クロマチン免疫沈降法プロトコール
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- ふじきみ こしの
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1 クロマチン免疫沈降法プロトコール (ChIP Assay : Chromatin Immunoprecipitation Assay) 目次 1. はじめに 2. 原理とストラテジー 3. 準備するもの 4. プロトコール 5. トラブルシューティングガイド 6. 実験例 7. おわりに 8. 参考文献 9. メモ お問い合わせはコスモ バイオ株式会社へお願いいたします 1 / 15
2 1. はじめに クロマチン免疫沈降法 (chromatin immunopreicpitation: ChIP) は個々のタンパク質と特定のゲノム領域との結合を検出するための強力で汎用性の高い方法です クロマチン免疫沈降法は 当初 開いたクロマチン状態と相関するヒストンのアセチル化を検出するのに多用されました しかしながら 現在では さまざまな DNA 結合性転写因子や非結合性タンパク質のクロマチン上での局在を解析するのにも用いられており 遺伝子発現調節 クロマチン構造変換などの研究を進める上で不可欠な方法となっています 本技術情報では 動物細胞を用いたクロマチン免疫沈降法について 原理と方法をご紹介します ( 他のプロトコールも参照してください 1) 2) ) 2. 原理とストラテジー 近年 転写誘導の際に ヒストン修飾によるクロマチン構造変換が重要な働きをすることが知られています ( 図 1a) DNA 結合性転写活性化因子が標的遺伝子に結合すると 転写共役因子がリクルートされます 転写共役因子はヒストン アセチル基転移酵素活性を持っており 周辺のヒストンをアセチル化します これが引き金となりクロマチン リモデリング因子がリクルートされ クロマチンのリモデリングが誘導され 基本転写因子と RNA ポリメラーゼによる転写が開始します ヒストンはアセチル化以外にもメチル化やリン酸化などの修飾を受け 転写の制御 サイレンシング クロマチン凝縮などを引き起こすことが知られています ( ヒストン暗号仮説 ; 図 1b) 2 / 15
3 図 1. ヒストンの修飾とその機能 a) ヒストン修飾とクロマチン構造変換による転写制御 DNA 結合性転写活性化因子が標的遺伝子に結合すると 転写共役因子がリクルートされます 転写共役因子はヒストン アセチル基転移酵素活性を持っており 周辺のヒストンをアセチル化します これが引き金となりクロマチン リモデリング因子がリクルートされ クロマチンのリモデリングが誘導され 基本転写因子と RNA ポリメラーゼによる転写が開始します b) ヒストン H3 の N 末端の修飾 ヒストンの N 末端のさまざまなアミノ酸残基はアセチル化 メチル化 リン酸化の修飾を受けます ここではヒストン H3 を例として挙げました それぞれの修飾は別個の分子により認識され 転写の制御 サイレンシング クロマチン凝縮などを引き起こします 図 2. クロマチン免疫沈降法の原理 3 / 15
4 3. 準備するもの 1) 機器 小型回転培養機 ( ローテーター ) 密閉式超音波細胞破砕装置コスモ バイオ社 Bioruptor UCD-300 など (1.5 ml チューブを同時に6 本処理できます ) PCR DNA 増幅装置 2) 試薬 使用した抗体 抗アセチル化ヒストン H3 抗体 Upstate 社 Catalog(#06-599) 61,000/200ug ヒストン H3 の 1-20 アミノ酸残基のアセチル化ペプチド (K9,K14 のアセチル化 ) 抗アセチル化ヒストン H4 抗体 Upstate 社 Catalog(#06-866) 61,000/200μL ヒストン H4 の 2-19 アミノ酸残基のアセチル化ペプチド (K4,K7,K11,K15 のアセチル化 ) Normal rabbit IgG Santa Cruz Biotechnology 社 (Catalog#sc-2027) 5,000/200ug ChIP のコントロール抗体として用います 11 X fixation solution ( 最終濃度 ) 37% formaldehyde 3 ml (11.1%) 1 M HEPES (ph 8.0) 0.5 ml (50 mm) 5 M NaCl 0.2 m (100 mm) 0.5 M EDTA (ph 8.0) 20 μl (1 mm) 0.1 M EGTA (ph?) 50 μl (0.5 mm) 6.23 ml 10 ml formaldehyde 抜きの溶液を作っておき 使用時に formaldehyde を加えます 室温で保 存 1.5 M glycine FACS solution ( 最終濃度 ) 1 x PBS(-) ml bovine serum 10 ml (2%) 10% NaN ml (0.05%) 500 ml 4 にて保存 4 / 15
5 SDS lysis buffer ( 最終濃度 ) 1 M Tris-HCl (ph 8.0) 2.5 ml (50 mm) 0.5 M EDTA (ph 8.0) 1 ml (10 mm) 10% SDS 5 ml (1%) PMSF aprotinin leupeptin 41.5 ml 50 ml PMSF aprotinin leupeptin を除いたものを室温で保存 PMSF aprotinin leupeptin は使用時に加えましょう ChIP dilution buffer ( 最終濃度 ) 1 M Tris-HCl (ph 8.0) 2.5 ml (50 mm) 5 M NaCl 1.67 ml (167 mm) 10% Triton X ml (1.1%) 10% sodium deoxycholate 0.55 ml (0.11%) PMSF aprotinin leupeptin ml 50 ml PMSF aprotinin leupeptin PMSF aprotinin leupeptin を除いたものを室温で保存 は使用時に加えましょう 2 X RIPA buffer ( 最終濃度 ) 1 M Tris-HCl (ph 8.0) 5 ml (100 mm) 5 M NaCl 3 ml (300 mm) 0.5 M EDTA (ph 8.0) 0.2 ml (2 mm) 10% Triton X ml (2%) 10% SDS 1 ml (0.2%) 10% sodium deoxycholate 1 ml (0.2%) 29.8 ml 50 ml 室温で保存 5 / 15
