⑶ ストーブ ⑷ 着衣着火 ⑸ その他の出火原因 住宅用防災機器等の主な奏功事例 ⑴ こんろ ⑵ たばこ ⑶ ストーブ ⑷ 放火 ⑸ その他

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1 目 次 第 1 章住宅火災の実態 1 住宅火災の概要 ⑴ 住宅火災件数 ⑵ 住宅火災による死者数 ⑶ 住宅火災の焼損床面積 住宅火災の状況 ⑴ 出火原因別 ⑵ 着火物別 ⑶ 出火箇所別 ⑷ 初期消火別 住宅火災による死傷者の状況 ⑴ 出火原因別 ⑵ 着火物別 ⑶ 出火箇所別 ⑷ 月 時間帯別 ⑸ 年齢別 ⑹ 世帯別 ⑺ 死傷者発生時の状態別 住宅用火災警報器の状況 ⑴ 住宅火災の内訳 ⑵ 住警器設置有無別の比較 ⑶ 全部設置と一部設置の比較 ⑷ 奏功事例の内訳 第 2 章放火火災の実態 1 放火火災の概要 放火火災の状況 ⑴ 月別発生状況 ⑵ 曜日別発生状況 ⑶ 時間帯別発生状況 ⑷ 連続放火火災の発生状況 ⑸ 主な火元建物用途 ⑹ 主な放火場所と着火物 事例編 1 主な住宅火災の事例 ⑴ たばこ ⑵ こんろ

2 ⑶ ストーブ ⑷ 着衣着火 ⑸ その他の出火原因 住宅用防災機器等の主な奏功事例 ⑴ こんろ ⑵ たばこ ⑶ ストーブ ⑷ 放火 ⑸ その他 資料編 1 区市町村別住宅火災状況 区市町村別住宅火災による死者状況 区市町村別放火火災状況

3 第 1 章住宅火災の実態 ( 火災による死者及び住宅火災による死者 負傷者は全て自損を除く ) 1 住宅火災の概要 ⑴ 住宅火災件数平成 28 年中の総火災件数は 3,982 件発生し このうち住宅火災 ( 住宅 複合用途建物の住宅部分を含む 共同住宅 寄宿舎を含む から出火した火災をいう ) は 1,497 件で 前年に比べ 178 件減少しています ( 図 1-1) また 建物から出火した火災の件数は 2,681 件発生し そのうち住宅火災の割合は 55.8% です 住宅火災の内訳は 住宅 539 件 (36.0%) 共同住宅 958 件 (64.0%) となっています ( 図 1-1 表 1-1 表 1-2 図 1-2) * 治外法権及び管外からの延焼火災は 総火災件数のみ計上します 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 ( 人 ) 0 5,800 5,763 5,601 5,088 5,341 5,089 5,191 4,805 4,433 3,982 3,494 3,605 3,341 3,093 3,098 3,206 3,127 2,878 2,827 2,681 2,189 2,243 2,099 1,869 1,864 1,916 1,777 1,694 1,675 1, 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年図 1-1 最近 10 年間の住宅火災件数等の推移表 1-1 最近 10 年間の住宅火災件数等 総火災件数 建物から出火した火災件数 住宅火災件数 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 総火災件数 5,800 5,763 5,601 5,088 5,341 5,089 5,191 4,805 4,433 3,982 建物から出火した火災件数 3,494 3,605 3,341 3,093 3,098 3,206 3,127 2,878 2,827 2,681 住宅火災件数 2,189 2,243 2,099 1,869 1,864 1,916 1,777 1,694 1,675 1,497 建物から出火し た火災に対する 住宅火災の割合 62.7% 62.2% 62.8% 60.4% 60.2% 59.8% 56.8% 58.9% 59.3% 55.8% 表 1-2 建物火災の内訳 * 建物から出火した火災 とは火元の用途が建物の火災です 建物から出火した火災 住宅火災件数 2,681 件内訳件数 1,497 件 (55.8%) 住宅 539 件 (36.0%) 共同住宅 958 件 (64.0%) 住宅火災以外 1,184 件 44.2% 住宅火災 % 住宅 539 件 36.0% 共同住宅 958 件 64.0% 住宅火災以外の 建物から出火した火災 1,184 件 (44.2%) N=2,681 図 1-2 建物火災の内訳 - 1 -

4 ⑵ 住宅火災による死者数平成 28 年中の火災による死者は 68 人で 前年に比べ 11 人減少しています そのうち自損を除く住宅火災による死者は 61 人で 前年に比べ 8 人減少しています 火災による死者のうち住宅火災による死者の占める割合は 89.7% となっています ( 表 1-3 図 1-3) 住宅火災による死者のうち 65 歳以上の高齢者 ( 以下 高齢者 という ) は 44 人と全体の 72.1% を占め 住宅火災による死者に占める高齢者の割合は 非常に高い割合となっています ( 図 1-3 図 1-4 表 1-3) また 住宅火災の死者を用途別でみると 住宅で 37 人 ( 60.7%) 共同住宅で 24 人 ( 39.3%) の死者が発生しており 住宅の割合が高くなっています ( 表 1-4 図 1-5) ( 人 ) 高齢者以外高齢者 (65 歳以上 ) 高齢者の割合 67.1% 68.1% 85 人 28 人 57 人 表 1-3 過去 10 年間の住宅火災による死者数 23 人 49 人 81.7% 72 人 71 人 69 人 13 人 58 人 72.5% 72.1% 19 人 50 人 61 人 17 人 44 人 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 火災による死者 住宅火災の死者 住宅火災の死者の火災による死者に対する割合 火災による死者 住宅火災の死者 65 歳以上の 住宅火災の死者 図 1-3 過去 10 年間の住宅火災等による死者数の推移 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 ( 人 ) 図 1-4 過去 5 年間の住宅火災による 93.0% 97.0% 88.8% 93.3% 87.1% 90.4% 93.5% 91.0% 87.3% 89.7% 100% 80% 60% 40% 20% 0% 死者数と高齢者の割合 高齢者の住宅火災による死者 高齢者の住宅火災の死者割合 57.5% 61.2% 55.2% 59.0% 65.6% 67.1% 68.1% 81.7% 72.5% 72.1% 表 1-4 住宅火災による死者の内訳 ( カッコ内は高齢者数 ) 用途別 死者数 割合 37 住宅 (23) 60.7% 24 共同住宅 (21) 39.3% 共同住宅 24 人 39.3% 住宅 37 人 60.7% 合計 61 (44) 100% N=61 図 1-5 住宅用途別死者の内訳 ( 自損を除く ) - 2 -

5 高齢者と高齢者以外の人口 10 万人あたりの住宅火災による死者発生数を比較すると 65 歳未満の死者は 0.16 人発生しているのに対し 65 歳以上 75 歳未満の死者は 1.36 人と約 9 倍に増加し さらに 75 歳以上の死者は 1.61 人と約 10 倍に増加しています ( 表 1-5 図 1-6) 今後 ますます高齢者人口の増加が見込まれることから より積極的な高齢者の被害低減対策を行う必要があります 表 1-5 高齢者死者数と人口 年齢別死者管内人口 人口 10 万人あたりの死者発生数 75 歳以上 1.61 約 10 倍 75 歳以上 23 1,426, 歳未満 65 歳以上 歳未満 65 歳以上 21 1,546, 歳未満 0.16 約 9 倍 65 歳未満 17 10,328, ( 人 ) 人口 : 平成 28 年 1 月 1 日現在図 1-6 年齢別人口 10 万人あたりの住宅火災による ( 住民基本台帳による東京都の世帯と人口 東京都より) 死者発生数 ⑶ 住宅火災の焼損床面積平成 28 年中の住宅火災の焼損床面積は 9,354 3,630 減少しています また 住宅火災 1 件あたりの平均焼損床面積は 減少してい ます ( 図 1-7) 住宅火災における焼損床面積 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 ( ) 焼損床面積 1 件当たりの平均 ( ) 焼損床面積 23,174 22,578 19, ,909 15,956 16,705 15, ,013 12, , 住宅火災 1 件あたりの平均焼損床面積 0 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 図 1-7 過去 10 年間の住宅火災の焼損床面積の推移

6 2 住宅火災の状況 ⑴ 出火原因別 出火原因別にみると こんろ が 366 件 (24.4%) と最も多く 次いで たばこ が 255 件 (17.0%) 放火 が 150 件 (10.0%) ストーブ が 106 件 (7.1%) となっており これら上位を合わせると全体に占める割合は 約 6 割となっています ( 表 1-6 図 1-8) 出火原因 ⑵ 着火物別 表 1-6 出火原因別住宅火災件数 住宅火災 合計住宅共同住宅 こんろ たばこ 放火 ストーブ ロウソク コード ライター 火遊び その他 不明 合計 1, こんろ は ガステーブル等 電気こんろを合わせたものです 2 放火 は 放火の疑いを含みます 3 ストーブ は 電気 ガス 石油を合わせたものです 図 1-8 住宅火災の出火原因別の割合 着火物別にみると 布団類 が 183 件 (12.2%) と最も多く 次いで くず類 が 170 件 (11.4%) 紙類 が 150 件 (10.0%) となっています ( 表 1-7 図 1-9) 表 1-7 着火物別住宅火災件数 着火物 住宅火災 合計住宅共同住宅 ふとん類 くず類 紙類 動植物油 衣類 繊維類 内装 建具 家具類 ガス類 着衣 カーテン じゅうたん等 電線被覆 ガソリン等 その他 不明 総計 1, 火遊び 6 件 0.4% ライター 16 件コード 1.1% 28 件 1.9% ガソリン等 16 件 1.1% 電線被覆 19 件 1.3% その他 372 件 24.8% ロウソク 41 件 2.7% カーテン じゅうたん等 21 件 1.4% 着衣 57 件 3.8% その他 376 件 25.1% 不明 157 件 10.5% ガス類 59 件 3.9% ストーブ 106 件 7.1% 不明 138 件 9.2% 放火 150 件 10.0% 布団類 183 件 12.2% こんろ 366 件 24.4% たばこ 255 件 17.0% N=1,497 くず類 170 件 11.4% 紙類 150 件 10.0% 動植物油 127 件 8.5% 衣類 繊維類 121 件内装 建具 家具類 8.1% 60 件 4.0% N=1,497 図 1-9 住宅火災の着火物別

