HPE 3PAR Windows Server 2016/2012/2008実装ガイド

Size: px
Start display at page:

Download "HPE 3PAR Windows Server 2016/2012/2008実装ガイド"

Transcription

1 HPE 3PAR Windows Server 2016/2012/2008 実装ガイド 摘要 Hewlett Packard Enterprise(HPE) のこの実装ガイドは HPE 3PAR StoreServ ストレージを Windows Server 2016 Windows Server 2012 または Windows Server 2008 で構成するために必要な情報を提供します 部品番号 : QL 発行 : 2017 年 3 月

2 Copyright 2012, 2017 Hewlett Packard Enterprise Development LP ご注意 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Hewlett Packard Enterprise 製品およびサービスに対する保証については 当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています 本書のいかなる内容も 新たな保証を追加するものではありません 本書の内容につきましては万全を期しておりますが 本書中の技術的あるいは校正上の誤り 脱落に対して 責任を負いかねますのでご了承ください 本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり その保有 使用 または複製には Hewlett Packard Enterprise から使用許諾を得る必要があります FAR および に従って 商業用コンピューター ソフトウェア コンピューター ソフトウェア資料 および商業用製品の技術情報は ベンダー標準の商業用ライセンスのもとで米国政府に使用許諾が付与されます 他社の Web サイトへのリンクは Hewlett Packard Enterprise の Web サイトの外に移動します Hewlett Packard Enterprise は Hewlett Packard Enterprise の Web サイト以外にある情報を管理する権限を持たず また責任を負いません 商標 Intel インテル Itanium Pentium Intel Inside および Intel Inside ロゴは インテルコーポレーションまたはその子会社のアメリカ合衆国およびその他の国における商標または登録商標です Microsoft および Windows は 米国および / またはその他の国における Microsoft Corporation の登録商標または商標です Adobe および Acrobat は 米国 Adobe Systems Incorporated の登録商標です Java および Oracle は Oracle および / またはその関連会社の登録商標です UNIX は The Open Group の登録商標です

3 目次 はじめに...7 HPE 3PAR OS バージョン... 7 対象読者...7 サポートされている構成...7 HPE 3PAR OS のアップグレードに関する考慮事項...8 HPE 3PAR OS 以降へのアップグレード... 9 HPE 3PAR OS または へのアップグレード...9 HPE 3PAR ドキュメント HPE 3PAR Peer Motion Online Import およびストレージ連携...11 HPE 3PAR Peer Persistence HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備 HPE 3PAR StoreServ ストレージの Host Persona およびポートの構成 HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートの構成 直接接続 FC HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートの構成 ファブリック接続 FC...16 ホスト定義の作成 FC Host Persona 2 から Persona 15 への変更 HPE 3PAR CLI Host Persona 6 または Persona 1 から Persona 2 への変更 HPE 3PAR CLI マルチパスの設定 FC...18 Microsoft MPIO の構成...19 ファブリックのセットアップとゾーニング FC HPE Smart SAN for 3PAR FC HPE 3PAR の共存 スイッチベンダーの構成ガイドライン FC...22 ターゲットポートの制限と仕様 FC...23 HPE 3PAR Priority Optimization FC HPE 3PAR Persistent Ports FC...25 HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン FC...25 HPE 3PAR Persistent Checksum FC HPE 3PAR Express Writes FC HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 FCoE...27 VLAN の構成とルーティングのセットアップ...27 スイッチ イニシエーター およびターゲットポートのセットアップ FCoE...27 ホスト定義の作成 FCoE...29 HPE 3PAR Persistent Ports FCoE HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン FCoE...30 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FC ホストで必要なドライバーの確認 Emulex HBA の取り付けと構成 FC...31 Emulex サポートドライバーの構成 Emulex HBA のパラメーターと接続ステータスの確認 QLogic HBA の取り付けと構成 FC 目次 3

4 QLogic のサポートドライバーの構成 QLogic HBA のパラメーターと接続ステータスの確認...32 Brocade HBA の取り付けと構成 FC Brocade のサポートドライバーの構成 Brocade HBA のパラメーターと接続ステータスの確認...33 Windows Server 2008 ホストへの Veritas DMP Multipathing のインストール PAR の LUN に対する書き込みキャッシュオプションの無効化 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi VLAN の構成とルーティングのセットアップ...37 HPE 3PAR Persistent Ports iscsi Enterprise iscsi...38 イニシエーターポートとターゲットポートの設定 iscsi HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 iscsi HPE 3PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング iscsi ホストのトラフィックのないパスの再接続の構成 iscsi Microsoft isns サーバーによる登録の検出 isns サーバーでの使用のためのイニシエーターとターゲットの構成 iscsi...44 isns サーバーを使用した探索ドメインの作成 イニシエーターソフトウェアとの接続の確立 iscsi iscsi ログオンセッションの確立とマルチパスの有効化 iscsi ホスト CHAP およびターゲット CHAP の構成 ホスト CHAP の設定...52 ターゲット CHAP の設定...53 双方向 CHAP の設定...55 CHAP の削除...55 ハードウェア iscsi のサポート...56 静的 IP アドレスの設定...58 SAN からの iscsi ハードウェアの起動...59 ターゲットポートの制限と仕様 iscsi...63 Emulex HBA のパラメーターと接続ステータスの確認 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FCoE Windows ホストの要件...64 VLAN の構成とルーティングのセットアップ...64 スイッチの構成 FCoE ホスト接続での HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成 FCoE FCoE イニシエーターから FC ターゲットへの接続の構成...66 FCoE イニシエーターから FCoE ターゲットへの接続の構成 Windows Hyper-V Server/HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ Hyper-V ソフトウェアのインストール Hyper-V ソフトウェアの構成...69 ホストへのストレージの割り当て HPE 3PAR StoreServ ストレージ上のストレージの作成...70 仮想ボリュームの作成 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR MC 目次

5 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR SSMC 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR CLI...72 ホストへの VLUN のエクスポート...72 LUN の検出 Windows Server ホスト上の新しいデバイスのスキャン...73 ホストからのストレージボリュームの削除...74 Windows Server 2016/2012 用の SCSI UNMAP プリミティブのサポート Windows Server 2016/2012 の ODX のサポート...75 HPE 3PAR StoreServ ストレージからの起動...76 iscsi SAN ブートの構成...76 FC SAN ブート用の BIOS の構成...76 HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動の構成 Emulex HBA HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動の構成 QLogic HBA...77 HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動のホスト定義の作成 FC HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストへの接続 FC 起動ボリュームとしての LUN の割り当て...78 FC 起動ボリュームへの ホスト OS のインストール FC SAN ブート用の複数パスの接続...79 Microsoft MPIO 構成のフェイルオーバークラスタリングの使用 仮想化環境でのフェイルオーバークラスタリングの使用 HPE 3PAR オールフラッシュアレイ HPE 3PAR File Persona CLI コマンドによるファイルサービス内の NFS ファイル共有のマウント Veritas Cluster Server の使用 Symantec Storage Foundation Veritas Cluster Server のインストール HPE 3PAR StoreServ ストレージでの SCSI-3 Persistent Reservation サポートの設定...86 Veritas DMP のインストール Veritas DMP のインストール...90 Web サイト...92 サポートと他のリソース...93 Hewlett Packard Enterprise サポートへのアクセス...93 アップデートへのアクセス...93 カスタマーセルフリペア (CSR)...94 目次 5

6 6 目次 リモートサポート (HPE 通報サービス ) 保証情報...94 規定に関する情報 ドキュメントに関するご意見 ご指摘...95

7 はじめに Hewlett Packard Enterprise(HPE) のこの実装ガイドは HPE 3PAR StoreServ ストレージを Microsoft Windows Server 2016 Microsoft Windows Server 2012 または Windows Server 2008 で構成するために必要な情報を提供します 注記 : HPE 3PAR StoreServ ストレージから期待どおりのパフォーマンスおよび成果を得るには HPE 3PAR StoreServ ストレージ用に Hewlett Packard Enterprise が提供するドキュメントや ベンダーが各製品について提供するドキュメントとともに 本書の情報を使用する必要があります 本書で説明する OS パッチの他に 追加のパッチがストレージの Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK) の Web サイトに記載されていることがあります サポートされているハードウェアプラットフォームおよびソフトウェアプラットフォームについては SPOCK を参照してください (SPOCK Home > Explore Storage Interoperability With SPOCK > Explore HPE 3PAR StoreServ Storage interoperability) 詳しくは HPE 3PAR OS バージョン 次のバージョンの HPE 3PAR OS がサポートされています ( 古いものから順にリストしています ) HPE 3PAR OS バージョン : および たとえば 本書で HPE 3PAR OS 3.1.x 以降と示した場合 HPE 3PAR OS および関連する MU 版に適用されます 対象読者 この実装ガイドは HPE 3PAR StoreServ ストレージのシステム構成やリソース割り当てを監視および管理している管理者を対象にしています 本書で説明しているタスクは Windows Server 2016/2012/2008 の管理および HPE 3PAR OS を熟知した管理者が行うことを想定しています サポートされている構成 以下の種類のホスト接続が HPE 3PAR StoreServ ストレージと Windows Server 2016 Windows Server 2012 または Windows Server 2008 OS のホストとの間でサポートされています FC( ファイバーチャネル ) ソフトウェア iscsi イニシエーター ハードウェア iscsi イニシエーター (x64 アーキテクチャーの Windows Server 2008 R2 SP1 以降でのみサポート ) FCoE(Fibre Channel over Ethernet) のイニシエーターポートから FC(Fibre Channel) の HPE 3PAR OS ターゲットポート FCoE のイニシエーターポートから FCoE の HPE 3PAR OS ターゲットポート はじめに 7

8 HPE 3PAR OS MU3 および MU5 から FCoE ターゲットのサポートが Windows Server 2016 に追加されました HPE 3PAR OS から FCoE ターゲットのサポートが Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 に追加されました HPE 3PAR StoreServ ストレージ から FCoE ターゲットのサポートが Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 に追加されました Microsoft Hyper-V FC 接続は ファブリック接続と直接接続のトポロジの双方が HPE 3PAR OS とホストの間でサポートされています Windows Server 2016/2012/2008 ホストを使用する構成では 特に断らない限り ホスト構成に応じて以下のソフトウェアが必要です マルチパス : ネイティブな Microsoft MPIO iscsi のみ : Microsoft iscsi イニシエーター ( ハードウェア iscsi 構成では不要 ) HPE 3PAR StoreServ ストレージからのブート : Double-Take Flex Software の iscsi ストレージ (Windows Server 2008 上でのみサポート ) HPE 3PAR OS のアップグレードに関する考慮事項 この実装ガイドは 新規インストールについて説明します HPE 3PAR OS のオンラインアップグレードの計画については Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトで入手できる HPE 3PAR Operating System Upgrade Planning Guide を参照してください サポートされているホスト構成および相互運用性についての詳細は SPOCK の Web サイトを参照してください (SPOCK Home > Explore Storage Interoperability With SPOCK > Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability) 注意 : HPE 3PAR OS または へのアップグレード (9 ページ ) または HPE 3PAR OS 以降へのアップグレード (9 ページ ) で説明されている手順に従わなかった場合は 次の問題が発生することがあります HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイのファームウェアのアップグレード後 メジャーアップグレードであっても 同じリリースファミリ内の MU アップデートであっても Windows Server は HPE 3PAR LUN をオフラインとマークします ただし データはそのままで変更されません この動作は 以下の条件の場合のみです HPE 3PAR LUN が 非クラスター Windows Server から認識されている HPE 3PAR LUN が Microsoft フェールオーバークラスタリングで使用されているが フェールオーバークラスター内の共有ストレージとしては構成されていない HPE 3PAR LUN が Microsoft フェールオーバークラスターで共有ストレージとして構成されている場合 LUN がオフラインとしてマークされる動作は見られません HPE 3PAR LUN がオフラインとしてマークされると Windows Server 管理者は アプリケーションが HPE 3PAR LUN にアクセスできるように 次の手順に従わなければなりません 1. コンピューターの管理 > ディスクの管理をクリックします 2. HPE 3PAR LUN を 1 つずつ右クリックし オンラインに設定します 詳しくは HPE 3PAR OS のアップグレードに関する考慮事項

9 HPE 3PAR OS 以降へのアップグレード HPE 3PAR OS 以降へのアップグレード後は Persona の問題の発生を回避するため Hewlett Packard Enterprise では Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2008 に対して host WindowsServer Persona 15 を必要とします host WindowsServer Persona 15 への変更は オンラインの手順です 手順 1. アップグレード後に HPE 3PAR CLI の sethost コマンドを使用して Host Persona を変更し showhost コマンドを使用して確認します # sethost -persona 15 windowshost # showhost Id Name Persona -WWN/iSCSI_Name- Port 0 windowshost WindowsServer C :5: C :5:1 HPE 3PAR OS または へのアップグレード Hewlett Packard Enterprise では HPE 3PAR OS または へのアップグレード前に 最初のアレイファームウェアのアップグレードの実行に先だって HPE 3PAR StoreServ ストレージシステム ( アレイ ) に接続されているすべての Windows Server ホストで Microsoft KB を実行することをお勧めします ホストに HPE 3PAR の LUN をエクスポートするたびに 各ホストでスクリプトを実行してください KB は HKLM\System\CurrentControlSet\Enum\SCSI\<device>\<instance>\Device Parameters\Partmgr にある Partmgr 属性レジストリ値を変更するための Microsoft PowerShell スクリプトです この値は アレイファームウェアをアップグレードした後の HPE 3PAR LUN の状態を決定します このスクリプトによって値が 0 に設定され 基本的にポリシーがオンラインに変更されます 注記 : 次の手順によって KB の適切な実行が保証され アレイファームウェアをアップグレードした後に Windows Server が再起動された場合に HPE 3PAR LUN がオフラインとしてマークされなくなります 手順 1. Windoes Server で外部スクリプトの実行を許可するには PowerShell の実行ポリシーを RemoteSigned に変更する必要があります このアクションは スクリプトの実行前に行う必要があります PowerShell コンソールを開いて 次のコマンドを実行し PowerShell 実行ポリシーを変更します Set-ExecutionPolicy RemoteSigned プロンプトが表示されることがあります y を押して アクションを確認します 2. スクリプトを.ps1 ファイルとして都合の良い場所に保存します そして PowerShell コンソールウィンドウで次のコマンドを実行することで このスクリプトを実行します C:\ps_script.ps1 このコマンドは スクリプトが ps_script.ps1 という名前で C:\ に保存されていることを前提とします HPE 3PAR OS 以降へのアップグレード 9

10 管理者に対し 異なるベンダータイプを区別するために使用される Vendor String を入力するプロンプトが表示されます このスクリプトは プロンプトで入力された Vendor String と一致するデバイスだけを変更します 3. 次のウィンドウに表示されているように プロンプトに 3PAR と入力し 現在ホストにあるすべての HPE 3PAR LUN でこのスクリプトを実行できるようにします Enter Vendor String: 3PAR このスクリプトは ホスト上に存在するすべての HPE 3PAR LUN で実行され Attributes レジストリの値に 0 を設定します 4. すべての HPE 3PAR LUN の Attributes 値が変更されたことを確認します # Get-ItemProperty -path "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\SCSI \Disk*Ven_3PARdata*\*\Device Parameters\Partmgr" -Name Attributes この Attributes 値は 0 でなければなりません 以下に例を示します PSPath : Microsoft.PowerShell.Core\Registry::HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM\CurrentControlSet\ Enum\SCSI\Disk&Ven_3PARdata&Prod_VV\5&381f35e2&0&00014f\Device Parameters \Partmgr PSParentPath : Microsoft.PowerShell.Core\Registry::HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM\CurrentControlSet\ Enum\SCSI\Disk&Ven_3PARdata&Prod_VV\5&381f35e2&0&00014f\Device Parameters PSChildName : Partmgr PSDrive : HKLM PSProvider : Microsoft.PowerShell.Core\Registry Attributes : 0 HPE 3PAR ドキュメント ドキュメントの種類 この実装ガイドの最新バージョンと その他の HPE 3PAR StoreServ ストレージのドキュメント : サポートされているハードウェアとソフトウェアのプラットフォーム : 参照先 Hewlett Packard Enterprise Information Library: Hewlett Packard Enterprise ストレージ製品の Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK) の Web サイト : 表は続く 10 HPE 3PAR ドキュメント

11 ドキュメントの種類 カスタマーセルフリペア手順 ( メディア ): 参照先 Hewlett Packard Enterprise Customer Self Repair Services Media Library: Product category の下の Storage を選択します HPE 3PAR StoreServ および ストレージシステムを指定するには Product family の下で 3PAR StoreServ Storage を選択してください すべての Hewlett Packard Enterprise 製品 : Hewlett Packard Enterprise サポートセンター : HPE 3PAR Peer Motion Online Import およびストレージ連携 HPE 3PAR StoreServ ストレージは Peer Motion および Online Import を使用して 1 つの HPE 3PAR StoreServ ストレージから別の HPE 3PAR StoreServ ストレージへのデータ移行も EVA から HPE 3PAR StoreServ ストレージへのデータ移行もサポートしています HPE 3PAR OS から 双方向のマルチアレイ連携ストレージがある HPE 3PAR Peer Motion が導入され マルチアレイの双方向 Peer Motion 連携を作成できるようになりました 注意 : 単方向または双方向の Peer Motion 移行を実行する前に Windows Server 2016/2012/2008 構成のホスト上で MPIO の設定のパス確認を有効化するを設定する必要があります MPIO の設定のパス確認を有効化するを構成するには 以下の手順を実行します Windows Server 2016/2012 の場合 この設定は デバイスマネージャー > ディスクドライブにあります HPE 3PAR ディスクを右クリックし MPIO > MS DSM Details を選択してから パス確認を有効化するチェックボックスを選択します Windows Server 2008 の場合 この設定は サーバーマネージャー > ディスクの管理にあります HPE 3PAR ディスクを右クリックし MPIO > MS DSM Details を選択してから パス確認を有効化するチェックボックスを選択します HPE 3PAR Peer Motion および HPE 3PAR Online Migration についての詳細は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR Peer Motion および HPE 3PAR Online Import ユーザーガイドを参照してください 詳しくは HPE 3PAR Peer Persistence HPE 3PAR Peer Persistence により 都市規模の距離で配置された HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムが相互にピアとして機能し それらに接続されているホストやサーバーに対して ほぼ連続的なストレージシステムとして認識されます この機能により 2 個所のサイトやデータセンター間に ホストやそれらのホスト上で稼働するアプリケーションに対してスイッチオーバーやスイッチバックが完全に透過的に行われる 高可用性ソリューションを構成できるようになりました HPE 3PAR Peer Motion Online Import およびストレージ連携 11

12 注意 : HPE 3PAR Peer Persistence の実装用に構成された Windows Server 2016/2012/2008 ホストでは MPIO の設定でパス確認を有効化するを設定する必要があります MPIO の設定のパス確認を有効化するを構成するには 以下の手順を実行します Windows Server 2016/2012 の場合 この設定は デバイスマネージャー > ディスクドライブにあります HPE 3PAR ディスクを右クリックし MPIO > MS DSM Details を選択してから パス確認を有効化するチェックボックスを選択します Windows Server 2008 の場合 この設定は サーバーマネージャー > ディスクの管理にあります HPE 3PAR ディスクを右クリックし MPIO > MS DSM Details を選択してから チェックボックスを選択します HPE 3PAR Peer Persistence の詳細は 以下のドキュメントを参照してください Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR Remote Copy ソフトウェアユーザーガイド Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトにあるテクニカルホワイトペーパー Implementing Microsoft multisite clustering using HPE 3PAR Peer Persistence(Hewlett Packard Enterprise ドキュメント番号 4AA5-5894ENW) 詳しくは はじめに

13 HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備 必須 : 注記 : Hewlett Packard Enterprise では 以下の手順で指定がない限り ホストの構成にデフォルト値を使用することをお勧めします HPE 3PAR StoreServ ストレージのインストールと同時にファブリックを設定する場合は HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホストを構成または接続する前に ファブリックのセットアップとゾーニング FC(20 ページ ) を参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージの Host Persona およびポートの構成 HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムでは ホストの HBA ポートにファブリックを介して接続または直接接続している HPE 3PAR StoreServ ストレージの各ポートで 正しい Host Persona を設定する必要があります 注記 : HPE 3PAR StoreServ ストレージの FC ストレージを HPE Virtual Connect 直接接続で配備するとき つまり HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートが BladeSystem c-class 用 Virtual Connect FlexFabric 10Gb/24 ポートモジュールのアップリンクポートにケーブルで直接接続される場合は ファブリック接続用の HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成の手順に従ってください Virtual Connect Virtual Connect インターコネクトモジュール および Virtual Connect 直接接続機能の詳細については Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトで入手可能な Virtual Connect のドキュメントを参照してください Storage Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK) の Web サイトで HPE SAN Design Reference Guide も参照してください 詳しくは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートの構成 直接接続 FC アレイの HPE 3PAR OS バージョン アレイのターゲットポートタイプ およびアレイに直接接続されているホスト FC アダプターの速度によっては 別の FC アレイターゲットポート接続タイプが必要です 注記 : 16Gbps FC の 3PAR StoreServ ストレージターゲットを使用するホストへの直接接続は HPE 3PAR OS バージョン MU2 からサポートされました アレイターゲットポートのアダプターのタイプを識別するには showport -par コマンドを使用して 直接接続を予定しているポートに対してリストされた MaxRate を参照してください たとえば アレイターゲットポート 0:1:1 は 8Gbps と識別され 2:1:1 は 16Gbps とリストされます HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備 13

14 cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal TMWO Smart_SAN 0:1:1 host loop auto 8Gbps disabled disabled disabled disabled enabled n/a 1:1:1 host loop auto 8Gbps disabled disabled disabled disabled enabled n/a 2:1:1 host point auto 16Gbps disabled disabled disabled disabled disabled unsupported 3:1:1 host point auto 16Gbps disabled disabled disabled disabled disabled unsupported FC の 3PAR StoreServ ストレージのターゲットインターフェイスへの直接接続のサポートは 特定のホストアダプターに限定されています 詳細は SPOCK の Web サイトを参照してください (SPOCK Home Explore Storage interoperability With SPOCK Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability) サポートされているアダプターがご使用中のホストに存在している場合 直接接続のサポートの表を使用して HPE 3PAR アレイ上に設定する必要がある接続タイプを調べてください 表 1: 直接接続のサポート HPE 3PAR OS バージョン 3PAR アレイ FC ターゲットポート サポートされているホストアダプターポート 接続タイプ リンク速度 MU1 以前 8Gbps 4Gbps ループ 4Gbps 8Gbps ループ 8Gbps 16Gbps ループ 8Gbps 16Gbps 未サポート 未サポート 未サポート MU2 以降のバージョン Gbps 4Gbps ループ 4Gbps 8Gbps ループ 8Gbps 16Gbps ループ 8Gbps 16Gbps 8Gbps ポイント 8Gbps 16Gbps ポイント 16Gbps 32Gbps ポイント 16Gbps GA 以降 8Gbps 4Gbps ループ 4Gbps 8Gbps ループ 8Gbps 16Gbps ループ 8Gbps 16Gbps 4Gbps ループ 4Gbps 表は続く 14 HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備

