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1 第 2 回神戸市すまい審議会 資料 提出年月日 3 H 今後の市営住宅の役割に対応した管理のあり方について - 答申 - ( 案 ) 平成 19 年 月 神戸市すまい審議会

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3 答申 神戸市長 矢田立郎様 平成 18 年 1 月 16 日 貴職から諮問のありました 今後の市営住宅の役割に対応した管理のあり方について 審議を重ね 答申としてまとめましたのでご報告いたします 平成 19 年 月 日 神戸市すまい審議会会長 安田丑作

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5 目 次 はじめに 1. 検討の背景 1 (1) これまで市営住宅が果たしてきた役割 (2) 社会情勢の変化や国の制度改正 2. 市営住宅をとりまく現状と課題 2 (1) 住宅ストック全体の中での市営住宅 (2) 震災後の大量供給と管理収支 (3) 入居者の高齢化とコミュニティ (4) 家賃 (5) ストックの改善 再編 3. 今後の市営住宅に求められる役割 4 (1) 住宅困窮者への公平 的確な住宅供給 (2) 安定した住生活への支援 (3) 地域のまちづくりへの寄与 (4) 神戸の現状をふまえた住宅施策の展開 4. 市営住宅の管理のあり方 6 (1) 入居制度 (2) 高齢社会の進展を見据えたコミュニティ支援 (3) 家賃制度 (4) ストックの管理 活用 まちづくりへの支援 5. 全体を通して配慮すべき事項 10 参考資料 13 統計資料用語集神戸市すまい審議会の概要

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7 はじめに 平成 18 年 1 月に 神戸市長から神戸市すまい審議会に対し 今後の市営住宅の役割に対応した管理のあり方について の諮問が行われた 審議会の下に市営住宅部会を設け 専門的かつ集中的な審議を行い 答申をとりまとめた 公営住宅制度は 住宅政策の主要な柱の一つとして 人口増に対応した住宅供給の一翼を担ってきたが 昨今の社会情勢の変化に伴い その役割も変わりつつある 国でも 公営住宅法の改正 地域住宅特別措置法や住生活基本法の制定などが行われている また 神戸市では 震災後の大量供給による市営住宅ストックの増大 入居者のさらなる高齢化の進展 厳しい財政状況など 市営住宅を取り巻く様々な課題がある その中で 市営住宅が果たすべき役割とは何か そのためには市民全体の貴重な財産である市営住宅をどのように活用していけばよいのか といった視点から 市営住宅の管理のあり方について審議を行い 答申としてとりまとめたものである 今回の答申は 具体的な施策についての提案ではなく 施策を行っていく上での基本的な考え方を示したものである 審議にあたっては 市営住宅だけでなく 広く住宅政策全体のあり方についての視点が不可欠であるとの立場に立って 今後の住宅政策の方向についても言及した さらに 現行法上の制約がありすぐに施策を展開することが難しいと思われる事項についても 市民の住生活の安定と向上を図るため今後の方向性を提言する視点から答申に含めた また 審議の過程で 委員以外の方々から広く意見を聴く公募型ヒアリングを実施し 審議の参考とした 神戸市が 今後 市営住宅政策を進めていくにあたり この答申が指針となることを期待する

