目次 1. 日本 インド社会保障協定 ( 仮称 ) の実質合意 一般的租税回避防止規定 (GENERAL ANTI AVOIDANCE RULE-GAAR) 導入の 1 年延期 個人所得税確定申告時の国外資産情報報告義務の新設 FOREIGN TRAD

Size: px
Start display at page:

Download "目次 1. 日本 インド社会保障協定 ( 仮称 ) の実質合意 一般的租税回避防止規定 (GENERAL ANTI AVOIDANCE RULE-GAAR) 導入の 1 年延期 個人所得税確定申告時の国外資産情報報告義務の新設 FOREIGN TRAD"

Transcription

1 < インド税務 会計情報 > 税務 会計アップデートレポート (2012 年 6 月 ) 2012 年 6 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ )

2 目次 1. 日本 インド社会保障協定 ( 仮称 ) の実質合意 一般的租税回避防止規定 (GENERAL ANTI AVOIDANCE RULE-GAAR) 導入の 1 年延期 個人所得税確定申告時の国外資産情報報告義務の新設 FOREIGN TRADE POLICY の年次改訂 TURN KEY プロジェクトに対する課税論点の傾向... 5 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) チェンナイ事務所が現地会計事務所 KPMG India Private Limited に作成委託し 2012 年 6 月現在入手している情報に基づくものであり その後の法律改正等によって変わる場合があります また 掲載した情報 コメントは筆者およびジェトロの判断によるものですが 一般的な情報 解釈がこのとおりであることを保証するものではありませんこと予めお断りします ジェトロは 本報告書の記載内容に関して生じた直接的 間接的 派生的 特別の 付随的 あるいは懲罰的損害および利益の喪失については それが契約 不法行為 無過失責任 あるいはその他の原因に基づき生じたか否かにかかわらず 一切の責任を負いません これは たとえジェトロがかかる損害の可能性を知らされていても同様とします 本報告書にかかる問い合わせ先 : 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 進出企業支援 知的財産部進出企業支援課 東京都港区赤坂 Tel:

3 < インド税務 会計情報 > 税務 会計アップデートレポート (2012 年 6 月 ) 1. 日本 インド社会保障協定 ( 仮称 ) の実質合意 1) 交渉時期 2012 年 5 月 28 日 ~30 日 2) 概要インドでは 従業員数 20 人以上の事業所に勤務する者は 外国籍であってもインド従業員準備基金制度 (Provident Fund 制度 -PF 制度 ) に加入する必要がある PF 制度に加入する者は 毎月掛金を拠出する必要があり 料率は以下のとおりとなっている 1 従業員負担部分 基本給部分の 12% 2 雇用者負担部分 基本給部分の約 13% 料率は原則として加入者がインド国内およびインド国外で受領する給与のうち 基本給部分に適用される また ほとんどの日系企業は 本来であれば給与から控除すべき従業員負担部分についても企業が負担しているが その場合には当該企業負担額が従業員に対する手当とみなされ インド所得税が課税される そのため PF 掛金の料率 25% と発生する所得税相当額と合計すると 基本給部分のおよそ 30% を PF 制度掛金費用として企業が負担することとなっている インド駐在を終了した者に対する既払い掛金の返還についても 当該掛金拠出額の一部について 駐在者が 58 歳に達した時点で当該駐在者個人がインド国内銀行に保有する個人口座へ返還されることとなっており 時期的および手続き的な困難性を鑑みると 実際に返還を受けることは困難な状況となっている 3) 社会保障協定 ( 仮称 ) の主な内容 外務省によると 今後協定文の確定に向け 双方で必要な作業を進める必要 1

4 があり 協定が署名されるまでに修正が行われる可能性は排除されないとしな がらも 主な内容として以下の 2 点を挙げている 1 就労が行われる国の法令のみを適用することを原則としつつ 例外として 派遣期間が 5 年以内と見込まれる被用者の場合には 派遣元国の法令のみを適用することで 両国の年金に関する法令の二重適用の回避 2 年金受給権確立のために両国の保険期間を通算する 4) コメント社会保障協定の実質合意から発効までには 協定署名 国会承認 外交上の文書交換といった手続きを経る必要があるため 2 年程度を要することが見込まれる 一方で 日本人のインドへの駐在期間は 5 年以内であることがほとんどであるため 5 年以内の駐在期間であれば 派遣元国 ( すなわち日本 ) のみの社会保障制度が適用され インドにおける社会保障制度 (PF 制度 ) に加入義務がなくなった場合 日系企業の費用負担は大きく減少することが見込まれる 韓印社会保障協定が 2011 年 11 月に発効していることも鑑み 日印社会保障協定の早期の発効が期待される 2. 一般的租税回避防止規定 (General Anti Avoidance Rule-GAAR) 導入の 1 年延 期 1) 国会協議日 2012 年 5 月 7 日 2) 一般的租税回避防止規定 (GAAR) とは GAAR とは 租税回避を意図した経済的合理性を欠く契約 権利 義務の創出や 実質的な目的が欠如した取引等について 容認しがたい租税回避を伴う行為 (Impermissible Avoidance Arrangement) とみなされる場合に 税務当局が当該契約 取引等を否認することができるとする規定である ( 契約 取引等が否認された結果として税金の追徴等が発生する ) GAAR は 税法上で明確に禁止されていないが明らかに税金回避を意図するような取引スキームを防止するための規定である一方 税務当局による恣意的な適用が懸念される また 当該規定は租税条約の規定よりも優先して適用されることとされており 強い効力を持つことに注意が必要となっている GAAR は 2012 年 3 月中に公表された 2012 年度インド予算案のなかで

5 年 4 月 1 日からの施行が予定されていた 3) 変更点インド予算案での税制改正事項は 例年 Finance Bill という名称でインド国会に提出され決定される その過程で予算案での発表事項の一部が修正される 主な修正項目として当初 2012 年 4 月 1 日から施行が予定されていた GAAR が 1 年間延期され 2013 年 4 月からとなった また 予算案では GAAR の対象となった取引が租税回避行為でないことを立証する責任を納税者が負うこととされていたが Finance Bill では当該部分が削除され 税務当局側が立証責任を負うこととされた 4) コメント 容認しがたい租税回避を伴う行為 という明確にすることが難しい定義に基づき課税が行われる GAAR は税務当局の恣意的な適用等が懸念されていたため 施行の 1 年延期は納税者である日本企業にとっては有利に働くものと考えられる 一方で GAAR は当初 Direct Taxes Code(DTC) と呼ばれるインド新所得税法とともに施行される予定であったが DTC そのものの施行の目途はたっていない 現行のインド所得税法 (Income Tax Act) が 1961 年の施行と旧式化していることを鑑みると DTC の早期内容確定 施行が望まれる 3. 個人所得税確定申告時の国外資産情報報告義務の新設 1) 施行日 2012 年 3 月期の個人所得税確定申告書から 2) 主な内容 2011 年度 (11 年 4 月 ~12 年 3 月 ) の個人所得税確定申告から 居住ステータスが 通常の居住者 となる個人については 当該個人が保有する一定の国外資産情報を確定申告書に記載することが義務付けられた 記載が必要となる主な情報は以下のとおりである 項目 記載が求められる主な情報 国外銀行口座情報 銀行名 銀行住所 口座保有者氏名 今年度の最大残高額 投資情報 投資先企業等の名称 住所 総投資額 所有する不動産の情報不動産の住所 価額 3

6 通常の居住者 に該当する個人は 給与以外の収入を含む全世界所得についてインドで個人所得税の課税対象となる すなわち インドに駐在する日本人がインド所得税法上の 通常の居住者 に当たる場合には 当該個人が日本国内で保有する銀行口座に関する利子や 日本国内でアパート等の不動産賃貸を行っている場合の家賃収入等についてもインドでの課税対象となる 本件改正は従来適切に申告が行われにくかったと考えられる上記のような所得について 所得の源となる海外資産情報の提出を求めることにより適切な納税を促すとともに インド税務当局が個人所得税の税務調査を行う際の根拠情報とすることが目的であると考えられる 3) コメント通常の場合 インド駐在 3 年目 もしくは 4 年目から 通常の居住者 に該当することとなる インド個人所得税申告期限は 2012 年 7 月末であるため 該当する日本人駐在者は事前に担当会計事務所等に詳細を確認することが望ましい 4. Foreign Trade Policy の年次改訂 1) 公布日 2015 年 6 月 5 日 2) 主な内容 <Zero Duty EPCG Scheme 適用期間の延長 ~2013 年 3 月 13 日まで> Export Promotion Capital Goods Scheme(EPCG Scheme) とはインド国外に輸出する製品を製造するためにインド国外から輸入した設備について 一定の輸出額条件を満たすことを条件に 当該輸入設備に関する関税を免除 低減する制度である 関税を完全に免除する Zero Duty EPCG Scheme については 導入当初は適用期間は 2011 年 3 月末までとされていたが 昨年に引き続き適用期間が延長され 2013 年 3 月までの適用となった <Post-export EPCG Scheme の導入 > 通常の EPCG Scheme と比較して輸出額条件が緩和された新スキームとなる Post-export EPCG Scheme が導入された Post-export EPCG の適用を受ける輸入設備については 輸入時にいったん関税を支払うが 輸出額条件を満たした後に輸入関税の免除を受ける権利が付与される形となる 4

