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ゆみかあきます
5 years ago
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1 情報提供資料 - 株式市場構造の日米比較 - 日本株を取り巻く投資環境 (218 年 4 月作成 )

2 1985 年以降の日経平均株価と NY ダウ日経平均株価は 213 年以降堅調に推移しており足元ではやや調整しているものの 2, 円の大台を回復した水準にありますしかしながら 1989 年末の史上最高値 (38,915 円 ) には遠く及ばない水準です一方で 1989 年末に 2,7 米ドル台であった NY ダウは 218 年 3 月末時点で 24, 米ドルを超えており約 9 倍上昇しています日経平均株価と NY ダウの推移 45, 4, 35, 3, 25, 2, 15, 1, 5, ( 円 ) (1985 年 1 月末 ~218 年 3 月末 )( 米ドル ) 日経平均株価 ( 左軸 ) NY ダウ ( 右軸 ) 27, 24, 21, 18, 15, 12, 9, 6, 3, '85/1 '88/1 '91/1 '94/1 '97/1 '/1 '3/1 '6/1 '9/1 '12/1 '15/1 '18/1 ( 出所 ) ブルームバーグ 1

3 日米株価に格差がある理由 199 年以降日米株価の格差が拡大した理由は経済成長率 ( 名目 GDP ベース ) の伸びに起因していると考えられますまた日米株式時価総額の対名目 GDP 比の推移をみると 199 年代半ば以降一貫して日本が米国を下回っていることから両国間における株価の格差は実体経済以上に拡大してきたといえますがその差についても経済成長率の伸びが理由として考えられます日米名目 GDP の推移日米株式時価総額の対名目 GDP 比 45 4 日本米国 (1985 年 ~216 年 ) (%) 米国日本 (1985 年 ~216 年 ) 米国平均日本平均 '85 '9 '95 ' '5 '1 '15 '85 '88 '91 '94 '97 ' '3 '6 '9 '12 ' 年を 1 として指数化時価総額は年末データを使用 ( 出所 )WFE( 国際取引所連合 ) IMF World Economic Outlook Database October 217 2

4 日米企業の業績推移デフレ環境のもと日本の名目 GDP は 2 年以上横ばいが続いていますが企業業績は 212 年以降拡大傾向にあります 216 年の日本の EPS(1 株当たり利益 ) は減少したものの 217 年は大きく増加しその後も増加基調で推移する見通しです EPS(1 株当たり利益 ) の日米比較 16 ( 円 ) (2 年 ~22 年 ) 2 ( 米ドル ) (2 年 ~22 年 ) 14 日本 18 米国 ' '3 '6 '9 '12 '15 ' 年データは予想日本 :TOPIX 米国 :S&P5 のデータを使用 EPS(1 株当たり利益 )= 当期純利益発行済株式数 ' '3 '6 '9 '12 '15 '18 ( 出所 ) ブルームバーグ 3

5 日米株式市場の PER PBR 日本株の予想 PER は米国と比較して割高な水準で推移していましたが最近数年間は米国株を下回る水準で推移しています一方で PBR は米国の水準を大きく下回る状況が続いています日米株価の予想 PER( 株価収益率 ) の推移日米株価の PBR( 株価純資産倍率 ) の推移 4 ( 倍 ) (25 年 1 月末 ~218 年 2 月末 ) 4 ( 倍 ) (25 年 1 月末 ~218 年 2 月末 ) 日本米国日本米国 '5/1 '7/1 '9/1 '11/1 '13/1 '15/1 '17/1 日本 :TOPIX 米国 :S&P5 予想 PER はブルームバーグ集計 PBR はブルームバーグ集計の実績ベース PER( 株価収益率 )= 株式時価総額純利益 ( 株価 1 株当たり利益 ) PBR( 株価純資産倍率 )= 株式時価総額純資産 ( 株価 1 株当たり純資産 ) '5/1 '7/1 '9/1 '11/1 '13/1 '15/1 '17/1 ( 出所 ) ブルームバーグ 4

