ものの 2004/05 年 度 を 対 象 とした 調 査 の 結 果 では 経 済 自 由 化 後 貧 困 者 比 率 が 一 貫 して 低 下 していることが 確 認 されてい る アジア 開 発 銀 行 (ADB)が2011 年 に 発 表 した 予 想 によれば インドの 中 間 層 が 向

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1 海 外 情 報 インドにおける 豆 類 の 生 産 流 通 消 費 の 概 要 豆 類 主 要 輸 出 国 現 地 調 査 報 告 田 畑 真 大 西 由 美 子 アイ シー ネット 株 式 会 社 では 公 益 財 団 法 人 日 本 豆 類 協 会 の 委 託 を 受 け イン ドについて 我 が 国 への 豆 類 供 給 国 としての 今 後 の 見 通 しを 明 らかにするため 2013 年 3 月 から10 月 にかけて 現 地 における 豆 類 の 生 産 流 通 消 費 の 実 態 を 調 査 したので そ の 概 要 を 報 告 する 1 インドの 概 観 インドは 南 アジア 随 一 の328 万 7 千 平 方 kmもの 国 土 面 積 と 世 界 第 2 位 の12 億 1,057 万 人 (2011 年 国 勢 調 査 )の 人 口 を 持 つ 大 国 である インドの 陸 地 は ほとんど がインド 洋 に 突 き 出 した 南 アジアの 半 島 上 にあり 南 西 をアラビア 海 に 南 東 をベン ガル 湾 に 区 切 られて7,000kmの 海 岸 線 を 持 つ 多 くの 地 域 では 雨 季 が 存 在 し 三 つの 季 節 夏 雨 季 冬 に 分 けられ 雨 季 を 除 いてほとんど 雨 の 降 らない 地 域 も 多 い 北 インド 中 央 インドはほぼ 全 域 に 肥 沃 なヒ ンドスタン 平 野 がひろがり 南 インドのほ たばた まこと アイ シー ネット 株 式 会 社 シニアコンサルタント おおにし ゆみこ アイ シー ネット 株 式 会 社 コンサルタント ぼ 全 域 はデカン 高 原 が 占 める 国 土 の 西 部 には 岩 と 砂 のタール 砂 漠 があり 東 部 と 北 東 部 の 国 境 地 帯 は 峻 険 なヒマラヤ 山 脈 が 占 める 気 候 は 南 端 の 赤 道 地 帯 からヒマラヤ の 高 山 地 帯 まで 多 様 性 に 富 む 12 億 人 を 超 える 国 民 は 多 様 な 民 族 言 語 宗 教 によって 構 成 されている 州 境 を 越 えるとまったく 違 う 言 語 が 話 され そ れぞれの 文 化 芸 術 があるため 欧 米 ではよく インドは 国 と 言 うより 大 陸 である と 表 現 される 連 邦 公 用 語 はヒンディー 語 他 にインド 憲 法 で 公 認 されている 州 の 言 語 が 21あり 識 字 率 は74.04%である 中 央 政 府 とは 別 に 各 州 に 政 府 があり 大 臣 がいる 主 な 言 語 だけで15を 超 えるためインド 政 府 が 発 行 する 紙 幣 には17の 言 語 が 印 刷 さ れている ヒンドゥー 教 徒 が 最 も 多 く ヒ ンドゥー 教 にまつわるカースト 制 度 による 差 別 は 憲 法 で 禁 止 しており 都 市 部 での 影 響 は 薄 まっているが 農 村 部 では 今 でも 影 響 は 残 っている 2004 年 から 高 度 成 長 期 に 入 り2010 年 に は2 億 4 千 万 人 と 増 加 した 反 面 1 日 65ル ピー 未 満 で 暮 らす 貧 困 人 口 は3 億 人 を 超 え ており 貧 困 に 苦 しむ 人 が 多 い 国 ではある

2 ものの 2004/05 年 度 を 対 象 とした 調 査 の 結 果 では 経 済 自 由 化 後 貧 困 者 比 率 が 一 貫 して 低 下 していることが 確 認 されてい る アジア 開 発 銀 行 (ADB)が2011 年 に 発 表 した 予 想 によれば インドの 中 間 層 が 向 こう15 年 間 で 人 口 の7 割 に 達 するとの 見 方 もある 図 1 インドの 行 政 区 分 図 2 インド 農 業 の 概 観 インドの 農 業 が 経 済 全 体 に 与 える 影 響 は 近 年 大 きく 低 下 している 農 業 は 1990 年 には 国 内 総 生 産 (GDP)の30%を 占 めていたが 2011 年 度 には14%となっ ている( 表 1) 他 方 で 労 働 人 口 の 大 半 は 1.アンドラ プラデシュ 州 2.アルナチャル プラデシュ 州 3.アッサム 州 4.ビハール 州 5.チャッティスガル 州 6.ゴア 州 7.グジャラート 州 8.ハリヤナ 州 9.ヒマチャル プラデシュ 州 10.ジャンム カシミル 州 11.ジャルカンド 州 12.カルナタカ 州 13.ケララ 州 14.マディヤ プラデシュ 州 15.マハラシュトラ 州 16.マニプール 州 17.メガラヤ 州 18.ミゾラム 州 19.ナガランド 州 20.オリッサ 州 21.パンジャブ 州 22.ラジャスタン 州 23.シッキム 州 24.タミル ナド 州 25.トリプラ 州 26.ウッタル プラデシュ 州 27.ウッタルカンド 州 28. 西 ベンガル 州 連 邦 直 轄 領 A.アンダマン ニコバル B.チャンディーガル C.ダードラー 及 びナガル ハーヴェリー D.ダマン ディーウ E.ラクシャディープ F.デリー 首 都 圏 G.ポンディチェリ