15 HPE 3PAR OS バージョン 3PAR アレイ FC ターゲットポート サポートされているホストアダプターポート 接続タイプ リンク速度 8Gbps ループ 8Gbps 16Gbps ポイント 16Gbps 32Gbps ポイント 16Gbps FC の 3PAR StoreServ ストレージのターゲットインターフェイスを直接接続用に構成する手順 各直接接続ポートに対し 適切なパラメーターを使用して 以下の HPE 3PAR CLI コマンドを実行してください 1. controlport offline <node:slot:port> コマンドを使用して ポートをオフラインにします cli % controlport offline 0:1:1 2. controlport config host -ct <connection type> <node:slot:port> コマンドを実行します <connection type> には 接続が loop または point であることを示す必須の値を指定します cli % controlport config host -ct loop 0:1:1 3. controlport rst <node:slot:port> コマンドを 3PAR StoreServ ストレージで使用して ポートをリセットします cli % controlport rst 0:1:1 すべてのポートを構成したら 3PAR StoreServ ストレージで showport -par コマンドを使用して ポートが直接接続のホスト用に構成されていることを確認します cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal TMWO Smart_SAN 0:1:1 host loop auto 8Gbps disabled disabled disabled disabled enabled n/a または HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備 15

16 cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal TMWO Smart_SAN 0:1:1 host point auto 8Gbps disabled disabled disabled disabled enabled n/a HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートの構成 ファブリック接続 FC HPE 3PAR StoreServ ストレージポートをファブリック接続用に構成するには 以下の HPE 3PAR CLI コマンドの手順を使用します 各ポートに対してこの手順を実行してください 手順 1. HPE 3PAR StoreServ ストレージで HPE 3PAR CLI の showport -par コマンドを使用して ポートがファブリックモードのホストポート用に構成されていることを確認します 接続タイプ (ConnType) 値が point の場合 ポートはすでにファブリック接続用に構成されています ConnType 値が loop の場合 ポートは直接接続であり ファブリック接続用には構成されていません 以下に例を示します cli % showport -par N:S:P Connmode ConnType CfgRate MaxRate Class2 UniqNodeWwn VCN IntCoal 0:4:1 host point auto 8Gbps disabled disabled disabled enabled 2. ポートが構成されていない場合 ホストへの接続用に構成する前に ポートをオフラインにします 注意 : ファブリック接続に備えてポートをオフラインにする前に このアクションが既存のホスト接続を中断することがないように 対象のポートが定義済みではないこと およびホストに接続済みではないことを確認してください HPE 3PAR StoreServ ストレージポートがすでにファブリック接続用に構成されている場合は この手順 2 を省略してください ポートをオフラインにするには HPE 3PAR StoreServ ストレージで controlport offline <node:slot:port> コマンドを実行します 以下に例を示します cli % controlport offline 1:5:1 3. ポートをホスト用に構成するには controlport config host -ct point <node:slot:port> コマンドを HPE 3PAR StoreServ ストレージで実行します -ct point は 接続タイプがファブリック接続であることを示しています 以下に例を示します cli % controlport config host -ct point 1:5:1 4. controlport rst <node:slot:port> コマンドを HPE 3PAR StoreServ ストレージで使用して ポートをリセットします 以下に例を示します cli % controlport rst 1:5:1 16 HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートの構成 ファブリック接続 FC

17 5. ホストの各 HBA ポートをファブリックに接続します ホストの各 HBA ポートの WWN を 接続先の HPE 3PAR StoreServ ストレージポートに対応付けます 6. ファブリックのセットアップとゾーニング FC(20 ページ ) の手順を使用して ゾーニングを完了させます 7. showhost コマンドを HPE 3PAR StoreServ ストレージで実行して ホストが HPE 3PAR StoreServ ストレージに正常に接続されていることを確認します ホスト定義の作成 FC ホストを HPE 3PAR StoreServ ストレージに接続する前に Windows 2016/2012/2008 ホスト用のホスト定義を作成します 注記 : Host Persona を変更する前に LUN マッピングの損失を防ぐ方法について Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR オペレーティングシステムアップグレード事前計画ガイドを参照してください HPE 3PAR OS 以降では Hewlett Packard Enterprise は Window Server 2016 に対して host WindowsServer Persona 15 を必要とします HPE 3PAR OS 以降では Hewlett Packard Enterprise は Window Server R または 2012 R2 ホストに対して host WindowsServer Persona 15 を必要とします ただし HPE 3PAR OS のバージョン からのオンラインアップグレード後には host Generic- ALUA Persona 2 が自動的に割り当てられています このようなアップグレード後は host Generic-ALUA Persona 2 を host WindowsServer Persona 15 に変更してください host WindowsServer Persona 15 には host Generic-ALUA Persona 2 のすべての機能と HPE 3PAR OS のアップグレード後に Windows Server が HPE 3PAR LUN をオフラインとしてマークするという問題に対する修正が含まれています HPE 3PAR OS では Hewlett Packard Enterprise は Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2 ホストに対して host Generic-ALUA Persona 2 を必要とします Windows Server 2008 R2 ホストでの HPE 3PAR OS からのオンラインアップグレード後には host Generic Persona 1 から host Generic-ALUA Persona 2 に変更してください HPE 3PAR OS では Hewlett Packard Enterprise は Windows Server 2008 R2( これのみ ) に対しては host Generic Persona 1 を Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2 ホストに対しては host Generic-ALUA Persona 2 を必要とします Host Persona 2 では 以下の機能が有効になります UARepLun は 新たにエクスポートされた VLUN をホストに通知し そのホストで LUN 検出要求を行って その VLUN を自動的にフォーマットして使用可能にします RTPG 機能は 以下のホストで アクティブ / アクティブのマルチパス機能を自動的に有効にします Windows Server 2008 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 手順 1. createhost [options] <hostname> [<WWN>...] コマンドを実行してホスト定義を作成します 以下に例を示します cli % createhost -persona 15 windowshost C showhost コマンドを使用して ホストが作成されたことを確認します ホスト定義の作成 FC 17

18 cli% showhost Id Name Persona -WWN/iSCSI_Name- Port 0 windowshost WindowsServer C 詳しくは Host Persona 2 から Persona 15 への変更 HPE 3PAR CLI host WindowsServer Persona 15 への変更は オンラインの手順です 手順 1. HPE 3PAR CLI の sethost コマンドを使用して Persona を変更し showhost コマンドを使用してその変更を確認します # sethost -persona 15 windowshost # showhost Id Name Persona -WWN/iSCSI_Name- Port 0 windowshost WindowsServer C :5: C :5:1 Host Persona 6 または Persona 1 から Persona 2 への変更 HPE 3PAR CLI host Generic-ALUA Persona 2 への変更は オフラインの手順です 手順 1. Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 ホスト上のすべてのホスト I/O を停止します 2. ホストをシャットダウンします 3. showhost コマンドを実行します アクティブなパスが表示されていないことを確認します 4. HPE 3PAR CLI の sethost コマンドを実行して Persona を変更します 5. HPE 3PAR CLI の showhost コマンドを実行して 設定を確認します # sethost -persona 2 windowshost showhost Id Name Persona -WWN/iSCSI_Name- Port 0 windowshost Generic-ALUA C Windows Server の電源を入れます ホストはブート時に すべての LUN パスで ALUA を有効にします マルチパスの設定 FC Windows Server 2016 では Hewlett Packard Enterprise は 以下のマルチパスソリューションをサポートしています Windows MPIO Windows Server 2012/2008 では Hewlett Packard Enterprise は 以下のマルチパスソリューションをサポートしています Windows MPIO Veritas DMP/Veritas Infoscale Enterprise( ストレージ ) 18 Host Persona 2 から Persona 15 への変更 HPE 3PAR CLI

19 I/O の負荷分散と システムおよびアプリケーションのパフォーマンスが向上した高可用性ストレージを利用するため Windows Server 2012/2008 でネイティブな Microsoft MPIO および StorPort ミニポートドライバーが必要です Microsoft MPIO の構成 前提条件となる Microsoft ホットフィックスのリストは SPOCK の Web サイトを参照してください SPOCK の Web サイトにリストされているホットフィックスについての詳細は Microsoft の Web サイトを参照してください 手順 1. HBA ベンダーのドキュメントで必要なドライバーを確認して そのドライバーをインストールします ( まだ行っていない場合 ) 2. 必要であれば StorPort ミニポートドライバーをインストールします 3. MPIO 機能が有効になっていない場合は サーバーマネージャーを開いて MPIO 機能をインストールします このアクションには 再起動が必要です 4. 再起動後 Windows の管理ツールを開いて MPIO をクリックします 5. MPIO デバイスタブで追加をクリックすると MPIO サポートの追加ポップアップが表示されます 6. デバイスのハードウェア ID: テキストボックスに 3PARdataVV と入力し OK をクリックします 7. 指示に従って再起動します 注記 : MPIO CLI の mpclaim -r -I -d "3PARdataVV" コマンドを使用しても 3PARdataVV を追加することができます Microsoft MPIO の構成 19

20 詳しくは ファブリックのセットアップとゾーニング FC 注記 : このトピックの内容は HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムで Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネルを展開するとき つまり 3PAR StoreServ ストレージのポートが BladeSystem c-class 用 Virtual Connect FLexFabric 10Gb/24 ポートモジュールまたは BladeSystem c-class 用 Virtual Connect FLexFabric 20/40 F8 モジュールのアップリンクポートにケーブルで直接接続される場合には適用されません ゾーニングは Virtual Connect SAN ファブリックとサーバープロファイルの定義に基づいて 自動的に構成されます Virtual Connect Virtual Connect インターコネクトモジュール および Virtual Connect 直接接続ファイバーチャネル機能の詳細については Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトを参照してください SPOCK の Web サイトにある HPE SAN Design Reference Guide も参照してください (SPOCK Home > Design Guides > SAN Design Guide) ファブリックゾーニングは FC エンドデバイスのうちどのデバイスをファブリック上で相互にアクセスできるようにするかを制御します また ゾーニングはホストと HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートを それらのポートと無関係な登録状態変更通知 (Registered State Change Notifications RSCN) から隔離します デバイスの WWN またはスイッチポートを ファブリック内の指定したゾーンに関連付けることで ファブリックゾーニングをセットアップします HPE 3PAR StoreServ ストレージでは WWN ゾーニング方式または HPE Smart SAN ゾーニングの使用を推奨します これらのゾーニング方式ではファブリック上でケーブルを移動した場合に起きるスイッチポートの変更による影響を受けません またこれらのゾーニング方式は Persistent Port 機能と互換性があります ポートゾーニングまたはハードゾーニングは Persistent Port 機能と互換性がないため推奨されません 必須 : ファブリックゾーニングを行うには ホストの HBA/CNA ポートまたは 3PAR StoreServ ストレージのポートをファブリックに接続する前に スイッチのベンダーが提供する方法を使用して ホストの HBA/CNA ポートと HPE 3PAR StoreServ ストレージのポート間の関係を作成します ファイバーチャネルスイッチのベンダーは さまざまなゾーニング構成でのファブリックエンドデバイスのゾーニングをサポートしています 各ゾーニング構成にはそれぞれ長所と短所があるため ゾーニング構成を選択する前に 必要事項を決定してください FCoE ホスト - FC ストレージ接続用の HP FlexFabric 5900 スイッチの設定の構成については HPE Networking Single-Tier FC/FCoE Solution using HPE Rack Servers and HPE Storage を参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイは 次のゾーニング構成をサポートしています 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター 1 ターゲット 1 ゾーンあたり 1 イニシエーター 複数のターゲット (HBA によるゾーニング ) 3PAR StoreServ ストレージには このゾーニング構成をお勧めします HBA によるゾーニングは 他の Hewlett Packard Enterprise ストレージシステムと共存するために必要です 20 ファブリックのセットアップとゾーニング FC

21 注記 : 同じセットのターゲットポートにアクセスする複数のイニシエーターが必要なハイアベイラビリティおよびクラスター環境では Hewlett Packard Enterprise は 同じセットのターゲットポートを持つ各々のイニシエーターに対して 個別のゾーンを作成することをお勧めします ゾーン内のストレージターゲットは 同じ HPE 3PAR StoreServ ストレージ 複数の HPE 3PAR StoreServ ストレージシステム または HPE 3PAR と他の Hewlett Packard Enterprise のストレージシステムの混在とすることができます 1 ゾーンあたり複数ターゲットに対して 1 イニシエーターを使用する方法についての詳細は SPOCK の Web サイトにある HPE SAN Design Reference Guide を参照してください (SPOCK Home > Design Guides > SAN Design Guide) サポートされていないゾーニング構成を使用して問題が発生した場合 Hewlett Packard Enterprise は是正措置の一環として サポートされているゾーニング構成のいずれかの実装を求める場合があります HPE 3PAR CLI の showhost コマンドを使用して スイッチおよびソーンの構成を確認します 以下のタスクが完了した後 各イニシエーターが正しいターゲットとゾーニングされていることを確認します ホストへのストレージポートの構成を完了し スイッチへ接続します HPE SAN Design Reference Guide に従ってスイッチのゾーン構成を作成し ゾーンセット構成を有効にします showhost コマンドを使用して ストレージノード上でホストが参照できることを確認します 詳しくは HPE Smart SAN for 3PAR FC HPE 3PAR OS から 以下の HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムは 16 Gb FC ターゲット上の HPE Smart SAN for 3PAR をサポートしています HPE 3PAR StoreServ ストレージ HPE 3PAR StoreServ ストレージ HPE 3PAR StoreServ 8000 ストレージ HPE 3PAR StoreServ 7000 ストレージ HPE Smart SAN for 3PAR の TDPZ(Target Driven Peer Zoning) 機能を使用すると Peer ゾーニングを自動化することができます その結果 作成されるゾーンが少なくなり ゾーンの構成を数分で行うことが可能になります 自動化により エラーが発生する可能性およびダウンタイムの可能性が低くなります HPE Smart SAN for 3PAR を使用しない場合 管理者は HPE 3PAR StoreServ ストレージでホストおよび VLUN を構成する前に FC スイッチでゾーンを事前に構成しておく必要があります HPE Smart SAN for 3PAR を使用すると 管理者は HPE 3PAR CLI から直接ゾーニングを構成および制御できます HPE 3PAR OS から HPE Smart SAN for 3PAR 2.0 がサポートされています HPE Smart SAN for 3PAR 2.0 を使用すると ターゲットポートは FDMI(Fabric Device Management Interface) プロトコルを使用して ファブリック上のデバイス登録をサポートします CLI コマンド switch を使用して ターゲットポート管理情報を含む FDMI データを表示することができます 追加の Smart SAN HBA 属性を登録できるのは Smart SAN 対応のスイッチだけです HPE Smart SAN for 3PAR でサポートされている FC スイッチおよびそのファームウェアのリビジョンについては SPOCK の Web サイトを参照してください 構成の情報などの HPE Smart SAN for 3PAR についての詳細は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE Smart SAN for 3PAR 2.0 User Guide を参照してください 詳しくは HPE Smart SAN for 3PAR FC 21

22 HPE 3PAR の共存 HPE 3PAR StoreServ ストレージは 他の Hewlett Packard Enterprise ストレージシステムアレイファミリと共存できます サポートされている Hewlett Packard Enterprise ストレージシステムの組み合わせと規則については SPOCK の Web サイトにある HPE SAN Design Reference Guide を参照してください (SPOCK Home > Design Guides > SAN Design Guide) 詳しくは スイッチベンダーの構成ガイドライン FC HPE 3PAR StoreServ ストレージを接続するファブリックのポートを構成する前に 以下の各 FC スイッチベンダーのガイドラインを参照してください Brocade スイッチでは ホストの HBA ポートまたは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートに接続するスイッチのポートは デフォルトモードに設定する必要があります Brocade ファームウェア 以降を実行している Brocade 3xxx スイッチでは Brocade の telnet インターフェイスおよび portcfgshow コマンドを次のように使用して スイッチの各ポートが正しいモードになっていることを確認します brocade2_1:admin> portcfgshow Ports Speed AN AN AN AN AN AN AN AN Trunk Port ON ON ON ON ON ON ON ON Locked L_Port Locked G_Port Disabled E_Port where AN:AutoNegotiate,..:OFF,??:INVALID. FOS ファームウェア 6.3.1a 以降を実行している Brocade 8Gb スイッチでは 以下のフィルワードモードがサポートされています admin>portcfgfillword Usage: portcfgfillword PortNumber Mode [Passive] Mode: 0/-idle-idle - IDLE in Link Init, IDLE as fill word (default) 1/-arbff-arbff - ARBFF in Link Init, ARBFF as fill word 2/-idle-arbff - IDLE in Link Init, ARBFF as fill word (SW) 3/-aa-then-ia - If ARBFF/ARBFF failed, then do IDLE/ARBFF Hewlett Packard Enterprise では portcfgfillword コマンドを使用して フィルワードを優先モードであるモード 3(aa-then-ia) に設定することをお勧めします フィルワードが正しく設定されていない場合 8Gb HBA ポートへの接続時に portstatsshow コマンドを使用すると er_bad_os カウンター (invalid ordered set) が増加します これは 8Gb HBA ポートでは ARBFF-ARBFF フィルワードが必要なためです モード 3 は 4Gb/2Gb HBA のような低速 HBA に対しても正しく動作します 詳細については Brocade の Web サイトにある Fabric OS Command Reference Manual および FOS のリリースノートを参照してください 22 HPE 3PAR の共存

23 注記 : 一部の Hewlett Packard Enterprise スイッチ (HPE SN8000B 8-slot SAN バックボーンダイレクタースイッチ HPE StoreFabric SN8000B 4 スロット SAN ディレクタースイッチ HPE SN6000B 16Gb FC スイッチ または HPE SN3000B 16Gb FC スイッチなど ) は 適切なフィルワードモード 3 をデフォルト設定として自動的に選択します McDATA スイッチまたはディレクターのポートは デフォルトのモード ( スイッチのモデルによって G または GX-port) にして 自動ネゴシエーション可能な速度に設定する必要があります Cisco スイッチでは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートまたはホストサーバーの HBA ポートに接続されるポートは AdminMode = FX AdminSpeed = auto port および速度が auto negotiate に設定されている必要があります QLogic スイッチでは ポートのポートタイプが GL-port ポートの速度が auto-detect に設定されている必要があります HPE 3PAR StoreServ ストレージに接続する QLogic スイッチのポートは I/O Stream Guard を disable または auto に設定する必要があります enable には設定しないでください 詳しくは ターゲットポートの制限と仕様 FC ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように 以下のターゲットポートに対する制限に従ってください アレイポート アレイノードペア およびアレイごとにサポートされているイニシエーター接続の最大数を設定するには SPOCK の Web サイトにある HPE 3PAR Support Matrix に示されている手順に従ってください (SPOCK Home > Other Hardware > 3PAR) HPE 3PAR StoreServ ストレージの各 HBA モデルのポートあたりの I/O キューの最大長は次のとおりです HBA プロトコル アレイ バス 速度 ポート キューの最 大長 Emulex LP11002 HPE 3PAR FC044X FC HPE F200 PCI-X 4Gbps F400 T400 T800 FC HPE F200 PCI-X 4Gbps F400 T400 T800 Emulex LPe12002 FC HPE 3PAR StoreServ PCIe 8Gbps Emulex LPe12004 FC HPE 3PAR StoreServ PCIe 8Gbps 表は続く ターゲットポートの制限と仕様 FC 23

24 HBA プロトコル アレイ バス 速度 ポート キューの最 大長 Emulex LPe16002 FC HPE 3PAR StoreServ PCIe 16Gbps Emulex LPe16004 FC HPE 3PAR StoreServ PCIe 16Gbps I/O キューは接続されているホストの HBA ポート間で共有され 先着順で処理されます すべてのキューが使用中で ホストの HBA ポートが I/O を開始しようとすると そのポートは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートから target queue full 応答を受け取ります この状態は 各ホストの I/O パフォーマンスを不安定にさせる可能性があります その状況が発生した場合には すべてのホストが最大数の I/O 要求を出したときに HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートのキューがあふれないように 各ホストに対してスロットリングを行う必要があります 注記 : HPE 3PAR OS 以降では HPE 3PAR は 16Gb の FC ターゲットアダプターに対して マルチキュー処理を実装しています このアクションにより CPU の使用状況のバランスがとれ パフォーマンスが改善されます ホストのポートがファブリックゾーン上の複数のターゲットにアクセスできる場合 検出されたターゲットごとにホストドライバーによって割り当てられたターゲット番号は ホストの起動時に一部のターゲットがゾーン内に存在しないと変更されることがあります この状況によって ホストの再起動中に デバイスに対するデバイスノードのアクセスポイントが変わることがあります この問題は ファブリック接続のすべてのストレージで発生することがあり HPE 3PAR StoreServ ストレージに特有の問題ではありません サポートされている I/O パスの最大数は 16 です 詳しくは HPE 3PAR Priority Optimization FC HPE 3PAR OS MU2 から HPE 3PAR Priority Optimization 機能が導入されました この機能は サーバーのワークロードを管理するためのより効率的で動的なソリューションであり ホスト I/O スロットルを設定する代わりに使用できます HPE 3PAR Priority Optimization ソフトウェアを使用すると ストレージ管理者は アレイに関するサービス品質 - QoS の制限を実施することによって これまで以上に効率的にストレージリソースを共有できます 注記 : デバイス /LUN が属する VVset の帯域幅 QoS ルールが過大な場合 Windows は そのデバイス /LUN をオフラインにすることがあります この場合は 帯域幅 QoS ルールを低減させる必要があります HPE 3PAR Priority Optimization の利点を得るために ホスト側では特別な設定は必要ありません ただし まれに ターゲットごとまたはアダプターごとのスロットル設定を調整しなければならない場合があります HPE 3PAR Priority Optimization( サービス品質 - QoS) を HPE 3PAR StoreServ ストレージで使用する方法の詳細については テクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR Priority Optimization を参照してください 24 HPE 3PAR Priority Optimization FC

