Microsoft Word 生態系(海域)ver2
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- のぶあき くだら
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1 6.8 海生生物 調査 1) 調査項目海生生物の調査項目及び内容を 表 に示す 調査は 松山衛生事務組合浄化センター周辺海域 ( 以下 浄化センター という ) で実施した 調査位置を図 に示す 表 海生生物の調査項目及び内容 調査項目調査地点調査手法調査期間 プラ 植物プランクトン 採水法による 表層 (0.5m) で 2L 採水 ンクトン 動物プランクトン 2 地点 (A B) ネット法による 北原式定量ネット (0.05m 2 網目 NXX-13:0.1mm) による中層 表面までの鉛直曳き 4 季 冬季: 底生生物 スミスマッキンタイヤ型採泥器 (0.05m 2 ) により 3 回採泥 平成 25 年 12 月 25 日 春季: 魚卵 稚仔魚 マルチネットを用いて 表層を約 1m/sec の速さで 10 分間曳網 平成 26 年 4 月 22 日 夏季: 魚介類 1 地点 (A) 網の目合い 2cm の建網 ( 長さ約 300m) を用いて採取 建網の設置は前日日没前に行い 翌朝に回収 平成 26 年 7 月 3 日 秋季: 平成 26 年 9 月 30 日 目視観察 : 満潮線から海底付近にかけ て方形枠を連続的にあてて目視観察 潮間帯生物 2 地点 (a,b) 同時に写真撮影を行う 枠取り : コドラード (50cm 50cm) により潮間帯の上部 中部 下部で採取 海藻 草類 コドラード (50cm 50cm) により 1 地点あたり 4 回採取 6.8-1
2 調査位置拡大 注 ) 注目すべき種の保護の観点から 図の一部を非公開とした 建網 A 対象事業実施区域 a 松山衛生事務組合浄化センター b B 凡例 : 濁水流出地点 : 処理水放流地点 : 潮間帯生物採取地点 : 海藻 草類採取地点 : 底生動物 卵 稚仔 植物プランクトン 動物プランクトン採取地点 : 魚類採取地点 注 ) アルファベット小文字の地点は 潮間帯生物及び海藻 草類調査を実施資料 ) 航海用海図 ( 松山港及付近 )( 海上保安庁 ) N S=1:12, m 図 調査位置図松山衛生事務組合浄化センター周辺海域 6.8-2
3 2) 調査結果 (1) 植物プランクトン植物プランクトンの調査結果を表 表 に示す 四季を通じて 6 門 7 綱 7 目 21 科 54 種類の植物プランクトンが確認された 調査時期別にみると 冬季 35 種類 春季 25 種類 夏季 25 種類 秋季 40 種類であり 春季 夏季に少なく 秋季に多くなっていた 夏季以外は黄色植物門珪藻網に属する種が多かった 地点別にみると 地点 A の種類数は 四季を通じて 18~31 種類 細胞数は 88,700~315,490 細胞 /L の範囲にあった また 地点 B の種類数は 四季を通じて 21~33 種類 細胞数は 16,925~349,420 細胞 /L の範囲にあった 種類数は地点間に差はみられなかった また 細胞数は各地点とも 10 6 細胞 /L 以下で 四季を通じて少ない細胞数であった 主な出現種 ( 細胞数上位種 ) をみると いずれの季節も Cryptophyceae( クリプト藻綱 ) が各地点に多く 内湾域に普通にみられる珪藻綱の種の細胞数は少なかった 6.8-3
4 表 植物プランクトンの確認種一覧 調査時期番号門綱目科学名冬季春季夏季秋季 1 藍藻植物藍藻 Nostocales Oscillatoriaceae Oscillatoriaceae 2 クリフ ト植物クリフ ト藻 - - Cryptophyceae 3 渦鞭毛植物渦鞭毛藻 Gymnodiniales Gymnodiniaceae Gyrodinium spp. 4 Noctilucales Noctilucaceae Noctiluca scintillans 5 Peridiniales Ceratiaceae Ceratium furca 6 Ceratium fusus 7 Ceratium kofoidii 8 Ceratium trichoceros 9 Ceratium tripos 10 Peridiniaceae Protoperidinium bipes 11 Protoperidinium depressum 12 Protoperidinium pellucidum 13 Protoperidinium spp. 14 黄色植物黄金色藻 Dictyochales Dictyochaceae Dictyocha fibula 15 珪藻 Centrales Coscinodiscaceae Coscinodiscus concinnus 16 Coscinodiscus wailesii 17 Coscinodiscu s spp. 18 Heliopeltaceae Actinoptychus senarius 19 Melosiraceae Leptocylindrus danicus 20 Paralia sulcata 21 Stephanopyxis palmeriana 22 Thalassiosiraceae Detonula pumila 23 Skeletonema costatum 24 Thalassiosira routa 25 Thalassiosira spp. 26 Guinardia Guinardia flaccida 27 Rhizosoleniaceae Rhizosolenia fragilissima 28 Rhizosolenia setigera 29 Rhizosolenia stolterfothii 30 Biddulphiaceae Cerataulina dentata 31 Eucampia zodiacus 32 Chaetoceraceae Chaetoceros affine 33 Chaetoceros danicum 34 Chaetoceros debile 35 Chaetoceros spp. 36 Eupodiscaceae Odontella sinensis 37 Lithodesmiaceae Ditylum brightwellii 38 Pennales Diatomaceae Licmophora sp. 39 Thalassionema nitzschioides 40 Thalassiothrix frauenfeldii 41 Achnanthaceae Achnanthes sp. 42 Naviculaceae Diploneis spp. 43 Navicula spp. 44 Pleurosigma spp. 45 Trachyneis spp. 46 Naviculaceae 47 Nitzschiaceae Bacillaria paxillifer 48 Nitzschia longissima 49 Nitzschia pungens 50 Nitzschia spp. 51 Surirellaceae Surirella sp Pennales 53 ミト リムシ植物ミト リムシ藻 - - Euglenophyceae 54 緑藻植物フ ラシノ藻 - - Prasinophyceae 合計
5 表 植物プランクトンの概要 細胞数単位 : 細胞 /L 季節 冬季 春季 項目 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B 種 珪藻鋼 類 その他 数(合計 珪藻鋼 % 成)組その他 細 珪藻鋼 3,380 6,115 71,510 51,060 胞 その他 12,830 10, , ,360 合計 16,210 16, , ,420 珪藻鋼 数(% )組成 主な出現種細胞数 ( 組成比 (%)) その他 Cryptophyceae Cryptophyceae Cryptophyceae Cryptophyceae 7,200(44.4) 8,200(48.4) 240,300(76.2) 297,000(85.0) Prasinophyceae Prasinophyceae Leptocylindrus danicus Nitzschia spp. 4,800(29.6) 2,600(15.4) 30,600(9.7) 18,000(5.2) Nitzschia spp. 2,220(13.1) Coscinodiscus spp. 910(5.4) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す 細胞数単位 : 細胞 /L 季節 夏季 秋季 項目 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B 種 珪藻鋼 類 その他 数(合計 珪藻鋼 % 成)組その他 細 珪藻鋼 12,530 22,800 21,970 68,400 胞 その他 174, ,230 66,730 48,870 合計 186, ,030 88, ,270 珪藻鋼 数(% )組成 その他 Cryptophyceae Cryptophyceae Cryptophyceae Cryptophyceae 162,600(87.1) 256,800(86.2) 64,830(73.1) 46,200(39.4) 主な出現種細胞数 ( 組成比 (%)) Coscinodiscus spp. Rhizosolenia stolterfothii 5,960(6.7) 6,400(5.5) Skeletonema costatum 6,400(5.5) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す 6.8-5
6 (2) 動物プランクトン動物プランクトンの調査結果を表 表 に示す 四季を通じて 11 門 14 綱 11 目 14 科 38 種類の動物プランクトンが確認された 調査時期別にみると 冬季 25 種類 春季 16 種類 夏季 21 種類 秋季 23 種類であり 春季に少なくなっていた いずれの季節も 橈脚 ( かいあし ) 類 ( 節足動物門 - 甲殻亜門 - 顎脚綱 -カイアシ亜綱に属する動物の総称 ) の種類が約半数を占めていた 地点別にみると 地点 A の種類数は 四季を通じて 14~21 種類 個体数は 1,851~15,858 個体 /m 3 の範囲にあった また 地点 B の種類数は 四季を通じて 12~21 種類 個体数は 3,053~22,819 個体 /m 3 の範囲にあった 各地点とも 10 3 ~10 4 個体 /m 3 程度の少ない個体数であった 主な出現種 ( 個体数上位種 ) をみると 冬季は地点 A では Microsetella norvegica 地点 B では Paracalanidae(copepodid) ( パラカラヌス科のコペポディッド期幼生 ) 春季は各地点ともに Copepoda(nauplius) 夏季は地点 A では Copepoda(nauplius) 地点 B では Favella taraikaensis 秋季は各地点ともに Microsetella norvegica が多かった 個体数上位種や他の動物プランクトン出現種からみて 調査海域は瀬戸内海での一般的な動物プランクトンが普通にみられる海域であると考えられる 6.8-6
7 表 動物プランクトンの確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 原生動物 多膜類繊毛有鐘繊毛虫カサ リツホ カラムシ Tintinnopsis radix 2 カンムリカラムシ Favella taraikaensis 3 刺胞動物 ヒト ロ虫 - - Hydrozoa 4 線形動物 Nematoda 5 袋形動物 輪虫 遊泳 ト ロワムシ Synchaeta sp. 6 触手動物 箒虫 - - Phoronida(actinotrocha) 7 腕足 頂殻 盤殻 Discinisca(larva) 8 軟体動物 腹足 盤足 タマキヒ Littorina brevicula(egg) Gastropoda(larva) 10 二枚貝 - - Bivalvia(D-larva) 11 Bivalvia(umbo-larva) 12 環形動物多毛 - - Polychaeta (larva) 13 節足動物 顎脚 カラヌス アカルチア Acartia pacifica 14 Acartia sp.(copepodid) 15 ハ ラカラヌス Paracalanus parvus 16 Paracalanidae(copepodid) 17 キクロフ ス オイトナ Oithona brevicornis 18 Oithona similis 19 Oithona simplex 20 Oithona sp.(copepodid) 21 ハルハ クチクスフネカ タソコミシ ンコ Microsetella norvegica 22 カワリソコミシ ンコ Euterpina acutifrons 23 - Harpacticoida(copepodid) 24 ホ エキロストムコリケウス Corycaeus affinis 25 Corycaeus sp.(copepodid) 26 オンケア Oncaea media 27 Oncaea sp.(copepodid) 28 ( 橈脚亜綱 ) - Copepoda(nauplius) 29 ( 蔓脚下綱 ) - Cirripedia(nauplius) 30 軟甲 十脚 - Decapoda(zoea) 31 Decapoda(mysis) 32 毛顎動物 現生矢虫 無膜 ヤムシ Sagitta crassa 33 Sagitta sp.(juvenile) 34 棘皮動物 クモヒトテ - - Ophiuroidea(ophiopluteus) 35 脊索動物オタマホ ヤ尾虫オタマホ ヤ Oikopleura dioica 36 Oikopleura longicauda 37 Oikopleura sp.(juvenile) 38 ホヤ - - ASCIDIACEA(appendicularia) 合 計
8 表 動物プランクトンの概要 個体数単位 : 個体 /m 3 季節 冬季 春季 項目 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B 種 橈脚類 類 その他 合計 数(橈脚類 % 成)組その他 個 橈脚類 1,460 3,593 7,379 3,053 体 その他 391 1, 合計 1,851 4,646 8,111 3,605 数(橈脚類 % 成)組その他 Microsetella norvegica Paracalanidae(copepodid) Copepoda(nauplius) Copepoda(nauplius) 613(33.1) 1,211(26.1) 4,085(50.4) 1,875(52.0) Paracalanidae(copepodid) Copepoda(nauplius) Oithona sp.(copepodid) Oikopleura dioica 319(17.2) 820(17.6) 976(12.0) 404(11.2) 主な出現種 Copepoda(nauplius) Microsetella norvegica Acartia sp.(copepodid) Acartia sp.(copepodid) 個体数 ( 組成比 196(10.6) 508(10.9) 427(5.3) 368(10.2) (%)) Polychaeta (larva) Oithona sp.(copepodid) Paracalanidae(copepodid) Oithona sp.(copepodid) 98(5.3) 352(7.6) 427(5.3) 294(8.2) Oithona similis 184(5.1) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す Corycaeus sp.(copepodid) 184(5.1) 個体数単位 : 個体 /m 3 季節 夏季 秋季 項目 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B 種 橈脚類 類 その他 合計 数(橈脚類 % 成)組その他 個 橈脚類 8,166 7,800 13,307 20,998 体 その他 3,223 13,750 2,541 1,821 合計 11,389 21,550 15,848 22,819 橈脚類 数(% )組成 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) その他 Copepoda(nauplius) Favella taraikaensis Microsetella norvegica Microsetella norvegica 3,111(27.3) 7,500(34.8) 5,202(32.8) 15,964(70.0) Paracalanidae(copepodid) Copepoda(nauplius) Paracalanidae(copepodid) Copepoda(nauplius) 1,444(12.7) 5,300(24.6) 2,782(17.6) 3,000(13.1) Cirripedia(nauplius) Cirripedia(nauplius) Copepoda(nauplius) 1,278(11.2) 2,250(10.4) 2,540(16.0) Microsetella norvegica Polychaeta (larva) Oithona sp.(copepodid) 1,111(9.8) 1,600(7.4) 1,210(7.6) Paracalanus parvus Tintinnopsis radix Polychaeta (larva) 944(8.3) 1,300(6.0) 968(6.1) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す 6.8-8
9 (3) 底生生物底生生物の調査結果を表 表 に示す 四季を通じて 11 門 15 綱 42 目 103 科 177 種類の底生生物が確認された 調査時期別にみると 冬季 40 種類 春季 79 種類 夏季 89 種類 秋季 104 種類であり 冬季に少なくなっていた いずれの季節も 軟体動物門 環形動物門 節足動物門に属する種類が多くなっていた 地点別にみると 地点 A の種類数は 四季を通じて 32~76 種類 個体数は 148~425 個体 /0.15m 2 湿重量は 1.95~7.34g/0.15m 2 の範囲にあった また 地点 B の種類数は 四季を通じて 19~53 種類 個体数は 128~347 個体 /0.15m 2 湿重量は 0.91~3.00g/0.15m 2 の範囲にあった 種類数は いずれの季節も地点 B で少なくなっていた また 個体数は各地点とも 10 2 個体 /0.15m 2 程度 湿重量は 5g/0.15m 2 前後であった 主な出現種 ( 個体数上位種 ) をみると 地点 A では 冬季 秋季は多毛類のカタマガリギボシイソメ 春季は Chaetozone sp. 夏季はニセタマグシフサゴカイが多くを占めていた 地点 B では 各季節ともカタマガリギボシイソメが多くを占めていた カタマガリギボシイソメは富栄養 有機汚濁の指標種 ( 東京都環境保全局 (1985)) となっている 一般的には多毛類 ( 環形動物 ) が多い所は有機汚濁が進行しており 端脚類 十脚類 ( 節足動物 ) が多い所は比較的清浄な海域と考えられている 湿重量的には 多毛類や貝類 ( 巻貝 二枚貝 ) が多くを占めており 端脚類は個体数が多くても重さ的には少なかった また 種と個体数の関係から 下記の式により多様度指数 ( シャノン関数による H ) を求めて 各地点における底生生物群集の種の多様性を比較した ( 図 参照 ) 多様度指数が大きければ 種の多様性が高く 有機汚濁の少ないバランスのとれた底質環境が維持されていると考えられる H = (s: 出現種類数 N: 出現総個体数 ni:i 番目の種の個体数 ) 多様度指数からみると 冬季の地点 B の多様度指数が 2.2 で最も低くなっていた 地点 B は地点 A に比べてより内湾域 ( 奥部 ) に位置しており 底層の DO や流動性等の環境によるものと考えられる 6.8-9
10 表 (1/3) 底生生物の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 刺胞動物 花虫 イソキ ンチャク - ACTINIARIA イソキ ンチャク目 2 扁形動物渦虫多岐腸 - POLYCLADIDA 多岐腸目 3 紐形動物無針原始紐虫ケファロツリックス Cephalothrichidae ケファロツリックス科 4 古紐虫 - PALAEONEMERTEA 古紐虫目 5 異紐虫リネウス Lineidae リネウス科 6 - HETERONEMERTEA 異紐虫目 7 有針針紐虫 - HOPLONEMERTEA 針紐虫目 8 フ リアフ ルス - フ リアフ ルス フ リアフ ルス Priapulidae フ リアフ ルス科 9 触手動物箒虫 - ホウキムシ Phoronis sp. 10 軟体動物 腹足 古腹足 ニシキウス Conotalopia ornata ヒナシタタ ミ 11 盤足オニノツノカ イ Clathrofenella shinonis シノモツホ 12 リソツホ Rissoidae リソツホ 科 13 スス メハマツホ Diala varia スス メハマツホ 14 スナモチツホ Eufenella pupoides サナキ モツホ 15 Scaliola glacilis ホソスナモチツホ 16 タマカ イ Natica concinnus フロカ イタ マシ 17 Natica sp. タマカ イ属 18 翼舌 ハナコ ウナ Vitreobalcis sp. ウニヤト リニナ属 19 新腹足 ムシロカ イ Hima japonica キヌホ ラ 20 Hima multigranosa ヒメムシロ 21 Niotha livescens ムシロカ イ 22 クタ マキカ イ Inquister sp. モミシ ホ ラ属 23 Paradrillia sp. ヒメシャシ ク属 24 異旋 トウカ タカ イ Megastomia sp. サカ ミクチキレモト キ属 25 Orinella pulchella クチキレカ イ 26 Orinella sp. 27 Turbonilla sp. イトカケキ リ属 28 頭楯スイフカ イ Cylichnatys angustus カミスシ カイコカ イタ マシ 29 ヘコミツララカ イ Retusa matsusima マツシマコメツフ カ イ 30 Retusa tokyoensis トウキョウシリフ トカイコカ イ 31 Rhizorus radiolus アオモリマメヒカ イ 32 キセワタカ イ Philine argentata キセワタカ イ 33 マメウラシマカ イ Ringicula doliaris マメウラシマカ イ 34 側鰓 ウミフクロウ Pleurobranchaea japonica ウミフクロウ GASTROPODA(egg mass) 腹足綱の卵塊 36 二枚貝キヌタレカ イキヌタレカ イ Petrasma pusilla キヌタレカ イ 37 イカ イ イカ イ Musculus cupreus タマエカ イ 38 Modiolus elongatus ツヤカ ラス 39 Musculista japonica ヤマホトトキ ス 40 Musculista senhousia ホトトキ スカ イ 41 ミノカ イ ミノカ イ Limaria sp. ユキミノ属 42 マルスタ レカ イ ツキカ イ Anodontia stearnsiana イセシラカ イ 43 Pillucina pisidium ウメノハナカ イ 44 ハナシカ イ Leptaxinus oyamai マルハナシカ イ 45 フタハ シラカ イ Cycladicama sp. シオカ マカ イ属 46 ウロコカ イ Galeommella utinomii オウキ ウロコカ イ 47 チリハキ カ イ Lasaeidae チリハキ カ イ科 48 フ ンフ クヤト リカ イ Nipponomysella oblongata マルヘノシ カ イ 49 Montacutidae フ ンフ クヤト リカ イ科 50 サ ルカ イ Fulvia hungerfordi チコ トリカ イ 51 Fulvia mutica トリカ イ 52 ハ カカ イ Raetella pulchella チヨノハナカ イ 53 ニッコウカ イ Nitidotellina hokkaidoensis サクラカ イ 54 Nitidotellina minuta ウス サ クラ 55 アサシ カ イ Leptomya minuta ミシ ンコチョウシャクシ 56 Theora fragilis シス クカ イ 57 マテカ イ Solen roseomaculatus ハ ラフマテカ イ 58 Solen sp. マテカ イ属 59 ケシハマク リ Alvenius ojianus ケシトリカ イ 60 マルスタ レカ イ Paphia undulata イヨスタ レ 61 Timoclea micra ヒメカノコアサリ 62 ウミタケモト キスエモノカ イ Asthenothaerus sematana セマタスエモノカ イ 63 星口動物スシ ホシムシフクロホシムシフクロホシムシ Thysanocardia sp. カサ リフクロホシムシ属
