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1 年 3 期決算説明会資料 株式会社島津製作所代表取締役社 上 輝久

2 損益計算書 - 売上 から純利益まで 4 期連続の増収増益 - 全社 * 売上 は 前期 0.1% 増で横ばい 為替影響を除くと実質約 5% 増加 * 営業利益は 前期 3.9% 増 為替影響を除くと実質約 21% 増加 * 営業利益率は 前期 0.4 ホ イント改善 為替影響を除くと 1.6 ホ イント改善 単位 : 億円, 除く営業利益率, EPS 売上 営業利益営業利益率経常利益親会社株主に帰属する当期純利益 EPS 前期 増減 期円ベース除く為替影響額率額率 3, % % % % 10.8% ホ イント改善 % 1.6ホ イント改善 % % 期中平均為替レート US$ ( 11.76) -9.8% ( 13.79) -10.4% 為替影響額 売上 (169) 営業利益 (60) 1

3 利益増減要因 2 全社 357 (60) +70 (40) 当期の営業利益為替の影響実質増収の影響実質費 増の影響採算率改善の影響製造収 改善の影響その他前期の営業利益億円

4 事業セグメント別損益 全社 * 全体の営業利益率は 0.4 ホ イント改善 為替影響を除くと 1.6 ホ イント改善 収益性の改善が着実に進む * 計測機器の営業利益率は前期 横ばい 為替影響を除くと 1.1 ホ イント改善 * 医 航空 産業の事業セグメントでも収益性が向上 単位 : 億円 期前期 増減営業円ベース除く為替影響額利益率額率営業利益率額率営業利益率 計測機器医 機器航空機器産業機器その他 売上 2, % % 1.1pt. 15.8% ±0pt. 営業利益 % % 改善売上 644 (2) -0.3% 1.4pt % 2.7pt. 3.0% 営業利益 % 改善 17 x2.6 改善売上 267 (21) -7.3% 1.7pt. (16) -5.6% 2.2pt. 2.9% 営業利益 8 4 x2.2 改善 % 改善売上 % 0.8pt % 1.8pt. 7.4% 営業利益 % 改善 % 改善売上 60 (9) -13.0% 3.6pt. (9) -13.0% 3.6pt. 11.8% 営業利益 9 (4) -30.3% 悪化 (4) -30.3% 悪化 営業利益調整額 (23) (2) 合計 売上 3, % 0.4pt % 1.6pt. 10.8% 営業利益 % 改善 % 改善 3

5 計測機器 / サブセグメント売上 及び製品 アフターマーケット売上 事業セグメント * 前期 0.4% 増 為替影響約 124 億円を除くと実質約 6% の増収 *LC MS は 為替影響を除くと約 10% 増と順調に拡 * アフターマーケット事業は 7 億円増 率は 0.3 ホ イント増え 27.8% に向上 単位 : 億円 サブセグメント 期 前期 増減 円ベース除く為替影響額率額率 液体クロマトグラフ (LC) % % 質量分析装置 (MS) % % ガスクロマトグラフ (GC) 203 (1) -0.2% % その他 984 (10) -1.0% % 合計 2, % % 製品 アフター 製品 1, % % アフターマーケット % % アフターマーケット 率 27.8% 0.3ホ イント向上 合計 2, % % 4

6 医 機器 / サブセグメント売上 及び製品 アフターマーケット売上 事業セグメント * 前期 0.3% 減 為替影響約 27 億円を除くと実質約 4% の増収 * 強化機種の 管撮影システムが 前期 11.2% 増と 幅に拡 * アフターマーケット事業は 6 億円増 率は 0.9 ホ イント増え 30.3% に向上 前期 増減 単位 : 億円 期円ベース除く為替影響 サブセグメント 製品 アフター 額 率 額 率 X 線診断システム 474 (10) -2.0% % X 線撮影システム 233 (13) -5.4% (1) -0.3% X 線 TVシステム 175 (3) -1.7% 5 2.9% 管撮影システム % % その他 % % 合計 644 (2) -0.3% % 製品 448 (8) -1.7% % アフターマーケット % % アフターマーケット 率 30.3% 0.9ホ イント向上 合計 644 (2) -0.3% % 5

