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1 農林水産省における地球温暖化対策について 平成 19 年 11 月 農林水産省

2 太陽からの地球に照射される光エネルギーは 大気を素通りして地表面で吸収され 加熱された地表面は熱エネルギー ( 赤外線 ) を宇宙に向けて放出している この放出された熱エネルギーの一部が地球の周りを覆う水蒸気や二酸化炭素 メタン等の温室効果ガスを含む大気によって吸収され 地表面に向けて再び放射されることにより地球の平均気温は 15 に保たれている ( 仮に温室効果ガスが全く存在しない場合 地球の平均気温はマイナス 18 となる ) これがこれがこれがこれが 地球温暖化地球温暖化地球温暖化地球温暖化 人為的活動人為的活動人為的活動人為的活動によりによりによりにより二酸化炭素二酸化炭素二酸化炭素二酸化炭素などのなどのなどのなどの温室効果温室効果温室効果温室効果ガスガスガスガスの大気中濃度大気中濃度大気中濃度大気中濃度が増加増加増加増加地表地表地表地表からからからから放出放出放出放出されたされたされたされた熱エネルギーエネルギーエネルギーエネルギーの大部分大部分大部分大部分を温室効果温室効果温室効果温室効果ガスガスガスガスが吸収吸収吸収吸収熱エネルギーエネルギーエネルギーエネルギーが宇宙宇宙宇宙宇宙へ放出放出放出放出されないためされないためされないためされないため 地球地球地球地球の気温上昇気温上昇気温上昇気温上昇が起こるこるこるこるしかししかししかししかし 地球温暖化地球温暖化地球温暖化地球温暖化とはとはとはとは 1 地球温暖化のメカニズム

3 京都議定書とは 気候変動枠組条約の目的を達成するため 先進国等に対し 温室効果ガスを 1990 年比で 2008 年 ~2012 年に先進国全体で少なくとも 5% 国別に一定数値 ( 日本 6% 米 7% EU8%) を削減することを義務づけ 我が国は 2002 年 6 月 4 日締結 2005 年 2 月に発効 現在 174 カ国及び欧州共同体が締結 (2007 年 6 月 6 日現在 ) 対象ガス 基準年 二酸化炭素 メタン 一酸化二窒素 代替フロン等 3 ガス ( ハイドロフルオロカーボン パーフルオロカーボン 六ふっ化硫黄 ) 1990 年 ( 代替フロン等 3 ガスは 1995 年としても可 ) 約束期間 2008 年 ~2012 年の 5 年間 ( 第 1 約束期間 ) 特徴 森林等の吸収源による二酸化炭素吸収量を算入 国際的に協調して費用効果的に目標を達成するための仕組み ( 京都メカニズム ) を導入 共同実施 クリーン開発メカニズム 排出量取引 < 削減目標を達成できなかった場合の措置 > 1 排出超過分の 1.3 倍を次期約束期間の削減目標に上積み 2 遵守行動計画の作成 3 排出量取引により移転を行う資格の停止 京都議定書と京都議定書目標達成計画京都議定書目標達成計画について 京都議定書目標達成計画とは 日本では 平成 17 年 2 月の京都議定書の発効を受けて 平成 17 年 4 月に 京都議定書目標達成計画 を策定し この計画に基づき 6% 削減約束の達成に向け 省エネルギー 新エネルギー等による温室効果ガス排出削減対策や森林吸収源対策等を推進しているところ しかし 我が国が 6% 削減約束を達成するためには 第 1 約束期間における年平均総排出量を 11 億 8,500 万トン CO2 に削減することが必要 一方 2005 年度の日本の総排出量は基準年と比べて 7.8% 増加しており 6% 削減約束との差は 13.8% と拡大 吸収源対策等が計画通計画通り進められたとしてもめられたとしても温室効果温室効果ガス排出削減対策排出削減対策で 8.4% の排出削減排出削減が必要必要な状況状況 京都議定書 2004 年度 2004 年度から 2005 年度 の基準年 ( 基準年比 ) の増減 ( 基準年比 ) 合計 1,261 1,357 1, % +7.6% +7.8% 二酸化炭素 (CO 1,288 1,293 2 ) 1, % +12.5% +13.1% エネルギー起源二酸化炭素 1,059 1, % 1, % +13.6% 非エネルギー起源二酸化炭素 % % +6.6% メタン (CH ) % -27.1% -27.9% 一酸化二窒素 (N O) % -20.6% -22.0% 代替フロンフロン等 3 ガス % % -66.9% ハイドロフルオロカーボン類 (HFCs) % % -64.7% パーフルオロカーボン類 (PFC) % % -59.6% 六ふっ化硫黄 (SF 6 ) % % -75.7% ( 単位 : 百万 t-co 2 ) 2

