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1 ヘブル人への手紙 12 章 1-13 節 忍耐する信仰 1A 走り続ける競走 1-4 1B 雲のように取り巻く証人 1 2B 信仰の完成者イエス 2-4 1C 十字架における忍耐 2 2C 罪人の反抗 3-4 2A 父の懲らしめ B 子への愛 5-8 1C 主が愛される者 5-6 2C ほんとうの子 7-8 2B 父への服従 C 尊敬 9 2C 結ばれる実 B 筋力 ヘブル人への手紙 12 章を開いてください 今日は前半部分 1 節から 13 節までを学びます こ こでのテーマは 忍耐する信仰 です ヘブル書 10 章の学びの中で 私たちが神のみこころを行なって 約束のものを手に入れるために必要なのは忍耐であると 学びました (36 節 ) 約束のものを信じて 今 自分の前に置かれている困難に忍耐するのです 同じように忍耐して死んでいった 旧約時代の聖徒たちの証しを私たちは前回と前々回で読みました そこでヘブル書の著者は強い促しを行います 1A 走り続ける競走 1-4 1B 雲のように取り巻く証人 1 1 こういうわけで このように多くの証人たちが 雲のように私たちを取り巻いているのですから 私たちも いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて 私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか こういうわけで とありますが これは 11 章にある 信仰をもって死んでいった旧約時代の聖徒たちのことです アブラハムにある約束を手にしないで死んでいった信仰 けれども 確かにそれを信じて エジプトを自分の住まいとしないと証ししたヤコブやヨセフ そしてモーセにある この世の楽しみよりもキリストのそしりを選びとった信仰 そして理解できないけれども 主の指示にしたがって 過越の祭りの準備をしたモーセ また七日間 エリコの町を回ったヨシュア その他にも数多くの ただ神が語られた という理由だけで それを信じ その信仰の中で死んでいった人々の姿がありました 1

2 そして 11 章の最後には 信仰のゆえに苦しみを受け 拷問を受け 飢えて さまよった人々について書いてありました これらの人々がみな あなたがたにとって励ましを受けるための証人になっているというのがここでの著者の意図です 雲のように とありますが ギリシヤ語では非常に濃くて大きな雲の群を言い表しているようです 確かに 11 章で取り上げられた証人の数は非常に多かったですね 旧約聖書を読むときにぜひ知っていただきたいのは 彼らが通ったところはまさに 私たちの信仰において力を与えるために置かれた証しなのだ ということです 昔書かれたものは すべて私たちを教えるために書かれたのです それは 聖書の与える忍耐と励ましによって 希望を持たせるためなのです ( ローマ 15:4) しばしば 旧約聖書が敬遠されがちで 箴言や詩篇しか見ないという人たちもいます また それを面白い物語として読みますが 自分の生活にある生々しい現実に関係のあるものとはして読みません いいえ まさにこの時代に生きている私たちに 忍耐と励ましを与え 希望を持たせるため 教えるために書かれたのです だからこそ 私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか と言っています 旧約の時代に先人たちが 最後まで走り続けた証しを見ました こんなにもたくさんの人が最後まで走り抜きました だから 今 例えば キロのマラソンで 10 キロ辺りまでしか来ておらず もう疲れ果ててやめてしまいたいと思っても 忍耐をもって走り続けようではありませんか と言っているのです あなたは続けられる! という励ましです どのようにして走り続けるかと言いますと いっさいの重荷とまつわりつく罪 であります 著者は 読者であるヘブル人たちが 疲れているのを知っていました ユダヤ人共同体の中で 疎外されていました その辛さが重荷となり そしてユダヤ教に戻るという罪となっていっているのを知っていました けれども それを 捨て ます これは 横に置いて あるいは ぼとっと落として と言い換えても良いでしょう 自分が走る時に お荷物になっているものを置いておく ということです 来ている服が走るのにはふさわしくないかもしれません 履いている靴がハイヒールだったら 履き替えないといけませんね けれども 私たちがこの世を生きていますと こうした重荷が容易に生じて 罪がまとわりついてきます 同じように 私たちにも悪いことがふりかかります そして 悪いことが積み重なると 私たちはそのために 神のことばについて疑いを持ち始めます クリスチャン生活が重荷となってきます 疲れがたまり 多少の罪を楽しんでも良いではないか と思うわけです 直接的に世の楽しみに心が動かされるかもしれないし あるいは 信仰の成熟に向かって自分自身に取り組むのではなく その周辺の本質的でないことを一生懸命やって ごまかしていきます しかし 私たちは 信仰によって 困難の中にいても なおいっそうのこと 主にあって喜ぶこと ができるようになります これが ヘブル書 12 章のテーマです このことを通して主からの訓練を 2

