Microsoft Word - ⑧論文0627.doc
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- こうじ むこやま
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1 温度応力解析によるマスコンクリートのひび割れ制御について 知念直 1 嵩原務仁 2 1,2 那覇港湾 空港整備事務所第一工事課 ( 沖縄県浦添市西洲 1-1) マッシブなコンクリートを打設するにあたっては, 温度応力によるひび割れに留意する必要がある. ひび割れの発生は, 鉄筋の腐食を進行させ耐久性の低下の一因となるため, ひび割れを制御することは品質確保の上で重要な課題のひとつである. 本工事においても, 橋脚のフーチング部および梁部がマスコンクリートであり温度応力によるひび割れが懸念されたため, 施工に先立ち温度応力解析による温度ひび割れ予測を行った. その結果, 温度ひび割れが予測されたため, 保温養生によるひび割れ制御対策を実施した. また, 温度計測を行うことにより保温養生の管理を行った. キーワード : マスコンクリート 温度ひび割れ 保温養生 内部拘束 1. はじめに 那覇港は, 東アジアの中心という地理的優位性や豊かな自然環境, 独自の芸能 文化を背景に年間 5 回以上の外国クルーズ船が寄港する国際クルーズ拠点港である. 外国クルーズ船寄港回数が日本一 :H21 国交省調べ しかしながら, 係留施設の不足から専用的な利用が図れず, 一般貨物取扱岸壁での対応を余儀なくされ, 観光立県沖縄の海の玄関口としてイメージの低下に加え, 安全性および荷役作業効率の低下が問題となっていた. これらの問題を解決するため, 那覇港 ( 泊ふ頭地区 ) 大型旅客船ターミナル整備事業を進めており, 平成 21 年 9 月には暫定供用を開始したところである. 本工事においては, アクセス道路と既存泊大橋との接続部における道路拡幅のための下部工 (~P11) 工事を行い, 既設橋脚にフーチング, 柱, 梁を拡幅補強した. 那覇空港 既設橋脚 新設橋脚 橋脚 P1 橋脚 P11 橋脚 泊大橋 図 -2 本工事位置図 工事箇所 泊大橋 図 -1 旅客船ターミナル完成イメージパース図 今回施工した橋脚は, フーチング 断面が 2.m, 梁断面が 1.7m~1.9m であり, マスコンクリートに該当し, 温度応力によるひび割れが懸念された. そのため温度ひび割れ抑制対策として保温養生を行った. 近年コンクリート構造物における長寿命化が重要視されてきていることから, その重要な対策の一つであり実際に行った 温度ひび割れ制御対策 および 温度計測に基づいた保温養生の管理 についての内容を報告するものである.
2 既設橋脚 基礎杭 既設橋脚 新設橋脚 フーチング 梁 柱 2. 事前温度応力解析 1.7m~ 5.21m~ 9.641m 2.m 1.m 9.m 新設橋脚 9.m 図 - 橋脚の構造寸法 温度応力解析は 次元温度応力解析プログラムを使用した. また, 解析条件は マスコンクリートのひび割れ制御指針 28( 社 ) 日本コンクリート工学協会 ( 以後 マスコン指針 と称す.) に準拠した. 解析フローを図 -4 に示す. ひび割れ抑制対策の検討 打設割り変更セメント変更養生方法パイプクーリング誘発目地 NG 図 -4 解析フロー (1) 解析条件 a) 解析モデル解析モデルは, 橋軸直角方向軸に対して対称であるため,1/2 モデルとして解析を行った. 打設リフト 橋脚 部位 打設高 Lot-1 2.m Lot-2.41m Lot- 1.8m Lot-4 1.7m Lot-1 2.m Lot-2.86m P1 Lot-.6m Lot-4 1.7m Lot-1 2.m Lot-2.6m P11 Lot-.6m Lot m Lot-5 1.9m, P1 Lot-4 P11 Lot-5 P11 Lot-4 Lot-1 S T A R T 解析モデル作成 温度解析条件 温度解析実行 応力解析条件 応力応力解析実行 温度応力, 引張強度によりひび割れ指数の算出 ひび割れ指数による評価 Lot- Lot-2 OK E N D 図 -5 解析モデル.2m 解析モデル作成境界条件, 拘束条件熱特性, 力学特性の設置解析時間ステップ設定 次元非定常解析 次元非定常解析 引張強度算出 既設橋脚 橋軸方向 温度解析 応力解析 ひび割れ照査 橋軸直角方向 b) 外気温の設定外気温は気象庁発表の月別平均気温 ( 那覇市 ;27~ 29 年 ) を用いて日平均気温を算定した. 解析に用いた外気温を図 -6 に示す. 外気温 ( ) 解析期間 気象庁発表月別平均気温那覇市 27 年 ~29 年 1/1 2/1 /1 4/1 5/1 6/1 7/1 8/1 9/1 1/1 11/1 12/1 表 -1 コンクリート打設予定日 d) コンクリートの熱特性および力学特性今回打設に用いる普通コンクリートの熱特性および力学特性の値を表 -2 に示す. 断熱温度上昇式は, 式 (1) を用いるものとし, 式中の終局断熱温度上昇量 Q および温度上昇速度に関する定数 γ は表 -2 内着色部に示す値とした. また, コンクリートの熱伝導率, 比熱, 比重および線膨張係数等も マスコン指針 に準拠して設定した. γ t ( ) = Q ( 1 e ) Q t 9/ -1 lot 打設開始 図 -6 解析に用いた外気温 解析期間 c) コンクリートの打設工程 コンクリートの打設日等を表 -1 に示す. コンクリート 温度は, 今回使用するプラントにおけるコンクリート 温度の実績値を参考に, 外気温に.5 を加えた温度と した. 橋脚 打設部位 打設予定日 外気温コンクリート [ ] 温度 [ ] フーチンク Lot-1 21/9/ 柱 Lot-2 211/1/ 柱 Lot- 211/11/ 梁 Lot-4 211/11/ フーチンク Lot-1 21/12/ P1 柱 Lot-2 211/1/ 柱 Lot- 211/1/ 梁 Lot-4 211/2/ フーチンク Lot-1 21/11/ 柱 Lot-2 211/12/ P11 柱 Lot- 211/12/ 柱 Lot-4 211/12/ 梁 Lot-5 211/1/ ここに,Q (; 材齢 t 日における断熱温度上昇量 [ ] Q ; 終局断熱温度上昇量 [ ] γ; 温度上昇速度に関する定数 t; 材齢 [ 日 ] 式 (1)
3 項目単位条件 セメント - 普通ポルトランドセメント 単位セメント量 kg/m 5 (5/1~1/1) 49 (11/1~4/) 混和材 2kg/m 設計基準強度 N/mm 2 水セメント比 % 48 橋脚 Lot-1 Lot-2 Lot- Lot-4 Lot-5 Q 断熱 [ ] γ 温度 Q 上昇 P1 [ ] γ 特性 Q P11 [ ] γ 熱伝導率 W/m 2.7 比熱 kj/kg 1.15 密度 kg/m 24 線膨張係数 μ / 1. t.7 f 圧縮強度 N/mm 2 c '( = ( t.7) t: 材齢 引張強度 N/mm 2 f '( =.1 f '(. 85 t 有効ヤング係数 N/mm 2.45 Ee '( = ϕ 6 fc '( φ=.42 ( 最高温度に達するまで ) φ=.65 ( 最高温度に達する有効材齢 +1 日以降 ) ポアソン比 -.2 e) 温度境界および力学的拘束条件解析モデルの温度境界条件を図 -7 に示す. 解析に用いた温度伝達境界の熱伝達率は, マスコン指針 に示される熱伝達率の参考値に従い設定をした. なお, 空気に接する面では図 -6 に示した外気温とした. 断熱温度境界とは熱の出入りがない境界である. 露出面 η=14 表 -2 熱特性および力学特性 部位 η[w/m 2 ] 露出面 14 露出面 14 合板型枠設置面断熱温度境界 凡例 断熱温度境界 材齢 日まで 8 材齢 日以降 14 合板型枠設置面材齢 日まで η=8 材齢 日以降 η=14 図中の数値は熱伝達率 η[w/m 2 ] 図 -7 温度境界条件 力学的拘束条件を図 -8 に示す. 解析地盤上であるフーチング下端面で鉛直方向を拘束した. 橋脚の 1/2 をモデ c ル化しているため解析上の切断面で変位を拘束した. (2) ひび割れ指数の目標値目標とするひび割れ指数は, 引張強度と最大主引張応力の比とし 1. を目標値とする. また, ひび割れ指数とひび割れ発生確率の関係を図 -9 に示す. 温度ひび割れ発生確率 [%] 鉛直方向 Z Y X 橋軸直角方向橋軸方向 日本コンクリート工学協会 : マスコンクリートのひび割れ制御指針 温度ひび割れ指数 図 -9 温度ひび割れ指数とひび割れ発生確率の関係 () 解析結果解析結果を表 - に示す. ひび割れ指数の最も低い P11 における最小ひび割れ指数の分布を図 -9 に示す. フーチングに関してはひび割れ指数が.42 であり,1% の確率でひび割れが発生すると予測された. 梁に関してはひび割れ指数が.85 と 1. を下回り,5% 以上の確率でひび割れが発生すると予測された. ひび割れ指数の最小値はいずれも打設初期に示す数値であったことより, ひび割れ指数低下の原因は内部拘束によるものと推察できる. 打設ロット P1 P11 図 -8 力学的拘束条件 既設と新設の境界 コンクリート温度 [ ] 最高温度側面温度 1 2 Lot Lot Lot Lot Lot Lot Lot Lot Lot Lot Lot Lot Lot 表 - 事前解析結果 凡例 X: 橋軸方向拘束 Y: 橋軸直角方向拘束 Z: 鉛直方向拘束 ひび割れ指数の最小値