7 ⑶ 出火箇所別出火箇所別にみると 居室等 が 668 件 (44.6%) と最も多く 次いで 台所 キッチン等 が 539 件 (36.0%) となっており これらを合わせると全体の8 割以上 (80.6%) を占めています ( 表 1-8 図 1-10) 表 1-8 出火箇所別住宅火災件数 住宅火災 出火箇所 合計 住宅 共同住宅 居 室 等 台所 キッチン等 廊下 階段等 便所 洗面所 浴室等 玄関 ホール 車庫 駐車場等 建物の外周部 ベ ラ ン ダ そ の 他 総 計 1, 車庫 駐車場等 9 件 0.6% 玄関 ホール 32 件 2.1% 廊下 階段等 59 件 3.9% 便所 洗面所 浴室等 52 件 3.5% 建物の外周部 8 件 0.5% ベランダ 84 件 5.6% 台所 キッチン等 539 件 36.0% その他 46 件 3.1% 居室等 668 件 44.6% 図 1-10 住宅火災の出火箇所別の割合 N=1.497 ⑷ 初期消火別平成 28 年中の住宅火災における初期消火実施状況をみると 住宅火災 1,497 件のうち 初期消火実施 が 988 件 (66.0%) 初期消火無 が 509 件 (34.0%) となっています また 初期消火実施 のうち成功 失敗別にみると 初期消火成功 が 766 件 (77.5%) 初期消火失敗 222 件 (22.5%) となっています ( 図 1-11) 初期消火失敗 の理由には 発見が遅れた あせり消火できなかった 煙が充満していた 等がありました 平成 28 年中の住宅火災における初期消火の実施状況を 火災 1 件当たりの死者発生数 損害額 焼損面積を比較すると 全ての項目で初期消火実施の方が被害は少なくなっています ( 図 ~3) また 平成 28 年中の住宅火災における初期消火が成功した火災と 初期消火が失敗及び無しの火災について 火災 1 件当たりの死者発生数 損害額 焼損面積を比較すると 全ての項目で初期消火実施の方が被害は少なくなっています ( 図 ~6) 同様に 過去 5 年間の初期消火の実施状況 初期消火の成功と初期消火が失敗及び無しの火災について比較すると 全ての項目で初期消火実施及び初期消火成功の方が被害は少なくなっています ( 図 ~12) このことから 初期消火の実施は火災の被害低減につながるとともに 初期消火を成功させることにより顕著に被害が減少していることが分かります 家庭への消火器等の備えや 火災の早期発見につながる住宅用火災警報器を設置することの大切さを継続して呼びかける必要があります また 消火器が正しく使用できるように 防火防災訓練等で初期消火訓練を実施していくことも重要です - 5 -

8 初期消火失敗 222 件 22.5% 初期消火無 509 件 34.0% 初期消火実施 988 件 66.0% 初期消火成功 766 件 77.5% N=1,497 N=988 平成 28 年中 図 1-11 初期消火実施状況 ( 人 ) 8.0 ( 千円 ) 1, , , 初期消火初期消火初期消火初期消火初期消火初期消火実施無し実施無し実施無し図 火災 100 件当たり死者発生数図 火災 1 件あたり損害額図 火災 1 件あたり焼損床面積 0.0 ( 人 ) ( 千円 ) 2,500 2,000 1,500 1,000 過去 5 年間の集計値 ( 平成 24 年から平成 28 年まで ) 初期消火 初期消火 初期消火 初期消火 初期消火 初期消火 成功 失敗 無し 成功 失敗 無し 成功 失敗 無し 図 火災 100 件当たり死者発生数 図 火災 1 件あたり損害額 図 火災 1 件あたり焼損床面積 2, ( 人 ) ( 千円 ) 2,000 1,500 1, ,195 1, 初期消火 初期消火 初期消火 初期消火 初期消火 初期消火 実施 無し 実施 無し 実施 無し 図 火災 100 件当たり死者発生数 図 火災 1 件あたり損害額 図 火災 1 件あたり焼損床面積 ( 人 ) ( 千円 ) 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 初期消火有 初期消火 初期消火有 初期消火 初期消火有 初期消火 成功 失敗 無し 成功 失敗 無し 成功 失敗 無し 図 火災 1 件当たり死者発生数 図 火災 1 件あたり損害額 図 火災 1 件あたり焼損床面積 2,

9 3 住宅火災による死傷者の状況 ⑴ 出火原因別ア死者が発生した住宅火災の出火原因住宅火災による死者 61 人を出火原因別にみると たばこ が 11 人 (18.0%) と最も多く 次いで こんろ が 8 人 (13.1%) ストーブ が 7 人 (11.5%) 放火 が 7 人 (11.5%) となっています ( 表 1-9 図 1-13) 表 1-9 出火原因別死者数 ( 死者発生火災件数 死者数 死者発生 出火原因別 出火原因 / 出火原因別 ( 高齢者数 ) 火災件数 死者発生率 住宅火災件数 ) た ば こ 11(6) % 11/255 こ ん ろ 8(7) 8 2.2% 8/366 ストーブ 7(7) 7 6.6% 7/106 不明 25 人 41.0% たばこ 11 人 18.0% こんろ 8 人 13.1% 放火 7(3) 7 4.7% 7/150 ロウソク ( ) /41 コード ( ) /28 ライター ( ) /16 火遊び ( ) /6 その他 3 人 4.9% 放火 7 人 11.5% ストーブ 7 人 11.5% N=61 その他 3(1) 3 0.8% 3/372 不明 25(20) % 22/157 図 1-13 出火原因別死者の割合 合計 61(44) % 58/1,497 1 ( ) は 高齢者の内数です 2 こんろ は ガステーブル等 電気こんろを合わせたものです 3 放火 は 放火の疑いを含みます 4 ストーブ は 電気 ガス 石油を合わせたものです 死者が発生した住宅火災の出火原因のうち たばこ こんろ ストーブは毎年 上位 3 位を 占めています その発生の経過を各出火原因別にみると それぞれ特徴があります 最も多くの死者が発生している出火原因である たばこ をみると 死者 11 人のうち 火 源が落下 が 6 人 不始末 が 3 人 寝たばこ が 2 人となっています 火源が落下 や 寝たばこ は たばこの火源が布団や着衣等の可燃物に着火し 火災となっています 不始 末 は 消えていない吸殻をごみ箱や吸殻をためた状態の灰皿に捨てることで可燃物に着火し 火災となっています これらは適切な方法で喫煙 廃棄していれば発生を防止できたと思われ るものです また 性別でみると男性が 9 人と 多くの割合を占めています ( 表 図 ) 2 番目に多い こんろ による火災をみると 死者 8 人のうち 着衣に着火 が 7 人 過 熱する が 1 人となっています 着衣に着火 することで亡くなった方が約 9 割であり その 全てが高齢者です 着衣着火は こんろの火が袖口などの着ている服に着火した火災をいいま す 調理中は マフラー ストールなどは外し 裾や袖が広がっている服を着ている時は 特 に注意するとともに こんろの周りは整理整頓することも大切です また 燃えにくく燃え広がりにくい防炎品のアームカバーやエプロンを使用することも有効 な対策です ( 表 図 ) 3 番目に多い ストーブ による火災をみると 死者 7 人のうち 可燃物が接触 が 5 人 - 7 -

10 電線が短絡 が 1 人 不明 が 1 人となっており その全てが高齢者です 可燃物が接触 することで亡くなった方が約 7 割と最も多く これはストーブの周囲にある布団や衣類に着火したことで火災となっています また ストーブの中では電気ストーブによるものが多くを占めていることから 特に 注意喚起が必要です ( 表 図 ) 表 たばこによる死者の内訳 死者数 たばこの内訳 男性 女性 ( 高齢者数 ) 火 源 落 下 6(2) 6 0 不 始 末 3(3) 1 2 寝 た ば こ 2(1) 2 0 不始末 3 人 27.3% 寝たばこ 2 人 18.2% 火源が落下する 6 人 54.5% 合計 11 (6) 9 2 N=11 図図 たばこによる住宅火災死者の経過 表 こんろによる死者の内訳死者数こんろの内訳男性女性 ( 高齢者数 ) 過熱する 1 人 12.5% 着衣に着火 7(7) 2 5 過熱する 1(0) 1 0 合計 8 (7) 3 5 着衣に着火 7 人 87.5% N=8 図 こんろによる住宅火災死者の経過 表 ストーブによる死者の内訳 死者数 ストーブの内訳 男性 女性 ( 高齢者数 ) 可燃物が接触 5(5) 2 3 可燃物が落下する 1(1) 1 0 不 明 1(1) 1 0 合 計 7 (7) 4 3 可燃物が落下する 1 人 14.3% 不明 1 人 14.3% 可燃物が接触する 5 人 71.4% N=7 図 ストーブによる住宅火災死者の経過 - 8 -

11 電気火災のうち漏電 電線の短絡 スパーク 半断線 トラッキング等による発熱によって起こる火災 ( 以下 電気コード火災等 という ) は 火の無い場所から出火し 大変危険です 平成 28 年の火災件数は 昨年よりも 33 件減少しています 死者については 2 人発生しており 昨年から 10 人減少しています ( 図 1-15) 死者が発生した 電気コード火災等 の主な出火原因についてまとめると コード 差し込みプラグ で多く発生しています ( 図 1-16) 経過別にみると 金属の接触部分が過熱する 電線が短絡する トラッキング の順で多く発生しています ( 図 1-17) コードは 物に踏まれたり折れ曲がった状態で使用されていたためにコードの被覆が損傷したり 長年使用したことによる経年劣化により 短絡や半断線が発生して火災に至るケースがあります 差し込みプラグは 差し刃間のトラッキング現象による火災が多く発生しています トラッキング現象を防止するためには 差し込みプラグは常時差し込んだままにせず 使用時以外は抜いておくことや 長期間差したままのプラグは定期的に点検するとともに 乾いた布などで掃除し 発熱等の異常がある場合は交換することが大切です 特に埃や湿気の多い環境下で使われているものや 家具等の陰に隠れているものには細心の注意が必要です 高齢者高齢者以外電気コード火災等件数 人 12 人 人 人 人 平成 24 年平成 25 年平成 26 年平成 27 年平成 28 年 ( 人 ) ( 件 ) 図 1-15 過去 5 年間の住宅火災における 電気コード火災等 の死者数 件数 金属の接触部が過熱する 420 電線が短絡する 366 風呂がま ( 家庭 ) 1 人 2.2% テレビ 1 人 2.2% 電気冷蔵庫 2 人 4.4% 電気ストーブ 2 人 4.4% その他 11 人 24.4% 屋内線 3 人 6.7% 差込みプラグ 10 人 22.2% コード 15 人 33.3% N=45 図 1-16 主な 電気コード火災等 による死者数 (H24 年 ~28 年 ) トラッキング 絶縁劣化により発熱する 半断線により発熱する スパークする 過多の電流 ( 含電圧 ) が流れる 漏電する 地絡する 漏電放電する N=1, ( 件 ) 図 1-17 電気コード火災等 における主な原因 (H24 年 ~28 年 ) - 9 -

