二級河川那智川水系河川整備計画 ( 変更 ) 目 次 第 1 章流域 河川の概要 流域の概要 流域の地形 流域の地質 流域の気候 流域の歴史 文化 流域の土地利用... 2
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- かげたつ はにうだ
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1 二級河川那智川水系河川整備計画 ( 変更 ) 平成 26 年 8 月 和歌山県
2 二級河川那智川水系河川整備計画 ( 変更 ) 目 次 第 1 章流域 河川の概要 流域の概要 流域の地形 流域の地質 流域の気候 流域の歴史 文化 流域の土地利用 流域の人口 流域の産業... 2 第 2 章那智川の現状と課題 治水に関する現状と課題 利水に関する現状と課題 環境に関する現状と課題 維持管理に関する現状と課題... 6 第 3 章那智川水系河川整備計画の目標に関する事項 那智川水系河川整備計画対象区間 那智川水系河川整備計画対象期間 那智川水系河川整備計画対象期間 那智川水系河川整備計画の目標に関する事項 洪水等による災害の発生防止または軽減に関する事項 河川の適正な利用及び流水の正常な機能の維持に関する事項 河川環境の整備と保全に関する事項... 8 第 4 章河川の整備の実施に関する事項 河川工事の目的 種類及び施行の場所並びに当該河川工事の施行により設置される河川管理施設の機能の概要 河川の維持の目的 種類及び施行の場所 河川維持の目的 河川の維持の種類及び施行の場所 その他河川整備を総合的に行うために必要な事項... 15
3 第1章 流域 河川の概要 1.1 流域の概要 流域の地形 なちさん 那智川は 和歌山県の南東部の那智勝浦町の北東部に位置しており その源を那智山および え ぼ し やま き い さんち れいじょう さんけいみち 烏帽子山 (標高 909.2m)に発し 世界遺産に登録されている 紀伊山地の 霊 場 と参詣道 のコア な ち の おおたき ながたにがわ い たにがわ おおたにがわ ゾーンである那智大滝を経て 南東に流下し 途中 左支川の長谷川 井谷川 右支川の大谷川 くまのなだ な ち わん 等を合わせ 熊野灘の那智湾 に注ぐ 流域面積 24.5km2 幹川流路延長約 8.5km の二級河川であ る 図 1.1 那智川位置図 図 1.2 那智川流域図 流域の地質 流域の地質は 上流部から中流部の山間部が熊野酸性岩と称される火成岩の地層で この熊野 酸性岩は河川沿いにも多く見られ 石畳に利用されている 中流部は 小さい礫を含む砂岩で 下流部は 玉石から小砂利で構成される沖積層の礫となっ ている 河道内は 砂 礫などの堆積物によって構成されている 流域の気候 流域の気候は 黒潮の影響を受け 年平均気温は約17 と一年を通じ温暖な気候であり 近年 の年間平均降水量は約3,300mmで全国の年平均降水量1,700mmを大きく上回っている 流域の歴史 文化 那智勝浦町は 古から信仰の地である那智山を有し 修験道が大峰熊野を道場としていたこと もあり 現世浄土を求めて 平安時代から室町時代を通じて 蟻の熊野詣 と言われるほど多く の人々が熊野古道を辿り 信仰による文化が栄えた く ま の さんざん 流域には落差 133mの名勝 那智大滝 をはじめ多くの滝を有し 那智山には 熊野三山 の一 1
4 く ま の な ち たいしゃ な ち さん せい がん と じ つである熊野那智大社 西国三十三ヵ所第一番札所の那智山青岸渡寺 補陀洛渡海の出発点であ はま ふ だ ら くさんじ みや お う じ い ち の の おうじ だいもんざか る補陀洛山寺があり 那智川沿いの熊野古道には 浜 の宮 王子 市野々王子 大門坂など往時の いちのの にのせ 面影を残す社寺 旧跡が点在している また 那智に参拝する熊野道者は市野々の二瀬橋付近で こ り 水垢離をとったことが記録に残っている なお 平成 16 年 7 月に これらの社寺 旧跡ならびに 熊野古道は 紀伊山地の霊場と参詣道 として世界遺産に登録され さらには平成 24 年 12 月に な ち でんがく 那智の田楽 がユネスコ無形文化遺産に登録されている 那智の大滝と那智原始林 大門坂 熊野古道 流域の土地利用 那智川流域は 大部分を山林が占めており 天然広葉樹林 の多い地域である また 上流域の那智山には 国の天然記 念物に指定されている原生林の那智原始林が広がっている 土地利用の割合は 山地が約 94% 宅地が約 5% 水田 畑が 約 1%となっている 上流域に広がる那智原始林 流域の人口 那智勝浦町における世帯数は微増傾向から減少傾向へと転じており また 人口については減少 が続いている 国勢調査の推計値より 平成22年における那智勝浦町の人口は17,080人 世帯数 は7,723世帯である また65歳以上人口が35.4%を占めており高齢化が進んでいる 流域の産業 那智川流域の大部分が属する那智勝浦町の産業別就業者数をみると 第一次産業 第二次産業 および第三次産業ともに就業者数は減少を続けている 那智勝浦町における平成22年の産業別就業者の割合は 第一次産業6.3% 第二次産業13.6% 第 三次産業79.7%となっている 勝浦港は生鮮マグロの水揚げ日本一の天然良港であることや 南紀を代表する温泉 天然記念 物である名勝 那智大滝 世界遺産に登録された熊野古道を有することもあり 卸売 小売業 飲食店 宿泊業 サービス業の就業者が多い また 那智川流域ではかつて妙法鉱山において銅 鉛 亜鉛等の採掘が行われていたが 昭和 47年に閉山となっている 2
5 第 2 章 那智川の現状と課題 2.1 治水に関する現状と課題那智川流域は 過去 集中豪雨 台風などで大きな水害が発生し 甚大な被害を受けてきた 昭和 29 年 6 月の洪水では 那智川下流部の護岸が決壊するなど 那智勝浦町全体で 半壊 全壊流失戸数 10 棟 床上浸水戸数 224 棟 床下浸水戸数 593 棟に及ぶ被害を被った また 昭和 42 年 10 月の台風 34 号では 那智川流域で 全壊流失戸数 2 棟 半壊 床上浸水戸数 229 棟 床下浸水戸数 769 棟に及ぶ甚大な被害を被った これらの浸水被害を契機として 下流部を中心に築堤や河床掘削等の整備が行われてきたが 昭和 63 年 9 月の低気圧による豪雨では 流域で 床上浸水戸数 98 棟 床下浸水戸数 148 棟に及ぶ被害を被り また 平成 13 年 9 月の洪水では 流域で 床上浸水戸数 29 棟 床下浸水戸数 167 棟に及ぶ被害を被った さらには 平成 23 年 9 月の台風 12 号では 那智勝浦町全体で死者 28 名 行方不明者 1 名 全半壊戸数 1,008 棟 床上浸水戸数 440 棟 床下浸水戸数 962 棟となる甚大な被害となった 流域では JR 