企業方針確認市場確認課題確認提供物確認課題確認提供方法確認課題確認付加価値確認課題確認課題体系と方向検討 CRM PLM SCM への期待業務とシステム要件まとめ業務改革とシステム導入検討へ CRM PLM SCM の期待誰に何をどう提供するか顧客用途の定義と課題もの提供の課題商品企画技術開

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くうしょうあわび
6 years ago
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1 事業の方向確認課題の認識改革の目的認識現状と将来像構想具体的改革目標設定業務改革情報システムの要件システム導入活用目標管理 ERP ERP PLM PLM SCM SCM CRM CRM 顧客データ一元管理と顧客情報を活用した分析戦略カスタマーコンタクトの拡大 ( 既存強化新規構築 ) ONE TO ONE マーケティングの実現と顧客サービス強化セールスマン行動強化 ( カスタマーコンタクト維持成長 ) ワンストップサービス構築需要予測と生産計画統合納期回答工事日程管理 PUSH 型から PULL 型へ在庫最少化キャッシュフロー経営一気通貫体制整備フロントローディング強化協業開発 ( 顧客協力企業 ) 同時多製品開発開発マネージメント強化情報システム構築4 1各種情報システム体系企業業務改革に貢献する主な情報システムとして図のようなものが上げられます営業を中心として顧客との関わりの領域でのCRM 設計開発領域でのPLM 受注~生産~出荷のサプライチェーンの計画系を支援するSCM(SCP) 企業の基幹系システムとしてのERPなどがあります当然これら以外の様々な情報システムがあり業務と一体になっていなくてはならなりませんしかしこれらはあくまでツールでありその導入の目的は図のように様々です情報システム導入そのものが目的化してしまわないように事業の実態と改革の目的を明確化してなりたい姿を業務とシステムの組合せで明らかにして情報システムの導入につなげて欲しいと思いますまた情報システム導入は改革のスタート点でもあり実際に効果を上げるのはそれら活用してからですそのため関係者全員で目的の再認識と高い意識を持って活用することが必要でしょう IT ツールと狙い展開ステップサプライチェーン領域設計領域販売マーケティング領域

2 企業方針確認市場確認課題確認提供物確認課題確認提供方法確認課題確認付加価値確認課題確認課題体系と方向検討 CRM PLM SCM への期待業務とシステム要件まとめ業務改革とシステム導入検討へ CRM PLM SCM の期待誰に何をどう提供するか顧客用途の定義と課題もの提供の課題商品企画技術開発製品設計製品生産商品供給品質保証修理補修品消耗品提供サービス技術提供の課題商品企画技術開発設計供給品質保証サービスセールス直販間販販売方式ビフォー :PR 等アフターサービス等による最適化提供方法の課題さらなる付加価値は? 納期回答最短納期品質保証低価格各種サービス等々付加価値の課題企業方針シーズ優位性ニーズ対応性その他4 2各種情報システムの企画情報システムの導入を効率よくかつ効果あるものにするには事業の実態と課題を明確化しその改革方向に対し情報システムをどう活用するかの企画を立案することですさらにその関係者のコンセンサスを得ることです常に現在の事業の姿に立脚して課題と対策を考えることが重要でそのためには関係者自らが主体となって悩む必要がありますコンサルタントはそれを手助けするのであり考える領域を明確化し課題の抽出の視点を提供し一緒に悩むことが求められますその悩みに ITを活用して大きな改革支援を行うのが各種の情報システムです最近では情報システムもパッケージ化されある程度標準的な機能を提供できるようになったためそれを理解をした上で活用できる部分を有効活用するといった検討も速く良いシステム導入のためには必要でしょう CRM PLM SCM への期待展開ステップ

