パソコン要約筆記　専用フリーソフト

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ゆきさいさし
4 years ago
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1 共同募金配分事業パソコン要約筆記専用フリーソフト IPtalk ( あいぴーとーく ) (9i 用 ) 講習会マニュアル第 2 版

2 発行にあたって 1. ごあいさつ理事長不破泰パソコン要約筆記にとって IPtalk という栗田茂明さんが作られたシステムは欠くことができないものです現在のようにパソコン要約筆記の素晴らしさが多くの方に認知されまたパソコン要約筆記を行う人が増えてきたのも IPtalk というシステムがあるからです IPtalk の良さはなんと言ってもパソコンが持つ機能をフルに活用したことで従来高価な機材が必要だった複数の通訳者が連携した要約筆記システムが各自のパソコンを互いに接続するだけで構成できるということですこのおかげで長野県でもパソコン要約筆記に取り組む人が増え一気に通訳現場が拡大しましたそういった中で平成 15 年 10 月日の両日長野県塩尻市において情報基盤協議会地域密着型情報化推進事業として栗田さんをお招きしたパソコン要約筆記者の養成研修を開催しましたこの研修会には IPtalk 作成者から直に話が伺えるということで長野県内の多くのパソコン要約筆記通訳者があつまり大盛況でしたこの研修会のあと栗田さんを囲んで話をうかがう際に栗田さんの方から実は IPtalk のマニュアルを出版してもらえないかという声が全国から来ているんですよとのお話が披露されました 1

3 IPtalk の使い方はホームページ上に掲載されていますがインターネットに接続しなくてもいつでも読める形式 ( 出来れば紙に印刷した形式 ) で提供することは IPtalk をもっと使いこなす上でもまたより多くの方に使って頂く上でも意味のあることですそこで私たちサマライズがその作業を行い出版させていただくことを担いたいと申し出たところ即決で栗田さんからご快諾をいただきました作業は前述のように既に栗田さんが HP に掲載されているものをまとめることなのですがその量は膨大でこのような作業に未熟なサマライズとしては 1 年を費やしてしまいました膨大な資料は常に現場の声を聞きながら IPtalk の改良を続けておられる栗田さんのご苦労が反映されているものであり膨大な量と格闘しながら栗田さんの思いに胸をあつくしました紙による出版が現場の声に最も答える方法なのですがそのような経験がないサマライズでは平成 17 年 6 月まずはCDで提供をさせていただきました皆様からの要望をまとめ紙ベースでの出版も目指しておりましたが平成 18 年 3 月共同募金配分事業として 9i を出版できることになりましたなおこのマニュアルの内容については栗田さんの HPを元にしていますが内容についてのミス等の責任は私たちサマライズにありますミス等はすみやかに訂正してより正確な内容にしていきたく思っていますので発見された誤りなどは私たちサマライズにご連絡くださいホームページ : 本マニュアルが少しでも IPtalk の普及のお役に立ちそれがパソコン要約筆記のますますの発展につながり聴覚障害者の情報保障の充実につながることを祈っています 2

4 2. IPtalk 作者から栗田茂明 IPtalk の使い方の基礎から応用までを順番に読むことができるマニュアルが欲しいという要望をずいぶんと前から受けていましたしかし機能追加や不具合対策はなんとか要望に沿うように努力して来たのですがマニュアルは文を書くのが苦手ということもあり手がつかないままになっていました IPtalk のホームページの操作説明はマニュアルとは名ばかりで機能追加した時の断片的な説明の集まりで IPtalk の操作を初めから覚えたいと思う方にはとても読みにくいものだったと思います長い間書き直さなくてはいけないでも時間がないと悩んでいましたそんな時長野サマライズの方たちからマニュアルを作っても良いとの申し出を受けてとても嬉しく肩の荷が降りた気がしました長野サマライズには会社でマニュアルを作る仕事をされていた方もいらっしゃるとのことでホームページの操作説明が格段に見易く分かり易いマニュアルに生まれ変わったと思いますこのマニュアルが全国の IPtalk ユーザーの座右の書となり利用者の要望に少しでも近づく字幕作りの助けとなることを願っています最後に私の悪文と断片的な操作説明を素晴らしいマニュアルに生まれ変えていただいた長野サマライズセンターの方たちのご苦労に感謝致します 2005 年春 3

