好まれていることがわかる 1990 年台後半から台頭し, 浅漬に続いて出荷額の多いキムチでは, 国内製造品の出荷額が韓国からの輸入品よりも大幅に多い 韓国からの輸入キムチは, 賞味期間内で * が増殖し, 酸味が段々強くなる発酵キムチである 一方, 国内製造品の多くは, 乳酸菌が増殖することなく,
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- ありあ あくや
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1 特集Ⅰ 3 発酵 醸造食品における多様な微生物の働き 関連する 生物 学科 関連する 生物 学 学問 化学 農学 バイオテク ノロジー 医学 薬学 栄養 学 漬物における乳酸菌の働き 乳酸菌叢の形成とその機能 小野 浩 Hiroshi Ono 善藤 威史 Takeshi Zendo 東海漬物株式会社 漬物機能研究所要素技術開発グループ グループ長 九州大学 大学院農学研究院生命機能科学部門 助教 ぬか漬などの発酵漬物では 熟成に伴って乳酸菌叢が形成される 乳酸菌は発酵漬物の酸味や風味 を形成し 乳酸やバクテリオシンなどの抗菌性物質を生産して漬物の保存性を高めている 漬物由 来乳酸菌には腸内環境改善作用などの機能性をもつものも見いだされており これらを利用した機 能性発酵漬物の安定的な製造が期待される 1 漬物と乳酸菌 漬物とは 漬物の衛生規範 で以下のように定 義されている 通常 副食物として そのまま 摂食される既成食品であって 野菜 きのこ 海 藻等を主原料として 塩 しょう油 みそ かす 酒かす みりんかす こうじ 酢 ぬか 米ぬか ふすま等 からし もろみ その他材料に漬込 んだものをいう 日本では全国各地で多種多様 な漬物が製造され 食されている 食品新聞社が 発表した 2015 年の漬物品目別推定出荷額 表 1 では 浅漬の出荷額が約 900 億円と最も多く 野 菜をなるべくフレッシュな状態で喫食することが 関連する領域 組 織 大学 農学 栄養学系 業 界 食品 醸造 学 科 生物 化学 Vol.71 No.3 漬物御膳 松屋旅館 愛媛県西予市 撮影 小野 浩 問 生物学 農学 バイオテクノロジー 医学 薬 学 栄養学 情報源 厚生労働省 HP 農林水産省 HP 全日本漬物協 同組合連合会 HP 東海漬物株式会社 HP 学
2 好まれていることがわかる 1990 年台後半から台頭し, 浅漬に続いて出荷額の多いキムチでは, 国内製造品の出荷額が韓国からの輸入品よりも大幅に多い 韓国からの輸入キムチは, 賞味期間内で * が増殖し, 酸味が段々強くなる発酵キムチである 一方, 国内製造品の多くは, 乳酸菌が増殖することなく, 味が変化しない熟成タイプのキムチである キムチが市場に浸透するにつれ, 日本人好みに味付けされ, 賞味期間内に味が変化しないキムチが好まれるようになってきた また, 刻み漬等の古漬製品においても, 漬液のpH 低下, 日持ち向上剤やアルコールの添加により, 保存効果を高めて製品中で微生物が増殖しないように工夫されたものが多い このように, 一般に流通している漬物のほとんどが発酵により製造されておらず, 生野菜もしくは塩蔵野菜を調味することにより製造された漬物である しかしながら, 昨今の発酵食品ブームにより, すんき漬, すぐき漬, ぬか漬といった乳酸発酵漬物に対する注目が高まっている 乳酸発酵漬物は主に乳酸菌の活動により, 特有の酸味や風味が形成され, 乳酸発酵の進行度合により漬物の風味が変化する特徴があり,euconostoc mesenteroides, Enterococcus faecalis,enterococcus faecium, Pediococcus acidilactici,pediococcus pentosaceus, actobacillus plantarum,actobacillus brevisなどの乳酸菌が分離されている 1) 乳酸発酵漬物において乳酸菌の活動状況は一般的に以下のような挙動を示すといわれている まず, 発酵初期は乳 漬物の分類と推定出荷額 酸含量が少なく, 通常 % である このよ うな環境では酸に対する抵抗性の弱いeu. mesenteroides が優勢になることが多い さらに乳酸 濃度が高くなり, 漬物のpHが低下すると, 酸耐 性の強いb. plantarumやb. brevisが優勢になり, さらにpHは低下する 乳酸発酵が進行し, 乳酸 量が1.2% を超えるとすべての乳酸菌の活動は抑 制されるようになる 1) 2 ぬか床と乳酸菌 ぬか漬は日本の家庭で好まれている発酵漬物の一つである ぬか漬は野菜を漬床であるぬか床に漬け込んで製造される ぬか床は, 米ぬかに塩と水を加えて練り合わせたものであり, これに野菜を漬け込むことで発酵が進み, 独特の風味が作り出されていく 古くからぬか床に乳酸菌が生育することは知られており, ぬか床から乳酸菌の分離がおこなわれてきた 支倉は, 風味が良好なぬか床からb. plantarumが分離されると報告している 2) 今井らは, ぬか床の発酵が進むにつれ,Enterobacter 属細菌を中心とするグラム陰性菌が優勢な環境から,P. pentosaceus,pediococcus halophilus (Tetragenococcus halophilus),b. plantarum,b. brevis 等の乳酸菌中心の * へと変化し, 発酵日数が長くなると,Pediococcus 属よりも actoba- Vol.71 No
3 [ ]3 発酵 醸造食品における多様な微生物の働き Others Enterobacteriaceae Staphylococcaceae Enterococcaceae euconostocaceae actobacillaceae Weissella paramesenteroides actobacillus plantarum Pediococcus pentosaceus Enterococcus faecalis Staphylococcus gallinarum Pantoea ananatis ぬか床の菌叢変化 4 2 ぬか床の菌叢変化 4 cillus 属の存在割合が増加すると報告している 3) 筆者らは, 塩分 5% のぬか床を作成し,60 日間のぬか床発酵, 熟成過程をロッシュの454 genome sequencer * によって, 遺伝子レベルで菌叢変化を解析した 4) その結果, 科レベルでは, 発酵初期はEnterobacteriaceaeが多く検出され, 発酵が進むにつれEnterobacteriaceae の存在割合が減少し,Staphylococcaceae,Enterococcaceae,actobacillaceae,euconostocaceae