92 1 BEPS OECD OECD( 経済協力開発機構 ) が政策分野別に設けている委員会の一つであるOECD 租税委員会は 租税分野における分析 提言等を幅広く行っていますが 特に 国際課税に関する国際的なルール策定や各国共通の問題への対応策の検討においては世界をリードする機関です この租税委

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1 92 1 BEPS BEPS OECD 92 1 BEPSOECD ファイナンス

2 92 1 BEPS OECD OECD( 経済協力開発機構 ) が政策分野別に設けている委員会の一つであるOECD 租税委員会は 租税分野における分析 提言等を幅広く行っていますが 特に 国際課税に関する国際的なルール策定や各国共通の問題への対応策の検討においては世界をリードする機関です この租税委員会の最高意思決定機関である 本会合 は 通常 1 月及び6 月の年 2 回 OECD 本部のあるパリで開催されていますが 6 月末に開催された第 92 回会合は 以下の点で歴史的意味を持つものでした 即ち 国家間の税制の違いを利用した多国籍企業による租税回避に対抗するべく OECD がG20と協働して過去数年に亘り集中的に取り組んできた 税源浸食と利益移転 (BEPS:Base Erosion and Profit Shifting) プロジェクト の実施フェーズの幕開けとなる BEPS 包摂的枠組会合 (Inclusive Framework on BEPS) が開催されたこと これに参加すべくOECD 加盟国 G20メンバーの新興国及びこれ以外の途上国を含む合計 80 以上の国 地域の代表と 国際機関 地域協力機関の幹部 さらには市民社会や産業界 労働界のリーダーが一堂に会したこと そして その歴史的な会合の場として京都が選ばれたことです なお OECD 租税委員会本会合がパリ以外の場所で開催されたのは今回が初めてのことであり この歴史的会合をOECD 租税委員会議長としてリードしたのは 財務省の浅川財務官でした 近年 国際課税の分野では 上記 BEPSプロジェクト 及び 税務当局間における税務情報の交換による海外への資産隠しによる脱税等への対処 及び途上国への税関連支援の強化 という3 本の柱で取組みが進められてきました BEPSプロジェクト については 2 年間に亘る集中的な議論の末 2015 年 11 月のG20サミットで15のBEPS 対抗措置からなる BEPS 最終報告書 が承認されました 以降 最終報告書 に盛り込まれた勧告を 各国が国内法 条約の改正等を通じて実施すること 各国による一貫した実施を確保するためのモニタリングの枠組みをつくり上げること そして その枠組みに 可能な限り多くの国や地域に参加してもらうことが課題になっていました 税務情報の交換については 2010 年以降 税務当局による個別の要請に基づく情報交換の取組み状況を 各国が法制及び執行の両面からチェックしあう相互審査が 税の透明性と情報交換に関するグローバル フォーラム ( 以下 グローバル フォーラム ) で行われてきました 併せて ここ数年 非居住者の金融口座情報を OECDがつくった共通の報告基準を使って 年に一度交換し合う自動的情報交換のメカニズムに 全ての先進国及び金融センターを持つ途上国や地域に参加することが求められてきました 世界を揺るがした本年 4 月の パナマ文書 の流出は こうした流れをさらに加速させました 脱税や租税回避への取組み強化に向けた政治的機運が高まる中 4 月半ばに米国ワシントンD.Cで開催されたG20 財務大臣 中央銀行総裁会議では 1 BEPS 対応 自動的情報交換 のより多くの国による着実な実施 2 税の透明性向上の取組みに 非協力的 な国 地域を特定するための 客観的基準 を作って改善を促すこと 進展が見られない場合に制裁措置 ( 防御的措置 ) を検討すること 3 途上国の税制改善 税務執行の強化に向けた支援をより有効なものにしていくこ ファイナンス

