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まいかとくやす
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1 四国大学紀要! Bull. Shikoku Univ.! 携帯食事手帳の妥当性について奥村亮太鎌田智英実吉村幸雄高橋啓子武市泰彦 Validation of nutrient intake obtained by portable dietary notebook. Ryota OKUMURA, Chiemi KAMADA, Yukio YOSHIMURA, Keiko TAKAHASHI and Yasuhiko TAKEICHI ABSTRACT We developed a portable dietary notebook as a mobile dietary management system and examined its validity and convenience. Subjects completed dietary surveys using both the portable dietary notebook and a food weighing method, and their nutrient intake calculated using each method was compared. We also completed a questionnaire about the content of the portable dietary notebook to examine convenience and improvements. There were no significant differences in energy and macronutrient intake as calculated by the portable dietary notebook and the food weighing method. However, significant differences were observed in the intake of vitamin D and sodium. The present study suggests that the portable dietary notebook enabled subjects to easily understand their nutritional status, although a consideration of food content and system improvement were required. KEYWORDS : 携帯電話食事調査妥当性研究の目的に乏しいのが現状である摂取栄養素量を判定する方法には食事調査の代近年食や健康についての関心が高まりインター表的な方法である食事記録法時間思い出し法ネットでの食情報の収集やサプリメントなどの栄養食物摂取頻度調査法等があるがこれらの調査法は補助食品を利用している人が増加しているしか調査に時間がかかり被調査者への負担が大きい等しそれに伴いサプリメントの過剰摂取による障害の問題点があげられるなどの健康被害も多く報告されているこの場合そこで生活の必需品となっている携帯電話を利自分の食生活状況を知ることが望まれるが一般の用し手軽に食事診断を行うことができる食事診断人々が自分の食生活の良否を判断することは難しシステム携帯食事手帳を開発したツールといそこで今日栄養学の専門知識を有していなくして携帯電話を利用することにより利用者は場所ても自分の食生活を判断することができる紙媒体や時間を選ばず手軽に自分の食事を記録し食事状での食事調査や携帯電話のカメラ機能を利用し況を把握することが出来るさらに妥当性の確保さなど様々な栄養診断の方法が開発れたデータを提供することにより正確な食事状況のされているまたインターネット上では食事診把握が可能となることは国民の健康維持増進に断や栄養情報を提供するサイトが数多く存在し栄寄与できるものになりうると考えられるた食事調査養や健康についての情報が氾濫しているこのよう本研究では歳代の男女を対象に携帯電話をな状況の中で公共性が乏しく情報提供の主眼が利用した食事管理システムの妥当性及び利便性につ利用者の健康維持増進以外に置かれたものも多くいて調査したので報告する見られるようになったダイエット等をうたう食生活診断改善のサイトも多く存在するがそれらは学術的な根拠や妥当性が示されておらずエビデンス

2 PFC ID URL u. ac.jp/~pmhs/ ID Ver PASW Statistics SPSS Inc., Chicago, IL, USA t paired t test pearson Wilcoxon Spearman

3 携帯食事手帳の妥当性について結果 p であったビタミン D は秤量記録法が食塩では携帯食事手帳がそれぞれ有意に高値となっ携帯食事手帳の妥当性についてた相関係数は項目の栄養素のうちエネルギー携帯食事手帳および秤量記録法において不備のなたんぱく質 r r 炭水化物 r い結果を得られた者は名男性名女性名脂質 r カルシウム r であった鉄 r において有意な相関が得られたビ携帯食事手帳と秤量記録法により得られた日あタミン類および食物繊維総量食塩については有たりのエネルギー及び栄養素の平均摂取量携帯食意な相関が得られなかった事手帳による栄養素摂取量に対する食事記録法によアンケート結果についてる栄養素摂取量の割合携帯食事手帳食事記録携帯食事手帳試用後に実施したアンケート調査の法両法の平均値を比較した p 値および相関係数回答者数は名男性名女性名であったを示した表携帯食事手帳の使いやすさ図については難携帯食事手帳食事記録法の比率はそれぞれエネルギーがたんぱく質が脂質がしいやや難しいと感じた人が約やや簡単簡単だと感じた人が約であった炭水化物がであった項目の栄食分の入力時間の平均時間図は分秒養素のうちビタミン D 食塩であった入力時間が最も短かった者は分であを除く項目は ± 範囲内であったり分以内に入力を終えた者は全体の分食事調査の方法により摂取栄養素量に有意な差がみられた栄養素はビタミン D p と食塩以内に入力を終えた者は分以内にはすべての試用者が入力を終えていた表携帯食事手帳と食事記録法における日栄養素等摂取量の比較 n 携帯食事手帳食事記録法平均±標準偏差平均±標準偏差携帯食事手帳食事記録法平均値の差の検定 p 相関係数 r エネルギー kcal ± ± たんぱく質 ± ± 脂質 ± ± 炭水化物 ± ± カルシウム ± ± 鉄 ± ± レチノール当量 μg ± ± ビタミン D μg ± ± ビタミン B ± ± ビタミン B ± ± ビタミン C ± ± 食物繊維総量 ± ± 食塩 ± ± p p p ノンパラメトリック検定平均値の差の検定では Wilcoxon の符号付順位和検定相関係数は Spearman 順位相関係数により求めた

