蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 ダンバートン オークスからサンフランシスコへ 段 瑞 聡 はじめに 本 稿 は 蔣 介 石 の 戦 後 構 想 に 関 する 研 究 の 一 環 である これまで 筆 者 は 別 稿 で 内 政 と 外 交 という 2 つの 側 面 から 太 平 洋 戦 争 前

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1 Powered by TCPDF ( Title Author Publisher Jtitle Abstract Genre URL 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 : ダンバートン オークスからサンフランシスコへ 段, 瑞 聡 (Duan, Ruicong) 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 紀 要 刊 行 委 員 会 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 紀 要. 中 国 研 究 (The Hiyoshi review of Chinese studies). No.6 (2013. ),p.109(54)- 148(15) Departmental Bulletin Paper

2 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 ダンバートン オークスからサンフランシスコへ 段 瑞 聡 はじめに 本 稿 は 蔣 介 石 の 戦 後 構 想 に 関 する 研 究 の 一 環 である これまで 筆 者 は 別 稿 で 内 政 と 外 交 という 2 つの 側 面 から 太 平 洋 戦 争 前 期 ( 年 )における 蔣 介 石 の 戦 後 構 想 について 分 析 した (1) 太 平 洋 戦 争 後 期 ( 年 )における 中 国 国 内 外 の 情 勢 は 非 常 に 複 雑 であるため 本 稿 では 国 際 連 合 ( 以 下 国 連 と 略 称 )の 成 立 過 程 に 焦 点 をあて この 時 期 における 蔣 介 石 の 戦 後 構 想 を 考 察 してみる 具 体 的 には 1944 年 にワシントン 郊 外 のダンバートン オークスで 開 かれた 国 際 平 和 安 全 機 構 会 議 ( 以 下 ダンバートン オークス 会 議 と 称 する) と1945 年 にサンフランシスコで 開 催 された 国 際 機 構 に 関 する 連 合 国 会 議 (The United Nation Conference on International Organization) ( 以 下 サンフランシスコ 会 議 と 称 する)に 対 する 蔣 介 石 の 政 策 決 定 過 程 を 分 析 することを 通 して 国 連 に 対 する 彼 の 構 想 とその 特 徴 を 明 らかにする これまで 中 国 と 国 連 の 成 立 との 関 係 について すでに 多 くの 優 れ た 研 究 成 果 が 発 表 され (2) 筆 者 はそれらの 研 究 から 少 なからぬ 示 唆 を 得 ている 金 光 耀 と 李 朝 津 はそれぞれダンバートン オークス 会 議 と サンフランシスコ 会 議 における 中 国 代 表 団 首 席 代 表 顧 維 鈞 の 役 割 につ いて 考 察 を 行 っている 西 村 成 雄 はダンバートン オークス 会 議 に 参 (148) 15

3 加 した 中 国 代 表 団 の 報 告 書 を 手 掛 かりに 国 民 政 府 がどのような 主 張 をもって 会 議 に 参 加 したかを 明 らかにした しかし 西 村 論 文 におい ては 中 国 代 表 団 がダンバートン オークス 会 議 に 参 加 するための 基 本 指 針 がどのように 作 成 されたかに 関 する 分 析 が 欠 如 している また 劉 暁 莉 も 国 民 政 府 とダンバートン オークス 会 議 との 関 係 について 考 察 しているが そこにおける 蔣 介 石 の 役 割 は 軽 視 されていると 思 われ る 鄧 野 と 洪 小 夏 はサンフランシスコ 会 議 中 国 代 表 団 の 結 成 をめぐる 国 共 両 党 の 対 立 について 考 察 し 金 光 耀 はダンバートン オークス 会 議 とサンフランシスコ 会 議 における 国 民 政 府 の 構 想 に 光 をあてて 中 国 がいかに 大 国 としての 地 位 を 手 にしたかを 跡 付 けている しかし それらの 研 究 を 概 観 すると 1 つの 共 通 点 が 見 られる つ まり 当 時 中 国 国 民 党 と 中 華 民 国 国 民 政 府 の 最 高 指 導 者 であった 蔣 介 石 と 国 連 との 関 係 に 関 する 視 点 が 欠 如 しているのである そこで 筆 者 は 本 稿 においてダンバートン オークス 会 議 とサンフランシスコ 会 議 に 対 して 蔣 介 石 がどのように 対 応 したかについて 検 討 してみたい と 思 う そのような 作 業 を 通 して 国 連 に 対 する 蔣 介 石 の 構 想 とその 特 徴 が 浮 き 彫 りになってくると 考 えられるからである 一 ダンバートン オークス 会 議 と 蔣 介 石 の 対 応 ( 一 ) 東 方 ( 東 洋 ) 人 民 のために 利 益 を 図 る 1943 年 10 月 のモスクワ 会 議 で 発 表 された 一 般 安 全 保 障 に 関 する 四 国 宣 言 では 実 行 可 能 な 最 も 早 い 時 期 に 一 般 的 国 際 機 構 を 設 立 し なければならない と 定 められている (3) 1944 年 5 月 29 日 に アメリ カ 国 務 長 官 コーデル ハル(Cordell Hull)は 米 英 中 ソ 4 大 国 が 国 際 安 全 機 構 について 非 公 式 な 会 談 を 行 うことを 発 表 した (4) ハルはイ ギリス とりわけまだ 日 本 に 正 式 に 宣 戦 していないソ 連 が 会 談 への 中 国 の 参 加 に 反 対 することを 懸 念 し カイロ 会 談 とテヘラン 会 談 の 方 式 16 (147)

4 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 を 採 用 して 会 談 を 進 めようとした つまり まず 米 英 ソ 3 ヵ 国 で 会 談 を 行 い それから 米 英 中 3 ヵ 国 で 会 談 を 行 うことを 提 案 した それ を 受 けて 5 月 31 日 に 国 民 政 府 駐 米 大 使 魏 道 明 が 蔣 介 石 と 外 交 部 長 宋 子 文 にそれぞれ 打 電 し ハルの 提 案 を 伝 えた (5) 蔣 介 石 はただちに 魏 に 返 電 し その 電 文 をローズヴェルト 大 統 領 に 手 交 するよう 指 示 し た (6) 蔣 介 石 は 電 文 で 中 国 は 一 貫 して 早 期 にそのような 機 構 を 成 立 させることを 主 張 してきた もし 可 能 であれば 戦 争 終 結 前 までに 成 立 させることを 望 んでいる と 述 べている また 蔣 介 石 はローズヴ ェルトとハルの 中 国 への 配 慮 に 謝 意 を 表 すると 同 時 に もし 東 方 人 民 の 代 表 が 会 議 に 参 加 しなければ 世 界 の 半 分 の 人 口 にとって その 会 議 の 意 義 が 失 われることになる と 強 調 した ここから 分 かるよう に 蔣 介 石 は 中 国 の 利 益 だけでなく 東 方 人 民 全 体 の 利 益 に 着 目 して いるのである 事 実 蔣 介 石 は 一 貫 してアジアの 抑 圧 された 諸 民 族 の 独 立 を 助 けることを 自 任 している (7) 蔣 介 石 のそのような 姿 勢 は 太 平 洋 戦 争 が 終 結 するまで 一 貫 して 変 わらなかった ( 二 ) 衆 智 を 集 め 会 議 参 加 の 大 計 をたてる ハルが 再 三 にわたって 米 英 中 ソ 4 大 国 による 会 談 を 行 うべく 説 得 し たが 1944 年 7 月 上 旬 ソ 連 政 府 は 日 本 との 関 係 からして 中 国 と 一 緒 に 会 談 できないと 正 式 に 表 明 した (8) そこで ハルは 米 英 ソと 米 英 中 という 形 でそれぞれ 会 談 を 行 うこと 提 案 し 中 国 政 府 の 意 見 を 求 め た 7 月 10 日 に 魏 道 明 が 宋 子 文 に 打 電 し ハルの 提 案 を 伝 えた それ に 対 して 蔣 介 石 はただちに 賛 成 と 返 答 した (9) 7 月 13 日 に 当 時 米 国 滞 在 中 だった 行 政 院 副 院 長 孔 祥 煕 もそのことを 蔣 介 石 に 伝 え た (10) 蔣 介 石 はただちに 孔 祥 煕 に 中 国 代 表 として 会 議 に 参 加 させる ことを 決 定 した 同 時 に 蔣 は 宋 子 文 に 対 して 戦 後 国 際 機 構 に 関 す るアメリカ 側 の 草 案 を 入 手 し 会 議 への 準 備 に 着 手 するよう 指 示 した ここから 分 かるように 戦 後 国 際 機 構 をめぐる 政 策 決 定 において 蔣 介 石 はアメリカの 意 思 を 非 常 に 重 視 していたのである しかし 蔣 介 (146) 17

5 石 が 孔 祥 煕 を 中 国 代 表 として 任 命 したことに 対 して 宋 子 文 は はな はだ 失 望 し かつ 不 平 を 言 い 軍 事 委 員 会 参 事 室 主 任 王 世 杰 も 孔 が 適 切 な 人 選 ではない と 認 識 していた (11) 7 月 13 日 に 王 世 杰 は 参 事 周 鯁 生 が 起 草 した 国 連 (Union of Nations) 規 約 草 案 を 蔣 介 石 に 提 出 した (12) その 草 案 は29 条 からな っており 米 英 の 世 論 中 国 の 立 場 および 国 際 連 盟 の 経 験 を 踏 まえて 作 成 されたものである 一 方 戦 後 国 際 機 構 に 関 して 1942 年 7 月 に 国 防 最 高 委 員 会 所 属 の 国 際 問 題 討 論 会 ( 主 任 は 王 寵 恵 であり 王 は 国 防 最 高 委 員 会 秘 書 長 で もある)はすでに 国 際 集 団 会 公 約 草 案 を 起 草 し 蔣 介 石 に 提 出 し た (13) そこで 軍 事 委 員 会 侍 従 室 第 二 処 主 任 陳 布 雷 は まず 周 の 草 案 を 王 寵 恵 に 提 出 し 国 際 集 団 公 約 草 案 と 照 らし 合 わせて 検 討 す るべきだと 決 裁 した 7 月 14 日 に 蔣 介 石 は 宋 子 文 と 王 世 杰 を 呼 び ダンバートン オー クス 会 議 に 関 する 準 備 を 行 うよう 指 示 した (14) 翌 日 に 王 世 杰 は 参 事 室 が 起 草 した 国 際 安 全 平 和 機 構 問 題 に 関 する 我 が 政 府 の 主 張 要 点 ( 以 下 参 事 室 案 と 称 する)を 蔣 介 石 に 提 出 した (15) 参 事 室 案 は 基 本 政 策 設 立 手 順 組 織 原 則 という 3 つの 部 分 からなっ ており 全 部 で15 条 がある そのうち 基 本 政 策 は 下 記 3 条 から なっており 最 も 注 目 されるべきものである 第 1 国 際 安 全 平 和 機 構 を 戦 争 終 結 前 に 迅 速 に 成 立 させるべきで ある その 背 景 には 以 下 2 つの 理 由 がある 1 つは この 種 の 機 構 は 各 国 とりわけ 大 国 にとって 各 種 の 義 務 と 制 限 を 受 け 入 れることが 必 要 であり もし 戦 争 が 終 結 し 連 合 国 陣 営 の 共 通 の 敵 が 敗 北 したら 各 国 が 重 大 な 義 務 もしくは 制 限 を 受 け 入 れなくなる 懸 念 がある もう 1 つは 戦 後 アメリカの 影 響 力 が 低 下 する 可 能 性 があり ウイルソン 大 統 領 がパリ 講 和 会 議 で 失 敗 した 轍 を 踏 まないために できるだけ 早 く 国 際 安 全 平 和 機 構 を 成 立 させるべきだという 認 識 である 第 2 国 際 安 全 平 和 機 構 は 十 分 に 力 を 有 し その 行 動 は 十 分 に 素 18 (145)

6 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 早 いものであるべきである 具 体 的 に 参 事 室 案 では 国 際 安 全 平 和 機 構 が 軍 事 制 裁 を 行 うために 十 分 な 力 を 持 つべきものとし そのため に 戦 争 終 結 数 年 以 内 に 強 力 な 国 際 空 軍 を 結 成 するべきだと 主 張 して いる 第 3 米 英 中 ソ 4 ヵ 国 が 常 任 理 事 国 になるべきことである とはい え 参 事 室 案 では 4 大 国 が 過 度 に 強 い 特 権 を 持 つべきではないとし ている なぜなら もし 中 国 が 特 権 を 主 張 するならば 各 小 国 の 反 発 を 買 う 恐 れがあるためである しかも たとえ 4 大 国 が 特 権 をもつと しても 実 際 に 中 国 が 必 ずしもそれを 享 受 することができるとは 限 ら ず ただ 単 に 英 ソなどに 利 用 されるに 過 ぎないかもしれない それら の 国 が 特 権 を 利 用 すると 中 国 にとっては 不 利 になる 7 月 20 日 に 蔣 介 石 は 宋 子 文 に 打 電 し 参 事 室 案 を 孔 祥 煕 に 送 付 す るよう 指 示 しただけで 具 体 的 な 意 見 を 出 さなかった それに 対 して 王 世 杰 はいささか 失 望 を 覚 えた (16) 一 方 7 月 17 日 に 宋 子 文 は 外 交 部 が 起 草 した 国 際 平 和 連 合 会 公 約 要 点 ( 以 下 外 交 部 案 と 称 する) (17) を 蔣 介 石 に 提 出 した 外 交 部 案 は 平 和 原 則 理 事 会 侵 略 と 制 裁 など26の 部 分 からなって おり 参 事 室 案 に 比 べるとかなり 詳 細 である 7 月 20 日 に 蔣 介 石 は 宋 子 文 に 打 電 し 宋 が 指 示 を 仰 いだ 4 つの 問 題 に 対 して 次 のように 答 えた (18) 第 1 理 事 会 の 構 成 員 に 関 して 外 交 部 案 では 米 英 中 ソ 4 ヵ 国 を 常 任 理 事 国 とすると 同 時 に フィリ ピン カナダ ブラジルとフランスの 4 ヵ 国 を 理 事 国 候 補 として 挙 げ ている フィリピンを 理 事 国 候 補 として 挙 げたのは アジア 諸 国 に おいては フィリピン 以 外 は 中 立 を 守 る 国 家 か 英 ソ 寄 りである ためである つまり 外 交 部 はフィリピンを 理 事 国 として 推 薦 するこ とによって フィリピンを 連 合 国 陣 営 に 引 き 込 もうとしたと 考 えられ る それに 対 して 蔣 介 石 はチェコを 助 けて 理 事 国 に 当 選 させ もし トルコが 参 戦 すれば フィリピンの 代 わりにトルコを 理 事 国 として 応 援 するべきだと 主 張 している (144) 19