3 と等が合意されました 京都会合では こうした経緯を踏まえ これま で進められてきた国際課税の議論を より一層進めるべく議論が行われました BEPS 京都会合前までの間 BEPSプロジェクト は OECD 加盟国 34 カ国に加盟申請中の4ヶ国 ( うち 2ヶ国はとりまとめ段階で参加 ) 及びOECD 非加盟のG20 諸国 8カ国を合わせた 46 カ国により進められてきました しかし 国際的な課税逃れへの対策は 抜け穴となる国があっては効果が損なわれてしまいます その意味で より包摂的な枠組みを立ち上げる必要がありました この点 京都で の第 1 回 BEPS 包摂的枠組み会合 (Inclusive Framework on BEPS) を経て 新たに 低所得国を含む39ヶ国 地域が 既存メンバーと対等な立場でBEPS 最終報告書に盛り込まれた勧告にコミットし プロジェクト参加国 地域数は合計 85ヶ国 地域になりました (7 月 26 日現在 ) この他にも 来年 1 月の次回会合までにコミットを検討する国として 19 カ国がオブザーバーとして京都会合に参加しました BEPSプロジェクト は OECD G20という枠組みを越え 真にグローバルな取組みへと変化しつつあるのです ( 下図参照 ) こうして拡大した BEPSプロジェクト における現在の最大の課題は 各国による勧告の実施をいかに実効性あるものにしていくかであり 京都会合では 着実な実施を確保するための各国による相互審査の方法等の議論が開始されました BEPS BEPS 46 OECD OECD BEPS Associate 34 OECD G20 Participant Invitee CFA BEPS Inclusive framework on BEPS OECD 85 OECD BEPS Associate Invitee ファイナンス OECD G BEPSequal footing 2BEPS

4 92 1 BEPS 国際課税の第二の主要課題である 税の透明 性 についても 京都会合で大きな前進がありました 上述した4 月のG20ワシントン会合においてOECDに作成が命じられた 客観的基準 の具体案が策定されました この案は7 月 日に四川省成都で行われたG20 財務大臣 中央銀行総裁会議に報告 承認され これに基づく 税の透明性が不十分な国 地域のリストを 2017 年のG20サミットまでに作成する方向で作業を進めることとなりました 基準の具体的な内容は 下図を御参照下さい 京都会合では 本会合 に先立ち 新たに BEPSプロジェクトに参加した途上国を中心とするメンバーに対して プロジェクトの意義や内容を説明する丸一日の 導入セッション が設けられたほか 今後 関連する国際機関や税に関する地域機関等との連携した地域別のセミナー等を精力的に実施していくことが合意されました また BEPSプロジェクト の勧告内容を超えて 途上国が直面する税に関する課題への対応をこれまで以上に効果的に支援するために IMF OECD 世銀 国連によって立ち上げる 税に関する協働のためのプラットフォーム の活用方法等についても議論が交わされました 今回の租税委員会本会合は BEPS プロジェクト を中心に過去 5 年にわたり租税委員会の活動をリードしてきた浅川議長が 議長として参加する最後の会合となりました 会合が終りに向かうにつれ 各国や国際機関の代表から 浅川議長のこれまでのリーダーシップを称えるとともに 日本政府の財務官とOECD 租税委員会議長という二足のわらじを履きながらの奮闘を労う声が次々と寄せられました また 浅川財務官が 5 年半の任期を終え この 12 月に議長を退任することを踏まえ 2017 年 1 月からの後任の議長として ドイツのMartin Kreienbaum 氏が選出されました 以上のように 京都会合では国際課税分野における3つの主要な取組みを大きく前進させる成果が得られました しかし BEPS 合意の実施はまだ始まったばかりです その他の取組みもまだまだ途上にあり 本当に重要なのはこれからです その意味で京都会合は 公正 公平 透明な国際課税システムを目指す旅路の第一歩 として 国際課税の歴史の 1ページに残る会議となりました G20 DC OECD G OECDG20 32 Not-Compliant 1 1 Not-Compliant Largely 1 CompliantCompliant Common Reporting Standard OECD G20 G20 ファイナンス

5 92 OECD 1 BEPS 100 BEPS BEPS OECD OECD 本日 京都は BEPS 実施フェーズの入り口として 国際課税の歴史にもその名を刻むことになります この特別な機会に 世界中から 80 以上の国 地域の代表が集まっています 私たちは この場において 税源浸食と利益移転 (BEPS:Base Erosion and Profit Shifting) の問題に取り組むことを通じ より公正 公平 透明な国際課税システムを目指す旅路の第一歩を踏み出すのです 我々の共通の目標は 税制に対する人々の信頼と 経済活動に関わる全ての主体にとって公平な競争条件とを確保することにあります BEPS BEPSプロジェクト以前も 税源浸食と利益移転から生じる問題は長く認識され 議論されてきました しかし 各国の財務大臣はこれに対する対策を取れず 必要な改革を行うために協調することが出来なかったのです これは 主に政策担当者の 課税権は国家主権の中核であり 他国はこれに干渉することは出来ず すべきでもない という考えから来るものでした 税制の ずれ により 多国籍企業は本来負担すべき税負担を回避することが出来てしまっていました ターニングポイントは2013 年でした 英国のバッキンガムシャーで行われたG8 財務大臣 中央銀行総裁会議において 私は 我々は一致してこの問題に取り組む必要がある と強く訴えました 各国の財務大臣はこれに共鳴してくれました そして 我々は続くG8ロックアーンサミットで この問題を最重要課題として取り上げることに合意したのです あれが 3 年にわたる我々の集中的共同作業の出発点になりました この作業は 昨年の11 月にG20アンタルヤサミットで支持された15 本のBEPS 対抗措置として結実しました BEPS 私は BEPSプロジェクトが歴史的であることの理由として 3 つの特徴が挙げられると思います 1 点目は 包摂性 です 国際課税は 長らく OECDのような国際会議の場で 先進国によって議論されてきました BEPSプロジェクトによって この慣行は変わりました プロジェクトの成果は OECD 加盟国と非加盟 G20メンバー国が対等な立場で参加し作り上げたものです 他の多くの途上国も 議論に参加しました 第 2に BEPSプロジェクトは 国際課税におけ 6 ファイナンス