7 <その他の改訂点 > Market Linked Focus Products Scrip (MLFPS) Scheme の適用期間が延長され 2013 年 3 月までとなった また 46 の対象アイテムが追加された Focus Product Scheme (FPS) について 110 の対象アイテムが追加された 3) コメントインド国外への輸出をメインとする企業にとって Zero Duty EPCG Scheme の適用期間の延長は歓迎すべき改訂である 一方で Post-export EPCG Scheme が新たに導入されたことを鑑みると Zero Duty EPCG Scheme の適用期間のさらなる延長の可能性についは不透明である 5. Turn Key プロジェクトに対する課税論点の傾向 1) 判決日 2012 年 4 月 ~6 月 2) 概要大規模な Turn Key プロジェクトにおいては いくつかの企業がコンソーシアムを組み一つのプロジェクトを遂行することが多く 加えてプロジェクトの構成要素のうち一部がインド国内で実施され 他の部分がインド国外で実施される これまでは それぞれのコンソーシアムのメンバー個々の役割 On Shore 取引 ( インド国内取引 ) Off Shore 取引 ( インド国外取引 ) の区分を契約書内で明確化することにより インド国内で発生したとされる取引に関する部分のみインドで納税を行うということが行われていた しかし最近では 取引の実態を鑑みるという Look at Principle の原則のもと で このような複合的契約を一体とみなすことにより 取引全体に対してイン ドで課税が行われるべきという税務当局側に有利な判決が多くなっている 3) 直近の主な判例 <Linde AG 社の AAR( 事前確認 ) 判例 (2012 年 4 月 )> ドイツの Linde 社と他 1 社の海外企業とともにコンソーシアムを組み受注した ONGC Petro に対する石油化学工場ターンキー契約は AOP(Association of Person= コンソーシアムの構成員が個々の構成員としてではなく複合契約において一体とみなされてしまう概念 ) と認定 Off shore ポーションも含めた一体課税の対象と判断される 5

8 <Roxar Maximum Reservoir Performance WLL 社の AAR 判例 (2012 年 5 月 ) > ONGC に対する圧力ゲージ マノメーターの販売 (Offshore) および据付 (On Shore) 契約が全体としての一体課税の対象と判断される <Alstom Transport SA 社の AAR 判例 (2012 年 6 月 )> フランス Alstom 社とインド現地法人 Alstom India 社がその他 2 社の海外会社とともにコンソーシアムを組み受注した Bangalore Metro Rail Corporation に対する電車制御 シグナルシステムのターンキー契約が AOP と認定 Off shore ポーションも含めた一体課税の対象と判断される 4) コメント税務調査におけるターンキー契約全体への課税は 今後も継続して行われる傾向が続くと考えられる これまでは それぞれのコンソーシアムのメンバー個々の役割 On Shore 取引 ( インド国内取引 ) Off Shore 取引 ( インド国外取引 ) の区分を契約書内で明確化することにより インドでの課税範囲を限定するという納税者側の主張が認められる可能性が高かったと考えられるが 今後は 上記判例の傾向を鑑み より一層の工夫 事前準備 分析が必要になると考えられる ( 報告書作成委託先現地会計事務所 :KPMG India Private Limited) 6

報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地会計事務所 KPMG に作成委託し 2016 年 11 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などに よって変わる場合があります 掲載した情報 コメントは作成委託先の判断による

報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地会計事務所 KPMG に作成委託し 2016 年 11 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などに よって変わる場合があります 掲載した情報 コメントは作成委託先の判断による インドにおける LLP (Limited Liability Partnership 有限責任事業組合 ) 概略 (2016 年 11 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所 ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課 報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地会計事務所 KPMG に作成委託し 2016 年 11

More information

< インド法務情報 > 土地取得前に確認すべき法的諸注意点 2012 年 1 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) Copyright 2012 JETRO. All rights reserved. 禁無断転載

< インド法務情報 > 土地取得前に確認すべき法的諸注意点 2012 年 1 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) Copyright 2012 JETRO. All rights reserved. 禁無断転載 < インド法務情報 > 土地取得前に確認すべき法的諸注意点 2012 年 1 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) チェンナイ事務所が現地法律事務所 DUA ASSOCIATES に作成委託し 2012 年 1 月現在入手している情報に基づくものであり その後の法律改正等によって変わる場合があります

More information

本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地会計事務所 KPMG に作成委託し 2017 年 3 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメントは作成委託先の判断によるも

本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地会計事務所 KPMG に作成委託し 2017 年 3 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメントは作成委託先の判断によるも インドにおける PE 課税と日系企業の典型的論点 (2017 年 3 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所 ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地会計事務所 KPMG に作成委託し 2017 年 3 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります

More information

本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) カイロ事務所が現地情報提供 協力先のベーカー & マッケンジー外国法事務弁護士事務所 / 東京青山 青木 狛法律事務所 ( 外国法共同事業 ) 外国法事務弁護士伊藤 ( 荒井 ) 三奈氏に作成委託し 2012 年

本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) カイロ事務所が現地情報提供 協力先のベーカー & マッケンジー外国法事務弁護士事務所 / 東京青山 青木 狛法律事務所 ( 外国法共同事業 ) 外国法事務弁護士伊藤 ( 荒井 ) 三奈氏に作成委託し 2012 年 < エジプト法務情報 > エジプトにおける各事業形態の 設立手続き 必要書類 2012 年 3 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) カイロ事務所が現地情報提供 協力先のベーカー & マッケンジー外国法事務弁護士事務所 / 東京青山 青木 狛法律事務所 ( 外国法共同事業 ) 外国法事務弁護士伊藤

More information

目次 1. はじめに 労働の免除並びに労働しない場合の報酬について 経済的補助 産休からの復帰... 1 (1) 雇用契約から逸脱した雇用... 2 (2) 賃金の改定... 2 (3) 職種に関する変更... 2 (4) 労働時間に関する変更 -パー

目次 1. はじめに 労働の免除並びに労働しない場合の報酬について 経済的補助 産休からの復帰... 1 (1) 雇用契約から逸脱した雇用... 2 (2) 賃金の改定... 2 (3) 職種に関する変更... 2 (4) 労働時間に関する変更 -パー ハンガリー 育児中の雇用者保護 (2015 年 3 月 ) 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ブダペスト事務所 進出企業支援 知的財産部進出企業支援課 目次 1. はじめに... 1 2. 労働の免除並びに労働しない場合の報酬について... 1 3. 経済的補助... 1 4. 産休からの復帰... 1 (1) 雇用契約から逸脱した雇用... 2 (2) 賃金の改定... 2 (3)

More information

UAE における雇用差止 ビザ発給停止処分 2017 年 1 月日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所ビジネス展開支援部ビジネス展開支援課

UAE における雇用差止 ビザ発給停止処分 2017 年 1 月日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所ビジネス展開支援部ビジネス展開支援課 UAE における雇用差止 ビザ発給停止処分 2017 年 1 月日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所ビジネス展開支援部ビジネス展開支援課 告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地法律コンサルティング事務所 Amereller に作成委託し 2017 年 1 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります

More information

アラブ首長国連邦 (UAE) の労働法 - 雇用契約の法的強制力 ほか 2012 年 6 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) Copyright 2012 JETRO & Herbert Smith Freehills LLP. All rights reserved. 禁無断転載

アラブ首長国連邦 (UAE) の労働法 - 雇用契約の法的強制力 ほか 2012 年 6 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) Copyright 2012 JETRO & Herbert Smith Freehills LLP. All rights reserved. 禁無断転載 アラブ首長国連邦 (UAE) の労働法 - 雇用契約の法的強制力 ほか 2012 年 6 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所がリテイン契約に基づき現地法律コンサルティング事務所 Herbert Smith Freehills LLP Dubai より提供を受けた 中東エクスチェンジ

More information

目次 1. シンガポール法人の清算手続の種類 株主による自発的清算手続 (Members Voluntary Winding Up) のポイント... 1 (1) 必要条件... 1 (2) 清算準備... 1 (3) 清算手続の流れ Striking Off のポイ

目次 1. シンガポール法人の清算手続の種類 株主による自発的清算手続 (Members Voluntary Winding Up) のポイント... 1 (1) 必要条件... 1 (2) 清算準備... 1 (3) 清算手続の流れ Striking Off のポイ シンガポール法人の清算に係る実務上のポイント 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) シンガポール事務所 進出企業支援 知的財産財産部進出企業支援課 目次 1. シンガポール法人の清算手続の種類... 1 2. 株主による自発的清算手続 (Members Voluntary Winding Up) のポイント... 1 (1) 必要条件... 1 (2) 清算準備... 1 (3) 清算手続の流れ...