12 イ負傷者の発生した火災の出火原因住宅火災による負傷者は 570 人で 出火原因別でみると こんろ が 177 人 (31.1%) と最も多く 次いで たばこ が 88 人 (15.4%) ストーブ が 53 人 (9.3%) となっています ( 表 1-12 図 1-18) また 負傷者に占める高齢者の割合は 36.3%(207/570) であり 出火原因別でみると こんろ が 36.7%(65/177) たばこ が 35.2%(31/88) ストーブ が 39.6% (21/53) となっています ( 表 1-12) 表 1-12 負傷者発生状況と出火原因 負傷者数 負傷者に占める 出火原因 ( 高齢者数 ) 高齢者の割合 こ ん ろ 177(65) 36.7%(65/177) た ば こ 88(31) 35.2%(31/88) ストーブ 53(21) 39.6%(21/53) その他 120 人 21.1% 不明 57 人 10.0% こんろ 177 人 31.1% 放火 40(11) 27.5%(11/40) ロウソク 23(15) 65.2%(15/23) コード 12(4) 33.3%(4/12) その他 120(40) 33.3%(40/120) 不明 57(20) 35.1%(20/57) 合計 570(207) 36.3%(207/570) 1 ( ) は 高齢者の内数です 2 こんろ は ガステーブル等 電気こんろを合わせたものです 3 放火 は 放火の疑いを含みます 4 ストーブ は 電気 ガス 石油を合わせたものです コード 12 人 2.1% ロウソク 23 人 4.0% 放火 40 人 7.0% ストーブ 53 人 9.3% たばこ 88 人 15.4% N=570 図 1-18 出火原因別負傷者の割合 負傷者が最も多く発生している こんろ での負傷者の内訳をみると 天ぷら油火災 が 51 人と最も多くなっています 次いで 着衣に着火した火災 が 37 人 エアゾール缶等に関連した火災 が 19 人と続きます ( 図 1-19) 調理中など特に油を加熱している際には その場を絶対に離れない その場を離れるときは必ず火を消す 衣服の袖口や裾が火に触れないように気をつける エアゾール缶等の火気厳禁の器物を調理器具周辺に置かない などの注意喚起が必要です その他 68 人 38.4% 天ぷら油火災 51 人 28.8% 低温着火による火災 2 人 1.1% エアゾール缶等に関連した火災 19 人 10.7% 図 1-19 こんろ による火災の負傷者内訳 着衣に着火した火災 37 人 20.9% N=177

13 ⑵ 着火物別ア死傷者が発生した住宅火災の着火物着火物別の死者発生状況をみると 着衣 が 7 人 (11.5%) と最も多く 次いで 内装 建具 家具類 及び 布団類 が6 人 (9.8%) となっています ( 表 1-13 図 1-20) 表 1-13 着火物別死者数 着火物 死者数 死者発生 火災件数 着火物別 死者発生率 ( 死者発生火災件数 / 着火物別住宅火災件数 ) 着 衣 7(7) % 7/57 内装 建具 家具類 6(2) % 6/60 布 団 類 6(2) 6 3.3% 6/183 衣類 繊維等 4(4) 4 3.3% 4/121 く ず 類 3(3) 3 1.8% 3/170 紙 類 2(2) 2 1.3% 2/150 ガ ソ リ ン 等 -(-) - - -/16 電 線 被 覆 -(-) - - -/19 カーテン 絨毯等 -(-) - - -/21 動 植 物 油 -(-) - - -/127 ガ ス 類 -(-) - - -/59 そ の 他 2(1) 2 0.5% 2/376 不 明 31(23) % 28/138 合 計 61(44) % 58/1,497 ( ) は 高齢者の内数です 着衣 7 人 11.5% 内装 建具 家具類 6 人 9.8% 不明 31 人 50.8% 布団類 6 人 9.8% 衣類 繊維類 4 人 6.6% くず類紙類 3 人その他 2 人 4.9% 2 人 3.3% N=61 3.3% 図 1-20 着火物別死者の割合 ( 自損を除く )

14 また 負傷者の発生状況をみると 布団類 が最も多く 次いで 動植物油 くず類 着衣 と続いています ( 表 1-14 図 1-21) 表 1-14 着火物別負傷者数 着火物 負傷者数 負傷者発生 火災件数 着火物別 負傷者発生率 ( 負傷者発生火災件数 / 着火物別住宅火災件数 ) 布 団 類 85(34) % 60/183 動 植 物 油 58(13) % 48/127 く ず 類 56(17) % 42/170 着 衣 54(36) % 47/57 紙 類 47(18) % 26/150 ガ ス 類 45(7) % 37/59 衣 類 繊 維 類 39(14) % 29/121 内装 建具 家具類 15(5) % 12/60 ガ ソ リ ン 等 14(3) % 10/16 カーテン じゅうたん等 13(6) % 8/21 電 線 被 覆 5(2) % 5/19 そ の 他 80(32) % 52/376 不 明 59(20) % 41/138 合 計 570(207) % 417/1,497 電線被覆 5 人 0.9% カーテン じゅうたん等 13 人 2.3% ガソリン等 14 人 2.5% 内装 建具 家具類衣類 繊維類 15 人 39 人 2.6% 6.8% その他 80 人 14.0% 不明 59 人 10.4% ガス類 45 人 7.9% 紙類 47 人 8.2% 布団類 85 人 14.9% 着衣 54 人 9.5% 天ぷら油 58 人 10.2% くず類 56 人 9.8% N=570 図 1-21 着火物別負傷者の割合 ( 自損を除く ) 適正な喫煙管理や調理時における配慮が必要なのはもちろんですが 死者 負傷者が発生した火災の着火物の上位を占める 着衣 布団類 等の繊維製品への着火防止対策として 防炎品の使用が有効です 万が一 火源に接しても通常の製品と比べて燃え広がりにくく 火災の拡大を防止する効果が期待できることから 都民に対して継続的に普及促進を図っていく必要があります

15 イ着火物と出火原因着火物で死者数と負傷者数が高い割合である 布団類 の出火原因は たばこ が 80 件 (43.7%) とほぼ半数を占めています たばこ を出火原因として 布団類 に着火した火災では 80 件中 32 人の死傷者が発生し その内 死者が 3 人 重症の負傷者が 8 人となっています ( 図 1-22) たばこ を出火原因として 布団類 に着火した火災による死傷者を 程度別の年齢構成をみると 死亡は全て成人であり 重症は高齢者が多くなっており 他は成人が多くの割合を占めています ( 図 1-23) このことから 布団類 と たばこ の組み合わせは 年齢に関係なく発生の危険度があるため注意が必要です ライター 2 件 1.1% こんろ 2 件 1.1% コード 3 件 1.6% 火遊び 1 件 0.5% ロウソク 5 件 2.7% 放火 8 件 4.4% 不明 10 件 5.5% その他 32 件 17.5% ストーブ 40 件 21.9% 0 たばこ 80 件 43.7% 80 件中 24 件で 計 32 人の 100% 80% 60% 40% 20% 0% 軽症 13 人 40.6% 中等症 8 人 25.0% 重症 8 人 25.0% N=32 死亡 3 人 9.4% N=183 死傷者が発生 図 1-22 布団類 への着火による火災の出火原因件数と たばこ による死傷者数の内訳 100% 80% 60% 40% 20% 0% 100% 3 人 高齢者 25.0% 2 人 75.0% 6 人 成人 62.5% 5 人 37.5% 3 人 69.2% 9 人 30.8% 4 人 死亡重症中等症軽症 N=32 図 1-23 布団類 を着火物とした たばこ 火災による年齢構成別の発生状況

16 ⑶ 出火箇所別出火箇所別の死者発生状況をみると 居室等 が 41 人 (67.2%) と最も多く 次いで 台所 キッチン等 が 14 人 (23.0%) となっており 居室等 台所 キッチン等 を合わせると約 9 割を占めています ( 表 1-15 図 1-23) 表 1-15 出火箇所別死者数 出火箇所 死者数 ( 死者発生火災件出火箇所別発生数 / 出火箇所別件数死者発生率住宅火災件数 ) 居 室 等 41( 28 ) % 40/668 台所 キッチン等 14( 11 ) % 13/539 便所 洗面所 浴室等 2( 2 ) 2 3.8% 2/52 廊下 階段等 2( 1 ) 1 1.7% 1/59 玄関 ホール 1 ( 1 ) 1 3.1% 1/32 ベ ラ ン ダ - ( - ) - - -/84 車庫 駐車場等 - ( - ) - - -/9 廊下 階段等 2 人 3.3% 便所 洗面所 浴室等 2 人 3.3% 台所 キッチン等 14 人 23.3% 玄関 ホール 1 人 1.7% 居室等 41 人 68.3% 建物の外周部 - ( - ) - - -/8 その他 1( 1 ) 1 2.2% 1/46 不明 - ( - ) - - -/- N=61 図 1-23 出火箇所別死者の割合 合計 61 ( 44) % 58/1,497 また 負傷者の発生状況をみても 居室等 が 303 人 (53.2%) と最も高く 次いで 台所 キッチン等 が 204 人 (35.8%) となっており 居室等 台所 キッチン等 を合わせると 約 9 割を占めています ( 表 1-16 図 1-24) 表 1-16 出火箇所別負傷者数 ( ) は 高齢者の内数です 出火箇所別 ( 負傷者発生 発生 火災件数 / 出火箇所 負傷者数 負 傷 者 件数 出火箇所別 発 生 率 住宅火災件数 ) 居 室 等 303(120) % 213/668 台所 キッチン等 204(71) % 164/539 便所 洗面所 浴室等 16(4) % 10/52 ベランダ 15 人 2.6% 便所 洗面所 浴室等 16 人 2.8% 廊下 階段等 9 人 1.6% 玄関 ホール 6 人 1.1% 車庫 駐車場等 4 人 0.7% その他 13 人 2.3% ベ ラ ン ダ 15(2) % 10/84 廊下 階段等 9(1) 5 8.5% 5/59 玄関 ホール 6(4) % 4/32 車庫 駐車場等 4(-) % 1/9 台所 キッチン等 204 人 35.8% 居室等 303 人 53.2% 建物の外周部 - (-) - - -/8 その他 13(5) % 10/46 合計 570(207) ) % 417/1497 N=570 図 1-24 出火箇所別負傷者の割合 このことからも 住宅用火災警報器は 主な生活スペースである居室 火気を扱う台所 そし て 下階の火災をいち早く知るために 階段にもそれぞれ設置する必要があります