6 1 X RIPA buffer/ 150 mm NaCl ( 最終濃度 ) 2 X RIPA buffer 25 ml (1 X ) 25 ml 50 ml NaCl 濃度は最終的に 150 mm 1 X RIPA buffer/ 500 mm NaCl ( 最終濃度 ) 2 X RIPA buffer 25 ml (1 X ) 5 M NaCl 3.5 ml (350 mm) 21.5 ml 50 ml NaCl 濃度は最終的に 500 mm 1 X RIPA buffer/ salmon sperm DNA ( 最終濃度 ) 2 X RIPA buffer 25 ml (1 X ) 5 mg/ml salmon sperm DNA 1 ml (100 μg/ml) ( 超音波処理 + 加熱処理済のもの ) 10% NaN 3 250μL (0.05%) 23.75mL 50 ml 4 にて保存 50% Protein G Sepharose/ salmon sperm DNA slurry Protein G Sepharose 4 Fast Flow (Amersham Biosciences 社 Catalog# ) を 1 X RIPA buffer/ 150 mm NaCl で2 回洗浄します その後 1X RIPA buffer/ salmon sperm DNA に懸濁し ローテーターを用いて 4 にて一晩攪拌 50% slurry となるように シリコナイズチューブに分注し 4 にて保存 LiCl wash solution 1 M Tris-HCl (ph 8.0) 5 M LiCl ( 最終濃度 ) 0.5 ml (10 mm) 2.5 ml (0.25 M) 0.5 M EDTA (ph 8.0) 0.1mL (1 mm) 10% NP ml (0.5%) 10% sodium deoxycholate 2.5 ml (0.5%) 41.9 ml 50 ml 室温で保存 6 / 15
7 ChIP direct elution buffer ( 最終濃度 ) 1 M Tris-HCl (ph 8.0) 0.5 ml (10 mm) 5 M NaCl 3 ml (300 mm) 0.5 M EDTA (ph8.0) 0.5mL (5 mm) 10% SDS 2.5 ml (0.5%) 43.5 ml 50 ml 室温で保存 1 x TE 4 mg/ml DNase-free RNase A 10 mg/ml proteinase K 20 mg/ml glycogen シリコナイズチューブ フェノール /CIAA 7 / 15
8 4. プロトコール 1) 可溶性クロマチン分画の調整 1~5 x 細胞を 1 ml の細胞培養用メディウム 2 に懸濁し 1.5 ml シリコナイズチューブに入れます 100 μl の 11 X fixation solution を加え 3 (formaldehyde 1% final) ローテーターにて 5~10 分間室温で 4 攪拌します 100 μl の 1.5 M glycine を加え ローテーターにて 5~10 分間室温で攪拌 メディウムのフェノールレッドの色が黄色に変わります Glycine は formaldehyde と反応し クロスリンク反応を止めます 3000 rpm 5 分間 4 にて遠心し 上清をアスピレーターで除き 細胞をボルテックスにて懸濁します 1 ml の FACS solution を加え細胞を懸濁し ローテーターにて 5~10 分間 4 で攪拌します 3000 rpm 5 分間 4 にて遠心し 上清をアスピレーターで除き 細胞をボルテックスにて懸濁 200 μl の SDS lysis buffer ( 細胞を懸濁 溶解する前に on ice にすると SDS が析出するので注意 ) を加え ピペットマン P-1000 を用いて 10 回程度ピペッティングし細胞を懸濁 溶解します この時 泡を立てないようにしましょう 氷上に 10~20 分間静置 密閉式超音波細胞破砕装置 Bioruptor を用いて power high, on 30 秒, off 1 分のサイクルで 7.5 分間 (5~6 サイクル ) 氷水で冷却しながら超音波処理を行います 5 15 krpm 10 分間 4 (SDS が析出する場合は 8 程度に設定するとよい ) にて遠心し 上清 ( 約 200 μl) を 2 ml シリコナイズチューブに回収 1800 μl の ChIP dilution buffer (ice-cold) を加え希釈します この内 200 μl を Input 分画として 4 で保存します 2) 免疫沈降上記の可溶性クロマチン分画 ( 約 1800 μl) に μl の 50% Protein G Sepharose/salmon sperm DNA slurry を加え ローテーターにて 2~6 時間 4 にて攪拌します 8 / 15
9 10 krpm 10 秒間 4 にて遠心し 上清を回収し 約 580 μl ずつ 3 本の 1.5 ml シリコナイズチューブに分注します それぞれに (1) normal rabbit IgG( コントロール抗体 ) (2) 抗アセチル化ヒストン H3 抗体 (3) 抗アセチル化ヒストン H4 抗体を 2~4 μl ずつ加え 6 ローテーターにて一晩(12~16 時間 )4 にて攪拌します それぞれに 20 μl の 50% Protein G Sepharose/ salmon sperm DNA slurry 7 を加え ローテーターにて 2~3 時間 4 にて攪拌します 同様に (10 krpm 10 秒間 4 にて ) 遠心し 上清を回収し Unbound 分画として 4 で保存します Sepharose ビーズを 1 ml の以下のバッファーで洗浄します 各段階は バッファーを加えた後 ローテーターにて 5 分間 4 にて攪拌し 同様に遠心 上清を除く操作を行います バッファーは ice-cold に冷やしたものを用いましょう 抗体によってはこの洗浄の条件を検討してください (1) 1 X RIPA buffer/ 150 mm NaCl 1 回 (2) 1 X RIPA buffer/ 500 mm NaCl 1 回 (3) LiCl wash solution 1 回 (4) 1 x TE 2 回 3) DNA の精製 200μL の ChIP direct elution buffer を Sepharose ビーズに加え ボルテックスにて懸濁します 同様に遠心 Sepharose ビーズはフェノール /CIAA 処理まで除く必要はありません 8 65 にて4 時間以上加熱し クロスリンクをはずします Input 分画と Unbound 分画もこの段階から平行して処理しましょう 1μL の 4 mg/ml RNase A を加え ボルテックスにて攪拌し 同様に遠心後 37 にて 30 分インキュベート 1μL の 10 mg/ml proteinase K を加え ボルテックスにて攪拌し 同様に遠心後 55 にて 1 時間インキュベート 1~2 μl の 20 mg/ml Glycogen を加え ボルテックスにて攪拌し 同様に遠心し Sepharose ビーズを残して上清を 1.5 ml シリコナイズチューブに移します 9 / 15
