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1 無断複製 ( コピー等 ) 無断転載等を禁じます 司法書士講座

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3 2016 年度司法書士本試験 午前の部 科目 問題 正解 正答率 (%) テーマ 憲 (90) 取材の自由 (40) 主権の概念 法 (80) 司法権 (60) 不在者 (100) 無権代理 (30) 消滅時効 (100) 不動産の物権変動 (80) 盗品または遺失物の回復請求 (100) 動産の占有権 (100) 地上権 (80) 先取特権 (80) 抵当権 民 (100) 法定地上権 法 (50) 共同抵当 (60) 譲渡担保 (100) 債務の不履行 (100) 連帯債務と連帯保証 (90) 賃借権 (90) 不法行為による損害賠償 (100) 内縁関係 (100) 財産管理権 (90) 相続と登記 (90) 遺留分 刑 (90) 間接正犯 法 (90) 窃盗罪 (60) 国家的法益 (80) 株式会社の設立 (50) 登録株式質と略式株式質 (80) 単元株制度 商 (10) 大会社 (50) 監査役会設置会社と監査等委員会設置会社の比較 法 (30) 持分会社 (100) 新設分割 (10) 特定責任追及の訴え (20) 支配人 - 1 -

4 2016 年度司法書士本試験 午後の部 科目問題正解正答率 (%) テーマ 民訴 民執 民保法 供託 書士法 不動産登記法 商業登記法 (90) 送達 (40) 当事者適格 (90) 弁論主義 (60) 弁論準備手続 (100) 控訴 (50) 係争物に関する仮処分 (90) 金銭債権に対する強制執行 (80) 司法書士法人 (70) 供託の管轄 (70) 電子情報処理組織による供託等 (80) 弁済供託 (100) 申請人 (100) 登記権利者 (100) 登記の申請の代理 (70) 利害関係を有する第三者 (70) 登記原因証明情報 (70) 印鑑に関する証明書 (60) 会社法人等番号 (100) 共有名義の登記 (60) 敷地権付き区分建物の登記 (30) 地上権の登記 (80) 抵当権の設定の登記 (100) 先取特権の登記 (80) 相続または遺贈の登記 (80) 電子情報処理組織を使用する方法による登記 (100) 審査請求 (50) 登録免許税 (90) 申請または嘱託 (80) 株式会社の設立 (70) 役員変更 (60) 募集株式の発行 (80) 資本金の額の変更 (90) 清算株式会社の登記 (30) 持分会社の登記 (60) 一般社団法人の登記 - 2 -

5 記述式第 36 問不動産登記法 甲土地乙建物甲区乙区甲区乙区 1. 甲野一郎 甲野花子 H 甲野一郎住所移転 1 付 1. 名変 ( 代位による登記 ) 1.( 共根 ) M 信用 2.( 根 ) P 商事 付 1. ( 転 ) T 商事 3.( 抵 ) E 銀行 ( ム ) 一郎 4.( 共根 ) H 銀行 1.A レストラン 1.( 共根 ) M 信用 2.( 共根 ) H 銀行 H 離婚成立財産分与 2. 甲野一郎持分全部移転 ( 判決による登記 ) 5.3. 甲野花子住所移転 1 付 1. 2 付 1. 名変 解除 3 番抵当権抹消の経緯 H 商号変更 (F 銀行 ) 住所移転 H G 銀行へ合併 H 商号変更 G 銀行 H 銀行 3 付 1.3 移転 H 合併 ( 名変省略 ) 5 34 抹消 6 ( 名変省略 ) ( 一括申請 ) 6.1. A レストラン民事再生 一部譲渡 共同 ( 根 ) 追加設定 2 付 1. 2 一部移転 追加設定 - 3 -

6 記述式第 37 問商業登記法 < ワンツー株式会社 > < 第 1 段階 > 公開会社 大会社 新株予約権 (H まで ) < 第 2 段階 > 有効 無効の判断 効力発生日 1 監査等委員会設置会社 2 業務執行の委任 3 新株予約権 - 4 -

7 < 第 3 段階 > 有効 無効の判断 効力発生日 1 監査等委員会設置会社監査役 監査役会廃止 業務執行の委任定款 OK 3 新株予約権 90 個行使 行使期間満了 < 第 4 段階 > 役員変更 ( 代 )A 重任 ( 取 )A ( 取 )B ( 取 )C 退任 ( 監 )D ( 取 )E ( 取 )F 社外 ( 取 ) G 就任 監査等委員 D 就任 ( 監 )( 社外取締役 )E 就任 ( 監 )( 取締役 )F 就任 ( 会 ) さくら 重任 - 5 -