25 詳しくは HPE 3PAR Persistent Ports FC HPE 3PAR Persistent Ports( 仮想ポート ) 機能を使用すると HPE 3PAR StoreServ ストレージのオンラインアップグレードやノードダウン中の I/O の中断が最小限になります ポートのシャットダウンまたはリセットでは この機能は実行されません 各 FC ターゲットストレージアレイのポートには パートナーアレイポートがシステムによって自動的に割り当てられます パートナーポートは アレイノードのペア間で割り当てられます HPE 3PAR Persistent Ports を使用すると HPE 3PAR StoreServ ストレージの FC ポートが 自身の ID を保持しながら 障害が発生したポートの ID(WWN ポート ) を引き継ぐことができます 指定された物理ポートがパートナーポートの ID を引き継ぐ場合 引き継がれたポートは Persistent Ports として指定されます アレイポートの HPE 3PAR Persistent Ports とのフェイルオーバーおよびフェイルバックは ホストベースの大半のマルチパスソフトウェアから意識されることなく そのすべての I/O パスをアクティブに保ち続けることができます 注記 : HPE 3PAR Persistent Ports テクノロジーを使用する場合でも ホストマルチパスソフトウェアが正しくインストールされ 構成され 維持されている必要があります HPE 3PAR Persistent Ports の機能 動作 および必要なセットアップおよび接続性のガイドラインの完全なリストについての詳細は 次のドキュメントを参照してください Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトにあるテクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ Persistent Ports(Hewlett Packard Enterprise ドキュメント番号 F4AA4-4545ENW) Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイドの 無停止のオンラインソフトウェアのアップグレード用に Persistent Ports を使用 詳しくは HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン FC HPE 3PAR OS から HPE 3PAR Persistent Ports 機能が FC ターゲットポートでサポートされています HPE HPE 3PAR Persistent Ports 機能には ファブリックへのアレイポートの接続が失われたことによって起動されるアレイポート loss_sync イベント中に I/O の中断を最小限に抑える 追加の機能があります HPE 3PAR Persistent Ports 機能が正常に機能するように 特定のケーブル接続のセットアップと接続のガイドラインに従ってください HPE 3PAR StoreServ ストレージの FC パートナーポートは同じ FC ファブリックに接続する必要があり できるだけファブリック上の異なる FC スイッチに接続することをお勧めします FC ファブリックは NPIV をサポートしている必要があり NPIV は有効になっている必要があります ホスト側 HBA を ポイントツーポイントファブリック接続用に構成します ( 直接接続 ループ はサポートされていません ) FCoE イニシエーターから FC ターゲットへの構成 (FCoE から FC へのスイッチ ) 用の HPE 3PAR Persistent Ports 機能についての情報は Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FC(31 ページ ) を参照してください HPE 3PAR Persistent Ports FC 25

26 HPE 3PAR Persistent Checksum FC HPE 3PAR StoreServ および 8000 ストレージシステム ( アレイ ) で利用可能な HPE 3PAR Persistent Checksum 機能は HPE StoreServ ストレージのバックエンドドライブへのデータネットワークを介して ホストイニシエーター HBA からの エンドツーエンドのデータ整合性の保護を提供します この機能は SCSI T10 委員会で定義された DIF 保護モデルに基づいています この機能は 任意のメディアのサイレントデータ破壊 およびデータネットワーク内の I/O スタックにあるコンポーネントにより発生した転送エラーからデータを保護します この機能によって検出された問題を解決するために HPE 3PAR OS に検出およびリカバリ機能が組み込まれています FC での HPE 3PAR Persistent Checksum をサポートしている最低限のバージョンのホスト HBA ドライバーが必要です これらのドライバーを使用すると HPE 3PAR StoreServ ストレージ上で HPE 3PAR Persistent Checksum がデフォルトで有効になり アレイまたはホスト HBA ドライバー上で構成作業を行う必要はありません HPE 3PAR Persistent Checksum(HPE 対応 ) をサポートしている サポート対象の HBA ドライバーのバージョン およびサポート対象のホスト OS は SPOCK の Web サイトを参照してください HPE 3PAR Persistent Checksum についての詳細は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにあるテクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ Architecture を参照してください 詳しくは HPE 3PAR Express Writes FC HPE 3PAR OS 3.2.x 以降では HPE 3PAR Express Writes 機能は ホスト HBA モードの 8Gb FC ターゲットポートで bit Express Write としてデフォルトで有効になっています HPE 3PAR Express Writes 機能は 小さなブロックのランダム書き込みのパフォーマンスを最適化します HPE 3PAR StoreServ ストレージは I/O サイズをベースに Express Write を取り扱い ホストドライバーまたはカーネルのパラメーターを変更する必要はありません 注記 : 16Gb FC ターゲットポートの HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムでは HPE 3PAR Express Writes 機能はサポートされていません 26 HPE 3PAR Persistent Checksum FC

27 HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 FCoE HPE 3PAR OS で FCoE ターゲットのサポートが追加されました 注記 : Hewlett Packard Enterprise では 以下の手順で指定がない限り ホストの構成にデフォルト値を使用することをお勧めします VLAN の構成とルーティングのセットアップ スイッチの VLAN およびルーティングのセットアップと構成は このドキュメントの範囲外です VLAN およびルーティングのセットアップについては お使いのスイッチの製造元のガイドを参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイは 次の VLAN 構成をサポートしています 1 VLAN あたり 1 イニシエーター 1 ターゲット 1 VLAN あたり 1 イニシエーター 複数ターゲット 1 VLAN あたり複数イニシエーター 1 ターゲット 1 VLAN あたり複数イニシエーター 複数ターゲット スイッチ イニシエーター およびターゲットポートのセットアップ FCoE Windows ホストの FCoE イニシエーターポートと HPE 3PAR StoreServ ストレージの FCoE ターゲットポートを FCoE スイッチに接続します 重要 : HPE 3PAR StoreServ および 8000 ストレージシステムでは 手順 1 および手順 2 は必要ありません これらの手順をスキップして 手順 3 に進んでください 手順 1. HPE 3PAR StoreServ および 7000 ストレージシステムの CNA ポートは 一度だけ構成する必要があります 新しい FCoE 構成の例を以下に示します # showport N:S:P Mode State ----Node_WWN---- -Port_WWN/HW_Addr- Type Protocol 0:3:1 suspended config_wait - - cna - 0:3:2 suspended config_wait - - cna - # showport N:S:P Brand Model Rev Firmware Serial HWType 0:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 0:3:2 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 2. State=config_wait または Firmware= である場合 controlport config fcoe <n:s:p> コマンドを使用して構成します HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 FCoE 27

28 # controlport config fcoe 0:3:1 # controlport config fcoe 0:3:2 showport および showport -i コマンドを使用して 構成の設定を確認します # showport 0:3:1 0:3:2 N:S:P Mode State ----Node_WWN---- -Port_WWN/HW_Addr- Type Protocol Label Partner FailoverState 0:3:1 target ready 2FF70002AC AC host FCoE :3:2 target ready 2FF70002AC AC free FCoE # showport -i 0:3:1 0:3:2 N:S:P Brand Model Rev Firmware Serial HWType 0:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 0:3:2 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 3. showport -fcoe コマンドを使用して FCoE ポートの現在の設定を確認します # showport -fcoe N:S:P ENode_MAC_Address PFC_Mask 0:3: AC x08 0:3: AC x00 注記 : 構成を iscsi から FCoE に変更している場合は 以下の手順に従ってください a. showport コマンドを使用します # showport 0:3:1 target ready - 000E1E05BEE6 iscsi iscsi :3:2 target ready - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi showport および showport -i コマンドを使用して 構成を確認します # showport 0:3:1 0:3:2 N:S:P Mode State ----Node_WWN---- -Port_WWN/HW_Addr- Type Protocol Label Partner FailoverState 0:3:1 target ready 2FF70002AC AC host FCoE :3:2 target ready 2FF70002AC AC free FCoE # showport -i 0:3:1 0:3:2 N:S:P Brand Model Rev Firmware Serial HWType 0:3:1 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA 0:3:2 QLOGIC QLE PCGLT0ARC1K3U4 CNA b. controlport offline <node:slot:port> コマンドを使用して iscsi ポートをオフラインにします 28 HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 FCoE

29 # controlport offline 0:3:1 # controlport offline 0:3:2 showport コマンドを使用して ポートがオフラインであることを確認します # showport 0:3:1 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi 0:3:2 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi c. controlport config fcoe <node:slot:port> コマンドおよび controlport rst <node:slot:port> コマンドを使用して トポロジを FCoE に変更します # controlport config fcoe 0:3:1 # controlport config fcoe 0:3:2 # controlport rst 0:3:1 # controlport rst 0:3:2 0:3:1 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi 0:3:2 target offline - 000E1E05BEE2 iscsi iscsi showport コマンドを実行して ターゲットが ready 状態になっていることを確認します # showport 0:3:1 target ready 2FF70002AC AC host FCoE :3:2 target ready 2FF70002AC AC free FCoE d. showport -fcoe コマンドを使用して FCoE ポートの現在の設定を確認します # showport -fcoe N:S:P ENode_MAC_Address PFC_Mask 0:3: AC x08 0:3: AC x0 ホスト定義の作成 FCoE 手順 1. FC および FCoE ホストの場合と同じ手順に従って ホスト定義を作成します 詳しくはホスト定義の作成 FC(17 ページ ) HPE 3PAR Persistent Ports FCoE HPE 3PAR Persistent Ports( 仮想ポート ) 機能を使用すると HPE 3PAR StoreServ ストレージのオンラインアップグレード ノードダウン またはケーブル抜け中の I/O の中断が最小限になります ポートのシャットダウンまたはリセットでは この機能は実行されません 各 FCoE ターゲットストレージアレイのポートには パートナーアレイポートがシステムによって自動的に割り当てられます パートナーポートは アレイノードのペア間で割り当てられます ホスト定義の作成 FCoE 29

30 HPE 3PAR Persistent Ports を使用すると HPE 3PAR StoreServ ストレージの FCoE ポートが 自身の ID を保持しながら 障害が発生したポートの ID(WWN ポート ) を引き継ぐことができます 指定された物理ポートがパートナーポートの ID を引き継ぐ場合 引き継がれたポートは Persistent Ports として指定されます アレイポートの HPE 3PAR Persistent Ports とのフェイルオーバーおよびフェイルバックは ホストベースの大半のマルチパスソフトウェアから意識されることなく そのすべての I/O パスをアクティブに保ち続けることができます 注記 : HPE 3PAR Persistent Ports テクノロジーを使用する場合でも ホストマルチパスソフトウェアが正しくインストールされ 構成され 維持されている必要があります HPE 3PAR Persistent Ports の機能 動作 および必要なセットアップおよび接続性のガイドラインの完全なリストについての詳細は 次のドキュメントを参照してください Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトにあるテクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ Persistent Ports(Hewlett Packard Enterprise ドキュメント番号 F4AA4-4545ENW) Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイドの 無停止のオンラインソフトウェアのアップグレード用に Persistent Ports を使用 詳しくは HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン FCoE HPE 3PAR OS 以降の場合 : HPE 3PAR Persistent Ports 機能では FCoE ターゲットポート (FCoE エンドツーエンド構成 ) がサポートされています ノードダウンイベント中に HPE 3PAR Persistent Ports 機能が HPE 3PAR StoreServ ストレージの FCoE ポートでデフォルトで有効になります HPE 3PAR Persistent Ports 機能が正常に機能するように 特定のケーブル接続のセットアップと接続のガイドラインに従ってください HPE 3PAR Persistent Ports 機能のセットアップおよび接続性のキーとなる要素は 以下のとおりです HPE 3PAR StoreServ ストレージの FCoE パートナーポートは 同じ FCoE ネットワークに接続されている必要があります ノードペアの各ノードで ホストに面する HBA 上の同じ CNA ポートが同じ FCoE ネットワークに接続されている必要があります できるだけネットワーク上の異なる FCoE スイッチに接続することをお勧めします FCoE ネットワークは NPIV をサポートしており NPIV が有効になっている必要があります 30 HPE 3PAR Persistent Ports のセットアップおよび接続性のガイドライン FCoE

31 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FC ホストで必要なドライバーの確認 Microsoft の Web サイトで 必要なパッケージ ホットフィックス またはアップデートされたドライバーを確認します サポートされているドライバーについては SPOCK の Web サイトを参照し HBA ベンダーの指示に従ってください Emulex One Command または QLogic QConvergeConsole ソフトウェアを使用して HBA ドライバーバージョンがサポートされていることを確認することもできます 詳しくは Emulex HBA の取り付けと構成 FC HBA の取り付け手順 ドライバーサポート および使用ガイドラインについては 各製品タイプ用の Emulex のインストールガイドおよび使用ガイドを参照してください 構成に MPIO が含まれている場合 MPIO サポートドライバーの要件についても確認してください 注記 : HPE 3PAR StoreServ ストレージからの起動には BIOS の構成が必要です 詳しくは HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動の構成 Emulex HBA(77 ページ ) Emulex サポートドライバーの構成 ドライバーをインストールしたら HBA ドライバーのパラメーターを設定します 詳細については HBA ドライバーのドキュメントを参照してください ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように ターゲットポートの制限と仕様 FC(23 ページ ) でターゲットポートでの制限を確認してください 注記 : ホストのポートがファブリックゾーン上の複数のターゲットにアクセスできる場合 検出されたターゲットごとに割り当てられたターゲット番号 ( ホストドライバーが割り当てた番号 ) は ホストの起動時に一部のターゲットがゾーン内に存在しないと変更されることがあります この状況によって ホストの再起動中に デバイスに対するデバイスノードのアクセスポイントが変わることがあります この問題は ファブリック接続のすべてのストレージで発生することがあり HPE 3PAR StoreServ ストレージに特有の問題ではありません HPE 3PAR OS のオンラインアップグレードを実行する場合は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトの User Guides セクションにある HPE 3PAR オペレーティングシステムアップグレード事前計画ガイドを参照してください 詳しくはターゲットポートの制限と仕様 FC(23 ページ ) Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FC 31

32 Emulex HBA のパラメーターと接続ステータスの確認 手順 1. Emulex One Command ユーティリティを使用して 接続ステータスを確認します 2. パラメーターをチェックします QLogic HBA の取り付けと構成 FC HBA の取り付け手順 ドライバーサポート および使用ガイドラインについては 各製品タイプ用の QLogic のインストールガイドおよび使用ガイドを参照してください 構成に MPIO が含まれている場合 MPIO サポートドライバーの要件についても確認してください 注記 : HPE 3PAR StoreServ ストレージからの起動には BIOS の構成が必要です 詳しくは HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動の構成 QLogic HBA(77 ページ ) QLogic のサポートドライバーの構成 ドライバーをインストールしたら ターゲットあたりの LUN の最大数 Port Down Retry Count などの HBA ドライバーのパラメーターを設定します 詳細については HBA ドライバーのドキュメントを参照してください ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように ターゲットポートの制限と仕様 FC(23 ページ ) でターゲットポートでの制限を確認してください 注記 : ホストのポートがファブリックゾーン上の複数のターゲットにアクセスできる場合 検出されたターゲットごとにホストドライバーによって割り当てられたターゲット番号は ホストの起動時に一部のターゲットがゾーン内に存在しないと変更されることがあります このアクションにより ホストの再起動中に デバイスに対するデバイスノードのアクセスポイントが変わることがあります この問題は ファブリック接続のすべてのストレージで発生することがあり HPE 3PAR StoreServ ストレージに特有の問題ではありません HPE 3PAR OS のローリングアップグレードを実行する場合は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR Operating System Upgrade Planning Guide を参照してください 詳しくはターゲットポートの制限と仕様 FC(23 ページ ) QLogic HBA のパラメーターと接続ステータスの確認 QLogic QConvergeConsole ソフトウェアを使用して 接続ステータスを確認します Brocade HBA の取り付けと構成 FC HBA の取り付け手順 ドライバーサポート および使用ガイドラインについては 各製品タイプ用の Brocade のインストールガイドおよび使用ガイドを参照してください 構成に MPIO が含まれている場合 MPIO サポートドライバーの要件についても確認してください 32 Emulex HBA のパラメーターと接続ステータスの確認

33 Brocade のサポートドライバーの構成 始める前に 手順 ドライバーをインストールします 1. HBA ドライバーのパラメーターを設定します 詳細については HBA ドライバーのマニュアルを参照してください ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように ターゲットポートでの制限を確認してください ホストのポートがファブリックゾーン上の複数のターゲットにアクセスできる場合 検出されたターゲットごとに割り当てられたターゲット番号 ( ホストドライバーが割り当てた番号 ) は ホストの起動時に一部のターゲットがゾーン内に存在しないと変更されることがあります この状況によって ホストの再起動中に デバイスに対するデバイスノードのアクセスポイントが変わることがあります この問題は ファブリック接続のすべてのストレージで発生することがあり HPE 3PAR StoreServ ストレージに特有の問題ではありません HPE 3PAR OS のローリングアップグレードを実行する場合は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR Operating System Upgrade Planning Guide を参照してください 詳しくはターゲットポートの制限と仕様 FC(23 ページ ) Brocade HBA のパラメーターと接続ステータスの確認 手順 1. Brocade Host Connectivity Manager ユーティリティを使用して 接続ステータスを確認します 2. パラメーターをチェックします 3. Hewlett Packard Enterprise では 障害発生時の MPIO パスフェイルオーバーが完了する時間を短くするために Path Time-out 値 (TOV) に 14 秒を設定することをお勧めします 次の手順に従って Path TOV の値を変更します a. Brocade Host Connectivity Manager ユーティリティを開きます b. 修正対象の各 FC ポートを右クリックして ドロップダウンメニューから vhba Configuration を選択します c. Path TOV (seconds) 値を変更します Brocade のサポートドライバーの構成 33

34 d. 各 FC ポートについてこれらの手順を繰り返します e. ホストを再起動して 新しい設定を有効にします Windows Server 2008 ホストへの Veritas DMP Multipathing のインストール 注記 : Symantec の Web サイトで サポートされている Veritas の互換性を確認してください サポートされていない場合は Veritas がサーバーコンポーネントを検証しようとしたときに NOT a supported OS というエラーメッセージが表示され インストールが失敗します Veritas Storage Foundation ソフトウェアが含まれる構成の場合 HPE 3PAR StoreServ ストレージと一緒に使用できるように構成する必要があります 手順 1. Veritas の Web サイトから最新の DDI パケットをインストールします 2. 使用する DMP デバイスとして 3PARDATA (V3PARAA) だけを選択します 34 Windows Server 2008 ホストへの Veritas DMP Multipathing のインストール

35 3. このソフトウェアの詳細については Veritas Storage Foundation for Windows 管理者ガイドおよび Veritas Storage Foundation and High Availability Solutions インストールおよびアップグレードガイドを参照してください 詳しくは 3PAR の LUN に対する書き込みキャッシュオプションの無効化 HPE 3PAR の仮想ボリューム /LUN では書き込みキャッシュが有効であり 設計上 無効にすることはできません Veritas Enterprise Administrator のオープン時にの Veritas Enterprise Administrator ダイアログボックスが表示され GUI の左側のツリーが展開されます 3PAR の LUN に対する書き込みキャッシュオプションの無効化 35

36 HPE 3PAR StoreServ ストレージはフォールトトレラントなリダンダントアレイであるため メッセージは無視しても問題なく キャッシュを無効にする必要はありません Veritas Enterprise Administrator の起動時に毎回このメッセージが表示されないようにするには ダイアログボックス内のチェックボックスをクリアします 36 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FC

37 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi HPE 3PAR StoreServ ストレージは Windows Server 2016 Windows Server 2012 および Windows Server 2008 のソフトウェア iscsi イニシエーターをサポートしています 注記 : Hewlett Packard Enterprise では 以下の手順で指定がない限り ホストの構成にデフォルト値を使用することをお勧めします HPE 3PAR OS から HPE 3PAR StoreServ および 7000 ストレージシステムにより サポートされているコンバージドネットワークアダプター (CNA) で ハードウェア iscsi イニシエーターがサポートされました ハードウェア iscsi イニシエーターは HPE 3PAR StoreServ および 8000 ストレージシステムでもサポートされています サポートされている構成の詳細については SPOCK の Web サイトを参照してください サポートされている CNA を構成するには ベンダーのドキュメントを参照してください 注記 : Hewlett Packard Enterprise では 本トピックで説明する Windows のコンセプトおよび手順について Microsoft iscsi Software Initiator Users Guide を参照することをお勧めします 詳しくは VLAN の構成とルーティングのセットアップ スイッチの VLAN およびルーティングのセットアップと構成は このドキュメントの範囲外です VLAN およびルーティングのセットアップについては お使いのスイッチの製造元のガイドを参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイは 次の VLAN 構成をサポートしています 1 VLAN あたり 1 イニシエーター 1 ターゲット 1 VLAN あたり 1 イニシエーター 複数ターゲット 1 VLAN あたり複数イニシエーター 1 ターゲット 1 VLAN あたり複数イニシエーター 複数ターゲット HPE 3PAR Persistent Ports iscsi HPE 3PAR OS から HPE 3PAR Persistent Ports 機能では iscsi がサポートされています HPE 3PAR Persistent Ports( 仮想ポート ) 機能を使用すると 以下のイベントに対する応答での HPE 3PAR StoreServ ストレージの I/O の中断が最小限になります HPE 3PAR OS ファームウェアのアップグレード ノードをオフラインにする必要があるノードメンテナンス ( 例 : 新規 HBA の追加 ) HPE 3PAR ノードの障害 管理者による アレイターゲットポートのオフライン化 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi 37