4 Lot-5-2 P11 橋脚 2. Lot-4-1 Lot--1 Lot-2-1 Lot-1- Lot-5-1 Lot-4-2 Lot cm 6 5 Lot-1-1 図 -1 最小ひび割れ指数の分布 (P11). ひび割れ抑制対策の検討 (1) 温度ひび割れ抑制対策の選定温度ひび割れ制御方法と, 本構造物への適用性を表 -4 にまとめる. 解析の結果より, 予測される温度応力ひび割れは内部拘束によるものであると推察された. したがって, コンクリート内外の温度差を緩和することによりひび割れを制御することが可能である. 以上より今回の対策は, ひび割れ抑制効果の程度 施工性 経済性 本工事での実現性を総合的に評価し, 保温養生によるひび割れ制御対策 を選定した. 表 -4 制御方法と適用性.25 対策の種類対策の方法および目的本構造物での適用性評価単位セメント量高性能 AE 減水剤などを用いて経済性 施工性に優れるが, 低減の低減単位セメント量を低減し, 水できるセメント量には限りがある和熱を低減する. ため, この対策のみで十分な効果 を得ることは難しい. 打込み区画の変更 打込み区画の面積やリフト高各ロットの厚さを1m 以下に分けてさを小さくすることによっ打設しなければ効果が得られないて, コンクリート内部の温度ため, 非現実的である. を低減する. パイプクーリン部材内部にφ25mm 程度のパイ温度ひび割れを抑制する効果は大グプを配管し, 打設後, 配管内きいが, 配管や送水設備が必要での実施に水を流すことによって, 部あり対策費が高く経済性に劣る. 材内部の熱を排出する. 保温養生の実施部材内部が高温である期間中内部拘束による部材内部の引張応に, 表面を保温し, 部材内部力を緩和できる. 養生期間を確保と表面の温度差を緩和する. する必要があるため, 工程の調整が必要となる. 1 フーチング部の養生柱部の養生柱天端, 梁部の養生 図 -11 保温養生の方法 () 温度応力解析による効果の推定保温養生を行った場合の解析結果を表 -6 に示す. また, P11 における最小ひび割れ指数の分布を図 -12 に示す. フーチングに関してはひび割れ指数が 1. であり, 無対策時に 1% であったひび割れ発生確率が 46% に低下すると予測された. 梁に関してはひび割れ指数が 1.28 と 1. を上回り,21% 以下に低下すると予測された. コンクリート温度 [ ] ひび割れ指数の最小値 打設ロット 最高温度側面温度 1 2 Lot Lot Lot Lot Lot P1 Lot Lot Lot Lot Lot P11 Lot Lot Lot 表 -6 対策後の解析結果 (2) 保温養生の実施方法保温養生の実施方法を表 -5, 図 -11 に示す. 養生期間, 断熱材に関しては, 施工性および工程への影響と, ひび割れ制御効果が両立するよう, 養生期間と断熱材をハ ラメータとし, 温度応力解析によって決定をした. 部位養生を行う面養生期間 ( 材齢 ) 養生材料番号打設日 ~ 日ス 25mm 厚側面 1 フーチンク ~ 14 日コ 2 枚天端面打設日 ~ 14 日コ 1 枚 2 脚柱部 張出部 天端面 側面保温養生なし ( 通常の湿潤養生 ) P1-Lot2 以外 P1-Lot2 打設日 ~ 日養生マット 4 側面 打設日 ~ 日 ス 4mm 厚 ( 既設端部から5cm) ~ 7 日 コ 2 枚 側面 ( 上記以外 ) 保温養生なし ( 通常の湿潤養生 ) 天端面 表 -5 保温養生の実施方法 保温養生なし ( 通常の湿潤養生 ) 打設日 ~ 日 ス 4mm 厚 ~ 7 日 コ 2 枚 5 6 ススタイロフォーム, ココンマット 2 号 P11 橋脚 Lot-5-2 Lot-5-1 Lot-4-1 Lot--1 Lot-2-1 Lot-4-2 Lot-1- Lot-1-2 Lot-1-1 図 -12 最小ひび割れ指数の分布 (P11)
5 4. 保温養生の管理 (1) コンクリートの温度計測解析結果に基づき, コンクリートの温度計測を行い, 断熱効果の調整, 保温養生材の終了時期の管理を行った. 計測箇所は, コンクリート温度が最も高くなるフーチング中心部および梁の中心部と, 内部拘束によるひび割れの発生が予測される表面部とした.( 図 -1 参照 ) b) 保温養生の管理保温養生の管理は, 表面温度が管理温度 1 を下回った場合は, 養生材を追加し保温効果を高めるものとした. 保温養生終了時期に関しては, 表面温度が管理温度 2 を下回るまでとした. 9 8 内部温度 表面温度が管理温度 1 を下回った場合養生材を追加し保温効果を高める フーチングコンマット外気温部材中心部材表面スタイロフォーム 梁 既設橋脚 新設梁 新設柱 図 -1 温度計測位置図 : 計測器取付位置 部材中心 コンマット 部材表面 スタイロフォーム 支保工 外気温 温度 [ ] 表面温度 T 2 T 1 図 -15 保温養生の管理図 管理温度 2 1 管理温度 1 表面温度が管理温度 2を外気温下回るまで保温養生を実施 材齢 [ 日 ] (2) 保温養生の管理方法保温養生の管理は, 温度計測値を用いて行った. 温度の管理値 ( 以後, 管理温度 と称する ) は, 温度応力解析結果を基に決定をした. a) 管理温度の決定管理温度は, 温度上昇時の 部材内部と表面の温度差 および保温養生終了時の 内部温度と外気温の温度差 に着目して決定する. ここでは, 図 -14 に示す P 11 における解析結果を例に管理温度の決定方法を説明する. 温度上昇時では, 部材内部と表面の温度差が大きくなり, 表面におけるひび割れ指数が低下する. 温度差がある値 T1 を越えるとひび割れ指数が 1. を下回る. したがってこの温度差を T1 以内に管理することにより, ひび割れを制御するものとする. 以上より, 内部温度から T1 を引いた温度を管理温度 1 とした. 保温養生終了時では, コンクリートが外気にふれることにより表面温度が急激に低下する. この表面温度の低下 T2 が大きいと, コンクリート内外の温度差が大きくなり, ひび割れ指数が低下する. したがって, 保温終了時における温度低下を T2 以内に管理することにより, ひび割れを制御するものとする. 以上より, 外気温に T2 を足した温度を管理温度 2 とした. 温度 [ ] 温度差 T 1 ひび割れ指数低下 温度低下 T 2 保温養生終了時 ひび割れ指数低下 コンクリート内外の温度差 ひび割れ指数 4 内部温度表面温度外気温ひび割れ指数 養生終了時のひび割れ指数は, 気温のばらつき等考慮して余裕を見込んでいる 材齢 ( 日 ) 図 -14 P11 温度応力解析結果 2 1 () 保温養生状況保温養生の状況を写真 -1 に示す. 側面に関しては, スタイロフォームを型枠外部にはめ込むことにより保温効果を確保した. また, 天端および脱枠後の側面に関しては, コンマット 2 号を敷設することにより保温効果を確保した. 型枠側面への取付 スタイロフォーム コンマット 2 号 フーチンク 側面 写真 -1 保温養生の施工状況 コンマット 2 号 (4) 完成時躯体のコンクリート当初懸念されていた, 打設初期に発生する内部拘束による温度ひび割れの発生は, いずれの橋脚においても認められなかった. 本工事では, ひび割れのない密実で高品質なコンクリート構造物を構築することができたものと考えられる.