7 航空機器 / サブセグメント売上 事業セグメント * 前期 7.3% 減 公表 準で着地 * 間航空機器事業は B747-8 の減産等の影響で減収 単位 : 億円 前期 増減 期円ベース除く為替影響 額 率 額 率 防衛 221 (8) -3.4% (8) -3.4% 間航空機 46 (13) -22.4% (8) -14.1% 合計 267 (21) -7.3% (16) -5.6% 6

8 産業機器 / サブセグメント売上 及び製品 アフターマーケット売上 事業セグメント * 前期 7.9% 増 為替影響約 14 億円を除くと約 12% 増収 * 半導体 フラットパネル製造向けにターボ分 ポンプが 34.1% 増と 幅に拡 産業機器セグメントを牽引 単位 : 億円 サブセグメント 期 前期 増減円ベース除く為替影響額率額率 ターボ分 ポンプ % % 油圧機器 % 6 4.9% 業機器等 102 (12) -10.2% (8) -7.4% 合計 % % 製品 アフター 製品 % % アフターマーケット 45 (3) -5.9% (2) -4.3% アフターマーケット 率合計 12.5% ホ イント悪化 % % 7

9 地域別売上 地域別 * 海外は前期 4.4% 減 為替影響を除くと約 5% 増 本は約 5% 増 国内外で実質的に 5% の成 を確保 * 特に 本 中国 その他のアジアが好調に推移 単位 : 億円 期 額率額率 本 1, % % 州 425 (35) -7.6% % 北 380 (31) -7.4% % 南 45 (4) -8.9% (1) -2.3% 欧州 249 (24) -8.9% 5 1.7% 中国 % % その他のアジア % % * その他 101 (24) -19.5% (14) -11.5% 合計 3, % % 海外売上 1,666 (77) -4.4% % * その他 : オーストラリア 中近東 アフリカ 円ベース 前期 増減 除く為替影響 8

10 地域別売上 / 本 地域別 * 計測機器 : 前期 5.0% 増 製薬 分析業 品等の分野で LC MS が拡 * 医 機器 : 前期 13.0% 増 強化機種の 管撮影システムが牽引し 幅に拡 * 産業機器 : 前期 5.6% 増 ターボ分 ポンプが拡 単位 : 億円 期 期 額 前期 増減 計測機器 % 医 機器 % 航空機器 (8) -3.4% 産業機器 % その他 (9) -12.9% 合計 1,759 1, % 率 9

11 地域別売上 / 北 地域別 * 前期 7.4% 減 為替影響約 41 億円を除くと実質約 3% の増収 * 計測機器 :6.7% 減 為替影響約 22 億円を除くと実質約 3% の増収 LC の拡 が持続 * 産業機器 :8.3% 増 為替影響 5 億円を除くと実質約 20% と 幅に拡 半導体装置メーカーに TMP 供給を拡 単位 : 億円 前期 増減 期円ベース除く為替影響 額 率 額 率 計測機器 206 (15) -6.7% 7 3.4% 医 機器 86 (7) -8.0% 2 2.0% 航空機器 43 (12) -21.3% (7) -12.7% 産業機器 % % 合計 380 (31) -7.4% % 10

12 地域別売上 / 欧州 地域別 * 前期 8.9% 減 為替影響約 29 億円を除くと実質約 2% の増収 * 計測機器 :6.7% 減 為替影響約 24 億円を除くと実質約 4% の増収 MS を中 に 独 仏等で環境や 品安全で堅調に推移 * 産業機器 :65.2% 増 TMP が半導体製造やガラスコーティング向けに拡 単位 : 億円 期 円ベース 前期 増減 除く為替影響 額率額率 計測機器 209 (15) -6.7% 9 4.1% 医 機器 25 (12) -33.2% (10) -25.5% 産業機器 % % 合計 249 (24) -8.9% 5 1.7% 11

13 地域別売上 / 中国 地域別 * 前期 横ばい 為替影響約 61 億円を除くと実質約 11% の増収 * 計測機器 :1.4% 増 為替影響約 48 億円を除くと実質約 12% の増収 LC MS が牽引し 官 ともに好調に推移 * 医 機器 :1.7% 減 為替影響約 7 億円を除くと実質約 9% の増収多 的 X 線 TV システム 管撮影システムが好調に推移 単位 : 億円 前期 増減 期円ベース除く為替影響 額率額率 計測機器 % % 医 機器 60 (1) -1.7% 6 9.0% 産業機器 60 (5) -7.5% 2 2.5% 合計 % % 12

