経膣超音波診断置 仕様書 独立行政法人地域医療機能推進機構相模野病院

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1 経膣超音波診断置 仕様書 独立行政法人地域医療機能推進機構相模野病院

2 経膣超音波診断置仕様書 1. 目的 本仕様書は 独立行政法人地域医療機能推進機構相模野病院 ( 以下 甲 という ) に おける経膣超音波診断装置について必要な事項を定めるものである 2. 契約件名経膣超音波診断装置 ⒉ 式 3. 履行場所 神奈川県相模原市中央区淵野辺 独立行政法人地域医療機能推進機構相模野病院内 ( 概要 ) 病床数 212 床外来患者数 ( 一日平均 ) 720 人入院患者数 ( 一日平均 ) 160 人 4. 納入期間平成 27 年 12 月 28 日から平成 28 年 1 月 29 日まで 5. 調達の目的産婦人科領域における経膣超音波診断装置の役割は 産婦人科における妊娠初期から末期に至るまでの胎児発育診断に また婦人科領域における各種疾患診断に対して必要不可欠なものとなっている さらに 従来の電子リニア コンベックスに加え広視野 (220 ) をカバーする経腟プローブの使用により恥骨下 骨盤腔のしかもより近位からの良質な情報取得や 人工授精の為の採卵が安全かつ容易なものとなった また 各種産婦人科計測により胎児発育管理が可能となり さらなる診断 診療向上とより一層の高度医療に必須のものである

3 6. 調達物件 経膣超音波診断装置 2 式 内訳 1 経膣超音波診断装置本体 2 台 2 白黒ビデオプリンタ 2 台 3 経腟用電子コンベックス探触子 2 本 4 経腹用電子コンベックス探触子 1 本 5 カラーモードオプション 2 式 調達物品に備えるべき技術的要件 1-1 超音波診断装置本体の基本性能 機能に関して以下の要件を満たすこと 型以上の液晶カラーモニタを採用していること コントロールパネルとアーム付きモニタが一体で上下昇降が 10cm 以上できること コントロールパネルは左右 90 度回転ができること 超音波診断装置本体は 4 輪キャスタ付で移動が容易にでき 幅 400mm 奥行き 550mm 以下で重量は 70kg 以下であること 白黒ビデオプリンタは 正面向きで 本体と一体化していること 標準で電子スキャンプローブ 2 本 メカニカルセクタプローブ 1 本を同時に接続できること DIMAQ-IP ワークステーションを内蔵し ハードディスクへ静止画保存と患者計測データの保存 本体でのスムーズな画像再生と外部出力が容易にできること GB 以上の本体 HDD に対応していること USB フラッシュメモリ CD/DVD にて 患者データ及び画像の記憶 再生が可能で 画像を TIFF 形式 /DICOM 形式のファイルに変換して パソコン等のOA 機器で呼び出す機能を有すること DICOM 形式で CD もしくは DVD に画像を保存した場合 DICOM 形式の画像を確認するための簡易ビューワーを同時に焼くことができること 本体スイッチで 本体 HDD を経由せずに USB メモリへ画像を直接保存する機能を有すること dB 以上の装置ダイナミックレンジを有すること 超音波画像の調整パラメータや条件をモニタ上に 6 つのソフトキーを有し 対応したパドルスイッチで調整できること また ソフトキーはページコントロールで

4 ページを選択できること さらに ソフトキーはユーザーが自由にカスタマイズできること コントロールパネルには ソフトキー以外に機能を変更できるキーが 10 個以上あること 白黒ビデオプリントを行った時に 静止画像を自動的にハードディスクに保存できる機能を有していること 患者情報の登録には 詳細登録と簡易登録があること 詳細登録方法で患者登録を行う場合 情報の入力順を自由にカスタマイズできる機能を有すること 個以上のプローブホルダに対応し ホルダの取り外し 位置の移動ができること 経腟用メカニカルセクタプローブの装着が可能であること. 1-2 走査方式の機能については 以下の要件を満たすこと 走査方式は メカニカルセクタ走査 電子リニア走査 電子コンベックス走査を有 し且つ 1 本のプローブで複数の周波数が使えること 1-3 表示モードについては 以下の要件を満たすこと 表示モードは B モード M モード ドプラモードの機能を有していること 電子スキャンプローブでは オプションでカラーフローモード パワーモードが使 用できること パワーモードではディレクショナルパワーモード機能を有すること 電子スキャンプローブでは 標準でパルスドプラが使用できること 画像表示モードは 1 画面 分割 2 画面 同時 2 画面 4 画面表示が可能であるこ と 1-4 B モードについては 以下の要件を満たすこと 経腟スキャンにおいて メカニカルセクタ走査 コンベックス走査は 視野角 220 まで表示すること 送信フォーカスは 1 段 ~4 段の切換ができる機能を有すること 画面表示及び 2 画面表示機能を有すること

