1.EDI(WEBEDI) の概要 (1)EDI の概要 (2)WEBEDI の概要 2.WEBEDI 開始までの手順 (1)NEC アクセステクニカ資材部への申請 (2) 帳票出力用にソフトウェア AcrobatReader のインストール (3)WEBEDI 接続テスト (4) テスト帳票出力

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1 WEB EDI ご利用の手引き ( 第三版 ) NEC アクセステクニカ 資材部 0 本資料は NEC 資材部管理部作成資料に 基づき作成しています

2 1.EDI(WEBEDI) の概要 (1)EDI の概要 (2)WEBEDI の概要 2.WEBEDI 開始までの手順 (1)NEC アクセステクニカ資材部への申請 (2) 帳票出力用にソフトウェア AcrobatReader のインストール (3)WEBEDI 接続テスト (4) テスト帳票出力 / 操作方法取得 (5)WEBEDI 本番開始 3.WEBEDI 操作の概要 4. 納品書出力時のお願い (1) 本サービスの帳票様式 (2) 納入数量 納入 ( 予定 ) 日の手書き記入のお願い (3) 納品書の要 / 不要判断のお願い 5. 帳票の手配先一覧 6. 問い合わせ先一覧 1

3 1.EDI(WEBEDI) の概要 ここでは EDI なんて初耳です という方のための予備知識として EDI とは何かということを簡単にご紹介します 続いて WEBEDI の概要を説明します (1) EDI の概要 EDI とは Electronic Data Interchange の略称で 日本語にすれば 電子データ交換 ということになります これは ものの売買や運送 支払決済といった商業活動に関わる情報を電子データでやりとりすることです そして そのデータのやりとりに関係する企業の業務効率化を目的としています 貴社と NEC 資材部門という視点でとらえれば ものの売買 つまり受発注業務の効率化 迅速化を目指すものということになります この受発注業務において かつては発注者ごとに各社独自のデータをやりとりしていました たとえば A 社の注文データ品名 (30 桁 ), 注文番号 (25 桁 ), 単価 (13 桁 ) B 社の注文データ品名 (28 桁 ), 仕様書番号 (18 桁 ), 納期 (6 桁 ) C 社の注文データ注文番号 (18 桁 ), 購買担当 (3 桁 ), 注文数量 (12 桁 ) これではデータを受け取る側は混乱してしまいます その都度 A 社か B 社かを判断して受け取るべき項目と桁数に注意を払わなくてはいけません たくさんの企業から受注している場合はなおさら大変です このようなことから 発注者ごとに独自のデータを送るのはやめて標準化したデータでやり取りしよう という意見が強くなってきました そこで 日本電子機械工業会 (EIAJ) が旗振りをして 電子機械業界での取引データの標準化を進めています この標準化の結果 受注者が発注者の数だけデータを受け取るしくみを準備しなければならないといった問題は大きく改善されました NEC アクセステクニカも EIAJ 標準にのっとった EDI を展開しています (2) WEBEDI の概要さて上記のような EDI は 受注者が発注者からのデータを受け取り 自ら加工し活用することを前提としています そのためには 受注者が相応のハードウェアやソフトウェアを準備し 受注管理用のシステム 生産指示をするシステムなどを構築する必要があります 一方で そんな複雑なシステムを構築するほどではない という企業も存在します 確かに受注者が発注者からのデータを受け取り 自ら加工し活用することで より効果は大きくなります しかし 受注者側でそういったシステムを構築できなければ EDI の効果はない というものでもありません 伝票類の授受に関する費用削減や受発注業務の迅速化といった効果は 受注者側システムの有無にかかわらず享受可能な効果です WEBEDI は このように EDI による効率化に関心があるもののシステムを構築するほどではない というような企業に手軽に EDI を導入していただき その効果を享受していただくためのしくみであり データ転送型の EDI に対して簡易型の EDI サービスとでもいうべきものです 1サービス内容 ( 機能 ) このサービスには次のような特徴 ( 機能 ) があります NEC 側のコンピュータに蓄積されたデータを 受注者側の PC で検索できます 検索の結果として表示する項目や並び順などを 受注者が自由に設定できます 2