3 表 1 農 林 水 産 業 がGDPに 占 める 割 合 年 度 シェア 出 所 :インド 中 央 統 計 局 表 2 インドの 穀 物 類 の 平 均 生 産 量 (2005~ 2009 年 平 均 ) 農 業 従 事 者 であり 食 品 加 工 肥 料 農 業 機 械 など 関 連 する 裾 野 産 業 に 与 える 影 響 が 大 きいため 同 国 では 依 然 として 農 業 を 重 要 分 野 と 位 置 付 けている インドの 耕 地 面 積 は1 億 5900 万 haとされ ており 世 界 の 総 耕 地 面 積 の11.3%(2008 年 度 )を 占 めている 国 土 の 大 半 が 緯 度 の 低 い 地 域 にあるため 気 候 は 熱 帯 又 は 亜 熱 帯 性 である 北 部 のヒマラヤ カラコルム 両 山 脈 地 域 は 高 所 ツンドラ 地 帯 北 西 部 は 乾 燥 地 帯 ガンジス 川 流 域 は 亜 熱 帯 半 島 の 大 部 分 は 熱 帯 に 属 する また 同 国 は 典 型 的 なモンスーン 気 候 帯 に 属 しているた め 季 節 風 の 変 化 により 暑 熱 期 (3~6 月 ) 降 雨 期 (6~10 月 ) 温 暖 期 (11~2 月 )に 分 類 される 平 均 生 産 量 ( 百 万 t/ 年 ) 穀 物 に 占 める 割 合 (%) 米 小 麦 雑 穀 豆 類 合 計 出 所 :インド 農 業 省 インドは 豆 類 生 産 量 の 世 界 一 を 誇 り 同 じくジュートが 生 産 量 の60%を 占 める 米 小 麦 落 花 生 の 生 産 は 中 国 に 次 ぐ 世 界 第 2 位 である 同 国 の 主 要 農 作 物 は 米 小 麦 雑 穀 豆 類 油 糧 種 子 である 米 は 穀 物 類 の4 割 を 占 める( 表 2) 米 の 生 産 地 は 降 水 量 の 多 い 西 ベンガル 州 やタミル ナド 州 など 東 部 や 南 部 そして 灌 漑 施 設 の 普 及 が 進 んでいるパンジャブ 州 などであ る 小 麦 は パンジャブ 州 やハリヤナ 州 と いった 北 西 部 で 主 に 栽 培 されている インド 東 部 南 部 は 米 の 栽 培 が 北 西 部 は 小 麦 の 栽 培 が 盛 んであり それゆえに 東 部 や 南 部 の 主 食 は 米 北 部 や 西 部 は 小 麦 と いった 食 文 化 が 定 着 している 豆 類 や 雑 穀 油 糧 種 子 は 乾 燥 に 比 較 的 強 く 年 間 降 水 量 が 少 ない 地 域 でも 栽 培 が 可 能 なため 灌 漑 施 設 の 普 及 が 遅 れているマディヤ プラ デシュ 州 やマハラシュトラ 州 といった 中 央 部 や 西 部 が 主 要 生 産 地 である 1961 年 から2001 年 のインドの 人 口 と 食 糧 生 産 量 を 見 ると 一 人 当 たりの 米 と 小 麦 の 供 給 量 が 増 えたのに 対 し 豆 類 の 供 給 量 が 減 っている 2009 年 度 の 一 人 当 たりの 年 間 豆 類 消 費 量 は 都 市 部 で9.6kg 農 村 部 では7.9kgとなっており インド 政 府 が 推 奨 する 豆 類 の 年 間 消 費 量 29.2kgを 大 きく 下 回 っている このような 状 況 を 受 け イ ンド 政 府 は1990 年 代 より 同 国 における 豆

4 出 所 :FAOSTAT 図 2 主 要 国 の 豆 類 の 生 産 量 の 推 移 ( 万 t) 出 所 :FAOSTAT 図 3 主 要 国 の 輸 入 量 の 推 移 ( 万 t)