7 第 2 理 事 会 決 議 の 効 力 については 3 分 の 2 以 上 の 賛 同 を 原 則 と する 第 3 外 交 部 案 では 米 英 中 ソ 4 ヵ 国 の 人 口 土 地 現 役 軍 隊 および 武 器 生 産 能 力 を 各 国 軍 備 の 基 準 にするべきだとしている つまり 外 交 部 はそのような 基 準 をもって 中 国 の 軍 備 増 強 の 拠 り 所 にしようとし た それに 対 して 蔣 介 石 は 会 議 時 他 国 が 提 起 した 際 に この 基 準 で もって 時 機 を 見 て 対 応 する よう 指 示 した 第 4 外 交 部 案 では 戦 時 と 戦 後 極 東 における 特 殊 問 題 を 処 理 する ために 米 英 中 3 ヵ 国 によって 重 慶 で 極 東 顧 問 委 員 会 を 設 立 し ソ 連 が 極 東 地 域 の 戦 争 に 参 加 すれば それに 加 わることができると 提 案 し た それに 対 して 蔣 介 石 は もし 米 英 が 言 及 しなければ 我 が 国 も 積 極 的 に 提 案 しなくてもよい と 答 えた 同 時 に 蔣 介 石 は 王 寵 恵 に 対 し 国 際 問 題 討 論 会 案 外 交 部 案 と 周 鯁 生 案 という 3 つの 方 案 を 総 合 して 検 討 するよう 指 示 した 7 月 24 日 に 王 寵 恵 は 我 が 方 の 基 本 的 態 度 と 重 要 問 題 に 対 する 立 場 を 蔣 介 石 に 提 出 した (19) その 時 点 では 中 国 政 府 はまだアメリカの 草 案 を 入 手 していなかった 王 寵 恵 はもし 中 国 がまとまった 方 案 を 提 出 し 過 度 に 現 実 を 重 視 するならば あまり 意 味 がなく もし 過 度 に 理 想 化 すると アメリカの 立 場 とかけ 離 れてしまい おそらく 実 現 しがたい であろうと 認 識 していた そこで 王 寵 恵 は 当 分 方 案 を 正 式 に 提 出 せ ず アメリカの 草 案 に 沿 って 中 国 の 立 場 から 補 足 もしくは 修 正 を 提 案 すればよいと 主 張 した ここからも 当 時 の 国 民 政 府 のアメリカへの 従 属 の 側 面 がみてとれる 一 方 中 国 の 基 本 的 姿 勢 として 王 寵 恵 は 以 下 4 点 を 提 案 している 第 1 国 際 平 和 機 構 は 強 力 であればあるほどよい 第 2 国 際 平 和 機 構 の 全 部 もしくは 一 部 ができるだけ 早 く 成 立 するよう 主 張 する 第 3 米 英 ソが 国 際 平 和 機 構 にかかわることであれば 中 国 も 平 等 な 地 位 で 関 与 するべきである 第 4 米 英 ソの 間 に 意 見 の 相 違 が 生 じた 場 合 もしその 事 項 が 中 国 の 立 場 と 利 害 にあまり 関 係 がない 場 合 アメリカ 20 (143)

8 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 の 意 見 を 十 分 に 尊 重 する ここから 分 かるように 王 寵 恵 は 将 来 の 国 際 平 和 機 構 が 強 力 な 組 織 であることを 望 んでおり できるだけそれを 早 く 成 立 させ そしてそこにおいては 中 国 が 米 英 ソと 平 等 な 地 位 をも つべきであると 主 張 したのである もう 1 つ 注 目 するべきは アメリ カの 意 見 を 非 常 に 重 視 していることである 他 方 重 要 な 問 題 に 関 する 中 国 の 立 場 として 王 寵 恵 は 下 記 16 条 ( 以 下 旧 16 条 と 称 する)を 提 起 している ( 1 ) 一 般 的 国 際 平 和 機 構 を 設 置 するべきで 今 は 地 域 的 機 構 を 強 調 するべきではない ( 2 ) 一 切 の 国 際 紛 争 は 平 和 的 方 法 で 解 決 する ( 3 ) 人 種 の 平 等 を 承 認 する ( 4 )もし 1 国 家 1 票 という 平 等 な 原 則 のほかに 各 国 投 票 権 の 多 寡 を 検 討 する 場 合 中 国 は 人 口 地 域 天 然 資 源 などを 基 準 に するべきだと 主 張 する ( 5 ) 議 案 の 表 決 は 大 多 数 (たとえば 3 分 の 2 )の 賛 同 をもって 可 決 とし 全 会 一 致 の 必 要 がない ( 6 ) 侵 略 をどのように 定 義 し そしてどのように 制 裁 するかに 関 しては 明 確 で 具 体 的 な 規 定 を 定 める ( 7 ) 国 際 警 察 を 設 置 する もし 設 置 しなければ 少 なくとも 国 際 空 軍 を 設 ける ( 8 ) 平 和 的 変 更 (20) に 関 して 承 認 原 則 のほかに 具 体 的 対 応 の 方 法 を 定 める ( 9 ) 各 国 の 軍 備 は 自 衛 に 十 分 な 程 度 を 超 えた 場 合 徐 々に 自 衛 のレベルまで 削 減 する (10) 道 義 的 に 軍 縮 に 賛 成 し 文 化 協 力 を 提 案 する (11) 国 際 軍 事 参 謀 団 を 設 立 し その 主 な 任 務 は 侵 略 の 制 裁 と 軍 縮 計 画 の 履 行 の 監 督 とする (12) 国 際 経 済 協 力 機 関 を 設 立 する (13) 一 般 的 信 託 統 治 地 域 に 関 して 国 際 平 和 機 構 が 直 接 管 理 することを 原 則 とする (14) 一 般 植 民 地 の 前 途 に 関 して もし 他 の 会 議 参 加 国 が 提 起 しなけ れば 中 国 も 提 起 しない (15) 国 際 司 法 裁 判 所 を 設 置 する (16) 国 際 労 働 機 関 (ILO)は 存 続 させるべきで あるいは 国 際 社 会 福 祉 局 に 拡 大 することもできる 7 月 29 日 に 蔣 介 石 は 王 寵 恵 に 打 電 し 上 記 16 条 のうち 第 3 条 以 外 はすべて 会 議 で 提 起 してよいと 伝 えた (21) つまり 蔣 介 石 は 会 議 で 人 種 の 平 等 の 承 認 を 提 起 する 必 要 がないと 判 断 したのである (142) 21

9 同 日 に 蔣 介 石 はそれぞれ 宋 子 文 と 孔 祥 煕 に 打 電 し 旧 16 条 ( 第 3 条 を 除 く)をダンバートン オークス 会 議 における 中 国 の 基 本 指 針 に すると 伝 えた (22) これより 前 蔣 介 石 は 7 月 26 日 に 駐 英 大 使 顧 維 鈞 に 打 電 し ダンバ ートン オークス 会 議 に 対 する 意 見 を 求 めた (23) 8 月 6 日 に 顧 維 鈞 はロンドンより 蔣 介 石 に 打 電 し 自 らの 意 見 を 述 べた (24) まず 中 国 がとるべき 立 場 として 顧 維 鈞 は 下 記 7 点 を 挙 げている ( 1 ) 我 が 国 が 平 和 と 公 正 を 愛 する 精 神 および 集 団 安 全 保 障 の 原 則 に 基 づき 世 界 全 体 の 平 和 機 構 を 基 礎 とすることを 引 き 続 き 重 視 する ( 2 ) 加 盟 国 に 対 して 経 済 と 軍 事 制 裁 を 行 う 義 務 を 定 める ( 3 ) 制 裁 を 行 うための 大 綱 は 予 め 定 めておく ( 4 ) 国 際 軍 事 参 謀 委 員 会 を 設 立 し 随 時 国 際 軍 事 情 勢 を 調 査 研 究 する ( 5 ) 法 律 に 関 わる 一 切 の 論 争 について 各 加 盟 国 がみな 裁 判 所 に 提 訴 する 義 務 を 有 し 例 外 は 認 められない ( 6 ) 信 託 統 治 地 域 に 関 しては 一 律 に 自 治 の 達 成 を 共 通 した 宗 旨 とし 国 際 機 構 が 随 時 情 勢 を 斟 酌 し 自 治 もしくは 独 立 させる ( 7 ) 加 盟 国 は 条 約 修 正 を 申 請 することができ それをも って 国 際 紛 糾 をなくし 平 和 の 基 礎 を 強 固 にする と 次 に 会 議 で 注 意 するべきこととして 顧 維 鈞 は 5 点 を 挙 げたが 筆 者 は 下 記 2 点 が 最 も 重 要 であると 思 う 第 1 人 種 の 平 等 の 問 題 であ る 顧 維 鈞 は 次 のように 述 べている 人 種 の 平 等 は 永 久 平 和 の 要 素 の 1 つ であるが 米 英 豪 などの 国 に 忌 避 されている 日 本 がパリ 講 和 会 議 で 失 敗 した (25) 経 験 に 鑑 み 中 国 はダンバートン オークス 会 議 で 提 起 しないほうがよい しかし もし 直 接 あるいは 間 接 にこの 原 則 に 反 する 規 定 があれば 反 対 もしくは 態 度 を 保 留 するべきであると いう このように 人 種 の 平 等 の 問 題 に 関 して 顧 維 鈞 の 考 えは 蔣 介 石 のそれと 一 致 していた 第 2 表 決 の 方 法 に 関 する 問 題 である 顧 維 鈞 はすべての 問 題 に 対 する 表 決 の 方 法 について もし 全 会 一 致 から 多 数 決 という 方 式 に 変 えるならば すべての 常 任 理 事 国 が 賛 成 して はじめて 有 効 にするべきであると 主 張 している なぜなら そうして 22 (141)

10 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 こそ はじめて 中 国 の 地 位 を 突 出 させることができるからである 最 後 に 会 議 における 中 国 側 の 戦 略 として 顧 維 鈞 は 戦 争 終 結 後 米 英 ソがそれぞれ 主 導 権 を 握 ろうとし 互 いに 猜 疑 心 を 抱 いているとい う 状 況 に 鑑 み 中 国 は 4 強 の 一 員 であるが 発 言 を 慎 み 提 案 を 少 な くしたほうが 得 策 であると 主 張 した そのため 顧 維 鈞 は 中 国 がいか なる 国 とも 正 面 衝 突 になるような 主 張 を 避 け その 代 わりに 各 国 の 仲 介 役 として 会 議 に 貢 献 することが 上 策 であると 提 案 した その 後 外 交 部 は 前 後 してイギリスとアメリカの 草 案 を 入 手 し た (26) 8 月 14 日 に 王 寵 恵 は 米 英 両 国 の 草 案 を 照 らし 合 わせて 我 が 国 の 基 本 的 態 度 と 重 要 な 問 題 に 対 する 立 場 ( 修 正 案 ) を 蔣 介 石 に 提 出 した (27) まず 基 本 的 態 度 において 新 たに 1 項 目 が 付 け 加 えられた つ まり アメリカの 草 案 に 言 及 されていない 重 要 な 問 題 に 関 して もし すぐに 一 致 した 意 見 が 得 られないならば 中 国 側 として 提 出 するかど うか どの 程 度 まで 主 張 するかを 適 宜 定 める 必 要 であれば 態 度 を 保 留 し 他 日 引 き 続 き 交 渉 すればよい 会 議 ではあまりそれに 拘 らず 会 議 が 成 果 をあげられるよう 努 める という ここから 分 かるように 国 民 政 府 の 目 的 は 会 議 を 成 功 裏 に 開 催 させることにある 具 体 的 問 題 への 対 処 に 関 しては すべてアメリカに 同 調 することになっている 次 に 重 要 な 問 題 に 対 する 立 場 は 相 変 わらず16 条 ( 以 下 新 16 条 と 称 する)からなっている そのうち 大 きく 変 更 されたのは 以 下 3 点 である 第 1 加 盟 国 の 領 土 保 全 と 政 治 的 独 立 は 保 障 されるべきである という 項 目 ( 第 2 条 )が 追 加 された この 点 に 関 して イギリスの 草 案 ではそのような 条 項 が 必 要 ではないとしている しかし 王 寵 恵 は 以 下 3 つの 理 由 からイギリス 側 に 賛 同 できないと 主 張 している つま り ( 1 ) 国 際 連 盟 規 約 第 10 条 にそのような 文 言 が 入 っている 今 次 もしそのような 条 項 が 欠 如 したら 大 いなる 後 退 であり 世 界 の 平 和 を 愛 する 人 々が 失 望 するに 違 いない ( 2 ) 各 国 が 恐 れているのは (140) 23

