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3 群馬大学教育実践研究第 26 号 119 ~ 128 頁 道徳の授業の展開を考える (2) フレーベルに学ぶ 豊泉清浩 学校教育講座教育学教室 A Study of the Content of Moral Class(2) learning from Fröbel Seiko TOYOIZUMI Department of Education,Faculty of Education,Gunma University キーワード : 道徳の時間 道徳性 フレーベル Keywords:moral class,morality,fröbel (2008 年 10 月 31 日受理 ) はじめに本稿の目的は フレーベル (F.W.A.Fröbel, ) の生涯および教育実践を 小学校および中学校の道徳の授業でいかに児童 生徒に教え いかに児童 生徒と共に考えるかについて考察することにある なぜ フレーベルを取り上げるのかといえば フレーベルは 幼児教育の父といわれるように 世界初の幼稚園を創設し その後幼稚園が普及する基礎を築いた人物であり 教育によって人間の善性を開花させ 国民の幸福を実現するという理念を持ち あらゆる困難を克服して その目標のために実践した人物だからである したがって 本稿は フレーベルの道徳教育観については言及するが フレーベルの道徳教育思想について考察することを目的とするものではない 本稿では 教師が児童 生徒にフレーベルの生涯を話すときに大事であると思われる部分を中心に まず略伝を記した 次に フレーベルの教育活動を道徳の授業における内容として考える場合 どのように展開できるかについて三つの観点に分けて考察し それぞれの内容が 学習指導要領 における道徳教育の内容 項目と関連する部分を探った 実際の授業でフレーベルを題材とする場合 さまざまな工夫が考えられるが 三つの観点として 教育者として生きた姿勢 人間の善の問題 幼稚園と家庭との関連を取り上げた 本稿では 具体的な学習指導案は提示しないが その前提となる部分について考察する Ⅰ フレーベルの略伝フレーベルは 1782 年 4 月 21 日にルードルシュタットのオーベルヴァイスバッハで 牧師ヨハン ヤーコプ フレーベルの六番目の末子として生まれた 父は 教区の約 5 千人の住民の魂の救済に責務を持つ 誠実で 厳格で 几帳面で 頑固で 気性の激しい人であった 父は 教区の仕事が忙しかったため フレーベルの養育を奉公人や兄たちに任せた 母親は 1783 年 2 月に フレーベルを出産して9 か月後に 39 歳の若さでこの世を去った 1785 年 7 月に父親は再婚している 二人目の若い母ゾフィーは 溢れる信頼をもって彼女を迎え その母性愛を期待していた幼いフレーベルを 当初は心からの好意をもっ

4 120 豊泉清浩 て迎えている しかし 二番目の母は 自分の息子が生まれると間もなく フレーベルを親しみを込めて親称で呼んでいたのを止め 人を遠ざける三人称で呼ぶようになった フレーベルは 再び放任され続けた 父には 道徳的厳格主義があり 彼はこの厳格主義によって教区と家庭を支配していた 父は 古い時代の神学者で 家庭内では 真に古代キリスト教徒的生活が支配していた 朝夕に父によって家族の全員が召集され 神学者たちの教えが語られた フレーベルは 幼い頃から自己内省的な傾向を強く持っていて 少年期の初めにすでに 自己の注意が自己の内面へ向かうようになっていた 外界との関係は 自然 とりわけ観察や思考を通じての植物との親密な関係を形成していった 父親も二番目の母親も フレーベルを疎んじた 両親の心がフレーベルから離れていくにつれ フレーベルの生活も次第に二人から離れていった フレーベルは 長兄を慕った 長兄は フレーベルの本性の人間的要素を認めてくれて しばしば虐待からかばってくれた 1792 年に フレーベルは 実母の兄 すなわちイルム市の地方監督であったホフマンに引き取られ 親切で温和な伯父の家で 幸福な4 年間を過ごした フレーベルは 1789 年からオーベルヴァイスバッハの初等学校へ通い 1792 年から 1796 年までイルム市の初等学校へ通った 1797 年 6 月に 彼は ザーレ湖畔 ヒルシュベルクの近くの林務官 ヴィッツのもとで 測量技師の見習いを始めた 1799 年までこの見習いに従事したが 林務官は 多忙で フレーベルは放任され続け 数学と植物学の書物に熱中した フレーベルは 兄たちと同様に大学で研究することを強く望むようになる 父親の承諾を得て 1799 年 10 月からイエナ大学で学ぶことになった フレーベルは 自然諸科学の研究を開始した