5 表 3 豆 類 の 生 産 量 ( 千 t) 年 度 生 産 量 14,905 13,130 13,384 14,198 14,762 14,566 14,662 18,241 17,089 出 所 :インド 農 業 省 表 4 豆 類 の 栽 培 面 積 と 生 産 量 (2011 年 度 ) 州 作 付 面 積 ( 千 ha) 生 産 量 ( 千 t) 順 位 マディヤ プラデシュ 5,186 4,162 1 ラジャスタン 4,458 2,432 2 ウッタル プラデシュ 2,421 2,403 3 マハラシュトラ 3,273 2,268 4 アンドラ プラデシュ 1,931 1,230 5 カルナタカ 2,303 1,134 6 グジュラート ビハール チャッティスガール ジャルカンド タミルナド オリッサ その 他 合 計 24,463 17,088 出 所 :インド 豆 類 研 究 所 表 5 豆 類 の 平 均 単 収 (kg/ha) 年 度 単 収 類 の 増 産 に 力 を 注 いできた 1993 年 には 国 内 の 豆 類 増 産 を 目 的 とし たインド 豆 類 研 究 所 (Indian Institute of Pulse Research)が 設 立 された 同 研 究 所 は 現 在 全 国 豆 類 調 整 事 業 (All India Coordinate Projects:AICP)と 称 される 豆 類 の 増 産 と 豆 農 家 の 所 得 向 上 を 掲 げ 全 国 の 農 業 大 学 や 州 農 業 局 研 究 機 関 が 参 加 する 事 業 を 統 括 している AICPでは 1 ヒヨコマメ 2キマメ 3その 他 主 要 豆 類 ( 緑 豆 ケツルアズキ レンズマメ ガラ スマメ インゲンマメ エンドウ)の 増 産 を 試 みている このほかにも 2007 年 より 全 国 レベル で 実 施 されている 国 家 食 糧 安 全 保 障 ミッ ション(National Food Security Mission) の 一 環 としてヒヨコマメ キマメ 緑 豆 ケツルアズキ レンズマメの 大 規 模 生 産 を 試 みている 豆 類 増 産 計 画 (Accelerated Pulses Production Programme:A3P) と 称 される 同 プログラムは 伝 統 的 に 豆 類 の 大 量 産 地 である 地 域 を 中 心 に 実 施 されてい る

6 3 インドの 豆 類 (1) 概 観 世 界 の 豆 類 の 生 産 の 主 要 国 は インド ミャンマー カナダ 中 国 オーストラリ ア アメリカ 合 衆 国 である これらの 国 の 豆 類 の 生 産 量 の 推 移 を 図 2に 示 した イン ドは 二 位 のミャンマー 以 下 を 大 きく 引 き 離 して 世 界 で 最 も 重 要 な 豆 類 の 生 産 国 と なっている 一 方 でインドは 世 界 一 の 豆 類 の 輸 入 国 で もある 豆 類 の 主 要 な 輸 入 国 の 輸 入 量 の 推 移 を 図 3に 示 す インドはもともと 輸 入 国 としては 重 要 ではなかったものの 1970 年 代 以 降 急 激 に 輸 入 量 を 増 やし 1980 年 以 降 は 他 の 国 を 大 きく 引 き 離 して 世 界 最 大 の 豆 類 輸 入 国 となっている 現 在 の 輸 入 元 としてはカナダが 最 も 重 要 である インドにおいては 豆 類 は 穀 物 類 の 生 産 量 の6.5%を 占 めており 米 小 麦 ト ウモロコシに 次 ぐ 重 要 な 作 物 である 長 期 的 な 豆 の 生 産 量 の 傾 向 を 見 ると 豆 類 は 増 加 傾 向 にある 表 3に 示 すとおり 2006 年 度 から2009 年 度 までは 生 産 量 が1,400 万 t 台 で 安 定 している 2010 年 度 の 生 産 量 は 前 年 度 比 24% 増 の1,824 万 tと 急 増 し 過 去 最 高 となった インドにおける 豆 類 の 生 産 量 は 2009 年 度 から2010 年 度 に 大 きく 増 加 している が これは 豆 類 の 作 付 面 積 拡 大 によるも のであり 生 産 性 の 向 上 によるものではな い 前 述 したとおり 豆 類 の 生 産 は 中 央 部 や 西 部 で 盛 んである インド 各 州 の2011 年 度 の 作 付 面 積 並 びに 生 産 量 の 実 績 は 表 4 のとおり インドの 豆 類 の 単 位 面 積 当 たり 生 産 量 は 表 5のとおりである 2000 年 代 後 半 より 単 収 は540~700kg/haとなっている 近 年 で は 単 収 が 平 均 607kg/haと 増 加 傾 向 にある ものの 世 界 平 均 の871kg/haと 比 較 する とインドの 豆 類 の 単 収 は 低 いことが 分 か る インドは 世 界 一 の 豆 類 生 産 国 であると 同 時 に 豆 類 の 消 費 量 は 年 間 1,800 万 ~ 1,900 万 tと 推 定 されており 世 界 一 の 豆 類 消 費 国 でもある 同 国 の 人 口 は 現 在 の12.1 億 人 から2030 年 には16.8 億 人 になること が 予 想 されている 前 述 の 年 間 豆 類 消 費 量 と 人 口 増 加 を 考 慮 すると インドでは 2030 年 までに 豆 類 の 年 間 総 生 産 量 を3,200 万 tまで 増 加 させる 必 要 があるとされてい る インドでは 消 費 量 の 多 いヒヨコマメ キマメ 緑 豆 ケツルアズキ レンズマメ の5 種 が 政 策 的 観 点 からも 主 要 豆 類 と 位 置 づけられており モスビーン エンドウ ササゲなどが 副 次 豆 類 と 分 類 されている その 他 の 豆 類 については 食 用 としての 消 費 量 も 限 定 的 であり 政 府 が 推 進 するプロ グラムの 支 援 対 象 にはなっていない その ため 主 要 豆 類 については 豆 別 の 作 付 面 積 や 生 産 量 に 関 する 統 計 データが 存 在 するも のの 副 次 豆 類 は 生 産 量 が 比 較 的 少 ないた め その 他 豆 類 と 分 類 されて 統 計 デー タが 取 られているため 豆 別 の 生 産 量 の データが 存 在 しないものがほとんどであ る