の存在割合が増加し,60 日目には,actobacillaceaeは70% を超える存在割合となった ( 1) 続いて, 種レベルで解析したところ, 発酵初期はグラム陰性菌であるPantoea ananatisが優占種であったが, 発酵が進むにつれ優勢菌はStaphylo- coccus gallinarum,e. faecalis,p. pentosaceus, 菌叢を占めるが, その後, 乳酸球菌 E. faecalis,p. pentosaceus へと菌叢が大きく変化する 乳酸球菌が主菌叢となって以降, 徐々に乳酸桿菌の存在が高くなり, 乳酸球菌から乳酸桿菌 b. plantarum が主菌叢へ変化することがわかった 一方, 中山らは, 北九州地方に100 年以上に渡り継代されているぬか床 ( 超長期熟成ぬか床 ) の菌叢解析を同じくピロタグ法を用いておこなった結果,actobacillus acetotoleransとactobacillus namurensis が優占種として検出されたと報告している 5) これらの結果から,60 日程度の発酵期間ではb. plantarumが優占菌となり, その後, 発酵, 熟成が長期間にわたると, さらに菌叢が遷移し,b. plantarumから,b. namurensisとb. acetotolerans へ優勢菌が変化すると考えられた これらの乳酸菌 b. plantarum と変化した b. plantarum は 25 日目以降, 急激に存在割合が増加し,43 日目に は優占種となり,60 日目には60% を超える存在割合となった ( 2) 以上の結果から, ぬか床の発酵, 熟成過程における菌叢変化をまとめると, 発酵初期はグラム陰性菌, 乳酸菌ではないグラム陽性菌がぬか床の主 454 genome sequencer 16S rrna PCR 2 22 Vol.71 No.3
4 はぬか床発酵に重要な役割を果たしていると考え られるが, ぬか床中での役割についてはよくわ かっていない それぞれの乳酸菌とぬか床の風味 との関係にも非常に興味が持たれ, 今後の研究の 発展に期待したい 3 漬物由来乳酸菌が生産するバクテリオシン このように, 乳酸発酵漬物やぬか漬には多くの種 類の乳酸菌が関わっており, 漬物中の乳酸菌は, 酸 味をはじめとする風味を付与するほか, 保存性の向 上にも寄与している 乳酸菌は主な代謝物として, 細 菌に対して広く抗菌活性を示す乳酸を生産し, ほか にも酢酸やエタノール等の種々の低分子抗菌性物 質を生産することで, 雑菌による汚染から発酵食品 を守り, 保存性を高めている 乳酸菌の中には, さ らに * と総称される抗菌ペプチド を生産するものもあり, バクテリオシンが漬物の 保存性の向上にも寄与していることが予想される 乳酸菌が生産するバクテリオシンは, 一般のタ ンパク質と同様に遺伝子にコードされており, リ ボソーム上で生合成される抗菌ペプチドである 古くは最初に発見された抗生物質であるペニシリ ンと時を同じくして 1928 年に, 発酵乳から分離さ れた乳酸菌 (actococcus lactis) から発見された これが現在でも最も代表的な乳酸菌バクテリオシ ンであるナイシン A である [ 3(a)] その後, 強力な抗菌活性や広い抗菌スペクトル, さらには 高い安全性が実証され, ナイシン A は日本を含め 世界中で広く食品保存料として利用され, 最近で a A Z I Dha A M S G G 1 S A Abu A S 34 I Dhb A A Abu A K Abu A N M K Abu A H I H V Dha K S P G S S 27 N b Y M 1 42 fm A N I V R G S V A Y P F K I W I E N Y K V S G G Y N Q I I W V A H K G N K G W W fm Y 1 43 fm V S A A K V A K V G W G V K K Y Y T K V M Q F I G E G W S V D Q I A D W K R H c Q 1 61 A S A Abu S A Dha Dhb Abu V N Q G I S K S A N T I G A I A V W A I A 3-2- A A K G E H K V I T E A T A A A K T A M は口腔ケア剤などにも応用されている 6) これま でに, 乳酸菌バクテリオシンの研究は欧米を中心 に進められ, 発酵乳などから分離されたさまざま な種類の乳酸菌から多数のバクテリオシンが発見 され, バクテリオシンの構造や性質が多岐にわた ることが明らかになってきている そこで, 筆者 らは, 日本特有の漬物を分離源とし, 新しいバク テリオシンを生産する乳酸菌の探索をおこなって きたので, いくつかの例を紹介したい 高菜漬けから分離された乳酸菌 Weissella hellenica QU 13 から, ワイセリシン Y とワイセリシン M と命名した 2 種の新奇バクテリオシンを発見した [ 図 3( b )] 7) これらのバクテリオシンは漬物の汚 染菌となりうる Bacillus 属細菌などに抗菌活性を 示す また, この二つのバクテリオシンの生産は, 栄養条件によって制御されていることが明らかと なった 8) この乳酸菌は高菜漬けの初期段階で見 いだされたことから, 生産される二つのバクテリ オシンが発酵の初期段階での雑菌汚染防止や菌叢 の安定に貢献していることが考えられる G N A S W A W G P G P V 3 ナイシン A と漬物由来乳酸菌から発見されたバクテリオシンの構造 a A Z A 27 b Y M N c Q N C 赤かぶ漬けから分離された乳酸菌 euconostoc Vol.71 No
5 [ ]3 発酵 醸造食品における多様な微生物の働き mesenteroides TK41401 からは, ロイコサイクリ シン Q と命名した新奇環状バクテリオシンを発見 るが, その解明には非常に興味が持たれる 将来 の漬物由来バクテリオシン生産乳酸菌の積極的な 利用に向けても, 今後の研究成果を期待したい した [ 図 3( c )] 9) ロイコサイクリシン Q は Bacillus 属細菌をはじめ種々のグラム陽性細菌に対し て強い抗菌活性を示す また,N 末端とC 末端のアミノ酸残基がペプチド結合をした特異な環状構造を有することが明らかとなっている 現在までにその生合成機構の一端が明らかとなり, 菌体内で環状化がおこなわれた後にバクテリオシンが分泌されることが推定されている 10)11) このバクテリオシンは広い抗菌スペクトルを示すことから, こちらも発酵の初期段階に存在していると考えられる種々の雑菌による汚染の防止や菌叢の安定に貢献していることが予想される ぬか床から分離されたactococcus