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1 平成 29 年9月 5 日発行 第 340 号 一般社団法人 長野県植物防疫協会 長 野 市 大 字 南 長 野 字 幅 下 長野県土木センター内 電 話 F A X 農薬を取り巻く情勢 JA全農長野 生産資材課 目 次 農薬を取り巻く情勢 1 橋爪真一 収入保険制度の概要 3 果樹病害の秋季防除 4 植防短信 6 1 農薬市場と農薬の開発情勢について 地域情報 7 世界における農薬市場はブラジル 中国 アルゼ 試験場一般公開 9 ンチン インド等で農薬市場規模が拡大しており 協会だより 年予測でも依然として高い成長率を維持してい る 世界の農薬市場が拡大している要因として 食糧増産やバイオ燃料用作物 GM作物の作付面積拡大な どが挙げられている 図1 一方 市場が成熟している国内の農薬市場は1994年 平成6年 をピークに 縮小傾向が続いている 図1 主要国の農薬市場の成長率 成長率は 1年当たりで換算 出所 Phillps McDougall AgriService その世界の農薬市場は 大手6社 シンジェンタ バイエル BASF ダウ モンサント デュポン で 約8割が占められている現状の中 業界1位のシンジェンタは中国のChemChinaに買収され 業界4位 6 位のダウとデュポン 業界2位 5位のバイエルとモンサントが合併に合意する動きもある また 近年そ の6社に続いて ジェネリック農薬メーカーが売り上げを伸ばしている 図2 1

2 ( 第 340 号 ) ( 図 2) ( 図 3) 出所 )Phillps McDougall AgriService 出所 )Phillps McDougall AgriService しかし 農薬メーカー大手 6 社の研究開発は化学農薬から種子ビジネスへの投資が増加している ( 図 3) その背景には遺伝子組み換え作物の増加や多くの化合物の中から農薬製品化になるのは僅かであること 農薬開発経費が増加していること ( 図 4) などがあり 開発中の化学農薬数は減少傾向にある ( 図 5) ( 図 4) ( 図 5) 出所 )Phillps McDougall AgriService 出所 )Phillps McDougall AgriService 2. 全農の農薬原体開発の取り組みこのように世界農薬市場は 1 発展途上国市場の拡大とジェネリック農薬の拡大 2 大手農薬原体メーカーの種子ビジネスへの投資強化 3 化学農薬開発は主要作物 ( 大豆 麦 とうもろこし 綿など ) への集中化にある しかし国内は 1 市場の縮小傾向 2 農産物への高い安全指向 厳しい農薬登録制度や農薬の高い製品品質 3ジェネリック農薬シェアが低位 という農薬市場になっている 国内市場の減少 新規開発農薬の減少傾向にある中 全農では省力 低コスト 難防除病害虫雑草防除に貢献する農薬の導入 原体開発 さらに開発農薬の海外における作物残留基準値やインポートトレランスの設定 維持に取り組んでいく 2