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9 1. 検討の背景 (1) これまで市営住宅が果たしてきた役割我が国の住宅政策は 公営住宅制度 住宅金融公庫による住宅金融制度 日本住宅公団 ( 現 : 都市再生機構 ) や地方住宅供給公社による住宅供給を三本柱として 住宅建設五箇年計画の下での計画的な住宅の供給により 住宅不足の解消や居住水準の向上等の成果を上げてきた とりわけ公営住宅制度は 昭和 26 年に制定された公営住宅法に基づき 住宅に困窮する低額所得者に低廉な家賃で住宅を供給するという役割を担い 戦後の人口の急激な都市集中に対応して 計画的な住宅の大量供給を支えてきた 神戸市においても 市民のニーズに応じて多様な市営住宅の供給が進められてきた 平成 7 年の阪神 淡路大震災では 住宅を失った被災者向けに 約 1 万 6 千戸の市営住宅が供給された これにより 昭和 38 年に約 9 千戸であった市営住宅の管理戸数は 震災前の平成 6 年で約 4 万戸 平成 17 年には約 5 万 5 千戸となり 市全体の世帯数に占める割合も 昭和 38 年の 2.8% から 平成 17 年現在で 8.5% となっている (2) 社会情勢の変化や国の制度改正これまで人口の増加に対応した住宅供給が住宅政策の中心となってきたが 昨今の社会情勢の変化により 住宅政策の枠組みは 抜本的な見直しを迫られている 我が国の人口は 平成 17 年から既に減少に転じており 世帯数についても平成 27 年をピークに減少が始まると推計されている また 少子高齢社会の進展により 平成 27 年には高齢者がいる世帯が4 割を超えると推計されており 一方で合計特殊出生率は平成 17 年で 1.25 と戦後最低水準を更新するなど少子化傾向が継続している このような状況の中で 国の住宅政策も 市場重視 ストック重視が謳われるようになり 平成 8 年には公営住宅の整備に民間住宅の借上げ 買取り方式が導入され 平成 15 年の地方自治法改正 平成 17 年の公営住宅法改正により 公営住宅の管理に指定管理者制度や管理代行制度が導入された また 平成 17 年の社会資本整備審議会答申では 公営住宅を中心としたこれまでの住宅セーフティネット機能が より公平かつ柔軟なものとなるよう 機能向上に向けた再構築が必要であるとして 施策対象 入居制度 家賃制度 供給の仕組みなどについての検討を求めている これを受け 国においても入居制度や家賃制度の見直しが行われている さらに 地方分権の推進に伴い 国庫補助制度についても税源の移譲や地域住宅交付金制度の創設など仕組みの見直しがなされている 1

10 2. 市営住宅をとりまく現状と課題 (1) 住宅ストック全体の中での市営住宅平成 15 年の神戸市全体の住宅数は 71 万戸で うち居住している住宅が 62 万戸であり 9 万戸が空家となっている 62 万戸のうち借家は 26 万戸であり 内訳は市営住宅 県営住宅が6 万戸 公団 公社住宅が3 万戸 給与住宅が2 万戸 民営借家が 15 万戸である 借家全体の中で市営住宅 県営住宅の占める割合は 約 23% となっており 平成 5 年の約 18% と比べ上昇している 一方 借家の種類別に家賃負担率を比較してみると 民営借家と市営住宅 県営住宅では 年収が少ない世帯ほど収入に占める家賃の割合に差が出てくる これは 市営住宅 県営住宅の場合 世帯の収入に応じ家賃が変動する応能応益家賃になっているのに対し 民営借家ではこのような制度がないためであるが 結果として同じ収入の世帯が同様の住宅に入居しても 民営借家か市営住宅かで家賃負担が大きく異なることになる (2) 震災後の大量供給と管理収支市営住宅の管理戸数は 平成 17 年度末で約 5 万 5 千戸であり このうち震災前では昭和 40~50 年代に建設されたものが多く 全体の半数を占める また 震災後 約 1 万 6 千戸の市営住宅を供給した結果 世帯数に占める市営住宅の割合は 前述のように 8.5% と 政令指定都市で最も高くなっている また 震災後の大量供給は 管理収支の面でも影響を与えており 平成 17 年度の市営住宅管理事業費 271 億円のうち 164 億円が市債償還のための公債費となっており 歳出の約 6 割を占める 歳入の内訳は 住宅使用料が 131 億円 一般会計からの繰入金が 47 億円 国庫補助金が 60 億円となっているが 家賃に関する国庫補助金は税源移譲された (3) 入居者の高齢化とコミュニティ市営住宅入居者の高齢化率は 平成 17 年度で 33.5% と 神戸市全体の高齢化率 19.9% を大きく上回り 伸び率も高くなっている その傾向は 震災後に被災高齢者が多く入居した復興住宅で顕著であり 高齢化率は 47.8% にもなっている 高齢化が進んだ結果 自治会などのコミュニティ活動にも支障をきたす団地が増加している また 高齢者の日常的な見守りが必要となっていることから 福祉部局との連携により シルバーハイツへの生活援助員の配置や 見守り推進員によるコミュニティサポートグループの育成支援などを行っている 市営住宅の集会所を活用して ふれあい喫茶 ふれあい給食 生きがい対応型デイサービスなども行われている 2