17 ⑷ 月 時間帯別月別の住宅火災の件数をみると 1 月及び 2 月 10 月から 12 月までの各月で比較的多く発生しており この 5 か月で 756 件 (50.5%) 発生しています 月別の死者の発生状況をみると 1 月から 4 月の 4 か月間に 36 人 (59.0%) 発生しています この期間の月平均死者数約 9.0 人は 年間の月平均死者数 5.1 人より 3.9 人多くなっています 月別の負傷者の発生状況を月別にみると 1 月から 6 月までの 6 か月間に 349 人 ( 61.2%) 発生しています この期間の月平均負傷者数 58.2 人は 年間の月平均負傷者数 47.5 人より 10.7 人多くなっています 月別に件数 死者数 負傷者をみると いずれも火災多発期 (12 月 1 日から 3 月 31 日まで ) を含む期間中 あるいはその前後の時期に多く発生していることがわかります 不明を除く死者の発生状況を時間帯別にみると 0 時から 5 時までの時間帯に 27 人 ( 44.3%) 発生しています この時間帯の平均死者発生率 9.0% は 年間の時間帯平均死者発生率 3.9% より 6.1% 高くなっています ( 表 1-18) 表 1-17 月別死者発生状況 出火月 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 合計 死 者 数 死者発生率 4.8% 2.8% 8.4% 8.5% 1.7% 1.0% 4.2% 0.0% 6.9% 2.0% 2.9% 2.2% 3.9% 高齢者死者数 負 傷 者 数 負傷者発生率 % 34.0% 27.5% 23.3% 30.8% 35.7% 28.4% 31.0% 25.3% 24.3% 27.3% 21.6% 27.9% 高齢者負傷者数 住宅火災件数 ,497 死者発生住宅火災件数負傷者発生住宅火災件数 表 1-18 時間帯別死者発生状況 出火時間帯 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 不明 合計 死者数 死者発生率 1 6.7% 8.4% 14.0% 2.9% 2.0% 2.3% 4.5% 1.0% 2.8% 3.2% 1.4% 3.8% 1.9% 3.9% 高齢者死者数 負傷者数 負傷者発生率 % 31.3% 38.4% 28.4% 29.4% 31.8% 27.3% 28.9% 26.2% 26.3% 29.9% 29.2% 4.9% 27.9% 高齢者負傷者数 住宅火災件数 ,497 死者発生住宅火災件数負傷者発生住宅火災件数 死者発生率 = 死者発生住宅火災件数 / 住宅火災件数 2 負傷者発生率 = 負傷者発生住宅火災件数 / 住宅火災件数

18 ⑸ 年齢別年齢別に住宅火災による死者発生状況をみると 65 歳以上の高齢者が 44 人 (72.1%) と全体の約 7 割を占めています 65 歳以上 75 歳未満の前期高齢者と 75 歳以上の後期高齢者に区分すると 前期高齢者が 21 人 (34.4%) 後期高齢者が 23 人 (37.7%) であり 後期高齢者の方が多く発生していますが ほとんど差がありません 火災程度別でみると 部分焼で亡くなっている火災が 23 人 (37.7%) と最も多く 次いで全焼の 16 人 (26.2%) となっています 比較的 延焼面積等の被害が少ない部分焼やぼやの火災においても死者が発生していることがわかります 性別でみると 男性が 39 人 (63.9%) 女性が 22 人 (36.1%) であり 男性の割合が高くなっています このうち 高齢者については 男性が 26 人 ( 66.7%) 女性が 18 人 ( 81.8%) であり 女性の方が高齢者の割合が高くなっています ( 表 1-19 図 1-25) 高齢者は 身体状況等により火災の発見や避難が遅れてしまい 被害が拡大する危険が高くなることが 死者発生割合の高さに表れていると考えられます 表 1-19 年齢別死者発生状況 年齢別 合計 火災程度 性別 全焼半焼部分焼ぼや男性女性 乳幼児 0 ~ 未成年 6 ~ ~ 成 人 20~ ~ ~ ~ ~ 前期高齢者 65~ ~ ~ 後期高齢者 80~ ~ 合計 男性 女性 ( 人 ) n=61 図 1-25 住宅火災による死者年齢別 男女別推移 ( 自損を除く )

19 ⑹ 世帯別住宅火災による死者の家族構成をみると 一人暮らし 高齢者を含む家族 高齢者夫婦のみ 高齢者一人暮らしに分けられ そのうち高齢者世帯のみの割合が全体の半数を占めています 高齢者のみの世帯において 火災が発生した際 身体状況等により火災の発見や避難が遅れてしまい 高齢者以外と比較して生命の危険が増すことが死者発生割合の高さに表れていると考えられます ( 図 1-26) その他高齢者含む家族高齢者一人暮らし 一人暮らし高齢者夫婦のみ高齢者のみの世帯の割合 100% 60 80% % 54.2% 59.2% 59.4% 52.5% 60% % 20% ( 人 ) 0 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年図 1-26 過去 5 年間の住宅火災における死者の世帯状況別 0% ⑺ 死傷者発生時の状態別住宅火災による死者の発生状況を状態別にみると 死者 61 人のうち 家事従事中 が 8 人 (13.1%) であり 不明を除くと最も多く発生しています ( 表 1-20) また 負傷者発生時の状況をみると 負傷者数 570 人のうち 初期消火中 が 155 人 ( 27.2%) と最も多く 次いで 就寝中 が 82 人 (14.4%) 家事従事中 が 79 人 (13.9%) と続いています ( 表 1-21) 表 1-20 死者発生時の状態 ( 自損を除く ) 状況死者数 ( 高齢者 ) 状態別死者 発生率 ( 状態別死者数 / 住宅火災死者数 ) 家 事 従 事 中 8(8) 13.1% 8/61 就 寝 中 7(3) 11.5% 7/61 飲 食 中 2(1) 3.3% 2/61 初 期 消 火 中 2(2) 3.3% 2/61 休 憩 中 1(1) 1.6% 1/61 避 難 中 1(1) 1.6% 1/61 採 暖 中 1(1) 1.6% 1/61 自損を図った 1(-) 1.6% 1/61 そ の 他 4(3) 6.6% 4/61 不 明 34(24) 55.7% 34/61 合 計 61(44) 100.0% 61/61 ( ) は 高齢者の内数

20 表 1-21 負傷者発生時の状態 状況負傷者数 ( 高齢者 ) 状態別 負傷者発生率 ( 状態別負傷者数 / 住宅火災負傷者数 ) 初 期 消 火 中 155(49) 27.2% 155/570 就 寝 中 82(27) 14.4% 82/570 家 事 従 業 中 79(39) 13.9% 79/570 避 難 中 57(13) 10.0% 57/570 休 憩 休 憩 中 38(17) 6.7% 38/570 作 業 中 33(10) 5.8% 33/570 飲 食 中 9(1) 1.6% 9/570 防ぎょ中 ( 消防職 団員 ) 6(-) 1.1% 6/570 見 物 中 6(2) 1.1% 6/570 火 災 通 報 中 4(3) 0.7% 4/570 救 助 中 4(2) 0.7% 4/570 採 暖 中 3(3) 0.5% 3/570 自 損 を 図 っ た 3(-) 0.5% 3/570 火 遊 び 中 1(-) 0.2% 1/570 ホース延長中 ( 消防職 団員 ) 1(1) 0.2% 1/570 そ の 他 48(14) 8.4% 48/570 不 明 41(26) 7.2% 41/570 総 計 570(207) 100.0% 570/570 ( ) は 高齢者の内数 死者が最も多く発生した 家事従事中 は 主に着衣に着火した火災によるものです 特にこんろを使用中に発生していることから 調理中に裾や袖が広がっている服を着ている時は注意することや こんろ周りの整理整頓について注意喚起が必要です また アームカバーやエプロンなどの防炎製品を使用することで被害の低減につながることから 引き続き防炎製品の周知をしていく必要があります 負傷者が最も多く発生した 初期消火中 は 初期消火の際に火に接近しすぎたために火にあおられたり 煙を吸うなどにより負傷したものです 初期消火中の負傷を防ぐために 防火防災訓練や 消防署のイベントなどで初期消火訓練を行い 消火器の適切な使用方法を指導していくことも必要です