11 表 (2/3) 底生生物の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 64 環形動物多毛サシハ コ カイウロコムシ Harmothoe sp. 65 Lepidasthenia sp. 66 ノラリウロコムシ Sthenelais mitsuii 67 サシハ コ カイ Eteone sp. 68 Eumida sanguinea マタ ラサシハ 69 Nereiphylla sp. 70 Phyllodoce spp. 71 チロリ Glycera alba アルハ チロリ 72 Glycera nicobarica チロリ 73 Glycera onomichiensis オノミチチロリ 74 Glycera macintoshi マキントシチロリ 75 Glycera spp. 76 ニカイチロリ Glycinde sp. 77 オトヒメコ カイ Podarkeopsis brevipalpa タレメオトヒメコ カイ 78 カキ コ カイ Cabira pilargiformis japonica ニホンカキ コ カイ 79 Sigambra sp. 80 コ カイ Neanthes caudata ヒメコ カイ 81 Nectoneanthes oxypoda オウキ コ カイ 82 シロカ ネコ カイ Nephtys neopolybranchia コクテンシロカ ネコ カイ 83 Nephtys oligobranchia コノハシロカ ネコ カイ 84 Nephtys polybranchia ミナミシロカ ネコ カイ 85 Nephtys serrata トサカシロカ ネコ カイ 86 カキ アシコ カイ Paralacydonia paradoxa カキ アシコ カイ 87 タンサ クコ カイ Bhawania goodei ナカ タンサ クコ カイ 88 コカ ネウロコムシ Aphrodita sp. 89 ウミケムシ ウミケムシ Linopherus sp. 90 イソメキ ホ シイソメ Scoletoma longifolia カタマカ リキ ホ シイソメ 91 ノリコイソメ Schistomeringos sp. 92 ホコサキコ カイホコサキコ カイ Leitoscoloplos sp. 93 Naineris sp. 94 Scoloplos sp. 95 ヒメエラコ カイ Paradoneis lyra フタエタ ヒメエラコ カイ 96 Paradoneis nipponica ニホンヒメエラコ カイ 97 スヒ オスヒ オ Aonides oxycephala ケンサキスヒ オ 98 Dipolydora sp. 99 Paraprionospio coora スヘ スヘ ハネエラスヒ オ 100 Prionospio bocki スタ レスヒ オ 101 Prionospio krusadensis ミツハ ネスヒ オ 102 Prionospio paradisea マクスヒ オ 103 Prionospio sexoculata フタエラスヒ オ 104 Pseudopolydora sp. 105 Scolelepis geniculata コシオリマクスヒ オ 106 Spiophanes kroeyeri スス エラナシスヒ オ 107 ミス ヒキコ カイ Aphelochaeta sp. 108 Chaetozone sp. 109 Tharyx sp. 110 モロテコ カイ Magelona japonica モロテコ カイ 111 Magelona sp. 112 ハク ルマコ カイ Apistobranchus sp. 113 ハホ ウキコ カイ ハホ ウキコ カイ Diplocirrus sp. 114 タ ルマコ カイ タ ルマコ カイ Sternaspis scutata タ ルマコ カイ 115 イトコ カイイトコ カイ Heteromastus sp. 116 Leiochrides sp. 117 Mediomastus sp. 118 Notomastus sp. 119 タケフシコ カイ Asychis disparidentata クツカ タタケフシコ カイ 120 Euclymeninae 121 Praxillella pacifica ナカ オタケフシコ カイ 122 オフェリアコ カイ オフェリアコ カイ Armandia lanceolata ツツオオフェリア 123 トノサマコ カイ Scalibregma inflatum トノサマコ カイ 124 フサコ カイ ウミイサコ ムシ Lagis bocki ウミイサコ ムシ 125 フサコ カイ Amaeana sp. 126 Amphitrite sp. 127 Pista sp. 128 Streblosoma sp. 129 タマク シフサコ カイ Terebellides kobei ニセタマク シフサコ カイ 130 ケヤリムシケヤリムシ Chone sp. 131 Euchone sp. 132 Jasmineira sp
12 表 (3/3) 底生生物の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 133 節足動物 ウミク モ 皆脚 カニノテウミク モ Propallene sp. ツメナカ ウミク モ属 134 貝形虫 ミオト コーハ ウミホタル Amphisiphonostra sp. 135 Vargula hilgendorfi ウミホタル 136 Philomedidae Euphilomedes sp. 137 軟甲 薄甲 コノハエヒ Nebalia bipes コノハエヒ 138 端脚スカ メソコエヒ Ampelisca miharaensis ヒケ ナカ スカ メ 139 Ampelisca naikaiensis フクロスカ メ 140 Byblis japonicus ニッホ ンスカ メ 141 ヒケ ナカ ヨコエヒ Ampithoidae ヒケ ナカ ヨコエヒ 科 142 ユンホ ソコエヒ Aoroides spp. ユンホ ソコエヒ 属 143 ト ロクタ ムシ Eocorophium kitamori タイカ ート ロクタ ムシ 144 Monocorophium acherusicum アリアケト ロクタ ムシ 145 イシクヨコエヒ Isaeidae イシクヨコエヒ 科 146 エンマヨコエヒ Paradexamine sp. トケ ホホヨコエヒ 属 147 アコ ナカ ヨコエヒ Pontogeneia sp. アコ ナカ ヨコエヒ 属 148 メリタヨコエヒ Melita sp. メリタヨコエヒ 属 149 クチハ シソコエヒ Synchelidium lenorostralum ホ ンタソコエヒ 150 マルソコエヒ Urothoe sp. マルソコエヒ 属 151 ムカシワレカラ Protomima sp. ムカシワレカラ属 152 ワレカラ Caprella scaura トケ ワレカラ 153 Caprella simia カマテワレカラ 154 等脚 スナウミナナフシ Cyathura sp. スナウミナナフシ属 155 タナイス タナイス Zeuxo sp. セ ウクソ属 156 クーマ ナキ サクーマ Eocuma sp. ハリタ シクーマ属 157 クーマ Dimorphostylis sp. ササ ナミクーマ属 158 十脚ツノメエヒ Ogyrides orientalis ツノメエヒ 159 ロウソクエヒ Processa aequimana ヒシオロウソクエヒ 160 ホンヤト カリ Pagurus minutus ユヒ ナカ ホンヤト カリ 161 コフ シカ ニ Arcania undecimspinosa シ ュウイチトケ コフ シ 162 Myra fugax テナカ コフ シ 163 Nursia sp. ロッカクコフ シ属 164 モカ ニ Pugettia quadridens ヨツハモカ ニ 165 クモカ ニ Paratymolus pubescens マメツフ カ ニ 166 メナシヒ ンノ Xenophthalmus pinnotheroides メナシヒ ンノ 167 カクレカ ニ Pinnixa haematosticta アカホシマメカ ニ 168 Pinnixa rathbuni ラスハ ンマメカ ニ 169 テッホ ウエヒ Alpheus sp. テッホ ウエヒ 属 170 モクス カ ニ Hemigrapsus longitarsis スネナカ イソカ ニ 171 オサカ ニ Tritodynamia horvathi オヨキ ヒ ンノ 172 棘皮動物クモヒトテ クモヒトテ スナクモヒトテ Amphioplus japonicus カキクモヒトテ 173 Amphiuridae スナクモヒトテ 科 174 クモヒトテ Ophiura kinbergi クシノハクモヒトテ 175 ナマコ 無足 イカリナマコ Labidoplax dubia ウチワイカリナマコ 176 Synaptidae イカリナマコ科 177 脊索動物 硬骨魚 スス キ ハセ Acentrogobius pflaumii スシ ハセ 合 計
13 表 (1/2) 底生生物の概要 個体数単位 : 個体 /0.15m 2 湿重量単位 :g/0.15m 2 季節 冬季 春季 項目 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B 軟体動物門 種 環形動物門 類 節足動物門 数 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 軟体動物門 個 環形動物門 体 節足動物門 数 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 湿重量 軟体動物門 環形動物門 節足動物門 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 カタマカ リキ ホ シイソメ カタマカ リキ ホ シイソメ Chaetozone sp. カタマカ リキ ホ シイソメ 61(41.2) 77(60.2) 114(26.8) 73(23.7) 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) Aphelochaeta sp. Aphelochaeta sp. カタマカ リキ ホ シイソメ Chaetozone sp. 13(8.8) 23(18.0) 76(17.9) 60(19.5) Heteromastus sp. Mediomastus sp. Chone sp. 9(6.1) 25(5.9) 29(9.4) ケシトリカ イ 23(7.5) 主な出現種湿重量 ( 組成比 (%)) ムシロカ イ スシ ハセ カタマカ リキ ホ シイソメ イヨスタ レ 1.75(65.1) 0.37(40.7) 0.61(31.3) 1.01(51.5) カタマカ リキ ホ シイソメ カタマカ リキ ホ シイソメ イカリナマコ科 カタマカ リキ ホ シイソメ 0.26(9.7) 0.13(14.3) 0.22(11.3) 0.24(12.2) チロリ Chaetozone sp. Chone sp. 0.11(12.1) 0.14(7.2) 0.17(8.7) モミシ ホ ラ属 Streblosoma sp. 0.09(9.9) 0.12(6.2) ウス サ クラ 0.08(8.8) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す
14 表 (2/2) 底生生物の概要 個体数単位 : 個体 /0.15m 2 湿重量単位 :g/0.15m 2 季節 夏季 秋季 項目 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B 軟体動物門 種 環形動物門 類 節足動物門 数 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 軟体動物門 個 環形動物門 体 節足動物門 数 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 湿重量 軟体動物門 環形動物門 節足動物門 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 ニセタマク シフサコ カイ カタマカ リキ ホ シイソメ カタマカ リキ ホ シイソメ カタマカ リキ ホ シイソメ 80(19.5) 46(20.4) 68(16.0) 79(22.8) Chaetozone sp. シス クカ イ Chaetozone sp. Chaetozone sp. 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) 主な出現種湿重量 ( 組成比 (%)) 63(15.4) 45(20.0) 33(7.8) 62(17.9) Amaeana sp. ウス サ クラ ウミホタル ウミホタル 34(8.3) 17(7.6) 27(6.4) 25(7.2) Euphilomedes sp. Chaetozone sp. Euphilomedes sp. Aphelochaeta sp. 25(6.1) 15(6.7) 27(6.4) 21(6.1) ケシトリカ イ Notomastus sp. Phoronis sp. 14(6.2) 25(5.9) 19(5.5) ニセタマク シフサコ カイ ハ ラフマテカ イ ムシロカ イ トサカシロカ ネコ カイ 1.41(22.2) 1.32(44.0) 1.48(20.2) 0.42(16.2) ウミフクロウ フロカ イタ マシ Amphitrit e sp. カタマカ リキ ホ シイソメ 0.83(13.1) 0.30(10.0) 1.22(16.6) 0.36(13.9) ムシロカ イ カタマカ リキ ホ シイソメ ニセタマク シフサコ カイ Amphitrit e sp. 0.82(12.9) 0.23(7.7) 0.79(10.8) 0.27(10.4) Amaeana sp. チロリ カタマカ リキ ホ シイソメ チロリ 0.43(6.8) 0.20(6.7) 0.69(9.4) 0.23(8.9) ツヤカ ラス シス クカ イ Streblosom a sp. 0.35(5.5) 0.19(6.3) 0.21(8.1) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す
15 6.0 多様度指数 (H') A B 冬季春季夏季秋季 図 底生生物の地点別多様度指数
16 (4) 魚卵 稚仔魚魚卵 稚仔魚の調査結果を表 ~ 表 に示す 1 魚卵四季を通じて 1 門 1 綱 4 目 5 科 24 種類の魚卵が確認された 調査時期別にみると 冬季 3 種類 春季 6 種類 夏季 11 種類 秋季 7 種類であり 冬季に少なく 夏季に多くなっていた 地点別にみると 地点 A の種類数は 四季を通じて 3~11 種類 個体数は 49~8,108 個体 /1000m 3 の範囲にあった また 地点 B の種類数は 四季を通じて 1~8 種類 個体数は 4~1,990 個体 /1000m 3 の範囲にあった 種類数は 地点間に差はみられなかった また 個体数は両地点とも夏季に個体数が増加していた 主な出現種 ( 個体数上位種 ) をみると 地点 A では 冬季はメイタガレイ属 春季は単脂球形卵 4( 卵径 0.90~0.97mm 油球数 1 個 ) 夏季は単脂球形卵 6( 卵径 0.63~0.72mm 油球数 1 個 ) 秋季は単脂球形卵 13( 卵径 0.72~0.77mm 油球数 1 個 ) が多くを占めていた 地点 B では 冬季は単脂球形卵 1( 卵径 0.72~0.80mm 油球数 1 個 ) 春季はネズッポ科が 夏季は単脂球形卵 6 秋季はネズッポ科が多くを占めていた 表 魚卵の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 脊索動物 硬骨魚 ウナキ ハモ Muraenesox cinereus ハモ 2 ニシンカタクチイワシ Engraulis japonica カタクチイワシ 3 スス キ スス キ Lateolabrax sp. スス キ属 4 ネス ッホ Callionymidae ネス ッホ 科 5 カレイ カレイ Pleuronichthys sp. メイタカ レイ属 6 不明 不明 Spherical egg(no oil globule)1 無脂球形卵 1 7 Spherical egg(no oil globule)2 無脂球形卵 2 8 Spherical egg(one oil globule)1 単脂球形卵 1 9 Spherical egg(one oil globule)2 単脂球形卵 2 10 Spherical egg(one oil globule)3 単脂球形卵 3 11 Spherical egg(one oil globule)4 単脂球形卵 4 12 Spherical egg(one oil globule)5 単脂球形卵 5 13 Spherical egg(one oil globule)6 単脂球形卵 6 14 Spherical egg(one oil globule)7 単脂球形卵 7 15 Spherical egg(one oil globule)8 単脂球形卵 8 16 Spherical egg(one oil globule)9 単脂球形卵 9 17 Spherical egg(one oil globule)10 単脂球形卵 Spherical egg(one oil globule)11 単脂球形卵 Spherical egg(one oil globule)12 単脂球形卵 Spherical egg(one oil globule)13 単脂球形卵 Spherical egg(one oil globule)14 単脂球形卵 Spherical egg(one oil globule)15 単脂球形卵 Spherical egg(several oil globules)1 多脂球形卵 1 24 Spherical egg(several oil globules)2 多脂球形卵 2 合 計
17 2 稚仔魚四季を通じて 1 門 1 綱 4 目 12 科 16 種類の稚仔魚が確認された 調査時期別にみると 冬季 3 種類 春季 2 種類 夏季 8 種類 秋季 8 種類であり 冬季 春季に少なく 夏季 秋季に多くなっていた 地点別にみると 地点 A の種類数は 四季を通じて 2~7 種類 個体数は 6~323 個体 /1000m 3 の範囲にあった また 地点 B の種類数は 四季を通じて 0~6 種類 個体数は 0~276 個体 /1000m 3 の範囲にあった 種類数は 地点 A が多い傾向にあった また 個体数は両地点とも夏季に個体数が増加していた 主な出現種 ( 個体数上位種 ) をみると 地点 A では 冬季 春季にカサゴ 夏季にカタクチイワシ 秋季にハゼ科が多くを占めていた 地点 B では 冬季にメバル属 ( ムラソイ型 ) 夏季 秋季にハゼ科が優占種であった カサゴは 瀬戸内海全域に多く出現する沿岸の岩礁にすむ卵胎生魚で 仔魚は冬から春にかけて孵出する また メバル属 ( ムラソイ型 ) も瀬戸内海全域で普通にみられる魚種である 表 稚仔魚の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 脊索動物 硬骨魚 ニシン カタクチイワシ Engraulis japonica カタクチイワシ 2 スス キメハ ル Sebasutiscus marmoratus カサコ 3 Sebastes sp. メハ ル属 ( ムラソイ型 ) 4 アコ アマタ イ Opistognathus sp. アコ アマタ イ属 5 スス メタ イ Chromis notatus notatus スス メタ イ 6 イソキ ンホ Omobranchus sp. ナヘ カ属 7 Blenniidae イソキ ンホ 科 8 ネス ッホ Callionymidae ネス ッホ 科 9 ハセ Gobiidae ハセ 科 10 Luciogobius sp. ミミス ハセ 属 11 コチ Platycephalidae コチ科 12 テンシ クタ イ Apogonidae テンシ クタ イ科 13 カレイ カレイ Pleuronichthys sp. メイタカ レイ属 14 ウシノシタ Cynoglossidae ウシノシタ科 15 フク フク Tetraodontidae フク 科 Unidentified yolksac larva 不明ふ化仔魚 合 計
18 魚卵 種類数個体数 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) 表 魚卵 稚仔魚の概要 個体数単位 : 個体 /1,000m 3 季節 冬季 春季 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B メイタカ レイ属 単脂球形卵 1 単脂球形卵 4 ネス ッホ 科 19(38.8) 4(100.0) 55(51.4) 159(73.6) 単脂球形卵 1 単脂球形卵 2 単脂球形卵 3 17(34.7) 18(16.8) 46(21.3) スス キ属 ネス ッホ 科 13(26.5) 16(15.0) カタクチイワシ 9(8.4) 単脂球形卵 5 7(6.5) 稚仔魚 種類数個体数 季節 冬季 春季 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B カサコ メハ ル属 ( ムラソイ型 ) カサコ 10(83.3) 2(100.0) 4(66.7) メイタカ レイ属 ハセ 科 2(16.7) 2(33.3) 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す 魚卵 稚仔魚 種類数個体数 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) 種類数個体数 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) 個体数単位 : 個体 /1,000m 3 季節 夏季 秋季 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B ,108 1, 単脂球形卵 6 単脂球形卵 6 単脂球形卵 13 ネス ッホ 科 4,274(52.7) 1,524(76.6) 342(71.1) 121(61.1) カタクチイワシ 単脂球形卵 8 多脂球形卵 3 単脂球形卵 12 1,282(15.8) 196(9.8) 84(17.5) 40(20.2) ネス ッホ 科 カタクチイワシ 単脂球形卵 (7.4) 149(7.5) 17(8.6) 単脂球形卵 8 多脂球形卵 3 577(7.1) 14(7.1) 単脂球形卵 (7.1) 季節 夏季 秋季 地点 地点 A 地点 B 地点 A 地点 B カタクチイワシ ハセ 科 ハセ 科 ハセ 科 163(50.5) 184(66.7) 50(50.0) 55(73.3) ハセ 科 スス メタ イ スス メタ イ スス メタ イ 56(17.3) 57(20.7) 20(20.0) 11(14.7) スス メタ イ カタクチイワシ 不明ふ化仔魚 36(11.1) 19(6.9) 15(15.0) ナヘ カ属 コチ科 24(7.4) 5(5.0) アコ アマタ イ属 テンシ クタ イ科 16(5.0) 5(5.0) ネス ッホ 科 ウシノシタ科 16(5.0) 5(5.0) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が5% 以上 ) を示す
19 (5) 魚介類魚介類の調査結果を表 表 に示す 四季を通じて 3 門 4 綱 8 目 18 科 25 種類の魚介類が確認された 調査時期別にみると 冬季 7 種 春季 12 種類 夏季 12 種類 秋季 9 種類であり 季節変化はみられなかった いずれの季節も 脊椎動物門 ( 魚類 ) に属する種類が多くなっていた 主な出現種 ( 個体数上位種 ) をみると サザエ カサゴ アカブチムラソイ ウミタナゴ メイタガレイ カワハギ シマイサキ ヒラメ等であった これらの内 アカブチムラソイは瀬戸内海では少ないと報告されている ( 稲葉明彦編,1988, 瀬戸内海の生物相 Ⅱ) が その他の種類は瀬戸内海全域で普通にみられる種であった 表 魚介類の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 軟体動物腹足古腹足ササ エ Turbo cornutus ササ エ 2 新腹足 アッキカ イ Rapana venosa アカニシ 3 頭足コウイカコウイカ Sepia esculenta コウイカ 4 棘皮動物 ウニ ホンウニ オオハ フンウニ Pseudocentrotus depressus アカウニ 5 脊索動物 硬骨魚 ヒメ エソ Saurida elongata トカケ エソ 6 スス キメハ ル Sebastiscus marmoratus カサコ 7 Sebastes cheni シロメハ ル 8 Sebastes pachycephalus pachycephalus ムラソイ 9 Sebastes pachycephalus chalcogrammus アカフ チムラソイ 10 オニオコセ Inimicus japonicus オニオコセ 11 ハタ Epinephelus akaara キシ ハタ 12 タイ Pagrus major マタ イ 13 ニヘ Pennahia argentata シロク チ 14 ウミタナコ Ditrema temminckii temminckii ウミタナコ 15 シマイサキ Rhynchopelates oxyrhynchus シマイサキ 16 メシ ナ Girella punctata メシ ナ 17 アイナメ Hexagrammos agrammus クシ メ 18 Hexagrammos otakii アイナメ 19 カレイヒラメ Paralichthys olivaceus ヒラメ 20 Pseudorhombus pentophthalmus タマカ ンソ ウヒ ラメ 21 カレイ Pleuronichthys cornutus メイタカ レイ 22 Kareius bicoloratus イシカ レイ 23 Pleuronectes yokohamae マコカ レイ 24 フク カワハキ Stephanolepis cirrhifer カワハキ 25 フク Takifugu pardalis ヒカ ンフク 合 計