3 事業の姿把握市場の実態把握 CRM PLM SCM 要件システム導入業務の全体と連携の顕在化業務の課題と方向性 CRM への課題 PLM の課題 SCM の課題それらの連携上の課題体系 CRM PLM SCM の相乗効果へ顧客サービスアフターサービスCRM: アフターサービス新商品開発標準機提案個別対応CRM: 標準対応エンジニアリング個別対応設計商品設計個別対応CRM: 個別対応エンジニアリング案件登録営業活動設計見積りCRM: 営業技術市場区分ターゲット化チャネル設定CRM: マーケティング在庫活用調達生産納入据付請求売掛入金消込み設計PLM SCM: 社内生産供給受注設計生産納入請求売掛SCM: 外注先受注設計生産納入請求売掛SCM: 購入先受注4 3CRM PLM SCM等の位置付けと活用CRM PLM SCMはそれぞれの単独の検討でも効果は上りますがそれらの連携を考えるとさらに効果が大きくなるはずです事業内でのサプライチェーン的な連携を図ることであるとも言えますマーケットインプロダクトアウトと完全に分けて考えるのではなく市場と企業は相互に関連し連携し情報のサイクルが回っていますしたがって業務の連携情報の連携は不可欠でありそれらを区切って考えることの方がおかしいとも言えます図は標準品ビジネスから個別受注設計ビジネスまでの全体を現したものでそれらの業務の連携を示したものですこれらの実態を明らかにした上で業務の理想の姿と情報の連携の面から現状の課題と情報システム等に求める要件を明らかにして情報システムの姿を検討することが望ましいと考えます展開ステップ

4 過去実績実績をもとに最適予測手法の選定とその手法に沿った結果選定予測手法による予測予測の幅4.4需要予測ツールの導入と活用見込型短納期対応商品を供給する企業では先を見た準備(材料部品の調達と生産)が必須でその精度が受注対応力に大きな影響を及ぼしますそのためには需要予測の精度が重要になるわけですが需要予測ツールは当てにならないという声をよく聞きますまた営業と生産の約束で準備すべきだとも聞きますその議論は商品や販売の特性によって判断すべきであろうと考えます消費財等の場合はいくら営業がこれだけ売りたいといってもその通り売れるとは限らないでしょう一方で企業向けの生産財等の受注確度は営業がかなりの精度で把握していますまた常に流れているものであればかなりの精度で予測は可能ですが完全に合致するわけではないので当然ある範囲を持って活用することが必要でしょうそのためには所定の安全在庫で対応すれば良いわけです様々な特性商品を抱える企業では個々に人が判断することは負荷的に不可能な場合が多くまずツールで予測し重要なものを人が判断するといった組合せで活用されることが多いようです一方で難しいのがサービスパーツで代表される間欠需要の商品予測でありこれは対応率等を基に総量で予測する手法等が実現されています (11.3参照)適切な予測ツールを有効に活用して業務に生かして欲しいものです需要予測ツールの活用イメージ対象商品選定対象範囲の設定変動影響特性の顕在化 ( 流れ間欠等 ) 過去需要の集計影響ファクターの顕在化 ( 特売等 ) 予測シミュレーションと妥当性検討予測幅の検討予測値の活用方法業務のしくみへ反映展開ステップ

5 事業特性確認業務上の問題課題システム基本選定候補パッケージ調査と可能性検討スクラッチ開発の可能性検討システム開発予算期間検討パッケージスクラッチ型の判断導入方法決定4 5情報システム導入方法情報システム開発には全てゼロから開発するスクラッチ開発法と出来合いのシステムを活用するパッケージ活用型があります過去はスクラッチ形が多かったのですが最近はパッケージ型システムが多くなってきていますパッケージ型はある前提の業務標準に自社の業務をあわせることになるため組織内に抵抗が多いのも事実ですしかし業務そのものが優位性に貢献するビジネスモデルを基本にしている企業以外は通常の基幹業務では違いを出すことのメリットはあまりありませんむしろ変える事によるシステム開発費用等が過大になることの方が問題ですこのような考えは ERPの導入時に大きな議論になり現在ではほとんどがパッケージ活用に移行していますただ完全にパッケージに合せればよいといってもパッケージ自体が多様な業務方式対応を可能にしておりどの業務方式パラメーターにセットするかはユーザー側で決める必要がありますパッケージ対応できる業務方式を理解した上で BPRを行い情報システムを導入すると良いでしょう展開と実運用総合受入テスト / エンドユーザートレーニング < 概念設計 > プロセス設計パッケージ基本機能分析ギャップ分析パッケージ詳細機能調査パラメター設定カスタマイジング詳細設計コーディングユニットテストデータ移行パッケージ活用法 < 概念設計 > プロセス設計データ項目分析データフロー設計 < 基本設計 > 構造化設計 < 詳細設計 > コーディングユニットテストデータ移行スクラッチ開発法ラピッドプロトタイピングウォーターフロー開発プロセス設計システム導入方法展開ステップ