38 各 iscsi ターゲットストレージアレイのポートには パートナーアレイポートがシステムによって自動的に割り当てられます パートナーポートは アレイノードのペア間で割り当てられます HPE 3PAR Persistent Ports を使用すると HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ポートが 自身の ID を保持しながら 障害が発生したポートの ID を引き継ぐことができます 指定された物理ポートがパートナーポートの ID を引き継ぐ場合 引き継がれたポートは Persistent Ports として指定されます アレイポートの HPE 3PAR Persistent Ports とのフェイルオーバーおよびフェイルバックは ホストベースの大半のマルチパスソフトウェアから意識されることなく そのすべての I/O パスをアクティブに保ち続けることができます HPE 3PAR OS から iscsi での HPE 3PAR Persistent Ports には アレイとスイッチ間のシグナルの喪失またはリンクダウンによる障害の場合に自動フェイルオーバーを行う loss_sync リカバリをサポートすることで アレイポートの loss_sync イベント中の I/O 中断を最小化する追加機能があります 注記 : HPE 3PAR Persistent Ports テクノロジーを使用する場合でも ホストマルチパスソフトウェアが正しくインストールされ 構成され 維持されている必要があります iscsi 接続のための重要な要素は パートナーポートが同じ IP ネットワークを共有している必要があるという点です HPE 3PAR Persistent Ports の機能 動作 および必要なセットアップおよび接続性のガイドラインの完全なリストについての詳細は 次のドキュメントを参照してください Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトにあるテクニカルホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ Persistent Ports(Hewlett Packard Enterprise ドキュメント番号 F4AA4-4545ENW) Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイドの 無停止のオンラインソフトウェアのアップグレード用に Persistent Ports を使用 詳しくは Enterprise iscsi HPE 3PAR OS から HPE 3PAR StoreServ および 8000 ストレージシステムは Enterprise iscsi つまりデータセンターブリッジング (DCB) の iscsi( ロスレスイーサネット ) をサポートしています DCB は イーサネット LAN を クラスター化およびストレージのネットワーク使用のために拡張しています DCB を使用すると 異なるイーサネットトラフィックを 異なる優先度でセットアップおよび構成でき それらが異なるパイプであるかのように取り扱うことができます リンクに対して帯域幅を割り当てることで キューのオーバーフローによるパケットの紛失を防止することができます Enterprise iscsi のサポートには HPE 3PAR の iscsi ターゲットポート上での特別な設定は不要です 各 SAN 環境は異なっており その要件も異なるため 1 つのスイッチネットワーク構成がすべての SAN 環境に適用されることはありません DCB をサポートするイーサネットスイッチ上で iscsi を構成するには スイッチのベンダーの構成ガイドを参照してください HPE 5900 ネットワークスイッチシリーズを構成するには Hewlett Packard Enterprise Information Library にある HPE FlexFabric 59xx/57xx Switch Series を参照してください サポートされている DCB イーサネットスイッチについては SPOCK の Web サイトを参照してください 詳しくは Enterprise iscsi

39 イニシエーターポートとターゲットポートの設定 iscsi 重要 : HPE 3PAR F200/F400 または T400/T800 1Gb iscsi ターゲットに接続されている Windows Server 2012/2008 サーバーでは MPIO のフェイルオーバー時間を短くするには MPIO のパス検証を有効にする必要があります Microsoft MPIO のパス検証を有効にしてください 1. コマンドラインまたは PowerShell ウィンドウで regedit コマンドを実行します 2. レジストリエディターウィンドウで 次のレジストリキーを表示させます HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\mpio\Parameters 3. UseCustomPathRecoveryInterval に 1 PathVerifyEnabled に 1 を設定します 4. 設定を有効にするためにホストを再起動します iscsi イニシエーターポートと HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ターゲットポート間の iscsi トラフィックをルーティングできなければなりません 手順 1. ホストの iscsi イニシエーターポートと HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ターゲットポートをスイッチに接続します 2. iscsi イニシエーターホスト上で ping コマンドを使用して HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ターゲットポートにアクセスできることを確認できます HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 iscsi HPE 3PAR OS から HPE 3PAR StoreServ および 8000 ストレージシステムは iscsi に対して IPv4 アドレスの指定だけではなく IPv6 アドレスの指定もサポートしています これらのアレイ上の iscsi ターゲットポートは 各 iscsi ポートに対して複数の IP アドレスをサポートしています IP アドレスは すべて IPv6 すべて IPv4 または両方の IP アドレス指定のタイプの組み合わせとすることができます HPE 3PAR StoreServ および 8000 ストレージシステムは IPv4 および IPv6 アドレス指定の両方で iscsi に対して VLAN タギングもサポートしています HPE 3PAR StoreServ または 8000 ストレージシステムを IPv6 で構成するには HPE 3PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング iscsi(41 ページ ) を参照してください 手順 iscsi 用の IPv4 アドレス指定 : 1. HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ポートが iscsi 用に構成されていない場合には 次のコマンドを実行します # controlport config iscsi -f N:S:P 2. showport -iscsi コマンドを使用して iscsi ポートの現在の設定を確認します 以下の例では ポートがオフラインかつ未構成です イニシエーターポートとターゲットポートの設定 iscsi 39

40 # showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate isns_addr isns_port STGT VLAN 0:3:1 offline n/a Y 0:3:2 offline n/a Y 1:3:1 offline n/a Y 1:3:2 offline n/a Y 3. controliscsiport addr コマンドを使用して iscsi ターゲットポートの IP アドレスおよびネットマスクアドレスを設定します # controliscsiport addr f 0:3:1 # controliscsiport addr f 1:3:1 4. 構成を確認します 以下の例では 2 つのポートが準備完了になっています # showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate isns_addr isns_port STGT VLAN 0:3:1 ready Gbps Y 0:3:2 offline n/ a Y 1:3:1 ready Gbps Y 1:3:2 offline n/ a Y 5. createhost -iscsi [options] <hostname> [<iscsi_name>...] コマンドを使用します 以下に Windows 2008 R2 での createhost コマンドの例を示します # createhost -iscsi -persona 15 sqa-dl380g5-08 iqn com.microsoft:sqa-dl380g Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

41 注記 : Host Persona の詳細と HPE 3PAR OS のアップグレード後に Persona を変更する方法については ホスト定義の作成 FC(17 ページ ) を参照してください HPE 3PAR OS 以降では Hewlett Packard Enterprise は 以下のホストに対して host WindowsServer Persona 15 を必要とします Windows Server 2016(HPE 3PAR OS MU3 および MU5 以降 ) Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 HPE 3PAR OS では Hewlett Packard Enterprise は 以下のホストに対して host Generic- ALUA Persona 2 を必要とします Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 HPE 3PAR OS では Hewlett Packard Enterprise は以下の Host Persona を必要とします Windows Server 2012 R2 の場合 host Generic-ALUA Persona 2 Windows Server 2012 の場合 host Generic-ALUA Persona 2 Windows Server 2008 R2 の場合 host Generic Persona 1 Windows Server 2008 の場合 host Generic-ALUA Persona 2 iscsi 名 /IQN は iscsi イニシエーターから取得する必要があります ソフトウェア iscsi イニシエーターについては イニシエーターソフトウェアとの接続の確立 iscsi(45 ページ ) を参照してください 6. showhost コマンドを発行して 新しくセットアップしたホストを確認します # showhost Id Name Persona WWN/ iscsi_name Port 1 sqa-dl380g5-08 Windows Server iqn com.microsoft:sqadl380g HPE 3PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング iscsi iscsi パーソナリティの HPE 3PAR StoreServ ストレージポートを構成するには 以下の手順に従います 手順 1. 次のコマンドを実行します cli % controlport config iscsi -f N:S:P 2. showport -iscsi コマンドを実行して iscsi ポートの現在の設定を確認します 以下の例は 直前の手順でポートを iscsi パーソナリティでセットアップした後の オフラインで未構成のポート (IP アドレスまたは VLAN タグなし ) を示しています HPE 3PAR iscsi の IPv6 アドレス指定および VLAN タギング iscsi 41

42 cli % showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate isns_addr isns_port STGT VLAN 0:6:1 offline :: 0 :: Gbps :: :6:2 offline :: 0 :: Gbps :: :6:1 offline :: 0 :: Gbps :: :6:2 offline :: 0 :: Gbps :: controliscsiport addr <netmask prefix_len> [-f] <node:slot:port> コマンドを実行して iscsi ターゲットポートの IP アドレス プレフィックス長 および VLAN タグを設定します 以下に例を示します cli % controliscsiport addr fd15:0816:c0:: vlan 816 -f 0:6:1 4. ポート 0:6:1 の IPv6 アドレスおよび VLAN タグを表示するには iscsivlan オプションを指定して showport コマンドを使用します 以下に例を示します cli % showport -iscsivlans 0:6:1 N:S:P VLAN IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway MTU TPGT STGT isns_addr isns_port 0:6:1 816 fd15:816:c0::21 64 :: :: 3205 ポート 0:6:1 の準備ができたことを確認するには showport -iscsi コマンドを実行します cli % showport -iscsi 0:6:1 N:S:P State IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway TPGT MTU Rate isns_addr isns_port STGT VLAN 0:6:1 ready :: 0 :: Gbps :: Y VLAN で構成している場合は showport -iscsi ではなく showport -iscsivlans を使用して IP アドレスを表示します 42 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

43 cli % showport -iscsivlans N:S:P VLAN IPAddr Netmask/PrefixLen Gateway MTU TPGT STGT isns_addr isns_port 0:6: :6:2 - :: 0 :: :: :6:2 62 fd15:816:c0:21 64 :: :: :6: :6:2 - :: 0 :: :: :6:2 162 fd15:1816:c0:21 64 :: :: 注記 : HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムで IPv4 アドレス指定および VLAN タギングを構成するには HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムでの IPv4 の構成方法について説明した HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 iscsi(39 ページ ) を参照してください ただし IPv4 アドレスに割り当てる VLAN 番号を IPv4 アドレスに構成する場合は -vlan オプションを使用する必要があります ホストのトラフィックのないパスの再接続の構成 iscsi 以下の手順に従って 現在トラフィックのない 接続が失われたマルチパス接続を再接続します 手順 1. Windows レジストリで iscsi イニシエーターの EnableNOPOut パラメーター (iscsi Ping) を以下のように変更します [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\ {4D36E97B-E325-11CE-BFC BE10318}\0005\Parameters] 注記 : レジストリパスの \0005\ の部分は システムの設定によって \0003\ のように別の 10 進数の場合もあります 2. 以下のように EnableNOPOut の値を から に変更します "EnableNOPOut"=dword: サーバーを再起動して 変更を有効にします Microsoft isns サーバーによる登録の検出 専用ネットワーク上の iscsi イニシエーターと iscsi ターゲットを検出するには Microsoft isns サーバーを使用します iscsi イニシエーターと iscsi ターゲットが isns サーバーに登録されると TCP/IP で ホストのトラフィックのないパスの再接続の構成 iscsi 43

44 isns クライアント / サーバーに問い合わせることによって 登録されているデバイスの検出を自動的に開始します これらの登録のデータベースもアップデートされます isns サーバーでの使用のためのイニシエーターとターゲットの構成 iscsi 手順 1. showport -iscsi コマンドを使用して iscsi ターゲットポートが isns サーバー用に構成されていることを確認します # showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns Prim isns Sec isns Port 0:01:01 ready Gbps :01:02 offline n/a :01:01 ready Gbps :01:02 offline n/a isns 用の IP アドレスをセットアップします # controliscsiport isns :1:1 # controliscsiport isns :1:1 3. isns 用の構成を確認します # showport -iscsi N:S:P State IPAddr Netmask Gateway TPGT MTU Rate DHCP isns Prim isns Sec isns Port 0:01:01 ready Gbps :01:02 offline n/a :01:01 ready Gbps :01:02 offline n/a 注記 : IPv6 アドレス指定を使用して isns サーバーを構成するには 直前の手順のように controliscsiport isns コマンド実行します ただし isns サーバーの IPv4 アドレスではなく IPv6 アドレスを入力します 4. Windows Server 2012/2008 の機能の追加ウィザードを使用して インターネット記憶域ネームサーバー機能を追加します 5. 別の Windows Server 2012/2008 サーバーに isns サーバーがインストールされたら iscsi イニシエーターを開いて探索タブを選択します 探索ウィンドウで isns サーバーの領域にあるサーバーの追加... ボタンをクリックします 6. IP アドレスまたは DNS 名を入力して OK をクリックします isns サーバーを使用した探索ドメインの作成 44 isns サーバーでの使用のためのイニシエーターとターゲットの構成 iscsi

45 手順 1. Windows Server 探索ドメイン機能を開きます Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2 では サーバーマネージャー > ツール > isns サーバー > 探索ドメインをクリックします Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では スタート > 管理ツール > isns サーバー > 探索ドメインをクリックします 2. 表示されたウィンドウで作成ボタンをクリックします 探索ドメインの作成ポップアップで 検出ドメインを入力するか またはデフォルトを選択して OK をクリックします 3. 次の手順を実行して iscsi イニシエーターに isns を追加します a. iscsi イニシエーターを開きます Windows Server 2012 または Windows Server 2012 R2 では サーバーマネージャー > ツール > iscsi イニシエーターをクリックします Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 では スタート > 管理ツール > iscsi イニシエーターをクリックします b. iscsi イニシエーターのプロパティで探索タブを選択し isns サーバーセクションのサーバーの追加をクリックします ポップアップウィンドウの isns サーバーの追加設定でサーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入力します イニシエーターソフトウェアとの接続の確立 iscsi 手順 このトピックでは Microsoft iscsi イニシエーターソフトウェアを構成して接続を確立する手順を説明します 1 番目の手順より後のすべての手順は Windows Server 2012 の場合も Windows Server 2008 の場合も同じです 1. Windows Server 2012 で iscsi イニシエーターを開始するには サーバーマネージャー > ツール > iscsi イニシエーターの順にクリックします Windows Server 2008 で iscsi イニシエーターを開始するには スタート > すべてのプログラム > 管理ツール > iscsi イニシエーターの順にクリックします イニシエーターソフトウェアとの接続の確立 iscsi 45

46 2. iscsi イニシエーターのプロパティで探索タブを選択します 46 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

47 3. 探索タブのターゲットポータル領域でポータルの探索... ボタンをクリックし ターゲットポータルの検索ダイアログボックスで 追加するポータルの IP アドレスを入力します Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi 47

48 4. 接続を確立するために 詳細設定をクリックします 詳細設定ダイアログボックスが表示されます ダイアログボックスの接続方法セクションで以下の手順を実行します 48 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

49 a. ローカルアダプタードロップダウンメニューで Microsoft iscsi Initiator を選択します b. イニシエーター IP: ドロップダウンメニューで 使用する NIC アダプターまたは CNA の IP アドレスを選択します CRC / チェックサムセクションの設定は不要です CHAP ログインの設定の詳細については ホスト CHAP およびターゲット CHAP の構成 (52 ページ ) を参照してください OK をクリックします 5. ターゲットポータルの探索ダイアログボックスで OK をクリックします iscsi イニシエーターのプロパティウィンドウの探索タブに ポート情報が表示されます 6. 上記の手順を繰り返して 他のターゲットポートに接続します iscsi イニシエーターのプロパティウィンドウの探索タブで接続を確認します iscsi ログオンセッションの確立とマルチパスの有効化 iscsi 以下の手順に従って HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ターゲットポートで iscsi ログオンセッションを確立します 手順 1. ターゲットタブを選択します 構成済みのポートの名前とステータスがウィンドウに表示されます 2. 接続ボタンをクリックして HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ターゲットポートへの iscsi 接続セッションを確立します iscsi ログオンセッションの確立とマルチパスの有効化 iscsi 49

50 ターゲットへの接続ポップアップが表示されます 3. この接続をお気に入りのターゲットの一覧に追加するチェックボックスおよび複数パスを有効にするチェックボックスをクリックして選択します OK をクリックしないでください 4. 詳細設定ボタンをクリックします 詳細設定ウィンドウが表示されます 50 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

51 5. 接続方法セクションで 以下のオプションを選択します 注記 : 複数のローカルアダプター ソース IP アドレス およびターゲットポートがあり デフォルトの設定を保持している場合は Microsoft iscsi イニシエーターは正しく動作しません ローカルアダプタードロップダウンから Microsoft iscsi Initiator を選択します iscsi ターゲットポートに接続するシステムの NIC アダプターまたは CNA の IP アドレスを イニシエーター IP ドロップダウンメニューから選択します ターゲットポータル (iscsi ターゲットポート ) の IP アドレスを ターゲットポータル IP ドロップダウンメニューから選択します 6. 詳細設定ウィンドウで OK をクリックし 次にターゲットへの接続ウィンドウで OK をクリックします iscsi イニシエーターがターゲットポートとの iscsi セッションを確立します 7. 必要であれば 接続を確認します iscsi イニシエーターのプロパティウィンドウのターゲットセクションで ターゲットの状態列に接続完了と表示されていることを確認します 8. セカンダリターゲットポータルに対して 手順 4~7 を実行し 接続を追加します iscsi イニシエーターのプロパティウィンドウには 両方のステータスが表示されます Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi 51

52 ホスト CHAP およびターゲット CHAP の構成 このトピックでは チャレンジハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) の構成手順と削除手順を 以下のトピックに分けて説明しています 1. ホスト CHAP の設定 (52 ページ ) 2. ターゲット CHAP の設定 (53 ページ ) 3. 双方向 CHAP の設定 (55 ページ ) 4. CHAP の削除 (55 ページ ) ホスト CHAP の設定 ホストの CHAP シークレットを設定するには HPE 3PAR StoreServ ストレージと Windows Server 2012/2008 ホストの両方で CHAP シークレットを構成する必要があります 以下の手順に従ってください 手順 1. HPE 3PAR StoreServ ストレージ上で iscsi ホスト定義が作成済みであることを確認します 2. showhost -chap コマンドを使用して CHAP シークレットがまだ設定されていないことを確認します その出力では ホスト CHAP が Initiator_CHAP_Name として表示されます # showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name 3. sethost initchap <chap_name> <host_name> を使用して initchap を設定します 52 ホスト CHAP およびターゲット CHAP の構成

53 sethost initchap MyChapSecret sqa-dl360g6-02-iscsi Calling "sethost initchap" for host sqa-dl360g6-02-iscsi. Continue? select q=quit y=yes n=no: y 4. showhost -chap コマンドを使用し initchap が作成されたことを確認します root@xnodee86a:~# showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 25 sqa-dl360g6-02-iscsi sqa-dl360g6-02-iscsi 5. iscsi イニシエーターのプロパティウィンドウでターゲットタブを選択してから CHAP を適用するターゲットを選択します ターゲットへの接続で接続をクリックし 複数パスを有効にするをチェックしてから 詳細設定... ボタンをクリックします 詳細設定ウィンドウで 以下の手順に従います a. ローカルアダプターで Microsoft iscsi Initiator を設定します b. イニシエーター IP の値を選択します c. ターゲットポータル IP の値を選択します d. CHAP ログオンを有効にするチェックボックスにチェックを入れます e. ターゲットシークレットに CHAP シークレットを入力します 注記 : ターゲットシークレットフィールドには MyChapSecret と入力してください ターゲット CHAP の設定 ターゲットの CHAP シークレットを設定するには HPE 3PAR StoreServ ストレージと Windows Server 2012/2008 ホストの両方で 以下の手順に従って CHAP シークレットを構成する必要があります 手順 1. showhost -chap を発行して CHAP シークレットがまだ設定されていないことを確認します ターゲット CHAP の設定 53

54 # showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 2. sethost targetchap -chapname <chapname> を発行して ターゲット用の CHAP シークレット (<chapname> ) を設定します 以下に例を示します # sethost targetchap -f target_secret0 sqa-dl380g 結果を確認するには showhost -chap を実行します 以下に例を示します # showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name 0 sqa-dl380g5-08 s iscsi イニシエーターのプロパティウィンドウで構成タブをクリックします CHAP をクリックし イニシエーター CHAP シークレットフィールドに値を入力してから OK をクリックします 注記 : 手順 2 の例で指定した target_secret0 の値を イニシエーター CHAP シークレットフィールドに入力してください 54 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

55 双方向 CHAP の設定 手順 1. ホスト CHAP の設定 (52 ページ ) の手順に従って ホスト CHAP シークレットを設定します 2. ターゲット CHAP の設定 (53 ページ ) の手順に従って ターゲット CHAP シークレットを設定します 3. showhost -chap コマンドを実行します その出力に 両方のシークレットが表示されます # showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name 0 sqa-dl380g5-08 sqa-dl380g5-08 s055 CHAP の削除 HPE 3PAR StoreServ ストレージホストからチャレンジハンドシェイク認証プロトコル (CHAP) を削除するには 以下の手順に従います 手順 1. sethost removechap を発行すると 指定されたすべてのホストに対するすべての CHAP 情報が削除されます 以下に例を示します # sethost removechap sqa-dl380g5-0 Calling "sethost removechap" for host sqa-dl380g5-08. Continue? select q=quit y=yes n=no: y 2. ステータスを確認するには showhost -chap を実行します 以下に例を示します # showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 0 sqa-dl380g iscsi イニシエーターのプロパティウィンドウで CHAP を適用するターゲットタブをクリックし ターゲットへの接続ウィンドウで接続ボタンをクリックし 複数パスを有効にするチェックボックスにチェックを入れます 詳細設定ボタンをクリックし 詳細設定ウィンドウで 以下の手順に従います a. ローカルアダプターフィールドで Microsoft iscsi Initiator を選択します b. イニシエーター IP の値を選択します c. ターゲットポータル IP の値を選択します d. CHAP ログオンを有効にするチェックボックスのチェックを外します 双方向 CHAP の設定 55

56 ハードウェア iscsi のサポート HPE 3PAR OS x から HPE 3PAR StoreServ および 7000 ストレージシステムが サポートされている Converged Network Adapters(CNA) で Windows Server 2012 Windows Server 2012 R2 および Windows Server 2008 R2 SP1 上のハードウェア iscsi のサポートを始めました ハードウェア iscsi イニシエーターは HPE 3PAR OS MU3 および MU5 の HPE 3PAR StoreServ ストレージシステム および Windows Server 2016 でもサポートされています このトピックでは CN1100E を使用する基本的なハードウェア iscsi 構成について説明します 構成の詳細情報や別の CNA タイプについては ベンダーのドキュメントを参照してください 56 ハードウェア iscsi のサポート