4 IPCC 報告書 IPCC( 気候変動に関する政府間パネル ) の報告書によると 1980 年代から 1990 年代までに比べ 21 世紀末 (2090 年から 2099 年 ) の平均気温上昇は 1.1 ~6.4 と予測 環境の保全と経済の発展を地球規模で両立する 持続発展型社会シナリオ では約 1.8 (1.1 ~ 2.9 ) 化石エネルギー源を重視する 高成長社会シナリオ では約 4.0 (2.4 ~6.4 ) 2030 年までは社会シナリオによらず 10 年当たり 0.2 の気温上昇 将来の気温上昇気温上昇の予測予測と気温上昇気温上昇によるによる主要主要な影響影響について 水 生態系 食糧 沿岸域 健康 湿潤熱帯地域と高緯度地域高緯度地域でのでの水利用可能性水利用可能性の増加 中緯度地域と半乾燥低緯度地域半乾燥低緯度地域でのでの水利用可能性水利用可能性の減少及減少及び干ばつのばつの増加 数億人が水不足水不足の深刻化深刻化に直面直面する サンゴの白化白化の増加 種の分布範囲分布範囲の変化変化と森林火災森林火災リスクリスクの増加 最大 30% の種で絶滅リスクの増加 ほとんどのサンゴサンゴが白化 ~15% 小規模農家 自給的農業者自給的農業者 漁業者漁業者へのへの複合的複合的で局所的局所的なマイナスマイナス影響 洪水と暴風雨暴風雨によるによる損害損害の増加 低緯度地域におけるにおける穀物生産性の低下中高緯度地域におけるいくつかの穀物生産性の向上 熱波 洪水洪水 干ばつによるばつによる罹 ( り ) 病率 と死亡率死亡率の増加 罹 ( り ) 病率 : 病気の発生率のこといくつかの感染症媒介生物感染症媒介生物の分布変化 広範囲に及ぶサンゴサンゴの死滅 毎年の洪水被害人口洪水被害人口が追加的追加的に数百万人増加 栄養失調 下痢下痢 呼吸器疾患呼吸器疾患 感染症感染症によるによる社会的負荷社会的負荷の増加 ~40% の生態系生態系が影響影響を受けることでけることで 世界の沿岸湿地沿岸湿地の 約 30% の消失 2000~2080 年の平均海面上昇率 4.2mm/ 年に基づく 5 地球規模での重大な 絶滅 重大な : ここでは40% 以上 陸域生物圏の正味炭素放出源化正味炭素放出源化が進行 海洋の深層循環深層循環が弱まることによるまることによる生態系生態系の変化 低緯度地域におけるにおける全ての穀物生産性の低下 いくつかの地域地域で穀物生産性穀物生産性の低下 医療サービスサービスへのへの重大重大な負荷 影響は 適応の度合いや気温変化の速度 社会経済シナリオによって異なる 年に対する世界年平均気温の変化 ( ) ( 出典 :IPCC 第 4 次評価報告書第 1 第 2 作業部会報告書 ) 3

5 高温によるによる水稲水稲と果樹果樹の被害発生例 水稲 果樹 着色不良 高温によるみかんの 日焼日焼け果 ぶどうの着色障害 高温によるアントシアニンの合成抑制 水稲の登熟期( 出穂 開花から収穫までの期間 ) の日平均気温が27 を上回ると玄米の全部又は一部が乳白化したり 粒が細くなる 白未熟粒白未熟粒 が多発 正常 特に 登熟期の平均気温が上昇傾向にある九州地方等で深刻化 高温によるみかんの 浮皮症浮皮症 成熟が進んでからの高温 多雨により 果皮と果肉が分離 ( 品質 貯蔵性の低下 ) 4