3 平成 29 年 9 月 5 日発行 ( 第 340 号 ) 収入保険制度の概要 NOSAI 長野事業第一課平岩則之農業者ごとの収入全体を対象とした総合的なセーフティネットとして 収入保険が導入されます 収入保険制度は収入保険制度の対象者は 青色申告を行い 経営管理を適切に行っている農業者です 青色申告を5 年間継続している農業者を基本としていますが 加入申請時に1 年分あれば加入対象となります 青色申告を始める方は 3 月 15 日までに 最寄りの税務署に青色申告承認申請書を提出してください 青色申告とは青色申告には 正規の簿記 と 簡易な方式 があります 必要な帳簿等は 正規の簿記 ( 複式簿記 ) 仕訳帳 総勘定元帳 損益計算書 貸借対照表など 簡易な方式 現金出納帳 売掛帳 買掛帳 固定資産台帳の整備などです 税法上のメリット 正規の簿記 の場合は65 万円を 簡易な方式 は10 万円を所得から控除可能です また 損失額を翌年以後 3 年間 ( 法人は9 年間 ) にわたって繰越して 各年分の所得から控除可能 また 繰越しに代えて 損失額を前年に繰戻して 前年分の所得税の還付を受けることも可能です 収入保険の仕組み収入保険は自然災害だけでなく価格の低下なども含めた販売収入全体を対象とします ただし 捨て作りや意図的な安売りは補償の対象外です 近年 6 次産業化の取組みの一環として加工品を製造販売している農業者も増加していますが 加工品については販売収入に含みません ただし 精米 荒茶 梅干し 干し柿 乾ししいたけ 牛乳など所得税法上の農業収入として申告されているものは含めます なお 自ら生産した農産物を加工する場合は 農産物を加工材料として販売したとみなした代金を 農産物収入に含めます 収入保険制度の補填方式 類似制度との関係収入保険制度と収入減少を補填する機能を有する類似制度との関係については それぞれの制度の対象者 補償内容等が異なる中で 国費の二重助成を避けつつ 農業者がそれぞれの経営形態に応じた適切なセーフティネットを利用できるよう 選択加入となります ただし 収入の減少だけでなくコスト増も補填する肉用牛肥育経営安定特別対策事業 ( 牛マルキン ) 等の対象である肉用牛 肉用子牛 肉豚 鶏卵については 収入保険制度の対象品目とはしないで それらと他の品目との複合経営を行っている場合に 他の品目のみ収入保険制度の対象となります 現在行われている農業共済の事業は収入保険制度が導入されてもなくなるわけではございません 重複加入を避け農業者が選択してご加入いただけます 3

4 ( 第 340 号 ) 収入減少を補填する機能を有する類似制度 制度名対象品目対象者補填内容農業共済 1果樹共済 農作物共済 水稲 麦 畑作物共済 家畜共済 収入減少影響緩和対策 ( ナラシ対策 ) 野菜価格安定制度 ばれいしょ そば 大豆 蚕繭 りんご ぶどう なし もも かき すもも 牛 豚 馬 米 麦 大豆 てん菜 でんぷん原料ばれいしょ 野菜 対象品目の生産 販売を行う者 認定農業者 集落営農 認定新規就農者 2 野菜の計画的生産 出荷に取り組む者 ( 指定産地等 ) 肉用牛肥育経営安定特別対策事業肥育牛肥育牛の生産 販売を行う者 養豚経営安定対策事業肉豚肉豚の生産 販売を行う者 肉用子牛生産者補給金制度 肉用牛繁殖経営支援事業 肉用子牛 肉用子牛の生産 販売を行う者 鶏卵生産者経営安定対策鶏卵鶏卵の生産 販売を行う者 収量減収を補填 収量減少 ( 家畜の死亡 廃用 ) を補填 収入減収を補填 価格下落を補填 販売価格と生産コストの差を補填販売価格と生産コストの差を補填販売価格と生産コストの差を補填価格下落とコスト増加等補填 加工原料乳生産者経営安定対策加工原料乳加工原料乳の生産 販売を行う者価格下落を補填 1 農業共済事業のうち固定資産の損失を補填するもの ( 家畜共済 ( 搾乳牛 繁殖雌牛等 ) 園芸施設共済 ( 施設内農作物共済以外 ) 及び診療費を補填するもの ( 家畜共済 ( 病傷共済 ) は 収入減少を補填するものではなく 収入保険と機能が重複しないため 本表には含めていない 2 米は生産数量目標達成が要件 ( 平成 29 年産まで ) 収入保険は平成 31 年産からスタートします 収入保険に関するご質問がありましたら最寄りの農業共済組合地域センター 支所にお問い合わせください 果樹病害の秋季防除 農業技術課副主任専門技術員近藤賢一本年は 梅雨後半から梅雨明け後に連続した降雨があり ここにきて病害の発生が目立ち始めている りんごでは炭疽病 ぶどうでは黒とう病 ベと病 晩腐病 ももでは灰星病等の果実腐敗性病害の発生が多く報告されている 9 月 10 月は多くの果樹にとって仕上げの防除時期に当たり 防除の対象は病害が中心となる 現時点では病害の発生が少ない園地でも 気象経過によっては今後被害が拡大する恐れもあるため 病害の発生状況 気象の状況などを考慮して防除にあたる また 病害によっては ( リンゴ黒星病やモモせん孔細菌病など ) 秋季防除が次年の越冬伝染源対策として重要な意味合いを持つものもあるので 例年 発生が多い園地では秋季防除を確実に行う りんご病害 [ 炭疽病 ] すでに重要な防除時期は過ぎているが 秋季に降雨が多く 気温が高い場合には二次感染が盛んに起こり大きな被害につながる 特に 紅玉 シナノゴールド シナノドルチェ などは炭疽病にかかりやすいため注意が必要である 本病は雨媒伝染するため 罹病果実が樹上に残っていると これを伝染源として下方に二次伝染が起こる そのため この時期の防除対策としては まずは発病した果実を早期に取り除くことが重要になる その上で 発生園地では本病に効果のある薬剤 ( キャプタン剤 フルオルイミド剤など ) を選択する なお キャプタン剤は使用時期 ( 適用登録の収穫前日数 ) に注意する 4