14 地域別売上 / その他のアジア 地域別 * 前期 1.9% 増 為替影響約 25 億円を除くと実質約 10% の増収 * 計測機器 :2.2% 増 円 影響 20 億円を除くと実質約 11% の増収インドの製薬 CRO 等で LC が 東南アジアの 動 分野で試験機が拡 * 産業機器 :34.0% と 幅に増加 半導体 FPD 製造向けに TMP が韓国で拡 単位 : 億円 期 円ベース 前期 増減 除く為替影響 額率額率 計測機器 % % 医 機器 43 (11) -20.4% (7) -13.5% 産業機器 % % 合計 % % 13

15 配当 配当性向 全社 * 期末配当 1 株 10 円を予定 * 当期の年間配当 は前期より 2 円増配の 1 株 20 円を予定 期 期 前期 中間期 期末予定 中間期 期末 年間 株当り配当 配当性向 22.3% 22.2% 0.1ポイント増 14

16 2018 年 3 期 / 事業環境 通し 年間計画 本 +0.8% 国 +2.3% 齢化加速への対策や 朽化設備の更新など広く社会インフラを補強するための投資 また企業の 産性向上に係る投資など 官 での底堅い需要が 込まれる リスク 東アジア情勢の緊張 円 による企業投資マインドの減退 新政権による社会インフラ エネルギー分野等での投資による内需の拡 また最先端分野での 準の研究開発に関する需要が 込まれる リスク 政策の停滞 保護主義的政策 ドル安誘導 欧州 +1.6% ロシア経済の停滞継続が 込まれるものの ドイツ フランス等の 側地域での底堅い需要が 込まれる リスク 中東難 や政権交代による不安定化 中国 +6.5% 第 13 次五ヵ年計画が本格的に始動 安 安全な社会に向けた投資や学術 産業の 度化を 指した研究開発投資など 旺盛な需要が 込まれる リスク 過剰投資による余剰設備など 固定資産の調整にともなう設備投資の停滞 アジア ASEAN +4.9% インド +7.2% 東南アジアでの各国政府の景気刺激や医療福祉投資 また外資企業による電機 動 等の設備増強投資が 込まれる リスク 国利上げにともなう通貨安の影響 各国 地域の下段の数字は IMF による 2017 年 GDP 成 率予想 ( 公表 ) 15

17 2018 年 3 期 / 業績予想 年間計画 * 積極的な研究開発 設備投資を予定 着実な業績を計画 *5 期連続の増収増益を 指す 前期 増減 単位 : 億円, 除く営業利益率, EPS 売上 営業利益営業利益率経常利益親会社株主に帰属する当期純利益 EPS 期予想 期円ベース額率 3,550 3, % % 10.7% 10.8% 0.1ホ イント悪化 % % % 期中平均為替レート US$ ( 3.43) -3.2% ( 3.84) -3.2% 16

18 2018 年 3 期 / 事業セグメント別業績予想 年間計画 * 計測 医 産業で増収増益を計画 * 航空は 字の定着と収益体質の改善に取り組む 単位 : 億円 期予想前期 増減額営業利益率額率 計測機器 売上 2, % 15.9% 営業利益 % 医 機器航空機器産業機器その他 売上 % 3.5% 営業利益 % 売上 260 (7) -2.7% 1.2% 営業利益 3 (5) -61.3% 売上 % 7.7% 営業利益 % 売上 % 10.0% 営業利益 7 (2) -20.6% 営業利益調整額 (29) (6) 合計 売上 3, % 10.7% 営業利益 % 0.1pt. 改善 0.5pt. 改善 1.7pt. 悪化 0.3pt. 改善 1.8pt. 悪化 0.1pt. 悪化 17