21 4 住宅用火災警報器の状況 ⑴ 住宅火災の内訳住宅火災 1,497 件と死者 61 人 ( 自損を除く ) を住宅用火災警報器等の設置有無別にみると 住宅用火災警報器 ( 以下 住警器 という ) が設置されていた住宅火災は 647 件 (43.2%) 死者は 21 人 (34.4%) 発生しており 自動火災報知設備等 ( 以下 自火報等 ) が設置されていた住宅火災は 445 件 (29.7%) 死者は 5 人 ( 8.2%) 未設置の住宅火災は 405 件 (27.1%) 死者は 35 人 (57.4%) となっています ( 図 1-27 図 1-28) なし 405 件 27.1% 自火報等 445 件 29.7% 住警器 647 件 43.2% N=1,497 図 1-27 住警器等設置状況別住宅火災件数 なし 35 人 57.4% 住警器 21 人 34.4% 自火報等 5 人 8.2% N=61 図 1-28 住警器等設置状況別死者数 住宅火災の件数に占める住警器等設置状況別の死者及び負傷者の発生状況をみると 住警器または自火報等を設置している火災では 死者発生件数 ( 死者及び負傷者の両方が発生した火災を含む ) が 25 件 (2.3%) 負傷者のみの発生件数が 299 件 (27.4%) 発生しています 一方 どちらも設置していない ( 以下 未設置 という ) 住宅では 死者発生件数が 33 件 (8.1%) 負傷者のみ発生件数が 107 件 (26.4%) 発生しています このことから 住警器等設置なしの方が 死者が発生している件数の割合が高いことがわかります ( 図 1-29) 100% 死者発生件数負傷者発生件数なし 80% 60% 70.3% 768 件 65.4% 265 件 40% 20% 0% 27.4% 299 件 住警器等設置 2.3% 25 件 26.4% 107 件 未設置 8.1% 33 件 図 1-29 住警器等設置状況別の死者及び負傷者発生件数の割合

22 ⑵ 住警器設置有無別の比較住警器等設置の住宅における火災と 未設置の住宅における火災を比較してみると 火災 1 件当たりの平均焼損床面積は 住警器等設置住宅においては 3.6 m2となっているのに対し 未設置住宅では 13.4 m2と約 3.7 倍に 火災 1 件当たりの平均損害額でも 住警器等設置住宅は約 71 万円であるのに対し 未設置住宅では約 200 万円であり 約 2.8 倍と未設置住宅における被害が大きいことを示しています ( 図 1-30 図 1-31) ( m2 ) 約 3.7 倍 ( 万円 )) 約 2.8 倍 住警器等設置未設置図 1-30 住警器等設置有無別 0 住警器等設置未設置図 1-31 住警器等設置有無別 火災 1 件あたりの平均焼損床面積 火災 1 件あたりの平均損害額 一方 住宅火災による死者発生状況を住警器等の設置状況別にみると 火災 100 件あたり では住警器等設置住宅で 2.3 件 住警器等未設置住宅の場合は 8.1 件で死者が発生しており 住警器等設置住宅の約 3.5 倍の死者が発生しています ( 図 1-32) ( 件 ) 約 3.5 倍 住警器等設置未設置図 1-32 住警器等設置有無別火災 100 件あたりの死者発生件数 ⑶ 全部設置と一部設置の比較住警器が設置されていた住宅の 647 件のうち 条例基準どおりにすべての居室 台所 階段に設置されている住宅 ( 以下 全部設置 という ) と 一部のみに設置されている住宅 ( 以下 一部設置 という ) を比較すると 住警器が設置されていた住宅火災件数のうち 全部設置が 490 件 (75.7%) 一部設置が 157 件 (24.3%) となっています 火災程度別にみると 全部設置だった火災 490 件中 半焼以上が 15 件 (3.0%) に対し 住警器が一部設置だった火災 157 件中 半焼以上が 18 件 (11.5%) です ( 図 1-33 図 1-34)

23 半焼全焼 10 件 5 件 2.0% 1.0% 半焼 13 件 8.3% 全焼 5 件 3.2% 部分焼 80 件 16.3% ぼや 395 件 80.6% 部分焼 28 件 17.8% ぼや 111 件 70.7% N=490 N=157 図 1-33 住警器全部設置の焼損程度 図 1-34 住警器一部設置の焼損程度 住警器等設置状況別に死者の発生状況を比較すると 全部設置では 490 件中 12 件で死者が発生しており 一部設置では 157 件中 8 件で死者が発生しています 100 件あたりの死者発生件数を比較すると 全部設置では 2.4 件に対して 一部設置では 5.1 件で 約 2.0 倍の差になっています ( 図 1-35) ( 人 ) 約 2.0 倍 全部設置一部設置 図 1-35 住警器設置状況別 100 件あたりの死者発生件数 ( 自損を除く )

24 ⑷ 奏功事例の内訳平成 28 年中における住警器の作動により火災を未然に防いだ 若しくは 火災による被害を軽減した奏功事例は 204 件ありました また 住警器等の設置率は 88.5% となっています ( 図 1-36) ( 件 ) 500 奏功事例件数 (N=2753) 住警器設置率 ( 消防に関する世論調査 による) 87.3% 88.5% 100% % 80.6% 79.3% 81.5% 79.2% % % % 24.3% H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 図 1-36 住警器奏功事例 設置率の推移 50% 0% 平成 28 年中における住警器の奏功事例の焼損程度別では 火災に至らなかった事例が 99 件 (48.5%) と 5 割以上を占めています また 火災に至った事例についてもぼやが 85 件 (41.7%) と約 4 割となり 住警器による火災の早期発見の効果が表れています ( 図 1-37) 奏功 ( 出火 ) 場所別では 台所が 118 件 (57.8%) 次いで居室は 84 件 (41.2%) となっています ( 図 1-38) 部分焼 15 件 7.4% 半焼 2 件 1.0% 全焼 3 件 1.5% 階段 その他 1 件 1 件 0.5% 0.5% ぼや 85 件 41.7% 非火災 99 件 48.5% 居室 84 件 41.2% 台所 118 件 57.8% n=204 n=204 図 1-37 焼損程度別奏功事例 図 1-38 奏功 ( 出火 ) 箇所別奏功事例

25 住警器の鳴動に気付いた人をみると 居住者が 75 人 (36.8%) と 4 割弱である一方 居住 者以外の隣人 通行人は 106 人 (52.0%) と半数以上を占めています ( 図 1-39) 両方 とは 居住者及び居住者以外が同時に気付いた場合です 両方 14 人 6.9% その他 8 人 3.9% 不明 1 人 0.5% 通行人 12 人 11.3% 居住者 75 人 36.8% 居住者以外 106 人 52.0% 隣人 94 人 88.7% n=204 図 1-39 住警器の鳴動に気付いた人 n=

26 第 2 章放火火災の実態 1 放火火災の概要平成 28 年中の火災件数 3,982 件のうち放火 ( 放火の疑いを含む 以下 放火 という ) 火災は 881 件発生しました 前年より 146 件減少しており 総火災件数に占める割合は 1.1% 減少しました ( 図 2-1) また 放火火災 881 件の内訳は 建物火災 384 件 ( 43.6%) その他火災 456 件 ( 51.8%) 車両火災 39 件 (4.4%) 船舶火災 2 件 (0.2%) となっています 治外法権及び管外からの延焼火災は 総火災件数のみ計上しています ( 件 ) 7,000 6,000 5,000 5,800 5,763 5,601 5,088 5,341 5,089 5,191 4,805 4,433 3, % 60.0% 50.0% 4, % 放火の割合 3,000 2, % 31.4% 32.8% 30.2% 31.0% 29.6% 31.3% 28.7% 1,852 1,809 1,835 1,657 1,534 1,507 1,622 1, % 22.1% 1, % 20.0% 総火災件数 放火 1, % 0 19 年 20 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年 27 年 28 年 図 2-1 最近 10 年間の放火火災件数等の推移 0.0% 2 放火火災の状況 ⑴ 月別発生状況月別の件数をみると 1 月 10 月 12 月に特に多く発生しています また 放火火災の割合をみると 10 月の割合が特に高くなっています 放火火災以外の発生状況と同様に 放火火災も火災多発期に多く発生していることが分かります ( 図 2-2) ( 件 ) 治外法権及び管外からの延焼火災は 総火災件数のみ計上しています % 30.0% % 23.5% 24.4% 20.8% 21.7% 19.2% 20.2% 19.7% 16.8% 20.6% 24.4% 20.0% 放火 放火以外 % 放火の割合 % 図 2-2 月別放火火災発生状況

27 ⑵ 曜日別発生状況 曜日別にみると 各曜日ともあまり大きな差はみられませんが 日曜日 水曜日 土曜日は他 の曜日と比べて若干多く発生しており 放火の割合も高くなっています ( 図 2-3) ( 件 ) % 21.7% 17.4% % % 19.9% 24.8% % 20.0% 10.0% 放火 放火以外 放火の割合 % 日曜日月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日図 2-3 曜日別放火火災発生状況 ⑶ 時間帯別発生状況出火時間が不明であった 214 件を除いた 667 件の放火火災について 時間帯別にみると 0 時 ~3 時台及び 16 時 ~23 時台に放火火災の件数及び割合が高くなっています ( 図 2-4) 放火以外の火災は 人々が活動をする朝から夜にかけて多く発生するのに対し 放火火災では 日が沈む夕方から人々が睡眠する深夜にかけて多く発生するという特徴となっています ( 件 ) % % 30.3% 24.7% 30.0% % 13.6% % % 20.9% 19.8% % % % 20.0% 10.0% 放火 放火以外 放火の割合 ~ 2~ 4~ 6~ 8~ 10~ 12~ 14~16~18~ 20~ 22~ 図 2-4 時間帯別放火火災発生状況 0.0%

28 ⑷ 連続放火火災の発生状況 平成 28 年中 ( 同一日内とその翌日までに 同一地域内で 5 件以上放火された連続放火火災 ) は 7 回発生しました 前年と比べ 6 回増加しています ( 表 2-1) 表 2-1 主な連続放火火災の発生状況 回数発生月区市町村火災種別出火箇所焼損物件 連続 件数 建物 廃品置場 ごみ捨て場 屋 オートバイ ボディカバ 1 1 月狛江市 車両 内駐輪場 敷地内 ホ - ル ー ダンボール ポスター 6 その他 エレベーター室 等 2 1 月板橋区その他敷地内自動販売機 月小平市その他 4 3 月小金井市その他 田畑森林 ( 人工林 ) ごみ箱 屋外ごみ捨場 公園 墓地 立木 枯草 落葉 6 枯草 ごみ等 月渋谷区 建物車両その他 屋内駐輪場 屋外駐車場 ごみ箱 屋外ごみ捨場 廊下 屋外駐車場 敷地内 車両 オートバイ 自転車 ごみ箱等 月 杉並区中野区 車両その他 敷地内 屋外駐車場 二輪自動車 原動機付自転車 敷地内 バイク 自転車等 月葛飾区 建物 その他 ごみ箱 屋外ごみ捨場 道 路 ( 側溝を含む ) 便所 集積ネット ポスター ごみくず等