5 平成 29 年 9 月 5 日発行 ( 第 340 号 ) [ 褐斑病 ] 本病による早期落葉は 果実品質の低下や翌年の花芽充実へ悪影響を及ぼす また 被害葉は次年の越冬写真 1 果実に発病したリンゴ褐斑病 ( 秋季伝染源としてもに葉での発生が多いと果実発病もみられる ) 働く 気象条件にもよるが 葉への感染は10 月上旬頃まで続き 果実への感染は9 月以降から始まり10 月上旬頃まで続く 葉での被害が目立つほ場では 果実感染も懸念されるため注意する 各地域の防除暦などに従い 散布間隔に留意して果実にも十分かかるよう防除を行う また 褐斑病はほ場内や樹内の薬液のかかりにくい部分で発生することが多いため 薬剤散布前の枝管理も重要な対策になる なお ベンゾイミダゾール系薬剤は薬剤耐性菌が出現する危険性が高いため この時期の使用は極力避ける [ すす点病 すす斑病 ] 9 月以降も気温が高く 降水量が多い年には多発して思わぬ被害を受けることがある 特に近年 各産地においてすす斑病の発生が問題視されている すす斑病菌は枝幹上で越冬して伝染源となると考えられており 気温が18 前後で 降雨が多くなると感染が盛んになる 感染のピークは6~7 月と9 月の2 回で 無袋栽培での発病に関与しているのは 生育後半の8~9 月にかけての感染である 防除のポイントとしては 1 防除間隔をあけすぎないこと 2 伝染源となっている枝幹にも薬剤が十分にかかるよう散布すること 3ほ場内の風通しの悪いところや日の当たらないところでの発生が多いため 枝つりや徒長枝の処理などによって改善を図っておくこと などがあげられる [ 黒星病 ] ここ数年 北信地域を中心に黒星病の発生が問題になっている 本年は 春季に降雨が少なく 防除対策が徹底されたことから 当初 発生は極めて少ない状況であった しかし 梅雨後半以降の降雨により 新梢の先端付近の葉を中心に発生がみられている 黒星病は秋季に気温が低下して 降雨が多くなる と再度 感染が活発化する この時期には果実への感染は起こらないが 徒長枝の葉や二次伸長した葉に感染 発病する 被害葉は落葉して越冬伝染源となるため 発生園地では最後まで注意して防除にあたる 防除薬剤はこの時期に慣行防除薬写真 2 リンゴ黒星病 ( 秋季の発剤として使用されてい病も翌年の伝染源になる ) るイミノクタジン酢酸塩剤やフルオルイミド剤などでよい ぶどう病害 [ ベと病 ] 病害虫防除所の巡回調査では 7 月中旬調査で発 生が確認されており 以降 病勢が進展している ベと病の感染は収穫後まで起こるため 発生や気象の状況に応じて薬剤防除を継続する 多発すると早期落葉を引き起こし 果実の着色不良や品質の低下を招くばかりか 新梢の登熟が妨げられて寒害を受けやすくなる また 被害落葉中には卵胞子が形成され 次年以降の伝染源となるため 生育期間を通じて防除対策を徹底し 伝染源密度の低下を図る ベと病菌は薬剤耐性菌の出現リスクが高いため 耐性菌対策を考慮して薬剤選択を行う 具体的には 作用機構が同じ薬剤 (FRACコードが同じ薬剤) は 原則として連用せず 作用機構が異なる薬剤によりローテーション散布を行う [ 晩腐病 ] すでにワイン用品種を中心に発生が多くなっている 本病の重要防除時期は過ぎているが 被害を広げないための取組みを行う 生食用品種では 収穫時期が遅くなると袋内で被害が拡大するため適期収穫に努める ワイン用品種では 被害果房からの二次伝染を防 写真 3 ブドウ晩腐病 ( 被害果房は早期に摘除する ) 5