とりわけバッチュ教授のもとで植物学 ゲットリング教授のもとで化学を学び 自然学の基礎を徹底的に研究することによって 彼の自己形成への努力は初めて成就された しかし フレーベル自身の不注意もあり 経済的困窮のため 拘禁されるはめとなった 彼は 第 4ゼメスターで 勉学を中断し 父親に引き取られることになった 父親は 1802 年 2 月 10 日にこの世を去った 1805 年 6 月にフレーベルはフランクフルト アム マインに行った クーリシュという人物により その地の 模範学校 の校長であった知人グルーナーを紹介された この学校は ペスタロッチーの教育原理によって授業が行なわれていた グルーナーは 自分の学校で教師を勤めるようフレーベルを招いた フレーベルは これを承諾した グルーナーは フレーベルにペスタロッチーの論文を読むよう提案した フレーベルは この論文に魅了された 1805 年の初秋 フレーベルは3 週間徒歩でイヴェルドンへの旅をする 14 日間イヴェルドンに滞在した イヴェルドンから戻る道中 彼は郵便馬車を利用した フレーベルは 1806 年 6 月以降 フランクフルト アム マインのホルツハウゼン家で家庭教師をした フレーベルは 1808 年 9 月に 再びイヴェルドンへ向かい ホルツハウゼン家の三人の息子 カール フリッツ アドルフと共に 家庭教師としてイヴェルドンに滞在した この間 フレーベルは ペスタロッチーの基礎的メトーデの訓練を行なうとともに ホルツハウゼン家の子どもたちに最善の教育を与えようと努力した 基礎的メトーデは 直観を明瞭な認識へ高める方法を意味する フレーベルは ペスタロッチーの生徒であるとともに 家庭教師でもあった フレーベルは ペスタロッチーを常に尊敬していた イヴェルドン滞在中の 1809 年に 故郷のシュヴァルツブルク =ルードルシュタット侯妃にペスタロッチーの教育方法を導入する建議を送った 1810 年 8 月フレーベルは フランクフルト アム マインに戻った 1811 年 3 月 フレーベルはホルツハウゼン家の家庭教師を辞めた 1811 年 6 月 フレーベルはゲッチンゲン大学に入学し 古典語 物理学 化学 鉱物学 植物学を学んだ フレーベルの中心思想は 球体法則 といわれるものであるが フレーベルはゲッチンゲンにおいて 1811 年の彗星現象の期間に その構想を持ったといわれる 1812 年 10 月 フレーベルはベルリン大学に入学した ヴァイス教授のもとで 鉱物学 とりわけ結晶学を学んだ また フィヒテの講義を聴講している 普仏戦争が始まると フレーベルは 1813 年 4 月にリュッツォー義勇軍に入隊し 参戦した この間 ランゲタールやミッデンドルフと知り合った 彼は 1814 年 6 月に軍務を離れ その8 月に ヴァイス教授のもとで

5 道徳の授業の展開を考える (2) 121 ベルリン大学鉱物学研究所の助手となった フレーベルは ベルリンで 学問を生涯の天職とするという考えを心に抱いていた しかし もう一つの課題が彼に迫っていた 兄クリストフが 1813 年 12 月にチフスで死去し 三人の息子を後に残した フレーベルは 長い間熟慮した末 義姉からその息子たちの教育の心配を取り除き 彼らを自ら教育すべき義務があると感じた 1816 年 4 月 9 日に フレーベルは ベルリン大学鉱物学研究所を退職し 11 月 13 日にチューリンゲンのグリースハイムに 一般ドイツ学園 を創設した 兄クリストフの3 人の遺児 兄クリスチアンの2 人の息子 ランゲタールの弟という計 6 人を集めて学園経営に着手した 1817 年 6 月に 学園をカイルハウに移転した この学園を一般に カイルハウ学園 と呼んでいる フレーベルは カイルハウ学園において ランゲタール ミッデンドルフ バーロップなどの優秀な協力者との協働において学園を経営し ペスタロッチーの基礎的メトーデを独自に発展させる道を探った カイルハウの学校案内を中心とする カイルハウ小論文集 と 1826 年に刊行された主著 人間の教育 に カイルハウでの教育目的 教育内容 教育方法 そしてフレーベルの中心思想である球体法則が述べられている 1818 年 9 月 11 日 フレーベルは ベルリン大学鉱物学研究所で知り合ったヘリンエッテ ヴィルヘルミーネ ホフマイスターという2 歳年上の女性と結婚した ヴィルヘルミーネは 教養高きベルリン貴族の娘であり フレーベルと同様 フィヒテ シュライエルマッハーの講義の聴講生であった ヴィルヘルミーネは フレーベルの教育活動を生涯にわたって支えることになる カイルハウ学園は 誤解によって 煽動家の巣窟 と目され 生徒数が減少し 1824 年には生徒数 58 名であったのが 1829 年には5 人に減少し 財政的危機に陥った