7 主 要 豆 類 副 次 豆 類 表 6 インドの 主 な 豆 類 日 本 名 学 名 英 名 現 地 名 * 生 産 量 ( 千 t) 1 ヒヨコマメ Cicer arietinum L. Chick Pea Chana 7,700 2 キマメ Cajanus cajan L. Pigeon Pea Arhar/Tur 2,650 3 緑 豆 Vigna radiata L. Green Gram Mung 1,630 4 ケツルアズキ Vigna mungo L. Black Gram Urd 1,770 5 レンズマメ Lens culinalis Medik Lentil Masoor 1,050 6 モスビーン Vigna aconitifolia(jacq). Marechal Moth Bean Moth, Bhriga 7 エンドウ Pisum sativum L. Pea Matar インゲンマメ Phaseolus vulgaris L. Kidney Bean Rajmash 7.4 Macrotyloma uniflorum 9 ホースグラム (Lam.)Verdc. Vigna unguiculata(l.) 10 ササゲ Walpers ssp. unguiculata 480 Horse Gram Kulth,Gahat 180 Cowpea Lobia,Sontha 11 ガラスマメ Lathyrus sativus L. Grass Pea Khesari 12 フジマメ Lablab purpureus(l.) Sweet Lablab Bean Sem 13 ソラマメ Vicia faba L. Broad Bean Baqla,Shivchana そ の 14 大 豆 Glycine max(l.)merril. Soy Bean 他 豆 15 ツルアズキ 類 Vigna umbellata Thumb. Rice Bean Bhotiya 16 グアーマメ Guwar Cyamopsis tetragonoloba (L.)Taubert * 主 にヒンディー 語 出 所 :インド 農 業 省 Guar, Cluster Bean Kala Bhatt and Safed Bhatt データ なし データ なし (2) 豆 類 の 主 な 種 類 1)ヒヨコマメ( 学 名 :Cicer arietinum L. 英 名 :Chick Pea 現 地 名 :Chana) トルコ 南 東 部 を 起 源 とし 中 東 北 アフ リカ インドで 主 として 栽 培 されている 春 から 初 夏 にかけて 白 や 董 色 の 花 を 咲 か せ その 後 毛 の 生 えたサヤをつける サヤ の 大 きさは35mmまで 達 し 中 に 球 状 の 種 子 を 含 む 種 子 は 球 状 であるが 吸 水 線 付 近 が 盛 り 上 がっている 白 黒 茶 色 など の 色 を 帯 び 丸 くふちを 巻 いた 形 をしてい る ヒヨコマメには 主 にデシ(Desi)とカブ リ(Kabuli)の 二 種 類 がある デシは 比 較 的 豆 粒 が 小 さく 角 張 っていて 豆 皮 が 厚 い 色 は 薄 い 黄 土 色 から 黒 いものまである 黒 っぽい 色 の 豆 のため インドでは kala chana( 黒 いヒヨコマメ) とも 呼 ばれてい る デシはインドやバングラデシュを 中 心 にパキスタン エチオピア メキシコ イ ランで 栽 培 されている 他 方 で カブリは 粒 が 大 きく 豆 皮 が 薄 い 色 は 白 いものから