6 日本株の投資部門別保有シェアの推移日本はバブル崩壊以降投資部門別の株式保有シェアが大きく変化しました海外投資家の保有シェアが 3% 程度まで拡大した一方で金融機関のシェアがピーク時の 4% 程度から 2% 程度まで低下しています国内投資家による持ち合い解消などで継続的な売り超となっていたことが長期的な日本株低迷の一因であったと考えられます日本株の投資部門別保有シェアの推移 (%) (1985 年度 ~216 年度 ) 海外事業法人金融機関個人投資信託年金金融機関は銀行 ( 投資信託年金保有分を除く ) と保険会社の合計年金には公的年金の運用分は含まれていません ( 年度 ) ( 出所 ) 東京証券取引所株式分布状況調査 5

7 日米株式の保有構造の比較日本株と米国株の投資部門別保有シェアを比較するとまず投資信託と年金のシェアの格差が大きいことがわかります米国のこの 2 部門の合計は 4% 以上を占めているのに対し日本は 1% 未満にとどまっています米国では投資信託や年金などがモノを言う投資家として企業経営を監視することで株式市場に影響を与えていると考えられます日米の投資部門別保有シェアの比較 (216 年度 ) (217 年末 ) 日本米国その他 3% 海外 3% 投資信託年金 6% 1% 保険会社 5% 銀行 16% その他 1% 海外 16% 投資信託 3% 個人 17% 事業会社 22% 個人 39% 年金 12% 保険会社 2% 比率の合計は四捨五入の関係で 1% とならない場合があります日本の年金には公的年金の運用分は含まれていません ( 出所 ) 米国 :FRB( 米国連邦準備制度理事会 ) Flow of Funds 日本 : 東京証券取引所株式分布状況調査 6

8 米国株式保有構造の機関化投資信託部門と年金部門の株式保有金額とシェアは 196 年代初頭の段階では 1% にも満たない水準でしたが現在は合計で 4% 以上のシェアを占め株式保有金額も 19.4 兆米ドルとなっています米国株式市場の機関化 ( 個人投資家から機関投資家へシフト ) は株式市場の成長とともに時間をかけて進行してきたといえます米国株式市場における投資信託と年金の保有金額とシェアの推移 (%) 5 (196 年第 4 四半期末 ~217 年第 4 四半期末 )( 兆米ドル ) 年金保有金額 ( 右軸 ) 投資信託保有金額 ( 右軸 ) 投資信託 + 年金の保有シェア ( 左軸 ) '6/12 '65/12 '7/12 '75/12 '8/12 '85/12 '9/12 '95/12 '/12 '5/12 '1/12 '15/12 ( 出所 ) FRB( 米国連邦準備制度理事会 ) Flow of Funds 7

9 71 年NASDAQ稼ーガン大統領就任機関化の進展を促した制度改正 196 年代半ば ~198 年代初頭にかけて米国株式市場は 2 年近くにわたる長期停滞局面 ( 株式の死の時代 ) を経験しましたこの間企業年金制度や福利厚生制度の運営を規定する ERISA* 制定や 41k プラン ( 企業型確定拠出年金 ) の導入など個人金融資産育成に向けた各種制度の創設が行われその後の長期にわたる株式市場の発展に対し大きな役割を果たしました 196 年 ~1986 年の NY ダウの推移 2,4 ( 米ドル ) (196 年 1 月末 ~1986 年 12 月末 ) 2,2 2, 1,8 1,6 1,4 1,2 1, 74 年75 年E株R式ッI手プ1S数口kA料座プ制自サラ定ラ由ン働レ化ービス開始年75 年75 年4導入レーガノミクス始動 *ERISA Employee Retirement Income Security Act( 従業員退職所得保障法 ) 米国の年金制度において加入者の受給権を保護することを最大の目的としており各種情報開示や管理運営者の受託者責任が規定されたまた IRA( 税制優遇付きの退職準備金積立口座 ) も同法により創設された ( 出所 ) ブルームバーグ各種資料より大和投資信託作成株式の死と呼ばれた長期停滞局面 8

