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1 聖書とは 1-1 聖書の著者 1-2 聖書の構成 1-3 聖書の分類 1-4 聖書のテーマ 1-5 聖書を読む 1

2 1-1 聖書の著者 聖書は だれが 何時 どこで書いたのでしょうか (2) 何時聖書は ある時代 ある時一度に書かれたわけではありません 紀元前 1500 年ごろ まず聖書のはじめの箇所である 創世記がモ -セによって書きはじめられ 紀元 1 00 年ごろ最終の箇所である黙示録がヨハネによって書き終えられました この間約 年かかったことになります この書の主人公であるイエスの生まれる前約 年前に 書き始められ その生涯が終わってから約 100 年かかって書きおえられたことになります 1600 年 これほどの永い時間をかけて出来上がった書物は世界で聖書ただ1 冊のみです (3) どこで場所は今のイスラエル共和国 昔の呼び名ユダヤ や中東地方を中心にさまざまな場所で書かれました さまざまな人 そして年代が違っているわけですが モーセのように砂漠の中の旅の途中で パウロのように牢獄の中で ヨハネのように流刑地で のようにさまざま地で 恐らく余り物を書くのにふさわしくないようなところで 聖書の各箇所は書かれたときがありました (4) しかし 聖書はその著者については 聖書は すべて神の霊感によるもの ( 第 2テモテ3:16) として 人間でなく 神が著者であるとしています たしかに 約 40 人の人が それぞれの箇所を書いたわけですが それぞれ神に選ばれた人が神からの霊感すなわち神の息吹をうけながら 神の意志を正確に書き記したものとされています 聖書は神の言葉ととらえることが まず必要なのです 人間の手で書かれた神の言葉と言っていいかもしれません したがって これからは それぞれの著者でなく 記者と表現します そのほうが 的確だからです 著者はあくまで神なのです たとえば マタイの福音書は 著者マタイでなく 記者マタイという具合です そうでなければ それぞれの記者が 年代も違い 一度も聖書の編集構成を話会うこともなくでき上がりました ( 一度も編集会議が行われることない書物です ) が その書物が全く矛盾なく みごとな整合性と統一性をもって完成していること事態 神が真の著 2

3 者と言わざるを得ないと思うからです 聖書はまた 書かれてから ( 聖典とみとめられてから ) 一度も内容が訂正されたり 書き直されたことがないのです 始めの第 1 巻からからおわりまで 一貫性があるのです 約 1600 年の年月にわたり 40 人以上のさまざまな階層 王様 政治家 農民 漁師 医師 学者 詩人等の人々が記者になりながら 一つの基準 それは神の基準と言っていいのですが その計画のもとにできたのが聖書なのです したがって 聖書は神のことば それも誤りのない神のことばととらえられているのです 聖書を英語で バイブル と言いますが ギリシャ語のピプロスからきた言葉とされています ピプロスとは むかし 紙として使用されたパピルスをさします ここから 聖書は書物のなかの書物 本の中の本 として ザ バイブル ともいわれています ザ とは唯一とかほんものとかの意味があります 別名 聖典 神の言 とも言われることがありますが 聖書がやはり一般的です ここで改めて 聖書はキリスト教の教典であることも確認しておきます およそ 宗教はその教えの基になる基本書 ( 難しく教理書という場合があります ) がありますが 聖書がそれにあたるのです ちなみに 新興宗教でも 自分の宗派 教団で使う教理書を聖書と自称する場合がありますが 聖書といえば キリスト教なのです 著者が神とする立場ですと 聖書にはいわゆる印税の受取人はいません 勿論 印税という考えができたのは 最近になってからで 当時は勿論そんな考えはなかったことでしょう しかし 聖書は現在も 世界のベストセラ -でその発行部数は中途半端ではありません 一説によると 世界中で毎年約 2 億 5 千 4 百万部が出版されているといわれています したがって 今仮に著者である神が 1 年にどれだけの印税が発生しているか そしてその書から受けた恩恵と言うとこれまた膨大なものです したがって 想像するだけで 神は偉大な書物を人類にプレゼントされたかわかります もちろん聖書からの影響 それが及ぼした役割は大きさはとてもお金で換算などできないくらいはかりしれないほどおおきいのですが 3

4 1-2 聖書の構成 聖書は 旧約聖書と新約聖書の 2 部からなりたっています ここでいくつかの誤解を解いておきましょう まず 旧約 と 新約 とは 旧い契約 と 新しい契約 の略の言葉だということです 別の表現ですと 古い約束の聖なる書 新しい約束の聖なる書 ということになります 契約は約束ということですが だれとだれかと言えば 神と人間との 約束 = 契約なのです では 旧いと新しいの区別はどうしてするかは イエス キリスト ( 以下イエスと言います ) の誕生の前と後を基準にしていることです イエスの誕生の前後で 紀元前と紀元後に区別していますが 紀元前に成立したのが旧約 紀元後が新約といっていいかもしれません BCとは BeforeChrist( 英語でキリストの前 )ADとはAnnoDo mini( ラテン語でキリストの後 ) なのです したがって 旧約とは イエスの誕生前 =イエスの現れる以前の 神と人間の契約であり 新約はイエス以後の神と人間の契約になります したがって 2つの契約とみるより 1つの契約を2 面からとらえたものと言えば 正確かもしれません ちなにみ 旧約聖書は もともとユダヤ教の聖典でもあるのです ユダヤ教はユダヤ人 = 現在のイスラエル人の民族宗教とも言うべきものですが したがって ユダヤ教を信じる人は 旧約聖書とはいわず ただ 聖書といい 現在でもそうです もともと 旧約聖書は ユダヤ民族が彼らの信じる神との約束の書として聖書を読み とくに 律法 ( いずれ説明します ) を重視し それをトーラーと名づけて日々愛読し それ以外にタムロードという膨大な解説書を読んでいます しかし キリスト教は ユダヤ教の聖典を自分たちに取り入れ 新約聖書を完成させ いわば 新旧を一つ聖書として 完成させたのです イエスは言いました わたしが来たのは律法や預言書を廃棄するためと思ってはならない 廃棄するためでなく 成就するためである ( マタイ5:17) この律法や預言書とは 当時のユダヤ教の聖書をさし それが 旧約聖書なのですが これと イエスの死後完成する 新約聖書で聖書を成就 = 完成するといったのです ではおなじ聖書をもとにあったものが なぜ ユダヤ教とキリスト教は分離したままなのでしょうか それは イエスの評価にあります 聖書 ここでは混乱を避けるため旧約聖書としますが それは 人間の最終の目的である救いにつき 神は人間との契約をつうじ かならず将来おこなう これを救いの預言と言いますが これをテ -マにしたのが旧約聖書なのです そして その救いを完成したのが イエスで 新約聖書は救いの完成書 難しくいえば 救いの実現成就を現した書が 新約聖書ととらえます 新約聖書は イエス キリストは 主であり 神の子である ( コリント12:3 使途の働き8:37) と 4