3 受け 忍耐を学び 自分がますます神の聖さにあずかることができる というものです ですから 私たちには 困難なことが起こるときに 二つの道に分かれる分岐点に立たされるのです 一つは 今説明した 聖められ 平和の義の実を結ぶ道 もう一つは その困難が重荷となり 神に対して疑いを持つようになって 苦々しくなり 罪を犯す道 私たちはしばしば つまずいた という言葉をしばしば使います しかし それは恥ずかしい言葉なのです 霊的成長を放棄しました と言っているのに他ならないからです ですから 自分が信仰を持つか また持たないかによって 見方が正反対になり 生きる道も正反対になります これはベクトルの問題です 2B 信仰の完成者イエス 2-4 1C 十字架における忍耐 2 2a 信仰の創始者であり 完成者であるイエスから目を離さないでいなさい 私たちが苦しみや試練の中にいるときに 旧約の聖徒たちの証しは励ましを与えますが 何よりも 信仰の対象であるイエス様こそが 私たちを支えてくださいます 信仰の創始者 とありますが これはヘブル書 2 章 10 節にある 救いの創始者 の創始者と同じ言葉が使われています この言葉は源 指導者 君 とも訳せる言葉です イエス様が 救いの創始者であることはもちろん分かりますね ここではイエス様は信仰の創始者であると あります 私たちに神への信仰を生み出してくださいました それだけでなく イエス様は信仰の指導者 あるいは先駆者であります つまり 私たちはイエス様を信じるだけでなく イエス様の道に倣っていく者です ペテロがこう言いました あなたがたが召されたのは 実にそのためです キリストも あなたがたのために苦しみを受け その足跡に従うようにと あなたがたに模範を残されました キリストは罪を犯したことがなく その口に何の偽りも見いだされませんでした ののしられても ののしり返さず 苦しめられても おどすことをせず 正しくさばかれる方にお任せになりました (1ペテロ 2:21-23) そして イエス様は 信仰の完成者 であられます つまり イエス様は最後まであきらめずに走りとおした方です 十字架の道を全うし それゆえ三日目によみがえり 天に引き上げられました ですから 私たちも今の信仰を全うすることができるのです このイエスから 次に 目を離さないでいなさい とあります つまり 私たちの注意を逸らすものが 至る所にあるということです それも いろいろな巧妙な形で私たちの目をイエス様から逸らそうとします 例えば マリヤのように イエス様の前でひざまずいて御言葉に聞き従うのではなく マルタのように イエス様のため 神のために自分で何かをしていこうとします しかし私たちが主に集中する時 たとえ回りに困難があっても 心は静まっています 2b イエスは ご自分の前に置かれた喜びのゆえに はずかしめをものともせずに十字架を忍び 神の御座の右に着座されました 3

4 この ご自分の前に置かれた喜び とは よみがえり 天に昇り 神の右の座に着くその喜びです 主は祈られました 今は 父よ みそばで わたしを栄光で輝かせてください 世界が存在する前に ごいっしょにいて持っていましたあの栄光で輝かせてください ( ヨハネ 17:5) ご自身の居所に戻ることのできる喜びです そして イエス様は また ご自分の苦しみによって多くの者が義と認められることも喜びとして見ておられました 彼は 自分のいのちの激しい苦しみのあとを見て 満足する わたしの正しいしもべは その知識によって多くの人を義とし 彼らの咎を彼がになう ( イザヤ 53:11) 他の人々に霊的祝福を与えることができたという喜びです そして はずかしめをものともせずに十字架を忍 ばれた とあります ユダヤ人指導者に死刑を宣告され 平手で打たれ こぶしで打たれ あざけられ そしてローマ総督によって鞭を打たれ ローマ兵士にあざけられ ついに十字架刑に処せられました 十字架につけられている最中もあざけりを受けられました これらを 天にある喜びのゆえに耐え忍ばれたのです そして 神の御座の右に着座されました とありますが これがヘブル書のテーマの一つでもあ り イエス様は永遠の救いを成し遂げられました 一度だけで 救いを完成してくださったのです ですから今も この喜びにあずかっておられます 2C 罪人の反抗 あなたがたは 罪人たちのこのような反抗を忍ばれた方のことを考えなさい それは あなたが たの心が元気を失い 疲れ果ててしまわないためです 再び 考えなさい という命令です 以前 私たちの告白する信仰の使徒であり 大祭司であるイエスのことを考えなさい (3:1) というみことばを習いました 考えなさい のギリシヤ語は 英語の アナロジー すなわち 分析する という英語の言葉が派生したものが使われているそうです したがって 全貌を把握しなさい ということです それは 罪人たちがイエスさまに対して反抗したとき つまり 十字架につけられているイエスさまをののしった人たちに対して それを耐え忍ばれていた そのイエスを考えます 罪人たちの反抗 と著者は言っていますが ヘブル人信者はその信仰にゆえに反対を受けていましたが イエス様も受けておられたのです そうすれば 自分の受けている苦しみが小さなものであることに気づきます それで著者は あなたがたの心が元気を失い 疲れ果ててしまわない と言っています 自分はこれは耐えられない と思っても イエス様はそれ以上の試練と苦難に遭われました 興味深いのは 宣教会議に出席して そこでいかに宣教の働きが進んでいないのか という話 また有体に 十年経っても 数人しか救われなかった という話を聞くと 自分の通っているところは神の恵みによって守られている 小さいものなのだと気づき 励まされます ある人が 人の落胆を聞いて かえって励まされますね と言いました そうです 私たちが苦しいと思っても イエス様はもっと苦しかったのです だから 励ましを受けます 4

