平成 21 年度精神医学コアカリ C 試験まずテストについては 2006 年度小テスト類題 + 感想 2007 年度 &2009 年度小テスト類題 + 精神疾患治療法の順序 + 自分の考え述べるやつ + 感想となっています多分今年も A. 1. (10% 35.5%) (

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いっけいなかじゅく
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1 平成 21 年度精神医学コアカリ C 試験まずテストについては 2006 年度小テスト類題 + 感想 2007 年度 &2009 年度小テスト類題 + 精神疾患治療法の順序 + 自分の考え述べるやつ + 感想となっています多分今年も A. 1. (10% 35.5%) ( 傾聴受容共感 ) (0.1% 1%) ( ノルアドレナリンドパミン ) ( ベンゾジアゼピン系抗不安薬 SSRI)

2 25. (20% 7%) ( エピソードの想起障害記銘障害 ) ( アルツハイマー型認知症レビー小体型認知症パーキンソン病など ) 31. ( 徘徊記憶障害認知障害 ) 32. パーソナリティ障害を抱える人の刑事責任能力は完全責任能力心神喪失と考えられるのは統合失調症 33. 統合失調質パーソナリティ障害内向的引っ込み思案孤独を好み嫌人的冷淡な性格人に対してよそよそしくうち解けない態度いつも自分の考えに没頭して他者と親しくなることを恐れる無口で空想を好み実際に行動するよりも理論的な思索を好む境界性パーソナリティ障害見捨てられることを避けようとする尋常でない努力理想化とこき下ろしとの両極端を揺れる不安定で激しい対人関係様式著明で持続的な不安定な自己像 2 つ以上の自己破壊的な危険行動自殺企図自殺の脅し自傷行為めまぐるしい感情不安定性慢性的な空虚感怒りの制御困難一過性の妄想様観念重篤な解離性症状 34. 自傷は自殺関連行動であり長期的にみると自殺のリスクは高い 35. 境界性パーソナリティ障害は経過中にしばしば抑うつ状態に陥り高率に大うつ病性障害を併発 2

3 日本において依存症者 230 万人 ~250 万人離脱症状には小離脱症状と大離脱症状がある小離脱症状 : 振戦発汗頻脈一過性幻覚けいれん発作最終飲酒後数時間から出現し 1~2 日でピークを迎える大離脱症状 : 著名な振戦大量発汗興奮幻覚著しい見当識障害最終飲酒後 2~3 日で出現し 4~5 日目にピークを迎える * 大離脱症状は小離脱症状から移行しその程度が著しくなったものであるが小離脱症状が目立たずにいきなり大離脱症状を発症したように見えるケースもある 41. 大麻使用の精神的有害作用急性中毒時大麻誘発性不安障害: パニック障害を生じる意識障害が加われば大麻中毒せん妄フラッシュバック: 大麻使用時に経験した幻覚妄想の再体験慢性中毒時依存症イライラ攻撃性睡眠障害長期使用により統合失調症類似の慢性精神病を生じる場合がある動因喪失症候群: 何事に対しても意欲がなく怠惰かつ無感情無反応を呈する 42. アルコール依存症を含めた薬物依存は一般人と変わらぬ頻度で医師にも起こりうる 3

4 43. せん妄急性の脳機能不全状態意識の低下を基本とし種々の精神症状を伴う呼吸器循環器代謝系の障害が原因となる長期入院の原因死に至ることがある 44. せん妄の治療原因である身体疾患 ( 原疾患 ) の治療が優先せん妄の薬物療法抗精神病薬アルコールの離脱せん妄の薬物療法ベンゾジアゼピン系 45. 神経性無食欲症 A. 期待される体重の85% 以下の低体重 B. 肥満恐怖 C. ボディイメージの障害 D. 無月経 * 身体的状態とは裏腹な過活動が特徴的 46. 神経性大食症 A. 短時間での多食と食行動に関するコントロール喪失の感覚 B. 体重増加を防ぐための不適切な代償行動 : 自己誘発嘔吐緩下剤利尿剤の使用など C. 上記 A B の行動は少なくとも3 ヶ月にわたって週 2 回起こっている D. 自己評価は体型体重の影響を過剰に受けている * 下位病型として排出型非排出型がある甲状腺機能低下症不整脈無月経脳萎縮低カリウムけいれん発作なども起こる 4

