タイムソフト計画.pages

Transcription

1 別添 1 平成 29 年 7 月 31 日 障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業 公募事務局あて ( 申請主体名 ) タイムソフト合同会社 ( 代表者の職 ) 代表社員古田和美 若年層に対するプログラミング教育の普及推進 事業に係る 障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業実施計画書 ( 提案書 ) 等の提出について 若年層に対するプログラミング教育の普及推進 事業に係る 障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業実施計画書 ( 提案書 ) 等について 別添のとおり提出します! 1

2 若年層に対するプログラミング教育の普及推進 事業障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業実施計画書 提案主体 提案主体名 代表者名 提案主体の形態 担当者名及び連絡先 タイムソフト合同会社 タイムソフト合同会社代表社員古田和美 学校の設置者 民間企業 特定非営利法人 その他 ( ) 氏名 : 古田直道 ( 所属 : 総務 ) 住所 : 青森県三戸郡田子町大字田子字田子 52 番地電話番号 : mac2@timesoft.jp 1. 必要要件への同意等 ( 以下の要件に同意する場合 代表者印を押印すること ) a. 本事業への応募及び本事業の実施に当たっては 障害のある児童生徒を対象としたプログラミング教育実施モデル実証事業公募要領 を遵守するとともに 総務省及びコーディネート事業者の指示に従うこと b. 本事業の実施に当たり 総務省及びコーディネート事業者 学校現場等との調整を迅速かつ的確に図るため ICT 及び教育に精通したプロジェクトマネージャーを置くこと 代表社員古田和美 印! 2

3 1. 実証校 実証校 1 項目 校種 学校名 ( ふりがな ) 内容 特別支援学校 いわてけんはなまきしりつさくらだいしょうがっこう岩手県花巻市立桜台小学校 所在地 講座の実施形態 岩手県花巻市岩手県花巻市下幅 292 番地 教育課程内 ( 音楽に 2 回 (1 回あたり 45 分 ) 実施 ) 教育課程外 対象とする障害 講座の募集対象 ( 学年 児童生徒数 学級数 ) LD ADHD などの発達障害 肢体不自由 言語障害 視覚障害 聴覚障害 情緒障害 知的障害など 学年 : 人 ( 学級 ) 学年 : 人 ( 学級 ) 学年 : 人 ( 学級 ) 他校の児童生徒が含まれる場合 学校名 ( ふりがな ) 所在地 実証校における情報端末及びネットワークの整備状況 その他 Microsoft Windows PC 10 台! 3

4 2. 実施計画 < 計画概要 > 項目 タイトル 内容 プログラミング講座森の音楽会 ( スクラッチ de 音楽 ) 概要森の動物たちが それぞれの楽器をもちよって音楽会を開くというテーマを 児童生徒がスクラッチを使用してプログラミングしていく音楽とプログラミングの授業 音楽の表現及び鑑賞の活動を コンピュータを利用したプログラミング学習を通してプログラミングの基礎を学ぶと同時に 音楽についての興味や関心をもち その美しさや楽しさを味わうようにする プログラミング指導者 ( メンター ) の育成 < 対象者 > 栄養教諭 教師 保護者 ボランティア < 募集方法 > 岩手県学校給食コンピュータ研究会会員 (10 人 ) 各学校から募集 ( 教師 保護者 ボランティア )(10 人 ) < 育成方法 > 講師タイムソフトから講師 アシスタントを派遣 教材の内容特別支援教育についてメンターの心得 コーチング プログラミングの基礎 Scratch 実習 ( ビジュアル プログラミング言語 ) GarageBand 実習 ( 音楽制作ソフト ) VOCALOID 実習 ( 歌声制作ソフト ) メンター育成講習 1 日 5 時間 3 回実施 プログラミング講座 < 目標 > プログラミングの視点プログラミングの基礎となる 3 つのポイントを学習する 順次進行 ( 例 : ネコ トリ キツネ クマの順に演奏する ) 繰り返し ( 例 : 演奏の間指揮の動作をする 演奏を 2 回繰り返す ) 条件分岐 ( 例 : 指揮者の絵をクリックしたら演奏を開始する ) 音楽科からの視点 自分が指揮者になったつもりで バイオリンをフルートに変えたり いろいろな楽器を追加して 異なる音色のハーモニーに触れたり 同じ曲でもいろいろに曲想が変わることに気づき 音楽を創造する楽しさを味わう コンピューターに音符 ( 音程 長さ 音色 ) を一つずつ入力してから再生すると 曲の演奏が思い通りにできることを知る ( 障害のある児童生徒は感性豊かであるが リアルタイムに演奏することが困難な場合がある コンピューターを利用することで自分の力で演奏することができ 新たな喜びを感じる体験ができる )! 4

