関東東山病害虫研究会報 第62集
|
|
|
- あゆみ ひめい
- 6 years ago
- Views:
Transcription
1 関東東山病害虫研究会報第 62 集 (2015) 101 アラビアンジャスミンおよびグミ類交配種 Elaeagnus ebbingei に発生した炭疽病 ( 新称 ) 近藤まり 市之瀨玲美 森田琴子 菅原優司 * 小野剛 * 星秀男 ** 竹内純 ** 石川成寿 堀江博道 *** ( 法政大学生命科学部 * 東京都小笠原亜熱帯農業センター ** 東京都農林総合研究センター *** 法政大学植物医科学センター ) First Report of Anthracnose on Arabian Jasmine and Elaeagnus ebbingei in Japan Mari KONDO, Remi ICHINOSE, Kotone MORITA, Yuji SUGAWARA, Tsuyoshi ONO, Hideo HOSHI, Jun TAKEUCHI 1, Seiju ISHIKAWA and Hiromichi HORIE Abstract Two severe leaf spot diseases were observed on Arabian jasmine and Elaeagnus ebbingei in Japan. Fungal isolates were obtained from acervuli on these diseased leaves. Based on morphological and ITS sequence data, the isolates were identified as Colletotrichum tropicale on Arabian jasmine and C. siamense on Elaeagnus ebbingei. This is the first report of Arabian jasmine and Elaeagnus ebbingei causing Anthracnose in Japan. アラビアンジャスミン ( 別名マツリカ,Jasminum sambac (L.) Ait.,Arabian jasmine) は, モクセイ科ソケイ属の常緑低木で, 芳香のある白色の花を着ける 元来, 花を乾燥させたものは香料として広く活用されており, ジャスミンティーなどの原料の一つとしても利用されているが, 近年は鉢花や植栽としての需要が高まっている 2013 年 9 月に東京都小笠原村母島において, 展示試験栽培中のアラビアンジャスミンの葉に斑点症状の発生を初めて確認した また,Elaeagnus ebbingei cv. Gilt Edge( 以下グミ ギルトエッジ と表記する ) は, グミ科グミ属のマルバグミ ( オオバグミ,Elaeagnus macrophylla Thunb.) とナワシログミ (Elaeagnus pungens Thunb.) の交配種であり, 葉縁の美しい黄色斑入りが特徴の常緑低木で, 生け垣やカバープランツとして広く植栽されている 2012 年 11 月に東京都立川市の試験圃場において葉枯れ症状を確認した アラビアンジャスミンの葉の斑点症状およびグミ ギルトエッジ の葉枯れ症状について, その原因について究明したので報告する なお, グミ ギルトエッジ の葉枯れ症状については, 著者の一人竹内 (2008) が農林水産省所管の先端技術を活用した農林水産研究高度化事業委託事業課題 花き類病害の双方向型総合診断 防除システムの開発および公開 ( 主査 : 花き研究所 ) の中で取り上げた その成果の一部は, 花き研究所のホームページにおいて 花き病害図鑑 のグミ類の項に炭疽病 ( 病原菌 :Colletotrichum gloeosporioides) として登載されたが, その症状と今回確認した症状が酷似することから併せて検討した 材料および方法 1. 発生状況および病徴アラビアンジャスミンの斑点症状およびグミ ギルトエッジ の葉枯れ症状について, それぞれ圃場での発生状況を調査, 記録し, さらに実験室において採集したサンプルの病標徴などを詳細に観察, 記録した その後, 各罹病葉は, さく葉標本とし, アラビアンジャスミンは標本番号 13O-0009, グミ ギルトエッジ は同 13-B0207として法政大学植物医科学センターに保管した 2. 病原菌の分離両植物の病斑, 枯死組織に形成された分生子層から分生子をかき取り, 滅菌水と0.1% 硫酸銅水溶液の等量混合液に懸濁させた 分生子懸濁液を, 先端をループ状に成形した白金耳で素寒天 (WA) 平板培地に塗付し,24 時間 20 暗黒条件下で培養した発芽分生子単体を円筒形白金耳で培地ごと釣り上げ, ジャガイモ煎汁ブドウ糖寒天培地 (PDA) に1 個ずつ移植して菌株を得た 以下の試験では13O-0009( アラビアンジャスミン分離菌株 ),13-B0207( グミ分離菌株 ) を供試菌株とした 3. 接種試験分離菌の病原性の有無を確認するために, アラビアンジャスミン苗およびグミ ギルトエッジ 苗に対する接種試験を行った アラビアンジャスミンについては, 供試菌株を PDA 平板培地上に25 暗黒下で7 日間培養後, 培養菌叢に熱したメスで約 1cm 角のマス目状の焼き傷を付け, さらに7 日間培養し, 鮭肉色の分生子粘塊を形成させた 分生子粘塊が豊富 1 Address:Edogawa Branch, Tokyo Metropolitan Agriculture and Forestry Research Center, Shishibone, Edogawa, Tokyo , Japan 2015 年 5 月 14 日受領 2015 年 9 月 28 日登載決定
2 102 Annual Report of the Kanto-Tosan Plant Protection Society, No に形成されたことを確認後, シャーレ内に滅菌水 (DDW) を注ぎ, 面相筆で分生子をよく懸濁した ビーカーにガーゼを二重に張り, 上記懸濁液中の菌糸片などを濾し取り, 個 /ml の分生子懸濁液を作製し, 展着剤として Tween 20を0.02% 添加したものを接種源とした 接種に供試した株数は接種区 2 株, 対照 ( 無接種 ) 区は1 株とし, 接種株には4 号昆虫針を約 100 本まとめた針束 ( 直径約 4mm) を押し当てた有傷区と, 熱した金属棒を押し当てることによる焼傷区の異なる2つの付傷区を設けた それぞれの付傷は1 株あたり2 葉,1 葉あたり2か所とした 無接種株 ( 対照区 ) にも同様に, 有傷区, 焼傷区, 無傷区とも各 2 枚の葉を供した これら接種用の株に, 上記で作成した分生子懸濁液を9 cm ポット植え1 株あたり25ml 噴霧接種した 無接種区は, DDW に同濃度の Tween 20のみを添加して, 同様に25ml を噴霧した 接種後 3 日間, ポリエチレン袋で湿室に保ち, 温室内 (25 ~ 30 の自然光下 ) で経過観察をした さらに, アラビアンジャスミンと同じソケイ属に所属するハゴロモジャスミンとリンゴ果実に対しても同様の接種試験を行った グミ ギルトエッジ については, PDA 培地上で25 暗黒下 6 日間培養した菌叢をコルクボーラー (2 号 ; 直径 5.5mm) で打ち抜き, 貼り付け接種を行った 対照区には PDA 平板培地を同様に打ち抜いたものを使用した 供試株数は18cm ポット植えのものを接種区 2 株, 対照区 1 株とし, アラビアンジャスミンと同様の方法で有傷区, 焼傷区, 無傷区を設け,1 株あたり2 枚の葉に2か所 ( 黄色の斑の部分と緑色の部分各 1か所 ) ずつ貼り付けた リンゴ果実に対しても同様の方法で接種試験を行った グミ ギルトエッジ の病徴は葉の周縁部に発生することが多いため, 葉縁から溢出する分泌液を通しての感染も考慮し, 葉の周縁部を上下から菌叢で挟む接種も同時に行った この接種は,1 株あたり2 枚の葉を供試し, 対照区 4 枚には PDA 平板培地で挟んだ 接種後 3 日間は接種部分を滅菌水で湿らせた脱脂綿で覆って鉢ごとポリエチレン袋で湿室に保ち, 温室内 (25 ~ 30 の自然光下 ) で経過観察を行った 4. 