11 侵 略 である 侵 略 はまさに 領 土 保 全 と 政 治 的 独 立 を 対 象 にしている その 両 者 に 対 する 保 障 がなければ 各 国 の 恐 怖 心 が 強 まる 一 方 で ロ ーズヴェルト 大 統 領 が 唱 えた 恐 怖 からの 自 由 という 原 則 の 精 神 に 相 反 する ( 3 )ある 国 の 領 土 保 全 もしくは 政 治 的 独 立 が 侵 害 された 時 に もし 国 際 平 和 機 構 が 制 止 しなければ きわめて 非 合 理 的 である 第 2 国 際 平 和 機 構 は 理 事 会 に 重 心 をおき 中 米 英 ソ 4 ヵ 国 がそ の 常 任 理 事 国 になるべきで その 他 の 理 事 国 は 選 挙 をもって 選 出 す る ( 第 4 条 )ことが 明 記 された この 点 に 関 しては 米 英 両 国 の 草 案 にいずれも 提 起 されている またアメリカの 草 案 では 中 米 英 ソ 4 ヵ 国 が 一 度 当 選 すると その 任 期 は 無 期 限 とする まで 主 張 してい る アメリカのそのような 主 張 は 中 国 に 常 任 理 事 国 になる 自 信 を 与 えたに 違 いない そのためか 旧 16 条 の 第 4 条 が 削 除 された 第 3 総 会 もしくは 理 事 会 の 議 案 は 全 会 一 致 の 必 要 がなく 3 分 の 2 もしくは 過 半 数 の 賛 成 で 可 決 することができる ただし 中 米 英 ソ 4 ヵ 国 がすべて 賛 成 票 を 投 じて はじめて 議 案 が 成 立 するという 条 項 ( 第 5 条 )が 付 け 加 えられた 王 寵 恵 はそのような 規 定 をもって 中 国 の 地 位 を 向 上 させようとしたと 考 えられる それは 顧 維 鈞 の 考 えに 一 脈 相 通 ずるものである 8 月 15 日 に 蔣 介 石 は 顧 維 鈞 を 国 際 平 和 機 構 会 議 中 国 代 表 団 首 席 代 表 に 任 命 することに 決 定 し 翌 日 にそれを 孔 祥 煕 に 伝 え 孔 に 引 き 続 き 適 宜 指 導 する よう 求 めた (28) 8 月 17 日 に 蔣 はまた 孔 に 打 電 し 修 正 した 諸 点 を 中 国 代 表 団 に 伝 えるよう 指 示 した (29) 8 月 18 日 に 陳 布 雷 は 王 世 杰 に 草 案 が 修 正 されたことを 伝 えた (30) 王 世 杰 は 修 正 案 第 5 条 に 関 して ある 重 大 な 問 題 が 付 随 して 発 生 す る 可 能 性 があると 指 摘 した (31) つまり もし 米 英 中 ソ 4 ヵ 国 のい ずれかが 国 際 紛 争 の 当 事 者 になった 場 合 その 国 の 同 意 を 得 るのが 困 難 で 制 裁 案 がなかなか 通 過 しないということである それによって 国 際 平 和 機 構 は 本 来 の 意 義 を 失 ってしまう この 点 に 関 して アメリ カの 草 案 では 明 確 には 提 起 されていないが 明 らかに 紛 争 当 事 国 24 (139)

12 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 の 同 意 を 条 件 とすることはできないとしている また イギリスの 草 案 では 当 事 国 には 採 決 権 がない としている 当 時 国 民 政 府 は ソ 連 の 草 案 を 入 手 していなかった アメリカの 新 聞 によると ソ 連 側 は 米 英 中 ソ 4 ヵ 国 のいずれかが 紛 争 当 事 国 になった 場 合 も 例 外 を 設 け ないとしているという そのような 状 況 に 鑑 み 王 世 杰 は 中 国 が 米 英 の 主 張 に 反 して ソ 連 に 付 和 する 理 由 がないと 認 識 し 第 5 条 に い かなる 紛 争 当 事 国 も 投 票 に 参 加 するべきではない という 文 言 を 付 け 加 えるよう 提 案 した 蔣 介 石 は 王 世 杰 の 提 案 を 受 け 入 れ ただちに 孔 祥 煕 に 打 電 し 中 国 代 表 団 に 伝 えるよう 指 示 した (32) 一 方 孔 祥 煕 は 中 国 が 米 英 ソと 一 緒 に 会 談 に 参 加 することができな いため 意 思 表 示 の 機 会 を 失 わないために 中 国 側 の 主 張 を 先 に 覚 書 の 形 で 米 英 に 送 付 しようとした 8 月 14 日 に 孔 祥 煕 は 蔣 介 石 に 打 電 し その 旨 を 伝 えた (33) 8 月 16 日 に 蔣 介 石 は 孔 祥 煕 に 打 電 し 覚 書 に 関 しては まず 顧 維 鈞 などと 相 談 して 作 成 し 米 英 に 送 付 する 前 に 全 文 を 蔣 自 身 に 電 文 で 送 るよう 指 示 した (34) しかし 8 月 21 日 に 孔 祥 煕 は 蔣 介 石 に 打 電 し 国 際 問 題 討 論 会 案 と 外 交 部 案 に 基 づいて 草 案 を 作 成 し すでに 秘 密 裏 に 米 英 代 表 に 送 付 したことを 報 告 した (35) 米 英 ソによる 会 談 は 8 月 21 日 より 始 まった 孔 祥 煕 は 電 文 で もし 我 が 方 は 事 前 に 意 見 を 述 べなければ 英 米 ソが 一 度 決 定 すると 我 が 方 は 応 対 できなくなる と 再 度 強 調 した それに 対 して 顧 維 鈞 は 非 常 に 驚 愕 した (36) なぜなら 当 時 顧 維 鈞 はまだアメリカに 到 着 しておらず 米 英 に 送 付 された 草 案 は 蔣 介 石 と 国 民 政 府 の 批 准 を 得 て いなかったためである 王 世 杰 も 孔 祥 煕 が 明 らかにまた 蔣 先 生 の 指 示 通 り 対 処 しなかった と 日 記 に 不 満 をあらわにしている (37) この ように 当 時 国 民 政 府 が 外 交 政 策 決 定 を 行 う 際 に その 指 揮 命 令 系 統 に 混 乱 が 生 じていたのである 9 月 9 日 に 宋 子 文 は 孔 祥 煕 の 主 導 下 で 作 成 された 国 際 機 構 憲 章 の 中 の 要 点 を 蔣 介 石 に 提 出 した (38) 翌 日 に 陳 布 雷 がそれを 審 査 し (39) 当 該 文 書 がそれまで 重 慶 から 孔 祥 煕 に 送 付 したものとそれほ (138) 25

13 ど 食 い 違 いがなく またすでに 米 英 に 送 付 されたため いまさら 変 更 する 必 要 はないが 1 点 だけ 変 更 しなければならないと 指 摘 した つ まり 米 英 に 提 出 された 要 点 では 依 然 として 人 種 の 平 等 を 主 張 していたためである そこで 9 月 12 日 に 蔣 介 石 は 孔 祥 煕 に 打 電 し 会 議 において 人 種 の 平 等 を 強 調 せず 新 16 条 に 基 づいて 対 応 する よう 指 示 した (40) ここに 至 って ダンバートン オークス 会 議 にお ける 中 国 側 の 基 本 指 針 がようやく 定 められた ( 三 ) 花 より 団 子 会 議 の 成 功 は 最 大 の 目 標 1944 年 8 月 12 日 に 国 民 政 府 は 顧 維 鈞 魏 道 明 外 交 部 次 長 胡 世 澤 駐 米 軍 事 代 表 団 団 長 商 震 を 代 表 団 メンバーとして 毛 邦 初 ( 空 軍 ) 劉 田 甫 ( 海 軍 ) 朱 世 明 ( 陸 軍 ) 浦 薛 鳳 張 忠 紱 宋 子 良 劉 鍇 李 幹 を 専 門 員 として 任 命 した (41) また 蔣 介 石 は 孔 祥 煕 に 適 宜 指 導 する よう 求 め 孔 祥 煕 は 胡 適 施 肇 基 張 嘉 璈 蔣 廷 黻 周 鯁 生 な どを 顧 問 として 招 聘 した さらに 参 事 官 7 人 技 術 専 門 員 4 人 秘 書 11 人 が 派 遣 された ここからは 中 国 代 表 団 の 規 模 の 大 きさがうかがい 知 れる 会 議 に 先 立 って 中 国 代 表 団 は 数 回 にわたって 会 合 を 開 き 以 下 4 点 の 基 本 方 針 を 定 めた (42) 第 1 に 中 国 の 主 な 目 的 は 会 議 を 成 功 さ せ 4 ヵ 国 が 国 際 平 和 安 全 機 構 方 案 を 提 出 させることにある 現 時 点 で 解 決 できない 問 題 に 関 しては 固 執 せず 将 来 国 連 総 会 で 議 論 して よい そうすれば 中 国 が 平 和 を 愛 好 し 各 友 邦 と 協 力 する 精 神 を 表 すことができる ただし 平 和 安 全 機 構 に 関 する 重 要 な 意 見 は 提 起 して 詳 細 に 説 明 することになっている それは 以 下 2 つの 理 由 がある からである 1 つは 国 際 社 会 に 中 国 の 正 義 の 立 場 を 明 確 に 理 解 させる ためであり もう 1 つは 将 来 国 連 総 会 において 再 度 提 起 する 拠 り 所 に するためである 第 2 に 中 国 が 4 強 の 一 員 である 国 際 的 地 位 は 必 ず 維 持 させる 第 3 に ソ 連 が 米 英 中 と 同 時 に 会 談 を 行 いたくないが 中 国 側 は 何 26 (137)

14 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 らかの 方 法 でソ 連 の 代 表 と 連 絡 を 取 る 第 4 に 当 時 アメリカは 内 政 上 の 困 難 を 避 けるために 会 議 内 容 を 秘 密 にしようとしているため 中 国 側 も 対 外 的 にはきわめて 慎 重 にす る とりわけ 第 1 と 第 3 は 蔣 介 石 の 指 示 でもある (43) 蔣 介 石 がソ 連 との 関 係 を 重 視 したのは 新 疆 の 問 題 (44) 戦 後 東 北 問 題 および 中 共 の 問 題 (45) を 意 識 したためであると 考 えられる 米 英 ソによる 第 1 段 階 会 議 は 9 月 28 日 に 終 了 した 翌 日 に 米 英 中 による 第 2 段 階 会 議 が 始 まり グルーは 米 英 ソ 3 国 がまとめた 一 般 的 国 際 機 構 設 立 建 議 書 (Proposal for the Establishment of a General International Organization) を 顧 維 鈞 に 手 交 した (46) 顧 維 鈞 は 開 会 式 で 挨 拶 を 行 い 主 に 以 下 4 点 を 強 調 した (47) つまり 第 1 に 中 国 が 平 和 を 愛 好 し 国 際 平 和 安 全 機 構 の 成 立 を 熱 望 している 第 2 に 安 全 機 構 において 各 国 の 主 権 が 平 等 である 第 3 に 世 界 平 和 を 守 るために 十 分 な 武 力 が 必 要 である 第 4 に 紛 争 を 減 らし 平 和 の 基 礎 を 強 化 する という 顧 維 鈞 の 主 張 は 新 16 条 の 主 旨 に 一 致 し ている 当 時 アメリカ 側 は 米 英 中 の 会 議 が 短 期 間 で 終 了 することを 望 んで いた (48) それは 主 に 以 下 2 つの 理 由 による 1 つは ソ 連 側 と 交 渉 するために 第 1 段 階 会 議 はかなり 時 間 を 費 やしたためである もう 1 つは もし 米 英 ソ 3 国 がまとめた 建 議 書 に 対 して 根 本 的 修 正 を 行 う ならば 改 めてソ 連 の 代 表 と 交 渉 しなければならないためである それに 対 して 魏 道 明 と 毛 邦 初 は 米 英 ソが 受 け 入 れるかどうかに かかわらず まず 中 国 側 のすべての 提 案 を 提 出 するべきだと 主 張 した しかし 顧 維 鈞 は 米 英 代 表 団 がソ 連 側 と 交 渉 するために すでに 多 大 な 労 力 を 費 やしており それに 当 時 米 中 関 係 が 悪 化 している (49) た め 中 国 側 が 面 子 を 保 つために 時 間 を 延 ばしてはいけない と 主 張 した 結 局 中 国 代 表 団 は 新 国 際 機 構 憲 章 の 基 本 的 内 容 として 7 項 目 を 提 案 することになった 10 月 3 日 に 米 英 中 第 3 回 全 体 会 議 において 顧 維 鈞 は 以 下 7 つの (136) 27

15 問 題 を 提 起 した (50) つまり 1 新 国 際 機 構 は 国 際 平 和 と 安 全 を 守 る ために 正 義 と 国 際 公 法 の 原 則 に 依 拠 しなければならない 2 各 加 盟 国 の 政 治 的 独 立 と 領 土 の 保 全 は 保 障 されるべきである 3 侵 略 に 関 する 定 義 は 明 確 に 規 定 するべきである 4 国 際 空 軍 を 組 織 する (51) 5 国 際 公 法 を 制 定 する 6 国 際 司 法 裁 判 所 は 強 制 裁 判 権 をもつべきで ある 7 国 際 教 育 文 化 協 力 の 促 進 に 関 して 明 確 に 規 定 するべきであ る と 交 渉 の 結 果 米 英 は 上 記 1 5と7だけを 受 け 入 れることになった 2に 関 して 米 英 は 終 始 反 対 した その 理 由 としては 米 英 ソの 建 議 書 にすでに 主 権 の 平 等 が 書 かれており それが 領 土 の 保 全 と 政 治 的 独 立 を 含 んでいるためである このような 状 況 に 鑑 み 顧 維 鈞 は 従 来 の 主 張 に 固 執 しなくてもよいと 表 明 した 3 侵 略 の 定 義 に 関 して 米 英 も 反 対 した なぜなら 米 英 はい かなる 定 義 もすべての 侵 略 行 為 を 包 括 することができず かえって 安 全 保 障 理 事 会 の 権 限 を 制 限 してしまうことになると 認 識 したためであ る それに 建 議 書 には 侵 略 の 制 止 だけでなく 平 和 を 破 壊 し 脅 か す 行 為 に 対 しても 制 止 するべきである と 規 定 している アメリカ 側 は 将 来 国 連 総 会 で 再 度 提 起 するよう 提 案 し 顧 維 鈞 はそれを 受 け 入 れ た 4 国 際 空 軍 の 問 題 に 関 して 米 英 両 国 は 原 則 上 異 議 がないが 技 術 の 面 においては 困 難 が 多 いとしている とりわけ 必 要 な 飛 行 機 の 生 産 と 供 給 およびパイロットの 訓 練 などの 問 題 空 軍 の 数 の 問 題 駐 留 地 と 費 用 などの 問 題 はなかなか 解 決 しにくい それに 建 議 書 では 各 国 が 一 部 の 空 軍 を 指 定 し 国 際 平 和 機 構 に 提 供 する ことが 規 定 されて いる また ソ 連 も 国 際 空 軍 の 設 置 を 提 案 したが 固 執 しなかった そのため 中 国 側 はこの 問 題 を 留 保 し 将 来 国 連 総 会 で 再 度 提 起 する ことになった 6 国 際 司 法 裁 判 所 の 強 制 裁 判 権 の 問 題 であるが 中 国 側 は 2 つの 方 法 を 提 示 した 1 つは 国 際 平 和 機 構 憲 章 に 明 記 する もう 1 つは 現 在 28 (135)

