問 1 正解 4 1 AはB 所有の土地について何も権利を有していません 登記に公信力がない以上 登記を信じたとはいえC Dは無権利者であるので 登記がなければ対抗できない第三者にはあたらないため Bは登記がなくてもC Dに対抗 ( 主張 ) できます ( 民法 177 条 判例大判明

Size: px
Start display at page:

Download "問 1 正解 4 1 AはB 所有の土地について何も権利を有していません 登記に公信力がない以上 登記を信じたとはいえC Dは無権利者であるので 登記がなければ対抗できない第三者にはあたらないため Bは登記がなくてもC Dに対抗 ( 主張 ) できます ( 民法 177 条 判例大判明"

Transcription

1 2018 年度宅建士問題集 2 分の 1 模擬試験 2 解答 解説 本試験問題 解説の無断複製 無断転載 配付等は禁止されております 中神エマ宅建士研究所 0

2 問 1 正解 4 1 AはB 所有の土地について何も権利を有していません 登記に公信力がない以上 登記を信じたとはいえC Dは無権利者であるので 登記がなければ対抗できない第三者にはあたらないため Bは登記がなくてもC Dに対抗 ( 主張 ) できます ( 民法 177 条 判例大判明 ) 2 解除後の第三者との関係はいわゆる二重譲渡と同じ対抗関係になり 善意 悪意を問わず登記がなければ対抗できません ですので Aは登記がなければCに所有権を主張できません ( 民法 545 条 1 項但書 判例最判昭 ) 3 相続放棄の効果は 絶対的効力を生ずるとされているので ( 民法 939 条 ) 誰に対しても登記等なしでその効力が生じます( 判例最判昭 ) ですので Bは登記がなくてもCに対抗することができます 4 受贈者 Bと相続人 Cとは 二重譲渡と同じ不動産の物権変動における対抗関係にあるので 被相続人 Aから贈与を受けたBはその旨の登記がなければ 相続人 Cからその不動産を譲り受けて登記を受けた第三者 Dに対して 贈与による所有権の取得を対抗することができません ( 民法 177 条 判例最判昭 ) 星が多いほど難易度が高いという 目安 です 最高で5つ星の場合の基準です 3 個で普通 4 個でやや難しいということになります 問 2 正解 4 1 一筆の土地の一部にも時効の完成に必要な占有と期間が備われば 時効取得が認められます ( 大連判大 ) Bは所有の意思を持って 20 年間占有しているので 占有の開始時に悪意だった ( その土地の部分がAのものだと知っていた ) としても 時効によってその土地の一部を取得できます ( 民法 162 条 ) 2 占有の移転があった場合 現在の占有者 (C) は時効取得を主張するために 自己の占有とともに前の占有者 (A) の占有も合わせて主張できます ( 民法 187 条 1 項 ) ですがこの場合には 前の占有者の瑕疵も承継することになります ( 同条 2 項 ) そこで CがAの占有も合わせて主張する場合には Aの 悪意による占有 ということも承継しますので Cが時効取得するためには更に 12 年間占有しなければなりません ただし これは前の占有者のA の占有を承継する場合の話です Cが善意無過失ですので Aの占有についての瑕疵を承継することなく Cの占有のみを主張すれば あと8 年間占有すれ 1

3 ば時効取得できます こちらの方が早いですね 3 占有者が占有を奪われた場合には 時効の進行は中断します ( 民法 164 条 ) ですが 占有回収の訴えを提起した場合には占有権は消滅しません( 民法 203 条但書 ) ので その後残りの期間占有すれば 時効は完成します ( 民法 162 条 2 項 ) 4 Eはいわゆる時効完成後の第三者に当たります 時効が完成しても その登記がなければ その後に旧所有者から登記を得た第三者に対しては 時効による権利の取得を対抗できません ( 最判昭 ) ちょうどAがB とEに二重譲渡した形になるのです この場合 登記の有無で決着をつけることになります 問 3 正解 2 1 指名債権譲渡の対抗要件である 債務者の承諾 は 債権の譲渡人又は譲受人のどちらか1 人に行えば充分です ( 民法 467 条 判例大判大 通説 ) 2 指名債権が二重に譲渡されて それぞれに確定日付のある通知が行われたときは 譲受人相互の優劣は確定日付のある通知が債務者に到達した日時の早い方が優先するものとされます ( 民法 467 条 判例最判昭 通説) 3 指名債権譲渡を債務者に対抗 ( 主張 ) するためには 譲渡人 Aが債務者 Bに通知をするか 又は債務者 Bが承諾すればOKです ( 民法 467 条 1 項 ) この対抗要件となる通知はAが自らBに対してする必要があります 譲受人 C が代位して通知することはできません ( 判例大判大 ) 4 譲渡禁止特約の付いた債権であっても 善意の第三者にはこの特約を対抗できません ( 民法 466 条 2 項但書 ) ですので Cが善意であればCに対する債権譲渡は有効となります そして この善意の第三者 Cは 善意でも重過失があると 債権を取得できないのでそのことも押さえましょう ( 判例昭 ) 2

4 問 4 正解 2 1 他人の土地を売買の目的物とすることは 民法上有効です ですが 結果としてその売主がその土地を取得して買主に移転することができなかったということもあり得ますね そのようなときは 買主は 善意でも悪意でも 契約の解除をすることができます ( 民法 561 条 ) ただし 悪意の買主は 損害賠償の請求はできません 前もって知っていたわけですからね 2 売買の目的物の一部が他人に属している場合 そのために善意の買主が購入した目的が達成できない場合に解除等をすることができる期間は その事実 ( 一部が他人物であること ) を知ったときから1 年以内です いつでも解除等ができるということではありません ( 民法 563 条 564 条 ) 3 抵当権の実行によって売買の目的物の所有権を失った場合は 悪意の買主であっても 契約の解除及び損害賠償をすることができます ( 民法 567 条 1 項 ) 4 売買の目的物が地上権などの用益物権によって制限を受けていて そのために売買の目的を達成することができないときは 善意の買主は 損害賠償のほか契約の解除もすることができます ( 民法 566 条 1 項 ) 問 5 正解 1 1 相続放棄は代襲原因ではないので Eの子 Hは相続人とはなりません Eの相続分はFに属します なお 配偶者 Dの相続分 (1/2) は変わりません 2 遺留分権利者 (DとF) は 各自の遺留分を保全するのに必要な限度で遺贈の減殺を請求することができますが 遺贈が遺留分を侵害した部分についてはその時はじめて無効となります ( 民法 1028 条 1031 条 ) 遺留分減殺請求権が行使されないのであれば たとえ遺留分権利者の遺留分を侵害していたとしても その遺贈は有効です 3 限定承認は 共同相続人全員が共同して行わなければなりません ( 民法 923 条 ) 相続人は 配偶者 Dと子 EとFです 限定承認又は相続放棄をする期間は 自分のために相続の開始があったことを知ったときから3カ月です ( 民法 915 条 1 項 ) 4 相続の開始前でも家庭裁判所の許可があれば 遺留分の放棄をすることができます ( 民法 1043 条 ) ですが 相続人になれなくなるということではありません 3

5 問 6 正解 2 ア 賃借人 Bが必要費を支出したときは 直ちに 全額を賃貸人 Aに請求できます ( 民法 608 条 1 項 ) また Bが有益費を支出したときは 賃貸借終了時に その価格の増加が現存する場合に限り 賃貸人 Aに請求できます 請求できるのは Aの選択により その費やした金額又は増加額です ( 同条 2 項 196 条 2 項 ) イ 合意解除の場合と異なり 賃借人の債務不履行により賃貸借が解除されたときは 原則として賃貸人が転借人に目的物の返還を請求したときに 転貸人の転借人に対する転貸債務が履行不能となり 転貸借契約は終了すると解されています ウ 借家の場合には 借地の場合と異なり 賃貸人の承諾に代わる裁判所の代諾許可の裁判の制度はありません ( 借地借家法 19 条 ) エ 借地借家法 33 条による造作買取請求権は 任意規定です 特約で除いておくこともできるのです なお 賃借人の債務不履行を理由として解除されたときは 賃借人の買取請求の行使は認められません ですので 答えは2つです 問 7 正解 1 1 AB 間の売買契約により 所有権は売主 Aから買主 Bへ移転していますので 土地の所有権はCに相続されません ( 民法 176 条 ) Cは AのBに対する登記協力義務を相続することになります ( 民法 896 条 ) ですので A からBへ直接所有権移転の登記をすることができます 2 権利の抹消登記を申請する場合に その抹消について登記上の利害関係を有する第三者が存在するときは その者の承諾が必要です 又はこれに対抗できる判決の写しを添付しなければなりません ( 不動産登記法 63 条 68 条 ) 3 表示登記のみで権利登記がなされていない土地の売買の場合は その手続きとしてBへの所有権移転登記の前にA 名義の所有権保存登記をする必要があります ですので 表題部に記載された者であるAが単独で所有権保存の登記をした後に AとBが共同で所有権移転の登記を申請することになります ( 不動産登記法 74 条 1 項 60 条 ) 4 登記上の利害関係人は 仮登記名義人の承諾により単独で抹消登記を申請できます ( 不動産登記法 60 条 68 条 110 条 不動産登記令 8 条 1 項 9 号 別表 70 条 ) 4

6 問 8 正解 3 1 都市計画区域及び準都市計画区域の指定権者は 原則として都道府県です ( 都市計画法 5 条 1 項 5 条の2 第 1 項 ) 2 地区計画 沿道地区計画 防災街区整備地区計画 歴史的風致維持向上地区計画 集落地区計画 の5つです 地区計画等とは 地区詳細計画 であり きめ細かな街作りを目指す規制等を内容としています それらを都市計画法上 地区計画等 と定めています ( 同法 12 条の4) 3 特別用途地区 高度地区及び高度利用地区は 用途地域内でしか指定されませんが 景観地区は 都市計画区域又は準都市計画区域内でも指定されます ( 同法 9 条 14 項 18 項 19 項 景観法 61 条 ) 4 市街地開発事業は 市街化区域又は区域区分の定められていない都市計画区域内において定めます 市街化調整区域には定めることができません ( 同法 13 条 1 項 12 号 ) 問 9 正解 2 1 建築の他 大規模な修繕 模様替えの工事を行う場合にも建築確認を受けなければならないことがあります 100 m2を超える特殊建築物又は大規模建築物については 大規模の修繕 模様替えについても建築確認が必要です ( 建築基準法 6 条 1 項 1 号 ~3 号 ) 2 料理店は 近隣商業地域ではその規模にかかわらず 建築することができません ( 同法 48 条 別表第 2( り )) 飲食店 と 料理店 を区別しましょう ( 料理店は いわゆる接客サービスの付くお店です ) 3 日影規制は商業地域 工業地域並びに工業専用地域を除く用途地域内及び用途地域の指定のない区域で適用されます ( 同法 56 条の2 第 1 項 別表第 4( い )) ですが 商業地域等でも 高さが 10 メートルを超える建築物で 冬至日において対象区域内の土地に日影を生じさせるものは 当該対象区域内にある建築物とみなして 適用される場合があるのです 4 隣地境界線に接する耐火構造の外壁については 民法 234 条 ( 隣地間を 50 cm距離をとる相隣関係 ) は適用されません ( 同法 65 条 ) 隣地境界線に接して外壁を設けることができるのです 5