8 < スリー株式会社 > < 第 1 段階 > 譲渡制限会社 監査の範囲限定 < 第 2 段階 > 有効 無効の判断 効力発生日 1 監査の範囲限定の廃止 2 ( 取 ) 1 名選任 3 ( 監 ) 1 名選任 4 ( 代 ) 1 名選定 5 会社分割 - 6 -

9 < 第 3 段階 > 有効 無効の判断 効力発生日 1 監査の範囲限定の廃止 ( 監 ) 任期満了 ( 取 ) 1 名選任就任年月日に注意 ( 監 ) 1 名選任 ( 代 ) 1 名選定まだ ( 取 ) に就任していない 5 会社分割 債権者異議手続 発行済株式 2000 株 資本金 7500 万円 < 第 4 段階 > 役員変更 ( 代 )H ( 取 )H ( 取 )I ( 取 )J ( 取 ) A 就任 ( 監 )K 任期満了退任 ( 監 ) L 就任 - 7 -

10 H22 6 次の対話は, 意思表示に関する教授と学生との対話である 教授の質問に対する次のアからオまでの学生の解答のうち, 正しいものの組合せは, 後記 1 から 5 までのうちどれか 教授 : 表意者が一定の法律効果を意欲する意思を表示する行為を意思表示といいますが, この意思表示の例としては, どのようなものがありますか 学生 : ア契約の申込みと承諾, さらに, 遺言があります 教授 : 債務の履行の催告は, 意思表示ですか 学生 : イ債務の履行の催告により, 時効が中断することがありますし, 解除権の発生という効果が発生することがありますから, 意思表示です 教授 : 遺失物の拾得は, どうですか 学生 : ウ遺失物の拾得により, その物の所有権を取得するなどの効果を生じることがありますが, 拾得者の意思に効果を認めたものではないので, 意思表示ではありません 教授 : 指名債権譲渡の債務者に対する通知は, どうですか 学生 : エ通知をすることにより, 対抗要件を具備することができるので, 意思表示です 教授 : 最後に具体的な例で聞きますが, 賃貸マンションの所有者である甲が, 101 号室入居者募集甲 とだけ書いた張り紙をマンションの入口に掲示して, 入居者を募集する旨を表示することは, 意思表示ですか 学生 : オその張り紙を見た乙が, 甲に入居したいと申し出ることによって, 賃貸借契約が成立しますから, 意思表示です 1 アイ 2 アウ 3 イオ 4 ウエ 5 エオ - 8 -

11 H15 5 通謀虚偽表示に関する次のアからオまでの記述のうち, 判例の趣旨に照らし誤っているものの組合せは, 後記 1 から 5 までのうちどれか なお, 善意 又は 悪意 は, 通謀虚偽表示についての善意又は悪意を指すものとする ウ A は,B に対して貸金債権を有していたところ,A と C とが通謀して, 当該貸金債権を C に譲渡したかのように仮装した 異議をとどめないでその債権譲渡を承諾した B は, 債権譲渡が無効であるとして,C からの貸金債権の支払請求を拒むことはできない - 9 -

12 H15 8 次の対話は, 公信の原則に関する学生 A と B との間の対話である 部分に挿入する語句を下記語群の中から選択して対話を完成させた場合, 一度も使用されない語句の組合せとして正しいものは, 後記 1 から 5 までのうちどれか ただし, 一つの語句を複数回使用してもよいものとする 学生 A: 我が国では, 動産については即時取得の制度があるけれど, 不動産についてはそのような制度が採用されていないのは, なぜだろう 学生 B: 動産は, 日常的に取引が行われるし, その物権変動の対抗要件は, でも足りると考えられているから, 実際には公示の役割を十分に果たさない そこで, 占有を信頼して取引をした者の保護の必要性が高いということかな 学生 A: なるほど 動産についてはを重視したけれど 不動産については権利者の利益を重視したということだね でも, 不動産についてを図る必要はないのかな 学生 B: いや, 不動産についても, を図る必要はあるだろう だからこそ, 民法を類推適用するという解釈が広まったのだと思う 学生 A: そうか 即時取得の制度も, 民法を類推適用するという考え方も, 法理の一つとして理解することができる点では, 共通するところがあるわけだね 学生 B: しかし, 民法を類推適用するには, 真の権利者にに相当するような帰責性が必要となるという点で, 動産の占有のを基礎とする即時取得と大きく異なることは否定できないね 語群 : 明認方法占有改定静的安全動的安全 第 93 条ただし書第 94 条第 2 項権利外観権利濫用 心裡留保虚偽表示対抗力公信力 1 明認方法 静的安全 第 93 条ただし書 権利濫用 心裡留保 対抗力 2 明認方法 静的安全 第 94 条第 2 項 権利濫用 虚偽表示 公信力 3 明認方法 動的安全 第 93 条ただし書 権利外観 心裡留保 公信力 4 占有改定 静的安全 第 93 条ただし書 権利外観 心裡留保 対抗力 5 占有改定 動的安全 第 94 条第 2 項 権利外観 虚偽表示 公信力