20 表 魚介類の概要 ( 地点 A) 個体数単位 : 個体 湿重量単位 :g 項目 季節 冬季 春季 夏季 秋季 種類数 軟体動物門 脊索動物門 その他 1 合計 組 軟体動物門 成 脊索動物門 (%) その他 8.3 個体数 軟体動物門 脊索動物門 その他 1 合計 組 軟体動物門 成 脊索動物門 (%) その他 6.3 湿重量 軟体動物門 脊索動物門 1,569 2,293 1,880 2,754 その他 107 合計 1,871 3,084 2,665 2,754 組 軟体動物門 成 脊索動物門 (%) その他 3.5 カサコ ササ エ ウミタナコ シロメハ ル 3(18.8) 2(12.5) 4(17.4) 3(23.1) アカフ チムラソイ カサコ シマイサキ カサコ 3(18.8) 2(12.5) 4(17.4) 2(15.4) ウミタナコ メイタカ レイ ヒラメ 主な出現種個体数 ( 組成比 (%)) ササ エ シロク チ 3(18.8) 2(12.5) 2(15.4) カワハキ 3(18.8) 2(12.5) 2(12.5) 主な出現種湿重量 ( 組成比 (%)) シロク チ メイタカ レイ シマイサキ ヒラメ 374(20.0) 655(21.2) 487(18.3) 811(29.4) アカフ チムラソイ コウイカ コウイカ マコカ レイ 318(17.0) 400(13.0) 442(16.6) 430(15.6) カサコ イシカ レイ ウミタナコ トカケ エソ 312(16.7) 334(10.8) 279(10.5) 352(12.8) ササ エ アイナメ カサコ 302(16.1) 312(10.1) 293(10.6) ウミタナコ シロメハ ル 262(14.0) 289(10.5) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す
21 D.L ケガキヒジキD.L ケガキジキカメメテングサラレタマキビ節サンゴモ類ナアオサソダンツウリヒバラレタマキビマキビキビジツボジツボ無節サンゴモ類無節サンゴモ類ピリヒバタマキビタマキビアラレタマキビアラレタマキビエチゴカニノテヒラムチモカンザシゴカイ科カンザシゴカイ科クロメイワノカワ科クロメイワフジツボイワフジツボケガキケガキリヒバメテングサD.L ジツボD.L ジツボツボツボ(6) 潮間帯生物 1 目視観察目視観察による主な潮間帯生物の垂直分布を図 に示す 地点 a は天然岩礁で 満潮線から平均水面にかけて急勾配の岩盤であるが 平均水面以深からは緩傾斜となり 岩盤上に大礫や巨礫がみられ D.L.+0.3m 以深からは遠浅の砂底となっていた D.L.+0.5~+1.0mの潮間帯下部に ホンダワラ類のヒジキ ( 多年生 ) が群落を形成していた 春季には大型褐藻類のワカメ ( 一年生 ) もみられた 地点 b は港内の垂直護岸および低潮線付近からは敷石のなだらかな傾斜となっていた 瀬戸内海の人工護岸 潮間帯に普通にみられる生物相で 内湾性のシロスジフジツボなどが観察された D.L.-1~-2mの潮下帯に大型褐藻類のクロメ ( 多年生 ) が着生 点生していた 両地点 瀬戸内海の潮間帯や藻場 ( クロメ場 ) に一般的にみられる生物相であった 冬季 地点 a 春季 地点 a (m) イ ピアタイワフ (m) ヒ アヒ無ワアタマイワフ冬季 地点 b 春季 地点 b (m) ピ シロスジフジサンカクフ (m) ヒ シロスジフジサンカクフ図 (1/2) 潮間帯生物目視観察による主な生物の垂直分布
22 図 (2/2) 潮間帯生物目視観察による主な生物の垂直分布 ヒメテングサアナアオサヒジキ無節サンゴモ類ワカメアラレタマキビタマキビイワフジツボケガキD.L (m) 夏季地点 a ボタンアオサピリヒバ無節サンゴモ類ヒラムチモクロメアラレタマキビイワフジツボシロスジフジツボケガキカンザシゴカイ科サンカクフジツボD.L (m) 夏季地点 b ヒメテングサヒジキピリヒバ無節サンゴモ類アナアオサアラレタマキビタマキビイワフジツボケガキD.L (m) 秋季地点 a ヒメテングサ無節サンゴモ類ピリヒバエチゴカニノテクロメアラレタマキビイワフジツボシロスジフジツボケガキカンザシゴカイ科サンカクフジツボD.L (m) 秋季地点 b
23 2 潮間帯生物 ( 植物 ) 潮間帯生物 ( 植物 ) の調査結果を表 表 に示す 四季を通じて 5 門 5 綱 23 目 39 科 75 種類の潮間帯生物 ( 植物 ) が確認された 調査時期別にみると 冬季 40 種類 春季 42 種類 夏季 24 種類 秋季 43 種類であり 夏季に少なくなっていた いずれの季節も 紅藻植物門に属する種類が多くなっていた 地点別にみると 地点 a の種類数は 四季を通じて 13~34 種類 湿重量は 24.37~212.41g/0.25m 2 の範囲にあった また 地点 b の種類数は 四季を通じて 16~29 種類 湿重量は 1.48~30.31g/0.25m 2 の範囲にあり 地点 a に比べ少ない湿重量であった 主な出現種 ( 湿重量上位種 ) をみると 地点 a では 冬季 夏季 秋季は褐藻植物のヒジキ 春季は同じく褐藻植物のワカメが多くを占めていた 地点 b では 地点 a でみられた大型の褐藻植物はみられず 小型紅藻植物のヒメテングサや小型褐藻植物のフクロノリが多くを占めていた 優占種のピリヒバとヒジキは潮間帯下部に大きな群落を作ることが知られている また ヒジキは汚れている海域ではみられない海藻であるため きれいな海域の指標種として考えられている
24 表 潮間帯生物 ( 植物 ) の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 藍藻植物 藍藻 ユレモ ユレモ Lyngbya sp. クタ モ属 2 フォルミテ ィウム Microcoleus sp. コナワモ属 3 Phormidium sp. ナカ レクタ モ属 4 緑藻植物 緑藻 ヒヒ ミト ロ ランソウモト キ Collinsiella cava シワランソウモト キ 5 アオサアオサ Ulva compressa ヒラアオノリ 6 Ulva conglobata ホ タンアオサ 7 Ulva linza ウスハ アオノリ 8 Ulva pertusa アナアオサ 9 Ulva sp. アオサ属 10 シオク サシオク サ Chaetomorpha sp. シ ュス モ属 11 Cladophora sp. シオク サ属 12 ミル ミル Codium fragile ミル 13 褐藻植物褐藻シオミト ロシオミト ロ Ectocarpaceae シオミト ロ科 14 クロカ シラクロカ シラ Sphacelaria sp. クロカ シラ属 15 アミシ ク サアミシ ク サ Dictyota dichotoma アミシ ク サ 16 Pachydictyon coriaceum サナタ ク サ 17 ウイキョウモ ハハ モト キ Punctaria latifolia ハハ モト キ 18 ヨコシ マノリ Stictyosiphon soriferus サメス ク サ 19 カヤモノリカヤモノリ Colpomenia sinuosa フクロノリ 20 Scytosiphon sp. カヤモノリ属 21 ムチモ ムチモ Cutleria multifida ヒラムチモ 22 コンフ チカ イソ Undaria pinnatifida ワカメ 23 ヒハ マタホンタ ワラ Sargassum fusiforme ヒシ キ PHAEOPHYCEAE 褐藻綱の盤状体 25 紅藻植物紅藻ウシケノリウシケノリ Porphyra sp. アマノリ属 26 アクロカエティウムアクロカエティウム Audouinella sp. オーシ ュイネラ属 27 サンコ モサンコ モ Amphiroa beauvoisii エチコ カニノテ 28 Corallina pilulifera ヒ リヒハ 29 Jania sp. モサス キ属 30 - Crustose coralline algae 無節サンコ モ類 31 テンク サテンク サ Gelidium divaricatum ヒメテンク サ 32 Gelidium elegans マクサ 33 カキ ケノリカキ ケノリ Asparagopsis taxiformis カキ ケノリ 34 スキ ノリイソモッカ Caulacanthus ustulatus イソタ ンツウ 35 ススカケヘ ニ Halarachnion latissimum ススカケヘ ニ 36 スキ ノリ Chondracanthus intermedius カイノリ 37 Chondracanthus teedii シキンノリ 38 ムカテ ノリ Grateloupia lanceolata フタ ラク 39 Polyopes lancifolius キョウノヒモ 40 Polyopes polyideoides マタホ ウ 41 Polyopes prolifer コメノリ 42 Prionitis crispata トサカマツ 43 イハ ラノリ Hypnea sp. イハ ラノリ属 44 ツカサノリ Callophyllis sp. トサカモト キ属 45 イワノカワ Peyssonnelia caulifera エツキイワノカワ 46 Peyssonneliaceae イワノカワ科 47 オキツノリ Ahnfeltiopsis flabelliformis オキツノリ 48 ヘ ニスナコ Schizymenia dubyi ヘ ニスナコ 49 マサコ シハ リワツナキ ソウ Champia parvula ワツナキ ソウ 50 フシツナキ Binghamia californica カエルテ ク サ 51 Lomentaria catenata フシツナキ 52 マサコ シハ リ Rhodymenia intricata マサコ シハ リ 53 イキ スイキ ス Antithamnion pectinatum フタツカ サネ 54 Centroceras clavulatum トケ イキ ス 55 Ceramium tenerrimum ケイキ ス 56 Ceramium japonicum ハネイキ ス 57 Ceramium sp. イキ ス属 58 Herpochondria elegans サエタ 59 タ シ ア Dasya sp. タ シ ア属 60 Heterosiphonia japonica イソハキ 61 Heterosiphonia pulchra シマタ シ ア 62 コノハノリ Acrosorium sp. ハイウスハ ノリ属 63 Martensia fragilis アヤニシキ 64 Sorella repens ウスヘ ニ 65 Delesseriaceae コノハノリ科 66 フシ マツモ Chondria crossicaulis ユナ 67 Chondria sp. ヤナキ ノリ属 68 Herposiphonia parca クモノスヒメコ ケ 69 Laurencia okamurae ミツテ ソソ 70 Neosiphonia harveyi キフ リイトク サ 71 Polysiphonia sp. イトク サ属 72 Symphyocladia marchantioides コサ ネモ 73 オコ ノリ オコ ノリ Gracilaria incurvata ミソ オコ ノリ 74 黄色植物 珪藻 羽状 ナヒ クラ Naviculaceae ナヒ クラ科 75 アクナンテス Achnanthes sp. アクナンテス属 合 計
25 表 (1/2) 潮間帯生物 ( 植物 ) の概要 湿重量単位 :g/0.25m 2 季節 冬季 春季 項目 地点 地点 a 地点 b 地点 a 地点 b 緑藻植物門 種 褐藻植物門 類 紅藻植物門 数(その他 合計 緑藻植物門 褐藻植物門 % 成)組紅藻植物門 その他 緑藻植物門 湿 褐藻植物門 重 紅藻植物門 量(その他 合計 緑藻植物門 褐藻植物門 41.6 < % 成)組紅藻植物門 その他 ヒシ キ ヒメテンク サ ワカメ フクロノリ 38.49(41.6) 1.15(55.9) (51.3) 0.43(29.1) ヒ リヒハ ヒ リヒハ アナアオサ ナカ レクタ モ属 32.84(35.5) 0.55(26.7) 63.08(29.7) 0.27(18.1) 主な出現種マクサアオサ属ヒシ キヒメテンク サ湿重量 ( 組成比 (%)) 11.15(12.1) 0.19(9.4) 18.37(8.6) 0.19(13.1) エチコ カニノテヒ リヒハ ホ タンアオサ 7.69(8.3) 12.90(6.1) 0.17(11.5) ヘ ニスナコ 0.09(6.3) 注 1: 種類数は総種類数 湿重量は地点平均を示す 2: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が5% 以上 ) を示す
26 表 (2/2) 潮間帯生物 ( 植物 ) の概要 湿重量単位 :g/0.25m 2 季節 夏季 秋季 項目 地点 地点 a 地点 b 地点 a 地点 b 緑藻植物門 種 褐藻植物門 類 紅藻植物門 数(その他 1 合計 緑藻植物門 褐藻植物門 % 成)組紅藻植物門 その他 3.2 緑藻植物門 湿 褐藻植物門 重 紅藻植物門 量(その他合計 緑藻植物門 褐藻植物門 % 成)組紅藻植物門 その他 主な出現種湿重量 ( 組成比 (%)) ヒシ キ ヒメテンク サ ヒシ キ ヒ リヒハ (86.4) 4.61(57.7) 12.12(49.7) 22.25(73.4) アナアオサ ホ タンアオサ アナアオサ アナアオサ 12.36(6.0) 1.69(21.2) 6.80(27.9) 4.00(13.2) ヒ リヒハ ヒ リヒハ トサカマツ 0.61(7.7) 5.07(20.8) 1.77(5.8) イソタ ンツウ 0.40(5.1) 注 1: 種類数は総種類数 湿重量は地点平均を示す 2: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す
27 3 潮間帯生物 ( 動物 ) 潮間帯生物 ( 動物 ) の調査結果を表 表 に示す 四季を通じて 11 門 25 綱 56 目 147 科 263 種類の潮間帯生物 ( 動物 ) が確認された 調査時期別にみると 冬季 139 種類 春季 150 種類 夏季 119 種類 秋季 176 種類であり 夏季に少なく 秋季に多くなっていた いずれの季節も 軟体動物門 環形動物門 節足動物門に属する種類が多くなっていた 地点別にみると 地点 a の種類数は 四季を通じて 97~137 種類 個体数は 850~1,732 個体 /0.25m 2 湿重量は ~811.60g/0.25m 2 の範囲にあった また 地点 b の種類数は 四季を通じて 57~ 125 種類 個体数は 1,604~2,095 個体 /0.25m 2 湿重量は ~575.38g/0.25m 2 の範囲にあった 主な出現種 ( 個体数上位種 ) をみると 地点 a では 冬季 秋季は節足動物のイワフジツボ 春季は軟体動物のアラレタマキビ 夏季は軟体動物のチリハギガイが多くを占めていた 地点 b では 冬季 ~ 夏季は環形動物のヤッコカンザシ 秋季は節足動物のシロスジフジツボが多くを占めていた 湿重量的には 四季を通じて各地点で軟体動物のケガキが多くを占めていた個体数上位種や他の出現種は 瀬戸内海に普通にみられる種であった
28 表 (1/3) 潮間帯生物 ( 動物 ) の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 海綿動物石灰海綿網海綿タテシ マカイメン Vosmaeropsis sp. ホ スメールカイメン属 2 尋常海綿 磯海綿 イソカイメン Halichondria japonica タ イタ イイソカイメン 3 Halichondria sp. イソカイメン属 4 単骨海綿カワナシカイメン Haliclona sp. カワナシカイメン属 5 多骨海綿 ミカーレカイメン Mycale sp. ミカーレカイメン属 6 刺胞動物 ヒト ロ虫 軟クラケ ウミシハ Sertularella sp. ウミシハ 属 7 ハネカ ヤ Antennella secundaria ヒケ カ ヤ 8 花虫イソキ ンチャクタテシ マイソキ ンチャク Haliplanella lineata タテシ マイソキ ンチャク 9 ウメホ シイソキ ンチャク Anthopleura sp ACTINIARIA イソキ ンチャク目 11 扁形動物渦虫多岐腸 - POLYCLADIDA 多岐腸目 12 紐形動物無針原始紐虫ケファロツリックス Procephalothrix sp. フ ロケファロツリックス属 13 異紐虫リネウス Lineus geniculatus ミサキヒモムシ 14 Lineus piperatus リュウキュウヒモムシ 15 Lineus sp. リネウス属 16 Lineus spp. リネウス属 17 有針針紐虫アンフィホ ールス Amphiporus sp. アンフィホ ールス属 18 Zygonemertes sp. ツィコ ネメルテス属 19 エンフ レクトネマ Nemertopsis gracilis ヨツメヒモムシ 20 クラテネメルテス Cratenemertes punctatulus マタ ラヒモムシ 21 テトラステマ Tetrastemma nigrifrons メノコヒモムシ 22 Tetrastemma sp. テトラステマ属 23 触手動物 箒虫 - ホウキムシ Phoronis sp. 24 腕足頂殻盤殻 Discradisca stella スス メカ イタ マシ 25 苔虫 唇口 ツノマタコケムシ Thalamoporella rozieri ツノマタコケムシ 26 フサコケムシ Bugula sp. 27 エタ コケムシ Caberea sp. エタ コケムシ属 28 イタコフ コケムシ Cellepora trirostrata 29 ウスコケムシ Escharoides sp. 30 Microporella sp. 31 Pacificincolidae Pacificincola perforata 32 ヒラコケムシ Schizoporella unicornis コフ ヒラコケムシ 33 チコ ケムシ Watersipora subovoidea チコ ケムシ 34 モンク チコケムシ Cryptosula pallasiana モンク チコケムシ 35 アミコケムシ Reteporidae アミコケムシ科 36 軟体動物 多板 新ヒサ ラカ イ ウスヒサ ラカ イ Lepidozona coreanica ヤスリヒサ ラカ イ 37 ヒケ ヒサ ラカ イ Mopalia retifera ヒケ ヒサ ラカ イ 38 Placiphorella stimpsoni ハ ハ カ セ 39 クサス リカ イ Acanthopleura japonica ヒサ ラカ イ 40 Lucilina interplicata アヤヒサ ラカ イ 41 Rhyssoplax kurodai クサス リカ イ 42 ケハタ ヒサ ラカ イ Acanthochitona achates ヒメケハタ ヒサ ラカ イ 43 Acanthochitona defilippii ケハタ ヒサ ラカ イ 44 ケムシヒサ ラカ イ Cryptoplax sp. ケムシヒサ ラカ イ属 45 腹足 カサカ イ ヨメカ カサカ イ Cellana toreuma ヨメカ カサ 46 ユキノカサカ イ Lottia tenuisculpta コモレヒ コカ モカ イ 47 Nipponacmea fuscoviridis クサイロアオカ イ 48 Nipponacmea sp. アオカ イ属 49 Patelloida pygmaea ヒメコサ ラ 50 Patelloida saccharina ウノアシ 51 古腹足 スカシカ イ Montfortula pulchra picta スソカケカ イ 52 Tugali decussata シロスソカケカ イ 53 ニシキウス Cantharidus callichroa ハナチク サ 54 Cantharidus japonicus チク サカ イ 55 Conotalopia minima ケシツフ シタタ ミ 56 Fossarina picta チヒ アシヤ 57 Lirularia pygmaea ヒノテ シタタ ミ 58 Monodonta labio confusa イシタ タミ 59 アマオフ ネカ イアマオフ ネカ イ Nerita japonica アマカ イ 60 盤足オニノツノカ イ Bittium sp. ノミカニモリ属 61 スス メハマツホ Diala varia スス メハマツホ 62 タマキヒ Littoraria articulata マルウス ラタマキヒ 63 Littorina brevicula タマキヒ 64 Nodilittorina radiata アラレタマキヒ 65 Peasiella habei コヒ トウラウス カ イ 66 チャツホ Barleeia angustata チャツホ 67 リソツホ Alvania concinna タマツホ 68 Alvania sp. アラレキヒ ツホ 属 69 カワサ ンショウカ イ Angustassiminea sp. クリイロカワサ ンショウ属 70 カリハ カ サカ イ Crepidula gravispinosus アワフ ネカ イ 71 Crepidula onyx シマメノウフネカ イ 72 ムカテ カ イ Serpulorbis imbricatus オオヘヒ カ イ 73 シラタマカ イ Proterato callosa サ クロカ イ 74 翼舌ミツクチキリオレ Triphoridae ミツクチキリオレ科 75 新腹足アッキカ イ Thais clavigera イホ ニシ 76 フトコロカ イ Mitrella bicincta ムキ カ イ 77 Zafra hahajimana ハハシ マノミニナ 78 Zafra mitriformis ノミニナモト キ 79 ムシロカ イ Hima multigranosa ヒメムシロ 80 異旋 トウカ タカ イ Pyrgulina pseudalveata ムシロイトカケクチキレ 81 頭楯フ ト ウカ イ Haloa japonica フ ト ウカ イ 82 ウス ムシウミウシ - Runcinioidea ウス ムシウミウシ上科 83 アメフラシ アメフラシ Petalifera punctulata ウミナメクシ 84 裸鰓ト ーリス Homoiodoris japonica ヤマトウミウシ 85 クロシタナシウミウシ Dendrodoris arborescens クロシタナシウミウシ 86 メリヘ ウミウシ Melibe viridis ムカテ メリヘ 87 収柄眼 イソアワモチ Onchidiella kurodai ヒメアワモチ 88 基眼カラマツカ イ Siphonaria japonica カラマツカ イ 89 オカミミカ イ Ellobiidae オカミミカ イ科
29 表 (2/3) 潮間帯生物 ( 動物 ) の確認種一覧 調査時期番号門綱目科学名和名冬季春季夏季秋季 90 二枚貝フネカ イフネカ イ Arca boucardi コヘ ルトフネカ イ 91 Barbatia obtusoides アオカリカ ネエカ イ 92 Barbatia virescens カリカ ネエカ イ 93 イカ イイカ イ Hormomya mutabilis ヒハ リカ イモト キ 94 Lithophaga curta イシマテ 95 Modiolus agripetus ヒハ リカ イ 96 Musculista senhousia ホトトキ スカ イ 97 Musculus cupreus タマエカ イ 98 Musculus pusio チヒ タマエカ イ 99 Mytilus coruscus イカ イ 100 Mytilus galloprovincialis ムラサキイカ イ 101 Septifer keeni ヒメイカ イ 102 Septifer virgatus ムラサキインコ 103 Trichomusculus semigranatus スシ タマエカ イ 104 Xenostrobus atratus クロク チ 105 ウク イスカ イシュモクカ イ Malleus irregularis ヒリョウカ イ 106 カキウミキ ク Spondylus barbatus cruentus チリホ タン 107 ナミマカ シワ Anomia chinensis ナミマカ シワ 108 Monia umbonata シマナミマカ シワモト キ 109 イタホ カ キ Crassostrea gigas マカ キ 110 Crassostrea nippona イワカ キ 111 Ostrea circumpicta コケコ ロモカ キ 112 Saccostrea kegaki ケカ キ 113 マルスタ レカ イチリハキ カ イ Kellia sp. コハクノツユカ イ属 114 Lasaea undulata チリハキ カ イ 115 キクサ ルカ イ Chama sp. キクサ ル属 116 マルスタ レカ イ Irus irus ハネマツカセ 117 Irus ishibashianus オキナマツカセ 118 イワホリカ イ Claudiconcha japonica セミアサリ 119 Pseudoirus mirabilis チチ ミイワホリカ イ 120 オオノカ イオオノカ イ Sphenia coreanica イシ ケカ イ 121 キヌマトイカ イ Hiatella orientalis キヌマトイカ イ 122 星口動物スシ ホシムシフクロホシムシエタ ホシムシ Themiste minor minor カキ エタ ホシムシ 123 サメハタ ホシムシサメハタ ホシムシサメハタ ホシムシ Phascolosoma scolops サメハタ ホシムシ 124 環形動物多毛サシハ コ カイタンサ クコ カイ Chrysopetalum sp. 125 ウロコムシ Halosydna brevisetosa ミロクウロコムシ 126 Harmothoe sp. 127 Lepidonotus tenuisetosus フサウスウロコムシ 128 サシハ コ カイ Anaitides sp. 129 Eulalia viridis サミト リサシハ 130 Eumida sp. 131 Nereiphylla castanea アケノサシハ 132 Nipponophyllum sp. 133 シリス Odontosyllis undecimdonta クロエリシリス 134 Syllis amica ヒトケ シリス 135 Syllis gracilis フタマタシリス 136 Typosyllis adamanteus kurilensis シロマタ ラシリス 137 Typosyllis ehlersioides エーレルシリス 138 Typosyllis nipponica ミト リシリス 139 Typosyllis spp. 140 コ カイ Ceratonereis mirabilis フタマタコ カイ 141 Nereis heterocirrata ヒケ フ トコ カイ 142 Nereis pelagica フツウコ カイ 143 Nereis sp. 144 Perinereis cultrifera クマト リコ カイ 145 Perinereis mictodonta スナイソコ カイ 146 Platynereis bicanaliculata ツルヒケ コ カイ 147 Platynereis dumerilii イソツルヒケ コ カイ 148 Pseudonereis variegata テ ンカ クコ カイ 149 オトヒメコ カイ Hesione reticulata オトヒメコ カイ 150 イソメイソメ Lysidice ninetta シホ リイソメ 151 Marphysa sp. 152 Palola sp. 153 セク ロイソメ Arabella sp. 154 ノリコイソメ Dorvillea sp. 155 スヒ オスヒ オ Boccardia sp. 156 Polydora sp. 157 Prionospio ehlersi エーレルシスヒ オ 158 ミス ヒキコ カイ Cirratulus cirratus チク サミス ヒキ 159 Cirriformia tentaculata ミス ヒキコ カイ 160 Dodecaceria sp. 161 Tharyx sp. 162 オフェリアコ カイオフェリアコ カイ Polyophthalmus pictus カスリオフェリア 163 トノサマコ カイ Hyboscolex sp. 164 Scalibregma inflatum トノサマコ カイ 165 フサコ カイフサコ カイ Nicolea sp. 166 Terebella sp. 167 Thelepus sp. 168 ケヤリムシケヤリムシ Branchiomma sp. 169 Myxicola sp. 170 Potamilla sp. 171 Sabella sp. 172 カンサ シコ カイ Hydroides ezoensis エソ カサネカンサ シコ カイ 173 Hydroides fusicola ホソトケ カンサ シコ カイ 174 Hydroides sp. 175 Pomatoleios krausii ヤッコカンサ シコ カイ 176 Serpula sp. 177 Spirobranchus polytrema フタコフ カンサ シコ カイ 178 Spirobranchus tetraceros ムツエタ カンサ シコ カイ 179 Vermiliopsis infundibulum ト ンク リカンサ シコ カイ 180 ウス マキコ カイ Dexiospira sp. 181 Pileolaria sp
