水道料金改定資料

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1 水道料金審議資料 ( 第 4 回 ) 水道事業が抱える課題 水道事業の経営分析 課題のまとめ これからの経営の視点 料金算定について 料金決定の流れ 1 料金算定期間の検討 2 料金水準の検討 3 料金体系の検討 水道料金改定の考え方 水道料金の改定について 水道料金の改定案 事業計画からの検討 財政計画からの検討 外部監査における指摘 料金改定の是非について 水道料金改定の推移 水道料金にかかる今後の予定 料金の中核市との比較 料金の県内市との比較

2 水道事業が抱える課題 ( 水道事業の経営分析 ) 水道事業が抱える課題 ( これまでの審議を通してのまとめ ) 施設 設備 の課題 ( 経費削減 更新等の投資の絞込み が主な要因 ) 老朽管の増と水道管の更新率の低下傾向 低い有収率 中核市最下位 企業経営 財政 の課題 (A~D 4 つの課題 ) ( 収入の 99% 超を占める 料金収入 の長期固定化 資金不足を補うための 企業債への依存 が主な要因 ) 課題 A: 今後 利益の大幅な増加は見込めない 課題 B: 建設改良費に対する企業債への依存度が高い ( 企業債充当率が 65.9%) 課題 C: 多額の企業債残高 ( 料金収入に占める元利償還額が中核市平均の 1.9 倍 ) 課題 D: 補てん財源は一定水準の残高が必要 岐阜市上下水道事業部 1

3 水道事業が抱える課題 ( 施設 設備 企業経営 財政 の課題のまとめ ) 課題のまとめ 料金水準は低く 企業債残高が多い ため 現役世代 と 将来世代 の受益と負担のバランスが取れていない 現役世代の負担を軽減し 負担を次世代に先送り している状況 水道事業の持続的 安定的な経営のために 負担を次世代に先送り せず 持続的に事業を継続するため 施設 設備の適切な更新 と 長期的な視点に立った経営の視点 が必要 岐阜市上下水道事業部 2

4 これからの経営の視点 持続可能な事業を遂行できる公営企業に向けての視点 災害に強く 持続的な水道事業を継続するための 施設整備 施設整備の実現のための 財源の確保 効果的な投資 および 財源の有効活用 将来を見据えた 事業計画 と 効果的な投資 収入の確保 と 経費の削減努力の継続 持続可能な事業遂行のための 健全財政運営 これからの経営の視点 短期的な視点から長期的な視点への転換 水道事業の将来像を明確に描き それを目標に事業を遂行 今後 10 年を 将来像を実現の第 1 ステップ 岐阜市上下水道事業部 3

5 水道料金の改定について ( 事業計画からの検討 ) 水道施設及び水道管の整備 拡張の実績と今後の計画 投資内容 平成 15~24 年度実績 平成 25~34 年度予定 拡 水道施設の拡張 平均 :3.6 億円 平均 :3.3 億円 張 水道管の拡張 平均 :5.4 億円 平均 :3.8 億円 整 水道施設の整備 平均 :1.2 億円 平均 :3.5 億円 備 水道管の整備 平均 :11.4 億円 平均 :13.4 億円 総 計 21.6 億円 24 億円 岐阜市上下水道事業部 4

6 水道料金の改定について ( 財政計画からの検討 ) 条件別財政計画 かっこ内の数値は平成 15~24 年度の平均値 料金収入 (50.1 億円 ) 増減は 平成 15~24 年度の平均値との比較 前回の改定率 (9.79%) に準じ 10% 程度の改定を行った場合の試算 平成 25~34 年度見込 現状維持起債の増料金改定 47.8 億円 52.6 億円 2.3 億円 +2.5 億円 建設改良費 ( 年 21.5 億円 ) 年 24 億円 +2.5 億円 起債 ( 年 17 億円 ) 年 14.6 億円年 18.1 億円年 14.6 億円 2.4 億円 +1.1 億円 2.4 億円 補てん財源残高 (9.6 億円 ) 21.9 億円 11.3 億円 16.5 億円 31.5 億円 +1.7 億円 +6.9 億円 岐阜市上下水道事業部 5