紀勢線の那智川橋りょうと県道那智山勝浦線の川関橋が被災し 多数の区間で護岸が崩壊する被害を被った このような状況から那智川の早期の治水対策が必要である 2.2 利水に関する現状と課題那智川の水は 大正 2 年 (1913 年 ) から運用を開始している関西電力那智発電所など 古くから利用されており 現在においても 農業用水 発電用水および水道用水として利用されている 雨量の多い流域であることから渇水による被害は特に発生していない 2.3 環境に関する現状と課題上流域の河道は 山間部を蛇行しながら流下し 瀬や淵が連続する様相を呈している 国の天然記念物になっている上流域の那智原始林には ツガ -ハイノキ群集やサカキ -ウラジロガシ群集が見られる また スギやモウソウチク等の人工林が河畔に多く見られ 河道内には ツルヨシ等の抽水植物が繁茂している この区間の特徴的な動植物としては 上流域で多く見られるタカハヤ アマゴ ルリヨシノボリ等の魚類や キセキレイ カワガラス等の鳥類 ムカシトンボ ゲンジボタル アカスジキンカメムシ等の昆虫類が挙げられる 中流域の河道は 山間部を流下し 瀬や淵が多数連続しており ヤナギ類やスギ植林 アラカシが河畔林を形成している 河畔林内の岩盤にはスジヒトツバが生育している この区間の特徴的な動植物としては 中流から上流に多く見られるカワムツ 回遊性のウキゴリやシマヨシノボリ等の魚類や 上流域の砂礫や小石の多い場所を好むサワガニ等の底生動物 山地などに営巣するイワツバメ等の鳥類 流れの速い礫底で生息するミヤマカワトンボや樹林地で生息するヤクシマルリシジミ等の昆虫類が挙げられる 下流域の河道は 平瀬と淵が連続して出現する 植生としては 水際にはツルヨシ等の抽水植物が繁茂し 護岸付近には スギ植林やモウソウチク等の竹林やメダケ等の低木林等が繁茂し 自然裸地も分布している 部分的に見られる山付きの日当たりのよい山裾ではキシュウナキリスゲが生育している この区間の特徴的な動植物としては 回遊性のアユ ウグイ ボウズハゼ 3
6 瀬の礫質を好むカマキリ ( アユカケ ) や緩やかな流れを好むカワヨシノボリ等の魚類 緩流域を餌場とするカワセミや竹林等をねぐらとするアオサギ等の鳥類 森林内やその周辺に生息するアトボシアオゴミムシや礫の多い場所を好むコオニヤンマ等の昆虫類が挙げられる 川関橋下流は潮汐の影響を受ける汽水域であり 流れの緩やかな区間となっている 植生としては 水際にはツルヨシ等の抽水植物が繁茂し 護岸付近には モウソウチク等の竹林やアカメガシワ等の低木林 ダンチク等が繁茂している この区間の特徴的な動植物としては 回遊性のシロウオや汽水性のボラ等の魚類 汽水域に生息するカワスナガニやカノコガイ等の底生動物 ツルヨシ等に生息するオオヨシキリ 緩やかな流れを好むカルガモ タマシギ等の鳥類 汽水域に生息するアオモンイトトンボ ツルヨシ等の水際の植物に生息するコバネナガカメムシ 草地に生息するタイワンクツワムシ等の昆虫類が挙げられる このため 魚類や鳥類などの生息場所となる早瀬 淵等のさまざまな川の形態や 昆虫類や鳥類などの生息場所であり 樹林帯に生育する貴重な植物であるスジヒトツバが生育する河岸に発達した樹林 多くの生物の生息場として利用される水際のヨシ ツルヨシ群落等の水際植生 ダンチク等の河道内植生 汽水性の魚類や汽水域特有のハマゴウ等の植生が生息 生育する河口に広がる汽水環境等 生物の生育 生息に必要な自然環境を保全していく必要がある いちののばし また 水質については 市野々橋直下より下流は環境基準 A 類型 (BOD 値 2mg/l 以下 ) 市野々 橋より上流は環境基準 AA 類型 (BOD 値 1mg/l 以下 ) に指定されている BOD75% 値を見ると 水質かわぜきばし環境基準点である市野々橋および川関橋では 環境基準値を超える年が一部見られるものの 概ね環境基準を満足しており 良好な水質を呈している このため 今後も地域住民や関係機関との連携 協力により 河川水質の監視を実施し 良好な河川水質の維持に努める必要がある 河川空間の利用については 市野々小学校で夏季に那智川をプールとして利用している 川関橋下流での植樹された散策路が整備されている他 那智川の自然を活かした河川公園などの利用がなされている 今後も 地域のニーズを踏まえ 地域住民の憩いの場となる河川空間の創出を図る必要がある 4
7 水素イオン濃度 ph 浮遊物質量 SS 以下 SS(mg/l) ph 25 以下 以上 市野々橋 AA 最小値 市野々橋 AA 最大値 川関橋 A 最小値 川関橋 A 最大値 環境基準 最小値 市野々橋 AA 生物化学的酸素要求量 BOD75%値 H23 H22 川関橋 A 環境基準 大腸菌群数 ,000 9, 以下 2.0 8,000 大腸菌群数(MPN/100ml) BOD75%値(mg/l) H21 H19 環境基準 最大値 H H23 H22 H21 H20 H 以下 ,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 以下 1, 以下 市野々橋 AA 川関橋 A 環境基準(AA) 市野々橋 AA 川関橋 A H23 H22 H21 H19 環境基準(A) H20 0 H23 H22 H21 H20 H 環境基準(AA) 溶存酸素量 DO DO(mg/l) 以上 AA 類型 6.0 市野々橋 4.0 A 類型 2.0 川関橋 市野々橋 AA 川関橋 A H23 H22 H21 H20 H 環境基準 出典 H20 H24 年版 和歌山県環境白書 図 2.1 那智川の水質状況 5 環境基準(A)
8 2.4 維持管理に関する現状と課題那智勝浦町では 条例で 那智の滝の水資源と美しい自然景観を将来にわたり保全することを目的として 那智の滝源流水資源保全事業基金を設置する と定めており 滝を取り巻く民有林の購入や その維持管理を行っている また 那智川流域では河川愛護団体が存在し 市野々地区において 河川清掃や草刈り等の活動が行われている 河川の維持管理には 地域住民や関係機関との連携 協力が不可欠であることから その体制づくりを推進するとともに 今後も 河川美化 水質事故の対応等に努める必要がある 6
9 第3章 那智川水系河川整備計画の目標に関する事項 3.1 那智川水系河川整備計画対象区間 二級河川那智川水系の河川のうち 和歌山県知事が管理する全区間を対象とする そのうち背後 地の資産状況 甚大な被害が発生した平成23年台風12号の降雨状況を踏まえ 洪水対策として概ね 60分雨量137.1mmの降雨により発生する洪水に対する安全度の満たされていない区間で 特に重要と 考えられる下記の区間について計画的に河川工事を実施する また 津波による被害を防ぐため 津波の影響を受ける区間については 津波対策を実施する 計画的に河川工事を実施する区間 那智川 流域面積 24.5km2 計画的に 河川工事 を実施する区間 図3.1 計画的に河川工事を実施する区間 7
