防災関係機関一覧表

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1 津波対策の巻 伊豆市津波避難計画 伊豆市津波避難計画 (Vol.2) 平成 30 年 3 月伊豆市

2 伊豆市地域防災計画 はじめに 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う巨大な津波により引き起こされた東日本大震災では 死者 行方不明者合わせて約 2 万人という甚大な被害をもたらした こうした状況を踏まえ 内閣府に設置されている有識者会議である南海トラフ巨大地震モデル検討会では 平成 24 年 8 月 29 日に 南海トラフ巨大地震による津波高 浸水域等 として さらに静岡県では 平成 25 年 6 月 27 日に 静岡県第 4 次地震被害想定 として 現時点における科学的知見に基づき あらゆる可能性を考慮した最大級の地震 津波による被害想定が発表された この想定における伊豆市の被害は 最大震度 6 強 最大津波高 10m 津波浸水域 3.6k m2と想定され 死者数は 約 1,400 人超で この内津波による死者数約 1,400 人となっている 東日本大震災における甚大な被害を二度と繰り返すことがないよう 津波から市民のいのちを守ることや 地震に対する被害軽減対策を実行することは最重要課題となっている こうした状況下において 本市では 静岡県第 4 次地震被害想定 に基づき 津波避難計画を策定した 市民のいのちを守るためには いかに早く確実に避難を実施できるかが重要であり 強い揺れを感じたら すぐに住民一人ひとりが確実に安全な場所に避難できるよう 津波避難対象地域 避難場所及び避難路の設定 避難勧告や指示 ( 緊急 ) の発令及び伝達等について 伊豆市津波避難計画 に定めるものである また 平成 30 年 3 月 ( 予定 ) 津波防災地域づくりに関する法律 ( 以下 津波防災地域づくり法 という ) に基づく津波災害警戒区域の指定がされることにより 警戒避難体制の整備 ( 避難施設 避難路 津波避難訓練 情報伝達等 ) 及び津波ハザードマップの作成等が義務化される 262

3 目 次 第一章総則 1 津波避難計画の目的 4 2 計画の位置づけ 4 3 計画の修正 4 4 用語の定義 4 第二章避難計画 地区設定の考え方 6 1 津波避難対象地域 6 (1) 津波避難対象地域の設定 (2) 津波避難可能地域の設定 (3) 津波避難困難地域の設定 2 津波避難施設 8 (1) 既存の津波避難施設 1) 市指定の津波避難ビル 2) 市指定の津波避難タワー (2) 津波避難施設の整備 1) 市指定避難施設の整備 2) 市指定避難路 避難地の整備 3 津波浸水深及び津波到達予想時間 9 4 避難路 避難経路 9 5 避難方法 10 津波避難のイメージ 津波に対する心得 第三章初動体制 1 災害配備基準 12 2 職員の連絡 13 3 避難情報の種類と住民に求める行動 13 4 津波避難情報等の発令基準 14 (1) 避難準備 高齢者避難等避難開始 (2) 避難勧告 (3) 避難指示 ( 緊急 ) (4) 避難勧告 指示 ( 緊急 ) の解除 5 津波情報等の収集 伝達 15 (1) 津波予警報等 津波情報 (2) 全国瞬時警報システム (J-ALERT) (3) 津波情報等の伝達系統図

4 伊豆市地域防災計画 第四章要配慮者 観光客等の避難対策 1 要配慮者の避難対策 18 2 観光客等の避難対策 18 第五章津波に対する啓発及び訓練の実施 1 津波に対する啓発 19 2 津波避難訓練の実施 19 3 津波避難台帳の作成と情報共有 19 添付資料一覧 資料 1 津波浸水想定区域図 20 資料 2 特定避難困難区域図 24 資料 3 静岡県第 4 次地震被害想定 ( 抜粋 : 最大値 ) 27 資料 4 津波警報 注意報 津波情報 津波予報について