More information

目次 1. 法人税上の貸倒償却とは 財務省令第 186 号 ,000 バーツを超える債権の貸倒償却 ,000 バーツ以下の債権 ,000 バーツ以下 ( 金融業 ) または 100,000 バーツ以下 ( 一般会社法人

目次 1. 法人税上の貸倒償却とは 財務省令第 186 号 ,000 バーツを超える債権の貸倒償却 ,000 バーツ以下の債権 ,000 バーツ以下 ( 金融業 ) または 100,000 バーツ以下 ( 一般会社法人 < タイ税務 会計情報 > 法人税上の貸倒償却について 2009 年 3 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 目次 1. 法人税上の貸倒償却とは... 1 2. 財務省令第 186 号... 1 3. 500,000 バーツを超える債権の貸倒償却... 2 4. 500,000 バーツ以下の債権... 3 5. 200,000 バーツ以下 ( 金融業 ) または 100,000 バーツ以下

More information

目次 1. 中国における商業秘密の定義およびその要件について 商業秘密保護について 商業秘密保護の具体的な管理方法について 法的責任... 4

目次 1. 中国における商業秘密の定義およびその要件について 商業秘密保護について 商業秘密保護の具体的な管理方法について 法的責任... 4 中国における商業秘密について (2015 年 3 月 ) 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 武漢事務所 進出企業支援 知的財産部進出企業支援課 目次 1. 中国における商業秘密の定義およびその要件について... 1 2. 商業秘密保護について... 2 3. 商業秘密保護の具体的な管理方法について... 2 4. 法的責任... 4 報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構

More information

対イラン制裁解除合意履行日以降に非米国企業 が留意すべきコンプライアンス要件 2016 年 11 月 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所 ビジネス展開支援部ビジネス展開支援課

対イラン制裁解除合意履行日以降に非米国企業 が留意すべきコンプライアンス要件 2016 年 11 月 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所 ビジネス展開支援部ビジネス展開支援課 対イラン制裁解除合意履行日以降に非米国企業 が留意すべきコンプライアンス要件 2016 年 11 月 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所 ビジネス展開支援部ビジネス展開支援課 報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地法律コンサルティング事務所 Amereller に作成委託し 2016 年 11 月に入手した情報に基づくものであり

More information

税法実務コース 海外勤務者と外国人の出国 入国 滞在時の国際税務 学習スケジュール 回数学習テーマ内容 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 1 章 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 第 7 章 第 8 章 テーマ 1 居住者 非居住者判定テーマ 2 課税範囲についてテー

税法実務コース 海外勤務者と外国人の出国 入国 滞在時の国際税務 学習スケジュール 回数学習テーマ内容 第 1 回 第 2 回 第 3 回 第 1 章 第 2 章 第 3 章 第 4 章 第 5 章 第 6 章 第 7 章 第 8 章 テーマ 1 居住者 非居住者判定テーマ 2 課税範囲についてテー 税法実務コース 海外勤務者と外国人の出国 入国 滞在時の国際税務 学習スケジュール 回数学習テーマ内容 1 回 2 回 3 回 1 2 3 4 5 6 7 8 テーマ 1 居住者 非居住者判定テーマ 2 課税範囲についてテーマ 3 国内源泉所得の範囲テーマ 4 恒久的施設テーマ 5 租税条約 テーマ 6 実務上の留意点 テーマ 1 非居住者となるタイミングテーマ 2 出国時年末調整テーマ 3 準確定申告及び確定申告テーマ

More information

インド SVB の概要と関連者からの輸入における留意点 (2019 年 2 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) チェンナイ事務所ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課

インド SVB の概要と関連者からの輸入における留意点 (2019 年 2 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) チェンナイ事務所ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課 インド SVB の概要と関連者からの輸入における留意点 (2019 年 2 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) チェンナイ事務所ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課 報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) チェンナイ事務所が現地会計事務所 Grant Thornton India LLP に作成委託し 2019 年 1 月に入手した情報に基づくものであり

More information

特別レポート 年 5 月号 ドバイ アブダビ シャルジャにおける 住宅および店舗など商業施設の家賃高騰問題への対応 2014 年 5 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所 進出企業支援 知的財産部進出企業支援課

特別レポート 年 5 月号 ドバイ アブダビ シャルジャにおける 住宅および店舗など商業施設の家賃高騰問題への対応 2014 年 5 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所 進出企業支援 知的財産部進出企業支援課 特別レポート -2014 年 5 月号 ドバイ アブダビ シャルジャにおける 住宅および店舗など商業施設の家賃高騰問題への対応 2014 年 5 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所 進出企業支援 知的財産部進出企業支援課 報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所がリテイン契約に基づき現地法律コンサルティング事務所

More information

Giới thiệu tóm tắt CÔNG TY CỔ PHẦN PHÁT TRIỂN ĐẦU TƯ CÔNG NGHỆ - FPT TRUNG TÂM GIẢI PHÁP PHẦN MỀM FPT SOFTWARE SOLUTIONS

Giới thiệu tóm tắt  CÔNG TY CỔ PHẦN PHÁT TRIỂN  ĐẦU TƯ CÔNG NGHỆ - FPT  TRUNG TÂM GIẢI PHÁP PHẦN MỀM  FPT SOFTWARE SOLUTIONS ハノイ市税務局 1 1 2 2 現行法律文書 2017 年 02 月 24 日付の政令第 20/2017/NĐ- CP 号 2017 年 04 月 28 日付の通達第 41/2017/TT-BTC 号 現行法律文書 政令第 20/2017/NĐ- CP 号 通達第 41/2017/TT- BTC 号 3 章 15 条 6 条 2017 年 5 月 1 日より発効 2017 年 5 月 1 日より発効

More information

報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 大連事務所が現地法律事務所 上海里格 ( 大 連 ) 法律事務所に作成委託し 20 年 2 月 22 日時点で入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメントは

報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 大連事務所が現地法律事務所 上海里格 ( 大 連 ) 法律事務所に作成委託し 20 年 2 月 22 日時点で入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメントは 東北三省主要都市の社会 の納付基準および納付率調査一覧表 (20 年 2 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 大連事務所ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課 報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 大連事務所が現地法律事務所 上海里格 ( 大 連 ) 法律事務所に作成委託し 20 年 2 月 22 日時点で入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります

More information

日チェコ改正議定書説明会資料

日チェコ改正議定書説明会資料 日 チェコ社会保障協定改正議定書に関する実務説明会 2018 年 7 月 3 日 ( 火 ) 於 : 在チェコ日本国大使館広報文化センター 日 チェコ社会保障協定 改正議定書に関する説明会 厚生労働省年金局国際年金課日本年金機構事業企画部国際事業グループ この説明会資料は 2018 年 7 月 1 日時点の情報に基づき作成しています 最新の情報は 日本年金機構 HP 等でご確認をお願いいたします 社会保障協定とは

More information

対象となる報酬 (1952 年従業員積立基金および雑則法 (Employees Provident Funds and Miscellaneous Provisions Act, 1952) 第 6 条 1952 年従業員積立基金制度 (Employees 1952)Paragraph 29) 1.

対象となる報酬 (1952 年従業員積立基金および雑則法 (Employees Provident Funds and Miscellaneous Provisions Act, 1952) 第 6 条 1952 年従業員積立基金制度 (Employees 1952)Paragraph 29) 1. 従業員積立基金 (EPF) および従業員年金基金 (EPS) 加入対象 従業員の国籍インド人外国人 (International Worker) 20 名以上を正規雇用し基金へ強制加入している組織 ( 契約労働者を含める ) 20 名未満を正規雇用し基金へ任意に加入している組織 20 名未満を正規雇用し基金へ未加入の組織 1952 年従業員積立基金 1952 年従業員積立基金 および雑則法 および雑則法

More information

資料3

資料3 資料 3 論点に対する回答 重点分野地方税 論点 1. 国税 地方税共通の論点 (1) 電子申告義務化は法制措置を要すると思われるが 1 実際の施行までにどの程度の期間を見込むのか 2また 具体的に義務化する対象につき どのような範囲で考えているのか 例えば 添付書類の提出も含めて電子申告を義務化するのか 回答 施行時期については 企業から寄せられている声も踏まえつつ 税制改正プロセスの中で適切に検討してまいりたい

More information

(4) 今月下旬に所得税法施行令を改正するとともに 法令解釈通達を発遣し 上記のとおり 保険年金 に係る所得税の取扱いを変更いたします 取扱い変更後 所得税の還付の手続きが可能となります なお 納税者の方々には 次の点にご注意いただく必要があります 所得税が納めすぎとなっていた場合の還付手続きには

(4) 今月下旬に所得税法施行令を改正するとともに 法令解釈通達を発遣し 上記のとおり 保険年金 に係る所得税の取扱いを変更いたします 取扱い変更後 所得税の還付の手続きが可能となります なお 納税者の方々には 次の点にご注意いただく必要があります 所得税が納めすぎとなっていた場合の還付手続きには 平成 22 年 10 月 1 日 財 務 省 国 税 庁 相続又は贈与等に係る生命保険契約等に基づく年金の税務上の取扱いの変更等の方向性について 先般 遺族の方が年金として受給する生命保険金のうち 相続税の課税対象となった部分については 所得税の課税対象とならないとする最高裁判所の判決がありました ( 平成 22 年 7 月 6 日 ) これにより 今後 取扱いを変更し 平成 17 年分から平成 21

More information

2. 改正の趣旨 背景 国内に住所を有しないことにより相続税 贈与税の課税を免れる租税回避行為を抑制するため 平成 12 年度改正 ( 相続人 受贈者の国籍による納税義務判定の導入 ) 平成 25 年度改正 ( 相続人 受贈者が日本国籍なしの場合の課税強化 ) が行われてきた 平成 29 年度改正で

2. 改正の趣旨 背景 国内に住所を有しないことにより相続税 贈与税の課税を免れる租税回避行為を抑制するため 平成 12 年度改正 ( 相続人 受贈者の国籍による納税義務判定の導入 ) 平成 25 年度改正 ( 相続人 受贈者が日本国籍なしの場合の課税強化 ) が行われてきた 平成 29 年度改正で 14. 相続税 贈与税の国外財産に対する納税義務の見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景富裕層の海外移住等による相続税 贈与税の租税回避行為が問題視されるなか 平成 29 年度改正においては一定の国外財産に係る課税強化が行われた一方 一時的に国内に住所を有していた外国人については課税対象を縮小する改正が行われた 今年度改正においては 平成 29 年度改正によって新たに全世界財産課税の対象とされた一定の外国人等について

More information

中小企業の退職金制度への ご提案について

中小企業の退職金制度への ご提案について 中小企業のための選択制の制度設計について SBI ベネフィット システムズ株式会社 2013/7/4 確定拠出年金 (DC) とは 事業主が毎月掛金を拠出 加入者の確定拠出年金口座に入金します 加入者は自身の判断で運用商品の選択 変更を行うことができます 受取金額は運用成果によって異なります 原則 60 歳で受給権を取得 ( ) し 年金又は一時金で受け取ります ( ) 通算加入者等期間が 10 年に満たない場合