6 92 1 BEPS る 国際的協調 へ大きな一歩を踏み出しました 課税権は国家主権の中核であったため 以前は 税分野における国際的政策協調など 想像もつかないものでした この点 BEPS プロジェクトにおいて 各国が実施すべき ミニマム スタンダード が作り上げられたのは 驚くべきことです プロジェクト参加国は各々の国内法制の改正によるものを含め この ミニマム スタンダード の実施に同意しました BEPSプロジェクトは 競争 から 公平な競争環境を確保するための 協調 へ 税に関する国際的議論の風景を一変させたと言っても過言ではないでしょう 3 点目として 二重課税の防止 から 二重非課税の防止 への焦点の移動を挙げたいと思います これは 課税利益が認識される場所と 経済活動及び価値創造の場を より一致させることによって達成されるものです これら 包摂性 競争から協調 二重課税から二重非課税の防止 という3つの特徴が BEPSプロジェクトが歴史的である所以です さてここで BEPSパッケージは多くの途上国にとっても極めて重要であることを強調しておきたいと思います BEPS 対抗措置を実施することにより その国の税制及び税務行政は より予見可能かつ一貫したものとなるでしょう こうした変化は 投資環境改善に役立ち これにより その国に投資を考えている企業に安心感を与えることになるのです また BEPS 合意を実施することによって その国で操業する多国籍企業の実態を 税務当局がより詳細な形で把握することも可能となります BEPSリスクへの対処及びインバウンド投資の促進に苦慮してきた途上国にとって これらの点は重要だと考えています BEPSプロジェクトの真の価値は グローバルに協調して実施することによって 初めて実現されるということを 再度強調しておきたいと思います これには 強く 息の長い政治的機運が不可欠です 忘れないで下さい 団結すれば則ち立ち 分裂すれば則ち倒れる です OECD これほど多くの国 地域が対等な立場でプロジェクトに取り組むために OECDの委員会がその門戸を開くことはOECD 史上初めてのことです しかし 租税委員会は本年 1 月に拡大会合開催という大胆な決断をしました それは BEPSがグローバルな課題であり グローバルな解決が求められること そして参加を更に拡大することがこの取組にとって利益になると認識したためです 租税政策は国家主権の究極の形態の一つであることは周知のことです しかし 我々が共に連携 協力して対応していかなければ 各国の経済に打撃を与える税源侵食 利益移転に効果的に対処することはできません だからこそ 我々は今日ここにこのようにして集まったわけです 我々が効果的に対応しなければならないのは BEPS が国家の歳入に損害を与えるからだけでなく 世界全体が見守っているからなのです 最近まで 国際課税は この分野の専門家が議論するに留まっていました 今日 経済危機 ルクスリークス パナマ文書 その他のスキャンダルを受け 国際課税の問題は一般人も議論することとなり テクニカルなレベルでなく公平性という基本的な問題として取り上げられるようになりました この包摂的枠組みを通して技術的作業を共に行うことにより BEPSパッケージを効果的な方法で実施し 現在可能な制度の濫用に終止符を打つことが我々に託された役割です 我々の取組みは 低所得国が実施に当たり直面するであろう特定の課題も考慮する必要があり 本会合ではこのトピックにも十分な時間を割いていきます 税の専門家として 我々は BEPSが突き付け ファイナンス

