九州管内の中小企業の知財に関する実態調査 平成28年度アンケート調査結果

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1 九州地域の中小企業の知財に関する実態調査 ~ 平成 28 年度アンケート調査報告書 ( 概要版 )~

2 調査概要 平成 28 年度技術 知財 人材による九州地域活性化事業 によるアンケート調査 実施事業者 : 株式会社リベルタス コンサルティング 調査の目的 九州地域における中小企業等の事業及び知的財産に関する諸活動の実態把握を行い 中小企業等の事業状況 環境に加えて 知的財産にどういう意識を持ち どう取り組んでいるか 知財活動でどのような課題を持っているか等について調査分析し 課題を浮き彫りにし 今後の支援活動に活用する 本資料は 調査結果報告書をもとに概要をまとめたもの 概要 対象 : 九州管内の中小企業であって 特に製造業の企業を対象に特許出願の実績の有無を問わず無作為に抽出 地域の特性を反映できるよう県毎に調査対象企業数を設定送付先 :7,000 社 ( 製造業 6,000 社非製造業 1,000 社 ) 回収数 :2,009 件 / 回収率 28.7% 製造業 1564 社 (77.8%) 非製造業 418 社 (20.8%) 27 社 (1.3%) 調査形式 : 郵送配布 郵送回収方式とインターネット回答方式の併用調査時期 : 平成 28 年 9 月 ~10 月調査方針 : 九州地域の特徴を見出すため 近畿経済産業局が平成 26 年度に用いたアンケートの質問項目をベースに調査表を作成し 結果の比較分析も行う 有識者による委員会において結果を分析 1

3 1. 単純集計結果 一部データについては 近畿と近い条件で比較するため 知財重視企業のみ抽出して集計しているものあり 2

4 (1) 属性 福岡県内からの回答が最も多いものの 大きな偏りなく各県からバランスよく回答を得た 所属業種は 製造業 が最も多く 食料品製造 が続く 所在地住所 ( 県名 ) n=2009 所属業種 n=2009 宮崎県 13.4% 鹿児島県 15.7% 大分県 12.4% 0% 10% 20% 30% 1.7% 食料品製造福岡県 22.2% 18.2% 繊維 木製品 家具など生活用製造 7.6% 熊本県 13.8% 長崎県 13.1% 佐賀県 11.6% 機械器具 電子部品 電気機械製造 材料製造 ( 石油 化成品 医薬品 金属 フ ラスチック コ ム 革など ) 印刷 同関連事業 ハ ルフ 紙 紙加工品製造 の製造業 建設 卸売 小売 運輸 倉庫 郵便 情報通信 インターネット付随サーヒ ス 学術研究 教育 専門 技術サーヒ ス 宿泊 飲食サーヒ ス 医療 福祉サーヒ ス の非製造行 1.0% 0.3% 3.8% 4.5% 3.9% 1.6% 1.9% 0.6% 0.7% 1.3% 4.4% 7.3% 11.1% 27.6% 3

5 (2) 事業規模 資本金は 1 千万円以下 が最も多く 5 千万円以下 まで含めると 88% を占める 直近事業期における売上高も 1 億円 ~10 億円未満 が最も多く 1 億円未満も含めた 10 億円未満 が 85.3% と 比較的小規模の企業による回答が大半を占める 売上高に対する研究開発費の比率も 1% 未満 が約 8 割を占める 資本金 n=2009 直近事業期における売上高 n=2009 直近事業期における 売上高に対する研究開発費の比率 n= 億円 ~3 億円以下 1.7% 5 千万円 ~1 億円以下 5.5% 1 千万円 ~5 千万円以下 30.5% 3 億円以上 1.3% 3.4% 1 千万円以下 57.5% 1 億円 ~3 億円以下 1.7% 10 億円 ~ 50 億円未満 10.0% 3 億円以上 1.3% 1.2% 1 億円未満 38.9% 3%~4% 未満 1.2% 2%~3% 未満 3.4% 4%~5% 未満 1.1% 1%~2% 未満 7.7% 5% 以上 2.6% 3.8% 1 億円 ~10 億円未満 46.4% 1% 未満 80.1% 4

6 (3) 直近 3 年間の売上動向 直近 3 年間の売上高の動向は 全体 国内事業とも 横ばい が最も多く 減少傾向 が続く 一方 海外事業でみると 海外事業なし が約 7 割あるが 海外事業展開をしている中では 増加傾向 が 横ばい 減少傾向 よりも 僅かながら多い 直近 3 年間の売上高の動向 全体 n=2009 直近 3 年間の売上高の動向 国内事業 n=2009 直近 3 年間の売上高の動向 海外事業 n= % 増加傾向 23.3% 11.4% 増加傾向 20.4% 13.4% 増加傾向 5.2% 横ばい 5.0% 減少傾向 2.5% 減少傾向 35.8% 減少傾向 32.1% 横ばい 39.3% 横ばい 36.1% 海外事業なし 73.8% 5

7 (4) 事業内容 完成品 最終製品を造っている 企業が大多数を占め 部品 半製品を造っている 企業が続く 自社独自の企画 開発製品を 製造している 企業が過半数を占め 同じく自社独自の企画 開発サービスを 提供している 企業も 35.2% と 知的財産が関係するであろう企画 開発を行っている企業からの回答は多い 事業内容に最も果てはまるもの n=1564 自社で独自に企画 開発した製品を製造しているか n=1564 自社で独自に企画 開発したサービスを提供しているか n=418 0% 20% 40% 60% 80% 完成品 最終製品を造っている部品 半製品を造っている ( 加工 処理工程の請負を含む ) 素材 原材料を造っている企画 研究開発が中心で 生産は外部委託している 9.9% 1.7% 19.8% 66.9% 製造していない 39.2% 1.5% 製造している 59.3% 17.5% 提供していない 47.4% 提供している 35.2% 1.7% 6

8 (5) 事業活動に影響を与えた経営環境の変化と経営課題 事業活動に影響を与えた経営環境の変化は 下請企業としての取引減少 が最も多いが 異業種からの市場参入の増加 技術革新 新商品開発での競争激化 海外を含めた競合の台頭 も多く 取引減少の背景として競争が激化している様子が窺える 現在の経営課題は 販路の開拓 拡大 が最も多く 設備投資 社員のモチベーション向上 新しい商品 サービスの開発 商品 サービスの高付加価値化 と続く 自社の事業活動に影響を与えた経営環境の変化 ( 複数回答 ) n=2009 0% 10% 20% 30% 現在の経営課題 ( 複数回答 ) n=2009 0% 20% 40% 下請企業としての取引減少情報技術の進歩 ( インターネット クラウト 等 ) 製品ライフサイクルの短期化異業種からの市場参入の増加技術革新 新商品開発での競争激化海外を含めた競合の台頭機能 品質等のコモテ ィティ化テ サ インに配慮した製品等への評価の高まり後発企業による技術等のキャッチアッフ 研究開発における外部との協業 ( オーフ ンイノヘ ーション ) の普及新興国市場での需要拡大新興国への技術流出企業間取引における知的財産関連の契約条項の重視新興国等での模倣品 海賊版の増加海外市場拡大による新技術の普及特にない 13.9% 12.8% 12.7% 11.0% 11.0% 10.0% 8.1% 7.2% 5.9% 3.6% 2.8% 2.7% 2.6% 1.3% 1.2% 8.9% 3.2% 32.8% 販路の開拓 拡大設備投資 ( メンテナンス 更新含む ) 社員のモチヘ ーション向上 ( 福利厚生 評価 処遇 ) 新しい商品 サーヒ スの開発商品 サーヒ スの高付加価値化事業承継運転資金の確保研究開発の強化 技術力の向上フ ラント イメーシ の構築経営企画系人材の育成 確保研究開発系人材の育成 確保広報宣伝活動の強化マーケティンク 系人材の育成 確保投資のための資金の調達海外での事業展開他社や大学等との連携強化製品 ノウハウの模倣からの保護 45.2% 33.8% 30.4% 30.3% 30.2% 28.1% 23.0% 19.6% 15.3% 13.3% 11.6% 11.1% 10.6% 8.0% 8.0% 4.5% 3.9% 4.9% 3.8% 7

9 (6) 事業活動における強み 外部との連携 技術力 を強みと回答する企業が最も多く 商品力( 品質 デザイン ) が続き 自社の商品 技術に自信のある企業が多いことが窺える 共同研究 開発は 大学や中小企業 公設試が多い一方 大企業が比較的少ない 事業活動上の課題や悩みを相談する先は 税理士 会計士 が最も多く 業界仲間 や 金融機関 商工会議所 商工会 が続く 事業活動における強み ( 差別化要素 ) ( 複数回答 ) n=2009 技術力 商品力 ( 品質 テ サ イン ) 小口受注や他品種小ロットへの対応 短納期や顧客対応の早さ 販売力 営業力 アフターサーヒ ス 価格競争力 ( 低価格 ) 企画提案力 フ ラント 力 ク ルーフ としての総合力 経営者や事業部門長のリータ ーシッフ ヒ シ ネスモテ ル ( 利益を生む仕組み ) 0% 20% 40% 13.1% 13.1% 12.8% 12.7% 10.4% 8.6% 5.9% 3.4% 3.0% 3.4% 33.9% 30.9% 29.7% 43.5% 他の企業や研究機関との間でどのような取引や共同研究などを実施しているか ( 複数回答 ) n=2009 取引先に部品や素材 加工技術を提供取引先に注文に応じてOEM 生産を実施取引先に部品や素材 加工技術を発注大企業との共同研究 開発を実施中小企業との共同研究 開発を実施大学との共同研究 開発を実施公設試験研究機関との共同研究 開発を実施 税理士 会計士業界仲間金融機関商工会議所 商工会地域の公的産業支援機関企業ク ルーフ 内の人材民間コンサルタント 中小企業診断士等の士業ほとんど相談しない 0% 10% 20% 30% 40% 50% 11.4% 14.2% 7.8% 3.5% 7.6% 共同研究 開発 9.1% 6.6% 11.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 23.8% 16.9% 16.8% 13.1% 10.1% 9.2% 3.0% 15.8% 4.9% 45.0% 事業活動上の課題や悩みについてよく相談する社外人材や組織 ( 複数回答 ) n= % 8