10 動き出す国内の巨大運用資金 214 年 1 月末世界最大級の機関投資家とされる GPIF( 年金積立金管理運用独立行政法人 ) は公的年金の資産配分を見直し国内株式と外国債券株式の資産配分比率を引き上げました 215 年 1 月からは共済年金が厚生年金に一元化され GPIF の基本ポートフォリオに沿った運用が行なわれています 215 年 11 月に株式上場を果たした日本郵政も収益力強化に向け国内株式等リスク資産への投資拡大が見込まれています GPIF 共済年金ゆうちょかんぽの資金量と資産配分 (217 年 12 月末 ) GPIF ( 参考 ) GPIF 基本ホートフォリオ公的 3 共済計ゆうちょ銀行かんぽ生命資産規模 ( 兆円 ) 国内株式運用額 ( 兆円 ) 42.6 ー構成比国内債券 27.7% 35%(±1%) 38.% 39.7% 7.8% 国内株式 26.1% 25%(± 9%) 25.8% 1.2% 2.7% 外国債券 14.1% 15%(± 4%) 12.4% 27.8% 8.7% 外国株式 25.1% 25%(± 8%) 21.8% ( 外国証券等計 ).5% 短期資産等 7.1% - 2.% 28.5% 7.4% 貸付金その他 % 9.9% 公的 3 共済は国家公務員共済地方公務員共済私学共済 GPIF の構成比は年金特別会計で管理する積立金を含めた年金積立金全体に対するもの GPIF 基本ポートフォリオ構成比の ( ) 内は乖離許容幅かんぽ生命の国内株式外国証券の運用額構成比は金銭信託分を含むゆうちょ銀行の構成比は金銭信託分のうち国内債券国内株式以外の部分 ( 約.5 兆円 ) の資産構成比が不明のため同額を資産規模から除いて算出比率の合計は四捨五入の関係で 1% とならない場合があります ( 出所 ) 各事業主体のリリースより大和投資信託作成 9

11 国内投資信託マネーの動向日本の公募株式投資信託の純資産総額は約 96.7 兆円となり全体に占める国内株式タイプの残高シェアは約 42% となりました新規追加設定額の推移でも国内株式タイプの比率は高水準を維持しており今後の動向が注目されます公募株式投信のタイプ別残高シェア国内株式タイプの月次設定額と株式投信全体に占めるシェア海外 ( 内外 ) リート (218 年 2 月末時点 ) 純資産総額計 : 約 96.7 兆円 3, 25, ( 億円 ) 設定額 ( 左軸 ) シェア ( 右軸 ) (21 年 3 月 ~218 年 2 月 )(%) 6 5 6% 資産複合その他 13% 2, 4 国内リート 4% 海外 ( 内外 ) 債券国内株式 42% 15, 3 16% 1, 2 海外 ( 内外 ) 株式 17% 5, 1 国内債券 3% '1/3 '11/3 '12/3 '13/3 '14/3 '15/3 '16/3 '17/3 比率の合計は四捨五入の関係で1% とならない場合がありますシェアは3カ月移動平均 ( 出所 ) 投資信託協会 1

機関投資家と企業経営を結ぶ 2 つのコード 214 年 2 月に機関投資家が受託者責任を遂行するための規範であるスチュワードシップコードが策定され 215 年 6 月には上場企業に経営の透明性

企業の稼ぐ力を向上させるとともに株式市場の健全な発展につながることが期待されますスチュワードシップコード投資先企業との積極的対話を促す規範企業経営の効率性を促し中長期的な投資リターン向上を図る

コーポレートガバナンスコードより独立性の高い社外取締役の設置など上場企業統治のあるべき姿の規範企業経営の効率性向上を図るもっと経営者と対話を行なうべき!

12 機関投資家と企業経営を結ぶ 2 つのコード 214 年 2 月に機関投資家が受託者責任を遂行するための規範であるスチュワードシップコードが策定され 215 年 6 月には上場企業に経営の透明性効率性向上を促すコーポレートガバナンスコードの適用が始まりましたこれら 2 つのコードが年金や投資信託を運用する国内機関投資家そして企業経営の双方に対し責任ある運営への緊張感を与えることで企業の稼ぐ力を向上させるとともに株式市場の健全な発展につながることが期待されますスチュワードシップコード投資先企業との積極的対話を促す規範企業経営の効率性を促し中長期的な投資リターン向上を図る政策 ( 成長戦略 ) 日本経済活性化のために企業の経営効率をあげよう! コーポレートガバナンスコードより独立性の高い社外取締役の設置など上場企業統治のあるべき姿の規範企業経営の効率性向上を図るもっと経営者と対話を行なうべき! 227 の機関投資家が受入れを表明 (218 年 4 月 5 日現在 ) 資本効率向上へ! 215 年 6 月 1 日より適用お金を効率的に使うべき! 経営にあまり口を出さないでおこう企業に経営効率を高めさせよう! 株主のために積極的にお金を活用しよう! お金を貯めて保守的に経営しよう ( 出所 ) 金融庁日本取引所グループ首相官邸ホームページを基に大和投資信託作成 11