5 第一章総則 1 津波避難計画の目的津波避難については 住民一人ひとりの率先避難 地域ぐるみによる避難が基本であり 事前の備えと実践的な訓練を積み重ねることが重要である そこで 本計画では 駿河 相模 南海トラフ沿い等で発生する巨大地震により津波が発生した場合に備え 市民の生命 身体の安全を確保するために 円滑かつ適切な避難を行うことを目的として本計画を定めるものとする 津波防災地域づくりに法に基づく警戒区域指定に伴い警戒避難体制の整備 ( 避難施設 避難路 津波避難訓練 情報伝達等 ) 及び津波ハザードマップの作成等が義務付けられた 2 計画の位置付け本計画では 現時点で考えうる最大クラスの地震 津波を想定し 静岡県第 4 次地震被害想定レベル 2( 以下 第 4 次地震被害想定 という ) に対応した地域住民の避難行動を示すものとする さらに 津波は 地震の規模や発生地点 波長 海底や海岸の地形等の様々な要因により 津波高や到達時間などが大きく異なるものであることを十分に認識し 人的被害を軽減するためには すぐに高いところへ避難する という行動原則の周知徹底を図り いざ津波が襲来した場合 行政と住民が 共に迅速かつ的確に行動ができるよう本計画において定めるものとする 3 計画の修正本計画は 今後 国や静岡県が発表する被害想定や土地条件 施設整備等の状況変化に応じて 適宜修正を行うものとする 4 用語の定義 (1) 津波浸水想定区域平成 25 年 6 月に発表された静岡県第 4 次地震被害想定の最大クラスの地震レベル 2 の津波が陸上に遡上した場合に 浸水する陸域の範囲をいう (2) 津波避難対象地域対象とする津波が発生した場合に避難が必要な地域で 津波浸水想定区域とする (3) 津波避難困難地域津波到達時間までに津波避難対象地域の外に避難することが困難な地域とする (4) 津波避難施設津波の危険から避難するための施設で 津波避難ビル 避難タワー 高台等 市が指定するものをいう (5) 避難路津波浸水想定区域外の安全な避難場所に避難するための主要な経路で 市が指定するものをいう

6 伊豆市地域防災計画 (6) 指定緊急避難場所 津波 津波の危険から避難するため 津波浸水想定区域外に定める場所をいう 市が指定するもので 情報機器 非常食糧 毛布等が整備されていることが望ましいが 命を守ることを優先するため 避難所 とは異なりそれらが整備されていない場所もある (7) 指定避難所住宅が損壊した被災者等が仮設住宅などに移転できるまでのあいだ避難する施設 市が津波避難対象地域の外に指定するもので 食料 飲料水 毛布 簡易トイレ等が整備されており ある程度の期間にわたって避難が可能な場所とする 266

7 第二章避難計画 本計画では 住民が 適切かつ迅速な避難方法を検討するにあたり参考となるよう第 4 次地震被害想定の津波浸水想定区域や到達予想時間 避難方法の目安を示すものとする 地域設定の考え方 津波浸水想定区域外 津波避難可能地域 津波避難困難地域 津波避難施設整備地域 津波方向 駿河湾 1 津波避難対象地域等の設定 資料 1 参照 津波避難対象地域は 津波が発生した場合に津波による被害が予想されるため 避難勧告等を発令する際に特に避難の対象となる地域であり 第 4 次地震被害想定の津波浸水想定区域 資料 1 のとおりとする 本地域の住民は 高台や津波浸水想定区域外など 安全な避難場所へ避難することとする (1) 津波避難対象地域の設定 資料 1 参照 第 4 次地震被害想定の津波浸水想定区域に基づき 住民のいのちを守るため 津波浸水想定区域を 津波避難対象地域 に指定する 津波避難対象地域の住民は 地震が発生したら 直ちに避難行動を開始することとする (2) 津波避難可能地域の設定 資料 2 参照 第 4 次地震被害想定に基づきシミュレーションした結果から 津波避難対象地域 で 特定避難困難地域 外の地域を 津波避難可能地域 に指定する この地域の住民等は 地震が発生したら 直ちに津波浸水想定区域外の高台や指定緊急避難場所 津波 へ避難することとする

8 伊豆市地域防災計画 (3) 津波避難困難地域の設定 資料 2 参照 第 4 次地震被害想定に基づきシミュレーションした結果から 津波避難対象地域 で 特定避難困難地域 を 津波避難困難地域 として設定する この地域の住民等は 地震が発生したら津波避難施設 ( 津波避難ビル 津波避難タワー 高台等 ) へ避難する 現時点では十分な避難場所が確保されていないため 津波避難施設整備地域 として 今後 津波避難施設や避難路 避難地等の整備を進める 表 1 津波避難対象地域一覧 ( 平成 30 年 2 月現在 ) 地区名自主防災会名世帯数人口津波避難施設 大藪区 土肥地区 小土肥地区 八木沢地区 小下田地区 中浜区 平野区 屋形区 金山区 馬場区 浜区 黒根区 小池区 松原区 西浜区 下村区 米崎区 土肥ふじやホテル土肥館ゆとりろ西伊豆玉樟園新井ホテル粋松亭土肥温泉ホテルみなみ荘玉川館 土肥こども園津波避難タワー大江戸温泉物語土肥マリンホテル土肥観光ホテル湯の花亭土肥グランドホテル明治館湯茶寮マルト海花亭いずみ サンハイツ木口朝香マンション ( 水口区 ) 瀧コーポ ( 水口区 ) 小土肥津波避難タワーあるじ栖 八木沢津波避難タワーシーサイドスパ西伊豆 合計 12 地区 1,184 2,372 計 20 棟 268