lactisに分類される複数の乳酸菌が, ナイシンAのアミノ酸の一つが置換した類縁体であるナイシンZを生産することが明らかとなった [ 図 3(a)] 12)13) ほかにも, ナイシンZ 生産乳酸菌は, 島根県産の津田かぶ漬けなど 14), 日本中のさまざまな漬物から広く見いだされており, 日本中の発酵漬物に広く分布していることが推察された 以上のように, 漬物にはバクテリオシンを生産する乳酸菌がさまざまに見いだされ, とくに発酵の浅い漬物に多く存在していると考えられる バクテリオシン生産乳酸菌は, 発酵の初期段階において安定な菌叢の形成を促し, 漬物の保存性の向上に寄与していることが推察される バクテリオシン生産乳酸菌およびそのバクテリオシンの漬物中での実際の働き, つまり雑菌への抗菌作用や他の乳酸菌への影響など, 発酵漬物の製造や熟成における直接的な役割については依然不明な点が多く残されてい 4 漬物由来乳酸菌の機能性 乳酸菌が健康にもたらす良好な効果についてはさまざまに実証され, 特定の乳酸菌株がヨーグルトなどに広く利用されている 上述のように多様な乳酸菌が見いだされることから, 漬物も機能性をもつ優れた乳酸菌の分離源 供給源となりうると考えられ, 研究が進められている actobacillus plantarum TK61406は, 漬物由来乳酸菌 1,000 株から, 人工消化液耐性の最も高い乳酸菌として選抜された生姜漬由来の乳酸菌である 15) このTK61406について, ヒトでの有効性, 安全性が報告された TK61406を25 億 cfu * 含む発酵液 2.5 m を摂取した群では, プラセボ食群と比較し, 糞便内のビフィズス菌および乳酸菌が有意に増え, アンモニア濃度が有意に減少した また, このような腸内環境改善作用以外にも, 顔肌の目立つ毛穴数の有意な減少, 連続計算負荷試験時の計算時間が有意に早くなることが明らかとなった 16) TK61406 発酵液は12 週間の長期にわたる連続摂取において安全性に問題がなく 17),TK61406を 125 億 cfu 含む発酵液 12.5 mを1 日 1 回,4 週間連続摂取するという過剰摂取においても安全性に問題がなく, 整腸作用が確認された 18) これらのことから漬物由来乳酸菌 TK61406 はヒトにとって安全でかつ有用性が高い乳酸菌であると考えられる 上述のように漬物からは多様な乳酸菌が見いだ されるものの, その機能性や保健効果を明らかに した例はまだ少なく, さらに優れた乳酸菌の分離 cfu Colony Forming Unit 1 源として漬物は非常に有望と考えられる 機能性をもつ漬物由来乳酸菌やそれらを使って機能性を強化した漬物が, 昨今のヨーグルトと同じように, プロバイオティクスとして広く摂取される日もそう遠くはないかもしれない 2 24 Vol.71 No.3
6 5 まとめと今後の展望 漬物からはさまざまな乳酸菌が見いだされ, 漬 物において乳酸菌は酸味 風味の形成や抗菌性物 質の生産による保存性の向上に寄与している 発 酵の進行に伴って菌叢は刻々と変化して各漬物に 特有の乳酸菌叢が形成され, 漬物が熟成される その過程には, 乳酸菌によって生産される乳酸の ほか, バクテリオシンなどの抗菌性物質の関与が 予想される 漬物中での雑菌汚染の防止や特有の 乳酸菌叢の形成におけるバクテリオシンの役割の 詳細については, 今後の研究成果を待たねばなら ないが, バクテリオシン生産乳酸菌の積極的な利 用は, 漬物のみならずさまざまな食品の保存性向 上に貢献できるものと思われる たとえば, 漬物由来のバクテリオシン生産乳酸 菌は, 漬物のスターターカルチャーとしての利用 が期待される 仕込み時に, その漬物由来のバクテ リオシン生産乳酸菌を加えることで, その漬物本 来の風味を保ち, 日持ち向上剤やアルコール, 塩分 の添加を抑えつつ, 雑菌汚染の防止が期待できる このように, バクテリオシン生産乳酸菌を使用す ることで, 品質を安定させることが難しい発酵漬 物を安定的かつ容易に製造できる可能性がある 一方, 漬物由来の乳酸菌の中には優れた機能性 をもつものもあり, その機能性乳酸菌を利用した 機能性漬物の創出も期待される 将来的にバクテ リオシンによる菌叢の調整機構を自在に操ること が可能となれば, 風味や保存性, 機能性を高めた 漬物の創出も容易となるかもしれない 機能性を 付与した発酵漬物を安定的に製造できれば, 漬物 市場の活性化にもつながる可能性がある [ ] 1) 宮尾茂雄. 日本乳酸菌学会誌, 13, 2 22 (2002). 2) 支倉サツキ. 家政学雑誌, 28, 1 14 (1977). 3) 今井正武, 平野進, 饗場美恵子. 日本農芸化学会誌, 57, (1983). 4) Ono, H., Nishio, S., Tsurii, J., Kawamoto, T., Sonomoto, K. et al. J. Biosci. Bioeng., 118, (2014). 5) Sakamoto, N., Tanaka, S., Sonomoto, K. & Nakayama, J. Int. J. Food Microbiol., 144, (2011). 6) 善藤威史, 石橋直樹, 園元謙二. 日本乳酸菌学会誌, 25, ( ). 7) Masuda, Y., Zendo, T., Sawa, N., Perez, R. H., Nakayama, J. et al. J. Appl. Microbiol., 112, (2012). 8) Masuda, Y., Perez, R. H., Zendo, T. & Sonomoto, K. J. Appl. Microbiol., 120, (2016). 9) Masuda, Y., Ono, H., Kitagawa, H., Ito, H., Mu, F. et al. Appl. Environ. Microbiol., 77, (2011). 10)Mu, F., Masuda, Y., Zendo, T., Ono, H., Kitagawa, H. et al. J. Biosci. Bioeng., 117, (2014). 11)Mu, F., 益田時光, 善藤威史, 小野浩, 北川博史, 他. 日本生物工学会誌, 94, 71 (2016). 12)Ennahar, S., Zendo, T., Sonomoto, K. & Ishizaki, A. Jpn. J. actic Acid Bacteria, 10, (1999). 13) 善藤威史, Ennahar, S., 園元謙二, 石崎文彬. 日本生物工学会誌, 77, (1999). 14)Aso, Y., Takeda, A., Sato, M., Takahashi, T., Yamamoto, T. et al. Curr. Microbiol. 57, (2008). 15) 小村美香, 西尾翔子, 河本哲宏, 日野真吾, 森田達也. 日本食物繊維学会誌, 18, 9 17 (2014). 16) 森下美香, 西尾翔子, 伊與田哲也, 小室あゆ美, 河本哲宏. 新薬と臨床, 65, (2016). 17) 森下美香, 西尾翔子, 伊與田哲也, 小室あゆ美, 河本哲宏. 新薬と臨床, 65, (2016). 18) 森下美香, 西尾翔子, 伊與田哲也, 河本哲宏. 新薬と臨床, 65, (2016). Takeshi Zendo Hiroshi Ono ,, 2009 Vol.71 No