8 表 7 ヒヨコマメの 生 産 量 ( 単 位 : 万 t) 州 / 年 度 アンドラ プラデシュ カルナタカ マディヤ プラデシュ マハラシュトラ ラジャスタン ウッタル プラデシュ インド 合 計 出 所 :インド 農 業 省 クリーム 色 が 一 般 的 である 南 欧 や 北 アフ リカ 中 東 で 栽 培 されており インドには 18 世 紀 にもたらされたとされている 1970~80 年 代 まで ヒヨコマメはハリ ヤナ 州 などインド 北 部 を 中 心 に 盛 んに 栽 培 されていた しかし 北 部 地 域 における 灌 漑 施 設 の 整 備 に 伴 い 麦 やマスタードの 栽 培 面 積 が 拡 大 し ヒヨコマメの 栽 培 は 次 第 にインド 中 央 部 や 南 部 に 移 っていった 表 7に 示 す 通 り 近 年 の 傾 向 をみると 2011 年 には 中 央 乾 燥 地 帯 のマディヤ プラデ シュ 州 で 全 体 の43% 329 万 tが 生 産 され ており 続 いてラジャスタン 州 で 総 生 産 量 の14%に 相 当 する106 万 tが 生 産 されてい る ヒヨコマメは 輸 出 も 輸 入 もされている 2010 年 の 統 計 によると 主 な 輸 入 先 はオー ストラリア(72%) タンザニア(17%) である インドからの 主 な 輸 出 先 は パキ スタン アルジェリア トルコ スリラン カ アラブ 首 長 国 連 邦 となっており やは り 豆 の 食 文 化 の 根 付 いた 地 域 への 輸 出 と なっている 2)キマメ( 学 名 :Cajanus cajan L. 英 名 : Pigeon Pea 現 地 名 :Arhar 又 はTur) 熱 帯 の 特 に 乾 燥 地 で 主 に 栽 培 されるマメ 科 植 物 若 い 豆 果 を 野 菜 にし, 熟 した 種 子 から 油 を 採 ったり それを 砕 いてスープに 用 いたり 粉 にして 食 べる 高 さ1~3mの 低 木 で 枝 は 灰 色 の 短 い 毛 でおおわれる 葉 は3 小 葉 小 葉 は 披 針 形 で 長 さ5~10cm 幅 1~3.5cm 両 面 に 毛 があり 裏 面 には 黄 色 の 小 腺 点 もある 花 は 蝶 形 花 で 長 さ3 ~7cmの 腋 生 (えきせい)の 総 状 花 序 につ く ガクには 短 毛 と 腺 点 とがあり 先 は5 個 に 裂 ける インドでは 世 界 のキマメの9 割 が 生 産 さ れているとされ 国 内 生 産 量 の32%がマ ハラシュトラ 州 で 生 産 されている 3) 緑 豆 ( 学 名 :Vigna radiata L. 英 名 : Green Gram 現 地 名 :Mung) リョクトウ( 緑 豆 )はマメ 科 の 一 年 生 植 物 インド 原 産 で 現 在 は 主 に 東 アジアか ら 南 アジア アフリカ 南 アメリカ オー ストラリアで 栽 培 されている 日 本 では 17 世 紀 頃 に 栽 培 の 記 録 がある 葉 は 複 葉

9 表 8 キマメの 生 産 量 ( 単 位 : 千 t) 州 / 年 度 アンドラ プラデシュ グジュラート ジャルカンド カルナタカ マディヤ プラデシュ マハラシュトラ オリッサ ウッタル プラデシュ インド 合 計 出 所 :インド 農 業 省 で3 枚 の 小 葉 からなる 花 は 淡 黄 色 自 殖 で 結 実 し サヤは5~10cm 黄 褐 色 から 黒 色 で 中 に10~15の 種 子 を 持 つ 種 子 は 長 さが4~5mm 幅 が3~4mmの 長 球 形 で 一 般 には 緑 色 であるが 黄 色 褐 色 黒 いま だらなどの 種 類 もある インドは 世 界 の 緑 豆 総 生 産 量 の54% を 占 めるとされており 栽 培 面 積 も 世 界 の 65%を 占 めるといわれている 国 内 では 中 西 部 に 位 置 するラジャスタン 州 が 総 生 産 の4 割 を 占 めている ラジャスタン 州 やマ ハラシュトラ 州 マディヤ プラデシュ 州 カルナタカ 州 では 緑 豆 の 栽 培 は 暖 かい 雨 季 に 行 われる アンドラ プラデシュ 州 グ ジュラート 州 タミル ナド 州 ウッタル プラデシュ 州 では 年 間 を 通 じて 栽 培 されて いる 4)ケツルアズキ( 学 名 :Vigna mungo L. 英 名 :Black Gram 現 地 名 :Urd) ケツルアズキはマメ 科 ササゲ 属 アズキ 亜 属 に 所 属 する つる 性 草 本 である 日 本 で は 主 に もやし 豆 として 知 られている 耐 乾 性 が 強 く 黒 色 ~ 黄 緑 色 の 種 子 を 着 け る インドからバングラデシュ パキスタ ン ミャンマーにかけて 分 布 する 野 生 種 (リョクトウと 共 通 祖 先 )から 栽 培 化 され たと 考 えられている インドでは 古 来 より 保 存 食 ( 乾 燥 豆 )として 一 般 的 で 煮 たり 煎 ったり あるいは 粉 に 挽 いて 用 いられる また 未 熟 なサヤはサヤインゲンのように 野 菜 として 利 用 される インドではアンドラ プラデシュ 州 と ウッタル プラデシュ 州 での 生 産 が 中 心 と なっており この 二 州 で 年 間 総 生 産 量 の4 割 を 占 めている 伝 統 的 にはケツルアズキ の 栽 培 は 雨 季 が 主 であるが 近 年 では 成 長 が 早 く 短 期 間 で 収 穫 できる 品 種 の 開 発 に より 北 インドでは 春 に 間 作 として 栽 培 さ れているほか アンドラ プラデシュ 州 や タミルナド 州 の 沿 岸 部 では 乾 季 に 主 要 作 物 として 栽 培 されている