9 2 津波避難施設津波からいのちを守るためには 安全な高台に避難することを大原則とする (1) 既存の津波避難施設 1) 市指定の津波避難ビル市指定避難ビルは 県の 大規模地震対策 避難計画策定指針 の 津波避難施設の設定基準 を満たす建物を避難ビルとして指定する なお 津波災害 ( 特別 ) 警戒区域に指定されたときには 公表される基準水位を考慮し 津波避難ビル指定の見直しを早期に実施する 表 2 津波避難ビル一覧表 ( 平成 29 年 1 月現在 ) NO 施設 場所名 住所 床面積建物建物のm2階数構造 1 土肥ふじやホテル 伊豆市土肥 SRC 2 土肥館 伊豆市土肥 RC 3 ゆとりろ西伊豆 伊豆市土肥 RC 4 玉樟園新井 伊豆市土肥 RC 5 ホテル粋松亭 伊豆市土肥 SRC 6 土肥温泉ホテルみなみ荘 伊豆市土肥 RC 7 大江戸温泉物語土肥マ リンホテル 伊豆市土肥 RC 8 土肥観光ホテル湯の花亭伊豆市土肥 RC 9 土肥グランドホテル明治 館 伊豆市土肥 SRC 10 湯茶寮マルト 伊豆市土肥 RC 11 海花亭いずみ 伊豆市土肥 RC 12 サンハイツ木口 伊豆市土肥 RC 13 玉川館 伊豆市土肥 RC 14 朝香マンション 伊豆市土肥 RC 15 瀧コーポ 伊豆市土肥 RC 16 あるじ栖 伊豆市小土肥 RC 17 シーサイド スパ西伊豆土肥 伊豆市八木沢 SRC

10 伊豆市地域防災計画 2) 市指定の津波避難タワー市指定津波避難タワーは 県の 大規模地震対策 避難計画策定指針 の 津波避難施設の設定基準 を満たす津波避難タワーを指定する 表 3 津波避難タワー一覧表 ( 平成 29 年 1 月現在 ) NO 施設 場所名住所 0.5 m2に 1 人 床面積 1 小土肥津波避難タワー小土肥 m2 2 八木沢津波避難タワー土肥こども園津波避難タワ 3 ー 八木沢 770-1, 土肥 (2) 津波避難施設の整備 1) 市指定避難施設の整備津波避難困難地域の内 安全な避難施設に逃げることができない住民や観光客等を対象に津波避難施設の整備を検討する なお 整備の検討にあたっては 伊豆市 海と共に生きる 観光防災まちづくり推進計画 を基に地元住民と協議しながらまちづくりの一環として津波避難施設を計画する 2) 市指定避難路 避難地の整備津波避難対象地域の内 山に避難が可能な地域は 津波の危険から避難するための避難路 ( 階段 スロープ構造等 ) の整備を検討する なお 整備の検討にあたっては 伊豆市 海と共に生きる 観光防災まちづくり推進計画 を基に地元住民と協議しながらまちづくりの一環として避難路 避難地を計画する 3 津波浸水深及び津波到達予想時間 資料 1 参照 各地域の津波の浸水深及び津波到達予想時間は 資料 1 静岡県第 4 次地震被害想定レベル 2 津波想定浸水区域図 を参考とし より迅速な避難を心掛ける なお 第 1 波が最大とは限らず 場所によって 第 2 波 第 3 波の津波高が高い場合がある 4 避難路 避難経路避難路とは 避難者が津波避難施設及び指定緊急避難場所 津波 まで安全に最も短時間で到達できる経路で 本市 ( 土肥地域 ) の主要道路 ( 国 県道及び市道 ) を対象に指定する 270

11 5 避難方法地震 津波発生時には 地震の揺れや液状化などによる家屋の倒壊 落下物 道路の損傷 交通渋滞の発生などが想定され 自動車では円滑な避難ができない可能性が高いことから 徒歩及び車イスでの避難を原則とする ただし やむを得ない場合で 地域の合意がある場合は車両での避難を認める 津波避難のイメージ 巨大地震の発生 遠地津波による津波 大津波警報等の発表 ( 津波浸水想定域外への避難が可能な場合 ) ( 津波浸水想定域外への避難が困難な場合 ) 指定緊急避難場所 津波 または浸水想定区域外 津波避難施設 ( 避難ビル 避難タワー等 ) 警報解除 津波浸水が引いた後 自宅へ帰宅 ( 自宅が被災していない場 避難所へ避難 ( 自宅が被災した場合 )