More information

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分

1: とは 居住者の配偶者でその居住者と生計を一にするもの ( 青色事業専従者等に該当する者を除く ) のうち 合計所得金額 ( 2) が 38 万円以下である者 2: 合計所得金額とは 総所得金額 ( 3) と分離短期譲渡所得 分離長期譲渡所得 申告分離課税の上場株式等に係る配当所得の金額 申告分 ViewPoint 営 平成 30 年 1 月 1 日より新税制スタート! 配偶者控除 と 配偶者特別控除 の改正 福田和仁部東京室 平成 29 年度税制改正において就業調整を意識せずにすむ環境づくりを指向し 配偶者控除と配偶者特別控除の見直し が行われました 所得税は平成 30 年分から 住民税は平成 31 年度分から適用されます 今回は 特に給与所得者に対する影響などを踏まえ 改正の概要を解説します

More information

債券税制の見直し(金融所得課税の一体化)に伴う国債振替決済制度の主な変更点について

債券税制の見直し(金融所得課税の一体化)に伴う国債振替決済制度の主な変更点について 債券税制の見直し ( 金融所得課税の一体化 ) に伴う国債振替決済制度の主な変更点について 平成 25 年 9 月日本銀行 はじめに 日本銀行は 国債の振替機関として 国債振替決済制度を運営しています 平成 25 年度税制改正において 個人投資家の積極的な市場参加を促進するための環境整備を図る観点等から 債券税制の見直し ( 金融所得課税の一体化 ) が行われることとなり 本年 3 月 29 日に

More information

Microsoft PowerPoint - 日インド協定説明会資料.pptx

Microsoft PowerPoint - 日インド協定説明会資料.pptx 日 インド社会保障協定説明会 2016 年 9 月 日 インド社会保障協定 説明会 厚生労働省年金局国際年金課日本年金機構事業企画部国際事業グループ この説明会資料は 2016 年 8 月時点の情報に基づき作成しています 最新の情報は 日本年金機構 HP 等でご確認をお願いいたします 社会保障協定とは 社会保障協定のねらい 国際間の人的移動の活発化に伴う年金等における課題の解決 2 協定発効前 二重負担の課題

More information

Microsoft Word - News_Letter_Tax-Vol.43.docx

Microsoft Word - News_Letter_Tax-Vol.43.docx ~ タックスヘイブン対策税制の範囲拡大について ~ 平成 29 年度税制改正により タックスヘイブン対策税制 ( 外国子会社合算税制 ) に関して改正が加 えられました 本ファームニュースでは平成 29 年度改正により改正により本税制の適用本税制の適用判定判定対象に加わることと なった 特定外国関係会社 の概念についてご説明いたします タックスヘイブン ( 租税回避地 ) とは 香港やシンガポール

More information

目次 外国人に対する強制医療保険について... 1 研修費用の補償について... 4 労働許可書取得の近況について... 6 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ハノイ事務所が現地コンサルティング会社 AIC Vietnam Co.,Ltd. に作

目次 外国人に対する強制医療保険について... 1 研修費用の補償について... 4 労働許可書取得の近況について... 6 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ハノイ事務所が現地コンサルティング会社 AIC Vietnam Co.,Ltd. に作 < ベトナム労務情報 > ベトナム労務の基礎知識 2012 年 6 月 独立行政法人日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) 目次 外国人に対する強制医療保険について... 1 研修費用の補償について... 4 労働許可書取得の近況について... 6 本報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ハノイ事務所が現地コンサルティング会社 AIC Vietnam Co.,Ltd.

More information

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ

1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとさ 租税特別措置 ( 相続税関係 ) の適用状況等についての報告書 ( 要旨 ) 平成 2 9 年 1 1 月 会計検査院 1 検査の背景 (1) 租税特別措置の趣旨及び租税特別措置を取り巻く状況租税特別措置 ( 以下 特別措置 という ) は 租税特別措置法 ( 昭和 32 年法律第 26 号 ) に基づき 特定の個人や企業の税負担を軽減することなどにより 国による特定の政策目的を実現するための特別な政策手段であるとされ

More information

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万 ViewPoint 営 平成 30 年度税制改正 個人編 坂本和則部東京室木本泉部大阪室 平成 30 年度税制改正では 個人に関係する改正として 働き方改革 を後押したり 世代内 世代間の公平性を確保したりする観点から 給与所得控除や公的年金控除など所得の種類に応じた控除額の見直しが行われました また これらの一部をどのような所得にも適用される基礎控除に振り替えることや 高額所得者に適用されるべき控除額の見直しなども行われました

More information

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る 資産課税個人事業者の事業用資産に係る納税猶予制度の創設 個人事業者の事業承継税制が 10 年間の時限措置として新たに創設される 認定相続人 受贈者が 青色申告の承認を受けていた個人事業者から 相続等又は贈与によりその個人事業者の事業の用に供されていた 特定事業用資産 を取得し 事業を継続していく場合には その取得した特定事業用資産の課税価格に対応する相続税又は贈与税の全額について その納税を猶予する

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> 平成 28 年度税制改正に関する要望 平成 27 年 7 月 - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24

More information

海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明

海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明 海外財産の相続 : 事例研究 ~ 米国の財産の相続手続き ( 第 4 回 ) 三輪壮一氏三菱 UFJ 信託銀行株式会社リテール受託業務部海外相続相談グループ米国税理士 これまで 海外に財産を保有する場合の 海外相続リスク の存在 特にプロベイト手続き等の相続手続きの煩雑さについて 米国の例を基に説明し 事前の対応が必要なことをお話してきました このコラムの最終回では 海外財産の相続手続きの代表的な事例を

More information

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出

第11 源泉徴収票及び支払調書の提出 第 11 源泉徴収票及び支払調書の提出 給与や退職手当 原稿料 外交員の報酬などの支払者は その支払の明細を記載した源泉徴収票や支払調書を一定の期限までに税務署長に提出しなければなりません ( 所法 225 226) 源泉徴収票及び支払調書には 支払の内容に応じて多くの種類のものがありますが ここでは 給与所得の源泉徴収票 退職所得の源泉徴収票 公的年金等の源泉徴収票 報酬 料金 契約金及び賞金の支払調書

More information

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想

「図解 外形標準課税」(仮称)基本構想 平成 30 年 1 月東京都主税局 所得拡大促進税制 ( 雇用者給与等支給額が増加した場合の付加価値額の控除 ) に関する Q&A Q1 外形標準課税における 所得拡大促進税制 とはどのような制度ですか? Q2 当該制度の適用対象年度は いつからいつまでですか? Q3 当該制度の適用を受けるためには どのような要件を満たすことが必要ですか? Q4 連結法人ですが 適用に当たっての要件に違いがありますか?

More information

第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 審議事項 (2)-4 DT 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方につ

第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 審議事項 (2)-4 DT 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方につ 第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 2014 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方について審議することを目的とする 背景 2. 第 1 回税効果会計専門委員会 ( 以下 専門委員会 という ) において 検討の範 囲及び進め方が審議され

More information

Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx 平成 23 年度 障害者雇用に係る税制改正の内容一覧 別添 1 地方税の改正内容 要件 特例措置の税目 重多助成金 ( 第 1 種 ) 1 重多助成金 ( 第 2 種 ) 2 不動産取得税固定資産税事業所税 助成金の廃止に伴い 新設した助成金 3 を適用要件に変更 2 年間延長 助成金の廃止に伴い 新設した助成金 3 を適用要件に変更 2 年間延長 助成金の廃止に伴い 新設した助成金 3 を適用要件に変更

More information

Microsoft Word - FP2級法改正情報 doc

Microsoft Word - FP2級法改正情報 doc 法改正情報 2012 年 5 月実施予定のFP 技能検定試験 (2 級 AFP) は 問題文に特別な断りがない限り 2011 年 10 月 1 日現在の法令等に基づき出題されます ( きんざい 日本 FP 協会による ) よって ここでは 2011 年 10 月 1 日時点までの法案改正とそれ以降のものを区別して表示していま す ご確認のうえ学習いただきますよう お願いいたします 2011 年 10

More information

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場

平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税務上の措置 ( 手続 )FAQ 平成 30 年 7 月広島国税局 平成 30 年 7 月豪雨により被害を受けられた方の税制上の措置 ( 手続 ) 等につきまして 照会の 多い事例を取りまとめましたので 参考としてください 目次 Ⅰ 災害にあった場合の税制上の取扱い [Q1] 今般のような災害を受けられた人に対する税制上の措置は どのようなものがありますか

More information

中小法人の地方法人二税の eltax の利用率 70% 以上という目標達成に向けて 下記の eltax の使い勝手改善等の取組を進めるとともに 地方団体の協力を得つつ 利用勧奨や広報 周知等 eltax の普及に向けた取組を一層進める また 中小法人の地方法人二税の eltax の利用率の推移等を踏

中小法人の地方法人二税の eltax の利用率 70% 以上という目標達成に向けて 下記の eltax の使い勝手改善等の取組を進めるとともに 地方団体の協力を得つつ 利用勧奨や広報 周知等 eltax の普及に向けた取組を一層進める また 中小法人の地方法人二税の eltax の利用率の推移等を踏 行政手続コスト 削減のための基本計画 省庁名重点分野名 総務省地方税 1 手続の概要及び電子化の状況 1 手続の概要地方税に関する手続については 地方税法において規定されるとともに各地方団体が条例で定めており これらの規定等に基づき 納税義務者等は 申告 納付 申請 届出等の各行為を行う必要がある 2 電子化の状況法人住民税 法人事業税 ( 地方法人二税 ) 等の地方税の申告については 全地方団体に対して

More information

第16回税制調査会 別添資料1(税務手続の電子化に向けた具体的取組(国税))