11 (4) 家賃市営住宅の家賃は 原則として公営住宅法に定める応能応益家賃制度に基づいている 応能応益家賃制度は 入居世帯の収入により決まる応能部分と 住戸の規模や築年数 立地等に応じて決まる応益部分から成る 現在 公営住宅法施行令に規定する収入基準や応益係数等の見直しが進められ 平成 18 年 8 月には改正案のパブリックコメントが実施された また 神戸市単独の施策として 著しい低所得や疾病 災害などの事情がある場合に家賃の減免制度を設けている 減免適用世帯は震災後増加傾向にあり 平成 17 年度では入居戸数の半数近くの約 2 万 2 千世帯 年間の減免額も約 41 億円と 他の政令市等をかなり上回る状況となっている (5) ストックの改善 再編現在の市営住宅は 震災後に供給されたものが約 1 万 6 千戸ある一方で 昭和 40~ 50 年代に建設されたものが半数を占めている 震災後に建設された住宅は コーデス (KOHDES: 神戸の住宅設計基準 ) に基づき 共用部分や住戸内がバリアフリー化されている 一方 昭和 40~50 年代に建設された住宅は エレベーターのない中層階段室型住宅が多いこと 風呂の設置場所はあるが浴槽 風呂釜が設置されていないものが多いこと 建設後 20~40 年経過して計画修繕が必要になっていることなど 最近建設された住宅とは設備水準などの面で格差があり これらの住宅ストックの改善と活用が課題となっている 昭和 40 年以前に建設された住宅については 市営住宅マネジメント計画 に基づき 順次建替えが行われており これにより良質なストックの形成とともに 土地利用の再編が図られている 3

12 3. 今後の市営住宅に求められる役割 (1) 住宅困窮者への公平 的確な住宅供給市営住宅の役割は 第一に 必要な住宅を自力で確保することができない住宅困窮者に 生活の基盤となる住宅を供給するというものである そのためには 住宅ストックを最大限有効活用し 必要とする人に公平かつ的確に供給していくことが求められる 最も困窮する人に的確に市営住宅が供給されているかどうか 応能 応益という観点から公平性が保たれているかどうか といった視点で 常に管理のあり方を見直す必要がある さらに 住宅困窮者への支援を公営住宅の枠組みの中だけで解決するのではなく 民間住宅を含めた住宅政策全体の展望の中で対応していくことも考えていかなければならない 昨今 すべての人が地域社会の一員として支え合いながら安心して暮らすことができる ユニバーサル社会 の実現が求められる中 住宅政策全体で困窮者への支援を考え 市営住宅はその選択肢の一つとして位置付けることが必要である 民間住宅と市営住宅とでは 家賃負担の格差が大きいことから 格差解消に向けた家賃補助などの取組みを 将来的に検討していく必要がある これは 地方自治体だけで実施できるものではなく 国における検討が待たれるところである また 住宅困窮者への支援としては 高齢者 障害者 外国人などが民間住宅に入居する際に 保証人がいないなどの理由で住宅が見つけにくいといった事例もあるため 条件に合う住宅を見つけることができるように支援する仕組みづくりも必要である (2) 安定した住生活への支援第二に 生活を営む場として 入居者が安定した住生活を送れるよう支援していくことが望まれる これは市営住宅部局だけで対応できるものではなく 福祉部局などとの連携が必要である 高齢化率が非常に高いという現状を踏まえ 高齢者の見守りやコミュニティ活動の支援を引き続き行っていく必要がある また 現行の公営住宅制度では 収入が増えるなど条件から外れると住宅を退去しなければならず 入居者にとっては居住の安定が損なわれ 結果としてコミュニティにとっては多様性を失うことにもつながっている 将来的には 市民の住生活の安定を図るという意味から 市営住宅の機能を 家賃を低減化する 制度 と 建築物としての 住宅ストック とに分けて考え 収入が上がっても負担能力に応じた家賃で住み続けられるようにするとともに 住宅ストックは地域ニーズにあった活用を図るというような制度の再設計についても 国での検討が望まれる 4