57 注記 : QLogic CNA のハードウェア iscsi では ARP Redirect 機能が HPE 3PAR Persistent Ports でパスのフェイルオーバーをサポートするために ホストカードファームウェアで有効になっている必要があります これには CN1000Q CNA のハードウェア iscsi イニシエーターの使用が含まれます QLogic Converge Console Utility を使用すると この機能を有効にすることができます 各 iscsi ポートのファームウェア設定で IPv4 Network Settings が選択され ARP Redirect がチェックされていることを確認してください Emulex の CNA によるハードウェア iscsi では UCNA ドライバーには 90 秒に設定された拡張タイムアウト値があります この設定は I/O 操作中にターゲットとの接続が失われた後に ターゲットが利用可能になるのを UCNA ドライバーが待つ時間を決定します iscsi イニシエーターがターゲットへのパスを失うと このデフォルト値がタイムアウト満了まで MPIO 操作を遅延させるため I/O 操作に大幅な遅れが生じます 次のレジストリエントリーを変更すると I/O 操作の遅延を少なくすることができます たとえば この値を小さくして 30 秒にすると I/O 操作の遅延が 40 秒以内に短くなる可能性があります この設定は iscsi ターゲットに接続する前に必要です タイムアウト値の更新 : 1. コマンドシェルまたは PowerShell ウィンドウで regedit コマンドを実行します 2. レジストリエディターウィンドウで 次のレジストリキーを表示させます HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\be2iscsi \Parameters\Device 3. DriversParamaters 文字列値を 必要に応じて eto=30 に変更するか eto=30 を追加します 4. 設定を有効にするためにホストを再起動します 両方のアダプターポートについて OneCommand Manager で Target Portal Information の ETO の設定が 30 であることを確認します 設定されていない場合は OneCommand Manager で ETO の設定を 30 にします この CNA は 依存型 iscsi( システムの IP アドレスをホスト NIC 接続から取得 ) または独立型 iscsi (IP アドレスを CNA カードに入力 ) のどちらを使用しても構成できます CN1100E は SAN から起動するように構成できます SCSI ターゲットは カードに入力されます CN1100E の全般的な情報については Hewlett Packard Enterprise サポートセンターを参照してください サポートされているモデルおよび構成の詳細については SPOCK の Web サイトを参照してください Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi 57

58 上記にリストされているソフトウェア iscsi の要件は ハードウェア iscsi にも適用される ポートのセットアップ ネットワーク接続 VLAN の構成に関するものです 詳しくは 静的 IP アドレスの設定 手順 1. CN1100E のインストール後 システムを起動します 次のテキストが BIOS に表示されます Emulex 10Gb iscsi Initiator BIOS.. Press <Ctrl> <S> for iscsiselect (M) Utility 2. Ctrl+S を押して ユーティリティに入ります 3. コントローラーを選択し Enter を押します 4. Controller Configuration 画面から Network Configuration を選択して Enter を押します 5. Network Configuration 画面で Configure Static IP Address を選択して Enter を押します 静的 IP アドレスの設定画面が表示されます 58 静的 IP アドレスの設定

59 6. IP アドレス サブネットマスク デフォルトゲートウェイを入力してから Save をクリックし Controller Configuration メニューに戻ります SAN からの iscsi ハードウェアの起動 手順 1. 最初に表示される iscsi Initiator Configuration 画面が表示されてから カードの IQN を取得し HPE 3PAR StoreServ ストレージ上にホスト定義を作成します 以下に例を示します createhost iscsi persona 2 ws2012host1 iqn com.emulex:a0-b3- cc-1c-94-e1 2. SAN ブート LUN として使用されるこのホスト定義に VLUN を割り当てます 3. Controller Configuration メニューから Controller Properties を選択します 4. プロパティの画面で 起動サポートが有効になっていることを確認します 有効になっていない場合 は Boot Support までスクロールして有効にしてから 保存を行って この画面を終了します 5. Controller Configuration メニューから iscsi Target Configuration を選択します 6. iscsi Target Configuration メニューで Add New iscsi Target を選択し Enter を押します 7. 1 番目の iscsi ターゲットの情報を入力します Boot Target に Yes が設定されていることを確認 します SAN からの iscsi ハードウェアの起動 59

60 8. 情報を入力した後 Ping をクリックして接続を確認します 9. Ping が成功したら Save/Login をクリックします 10. 両方のコントローラーを構成したら showiscsisession コマンドを使用して HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト上の iscsi セッションを表示します すべて正しく構成されていれば 次のように表示されます showiscsisession 0:2: iqn com.emulex:a0-b3- cc-1c-94-e :57:58 PDT 1:2: iqn com.emulex:a0-b3- cc-1c-94-e :57:58 PDT root@jnodec103140:s99814# showhost -d ws2012host1 1 ws2012host1 Generic-ALUA iqn com.emulex:a0-b3-cc-1c-94-e1 0:2: ws2012host1 Generic-ALUA iqn com.emulex:a0-b3-cc-1c-94-e1 1:2: 認証方法として CHAP を使用しない場合は CN1100E セットアップ画面を終了し この時点で再起動します 認証方法として CHAP を使用する場合は Add/Ping iscsi Target 画面に戻り Authentication Method を選択してから 以下のいずれかのオプションを選択します One-Way CHAP を選択します 60 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

61 CHAP Configuration 画面が表示されます Target CHAP Name( イニシエーター IQN 名 ) と Target Secret を入力します OK をクリックします Add-Ping iscsi Target 画面の Authentication Method 設定で Mutual CHAP を選択します CHAP Configuration 画面が表示されます Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi 61

62 Target CHAP Name( イニシエーター IQN 名 ) Target Secret Initiator CHAP Name( ストレージの DNS 名 ) および Initiator Secret を入力します OK をクリックします CHAP 認証を削除する場合は Add-Ping iscsi Target 画面の Authentication Method の設定で None を選択します 12. CHAP 認証を使用する場合は HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストと一致する CHAP パラメーターが設定されていることを確認してから ホストシステムを再起動します 注記 : BIOS による CHAP の構成を行わない場合は システムのブート後に iscsi イニシエーターのプロパティを変更します 単方向 CHAP を選択した場合 一致する CHAP シークレットを次のように入力します root@jnodec103140:s99814# sethost initchap -f aaaaaabbbbbb ws2012host1 root@jnodec103140:s99814# showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 1 ws2012host1 ws2012host1 -- 双方向 CHAP を選択した場合 双方向 CHAP シークレットを次のように入力します root@jnodec103140:s99814# sethost targetchap -f bbbbbbcccccc ws2012host1 root@jnodec103140:s99814# root@jnodec103140:s99814# showhost -chap Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 1 ws2012host ws2012host1 S814 root@jnodec103140:s99814# Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name- 1 ws2012host1 ws2012host1 S CHAP シークレットを入力した後 BIOS を終了し ホストを再起動します 62 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ iscsi

63 ターゲットポートの制限と仕様 iscsi ターゲットポートが過負荷にならず連続的な I/O 処理を行えるように 以下のターゲットポートに対する制限に従ってください アレイポート アレイノードペア およびアレイごとにサポートされているイニシエーター接続の最大数を設定するには SPOCK の Web サイトにある HPE 3PAR Support Matrix に示されている手順に従ってください (SPOCK Home > Other Hardware > 3PAR) HPE 3PAR StoreServ ストレージの各 HBA モデルのポートあたりの I/O キューの最大長は次のとおりです HBA プロトコル アレイ バス 速度 ポート キューの最 大長 QLogic QLA4052C iscsi HPE F200 PCI-X 1Gbps F400 T400 T800 QLogic QLE8242 iscsi HPE PCIe 10Gbps QLogic EP8324 iscsi HPE PCIe 10Gbps I/O キューは接続されているホストサーバーの HBA ポート間で共有され 先着順で処理されます すべてのキューが使用中で ホストの HBA ポートが I/O を開始しようとすると そのポートは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートから target queue full 応答を受け取ります この状態は 各ホストサーバーの I/O パフォーマンスを不安定にさせる可能性があります その状況が発生した場合には すべてのホストサーバーが最大数の I/O 要求を出したときに HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートのキューがあふれないように 各ホストサーバーに対してスロットリングを行う必要があります 詳しくは Emulex HBA のパラメーターと接続ステータスの確認 手順 1. Emulex One Command ユーティリティを使用して 接続ステータスを確認します 2. パラメーターをチェックします ターゲットポートの制限と仕様 iscsi 63

64 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FCoE HPE 3PAR OS MU3 および MU5 から FCoE ターゲットのサポートが Windows Server 2016 に追加されました HPE 3PAR OS から FCoE ターゲットのサポートが Windows Server 2008 および Windows Server 2008 R2 に追加されました HPE 3PAR OS から FCoE ターゲットのサポートが Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 に追加されました サポートされている構成の詳細については Storage Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK) の Web サイトを参照してください このトピックでは HPE 3PAR StoreServ ストレージでの Windows Fibre Channel over Ethernet(FCoE) 構成のセットアップについて説明します ここでの説明は エンドツーエンド FCoE および FCoE イニシエーターから FC ターゲット接続の両方をカバーしています 詳しくは Windows ホストの要件 Windows ホストは 以下のソフトウェア要件を満たしている必要があります CNA BIOS およびファームウェアのサポートされているレベルについては Service Pack for ProLiant (SPP) の Web サイトを参照してください サポートされているレベルの CNA ドライバーについては Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトを参照してください Emulex OneCommand Manager Qlogic QConvergeConsole Manager または Broadcom Advanced Control Suite(BACS) をインストールするには Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトを参照してください サポートされている構成の詳細については SPOCK の Web サイトを参照してください 詳しくは VLAN の構成とルーティングのセットアップ スイッチの VLAN およびルーティングのセットアップと構成は このドキュメントの範囲外です VLAN およびルーティングのセットアップについては お使いのスイッチの製造元のガイドを参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージアレイは 次の VLAN 構成をサポートしています 1 VLAN あたり 1 イニシエーター 1 ターゲット 1 VLAN あたり 1 イニシエーター 複数ターゲット 1 VLAN あたり複数イニシエーター 1 ターゲット 1 VLAN あたり複数イニシエーター 複数ターゲット 64 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FCoE

65 スイッチの構成 FCoE Windows(FCoE イニシエーター ) ホストポートと HPE 3PAR StoreServ ストレージ (FCoE ターゲット ) ポートを FCoE 対応スイッチに接続します 手順 システム BIOS を使用した FCoE の構成 : 1. セットアップメニューを起動します セットアップを起動するためのキーの組み合わせは 構成対象のホストにより異なります 2. System Options ペインで NIC Personality Options を選択します 3. PCI Slot 2 ペインで Port 1 および Port 2 の両方について FCoE を選択します 4. PCI Slot 2 Port 1 と Port 2 に FCoE と表示されます スイッチの構成 FCoE 65

66 5. 変更を保存して BIOS を終了します ホスト接続での HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成 FCoE FCoE イニシエーターから FC ターゲットへの接続を設定する場合 HPE 3PAR StoreServ ストレージに特別な要件はありません FCoE フォワーダースイッチ経由のホストアダプターからのイニシエーターは HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートに接続する 1 つの FC デバイスとして扱われます FCoE CNA およびフォワーダースイッチをサポートする特定の構成については SPOCK の Web サイトで 該当する HPE 3PAR OS リリースバージョンを参照してください 手順 1. FCoE に構成されているホスト CNA カードを搭載するサーバーが HPE 3PAR StoreServ ストレージポートに接続されている場合は 以下の情報を参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートの構成 ファブリック接続 FC(16 ページ ) Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FC(31 ページ ) 2. FCoE イニシエーターから FCoE ターゲットへの接続の設定をする場合 HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートが FCoE 用に構成されている必要があります HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 FCoE(27 ページ ) を参照してください 詳しくは FCoE イニシエーターから FC ターゲットへの接続の構成 注記 : 所定のコンバージドネットワークアダプターを搭載するサーバーの構成手順の詳細については CNA 製造元のドキュメントを参照してください イニシエーターが HPE 3PAR StoreServ ストレージのターゲットポートにログインしたら 次の手順では ホスト定義を作成し ホストにストレージをプロビジョニングします 以下の図に FCoE から FC の構成を設定中の場合の CNA と FCoE フォワーダースイッチの構成のための一般的な手順を要約します 66 ホスト接続での HPE 3PAR StoreServ ストレージポートの構成 FCoE

67 始める前に 図 1: FCoE イニシエーターと FC ターゲット FCoE スイッチまたは FCoE フォワーダーは FCoE の通信を FC に変換し これを HPE 3PAR StoreServ ストレージのターゲットポートが接続されているファブリックに中継できるようにする必要があります 手順 1. PCIe カードの取り付けと同様に サーバーに CNA カードを取り付けます 固有の手順については サーバーのベンダーのドキュメントを参照してください 2. CNA カードの取り付け手順に従い CNA カードドライバーをインストールします ( 前提条件 : サーバーはサポートされている OS をすでに実行している必要があります ) 3. サーバーの CNA カードポートを FCoE フォワーダースイッチにケーブル接続し FCoE フォワーダースイッチポートを構成します スイッチのベンダーのドキュメントを参照してください 注記 : CNA を搭載するサーバーを HPE 3PAR StoreServ ストレージに直接接続することはできません FCoE フォワーダースイッチを使用する必要があります 4. HPE 3PAR StoreServ ストレージポートを構成します HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備 (13 ページ ) を参照してください 5. HPE 3PAR StoreServ ストレージのポートを FCoE フォワーダーの FC スイッチポートまたは FCoE フォワーダーに接続されている FC ファブリックのいずれかに接続します 6. ホストイニシエーターポートおよび HPE 3PAR StoreServ ストレージターゲットポートに対して FC ゾーンを作成します FCoE イニシエーターから FCoE ターゲットへの接続の構成 以下の図に FCoE から FCoE の構成を設定中の場合の CNA と FCoE フォワーダースイッチの構成のための一般的な手順を要約します FCoE イニシエーターから FCoE ターゲットへの接続の構成 67

68 始める前に 図 2: FCoE イニシエーターと FCoE ターゲット イニシエーターが HPE 3PAR StoreServ ストレージのターゲットポートにログインしたら 次の手順では ホスト定義を作成し ホストにストレージをプロビジョニングします FCoE 用の HPE 3PAR StoreServ ストレージポートを構成する必要があります HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成 FCoE(27 ページ ) を参照してください 手順 1. 他の PCIe カードと同様に CNA カードをサーバーに取り付けます サーバーのベンダーのドキュメントを参照してください 2. CNA カードの取り付け手順に従い CNA カードドライバーをインストールします ( 前提条件 : サーバーはサポートされている OS をすでに実行している必要があります ) 3. サーバー CNA カードポートを FCoE ファブリックに物理的に接続します 4. HPE 3PAR StoreServ ストレージポートを構成します HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備 (13 ページ ) を参照してください 5. HPE 3PAR StoreServ ストレージポートを FCoE ファブリックに接続します 6. ホストイニシエーターポートおよび HPE 3PAR StoreServ ストレージターゲットポートに対して VLAN を作成します 68 Windows Server 2016/2012/2008 での HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ FCoE

69 Windows Hyper-V Server/HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ 以降のトピックでは 以下の Windows Server の x64 版を実行している x64 ベースのプロセッサーのサーバーについて説明しています Windows Server 2016 Windows Server 2012 R2 Windows Server 2012 Windows Server 2008 R2 Windows Server 2008 Hyper-V の操作の詳細については Microsoft の Web サイトにあるドキュメントを参照してください 必須 :HPE 3PAR OS 以降の Cluster Shared Volumes を使用する Windows Server 2012 および 2012 R2 では ストレージのライブマイグレーションをサポートするために Microsoft から入手可能なホットフィックスが必要です ホットフィックスは HPE 3PAR StoreServ ストレージをアップデートする前に適用しなければなりません 必要なホットフィックスについての詳細は SPOCK の Web サイトの Windows Server 2012 SPOCK configuration を参照してください 詳しくは Hyper-V ソフトウェアのインストール Hyper-V ソフトウェアは サーバーマネージャーで Hyper-V の役割をインストールするとインストールされます システム要件および既知の問題については Microsoft の Web サイトで ご使用のバージョンの Hyepr-V ソフトウェアの Hyper-V Server Getting Started Guide を検索してください そのガイドで説明されている手順に従い Hyper-V 管理ツールをインストールしてから仮想マシンを作成してセットアップし ゲストオペレーティングシステムと統合サービスをインストールして仮想ネットワークを構成します Hyper-V ソフトウェアの構成 Microsoft の Web サイトでご使用の Hyper-V ソフトウェアのバージョンの Microsoft Hyper-V Server Setup and Configuration ドキュメントを検索して そのセットアップおよび構成手順に従ってください 注記 : HPE 3PAR StoreServ ストレージで動作するために Hyper-V ソフトウェアに設定しなければならない特別なパラメーターはありません Windows Hyper-V サーバーと動作するために HPE 3PAR StoreServ ストレージで必要となる追加の手順はありません Windows Hyper-V Server/HPE 3PAR StoreServ ストレージの構成のセットアップ 69

70 ホストへのストレージの割り当て 注意 : Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 で New Technology File System (NTFS) および Resilient File System(ReFS) の両方に対して HPE 3PAR OS MU2(MU2 のみ ) を使用する場合 事前に ( ディスクの管理ユーティリティで TPVV に対してクイックフォーマットするアクションを実行する前 ) PowerShell または CMD ウィンドウで以下のコマンドを実行します 注記 : これらの手順は 以降のバージョンの HPE 3PAR OS(Windows Server 2012 の MU2 を除く ) では不要です 手順 1. 次のコマンドを使用します # fsutil behavior set disabledeletenotify 1 このコマンドにより すべてのボリュームでの削除通知動作が無効になります このコマンドを実行しないと フォーマット操作にかかる時間が長くなり ユーザーが保留中のフォーマット操作の中断を試みてもディスクの管理ユーティリティが応答しなくなることがあります 2. 未処理のフォーマット操作がすべて正常に完了したら 次のコマンドを実行してすべてのボリュームでの削除通知動作を有効に戻します # fsutil behavior set disabledeletenotify 0 HPE 3PAR StoreServ ストレージ上のストレージの作成 以降のトピックでは 仮想ボリューム (VV) を作成するために必要な基本的な手順とコマンドについて説明します 作成した仮想ボリュームは ホストで検出可能になるようにエクスポートできます 詳細は HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイドを参照してください HPE 3PAR OS コマンドの詳細については Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR Command Line Interface Reference を参照してください 詳しくは 仮想ボリュームの作成 仮想ボリューム (VV) は ホストが認識可能な唯一のデータ層です ホスト用のスペースを HPE 3PAR StoreServ ストレージ上に割り当てる計画のセットアップ後 後に LUN として Windows Server 2016/2012/2008 ホストへエクスポートするための VV を作成します 1 つまたは複数の共通プロビジョニンググループ (CPG) からプロビジョニングされるボリュームを作成します ボリュームは フルプロビジョニングボリューム シンプロビジョニングボリューム またはシン重複排除ボリュームにできます オプションで プロビジョニングされたボリューム用のスナップショット領域として 1 つの CPG を指定することができます 仮想ボリュームには 以下の 3 つのタイプがあります 70 ホストへのストレージの割り当て

71 フルプロビジョニングされた仮想ボリューム (FPVV) シンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) シンプロビジョニングされた重複排除仮想ボリューム (TDVV) シンプロビジョニングされた重複排除仮想ボリューム HPE 3PAR OS MU1 以降では HPE 3PAR Thin Deduplication 機能がサポートされています TDVV には HPE 3PAR Thin Provisioning ライセンスが必要です HPE 3PAR Thin Deduplication を使用すると ソリッドステートドライブ (SSD) の CPG から TDVV を作成することができます TDVV の特長は TPVV と同じですが ボリュームに書き込まれる前に重複データを削除するという追加機能があります TDVV は 他の TPVV と同じように管理できます TDVV は SSD から作成された CPG と関連付けされる必要があります 注記 : Hewlett Packard Enterprise では TDVV 上に NTFS ファイルシステムを作成する場合 これらのボリュームの容量の効率化を図るため Windows Server 2016/2012/2008 サーバーのデフォルトの NTFS ファイルシステムアロケーションサイズに 16KB を設定することをお勧めします FPVV TPVV または TDVV を作成する場合は 以下の参考資料を参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージコンセプトガイド HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイド HPE 3PAR Command Line Interface Reference これらのドキュメントは Hewlett Packard Enterprise Information Library で入手できます 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR MC 4.7 HPE 3PAR Management Console で仮想ボリュームを作成するには 仮想ボリュームの作成ウィザードにアクセスします このウィザードで シン重複排除されたボリューム シンプロビジョニングされたボリューム フルプロビジョニングされたボリュームを作成できます 詳細は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR Management Console 4.7 ユーザーガイドを参照してください 手順 1. マネージャーペインで プロビジョニングを選択します 2. 共通アクションペインで 仮想ボリュームの作成をクリックします 仮想ボリュームの作成ウィザードが表示されます 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR SSMC 2.4 詳細は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR StoreServ Management Console 2.4 ユーザーガイドを参照してください 手順 1. メインメニューで Block Persona > 仮想ボリュームを選択します 2. + 仮想ボリュームの作成をクリックするか またはアクションメニューから作成を選択します 3. 表示されたダイアログの指示に従い 以下の仮想ボリュームオプションのいずれかを選択します フル フルプロビジョニングされた仮想ボリュームは 作成時に割り当てられたスペースが 仮想ボリュームの全容量 ( サイズ ) であるボリュームです シン シンプロビジョニングされた仮想ボリュームは 作成時に割り当てられるスペースが最小限であるボリュームです 仮想ボリュームがホストにエクスポートされた後 ホストへの書き込みに 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR MC

72 より ユーザー定義のサイズ制限値に達するまで 仮想ボリュームサイズは自動的に拡張されます 重複排除 シン重複排除された仮想ボリュームは インライン重複排除のあるシンプロビジョニングされた仮想ボリュームです インライン重複排除は SSD 物理ドライブの寿命を延ばすために役立つように 重複した書き込みを削除します 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR CLI createvv コマンドは 1 つまたは複数の共通プロビジョニンググループからプロビジョニングされるボリュームを作成します ボリュームは 1 つの CPG からフルプロビジョニングすることも シンプロビジョニングすることもできます オプションで フルプロビジョニングボリュームおよびシンプロビジョニングボリューム用のスナップショット領域として 1 つの CPG を指定することができます 詳細は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR OS Command Line Interface Reference を参照してください 手順 1. 以下の構文を使用して フルプロビジョニングされた VV または TPVV を作成します cli % createvv [options] <usr_cpg> <VV_name> [.<index>] <size>[g G t T] 以下に例を示します cli % createvv -cnt 5 testcpg TESTLUNS 5g 詳しくは ホストへの VLUN のエクスポート 手順 1. Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR コマンドラインインターフェイス管理者ガイドの仮想ボリューム (VV) および仮想 LUN(VLUN) の作成手順に従います 次のガイドラインに従ってください スパース LUN がサポートされています ( 連続していない LUN ID を指定可能 ) LUN は 昇順以外の順序でもエクスポートできます ( 例 : ) HPE 3PAR StoreServ ストレージは LUN 0~65535 をエクスポートできますが Windows Server 2016/2012/2008 では多くの場合 LUN 0~255 のみを登録します MPIO の使用時 および Hyper- V 仮想マシンへのストレージの提供時に iscsi イニシエーターによる制限があります 詳細は Microsoft Windows のドキュメントを参照してください FC では Windows はターゲットあたり最大 254 個の LUN ID を認識できます iscsi では Windows はターゲットあたり最大 256 個の LUN ID を認識できます HPE 3PAR OS 以降では LUN の最大サイズは 16TB です LUN の検出 Windows Server 2003 では コンピュータの管理ユーティリティを使用してデバイス内のディスクに関する情報を表示します Windows Server 2008 では サーバーマネージャーを使用してディスクに関する情報を表示するか または HBAnyware または SANsurfer の GUI を使用してデバイスを検出します 72 仮想ボリュームの作成 HPE 3PAR CLI