10 210 μl のフェノール /CIAA を加え ボルテックスにて攪拌し 15 krpm 3 分間室温にて遠心し 上清 ( 約 200 μl) を 1.5 ml シリコナイズチューブに回収します 有機層に 180 μl の 1 x TE- 200 mm NaCl を加え ボルテックスにて攪拌し 15 krpm 3 分間室温にて遠心しましょう (back extract) 上清を回収し 先程の上清分画にプールし ボルテックスにて攪拌後 同様に遠心します 800~900 μl の 100%ethanol を加え tilting にてよく攪拌し -20 にて 2 時間以上静置 15 krpm 30 分間以上 4 にて遠心し 上清を除き DNA の沈殿を ice-cold の 75% ethanol でリンスします 15 krpm 5~10 分間 4 にて遠心し ピペットマンのチップにて上清を完全に除きましょう 5~10 分程度 air dry し Input DNA は 50 μl Unbound DNA と ChIP DNA は 20μL の 1XTE に溶解します -20 で保存 4) PCR 反応と定量化 PCR プライマーの設計ヒストンのアセチル化はプロモーター領域等に限局して起こる可能性があるので PCR プライマーはこの領域で設計します PCR プライマーは 20~ 30 base Tm 値が 55~60 に PCR の target size は 150~250 bp に PCR プライマーは Input DNA を用いて増幅効率や非特異的増幅がないことなどを確認しておきましょう ChIP のコントロール免疫沈降のコントロールは normal rabbit IgG 等のコントロール抗体で取りましょう DNA 組換え等が起こり DNA 量が変化する場合には Input DNA のコントロールが有効です また ChIP DNA と Unbound DNA の PCR 産物の量比を比較する場合もあります ChIP のポジコン locus は GAPDH や HPRT などの house keeping 遺伝子を用いましょう ( ただし これらの遺伝子座は X 染色体上にあるので 定量化した時に性差が生じてしまいます ) ネガコン locus は解析予定の細胞で発現されていない遺伝子を用いましょう ( 例えば T 細胞では CD19 を B 細胞では CD3) PCR のコントロール PCR プライマーによる反応効率の違いを補正するために standard DNA ( 我々の場合には Ba/F3 細胞の Input DNA) の3 倍 ~ 5 倍の段階希釈列 (50, 10, 2, 0.4, 0.08 ng 等 ) を PCR 反応のコントロールに置きます これにより 異なる PCR プライマー間の結果を比較することが可能となります Input DNA ChIP DNA ともに この段階希釈列のうち定量性が保たれている範囲に入るように希釈が必要となることがあります 10 / 15
11 PCR 反応 4.9 μl 10 x PCR buffer 1 μl 2.5 mm each dntp 1 μl 10 mm forward primer 1 μl 10 mm reverse primer 1 μl Input /ChIP DNA 1 μl Taq polymerase 0.1 μl 10 μl PCR サイクルは 94 3 分 (94 20 秒 55~60 1 分 72 1 分 +2 秒 x サイクル数 ) x 25~30 サイクル 分 4 アガロースゲル電気泳動 5~8 μl の PCR 反応物を 2% アガロースゲルにて電気泳動します ゲルの写真をそのまま結果とするか CCD カメラで取り込み画像解析ソフト (Fuji Film, Image Gauge 等 ) で PCR 産物を定量します さらに定量性と特異性を高めるためには サザン法にてバイオイメージアナライザーにて定量します Real-time PCR TaqMan 法あるいは SYBR green を用いて real-time PCR を行い PCR 産物を定量します プロトコールの注意点 1 細胞数はあらかじめチェックしましょう 使用する抗体の数に応じて増減させます 抗体 3 種 類の場合には 1~2 x 10 6 細胞程度で行います 転写因子に対する抗体の場合には 細胞数は 多めにします 2 FACS solution でも構いません 3 formaldehyde 原液を直接メディウムに加えることもあります アセチル化ヒストンの場合には final 0.7 1% で固定する 4 固定条件はあらかじめチェックします 固定時間 温度は アセチル化ヒストンの場合で 5 分間室温 転写因子や転写共役因子の場合は 5 分間室温 ~1 時間 4 ~overnight 4 となります 5 超音波細胞破砕装置の水槽をあらかじめ氷が浮かんだ水で満たし ( 氷を入れすぎない ) 装置を冷やしておきましょう 超音波処理の強度はあらかじめチェックしておきます Input DNA と同じ処理をした後にアガロースゲル電気泳動を行い DNA の平均長が 500 bp 位になるようにしましょう 特に 大きなサイズの DNA が残らないことを確認します また 固定時間を長くした時は 超音波処理の強度も強くする必要があります この場合には DNA の平均長が 1000 bp を越えることもあります 非密閉式の超音波細胞破砕装置を用いても可能ですが この場合には容器などの工夫が必要です 11 / 15
12 6 抗体量は S/N 比が最大となるようにあらかじめ titration しましょう 7 Protein G Sepharose と Protein A Sepharose の 1:1 mixture を用いることもあり ます 8 Sepharose ビーズを除かないで処理すると回収率が上がります 5. トラブルシューティング 問題考えられる原因解決法 ネガコン locus でシグナルが出る 細胞数が多い超音波処理が弱い抗体量が多い PCR 増幅が強すぎる 細胞数を titration しましょう Input DNA の平均長が 500bp 位になるように条件を検討しましょう抗体量を titration しましょう PCR のサイクル数を少なくしましょう 本当はネガコン locus でない他のネガコン locus を探しましょう ポジコン locus でシグナルが出ない 細胞数が少ない 固定条件が弱いナ抗体が不適当 抗体量が少ない PCR プライマーが不適当 細胞数を titration しましょう固定時間を長くしましょう抗体を変えてみましょう抗体量を titration しましょう PCR プライマーの設定を変えましょう コントロール抗体でのシグナルが弱く 実験系のシグナルとの差がでない 実験系でシグナルが出ない 細胞数が多い抗体量が多い PCR 増幅が強すぎる細胞数が少ない固定条件が弱い抗体が不適当抗体量が少ない PCR プライマーが不適当 細胞数を titration しましょう抗体量を titration しましょう PCR のサイクル数を少なくしましょう細胞数を titration しましょう固定時間を長くしましょう抗体を変えましょう抗体量を titration しましょう PCR プライマーの設定を変えましょう 12 / 15