12 伊豆市地域防災計画 津波に対する心得 震源が陸地に近いと津波警報が津波の襲来に間に合わないことがあ ります 揺れを感じたらすぐ避難 を徹底しましょう 原則 揺れがおさまったら すぐ避難 当市は震源域が近いことから 揺れがおさまってからわずか数分で津波が到達するため 揺れがおさまったら直ちに避難する 原則 できるだけ 高いところへ避難 できるだけ高い場所へ避難する 平常時から津波避難訓練に参加し 津波避難ビルや津波避難タワー等までの避難ルートを確認しておきましょう 原則 第 2 波 第 3 波に注意 津波は海岸や海底の地形によって複雑な動きをし 地形によっては第 1 波よりも第 2 波や第 3 波のほうが高くなることもある 津波警報や津波注意報が解除されるまでは警戒し 安易に自分で判断しない 原則 小さな揺れにも注意 揺れが小さくても 津波が小さいとは限らない 揺れがあったら自ら進んで正確な情報を収集する 272

13 第三章初動体制 1 災害配備基準 (1) 災害時の配備体制と配備基準 ( 地震 津波のみ抜粋 ) 配備体制配備基準参集職員 事前配備体制 情報収集体制 1 市内で震度 4 以上の地震が発生したとき又は火山性の地震が発生したとき 2 津波注意報が発令されたとき ( 支所は土肥支所のみ ) 3 東海地震に関連する調査情報 ( 臨時 ) が発表されたとき 防災監防災安全課員各支所長各支所職員 1 市内で震度 5 弱以上の地震が発生したとき 市長 2 津波警報が発令されたとき ( 支所は土肥支所の 副市長 み ) 教育長 警 戒 本 部 第 1 次配備体制 3 東海地震注意情報が発表されたとき災害対策本部の立ち上げの必要性が高まったとき 各部局長消防団長 その他 各部局において部 局長から命を受けた職員市長 副市長 第 2 次 教育長 配備体制 各部局課長 理事 消防団長 避難所派遣要員 1 市内で震度 5 強以上の地震が発生したとき 全職員 災害対策本部 第 3 次配備体制 2 大津波警報が発令されたとき 3 東海地震予知情報が発表されたとき (2) 突発地震災害等初動体制職員 ( 勤務時間外対応 ) 別に定める指名された職員は 勤務時間外に 大規模地震等の災害が突発的に発生し 大きな被害が認められるとき または 通信網及び交通網が遮断されたとき 並びに 市内で震度 5 強以上の地震が発生したとき 各庁舎の初動体制の確保と 災害対策本部の設置業務等を行なう また 指名職員以外は 災害対策本部の設置に向け 速やかに各部局配備及び業務体制の確保を行う

14 伊豆市地域防災計画 (3) 津波注意報 津波警報及び大津波警報発令時における職員配備体制 1) 津波注意報土肥支所及び防災安全課の配備を基本とし 状況に応じて拡充する 2) 津波警報突発地震災害等初動体制職員が配備につき 本部長若しくは支所長の指示に基づき 津波警戒及び災害対応業務を行うものとする なお 発令の時間帯等により配備の変更や状況を判断し配備体制を拡充する 3) 大津波警報第 3 次配備体制とし 全職員が参集し 津波警戒及び災害対応業務を行うものとする なお 土肥支所には土肥地域在住の職員を配備し 状況により配備体制の変更 拡充をおこなうものとする 2 職員の連絡職員の動員は 別に定める伊豆市職員動員連絡網や各部局で定める連絡網 メールシステム等による参集を基本とするが 通信網の遮断も考えられるため 原則として 連絡を待たずに直ちに参集する 自主参集 とする 3 避難情報の種類と住民等に求める行動 避難準備 高齢者等避難開始 避難勧告 避難指示 ( 緊急 ) 発令時の状況 1 具体的な規模は不明であるが 津波の到来が予想される場合 2 遠地津波の情報により 津波到達時間に余裕ある場合で 高齢者や障害者などの要配慮者等 特に避難行動に時間を要する者が避難行動を開始しなければならない段階であり 人的被害の発生する可能性が高まった状況通常の避難行動ができる者が避難行動を開始しなければならない段階であり 人的被害の発生する可能性が明らかに高まった状況人的被害の発生する危険性が非常に高いと判断された状況 住民等に求める行動 1 海岸利用者は直ちに 海岸から離れる 海岸 河口部に近づかない 2 高齢者や障害者などの要配慮者は 立ち退き避難する ( 避難支援者は支援行動を開始 ) 3 上記以外の者は 家族等との連絡 非常用持出品の用意等 立ち退き避難の準備を整える 4 状況に応じて 自発的に立ち退き避難する ( 特に 被害の恐れが高い区域の居住者等 ) 立ち退き避難する 1 立ち退き避難中の住民は 確実に避難を完了する 2 避難勧告の対象地域で まだ立ち退き避難をしていない住民は 速やかに避難を開始する 274

