンプンが 直 接 関 与 することを 示 す 証 拠 は 得 られていない とい う 報 告 です (*WHOより 入 手 した 報 告 書 の 原 文 による ) 砂 糖 擁 護 派 の 人 々は これ を 権 威 に 砂 糖 は 何 の 問 題 もない 砂 糖 は 健 康 によい といった 主 張 を 繰 り 返 していま す しかし 実 際 に この 報 告 書 で 触 れているのは 穀 類 や 豆 類 などすべての 炭 水 化 物 の 摂 取 と 病 気 の 関 連 についてであって 砂 糖 だけを 取 り 上 げているわけではありません これを 根 拠 に WHOが 砂 糖 は 健 康 に 何 のマイナスも 及 ぼさない 砂 糖 と 成 人 病 は 関 係 がない と 宣 言 したと 言 い 立 てることは 明 らかに 間 違 っています この 報 告 書 には 他 に 微 量 栄 養 素 の 含 有 を 損 なう 過 剰 な 糖 類 の 摂 取 は 避 けなければな らない 精 製 し 過 ぎない 穀 類 野 菜 豆 類 果 物 は 特 にすぐれた 食 品 である といった 重 要 な 勧 告 も 述 べられているのです 炭 水 化 物 の 摂 取 が 病 気 の 直 接 的 な 原 因 とならないことなど 当 然 です 適 量 の 炭 水 化 物 ( 砂 糖 も 含 めて)の 摂 取 は 人 間 の 健 康 にとって 何 の 支 障 もありません 問 題 はどこまで も 砂 糖 の 大 量 摂 取 砂 糖 という 精 製 されて 微 量 栄 養 素 が 失 われた 炭 水 化 物 への 異 常 な 傾 斜 なのです 過 剰 な 砂 糖 が 食 事 全 体 のバランスを 崩 し その 結 果 微 量 栄 養 素 が 損 なわれ それによって 肥 満 や 生 活 習 慣 病 が 引 き 起 こされていることが 重 大 な 問 題 なので す 砂 糖 擁 護 派 の 人 々は 砂 糖 の 大 量 摂 取 の 問 題 をすり 替 え 意 図 的 に 砂 糖 の 安 全 性 -27-

28 を 強 調 しようとしています WHOの 報 告 は 適 量 の 砂 糖 は 健 康 に 問 題 はない という 当 たり 前 のことを 述 べてい るのであって 異 常 なほどの 砂 糖 の 過 剰 摂 取 に 陥 っている 現 代 人 の 食 生 活 の 実 情 を 容 認 する 宣 言 をしたわけではありません WHOは 2004 年 5 月 の 総 会 で 肥 満 症 など 慢 性 疾 患 を 防 ぐためのガイドラインとな る 砂 糖 や 脂 肪 塩 などの 摂 取 規 制 を 盛 り 込 んだ 食 事 と 運 動 と 健 康 に 関 する 世 界 戦 略 を 採 択 しています そこではバランスのいい 食 事 と 適 度 な 運 動 野 菜 や 果 物 の 摂 取 を 増 やすことが 勧 められ 砂 糖 や 脂 肪 塩 添 加 物 などの 摂 取 規 制 を 求 める 内 容 が 取 り 上 げられています 以 上 のように 甘 い 物 の 摂 りすぎはマグネシウム 不 足 を 引 き 起 こし さらに 酸 化 スト レス 炎 症 体 質 を 増 悪 させることになり 片 頭 痛 を 悪 化 させてきます その4 第 6の 栄 養 素 食 物 繊 維 食 物 繊 維 とは 最 近 になって 日 本 でも 食 物 繊 維 (ダイエ タリーファイバー)が 話 題 になっています かつては 何 の 栄 養 価 もない 食 べ 物 のカスのよ うに 扱 われていましたが 栄 養 学 の 進 歩 とと もに その 重 要 性 が 知 られるようになってき ました 現 在 では 食 物 繊 維 は 食 品 中 にあって 消 化 の 過 程 で 分 解 されない 高 分 子 成 分 と 定 義 されています つまり 食 物 繊 維 は 小 腸 までの 消 化 プロセスでは 消 化 吸 収 されず 大 腸 まで 達 する 食 品 成 分 のことで す 今 では 新 しい 栄 養 素 として その 有 用 性 が 明 らかにされつつあります 食 物 繊 維 は 消 化 吸 収 されないために 他 の 栄 養 素 のように 体 の 構 成 材 料 やエネルギー -28-

29 源 とはなりませんが 消 化 管 を 通 過 する 間 に 健 康 にプラスとなるさまざまな 効 果 をもた らします ( 食 物 繊 維 は 消 化 吸 収 されませんが 実 際 には 大 腸 で 腸 内 細 菌 によって 分 解 され 分 解 物 が 利 用 されることでエネルギーを 発 生 します ) 食 物 繊 維 は 成 人 病 生 活 習 慣 病 の 予 防 に 有 効 であるだけでなく 体 のバイオリズムの 調 節 や 免 疫 力 治 癒 力 を 正 常 化 するなど きわめて 重 要 な 生 理 作 用 にかかわっています そのため 食 物 繊 維 は 炭 水 化 物 脂 質 タンパク 質 ビタミン ミネラルに 次 ぐ 第 6 の 栄 養 素 として 注 目 を 浴 びるようになってきました 食 物 繊 維 の 種 類 食 物 繊 維 は 大 きく 水 に 溶 けない 不 溶 性 食 物 繊 維 と 水 に 溶 ける 水 溶 性 食 物 繊 維 に 分 けられます 不 溶 性 食 物 繊 維 は 主 に 植 物 の 細 胞 膜 を 構 成 していて 立 体 的 ですきまだらけの 構 造 をしています 胃 や 腸 の 中 でも 水 に 溶 けず 腸 内 細 菌 によってもほとんど 分 解 されずに そのまま 排 泄 されます 不 溶 性 食 物 繊 維 は 水 分 を 吸 収 してふくらみ それが 腸 壁 を 刺 激 し -29-

30 て 腸 の 運 動 を 活 発 にし 自 然 な 便 通 を 促 します 不 溶 性 食 物 繊 維 には 全 粒 穀 類 をはじめ 豆 類 種 子 類 ナッツ 類 野 菜 や 芋 類 に 含 まれる セルロース ヘミセルロース リ グニン などがあります ( 一 般 に 不 溶 性 食 物 繊 維 という 場 合 には この3 種 類 を 指 しますが ヘミセルロースの 中 には わずかですが 水 に 溶 けるものがあります ) 水 溶 性 食 物 繊 維 は 植 物 の 細 胞 内 にある 成 分 でヌルヌルして 水 に 溶 け ゼリー 状 に 固 まる(ゲル 化 する) 性 質 があります 胃 や 小 腸 で 他 の 食 べ 物 を 包 み 込 んで 食 物 繊 維 が 固 ま ることで 食 べ 物 が 消 化 管 を 移 動 するスピードが 遅 くなり それが 健 康 にプラスとなりま す 水 溶 性 食 物 繊 維 には 果 物 や 野 菜 に 多 く 含 まれる ペクチン や オーツ 麦 (カラス 麦 )や 大 麦 ライ 麦 などの 胚 乳 に 含 まれる ガム 質 コンニャクや 山 芋 などに 含 まれる マンナン ワカメやコンブなどに 含 まれる アルギン 酸 などがあります ( 熟 し た 果 物 や 野 菜 に 含 まれる ペクチン は 水 溶 性 ですが まだ 熟 していない 硬 い 果 物 に 含 まれるものは 不 溶 性 です このように 果 物 が 柔 らかくなるのは ペクチン 質 が 変 化 するからです ) その 他 に 動 物 性 食 物 繊 維 として エビやカニの 殻 の 主 成 分 である キチン があります キチンは 不 溶 性 ですが それを 加 工 してつくられる キトサン は 水 溶 性 です また 動 物 の 軟 骨 の 主 成 分 である コンドロイチン 硫 酸 も 食 物 繊 維 の 仲 間 と 言 えます これは 動 物 だけでなく 納 豆 山 芋 オクラなど ネバネバしたものに 少 量 含 まれています ( このように 食 物 繊 維 にはいろいろな 種 類 があり 広 い 意 味 で 多 糖 類 ブドウ 糖 やガ ラクトースなど たくさんの 単 糖 からできている に 属 します ) 食 物 繊 維 と 現 代 病 の 関 係 食 物 繊 維 の 摂 取 が 病 気 の 発 生 と 深 い 関 係 があることを 示 す 有 名 な 研 究 データが 1973 年 に 英 国 人 医 師 バーキットによって 発 表 されています それはアフリカ 人 とイギリス 人 の 便 を 比 較 したものです その 報 告 によれば アフリカ 人 の1 日 の 便 の 量 は イギリス 人 の4 倍 にも 達 し 太 く 軟 らかく ほとんど 臭 いがしません それに 比 べ イギリス 人 の 便 は 硬 く 圧 縮 され ていて 細 く 何 よりもひどい 悪 臭 がするのです 研 究 によって アフリカ 人 は 食 べた 物 を ほぼ1 日 で 排 泄 しているのに 対 し イギリス 人 は 平 均 3 日 もかかっていることが 分 かりま した -30-

31 当 時 アフリカの 田 舎 に 住 んでいた 人 々の 食 事 の 特 徴 は 低 脂 肪 高 食 物 繊 維 で 食 物 繊 維 はイギリス 人 の3 倍 も 摂 っていました バーキットと 彼 の 仲 間 の 医 師 たちは 食 物 繊 維 の 摂 取 と 病 気 との 関 連 を 調 べ 続 け その 結 果 をイギリスの 医 学 雑 誌 に 発 表 したのです 彼 らの 論 文 は 欧 米 の 医 学 界 に 大 きな 衝 撃 を 与 えることになりました その 中 でバーキットは 現 代 の 欧 米 社 会 に 多 く 見 られる 心 臓 病 胆 石 大 腸 ガン 虫 垂 炎 痔 肥 満 糖 尿 病 静 脈 瘤 などの 病 気 は 食 物 繊 維 を 大 量 に 摂 っているアフリ カ 人 には ほとんど 発 生 していないことを 明 らかにしました ( ところが 同 じアフリカ 人 でも 都 会 に 住 み 欧 米 化 した 食 事 を 摂 っている 人 々の 間 には 欧 米 人 なみに 現 代 病 が 蔓 延 していました ) そうした 報 告 に 触 発 された 世 界 中 の 医 師 たちのその 後 の 研 究 によって バーキット 博 士 の 発 表 は 裏 付 けられました 大 腸 内 で の 食 物 繊 維 の 働 きが 明 らかになり その 重 要 性 が 認 識 されるようになったのです 現 代 病 を 防 ぐ 食 物 繊 維 の 働 き 食 物 繊 維 の 研 究 が 進 むにつれ その 重 要 な 働 きが 徐 々に 明 らかになってきました ここでは 現 代 人 に 不 足 している 食 物 繊 維 の 幅 広 い 効 用 を 見 ていきます (1)カロリーの 摂 り 過 ぎを 防 ぎ 消 化 器 官 の 働 きを 助 ける 不 溶 性 食 物 繊 維 の 多 い 食 品 は パサパサして 硬 いため よく 噛 まないと 飲 み 込 めませ ん そのため 自 然 にゆっくりと 食 べるようになり 早 食 いによる 過 食 が 防 がれます 食 物 繊 維 が 食 品 の 水 分 や 唾 液 胃 液 などと 混 じり 合 ってふくれ 長 く 胃 にとどまって 満 腹 感 が 持 続 します さらによく 噛 むことで 歯 ぐきやあごが 強 くなり 唾 液 も 多 く 分 泌 されるようになります 唾 液 にはアミラーゼ(デンプン 分 解 酵 素 )が 含 まれており 消 化 が 助 けられます また 唾 液 には 解 毒 成 分 も 含 まれています 唾 液 の 解 毒 作 用 はかなり 大 きく 有 害 物 質 の 種 類 によ -31-