10 3.2 那智川水系河川整備計画対象期間計画策定から概ね 5 年間とする なお 本整備計画は 現状の流域の社会状況 自然環境および河道状況に基づき作成されたものであり 今後これらの状況の変化や新たな知見 技術の進歩等があった場合には適宜見直しを行うものである 3.3 那智川水系河川整備計画の目標に関する事項那智川は地域住民や観光客に安らぎの場 憩いの場を提供するものである 河川整備計画では 流域及び河川の現状を踏まえ 治水安全度の向上とともに自然環境の保全 良好な水質の維持等に努め 沿川地域と河川が調和した川づくりを目指すこととする また 世界遺産に登録されている 紀伊山地の霊場と参詣道 を有する流域であることに留意し 自然環境 自然景観に配慮する 洪水等による災害の発生防止または軽減に関する事項洪水対策として年超過確率 1/30の規模の大雨 ( 概ね60 分雨量 137.1mm) が降った場合に発生する洪水を安全に流下させることを目標として 河川幅の拡幅 築堤 河道掘削 橋梁の架替え 堰の改築 台風等による高潮対策や東海 東南海 南海地震による津波対策として築堤等の整備を進め 治水安全度の向上を図る また 整備途上段階や施設能力以上の洪水や整備目標流量を上回るような洪水や津波が生じた場合にも被害を最小限に抑えるため 情報連絡体制および警戒避難体制の整備 洪水ハザードマップの作成支援 津波ハザードマップの活用等 総合的な被害軽減対策に努める 河川の適正な利用及び流水の正常な機能の維持に関する事項那智川の河川水は農業用水や発電用水 水道用水として利用されている 雨量の多い流域であることから 渇水による被害は報告されていないが 流水の正常な機能を維持するため 渇水時の流況とともに水利使用の実態を把握し それらをもとに関係機関と連携を図りながら適正かつ効率的な水管理 水利用が図られるように努める 河川環境の整備と保全に関する事項河川環境の整備と保全に関しては 世界遺産に登録されている 紀伊山地の霊場と参詣道 を有する流域であることに留意し 地域住民にとって親しみやすい川を実現するため 那智川流域の持つ自然環境や自然景観を保全し 身近な自然として地域住民がふれあえる川づくりに努める 具体的には 川関橋下流では 植樹された散策路が整備され 地域住民の憩いの場となっていることから 水質の保全や 豊かな自然の保全 景観づくり 水と親しめる親水空間の整備等に対する地域住民のニーズにあわせて 河川環境を生かしたより親しみのある河川空間の創出に努める 川の上下流への連続性に配慮し 堰の改築や落差工の整備にあたっては 魚道を設置する等 魚類などの生き物にも優しい川づくりを進める 早瀬 淵等のさまざまな川の形態や 河岸に発達した樹林 ヨシ ツルヨシ群落等の水際植生 ダンチク等の河道内植生 汽水環境等 多様な生物の生育 生息環境として重要であることから 人工的な改変は最小限に抑える 特に スジヒトツバ 8
11 の生育する樹林帯については 人工的な改変を行わず 種の保護 再生を図っていく また 生物の生息 生育 繁殖環境である水際や河道内植生の多様性ならびに河川景観の多様性の視点から川幅を確保できるところについてはより広くするなど河道に変化をもたせる 工事実施に際しては 地域住民及び河川環境保全アドバイザー等の意見を聞きながら 環境に配慮する 9
12 第 4 章河川の整備の実施に関する事項 4.1 河川工事の目的 種類及び施行の場所並びに当該河川工事の施行により設置される 河川管理施設の機能の概要 計画区間について河川改修を行うことより 年超過確率 1/30の規模で発生する 60 分雨量 137.1mmの降雨による洪水における基準地点川関橋での流量 540m 3 /sを安全に流下させるものとする 河川整備の実施にあたっては 自然環境や周辺景観に十分配慮し 地域住民や関係機関等と調整 協議し行う また 堰等の改築については 施設管理者と調整のうえ決定する 熊野灘 620 大谷川 井谷川 540 基準地点川関橋 長谷川 金山谷川 0.0k( 河口 ) 3.6k( 天女川 ) 河川改修区間 ( 延長 3.6km) 図 4.1 那智川計画高水流量図 単位 :m3/s 実施に際しては 河積の確保のため河川幅の拡幅や築堤 河床掘削 橋梁の架替え 堰の改築等を行う また 川幅を確保できるところについてはより広くするとともに 河道の横断形は現在の形状を踏まえ みお筋による平常時の水深確保や植生等による変化に富んだ水際などの生態系にとって良好な環境への影響を配慮した整備を行う 堰の改築や落差工の整備にあたっては 動植物の縦断的な移動経路の確保に配慮する さらには 周辺の景観に配慮した護岸を採用する 河川改修の概要および概略平面図 代表断面図は 表 4.1 図 4.2 図 4.3のとおりである 10
13 表 4.1 河川改修の概要 河川名 区間 実施内容 延長 m 約 100 堤防嵩上げ等 河口 JR橋 引堤 堤防整備 河床掘削 那智川 あまめ 約 3,600 橋梁架替 堰の改築 落差 河口 天女川 工の設置等 計画的に工事を実施する区間 L=3.6km 源道橋 堤防嵩上げ区間 津波対策 L=0.1km 落差工の設置 大谷川 川関橋の架替 汐入橋 天女川 天女川 中流域 汽水域 浜の宮共同用水 取水堰の改築 川関橋 落差工の設置 浜の宮共同 用水取水堰 JR 橋 JR 橋の架替 井谷川 長谷川 下流域 瀧本橋の架替 河床掘削区間 L=3.6km 築堤護岸工事区間 L=3.6km 図 4.2 那智川河川改修の概要 11 瀧本橋
14 汽水域 H.W.L 現況断面 計画河床 下流域 H.W.L 現況断面 計画河床 中流域 H.W.L 現況断面 計画河床 図 4.3 那智川改修区間横断図 12
15 汐入橋上流 瀧本橋下流 長谷川合流点上流 13
16 4.2 河川の維持の目的 種類及び施行の場所 河川維持の目的河川の維持に関しては 災害の発生の防止 河川の適正な利用 流水の正常な機能の維持及び河川環境の整備と保全の観点から 河川の有する環境機能 オープンスペースとしての機能 レクリエーションの機能 防災機能等の多面的な機能を十分発揮できるように 具体的な維持管理内容を定めた河川維持管理計画を策定し 定期的な巡視点検を行い さらに住民とのパートナーシップを維持発展させ適切に管理を行っていくものとする また 河川の治水 利水 環境の機能を妨げる不法投棄 不法占用等がみとめられる場合は 流域自治体や関係機関と連携し 啓発や指導を行う等適切な処理を行う 特に 世界遺産に登録されている 紀伊山地の霊場と参詣道 を有する流域であることに留意し 自然環境 自然景観の維持に努める 河川の維持の種類及び施行の場所 (1) 河道の維持出水期前後等に巡視を行うほか 平常時は住民からの情報提供を受けて 河道内において 土砂 流木 樹木等によって川の流れが阻害されていないか点検しその結果 治水上問題があると判断した場合には 洪水や高潮時に河川の疎通機能を十分に発揮できるよう河道断面の維持に努める (2) 河川管理施設の維持堤防 護岸等の河川管理施設の機能を十分に発揮させることを目的として 機能の低下防止や所定の流下能力を確保するため 定期点検を実施し 危険箇所 老朽箇所の早期発見とその補修に努める (3) 許可構造物の指導 監督堰や橋梁などの河川占用施設の新設や改築 修繕等が 治水上の安全性や 流水の正常な機能を損なうことなく また 河川環境に配慮して水生生物などの生息環境への影響が最小限となるように施設管理者への指導 監督を行う (4) 水量 水質の保全現在の良好な水質を維持できるよう河川清掃活動等を通じて 地域住民の水質に対する意識の向上を図る 水質事故が発生した場合は 関係機関との連携により早期発見と適切な対処に努める 14