第16回税制調査会 別添資料1(税務手続の電子化に向けた具体的取組(国税)) ( 別添 1) 税務手続の電子化に向けた具体的取組基礎控除の見直し案 ( 国税 ) 経済社会の ICT 化等を踏まえ 納税者利便を向上させつつ 税務手続に係るデータ活用を推進 働き方の多様化 ( 副業 兼業 雇用的自営の増加等 ) が進み 税務手続を行う者の増加 多様化が見込まれる中 ICT の活用等を通じて すべての納税者が簡便 正確に申告等を行うことができる納税環境を整備する 官民を含めた多様な当事者がデータをデータのまま活用

More information

2 社会保障協定のねらい 社会保障協定とは 国際間の人的移動の活発化に伴う年金等における課題の解決 協定発効前 二重負担の課題 在ルクセンブルク日本企業勤務の日本人 厚生年金保険料の徴収 ルクセンブルク年金保険料の徴収 年金受給資格の確保の課題 ルクセンブルク年金の最低加入期間である10 年を満たさ

2 社会保障協定のねらい 社会保障協定とは 国際間の人的移動の活発化に伴う年金等における課題の解決 協定発効前 二重負担の課題 在ルクセンブルク日本企業勤務の日本人 厚生年金保険料の徴収 ルクセンブルク年金保険料の徴収 年金受給資格の確保の課題 ルクセンブルク年金の最低加入期間である10 年を満たさ 日 ルクセンブルク社会保障協定に関する実務説明会 2017 年 7 月 4 日 ( 火 ) 於 : 駐ルクセンブルク日本国大使公邸 日 ルクセンブルク社会保障協定 説明会 厚生労働省年金局国際年金課日本年金機構事業企画部国際事業グループ この説明会資料は 2017 年 6 月時点の情報に基づき作成しています 最新の情報は 日本年金機構 HP 等でご確認をお願いいたします 2 社会保障協定のねらい 社会保障協定とは

More information

( 注 ) 役務の提供を受ける者の本店又は主たる事務所が日本にあれば課税 ということですので 国内に本店がある法人の海外支店に対して インターネットを介してソフトウェア等を提供した場合は 提供者が国内 国外いずれの事業者であっても国内取引に該当し消費税が課税されます ( 国税庁作成の 国境を越えた役

( 注 ) 役務の提供を受ける者の本店又は主たる事務所が日本にあれば課税 ということですので 国内に本店がある法人の海外支店に対して インターネットを介してソフトウェア等を提供した場合は 提供者が国内 国外いずれの事業者であっても国内取引に該当し消費税が課税されます ( 国税庁作成の 国境を越えた役 インターネット等を通した役務の提供に係る消費税の改正概要 1. 改正時期平成 27 年 10 月 1 日以後の取引から改正 2. 従来の消費税の取扱い日本の消費税は 日本国内の取引 ( 国内取引 ) だけに課税する制度ですので 日本国外での取引 ( 国外取引 ) には課税されません インターネット等を通してソフトウェア等をダウンロードにより購入する場合 そのソフトウェアを提供する場所 ( サーバーの設置場所等

More information

(組合)事務連絡案(国内在住者扶養認定QA)

(組合)事務連絡案(国内在住者扶養認定QA) 事務連絡 平成 30 年 8 月 29 日 健康保険組合御中 厚生労働省保険局保険課 日本国内に住所を有する被扶養者の認定事務について に関する 留意点について 日本国内に住所を有する被扶養者の認定については 日本国内に住所を有する被扶養者の認定事務について ( 平成 30 年 8 月 29 日付け保保発 0829 第 2 号 以下 本通知 という ) で示したところであるが 本通知に関連して 取扱いの詳細についての

More information

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金 公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子 平成 27 年

More information

総合行政ネットワーク-9.indd

総合行政ネットワーク-9.indd 今回は eltax( エルタックス ) の概要や国税連携等における LGWAN 利用などについて説明します 1 eltax( エルタックス ) 1 とは 地方税ポータルシステムの呼称で 地方税における手続きを ネットワークを利用して電子的に行うシステムで 全地方公共団体を会員とする社団法人地方税電子化協議会が運営しています これまで地方税の申告 申請 納税など ( 以下 電子申告サービス という )

More information

(協会)300829事務連絡(国内在住者扶養認定QA)

(協会)300829事務連絡(国内在住者扶養認定QA) 事務連絡 平成 30 年 8 月 29 日 全国健康保険協会御中 厚生労働省保険局保険課 日本国内に住所を有する被扶養者の認定事務について に関する 留意点について 日本国内に住所を有する被扶養者の認定については 日本国内に住所を有する被扶養者の認定事務について ( 平成 30 年 8 月 29 日付け保保発 0829 第 1 号 以下 本通知 という ) で示したところであるが 本通知に関連して

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 企業年金 個人年金制度に関する検討課題 2019 年 3 月 29 日 生命保険会社が提供する企業年金 個人年金 生命保険会社は 企業年金 個人年金として DB DC 個人年金保険等を提供し お客様の退職給付制度の安定的な運営や高齢期の所得確保等をサポートしている 主な保険商品お引受けの状況等 1 企業年金 確定給付企業年金保険 (DB) 資産管理運用機関等として 確定給付企業年金保険を提供 規約数

More information

新規文書1

新規文書1 重要なお知らせ 平成 29 年 1 月 1 日以後の信用組合とのお取引 ( 新規口座開設等 ) について ~ 税務上の居住地国等を記載した届出書のご提出のお願い ~ 平成 29 年 1 月 1 日より 日本において非居住者に係る金融口座情報の自動的交換のための報告制度 ( 以下 CRS 制度 という ) が開始することに伴い 同制度に係る法令上の義務が お客さま及び国内の金融機関等に課されます 具体的には

More information

( 外国 ) 同上 ケース ( ) 相続人が取得した全 2 財産に対して課税 ( 外国 ) 国内財産に対しての み課税 ケース ( ) 相続人が取得した全 3 財産に対して課税 ( 外国 ) 同上 ( 平成 25 年度税制改正より ) ケース ( ) 被相続人 相続人いず 4 れも 5 年超居住の場

( 外国 ) 同上 ケース ( ) 相続人が取得した全 2 財産に対して課税 ( 外国 ) 国内財産に対しての み課税 ケース ( ) 相続人が取得した全 3 財産に対して課税 ( 外国 ) 同上 ( 平成 25 年度税制改正より ) ケース ( ) 被相続人 相続人いず 4 れも 5 年超居住の場 海外移住後のの税金 所得税に住んでいた時は の 居住者 ( 永住者 ) とされ 全世界所得( すべての所得 ) を対象に課税されていましたが 海外に住むようになると の 非居住者 となり 国内源泉所得にだけ課税されるようになります ここで 居住者 とは 国内で生活をしている者 ( 住所を有する者 ) か 1 年以上住んでいる者 ( 居所を有する者 ) のことをいい この 居住者 以外の者を 非居住者

More information

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります

(2) 源泉分離課税制度源泉分離課税制度とは 他の所得と全く分離して 所得を支払う者 ( 銀行 証券会社等 ) がその所得の支払の際に 一定の税率で所得税を源泉徴収し それだけで所得税の納税が完結するものです 1 対象となる所得代表的なものとして 預金等の利子所得 定期積金の給付補てん金等があります 経営情報あれこれ 平成 28 年 11 月号 年末と改正税法 今年も残すところ 1ヶ月余りとなりました この1 年間 会社や個人にとって 様々な取引が発生し その結果として利益又は損失が生じていると思います この利益や損失に対し 税法上 合理的な租税負担となるためには 各税法の規定を確認していただき 所得税 法人税 相続税及び贈与税の確定申告等において 適切に申告することが望まれます 特に 税制改正等がなされた場合

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 生命保険料控除 個人年金保険料控除 一般生命保険料控除

More information

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への 医業継続に係る相続税 贈与税の納税猶予制度 福田和仁相談部東京相談室 国内の医療法人の多くは 出資持分のある医療法人です 医療法人の出資者に相続が発生したときは出資持分に対して相続税が課税され また 一部の出資者が持分を放棄するなど一定の場合は他の出資者に贈与税が課税されます ただ 医療法人の財政状態によっては納税額が多額に上ることがあり得るなど その負担により医療活動の安定的な継続に影響を与えかねないといった懸念が示されていました

More information

http://www.clo.jp 左列 左から ポーンプロム カーンチャンアチャリ弁護士 ジェーソン ツアン弁護士 アンドリュー スリロ弁護士 山本祥世弁護士 ジェラルト ロー弁護士 中央 中務尚子弁護士 モデレーター 右列 左から フォルフェ アルフォンソ メロ弁護士 キュン ハン ソン弁護士 停止などがある場合にのみ正当に解雇することができる をした場合 3年から4年の期間がかかる

More information

総合課税の譲渡所得の入力編

総合課税の譲渡所得の入力編 金地金を売却して譲渡益がある場合の操作手順を説明します ~ この操作の手引きをご利用になる前に ~ この操作の手引きでは 確定申告書の作成方法を説明しています 操作を始める前に 以下の内容をご確認ください 共通の操作の手引きの確認入力方法やデータ保存 読込方法などを説明した ( 共通 )e-tax 編 又は ( 共通 ) 書面での提出編 を確認されましたか パソコンなどの環境 申告書等印刷を行う際の確認事項

More information

本報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地の国際会計コンサルティング事務所 Deloitte LLP に作成を委託し 2014 年 3 月時点で入手している情報に基づき取りまとめたものであり その後の法制度改正等によって記載内容が変わる場