5 する信仰が共通のテーマです イエスを救い主 ( メシヤといいます ) とみとめることから はじるのです しかし ユダヤ教は イエスを救いの完成者 救い主とみません したがって かれらにとり救いは未完成で いつか 救い主がくると信じているのです しかし キリスト教は イエスよって すでに救いは完成したとみて 新約聖書と旧約聖書を連続した 一つの聖書とみています したがって 旧約 新約は 大きく 救い をテーマにして 一つにまとめた書ととらえています ここで もうひとつの誤解について それは キリスト教のカトリックとプロテスタントの大きな2つの流れのなかで とくに前者を旧教といい 後者を新教と言う場合がありますが 旧約聖書と新約聖書もそれに繋がっているのではと思っている方がおられことです キリスト教は旧約 新約の 2つをあわせ 聖書としているので カトリック プロテスタントを問わず 新旧両聖書を聖典にもちいていることに違いはありません ただ カトリックでは 現在は聖書以外も聖典に用いて 例えば旧約聖書の続編として 第 2 正典 を新旧両聖書とおなじ価値をみとめていますので 厳密にいえば 少し異なるのです ちなみに カトリックとは西暦 313 年にローマにおいてキリスト教の信仰の自由がみとめられ 380 年国教となったのですが イエスの弟子ペテロの直系弟子の教皇 ( 法王という場合もあります ) を頂点とするとる流れです ローマカトリックと言う場合があります なお カトリックは ローマ帝国の分裂にともない いわゆる東と西 ( 東方教会と西方教会 ) に分裂しますが 本書は プロテスタントの立場から書かれていますので その辺の歴史は無視しています かたや プロテスタントとは1517 年 マルテイン ルターの 95か条の提出 にはじまったの宗教改革から生まれた流れです 従来のローマカトリックに対して 抗議する者 から出た呼び名とされています カトリックに対して 1 人間の救済は信仰のみ 例えばカトリックのように免罪符を買えば天国へ行けるとはしない ( もっともカトリックは現在では この考え方はとっていませんが )2 聖書 66 巻のみ それ以外の聖典をみとめない 3 万人祭司制 聖書を信じる者すべてが祭司とする考えで 教皇の存在をみとめない 教会の頭はイエスとするものです そしてこの 2つが現在のキリスト教の2 大潮流となっているのです 5

6 同じ幹 ( 聖書 = 旧約聖書 ) から発生したが 枝別れした ユダヤ教キリスト教聖書 ( 旧約聖書 ) 旧約聖書救いの預言救いの預言イエスを救い主と認めない十字架の救いを認める聖書は旧約聖書のみイエスによる救いの完成新約と旧約の2 部で完成救いの未完成救いの完成 ( 成就 ) 6

7 1-3 聖書の分類 聖書は旧約聖書が 39 巻 新約聖書は 27 巻により成立っています 全部で 66 巻 です 通常 本の構成は まず編 次に章 節とわかれのるですが 聖書は編ではな く まず巻からつぎに章 節となっています この数字 66を覚えるには 3 9=27 3かける9は27で39と27をたすと66になる とすれば覚えやすいと言われています ただ この数字 39と27 計 66は重要です なぜなら これ以外 聖書と呼ばれるものは 存在しないとするのが 正当派のキリスト教のプロテスタント= 聖書の原則的な立場だからです おなじ キリスト教でも カトリックの立場では 新旧 66 巻以外に 第 2 正典といわれる10 巻を聖書に加え聖書とおなじ位置づけ また外典といわれる3 巻を加えるものです しかしあくまで この66 巻のみを聖書とするのが キリスト教のプロテスタントの立場だとまず確認しておきましょう したがってこの書もプロテスタントの立場によるものです それでは 旧約聖書は 当初ユダヤ教の聖典としてもちいられてきたわけですが これは何時どこで聖書と決まったかと定かでありません 長い歴史のなかで 神がとくに選んで決めたとしかいいようがないのです 約 30 人の記者により 書かれはしましたが 個人の意思をはるかに越え これを神の啓示と呼んでいますが 神の手により造られた その意味でも聖書は奇跡の書物なのです つぎに 新約聖書ですが イエスが死んでのち その弟子たち約 10 人が おのおのの時期と場所で その教えをまとめ書き記したわけですが 当初はローマ帝国の非常な弾圧 迫害のなかで書かれたので 27 巻が正式に聖書と定められたのは ローマ帝国がキリスト教の迫害をやめ ロ-マの国教となった後 397 年に当時のキリスト教の代表者がカルタゴで会議をし そこで新旧 66 巻をまとめた ( 選んだ ) とされています しかし 大切なことは そのカルタゴ会議ではじめて27 巻が選ばれて新約聖書に制定されたのでなく それぞれが書かれた場所 時期において すでに神の言葉と特別にみとめられ 特別の権威ある文章として扱われてきたのだということです したがって書かれた はじめから聖書の正典としてあったという これまた奇跡といわざるえないものなのです したがって 新約聖書の記者であるイエスの弟子のパウロやペテロ等多くの手紙を書いたでしょうが 現在の27 巻に載っているものだけが 聖書のあつかいでそれ以外は 私文 ( 個人的な文章 ) で聖書としての価値はみとめていないのです 聖書の預言はみな 人の私的解釈を施してはならない なぜなら 預言はみな人間の意思に 7