32 っては 毒 性 を 何 十 分 の 一 にまで 低 下 させることができると 言 われます (2)ブドウ 糖 の 吸 収 をゆるやかにし 血 糖 値 の 急 激 な 上 昇 を 防 ぐ 水 溶 性 の 食 物 繊 維 は 胃 の 中 で 水 分 を 吸 収 してゲル 状 に 固 まり( 粘 度 が 増 し) 血 糖 のコントロールを 助 ける 働 きをします 食 物 繊 維 が 胃 の 中 で 他 の 食 べ 物 を 包 み 込 んで 固 ま ると 食 べ 物 が 胃 から 小 腸 にいくスピードが 遅 くなり ブドウ 糖 などの 栄 養 素 がゆっくり と 吸 収 されることになります それによって 食 後 の 急 激 な 血 糖 値 の 上 昇 が 抑 えられ 低 血 糖 症 や 糖 尿 病 の 予 防 につながります 水 溶 性 食 物 繊 維 だけでなく 不 溶 性 食 物 繊 維 も ブドウ 糖 の 吸 収 をゆるやかにします たと えば 玄 米 などのように 精 製 度 の 低 い 穀 類 に 含 ま れるデンプンは 食 物 繊 維 でしっかりと 包 まれ ています これを 消 化 するには 食 物 繊 維 の 外 皮 を 少 しずつはがし ブドウ 糖 を1つ1つ 切 り 分 けていかなければなりません そのためブドウ 糖 は ゆっくりとしたペースで 吸 収 され ることになります ( デンプンは 炭 水 化 物 の1 種 で 非 常 にたくさんのブドウ 糖 からで きている 多 糖 類 です ) (3) 脂 肪 胆 汁 の 吸 収 を 抑 え 血 中 コレステロールを 減 少 させ る 水 溶 性 食 物 繊 維 は コレス テロール 脂 肪 胆 汁 などの 吸 収 を 抑 制 し 血 中 コレステロー ルを 減 少 させる 働 きがあります ゲル 化 した 食 物 繊 維 は 腸 内 で 脂 肪 やコレステロール 胆 汁 な どを 包 み 込 み その 吸 収 を 妨 げて 排 泄 を 進 めます -32-

33 食 物 繊 維 が 胆 汁 の 排 泄 を 促 すことで 体 内 でのコレステロールの 消 費 が 増 し 血 中 コレステロールを 減 らすことができると 言 われます 肝 臓 でコレステロールからつくられ る 胆 汁 ( 胆 汁 酸 ) は 腸 内 で 脂 肪 と 結 びつき 小 腸 における 脂 肪 の 吸 収 を 助 けます その 胆 汁 を 食 物 繊 維 が 吸 着 し 便 として 排 泄 させることで 結 果 的 に 血 中 コレステロール が 減 少 することになります (4) 便 通 をスムーズにして 有 毒 物 質 の 排 泄 を 促 進 する 不 溶 性 食 物 繊 維 は 水 分 を 吸 収 して 数 倍 から 数 十 倍 ( 20 ~ 30 倍 )にもふくれるた め 腸 壁 を 刺 激 して 腸 の 蠕 動 運 動 を 活 発 にします 水 を 吸 って 適 度 に 軟 らかでボリューム のある 便 は 腸 内 をスムーズに 進 み 無 理 なく 排 泄 されることになります 水 溶 性 食 物 繊 維 も 便 通 を 助 けます 食 物 繊 維 を 材 料 にして 腸 内 細 菌 が 発 酵 を 進 め その 発 酵 物 質 が 腸 の 蠕 動 運 動 を 促 し 自 然 な 排 便 をもたらします このように 食 物 繊 維 の 働 きで 便 通 が よくなり 便 が 腸 内 にとどまる 時 間 が 短 くなり 腸 内 環 境 の 悪 化 が 防 が れます それによって 発 ガン 物 質 有 毒 物 質 の 生 成 吸 収 が 抑 えられ 排 泄 が 促 進 されます 食 物 繊 維 には 食 品 や 空 気 から 取 り 込 まれた 農 薬 や 重 金 属 有 害 化 学 物 質 などを 吸 着 し て 排 泄 させる 効 果 もあります またスムーズな 便 通 によって 力 まず に 排 便 できるため 痔 や 憩 室 症 ( 腸 内 の 圧 力 によって 大 腸 に 突 起 ができ 炎 症 を 起 こす 病 気 )などが 防 がれ 静 脈 瘤 の 予 防 にもつながります (5) 腸 内 細 菌 ( 有 益 菌 )が 働 きやすい 環 境 をつくる 水 溶 性 食 物 繊 維 は 大 腸 内 で 腸 内 細 菌 の エサ になり 細 菌 が 働 きやすい 環 境 をつ -33-

34 くります 腸 内 細 菌 は 食 物 繊 維 を 発 酵 させ 人 体 にプラスとなる 多 くの 発 酵 物 質 を 生 成 し ます 食 物 繊 維 が 材 料 となって 生 み 出 された 発 酵 物 質 ( 酸 性 物 質 ) は 腸 内 のPHを 弱 酸 性 に 保 ち 腸 内 の 腐 敗 からくる 有 害 菌 の 繁 殖 を 抑 えます そして 有 益 菌 が 生 育 活 動 しやすい 環 境 をつくり 出 します また 不 溶 性 食 物 繊 維 は ほとんど 消 化 分 解 されませんが 腸 内 細 菌 が 住 みやすい 環 境 をつくるのに 役 立 ちます ( 一 般 に 有 益 菌 は 善 玉 菌 有 害 菌 は 悪 玉 菌 と 呼 ば れています ) その 他 にも 食 物 繊 維 には さまざまな 効 用 があります 海 藻 に 含 まれる アルギン 酸 は 消 化 管 内 のナトリウムの 排 泄 を 促 し ナトリウムの 過 剰 摂 取 による 害 を 防 ぎます ま た 肝 機 能 や 免 疫 力 を 高 める 作 用 なども 知 られています キノコ 類 に 含 まれる ベータ グルカン は 免 疫 力 をアップし ガンをはじめとする 生 活 習 慣 病 の 予 防 に 役 立 つと 言 われます 動 物 性 食 物 繊 維 の キチン キトサン も そ の 幅 広 い 効 果 が 注 目 されています このように 食 物 繊 維 のもたらすメリットは 多 くありますが (4) 便 通 をスムーズ にして 有 毒 物 質 の 排 泄 を 促 進 する (5) 腸 内 細 菌 ( 有 益 菌 )が 働 きやすい 環 境 をつ くる というのが 最 も 重 要 な 働 きです 腸 内 環 境 を 改 善 し 腸 内 細 菌 のエサになってそ の 働 きを 助 けることが 食 物 繊 維 の 最 大 の 効 用 と 言 えます 2000 年 4 月 の ニューイングランド ジャーナル オブ メディスン に 大 腸 ガン -34-

35 と 食 物 繊 維 の 因 果 関 係 についての 人 間 を 対 象 とした 臨 床 研 究 の 結 果 が 発 表 され 議 論 を 巻 き 起 こしました それによると これまで 一 般 的 に 考 えられていた 食 物 繊 維 が 大 腸 ガ ンの 発 生 を 防 ぐ という 見 解 が 必 ずしも 正 しいとは 言 えないというのです しかしその 研 究 は 食 物 繊 維 の 摂 取 と 大 腸 ガン( 実 際 には 前 ガン 病 変 である 大 腸 ポリ ープ)との 間 には 直 接 的 な 因 果 関 係 はないという 可 能 性 があることを 明 らかにしたもの にすぎません 現 代 人 が 多 食 する 肉 と 食 物 繊 維 を 組 み 合 わせて 摂 取 した 場 合 に 食 物 繊 維 が 大 腸 ガンを 防 ぐ 効 果 をもっているか いないかを 明 らかにしたものではないのです そもそも 病 気 と 食 事 の 関 連 については どこまでも 複 数 の 要 因 を 組 み 合 わせたトータル 的 な 判 断 が 必 要 とされます 大 腸 ガンと 食 物 繊 維 という 単 一 の 因 果 関 係 を 調 べて 効 果 のあるなしを 論 じても 本 質 的 な 結 論 を 導 き 出 すことはできません 欧 米 型 食 事 の 特 徴 の1つは 肉 食 ( 高 タンパク) 低 食 物 繊 維 ですが おそらくは 高 タンパク 低 食 物 繊 維 という 組 み 合 わせが 大 腸 ガンの 発 生 に 結 び 付 くものと 思 われま す 研 究 では 大 腸 ガンと 食 物 繊 維 との 関 連 についてのみ 調 査 し その 間 には 因 果 関 係 が ないということが 明 らかにされただけなのです 高 タンパク 低 食 物 繊 維 の 組 み 合 わせ が 大 腸 ガンを 発 生 させない という 結 論 に 至 ったわけではありません -35-

36 先 に 述 べたバーキットの 研 究 も 一 般 的 には 食 物 繊 維 と 現 代 病 の 関 係 を 明 らかにし たものと 考 えられていますが 実 は アフリカ 人 の 欧 米 食 化 と 現 代 病 の 因 果 関 係 を 明 確 にしたものと 言 えます バーキットは 食 物 繊 維 という1つの 要 素 に 注 目 して 研 究 成 果 を 報 告 していますが 本 来 は 高 タンパク 高 脂 肪 低 食 物 繊 維 という 欧 米 型 食 事 と 大 腸 ガンをはじめとするさまざまな 現 代 病 との 因 果 関 係 を 疫 学 的 に 明 らかにしたも の と 見 るべきでしょう 食 物 繊 維 を 不 足 させている 現 代 人 百 年 前 の 人 々と 比 べ 現 代 のアメリカ 人 の 食 物 繊 維 の 摂 取 量 は 20 ~ 25 %にすぎない と 言 われます そしてこの 傾 向 は そのまま 現 在 の 日 本 人 にも 当 てはまります 昭 和 30 年 以 前 の 日 本 人 と 比 べ 食 物 繊 維 の 摂 取 量 はかなり 減 少 しています 食 物 繊 維 は 一 部 を 除 いて 植 物 性 食 品 に 含 まれます そのため 穀 類 や 豆 類 野 菜 海 藻 などを 多 く 食 べていた 従 来 の 日 本 人 は 食 物 繊 維 が 不 足 するようなことはありません でした しかし 食 生 活 が 欧 米 化 し 肉 や 牛 乳 などの 動 物 性 食 品 が 大 量 に 摂 取 されるよ うになった 現 代 では 食 物 繊 維 の 摂 取 量 は 急 激 に 減 ってしまいました また 日 本 人 の 主 食 であり 貴 重 な 食 物 繊 維 源 である 穀 類 も 過 剰 な 精 製 によって 繊 維 と 栄 養 をはぎ 取 られ 真 っ 白 になってしまいました 欧 米 型 の 食 事 においては 決 まって 白 -36-

37 いもの やわらかいもの が 好 まれるようになります こうして ますます 食 物 繊 維 は 欠 乏 することになりました 食 物 繊 維 を 多 く 摂 るような 食 生 活 改 善 最 近 では 自 然 食 ブームによって 白 米 や 白 パンの 代 わりに 玄 米 や 雑 穀 小 麦 全 粒 粉 の パンを 食 べる 人 が 徐 々に 増 えてきました また 伝 統 的 な 日 本 食 のよさを 見 直 す 動 きも 起 こ っています 植 物 性 食 品 と 動 物 性 食 品 の 摂 取 比 率 を 9:1 にするように 勧 めています この 指 針 に 従 って 食 事 改 善 をし 植 物 性 食 品 を 多 く 摂 るようにすれば 食 物 繊 維 は 十 分 補 給 でき るようになります 食 物 繊 維 は 穀 類 豆 種 子 ナッツ 野 菜 芋 キノコ 海 藻 果 物 に 多 く 含 まれています そしてそうした 食 品 には 私 たちが 健 康 を 保 つのに 不 可 欠 な 栄 養 素 も 豊 富 に 含 まれています 最 近 では 植 物 性 食 品 中 のさまざまな 生 理 活 性 物 質 についての 研 究 が 進 み その 素 晴 らしい 働 きが 注 目 を 集 めています 海 藻 やキノコ 類 は 食 物 繊 維 の 宝 庫 で かなり 高 い 含 有 率 を 示 していますが 食 物 繊 維 の 働 きは 種 類 によって 異 なるため 多 種 類 の 食 品 から 摂 ることを 勧 めます そうすれば 他 の 栄 養 素 もバランスよく 含 まれた 理 想 的 な 低 脂 肪 高 食 物 繊 維 の 食 事 ができあがり ます 片 頭 痛 治 療 での 重 要 性 -37-