13 (3) 地域のまちづくりへの寄与第三に 市営住宅は 地域社会を構成する一要素として 地域のコミュニティ形成やまちづくりに寄与することも求められている 地域社会の多様性が活力につながっていくことを考えると 市営住宅団地に高齢世帯など特定の世帯が集中するということは望ましいとは言えない 今後は 若年世帯や高齢世帯など多様な世帯が居住する地域社会を実現していくことが必要であり そのためには 多様な世帯が入居できるよう 入居制度を見直していかなければならない これは 前述の住宅困窮者への住宅供給という役割とは矛盾する面があるが 両方の役割を果たしていくことが必要である 個々の団地について 地域の状況を踏まえた上で 柔軟に管理のあり方を考えていく必要がある さらに 地域のまちづくりに寄与していくために 市営住宅マネジメント計画 に基づく住宅の再編に伴い 地域の活性化が図れるよう土地を活用していく必要がある また 集会所などの共用施設を地域で利用できるようにするなど 市営住宅団地が地域に開かれた存在になることも重要である (4) 神戸の現状をふまえた住宅施策の展開市営住宅の役割を考える際には これまで述べたこと以外にも 神戸に特有の事情を考慮する必要がある 震災により神戸の住宅をめぐる状況は急激な変化を余儀なくされた 市営住宅についても 早期 大量の住宅建設が行われた結果 震災で住宅を失った多数の被災者への住宅供給が可能となったが 一方で 市営住宅が急増し 多額の公債費の償還が必要になったこと 入居者の高齢化が進展したことや 家賃減免の適用世帯が増加したことなど 急激な変化への対応が必要となった 震災後の市営住宅の主要な役割は被災者を中心とする住宅困窮者への供給であったが 震災からの 12 年間に新たな住宅困窮者も生じており 多様化する困窮実態に応じた施策が求められる また 困窮者への住宅の供給に加えて住生活の支援やまちづくりへの寄与といった側面についても重視していく必要がある 特に高齢化率の高い復興住宅では 入居者の生活支援や若年世帯の入居促進などを重点的に行うことが求められる 5

14 4. 市営住宅の管理のあり方 (1) 入居制度 地域の状況に応じた制度適用 市営住宅への入居資格要件や募集方法など入居制度に関する問題は 住宅団地のコミュニティ形成や地域のまちづくりにもかかわる根幹のテーマである 地域として健全な状態を作っていくためには 多様な入居者構成となるのが望ましいのは言うまでもないが 市営住宅への入居資格は法令により定められており 加えて住宅困窮者の多様化に対応していく必要もあり 公平性の確保が強く求められる 住宅困窮者への供給という市営住宅の原則を守りつつ入居者構成のバランスを回復していくため 募集方法の工夫や特定目的住宅の設定 あるいは地域別に異なる制度など 現実的な方策から取り組んでいく必要がある 募集方法では これまで行政区別募集や優先枠制度 多回数落選者優遇制度など様々な取り組みが重ねられてきているが 行政区別募集では辞退率が増えたり 優先枠制度では一般申込者の当選確率が極端に低くなったりするなどの課題もみられる 公平性や入居者構成のバランスの観点からも 優先の条件を含め募集方法をさらに工夫していかなければならない また 高齢者向け 若年世帯向けなど入居に一定の条件を設ける特定目的住宅については 条件設定や団地選定を工夫し 復興住宅などへ子育て世帯の入居誘導を図っていくべきである その際 市内で一律の制度とする必要は必ずしもなく 地域ごとのまちづくりの観点から多様な入居者構成に資するものとすることが望ましい 期限付き入居 住戸の住み替え 入居制度に関し 近年公営住宅に期限付き入居制度を導入する自治体が現れ 国においてもこれを容認する方針が打ち出されたところである 期限付き入居については 多くの入居希望者に機会を作るためには導入することも一つの方法と考えられるが 期限が到来した時になお入居資格がある場合にどうするかといった課題もある 期限付き入居を導入する場合には 対象となる世帯や団地などの範囲を明確にするといった工夫が必要となろう また 平成 17 年の公営住宅法施行令改正により 多人数で狭い住戸に住んだり単身で広い住戸に住むなど 住戸の規模と世帯人数とに入居当初からミスマッチが生じている場合等に住み替えを可能とすることとなった 現状では身体機能の低下により階段昇降が困難になった場合などに住宅の変更が可能となっているが 居住者が適正な住宅に住み替えられるような仕組みについてもさらに検討していく必要がある 6