4 受注者は自社のプリンタで EIAJ 標準納品書 荷札を出力することができます データは転送されませんので 受注者が特別なソフトウェアを用意する必要はありません CSV 形式によるデータのダウンロードができます 使用するハードウエアは一般的な PC とプリンタですので ワープロや表計算といった OA 業務と共用できます 標準納品書 荷札の出力は受注時出力を前提としています ( データ転送型 EDI では出荷時出力が基本 ) したがって出荷数の入力は行いません 荷札は梱包数出力ではなく 1 枚出力です 以上のことから 次のような取引先様に特に推奨できるシステムです 受注量が比較的少ない取引先様に 社内での EDP 管理が不要な取引先様に なお本サービスは BIGLOBE をはじめとするインターネットプロバイダーでダイアルアップ接続ま たは LAN を使用してインターネットに接続可能な環境にてご利用いただけます 2WEBEDI 利用にあたって必要な機器構成 費用 ( 諸元及び費用の概略 ) ハードウェア ソフトウェア サービス内容 WEBEDI Windows 系 PC ページプリンタ (600dpi 対応のもの NEC 製推奨機種は下記の通り ) MW2200XE MW2200X2 MW2000X MW2000X2 ( モデムまたは TA) ダイアルアップまたは LAN を使用してインターネットに接続可能な環境 Internet Explorer5.0 以上または Netscape Navigator4.5 以上 標準納品書 荷札出力 NEC 側で準備した画面で以下の検索が可能注文一覧入荷一覧検収一覧買掛明細一覧 参考 データ転送型 EDI ( 弊社 TCP/IP 手順 ) Windows 系 PC ページプリンタ 必要に応じラベルプリンタ データ受信および管理 帳票印刷のソフトウェアを購入するか 自社開発する必要あり 下記データを提供し受注者側のシステムで加工注文情報納入指示情報 ( 基本タイプのみ ) 入荷情報検査情報検収情報買掛明細情報 初期費用 5,000 ( 加入料金 ) 8,000 ( 加入料金 ) 変動費用 基本料金 ( 月額 ) 8,000 基本料金 ( 月額 ) \8,000 消耗品費用 ( 帳票 トナー等 ) 処理料 0.5/128 ハ イト 電話料金等 消耗品費用 ( 帳票 トナー等 ) 電話料金等 3

5 2.WEBEDI 開始までの手順 ここでは本サービスをご利用頂くための手順についてご説明します (1) NEC アクセステクニカ資材部への申請 下記書類 ( 別添 ) を 弊社の貴社担当者にご提出願います EIAJ-EDI 実施申込書 (WEBEDI 用 )( データ ) WEBEDI サービス申込書 ( データ ) WEBEDI サービス契約申込書 ( 紙 ) (2) 帳票出力用に Acrobat Reader のインストール帳票出力用に Acrobat Reader が必要になります インストールをお願いいたします (3) WEBEDI 接続テストお申し込み日から約 3~4 週間後に WEBEDI サービスご利用のご案内 にて ID パスワード等をご連絡いたします (NEC Eビジネス事業部より ) お申し込み後にお渡しいたします CD-ROM 内 WEBEDI 操作マニュアル をご参照のうえ WEBEDI 画面への接続テストを実施願います (4) テスト帳票出力 / 操作方法取得バーコード読取テストおよび帳票の整合性確認用として 貴社にて帳票を出力いただき 弊社の貴社担当者にご送付願います 弊社にて 貴社出力帳票のバーコード読取テストおよび帳票の整合性チェックを行います ( テスト帳票を出力いただく時期は別途調整させていただきます ) また WEBEDI 操作マニュアル をご参照のうえ 操作方法を取得願います (5) WEBEDI 本番開始バーコード読取テストおよび帳票の整合性確認で問題がなければ 貴社と調整のうえ本番実施いたします 4