17 4.3 その他河川整備を総合的に行うために必要な事項那智川の河川工事にあたっては 水系全体で調和のとれた計画的な事業を展開することが必要であることから 関係機関で連携を図る 特に 3.6kmより上流で実施される直轄砂防事業とは十分に整合を図る 直轄砂防事業 ( 計画 ) 堰堤工 ( 金山谷川 尻剣谷川 蛇ノ谷川 鳴子谷川 平野川 樋口川 内の川 陰陽川 ) 山腹工 ( 金山谷川 ) 渓流保全工 ( 那智川 金山谷川 尻剣谷川 蛇ノ谷川 鳴子谷川 平野川 樋口川 内の川 ) 堆積工 ( 那智川 陰陽川 ) 一部区間の流下能力不足等に伴う浸水被害の軽減 解消のため 上下流バランスを考慮しながら 河床掘削や障害物の除去等による流下阻害対策を実施する また 近年の気象状況では 平成 23 年の台風 12 号等の記録的な豪雨や 局所的な集中豪雨が発生しており 整備途上段階における現況流下能力以上の洪水や 整備後に目標流量を上回るような洪水が発生した場合に備え 流域自治体 地域住民等と密接な連絡や協力を保ち 降雨時の雨量 水位等に関する情報を幅広く収集 提供することによって水防活動を支援し 被害の軽減に努める 具体的には 水位計の増設 携帯電話 地上デジタル放送 ホームページによる水位 雨量などの情報や ライブ映像と水位 横断図を一体的に表示するわかりやすい河川情報を提供する 併せて 情報提供方法や情報提供先を多角化して情報格差を無くすとともに 県が作成する浸水想定区域図を踏まえ 町が作成する洪水ハザードマップの普及を支援する等 関係機関とも連携して水防体制の維持 強化を図るように指導する さらに 水防演習や水防月間における広報活動や 防災等に係る出前授業等を通じて防災意識の啓発 高揚に努める また 東日本大震災の教訓を踏まえ 中央防災会議等の各方面において 地震 津波対策等における想定外力の設定やその対策方法についての議論が行われている 那智川における今後の地震 津波対策においては 必要に応じ最新の知見を反映し柔軟な対応を行う 那智川には 河川をプールに利用し 環境学習の一環としてアマゴの放流を行っている小学校等もあることから 学校や地域と連携して川をとおした自然とふれあえる環境を整え またその反面 川が持つ危険性についても子供の頃から認識し 身につけられるよう環境学習の場としての活用の促進に努める 15
18 水質についても 河川環境保全への意識の啓発など自治体 地域と協働し 良好な水質の維持に努めていく また 那智の滝の水資源と美しい自然景観を将来にわたり保全することを目的として 那智の滝源流水資源保全事業基金が那智勝浦町により設置され 民有林の購入や その維持管理が行われている この活動がより多くの地域住民に周知 理解され より協力が得られるよう 関係機関と連携し 那智の滝の水資源と美しい自然景観の保全に対する地域住民の意識の向上に努める 16
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高須川水系河川整備計画 平成 30 年 8 月 鹿児島県 目次 第 1 章高須川流域と河川の概要... 1 1.1 流域の概要... 1 1.2 過去の水害... 4 1.3 治水事業の経緯... 5 第 2 章高須川の現状と課題... 6 2.1 治水の現状と課題... 6 2.2 河川の利用及び河川環境の現状と課題... 7 2.2.1 河川水の利用... 7 2.2.2 河川環境... 8 第
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資料 -5 第 5 回岩木川魚がすみやすい川づくり検討委員会現地説明資料 平成 28 年 月 2 日 東北地方整備局青森河川国道事務所 現地説明資料 富士見橋 経年変化 富士見橋は 51.8k 付近に H7~H22 の河川水辺の国勢調査で早瀬が確認しており H5~ で近傍で最深河床高の低下したことで 平水流量時の水深が 0.2~0.4m の浅場 ( 瀬 ) が減少したと推定されるが その後も早瀬が確認されている
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二級河川亀の川水系河川整備計画 平成 22 年 10 月 和歌山県 二級河川亀の川水系河川整備計画 目 次 第 1 章亀の川水系の流域及び河川の概要 1 1.1 流域の概要 1 1.1.1 地形 1 1.1.2 地質 1 1.1.3 気候 1 1.1.4 流域の歴史 文化 1 1.1.5 土地利用 2 1.1.6 人口 2 1.1.7 産業 2 第 2 章亀の川の現状と課題 3 2.1 治水の現状と課題
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資料 -8 木津川 桂川 宇治川圏域河川整備計画検討委員会第 19 回資料 ( 代替案立案等の可能性の検討 ) 平成 29 年 11 月 13 日京都府 目 次 桂川本川 桂川 ( 上 ) 雑水川 七谷川 犬飼川 法貴谷川 千々川 東所川 園部川 天神川 陣田川 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 代替案立案等の可能性 ( 桂川本川 ) 河道改修 流出量すべてを河道で流下させる 他の案より安価であり現実性が高い
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都市を襲った洪水 流砂災害 2012 年京都府南部豪雨災害で発生した水理現象と得られた教訓 竹林洋史 京都大学防災研究所流域災害研究センター はじめに 2012 年 8 月 13 日から 14 日にかけて近畿中部で発生した豪雨によって, 河川の増水や住宅の浸水が発生し, 大阪府で死者 1 名, 京都府で死者 2 名となったほか, 斜面崩壊による土砂流入により, 京滋バイパスで通行止めとなる等, 甚大な被害を発生させた.
