ベトナム 南北統一鉄道橋梁緊急リハビリ事業 (1)(2)(3) 1. 事業概要 評価者 :2007 年度ベトナム 日本合同評価チーム 現地調査 :2007 年 12 月 事業地域の位置図本事業により建設された鉄道橋 ( ビンディン省 ) 1.1 背景ベトナムの鉄道は 19 世紀のフラン

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1 ベトナム 南北統一鉄道橋梁緊急リハビリ事業 (1)(2)(3) 1. 事業概要 評価者 :2007 年度ベトナム 日本合同評価チーム 現地調査 :2007 年 12 月 事業地域の位置図本事業により建設された鉄道橋 ( ビンディン省 ) 1.1 背景ベトナムの鉄道は 19 世紀のフランス植民地時代の建設から始まった ベトナムの鉄道網は 7 つの幹線ルート 2, で構成されており すべて単線の軌道で 未電化線路である 1935 年に完成した 3 ハノイ-ホーチミン線 4 は 北部 中部 南部を結ぶ総延長 1729kmのベトナムで最も重要かつ最長の路線であり ベトナム鉄道の全路線総延長の 3 分の 2 を占めていた 当時 橋梁 軌道 路盤 車両 信号および通信設備 保守設備などの鉄道インフラの 大部分は ベトナム戦争 (1959~1975 年 ) による被害や 設備投資 資機材 保守不足 のため 著しく劣化していた ハノイとホーチミンシティの間には約 1300 カ所の鉄道橋梁 ( 総延長 2 万 8000 メートル ) があり 1975 年の南北統一後 ベトナム政府による応急復旧 が行われたものの その多くは老朽化し 損傷は著しいものであった 多くの鉄道橋梁で は時速 30km 以下の速度制限および重量制限が課されており 鉄道橋梁の老朽化は 年度ベトナム 日本合同評価チームでは 対象事業別に 3 つの作業部会を設け 各部会が担当事業の評価を行った 本事業の事後評価を担当した鉄道部会のメンバーは Mr. Nguyen Thanh Bin Mr. Le Va Mr. Cao Minh Mr. Tong Quang Vinh Mr. Nguyen Ngoc Son( ベトナム鉄道 ) Mr. Tran Duc Toan Mr. Dang Viet Dung( 計画投資省 ) Mr. Nguyen Ngoc Hai( 運輸省 ) Mr. Do Trong Hieu( 交通開発戦略研究所 ) Mr. Mai The Cuong( ベトナム経済大学 ) 宮崎慶司(OPMAC 株式会社 ) であった 2 1ハノイ-ホーチミン線 (1726km) 2ハノイ-ハイフォン線 (102km) 3ハノイ-ラオカイ線 (296km) 4 ハノイ-ランソン線 (150km) 5ハノイ-クオンチェウ線 (75km) 6ハノイ-ケプ-ハイチャイ線 (170km) および7ケプ-クオンチェウ線 (55km) 3 ハノイ-ホーチーミン線の建設工事期間は ハノイ-ビン区間 (1899~1905 年 ) ビン-フエ区間(1913 年 ~1927 年 ) フエ-ニャチャン区間(1930~1936 年 ) ニャチャン-サイゴン( ホーチミンシティ ) 区間 (1905~ 1913 年 ) であった 4 以前はハノイ-サイゴン線と呼ばれていた 1

2 鉄道輸送上の安全性 積載能力および全体的な効率性において重大な問題となってい た このような状況のもと ベトナム政府は ハノイ - ホーチミン線の鉄道橋梁の緊急リハ ビリ事業を最優先に掲げていた 1.2 目的本事業の目的は ハノイ-ホーチミン線において 安全上緊急に架け替えを必要とする 9 カ所の橋梁の架け替えを行い 列車運行の安全性の確保および輸送効率の改善により もって南北間の物流を促進し 国民経済の発展に貢献することを目的とする 事後評価に適用されたロジカルフレームワーク上位目標 1. 南北間の物流の促進 2. ハノイ-ホーチミン線沿線の地域開発 3. 生活水準の向上事業目的 1. ハノイ-ホーチミン線の列車運行の安全性と信頼性の向上 2. ハノイ-ホーチミン線の輸送効率の改善アウトカム 1. 旅客貨物輸送量の増大 2. 運行数の増加 3. 所要時間の短縮 4. 橋梁の速度制限の向上 5. 鉄道事故件数の減少アウトプット 1. ハノイ-ホーチミン線の老朽化した 9 カ所の橋梁の架け替えまたは補強 2. コンサルティング サービスインプット事業期間 :1994 年 1 月 ~1999 年 12 月 ( 計画 ) 事業費 :134 億 5600 万円 ( 計画 ) 1.3 借入人 / 実施機関 ベトナム社会主義共和国 / ベトナム鉄道公社 (Vietnam Railways Corporation: VNR) 1.4 借款契約の概要 第 1 期 (VNI-6) 第 2 期 (VNII-6) 第 3 期 (VNII-6) 借款承諾額 / 実行額 40 億 4200 万円 / 39 億 8000 万円 5400 万円 / 5300 万円 73 億 4100 万円 / 52 億 9900 万円 交換公文締結日 / 借款契約調印日 1994 年 1 月 28 日 / 1994 年 1 月 28 日 1995 年 4 月 18 日 / 1995 年 4 月 18 日 1996 年 3 月 29 日 / 1996 年 3 月 29 日 借款契約条件 - 金利 金利 1.0% 金利 1.8% 金利 2.3% - 返済期間 ( 据置期間 ) 30 年 (10 年 ) 30 年 (10 年 ) 30 年 (10 年 ) - 調達 一般アンタイド 一般アンタイド 一般アンタイド 貸付完了 2002 年 2 月 7 日 2000 年 9 月 14 日 2005 年 7 月 26 日 本体契約 (10 億円以上のみ記 りんかい建設 ( 日本 ) 松尾橋梁( 日本 ) Civil Engineering Construction Corporation No.1( ベトナム ) の共同 2