10 5)レンズマメ( 学 名 :Lens culinalis Medik 英 名 :Lentil 現 地 名 :Masoor) マメ 科 の 一 年 草 でヒラマメ( 扁 豆 )とも 呼 ばれる 西 アジア 原 産 で 小 麦 や 大 麦 エンドウなどと 同 時 に 栽 培 化 されたと 考 え られる 高 さは40cmほどで 小 さな 豆 果 の 中 に 種 子 が2 個 できる 種 子 は 丸 くて 扁 平 な 形 で 直 径 4~9mm カレーやスープ 煮 込 み 料 理 など インド 料 理 やイタリア 料 理 フランス 料 理 で 使 用 される 食 材 のひと つである インドではダールとして 調 理 さ れるのが 一 般 的 である 乾 季 に 栽 培 されるレンズマメは 生 産 量 の 約 半 分 がウッタル プラデシュ 州 で 生 産 されており マディヤ プラデシュ 州 ビ ハール 州 がそれに 続 いている 2011 年 度 には 445tのレンズマメが 輸 出 されたのに 対 し 11 万 8,000tがカナダや アメリカから 輸 入 された インドからの 輸 出 先 は 主 にアメリカやバングラデシュ カ ナダやアメリカからは 主 として 加 工 されて いないレンズマメが 輸 入 されており イン 図 4 レンズマメの 生 産 量 ( 千 t) の (14 ) ル (5 5) 出 所 :インド 農 業 省 ル (1 2) マ (23 ) ドからアメリカへは 加 工 されたレンズマメ や 有 機 栽 培 されたものが 輸 出 されているよ うである 4 豆 類 の 生 産 (1) 作 付 体 系 標 高 の 高 いヒマラヤ 山 脈 地 帯 を 除 き イ ンドでは 通 常 二 毛 作 が 行 われる インド では 農 業 の 季 節 は 大 きく 雨 季 と 乾 季 (また は 冬 期 )に 分 けられる 雨 季 作 は 5 月 後 半 から7 月 中 旬 に 作 付 けが 行 われ 同 じ 年 の10~11 月 に 収 穫 される 乾 季 作 は 雨 季 作 のあとの10~11 月 に 作 付 け 翌 年 の5~ 6 月 ごろに 収 穫 となる 五 大 主 要 豆 類 のうち ヒヨコマメとレン ズマメは 通 常 乾 季 にのみ 栽 培 され キマ メは 雨 季 のみに 栽 培 される 緑 豆 とケツル アズキは 年 間 を 通 じて 栽 培 されることが 多 い 農 家 が 所 有 する 農 地 面 積 や 豆 類 を 栽 培 する 目 的 により 豆 類 は 単 作 または 混 作 や 間 作 として 行 われる 豆 類 の 単 作 は 通 常 農 地 面 積 が 比 較 的 大 きく 商 業 目 的 で 栽 培 する 時 に 穀 物 の 裏 作 として 行 われるのが 一 般 的 である しかし インドにおいては 豆 類 の 栽 培 は 間 作 であることが 多 い インド 豆 類 研 究 所 では 地 域 別 に 表 9のような 間 作 を 推 奨 している 図 5は 典 型 的 な 作 付 け 体 系 の 例 である (2) 品 種 改 良 と 種 子 インドにおける 豆 類 の 研 究 と 開 発 のため 1993 年 に 設 立 されたインド 豆 類 研 究 所 (IIPR)の 本 部 はウッタル プラデシュ 州 のカンプール 市 だが 国 内 に 複 数 の 支 部 を

11 表 9 インドにおける 間 作 システムの 奨 励 間 作 システム 大 豆 +キマメ 穀 物 (ヒエ アワ)+キマメ 落 花 生 +キマメ 地 域 マディヤ プラデシュ マハラシュトラ カルナタカ アンドラ プラデシュ グジュラート マハラシュトラ グジュラート 落 花 生 / 穀 物 (ヒエ アワ) +ケツルアズキ/ 緑 豆 /ササゲ サトウキビ+ケツルアズキ/ 緑 豆 /ササゲ カルナタカ ビハール マディヤ プラデシュ マハラシュトラ グジュ ラート ウッタル プラデシュ ラジャスタン カルナタカ アンドラ プラデシュ マハラシュトラ ウッタル プラデシュ タミル ナド 綿 +ケツルアズキ/ 緑 豆 / ササゲ アンドラ プラデシュ マディヤ プラデシュ マハラシュトラ グジュ ラート パンジャブ ハリヤナ 図 5 作 付 け 体 系 の 一 例 (アンドラ プラデシュ 州 ) 持 っており それぞれの 支 部 が 異 なる 豆 類 の 研 究 開 発 の 中 心 的 役 割 を 担 っている IIPRでは 各 地 域 の 気 候 等 を 考 慮 した 品 種 改 良 を 行 っており 新 品 種 の 普 及 にも 努 め ている 種 子 の 配 布 は 各 州 の 農 業 局 から 農 家 にも 行 われている 他 方 で 農 業 局 から 安 価 で 調 達 できる 品 種 ではなく 在 来 種 の 栽 培 を 好 む 農 家 もあり 必 ずしも 政 府 の 助 成 を 利 用 しているわけではない 種 子 は 民 間 の 農 業 資 材 を 販 売 する 業 者 から 購 入 することも 可 能 である その 年 の 収 穫 から 次 期 の 作 付 けに 必 要 となる 種 子 を 取 り 分 けて 保 管 して おく 農 家 も 多 く 中 には 農 家 同 士 で 種 子 を 交 換 することもある 5 豆 類 の 流 通 農 家 が 生 産 コストを 回 収 できる 価 格 で 収 穫 物 を 販 売 し 安 定 した 収 入 を 得 ることを 支 援 するためにインドでは 政 府 が 最 低 支 援 価 格 (minimum support prices)を 設 定 し ている 政 府 が 運 営 する 卸 市 場 での 取 り 引 きにおいて 買 い 値 が 最 低 支 援 価 格 を 下 回 る 場 合 農 業 マーケティング 協 会 連 盟 によ り 最 低 支 援 価 格 で 作 物 を 買 い 取 ることが 保 証 されている 最 低 支 援 価 格 の 設 定 は 穀 物