フレーベルは この危機を打開するために多大の努力を傾け 学園をさらにヘルバに設立するため 1827 年から 1828 年にかけて ザクセン マイニンゲン ヒルドブルクハウゼンのベルンハルト公爵と交渉し 成果を約束するような希望に満ちた協定を結ぶ しかし この ヘルバ プラン は 結局採用されず 挫折することになる 1831 年 3 月 フレーベルはカイルハウを去り バ ーロップが学園の指導を引き継いだ 7 月 14 日 シュニーダーと共にスイスに向かった 8 月 21 日ルツェルン州から許可を得て ヴァルテンゼー学園を開設した 1834 年 ベルン州の申し出により 4 月以降 4 人の師範学校生徒の面倒を見る ブルクドルフで 6 月から 12 週間の教師の再教育コースの指導を最高責任者として担当した 1835 年 4 月 1 日 ベルン市民協議会が新ブルクドルフ孤児院を開設した フレーベルは ヴィルヘルミーネ ランゲタールと共にブルクドルフに移住して 孤児院の指導に当たった この時期に フレーベルは 孤児院内の幼児の観察を通して 幼児教育に注目するようになり 幼稚園の構想を描き始めたといわれている スイス時代が終わる頃 フレーベルは 論文 新しい年 1836 年は生命の革新を要求する を執筆した フレーベルによれば 生命の革新 と 生命の若返り の本拠は 常に家庭であり それゆえこの論文には同時に 生命の革新 と 生命の若返り のために幼児教育の重要性を表明する意図が保持されている 1836 年 5 月 24 日 フレーベルは ブルクドルフを去る直前に ブルクドルフ孤児院内の初等教育学校案 を完成した 1835 年から 36 年にかけて フレーベルは 30 年以上もの間義務感を抱き続けてきた学校領域から目を転じ 幼児ないし就学前の子どもの保育と家庭の革新とによる人間の教育という構想を基礎に据える 子どもの保育は 一連の遊具 道具によって支えられる 子どもの保育は 幼稚園において 庭 = 楽園 において行なわれる 1837 年 1 月 16 日 フレーベルは ブランケンブルクに移住し 3 月に 自己教授と自己教育を導く直観教授の施設 を開設した 5 月に その施設を移転し 幼児と青少年の作業衝動を育成するための施設 と改称し そこで恩物 ( 教育遊具 ) の製作と販売に着手した 1839 年 5 月 13 日 あらゆる運命の変転にもフレーベルを支えた妻ヴィルヘルミーネは亡くなった 彼女は フレーベルの教育者としての生活の喜びも悲しみも 誠実に分かち持った 1839 年 6 月 1 日 幼児教育指導者第 1 回講習科を開き この講習科に 遊びと作業の施設 を付設し ここに6 歳以下の幼児約 40 名を集めて 幼児教育指導者養成のための実習を行な

6 122 豊泉清浩 った 1840 年のある春の日 フレーベルはカイルハウから山路を越えてブランケンブルクへ向かっていた すると突然 彼は魅入られたように立ち止まり 大声で叫んだ 見つかったぞ! 今度の施設の名は Kindergarten( 幼稚園 ) としよう と こうして その年の 5 月 1 日から彼は 遊びと作業の施設 を キンダーガルテン と呼んだ 1840 年 6 月 28 日 グーテンベルクの活版術発明 400 周年記念日に ブランケンブルクの施設を 一般ドイツ幼稚園 と命名し 世界初の幼稚園が誕生した それ以降 フレーベルは 幼稚園の拡充と恩物の普及に尽力した しかし 1851 年 8 月 7 日付で プロイセン政府は 幼稚園禁止令 を告示した なぜこの禁止令が出されたかについては 反政府的な自由教団と幼稚園運動の結びつきが 大きく関係していると見られている フレーベルも誤解に基づくこの 禁止令 の撤回を求めてあらゆる努力をするが それを果たすことができず 1852 年 6 月 21 日 失意の内にマリーエンタールで亡くなった マーレンホルツ=ビューロー夫人やディースターヴェークを始め 多くの人々の努力によって この 禁止令 は 1860 年に撤廃される Ⅱ フレーベルの教育活動と道徳の授業 1. 