73 手順 1. サーバーマネージャーを使用して 記憶域をクリックし ディスクの管理をクリックします 以下に例を示します Emulex One Command Manager または QLogic QConvergeConsole を使用してデバイスを検出することもできます Windows Server ホスト上の新しいデバイスのスキャン Windows サーバー上のディスクデバイスは ベーシックディスクまたはダイナミックディスクとして使用できます HPE 3PAR StoreServ ストレージでは ダイナミックディスクの特別な機能のほとんどをすでに提供しています Hewlett Packard Enterprise では ダイナミックディスクの特別な機能が要件である場合以外は HPE 3PAR StoreServ ストレージのボリュームをベーシックディスクとしてのみ使用することを強くお勧めします 注記 : ダイナミックディスクを使用している場合 同じボリュームの重複コピーが 1 つのサーバーに同時に公開されると データ破損が発生することがあります 重複コピーが必要である場合には HPE 3PAR StoreServ ストレージの Virtual Copy 機能を使用するか または Windows のディスクのミラーセットを 2 つの個別の HPE 3PAR StoreServ ストレージのボリューム上に作成してください Windows Server のダイナミックディスクについては Microsoft の以下の Web サイトを参照してください VLUN を Windows Server Server サーバーにエクスポートすると Windows のディスクの管理に自動的に表示されないことがあります HPE 3PAR StoreServ ストレージの iscsi ポートから新しい VLUN をエクスポートした後に Windows のディスクの管理または Windows のデバイスマネージャーで再スキャンを実行します Windows Server ホスト上の新しいデバイスのスキャン 73

74 注記 : LUN のエクスポート中は Windows ディスクの管理が閉じていることを確認し Windows デバイスマネージャーですべての新しい LUN エクスポートが表示されるのを待ってから Windows ディスクの管理を開きます Windows デバイスマネージャーですべての LUN が使用可能になったことが表示されたら Windows ディスクの管理でディスクパーティションの初期化および作成に 安全に進むことができます 手順 Windows Server ホスト上の新しいデバイスをスキャンするには 以下の手順に従います 1. Windows のサーバーマネージャーウィンドウでデバイスマネージャーをクリックします 2. ディスクドライブを右クリックします 3. 表示されたポップアップで ハードウェア変更のスキャンを選択します ホストからのストレージボリュームの削除 手順 1. Windows Server ホストからボリュームを削除するには まずボリュームを削除するための標準的な Microsoft の管理手順に従い 次にボリュームを削除するための HPE 3PAR StoreServ ストレージでの標準的な手順に従います 74 ホストからのストレージボリュームの削除

75 注記 : Windows Server ホストからボリュームを削除しても そのディスク上のデータは消去されません そのディスク上のデータに問題がある場合は Windows Server ホストからボリュームを削除する前に ディスク上のデータを削除するサードパーティのユーティリティを使用しても構いません Windows Server 2016/2012 用の SCSI UNMAP プリミティブのサポート HPE 3PAR OS では NTFS ファイルシステムを使用している Windows Server 2012 以降でサポートされている UNMAP ストレージプリミティブ ( 操作コード 42h) がサポートされるようになりました UNMAP は サポートされているファイルシステムタイプ上でデータまたはファイルが削除されたときに シンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) またはシン重複排除された仮想ボリューム (TDVV) 上のストレージスペースを HPE 3PAR StoreServ ストレージが再利用するようにします この機能は 削除されるファイルに割り当てたストレージディスクスペースに空きがないシンボリュームを管理するときに便利です 注記 : 現在 Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 Resilient File System(ReFS) では シンプロビジョニングされた LUN 上で削除されたファイルから UNMAP プリミティブを使用して再利用可能になったスペースは活用されません Windows Server 2016/2012 の ODX のサポート HPE 3PAR OS は NTFS ファイルシステムを使用する Windows Server 2012 および Windows Server 2012 R2 でサポートされている Offloaded Data Transfer(ODX) をサポートするようになりました HPE 3PAR OS MU3 および MU5 から Windows Server 2016 に オフロードデータ転送 (ODX) のサポートが追加されました 同じストレージアレイ上の 2 つの LUN 間における従来のファイル転送 / コピー操作では 要求を完了するためにホスト上でバッファー読み取りおよびバッファー書き込み操作が使用されます ODX をサポートするアレイがある場合 サポートされているバージョンの Windows は ストレージアレイにファイル転送をオフロードすることで要求を完了できます この処理を行うことで ODX は遅延を最小限に抑え アレイのスループットを最大にし ホストコンピューター上の CPU やネットワーク消費などのリソースの使用を少なくします Windows Server は File Explorer でファイルをドラッグアンドドロップしたか コマンドラインのファイルコピーコマンドを使用したかにかかわらず ユーザーがファイルを移動またはコピーしたときに ファイル転送を透過的および自動的にオフロードします ODX の詳細については Microsoft の以下の Web サイトを参照してください Windows Server 2016/2012 用の SCSI UNMAP プリミティブのサポート 75

76 HPE 3PAR StoreServ ストレージからの起動 注記 : HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストへの接続についての詳細は HPE 3PAR StoreServ ストレージおよびホスト構成の準備 (13 ページ ) を参照してください iscsi SAN ブートの構成 ハードウェア iscsi SAN からの起動は HPE 3PAR StoreServ および 7000 ストレージシステムを実行している Windows Server 2012 および Windows Server 2008 R2 SP1 でサポートされています サポートされている構成の詳細については Storage Single Point of Connectivity Knowledge(SPOCK) の Web サイトを参照してください 注記 : Emulex CNA を使用するハードウェア iscsi SAN ブートでは 起動 LUN として 4 より大きい LUN ID は使用しないでください この設定は Emulex BIOS の要件です このアクションを行わないと SAN ブートを行おうとしたときにホストの問題が発生することがあります 詳細は ベンダー固有のマニュアルを参照してください Windows Server 2008 上の iscsi 接続を持つ構成では Double-Take Flex ソフトウェアが必要です 注記 : Windows Server 2012 では Double-Take Flex ソフトウェアによる iscsi SAN からの起動はサポートされていません 詳細な手順については 最新バージョンの Double-Take Flex User's Guide を参照してください 注記 : 本章のこれ以降のセクションでは FC ストレージを使用して HPE 3PAR StoreServ ストレージから起動するための手順を説明しています 詳しくは FC SAN ブート用の BIOS の構成 このトピックでは ファブリック構成内の HPE 3PAR StoreServ ストレージから起動するために必要な 特定のホスト HBA の設定について説明しています SPOCK の Web サイトにリストされているバージョンの起動 BIOS を使用してください このドキュメントを入手するには Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトにアクセスしてください 76 HPE 3PAR StoreServ ストレージからの起動

77 注記 : Microsoft の Storport ドライバーの導入によって ストレージエリアネットワーク (SAN) からの起動時の問題が軽減されています Microsoft のサポートドキュメントストレージエリアネットワーク (SAN) からの起動についてのサポートを参照してください 詳しくは HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動の構成 Emulex HBA 手順 1. Emulex HBA の BootBIOS Update Manual に記載されている手順に従って Windows Server システムを起動します 2. Alt+E を押します 各 Emulex アダプターに対し 次の手順に従ってパラメーターを設定します a. Configure the Adapter's Parameters を選択します b. Enable or Disable the BIOS を選択します SAN ブートに対して BIOS が有効になっていることを確認します c. Esc キーを押して 前のメニューに戻ります d. Auto Scan Setting を選択し そのパラメーターに First LUN 0 Device を設定します Esc キーを押して 前のメニューに戻ります e. Topology を選択します f. ファブリック構成では Fabric Point to Point を選択します g. 直接接続構成では FC-AL を選択します 3. 他のアダプターを設定するには Esc キーを押して前のメニューに戻ります 4. すべてのアダプターの設定が完了したら x キーを押して終了し 再起動します HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動の構成 QLogic HBA QLogic HBA Fast!UTIL ユーティリティを使用して HBA を構成します 以下の手順に従ってください 手順 1. Windows Server ホストを起動し 起動中に HBA BIOS のプロンプトが表示されたときに Alt+Q キーまたは Ctrl+Q キーを押します 2. Fast!UTIL ユーティリティで Select Host Adapter をクリックし 該当するアダプターを選択します 3. Configuration Settings > Adapter Settings の順にクリックします 4. Adapter Settings ウィンドウで以下の値を設定します Host Adapter BIOS: Enabled Spinup Delay: Disabled Connection Option: 直接接続の場合は 0 ファブリックの場合は 1 注記 : ホスト定義の作成で使用するため Adapter Port Name(WWPN) を記録してください HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動のホスト定義の作成 FC(78 ページ ) を参照してください 5. Esc キーを押して このウィンドウを終了します HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動の構成 Emulex HBA 77

78 6. Selectable Boot Settings をクリックします Selectable Boot Settings ウィンドウで Selectable Boot Device を Disabled に設定します 7. Esc キーを 2 回押して終了し NVRAM 設定を保存するかどうか尋ねられたら Yes をクリックします 8. Fast!UTIL ユーティリティを終了します HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動のホスト定義の作成 FC 手順 1. createhost -persona 15 <hostname> [<WWN>...] コマンドを使用して HPE 3PAR StoreServ ストレージから起動するためのホスト定義を作成します 以下に例を示します # createhost -persona 15 windowshost C showhost コマンドを使用して ホストが作成されたことを確認します % showhost Id Name Persona WWN/iSCSI_Name Port 0 windowshost Generic-ALUA C HPE 3PAR StoreServ ストレージのホストへの接続 FC Windows Server ホストの FC HBA では Emulex HBA の取り付けと構成 FC(31 ページ ) および QLogic HBA の取り付けと構成 FC(32 ページ ) で設定したパラメーター以外に SAN ブート用のパラメーターを設定する必要はありません 起動ボリュームとしての LUN の割り当て Windows Server ホストでは LUN を FC SAN ブート用の起動ボリュームとして使用する必要があります 手順 以下の手順に従って LUN を起動ボリュームとして割り当てます 1. HPE 3PAR StoreServ ストレージ上で 適切なサイズの VV を作成します 2. Windows Server ホストにエクスポートします 詳細は ホストへの VLUN のエクスポート (72 ページ ) を参照してください 起動 LUN は そのホストにエクスポートする最小の LUN 番号でなければなりません 3. ホストを HPE 3PAR StoreServ ストレージへの単一パス接続に制限します HPE 3PAR StoreServ ストレージで単一パスのみを利用可能とし 起動ボリュームとなる VLUN への単一パスのみをホストで利用可能とします FC 起動ボリュームへの ホスト OS のインストール HPE 3PAR StoreServ ストレージでは Windows Server ホストの起動をサポートしています Windows Server OS が HPE 3PAR StoreServ ストレージから起動するようにインストールできます 推奨設定およびガイドに従ってください Windows Server OS を HPE 3PAR StoreServ ストレージのボリューム上にインストールするには 以下の手順に従います 78 HPE 3PAR StoreServ ストレージの起動のホスト定義の作成 FC

79 手順 1. HPE 3PAR StoreServ ストレージと Windows Server ホストシステムとの間の接続を 単一パス接続にすることをお勧めします 2. Microsoft のドキュメントに記載されている標準的な手順に従って 起動可能デバイス上に OS をインストールします 3. Windows Server システムを再起動します HPE 3PAR StoreServ ストレージのボリュームは Windows Server OS を使用して構成されます FC SAN ブート用の複数パスの接続 Windows Server ホストが完全に起動しオンラインになった後に 以下の作業を実行して ファブリック接続の追加のパスを接続するか または HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムに直接接続します 手順 1. HPE 3PAR StoreServ ストレージ上で createhost -add <hostname> <WWN> を実行して HPE 3PAR StoreServ ストレージの定義済みのホスト定義に新たなパスを追加します 2. Windows Server ホスト上でデバイスの再スキャンを実行します Windows Server ホスト上の新しいデバイスのスキャン (73 ページ ) を参照してください 3. Windows Server システムを再起動します FC SAN ブート用の複数パスの接続 79

80 Microsoft MPIO 構成のフェイルオーバークラスタリングの使用 HPE 3PAR StoreServ ストレージは フェイルオーバークラスタリングをサポートしています 手順 1. Microsoft の推奨事項に従ってクラスターをセットアップします 80 Microsoft MPIO 構成のフェイルオーバークラスタリングの使用

81 仮想化環境でのフェイルオーバークラスタリングの使用 HPE 3PAR StoreServ ストレージでは 一部の VMware ESX/ESXi 仮想化環境でゲスト OS のクラスタリングとして フェイルオーバークラスタリングがサポートされています セットアップおよび構成上の目的においては そのような環境は VMware ESX 構成とみなされます ESX/ESXi ホストのセットアップについては Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR VMware ESX/ESXi 実装ガイドを参照してください VMware ESX 上の 1 組の仮想マシン内での Windows Server 2016/2012/2008 のフェイルオーバークラスターの構成に関するその他の情報については VMware KB (ESX/ESXi 4.0 用 ) または VMware KB (ESX/ESXi 4.1 用 ) を参照してください 詳しくは 仮想化環境でのフェイルオーバークラスタリングの使用 81

82 HPE 3PAR オールフラッシュアレイ HPE 3PAR OS 以降 HPE 3PAR では パフォーマンス 密度 耐障害性 およびデータモビリティを大幅に改善するオールフラッシュアレイを導入しました OLTP VDI ビジネス分析 およびその他のデータサービスなどのアプリケーションは HPE 3PAR オールフラッシュアレイによる改善を利用しています これらの改善を利用するために アレイの特別な設定は不要です HPE 3PAR オールフラッシュアレイの詳細は ホワイトペーパー HPE 3PAR StoreServ: Optimized for Flash(Hewlett Packard Enterprise Storage Information Library の Web サイトで入手可 ) を参照してください 注記 : Windows 2012 および 2016 ホストは 各種のボリュームプロビジョニングタイプおよびファイルシステムタイプを ドライブの最適化 メニューの異なる メディアの種類 として識別し 最適化後の動作が異なります 次の表に ドライブの最適化 メニューの メディアの種類 と 最適化後に予期されるステータスを示します ファイルシステムタイプ プロビジョニングタイプ Windows 2012R2 および 2016 が示す ドライブの最適化 の メディアの種類 Windows 2012R2 の最適化後のステータス Windows 2016 の最適化後のステータス NTFS シンプロビジョニング 仮想プロビジョニング対応ドライブ OK OK ReFS シンプロビジョニング 仮想プロビジョニング対応ドライブ 最適化は使用できません OK NTFS フルプロビジョニング ソリッドステートドライブ 最適化は使用できません 最適化は使用できません ReFS フルプロビジョニング ソリッドステートドライブ 最適化は使用できません 最適化は使用できません オールフラッシュアレイ上のボリュームには フラグメントの除去またはデータ配置の最適化を行うユーティリティまたはコマンドは実行しないでください このようなアクションは ソリッドステートドライブ (SSD) デバイスに不必要な損傷を与えます スピンするメディアとは異なり SSD デバイスには本質的に回転遅延がないため フラグメント除去または最適化を行っても メリットはありません データ管理コマンドが SSD デバイスを認識するかどうかについては ホスト OS のドキュメントを参照するかまたはベンダーに相談して その動作を適切に調整してください SSD デバイスには最適化によるメリットはなく SSD ドライブに損傷を与えます このため HPE 3PAR では ドライブの最適化を実行しないことをお勧めします 82 HPE 3PAR オールフラッシュアレイ

83 HPE 3PAR File Persona HPE 3PAR OS MU2 から HPE 3PAR File Persona ソフトウェアが利用可能になりました HPE 3PAR File Persona ソフトウェアは ファイルサービスおよび 以下のようなネットワークプロトコルによるファイルストレージへのアクセスを提供します サーバーメッセージブロック (SMB) ネットワークファイルシステム (NFS) Web 分散オーサリングとバージョン管理 (WebDAV) サポートされている HPE 3PAR StoreServ ストレージモデルとクライアントの構成に関する情報は SPOCK の Web サイト (SPOCK Home > Explore Storage Interoperability With SPOCK > Explore 3PAR StoreServ Storage interoperability > Explore 3PAR File Persona interoperability) を参照してください 必要なセットアップおよびガイドラインを含む HPE 3PAR File Persona ソフトウェアのすべての情報は Hewlett Packard Enterprise Information Library の Web サイトにある HPE 3PAR File Persona ユーザーガイドを参照してください 詳しくは HPE 3PAR File Persona 83

84 CLI コマンドによるファイルサービス内の NFS ファイル共有のマウント 手順 1. ホスト上の IP インターフェイスを構成するために 展開されている Windows のバージョンの Windows Server のドキュメントを参照します 注記 : 3PAR StoreServ ストレージが提供するファイルサービスを使用するための Windows Server クライアントの構成要件は 他のネットワークファイルシステムの使用と変わりません ホストの構成についての詳細は Windows のドキュメントを参照してください 2. showvfs コマンドを実行して ファイルサービス内に作成されている仮想ファイルサーバーの IP アドレスを検索します cli% showvfs VFS FPG IPAddr State -Commentvfs11 fpg normal - vfs02 fpg normal - vfs12 fpg normal total 3. showfshare nfs -d コマンドを使用して マウントしている NFS 共有の共有パスを検索します 4. この例では File Provisioning group = fpg1 Virtual File server = vfs1 File Store = fstore1 NFS share = share 1 Share Directory = share_dir が ファイルサービス内に作成されています この例の完全ディレクトリパスは 共有をマウントするパスを示しています この例のオプションは 共有の現在のオプションを示しています 共有のデフォルトのオプションは sync auth_nlm wdelay sec=sys no_all_squash crossmnt secure_subtree_check hide root_squash ro です cli% showfshare nfs -d Share Name : fshare11 File Provisioning Group : fpg11 Virtual File Server : vfs11 File Store : fstore11 Share Directory : sharedir11 Full Directory Path : /fpg11/vfs11/fstore11/sharedir11 State : normal Clients : * Options : no_all_squash, no_root_squash, crossmnt, rw, hide, sync, auth_nlm, secure, sec=sys, wdelay, subtree_check Comment : Windows Server ホストで mount コマンドを使用して共有をマウントします デフォルトでは Solaris 10 および 11 の両方のバージョンが NFS バージョン 4 でマウントを行います NFS バージョン 3 でマウントを行うには vers=4 の代わりに vers=3 を使用します 84 CLI コマンドによるファイルサービス内の NFS ファイル共有のマウント

85 # mount -F nfs -o vers= :/fpg1/vfs1/fstore1/share_dir /mnt/ test_tc1 CLI コマンドによるファイルサービス内の NFS ファイル共有のマウント 85

86 Veritas Cluster Server の使用 Symantec Storage Foundation Symantec Storage Foundation(SF)5.1 SP1 SP2 および SF 6.0.x には シンプロビジョニングされた仮想ボリューム (TPVV) から領域を再使用する 領域再使用機能があります フェイルオーバークラスターではベーシックディスクが必須であり 領域再使用機能はダイナミックディスクでのみ使用可能 (Veritas DMP I/O ポリシー設定は Round Robin ) であるため フェイルオーバークラスターと VxDMP で作業している場合には この機能はサポートされません Veritas Cluster Server のインストール HPE 3PAR StoreServ ストレージは Veritas Cluster Server との併用がサポートされているため HPE 3PAR StoreServ ストレージでは特別なセットアップの考慮事項はありません インストールおよびセットアップの手順については Veritas Cluster Server インストールガイドおよび Veritas Cluster Server ユーザーズガイドを参照してください HPE 3PAR StoreServ ストレージでの SCSI-3 Persistent Reservation サポートの設定 注記 : このトピックは Veritas 5.1 GA を使用する Windows Server 2008 の R2 以外のオペレーティングシステムにのみ適用されます 手順 Veritas Cluster Server(VCS)V5.1 以降では SCSI 3 のサポートを有効または無効にできます 以下の手順に従います 1. 最新のデバイスドライバーインストール (DDI) パッケージ (DDI 2.1) をダウンロードします Symantec の Web サイトを参照してください 2. DDI を任意のフォルダーに保存します 86 Veritas Cluster Server の使用

87 3. DDI ファイルを展開します 4. 次の HPE 3PAR の有効化 / 無効化スクリプトが含まれていることを確認します DisableSupportSCSI3V3paraa & EnableSupportSCSI3V3paraa 5. HPE 3PAR での SCSI-3 サポートは デフォルトでは データ列に 0x (0) と表示されます 設定を確認するには スタートファイル名を指定して実行... をクリックし regedit と入力します そして regedit > Computer > HKEY_LOCAL_MACHINE > SYSTEM > CurrentControlSet > Services > v3paraa > Parameters を表示します 6. HPE 3PAR での SCSI-3 サポートを有効にするために EnableSupportSCSI3V3paraa スクリプトをクリックして実行した後 サーバーを再起動します 7. スクリプトを実行した後 HPE 3PAR での SCSI-3 サポートは データ列に 0x (1) と表示されます 8. Veritas Enterprise Administrator(VEA) を開いて 新しい設定を確認します Veritas Cluster Server の使用 87

88 88 Veritas Cluster Server の使用

HP 3PAR Windows Server 2012 and Windows Server 2008 Implementation Guide

HP 3PAR Windows Server 2012 and Windows Server 2008 Implementation Guide HP 3PAR Windows Server 2012 および Windows Server 2008 実装ガイド 摘要 この実装ガイドには HP 3PAR StoreServ Storage を Microsoft Windows Server 2012 または Windows Server 2008 で構成するために必要な情報を記載しています 特に断らない限り このガイドの記載情報は Windows

More information

HPE 3PAR VMware ESX/ESXi 実装ガイド

HPE 3PAR VMware ESX/ESXi 実装ガイド HPE 3PAR VMware ESX/ESXi 実装ガイド 摘要 Hewlett Packard Enterprise(HPE) の本実装ガイドでは HPE 3PAR StoreServ ストレージと VMware ESX/ESXi ホストの通信を確立する方法について説明します また HPE 3PAR StoreServ ストレージ上にストレージを割り当て ホストからアクセス可能にするための基本的な手順についても説明します

More information

HPE 3PAR Microsoft Windows Server実装ガイド

HPE 3PAR Microsoft Windows Server実装ガイド HPE 3PAR Microsoft Windows Server 実装ガイド 摘要 このガイドでは HPE 3PAR StoreServ ストレージシステムと Microsoft Windows Server 2016 Microsoft Windows Server 2012 または Microsoft Windows Server 2008 を実行するホスト間の通信を確立するための情報を提供しています

More information

HPE 3PAR VMware ESX/ESXi Implementation Guide

HPE 3PAR VMware ESX/ESXi Implementation Guide HPE 3PAR VMware ESX/ESXi 実装ガイド 摘要 この実装ガイドでは HPE 3PAR StoreServ Storage と VMware ESX/ESXi ホスト間の通信を確立する方法について説明します また 3PAR StoreServ Storage 上にストレージを割り当て ホストからアクセス可能にするための基本的な手順についても説明します 部品番号 : QL226-99142

More information

HP 3PAR Windows Server 2012 および Windows Server 2008 実装ガイド

HP 3PAR Windows Server 2012 および Windows Server 2008 実装ガイド HP 3PAR Windows Server 2012 および Windows Server 2008 実装ガイド 概要 この実装ガイドには HP 3PAR StoreServ Storage を Microsoft Windows Server 2012 または Windows Server 2008 で構成するために必要な情報を記載しています 特に断らない限り このガイドの記載情報は Windows

More information

Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート

Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート BIOS コマンドレット v1.0.0.1 部品番号 : 823062-192 2016 年 4 月第 1 版 Copyright 2015-2016 Hewlett Packard Enterprise Development LP. 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Hewlett

More information

ストレージ・サーバー接続情報

ストレージ・サーバー接続情報 ストレージ サーバー接続情報 NEC Express 関連 Windows Server 2012 (64bit 版 ) 環境接続情報 日本ヒューレット パッカード株式会社 2015 年 06 月版 目次 ストレージ サーバー接続情報... 1 NEC Express 関連 Windows Server 2012 (64bit 版 ) 環境接続情報... 1 ストレージ サーバー接続情報について...