29 ⑸ 主な火元建物用途放火火災 881 件のうち 建物から出火した放火火災 345 件を主な建物用途別にみると 住宅 44 件 (12.8%) 共同住宅等 106 件 (30.7%) その他 195 件 (52.6%) となっており 4 割以上が住宅 共同住宅から発生しています ( 表 2-2 図 2-5) 表 2-2 火元建物用途発生状況 居住系事業系その他 建物から出 放火件数 / 火元用途 放火 火した火災 火災件数 住 宅 % 共 同 住 宅 等 % 百貨店 物販等 % ホテル 簡易宿泊所 % 病 院 等 % 事 務 所 % 飲 食 店 % 遊 戯 場 % 倉 庫 % 学 校 % 作 業 所 % 停 車 場 % そ の 他 % 共 用 部 分 % 付 属 建 物 等 % 工事中の建物 % 空 家 % その他 195 件 56.5% 建物から出火 した放火火災 345 件 住宅 44 件 12.8% 共同住宅等 106 件 30.7% N=345 図 2-5 建物から出火した放火火災内訳 合計 345 2, % ⑹ 主な放火場所と着火物主な放火場所別 ( 出火箇所 ) にみると 放火火災に占める建物関係 ( 主として建物の箇所 ) は 360 件 (40.9%) と 4 割以上を占めています 建物関係 360 件のうち最も多い場所は 共用部分 156 件 (43.3%) 次いで住宅部分 71 件 (19.7%) で この二つで建物関係の6 割以上を占めています 建物関係以外 ( 主として建物以外の箇所 ) は 521 件 ( 59.1%) 発生し 敷地内 201 件 ( 38.6%) 公園 107 件 (20.5%) 道路 72 件 (13.8%) などとなっています また 放火火災 881 件を着火物別にみると 紙 紙製品類 ごみくず等 合成樹脂製品等 を合わせると 496 件 (56.2%) と6 割近くを占めています ( 表 2-3)

30 表 2-3 主な放火場所と着火物 紙 紙 ごみくず 合成樹 繊維類枯草くず類車両関 その他 不明 製品 等 脂製品 係 合計 等 共用部分 住宅部分 建物関係 車庫 駐車場 建物の外周部 物置 倉庫 ベランダ 屋上 そ の 他 小 計 車 両 敷 地 内 建物関係以外 公園 墓地 道 路 河 川 敷 屋外ごみ捨場 その他 小計 合計

31 事例編 1 主な住宅火災の事例 ⑴ たばこ 事例 1 たばこの不始末により死者が発生した住宅火災の事例火災の程度部分焼焼損物件床面積 30 死傷者の発生状況死者あり住宅用火災警報器等の設置状況自動火災報知設備ありこの火災は 共同住宅で一人暮らしの居住者 ( 女性 70 代 ) が 居室内でたばこを吸った後 火種が残ったたばこの吸殻をごみ袋に捨てたために ごみ袋内のごみくず等の可燃物に着火し 無炎燃焼を継続した後に出火しました この居住者は 一酸化炭素中毒により亡くなりました 同じ建物に住む隣人が 帰宅した際に 1 階で焦げ臭さを感じたが そのままエレベータで1 1 階まであがった 11 階の自宅前廊下の吹き抜けから下階を確認したところ 煙がでていたため 火事だと思い 自身の携帯電話で119 番通報をしました また 別の隣人が消火器で初期消火を行いましたが 消火には至りませんでした 事例 2 寝たばこにより死者が発生した住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件衣類 座椅子等死傷者の発生状況死者 負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 老人夫婦が住む住宅で 居住者 ( 男性 80 代 ) が 座椅子に座りながら飲酒と喫煙をしている間に寝てしまい 膝掛にしていた衣類にたばこの火種が落下したことにより 衣類や着衣に着火し火災となりました この居住者は発見当初は意識がありましたが 後日 全身の火傷のため 亡くなりました 居住者の妻は 就寝中になんとなく目を覚まし玄関に目をやると 夫が土間に座り込んでうなっており さらにみると着ていたパジャマは首の部分を残して大部分が焼けているのを見つけました 妻は居住者の着衣を脱がすとともに 脱がした着衣や玄関の上り框で燻っている部分に台所の洗い桶を使って数回にわたって水をかけて消火しました この際 妻は両手に熱傷を負いました その後 自宅電話から119 番通報しようとしたが 狼狽していたため110 番通報し 警察機関から消防に通報がありました ⑵ こんろ 事例 1 着衣着火により死者が発生した住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣 床若干死傷者の発生状況死者あり住宅用火災警報器等の設置状況住宅用火災警報器ありこの火災は 高齢者を含む世帯の住宅で 飲酒した居住者 ( 男性 70 代 ) が こんろに置かれた甘酒を温めようとした際に 誤って左手前側のこんろのスイッチを入れ 近づいたために着衣に着火し火災となりました この居住者は 全身の火傷のために亡くなりました 居住者の妻は 住宅用火災警報器が鳴動したため台所に向かうと 全身を火に包まれている居住者を発見したため 近くにあったタオルで初期消火を行いました また 居住者の息子も住宅用火災警報器の鳴動音を聞き駆付け そばにあった衣類で初期消火を行いました

32 警備会社の勤務員は 火元建物の住宅用火災警報器が発報しているのをモニターで確認したた め電話で確認すると 居住者の娘が応答し 火傷をしている との返答であったため 会社の 電話から 119 番通報をしました 事例 2 こんろの周りの可燃物に着火し死者が発生した住宅火災の事例火災の程度部分焼焼損物件床面積 10 死傷者の発生状況死者あり住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 住宅で一人暮らしの居住者 ( 男性 40 代 ) が 調理中に何らかの理由でこんろを過熱しすぎたために こんろの周りの可燃物に着火し 火災となりました この居住者は 一酸化炭素中毒で亡くなりました 火元建物の隣人は 自宅にいたところパチパチと音が聞こえたので外をみると 隣の建物 2 階の窓から火が出ているのを見つけました その後 家族に通報を依頼するとともに 自宅の庭のホースで初期消火を行いました 発見者である隣人の家族は 自宅の電話から 119 番通報をしました ⑶ ストーブ 事例 1 電気ストーブに可燃物が接触することにより死者の発生した住宅火災の事例火災の程度部分焼焼損物件床面積 4 8 死傷者の発生状況死者 負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 共同住宅で一人暮らしの居住者 ( 女性 90 代 ) が部屋で使用していた電気ストーブに 新聞紙等の紙類が接触したことから火災となりました この居住者は 一酸化炭素中毒により亡くなりました 火元建物の上階に住む住人は 自室のベランダに出たところ 煙の臭いを感じ 周囲を見回すと下の階から煙が出ているのを見つけました 火事だと思い1 階へ降り 火元部屋の玄関ドアを叩いたが応答がなかったので 建物の周りを確認していると 隣の建物の居住者に会ったため 119 番通報を依頼しました 119 番通報を依頼された隣の建物の居住者は 自身の携帯電話から 119 番通報をしました なお 初期消火の実施状況は不明です 事例 2 ガスストーブに可燃物が落下したことにより死者の発生した住宅火災の事例火災の程度部分焼焼損物件床面積 52 等死傷者の発生状況死者あり住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 高齢者を含む世帯の住宅の居住者 ( 男性 70 代 ) が 柱と襖の間に取り付けた突っ張り棒に洗濯物をかけ 直下にガスストーブを置いて乾燥させていたところ 何らかの要因で洗濯物が落下したため着火し 火災となりました この居住者は 火傷などにより亡くなっています 居住者の家族が 就寝中に焦げ臭さを感じたため確認すると 居間から黒煙が噴き出しているのを見つけました その後 居間で寝ていた居住者に問いかけると返事があったので 先に避難し 自身の携帯電話から119 番通報をしました なお 初期消火の実施状況は不明です

33 ⑷ 着衣着火 事例 1 カセットこんろによる着衣着火の住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣 床若干死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況住宅用火災警報器ありこの火災は 住宅の居住者 ( 男性 80 代 ) が 簡易型ガスこんろを床に置いてお茶の準備をしていた際に 誤ってこんろの炎が着衣に着火しました 居住者は 自分の着衣が燃えていることに気がつき 水をかけ消そうとしましたが 全身に火傷を負いました その後 近所の事務所に行き 火災が起こり 火傷をしたことを伝え 119 番通報を依頼しました 事務所の勤務員は 火災で受傷した居住者が助けを求めてきたので 119 番通報をしました 事例 2 こんろによる着衣着火の住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣若干死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況自動火災報知設備ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 女性 80 代 ) が 台所で調理中にこんろで鍋を火にかけていることを失念し こんろに背部を近づけたことにより着衣に炎が触れ着火しました 居住者は 背部に熱を感じたので振り返ったところ 上着から煙が出ていることに気がつきました この居住者の家族は 居住者の悲鳴を聞き台所へ駆付けると 居住者の着衣から煙が出ていたので 布巾で火を叩いて消火するとともに 自宅の電話から 119 番通報をしました 事例 3 こんろによる着衣着火の住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣 カーペット死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況自動火災報知設備ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 女性 30 代 ) が 台所で調理中にこんろで鍋を火にかけていたところ 着衣の右袖部分に着火しました 居住者は 右袖部分が燃えていることに気がつき 服を脱ぎ 濡らしたタオルで叩くとともに 近くにあったバケツに衣服を入れ 水道水に浸し消火をしました この居住者の家族は 帰宅すると居住者から火災の状況を聞いたため 自身の携帯電話から 119 番通報をしました 事例 4 こんろによる着衣着火の住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況住宅用火災警報器ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 70 代 ) が 1 階の台所で調理中に こんろの奥のタイルを拭こうとした際に 着衣の左胸部辺りに着火しました 居住者は 熱さを感じ 左胸部辺り部分が燃えていたため 庭先で服を脱ぎました 2 階にいた居住者の家族が 居住者の叫び声を聞き 1 階を見に行くと 居住者の上衣が庭先に脱ぎ捨ててあり 燻っていたので水をかけ消火しました 居住者は医療機関に連絡したところ 救急相談センターを案内されたため 自宅の電話から連絡し 119 番通報に至りました