病原菌の形態菌体が形成された病斑部をピスに挟み込んで, 徒手切片を作製し, 菌体断面形状, 大きさなどを観察した また, PDA 平板培地で,20, 暗黒下で7 日間程培養して形成された分生子の形態を観察 測定した さらに, 約 1cm 角に切り取ったジャガイモ ニンジン煎汁寒天 (PCA) 平板培地を滅菌したスライドグラスの中央に置床し, その四隅に分離菌の菌糸を載せ,20, 暗黒条件下で7 日間程培養したスライドカルチャー法により, 菌糸上に形成された付着器の形状と大きさを観察, 記録した 以上の結果を既知の文献の記載および, グミについては竹内 ( 東京都,2008) のデータとも比較検討し, 供試菌株の分類学的所属を明らかにした 5. 菌叢生育と温度反応菌糸生育の温度特性を明らかにするため,PDA 平板培地で培養した菌叢先端部を直径 5.5mm のコルクボーラーで打ち抜き,PDA 平板培地の中央に置床した 培養温度は5, 10,15,20,22.5,25,27.5,30,32.5,35,37.5および 40 の12 区を設け, 各温度区にシャーレを3 枚ずつ供試し, 13O-0009( アラビアンジャスミン ) は6 日後に,13-B0207 ( グミ ) は5 日後に各温度区における培養菌叢の直径を測定した 6. 病原菌の遺伝子解析両分離菌株の培養菌叢上の気中菌糸をかき取り,PrepMan Ultra Reagent( ライフテクノロジーズジャパン株式会社, 東京 ) を用いて全 DNA を抽出した ITS 1および ITS 4 (White et al.,1990) を用いて PCR を行い,rDNA-ITS 領域を, また, 大腸菌を用いたクローニングにより,ACT 領域, CAL 領域および TUB 領域も増幅した 得られた塩基配列を NCBI(National Center for Biotechnology Information) のホモロジー検索プログラム (BLAST) により既知菌株との相同性を調査した 結果および考察 1. 発生状況および病徴アラビアンジャスミン葉に発生した斑点症状 ( 第 1 図 1 2 ):2013 年 9 月に東京都小笠原村母島の展示試験圃場において, アラビアンジャスミンの葉に大小様々な円形 ~ 不整形病斑を多数生じ, 激しい場合は葉枯れに至る症状を認めた 病斑は初め直径 3mm 程度であるが拡大 融合し大型不整斑となった 病斑周縁部は褐色で, 周囲との境界は明瞭であるが, その外側は病斑部を囲むように黄変していた 病斑内部は灰白色で葉組織は薄くなり, その上には褐色 ~ 黒色の小点 ( 分生子層 ) がやや盛り上がって群生した グミ ギルトエッジ に発生した葉枯れ症状 ( 第 1 図 5): 2012 年 11 月に東京都農林総合研究センター ( 東京都立川市 ) の試験圃場においてマルバグミとナワシログミの交配種 Elaeagnus ebbingei の斑入り品種である ギルトエッジ (Gilt Edge) に葉枯れ症状の発生を確認した 本症状は9 ~ 10 月にかけて葉周縁の黄色斑入り部分が淡褐色に変色し, 変色部分には淡褐色 ~ 褐色の小点 ( 分生子層 ) が多数生じた 症状が進行すると病斑部は次第に拡大するとともに, 乾燥してくすんだ褐色となり, 病斑部組織が崩れて虫食いのように欠けるようになり, 激しい場合には, 落葉も認められた 2. 分離菌株の病原性アラビアンジャスミン分離菌株の接種 : アラビアンジャスミンに対して, 葉の焼傷区では噴霧接種 5 日後に接種部が薄い鮭肉色を呈し, 接種 11 日後には, より明瞭な鮭肉色となった 焼傷を付けた部分からは鮭肉色の粘塊 ( 分生子の集塊 ) が押し出されるように溢出しており, この粘塊から単胞子分離を行ったところ, 接種菌と同一の形状の菌株が得られた 有傷区では, 接種 11 日後に接種部位が薄く変色したものの, 分生子粘塊の形成は観察されなかった また, 無傷区は発病しなかった ハゴロモジャスミンに対しては, アラビアンジャスミン同様に, 焼傷区のみで接種 3 日後に病斑を生じ, 徐々に拡がり, 接種 11 日後には病斑上に鮭肉色の分生子塊が形成された リンゴに対する接種では, 焼傷区, 有傷区において褐色 ~ 黒色の変色とくぼみが生じ, 焼傷区では黒色の斑点
3 関東東山病害虫研究会報 を形成した ハゴロモジャスミン リンゴ果実とも対照区 無 接種区 では発病しなかった 第 62 集 おいて いずれも本菌株の病原性が認められた 3 病原菌の形態的特徴 グミ ギルトエッジ 分離菌株の接種 グミ ギルトエッ アラビアンジャスミン 自然発生の病斑上において 分生 ジ に対して 菌叢貼り付け接種では4日後に有傷区 焼傷 子層は表皮下に形成されており 暗褐色 暗灰色 皿状 区において接種部分周辺が薄く褐変した 7日後には変色部 レンズ状 第2図① で 剛毛を有する 第2図② 大き 分が拡がり 病斑が形成され始めた 9 11日後には褐色 さは直径 µm 高さ54 99µm であり PDA 培 の程度が濃くなり 両区とも病斑上に鮭肉色の分生子塊が形 地上では鮭肉色 橙色の分生子粘塊を形成した 第1表 成された 無傷区では貼り付け部周辺にわずかな褐変が認め 分生子は 無色 単胞 両端に向かいやや細まる円柱形 長 られたが 病斑形成には至らず また 無傷区では病徴は認 楕円形で 時にやや湾曲 両先端部は丸みがあり 分生子内 められなかった 菌叢挟み込み接種では3日後に病斑の形成 部には数個の油滴が観察された 第2図③ 分生子の大き が認められ 発病部からはいずれも接種菌と同一形状の菌が さは µm 長径と短 分離された 無接種区では発病を認めなかった 発病葉は接 径の比 L/B 比 は2.4であった また 菌糸上に形成され 種2週間程で 落葉した 以上の結果 原病徴の再現と接種 た付着器は茶褐色 暗褐色で 棍棒状 ときに不規則 第2 菌の再分離に成功し 供試菌株のグミ ギルトエッジ に対 図④ で 大きさ する病原性が確認された ナワシログミに対しては 分生子 8.1 µm であった 懸濁液の接種において有傷区と焼傷区で病徴が発現し 付傷 グミ ギルトエッジ 病斑上の分生子層は 茶褐色で皿 部から病斑が拡大したが 落葉は確認されなかった リンゴ 状 レンズ状 第2図⑤ 剛毛を有し 第2図⑥ 大きさ 果実に対する接種では 焼傷区 有傷区 無傷区の試験区に は直径 µm 高さ68 117µm であった 第1表 第1図 アラビアンジャスミンおよびグミ ギルトエッジ の症状 アラビアンジャスミン ①罹病葉 ②病斑部拡大 黒点は分生子層 グミ ギルトエッジ ③罹病葉 ④病斑部拡大 同上 第2図 アラビアンジャスミンおよびグミ ギルトエッジ 病斑上の分生子層と各分離菌株の分生子および付着器 bar 20µm アラビアンジャスミン 上段 ①分生子層の断面 ②剛毛 ③分生子 ④付着器 グミ ギルトエッジ 下段 ⑤分生子層の断面 ⑥剛毛 ⑦分生子 ⑧付着器