7 問 10 正解 3 1 宅地以外の土地を宅地にするために行う宅地造成工事は 届出ではなくて許可が必要です なお 農地を農地のまま利用するための工事は宅地造成にあたらないので 本法の許可は不要です ( 宅地造成等規制法 2 条 8 条 同法施行令 3 条 ) 2 既存の宅地内で宅地造成工事を行う場合でも 都道府県知事の許可を受ける必要があります ( 同法 8 条 1 項 ) 3 造成主が都道府県知事の許可を受ける必要があります ( 同法 8 条 1 項 ) 4 当該規制区域内で勧告がされることがあるほか 一定の場合には改善命令を受けることがあります ( 同法 16 条 17 条 ) 問 11 正解 4 1 土地区画整理組合施行の場合は 借地権者は組合員になりますが 借家人は 組合員にはなりません (( 土地区画整理法 18 条 25 条 1 項 ) 2 土地区画整理事業の施行により設置された公共施設は 換地処分の公告があった日の翌日から 原則としてその公共施設が存する市町村の管理に属します ( 同法 106 条 1 項 ) 3 土地区画整理事業の制限の対象となる行為は 事業施行の障害となるおそれのある土地の形質の変更 建築物その他の工作物の新築 改築 増築又は5トンを超える物件の設置 堆積です ( 同法 76 条 1 項本文 施行令 70 条 ) 4 換地処分は関係権利者に換地計画において定められた関係事項を通知してするものとされています ( 同法 103 条 1 項 ) 問 12 正解 1 ア 居住の用に供されなくなった日から3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日までに譲渡した場合には 特別控除を受けることができます ( 租税特別措置法 35 条 ) イ 居住用財産を譲渡した場合の軽減税率の特例は 居住用財産を譲渡した場合の 3,000 万円の特別控除を適用した後の長期譲渡所得について 重ねて適用されます ( 同法 31 条の3 35 条 ) ウ 居住用財産の特別控除は その者の配偶者及び直系血族に譲渡した場合には 生計を一にしているかどうかには関係なく 特例の適用対象から除外 6

8 されます ( 同法 35 条及び同法施行令 20 条の 3 23 条 ) ですので 正しいものはアの 1 つです 問 13 正解 4 宅地建物取引業の定義の問題です ( 業法 2 条 2 項 3 条 1 項 ) Aが行うのは自己所有の賃貸マンションについての入居者募集であり 自ら行う賃貸は宅地建物取引業に当たりませんので免許は不要です Bの行為は 区画割りして宅地の分譲を行うので 宅地建物取引業に該当しますので免許が必要です Cの行為は Dに一括して売却したので反覆継続性がなく 宅地建物取引業に該当しません Dは地方公共団体ですので ( 業法 78 条 1 項 ) C D 共に免許は不要です Eの行為は 宅地建物取引業者に代理を依頼したとしても自分が売主である以上は宅地建物取引業に該当しますから 免許が必要です 以上からBとEに免許が必要となりますので 正解は肢 4です 問 14 正解 4 1 宅建業に係る営業に関して 成年者と同一の行為能力を有しない未成年者は 登録を受けることができません 宅建業の免許の場合とは異なり 法定代理人の欠格事由は関係ありません ( 業法 18 条 1 項 1 号 ) 未成年者が登録を受けることができるのは 法定代理人から営業を許可された場合 ( 民法 6 条 1 項 ) か 婚姻して成年者とみなされる場合です ( 民法 753 条 ) 2 登録を受けている者が破産した場合の届出については 本肢問題文の記述のとおりです ( 業法 21 条 2 号 ) なお 30 日以内 という期間は業者の破産と同じですが 取引士の登録を受けている者が破産した場合の届出義務者は 破産管財人ではなく本人となっていることに注意してください 3 登録をしている都道府県以外の都道府県に所在する宅建業者の事務所の業務に従事している場合や これから従事しようとするという場合に 現に登録している知事経由で 登録の移転の申請をすることができます ( 業法 19 条の2) 登録の移転は任意であることにも注意しましょう 4 宅建業者が 2 週間以内に専任の取引士の設置要件に適合させるため 必要な措置をとらなければならないのは 既存の事務所等が専任の取引士の設 7

9 置要件に抵触することとなった場合の話です 新設する事務所等については 初めから専任の取引士の設置要件に適合したものでなければなりません ( 業法 31 条の3 第 3 項 ) 問 15 正解 2 1 宅地建物取引業者は 宅地建物取引業者との宅建業上の取引により生じた債権 について 営業保証金からその債権の弁済を受けることはできません ( 業法 27 条 1 項 ) ここは 平成 29 年 4 月 1 日施行の改正点です 2 設問の記述は 業法 28 条の規定による手続ですが その違反については業務停止処分 ( 業法 65 条 2 項 2 号 ) の対象にはなるものの 罰則規定はありません 3 認証は 営業保証金の還付の場合は要求されていません ( 業法 27 条 1 項 ) 弁済業務保証金の還付の場合は その認証は国土交通大臣又は都道府県知事が行うのではなく 保証協会が行います ( 業法 64 条の8 第 2 項 ) 4 宅地建物取引業者がその事業を開始することができるのは 営業保証金を供託した旨の届出をした後からになります ( 業法 25 条 5 項 ) 先に営業を始めてしまってはいけません 問 16 正解 3 ア 登記された権利の種類及び内容は登録事項となっていません ( 業法 34 条の2 第 5 項 ) これは 重要事項説明書に記載する事項です( 同法 35 条 1 項 ) イ 宅地建物の売買 交換の媒介 代理をする契約は 媒介 ( 代理 ) 契約書を作成しなければなりませんが 貸借の媒介 代理は媒介 ( 代理 ) 契約書の作成義務はありません ( 同法 34 条の2 第 1 項 34 条の3) ウ 登録した物件が成約したときは 指定流通機構へその旨を遅滞なく通知しなければなりませんが 取得者の氏名は通知事項ではありません ( 同法 34 条の2 第 7 項 ) エ 直接取引をした場合には 違約金を請求できます それはないよ! ということになってしまうと困るからですね ですので 誤っている肢はア イ ウの3つです 8

10 問 17 正解 4 1 宅地建物取引業者は 自ら売主となる売買契約において物件の引渡し前に手付金等を受領するときは 原則として 保全措置を講じなければなりません 例外として 受領しようとする手付金等の額が 完成物件については 代金の 10% 以下であり かつ 1,000 万円以下である必要十分条件を満たすときは 保全措置をとる必要はありません ( 業法 41 条の2) 1,000 万円を超えていれば 保全措置が要ります 2 業務に関する禁止事項としまして 業者の業務に関する禁止事項 ( 業法 47 条 ) のほか 業者と従業者の業務に関する禁止事項 ( 業法 47 条の2) が定められています 本問題肢は 47 条の2 第 2 項に該当しますが 業法 47 条と異なり直接罰則の適用はありません 3 業者は責任の有無を問わず瑕疵担保責任を負わなくてはなりません ( 民法 570 条 ) 本肢の内容は買主に不利となる特約ですので 無効となります ( 業法 40 条 ) 4 未完成物件の場合は 手付金等の額が 1,000 万円を超えるか 又は代金の5% を超えている場合には 手付金等の保全措置を講じなければなりません ( 業法 41 条 1 項 ) 肢 1と併せてよく見ておいてください 9

11 問 18 正解 1 ア Bにつきましては 免許を受けた国土交通大臣と 案内所等の所在地を管轄する甲県知事への 案内所等の届出 が必要です 売買契約の申込みを受ける案内所ですので 専任の取引士の設置を必要としますので ( 業法 31 条の3 第 1 項 業法施行規則 15 条の5の2) Bは各々への届出が必要となります なお 国土交通大臣への届出は分譲場所の所在地を管轄する甲都道府県知事を経由して行うことになっています ( 業法 50 条 2 項 78 条の3 第 2 項 ) Aについては 届出は不要です ( 業法 50 条 2 項 業法施行規則 15 条の5の 2 第 3 号 ) イ 案内所等につきましては Bに1 人以上の専任の取引士の設置義務があります ( 業法 31 条の3 第 1 項 業法施行規則 15 条の5の3) ウ ともに その事務所ごとに備えておく義務があるものです ( 業法 48 条 3 項 49 条 ) 案内所では備えておく必要はありません エ Bの案内所ですので AではなくBの標識を掲示しなければなりません 専任の取引士を設置すべき場所の標識には その取引士の氏名の表示も必要です ( 業法 50 条 1 項 業法施行規則 19 条 1 項 4 号 ) ですので 答えはアのみの1つです 問 19 正解 2 ア 本当にその物件が実在しても 売る気がないのに広告をすることは おとり広告に当たりますので 誇大広告の禁止に違反します ( 業法 32 条 ) イ 宅地の売買に関する広告をするときは 必ず取引態様の別を明示しなければなりません ( 業法 34 条 1 項 ) ウ 業務停止期間経過後に契約を締結するつもりの宅地であっても 停止期間中にその販売の広告をすることはできません エ インターネットを利用した広告でも 実際のものよりも著しく優良であると人に誤認されるような表示をした場合は 誇大広告の禁止の規制対象となります ( 業法 32 条 ) ですのて 誤っている肢は アとウの2つです 10

12 問 20 正解 1 1 引渡しの時期については 業法 37 条の書面 ( 契約書にあたるもの ) で必ず記載する事項です ( 業法 37 条 1 項 4 号 ) なお 重要事項説明書では記載不要です 2 所定の事項が契約書に記載されていれば その契約書をもって交付すべき書面に代えることができます 3 37 条書面は 売主 Dと買主 Eの双方に対して交付しなければなりません ( 業法 37 条 1 項 ) 4 37 条書面を交付したときは その内容を 宅地建物取引士に説明させる必要はありません 取引士の記名押印は必要です ( 業法 37 条 4 項 ) 問 21 正解 2 1 違反します 計算に先立ちまして まずは 建物の消費税分をはずしましょう すると 建物の価格は 108 万円 1.08 で 本体価格 100 万円になります そして 土地の価格 ( 土地には消費税は含まれないので ) と合計して 計算の基礎となる取引の総額は 400 万円です 報酬額算出の速算法で 400 万円 4%+2 万円 =18 万円がはじき出されますね そして 空き家の媒介の場合は 現地調査に要した費用に相当する金額を報酬に加えることができますが それでも全体の上限額は 18 万円 ( 税抜 ) 税込みでも 194,400 円になります Aは課税業者ですので 194,400 円が報酬額の上限となります 2 違反しません 居住用の物件ではないので 324 万円の権利金を 売買代金とみなして報酬額の計算ができます まずは消費税をはずしましょう 324 万円 1.08=300 万円ですね そうしますと 速算法で 300 万円 4%+2 万円 =14 万円という金額が出てまいります Aは課税業者なので 151,200 円が報酬額の上限となります 3 違反します 交換契約では 金額の高いほうを基にして 報酬額の計算ができます 乙所有の建物の金額である 4,320 万円を使いますが やはり 消費税をはずしますと 4,320 万円 1.08=4,000 万円になりますね 速算法で 4,000 万円 3%+6 万円で 126 万円の金額が出てきます Bは消費税の課税業者ですので 126 万円 1.08=136 万 800 円が上限になります よって Bの受領額 (140 万円 ) は違反となるわけです 4 違反します 居住用の建物の賃貸借契約の媒介であるので この場合の報酬の限度額は AB 合計で賃料 1か月分の額である 24 万円 ( 本体価格 ) になります 設問のようにABの合計額が 36 万円という金額になっていては 11