10 (7) 知的財産の出願 保有状況 出願経験がない企業が約半数を占めるが 出願経験のある企業の保有している知的財産権は 商標権 が最も多く 特許権 が続く なお アンケートの約半数は 出願経験がない企業による回答であった 海外出願経験は 18.1% のみが有り 出願先はアジアが最も多く 米国 が続く 現在 自社が保有している知的財産権 ( 複数回答 ) n=2009 0% 20% 40% 60% 海外出願経験 n=791( 出願 保有経験ありの者のみ回答 ) 海外出願経験のある地域 ( 複数回答 ) n=788( 出願 保有経験ありの者のみ回答 ) 特許権 実用新案権 意匠権 5.1% 3.8% 11.7% 0% 25% 50% 75% 100% 7.6% ある米国 8.1% 18.1 % 欧州 6.3% 商標権 22.5% アシ ア 14.3% 出願経験はあるがいずれも保有していない出願経験がない 1.1% 7.3% 51.5% ない 74.3 % 2.5% 82.1% 9.4% 9

11 (8) 知的財産の出願 関心動向 最近 5 年間の出願傾向 社内の関心 海外展開での知財活用に対する社内の関心は いずれも 変わらない が最も多い 出願傾向 海外展開での知財活用に対する社内の関心は 減っている が 増えている を上回る一方 社内の関心は 高まっている が 低下している を上回る 最近 5 年間の知的財産権の出願傾向 n=791( 出願 保有経験ありの者のみ回答 ) 最近 5 年間の知財に対する社内の関心 n=791( 出願 保有経験ありの者のみ回答 ) 最近 5 年間の海外展開での知財活用に対する社内の関心 n=791( 出願 保有経験ありの者のみ回答 ) 減っている 26.2% 15.3% 増えている 16.9% 変わらない 41.6% 低下している 16.6% 13.8% 高まっている 19.2% 変わらない 50.4% 低下している 18.7% 19.6% 高まっている 13.3% 変わらない 48.4% 10

12 (9) 知的財産の関心度 知財に対する関心度と対応状況については 知的財産に関心がない ( 事業との関連性を感じない含む ) が 46.2% と最も多く 知的財産のすそ野拡大に向けた対象の多さが窺える また (4) における知的財産が関係するであろう 完成品 自社製品を造っている 企業や自社独自の企画 開発製品を 製造している 企業の多さと知財無関心層の多さというギャップが生じていることから こうした層がすそ野拡大のメインターゲットといえる また 経営の根幹と位置づけて対応している 経営に必要なものとして対策を講じている という知的財産に強く関心がある層が 19.7% であった一方 関心はあっても何らかの制約により対応できていない層 が 29.9% あり 具体的な知財支援の必要性が窺える 自社における知的財産に対する現在の関心度と対応状況 n=2009 経営の根幹と位置づけて対応している 0% 10% 20% 30% 5.6% 知財無意識 関心がない 46.2% 4.2% 大変関心がある 19.7% 知財重視 制約あり 関心がある 29.9% 経営に必要なものとして対策を講じている関心はあるが 人材 ノウハウの不足から対策を講じられない関心はあるが 資金の不足から対策を講じられない関心はあるが どう対応してよいかよく分からない 5.9% 14.1% 12.6% 11.4% 事業との関連性を感じないので対応していない 25.2% そもそも知的財産に関心がない 21.0% 4.2% 11

13 (10) 経営層の知財活動 知財管理担当部署 担当者 経営層による知財活動は 自社の知財の出願 保有 活用状況を把握している が最も多い一方 自ら発明者として発明行為を実践 トップダウンで知財に関する意思決定 経営会議で判断 など 知財活動に積極的に関与する経営層も多い 知財の管理では 知財管理担当部署 担当者に関して 社長による管理 が33.1% と多く 知財管理担当者を置いている が続く また 特に配置されていない も約 3 割を占めている 自社において経営層が実践している知財の創出 活用に関する活動 ( 複数回答 ) n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 自社における知財管理担当部署 担当者の配置状況 n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 自社の知財の出願 保有 活用状況を把握している 47.2% 社長が管理している 33.1% 経営層自らが発明者として発明行為を実践している 28.0% 知財管理担当者を置いている 14.4% 社長の一存 ( トッフ タ ウン ) で知財に関する意思決定を行っている経営会議で知財について協議し 出願 権利化 管理に関して判断している知財の創出 活用のための環境 体制整備を実施している知財を検討する専門家会議に参加している 3.3% 26.0% 22.0% 18.7% 研究開発の担当者が管理している知財管理部署を置いている本社 親会社など自社外に管理部署がある 12.1% 3.3% 2.3% 2.3% 特に配置されていない 28.3% 経営層は知財活動には関与していない 3.3% 2.8% 3.0% 3.8% 12

14 (11) 実感している効果 商標をカタログ等に活用してブランドイメージを構築できた が最も多く 次に 知財を取得する過程で自社の独自性や強みを明確に意識できるようになった 知財権の保有により自社製品 ノウハウを模倣から保護できた となっている 一方 ライセンスで他社に製造 販売を委託して販路拡大につながった 知財権の保有により原料調達や販売先との交渉が有利になった が低くなっている 効果を系統で分類すると 人材系の回答が比較的多いのが特徴といえる 自社の保有知財の活用により成功 効果を実感しているもの ( 複数回答 ) n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) 0% 10% 20% 30% 40% 知財権の保有により自社製品 ノウハウを模倣から保護できた知財権の存在が市場参入への障壁となり 競争で優位に立つことができた 12.1% 21.2% 競合対策系 知財権の保有により原料調達先や販売先との交渉が有利になった 5.6% 知財権の保有により評価され 引き合いが増えるなど販路開拓につながった 13.6% 自社が保有する知財権に注目した他社との業務提携が実現したライセンスで他社に製造 販売を委託して販路拡大 ( または海外展開 ) につながった 8.1% 5.1% 販売 提携系 知財権の保有により大学や他社の信頼を得て 共同研究や共同事業につながった 7.8% 商標をカタロク 等に活用してフ ラント イメーシ を構築できた 35.6% 知財権を保有していることを対外的に PR して知名度の向上につながった 17.2% 知財権を保有していることにより社員が会社に誇りを持つようになった知財権の存在により社員が自社の技術や製品に自信を持つようになった 12.9% 19.7% 人材系 知財を取得する過程で自社の独自性や強みを明確に意識できるようになった 23.2% 2.8% いまのところ活用や成功の実績はない 24.2% 5.1% 13

15 (12) 知財に関心を持たない理由 関心を持つきっかけ 知財に関心を持たない理由として 知的財産として保護される技術 アイデア等が自社にはないから 明確な理由はない が多く 知財が事業活動に密接なものであるとの基本的認識づくりの必要性が窺える 知財を経営に導入するきっかけは 共同研究 開発の成果を出願する必要が生じたとき 模倣品などにより自社の収益が損害を受けたとき をはじめ 実際に何らかの 自社の課題 に直面したときが多い一方 公的機関等が行うセミナーや相談会などを受講したとき が少ない これらを踏まえると 一般論のセミナーでは 自社の課題を考えるまでには至りにくく また相談会も自社の課題を認識していることが前提になるため 普及啓発においては 自社の課題 を考えるきっかけとなる企画 ( ワークショップや訪問型支援等 ) の必要性が感じられる 自社が知財に関心を持たない理由 ( 複数回答 ) n=421 0% 10% 20% 30% 40% 知財活動を経営に導入する必要性を感じたり 実際に導入するきっかけとして有力なもの ( 複数回答 ) n=2009 0% 10% 20% 30% 知的財産として保護される技術 アイテ ア等が自社にはないから 知財制度の基礎知識がないから 知財活動から得られる効果やメリットがよく分からないから資金を優先投入すべき別の課題があるから人材を優先投入すべき別の課題があるから 10.0% 7.6% 7.4% 5.0% 4.0% 38.2% 共同研究 開発の成果を出願する必要が生じたとき模倣品などにより自社の収益が損害を受けたとき取引先から知財の権利保有状況を確認されたとき同業他社や業界団体等から勧められたとき他社から知財侵害の警告や訴訟を受けたとき公的機関等が行うセミナーや相談会などを受講したとき競合他社が知財活動に取り組んでいると知ったとき 29.1% 23.6% 21.3% 19.5% 16.1% 14.2% 9.7% 明確な理由はない 36.8% 3.8% 5.7% 11.8% 14

16 (13) 知財の情報源 相談先 知財の情報は 得ていない との回答が過半数を占めるが 得ている企業においては 支援機関によるセミナーやホームページ との回答が多い 知財の相談は ほとんど相談しない が過半数を占めるが 相談先としては 弁理士 が最も多く 商工会議所 商工会 や 業界仲間 も比較的多い こうした知財専門ではない人材 組織との連携を図ることも効果的といえる 知的財産に関する情報を主に得ている方法 情報源 ( 複数回答 ) n=2009 特許庁などの知財支援機関が行うセミナー 相談会 ホームヘ ーシ 小冊子等から中小企業庁 商工会等の中小企業支援機関が行うセミナー 相談会 ホームヘ ーシ 小冊子等から弁理士 弁護士等の外部知的財産支援人材から 同業者から 市販の書籍 参考書等から 知人から 経営コンサルタント 中小企業診断士等の外部中小企業支援人材から ロータリークラフ やライオンス クラフ 等の地域団体 特に知的財産に関する情報は得ていない 0% 20% 40% 60% 3.5% 3.5% 3.1% 1.0% 2.8% 3.6% 14.2% 14.1% 10.5% 9.7% 54.7% 知財活動上の課題や悩みについてよく相談する社外人材や組織 ( 複数回答 ) n=2009 弁理士 商工会議所 商工会 知財総合支援窓口 業界仲間 工業試験所 公的研究機関 公的産業支援機関 ( 選択肢掲載除く ) 民間コンサルタント の士業 ( 中小企業診断士など ) 企業ク ルーフ 内の人材 弁護士 金融機関 取引先企業 ( 中小 ヘ ンチャー企業 ) 取引先企業 ( 大企業 ) 大学 高専 ほとんど相談しない 0% 20% 40% 13.6% 9.1% 8.8% 8.4% 6.0% 5.6% 4.4% 4.1% 3.8% 3.6% 3.1% 2.1% 1.9% 0.8% 2.9% 49.8% 15