表 1. 乳酸菌によって生産されるバクテリオシンの分類と代表例 クラス ( サブクラス ) 特徴代表例 クラス Ⅰ 異常アミノ酸を含む, ランチビオティックと総称される 5 kda 以下の低分子ペプチド, 耐酸性 耐熱性 ナイシン A, Z, Q ラクティシン 481 クラス Ⅱ 異常アミノ酸を含ま
石橋直樹 1 善藤威史 1 園元謙二 1, 2 1 九州大学大学院農学研究院 2 九州大学バイオアーキテクチャーセンター 1. はじめに 乳酸菌は 様々な抗菌物質を生産して競合す る微生物の生育抑制をすることで自身の増殖を有利に行っている 乳酸菌が生産する抗菌物質としては 乳酸をはじめとする種々の低分子有機酸が挙げられるが それ以外にもバクテリオシンと称される抗菌性ペプチドが知られている これら生物由来の天然抗菌物質
331 のを必要な時に脱塩 圧搾した後 調味液に漬けて製造するもので代表的なものに福神漬がある 発酵漬物は 雑菌が生育しにくい 5 ~ 10% の食塩濃度で漬け込むもので 主に乳酸菌の働きによって発酵風味が形成される 発酵にともない乳酸が生成されるので保存性も向上する わが国の発酵漬物として知られて
330 モダンメディア 61 巻 11 号 2015[ 身近で活躍する有用微生物 ] みや宮 おしげ尾茂 Shigeo MIYAO お雄 はじめに漬物は最も古い加工食品の一つで 少なくとも 1300 年以上の歴史を有している 1988 年 平城京の東南にあたる場所を整地した時に長屋王 (684 ~ 729 年 ) の邸宅遺跡が発見された 出土した多数の木簡のなかに 加須津毛瓜 ( かすづけうり )
目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/ PDF
サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 1/8 52-0198-01-4PDF 目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/8 52-0198-01-4PDF 1. はじめに 医療関連感染の原因となる微生物の多くは
緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa グラム陰性桿菌 ブドウ糖非発酵 緑色色素産生 水まわりなど生活環境中に広く常在 腸内に常在する人も30%くらい ペニシリンやセファゾリンなどの第一世代セフェム 薬に自然耐性 テトラサイクリン系やマクロライド系抗生物質など の抗菌薬にも耐性を示す傾
2 緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa グラム陰性桿菌 ブドウ糖非発酵 緑色色素産生 水まわりなど生活環境中に広く常在 腸内に常在する人も30%くらい ペニシリンやセファゾリンなどの第一世代セフェム 薬に自然耐性 テトラサイクリン系やマクロライド系抗生物質など の抗菌薬にも耐性を示す傾向が強い 多剤耐性緑膿菌は5類感染症定点把握疾患 赤痢菌属 グラム陰性通性嫌気性桿菌 腸内細菌科
記者会見6-9・加藤新.pptx
201669 Aspergillus oryzae *(%)(%) AcP:*Acid*protease*derived** from*aspergillus*oryzae****** P*
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豆乳を主原料とする 乳酸菌発酵食品の 製造技術 岡山理科大学工学部 バイオ 応用化学科 教授滝澤昇 E-mail [email protected] 1 乳酸菌 糖を発酵し 消費糖に対して0% 以上の乳酸を生成するグラム陽性の桿菌または球菌の総称 カタラーゼ陰性 非運動性 多様な属種が含まれる代表的な属 Lactobacillus, Streptococcus, Lactococcus,
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 大道正英 髙橋優子 副査副査 岡 田 仁 克 辻 求 副査 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent transforming growth factor- binding protein-4 is downregulated in breast
57巻S‐A(総会号)/NKRP‐02(会長あいさつ)
β β β β β β β β β β シンポジウム 1 創薬物語 科学者としての喜びの瞬間 4 レボフロキサシンに至る創薬研究 よりよい薬を求めて 第一三共株式会社 研究開発本部 研究開発企画部 早川勇夫 レボフロキサシン クラビット 1 は 1993 年上市された世界初の光学活性のニューキノロン系抗菌薬 以 下 ニューキノロンと略 である 1 は 1985 年に上市されたラセミ体のオフロキサシン
ン (LVFX) 耐性で シタフロキサシン (STFX) 耐性は1% 以下です また セフカペン (CFPN) およびセフジニル (CFDN) 耐性は 約 6% と耐性率は低い結果でした K. pneumoniae については 全ての薬剤に耐性はほとんどありませんが 腸球菌に対して 第 3 世代セフ
2012 年 12 月 5 日放送 尿路感染症 産業医科大学泌尿器科学教授松本哲朗はじめに感染症の分野では 抗菌薬に対する耐性菌の話題が大きな問題点であり 耐性菌を増やさないための感染制御と適正な抗菌薬の使用が必要です 抗菌薬は 使用すれば必ず耐性菌が出現し 増加していきます 新規抗菌薬の開発と耐性菌の増加は 永遠に続く いたちごっこ でしょう しかし 近年 抗菌薬の開発は世界的に鈍化していますので
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Journal of Environmental Biotechnology Vol. 13, No. 2, 103 109, 2013 総説 ( 一般 ) 集団としての微生物機能の解析 利用 微生物社会学 (Socio-microbiology) の提唱 Structure and Function Analyses and Application of Microbial Community/Society