教育者として生きるフレーベルは 建築家になろうとフランクフルト アム マインへ行ったが 偶然にもグルーナーに出会うことによって 教育者として生きる道を選択する イヴェルドンのペスタロッチーの学園において ペスタロッチーの教育方法を学び ペスタロッチーの基礎的メトーデを継承するとともに それを批判的に発展させた 一般ドイツ学園の創設 初等学校計画の立案 孤児院長の経験 教員養成への傾注 一般ドイツ幼稚園の創設と 彼は一生を教育の仕事に捧げた 何が彼をここまで信念と情熱を持って教育活動に取り組ませたのだろう フレーベルは 人間の善さや本分は 教育によってこそ導かれ 開花されると考えていた 当時は 特に農村の子どもたちは 教育を受けることができなかった 教育を受けていないから 貧しいし 悪いことをしてしまう すべての子どもが学校で教育を受けられ たら 幸せになれると考えた そこでフレーベルは まず最初に学校構想によって教育改革を行なおうと考えていた しかし 彼の転期は ブルクドルフの孤児院長の経験によって 幼児教育の重要性に目を開かされたことにあった 幼稚園の創設によって彼が目指したのは 子どもだけの幸せではなく 父と母と子の幸せな家庭生活であった 幼い頃生みの母を亡くして 孤独であった彼は 常に母と子を結びつけることを念願していた 幼稚園がその場であり 遊具がその方法である 児童 生徒に フレーベルの生涯から学ぶものとして 目標を持ち それを実現するために たゆまぬ努力をし 挫折することがあっても諦めることなく やり貫こうとすることのすばらしさを伝えるべきであると思う また フレーベルの場合 自分の目標が 単に自己の幸福だけを追求するものではなく ドイツ人すべてのためであり ドイツという国家を考えていたことは重要な点である 最初に設立した学校を 一般ドイツ学園 と呼び 幼稚園は正式には 一般ドイツ幼稚園 と呼ばれた これは すべてのドイツ人に幼児教育と初等教育を受ける機会を与えるべきであるという理念に基づいていると考えられる つまりフレーベルは すべてのドイツ人の幸福を考えていた 最近の日本人は 自分の幸福だけを追求し 人のためになるというような意識が希薄であるといわれる 自己の幸福を追求することは 決して悪いことではない しかし 自分のことだけを考えて 周りのことを考えないと 他人に迷惑をかけることになる 最近は 特に若い人達の間で 道徳意識が希薄になってきたといわれる 端的にいえば 公共心を持たずに 自己中心的な行動をする傾向が強くなったということである 個人の自由や権利は 尊重されなければならないが それによって他人の自由や権利を奪ってはならない 個人の自由や権利は 他者との調和や協調の上に成り立つものである 個人の幸福は 社会や国家の在り方と関係することを 児童 生徒と共に考えることが大切である フレーベルの生涯は すべての人に学校教育を そして充実した家庭生活を与えるべきであるとの理念に基づき 最終的に幼稚園の創設とその拡充に捧げられた フレーベルも ペスタロッチーと同じように 学校の経営が困難になったり 学校計画が実現できずに

7 道徳の授業の展開を考える (2) 123 挫折したり 挫折と悲運の連続であった しかし彼は 決して諦めることなく 自分の信念を持ち続け 教育者として生き抜いた このフレーベルの生きる姿勢から 児童 生徒と共に学ぶ授業展開が考えられる 小学校および中学校の学習指導要領においては 道徳の時間を要として学校の教育活動全体を通じて行なう道徳教育の内容を 項目として設定している ここでは フレーベルの生き方から学ぶ内容に関連する次の項目を引用する 小学校第 1 学年及び第 2 学年 (1) 健康や安全に気を付け 物や金銭を大切にし 身の回りを整え わがままをしないで 規則正しい生活をする (2) 自分がやらなければならない勉強や仕事は, しっかりと行う 小学校第 3 学年及び第 4 学年 (1) 自分でできることは自分でやり よく考えて行動し 節度のある生活をする (2) 自分でやろうと決めたことは, 粘り強くやり遂げる (3) 正しいと判断したことは, 勇気をもって行う (2) 働くことの大切さを知り, 進んでみんなのために働く 小学校第 5 学年及び第 6 学年 (1) 生活習慣の大切さを知り, 自分の生活を見直し, 節度を守り節制に心掛ける (2) より高い目標を立て, 希望と勇気をもってくじけないで努力する (4) 誠実に, 明るい心で楽しく生活する (5) 真理を大切にし, 進んで新しいものを求め, 工夫して生活をよりよくする (3) 身近な集団に進んで参加し, 自分の役割を自覚し, 協力して主体的に責任を果たす (4) 働くことの意義を理解し, 社会に奉仕する喜びを知って公共のために役に立つことをする 中学校 (1) 望ましい生活習慣を身に付け, 心身の健康の増進を図り, 節度を守り節制に心掛け調和のある生活をする (2) より高い目標を目指し, 希望と勇気をもって着実にやり抜く強い意志をもつ (3) 自律の精神を重んじ, 自主的に考え, 誠実に実行してその結果に責任をもつ (4) 真理を愛し, 真実を求め, 理想の実現を目指して自己の人生を切り拓いていく (3) 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達をもち, 互いに励まし合い, 高め合う (4) 自己が属する様々な集団の意義についての理解を深め, 役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める (5) 勤労の尊さや意義を理解し, 奉仕の精神をもって, 公共の福祉と社会の発展に努める 以上の項目は 児童 生徒が節度ある生活を通して 目標を目指して主体的に生きていくことに関係している 児童 生徒が フレーベルから学ぶ生きる姿勢を それらの項目との関連において考えていくことが 授業展開となる 2. 