5 4 あなたがたはまだ 罪と戦って 血を流すまで抵抗したことがありません 主は 罪人の反抗をしのばれて 血を流されました 使徒パウロも この身に イエスの焼き印 を帯びている ( ガラテヤ 6:17) と言いました けれども あなたがたはまだ 殉教者が出ているとこ ろまで言っていないではないか ということです 私が確か 以前 戦時中の日本のキリスト教は迫害にまで至る前に 妥協という道を選んだ という言葉を話したかと思います それは 人間的には妥当な選択だったでしょう けれども 神の目には背教でしかありませんでした 抵抗 ということばは 罪に対して何としてでも妥協しない 反抗するということです 私たちは 罪との戦いがあります 自分の生活の中にこびりついている罪があります しかし この信仰の戦いにおいて それが戦いなのだということが分かれば ここで自分に身についているものを捨てることが可能でしょう ペテロが迫害されているキリスト者にこう言いました このように キリストは肉体において苦しみを受けられたのですから あなたがたも同じ心構えで自分自身を武装しなさい 肉体において苦しみを受けた人は 罪とのかかわりを断ちました こうしてあなたがたは 地上の残された時を もはや人間の欲望のためではなく 神のみこころのために過ごすようになるのです (1ペテロ 4:1-2) 迫害を受けると このように罪との関わりを絶つ 神のみこころのために過ごすようになるのです 2A 父の懲らしめ 5-11 そして次から とても大事な神の働きについて学びます それは 神の懲らしめ です あるいは 神の躾 神の訓練 と呼んでよいでしょう 子が大きくなる時に父が訓練を与えて その子が大人に成長するように 私たちはこうした困難という神の訓練によって 霊的成熟に向かいます 1B 子への愛 5-8 1C 主が愛される者 そして あなたがたに向かって子どもに対するように語られたこの勧めを忘れています わが子よ 主の懲らしめを軽んじてはならない 主に責められて弱り果ててはならない 6 主はその愛する者を懲らしめ 受け入れるすべての子に むちを加えられるからである これは箴言 3 章 節にある言葉です 初めに この勧めを忘れています と言っています そうです 私たちはしばしば忘れてしまいます 自分が救われる時に 自分の身に苦しみがありましたね? あるいは 信仰の復興が与えられた時に苦しみがありました 神によって与えられた賜物であり それによって神はご自分が愛する父であることを教えてくださいました しかし 私たちは試練が来るとそのことを忘れてしまうのです 苦しみが与えられているのは 5

