今日はルカの福音書 6 章からです山上の説教が終わったあとのことです 12 弟子が選ばれたその中にイスカリオテのユダがいた彼はやがてイエス様を裏切ってしまいます 12 人の中に選ばれていたのに最後にイエス様を裏切ってしまうのがイスカリオテのユダでした厳粛な思いがします私はここを読んでいて

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さなえさんきち
5 years ago
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1 2018 年 8 月 5 日 ( 日 ) ルカ 6:20-38 あなたの敵を愛しなさいおはようございます道ばたでインタビューをしたとします質問はこうですキリスト教というと何を思いますか多くの方は博愛精神博愛主義と応えるのではないでしょうかそうイエス様はどんな人も求める人を拒まれませんでしたイエス様が十字架にかかっていたとき両隣に同じく十字架に架かっていた強盗たちがいました二人でイエス様を罵っていたのですがあるとき一人が気づいたのですこの方は罪を犯してはいない神の子だとそれは恐らく彼がこのお祈りを聞いたからでしょう罵るもの達嘲るもの達を前に父よ彼らを赦してください彼らは何をしているのか分からないからです罪人だったらこんなお祈りはできないああイエス様は神の子だったのだ俺はこの方を嘲ってしまったそう思って心が刺されイエス様にすがりますイエス様あなたが天の御位におつきになるときに私のことを覚えていてくださいとイエス様は直ぐにまことにまことにあなたに告げますあなたは今日わたしとともにパラダイスにいます天国に行くと約束をしてくださったのです主イエス様は彼を受け入れてくださった昨年の復活節イースターの時に私は玉川聖学院高等学校で礼拝のメッセージをしましたその礼拝の壇上同じ場所でひとりの方が語られたことがありました... その方は後藤健二さんというジャーナリストクリスチャンでしたなぜ過去形かというとイスラム国にとらえられ尊い命が奪われたからです後藤さんはイスラム国にとらえられていたひとりの青年を救出するために一人危険地帯に入って行かれました玉川聖学院というミッションスクールの礼拝堂そう私が立った同じところで何度も平和についてのメッセージを語ってくださった方が後藤健二さんです I am Kenji Goto. と仰った映像を世界中の人々は見ました私はイエス様の十字架の姿と後藤健二さんの姿が重なるのです殺そうとする者たちのために父よ彼らを赦してください彼らは何をしているのか分からないからです後藤さんもそうお祈りされた事でしょう今日は 35 節あなたがたは自分の敵を愛しなさいが中心聖句です聖書を読むときにどういう流れの中で何が書かれているかイエス様のことが書かれていたらイエス様のその話された前後にどのような事があったのかを観察しますそしてイエス様が語らたことであればイエス様はその当時の人達に何を語ろうとされていたのかを解釈しますでしょうそして次に今行きる私たちに神様は何を語ろうとしておられるのか適用この三つ観察解釈適応は基本となります - 1 -