More information

ストレージ・サーバー接続情報

ストレージ・サーバー接続情報 ストレージ サーバー接続情報 NEC Express 関連 R2 (64bit 版 ) 環境接続情報 日本ヒューレット パッカード株式会社 2012 年 08 月 22 日版 目次 ストレージ サーバー接続情報... 1 NEC Express 関連 R2 (64bit 版 ) 環境接続情報... 1 ストレージ サーバー接続情報について... 3 NEC Express 関連 R2 (64bit

More information

HPE Hyper Converged 250 System for VMware vSphere® リリースノート

HPE Hyper Converged 250 System for VMware vSphere® リリースノート HPE Hyper Converged 250 System for VMware vsphere リリースノート HPE OneView InstantOn 1.3.0 部品番号 : M0T03-90035 2016 年 2 月第 2 版 Copyright 2015, 2016 Hewlett Packard Enterprise Development LP 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります

More information

HPE ProLiant Thin Micro TM200 サーバー Microsoft Windows Server インストール手順

HPE ProLiant Thin Micro TM200 サーバー Microsoft Windows Server インストール手順 HPE ProLiant Thin Micro TM200 サーバー Microsoft Windows Server インストール手順 2017 年 2 月第 1 版 Copyright 2017 Hewlett Packard Enterprise Development LP 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります Hewlett Packard Enterprise 製品およびサービスに対する保証については

More information

HPE 3PAR Red Hat Enterprise LinuxおよびOracle Linux実装ガイド

HPE 3PAR Red Hat Enterprise LinuxおよびOracle Linux実装ガイド HPE 3PAR Red Hat Enterprise Linux および Oracle Linux 実装ガイド 摘要 本書では HPE 3PAR StoreServ ストレージと Red Hat Enterprise Linux または Oracle Linux ホストの間の通信のセットアップについての情報を説明します 本書は Red Hat Enterprise Linux Oracle Linux

More information

HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack - Windows Editionサポート マトリックス

HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack - Windows Editionサポート マトリックス HP ProLiant Essentials Rapid Deployment Pack - Windows Edition サポートマトリックス 製品番号 :315379-593 第 12 版 :2006 年 11 月 製品バージョン :3.10 ご注意 Copyright 2002 2006 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書で取り扱っているコンピュータソフトウェアは秘密情報であり

More information

HPE 3PAR Red Hat Enterprise Linux and Oracle Linux Implementation Guide

HPE 3PAR Red Hat Enterprise Linux and Oracle Linux Implementation Guide HPE 3PAR Red Hat Enterprise Linux および Oracle Linux 実装ガイド 摘要 このガイドでは HPE 3PAR StoreServ Storage と Red Hat Enterprise Linux ホストまたは Oracle Linux ホストの間の通信を確立する方法について説明します このガイドは Red Hat Enterprise Linux Oracle

More information

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供

Microsoft iSCSI Software Targetを使用したクラスタへの共有ディスク・リソースの提供 Microsoft iscsi Software Target を使用したクラスタへの共有ディスク リソースの提供 はじめに... 2 クラスタ ホスト エントリの作成... 3 イニシエータの設定... 7 クラスタ ノード 1 のイニシエータ... 7 クラスタ ノード 2 のイニシエータ... 7 iscsi 仮想ディスクのエクスポート... 8 iscsi デバイスの初期化... 11 Microsoft

More information

Microsoft® Windows® Server 2008/2008 R2 の Hyper-V 上でのHP ProLiant用ネットワークチーミングソフトウェア使用手順

Microsoft® Windows® Server 2008/2008 R2 の Hyper-V 上でのHP ProLiant用ネットワークチーミングソフトウェア使用手順 Microsoft Windows Server 2008/2008 R2 の Hyper-V 上での HP ProLiant 用ネットワークチーミングソフトウェア使用手順 設定手順書第 4 版 はじめに...2 ソフトウェア要件...2 インストール手順...2 チーミングソフトウェアのアンインストール...3 HP Network Teamの作成...5 HP Network Teamの解除...10

More information

HP 3PAR VMware ESX 実装ガイド

HP 3PAR VMware ESX 実装ガイド HP 3PAR VMware ESX 実装ガイド 概要 この実装ガイドでは HP 3PAR StoreServ Storage と VMware ESX ホスト間の通信を確立する方法について説明します また HP 3PAR StoreServ Storage 上にストレージを割り当て ESX ホストからアクセス可能にするための基本的な手順についても説明します HP 部品番号 : QL226-96789

More information

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

HP 3PAR Red Hat Enterprise Linux およびOracle Linux 実装ガイド

HP 3PAR Red Hat Enterprise Linux およびOracle Linux 実装ガイド HP 3PAR Red Hat Enterprise Linux および Oracle Linux 実装ガイド 概要 このガイドでは HP 3PAR StoreServ Storage と Red Hat Enterprise Linux ホストまたは Oracle Linux ホストの間の通信を確立する方法について説明します このガイドは Red Hat Enterprise Linux Oracle

More information

HP OneView for Microsoft System Center インストールガイド

HP OneView for Microsoft System Center インストールガイド HP OneView for Microsoft System Center インストールガイド 概要 このガイドでは HP OneView for Microsoft System Center( 旧名 HP Insight Control for Microsoft System Center) のインストールについて説明します このガイドは HP ブランドのサーバーシステム製品と Microsoft

More information

改版履歴 Ver. 日付履歴初版 2014/7/10 - 目次 1. はじめに クラスター構築の流れ Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 OS のセットアップ時の注意... -

改版履歴 Ver. 日付履歴初版 2014/7/10 - 目次 1. はじめに クラスター構築の流れ Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 OS のセットアップ時の注意... - NX7700x シリーズ Windows Server 2012 R2 Windows Server Failover Cluster インストール手順書 Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です その他 記載されている会社名 製品名は 各社の登録商標または商標です 免責条項

More information

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ Windows MultiPoint Server 2011 OEM 版インストールガイド 2012.06 目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメディアを使う場合の起動方法

More information

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme この README について Veritas System Recovery 16 のソフトウェア配信ポリシーのシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management Solution のシステム要件 Veritas System Recovery 16 Management

More information

Marvell BIOS UtilityユーザーガイドHPE MicroServer Gen10用

Marvell BIOS UtilityユーザーガイドHPE MicroServer Gen10用 Marvell BIOS Utility ユーザーガイド HPE MicroServer Gen10 用 摘要 このユーザーガイドでは 内蔵の Marvell BIOS Utility を使用して RAID 仮想ディスクやアレイを作成および管理する方法について説明します Hewlett Packard Enterprise では ユーザーがサーバーストレージ構成の基本原理に精通し サーバーハードウェアやネットワーキングの基本的な知識を有していることを想定しています

More information

HP ProLiant Gen8サーバー上でのLinuxによるNICの列挙

HP ProLiant Gen8サーバー上でのLinuxによるNICの列挙 HP ProLiant Gen8 サーバー上での Linux による NIC の列挙 Red Hat Enterprise Linux 6.1 テクニカルホワイトペーパー 目次要約... 2 概要... 2 Gen8 上の SMBIOS ベースのソリューション... 4 RHEL 6.1 と biosdevname... 5 まとめ... 7 詳細情報... 8 要約 Linux をご使用のお客様は

More information

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 目次 0 はじめに 本文中の記号について Live Migration を設定するための準備 Live Migration の設定 Live Migration の運

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 目次 0 はじめに 本文中の記号について Live Migration を設定するための準備 Live Migration の設定 Live Migration の運 NX7700x シリーズ Windows Server 2008 R2 Enterprise/ Windows Server 2008 R2 Datacenter Live Migration 設定手順書 1.0 版 2014/5/30 Microsoft Windows Windows Server Windows PowerShell および Hyper-V は 米国 Microsoft Corporation

More information

FUJITSU Storage ETERNUS DX, ETERNUS AF 構築ガイド(サーバ接続編) iSCSI/ ETERNUS DX S4/S3 series ハイブリッドストレージシステム, ETERNUS AF series, ETERNUS DX200F オールフラッシュアレイ 設定用

FUJITSU Storage ETERNUS DX, ETERNUS AF 構築ガイド(サーバ接続編) iSCSI/ ETERNUS DX S4/S3 series ハイブリッドストレージシステム, ETERNUS AF series, ETERNUS DX200F オールフラッシュアレイ 設定用 FUJITSU Storage ETERNUS DX, ETERNUS AF 構築ガイド ( サーバ接続編 ) iscsi/ ETERNUS DX S4/S3 series ハイブリッドストレージシステム, ETERNUS AF series, ETERNUS DX200F オールフラッシュアレイ設定用 このページは 空白です はじめに 本書は ETERNUS DX/AF を 各 OS (Solaris

More information

NEC Express5800 シリーズ N /158 Fibre Channel コントローラ ドライバインストール手順書 A

NEC Express5800 シリーズ N /158 Fibre Channel コントローラ ドライバインストール手順書 A NEC Express5800 シリーズ N8190-157/158 Fibre Channel コントローラ ドライバインストール手順書 - 1 - はじめに この度は 弊社製品をお買い求めいただきまして ありがとうございます まず 本製品をご使用される前に 以下の構成品があることを確認してください 項番 コード 指定番号 構成品名 媒体 備考 1 136-174798-157-A N8190-157/158

More information

Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド

Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド Client Management Solutions および Mobile Printing Solutions ユーザガイド Copyright 2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります

More information

HP Device Manager4.7インストール・アップデート手順書

HP Device Manager4.7インストール・アップデート手順書 Technical white paper HP Device Manager4.7 インストール アップデート手順書 目次 はじめに 2 HPDM の構成の概要 3 1. インストール先のサーバーの準備 4 2.HPDM Softpaq の入手と展開 6 3.HPDM の新規インストール 9 4. マスターリポジトリの設定 17 5.HPDM のアップデート 20 1 はじめに 本資料では HP

More information

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 目次 0 はじめに 本文中の記号について Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 Windows Server Failover

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 目次 0 はじめに 本文中の記号について Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 Windows Server Failover NX7700x シリーズ Windows Server 2008 R2 Enterprise/ Windows Server 2008 R2 Datacenter Windows Server Failover Cluster インストール手順書 1.0 版 2014/5/30 Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です

More information

PRIMEQUEST 2000シリーズ Emulex 8Gbps/16Gbps ファイバーチャネルカード ソフトウェアインストールガイド v

PRIMEQUEST 2000シリーズ Emulex 8Gbps/16Gbps ファイバーチャネルカード ソフトウェアインストールガイド v PRIMEQUEST 2000 シリーズ Emulex 8Gbps/16Gbps ファイバーチャネルカード ソフトウェアインストールガイド v10.6.193.24 Windows ドライバ FC OneCommand Manager : v10.6.114.0-55 : v10.6.193.23-1 i 製品の呼び方 本文中の製品名称を次のように略して表記します 製品名称 Microsoft Windows

More information

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) SAS/ ETERNUS DX60 S4/DX100 S4/DX200 S4, ETERNUS DX60 S3/DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム 設定用

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) SAS/ ETERNUS DX60 S4/DX100 S4/DX200 S4, ETERNUS DX60 S3/DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム 設定用 FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド ( サーバ接続編 ) SAS/ ETERNUS DX60 S4/DX100 S4/DX200 S4, ETERNUS DX60 S3/DX100 S3/DX200 S3 ハイブリッドストレージシステム設定用 このページは 空白です はじめに 本書は ETERNUS DX を 各 OS (Solaris OS, Windows, Linux,

More information

使用する前に

使用する前に この章では Cisco Secure ACS リリース 5.5 以降から Cisco ISE リリース 2.4 システムへのデー タ移行に使用される Cisco Secure ACS to Cisco ISE Migration Tool について説明します 移行の概要 1 ページ Cisco Secure ACS から データ移行 1 ページ Cisco Secure ACS to Cisco ISE

More information

付録

付録 Cisco HyperFlex ノードの設置 1 ページ Cisco UCS ファブリック インターコネクトのセット アップ 2 ページ WinSCP を使用してインストーラ VM に iso と img ファイルをアップロードするには 6 ページ DNS レコード 9 ページ HX サービス アカウント パスワードの更新 9 ページ Cisco HyperFlex ノードの設置 HyperFlex

More information

ソフトウェアの更新ユーザーガイド

ソフトウェアの更新ユーザーガイド ソフトウェアの更新ユーザーガイド Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows および Windows Vista は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 製品についての注意事項 このユーザーガイドでは ほとんどのモデルに共通の機能について説明します 一部の機能は

More information

Express5800 シリーズ Windows Server 2019 NIC チーミング (LBFO) 設定手順書 Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です その他 記載され

Express5800 シリーズ Windows Server 2019 NIC チーミング (LBFO) 設定手順書 Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です その他 記載され Express5800 シリーズ Windows Server 2019 NIC チーミング (LBFO) 設定手順書 Microsoft Windows Windows Server は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です その他 記載されている会社名 製品名は 各社の登録商標または商標です なお TM R は必ずしも明記しておりません 本書の内容は将来予告なしに変更することがあります

More information

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしていただく必要があります USB ドライバをインストールする 3 パソコンに接続する 4 接続状態を確認する

More information

Windows Storage Server リファレンスマニュアル

Windows Storage Server リファレンスマニュアル 35011972 ver.01 1-01 C10-017 Windows Storage Server リファレンスマニュアル 目次 第 1 章ファイルサーバーとしての活用... 3 共有フォルダーの管理...4 ユーザー数制限...9 アクセス許可...10 NTFS アクセス許可...11 共有のアクセス許可...13 有効なアクセス許可...14 参考 : 特殊なアクセス許可...15 ファイルサーバーリソースマネージャー

More information

HP製コンピューターでのWindows® 7 XPモードの使用

HP製コンピューターでのWindows® 7 XPモードの使用 HP 製コンピューターでの Windows 7 XP モードの使用 目次 : はじめに... 1 免責事項... 2 主な機能および利点... 2 ハードウェアの要件... 2 ハードウェアの最小要件... 3 推奨されるハードウェア構成... 3 システムBIOSの要件... 3 仮想化の種類... 4 AMIシステムBIOS... 4 Windows XPモードのセットアップ... 6 HPで推奨する設定...

More information

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用 FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド ( サーバ接続編 ) FCoE/Windows 用富士通製コンバージド ネットワーク アダプターカードドライバ設定 このページは 空白です はじめに 本書は ETERNUS DX を Windows が動作する PRIMERGY PRIMEQUEST 3000 シリーズ PRIMEQUEST 2000 シリーズ または PRIMEQUEST

More information

UCS M シリーズ サーバでの Redhat/CentOS オペレーティング システムのインストール

UCS M シリーズ サーバでの Redhat/CentOS オペレーティング システムのインストール UCS M シリーズサーバでの Redhat/CentOS オペレーティングシステムのインストール 目次 概要前提条件要件使用するコンポーネント背景説明必須のドライバ ISO バンドルのダウンロード RHEL 7.0 または CentOS 7.0 のインストール手順確認 RHEL 6.5 または CentOS 6.5 のインストール手順確認インストール後の確認関連情報 概要 このドキュメントでは ローカルストレージを使用して

More information

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編)

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド ( サーバ接続編 ) ファイバチャネル / ETERNUS DX80 S2/DX90 S2, ETERNUS DX410 S2/DX440 S2, ETERNUS DX8100 S2/DX8700 S2 ディスクストレージシステム設定用 このページは 空白です はじめに 本書は ETERNUS DX を 各 OS (Solaris OS,

More information

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製 バックアップおよび復元ユーザガイド Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製品およびサービスに対する保証は 当該製品およびサービスに付属の保証規定に明示的に記載されているものに限られます

More information

Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート

Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート BIOS コマンドレット v1.1 部品番号 : 823062-193 2016 年 9 月第 1 版 Copyright 2015-2016 Hewlett Packard Enterprise Development LP. 本書の内容は 将来予告なしにされることがあります Hewlett Packard

More information

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製

Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製 バックアップおよび復元ユーザガイド Copyright 2007, 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製品およびサービスに対する保証は 当該製品およびサービスに付属の保証規定に明示的に記載されているものに限られます

More information

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用

FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド(サーバ接続編) FCoE/Windows®用 FUJITSU Storage ETERNUS DX 構築ガイド ( サーバ接続編 ) FCoE/Windows 用 このページは 空白です はじめに 本書は ETERNUS DX を Windows が動作するサーバに FCoE 接続して使用するために必要な作業について説明しています ETERNUS DX サーバ OS コンバージド ネットワーク アダプターカード およびドライバソフトウェアの説明書と併せてご使用ください

More information

DataKeeper for Windows リリースノート

DataKeeper for Windows リリースノート DataKeeper for Windows リリースノート Version 7.4.2 (Version 7 Update 4 Maintenance 2) 重要 本製品をインストールまたは使用する前に 必ずこのドキュメントをお読みください! このドキュメントには インストール時とその前後に留意すべき重要な項目に関する情報が記載されています はじめに SteelEye DataKeeper Cluster

More information

VMware vSphere ESX のインストール

VMware vSphere ESX のインストール CHAPTER 1 この章では 2 つの手順について説明します 内部ドライブへのインストール (P.1-1) (P.1-10) 内部ドライブへのインストール ここでは 仮想メディア機能を使用して VMware vsphere ESX 4.0 と必須のドライバを内部ドライブにインストールする方法について説明します ここでは 2 つのトピックについて説明します 前提条件 (P.1-1) インストール手順

More information

Linux のインストール(Red Hat および SUSE)

Linux のインストール(Red Hat および  SUSE) CHAPTER 1 Linux のインストール (Red Hat および SUSE) この章では 次の 3 つの手順について説明します 内蔵ドライブへのインストール (P.1-1) SAN ブートインストール (P.1-7) PXE ネットワーク環境を使用した Linux のインストール (P.1-13) 内蔵ドライブへのインストール ここでは Red Hat Enterprise Linux(RHEL)

More information

簡単設定でスマホをブロック!仮想化時代の情報漏えい対策に最適なツール

簡単設定でスマホをブロック!仮想化時代の情報漏えい対策に最適なツール 使える シンクライアント の選び方 (13) 簡単設定でスマホをブロック! 仮想化時代の情報漏えい対策に最適なツール Ver.1.0 Copyright 2015 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Page 0 目次 本書の取り扱いについて... 2 0. ユースケースとベネフィット... 3 1. はじめに... 4 2. システム要件... 4

More information

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい 京セラ製スマートフォン用 USB ドライバインストールマニュアル 本書内で使用されている表示画面は説明用に作成されたものです OS のバージョンやお使いのパソコンの環境 セキュリティ設定によっては表示画面の有無 詳細内容 名称が異なる場合があります 本書は お客様が Windows の基本操作に習熟していることを前提にしています パソコンの操作については お使いのパソコンの取扱説明書をご覧ください

More information

Transitioning from Microsoft® Exchange Server 2003 to Exchange Server 2007 while using HP StorageWorks All-in-One Storage System for storage

Transitioning from Microsoft® Exchange Server 2003 to Exchange Server 2007 while using HP StorageWorks  All-in-One Storage System for storage ストレージに HP Storage Works All-in-One Storage System を使用しながらの Microsoft Exchange Server 2003 から Exchange Server 2007 への移行 はじめに... 2 対象読者... 2 概要... 3 移行オプション... 3 パブリック フォルダとExchange Server 2007... 4 移行プロセス...