38 食 物 繊 維 には 食 品 や 空 気 から 取 り 込 まれた 農 薬 や 重 金 属 有 害 化 学 物 質 などを 吸 着 して 排 泄 させる 効 果 もあります 食 べ 物 が 胃 から 小 腸 にいくスピードが 遅 くなり ブドウ 糖 などの 栄 養 素 がゆっくりと 吸 収 されることになります それによって 食 後 の 急 激 な 血 糖 値 の 上 昇 が 抑 えられます そして 腸 内 環 境 を 改 善 し 腸 内 細 菌 のエサになってその 働 きを 助 けることが 食 物 繊 維 の 最 大 の 効 用 と 言 えます このようにして 酸 化 ストレス 炎 症 体 質 の 改 善 にとって 重 要 な 位 置 を 占 めていま す 日 本 人 と 欧 米 人 での 片 頭 痛 は 異 なっている 皆 さんは 日 本 人 と 欧 米 人 の 片 頭 痛 とは 異 なっていることをご 存 じでしょうか まず 欧 米 人 の 片 頭 痛 では 小 児 で 5 % 成 人 男 性 で 15 % 成 人 女 性 では 25 %にみられ るといわれていますが 日 本 人 では 6 ~ 8 % 位 ですので 欧 米 に 比 べると 頻 度 の 少 ない 頭 痛 です これまでこのような 比 較 は 寺 本 純 先 生 がされておられます 欧 米 人 との 比 較 で 前 兆 の ある 片 頭 痛 の 場 合 日 本 人 では 大 半 が 視 覚 症 状 であり 欧 米 人 では 視 覚 症 状 は 40 %で 残 りは 言 語 障 害 体 の 半 身 のしびれであり 日 本 人 では 後 頭 動 脈 領 域 に 欧 米 人 では 前 頭 動 脈 領 域 に 痛 みを 訴 え 欧 米 人 では 80 %に 吐 き 気 嘔 吐 を 伴 うのに 対 して 日 本 人 では 低 いようです 欧 米 人 では わずかな 光 小 さな 音 階 段 をゆっくり 昇 る 程 度 の 振 動 でも 嫌 がることが 多 く 頭 痛 を 起 こしていなくても わずかな 光 小 さな 音 階 段 をゆっくり 昇 る 程 度 の 振 動 でも 頭 痛 が 誘 発 されることが 多 いのに 対 して 日 本 人 では 少 ないようです 食 べ 物 によ って 誘 発 される 片 頭 痛 が 欧 米 人 では 多 いのに 対 して 日 本 人 は 少 ないようです 発 症 年 齢 は ともに 20 歳 前 後 とされています 薬 剤 使 用 率 を 見 ると 日 本 人 では 全 体 を 平 均 して 56.8 %が 市 販 薬 のみで 対 処 していま す 医 師 の 処 方 薬 のみを 使 用 している 人 は 5.4 %と 極 めて 少 なく 市 販 薬 と 医 師 の 処 方 薬 の 両 方 を 使 用 している 人 は 18.6 %で 薬 を 使 用 していない 人 は 19.2 %でした アメリカ の 報 告 では 10) 49 %が 市 販 薬 のみ 23 %が 医 師 の 処 方 薬 のみ(このように 日 本 人 に 比 べ 圧 倒 的 に 多 いようです) 23 %が 市 販 薬 と 医 師 の 処 方 薬 の 両 方 を 使 用 し 薬 を 使 用 してい -38-

39 ない 人 は 5 %のみであることが 分 かりました このように 欧 米 人 の 片 頭 痛 は 日 本 人 に 比 べて 発 症 頻 度 も 高 く さらに 頭 痛 の 程 度 頻 度 も 強 度 で 回 数 も 多 いことが 指 摘 されています そして 片 頭 痛 と 肥 満 の 合 併 頻 度 は 圧 倒 的 に 欧 米 に 多 く 日 本 人 では 片 頭 痛 と 肥 満 の 合 併 率 は 低 いようです ( 米 国 人 健 常 者 のBMIは28.5 日 本 人 健 常 者 のBMIは22.7といわれています ので これから 推 測 しても 片 頭 痛 に 肥 満 が 多 いことは 想 像 できると 思 います) このような 背 景 をみますと 片 頭 痛 と 肥 満 が 片 頭 痛 の 程 度 と 何 らかの 関 係 がありそう に 思 えます そこで まず 以 下 の 点 から 考 えてみましょう まず 消 化 管 の 構 造 と 機 能 の 面 から 食 べ 物 を 食 べてから 便 として 排 泄 されるまでの 時 間 は 24 ~ 72 時 間 と 言 われます 115) 日 本 人 の 場 合 排 便 までの 時 間 が 平 均 で 34 時 間 から 44 時 間 ( 一 日 半 から 二 日 ) アメリ カ 人 は 70 時 間 ( 約 三 日 ) イギリ スでは 実 に 104 時 間 ( 四 日 以 上 ) なのです ところが 食 物 繊 維 を 多 く 食 べる インドやアフリカでは 欧 米 諸 国 よ りずっと 短 く 10 時 間 程 度 なので す つまり 食 物 繊 維 を 多 く 食 べ る 国 は 排 便 までの 時 間 が 短 く 肉 食 を 主 とする 欧 米 では 時 間 が 長 い という 傾 向 があるのです ところが 日 本 人 の 大 腸 の 長 さ が 約 1.5m 欧 米 人 で 約 1m そ う 我 々の 方 が1.5 倍 も 長 いので す このように 大 腸 の 長 さが 欧 米 人 では 日 本 人 に 比 べ 短 いにも 関 わらず 食 べ 物 を 食 べ てから 便 として 排 泄 されるまでの 時 間 に 差 が 見 られます これは 欧 米 人 は 肉 中 心 の 脂 肪 分 が 多 い 食 事 ですが 日 本 人 は 昔 から 野 菜 や 穀 物 中 心 の 繊 維 が 多 い 食 事 だったことに 関 係 があるといわれています -39-

40 このように 食 事 の 内 容 によってこのような 違 いがあるようです 食 事 内 容 による 差 は 何 を 意 味 するのか 欧 米 人 の 肉 中 心 の 食 生 活 は マグネシウム 不 足 をもたらすことになります また 食 品 添 加 物 土 水 大 気 汚 染 などが マグネシウムの 働 きを 阻 害 しているとも 言 われています 牛 乳 鶏 卵 マグロ 牛 肉 の 摂 りすぎは 脳 内 セロトニン 不 足 その 他 を 招 くことに 繋 がります ほかにも 諸 々の 弊 害 が 指 摘 されることは 前 にも 述 べました さらに 脂 肪 の 摂 取 量 も 欧 米 人 では 数 段 日 本 人 より 多 いものと 推 測 されます とくに 米 国 人 のオメガ6 系 脂 肪 酸 とオメガ3 系 脂 肪 酸 の 摂 取 比 もかなり 高 いことか らも 生 理 活 性 物 質 との 関 連 が 示 唆 されます 以 上 のように 食 物 繊 維 は 片 頭 痛 治 療 上 重 要 になってきます その5 腸 内 細 菌 の 重 要 性 最 近 になって 腸 内 細 菌 に 対 する 認 識 が 広 まるようになってきました 腸 内 細 菌 には 体 によい 働 きをする 善 玉 菌 と 体 に 悪 い 働 きをする 悪 玉 菌 があり 悪 玉 菌 が 多 いと 大 腸 ガンをはじめとするさまざまな 病 気 が 引 き 起 こされると 言 われるようになってきまし -40-

41 た そして 善 玉 菌 の 働 きを 活 発 にするためのヨーグルトやオリゴ 糖 などの 売 上 が 急 激 な 伸 びを 示 し 巨 大 な 市 場 になっています 確 かに 腸 内 細 菌 は 私 たち 人 間 にとって とても 重 要 な 働 きをしています 腸 内 細 菌 の 状 態 が 健 康 を 左 右 する と 言 っても 過 言 でないことが 最 新 の 研 究 で 明 らかにされていま す 腸 内 細 菌 についての 研 究 の 歴 史 は それほど 長 いわけではありません しかし その 短 い 期 間 に 急 速 に 進 展 しています 特 にここ 数 年 の 間 に 数 多 くの 重 大 な 研 究 成 果 が 報 告 されています 従 来 からの 細 菌 培 養 法 に 新 たに 分 子 生 物 学 的 手 法 が 導 入 され 研 究 は 一 気 に 進 み 腸 内 細 菌 の 全 容 が 解 明 されるようになりました 今 や 腸 内 細 菌 についての 研 究 は 現 代 科 学 の 最 先 端 に 立 っています ここでは その 最 新 の 知 見 について 述 べていきます 最 も 身 近 なエコロジー 的 共 存 関 係 人 間 の 腸 の 中 には およそ 500 種 類 以 上 100 兆 個 以 上 もの 細 菌 が 住 んでいます 100 兆 個 といえば 私 たちの 身 体 を 形 成 する 細 胞 の 数 よりも 多 く その 細 菌 を 集 めれば 肝 臓 と 同 じくらいの 重 さになると 言 われます 腸 内 細 菌 の 多 くは 小 腸 の 終 わりから 大 腸 全 体 にわ たって 住 みつき 私 たちの 健 康 状 態 を 決 定 する 重 要 な 働 きをしています 腸 内 細 菌 の 住 処 である 大 腸 は かつて は 最 後 の 消 化 器 官 で 水 分 を 吸 収 して 便 をつくるところ 老 廃 物 の 蓄 積 場 所 とい った 程 度 の 認 識 しかなされていませんで した しかし 腸 内 細 菌 の 働 きの 重 要 性 が 明 らかになるにつれ 大 腸 に 対 する 見 方 も 根 本 的 に 変 わることになりました 最 近 では エコロジー が 人 々の 関 心 を 集 め 私 たちを 取 り 巻 く 環 境 の 悪 化 や 自 然 崩 壊 が 人 類 に 多 くの 悪 影 響 を 与 えていることが 知 られるようになってきました と ころが 考 えてみれば 私 たちにとって 最 も 身 近 で 最 大 のエコロジー 的 世 界 とは 腸 内 細 菌 の 世 界 であると 言 えます 人 間 と 腸 内 細 菌 は 持 ちつ 持 たれつの 関 係 の 中 で 共 存 している -41-

42 のです 100 兆 個 以 上 もの 生 き 物 が 住 みついて 生 命 活 動 を 行 い 私 たちの 健 康 に 重 大 な 影 響 を 及 ぼしている 人 間 は 腸 内 細 菌 からさまざまな 恩 恵 を 受 けて 生 命 を 保 ち 腸 内 細 菌 は 人 間 によって 活 動 する 場 所 を 与 えられ 存 在 している という 事 実 は 人 間 の 体 に 備 わっている 免 疫 システムの 働 きを 考 えると とても 神 秘 的 で 不 思 議 なことなのです 人 間 の 免 疫 システムは 外 部 から 侵 入 してくる 細 菌 を 強 力 に 排 除 して 生 命 に 危 害 が 及 ばないようにしています 免 疫 システムは 人 間 を 病 気 に 至 らせる 多 くの 病 原 菌 や 有 害 物 を 排 除 して 人 体 を 守 ろうとします 腸 内 細 菌 は 免 疫 の 対 象 となる 病 原 菌 と 同 じように 細 菌 なのですが 腸 内 細 菌 は 免 疫 システムによって 排 除 されません この 不 思 議 な 事 実 は 腸 内 細 菌 が 人 体 にとって 有 益 な 働 きをするために 免 疫 システムが 味 方 として 認 め 存 在 するのを 許 している ということ を 意 味 しています 腸 内 細 菌 がいなければ 私 たち 人 間 は 細 菌 の 海 の 中 で 生 きていくことはで きません 細 菌 は 必 要 性 があって 腸 内 に 住 みつき それによって 私 たちは 自 然 界 の 中 で 生 活 することができるよう になっているのです 善 玉 菌 と 悪 玉 菌 腸 内 細 菌 は 私 たちが 食 べたものをエサにして 生 命 を 維 持 し さまざまな 物 質 をつくっ ています そうした 細 菌 の 中 には 人 間 に 有 益 な 働 きをする 有 益 菌 もいれば 逆 に 有 害 な 働 きをする 有 害 菌 もいます これが 一 般 に 言 われている 善 玉 菌 悪 玉 菌 で す その 他 に 日 和 見 菌 と 呼 ばれる 腸 内 細 菌 がいます 日 和 見 菌 とは 腸 内 の 状 態 によ って 有 害 な 働 きをしたり 無 害 であったり 有 益 な 働 きをする 菌 のことです 腸 内 細 菌 は 大 きくこの3 種 類 に 分 けられます 有 益 菌 が 多 ければ 健 康 が 保 たれ 有 害 菌 が 増 えると 病 気 にかかりやすくなります 有 益 菌 は 食 物 繊 維 やデンプンをエサにして 活 動 し 腸 内 で 発 酵 を 進 め 人 体 にさま ざまなプラスの 影 響 をもたらします 有 益 菌 の 代 表 的 なものは ビフィズス 菌 です ビ -42-