30 表 (3/3) 潮間帯生物 ( 動物 ) の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 182 節足動物 ウミク モ 皆脚 イソウミク モ Ammothella indica クタ トケ イソウミク モ 183 ホソウミク モ Anoplodactylus sp. ソコウミク モ属 184 顎脚有柄ミョウカ カ イ Capitulum mitella カメノテ 185 無柄イワフシ ツホ Chthamalus challengeri イワフシ ツホ 186 クロフシ ツホ Tetraclita japonica クロフシ ツホ 187 ムカシフシ ツホ Acasta dofleini ケハタ カイメンフシ ツホ 188 フシ ツホ Amphibalanus amphitrite タテシ マフシ ツホ 189 Amphibalanus eburneus アメリカフシ ツホ 190 Balanus trigonus サンカクフシ ツホ 191 Fistulobalanus albicostatus シロスシ フシ ツホ 192 軟甲 アミ アミ Siriella sp. シリエラ属 193 端脚ヒケ ナカ ヨコエヒ Ampithoe spp. ヒケ ナカ ヨコエヒ 属 194 Perampithoe orientalis トウヨウヒケ ナカ 195 Sunamphitoe sp. ニセヒケ ナカ ヨコエヒ 属 196 ユンホ ソコエヒ Aoroides sp. ユンホ ソコエヒ 属 197 ト ロクタ ムシ Monocorophium uenoi ウエノト ロクタ ムシ 198 イシクヨコエヒ Photis sp. クタ オソコエヒ 属 199 カマキリヨコエヒ Jassa slatteryi フトヒケ カマキリヨコエヒ 200 ト ロノミ Podocerus sp. ト ロノミ属 201 エンマヨコエヒ Paradexamine sp. トケ ホホヨコエヒ 属 202 アコ ナカ ヨコエヒ Pontogeneia sp. アコ ナカ ヨコエヒ 属 203 メリタヨコエヒ Elasmopus sp. イソヨコエヒ 属 204 Maera sp. スンナリヨコエヒ 属 205 Melita rylovae フトメリタヨコエヒ 206 クチナシヨコエヒ Paranamixis sp. タンケ ヨコエヒ 属 207 ツツヨコエヒ Colomastix sp. ツツヨコエヒ 属 208 マルハサミヨコエヒ Leucothoe sp. マルハサミヨコエヒ 属 209 テンク ヨコエヒ Parapleustes sp. オタフクヨコエヒ 属 210 Pleustes sp. テンク ヨコエヒ 属 211 モクス ヨコエヒ Hyale barbicornis チョヒ ヒケ モクス 212 Hyale pumila チヒ モクス 213 Hyale punctata オオセ キモクス 214 Hyale sp. モクス ヨコエヒ 属 215 ムカシワレカラ Protomima sp. ムカシワレカラ属 216 ワレカラ Caprella danilevskii ホソワレカラ 217 Caprella penantis マルエラワレカラ 218 Caprella scaura トケ ワレカラ 219 等脚ウミナナフシ Paranthura sp. ウミナナフシ属 220 ウミミス ムシ Janiropsis longiantennata ウミミス ムシ 221 スナホリムシ Cirolana harfordi japonica ニセスナホリムシ 222 コツフ ムシ Dynoides dentisinus シリケンウミセミ 223 Holotelson tuberculatus チヒ ウミセミ 224 Nishimuraia paradoxa コツフ ムシタ マシ 225 ミキ ワワラシ ムシ Marinoniscus pacificus クロシオミキ ワワラシ ムシ 226 タナイスタナイス Zeuxo sp. セ ウクソ属 227 十脚テッホ ウエヒ Alpheus sp. テッホ ウエヒ 属 228 モエヒ Eualus sinensis イソモエヒ 229 ホンヤト カリ Pagurus sp. ホンヤト カリ属 230 スヘ スヘ オウキ カ ニ Sphaerozius nitidus スヘ スヘ オウキ カ ニ 231 モカ ニ Pugettia quadridens ヨツハモカ ニ 232 ヤワラカ ニ Halicarcinus coralicola ツノタ シヤワラカ ニ 233 Halicarcinus messor ヤワラカ ニ 234 ケフ カカ ニ Benthopanope indica トラノオカ ニ 235 Pilumnus minutus ヒメケフ カカ ニ 236 オウキ カ ニ Actaea semblatae サメハタ オウキ カ ニ 237 Macromedaeus distinguendus シワオウキ カ ニ 238 ヘ ンケイカ ニ Nanosesarma minutum ヒメヘ ンケイカ ニ 239 モクス カ ニ Hemigrapsus sanguineus イソカ ニ 240 Hemigrapsus takanoi タカノケフサイソカ ニ 241 カクレカ ニ Arcotheres sinensis オオシロヒ ンノ 242 昆虫ハエカ カ ンホ Tipulidae カ カ ンホ 科 243 ユスリカ Chironomidae ユスリカ科 244 棘皮動物 ヒトテ アカヒトテ イトマキヒトテ Asterina minor チヒ イトマキヒトテ 245 マヒトテ マヒトテ Coscinasterias acutispina ヤツテ ヒトテ 246 クモヒトテ クモヒトテ チヒ クモヒトテ Ophiactis affinis クサイロチヒ クモヒトテ 247 Ophiactis savignyi チヒ クモヒトテ 248 トケ クモヒトテ Ophiothrix exigua ナカ トケ クモヒトテ 249 ウニホンウニオオハ フンウニ Hemicentrotus pulcherrimus ハ フンウニ 250 ナカ ウニ Anthocidaris crassispina ムラサキウニ 251 脊索動物ホヤマメホ ヤウスホ ヤ Didemnum moseleyi シロウスホ ヤ 252 ユウレイホ ヤ Ciona savignyi ユウレイホ ヤ 253 ナツメホ ヤ Ascidia sydneiensis スシ キレホ ヤ 254 マホ ヤ イタホ ヤ Botryllidae イタホ ヤ科 255 シロホ ヤ Styela canopus フタスシ ホ ヤ 256 Styela plicata シロホ ヤ 257 マホ ヤ Herdmania momus ヘ ニホ ヤ 258 Pyura vittata カラスホ ヤ 259 フクロホ ヤ Molgula hozawai モスソフクロホ ヤ 260 硬骨魚スス キイソキ ンホ Omobranchus elegans ナヘ カ 261 Parablennius yatabei イソキ ンホ 262 ハセ Eviota sp. イソハセ 属 unidentified eggs 不明卵塊 合 計
31 表 (1/2) 潮間帯生物 ( 動物 ) の概要 個体数単位 : 個体 /0.25m 2 湿重量単位 :g/0.25m 2 季節 冬季 春季 項目 地点 地点 a 地点 b 地点 a 地点 b 軟体動物門 種 環形動物門 類 節足動物門 数 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 軟体動物門 個 環形動物門 ,229 体 節足動物門 数 その他 合計 1,451 1,800 1,732 2,095 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 軟体動物門 湿 環形動物門 重 節足動物門 量 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 イワフシ ツホ シロスシ フシ ツホ アラレタマキヒ ヤッコカンサ シコ カイ (13.0) 124(7.1) 599(28.6) チヒ クモヒトテ ヤッコカンサ シコ カイ イワフシ ツホ Dodecaceria sp (12.9) 97(5.6) 379(18.1) 主な出現種サンカクフシ ツホ コヒ トウラウス カ イフサウスウロコムシシロスシ フシ ツホ 個体数 ( 組成比 (9.1) 91(5.3) 239(11.4) (%)) ケカ キ Dodecaceria sp. シリケンウミセミヒメケハタ ヒサ ラカ イ 86(6.0) 128(7.1) 91(5.3) 135(6.4) フサウスウロコムシ ホソトケ カンサ シコ カイ 主な出現種湿重量 ( 組成比 (%)) 124(6.9) 112(5.3) ケカ キ ケカ キ ケカ キ ケカ キ (73.5) (80.9) (64.9) (78.2) サンカクフシ ツホ シロスシ フシ ツホ イワカ キ シロスシ フシ ツホ 20.12(6.8) 28.24(6.1) 49.85(8.4) 29.06(9.7) ムラサキインコ 45.23(7.6) ヒサ ラカ イ 39.87(6.7) 注 1: 種類数は総種類数 個体数と湿重量は地点平均を示す 2: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す
32 表 (2/2) 潮間帯生物 ( 動物 ) の概要 個体数単位 : 個体 /0.25m 2 湿重量単位 :g/0.25m 2 季節 夏季 秋季 項目 地点 地点 a 地点 b 地点 a 地点 b 軟体動物門 種 環形動物門 類 節足動物門 数 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 軟体動物門 個 環形動物門 体 節足動物門 数 その他 合計 1,155 1, ,604 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 軟体動物門 湿 環形動物門 重 節足動物門 量 その他 合計 組 軟体動物門 成 環形動物門 比 節足動物門 (%) その他 チリハキ カ イ ヤッコカンサ シコ カイ イワフシ ツホ シロスシ フシ ツホ 126(10.9) 427(25.8) 179(21.1) 431(28.4) ヒケ ナカ ヨコエヒ 属 ウエノト ロクタ ムシ ヤッコカンサ シコ カイ ケカ キ 124(10.7) 156(9.4) 90(10.6) 98(6.4) 主な出現種シリケンウミセミシロスシ フシ ツホ ケカ キ個体数 ( 組成比 115(10.0) 116(7.0) 68(8.0) (%)) ムラサキイカ イ Dodecaceria sp. アラレタマキヒ 91(7.9) 115(6.9) 56(6.6) 主な出現種湿重量 ( 組成比 (%)) アラレタマキヒ ケカ キ 89(7.7) 93(5.6) ケカ キ ケカ キ ケカ キ ケカ キ (53.9) (82.9) (65.4) (76.3) イワカ キ イワカ キ シロスシ フシ ツホ (39.2) 69.95(13.8) 48.95(8.3) 注 1: 種類数は総種類数 個体数と湿重量は地点平均を示す 2: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す
33 (7) 海藻 草類海藻 草類の調査結果を表 表 に示す 四季を通じて 5 門 5 綱 25 目 43 科 93 種類の海藻 草類が確認された 調査時期別にみると 冬季 44 種類 春季 62 種類 夏季 51 種類 秋季 60 種類であり 冬季に少なく 春季に多くなっていた いずれの季節も 紅藻植物門に属する種類が多くなっていた 地点別にみると 浄化センターの地点 a の種類数は 四季を通じて 25~45 種類 湿重量は ~ g/m 2 の範囲にあった また 地点 b の種類数は 四季を通じて 31~46 類種 湿重量は ~728.93g/m 2 の範囲にあった 湿重量は 地点 b で少ない傾向にあった 主な出現種 ( 湿重量上位種 ) をみると 地点 a では 冬季 夏季 秋季は褐藻植物ホンダワラ類のヒジキ 春季は同じく褐藻植物のワカメが多くを占めていた 地点 b では 冬季 夏季は褐藻植物のクロメ 春季は同じく褐藻植物のヒラムチモ 秋季はヘラヤハズが多くを占めていた 湿重量上位種や他の出現種は 瀬戸内海に普通にみられる種であった
34 表 海藻 草類の確認種一覧 番号 門 綱 目 科 学名 和名 調査時期冬季春季夏季秋季 1 藍藻植物 藍藻 ユレモ フォルミテ ィウム Phormidium sp. ナカ レクタ モ属 2 クロオコックス - CHROOCOCCALES クロオコックス目 3 緑藻植物緑藻アオサアオサ Ulva compressa ヒラアオノリ 4 Ulva pertusa アナアオサ 5 Ulva sp. アオサ属 6 シオク サシオク サ Cladophora sp. シオク サ属 7 ミル ミル Codium latum ヒラミル 8 ハネモ ハネモ Bryopsis sp. ハネモ属 9 褐藻植物褐藻シオミト ロシオミト ロ Ectocarpaceae シオミト ロ科 10 クロカ シラクロカ シラ Sphacelaria sp. クロカ シラ属 11 アミシ ク サアミシ ク サ Dictyopteris latiuscula ヤハス ク サ 12 Dictyopteris prolifera ヘラヤハス 13 Dictyopteris sp. ヤハス ク サ属 14 Dictyota dichotoma アミシ ク サ 15 Pachydictyon coriaceum サナタ ク サ 16 Padina arborescens ウミウチワ 17 Stypopodium zonale シ カ ミク サ 18 ウイキョウモ ハハ モト キ Punctaria latifolia ハハ モト キ 19 ヨコシ マノリ Stictyosiphon soriferus サメス ク サ 20 カヤモノリカヤモノリ Colpomenia sinuosa フクロノリ 21 Petalonia fascia セイヨウハハ ノリ 22 ムチモムチモ Cutleria multifida ヒラムチモ 23 ケヤリモ ケヤリモ Sporochnus radiciformis ケヤリ 24 ウルシク サ ウルシク サ Desmarestia viridis ケウルシク サ 25 コンフ チカ イソ Undaria pinnatifida ワカメ 26 カシ メ Ecklonia kurome クロメ 27 ヒハ マタ ホンタ ワラ Sargassum fulvellum ホンタ ワラ 28 Sargassum fusiforme ヒシ キ 29 Sargassum muticum タマハハキモク 30 紅藻植物 紅藻 アクロカエティウム アクロカエティウム Audouinella sp. オーシ ュイネラ属 31 サンコ モサンコ モ Amphiroa beauvoisii エチコ カニノテ 32 Corallina pilulifera ヒ リヒハ 33 - Crustose coralline algae 無節サンコ モ類 34 テンク サテンク サ Gelidium elegans マクサ 35 Pterocladiella tenuis オハ クサ 36 カキ ケノリカキ ケノリ Asparagopsis taxiformis カキ ケノリ 37 Bonnemaisonia hamifera カキ ノリ 38 スキ ノリイソモッカ Caulacanthus ustulatus イソタ ンツウ 39 ススカケヘ ニ Halarachnion latissimum ススカケヘ ニ 40 スキ ノリ Chondracanthus intermedius カイノリ 41 Chondracanthus teedii シキンノリ 42 Chondrus ocellatus ツノマタ 43 ムカテ ノリ Polyopes prolifer コメノリ 44 Grateloupia asiatica ムカテ ノリ 45 Grateloupia lanceolata フタ ラク 46 Polyopes affinis マツノリ 47 Prionitis crispata トサカマツ 48 イハ ラノリ Hypnea flexicaulis カス ノイハ ラ 49 Hypnea sp. イハ ラノリ属 50 ツカサノリ Callophyllis adnata ネサ シノトサカモト キ 51 Callophyllis sp. トサカモト キ属 52 ヒカケ ノイト Predaea sp. ユルシ キ ヌ属 53 イワノカワ Peyssonnelia caulifera エツキイワノカワ 54 Peyssonneliaceae イワノカワ科 55 オキツノリ Ahnfeltiopsis flabelliformis オキツノリ 56 ユカリ Plocamium cartilagineum ホソユカリ 57 Plocamium telfairiae ユカリ 58 ヘ ニスナコ Schizymenia dubyi ヘ ニスナコ 59 オコ ノリオコ ノリ Gracilaria textorii カハ ノリ 60 Gracilaria sp. オコ ノリ属 61 マサコ シハ リワツナキ ソウ Champia parvula ワツナキ ソウ 62 フシツナキ Lomentaria catenata フシツナキ 63 マサコ シハ リ Chrysymenia wrightii タオヤキ ソウ 64 Rhodymenia intricata マサコ シハ リ 65 イキ ス イキ ス Aglaothamnion sp. キヌイトク サ属 66 Antithamnion pectinatum フタツカ サネ 67 Centroceras clavulatum トケ イキ ス 68 Ceramium japonicum ハネイキ ス 69 Ceramium tenerrimum ケイキ ス 70 Ceramium sp. イキ ス属 71 Gayliella flaccida ハイイキ ス 72 Griffithsia sp. カサ シク サ属 73 Herpochondria elegans サエタ 74 Irtugovia sp. ホソカ サネ属 75 Pterothamnion yezoense ヨツカ サネ 76 タ シ ア Dasya sp. タ シ ア属 77 Heterosiphonia japonica イソハキ 78 Heterosiphonia pulchra シマタ シ ア 79 コノハノリ Acrosorium sp. ハイウスハ ノリ属 80 Martensia fragilis アヤニシキ 81 Sorella repens ウスヘ ニ 82 フシ マツモ Chondria dasyphylla ヤナキ ノリ 83 Chondria sp. ヤナキ ノリ属 84 Herposiphonia parca クモノスヒメコ ケ 85 Laurencia okamurae ミツテ ソソ 86 Laurencia sp. ソソ 属 87 Neosiphonia harveyi キフ リイトク サ 88 Polysiphonia sp. イトク サ属 89 Symphyocladia marchantioides コサ ネモ 90 Symphyocladia pumila ヒメコサ ネ 91 黄色植物 珪藻 羽状 テ ィアトマ Grammatophora sp. ク ラマトフォーラ属 92 ナヒ クラ Naviculaceae ナヒ クラ科 93 ニッチア Nitzschia sp. ニッチア属 合 計
35 表 (1/2) 海藻 草類の概要 湿重量単位 :g/m 2 季節 冬季 春季 項目 地点 地点 a 地点 b 地点 a 地点 b 緑藻植物門 種 褐藻植物門 類 紅藻植物門 数 そ の 他 合計 組 緑藻植物門 成 褐藻植物門 比 紅藻植物門 (%) そ の 他 緑藻植物門 湿 褐藻植物門 重 紅藻植物門 量 そ の 他 合計 組 緑藻植物門 < 成 褐藻植物門 比 紅藻植物門 (%) そ の 他 < <0.1 ヒシ キ クロメ ワカメ ヒラムチモ (99.1) 10.84(44.8) 3,021.29(66.0) (67.4) ヒ リヒハ ヒシ キ クロメ 8.78(36.3) (19.5) 98.83(13.6) 主な出現種エチコ カニノテアナアオサフクロノリ湿重量 ( 組成比 2.19(9.0) (7.1) 40.13(5.5) (%)) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が 5% 以上 ) を示す
36 表 (2/2) 海藻 草類の概要 湿重量単位 :g/m 2 季節 夏季 秋季 項目 地点 地点 a 地点 b 地点 a 地点 b 緑藻植物門 種 褐藻植物門 類 紅藻植物門 数 そ の 他 合計 組 緑藻植物門 成 褐藻植物門 比 紅藻植物門 (%) そ の 他 緑藻植物門 湿 褐藻植物門 重 紅藻植物門 量 そ の 他 合計 組 緑藻植物門 成 褐藻植物門 比 紅藻植物門 (%) そ の 他 < ヒシ キ クロメ ヒシ キ ヘラヤハス (45.5) (55.5) 96.34(41.8) (39.3) アナアオサ ヒラムチモ ヒ リヒハ ウミウチワ (26.0) (16.6) 41.65(18.1) 77.82(26.9) 主な出現種ワカメエツキイワノカワアナアオサクロメ湿重量 ( 組成比 (17.7) 52.42(8.0) 41.45(18.0) 64.21(22.2) (%)) ヤハス ク サクロメホンタ ワラ 44.43(6.8) 19.76(8.6) 19.21(6.6) マクサ 14.19(6.2) 注 1: 主な出現種は上位 5 種 ( ただし組成比が5% 以上 ) を示す
37 (8) 海生生物の注目すべき種 1 選定基準 海生生物の注目すべき種の選定基準は 6.6 陸生植物 の表 に示すとおりである 2 選定結果海生生物の現地調査で確認された注目すべき種は 表 に示すとおりである なお 文化財保護法 1950 種の保存法 1992 愛媛県レッドデータブック 2003 愛媛県版レッドリスト 2014 特定外来生物種法 2004 に該当する種は確認されなかった 確認された注目すべき種は 軟体動物門腹足綱のサナギモツボ フロガイダマシ ムシロガイ カミスジカイコガイダマシ ヒメアワモチ 軟体動物門二枚貝綱のキヌタレガイ ヤマホトトギス サクラガイ ウズザクラの 9 種であった これらの注目すべき種の形態 分布 生態特性及び確認状況は 表 に示すとおりである その内 底生生物の地点 A には ムシロガイ カミスジカイコガイダマシ キヌタレガイ ヤマホトトギス ウズザクラが 地点 B には サナギモツボ フロガイダマシ サクラガイ ウズザクラが出現していた また 潮間帯生物のヒメアワモチは秋季の地点 a の潮間帯中部に出現していた 表 確認された注目すべき種 番号門綱和名学名 注目すべき種の選定基準によるカテゴリー 出現した地点 底生生物潮間帯生物 Ⅲ* Ⅵ* A B a b 1 軟体動物腹足サナギモツボ Eufenella pupoides 絶滅危惧 Ⅱ 類 (VU) 2 軟体動物腹足フロガイダマシ Natica concinnus 絶滅危惧 Ⅱ 類 (VU) 3 軟体動物腹足ムシロガイ Niotha livescens 準絶滅危惧 (NT) 4 軟体動物腹足カミスジカイコガイダマシ Cylichnatys angustus 絶滅危惧 Ⅱ 類 (VU) 5 軟体動物腹足ヒメアワモチ Onchidiella kurodai 絶滅危惧 Ⅰ 類 (CR+EN) 6 軟体動物二枚貝キヌタレガイ Petrasma pusilla 準絶滅危惧 (NT) 7 軟体動物二枚貝ヤマホトトギス Musculista japonica 準絶滅危惧 (NT) 8 軟体動物二枚貝サクラガイ Nitidotellina hokkaidoensis 準絶滅危惧 (NT) 9 軟体動物二枚貝ウズザクラ Nitidotellina minuta 準絶滅危惧 (NT) Ⅲ*: 環境省報道発表資料 第 4 次レッドリストの公表について ( お知らせ ) 平成 24 年 8 月 28 日 Ⅵ*: 松山市における絶滅のおそれのある野生生物 -レッドデータブックまつやま2012- 松山市環境部 (2013)