6 ( 第 340 号 ) ぐため 被害果房の早期摘除に努める 秋季に降雨が多い場合は 殺菌剤による防除を継続して行うが 発病後の防除であるのでいずれの薬剤も高い効果は期待できないことを念頭に 被害果房の摘除 適期収穫等の対策も合わせて行う 薬剤防除は QoI 剤など耐性菌の出現リスクが高い薬剤の使用を控え 無機銅剤を主体に行う もも病害 [ 灰星病 ] 収穫をむかえる品種では灰星病対策を継続する 灰星病に対する果実の感受性は 収穫 3 週間前頃から急激に高まる 感染には必ずしも降雨を必要としないが 収穫期近くに降雨が多い場合には爆発的に被害が拡大する恐れがある 薬剤防除では 散布間隔を概ね10 日程度とし 雨が多い場合にはさらに散布間隔を短縮する 被害果は早期に摘除し 園外に持ち出すか土中に埋める 灰星病は 感染から発病までの潜伏期間が2~3 日と短いため 収穫時に外 観上健全であっても 輸送中や店先で発病して産地の信用問題になりかねないので防除を徹底する [ せん孔細菌病 ] 収穫を終えた9 月中旬以降は せん孔細菌病の越冬伝染源量を減少させるための重要な防除時期にあたる 本年 春型枝病斑の発生が多かった園地や産地では可能な限り実施する 病原菌は当年枝の皮目や芽の付近に秋季に感染 潜伏越冬し 翌年の伝染源となる 枝への感染を防ぐことを目的として 無機銅剤を9 月中旬頃から2 週間間隔で2~3 回散布する 感染は強風によって助長されるため 台風の襲来が予想される場合には その前に防除を行っておく 注 ) 紙面の都合上 本文中の農薬の登録情報は掲載を省略した 実際の使用にあたっては最新の登録情報を確認して使用すること 植防短信 果樹試験場一般公開を開催しました 平成 29 年 7 月 29 日に 果樹試験場の一般公開を開 催しました 例年 一般公開は10 月に開催しますが 本年度は本館工事等の都合により開催が早まりました 7 月開催ということから 例年とは異なった視点で果樹試験場を多くの方に楽しんでもらいました 私が担当した研究成果展示ブースでは この時期ならではのアンズやモモ ブルーベリー等の品種の果実を展示し 来場者の興味を引きました また 病害虫関連では ポスター展示をはじめ害虫観察体験コーナーを設けました 体験コーナーでは 実際に来場者に実体顕微鏡をのぞいてもらい活発に活動しているナミハダニやカブリダニを観察してもらいました 来場者に見てもらったナミハダニやカブリダニは直接モニター画面上に映し出し より多くの方に楽しんで頂けるように工夫を凝らしました 特に カブリダニがナミハダニを食べるシーンは 夏休み中の小学生や農業者に大変喜ばれました 今回は7 月開催ということもあり果実販売はモモやアンズ スモモが中心でしたが 秋の農業試験場や 野菜花き試験場の一般公開においてリンゴやブドウを販売する予定ですので ぜひ足をお運びください ( 果樹試験場環境部石井伸洋 ) 夏休み特別開放を開催しました南信農業試験場では 例年小学生等を対象とした夏休み特別開放を実施しています 本年は8 月 9 日に5 組 14 名の親子の参加をいただき開催しました 最初に 試験場での仕事について簡単に説明を行い くだものを使ったミニ実験として 未熟な柿の実の絞り汁を使った染め絵の体験となしの果実糖度測定や試食を行いました 柿汁を使った染め絵体験では 予め用意しておいた柿汁を筆を使って描いたほぼ無色の絵に 酸化鉄の溶液を吹き付けると描いた部分が黒く浮かび上がってくることに興味津々の様子でした なしの糖度測定と試食では 同じ果実でも芯に近い部分と表面では糖度に差があることなどを 糖度計を使って測定し 実際に味わって違いを体験しました また 新品種の育成も行っていることから 新しい品種ができるまでを 各種の花の写真を掲示して ナシの花 当てクイズを織り交ぜながら説明を行いました 実験終了後は試験ほ場において 当場で育成した 南水 南月 の原木や来歴 新品種の サザン 6