43 フィズス 菌 は 乳 酸 菌 の1 種 で 発 酵 により 乳 酸 などの 有 機 酸 を 生 成 し 腸 内 の 酸 性 度 を 高 めて 有 害 菌 の 繁 殖 を 抑 えます 有 益 菌 が 活 発 に 活 動 していれば 消 化 吸 収 が 促 さ れ 免 疫 力 は 高 まり 健 康 を 保 つことができます ( 乳 酸 菌 は 乳 酸 発 酵 に 関 与 する 細 菌 の 総 称 で 現 在 までに 約 350 種 類 が 確 認 されています ビフィズス 菌 はそのうちの1 種 で 現 在 までに 約 35 種 類 が 確 認 されています ビフィズス 菌 は 人 間 の 腸 内 に 住 みつくことの できる 細 菌 で 腸 内 細 菌 の 中 で 最 も 重 要 な 役 割 を 担 っています ) 有 害 菌 はタンパク 質 を 好 み 腸 内 で 腐 敗 を 起 こし 健 康 にマイナスをもたらします 有 害 菌 の 代 表 的 なものは ウエルシュ 菌 です その 他 にも 大 腸 菌 や ブドウ 球 菌 などが 知 られています 有 害 菌 はタンパク 質 や 脂 肪 を 分 解 して 有 害 物 質 発 ガン 物 質 を 生 成 し 腸 内 環 境 を 悪 化 させます それによって 老 化 が 早 まり 病 気 にかかりやすくな るのです ( 悪 玉 菌 として 名 高 い ウエルシュ 菌 は 腸 内 に 常 在 する 有 害 菌 クロス トリジウム の1 種 です ) このように 聞 くと 大 半 の 人 々は 何 とか 憎 い 悪 玉 菌 を 体 内 から 追 い 出 して 善 玉 菌 だけ にしたいと 思 うかもしれません そして 善 玉 菌 を 増 やすために ヨーグルトをせっせと 食 べるかもしれません こうした 考 えが 世 の 中 に 常 識 として 定 着 し 安 易 なヨーグルトブー ムを 生 み 出 すことになっています しかし その 考 え 方 は 間 違 っています 腸 内 細 菌 のバランス 一 般 的 に 腸 内 細 菌 は 善 玉 菌 悪 玉 菌 に 区 別 され 悪 玉 菌 はもっぱら 不 用 な 厄 介 者 のように 思 われていますが そうではありません もし 悪 玉 菌 と 呼 ばれている 菌 が 本 当 に 人 体 に 害 をも たらすだけのものであるなら 免 疫 システムの 働 きによって とっくに 排 除 されているはずで す 一 生 懸 命 にヨーグルトを 食 べて 腸 内 から 追 い 出 そうとしなくても とっくにいなくなっていることでしょう ここに 大 きな 生 命 活 動 の 神 秘 があるのです 免 疫 がいわゆる 悪 玉 菌 を 排 除 しないでいるということは 実 は 悪 玉 菌 は 人 体 にとっ て 必 要 な 存 在 であるからです 人 体 に 有 益 な 働 きをするために あえて 生 かしているので -43-

<96DA8E9F81698D8791CC9770816A2E786C73>

<96DA8E9F81698D8791CC9770816A2E786C73> [ 薬 と 疾 病 ] C13 薬 の 効 くプロセス 医 薬 品 の 作 用 する 過 程 を 理 解 するために 代 表 的 な 薬 物 の 作 用 作 用 機 序 および 体 内 での 運 命 に 関 する 基 本 的 知 識 と 態 度 を 修 得 し それらを 応 用 する 基 本 的 技 能 を 身 につける (1) 薬 の 作 用 と 生 体 内 運 命 作 用 部 位 に 達 した

More information

ウ 一 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 粒 ~ 粒 お 召 し 上 がりください という 旨 の 幅 の 両 端 をもって 表 示 することも 可 能 です エ 栄 養 成 分 の 量 及 び 熱 量 ( 栄 養 成 分 表 示 ) 一 日 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 成 分 の

ウ 一 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 粒 ~ 粒 お 召 し 上 がりください という 旨 の 幅 の 両 端 をもって 表 示 することも 可 能 です エ 栄 養 成 分 の 量 及 び 熱 量 ( 栄 養 成 分 表 示 ) 一 日 の 摂 取 目 安 量 当 たりの 栄 養 成 分 の 栄 養 機 能 食 品 として 栄 養 成 分 の 機 能 の 表 示 を 行 うには 1 日 当 たりの 摂 取 目 安 量 に 含 まれる 栄 養 成 分 量 が 国 が 定 めた 下 限 上 限 値 の 基 準 に 適 合 していることが 必 要 です 定 められた 栄 養 成 分 の 機 能 の 表 示 のほか 摂 取 す る 上 での 注 意 事 項 や 消 費 者 庁 長 官 の 個 別

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D2030325F816988C431816A82BD82A294EC82F08FE38EE882C99798977082B582E682A4819435>

<4D6963726F736F667420576F7264202D2030325F816988C431816A82BD82A294EC82F08FE38EE882C99798977082B582E682A4819435> 堆 肥 の 利 用 ガイド 堆 肥 の 施 用 効 果 堆 肥 は 作 物 への 養 分 供 給 だけでなく 土 壌 の 化 学 性 物 理 性 生 物 性 を 総 合 的 に 改 善 し 地 力 の 向 上 を 図 ることができます 1 養 分 供 給 土 壌 化 学 性 の 改 善 効 果 窒 素 リン 酸 カリの 他 石 灰 苦 土 等 の 多 量 要 素 やホウ 素 鉄 等 の 微 量 要

More information

<5461726F2D819B92CA926D816990488E9693E09765816A2E6A7464>

<5461726F2D819B92CA926D816990488E9693E09765816A2E6A7464> 記 1 学 校 給 食 摂 取 基 準 について (1) 学 校 給 食 における 摂 取 基 準 ( 以 下 学 校 給 食 摂 取 基 準 という )につ いては 義 務 教 育 諸 学 校 の 児 童 生 徒 においては 学 校 給 食 実 施 基 準 別 表 ( 別 紙 1)に 夜 間 課 程 を 置 く 高 等 学 校 の 生 徒 においては 夜 間 学 校 給 食 実 施 基 準 別 表

More information

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減

経 常 収 支 差 引 額 の 状 況 平 成 22 年 度 平 成 21 年 度 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 4,154 億 円 5,234 億 円 1,080 億 円 改 善 赤 字 組 合 の 赤 字 総 額 4,836 億 円 5,636 億 円 800 億 円 減 平 成 22 年 度 健 保 組 合 決 算 見 込 の 概 要 平 成 23 年 9 月 8 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 23 年 3 月 末 に 存 在 した 1,458 組 合 の 22 年 度 決 算 見 込 状 況 を 集 計 した 結 果 をまとめたものである

More information

【資料1】栄養強調表示等について

【資料1】栄養強調表示等について 食 品 表 示 部 会 第 4 回 栄 養 表 示 に 関 する 調 査 会 栄 養 強 調 表 示 等 について 平 成 26 年 4 月 24 日 消 費 者 庁 食 品 表 示 企 画 課 1 目 次 栄 養 強 調 表 示 ( 補 給 ができる 旨 / 適 切 な 摂 取 ができる 旨 の 表 示 )について 3 相 対 表 示 ( 強 化 された 旨 / 低 減 された 旨 の 表 示 )について

More information

各論_1章〜7章.indd

各論_1章〜7章.indd 第 7 章 健 康 指 標 分 野 ( 糖 尿 病 循 環 器 疾 患 がん COPD) 1 推 進 の 方 向 糖 尿 病 (1) 糖 尿 病 の 発 症 を 予 防 するための 生 活 習 慣 の 改 善 あらゆる 機 会 に 多 様 な 伝 達 手 段 を 使 って 県 民 に 糖 尿 病 の 正 しい 知 識 や 糖 尿 病 発 症 予 防 のため の 生 活 習 慣 の 改 善 について

More information

<4D F736F F F696E74202D C928D4E C182C4967B939682C991CC82C982A282A282CC F4390B394C529>

<4D F736F F F696E74202D C928D4E C182C4967B939682C991CC82C982A282A282CC F4390B394C529> 健 康 食 品 は 本 当 に 体 にいいの? ~ 健 康 食 品 の 使 い 方 ~ 消 費 安 全 政 策 課 1 (c) 農 林 水 産 省 要 約 健 康 食 品 には 法 律 上 の 定 義 がなく 効 果 や 安 全 性 についての 保 証 もありません ま た 錠 剤 や 粉 末 などに 加 工 された 健 康 食 品 は 過 剰 に 摂 取 しやすいため 使 用 する 場 合 に は

More information

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多

市 の 人 口 密 度 は 5,000 人 を 超 え 図 4 人 口 密 度 ( 単 位 : 人 /k m2) に 次 いで 高 くなっている 0 5,000 10,000 15,000 首 都 圏 に 立 地 する 政 令 指 定 都 市 では 都 内 に 通 勤 通 学 する 人 口 が 多 政 令 指 定 都 市 市 の 特 徴 ~ 他 都 市 等 との 比 較 と 政 策 の 方 向 性 市 が 政 令 指 定 都 市 となって 4 年 経 過 した 2007( 平 成 19) 年 4 月 に 市 と 市 が 加 わり 政 令 指 定 都 市 は 全 国 で 17 市 となった そこで 改 めて 他 の 政 令 指 定 都 市 と 比 較 分 析 を 実 施 した 図 1 政 令 指

More information

<5461726F2D874491E682528FCD2091E6825490DF8169939C94419561816A2E>

<5461726F2D874491E682528FCD2091E6825490DF8169939C94419561816A2E> 第 5 節 糖 尿 病 の 医 療 体 制 1 現 状 (1) 罹 患 死 亡 の 状 況 北 海 道 では 糖 尿 病 が 強 く 疑 われる 者 は40~74 歳 の 男 性 で183,372 人 ( 14.8% ) 女 性 で98,903 人 (7.1%)で 合 計 282,275 人 と 推 計 され 糖 尿 病 の 可 能 性 が 否 定 で きない 者 は 男 性 で144,963 人

More information

想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄

想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄 想 像 思 行 ず 消 毒 擦 む 薄 血 混 じ 滲 み ぶ 痂 ぶ 取 下 薄 来 経 験 沢 山 お 思 健 常 人 間 元 々 備 能 力 中 具 的 何 起 ょ 簡 単 説 明 ず 人 間 負 部 リ ン パ 球 血 小 板 マ ク ロ フ ァ ジ 悪 食 べ 集 死 溶 食 べ 清 浄 一 肉 作 線 維 芽 作 表 活 発 肉 芽 コ ラ ゲ ン 線 維 呼 増 殖 埋 縮 併 進 先

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

Microsoft Word - 2章.doc

Microsoft Word - 2章.doc 第 2 章 1. 人 口 の 構 成 と 動 態 (1) 人 口 総 数 と 年 齢 構 成 住 民 基 本 台 帳 人 口 及 び 外 国 人 登 録 人 口 による 平 成 21 年 (29 年 )9 月 末 現 在 の 本 市 の 人 口 総 数 は358,756 人 で 前 計 画 が 策 定 された 平 成 16 年 (24 年 )と 比 べる と 約 2,8 人 の 増 加 となっています

More information

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農

その 他 事 業 推 進 体 制 平 成 20 年 3 月 26 日 に 石 垣 島 国 営 土 地 改 良 事 業 推 進 協 議 会 を 設 立 し 事 業 を 推 進 ( 構 成 : 石 垣 市 石 垣 市 議 会 石 垣 島 土 地 改 良 区 石 垣 市 農 業 委 員 会 沖 縄 県 農 国 営 かんがい 排 水 事 業 石 垣 島 地 区 事 業 の 概 要 本 事 業 は 沖 縄 本 島 から 南 西 約 400kmにある 石 垣 島 に 位 置 する 石 垣 市 の4,338haの 農 業 地 帯 において 農 業 用 水 の 安 定 供 給 を 図 るため 農 業 水 利 施 設 の 改 修 整 備 を 行 うものである 事 業 の 目 的 必 要 性 本 地 区 は さとうきびを

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6

<4D6963726F736F667420576F7264202D203032208E598BC68A8897CD82CC8DC490B68B7982D18E598BC68A8893AE82CC8A76905682C98AD682B782E993C195CA915B9275964082C98AEE82C382AD936F985E96C68B9690C582CC93C197E1915B927582CC898492B75F8E96914F955D89BF8F915F2E646F6 様 式 租 税 特 別 措 置 等 に 係 る 政 策 の 事 前 評 価 書 1 政 策 評 価 の 対 象 とした 産 業 活 力 の 再 生 及 び 産 業 活 動 の 革 新 に 関 する 特 別 措 置 法 に 基 づく 登 録 免 租 税 特 別 措 置 等 の 名 称 許 税 の 特 例 措 置 の 延 長 ( 国 税 32)( 登 録 免 許 税 : 外 ) 2 要 望 の 内 容

More information

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果

Microsoft Word - ★HP版平成27年度検査の結果 平 成 7 年 度 検 査 結 果 について () 検 査 体 制 等 農 政 部 農 地 整 備 課 の 検 査 員 名 以 上 により 土 地 改 良 区 等 あたり 日 間 から 日 間 実 施 しました 農 業 振 興 事 務 所 の 土 地 改 良 区 指 導 担 当 職 員 及 び 関 係 市 町 職 員 が 立 会 いました () 検 査 件 数 定 期 検 査 8( 土 地 改 良