6 5. まとめと有用性 写真 -2 完成時の躯体 (P11) マッシブな橋脚躯体に対する温度ひび割れ対策として, 温度応力解析結果に基づく保温養生および温度計測管理を行った. 今回得られた知見を以下に示す. (1) 橋脚躯体にひび割れが発生していないことから, 内部拘束に対する温度ひび割れの制御対策として, 保温養生は十分有効であることがわかった. (2) 温度応力解析におけるひび割れ指数を 1. 以上確保することにより, 内部拘束によるひび割れの発生を十分制御できることがわかった. () 保温養生に時に, 躯体の温度計測管理を行うことで, 確実なひび割れ制御が可能であることがわかった. 以上のことから, 今回実施した解析から対策に至るまでの知見が, 今後のマスコン対策において極めて有用性が高いことが分かった. また, ひび割れが起きた際の延命対策はもちろんのこと, 設計や施工の段階での事前のひび割れ対策が重要且つ長寿命化の効果が高いことから, その観点からいっても今回の対策の有効性が分かる. 7. おわりに 戦後から今までの約 7 年間に, 復興からこんにちに至るまで, 多くの社会資本整備 インフラ整備が行われてきた. そのなかでも, コンクリート構造物は約 1 億 m といわれており, 国内でいたるところで建設され, 日本の発展を支えてきた. しかしながら現在, 現存のコンクリート構造物に関しては, 老朽化等による劣化のため, 更新時期いわゆる補修の時期を迎えており, これらのコンクリート構造物をいかに長寿命化および維持管理していくかが課題となっている. また, 国際状況が変化するなか, 沖縄ではアジアゲートウェイ構想の実現に向け, 那覇港等の国際交流拠点整備が重点整備方針として挙げられているが, これらを実現していくにあたり, 社会資本である道路橋脚等のコンクリート構造物の品質を確保することは非常に重要である. その中でもコンクリートのひび割れを制御することは, 品質確保の上で最も重要な項目のひとつである. 今後も, 品質が高く耐久性に優れた安定したコンクリート構造物を構築できるよう努力しく所存である. 6. 今後の課題 今後の課題としては, 対策による効果の定量的な検証 が挙げられる. 橋脚躯体にひび割れが発生していないことから, 保温養生の効果は十分であったと推察される. しかし, ひび割れ指数の定量的な検証が行われておらず, 養生期間および養生材が最も適切であったかの判断が難しい. 今後は, ひずみや有効応力を計測するとともに, 温度応力解析および保温養生効果の妥当性を定量的に検証し, 解析精度を高めるとともに品質確保の向上に努めたい. 写真 -4 完成全景 写真 -5 旅客船ターミナル全景 参考文献 マスコンクリートのひび割れ制御指針 28 ( 社 ) 日本コンクリート工学協会 写真 - ひずみ計設置例
Microsoft Word - 第5章.doc
第 5 章表面ひび割れ幅法 5-1 解析対象 ( 表面ひび割れ幅法 ) 表面ひび割れ幅法は 図 5-1 に示すように コンクリート表面より生じるひび割れを対象とした解析方法である. すなわち コンクリートの弾性係数が断面で一様に変化し 特に方向性を持たない表面にひび割れを解析の対象とする. スラブ状構造物の場合には地盤を拘束体とみなし また壁状構造物の場合にはフーチングを拘束体として それぞれ外部拘束係数を定める.
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1/8 温度応力解析についてアサヒコンサルタント 佃建一 1. はじめに解析は有限要素法 (FEM) と言われる数値解析手法で行ないます 一言で表現すれば 微分方程式で記述できるような物理現象 ( 熱現象 構造力学など ) に対して コンピュータを用いて近似解を求める手法です 右図のように解析する領域 ( 構造物 地盤 ) を 3 角形や 4 角形 ( 二次元や三次元 ) に細分割し ( 要素 )
スライド 1
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コンクリート工学年次論文集 Vol.29
報告 PC タンクのひび割れ防止 足立真康 *1 冨板良史 *2 堅田茂昌 *3 *4 大西清介 要旨 : 大型 PCタンクの側壁下端は, セメントの水和熱に起因する温度応力や収縮により, ひび割れ発生確率が高くなる場合があり, その対策として, 施工初期に発生する温度応力を小さくすることが有効である 今回, 低熱ポルトランドセメントと膨張材を併用した配合を採用することで, ひび割れを完全に防止した
強度のメカニズム コンクリートは 骨材同士をセメントペーストで結合したものです したがって コンクリート強度は セメントペーストの接着力に支配されます セメントペーストの接着力は 水セメント比 (W/C 質量比 ) によって決められます 水セメント比が小さいほど 高濃度のセメントペーストとなり 接着
コンクリートの強度 コンクリートの最も重要な特性は強度です ここでは まず コンクリート強度の基本的特性について解説し 次に 呼び強度および配合強度がどのように設定されるか について説明します 強度のメカニズム 強度の影響要因 強度性状 構造物の強度と供試体強度 配合 ( 調合 ) 強度と呼び強度の算定 材料強度のばらつき 配合強度の設定 呼び強度の割増し 構造体強度補正値 舞鶴市および周辺部における構造体強度補正値
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論文温度ひび割れ照査に用いる設計用値に関する一考察 兄父貴浩 *1 新井淳一 *2 仙場亮太 *3 *4 溝渕利明 要旨 : これまで本研究室で実施してきた一軸直接引張強度について, 日本コンクリート工学会ひび割れ制御指針 2008 の照査で用いられている割裂引張強度と比較するとともに, 一軸直接引張試験で得られた引張ヤング係数と日本コンクリート工学会ひび割れ制御指針 2008 で用いている圧縮ヤング係数との比較検討を行った
S28-1C1000Technical Information
Technical Information コンクリート用膜養生剤 リポテックス C-1000 < ご注意 > お取扱に際しては 弊社 SDS をご参照頂くようお願い申し上げます 機能化学品第 1 事業部 130-8644 東京都墨田区本所 1-3-7 TEL 03-3621-6671 FAX 03-3621-6557 1. はじめにリポテックスC-1000は アクリル樹脂を主成分とする樹脂膜系のコンクリート養生剤です
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2012 年制定 コンクリート標準示方書 [ 設計編 : 本編 ] 目 次 1 章 総 則 1 1.1 適用の範囲 1 1.2 設計の基本 2 1.3 用語の定義 4 1.4 記 号 7 2 章 要求性能 13 2.1 一 般 13 2.2 耐久性 13 2.3 安全性 14 2.4 使用性 14 2.5 復旧性 14 2.6 環境性 15 3 章 構造計画 16 3.1 一 般 16 3.2 要求性能に関する検討
ウィンドブリック施工要領書 2018 年 7 月
ウィンドブリック施工要領書 2018 年 7 月 目次 1. 使用材料 3P 2. 施工手順 4P 3. 配筋図 5P 4. 注意事項 6P 5. 参考資料 7P 1) その他の使用材料 2) コンクリートブロックの配筋図 3) 基礎仕様 4) 注意事項 2 1. 使用材料 ウィンドブリック LO 型 ウィンドブリック LL 型 3 2. 施工手順 門柱施工 既存 CB 上施工 1 基礎コンクリート打設