8 よってもたらされたものでなく 聖霊に動かされた人たちが 神からの言葉を語った のだからです ( 第 2 ペテロ 1:20 21) 新旧約聖書の分類については いろいろな分類があります これも誤解を解かねばならないのですが はじめから分類をもとにそれぞれの箇所を記者が書いたわけではなく あくまで後世の研究者や学者によって分類されたのだということです したがって 学者によていろいろ分類がなされているのですが 問題は分類でなく 中身内容を知り 理解することです 以下の分類はプロテスタント教会の使用する聖書の分類の一例です 新旧約聖書をそれぞれ 4 分割しようとする試みです 旧約聖書 (39 巻 ) (1) 律法の書 (5 巻 ) 特にモーセ5 書と呼ばれてます (2) 歴史の書 (12 巻 ) (3) 詩歌の書 (5 巻 ) (4) 預言の書 (17 巻 ) 新約聖書 (27 巻 ) (1) 福音の書 (4 巻 ) 特に4 福音書と呼ばれます (2) 歴史の書 (1 巻 ) (3) 書簡の書 (21 巻 ) (4) 預言の書 (1 巻 ) 旧約聖書については 39 巻を (1)~(4) に分割して (1) 律法の書 (5 巻 )(2) 歴史の書 (12 巻 ) (3) 詩歌の書 (5 巻 )(4) 預言の書 (17 巻 ) とするのです 1 天地の創造 2 人間の誕生とその堕落 3 ユダヤ民族の発生と繁栄と苦難 4 救い主イエスの予告が主に描かれています (1) 律法の書 (5 巻 ) 聖書の最初の五つの書は モーセ五書 とも ユダヤ人には トーラー とも呼ばれていますが 新約聖書ではこれらの書は通常 律法 といわれています 神の民ユダヤ人 ( イスラエル人 ) が モーセを通じて シナイ山で結ばれた契約にふさわしく生きるのに必要なことが含まれているからです 1 創世記 には天地万物の創造 人間の誕生と堕落 イスラエル民族の起源が記さ られています 2 出エジプト記 は イスラエル民族のエジプトからの脱出とシナイ山での契約が 8

9 述べています これに続く 3 つの書では この契約によって求められた生き方が記さ れている 3 レビ記 は 12 部族の一つレビ族に託された宗教的 民事的法規が記されてい ます 4 民数記 は エジプト脱出荒れ野滞在時代の人口調査からその名を得ていますが それらのことが記されています 5 申命記 は エジプト脱出と荒れ野滞在中の出来事の意味と 約束の地カナンに 入る際に守るべき神の律法が記されています (2) 歴史の書 (12 巻 ) イスラエル民族の歴史的な体験が物語られています 生ける神と人間の出会いは カナンの地でのイスラエルの生活の中で展開したからです 長い歴史の歩みの中で イスラエルの民が忠実であるときにも 不忠実であるときにも 神どのようにしてその民と共におられたかが描かれています これらの文書は大別して二種類のイスラエルの歴史か らできています 一つは 1 ヨシュア記 2 士師記 3 ルツ記 4 5 サムエル記 ( 第 1 第 2)6 7 列王記 ( 第 1 第 2) を含みます 第一のイスラエル史の中で ヨシュア記 は モーセの後継者であるヨシュアの指導 のもとでなされたカナン征服と イスラエルの十二部族に与えられた土地の分割が記 されています 士師記 では カナン定着に伴う種々の困難な出来事の中で イスラエル人の心がカナン住民の礼拝する神々に傾き しばしば近隣の民に屈服させられた経緯が語られています この苦難のとき 民は神への不誠実を悔い 神に立ち帰って その助けを願う この呼びかけにこたえ 救済者として 士師 を遣わされたのです 士師記 における不誠実と悔い改めの物語の直後に ルツという異邦人モアブの 女性の誠実を物語る短編 ルツ記 が挿入されています その誠実な生涯の結果 彼 女は偉大な王ダビデの系図に名を連ねることになります 9

10 サムエル記 の上下二巻は イスラエルの 12 部族の統合がいかになされ 初代サ ウルと 2 代目ダビデによるイスラエル王朝がいかに形成されたかが物語られています 列王記 の上下二巻は イスラエル王朝の終わるエルサレム没落までが物語られて います 預言の書の出てくる預言者が現れるのはこの時期です 第二のイスラエルの歴史の中心点は エルサレムとその神殿建設です もう一つの歴史書は 8 9 歴代誌 ( 第 1 第 2)10 エズラ記 11 ネヘ ミヤ記 12 エステル記 から成りたっています 歴代誌 の上下二巻はイスラエル 2 代の王ダビデと 3 代目ソロモンのもとでの神 殿建築が描かれています エズラ記 と ネヘミヤ記 の両書は 捕囚の身となった イスラエル民族のバビロニアからの帰還 破壊された神殿の再建が描かれています エステル記 は 捕囚となった一ユダヤ人女性が ユダヤ人絶滅をたくらむ陰謀を いかに挫折させたかを物語っています (3) 詩歌の書 (5 巻 ) 千有余年の間 神がその民のうちに現存した事実を物語る以上の各書に 知恵文学の諸書が続きます 1 ヨブ記 は旧約聖書の最も劇的な書の一つであり 難解な書とされています ヨブとその友人との対話形式による長い詩である 苦しむヨブが己 友人 神との対話である同時に全ての人が苦しむ問題が描かれています 2 詩編 は 共同あるいは個人の種々の祈りを収めたもので 賛美の詩 感謝の詩 嘆願の詩等から成っている 150 編からなり 長い編は 119 編の 176 節 短い 編はわずか 2 節のもあります 3 箴言 は 人生のさまざまな状況の中で 神の前での正しい生き方を教えるソロ モンを中心とする知恵の言葉の集まりです 4 伝道者の書 または コレントの書は 人間の生と死の意義について考えた ソ ロモンの知恵の書です 5 雅歌 は愛の歌を集めたものであり 神と人間との相互愛の象徴的表現と見るこ とが出来る書です 10