3 載 ) 企業体 三井建設 ( 日 ) 三井造船( 日 ) 三井物産( 日 ) Thang Long Construction Corporation( ベトナム ) の共同企業体 Civil Engineering Construction Corporation No.1( ベトナム ) Thang Long Construction Corporation( ベトナム ) の共同企業体コンサルタント契約パシフィック コンサルタンツ インターナショナル ( 日本 ) 日本交通技 (1 億円以上のみ記載術 ( 日本 ) の共同企業体 日本交通技術 ( 日本 ) パシフィック コンサ ) ルタンツ インターナショナル ( 日本 ) Vietnam Railway Research and Design Institute( ベトナム ) の共同企業体 Railway Investment &Construction Consultant Co.( ベトナム ) 日本交通技術( 日本 ) パシフィック コンサルタンツ インターナショナル ( 日本 ) の共同企業体事業化調査 ( フィーシ ヒ 1993 年 9 月 国際協力銀行 (JBIC) 案件形成促進調査 (SAPROF) リティ スタテ ィ :F/S) 等チーム 2. 評価結果 ( レーティング :A) 2.1 妥当性 ( レーティング :a) 本事業は審査時および事後評価時の双方において ベトナム政府の開発政策 施策 およびニーズに整合する形で計画 実施された よって 当該事業の妥当性は高い ベトナム開発政策との整合性本事業の目的は 審査時および事後評価時の双方において 同国の 社会経済開発計画 2020 年までのベトナム鉄道輸送セクター開発マスタープラン および 包括的貧困削減 成長戦略 (CPRGS) のめざす方向性と調和している ニーズとの整合性審査時および事後評価時の双方で 鉄道輸送の安全性の問題および増大する旅客 貨物需要の問題において ハノイ-ホーチミン線の鉄道橋のリハビリに対するニーズが高いことが認められた 審査時点では ハノイ-ホーチミン線の鉄道橋は 建設から 60 年以上経過しているうえに ベトナム戦争による損壊および不十分な投資や補修の結果 危険な状態であり 鉄道システムの安全運行を脅かしていた そのため鉄道橋のリハビリは急務であった 現在でもハノイ-ホーチミン線にはまだ多くの老朽化し 脆弱化した橋があり それらの橋梁に対するリハビリまたは補強は引き続き急を要する課題となっている ハノイ - ホーチミン線は ベトナム鉄道システムにおける旅客 貨物輸送でも重要な役割 を果たしてきた 審査時点ではベトナムの全鉄道システムの旅客の 82% 5 貨物の 66% 6 5 旅客輸送量の単位は 百万人 km である 6 貨物輸送量の単位は 百万トン km である 3

4 がハノイ-ホーチミン線により輸送された 2007 年現在では 鉄道システム全体の旅客の 85% 貨物の 60% がハノイ-ホーチミン線により輸送されている ベトナムの鉄道輸送システムにおけるハノイ-ホーチミン線の重要性はきわめて高く 同線の旅客 貨物の鉄道輸送能力を高めることは合理的な判断であ図 1: 対象地地図った 現在でも本事業の継続事業として 日本のODA 7 により ハノイ-ホーチミン線の老朽化の激しい 44 カ所の鉄道橋の架け替えが実施中である 2.2 効率性 ( レーティング :a) 事業規模の拡大により 実際の事業期間は遅れたが 当初計画の事業スコープの完成に費やされた期間はおおむね計画どおりであり 実際の事業費は計画事業費を下回った よって 本事業の効率性についての評価は中程度と判断される アウトプット計画アウトプット ( すなわち 9 カ所の鉄道橋梁のリハビリ ) は ビンロイ橋 (Binh Loi) を除きすべて完成し 事業費の余剰資金を利用して追加アウトプット ( すなわち 11 カ所の鉄道橋梁のリハビリおよび追加工事 ) が実施された ( 表 1) 11 カ所の鉄道橋梁の追加分のリハビリには 1998 年 11 月の洪水被害を受けたダナンのバウタイ橋 (Bau Tai) の復旧が含まれる コンサルティング サービスの作業量も計画の 1034 M/M と比較して 1035 M/M 増加し 実際の作業量は 2069 M/M となり 当初計画比の 2 倍 (200%) であった ビンロイ橋 (Binh Loi) リハビリが取り止めとなった理由は ホーチミン市マスタープラン 8. の変更により 1996 年に行われた本事業の第 3 期事業の審査の際に 事業スコープから除かれたためである 被災したバウタイ橋 (Bau Tai) の復旧は 緊急措置として事業スコープに追加された 7 円借款事業である 南北鉄道橋梁安全性向上事業 (I)(II) (2004~2012 年 ) 主要な事業概要は (a)44 ヵ所の鉄道橋の架け替えおよびアプローチ部分の改修工事 (b) 踏切撤去と立体交差化等の付帯設備建設 (c) 運行 維持管理用設備の調達 (d) 入札補助および施工管理にかかわるコンサルティング サービス 総事業費は 238 億 6800 万円 ( うち円借款額 :117 億 3700 万円 ) である 8 ホーチミン市のマスタープランは 交通渋滞に対処するため サイゴン駅を市の中心部から移転することを提案していたため サイゴン駅近くに位置するビンロイ (Bin Loi) 橋のリハビリが不要になったためである ビンロイ橋のリハビリの取り止めは ホーチミン市人民委員会により要請された 4