More information

( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を

( 医 療 機 器 の 性 能 及 び 機 能 ) 第 3 条 医 療 機 器 は 製 造 販 売 業 者 等 の 意 図 する 性 能 を 発 揮 できなければならず 医 療 機 器 としての 機 能 を 発 揮 できるよう 設 計 製 造 及 び 包 装 されなければならない 要 求 項 目 を 様 式 3の 記 載 方 法 基 本 要 件 基 準 の 基 本 的 考 え 方 ( 別 紙 3)も 併 せて 参 照 すること チェックリストの 作 成 にあたっては 添 付 のテンプレートファイル(ワード 版 )を 用 いること 注 意 改 正 基 準 であっても 規 定 書 式 に 整 合 させるために 添 付 のテンプレートファイル(ワード 版 )を 用 いて 作 成 すること( 不 欄 適

More information

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66

経 常 収 支 差 引 額 等 の 状 況 平 成 26 年 度 予 算 早 期 集 計 平 成 25 年 度 予 算 対 前 年 度 比 較 経 常 収 支 差 引 額 3,689 億 円 4,597 億 円 908 億 円 減 少 赤 字 組 合 数 1,114 組 合 1,180 組 合 66 平 成 26 年 度 健 保 組 合 予 算 早 期 集 計 結 果 の 概 要 平 成 26 年 4 月 18 日 健 康 保 険 組 合 連 合 会 問 い 合 わせ 先 : 健 保 連 企 画 部 調 査 分 析 グループ :03-3403-0926 本 概 要 は 平 成 26 年 度 における 健 保 組 合 の 財 政 状 況 等 を 早 期 に 把 握 するため 26 年 度 予 算

More information

目次

目次 政 府 管 掌 健 康 保 険 における 分 析 手 法 等 に 関 する 調 査 研 究 ( 概 要 ) 医 療 経 済 研 究 機 構 では 社 会 保 険 庁 より 委 託 を 受 け 政 府 管 掌 健 康 保 険 における 分 析 手 法 等 に 関 する 調 査 研 究 を 実 施 した 調 査 研 究 の 主 なポイントは 以 下 の 通 り Ⅰ. 調 査 研 究 の 背 景 と 目

More information

健 康 医 療 戦 略 に 係 る 農 林 産 省 の 主 な 取 組 みについて 1. 健 康 長 寿 社 会 の 形 成 のための 食 の 研 究 開 発 の 推 進 2. 医 福 食 農 連 携 の 取 組 の 推 進 3 5 2

健 康 医 療 戦 略 に 係 る 農 林 産 省 の 主 な 取 組 みについて 1. 健 康 長 寿 社 会 の 形 成 のための 食 の 研 究 開 発 の 推 進 2. 医 福 食 農 連 携 の 取 組 の 推 進 3 5 2 資 料 10 健 康 医 療 戦 略 に 係 る 農 林 産 省 の 主 な 取 組 みについて 平 成 27 年 6 月 17 日 健 康 医 療 戦 略 に 係 る 農 林 産 省 の 主 な 取 組 みについて 1. 健 康 長 寿 社 会 の 形 成 のための 食 の 研 究 開 発 の 推 進 2. 医 福 食 農 連 携 の 取 組 の 推 進 3 5 2 ( 施 策 名 事 業 名 )

More information

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人

192 1925 193 1935 194 1945 195 1955 196 1965 197 1975 198 1985 199 1995 2 25 21 215 22 225 23 235 24 245 25 255 26 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 北 海 道 人 口 ビジョン 骨 子 全 体 構 成 Ⅰ 人 口 の 現 状 分 析 1 人 口 動 向 分 析 (1) 時 系 列 による 人 口 動 向 分 析 1 年 齢 3 区 分 別 人 口 の 推 移 と 将 来 推 計 2 自 然 増 減 ( 出 生 死 亡 )の 推 移 (ⅰ) 出 生 数 死 亡 数 の 推 移 (ⅱ) 出 生 数 合 計 特 殊 出 生 率 の 推 移 3 社 会

More information

Microsoft Word - 目次.doc

Microsoft Word - 目次.doc 長 寿 医 療 制 度 と 国 民 健 康 保 険 一 体 化 に 関 する 舛 添 大 臣 私 案 イメージ < 現 行 > < 見 直 し 後 > 75 歳 長 寿 医 療 制 度 ( 県 単 位 広 域 連 合 ) 長 寿 医 療 ( 都 道 府 県 ) 1 両 者 を 一 体 化 し 都 道 府 県 が 運 営 75 歳 65 歳 被 用 者 保 険 から 財 政 調 整 国 保 国 保 被

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 11. 15. 1. 95. H.4.1 94.6 H5.4.1 15.1 H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H5.7.1 14.9 H.4.1 97.1 H5.4.1 14.5 H5.4.1 H5.7.1 13. 1. H5.4.1 ( 参 考

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 11. 15. 1. 95. H.4.1 94.6 H5.4.1 15.1 H5.4.1 ( 参 考 値 ) 97.1 H5.7.1 14.9 H.4.1 97.1 H5.4.1 14.5 H5.4.1 H5.7.1 13. 1. H5.4.1 ( 参 考 石 井 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (4 年 度 末 ) A B B/A 3 年 度 の 件 費 率 4 年 度 6,69 8,136,675 373,713 1,54,11 18.95 19.18 () 職 員 給 与

More information

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H25.11.15 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支

1 予 算 の 姿 ( 平 成 25 当 初 予 算 ) 長 野 県 財 政 の 状 況 H25.11.15 現 在 長 野 県 の 予 算 を 歳 入 面 から 見 ると 自 主 財 源 の 根 幹 である 県 税 が 全 体 の5 分 の1 程 度 しかなく 地 方 交 付 税 や 国 庫 支 長 野 県 における 行 政 財 政 改 革 の 取 組 について 参 考 資 料 3 1 行 政 財 政 改 革 を 推 進 するための 計 画 1 財 政 改 革 推 進 プログラム(H14~H18 ) 2 長 野 県 行 財 政 改 革 プラン(H19~H23 ) 3 長 野 県 行 政 財 政 改 革 方 針 (H24~H28 ) 事 務 事 業 の 見 直 し 民 間 委 託 など 外 部

More information

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc

Microsoft Word - 佐野市生活排水処理構想(案).doc 佐 野 市 生 活 排 水 処 理 構 想 ( 案 ) 平 成 27 年 12 月 佐 野 市 目 次 1. 生 活 排 水 処 理 構 想 について 1.1 生 活 排 水 処 理 構 想 とは P.1 1.2 生 活 排 水 処 理 施 設 の 種 類 P.1 2. 佐 野 市 の 現 状 と 課 題 2.1 整 備 状 況 P.2 2.2 主 な 汚 水 処 理 施 設 P.2 2.3 生 活

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,6 161,7 222,9 261,9 289,2 32,6 366,2 41 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 件 費 率 22 年 度 158,172 44,66,25 1,13,136 7,281,69 16.3 16.7 (2) 職 員 給 与

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135,600 185,800 222,900 2

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 ( 単 位 : ) 6 級 7 級 8 級 135,600 185,800 222,900 2 日 田 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) 年 度 (22 年 度 末 ) A B B/A 21 年 度 の 人 件 費 率 22 71,889 39,061,738 人 % % 1,444,329 6,050,275

More information

 

  障 害 者 政 策 委 員 会 第 2 小 委 員 会 ( 第 3 回 ) 資 料 一 覧 資 料 1-1 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減 等 )について に 関 する 厚 生 労 働 省 資 料 1 資 料 1-2 論 点 4 15 24 条 所 得 保 障 等 ( 年 金, 諸 手 当, 経 済 的 負 担 の 軽 減

More information

Microsoft Word - H25年度の概要

Microsoft Word - H25年度の概要 1 県 民 経 済 計 算 の 概 要 1. 平 成 25 年 度 県 民 経 済 計 算 の 概 要 平 成 25 年 度 の 県 民 経 済 計 算 の 推 計 結 果 について 主 な 経 済 指 標 は 次 のとおりです 3 千 葉 県 [ 参 考 ] 全 国 実 数 増 加 率 実 数 増 加 率 1 県 ( 国 ) 内 総 生 産 県 ( 国 ) 民 所 得 名 目 19 兆 8,112

More information

- 糖 結 合 質 変 性 劣 化 糖 - 炭 水 化 物 糖 + 食 物 繊 維 理 解 助 糖 取 上 酸 化 - 酸 化 合 病 気 酸 化 酸 化 活 性 酸 素 言 葉 目 機 会 多 思 比 言 葉 聞 思 体 内 酸 化 直 接 的 病 気 老 化 惹 起 遠 巻 病 気 老 化 要

- 糖 結 合 質 変 性 劣 化 糖 - 炭 水 化 物 糖 + 食 物 繊 維 理 解 助 糖 取 上 酸 化 - 酸 化 合 病 気 酸 化 酸 化 活 性 酸 素 言 葉 目 機 会 多 思 比 言 葉 聞 思 体 内 酸 化 直 接 的 病 気 老 化 惹 起 遠 巻 病 気 老 化 要 第 回 歳 過 目 立 皮 膚 大 原 因 現 象 分 体 内 組 織 進 行 蓄 積 心 筋 梗 塞 脳 梗 塞 血 管 症 糖 尿 病 合 併 症 骨 粗 鬆 症 起 原 因 分 他 病 白 内 障 関 係 質 糖 分 勝 手 結 合 質 性 質 変 質 糖 体 成 分 毎 日 食 事 摂 日 常 的 起 避 反 応 蓄 積 老 化 病 気 人 本 質 的 課 題 今 後 研 究 待 事 項 早

More information

001-00 セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用)

001-00 セルフメディケーション推進のための一般用医薬品等に関する所得控除制度の創設(個別要望事項:HP掲載用) 平 成 28 年 度 地 方 税 制 改 正 ( 税 負 担 軽 減 措 置 等 ) 要 望 事 項 ( 新 設 拡 充 延 長 その 他 ) No 1 府 省 庁 名 厚 生 労 働 省 対 象 税 目 個 人 住 民 税 法 人 住 民 税 事 業 税 不 動 産 取 得 税 固 定 資 産 税 事 業 所 税 その 他 ( ) 要 望 項 目 名 要 望 内 容 ( 概 要 ) セルフメディケーション

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261,

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 級 の 給 料 月 額 最 高 号 級 の 給 料 月 額 1 級 ( 単 位 : ) 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 9 級 1 級 135,6 185,8 222,9 261, 別 紙 3 宇 治 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 (23 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 19,158 6,283,229 364,56 11,757,664 19.5 ( 参 考 ) 22 年 度 の 件 費 率 2.9

More information

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷

図 表 1 1,000 万 円 以 上 高 額 レセプト ( 平 成 25 年 度 ) 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 病 名 順 位 月 額 医 療 費 主 傷 平 成 25 年 度 高 額 レセプト 上 位 の 概 要 健 保 連 が 行 う 平 成 25 年 度 の 高 額 医 療 交 付 金 交 付 事 業 に 申 請 された 医 療 費 のうち 1ヵ 月 の 医 療 費 が1,000 万 円 以 上 のものは 前 年 度 比 82 件 増 (32.28% 増 )の336 件 で 過 去 最 高 となった 全 336 件 のうち 先 天 性 疾 患 が125

More information

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動

事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します 1. 個 人 事 業 税 業 種 区 分 税 率 ( 標 準 税 率 ) 第 1 種 事 業 ( 物 品 販 売 業 製 造 業 金 銭 貸 付 業 飲 食 店 業 不 動 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 の 法 令 等 に 準 拠 UP!Consulting Up Newsletter 事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 減 資 による 欠 損 填 補 と 資 本 金 等 の 額 http://www.up-firm.com 1 事 業 税 の 外 形 標 準 課 税 事 業 税 は 都 道 府 県 が 所 得 ( 利 益 )に 対 して 課 税 します

More information

Taro-H19退職金(修正版).jtd

Taro-H19退職金(修正版).jtd 調 査 結 果 の 概 要 1 退 職 金 制 度 (1) 採 用 状 況 ( 表 1) 集 計 第 1 表 第 2 表 退 職 金 制 度 の 採 用 状 況 をみると 退 職 一 時 金 制 度 のみ 14 社 ( 退 職 金 制 度 採 用 企 業 246 社 の5.7 %) 退 職 年 金 制 度 のみ 27 社 ( 同 11.0%) 退 職 一 時 金 制 度 と 退 職 年 金 制 度