5 目次 1.IPtalk 全体の流れ 8~ 人でパソコンノートテイクをする場合人でパートナーを組んでノートテイクをする場合 9 2. 初めて IPtalk を使う 10~ 人で入力する 12~ パートナーを設定する 12~ 人入力の困難さ連携方法の分類と具体的な方法 15~23 A1)1 文章と決めておく方法 16 A2) 時間や文字数を目安にする方法 17~18 B1) 入力中の人が合図する 19 B2) 次の人が合図する方法 20~21 C) 主入力とフォロー役 22 < 参考 > 熟練者の 2 人入力のイメージ IPtalk を使った2 人入力の方法 24~42 A) 行を連結して表示する 24 B) 入力文の表示位置の表示 25~27 C) 入力してから前に改行を入れる 28~30 D) モニターの表示方法 31 E) 入力途中クリアーメッセージ 32~33 F)8 人モニター 34~42 4

6 4. 表示した文を修正する方法 43~64 A) F7キーで修正文を出す 44~48 B) Undo(F9キー ) 49~56 C) 送ボタン修正 57~59 D) 確認修正パレット 60~64 5. 表示の色などを変えてみる 65~81 A) 表示部のフォントの大きさや色の指定方法 65~67 B) 行数をマニュアル調整する方法 68~70 C) 入力部とモニター部のフォントや色の指定方法 71~72 D) デスクトップを隠す方法 73~74 E) 表示設定の保存方法 75~81 6. 連絡用ウィンド 82~86 A) 基本操作 83 B) 定時送信 ( 自動 ) 84~85 C) その他の機能お知らせウィンド ( テロップ ) 87~98 A)1 人でテロップを試す 90~95 B) テロップ ( お知らせ ) を他のパソコンに送信する 96~98 8. テンプレート前ロール 99~118 A) テンプレート前ロールを流す 100~106 B) 前ロールの保存 107 C) 前ロールの連動 108 D) テンプレート前ロールモニター 109~115 E)F1キーでテロップに送信 116~117 F) スクロール速度の変更 118 5

7 9. 入力支援機能 119~137 A) 入力部を消去する (ESC キー ) 119 B) 発言者名をF キーで入力する 120~122 C)Enterキーで発言者名を入れる 123 D) 発言をカッコでくくる 124~126 E) 入力部スライドマーカー 127 F) 入力文の送り方 128 G) サブ入力ウィンド 129~130 H) 漢字変換の変換候補の色 131 I) 入力時間の指定 132~133 J) ルビを送信する 134~ 表示用パソコンの調整 138~145 A) 枠なし画面 139~141 B) 表示部スクロール速度 142~ 自動保存 146~147 A) 自動保存カラオケ風色変り表示の送信 148~150 A) カラオケ風色変りを試す 149~150 6

8 IPtalk マニュアルの著作権についてが発売しました各 IPtalkマニュアルについて各ページに表示記載されている個々の情報等の著作権は原著作者栗田茂明氏に帰属します個々の著作物の集合である各ページそれ自体も編集著作物として長野サマライズセンターにその著作権が帰属しますまたライセンス契約方式により販売を行いますので発売元の長野サマライズセンターに無断で一部または全部をプリントアウトしたり複製物を作ったり配布したりすることはできませんのでご注意くださいこのマニュアルは IPtalk9i85 までの機能のうち通訳現場で最低限必要とされる機能を説明してあります 7

IPtalk はいろいろなウインドを開くのでノートパソコンの画面が狭くて不便に思うことがありますそんな時 USB 接続のサブディスプレイを使うと開けるウィンド数が増えて便利です私もセンチュリーの 10 インチの USB 接続サブディスプレイ (LCD-10000U2) を持っていますノート

IPtalk はいろいろなウインドを開くのでノートパソコンの画面が狭くて不便に思うことがありますそんな時 USB 接続のサブディスプレイを使うと開けるウィンド数が増えて便利です私もセンチュリーの 10 インチの USB 接続サブディスプレイ (LCD-10000U2) を持っていますノートこのマニュアルは NCK 会員の会員専用です NCK 会員がサークル学校知り合いなどにコピーして渡すの自由ですただしもらった非会員がさらにコピーすることはできませんホームページなどに掲載することもご遠慮ください会員用マニュアルはやっと 4 つ目です当初の目論見よりかなり遅れていて申し訳ありません今回はノートテイクなどでサブディスプレイに表示を出す方法について説明します書いたきっかけは

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