2 今日はルカの福音書 6 章からです山上の説教が終わったあとのことです 12 弟子が選ばれたその中にイスカリオテのユダがいた彼はやがてイエス様を裏切ってしまいます 12 人の中に選ばれていたのに最後にイエス様を裏切ってしまうのがイスカリオテのユダでした厳粛な思いがします私はここを読んでいてヨハネの福音書 6 章を思い出していましたイエス様を信じる人達が沢山いました二匹の魚と 5 つのパンで男だけで 5000 人の人達を満腹させたイエス様様々な奇跡イエス様が神様の国のことをはなされるのを聞いて沢山の人がイエス様を信じるようになりましたその人たちは大勢の弟子と呼ばれています 17 大勢の弟子たちの群れイエス様はわたしがいのちのパンと仰るのを聞いている内にそんなことがあるかと怒ってしまったのですイエス様の話神様のお話を聞いていて反感を感じた人達がいたのです 66 節にはこうありますこういうわけで弟子たちの多くの者が離れ去りもはやイエスとともに歩もうとはされなかった沢山の人がイエス様を信じたとしても大切なのはどこまでもイエス様を信頼するという信仰です終わりまで神様を信頼し神様に導かれて信仰を全うするということが大切ですイエス様を信じる時に起こること様々な困難があることがしるされていますしかし苦しみがあってもそれは幸い四つの幸い貧しい人は幸い 20 節今飢えている人たちは幸い 20 節今泣いている人は幸い 21 節人々があなたがたを憎むとき人の子のゆえに排除しののしりあなたの名を悪しざまにけなすときあなたは幸いです 22 節普通考えたらとても幸いと思えないことでしょうここでの貧しいというのは貧しいけれど心がへりくだって神様に期待している人のことでしょうわずかなものにも神様に感謝できるこころをもつひと同じく貧しい人を顧みる心のある人その人は神の国天国の前味わいをしているかのように神様の恵みを味わうのです私は二つの開拓伝道をしましたある教会の姉から毎月手紙をいただきましたその中に短い文章で先生とご家族のためにお祈りしていますと書かれていましたそしてその中にお札が入っていました決して裕福ではない方ですそしてその封筒はご飯粒をこねて糊にしたことが分かるものでしたその方の目はいつも澄んでいて微笑みがすてきなのです今泣いている人は幸いそれは神様が慰めてくださって笑うようになるからです人の子イエス様を信じるからといって排除この言葉は昨年だっ - 2 -

3 たでしょうか排除という言葉を使ったために政局が変わってしまったことばですね排除されても罵られてもけなされたとしてもその人は幸いなぜなら天においての報いが大きいから意味が深いですね三つの哀れ見方を変えるとこうです喜んでいるいるあなたがたは哀れ満腹しているあなた方は哀れ今笑っているあなたがたは哀れ喜びお腹が一杯になる笑うことそれは幸いなことでしょうしかし哀れと書かれていますどういうことでしょうか. 喜びだけで悲しんでいる人を思いやれないとき満腹していて飢えている人達を忘れているとき笑っていて暗く落ち込んでいる人のことを全く忘れていたらそれは哀れな状態ですイエス様はこのところで仰ろうとしているのは喜んではいけないいつも飢えていなければいけない喜んだ顔をしてはいけないというストイックな生活をしなさいということではありません慰めを必要とするとき空腹のとき泣き悲しむことがあって神は共におられ助けてくださるいつもそのことを覚えていなさいということでしょうまた 12 弟子が選ばれたということはイエス様がなさってい伝道を 12 弟子達に委ねるために訓練されるということですまたそれはイエス様が十字架で殺される日が近づいて来ていることを意味していますこのような流れの中であなたの敵を愛しなさいと仰っています 1, ここでのの敵とはイエスを信じるからといって良く見られない昔の預言者のように迫害殉教もある罵られる憎まれ空腹涙も経験するそのようなものをもたらす者が敵ですイエス様を信じる信仰またイエス様を宣べ伝えることに怒りを覚える人達 2, なぜどう愛するのかイエス様は様々な迫害困難がやってくることを示された上であなたの敵を愛しなさいと仰いました敵を攻撃しやっつけろとは仰いませんでしたあなたの敵を愛しなさいなぜでしょうか一人一人が神様の愛の対象だからですしかし神様から離れている滅びに向かっているからこそ気づいて救われて欲しいだから愛するのです一人一人の人権を大切にするのは当然ただそれだけではなくこの地上で神様とともに歩み人々を照らすようにそしてやがて天の御国に行ってほしいから敵をも愛するというのです - 3 -