4 104 Annual Report of the Kanto-Tosan Plant Protection Society, No PDA 培地上では鮭肉色 ~ 淡橙色の分生子粘塊を形成した ( 第 1 表 ) 分生子は無色, 単胞, 両端に向かいやや先細る円柱形 ~ 長楕円形で両先端部は丸みがあり, 分生子内部には0 ~3 個の油滴が観察された ( 第 2 図 7) 大きさは,12.5 ~ 16.5(~ 17.5) 3.2 ~ 5.4µm であり, 長さと幅の比 (L/B) は3.3であった また, 菌糸に形成された付着器は茶褐色 ~ 暗褐色で棍棒状, ときに不規則で ( 第 2 図 8), 大きさ6.1 ~ ~ 7.5µm であった 以上のアラビアンジャスミンおよびグミ ギルトエッジ 病斑上の分生子層および培養上の菌体の特徴から, 両菌とも,Sutton(1980), 我孫子 (1992) および堀江 (2014) における Colletotrichum 属の特徴の記述と一致し, 同属に所属すると判断される Sutton(1980) および Arx(1987) の Colletotrichum 属の種分類検索表および種の記載をもとに, 分離菌株の分類学的所属を検討したところ, 分生子および付着器の形態的特徴は Colletotrichum gloeosporioides (Penzig) Penzig & Saccardo 種複合体の記載とほぼ一致した ( 第 1 表 ) 4. 菌叢生育と温度反応アラビアンジャスミン分離菌株の菌叢生育は10 ~ 37.5 で認められ, 生育最適温度は27.5 であった また, グミ ギルトエッジ 分離菌の菌叢生育は10 ~ 37.5 で認められ, 生育最適温度 30 付近であった 5. 分離菌の遺伝子解析アラビアンジャスミン分離菌株 : 調査した4 領域の塩基配列について相同性を調査した結果,rDNA-ITS 領域においては C. gloeosporioides と同定されている既知の登録塩基配列 AB 他,C. siamense と同定されている同 KJ 他, C. tropicale と同定されている KC702962とそれぞれ99% の相同性を示した ACT 領域では C. tropicale と同定されてい る KC533726(Lima et al., 2013) 他,C. gloeosporioides と同定されている KF712382(Ma et al., 2014) 他と 99% の相同性を示した また,TUB 領域では C. tropicale と同定されている登録塩基配列 JX010407(Weir et al., 2012) 他と 100%,C. siamense と同定されている GQ849441(Yang et al., 2010) 他と99% の相同性を示した CAL 領域では,C. tropicale と同定されている登録塩基配列 JX009719(Weir et al., 2012) と100% の相同性を示した グミ ギルトエッジ 分離菌株 ; 各領域の塩基配列相同性検索の結果,rDNA-ITS 領域において C. gloeosporioides と同定されている既知の登録塩基配列 KM 他と99% の相同性を示した ACT 領域においては C. siamense と同定されている登録塩基配列 JX009435(Weir et al., 2012), C. gloeosporioides と同定されている登録塩基配列 KF (Ma et al., 2014) とそれぞれ100% の相同性を示した また, TUB 領域では,C. siamense と同定されている登録塩基配列 GQ849441(Yang et al., 2010) 他と99% の相同性を示し, CAL 領域では,C. siamense と同定されている登録塩基配列 KC296961(Liu et al.,2013) と100% の相同性を示した 6. 病原菌の所属および病名の提案上記のように, アラビアンジャスミンおよびグミ ギルトエッジ から分離された菌株は, 宿主植物への接種により病原性を示したことより, 病原菌であることが確認された 宿主上の分生子層および培養上の分生子, 付着器等の形態的特徴から, 両菌は Colletotrichum gloeosporioides (Penzig) Penzig & Saccardo 種複合体と同定される 同複合体は近年, 遺伝子の複数領域の解析により多数の種に分割されている そこで,Weir et al.(2012) による C. gloeosporioides 種複合体の新分類体系に準拠すると rdna-its 領域,ACT 領域,CAL 領域,TUB 領域の塩基配列の解析結果から, 第 1 表アラビアンジャスミンおよびグミ ギルトエッジ 分離菌株と既知 Colletotrichum gloeosporioides との形態比較 菌株 ( 分離植物名 ) 菌名 高さ 幅 µm 分生子層 形態 長さ 幅 µm (L/B 比 ) 分生子 付着器 形態長さ 幅 µm 形態 菌叢生育可能温度 ( 最適温度 ) 菌叢の特徴 13O-0009 a) ( アラビアンジャスミン ) 130~189 54~99 表皮下に形成, 褐色 ~ 黒色, 皿状 ~ レンズ状, 剛毛を有す (11~)12~ ~7.6(~8.1) (2.4) 無色, 単胞, 楕円形 ~ 長い楕円形, 両端に丸みがある (7.3~) 8~11.6(~14) 3.7~6.6(~8.1) 10~37.5 (27.5) 気中菌糸は白色 ~ 明灰色, 分生子塊は鮭肉色 ~ 橙色 13-B0207 a) ( グミ ギルトエッジ ) 111~176 68~117 表皮下に形成, 褐色 ~ 黒色, 皿状 ~ レンズ状, 剛毛を有す 12.5~16.5(~17.5) 3.2~5.4 (3.3) 無色, 単胞, 楕円形 ~ 長い楕円形, 両端に丸みがある 6.1~12 3.8~7.5 10~37.5 (30) 気中菌糸は白色, 分生子塊は鮭肉色 ~ 淡橙色 Colletotrichum gloeosporioides group b) 9~24 3~4.5 真直, 円筒形, 先端に丸みがある 6~20 4~12 C. gloeosporioides c) 11~21 4~6 円筒形 あるいは楕円形 C. tropicale d) (9.5~)12.5~16.5(~21.2) (4.0~)4.8~5.5(~6.5) やや円筒形, 稀に (4.7~)7.0~11.0(~20.0) (4.0~)5.2~7.2(~11.5) 類球形 ~, 紡錘形 気中菌糸は白色 ~ 明灰色, 分生子塊は橙色 C. siamense e) 7~18.3 3~6 無色, 単胞, 紡錘形 4.7~ ~5.3 綿毛状の菌叢, 気中菌糸は密集し濃灰白色, 分生子塊は淡黄色 ~ 桃色 a) 分生子層は植物体の病斑上, 分生子は PDA 培地上, 付着器はジャガイモ ニンジン煎汁寒天 (PCA) 培地上 b) Sutton (1980) c) Arx (1987) d) Rojas et al. (2010) e) Prihastuti et al. (2009)