13 業法違反になってしまいます 問 22 正解 2 1 雇用主としての監督責任がある場合には 宅地建物取引業者にも罰則が適用されることがあります ( 業法 80 条 84 条 ) 2 宅地建物取引業者の所在が確知できない場合の手続きです ( 同法 67 条 1 項 ) 取り消すことができる( 任意 ) であることに注意してください 3 国土交通大臣は 全ての宅地建物取引士に対して 都道府県知事は その登録を受けている宅地建物取引士及び当該都道府県の区域内でその事務を行う宅地建物取引士に対して 宅地建物取引士の事務の適正な遂行を確保するため必要があると認めるときは その事務について必要な報告を求めることができます 取引士がこの報告義務に違反した場合は 50 万円以下の罰金に処せられます ( 業法 72 条 3 項 83 条 1 項 5 号 ) 宅建士としての過料( 行政罰 ) に処せられるのは 取引士証の提示義務違反の場合等です ( 同法 35 条 4 項 86 条 ) 4 監督処分のほかに 50 万円以下の罰金が科せられます ( 同法 65 条 2 項 2 号 83 条 1 項 2 号 ) 問 23 正解 2 1 記述のとおりです 2 平成 29 年の新設住宅着工戸数は 964,641 戸 ( 対前年比 0.3% 減 ) で 3 年ぶりの減少です そのうち 持家が 284,283 戸で 貸家が 419,397 戸です 問題文では 持家と貸家の戸数が逆になっています 3 記述のとおりです 4 記述のとおりです 問 24 正解 3 1 住宅金融支援機構法 13 条 1 項 1 号 2 号により 正しい記述です 2 同法 13 条 1 項 3 号により 正しい記述です 3 個人に対する住宅取得資金の直接融資は原則として行なっていません 12

14 ( 同法 13 条 ) 4 同法 13 条 2 項 4 号により 機構は勤労者財産形成促進法第 10 条第 1 項の規定による貸付を行ないます 問 25 正解 1 1 コンクリートは圧縮力に強いが 引っ張りには弱く また 鉄筋は圧縮には弱く 引っ張りには強いという特徴を持っています この特徴を組み合わせて 構造体としての性能と強度を高めているのが鉄筋コンクリート造です 2 記述のとおりです 3 記述のとおりです 4 記述のとおりです 本試験問題 解説の無断複製 無断転載 配付等は禁止されております 中神エマ宅建士研究所 13

〔問 1〕 Aは自己所有の建物をBに賃貸した

〔問 1〕 Aは自己所有の建物をBに賃貸した ( 宅建 ) 要点解説講義 要点確認テスト 4 権利関係 4 問題 制限時間 20 分 問 1 Aは 所有する家屋を囲う塀の設置工事を業者 Bに請け負わせたが Bの工事によりこの塀は瑕疵がある状態となった Aがその後この塀を含む家屋全部をCに賃貸し Cが占有使用しているときに この瑕疵により塀が崩れ 脇に駐車中の D 所有の車を破損させた A B 及びCは この瑕疵があることを過失なく知らない

More information

〔問 1〕 抵当権に関する次の記述のうち,民法の規定によれば,誤っているものはどれか

〔問 1〕 抵当権に関する次の記述のうち,民法の規定によれば,誤っているものはどれか ( 宅建 ) 要点解説講義 要点確認テスト 2 権利関係 2 問題 制限時間 20 分 問 1 不動産の物権変動の対抗要件に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 誤っているものはどれか なお この問において 第三者とはいわゆる背信的悪意者を含まないものとする 1 甲不動産につき兄と弟が各自 2 分の1の共有持分で共同相続した後に 兄が弟に断ることなく単独で所有権を相続取得した旨の登記をした場合

More information

〔問 1〕 A所有の土地が,AからB,BからCへと売り渡され,移転登記も完了している

〔問 1〕 A所有の土地が,AからB,BからCへと売り渡され,移転登記も完了している ( 宅建 ) 要点解説講義 要点確認テスト 1 権利関係 1 問題 制限時間 20 分 問 1 意思無能力者又は制限行為能力者に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 正しいものはどれか 1 意思能力を欠いている者が土地を売却する意思表示を行った場合 その者が意思能力を回復した後に その意思表示を取り消すことができる 2 未成年者が土地を売却する意思表示を行った場合 その未成年者が婚姻をしていても

More information

Unit1 権利能力等, 制限行為能力者 ( 未成年 ) 1 未成年者が婚姻をしたときは, その未成年者は, 婚姻後にした法律行為を未成年であることを理由として取り消すことはできない (H エ ) 2 未成年者が法定代理人の同意を得ないで贈与を受けた場合において, その贈与契約が負担付の

Unit1 権利能力等, 制限行為能力者 ( 未成年 ) 1 未成年者が婚姻をしたときは, その未成年者は, 婚姻後にした法律行為を未成年であることを理由として取り消すことはできない (H エ ) 2 未成年者が法定代理人の同意を得ないで贈与を受けた場合において, その贈与契約が負担付の Unit1 権利能力等, 制限行為能力者 ( 未成年 ) 1 未成年者が婚姻をしたときは, その未成年者は, 婚姻後にした法律行為を未成年であることを理由として取り消すことはできない (H27-04- エ ) 2 未成年者が法定代理人の同意を得ないで贈与を受けた場合において, その贈与契約が負担付のものでないときは, その未成年者は, その贈与契約を取り消すことはできない (H27-04- オ )

More information

問 3 正解 1 1 正しい 破産しても復権を得れば, 直ちに免許を受けることができる 破産者で復権を得ないものは, 免許欠格となりますが, 復権を得れば, 直ちに免許を受けることができます すでに復権を得ている者は免許欠格ではないため, その者が役員として就任しても, その会社の免許に問題はありま

問 3 正解 1 1 正しい 破産しても復権を得れば, 直ちに免許を受けることができる 破産者で復権を得ないものは, 免許欠格となりますが, 復権を得れば, 直ちに免許を受けることができます すでに復権を得ている者は免許欠格ではないため, その者が役員として就任しても, その会社の免許に問題はありま ( 宅建 ) 重点講義宅建業法 1 2 復習用問題解答 解説 問 1 正解 4 1 正しい 自ら貸借は宅建業にあたらず, 免許不要 用途地域内の土地は, 原則として 宅地 にあたりますが,A は自ら貸主となっています 自ら貸借 は免許不要ですので,Aは免許を受ける必要はありません 2 正しい 自ら貸借は宅建業にあたらず, 免許不要 Bは自ら住宅を建設し, 賃貸していますが, これらの行為はいずれも宅建業にあたりません

More information

アガルートアカデミー宅地建物取引士試験総合講義業法 第 1 宅地 建物 取引 業 とは 宅地建物取引業 ( 宅建業 ) を営むためには 原則として 免許を受ける必要があります (3 条 1 項 ) 宅地建物取引業 とは 宅地または建物の取引を業として行うことをいいます (2 条 2 号 ) 宅地 建

アガルートアカデミー宅地建物取引士試験総合講義業法 第 1 宅地 建物 取引 業 とは 宅地建物取引業 ( 宅建業 ) を営むためには 原則として 免許を受ける必要があります (3 条 1 項 ) 宅地建物取引業 とは 宅地または建物の取引を業として行うことをいいます (2 条 2 号 ) 宅地 建 第 1 章 宅地建物取引業の意味 テーマ 重要度 第 1 宅地 建物 取引 業 とは 第 2 宅地 とは 第 3 建物 とは 第 4 取引 とは A 第 5 業 とは 第 6 例外 1 アガルートアカデミー宅地建物取引士試験総合講義業法 第 1 宅地 建物 取引 業 とは 宅地建物取引業 ( 宅建業 ) を営むためには 原則として 免許を受ける必要があります (3 条 1 項 ) 宅地建物取引業 とは

More information

Asakura ミニマムテキスト 2 所有権保存登記の抹消 (1) 申請人 所有権登記名義人が単独で申請する (2) 添付情報 a 登記識別情報 所有権登記名義人の登記識別情報が必要 b 印鑑証明書 所有権登記名義人が単独で申請するが, 真意で申請したことを確認するために必要

Asakura ミニマムテキスト 2 所有権保存登記の抹消 (1) 申請人 所有権登記名義人が単独で申請する (2) 添付情報 a 登記識別情報 所有権登記名義人の登記識別情報が必要 b 印鑑証明書 所有権登記名義人が単独で申請するが, 真意で申請したことを確認するために必要 2 所有権保存登記の抹消 (1) 申請人 所有権登記名義人が単独で申請する 8-19 18-20 (2) 添付情報 a 登記識別情報 所有権登記名義人の登記識別情報が必要 b 印鑑証明書 所有権登記名義人が単独で申請するが, 真意で申請したことを確認するために必要 3-23 14-24 17-25 23-26 重要先例等 虚偽の所有権の登記名義人に対して所有権保存登記の抹消手続を命ずる判決を得た真

More information

1 A 所有の土地について A が B に B が C に売り渡し A から B へ B から C へそれぞれ所有権移転登記がなされた C が移転登記を受ける際に AB 間の売買契約が B の詐欺に基づくものであることを知らなかった場合で 当該登記の後に A により AB 間の売買契約が取り消された

1 A 所有の土地について A が B に B が C に売り渡し A から B へ B から C へそれぞれ所有権移転登記がなされた C が移転登記を受ける際に AB 間の売買契約が B の詐欺に基づくものであることを知らなかった場合で 当該登記の後に A により AB 間の売買契約が取り消された 1 A 所有の土地について A が B に B が C に売り渡し A から B へ B から C へそれぞれ所有権移転登記がなされた C が移転登記を受ける際に AB 間の売買契約が B の詐欺に基づくものであることを知らなかった場合で 当該登記の後に A により AB 間の売買契約が取り消されたとき C は A に対して土地の所有権の取得を対抗できる (96-51) 2 A が B の欺罔行為によって

More information

日本における不動産取引に関連する法律 日本の民法では 契約関係にある当事者同士が対等 公平であることが原則とされている 一方 土地や建物などの不動産を売買するときや賃貸借するときは 事業者と消費者との間に交渉力や情報量などに差が生じる こうしたことがトラブルにつながることを防ぐために 不動産取引の様

日本における不動産取引に関連する法律 日本の民法では 契約関係にある当事者同士が対等 公平であることが原則とされている 一方 土地や建物などの不動産を売買するときや賃貸借するときは 事業者と消費者との間に交渉力や情報量などに差が生じる こうしたことがトラブルにつながることを防ぐために 不動産取引の様 日本の民法では 契約関係にある当事者同士が対等 公平であることが原則とされている 一方 土地や建物などの不動産を売買するときや賃貸借するときは 事業者と消費者との間に交渉力や情報量などに差が生じる こうしたことがトラブルにつながることを防ぐために 不動産取引の様々な場面で それに関連する法律や規制が数多く存在する 代表的な法律や規制は次ページのとおり 1 2 不動産市場全体 ( 土地 建物 ) 3

More information

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税 不動産を購入したときの税金 契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税文書となる契約書に貼付し 消印をすることで印紙税の納付を行います 同じ契約書を複数作った場合は

More information

A は 全ての遺産を社会福祉施設に寄付すると遺言に書き残し死亡した A には 配偶者 B と B との間の子 C と D がある C と D 以外にも A と B との子 E もいたが E は A が死亡する前にすでに死亡しており E の子 F が残されている また A には 内妻 G との子 (

A は 全ての遺産を社会福祉施設に寄付すると遺言に書き残し死亡した A には 配偶者 B と B との間の子 C と D がある C と D 以外にも A と B との子 E もいたが E は A が死亡する前にすでに死亡しており E の子 F が残されている また A には 内妻 G との子 ( 宅建の民法 ( 補足 ) 相続 おしゃれ呪文 相続の計算問題は アナログで切り抜けろ 1 A は 全ての遺産を社会福祉施設に寄付すると遺言に書き残し死亡した A には 配偶者 B と B との間の子 C と D がある C と D 以外にも A と B との子 E もいたが E は A が死亡する前にすでに死亡しており E の子 F が残されている また A には 内妻 G との子 ( 非嫡出子 )H