13 6. 実験例 マウス T 細胞抗原受容体 (TCR) γ 鎖遺伝子座の V(D)J 組換えはインターロイキン7レセプター (IL-7R) により制御されています IL-7R により活性化された転写因子の Stat5 が J γ プロモーター領域に結合し 転写共役因子の p300 や CBP をこの領域にリクルートし 転写共役因子の持つ内在性のヒストン アセチル基転移酵素活性によって 周辺クロマチンのヒストンのアセチル化が誘導されることを ChIP 法にて解析しました 3) ( 図 3a) マウス Ba/F3 細胞をサイトカインで刺激すると Jγ 領域に Stat5 と CBP/p300 がすみやかに結合し 同時にヒストンのアセチル化も誘導されました ( 図 3a, b) さらに 抗 Stat5 抗体でクロマチン免疫沈降した後 抗 CBP/p300 抗体で再度免疫沈降すると (ChIP re-i P) Jγ 領域が特異的に検出されたことより 同じ Jγ クロマチン断片に Stat5 と CBP/p300 が結合していることを確認しました ( 図 3c) また マウス TCRγ 遺伝子座の Vγ 領域についても ヒストンのアセチル化によって V(D)J 組換えが制御されることを確認しています 4) 図 3. マウス TCRγ 遺伝子座のヒストン アセチル化の誘導 a) Ba/F3 細胞をサイトカイン刺激後経時的に細胞を回収し Stat 5 転写共役因子 (CBP, p300) アセチル化ヒストンに対する抗体でクロマチン免疫沈降を行いました これらのタンパク質の Jg 領域への結合を PCR 法により解析しました b) 上記の結果をサザン法と画像解析ソフトにより定量化 13 / 15
14 c) 抗 Stat5 抗体によるクロマチン免疫沈降の後 (1st IP) DTT 存在下で溶出し Stat5 や転写共役因子に対する抗体で再度免疫沈降 (2nd IP)(ChIP re-ip 法 ) 7. 終わりに クロマチン免疫沈降法は 細胞の 内在性 クロマチン領域に特定のタンパク質が結合しているかどうかを同定する方法です 一方 数倍 ~ 数十倍の違いを PCR 増幅により検出するので 条件の設定を慎重におこなう必要があります クロマチン免疫沈降法は electrophoresis mobility shift assay (EMSA) や DNaseⅠ footprinting 法などの in vitro 情報と相補することにより 強力な実験方法となるでしょう 一方 クロマチン免疫沈降法はタンパク質の結合領域を同定することにも使用されており ( 酵母での ChIP-chip 法など ) 今後もさまざまな用途に用いられる可能性があります 8. 参考文献 1) Frederick M. Ausubel et al. : Current Protocols in Molecular Biology, John Wiley & Sons, Inc., unit 21.3, ) Upstate 社 Anti-acetyl-Histone H4(Catalog# ) の CertificatfeAonalysis に添付のプロトコール 3) Ye, S.K. et al. : Immunity, 15 : , ) Agata, Y., et al. : J. Exp. Med., 193 : , メモ クロマチン免疫沈降法実験が成功するか否かは 特異的な免疫沈降ができているかどうかにつきます そのためには 特異的な抗体を使用し 常にコントロール抗体と比較すること 免疫沈降のポジコン ネガコン locus を設定すること 等が重要です 特に抗体が特異的で かつクロマチン免疫沈降に使えるものでなければ上手く行くはずがないので まず文献的に使用可能である抗体か調べることはもちろん なんらかの方法で抗体の特異性や力価を確認することをお薦めします 1つの方法として 免疫沈降したクロマチン分画に本当に目的の蛋白が沈降されているか Western blot で確認する方法は有効です またクロマチン免疫沈降法に使えるとされている市販の抗体の中にも 個々に様々な問題があることが知られています 例えば 某 U 社の抗メチル化ヒストン H3K9 抗体は抗体量が非常に低いとか Abcam 社の抗メチル化ヒストン H3K9 抗体はメチル化ヒストン H3K27 にもクロスすることなどが挙げられます またヒストンのメチル化については mono-, di-, tri-methyl 化の特異性が問題になって来ています このような問題は ケースバイケースで適宜解決していかなければいけません 14 / 15
15 クロマチン免疫沈降法の手技的な問題として多く経験するのは 超音波処理によるクロマチン調整のステップです 試料が比較的少量であるため ( 上記プロトコールでは 200 μl) 一般的なプローブ式の超音波破砕装置では出力を上げ過ぎると泡立ってしまったり 逆に出力を抑え過ぎると発振しなかったりすることがあります 筆者がこれまで試した中で 少量のサンプルを処理し易いという点では TOMY 精工のハンディタイプのもの (UR-20P) が使い易く サンプルがある程度の量であれば (400 μl 以上 ) Branson の Sonifier が非常に効率良い結果が得られました プロトコールの項で紹介したコスモ バイオ社の密閉式超音波細胞破砕装置 Bioruptor UCD-200TM は 処理効率もプローブ式と遜色ない上に 6 本のチューブを同時に処理できることや 水を介して超音波処理するためサンプル間のクロスコンタミネーションを気にしなくていいことなどからたいへん便利です 一方 クロマチン免疫沈降法のデータの解析や解釈の上で常に問題になるのは PCR の定量性です 10 倍以上の差を示す場合はアガロースゲルの EtBr 染色像でいい場合もあるが その場合でも画像を取り込み 解析ソフトで PCR 産物を定量することをお薦めします ( 定量してみると EtBr 染色像がいかにバックグラウンドが高く シグナルが低いか すなわち S/N 比が低いかが実感できるし 希釈系列の中で ある程度びしっと出たバンドは既に飽和していることが理解できます ) さらに数倍の差を示すためには どうしてもサザンブロット等で検出感度や定量性を上げてやる必要があります この点では 最近かなり一般的になって来た SYBR green を用いた real-timepcr を利用することも有効でしょう この資料は 生田宏一 1) 縣保年 2) 先生ご提供いただきました 1) 京都大学ウイルス研究所成体応答学研究部門生体防御研究分野 2) 京都大学大学院医学研究科先端領域融合医学研究機構 お問い合わせはコスモ バイオ株式会社へお願いいたします 15 / 15
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研究用 TaKaRa Bradford Protein Assay Kit 説明書 v201701da TaKaRa Bradford Protein Assay Kit は Coomassie Dye を用いる Bradford 法に基づいたキットであり 簡単な操作で迅速に 濃度範囲が 1 ~ 1,000 μg/ml のタンパク質溶液の定量を行うことができます 本キットの定量の原理は Coomassie