5 残りの追加アウトプットである 10 カ所の鉄道橋梁については 1993 年のJBICの調査 9 の際にも調査対象となっていたこともあり ベトナム鉄道の要請を受けて 優先度と緊急性の観点から 余剰資金を利用してリハビリが実施された コンサルタントの投入量の増加の理由は リハビリ対象の橋梁の数が増えたためであるが 詳細設計 入札 契約補助 施工管理等のコンサルティング サービスのスコープについては 変更はなかった 橋梁のリハビリおよび架け替え ( 橋梁名 ) コンサルタンティング サービス 計画 <9 橋梁 > 1. Cho Thuong 橋 2. Chanh Hoa 橋 3. Bach Ho 橋 4. Gia Vien 橋 5. Truong Xuan 橋 6. Ganh 橋 7. Da Rang 橋 8. Song Cai 橋 9. Binh Loi 橋 表 1: 事業アウトプットの計画および実績比較 合計 :1,034 M/M a) 外国人コンサル 218 M/M b) ローカルコンサル 816M/M < 当初計画の 8 橋梁 > 1. Cho Thuong 橋 2. Chanh Hoa 橋 3. Bach Ho 橋 4. Gia Vien 橋 5. Truong Xuan 橋 6. Ganh 橋 7. Da Rang 橋 8. Song Cai 橋 合計 :2,069 M/M a) 外国人 393 M/M b) ローカル 1,676M/M 実際 < 追加分の 11 橋梁 > 9. Bau Tai 橋 10. My Chanh 橋 11. Phu Bai 橋 12. Nong 橋 13. Phong Le 橋 14. Ky Lam 橋 15. Chiem Son 橋 16. Ru Ri 橋 17. Bong Son 橋 18. Song Chua 橋 19. Thach Tuan 橋 * 追加工事 注 ) 追加分に含まれる工事 : 橋梁スパンおよび橋脚の改修 自動警報システムおよびフェンスの設置 アンダーパスの建設河川保護工事等 事業期間 : 本事業は 6 年間遅れ 計画期間比 200% の遅延であった しかしながら 当初計画の事業スコープに費やされた事業期間と計画事業期間との比較した場合 計画に対し 7 カ月の遅れであり 計画期間比 110% であった 表 2: 計画と実際の事業期間比較計画実際 1994 年 1 月 ~1999 年 12 月 (6 年 ) < 当初計画スコープの事業期間 > (1993 年の第 1 期 (VNI-6) 審査時点 ) 1994 年 1 月 ~2000 年 12 月 (6 年 7 カ月 ) * 計画に対し 6 カ月の遅れ (=110%) < 当初計画スコープを含む全体事業期間 > 1994 年 1 月 ~2005 年 12 月 (12 年 ) * 計画に対し 6 年の遅れ (=200%) 注 1) 事業期間は 契約調印から工事完了までとみなす 2) 以下のフェーズにおいて 借款契約の期限延長が行われた 第 1 期 (VNI-6):1999 年 2 月 7 日から 2002 年 2 月 7 日まで 3 年延長 第 3 期 (VNIII-6):2001 年 7 月 26 日から 2005 年 7 月 26 日までの 4 年延長 追加スコープを含む事業の遅延は 11 橋のリハビリのための追加工事の実施によるもの であった その他の理由は 1 コンサルタントおよびコントラクターの調達手続きの遅れ 2 設計コンサルタントの能力不足による詳細設計の遅れ 3 事業管理 ( プロジェクトマネ 9 ベトナム社会主義共和国 南北統一鉄道橋梁緊急リハビリ事業に係る案件形成促進調査 (SAPROF) ( 1993 年 9 月 ) SAPROF 調査では 緊急に補修が必要なハノイ - ホーチミン線の 18 カ所の鉄道橋梁のリハビリに関するフィージビリティ スタディが実施された 5

6 ジメント ) の経験不足 JBIC 借款手続き ガイドラインへの不慣れなどに起因する鉄道事業管理局 (RPMU ) の事業実施 管理の諸手続きの遅れ 4 事業実施の最終段階におけるコントラクターの資金難による遅れ 10 5 悪天候および事業の実施中に発生した洪水などの自然災害による影響 などであった 上記の要因のうち とりわけ追加 11 橋のリハビリは最 大の遅延理由であり この特殊性を考慮した結果 本 Cho Thuong 鉄道橋 ( ハッティン省 ) 合同評価チームでは 当初事業スコープは効率的に実施されたと判断した 事業費 : 計画の 134 億 5600 万円に対 して 実際の事業費は 110 億 2000 万円で 計画事業費の 82% であった ( 表 3) 追加事 業費およびコンサルティング サービスの作業量の増加にも かかわらず 実際の事業費は 計画よりも少なかった そのお もな理由は 1 競争入札によ る事業費節約効果 2 費用見積りから事後評価までの期間のベトナムの通貨単位ドンに 対する円高による日本円表示の事業費の低減などであった 表 3: 事業費の計画と実際比較計画 ( 百万円 ) 実際 ( 百万円 ) 1. 建設工事 10,058 8, 予備費 1, コンサルタンティング サービス 1,264 1, 用地取得および住民移転 税金 一般管理費 Total 13,456 11,020 注記 ) 1) 計画事業費は 1996 年の第 3 期 (VNIII-6) の審査を意味する 2) 計画費用に使用された為替レート 1VND =0.01JPY (1993 年 ) 3) 実際の費用に使用された為替レート 1VND =0.008JPY (1994~2005 年 平均 ) 2.3 有効性 ( レーティング :a) 事業の実施は ほぼ計画どおりの期待された成果を実現した よって 本事業の有効性 は高いと判断される 鉄道運行の安全性と信頼性の向上所要時間の短縮 橋梁の速度制限の向上 列車事故件数 受益者調査等の結果を総合的に評価した結果 事業目的の ハノイ-ホーチミン間の鉄道運行の安全性及び信頼性の向上 は達成されていると判断される 10 本事業は ベトナムで初めての鉄道セクターに対する円借款事業であったため 多くの現地コントラクターが契約獲得をめざして激しい価格競争を行った そのため 一部のコントラクターは資金難に陥り 事業実施の最終段階でサービスの提供が困難になった この責任の一部は ベトナム鉄道が国際的基準および慣行に基づく入札業務に対する経験不足にあると考えられる 6