6 神が自分に敵対しているからだ と思ってしまうのです 何か良いことが起こる時にそれが神が自分に良く思っており 味方してくださっている徴だと思い そうでなければ敵対していると思うのです いいえ 神が私たちの味方であるなら だれが私たちに敵対できるでしょう ( ローマ 8:31) パウロは キリストにある神の愛は 患難 苦しみ 迫害 飢え 裸 危険 剣の中でなおのこと強い結びつきであることを話しているのです 神の私たちに対する敵対は キリストの十字架にあってすべて終わったのです 神はその十字架でご自分に対して敵意を置き 私たちには和解のみを与えておられるのです むしろ このようなことが起こる時は 神が父として愛しておられることの徴であります 自分が神の子どもとされている その愛の関係が深まるために与えられているのです そしてもう一つの勧めは 弱り果てない です 訓練を受ければ 時に挫けてしまいます それ で神は 旧約の聖徒たち またキリストご自身の苦しみによって励ましを与えました 2C ほんとうの子 訓練と思って耐え忍びなさい 神はあなたがたを子として扱っておられるのです 父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか 8 もしあなたがたが だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば 私生子であって ほんとうの子ではないのです 私は この言葉を読んだ時に感動しました なぜなら 私は懲らしめを父から受けた覚えがないからです そのことによって 何が起こったかと言いますと 善悪の判断基準が与えられず どこに境界線があるのかが分からなくなったことです 自分なりに規則を作ってみました けれども それが正しいのかどうか分からないので 自信が持てず ついに鬱状態に陥りました 著者が以前 霊的に成熟した人の話をしましたね しかし 堅い食物はおとなの物であって 経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です ( ヘブル 5:14) 良い物と悪い物を見分けることが できるようになるのが成熟の表れです それを訓練として行なうのが父の役目です イエス様が言われました わたしは 愛する者をしかったり 懲らしめたりする だから 熱心に なって 悔い改めなさい ( 黙示 3:19) 憎んでいるから叱ったり 懲らしめるのではありません 愛 しているから懲らしめるのです 2B 父への服従 C 尊敬 9 9 さらにまた 私たちには肉の父がいて 私たちを懲らしめたのですが しかも私たちは彼らを敬ったのであれば なおさらのこと 私たちはすべての霊の父に服従して生きるべきではないでしょうか 懲らしめられるときに 子供はそれでも父を憎まずに むしろ尊敬して 父に従います なおさら 6

7 のこと 霊の父である神に対して 私たちは尊敬し 服従して生きなければいけない と言っています しばしば私たちは神に 甘えることのできる存在だけで捉えます 私たちは肉の家族のこと あるいは会社でもよいですが その人たちの言うには尽くすことができるのですが なぜか神に対しては自分の願いを聞いてもらうだけの存在にしようとします ヘブル書の著者は その反対でしょうと言います 地上で立てられている権威に対して服従するのであるから なおさらのこと 天の父に対しては服従しようではないですか ということです 神はもちろん 私たちの訴え 不平 不満も 神への信頼の中で祈れば それを快く聞いてくださいます 詩篇にあるのは そのようなダビデの祈りです このような意味での神への甘えは どんどんしていくべきです 遠慮してはいけません けれども なぜかイスラエルの民のように 神はそんな方ではないと決めつけ 自分が置かれている状況に反発し 不平を鳴らしているのであれば それは不信の罪です 大事なのは服従です 今日の社会で 置き去りにされた価値です 自分の権利 自分の可能性 自分の尊厳 というように 自分 が高められます これは終わりの日における反キリストの霊そのものであり 彼は大きな口を持ち 目をもって いと高き方に大きく罵るのです キリスト者はその正反対です キリストが神の身分であられたのに それに固執せずに 人の姿を取られて仕えられました したがって それは徹底的に服従の生活であり 父なる神に愛され 父なる神を愛するその中での服従と拠り頼みの中で この地上を歩まれました 私たちも その服従の中に生きるべきです 2C 結ばれる実 なぜなら 肉の父親は 短い期間 自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが 霊 の父は 私たちの益のため 私たちをご自分の聖さにあずからせようとして 懲らしめるのです 9 節は 地上の父と霊の父の類似点が書かれていましたが この節は相違点について書かれています 肉の父親の訓練は 完璧なものではありません 誤って叱ってしまうことがあります 一時的な怒りの衝動によって叱ってしまうことがあります 人間の父の限界です 子のことを思ってしていても どうしても自分が入ってきてしまうのです そこで私たちは 懲らしめや躾という言葉を聞くと その父親像を神に対して持っていってしまいます しかし そうではないのだとここで強調しています 霊の父は 私たちの益のため にすべてのことを行なってくださいます 有名な御言葉ですが 神を愛する人々 すなわち 神のご計画に従って召された人々のためには 神がすべてのことを働かせて益としてくださることを 私たちは知っています ( ローマ 8:28) とありますね すべてのことを働かせて益としてくださるのですが そこに父なる神の訓練があるのです 7