38 表 (1/2) 注目すべき種の形態及び生息状況 種類 種の形態 分布域 生息状況 サナギモツボ 殻高約 2mm の微小で 細長い紡錘形の殻を持つ 螺層はよく膨らみ 縫合は深い 国内では本州東北地方から九州まで分布する 内湾の潮下帯砂泥地にすむ フロガイダマシ 小型で殻高 10mm 白色の地に 房総 男鹿半島 清浄な砂から成る干 濃茶褐色の帯を螺状に巡らす 以南 九州まで 潟の下部から潮下帯 臍孔は半月状で狭い の表層に生息 ムシロガイ殻高 : 約 25mm 死魚等に蝟集して摂餌 北海道南部から南の海域に分布 干潟から水深 5m 位までの砂底に生息している巻貝 カミスジカイコガイダ 殻高 4mm 繭形で薄く 螺層は 房総半島以南 内湾奥干潟下部の砂 マシ 弱く膨らみ 無色半透明で鈍い 九州まで分布 泥底または軟泥底の 光沢があり 殻表全体に波打っ 表層を匍匐し アマモ た微細な螺溝を巡らす 殻頂は 場にも見られる 多少窪む ヒメアワモチ ウミウシに近い仲間 体は楕円 瀬戸内海 有明 潮間帯上部の岩の間 形で扁平 全長 10mm 海に分布 松山 やカンザシゴカイの 市港山ではすで 棲管の間などに生息 に絶滅してい る キヌタレガイ 殻長 12mm の細長い二枚貝 殻 北海道南部 ~ 九 内湾の潮問帯 ~ 潮下 頂は後方による 殻は黄褐色で 州 帯の細砂 ~ 砂泥底に 薄い じん帯は両殻の間にあ 生息 る ヤマホトトギス 殻長約 10mm 後方に広がる長 房総半島以南 内湾から湾ロ部にか 方形の扁平な貝で殻は非常に 九州まで分布 けての潮下帯砂泥底 薄い 緑褐色の波状の小班が全 にすむ 面にある 殻皮は平滑で光沢が 強い
39 表 (2/2) 注目すべき種の形態及び生息状況 種類 種の形態 分布域 生息状況 サクラガイ 殻長 7mm 殻高 4mm 楕円形で殻は薄くほとんど膨らまない 左の殻を下にして砂に潜り 長い水管を出す 北海道南部 ~ 九州 潮間帯 ~ 水深 20m の海底 本種や ユウシオガイ テリザクラはどちらかというと内湾に多く 外海に面した浜ではカバザクラ モモノハナが多くなる ウズザクラ 殻長 8mm で殻は長い卵形で膨らみ弱く扁平で薄い 北海道南部 ~ 九州の潮間帯 ~ 水深 50m の海底 砂泥底 細砂底 注 ) 写真は今回の採取個体を撮影 分布域等は 松山市における絶滅のおそれのある野生生物 - レッドデー タブックまつやま ( 松山市 2013) を参考にした
40 6.8.2 予測 1) 予測項目予測項目を表 に示す 表 海生生物に係る予測項目段階影響要因予測内容 工事の実施 造成等の施工による一時的な影響 ( 濁水 ) 工事の実施による海生生物相 注目すべき種の生息環境への影響 2) 予測地域及び予測地点 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響予測範囲は 対象事業実施区域 ( 浄化センター ) の周辺海域とした 3) 予測対象時期等 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響造成工事により 海域に濁りの発生する時期とした 4) 予測方法 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響海生生物相及び注目すべき種の現況調査結果及び生態的特性を踏まえて 工事実施時の海生生物相及び注目すべき種への影響を定性的に予測した 5) 予測結果 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響海生生物相への影響の予測結果を表 に 注目すべき種の生息環境の予測結果を表 に示す 予測対象海域の海生生物相をみると 底生生物相や海藻草類相等のいずれの動植物相についても 瀬戸内海の内湾域で普通にみられる種により占められていた また 注目すべき種の食性は 主に懸濁物食者もしくは堆積物食者であった 濁水による一時的な影響について 浮遊物質量 (SS) を指標に予測した結果 周辺海域への影響範囲は 半径 39m 程度に限られ 15m 付近では寄与濃度は 2 mg/l 以下となる このように 濁りの発生 (SS 寄与 ) は一時的で その影響範囲と寄与濃度も小さいため 工事の実施による海生生物への影響は軽微であると予測される
41 生物相植物プランクトン相動物プランクトン相 底生生物相 魚卵稚仔相 魚介類相 表 (1/2) 海生生物相への影響の予測結果予測結果海生生物相の状況 ( 工事の実施時 ) 冬季 35 種類 春季 25 種類 夏季 25 種類 秋季 40 種類で 四季を通じて 54 種類 ( 珪藻類が 38 種類で 70% を占める ) 出現していた Cryptophyceae Rhizosolenia setigera Chaetoceros danicum 等 11 種類が各季節に共通してみられた いずれも瀬戸内海で普通にみられる植物プランクトンであった 冬季 25 種類 春季 16 種類 夏季 21 種類 秋季 23 種類で 四季を通じて 38 種類 ( 橈脚類が 16 種類で 42% を占める ) 出現していた Paracalanus parvus Oithona similis Microsetella norvegica 等 12 種類が各季節に共通してみられた いずれも瀬戸内海で普通にみられる動物プランクトンであった 冬季 40 種類 春季 79 種類 夏季 89 種類 秋季 104 種類で 四季を通じて 177 種類 ( 多毛類が 69 種類で 39% を占める ) 出現していた ウス サ クラ カタマカ リキ ホ シイソメ等 10 種類が各季節に共通してみられた いずれも瀬戸内海で普通にみられる底生動物であった 魚卵は 冬季 3 種類 春季 6 種類 夏季 11 種類 秋季 7 種類で 四季を通じて 24 種類が出現していた 稚仔は 冬季 3 種類 春季 2 種類 夏季 8 種類 秋季 8 種類で 四季を通じて 16 種類が出現していた ネス ッホ 科の卵 カサコ ハセ 科の稚仔の出現頻度が高かった いずれも瀬戸内海で普通にみられる 魚卵稚仔であった 冬季 7 種類 春季 12 種類 夏季 12 種類 秋季 9 種類で 四季を通じて 25 種類 ( 魚類が 21 種類で 84% を占める ) が出現していた カサコ が各季節に共通してみられた 瀬戸内海で普通にみられる魚介類である 植物プランクトンは光エネルギーを利用して有機物を生産している 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による植物プランクトン相への影響は軽微であると予測される 動物プランクトンは植物プランクトンを摂食する一次消費者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による動物プランクトン相への影響は軽微であると予測される 底生動物の食性は 主に懸濁物食性もしくは堆積物食性である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による底生動物相への影響は軽微であると予測される 魚は 魚種により浮遊性卵 沈性卵 付着性卵等を産卵する また 孵化後の稚仔の遊泳力は弱い 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による魚卵稚仔相への影響は軽微であると予測される 主な魚介類は鰓呼吸を行っている また 成魚の遊泳力は大きく 忌避行動が可能である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による魚介類相への影響は軽微であると予測される
42 生物相 ( 工事の実施時 ) 潮間帯生物(植物)相(動物)相海藻草類相 潮間帯生物表 (2/2) 海生生物相の予測結果予測結果海生生物相の状況 冬季 40 種類 春季 42 種類 夏季 24 種類 秋季 43 種類で 四季を通じて 75 種類 ( 紅藻類が 49 種類で 65% を占める ) 出現していた ヒラアオノリ ヒシ キ マクサ等 12 種類が各季節に共通してみられた いずれも瀬戸内海で普通にみられる潮間帯の植物であった 冬季 139 種類 春季 150 種類 夏季 119 種類 秋季 176 種類で 四季を通じて 263 種類 ( 貝類が 86 種類で 33% を占める ) 出現していた ヒサ ラカ イ イシマテ エソ カサネカンサ シコ カイ等 58 種類が各季節に共通してみられた いずれも瀬戸内海で普通にみられる潮間帯の動物であった 冬季 44 種類 春季 62 種類 夏季 51 種類 秋季 60 種類で 四季を通じて 93 種類 ( 紅藻類が 61 種類で 66% を占める ) 出現していた ヒシ キ クロメ マクサ等 22 種類が各季節に共通してみられた いずれも瀬戸内海で普通にみられる海藻草類であった 潮間帯植物は光エネルギーを利用して有機物を生産している 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による潮間帯生物 ( 植物 ) 相への影響は軽微であると予測される 潮間帯動物の食性は 主に懸濁物食性もしくは堆積物食性である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による潮間帯生物 ( 動物 ) 相への影響 は軽微であると予測される 海藻草類は光エネルギーを利用して有機物を生産している 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく 工事の実施による海藻草類相への影響は軽微であると予測される
43 分類 貝 類 注目種 サナギモツボ フロガイダマシ ムシロガイ カミスジカイコガイダマシ ヒメアワモチ キヌタレガイ ヤマホトトギス サクラガイ ウズザクラガイ 表 注目すべき種の生息環境の予測結果 現地確認状況 予測結果 ( 工事の実施時 ) サナギモツボは 底生生物調 サナギモツボは堆積物食者である 査により 夏季 秋季に St.B 対象事業実施区域からの工事による海域への SS で 1 個体確認した 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工 事の実施によるサナギモツボの生息環境は保全 フロガイダマシは 底生生物調査により 夏季に St.B で 1 個体確認した ムシロガイは 底生生物調査により St.A で冬季に 3 個体 夏季に 2 個体 秋季に 1 個体確認した カミスジカイコガイダマシは 底生生物調査により 春季に St.A で 1 個体 秋季に St.B で 1 個体確認した ヒメアワモチは 潮間帯生物調査により 秋季に St.a の中位部で 4 個体確認した キヌタレガイは 底生生物調査により 冬季 春季 秋季に St.A で各 2 個体確認した ヤマホトトギスは 底生生物調査により St.A で夏季に 1 個体 St.B で秋季に 2 個体確認した サクラガイは 底生生物調査により 冬季に St.B で 1 個体確認した ウズザクラガイは 底生生物調査により 各季節にいずれかの地点で確認した されると予測される フロガイダマシは堆積物食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるフロガイダマシの生息環境は保全されると予測される ムシロガイは腐肉食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるムシロガイへの生息環境は保全されると予測される カミスジカイコガイダマシは堆積物食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるカミスジカイコガイダマシの生息環境は保全されると予測される ヒメアワモチは堆積物食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるヒメアワモチの生息環境は保全されると予測される キヌタレガイは懸濁物食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるキヌタレガイの生息環境は保全されると予測される ヤマホトトギスは堆積物食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるヤマホトトギスの生息環境は保全されると予測される サクラガイは堆積物食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるサクラガイの生息環境は保全されると予測される ウズザクラガイは堆積物食者である 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さいため 工事の実施によるウズザクラガイの生息環境は保全されると予測される
44 6.8.3 評価 1) 評価の手法評価は 海生生物への影響が事業者の実行可能な範囲で回避又は低減されているものであるか否かについて見解を明らかにすることによって行った 2) 環境の保全のための措置海生生物への影響を低減させるため 環境の保全のための措置として以下の事項を実施する (1) 工事の実施時表 環境の保全のための措置 ( 工事の実施時 ) 予測条件として設定 降雨時に発生する濁水は沈砂池で滞留させ 浮遊物質 量 (SS)200mg/L 以下として放流する 特に濁水の発生が予想される激しい降雨時には 防砂シート等による裸地の被覆 ( ビニールシート工事 ) を実施し 濁水の発生を防止する 沈砂池の堆砂は 定期的に除去して 沈砂池の機能を確保する 既設処理棟(250kL/ 日系列 ) の撤去 整地による裸地部分については 早期緑化に努め 濁水の発生を防止する 工事中の降雨時において 裸地から発生する濁水については 沈砂池出口で定期的な事後調査を実施することにより 放流先海域への影響を最小限にとどめる なお 発生する濁水が著しく濁っている場合については 新たな環境保全措置を講じることとする 影響要因項目措置の内容 造成等の施工による一時的な影響 濁水の発生抑制 工事にあたっては 沈砂池を可能な限りスケールアップすることにより 濁水の SS 濃度を低下させ海域への影響を低減させる 措置の区分 低減に係る保全措置 その他の保全措置 3) 評価の結果 (1) 工事の実施時造成等の施工による一時的な影響 ( 濁水 ) について 影響範囲は半径 39m 程度に限られ 15m 付近での寄与濃度は 2 mg/l 以下 ( 水産用水基準 : 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下 ) となった 大雨が予想される場合においては シートを被せることにより濁水の発生を抑制するとともに 濁水等を一時的に貯留する沈砂池 ( 予測条件において 7m 3 を設定 ) を可能な限りスケールアップさせて設置するなどの措置を講じることから 濁水発生による海生生物への影響は低減される
45 6.9 生態系 ( 陸域 ) 調査 1) 調査項目生態系の調査では 調査地域の基盤環境 植物相及び動物相の状況 生態系の構成種 個体群及び生物群集の相互関係 生態系における上位性 典型性 特殊性の視点から注目すべき種及び群集についての情報を収集 整理した 2) 調査方法植物 動物の調査結果及び地形 地質等その他の構成要素の資料を基に 生態系の上位性 典型性 特殊性の視点から注目すべき種及び群集を抽出し 整理 解析した 生態系における上位性 典型性 特殊性の考え方を表 に示す 視点上位性典型性特殊性 表 上位性 典型性 特殊性の考え方考え方生態系を形成する生物群集において栄養段階の上位に位置する種を対象とする 該当する種は相対的に栄養段階の上位の種で 生態系の攪乱や環境変化等の影響を受けやすい種を対象とする 対象地域の生態系の中で生物間の相互作用や生態系の機能に重要な役割を担うような種 群集 生物群集の多様性を特徴づける種や生態遷移を特徴づける種等を対象とする 小規模な湿地 洞窟 噴気口の周辺 石灰岩地域などの特殊な環境で 占有面積が比較的小規模で周囲には見られない環境に注目し そこに生息する種 群集を選定する 資料 ) 環境アセスメント技術ガイド生態系 (( 財 ) 自然環境研究センター 2002) 3) 調査範囲及び調査地点調査範囲及び調査地点は 陸生植物及び陸生動物の現地調査範囲に準じるものとした 4) 調査時期調査時期は 陸生植物及び陸生動物の実施期間中に準じるものとした 6.9-1
46 5) 調査結果 (1) 調査地域の基盤環境現地調査結果及び既存資料を基に環境類型区分を行った 調査地域の基盤環境を整理した結果を表 に示す 調査地域における環境は 沿岸 - 岩礁地 小起伏山地 - 樹林 小起伏山地 - 草地 埋立地 - 人工造成地 の 4 つに類型区分された ( その他開放水面を除く ) 表 調査範囲における類型区分 類型区分 土壌 地形 環境 植生 土地利用等 沿岸 - 岩礁地 塩基性ホルンフ 沿岸 岩礁地 ススキ群落自然裸地 小起伏山地 - 樹林 ェルス 小起伏山地 樹林 ムクノキ-エノキ群落ハゼノキ-エノキ群落トベラ群落トゲナシニセアカシア群落ソメイヨシノ植栽 小起伏山地 - 草地 草地 ダンチク群落クズ群落 埋立地 - 人工造成地 砂 ( 海浜堆積物 ) 埋立地 ( 人工平坦地 ) 人工造成地 メヒシバ-エノコログサ群落人工草地人工構造物 その他 開放水域 (2) 植物相及び動物相の状況現地調査結果を基に植物相及び動物相の状況をまとめた結果を表 に示す 分類 植物相 動物相 表 植物相及び動物相の状況概要既存の施設など大部分を人工構造物が占める対象事業実施区域内では メヒシバ オヒシバ アキノエノコログサ エノコログサ エノキグサ スベリヒユ等の一年生草本が多く生育する また ヒメムカシヨモギ コニシキソウ アリタソウ等外来草本も多く生育している 対象事業実施区域に隣接する忽那山では海に面する急斜面や岩場ではわずかに自然植生が残されており トベラ マサキ シャリンバイ等の常緑低木や オニヤブソテツ ハマナデシコ ツワブキ等海岸性の植物が生育するが面積や数は非常に少ない 対象事業実施区域に面する斜面や山頂付近ではエノキやムクノキ ハゼノキが生育する樹林が広がっているが 疎林であるためフジ クズ ノイバラ アオツヅラフジ等つる植物が繁茂し 荒れた様相を呈している 既存の施設など大部分を人工構造物が占める対象事業実施区域内では 野生化したイヌやネコ ハシブトガラス ハクセキレイ ドバト ヤモリ等人工的な環境に適応した動物のみ生息している 対象事業実施区域に隣接する忽那山には疎林や草地といった代償植生がわずかに見られ そこでは樹林性あるいは草地性の動物が生息するが 鳥類のように移動能力がある程度発達したものに限られ 地上移動性の哺乳類やは虫類 両生類等は極めて貧弱である また 対象事業実施区域及び調査範囲内には海域を除く恒常的な水辺環境は無く 水生生物の生息適地は無い 6.9-2
47 (3) 生態系の構成種 現地調査結果を基に 各類型区分における代表的な動植物種を整理し植物相及び動物相の状況に ついてまとめた結果を表 に示す 類型区分 / 分類群 植物 表 類型区分における植物相及び動物相 沿岸 - 岩礁地 小起伏山地 - 疎林 小起伏山地 - 草地 埋立地 - 人工造成地 ススキ イタド エノキ ムクノキ マ メヒシバ エノコログ リ テリハノイバサキ ハゼノキ ネズサ アリタソウ コスダンチク クズラ クサスギカズミモチ シャリンバイ ズメガヤ ヒメムカシ ラ トベラ ヨモギ 哺乳類 アブラコウモリ イタチ属 アカネズミ属 トビ ハヤブサ ハシボソガラス イソヒヨドリ イヌ ネコ 鳥類 ササゴイ イソシギ ウミネコ コアジサシ ミサゴ キジバト ヒヨドリ メジロ カワラヒワ ウグイス ホオジロ アオジ ムクドリ スズメ ハクセキレイ カワラバト は虫類 - アオダイショウヤモリ 両生類 - - アマガエル 昆虫類 - イシガケチョウ ゴマダラチョウ アオスジアゲハ クモ形類 - オオシロカネグモ ショウリョウバッタ トノサマバッタ コアオハナムグリクサグモ ウズキコモリグモ コハナグモ アオマツムシ ヤマトシジミ本土亜種 トビイロシワアリジョロウグモ 陸産貝類 - - ウスカワマイマイ オナジマイマイ - - セトウチマイマイ 6.9-3
48 (4) 個体群及び生物群集の相互関係現地調査結果を基に 注目種及び調査地域の生態系において想定される食物連鎖模式図を図 に示す 対象事業実施区域の大部分を占める人工造成地と忽那山の代償植生を生態系の基盤とし 猛禽類であるハヤブサやイタチ属 アオダイショウ等を高次消費者とする構造となる その間には 肉食性小鳥類 雑食性鳥類 アカネズミ属 イモリ アマガエル 昆虫類 クモ形類 陸産貝類などが中間の消費者として構成される 図 調査地域の生態系における食物連鎖模式図 6.9-4
49 (5) 注目すべき生物種 1 注目すべき種及び群集の抽出表 に示した考え方に基づき 生態系の上位性 典型性 特殊性の視点から注目すべき生物種を抽出した 抽出された注目すべき種 群集とその選定理由を表 に示す 上位性の注目種としては 調査地域の生態系において高次消費者として上位に位置するハヤブサを選定した 対象事業実施区域内を利用することはなかったが 周辺環境を餌場の一部として利用しているものと考えられる 典型性の注目種としては 人工的環境において形成されている鳥類群集を選定した ムクドリやスズメ セキレイ類 ハシボソガラス等 雑食性の鳥類が中心となり 生態系の食物連鎖を広く指標すると考えられる 特殊性については 調査地域では特に特殊な環境が見られなかったため選定しなかった 表 注目すべき種 群集と選定理由 視点 種 群集 選定理由 高次捕食者として生態系の上位に位置する 対象事業実施区域内での利用は確認されなかったが 対象事業実施区域の上空を飛翔する様子が確 上位性ハヤブサ 認された 利用頻度は低いが周辺環境を餌場の一部として利用している と考えられる 典型性 人工造成地の鳥類群集 人工構造物が大部分を占める対象事業実施区域や代償植生が成立する忽那山を恒常的に利用しており 人工造成地において形成されている典型的な群集である 雑食性の種が中心であり 当地の生態系の食物連鎖を広く指標すると考えられる 定点調査において定量的に確認されたすべての鳥類の中から 人工造成地での生息地利用が見られた計 13 種 ( ムクドリ スズメ ハクセキレイ ハシボソガラス カワラヒワ トビ カワラバト イソヒヨドリ ツバメ キセキレイ ホオジロ ハシブトガラス セグロセキレイ ) の鳥類を抽出した 特殊性特になし 特殊な環境は見られなかった 6.9-5
50 2 注目すべき種及び群集の一般的生態と確認状況の概要 注目すべき種及び群集の一般的な生態と現地調査における確認状況の概要を表 に示す 表 注目すべき種 群集の生態と確認状況の概要 視点種 群集生態現地調査における確認状況 上位性ハヤブサ 典型性 人工造成地の鳥類群集 日本各地に生息し繁殖する 愛媛県内では全域に生息し 海岸や島しょ部の崖地で繁殖する 餌は主に鳥類で小型種からカモ類など大型種まで幅広く捕食する 外敵の近づけない崖地の棚や岩穴で営巣する ムクドリやスズメ セキレイ類 ハシボソガラス等 人為的な攪乱が大きい人工造成地を良く利用する鳥類であり その多くは都市鳥とも呼ばれる 人工構造物を休息場所や営巣地として利用するほか 芝地のような人工草地を餌場として利用することも多い 早春季および春季に 1 例ずつ確認された いずれも 1 個体での確認であり 飛翔または高さのある人工構造物にとまる様子が確認された 海岸付近で探餌していた可能性があるがハンティングなどは見られなかった また 対象事業実施区域内での利用は確認されなかった 対象事業実施区域内の既存施設の屋上やタンク等の人工構造物にとまり 休息や探餌行動の他 さえずり等繁殖行動を示す種も確認された 植え込みや芝地等の人工的な緑地では 昆虫類を探餌 採食する様子が頻繁に確認された また 対象事業実施区域周辺の他の工場等とも頻繁に行き来しており 人工造成地一帯を生息地として利用していると考えられる 3 注目すべき種及び群集の生息 生育に関する種の確認状況ア上位性注目種ハヤブサハヤブサは主に鳥類を餌として利用する猛禽類であり 海岸等の崖地を繁殖地とするが 都市部のビル等高層の人工構造物に営巣した例も知られる 現地調査においては 早春季及び春季に対象事業実施区域上空を単独で飛翔する様子が 2 例確認され うち 1 例は対象事業実施区域外ではあるが付近の人工構造物の屋上にとまって周辺を探餌していた ( 図 参照 の位置 ) この時期( 早春季 :3 月下旬 春季 :5 月中旬 ) は本種の繁殖期にあたり 特に早春季には繁殖していれば営巣地付近でペアで鳴きながら飛翔することも多く その存在に気づきやすい 現地調査ではこのような繁殖行動は全く確認されなかった また 付近に中層の人工構造物はあるが 本種の営巣適地と思われるような環境もなく 対象事業実施区域及びその近辺においては繁殖していないものと推察される 次項 典型性注目群集人工造成地の鳥類群集 において触れるように 対象事業実施区域内には人工造成地に適応した鳥類が生息地としており そのうちドバト等はハヤブサにとって好適な餌動物である 現地調査による確認は 2 例のみで 実際に狩りをする様子等は確認されていないものの ハヤブサが対象事業実施区域やその近辺で狩りをしている可能性があると言える 6.9-6
51 注 ) 注目すべき種の保護の観点から 図の一部を非公開とした : 対象事業実施区域 : 陸生動植物調査範囲 : 止まり地点 : ハヤブサ N S=1:5, m 資料 )e~ よまちなび ( 松山市 HP) に加筆 図 ハヤブサの確認位置 6.9-7