7 (1) 所要時間の短縮ハノイとホーチミンシティ間の旅客列車の所要時間は 1994 年の 36 時間から 2007 年には 29 時間になり 7 時間短縮された 事業実施後 所要時間は約 20% 短縮された (2) 橋梁での速度制限の向上事業実施前に 大部分の事業対象の橋梁では 時速 15~30kmに速度が制限されていたが 事業実施後は 大幅に向上して時速 60~80kmとなった 11 速度制限の向上はハノイとホーチミンシティ間の所要時間の短縮に寄与している ( 表 4) 表 4: 事業対象橋梁の制限速度 1994 橋梁位置 (Km/H) (Km) 2007 (Km/H) 1 Cho Thuong 橋 Chanh Hoa 橋 Bach Ho 橋 Gia Vien 橋 Bau Tai 橋 Truong Xuan 橋 Ganh 橋 Da Rang 橋 Song Song Cai 橋 My Chanh 橋 Phu Bai 橋 Nong 橋 Phong Le 橋 Ky Lam 橋 Chiem Son 橋 Ru Ri 橋 Bong Son 橋 Song Chua 橋 Thach Tuan 橋 出典 : ベトナム鉄道 (3) 列車事故の減少 ハノイ - ホーチミン線の事故件数は 2004 年以降 減少傾向を示している ( 図 2) ベトナム鉄道の鉄道安全局 によると 大部分の事故原因は 危 険で 違法な横断によって起こる踏 切での対車両および対人列車衝突 である また 列車の運転士のスピー ドの出しすぎによる脱線も代表的な 原因のひとつである そのような事故 の根本的原因は 軌道 橋梁 踏切 信号システム 人的資源等の鉄道インフラの遅れにあると考えられる ただし ベトナム 鉄道によると 鉄道橋での事故発生は 事業実施の前も後においてもほとんどなかったと のことである 事故数 図 2: ハノイ - ホーチミン線の事故件数 出所 : ベトナム鉄道 事故件数死亡者負傷者 死傷者数 近年の鉄道事故が減少した要因は 2004 年以降 ベトナム鉄道が以下に示す安全対策への取り組みを行ったことが大きい すなわち 1メディアや出版物を通じ人々の鉄道安全意識を高めるキャンペーンを行ったこと 2 主要都市の危険な踏切にフェンスやバリアを設置したこと 3 青少年同盟や学生ボランティアの協力を得て 彼らを繁忙期に駅や踏切等へ派遣し交通整理を行ったこと 4200 カ所に自動信号システムを設置し また踏切に立体交差やアンダーパスを建設するなど安全設備の改善を行ったこと 本事業対象の 11 対象橋梁の設計速度は 旅客列車の場合時速 110km となっている 7

8 いくつかの橋梁でも 周辺住民のためにアンダーパスの建設が実施された その意味において 本事業は鉄道事故の減少に対して直接的な影響を与えたと言えるが その貢献度については限定的であるように思われる むしろ 2004 年以来 ベトナム鉄道による一連の努力と取り組みが最近の列車事故の改善の最大要因である しかし かつて危険な状態であった対象 19 橋梁の安全性と信頼性が本事業により確保さ れたことは特筆すべきである ハノイ - ホーチミン線の安全な運行を確保するという観点 から 本事業の貢献度は少なくない 輸送効率旅客 貨物輸送量 列車や機関車の本数 受益者調査等の結果を総合に評価した結果 事業目的の ハノイ-ホーチミン線の輸送効率の改善 は達成されていると判断される ハノイ-ホーチミン線は ベトナムの旅客 貨物輸送で重要な役割を果たしてきた 1 旅客 貨物輸送量の増加ハノイ-ホーチミン線の旅客数に基づく旅客輸送量は 1994~2006 年の期間 1.6 倍に増加し 同期間の年平均成長率は 3.9% であった ハノイ-ホーチミン線の人 km 単位の旅客輸送量は 1994~2006 年の期間 3.1 倍に増加し 同期間の年平均成長率は 9.9 % であった ( 図 3) 図 3 は ベトナムの旅客数に基づく列車旅客総数のほぼ半分がハノイ -ホーチミン線で輸送されている一方 人 km 単位では ベトナムの列車旅客の約 85% が同路線で輸送されていることを示している 図 3: 旅客輸送量 (1994~2006 年 ) 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 旅客輸送量 ( 百万人 ) ,000 4,500 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,500 1, 旅客輸送量 (10 億人 キロメートル ) ハノイ - ホーチミン線 ベトナム鉄道全体 ハノイ - ホーチミン線 ベトナム鉄道全体 出典 : ベトナム鉄道公社 出典 : ベトナム鉄道公社 ハノイ-ホーチミン線のトン単位の貨物輸送量は 1994~2006 年の期間 1.6 倍に増加し 同期間の年平均成長率は 4.1% であった ハノイ-ホーチミン線のトン km に基づく旅客輸送量は 1994~2006 年の期間中 2.4 倍に増加し 同期間の年平均成長率は 7.6 % であった ( 図 4) 同様に 図 4 は ベトナムのトン単位の列車貨物総数量の約 35% がハノイ-ホーチミン線で輸送されている一方 トン km に基づくとベトナムの列車貨物の約 60% が同路線で輸送されていることを示している 8