12 表 10 各 地 の 豆 類 取 引 価 格 (2013 年 5 月 ) 単 位 :ルピー/100kg 豆 類 最 低 取 り 引 き 価 格 最 高 取 り 引 き 価 格 ヒヨコマメ 3096(ラジャスタン) 5596(アッサム) ケツルアズキ 2900(ポンディチェリー) 5885(ケララ) ササゲ 1974(タミル ナド) 8378(グジュラート) エンドウ 1128(ウッタルカンド) 4832(ハリヤナ) インゲンマメ 1052(ウッタルカンド) 5239(メガラヤ) 緑 豆 2895(チャッティスガール) 7329(アッサム) レンズマメ 2879(チャッティスガール) 4735(マハラシュトラ) 大 豆 3539(チャッティスガール) 5475(マニプール) キマメ 3125(マディヤ プラデシュ) 6845( 西 ベンガル) 図 6 豆 類 の 流 通 ルートの 事 例 大 規 模 農 家 零 細 農 家 買 取 業 者 (APMC 市 場 ) 買 取 業 者 (Farm gate) 加 工 業 者 業 者 代 理 店 民 間 の 小 売 店 政 府 系 小 売 店 消 費 者

13 や 野 菜 が 主 であるが 主 要 豆 類 にも 設 定 され ている 2002 年 から 各 州 で 改 正 された 農 産 物 マ ー ケ テ ィ ン グ 委 員 会 法 (Agricultural Produce Marketing Committee(APMC) Acts)に 基 づき 各 地 で 州 政 府 が 運 営 する 農 産 物 の 取 引 所 が 設 立 された 取 引 所 には 生 産 者 や 業 者 が 集 まり 日 々 取 引 が 行 われ る 農 家 から 農 産 物 を 買 い 取 る 卸 業 者 は 事 前 にAPMC 委 員 会 に 登 録 申 請 をし 取 引 免 許 証 を 取 得 することが 義 務 付 けられてい る 各 地 の 気 候 や 品 種 食 文 化 による 需 要 の 違 いにより 卸 売 値 は 各 地 で 大 幅 な 差 が あ る( 表 10) 表 10は2013 年 5 月 の 最 低 最 高 取 引 価 格 を 示 したものである 最 低 支 援 価 格 やAPMCの 設 立 は 仲 買 人 による 農 家 の 搾 取 を 回 避 するために 設 立 さ れた しかし 豆 類 の 取 引 は 米 や 麦 と 異 な り いまだに 伝 統 的 な 流 通 ルートを 通 じた 売 買 が 一 般 的 である その 背 景 には 農 家 がAPMC 市 場 まで 生 産 物 を 運 搬 するコス トと 労 力 が 膨 大 であると 感 じていること や APMC 市 場 まで 運 搬 した 場 合 でも 保 管 場 所 の 不 備 なども 理 由 に 挙 げられる さ らに APMC 市 場 での 取 引 では 支 払 いが 現 金 ではなく 現 金 回 収 までに 時 間 を 要 する 小 切 手 での 支 払 いであることも 農 家 が 利 用 しない 理 由 の 一 つである 図 6は 農 家 か ら 消 費 者 までの 豆 類 の 複 数 の 流 通 ルートの 事 例 を 示 したものである 6 豆 類 の 貿 易 国 内 の 栄 養 不 足 と 国 内 生 産 の 需 給 ギャッ 輸 入 量 ( 千 t) プの 解 消 のため インドでは 豆 類 の 輸 入 を 推 奨 する 一 方 輸 出 については 消 極 的 な 姿 勢 を 見 せてきた (1) 輸 入 豆 類 の 輸 入 については 政 府 の 定 める 品 質 基 準 を 満 たしているものであれば 規 制 は ない 2009 年 から2012 年 までの 豆 類 の 輸 入 量 と 金 額 は 表 11のとおりであり 近 年 では300 万 t 前 後 の 輸 入 があることがわか る 図 7 豆 類 の 輸 入 内 訳 (2012 年 度 ) の キマメ 13 ン 34 出 所 :インド 商 業 省 表 11 豆 類 の 輸 入 ,702 2,732 3,459 3,996 金 額 ( 百 万 104,458 72,890 93, ,236 ルピー) ヒヨコマメ 1 レンズマメ 13 緑 豆 ケツルアズキ 1 図 7は2012 年 度 に 輸 入 された 豆 類 の 内 訳 であるが 近 年 の 動 向 は 一 貫 して 同 様 であ り エンドウの 輸 入 が 最 も 多 くなっている 続 いて ヒヨコマメ キマメ レンズマメ である インドの 貿 易 統 計 上 緑 豆 とケツ