11 (4) 預言の書 (17 巻 ) 旧約聖書は 預言者の説教の集大成で終わる 預言者とは 神の言葉を語るために神によって呼び出された人々です 1~5までが大預言書 6~17までが小預言書と言われ 預言の基本テーマは救い ( 救い主 イエスの誕生 ) です 1 イザヤ書 は 紀元前八世紀の後半 アッシリア帝国の最盛期にエルサレムに遣わされた神の使者イザヤであり 王と住民全体を どんなときも神に信頼し 神に従うように招く 本書の第二部 (40~55 章 ) は バビロニアに移されたユダヤ人に向けられ 第三部 (56~66 章 ) は未来のエルサレムを歌っています 2 エレミヤ書 は エレミヤがエルサレムの住民に語るが 時代的にはイザヤの一世紀以上後の新バビロニア帝国の初期のことである エレミヤは民を愛しているが 破局の近いことを告げる孤独の人であり しばしば迫害される 彼はエルサレムの陥落と王朝の最後の目撃者です 3 哀歌 は 五つの歌から成り このエルサレムの滅亡を嘆いた書です 4 エゼキエル書 は エゼキエルがエルサレムの神殿の祭司であり エレミヤと同時代に活躍する バビロニアに移され 捕囚の民のもとで使命を果たす しばしば人の思いも及ばぬ行動と弁舌に走るが エルサレムの荒廃を知ると その説くところは変わり 生存者に慰めと救いの告げています 5 ダニエル は バビロニア王の宮廷に仕えているユダヤ人の青年として現れ 迫 害の中の信仰者に対し 信仰を堅持し神の最終的勝利を希望するよう促しています これらの五つの大きな預言書に 他の預言者たちの説教を伝える短い文書が加えられ 十七小預言書と呼ばれるものが続く これらの預言者の中には イザヤやエレミヤと同時代の人もいる たとえば前八世紀中ごろ イスラエル王国の隆盛時代に活躍した 6 アモス は 形式的な礼拝と貧者への圧迫を告発する人です その後しばらくして現れた7 ホセア は 民に対する神の愛 欺かれた愛を告知する人です イザヤと同時代の人 8 ミカ も ユダの住民や 不忠実な民に対して神が起こす訴えを語り 第二のダビデの到来を告げた人です 9 ヨナ書 は やや趣を異にし ニネベの住民に悔い改めを迫る預言者ヨナの出会った冒険を物語っている 10 ハガイ と11 ゼカリヤ は 捕囚のイスラエルのバビロニアからの帰還後 神殿の再建に協力しており 12 マラキ は 神の正しい裁きと救いの日が訪れることを告げています その他 13 ヨエル 14 オバデヤ 15 ナホム 16 ハバクク 17 ゼパニヤ があります 11

12 新約聖書について新約聖書 (27 巻 ) の分類については (1) 福音の書 (4 巻 )(2) 歴史の書 (1 巻 ) (3) 書簡の書 (21 巻 )(4) 預言の書 (1 巻 ) の分類があります 1 イエスの誕生 2 教会の成立と苦難 3 この世の終わりとイエスの再臨の予告が主に描かれています 新約聖書は イエス キリストを通して与えられる神と人間との決定的な出会いと意 義を物語る書物である 27 巻は (1)4 つの福音書 (2) 使徒の働き (3) 書 簡の書 (4) ヨハネの黙示録 から成っています (1) 福音の書 (4 巻 ) 特に 4 福音書 福音は イエスがもたらした決定的救いの恵みであり 福音書は このイエスがそ の短い生涯で行い 教えたことを伝え イエスの死と復活を語る これは伝記という よりも イエスによって生きた人々の証言の記録です 1 マタイによる福音書 は ユダヤ人 ( ユダヤ教から改宗したキリスト者 ) に特に留意して編集されている ここにはイエスが旧約の成就であることが力説され イエスの教えは 五つの大説教 (5~7 章 10 章 13 章 18 章 24~25 章 ) のかたちで紹介されています 2 マルコによる福音書 は ローマ人 ( 異邦人の改宗者 ) を対象としており 福音 の言葉によって絶えず働いているイエスに従うよう 人々を招いています 3 ルカによる福音書 は ギリシア文化に親しんでいる読者に向けられており ユダヤ人のみならずすべての人の救い主であるイエスが 特に弱い者 小さい者や罪人に近づいてこれに福音を語ることが強調されています 4 ヨハネによる福音書 は 読者がイエスを神の独り子と信じて永遠の命を得るように記され イエスの言葉に意味深いものを伝えようとしています (2) 歴史の書 (1 巻 ) 1 使徒の働き の著者はルカである ルカの福音書の続編と読む考えもある 使徒の働き は イエスがもたらした救いの告知がペトロ パウロなどによってエルサレムに始まり ローマまでに広がる 教会の形成の経過を描いている 別名 聖霊の働きという場合があります 12