9 図 4: 貨物輸送量 (1994~2006 年 ) 貨物輸送量 ( 百万トン ) 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2, ハノイ-ホーチミン線ベトナム鉄道全体 出典 : ベトナム鉄道公社 貨物輸送量 (10 億 キロメートル ) ハノイ-ホーチミン線ベトナム鉄道全体 出典 : ベトナム鉄道公社 2 運行数の増加 ハノイとホーチミンシティ間の旅客列 車の本数は 1993 年の 1 日あたり上 下列車 4 本から 2007 年には 1 日あ たり上下列車 12 本に増加し 3 倍増 であった ベトナム鉄道によると 着 実に増大している旅客需要に応える ため ハノイ - ホーチミン線の旅客列車の運行数の増加が優先された しかし 長距離 中距離 短距離を含むベトナム鉄道の全路線を見ると 1993 年の 1 日あたり上下列車 50 本から 2007 年には 1 日あたり上下列車 70 本に増加した 表 5: 運行数 ( ハノイ - ホーチミン間 ) 旅客列車 1 日あたり上下列車 4 本 1 日あたり上下列車 12 本 貨物列車 1 日あたり上下列車 8 本 1 日あたり上下列車 6 本 出典 : ベトナム鉄道公社注 : ベトナムでは 1 日あたり列車本数は ハノイからとホーチミンシティ ホーチミンシティからハノイの両方向の 1 日あたり列車本数で計算される ベトナム鉄道は 旧式機関車および旅客 貨物列車を交換し 最新設備を購入して輸送 能力の増強をはかってきた 1994~2006 年の期間に 機関車数 (324 本 ) はわずかに減 少したが 同期間中に貨物列車 (262 本 ) は増加した ( 表 6) このことはハノイとホーチミン シティ間の列車の本数の増加にも貢献している 表 :6 ベトナム鉄道所有の機関車および列車数 機関車 旅客列車 ,003 1,050 1,063 1,068 1,098 貨物列車 4,861 4,838 4,673 4,712 4,702 4,530 4,308 4,329 4,403 4,613 4,920 4,984 5,023 5,123 出典 : ベトナム鉄道公社 事業効果に対する受益者の意識 1 鉄道旅客の意識 鉄道サービスの満足度に関する鉄道旅客の受益者調査の結果によると 回答者の 10% ( 回答者 4 名 ) が 非常に満足 と評価し 回答者の 69% が ( 回答者 27 名 ) はい 一定の 満足 と回答した 鉄道旅客の満足度は高い ( 図 5) 全般的に見れば インタビューを行 った旅客の 93% が現在の鉄道サービスに満足していた 12 受益者調査の概要については 囲み 1: 受益者調査の概要 を参照 9

10 インタビューした旅客のほぼ全員が本事業について知らなかったが 最近の鉄道サービ スにおけるプラスの変化を認識してい た 72% の旅客が以前より所要時間 が短縮されたこと または時間どおり に運行されるようになったことを認識 していた 67% の旅客が列車の快適 さ 13 が向上したと回答し 26% の旅客 が列車での移動は安全と感じたこと を認識していた ( 図 6) 鉄道を利用する理由に関し 大部分 の回答は安全性 (69%) 快適性(59 %) 利便性 (31%) および比較的に 安い価格 (26%) を挙げていた これ らの理由は 種々の輸送機関のなか で 鉄道を利用する旅客にとって利 点と見なされる 特に ベトナムで近 年増加し続ける道路交通事故といっ た社会的問題は 安全に対する人々 の意識を変えつつある すなわち輸 送手段を選択する際の条件として 安全性が最優先されるようになってき ている ( 図 7) 非常に満足 一定の満足 やや不満足 非常に不満足 不明 0% 所要時間が短縮した / 定時性が向上した 快適性が向上した 安全性が向上した 備考 : 複数回答 8% 10% 5: 鉄道旅客の満足度 13% 変化なし / 時々遅延する 安全性 快適性 利便性 料金の安さ 備考 : 複数回答 図 6: 鉄道旅客の意識 13% 26% 図 7: 移動に鉄道を利用する理由 回答数 (N=39) 回答数 (N=39) 72% 67% 69% % 31% 回答数 (N=39) 59% 69% 省 市政府および企業の意識インタビューを行った 5 つの省 市政府 14 貨物輸送会社 2 社 ベトナム商工会議所 ( VCCI) ダナン支部は 安全性と信頼性の向上 所要時間の短縮 旅客 貨物輸送量の増加等 事業の主要な効果についてよく認識していた 13 快適さは 騒音や振動がなく 車内が清潔であること 列車の寝台設備 ( 寝台車 ) の利用可能性 車窓から見える景色 乗車券の買いやすさ 団体旅行の収容能力などといったことと関連している 14 インタビューの対象となった省 市人民委員会は クアンナム省 カインホア省 ビンディン省 ビントゥアン 省 およびホーチミンシティであった 10