複合構造レポート 09 FRP 部材の接合および鋼と FRP の接着接合に関する先端技術 目次 第 1 部 FRP 部材接合の設計思想と強度評価 第 1 章 FRP 構造物の接合部 FRP 材料 FRP 構造物における各種接合方法の分類と典型的な部位 接合方法
複合構造レポート 09 FRP 部材の接合および鋼と FRP の接着接合に関する先端技術 目次 第 1 部 FRP 部材接合の設計思想と強度評価 第 1 章 FRP 構造物の接合部 3 1.1 FRP 材料 3 1.2 FRP 構造物における各種接合方法の分類と典型的な部位 3 1.2.1 接合方法の種類 3 1.2.2 FRP 構造物における接合部 9 1.3 国内外における FRP 接合部の設計思想
<4D F736F F F696E74202D E838A815B836782CC92B28D875F31205B8CDD8AB B83685D>
コンクリートの調合 水, 粉に対する水の量が少 コシ大, 但し, 扱い難い ( 固い ) セメント 水 砂利 ( 粗骨材 ) 砂 ( 細骨材 ) 水, セメントに対する水の量が少 強度, 耐久性大但し, 扱い難い ( 固い ) 化学混和剤 水分少 縮み量小 数年かけて 水分少 縮み量小 水が少 水が多 強度小さい収縮耐久性 施工性 コンクリートの調合上のポイント 目標とするコンクリートの性能 構造安全性
<4D F736F F F696E74202D F4C434392E18CB882F096DA934982C682B582BD8BB48B AAA97A782C482C982A882AF82E982D082D18A8482EA90A78CE490DD8C CC92F188C482C691CE8DF48CF889CA82CC8C9F8FD85F E7
LCC 低減を目的とした橋脚 RC 巻立てにおけるひび割れ制御設計法の構築と対策効果の検証 平成 28 年 9 月 15 日 ( 公財 ) 大分県建設技術センター大野禎亨 1 1 2 3 4 5 6 7 8 コンセプト背景 目的解決方法選定調査 解析方法調査 解析結果ひび割れ制御設計対策立案まとめ 2 建設時の品質不良 3 建設時の品質確保究極の予防保全 < 土木コンクリート構造物の劣化要因,3 省合同調査,1999
出来形管理基準及び規格値 単位 :mm 編章節条枝番工種測定項目規格値測定基準測定箇所摘要 1 共通編 2 土工 3 河川 海岸 砂防土工 2 1 掘削工 法長 ç 基準高 ±50 ç<5m -200 ç 5m 法長 -4% 施工延長 40m( 測点間隔 25m の場合は 50m) につき 1 ヶ所
河川 海岸 砂防 掘削工 基準高 ±50
PowerPoint プレゼンテーション
SALOME-MECA を使用した RC 構造物の弾塑性解析 終局耐力と弾塑性有限要素法解析との比較 森村設計信高未咲 共同研究者岐阜工業高等専門学校柴田良一教授 研究背景 2011 年に起きた東北地方太平洋沖地震により多くの建築物への被害がみられた RC 構造の公共建築物で倒壊まではいかないものの大きな被害を負った報告もあるこれら公共建築物は災害時においても機能することが求められている今後発生が懸念されている大地震を控え
< F2D32362D C8E86816A E D815B>
26. 1. テストハンマーによる強度推定調査要領 2. ひび割れ発生状況調査要領 3. 非破壊試験によるコンクリート構造物中の配筋状態及びかぶり測定要領 4. 微破壊 非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定要領 -799- ( 白紙 ) -800- 国官技第 61 号 平成 13 年 3 月 29 日 大臣官房技術調査課長から各地方整備局企画部長あて について 土木コンクリート構造物の耐久性を向上させる観点から
Japanese nuclear policy and its effect on EAGLE project
2018 年 8 月 23 日 JASMiRT 第 2 回国内ワークショップ 3 既往研究で取得された関連材料特性データの現状 - オーステナイト系ステンレス鋼の超高温材料特性式の開発 - 鬼澤高志 下村健太 加藤章一 若井隆純 日本原子力研究開発機構 背景 目的 (1/2) 福島第一原子力発電所の事故以降 シビアアクシデント時の構造健全性評価が求められている 構造材料の超高温までの材料特性が必要
1 2 D16ctc250 D16ctc250 1 D25ctc250 9,000 14,800 600 6,400 9,000 14,800 600 以上 6,500 隅角部テーパーをハンチ処理に 部材寸法の標準化 10cm ラウンド 10cm ラウンド 定尺鉄筋を用いた配筋 定尺鉄筋 配力筋位置の変更 ( 施工性考慮 ) 配力筋 主鉄筋 配力筋 主鉄筋 ハンチの除去底版テーパーの廃止 部材寸法の標準化
<4D F736F F F696E74202D E838A815B83678D5C91A295A882CC90DD8C7682CC8AEE967B F A2E707074>
コンクリート構造物の設計の基本と最近の話題 テキスト : 設計編 1 章コンクリート構造物の設計と性能照査 2011 年 8 月 2 日大阪工業大学井上晋 構造物の設計とは? p.1 対象構造物の用途や機能から定められる要求性能とそのレベルを, 施工中および設計耐用期間のすべてを通じて満たすことができるように, その構造形式, 部材, 断面, 配筋等の諸元を定める行為 対象は耐荷力のみにとどまらない
Microsoft Word - 防露試験ガイドライン doc
計算の結果による温熱環境 ( 結露の発生を防止する対策 ) に関する試験ガイドライン 一般社団法人住宅性能評価 表示協会 ( 平成 21 年 11 月 2 日制定 ) このガイドラインは 5-1 省エネルギー対策等級 の (3) イ3 結露の発生を防止する対策に関する基準において 計算の結果をもとに結露の発生を防止する特別の構造方法に関する試験を行う際の方法を定めるものである 1. 定義 (1) 試験
高性能 AE 減水剤を用いた流動化コンクリート 配合設定の手引き ( 案 ) - 改訂版 - 平成 21 年 6 月 国土交通省四国地方整備局
高性能 AE 減水剤を用いた流動化コンクリート 配合設定の手引き ( 案 ) - 改訂版 - 平成 21 年 6 月 国土交通省四国地方整備局 目 次 1. はじめに 1 2. 材料 1 2-1 セメント 1 2-2 高性能 AE 減水剤 2 2-3 細骨材 3 2-4 粗骨材 3 3. 配合設定 4 3-1 流動化コンクリートの配合基準 4 3-2 室内配合設定手順および方法 4 3-3 現場配合試験
Microsoft PowerPoint - 第7章(自然対流熱伝達 )_H27.ppt [互換モード]
第 7 章自然対流熱伝達 伝熱工学の基礎 : 伝熱の基本要素 フーリエの法則 ニュートンの冷却則 次元定常熱伝導 : 熱伝導率 熱通過率 熱伝導方程式 次元定常熱伝導 : ラプラスの方程式 数値解析の基礎 非定常熱伝導 : 非定常熱伝導方程式 ラプラス変換 フーリエ数とビオ数 対流熱伝達の基礎 : 熱伝達率 速度境界層と温度境界層 層流境界層と乱流境界層 境界層厚さ 混合平均温度 強制対流熱伝達 :
コンクリート工学年次論文集 Vol.24
報告高性能軽量コンクリートを用いた PC 橋の設計と施工 山崎通人 *1 柴田泰行 *2 中村元 *3 竹本伸一 *4 要旨 : 高性能軽量コンクリート ( 以下,HLコンクリートと称す) はPC 橋に使用される一般的なコンクリート ( 以下, 普通コンクリートと称す ) に比べ水セメント比が小さくセメント量が多いため, マッシブな部材のコンクリート温度が高温になると想定された そこで, 柱頭部実物大供試体の三次元熱応力解析においてHLコンクリート,