本報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地の国際会計コンサルティング事務所 Deloitte LLP に作成を委託し 2014 年 3 月時点で入手している情報に基づき取りまとめたものであり その後の法制度改正等によって記載内容が変わる場 バーレーン税務 会計制度ハンドブック 2014 年 3 月日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所進出企業支援 知的財産部進出企業支援課 本報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地の国際会計コンサルティング事務所 Deloitte LLP に作成を委託し 2014 年 3 月時点で入手している情報に基づき取りまとめたものであり その後の法制度改正等によって記載内容が変わる場合があります

More information

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金

公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金 公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子 平成 27 年

More information

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編

土地建物等の譲渡(マイホームの売却による譲渡損)編 居住用財産 ( マイホーム ) を売却して譲渡損失が算出される場合の特例 ( 措法 41 条の5 又は 41 条の5の2) を適用した確定申告書の作成の操作手順を説明します この操作の手引きは 平成 29 年分譲渡所得の申告のしかた ( 記載例 ) ( 国税庁 HPからダウンロードすることができます ) の事例 3( 措法 41 条の5 適用 ) に準じて作成していますが 措法 41 条の5の2を適用する場合にも

More information

Invincible

Invincible 平成 29 年 8 月 22 日 投資主の皆様へ インヴィンシブル投資法人 第 28 期利益超過分配金に関するご説明 インヴィンシブル投資法人は 平成 29 年 8 月 22 日開催の役員会において 第 28 期 ( 平成 29 年 6 月期 ) の通常の利益分配金としての 1 口当たり 1,243 円に加えて 一時差異等調整引当額 として 1 口当たり 12 円 その他の利益超過分配金 として 1

More information

3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡

3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡 30. 収益認識基準 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景収益認識に関する会計基準の公表を受け 法人税における収益認識等について改正が行われる 大綱 90 ページ (2) 内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる (3) 適用時期平成 30 年 4 月 1 日以後終了事業年度

More information

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても 法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても所要の措置が講じられます 法人会では 平成 25 年度税制改正に関する提言 を取りまとめ 政府 政党

More information

総合課税の譲渡所得の入力編

総合課税の譲渡所得の入力編 金地金などを売却して譲渡益がある場合の確定申告書の作成の操作手 順を説明します 総合課税の譲渡所得の入力について 譲渡益がある場合の操作手順を 次の事例に基づいて説 明します 事例 1 私は 金地金 (1kg 2 個 ) を総額 900 万円で 国税に売却しました 2 この金地金は 昭和 56 年 4 月 3 日に 貴金属から 300 万円で購入したものです 3 購入時に 取扱手数料として 1 個につき

More information

デロイト・トゥシュ・トーマツ北京事務所

デロイト・トゥシュ・トーマツ北京事務所 企業組織再編に関わる税務政策 一 企業再編を促進する新たな規定 中国企業所得税法により 企業再編を行う会社は資産又は持分の譲渡による損益に対して取引発生時の公正価値に基づいて認識しなければならないとされている ( 一般性税務処理 ) 一方で 特殊税務処理を適用することで 再編時点にて課税所得または損失を認識せず 損益を繰り延べることが可能である 特殊税務処理を適用するためには 中国国内における持分又は資産の買収

More information

マイナンバーシンポジウム in 愛媛 平成 24 年 5 月 26 日 税理士菅浩一郎 ( 四国税理士会副会長 ) 日本税理士会連合会

マイナンバーシンポジウム in 愛媛 平成 24 年 5 月 26 日 税理士菅浩一郎 ( 四国税理士会副会長 ) 日本税理士会連合会 マイナンバーシンポジウム in 愛媛 平成 24 年 5 月 26 日 税理士菅浩一郎 ( 四国税理士会副会長 ) の意見 ( 総論 ) 1. 番号制度の導入について社会保障 税分野において 1 国民の利便に資すること 2 行政を効率化させる基礎的なインフラとなること 2. 番号 を利用できる分野について税務分野 社会保障は現金給付分野に限定してスタートし 制度定着にあわせ問題点を検証していくべき

More information

42

42 海外展開に関する特別調査 海外展開に関する特別調査 結果概要... 43 1. 県内企業の海外展開の内容... 44 2. 現在行っている海外展開の相手国 地域... 46 3. 海外展開にあたっての課題... 47 4. 海外展開後に新たに発生した課題... 49 5. 今後の新たな海外展開の関心の高い相手国 地域... 50 6. 今後の新たな海外展開の内容... 51 7. 調査要領... 52

More information

2012 3

2012 3 20123 第 4 節原産地名称 原産地名称の保護に関する規定はロシア連邦民法第 1516~1537 条である (1) 原産地名称の保護対象ロシア連邦民法第 1516(1) 条は知的財産権の対象として保護される原産地名称を次のように定義している 近代的 歴史的 公式 非公式にかかわらず 国 都市 地方 又はその他の地理的場所を正式名であれ 略称であれ その地理的場所に対して 自然条件かつ 又は 人間的要因の特徴によって専ら又は主として決められる特別の品質の品物に関して

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2017-19 第 5 号 2017 年 5 月 19 日 団体年金事業部 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 における検討状況について ( 第 7 回 ) 確定拠出年金の運用に関する専門委員会 について 第 7 回 (5 月 19 日 ) の検討状況をまとめましたの で 別紙のとおりご案内いたします 参考 確定拠出年金の運用に関する専門委員会資料 ( 厚生労働省 HP ) http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-hosho.html?tid=413946

More information

PG_第3期期末配当の取扱いに関するQA

PG_第3期期末配当の取扱いに関するQA 第 3 期期末配当の取扱いに関する Q&A Q1. その他資本剰余金 とは何ですか A1. 株主の皆様から払い込まれた資本のうち 資本金に組み入れられなかった分を 資本剰余金 といい 資本準備金 と その他資本剰余金 から構成されます 今回の配当は このうち その他資本剰余金 から行います Q2. 今回の配当原資における その他資本剰余金 の割合はどのくらいですか A2. 全額 その他資本剰余金 からの配当となります

More information

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt

Microsoft PowerPoint 寄附金控除制度概要.ppt 個人住民税の寄附金税制が大幅に拡充されました 対象の拡大等 制度の概要 都道府県 市区町村がそれぞれの判断で 個人住民税の寄附金控除の対象となる寄附金を条例で指定できる制度が創設されました 今般の制度改正により 所得税の寄附金控除の対象となっている寄附金の中から都道府県 市区町村が条例で指定した寄附金について 個人住民税の寄附金控除が受けられることになりました 具体的には 条例指定の対象 をご覧ください

More information

Z-64-A 簿記論〔第一問〕-解 答-

Z-64-A 簿記論〔第一問〕-解 答- Z-69-C 所得税法 第一問 - 解答 - 所得税法問 1 概要法人からの債務免除益は金銭以外の経済的利益による収入として その性質に応じた所得区分により課税されるが 一定の要件を満たす場合は別段の定めによる取扱いも考えられる Ⅰ 所得区分及び課税方法 (1) 債務免除益が旅館業に係るものと認められる場合は事業所得の総収入金額となる 事業所得の金額は その年中の事業所得に係る総収入金額から必要経費を控除した金額となる

More information

高年齢者等の雇用の安定等に関する 法律の一部を改正する法律 の概要 平成24年8月29日成立 少子高齢化が急速に進展し 若者 女性 高齢者 障害者など働くことが できる人全ての就労促進を図り 社会を支える全員参加型社会の実現が求め られている中 高齢者の就労促進の一環として 継続雇用制度の対象となる 高年齢者につき事業主が定める基準に関する規定を削除し 高年齢者の雇用 確保措置を充実させる等の所要の改正を行う

More information

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引 復興増税と平成 23 年度税制改正案の一部が成立しました!! 平成 23 年 11 月 30 日に 東日本大震災からの復興施策としての復興増税 ( 法人税及び所得税などの 臨時増税 ) と 平成 23 年度税制改正案のうち一部 ( 法人税率の引き下げや中小法人の軽減税率の引 き下げなど ) が国会で成立し 平成 23 年 12 月 2 日に公布 施行されました 成立している主な改正事項 企業関係個人

More information

A. 受贈者に一定の債務を負担させることを条件に 財産を贈与することを 負担付贈与 といいます 本ケースでは 夫は1 妻の住宅ローン債務を引き受ける代わりに 2 妻の自宅の所有権持分を取得する ( 持分の贈与を受ける 以下持分と記載 ) ことになります したがって 夫は1と2を合わせ 妻から負担付贈

A. 受贈者に一定の債務を負担させることを条件に 財産を贈与することを 負担付贈与 といいます 本ケースでは 夫は1 妻の住宅ローン債務を引き受ける代わりに 2 妻の自宅の所有権持分を取得する ( 持分の贈与を受ける 以下持分と記載 ) ことになります したがって 夫は1と2を合わせ 妻から負担付贈 ViewPoint 営 親族間取引の税務 Q&A 福田和仁部東京室 夫婦間 親子間などの親族間では 不動産の譲渡や生命保険金を利用した金銭の移転 居住用財産を取得するための金銭等の贈与など さまざまな取引がよく行われます 一方 取引後において 思わぬ税金が課税されることがないように 親族間取引に関する税務を理解しておく必要があります 今回は 身近によくある親族間取引のケースに基づいて その税務の取り扱いを解説します

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 復興特区における税 金融上の特例措置 資料 4-2 復興特区における税制上の特例措置 利子補給金制度 (1 頁 ) 産業集積関係の課税の特例の対象となる地域のイメージ (2 頁 ) 復興産業集積区域における新規立地促進税制 (3 頁 ) 復興産業集積区域における特別償却又は税額控除 (4 頁 ) 復興産業集積区域における法人税の特別控除 (5 頁 ) 復興産業集積区域における研究開発税制の特例等 (6