52 イ典型性注目群集人工造成地の鳥類群集人工造成地の鳥類群集として抽出された 13 種の鳥類の確認個体数と季節変動を表 に 種ごとの確認状況を表 に示す 優占率では ムクドリ (35.7%) 及びスズメ (27.8%) の 2 種で半分を占めた その他 ハクセキレイ ハシボソガラス カワラヒワ トビ カワラバトと続いた 1 年を通じて種数には大きな変動は見られないが 個体数については冬季及び早春季に増加している 特に冬季ではムクドリが 早春季ではスズメが増加しているが これは越冬期に小群を形成して人工草地等を餌場として利用していたことによる 一方 渡りの時期である春季や秋季には種数及び個体数の増加は見られず 渡りの中継地としての利用は無いと言える 繁殖期である春季や夏季では スズメやツバメ イソヒヨドリが餌運びやさえずる様子が確認されており 人工構造物の一角で営巣 繁殖しているものと考えられる 以上のことから 対象事業実施区域内の人工造成地では 人工的な環境に適応したいくつかの鳥類によって 繁殖地及び越冬期の餌場として利用されていると言える 表 人工造成地の鳥類群集の確認個体数と季節変動 種名 確認時期種毎合計冬季早春季春季夏季秋季個体数 優占率 ムクドリ % スズメ % ハクセキレイ % ハシボソガラス % カワラヒワ % トビ % カワラバト % イソヒヨドリ % ツバメ % キセキレイ % ホオジロ % ハシブトガラス % セグロセキレイ % 合計種数 8 種 9 種 10 種 8 種 8 種 13 種 - 合計個体数 119 個体 76 個体 23 個体 28 個体 31 個体 277 個体 - 注 ) 鳥類定点調査 P1 及び P2 の種毎合計個体数を全種の合計個体数で割ったパーセンテージを優占率とした 6.9-8
53 種名ムクドリスズメハクセキレイハシボソガラスカワラヒワトビカワラバトイソヒヨドリツバメキセキレイホオジロ 表 人工造成地の鳥類群集の種毎の確認状況 確認状況冬季には数十羽の群れで行動し 人工構造物で休息する様子や人工草地や人工裸地で探餌 採食する様子が確認された 冬季以外では確認個体数は少なく 夏季 秋季には確認されなかった 1 年を通して確認され 特に早春季に十数羽の群れで行動し 人工草地で探餌 採食する様子や隠れ場所として利用する様子が確認された 繁殖期には餌運びと思われる行動も見られ 人工構造物において営巣 繁殖しているものと考えられる 一年を通じて確認された かつては冬鳥とされていたが 近年では都市部を中心に一年中生息していることも多い 舗装道路上や人工草地 人工裸地等で探餌 採食する様子が確認された 一年を通じて確認された 人工構造物にとまって休息する様子や探餌する様子が確認された また 人工草地で探餌する様子も確認された 個体数は多くはないが 早春季を除いてほぼ一年を通じて確認された 電線にとまって休息する様子や 植え込みで探餌 採食する様子が確認された 個体数は多くはないが一年を通じて確認された 対象事業実施区域に降りたことはなかったが 上空をゆっくり旋回飛翔し 周辺の造成地一帯を含めて探餌している様子であった 個体数は多くはないが 早春季を除いてほぼ一年を通じて確認された 既存施設の屋上にとまって休息する様子が確認された 個体数は多くはないが一年を通じて確認された 既存施設の屋上やタンク等の人工構造物にとまって休息する様子やさえずる様子等が確認された 人工構造物を利用して営巣 繁殖している可能性があるが詳細は不明である 春季及び夏季に対象事業実施区域上空で旋回飛翔する様子が数例確認された 人工構造物や人工草地上空で探餌 採餌していたものと考えられる 冬季 春季 秋季にそれぞれ 1 個体ずつ確認された 人工草地で探餌 採食する様子が確認された 早春季にのみ 人工草地で探餌 採食する様子が確認された ハシブトガラス 秋季にのみ 人工構造物の屋上にとまって休息する様子が確認された セグロセキレイ 早春季にのみ 人工草地で探餌 採食する様子が確認された 6.9-9
54 6.9.2 予測 1) 予測項目予測項目は 植物 動物等の調査結果及び対象事業の事業活動の内容を勘案し 対象事業の実施が生態系の重要な要素に与える影響の程度とした 2) 予測時期 (1) 工事の実施時予測対象時期は工事の開始から終了までの期間とした 3) 予測地域予測地域は 対象事業の実施が生態系の重要な要素に影響を及ぼすおそれのある地域とした 4) 予測方法注目される種及び群集について 分布及び生育 生息状況の改変の程度を踏まえた事例の引用又は解析を行う方法によるものとした
55 5) 予測結果 (1) 生態系に及ぼす影響対象事業実施によって生じる生態系に係る注目種等の生息地及び生育地の改変の影響の程度を 現地調査結果に周辺環境の状況を考慮して予測した 対象事業実施による環境の改変の程度を 環境の分布状況と対象事業実施区域との重ね合わせによって予測した結果を表 に示す 対象事業実施区域 (24,700 m2 ) の中では 埋立地 - 人工造成地がすべての面積を占めている その内訳は 人工構造物が最も大きく 83.3%(20,566 m2 ) 次いで人工草地 9.4%(2,327 m2 ) となり 代償植生であるメヒシバ-エノコログサ群落 7.3%(1,807 m2 ) となっている 対象事業実施区域には自然植生は含まれないうえ代償植生についても全体の 1 割以下であり 大部分を人工的な環境である人工構造物や人工草地が占めている 調査範囲全域からみた改変率でもこれら埋立地 - 人工造成地以外の環境ではすべて 0.0% となっていることから 自然度の高い生態系の基盤環境への影響は無いと予測される 表 事業実施に伴う基盤環境の変化の予測結果 類型区分土壌地形環境植生 土地利用等 沿岸 - 岩礁地 小起伏山地 - 樹林 小起伏山地 - 草地 埋立地 - 人工造成地 塩基性ホルンフェルス 砂 ( 海浜堆積物 ) 沿岸 小起伏山地 埋立地 ( 人工平坦地 ) 岩礁地 樹林 草地 人工造成地 面積 ( m2 ) 面積比率 (%) 対象事調査範業実施囲全域区域 対象事業実施区域 調査範囲全域 ススキ群落 自然裸地 0 1, 沿岸- 岩礁地 小計 0 1, ムクノキ-エノキ群落 0 1, ハゼノキ-エノキ群落 0 4, トベラ群落 0 2, トゲナシニセアカシア群落 ソメイヨシノ植栽 0 3, 小起伏山地- 樹林 小計 0 12, ダンチク群落 クズ群落 0 8, 小起伏山地- 草地 小計 0 8, メヒシバ-エノコログサ群落 1,807 4, 人工草地 2,327 2, 人工構造物 20,566 27, 埋立地- 人工造成地 小計 24,700 33, その他 開放水域 0 1, 合計 改変率 (%) 24,700 58,
56 (2) 注目すべき種及び群集への影響事業による注目すべき種及び群集への影響予測結果を表 に示す 典型性注目群集である人工造成地の鳥類群集に対しては 工事期間中に生息地の一部が攪乱を受けることにより一時的な影響が生じると予測された また これら鳥類を餌資源として利用する上位性注目種であるハヤブサについても間接的に一時的な影響が生じる恐れがある ただし 現時点で人工造成地に成立する人工構造物が大部分を占める環境である事 同様の環境が周辺に広く連続的に存在する事から群集に与える影響及びその捕食者であるハヤブサに与える影響は小さいと予測される 表 注目すべき種及び群集への影響予測結果 視点 種 群集 工事の実施時 対象事業実施区域及び周辺の地域では営巣地や重要な餌場等の利用は確認されておらず 本種への影響はほとんど無いと予測される た 上位性ハヤブサだし 工事期間中には本種の餌資源である鳥類群集の生息地の攪乱により一時的に影響が生じる可能性がある 典型性 人工造成地の鳥類群集 工事期間中には 生息地の一部が攪乱されるため一時的に影響が生じる ただし 現時点で人工造成地に成立する人工構造物が大部分を占める環境である事 同様の環境が周辺に広く連続的に存在する事から群集に与える影響は小さいと予測される
57 6.9.3 評価 1) 評価の手法評価は 生態系 ( 陸域 ) への影響が事業者の実行可能な範囲で回避又は低減されているものであるか否かについて見解を明らかにすることによって行った 2) 環境の保全のための措置 生態系への影響を低減させるため 環境の保全のための措置として以下の事項を実施する (1) 工事の実施時 土地利用の制限 表 環境の保全のための措置 ( 工事の実施時 ) 予測条件として設定 工事の際に資材置場や残土置場 あるいは駐車スペース等として利用する範囲を含め 可能な限り土地利用や不必要な草刈や樹木の伐採等の環境改変を行わないよう 現場作業員に徹底する 影響要因項目措置の内容 造成等の施工による一時的な影響 工事期間の短縮 早期の緑化 作業工程の工夫や最新の機材等を導入することによって可能な限り工事期間を短縮し 鳥類群集をはじめとする生態系への生息環境攪乱による影響を低減する 既設処理棟(250kL/ 日系列 ) の撤去 整地による裸地部分については 可能な限り早期の緑化を行うことで鳥類群集をはじめとする生態系の復元 再構築の一助となるようにする 措置の区分 低減に係る保全措置 その他の保全措置 3) 評価の結果評価の結果は 表 に示すとおりである 表 注目すべき種及び群集の評価結果 視点 種 群集 工事の実施時 上位性 ハヤブサ 餌資源である鳥類群集に一時的な影響が生じるため 間接的影響が生じる可能性があるが 対象事業実施区域以外の環境改変を行わないこと 工事期間の短縮 早期の緑化を行うことで鳥類群集をはじめとする生態系の復元 再構築の一助とすることにより 生態系への影響は低減される 典型性 人工造成地の鳥類群集 生息地の攪乱による一時的な影響が生じるが 対象事業実施区域以外の環境改変を行わないこと 工事期間の短縮 早期の緑化を行うことで鳥類群集をはじめとする生態系の復元 再構築の一助とすることにより 生態系への影響は低減される
58 6.10 生態系 ( 海域 ) 調査 1) 調査項目生態系 ( 海域 ) の調査項目及び内容を 表 に示す 調査は 図 に示す浄化センター周辺海域で実施した 表 生態系 ( 海域 ) の調査項目及び内容 調査項目調査手法調査期間 生態系 ( 海域 ) 生態系 ( 海域 ) に係る自然環境の概況地域を特徴づける注目種の生態の把握 生態系 ( 海域 ) に係る自然環境の概況を 既存資料等により把握した 現地調査結果及び自然環境に係る概況調査結果から 概括的に把握された地域を特徴づける生態系について 上位性 典型性 特殊性の観点から 注目種として複数の海生生物を抽出し これらの生態 他の海生生物との関係 生育 生息環境を把握した 4 季 (6.8 海生生物と同じ時期とした )
59 2) 調査結果 (1) 生態系 ( 海域 ) に係る自然環境の概況生態系 ( 海域 ) に係る環境要素として 気象 海象 海岸地形 底質の各項目について その概況を表 に示す 項目気象海象海岸地形底質 表 生態系 ( 海域 ) に係る自然環境の概況概況松山市の気候は典型的な瀬戸内海式気候であり 年中温暖 ( 年平均気温 :16.1 ) で降水量が少ない ( 約 1,300mm) 四国の他の 3 県と違い 春から夏にかけて降水量が多く 梅雨の時期にあたる 6 月が最多である 台風の影響もはるか南東に位置する四国山地が遮り 南予や四国の反対側の徳島市に比べるとかなり少ない 冬期は 九州の日本海側にある雪雲が関門海峡を抜け 松山上空まで雪を降らせることがある 愛媛県の平成 25 年度公共用水域水質測定結果では 海域 CODの環境基準達成状況は 88% である 浄化センター周辺海域のA 類型の伊予灘 ( 一般 ) 水域では環境基準を達成していなかった 一方 B C 類型の吉田浜船溜 ( 甲 )( 乙 ) 水域では環境基準を達成していた 対象海域は 瀬戸内海西部の伊予灘北東に位置している 北側には高浜瀬戸 ( 峡水道 ) があり 下げ潮において潮流が高浜瀬戸を通過するのに伴い 強い潮流 ( 南下流 ) が発生する 海岸はコンクリートの防護壁をもつ人工海岸となっているところが多く見られるが 一部に砂浜 岩礁が残っている 浄化センター前面は コンクリート護岸と岩礁地帯により構成されている 浄化センター周辺海域の底質は 砂泥が主になっている
60 (2) 地域を特徴づける生態系の類型区分現地調査結果から 浄化センター及び西部浄化センター周辺海域は 潮間帯生態系 藻場生態系及び浅海底生態系の 3 つの生態系に類型区分される それぞれの生態系の機能 役割を表 に示す また 各生態系 ( 海域 ) を構成する海生生物の生息 生育基盤及び代表種を表 に 各生態系における食物連鎖模式図を図 に示す 表 地域を特徴づける生態系 ( 海域 ) の類型区分と機能 役割 類型区分 機能 役割 潮間帯 (D.L.0m 以上 ) 藻場潮下帯 (D.L.0 ~-10 m) 浅海底 生物生息機能生物生産機能環境保全機能漁業生産機能生物生息機能生物生産機能環境保全機能漁業生産機能生物生息機能生物生産機能環境保全機能漁業生産機能 潮汐により 2 回 / 日の干出と浸水を繰り返すため 塩分変化と乾燥に耐性のある種の生息場となっている 潮間帯上部ほどそれらの耐性が強い種 ( フジツボ類 貝類 ) が生息できる アオサ ヒジキ等の海藻類が光合成を行い 有機物を合成し 酸素を供給する一次生産の場となっている アオサ ヒジキ等の小型海藻により 栄養塩の吸収や光合成による CO 2 吸収機能がある 潮間帯上部 中部の巻貝や潮間帯下部の岩礁に付着しているヒジキを漁獲する 漁業対象の場として機能している 魚類やイカ タコの産卵場 餌場 隠れ場 遊び場として また サザエ アワビ等の草食性の巻貝類の餌料として機能している クロメ ワカメ等の大型海藻類が光合成を行い 有機物を合成し 酸素を供給する一次生産の場となっている 葉状部による消波や流速低減により 藻場内の静穏な環境を保持している また 大型海藻類やアオサ等の小型海藻により 栄養塩の吸収や光合成による CO 2 吸収機能がある 岩礁に生息している魚類 エビ類 貝類を漁獲する 漁業対象の場として機能している 水深 流れの強弱 ( 停滞性 ) 底相( 砂泥底 礫底 岩場等 ) の多様な環境に適した生物の生息場として機能している 砂泥中のゴカイ類やエビ カニの小型甲殻類が 底生性魚類の餌料として機能している 底生生物は 海底に沈降 堆積する有機物の分解に大きな役割を果たしている 底生性の魚類 エビ類 貝類を漁獲する 漁業対象の場として機能している
61 表 地域を特徴づける生態系 ( 海域 ) の生息 生育基盤と代表種 生態系の類型区分 潮間帯生態系 藻場生態系 浅海底生態系 浄化センター周辺海域 St.a( 潮間帯 海藻草類 ) St.b( 潮間帯 海藻草類 ) St.A( 底生動物等 ) St.B( 底生動物等 ) 基盤 : 岩礁域基盤 : コンクリート垂直護岸海藻類 : ヒジキ アナアオサ 無節海藻類 : ヒラムチモ 無節サンゴ藻サンゴ藻 動物 : アラレタマキビ タマキビ イワフジツボ ケガキ 動物 : アラレタマキビ タマキビ イワフジツボ ケガキ カンザシゴカイ 基盤 : 岩礁域 基盤 : 置石域 藻場構成種 : ワカメ 藻場構成種 : クロメ 魚介類 : サザエ カサゴ ウミタナ魚介類 : シロメバルゴ 基盤 : 砂泥 ( 水深 5m) 基盤 : 礫混じり砂泥 ( 水深 6m) 植物プランクトン :Cryptophyceae ( クリプト藻綱 ) 植物プランクトン :Cryptophyceae ( クリプト藻綱 ) 動物プランクトン :Microsetella norvegica Copepoda(nauplius) 魚卵 : メイタガレイ属 カタクチイワシ稚仔 : カサゴ カタクチイワシ 動物プランクトン :Favella taraikaensis Copepoda(nauplius) 魚卵 : ネズッポ科 カタクチイワシ稚仔 : ハゼ科 スズメダイ 底生動物 : カタマガリギボシイソ底生動物 : カタマガリギボシイソメ Chaetozone sp. ニセタマグシメ Chaetozone sp. シズクガイフサゴカイ 潮間帯生態系 藻場生態系 浅海底生態系 高次 底生性魚介類 ( キ ンホ 類 ) 大型匍匐動物 ( ヒサ ラカ イ類 カニ類 ) 底生性魚介類 ( カサコ アイナメ ) 大型匍匐動物 ( ササ エ類 カニ類 ) 底生性魚介類 ( カレイ類 ) 大型匍匐動物 ( カニ類 ヒトテ 類 ) 消費者 付着動物 ( フシ ツホ 類 ケカ キ ) 小型匍匐動物 ( 巻貝類 多毛類 ) 付着動物 ( フシ ツホ 類 カンサ シコ カイ ) 小型匍匐動物 ( 巻貝類 多毛類 ) 埋在性動物 ( 貝類 多毛類 ) 動物フ ランクトン (Copepoda) 動物フ ランクトン (Copepoda) 動物フ ランクトン (Copepoda) 一次 生産者 植物フ ランクトン (Cryptophycea) 付着珪藻 (Naviculaceae) 海藻草類 ( ヒシ キ ) 植物フ ランクトン (Cryptophycea) 付着珪藻 (Naviculaceae) 海藻草類 ( クロメ ) 植物フ ランクトン (Cryptophycea) 基盤 岩礁 コンクリート護岸 岩礁 置石 砂泥 図 調査地域の各生態系における食物連鎖模式図
62 (3) 地域を特徴づける生態系の注目種の選定各生態系類型区分の特性に応じて 上位性 典型性 特殊性の視点及び出現頻度等から 地域を特徴づける生態系の注目種を選定した 上位性 典型性 特殊性の考え方を表 に 選定した注目種を表 に示す 区分上位性典型性特殊性 表 上位性 典型性 特殊性の考え方概況生態系を形成する生物群集において栄養段階の上位に位置する種を対象とする 該当する種は相対的に栄養段階の上位の種で 生態系の攪乱や環境変化等の影響を受けやすい種を対象とする 対象地域の生態系の中で生物間の相互作用や生態系の機能に重要な役割を担うような種 群集 生物群集の多様性を特徴づける種や生態遷移を特徴づける種等を対象とする 小規模な湿地 洞窟 噴気口の周辺 石灰岩地域などの特殊な環境で 占有面積が比較的小規模で周囲には見られない環境に注目し そこに生息する種 群集を選定する 資料 ) 環境アセスメント技術ガイド生態系 (( 財 ) 自然環境研究センター 2002) 上位性 魚類 ナヘ カ イソキ ンホ 表 地域を特徴づける生態系 ( 海域 ) の注目種 潮間帯生態系 藻場生態系 浅海底生態系 魚類 カサコ 魚類 シロメハ ル メイタカ レイイシカ レイマコカ レイヒラメ 貝類 ヒサ ラカ イ 貝類 ササ エ 貝類 ムシロカ イ ケハタ ヒサ ラカ イコモレヒ コカ モカ イ 甲殻類 トラノオカ ニヒメヘ ンケイカ ニ ウニ類 アカウニ クモヒトテ 類 典型性 海藻類 ヒシ キ 海藻類 クロメ 貝類 貝類 タマキヒ ワカメ アラレタマキヒ ケカ キ 甲殻類 イワフシ ツホ タテシ マフシ ツホ シロスシ フシ ツホ カキクモヒトテ ウメノハナカ イウス サ クラ 甲殻類サンカクフシ ツホ 甲殻類ウミホタル 海綿類 タ イタ イイソカイメン 多毛類 エソ カサネカンサ シ 苔虫類 チコ ケムシ コ カイ ホヤ類 シロウスホ ヤ 多毛類 特殊性貝類イシマテ該当種なし該当種なし チロリカキ アシコ カイカタマキ リキ ホ シイソメ
63 (4) 注目種の生態情報地域を特徴づける生態系 ( 海域 ) の注目種として選定した種類の生態情報を表 に示す 表 (1/3) 生態系 ( 海域 ) の注目種の生態情報区分種類生息基盤の利用状況食性他の生物との関係 潮間帯生態系 上位性 典型性 特殊性 魚類 貝類 甲殻類 海藻類 貝類 甲殻類 ナヘ カイソキ ンホ ヒサ ラカ イケハタ ヒサ ラカ イコモレヒ コカ モカ イ トラノオカ ニヒメヘ ンケイカ ニ ヒシ キ タマキヒ アラレタマキヒ ケカ キ イワフシ ツホ タテシ マフシ ツホ シロスシ フシ ツホ 海綿類タ イタ イイソカイメン苔虫類チコ ケムシホヤ類シロウスホ ヤイシマテ 貝類 岩礁性海岸 ( 磯の浅場 ) に棲み タイドプールで見かける 春 オオヘビガイの殻や岩の穴などに産卵する 岩や貝殻などの固い基盤の上に付着している 基盤上をはい回る 巨礫 岩盤 コンクリート護岸の表面に付着しているマガキなどの貝殻の間と海藻類の仮根 ( 付着器 ) の間を匍匐する 潮間帯下部の岩盤上に仮根 ( 付着器 ) で付着して生育す る多年生海藻 海岸の岩礁域に生息し 水のかかることのない高潮線付近に多数の個体が集まっている 護岸 岩礁 テトラポットに固着する 他の生物と固着面をめぐる競争に強い イワフシ ツホ は潮間帯上部 タテシ マフシ ツホ とシロスシ フシ ツホは潮間帯中部の岩盤上に固着する 岩盤や海藻 あるいは貝殻の上など 硬い基盤の上に張り付いて成長する 岩石や木材に穿孔し 一生をその中で過ごす 雑食性で 藻類や小型の甲殻類などを食べる 藻食性 歯舌でその表面のものを嘗め取るようにして食べる デトリタスや魚介類等の肉を食べる雑食性 選択的捕食者ではなく 生息域内で個体数の多いものを捕食する 光合成により有機物を産出する ( 生産者 ) 藻食性 懸濁物食性 植物プランクトンやデトリタスを餌としている 懸濁物食性 植物プランクトンやデトリタスを餌としている 懸濁物食性 植物プランクトンやデトリタスを餌としている 懸濁物食性 植物プランクトンやデトリタスを餌としている 沿岸性のカサゴやアイナメなどに捕食される 付着藻類と食物連鎖の関係にある 付着藻類 多毛類 貝類と食物連鎖の関係にある 魚や貝類の棲家となるとともに 藻食性動物の餌料となる 付着藻類と食物連鎖の関係にある 殻と殻の間に付着藻類が生育し デトリタスが堆積する これらを餌としてゴカイ類 カニ類が生息し それをハゼ類 ギンポなどが捕食する 植物プランクトンやデトリタスを摂餌し 巻貝やヒラムシに捕食される フジツボ イガイ等の上部に覆い被さって死滅させ 極相となる 岩に穿った孔は 貝の死後はエビ類やギンポ等の魚類の隠れ場 産卵場となる
64 表 (2/3) 生態系 ( 海域 ) の注目種の生態情報 区分種類生息基盤の利用状況食性他の生物との関係 藻場生態系 上位性 典型性 魚類 貝類 ウニ類 海藻類 甲殻類 多毛類 カサコ シロメハ ル ササ エ アカウニ クロメワカメ サンカクフシ ツホ エソ カサネカンサ シコ カイ 暖海域に分布し 沿岸の岩礁や海中林などに生息する 潮間帯から水深 30m 程度までの岩礁に生息する 岩礁海岸の潮下帯に生息し 海中の岩石のすき間や 海藻の間に潜む 漸深帯の岩上に生育する大型の多年生海藻 潮間帯下部から漸深帯の岩盤上に固着する 白色の石灰質の棲管を形成し 岩礁 貝類 海藻 人工物に群体で固着する 肉食性 エビ カニなどの甲殻類を好んで捕食する 藻食性 夜行性で 夜になると岩礁を動き回り 海藻のワカメ アラメ カジメ ホンダワラ 石灰藻等を歯舌で削り取って食べる 食性は海藻 コ カイ類などを捕食する 雑食性である 光合成により有機物を産出する ( 生産者 ) 懸濁物食性 植物プランクトンやデトリタスを餌としている 懸濁物食性 植物プランクトンやデトリタスを餌としている 沿岸性のサメやスズキなどに捕食される 幼貝のうちはイトマキヒトデやイボニシ カニ類などに捕食されるが 成貝の敵はクロダイ ネコザメ タコなどである 沿岸性のサメやエイ イシダイ タコなどに捕食される 魚や貝類の棲家となるとともに アワビ サザエやアイゴ ブダイなどの魚類食害にあう 植物プランクトンやデトリタスを摂餌し 巻貝やヒラムシに捕食される 棲管の隙間に付着藻類が生育し デトリタスが堆積する これらを餌としてゴカイ類 カニ類が生息し それをハゼ類 ギンポなどが捕食する 特殊性 該当種なし
65 表 (3/3) 生態系 ( 海域 ) の注目種の生態情報 区分種類生息基盤の利用状況食性他の生物との関係 浅海底生態系 上位性 典型性 特殊性 魚類 メイタカ レイイシカ レイマコカ レイヒラメ 浅海の砂泥地に生息する 主に肉食性で 小魚や海底の無脊椎動物 ( 多毛類 貝類 甲殻類 ) を食べる 貝類 ムシロカ イ 死魚等に蝟集して摂餌する腐肉食性 クモヒトテ カキクモヒトテ 堆積物食性 類 貝類 ウメノハナカ イウス サ クラ 甲殻類ウミホタル 多毛類 該当種なし チロリカキ アシコ カイカタマカ リキ ホ シイソメ 浅海の砂泥地に生息する 懸濁物食性 植物プランクトンやデトリタスを餌としている 堆積物食性 埋在性生物を捕食するカレイ ヒラメ類 ヒトデとは餌を介在した競争関係が認められる また マアナゴ等の魚類に捕食される 沿岸性のサメやエイ イシダイ タコなどに捕食される 埋在性生物を捕食するカレイ類 カニ類 ヒトデ類の餌となる
66 予測 1) 予測項目予測項目を表 に示す 表 予測項目予測時期影響要因予測内容造成等の施工による一工事の実施工事の実施による生態系への影響時的な影響 2) 予測地域及び予測地点 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響予測範囲は 対象事業実施区域 ( 浄化センター ) の周辺海域とした 3) 予測対象時期等 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響予測対象時期は 既設処理棟 (250kL/ 日系列 ) の撤去 整地による裸地の出現時とした 4) 予測方法 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響注目種により指標される生態系への影響予測結果及び生態系の構造 機能への影響予測結果を踏まえて 工事実施時の生態系への影響を定性的に予測した 5) 予測結果 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響注目種により指標される各生態系への影響予測結果を表 に 生態系の構造 機能への影響予測結果を表 に示す 予測対象海域の生態系をみると 肉食性 雑食性の魚類 貝類 甲殻類等が上位性種になっていた また 光合成により有機物を合成する海藻類の他に 懸濁物食性 堆積物食性の貝類 甲殻類 多毛類が典型性種となっており 各生態系は生産者 消費者等の栄養段階を通じて構築されていた 工事の実施による海域への影響範囲予測は 半径 39m 程度に限られ 15m 付近では寄与濃度は 2 mg/l 以下となる このように 影濁りの発生 (SS 寄与 ) は一時的で その影響範囲と寄与濃度も小さいため 工事の実施による生態系への影響は軽微であると予測される