率)ROE( 自己資本利益率 ) 向上への条件これまで企業経営の効率性をはかる尺度である ROE( 自己資本利益率 ) 引き上げの必要性が叫ばれ続けてきましたがデフレ環境や円高などによる企業収益の悪化から本格的な ROE 向上は実現できませんでしたしかし ROE 引き上げを求める投資環境は高まっており ROE

6 過去において ROE が 8% を超えると市場の評価が高まり PBR( 株価 ) が上昇しています 5 価純資産倍 1.4 1.2 1.

13 率)ROE( 自己資本利益率 ) 向上への条件これまで企業経営の効率性をはかる尺度である ROE( 自己資本利益率 ) 引き上げの必要性が叫ばれ続けてきましたがデフレ環境や円高などによる企業収益の悪化から本格的な ROE 向上は実現できませんでしたしかし ROE 引き上げを求める投資環境は高まっており ROE が本格的に向上するとなれば日本株の長期上昇局面が期待されます各国 ROE の推移 ROE と PBR の関係 (%) 2 (23 年 12 月末 ~218 年 3 月末四半期ごと ) 2.2 ( 倍 ) (26 年 12 月末 ~218 年 3 月末 ) 15 1 米国ドイツ日本実績 P B R (株過去において ROE が 8% を超えると市場の評価が高まり PBR( 株価 ) が上昇しています 5 価純資産倍 '3/12 '5/12 '7/12 '9/12 '11/12 '13/12 '15/12 '17/12 上記データは MSCI 各国インデックスのデータを使用しています ROE( 自己資本利益率 )= 純利益自己資本カ月先予想 ROE( 自己資本利益率 ) (%) TOPIXの12カ月先予想 ROEと実績 PBRを月次でプロット予想 ROEはI/B/E/Sコンセンサス ( 出所 )MSCI Inc. トムソンロイターデータストリームブルームバーグ 12

14 期待される日本企業の株主還元 ROE( 自己資本利益率 ) を引き上げるためには純利益を増加させることが必要ですがその一方で利益の積み上げによる自己資本の膨張を抑制することも重要ですしがたって増配自社株買いなどの株主還元策は自己資本の拡大を抑制するための有効な方法です日本企業全体としては潤沢な余裕資金を保有しており今後さらなる株主還元の拡大が期待されています企業の保有現預金の推移日本企業の配当金自社株買いの推移 ( 兆円 ) 21 2 (26 年 3 月末 ~217 年 12 月末四半期ごと ) ( 兆円 ) 14 配当金総額 12 自社株買い総額 (26 年度 ~218 年度 ) 予想 '6 '7 '8 '9 '1 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 企業の保有現預金は法人企業統計の全産業全規模 ( 金融業保険業除く ) を使用 '6 '7 '8 '9 '1 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 集計対象は全上場銘柄の普通株です合併統合などに伴う自社株の取得は除いています 218 年 2 月時点の大和証券の予想を使用 ( 出所 ) 財務省大和証券 13

企業業績の動向円安基調の継続や原油安の進行国内消費の堅調推移などを受けて日本企業の業績は順調に回復してきました今後も世界経済の緩やかな成長や資源価格の持ち直しなどを背景に日本企業の業績は堅調に拡大していく見通しです 5 4 日本企業の経常利益の推移 ( 兆円 ) (24 年度 ~219 年度 ) 為替水準による経常利益 (218 年度予想 ) への影響度