BKL Kit (Blunting Kination Ligation Kit)
製品コード 6126/6127 BKL Kit (Blunting Kination Ligation Kit) 説明書 PCR 産物を平滑末端ベクターにクローニングする場合 使用するポリメラーゼ酵素の種類により 3' 末端に余分に付加された塩基を除去し さらに 5' 末端をリン酸化する必要があります 本製品は これらの一連の反応を簡便に短時間に行うためのキットです PCR 産物の末端平滑化とリン酸化を同時に行うことにより
Western BLoT Rapid Detect
研究用 Western BLoT Rapid Detect 説明書 v201212 Western BLoT Rapid Detect は 標識二次抗体の代わりに独自の IgG Detector(HRP labeled) を利用して一次抗体を検出するウェスタンブロッティング専用の検出試薬キットです 本製品を利用することで 標識二次抗体を用いて検出する従来法ではできなかった迅速検出 高感度検出 シグナルの増強
PrimeScript RT reagent Kit (Perfect Real Time)
製品コード RR037A PrimeScript RT reagent Kit (Perfect Real Time) 説明書 本製品は リアルタイム RT-PCR に最適化された逆転写反応キットです 伸長性能に優れた PrimeScript RTase を使用し短時間の反応で効率良くリアルタイム PCR 用の鋳型 cdna を合成することができます 実験操作も簡単でハイスループットな解析にも適しています
Microsoft Word - flagipt1bul_ Edit.doc
140-0002 東京都品川区東品川 2-2-24 天王洲セントラルタワー 4F Tel: (03) 5796-7330 Fax: (03) 5796-7335 e-mail: [email protected] FLAG Tagged Protein Immunoprecipitation Kit (FLAG 融合タンパクタンパク質免疫沈降免疫沈降キット ) 製品番号 FLAGIPT-1 TECHNICAL
[PDF] GST融合タンパク質バッチ精製プロトコール
Glutathione Sepharose 4B, 4FF を用いた GST 融合タンパク質のバッチ精製プロトコール 1 予め準備する試薬と装置 Glutathione Sepharose 担体製品名 包装単位 コード番号 Glutathione Sepharose 4B 10 ml 17-0756-01 Glutathione Sepharose 4B 3 10 ml 72-0239-03 Glutathione
TaKaRa BCA Protein Assay Kit
研究用 TaKaRa BCA Protein Assay Kit 説明書 v201307da TaKaRa BCA Protein Assay Kit は 高感度にタンパク質溶液の比色定量を行う試薬であり 界面活性剤によって可溶化されたタンパク質溶液の定量も可能です BCA によるタンパク質定量の原理は 2 段階の反応に基づいています 第 1 段階では タンパク質溶液中のペプチド結合によって キットに含まれる二価銅イオン
手順 ) 1) プライマーの設計 発注変異導入部位がプライマーのほぼ中央になるようにする 可能であれば 制限酵素サイトができるようにすると確認が容易になる プライマーは 25-45mer で TM 値が 78 以上になるようにする Tm= (%GC)-675/N-%mismatch
Mutagenesis 目的 ) 既存の遺伝子に PCR を利用して変異を導入する 1 点変異導入方法 ) Quik Change Site-Directed Mutagenesis Kit(Stratagene) のプロトコールを流用 http://www.stratagene.com/products/showproduct.aspx?pid=131 Kit 中では DNA polymerase
ISOSPIN Blood & Plasma DNA
血液 血清 血しょうからの DNA 抽出キット ISOSPIN Blood & Plasma DNA マニュアル ( 第 2 版 ) Code No. 312-08131 NIPPON GENE CO., LTD. I 製品説明 ISOSPIN Blood & Plasma DNA( アイソスピンブラッド & プラズマ DNA) は 血液 血清 血しょうから DNAを抽出するためのキットです 本キットは
cDNA cloning by PCR
cdna cloning/subcloning by PCR 1. 概要 2014. 4 ver.1 by A. Goto & K. Takeda 一般的に 細胞または組織由来の RNA から作製した cdna(cdna pool) から 特定の cdna をベクターに組み込む操作を cdna cloning と呼ぶ その際 制限酵素認識配列を付与したオリゴ DNA primer を用いた PCR
無細胞タンパク質合成試薬キット Transdirect insect cell
発現プラスミドの構築 1. インサート DNA の調製開始コドンは出来るだけ 5'UTR に近い位置に挿入して下さい 経験的に ptd1 の EcoRV/KpnI サイトへのライゲーション効率が最も高いことを確認しています 本プロトコルに従うと インサートサイズにも依りますが 90% 以上のコロニーがインサートの挿入されたクローンとして得られます 可能な限り EcoRV/KpnI サイトへ挿入されるお奨めします
論文題目 腸管分化に関わるmiRNAの探索とその発現制御解析
論文題目 腸管分化に関わる microrna の探索とその発現制御解析 氏名日野公洋 1. 序論 microrna(mirna) とは細胞内在性の 21 塩基程度の機能性 RNA のことであり 部分的相補的な塩基認識を介して標的 RNA の翻訳抑制や不安定化を引き起こすことが知られている mirna は細胞分化や増殖 ガン化やアポトーシスなどに関与していることが報告されており これら以外にも様々な細胞諸現象に関与していると考えられている
MLPA 法 Q&A 集
MLPA 法 Q&A 集 目次 1. MLPA 法の導入 Q1. 導入にあたり 何が必要になりますか? Q2. 実験にはどのようなサンプルが必要でしょうか? Q3. サンプルDNAはどれくらい用意すれば良いですか? Q4. キャピラリーシーケンサが自施設に無い場合でも実験はできますか? Q5. FFPE 検体でも実験はできますか? 2. 実験のセットアップ Q1. 実験において重要なポイントはありますか?