6 農林水産省地球温暖化対策総合戦略の推進 地球温暖化問題の現状 京都議定書 6% % 削減約束の達成達成は難しいしい状況 2005 年度は基準年比で約 7.8% 増加 温暖化によるリンゴの栽培適地の移動現在 2060 年代全国平均 3 度上昇 IPCC( 気候変動に関するする政府間政府間パネル ) 報告書 地球温暖化は加速的に進行していると断定 農林水産業にも深刻な影響が生じると予測 北海道はほぼ全域が適地になる一方 関東以南はほぼ範囲外となる 適地より高温の地域より低温の地域 世界全体で地球温暖化対策地球温暖化対策を推進推進するする必要 < 温暖化によるによる着色障害 > 着色期に高温が続くと 着色の進行が遅れることが確認されている Ⅰ 地球温暖化防止策 1 削減目標値の達成達成に向け施策施策を加速化 森林吸収源対策 バイオマス資源の循環利用 食品産業等の環境自主行動計画 2 新たな削減目標値削減目標値の設定設定と達成達成に向けたけた施策施策を推進 施設園芸 農業機械の温室効果ガス排出削減対策 環境保全型農業の推進による施肥量の適正化 低減 漁船の省エネルギー対策 3 その他の排出削減排出削減の取組取組を推進 農林水産省地球温暖化対策総合戦略の策定策定 ( 平成 19 年 6 月 ) Ⅱ 地球温暖化適応策 1 地球温暖化適応策の推進 既存技術の生産現場への普及 指導 新たな技術の導入実証 影響評価に基づく適応策の検討 2 技術開発等の推進 生産安定技術の開発 ( 高温耐性品種の育成など ) 農林水産業への影響に関する予測研究 影響予測に基づく適応技術の開発 Ⅲ 農林水産分野の国際協力 1 違法伐採対策等の持続可能持続可能な森林経営の推進 違法伐採問題の解決に向けた取組 途上国における持続可能な森林経営の推進に向けた支援 国際ルールづくりへの積極的な参加 貢献 2 我が国の人材人材 技術技術を活用活用したした協力 農林水産分野におけるにおける対策対策を総合的総合的に推進推進し 地球環境保全地球環境保全に積極的積極的に貢献貢献するする農林水産業農林水産業を実現 5

7 農林水産分野の地球温暖化防止策 森林吸収源対策の推進 地球温暖化防止森林吸収源 10カ年対策を推進 京都議定書の6% 削減約束のうち 3.8% に相当する 4,767 万トン-CO 2 程度を 森林吸収量により確保 < 森林吸収源 10 カ年対策年対策の柱 > 平成 14 年に農林水産省として 地球温暖化防止森林吸収源 10カ年対策 を策定し 森林吸収源対策を推進 1 健全な森林の整備 2 保安林等の適切な管理 保全等の推進 3 木材 木質バイオマスの利用の推進 4 国民参加の森林づくり等の推進 5 吸収量の報告 検証体制の強化 美しい森林づくり推進国民運動の展開 ( 間伐の積極的な推進 ) ( 木づかい運動を通じた国民運動の展開 ) 森林 農場家畜排せつせつ物 農作物残さ バイオマス資源の循環利用 エネルギーや製品としてバイオマスの利活用を推進 バイオマス熱利用により約 760 万トン -CO 2 を削減 ( 京都議定書の 6% 削減約束のうち約 0.6% に相当 ) 林地残材 たい肥 電気 バイオマスタウンの構築 ( 平成 22 年で300 市町村 ) 地域の実情実情に応じたバイオマスの効率的効率的 総合的な利活用利活用システム 農業分野の対策 環境保全型農業を推進 農業環境規範の遵守等による排出抑制 施設 機械等の効率運転 使用 電気 熱 ( メタン発酵 ガス化 木質ボイラー等 ) 施設園芸 農業機械における省エネルギーの取組強化 省エネルギー効果の高い設備 機器等の導入 施設 機器等の点検整備 下水汚泥 食品工場レストラン 食品廃棄物 一般家庭 電気 熱 プラスチック 水産業分野の対策 省エネ技術の導入 冷凍技術 冷凍庫の細分化 漁獲物の分割 小型化による冷凍時間の短縮 農林水産省における事務 事業の取組 農林水産省 ( 本省 ) を対象に環境管理システムを H17.12 に導入し H18.3 に ISO14001 の認証を取得 食品産業分野の対策 団体による環境自主行動計画の策定を推進 現在 16 団体が計画策定 毎年度 フォローアップを実施 省エネルギー法によるエネル ギー管理の徹底 食品リサイクル 容器包装リサイクルによる 3R の推進 発光ダイオード集魚灯 ( 治山対策の推進 ) ( 森林ボランティア活動の推進 ) 研究開発 地球温暖化が農林水産業に及ぼす影響の評価と高度対策技術の開発 (H18 年度 ~H22 年度 ) 森林 農地 海洋 ( 藻場 ) における炭素循環の解明と CO2 吸収量等を把握するモデルの開発 地域有機性資源の特性に応じたバイオマスエネルギー生産技術の実用化等 廃棄農業資材のリサイクル等取組推進 畜産分野における取組の推進 ( 高速代かき機 ) 家畜排泄せつ物のバイオガス化 稲わらの飼料利用拡大の推進 広域流通体制の確立の推進 農業農村整備事業の対策 自然エネルギーの有効活用 小水力発電施設の整備 太陽光発電施設の整備 事業の各段階における排出量算定方法の検討 ( 青色発光ダイオードを使用したさんま棒受け網漁船 ) ( マグロの分割凍結 ( ロイン凍結 )) 漁船の適切な運航による燃油削減 経済速度での運航 機関の適正な保守点検 冷凍装置等の効率運転 地産地消の推進 地産地消推進計画の策定の促進 普及活動の強化 6