15 4 津波避難情報等の発令基準避難勧告等の発令基準は 以下のとおりとし 避難対象地区はいずれも津波浸水想定区域とする ( 伊豆市地域防災計画を参照 ) 災害対策基本法第 60 条災害が発生し 又は発生するおそれがある場合において 人の生命又は身体を災害から保護し その他災害の拡大を防止するため特に必要があると認めるときは 市町村長は 必要と認める地域の居住者等に対し 避難のための立退きを勧告し 及び急を要すると認めるときは これらの者に対し 避難のための立退きを指示することができる (1) 避難準備 高齢者等避難開始災害の可能性がある場合に すぐ避難ができるように準備をおこなうものである また 高齢者や避難行動要支援者等は 生命を守るため避難を開始する 1 津波注意報が発令されたとき 2 土肥支所で震度 4 以上の強い地震を観測したとき 3 長時間のゆっくりとした揺れを感じたとき (2) 避難勧告災害により被害の発生のおそれがあり 被害の拡大を防止するため 特に必要がある場合に 市民に対し避難のための立ち退きを勧め又は促すもの 災害対策基本法第 60 条の規程に基づき市長が行う 1 津波警報が発表されたとき 2 土肥支所で震度 5 弱以上の強い地震を観測したとき 3 長時間のゆっくりとした揺れを感じたとき (3) 避難指示 ( 緊急 ) 災害による被害の危険が目前に切迫している場合に 避難勧告 より強く市民に対し避難のための立ち退き 指示するもの 害対策基本法第 60 条の規程に基づき市長が行う 1 大津波警報が発表されたとき 2 避難勧告より状況が悪化し 緊急に避難を要すると認められるとき 3 著しく危険が切迫し 緊急に避難を要すると認められるとき (4) 避難勧告 指示 ( 緊急 ) 等の解除避難勧告 指示 ( 緊急 ) の解除の基準は 大津波 津波警報又は津波注意報の解除が発表されるなど 津波による被害発生のおそれがないと判断された時点とする

16 伊豆市地域防災計画 5 津波情報等の収集 伝達 (1) 津波予警報 津波情報 資料 4 参照 津波予警報の伝達系統及び伝達方法は 全国瞬時情報システム (J-ALERT) により 防災行政無線 ( 同報系 ) を自動起動させ 住民へ緊急情報を伝達する 津波に関する情報で特に住民へ広報を要する内容は 市職員が防災行政無線 ( 同報系 ) メールシステム等で住民へ緊急情報を伝達する また 津波の到着予想時刻までに時間的な余裕がある場合に限り 広報車を活用する (2) 全国瞬時警報システム (J-ALERT) 緊急地震速報や武力攻撃に関する有事情報など 対処に時間的余裕のない緊急情報が国から人工衛星を介して送信され これを市が受信し 防災行政無線 ( 同報系 ) を自動的に起動することにより 住民へ 24 時間体制で緊急情報を伝達するシステムである 緊急情報が放送されるまで ( 流れ ) 1 内閣官房や気象庁が緊急事態の発生を把握 2 緊急事態を消防庁へ情報伝達 3 消防庁が通信衛星を経由して緊急情報を全国に配信 4 防災行政無線 ( 同報系 ) が自動的に起動し 緊急情報を放送 システム参考図 緊急情報の放送内容 ( 地震 津波関係 ) 276

17 区分注警報名放送内容 東海地震情報 震度速報 津波情報 東海地震観測情報東海地震注意情報東海地震予知情報震度速報震度 5 弱以上震度速報震度 4 大津波警報津波警報津波注意報 ( 上り4 音チャイム ) こちらは 広報伊豆 ただいま 東海地震観測情報が発表されました テレビ ラジオの情報に注意下さい 3 回 ( 下り4 音チャイム ) ( 上り4 音チャイム ) こちらは 広報伊豆 ただいま 東海地震注意情報が発表されました テレビ ラジオの情報に注意下さい 3 回 ( 下り4 音チャイム ) ( 上り4 音チャイム ) こちらは 広報伊豆 ただいま 東海地震警戒宣言が発表されました テレビ ラジオの情報に注意下さい 3 回 ( 下り4 音チャイム ) こちらは広報伊豆 ただいま大きな地震がありました 落ち着いて行動してください 海岸では津波の危険があります 安全なところへ避難してください 山崩れにも注意してください 3 回 こちらは広報伊豆 ただいま地震がありました 落ち着いて火の始末をしてください 津波のおそれもあります 今後のテレビラジオの情報に注意してください 3 回 こちらは広報伊豆 ただいま大津波警報が発表されました ただちに安全なところへ避難してください 3 回 こちらは広報伊豆 ただいま津波警報が発表されました ただちに安全なところへ避難してください 3 回 こちらは広報伊豆 ただいま津波注意報が発表されました 海岸付近では厳重な注意をお願いします 今後のテレビラジオの情報に注意してください 3 回