More information

12

12 11 12 13 19 21 31 32 37 1 規定されている 信義誠実の原則は 民法に規定あり 権利の行使及び義務の履行は 信義に従い誠実に行わなければならない と 民 法の条文に規定されています 信義誠実の原則 民法1条 1 2 規定されていない 法律行為の一部が無効についての民法の規定なし 法律行為の一部が無効となる場合であっても 法律行為のその余の部分の効力は妨 げられないものとする旨の規定は

More information

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与 名前 第 1 日目 税 不動産取得税 1. 不動産取得税は 不動産の取得に対して課される税であるので 法人の合併により不動産を取得した場 合にも 不動産取得税は課される 2. 不動産取得税は 不動産の取得に対して 当該不動産の所在する市町村において課する税であり その 徴収は普通徴収の方法によらなければならない 3. 相続による不動産の取得については 不動産取得税が課される 4. 不動産取得税の課税標準となるべき額が

More information

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の 3,000 万円特別控除 ) について 1. 制度の概要 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日までに 被相続人の居住の用に供していた家屋を相続した相続人が 当該家屋 ( 耐震性のない場合は耐震リフォームをしたものに限り その敷地を含む ) 又は取壊し後の土地を譲渡した場合には 当該家屋又は土地の譲渡所得から

More information

民法 ( 債権関係 ) の改正における経過措置に関して 現段階で検討中の基本的な方針 及び経過措置案の骨子は 概ね以下のとおりである ( 定型約款に関するものを除く ) 第 1 民法総則 ( 時効を除く ) の規定の改正に関する経過措置 民法総則 ( 時効を除く ) における改正後の規定 ( 部会資

民法 ( 債権関係 ) の改正における経過措置に関して 現段階で検討中の基本的な方針 及び経過措置案の骨子は 概ね以下のとおりである ( 定型約款に関するものを除く ) 第 1 民法総則 ( 時効を除く ) の規定の改正に関する経過措置 民法総則 ( 時効を除く ) における改正後の規定 ( 部会資 民法 ( 債権関係 ) 部会資料 85 民法 ( 債権関係 ) の改正に関する要綱案の取りまとめに向けた検討 (18) 目次 第 1 民法総則 ( 時効を除く ) の規定の改正に関する経過措置... 1 第 2 時効の規定の改正に関する経過措置... 1 第 3 債権総則の規定の改正に関する経過措置... 2 第 4 契約総則 各則の規定の改正に関する経過措置... 4 i 民法 ( 債権関係 )

More information

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月 空き家の発生を抑制するための特例措置 ( 空き家の譲渡所得の 3,000 万円特別控除 ) について 1. 制度の概要 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日までに 被相続人の居住の用に供していた家屋を相続した相続人が 当該家屋 ( 耐震性のない場合は耐震リフォームをしたものに限り その敷地を含む ) 又は取壊し後の土地を譲渡した場合には 当該家屋又は土地の譲渡所得から

More information

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF 謝恩YouTube 宅建動画の渋谷会 佐伯竜 登録者数 7500 記念 特別講義 H30 税法対策 登録免許税ほか 優先暗記 30 渋谷会 いつもご視聴いただきありがとうございます 登録者数 7500 人を記念し特別講義を開講いたします 本年度もありがとうございました 最後に 感謝の意を込めて H30 出題予想として 税法対策の動画を一本制作しました 今年は登録免許税が出題される可能性があります ここで

More information

ウ譲渡人について倒産手続の開始決定があった場合エ債務者の債務不履行の場合 (3) 譲渡禁止特約付債権の差押え 転付命令による債権の移転 2 債権譲渡の対抗要件 ( 民法第 467 条 ) (1) 総論及び第三者対抗要件の見直し (2) 債務者対抗要件 ( 権利行使要件 ) の見直し (3) 対抗要件

ウ譲渡人について倒産手続の開始決定があった場合エ債務者の債務不履行の場合 (3) 譲渡禁止特約付債権の差押え 転付命令による債権の移転 2 債権譲渡の対抗要件 ( 民法第 467 条 ) (1) 総論及び第三者対抗要件の見直し (2) 債務者対抗要件 ( 権利行使要件 ) の見直し (3) 対抗要件 民法 ( 債権関係 ) の改正に関する中間的な論点整理に関するパブリックコメント ( 第一東京弁護士会 ) 第 3 債務不履行による損害賠償 1 1 債務の本旨に従った履行をしないとき の具体化 明確化( 民法第 415 条 ) (1) 履行不能による填補賠償における不履行態様の要件 ( 民法第 415 条後 段 ) (2) 履行遅滞に陥った債務者に対する填補賠償の手続的要件 (3) 不確定期限付債務における履行遅滞の要件

More information

jusetsu.doc

jusetsu.doc - 宅地建物取引業者さん きちんと重要事項説明を行っていますか?- 近年増加している取引苦情の中でも 特に重要事項説明に関するものが目立っており 重要事項説明義務違反 ( 宅地建物取引業法第 35 条違反 ) による行政指導 処分の件数は 平成 19 年度から平成 20 年度にかけて倍増しています 違反事例の中には 重要事項説明そのものを行っていないというような違反だけでなく 重要事項説明書に記載すべき内容が一部漏れていたり

More information

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における 鹿嶋市市街化調整区域における開発行為の許可等の基準に関する条例施 行規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は, 鹿嶋市市街化調整区域における開発行為の許可等の基準に関する条例 ( 平成 20 年条例第 3 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事項を定めるものとする ( 条例第 3 条の規則で定める場合 ) 第 2 条条例第 3 条の規則で定める場合は, 条例第 4 条第 1 項及び条例第

More information

< F2D A7926E8AEE8F8095D2967B95B C52E6A74>

< F2D A7926E8AEE8F8095D2967B95B C52E6A74> 第 10 節 既存権利者の自己用建築物等の用に供する開発行為 法第 34 条第 13 号 法第 34 条第 13 号区域区分に関する都市計画が決定され 又は当該都市計画を変更して市街化調整区域が拡張された際 自己の居住若しくは業務の用に供する建築物を建築し 又は自己の業務の用に供する第一種特定工作物を建設する目的で土地又は土地の利用に関する所有権以外の権利を有していた者で 当該都市計画の決定又は変更の日から起算して6

More information

知識を定着 重要チェック問題 問 題 ❶ 理解度を 重要チェック問題 で確認してみよう 宅建業者A 消費税課税事業者 が売主B 消費税課税事業者 からB所有の 土地付建物の媒介依頼を受け 買主Cとの間で売買契約を成立させた場合 Aが Bから受領できる報酬の限度額 消費税を含む は いくらか なお 土

知識を定着 重要チェック問題 問 題 ❶ 理解度を 重要チェック問題 で確認してみよう 宅建業者A 消費税課税事業者 が売主B 消費税課税事業者 からB所有の 土地付建物の媒介依頼を受け 買主Cとの間で売買契約を成立させた場合 Aが Bから受領できる報酬の限度額 消費税を含む は いくらか なお 土 本書の利用法 本書は 日建学院の 合格ノウハウ を凝縮した 宅建受験生のための 基本テキストです 効率よく知識をインプットし 合格ライン にムリ なく到達するための工夫が いたるところになされています ポイントを確実に把握 要点整理 イラスト 図解 イメージをつかもう 優先学習のための 重要度ランク 学習ポイントを指南 アプローチ ひと目でわかる 出題年度 知識を定着 重要チェック問題 問 題 ❶

More information

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない 名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない 3. 老人ホームは, 工業専用地域以外のすべての用途地域内において建築することができる 4. 図書館は,

More information

< F2D96AF A88CA081408D C52E6A7464>

< F2D96AF A88CA081408D C52E6A7464> 民法 2 物権 ( 第 3 版 ) (22114-7) 補遺相続法改正と物権法 2019 年 1 月 1 2018 年相続法の改正案が国会を通過し ( 平成 30 年法律 72 号 ), 一部を除き 2019 年 7 月に施行される予定である 相続法の改正により, 配偶者 ( 短期 ) 居住権の創設 (2020 年 4 月施行 ), 自筆証書遺言の簡易化 (2019 年 1 月施行 ), 遺留分を遺留分減殺請求による現物返還から遺留分侵害額請求による金銭請求に変えたことなど重要な改正が幾つか行われている

More information

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を 平成 27 年度宅建試験対策法改正情報 試験範囲内における法改正情報のうち平成 27 年度宅建試験対策として特に重要なものをピ ックアップしてお伝えします 宅建業法 宅地建物取引士関連の改正 (1) 第二条第一項の三号の次に四号として宅地建物取引士の定義が付け加えられました 第二条第一項四号宅地建物取引士第二十二条の二第一項の宅地建物取引士証の交付を 受けた者をいう なお この名称の変更に伴い 各条文中の

More information

明確認書 を甲に提出する ( かし担保 ) 第 8 条乙は この契約締結後に かくれたかしがあることを発見しても 売買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができないものとする ただし 乙が消費者契約法 ( 平成 12 年法律第 61 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する消費者

明確認書 を甲に提出する ( かし担保 ) 第 8 条乙は この契約締結後に かくれたかしがあることを発見しても 売買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができないものとする ただし 乙が消費者契約法 ( 平成 12 年法律第 61 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する消費者 土地売買契約書 ( 標準契約書 ) 一括払用 売払人財団法人横浜市道路建設事業団 ( 以下 甲 という ) と買受人 ( 氏名 ) ( 以下 乙 という ) とは次の条項により土地売買契約を締結する ( 信義誠実の義務 ) 第 1 条甲及び乙は 信義を重んじ 誠実に本契約を履行しなければならない ( 売買物件 ) 第 2 条売買物件は別紙 物件明細書 のとおりとする 2 甲及び乙は 売買物件の面積が

More information

所得税確定申告セミナー

所得税確定申告セミナー 不動産を購入した場合の税金について ~ マイホームを取得する時には 色々な税金がかかります ~ 不動産と税 1. 印紙税 マイホームを新築したり購入したりするときに作成する建築請負契約書や不動産売買契約書などには 収入印紙をはって消印する方法により印紙税を納付しなければなりません 建築請負契約書 不動産売買契約書 1 通当たりの印紙税額 ( 抜粋 ) 2. 不動産取得税 ( 平成 9 年 4 月 1

More information

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会

自治基本条例素案のたたき台大和市自治基本条例をつくる会 釜石市空家等の適正管理に関する条例施行規則 ( 趣旨 ) 1 条この規則は 釜石市空家等の適正管理に関する条例 ( 平成 30 年釜石市条例 2 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 立入調査等 ) 2 条条例 5 条の規定により実施する空家等対策の推進に関する特別措置法 ( 平成 26 年法律 127 以下 法 という ) 9 条 3 項の規定による立入調査の通知は

More information

第 5 章 N

第 5 章 N 第 5 章 相続税 N 相続税は原則として 相続や遺贈により取得し た次に掲げるような財産のすべてに対して課税されます 500 500 相続財産のなかで その財産の性質や社会政策的な見地などから相続税の課税対象から除かれ 非課税となるものもあります 30 1000 39 第 5 章 N 59 60 3000600 26123150001000 93 40 第 5 章 r t r 20 100 40q

More information

第 1 章 不動産の売却を検討されるお客様へ いらっしゃいませ! 初めての方も安心して お任せください 初めてだから 不安だわ PROFILE 夫 60 歳妻 65 歳 戸建てからマンションに買い換え検討中 子供も独立したし 広すぎるこの家は 売却しようか 売却までの流れ 物件調査 価格査定 媒介契