4 奥村亮太鎌田智英実吉村幸雄高橋啓子武市泰彦 ձ㞴ࡋ ࡗࡓ 10.6% ղ 㞴ࡋ ࡗࡓ ճ ༢ࡔࡗࡓ 43.6% 1 մ ༢ࡔࡗࡓ 28.7% 図携帯食事手帳入力難度について 3ศ௨ෆ 50. 5ศ௨ෆ 80.9% 10ศ௨ෆ 94.7% 20ศ௨ෆ 図食分の所要入力時間累計図携帯食事手帳を利用して良かった点

5 携帯食事手帳の妥当性について携帯食事手帳を利用して良かった点図とし理等が多かった追加して欲しい料理食品は鍋て最も多かった意見は簡単に食事状況が把握でき料理がもっとも多かった続いて納豆柿るで続いて結果が分かりやすかったなどであった栄養や食事について考えるきっかけにな今後の携帯食事手帳の継続利用図についてった入力作業が簡単であったは利用したいと答えた者はであり改であった一方悪かった点図としては料善されれば利用したいはどちらとも言理数が少なく目的の料理がなかった分えないは利用したくないと答えた者量の入力ができない同じ区分から料理はであったを種類の料理を選択するとき分かりにくかった考察であった料理数が少ないと感じた料理区分は肉料理肉野菜ミックス料理魚野菜ミックス料理現在摂取栄養素量の算出方法として紙媒体を魚介料理等が多く分かりにくいと感じた料理利用した食事記録法や携帯電話のカメラを利用した区分についても肉料理や肉野菜ミックス料食事調査など様々な食事調査法が開発利用され 63.8% ࡀᑡ ࡃࠊ ࡀ ࡗࡓ 51.1% ศ㔞 ධຊࡀฟ᮶ 34. ࡌ ศ 㢮㑅 27.7% 㠃 ࢫࢡ ࡀ㠃ಽࡔࡗࡓ 26.6% ẖᅇ ࢫ ධ ࡀ㠃ಽࡔࡗࡓ 25.5% ศࡀ ࡃ 6.4% 1.1% ࡀከࡍࡂ 㑅 ኚࡔࡗࡓ ࡑ 0. 1 図携帯食事手帳を使用して悪かった点 ࡋࡓ ࠋ ࡕ ゝ ࠋ ᅇ ࡕ ࡋࡓ ࠋ ࡕ ࡋࡓࡃ ࠋ ᨵၿࡉ ࡋࡓ ࠋ ࡋࡓࡃ ࠋ 1.1% 10.6% % 38.3% 20.2% 図携帯食事手帳の継続利用について 8 4.3% 6.4% 9 10

6 web web D Web FFQg B B web D web

7 C Vol No No No No CGI Ver Vol No Ogawa K, Tsubono Y, Nishino Y et al.. Inter and intra individual variation of food and nutrient consumption in a rural Japanese population. Eur J Clin Nutr. Tokudome Y, Imaeda N, Nagaya T et al.. Daily, weekly, seasonal, within and between individual variation in nutrient intake according to four season consecutive day weighed diet records in Japanese female dietitians. J Epidemiol.

青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供目次 1. 目的 1 2. 携帯食事手帳システムの概要 1 (1) システムの基礎データ 1 (2) 利用方法 1 (3) 確認できる情報 1 3. 携帯食事手帳利用の手引き 2 (1) 携帯食事手帳 (QRコード) 3 (2) 料理選択の仕方 4 (

青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供目次 1. 目的 1 2. 携帯食事手帳システムの概要 1 (1) システムの基礎データ 1 (2) 利用方法 1 (3) 確認できる情報 1 3. 携帯食事手帳利用の手引き 2 (1) 携帯食事手帳 (QRコード) 3 (2) 料理選択の仕方 4 ( 徳島市受託研究報告書青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供 2011 年 3 月 31 日四国大学生活科学部吉村幸雄髙橋啓子青年期を対象とした携帯食事手帳システムの提供目次 1. 目的 1 2. 携帯食事手帳システムの概要 1 (1) システムの基礎データ 1 (2) 利用方法 1 (3) 確認できる情報 1 3. 携帯食事手帳利用の手引き 2 (1) 携帯食事手帳 (QRコード)