5 項目 内容 プログラミング 講座 効果測定方法 講座の前後でアンケートを実施し 達成度や感想から評価する テーマ 慣れ親しむ取組 音楽を通してプログラミング的思考を理解させる取組 プログラミング言語 ツール ビジュアル言語 スクラッチ 音楽制作ソフト ガレージバンド 歌声制作ソフト ボーカロイド 鏡音リン レン act2 その他 教材開発 授業者用プレゼン 楽器毎の音源10種類 森の音楽会 カエルの合唱 動物に楽器を割り当て輪唱する さんぽ パートを追加し楽しい行進曲にする ひょっこりひょうたん島 リズム楽器を楽しむ ビリーブ 女声 男声の音源を使い合唱する 星めぐりの歌 ハーモニーを味わい鑑賞する 方法 講師 内容 教材 メンター研修受講者 授業者用プレゼン 児童用教材 森の音楽会 メンター用マニュアル 授業指導案 授業の流れ 例 カエルの合唱の導入部分 授業者は授業者用プレゼン PPT に沿って授業を進める マウスの操作方法を練習する タブレットでの授業も可 ステージの指揮者をクリックすると 動物 たちが カエルの合唱 を演奏する スクラッチの画面からネコのスプライト キャラクター を選ぶ バイオリンがあらかじめ設定されている クリックすると バイオリン の音が鳴る 何回か繰り返してメロディーを確かめる バイオリン.mp3 を押してみるといろい ろな楽器の音源が用意されている トランペット を選んでみる クリックすると トランペット の音色で メロディーが鳴る ネコに自分の好きな楽器を割り当てる 同じ手順で ほかの動物にも楽器を割り当て る 自分が指揮者になったつもりで演奏を楽しむ 別な音色の編成も試してみる 計画 講座の日数 ２回 回数 ２回 １回の時間幅 ４５分 児童生徒の障害の程度や特性との関係 マウスが使えない場合はタブレットを使用する １段階 あらかじめ用意された音源を スクラッチを使用して再生する ２段階 用意された楽器の音源を組み合わせて再生し 音楽を楽しむ ３段階 音楽制作ソフトを使用して歌わせたり 演奏させたりする!5

6 項目 内容 < 定員 > 特別支援学校 ( 知的障害 ) 中学部 高等部 10 人特別支援学級小学校 10 人中学校 10 人 < 特記事項 > 発展的活動 森の動物の絵を描いて 画像として取り込み 演奏に合わせて表示する 児童生徒が描いた絵を音楽の背景として表示する 発表会などに参加して演奏する 障害のある児童生徒で音楽を好きな子は多いが 合唱したり 楽器を演奏したりすることが困難な場合もある しかし現在では コンピューターのアシストにより音楽的な感性を高めたり 音楽を自由に楽しむことができる環境が備わりつつある 障害をもった児童生徒がプログラミングの基礎を習得することにより 自分の力で音楽を楽しめることを知り うるおいのある生活をおくる自信と自立が生まれる 実証終了後の自走 普及に向けた構想 実証終了後 1 どのように活動を継続していくのか実証終了後 3 年間継続指導を行う 指導者の研修を継続的に実施する 2 どのように活動を横展開していくのか 校内研修等での教員への指導を実施する 各県立総合教育センター等で研修コースに組み込んでもらう インターネットを使用して授業の実施ガイドの普及を行う 費用対効果 経費支出計画に対する実証成果 効果の優位性 児童生徒が好きな音楽を通してプログラミングを学習することにより 生活に結びついた日常的なプログラミング教育が期待できる 障害児が自力で音楽を演奏できることを学ぶことにより コンピューターのプログラミングに対する興味関心が高まる 効率的に実証を進めるための工夫等 メンターの中心が栄養教諭であるため 所属校の養護教諭や担任との連携がスムーズである! 6

7 < 年間スケジュール > < 実証の実施体制 >! 7

8 3. プロジェクトマネージャーに関する情報 項目組織名 役職氏名住所 内容タイムソフト合同会社 総務古田直道青森県三戸郡田子町大字田子字田子 52 番地 電話番号 特記事項 , ! 8