6 3.WEBEDI 操作の概要 ここでは 日常的な処理の流れに沿って WEBEDI 操作の概要をまとめておきます なお 本システムの操作方法と画面イメージおよび個々の機能の詳細につきましては WEBEDI 操作マニュアル をご覧願います 新着情報表示での注文確認新しい注文情報が発生しているかどうかを画面で確認します この新しい情報だけ表示する画面を 新着情報表示 といいます NEC アクセステクニカの場合 6 回 / 日 (9:00 12:00 14:00 16:00 18:00 夜間 ) にデータ送信します 約 2 時間後に新着情報として表示されます 納品書等の出力貴社で出力していただく対象物件を表示いたします 納品書 荷札といった必要帳票を出力し 納品時まで保管願います 注文物件以外にも 結果分納, 不良代納, 不足補充, 注文取消, 注文打切, 各種変更注文が発生した場合も 納品書出力対象となります 運用上のルールなどがございますので ご利用前に 4. 納品書出力時のお願い を必ずお読みください 物品手配 製造 納品 新着情報表示での入荷確認 注文と同様 入荷情報も発生の翌日から検索可能です 納品していただいた物 件が受入計上されているかどうか 確認できます 新着情報表示での検収確認注文と同様 検収情報もデータ発生の約 2 時間後から検索可能です 納品していただいた物件が検収計上されているかどうか 確認できます なお現在の検収明細表に相当する情報として 月単位で 買掛明細情報 をサービスしています 条件検索画面での検索新着情報表示は基本的に最新の情報を無条件で表示するだけです 何日か経過した後で ある物件の詳細を確認したくなったり ある納期の物件だけ抜き出す必要が出てきた場合は 条件検索 で調べることができます ( 下記のデータ保存期間内 ) 注文( 変更 / 取消 / 打切も含む ) 情報 : 納期より 6ヶ月 入荷/ 検収 / 買掛明細情報 :NEC 側のコンピュータに登録されてから 6ヶ月 5

7 (1) 本サービスの帳票様式 本サービスで出力される帳票は A4 横で右のような様式です ( 標準 ) 4. 納品書出力時のお願い EIAJ 標準に完全に準拠すれば 荷札は納品物の梱包数だけ出力することになります しかし 梱包数の管理はそれほど容易ではない というご意見を多くの方から伺っています また このサービスのしくみ自体 弊社とのお取引の形態において梱包数管理をそれほど必要とはしない取引先様を中心としてお勧めしているものです したがいまして 本サービスで出力する荷札は 1 枚のみとしています ( 注文 納入内容確認書 ) 荷札 納入 ( 予定 ) 日注文数量 50 納入数量 納入指示数量 納入数量 荷札 また EIAJ 標準で規定されている帳票は 納品書兼検査票 荷札 納品受付票の 3 帳票ですが 受注控え的な情報を希望される取引先様もいらっしゃるのではないかと考え 納品書兼検査票の下部に 注文 納入内容確認書 を印字できるようにしてあります この 注文 納入内容確認書 を印字するかしないかは 貴社の任意です 印字する / しないの設定は WEBEDI 操作マニュアル をご覧願います なお 荷札バーコード納入数量の 印字する / しない は 初期設定の 印字しない のままでお願いします 納品書兼検査票納品受付票 (2) 納入数量 納入 ( 予定 ) 日の手書き記入のお願い本システムでは出荷数入力は行いません 出力していただく納品書兼検査票の納入数量には あらかじめ注文数量が印字されていますので 全数納入物件の場合はそのままで 分納になる場合は お手数ですが 弊社受入部門で把握しやすいように 手書きで実際に納入される分納数に修正して下さい また 納品書兼検査票の納入 ( 予定 ) 日につきましても手書きで記入願います 荷札の納入数量も あらかじめ注文数量が印字されていますので 全数納入物件の場合はそのままで 分納になる場合は お手数ですが 弊社受入部門で把握しやすいように 手書きで実際に納入される分納数に修正して下さい たとえば 50 個の納入指示に対して納品が 45 個で納入 ( 予定 ) 日が02 年 11 月 6 日の場合は 納品書兼検査票6