5 関東東山病害虫研究会報第 62 集 (2015) 105 アラビアンジャスミン分離菌株は Colletotrichum tropicale E. I. Rojas, S. A. Rehner & Samuels, グミ ギルトエッジ 分離菌株は Colletotrichum siamense Prihast., L. Cai & K. D. Hyde に該当する 両分離菌株の形態的および培養的特徴の記載はそれぞれ Rojas et al.(2010),prihastuti et al.(2009) ともほぼ一致することから, アラビアンジャスミン分離菌株は C. tropicale, グミ ギルトエッジ 分離菌株は C. siamense と同定した わが国におけるアラビアンジャスミンの病害記録について, 日本植物病名目録第 2 版 ( 日本植物病理学会 農業生物資源研究所,2012; 以下 病名目録 ) には登載されてないが, 同じソケイ属であるハゴロモジャスミン (Jasminum polyanthum) には C. gloeosporioides による炭疽病が記録されている ( 梶谷ら,2009) C. gloeosporioides は, アラビアンジャスミン分離菌株である C. tropicale と同じ種複合体に包括され, 本研究においてアラビアンジャスミン分離菌株がハゴロモジャスミンにも病原性を示したことから, 今後, 両菌の異同を確認する必要がある なお, 外国においては, アラビアンジャスミンに対して C. capsici( インド ; Sarbhoy and Agarwal, 1990),C. gloeosporioides( 中国 ;Zhuang, 2005) による病害が報告されている グミ ギルトエッジ に関しては, 竹内 (2008) が東京都秋川市の露地ポット栽培グミ ギルトエッジ で類似症状の発生を確認している 平成 19 年度花き類病害の双方向型総合診断 防除システムの開発および公開委託事業に関する委託研究実績報告書 ( 東京都農林水産振興財団,2008) によると, 葉身に暗褐色 ~ 灰褐色, 不整形の病斑が拡大し, 葉枯れを起こした 病斑部には黒色小粒 ( 分生子層 ) が多数形成された 分離菌接種により病徴が再現し, 接種菌が再分離された 分生子は無色, 単胞, 楕円形 ~ 長楕円形, 円筒形,10 ~ 22 4 ~ 6µm( 図 2) 付着器は, 暗褐色, 不整で, 切れ込みが多く,7.5 ~ 19 4~ 13µm 菌叢生育は10 ~ 35 で認められ, 生育適温は25 ~ 27 であった とし, 病原菌を C. gloeosporioides と同定している この成果は, 花き研究所のホームページで公開されている 花き病害図鑑 のグミ類の項に炭疽病として登載されている 同報告書に記載された菌の形態は今回のグミ ギルトエッジ の記載, ならびに Sutton(1980) および Arx(1987) による C. gloeosporioides の記載とほぼ一致することから同種と同定できる しかし, 竹内 ( 東京都農林水産振興財団,2008) の分離菌株が残っておらず, 遺伝子解析ができないため,C. gloeosporioides sensu lato(sutton, 1980) に留めることになる グミ類にはグミ ギルトエッジ 交配親のナワシログミに矢口ら (2004) が炭疽病を報告したが, 病原菌は Colletotrichum sp. とし, 種の同定は保留している 今回のグミ ギルトエッジ 分離菌株はナワシログミに対しても病原性を有することから, 両菌の異同についても検討する必要がある なお, 外国においては,Alfieri Jr. et al.(1984) がフロリダにおいて, グミ属への Colletotrichum sp. による被害を報告している 今回報告したアラビアンジャスミン斑点症状およびグミ ギルトエッジ 葉枯れ症状はわが国では未記録である このため,Colletotrichum 属菌による病害の慣行的な命名に従い, 病名として, アラビアンジャスミン炭疽病 および Elaeagnus ebbingei 炭疽病 ( いずれも英名 Anthracnose ) を提案する 謝辞 : 本報告をまとめるにあたり, 有益なご助言をいただいた法政大学生命科学部鍵和田聡博士ならびに廣岡裕吏博士に厚く御礼申し上げる 引用文献我孫子和雄 (1992) 植物病原菌類図説 ( 小林享夫ら編 ). 全国農村教育協会, 東京. pp Alfieri Jr., S. A. et al. (1984) Div. Plant Ind. Bull. 11: Arx, J. A. von (1987) Plant Pathogenic Fungi. J. Cramer, Berlin. pp 堀江博道 (2014) 植物病原菌類の見分け方第 Ⅱ 編 ( 上巻 ). 大誠社, 東京. pp , 梶谷裕二ら (2009) 日植病報 75: 186. ( 講要 ) Lima, N. B. et al. (2013) Fungal Divers. 61: Liu, F. et al. (2013) Fungal Divers. 61: Ma, W. J. et al. (2014) Plant Dis. 98: 991. 日本植物病理学会 農業生物資源研究所 (2012) 日本植物病名目録 ( 第 2 版 ), CD 版. 日本植物病理学会, 東京. 1536pp. Prihastuti, H. et al. (2009) Fungal Divers. 39: 98. Rojas, E. I. et al. (2010) Mycologia 102: Sarbhoy, A. K. and D. K. Agarwal (1990) Descriptions of Tropical Plant Pathogenic Fungi. Set 1. Malhotra Publ. House, New Delhi. Sutton, B. C. (1980) The Coelomycetes Fungi Imperfecti with Pycnidia Acervuli and Stromata. Commonwealth Mycological Institute, England. pp 東京都農林水産振興財団 (2008) 平成 19 年度 花き類病害の双方向型総合診断 防除システムの開発および公開 委託事業に関する委託研究実績報告書. 竹内純 (2008) グミ炭疽病 ( 花き病害図鑑 ). 花き研究所. gummi/post_598.html Weir, B. S. et al. (2012) Stud. Mycol. 73: White, T. J. et al. (1990) PCR Protocols: A Guide to Methods and Applications (M.A. Innis et al. ed.). Academic Press, San Diego. pp 矢口行雄ら (2004) 日植病報 70: 218. ( 講要 ) Yang, Y. L. et al. (2010) Colletotrichum Anthracnose of Amaryllidaceae. Fungal Diversity. Online advance, pp Zhuang, W. -Y., ed. (2005) Fungi of Northwestern China. Mycotaxon, Ltd., Ithaca, NY. pp. 430.