人間の本性は善であるフレーベルは 人間の本性はもともと善であり 人間の内には本来は善良な性質や傾向のあることは確かであると考えている 決して人間は本来 悪いものではなく 同様に人間の内には 決して生れながらの悪い性質や傾向はあるものではない と確信している フレーベルによれば もし世の中に絶対的な悪といわれるものがあるとすれば それは虚偽である 虚偽は最初の悪であり すべての悪の本源である 人間の中に現われているあらゆる欠陥の根底には 押し潰されるか 押し除けられるかはしているが 善い性質や善い傾向が 本来的かつ根源的に存在しているのである ただそれが 抑圧されているか 誤解されているか あるいは誤った方向や曲がった方向に導かれているだけなのである それゆえ あらゆる欠陥を いや邪悪や下劣ささえも 破壊し 破棄することのできる唯一の しかも決して欺くことのない方法は 人間の本質が持っている根源的に善い源泉や善い側面

8 124 豊泉清浩 を まず探し それを発見し 次にそれを養い 育み まっすぐに立たせ 正しく導く努力を重ねるという点にある こうすれば 欠陥は最後には 消え去るであろう なぜなら 人間には自ら欠点を取り去りたい傾向があり 不正よりも正義を好んで求める傾向があるからである フレーベル教育学の中心思想は 万有在神論といわれるキリスト教的世界観であり フレーベル自身は それを球体法則と呼んでいる 球体法則は 難解であることが知られているが その要点は 人間の教育 の冒頭の文章に端的に示されているように 万物の中に 神的なものが宿り 働き 支配しているという思想である 神的なものとは 神の性質ともいえるものであるが 神そのものでもある フレーベルによれば 神と自然と人間の三位一体を人間に自覚させ 人間に宿る神的なものを表現することへの助成が 教育の使命ということになる したがって 教育原理は 受動的 追随的教育が優位であり 命令的 干渉的教育は極力避けられるべきである ただし 子どもが悪い行為をした時などは 命令的 干渉的教育が必要となる 子どもが 神的なものを表現するために自己活動が尊重される 後年 フレーベルは 生の合一 という教育の目標を示す すなわち教育は 神との合一 世界との合一 自己との合一 へと導いていかなければならない フレーベルの宗教に関する部分は 小学生 中学生には難しすぎるし そもそも公立学校における道徳の授業では 宗教に関する部分は慎重に扱わなければならない そこで フレーベルの思想における神的なものあるいは神を 人間の善さと置き換えたら少しわかりやすくなるのではないかと思われる すなわち 人間にはその本性として善さが備わって生まれてくる 人間は 自己活動によってその善さを表現する 自己活動とは 具体的には 遊び 言葉 描画 数 労作などによる表現活動である 子どもの善さを表現することを援助するのが 教育の使命であり 教育者の仕事である という具合になる フレーベルは 人間は生まれながらに善さを持っていると考えている しかし そのままでは善さを十分発揮できないから 善さを十分発揮できるように教育が必要なのだと考えた 最初は 学校を作って 授業によって善さを表現する基礎を学ばせることを考えた が 後に人間教育の基礎は幼児期にあるとの考えに至り 家庭教育を支援することを目的として 幼稚園を創設したのである フレーベルの教育活動は 人間が持っている善さを表現することへの助成に集約されている ところで 児童 生徒と考えることは 人間は生まれながらにして善であるか 悪であるか 人間は善い行ないもするが どうして悪い行ないもしてしまうのかということである 人間は生まれながらにして善であると考える立場を性善説といい 生まれながらにして悪であると考える立場を性悪説というのは よく知られている 児童 生徒に人間は生まれながらにして善であると思うか 悪であると思うか あるいはどちらでもないと思うか意見を出させることはおもしろいと思う いろいろな意見が出ると思うが 教師はその意見を黒板に書いて それぞれの意見を尊重し 児童 生徒と考えることが大切である 人間には善い面もあるが 悪い面もある 人間は 完全ではないから誤りを犯すこともある このようなことを考えていく 児童 生徒に 人間には善い行ないをすることと悪い行ないをすることがあることを考えさせることは 悪い行いを憎み 