5 1-4-4 表示画像 ( リニアプローブを除く ) が 90 毎に回転できること 1-5 M モードについては 以下の要件を満たすこと スクロール表示ができる機能を有すること M モード B モード及びカラーフローモードを同時表示できる機能を有すること 掃引速度は最大 4 段階の切替えが可能であること カラーフローモードと M モードの同時使用ができること 1-6 カラーフローモードについては 次の要件を満たすこと 電子プローブで起動できること 繰り返し周波数レンジは 0.10kHz から 19.5kHz の範囲であること 速度表示 速度及び乱流表示ができる機能を有すること カラー反転機能 カラー表示 ON/OFF 機能を有すること B モード白黒画像とカラーフローモード画像を 2 画面で同時にリアルタイム表示 できる機能を有すること カラー PRF を設定を 3 段階でワンタッチ切替できる機能を有すること またその 設定値はユーザーが自由に設定変更 保存することができること 1-7 パワーモードについては 次の要件を満たすこと 電子プローブで起動できること 繰り返し周波数レンジは 0.10kHz から 19.5kHz の範囲であること カラードプラの送信周波数が 2 周波以上変更可能なこと パワーモード画像に対し 5 種類以上の色表示ができる機能を有すること カラー反転機能 カラー表示 ON/OFF 機能を有すること B モード白黒画像とパワーモード画像を 2 画面で同時にリアルタイム表示できる 機能を有すること パワー PRF を設定を 3 段階でワンタッチ切替できる機能を有すること またその 設定値はユーザーが自由に設定変更 保存することができること

6 1-8 パルスドプラモードについては 次の機能を満たすこと 電子プローブで起動できること 繰り返し周波数レンジは 0.10kHz から 19.5kHz の範囲であること 周波数及び周波数 / 速度混合表示ができる機能を有すること 同時に 2 種類以上のオートトレース表示ができる機能を有すること B モード画像とドプラ波形の表示フォーマットは 左右表示 上下表示が選択でき ること また上下表示の場合は B モード画像とドプラ波形の表示割合を選択でき ること B モード画像とドプラ波形のアップデートスタイルを 6 種類から選択できること B モード画像とドプラ波形の表示フォーマット およびアップデートスタイルは 診断領域毎にカスタマイズできる機能を有すること ドプラ PRF の設定を 3 段階でワンタッチ切替できる機能を有すること またその 設定値はユーザーが自由に設定変更 保存することができること 血流速度計測時に角度補正する機能を有すること 1-9 計測機能については 次の要件を満たすこと 距離 トレース長 面積 体積 角度 深度 時間 心拍数 速度 流速度 ( 周波数 ) 流量 PI RIの計測機能を有すること 産科計測 ドプラ計測 心臓計測 整形外科計測 ドプラオートトレース計測ができる機能があり 計測結果についてのレポートが表示できる機能を有すること 産科計測において GS CRL BPD FL FTA APTD TTD AFI EFW の計測値を胎児の成長過程と共に記録し 胎児発育状態を平均児の成長曲線と比較し総合的に判断するデータを表示する機能を有すること 計測したデータは 成長曲線画面 レポート画面に表示することができ それぞれのページにはワンタッチで移行することができること また 計測値をマニュアルで修正 保存できる機能ページを有すること ドプラ計測においては 臍帯動脈血流 胎児中大脳動脈血流の PI RI 値を標準曲線にプロットすることにより RI PI 値の評価ができる機能を有する事 この場合 計測画面からワンタッチで血流の曲線画面に遷移できること 産科計測において 児体重推定式は東京大学式 大阪大学式 日本超音波医学会式の式を登録でき また海外で使用されている式も本体内に有すること 産科計測において ユーザー独自の児体重推定式 胎児計測データを保存することができること

7 1-9-8 児体重推定のための一連の計測 ( 式 計測項目 計測ラベルの表示順 ) を1グループとし 本体に5つのグループが自由に登録できること において 登録した計測グループを自由にユーザーが選択 使用できる機能を有すること 児体重推定に必要な項目の計測ラベルの選択を装置が自動的に行うナビゲーション機能を有すること またラベルの選択順は自由にカスタマイズできること 計測ラベルを選択する場合 計測後にラベル選択する方法とラベル選択後に計測をする方法の2つの方法が使用可能であること 計測ラベルの表示 非表示 並べ替え カスタマイズキーへの割付けが自由にできること " 胎児の心臓計測に対応していること また Report 画面では胎児心臓の模式図が表示できること " 成長曲線画面は 4 分割表示が可能であること またその表示順は自由にカスタマイズができること " 成長曲線画面には EFW 算出のための各パラメータ計測断面の画像を自動添付できること また 添付する画像は 本体に保存しサムネイル表示された画像と自由に差し替えができること " 成長曲線画面には 胎児の発育管理のために 計測したデータを本体に保存し 当日計測したデータと過去に計測したデータを同一グラフ上にプロットする機能を有すること " 成長曲線とともに 計測値に対する標準偏差のトレンドグラフが表示できること また 児体重計測に関連する全ての計測項目のトレンドグラフを同一グラフ上に表示できること " " 多胎の計測に対応していること また同一の成長曲線上に全ての多胎のプロット ( トレンドを含む ) が表示できること " 1-10 ビデオ入力 出力については 以下の要件を満たすこと ビデオ出力信号については コンポジットビデオ信号 S-VHS 信号 RGB 信号および VGA 信号を有すこと ビデオ入力については コンポジットビデオ信号及びS-VHS 信号の再生が可能であること カラーモニタ上にビデオ再生画像が表示できること