15 (2) 高齢社会の進展を見据えたコミュニティ支援コミュニティ支援の問題は 入居制度と密接に関わるものであるが 神戸では震災復興の過程で 復興住宅における高齢者見守り活動やコミュニティ支援活動などが 多様な主体により行われてきた これらの中には先駆的な取り組みがなされているものや 活動が緒に就いたばかりのものもある モデル事業など新しい取り組みについては 初期の段階から活動を評価する仕組みを考え 検証の結果を次に活かしていくことが大切である 神戸市としては 入居者だけでなく周辺地域と一体となったコミュニティ形成が行えるよう 共用施設などの環境整備により方向づけをしていくことが必要である 特に住宅の建て替えなどの際には 合わせてコミュニティ形成の核となる場づくりを積極的に行うことが望ましい また 既存の空き住戸を福祉活動の拠点とする取り組みが始まっているが こうした動きをさらに進め 福祉拠点だけでなく様々な活動 交流の場とすることが可能になれば 周辺地域にとっても意味のある空間作りに寄与するものと考える さらに 様々な施策実施にあたっては 入居者を受益者としてのみとらえるのではなく 入居者が自らコミュニティに参画し その維持 形成に主体的に関わっていけるよう 側面支援の発想へと転換していくことが求められる (3) 家賃制度 制度検証の視点 家賃制度に関する議論にあたっては 市営住宅は住宅に困窮する低額所得者のためのものであるという原則をふまえる必要があるが 国においても社会情勢の変化に応じた制度見直しが行われる中 市営住宅家賃についても状況の変化に即した検証が常に必要であることは言うまでもない 制度を検証する際に重要となる視点は 困窮概念の明確化 と 公平性の確保 である 住宅施策における住宅困窮とは 適正な水準の住宅を自力で確保できない状態であり 経済的困窮の問題と必ずしも同一ではない 住宅施策の目標実現のためには 経済的困窮者への支援とともに 住宅の質の向上などにも財源が活用されるべきである また 公平性の確保については 同程度の困窮度の者が同程度の負担になっているかという 横の公平性 の観点に加え 家賃負担が個々の困窮度に応じた水準になっているかという 縦の公平性 の観点についても検討を行うことが重要である さらに 制度設計を考えるにあたっては 応能応益家賃制度と減免制度の関係を整理することも必要である 収入に応じて家賃が変わる応能応益家賃の枠組みを基本に据え 通常の低所得世帯には応能応益家賃制度で対応し 急に所得が減少した場合に 7

16 緊急避難措置として家賃減免を行うなど 減免制度は臨時的 補完的に活用するのが 家賃制度の本来のあり方と考える 現行制度の再検討 神戸市では 低所得世帯に対して広く減免を適用している結果 減免制度がいわば応能応益家賃制度の延長として機能しているのが実態である この状況をすぐに本来あるべき姿に変えることは困難であろうが 困窮度把握方法や減免基準の内容を上記の視点から再検討し 必要があれば制度設計を見直していくべきである また 住宅の質に応じた負担の水準を検討することも重要である 応能応益家賃制度における利便性係数や 減免制度における家賃の下限の設定にあたり 立地 建設年代 設備水準など住宅の質にかかる要素が的確に反映されるよう考慮する必要がある また ハード面の利便性ばかりでなくソフト面の応益性についても 住宅の質に関するものとして今後議論していく必要がある いずれにしても 現行制度の急激な変更は多くの入居者に多大な影響を与えることから 制度を見直す場合には 真に生活に困窮する世帯に十分配慮した上で 激変緩和措置の実施など実情に応じたきめ細かな対応が必要である (4) ストックの管理 活用 まちづくりへの支援 ストックの有効活用 現在の市営住宅戸数の半数を占める昭和 40~50 年代の住宅については ストックの有効活用を図るという視点から 設備の改善や計画修繕を適切に進めていく必要がある 特に風呂 エレベーターの設置については 最近の民間住宅では設置されているのが当たり前になっていることから考えても 費用対効果を検証しながら 予算の範囲内でできる限り進めていくべきである また ストックの有効活用を図るには 入居制度との連携が重要であり 高齢者 障害者 子育て世帯などがそれぞれ適切な住宅に入居できるような仕組みを整える必要がある 団地の再編とまちづくり 昭和 40 年以前の市営住宅については 市営住宅マネジメント計画 に基づいて 順次建替え等が行われており これにより良質なストックの形成とともに 土地利用の再編が図られている このような事業は今後昭和 40~50 年代の住宅でも進めていく必要がある ただ これらの住宅はこれまで再編を行っている住宅よりはるかに戸数が多く 震災後に供給した借上げ型の公営住宅の期限が来ることもあり これから 8