善い行ないを実践することへ導く また人間は誤りを犯すこともあるが それを責めるだけでなく 許すことや 反省を促すことも大切であることを 共に考える 日々の勉学や生活の中で 善悪を判断する能力を養い 善い行為を実践していくことが道徳的生活の基本であることを指導していくのである 人間における善悪の問題を考え 善を実践する指導を展開する道徳の時間の内容として 小学校および中学校の学習指導要領における次の項目を引用する 小学校第 1 学年及び第 2 学年 (3) よいことと悪いことの区別をし, よいと思うことを進んで行う (4) うそをついたりごまかしをしたりしないで, 素直に伸び伸びと生活する (1) 気持ちのよいあいさつ, 言葉遣い, 動作などに心掛けて, 明るく接する (1) 約束やきまりを守り, みんなが使う物を大切に

9 道徳の授業の展開を考える (2) 125 する 小学校第 3 学年及び第 4 学年 (4) 過ちは素直に改め, 正直に明るい心で元気よく生活する (5) 自分の特徴に気付き, よい所を伸ばす (1) 礼儀の大切さを知り, だれに対しても真心をもって接する (1) 約束や社会のきまりを守り, 公徳心をもつ 小学校第 5 学年及び第 6 学年 (3) 自由を大切にし, 自律的で責任のある行動をする (6) 自分の特徴を知って, 悪い所を改めよい所を積極的に伸ばす (1) 時と場をわきまえて, 礼儀正しく真心をもって接する (2) だれに対しても思いやりの心をもち, 相手の立場に立って親切にする (1) 公徳心をもって法やきまりを守り, 自他の権利を大切にし進んで義務を果たす (2) だれに対しても差別をすることや偏見をもつことなく公正, 公平にし, 正義の実現に努める 中学校 (5) 自己を見つめ, 自己の向上を図るとともに, 個性を伸ばして充実した生き方を追求する (5) それぞれの個性や立場を尊重し, いろいろなものの見方や考え方があることを理解して, 寛容の心をもち謙虚に他に学ぶ (6) 多くの人々の善意や支えにより, 日々の生活や現在の自分があることに感謝し, それにこたえる 3 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること (3) 人間には弱さや醜さを克服する強さや気高さがあることを信じて, 人間として生きることに喜びを見いだすように努める (1) 法やきまりの意義を理解し, 遵守するとともに, 自他の権利を重んじ義務を確実に果たして, 社会の秩序と規律を高めるように努める (2) 公徳心及び社会連帯の自覚を高め, よりよい社会の実現に努める (3) 正義を重んじ, だれに対しても公正, 公平にし, 差別や偏見のない社会の実現に努める 以上の項目内容のように 人間の本性を善であると考えるフレーベルの人間観を 児童 生徒が 善悪を判断し 善を実践すること 公徳心をもって 正義の実現に努めることに関連づけて指導していくことが 具体的展開として考えられる 3. 幼稚園が目指したものフレーベルの幼稚園は 今日のように幼稚園や保育園に一定の期間 一日の内の一定の時間 幼児を預けるというものではなく 家庭の延長として位置づけられ 訓練された男女の保育者のもとで 幼児が遊戯や遊具の使用によって自己活動を促進し また母と子 父と子が遊ぶ場として構想されていた フレーベルの幼稚園には いくつかの役割があった ここでは次の三点を挙げておく 第一に 幼稚園は 幼児教育の指導者 保育者を養成する意図を持つ施設である 第二に 幼稚園は 子どもが自由な自己活動を通して創造的な活動衝動を育む場である その場合 幼稚園での教育は 家庭の中で子どもの活動衝動を育むことに結びついている 第三に 幼稚園は 充実した家庭生活が営めるように世のあらゆる両親と子どもを援助する施設である フレーベルは 就学前教育は もはや家庭では十分にできない との認識に立ち ドイツ幼稚園を ドイツ人を啓蒙する意図を有しながら ドイツ人の共同の教育事業として設立したことを明示している つまりドイツ幼稚園は 子どもが遊戯や日常生活を通して 保育者に見守られながら あるいは母や父や友と遊びながら 活動衝動 生命衝動を育み 幸せに成長していくための 教育的な援助をする場であり したがって家庭教育を充実させるための援助を社会全体にわたって実現しようとする場である フレーベルは 共同感情ということを重視する 共