18 伊豆市地域防災計画 (3) 津波情報等の伝達系統図 278

19 第四章要配慮者 観光客等の避難対策 1 要配慮者の避難対策 (1) 市の対応要配慮者に関する情報は 可能な範囲内で地元自主防災会に提供する 但し 情報提供は 承諾してくれた要配慮者の内容に限る (2) 自主防災会の対応地元自主防災会は 避難対象地域内における要配慮者の現状把握に努めるとともに 自らの地域は皆で守る という共助の意識を啓発し 避難行動を支援するよう啓発する 但し 地震発生直後に要配慮者が見あたらない場合 避難支援者は速やかに自身の避難活動を開始する (3) 津波避難対象地域内要配慮者施設一覧表 4 津波避難対象地域内要配慮者施設一覧表 ( 平成 30 年 3 月現在 ) 種別施設名住所避難先施設管理者連絡先 こども園 学校 住宅型有 料老人ホ ーム 土肥こども 園 旧土肥小学 校 土肥 土肥こども 園津波避難 タワー 園長 簡易無 線 : 伊豆 49 土肥 638 裏山高台学校長 松風庵土肥 土肥ふじや しんわホー ム土肥荘 八木沢 ホテル 八木沢津波 避難タワー ( 有 ) あいねっ と しんわ 観光客等の避難対策 (1) 津波避難施設等の周知市は 地元自主防災会 商工会 観光協会 旅館組合等の関係団体と共同で 避難場所が記載された防災マップや防災パンフレットを 閲覧又は配布できるように努める また 海水浴場などに避難路看板 海抜表示等を計画的に設置するとともに 観光防災アプリの導入を検討し 有事の際には観光客 釣り客等が迷うことなく 津波避難施設へ避難できるように周知する (2) 津波避難ビルへの備え津波避難ビルとなっている旅館と組合事務局及び土肥支所間の通信確保のための無線機の配備を推進するとともに 津波避難ビルに避難した避難者が一時的に過ごせるよう 食料や飲料水等の備蓄を推進する

20 伊豆市地域防災計画 第五章津波に対する啓発及び訓練の実施 1 津波に対する啓発市は 地震防災講演会や出前講座を積極的に開催し 津波に関する基礎的な知識 応急対策 避難等について住民に啓発を行う 重点項目 強い地震を感じた場合 若しくは弱い地震であっても長い時間ゆっくりとした揺れを感じた場合 及び 津波注意報 津波警報や大津波警報発令時は 避難勧告 避難指示を待たず 直ちに避難場所に緊急避難する 2 津波避難訓練の実施市及び避難対象地域の自主防災会は 円滑な避難と津波対策の問題点の検証を行うために 総合防災訓練 (8 月又は 9 月 ) 地域防災訓練 (12 月 ) 津波避難訓練 (3 月 ) 又は 津波情報等の伝達訓練等を実施するように努め問題点の検証を行う 3 津波避難台帳の作成と情報共有自主防災会は 平時から避難時の情報収集や安否確認のための津波避難台帳の整備を図る なお整備については 自主防災会に未加入の住民や住所を要しない住民についても台帳の整備を行ない 災害時に活用できるようにする また 作成した津波避難台帳について 市と情報の共有を図る 4 ハザードマップの整備市は 市地域防災計画に基づき 津波災害警戒区域及び当該区域における基準水位を表示した図面に 人的災害を生ずるおそれがある津波に関する情報の伝達方法 津波避難施設 その他の避難場所及び避難路その他の避難経路に関する事項 その他警戒区域における円滑な警戒避難を確保する上で必要な事項を住民等に周知するため これらの事項を記載したハザードマップ作成 配布 その他の必要な措置を講ずる 280

21 資料 1 静岡県第 4 次地震被害想定レベル 2 津波想定浸水区域図 駿河トラフ 南海トラフ沿いの最大クラスの地震 生活改善センター 1) 5.19m 2) 8min 1) 3.36m 2) 8min 1) 0.97m 2) 8min 1) 4.63m 2) 8min 土肥小学校 1) 最大浸水浸 [m] 2) 最大津波の最短到達時間 [min] 1) 4.95m 2) 9min 1) 5.19m 2) 8.8min 1) 6.13m 2) 8min 1) 4.51m 2) 7min 土肥こども園 土肥支所 1) 1.06m 2) 10min 土肥高校 土肥中学校 1) 3.88m 2) 16min 1) 0.85m 2) 17min 伊豆市シニアプラザ 丸山スポーツ公園 1) 9.65m 2) 6min 区分 レベル 1 レベル 2 想定地震 5 地震総合モデル 南海トラフ巨大地震 最短到達時間 津波高 +50cm +1m +3m +5m +10m 最大津波 最大津波 3 分 3 分 3 分 4 分 - 4 分 7m 4 分 4 分 4 分 5 分 6 分 6 分 10m 図土肥地域の浸水深 津波到達時間

22 伊豆市地域防災計画 図レベル 2 津波の最大浸水深 ( 土肥 小土肥 ) 282

23 図レベル 2 津波の最大浸水深 ( 八木沢 )