13 (3) 書簡の書 (21 巻 ) 書簡 21 巻のなかで パウロが書いた13 巻が群を抜きますが 4つに分類できます (1) は4 大書簡 (2)4 獄中書簡 (3)3 牧会書簡 (4) その他の書簡ですが とくに4 大書簡は新約聖書の教理書 イエスの福音の教えをまとめたものとされています とくにロ-マ書 ( ローマ人への手紙 ) コリント書 ( コリント人への手紙 ) が有名です パウロ以外では ペテロやヨハネ等が書簡を書いていますが パウロの書簡とちがい宛て先が特定しないので 合同の手紙といわれることがあります 1 ローマの人への手紙 = ローマの信徒への手紙 は 宗教改革者 プロテスタントの基礎造り貢献者のマルテン ルターによればキリスト教の教理書 基本書という キリスト教の信仰とはなにかが描かれている 神の恵みの力 罪人である人間の姿 信仰による救い 信仰者の新しい生き方 死んで復活したキリストとの一致 また聖霊による新しい生活等 パウロの説教の重要な主題を扱っています 2,3 コリントの人への手紙 = コリントの信徒への手紙 ( 第 1 第 2) は パウロが一年半滞在して創設したコリントの教会にあてられています その中の 第一の手紙 は 彼の出発後分裂した共同体を一致させ 提起された諸問題に答えています よく知られている 愛の賛歌 は 13 章に見られます 第二の手紙 は パウロの不在中に反対者が現れたコリント教会の危機時代をかいま見せ パウロの和解の熱意と和解に続く大きな喜びが知らされる パウロは本書でエルサレムの教会への献金を勧めているが 後半の数章 (10~12 章 ) はパウロの心を示す自伝的な部分です 4 ガラテヤの人への手紙 = ガラテヤの信徒への手紙 も 異なる信仰の危機へ の応答であり パウロは キリストがもたらした新しい契約の特長を情熱を傾けて語 る 続く三つの手紙と5 ピレモンへの手紙 とは パウロが牢獄で書いたものです 獄中書簡とも言われています まず 6 エペソ人の人への手紙 はユダヤ人 異邦人を問わず キリスト者はすべてキリストに一致して キリストの体を形づくっていることを説明したのち後半では この一致を日常生活の中で生きるように促しています ピリはパウロが創設した西洋の最初の教会であり 7 ピリピの人への手紙 には援助への感謝が述べられている パウロは獄中にあっても キリストによる喜びと信頼とに満たされており 喜びの手紙といわれています コロサイはエフェソの東方の町で キリスト教の共同体はパウロの弟子によって創設された パウロは 8 コロサイの人への手紙 の中で 種々の宗教思想によって惑わされているキリスト者を助けるために 救いにおけるキリストの卓越した役割を説いています 9 10 テサロニケの人への手紙 1 2 は パウロの最も初期の手紙で 未熟で 13

14 迫害にさらされている信者たちを力づけるために書かれている 第二の手紙 は キ リストの再臨を見られないのでないかとの不安を抱くキリスト者にこたえています テモテへの手紙 ( 第 1 第 2) と13 テトスへの手紙 はパウロの協力者で パウロは彼らに託された教会をよく指導するよう励ます三つの手紙 ( テモテへの手紙 1 2 と テトスへの手紙 ) を送る ピレモンへの手紙 はパウロの友人 協力者であり 獄中のパウロは 主人のもとから逃亡し自分のところでキリスト者となった フィレモンの奴隷オネシモを兄弟として迎えるよう勧告する 14 ヘブライ人への手紙 は 長い勧告の書であり 旧約聖書を引用しながら キリストが預言者 天使 モーセにまさること またその祭司職は旧約のそれをはるかに凌駕することを指摘し よく知られる11 章には 信仰のすばらしさが述べられている 本書がどこで だれにあててしたためられたかは分かっていません 続く手紙のうち ヨハネの手紙 の 2 3 以外は キリスト者全体にあてられている 18 ヤコブの手紙 は 信仰生活の実際的側面 特に共同体内での人間関係や家の問題に指針を与える 19 ペトロの手紙 1 は 迫害によって失意のうちにあるキリスト者を勇気づけ20 ペトロの手紙 2 と 21 ユダの手紙 は 異端に対して信仰を純粋に保つよう求める ヨハネの手紙 1 は キリスト教の本質である愛を語る この手紙と ヨハネの手紙 2 3 は 神の子の受肉を否定する説に直面しているキリスト者の信仰を強める目的で書かれています (4) 預言の書 (1 巻 ) 1 ヨハネの黙示録 は新約聖書唯一の預言書といわれるものです ヨハネによるのだが 福音書を書いたヨハネではないとする説もあるが 肯定説が通説です 人間を救う神の計画が キリストの輝かしい再臨に向かって どのように完成されるかを象徴を用いて示す未来を描いた書で終わる 迫害の下に苦しむキリスト者の希望をもたらす書でもあります 14

15 聖書のテーマはいのちとたましいの救い旧約聖書新約聖書救いの預言の書救いの成就の書天地の創造イエスの誕生と活動の堕落教会の成立と苦難人類発生と繁栄と苦難この世の終わりとイエスの再臨の予告 旧約聖書と新約聖書で 聖書 は完成した 旧約聖書 新約聖書 39 巻 27 巻 律法の書 (5 巻 ) 福音の書 (4 巻 ) 歴史の書 (12 巻 ) 歴史の書 (1 巻 ) 詩歌の書 (5 巻 ) 書簡の書 (21 巻 ) 預言の書 (17 巻 ) 預言の書 (1 巻 ) 66 巻 15