10 126 豊泉清浩 同感情とは 乳児期に母と子の間に育まれる基本的な信頼感であり 家族や周囲の人々 さらには人類や神との一体感情へ発展するものである フレーベルの幼稚園を題材にしながら 家族との関係を考える授業展開が考えられる 児童 生徒に フレーベルが考えた幼稚園は 子どもが一日の一定の時間をそこで過ごすというだけの場ではなく むしろ そこで母親や父親と遊ぶことを通して 幸せな時間を過ごす場であったことを伝え 幼い頃を思い出してもらい 家族 つまり父 母 祖父母 きょうだい との関係を考えせる フレーベルも ペスタロッチーと同じように 母と子の信頼関係が その後の他の人間や世界への信頼の基礎になると考えている 子どもは 家族を思いやる気持もあるが まだ依存的で 自己中心的なところがあり 家族にわがままに振る舞うこともある だから 家族との関係の中で 不満をもらすこともあるかもしれない しかし 人にはそれぞれ長所も短所もあり また性格や境遇の違いもあるから よい面を見て 家族を思いやる心が大切であることを教える 家族関係について考える際 プライバシーについては十分考慮する必要がある いろいろな境遇の子どもがいるので 個々の問題には深く立ち入らない配慮が必要である フレーベルの幼稚園が目指したものから考えられる道徳の授業展開の内容として 小学校および中学校の学習指導要領における次の項目を引用する 小学校第 1 学年及び第 2 学年 (2) 幼い人や高齢者など身近にいる人に温かい心で接し, 親切にする (3) 友達と仲よくし, 助け合う (4) 日ごろ世話になっている人々に感謝する (3) 父母, 祖父母を敬愛し, 進んで家の手伝いなどをして, 家族の役に立つ喜びを知る 小学校第 3 学年及び第 4 学年 (2) 相手のことを思いやり, 進んで親切にする (3) 友達と互いに理解し, 信頼し, 助け合う (4) 生活を支えている人々や高齢者に, 尊敬と感謝の気持ちをもって接する (3) 父母, 祖父母を敬愛し, 家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくる 小学校第 5 学年及び第 6 学年 (3) 互いに信頼し, 学び合って友情を深め, 男女仲よく協力し助け合う (5) 日々の生活が人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝し, それにこたえる 3 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること (1) 生命がかけがえのないものであることを知り, 自他の生命を尊重する (5) 父母, 祖父母を敬愛し, 家族の幸せを求めて, 進んで役に立つことをする 中学校 (2) 温かい人間愛の精神を深め, 他の人々に対し思いやりの心をもつ (4) 男女は, 互いに異性についての正しい理解を深め, 相手の人格を尊重する 3 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること (1) 生命の尊さを理解し, かけがえのない自他の生命を尊重する (6) 父母, 祖父母に敬愛の念を深め, 家族の一員としての自覚をもって充実した家庭生活を築く 以上の項目は 幼い人や高齢者 友達 そして父母 祖父母とのかかわりに関する内容である フレーベルの幼稚園についての話から 家族や周囲の人々とのかかわりを考えることが授業展開となる フレーベルの教育活動を 道徳の授業の展開として考える立場から 以上の三つの観点に分けて可能性を探った その中でも 幼稚園が家庭生活と関連が深い部分は 今日の家庭を取り巻く状況から考えると 取り扱い方が難しいかもしれない しかし フレーベルが幼稚園を 家庭生活を支援する目的で設立した点は 今日でも重要な示唆を含んでいるので 取り上げておいた 実際の授業展開では 三つの内容が相互に関連するので 将来何になりたいか なぜ勉強するのか

11 道徳の授業の展開を考える (2) 127 人間の善い行ない 悪い行ない 幼い子どもとのかかわり 家族とのかかわり などのように もう少し内容をわかりやすく絞った方がよいかもしれない 授業展開としては フレーベルの生涯や教育活動を 道徳の時間の内容に関連づけ 児童 生徒にわかりやすく伝えることから始める フレーベルの生涯について 児童 生徒の感じたこと 考えたことを発表してもらうだけでも 自己を見つめ 自分の生き方を考える機会になると思われる フレーベルの生涯や教育活動を 道徳教育の内容項目に関連づけて 明確な目標を見出す その時間で考える内容を明確にし その内容を児童 生徒自身の事柄や体験と結びつけ 意見や考えを発表してもらう 教師は 児童 生徒の意見や考えの要点を板書して 皆で考える 特に人間の善悪の問題については 多様な考え方が出てくるだろうから それを尊重する 児童 生徒が自分で考え 自分の意見を持てるように導く 自らの人生を自らの努力によって切り開くことがいかに大事であるか 善悪を判断して善を実践することがいかに重要であるか 家族とのかかわりがいかに大切であるか