16 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 の 国 際 司 法 裁 判 所 の 組 織 法 を 修 正 し あるいは 将 来 新 たな 国 際 司 法 裁 判 所 の 組 織 法 に 明 記 する 米 英 はこの 提 案 に 賛 成 するが それが 国 際 平 和 機 構 憲 章 と 関 係 が 薄 いから 将 来 国 際 司 法 裁 判 所 組 織 法 を 議 論 す る 時 に 定 めればよいと 提 案 した 中 国 側 は 米 英 の 提 案 を 受 け 入 れた 当 初 の 予 定 では 上 述 した 議 案 を 補 充 文 書 に 作 成 し 米 英 中 3 国 の 建 議 として 米 英 ソの 建 議 書 の 付 録 にすることになっていた しかし 米 英 はもしその 補 充 文 書 を 米 英 ソの 建 議 書 と 同 時 に 発 表 するならば ソ 連 政 府 の 同 意 を 得 なければならないし もし 米 英 中 3 国 の 名 義 だけ で 発 表 すると また 外 部 の 誤 解 を 招 く 恐 れがある そこで 米 英 中 3 国 の 建 議 書 を 発 表 せず 米 英 ソ 3 国 による 一 般 的 国 際 機 構 設 立 建 議 書 に 米 英 中 3 国 首 席 代 表 が 署 名 することになった 10 月 9 日 正 午 12 時 に 一 般 的 国 際 機 構 設 立 建 議 書 が 米 英 中 ソ 4 ヵ 国 の 首 都 で 同 時 発 表 された では 蔣 介 石 がどのようにダンバートン オークス 会 議 の 成 果 を 評 価 したのであろうか 現 時 点 で 蔣 介 石 日 記 などの 資 料 から 会 議 (52) に 関 する 彼 の 評 価 は 見 当 たらない 当 時 スティルウエルの 解 任 および 国 共 関 係 などをめぐって 蔣 介 石 とローズヴェルトの 間 に 対 立 が 生 じ ローズヴェルトに 対 する 蔣 の 信 頼 は 大 幅 に 低 下 した そのた め 蔣 介 石 はアメリカと 決 別 し 単 独 で 日 本 と 戦 うことまで 考 えてい た (53) そのような 背 景 から 蔣 介 石 は 日 記 に 会 議 に 関 する 評 価 を 書 かなかったと 考 えられる 1944 年 10 月 7 日 に 宋 子 文 は 米 英 ソの 建 議 書 と 新 16 条 との 比 較 表 を 蔣 介 石 に 提 出 し 米 英 ソ 建 議 書 に 主 に 2 つの 欠 点 があると 指 摘 し た (54) 1 つは 侵 略 の 定 義 が 明 確 にされなかったことである も う 1 つは 安 保 理 表 決 の 手 続 きが 定 められなかったことである 前 述 したように この 問 題 に 関 して ソ 連 は 常 任 理 事 国 が 紛 争 当 事 国 にな った 場 合 でも 投 票 権 があると 主 張 したのに 対 して 米 英 は 反 対 した 宋 子 文 は 今 後 中 国 が 引 き 続 き 米 英 と 同 様 な 態 度 をとるべきだと 認 識 し ている そのほかに 新 16 条 の 第 8 条 平 和 的 変 更 に 関 する 条 (134) 29

17 項 第 14 条 信 託 統 治 の 問 題 第 15 条 一 般 植 民 地 制 度 の 前 途 に 関 する 問 題 は 米 英 ソの 建 議 書 においていずれも 言 及 されなかった その 意 味 で 中 国 側 のそれらの 問 題 に 対 する 期 待 が 外 れたと 言 わざるを 得 ない 一 方 顧 維 鈞 も 安 保 理 の 表 決 手 続 き 問 題 戦 後 領 土 の 問 題 および 平 和 維 持 問 題 などが 解 決 されなかったことに 対 して 不 満 を 覚 えている しかし 彼 は 回 顧 録 で 次 のように 述 べている つまり ダンバート ン オークス 会 議 は 中 国 が 4 大 国 の 一 員 として 認 められたシンボルで ある ダンバートン オークス 会 議 の 結 果 はサンフランシスコ 会 議 の 招 集 である サンフランシスコ 会 議 の 招 聘 状 において 中 国 は 4 つの 発 起 国 の 1 つになっている このようにして 中 国 は 英 ソ 米 3 国 と 同 等 な 地 位 を 得 ることができた (55) と 筆 者 はそれこそ 中 国 がダン バートン オークス 会 議 において 勝 ち 取 った 最 大 の 外 交 成 果 であると 思 う そのような 外 交 成 果 は 蔣 介 石 の 舵 取 りと 密 接 に 関 連 している 二 サンフランシスコ 会 議 と 5 強 入 りの 確 保 ( 一 ) 代 表 団 メンバーの 選 定 拒 共 容 共 と 防 共 1945 年 2 月 の 米 英 ソ 3 国 首 脳 によるヤルタ 会 談 では 4 月 25 日 にサ ンフランシスコで 国 連 創 設 会 議 を 開 催 することが 決 定 された 2 月 13 日 に 駐 華 アメリカ 大 使 館 参 事 官 ジョージ アチソン(George Atcheson, Jr.)がそのことを 国 民 政 府 外 交 部 次 長 呉 国 楨 に 伝 え 中 国 政 府 の 同 意 を 求 めた (56) その 日 はちょうど 旧 暦 正 月 であった 蔣 介 石 はサン フランシスコ 会 議 開 催 予 定 のことを 知 って 非 常 に 喜 んでいた 彼 は 当 日 の 日 記 に ローズヴェルト チャーチル スターリンが 国 際 平 和 機 構 問 題 に 関 してすでに 結 論 を 出 している それはすべて 私 の 期 待 通 りである これは 新 年 最 初 の 勝 利 の 知 らせである キリストに 感 謝 を! と 書 いている 翌 日 に 国 民 政 府 は 声 明 を 発 表 し ヤルタ 会 談 の 決 定 に 賛 成 し サン 30 (133)

18 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 フランシスコ 会 議 に 代 表 団 を 送 ることを 表 明 した 国 民 政 府 が 素 早 く 会 議 への 参 加 を 表 明 したのは 2 つの 理 由 がある 1 つは 中 国 は 戦 争 終 結 前 に 国 際 安 全 機 構 を 成 立 させたいということである もう 1 つ は 中 国 は 協 力 の 精 神 が 最 も 重 要 であるとし ヤルタ 会 談 は 米 英 ソ 3 国 の 結 束 を 表 しているため 中 国 も 同 様 な 熱 意 をもって 応 えるべきだ と 認 識 しているためである (57) サンフランシスコ 会 議 開 催 の 情 報 はすぐに 延 安 に 伝 わった 2 月 18 日 に 毛 沢 東 は 中 共 も 代 表 を 派 遣 して 会 議 に 参 加 するべきだと 主 張 し た (58) 同 日 に 周 恩 来 が 駐 華 アメリカ 大 使 ハーレー(Hurley Patrick J.)に 打 電 し サンフランシスコ 会 議 に 参 加 する 中 国 代 表 団 は 国 民 党 だけでなく 共 産 党 と 民 主 同 盟 もそれぞれ 3 分 の 1 の 割 合 で 構 成 され るべきだと 主 張 した (59) 周 恩 来 はハーレーに 中 共 のそのような 主 張 をローズヴェルトにも 伝 えるよう 求 めた しかし 20 日 にハーレーは 周 恩 来 に 対 し 中 共 の 要 求 に 応 じることはできないと 返 事 した 中 共 の 要 望 を 知 った 後 蔣 介 石 は 2 月 20 日 の 日 記 に 次 のように 書 いた ヤルタ 会 談 の 共 同 声 明 が 発 表 された 後 共 匪 はその 中 の 民 主 という 言 葉 を 借 りて 猛 烈 に 宣 伝 を 行 っている しかもサン フランシスコ 会 議 に 出 席 する 代 表 の 枠 を 得 ることを 条 件 に 我 が 政 府 の 国 際 的 地 位 を 低 下 させようと 脅 かしている と このように 蔣 介 石 は 当 初 からサンフランシスコ 会 議 への 中 共 代 表 の 参 加 を 警 戒 してい た ここで 注 目 するべきは 中 共 が 民 主 主 義 という 言 葉 を 利 用 し て 会 議 参 加 の 正 当 性 を 得 ようとしたことである 2 月 22 日 に 蔣 介 石 は 王 世 杰 と 共 にサンフランシスコ 会 議 中 国 代 表 団 の 人 数 と 人 選 について 討 議 した 王 は 3 名 で 十 分 であるとし 元 外 交 部 長 郭 泰 祺 を 起 用 するよう 提 案 した 蔣 はこれを 了 承 した (60) 24 日 に 中 共 駐 重 慶 代 表 王 若 飛 が 王 世 杰 に 中 共 代 表 が 会 議 に 参 加 できるか どうかについて 打 診 したが 王 世 杰 は 国 民 政 府 に 伝 えることはでき ない と 返 事 した (61) その 後 蔣 介 石 は 中 国 代 表 団 の 人 選 を 慎 重 に 考 えるようになってい (132) 31

19 く (62) 3 月 5 日 に 蔣 介 石 は 日 記 に 代 表 団 のメンバーとして 宋 子 文 王 寵 恵 顧 維 鈞 ( 駐 英 大 使 ) 魏 道 明 ( 駐 米 大 使 ) 胡 適 ( 前 駐 米 大 使 ) 施 肇 基 ( 中 国 物 資 供 應 委 員 会 副 主 任 委 員 当 時 米 国 滞 在 ) 王 世 杰 翁 文 灝 ( 戦 時 生 産 局 長 ) 張 嘉 璈 ( 中 央 銀 行 常 務 理 事 ) 張 君 勱 ( 国 家 社 会 党 領 袖 張 嘉 璈 実 弟 ) 林 語 堂 ( 作 家 米 国 滞 在 中 ) 李 石 曾 ( 国 民 党 長 老 ) 計 12 人 の 名 前 を 書 き 記 した そこには 王 世 杰 が 推 薦 した 郭 泰 祺 の 名 前 がなかった 翌 日 に 蔣 介 石 は 国 民 党 中 央 執 行 委 員 会 常 務 委 員 会 を 招 集 し サン フランシスコ 会 議 における 方 針 について 討 議 した 会 議 終 了 後 蔣 介 石 は 王 世 杰 に 会 議 に 参 加 するよう 要 請 したが 王 は 再 度 検 討 しよ う と 答 えた (63) それにもかかわらず 蔣 介 石 は 3 月 7 日 の 日 記 に 代 表 団 のメン バーとして 宋 子 文 王 寵 恵 顧 維 鈞 魏 道 明 王 世 杰 張 君 勱 王 雲 五 ( 国 防 最 高 委 員 会 憲 政 実 施 協 進 会 常 務 委 員 ) 胡 政 之 ( 第 3 期 国 民 参 政 会 参 政 員 ) 胡 適 計 9 人 の 名 前 を 書 いている 施 肇 基 翁 文 灝 張 嘉 璈 林 語 堂 李 石 曾 5 人 の 代 わりに 王 雲 五 胡 政 之 の 2 人 が 追 加 された 結 果 的 に 王 世 杰 はサンフランシスコ 会 議 に 参 加 しなかっ た その 原 因 は 不 明 であるが 王 自 身 の 都 合 によるものと 考 えられ る (64) 3 月 13 日 に 蔣 介 石 はまた 日 記 で 胡 適 史 ( 施 の 誤 植 と 思 われる 筆 者 注 ) 肇 基 を 会 議 代 表 として 発 表 する と 書 いて いる 蔣 介 石 の 一 連 の 日 記 から 分 かるように サンフランシスコ 代 表 団 メンバーを 決 める 際 に 蔣 介 石 にはかなり 迷 いがあった 一 方 中 共 は 蔣 介 石 に 圧 力 をかけ 続 けた 3 月 7 日 に 周 恩 来 は 王 若 飛 経 由 で 王 世 杰 に 書 簡 を 送 り 国 民 党 がサンフランシスコ 会 議 代 表 団 メンバーを 独 占 するのは 不 公 平 で 理 にかなっていない と 主 張 した 周 は 代 表 団 には 中 共 と 民 主 同 盟 のメンバーが 入 るべきであ るとし 中 共 側 は 周 恩 来 董 必 武 博 古 ( 秦 邦 憲 筆 者 注 )が 参 加 す る もし 受 け 入 れなければ 国 際 会 議 における 国 民 政 府 代 表 団 の 一 切 の 言 行 に 対 して 発 言 権 を 保 留 する と 強 調 した (65) 周 は 王 世 杰 に 中 32 (131)

20 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 共 の 意 見 を 国 民 政 府 に 伝 えるよう 求 めた 3 月 13 日 に 王 若 飛 は 再 度 王 世 杰 と 面 会 し 周 恩 来 の 書 簡 を 手 交 した (66) しかし 王 世 杰 は 再 度 国 民 政 府 に 伝 えることはできない と 応 じた それより 先 に 宋 慶 齢 も 蔣 介 石 に 対 して 中 共 代 表 を 受 け 入 れるよう 説 得 したが 蔣 は 承 諾 しなかった (67) 他 方 ソ 連 側 も 蔣 介 石 に 圧 力 をかけていた 3 月 15 日 に 駐 華 ソ 連 代 理 大 使 スクヴォルツォフが 蔣 経 国 と 会 談 した (68) 蔣 介 石 は ソ 連 側 の 目 的 は1 国 民 政 府 に 中 共 を 受 け 入 れさせること 2 中 共 の 代 表 に サンフランシスコ 会 議 に 参 加 させることにあると 判 断 した とりわけ 後 者 に 関 して 蔣 介 石 はソ 連 側 がもし 中 共 代 表 を 派 遣 しないと ソ 連 も 会 議 に 参 加 しないと 脅 かしていると 認 識 した それにもかかわらず 蔣 介 石 はソ 連 側 の 要 求 を 無 視 することにした 同 日 夜 王 世 杰 と 熊 式 輝 は 李 璜 ( 中 国 青 年 党 執 行 委 員 )と 張 君 勱 を 代 表 団 のメンバーとして 受 け 入 れるよう 提 案 し 蔣 介 石 は 承 諾 した (69) しかし 条 件 として は 彼 らがいかなる 条 件 もつけてはいけないことであった ここから は 蔣 介 石 の 他 の 党 派 への 不 信 感 がみてとれる 3 月 15 日 に ローズヴェルトは 蔣 介 石 に 打 電 し 中 共 の 代 表 を 受 け 入 れるよう 提 案 した しかし なぜかその 電 文 は22 日 になって はじ めてアメリカ 大 使 館 より 蔣 のところに 届 いた (70) 当 時 蔣 介 石 は 昆 明 を 視 察 中 であった 23 日 に 王 寵 恵 顧 維 鈞 らが 渡 米 のため 昆 明 を 経 由 した 時 に 顧 維 鈞 がその 電 文 を 蔣 介 石 に 手 交 した (71) 顧 維 鈞 の 観 察 によれば 蔣 介 石 が 電 文 を 手 にした 時 最 初 は 興 味 津 々であったが その 後 気 持 ちが 乱 れたようだった 確 かに 蔣 介 石 は 最 初 に 電 文 を 見 た 時 には ローズヴェルトの 提 案 を 拒 否 しようとした なぜなら 彼 はローズヴェルトが 中 共 の 目 的 と 将 来 の 利 害 関 係 を 知 らないと 認 識 し ていたためである (72) その 後 蔣 介 石 は 再 三 ローズヴェルトの 電 文 を 吟 味 し その 言 葉 遣 いが 丁 寧 だと 思 い 中 共 の 代 表 として 1 人 を 代 表 団 に 加 えることに 決 めた では ローズヴェルトの 電 文 に 何 が 書 いてあったのであろうか ロ (130) 33