Microsoft Word - 研究報告書(崇城大-岡).doc
崇城 大学 生物生命学部 崇城大学 1999 年 九州大学農芸化学科卒業 生物生命学部 2004 年 同大学院生物資源環境科学府 応用微生物工学科 博士課程修了 准教授 2004 年 産業技術総合研究所 糖鎖工学研究センター研究員 岡 拓二 2008 年 崇城大学生物生命学部助教 2010 年 崇城大学生物生命学部准教授 糸状菌のガラクトフラノース含有糖鎖生合成に関わる 新規糖転移酵素遺伝子の機能解析
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論文題目 腸管分化に関わる microrna の探索とその発現制御解析 氏名日野公洋 1. 序論 microrna(mirna) とは細胞内在性の 21 塩基程度の機能性 RNA のことであり 部分的相補的な塩基認識を介して標的 RNA の翻訳抑制や不安定化を引き起こすことが知られている mirna は細胞分化や増殖 ガン化やアポトーシスなどに関与していることが報告されており これら以外にも様々な細胞諸現象に関与していると考えられている
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加工デンプン ( 栄養学的観点からの検討 ) 加工デンプンは 未加工デンプンが有する物理化学的性状を変化させ 利便性の拡大を図るために加工処理を施したものであり 通常 未加工デンプンに代わるものとして用いられる デンプンは三大栄養素の一つである炭水化物の摂取源であることから 炭水化物の摂取量 加工デンプンの摂取量 加工デンプンの体内動態 ( 消化酵素分解率 ) から 加工デンプンの食品への使用について栄養学的観点からの検討を行う
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Yasokarva, D. (Murata, S.) Mechanisms of Copper Toxicity in Saccharomyces cerevisiae Determined by Microarray Analysis (Kitagawa, E.) (Iwahashi, Y) Nakagawa, R. Hashido, T. (Iwahashi. H.) Environ. Toxicol.,
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酵素 : タンパク質の触媒 タンパク質 Protein 酵素 Enzyme 触媒 Catalyst 触媒 Cataylst: 特定の化学反応の反応速度を速める物質 自身は反応の前後で変化しない 酵素 Enzyme: タンパク質の触媒 触媒作用を持つタンパク質 第 3 回 : タンパク質はアミノ酸からなるポリペプチドである 第 4 回 : タンパク質は様々な立体構造を持つ 第 5 回 : タンパク質の立体構造と酵素活性の関係
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第 4 回ひびき臨床微生物シンポジュウム June 24,27, 港ハウス 感受性検査を読む ( 同定検査結果確認やスクリーニング検査と捉えて ) ( 株 ) キューリン小林とも子 キューリン微生物検査課 塗抹鏡検グラム染色 分離培養検査血液 BTB, エッグーヨーク 報告書作成結果承認 同定検査 VITEK TSI,LIM クリスタル NF 薬剤感受性検査 MIC2 ディスク法 薬剤感受性結果 (
生物時計の安定性の秘密を解明
平成 25 年 12 月 13 日 生物時計の安定性の秘密を解明 概要 名古屋大学理学研究科の北山陽子助教 近藤孝男特任教授らの研究グループは 光合 成をおこなうシアノバクテリアの生物時計機構を解析し 時計タンパク質 KaiC が 安定な 24 時 間周期のリズムを形成する分子機構を明らかにしました 生物は, 生物時計 ( 概日時計 ) を利用して様々な生理現象を 時間的に コントロールし 効 率的に生活しています
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1 2 ECO 3 4 5 6 7 8 全てのゾーンには 新規納入からメンテナンスに至るまで お客様をサポートします 抗菌が要求されます 一般清潔区域 病院内全てのゾーンで生活環境を汚染する菌類からの汚染防止対策として 抗菌フィルター をお勧めします 高度清潔区域 清 潔 区 域 準清潔区域 ① 細菌類 ② 真菌類 酵母類 製 作 ご 提 案 銀 ゼ オライトの 抗 菌 抗 カ ビ の メ カ ニ
よる感染症は これまでは多くの有効な抗菌薬がありましたが ESBL 産生菌による場合はカルバペネム系薬でないと治療困難という状況になっています CLSI 標準法さて このような薬剤耐性菌を患者検体から検出するには 微生物検査という臨床検査が不可欠です 微生物検査は 患者検体から感染症の原因となる起炎
2014 年 7 月 9 日放送 薬剤耐性菌の動向と最近の CLSI 標準法の変更点 順天堂大学 臨床検査部係長 三澤 成毅 薬剤耐性菌の動向まず 薬剤耐性菌の動向についてお話しします 薬剤耐性菌の歴史は 1940 年代に抗菌薬の第一号としてペニシリンが臨床応用された頃から始まったと言えます 以来 新しい抗菌薬の開発 導入と これに対する薬剤耐性菌の出現が繰り返され 今日に至っています 薬剤耐性菌の近年の特徴は
1 1 2 3 1 1 2 4 5 6 6 7 8 8 9 10 11 12 13 13 14 15 16 17 18 19
1 1 2 3 1 1 2 4 5 6 6 7 8 8 9 10 11 12 13 13 14 15 16 17 18 19 2 3 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ランマークのQ & 骨転移の治療法 骨転移のお薬 骨吸収抑制剤 は 破骨細胞による過剰な骨の破壊を抑え て がん細胞の骨での働きを抑制します ここからは 骨吸収抑制剤のランマークについて解説します ランマークは注射剤です
hyoushi
2 栄養バランスに配慮した食生活にはどんないいことがあるの? 栄養バランスに配慮した食生活を送ることは 私たちの健康とどのように関係しているのでしょうか 日本人を対象とした研究から分かったことをご紹介します 主食 主菜 副菜を組み合わせた食事は 栄養バランスのとれた食生活と関係しています 病気のリスク低下に関係している食事パターンがあります バランスのよい食事は長寿と関係しています 主食 主菜 副菜のそろった食事ってどんな食事?