第 1 章 不動産の売却を検討されるお客様へ いらっしゃいませ! 初めての方も安心して お任せください 初めてだから 不安だわ PROFILE 夫 60 歳妻 65 歳 戸建てからマンションに買い換え検討中 子供も独立したし 広すぎるこの家は 売却しようか 売却までの流れ 物件調査 価格査定 媒介契 第 1 章 不動産の売却を検討されるお客様へ いらっしゃいませ! 初めての方も安心して お任せください 初めてだから 不安だわ PROFILE 夫 60 歳妻 65 歳 戸建てからマンションに買い換え検討中 子供も独立したし 広すぎるこの家は 売却しようか 売却までの流れ 物件調査 価格査定 媒介契約の締結と書面の交付 物件状況等報告書 設備表記入 売却予定不動産の物件調査を行い 価格を査定し提示します

More information

スライド 1

スライド 1 誘導施設を整備した事業者が当該誘導施設とともに整備した公共施設等に係る課税標準の特例 ( 固定資産税 都市計画税 ) 誘導 集積した医療 福祉 商業等の都市機能が十分に効果を発揮するためには 活動人口の増加に対応して公共施設等の充実を図ることが必要 市町村が必要と考える都市機能の整備に民間事業者が協力する際に あわせて公共施設等を民間事業者が自発的に整備 管理することを促すため 保有コストの負担を軽減する固定資産税等に係る特例を措置するもの

More information

5-1から3許可・不許可

5-1から3許可・不許可 第 5 章許可及び不許可 第 1 節許可及び不許可の処分 ( 許可又は不許可の通知 ) 第 35 条都道府県知事は 開発許可の申請があったときは 遅滞なく 許可又は不許可の処分をしなければならない 2 前項の処分をするには 文書をもって当該申請者に通知しなければならない 福島市行政手続条例 ( 理由の開示 ) 第 8 条行政庁は 申請により求められた許認可等を拒否する処分をする場合は 申請者に対し

More information

問 4. 登録制度に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか a. 第 2 種旅行業を営もうとする者は その主たる営業所の所在地を管轄する都道府県知事に新規登録の申請をしなければならない b. 平成 18 年 4 月 1 日に登録の有効期間が満了となる旅行業者に対して 同年 4 月 15 日に更

問 4. 登録制度に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか a. 第 2 種旅行業を営もうとする者は その主たる営業所の所在地を管轄する都道府県知事に新規登録の申請をしなければならない b. 平成 18 年 4 月 1 日に登録の有効期間が満了となる旅行業者に対して 同年 4 月 15 日に更 1 旅行業法及びこれに基づく命令 第 1 問 以下の問 1.~ 問 25. の各設問について該当するものを それぞれの選択肢から一つ選びなさい ( 配点 4 点 25) 問 1. 次の ( ア ) ~ ( エ ) の記述から 旅行業法の目的として定められているもののみをすべて選んでいるものはどれか ( ア ) 旅行業等を営む者が組織する団体の適正な活動の促進 ( イ ) 旅行業等を営む者についての登録制度の実施

More information

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への

2. 制度の概要 この制度は 非上場株式等の相続税 贈与税の納税猶予制度 とは異なり 自社株式に相当する出資持分の承継の取り扱いではなく 医療法人の出資者等が出資持分を放棄した場合に係る税負担を最終的に免除することにより 持分なし医療法人 に移行を促進する制度です 具体的には 持分なし医療法人 への 医業継続に係る相続税 贈与税の納税猶予制度 福田和仁相談部東京相談室 国内の医療法人の多くは 出資持分のある医療法人です 医療法人の出資者に相続が発生したときは出資持分に対して相続税が課税され また 一部の出資者が持分を放棄するなど一定の場合は他の出資者に贈与税が課税されます ただ 医療法人の財政状態によっては納税額が多額に上ることがあり得るなど その負担により医療活動の安定的な継続に影響を与えかねないといった懸念が示されていました

More information

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算 相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算計算である旨を伝えてください ) Menu No.(21~29)? 21 eentere メニュー選択

More information

koku

koku 第 66 回税理士試験 解答速報 国税徴収法 本解答は平成 28 年 8 月 12 日 14 時に学校法人大原学園が独自に作成したもので 予告なしに内容を変更する場合があります また 本解答は学校法人大原学園が独自の見解で作成 / 提供しており 試験機関による本試験の結果等について保証するものではありません 本解答の著作権は学校法人大原学園に帰属します 無断転用 転載を禁じます 本試験模範解答 国税徴収法

More information

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提

ただし 森林の土地の所有権の取得と併せて 当該森林について法第 10 条の2の規定に基づく開発行為の許可を受けて他の用途へ転用する場合など 地域森林計画の対象とする森林から除外されることが確実であるときは 届出書の提出を要さないものとして運用して差し支えない (2) 土地の所有者となった日届出書の提 森林の土地の所有者となった旨の届出制度の運用について 平成 24 年 3 月 26 日 23 林整計第 312 号林野庁長官から都道府県知事あて最終改正 平成 25 年 3 月 29 日 24 林整企第 120 号 森林法の一部を改正する法律 ( 平成 23 年法律第 20 号 ) により森林の土地の所有者となった旨の届出等に関する規定が新たに設けられたところであり その運用についての留意事項を下記のとおり定めたので

More information

平成26年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書(案)

平成26年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書(案) 平成 31 年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書 ( 公社 ) 全国宅地建物取引業協会連合会 会長坂本久 平成 31 年度税制改正及び土地住宅政策に関しまして 下記事項を要望いたしますの で その実現方をお願い申し上げます 記 < 税制関係 > 1. 適用期限を迎える各種税制特例措置の延長以下の特例措置については いずれも国民の住宅取得支援 良質な住宅の供給 流通促進を図るうえで不可欠な措置であることから

More information

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等について 下記のとおり協議が成立したことを確認する 記 施行地区の位置図 案内図 区域図を添付 1 土地区画整理事業の名称及び施行地区等

More information

平成16年版 真島のわかる社労士

平成16年版 真島のわかる社労士 平成 22 年版宅地建物取引の知識 法改正による修正 訂正箇所のお知らせ (3149) 平成 22 年 7 月 12 日 住宅新報社実務図書編集部 TEL03-3504-0361 法改正による修正 上記書籍に, 以下のような法改正による修正が生じましたので, お知らせいたします なお, 今年度の本試験は, 平成 22 年 4 月 1 日 ( 木 ) 現在施行の法令等に基づいて出題され, 平成 22

More information

Taro-土地売買契約書(延納払).j

Taro-土地売買契約書(延納払).j ( 延納払用 ) 公有財産売買契約書 売払人鳥取県 ( 以下 甲 という ) と 買受人 ( 以下 乙 という ) とは 鳥取港分譲地 ( 地区 ) 港湾関連用地の売買に関し 次のとおり契約を締 結する ( 売買物件 ) 第 1 条 売買物件 ( 以下 土地 という ) は 次のとおりとする 所 在 地 及 び 面 積 地 目 備 考 鳥取市 雑 種 地 売買地は別添図面のとおり 平方メートル (

More information

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30 農地等に対する課税制度について 参考資料 3 土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30% となる 注 1) 土地等の譲渡所得は 他の所得と分離して課税される

More information

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為 亀岡市都市計画法施行細則 平成 28 年 12 月 23 日 規則第 39 号 ( 開発行為許可申請書の添付図書 ) 第 1 条都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 29 条第 1 項又は第 2 項の規定による許可を受けようとする者は 都市計画法施行規則 ( 昭和 44 年建設省令第 49 号 以下 施行規則 という ) 第 16 条第 1 項に規定する開発行為許可申請書に

More information

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除制度等に係る租税特別措置法施行規則第 18 条の21 第 1 項第 2 号等の規定に基づく国土交通大臣が財 務大臣と協議して定める書類及び地方税法施行規則第 7 条の6の2 第 2 項の規定に基づく国土交通大臣が総務大臣と協議して定める書類等に係る建築士等 の行う証明について 新旧対照表 ( 傍線部分は改正部分 ) 改正後 現 行 住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除制度等に係る租税特別措置法施行規則第

More information

<4D F736F F D20824F EE8C9A8BC DA8E9F816A814682A082B382DD814582B582E382C682A482552E646F63>

<4D F736F F D20824F EE8C9A8BC DA8E9F816A814682A082B382DD814582B582E382C682A482552E646F63> 第 1 章宅建業法の概要 第 1 章 宅建業法の概要 1 第 1 章宅建業法の概要 第 1 講宅建業者と取引主任者 宅地建物取引業法では 宅地建物取引業を営む者について 免許制度 を実施している この免許を受けた者を 宅地建物取引業者 といい 免許を受けるための要件として 宅地建物取引主任者 の設置が義務付けられている この項目では 宅地建物取引業者 と 宅地建物取引主任者 の関係及び 宅地建物取引主任者の役割

More information

.s...Y............1-4_.o..

.s...Y............1-4_.o.. 1 2 3 4 5 6 7 1 2 3 4 5 6 7 参考資料 1 専任媒介契約書の参考例 この媒介契約は 国土交通省が定めた標準媒介契約約款に基づく契約です ばい かい 専任媒介契約書 依頼の内容 売却 購入 交換 この契約は 次の3つの契約型式のうち 専任媒介契約型式です 専属専任媒介契約型式 依頼者は 目的物件の売買又は交換の媒介又は代理を

More information

平成16年版 真島のわかる社労士

平成16年版 真島のわかる社労士 重要事項説明書 書き方のポイント 7 訂版 補足資料 法改正による修正のお知らせ (2996) 平成 23 年 3 月 住宅新報社実務図書編集部 重要事項説明書 書き方のポイント 7 訂版 第 4 章の補足資料は 平成 21 年 6 月 4 日現在で施行されている法令に基づいた記述となっております 本書発行後の法改正により 下記の個所に新たな事項の追加または記述の訂正が必要となりました ページ 位置

More information

経 ViewPoint 営相談 借地権の法務に関する基礎知識 堂本隆相談部東京相談室 借地権とは 建物の所有を目的とする土地の賃借権または地上権をいいます 他人が所有する土地に建物を建てる場合 その所有者である地主との間で土地賃貸借契約を締結するとき発生する権利 あるいは 地上権の

経 ViewPoint 営相談 借地権の法務に関する基礎知識 堂本隆相談部東京相談室 借地権とは 建物の所有を目的とする土地の賃借権または地上権をいいます 他人が所有する土地に建物を建てる場合 その所有者である地主との間で土地賃貸借契約を締結するとき発生する権利 あるいは 地上権の ViewPoint 営 借地権の法務に関する基礎知識 堂本隆部東京室 借地権とは 建物の所有を目的とする土地の賃借権または地上権をいいます 他人が所有する土地に建物を建てる場合 その所有者である地主との間で土地賃貸借契約を締結するとき発生する権利 あるいは 地上権の設定を受けるときに発生する権利が借地権です 地上権とは 工作物や竹木を所有するため他人の土地を使用する権利であり 建物所有を目的に地上権の設定を受けると

More information

3311

3311 土地 建物売買契約書 収入印紙 売主 買主 は 下記の条項に従って土地及び建物の売買契約を締結する 標記 (A) 売買の目的物の表示 ( 登記簿の記載による )( 第 1 条 ) 在地番地目地積 ( 持分 ) 土 地 1 m2 / 2 m2 / 3 m2 / 合計 m2 在 家屋番 番 建 居表示 物 種類 新築 構造 床面積 現況の表示 特記事項に関すること (B) 売買代 手付の額及び支払日 (

More information

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱

(古賀市)都市計画関係法による建築などの許可又は承認の申請の手続きに関する要綱 古賀市告示第 1 4 号 古賀市都市計画関係法による建築等の許可又は承認の申請の手続等に関する 要綱を次のように定める 平成 2 4 年 2 月 9 日 古賀市長竹下司津男 古賀市都市計画関係法による建築等の許可又は承認の申請の手続 等に関する要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 都市計画法 ( 昭和 4 3 年法律第 1 0 0 号 以下 都計法 という ) 土地区画整理法 ( 昭和 2 9