67 潮間帯生態系 藻場生態系 区分 上位性 典型性 特殊性 上位性 典型性 表 (1/2) 注目種により指標される生態系の予測結果 注目種 ナヘ カ魚類イソキ ンホ ヒサ ラカ イ貝類ケハタ ヒサ ラカ イコモレヒ コカ モカ イ甲殻類トラノオカ ニヒメヘ ンケイカ ニ海藻類ヒシ キ タマキヒ 貝類アラレタマキヒ ケカ キイワフシ ツホ 甲殻類タテシ マフシ ツホ シロスシ フシ ツホ 海綿類タ イタ イイソカイメン苔虫類チコ ケムシホヤ類シロウスホ ヤ 予測結果 ( 工事の実施 ) 魚類 甲殻類の注目種は雑食性 貝類は藻食性である 水産用水基準では 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下とされているが 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は 一時的でかつその濃度も小さく堆積量も少ないと想定されるため 浄化センター周辺海域における工事の実施による上位性種の生態系への影響は軽微であると予測される 海藻類は 光合成を行って有機物を合成している 貝類の注目種は藻食性 甲殻類 海綿類 苔虫類 ホヤ類は懸濁物食性である 水産用水基準では 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下とされ 海藻類については必要な照度が保持され その繁殖 生長に影響を及ぼさないこととされている 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さく海藻類に必要な照度は保持される また 堆積量も少ないと想定されるため 浄化センター周辺海域における工事の実施による典型性種の生態系への影響は軽微であると予測される 貝類 イシマテ イシマテは岩石や木材に穿孔して生活している 水産用水基準では 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下とされているが 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さく堆積量も少ないと想定されるため 浄化センター周辺海域における工事の実施による特殊性種のイシマテの生態系への影響は軽微であると予測される 魚類 カサコ 魚類の注目種は肉食性 貝類は藻食性 ウニ類は雑食性であシロメハ ルる 貝類 ササ エ水産用水基準では 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下とされているが 対象事業実施区域からの工事によ ウニ類アカウニ る海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さく 堆積量 も少ないと想定されるため 浄化センター周辺海域における 工事の実施による上位性種の生態系への影響は軽微であると 海藻類クロメワカメサンカクフシ ツホ 甲殻類 多毛類エソ カサネカンサ シコ カイ 予測される 海藻類は 光合成を行って有機物と酸素を合成している 甲殻類 多毛類の典型性種は懸濁物食性である 水産用水基準では 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下とされ 海藻類については必要な照度が保持され その繁殖 生長に影響を及ぼさないこととされている 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さく海藻類に必要な照度は保持される また 堆積量も少ないと想定されるため 浄化センター周辺海域における工事の実施による典型性種の生態系への影響は軽微であると予測される
68 浅海底生態系 区分 上位性 典型性 魚類 貝類 クモヒトテ 類 貝類 甲殻類 表 (2/2) 注目種により指標される生態系の予測結果 注目種 メイタカ レイイシカ レイマコカ レイヒラメムシロカ イ カキクモヒトテ ウメノハナカ イウス サ クラウミホタル 多毛類チロリカキ アシコ カイカタマカ リキ ホ シイソメ 予測結果 ( 工事の実施 ) 魚類の注目種は肉食性 貝類は腐肉食性 クモヒトテ 類は堆積物食性である 水産用水基準では 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下とされているが 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さく 堆積量も少ないと想定されるため 浄化センター周辺海域における工事の実施による上位性種の生態系への影響は軽微であると予測される 貝類の典型性種は懸濁物食性である 甲殻類 多毛類は堆積物食性である 水産用水基準では 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下とされている また 海藻類については必要な照度が保持され その繁殖 生長に影響を及ぼさないこととされている 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さく海藻類に必要な照度は保持される また 堆積量も少ないと想定されるため 浄化センター周辺海域における工事の実施による典型性種の生態系への影響は軽微であると予測される 生態系 潮間帯生態系 藻場生態系 浅海底生態系 構造 機能 構造 生物生息機能生物生産機能環境保全機能漁業生産機能 構造 生物生息機能生物生産機能環境保全機能漁業生産機能 構造 生物生息機能生物生産機能環境保全機能漁業生産機能 表 生態系の構造 機能の予測結果予測結果工事の実施潮間帯生態系では 基盤となる岩礁及びコンクリート垂直護岸上で 生産者 ( 海藻等 ) 消費者( 付着動物 匍匐動物 魚類 ) の各栄養段階が食物連鎖を構築している 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さい よって 生産者 消費者等の栄養段階で構築される生態系の構造に大きな変化はなく 潮間帯生態系の機能は維持されると予測される 藻場生態系では 基盤となる岩礁及び置石上で 生産者 ( 海藻等 ) 消費者 ( 付着動物 匍匐動物 魚類 ) の各栄養段階が食物連鎖を構築している 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さい よって 生産者 消費者等の栄養段階で構築される生態系の構造に大きな変化はなく 藻場生態系の機能は維持されると予測される 浅海底生態系では 基盤となる砂泥底で 生産者 ( 付着珪藻等 ) 消費者 ( 底生動物 魚類 ) の各栄養段階が食物連鎖を構築している 対象事業実施区域からの工事による海域への SS 寄与は一時的でかつその濃度も小さい よって 生産者 消費者等の栄養段階で構築される生態系の構造に大きな変化はなく 浅海底生態系の機能は維持されると予測される
69 評価 1) 評価の手法評価は 生態系 ( 海域 ) への影響が事業者の実行可能な範囲で回避又は低減されているものであるか否かについて見解を明らかにすることによって行った 2) 環境の保全のための措置生態系 ( 海域 ) への影響を低減させるため 環境の保全のための措置として以下の事項を実施する (1) 工事の実施時表 環境の保全のための措置 ( 工事の実施時 ) 影響要因項目措置の内容 造成等の施工による一時的な影響 濁水の発生抑制 降雨時に発生する濁水は沈砂池で滞留させ 浮遊物質量 (SS)200mg/L 以下として放流する 特に濁水の発生が予想される激しい降雨時には 防砂シート等による裸地の被覆 ( ビニールシート工事 ) を実施し 濁水の発生を防止する 沈砂池の堆砂は 定期的に除去して 沈砂池の機能を確保する 既設処理棟(250kL/ 日系列 ) の撤去 整地による裸地部分については 早期緑化に努め 濁水の発生を防止する 工事中の降雨時において 裸地から発生する濁水については 沈砂池出口で定期的な事後調査を実施することにより 放流先海域への影響を最小限にとどめる なお 発生する濁水が著しく濁っている場合については 新たな環境保全措置を講じることとする 工事にあたっては 沈砂池を可能な限りスケールアップすることにより 濁水の SS 濃度を低下させ海域への影響を低減させる 予測条件として設定 措置の区分 低減に係る保全措置 その他の保全措置 3) 評価の結果 (1) 工事の実施時 1 造成等の施工による一時的な影響造成等の施工による一時的な影響 ( 濁水 ) について 影響範囲は半径 39m 程度に限られ 15m 付近での寄与濃度は 2 mg/l 以下 ( 水産用水基準 : 海域において人為的に加えられる SS は 2mg/L 以下 ) となった 大雨が予想される場合においては シートを被せることにより濁水の発生を抑制するとともに 濁水等を一時的に貯留する沈砂池 ( 予測条件において 7m 3 を設定 ) を可能な限りスケールアップさせて設置するなどの措置を講じることから 濁水発生による生態系 ( 海域 ) への影響は低減される
海辺調査 データ編
Reishia clavigera Reishia clavigera Reishia clavigera Reishia clavigera Reishia clavigera Reishia clavigera Talorchestia nipponensis Excirolana(Pontogeroides) japonica Excirolana(Pontogeroides) japonica
D滑走路橋脚部への生物付着状況と その環境影響について
羽田周辺水域環境調査研究 第 5 回シンポジウム東京工業大学蔵前会館くらまえホール 2011 年 12 月 3 日 港湾構造物への生物付着とその環境影響 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部講師 山中亮一 上月康則 ( 徳島大 ), 三好真千 ( 徳島文理大 ), 風呂田利夫 ( 東邦大 ) 大都市近傍の沿岸 東京湾 大阪湾 http://www.tbeic.go.jp/kankyo/mizugiwa.asp
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諫早湾干拓事業 Ⅱ 調査結果の概要 () 水生生物 ) 植物プランクトン 諫早湾 (B) 主な種はSkeletonema spp.( 連結棘伸長型 ) Thalassiosira spp. Eucampia zodiacus Chaetoceros debilis Prorocentrum minimum Ceratium furca Chattonella spp. Heterosigma akashiwo
05_魚類底生種リスト
表既往調査における底生生物確認中一覧 (1/5) No. 綱 目 科 種和名 学名 1 普通海綿 イソカイメン イソカイメン ダイダイイソカイメン Hymeniacidon sinapium 2 普通海綿綱 DEMOSPONGIAE sp. 3 花虫 イシサンゴ Faviidae Eugyra 属 Eu gyra sp. 4 イソギンチャク ムシモドキギンチャク ムシモドキギンチャク科 Edwardsiidae
.10.中高美術
中 学 校 美 術 / 特 別 支 援 学 校 中 学 部 高 等 部 美 術 第 1 問 第 2 問 第 3 問 第 4 問 第 5 問 第 6 問 ア イ ウ エ オ カ キ ク ケ コ サ シ ス セ ソ タ チ ツ テ ト ナ ニ ヌ ネ ノ 正 答 b c 配 点 3 3 備 考 ア イ ウ エ オ カ キ ク ケ コ サ シ ス セ ソ タ チ ツ テ ト ナ ニ ヌ ネ ノ 正 答 c
Microsoft Word - ★20②カラー写真.doc
第二部 底生生物編 調査方法 () 調査回数及び調査地点ア調査回数平成 2 年度は 春期 (5 月 ) と 赤潮が多発し底生生物の生息を阻害する貧酸素水塊が大規模に発生する夏期 (8 月 ) に各 回 計 2 回実施した イ調査地点内湾環境基準点 : 浅海部 : 河口部 :St.3 干潟部 : 葛西沖人工渚 お台場海浜公園 城南大橋 森ヶ崎の鼻の計 地点 (p. 表 p.2 図 参照 ) (2)
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みちのくベントス 第1号 -1- 10 230 3 12 13 18 3 23 9 21-2- -3- -4- -5- 2 2013 5-6- -7- -8- -9- -10- -11- -12- -13- -14- Turbo (Lunella) coronatus coreensis Hymeniacidon sinapium Batillaria cumingii Anthopleura
保環研所報52.indb
島根保環研所報第 52 号 (2010) の植物プランクトン水質調査結果 (2010 年度 ) 資料 1) 﨑幸子 神門利之 大谷修司 1. はじめに当研究所では 環境基準調査の一環として の植物プランクトンの調査を継続的に実施している 今回は2010 年度 (2010 年 4 月 ~2011 年 3 月 ) の の植物プランクトンの種組成 細胞密度または相対頻度の調査結果を水質の測定結果と併せて報告する
椹野川河口干潟に生息する レッドリスト掲載種
椹野川河口干潟に生息する レッドリスト掲載種について 山口県環境保健センター 惠本佑 上原智加 山瀬敬寛 佐々木紀代美 下濃義弘 川上千尋谷村俊史 堀切裕子 梅本雅之 調恒明山口県宇部健康福祉センター角野浩二国立環境研究所矢部徹 椹野川河口干潟 ( 南潟 長浜 ) 南潟 長浜 椹野川河口域 干潟自然再生協議会 流域住民を中心とした産 学 民 公の連携による干潟再生 里海再生の第一手として 再生の象徴種としてのアサリ復活に取り組む
22 610407487 ロ ペ ミ ッ ク 小 児 用 0. 0 5 % 2319001C1072 23 610412059 ゲ シ ン L 錠 5 0 m g 2478001G1046 24 610412105 ソ レ ル モ ン S R カ プ セ ル 3 7. 5 m g 1147002N1
お 知 ら せ ( 薬 ) 0 0 5 平 成 2 0 年 8 月 2 9 日 医 薬 品 マ ス タ ー の 改 定 に つ い て 今 般 下 記 の と お り 医 薬 品 マ ス タ ー を 改 定 し ま し た の で お 知 ら せ し ま す 記 次 の 医 薬 品 に つ い て は 平 成 2 0 年 3 月 5 日 付 け 厚 生 労 働 省 告 示 第 7 2 号 に 基 づ
2) 水産増殖を目的とした未利用資源の有効利用開発 生分解性素材の基本特性の把握と水産生物の増殖手法の開発 生分解性素材の基本特性の把握と水産生物の増殖手法の開発 Ⅰ. 目的 生分解性素材を海水中で利用する際に必要な基礎的な性質を明らかにする Ⅱ. 試験内容生分解性素材を人工海藻として加工し, その安全性や耐久性, 海水中での分解過程, 付着生物などについて試験した 1. 生分解性素材使用した生分解素材は,
観 察 した 日 : 年 月 日 天 気 : 観 察 場 所 : かいそう ( 海 藻 海 草 ) ウニ ヒトデなど ( 棘 皮 動 物 ) かい ( 貝 類 ) ウミウシ アメフラシ ( 軟 体 動 物 ) カニ ヤドカリなど ( 甲 殻 類 ) 魚 ( 魚 類 ) その 他 名 前 とくちょう 色 や 形 さわった 感 じなど Dictyosoma burgeri Dictyosoma rubrimaculatum
八幡川河口に復活した干潟の生物調査 志津川高校 調査場所 宮城県志津川高等学校自然科学部 調査場所
八幡川河口に復活した干潟の生物調査 志津川高校 調査場所 宮城県志津川高等学校自然科学部 調査場所 1 背景 志津川湾にはいくつもの重要な干潟がある 八幡川河口域もその一つで 50 年前は天然の 砂浜で, 海水浴や潮干狩りを楽しんだが, チリ地震津波後は防潮堤が築かれ公園となった 震災前 : 松原公園 志津川町誌より しかし, 東日本大震災の津波によって防潮堤が壊され, 再び干潟に戻った 震災後そこには再び巨大防潮堤ができる予定だったが,
2014GM58_h1
Dec.2014 No.58 GM ハ イ 留 学 生 ち ん ホ ム ス テ イ は ど う? 困 て な い? あ ら 和 食 苦 手 な ん? え? パ ン で 伝 統? そ れ は ア ニ メ の お 約 束 て や つ で パ ン 朝 食 デ ア ノ 伝 統 的 日 本 文 化 ヲ 体 験 シ テ ミ タ イ! 納 豆 モ 焼 魚 モ ダ イ ス キ! デ モ ネ 一 度 デ イ イ カ
Nippon Suisan Gakkaishi 73(6), (2007) 大阪湾の人工護岸域に形成された海藻群落の維持に及ぼすウニ類の影響 ウニ類の密度操作による海藻群落の変化 米田佳弘, 1 藤田種美, 2 中原紘之, 3 豊原哲彦, 4 金子健司 4 (2006 年 10
Nippon Suisan Gakkaishi 73(6), 1031 1041 (2007) 大阪湾の人工護岸域に形成された海藻群落の維持に及ぼすウニ類の影響 ウニ類の密度操作による海藻群落の変化 米田佳弘, 1 藤田種美, 2 中原紘之, 3 豊原哲彦, 4 金子健司 4 (2006 年 10 月 16 日受付,2007 年 5 月 1 日受理 ) 1 財団法人関西空港調査会, 2 関西国際空港株式会社,
1 LINE31.1 28.010.3 37.4 24.9 10 9 8 7 6 5 3 1 88.9 77.7 66.7 64.1 62.9 61.3 56.5 56.4 42.2 31.7 28.0 31.1 31.5 30.4 28.6 20.7 16.8 15.9 13.5 10.3 7.9
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資料 -3-3 平成 24 年 11 月 7 日 神戸川の藻類調査結果 ( 概要 ) 広島生物環境研究所 中野武登 島根県の一級河川 神戸川 における藻類調査結果を以下に示す 神戸川の志津見ダム下流の 2 地点において 流下藻類と付着藻類に関して調査を実施した 2 地点における水質を評価したが この評価はあくまで付着藻類の観点からの水質評価であることに注意されたい また 2 地点のみの調査 水質評価であり
Biological Data- Argonauta 13: (2007) Distribution of intertidal molluscan species around Motoshima Island, 2005 Shun-ichi Ohgaki: Shimoya
Biological Data- Argonauta 13: 26-38 (2007) Distribution of intertidal molluscan species around Motoshima Island, 2005 Shun-ichi Ohgaki: 129-1 Shimoyashiki, Tanabe, Wakayama 646-0032, Japan Ken-ichi Komemoto:
19 610406260 フ ェ ネ ル ミ ン 錠 鉄 5 0 m g 3222013F1068 20 610406267 プ リ ン ド リ ル 細 粒 1 % 1179028C1031 21 610406339 リ ザ ス ト 錠 3 m g 4420001F1040 22 610406350
お 知 ら せ ( 薬 ) 0 0 9 平 成 2 1 年 3 月 3 1 日 医 薬 品 マ ス タ ー の 改 定 に つ い て 今 般 下 記 の と お り 医 薬 品 マ ス タ ー を 改 定 し ま し た の で お 知 ら せ し ま す 記 次 の 医 薬 品 に つ い て は 平 成 2 0 年 3 月 5 日 付 け 厚 生 労 働 省 告 示 第 7 2 号 に 基 づ
4. 半角文字コード変換表 ここでは 半角文字のコード変換についての詳細な表を記載します の文字と文字コード (16 進数 ) には 表内で灰色の網掛けを設定しています 4.1 IBMカナ文字拡張からへの変換 16 進数 16 進数 16 進数 16 進数 16 進数 16 進数 SP 0x40 S
2013 年 4 月 3 日 お客様各位 株式会社セゾン情報システムズ HULFT 事業部 コード変換機能での のサポート 拝啓貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます 平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます idivo Ver.1.4.0 では コード変換機能で変換できるコード体系の 1 つとして をサポートしました ついては 次に示すコード変換のパターンにおける 文字と文字コード (16
シュワブ(H25)水域生物等調査 報告書(開示用マスキング版)_Part1
第 3 章調査結果 1 海域生物 海域生態系調査 1.1 魚類等調査 1.1.1 植物プランクトン調査 1) 調査結果の概要調査結果の概要を表 1.1.11 に示す 各調査時期における出現種類数は 112~12 種類 平均出現種類数は両季も 36 種類であった 平均細胞数は 13,44~21,321 細胞 /L であった 主な出現種としては unidentified flagellates Cryptophyceae
イ ン チ ー ザ ヴ ィ チ ェ ン ツ ァ ヴ ィ ッ ロ ル バ ( ト レ ビ ゾ 近 郊 ) ヴ ィ ン チ ヴ ェ ル バ ニ ア ヴ ェ ロ ー ナ エ リ チ ェ カ タ ー ニ ャ ( 3 月 ~ 1 0 月 ) ( 1 1 月 ~ 2 月 ) 5 0 ユ ー ロ 以 上 介 護
イタリア 各 都 市 における 滞 在 税 ( 宿 泊 税 )の に 関 して 平 素 は 格 別 の お 引 き 立 て を 賜 り 誠 に 有 難 う ご ざ い ま す こ の 度 2 0 1 1 年 1 月 1 日 よ り ロ ー マ に お い て ご 宿 泊 の お 客 様 を 対 象 に 滞 在 寄 付 金 ( C o n t r i b u t o d i S o g g i o r
資料 2(2) 有明海 八代海等総合調査評価委員会海域再生対策検討作業小委員会環境特性の把握 (2) - 有明海 八代海の環境 - 目次 1 有明海 八代海の環境概況 1)... 1 1.1 諸元... 1 1.2 水質... 4 1.2.1 有明海... 4 1.2.2 八代海... 8 1.3 底質... 11 1.3.1 有明海... 11 1.3.2 八代海... 12 2 有明海 八代海の問題点
2018_センター試験速報_数2B.indd
08 年度大学入試センター試験解説 数学 Ⅱ B 第 問 60 80 ア = 80 = 80 44 = 80 44 = 4 5 イ, ウ = 80 = 45 エオカ sin + 5 - cos + 0 = = + 5 = - 5 sin - cos { - 5 + 0 } = sin - cos - = キ 6 cos - 6 = cos cos 6 + sin sin 6 = cos + sin
82 オオバアミジグサ Dictyota maxima Zanardini 83 ハリアミジ Dictyota spinulosa Harvey 84 サナダグサ Pachydictyon coriaceum (Holmes) Okamura 85 フクリンアミジ Ruglopteryx okamu
海 産 藻 類 目 科 和 名 学 名 1 ヒビミドロ ヒビミドロ ヒビミドロ Ulothrix flacca (Dillwyn) Thuret 2 カエトフォラ ヒトエグサ ヒトエグサ Monostroma nitidum Wittrock 3 アオサ アナアオサ Ulva pertusa Kjellman 4 ボタンアオサ Ulva conglobata Kjellman 5 ウスバアオノリ Ulva
川崎市公害研究所年報投稿規程
多摩川河口干潟の生物及び底質調査結果 (2007 年度 ) Biological and Sedimentary Survey Result of The Tama River Tideland (2007) 飯島恵 Megumi IIJIMA 近藤玲子 Reiko KONDO 吉田謙一 Ken-ichi YOSHIDA 要旨本調査は 多摩川河口干潟の四季の変化による生物分布及び干潟の底質相を把握し
1 フ ラ ッ シ ュ カ ー ド ( サ ン プ ル ) の ス ラ イ ド を パ ワ ー ポ イ ン ト で 作 っ て み ま し ょ う 以 下 の ス ラ イ ド ( 2 枚 目 ~ 4 枚 目 を 作 り ま す あ ら か じ め 作 業 用 の フ ァ イ ル を デ ス ク ト
知 識 の 定 着 を 図 るプレゼンテーションソフト 活 用 福 岡 県 教 育 センターホームページ http://www.educ.pref.fukuoka.jp 授 業 なんでも 相 談 室 092-947-0008 [email protected] 1 フ ラ ッ シ ュ カ ー ド ( サ ン プ ル ) の ス ラ イ ド を パ ワ ー ポ イ ン ト で 作
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プランクトンから環境変化を考える 東京海洋大学海洋科学部石丸隆 植物プランクトンの消長 光合成で有機物を作り, 分裂して増殖 好適条件 ( 水温, 塩分, 栄養塩, 光 ) で急速に分裂 環境悪化により急速に死滅する種と長期間生残する種がある 捕食や移流 拡散により減少 世代時間が短く, 群集組成や生物量は環境変化を受けて急速に変化 植物プランクトンの成長と栄養塩植物プランクトンは光合成で成長 二酸化炭素と水と光のエネルギーで炭水化物を作る
海藻日本固有種目録
ニセランソウモドキ Collinsiellopsis expansa Chihara 緑藻植物 Chlorophyta アオサ藻綱 Ulvophyceae ヒビミドロ Ulotrichales ランソウモドキ科 Collinsiellaceae 伊 九州 シンカイヒトエグサ Monostroma alittoralis Tanaka et K. Nozawa in Tanaka 緑藻植物 Chlorophyta
解答例 ( 河合塾グループ株式会社 KEI アドバンスが作成しました ) 特別奨学生試験 ( 平成 29 年 12 月 17 日実施 ) 数 学 数学 2= 工 経営情報 国際関係 人文 応用生物 生命健康科 現代教育学部 1 整理して (60 分 100 点 ) (2 3+ 2)(
解答例 ( 河合塾グループ株式会社 KEI アドバンスが作成しました ) 特別奨学生試験 ( 平成 9 年 月 7 日実施 ) 数 学 数学 = 工 経営情報 国際関係 人文 応用生物 生命健康科 現代教育学部 整理して (60 分 00 点 ) 3+ ( 3+ )( 6 ) ( 与式 ) = = 6 + + 6 (3 + ) すなわち 5 6 (5 6 )(3+ ) = = 3 9 8 = 4 6
生物共生護岸における水域環境及び生物生息環境に関する調査結果について ( 最終 ) 田村孝夫 1 鈴木智憲 1 1 新潟港湾 空港整備事務所海洋環境課 ( 新潟県新潟市中央区入船町 ) 2009 年度に整備された新潟港 ( 西港地区 ) 生物共生護岸 ( 以下 共生護岸
生物共生護岸における水域環境及び生物生息環境に関する調査結果について ( 最終 ) 田村孝夫 1 鈴木智憲 1 1 新潟港湾 空港整備事務所海洋環境課 ( 951-8011 新潟県新潟市中央区入船町 4-3778) 2009 年度に整備された新潟港 ( 西港地区 ) 生物共生護岸 ( 以下 共生護岸 と記す ) における環境の改善効果を確認するために,2010 年度 ~2013 年度の 4 カ年調査を継続してきた.