4 では人間の努力で愛しなさいということでしょうか歯を食いしばって私はクリスチャンだから愛さなければ赦さなければというねばねばばかりはそう本田弘慈先生が仰っていたように納豆クリスチャンねばねばしている ( 私は納豆大好きですがねばねばクリスチャンは困りますね ) 自分の努力だけでは愛せないでしょう人間の限界を知ってイエス様に求めイエス様から愛を受けるそうしたらあなたの敵を愛することができるようになるイエス様が父のところにそして父なるが聖霊を送ってくださるやがて聖霊によって力を受ける先週福音讃美歌 175 あなたの願いのままの 2 節が心にとまりました 2 救いの知らせ伝える熱意も冷めるときに再び心燃やしてあなたの願いのままに豊かないのち与え救いを伝えるためつくりかえてください祈る力をください賛美歌救いの情熱自他共に失せることなく聖霊によって再び燃やしてもらってお祈りしましょう 3, 愛する結果神様から離れていた罪人と気づく気づいたら神様を求めるこころ何としても救われたいという思いやがて聖霊によって主イエス様がキリストであると告白聖霊によって神の子となったことが分かるウェスレーがオックスフォード大の教師フェローをしていたときホーリークラブという聖書を学び聖書を実践するクラブの指導者になりました死刑囚に伝道していたとき絞首刑の場所に行く間その死刑囚は最初は信仰を拒んでいましたどうせおれのようなものはとところがウェスレーは先ほどの十字架上の二人の強盗の内のひとりのことを話しました Remember me. 思い出していてください彼ははっと分かったのですそして神様を信じ Remember me. と言いながら本当に平安な顔で刑に Ⅱコリント 5:17 新しく造られるのは神様の愛を知ったからまた私たちに迫害者が変えられるパウロのように神様との愛人と人の愛キリストの平和が広がって行くのです目には目を歯には歯を報復負の連鎖言われたら言い返す憎まれたら憎しむやられたらやり返す - 4 -

5 しかし敵を愛しなさいここで私たちにとっての敵イエス様を信じるからとって迫害するもの今姉静岡英和戦時中スパイの学校と言って肩身がせまかったけれど本当に素晴らしい学校だったクリスチャンだからといって迫害する者敵そのものに良くしてやりなさい返してもらうことを考えずに貸しなさい天の父が哀れみ深いように哀れみ深く聖霊によってただしお人好しではなくヘビのようにさとくこの根底には永遠の滅びに行ってしまう人を救いたいというイエス様の思いを自分の思いとしている私たちにさらに広く適応してみると電車の中でエアコンの温度調節について苦言を聞いたことががりますおまえ会社の部屋の温度高くないか温度管理しているあいつにもう少し低く設定してくれといったけれどしなんだぜ決まっているからといってやつさクリスチャンだから最初のクリスチャンだからというのが何言っているか意味が分からないことでしたがいろいろやってみてその温度より下げると不快に感じ体調を壊してしまうひともいる確かに暑いと感じるひともいるけれどもこの温度はいろいろ試行錯誤してみて決まったことそれを変えられないと真面目に守る人その人に対してクリスチャンだからこれはその人がいないところでの言葉ですから陰口ですではそのクリスチャンは何か悪いことをしていたでしょうかいいえ何もしていません私たちに何の落ち度がないのにひどい思いをさせる人がいます虐待ハラスメントいじめ暴言 DV, 中傷言葉行いによっていやな思いをさせてくる人まず神様によって守っていただく神様が裁かれるあるときには助けを求めることクリスチャンだから赦さなければならない赦さなければならない = だまっていること我慢すること我慢ができないのは信仰が弱いからではない違う事に対して違うということも大切なぜなら気づかずにひどいことをしていたら私たちの背後にいらっしゃる神様を攻撃していることそしてその結果神様によって裁かれる実は敵ではないのに敵だと思っていた人相手を知らない理解していないから敵と思ってしまうこともあるのです良くしてみると敵でも何でもなかったということもあるでしょうそれは思い違い理解不足ということもあります人は皆神様によって造られている神様によって愛されている存在そしてすべての者は神から離れていて永遠の滅びに行こうとしているだから神は私 - 5 -