More information

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して

退職金についての市県民税はどうなるの? 私は平成 28 年 4 月に退職しました 勤続 30 年で退職金は 2,100 万円ですがこの退職 金に対する市県民税はいくらですか 通常の市県民税の課税は前年中の所得に対し翌年課税されるしくみになっていますが 退職金に対する課税については 他の所得と分離して 妻のパート アルバイト収入にかかる税金は? パート アルバイト収入にかかる税金について説明します 平成 27 年中のパート収入 市県民税 ( 均等割 ) 93 万円以下かからない 93 万円超 100 万円以下かかる 妻に対して税金が市県民税 ( 所得割 ) かからない 所得税 かからない 夫の所得税 市県民税 夫が配偶者控除を 受けられる 夫が配偶者特別控除を 100 万円超 103 万円以下かかるかかる

More information

投資主の皆様へ 平成 29 年 3 月 マリモ地方創生リート投資法人 第 1 期分配金の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます さて 本投資法人は 平成 29 年 2 月 14 日開催の役員会において 第 1 期 ( 平成 28 年 12 月期 ) の (A)

投資主の皆様へ 平成 29 年 3 月 マリモ地方創生リート投資法人 第 1 期分配金の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます さて 本投資法人は 平成 29 年 2 月 14 日開催の役員会において 第 1 期 ( 平成 28 年 12 月期 ) の (A) 投資主の皆様へ 平成 29 年 3 月 マリモ地方創生リート投資法人 第 1 期分配金の税務上の取扱いに関するご説明 拝啓平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます さて 本投資法人は 平成 29 年 2 月 14 日開催の役員会において 第 1 期 ( 平成 28 年 12 月期 ) の (A) 通常の 利益分配金 としての 1 口当たり 545 円に加えて (B1) 一時差異等調整引当額 として

More information

<4D F736F F D C596B FDA8DD794C5835A E646F63>

<4D F736F F D C596B FDA8DD794C5835A E646F63> 経営者保証に関するガイドライン に基づく保証債務の整理に係る課税関係の整理 目次 平成 26 年 1 月 16 日制定 Q1 主たる債務と保証債務の一体整理を既存の私的整理手続により行った場合... 2 Q2 主たる債務について既に法的整理( 再生型 ) が終結した保証債務の免除を 既存の私的整理手続により行った場合 ( 法的整理からのタイムラグなし ) 4 Q3 過去に主たる債務について法的整理(

More information

~ 改正の変遷 ~ (1) 平成 12 年度改正前相続人 受贈者がの場合には 国内財産のみ課税 (2) 平成 12 年度改正後 平成 25 年度改正前平成 12 年度改正 : 相続人 受贈者について国籍主義を導入 H12 年度改正 : 国内財産 国外財産ともに課税 相続人 受贈者 相続人 受贈者 被

~ 改正の変遷 ~ (1) 平成 12 年度改正前相続人 受贈者がの場合には 国内財産のみ課税 (2) 平成 12 年度改正後 平成 25 年度改正前平成 12 年度改正 : 相続人 受贈者について国籍主義を導入 H12 年度改正 : 国内財産 国外財産ともに課税 相続人 受贈者 相続人 受贈者 被 相続税 贈与税の国外財産に対する納税義務の見直し 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景 1 高度外国人材等が日本で働きやすいように 在留資格により一時的に日本に住所を有する外国人同士の相続 贈与については 国外財産を相続税 贈与税の課税対象としないこととする 2 日本に住所を有しないことにより相続税 贈与税の課税を免れる租税回避行為が問題視されているため 抑制を図る (2) 内容 1 日本に住所のある外国人につき

More information

スライド 1

スライド 1 IFRS 基礎講座 IAS 第 16 号 有形固定資産 のモジュールを始めます Part 1 では有形固定資産の認識及び当初測定を中心に解説します Part 2 では減価償却など 事後測定を中心に解説します 有形固定資産の 定義 と 認識規準 を満たす項目は IAS 第 16 号に従い有形固定資産として会計処理を行います 有形固定資産の定義として 保有目的と使用期間の検討を行います 保有目的が 財またはサービスの生産や提供のための使用

More information

チャイナアラート(中国速報)- 第6回, 2012年4月-増値税ゼロ税率課税役務の税金免除、控除及び還付の管理弁法の公布について

チャイナアラート(中国速報)- 第6回, 2012年4月-増値税ゼロ税率課税役務の税金免除、控除及び還付の管理弁法の公布について 税務及び法規の動向 2012 年 4 月第 6 回 増値税ゼロ税率課税役務の税金免除 控除及び還付の管理弁法の公布について 上海は既に2012 年 1 月 1 日より試験的な増値税改革を正式に始めた この試験的な改革は 2012 年から201 年にかけて中国の他の省 / 市にも拡大される予定であり 交通運送業及び一部の現代サービス業にも適用される 試験的な増値税改革の関連政策によると 輸出役務は増値税ゼロ税率又は増値税免除が適用される

More information

平成16年版 真島のわかる社労士

平成16年版 真島のわかる社労士 平成 22 年版宅地建物取引の知識 法改正による修正 訂正箇所のお知らせ (3149) 平成 22 年 7 月 12 日 住宅新報社実務図書編集部 TEL03-3504-0361 法改正による修正 上記書籍に, 以下のような法改正による修正が生じましたので, お知らせいたします なお, 今年度の本試験は, 平成 22 年 4 月 1 日 ( 木 ) 現在施行の法令等に基づいて出題され, 平成 22

More information

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編

(消費税)確定申告書作成(一般課税)編 この手引きでは 税込経理方式による経理処理をされている方が消費税及び地方消費税の確定申告書 ( 一般課税用 ) を作成する場合の操作手順を説明します 画面イメージは 実際のホームページ等の画面と異なる場合があります 1.1 作成開始 2 1.2 一般課税 簡易課税の条件判定等 3 1.3 特別な売上計上基準 4 1.4 所得区分の選択 5 1.5 所得区分ごとの売上 ( 収入 ) 金額等の入力 6

More information

2018年度改正 相続税・贈与税外国人納税義務の見直し

2018年度改正 相続税・贈与税外国人納税義務の見直し KPMG Japan Tax Newsletter 30 August 2018 2018 年度税制改正 相続税 贈与税 外国人の納税義務の見直し I. 納税義務の範囲 (2017 年度税制改正後 )... 2 II. 2018 年度税制改正 1. 相続税... 4 2. 贈与税... 5 相続税は相続により財産を取得した相続人に 贈与税は贈与により財産を取得した受贈者にそれぞれ課される税であり 被相続人

More information

相続税の大増税に備える! 不動産による最新節税対策

相続税の大増税に備える! 不動産による最新節税対策 セミナー開始までページを めくらないでください 相続税申告の 書面添付制度の効果の実態 税理士法人チェスター 代表公認会計士 税理士 荒巻善宏 概要と目次 税理士法人チェスターでは 99% の相続税申告書で書面添付を行っています 本セミナーでは 書面添付制度を利用するメリットや効果 そして実際に過去税理士法人チェスターで経験した税務署の相続税の意見聴取の現場を解説します < 目次 > 1. 相続税の書面添付制度を利用することで税務調査率は本当に軽減されるか?

More information

スライド 1

スライド 1 60 歳以降に退職される方へ ~ 確定拠出年金 (DC) に係る手続きのご案内 ~ 確定拠出年金 (DC) を受け取るには ご自身で JIS&T 社 に請求手続を行う必要があります 重要 YKK グループ確定拠出年金 日本インヘ スター ソリューション アント テクノロシ ー という会社の略称で YKK ク ルーフ の業務委託を受け 加入者の DC 専用口座の記録の管理等を行っている会社です 退職後の問い合わせ窓口は

More information

2017 年度税制改正大綱のポイント ~ 積立 NISA の導入 配偶者控除見直し ~ 大和総研金融調査部研究員是枝俊悟

2017 年度税制改正大綱のポイント ~ 積立 NISA の導入 配偶者控除見直し ~ 大和総研金融調査部研究員是枝俊悟 2017 年度税制改正大綱のポイント ~ 積立 NISA の導入 配偶者控除見直し ~ 大和総研金融調査部研究員是枝俊悟 本日の構成 1.2017 年度税制改正大綱の概要 2.NISA の見直し (1) 積立 NISA( 案 ) の概要 (2) 積立 NISA( 案 ) の対象銘柄 (3)NISA のロールオーバー限度額の撤廃 (4) 現行 NISA と積立 NISA( 案 ) どちらを選ぶ? 3.