注 ア い ェ ア な ア う う ア い ぬ で 5 1 6 2 11 11 8 ど 松 山 弘 藤 田 川 田 内 田 博 松 田 吉 田 隼 松 山 弘 岩 田 康 藤 岡 佑 松 山 弘 72 8 86 9 92 512 8 7 86 中 ミ プ ゴ ラ フ オ ミ ウ ク 歳 ッ ラ ダ
ア イ う え ェ ぃ う え ア イ ぃ ぃ ぅ ェ か う て ぱ 5 6 5 1 1 1 11 9 1 1 9 11 9 7 づ っ 川 田 武 幸 藤 懸 松 田 藤 田 田 中 勝 横 山 和 高 倉 稜 リポ 池 添 大 野 北 村 宏 中 舘 吉 田 豊 武 幸 浜 中 2 8 2 8 8 72 8 2 78 16 5 2 98 78 ば 注 中 ク メ パ ロ ア グ ピ ア ア ル
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表 10-3 プランクトン同定計結果 H 21. 4.13 H 21. 4.13 H 21. 4.13 11:30 12:45 12:15 (m) 16.6 14.8 15.7 1 クリプト植物 クリプト Cryptomonas spp. 10 40 90 2 渦鞭毛植物 渦 鞭 毛 Gymnodinium sp. 4 3 Peridinium sp. 3 3 4 不等毛植物 黄 金 色 Dinobryon
Microsoft Word - 0評_26資料編04_動物リスト.docx
動物リスト 動物プランクトン調査結果 No. 門 綱 目 科 種名 肉質鞭毛虫門 放射棘虫綱 放散虫目 RADIOLARIA 太陽虫綱 スチコロンケ目 スチコロンケ科 Sticholonche zanclea 3 繊毛虫門 多膜綱 小毛目 OLIGOTRICHINA 4 カサ リツホ カラムシ科 Tintinnopsis radix 5 トックリカラムシ科 Codonellopsis nipponica
松 岡 490 注 国 優 吉 田 豊 444 448 か オ づ ぉ え え 4 15 15 5 松 岡 横 典 杉 原 吉 田 豊 蛯 名 正 杉 原 486 522 48 458 428 450 ツ ウ ぃ ぃ お お え ぉ お て お ぉ ウ い お で ひ 2 9 15 9 10 15
グ エ カ ナ カ レ ビ コ ピ ヤ キ ヴ ミ ク リ 歳 レ ミ リ シ ッ ュ マ ィ カ リ ネ 未 ラ テ ビ ノ ド ク ニ シ ジ ノ カ ィ ア エ キ テ リ ド ョ オ ベ ハ フ 勝 ナ チ レ モ ッ ャ ィ ラ ネ ウ ク 利 カ ャ ロ プ ガ ラ ゴ レ サ ウ ヤ ズ マ シ レ テ ッ ッ フ ザ バ マ ョ デ ィ キ シ ナ ィ ュ ミ 10 10 オ ぇ 9
1. ログイン 1-1 管理画面へのログイン 施設の作成 編集 削除や承認 公開には その操作権限を持つアカウントでログイン します アカウントについての詳細は 管理者にお問い合わせください (1) [ ユーザー ID またはメールアドレス ] と [ パスワード ] を入力後 [ ログイン ] を
SHIRASAGI 管理画面操作マニュアル 施設 1. ログイン 2 1-1 管理画面へのログイン 2 2. 施設 3 2-1 施設一覧 3 2-2 施設の新規作成 4 2-3 施設の編集 8 2-4 施設の削除 9 3. 写真 地図 10 3-1 施設写真の登録 10 3-2 施設地図の登録 14 1 1. ログイン 1-1 管理画面へのログイン 施設の作成 編集 削除や承認 公開には その操作権限を持つアカウントでログイン
ATOK Syncの設定方法と使い方(Mac用)
ATOK Sync ア ド バ ン ス 設 定 方 法 と 使 い 方 ~ Mac 版 を お 使 い の 方 へ ~ ATOK Sync ア ド バ ン ス と は 単 語 登 録 や 学 習 し た 内 容 を 保 存 す る ユ ー ザ ー 辞 書 や お 気 に 入 り 文 書 省 入 力 デ ー タ 確 定 履 歴 の デ ー タ な ど を イ ン タ ー ネ ッ ト 上 の サ ー バ
第1回
やすだ 社 会 学 研 究 法 a( 2015 年 度 春 学 期 担 当 : 保 田 ) 基 礎 分 析 ( 1): 一 変 量 / 二 変 量 の 分 析 SPSSの 基 礎 テ キ ス ト pp.1-29 pp.255-257 デ ー タ の 入 力 [ デ ー タ ビ ュ ー ] で Excelの よ う に 直 接 入 力 で き る [ 変 数 ビ ュ ー ] で 変 数 の 情 報 を
????? 1
P r o d u c t c a t a l o g u e 1 2 3 オ リ ジ ナ ル 商 品 4 5 オ リ ジ ナ ル 商 品 オ リ ジ ナ ル 商 品 6 オ リ ジ ナ ル 商 品 7 オ リ ジ ナ ル 商 品 8 オ リ ジ ナ ル 商 品 9 オ リ ジ ナ ル 商 品 10 オ リ ジ ナ ル 商 品 11 オ リ ジ ナ ル 商 品 12 オ リ ジ ナ ル 商 品 13
ブ ピ レ ア サ ア ラ オ ア メ メ タ ク バ シ デ 歳 レ ン デ ズ ン ス イ ツ ル モ イ ニ リ リ ナ ィ イ ク ィ キ レ テ ン ウ テ リ シ ノ ッ ロ オ ヴ ダ メ イ ュ ビ ィ ョ セ ク ラ フ イ イ フ ュ メ シ ウ レ チ サ ィ ヤ ア ロ イ
デ コ サ エ サ イ デ ゴ オ ウ ウ レ ニ シ 歳 ル ウ ビ ウ ロ ラ ッ ソ イ モ ゲ 未 マ ザ ス ス リ ン ド バ ブ ン ン チ ル ア ン ナ ワ セ テ マ キ ネ テ ェ オ 勝 ク バ ク ン レ ザ ア オ ィ ワ 利 ビ ニ レ ク ロ ゥ リ ル リ チ ス ル ク ャ タ ラ ン プ 9 ぅ え ウ ヌ 1 7 2 6 馬 北 村 宏 江 田 照 柴 田 大
1. ログイン 1-1 管理画面へのログイン 記事作成 編集 削除や承認 公開には その操作権限を持つアカウントでログインし ます アカウントについての詳細は 管理者にお問い合わせください (1) [ ユーザー ID またはメールアドレス ] と [ パスワード ] を入力後 [ ログイン ] をク
SHIRASAGI 管理画面操作マニュアル 記事 1. ログイン 2 1-1 管理画面へのログイン 2 2. 記事 3 2-1 記事一覧 3 2-2 記事の新規作成 4 2-3 記事の編集 12 2-4 記事の削除 13 2-5 記事の複製 14 2-6 記事の移動 15 2-7 記事の差し替え 17 3. プレビュー 19 3-1 プレビューでの確認 19 4. 承認 公開 20 4-1 承認申請
注 カ サ ヴ バ オ ハ バ ロ サ ト ク モ パ サ 歳 レ ェ ク リ リ ワ ズ ブ パ ズ オ ラ セ ト フ マ フ ミ セ ハ レ チ ワ ブ ァ ッ バ ッ ッ ズ ラ ヴ ク ッ ピ ト マ ト タ コ リ ィ タ レ ジ ム ッ マ グ ジ デ ョ ク フ ラ 万 ア ィ 下
注 小 パ ブ ヤ タ メ フ シ ヤ キ ロ セ ウ マ オ サ 歳 ラ マ マ ジ ャ マ ネ ゴ テ ィ ウ 未 デ ホ モ シ ニ オ マ キ ク シ ザ ィ ダ ト リ ョ マ パ ト テ ナ ャ 勝 ト ウ ザ ジ ピ ク テ パ リ ッ 利 ア ギ ラ ウ ゼ ヨ キ ア テ ブ オ モ バ カ カ マ フ グ ク ナ 9 い え ぃ え ぅ 7 9 11 馬 内 田 博 幸 武 幸
目 次 第 1 章 は じ め に... 3 第 2 章 基 本 的 な キ ー 操 作... 4 第 3 章 メ ニ ュ ー 画 面... 6 第 4 章 入 荷 業 務... 7 第 5 章 出 荷 業 務... 9 第 6 章 商 品 照 会...11 第 7 章 棚 卸 業 務...12 第
入 出 荷 棚 卸 収 集 Biz スタートパック 操 作 説 明 書 目 次 第 1 章 は じ め に... 3 第 2 章 基 本 的 な キ ー 操 作... 4 第 3 章 メ ニ ュ ー 画 面... 6 第 4 章 入 荷 業 務... 7 第 5 章 出 荷 業 務... 9 第 6 章 商 品 照 会...11 第 7 章 棚 卸 業 務...12 第 8 章 パ ソ コ ン の
諫早湾調整池および有明海における植物プランクトンの出現種リスト (1/8) Microcystis aeruginosa Microcystis ichthyoblabe Microcystis wesenbergii Microcystis sp. Merismopedia tennuissima Merismopedia spp. Aphanocapsa spp. Aphanothece spp.
Microsoft Word - REP07_01.DOC
平成 1 年度 平良港周辺環境調査業務報告書 概要版 沖縄総合事務局 平良港湾事務所 1 1. 平成 1 年度平良港周辺環境調査の全体像 調査の枠組み 調査位置図 ( 全体図 ) 平成 1 年度平良港周辺環境調査 港内環境調査 : 平良港の環境整備に伴う環境変化の把握 人工構造物断面調査 水温連続観測 海生生物調査 環境保全 創造計画 : 生物環境共生施設事業の実施 移植サンゴのモニタリング調査 サンゴの移植
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定期調査 ( 植物プランクトン, 定量試験 ) ( 貯水池内基準地点 ) ダム名 池田ダム 7BB 基準地点 3 調査開始時刻 9:35 5 気温 29.8 6 全水深 m 9.0 7 透明度 ( 貯水池 ) m 1.5 9 水色 ( 貯水池 ) - 8 10 貯水位 EL.m 87.96 11 流入量 ( 貯水池 ) m 3 /s 66.83 12 放流量 ( 貯水池 ) m 3 /s 70.34
第1部 わかやまの貴重な動植物 1 選定の考え方 (1) 対象種 県内域に生息 生育する陸産 淡水産及び汽水産の野生動植物とする ただし 海域を生息域とするウミガメ類については 産卵地が県内域で確認されている種を 選定の範疇に含めた 原則として外来種や飼育種 栽培種は除外するが これらに該当する種で
第1部 わかやまの貴重な動植物 1 選定の考え方 () 対象種 県内域に生息 生育する陸産 淡水産及び汽水産の野生動植物とする ただし 海域を生息域とするウミガメについては 産卵地が県内域で確認されている種を 選定の範疇に含めた 原則として外来種や飼育種 栽培種は除外するが これらに該当する種であって も 県内域において野生状態で安定的に生息 生育している種については対象とす る () 選定基準 次の選定基準に基づき
赤潮発生状況 ( 平成 4 年 4 月 ) 発生 7 件 ( 漁業被害 件 ) 番号発生期間 ( 日間 ) 灘名発生水域赤潮構成プランクトン最高細胞数 ( 個 /ml) 最大面積 (K m) 漁業被害 3/~ 周防灘秋穂湾 ~ 徳山湾 Noctiluca sp. 不明 0.3 無 ( 山口県 ) 4
平成 4 年 4 5 月瀬戸内海の赤潮 水産庁瀬戸内海漁業調整事務所 概要 4 月瀬戸内海では 7 件 ( 前年同月 件 ) の赤潮が発生した 内訳は大阪湾で 3 件 豊後水道で 件 伊予灘, 周防灘で各 件であった 出現した赤潮構成プランクトンは 7 属であった 漁業被害は 件 ( 前年同月 0 件 ) 発生し ともに豊後水道でコクロディニウム属によるものであった 大分県猪串湾では 養殖カンパチ
( _\215L\223\207\214\247\212C\215\273\227\230\215\314\216\346\212\302\213\253\222\262\215\270\225\361\215\220\201y\215\305\217I\224\305\201z-31
2-5.海底地形 海底地形-1 前回調査 平成 10 年度 では 海砂利採取前 昭和 38 年度 と比較して 水深が最大 10 40m程度深くなっていることが確認されていた 今回調査 平成 26 年度 では 前回調査 と比較して 全体的に海底地形の著しい変化は確認されなかったものの 小規模な地形変化が 確認された 今回調査 平成 26 年度 における海底地形調査結果 鯨観図 は 図 2-5-1 に示すとおり
1. ログイン 1-1 管理画面へのログイン 施設の作成 編集 削除や承認 公開には その操作権限を持つアカウントでログイン します アカウントについての詳細は 管理者にお問い合わせください (1) [ ユーザー ID またはメールアドレス ] と [ パスワード ] を入力後 [ ログイン ] を
管理画面操作マニュアル 施設 目次 1. ログイン... 2 1-1 管理画面へのログイン... 2 2. 施設... 2 2-1 施設一覧... 3 2-2 施設の新規作成... 4 2-3 施設の編集... 9 2-4 施設の削除...10 2-5 ダウンロード... 11 2-6 インポート...12 3. 写真 地図...13 3-1 施設写真の登録...13 3-2 施設地図の登録...16
の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は
小 牧 市 地 域 防 犯 カ メ ラ 等 設 置 補 助 金 交 付 要 綱 平 成 2 8 年 3 月 2 2 日 2 7 小 市 安 第 7 5 7 号 ( 通 則 ) 第 1 条 小 牧 市 地 域 防 犯 カ メ ラ 等 設 置 補 助 金 ( 以 下 補 助 金 と い う )の 交 付 に つ い て は 市 費 補 助 金 等 の 予 算 執 行 に 関 す る 規 則 ( 昭 和
1. ログイン 1-1 管理画面へのログイン FAQ( よくある質問 ) の作成 編集 削除や承認 公開には その操作権限を持つアカ ウントでログインします アカウントについての詳細は 管理者にお問い合わせくださ い (1) [ ユーザー ID またはメールアドレス ] と [ パスワード ] を入
SHIRASAGI 管理画面操作マニュアル FAQ( よくある質問 ) 1. ログイン 2 1-1 管理画面へのログイン 2 2. FAQ ページ 3 2-1 FAQ 一覧 3 2-2 FAQ の新規作成 5 2-3 FAQ の編集 12 2-4 FAQ の削除 13 2-5 FAQ の複製 14 2-6 FAQ の移動 15 2-7 FAQ の差し替え 17 3. プレビュー 19 3-1 プレビューでの確認
捗
第 12 回最上小国川流域環境保全協議会 資 料 平成 25 年 11 月 21 日 山形県 捗 捗 捗 捗 11 N 20cm JFE ATU75W-USB 01000FTU 0100,000ppm H25425 0 10 20 30 40 50 1200 1000 800 600 400 200 0 500 400 300 200 100 0 H25.7.1 H25.7.6 H25.7.11
雇用保険被保険者資格取得届(様式)編
平 成 2 8 年 3 月 1 日 第 4 版 発 行 e-gov 電 子 申 請 実 務 マ ニ ュ ア ル 香 川 県 社 会 保 険 労 務 士 会 目 次 1. 手 続 検 索 1 2. 申 請 書 の 作 成 3 3. 被 保 険 者 資 格 取 得 届 の 作 成 7 4. 提 出 代 行 証 明 書 の 添 付 8 5. 署 名 の 実 施 1 0 6. 申 請 書 の 送 信 1 1
ユムシ動物門 ユムシ綱 ユムシ目 オカミミガイ科 マルスダレガイ科 ユムシ科 モクズガニ科 ナギサノシタタリ ハマグリ ユムシ トリウミアカイソモドキ スナガニ科スナガニ ウミニナ科ウミニナ 頭楯目 フネガイ目 クビキレガイ科 ヘコミツララガイ科 フネガイ科 マテガイ科 シジミ科 ツブカワザンショウ
海岸地域の無脊椎動物類 門名綱名目名科名和名 ウミニナ科イボウミニナ カサガイ目 古腹足目 翼舌目 ワカウラツボ科 ワカウラツボ科 モクズガニ科 コガモガイ科 ニシキウズ科 キバウミニナ科 キバウミニナ科 イツマデガイ科 イトカケガイ科 アッキガイ科 オカミミガイ科 カワグチツボ サザナミツボ ハマガニ ツボミ イボキサゴ フトヘナタリ カワアイ ヨシダカワザンショウ クビキレガイモドキ クレハガイ
がん専門病院における薬剤師養成のあり方に関する調査研究
平 成 27 年 度 HIV 感 染 症 薬 物 療 法 認 定 薬 剤 師 養 成 研 修 実 施 要 綱 1. 基 本 的 事 項 (1) 研 修 の 目 的 本 研 修 は HIV 感 染 症 の 薬 物 療 法 に 必 要 な 高 度 な 知 識 技 能 情 報 の 収 集 評 価 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン ス キ ル 臨 床 経 験 を 修 得 さ せ 各 地 域 に お い て
05 年度センター試験数学 ⅡB () において,cos q 0 であるから,P ( cos q, sin q) より, 直線 OP を表す方程式は y sin q sin q x cos q cos q x すなわち, (sin q) x - (cos q) y 0 ( ) ク 点 O,P,Q が
05 年度大学入試センター試験解説 数学 ⅡB 第 問 []() 点間の距離の公式から, OP ( cos q ) + ( sin q ) ( cos q + sin q ) ア PQ { ( cos q + cos 7q ) - cos q } + { ( sin q + sin 7q ) - sin q } cos q + sin q 7 7 イ である また, OQ ( cos q + cos
3 ウ ワ ミ ズ ザ ク ラ 幹 の 樹 皮 に は 横 縞 の 模 様 も な く 花 も 桜 の 概 念 か ら は ほ ど 遠 い 形 を し て い る が こ れ も 桜 の 仲 間 で あ る 20 メートル に も な る 大 木 で 4 月 の 中 頃 新 葉 が ひ ら い て
河 辺 い き も の の 森 の 植 物 そ の 3 樹 の 花 河 辺 い き も の の 森 に は 約 100 種 類 の 樹 木 が 生 育 し て い る 整 備 さ れ る 以 前 の 森 は そ の 見 か け 上 の 違 い か ら ケ ヤ キ 林 コ ナ ラ 林 ア ラ カ シ 林 ス ギ 林 竹 林 の 5 種 類 の 林 か ら 成 り 立 つ と さ れ て い た が 手
資料提供招請(登録版)
資料提供招請に関する公表 次 の と お り 物 品 の 導 入 を 予 定 し て い ま す の で 当 該 導 入 に 関 し て 資 料 等 の 提 供 を 招 請 し ま す 平 成 3 0 年 1 1 月 2 0 日 独 立 行 政 法 人 国 立 病 院 機 構 本 部 総 務 部 長 大 門 龍 生 調 達 機 関 番 号 5 9 7 所 在 地 番 号 1 3 Ⅰ 調 達 内 容
日本ベントス学会誌 67: (2012)
67: 20 32 2012 Japanese Journal of Benthology 2011 Effects of the 2011 tsunami on the topography, vegetation, and macrobenthic fauna in Gamo Lagoon, Japan 1, * 2 1 1 3 4 1 305 8506 16 2 2 980 8578 3 980
Microsoft Word - 資料2-2
) 底質中の有機物の増加主要な要因を中心とした連関図における現状の確認結果を表.. に示す その結果をまとめて図.. に示す 表及び図中の表記は ) 底質の泥化と同様である 表.. 底質中の有機物の増加についての現状の確認結果 ( 案 ) ノリの生産活動 底質中の有機物の増加 検討中である 栄養塩の流入 有機物の流入 底質中の有機物の増加 ベントスの減少 底質中の有機物の増加 堆積物食者である底生生物が減少することで底質中の有機物が多くなると考えられる