7 平成 29 年 9 月 5 日発行 ( 第 340 号 ) スイート を見学しました 樹の仕立て方法についても通常の方法とジョイント栽培などの違い ジョイント栽培用の4m 近い苗の状況を見てびっくりしている様子でした 当日は炎天下にもかかわらず熱 心に見学していただきました このような機会を通じて子供たちが 少しでもくだものに関心を抱いてくれることを期待しています ( 南信農業試験場岩崎和之 ) 今年の果樹被害 ( 降雹 ) 今年度も各地で異常気象による被害が発生しています 集中豪雨による 土石流 5 回による降雹等今まで災害のなかったところでの被害 今回は果樹 の被害 ( 降雹 ) について情報提供します 特に5 月 31 日の上田市から東御市にかけての降雹は 被害が甚大で 県下で広範囲の被害を受けております NOSAI 団体として適正評価 早期支払いを行います 上田市川東筑北村長野市真島 月日 市町村 地区 被害程度 気象概況 5 月 22 日 塩尻市 広丘 小 14:00 頃から約 10 分間 5mm~10mm 5 月 31 日 上田市 川東 真田町 甚大 21:00 頃から約 30 分間 5mm~20mm 東御市 川東 甚大 長野市 真島 大豆島 若槻 若穂川田 大 20:00 頃から約 30 分間 5mm~20mm 筑北村 全域 大 麻績村 全域 大 松本市 寿 波田 梓 入山辺 小 安曇野市 三郷 堀金 小 山形村 全域 小 朝日村 全域 小 千曲市 八幡 桑原 更級 小 坂城町 北日名 村上 小 諏訪市 渋崎 高島 上川 豊田 小 6 月 2 日 佐久市 中佐都 岩村田 平根 小 10:00 頃から約 10 分間 1mm~3mm 上田市 塩田 小 6 月 9 日 佐久市 中佐都 岩村田 小 16:30 頃から約 10 分間 1mm~3mm 上田市 丸子 真田町 小 7 月 8 日 塩尻市 片丘 室賀 洗馬 小 17:00 頃から約 10 分間 5mm~10mm (NOSAI 長野事業第一課 ) 地域情報 ニューファーマー講座( りんごコース ) の開催長野農業改良普及センターでは 就農後 5 年未満の農家と就農希望者を対象にニューファーマー講座 を開催しています 本年の果樹りんごコースは10 名が受講しており 8 月 1 日に第 3 回目として 高密植栽培の先進地視察研修を実施しました 視察場所となった 中部新わい化研究会の村田修一さんの約 20aのほ場には 秋映 177 本 三島ふじ135 本 宮美ふじ56 本 シナノスイート59 本が定植されています 平成 23 年の冬に定植されて今年で5 年目 昨年は樹 1 本当たりりんご箱 1 箱の収穫があったということ 7