17 (14) 実践している知財に関する社内制度 体制等の整備 実践している知財に関する社内制度 体制等は セミナー参加等による情報収集 が最も多く また 他者の知財権を侵害しないための事前チェック をはじめとした調査 評価に関する体制整備も多い 経営戦略に位置づけ 事業活動に組み入れている 回答も比較的多い(8.3%) 自社で実践している知財に関する社内制度 体制等の整備 ( 複数回答 ) n=2009 0% 5% 10% 15% 職務発明規程を定めている 知財に関する戦略や方針を定めている 2.8% 3.6% 発明について特許出願するかノウハウとして秘匿するかを検討している 6.0% 知財を自社の競争力の源泉として経営戦略に位置づけ 事業活動に組み入れている 8.3% 知財権の年間出願目標件数を設定している 知財に関する年間活動費用を設定している 0.6% 1.1% 発明の創出 権利化等に関する報奨金制度を導入している 2.3% 制度 方針の設定 知財担当者が事業部門の企画会議に参加するなどして開発部門等に情報発信している 1.1% 知財に関する社員教育を実施している 2.7% 公的機関等による知財セミナーに参加するなどして情報収集を行っている 産業支援機関等の企業 OB 人材を活用している 社内の知財を掘り起こすため知財担当者と発明者の相談や定期会議等を行っている 1.3% 1.3% 12.6% 体制整備 人材育成 活用 特許情報フ ラットフォーム (J-PlatPat) や商用テ ータヘ ースで知財情報を検索 活用している 研究開発 商品企画 設計のヒントを得る等の目的で先行技術調査を行っている 自社製品 サーヒ ス等が他社の知財権を侵害しないよう組織的に事前チェックを行っている 5.7% 6.4% 11.2% 調査 評価 (61.9%) 16

18 (15) 実践している知財の創出 活用に関する取組 実践している知財の創出 活用に関する取組は が大半を占めるが (74.0%) 実践している中では 意匠や商標など特許以外の知財権も出願 活用している が最も多く 大学や企業等との共同研究 開発に取り組んでいる 特許の出願時における明細書等の書類を社内で作成している と続く 自社で実践している知財の創出 活用に関する取組 ( 複数回答 ) n=2009 0% 5% 10% 15% 特許の出願時における明細書等の書類を社内で作成している知財の掘り起しや出願案件の絞り込みを社内の会議体で行っている拒絶理由通知に対する意見や補正書の作成 分割出願等を自社で対応して 技術ノウハウ等の営業秘密の管理や先使用権立証のための取組を実践している大学や企業等との共同研究 開発に取り組んでいる企業 大学等が保有する知財の実施許諾を受けている ( ライセンス イン ) 自社保有の知財を企業 大学等に実施許諾している ( ライセンス アウト ) 基本特許だけでなく周辺特許や応用特許も意識して出願 権利化している意匠や商標など特許以外の知財権も出願 活用している特許と意匠など複数の知財権を組み合わせて活用している ( 知財権ミックス ) 他社による自社の知財権侵害を発見した場合は侵害排除の対応を行っている海外出願について社内の判断基準がある海外の先行技術や登録商標等の事前調査を実施している模倣品対策など海外での権利侵害への対応を実践している海外出願を行う対象となる国 地域における知財制度等の情報を収集している (74.0%) 3.2% 2.0% 3.1% 1.9% 1.1% 3.4% 1.6% 3.6% 0.7% 1.4% 1.1% 1.9% 5.7% 6.5% 10.1% 出願等の手続き 知的財産の活用 海外展開 17

19 (16) 知財の管理 活用の問題点 意識啓発や育成を図りたい人材 知財全般についてトップの認識や関心が薄い を問題点とする回答が最も多く(16.3%) また 意識啓発や育成を図りたい人材でも 経営層 が最も多く 経営層をターゲットとすることの必要性が窺える の問題点としては 社内の知財の掘り起こしや先行技術調査等が不十分 知財の権利化や権利侵害対応の人材不足 が続き 知財の重要性は認識しつつも十分な対応ができていない現状が窺える 知財の管理 活用を進める上での問題点 ( 複数回答 ) n=2009 知財全般についてトッフ ( 経営層 ) の認識や関心が薄い経営と知財戦略の連携が取れていない経営企画や研究開発など他部門と知財部門の連携が取れていない職務発明に対する報奨制度など知財に関する社内規程 契約書の整備が不十分社内の知財の掘り起しや 先行技術調査 類似意匠 商標等の調査が不十分海外で権利取得すべきか否かの判断や出願手続き 先行調査が難しい知財の権利化や権利侵害への対応のための人材が不足している海外での出願や紛争対応のための人材が不足している海外での出願や紛争対応のための情報が不足している出願 権利化 権利維持 権利侵害対応のための十分な資金の確保ができていない弁護士 弁理士など知財について相談できる専門家とのつながりがない事業の殆どが下請けで独自に商品開発を行っておらず知財として出願するものがない技術ノウハウ等の営業秘密をどのように管理すべきか分からない他社や研究機関との秘密保持 共同研究等に係る契約書を作成できる人材 体制がない意見書 補正書 分割出願など拒絶通知への対応が難しい知財の戦略的な権利化 ( 周辺特許取得や特許以外の出願等 ) ができていない自社保有の知財が権利侵害されたときの対応が難しい新たな製品 サーヒ スが他社の権利を侵害するかどうかの見立てが難しいク ローハ ル化に伴って求められる国際標準化の取組ができていない社内での発明件数が少ない または減少している知財権を取得したが十分には活用できていない または活用方法が分からない知財権の年金管理 棚卸による不要権利の整理 管理ができていない (43.6%) 0% 10% 20% 16.3% 5.6% 2.3% 7.4% 10.9% 3.8% 8.4% 1.7% 1.6% 7.7% 5.7% 7.8% 6.0% 3.3% 社内体制の整備 2.2% 3.8% 4.2% 4.4% 2.4% 7.6% 4.6% 1.1% 手続き 活用 3.6% 今後 自社で知財の創出 活用に関して意識啓発や育成を図りたい人材 ( 複数回答 ) n=2009 経営層生産 品質管理担当営業 販売担当研究開発担当商品企画担当経営企画担当法務 総務担当知的財産担当 0% 10%20%30%40% 35.4% 22.6% 22.6% 17.8% 16.1% 11.8% 5.3% 4.1% 3.6% 14.6% 18

20 (17) 支援策の認知 活用状況 知財総合支援窓口 の認知度や活用状況が最も多いものの 総じて低い状況 は知らないという回答と推察 他方で 本アンケートで知ったことによって 今後活用したい との回答も一定程度あることから 支援策は知られれば活用につながることが窺える 知財支援策の認知 活用状況 ( 複数回答 ) n=2009 0% 20% 40% 60% 80% 知財総合支援窓口 7.9% 19.1% 17.6% 59.4% 海外知財フ ロテ ューサー派遣 0.9% 8.0% 13.4% 78.2% 中小企業知的財産権保護対策事業 外国出願費用の助成 審査請求料等の減免 9.1% 0.4% 13.9% 7.9% 1.1% 13.7% 7.7% 1.7% 14.6% 77.0% 78.3% 77.4% 知っている活用したことがある今後 活用したい 各種冊子 ハ ンフレットの発行 2.6% 12.7% 18.3% 67.4% 知財セミナーの開催 4.2% 13.4% 16.5% 67.6% 中小企業等特許情報分析活用支援事業 0.9% 8.3% 16.4% 74.9% 19

21 (18) 支援サービスのニーズ 入門レベルの相談 や 制度解説 など 知財の 導入検討時 の支援ニーズが高く 次いで補助金や支援策などの情報提供 紹介のニーズも高い また 自社技術の評価 レベルアップ ブランド構築 など 知財による技術力 ブランド力向上に向けた支援ニーズも比較的高いことが窺える 知財活動を行う上で利用する必要がある ( 利用したい ) 行政等の支援サービス ( 複数回答 ) n=2009 0% 10% 20% 30% 入門レヘ ルの知財に関する相談知的財産権制度に関する解説支援者等による知財シース の発掘支援 ( 開発現場での技術者を交えての発掘活動 ) 研究テーマ選定に関する支援先行技術に関する調査への支援共同研究推進に対する支援自社技術の評価 レヘ ルアッフ への支援知財に関する社内啓発への支援特許等の登録可能性に関する相談テ サ インの保護に関する相談出願等 ( 電子手続含む ) の手続き支援拒絶理由通知への対処に関する支援権利侵害への対応に関する支援ノウハウ等の秘密管理に関する支援職務発明に関する解説発明等の報奨規程 営業秘密管理規程等の社内規程に関する相談 支援中小企業向け支援策関連情報の提供経営戦略への知財活用に対する支援フ ラント 構築に対する支援ライセンス契約に対する支援技術導入や技術移転に関する支援各種支援機関のサーヒ ス内容の解説知的財産権の管理方法に関する支援外国知財制度の解説外国での権利取得に関する支援海外展開に関する支援支援者または専門家等の派遣による相談 支援知財関係の補助金の紹介研究開発関係の補助金の紹介 (42.3%) 12.6% 4.1% 3.5% 6.3% 3.4% 12.9% 3.7% 10.5% 8.3% 9.6% 3.8% 6.3% 4.5% 1.7% 2.3% 13.1% 8.6% 10.6% 5.1% 4.0% 5.4% 4.9% 4.0% 3.6% 5.8% 6.5% 2.9% 13.7% 16.7% 24.3% 知財の 導入検討時 の支援サービス知財の 創造 への支援サービス知財の 保護 への支援サービス知財の 活用 への支援サービス海外関連の支援サービス専門家等の派遣サービス中小企業向け補助金等支援策 20

22 2. 単純集計結果による近畿地域との比較 近畿知財戦略推進計画 2014 における調査結果との比較を通じて 質問内容 選択肢が全く同一とは限らず あくまで参考比較 九州の方が売上規模の小さい企業の回答割合が多いことにも留意が必要 近畿のグラフは一部編集加工しているものあり 一部データについては 近畿と近い条件で比較するため 知財関心度が高い企業のみ抽出して集計しているものあり 21

23 (1) 属性 業種別では 九州は製造業が 77.8% と 近畿と比して 8.8 ポイント多い 売上高では 九州は 1 億円未満が近畿より 21.9 ポイント多く 売上規模の小さい企業による回答が多い 1.3% 業種別比較 50 億円以上 100 億円未満 2.1% 100 億円以上 1.3% 1.2% 売上高比較 非製造業 20.8% 10 億円以上 50 億円未満 10.0% 1 億円未満 38.9% 製造業 77.8% 1 億円以上 10 億円未満 46.4% < 九州 > n=2009 < 近畿 > n=843 < 九州 > n=2009 < 近畿 > n=843 サービス業運輸 通 5% 信 公益事業 3% 卸売 小売業 7% 建設業 6% 業種 6% 4% 製造業 69% 50 億円以上 100 億円未満 6% 1% 10 億円以上 50 億円未満 25% 1 億円未満 17% 1 億円以上 10 億円未満 48% 100 億円以上 3% 22