More information

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震

Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 大 規 模 地 震 対 策 特 別 措 置 法 第 6 条 の 規 定 に 基 づき 本 県 の 東 海 地 震 に 係 る 地 震 防 災 対 策 強 化 地 域 において 東 海 地 震 Ⅶ 東 海 地 震 に 関 して 注 意 情 報 発 表 時 及 び 警 戒 宣 言 発 令 時 の 対 応 東 海 地 震 注 意 情 報 発 表 時 (1) 医 務 課 衛 生 薬 務 課 Ⅶ-1 Ⅶ-1 Ⅶ-2 2 病 院 診 療 所 の 対 応 (1) 院 内 の 安 全 確 保 等 (2) 医 療 救 護 活 動 の 準 備 Ⅶ-3 Ⅶ-4 Ⅶ-4 3 基 幹 災 害 拠 点 病 院 基

More information

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf

Microsoft Word - 奨学金相談Q&A.rtf 奨 学 金 相 談 Q&A 1 奨 学 金 制 度 の 何 が 問 題 か 1 金 融 事 業 に 変 質 した 奨 学 金 制 度 日 本 育 英 会 が2004 年 に 廃 止 されて 独 立 行 政 法 人 日 本 学 生 支 援 機 構 に 移 行 してから 金 融 事 業 として 位 置 づけられ 返 還 金 の 回 収 強 化 が 進 められてきました 2010 年 4 月 から 返 済

More information

(Microsoft Word - 1004_10\214\216\222\262\215\270\203\212\203\212\201[\203X_\215\305\217I\215e.doc)

(Microsoft Word - 1004_10\214\216\222\262\215\270\203\212\203\212\201[\203X_\215\305\217I\215e.doc) 10 月 8 日 は 入 れ 歯 の 日 - 口 腔 ケアと 体 の 健 康 に 関 する 意 識 と 歯 科 医 院 に 行 く 頻 度 の 実 態 調 査 - 2012 年 10 月 吉 日 歯 の 健 康 と 体 の 健 康 は 関 係 があると 思 う 人 は 94.5% しかし 同 じ 歯 科 医 院 に 定 期 的 に 通 っている 人 は 16.9% かかりつけ 歯 科 医 を 持 って

More information

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73>

<31352095DB8CAF97BF97A6955C2E786C73> 標 準 報 酬 月 額 等 級 表 ( 厚 生 年 金 ) 標 準 報 酬 報 酬 月 額 厚 生 年 金 保 険 料 厚 生 年 金 保 険 料 率 14.642% ( 平 成 18 年 9 月 ~ 平 成 19 年 8 月 ) 等 級 月 額 全 額 ( 円 ) 折 半 額 ( 円 ) 円 以 上 円 未 満 1 98,000 ~ 101,000 14,349.16 7,174.58 2 104,000

More information

1

1 -------------------------------------------------------------------------------- 別 添 5-4 事 後 調 査 の 計 画 -------------------------------------------------------------------------------- 1 事 後 調 査 項 目 の 選

More information

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する

3 圏 域 では 県 北 沿 岸 で2の 傾 向 を 強 く 見 てとることができます 4 近 年 は 分 配 及 び 人 口 が 減 少 している 市 町 村 が 多 くなっているため 所 得 の 増 加 要 因 を 考 える 場 合 は 人 口 減 少 による 影 響 についても 考 慮 する 調 査 分 析 レポート 21-9 平 成 21 年 12 月 16 日 調 査 統 計 課 調 査 分 析 担 当 一 人 当 たり 市 町 村 民 所 得 の 増 加 要 因 について 平 成 19 市 町 村 民 所 得 推 計 において 市 町 村 民 所 得 の 分 配 ( 以 下 分 配 という ) 及 び 一 人 当 たり 市 町 村 民 所 得 ( 以 下 所 得 という

More information

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77

技 能 労 務 職 公 務 員 民 間 参 考 区 分 平 均 年 齢 職 員 数 平 均 給 与 月 額 平 均 給 与 月 額 平 均 給 料 月 額 (A) ( 国 ベース) 平 均 年 齢 平 均 給 与 月 額 対 応 する 民 間 の 類 似 職 種 東 庄 町 51.3 歳 18 77 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 東 庄 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) 分 ( 年 度 末 ) A B B/A 1 年 度 の 件 費 率 千 千 千 年 度 15,408 5,093,505 1,033,984 517,441 0.3 0.8 ()

More information

「節電に対する生活者の行動・意識

「節電に対する生活者の行動・意識 節 電 に 対 する 生 活 者 の 行 動 意 識 に 関 する 調 査 -2014 年 調 査 - みずほ 情 報 総 研 株 式 会 社 環 境 エネルギー 第 1 部 2015 年 3 月 9 日 目 次 要 旨 調 査 の 背 景 と 目 的 調 査 方 法 調 査 の 主 な 結 果 調 査 結 果 1. 回 答 者 の 基 本 属 性 2. 電 力 不 足 地 球 温 暖 化 への 意

More information

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加

( 別 紙 ) 以 下 法 とあるのは 改 正 法 第 5 条 の 規 定 による 改 正 後 の 健 康 保 険 法 を 指 す ( 施 行 期 日 は 平 成 28 年 4 月 1 日 ) 1. 標 準 報 酬 月 額 の 等 級 区 分 の 追 加 について 問 1 法 改 正 により 追 加 別 添 事 務 連 絡 平 成 27 年 12 月 18 日 日 本 年 金 機 構 厚 生 年 金 保 険 部 長 殿 厚 生 労 働 省 年 金 局 事 業 管 理 課 長 持 続 可 能 な 医 療 保 険 制 度 を 構 築 するための 国 民 健 康 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 による 健 康 保 険 法 及 び 船 員 保 険 法 改 正 内 容 の 一 部 に

More information

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の

有 料 老 ホーム ( ) ( 主 として 要 介 護 状 態 にある を 入 居 させるも のに 限 る ) 第 29 条 ( 届 出 等 ) 第 二 十 九 条 有 料 老 ホーム( 老 を 入 居 させ 入 浴 排 せつ 若 しくは 食 事 の 介 護 食 事 の 提 供 又 はその 他 の 消 防 法 施 行 令 別 表 第 1(6) 項 ロに 掲 げる 施 設 の 概 要 ( 細 目 欄 の 印 は275m2 未 満 の 施 設 が 想 定 されるものを 示 す ) 細 目 根 拠 法 令 規 定 規 模 要 件 根 拠 規 定 構 造 要 件 根 拠 規 定 参 考 資 料 10 老 短 期 入 所 施 設 ( ) (ショートステイ) 第 20 条 の3 ( 老 短 期 入 所 施

More information

我孫子市小規模水道条例

我孫子市小規模水道条例 我 孫 子 市 小 規 模 水 道 条 例 施 行 規 則 ( 趣 旨 ) 第 1 条 この 規 則 は 我 孫 子 市 小 規 模 水 道 条 例 ( 平 成 24 年 条 例 第 46 号 以 下 条 例 という ) の 施 行 に 関 し 必 要 な 事 項 を 定 める ( 検 査 項 目 等 ) 第 2 条 条 例 第 3 条 第 2 項 に 規 定 する 基 準 ( 以 下 水 質 基

More information

<5461726F31332D91CF906B89BB8C7689E68F912E6A7464>

<5461726F31332D91CF906B89BB8C7689E68F912E6A7464> 阿 武 町 学 校 施 設 耐 震 化 計 画 平 成 19 年 6 月 阿 武 町 教 育 委 員 会 1 阿 武 町 基 本 構 想 基 本 計 画 における 学 校 施 設 整 備 計 画 について 阿 武 町 では 昭 和 58 年 に 阿 武 町 基 本 構 想 を 策 定 更 に 平 成 元 年 には これ に 基 づく 阿 武 町 基 本 計 画 さんサントピア 阿 武 7 箇 年 計

More information

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について

平成25年度 独立行政法人日本学生支援機構の役職員の報酬・給与等について 平 成 25 年 度 独 立 行 政 法 日 本 学 生 支 援 機 構 の 役 職 員 の 報 酬 給 与 等 について Ⅰ 役 員 報 酬 等 について 1 役 員 報 酬 についての 基 本 方 針 に 関 する 事 項 1 平 成 25 年 度 における 役 員 報 酬 についての 業 績 反 映 のさせ 方 日 本 学 生 支 援 機 構 は 奨 学 金 貸 与 事 業 留 学 生 支 援

More information

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 4 5 4 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対

( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 4 5 4 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対 軽 自 動 車 税 減 免 取 扱 要 綱 函 館 市 財 務 部 ( 減 免 の 根 拠 等 ) 第 1 条 こ の 要 綱 は, 地 方 税 法 第 4 5 4 条 の 規 定 に 基 づ く 市 税 条 例 第 6 9 条 の 2 の 規 定 を 根 拠 と す る 身 体 障 害 者 等 に 対 す る 軽 自 動 車 税 の 減 免 の 具 体 的 な 対 象 お よ び 処 理 方 法

More information

表紙

表紙 現 況 の 指 定 容 積 率 をすべて 使 い 切 った 場 合 に 現 況 容 積 率 の 2.25 倍 以 上 になるかどうかを 確 認 する 現 況 の 街 区 面 積 は 3,569,759m2 延 べ 床 面 積 は 3,569,759m2であるから 目 標 とする 延 べ 床 面 積 はその 2.25 倍 の 8,031,958m2である 一 方 指 定 容 積 率 をすべて 使 い

More information

<4D6963726F736F667420576F7264202D20328FCD5F8F5A82DC82A282DC82BF82C382AD82E882CC89DB91E8>

<4D6963726F736F667420576F7264202D20328FCD5F8F5A82DC82A282DC82BF82C382AD82E882CC89DB91E8> 第 2 章 住 まい まちづくりの 課 題 これまで 整 理 した 能 代 市 の 住 宅 住 環 境 の 現 況 及 び 住 民 意 向 調 査 結 果 上 位 関 連 計 画 等 を 考 慮 すると 1. 高 齢 化 の 進 展 2. 社 会 ニーズの 多 様 化 3. 住 宅 を 取 り 巻 く 環 境 の 変 化 4. 能 代 市 独 自 の 地 域 性 5. 市 営 住 宅 ストックの 質

More information

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 19 8020 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病

17 外 国 人 看 護 師 候 補 者 就 労 研 修 支 援 18 看 護 職 員 の 就 労 環 境 改 善 19 8020 運 動 推 進 特 別 20 歯 科 医 療 安 全 管 理 体 制 推 進 特 別 21 在 宅 歯 科 医 療 連 携 室 整 備 22 地 域 災 害 拠 点 病 資 料 22 ( 別 紙 第 1 2 号 様 式 ) 平 成 24 年 度 医 療 提 供 体 制 推 進 費 補 助 金 における 計 画 評 価 シート 1 の 概 要 神 奈 川 県 ( 金 額 の 単 位 は 千 円 ) 補 助 金 等 名 称 医 療 提 供 体 制 推 進 費 補 助 金 補 助 年 度 平 成 24 年 度 担 当 課 神 奈 川 県 保 健 福 祉 局 保 健 医 療

More information

(5) 給 与 改 定 の 状 況 には 事 委 員 会 が 設 置 されていないため 勧 告 はありません 1 月 例 給 民 間 給 与 公 務 員 給 与 A B 24 年 度 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 AB ( 改 定

(5) 給 与 改 定 の 状 況 には 事 委 員 会 が 設 置 されていないため 勧 告 はありません 1 月 例 給 民 間 給 与 公 務 員 給 与 A B 24 年 度 事 委 員 会 の 勧 告 ( 参 考 ) 較 差 勧 告 給 与 改 定 率 国 の 改 定 率 AB ( 改 定 別 紙 3 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) の 給 与 定 員 管 理 等 について 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (23 年 度 末 ) A B B/A 22 年 度 の 件 費 率 23 年 度 千 千 千 46,445 2,239,554 454,172 3,386,243 16.73 15.69

More information

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円

目 改 正 項 目 軽 自 動 車 率 の 引 上 げ 〇 国 及 び 地 方 を 通 じた 自 動 車 関 連 制 の 見 直 しに 伴 い 軽 自 動 車 の 標 準 率 が 次 のとおり 引 き 上 げられます 車 種 区 分 引 上 げ 幅 50cc 以 下 1,000 円 2,000 円 平 成 26 年 2 月 19 日 政 策 総 務 財 政 委 員 会 配 付 資 料 財 政 局 平 成 26 年 度 制 改 正 ( 地 方 )の 概 要 について 平 成 26 年 度 制 改 正 のうち に 関 係 する 主 な 改 正 事 項 は 次 のとおりです なお これらの 事 項 について 地 方 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 案 が 可 決 された 場 合 には

More information

添 付 資 料 の 目 次 1. 当 四 半 期 決 算 に 関 する 定 性 的 情 報 2 (1) 経 営 成 績 に 関 する 説 明 2 (2) 財 政 状 態 に 関 する 説 明 2 (3) 連 結 業 績 予 想 などの 将 来 予 測 情 報 に 関 する 説 明 2 2.サマリー 情 報 ( 注 記 事 項 )に 関 する 事 項 3 (1) 当 四 半 期 連 結 累 計 期 間