17 10~20 年の間には現計画以上に大幅な再編に取り組む必要がある その再編にあたっては 地域の持続可能性や多様性を確保するという観点から 地域の特性や地域ごとのニーズに対応できるよう 周辺地域を含めた市営住宅用地の活用を考えていく必要がある 特に大規模な住宅団地の再編は 地域まちづくりの一環として取り組むべきである その際 まちの中にある住宅のほとんどが市営住宅であるという状態は望ましくなく 地域社会の活力を保つためにも 住宅の多様性をめざしていく必要がある また 郊外の団地では 地域全体が同時に高齢化 老朽化していくおそれもあるため その対策も含めて考える必要がある 今後 市営住宅敷地の有効活用を考えるにあたっても 地域再生やまちづくりの視点からどういう土地利用が望ましいかを見定め 利用方針を定めるべきである 9

18 5. 全体を通して配慮すべき事項最後に 市営住宅に関する議論を通して浮かび上がった論点について述べる 福祉施策等との連携 社会情勢の変化により住宅困窮者が多様化する中 神戸では震災の影響もあり復興住宅の高齢化率が突出するなど 市営住宅の入居者が同時に福祉施策の対象者となることも多く 今後もその傾向は続くと考えられる 一方の福祉施策においては 福祉施設が小規模化 多機能化し 施設福祉から在宅福祉へという流れが起きている こうした中 住宅施策と福祉施策の目標を明確化したうえで分担をはかり 両施策の連携を緊密にしていく必要がある また 困窮者支援の観点から 福祉施策ばかりでなく 所得増加のための経済 雇用施策や コミュニティ形成のためのまちづくり支援策など種々の施策を活用し 市民にとって様々な選択が可能となるよう 市として取り組んでいくべきである そのためには 市の組織のあり方や予算配分など 行政の仕組み自体を見直していく必要もあろう また 神戸市の場合は これまで住宅施策や福祉施策を震災復興の枠組みの中で展開してきた経緯がある 今後 震災復興の要素をどう一般施策化し連携を図っていくかという総合的な判断が必要である 国の制度設計 これまで述べてきたことの中には 地方自治体単独での実施が困難であり国における制度づくりが必要なものがいくつかある 住宅困窮者への支援にあたっては 民間住宅も含めた住宅全体を活用していくことが望ましい 将来的な検討事項として 市営住宅に適用される入居資格などの制度を柔軟に運用していくことや 民間住宅入居者にも家賃補助など困窮度に応じた支援を行うことが求められる また 住宅ストックを活用して周辺地域と一体となったコミュニティ形成に寄与するため 一部を住宅という本来の目的以外に使用することについても 幅広い運用の検討が待たれる さらに 家賃制度においては 国で定める最も低廉な階層の家賃からさらに減免を実施する自治体が多く 減免基準も自治体により異なるのが現状である 国の制度設計がナショナルミニマム ( 最低水準保障 ) の機能を果たしているかどうか再検討が求められる 市営住宅が市民全体の財産としてふさわしい役割を果たすためには 市の施策ばかりでなく 公営住宅制度を含めた住宅政策を国が不断に見直していくことが不可欠である 今後 これらの見直しを国に対してあらゆる機会を通じて働きかけるよう 神戸市に求めたい 10

19 住宅を基軸としたまちづくりの推進 神戸市では 震災後 市民 事業者 行政が一丸となってすまいの復興に取り組んできた その中で改めて認識されたのは 住宅は 市民の生活 地域社会 および産業 経済活動などの都市活動の基盤であるとともに 都市の魅力の最も基本的な要素であるということである 都市では 多くの人が集い住み 働き 学び その中で人と人との繋がりが生み出されている このような都市における集住は それ自体が貴重な社会的資源であり さらに ひと もの 情報などのさまざまな集積をもたらすことになる 今後 市営住宅施策を含め 住宅政策を進めていくにあたっては 住宅が市民生活や都市活動の基盤であるとの認識に立ち 都市行政の中で住宅政策を位置付け 住宅を基軸としたまちづくりを進めていくことが重要である 市民が豊かな住生活を送れるようなすまい まちづくりを推進することが 神戸 2010 ビジョン の中で神戸の将来像として掲げられている 豊かさ創造都市こうべ の実現につながるものと考える 11

20 12

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