5 49. てんかんを鑑別するために脳波検査は必須自殺企図者の精神状態精神痛絶望感虚無感自己価値観の低下焦燥感が強い両価性死にたい生きたいという両方の気持ちを同時に有している精神的視野狭窄生きたいが死ぬ事でしかこの苦しみを抜け出す方法がないという固定観念にとらわれている 54. 低活動型せん妄はうつ病と誤診されやすい 55. 自己の内部に鬱積していた感情が放散され自我にとって負担となっていた緊張が解除されることをカタルシスというカタルシスが得られると症状は落ち着くがこれは一過性のものであるかもしれず引き続き精神科治療を継続するせん妄の原因は多要因性 58. 自殺の 2 大危険因子は過去の自殺未遂自傷と精神疾患 5

6 59. 精神遅滞診断は 118 歳未満に発症 2 明らかに平均以下の知的機能水準の遅れ ( IQ 70 ) 3 適応機能の欠陥または障害によって行われる 60. 他の精神障害の有病率は 3~4 倍多く認められる 61. 自閉症 ( 主に小児自閉症 )~ 広汎性発達障害の1つ~ 13 歳以前に発症 2 対人関係の障害 3コミュニケーションの障害 4こだわり限局された興味の範囲を主症状とする 5 男児 > 女児 ( 3~4 倍 ) 6 頻度は4~5/ 1 万 7 高機能自閉症 ( アスペルガー症候群とほぼ同義 ) は 100 人に1 人 8てんかん精神遅滞と合併しやすい 9 社会的経済状態との差異はない ( 昔は金持ちに多いと言われた ) 遺伝 ( 家族 ) 因子はあるらしいが母子関係は関係ない解説の 8 より 63. ( 小テスト 10 月 18 日 4 限と同じ ) AD/HD(Attention Deficit/Hyperactivity Disorder: 注意欠陥 / 多動性障害 ) の概念 [ 基本症状 ] 不注意多動性衝動性 [ 併存障害 ] 発達行動情緒習癖などの多彩な症状群を呈しやすい [ 治療 ] 環境 ( 学校親含む ) 調整 > 薬 ADHD の診断では多くの議論を引き起こし易いため徹底的な臨床的検索が必要 ( 面接や質問紙 ) 診断基準を簡単に言うと不注意多動性衝動性の症状が最低 6 ヶ月存在 ( 詳しくはプリント参照 ) 6

7 64. ( 小テスト 10 月 18 日 4 限と同じ ) ADHD に随伴する特徴として症状のいくつかが 7 歳以前に存在している 65. ( 小テスト 10 月 18 日 4 限と同じ ) ADHD は多くの病因 ( 環境的神経解剖学的神経生化学的遺伝的 CNS 障害など ) による 66. ( 小テスト 10 月 18 日 4 限と同じ ) 第 1 選択 : 心理社会的治療 ( 症状を完全になくすことではなく症状を持ちながらも有害な影響を最小限とし成長発達を援助すること- 自己評価の低下を防ぎ自尊心を養う ) 第 2 選択 : 薬物療法 67. ( 小テスト 10 月 18 日 4 限と同じ ) 薬物療法 : 中枢神経刺激薬 (Methylphenidate など ) 抗うつ薬感情調整薬抗精神病薬降圧薬など Methylphenidate(MPD) の副作用 : 食欲低下不眠腹痛頭痛不穏チック成長抑制など 68. ( 小テスト 10 月 18 日 4 限と同じ ) 反抗挑戦性障害 (ODD:Oppositional Defiant Disorder) とは大人としばしば口論しかんしゃくを起こし怒ったり腹を立てたりしすぐに他人に対して苛立つ子どもがよく知っている大人や仲間たちとの関係において最も顕著に現れる 69. ( 講義プリント 10 月 25 日 3-4 限参照 ) 精神保健福祉法に定められている入院形態患者本人の同意に基づく入院: 任意入院患者本人の同意に基づかない入院: 措置入院緊急措置入院医療保護入院応急入院 70. ( 小テスト 10 月 25 日 4 限と同じ ) 精神科救急の第 1 のニーズ : 危機介入 =Crisis Intervention 第 2 のニーズ : 脱施設化 =Deinstitutionalization 精神障害者の収容施設が解体縮小されケアの主体が地域ベースに移行 7