7 る課題は新しいものではないことを知っています しかし これらの課題は 今 対処しなければならない重要なものである という政治レベルでの切迫感ある認識は新しいものです だからこそ 私の上司であり G7 G20 及びその他の政治的会合においてBEPS 課題に対する最も先鋭 な政治的主導者の一人である日本の麻生太郎財務大臣をここで紹介できることを非常に嬉しく思います 麻生大臣によって世界全体で政治的気運が高められなければ 我々は これほど短期間で これほど大きく前進することはできなかったでしょう BEPS OECD 我々は この新たな包摂的枠組みを通して 38のOECD 加盟国及び加盟申請国 8のOECD 非加盟 G20メンバー 既にコミットした35の途上国 地域 そして国際機関 地域機関のパートナーシップを構築することで BEPSが我々の国家経済を損ねるために利用されるようなことのない未来を確保します その他の多くの国 地域も 将来的にコミットすることを視野に入れて 今回の会合に参加しています 麻生大臣が仰ったとおり 我々は 政府や税制に対する人々の信頼や信任を取り戻さなければなりません 本日は 多くの途上国が参加しており 嬉しく思います 低所得国は 歳入を法人税に大きく依存していることから BEPSによる打撃を先進国より大きく受けています そのため 低所得国に関して は 地域の税関連機関との更なる連携とともに 国際機関が新たな枠組みである Platform for Collaboration on Tax を通じて提供できる支援に関して議論します 包摂的枠組みの第一回目であるこの会合では 今後の作業と体制の検討を行います 例えば BEPSミニマムスタンダードの実施状況をモニターするためのピアレビューや他のメカニズムに関して議論を始めます これは効果的な実施 一貫性 公平な競争条件を確保するためには必須です 我々は現在積み残しになっている 移転価格や国別報告書 紛争解決を含めた多くの技術的事項に関しても取り上げ 租税条約に係るBEPS 対策の実施を促進するための多数国間協定の開発に関する進捗状況もレビューします 5 BEPS CbC MCAA 5 44 BEPS13 CbC MCAA 8 ファイナンス

8 92 1 BEPS OECD 92 OECD 1 BEPS OECD 1. 1 BEPS BEPS 包摂的枠組会合 には 既に BEPSプロジェクト参加していた 46 か国に加え 新たに 36 か ( 注国 地域 ) が既存メンバーと対等な立場で参加した これにより BEPSプロジエクトの参加国は合計 ( 注 82 か国 地域 ) となった 会合にはオブザーバー ( 注として 21 か国 地域 ) の途上国も参加した 39,85, 会合では 各国による BEPS プロジェクトの合意事項の実施状況をモニタリングする方法や 最終報告書取り纏めの際に積み残しとなった課題の今後の作業スケジュールについてOECD 事務局からの報告 提案がなされた 今後 本日の議論を踏まえて 関連する部会等で検討が進められる見込み ほかに 利益分割法及び恒久的施設への帰属利益に関するディスカッションドラフトの公表も承認された また 新たな参加国 特に途上国が BEPS プロジェクトにおいて合意された BEPS 対抗措置を実施するタイミングは異なり得ること これらの国の直面する問題への対処を行うことが確認された 併せて 途上国への税関連の技術支援について議論が行われた この中で OECD がG20 の要請を受けて IMF 世銀 国連とともに立ち上げる 税に関する協働のためのプラットフオーム (Platform for Collaboration on Tax) の活用方法や 同じく4 つの国際機関が7 月のG20に提 出するべく作成している 税分野の技術支援の効果を高めるためのメカニズム について議論が交わされた 2. OECD 4 月にワシントンDCにて開催されたG20 財務大臣 中央銀行総裁会議においてOECDに作成が求められた 税の透明性に関する非協力的地域を特定するための客観的基準 について議論が行われた 同基準の内容として 税の透明性と情報交換に関するグローバル フオーラム ( 以下 グローバル フオーラム ) の要請に基づく情報交換に関する評価 共通報告基準 (CRS) に基づく自動的情報交換実施へのコミットメント 及び税務行政執行共助条約への参加又は要請に基づく情報交換及び自動的情報交換を含む情報交換協定の幅広いネットワーク という3 つの観点から基準を策定すること これら3 点のうち 2 点以上を満たさない国 地域は 非協力的 とされ 仮に2 点以上を満たしていたとしても グローバル フオーラム基準に照らして非遵守と見なされる国 地域も 非協力的 とされる方向での議論がなされた 今後 7 月に中国成都にて開催される次回 G20 財務大臣 中央銀行総裁会議に基準の最終案を提出するべく 必要な作業が継続される見込み ファイナンス

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