6 事業戦略検討プロセス方針検討業務の基本方向検討可能性のある ERP 候補選定 ERP 機能確認 BPR/ERP のギャップ検討両者の調整とカスタマイズ検討 ERP 選定アドオン開発4 6ERPの導入とBPRERPの導入はビジネスプロセス改革(BPR)と同時に実施することが望ましいでしょう後から業務を変えるとシステムにも手を入れる必要があるからです一方で ITベンダーの言うパッケージであるERPに業務を合わせる方式では企業の問題が全て解決できるとは限らずシステム導入が目的となった活動になりがちであるのも事実です一方BPR先行型で進めるとパッケージとの多くのギャップが発生し過大なカスタマイズ費用期間品質問題等が発生する危険があります理想的な進め方としては両者を並行して進めるスパイラルアップ方式が良いでしょうこれはBPRの基本検討と同時に可能性のある複数のERPの選定を行い求める機能がどこまで実現できるかを検討し両者の整合性を取った方向を検討する方式です双方の主張を明確にして調整するために十分な検討とコミュニケーションが重要ですがこのような徹底した議論を通すことで内容の理解と検証が早い段階から可能になり運用時の問題も解決することになるのです ERP 構築プロセス事業戦略プロセス方向検討アドオン開発業務改善標準化テスト導入継続的レベルアップパッケージ機能に沿った業務検討業務手順検討決定システム機能要件検討整理情報システム (ERP パッケージ ) 双方からのスパイラルアプローチで同時並行的に進める情報システムはプロトタイプで機能検証しつつ進める展開ステップアドオン計画業務改善テスト導入

7 対象選定現状把握問題対策個別問題対策詳細ルール設定 ( 図参照 ) 要件明確化システム導入テスト運用4 7SCPの導入SCPの導入の際にはシステム導入の前に個別の対応ルールを明確化しておく必要がありますそれらを明確化しシステム側での対応も確認して導入につなげる必要があります図は負荷調整ステップの説明ですが負荷平準化後に追加受注を強引に割り込ませるとせっかく調整された負荷の平準化が崩れますさらに平準化を行なうと今度は一度確定した納期が変更され大幅な日程調整が必要になりますこのように迅速な日程調整のシミュレーションを迅速に行い最適計画(影響が最小限で皆が満足できる計画)を組むには高度な能力を持ったSCPが必要です一方で各企業では自社の事業に基づいて受注の特性割込みの頻度等からどのような対応の仕方が最も良いかの考え方の基本ルールを検討した後システムの選定導入を検討するのが良いでしょうさもないとシステム側に振り回されたり思いの実現が出来ないことになります自分たちで何をやりたいかを顕在化した後システムの導入に入ることが満足度の向上につながります展開ステップ例割り込み需要の回答済み納期に対する影響等を検討して業務ルールを設定する上記については SC 活動全体の方針に従い負荷調整のパターン需要優先順位 SCP 機能制約を配慮しながら業務ルールを決定する負荷 ( 日 ) ( 日 ) 納期 3 日目に 90 出荷の割り込みが発生 ( 日 ) 負荷調整負荷調整 + 生産回答 10 出荷要求負荷制約負荷制約