21 ーズヴェルトはまずハーレーが 中 共 の 要 求 を 拒 否 したことに 賛 成 する と 表 明 し それから もし 閣 下 の 代 表 団 が 共 産 党 もしくは 他 の 政 治 結 社 政 党 を 受 け 入 れたとしても いかなる 不 利 な 状 況 も 招 かないと 思 う 実 際 上 この 種 の 方 法 には 顕 著 なメリットがある もしそのよう な 代 表 を 受 け 入 れたら 会 議 においてきっと 良 い 印 象 が 生 じるに 違 い ない 閣 下 が 中 国 の 統 一 になした 努 力 は このような 民 治 主 義 の 表 れ によって 実 質 的 な 援 助 を 獲 得 することができる と 強 調 した 同 時 に ローズヴェルトはアメリカとカナダなどの 国 がみな 各 政 党 を 代 表 団 に 受 け 入 れることになっていると 伝 えた そのような 背 景 から 蔣 介 石 はローズヴェルトと 国 際 社 会 に 国 民 政 府 が 民 主 主 義 的 であるとい う 印 象 を 与 えるために 中 共 代 表 の 会 議 への 参 加 に 同 意 したと 考 えら れる 蔣 介 石 にとっては 民 主 主 義 はあくまで 政 争 の 手 段 であって 目 的 ではなかった (73) しかし 蔣 介 石 がそのような 決 断 を 下 したのは 容 易 なことではなか ったようだ 3 月 23 日 夜 蔣 介 石 は 熟 睡 できなかった 彼 は 翌 日 の 日 記 に 次 のようなことを 書 き 記 している 昨 日 は 気 持 ちがふさい で 悲 しい 再 三 考 慮 して ただ 神 様 に 頼 り 十 分 に 忍 耐 し 結 果 を 待 つしかない そこで 逆 境 におとなしく 従 う 方 法 で 祈 りを 捧 げ 中 共 代 表 1 人 をサンフランシスコ 会 議 代 表 団 に 派 遣 することを 決 定 した なぜなら 政 治 の 方 法 はすべて 現 実 的 であるためである もし 将 来 の 利 害 を 懸 念 して 今 日 の 策 略 と 時 勢 に 反 するならば 政 治 の 手 法 では なくなる しかし きわめてつらい 思 いをした という 蔣 介 石 は ローズヴェルトの 提 案 を 圧 力 として 受 け 止 め またローズヴェルトが 中 共 を 利 用 しようとしていることに 不 満 を 覚 えた (74) ここからは 中 共 代 表 の 受 け 入 れをめぐる 蔣 介 石 の 苦 渋 の 選 択 がうかがい 知 れる では 誰 を 中 共 代 表 として 派 遣 するのであろうか 3 月 23 日 に 王 世 杰 は 蔣 介 石 に 打 電 し 秦 邦 憲 を 受 け 入 れるよう 提 案 した (75) なぜ なら 左 舜 生 ( 中 国 民 主 政 団 同 盟 秘 書 長 )が 王 世 杰 に 対 して もし 国 民 政 府 が 秦 だけを 受 け 入 れるならば 秦 がおそらく 会 議 に 参 加 しない 34 (129)

22 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 と 伝 えたためである 王 世 杰 は 次 のように 分 析 した つまり もし 国 民 政 府 が 秦 邦 憲 を 受 け 入 れるならば 秦 が 会 議 に 参 加 するかどうかに かかわらず ローズヴェルトはきっと 蔣 介 石 が 寛 大 であると 思 い 余 計 なことを 言 わなくなる 他 日 宋 子 文 がローズヴェルトと 交 渉 する 時 に 心 理 上 の 障 害 も 免 れる もし 秦 邦 憲 が 会 議 に 参 加 するならば 若 干 厄 介 かもしれないが しかしその 影 響 力 は 限 られているという 3 月 25 日 に 蔣 介 石 は 昆 明 から 重 慶 に 戻 った 翌 日 に 蔣 介 石 は 王 世 杰 と 共 に 中 共 代 表 の 問 題 について 協 議 し 董 必 武 を 派 遣 することに なった (76) では なぜ 蔣 介 石 が 董 必 武 を 選 んだのであろうか それ は 顧 維 鈞 による 推 薦 があったためである (77) 顧 維 鈞 は 董 必 武 が 国 際 事 務 に 精 通 していると 認 識 していたのである 同 日 に 蔣 介 石 は 国 防 最 高 委 員 会 第 157 回 常 務 会 議 で 宋 子 文 顧 維 鈞 王 寵 恵 魏 道 明 胡 適 呉 貽 芳 李 璜 張 君 勱 董 必 武 胡 政 之 計 10 人 を 中 国 代 表 団 メンバーとして 発 表 した (78) それに 続 いて 国 民 政 府 は10 人 を 下 記 の 肩 書 で 発 表 した つまり 行 政 院 長 代 理 兼 外 交 部 長 宋 子 文 駐 英 大 使 顧 維 鈞 国 民 参 政 会 主 席 団 主 席 王 寵 恵 駐 米 大 使 魏 道 明 前 駐 米 大 使 胡 適 国 民 参 政 会 主 席 団 主 席 呉 貽 芳 李 璜 国 民 参 政 会 参 政 員 張 君 勱 董 必 武 胡 政 之 である そのほかに 元 駐 米 大 使 施 肇 基 が 高 等 顧 問 として 任 命 された (79) それと 同 時 に 蔣 介 石 はローズヴェルトに 打 電 し 中 国 政 府 が10 人 を 代 表 として 派 遣 することを 知 らせた 電 文 の 中 で 蔣 介 石 は10 人 の うち 6 人 が 国 民 参 政 会 参 政 員 であり そのうち 共 産 党 など 野 党 代 表 3 人 と 無 党 派 代 表 3 人 がいることを 強 調 した (80) つまり 李 璜 は 中 国 青 年 党 執 行 委 員 で 張 君 勱 は 国 家 社 会 党 領 袖 で 董 必 武 は 中 共 代 表 胡 政 之 は 大 公 報 社 長 である 当 時 中 央 日 報 などの 報 道 では 胡 適 呉 貽 芳 ( 南 京 金 陵 女 子 学 院 院 長 )と 胡 政 之 3 人 が 無 党 派 代 表 と されていた 蔣 介 石 が 中 国 代 表 団 に 6 人 の 参 政 員 が 含 まれていること を 強 調 したのは やはりローズヴェルトに 国 民 政 府 が 民 主 主 義 的 であ るという 印 象 を 与 えるためである 顧 維 鈞 も 中 国 代 表 団 が 各 党 派 と 各 (128) 35

23 種 政 治 的 意 見 を 代 表 し バランスのとれた 組 織 であると 評 価 してい る (81) 蔣 介 石 は 董 必 武 を 派 遣 することに 同 意 したが 警 戒 心 を 緩 めなかっ た 2 月 19 日 に 蔣 介 石 はアメリカ 人 宣 教 師 フランク プライス (Frank [Francis] Wilson Price, 中 国 名 畢 範 宇 )と 会 談 し プライ スはサンフランシスコ 会 議 における 対 米 宣 伝 の 重 要 性 を 指 摘 した (82) それを 受 けて 2 月 22 日 に 蔣 介 石 は 宣 伝 部 長 王 世 杰 とともにサンフラ ンシスコ 会 議 宣 伝 綱 領 について 討 議 した (83) 3 月 17 日 に 王 世 杰 は サンフランシスコ 会 議 宣 伝 方 法 を 蔣 介 石 に 提 出 した (84) それは 3 つ の 部 分 からなっているが そのうちの 1 つは 中 共 に 関 するものである 王 世 杰 は 中 共 がサンフランシスコ 会 議 を 利 用 して 国 民 政 府 の 威 信 を 破 壊 し 国 民 政 府 代 表 団 に 反 対 する 宣 言 を 発 表 するに 違 いないと 予 測 していた アメリカにおける 中 共 の 活 動 を 防 ぐために 王 世 杰 宋 子 文 および 国 民 党 会 海 外 部 長 陳 慶 雲 が 連 名 で 駐 米 大 使 魏 道 明 ニューヨ ークとサンフランシスコ 駐 在 総 領 事 およびニューヨーク 駐 在 国 民 党 中 央 宣 伝 部 事 務 所 主 任 などに 打 電 し ただちに 必 要 な 措 置 を 取 り 華 僑 と 華 僑 系 新 聞 をして 国 民 党 中 央 を 支 持 させ 中 共 の 陰 謀 詭 計 を 見 透 かさせ 彼 らが 会 議 前 後 に 中 共 に 呼 応 することを 防 がなければなら ない と 命 じた それだけでなく 王 世 杰 自 身 もそれらの 責 任 者 に 打 電 し それらのことに 特 別 に 注 意 を 払 い 切 実 に 対 処 する よう 求 めた 3 月 20 日 に 蔣 介 石 は 宋 子 文 に 打 電 し 王 世 杰 が 作 成 した 宣 伝 方 法 通 りに 対 処 するよう 指 示 した (85) 蔣 介 石 はまた 外 交 部 に 対 して 自 らの 名 義 で 米 駐 米 中 国 大 使 館 領 事 館 などの 責 任 者 に 打 電 し 異 党 が 政 府 代 表 団 に 反 対 する 宣 言 を 発 表 すること および 華 僑 団 体 が 異 党 に 呼 応 することを 防 止 するよう 命 じた 4 月 20 日 に 国 民 党 中 央 宣 伝 部 国 際 宣 伝 処 副 処 長 董 顕 光 は 蔣 介 石 に 打 電 し アメリカにおける 宣 伝 工 作 の 準 備 状 況 を 報 告 し 異 党 に よる 宣 伝 の 防 止 に 関 しては すでに 手 配 しており 国 民 党 にとっては 不 利 になることはないと 強 調 した (86) 5 月 19 日 に 専 門 委 員 として 36 (127)

24 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 会 議 に 出 席 した 鄭 震 宇 は 軍 事 委 員 会 宛 に 李 璜 張 君 勱 董 必 武 の 態 度 はなお 良 し と 報 告 した (87) サンフランシスコ 会 議 終 結 後 董 必 武 は 秘 書 章 漢 夫 陳 家 康 とともにヨーロッパに 行 こうとした (88) 蔣 介 石 がそれを 知 った 後 ただちに 魏 道 明 と 王 世 杰 に 打 電 し 董 必 武 ら にヨーロッパに 行 かせないよう 命 じた 明 らかに 蔣 介 石 は 董 必 武 ら がヨーロッパで 反 国 民 党 活 動 をするのを 懸 念 していたのである しかし 蔣 介 石 の 懸 念 は 余 計 だったようである 顧 維 鈞 によれば サンフランシスコ 会 議 期 間 中 董 必 武 の 態 度 はとてもよかったとい う (89) 中 国 代 表 団 がソ 連 と 中 国 における 共 産 主 義 運 動 に 言 及 する 時 董 必 武 はいつも 沈 黙 し 代 表 団 のルールをしっかりと 守 っていた 董 必 武 がそのようにふるまったのは 中 共 からの 指 示 を 受 けたからかど うかは 分 からない しかし 蔣 介 石 の 中 共 に 対 する 一 連 の 対 応 から 彼 の 共 産 党 に 対 する 不 信 感 がよくみてとれる そのような 不 信 感 は 彼 の 戦 後 構 想 における 中 共 の 位 置 づけに 大 きな 影 響 を 及 ぼしたに 違 い ない ( 二 )サンフランシスコ 会 議 の 方 針 の 決 定 1945 年 3 月 7 日 に 孔 祥 煕 はニューヨークから 蔣 介 石 に 打 電 し サ ンフランシスコ 会 議 において 中 国 が 公 の 場 で 別 の 提 案 をするべきで はないが すべての 補 充 意 見 について 事 前 にアメリカ 側 と 相 談 し 準 備 をしておいたほうがよいと 提 案 した (90) それを 受 けて 蔣 介 石 は 当 日 の 日 記 にサンフランシスコ 会 議 の 主 旨 として 下 記 4 点 を 書 き 記 した 1 対 日 共 同 作 戦 計 画 を 重 要 視 すること 2 戦 後 対 日 共 同 処 置 方 案 3 対 日 処 置 の 腹 案 4 会 議 以 外 でソ 連 と 連 絡 と 意 志 疎 通 を すること である ここから 分 かるように この 時 点 で 蔣 介 石 は 国 連 そのものの 内 容 よりも 対 日 作 戦 戦 後 日 本 に 対 する 政 策 およびソ 連 との 関 係 を 重 視 していたのである 3 月 17 日 に 宋 子 文 は 蔣 介 石 に 外 交 部 が 作 成 したサンフランシスコ 会 議 に 関 する 7 つの 方 案 を 提 出 した (91) その 7 つの 方 案 は 事 前 に 王 (126) 37