34 事例 5 たばこによる着衣着火の住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣 座布団死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況自動火災報知設備ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 80 代 ) が 椅子に座って喫煙していた際に たばこの火種が着衣に落下したことから着火しました 居住者は 自室にいると異臭を感じたため 屋外からの臭気ではないかと思い ベランダに出て確認すると 自身のズボンが燃えていることに気がついたため すぐにズボンを脱ぎ 自宅の浴室のシャワーで水をかけ消火しました その後 自身の携帯電話から 119 番通報をしました 事例 6 ストーブによる着衣着火の住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況住宅用火災警報器ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 女性 20 代 ) が履いていたスカンツ ( ロングスカートに見える裾が広がったパンツ ) の裾が 前面の保護枠が外された電気ストーブに触れたことにより着火しました 居住者は 自身のスカンツの裾が燃えていることに気がつき 手で叩いて消そうとしたが消えず すぐにスカンツを脱ぎ 再度手で叩いて消火しました この居住者から受傷したことを聞いた居住者の家族は 自身の携帯電話から 119 番通報をしました 事例 7 灯明による着衣着火の住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件着衣死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況住宅用火災警報器ありこの火災は 住宅の居住者 ( 女性 70 代 ) が 仏壇の灯明に火をつけた後 仏壇の奥にお供え物を置こうと手を伸ばしたところ 着衣の右袖部分に着火しました 居住者は 自身の着衣に火が燃え移ったのを発見したため 台所に移動し上衣を脱ぎ 水道水をかけ消火しました この居住者から受傷したことを聞いた家族は 怪我を確認後 自宅の電話から救急相談センターに連絡し 119 番通報に至りました ⑸ その他の出火原因 事例 1 火遊びによる住宅火災の事例火災の程度部分焼焼損物件床面積 死傷者の発生状況なし住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 共同住宅の居住者 A( 女児 小学生 ) と居住者 B( 女児 小学生 ) が ライターを点火して遊んでいるうちに ライターの火がふすま紙に着火し 火災となりました 居住者 C( 女児 小学生 ) は 何かが燃えているような臭いを感じ 部屋を確認すると ふすまが燃えているのを発見したため 居住者 Aと居住者 Bを連れて隣人宅に行き 火災を知らせました

35 隣人は 火災の知らせを聞き火元部屋を確認すると 玄関から煙が出てきたので 玄関を閉め て自室に戻り 自身の携帯電話から 119 番通報をしました その後 火元部屋の居住者 3 名と ともに 1 階へ避難しました 事例 2 ロウソクによる住宅火災の事例火災の程度ぼや焼損物件丸椅子 1 脚 衣類等収容物多数死傷者の発生状況なし住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 30 代 ) が ガラス皿に立てたロウソクに火を点けたまま入浴のためその場を離れ 時間の経過とともに短くなったロウソクの火の熱でガラス皿が割れたため 周囲に置かれた衣類に着火し 火災となりました 居住者は 浴室のドアガラスが明るくなったことを不審に思い 確認したところ火災を見つけました 通行人は 居住者が燃えた椅子を運び出しているのを見つけ 協力して路上まで運び その後 119 番通報をしました 居住者は 煙を吸い受傷しながらも 火元建物近くの消火器と近隣宅のホースで初期消火を行いました 事例 3 ロウソク( アロマキャンドル ) による住宅火災の事例火災の程度部分焼焼損物件死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況住宅用火災警報器ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 30 代 ) が アロマキャンドルを誤ってベッド上に落下させたことにより寝具に着火し 火災となりました 居住者は ベッド上から炎が上がるのを見つけたため ベッド上にあったシーツや布団 近くに置いてあった 2 いましたが 消火できず 屋外に避難しました その後 自身の携帯電話から誤って110 番通報をし 警察機関から消防に通報がありました 事例 4 コードによる住宅火災の事例火災の程度部分焼焼損物件死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 複合用途の住宅の居住者 ( 女性 90 代 ) がリビングで使用していた延長コードがソファの下敷となっていたため 圧力がかかり 半断線となり発熱し 出火しました 居住者は 居室にいたところ 絨毯から炎が約 50 cm上がっているのを発見したため 近くにあるものを炎に向かって投げましたが 消火には至りませんでした 同じ建物の上階の居住者は 建物の自動火災報知設備が鳴動したため 窓を開けると煙が上がっていたので 自身の携帯電話から119 番通報をしました 事例 5 差し込みプラグのトラッキングによる住宅火災の事例火災の程度全焼焼損物件 5 棟 107 死傷者の発生状況負傷者あり住宅用火災警報器等の設置状況なしこの火災は 寄宿舎の居住者 ( 男性 50 代 ) が 居室内で使用していた電気配線の差し込みプラグからトラッキング現象により出火し 火災となりました

36 近隣建物の居住者が寝ようとしたところ ボン という音がしたため2 階の窓から外を見て 火元建物 1 階から火炎が噴出しているのを見つけ 1 階にいた家族に知らせました 近隣建物の居住者の家族は 火災を知らされたことから 自宅の電話から 119 番通報をしました 火元建物の居住者は 火災を発見した後 台所の消火器で消火しようとしましたが 火災の熱気で消火器を使うことが出来ず 室内に消火器を投げ入れましたが 消火できませんでした 2 住宅用防災機器等の主な奏功事例 ⑴ こんろ 事例 1 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報 初期消火につながった事例火災の程度ぼや死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式及び熱式 ) 台所( 全部設置 ) 発見者居住者通報者隣人初期消火ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 70 代 ) が 揚物のために鍋に天ぷら油を入れ こんろで火にかけたまま2~3 分ほど台所から離れたため 過熱された天ぷら油が出火し 火災となりました 居住者は 住宅用火災警報器の鳴動音と煙に気づき 台所に戻ったところ 炎が1mほど立ち上がっているのを発見しました なお 住宅用火災警報器は台所の熱式と居室の煙式両方とも鳴動しています 近隣の建物の居住者は 自宅にいると 住宅用火災警報器の鳴動音が聞こえ 煙の臭気を感じたため外をみると 向かいのアパートの2 階から煙と炎が見えたため 自身の携帯電話から11 9 番通報をしました 居住者は ガスこんろのつまみを閉鎖し 毛布を鍋にかけ さらにその上から食器洗い用の桶に溜めた水を3 回ほどかけて消火しました 事例 2 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報 初期消火につながった事例火災の程度ぼや死傷者の発生状況負傷者あり奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 熱式 ) 台所( 一部設置 ) 発見者居住者通報者居住者初期消火ありこの火災は 住宅の居住者 ( 男性 70 代 ) が 台所のこんろのグリルで魚を調理中に 台所を離れ隣室でテレビを見ていたところ 時間の経過とともにグリル内の油かすに着火し 火災となりました 居住者は 火災の熱を感知した住宅用火災警報器の鳴動音を聞いたため 台所に向かうと白煙が充満し グリルから炎が出ているのを見つけました 居住者は 消火しようと雑巾でグリルをつかみ勝手口から外へ持ち出そうとした際に グリル内部の高温になった油及び水をこぼし 両足を受傷したので 119 番通報をしました

37 事例 3 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報につながり火災を未然に防いだ事例火災の程度非火災死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 台所( 全部設置 ) 発見者隣人通報者隣人初期消火なしこの事例は 共同住宅の居住者 ( 女性 50 代 ) が 鍋に入ったカレーを温めるため こんろ (IHレンジ) のスイッチを入れたまま寝込んでしまい 鍋が過熱され続け空焚きとなり 発生した煙を感知した住宅用火災警報器が鳴動しました 隣の住宅の居住者は 自宅で住宅用火災警報器の鳴動音を聞いたため 屋上から確認すると 隣の建物から聞こえたので 自宅の電話から119 番通報をしました さらに この居住者の家族が外に出ると 火元建物から出ている煙を見つけました 居住者は 消防隊の到着で目覚め すぐにこんろを消したため火災にはなりませんでした 事例 4 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報につながり火災を未然に防いだ事例火災の程度非火災死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) ガス漏れ複合型 ( 煙式 ) 台所( 一部設置 ) 発見者通行人通報者通行人初期消火なしこの事例は 共同住宅の居住者 ( 男性 50 代 ) が 鍋を火にかけたまま就寝してしまったことにより 鍋が過熱され続け発生した煙を感知した住宅用火災警報器が鳴動しました 通行人は 火元建物付近を通りかかった際に 住宅用火災警報器の鳴動音と換気扇の排気口から煙が出ているのを見つけました 火元部屋の玄関ドアを叩き呼びかけましたが 応答がなかったため自身の携帯電話で119 番通報をしました 消防隊が到着後 室内を確認しましたが 焼損には至らず 火災ではありませんでした 事例 5 住宅用消火器による初期消火により火災の延焼を防いだ事例火災の程度ぼや死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用消火器 ( 粉末 ) 階段発見者居住者通報者居住者初期消火ありこの火災は 住宅の居住者 ( 女性 20 代 ) が2 階の台所で揚物を調理するため 鍋にサラダ油を1cm程度入れ 蓋をして油の温度を上げていたところ 数分後 蓋を取ると白い煙が出て その数秒後鍋から出火し 火災となりました 居住者の家族が 2 階に上がってきたところ 火災を見つけ 階段に設置してある住宅用消火器で初期消火を行い消火しました この居住者は 家族が消火をしているのを見て 自宅の電話から119 番通報をしました