8 ( 第 340 号 ) でした 受講生からは仕立て方法や管理について質問が出され 高密植栽培への関心の高さが伺えました ニューファーマー講座果樹りんごコースは全 8 回を予定し 退職者を対象としたアグリセミナーと同時に開催しています 現在までに着果管理 長野県果樹試験場への視察などを行ってきました これから土づくりと施肥 剪定講習会などを開催する予定です ( 長野農業改良普及センター半田智子 ) ~50cmに約 8cm 角の穿孔を形成します 普及センターでは これらのほ場についても地下水位や定植したアスパラガスの生育状況について継続調査していく予定です ( 北信農業改良普及センター若林秀忠 ) カットドレーン カットドレーン mini アスパラガスほ場の排水性改善への取り組み北信地域はアスパラガスの大産地でしたが 生産者の高齢化 後継者不足等により栽培面積は減少傾向にあります 加えて 10 年ほど前から茎枯病の発生や 改植数年後から見られる株落ち等が問題となっています 北信農業改良普及センターでは 株落ちの要因の一つと考えられる排水性不良の改善策として カットドレーン による穿孔暗渠形成の有効性を検証しています カットドレーンは トラクター (60ps 以上 ) に装着し 資材等は用いずに地下 40cm ~70cmに約 10cm 角の穿孔を形成するものです 平成 28 年にアスパラガスの定植前のほ場にカットドレーンによる暗渠を施工し その後の地下水位 pf 値の変化を調査した結果 無施工に比べて水位が低く 降雨の後のpF 値の上昇が早いことから 施工による排水性の向上が確認されました 今後も アスパラガスの生育への影響も含めて カットドレーンによる施工の有効性を検討していく予定です 平成 29 年は 面積の小さなほ場でも扱いやすい カットドレーンmini を用いて 2 圃場に穿孔暗渠を施工しました このカットドレーンminiは30ps 程度のトラクターでも施工することができ 地下 30cm 夏秋イチゴにおける天敵保護資材 バンカーシート の活用佐久農業改良普及センター小海支所では 天敵保護資材 バンカーシート を活用し 近年 薬剤感受性低下が問題となっているハダニの防除対策の検討を行っています 6 月 8 日にミヤコカブリダニのパック剤を入れたバンカーシートを設置 ( 天敵放飼ハウス ) し 慣行防除ハウスを対照区として ハダニ雌成虫の発生推移を調査しています ( 図 1) 設置後 約 1か月半の間 天敵放飼ハウスではハダニの発生密度は少なく推移していました その後 ハダニ密度が高まり 薬剤散布によるリセットをかけ 再度 8 月 17 日にバンカーシート ( ミヤコカフ リタ ニ ) の設置とチリカブリダニの放飼を行っています ハダニ密度が高まる梅雨明け以降は ハダニ発生に注意が必要ですが 前半期の防除としては 薬剤散布の代替として期待できるのではないかと考えています ( 佐久農業改良普及センター小海支所若子由佳里 ) 8