概要 (2006 年 1 2 3 月分 ) 本サーベイランスは 参加医療機関において血液および髄液から分離された各種細菌の検出状況や薬剤感受性パターンの動 向を把握するとともに 新たな耐性菌の早期検出等を目的とする これらのデータを経時的に解析し臨床の現場に還元することによって 抗菌薬の安全で有効な使用方法や院内感染制御における具体的かつ確実な情報を提供する 検体 2005 年 2006 年 10~12
スライド 1
家庭飼育動物由来耐性菌の現状 鳥取大学獣医内科学教室 原田和記 本日の講演内容 国内の家庭飼育動物臨床の現状 家庭飼育動物 ( 犬 ) の指標菌の薬剤耐性率 家庭飼育動物の病原菌の薬剤耐性率 家庭飼育動物における注視すべき多剤耐性菌 2 国内の家庭飼育動物臨床の現状 3 近年の動物の飼育頭数 アニコム家庭どうぶつ白書 2016 犬 猫に対する動物用抗菌薬の販売量 (kg) 合計 7071 kg (
図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 17 日 独立行政法人理化学研究所 免疫の要 NF-κB の活性化シグナルを増幅する機構を発見 - リン酸化酵素 IKK が正のフィーッドバックを担当 - 身体に病原菌などの異物 ( 抗原 ) が侵入すると 誰にでも備わっている免疫システムが働いて 異物を認識し 排除するために さまざまな反応を起こします その一つに 免疫細胞である B 細胞が
大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム
平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目
2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果
2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果汁飲料 ) の飲用試験を実施した結果 アトピー性皮膚炎症状を改善する効果が確認されました なお 本研究成果は
2017 年 2 月 27 日 Myco Finder バリデーションデータ 日水製薬株式会社 研究部
2017 年 2 月 27 日 Myco Finder バリデーションデータ 日水製薬株式会社 研究部 1. 概要 マイコプラズマ遺伝子検出キット (Myco Finder) の性能を評価するために 下記ふたつの情報を参 考にバリデーションデータを取得した 1. 第十七改正日本薬局方 ( 平成 28 年 3 月 7 日厚生労働省告示 64 号 ) 参考情報 バイオテクノロジー応用医薬品 / 生物起源由来医薬品の製造に用いる細胞基材に対するマイコ
Gifu University Faculty of Engineering
Gifu University Faculty of Engineering Gifu University Faculty of Engineering the structure of the faculty of engineering DATA Gifu University Faculty of Engineering the aim of the university education
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム (SATREPS) 研究課題別中間評価報告書 1. 研究課題名 テーラーメード育種と栽培技術開発のための稲作研究プロジェクト (2013 年 5 月 ~ 2018 年 5 月 ) 2. 研究代表者 2.1. 日本側研究代表者 : 山内章 ( 名古屋大学大学
地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム (SATREPS) 研究課題別中間評価報告書 1. 研究課題名 テーラーメード育種と栽培技術開発のための稲作研究プロジェクト (2013 年 5 月 ~ 2018 年 5 月 ) 2. 研究代表者 2.1. 日本側研究代表者 : 山内章 ( 名古屋大学大学院生命農学研究科教授 ) 2.2. 相手側研究代表者 :Eliud K. Kireger( ケニア農畜産業研究機構
前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ
再発した前立腺癌の増殖を制御する新たな分子メカニズムの発見乳癌治療薬が効果的 発表者筑波大学先端領域学際研究センター教授柳澤純 ([email protected] TEL: 029-853-7320) ポイント 女性ホルモンが制御する新たな前立腺癌の増殖 細胞死メカニズムを発見 女性ホルモン及び女性ホルモン抑制剤は ERβ 及び KLF5 を通じ FOXO1 の発現量を変化することで前立腺癌の増殖
1. 背景血小板上の受容体 CLEC-2 と ある種のがん細胞の表面に発現するタンパク質 ポドプラニン やマムシ毒 ロドサイチン が結合すると 血小板が活性化され 血液が凝固します ( 図 1) ポドプラニンは O- 結合型糖鎖が結合した糖タンパク質であり CLEC-2 受容体との結合にはその糖鎖が
参考資料配布 2014 年 11 月 10 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人東北大学 血小板上の受容体 CLEC-2 は糖鎖とペプチド鎖の両方を認識 - マムシ毒は糖鎖に依存せず受容体と結合 - 本研究成果のポイント レクチンは糖鎖とのみ結合する というこれまでの考え方を覆す CLEC-2 受容体は同じ領域でマムシ毒とがんに関わる糖タンパク質に結合 糖鎖を模倣したペプチド性薬剤の設計への応用に期待
4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ
食肉製品 1 食肉製品の成分規格 (1) 一般規格 食肉製品は その 1kg につき 0.070g を超える量の亜硝酸根を含有するものであって はならない (2) 個別規格 1. 乾燥食肉製品 ( 乾燥させた食肉製品であって 乾燥食肉製品として販売するものを いう 以下同じ ) は 次の規格に適合するものでなければならない a E.coli( 大腸菌群のうち 44.5 で 24 時間培養したときに
概要 (2004 年分 ) 本サーベイランスは 参加医療機関において血液および髄液から分離された各種細菌の検出状況や薬剤感受性パターンの動向を把握するとともに 新たな耐性菌の早期検出等を目的とする これらのデータを経時的に解析し臨床の現場に還元することによって 抗菌薬の安全で有効な使用方法や院内感染制御における具体的かつ確実な情報を提供する 検体 ( ) 内は施設数 2002 年 2003 年 2004
統合失調症発症に強い影響を及ぼす遺伝子変異を,神経発達関連遺伝子のNDE1内に同定した
平成 26 年 10 月 27 日 統合失調症発症に強い影響を及ぼす遺伝子変異を 神経発達関連遺伝子の NDE1 内に同定した 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 精神医学の尾崎紀夫 ( おざきのりお ) 教授らの研究グループは 同研究科神経情報薬理学の貝淵弘三 ( かいぶちこうぞう ) 教授らの研究グループとの共同研究により 統合失調症発症に関連していると考えられている染色体上
Microsoft Word - 博士論文概要.docx
[ 博士論文概要 ] 平成 25 年度 金多賢 筑波大学大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 1. 背景と目的映像メディアは, 情報伝達における効果的なメディアの一つでありながら, 容易に感情喚起が可能な媒体である. 誰でも簡単に映像を配信できるメディア社会への変化にともない, 見る人の状態が配慮されていない映像が氾濫することで見る人の不快な感情を生起させる問題が生じている. したがって,
大学院委員会について
博士学位請求論文 審査報告書 審査委員 ( 主査 ) 農学部専任准教授村上周一朗 ( 副査 ) 農学部専任教授中島春紫 ( 副査 ) 農学部専任准教授前田理久 2014 年 1 月 17 日 1 論文提出者氏名高橋結 2 論文題名 ( 邦文題 ) ハイイロジェントルキツネザルの糞由来 Aspergillus niger E-1 株の有する xylanase に関する研究 ( 欧文訳 )Study on
抗菌薬の殺菌作用抗菌薬の殺菌作用には濃度依存性と時間依存性の 2 種類があり 抗菌薬の効果および用法 用量の設定に大きな影響を与えます 濃度依存性タイプでは 濃度を高めると濃度依存的に殺菌作用を示します 濃度依存性タイプの抗菌薬としては キノロン系薬やアミノ配糖体系薬が挙げられます 一方 時間依存性
2012 年 1 月 4 日放送 抗菌薬の PK-PD 愛知医科大学大学院感染制御学教授三鴨廣繁抗菌薬の PK-PD とは薬物動態を解析することにより抗菌薬の有効性と安全性を評価する考え方は アミノ配糖体系薬などの副作用を回避するための薬物血中濃度モニタリング (TDM) の分野で発達してきました 近年では 耐性菌の増加 コンプロマイズド ホストの増加 新規抗菌薬の開発の停滞などもあり 現存の抗菌薬をいかに科学的に使用するかが重要な課題となっており
博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文
博士論文 考え続ける義務感と反復思考の役割に注目した 診断横断的なメタ認知モデルの構築 ( 要約 ) 平成 30 年 3 月 広島大学大学院総合科学研究科 向井秀文 目次 はじめに第一章診断横断的なメタ認知モデルに関する研究動向 1. 診断横断的な観点から心理的症状のメカニズムを検討する重要性 2 2. 反復思考 (RNT) 研究の歴史的経緯 4 3. RNT の高まりを予測することが期待されるメタ認知モデル
計画研究 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシン
計画研究 2005 2009 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシング時代のゲノム科学研究では 多因子性 遺伝性疾患の関連解析による原因遺伝子探索が最重要課題であ 1.
1. 腸内は腸内でも 大腸の奥の健康 まで意識したことがない人が約 6 割! 一方で約 8 割が自分の腸内環境を気にしており 約 7 割が 自分の腸内は劣化していると思う と回答 Q. あなたは 大腸の奥の健康について意識したことがありますか?( 単数回答 n=600) 日常生活において 大腸の奥の
プレスリリース 2016 年 4 月 19 日帝人株式会社 < 腸内環境 に関する意識調査結果 > 腸内劣化のサインは 便秘 冷え 肌荒れ まだまだ知られていない 大腸の奥 が劣化予防の鍵!? 認知度わずか 3.4% 第 3 の食物繊維 ( レジスタントスターチ ) のすごいチカラとは 帝人株式会社 ( 本社 : 大阪市中央区 社長 : 鈴木純 ) は 豪州の食品ベンチャーである The Healthy
<4D F736F F D204E6F2E342D F28DDC91CF90AB8BDB82C982C282A282C482CC C668DDA94C5816A F315F372E646F63>
薬剤耐性菌についての Q&A 農林水産省 動物医薬品検査所 検査第二部抗生物質製剤検査室 初版 第二版 平成 21 年 11 月 24 日 平成 22 年 1 月 7 日 目 次 I. 抗菌性物質 3 1. 抗菌性物質とは? 2. 家畜における抗菌性物質の使用目的は? 3. 動物用医薬品として使われている抗菌性物質の種類を教えてください II. 薬剤耐性 ( 一般 ) 4 1. 薬剤耐性菌とは? 2.