16 聖書旧約聖書 3 9 巻 内容天地の創造人間誕生とその堕落ユダヤ民族の誕生と繁栄と苦難救い主イエスの誕生の予告 書かれている箇所 律法の書 (5 巻 ) 歴史の書 (12 巻 ) 詩歌の書 (5 巻 ) 預言の書 (17 巻 ) 新約聖書 2 7 巻 イエスの誕生と活動教会の誕生と苦難と前進天地の終末とイエスの再臨と新天新地創造 福音の書 (4 巻 ) 歴史の書 (1 巻 ) 書簡の書 (21 巻 ) 預言の書 (1 巻 ) 16

17 1-4 聖書のテーマ 旧約聖書は 別に 律法と預言の書 と言われていますが 律法と預言をとおして 人間の救いの予告をあらわしています その証拠に 旧約聖書のなかに数千の預言があるといわれていますが 救い主の到来と十字架と復活については 約 500の預言がすでに成就 = 完成しているというのです ここで預言とはなにかについて確認しておきますと 預言とは神の言葉を預かること または神のために 代わって語ることと言われています 神の言葉を預かる人 または神の霊感を受けた人を預言者と言っています したがって 人の言葉でなく神の言葉ですから 絶対 確実な言葉としてみることです それも 神の言葉は永遠に立つ ( イザヤ40:8) のですから 永遠で時間に左右されないということです 律法については 第 3 章を参照ください したがって 旧約聖書の中心は (1) の律法の書と (4) の預言の書と思いがちですが しかし 聖書は旧約 39 巻全部が神の言葉として 重要だと確認しておきましょう 旧約聖書の内容は 天地の創造から 人間の誕生とその堕落 ユダヤ民族の発生と繁栄と苦難 そして救い主イエスの来ることの預言が中心テーマとして 39 巻のなかに描かれています つぎに 新約聖書ですが 当初 律法と預言と福音の書 といわれた経緯がありますが これまた27 巻すべてが重要なのです ただ 4 福音書の 福音 とはよきおとずれ よき知らせということです なにがよい知らせなのかですが イエスがこの世に来た ( 来臨といいます ) ことや 天国に行けることです また イエスの生涯について その公生涯といわれている期間について 書かれたものなのです ただ 4つの福音書のなかで マタイ マルコ ルカについては 同じような記事内容がありますので もう一つのヨハネとちがう扱いをして 3 巻の福音書を共観福音書と呼んでいます 新約聖書の内容は イエスの誕生と活動 十字架と復活 キリスト教会の成立と苦難 そしてこの世の終わりとイエスの再臨 ( ふたたび来ること ) の預言が中心テーマとして 27 巻のなかに描かれています 聖書 ここでは新旧あわせての基本のテーマはなにかを確認しておきましょう 聖書の主人公は神です それもイエスを神とする主役に 人間という脇役が登場します 聖書は人間が読むもの 人間にあたえられたものですが 主人公の神であるイエスをとおして人間がいかにして生まれ 生き そして死後どうなるかという いのち と たましい の すくい のことが書かれているのです 旧約聖書には 直接イエスは登場しませんが イエスの影ともいうべき 予告や予知で満ちています 新約聖書には イエスこそが 人間のいのちとたましいに対する 解答をもってこの地に来たことが描かれています したがって 聖書はイエスを知り イエスをどのように理解するか イエスからのメッセージをどのようにうけとめるかが基 17

18 本テーマと言えるでしょう したがって 旧約聖書のみでは 片手落ちというか 不完全未完成のものといわざるをえないのです 主人公の救い主のイエスが登場していないからです あなたがたは 聖書の中に永遠のいのちがあると思うので 聖書を調べています その聖書が わたしについて証言しています ( ヨハネ5:39) この聖書とは旧約聖書を指すことは いうまでもないことですが そのなかに永遠のいのちを与えるイエスがいると書いてある すなわち証言しているとイエスはいいました そして それなのに あなたがたは ( すなわち現在の私たちをさしています ) いのちを得るためにわたしのもと ( 聖書 =イエスのもと ) に来ようとはしません ( ヨハネ5:40) 主人公であるイエスはなにをしたのでしょうか それは いのちとたましいの救いです イエスは救いについて教えられ 自らが身をもって実践しました それがイエスの十字架です イエスの十字架によることなく 救いはないことを示し それを信じたものに いのちの救いを与えました そして あたらしいいのちを与えました この意味で聖書は いのちとたましいの救いも基本テーマと言えるでしょう これらのことが書かれたのは イエスが神の子キリストであることを あなたがたが信ずるため また あなたがたが信じて イエスの御名によっていのちを得るためである ( ヨハネ20 ー 31) また 聖書はあなたに知恵を与えて キリスト イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです ( 第 2テモテ3:15) 18

