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1 ( ) 年 ( 平成 年 ) 月 日 平成 年度都道府県医師会税制担当理事連絡協議会 抜本的解決へ向け診療報酬中の消費税部分の 見える化 が必要 とき平成 年 月 日 午後 時 ~ 午後 時ところ日本医師会館小講堂 広島県医師会常任理事水野正晴 今年度第 回目となる標記会が開催され 財務省主計局担当官より 国の財政状況や社会保障制度の観点から 消費税の引き上げ時の対策について説明があった 今村定臣日本医師会常任理事より 控除対象外消費税問題の概要説明と 抜本的解決へ向け診療報酬中の消費税部分の 見える化 が必要だと説明があった 会長挨拶 要旨 日本医師会会長横倉義武 昨年 月 日本医師会は消費税に関する税制改正要望を決定し 四病院団体協議会とともに平成 年度税制改正要望を政府自民党に提出した 要望の中には 控除対象外消費税の見える化の実現と実態の正確な把握 税制上の措置について医療保険制度の手当ても総合的に検討しうると記載した これを踏まえ 医療機関などの消費税問題に関する検討会を設置し 医療界と行政界の意見のすり合わせを行っている 高齢者の増加で医療ニーズが高まる中 国に対し地域医療が混乱しないように配慮を求めている 医療機関は経営主体別に税金の問題を抱えており 抜本的解決が必要である 本日は財務省の主計 局の方からも説明いただく この問題がより良い方向へ向かうよう われわれも引き続き努力していきたい 協議 消費税率 % 引き上げ時への対応 1 財務省主計局担当官による説明 国の財政状況の説明と社会保障改革について説明があった 平成 年度の一般会計予算は 歳出の / が国債費の返済で / が基礎的財政収支の対象経費であり このうち社会保障費がかなりの割合を占めている 歳入については 割が公債金であり 国の歳入を借金で賄っており 割しか実力で賄えていない状態である事がわかる

2 年 ( 平成 年 ) 月 日 ( ) 税収 歳出の差額分の推移を表したグラフを見ると 平成 年度で差額が縮まり バブル崩壊後 歳出の増加で差額が広がっているのが見て取れる また 政府債務残高の名目 GDPなどに 対する比の推移では政府債務残高が % を超えており 第二次世界大戦後よりも国債および借入金残高の割合が多くなっている事になる 社会保障給付費の見通しとしては 今後医療費と介護費が経済成長率を上回って増加する見込みである 平成 年の年金制度の改革によっ て 財源の範囲内で給付の単価を決める事になったため その点においては経済成長率と整合的に伸びていると考えられる

3 ( ) 年 ( 平成 年 ) 月 日 現在 社会保障費の財源は保険料 割 国庫 地方負担 割程度で賄っている 国庫負担 地方負担を財政赤字で賄っている状態であり 今後高齢化が進むとその負担は増え 給付と財源のバランスが崩れていく このままでは制度維持は困難であるため 財政健全化が必要である 平成 年 月 日に閣議決定された 経済 財政再生計画 では 安倍内閣のこれまでの 年間で 一般歳出の総額の実質的な増加が. 兆円程度となっており 経済 物価動向などを踏まえ その基調を 年度まで継続していくことを目安にしている この点も踏まえ 年度に 向けて社会保障関係費の伸びを高齢化による増加分と 消費税率引き上げによる充実などに相当する基準におさめることを目指している 消費税 % 引き上げ時の診療報酬 薬価について財務省主計局は 現行の課税関係 ( 非課税取扱い ) に変更がない場合 課税仕入れに係る消費税増への対応が必要だとの考えである 仮に現行の課税関係を変更し 医療費を課税扱いとする場合は 消費税制度の中で仕入税額控除が行われることから 診療報酬 薬価に含まれる課税仕入れに係る消費税対応分 ( 消費税率 % 相当分 ) を是正することが必要である

4 昭和 年 月 日 第 種郵便物承認 広島県医師会速報 第 号 年 平成 年 月 日

5 ( ) 年 ( 平成 年 ) 月 日 診療報酬にかかる消費税は非課税とされているが 仕入時にかかる消費税については 社会保険診療報酬によってカバーされる仕組みとなっている つまり 消費税率 % 引き上げ時に課税化する場合は 税抜き価格に基づき 消費税率 % に対応した仕入税額相当分の診療報酬に減額する必要がある 仕入税額相当分の診療報酬を減額した結果 患者 保険者の診療報酬自体にかかったものはなくなるが 最終消費者として人件費部分も含めたサービス総額に対して % もしくは % の消費税負担がかかる事になる 課税化にすると 医療機関側から見れば人件費部分がサービスにおける付加価値であるので このサービス価格に対し患者が消費税負担をする事になり 結果 患者の負担が増す事になる