13 H19 8 不動産が二重に譲渡され, 第二譲受人が先に所有権の移転の登記をした場合には, 第二譲受人が確定的に当該不動産の所有権を取得し, 第一譲受人は所有権の取得を主張することができないが, その法的構成については複数の見解がある 次の 法的構成 欄と 批判 欄から, 二重譲渡の法的構成に関する見解とその見解に対する批判とを選んだ組合せとして最も適切なものは, 後記 1 から 5 までのうちどれか 法的構成 Ⅰ 民法第 177 条は, 登記を, 裁判所が物権変動の有無ないし先後を認定するに際しての法的証拠と定めた規定と解すべきである Ⅱ 一番目の物権変動は登記のない限り完全な効力を生じないため, 譲渡人も完全な無権利者とならないからである Ⅲ 第一の譲渡によって譲渡人は完全な無権利者となり, 第二譲受人が所有権を取得するのは, 譲渡人の所有者らしい外観を真実のものと誤信して取引に入ったことが法律によって保護されるからである Ⅳ 登記をしていない物権変動は当事者間でも第三者に対する関係でも完全に効果を生ずるが, 一定の範囲の第三者にはいったん生じた物権変動を否認する権利が認められ, 第三者がこの権利を行使すると, その第三者との関係で当該物権変動は効力を失う Ⅴ 民法第 177 条は, 二重譲渡の場合には登記を先に備えたものが優先的に物権を取得したものとみるという趣旨の法定の制度であり, 登記の促進や取引の安全という実益を図るために設けられたものと理解すれば足りる 批判 ア民法第 176 条は裁判所によって認定された事実に適用される実体規定であり, 同法第 177 条は裁判所がどのようにして事実認定を行うかについての規定であると理解すべきであるが, この理解と整合しない イ第一の譲渡の後も譲渡人の下に残存し, 第二の譲渡によって第二譲受人に移転するとされる権利の内容が明確でない ウ現実に妥当なもろもろの解決を統一的な原則によって説明することこそ法解釈学の任務である エ第二譲渡人の所有権の取得を原始取得と構成するのは, 取引の実態に照らして不自然である

14 オ第二譲受人が所有権の移転の登記をした場合は, 第一の譲渡について悪意であっ ても背信的悪意者でない限り, 確定的に所有権を取得することができるとする判例 の立場と整合しない ( 参考 ) 民法第 176 条物権の設定及び移転は, 当事者の意思表示のみによって, その効力を生ずる 第 177 条不動産に関する物権の得喪及び変更は, 不動産登記法 ( 平成 16 年法律第 123 号 ) その他の登記に関する法律の定めるところに従いその登記をしなければ, 第三者に対抗することができない 1 Ⅰ- ア 2 Ⅱ- イ 3 Ⅲ- ウ 4 Ⅳ- エ 5 Ⅴ- オ

15 H27 36 ( 不動産登記法 ) 民事次郎死亡縁組前の養子の子は代襲相続しない ( 甲 ) 民事三郎相続 ( 甲 ) ( 乙 ) 2( 根 ) ム相続 元本確定 1. 民事次郎 2. 所有権移転 甲土地 乙建物 甲区乙区甲区乙区 1( 共根 ) ABC 銀行ム東京ホテル 2( 共根 ) XYZ 信用ム民事次郎極度額 5000 万円 2 付 1. 2( 根 ) 変更元本確定 ト省略 1. 東京ホテル 1( 共根 ) ABC 銀行ム東京ホテル 2( 共根 ) XYZ 信用ム民事次郎極度額 5000 万円 2 付 1. 2( 根 ) 変更 ( 別紙 5) ( 甲 ) ( 乙 ) 2( 根 ) 一部代位弁済極度額を超えている 税 2 付 2. 2( 根 ) 一部移転 ( 税 )10 万円 2 付 2. 2( 根 ) 一部移転 ( 別紙 6) ( 甲 ) ( 乙 ) 1( 共根 ) 極度額 3 億 4 億補足 5 に注意 1 付 1. 1( 共根 ) 変更 1 付 1. 1( 共根 ) 変更 同日 ( 甲 ) ( 乙 ) 1( 共根 ) 全部譲渡設定者の承諾 ( ヒ ) 1 付 2. 1( 共根 ) 移転 1 付 2. 1( 共根 ) 移転 同日 ( 甲 ) ( 乙 ) 1( 共根 ) 債権の範囲 債務者利益相反取引 ( ヒ ) 1 付 3. 1( 共根 ) 変更 1 付 3. 1( 共根 ) 変更

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