水防法改正の概要 (H 公布 H 一部施行 ) 国土交通省 HP 1
浸水想定区域の見直し 資料 -3-4 水防法改正の概要 (H27.5.20 公布 H27.7.19 一部施行 ) 国土交通省 HP http://www.mlit.go.jp/river/suibou/suibouhou.html 1 洪水浸水想定区域図の主なポイント 想定し得る最大規模の外力に基づく想定 地盤高データの更新 氾濫域のメッシュサイズを細分化 浸水深の表示区分の見直し 家屋倒壊等氾濫想定区域を表示
<4D F736F F F696E74202D E9197BF A90EC95D390EC8EA CE8DF488C42E B93C782DD8EE682E890EA97705D>
堤防強化 ( 嵩上げ案 ) 24 堤防嵩上げの概要 ( 堤防を嵩上げする ということについて ) 25 堤防の高さの基準となるのは 計画高水位 であり これに所要の 余裕高 を加算したものが堤防の高さとなる 余裕高は計画高水位に加算すべき高さの慣用的な呼称であって 計画上の余裕を意味するものでないことから 堤防の高さを嵩上げする ということは 計画高水位を上げる ことである 計画高水位を上げる ということは
平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中
平成 29 年 12 月 1 日水管理 国土保全局 全国の中小河川の緊急点検の結果を踏まえ 中小河川緊急治水対策プロジェクト をとりまとめました ~ 全国の中小河川で透過型砂防堰堤の整備 河道の掘削 水位計の設置を進めます ~ 全国の中小河川の緊急点検により抽出した箇所において 林野庁とも連携し 中 小河川緊急治水対策プロジェクト として 今後概ね 3 年間 ( 平成 32 年度目途 ) で土砂 流木捕捉効果の高い透過型砂防堰堤等の整備
(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)
第 3 編基本計画第 3 章安全で快適な暮らし環境の構築 現況と課題 [ 総合的な土地利用計画の確立 ] 本市は富士北麓の扇状に広がる傾斜地にあり 南部を富士山 北部を御坂山地 北東部を道志山地に囲まれ 広大な山林 原野を擁しています 地形は 富士山溶岩の上に火山灰が堆積したものであり 高冷の北面傾斜地であるため 農業生産性に優れた環境とは言い難く 農地利用は農業振興地域内の農用地を中心としたものに留まっています
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() 17 加古川流域 西脇市板波 和布地区 S=1 10 000 板波下井堰の改築 河積を阻害 加古川激特事業 杉原川 L=600m H16 H21 合流部の河床掘削 築堤 護岸 橋梁改築1橋 加古川激特事業 野間川 L=1,300m H16 H21 引堤 築堤 護岸 河床掘削 橋梁改築3橋 井堰改築 5 重国橋 重国橋 JR 加古川線 橋梁 岩井橋の改築 流水阻害橋梁の改 築 西脇大橋の補強 流水阻害橋梁の改築
笙の川水系河川整備計画 目 次 1. 笙の川水系の概要 流域及び河川の概要 1 (1) 流域の概要 1 (2) 河川の概要 治水事業の沿革 5 (1) 過去の主な洪水 5 (2) 河川改修の経緯 7 2. 笙の川水系の現状と課題 治水の現状と課題 9 (1) 洪水
笙の川水系河川整備計画 平成 21 年 1 月 福井県 笙の川水系河川整備計画 目 次 1. 笙の川水系の概要 1 1.1 流域及び河川の概要 1 (1) 流域の概要 1 (2) 河川の概要 2 1.2 治水事業の沿革 5 (1) 過去の主な洪水 5 (2) 河川改修の経緯 7 2. 笙の川水系の現状と課題 9 2.1 治水の現状と課題 9 (1) 洪水対策 9 (2) 河道の維持管理 9 (3)
Microsoft Word - 【資料1-2】富田川水系河川整備計画(原案)
資料 1-2 二級河川富田川水系河川整備計画 ( 原案 ) 平成 30 年 2 月 和歌山県 二級河川富田川水系河川整備計画 ( 原案 ) - 目次 - はじめに --------------------------------------------------------------------------- 1 第 1 章富田川水系の流域及び河川の概要 ---------------------------------------------
<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>
記者発表資料 平成 23 年 5 月 27 日内閣府 ( 防災担当 ) 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化 の通知について 平成 23 年 5 月 27 日付けで中央防災会議会長 ( 代理 )( 内閣総理大臣臨時代理 ) より指定行政機関の長 指定公共機関の代表及び関係都道府県防災会議会長あてに 別添のとおり 梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について を通知しましたので お知らせいたします
近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流
近畿地方整備局 資料配付 配布日時 平成 23 年 9 月 8 日 17 時 30 分 件名土砂災害防止法に基づく土砂災害緊急情報について 概 要 土砂災害防止法に基づく 土砂災害緊急情報をお知らせします 本日 夕方から雨が予想されており 今後の降雨の状況により 河道閉塞部分での越流が始まり 土石流が発生する恐れがあります 奈良県十津川流域内及び和歌山県日置川流域に形成された河道閉塞について 上流の湛水が越流することによって
資料4 検討対象水域の水質予測結果について
資料 4- 別紙 1 ダム貯水池における水質の高濃度時の気象条件等について 須田貝ダム 須田貝ダムにおいては 平成 7 平成 8 平成 12 及び平成 13 に高濃度の T-P 値が観測されている 高濃度が観測された調査日の降雨状況は 表 1 図 1 及び図 2に示すとおりである 平成 12 は 台風の影響を受けているものではないが 測定日を含む 1 週間の先行降雨量は 69mm と多く 降雨の出水による影響を受けている可能性が考えられる
流域及び河川の概要(案).doc
1 1 61km 1,026km 2 3 4 14 15 5 2 流域及び河川の自然環境 2 1 流域の自然環境 遠賀川流域は 東を福智山地 南を英彦山山地 西を三郡山地に囲まれ 本川の源を甘木 市 小石原村との境に位置する馬見山 標高 978m 山腹から発し 筑豊盆地を北上しながら 途中で穂波川などの支川と合流後 直方市に流下する ここで 大分県との境に聳える英彦 山 標高 1200m を源として田川盆地を貫流してきた彦山川と合流する