24 (2) 事業活動における強み 近畿と比し 九州はほとんどの要素において 強みである との回答率が低い 特に 両地域とも 技術力 との回答が最も多いが 近畿より九州が 21.5 ポイントも低くなっているのが特徴的である < 九州 > 事業活動における強み ( 差別化要素 ) ( 複数回答 ) n=2009 技術力 商品力 ( 品質 テ サ イン ) 0% 20% 40% 60% 80% 43.5% 65% 33.9% 37% < 近畿 > 企業の強み ( 複数回答 ) n=843 小口受注や他品種小ロットへの対応 短納期や顧客対応の早さ 30.9% 35% 29.7% 37% 販売力 営業力 13.1% 18% アフターサーヒ ス 13.1% 17% 価格競争力 ( 低価格 ) 12.8% 16% 九州 企画提案力 12.7% 28% 近畿 フ ラント 力 10.4% 17% ク ルーフ としての総合力 8.6% 11% 経営者や事業部門長のリータ ーシッフ 5.9% 12% ヒ シ ネスモテ ル ( 利益を生む仕組み ) 3.4% 4% 3.0% 3% 3.4% 1% 23

25 (3) 事業活動に影響を与えた経営環境の変化 近畿と比し 九州の方が 全体的に経営環境の変化があったという回答割合が低い 特に 九州では 下請企業としての取引減少 の回答率が最も高いのに比し近畿は 5 番目 逆に 近畿で最も高い 技術革新 新商品開発での競争激化 が九州では 5 番目である点などが特徴的であり 取引形態や業態の違いが窺われる < 九州 > 自社の事業活動に影響を与えた経営環境の変化 ( 複数回答 ) n=2009 0% 10% 20% 30% < 近畿 > 最近 10 年間で 影響の大きかった事業環境の変化 n=843 0% 10% 20% 30% 下請企業としての取引減少 13.9% 技術革新 新商品開発での競争激化 28.0% 情報技術の進歩 ( インターネット クラウト 等 ) 12.8% 海外を含めた競合の台頭 23.0% 製品ライフサイクルの短期化 12.7% 情報技術の進歩 ( インターネット クラウト 等 ) 20.0% 異業種からの市場参入の増加 11.0% 製品ライフサイクルの短期化 20.0% 技術革新 新商品開発での競争激化 11.0% 下請企業としての取引減少 13.0% 海外を含めた競合の台頭 10.0% 異業種からの市場参入の増加 13.0% 機能 品質等のコモテ ィティ化 8.1% 研究開発における外部との協業 ( オーフ ンイノヘ ーション ) の普及 12.0% テ サ インに配慮した製品等への評価の高まり 7.2% 機能 品質等のコモテ ィティ化 11.0% 後発企業による技術等のキャッチアッフ 5.9% 後発企業による技術等のキャッチアッフ 11.0% 研究開発における外部との協業 ( オーフ ンイノヘ ーション ) の普及 3.6% 新興国市場での需要拡大 10.0% 新興国市場での需要拡大 2.8% 新興国への技術流出 9.0% 新興国への技術流出 2.7% テ サ インに配慮した製品等への評価の高まり 9.0% 企業間取引における知的財産関連の契約条項の重視 2.6% 企業間取引における知的財産関連の契約条項の重視 8.0% 新興国等での模倣品 海賊版の増加 1.3% 新興国等での模倣品 海賊版の増加 8.0% 海外市場拡大による新技術の普及 1.2% 海外市場拡大による新技術の普及 4.0% 8.9% 6.0% 特にない 32.8% 特にない 13.0% 3.2% 6.0% 24

26 (4) 他の企業や研究機関との取引や共同研究などの活動状況 九州では 近畿と比し全体的に低い 特に 大企業との共同研究 開発 と 大学や公設試験研究機関との共同研究 開発 について 九州が近畿よりも顕著に低くなっているのが特徴的 < 九州 > 他の企業や研究機関との間でどのような取引や共同研究などを実施しているか ( 複数回答 ) n=2009 < 近畿 > 企業や大学との共同研究の実績 活動状況 n=843 0% 10% 20% 30% 40% 50% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 取引先に部品や素材 加工技術を提供 11.4% 取引先に部品や素材 加工技術を提供 23% 取引先に注文に応じて OEM 生産を実施 14.2% 取引先に注文に応じて OEM 生産を実施 23% 取引先に部品や素材 加工技術を発注 7.8% 取引先に部品や素材 加工技術を発注 13% 大企業との共同研究 開発を実施 3.5% 大企業との共同研究 開発を実施 19% 中小企業との共同研究 開発を実施 7.6% 中小企業との共同研究 開発を実施 15% 大学との共同研究 開発を実施 9.1% 大学等研究機関との共同研究 開発を実施 32% 公設試験研究機関との共同研究 開発を実施 6.6% 6% 11.3% 27% 45.0% 25

27 (5) 事業活動上の課題や悩みについての相談先 両地域とも 税理士 会計士 が最も多い一方 近畿に比し九州では 相談先として 地域の公的産業支援機関 と 民間コンサルタント 中小企業診断士等の士業 が少ない 近畿と異なり 九州では 業界仲間 と 企業グループ内の人材 とに分けて質問したところ 業界仲間 の回答率が相対的に高く 業界内の横のつながりが強いことが窺える 知財のすそ野拡大に向けた連携先としては 一般的な 税理士 会計士 や 金融機関 商工会議所 商工会 に加え 業界仲間 による普及啓発を活用する方法も考えられる < 九州 > 事業活動上の課題や悩みについてよく相談する社外人材や組織 ( 複数回答 ) n=2009 < 近畿 > 事業活動について相談する社外人材 n=843 0% 10% 20% 30% 40% 50% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 税理士 会計士 45.6% 税理士 会計士 43% 業界仲間 23.8% 業界仲間 地域の企業グループ仲間 26% 金融機関 16.9% 地域の公的産業支援機関 24% 商工会議所 商工会 16.8% 民間コンサルタント 中小企業診断士等の士業 20% 地域の公的産業支援機関企業ク ルーフ 内の人材民間コンサルタント 中小企業診断士等の士業 13.1% 10.1% 9.2% 商工会議所 商工会金融機関 17% 16% 3.0% 6% ほとんど相談しない 15.8% ほとんど相談しない 15% 4.9% 5% 26

28 (6) 現在の経営課題 九州では 人材の育成 確保 について 経営企画系人材 研究開発系人材 マーケティング系人材 と 3つに設問を分けたが これらを単純合計しても近畿より12.5ポイントも低い ( なお この差は九州の回答者に売上規模の小さい企業が多いことも一因と推察される ) 唯一 九州が近畿比し高い割合を示したのが 設備投資 であった < 九州 > 現在の経営課題 ( 複数回答 ) n=2009 < 近畿 > 企業の課題 n=843 0% 20% 40% 0% 20% 40% 60% 販路の開拓 拡大設備投資 ( メンテナンス 更新含む ) 社員のモチヘ ーション向上 ( 福利厚生 評価 処遇 ) 新しい商品 サーヒ スの開発商品 サーヒ スの高付加価値化 33.8% 30.4% 30.3% 30.2% 45.2% 人材の育成 確保販路の開拓 拡大商品 サーヒ スの高付加価値化新商品 サーヒ スの開発 提供 62% 55% 50% 47% 事業承継運転資金の確保研究開発の強化 技術力の向上フ ラント イメーシ の構築経営企画系人材の育成 確保 28.1% 23.0% 19.6% 15.3% 13.3% 研究開発の強化 技術力の向上社員のモチヘ ーション向上事業承継海外ヒ シ ネスの展開 45% 39% 29% 24% 研究開発系人材の育成 確保広報宣伝活動の強化マーケティンク 系人材の育成 確保投資のための資金の調達海外での事業展開 11.6% 11.1% 10.6% 8.0% 8.0% フ ラント イメーシ の構築設備投資 ( メンテナンス 更新含む ) 他社や大学等との連携強化広報宣伝活動の強化 24% 23% 15% 14% 他社や大学等との連携強化製品 ノウハウの模倣からの保護 4.5% 3.9% 4.9% 3.8% 製品 ノウハウの模倣からの保護 10% 1% 3% 27

29 (7) 現在 自社が保有している知的財産権 九州の知財関心度が高い企業のみ抽出した結果では 商標権の保有率は近畿を上回っており 食品加工業を中心に自社ブランドでの地域特産品ビジネスが盛んな九州の実態を反映しているものと推察される 他方 発明などものづくり系の知財である特許権については 九州は近畿に比し低い結果となった < 九州 > 現在 自社が保有している知的財産権 ( 複数回答 ) n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) < 近畿 > 知的財産の保有状況 n=674 特許権 0% 20% 40% 60% 39.0% 特許権 0% 20% 40% 60% 60% 実用新案権 16.0% 実用新案権 24% 意匠権 14.0% 商標権 61.0% 意匠権 23% 3.0% 商標権 48% 出願経験はあるがいずれも保有していない 5.0% 出願経験がない 9.0% 4% 2.0% 20% 28

30 (8) 自社における知的財産に対する現在の関心度と対応状況 知的財産について 経営の根幹として位置づけて対応している 経営に必要なものとして対策を講じている の合計について 近畿が6 割近いのに対し 九州では2 割程度にとどまっているのが特徴 また 事業との関連性を感じないので対応していない そもそも知的財産に関心がない への回答率が高いのが九州の特徴であり 裏を返せば知財に関心がなくともアンケートには回答している企業が多いのが特徴ともいえる ( 潜在的には何らかの関心があるとも理解できる ) < 九州 > 自社における知的財産に対する現在の関心度と対応状況 n=2009 < 近畿 > 知的財産権への関心度及び対応状況 n=674 経営の根幹と位置づけて対応している 経営に必要なものとして対策を講じている 関心はあるが 人材 ノウハウの不足から対策を講じられない 関心はあるが 資金の不足から対策を講じられない 関心はあるが どう対応してよいかよく分からない 事業との関連性を感じないので対応していない そもそも知的財産に関心がない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 九州 5.6% 14.1% 12.6% 5.9% 11.4% 25.2% 21.0% 4.2% 近畿 21% 37% 20% 5% 8% 7% 経営の根幹をなすものとして位置づけている 経営上必要なものとして対策を講じている 関心はあるが 特に対策を講じていない 関心はあるが どう対応してよいかよく分からない 特に事業との関連性を感じない 29