6 年 ( 平成 年 ) 月 日 ( ) 以上を踏まえ 平成 年度税制改正大綱の中では 患者などの負担に十分配慮した措置を講 ずるように記載がしてある 2 控除対象外消費税問題に関する日本医師会の取組み及び関連する税制の諸課題について 1 薬価及び特定保険医療材料の価格に含まれる消費税相当額医療機関は 卸売業者から仕入時に消費税を支払い 患者や保険者からは消費税を受け取らないため 損をしているという誤解がある し かし 薬価および特定保険医療材料の価格には仕入時に支払う消費税に相当する金額があらかじめ含まれているので 実際には損はしていない また 消費税が増税したからといって 損をするものでもない 医薬品 特定保険医療材料の仕入れに際して 税抜き相当の本体薬価を明確にし これを基準に価格交渉を行えばよいというのが日医の見解である

7 ( ) 年 ( 平成 年 ) 月 日 消費税率 % 時点の本体報酬への上乗せ不足について税率 % 時において 診療報酬本体分において補てん不足が生じていた 医療機関の支払う消費税の合計が. %( 上段 ) 過去に診療報酬へ上乗せしたとされる部分における薬価 特定保健医療材料に関しては 仕組み上過不足なく上乗せが行われているが 診療報酬本体については その他の費用 設備投資にかかる消費税. % 部分に対し 診療報酬本体にかかる消費税の上乗せが. % であり. % 部分が補てん不足である これは概ね, 億円を医療機関 が負担していることになる この補てん不足について 厚生労働省は 補てん不足はない という見解を示しており 日医の見解と相違している 税率 % 引き上げ時にはこうした新たな補てん不足が生じないよう 消費税率引き上げ分 % が用いられた 税率の引き上げによって消費税のかかる支出が / だけが増え その分だけ補てんするという計算式になる しかし 日医は税率 % 時点までの本体部分の補てん不足は依然として残っていると考えている

8 年 ( 平成 年 ) 月 日 ( ) 消費税率 % 引き上げ時の補てんとその財源配分平成 年度診療報酬本体引き上げ部分の約, 億円を 医科 歯科 薬価シェアと課税税率で按分すると 配分額は医科, 億円 歯科 億円 調剤 億円 またそれを病院 診療所で按分した額が 病院, 億円 診療所 億円である このように 医科 歯科 調剤 病院 診療所ごとに補てん不足のないよう区分が行われた 補てんについては 各病院間での補てん不足差はあるかもしれないが 病院に補てんされるものと診療所に補てんされるものが相違しているという不公平差は生じていない 以上のまとめ 医療機関の費用構造と支払う消費税半分は人件費 ( 非課税 ) 分の は薬品 材料費 ( 補てん済み ) 薬価および特定保険医療材料の価格には 仕入れ時に支払う消費税に相当する金額が 予め含まれている 消費税率 % 時点において 医療機関の支払う 消費税に対し 診療報酬 ( 本体 ) への上乗せが不足しているかについて 日本医師会と当局の見解に相違がある 消費税率 % への引き上げ時には 新たな補てん不足が生じないように 医科の病院 診療所 歯科 調剤ごとに配分された