24 伊豆市地域防災計画 図レベル 2 津波の最大浸水深 ( 小下田 ) 284

25 資料 2 特定避難困難区域図 避難開始 : 発災 4 分後歩行速度 :60m/ 分 図特定避難困難区域 ( 土肥 小土肥地区 )

26 伊豆市地域防災計画 避難開始 : 発災 4 分後歩行速度 :60m/ 分 図特定避難困難区域 ( 八木沢地区 ) 286

27 避難開始 : 発災 4 分後歩行速度 :60m/ 分 図特定避難困難区域 ( 小下田地区 )

28 伊豆市地域防災計画 資料 3 静岡県第 4 次地震被害想定 ( 抜粋 : 最大値 ) 津波高さ ( 単位 :T.P.+m) レベル1( 東海 東南海 南海地震 ) 東海地震 東海 東南地震 東海 東南海 南海地震 左の内最大 最大 平均 最大 平均 最大 平均 最大 平均 伊豆市 レベル2( 南海トラフ巨大地震 ) ケース1 ケース6 ケース8 左の内最大 最大 平均 最大 平均 最大 平均 最大 平均 伊豆市 最短到達時間 ( 単位 : 分 ) レベル 1( 東海地震 東海 東南海地震 東海 東南海 南海地震 ) 最短到達時間 +50cm +1m +3m +5m +10m 最大津波 伊豆市 レベル 2( 南海トラフ巨大地震ケース 16) 最短到達時間 +50cm +1m +3m +5m +10m +20m 最大津波 伊豆市 浸水面積表レベル1( 東海 東南海 南海地震 ) 浸水面積 ( 単位 :km 2 ) 1cm 以上 1m 以上 2m 以上 5m 以上 10m 以上伊豆市 レベル 2( 南海トラフ巨大地震ケース 168) 浸水面積 ( 単位 :km 2 ) 1cm 以上 1m 以上 2m 以上 5m 以上 10m 以上 伊豆市

29 5-2. 建物倒壊 ( 全壊 焼失 半壊 ) 棟数 レベル1( 東海地震 東南海地震 東海 東南海 南海地震 ) ( 冬 深夜 )( 夏 昼 )( 冬 夕 )( 予知あり ) とも数値同じ 全壊 焼失棟数 ( 棟 ) 全壊 焼失棟数 揺れ 液状化 人口造成物 津波 山崖崩れ 火災 合計 伊豆市 約 80 約 20 約 200 約 100 約 400 半壊棟数 ( 棟 ) 半壊棟数 揺れ 液状化 人口造成 津波 山崖崩れ 火災 合計 物 伊豆市 約 800 約 40 約 400 約 200 約 1,600 伊豆 市 最大全壊 焼失棟数 ( 駿河トラフ 南海トラフ沿いで発生する地震 津波 )( 棟 ) 揺れ 液状化人工造成地 津波 山 崖崩れ 火災 合計 全壊棟数が最大となるケース 地震動ケース 季節時間 帯 約 400 約 20 約 約 100 約 10 約 L2 冬 夕 1,000 1,500 東側

30 伊豆市地域防災計画 6. 人的損害 ( 死者 重傷者 軽傷者 ) レベル1( 東海地震 東南海地震 東海 東南海 南海地震 )( 冬 深夜 ) ( 早期避難率高 + 呼びかけ )( 早期避難率低 ) とも数値同じ 死者数 ( 人 ) 建物倒壊 津波 山 崖 火災ブロ 合計 屋内収容物移動 転倒 屋内落下物 自力脱出困難 逃げ遅れ 崩れ ック塀の転倒 屋外落下物 伊豆市 約 900 約 900 約 10 約 1,000 重傷者数 建物倒壊 津波 山 崖崩れ火災 ブロック 合計 屋内収容 塀の転倒 物移動 転 屋外落下 倒 屋内落 物 下物 伊豆 約 10 約 30 約 10 約 50 市 軽傷者数建物倒壊 津波 山 崖崩れ火災 ブロック 合計 屋内収容物移動 転倒 屋内落 塀の転倒 屋外落下物 下物 伊豆市 約 200 約 10 約 60 約 10 約

31 レベル2( 南海トラフ巨大地震 ) ( 地震動 : 東側ケース 津波 : ケース1 冬 深夜 早期避難率低) 死者数 建物倒壊 津波 山 崖 火災 ブロッ 合計 屋内収容物移動 転倒 屋内落下物 自力脱出困難 逃げ遅れ 崩れ ク塀の転倒 屋外落下物 伊豆市 約 10 約 1,400 約 1,400 約 10 約 1,400 重傷者数建物倒壊 津波 山 崖崩れ火災 ブロック塀 合計 屋内収容物移動 転 の転倒 屋外落下物 倒 屋内落 下物 伊豆市 約 40 約 10 約 10 約 50 軽傷者数 伊豆 市 建物倒壊 津波 山 崖崩れ火災 ブロック塀 合計 屋内収容物移動 転 の転倒 屋外落下物 倒 屋内落下物 約 400 約 20 約 20 約 10 約 400 最大死者数 ( 駿河トラフ 南海トラフ沿いで発生する地震 津波 早期避難率高 + 呼びかけ ) 伊豆 市 建物倒壊 津波 山 崖崩 合計 屋内収容 れ 物移動 転 倒 屋内落 下物 約 10 約 1,400 約 10 約 1,400 最大となるケース地震動季節時間帯 L2 東側冬 深夜