Bacterial 16S rDNA PCR Kit
研究用 Bacterial 16S rdna PCR Kit 説明書 v201802da 微生物の同定は 形態的特徴 生理 生化学的性状 化学分類学的性状などを利用して行われますが これらの方法では同定までに時間を要します また 同定が困難な場合や正しい結果が得られない場合もあります 近年 微生物同定にも分子生物学を利用した方法が採用されるようになり 微生物の持つ DNA を対象として解析を行う方法が活用されています
大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム
平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目
はじめてのリアルタイムPCR
はじめてのリアルタイム PCR 1. はじめにリアルタイム PCR 法は PCR 増幅産物の増加をリアルタイムでモニタリングし 解析する技術です エンドポイントで PCR 増幅産物を確認する従来の PCR 法に比べて 1DNA や RNA の正確な定量ができること 2 電気泳動が不要なので迅速かつ簡便に解析できコンタミネーションの危険性も小さいことなど多くの利点があります 今や 遺伝子発現解析や SNP
遺伝子検査の基礎知識
リアルタイム PCR( インターカレーター法 ) 実験ガイドこの文書では インターカレーター法 (TB Green 検出 ) によるリアルタイム PCR について 蛍光検出の原理や実験操作の流れなどを解説します 実際の実験操作の詳細については 各製品の取扱説明書をご参照ください - 目次 - 1 蛍光検出の原理 2 実験に必要なもの 3 実験操作法 4 結果の解析 1 1 蛍光検出の原理 インターカレーターによる蛍光検出の原理
MightyAmp™ DNA Polymerase Ver.3
研究用 MightyAmp DNA Polymerase Ver.3 説明書 v201805da MightyAmp DNA Polymerase は 究極の反応性を追求して開発された PCR 酵素であり 通常の PCR 酵素では増幅が困難な PCR 阻害物質を多く含むクルードな生体粗抽出液を用いる場合にも その強力な増幅能により良好な反応性を示します MightyAmp DNA Polymerase
Microsoft Word - タンパク質溶液内酵素消化 Thermo
タンパク質の溶液内酵素溶液内酵素消化 ( 質量分析用サンプル調製 ) 質量分析計によるタンパク質解析においては 一般的にタンパク質を還元 アルキル化した後にトリプシン等で酵素消化して得られた消化ペプチドサンプルが用いられます 本資料ではこのサンプル調製について 専用キットを用いて行う方法 各種試薬や酵素を用いて行う方法 また関連情報として タンパク質の定量法についてご紹介しています 内容 1 培養細胞の酵素消化
16S (V3-V4) Metagenomic Library Construction Kit for NGS
研究用 16S (V3-V4) Metagenomic Library Construction Kit for NGS 説明書 v201705da 本製品は イルミナ社 MiSeq で 16S rrna 細菌叢解析を行うための PCR 増幅キットです 細菌 16S rrna 遺伝子の V3-V4 領域を対象とし PCR 酵素に 多様な配列を効率よく増幅可能な Tks Gflex DNA Polymerase
1-4. 免疫抗体染色 抗体とは何かリンパ球 (B 細胞 ) が作る物質 特定の ( タンパク質 ) 分子に結合する 体の中に侵入してきた病原菌や毒素に結合して 破壊したり 無毒化したりする作用を持っている 例 : 抗血清馬などに蛇毒を注射し 蛇毒に対する抗体を作らせたもの マムシなどの毒蛇にかまれ
1. 血液細胞の免疫蛍光染色とフローサイトメトリー解析 1-1. フローサイトメトリー ( Flow Cytometory ) とは細胞浮遊液をフローセル内を高速で流し 個々の細胞の形質等についてレーザー光を用いて解析する研究手法 フローサイトメーター( Flow Cytometer ) フローサイトメトリーにおいて使用する細胞解析用の装置今回は BD Accuri C6 を使用する 1-2. フローサイトメーターで何ができるか?
PanaceaGel ゲル内細胞の観察 解析方法 1. ゲル内細胞の免疫染色 蛍光観察の方法 以下の 1-1, 1-2 に関して ゲルをスパーテルなどで取り出す際は 4% パラホルムアルデヒドで固定してから行うとゲルを比較的簡単に ( 壊さずに ) 取り出すことが可能です セルカルチャーインサートを
1. ゲル内細胞の免疫染色 蛍光観察の方法 以下の 1-1, 1-2 に関して ゲルをスパーテルなどで取り出す際は 4% パラホルムアルデヒドで固定してから行うとゲルを比較的簡単に ( 壊さずに ) 取り出すことが可能です セルカルチャーインサートを用いた培養ではインサート底面をメス等で切り取ることで またウェルプレートを用いた培養ではピペットの水流でゲル ( 固定後 ) を底面から浮かすことで 回収しやすくなります
Gen とるくん™(酵母用)High Recovery
研究用 Gen とるくん ( 酵母用 ) High Recovery 説明書 v201510da Gen とるくん ( 酵母用 )High Recovery は 細胞壁分解酵素による酵母菌体処理と塩析による DNA 精製の組み合わせにより 効率良く酵母ゲノム DNA を抽出 精製するためのキットです 本キットを用いた酵母ゲノム DNA 調製操作は 遠心による酵母菌体の回収 GenTLE Yeast
Microsoft Word - ケミストリープロトコル_v5_2012_Final.doc
GenomeLab GeXP Genetic Analysis System Sequenci Chemistry Protocol シークエンスケミストリープロトコル V.5 1. 反応試薬と消耗品について 1-1. 弊社供給試薬 製品名製品番号保存条件 DTCS クイックスタートキット (100 反応 ) 608120-20 DTCS クイックスタートキットに含まれている試薬キット内の試薬はミネラルオイル以外
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QCWS 参考プロトコル 抗 HLA 抗体検査 (ICFA) 2019 年度版 作成者日本組織適合性学会認定制度委員会ワーキンググループ抗 HLA 抗体 WG 制定 改訂履歴 版数 制定日 施行日 制定理由 作成責任者 初版 日本組織適合性学会が開催する QCWS での HLA 検査を実施する際に用いる QCWS 参考プロトコルとして制定した WG 版数 改訂日 施行日 改訂理由 改訂内容 改訂責任者
Bacterial 16S rDNA PCR Kit
研究用 Bacterial 16S rdna PCR Kit 説明書 v201307da 微生物の同定は 形態的特徴 生理 生化学的性状 化学分類学的性状などを利用して行われますが これらの方法では同定までに時間を要します また 同定が困難な場合や正しい結果が得られない場合もあります 近年 微生物同定にも分子生物学を利用した方法が採用されるようになり 微生物の持つ DNA を対象として解析を行う方法が活用されています
鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス検出マニュアル(第2版)公開用
鳥インフルエンザ A(H7N9) ウイルス 検出マニュアル ( 第 2 版 ) 1 目次 1 臨床検体またはウイルス培養液からの RNA の抽出 ( 参考 ) ---------- 3 2 リアルタイム RT-PCR(TaqMan Probe 法 ) による鳥インフルエンザ A(H7N9) ウイルスの検出方法 ---------- 4 3 Conventional RT-PCR 法よる鳥インフルエンザ