More information

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2)

1 変更の許可等(都市計画法第35条の2) 第 11 章 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ( 都 市 計 画 法 第 41 条 ) 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ( 都 市 計 画 法 第 41 条 ) 法 律 ( 建 築 物 の 建 ぺい 率 等 の 指 定 ) 第 四 十 一 条 都 道 府 県 知 事 は 用 途 地 域 の 定 められていない 土 地 の 区 域 における 開 発 行 為 につい て 開

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 1 号 給 の 給 料 月 額 最 高 号 給 の 給 料 月 額 135,6 243,7 185,8 222,9 261,9 木 津 川 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) ( 平 成 21 年 度 末 ) A B B/A 2 年 度 の 件 費 率 年 度 21 69,31 26,452,32 316,21 4,13,296 15.5 17.9 (2)

More information

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に

市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に 第 3 市 町 村 税 関 係 市 町 村 税 の 概 況 市 町 村 税 の 概 況 は 平 成 25 年 度 地 方 財 政 状 況 調 査 平 成 26 年 度 市 町 村 税 の 課 税 状 況 等 の 調 及 び 平 成 26 年 度 固 定 資 産 の 価 格 等 の 概 要 調 書 等 報 告 書 等 の 資 料 に 基 づいてとりまとめた 一 平 成 25 年 度 決 算 状 況 1

More information

27477_Ł\”ƒ.ec6

27477_Ł\”ƒ.ec6 平 成 1 年 度 老 人 クラブ 生 活 モニター 活 動 高 齢 者 の 食 生 活 轄 高 齢 者 の 食 生 活 平 成 十 八 年 度 全 老 連 女 性 委 員 会 全 国 老 人 クラブ 連 合 会 女 性 委 員 会 Ⅰ モニターの 概 要 1 モニターの 主 体 と 目 的 全 国 老 人 クラブ 連 合 会 女 性 委 員 会 によるモニターは 高 齢 者 が 安 心 して 暮

More information

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与

公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 1 職 員 給 与 費 の 状 況 ア 決 算 区 分 総 費 用 純 利 益 職 員 給 与 費 総 費 用 に 占 める ( 参 考 ) 職 員 給 与 費 比 率 22 年 度 の 総 費 用 に 占 A B B/A める 職 員 給 与 電 子 版 職 員 給 与 のあらまし < 公 営 企 業 版 > 平 成 24 年 度 目 次 公 営 企 業 職 員 の 状 況 1 水 道 事 業 2 工 業 用 水 道 事 業 3 下 水 道 事 業 4 自 動 車 運 送 事 業 5 高 速 度 鉄 道 事 業 6 病 院 事 業 < 問 い 合 わせ 先 > 上 下 水 道 局 総 務 部 総 務 課 交 通 局 総 務 部 労 務 課

More information

ⅰ_本扉.indd

ⅰ_本扉.indd 1 2 2 2 3 2 4 3 5 4 6 4 7 9 8 9 1 28 2 33 3 36 4 40 5 41 6 43 7 47 8 49 1 1 52 1 2 56 1 3 60 2 64 3 1 66 3 2 66 4 67 5 1 68 5 2 76 5 3 84 6 92 7 96 8 97 9 98 10 1 102 10 2 104 11 108 12 109 13 109 14 110

More information

<4831398CF6955C976C8EAE8140816982DE82C28E73816A2E786C73>

<4831398CF6955C976C8EAE8140816982DE82C28E73816A2E786C73> 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (18 年 度 末 ) むつ 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について A B B/A 17 年 度 の 件 費 率 18 年 度 65,960 32,435,254 2,134,451 5,440,498 16.77 18.00 (2)

More information

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~

平成16年年金制度改正 ~年金の昔・今・未来を考える~ 第 2 回 社 会 保 険 料 労 働 保 険 料 の 賦 課 対 象 となる 報 酬 等 の 範 囲 に 関 する 検 討 会 平 成 24 年 9 月 20 日 資 料 1 通 勤 手 当 について 1 これまでの 通 勤 に 要 する 費 用 に 関 する 考 え 方 では 通 勤 手 当 の 金 額 が 実 費 弁 償 的 に 算 定 される 場 合 でも それは 通 常 使 用 者 が 負

More information

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納

も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納 住 民 税 が 変 わす 税 源 移 譲 青 森 県 も く じ 1 税 源 移 譲 1 2 何 が 変 わったのか 改 正 の 3 つ の ポイント ポイント1 国 から 地 方 へ 3 兆 円 規 模 の 税 源 が 移 譲 される 2 ポイント2 個 人 住 民 税 の 税 率 構 造 が 一 律 10%に 変 わる 3 ポイント3 個 々の 納 税 者 の 負 担 が 増 えないようにする

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135,600 185,800 222,900 261,900 289,200 320,600

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 号 給 の 給 料 月 額 ( 単 位 : ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 135,600 185,800 222,900 261,900 289,200 320,600 本 巣 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 21 年 度 住 民 基 本 台 帳 口 (21 年 度 末 ) (A) (B) 35,523 歳 出 額 14,360,892 実 質 収 支 件 費 999,985 2,521,801 件 費 率 ( 参 考 ) B/A 17.6 20 年 度 の 件 費 率 18.8

More information

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮

頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 のために 講 ずる 具 体 的 な 施 策 等 について 定 めることにより 子 宮 頸 がんの 確 実 な 予 防 を 図 ることを 目 的 とする ( 定 義 ) 第 二 条 この 法 律 において 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 とは 子 宮 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 に 関 する 法 律 ( 案 ) 目 次 第 一 章 総 則 ( 第 一 条 第 二 条 ) 第 二 章 子 宮 頸 がん 予 防 方 針 等 ( 第 三 条 第 六 条 ) 第 三 章 子 宮 頸 がん 予 防 措 置 の 実 施 の 推 進 に 関 する 具 体 的 な 施 策 第 一 節 子 宮 頸 がん 及 び 子 宮 頸 がんの 予

More information

神の錬金術プレビュー版

神の錬金術プレビュー版 みみ 増! 神 錬 術 God's alchemy Prologue ロローグ God's alchemy 4 神 錬 術! 人 非 常 重 素 ば 必 ず 幸 わ 幸 人 極 め 少 数 派 思 ぎ 困 困 大 変 起 ぎ 直 接 原 因 命 落 充 活 保 障 取 直 ず 命 安 全 味 欠 乏 人 存 重 大 危 険 有 無 私 達 非 常 密 接 関 係 代 有 無 私 達 活 直 接 左

More information

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt

Microsoft PowerPoint - 報告書(概要).ppt 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 論 点 と 意 見 について ( 概 要 ) 神 奈 川 県 市 町 村 における 地 方 公 務 員 制 度 改 革 に 係 る 検 討 会 議 について 1 テーマ 地 方 公 務 員 制 度 改 革 ( 総 務 省 地 方 公 務 員 の 労 使 関 係 制 度 に 係 る 基 本 的 な 考 え 方 )の 課 題 の 整

More information

減 少 率 ) と 平 均 余 命 の 伸 びを 勘 案 した 一 定 率 (0.3%) の 合 計 である スライド 調 整 率 を 差 し 引 いて 年 金 額 の 改 定 が 行 われる( 図 表 ) ただし マクロ 経 済 スライドが 完 全 に 実 施 されるのは 賃 金 や 物 価 があ

減 少 率 ) と 平 均 余 命 の 伸 びを 勘 案 した 一 定 率 (0.3%) の 合 計 である スライド 調 整 率 を 差 し 引 いて 年 金 額 の 改 定 が 行 われる( 図 表 ) ただし マクロ 経 済 スライドが 完 全 に 実 施 されるのは 賃 金 や 物 価 があ みずほインサイト 政 策 05 年 3 月 5 日 マクロ 経 済 スライド 初 めて 実 施 へ 05 年 度 の 年 金 額 は 0.9% 引 き 上 げ 政 策 調 査 部 上 席 主 任 研 究 員 堀 江 奈 保 子 03-359-308 naoko.horie@mizuho-ri.co.jp 05 年 度 の 年 金 改 定 率 は 現 役 人 口 の 減 少 や 平 均 余 命 の 伸

More information

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾

別 紙 第 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 を 次 のように 定 める 平 成 26 年 2 月 日 提 出 高 知 県 知 事 尾 付 議 第 3 号 高 知 県 立 学 校 授 業 料 等 徴 収 条 例 の 一 部 を 改 正 する 条 例 議 案 に 係 る 意 見 聴 取 に 関 する 議 案 平 成 26 年 2 月 高 知 県 議 会 定 例 会 提 出 予 定 の 条 例 議 案 に 係 る 地 方 教 育 行 政 の 組 織 及 び 運 営 に 関 する 法 律 ( 昭 和 31 年 法 律 第 162 号 )

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 について 概 要 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 き 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 清 瀬 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) 25 年 度 千 74,247 27,195,534 A 768,602 千 4,616,550 B 千 17.0 B/A 昨 年 度 の 件 費 率 17.3

More information

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32,743 353,826 341,321

3 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 ( ベース) 43.7 歳 32,743 353,826 341,321 平 成 24 年 度 職 員 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (23 年 度 末 ) A B B/A 22 年 度 の 件 費 率 千 千 千 23 年 度 16,465 1,969,859 183,816 2,34,765 21.3

More information

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) 110 105 (H25.4.1) 104.1 (H25.4.1) (H25.7.1) 105.2 104.1 (H25.7.1) 103.1 (H25.4.1) 106.9 (H25.7.1) 104.0 100 9

(4) ラスパイレス 指 数 の 状 況 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 ) 110 105 (H25.4.1) 104.1 (H25.4.1) (H25.7.1) 105.2 104.1 (H25.7.1) 103.1 (H25.4.1) 106.9 (H25.7.1) 104.0 100 9 茅 野 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) ( 24 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 の 人 件 費 率 24 年 度 人 % % 55,760 22,775,329 804,761 3,955,168

More information

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て

130117_『高齢社会をむかえた東京23区の将来 人口と建物の関係から見て 第 60 回 (n300)nsri 都 市 環 境 フォーラム 2013.1.17 超 高 齢 社 会 をむかえた 東 京 23 区 の 将 来 人 口 と 建 物 の 関 係 から 見 て 早 稲 田 大 学 特 命 教 授 伊 藤 滋 1 総 人 口 の 推 移 予 測 東 京 23 区 の 人 口 東 京 23 区 の 総 人 口 は 2010 年 の907 万 人 から 2030 年 には985

More information

波佐見町の給与・定員管理等について

波佐見町の給与・定員管理等について 波 佐 見 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) (24 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 の 人 件 費 24 年 度 15,253 人 5,698,68 113,830 46,156 13.1 %

More information

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程

学校法人日本医科大学利益相反マネジメント規程 学 校 法 人 日 本 医 科 大 学 利 益 相 反 マネジメント 規 程 第 1 章 総 則 ( 目 的 ) 第 1 条 この 規 程 は 学 校 法 人 日 本 医 科 大 学 ( 以 下 本 法 人 という )が 本 法 人 利 益 相 反 マネジメントポリシー( 平 成 18 年 12 月 1 日 制 定 )の 精 神 に 則 り 教 職 員 等 の 産 学 官 連 携 活 動 に 伴 い

More information

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (24 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額 白 岡 町 ( 市 )の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 (2 3 年 度 末 ) A B B/A 23 年 度 % 50,5 5 3 11, 6 78, 9 49 4 5 6, 9 48 2,760, 245 2 3. 6 ( 参 考 ) 22

More information

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章

Microsoft Word - 【溶け込み】【修正】第2章~第4章 第 4 章 金 要 件 と 金 額 1 ( 高 齢 になった 場 合 に 受 け 取 れる 金 ) 要 件 1 受 資 格 期 間 保 険 料 納 付 済 期 間 と 保 険 料 免 除 期 間 を 合 わせて25 以 上 あること (ただし 金 額 には 反 映 されないが 受 資 格 期 間 には 算 入 される 合 算 対 象 期 間 があります) 消 費 税 が 引 き 上 げられる 27

More information

39_1

39_1 三 井 住 友 信 託 銀 行 調 査 月 報 215 年 7 月 号 高 齢 化 財 政 悪 化 が 変 える 個 人 消 費 構 造 < 要 旨 > 日 本 では 年 金 受 給 者 数 が 給 与 所 得 者 数 の 約 7 割 に 達 し 高 齢 者 が 消 費 全 体 に 与 え る 影 響 は 年 々 増 してきている 214 年 は 給 与 所 得 環 境 が 改 善 したにもかかわらず