このようなことについて考えることを通して 道徳的価値が自覚されると考える むすび道徳教育の目標は 学校の教育活動全体を通じて 道徳的な心情 判断力 実践意欲と態度などの道徳性を養うことにある また 道徳の時間は 各教科 特別活動および総合的な学習の時間などにおける道徳教育を 補充 深化 統合し 道徳的価値の自覚を深め 道徳的実践力を育成する時間である 道徳的実践力とは 一人一人の児童 生徒が 道徳的価値を自分の内面から自覚し 将来出会うと予想される様々な場面や状況においても 道徳的価値を実現するための適切な行為を主体的に選択し 実践することができるような内面的資質を意味している それは 道徳的心情 道徳的判断力 道徳的実践意欲と態度を包括するものである したがって 道徳の時間は 児童 生徒がはっきりと自覚できない道徳的体験の意味を 道徳的価値として自覚させる時間であり 道徳的行為の基盤となる道徳的実践力を育成する時間である 現代の若者に フリーターやニートと呼ばれる現象が見られるように 子どもたちの間にも 何のために 学ぶのか 将来何になりたいかがわからず 学習意欲の低下も見られる フレーベルは すべての子どもが学校で学べるように またすべての幼児が幼稚園に入れるようにという理念を持ち あらゆる困難を克服して目標に向かって行った 自ら高い目標と強い意志を持ち 多くの人々の幸せのために突き進んだ人生から 児童 生徒が自ら生きる姿勢を学ぶことが フレーベルに学ぶ道徳の授業の要点になる 自分の目標を見つけ 自分を高めようとする意志を持ち 自らの人生を切り開いていこうとする姿勢を育成することは 道徳教育の基礎になると考えられる 参考文献 (1) 荘司雅子 フレーベルの教育学 玉川大学出版部 1984 年 (2) 荘司雅子 フレーベル研究 玉川大学出版部 1984 年 (3) 荘司雅子 フレーベル 人間の教育 入門 明治図書 1973 年 (4) 荘司雅子 フレーベルの生涯と思想 玉川大学出版部 1975 年 (5) 岩崎次男 林信二郎 酒井玲子 白川蓉子 阿部真美子 山口一雄 フレーベル人間の教育 有斐閣 1979 年 (6) 倉岡正雄 フレーベル教育学概説 建帛社 1982 年 (7) 小笠原道雄 フレーベルとその時代 玉川大学出版部 1994 年 (8) 岩崎次男 フレーベル教育学の研究 玉川大学出版部 1999 年 (9) 倉岡正雄 フレーベル教育思想の研究 風間書房 1999 年 (10) シュプランガー 小笠原道雄 鳥光美緒子訳 フレーベルの思想界より 玉川大学出版部 1983 年 (11) ボルノウ 岡本英明訳 フレーベルの教育学 ドイツ ロマン派教育の華 理想社 1973 年 (12) ハイラント 小笠原道雄 藤川信夫訳 フレーベル入門 玉川大学出版部 1991 年 (13)R. ボルト W. アイヒラー 小笠原道雄訳 フレーベル生涯と活動 玉川大学出版部 2006

12 128 豊泉清浩 年 (14) 小原國芳 荘司雅子監修 フレーベル全集 第一巻 ( 教育の弁明 ) 玉川大学出版部 1977 年 (15) 小原國芳 荘司雅子監修 フレーベル全集 第二巻 ( 人の教育 ) 玉川大学出版部 1976 年 (16) 小原國芳 荘司雅子監修 フレーベル全集 第三巻 ( 教育論文集 ) 玉川大学出版部 1977 年 (17) 小原國芳 荘司雅子監修 フレーベル全集 第四巻 ( 幼稚園教育学 ) 玉川大学出版部 1981 年 (18) 小原國芳 荘司雅子監修 フレーベル全集 第 五巻 ( 続幼稚園教育学 母の歌と愛撫の歌 ) 玉川大学出版部 1981 年 (19) フレーベル 荒井武訳 人間の教育 ( 上 ) 岩波書店 1964 年 フレーベル 荒井武訳 人間の教育 ( 下 ) 岩波書店 1964 年 (20) 文部科学省 小学校学習指導要領解説道徳編 東洋館出版社 2008 年 (21) 文部科学省 中学校学習指導要領解説道徳編 日本文教出版 2008 年 ( とよいずみせいこう )

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第4章 道徳

第4章 道徳 1 改訂の要旨 学習指導要領解説道徳編改訂の要旨 (0) 道徳教育の教育課程編成における方針 道徳の時間の役割 かなめ道徳の時間を要として学校教育活動全体を通じて行うもの かなめ 要 という表現を用いて道徳の時間の道徳教育における中核的な役割や性格 を明確にした 児童の発達の段階を考慮して 学校や学年の段階に応じ, 発達的な課題に即した適切な指導を進める必要性を示した (1) 目標 道徳教育の目標従来の目標に伝統と文化を尊重し,

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