More information

基本問題 1 第 1 問抵当権変更債務者更改による新債務担保 登記記録に次のような登記事項の記録 ( 登記事項一部省略 ) がある甲区分建物について, 平成 28 年 6 月 28 日, 司法書士法務太郎は, 関係する当事者全員から後記事実関係を聴取し, 登記の申請手続に必要なすべての書類を受領する

基本問題 1 第 1 問抵当権変更債務者更改による新債務担保 登記記録に次のような登記事項の記録 ( 登記事項一部省略 ) がある甲区分建物について, 平成 28 年 6 月 28 日, 司法書士法務太郎は, 関係する当事者全員から後記事実関係を聴取し, 登記の申請手続に必要なすべての書類を受領する 1 第 1 問抵当権変更債務者更改による新債務担保 登記記録に次のような登記事項の記録 ( 登記事項一部省略 ) がある甲区分建物について, 平成 28 年 6 月 28 日, 司法書士法務太郎は, 関係する当事者全員から後記事実関係を聴取し, 登記の申請手続に必要なすべての書類を受領するとともに, これらの登記の申請手続について代理することの依頼を受けた 同日, 法務太郎は事実関係の事実に基づく登記の申請を行った

More information

千葉県住宅供給公社土地購入希望に関する情報提供者に対する成約報酬制度要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 千葉県住宅供給公社 ( 以下 公社 という ) の保有土地の分譲を促進するため 土地売買契約に至った契約者に関する情報を提供した者に対する成約報酬の取扱いについて定めるものとする ( 対象と

千葉県住宅供給公社土地購入希望に関する情報提供者に対する成約報酬制度要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 千葉県住宅供給公社 ( 以下 公社 という ) の保有土地の分譲を促進するため 土地売買契約に至った契約者に関する情報を提供した者に対する成約報酬の取扱いについて定めるものとする ( 対象と 千葉県住宅供給公社土地購入希望に関する情報提供者に対する成約報酬制度要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 千葉県住宅供給公社 ( 以下 公社 という ) の保有土地の分譲を促進するため 土地売買契約に至った契約者に関する情報を提供した者に対する成約報酬の取扱いについて定めるものとする ( 対象となる保有土地 ) 第 2 条対象となる保有土地は理事長が別に定める ( 情報提供者の要件 ) 第 3

More information

Microsoft Word - 【様式第一号】免許申請書(電話番号、写真番号、撮影年月日)

Microsoft Word - 【様式第一号】免許申請書(電話番号、写真番号、撮影年月日) 受付印 新規 更新 ( / ) 宅地建物取引業者免許申請書 申請年月日平成年月日 事務所の所在地 商号又は称 申請者の氏 電話番号市外局番 ( ) ファクシミリ番号市外局番 ( ) 郵便番号 - 様式第一号 ( 第一条関係 ) 免許申請書 ( 第一面 ) 宅地建物取引業法第 4 条第 1 項の規定により 同法第 3 条第 1 項の免許を申請します この申請書及び添付書類の記載事項は 事実に相違ありません

More information

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま

地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度がありま 地方公共団体等による土地の先買い制度について 公有地の拡大の推進に関する法律とは県や市町村等が公共事業を円滑に進めていくためには 事業に必要な用地を前もって取得し 安定的に確保しておく必要があります このため 公有地の拡大の推進に関する法律 ( 以下公拡法と表記 ) に基づく土地の先買い制度があります 有償譲渡の届出 ( 第 4 条 ) 公拡法第 4 条は 土地所有者が民間取引によって 以下の要件を満たす土地を有償で譲渡しよう

More information

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条 平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条甲は 次に掲げる業務 ( 以下 業務 という ) を乙に委託し 乙は これを受託する (1) 業務の名称平成

More information

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い 居住用財産を譲渡した場合の課税の特例 3 000 N 個人が自分の住んでいる家屋や敷地を譲渡した場合には その譲渡による所得税 住民税を軽減する特例がいろいろと設けられています これらの特例は 売却した住宅の譲渡益に税金を課税することにより新しい住宅の購入資金から その税金分が目減りすることを防止するために設けられました 特例の適用が受けられる居住用財産の譲渡とは 次の譲渡をさします 1 個人が 現にその居住の用に供している家屋を譲渡した場合

More information

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告

1/12 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱 三豊市若者定住促進 地域経済活性化事業補助金交付要綱平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告 1/12 平成 24 年 7 月 10 日告示第 256 号改正平成 26 年 3 月 20 日告示第 46 号平成 26 年 3 月 31 日告示第 88 号平成 27 年 3 月 31 日告示第 69 号平成 29 年 3 月 31 日告示第 68 号 ( 平成 23 年三豊市告示第 86 号 ) の全部を改正する ( 趣旨 ) 第 1 条この告示は 本市の区域内で定住を希望する若者が新築し 又は購入した住宅の取得に要した費用の一部について

More information

○不動産を売買した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

○不動産を売買した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁) < 記載例 > ( 記載例の解説及び注意事項等は,6 ページ以下を御覧ください ) * この記載例は, 土地又は建物を売買により取得した場合のものです 受付シールを貼るスペースになります, この部分には何も記載しな いでください 登記申請書 登記の目的 所有権移転 原因平成 2 8 年 3 月 3 1 日売買 ( 注 1 ) 権利者 市 町二丁目 1 2 番地 ( 住民票コード 12345678901

More information

Microsoft Word - n19-m.doc

Microsoft Word - n19-m.doc 権利関係平成 19 年問 1 意思表示 A 所有の甲土地についての AB 間の売買契約に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 正しいものはどれか A は甲土地を 1,000 万円で売却する という意思表示を行ったが当該意思表示は A の真意ではなく B もその旨を知っていた この場合 B が 1,000 万円で購入する という意思表示をすれば AB 間の売買契約は有効に成立する AB 間の売買契約が

More information

平成20年~9月号~ Vo

平成20年~9月号~ Vo ~ 平成 21 年 1 月号 Vol.6~ いつもお世話になっております 新しい年がはじまりました 本年も大口 NEWs を定期に発信して参りますので よろしくお願い申し上げます アメリカを震源地とした金融危機により 日本経済も難しい状況になって参りました 大口 NEWs では様々な制度や情報をご紹介致しますが それを武器としてこの困難な時代を切り抜ける一助になればと願っています 弊所は今後も引き続きお得意様との協力体制のもと歩んでいく所存ですので

More information

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付

き一 修正申告 1 から同 ( 四 ) まで又は同 2 から同 ( 四 ) までの事由が生じた場合には 当該居住者 ( その相続人を含む ) は それぞれ次の 及び に定める日から4 月以内に 当該譲渡の日の属する年分の所得税についての修正申告書を提出し かつ 当該期限内に当該申告書の提出により納付 二期限後申告及び修正申告等の特例 第十章第七節 修正申告 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例 1 国外転出をした者が帰国をした場合等の修正申告の特例第六章第四節一 11 国外転出をする場合の譲渡所得等の特例 に規定する国外転出の日の属する年分の所得税につき確定申告書を提出し 又は決定を受けた者 ( その相続人を含む ) は 当該確定申告書又は決定に係る年分の総所得金額のうちに同

More information

2 譲渡禁止特約の効力改正前は 譲渡禁止特約を付した場合は債権の譲渡はできない ( ただし 特約の存在を知らない第三者等には対抗できない ) とされていましたが 改正法では このような特約があっても債権の譲渡は効力を妨げられないことを明記しました ( 466Ⅱ 1) ただし 3に記載するとおり 債務

2 譲渡禁止特約の効力改正前は 譲渡禁止特約を付した場合は債権の譲渡はできない ( ただし 特約の存在を知らない第三者等には対抗できない ) とされていましたが 改正法では このような特約があっても債権の譲渡は効力を妨げられないことを明記しました ( 466Ⅱ 1) ただし 3に記載するとおり 債務 LM ニュースレター Vol.29 平成 30 年 2 月 改正債権法の要点解説 (7) 債権譲渡 債務引受 改正債権法の要点解説第 7 回では 債権譲渡 債務引受 の改正点について説明します 債権譲渡については債権の担保化 流動化による企業の資金調達を円滑化する観点から大幅な改正がなされており 実務への影響もありますので 特に留意が必要です 第 1 債権譲渡 1 改正の経緯貸付金 売掛金などの債権は

More information

H28 年度宅建本試験問題及び解説 問 1 (H28-1) 民法に規定されているもの次の記述のうち 民法の条文に規定されているものはどれか 1. 利息を生ずべき債権について別段の意思表示がないときは その利率は 年 3% とする旨 2. 賃貸人は 賃借人が賃貸借に基づく金銭債務を履行しないときは 敷

H28 年度宅建本試験問題及び解説 問 1 (H28-1) 民法に規定されているもの次の記述のうち 民法の条文に規定されているものはどれか 1. 利息を生ずべき債権について別段の意思表示がないときは その利率は 年 3% とする旨 2. 賃貸人は 賃借人が賃貸借に基づく金銭債務を履行しないときは 敷 H28 年度宅建本試験問題及び解説 問 1 (H28-1) 民法に規定されているもの次の記述のうち 民法の条文に規定されているものはどれか 1. 利息を生ずべき債権について別段の意思表示がないときは その利率は 年 3% とする旨 2. 賃貸人は 賃借人が賃貸借に基づく金銭債務を履行しないときは 敷金をその債務の弁済に充てることができる旨 3. 免責的債務引受は 債権者と引受人となる者との契約によってすることができる旨

More information

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における

504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における 504 特定事業等に係る外国人の入国 在留諸申請優先処理事業 1. 特例を設ける趣旨外国人研究者等海外からの頭脳流入の拡大により経済活性化を図る地域において 当該地域における特定事業等に係る外国人の受入れにあたり 当該外国人の入国 在留諸申請を優先的に処理する措置を講じることにより 当該地域における高度人材の活用を通じた地域の活性化等に資することを目的とするものです 2. 特例の概要特区において 当該特区の特定事業又はその関連事業の遂行に必要な業務に従事する外国人又は当該外国人の家族に係る在留資格認定証明書交付申請等の入国

More information

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 ) 営 V iewpoint 個人が土地建物等を譲渡したときの税金 久住透部東京室 個人が土地建物等を譲渡 ( 売却 ) したことにより生じる所得は 譲渡所得 とされ 所得税と住民税が課税されます そこで 土地建物等の譲渡代金の使途を検討する場合は あらかじめ税負担がどの程度生じるかを考えておく必要があります 今回は 個人が土地建物等を譲渡したときの所得税および住民税の算出方法を解説するとともに 居住用財産を譲渡した場合の主な特例について

More information

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る 資産課税個人事業者の事業用資産に係る納税猶予制度の創設 個人事業者の事業承継税制が 10 年間の時限措置として新たに創設される 認定相続人 受贈者が 青色申告の承認を受けていた個人事業者から 相続等又は贈与によりその個人事業者の事業の用に供されていた 特定事業用資産 を取得し 事業を継続していく場合には その取得した特定事業用資産の課税価格に対応する相続税又は贈与税の全額について その納税を猶予する

More information

Microsoft Word - 文書 1

Microsoft Word - 文書 1 租税特別措置法施行令 40 条の 2 ( 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例 ) 第四十条の二法第六十九条の四第一項に規定する事業に準ずるものとして政令で定めるものは 事業と称するに至らない不動産の貸付けその他これに類する行為で相当の対価を得て継続的に行うもの ( 第六項において 準事業 という ) とする 2 法第六十九条の四第一項に規定する居住の用に供することができない事由として政令で定める事由は