11 2.4 インパクト ベトナムの南北間の物流の促進に対するインパクト前項の 輸送効率 および図 3 と 4 で示したとおり 1994 年 ~2006 年の期間に ハノイとホーチミンシティとの間の旅客 貨物輸送は着実に伸びた インタビューした省 市政府の多くは ハノイ-ホーチミン線がベトナムの輸送で重要な役割を果たしてきたとの見解であった ハノイ-ホーチミンシティ間において鉄道輸送貨物 Gia Vien 鉄道橋 ( フエ ) の品目および種類については いくつかの変化や多様化が認められた 15 しかし 主要商品の推移や多様化と本事業との関連性ははっきりしないが ベトナムの南北間の物流の促進 に対するインパクトはプラスであるように思われる 同時に さらに安全性の高い 高速の鉄道運行を実現するだけでなく 鉄道旅客 貨物輸送の能力を高める余地があることが明らかになった 受益者調査の結果は ベトナムの鉄道旅客 貨物に対し多くの需要があることを示しているが 既存の老朽化し 脆弱化した鉄道橋 16 単線 貧弱な荷役設備 老朽化した貨車 主要港湾との接続の悪さ等 現在の鉄道インフラが抱える制約条件を考えると 増大する需要に対してベトナム鉄道が対応することは困難である さらに 受益者調査ではベトナム鉄道のおそまつな経営が指摘されている これらの問題および制約は ベトナム鉄道およびベトナム政府の双方の努力によって解決される必要がある 地域開発に対するインパクト 全般的に これまでの 20 年間のハノイ - ホーチミン線沿線の省 市の地域開 発はプラスであった 例えば 2000~ 2003 年の期間 ハノイ - ホーチミン線 沿線の 21 省 市の平均 GDP は 7~13 % であった 1995~2006 年の期間 省 市の工業生産高の年平均成長率は 15~31% 省 市の農業生産高の年平 表 7: ハノイ-ホーチミン線沿線の主要港湾貨物取扱量 ( 単位 :1,000 トン ) 港湾地域 ハイフォン 12,732 13,207 14,043 17,207 サイゴン 44,599 47,888 53,299 59,247 ダナン 4,756 4,958 4,734 5,093 ゲアン 849 1,018 1,375 1,310 クイニョン 2,844 3,402 3,523 3,965 ニャチャン 3,464 4,189 4,037 3,769 カントー 676 1,010 1,365 1,183 クアンニン 14,634, 19,387 22,717 28,100 合計 84,556 95, , ,874 出典 : ベトナム海運総局 (Vinamarine) 均成長率は 2~7% であった ただし ダナン ((-0.1%) やホーチミンシティ (1.4%) 等の 年には 主要商品は 穀物 (22%) 化学肥料 (20%) セメント (9%) リン鉱石 (7%) 石炭 (6%) であった 公式な統計データはないが ベトナム鉄道によると 現在 ハノイからホーチミンシティへ鉄道で輸送されている主要商品は ガラス粉末 化学肥料 一般消費財 セメントであり ホーチミンシティからハノイへ輸送されている商品は 米 一般消費財および魚醤などである 16 ベトナム鉄道によると ハノイとホーチミン間に約 1300 カ所の鉄道橋があるが 依然として 278 カ所の橋梁は 老朽化し 脆弱化した状態であり 大規模なリハビリを要するとのことである 11

12 都市部を除く ) 2003 年 ~2006 年の期間 ハノイ-ホーチミン線沿線の主要港湾の貨物取扱量は増加した ( 表 7) 顕著な変化のひとつは 同地域の急速な工業開発である 現在 ハノイ-ホーチミン線沿線の 21 省 市で 合計 46 の工業団地が操業中 24 の工業団地が準備中または建設中である これらのめざましい業績は 多くの要因によるものである たとえば 海外直接投資 (FDI) 促進や道路網 港湾 電力 電気通信等の経済 社会インフラに対する積極的な投資を含む政府の経済 産業政策等である 鉄道インフラへの投資は この業績の一因であったと思われるが 本事業と地域開発との関連性は薄いように思われる しかし 本事業は 鉄道セクターであらたなビジネスチャンスを促進した たとえば 2006 年 12 月に 民間事業者により ホーチミンシティとベトナム南部の有名なビーチリゾートで あるニャチャン間のあらたな観光列車 (5 スターエクスプレス ) の就航が開始された 2006 年には 鉄道セクターの自由化および民間の参入を促進することを目的とした新鉄道法 のもと ベトナム鉄道との譲許的契約に基づき 民間セクターによるハノイとホーチミン間 の貨物輸送サービスが開始された また 省 市政府に対するインタビュー調査により カ 17 インホア省およびビントゥアン省等の南中央沿岸地域の観光開発が 鉄道および国道 がもたらした同地域とホーチミンシティ間の所要時間の短縮により促進されたことが判明し た 住民の生活水準の向上に対するインパクト ハノイ - ホーチミン線沿線の 21 省 市は 紅河デルタ 北中央沿岸 南東地域に位置し ているが 2002 年から 2004 年までの期間 ベトナムのすべての地域において 貧困率の 改善が見られた ベトナムおよび地域別の 1 人あたり平均所得も増えた 省 市政府への インタビュー調査では 人々の経済状態および生活水準の向上が確認された しかし こ れは 本事業のインパクトというよりは おもに同国および各地域の経済成長 開発による ものである 表 8: 貧困率 表 9:1 人当たり平均所得 ( 単位 : %) ( 単位 :1,000 VND) 国全体 国全体 地域別 地域別 紅河デルタ 紅河デルタ 北東部 北東部 北西部 北西部 n.a 北中央沿岸部 北中央沿岸部 南中央沿岸部 南中央沿岸部 中央高原地帯 中央高原地帯 東南部 東南部 メコン河デルタ メコン河デルタ 出典 : ベトナム統計局 (GSO) 出典 : ベトナム統計局 (GSO) 注 : 価格はコンスタントプライス表示 17 ランソンからカマルまでの国道 1 号線の道路と橋梁も JBIC 世界銀行 アジア開発銀行の協力により リ ハビリが実施された 12