14 ルアズキが 同 一 分 類 されているため 詳 細 な 内 訳 はわからない エンドウの 輸 入 はその7 割 以 上 がカナダ からである ヒヨコマメの 主 な 輸 入 先 (2010 年 )はオーストラリア(72%)やタ ンザニア(17%)である キマメはミャ ンマーからの 輸 入 が 主 であり 続 いてタン ザニア モザンビーク マラウイなどから も 少 量 ながら 輸 入 されている 緑 豆 とケツ ルアズキの 主 要 輸 入 先 もミャンマーであ り 2009 年 度 は2 割 を 2010 年 度 には7 割 が 同 国 からの 輸 入 だった 続 いてオースト ラリアや 中 国 からの 輸 入 もある (2) 輸 出 インドでは 国 内 の 需 給 ギャップ 解 消 の ため 2006 年 に 豆 類 の 輸 出 が 禁 止 された その 後 も 国 内 の 生 産 量 などを 考 慮 し 今 日 に 至 るまで 輸 出 禁 止 令 は 断 続 的 に 実 施 され ている 2013 年 3 月 にインド 商 業 省 は 同 令 をさらに2014 年 まで 延 長 するとしつつ もカブーリヒヨコマメと 特 定 の 政 府 機 関 に 認 証 された 有 機 豆 類 の 輸 出 を 年 間 1 万 tまで 許 可 するとした しかし 実 際 のところ 少 量 ながらも 他 の 豆 類 の 輸 出 もされている 特 に ミャンマー バングラデシュ パキ スタン 中 国 とは 以 前 から 国 境 貿 易 が 行 わ れている 国 境 貿 易 で 輸 出 入 される 豆 類 に ついてそれなりの 量 と 金 額 であると 考 えら れるが 実 態 は 把 握 されていない 輸 出 が 最 も 多 いのはヒヨコマメであり 輸 出 量 の7 割 を 占 める インドからの 主 な 輸 出 先 は パキスタン アルジェリア ト ルコ スリランカ アラブ 首 長 国 連 邦 となっ ており やはり 豆 の 食 文 化 の 根 付 いた 地 域 である そして 大 豆 はアメリカやカナダが 中 心 であり 日 本 にもいくらかの 輸 出 が 確 認 されている 輸 出 量 ( 千 t) 金 額 ( 百 万 ルピー) 出 所 :インド 商 業 省 7 調 査 結 果 の 概 要 (1)インドは 豆 類 の 生 産 消 費 ともに 世 界 第 一 位 の 豆 大 国 である 豆 類 の 消 費 量 は 年 間 1,800 万 ~1,900 万 tと 推 定 され るが 近 年 人 口 の 急 激 な 増 加 に 伴 い さ らに 増 加 している (2) 豆 類 は インドにおいては 米 小 麦 トウモロコシに 次 ぐ 重 要 な 作 物 である 豆 類 の 生 産 量 は 近 年 1,400 万 t 台 で 安 定 してきたが 2010 年 度 には 急 増 し 過 去 最 高 の1,824 万 tに 達 した (3) 豆 類 の 需 給 ギャップ 解 消 のため 2006 年 よりインドでは 豆 類 の 輸 出 規 制 が 実 施 されており 豆 類 の 輸 出 は 極 めて 限 られている 表 12 豆 類 の 輸 出 ,608 9,078 11,789 15,516 (4)インドはもともと 輸 入 国 としては 重 要 ではなかったものの 1970 年 代 以 降 急 激 に 輸 入 量 を 増 やし 1980 年 以 降 は 他 の 国 を 大 きく 引 き 離 して 世 界 最 大 の 豆 類 輸 入 国 となっている 近 年 では 国 内 需 要 量 の1/6に 相 当 する 年 間 300 万 t 程 度 の

15 豆 類 が 輸 入 されており 輸 入 元 としては カナダが 最 も 重 要 である (5) 豆 類 は インド 中 央 部 や 西 部 を 中 心 に 栽 培 されており マディヤ プラデシュ 州 ラジャスタン 州 ウッタル プラデ シュ 州 マハラシュトラ 州 等 が 主 要 産 地 である (6)インドでは 消 費 量 の 多 いヒヨコマメ キマメ 緑 豆 ケツルアズキ レンズマ メの5 種 が 政 策 的 観 点 からも 主 要 豆 類 と 位 置 付 けられている

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