7 水道料金の改定について ( 外部監査における指摘 ) 水道事業に対する外部監査の指摘事項 設備の更新投資について 耐用年数が到来した全ての施設設備の更新投資がされている訳ではない 更新投資の不足により 施設設備の十分な機能の維持ができないことや 水道管の破損等による重大な事故が発生する恐れ 今後 必要となる更新投資について 更新投資 や 財源の確保 にかかる計画の策定が必要 今後の財政収支について 人口の減少により 今後も料金収入は減少 現状維持では損益の黒字の維持は困難 料金収入の減少への対応や企業債の発行の抑制については 水道料金の値上げで対応することが適切 企業債の金利が7% に上昇した場合 10% 程度の値上げでは 継続的な黒字を確保することは困難 24% 程度の値上げで継続的な黒字の確保が可能 最初の多額の値上げは 企業債の発行をより抑制できるため その効果が高く結果として市民の負担する水道料金を減らすことが可能 岐阜市上下水道事業部 6

8 水道料金の改定について ( 料金改定の是非について ) 公営企業の原則 公営企業である上下水道事業の経営は 独立採算が原則 事業の経費は料金収入を柱とする受益者負担で賄うのが原則 水道事業を取り巻く現状 将来見込み 健全な事業経営の確保に努めるが 人口減少や節水機器の普及による水使用量の減少により 料金の増収は見込めないと予想 上下水道事業部の認識 施設等の更新 や 耐震化 を確実に推進していくべき 企業債発行の抑制し 一層の経営の健全化を推進していくべき 適正な料金水準による受益者負担のあり方について 検討が必要な時期に来ていると認識 岐阜市上下水道事業部 7

9 水道料金の改定について 現行の水道料金 ( 水道料金改定の推移 ) 平成 11 年度の公企審にて審議 平均改定率 9.79% の料金値上げの答申 ( 平成 12 年度より改定施行 ) 前回 ( 平成 22 年度 ) の公企審においては 収支 補てん財源 ともに一定額確保されるとの見通しから 料金は据え置き 料金算定期間 ( 料金を据え置く期間 ) が平成 25 年度に終了 平成 26 年度以降の料金について審議が必要 これまでの料金改定 ( 平成元年以降 ) 平成元年度平成 7 年度平成 9 年度平成 12 年度平成 22 年度 消費税制度施行 3% 改定 事業の経営健全化 22.22% 改定 消費税率引き上げ 1.94% 改定 事業の経営健全化 9.79% 改定 旧柳津町地域の料金を岐阜市の料金に統一 岐阜市上下水道事業部 8

10 水道料金の改定について ( 水道料金にかかる今後の予定 ) 今後の予定 消費税法の改正により 消費税率が平成 26 年 4 月に 8% 平成 27 年 10 月に 10% へ引き上げ予定 消費税引き上げ分については 料金への転嫁を予定 ただし 前年度からの継続利用者については 経過措置により 偶数月検針は 6 月検針分から 奇数月検針は 7 月検針分から消費税の引き上げとなる 外部監査における指摘や安全 安心な水道事業の継続のため 事業計画や財政計画などから 料金改定の検討が必要 消費税率の引き上げ 料金改定の影響 一般家庭 1 月 10 m3口径 13mm の試算 平成 26 年 6 7 月 ( 消費税 ) 平成 26 年年度中 ( 料金改定 ) 平成 27 年 年 1 月 ( 消費税 ) 現状維持 788 円 803 円 外部監査により示された値上げ幅 10% 改定 20% 改定 788 円 859 円 930 円 875 円 948 円 岐阜市上下水道事業部 9

11 水道料金の改定について ( 料金の中核市との比較 ) 岐阜市上下水道事業部 10 中核市 40 市との比較 ( 一般家庭 :1 月 10 m3口径 13mm) , ,000 1,500 2,000 2,500 函館市姫路市岐阜市倉敷市高槻市岐阜市豊橋市大津市久留米市岐阜市宇都宮市横須賀市川越市和歌山市東大阪市西宮市福山市奈良市高崎市豊中市宮崎市富山市尼崎市前橋市松山市柏市下関市鹿児島市高知市岡崎市青森市金沢市大分市秋田市旭川市長野市高松市盛岡市長崎市豊田市いわき市郡山市中核市平均 1,176 円のライン 岐阜市 788 円 ( 中核市平均 1,176 円 ) 中核市 40 市のうち 低いほうから 3 番目 消費税 8% の試算 10% 改定時 岐阜市 859 円 ( 中核市平均 1,176 円 ) 中核市 40 市のうち 低いほうから 5 番目 20% 改定時 岐阜市 930 円 ( 中核市平均 1,176 円 ) 中核市 40 市のうち 低いほうから 8 番目