8 このローマ 8 章 28 節の言葉を続けて見ますと なぜなら 神は あらかじめ知っておられる人々を 御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたからです それは 御子が多くの兄弟たちの中で長子となられるためです (29 節 ) とあります その益とは 私たちが御子のかたちと同じ姿になることです そして御子を自分の長子として仰ぐようになるまでにしてくださること これが益となることです ですから ここで ご自分の聖さにあずからせようとして とあります そして 罪を犯した人に対して 教会が神の聖さを示さなければいけない時もあります パウロが 近親相姦の罪を犯している男について こう言いました あなたがたが集まったときに 私も 霊においてともにおり 私たちの主イエスの権能をもって このような者をサタンに引き渡したのです それは彼の肉が滅ぼされるためですが それによって彼の霊が主の日に救われるためです (1コリント 5:4-5) 罪を犯している彼を教会から除名します それは 彼を滅ぼすためではなく むしろ主の日 つまりキリストが教会のために戻ってこられる携挙の時に救われるためです ですから 愛を示し 優しくふるまいながらも 罪を犯している人に対してはしっかりと戒めを与えなければいけません それはその人を受け入れていないから ではありません むしろ受け入れているからこそ 神の聖さにあずからせるためにしていることです 私がしばしば分かち合う話ですが かつて仕事をしていた時に 教会が祈祷会をある方の家で行っていました 私は お昼食べた後の弁当箱を忘れてしまいました 次の週 そこの家の姉妹が洗っていてくださっていました けれども私は また忘れてしまいました 次の週 その弁当箱を返していただきましたが 洗われておらずもちろん食べかすは腐っていました けれども それ以降 忘れないようになったのです これが神の懲らしめの方法です 私たちが 聖さにあずかるために 自分のしていることの結末を味わうようにさせます それで自ら罪を憎み 罪から離れるようにしてくださいます そうでなければ 罪をもったままで生きるようになるからです したがって 何でもやみくもに優しくすればよいのではありません 何かしてあげるのではなく 何もしない 何も言わないところにある愛が存在するのです 11 すべての懲らしめは そのときは喜ばしいものではなく かえって悲しく思われるものですが 後になると これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます まず 感情面について話しています 当然ながら 懲らしめは喜ばしいものではありません 悲し く思われるものです しかし その感情でさえが そのときは とあるように一時的です そして 二つの 実 が結ばれます 一つは 平和 の実です なぜ平和なのかと言いますと 神の主権の下にへりくだったからです 神の権威に服従できたからです 反発することは 自分のその時の気持ちは解消されるかもしれませんが 心に不安をもたらします 親に反抗的な心が権威を知らないのでかわいそうなように 神の主権に反発する子もかわいそうです 神に信頼して 服従することによって平安を得ることができます そして 義の実 であります これは先ほど話しまし 8

9 た 堅い食物を食べることのできる人は 義の教えに通じていています 何が良いことで悪いこと かを見分ける訓練を 経験によって得ています この二つを兼ね合わせている人が 成熟したク リスチャン であり その霊は安定し 安全であり かつ神の憐れみと愛を実践することができます 3B 筋力 これら懲らしめについて教えたので 著者は勧めを行っています 12 ですから 弱った手と衰えたひざとを まっすぐにしなさい 13 また あなたがたの足のために は まっすぐな道を作りなさい 足なえの人も関節をはずすことのないため いやむしろ いやされ るためです これは 霊的なリハビリテーションのことを話しています 弱った手と衰えた膝があります この姿を見て ああ こんなに弱っているのであれば 無理をしないほうがよい と言います いいえ むしろ動かした方がまっすぐになるのです そして 足が利かない人もまっすぐな道を作って そしてその上を歩くようにします 要は動くのです 体を動かすのです 霊的にも同じです 自分の霊は挫けているかもしれません それで どうすればよいか悩んでいます しかし むしろそのまま主の命令に従えばよいのです まだ私には こんな悩みがあるのです というのではなく むしろ前に出て進むのです そうすれば 足なえの人がイエス様の呼びかけによって立ち上がったのと同じように その足が癒されるのです ここで話されているのは 霊的に私たちが無力になってしまっていることです 弱った手と衰えたひざ とありますが 私たちが入院して いっさい手やひざを動かすことがなかったら どんどん衰えていきます 同じように 私たちも 霊的に主からの訓練を受けなければ また信仰による競走 マラソンを走っていなければ 霊的な筋肉が衰えてしまいます だから いままっすぐにしなさい そして いやされるためです とあります 私たちが心に傷を受けているときに 主からの懲らしめは 傷どころかむしろ 深いいやしが与えられます あなたは大丈夫だよ と偽りの慰めを与えているかぎりは 傷はさらに深くなりますが 本当に神から取り扱いを受けたときに 真のいやしが訪れます 9

らしめ ということばが使われています 箴言 13:24 むちを控える者はその子を憎む者である 子を愛する者はつとめてこれを懲らしめる また箴言 22:15 愚かさは子どもの心につながれている 懲らしめの杖がこれを断ち切る また申命記 8:5 あなたは 人がその子を訓練するように あなたの神 主 があ

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