25 寵 恵 と 顧 維 鈞 の 了 承 を 得 ており その 主 な 内 容 は 下 記 の 通 りである ( 1 ) 国 際 司 法 裁 判 所 規 程 の 起 草 に 関 する 注 意 点 として 強 い 主 張 を せず 米 英 と 協 調 しながら ソ 連 と 一 致 した 態 度 をとり 不 要 な 摩 擦 を 避 ける ( 2 ) 領 土 信 託 統 治 制 度 の 設 立 原 則 (この 点 に 関 しては 後 に 詳 述 する) ( 3 ) 地 域 的 機 構 に 関 しては できるだけその 権 力 を 弱 める ( 4 ) 中 国 がダンバートン オークス 会 議 で 提 案 し 米 英 が すでに 受 け 入 れた 3 項 目 を 国 連 憲 章 に 加 えるよう 主 張 する ( 5 ) 中 国 がダンバートン オークス 会 議 で 提 案 し 米 英 がまだ 受 け 入 れていない 項 目 に 関 しては 再 度 提 案 しない ( 6 )ダンバート ン オークス 会 議 建 議 案 に 対 する 各 国 の 意 見 と 中 国 がとるべき 態 度 に ついてである この 方 案 は11 項 目 からなっている そのうち 国 連 安 保 理 と 総 会 の 権 限 に 関 しては 適 宜 総 会 の 権 限 の 強 化 に 賛 成 する 安 保 理 非 常 任 理 事 国 の 配 分 に 関 しては 地 域 と 文 化 を 基 準 とする 具 体 的 に 米 州 2 ヵ 国 欧 州 に 2 ヵ 国 アジア 1 ヵ 国 イスラム 国 家 1 ヵ 国 だと 主 張 する また 常 任 理 事 国 を 半 常 任 理 事 国 に 変 更 し 8 年 ごとに 改 選 する という 意 見 に 関 して 中 国 は 反 対 するべきである さらに 安 保 理 の 表 決 問 題 に 関 して 中 国 はすでにヤルタ 会 談 で 定 めた 方 法 に 同 意 したため 変 更 はしないが 常 任 理 事 国 が 当 事 国 になった 場 合 に 投 票 できるという 意 見 に 関 しては 弁 護 する 必 要 がない ( 7 ) 国 際 連 盟 解 散 のステップに 関 しては できるだけ 早 く 国 連 総 会 を 開 き 国 際 連 盟 解 散 の 必 要 性 を 討 議 する 以 上 7 つの 方 案 はすべて 国 際 平 和 機 構 に 関 するものである 3 月 26 日 に 宋 子 文 はまた 外 交 部 が 作 成 した 他 の 8 つの 方 案 を 蔣 介 石 に 提 出 した (92) 具 体 的 には 1 極 東 顧 問 委 員 会 の 成 立 問 題 2 中 国 の 淪 陥 区 ( 日 本 軍 に 占 領 された 地 域 筆 者 注 ) 解 放 後 の 行 政 問 題 3 対 日 問 題 4 韓 国 独 立 問 題 5タイの 問 題 6ベトナムの 問 題 7ソ 連 の 問 題 8 戦 後 華 僑 が 居 留 地 に 戻 る 問 題 である 中 国 は 時 機 を 見 て それ らの 問 題 について 米 英 ソと 協 議 しようとした 3 月 31 日 に 蔣 介 石 は 外 交 部 が 作 成 したそれらの 方 案 を 審 議 した (93) 38 (125)

26 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 彼 は 当 日 の 日 記 に 今 日 大 事 なのは 敵 ( 日 本 筆 者 注 )との 大 陸 決 戦 方 略 と 対 ソ 外 交 政 策 という 2 つのことである と 書 いている ここから 分 かるように 当 時 蔣 介 石 は 現 実 問 題 をより 重 要 視 していた つまり いかにして 日 中 戦 争 を 終 結 させ そしてソ 連 との 関 係 にいか に 対 処 するかである 蔣 介 石 にとっては 後 者 がとりわけ 重 要 である 蔣 介 石 がソ 連 との 関 係 を 重 視 したのは 彼 がヤルタ 会 談 の 内 容 に 非 常 に 気 になっていたためである (94) 1945 年 3 月 末 蔣 介 石 は 日 記 に ソ 連 が 我 が 旅 順 および 東 北 3 省 鉄 道 の 共 同 管 理 を 企 てている ローズヴェルトがソ 連 を 助 けており ソ 連 の 侵 略 の 野 心 を 奨 励 してい るに 等 しい 第 三 次 世 界 大 戦 の 禍 根 は 実 にそこから 生 じている (95) と 書 き ソ 連 とローズヴェルトに 対 する 不 満 をあらわにしている その ような 背 景 から 蔣 介 石 はサンフランシスコ 会 議 において 東 北 3 省 が 中 国 の 領 土 であるという 提 案 をしようと 考 えたのである (96) 1945 年 4 月 4 日 に 蔣 介 石 は 国 際 戦 略 を 考 え 日 記 に 次 のよう なことを 書 き 記 した (97) 1まず 国 際 会 議 招 集 国 の 地 位 を 勝 ち 取 る 2 某 国 にサンフランシスコ 会 議 を 妨 害 する 口 実 を 与 えない と ここでの 某 国 は 明 らかにソ 連 を 指 している 蔣 介 石 はソ 連 が 中 国 のサンフランシスコ 会 議 への 参 加 に 反 対 することを 懸 念 していたので ある そのため 彼 は 日 記 で 国 際 政 策 と 外 交 戦 略 を 制 定 するのが 大 変 だと 嘆 いたのである (98) ( 三 )サンフランシスコ 会 議 に 対 する 蔣 介 石 の 着 目 点 1945 年 4 月 25 日 に サンフランシスコ 会 議 が 開 催 された 蔣 介 石 は 会 議 が 予 定 通 り 開 催 されたのは 実 に 世 界 の 良 い 兆 しであり 中 国 に とっても 良 い 影 響 を 与 え また 中 国 の 成 果 の 1 つでもあると 評 価 し た (99) 彼 はサンフランシスコ 会 議 において 2 つの 問 題 が 最 も 重 要 であると 認 識 していた (100) 1 つは 信 託 統 治 制 度 の 問 題 であり もう 1 つは 常 任 理 事 国 拒 否 権 の 問 題 である ここでは 蔣 介 石 と 中 国 代 表 団 がこの 2 つの 問 題 に 対 して どのように 対 応 したかについて 検 討 し (124) 39

27 てみる 1. 信 託 統 治 制 度 問 題 ダンバートン オークス 会 議 では 信 託 統 治 制 度 に 関 する 規 定 が 出 さ れなかったが サンフランシスコ 会 議 では 米 英 中 仏 澳 などの 国 から 方 案 が 提 出 された 中 国 が 提 出 した 方 案 は 以 下 6 項 目 からなっ ている (101) 第 1 に 信 託 統 治 の 目 的 は 当 該 地 域 の 人 々の 経 済 教 育 状 況 を 改 善 し 社 会 福 祉 を 促 進 し その 自 治 もしくは 独 立 を 助 けることにある 信 託 統 治 をする 国 家 あるいは 機 関 は 国 連 に 責 任 を 持 つ 第 2 に 信 託 統 治 の 方 式 としては 以 下 3 種 類 のいずれかにする 1 国 連 による 直 接 信 託 統 治 2 国 連 が 推 薦 した 一 国 による 信 託 統 治 3 国 連 が 推 薦 した 複 数 の 国 による 信 託 統 治 である 第 3 に 政 治 発 展 がすでに 成 熟 した 信 託 統 治 地 域 に 関 しては 戦 後 速 やかに 自 治 もしくは 独 立 させるべきで その 独 立 の 期 日 をできるだ け 早 く 公 布 する 政 治 発 展 が 未 熟 の 地 域 に 関 しては 現 地 人 の 当 該 地 の 議 会 に 参 加 する 権 限 を 徐 々に 与 え なるべく 早 期 に 自 治 或 いは 独 立 させる なお その 議 会 が 設 立 される 時 に 予 算 決 定 権 を 有 するべき である 第 4 に 国 連 総 会 で 領 土 代 理 管 理 委 員 会 ( 領 土 信 託 統 治 委 員 会 ) を 設 置 する 第 5 に 領 土 信 託 統 治 委 員 会 の 構 成 員 については 国 連 安 保 理 常 任 理 事 国 が 当 然 委 員 国 として 代 表 を 派 遣 するほか 国 連 総 会 によって 数 ヵ 国 の 代 表 を 選 出 する また 信 託 統 治 地 域 の 民 衆 の 代 表 が 列 席 する 権 利 を 有 する 第 6 に 信 託 統 治 地 域 の 地 方 行 政 に 対 する 監 督 の 強 化 である 1945 年 5 月 6 日 に 領 土 信 託 統 治 委 員 会 第 1 回 会 議 が 開 かれた (102) イギリスとアメリカの 方 案 はかなり 食 い 違 いがあった 中 国 代 表 団 は アメリカの 方 案 が 中 国 の 立 場 と 利 益 に 近 いと 分 析 し アメリカ 方 案 の 40 (123)

28 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 体 裁 と 内 容 を 参 考 して 修 正 案 を 作 成 した 5 月 7 日 に 中 国 代 表 団 は 修 正 案 を 米 英 ソ 仏 4 ヵ 国 代 表 団 に 送 付 した (103) その 主 な 内 容 は 以 下 8 点 がある 第 1 目 的 に 関 しては 信 託 統 治 地 域 の 自 治 を 求 めるほか 独 立 という 言 葉 を 加 える 第 2 一 国 あるいは 複 数 の 国 によって 信 託 統 治 をするほか 国 連 が 直 接 管 理 することができる 第 3 信 託 統 治 地 域 の 民 衆 が 民 事 上 の 自 由 と 立 法 機 関 に 参 加 する 権 利 を 持 つべきであ る 第 4 信 託 統 治 者 が 関 連 規 定 に 違 反 した 場 合 は 国 際 問 題 と 見 なし いかなる 国 連 会 員 国 でも 国 連 総 会 もしくは 安 保 理 の 注 意 を 促 す ことができる 第 5 一 般 的 国 際 安 全 計 画 の 下 で いくつかの 信 託 統 治 地 域 を 軍 事 区 域 に 指 定 することができるが その 地 域 の 範 囲 は 防 御 および 必 要 最 低 限 の 安 全 を 基 準 とするべきである 第 6 安 全 信 託 統 治 制 度 の 目 的 の 各 規 定 は 信 託 統 治 軍 事 区 域 において 防 御 と 安 全 問 題 に 関 するもの 以 外 も 引 き 続 き 適 用 するべきである 第 7 国 連 総 会 および 安 保 理 は 信 託 統 治 者 に 報 告 を 求 め その 報 告 を 公 表 し あ るいは 提 案 することができる 第 8 信 託 統 治 者 は 所 定 の 問 題 事 項 に 基 づき 信 託 統 治 の 状 況 を 毎 年 国 連 総 会 もしくは 安 保 理 に 報 告 するべ きである 中 国 代 表 団 の 修 正 案 は 基 本 的 にアメリカ 案 を 参 照 して 作 成 されたが 以 下 の 4 点 ではアメリカ 案 と 異 なっている (104) 第 1 信 託 統 治 の 最 終 目 的 が 独 立 であることを 強 調 し 植 民 地 制 度 を 最 終 的 に 廃 絶 させよ うとしていることである 第 2 信 託 統 治 地 域 の 民 衆 の 参 政 権 を 重 視 していることである 第 3 信 託 統 治 事 業 が 国 際 事 業 の 一 部 であると し 国 連 総 会 あるいは 安 保 理 が 関 与 できることを 強 調 していることで ある 第 4 戦 略 地 域 の 特 殊 性 に 制 約 を 加 えていることである 5 月 14 日 に 米 英 中 ソ 仏 5 ヵ 国 代 表 は 引 き 続 き 信 託 統 治 制 度 を 討 議 した (105) 会 議 では ソ 連 側 は 独 立 を 信 託 統 治 地 域 の 最 終 目 標 とする ことに 賛 成 した しかし 米 英 は 当 該 地 域 の 民 衆 の 多 くが 立 ち 遅 れて いるため もし 一 概 に 独 立 を 目 標 にすると 空 論 に 過 ぎず 実 状 にそ (122) 41

29 ぐわないと 反 論 した 最 終 的 に 5 ヵ 国 提 案 を 総 合 して 草 案 を 作 成 し 15 日 に 開 かれる 専 門 委 員 会 で 討 議 することになった 15 日 に 信 託 統 治 制 度 専 門 委 員 会 は 5 ヵ 国 草 案 を 討 議 したが アメリカはその 草 案 が 討 論 のたたき 台 に 過 ぎず 次 回 以 降 の 会 議 で 逐 次 協 議 していくよう 提 案 した (106) 5 月 17 日 に 信 託 統 治 制 度 専 門 委 員 会 が 基 本 草 案 を 討 議 した (107) 中 国 代 表 は 信 託 統 治 の 原 則 について 自 治 の 促 進 の 他 に 独 立 を 付 け 加 えるよう 再 度 主 張 した ソ 連 とイランは 中 国 側 の 意 見 に 賛 成 した しかし アメリカ 側 は 中 国 の 修 正 案 は 5 大 国 の 同 意 を 得 がた い もし 表 決 するならば アメリカが 反 対 票 を 投 じる と 表 明 した オランダとオーストラリアはアメリカの 意 見 に 支 持 した イギリスは 中 国 の 建 議 の 動 機 はきわめて 高 尚 で 真 心 がこもっているが それに よって 信 託 統 治 者 の 困 難 が 増 す 恐 れがある 独 立 は 自 然 に 発 展 変 化 す るもので 外 力 によって 成 就 させるべきではない と 主 張 した それ に 対 して 中 国 代 表 は 再 度 発 言 し 国 際 連 盟 規 約 第 22 条 には 信 託 統 治 地 域 に 対 して すでに 独 立 という 言 葉 を 用 いており 現 在 太 平 洋 上 の 敵 は 占 領 地 の 民 衆 に 対 して 独 立 を 宣 伝 の 道 具 としてい るため 敵 にそのような 口 実 を 与 えてはならないと 強 調 した ここで の 太 平 洋 の 敵 とは 言 うまでもなく 日 本 を 指 している (108) 討 議 の 結 果 米 中 ソ 豪 4 ヵ 国 で 協 商 し 翌 日 に 引 き 続 き 討 議 することになっ た 5 月 18 日 に アメリカ 代 表 は 顧 維 鈞 を 訪 ね 中 国 側 に 独 立 を 最 高 度 の 自 治 に 変 更 するよう 求 めた (109) 顧 維 鈞 は 信 託 統 治 に 関 す る 中 国 側 の 立 場 を 詳 細 に 説 明 し 中 国 がそれを 非 常 に 重 視 しているこ とを 強 調 した それを 受 けて アメリカ 代 表 は 米 仏 両 国 と 再 度 相 談 するよう 答 えた 顧 維 鈞 によると 中 国 側 の 主 張 が 発 表 された 後 会 議 に 出 席 した 小 国 の 代 表 の 多 くは 中 国 に 賛 成 し 世 論 なども 良 い 印 象 を 示 したという そこで 顧 維 鈞 はもしアメリカが 駐 華 米 国 大 使 館 経 由 で 中 国 政 府 と 交 渉 するならば アメリカの 要 求 に 応 じないよう 国 民 42 (121)