32 伊豆市地域防災計画 資料 4 津波警報 注意報 津波情報 津波予報について ( 気象庁ホームページから抜粋 ) 平成 25 年 8 月 30 日以降 津波警報 注意報 気象庁は 地震が発生した時には地震の規模や位置をすぐに推定し これらをもとに沿岸で予 想される津波の高さを求め 地震が発生してから約 3 分 ( 一部の地震 については最速 2 分程度 ) を目標に 大津波警報 津波警報または津波注意報を 津波予報区単位で発表します 日本近海で発生し 緊急地震速報の技術によって精度の良い震源位置やマグニチュードが迅速 に求められる地震 この時 予想される津波の高さは 通常は 5 段階の数値で発表します ただし 地震の規模 ( マ グニチュード ) が 8 を超えるような巨大地震に対しては 精度のよい地震の規模をすぐに求める ことができないため その海域における最大の津波想定等をもとに津波警報 注意報を発表しま す その場合 最初に発表する大津波警報や津波警報では 予想される津波の高さを 巨大 や 高い という言葉で発表して 非常事態であることを伝えます このように予想される津波の高さを 巨大 などの言葉で発表した場合には その後 地震の 規模が精度よく求められた時点で津波警報を更新し 予想される津波の高さも数値で発表します 津波警報 注意報の種類 種 類 大津波警報 津波警報 津波注意報 発表基準 予想される津波の高 さが高いところで 3 m を超える場合 予想される津波の高 さが高いところで 1 m を超え 3m 以下の 場合 予想される津波の高 さが高いところで 0. 2m 以上 1m 以下の 場合であって 津波に よる災害のおそれが ある場合 発表される津波の高さ 数値での発表 ( 津波の高さ予想の区 分 ) 10m 超 (10m< 予想高さ ) 10m (5m< 予想高さ 10m) 5m (3m< 予想高さ 5m) 3m (1m< 予想高さ 3m) 1m (0.2m 予想高さ 1m) 巨大地震 の場合の 発表 巨大 高い ( 表記し ない ) 想定される被害と 取るべき行動 木造家屋が全壊 流失し 人は津波 による流れに巻き込まれます 沿岸部や川沿いにいる人は ただ ちに高台や避難ビルなど安全な場 所へ避難してください 標高の低いところでは津波が襲い 浸水被害が発生します 人は津波に よる流れに巻き込まれます 沿岸部や川沿いにいる人は ただ ちに高台や避難ビルなど安全な場 所へ避難してください 海の中では人は速い流れに巻き込 まれ また 養殖いかだが流失し小 型船舶が転覆します 海の中にいる人はただちに海から 上がって 海岸から離れてくださ い 292

33 津波情報津波警報 注意報を発表した場合には 津波の到達予想時刻や予想される津波の高さなどを津波情報で発表します 津波情報の種類 種類内容各津波予報区の津波の到達予想時刻 や予想される津波の高さ ( 発表内容は津波警報 注意報の種類の表に記載 ) を発表し津波到達予想時刻 予想されます る津波の高さに関する情報 この情報で発表される到達予想時刻は 各津波予報区でもっとも早く津波が到達する時刻です 場所によっては この時刻よりも1 時間以上遅れて津波が襲ってくることもあります 各地の満潮時刻 津波到達予想主な地点の満潮時刻 津波の到達予想時刻を発表します 時刻に関する情報津波観測に関する情報沿岸で観測した津波の時刻や高さを発表します 沖合で観測した津波の時刻や高さ 及び沖合の観測値から推定沖合の津波観測に関する情報される沿岸での津波の到達時刻や高さを津波予報区単位で発表します 津波予報地震発生後 津波による災害が起こるおそれがない場合には 以下の内容を津波予報で発表します 発表される場合内容津波が予想されないとき津波の心配なしの旨を地震情報に含めて発表します 0.2m 未満の海面変動が予想さ高いところでも0.2m 未満の海面変動のため被害の心配はなれたときく 特段の防災対応の必要がない旨を発表します 津波に伴う海面変動が観測されており 今後も継続する可能性津波注意報解除後も海面変動が高いため 海に入っての作業や釣り 海水浴などに際してはが継続するとき十分な留意が必要である旨を発表します

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