報道発表資料 2006 年 8 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人大阪大学 栄養素 亜鉛 は免疫のシグナル - 免疫系の活性化に細胞内亜鉛濃度が関与 - ポイント 亜鉛が免疫応答を制御 亜鉛がシグナル伝達分子として作用する 免疫の新領域を開拓独立行政法人理化学研究所 ( 野依良治理事
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 8 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人大阪大学 栄養素 亜鉛 は免疫のシグナル - 免疫系の活性化に細胞内亜鉛濃度が関与 - 私たちの生命維持を行うのに重要な役割を担う微量金属元素の一つとして知られていた 亜鉛 この亜鉛が欠乏すると 味覚障害や成長障害 免疫不全 神経系の異常などをきたします 理研免疫アレルギー科学総合研究センターサイトカイン制御研究グループと大阪大学の研究グループは
2. 乳酸菌製剤 :Lactobacillus Delbrueckii, 通称名 : アンティムッファ株の特徴 抗カビ活性 (Anti Muffa) を有し 且つ単独で用いてもプロバイオティクス活性に優れる新 規な乳酸菌を提供することで 乳酸菌名 : ラクトバチルス デルブリッキー ( Lactob
ぬか床ベッド用堆肥の作り方 乳房炎と環境 2018/07/04 ぬか床ベッド とは 乳酸菌製剤( 商品名 : バイオバランス, 乳酸菌名 : Lactobacillus delbrueckii Anti Muffa strain 以下アンティムッファ株) を乳牛に経口投与して その堆肥を静置堆積により増殖した放線菌類をフリーバーン牛舎のベッドに戻し堆肥と共に広く拡散することで 環境性乳房炎を予防しようとするベッドコントロール手法であると定義した
卵管の自然免疫による感染防御機能 Toll 様受容体 (TLR) は微生物成分を認識して サイトカインを発現させて自然免疫応答を誘導し また適応免疫応答にも寄与すると考えられています ニワトリでは TLR-1(type1 と 2) -2(type1 と 2) -3~ の 10
健康な家畜から安全な生産物を 安全な家畜生産物を生産するためには家畜を衛生的に飼育し健康を保つことが必要です そのためには 病原体が侵入してきても感染 発症しないような強靭な免疫機能を有していることが大事です このような家畜を生産するためには動物の免疫機能の詳細なメカニズムを理解することが重要となります 我々の研究室では ニワトリが生産する卵およびウシ ヤギが生産する乳を安全に生産するために 家禽
1. Caov-3 細胞株 A2780 細胞株においてシスプラチン単剤 シスプラチンとトポテカン併用添加での殺細胞効果を MTS assay を用い検討した 2. Caov-3 細胞株においてシスプラチンによって誘導される Akt の活性化に対し トポテカンが影響するか否かを調べるために シスプラチ
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 朝日通雄 恒遠啓示 副査副査 瀧内比呂也谷川允彦 副査 勝岡洋治 主論文題名 Topotecan as a molecular targeting agent which blocks the Akt and VEGF cascade in platinum-resistant ovarian cancers ( 白金製剤耐性卵巣癌における
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インクジェットを利用した微小液滴形成における粘度及び表面張力が与える影響 色染化学チーム 向井俊博 要旨インクジェットとは微小な液滴を吐出し, メディアに対して着滴させる印刷方式の総称である 現在では, 家庭用のプリンターをはじめとした印刷分野以外にも, 多岐にわたる産業分野において使用されている技術である 本報では, 多価アルコールや界面活性剤から成る様々な物性値のインクを吐出し, マイクロ秒オーダーにおける液滴形成を観察することで,
大麦食品推進協議会 技術部会報告 (公財)日本健康・栄養食品協会で評価された 大麦由来β-グルカンの機能性について
第 11 回大麦食品シンポジウム 2013 年 10 月 26 日 大麦食品推進協議会技術部会報告 ( 公財 ) 日本健康 栄養食品協会で評価された大麦由来 β- グルカンの機能性について 株式会社 ADEKA ライフサイエンス材料研究所室長 椿和文 主な活動内容 大麦食品推進協議会技術部会の活動について 1 大麦に関連した最新の技術関連情報を収集して 会員相互で共有化する ( 学術論文の調査 まとめ
( 図 ) IP3 と IRBIT( アービット ) が IP3 受容体に競合して結合する様子
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 6 月 23 日 独立行政法人理化学研究所 独立行政法人科学技術振興機構 細胞内のカルシウムチャネルに情報伝達を邪魔する 偽結合体 を発見 - IP3 受容体に IP3 と競合して結合するタンパク質 アービット の機能を解明 - 細胞分裂 細胞死 受精 発生など 私たちの生の営みそのものに関わる情報伝達は 細胞内のカルシウムイオンの放出によって行われています
PowerPoint プレゼンテーション
透析液ライン管理のエキスパートを目指して 第 20 回兵庫県臨床工学技士会定期学習会 臨床現場における透析液ラインの洗浄消毒法選択とその効果 課題 過酢酸を含む消毒剤の選択 田岡正宏 1 目的 1) 消毒の効果 薬剤の種類の 2 剤化 2) 消毒時間の短縮化 1 日の使用薬剤の 1 剤化 使用薬剤の選択 透析液ライン管理に用いられる洗浄剤の種類と特徴 過酢酸を含む消毒剤の組成 過酢酸濃度順 過酢酸
Word Pro - matome_7_酸と塩基.lwp
酸と 酸と 酸 acid 亜硫酸 pka =.6 pka =.9 酸 acid ( : 酸, すっぱいもの a : 酸の, すっぱい ) 酸性 p( ) 以下 酸っぱい味 ( 酸味 ) を持つ リトマス ( ) BTB( ) 金属と反応して ( ) を発生 ( 例 )Z l Zl リン酸 P pka =.5 pka =. pka =.8 P P P P P P P 酸性のもと 水素イオン 塩化水素
ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに
ピルシカイニド塩酸塩カプセル 50mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにピルジカイニド塩酸塩水和物は Vaughan Williams らの分類のクラスⅠCに属し 心筋の Na チャンネル抑制作用により抗不整脈作用を示す また 消化管から速やかに吸収され 体内でもほとんど代謝を受けない頻脈性不整脈 ( 心室性 ) に優れた有効性をもつ不整脈治療剤である
別紙様式 (Ⅵ)-2 商品名 : 健脂サポート 届出食品に関する表示の内容 科学的根拠を有する機能性関与成分名及び当該成分又は当該成分を含有する食品が有する機能性一日当たりの摂取目安量 本品には モノグルコシルヘスペリジンが含まれます 中性脂肪を減らす作用のあるモノグルコシルヘスペリジンは 中性脂肪が高めの方の健康に役立つことが報告されています 4 粒 一日当たりの摂取目安量 当たりの機能性関与成分
(3) 食中毒 ( 感染症 ) の症状 セレウス菌食中毒は その臨床症状から嘔吐型と下痢型の二つに分けられます それぞれ の特徴は 表のとおりです 1), 2) 嘔吐型食中毒 下痢型食中毒 発症菌量 10 5 ~10 8 /g 10 5 ~10 8 /g 毒素産生場所 食品 小腸 潜伏期間 0.5~
セレウス菌食中毒 (Bacillus cereus foodborne poisoning) ファクトシート 作成日 : 平成 23 年 11 月 24 日 1 セレウス菌食中毒とは セレウス菌食中毒は セレウス菌 (Bacillus cereus) に汚染された食品を摂食することによって起こる食中毒で その症状から1 嘔吐型と2 下痢型の2つに大別されます 嘔吐型食中毒は セレウス菌に汚染された食品中で産生された嘔吐を引き起こす毒素
A4パンフ
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