31 (9) 経営層が実践している知財の創出 活用に関する活動状況 九州の経営層の知財活動は 近畿と比し 自社の知財の出願 保有 活用状況を把握している が高く その裏返しとして 知財の創出 活用のための環境 体制整備を実施している が少なくなっている 近畿に比し 九州は知財保有に関し 商標権の比率が高いことがギャップを生んでいる一因と推察されることにも留意 < 九州 > 自社において経営層が実践している知財の創出 活用に関する活動 ( 複数回答 ) n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) < 近畿 > 経営層の知的財産への関わり方 n=674 0% 10% 20% 30% 40% 50% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 自社の知財の出願 保有 活用状況を把握している 47.2% 経営層自らが発明者として発明行為を実施 34.0% 経営層自らが発明者として発明行為を実践している 28.0% 知的財産の創出 活用のための環境整備を率先して実施 27.0% 社長の一存 ( トッフ タ ウン ) で知財に関する意思決定を行っている 26.0% 特許等の出願や管理の意思決定を全て社長の一任で実施 27.0% 経営会議で知財について協議し 出願 権利化 管理に関して判断している 22.0% 経営会議で知財について相談し 出願や権利化 管理の判断を実施 26.0% 知財の創出 活用のための環境 体制整備を実施している 18.7% 保有する知的財産の出願 管理状況について把握している 15.0% 知財を検討する専門家会議に参加している 3.3% 知財を検討する専門家会議に参加 6.0% 2.3% 3.0% 経営層は知財活動には関与していない 3.3% 経営層は知財活動には関与していない 1.0% 3.0% 14.0% 30

32 (10) 保有知財の活用により成功 効果を実感しているもの 近畿と比し 九州は 知財の保有により原料調達先や販売先との交渉が有利 が 10.4 ポイント低いのをはじめ 知財権の保有により評価され引き合いが増えるなど販路開拓につながった 知財権の保有により大学や他社の信頼を得て共同研究や共同事業につながった が低いことから 交渉 営業 に活かせていない可能性がある 他方で 社員が会社に誇りを持つようになった 社員が自社の技術に自信を持つようになった が近畿に比べ高く 九州では 競合対策系 よりも 人材系 の効果を実感している割合が多い < 九州 > 自社の保有知財の活用により成功 効果を実感しているもの ( 複数回答 ) n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) 0% 20% 40% n=674 交渉 営業人材系< 近畿 > 知的財産の活用による成功事例 0% 20% 40% 60% 知財権の保有により自社製品 ノウハウを模倣から保護できた 21.2% 知財の保有により製品 ノウハウを模倣から守ることができた 22.0% 知財権の存在が市場参入への障壁となり 競争で優位に立つことができた 12.1% 知財の保有により他者との競争で優位に立つことができた 18.0% 知財権の保有により原料調達先や販売先との交渉が有利になった 5.6% 知財の保有によりサフ ライヤーや販売先との交渉が有利 16.0% 知財権の保有により評価され 引き合いが増えるなど販路開拓につながった 13.6% 知財の保有が評価につながり新たな販路が開拓できた 18.0% 自社が保有する知財権に注目した他社との業務提携が実現した ライセンスで他社に製造 販売を委託して販路拡大 ( または海外展開 ) につながった 知財権の保有により大学や他社の信頼を得て 共同研究や共同事業につながった 商標をカタロク 等に活用してフ ラント イメーシ を構築できた 8.1% 5.1% 7.8% 35.6% 自社が保有する知財に注目した他者と業務提携が実現 知財の保有により他社等からの信頼を得て共同研究 事業を推進 商標を製品 商品 カタロク 等に活用しフ ラント イメーシ を構築 知財の保有について広報活動で積極的にアヒ ールできている 7.0% 12.0% 34.0% 16.0% 知財権を保有していることを対外的に PR して知名度の向上につながった 知財権を保有していることにより社員が会社に誇りを持つようになった 知財権の存在により社員が自社の技術や製品に自信を持つようになった 知財を取得する過程で自社の独自性や強みを明確に意識できるようになった 17.2% 12.9% 19.7% 23.2% 2.8% 知財により社員が会社に誇りを持つようになった 知財により社員が会社に誇りを持つようになった社員が自社の技術や製品に自信を持つようになった知財の取得過程で自社の独自性や強みを認識できるようになった 成功事例 ( 上記項目のいずれか ) を回答 8.0% 15.0% 21.0% 1.0% 62.0% いまのところ活用や成功の実績はない 24.2% 活用や成功の実績はない 11.0% 5.1% 27.0% 31

33 (11) 知財活動上の課題や悩みについての相談先 両地域とも 知財の相談先は 弁理士 が最も多いが 近畿に比し九州はその割合が半分程度と低い 近畿に比し 九州の弁理士数が圧倒的に少ない状況もある ( 近畿 :2,701 人 九州 :242 人 主従含む合計 現在 ) 九州では 近畿に比し 商工会議所 商工会 (18.0%) 知財総合支援窓口 (17.5%) 業界仲間 (16.7%) の比率が高く こうした社外人材 組織と弁理士との連携が重要なことも窺える < 九州 > 知財活動上の課題や悩みについてよく相談する社外人材や組織 ( 複数回答 ) n=1009( ほとんど相談しない を除いて抽出 ) 0% 20% 40% < 近畿 > 知的財産の創出 活用について相談する社外人材 n=674 0% 20% 40% 60% 80% 弁理士 27.2% 弁理士 51% 知財総合支援窓口 17.5% 民間コンサルタント の士業 10% 公的産業支援機関 ( 選択肢掲載除く ) 工業試験所 公的研究機関商工会議所 商工会弁護士民間コンサルタント の士業 ( 中小企業診断士など ) 業界仲間企業ク ルーフ 内の人材大学 高専取引先企業 ( 中小 ヘ ンチャー企業 ) 金融機関 11.2% 11.9% 18.0% 7.5% 8.8% 16.7% 8.2% 3.9% 6.2% 7.1% 弁護士知財総合支援窓口公的産業支援機関 ( 知財窓口等除く ) 大学 高専工業試験所 公的研究機関商工会議所 商工会業界仲間 地域の企業ク ルーフ 仲間取引先企業 ( 大企業 ) 取引先企業 ( 中小 ヘ ンチャー企業 ) 金融機関 9% 9% 9% 8% 8% 7% 5% 5% 3% 2% 2% 取引先企業 ( 大企業 ) 4.2% 社外人材及び組織 ( 上記項目のいずれか ) を回答 71% 1.7% ほとんど相談しない 11% 5.7% 18% 32

34 活用調査 評価制度 方針の設定人材育成 (12) 実践している知財に関する社内制度 体制等の整備 九州の知財重視企業のみ抽出して比較すると 制度 方針の設定 人材育成 活用 において 近畿と比し低い 近畿に比し 九州は知財保有に関し 商標権の比率が高いことがギャップを生んでいる一因と推察されることにも留意 < 九州 > 自社で実践している知財に関する社内制度 体制等の整備 ( 複数回答 ) n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) 0% 10% 20% 30% 40% < 近畿 > 特許や商標の出願 権利の活用等に向けた社内体制整備例 n=674 0% 10% 20% 30% 40% 職務発明規程を定めている 11.0% 職務発明規程の設定 18% 知財に関する戦略や方針を定めている 発明について特許出願するかノウハウとして秘匿するかを検討している知財を自社の競争力の源泉として経営戦略に位置づけ 事業活動に組み入れている 知財権の年間出願目標件数を設定している 知財に関する年間活動費用を設定している 発明の創出 権利化等に関する報奨金制度を導入している知財担当者が事業部門の企画会議に参加するなどして開発部門等に情報発信している 知財に関する社員教育を実施している 公的機関等による知財セミナーに参加するなどして情報収集を行っている 産業支援機関等の企業 OB 人材を活用している 社内の知財を掘り起こすため知財担当者と発明者の相談や定期会議等を行っている特許情報フ ラットフォーム (J-PlatPat) や商用テ ータヘ ースで知財情報を検索 活用している研究開発 商品企画 設計のヒントを得る等の目的で先行技術調査を行っている自社製品 サーヒ ス等が他社の知財権を侵害しないよう組織的に事前チェックを行っている 11.0% 18.0% 29.0% 2.0% 4.0% 8.0% 4.0% 8.0% 29.0% 2.0% 3.0% 20.0% 16.0% 23.0% 18.0% 83% 43% 62% 100% 53% 63% 知的財産に関する方針や戦略の設定 発明について出願かノウハウ秘匿するかを検討 知的財産を経営戦略の中に位置づけている 知的財産権の年間目標件数を設定 知的財産にかかる年間活動費用を設定 発明の創出 権利化等に関する報奨金制度を設置知財担当者 開発部門等に知財情報等を情報発信 知的財産に関する社内教育を実施 公的機関等による知財セミナーへの参加 情報収集 産業支援機関等の企業 OB 人材を活用 社内の知財を掘り起こす取組を実践 IPDL や商用テ ータヘ ースにより知的財産情報を検索 活用研究開発 商品企画 設計のヒントを探る目的で先行技術調査を実施 8% 4% 4% 12% 10% 11% 6% 9% 5% 27% 27% 26% 34% 20% 35% 33