19 1-5 聖書を読む 聖書を読むといっても聖書の原文は 旧約聖書は ユダヤ人の母国語であるヘブライ語と一部アラム語というユダヤ人の地方言葉です 後になり70 人訳聖書といわれているギリシャ語に翻訳されました これは 約 70 人がヘブライ語からギリシャ語に翻訳したことからきています 新約聖書もギリシャ語で書かれています ギリシャ語は現在の英語と同じように 世界共通語だったからです したがって 正確に原文を辿ろうとすると ギリシャ語やヘブライ語を学ばねばなりません 現に神学校 ( キリスト教の牧師 伝道者の養成学校 ) では ギリシャ語等を学びます しかし 時間や学力や経済的理由から ほとんどの人は翻訳された 各国の母国語で聖書をみることができますし そうしています 世界中の言語は方言を含めたくさんありまうが そのうち 1700 以上は翻訳がなされています 国連加盟国の殆どは翻訳がなされていますから 一応は世界の主要国では その国の言葉で聖書が読めることになっています ちなみに 聖書が一部の人だけでなく だれにでも自由に読むことができるようになったのは 1450 年グーテンベルグが印刷機を発明して以後です 従来の聖書を一冊づつ写す いわゆる写本方式から印刷技術の発展をとおして 数百万部が印刷され爆発的に増加し さきほど説明した 1517 年ルターから始まった宗教改革をとおして カトリックの神父等の選ばれた人だけでなく だれでも 聖書がよめるようになったと言う背景も見逃すことはできません ある人は西暦 2 千年間のなかでの最大の発明は印刷機だと言う人がいますが 印刷機をとおしてだれでも 聖書が読めるようになったからでしょう 日本でも すでに戦国時代に聖書が普及していましたが 本格的には 明治以後になります そして現在は文語訳 口語訳 共同訳 新改訳 新共同訳の各聖書があります それ以外でも私訳と言われているものあり たとえば 尾山令仁先生の現代訳聖書のように お一人で新旧聖書全部は訳された方もおられます どの聖書を使うかは その人が所属する教会で使用する訳本をつかいます 初めての方は 新改訳聖書か新共同訳聖書が現在多くの教会や多くの方が利用されています 新改訳聖書は日本聖書刊行会が読みやすい現代語訳により 1970 年完成しました 最近 改定第 3 版が出されました 新共同訳聖書はローマカトリックと日本聖書協会が共同して翻訳が完成しました その外に アメリカで作られ 日本語訳されたリビングバイブルという読みやすくした聖書の普及版がありますが 聖書は 聖書本文を読むことが基本でしかも重要なことです 本文と離れた個人の意見や脚色がはいったものを読むのは 模造リンゴを食べ 本物のリンゴを食べたと勘違いするのと良く似ているといわれています したがって 一時有名になった 小説聖書などは 読み物としては面白いかもしれませんが やはり本文とかけ離れているのです 蛇足になりますが 19

20 新約とは新しい訳と誤解している方がいますが 誤解はすでに解消されていると思いま す 信仰は聞くことに始まり 聞くことは キリストについてのみことばによるので す ( ローマ 10:17) 聖書本文を読むといっても最初はなにからどう読めばいいのか わけがわからない場合ですが 教会等が開催している聖書の勉強会に出席することが近道です また 聖書辞典 たとえば 新聖書辞典やキリスト教辞典 ( いずれも いのちのことば社 ) を使うのも理解を助けます 一歩すすんで聖書を読み 学んでみたい人には神学校があります なにも牧師や伝道師になることは必要ないのです それも通信教育でも学習が可能なのです 生涯学びコース等を設置している神学校等があります ここで 大切なことは何年教会に通い 仮に牧師の話 ( 説教 ) を聞いても それと聖書本文を読むこととは別 と言うことです たとえば 1 年毎週教会に通い ( それ自体は素晴らしいことですが ) 約 50 回以上牧師から説教 聖書の話を聞いても10 年間でも500ヵ所の聖書箇所に触れたことにしかなりません 聖書全 66 巻の全てからは ほど遠いということです 聖書全体には約 3 万 3 千の教えが詰まっていると言われています 旧約聖書は1439ページ 新約聖書は461ページもあります ( 新改約聖書の場合です ) やはり 聖書は最初から最後までを 読まなければ なりません そのためには 教会等で使われている 聖書通読書を活用することをお勧めします 塵もつもれば山となる 毎日すこしずつの積みかさねが 聖書全部を読破することにつながります 本書末尾にある 聖書通読表をぜひ御利用ください 間を置いた反復が聖書を読む基本です それにしても 聖書はなかなかとっつき難いと言われます ギリシャ語の翻訳からくる日本語の読みずらさも一つの原因ですが しかし原文に出来る限り忠実であろうとする翻訳者たちの願いがあるのを忘れてはならないとおもいます したがって 多くの人が 自分の理解しやすい箇所から読もうが高じて 自分の好きな箇所のみを読みつづけることになる弊害がでてきます 好き嫌いでなく 全部を読みきることがなにより大切です 聖書全部を読むことが必要なのです 生まれたばかりの乳飲み子のように 純粋な みことばの乳を慕いもとねなさい それによって成長し 救いを得るのです ( 第 1ペトロ2:2) 聖書を読むのは 法律の条文を読むのに似ています 民法は明治時代にできたものですが ( ただし 一部は戦後改正され 平成 16 年に条文が口語文になりました ) 条文が漢文書き下し体という 文語体 片仮名文字 句読点 濁点 半濁点なしという大変読むのに難しいというものです たとえば 意思表示ハ表意者カ其真意二非サルコトヲ知リテ之ヲ為シタル為メ其効力ヲ妨ケラルルコトナシ となるとなかなか読みづらいものだったのです 条文の構成は 最初 編 次に章 続いて節という具合になっています 第 1 編 第 1 章 第 1 節という具合です 20