15 企業業績の動向円安基調の継続や原油安の進行国内消費の堅調推移などを受けて日本企業の業績は順調に回復してきました今後も世界経済の緩やかな成長や資源価格の持ち直しなどを背景に日本企業の業績は堅調に拡大していく見通しです 5 4 日本企業の経常利益の推移 ( 兆円 ) (24 年度 ~219 年度 ) 為替水準による経常利益 (218 年度予想 ) への影響度為替感応度調査に基づくシナリオ別経常利益増益率 3 各シナリオの為替水準経常利益増益率 2 見通し円高シナリオ 1 1 米ドル 1 円 1 ユーロ 125 円 3.8% 1 円高シナリオ 2 1 米ドル 15 円 1 ユーロ 13 円 6.2% 為替推移 ( 年度平均レート対円 ) 今回の為替前提円安シナリオ 1 1 米ドル 11 円 1 米ドル 115 円 1 ユーロ 135 円 1 ユーロ 14 円 8.6% 11.% 米ドル 17 円 113 円 117 円 114 円 1 円 93 円 86 円 79 円 83 円 1 円 11 円 12 円 18 円 111 円 11 円 11 円ユーロ 135 円 138 円 15 円 162 円 144 円 131 円 113 円 19 円 17 円 134 円 139 円 133 円 119 円 13 円 135 円 135 円 ( ご参考 ) 原油価格 ( 米ドル / バレル ) 53 米ドル 6 米ドル 6 米ドル円安シナリオ 2 1 米ドル 12 円 1 ユーロ 145 円 13.3% 経常利益は大和証券が集計した主要上場企業のうち金融を除く事業会社 2 社のデータを使用集計日は218 年 2 月 27 日集計は連結ベースただし連結決算を発表していない一部企業は単体決算を集計会計基準の変更などの影響で一部の企業業績については連続性がない場合があります業績見通しにおける為替前提は 218 年 1 月以降を 1 米ドル11 円 1ユーロ135 円としています原油価格はWTIベースにおける見通し為替水準による経常利益への影響度は大和証券による試算為替感応度調査に基づくシナリオ別経常利益増益率は 218 年 1 月以降の為替変動分のみを反映上記は試算結果を示したものであり将来の成果を示唆保証するものではありません ( 出所 ) 大和証券ブルームバーグ 14

16 ご参考為替と株価米ドル相場 ( 対円レート ) と日経平均株価の推移 ( 円 / 米ドル ) 14 (26 年初 ~218 年 3 月末 )( 円 ) 25, 13 米ドル対円レート ( 左軸 ) 日経平均株価 ( 右軸 ) 22,5 12 2, 11 17,5 1 15, 9 12,5 8 1, 7 7,5 6 '6/1 '7/1 '8/1 '9/1 '1/1 '11/1 '12/1 '13/1 '14/1 '15/1 '16/1 '17/1 '18/1 5, ( 出所 ) ブルームバーグ 15

17 ご参考デフレ脱却に向けた局面変化 217 年第 3 四半期デフレ脱却に向けて政府が重視している経済指標がプラス幅は大きくないもののプラスとなりました政府が企業に対し要請している賃上げは労働者の所得増加に寄与し需要の拡大や物価の上昇を下支えすることが期待されますデフレ脱却に向け政府が重視する 3 つの経済指標の推移 4 (%) (199 年 1 月 ~218 年 2 月 ) 8 (%) (199 年第 1 四半期 ~217 年第 4 四半期 ) 3 消費者物価指数 ( 除く生鮮食品 )( 前年比 ) 資源エネルギー価格高騰 6 4 GDP ギャップ GDP デフレーター ( 前年比 ) 消費税率引上げ (3% 5%) 消費税率引上げ (5% 8%) GDP ギャップ GDP デフレーター経済全体の需要と供給の乖離を示すプラスであれば需要が多く物価が上がりやすい状況を示す企業の設備投資や貿易なども加味した総合的な物価の動きを示す ( 出所 ) 内閣府総務省ブルームバーグ各種資料より大和投資信託作成 16