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資料 6 第 1 回協議会用資料 推進計画の要点 西播磨東部 ( 揖保川流域圏 ) 地域総合治水推進計画の要点 1( 課題 目標 方針 対策 ) 河川対策の課題 総合治水の基本的な目標 総合治水の推進に関する基本的な方針 個別対策 昭和 51 年 9 月の洪水と同規模の洪水に対して 断面が不足している区間があり 掘削 堰改築等が必要 国 県 市町 県民は お互いに連携して河川下水道対策 流域対策 減災対策を推進
1 3 4 4 4 4 5 6 11 12 第 1 章流域及び河川の概要第 1 節流域及び河川の概要はくいながそあらやま羽咋川は 長曽川としてその源を石川県と富山県の県境荒山峠 ( 標高いのやまよしさきおうちがた 386m) に発し 飯山川及び吉崎川などを邑知潟で合流し羽咋川となり そのしお下流で流域の約 3 割を占める最大支川子浦川を合わせて日本海に注ぐ流域面積約 169km 2 幹川流路延長約
Microsoft PowerPoint - 参考資料 各種情報掲載HPの情報共有
参考資料 各種情報掲載 HP( ) の情報共有 1 気象 河川 情報マルチモニタ 気象情報 水害 土砂災害情報および災害発生情報等をパソコンやスマートフォンで一覧閲覧が可能 地域選択が可能 全国 北海道 東北 関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州 沖縄 リアルタイムのレーダ雨量の状況 気象警報 注意報の発表状況 リアルタイムの川の画像 リアルタイムの川の水位 浸水の危険性が高まっている河川 洪水予報の発表地域放流しているダムの状況洪水警報の危険度分布状況
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防 平 成 20 年 4 月 1 日 災 第 706 号 JR中央線 承 知 川 市街地の浸水状況1 市街地の浸水状況2 23 24 第 706 号 防 3 事業の概要 河川災害復旧助成事業 天竜川の計画高水流量については 本事業区間下 流の直轄管理区間における河川激甚災害対策特別緊 急事業計画と整合を図り 釜口水門からの最大放流 量を430 /s に設定しました 災 平 成 20 年 4 月 1
農業用水質基準 農林水産技術会議昭和 46 年 10 月 4 日 項目 ph( 水素イオン濃度 ) COD( 化学的酸素要求量 ) SS( 浮遊物質 ) DO( 溶存酸素 ) T-N( 全窒素濃度 ) EC( 電気伝導度 ) As( ヒ素 ) Zn( 亜鉛 ) Cu( 銅 ) 基準値 6.0~7.5
農業用水質基準 農林水産技術会議昭和 46 年 10 月 4 日 項目 ph( 水素イオン濃度 ) COD( 化学的酸素要求量 ) SS( 浮遊物質 ) DO( 溶存酸素 ) T-N( 全窒素濃度 ) EC( 電気伝導度 ) As( ヒ素 ) Zn( 亜鉛 ) Cu( 銅 ) 基準値 6.0~7.5 6mg/L 以下 100mg/L 以下 5mg/L 以上 1mg/L 以下 0.3mS/cm 以下
22年2月 目次 .indd
平 成 22 年 2 月 1 日 防 災 第 728 号 5 4 佐用町内における河川の被害状況 大量の流木等が橋梁にひっかかることによる河積の 記録的な豪雨により現況河川の流下能力を大幅に 阻害により各所で溢水し 護岸の被災 堤防浸食等 超過したことや 斜面の崩壊等に伴う土砂 土石や が多数発生するとともに 越流にともなう裏法面の 図 8 河川施設被害状況 防 平 成 22 年 2 月 1 日
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新中川水系河川整備基本方針 平成 28 年 4 月 静岡県 1 目 次 第 1 河川の総合的な保全と利用に関する基本方針 1 1 河川及び流域の現状 1 (1) 河川及び流域の概要 1 (2) 治水事業の沿革と現状 1 (3) 河川の利用及び住民との関わり 2 (4) 河川環境 2 2 河川の総合的な保全と利用に関する基本方針 3 (1) 河川整備の基本理念 3 (2) 河川整備の基本方針 4 ア洪水
Microsoft Word - 変更案★東川整備計画本文案
ひがしがわ 東川水系河川整備計画 平成 28 年 5 月 兵庫県 目次 第 1 章河川整備計画の目標に関する事項 1 第 1 節流域及び河川の概要 1 第 2 節河川整備の現状と課題 3 1. 治水の現状と課題 3 2. 河川の利用及び河川環境の現状と課題 5 第 3 節河川整備計画の目標 6 1. 河川整備計画の対象区間 6 2. 河川整備計画の対象期間 6 3. 洪水 高潮 津波等による災害の発生の防止又は軽減に関する目標
Microsoft PowerPoint - ⑪(福井(国))砂礫河原再生事業の現状と対応
九頭竜川自然再生事業 ( 砂礫河原再生事業の現状と対応 ) 国土交通省近畿地方整備局 福井河川国道事務所調査第一課 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 九頭竜川の概要 あぶらさかいとしろうちなみ 九頭竜川は その源を福井県と岐阜県の県境の油坂峠に発し 石徹白川 打波川等の支川を合わせ まな て大野盆地に入り 真名川等の支川を合わせ
平成 29 年 7 月九州北部豪雨における流木被害 137 今回の九州北部における豪雨は 線状降水帯 と呼ばれる積乱雲の集合体が長時間にわたって狭い範囲に停滞したことによるものである この線状降水帯による記録的な大雨によって 図 1 に示す筑後川の支流河川の山間部の各所で斜面崩壊や土石流が発生し 大
136 トレンド レビュー 平成 29 年 7 月九州北部豪雨における流木被害 山口大学大学院創成科学研究科准教授赤松良久 1. はじめに 2017 年 7 月 5 日から 6 日にかけて福岡県朝倉市 大分県日田市の狭い地域において 500mm / 日以上の記録的な大雨があり 各地で河川氾濫 斜面崩壊 土石流が発生し 福岡県 33 名 大分県 3 名の死者を出す大災害となった ( 福岡県 2017
PowerPoint プレゼンテーション
平成 30 年 7 月豪雨災害を踏まえた今後の水害 土砂災害対策のあり方検討会第 2 回砂防部会 資料 5 今後の土砂災害対策について 平成 30 年 11 月 29 日 広島県砂防課 7 月豪雨災害を踏まえた今後の土砂災害対策のイメージ 7 月豪雨により被災をうけ, 緊急的に対応が必要な箇所については, 渓流内にある不安定な土砂の流出を防止するための砂防ダム等の緊急的な整備に取り組む必要がある 緊急的な対応が必要