8 ビデオ再生画像上での計測機能を有すること 1-11 その他の機能については 以下の要件を満たすこと 白黒及びカラー画像において最大 512 枚のシネメモリー機能を有し フレームモード ループモード及びワンスモードでの再生が可能であること プリセット機能を有し 32 種類以上の条件設定が可能であること アノテーション機能を有し 各診断分野ごとに 使用するテキストは自由に登録 削除 並べ替えが出来る機能を有すること 画面上部に病医院名 患者 ID などの患者情報を表示する機能を有すること また 個人情報保護のために 登録した患者情報を非表示にすることができること 本体の別々のフォルダに保存された画像データを一つのフォルダにまとめる機能を有すること 計測レポートをワード形式 PDF 形式で取り出せること またそれらには保存した静止画像を添付できること 1-12 カラーモニタに関しては 以下の要件を満たすこと 型以上のサイズで ノンインタレース液晶モニタであること モニタの位置を 前後 上下 左右に変えることができる機能を有すること " モニタ画面にて 本体に保存した画像がサムネイル表示されること サムネイルには最大で 4 12 枚の画像が同時表示できること またサムネイルからの保存画像の呼び出し および消去が可能であること " サムネイルには本体に保存した画像のほか 登録した患者データ 計測値を表示することができること モニタに表示されるカスタマイズキーは B モード カラーモード パルスドプラモード 計測モードにおいて全て自由にカスタマイズが可能であること 2. プローブの概要に関し 以下の要件を満たすこと 2-1 経膣用電子コンベックス探触子に関しては 以下の要件を満たすこと 電子コンベックス方式であること

9 2-1-2 オプションで THI( ティシュハーモニック ) が使用できること THI は フィルタ方式を採用していること 周波数が 3.8MHz,5.7MHz,8.0MHZ,10.0MHzMHz および THI 方式の 3.3MHz,4.2MHz の 6 周波の切替えが可能であること 視野角が最大 220 まで表示する事ができ 視野角度は変更可能であること カラードプラモード / パワードプラモード表示が可能であること パルスドプラモード表示が可能であること 診断視野深度は 最大 16cm であること 2-2 経腹用電子コンベックス探触子に関しては 以下の要件を満たすこと (5.0C50A) 電子コンベックス走査方式であること オプションで THI( ティシュハーモニック ) が使用できること THI は フィルタ方式を採用していること 周波数が 3.5MHz 5.0MHZ 7.5MHz および THI 方式の 6.8MHz 7.4MHz の 5 周波の切替えが可能であること 視野角が最大 64 で 視野角度は任意の角度に自由に変更可能であること カラードプラモード / パワードプラモード表示が可能であること 標準で パルスドプラモード表示が可能であること 穿刺用のアダプタの装着が可能であること 診断視野深度は 最大 30cm であること 3. 記録装置の概要に関し 以下の要件を満たすこと 3-1 白黒ビデオプリンタに関しては 以下の要件を満たすこと 超音波診断装置本体内部に搭載でき 本体と一体化していること 水平 1024 ドット 垂直 500 本の解像度を有すること 本体操作パネルのスイッチ操作により プリントできる機能を有すること 階調度は 256 階調以上であること プリント方式は 感熱記録方式であること 入力信号は コンポジットビデオ信号もしくはデジタル信号であること

10 3-2 ハードディスク及び光学ドライブに関しては 以下の要件を満たすこと 本体は 160GB 以上のハードディスクを内蔵し 患者情報管理の為に 100GB 以上 の容量を使用でき 静止画像データを 15 万枚以上保存可能であること USB2.0 ポートを 2 つ以上有すること 4. その他必要条件 4-1 必要条件については以下の要件を満たすこと 稼動させるのに必要な搬入 据付 調整を行うこと 装置の管理者 運用者に技術的指導を行うこと 品質保証期間を納入後一年間までとすること (1) 納入場所神奈川県相模原市中央区淵野辺 独立行政法人地域医療機能推進機構 (JCHO) 相模野病院 (2) 納入期限平成 28 年 1 月 29 日まで (3) 特記事項納入場所までの輸送費 取付調整費等 当該物品が正常に使用可能にな るまでの一切の費用を含むこと (4) その他事項この仕様書に定めのない事項及び疑義を生じた場合は 別途協議するものとする (5) 連絡先相模野病院経理課契約係濱谷電話 : ( 内線 770) 以上