リアルタイムPCRの基礎知識
1. リアルタイム PCR の用途リアルタイム PCR 法は 遺伝子発現解析の他に SNPs タイピング 遺伝子組み換え食品の検査 ウイルスや病原菌の検出 導入遺伝子のコピー数の解析などさまざまな用途に応用されている 遺伝子発現解析のような定量解析は まさにリアルタイム PCR の得意とするところであるが プラス / マイナス判定だけの定性的な解析にもその威力を発揮する これは リアルタイム PCR
Oligotex ™-dT30 <Super> mRNA Purification Kit (From total RNA)
研究用 Oligotex -dt30 mrna Purification Kit (From total RNA) 説明書 v201706 Oligotex-dT30 は 培養細胞や動植物組織などの total RNA から polya + RNA を高純度に分離 精製するために JSR ライフサイエンス社およびロシュ ダイアグノスティックス株式会社が共同開発した mrna
DNA Fragmentation Kit
研究用 DNA Fragmentation Kit 説明書 v201712da 本製品は 超音波破砕装置などの特殊な装置を使用せず 酵素処理によってゲノム DNA 等の長鎖 DNA をランダムに断片化し さらに平滑化するためのキットです 平滑化した断片はそのまま平滑末端ベクターに組み込むことができます また 平滑化を必要としない場合は 断片化までで反応を止めることもできます メチル化 DNA 濃縮や高速シーケンス解析のための前処理にも
NGS検査_SOP(案)v1
平成 29 年 2 月 6 日 次世代シークエンサー (Next-generation sequencing: NGS) 網羅的病原体検査法手順書 必要な試薬 DNA/RNA 精製キット ( 以下の DNA/RNA 精製試薬を推奨 ) q Roche MagNA Pure Compact Nucleic Acid Isolation Kit I 特徴 : 自動精製 キャリアー RNA 使用せず マグネットビーズ精製
Protocol for CRISPR/Cas system in medaka ver Materials ベクター pcs2+hspcas9: Cas9 vector, Amp 耐性, [Addgene Plasmid 51815] pdr274: sgrna vector, K
Protocol for CRISPR/Cas system in medaka ver. 1.3 1. Materials ベクター pcs2+hspcas9: Cas9 vector, Amp 耐性, [Addgene Plasmid 51815] pdr274: sgrna vector, Kan 耐性, [Addgene Plamsmid 42250] 作製 : 安齋賢 2015.12.17
IFN Response Watcher(for RNAi experiment)
IFN Response Watcher (for RNAi experiment) 説明書 v201111 哺乳動物細胞などでは 長い二本鎖 RNA(dsRNA) がインターフェロン応答を誘導し 図 1 に示す二つの経路が活性化されることで非特異的な転写の抑制が起こることが知られていました RNAi 実験に用いられる sirna(short interfering RNA) は短い dsrna を使用することにより
図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 17 日 独立行政法人理化学研究所 免疫の要 NF-κB の活性化シグナルを増幅する機構を発見 - リン酸化酵素 IKK が正のフィーッドバックを担当 - 身体に病原菌などの異物 ( 抗原 ) が侵入すると 誰にでも備わっている免疫システムが働いて 異物を認識し 排除するために さまざまな反応を起こします その一つに 免疫細胞である B 細胞が
Taro-04-1(雌雄判別)
高嶋康晴 Yasuharu TAKASHIMA 要 約 多くの PCR 法では 電気泳動により分離された特定塩基長の PCR 産物や制限酵素で断片化された DNA 断片の塩基長のパターンを目視で検出し生物種や品種等の判定を行う 電気泳動にかかる一連の操作を手作業で行うことによる分析者への負担の軽減及び分析処理の効率化を図るために マグロ属魚類及びサケ科魚類の魚種判別法について アガロースゲル電気泳動と全自動電気泳動装置による電気泳動の比較検討を行った
本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因
HbA1c 測定系について ~ 原理と特徴 ~ 一般社団法人日本臨床検査薬協会 技術運営委員会副委員長 安部正義 本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HPLC 法 HPLC 法原理 高速液体クロマトグラフィー 混合物の分析法の一つ 固体または液体の固定相 ( 吸着剤 ) 中で 液体または気体の移動相 ( 展開剤 ) に試料を加えて移動させ
Microsoft Word ab205921_自動染色プロトコール_YU_IS.docx
抗 PD-L1 抗体 [clone 28-8] 動免疫組織染 装置別プロトコール PD-L1 RabMAb [clone 28-8] (ab205921) BioGenex 社 i6000( オフライン抗原賦活化 ) Leica 社 BOND RX( オンライン抗原賦活化 ) Ventana 社 Ultra( オフライン抗原賦活化 ) Dako 社 Omnis BioGenex 社 i6000 プロトコール
Microsoft PowerPoint - ELISA MAX Standard Protocol
Sandwich ELISA Protocol ELISA MAX TM Standard set トミーデジタルバイオロジーアライアンストプロダクトカスタマーサポート 試薬の構成 1 Capture Antibody (200 倍 ) 2 Detection Antibody (200 倍 ) 3 Standard 4 Avidin - HRP (1000 倍 ) 5 Instruction Sheet
遺伝子検査の基礎知識
遺伝子検査の準備と注意事項 PCR はわずか 1 分子の鋳型 DNA でも検出可能であるため 反応液調製時に鋳型となりうる核酸等が混入しないように細心の注意が必要です この文書では 正確な遺伝子検査を行うために必要な実験器具類やコンタミネーション防止のための注意事項について解説します - 目次 - 1 実験環境の整備 2 必要な実験器具と装置 1 実験環境の整備 コンタミネーションの原因 PCR は非常に高感度な検出法であるため
Cytotoxicity LDH Assay Kit-WST
ytotoxicity L ssay Kit-WST はじめに 本説明書は ytotoxicity L ssay Kit-WST を用いた抗体依存性細胞傷害測定用 (ntibody-dependent cellmediated cytotoxicity: ) です 本製品のキット内容や Working Solution の調製方法に関して 製品添付の取扱い説明書も合わせてご覧ください 正確な測定のために
解析法
1.Ct 値の算出方法 Ct 値の算出方法には 閾値と増幅曲線の交点を Ct 値とする方法 (Crossing Point 法 ) の他に 増幅曲線の 2 次導関数を求めてそれが最大となる点を Ct 値とする方法がある (2nd Derivative Maximum 法 ) 前者では 閾値を指数関数的増幅域の任意の位置に設定して解析するが その位置により Ct 値が変化するので実験間の誤差が大きくなりやすい