714 植 物 防 疫 第 63 巻 第 11 号 2009 年 岡山県で発生した Rhizobium radiobacter Ti による ブドウ根頭がんしゅ病 岡山県農業総合センター農業試験場 は じ め かわ ぐち あきら 川 口 章 12 月のサンプルから AT06 1 AT06 8 株 を
714 植 物 防 疫 第 63 巻 第 11 号 2009 年 岡山県で発生した Rhizobium radiobacter Ti による ブドウ根頭がんしゅ病 岡山県農業総合センター農業試験場 は じ め かわ ぐち あきら 川 口 章 12 月のサンプルから AT06 1 AT06 8 株 を選抜し に 以下の試験に供試した ブドウ根頭がんしゅ病は土壌伝染性の細菌病であり II 保菌苗木の流通によって病原細菌が広範囲に伝搬され
微生物遺伝資源利用マニュアル(13)
ISSN 13441159 MAFF Microorganism Genetic Resources Manual No.13 Colletotrichum acutatum Plurivorous plant anthracnose fungus, Colletotrichum acutatum Colletotrichum acutatum Simmonds ex Simmonds MAFF MAFF
76 キク品種の白さび病抵抗性と白さび病菌レース 胞子で 7 22 である 両胞子のこのような性質から 噴霧器 発病は担子胞子形成の適温に支配され 最適な条件は 7 前後で 湿度が高く葉面が濡れている状態である キク白さび病菌レースと白さび病抵抗性 キク品種 罹病葉 植物病原菌では 同じ菌であっても
760 植 物 防 疫 第 63 巻 第 2 号 09 年 キク品種の白さび病抵抗性と白さび病菌レース 宮城大学食産業学部 なかむら 宮城県農業 園芸総合研究所 は じ め しげ お いわ い たか 岩 井 孝 いたばし たける 中村 茂雄 板橋 さ さ よし 尚 き あつし 建 佐々木 厚 る その後 冬胞子は担子胞子を形成 飛散し キクで に のみ感染 増殖を繰り返して病気を拡散する 発病のた
研究成果報告書
様式 C-19 科学研究費補助金研究成果報告書 研究種目 : 若手研究 (B) 研究期間 :2007~2008 課題番号 :19710200 研究課題名 ( 和文 ) コウヤクタケ類担子菌遺伝資源データベースの構築 平成 21 年 6 月 3 日現在 研究課題名 ( 英文 ) Construction of genetic-resource database for "corticoid" basidiomycetes
140221_葉ネギマニュアル案.pptx
養液栽培における 高温性水媒伝染病害の 安全性診断マニュアル ネギ編 ネギ養液栽培における病害 管理のポイント ネギに病原性のある高温性ピシウム菌の種類 1Pythium aphanidermatum ( 根腐病 ) 2Pythium myriotylum ( 未報告 ) 高温性ピシウム菌による被害 根が暗褐色水浸状に腐敗 重要ポイント 設内に病原菌を ま い うにしましょう 苗および栽培初期の感染は被害が大きくなります
PowerPoint プレゼンテーション
豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 4 月 14 日発行 IBJ* 防除情報 第 70 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報の発表はありませんでした ご説明します 今回の特集では 4 月 11 日付で適用拡大になりましたプロパティフロアブルの適用作物である ピーマン うどんこ病菌 うり科 うどんこ病菌の違いや生活環
1 2 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5DNA 3 3-1 3-2 3-3 3-4 3-5DNA 4 5 6 7 2
Estimation of optimal growth temperature and species identification of wood rotting fungi collected in Tosayamada town 1050001 1 1 2 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5DNA 3 3-1 3-2 3-3 3-4 3-5DNA 4 5 6 7 2 1 PCB 4 KUT0401KUT0404
イチゴ炭疽病のヘソディム
イチゴ炭疽病のヘソディム 左 : 本圃の発病下 : 育苗圃の発病 三重県農業研究所 515-2316 三重県松阪市嬉野川北町 530 TEL : 0598-42-6357 155 象診断手順調査方法評炭疽病菌の分生子対価方法対策技術診断票留意点そのイチゴ炭疽病について 1 イチゴ炭疽病とは現在 病原菌の再分類が行われていますが 糸状菌の一種である Glomerella cingulata 種複合体および
140221_ミツバマニュアル案.pptx
養液栽培における 高温性水媒伝染病害の 安全性診断マニュアル ミツバ編 1 ミツバ養液栽培における 病害管理のポイント ミツバに病原性のある高温性ピシウム菌の種類 1Pythium aphanidermatum( 根腐病 ) 2Pythium myriotylum ( 未報告 ) 高温性ピシウム菌による被害 根が暗褐色水浸状に腐敗 重要ポイント 設内に病原菌を まないようにしましょう 苗および栽培初期の感染は被害が大きくなります
冷蔵貯蔵中のぶどう「シャインマスカット」に発生する灰色かび病防除に、オンリーワンフロアブルの7月中~下旬散布が有効である
平成 27 年度普及に移す農業技術 ( 第 2 回 ) [ 分類 ] 普及技術 [ 成果名 ] 冷蔵貯蔵中のぶどう シャインマスカット に発生する灰色かび病防除に オンリーワンフロアブルの 7 月中 ~ 下旬散布が有効である [ 要約 ] 冷蔵貯蔵中のぶどう シャインマスカット に発生する果粒腐敗の原因は 主に灰色かび病菌によるものである 生育期間中の 7 月中 ~ 下旬にオンリーワンフロアブル 2,000
豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 名称豚丹
豚丹毒 ( アジュバント加 ) 不活化ワクチン ( シード ) 平成 23 年 2 月 8 日 ( 告示第 358 号 ) 新規追加 1 定義シードロット規格に適合した豚丹毒菌の培養菌液を不活化し アルミニウムゲルアジュバントを添加したワクチンである 2 製法 2.1 製造用株 2.1.1 名称豚丹毒菌多摩 96 株 ( 血清型 2 型 ) 又はこれと同等と認められた株 2.1.2 性状感受性豚に接種すると
わかっていること トマトすすかび病について
小型顕微鏡を用いた トマトすすかび病の ほ場での病害診断 2013 年 7 月 1 日農林水産省講堂 第 19 回農作物病害虫防除フォーラム 三重県農業研究所鈴木啓史 わかっていること トマトすすかび病について トマトすすかび病の初報告 1948 年岐阜県において初確認され 同じ頃 愛知県 静岡県 福岡県ても確認 この時点で全国的に広まっていたものと考えられている ( 山田,1951) 1996 年に宮崎県で再確認
月中旬以降の天候によって塊茎腐敗による被害が増加する事例も多い 平成 28 年度は疫病の発生面積率は19.9% と例年に比べてやや少なかったものの 塊茎腐敗の発生面積率は 14.8% と例年に比べてやや多かったとされる ( 平成 現在 北海道病害虫防除所調べ ) かつては 疫病には
ばれいしょの疫病による塊茎腐敗の発生生態と防除について 北海道立総合研究機構 農業研究本部中央農業試験場病虫部クリーン病害虫グループ 西脇 由恵 Yoshie Nishiwaki 1. はじめに北海道のばれいしょ栽培は作付面積 51,000ha 収穫量 1,897,000tで国内全収穫量のおよそ80% を占め ( 平成 28 年農林水産統計 ) 用途も生食用はもちろんのこと 加工用 澱粉原料用 種子用など多岐にわたり
Bacterial 16S rDNA PCR Kit
研究用 Bacterial 16S rdna PCR Kit 説明書 v201802da 微生物の同定は 形態的特徴 生理 生化学的性状 化学分類学的性状などを利用して行われますが これらの方法では同定までに時間を要します また 同定が困難な場合や正しい結果が得られない場合もあります 近年 微生物同定にも分子生物学を利用した方法が採用されるようになり 微生物の持つ DNA を対象として解析を行う方法が活用されています
DNA/RNA調製法 実験ガイド
DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製