8 71. ( 小テスト 10 月 25 日 4 限と同じ ) せん妄 : 軽い意識混濁を背景に意識変容をきたした状態 72. ( 小テスト 10 月 25 日 4 限と同じ ) 過換気発作では呼吸性アルカローシスをきたす 73. ( 小テスト 10 月 25 日 4 限と同じ ) 自殺の危険因子 1 過去の自殺企図自傷行為歴 2 喪失体験 3 苦痛な体験 4 職業問題経済問題生活問題 5 身体疾患の罹患およびそれらに対する悩み 6ソーシャルサポートの不足 7 企図手段への容易なアクセス 8 自殺につながりやすい精神疾患心理状態性格 9 家族歴 10その他 74. ( 小テスト 10 月 25 日 4 限と同じ ) アルコール離脱症候群早期症候群: アルコール離脱後 7 時間頃より始まる不快感情自律神経症状一過性の幻視けいれん発作など後期症候群: 離脱後 72 時間頃より始まる粗大な振戦精神運動亢進幻覚意識変容自律神経機能亢進を主徴とする振戦せん妄幻覚は幻視が多く小動物や虫が出現それらが体の上に這い上がってくる感触 ( 幻触 ) を伴うことあり 75. ( 小テスト 10 月 25 日 3 限と同じ ) 司法精神医学の概念精神医学の一部で応用精神医学である狭義には裁判と司法に関する領域をさすが広義には法律と精神医学精神保健福祉が関連する幅広い領域を含む 76. ( 小テスト 10 月 25 日 3 限と同じ厳密には類題 ) 心神喪失者等医療観察法重大犯罪行為 ( 殺人放火強盗等 ) を行った心神喪失者等に対し犯罪の原因となった病状を改善するとともに同様の行為を再度起さないために継続的かつ適切な医療を提供し社会復帰に結びつけることを目的とした法律 8

9 77. ( 小テスト 10 月 25 日 3 限と同じ ) 精神保健福祉法の目的 1 精神障害者の医療及び保護 2 精神障害者の社会復帰の促進 3 精神障害者の自立と社会経済活動参加促進のために必要な援助 4 精神障害者の発生の予防その他国民の精神的健康の保持及び増進によって精神障害者の福祉及び国民の精神保健の向上を図る 78. ( 小テスト 10 月 25 日 3 限の類題 ) 精神保健福祉法に定められている入院形態患者本人の同意に基づく入院: 任意入院患者本人の同意に基づかない入院: 措置入院緊急措置入院医療保護入院応急入院 79. ( 小テスト 10 月 25 日 3 限と同じ ) 精神保健福祉センター各都道府県指定都市に設置精神保健及び精神障害者の福祉に関する総合的技術センター地域精神保健福祉活動の中核機関 80. ( 小テスト 9 月 27 日 4 限と同じ ) 緩和医療は生命を脅かすような疾患特に治癒することが困難な疾患を持つ患者および家族の QOL の向上のため療養の場にもかかわらず病気の全経過にわたり医療や福祉及びその他の様々な職種が協力して行われる医療を意味するがん後天性免疫不全症候群だけではない 81. ( 小テスト 9 月 27 日 4 限と同じ ) 緩和医療では身体面の問題と精神面の問題だけではなく社会面スピリチュアル面の問題も取り扱う 82. ( 小テスト 9 月 27 日 4 限と同じ ) 離脱症候群に注意 83. ( 小テスト 9 月 27 日 4 限と同じ ) ほぼないモルヒネの副作用は便秘 (100%) 悪心 (30~40%) 眠気など 9