石黒和博 1) なお酪酸はヒストンのアセチル化を誘導する一方 で tubulin alpha のアセチル化を誘導しなかった ( 図 1) マウスの脾臓から取り出した primary T cells でも酢酸 による tubulin alpha のアセチル化を観察できた これまで tubulin al
酢酸による T 細胞活性化制御の分子機序解明 石黒和博名古屋大学大学院医学系研究科消化器疾患病態論寄附講座准教授 緒言酢酸は食酢の主成分であり 腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸の大部分を占めている 1) また乳酸菌の一部( ビフィズス菌など ) は乳酸だけでなく酢酸も産生している 2) これまで食酢や乳酸菌製品が健康に寄与することが知られているが 酢酸 酢酸ナトリウムが免疫機能に与える影響 特に T 細胞活性化に与える影響については報告が全くなかった
報道発表資料 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - ポイント 異物センサー TLR のシグナル伝達機構を解析 インターフェロン産生に必須な分子 IKK アルファ を発見 免疫 アレルギーの有効
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - がんやウイルスなど身体を蝕む病原体から身を守る物質として インターフェロン が注目されています このインターフェロンのことは ご存知の方も多いと思いますが 私たちが生まれながらに持っている免疫をつかさどる物質です 免疫細胞の情報の交換やウイルス感染に強い防御を示す役割を担っています
ノーウオ―クウイルスのPCR法
厚生労働科学研究新型インフルエンザ等新興 再興感染症研究事業 現在 国内で分離 同定できないウイルス性出血熱等の診断等の対応方法に関する研究 班より SFTS ウイルス検査マニュアル 平成 25 年 3 月 13 日 RT-PCR 法により SFTS ウイルス核蛋白質 (NP) 遺伝子を特異的に検出 同定する検査法を解説する 本法は 1 本の反応チューブ内で逆転写反応 遺伝子増幅を連続的に行い SFTS
Microsoft Word - NPK-801F取説(10-04) doc
10-04 mrna Purification Kit MagExtractor TM - mrna - 取扱説明書 Code No.: NPK-801F TOYOBO CO., LTD. Life Science Department OSAKA JAPAN A4123K - 目次 - [1] はじめに (1) [2] 精製フローの概要 (1) [3] 対応サンプル (3) [4] キットに含まれるもの
Microsoft Word - H30eqa麻疹風疹実施手順書(案)v13日付記載.docx
平成 30 年度外部精度管理事業 課題 1 麻疹 風疹 実施手順書 ( ウイルスの核酸検出検査 ) 1) 検体を受け取りましたら 外部精度管理事業ホームページ (https://www.niid.go.jp/niid/ja/reference/eqa.html) にてお手続きください 2) 検体到着後 各チューブのスピンダウンを行ってから 500 マイクロリットルの Nuclease-free water
コメDNA 抽出キット(精米、玄米1 粒スケール)
食品 環境分析用 コメ DNA 抽出キット ( 精米 玄米 1 粒スケール ) 説明書 v201703da 本キットは未加熱の精米あるいは玄米 1 粒から DNA の調製を行う際に使用します 最終的に回収された DNA 溶液は 直接 PCR 反応などに利用することができ また 制限酵素処理やサブクローニングに使用することもできます 本キットを用いた DNA 調製には 劇物であるフェノールやクロロホルムは使用しません
パナテスト ラットβ2マイクログロブリン
研究用試薬 2014 年 4 月作成 EIA 法ラット β 2 マイクログロブリン測定キット PRH111 パナテスト A シリーズラット β 2- マイクロク ロフ リン 1. はじめに β 2 - マイクログロブリンは, 血液, 尿, および体液中に存在し, ヒトでは腎糸球体障害, 自己免疫疾患, 悪性腫瘍, 肝疾患などによって血中濃度が変化するといわれています. また,β 2 - マイクログロブリンの尿中濃度は,
菌媒介ウイルスの高度検出・定量法
菌媒介ウイルスの高度検出 定量法 ( 写真 ) 左上 : レタスビックベイン病右上 : レタスビックベインミラフィオリウイルス粒子左下 : 媒介菌 Olpidium virulentus 休眠胞子右下 : チューリップ微斑モザイク病 富山県農林水産総合技術センター園芸研究所 939-1327 富山県砺波市五郎丸 288 TEL 0763-32-2259 FAX 0763-33-2476 3 にはじめに手法のポイントはじめ手法の詳細留意点その他1
HVJ Envelope VECTOR KIT GenomONE –Neo (FD)
HVJ Envelope VECTOR KIT GenomONE -Neo (FD) Instruction Manual GenomONE Neo (FD) 取扱説明書 ( 第 版 ). 概要............ 2 -: トランスフェクション原理... 2-2: 製品仕様... 2 2.. 本書記載の方法について......... 3 2-: 使用量の定義 (AU:Assay Unit)...
<4D F736F F D B82C982C282A282C482512E646F63>
サンプル条件および固定化分子の選択 Biacoreの実験ではセンサーチップに固定化する分子をリガンド それに対して結合を測定する分子をアナライトと呼びます いずれの分子をリガンドとし アナライトとするかは 実験系を構築する上で重要です 以下にサンプルに適したリガンド アナライトの設計方法やサンプルの必要条件などをご紹介します アナライト リガンド センサーチップ (1) タンパク質リガンドとしてもアナライトとしても用いることができます
Microsoft Word - Fluo4 NW Calcium Assay KitsJ1_20Jun2006.doc
製品情報 2006 年 10 月 20 日改訂 Fluo-4 NW Calcium Assay Kit(F36205 F36206) F36205 Fluo-4 NW Calcium Assay Kit (high-throughput) *for 100 microplates* F36206 Fluo-4 NW Calcium Assay Kit (starter pack with buffer)
改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会
院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法 ) エンドトキシン簡便法 1 / 9 日本核医学会 改訂履歴 登録 発行 年月日 文書番号 ( 改訂番号 ) 改訂内容 改訂理由 年月日 エンドトキシン簡便法 2 / 9 日本核医学会 目次 表紙... 1 改訂履歴... 2 目次... 3 院内製造 PET 薬剤のための簡便なエンドトキシン試験法 ( エンドトキシン簡便法
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免疫組織染色用試薬 免疫染色用抗体 免疫組織染色は 抗体を用いて組織細胞内の抗原を可視化する手法で 現在幅広く用いられています 当社では免疫組織染色に使用できる抗体を数多く取扱っています Fas 抗マウス Fas, ウサギ マウス肝臓 ( パラフィン切片 ) 概要 免疫組織染色において マウス肝臓の肝細胞細胞質及び卵巣の顆粒層細胞 卵細胞に発現している Fas と反応 交差性 マウス ラット 使用濃度