現行計画 ( 淀川水系河川整備計画 ): 川上ダム案 治水計画の概要 事業中の川上ダムを完成させて 戦後最大の洪水を 中下流部では ( 大臣管理区間 ) 島ヶ原地点の流量 3,000m 3 /s に対して 川上ダムで 200m 3 /s を調節し 調節後の 2,800m 3 /s を上野遊水地や河道
4.2.9 治水対策案の評価軸ごとの評価 (1) 評価軸ごとの評価を行う治水対策案の概要川上ダムを含む対策案と概略評価により抽出した治水対策案について 詳細な検討結果の概要を P4-102~P4-106 に示す 4-101 現行計画 ( 淀川水系河川整備計画 ): 川上ダム案 治水計画の概要 事業中の川上ダムを完成させて 戦後最大の洪水を 中下流部では ( 大臣管理区間 ) 島ヶ原地点の流量 3,000m
(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図
市街化調整区域まちづくり基本方針の目的や位置付け (1) 目的 市街化調整区域まちづくり基本方針 ( 以下 基本方針 という ) では 市街化調整区域のあり方及び今後の土地利用の方向性を明らかにし 施策の展開による計画的な土地利用の保全 規制 誘導を図ります (2) 位置付け 基本方針は 都市計画マスタープランの市街化調整区域編として位置付け 都市計画マスタープランをはじめ 県や本市の上位 関連計画に即して定めます
2.2 既存文献調査に基づく流木災害の特性 調査方法流木災害の被災地に関する現地調査報告や 流木災害の発生事象に関する研究成果を収集し 発生源の自然条件 ( 地質 地況 林況等 ) 崩壊面積等を整理するとともに それらと流木災害の被害状況との関係を分析した 事例数 :1965 年 ~20
2. 流木災害の事例分析 2.1 本調査で対象とする流木の形態流木の発生原因は 大きく 立木の流出 過去に発生した倒木等の流出 伐木 原木の流出 用材の流出 の 4 種類に分類される ( 石川 1994) 流木の起源 それぞれの発生原因及び主な発生場所を表 2.1.1 に示す このうち 通常の治山事業で対象とする流木は 1 山腹崩壊や土石流による立木の滑落や 渓岸 渓床侵食による立木の流出 2 気象害や病虫害により発生した倒木等の流出
121022資料1さっぽろビジョン(素案)
3 札 幌 市 おける 物 多 様 性 の 現 状 と 課 題 自 然 林 自 然 草 原 ( 湿 原 ) 二 次 林 26 はじめ 物多様性さっぽろビジョン 1 人工林 白旗山 トドマツ林 3 札幌市おける生物多様性の現状と課題 白旗山 カラマツ林 2 ビジョン策定あたって 明治以降の伐採後トドマツやカラマツなどが植林された場所です これらは樹種が単一 で 手入れをしないと生態系の構成種が単純なりますが
2. 急流河川の現状と課題 2.1 急流河川の特徴 急流河川では 洪水時の流れが速く 転石や土砂を多く含んだ洪水流の強大なエネルギー により 平均年最大流量程度の中小洪水でも 河岸侵食や護岸の被災が生じる また 澪筋 の変化が激しく流路が固定していないため どの地点においても被災を受ける恐れがある
2. 急流河川の現状と課題 2.1 急流河川の特徴 急流河川では 洪水時の流れが速く 転石や土砂を多く含んだ洪水流の強大なエネルギー により 平均年最大流量程度の中小洪水でも 河岸侵食や護岸の被災が生じる また 澪筋 の変化が激しく流路が固定していないため どの地点においても被災を受ける恐れがある 解説 急流河川の堤防被災は まず低水護岸や堤防護岸の基礎が洗掘され その後 高水敷または堤防が横方向に侵食される形態が主である
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1 平成 23 年 6 月 30 日 平成 23 年度東日本大震災に関する緊急調査実施報告書 (1) 実施課題名 : 東北地方太平洋沖地震による河川管理施設の被災状況調査 (2) 調査代表者 ( 氏名, 所属, 職名 ): 堀智晴, 防災研究所 地球水動態研究領域, 教授 (3) 調査組織 ( 氏名, 所属, 職名, 役割分担 ): 堀智晴, 防災研究所 地球水動態研究領域, 教授, 総括 調査野原大督,
五名再評価委員会資料
資料 -2 再評価対象事業 河川総合開発事業 五名ダム再開発 平成 27 年 8 月 17 日 河川砂防課 1 五名ダム再開発位置図 湊川 五名ダム再開発事業 2 今回の公共事業評価の位置づけ 平成 26 年度の公共事業評価委員会で 条件付き で継続 の答申 五名ダム再開発事業の検証に係る検討 1. 事業等の点検 2. 目的別の検討 Ⅰ. 治水 ( 洪水調節 ) の観点からの検討 ダム検証に係る検討の結果を踏まえて再度公共事業評価委員会に諮問すること
新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川洪水浸水想定区域図 ( 計画規模 ) (1) この図は 新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川の水位周知区間について 水防法に基づき 計画降雨により浸水が想定される区域 浸水した場合に想定される水深を表示した図面です (2) この洪水浸水想定区域図は 平成
新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川洪水浸水想定区域図 ( 想定最大規模 ) (1) この図は 新川水系新川 中の川 琴似発寒川 琴似川の水位周知区間について 水防法に基づき 想定し得る最大規模の降雨による洪水浸水想定区域 浸水した場合に想定される水深を表示した図面です (2) この洪水浸水想定区域図は 平成 29 年 3 月時点の新川 中の川 琴似発寒川 琴似川の河道及び洪水調節施設の整備状況を勘案して
避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています ( 基準となる水位観測所 : 標茶水位観測所 ) レベル水位 水位の意味 5 4 ( 危険 ) 3 ( 警戒 ) 2 (
資料 -5 平成 29 年 11 月 21 日釧路川標茶地区水害タイムライン検討会資料 川の防災情報と昨年の出水について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 北海道開発局 釧路開発建設部 0 避難開始基準の把握 1 水害時の避難開始基準 釧路川では 水位観測所を設けて リアルタイム水位を公表しています 水位観測所では 災害発生の危険度に応じた基準水位が設定されています
22年5月 目次 .indd