More information

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の

ったと判断します なお 一時的に認定基準月額以上の収入がある月があっても 認定基準年額を超えるまでの間は認定できます また 勤務した月の給与が翌月以降に支払われる場合でも 原則 勤務月の収入として取扱います 継続して認定できる事例 認定基準月額未満であるので 継続して認定できます 認定基準月額以上の 被扶養者の具体的な取扱い 1 夫婦共同扶養の場合夫婦が共同して扶養している場合の被扶養者の認定に当たっては 次に掲げることを参考として 家計の実態 社会通念等を総合的に勘案して判断します 1 被扶養者とすべき員数にかかわらず 年間収入 ( 当該被扶養者届が提出された日の属する年の前年分の年間収入とする 以下同じ ) の多い方の被扶養者とすることを原則とする 2 夫婦双方の年間収入が同程度 ( 差が

More information

柔軟で弾力的な給付設計について

柔軟で弾力的な給付設計について 確定給付企業年金法施行規則等の 一部を改正する省令案について 1 < 目次 > 1. 給付の現価相当額の計算の基礎となる予定利率の見直し 2 3. 受託保証型確定給付企業年金 ( 受託保証型 DB) を実施する場合の拠出方法の見直し 3 4.1 積立不足に伴い拠出する掛金の拠出時期の変更 4 2 積立不足に伴い拠出する掛金の額の算定方法の変更 5 5. 実施事業所減少時の掛金の一括拠出額の見直し 6

More information

報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地法律コンサルティング事務所 Clyde & Co LLP に作成委託し 2017 年 1 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメン

報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地法律コンサルティング事務所 Clyde & Co LLP に作成委託し 2017 年 1 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメン UAE の新医療責任法が示す明確な方針 2017 年 1 月日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所ビジネス展開支援部ビジネス展開支援課 報告書の利用についての注意 免責事項 本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ドバイ事務所が現地法律コンサルティング事務所 Clyde & Co LLP に作成委託し 2017 年 1 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります

More information

第 5 章 N

第 5 章 N 第 5 章 相続税 N 相続税は原則として 相続や遺贈により取得し た次に掲げるような財産のすべてに対して課税されます 500 500 相続財産のなかで その財産の性質や社会政策的な見地などから相続税の課税対象から除かれ 非課税となるものもあります 30 1000 39 第 5 章 N 59 60 3000600 26123150001000 93 40 第 5 章 r t r 20 100 40q

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション テーマ別セミナー ~ 寄附税制の基本の き ~ 平成 29 年 12 月 7 日公益認定等委員会事務局係長風早勇作 公益法人における寄附金の受入状況 寄附金収入がある法人は 全法人の約半分 社団 財団別にみると 社団は約 4 割 財団は約 6 割 寄附金収入がある法人のうち 寄附金額の中央値は 社団が約 100 万円 財団が約 500 万円 図 1 寄附金収入額規模別の公益法人の割合 1 億円以上,

More information

その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の

その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の 企業会計基準適用指針第 3 号その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理 目次 平成 14 年 2 月 21 日改正平成 17 年 12 月 27 日企業会計基準委員会 目的 1 適用指針 2 範囲 2 会計処理 3 適用時期 7 議決 8 結論の背景 9 検討の経緯 9 会計処理 10 項 - 1 - 目的 1. 本適用指針は その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理を定めるものである

More information

茨城厚生年金事案 2029 第 1 委員会の結論総務大臣から平成 24 年 10 月 10 日付けで行われた申立人の年金記録に係る苦情のあっせんについては 同日後に新たな事実が判明したことから 当該あっせんによらず 申立人のA 社における資格喪失日に係る記録を昭和 41 年 9 月 5 日に訂正し

茨城厚生年金事案 2029 第 1 委員会の結論総務大臣から平成 24 年 10 月 10 日付けで行われた申立人の年金記録に係る苦情のあっせんについては 同日後に新たな事実が判明したことから 当該あっせんによらず 申立人のA 社における資格喪失日に係る記録を昭和 41 年 9 月 5 日に訂正し ( 平成 25 年 3 月 21 日報道資料抜粋 ) 年金記録に係る苦情のあっせん等について 年金記録確認茨城地方第三者委員会分 1. 今回のあっせん等の概要 (1) 年金記録の訂正の必要があるとのあっせんを実施するもの 2 件 厚生年金関係 2 件 (2) 年金記録の訂正を不要と判断したもの 2 件 国民年金関係 2 件 茨城厚生年金事案 2029 第 1 委員会の結論総務大臣から平成 24 年

More information

報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地 KPMG に作成委託 し 2018 年 7 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場 合があります 掲載した情報 コメントは作成委託先の判断によるものですが

報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地 KPMG に作成委託 し 2018 年 7 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場 合があります 掲載した情報 コメントは作成委託先の判断によるものですが インド物品 サービス税 (GST) アップデート (2018 年 7 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課 報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ニューデリー事務所が現地 KPMG に作成委託 し 2018 年 7 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場 合があります

More information

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63>

<4D F736F F D2095BD90AC E937890C590A789FC90B382C98AD682B782E D5F E646F63> - 所得税法上および地方税法上の生命 介護医療 個人年金の各保険料控除の最高限度額を少なくとも 5 万円および 3.5 万円とすること また 所得税法上の保険料控除の合計適用限度額を少なくとも 15 万円とすること ( 所得税法第 76 条 地方税法第 34 条 同法第 314 条の 2) 現行制度の控除限度額 平成 23 年 12 月までの契約 平成 24 年 1 月からの契約 合計控除額所得税

More information

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及 租税特別措置法 ( 昭和三十二年三月三十一日法律第二十六号 ) 抜粋 ( 特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等 ) 第二十九条の二会社法 ( 平成十七年法律第八十六号 ) 第二百三十八条第二項若しくは会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律 ( 平成十七年法律第八十七号 ) 第六十四条の規定による改正前の商法 ( 明治三十二年法律第四十八号 以下この項において

More information

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2

目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2 平成 30 年 11 月 A&K パートナーズ税理士法人 秋山税理士事務所 秋山総合研究所 1 目次 1. 年末調整とは 2. 平成 30 年分の留意点 3. 給与所得者の扶養控除等 ( 異動 ) 申告書の書き方 4. 給与所得者の配偶者控除等申告書の書き方 5. 給与所得者の保険料控除申告書の書き方 2 1. 年末調整とは (1) 年末調整を行う理由 本来は 源泉税は概算計算 手取り 400 万円

More information

企業年金のポータビリティ制度 ホ ータヒ リティ制度を活用しない場合 定年後 : 企業年金なし A 社 :9 年 B 社 :9 年 C 社 :9 年 定年 ホ ータヒ リティ制度を活用する場合 ホ ータヒ リティ制度活用 ホ ータヒ リティ制度活用 定年後 :27 年分を通算した企業年金を受給 A

企業年金のポータビリティ制度 ホ ータヒ リティ制度を活用しない場合 定年後 : 企業年金なし A 社 :9 年 B 社 :9 年 C 社 :9 年 定年 ホ ータヒ リティ制度を活用する場合 ホ ータヒ リティ制度活用 ホ ータヒ リティ制度活用 定年後 :27 年分を通算した企業年金を受給 A 脱退一時金受給にあたってのご案内 2007.1.10 改定 このたび あなたは当基金 ( サンヨー連合厚生年金基金 ) を脱退されましたので お支払させていただきます 基本年金 及び 脱退一時金 についてご案内させていただきます 下記の説明をよく読んで 別添の 基本年金及び加算給付 ( 脱退一時金 ) 選択申出書 により当基金へお申し出ください 基本年金について 1. 基本年金のお取扱いについて基本年金については

More information

平成 27 年度税制改正要望項目 1. 働く者のより豊かな生活の実現に向けて (1) 企業年金等の積立金に対する特別法人税の撤廃 (2) 財形非課税限度額の引き上げ等 (3) 給与所得者に対する選択納税制度の導入 2. 損保グループ産業の健全な発展に向けて (1) 損害保険業に係る消費税制上の課題解

平成 27 年度税制改正要望項目 1. 働く者のより豊かな生活の実現に向けて (1) 企業年金等の積立金に対する特別法人税の撤廃 (2) 財形非課税限度額の引き上げ等 (3) 給与所得者に対する選択納税制度の導入 2. 損保グループ産業の健全な発展に向けて (1) 損害保険業に係る消費税制上の課題解 平成 27 年度税制改正要望書 平成 26 年 7 月 損害保険労働組合連合会 平成 27 年度税制改正要望項目 1. 働く者のより豊かな生活の実現に向けて (1) 企業年金等の積立金に対する特別法人税の撤廃 (2) 財形非課税限度額の引き上げ等 (3) 給与所得者に対する選択納税制度の導入 2. 損保グループ産業の健全な発展に向けて (1) 損害保険業に係る消費税制上の課題解決重点要望項目 (2)

More information

報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ジャカルタ事務所が現地会計コンサルティング会社朝日ネットワークスインドネシアに作成委託し 2016 年 3 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメント

報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ジャカルタ事務所が現地会計コンサルティング会社朝日ネットワークスインドネシアに作成委託し 2016 年 3 月に入手した情報に基づくものであり その後の法律改正などによって変わる場合があります 掲載した情報 コメント < インドネシア税務トピック > 税務調査 付加価値税 (VAT) (2016 年 3 月 ) 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ジャカルタ事務所 ビジネス展開支援部 ビジネス展開支援課 報告書の利用についての注意 免責事項本報告書は 日本貿易振興機構 ( ジェトロ ) ジャカルタ事務所が現地会計コンサルティング会社朝日ネットワークスインドネシアに作成委託し 2016 年 3 月に入手した情報に基づくものであり

More information

ことも認められています 施行日前 ( 平成 26 年 3 月 31 日以前 ) にリース契約を締結し リース資産の引渡しを行ったリース取引についてこの特例により賃貸借処理を行っている場合には 旧税率の 5% が適用されます 3. 資産の貸付け に関する経過措置指定日の前日 ( 平成 25 年 9 月

ことも認められています 施行日前 ( 平成 26 年 3 月 31 日以前 ) にリース契約を締結し リース資産の引渡しを行ったリース取引についてこの特例により賃貸借処理を行っている場合には 旧税率の 5% が適用されます 3. 資産の貸付け に関する経過措置指定日の前日 ( 平成 25 年 9 月 消費税率引上げに向けての経過措置の対応 ( 第 2 回 ) ( はじめに ) 消費税法改正に伴う消費税率の引上げは 消費税率及び地方消費税率について 次のと おり 2 段階で引き上げることと予定されています 消費税率 5.0% 8.0% 10.0% 施行日 現行 平成 26 年 4 月 1 日 平成 27 年 10 月 1 日 指定日 平成 25 年 10 月 1 日 平成 27 年 4 月 1 日

More information