10 84. ( 小テスト 9 月 27 日 4 限の類題 ) WHO3 段階ラダーによる疼痛治療とは STEP1 NSAIDs± 鎮痛補助薬 STEP2 弱オピオイド+NSAIDs± 鎮痛補助薬 STEP3 強オピオイド+NSAIDs± 鎮痛補助薬のことである痛みの強さによってどの段階をとるか判断するので最初からオピオイドを投与することもある 85. ( 小テスト 9 月 27 日 4 限の類題 ) 全身状態および予後を考慮し妥当と判断した場合に鎮静をしてもよい 86. ( 小テスト 9 月 27 日 4 限と同じ ) オピオイドは QOL をあげるためのもので余命とは関係ないむしろオピオイド使用で余命が伸びたという文献もある 87 9/27 4 限の小テストにあります 88 9/27 4 限の小テストにあります 89 9/27 4 限の小テストにあります 90? 91 自殺を促すことがあるそうです 92 アドヒアランスの向上は良い治療につながります 93 そのとおり 94 悪性症候群の主な症状は発熱意識障害錐体街路症状自律神経機能不全など 95 リハビリテーションとは全人間的復権ということですガリレオは地動説を唱えその時代では異端者として扱われましたしかし死後に正しいということが判明しガリレオが正しいということが証明され権威を回復したという意味です 96 逆です ICIDH から ICF になりました 97 11/1 のプリントにありますレクリエーションには治療的打算や利害がないから患者の情緒や達成感を引き出す可能性や緩やかな対人関係の発生をもたらすそうです 98 違います別物です 99 援助付き雇用は原則として障害者がケア提供者としての報酬を受けていない健常な同僚と物理的にも社会的にも近接した場面で働く状態であることが必要です 100 そういうこともあるでしょう 101 EE とは家族が本人に対して表出する感情です /4 3 限の小テストにあります投影法です /4 3 限の小テストにありますテストバッテリーです 104 ウェスクラー式成人用知能検査における言語性 IQ と動作性 IQ の差の絶対値を 10

11 ディスクレパンシーという /4 3 限の小テストにあります /8 4 限の小テストにあります /8 4 限の小テストにあります /8 4 限の小テストにあります /8 4 限の小テストにあります /8 4 限の小テストにあります B. 1 精神療法 2 心理社会教育 3 作業療法リハビリテーション 4 薬物療法 C. 省略 D. 省略 11

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し個人精神療法を適切に用い集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法精神科リハビリテーションを行い早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し精神症状を把握し病型の把握診断鑑別診断ができる 3) 人格特徴

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し個人精神療法を適切に用い集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法精神科リハビリテーションを行い早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し精神症状を把握し病型の把握診断鑑別診断ができる 3) 人格特徴専門研修プログラム整備基準項目 5 別紙 1 専門技能 ( 診療検査診断処置手術など ) 1 年目 1 患者及び家族との面接 : 面接によって情報を抽出し診断に結びつけるとともに良好な治療関係を維持する 2. 診断と治療計画 : 精神身体症状を的確に把握して診断し適切な治療を選択するとともに経過に応じて診断と治療を見直す 3. 疾患の概念と病態の理解 : 疾患の概念および病態を理解し

平成 21 年度精神医学 コアカリ C 試験 まずテストについては 2006 年度 小テスト類題 + 感想 2007 年度 &2009 年度 小テス ト類題 + 精神疾患治療法の順序 + 自分の考え述べるやつ + 感想 となっています 多分今年も A. 1. (10% 35.5%) (

平成 21 年度精神医学コアカリ C 試験まずテストについては 2006 年度小テスト類題 + 感想 2007 年度 &2009 年度小テスト類題 + 精神疾患治療法の順序 + 自分の考え述べるやつ + 感想となっています多分今年も A. 1. (10% 35.5%) (