12 水道料金の改定について ( 料金の県内市との比較 ) 県内市との比較 ( 一般家庭 :1 月 10 m3口径 13mm) 2,500 2,000 岐阜市 788 円 ( 県内市平均 1,376 円 ) 県内市 21 市のうち 1 番低い 消費税 8% の試算 10% 改定時 岐阜市 859 円 ( 県内市平均 1,376 円 ) 県内市 21 市のうち 低いほうから 3 番目 2,222 1,500 1, % 改定時 岐阜市 930 円 ( 県内市平均 1,376 円 ) 県内市 21 市のうち 低いほうから 4 番目 県内市平均 1,376 円のライン 0 岐 羽 関 岐 瑞 岐 大 飛 本 山 下 高 各 郡 美 海 多 可 美 土 瑞 中 恵 阜 島 市 阜 穂 阜 垣 騨 巣 県 呂 山 務 上 濃 津 治 児 濃 岐 浪 津 那 市 市 市 市 市 市 市 市 市 市 市 原 市 市 市 見 市 加 市 市 川 市 市 市 茂 市 市岐阜市上下水道事業部 11

13 料金算定について ( 料金決定の流れ ) 事業計画 財政計画の策定 今後の事業投資の計画 財政収支の見積り 事業を継続するに当たり 今後必要な投資と必要額の見通し 投資や収入 企業債残高の今後の見通し 1 料金算定期間 2 料金水準の算定 料金算定期間の設定 総括原価による料金水準の算定 3 料金体系の決定 原価の分解 配賦 新料金体系の決定 公共料金としての安定性を確保するため 料金算定期間 ( どの程度料金を据え置くか ) を決定 料金算定期間内に 水道事業を行うための財源として 水道料金は合計いくら要るのかを確定 必要な料金収入を使用者間でどのように割り振り 負担するかを決定 岐阜市上下水道事業部 12

14 料金算定について 料金算定期間 (1 料金算定期間の検討 ) 水道は生活に欠かせないものであるため 一定期間 大きな変動がなく 安定したものであることが望ましい おおむね 3~5 年の期間を一区切り ( 料金算定期間 ) として検討 現在の水道料金については 平成 25 年度に期間が終了 水道法施行規則第 12 条 水道料金算定要領 おおむね 3 年を通じ財政の均衡を保つことができるように設定 これまでの料金算定期間 3 年 ~4 年を料金算定期間として設定 岐阜市上下水道事業部 13

15 料金算定について (1 料金算定期間の検討 ) 今後の料金算定期間の考え方 水道料金は 日常生活に密着したもの 一定期間 安定的に維持されることが望ましい 長期の据え置きは経済の推移 需要の動向等 不確定な要素を多く含むこととなる 余りにも長期の算定期間をとることは 期間的な負担の公平を無視することとなる可能性 料金の安定性 期間的負担の公平 経営責任の面などからおおむね将来の 3 年から 5 年 が基準となる 景気の先行きの不透明感等を勘案し 平成 26 年度以降の料金算定期間は 3 年間 が妥当であると考える 岐阜市上下水道事業部 14

16 料金算定について 料金水準の算定方法 (2 料金水準の検討 ) 料金算定期間内に 水道事業を行うための財源として 水道料金収入がどれだけ必要かを 総括原価方式 にて算定する 総括原価方式 総括原価方式とは 水道水を提供するために必要な費用 ( 営業費用 ) に支払利息 今後の投資や資産維持のための内部留保等の費用 ( 資本費用 ) を加えた総額が 水道料金の収入に等しくなるように 料金収入を算定する方式 総括原価 営業費用資本費用 人件費 動力費など + 支払利息 内部留保など = 水道料金収入 岐阜市上下水道事業部 15

17 料金算定について 料金体系の考え方 本市の料金体系は 2 部料金制度 2 部料金制度とは (3 料金体系の検討 ) 料金が使用量にかかわらず一律である 基本料金 ( 固定料金 ) と使用量に応じて支払額が変動する 従量料金 の 2 部から構成される料金制度 他の自治体の上下水道料金や電気 ガス 電話等の公益事業が一般的に採用している 基本料金の考え方 使用者の使用水量と関係なく賦課している料金 従量料金の考え方 使用者の使用水量に応じて賦課している料金 総括原価のうち 給水量に関係なく 水道事業を行うため必要な固定的経費を回収する料金として位置づけ 総括原価のうち 給水量に応じて発生する変動的な経費を回収する料金として位置づけ 岐阜市上下水道事業部 16