21 聖書もそれに似ています ( じつは法律は聖書から発生したのですがそれはあとで説明します ) ギリシャ語の聖書も最初は 句読点がなかったのです それが区切りとして 句読点や文節の終わりの をつけ つぎに時代を経て 13 世紀に章が 16 世紀に節がつけられ 現在は大変読みやすくはなっています ちなみに編はありません 新約聖書のはじめがマタイの福音書ですから マタイは新約の第 1 巻 ( 第 1 編 ) にあたり 第 1 章 第 1 節となる具合です したがって たとえば ロ-マ人への手紙 第 10 章 第 10 節と指摘されれば その箇所を開けばそこに 人は信じて義と認められ 口で告白して救われる と 書いてあるのが分かるのです 聖書には 1189 の章があり もっとも長い章は旧約聖書にある詩篇 119 編 (176 章あります ) で もっとも短い章は同じ詩篇の117 編 ( ただの2 章です ) だとされています ( 詩篇のみ章はなく 編のみあります 詩篇のへんと編のへんの語呂がよかったからでしょう ) そして 不思議なことに もっとも短い詩篇の117 編は 聖書の丁度 真ん中の5 94 章目にあたると言われています 旧約聖書 39 巻 1439ページ 新約聖書 27 巻 461ページ 計 1900ページ 章として数えると旧約 929 章 新約 260 章 計 1189 章 さらに分類すると約 節になります ( ペ-ジの数は新改約聖書 2 版によります ) 仮に 1 日 1ページ読むとすると5 年以上かかります また1 日 1 章だとすると 旧約で 約 2 年 8ヵ月 新約で8カ月強かかります 全部で3 年以上になります ですから どちらにしても 忍耐が必要となります しかし 仮に1 日 2 章とすると 1 年半ですし 3 章だと1 年で読破できることになります 1 章の長さは各章により異なりますが しかし それほど多くの時間を必要とはしません 1 時間もあれば十分 いや数 10 分でしょう 払う時間の代償より 受ける恵みの効果は何倍になるか図り知れません 聖書はあなたに知恵を与えてキリスト イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです ( 第 2テモテ3:15) 聖書はすべて 神の霊感によるもので 教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です ( 第 2テモテ3-16) 旧約聖書 39 巻 分類呼び名と順序内容 律法の書 (5 巻 ) 1 創世記 2 出エジプト記 3 レビ記 4 民数記 5 申命記 モーセ5 書ともいわれている ユダヤ民族の起こり 神との契約 律法 カナンへの旅 21

22 歴史の書 (12 巻 ) 1 ヨシュア記 2 士師記 3 ルツ記 4~5サムエル記 1,2 6~7 列王記 1,2 8~9 歴代誌 1,2 10 エズラ記 11 ネヘミヤ記 12 エステル記 カナンの征服と最初の300 年ダビデ家の始まりと王家の正立ダビデ王の治世と王家の分裂分裂王国の歴史捕囚からの帰還, エルサレム再建等のユダヤの歴史 詩歌の書 (5 巻 ) 1 ヨブ記 2 詩篇 3 箴言 4 伝道の書 5 雅歌 苦難の問題ユダヤ人の讃歌 賛美集ソロモン王の知恵, 地上の虚無の問題愛の賛美 預言の書 (17 巻 ) 預言の書は大預言の書 (1~5) 小預言の書 ( 6 ~ 1 7) に分けられる 1 イザヤ書 2 エレミヤ書 3 哀歌 4 エゼキエル書 5 ダニエル書 6 ホセア書 7 ヨエル書 8 アモス書 9 オバデヤ書 10 ヨナ書 11 ミカ書 12 ホナム書 13 ハバクク書 14 セパニヤ書 15 ハガイ書 16 ゼカリ書 17 マラキ書 1~5までが大預言書 6~17までが小預言書預言の基本テーマは救い ( 救い主誕生 ) である 22

23 新約聖書 27 巻 分類呼び名と順序内容 福音の書 (4 巻 ) 1 マタイによる福音書 2 マルコによる福音書 3 ルカによる福音書 4 ヨハネによる福音書 4 人の記者によりかかれた イ エスの生涯 教え 受難の記録 歴史の書 (1 巻 ) 使徒の働き ( 使徒行伝 ) ルカが記者 教会の形成 書簡の書 (21 巻 ) パウロが書かれた書簡としていくつかに分類されている 13 巻 1 ローマ人への手紙 1 4 大書簡 (1~4) 特に手紙 2~3 コリント人への手紙 1というより 新約聖書の教理書 4 ガラテヤ人への手紙 ( 中心的な教えの部分 ) と見る 5 エペソ人への手紙べき 6 ピリピ人への手紙 2 4 獄中書簡 ( コロサイ人への手紙 3) 8~9 テサロニケの手紙 3 3 牧会書簡 (10~12) 10~11 テモテへの手紙 4 その他の書簡(8 9) 12 テトスへの手紙パウロ以外に 13 ピレモンへの手紙 1 ヤコブ 14 ヘブル人への手紙 2 ペトロ 15 ヤコブの手紙 3 ヨハネ 16~17 ペテロの手紙 4 ユダ 18~20 ヨハネの手紙 1~の 4 人が書いた書簡で 合同の手 21 ユダの手紙紙と言われている 14 のヘブル人への手紙の記者は不明 預言の書 (1 巻 ) 22 ヨハネの黙示録ヨハネが記者終末とイエス再臨 を預言 23

24 聖書の履歴書 作 者 神 但し 記者は約 40 人 制作年 数 約 1600 年 ( 紀元前 1500 年 ~ 紀元 100 年頃 ) 制作場 所 旧約聖書は主にイスラエル 新約は 主に中近東 制作目 的 神の栄光 人類の救済 制作工 程 写本 1450 年以後は印刷 書物の構成 1 旧約と新約の2 部構成旧約新約の区別はイエス生誕前後 書物の構成 2 旧約 39 編 ( 巻 ) 新約 27 編 ( 巻 ) 計 66 編 ( 巻 ) 書物の構成 3 旧約 929 章新約 260 章計 1189 章 書物の構成 4 新旧合計 節 書物の構成 5 旧約 1439ページ新約 461ページ ( 新改訳聖書による ) 発行部数 1 年に約 2 億 5 千万部 販売は2 千万部 ( 但し諸説あり ) 読 者 2004 年現在約 20 億人 ( 但し諸説あり ) 印 税 無し ( 但し翻訳者 印刷業者は別 ) 完成年月日 西暦 397 年カルタゴ会議 ( 但し それ以前より聖典あつかい ) 言 語 旧約ヘブライ語一部アラム語新約ギリシャ語 翻 訳 1700 言語 ( 国連加盟国の全部と主な国の言語 ) 書物の内容人間に関するあらゆること ( 生前 ~ 生 ~ 死 ~ 死後 ) 万物創造 書物の改定訂正加筆一度も無し 24

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