More information

HP StorageWorks SmartStart EVA Storage 3.3 リリースノート

HP StorageWorks SmartStart EVA Storage 3.3 リリースノート HP StorageWorks SmartStart EVA Storage 3.3 リリースノート 製品番号 : T5505-96053 初版 : 2010 年 8 月 ご注意 Copyright 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Microsoft および Windows は 米国における Microsoft Corporation の登録商標です

More information

ログインおよび設定

ログインおよび設定 この章は 次の項で構成されています の概要, 1 ページ admin パスワードのリセット, 3 ページ パスワードと共有秘密のガイドライン, 3 ページ 共有秘密のリセット, 4 ページ の概要 Cisco UCS Central GUI および Cisco UCS Central CLI の両方を使用して Cisco UCS Central にログ インできます 両方のインターフェイスを使用すると

More information

WES7/WE8SシンクライアントVMwareHorizonClientアップデート手順書

WES7/WE8SシンクライアントVMwareHorizonClientアップデート手順書 Technical white paper Windows Embedded Standard シンクライアント VMware Horizon Client アップデート手順 目次 はじめに 2 対応する機種と OS イメージ 2 VMware Horizon Client アドオンのダウンロードと展開 3 VMware Horizon Client アドオンのインストール ( 手動インストール )

More information

HP Windows 10 IoT Enterprise for ThinClients

HP Windows 10 IoT Enterprise for ThinClients はじめにお読みください HP Windows 10 IoT Enterprise for ThinClients シンクライアント用クイックマニュアル Software: Windows 10 IoT Enterprise for Thin Clients Build Date: July 7, 2017 目次 1. ログオン情報 2 2. Windows のコントロールパネルの表示 3 3. 自動ログオンの設定

More information

SIOS Protection Suite for Linux v9.3.2 AWS Direct Connect 接続クイックスタートガイド 2019 年 4 月

SIOS Protection Suite for Linux v9.3.2 AWS Direct Connect 接続クイックスタートガイド 2019 年 4 月 SIOS Protection Suite for Linux v9.3.2 AWS Direct Connect 接続クイックスタートガイド 2019 年 4 月 本書およびその内容は SIOS Technology Corp.( 旧称 SteelEye Technology, Inc.) の所有物であり 許可なき使用および複製は禁止されています SIOS Technology Corp. は本書の内容に関していかなる保証も行いません

More information

クラスタ構築手順書

クラスタ構築手順書 InterSecVM/LBc V1.0 Windows Azure 向け 二重化構成構築手順書 2013 年 5 月第 1 版 商標について CLUSTERPRO X は日本電気株式会社の登録商標です Microsoft Windows Windows Server Windows Azure は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です

More information

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順

Crucial Client SSDでのファームウェアアップデート手順 Crucial Client SSD でのファームウェアアップデート手順 概要このガイドを使うことにより パーソナルコンピューティング環境に ( 以下本文書ではホストシステムという ) インストールされた Crucial SSD でファームウェアアップデートを実行することがきます このガイドでは 2 つのアップデート方法を説明します 方法 1:Crucial Storage Executive ソフトウェアを介したオンラインアップデート

More information

モデム コマンドに関するガイドライン

モデム コマンドに関するガイドライン HP Tablet PC シリーズ 製品番号 : 335883-291 2003 年 10 月 このガイドでは お使いの Tablet PC のモデムでサポートされている AT コマンドセットを選択 アクセス および使用する方法について説明します 2003 Hewlett-Packard Development Company, L.P. MicrosoftおよびWindowsは 米国 Microsoft

More information

McAfee Firewall for Linux リリース ノート

McAfee Firewall for Linux リリース ノート リリースノート McAfee Firewall for Linux 8.0.0 目次このリリースについて機能インストール既知の問題製品マニュアルの検索 このリリースについて この資料には このリリースに関する重要な情報が含まれていますので ぜひご一読いただくようお願いいたします プレリリース版のソフトウェアは自動アップグレードの対象外です リリースされたソフトウェア製品にアップグレードするには 既存のバージョンを削除する必要があります

More information

InfiniDB最小推奨仕様ガイド

InfiniDB最小推奨仕様ガイド 最小推奨仕様ガイド Release 4.0 Document Version 4.0-1 www.calpont.com 1 InfiniDB 最小推奨仕様ガイド 2013 年 10 月 Copyright 本書に記載された InfiniDB Calpont InfiniDB ロゴおよびその他のすべての製品またはサービスの名称またはスローガンは Calpont およびそのサプライヤまたはライセンサの商標であり

More information

VLAN の設定

VLAN の設定 この章の内容は 次のとおりです VLAN について, 1 ページ, 4 ページ VLAN について VLAN の概要 VLAN は ユーザの物理的な位置に関係なく 機能 プロジェクトチーム またはアプリケーションによって論理的にセグメント化されているスイッチドネットワークの端末のグループです VLAN は 物理 LAN と同じ属性をすべて備えていますが 同じ LAN セグメントに物理的に配置されていないエンドステーションもグループ化できます

More information

データ移行ツール ユーザーガイド Data Migration Tool User Guide SK kynix Inc Rev 1.01

データ移行ツール ユーザーガイド Data Migration Tool User Guide SK kynix Inc Rev 1.01 データ移行ツール ユーザーガイド Data Migration Tool User Guide SK kynix Inc. 2014 Rev 1.01 1 免責事項 SK hynix INC は 同社の製品 情報および仕様を予告なしに変更できる権利を有しています 本資料で提示する製品および仕様は参考情報として提供しています 本資料の情報は 現状のまま 提供されるものであり 如何なる保証も行いません

More information

Linux のインストール

Linux のインストール CHAPTER 1 この章では 次の 2 つの手順について説明します 内蔵ドライブへのインストール (P.1-1) SAN ブートインストール (P.1-8) PXE ネットワーク環境を使用した (P.1-15) 内蔵ドライブへのインストール ここでは Red Hat Enterprise Linux(RHEL) または SUSE Linux Enterprise Server(SLES) を 内蔵ドライブにインストールする方法について説明します

More information

Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 製品についての注意事項 このユーザーガイドでは ほとんどのモデルに共通の

Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 製品についての注意事項 このユーザーガイドでは ほとんどのモデルに共通の バックアップおよび復元ユーザーガイド Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です 製品についての注意事項 このユーザーガイドでは ほとんどのモデルに共通の機能について説明します 一部の機能は お使いのコンピューターでは使用できない場合があります

More information

ご使用上の注意

ご使用上の注意 CA92344-645- PRIMERGY M シリーズ向けオンボード CNA( コンバージド ネットワーク アダプタ ) および CNA 拡張ボードご使用上の留意 注意事項 このたびは 弊社の製品をお買い上げいただきまして 誠にありがとうございます 本製品をご使用になる上での注意事項がございますので 本書をよくお読みの上 ご利用願います. ファームウェア / ドライバの適用について 24 年 2

More information

HPネットワーク コンフィギュレーション ユーティリティ エージェント ユーザ ガイド

HPネットワーク コンフィギュレーション  ユーティリティ エージェント ユーザ ガイド HP ネットワークコンフィギュレーションユーティリティエージェントユーザガイド 製品番号 381502-19K 2007 年 10 月 ( 第 19 版 ) Copyright 2006, 2007 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります HP 製品およびサービスに対する保証については 当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています

More information

WES7シンクライアントIE11アップデート手順書

WES7シンクライアントIE11アップデート手順書 Technical white paper Windows Embedded Standard 7 シンクライアント IE11 アップデート手順書 Contents はじめに 2 対応する機種と OS イメージ 2 IE11 アドオンのダウンロードと展開 2 IE11 アドオンのインストール ( 手動インストール ) 5 HP Device Manager を使用した IE11 アドオンのインストール

More information

インテル(R) Visual Fortran コンパイラ 10.0

インテル(R) Visual Fortran コンパイラ 10.0 インテル (R) Visual Fortran コンパイラー 10.0 日本語版スペシャル エディション 入門ガイド 目次 概要インテル (R) Visual Fortran コンパイラーの設定はじめに検証用ソースファイル適切なインストールの確認コンパイラーの起動 ( コマンドライン ) コンパイル ( 最適化オプションなし ) 実行 / プログラムの検証コンパイル ( 最適化オプションあり ) 実行

More information

LANカード(PG-2871) 取扱説明書

LANカード(PG-2871) 取扱説明書 B7FY-2821-01 Z0-00 PG-2871 はじめに このたびは 弊社の LAN カード (PG-2871) をお買い上げいただき 誠にありがとうございます 本書は LAN カード ( 以降 本製品 ) の仕様について説明します LAN ドライバの詳細設定については 最新の LAN ドライバのマニュアルを参照してください 2010 年 8 月 目次 1 LANカードの仕様........................................

More information

HPE 3PARサービスプロセッサーソフトウェア5.0 リリースノート

HPE 3PARサービスプロセッサーソフトウェア5.0 リリースノート HPE 3PAR サービスプロセッサーソフトウェア 5.0 リリースノート 摘要 本書の内容は Hewlett Packard Enterprise のお客様 パートナー および HPE のフィールド担当者を対象としています このリリースノートは HPE 3PAR Service Console( サービスプロセッサー 5.0 用 ) に含まれる機能および既知の問題について説明しています 部品番号

More information

VPN 接続の設定

VPN 接続の設定 VPN 接続の設定 AnyConnect 設定の概要, 1 ページ AnyConnect 接続エントリについて, 2 ページ ハイパーリンクによる接続エントリの追加, 2 ページ 手動での接続エントリの追加, 3 ページ ユーザ証明書について, 4 ページ ハイパーリンクによる証明書のインポート, 5 ページ 手動での証明書のインポート, 5 ページ セキュアゲートウェイから提供される証明書のインポート,

More information

HP USB Port Managerご紹介資料 -シンクライアント

HP USB Port Managerご紹介資料 -シンクライアント HP USB Port Manager ご紹介資料 株式会社日本 HP パーソナルシステムズ事業本部クライアントソリューション本部 2015 年 11 月 ソリューションビジネス部 HP USB Port Manager とは これまで HP シンクライアント用に提供していたツールでは 書き込み 読み込み 無効化の設定はすべての USB ストレージデバイスが対象でした 新しくリリースした HP USB

More information

Microsoft Word - PCOMM V6.0_FAQ.doc

Microsoft Word - PCOMM V6.0_FAQ.doc 日本 IBM システムズ エンジニアリング メインフレーム サーバー部 2012 年 3 月 目次 1 サポートされる環境について... 3 1.1 接続先ホスト (System z, IBM i) の OS のバージョンに制約がありますか?... 3 1.2 PCOMM を導入する PC のスペックの推奨はありますか?... 3 1.3 PCOMM は Windows 7 に対応していますか?...

More information

HP TPM コンフィギュレーションユーティリティを使用した TPM version の変更手順

HP TPM コンフィギュレーションユーティリティを使用した TPM version の変更手順 HP TPM コンフィギュレーシ ョンユーティリティを使用 した TPM version の変更手順 V 1.0 2016 年 8 月株式会社日本 HP 本書の取り扱いについて 本書は 株式会社日本 HP が販売する製品を検討されているお客様が実際のご利用方法に合わせた設定を行う際に役立つ手順の一例を示すものです いかなる場合においても本書の通りになる事を保証するものではありません 本書の内容は 将来予告なしに変更されることがあります

More information

HP ThinUpdateを使用したWESシンクライアントイメージリストア手順書

HP ThinUpdateを使用したWESシンクライアントイメージリストア手順書 Technical white paper HP ThinUpdate を使用した Windows Embedded シンクライアント OS のイメージリカバリ手順 2015 年 11 月 目次 HP ThinUpdate とは? 2 対応する機種と OS イメージ 2 HP ThinUpdate のインストール 3 HP ThinUpdate を使用した OS リカバリ用 USB メモリの作成 9

More information

ConsoleDA Agent For Server インストールガイド

ConsoleDA Agent For Server インストールガイド ConsoleDA Agent For Server インストールガイド マニュアルはよく読み 大切に保管してください 製品を使用する前に 安全上の指示をよく読み 十分理解してください このマニュアルは いつでも参照できるよう 手近な所に保管してください BDLINKV3-IN-AGFS-05 - 目次 - 1 ConsoleDA Agent For Server インストールの前に... 1 1-1

More information

        ALTIRIS Client Management Suite Upgrade Guide                                 Rev 年6月30日  

        ALTIRIS Client Management Suite  Upgrade Guide                                 Rev 年6月30日   ALTIRIS Client Management Suite 7 Server Management Suite 7 Quick Startup Guide Rev. 1.1 2009 年 7 月 7 日 目次 1. はじめに----------------------------------------------------------------------------------------------3

More information

サービス仕様書

サービス仕様書 ソフトウェア ソフトウェアは 以下の ソフトウェア製品の新規導入時に必要な基本的な一連の導入設置作業を提供して 迅速に ソフトウェア製品を稼動可能とするサービスです サービス対象 ソフトウェア製品 Replication Software Suite Remote Copy Virtual Copy Peer Persistence Data Optimization Software Suite

More information

HP Device Access Managerヘルプ

HP Device Access Managerヘルプ HP Device Access Manager ヘルプ Copyright 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bluetooth は その所有者が所有する商標であり 使用許諾に基づいて Hewlett-Packard Company が使用しています Intel は米国 Intel Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です

More information

ご使用上の留意・注意事項

ご使用上の留意・注意事項 CA92344-0401-01 PRIMERGY BX924 S4 サーバブレードご使用上の留意 注意事項 PRIMERGY BX924 S4 サーバブレードに関して 以下の留意 注意事項がございます 本製品をお使いになる前に 本書をよくお読みになり 理解されたうえで本製品をお使いください 2013 年 10 月富士通株式会社 1. UEFI モードでの OS インストールに失敗する場合があります

More information

77-j.pdf

77-j.pdf 単方向リンク検出プロトコル機能の説明と設定 目次 概要前提条件要件使用するコンポーネント表記法問題の定義単方向リンク検出プロトコルの動作のしくみ UDLD の動作モード提供状況設定と監視関連情報 概要 このドキュメントでは Unidirectional Link Detection(UDLD; 単方向リンク検出 ) プロトコルが スイッチドネットワークでのトラフィックのフォワーディングループとブラックホールの発生を防止するのに

More information

lenovo_ds4200_config.xlsx

lenovo_ds4200_config.xlsx System Guide 2/29 Lenovo ThinkSystem DS4200 3/29 Lenovo ThinkSystem DS4200 4/29 5/29 6/29 7/29 8/29 9/29 10/29 11/29 12/29 Lenovo ThinkSystem DS4200 13/29 14/29 15/29 Lenovo ThinkSystem DS4200 16/29 17/29

More information

Microsoft Windows XP Professional x64 Editionインストール方法説明書

Microsoft Windows XP Professional x64 Editionインストール方法説明書 Microsoft Windows XP Professional x64 Edition インストール方法説明書 HP Business Desktop dx5150 MT シリーズ この度は Microsoft Windows XP Professional x64 Edition アップグレードキット をご購入いただきありがとうございます このガイドでは 同梱のキットを使用して Microsoft

More information

Hik-Connect アカウントにデバイスを追加する方法ユーザーは Hik-Connect APP ウェブポータル ivms4500 アプリまたは ivms クライアント経由で Hik-Connect 機能を有効にすることができます 注 : iv

Hik-Connect アカウントにデバイスを追加する方法ユーザーは Hik-Connect APP   ウェブポータル ivms4500 アプリまたは ivms クライアント経由で Hik-Connect 機能を有効にすることができます 注 : iv 概要 Hik-Connect は 動的ドメイン名サービスとアラームプッシュ通知サービスを統合した Hikvision によって導入された新しいサービスです これは デバイスがインターネットに接続するための簡単な方法を提供します このマニュアルは Hik-Connect サービスを追加する方法をユーザーに示すためのガイドです 注 :: ユーザーエクスペリエンスを向上させるために ルーターとデバイスの両方で

More information

音声認識サーバのインストールと設定

音声認識サーバのインストールと設定 APPENDIX C 次のタスクリストを使用して 音声認識ソフトウェアを別の音声認識サーバにインストールし 設定します このタスクは Cisco Unity インストレーションガイド に記載されている詳細な手順を参照します ドキュメントに従って 正しくインストールを完了してください この付録の内容は Cisco Unity ライセンスに音声認識が含まれていること および新しい Cisco Unity

More information

RADIUS サーバを使用して NT のパスワード期限切れ機能をサポートするための Cisco VPN 3000 シリーズ コンセントレータの設定

RADIUS サーバを使用して NT のパスワード期限切れ機能をサポートするための Cisco VPN 3000 シリーズ コンセントレータの設定 RADIUS サーバを使用して NT のパスワード期限切れ機能をサポートするための Cisco VPN 3000 シリーズコンセントレータの設定 目次 概要前提条件要件使用するコンポーネントネットワーク図 VPN 3000 コンセントレータの設定グループの設定 RADIUS の設定 Cisco Secure NT RADIUS サーバの設定 VPN 3000 コンセントレータ用のエントリの設定 NT

More information

管理者ガイド

管理者ガイド 管理者ガイド HP USB Port Manager Copyright 2016, 2017 HP Development Company, L.P. Windows は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です 本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり その保有 使用 または複製には HP から使用許諾を得る必要があります

More information

はじめにお読みくださいforWES7-シンクライアント

はじめにお読みくださいforWES7-シンクライアント はじめにお読みください HP Windows Embedded Standard 7 シンクライアント用クイックマニュアル Software: Windows Embedded Standard 7 Build Date: July 07, 2017 目次 1. ログオンについて 2 2. 自動ログオンの設定について 3 3. EWF( エンハンスドライトフィルタ ) 3 4. HP USB Port

More information

新OS使用時の留意事項

新OS使用時の留意事項 2014 年 3 月富士通株式会社 新 OS 使用時の留意事項 Fujitsu Software Interstage Print Manager( 以降 Interstage Print Manager) の動作オペレーティングシステムに以下をサポートします Windows 8 Windows 8.1 2012 2012 R2 この動作環境においても従来と同等の機能をご利用になれますが ご利用に関しての留意事項について説明します

More information

富士通PRIMERGYサーバ/ETERNUSストレージとXsigo VP560/VP780の接続検証

富士通PRIMERGYサーバ/ETERNUSストレージとXsigo VP560/VP780の接続検証 富士通 PRIMERGY サーバ /ETERNUS ストレージと Xsigo VP560/VP780 の接続検証 2011 年 10 月 6 日 謝辞 このたび シーゴシステムズ I/O 仮想化コントローラとの接続検証試験にあたり 富士通検証センター ( 東京浜松町 ) 本検証関係者の皆様のご協力により 相互接続の確認を行うことができました 検証およびその準備にあたり ご協力いただきましたことを大変感謝申し上げます

More information

Microsoft Word - nvsi_090198_quantum dxi7500_nvb.doc

Microsoft Word - nvsi_090198_quantum dxi7500_nvb.doc Article ID: NVSI-090198JP Created: 2009/09/28 Revised: - Quantum DXi7500 と NetVault Backup による動作検証 1. 概要 Quantum DXi7500 は Dedupe 機能等を備えた Quantum 社の高性能なディスクベースのバックアップ装置です DXi7500 はハードウェア仮想テープ ライブラリ ( 以下

More information

PATA オプティカル ディスク ドライブから SATA オプティカル ディスク ドライブへの移行

PATA オプティカル ディスク ドライブから SATA オプティカル ディスク ドライブへの移行 PATA オプティカルディスクドライブから SATA オプティカルディスクドライブへの移行 背景... 2 対象範囲... 2 説明... 2... 2 ブート可能な DOS CD-ROM... 2 DOK (Disk On Key)... 2 DOS CD-ROM ドライバ... 2 DLA (Drive Leter Access: ドライブ文字アクセス )... 2 ISOLinux... 3

More information

変更履歴 日付 バージョン 内容 2017/3/ ver.2.x.x.x を WHQL 対応版とする初版リリース ( ベースバージョン統合の為 2004 からとする ) 2017/3/ x64 とx86 の区別など誤記修正 目次修正 i

変更履歴 日付 バージョン 内容 2017/3/ ver.2.x.x.x を WHQL 対応版とする初版リリース ( ベースバージョン統合の為 2004 からとする ) 2017/3/ x64 とx86 の区別など誤記修正 目次修正 i インストール操作説明書 USB ドライバインストール操作説明 WHQL Driver 対応版 Windows 10 対応 NOTE: バージョン :2.0.0.5 受領印欄 パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社 REF No. REV A 日付 発行 2017.03.27 確 認 変更履歴 日付 バージョン 内容 2017/3/10 2.0.0.4 ver.2.x.x.x を WHQL

More information

Quad port LANカード(10GBASE) 取扱説明書

Quad port LANカード(10GBASE) 取扱説明書 PRIMERGY Quad port LAN カード (10GBASE) (PY-LA3C4) PLAN EP X710-DA4 4x10Gb SFP 取扱説明書 はじめに このたびは Quad port LAN カード (10GBASE) をお買い上げいただき 誠にありがとうございます 本書は Quad port LAN カード (10GBASE)( 以降 本製品 ) の仕様について説明します LAN

More information

ドライバインストールガイド

ドライバインストールガイド PRIMERGY Single Port ファイバーチャネルカード (8Gbps) Dual Port ファイバーチャネルカード (8Gbps) (PG-FC205/PG-FC205L) (PG-FC206/PG-FC206L) CA092276-8938-01 ドライバインストールガイド i 目次 1. ドライバのインストール / アンインストール方法... 3 1.1. ドライバのダウンロード

More information

Windows Server 2008 R2 Hyper-V ネットワーク設定ガイド

Windows Server 2008 R2 Hyper-V ネットワーク設定ガイド WindowsServer2008 R2 Hyper-V ネットワーク設定ガイド 第 1.1 版 2012 年 5 月富士通株式会社富士通 Hyper-V TM 仮想化センター 改版日時版数改版内容 2011.09.27 1.0 新規作成 改版履歴 2012.05.08 1.1 検証 IntelPROSet バージョンに V16.3 V16.8 追加 SFT 構成でチームを作成した場合のプローブパケットに関する留意事

More information

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme)

(Veritas\231 System Recovery 16 Monitor Readme) Veritas System Recovery 16 Monitor Readme この README について Veritas System Recovery 16 Monitor でサポートされなくなった機能 Veritas System Recovery 16 Monitor について システムの必要条件 ホストコンピュータの前提条件 クライアントコンピュータの前提条件 Veritas System

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 5000 ファームウェアアップデートガイド Sennheiser Japan.k.k 2019 Ver.01 目次 アップデートの前に必ずお読み下さい 1 対応 OS WSM をインストールする ファームウェアをダウンロードする 3. WSMとデバイスを接続する 4. デバイス ( 受信機 ) のアップデートを行う 5. デバイス ( 送信機 ) のアップデートを行う 2 3 4 6 アップデートの前に必ずお読み下さい

More information