18 料金算定について (3 料金体系の検討 ) 総括原価の料金体系への割り振り 総括原価需要家費固定費変動費 検針集金関係費 量水器関係費など 使用者の存在により発生 する費用 固定的なものであり 基本料金 へ配分 施設維持管理費 減価償却費など 給水量の増減に関係なく 固定的に発生 する費用 給水量をもとに 基本料金 従量料金 へ配分 薬品費 動力費など給水量の増減 ( 水道の実使用量 ) に伴い発生する費用 水道水の使用量に対して増減するものであるから 従量料金 へ配分 基本料金が高額 になる場合は 基本料金は全ての利用者に賦課されるため 負担軽減の観点から 需要家費 や 固定費 の一部を 従量料金 に配分 総括原価の料金体系への割り振りのイメージ 支出 収入 固定的にかかる経費 需要家費 固定費 基本料金 使用量に応じてかかる経費 変動費 従量料金 岐阜市上下水道事業部 17

19 料金算定について 岐阜市の現在の総括原価の割り振り (3 料金体系の検討 ) 需要家費 + 固定費 94% (7 億円 億円 = 130 億円 ) 変動費 6% (9 億円 ) 料金算定期間収入見込み 約 139 億円 日本水道協会の示す料金算定要領を参考に 固定費 を割り振り 需要家費 + 固定費 ( 割り振り分 ) 49% (7 億円 + 61 億円 = 68 億円 ) 固定費 ( 割り振り分 )+ 変動費 51% (62 億円 + 9 億円 = 71 億円 ) 費用の性格から 固定的なものであり 基本料金で回収 費用の性格から 給水量に応じるものであり 従量料金で回収 平成 24 年度収入実績 約 50 億円 方針 A 総括原価 基本料金 30% (15 億円 ) 基本料金が高額になることから 現行は 固定的経費の一部を従量料金で回収 ( 上記割り振りによると基本料金が約 1.6 倍 ) 従量料金 70% (35 億円 ) 総括原価の 需要家費 固定費 変動費 の基本料金及び従量料金への割り振りは 現行の割り振りを基本に検討 岐阜市上下水道事業部 18

20 料金算定について ア ) 料金体系のあり方 岐阜市の料金体系 (3 料金体系の検討 ) 第 1 種 : 家事用 第 2 種 : 学校等用 第 3 種 : 公衆浴場用 第 4: その他 といった水道の使用用途で料金を区分する 用途別料金体系 このうち 第 4 種 : その他 のみ 口径別料金体系 方針 B 料金体系 料金体系の大幅な変更による 利用者の負担感を考慮 また 今後の必要な財源を利用者にわかりやすくご負担いただくため 今回は 現行の料金体系を維持することを検討 岐阜市上下水道事業部 19

21 料金算定について (3 料金体系の検討 ) イ ) 基本料金のあり方 ウ ) 基本水量制の検討 設備投資が 拡張 から 維持管理 に転換していく中 ( 料金収入に繋がらない ) 基本料金の設定は 妥当か? 節水型社会の到来を受け 水道水の使用量の減少が見られる中 一定水量を 基本料金 に含む料金区分が 妥当か? 家事用の 1 戸あたりの使用水量の状況 料金調定ベース (2 ヶ月の使用水量 ) 250 使用戸数 ( 千戸 ) 基本水量 (2 月につき 20 m3 ) 内の使用戸数 全体の約 33% 756,201 件中 246,462 件が基本水量内の利用 ~10 11~20 21~40 41~60 61~80 81~ ~ ~ ~ ~ 以上 使用水量 岐阜市上下水道事業部 20

22 料金算定について 基本水量の状況 (3 料金体系の検討 ) 節水型社会の到来を受け 水道水の使用量の減少が見られる中 基本水量内の利用者の割合が全体の 33% を占める 基本水量内の利用者は 基本料金において 基本水量相当の料金を負担するため 節水の効果 ( 節水インセンティブ ) が料金に反映されない (6 m3と 10 m3の利用者の料金が同一 ) 方針 C 基本料金 基本水量 基本料金については すべての利用者に賦課されるものであるから 大幅な増加とならないよう配慮が必要 基本水量については 使用水量の減少 ( 基本水量内の利用者の割合が 33%) や近年 他都市においても基本水量の廃止 あるいは減量が見られることから 節水効果を料金に反映させるため 見直しを検討 岐阜市上下水道事業部 21