6 第 731 号 防 災 平 成 22 年 5 月 1 日 2 被災の状況 かり 被災延長は約60mで 崩壊予想面積は約900 平成19年 2 月17日 土 早朝 6 時に この国道108 法面の滑動も確認されたため 同日16時から緊急車 号 大崎市鳴子温泉字大畑地内で 崖崩れが発生し 両 路線バスを除き 全面通行止めを実施したもの ました です 崩れた土砂は約10 で少なかったこともあり 同 法面の観測以降
平成 27 年 12 月 16 日 ( 水 ) 国土交通省関東地方整備局 茨 城 県 結 城 市 下 妻 市 常 総 市 守 谷 市 筑 西 市 つ く ば みらい市 八 千 代 町 記者発表資料 鬼怒川緊急対策プロジェクト着手式 のお知らせ 平成 27 年 9 月関東 東北豪雨で大きな被害を受けた鬼怒川下流域において国 茨城県 常総市など 7 市町が主体となり ハード ソフトが一体となった緊急的な治水対策
ダムの運用改善の対応状況 資料 5-1 近畿地方整備局 平成 24 年度の取り組み 風屋ダム 池原ダム 電源開発 ( 株 ) は 学識者及び河川管理者からなる ダム操作に関する技術検討会 を設置し ダム運用の改善策を検討 平成 9 年に設定した目安水位 ( 自主運用 ) の低下を図り ダムの空き容量
ダムの運用改善の対応状況 資料 5-1 近畿地方整備局 平成 24 年度の取り組み 風屋ダム 池原ダム 電源開発 ( 株 ) は 学識者及び河川管理者からなる ダム操作に関する技術検討会 を設置し ダム運用の改善策を検討 平成 9 年に設定した目安水位 ( 自主運用 ) の低下を図り ダムの空き容量を確保することにより更なる洪水被害の軽減に努めることとし 暫定運用を平成 24 年度の出水期 (6 月
平成 30 年度 札内川懇談会 活動経過報告 平成 31 年 3 月 6 日 ( 水 ) 18:30~ 帯広第 2 地方合同庁舎 3 階共用会議室 1 2 1
平成 30 年度 札内川懇談会 活動経過報告 平成 31 年 3 月 6 日 ( 水 ) 18:30~ 帯広第 2 地方合同庁舎 3 階共用会議室 1 2 1 平成 30 年度札内川懇談会活動経過 活動項目 1 第 18 回クリーンウォークとかち in 札内川へ参加 2 札内川を活用した環境教育活動 (1): 工業高校 実施時期等 5 月 12 日 ( 土 ) 平成 25 年以降毎回参加 6 月 5
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第 13 地象 (1 傾斜地 ) 1 調査の手法 (1) 調査すべき情報ア土地利用の状況傾斜地の崩壊により影響を受ける地域の住宅等の分布状況 その他の土地利用の状況 ( 将来の土地利用も含む ) イ傾斜地の崩壊が危惧される土地の分布及び崩壊防止対策等の状況既に傾斜地の崩壊に係る危険性が認知 危惧されている土地の分布当該傾斜地の崩壊防止対策等の状況ウ降水量の状況当該地域の降雨特性の把握に必要な対象事業の実施区域等の降水量の状況エ地下水及び湧水の状況傾斜地の安定性に影響を与える地下水の水位及び湧水の分布
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2.赤川の概要 流域および河川の概要 2.1.3 流域の地質 上流部の基岩は朝日山系の花崗岩類と月山山系の新第三系および第四紀の安山岩類と に大別され この上位は月山の火山砕屑岩 火山泥流物となっています なお 地質学 的にはグリーンタフ地域に属します 新第三系は 下部 中部中新統からなり おおむね安山岩溶岩 砂岩 泥岩互層 泥 岩の順で堆積しており 酸性の火砕岩 流紋岩も分布しています 岩質は非常に堅硬で
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平成 年度河川情報シンポジウム 水質データの品質照査システムの開発 財団法人河川情報センター情報開発部桑田志保 目次. はじめに. 照査手法の検討 3. 水質底質照査システムの開発. 過去データの照査 5. まとめ 6. おわりに . はじめに 品質照査は何に基づいて行うのか? 水文観測業務規程 ( 事務次官通達平成 年 月 日 ) 第 5 条 ( 観測成果の保存 ) 地方整備局長又は事務所長は 観測成果を保存しなければならない
平成23年度西大滝ダム減水区間 モニタリング調査結果の概要
第 4 回西大滝ダム下流水環境調査検討会資料 1 西大滝ダム減水区間における 平成 29 年度モニタリング調査結果 平成 30 年 2 月 2 日 西大滝ダム下流水環境調査検討会 目 次 1. 平成 29 年度西大滝ダム減水区間の概況 1 2. 平成 29 年度西大滝ダム減水区間モニタリング調査の実施内容 3 3. 河川水温調査 4 4. 魚類の生息及び遡上 降下調査 7 6. 平成 27 年度モニタリング調査結果のまとめ
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2015 年 10 月 21 日 ( 水 ) 平成 27 年 9 月関東 東北豪雨による東北地方の被害報告 TKP ガーデンシティ仙台勾当台ホール 6 渋井川の破堤について 呉修一, 森口周二東北大学災害科学国際研究所小森大輔東北大学大学院環境科学研究科馬淵幸雄, 堀合孝博パシフィックコンサルタンツ株式会社 1/32 平成 27 年 9 月 7 日 ~9 月 11 日の総降水量分布図 渋井川の位置
PowerPoint プレゼンテーション
河川汽水域における河道形状と 干潟分布に関する分析 国土技術政策総合研究所河川環境研究室 大沼克弘 遠藤希実 天野邦彦 背景 目的 環境に配慮した治水対策 ( 川幅拡幅 or 河道掘削 ) 適切な河道管理 ( 持続可能な河道掘削 干潟造成等 ) を行うためには 河道形成機構に関する研究の進展が必要 干潟は環境上も重要な役割 河川汽水域の河道形成に大きな影響を及ぼす可能性がある要因 洪水流 ( 中規模河床形態
唐津市の流域におけるハード対策現在唐津市で松浦川に沿うようにして工業施設の建設が予定されている 今後 この施設周辺は さらに工場が増え 唐津としても大きな資金源であるため 松浦川の中では一番優先して整備を行うべき箇所とされている 現在の松浦川の課題点とその対策について川の多様性の消失河道の直線化や護
洪水を往なすハード対策 ~ 松浦川編 ~ 14237036 1. 目的近年我が国では豪雨による洪水被害が問題となっている 特に平成 20 年以降 その問題は加速をはじめ 概ね 100 年に一回降るであろう量の雨が 今では毎年のように降っている 現在 松浦川では平成 2 年 7 月の洪水をもとに概ね30 年に一回の確率で発生するとして計画流量を定め 河川整備の計画を行っている 生きていくうえで自然と共存しなくてはならない以上