13 2.4.4 自然環境に対するインパクト 大部分の工事は 既存鉄道橋のリハビリであったため 事業実施中もその後も自然環境 に対する特段のマイナスの影響は認められなかった 用地取得 住民移転に対するインパクト計画どおり 本事業により総面積 32 万 9305m 2 の用地が取得された また 31 世帯 (Bach Ho 橋周辺の 20 世帯およびGanh 橋周辺の 11 世帯 ) が移転した ベトナム鉄道によれば 移転手続きは 対象となった住民の生活水準の維持を考慮して それぞれの法令に基づき実施された 特段のマイナスの影響は報告されていない 橋梁工事における作業者の能力強化に対するインパクト 本事業を通じて多くの新しい技術およびノウハウ 18 がベトナム側に導入され 約 20 人の技 術者の海外研修を含め 約 2500 名の技術者に対し専門的な業務の研修が行われた 18 本事業により導入された技術およびノウハウの例を以下に示す 1PMUを設置し 国際慣行に基づく事業管理のノウハウ 2 作業の質を向上させるための日本およびその他の国の処理 手順 技術基準 3 大口径埋め込み杭 PC 桁 斜張橋 PC 橋の架橋技術 深礎杭の設計 工法およびスーパー T 桁など 13

14 囲み 1: 受益者調査の概要 ベトナム政府と JBIC による合同事後評価チームは ハノイ - ホーチミン線沿線の 5 つの省 市の人民委員会 貨物輸送会社および旅客に対して下記の種類の受益者調査を実施した 1) 各省の人民委員会に対する半構造的型インタビュー (SSI) クアンナム省 カインホア省 ビンディン省 ビントゥアン省およびホーチミンシティの 5 つの人民委員会へインタビューを行った インタビューを受けた人民委員会の多くは 所要時間の短縮 高速化および信頼性の向上等 鉄道サービスのプラスの変化を認めた 必ずしもインタビューを受けた方全員が各省における事業の直接的影響を明確に認識しているわけではなかったが 多くは ベトナムの南北輸送網におけるハノイ-ホーチミン線のビントゥアン省人民委員会とのインタビュー重要な役割を認めていた 東南地域のビントゥアン省やホーチミンシティ等の省 市は 観光振興に対する本事業のプラスの影響を認識していた 彼らは ファンティエット ( ビントゥアン省の省都で ベトナム南部の有名なビーチリゾート ) とホーチミンシティ間の所要時間が 6 時間から 4 時間に短縮されたことによって 以前より多くの旅行客が鉄道を利用するようになったと分析している 同時に ランソンからカマルまで延びる国道 1 号線の整備もこの地域の観光開発に多大な貢献をしたと考えられる 1 つのよい例として 民間鉄道事業者が ベトナム鉄道のインフラを利用して ホーチミンシティとニャチャン間で豪華旅客列車の運行を開始したことが挙げられる また ビントゥアン省も鉄道会社と協力してファンティエットの既存駅のリハビリおよび拡張を計画し 駅までのアクセス道路の建設に 2000 万 ~ 2500 万 VND を投資する予定である 2) 企業 団体との半構造的型インタビュー (SSI) 貨物輸送会社 2 社 ( そのうち 1 社はベトナム鉄道グループ傘下の貨物輸送会社 ) およびベトナム商工会議所 (VCCI) ダナン支部とのインタビューが実施された インタビューを受けた企業は 安全性および鉄道サービスの信頼性の向上 所要時間の短縮および旅行客の増加等の事業効果を確信していた そのような事業の利益を得て 事業を拡大し より多くの顧客を獲得し 収益を増やした 同時に 不十分な鉄道インフラおよび管理の不備等 既存の鉄道システムの制約も指摘された ホーチミン市の貨物輸送会社とのインタビュー 3) 鉄道旅客との半構造的型インタビュー (SSI) ハノイ - ホーチミン線沿線の 4 つの主要な駅で総数 39 名の鉄道旅客にインタビューした 内訳は ハノイ駅で 10 名 フエ駅で 6 名 ダナン駅で 13 名 サイゴン駅で 10 名であった 当初は 受益者調査の一環として ハノイ - ホーチミン線沿線のいくつかの省の地域住民を対象にフォーカス グループ (FG) を行うことを計画していた しかし 評価チームは 地域住民が必ずしも鉄道利用者ではなかったことから FG の実施が困難であることがわかった その代わりに 事業実施後の鉄道サービスの直接的変化を把握するために 鉄道旅客に対する半構造的型インタビューを実施した フエ駅での鉄道旅客とのインタビュー 14

15 2.5 接続性 ( レーティング :b) 概して 実施機関ならびに運営 維持機関における制度上および技術上の能力についての問題は見受けられないが 長期的なリスクとして維持管理予算の制約が挙げられる 事業施設の現在の状況は良好である したがって 当該事業の持続性は中程度であると判断できる 実施機関及び運行 維持管理機関運営 維持機関の組織体制について 特段の問題はない ベトナム鉄道本部のインフラ管理部の監督下 鉄道管理会社 (RMC)10 社が ハノイ-ホーチミン線の事業対象橋梁の維持管理に直接従事している 役割分担および意志決定の流れは明確で 政府の規制に基づいている 最近 ベトナム鉄道は 2009 年までに現行の組織を以下の 5 つの会社グループに組織改変することを計画している すわわち 1ハノイおよびサイゴン鉄道旅客輸送会社グループ 2 貨物輸送株式会社グループ 3 鉄道管理会社 20 社のグループ 4 機関車製造会社グループ 5 建設会社や旅行会社を含む他の鉄道サービス会社グループ 残りの既存組織および機能はベトナム鉄道本部に属する 将来の新組織においては 各会社グループは もっと独立した管理および商業ベースの組織を抱えることになる 本部は会社グループ 5 社の持株会社として機能し 資本 財務管理によりグループを支配する 鉄道管理会社グループは 引き続き事業対象橋梁の運行 維持管理の責任を担い 運営 維持管理予算はベトナム鉄道本部を通してベトナム政府により配分される 運営 維持管理技術能力事業対象設備の維持管理のため 運営 維持管理要員に対し十分な研修が実施されている 現在 総数 6505 名のスタッフが以下の 10 社の鉄道管理会社 (RMC) で仕事をしている 内訳は 775 名 (Ha Ninh) 640 名 (Thanh Hoa) 749 名 (Nghe Tinh) 579 名 ( Quang Binh) 927 名 (Quang Tri) 744 名 (Quang Nam) 822 名 (Nghia Binh) 518 名 (Thuan Hai) 869 名 (Phu Khanh) 662 名 (Sai Gon) スタッフはベトナム鉄道の技術訓練コースへの参加が義務づけられている ベトナム鉄道の自己査定によると RMC の現在の技術的能力には特段の問題はないとのことである 運営 維持管理の財政状態必要な予算の約 60% が運行 維持管理に充当されている おもに 維持管理資金の 90 % は政府から支出され 残り 10% はベトナム鉄道の収益から出ている 維持管理資金に使われる収益は 広告 民間事業者の賃借料 キオスク等の駅の設備の賃借料等の総収益の 80% から生じたものである 旅客および貨物輸送サービスによる収益は 維持管理資金との関連性はない ベトナム鉄道によると 仕事に優先順位をつけ 限られた予算のもとで運営 維持管理業務の実施を余儀なくさせられているが 予算の問題にはいつも 15