38 ⑵ たばこ 事例 1 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報 初期消火につながった事例火災の程度ぼや死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 寝室( 全部設置 ) 発見者隣人通報者隣人初期消火ありこの火災は 認知症がある住宅の居住者 ( 男性 80 代 ) が寝室で喫煙した際に たばこの火種が落ち 布団に着火し火災となりました 近隣建物の居住者は自宅にいたところ 住宅用火災警報器の鳴動音と焦げ臭さを感じ 火元建物から白い煙が上がっているのを見つけたので 自宅の電話から 119 番通報をしました 119 番通報後 火元建物へ向かい 玄関ドアを確認すると施錠されていたため 裏の塀を乗り越え開いている窓から進入して 玄関を開けました 中に入ると初期消火を試みていた居住者がいたため 危ないと感じたので避難させました さらに 駆け付けた通行人とともに バケツで水をかけ初期消火を実施し 消火をしました 事例 2 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報 避難誘導につながった事例火災の程度部分焼死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 居室( 全部設置 ) 発見者隣人通報者隣人初期消火ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 50 代 ) が 外出前に喫煙し 床に置いていた吸殻のたまった状態の空缶に 火が消えていない吸殻を捨てたことから火災となりました 近隣建物の居住者が自宅にいたところ 住宅用火災警報器の鳴動音と焦げ臭さを感じたため 窓を開けると 向いの共同住宅の排煙口から黒い煙が出ているのを見つけたため 自宅の電話から 119 番通報をしました その後 火災に気づいていない他の居住者に火災を知らせ 屋外へ避難させました ⑶ ストーブ 事例 1 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報につながった事例火災の程度ぼや死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 居室( 全部設置 ) 発見者隣人通報者隣人初期消火ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 80 代 ) が 濡れた下着を乾かすために電気ストーブの本体上に直接置き 放置したため着火し 火災となりました 火元建物の上階の居住者は 玄関を出たところ焦げ臭さを感じたため火災だと思い避難しました その際 住宅用火災警報器の鳴動を聞き 火元部屋の場所を確認しました その後 自身の携帯電話から 119 番通報をしました 事例 2 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報につながった事例火災の程度ぼや死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 寝室( 全部設置 ) 発見者居住者通報者居住者初期消火なしこの火災は 共同住宅の居住者 ( 女性 20 代 ) が 就寝中 布団の脇で使用していた電気ストーブに 寝返りなどにより掛け布団が接触したため着火し 火災となりました

39 居住者は 住宅用火災警報器の鳴動音で目が覚め 周囲を確認すると 部屋中に白い煙が充満 しており 掛け布団が黒く焦げているのを見つけました その後 電気ストーブのプラグをコン セントから抜いた後に 自身の携帯電話から 119 番通報をしました ⑷ 放火 事例 1 住宅用火災警報器の鳴動により早い発見 通報につながった事例火災の程度部分焼死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 居室( 一部設置 ) 発見者居住者 隣人通報者隣人初期消火なしこの火災は 共同住宅の居住者 ( 男性 50 代 ) が 何らかの火源を用いて 室内の紙くずに放火したことから火災になりました 就寝中だった隣室の居住者は 火災を感知した住宅用火災警報器の鳴動音で目を覚ますと 火事だ という声が聞こえたため 外を覗くと何かが焼けた臭気を感じ 窓から噴き出している煙を見つけました その後 110 番通報したため 警察から消防へ通報されました ⑸ その他 事例 1 住宅用火災警報器により火災の早い発見 通報 初期消火につながった事例火災の程度部分焼死傷者の発生状況あり奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 居室( 全部設置 ) 発見者居住者通報者居住者初期消火ありこの火災は 共同住宅の居住者 ( 女性 60 代 ) の居室において 入居してから15 6 年の間 衣装たんすの背面でコードを使用していたことにより 経年の間に埃や水分が付着し トラッキング現象が発生し 火災となりました 居住者は 自宅で就寝中に住宅用火災警報器の鳴動音で目が覚め 周囲を確認すると 天井に薄い煙が漂っており 家族を起こして再度 自室を確認すると衣装たんすの裏が赤く明るくなっているのを見つけました その後 自宅の電話から119 番通報するとともに 台所の桶に水を汲み たんすの裏に5 6 回かけ初期消火しました 事例 2 住宅用火災警報器により火災の早い発見 通報 初期消火につながった事例火災の程度ぼや死傷者の発生状況あり奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 居室( 一部設置 ) 発見者居住者通報者居住者初期消火ありこの火災は 住宅の居住者 ( 女性 80 代 ) が 居室などの窓を開けて 仏壇の灯明に火をつけたまま 花瓶の水を足しにその場を離れた間に 外から吹いてきた風によりカーテンがなびいたため 灯明の火が触れて着火し 火災となりました 居住者は 仏壇から離れて作業をしているとすぐに 住宅用火災警報器が鳴動したため 居室に戻るとカーテンから火が上がっているのを発見しました 消火しようと思いカーテンを引きちぎって床に落とし 助けを求めながら庭のホースで水をかけるとともに 足で踏んで消火を試みました その後 駆けつけた隣人に初期消火を依頼し 自宅の電話から 119 番通報をしました

40 事例 3 住宅用火災警報器により火災の早い発見つながり火災を未然に防いだ事例火災の程度非火災死傷者の発生状況なし奏功機器 設置場所 ( 設置状況 ) 住宅用火災警報器 ( 煙式 ) 台所( 一部設置 ) 発見者居住者通報者隣人初期消火なしこの事例は 住宅の居住者 ( 女性 80 代 ) が 1 階台所で焼き芋を温めようと電子レンジにセットし隣の部屋にいたところ 誤って長時間過熱したことにより焼き芋から発煙しました 居住者は 台所に設置されていた住宅用火災警報器の鳴動により 煙に気がつき電子レンジを停止しました 近隣建物の居住者は 外が騒がしいので窓をあけたところ 隣の住宅から 火事です 火事です という住宅用火災警報器の鳴動音と煙を確認したため 自宅の電話から119 番通報をしました

41 資料編 1 区市町村別住宅火災状況 区世帯数 建物から出火した火災件数 住宅火災 件 数 住宅火災 の割合 市町村世帯数 建物から出火した火災件数 住宅火災 件 数 住宅火災 の割合 千代田区 32, % 八王子市 259, % 中 央 区 82, % 立 川 市 87, % 港 区 138, % 武蔵野市 74, % 新 宿 区 209, % 三 鷹 市 90, % 文 京 区 114, % 青 梅 市 61, % 台 東 区 111, % 府 中 市 121, % 墨 田 区 141, % 昭 島 市 52, % 江 東 区 254, % 調 布 市 112, % 品 川 区 209, % 町 田 市 190, % 目 黒 区 151, % 小金井市 58, % 大 田 区 374, % 小 平 市 88, % 世田谷区 461, % 日 野 市 85, % 渋 谷 区 132, % 東村山市 70, % 中 野 区 194, % 国分寺市 57, % 杉 並 区 309, % 国 立 市 36, % 豊 島 区 171, % 西東京市 93, % 北 区 186, % 福 生 市 29, % 荒 川 区 110, % 狛 江 市 40, % 板 橋 区 292, % 東大和市 37, % 練 馬 区 355, % 清 瀬 市 34, % 足 立 区 329, % 東久留米市 52, % 葛 飾 区 221, % 武蔵村山市 30, % 江戸川区 328, % 多 摩 市 69, % 特別区合計 4,915,330 2,086 1, % 羽 村 市 25, % あきる野市 34, % 注世帯数は平成 28 年 1 月 1 日現在のもの 住民基本台帳による東京都の世帯と人口 ( 東京都の統計ホームページ ) による 瑞穂町 14, % 日の出町 7, % 檜原村 1, % 奥多摩町 2, % 多摩地区合計 1,921, % 合計 6,837,078 2,681 1, %

42 2 区市町村別住宅火災による死者状況 区 死者発生件数 住宅火災件数 死者 発生率 ( 平成 28 年 ) 死者 発生率 ( 過去 5 年 ) 市町村 死者発生 件 数 住宅火災 件 数 死者 発生率 ( 平成 28 年 ) 死者 発生率 ( 過去 5 年 ) 千代田区 % 0.0% 八王子市 % 1.6% 中央区 % 2.9% 立 川 市 % 3.9% 港 区 % 0.5% 武蔵野市 % 6.4% 新宿区 % 3.3% 三 鷹 市 % 1.1% 文京区 % 1.4% 青 梅 市 % 1.6% 台東区 % 6.0% 府 中 市 % 1.5% 墨田区 % 5.6% 昭 島 市 % 7.9% 江東区 % 2.6% 調 布 市 % 7.5% 品川区 % 5.7% 町 田 市 % 5.1% 目黒区 % 0.6% 小金井市 % 3.9% 大田区 % 3.4% 小 平 市 % 2.8% 世田谷区 % 2.8% 日 野 市 % 2.5% 渋谷区 % 1.3% 東村山市 % 1.1% 中野区 % 6.7% 国分寺市 % 4.1% 杉並区 % 4.0% 国 立 市 % 2.2% 豊島区 % 2.2% 西東京市 % 1.7% 北 区 % 5.6% 福 生 市 % 0.0% 荒川区 % 4.1% 狛 江 市 % 3.6% 板橋区 % 6.7% 東大和市 % 9.3% 練馬区 % 3.5% 清 瀬 市 % 0.0% 足立区 % 5.1% 東久留米市 % 4.7% 葛飾区 % 3.8% 武蔵村山市 % 3.9% 江戸川区 % 3.4% 多 摩 市 % 3.5% 特別区合計 41 1, % 3.8% 羽 村 市 % 0.0% あきる野市 % 3.6% 死者発生率 = 瑞 穂 町 % 0.0% 死者が発生した住宅火災件数 / 住宅火災件数 日の出町 % 16.7% 檜 原 村 % 50.0% 奥多摩町 % 0.0% 多摩地区合計 % 3.9% 合 計 58 1, % 3.8%

43 3 区市町村別放火火災状況 区 放火火災件数 総 火 災 件 数 放火火災 の割合 市町村 放火火災 件 数 総火災 件 数 放火火災 の割合 千代田区 % 八王子市 % 中 央 区 % 立 川 市 % 港 区 % 武蔵野市 % 新 宿 区 % 三 鷹 市 % 文 京 区 % 青 梅 市 % 台 東 区 % 府 中 市 % 墨 田 区 % 昭 島 市 % 江 東 区 % 調 布 市 % 品 川 区 % 町 田 市 % 目 黒 区 % 小金井市 % 大 田 区 % 小 平 市 % 世田谷区 % 日 野 市 % 渋 谷 区 % 東村山市 % 中 野 区 % 国分寺市 % 杉 並 区 % 国 立 市 % 豊 島 区 % 西東京市 % 北 区 % 福 生 市 % 荒 川 区 % 狛 江 市 % 板 橋 区 % 東大和市 % 練 馬 区 % 清 瀬 市 % 足 立 区 % 東久留米市 % 葛 飾 区 % 武蔵村山市 % 江戸川区 % 多 摩 市 % 特別区合計 593 3, % 羽 村 市 % あきる野市 % 瑞 穂 町 % 日の出町 % 檜 原 村 % 奥多摩町 % 多摩地区合計 % 合 計 881 3, % 総火災件数の合計は 治外法権 2 件を除く

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