6 たちを救うために御子イエス様を送ってくださったマルコ 16 全世界に出て行きすべての造られた者に福音を宣べ伝えなさい昔十字軍というものがありましたそれは宗教的なものと政治が一緒になっているものそしてそこに参加したものは純粋にエルサレムをイスラムから取り返すという思いだったのかも知れませんアッジシに裕福な家のフランチェスコという青年がいました同じ町の親しい友達も十字軍に参加しましたしかしその戦いは空しいもので敵と思っていたのはイスラム教徒ではなく政治的に利用された自分達こそが敵であることをしらされます無意味な殺戮と惨めな敗け戦でした彼は乞食のようになってやっとアッジシにもどってきます行く時は英雄としてそして帰ってきたときには負け犬として村の人達は見ましたあまりにも空しさから彼は床につき生死をさまようのですが一羽の雀をみたときにイエス様が仰った言葉を思い出しますそしてただ神様を愛すること神様がすべてのものを備えて下さっているから心配しなくて良いただ神に従いたいと思います彼は誰を頼るのではなくただ神様を頼りにすべてを捨てます家から出て裸足荒布をまとっただけ廃墟となっていた教会の石をゆっくり讃美をしながら造って行くのです同じように十字軍から戻ってきた青年たちもアッジシと同じようにすべてを捨てて教会の再建をするのです司教のいる教会では貴族や金持ちが安息日に豪華な服をきて教会のベンチにすわりミサにあずかっていました貧しい人たちは汚い服のまま教会の後ろの床に追いやられるように座っていましたところがその人たちもフランチェスコの所にやってくるのです支配階級からのけ者にされていた貧しい人達病人たちが次々とフランチェスコのところにきて手伝うのですやがて教会ができそこで讃美が献げられました彼は宗教家に妬まれ迫害を受け仲間がころされてしまいますしかし教皇に認められて福音を伝える群れとなって行きますフランチェスコは平和の祈りの詩を作りました先ほど讃美した曲がそうです ( 冒頭くりかえし ) あなたの平和の器にしてください主よ私をあなたの平和の器に 1, 憎しみのあるところにあなたの愛があるように悲しみあるところによろこびがあるように 2, 絶望のあるところに希望の道があるように暗闇あるところに光が満ちるように 3, 慰められるよりも慰めることを求めよう愛されることよりも愛することもとめよう ( おわりに ) - 6 -

7 赦すことにより私たちは赦され神の愛を伝える平和の器に塵に等しい私たちを愛して下さったイエス様十字架に見られる愛イエス様は私たちが平和を伝える管となることを願っておられるのです英語では Make me a channel of peace. channel というのは管のことです脇田兄が手術をされたときに点滴がされていたでしょう純粋な栄養水分それが脇田兄に必要でしたチューブの管 channel がありますそれは全く汚れのないものですその channel を通して脇田兄のからだの中に入っていったのですイエス様の愛を伝える管それが私たちですあなたの敵を愛しなさい迫害するものあなたに何も落ち度がないのに攻撃してくる人がいたとしてもイエス様はその方のために祈りなさいと仰いましたローマ 12:20 に同様のことがかかれてありますやがて私たちを苦しめる人が自分は何とひどいことをしていたに気づいてやがて神様を信じるものになるとしたら本当に幸いですね最後にあなたの敵を愛しなさいを一緒に言ってみましょうあなたにとって敵とはなんでしょうかあるときには敵ではないのに敵と思っていたかも知れませんしあきらかに落ち度もないのに攻撃してくる人かも知れませんその人もやがて神の前にたつのですイエス様は仰いますあなたの敵を愛しなさい終わりのお祈り父なる神様聖名を讃美します世界は平和を求めていますそして個々人も本当の平和心からの平安そこからくる喜びと希望をもとめています私たちを神様が与えて下さる平和をこの世に伝える平和の管としてくださいそして私たちに敵として向かってくる方々のためにお祈りをすることができますようにあなたの敵を愛しなさいと仰ったことにこころをとめ今週を歩むことができますように主イエス様の聖名によってお祈りしますアーメン - 7 -

Microsoft Word - ◎中高科

Microsoft Word - ◎中高科牧羊者 2014 年度第 Ⅰ 巻中高科へのヒント 4~6 月 4 / 6 (4/6,4/13,/11,6/8,6/22 後藤健一師 4/20~/4,/18~6/1,6/1,6/29 石田高保師 ) 1. この世の中でイエス様を信じて従って生きていく時につらいと思う時はありますかもしあるとしたらそれはどんな時ですか 1. 弟子たちはイエス様について何と言っていますか (29~30) 2.