More information

Microsoft PowerPoint - さいたま市 pptx

Microsoft PowerPoint - さいたま市 pptx 1 サイエンスカフェ ~ 健 康 食 品 に 頼 りすぎていませんか?~ 健 康 食 品 サプリメント の 適 切 な 使 用 の 考 え 方 ( 独 ) 国 立 健 康 栄 養 研 究 所 情 報 センター 梅 垣 敬 三 健 康 食 品 とは? 健 康 の 保 持 増 進 に 資 する 食 品 全 般 が 該 当 すると 考 えられる サプリメントとは? 一 般 には 米 国 のDietary

More information

(\202g22\214\366\225\\.xls)

(\202g22\214\366\225\\.xls) 別 (1) 紙 3 区 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 21 年 度 分 住 民 基 本 (21 台 年 帳 度 人 末 口 ) 歳 出 額 A 人 件 費 別 海 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (2) 職 員 給 与 16,052 費 の 状 況 ( 普 14,873,338 通 会 計 決 算 ) 586,003千 円 2,316,507 千

More information

首 は 下 あ ご の 骨 の 下 か ら 鎖 骨 の 上 ま で 自 分 の 首 を 両 手 で は さ ん で お さ え て み ま し ょ う 師 首 っ て ど ん な 仕 事 を し て い る か な 子 頭 を の せ て い る 頭 を お さ え て い る 頭 を 動 か し

首 は 下 あ ご の 骨 の 下 か ら 鎖 骨 の 上 ま で 自 分 の 首 を 両 手 で は さ ん で お さ え て み ま し ょ う 師 首 っ て ど ん な 仕 事 を し て い る か な 子 頭 を の せ て い る 頭 を お さ え て い る 頭 を 動 か し の ど の 仕 事 2 0 1 5 年 3 月 4 日 黒 川 理 科 研 究 会 永 澤 義 人 私 は ふ だ ん は 自 分 の か ら だ に つ い て 深 く 考 え る こ と は ほ と ん ど あ り ま せ ん で も 一 昨 年 食 道 癌 に な り 担 当 医 か ら 食 道 癌 の 後 遺 症 で い ち ば ん 多 く 恐 ろ し い の は 誤 飲 に よ る 肺 炎

More information

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都

養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者 とし 死 亡 保 険 金 及 び 満 期 保 険 金 のいずれも 会 社 を 受 取 人 とする 養 老 保 険 に 加 入 してい る 場 合 を 解 説 します 資 金 繰 りの 都 平 成 22 年 4 月 1 日 現 在 の 法 令 等 に 準 拠 Up Newsletter 養 老 保 険 の 減 額 逓 増 定 期 保 険 の 取 扱 い 変 更 介 護 費 用 保 険 の 導 入 企 業 の 保 険 のポイント http://www.up-firm.com 1 養 老 保 険 の 減 額 払 済 保 険 への 変 更 1. 設 例 会 社 が 役 員 を 被 保 険 者

More information

別紙3

別紙3 美 濃 加 茂 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 人 口 (24 年 度 末 ) 歳 出 額 A 実 質 収 支 人 件 費 B 人 件 費 率 B/A ( 参 考 ) 23 年 度 の 人 件 費 率 24 年 度 55,018 人 17,404,089 1,057,991 2,446,300

More information

<30338140926E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A7937882CC8CA992BC82B582C982C282A282C48140483234944E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477>

<30338140926E95FB8CF689638AE98BC689FC90B390A7937882CC8CA992BC82B582C982C282A282C48140483234944E90E096BE8E9E8E9197BF2E786477> Ⅳ 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 の 見 直 しについて 見 直 しの 背 景 と 基 本 的 考 え 方 総 務 省 では 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 の 今 後 のあり 方 等 について 検 討 を 行 うため 平 成 年 6 月 8 日 から 地 方 公 営 企 業 会 計 制 度 等 研 究 会 を 開 催 し その 研 究 会 で 報 告 書 が 取 り まとめられました

More information

スライド 1

スライド 1 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 について 厚 生 労 働 省 年 金 局 公 的 年 金 制 度 の 健 全 性 及 び 信 頼 性 の 確 保 のための 厚 生 年 金 保 険 法 等 の 一 部 を 改 正 する 法 律 ( 平 成 25 年 法 律 第 63 号 )の 概 要

More information

Taro-iryouhoken

Taro-iryouhoken 医 療 保 険 制 度 2014 社 会 保 障 法 1 国 民 皆 保 険 国 民 皆 保 険 医 療 保 険 全 体 図 国 民 共 済 制 度 健 康 民 間 労 働 者 公 務 員 等 保 家 族 険 自 営 業 者 無 職 他 国 民 健 康 保 険 1961( 昭 36) 年 4 月 ~ 2 健 康 保 険 制 度 の 被 保 険 者 と 被 扶 養 者 (1) 強 制 被 保 険 者

More information

スライド 1

スライド 1 社 会 保 障 税 一 体 改 革 における 年 金 関 連 法 案 について 年 金 機 能 強 化 法 案 (3 月 30 日 提 出 ) 国 会 提 出 時 の 法 案 の 内 容 1 基 礎 年 金 国 庫 負 担 2 分 の1の 恒 久 化 2 受 給 資 格 期 間 の 短 縮 (25 年 10 年 ) 3 産 休 期 間 中 の 社 会 保 険 料 免 除 4 遺 族 基 礎 年 金

More information

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税

平成24年度税制改正要望 公募結果 153. 不動産取得税 項 目 : 153. 不 動 産 取 得 税 岩 手 県 ( 商 工 労 働 観 光 部 企 業 立 地 推 進 課 ) 被 災 地 域 の 企 業 が 投 資 する 再 生 可 能 エネルギー 設 備 に 対 する 課 税 免 除 大 震 災 津 波 において 被 災 地 域 では 電 気 水 道 ガスなどのインフラ 機 能 が 喪 失 し 工 場 では 稼 働 再 開 まで 長 期 間 を 要

More information

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが

2 平 均 病 床 数 の 平 均 病 床 数 では 療 法 人 に 対 しそれ 以 外 の 開 設 主 体 自 治 体 社 会 保 険 関 係 団 体 その 他 公 的 の 規 模 が 2.5 倍 程 度 大 きく 療 法 人 に 比 べ 公 的 病 院 の 方 が 規 模 の 大 き いことが II 病 院 経 営 管 理 指 標 に 関 する 調 査 研 究 結 果 1. 平 成 22 年 度 病 院 経 営 管 理 指 標 の 概 要 平 成 22 年 度 病 院 経 営 管 理 指 標 の 詳 細 については 後 述 の 平 成 22 年 度 病 院 経 営 管 理 指 標 に 示 し 以 下 ではその 概 況 を 述 べる 注 有 効 回 答 数 が 5 以 下 の 項 目 には

More information

<323420976C8EAE81698E738BE692AC91BA94C5816A8CF6955C8366815B835E2E786C73>

<323420976C8EAE81698E738BE692AC91BA94C5816A8CF6955C8366815B835E2E786C73> 富 田 林 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 平 成 4 年 度 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 人 口 出 額 実 質 収 支 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) ( 年 度 末 ) A B B/A () 職 員 給 与 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) ( 注 )1 職 員 手 当 には

More information

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が

(1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の 受 給 者 に 時 効 特 例 法 施 行 後 厚 生 年 金 期 間 Dが 判 明 した Bは 事 業 所 記 号 が 参 考 資 料 2 時 効 特 例 給 付 の 業 務 実 態 等 に 関 す る 調 査 結 果 に つ い て ( 報 告 書 で 取 り 上 げられた 10 ケースに 該 当 する 事 例 の 具 体 的 イメージ) (1)1オールゼロ 記 録 ケース 厚 生 年 金 期 間 A B 及 びCに 係 る 旧 厚 生 年 金 保 険 法 の 老 齢 年 金 ( 以 下 旧 厚 老 という )の

More information

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的

(5) 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しの 実 施 状 況 概 要 国 の 給 与 制 度 の 総 合 的 見 直 しにおいては 俸 給 表 の 水 準 の 平 均 2の 引 下 げ 及 び 地 域 手 当 の 支 給 割 合 の 見 直 し 等 に 取 り 組 むとされている 総 合 的 矢 掛 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について 総 括 () 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 区 分 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (25 年 度 末 ) A B B/A 24 年 度 の 件 費 率 25 年 度 5,055 千 7,78,45 千 48,9 千 877,259.3 2.8 (2) 職 員 給

More information

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5

2 職 員 の 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び の 状 況 (26 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 静 岡 県 国 類 似 団 体 2 技 能 労 務 職 区 41.8 歳 42.6 歳 43.5 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 一 般 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 )24 年 度 の (26 年 1 月 1 日 ) A B B/A 件 費 率 25 年 度 千 円 千 円 千 円 % % 61,419 20,666,887 1,276,279 4,024,627

More information

Microsoft Word - H25普通会計決算状況 .docx

Microsoft Word - H25普通会計決算状況 .docx 平 成 25 年 度 佐 倉 市 決 算 ( 普 通 会 計 )の 概 要 各 地 方 公 共 団 体 は 毎 年 度 決 算 状 況 を 1 枚 のカード( 決 算 カード)にまとめて 公 表 していま す この 決 算 状 況 のまとめは 総 務 省 が 行 う 地 方 財 政 状 況 調 査 の 会 計 区 分 である 普 通 会 計 に より 算 定 されます これは 一 般 会 計 及 び

More information

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額

3 職 員 の 平 均 給 与 月 額 初 任 給 等 の 状 況 (1) 職 員 の 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 及 び 平 均 給 与 月 額 の 状 況 (23 年 4 月 1 日 現 在 ) 1 一 般 行 政 職 平 均 年 齢 平 均 給 料 月 額 平 均 給 与 月 額 白 鷹 町 の 給 与 定 員 管 理 等 について( 平 成 23 年 度 ) 1 総 括 (1) 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 口 歳 出 額 実 質 収 支 件 費 件 費 率 ( 参 考 ) (22 年 度 末 ) A H22 年 度 15,653 7,495,399 471,366 1,214,22 16.1 B B/A H21 年 度 の 件

More information

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提

国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 検 討 を 進 めるものとする 平 成 19 年 法 案 をベースに 一 元 化 の 具 体 的 内 容 について 検 討 する 関 係 省 庁 間 で 調 整 の 上 平 成 24 年 通 常 国 会 への 法 案 提 国 家 公 務 員 の 年 金 払 い 退 職 給 付 の 創 設 について 財 務 省 主 計 局 給 与 共 済 課 長 調 査 主 任 土 谷 晃 浩 加 塩 雄 斗 1.はじめに ( 以 下 19 年 一 元 化 法 案 という )において 厚 退 職 給 付 ( 退 職 金 + 年 金 ( 事 業 主 分 ))の 官 民 均 衡 を 図 る 観 点 から 国 家 公 務 員 の 退 職 手

More information

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : 円 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,600 185,800 222,900 261,900 289,200 320,600 最

2 一 般 行 政 職 給 料 表 の 状 況 ( 平 成 24 年 4 月 1 日 現 在 ) ( 単 位 : 円 ) 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 1 号 給 の 給 料 月 額 135,600 185,800 222,900 261,900 289,200 320,600 最 飛 騨 市 の 給 与 定 員 管 理 等 について 1 総 括 (1) 人 件 費 の 状 況 ( 普 通 会 計 決 算 ) 住 民 基 本 台 帳 人 口 歳 出 額 人 件 費 人 件 費 率 ( 参 考 ) 実 質 収 支 (H23 年 度 末 ) A B B/A H22 年 度 の 人 件 費 率 人 千 円 千 円 千 円 % % 23 年 度 26,858 17,655,457 1,317,559

More information

Microsoft PowerPoint - 06 資料6 技術基準.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 06  資料6 技術基準.ppt [互換モード] 資 料 6 通 信 放 送 の 法 体 系 における 技 術 基 準 について 平 成 21 年 2 月 27 日 現 行 の 技 術 基 準 の 概 要 放 送 中 止 事 故 への 対 処 1 現 在 の 技 術 基 準 の 概 要 1.コンテンツに 係 る 技 術 基 準 (1) 目 的 放 送 の 品 質 の 確 保 受 信 端 末 の 安 定 的 な 供 給 の 確 保 等 (2) 概 要

More information

1.H26年エイズ発生動向年報ー概要

1.H26年エイズ発生動向年報ー概要 Ⅰ. 平 成 26(2014) 年 エイズ 発 生 動 向 概 要 厚 生 労 働 省 エイズ 動 向 委 員 会 エイズ 動 向 委 員 会 は 3 ヶ 月 ごとに 委 員 会 を 開 催 し 都 道 府 県 等 からの 報 告 に 基 づき 日 本 国 内 の 患 者 発 生 動 向 を 把 握 し 公 表 している 本 稿 では 平 成 26(2014) 年 1 年 間 の 発 生 動 向 の

More information