8 地球温暖化が農林水産業農林水産業に与えるえる影響予 水稲 : 収量の変化 2060 年代に全国平均で約 3 気温が上昇した場合 潜在的な収量が北海道では 13% 増加 東北以南では 8-15% 減少する 果樹 : 栽培適地の移動 リンゴの栽培適地が北上し 将来は新たな地域が栽培可能になる一方 現在の主要な産地が気候的に不利になる可能性がある Current 現在 2030 年代 現在 2060 年代 年代 2090 年代 各年代におけるにおける最大登熟量指数 (4GCM 平均 ) 気候登熟量 (kg/10a) 示数 ( 潜在的な収量 kg/10a) 潜在的な収量を示す指標として 気温と日射量のみで求まる 気候登熟量示数 を用いて 将来の潜在的な収量を推定 将来の気候予測値については 現在の大気 CO2 濃度 (1990 年の濃度に当たる 350ppm) が 毎年 1% 複利で上昇することを前提として 代表的な 4 種類の全球気候モデルを用いて算出された将来の気候データの平均から算出 最大の収量を得られるように移植日を最適化しているが 高温不稔による減収や 土壌条件や病虫害の発生の影響は考慮していない リンゴ栽培の適地温度域は 7~13 であり 現在の栽培地は道北 道東および西南暖地の平野部を除く広い地域に広がっているが 2060 年代に全国平均で約 3 気温が上昇する場合 北海道はほぼ全域が適地になる一方 関東以南はほぼ範囲外となる 将来の気温については 現在の大気 CO2 濃度 (1990 年の濃度に当たる 350ppm) が 毎年 1% 複利で上昇することを前提として 代表的な 4 つの全球気候モデルを用いて計算された結果の平均値を使用 出典 : 林 石郷岡 横沢 鳥谷 後藤 (2001): 温暖化が日本の水稲栽培の潜在的特性に及ぼすインパクト 地球環境 Vol.6 No.2 141~148 出典 : 平成 14 年度果樹研究所研究成果情報 地球温暖化によるリンゴ及びウンシュウミカン栽培適地の移動予測 7

9 地球温暖化適応策に係る研究成果 水稲 登熟期の高温により 白未熟粒の発生などの品質低下がおきる 果樹 ブドウは 高温で着色不良となり 商品としての価値が低下する 高温年でも外観品質が優れている水稲品種 にこまる の育成 (2005 年命名登録 適地は暖地および温暖地の平坦部 ) ブドウ ( 安芸クイーン ) の着色不良を改善する技術 環状はく皮処理をすると収穫時の糖度が高くなり 着色が向上し赤味が強くなる 着色は環状はく皮と無袋処理の組み合わせでさらに向上する 環状はく皮処理 にこまる ( 左 ) ヒノヒカリ ( 右 ) の玄米にこまるの方が白未熟粒の発生が少ない < にこまるとヒノヒカリヒノヒカリの品質 > 近畿 ~ 九州地域における4カ年の試験で ほとんどの試験地で対照品種並以上の玄米品質を示し 気象 栽培条件の変動に対し品質が安定している 出典 : プレスリリース 平成 17 年度農林水産省農作物品種 九州沖縄農業研究センター (2005) 環状はく皮区 無処理区 出典 : 平成 17 年度九州沖縄農業研究センター成果情報 ブドウ赤色系品種 安芸クイーン のハウス栽培における着色向上に効果的な環状はく皮と無袋処理 8

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