目 次 I イチジク病害図鑑 ( 写真 ) 疫病 3 株枯病 6 黒かび病 9 酵母腐敗病 11 さび病 14 炭疽病 15 汚損果 17 灰色かび病 18 酵母腐敗病を伝搬するショウジョウバエ類 19 Ⅱ イチジク病害の発生生態と防除対策 ( 解説 ) 疫病 21 株枯病 22 黒かび病 24 酵
イチジク病害図鑑 ( 果実腐敗果を中心として ) 平成 18 年 6 月 農業総合試験場 目 次 I イチジク病害図鑑 ( 写真 ) 疫病 3 株枯病 6 黒かび病 9 酵母腐敗病 11 さび病 14 炭疽病 15 汚損果 17 灰色かび病 18 酵母腐敗病を伝搬するショウジョウバエ類 19 Ⅱ イチジク病害の発生生態と防除対策 ( 解説 ) 疫病 21 株枯病 22 黒かび病 24 酵母腐敗病 25
Bacterial 16S rDNA PCR Kit
研究用 Bacterial 16S rdna PCR Kit 説明書 v201307da 微生物の同定は 形態的特徴 生理 生化学的性状 化学分類学的性状などを利用して行われますが これらの方法では同定までに時間を要します また 同定が困難な場合や正しい結果が得られない場合もあります 近年 微生物同定にも分子生物学を利用した方法が採用されるようになり 微生物の持つ DNA を対象として解析を行う方法が活用されています
Microsoft Word - 表紙・奥付
特定外来生物 ( 鳥類 ) ガビチョウ (Garrulax canorus) 1 カオジロガビチョウ (Garrulax sannio) 2 カオグロガビチョウ (Garrulax perspicillatu) 3 ソウシチョウ (Leiothrix lutea) 4 * 用語解説 5 ガビチョウ 学名 : Garrulax canorus 英名 : Hawamei, Melodius laughing
微生物遺伝資源利用マニュアル(28)
微生物遺伝資源利用マニュアル (28) MAFF Microorganism Genetic Resources Manual No.28 ISSN 1344-1159 Passalora fulva 山田 憲吾 農業 食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所 Passalora fulva (Cooke)U. Braun & Crous [syn. Mycovellosiella fulva (Cooke)Arx,
大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム
平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目
スライド 1
DNA を用いた微生物 分析の現場での活用 平成 18 年 10 月 5 日 B 会場 15:30~15:50 三井農林 ( 株 ) 食品総合研究所微生物分析サービス 衛生管理手法の変化 従来の方法 公定法に基づく微生物検査 一般性菌数 大腸菌群の判定など 実際は HACCP や cgmp の導入 大規模 大量生産 流通の多様化 迅速化 安全性追求意識の高まり より正確正確で迅速迅速かつ簡便簡便な微生物検査方法が必要
研究成果報告書
23 5 1 A mass production technique for pine mycorrhizal seedlings colonized by Rhizopogon rubescens, Suillus luteus, and Tricholoma terreum under a green house condition was established. Effective mycorrhization
ハクサイ黄化病のヘソディム
ハクサイ黄化病のヘソディム 長野県野菜花き試験場環境部 長野県塩尻市宗賀床尾 1066-1 TEL: 0263-52-1148 93 象診断手順調査方法評価方法診断票対策技術留意点そのにより発病が助長されます 対他1 ハクサイ黄化病とは 病原菌 : かびによる病害で 2 種類の病原菌がいます 1. バーティシリウム ダーリエ菌 (Verticillium dahliae) 2. バーティシリウム ロンギスポラム菌
Blumeria Blumeria Erysiphe Erysiphe Erysiphe Microsphaera Erysiphe Microsphaera Uncinula Erysiphe Uncinula Uncinuliella Erysiphe Unci
775 2000 MORI et al., 2000 ; TAKAMATSU et al., 2000 56 6 2002 2002 10 20022002 I 1 New Taxonomical System of Powdery Mildew Fungi and their Morphological Characteritics. By Tukio SATO and Hiromichi HORIE
メラレウカ苗生産技術の検討 供試品種は レッドジェム, レボリューションゴールド を用い, 挿し木を行う前日に枝を採取し, 直ちに水につけ持ち帰り, 挿し穂の基部径を 0.8~1.2mm,1.8~2.2mm,2.8~3.3mm で切り分けた後, 長さ約 8cm, 基部から 3cm の葉を除いた状態に
メラレウカ苗生産技術の検討 成松克史 Investigation of cultivation method for cutting seedlings of Melareuca bracteata NARIMATSU Katsushi 要旨メラレウカの苗生産における繁殖方法は主に挿し木によるが, 効率的な挿し木方法についての報告はない. そこで, 挿し穂の調製方法や挿し木の時期について検討した結果,
レジャー産業と顧客満足の課題
1 1983 1983 2 3700 4800 5500 3300 15 3 100 1000 JR 4 14 2000 55% 72% 1878 2000 5 ( ) 22 1,040 5 946 42 15 25 30 30 4 14 39 1 24 8 6 390 33 800 34 34 3 35 () 37 40 1 50 40 46 47 2 55 4.43 4 16.98 40 55
ファイトプラズマ病を一網打尽に検出できる遺伝子診断キットの開発 根絶事業により途上国農業生産への貢献が期待 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : イネ ココヤシ バナナなどの重要作物や 花き 野菜 樹木など 1,000
ファイトプラズマ病を一網打尽に検出できる遺伝子診断キットの開発 根絶事業により途上国農業生産への貢献が期待 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : イネ ココヤシ バナナなどの重要作物や 花き 野菜 樹木など 1,000 種以上の植物 に感染し枯らす世界中のあらゆるファイトプラズマの高感度遺伝子診断キットを開発しまし た
埼玉県調査研究成績報告書 ( 家畜保健衛生業績発表集録 ) 第 55 報 ( 平成 25 年度 ) 11 牛呼吸器病由来 Mannheimia haemolytica 株の性状調査 および同定法に関する一考察 中央家畜保健衛生所 荒井理恵 Ⅰ はじめに Mannheimia haemolytica
11 牛呼吸器病由来 Mannheimia haemolytica 株の性状調査 および同定法に関する一考察 中央家畜保健衛生所 荒井理恵 Ⅰ はじめに Mannheimia haemolytica は牛呼吸器病の主要な原因菌であり 時に成牛の死亡も引き起こすことから重要視される病原体である 本菌はパスツレラ科に属するグラム陰性短桿菌であり 莢膜の抗原性により 現在 12 種類の血清型に分類されている
圃場試験場所 : 県農業研究センター 作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC 試験作物名オクラ品種名アーリーファ
作物残留試験 ( C-N ) 圃場試験明細書 1/6 圃場試験明細書 1. 分析対象物質 およびその代謝物 2. 被験物質 (1) 名称 液剤 (2) 有効成分名および含有率 :10% (3) ロット番号 ABC0123 3. 試験作物名オクラ品種名アーリーファイブ 4. 圃場試験場所 試験圃場名 試験圃場所在地 県農業研究センター 番圃場 号ハウス 県 市 町 - 5. 試験担当者氏名 6. 土性埴壌土
蛋白質科学会アーカイブ メチオニン要求株を使わないセレノメチオニン標識蛋白質のつくりかた
メチオニン要求株を使わないセレノメチオニン標識蛋白質のつくりかた 産業技術総合研究所 中村努 石川一彦 ( 投稿日 2008/7/29 再投稿日 2008/8/21 受理日 2008/8/27 修正日 2013/11/29) キーワード : セレノメチオニン 生合成阻害 X 線結晶構造解析 概要 X 線結晶構造解析において初期位相を決定する際 セレン原子による異常散乱を利用することが広く行われている