30 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 政 府 に 求 めた 顧 維 鈞 はたとえ 中 国 の 主 張 が 信 託 統 治 制 度 専 門 委 員 会 で 否 決 されても 道 義 上 得 るものが 多 いと 認 識 していたのである 同 日 に 信 託 統 治 制 度 専 門 委 員 会 が 再 度 独 立 を 加 えるべきかどうか をめぐって 討 議 したが 顧 維 鈞 が 4 回 にわたって 発 言 し 譲 歩 しなか ったため アメリカを 激 怒 させた (110) ここからは 顧 維 鈞 の 弱 小 民 族 の 利 益 を 守 る 決 意 の 固 さがみてとれる 顧 維 鈞 が 信 託 統 治 制 度 の 原 則 に 独 立 という 言 葉 を 加 えることに 固 執 したのは 植 民 地 地 域 に 独 立 させ 道 義 上 それらの 国 々の 支 持 を 得 るためであった 5 月 23 日 に 米 英 中 ソ 仏 5 ヵ 国 が 信 託 統 治 制 度 草 案 を 協 議 し 米 英 仏 は 中 国 側 による 独 立 が 入 っている 修 正 案 を 受 け 入 れることを 表 明 した (111) しかし 当 時 ソ 連 代 表 団 が 本 国 政 府 の 草 案 全 文 に 対 する 訓 令 を 受 け 取 っていなかったため 会 議 では 当 分 の 間 5 ヵ 国 の 名 義 で は 提 出 しないことになった 5 月 31 日 に 信 託 統 治 制 度 専 門 委 員 会 において アメリカ 代 表 は 5 大 国 が 独 立 を 基 本 草 案 第 2 節 領 土 信 託 統 治 制 度 第 2 条 基 本 目 的 という 項 目 に 加 えることに 同 意 したことを 発 表 した (112) そこで 中 国 側 はそれまで 提 出 した 第 1 節 に 独 立 を 加 える 修 正 案 を 撤 回 する 声 明 を 発 表 した 最 終 的 に 国 連 憲 章 第 12 章 国 際 信 託 統 治 制 度 第 76 条 信 託 統 治 制 度 の 基 本 目 的 第 2 項 に 各 信 託 統 治 協 定 の 条 項 が 規 定 するところに 従 って 自 治 又 は 独 立 に 向 っての 住 民 の 漸 進 的 発 達 を 促 進 すること が 明 記 された ここに 至 って 中 国 側 の 目 標 がようやく 実 現 された それは 孫 文 蔣 介 石 などが 掲 げてきた 弱 小 民 族 の 独 立 を 助 けるという 理 念 を 実 現 するための 制 度 的 保 障 をも たらしたと 言 える 2. 常 任 理 事 国 拒 否 権 問 題 前 述 したように ダンバートン オークス 会 議 では 国 連 安 保 理 常 任 理 事 国 の 拒 否 権 の 問 題 は 解 決 されなかった 1945 年 2 月 7 日 に スタ ーリンはヤルタ 会 談 で 解 決 案 を 提 起 した (113) つまり 安 保 理 で 審 議 (120) 43

31 する 紛 争 を 2 種 類 に 分 ける 1 つは 経 済 政 治 と 軍 事 あるいはその 他 の 制 裁 手 段 で 解 決 する 紛 争 で もう 1 つは 制 裁 を 加 える 必 要 がない 紛 争 である 前 者 に 対 しては 安 保 理 常 任 理 事 国 がすべて 投 票 に 参 加 し なければならず 紛 争 当 事 国 であっても 例 外 は 認 められない 後 者 に 関 しては 紛 争 当 事 国 が 投 票 に 参 加 しないという ローズヴェルトと チャーチルはスターリンの 提 案 に 同 意 し 表 決 問 題 がひとまず 解 決 さ れた (114) しかし 1945 年 6 月 2 日 に 5 大 国 外 相 会 議 で 拒 否 権 の 問 題 が 再 燃 した (115) ソ 連 代 表 は 安 保 理 がある 争 議 あるいは 情 勢 に 対 して 討 議 および 審 議 するかどうかを 決 定 する 際 常 任 理 事 国 が 一 致 して 同 意 し なければならないと 主 張 したのである 会 議 が 始 まる 前 に アメリカ 国 務 長 官 ステティニアス(Edward R. Stettinius)が 顧 維 鈞 に 電 話 し ソ 連 のそのような 主 張 を 絶 対 に 受 け 入 れることができず もし 安 保 理 で 自 由 に 紛 争 を 討 議 することができなければ むしろ 国 連 に 参 加 しな いほうがよいと 伝 え 中 国 側 に 支 持 を 求 めた イギリスもアメリカと 同 様 な 意 見 であった そこで 顧 維 鈞 はただちに 中 国 の 主 張 がアメリ カと 同 様 であると 答 えた 会 議 では ステティニアスがソ 連 の 拒 否 権 に 対 する 解 釈 は 受 け 入 れ られないと 正 式 に 表 明 した また ステティニアスはアメリカ 政 府 が 3 月 24 日 の 声 明 で ヤルタ 会 談 における 表 決 手 続 きに 関 する 決 定 は 安 保 理 の 討 議 する 権 利 を 制 限 してはならないことを 表 明 したと 強 調 し た イギリス 代 表 はステティニアスの 意 見 を 支 持 し もし 国 連 で 自 由 な 討 議 が 制 止 されるならば 国 際 社 会 の 輿 論 においても 公 正 の 理 念 においても 許 されないと 指 摘 した ステティニアスが 顧 維 鈞 に 意 見 を 求 めると 顧 維 鈞 はサンフランシスコ 会 議 に 参 加 した 小 国 がヤルタ 会 談 で 定 められた 表 決 手 続 きに 対 する 批 判 をとりあげ 米 英 の 主 張 を 支 持 すると 表 明 した しかし 米 ソいずれも 譲 歩 しなかったため 当 日 の 会 議 では 結 論 が 得 られなかった そのような 状 況 下 で ステティニアスはトルーマン 大 統 領 に 対 して 44 (119)

32 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 当 時 ソ 連 訪 問 中 のホプキンズに 直 接 スターリンと 交 渉 するよう 提 案 し た (116) 6 月 6 日 に ホプキンズがトルーマンに 打 電 し スターリン がアメリカの 提 案 に 同 意 したことを 報 告 した 翌 日 に ソ 連 代 表 も 本 国 政 府 の 訓 令 を 受 け 安 保 理 における 表 決 手 続 きについては 米 英 と 一 致 した 態 度 をとることを 報 告 した つまり 手 続 事 項 に 関 しては 11 の 理 事 国 のうち 7 理 事 国 の 賛 成 投 票 によって 決 定 することができ 常 任 理 事 国 全 員 が 一 致 する 必 要 はない 一 方 非 手 続 事 項 ( 実 質 事 項 )の 決 定 に 関 しては 常 任 理 事 国 5 ヵ 国 を 含 め 7 理 事 国 の 賛 成 が 必 要 であるということになった (117) ここに 至 って 安 保 理 表 決 手 続 き 問 題 が 基 本 的 に 解 決 された しかし オーストラリアなどの 国 が 表 決 手 続 きに 対 して 依 然 として 不 満 を 持 ち 6 月 13 日 にようやく 投 票 で 決 着 がついた (118) 1945 年 6 月 25 日 に サンフランシスコ 会 議 第 9 回 全 体 大 会 で 国 連 憲 章 と 国 際 司 法 裁 判 所 規 程 などが 承 認 された 26 日 には 各 国 代 表 が 国 連 憲 章 に 署 名 した 署 名 は 国 名 英 語 表 記 の ABCD 順 で 行 われたため 中 国 代 表 団 首 席 代 表 顧 維 鈞 が 最 初 に 署 名 した (119) ここ に 至 って 中 国 はついに 揺 るぎない 国 際 的 地 位 を 勝 ち 取 った 蔣 介 石 はサンフランシスコ 会 議 で 国 連 憲 章 が 承 認 され 会 議 が 円 満 に 閉 幕 したのは 世 界 平 和 を 守 るための 最 も 重 要 な 一 歩 であると 評 価 し た (120) 6 月 28 日 に 蔣 介 石 はトルーマンに 祝 電 を 送 り 国 連 憲 章 の 制 定 が 侵 略 主 義 を 消 滅 するために 有 力 な 武 器 をもたらしたと 評 価 し た (121) しかしながら 蔣 介 石 は 日 記 で 国 連 の 権 限 があまりにも 弱 いと 嘆 いていた (122) なぜなら 中 国 は 一 貫 して 強 力 な 国 際 機 構 を 作 り 侵 略 を 抑 制 し 制 裁 することを 望 んでいたためである ダンバートン オークス 会 議 からサンフランシスコ 会 議 にかけて 中 国 は 幾 度 も 侵 略 の 定 義 を 主 張 したが いつも 米 英 に 阻 まれ 国 連 憲 章 におい ては 侵 略 に 関 する 定 義 はとうとう 定 められなかった また 国 際 空 軍 の 設 立 に 関 する 規 定 も 出 されなかった それにもかかわらず 顧 (118) 45

33 維 鈞 をはじめとする 中 国 代 表 団 の 努 力 によって 植 民 地 の 独 立 がつい に 信 託 統 治 制 度 の 最 終 目 標 とされた そのような 規 定 は 弱 小 民 族 が 独 立 するために 制 度 的 保 障 をもたらした それはサンフランシスコ 会 議 において 中 国 が 勝 ち 取 ったもう 1 つの 外 交 成 果 である それによっ て 孫 文 蔣 介 石 の 弱 小 民 族 の 独 立 を 助 けるという 理 念 が 国 連 憲 章 において 反 映 されたと 言 える おわりに 本 稿 では ダンバートン オークス 会 議 とサンフランシスコ 会 議 に 対 する 蔣 介 石 の 対 応 を 中 心 に 考 察 してきた 国 連 の 成 立 をめぐる 蔣 介 石 の 政 策 決 定 の 特 徴 として 以 下 5 点 が 挙 げられる 第 1 に 蔣 介 石 はできるだけ 早 く 国 連 を 成 立 させ 世 界 平 和 を 実 現 することを 一 貫 して 積 極 的 に 主 張 してきたことである それは 長 年 戦 争 の 試 練 を 経 験 してきた 彼 にとっては 当 然 の 願 いと 言 える 第 2 に 中 国 の 国 際 的 地 位 の 確 立 を 最 大 目 標 にしていることである その 目 標 を 実 現 するために ダンバートン オークス 会 議 においても サンフランシスコ 会 議 においても 中 国 は 終 始 アメリカに 同 調 した 一 方 新 疆 戦 後 東 北 問 題 中 共 の 問 題 などを 考 え 蔣 介 石 は 中 国 代 表 団 にソ 連 代 表 団 との 接 触 を 指 示 した 視 角 を 変 えれば それは 蔣 介 石 の 全 方 位 外 交 の 表 れであると 言 える 第 3 に 東 方 人 民 と 弱 小 民 族 のために 利 益 を 図 ることである それ は 信 託 統 治 制 度 に 対 する 蔣 介 石 の 重 視 からよくみてとれる 顧 維 鈞 を はじめとする 中 国 代 表 団 の 努 力 によって 信 託 統 治 地 域 の 独 立 が 信 託 統 治 制 度 の 最 終 目 標 になり 最 終 的 に 国 連 憲 章 にも 書 き 込 まれた それは 抑 圧 された 民 族 の 独 立 の 拠 り 所 になった その 意 味 で 孫 文 蔣 介 石 が 唱 えてきた 弱 小 民 族 の 独 立 を 助 ける 理 念 が 国 際 社 会 の 共 通 理 念 として 認 められたと 言 える それはサンフランシスコ 会 議 において 中 国 が 勝 ち 取 ったもう 1 つの 外 交 成 果 である 46 (117)

34 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 第 4 に 中 共 の 存 在 が 蔣 介 石 が 外 交 政 策 を 制 定 する 際 の 重 要 な 要 素 になっていることである サンフランシスコ 会 議 中 国 代 表 団 メンバー の 選 定 をめぐって 蔣 介 石 は 拒 共 容 共 と 防 共 の 間 で 揺 れ ていた 一 方 ローズヴェルト 大 統 領 の 圧 力 も 蔣 介 石 の 対 中 共 政 策 に 影 響 を 及 ぼした そこで 注 目 するべきは 民 主 主 義 という 理 念 が 中 共 と 蔣 介 石 の 政 争 の 具 になっていたことである 第 5 に 蔣 介 石 は 顧 維 鈞 宋 子 文 王 寵 恵 王 世 杰 などの 外 交 家 と テクノクラート(technocrat)を 積 極 的 に 起 用 し 中 国 の 国 家 利 益 を 最 大 化 させた 彼 らは 主 張 と 意 見 が 必 ずしもすべて 一 致 したわけでは なかったが 共 通 した 目 標 を 有 していた それは 中 国 の 国 際 的 地 位 の 向 上 と 国 家 主 権 の 護 持 である それらの 人 々の 努 力 によって 中 国 は 5 大 国 の 一 員 としての 地 位 を 手 にすることができた 今 日 に 至 って 中 国 は 依 然 としてその 巨 大 な 外 交 遺 産 を 享 受 し 続 けているのである 附 記 本 稿 は 2012 年 6 月 9 日 に 浙 江 大 学 で 開 催 された グローバル な 視 野 の 下 での 中 国 近 代 社 会 および 第 2 回 蔣 介 石 と 近 代 中 国 ( ) 国 際 シンポジウム に 提 出 した 論 文 を 加 筆 修 正 したものである 本 研 究 を 行 うにあたり 慶 應 義 塾 学 事 振 興 資 金 の 助 成 をいただいた 記 して 感 謝 申 し 上 げたい 注 ( 1 ) 拙 稿 太 平 洋 戦 争 前 期 における 蔣 介 石 の 戦 後 構 想 ( 年 ) 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 紀 要 中 国 研 究 第 5 号 2012 年 3 月 頁 参 照 ( 2 ) 最 近 10 年 来 主 に 以 下 の 研 究 成 果 がある 西 村 成 雄 敦 巴 頓 橡 膠 園 会 議 従 中 国 代 表 団 報 告 書 看 中 国 的 自 画 像, 金 光 耀 顧 維 鈞 與 中 国 参 加 敦 巴 頓 橡 膠 園 会 議, 李 朝 津 顧 維 鈞 與 旧 金 山 会 議, 以 上 3 篇 はいずれも 金 光 耀 主 编 顧 維 鈞 與 中 国 外 交 ( 上 海 古 籍 出 版 社 上 海 2001 年 )に 収 録 されている 洪 小 夏 出 席 旧 金 山 聯 合 国 制 憲 会 議 的 中 国 代 表 団 組 成 情 況 述 略 武 漢 大 学 学 報 ( 人 文 社 科 版 ), (116) 47