コンクリート工学年次論文集 Vol.30
論文超高強度繊維補強コンクリートを用いた床版の打設方法が構造性能に及ぼす影響に関する研究 一宮利通 *1 大野俊夫 *2 野口孝俊 *3 *4 南浩郎 要旨 : 東京国際空港 D 滑走路の建設工事において桟橋部着陸帯に超高強度繊維補強コンクリート (UFC) を使用したプレキャスト床版が採用される 本研究では, 平口バケットを用いて左右に移動させながら打設する方法, ならびに丸口バケットを用いて床版中央部を移動させながら打設する方法の2
コンクリート工学年次論文集Vol.35
論文セメント量及びによるコンクリートの断熱温度上昇特性 具冏謨 *1 金圭庸 *2 宮内博之 *2 *3 金武漢 要旨 : 本研究では, コンクリートの断熱温度上昇に影響を及ぼすセメント量ととの関係を検討した コンクリートの断熱温度上昇特性を評価するためにコンクリート調合を考慮して結合材量を設定し, コンクリートは 25 及び 35 の 2 水準とした セメント量は断熱温度上昇量と温度上昇速度に線形的関係があり,
集水桝の構造計算(固定版編)V1-正規版.xls
集水桝の構造計算 集水桝 3.0.5 3.15 横断方向断面の計算 1. 計算条件 11. 集水桝の寸法 内空幅 B = 3.000 (m) 内空奥行き L =.500 (m) 内空高さ H = 3.150 (m) 側壁厚 T = 0.300 (m) 底版厚 Tb = 0.400 (m) 1. 土質条件 土の単位体積重量 γs = 18.000 (kn/m 3 ) 土の内部摩擦角 φ = 30.000
CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐火性能の評価 ~ 平成 26 年度建築研究所講演会 CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 CLT による木造建築物の設計法の開発 ( その 3)~ 防耐
CLTによる木造建築物の設計法の開発 ( その 3) ~ 防耐火性能の評価 ~ 建築防火研究グループ上席研究員成瀬友宏 1 内容 Ⅰ はじめに 1) 木材 製材 集成材 CLT の特徴 テキスト p.45~5050 と燃えしろ の燃えしろを検討するにあたっての課題 1)CLT の燃えしろに関する実験的検討 壁パネルの非損傷性に関する実験的検討 等の防耐火性能に関する建築研究所のその他の取り組み Ⅳ
出来形管理基準及び規格値 単位 :mm 編章節条枝番工種測定項目規格値測定基準測定箇所摘要 1 共通編 2 土工 3 河川 海岸 砂防土工 2 1 掘削工 基準高 ±50 法長 l l<5m -200 l 5m 法長 -4% 施工延長 40m( 測点間隔 25m の場合は 50m) につき 1 箇所
河川 海岸 砂防 掘削工 基準高 ±50 法長
改定対照表(標準単価)
目次 標準単価移行にともない 第 Ⅵ 編市場単価の 2 区画線工 3 高視認性区画線工 19 排水構造物工の 3 工種は廃止 目次 6-4 削除 頁 6-5 削除 6-13 削除 7-1 7-2 7-3 7-4 7-5 7-6 7-7 頁 7-8 7-9 7-10 7-11 頁 7-12 7-13 7-14 7-15 7-16 改定前 改定後 ( 平成 30 年 1 月 4 日以降適用 ) 7-17
Microsoft Word - KSスラブ 論文.doc
トラス筋を用いた軽量スラブ (KS スラブ ) 所属名 : 極東工業 ( 株 ) 発表者 : 牛尾亮太 1. はじめに都市再開発にともなうペデストリアンデッキ用床版, 歩道橋, 水路蓋といった比較的小さい荷重が作用する場所への適用を前提として, 軽量スラブ ( 以下 KS スラブ ) の開発 1) を行った.KS スラブは高流動コンクリートを使用した上下面の薄肉コンクリート版とトラス筋を結合した構造である.
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-1 ポイント : 材料の応力とひずみの関係を知る 断面内の応力とひずみ 本章では 建築構造で多く用いられる材料の力学的特性について学ぶ 最初に 応力とひずみの関係 次に弾性と塑性 また 弾性範囲における縦弾性係数 ( ヤング係数 ) について 建築構造用材料として代表的な鋼を例にして解説する さらに 梁理論で使用される軸方向応力と軸方向ひずみ あるいは せん断応力とせん断ひずみについて さらにポアソン比についても説明する
<4D F736F F D BAD937891AA92E CC816988C4816A F090E0816A2E646F63>
微破壊 非破壊試験によるコンクリート構造物 の強度測定要領 ( 案 ) ( 解説 ) 平成 21 年 4 月 国土交通省大臣官房技術調査課 090518 目 次 1. 適用範囲 1 2. 強度測定要領 ( 案 ) の解説事項 (1) 測定要領 ( 案 )3 測定方法について 1 (2) 測定要領 ( 案 )4 測定者要件について 2 (3) 測定要領 ( 案 )5 事前準備について 2 (4) 測定要領
8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 (
8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 8.2 支承取替工 8.3 沓座拡幅工 8.4 桁連結工 8.5 現場溶接鋼桁補強工 8.6 ひび割れ補修工 ( 充てん工法 ) 8.7 ひび割れ補修工 ( 低圧注入工法 ) 8.8 断面修復工 ( 左官工法 ) 8.9 表面被覆工 ( 塗装工法 ) 3-8-1 8 章橋梁補修工 8.1 橋梁地覆補修工 ( 撤去 復旧 ) 旧高欄の撤去を含めた地覆コンクリートの撤去
コンクリート工学年次論文集 Vol.32
論文 単位水量を低減した水中不分離性コンクリートに関する基礎的検討 花岡大伸 *1 川島仁 *2 羽渕貴士 *3 *4 佐藤肇 要旨 : 従来の水中不分離性コンクリートは, 水中での分離抵抗性や自己充填性等を高めるため, 普通コンクリートに比較して単位水量と単位セメント量が多く, また水中不分離性混和剤を添加した配合となっている そのため, 構造物条件によっては自己収縮や水和熱が問題となる場合があり,
コンクリート実験演習 レポート
. 鉄筋コンクリート (RC) 梁の耐力算定.1 断面諸元と配筋 ( 主鉄筋とスターラップ ) スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (a) 試験体 1 スターラップ :D D D 5 7 軸方向筋 ( 主筋 ) (b) 試験体 鉄筋コンクリート (RC) 梁の断面諸元と配筋 - 1 - . 載荷条件 P/ P/ L-a a = 5 = a = 5 L = V = P/ せん断力図
第 15 章コンクリート補修工 15-1 ひび割れ補修工 (1) ひび割れ表面処理工 ( 研磨工 ) 15-1 (2) ひび割れ低圧注入工 15-1 (3) ひび割れ充填工 目地補修工 (1) 成型ゴム挿入工 15-4 (2) 充填工 既設水路断面修復 表面被
第 15 章コンクリート補修工 15-1 ひび割れ補修工 (1) ひび割れ表面処理工 ( 研磨工 ) 15-1 (2) ひび割れ低圧注入工 15-1 (3) ひび割れ充填工 15-3 15-2 目地補修工 (1) 成型ゴム挿入工 15-4 (2) 充填工 15-5 15-3 既設水路断面修復 表面被覆工 (1) 高圧洗浄工 15-6 (2) 断面修復工 15-7 (3) 表面被覆工 15-8 第