1 混合物の性質を調べるために, 次の実験を行った 表は, この実験の結果をまとめたもの である このことについて, 下の 1~4 の問いに答えなさい 実験操作 1 図 1 のように, 液体のエタノール 4cm 3 と水 16cm 3 の混合物を, 枝つきフラスコの中に入れ, さらに沸騰石を加えて弱火で加熱した 温度計を枝つきフラスコの枝の高さにあわせ, 蒸気の温度を記録した 操作 2 ガラス管から出てきた液体を
農林業における野生獣類の被害対策基礎知識
1 1-1 Cervus nippon 50 130kg 25 80kg 90 190cm90 150cm 70 130cm60 110cm 1994 1 DNA 22002 38 0 5 6 9 10 1.5 1 1 2 3 2 34 4 10 1998 23 5 71 9 11230 2 1 3 4 2cm 1cm 1 9 1 12 16 1 2 1991 1991 2002 1-2 1 1 1978
_乾燥試薬東大プレスリリース案【広報課確認】
世界初! 冷凍 冷蔵不要で簡易 迅速 超高感度 安価な遺伝子診断技術を開発 ファイトプラズマユニバーサル診断キット 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : 40 種以上のあらゆるファイトプラズマ ( 注 1) を網羅的に検出できる ファイトプラズマユニバーサル検出キット ( 注 2) の乾燥試薬キットを世界に先駆け開発しました
医薬品タンパク質は 安全性の面からヒト型が常識です ではなぜ 肌につける化粧品用コラーゲンは ヒト型でなくても良いのでしょうか? アレルギーは皮膚から 最近の学説では 皮膚から侵入したアレルゲンが 食物アレルギー アトピー性皮膚炎 喘息 アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を引き起こすきっかけになる
化粧品用コラーゲンの原料 現在は 魚由来が中心 かつては ウシの皮膚由来がほとんど BSE 等病原体混入の危険 人に感染する病原体をもたない アレルギーの問題は未解決 ( むしろ問題は大きくなったかもしれない ) アレルギーを引き起こす可能性 医薬品タンパク質は 安全性の面からヒト型が常識です ではなぜ 肌につける化粧品用コラーゲンは ヒト型でなくても良いのでしょうか? アレルギーは皮膚から 最近の学説では
テイカ製薬株式会社 社内資料
テイカ製薬株式会社社内資料 アレルギー性結膜炎治療剤トラニラスト点眼液.5% TS TRANILAST Ophthalmic Solution.5% TS 生物学的同等性に関する資料 発売元 : 興和株式会社 製造販売元 : テイカ製薬株式会社 9 年 月作成 TSTR5BE9 ラット及びモルモットアレルギー性結膜炎モデルにおける生物学的同等性試験 Ⅰ. 試験の目的トラニラスト点眼液.5% TS および標準製剤の生物学的同等性をラット受動感作アレルギー性結膜炎モデル及びモルモット能動感作アレルギー性結膜炎モデルを用い薬力学的に検討した
EQUIVALENT TRANSFORMATION TECHNIQUE FOR ISLANDING DETECTION METHODS OF SYNCHRONOUS GENERATOR -REACTIVE POWER PERTURBATION METHODS USING AVR OR SVC- Ju
EQUIVALENT TRANSFORMATION TECHNIQUE FOR ISLANDING DETECTION METHODS OF SYNCHRONOUS GENERATOR -REACTIVE POWER PERTURBATION METHODS USING AVR OR SVC- Jun Motohashi, Member, Takashi Ichinose, Member (Tokyo
スライド 1
豊かな稔りに 日本の農業を応援します 平成 29 年 7 月 14 日発行 IBJ* 防除情報 第 73 号 (*IshiharaBioscienceJapan= 石原バイオサイエンスの略 ) 農水省は 7 月 12 日に向こう 1 ヶ月の主要病害虫発生予報を発表しました その中から主な作物を対象に 発生が 多い と発表された病害虫とその地域及び防除農薬 ( 弊社の推奨農薬 ) を一表にまとめましたので
わが国における女性管理職研究の展望 Research on Women in Management Positions in Japan Kieko HORII 5 Abstract Japanese society is struggling with a low percentage of wo
わが国における女性管理職研究の展望 Research on Women in Management Positions in Japan Kieko HORII 5 Abstract Japanese society is struggling with a low percentage of women in management positions. The appointment of female
平成19年度事業計画書
2 難防除病害虫特別対策事業 (1) アスパラガス病害虫総合防除対策の実証 ア背景および目的本県におけるアスパラガスの栽培面積は 県内全域でここ数年急速に延び 重要品目となっている 近年の主流である雨よけハウスによる半促成長期どり栽培では 収穫量は以前の栽培方法に比べ増加している その反面 斑点病や褐斑病などの斑点性病害 アザミウマ類 ハスモンヨトウなどの重要害虫の発生に加え コナジラミ類の発生が増加している
目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/ PDF
サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 1/8 52-0198-01-4PDF 目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/8 52-0198-01-4PDF 1. はじめに 医療関連感染の原因となる微生物の多くは
**************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1)
**************************************** 2017 年 4 月 29 日 日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 耐性菌対策のための DMI 剤使用ガイドライン 一般的な耐性菌対策 1. 薬剤防除だけに頼るのではなく 圃場や施設内を発病しにくい環境条件にする 1) 可能ならば病害抵抗性品種や耐病性品種を栽培する 2) 病原菌の伝染源となる作物残渣や落葉 剪定枝あるいは周辺の雑草などは速やかに処分する
(Microsoft Word - \202\205\202\2232-1HP.doc)
イーズ NO.002(15 年 8 月発行 ) 日本薬局方 微生物限度試験法微生物限度試験法の実際 監修 : 国立衛生試験所三瀬勝利 前号では微生物限度試験法について 全体的な解説を行ったが 本号では生菌数試験 大腸菌 サルモネラ 緑膿菌 黄色ブドウ球菌の試験項目ごとに それぞれ実際の試験の流れを図解してみた 試験を行う際に役立てて頂ければ幸いである また無菌試験法についても補冊として添付したので参照されたい
リンゴ黒星病、うどんこ病防除にサルバトーレME、フルーツセイバーが有効である
平成 26 年度普及に移す農業技術 ( 第 1 回 ) [ 分類 ] 普及技術 [ 成果名 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME フルーツセイバーが有効である [ 要約 ] リンゴ黒星病 うどんこ病防除にサルバトーレ ME の 3,000 倍液またはフルーツセイバーの 2,000 倍液を散布する サルバトーレ ME は EBI 剤 フルーツセイバーは SDHI 剤である 両剤ともに薬剤耐性菌が出現しやすいため
しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有
しょうゆの食塩分測定方法 ( モール法 ) 手順書 1. 適用範囲 この手順書は 日本農林規格に定めるしょうゆに適用する 2. 測定方法の概要 試料に水を加え 指示薬としてクロム酸カリウム溶液を加え 0.02 mol/l 硝酸銀溶液で滴定し 滴定終点までに消費した硝酸銀溶液の量から塩化ナトリウム含有量を算出する 3. 注意事項 (a) クロム酸カリウムを取り扱う際には 皮膚に付けたり粉塵を吸入しないようゴーグル型保護メガネ
(Microsoft Word - \230a\225\266IChO46-Preparatory_Q36_\211\374\202Q_.doc)