9 平成 29 年9月 5 日発行 9 第 340 号

10 ( 第 340 号 ) 協会だより 農薬等普及展示圃事業に係る巡回調査検討会 ( 殺菌剤 殺虫剤 ) を実施しました 8 月 3 日および 22 日 ~23 日に 農業技術課 担当専門技術員 関係農業試験場 病害虫防除所 農業改良普及センター JA 全農長野 関係農薬メーカーの参加を得て実施しました 本事業は地域における病害虫 雑草等に関わる課題解決と新技術の迅速で効率的な普及を図る目的で普及展示圃を設置しているもので 今回の巡回調査では 20 圃場 28 試験について検討しました アスパラガス茎枯病生産力アップに向け 重要病害に対する新規剤の有効性を総合防除体系の中で検討 リンゴ黒星病近年発生増加が問題となっている 初期防除の重要性を既普及剤 新規剤により再確認 きゅうりのアブラムシ類各種ウイルス病を媒介するアブラムシ類対策として 新規剤ジアミド系剤の普及拡大を図る アブラナ科野菜 ( ブロッコリー ) の根こぶ病遊走子への殺菌効果を持つアミスルブロム剤のセルトレイ潅注処理の実用性を検討 行事 7 月 26 日防除基準作成方針会議 ( 須坂市 ) 7 月 26 日農林航空部会幹事会 ( 長野市 ) 8 月 3 日農薬等展示ほ ( 殺菌剤 殺虫剤 ) 巡回調 査 ( 東北信 ) 8 月 4 日 ( 一社 ) 日本植物防疫協会による施設調 査 ( 須坂研究所 ) 8 月 22~23 日農薬等展示ほ ( 殺菌剤 殺虫剤 ) 巡 回調査 ( 中南信 ) ネギべと病重要病害であるべと病に対する新規剤の実用性を検討 ナシ黒星病本県でも EBI 剤の効果低下が問題になりつつある黒星病 異なる作用機構の剤との体系処理の有効性を実証 りんごのヒメボクトウ幼虫が集団で食入し大きな被害をもたらすヒメボクトウ 食入孔へのエアゾール剤の噴射による有効性を実証 お詫びと訂正前号 (339 号 )12 ページの 正味財産増減計算書内訳表 に誤りがありましたので お詫び申し上げ 次のように訂正します 1. 経常増減の部 のうち 経常費用計 の 法人会計 欄の 0 を 5,398,570 に 同 合計 欄の 71,730,922 を 77,129,492 に訂正 10

対象収入 所得税法上の農業所得として申告されているものの例 自ら生産した農産物の販売収入全体を対象 ( 所得ではない ) 加工品は原則として販売収入に含めない ( ただし 所得税法上の農業所得として申告されているものは含める このため 精米などの加工品であっても 農業者が自ら生産した農産物を加工して

対象収入 所得税法上の農業所得として申告されているものの例 自ら生産した農産物の販売収入全体を対象 ( 所得ではない ) 加工品は原則として販売収入に含めない ( ただし 所得税法上の農業所得として申告されているものは含める このため 精米などの加工品であっても 農業者が自ら生産した農産物を加工して 収入保険制度の具体的な仕組み 対象者等 (1) 対象者 青色申告を行い 経営管理を適切に行っている農業者 ( 個人 法人 ) を対象 青色申告を 5 年間継続している農業者を基本とするが 青色申告 ( 簡易な方式を含む ) の実績が加入申請時に 1 年分あれば加入可 保険方式の補償限度額の上限は 青色申告の実績に応じて次のとおり段階的に引き上げ 加入申請時の青色申告の実績 ( 注 ) 保険期間開始後に得られる加入申請の年分の実績と併せて

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対象収入 所得税法上の農業所得として申告されているものの例 自ら生産した農産物の販売収入全体を対象 ( 所得ではない ) 加工品は原則として販売収入に含めない ( ただし 所得税法上の農業所得として申告されているものは含める このため 精米などの加工品であっても 農業者が自ら生産した農産物を加工して 収入保険制度の具体的な仕組み 参考資料 2 対象者等 (1) 対象者 青色申告を行い 経営管理を適切に行っている農業者 ( 個人 法人 ) を対象 青色申告を 5 年間継続している農業者を基本とするが 青色申告 ( 簡易な方式を含む ) の実績が加入申請時に 1 年分あれば加入可 保険方式の補償限度額の上限は 青色申告の実績に応じて次のとおり段階的に引き上げ 加入申請時の青色申告の実績 保険方式の補償限度額の上限

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