18 17 当資料のお取扱いにおけるご注意当資料は投資判断の参考となる情報提供を目的として大和証券投資信託委託株式会社が作成したものであり勧誘を目的としたものではありません投資信託のお申込みにあたっては販売会社よりお渡しする投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) の内容を必ずご確認のうえご自身でご判断ください当資料は信頼できると考えられる情報源から作成しておりますがその正確性完全性を保証するものではありません運用実績などの記載内容は過去の実績であり将来の成果を示唆保証するものではありません記載内容は資料作成時点のものであり予告なく変更されることがあります TOPIX( 東証株価指数 ) は株式会社東京証券取引所が算出公表などの権利を有する指数です日経平均株価は日本経済新聞社によって独自に開発された手法によって算出される著作物であり同社は日経平均株価自体及び日経平均株価を算定する手法に対して著作権その他一切の知的財産権を有しています同社は日経平均株価の計算方法などその内容を変える権利及び公表を停止する権利を有しています MSCI インデックスは MSCI Inc. が開発した指数です MSCI 公表データに関する著作権知的財産権その他一切の権利は MSCI Inc. に帰属します

投資信託のご購入に際しお客さまにご理解いただきたいことお客さまが投資信託をご購入する際には以下の 2 つの注意点を十分ご理解いただいた上で当該投資信託の投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) を必ずご覧いただきご自身の判断で投資に関する最終決定をなさるようお願いいたします注意点 1 お客さまにご負担いただく費用について種類料率 ( 税込 ) 費用の内容

19 投資信託のご購入に際しお客さまにご理解いただきたいことお客さまが投資信託をご購入する際には以下の 2 つの注意点を十分ご理解いただいた上で当該投資信託の投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) を必ずご覧いただきご自身の判断で投資に関する最終決定をなさるようお願いいたします注意点 1 お客さまにご負担いただく費用について種類料率 ( 税込 ) 費用の内容ご負担いただく費用金額のイメージ ( 金額は左記の料率の上限で計算しています ) 直接的に購入時手数料 ~3.24% ( 税抜 3.%) 購入時の商品説明または商品情報の提供投資情報の提供取引執行等の対価です基準価額 1, 円の時に1 万口を購入される場合最大 32,4 円をご負担いただきますご負担いただく費用信託財産留保額 ~.5% 換金に伴い必要となる費用等を賄うため換金代金から控除され信託財産に繰入れられます基準価額 1, 円の時に1 万口を換金される場合最大 5, 円をご負担いただきます信託財産で間接的にご負担いただく費用運用管理費用 ( 信託報酬 ) その他の費用手数料年率 ~2.5528% 投資信託の運用管理費用として販売会社委託会社受託会社の三者が信託財産の中から受け取る報酬です基準価額 1, 円の時に1 万口を保有される場合最大 1 日あたり約 7 円をご負担いただきます監査報酬有価証券売買時の売買委託手数料先物取引オプション取引等に要する費用資産を外国で保管する場合の費用等を信託財産でご負担いただきます ( その他の費用手数料については運用状況等により変動するため事前に料率上限額等を示すことができません ) 費用の種類や料率等は販売会社や個々の投資信託によって異なります上記費用の料率は大和投資信託が運用する一般的な投資信託の料率を表示しております投資信託によっては換金手数料をご負担いただく場合があります手数料等の合計額については保有期間等に応じて異なりますので表示することができません投資信託により異なりますのでくわしくは販売会社にお問合わせくださいまた詳細につきましては投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) をご覧ください注意点 2 投資信託のリスクについて投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので基準価額は大きく変動しますしたがって投資元本が保証されているものではありません信託財産に生じた利益および損失はすべて投資者に帰属します投資信託は預貯金とは異なります投資信託が投資する有価証券等によりリスクの要因は異なりますのでお申込みにあたっては投資信託の投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) をご覧ください

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【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd 1. 世界全体の経済規模は? 2. 主な国地域の経済規模の動向は? 3. 世界経済の成長は? 4. 世界経済下支えのための金融政策は? 世界全体の経済規模は? 世界の名目 G D P 総額 ( 2 1 6 年末 ) は約 7 5 兆米ドルで 2 年末時点と比較すると約 2. 2 倍になっています世界の名目 GDP 規模とシェアの推移 ( 兆米ドル ) 8 7 6 5 約 2.2 倍約 75