問題 36. 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチルサリチル酸の錯形成 (20140304 修正 : ピンク色の部分 ) 1. 序論この簡単な実験では 水溶液中での鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸の錯形成を検討する その錯体の実験式が求められ その安定度定数を見積もることができる 鉄 (Ⅲ) イオンとサリチル酸 H 2 Sal からなる安定な錯体はいくつか知られている それらの構造と組成はpHにより異なる 酸性溶液では紫色の錯体が生成する
<4D F736F F F696E74202D DB28B7690EC8BB38EF690E096BE8E9197BF5F8CDD8AB B C83432E >
平成 26 年度広島大学新技術説明会 ( 平成 26 年 5 月 16 日 ) 科学技術振興機構 (JST) 主催 光フェントン反応を用いた植物病害防除技術 イチゴうどんこ病などへの適用 広島大学大学院生物圏科学研究科環境循環系制御学専攻佐久川弘 研究の背景 従来の化学農薬は 農作物の病原菌への防除には有効であるが 環境中での残留性や生態系への影響等が懸念される 本研究では 新規農薬としてヒドロキシルラジカル
Microsoft Word - FMB_Text(PCR) _ver3.doc
2.PCR 法による DNA の増幅 現代の分子生物学において その進歩に最も貢献した実験法の1つが PCR(Polymerase chain reaction) 法である PCR 法は極めて微量の DNA サンプルから特定の DNA 断片を短時間に大量に増幅することができる方法であり 多大な時間と労力を要した遺伝子クローニングを過去のものとしてしまった また その操作の簡便さから 現在では基礎研究のみならず臨床遺伝子診断から食品衛生検査
Microsoft Word - H19_04.doc
4. 農場巡回における長靴等の消毒効果 奈良県家畜保健衛生所業務第 課 岡本美奈子藤井規男 要約農場立入時の長靴等の消毒効果を調査するとともに改善方法を検討した 現状では 作業直後の長靴裏面の一般細菌数は.7 0 CFU/cm 水洗による菌数の対数減少値( 以下 LRV)0.86 逆性石けん液への長靴踏み込みによる LRV は 0.9 で充な効果は得られていない その後の車載消毒槽への浸漬で使用前のレベルまで菌数は下がるが
平成 23 年度修士論文 白色腐朽菌を利用した染料の生分解 Biodegradation of dyes using white-rot fungi. 高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻 物質 環境システム工学コース 堀澤研究室修士 2 年 加藤紘將 1
平成 23 年度修士論文 白色腐朽菌を利用した染料の生分解 Biodegradation of dyes using white-rot fungi. 高知工科大学大学院工学研究科基盤工学専攻 物質 環境システム工学コース 堀澤研究室修士 2 年 1145007 加藤紘將 1 目次 1. 概要 2. 緒言 3. 実験方法 3-1. 供試菌 3-2. 分解対象 3-3. 菌体の培養方法 3-4. それぞれの実験における染料除去率の測定方法
研究成果報告書
様式 C-19 科学研究費補助金研究成果報告書 平成 21 年 5 月 13 日現在 研究種目 : 若手研究 (B) 研究期間 :2007~2008 課題番号 :19791396 研究課題名 ( 和文 ) デンタルユニット給水系バイオフィルムの実験モデルの確立と関連遺伝子の解析研究課題名 ( 英文 ) Establishment of in vitro biofilm model and analysis
タイトル : 身近な微生物の観察 対象 小学生 ~ 高校生 実験の概要 発酵食品に用いられる 3 種類の微生物を平板培地に接種して観察し 微生物の成長の 様子やそれぞれの微生物の特徴を学ぶ 所要時間事前準備約 10 日前 本実験約 30 分 結果が出るまでの時間 1 時間 ~48 時間 使用する微生
タイトル : 身近な微生物の観察 対象 小学生 ~ 高校生 実験の概要 発酵食品に用いられる 3 種類の微生物を平板培地に接種して観察し 微生物の成長の 様子やそれぞれの微生物の特徴を学ぶ 所要時間事前準備約 10 日前 本実験約 30 分 結果が出るまでの時間 1 時間 ~48 時間 使用する微生物 (NBRC 提供 ) (1) 枯草菌 Bacillus subtilis: 細菌の代表 (2) パン酵母
小嶋紀行:希少種ササバギンランの生育環境特性:横須賀市久里浜におけるマテバシイ植林の事例
(35): 1 6, Feb. 2014 Noriyuki Kojima: Habitat Characteristics of Rare Plant Cephalanthera longibracteata Blume (Orchidaceae): A Case Study of Japanese Stone Oak (Lithocarpus edulis (Makino) Nakai) Plantation
* Meso- -scale Features of the Tokai Heavy Rainfall in September 2000 Shin-ichi SUZUKI Disaster Prevention Research Group, National R
38 2002 7 2000 9 * Meso- -scale Features of the Tokai Heavy Rainfall in September 2000 Shin-ichi SUZUKI Disaster Prevention Research Group, National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention,
遺伝学的手法を用いたロクアイタンポポ ( 仮称 ) の同定法について 神戸市立六甲アイランド高校 井上真緒沙原杏樹辻青空 1. 研究背景 2004 年六甲アイランド高校の校内と周辺で発見されたロクアイタンホポ ( 仮称 ) は 雑種タンポポの可能性が高いが いまだにはっきりした定義がされていない 特
遺伝学的手法を用いたロクアイタンポポ ( 仮称 ) の同定法について 神戸市立六甲アイランド高校 井上真緒沙原杏樹辻青空 1. 研究背景 2004 年六甲アイランド高校の校内と周辺で発見されたロクアイタンホポ ( 仮称 ) は 雑種タンポポの可能性が高いが いまだにはっきりした定義がされていない 特徴は直径約 6cm の黄色の頭花をもつ巨大タンポポで 総苞外片は幅が広く 先端部はわずかに角状突起があり
京都大学博士 ( 工学 ) 氏名宮口克一 論文題目 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用した断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 塩害を受けたコンクリート構造物の対策として一般的な対策のひとつである, 断面修復工法を検討の対象とし, その耐久性をより
塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用し Titleた断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 宮口, 克一 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2015-01-23 URL https://doi.org/10.14989/doctor.k18 Right Type Thesis
四国大学紀要 Ser.A No.42,Ser.B No.39.pdf
四国大学紀要! B4 2 3 3 82 4 B4 2 3 3 82 4 Bull. Shikoku Univ.! 看護師のユニフォームの汚染や管理に関する研究内容の分析 3 22年に発表された文献をとおして 松尾恭子 Analysis of researches on nursing uniform about contamination and management Articles Published
C58.indd
ダイコレット & ピックアップツール先端形状 3600 シリーズ 4 面ダイコレット 3700 シリーズ 2 面ダイコレット 3800 シリーズ先端長方形のフラットピックアップツール 3900 シリーズ先端円錐形のフラットピックアップツール 3300 & 3300-ETE シリーズ垂直 4 面コレット 3200-ETE シリーズ垂直 2 面コレット 特殊形状 ( カスタム ) コレット片面の一部に切り込み