8 (3) 納品書の要 / 不要判断のお願い 本システムは弊社資材購買システムのデータを EIAJ 標準にしたがって変換し そのデータに基づいて検索ならびに納品書出力のサービスを行うものです 納品書出力につきましては 注文 ( 変更 / 取消 / 打切も含む ) はもとより 結果分納や不良 不足が発生した翌日に 次にお使いいただく納品書を出力対象として画面でお知らせします ただし EIAJ 標準変換後のデータから納品書出力の対象とするかどうかを判断しておりますので 従来弊社の資材購買システムから出力してお渡ししていた納品書と比べて 一部異なる出力形態となる場合があります ( ロットトリケシ納品書が出力されない ) これは ある条件下では 貴社のご判断で旧納品書を廃棄していただく場合があるといった点です 詳しくは以下の事例をご参照ください 原則 納品書出力後 すでに同じ納品キー番号の納品書がお手元にある場合 旧納品書を廃棄願います ただし 結果分納 / 不良 / 不足がある場合は 総注文数量と納入指示数の合計を比較していただいたうえで 納品書の要 / 不要をご判断願います 1A-001 で出力済みの納品書に対して納入していただく前に納期変更があった場合 注文番号納品キー番号納期 Z A 取消 A 納期変更の翌日に A-002 の納品書が出力対象として表示されます A-001 の ロットトリケシ 納品書は出力されませんので 貴社にてお手元の A-001 の納品書を廃棄いただき A-002 の納品書で納品願います 2B-001 で出力済みの納品書で 100 個中 60 個を分納した場合注文番号納品キー番号納入指示数入荷数 Y B B 分納の翌日に B-002 の納品書が出力対象として表示されます B-001 の納 品書は貴社のお手元にはないはずですから 当然ながら B-002 の納品書を 使用してください 7

9 3C-001 で出力済みの納品書で 100 個中 60 個を分納 その 60 個のうち 10 個が不良と なった場合 注文番号納品キー番号納入指示数入荷数不良数 X C C C 分納の翌日に C-002 の納品書が 不良の翌日に C-002 と C-003 の納品書が 出力対象として表示されます ここで C-002 の納品書が重複することになりま す 処理上では新旧どちらを使用していただいても構いませんが 原則にのっ とって旧納品書を廃棄していただくことが単純明快かと存じます 重複手配の ないようにご注意願います 4D-001 で出力済みの納品書で 100 個中 60 個を分納 その後入荷数量の相違が判明し 入荷数 55 個に修正された場合 注文番号納品キー番号納入指示数入荷数不良数 W D D 取消 D 入荷数修正の翌日に D-003 の納品書が出力対象として表示されます この時 未納残数 40 個と修正後の差分 5 個が合計されて 45 個の納入指示数で出力 されます D-002 の ロットトリケシ 納品書は出力されません お手元の D-002 の納品書は 貴社で廃棄願います 過剰手配のないようにご注意願い ます 入荷数実績および納入指示数の合計を考えると 既に納入した数 = 55 個 (D-001) これから納入すべき数 = = 85 個 (D D-003) 総納入予定数 = = 140 > 100( 注文数 ) 40 個分 = D-002 が不要 5E-001 で出力済みの納品書で 100 個中 60 個を分納 その 60 個のうち 10 個が不良となった その後 最終的な未納数 50 個に対して納期変更があった場合 注文番号納品キー番号納入指示数入荷数不良数納期 U E E 取消 E 取消 E 分納の翌日に E-002 の納品書が 不良の翌日に E-002 と E-003 の納品書が出力対象と して表示されます さらに納期変更の翌日に E-004 が出力対象として表示されます この時 未 納残数 40 個と不良数 10 個が合計されて 50 個の納入指示数で出力されます E-002 と E-003 の ロットトリケシ 納品書は出力されません お手元の E-002 と E-003 の両納品書は 貴社で 廃棄願います 8

10 5. 帳票の手配先一覧 本サービスで出力される EIAJ 標準帳票 (A4 サイズ ) の問い合わせ先は以下のとおりです 本サービス用帳票はEIAJ 標準納品書 ( 白紙 ) のみですのでお間違えのないようお願い致します 購入価格につきましては 発注数量等に応じて 価格がかなり変動するため一般に公表されておりません メーカーへ個別にご相談下さい (1) 問い合わせ先 会社名担当者 TEL FAX 小林記録紙 浜松営業所小川 小林記録紙 製造業グループトッパンフォームズ 第三営業本部 豊浦 加藤 赤土今野 (2)Web-EDI 用帳票品名会社名品名小林記録紙 ページプリンタ用 EIAJ 標準納品書 ( 白紙 ) ( コード :EIAJ-2) トッパンフォームズ EIAJ 標準納品書 ( 白紙 ) ( コード :EIAJ-02) 6. 問い合わせ先一覧 各問い合わせ先は以下のようになります (1) EDI 実施に関する全般 部門名担当者 TEL FAX NEC アクセステクニカ資材部資材企画 G 仲根 松浦ふ (2) WEBEDI サービス全般について (WEBEDI 接続サポート トラブル対応含む ) 部門名 TEL NEC クライアントサービスデスク