35 (13) 実践している知財の創出 活用に関する取組 九州の知財重視企業のみ抽出して比較すると 近畿とほぼ同じような傾向にあるが 大学や企業との共同研究 開発に取り組んでいる について九州が少なく 意匠や商標など特許以外の知財権も出願 活用している について九州が多い特徴がある 近畿に比し 九州は知財保有に関し 商標権の比率が高いことがギャップを生んでいる一因と推察されることにも留意 < 九州 > 自社で実践している知財の創出 活用に関する取組 ( 複数回答 ) n=396( 知財重視企業のみ抽出 ) 出願等の手続き知的財産の活用海外展開特許の出願時における明細書等の書類を社内で作成している知財の掘り起しや出願案件の絞り込みを社内の会議体で行っている拒絶理由通知に対する意見や補正書の作成 分割出願等を自社で対応している技術ノウハウ等の営業秘密の管理や先使用権立証のための取組を実践している大学や企業等との共同研究 開発に取り組んでいる企業 大学等が保有する知財の実施許諾を受けている ( ライセンス イン ) 自社保有の知財を企業 大学等に実施許諾している ( ライセンス アウト ) 基本特許だけでなく周辺特許や応用特許も意識して出願 権利化している意匠や商標など特許以外の知財権も出願 活用している特許と意匠など複数の知財権を組み合わせて活用している ( 知財権ミックス ) 他社による自社の知財権侵害を発見した場合は侵害排除の対応を行っている 海外出願について社内の判断基準がある 海外の先行技術や登録商標等の事前調査を実施している模倣品対策など海外での権利侵害への対応を実践している海外出願を行う対象となる国 地域における知財制度等の情報を収集している 0% 10% 20% 30% 40% 10.0% 8.0% 5.0% 4.0% 9.0% 6.0% 3.0% 5.0% 4.0% 7.0% 20.0% 17.0% 14.0% 11.0% 29.0% 37.0% < 近畿 > 特許や商標の出願 権利の活用等に向けた取組例 n=674 特許の出願時における明細書等の書類を社内で作成拒絶理由通知に対する意見や補正書の作成 分割出願等を自社で対応営業秘密の管理や先使用権を立証するための取組を実践大学や企業等との共同研究 開発に取り組んでいる ライセンス インを実施 ライセンス アウトを実施 周辺特許や応用特許も意識して出願 権利化を実施意匠権や商標権などの知的財産権を積極的に出願 活用複数の知財権を組み合わせて権利化 ( 知財権ミックス ) 海外出願について社内における判断基準を設置海外の先行技術や登録商標等の事前調査を実施模倣品対策など海外での権利侵害への対応を実践海外出願を行う国 地域における知財制度等の情報収集 0% 10% 20% 30% 40% 50% 6% 6% 5% 4% 2% 5% 8% 9% 12% 10% 17% 18% 27% 26% 43% 34

36 (14) 知財の管理 活用を進める上での問題点 九州の知財重視企業のみ抽出し比較すると 全数ベースよりも回答率が高くなり 近畿と近似した結果となる < 九州 > 知財の管理 活用を進める上での問題点 ( 複数回答 ) n=394( 知財重視企業のみ抽出 ) 0% 10% 20% < 近畿 > 知的財産の管理 活用を進める上での課題 n=674 0% 10% 20% 30% 社内体制の整備手続き 活用知財全般についてトッフ ( 経営層 ) の認識や関心が薄い 経営と知財戦略の連携が取れていない 経営企画や研究開発など他部門と知財部門の連携が取れていない 職務発明に対する報奨制度など知財に関する社内規程 契約書の整備が不十分 社内の知財の掘り起しや 先行技術調査 類似意匠 商標等の調査が不十分 海外で権利取得すべきか否かの判断や出願手続き 先行調査が難しい 知財の権利化や権利侵害への対応のための人材が不足している 海外での出願や紛争対応のための人材が不足している 海外での出願や紛争対応のための情報が不足している 出願 権利化 権利維持 権利侵害対応のための十分な資金の確保ができていない 弁護士 弁理士など知財について相談できる専門家とのつながりがない 事業の殆どが下請けで独自に商品開発を行っておらず知財として出願するものがない 技術ノウハウ等の営業秘密をどのように管理すべきか分からない 他社や研究機関との秘密保持 共同研究等に係る契約書を作成できる人材 体制がない 意見書 補正書 分割出願など拒絶通知への対応が難しい 知財の戦略的な権利化 ( 周辺特許取得や特許以外の出願等 ) ができていない 自社保有の知財が権利侵害されたときの対応が難しい 新たな製品 サーヒ スが他社の権利を侵害するかどうかの見立てが難しい ク ローハ ル化に伴って求められる国際標準化の取組ができていない 社内での発明件数が少ない または減少している 知財権を取得したが十分には活用できていない または活用方法が分からない 知財権の年金管理 棚卸による不要権利の整理 管理ができていない 8.0% 6.0% 5.0% 14.0% 15.0% 14.0% 15.0% 6.0% 6.0% 12.0% 5.0% 2.0% 6.0% 5.0% 5.0% 7.0% 13.0% 8.0% 7.0% 14.0% 12.0% 3.0% 4.0% 22.0% 知財全般についてトッフ の認識や関心が薄い企業経営と知財戦略の連携がうまくできていない経営企画 研究開発など他部門と知財部門の連携が不十分知財に関する社内規程 契約書の整備が不十分社内の知財の掘り起し 先行技術調査等が不十分海外において 権利化の判断や 出願手続き 調査が難しい資金や人材の不足海外における出願や紛争対応のための人材や情報が不足弁護士や弁理士など相談できる専門家が確保できていない意見書 補正書 分割出願など 拒絶通知への対応が難しい知財の戦略的な権利化ができていない自社が保有する知財に権利侵害されたときの対応が難しい他社の有する知財の侵害リスクなどの見立てが難しい国際標準化の取組が実践できていない社内における発明件数が少ない 減ってきている取得した知財の活用が不十分特に問題点 課題はない 4% 10% 7% 15% 13% 15% 6% 3% 10% 14% 14% 11% 6% 13% 12% 4% 11% 23% 27% 35

37 3. アンケート集計結果から見る 九州地域の特徴 36

38 (1) 知財は関係ない と考えている層 (U1 層 ) の分厚さの顕在化 知財への関心度と対応に関する回答から 集計結果を以下のとおり層別化 - 普及ターゲットの見える化 A1 層 = 知財重視 ( 約 20%) U1 層 = 自社には関係ない ( 約 45%) A2 層 = 関心はあるが対応できていない ( 約 30%) U2 層 = 回答する気が無い ( + 返信なし ) 気づいている ( 関心度が高い )=Aware を A1 A2 無関心 ( 関心度が低い / 無い )=Unconscoius を U1 U2 とした 関心はあるがどう対応してよいかわからない は気づきがあることから A2 へ 事業との関連性を感じていないので対応していない は 気づいていないことから U1 にク ルーヒ ンク (U2 層は今後の検討対象から除外 ) その結果 全く関心がない U2 層と異なり アンケートに回答する程度の潜在的な関心を有する 分厚い U1 層の存在 が顕在化 すそ野拡大に向け U1 層に対し 知財が事業に関連する 気づき を与える工夫が必要 自社における知的財産に対する現在の関心度と対応状況 n=2009 経営の根幹と位置づけて対応している 経営に必要なものとして対策を講じている 事業との関連性を感じないので対応していない そもそも知的財産に関心がない A1 層 U1 層 九州 5.6% 14.1% 12.6% 5.9% 11.4% 25.2% 21.0% 4.2% A2 層 U2 層 返信なし 関心はあるが人材 ノウハウの不足から対策を講じられない 関心はあるが資金の不足から対策を講じられない 関心はあるがどう対応してよいかよく分からない 37

39 ( 参考 ) 県別の層別企業分布 (A1 A2 U1 U2) 県別の層別企業分布をみると 極端な差は見られない 佐賀県と宮崎県は U1 層が過半数 の県は A1 層と A2 層を合わせて過半数となっている 自社における知的財産に対する現在の関心度と対応状況 ( 県別 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 福岡県 (n=365) 22.7% 30.1% 42.5% 4.7% 佐賀県 (n=234) 19.7% 23.5% 53.4% 3.4% 長崎県 (n=263) 17.5% 34.2% 43.7% 4.6% 熊本県 (n=278) 20.5% 33.1% 44.6% 1.8% 大分県 (n=250) 17.6% 29.6% 48.0% 4.8% 宮崎県 (n=269) 17.1% 29.7% 50.2% 3.0% 鹿児島県 (n=316) 21.8% 28.8% 45.9% 3.5% A1 層 A2 層 U1 層 U2 層 38

40 (2) 各層 グループ別の支援施策の方向性 課題 1 - 知財関心度と売上傾向によるグループ化 今後の普及支援活動のターゲットや施策の課題を考えるために 知財関心度と売上傾向に基づいて α~δまで 4 象限にグループ化 これにより知財活用と経営との関係を推察 α~δの各グループの課題も踏まえながら支援施策の方向性を考えることが有効 知財関心度と売上傾向 n=1905( は除外 ) 知的財産への関心度高い (A1 層 A2 層 ) 低い (U1 層 ) α 知財関心度 売上傾向 売上傾向増加傾向 & 横ばい減少傾向 回答数 N=1905 構成比 増加傾向 & 横ばい % 関心がある β 減少傾向 % γ 増加傾向 & 横ばい % 関心がない δ 減少傾向 % 売上傾向 増加 & 横ばい 減少 知財関心度 低い (U1 層 ) 高い (A1 層 A2 層 ) γ: 知財意識による更なる成長可能性 U1 層 α: 知財意識が業績に反映 A2 層 A1 層 δ: 意識啓発 ( すそ野拡大 ) β: 知財を経営に生かせていない可能性 A1 層 A1 層 : 知財重視 A2 層 : 関心はあるが対応できていない U1 層 : 自社には関係ない U1 層 A2 層 39

41 ( 参考 ) 県別のグループ別企業分布 (α β γ δ) 県別のグループ別企業分布をみると 極端な差は見られない α グループが最も多い 福岡県 長崎県 熊本県 大分県 鹿児島県と γ グループが多い佐賀県 宮崎県との 2 つに分けることができる 大きな差ではないものの 知財のすそ野拡大 ( 気づきを与える取組 ) は 佐賀県 宮崎県を優先することが合理的と言える 知財関心度と売上傾向 ( 県別 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 福岡県 (n=365) 32.6% 19.7% 25.5% 17.0% 佐賀県 (n=234) 29.9% 13.2% 34.2% 18.4% 長崎県 (n=263) 35.7% 16.0% 27.0% 16.3% 熊本県 (n=278) 36.0% 17.3% 26.3% 18.0% 大分県 (n=250) 31.6% 14.8% 29.2% 18.4% 宮崎県 (n=269) 30.1% 16.4% 33.5% 16.4% 鹿児島県 (n=316) 31.3% 18.7% 25.0% 19.9% α) 関心あり 売上増 横ばい β) 関心あり 売上減 γ) 関心なし 売上増 横ばい δ) 関心なし 売上減 40

