研究開発戦略委員会東京大学先端科学技術研究センター森川博之

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ひろじすみい
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1 研究開発戦略委員会東京大学先端科学技術研究センター森川博之

2 蒸気機関が鉄道の登場を促し, 鉄道の登場がめぐりめぐって郵便, 新聞, 銀行などの登場につながったなが ICT 技術がブロードバンドの登場を促し, ブロードバンドの登場がめぐりめぐってド,, などの登場につながった蒸気機関から ICT へ Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 2

3 インターネット米国 :Cyber y Physical System 欧州 :Internet of Things 中国 : 物聯網ユビキタスインターネット, ユビキタス,M2M Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 3

4 社会基盤としてのICT エクスペリエンスとしてのICT 実世界データストリームデータデータを集めるキーワード Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 4

5 社会基盤としての ICT Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 5

6 我が国の人口の長期的推移出典 : 国土交通省国土審議会長期展望委員会 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 6

7 出典 : 国土交通省国土審議会長期展望委員会無居住地域の拡大, 管理放棄地の増大 2035 年までに, 現在は人が住んでいる面積のうち約 2 割 ( 国土面積の約 1 割に相当 ) が無居住地域化するおそれ将来の人口分布の推計 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 7

8 ~70 年代建設分が更新投資として顕在化今後 50 年間に必要な維持更新費は 190 兆円新設 ( 充当可能 ) 費災害復旧費 6 更新費 4 2 維持管理費道路, 港湾, 空港, 公共賃貸住宅, 都市公園, 下水道, 治水, 海岸の 8 分野出典 : 平成 21 年度国土交通白書将来のインフラコストの推計 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 8

9 都市化 : 人口は都市に集中 ( 全世界的に ). 数多くのグローバルシティの出現経済格差, 環境悪化, 資源制約, 食糧の生産消費の偏在の拡大等により, 国間の対立緊張も拡大集落機能の減退, 耕作放棄地放棄森林の拡大, 空き家, 空きオフィスの増加が課題企業 NPO PPP による農地森林の所有管理社会インフラの維持管理負担の増大 ICT の寄与を考える時期に Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 9

10 センサネットワークによる地震モニタリング» 無線通信モジュール : CPU: PIC18FL4620, 無線モジュール : CC1000» センサモジュール : 3 軸加速度センサ, フィルタ,A/D,SRAM 等搭載. 周波数特性 0.2 Hz~20 Hz, 最大加速度 2G,A/D 分解能 16bit» 時刻同期地震構造モニタリング (gal) accel sink node sensor node 1 sensor node 2 sensor node 3 sensor node 4 sensor node 5 sensor node 6 sensor node time (sec) Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 10

11 花卉産業 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 11

12 農業クラウドグリーンハウス ( 太陽光型植物工場 ) などからのストリームデータを蓄積. 農業もプラットフォームビジネス Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 12

13 In ATT BPF BPF IF LOG 930.5MHz 390MHz 10.7MHz MHz ~ MHz MHz 379.3MHz LO LO LO 数 10 ドルオーダのスペアナストリームデータ収集機構 UP/DOWN CONVERTER to PC MCU 電波の見える化 / 電波クラウド Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 13

14 環境エネルギーICT 医療農業交通教育ICT 社会基盤としての ICT Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 14

15 アンビエント社会基盤研究会 -ビジョンWG - 都市環境 WG - 農林 WG - 実世界ログWG - 無線給電 WG Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 15

16 新世代 M2M コンソーシアム Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 16

17 エクスペリエンスとしての ICT Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 17

18 We call the electric telegraph the most perfect invention of modern times as anything more perfect than this is scarcely conceivable, and we really begin to wonder what will be left for the next generation, upon which to expend the restless energies of the human mind. -- an Australian Newspaper 1853 The Beginning i of Telegraph Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 18

19 Morikawa Komaba Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 19

20 データを集める Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 20

21 無限に到来する時刻順データ系列» 消費電力,CO2, 気温 / 湿度, 気象, 交通, 位置, 街中カメラ, 株価,RFID,IC カード, 電子マネー, 地震 / 構造モニタリング, クルマ, 飛行機, 水... スマートグリッド, 行動支援, 気象 / 交通予測, 農林水産, 酪農, 花卉, 水管理, 資源管理, 空間 / 都市設計, 物流管理, 在庫管理, 運行管理, 株取引, 売上集計, 渋滞監視, 交通制御, 異常検知, 危険検知, 生産性向上... ストリームデータ Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 21

22 国が有する膨大なデータの利活用 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 22

23 研究開発投資 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 23

24 1. どれほどお金がかかっても達成すべきという目標を設定» 安心安全持続可能性がキーワード» DARPAプログラムなどのようなアンブレラプロジェクト ( 無人飛翔体, 超小型センサ, 自律分散ネットワーク, 無線給電...) 2. 夢のような目標を設定» ぶつからない車, 常時生体情報管理システム 3. 極端な数値目標を設定 ( データ連携等のテーマ )» 実空間ミラーリング死の谷を克服する研究開発投資 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 24

25 顔の見えるプロジェクト失敗を許すプロジェクトマネジメント機能の強化» フレームワーク / アーキテクチャの戦略的策定 ( オープン / クローズドの線引き )» 広報, 標準化, 知的財産対応集まる場としての機能» CJK, アジアゲートウェイ» 顔の見える国際協調, 技術外交研究開発プロジェクト Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 25

26 実世界に埋め込まれたセンサからのストリームデータを取って繋いで貯めて使うためのプラットフォーム» 都市, 環境, 農業, 資源, 医療, 介護等への出口を志向した社会基盤プラットフォーム. 出口パートナーが必須であり, 意図的にパートナーと結び付けるプロジェクトが望ましい» 電波の見える化 / コグニティブなども本プラットフォーム上で実現 ( 電波情報もストリームデータ )» リアルタイムワイヤレス (EtherCAT の無線版 ) も工場内のストリームデータを集める無線基盤技術 ( 工場からの引き合いとても強い )» 超小型 / 省電力センサノード実現のためのマルチコア CPU.CPS/IoT 時代のインテル創出を目指すプロジェクト» ストリームデータ向けデータベース技術» どれだけストリームデータを集められるかが競争力の源泉. データを集めてみないと嬉しさがわからないため, 国の支援が必須. データを集めてサードパーティに公開し, 裾野を広げる仕組み作りも必要» もちろん,SOLOMO(Social, Mobile, Location) 実現のためにもストリームデータは必須. エクスペリエンスとしての ICT を実現するためにもユニークな研究開発提案を幅広く募る仕組みが重要今後の研究開発の方向感 Hiroyuki Morikawa The University of Tokyo 26

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untitled 2004.11.18 1 3C everywhere Aoyama Morikawa Laboratory 2 3C Everywhere Computing everywhere PDA, Contents everywhere XMLmp3 1 terabyte 1 zettabyte (10 21 ) Connectivity everywhere 2G/3G/4GLAN DSL, DSRC,

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