16 直面している これは 長期的にはベトナム鉄道の運行 維持管理能力の低下をもたらす 危険性がある 運営 維持管理の状態事業対象橋梁はすべて良好に保たれている ベトナム鉄道の自己査定およびフィールド調査中の評価チームによるいくつかの橋梁の目視点検によれば 対象 19 鉄道橋の状況は良好に保たれている ベトナム鉄道および RMC は 運輸省に定められた国内基準に基づき 日常保守 定期保守 大規模補修および緊急保守を含む維持管理業務を実施している これまでのところ 維持管理計画の内容および実施に特段の問題は認められない 3. 結論および教訓 提言 3.1 結論 以上により 本事業の評価はきわめて高いと言える 3.2 教訓 投資準備および設計本事業のフィージビリティ スタディは 短期間で準備されたため 実施中の事業スコープの修正 変更 追加が数多く行われた 調達 事業の円滑な実施および製品やサービスの質の確保のためには 能力のある適切なコン サルタントおよびコントラクターの調達が鍵となる 用地取得 事業用地の問題は 事業の遅れを引き起こす可能性のある重大な要素であり その準備 取得などは早い時期に解決すべきである 手続きおよび規則 事業の実施において 関連するベトナム国内法規および手続き およびドナーの規則と ガイドラインを理解することがきわめて重要である 3.3 提言 投資準備および設計詳細設計の評価と審査期間を短縮するため 国際基準にあうようにベトナム鉄道の技術基準を向上させるべきである 16

17 3.3.2 調達 ベトナム鉄道は 国際基準 慣行に基づく調達ガイドライン 手続きの開発 および職 員の研修により 調達業務能力を向上させる必要がある 調和化運輸省 (MOT) ベトナム鉄道および計画投資省(MPI) は ベトナム国内法政策ならびにODA 事業の手続きをドナーのガイドラインと調和化させる必要があることを認識しなければならない 維持管理 持続性を確実にするため 財務省 (MOF) と運輸省 (MOT) は 鉄道セクターの適切 な維持管理予算を確保するよう継続的な努力を払う必要がある 17

18 当初と実際のスコープ比較 項目計画実績 1 アウトプット (a) 橋梁のリハビリおよび架け替え (b) コンサルタンティング サービス 2 事業期間 : < 対象橋梁 :9 橋 > 1. Cho Thuong 橋 2. Chanh Hoa 橋 3. Bach Ho 橋 4. Gia Vien 橋 5. Truong Xuan 橋 6. Ganh 橋 7. Da Rang 橋 8. Song Cai 橋 9. Binh Loi 橋 合計 : 1,034 M/M a) 外国人 : 218 M/M b) ローカル : 816M/M 1994 年 1 月 ~1999 年 12 月 (6 年 ) < 当初計画分 :8 橋 > 1. Cho Thuong 橋 2. Chanh Hoa 橋 3. Bach Ho 橋 4. Gia Vien 橋 5. Truong Xuan 橋 6. Ganh 橋 7. Da Rang 橋 8. Song Cai 橋 < 追加分 ; 11 橋 > 9. Bau Tai 橋 10. My Chanh 橋 11. Phu Bai 橋 12. Nong 橋 13. Phong Le 橋 14. Ky Lam 橋 15. Chiem Son 橋 16. Ru Ri 橋 17. Bong Son 橋 18. Song Chua 橋 19. Thach Tuan 橋合計 : 2,069 M/M a) 外国人 : 393 M/M b) ローカル : 1,676M/M < 当初スコープ > 1994 年 1 月 ~2000 年 7 月 (6 年 7カ月 ) 3 事業費 : 外貨現地通貨 合計うち円款部分換算レート 注記 ) 計画期間は 1993 年の第 1 期 (VNI-6) 審査時点に基づく 99 億 8,000 万円 34 億 7,600 万円 (3,476 億 00 百万 VND) 134 億 5,600 万円 114 億 3,700 万円 1 VND= 0.01 円 (1993 年現在 ) 注記 ) 計画事業費は 1996 年の第 3 期 (VNIII-6) 審査時点に基づく < 追加アウトプットを含む > 1994 年 1 月 ~2005 年 12 月 (12 年 ) 55 億 3,000 万円 54 億 9,000 万円 (6,862 億 5,000 万 VND) 110 億 2,000 万円 93 億 3,200 万円 1 VND= 円 (1994~2005 年平均 ) 18

スライド 1

スライド 1 20930 2 84.0 1992 49.4 200 3 18000 16,484 16,813 16000 14000 12000 10000 8000 6000 4000 2000 1 1983 1997 0 1960 1963 1966 1969 1972 1975 1978 1981 1984 1987 1990 1993 1996 1999 2002 2005 2007 4 200620101

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