42 (2) 各層 グループ別の支援施策の方向性 課題 2 知財関心度の高い層については 以下のような支援施策の方向性 課題が考えられる - 知財関心度の高い層 売上傾向 増加 & 横ばい 減少 知財関心度 低い (U1 層 ) 高い (A1 層 A2 層 ) γ: 知財意識による更なる成長可能性 U1 層 α: 知財意識が業績に反映 A2 層 δ: 意識啓発 ( すそ野拡大 ) β: 知財を経営に生かせていない可能性 A1 層 A1 層 α-a1 層 : 知財活用の模範的企業群 知財にしっかりと取り組み それが業績にも表れていると考えられる 更なる発展に向け 単独では困難と思われる高度な知財戦略 知財実務の支援中心 オーフ ン クロース 戦略 標準化戦略 海外権利取得 紛争対応など α-a2 層 : 課題解消により更なる発展が見込まれる企業群 知財活動に制約を感じてはいるが 知財意識や技術力等が業績に反映されていると考えられる 支援対象としてのホ リュームも大きい 業績好調なうちに 対応できていない 知財課題を解消し 自立的な知財活動ができるような体制整備の支援中心 研修 専門家派遣による社内体制整備など β-a1 層 : 知財を経営に生かし切れていない企業群 知財にしっかりと取り組んでいるが 経営と上手くリンクできていない等の課題を抱えている可能性がある 知財の多様な効果を経営課題の解決に確実に結びつけるような支援中心 経営支援機関 専門家との連携による支援など U1 層 A2 層 β-a2 層 : 知財活動の課題が足かせになっている企業群 知財意識はあるものの 各種課題のために知財活動に取り組めず それが業績にも表れていると考えられる 経営に生かすことを念頭に 当面の 対応できていない 知財課題の解消をメインに置いた支援中心 知財総合支援窓口における支援 知財を中心としたセミナー 研修 各種支援メニューの活用など 41

43 (2) 各層 グループ別の支援施策の方向性 課題 3 知財関心度の低い層については 以下のような支援施策の方向性 課題が考えられる - 知財関心度の低い層 知財関心度 γ-u1 層 : 知財の気づきにより更なる成長を秘めた企業群 知財に取り組んではいないが 技術力等の強みを武器とすることで業績は好調と考えられる 知財活用による更なる成長力を秘めており支援対象としてのホ リュームも大きい 他方で 知財リスクも同時に抱えており 被害発生の未然回避に向けた意識醸成が重要 自社の強みを知財によって維持 強化できることへの 気づき を持ってもらう支援や 各社固有の課題を洗い出し適した処方箋を提供する支援中心 ( その分 支援者には柔軟な対応力が求められる ) 企業訪問 経営支援機関 専門家と連携した掘り起こし 経営に資する知財に焦点をあてたセミナーなど 売上傾向 増加 & 横ばい 低い (U1 層 ) 高い (A1 層 A2 層 ) γ: 知財意識による更なる成長可能性 U1 層 α: 知財意識が業績に反映 A2 層 A1 層 δ: 意識啓発 ( すそ野拡大 ) β: 知財を経営に生かせていない可能性 δ-u1 層 : 知財の気づきにより活性化を秘めた企業群 知財に取り組んではおらず 技術力等の強みもヒ シ ネスに生かし切れていないと考えられる 知財が事業に本当に関係ないか を考えてもらうような 中長期的な ( 地道な ) 普及啓発支援が中心 企業訪問 金融機関等と連携した掘り起こし 知財を前面に出さず関心を引くようなタイトルのセミナーなど 減少 U1 層 A2 層 A1 層 42

44 ( 参考 ) グループ別の業種分布 (α β γ δ) α グループに属する業種は 食料品製造 機械器具 電子部品 電気機械製造 情報通信 インターネット付随サービス の割合が 他と比べ高い β グループに属する業種は α グループと比し 繊維 木製品 家具など生活用品製造 製造業 印刷 同関連業 などの割合が高い 知財関心度と売上傾向 ( 業種別 ) 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% α 27.6% 4.9% 14.1% 3.7% 20.9% 2.8% β 26.3% 8.4% 9.0% 5.7% 25.7% 0.6% γ 18.3% 9.2% 11.0% 3.0% 33.2% 1.1% δ 16.1% 8.7% 8.2% 7.9% 31.8% 1.7% 食料品製造 繊維 木製品 家具など生活用品製造 機械器具 電子部品 電気機械製造 材料製造 ( 石油 化成品 医薬品 金属 プラスチック ゴム 革など ) 印刷 同関連業 パルプ 紙 紙加工品製造 の製造業 建設 卸売 小売 運輸 倉庫 郵便 情報通信 インターネット付随サービス 学術研究 教育 専門 技術サービス 宿泊 飲食サービス 医療 福祉サービス の非製造業 43

45 ( 参考 ) グループ別の知財活動状況 知財に関する社内制度 体制等の整備の面でも自社で実践している知財の創出 活用に関する取組面でも 知財に関心を持ち 売上が増加 横ばい傾向の企業 (αグループ) は 減少傾向の企業 (βグループ) よりも 総じて比率が高い 知財への取組度の高さが企業業績にも表れていることが窺える 自社で実践している知財に関する社内制度 体制等の整備 ( 複数回答 ) n=2009 自社で実践している知財の創出 活用に関する取組 ( 複数回答 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 100% 80% 60% 40% 20% 0% 制度 方針の設定 6.2% 2.8% 33.2% 23.9% 24.1% 14.3% 2.3% 2.5% 出願等の手続き 体制整備 人材育成 活用 調査 評価 27.6% 22.4% 4.8% 7.0% 31.5% 25.1% 8.3% 8.5% α) 関心あり 売上増 横ばい β) 関心あり 売上減 γ) 関心なし 売上増 横ばい δ) 関心なし 売上減 33.6% 26.9% 5.9% 5.9% 8.8% 4.2% 0.0% 0.6% 知的財産の活用 海外展開 37.6% 47.5% 82.6% 83.4% 92.6% 92.1% 51.5% 63.3% 44

46 (3) 経営課題に沿った普及啓発 1 - 関心度を捉えた工夫 - 現在の経営課題として 知財と経営課題をつなぐと想定できる 海外展開 模倣対策 と回答した企業は少なく 特にU1 層は経営課題としてほぼ関心を持っていない 近畿との比較でも非常に低い そのため 一般的な 模倣対策 や 海外展開 をテーマとした普及啓発 ( セミナー等 ) によるだけでは 関心を持つ層が限定され メインターゲット (U1 層 A2 層 ) へのアプローチが十分ではないおそれがある 現在の経営課題 ( 複数回答 ) n=2009 0% 20% 40% 販路の開拓 拡大 45.2% 設備投資 ( メンテナンス 更新含む ) 社員のモチヘ ーション向上 ( 福利厚生 評価 処遇 ) 新しい商品 サーヒ スの開発商品 サーヒ スの高付加価値化事業承継運転資金の確保研究開発の強化 技術力の向上フ ラント イメーシ の構築経営企画系人材の育成 確保研究開発系人材の育成 確保広報宣伝活動の強化マーケティンク 系人材の育成 確保投資のための資金の調達 33.8% 30.4% 30.3% 30.2% 28.1% 23.0% 19.6% 15.3% 13.3% 11.6% 11.1% 10.6% 8.0% 海外での事業展開他社や大学等との連携強化製品 ノウハウの模倣からの保護 8.0% 4.5% 3.9% 4.9% 3.8% 近畿 :24% 近畿 :10% 海外での事業展開と回答した内訳 0% 1% 2% 3% 4% 5% α 関心がある 売上増 横ばい 2.9% 1.9% β 関心がある 売上減 γ 関心がない 売上増 横ばい 0.9% 0.6% 1.0% δ 関心がない 売上減 0.4% A1 層 A2 層 U1 層 製品 ノウハウの模倣からの保護と回答した内訳 0% 1% 2% 3% 4% 5% α 関心がある 売上増 横ばい 1.3% 1.0% β 関心がある 売上減 γ 関心がない 売上増 横ばい δ 関心がない 売上減 0.2% 0.4% 0.6% 0.1% A1 層 A2 層 U1 層 45

47 (3) 経営課題に沿った普及啓発 2 - 関心度を捉えた工夫 - すそ野拡大のメインターゲット ( 特に U1 層 ) が経営課題として多く回答した 販売力強化 ( 販路開拓 拡大 ) や 開発力強化 ( 新商品開発 高付加価値化 ) 社員のモチベーション向上 といった 経営課題に直結する関心の高い切り口 から入り 知財に結びつけていくような普及啓発が知財の すそ野拡大 のための戦略として考えられる 現在の経営課題 ( 複数回答 ) γ-u1 層 δ-u1 層 0% 20% 40% 販路の開拓 拡大設備投資 ( メンテナンス 更新含む ) 社員のモチヘ ーション向上 ( 福利厚生 評価 処遇 ) 31.9% 35.8% 30.1% 31.9% 25.4% 47.0% 新しい商品 サーヒ スの開発 17.0% 18.0% 商品 サーヒ スの高付加価値化 事業承継 運転資金の確保 研究開発の強化 技術力の向上フ ラント イメーシ の構築 9.9% 8.7% 7.4% 6.2% 経営企画系人材の育成 確保 5.4% 12.2% 研究開発系人材の育成 確保 6.6% 2.5% 広報宣伝活動の強化 7.1% 7.0% マーケティンク 系人材の育成 確保 6.9% 3.9% 投資のための資金の調達 5.0% 4.2% 海外での事業展開 3.5% 2.3% 他社や大学等との連携強化 1.8% 2.3% 製品 ノウハウの模倣からの保護 2.1% 0.8% 7.8% 5.1% 4.4% 5.9% 21.1% 20.6% 31.2% 23.7% 19.3% 25.6% γ-u1 層 ( 関心なし 売上増 横ばい ) n=564 δ-u1 層 ( 関心なし 売上減 ) n=355 46

48 (4) 何を伝えればよいのか 1 - 知財の効果に着目 - A1 層が回答した知財活動の効果を 競合対策系 販売 提携系 人材系 に分けて近畿と比較すると 競合対策系 には大きな差異が表れていない一方 販売 提携系 の比率が近畿より低く 人材系 の比率は近畿よりも高い傾向が現れている また α グループ β グループにおける人材系の成功体験を比較すると 業績が好調な企業ほど 人材系 の成功体験を実感している傾向が出ている 自社の保有知財の活用により成功 効果を実感しているもの 0% 20% 40% 知財権の保有により自社製品 ノウハウを模倣から保護できた知財権の存在が市場参入への障壁となり 競争で優位に立つことができた知財権の保有により原料調達先や販売先との交渉が有利になった知財権の保有により評価され 引き合いが増えるなど販路開拓につながった自社が保有する知財権に注目した他社との業務提携が実現したライセンスで他社に製造 販売を委託して販路拡大 ( または海外展開 ) につながった知財権の保有により大学や他社の信頼を得て 共同研究や共同事業につながった 商標をカタロク 等に活用してフ ラント イメーシ を構築できた 知財権を保有していることを対外的に PR して知名度の向上につながった知財権を保有していることにより社員が会社に誇りを持つようになった知財権の存在により社員が自社の技術や製品に自信を持つようになった知財を取得する過程で自社の独自性や強みを明確に意識できるようになった いまのところ活用や成功の実績はない 21.2% 22% 12.1% 18% 5.6% 16% 13.6% 18% 8.1% 7% 5.1% 7.8% 12% 17.2% 16% 12.9% 8% 19.7% 15% 2.8% 1% 23.2% 21% 24.2% 11% 5.1% 27% 九州 (A1 層 ) 近畿 35.6% 34% 交渉 販売 提携への効果は近畿より低い 人材への効果は近畿より高い 知財権を保有していることにより社員が会社に誇りを持つようになった 知財権の存在により社員が自社の技術や製品に自信を持つようになった 知財を取得する過程で自社の独自性や強みを明確に意識できるようになった α-a1 層 ) 知財重視 売上増 横ばい 0% 10% 20% 30% 15.6% 6.9% 12.1% 22.8% 25.0% 19.8% β-a1 層 ) 知財重視 売上減 九州は 人を大事にする イメージと重なる? 人材系 が鍵? 47