23 料金算定について エ ) 従量料金のあり方 (3 料金体系の検討 ) 使用量が多ければ 1 m3あたりの金額が高くなる 逓増型 使用量が多ければ 1 m3あたりの金額が低くなる 逓減型 使用量にかかわらず 1 m3あたりの金額が同じ 単一型 水道普及率の向上のため 従量料金は 単一型 とし 利用者間の平等性を確保 大口利用者の確保 維持の観点から 単一型 のままでよいか?( ただし 大口利用者にメリットのある 逓減型 は少数派 ) 方針 D 従量料金 単一型 は 逓増型 よりも大口利用者に有利であり 逓減型 への切り替えは 逓減していく料金相当を従量料金全体で回収する必要があり 一般利用者の従量料金の負担増となるため 現行体系の維持を検討 岐阜市上下水道事業部 22

24 水道料金改定の考え方 水道事業の経営環境 今後 水道料金の増収が見込まれない中 水道施設や水道管が更新の時代を迎え 安心 安全な水道サービスを提供していくには 一定規模 ( 年平均 24 億円 ) の投資は 必要 社会環境 消費税の増税 や 電気 ガス料金の値上げ など 消費生活を圧迫する要因は多く とりわけ公共料金の改定に関する消費者の負担を考慮する必要がある 料金改定の考え方 投資の抑制は 安心 安全な水道サービスに影響があり 企業債の増発は世代間の公平性を著しく欠くことになる 公営企業である以上 適正な受益者負担は必要 ただし 消費生活に過度な影響を与えることは回避すべき 岐阜市上下水道事業部 23

25 水道料金の改定案 料金改定の方針のまとめ 方針 A: 総括原価 現行の割り振りを基本に検討 方針 B: 料金体系の方針 現行の料金体系を維持することを検討 方針 C: 基本料金 基本水量の方針 基本料金の見直し : 大幅な増加とならないように配慮 基本水量 : 見直しを検討 方針 D: 従量料金の方針 現行体系 ( 単一型 ) の維持を検討 岐阜市上下水道事業部 24

26 水道料金の改定案 施設 設備の老朽化対策等へ年間 24 億円の投資 水道管の更新率 : 年 1% 基幹管路の耐震化 : 56% ( 平成 34 年度末 ) 企業債依存体質の脱却 残高の削減 安全な施設設備を有する水道事業の継続 投資への企業債の割合 : 65% 60% ( 中核市平均 :36.5%) 収入への元利償還金割合 : 60% 50% 半ば ( 中核市平均 :31.9%) 事業経営の安定化 企業債償還金の増加を抑制 事業資金の確保 手持ち資金である補てん財源を 10 億円程度 確保 手持ち資金の確保による事業経営の安定化 以上を目的に財源を確保するため 10% 程度 の改定が必要 負担を次世代に先送り せず 安全な施設設備を有し 財政的に安定した持続的な事業経営の実現をめざす 岐阜市上下水道事業部 25

27 水道料金の改定案 料金改定案 経営上 財政計画上の課題に対応するため 改定率を 10% 程度 とし 負担感を抑えるため 現行の料金体系 は維持 節水型社会が到来していることから 基本水量については見直し を検討する 耐震化や老朽化対策のための維持管理経費を料金改定により回収することを主眼とし 利用者に広く負担を求めるため 基本料金 従量料金 ともに改定 岐阜市上下水道事業部 26

3 流動比率 (%) 流動資産流動負債 短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 平成 26 年度からは 会計制度の見直しに伴い 流動負債に 1 年以内に償還される企業債や賞与引当金等が計上されることとなったため それ以前と比べ 比率は下がっている 分析にあたっての一般的な考え方 当該指標は 1

3 流動比率 (%) 流動資産流動負債 短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 平成 26 年度からは 会計制度の見直しに伴い 流動負債に 1 年以内に償還される企業債や賞与引当金等が計上されることとなったため それ以前と比べ 比率は下がっている 分析にあたっての一般的な考え方 当該指標は 1 経営指標の概要 1. 経営の健全性 効率性 1 経常収支比率 (%) 経常収益 経常費用 経常収支比率は 当該年度において 給水収益等の収益で維持管理費や支払利息等の費用をどの程度賄えているかを表す指標である 平成 26 年度からは 会計制度の見直しに伴い 収益に長期前受金戻入が計上されることとなったため それ以前と比べ 比率は上がっている 分析にあたっての一般的な考え方 当該指標は 単年度の収支が黒字であることを示す

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