Microsoft Word - 建築研究資料143-1章以外
4. ブレース接合部 本章では, ブレース接合部について,4 つの部位のディテールを紹介し, それぞれ問題となる点や改善策等を示す. (1) ブレースねらい点とガセットプレートの形状 (H 形柱, 弱軸方向 ) 対象部位の概要 H 形柱弱軸方向にガセットプレートタイプでブレースが取り付く場合, ブレースの傾きやねらい点に応じてガセットプレートの形状等を適切に設計する. 検討対象とする接合部ディテール
<4D F736F F D208D5C91A297CD8A7793FC96E591E631308FCD2E646F63>
第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ 1-1 第 1 章モールの定理による静定梁のたわみ ポイント : モールの定理を用いて 静定梁のたわみを求める 断面力の釣合と梁の微分方程式は良く似ている 前章では 梁の微分方程式を直接積分する方法で 静定梁の断面力と変形状態を求めた 本章では 梁の微分方程式と断面力による力の釣合式が類似していることを利用して 微分方程式を直接解析的に解くのではなく 力の釣合より梁のたわみを求める方法を学ぶ
Microsoft PowerPoint - zairiki_3
材料力学講義 (3) 応力と変形 Ⅲ ( 曲げモーメント, 垂直応力度, 曲率 ) 今回は, 曲げモーメントに関する, 断面力 - 応力度 - 変形 - 変位の関係について学びます 1 曲げモーメント 曲げモーメント M 静定力学で求めた曲げモーメントも, 仮想的に断面を切ることによって現れる内力です 軸方向力は断面に働く力 曲げモーメント M は断面力 曲げモーメントも, 一つのモーメントとして表しますが,
結露の発生を防止する対策に関する試験ガイドライン
計算の結果による温熱環境 ( 結露の発生を防止する対策 ) に関する試験ガイドライン 一般社団法人住宅性能評価 表示協会 ( 平成 21 年 11 月 2 日制定 平成 27 年 2 月 27 日修正 ) このガイドラインは 5-1 断熱等性能等級 の (3) ハの結露の発生を防止する対策に関する 基準において 計算の結果をもとに結露の発生を防止する特別の構造方法に関する試験の方法を 定めるものである
コンクリート工学年次論文集 Vol.30
論文鉄筋コンクリート梁のひび割れ間隔に及ぼすコンクリート強度の影響に関する解析的研究 西拓馬 *1 大野義照 *2 *3 中川隆夫 要旨 : コンクリート強度を要因に試験体長さの異なる 2 つの RC 両引き試験を行い, 短い試験体から付着応力 -すべり関係を求めた その関係を用いて長い試験体の RC 部材のひび割れ間隔, 平均鉄筋ひずみ, ひび割れ幅について付着解析を行い, コンクリート強度の影響を検討した
建築支保工一部1a計算書
P7118088-(1) 型枠支保工 (1) 計算書 工事名称 (1) B1FL-3570~1FL (W1-W~WE~WF 間 ) 1 / 1 1: 条件 鉄筋コンクリートの単位重量 r 3.50 kn /m 3 (.400 t/m 3 ) 作業荷重 W 1 ( 作業荷重 :1.47kN/m + 衝撃荷重 :1.96kN/m) 3.430 kn /m (0.350 t/m ) 合板 (1mm) の許容曲げ応力度
Microsoft PowerPoint - fuseitei_6
不静定力学 Ⅱ 骨組の崩壊荷重の計算 不静定力学 Ⅱ では, 最後の問題となりますが, 骨組の崩壊荷重の計算法について学びます 1 参考書 松本慎也著 よくわかる構造力学の基本, 秀和システム このスライドの説明には, 主にこの参考書の説明を引用しています 2 崩壊荷重 構造物に作用する荷重が徐々に増大すると, 構造物内に発生する応力は増加し, やがて, 構造物は荷重に耐えられなくなる そのときの荷重を崩壊荷重あるいは終局荷重という
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長方形板の計算システム Ver3.0 適用基準 級数解法 ( 理論解析 ) 構造力学公式集( 土木学会発行 /S61.6) 板とシェルの理論( チモシェンコ ヴォアノフスキークリ ガー共著 / 長谷川節訳 ) 有限要素法解析 参考文献 マトリックス構造解析法(J.L. ミーク著, 奥村敏恵, 西野文雄, 西岡隆訳 /S50.8) 薄板構造解析( 川井忠彦, 川島矩郎, 三本木茂夫 / 培風館 S48.6)
<4D F736F F F696E74202D208BF38D608B5A8F7095F18D9089EF BB497C C835B83938E9197BF81418DC58F4994C5816A>
超高強度繊維補強コンクリート (UFC) を用いた GSE 橋梁 羽田空港の再拡張事業における国際線地区のエプロン PFI 事業 東京空港整備事務所先任建設管理官竹田康雄 Ⅰ.GSE 橋梁の構造概要 GSE 橋梁の技術提案 GSE 橋梁における技術提案 主桁に 超高強度繊維補強コンクリートを用いた GSE 橋梁 の技術提案 桁と桁の接合部 桁と床版の接続部 等の応力伝達特性 変形性能等について実験等による確認が必要
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参考資料 テストハンマーによる強度推定調査について 1 はじめに コンクリート構造物の圧縮強度の判定方法は 使用したコンクリートで作ったテストピースの圧縮強度 試験による方法と 構造物自体から直接判定する方法との 2 つがあり 後者の場合は 一般にばねによる シュミットハンマー N(NR) 型 ( 以下テストハンマーと呼ぶ ) を用いて コンクリート部材の圧縮強度相当 を測定しこれから圧縮強度を判定する方法が採られている
Microsoft PowerPoint - H24 aragane.pptx
海上人工島の経年品質変化 研究背景 目的 解析条件 ( 境界条件 構成モデル 施工履歴 材料パラメータ ) 実測値と解析値の比較 ( 沈下量 ) 将来の不等沈下予測 ケーススタディー ( 埋土施工前に地盤改良を行う : 一面に海上 SD を打設 ) 研究背景 目的 解析条件 ( 境界条件 構成モデル 施工履歴 材料パラメータ ) 実測値と解析値の比較 ( 沈下量 ) 将来の不等沈下予測 ケーススタディー
< E28F4390DD8C762E786477>
5. 数量計算 5-74 5-75. 数量総括表項目断面修復工 ( その) 仕 様 単位 数 量 備 考 ケレン有りケレン無し 上部工補修工 修復面積 ( 左官工法 ) m 2 0.090 0.96 はつり面積 t=50mm( 推定値 ) m 2 0.090 0.96 修復材料ポリマーセメントモルタル m 3 0.005 0.02 m 3 0.04 殻運搬 処理無筋コンクリート殻 t 0.033 修復面積
AP 工法 による増設壁補強計算例 (1) 設計フロー RC 耐震改修設計指針に示された 中低層鉄筋コンクリート造建物を対象とした開口付き増設壁に AP 工法 を用いて強度抵抗型補強とする場合の補強壁 ( せん断壁 ) の設計フローを示す 周辺架構から補強壁に期待できる耐力の目安をつけ プロポーショ
AP 工法 による増設壁補強計算例 (1) 設計フロー RC 耐震改修設計指針に示された 中低層鉄筋コンクリート造建物を対象とした開口付き増設壁に AP 工法 を用いて強度抵抗型補強とする場合の補強壁 ( せん断壁 ) の設計フローを示す 周辺架構から補強壁に期待できる耐力の目安をつけ プロポーション ( 壁厚さ 開口形状 寸法 ) ならびに配筋を仮定する 補強壁架構のせん断耐力を計算する せん断破壊するときのメカニズムは