49 (4) 何を伝えればよいのか 2 - U1 層の傾向 ( 請負型企業?) - すそ野拡大のメインターゲットとなる U1 層 (γ δ グループ ) をみると α β グループと比べ 技術力が比較的高く 商品力等が低い 独自企画 開発の比率が低い 傾向にあることから 技術力はあるが自社商品を持たない 請負型の企業がイメージされ こうした企業を想定した手法を考える必要がある 事業活動における強み ( 差別化要素 )( 複数回答 ) 0% 20% 40% 60% 自社で独自に企画 開発した製品を製造しているか ( 上 ) 自社で独自に企画 開発したサービスを提供しているか ( 下 ) 技術力 U1 層 100% 80% 60% 40% 20% 0% 商品力 ( 品質 デザイン ) 企画提案力 価格競争力 ( 低価格 ) 技術力が比較的高く 短納期や顧客対応の速さ 小口受注や多品種小ロットへの対応に強みがある 製造している 製造していない 販売力 営業力 100% 80% 60% 40% 20% 0% 短納期や顧客対応の速さ小口受注や多品種小ロットへの対応アフターサービスブランド力 商品力 企画提案力 ビジネスモデルの比率が低く 独自企画 開発製品 サービスの比率も低い 提供している 提供していない ビジネスモデル ( 利益を生む仕組み ) グループとしての総合力 ( 参考 ) 独自企画 開発の有無 (A1 層 A2 層 U1 層別 ) 0% 50% 100% 100% 50% 0% 経営者や事業部門長のリーダーシップ α) 関心あり 売上増 横ばい AI 層 ( 知財重視 ) AI 層 ( 知財重視 ) β) 関心あり 売上減 γ) 関心なし 売上増 横ばい δ) 関心なし 売上減 A2 層 ( 対応不十分 ) U1 層 ( 関係ない ) 製造している 製造していない 提供している 提供していない A2 層 ( 対応不十分 ) U1 層 ( 関係ない ) 48

50 (4) 何を伝えればよいのか 3 - U1 層の傾向に沿ったすそ野拡大 - すそ野拡大のメインターゲットとなる U1 層 (γ δ グループ ) は 経営課題に対する各回答において α β グループを大きく下回る中で 事業承継 と 社員のモチベーション向上 を選んだ比率が比較的高い そこで 知財の 人材系 の効果にフォーカスした伝え方の工夫なども 裾野拡大に有効と推察される 人材系 の成功事例の収集 情報提供 ( 事例集やセミナーなど ) が考えられる 現在の経営課題 ( 複数回答 ) 0% 20% 40% 60% 20% 0% 販路の開拓 拡大 経営企画系人材の育成 確保 設備投資 ( メンテナンス 更新含む ) 研究開発系人材の育成 確保 社員のモチヘ ーション向上 ( 福利厚生 評価 処遇 ) 新しい商品 サーヒ スの開発 γ δ グループは 社員のモチベーション向上や事業承継を選択した比率が比較的高い 広報宣伝活動の強化マーケティンク 系人材の育成 確保 商品 サーヒ スの高付加価値化 投資のための資金の調達 事業承継 海外での事業展開 運転資金の確保 α) 関心あり 売上増 横ばい 他社や大学等との連携強化 研究開発の強化 技術力の向上 β) 関心あり 売上減 γ) 関心なし 売上増 横ばい 製品 ノウハウの模倣からの保護 フ ラント イメーシ の構築 δ) 関心なし 売上減 49

51 (4) 何を伝えればよいのか 4 - 売上傾向と提携状況の関係から - 他機関との提携状況に関する回答について 知財に関心のある α β グループの違いに着目すると いずれも β グループは α グループを大きく下回る結果となっている 知財に関心があっても売上が伸びていない (= 知財活用が十分でない ) 企業は 社外との積極的な連携が図れていないと推察され こうしたグループには 他機関との連携の効果に対する気づきの機会や 実際の連携のきっかけ作りを進めることが有効となるのではないか 大学や大企業との連携をテーマにしたセミナーや いわゆる 川崎モデル ( 知財ビジネスマッチング ) の推進などが考えられる 他機関との連携状況 ( 複数回答 ) 0% 20% 40% 取引先に部品や素材 加工技術を提供 取引先に注文に応じて OEM 生産を実施 取引先に部品や素材 加工技術を発注 大企業との共同研究 開発を実施 中小企業との共同研究 開発を実施 大学との共同研究 開発を実施 公設試験研究機関との共同研究 開発を実施 α) 関心あり 売上増 横ばい β) 関心あり 売上減 50

52 (4) 何を伝えればよいのか 5 - 売上傾向と販売効果から - 知財活動の効果の中でも 販売系 について売上傾向別の分析をみると α グループの方が 引き合いの増加 や PR で知名度向上 交渉が有利に 等の数値が β グループに比し高く 知財の PR 等の 販売 への活用の有効性が示唆されている 知財を効果的に PR 等の販売活動に活用している成功事例企業を基にしたセミナーや知財の販売効果にフォーカスをあてた動画 パンフ等のコンテンツ作成 研修会の実施などが考えられる 自社の保有知財の活用により成功 効果を実感しているもの ( 複数回答 ) 販売系を抜粋 0% 20% 40% 知財権の保有により原料調達先や販売先との交渉が有利になった 知財権の保有により評価され 引き合いが増えるなど販路開拓につながった 自社が保有する知財権に注目した他社との業務提携が実現した ライセンスで他社に製造 販売を委託して販路拡大 ( または海外展開 ) につながった 知財権の保有により大学や他社の信頼を得て 共同研究や共同事業につながった α-a1 層 ( 知財重視 売上増 横ばい ) β-a1 層 ( 知財重視 売上減 ) 商標をカタロク 等に活用してフ ラント イメーシ を構築できた 知財権を保有していることを対外的に PR して知名度の向上につながった 51

53 (5) どのように伝えればよいのか 知財に関する相談先 - 知財に関する相談先は 近畿に比し 商工会議所 商工会 業界仲間 の比率が高く ( スライド 32 参照 ) 特に知財関心度が低い層 (γ δ グループ ) に絞ると その傾向が顕著となる 知財関心度が高い層に絞ると 弁理士 が大きく増加し さらに売上増加 横ばい傾向の企業は 減少傾向の企業に比し 専門人材 ( 弁理士 弁護士 知財総合支援窓口 ) の比率が高い 気づきのきっかけとは異なり 知財活動を成果に結びつけるためには専門人材の活用が重要との傾向も窺える 知財活動上の課題や悩みについてよく相談する社外人材や組織 ( 複数回答 ) 0% 10% 20% 30% 0% 10% 知財総合支援窓口 知財総合支援窓口 商工会議所 商工会 商工会議所 商工会 大学 高専 大学 高専 工業試験所 公的研究機関 工業試験所 公的研究機関 公的産業支援機関 ( 選択肢掲載除く ) 公的産業支援機関 ( 選択肢掲載除く ) 弁理士 弁理士 弁護士 弁護士 民間コンサルタント の士業 ( 中小企業診断士など ) 取引先企業 ( 大企業 ) 取引先企業 ( 中小 ベンチャー企業 ) α) 関心あり 売上増 横ばい β) 関心あり 売上減 民間コンサルタント の士業 ( 中小企業診断士など ) 取引先企業 ( 大企業 ) 取引先企業 ( 中小 ベンチャー企業 ) γ) 関心なし 売上増 横ばい δ) 関心なし 売上減 業界仲間 業界仲間 企業グループ内の人材 企業グループ内の人材 金融機関 金融機関 52

54 (5) どのように伝えればよいのか 知財情報の入手 きっかけ - 知財関心度が低い層 (γ δグループ ) をみると 知財情報の入手先として 中小企業支援機関 と同程度に 同業者 が多く また 知財に取り組むきっかけとして有力なものとしても 同業他社や業界団体等から進められたとき が多くなっている こうした現状やルートを踏まえて ( 活用して ) 普及啓発に努めることが効果的と考えられる 商工会議所 商工会や業界団体と連携した普及啓発活動 ( セミナーや相談会等 ) の展開 知財に関する情報を主に得ている方法 情報源 ( 複数回答 ) ただし 知財を前面に出さず経営者の興味を引く経営課題とリンクしたテーマや 身近な商標から入るなどの工夫が必要 知財専門人材と商工会議所や業界団体とのネットワーク化の仕掛けづくり 0% 10% 20% 30% 知財活動を経営に導入する必要性を感じたり 実際に導入するきっかけとして有力なもの ( 複数回答 ) 50% 40% 30% 20% 10% 0% 特許庁などの知財支援機関が行うセミナー 相談会 ホームページ 小冊子等から 中小企業庁 商工会等の中小企業支援機関が行うセミナー 相談会 ホームヘ ーシ 小冊子等から 弁理士 弁護士等の外部知的財産支援人材から ロータリークラブやライオンズクラブ等の地域団体 経営コンサルタント 中小企業診断士等の外部中小企業支援人材から 市販の書籍 参考書等から 知人から 同業者から α) 関心あり 売上増 横ばい β) 関心あり 売上減 γ) 関心なし 売上増 横ばい δ) 関心なし 売上減 共同研究 開発の成果を出願する必要が生じたとき 取引先から知財の権利保有状況を確認されたとき 模倣品などにより自社の収益が損害を受けたとき 他社から知財侵害の警告や訴訟を受けたとき 公的機関等が行うセミナーや相談会などを受講したとき 同業他社や業界団体等から勧められたとき 競合他社が知財活動に取り組んでいると知ったとき 53

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