35 第 55 卷 第 3 期,2002 年 5 月, 頁 西 村 李 洪 3 篇 の 論 文 は 後 に 西 村 成 雄 編 中 国 外 交 と 国 連 の 成 立 ( 法 律 文 化 社 2004 年 ) に 収 録 されている 金 光 耀 国 民 政 府 與 聯 合 国 的 創 建 中 国 社 会 科 学 2003 年 第 6 期 頁 劉 暁 莉 国 民 政 府 與 敦 巴 頓 橡 膠 園 会 議 民 国 檔 案 2009 年 第 3 期 頁 鄧 野 旧 金 山 会 議 中 国 代 表 団 組 成 問 題 鄧 野 著 民 国 的 政 治 邏 輯 ( 社 会 科 学 文 献 出 版 社 北 京 2010 年 ) 所 収 ( 3 ) 葉 恵 芬 編 中 華 民 国 與 聯 合 国 : 籌 設 篇 ( 以 下 籌 設 篇 と 略 称 ) 国 史 館 台 北 2001 年 57 頁 ( 4 ) 同 上 127 頁 ( 5 ) 同 上 頁 ( 6 ) 同 上 129 頁 葉 恵 芬 編 輯 蔣 中 正 総 統 档 案 : 事 略 稿 本 ( 以 下 事 略 稿 本 と 略 称 ) 第 57 冊 国 史 館 台 北 2011 年 頁 ( 7 ) 拙 稿 1942 年 蔣 介 石 のインド 訪 問 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 紀 要 中 国 研 究 第 3 号 2010 年 3 月 頁 参 照 ( 8 ) 前 掲 籌 設 篇,130 頁 ( 9 ) 同 上 131 頁 (10) 同 上 131 頁 (11) 王 世 杰 日 記 手 稿 本 ( 以 下 王 世 杰 日 記 と 略 称 ) 第 4 冊 中 央 研 究 院 近 代 史 研 究 所 台 北 1990 年 358 頁 (12) 前 掲 籌 設 篇 頁 (13) 同 上 頁 前 掲 拙 稿 太 平 洋 戦 争 前 期 における 蔣 介 石 の 戦 後 構 想 頁 参 照 (14) 蔣 介 石 日 記 1944 年 7 月 14 日 前 掲 事 略 稿 本 第 57 冊 500 頁 なお 本 稿 で 引 用 した 蔣 介 石 日 記 はすべてアメリカ スタンフ ォード 大 学 フーバー 研 究 所 が 所 蔵 するものである 記 して 感 謝 申 し 上 げたい (15) 前 掲 籌 設 篇 頁 (16) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 4 冊 360 頁 (17) 前 掲 籌 設 篇 頁 (18) 同 上 頁 (19) 同 上 頁 (20) 平 和 的 変 更 については 横 田 喜 三 郎 著 國 際 聯 合 の 研 究 銀 座 出 版 社 1947 年 頁 参 照 48 (115)

36 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 (21) 前 掲 籌 設 篇 162 頁 (22) 同 上 頁 (23) 同 上 頁 (24) 同 上 頁 (25) 篠 原 初 枝 著 国 際 連 盟 中 央 公 論 新 社 2010 年 頁 (26) 前 掲 籌 設 篇 頁 (27) 同 上 頁 (28) 蔣 介 石 日 記 1944 年 8 月 15 日 葉 恵 芬 編 輯 事 略 稿 本 第 58 冊 国 史 館 台 北 2011 年 頁 なお 蔣 介 石 はもともと 孔 祥 煕 を 中 国 代 表 団 首 席 代 表 に 任 命 しようとしたが 孔 祥 煕 は 胡 世 澤 を 派 遣 するよう 求 めた しかし 王 世 杰 は 孔 と 胡 がいずれも 適 任 者 では ないと 考 えた 8 月 7 日 に 王 世 杰 と 王 寵 恵 は 共 に 蔣 介 石 に 対 して 孔 祥 煕 を 首 席 代 表 に 任 命 せず 胡 世 澤 の 他 顧 維 鈞 魏 道 明 商 震 3 人 を 派 遣 するよう 提 案 した 宋 子 文 もそれに 賛 同 したため 蔣 介 石 は 顧 維 鈞 を 首 席 代 表 に 任 命 することにした 前 掲 王 世 杰 日 記 第 4 冊 頁 参 照 (29) 前 掲 籌 設 篇 頁 (30) 同 上 194 頁 (31) 同 上 195 頁 (32) 同 上 頁 (33) 同 上 224 頁 (34) 同 上 頁 (35) 同 上 197 頁 (36) 中 国 社 会 科 学 院 近 代 史 研 究 所 訳 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 中 華 書 局 北 京 1987 年 393 頁 (37) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 4 冊 387 頁 (38) 前 掲 籌 設 篇 頁 (39) 陳 布 雷 先 生 従 政 日 記 稿 様 東 南 印 務 出 版 社 出 版 地 出 版 年 不 詳 722 頁 (40) 前 掲 籌 設 篇 242 頁 (41) 同 上 頁 (42) 同 上 頁 (43) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 431 頁 (44) 太 平 洋 戦 争 後 期 における 新 疆 の 政 治 状 況 および 新 疆 をめぐる 中 ソ (114) 49

37 関 係 については 木 下 恵 二 中 国 国 民 政 府 の 新 疆 統 治 年 ( 法 学 政 治 学 論 究 第 38 号 1998 年 9 月 ) 黄 建 華 著 国 民 党 政 府 的 新 疆 政 策 研 究 ( 民 族 出 版 社 北 京 2003 年 ) 吉 田 豊 子 第 二 次 世 界 大 戦 末 期 の 中 ソ 関 係 と 中 国 辺 疆 :アルタイ 事 件 をめぐ る 中 ソ 交 渉 を 中 心 に ( 中 央 大 学 人 文 科 学 研 究 所 編 民 国 後 期 中 国 国 民 党 政 権 の 研 究 中 央 大 学 出 版 部 2005 年 第 3 章 ) 汪 金 国 著 戦 時 蘇 聯 対 華 政 策 ( 武 漢 大 学 出 版 社 武 漢 2010 年 ) 第 5 章 王 建 朗 試 論 抗 戦 後 期 的 新 疆 内 向 : 基 於 蔣 介 石 日 記 的 再 探 討 ( 晋 陽 学 刊 2011 年 第 1 期 ) 参 照 (45)この 時 期 における 米 ソと 国 共 関 係 に 関 しては N. L. ママーエヴァ 日 中 戦 争 期 のソ 連 アメリカ 合 衆 国 と 国 共 統 一 戦 線 西 村 成 雄 石 島 紀 之 田 嶋 信 雄 編 国 際 関 係 のなかの 日 中 戦 争 慶 應 義 塾 大 学 出 版 会 2011 年 第 2 章 参 照 (46) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 411 頁 なお 建 議 書 の 中 国 語 訳 は 前 掲 籌 設 篇 頁 所 収 (47) 前 掲 籌 設 篇 頁 (48) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 頁 (49)この 時 期 における 米 中 関 係 に 関 する 最 近 の 研 究 として 王 建 朗 信 任 的 流 失 : 従 蔣 介 石 日 記 看 抗 戦 後 期 的 中 美 関 係 中 国 社 会 科 学 院 近 代 史 研 究 所 編 民 国 人 物 與 民 国 政 治 社 会 科 学 文 献 出 版 社 北 京 2009 年 頁 および 斉 錫 生 著 剣 抜 弩 張 的 盟 友 : 太 平 洋 戦 争 期 間 的 中 美 軍 事 合 作 関 係, 中 央 研 究 院 聯 経 出 版 事 業 股 份 有 限 公 司 台 北 2011 年 参 照 (50) 前 掲 籌 設 篇 頁 (51) 顧 維 鈞 は 当 初 国 際 空 軍 の 設 立 を 主 張 しようとしなかった しかし 王 世 杰 は 必 ずそのように 主 張 するよう 求 めたため 顧 が 応 じた 前 掲 王 世 杰 日 記 第 4 冊 383 頁 (52) 杉 田 米 行 1940 年 代 アメリカ 対 中 国 政 策 の 不 確 定 性 スティルウ エル 事 件 の 一 解 釈 前 掲 西 村 成 雄 編 中 国 外 交 と 国 連 の 成 立 第 5 章 楊 天 石 蔣 介 石 與 史 迪 威 事 件 楊 天 石 著 找 尋 真 実 的 蔣 介 石 : 蔣 介 石 日 記 解 読 山 西 出 版 集 団 山 西 人 民 出 版 社 太 原 2008 年 頁 斉 錫 生 前 掲 書 参 照 (53) 蔣 介 石 日 記 1944 年 10 月 11 日 (54) 前 掲 籌 設 篇 頁 50 (113)

38 蔣 介 石 と 国 連 の 成 立 (55) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 422 頁 (56) 前 掲 籌 設 篇 頁 (57) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 43 頁 (58) 中 共 中 央 文 献 研 究 室 編 毛 沢 東 年 譜 中 巻 人 民 出 版 社 中 央 文 献 出 版 社 北 京 1993 年 581 頁 (59) 同 上 中 共 中 央 文 献 研 究 室 編 周 恩 来 年 譜 ( 修 訂 本 ) 中 央 文 献 出 版 社 北 京 1998 年 617 頁 (60) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 34 頁 (61) 同 上 頁 (62) 蔣 介 石 日 記 1945 年 2 月 24 日 本 星 期 予 定 工 作 課 目 2 月 末 本 月 大 事 予 定 表 (63) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 頁 蔣 介 石 日 記 1945 年 3 月 6 日 (64) 王 世 杰 がサンフランシスコ 会 議 に 出 席 しなかったのは 本 人 の 都 合 によるものと 思 われる 1944 年 7 月 15 日 に 蔣 介 石 が 宋 子 文 と 王 世 杰 と 共 にダンバートン オークス 会 議 について 討 議 した 時 宋 子 文 は 王 世 杰 に 対 して 一 緒 に 出 席 するよう 求 めたが 王 は 遠 出 がすこ ぶる 怖 い と 答 えた 前 掲 王 世 杰 日 記 第 4 冊 357 頁 (65) 前 掲 周 恩 来 年 譜 ( 修 訂 本 ) 619 頁 (66) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 頁 (67) 蔣 介 石 は 1945 年 3 月 12 日 に 宋 慶 齢 を 訪 問 した その 時 に 宋 慶 齢 が 蔣 介 石 に 対 して 中 共 代 表 をサンフランシスコ 会 議 に 派 遣 するよ う 求 めたと 考 えられる 王 正 華 編 輯 事 略 稿 本 第 60 冊 国 史 館 台 北 2011 年 78 頁 113 頁 蔣 介 石 日 記 1945 年 3 月 17 日 上 星 期 反 省 録 (68) 蔣 介 石 日 記 1945 年 3 月 日 (69) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 48 頁 (70) 前 掲 事 略 稿 本 第 60 冊 頁 160 頁 (71) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 頁 (72) 蔣 介 石 日 記 1945 年 3 月 23 日 (73) 拙 稿 太 平 洋 戦 争 勃 発 前 蔣 介 石 の 対 外 政 略 1941 年 を 中 心 に 山 田 辰 雄 松 重 充 浩 編 著 蔣 介 石 研 究 政 治 戦 争 日 本 東 方 書 店 2013 年 ( 近 刊 ) (74) 蔣 介 石 日 記 1945 年 3 月 24 日 上 星 期 反 省 録 (112) 51

39 (75) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 頁 前 掲 籌 設 篇 313 頁 (76) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 53 頁 (77) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 509 頁 (78) 前 掲 王 世 杰 日 記 第 5 冊 53 頁 前 掲 陳 布 雷 先 生 従 政 日 記 稿 様 763 頁 (79) 前 掲 籌 設 篇 314 頁 なお 11 人 の 経 歴 に 関 しては 旧 金 山 会 議 我 出 席 代 表 略 歴 前 掲 籌 設 篇 頁 参 照 (80) 同 上 314 頁 (81) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 512 頁 (82) 蔣 介 石 日 記 1945 年 2 月 19 日 葉 恵 芬 編 輯 事 略 稿 本 第 59 冊 国 史 館 台 北 2011 年 713 頁 なお フランク プライスに 関 し ては 土 田 哲 夫 フランク プライスと 戦 時 中 国 の 国 際 宣 伝 斎 藤 道 彦 編 著 中 国 への 多 角 的 アプローチ 中 央 大 学 出 版 部 2012 年 第 6 章 参 照 (83) 蔣 介 石 日 記 1945 年 2 月 22 日 (84) 前 掲 籌 設 篇 頁 そのほかの 2 つの 部 分 は 国 際 平 和 機 構 問 題 と 宣 伝 工 作 人 選 問 題 である (85) 同 上 頁 (86) 同 上 頁 なお 国 民 党 中 央 宣 伝 部 国 際 宣 伝 処 に 関 しては 武 燕 軍 抗 戦 時 期 国 民 党 政 府 的 国 際 宣 伝 処 歴 史 檔 案 1990 年 第 2 期 頁 136 頁 中 田 崇 中 国 国 民 党 中 央 宣 伝 部 国 際 宣 伝 処 の 対 米 宣 伝 工 作 軍 事 史 学 第 43 巻 第 3 4 合 併 号 2008 年 頁 参 照 (87) 前 掲 籌 設 篇 460 頁 (88) 同 上 頁 (89) 前 掲 顧 維 鈞 回 憶 録 第 5 分 冊 頁 (90) 前 掲 事 略 稿 本 第 60 冊 34 頁 (91) 前 掲 籌 設 篇 頁 (92) 同 上 頁 (93) 前 掲 事 略 稿 本 第 60 冊 183 頁 (94)ヤルタ 会 談 に 対 する 蔣 介 石 の 対 応 については 鄭 会 欣 忍 気 呑 声, 負 重 致 遠 : 従 蔣 介 石 日 記 看 他 対 雅 爾 塔 協 議 的 態 度 前 掲 民 国 人 物 與 民 国 政 治 頁 参 照 (95) 蔣 介 石 日 記 1945 年 3 月 上 月 反 省 録 52 (111)

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