平成 26 年度建築基準整備促進事業 S14 コンクリートの強度管理の基準 に関する検討 日本大学, ものつくり大学, 東京都市大学, 東京大学大学院 ( 株 ) 長谷工コーポレーション, 三井住友建設 ( 株 ) 鉄建建設 ( 株 ),( 株 ) 奥村組, 五洋建設 ( 株 ), 東洋建設 ( 株
平成 26 年度建築基準整備促進事業 S14 コンクリートの強度管理の基準 に関する検討 日本大学, ものつくり大学, 東京都市大学, 東京大学大学院 ( 株 ) 長谷工コーポレーション, 三井住友建設 ( 株 ) 鉄建建設 ( 株 ),( 株 ) 奥村組, 五洋建設 ( 株 ), 東洋建設 ( 株 ) ( 共同研究 :( 独 ) 建築研究所 ) コンクリートの強度管理の基準 1 建築基準法施行令第
<4D F736F F F696E74202D B78EF596BD89BB82CC8EE888F882AB C8E86816A F4390B3205B8CDD8AB B83685D>
41 農道路肩 農道法面の補修 対象施設 : 農道施設の区分 : 農道本体対象活動 : 農道路肩 農道法面の補修 農道路肩 農道法面において 侵食 崩壊また ブロック積みや石積み等において 隙間 ひび割れ 欠損などがあり 施設の安全性が十分でない場合な 農道路肩 農道法面の侵食箇所等を補修します また ブロック積みや石積み等の補修又は積み直しをします このことにより 農道利用者の安全な通行が可能となる
Taro-2012RC課題.jtd
2011 RC 構造学 http://design-s.cc.it-hiroshima.ac.jp/tsato/kougi/top.htm 課題 1 力学と RC 構造 (1) 図のような鉄筋コンクリート構造物に どのように主筋を配筋すればよいか 図中に示し 最初に 生じる曲げひび割れを図示せよ なお 概略の曲げモーメント図も図示せよ w L 3 L L 2-1 - 課題 2. コンクリートの自重
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施工技術の動向 橋梁補修工の新規制定歩掛について 国土交通省総合政策局公共事業企画調整課 1. 国土交通省では平成 26 年度土木工事標準歩掛に 橋梁補修工 3 工種の歩掛を新規に制定した 本稿では, 調査状況や歩掛制定の検討内容について, その概要を紹介する 2. 近年の橋梁補修工事の増加により全国的に歩掛制定の要望があったことから, 施工実態調査を実施した 調査の規模としては, 国土交通省および都道府県ならびに政令市が行っている橋梁補修工事を対象としている
コンクリート工学年次論文集 Vol.27
論文アクティブ赤外線法における照射光源の影響に関する基礎的研究 田中寿志 *1 仁平達也 * 鳥取誠一 *3 *4 栗田耕一 要旨 : アクティブ赤外線法に用いる照射設備は, はく離検知の程度に大きな影響を及ぼす そこで, 本研究では, 遠赤外線, キセノンランプ, およびハロゲンランプを用いた場合のコンクリート平板の照射試験および非定常熱伝導解析を行い, 熱伝導の挙動を確認した また, 照射条件を検討するために,
目次 1. はじめに 実施工程
合成短繊維の添加によるコンクリート片剥落防止効果の確認試験 立会い試験結果報告書 製品名 : シムロック SX 平成 22 年 11 月 宇部日東化成株式会社 シムロック は 宇部日東化成株式会社の登録商標です 目次 1. はじめに --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
第 2 章 構造解析 8
第 2 章 構造解析 8 2.1. 目的 FITSAT-1 の外郭構造が, 打ち上げ時の加速度等によって発生する局所的な応力, 及び温度変化によってビスに発生する引っ張り応力に対して, 十分な強度を有することを明らかにする. 解析には SolidWorks2011 を用いた. 2.2. 適用文書 (1)JMX-2011303B: JEM 搭載用小型衛星放出機構を利用する小型衛星への構造 フラクチャコントロール計画書
作成 承認 簡単取扱説明書 ( シュミットハンマー :NR 型 ) (1.0)
作成 承認 簡単取扱説明書 ( シュミットハンマー :NR 型 ) 2012.1(1.0) 本簡単取扱説明書は あくまで簡易な使用方法についての取扱説明書です ご使用に関 して機器取扱説明書を十分ご理解の上で正しくご使用くださるようお願いします 注意 本簡単取扱説明書は 簡易な使用方法についての取扱説明 書です 詳細については機器取扱説明書十分理解して使用 してください 1 シュミットハンマーの使用方法
Microsoft Word - 技術資料Vol.2.docx
技術資料 Vol.2 Civil Engineering & Consultants 株式会社クレアテック東京都千代田区西神田 2 丁目 5-8 共和 15 番館 6 階 TEL:03-6268-9108 / FAX:03-6268-9109 http://www.createc-jp.com/ ( 株 ) クレアテック技術資料 Vol.2 P.1 解析種別キーワード解析の目的解析の概要 3 次元静的線形解析
3. 線熱貫流率の求め方鉄筋コンクリート造等の住宅の線熱貫流率は 以下の (1) から (3) までの方法により求める 100 分の 1 未満の端数を切り上げた小数第二位までの値とする (1) を含む壁体全体の貫流熱損失 (Qw) を求める { 熱橋長さ (W)=1m} 壁体の長さ (L W ) の
鉄筋コンクリート造等の熱橋部位の線熱貫流率計算要領 一般社団法人住宅性能評価 表示協会 平成 28 年 6 月 3 日制定 本要領は 鉄筋コンクリート造等の住宅における構造部材等による熱橋 ( 以下 という ) を含む部位 ( 以下 熱橋部位 という ) の線熱貫流率を定常 2 次元伝熱計算プログラムで計算する方法を示すものである なお 本要領に基づく計算は 当分の間 住宅型式性能認定の取得に限定して使用できるものとし
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付録 1. 吹付枠工の設計例 グラウンドアンカー工と併用する場合の吹付枠工の設計例を紹介する 付録図 1.1 アンカー配置 開始 現地条件の設定現況安全率の設定計画安全率の設定必要抑止力の算定アンカー体の配置計画アンカー設計荷重の設定作用荷重および枠構造の決定設計断面力の算定安全性の照査 土質定数 (C φ γ) 等を設定 例 ) ここでは Fs0.95~1.05 を設定 例 ) ここでは Fsp1.20~1.50
国都街第 4 5 号国道企第 2 3 号平成 29 年 7 月 21 日 各地方整備局長 殿 北海道開発局長 殿 内閣府沖縄総合事務局長 殿 高速道路会社代表取締役社長殿 国土交通省都市局長 国土交通省道路局長 橋 高架の道路等の技術基準の改定について 橋 高架の道路等の技術基準のうち道路橋示方書 Ⅰ 共通編 Ⅱ 鋼橋編 Ⅲ コンクリート橋編 Ⅳ 下部構造編および Ⅴ 耐震設計編については 平成 24
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資料 9 液化石油ガス法施行規則関係技術基準 (KHK0739) 地上設置式バルク貯槽に係るあと施工アンカーの構造等 ( 案 ) 地盤面上に設置するバルク貯槽を基礎と固定する方法として あと施工アンカーにより行う 場合の構造 設計 施工等は次の基準によるものとする 1. あと施工アンカーの構造及び種類あと施工アンカーとは アンカー本体又はアンカー筋の一端をコンクリート製の基礎に埋め込み バルク貯槽の支柱やサドル等に定着することで