8 PLM の検討範囲と狙い成果の明確化対象業務の把握改革の基本的考え方の整備新業務の姿の仮説そのための必要条件の明確化個別構想 ( 図の項目毎に検討 ) 業務システム要件システム選定導入実行計画4.8PLMの導入PLMとは企画デザイン設計購買生産管理サービスまでの業務において設計情報を連携させた管理を行なうことをいいますただその範囲と求める機能は企業によって様々であり個々の活動の際に明確化しさらにそれによってどのような効果を実現したいのかを明確化した活動にしていくと良いでしょう設計の情報(技術情報図面仕様書等々)は設計進捗に沿って常に変化し続ける状態での管理が求められていますよって日々の設計進捗の管理や流用設計等のような活用の管理に主眼を置いて管理されますそこでは設計部品表と関連させて管理されることになりますさらに設計資料は生産や購買のために作られるわけでそこへの連携を考える必要がありますここでも購買部品表生産部品表と連携して管理され活用されるようにする必要がありますただ図面は必ずしも調達単位外注単位加工組立単位になっていないことが多いので購買生産サービス等の活用を考えた管理単位の見直し整合化も行なうべきでしょう展開ステップドキュメント管理 CAD データ図面技術文書設計計算書解析データ等の管理機能で検索機能や出図設計変更部品表等との連携がある履歴管理ステータス管理等も含む製品構成管理製品属性管理バリエーション管理部品表を核にした部品情報の構成管理であり代替部品管理オプション等の管理コンフィギュレーション管理等で構成されるマトリクス部品表等の機能を持つものもある出図管理プリンタープロッターとの接続で出図管理を行なう品目と構成の出力を行う設計変更管理設計変更の管理を行なう ERP SCP 連携管理外部の ERP SCP 等との連携をするまたビューワー WEB 等との連携でコラボレーションを支援する機能もある CAD CAM CAE 連携 CAD 連携を行なう CAD 入力を部品として認知させる等重要であるワークフロー管理設計プロセスにおける流用承認出図配布等々設計変更管理における影響範囲等への配慮設計におけるコラボレーション支援設計マネージメント ( 品質管理 ) ( 進捗管理 ) ( コスト管理 ) 設計と購買生産サービス等への連携プロジェクト管理コミュニケーションの場の提供 ( 仮想 DR など ) (工程管理)PLM でできる機能例

9 4 9CRMの導入CRMは顧客との関係で発生する営業情報サービス情報インターネット情報等を統合的に管理することにより従来の担当者の勘に頼った営業活動マーケティング製品開発を情報を活用した活動に変え顧客満足度の向上につなげることにありますまた顧客の自社に対するロイヤリティの向上と業務の効率化を両立するためのインターネット等を活用したしくみを実現しますさらにワンツーワンマーケティングを実施するための顧客一人ひとりの要望を把握実現するしくみとして位置づけられます CRMの機能は顧客の情報データーベースとそれを活用するしくみで構成されます CRMは分析機能の業界別テンプレートを提供しているパッケージがありそれを活用すると他社と同等レベルの分析は可能になるでしょうただしデータの精度や集め方は企業ごとに知恵を使う必要がありますとかく何でも集めてしまい使わないデータの山になり情報活用されないといったケースが多く見受けられますそれを避けるため活用方法をしっかり定義して検討することが重要でしょう何をしたいのかという活用のしくみをきちんとすることが重要ですまずは現状の活用方法を顕在化しそこで必要な情報をあぶり出しその情報をどう活用するかそのためにどう収集しどう管理するかといった基本の検討をシステムの選定の前に行なうべきでしょう受注情報先行情報仕様要求情報アンケート情報クレーム情報顧客人的情報顧客の製品戦略訪問履歴日報アクセス履歴製品情報納品情報納期回答ソリューション提案情報クレーム対応情報シェア調査情報原価 / 収益情報市場に対して営業マン WEB サービス等の情報管理営業マーケティングへの情報活用による売上増需給調整によるコスト低減と納期遵守率向上在庫圧縮新商品企画開発への反映による売上増迅速開発情報の一元管理日常の営業サービス活動における情報の収集と管理一元管理された情報の有効活用のしくみ CRM の概念 CRM の検討範囲と狙い成果の明確化対象業務の把握改革の基本的考え方の整備新業務の姿の仮説そのための必要条件の明確化個別構想業務システム要件システム導入実行計画展開ステップ

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション平成 28 年度スマート工場実証事業成果報告会スマート工場実証事業実施報告 2017 年 5 月 30 日 ( 火 ) 株式会社今野製作所代表取締役今野浩好目的背景実施事項目的実施事項背景自社単独ではできない加工技術を企業連携で対応連携に内在する非効率性コミュニケーション負荷の克服顧客サービス向上につなげて新市場新規顧客を開拓以下の 3 つのシステムを構築し有効性を実証する