19 成 戦略 : 計測は更なる成 を 指すヘルスケア事業戦略ユニットを設 し 分析 - 医 融合事業を加速 収益 強化 : 中 期的に計測は営業利益率 20% 以上 他事業は 10% 以上を実現 再構築事業 : 収益 強化を最優先として 製品の選択と集中 途拡 のための応 開発 の強化などに取り組む 収益 成 計測 LC MSへの重点投資と強化業種の収益 強化 新規消耗品を含むアフターマーケット事業の拡 製品ラインナップの拡充による事業拡 事業戦略/ 事業ポートフォリオ 事業戦略重点事業 計測 医 収益改 事業 産業機器 再構築事業 航空 医 治療機種を中 とした製品ラインナップ拡充と海外事業拡 製品の利益率向上と収益 の いサービス事業拡 産業機械 TMP 機種の強化とサービス事業強化による収益改 油圧機器の海外業績拡 と製造基盤の強化による収益改 航空 航事業での成 による安定的な 字体質の構築 防衛事業の内容 直しと再構築 分析 - 医 融合 ヘルスケア事業戦略ユニット新設 18

20 計測機器事業戦略 - 重点機種 アフターマーケット事業 - TOPICS 針 1 新製品 : 製品ラインナップの強化 拡 ( 全 動化 新規前処理システム 専 アナライザなど ) 2 既存製品 : 応 分野の拡 ( イノベーションセンターを中 とした外部との共同開発の推進 ) 3 ネットワークシステム :( 統合ネットワークシステムのコンセプト推進 ) 4 アフターマーケット : 試薬 消耗品の拡 サービス事業の強化 ( マルチベンダーサービスなど ) LC MS GC UV FTIR EDX ネットワークシステム LabSolutions * 統合ネットワークシステムのコンセプト推進 アフターマーケット事業 LabTotal * 試薬 消耗品事業のM&Aも含めた強化 拡充 * マルチベンダーサービスの拡 19

21 島津の企業理念 強み の視点で 持続可能な開発のための 標 (SDGs) から島津にとって優先順位の いテーマを選定し ステークホルダー ( 顧客 株主 / 投資家 取引先 従業員 地域社会など ) と共に持続的成 に取り組む 技術 外部連携コ ポレ トガバナンスポリシ 企業倫理規定社是 経営理念財 事業基盤 により従業員個々の疾病リスクの低減 島津の企業理念 強みを基礎に 社会の持続可能な発展に貢献 ESG への取り組み 環境経営 : 環境保全と利益創出を同時実現 中計最終年度 標 エコプロダクツ *1 によるCO2 排出抑制貢献量 グローバルCO2 排出量 エコプロダクツ Plus *2 売上 500 億円以上 グリーンイノベーション事業 *3 の拡 *1: 環境配慮型製品 *2: 環境配慮型製品の内 省エネ 型化 消耗品削減など 幅に環境負荷低減を実現した製品 *3: 計測セグメントの環境計測事業及び環境分析サービスなど環境関連事業 のこと 働き 改 ダイバーシティ 介護 育て 援などに向けてテレワークを導 性活躍推進 ( 性管理職を現在の 2.5 倍以上に ) 健康経営 : 島津ヘルスケア倶楽部 従業員に 社の分 診断技術 医 技術を いた健康診断を無償で提供 ( 腸がん 乳がんなど ) ウエアラブル端末を いた健康管理システムの導 20

22 企業価値向上への取組み JPX 経インデックス 400 健康経営優良法 ホワイト 500 企業価値 健康経営 JPX 経インデックス 400 構成銘柄に選定 (2016.8) JPX 経インデックス400は グローバルな投資基準に求められる諸条件を満たした企業を選定する 的で 2014 年から算出を開始した指数 健康経営優良法 ホワイト500に認定 (2017.2) 健康経営優良法 ホワイト500は 経済産業省が 本健康会議と共同で 優良な健康経営の施策を実施している 規模法 を認定する制度 2016 年度なでしこ銘柄 性活躍ハビタット評価認証 環境経営 2016 年度の なでしこ銘柄 に選定 (2017.3) 経済産業省と東京証券取引所は 全上場企業約 3,500 社の中から 業種ごとに 性が働き続けるための環境整備を含め 性活躍を積極的に推進する企業を なでしこ銘柄 として選定 ハビタット評価の最 ランク AAA 評価を取得 (2015.5) 島津の森 が 物多様性の保全 回復への取り組みを客観的に評価されハビタット評価認証の最 ランクであるAAA 評価を取得 21

23 本説明資料に記載の将来の業績に関する内容は, 経済情勢 為替 テクノロジーなど様々な外部変動要素により, 事前見通しと大きく異なる結果となることがあります.