コンクリート工学年次論文集 Vol.25
論文圧縮力を受けるポーラスコンクリートの表面変位分布の計測とその応用 音野琢也 * 国枝稔 *2 吉田知弘 *3 *4 六郷恵哲 要旨 : ポーラスコンクリートには骨材径に依存した凹凸が存在するため, コンプレッソメータの装着が難しいこと, 圧縮力を受けるときに局所的な変形が生じている可能性があること, どの程度の検長で変位を計測するのが妥当かなど変位の計測法に様々な問題点を抱えている そこで, 本研究では圧縮力を受けるポーラスコンクリートの表面変位分布を計測し,
1. 空港における融雪 除雪対策の必要性 除雪作業状況 H12 除雪出動日数除雪出動回数 H13 H14 H15 H16 例 : 新千歳空港の除雪出動状況 2. 検討の方針 冬季の道路交通安全確保方策 ロードヒーティング 2
寒冷地空港における定時性向上のための融雪装置導入に関する舗装構造の検討 国土技術政策総合研究所空港研究部空港施設研究室水上純一 研究内容 1. 空港における融雪 除雪対策の必要性 2. 検討の方針 3. 検討内容 ( 各種実施試験 ) 4.. まとめ 1 1. 空港における融雪 除雪対策の必要性 除雪作業状況 35 3 25 2 15 1 5 H12 除雪出動日数除雪出動回数 H13 H14 H15
コンクリート工学年次論文集 Vol.32
論文 X 線 CT 法による硬化コンクリートの特性評価 天明敏行 *1 尾原祐三 *2 堤知明 *3 *4 村上祐治 要旨 :X 線 CT 法を用いて硬化コンクリートの特性評価を行う場合, 骨材, モルタル, 空隙などに分けて, それぞれの比率や密度の情報を把握することが有効な手段となる 特にモルタルの密度に関する情報はコンクリートの特性の指標となる水セメント比や単位セメント量などに関係が深く, コンクリートの配合を推定できる可能性が考えられる
スライド 1
第 3 章 鉄筋コンクリート工学の復習 鉄筋によるコンクリートの補強 ( 圧縮 ) 鉄筋で補強したコンクリート柱の圧縮を考えてみよう 鉄筋とコンクリートの付着は十分で, コンクリートと鉄筋は全く同じように動くものとする ( 平面保持の仮定 ) l Δl 長さの柱に荷重を載荷したときの縮み量をとする 鉄筋及びコンクリートの圧縮ひずみは同じ量なのでで表す = Δl l 鉄筋及びコンクリートの応力はそれぞれの弾性定数を用いて次式で与えられる
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降伏時および終局時曲げモーメントの誘導 矩形断面 日中コンサルタント耐震解析部松原勝己. 降伏時の耐力と変形 複鉄筋の矩形断面を仮定する また コンクリートの応力ひずみ関係を非線形 放物線型 とする さらに 引張鉄筋がちょうど降伏ひずみに達しているものとし コンクリート引張応力は無視する ⅰ 圧縮縁のひずみ
耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日
耐雪型歩道柵 (P 種 )H=1.1m ランク 3 ( 基礎ブロック ) 平成年月日 目 次 1. 目的 1 2. 耐雪型の設置計画 1 3. 構造諸元 1 4. 許容応力度 1 4-1 使用部材の許容応力度 ( SS400,STK410 相当 1 4-2 無筋コンクリートの引張応力度 1 4-3 地盤の耐荷力 1 5. 設計荷重 2 5-1 鉛直力 ( 沈降力 ) 2 5-2) 水平力 ( クリープ力
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亀裂の変形特性を考慮した数値解析による岩盤物性評価法 地球工学研究所地圏科学領域小早川博亮 1 岩盤構造物の安定性評価 ( 斜面の例 ) 代表要素 代表要素の応力ひずみ関係 変形: 弾性体の場合 :E,ν 強度: モールクーロン破壊規準 :c,φ Rock Mech. Rock Engng. (2007) 40 (4), 363 382 原位置試験 せん断試験, 平板載荷試験 原位置三軸試験 室内試験
資料 2 輪荷重走行試験の既往データ 1. 概要 道路橋 RC 床版の損傷メカニズムの解明には, 輪荷重走行試験機を活用した研究が大きく寄与してきた. 輪荷重走行試験機は, 任意の荷重を作用させながら往復運動するもので国内に十数機が設置され, 精力的な研究が行なわれてきた. 輪荷重走行試験機はその構
資料 2 輪荷重走行試験の既往データ 1. 概要 道路橋 RC 床版の損傷メカニズムの解明には, 輪荷重走行試験機を活用した研究が大きく寄与してきた. 輪荷重走行試験機は, 任意の荷重を作用させながら往復運動するもので国内に十数機が設置され, 精力的な研究が行なわれてきた. 輪荷重走行試験機はその構造から, フライホイール等の回転力を往復運動に変換し鉄輪を介して載荷を行うクランク式試験機と移動台車に駆動装置を搭載しゴムタイヤを介して載荷を行う自走式試験機に大別される.
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( 再生瀝青安定処理 ) 構成の合理化について 木内建設株式会社 土木部 1. 工事概要 橋本 安雄 1) 工事名 : 平成 23 年度駿市舗第 14 号東町豊田線舗装工事 2) 発注者 : 静岡市建設局道路部道路整備第 2 課 3) 工事場所 : 静岡市駿河区小黒 1 2 丁目地内 4) 工期 : 平成 23 年 3 月 25 日 ~ 平成 23 年 11 月 28 日 本工事は 市道東町豊田線
西松建設技報
西松建設技報 VOL.33 東京国際空港 D 滑走路の施工について The Construction of Tokyo International Airport D-Runway Shuji Kimura Kazuyuki Ishihara Hitoshi Mori Hidetoshi Hanafusa 要 約 D 1,600 t 1 100 mm 23 mm 125 mm 31 mm SGMSuper
国土技術政策総合研究所研究資料
(Ⅰ) 一般的性状 損傷の特徴 1 / 11 コンクリート床版 ( 間詰めコンクリートを含む ) からコンクリート塊が抜け落ちることをいう 床版の場合には, 亀甲状のひびわれを伴うことが多い 間詰めコンクリートや張り出し部のコンクリートでは, 周囲に顕著なひびわれを伴うことなく鋼材間でコンクリート塊が抜け落ちることもある 写真番号 9.1.1 説明コンクリート床版が抜け落ちた例 写真番号 9.1.2
鉄筋コンクリート構造配筋標準図 (1) S-02
18 60 185 19 既存建物耐震改修工事仕様書 S-01 鉄筋コンクリート構造配筋標準図 (1) S-02 鉄筋コンクリート構造配筋標準図 (2) S-03 1, 3,1 1,8 1,800 1, 3,1 1,8 1,800 7 7 7 7 7 7 7 7 S1 S1 S1 1, 1, 1, 1,800 1,800 1,800 通芯 通芯 4,380 4,380 1 2 G9 2 1 2 2
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鉄筋コンクリート柱のせん断破壊実験 1 2 2-1 4 CS- 36N 2% CS-36A2 4% CS-36A4 2 CS-36HF -1 F C28 =36N/mm 2-1 CS-36N 普通コンクリート 36NC 2-3 CS-36A2 石炭灰 2% コンクリート 36CA2 2-4 2% CS-36A4 石炭灰 4% コンクリート 36CA4 2-5 4% CS-36HF 高流動コンクリート