9 ( ) 年 ( 平成 年 ) 月 日 抜本的解決の際の医療機関のデメリット 1 過去の上乗せ分の 引き下げ 医療機関などの消費税問題に関する検討会で 厚労省の委員は 依然補てん不足はない という見解を示しており 医療団体側との意見が相違している 薬価には 医療機関が仕入時に支払う消費税分が予め含まれているため 補てん不足はないという考えだ そ のため 課税となった場合 本体診療報酬にかかる引きはがしを求めてくる可能性がある 消費税 % 時点の. % と消費税が % になった時の. % を合計すると 過去の実績分は. % になり 仮に引きはがしを行うとすれば 満額補てん分の. % とされる可能性がある 2 所得税の概算経費率四段階制の見直し小規模事業者の四段階制 ( 社会保険診療報酬にかかる所得計算の特例措置 ) の利用状況は高く 千万以下の個人立診療所における利用率は. % である 仮に四段階制が廃止されたとすれば その影響は深刻化するため 今回の税制改正要望の中でも制度存続が明記されている 税制改正要望内容消費税の簡易課税制度は中小医療機関の事務負担軽減措置として必要不可欠であることから その見直しは慎重に行うこと これは 消費税の簡易課税制度は 中小事業者の事務負担軽減措置として設けられた制度のひとつであり 中小医療機関にとってもきわめて必要性の高い制度です 3 消費税の免税事業者 簡易課税事業者への影響課税売上高 千万円以下の小規模事業者は 納税義務が免除され 千万円以上の事業者については 簡易課税と一般課税が用いられる 簡易課税制度は 年前の課税売上高が 千万円以下で 簡易課税制度の適用選択している事業者は 実際の仕入税額を計算することなく 課税売上高にみなし仕入率を乗じた概算で 仕入税額控除ができる 万が一社会保険診療報酬が課税になれば 課税売上高が 千万を超える場合は 簡易課税を選択出来なくなるため 制度の見直しを行う際には 慎重に行うよう要望を出している 4 事業税非課税の見直し社会保険診療は極めて公共性 非営利制の高い事業であることから 課税になった場合 医療機関の経営基盤が揺らぐことになりかねない 引き続き事業税非課税のままで公共性の高いサービス維持の存続と軽減税率課税の存続を求めている 税制改正要望内容 1 社会保険診療報酬等に対する事業税非課税の存続 2 医療法人の事業税について特例法人としての軽減税率課税の存続

10 年 ( 平成 年 ) 月 日 ( ) 抜本的解決に向けて開設主体によってさまざまな納税義務の種類が存在している 同じ税金でも 開設主体によってかかる税金が異なっていることが 消費税問題を複雑にしている 個々の診療報酬項目に含まれる仕入税額相当額分を 見える化 する事によって 実態 の正確な把握を行い 税制上の措置については 医療保険制度における手当のあり方の検討などと合わせて 各立場の意見も踏まえ 総合的に検討し 結論を得る そのための検討会を平成 年度より月 回のペースで開催し 財務省 厚労省などの担当者に出席してもらい 意見のすり合わせを行っている

11 ( ) 年 ( 平成 年 ) 月 日 質疑応答水野常任理事は医療 福祉予算の方向付けについては 経済諮問会議に医療関係者が入っていない事が問題で 日医にはより政治力を身につけてもらいたいと意見した. 総括日本医師会副会長今村聡控除対象外消費税問題についてようやく道筋がみえてきているが 多くのハードルがある これまで日本医師会の理念として語られていたものを われわれ 執行部としては十分皆様に理解していただいた上で 現実化していきたい 担当理事コメント 協議会に 出席して感じたことを述べたい 平成 27 年度税制改正大綱 より 言えることは 消費税を % に上げる時には 診療報酬は課税とするということである 見える化 とはこういう事である これによって 控除対象外消費税の問題は解決される その時 どのような形にするかを 財務省 厚生労働省 日本医師会の三者で検討委員会を設置して 協議をしている その内容は 補填不足の問題 引きはがしの問題 免税事業者 簡易課税事業者の問題 四段階税制の問題 事業税非課税の問題 軽減税率の問題がある それぞれの利益を代表して落としどころを決める 綱引きがされているわけだが 日本医師会には 政治力を使っても 引きはがしの阻止に力を発揮して貰いたい 平成 27 年度都道府県医師会税制担当理事連絡 税務相談室 融資相談室のご案内 本会の福祉活動の一環として 税務相談室 および 融資相談室 を開設しております 無料ですのでご遠慮なくご利用ください なお 開催 週間前までにご予約が必要となります 記 税務相談室 医業税務 医療法人移行問題などについてとき平成 年 月 日 日 午後 時 ~ 午後 時 ( 人 時間程度 ) ところ広島医師会館内 階会議室担当者税理士法人元木会計税理士元木英明元木康人 融資相談室 新規開業 事業拡張 事業承継などについてとき平成 年 月 日 午後 時 ~ 午後 時 ( 人 時間程度 ) ところ広島医師会館内 階会議室担当者金融機関金融サービス ( 医療専門チーム ) 担当者 予約申込先 広島市西区観音本町 広島県医師会経理課 TEL:

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平成30年度税制改正要望 平成 29 年 9 月 平成 30 年度税制改正要望 公益社団法人日本医師会会長横倉義武四病院団体協議会一般社団法人日本病院会会長相澤孝夫公益社団法人全日本病院協会会長猪口雄二一般社団法人日本医療法人協会会長加納繁照公益社団法人日本精神科病院協会会長山崎學 少子 高齢化の進展に伴い 医療 介護 福祉の充実は 国民の要望でありますが 医師の不足や偏在による地域医療崩壊が懸念される中で その必要性も一層強いものになっています

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タイトル

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