More information

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250

一団地認定の職権取消し手続きの明確化について < 参考 > 建築基準法第 86 条 ( 一団地認定 ) の実績件数 2,200 ( 件 ) 年度別 ( 住宅系のみ ) S29 年度 ~H26 年度 実績件数合計 16,250 件 用途 合計 ( 件 ) 全体 17,764 住宅系用途 16,250 1 一団地認定の職権取消し手続きの明確化について 一団地の総合的設計制度 ( 建築基準法第 86 条第 1 項 ) 一定の土地の区域内で相互に調整した合理的な設計により建築される 1 又は 2 以上の建築物について 安全上 防火上 衛生上支障がないと認められる場合は 同一敷地内にあるものとみなして一体的に容積率等の規制を適用する 制度のイメージ 実績 :17,764 件 ( 平成 27 年 3 月末現在

More information

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合

予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合 予定建築物等以外の建築等の制限 法 42 条 立地基準編第 5 章 (P127~P131) 法第 42 条で規定されている 予定建築物等以外の建築等の制限 については 次のとおりとする 1 趣旨開発許可処分は 将来その開発区域に建築又は建設される建築物又は特定工作物がそれぞれの許可基準に適合する場合に行うものである したがって 予定建築物等以外の建築物等が無制限に建築等されることになると 開発許可制度の規制の効果が失われるため

More information

<4D F736F F D2092B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A B95B6816A2E646F63>

<4D F736F F D2092B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A B95B6816A2E646F63> 長浜市空家等に関する条例施行規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 長浜市空家等に関する条例 ( 平成 28 年長浜市条例第 27 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規則において使用する用語の意義は 条例において使用する用語の例による ( 実態調査 ) 第 3 条条例第 12 条の規定による実態調査を行う職員は 長浜市職員証に関する規程

More information

日南町定期借地権付

日南町定期借地権付 日南町借地権付 土地募集要項 概要説明 鳥取県日南町 募集要項 募集区画 生山定住促進団地 対象区画数 8 区画の内 4 区画 区画面積 219.29 m2~246.85 m2 (66 坪 ~74 坪 ) 貸付賃料 ( 年額 ) 29,800 円 ~32,900 円 申込み受付 申込受付期間 第 1 次募集期間が終了し随時申込中です ( 土 日曜 祝日は除きます ) 申込受付時間 午前 9 時 00

More information

kakomon-so

kakomon-so 相続 事業承継設計 CFP 資格審査試験出題項目リスト 1 項目名出題内容 相続の開始 手続きの期限 ( 諸届出を含む ) 失踪宣告 1 5 他 2 民法上の相続人の判定と相続分 10 3 相続税の計算上の法定相続人と法定相続分 10 相続人と相続分 4 相続の 養子 特別養子の取扱い 6 5 概要 特別受益者と寄与分 10 6 相続 欠格及び廃除 相続欠格及び廃除 8 7 の基 承認と放棄 相続の承認と放棄

More information

きる ( 改正前民法 436 条 ) 1 改正法と同じ 2 前項の債権を有する連帯債務者が相殺を援用しない間は その連帯債務者の負担部分についてのみ他の連帯債務者が相殺を援用することができる 本条は 負担部分の限度で 他の連帯債務者が債権者に対して債務の履行を拒むことができると規定したものであり 判

きる ( 改正前民法 436 条 ) 1 改正法と同じ 2 前項の債権を有する連帯債務者が相殺を援用しない間は その連帯債務者の負担部分についてのみ他の連帯債務者が相殺を援用することができる 本条は 負担部分の限度で 他の連帯債務者が債権者に対して債務の履行を拒むことができると規定したものであり 判 第 17 多数当事者 1 連帯債務 ( 変更 ) 民法第 432 条債務の目的がその性質上可分である場合において 法令の規定又は当事者の意思表示によって数人が連帯して債務を負担するときは 債権者は その連帯債務者の一人に対し 又は同時に若しくは順次に全ての連帯債務者に対し 全部又は一部の履行を請求することができる ( 改正前民法 432 条 ) 数人が連帯債務を負担するときは 債権者は その連帯債務者の一人に対し

More information

5 根抵当権者の会社分割 61 根抵当権者の会社分割 Ⅰ ケース概要甲野銀行は 乙野商事に対する融資取引の担保として乙野商事所有の土地につき根抵当権の設定を受けていたが その後 丙川銀行を承継会社とする吸収分割が行われた 今般 当該確定前の根抵当権について 他の事由により登記を行うこととなったため

5 根抵当権者の会社分割 61 根抵当権者の会社分割 Ⅰ ケース概要甲野銀行は 乙野商事に対する融資取引の担保として乙野商事所有の土地につき根抵当権の設定を受けていたが その後 丙川銀行を承継会社とする吸収分割が行われた 今般 当該確定前の根抵当権について 他の事由により登記を行うこととなったため 5 根抵当権者の会社分割 61 根抵当権者の会社分割 Ⅰ ケース概要甲野銀行は 乙野商事に対する融資取引の担保として乙野商事所有の土地につき根抵当権の設定を受けていたが その後 丙川銀行を承継会社とする吸収分割が行われた 今般 当該確定前の根抵当権について 他の事由により登記を行うこととなったため 当該登記の前提として 上記会社分割についても登記手続を行う Ⅱ 留意点 1 元本の確定前に根抵当権者について会社分割があった場合に

More information

第 1 民法第 536 条第 1 項の削除の是非民法第 536 条第 1 項については 同項を削除するという案が示されているが ( 中間試案第 12 1) 同項を維持すべきであるという考え方もある ( 中間試案第 12 1 の ( 注 ) 参照 ) 同項の削除の是非について どのように考えるか 中間

第 1 民法第 536 条第 1 項の削除の是非民法第 536 条第 1 項については 同項を削除するという案が示されているが ( 中間試案第 12 1) 同項を維持すべきであるという考え方もある ( 中間試案第 12 1 の ( 注 ) 参照 ) 同項の削除の是非について どのように考えるか 中間 民法 ( 債権関係 ) 部会資料 68B 民法 ( 債権関係 ) の改正に関する要綱案の取りまとめに向けた検討 (5) 目次 第 1 民法第 536 条第 1 項の削除の是非... 1 i 第 1 民法第 536 条第 1 項の削除の是非民法第 536 条第 1 項については 同項を削除するという案が示されているが ( 中間試案第 12 1) 同項を維持すべきであるという考え方もある ( 中間試案第

More information

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要 目次 住宅リフォームを対象とした税の優遇措置の概要 P.004 Ⅰ. 耐震リフォーム編 P.009 Ⅱ. バリアフリーリフォーム編 P.037 Ⅲ. 省エネリフォーム編 P.081 Ⅳ. 同居対応リフォーム編 P.139 Ⅴ. 長期優良住宅化リフォーム編 P.179 Ⅵ. 住宅ローン減税編 P.225 Ⅶ. 贈与税の非課税措置編 P.247 Ⅷ. 登録免許税の特例措置編 P.265 Ⅸ. 不動産取得税の特例措置編

More information

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及

て 次に掲げる要件が定められているものに限る 以下この条において 特定新株予約権等 という ) を当該契約に従つて行使することにより当該特定新株予約権等に係る株式の取得をした場合には 当該株式の取得に係る経済的利益については 所得税を課さない ただし 当該取締役等又は権利承継相続人 ( 以下この項及 租税特別措置法 ( 昭和三十二年三月三十一日法律第二十六号 ) 抜粋 ( 特定の取締役等が受ける新株予約権等の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等 ) 第二十九条の二会社法 ( 平成十七年法律第八十六号 ) 第二百三十八条第二項若しくは会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律 ( 平成十七年法律第八十七号 ) 第六十四条の規定による改正前の商法 ( 明治三十二年法律第四十八号 以下この項において

More information

Microsoft Word - n17.doc

Microsoft Word - n17.doc 権利関係平成 17 年問 1 制限行為能力者 自己所有の土地を売却する A の売買契約の相手方に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 正しいものはどれか 買主 B が被保佐人であり 保佐人の同意を得ずに A との間で売買契約を締結した場合 当該売買契約は当初から無効である 被保佐人は 保佐人の同意なく行った大損する契約の場合 取り消せる 買主 C が意思無能力者であった場合 C は A

More information

配偶者居住権の相続税評価額について 2018/12/28 田口税理士事務所 平成 30 年の民法改正により 配偶者の居住権を保護するために配偶者居住権が新設されましたが 相続税の評価にどう影響させるかについて 今回の税制改正大綱に記載されています まず 前提となる配偶者居住権について 説明します 1

配偶者居住権の相続税評価額について 2018/12/28 田口税理士事務所 平成 30 年の民法改正により 配偶者の居住権を保護するために配偶者居住権が新設されましたが 相続税の評価にどう影響させるかについて 今回の税制改正大綱に記載されています まず 前提となる配偶者居住権について 説明します 1 配偶者居住権の相続税評価額について 2018/12/28 田口税理士事務所 平成 30 年の民法改正により 配偶者の居住権を保護するために配偶者居住権が新設されましたが 相続税の評価にどう影響させるかについて 今回の税制改正大綱に記載されています まず 前提となる配偶者居住権について 説明します 1 配偶者居住権について配偶者居住権とは 被相続人 (= 亡くなった人 ) に配偶者がいる場合その配偶者が被相続人所有のマイホームに生前一緒に住んでいたときはそのマイホームを誰が相続したとしても

More information

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁) < 記載例 > ( 記載例の解説及び注意事項等は,6 ページ以下を御覧ください ) * この記載例は, 土地又は建物を贈与により取得した場合のものです 受付シールを貼るスペースになります, この部分 には何も記載しないでください 登記申請書 登記の目的 所有権移転 原因平成 2 8 年 3 月 3 0 日贈与 ( 注 1 ) 権利者 市 町二丁目 1 2 番地 ( 住民票コード 12345678901

More information

<4D F736F F D2081A181798E9197BF82572D32817A92B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A C4816A89FC2E646F63>

<4D F736F F D2081A181798E9197BF82572D32817A92B7956C8E738BF389C C98AD682B782E98FF097E18E7B8D738B4B91A C4816A89FC2E646F63> ( 案 ) 長浜市空家等に関する条例施行規則をここに公布する 資料 8-2 平成 28 年 10 月 1 日 藤井勇治 長浜市規則第 号 長浜市空家等に関する条例施行規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 長浜市空家等に関する条例 ( 平成 28 年長浜市条例第 56 号 以下 条例 という ) の施行に関し必要な事項について定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条この規則において使用する用語は

More information

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措 9A 特定目的会社 特定目的信託 (SPC SPT) 関係 9A-6 その他 租税特別措置法第 83 条の 2 第 1 項の規定に基づく登録免許税軽減のための同法施行規則第 31 条の 5 第 1 項に規定するの発行及び地方税法附則第 11 条第 4 項の規定に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行規則附則第 3 条の 2 の 6 に規定するの発行については 以下のとおり取り扱うものとする なお

More information

‘031209

‘031209 Ⅳ 行為の制限に関する事項 1. 景観形成基準景観形成基準は 景観に影響を与えることが予想される行為が 周辺の景観と調和したものとなるよう 良好な景観の形成に関する方針の実現化に向け定めるものです なお 行為の制限にあたっては よりきめの細かい景観形成基準の運用が効果的であるため 一般地区 眺望保全地区 と 重点地区 について 次のとおり景観形成基準を定めます (1) 一般地区 眺望保全地区の景観形成基準の考え方一般地区の景観形成基準は

More information

第 2 章免許 3 第 2 章免許 3 4 知事免許の申請方法は? 4 都道府県知事に直接申請します 5 では 国土交通大臣免許の申請方法は? 5 主たる事務所の所在地を管轄する都道府県知事を経由して申請します 第 2 章免許 4 第 2 章免許 年間待たずに 直ちに免許を受けることがで

第 2 章免許 3 第 2 章免許 3 4 知事免許の申請方法は? 4 都道府県知事に直接申請します 5 では 国土交通大臣免許の申請方法は? 5 主たる事務所の所在地を管轄する都道府県知事を経由して申請します 第 2 章免許 4 第 2 章免許 年間待たずに 直ちに免許を受けることがで 第 1 章宅建業の意味 1 第 1 章宅建業の意味 1 1 宅地建物取引業を行うためには何が必要ですか 1 宅建業の免許が必要です 2 では 宅地とは? 2 1 現在建物が建っている土地 2 建物を建てる目的で取引する土地 3 用途地域内の土地です ただし 現在 道路 公園 河川 広場 水路である土地は宅地ではありません 3 では 取引に当たらない行為は? 3 自ら貸借です 自ら貸借には 自ら転貸を含みます

More information

陸上自衛隊業務学校

陸上自衛隊業務学校 これで安心! 企業が注意すべき 民法大改正のポイント 仙台市青葉区二日町 1 番 23 号 -10F 官澤綜合法律事務所 :022-214-2424 弁護士官澤里美 近日中に予定されている民法改正は 広範で改正点も多く弁護士は大変だが 判例や現実の運用を明文化したものや 裁判になった際に弁護士が注意すればよいものも多く 一般の方々が注意しなければならない点は そう多くはない しかし 保証人の保護の強化等の重要な改正点もあるので

More information

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万 ViewPoint 営 平成 30 年度税制改正 個人編 坂本和則部東京室木本泉部大阪室 平成 30 年度税制改正では 個人に関係する改正として 働き方改革 を後押したり 世代内 世代間の公平性を確保したりする観点から 給与所得控除や公的年金控除など所得の種類に応じた控除額の見直しが行われました また これらの一部をどのような所得にも適用される基礎控除に振り替えることや 高額所得者に適用されるべき控除額の見直しなども行われました

More information

目的とする建物や 老朽 損傷等が著しい建物 大規模な修繕が必要と認められる建物は除きます 物件登録に当たっては 書類による確認のほか 所有者立会いのもと 市の職員が現地調査を行い 登録可能かどうかの確認をさせていただきます その結果により 空き家の物件登録ができない場合もありますので あらかじめご了

目的とする建物や 老朽 損傷等が著しい建物 大規模な修繕が必要と認められる建物は除きます 物件登録に当たっては 書類による確認のほか 所有者立会いのもと 市の職員が現地調査を行い 登録可能かどうかの確認をさせていただきます その結果により 空き家の物件登録ができない場合もありますので あらかじめご了 那珂市空き家バンク Q&A ~ 空き家バンク制度編 ~ Q 空き家バンクとは どのような制度ですか? A 那珂市空き家バンク制度 とは 市街化区域内に所在する空き家又は市街化 調整区域における区域指定内に所在する空き家の売却又は賃貸 ( ) を希望する 所有者から 申込みを受けた空き家に関する情報を市ホームページなどで公開 し 定住で空き家の利用を希望する方に対し 情報を提供する仕組みをいいます 空き家登録者と利用登録者が交渉又は契約を行う場合は

More information

<4D F736F F D20819A95BD90AC E937890C590A789FC90B392F18CBE8F918C8B89CA95F18D EE8C9A8BA689EF976C A2E646F6378>

<4D F736F F D20819A95BD90AC E937890C590A789FC90B392F18CBE8F918C8B89CA95F18D EE8C9A8BA689EF976C A2E646F6378> 平成 30 年度税制改正要望に対する結果概要について < 税制関係 > 1. 適用期限を迎える各種税制特例措置の延長以下の特例措置については いずれも国民の住宅取得支援 良質な住宅の供給 流通促進 土地の流動化 有効活用の促進等を図るうえで不可欠な措置であることから 適用期限を延長すること (1) 新築住宅の固定資産税の減額措置の延長新築住宅に係る固定資産税を 3 年間 ( マンションについては 5

More information

koku-2.xdw

koku-2.xdw 第 68 回税理士試験 解答速報 国税徴収法 本解答は平成 30 年 8 月 10 日 16 時に学校法人大原学園が独自に作成したもので 予告なしに内容を変更する場合があります また 本解答は学校法人大原学園が独自の見解で作成 / 提供しており 試験機関による本試験の結果等について保証するものではありません 本解答の著作権は学校法人大原学園に帰属します 無断転用 転載を禁じます 本試験模範解答 国税徴収法

More information

問題 2 (H29-2) 物権変動所有権の移転又は取得に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 正しいものはどれか 1 Aの所有する甲土地をBが時効取得した場合 Bが甲土地の所有権を取得するのは 取得時効の完成時である 2 Aを売主 Bを買主としてCの所有する乙建物の売買契約が締結された場

問題 2 (H29-2) 物権変動所有権の移転又は取得に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 正しいものはどれか 1 Aの所有する甲土地をBが時効取得した場合 Bが甲土地の所有権を取得するのは 取得時効の完成時である 2 Aを売主 Bを買主としてCの所有する乙建物の売買契約が締結された場 平成 29 年度宅建本試験問題及び解説 問 1 (H29-1) 代理代理に関する次の記述のうち 民法の規定及び判例によれば 誤っているものはどれか 1 売買契約を締結する権限を与えられた代理人は 特段の事情がない限り 相手方からその売買契約を取り消す旨の意思表示を受領する権限を有する 2 委任による代理人は 本人の許諾を得たときのほか やむを得ない事由があるときにも 復代理人を選任することができる

More information

Microsoft Word - n16.doc

Microsoft Word - n16.doc 権利関係平成 16 年問 1 意思表示 A 所有の土地につき A と B との間で売買契約を締結し B が当該土地につき第三者との間で売買契約を締結していない場合に関する次の記述のうち 民法の規定によれば 正しいものはどれか A の売渡し申込みの意思は真意ではなく B も A の意思が真意ではないことを知っていた場合 A と B との意思は合致しているので 売買契約は有効である A の意思は真意ではないので心裡留保になる

More information

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先 法律第百一号 ( 平一二 五 三一 ) 金融商品の販売等に関する法律 ( 目的 ) 第一条この法律は 金融商品販売業者等が金融商品の販売等に際し顧客に対して説明すべき事項及び金融商品販売業者等が顧客に対して当該事項について説明をしなかったことにより当該顧客に損害が生じた場合における金融商品販売業者等の損害賠償の責任並びに金融商品販売業者等が行う金融商品の販売等に係る勧誘の適正の確保のための措置について定めることにより

More information

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁)

○不動産を贈与した場合の申請書の様式・記載例(オンライン庁) < 記載例 > ( 記載例の解説及び注意事項等は,5 ページ以下を御覧ください ) * この記載例は, 土地又は建物を離婚による財産分与により取得した場合のものです 受付シールを貼るスペースになります, この部分 には何も記載しないでください 登記申請書 登記の目的 所有権移転 原因平成 2 8 年 3 月 3 0 日財産分与 ( 注 1 ) 権利者 郡 町 3 4 番地 ( 住民票コード 12345678901

More information

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf

3-3 新旧対照表(条例の審査基準).rtf 都市計画法に基づく開発許可の基準等に関する条例 に関する審査基準新旧対照表 改正後 ( 案 ) 都市計画法に基づく開発許可の基準等に関する条例 に関する審査基 準 現行 都市計画法に基づく開発許可の基準等に関する条例 に関する審査基 準 審査基準 共通の事項 審査基準 共通の事項 第 2 条 第 2 条 第 3 条 (1)~(4) 第 3 条 (1)~(4) 第 3 条 (5) 第 3 条 (5)

More information

Taro-町耐震改修助成要綱 j

Taro-町耐震改修助成要綱 j 木造住宅耐震診断 耐震改修補助制度のご案内 町では 地震に対する建築物の安全性の向上をはかり安全で安心して暮らせるまちづくりを推進するため 戸建て木造住宅の所有者に対し耐震診断 耐震改修の費用の一部を補助します 音更町 木造住宅耐震診断費の補助 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む

More information

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除

面する側にあっては2メートル以上 精華台みずき通り線に面する側及び精華大通り線に面する区域にあっては5メートル以上 精華台地区計画により別に定める側にあっては10 メートル以上後退しなければならない 3 前 2 項の規定は 守衛室その他これに類するもので 延べ面積が50 平方メートル以下かつ地階を除 相楽都市計画精華台地区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例平成 8 年 7 月 1 日条例第 19 号改正平成 17 年 12 月 26 日条例第 35 号平成 20 年 6 月 30 日条例第 21 号平成 26 年 9 月 30 日条例第 21 号 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の2 第 1 項の規定に基づき

More information

Microsoft Word - 13.業者用解説書.doc

Microsoft Word - 13.業者用解説書.doc 新しい履行保証制度について ( 解説 ) 平成 14 年 4 月 Ⅰ 新しい履行保証制度の導入について 1. 工事完成保証人制度に代わる新しい履行保証制度の導入 の工事請負契約においては 従来 工事完成保証人制度を採用してきました 平成 13 年 4 月に 公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律が施行され 適正化指針により工事完成保証人制度の廃止が打ち出されました 2. 新しい履行保証制度導入の時期

More information

<4D F736F F D CF8D5888C4817A8A948EAE8EE688B58B4B91A E358C8E323993FA89FC90B E378C8E313693FA8E7B8D73816

<4D F736F F D CF8D5888C4817A8A948EAE8EE688B58B4B91A E358C8E323993FA89FC90B E378C8E313693FA8E7B8D73816 株式取扱規則 京セラ株式会社 平成 25 年 5 月 29 日改正平成 25 年 7 月 16 日施行 第 1 章総則 第 1 条 ( 目的 ) 当会社の株式に関する取扱い ( 株主権行使の手続き等を含む ) については 株式会社証券保管振替機構 ( 以下 機構 という ) および株主が振替口座を開設している証券会社等の口座管理機関 ( 以下 証券会社等 という ) が定めるところによるほか 定款に基づきこの規則の定めるところによる

More information

5 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) の内容 (1) 目的 市の債権管理に関する事務処理について必要な事項を定めることにより その管理の適正化を図ることを目的とします 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理について整理し 債権管理に必要 な事項を定めることにより その適正化を図ることを目的

5 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) の内容 (1) 目的 市の債権管理に関する事務処理について必要な事項を定めることにより その管理の適正化を図ることを目的とします 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理について整理し 債権管理に必要 な事項を定めることにより その適正化を図ることを目的 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) について 1 条例制定の趣旨 債権 とは 仙台市が保有する金銭の給付を目的とする権利のことで 市税や国民健康保険料 使用料 手数料 返還金 貸付金など様々なものを含みます そして 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理を 債権管理 といい 具体的には 納付通知書の送付や台帳への記録 収納状況の管理 滞納になった場合の督促や催告 滞納処分 強制執行 徴収の緩和措置等の手続きを指します

More information

目次はじめに... 1 民法総則... 5 第 1 法律行為の主体 制限行為能力者の詐術 取消しと無効の二重効 法律行為の解釈... 6 第 2 意思表示 虚偽表示 (94 条 ) 条 2 項類推適用 錯誤無

目次はじめに... 1 民法総則... 5 第 1 法律行為の主体 制限行為能力者の詐術 取消しと無効の二重効 法律行為の解釈... 6 第 2 意思表示 虚偽表示 (94 条 ) 条 2 項類推適用 錯誤無 目次はじめに... 1 民法総則... 5 第 1 法律行為の主体... 5 1 制限行為能力者の詐術... 5 2 取消しと無効の二重効... 5 3 法律行為の解釈... 6 第 2 意思表示... 7 1 虚偽表示 (94 条 )... 8 2 94 条 2 項類推適用... 10 3 錯誤無効 (95 条 )... 12 4 詐欺 強迫 (96 条 )... 14 第 3 代理... 15

More information