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1 壁 calc Ver 使用説明書 --- モクゾウドットコム

2 目次 1. はじめに 1.1 概要 ファイル構成 シートの構成 ご使用になる前に 2.1 ファイルを開く メニューシート 壁 calcをご使用になる前に 使用方法 3.1 基本的な軸組の設定方法及び計算のながれ STEP-1 見付面積の入力... 7 STEP-2 床面積の入力... 8 STEP-3 必要壁率の入力... 8 STEP-4 耐力壁の倍率設定... 9 STEP-5 1 階軸組の作成... 9 STEP-6 2 階軸組の作成... 9 STEP-7 計算... 9 STEP-8 申請用図書作成 軸組の作成 STEP-1 1グリッド ( マス目 ) 長さの設定 STEP-2 通り番付の設定 STEP-3 軸組の作成 STEP-4 計算実行 確認申請用資料 4.1 確認申請用ファイルの作成方法 シェアウェア登録方法 5.1 シェアウェア登録料 登録方法... 22

3 1. はじめに プログラム名 : 壁 calc Ver 配付方法 : シェアウェア ( 無断転載禁止 ) ファイル形式 : マイクロソフトエクセル ( マクロ使用 ) 動作環境 :Win98,Me, Excel WinXP + Excel はじめに 1.1 概要 はじめに本プログラムは 建築基準法施行令第 46 条に規定する壁量計算を行う目的で作成しています 壁 calc Ver.1.1.1( シェアウェア ) の主な機能一覧 軸組の設定軸組の作成は CAD 感覚の操作によりマウスで簡単に作成できます 間くずれに対応グリッド上に壁を配置することが基本ですが 間くずれ壁の配置にも対応しています 筋交いの種類以下の4 通りが設定可能です (1)1.5cm 9cm (2)3cm 9cm (3)4.5cm 9cm (4)9cm 9cm 面材耐力壁 ( 木ずりを含む ) の倍率設定面材の倍率設定は自由に設定できます ( ただし 5.0 倍を超える倍率を入力した場合 5.0 として計算します これは 建築基準法施行令第 46 条の壁量計算を適用範囲としているためです ) 筋かいと面材 ( 木ずりを含む ) の併用設定可能です 1/4バランスの検討耐力壁配置のバランスの検討も自動で行います 壁量計算結果の出力壁伏図 ( 単線表示 ) 及び壁量計算書が出力されます 確認申請にも対応できるものと考えております 特徴マウス操作により 簡単に軸組の配置及び種類を設定することが可能です また 軸組入力後の倍率変更等にも対応しています 免責事項本プログラムを使用したことによるいかなる障害及び結果について データ提供元は一切の責任を負いかねます 利用は利用者個人の責任によって行ってください ただし プログラム上の不具合等が発生した場合 随時修正に努めますので address <support@mokuzou.com> までご連絡ください 2008 年 1 月 3

4 1.2 ファイル構成 1. はじめに ダウンロードされたファイルは圧縮形式 (Windows 版の場合 ZIP 形式 ) になっています 解凍後のフォルダには 以下の 3 つのファイルが含まれます KcalcW101( ファイル形式 : マイクロソフト Excel2000 Windows 版 ) はじめにお読み下さい ( ファイル形式 :TEXT) シェアウェア登録方法 ( ファイル形式 :TEXT) 1.3 シートの構成 KcalcW111 エクセルファイルは以下のシート構成となっています シート名 表示状態 使用目的 メニュー 常に表示 各機能実行のためのメニュー 1 階 常に表示 1 階軸組作成 2 階 常に表示 2 階軸組作成 見付面積 メニューで選択後表示 見付面積入力 床面積 メニューで選択後表示 床面積入力 必要壁率 メニューで選択後表示 必要壁率設定 壁種類 メニューで選択後表示 耐力壁の仕様及び倍率設定 使用方法 メニューで選択後表示 使用方法 ( 簡易説明 ) 壁配置 計算実行後表示 1/4 壁配置バランスの検討結果 計算表 計算実行後表示 壁量計算結果 4

5 2. ご使用になる前に 2. ご使用になる前に 2.1 ファイルを開く 解凍したファイル ( ファイル名 :KcalcW101) を Excel にて開きます このとき必ずマクロを有効にして下さい その後は以下の手順により作業を進めて下さい 2.2 メニューシート インターネット接続環境下の場合 mokuzou.com のホームページにアクセスします 使用方法の簡易説明が表示されます 図 メニュー シート 解除キーを入力し使用制限を解除 ( 解除キーは シェアウェア登録後発行となります ) 5

6 2.3 壁 calc をご使用になる前に 2. ご使用になる前に (1) 壁量計算について 壁 calc は 壁量計算に必要な準備計算( 見付面積 床面積 ) は対象としておりません ご使用前にあらかじめ別途算定してください (2) 本マニュアルにおいて想定する平面プラン及び軸組 3 章及び4 章では モデルプランをもとに入力方法を説明します 本マニュアルにおいて 想定する平面プラン及び軸組を以下に示します 階数 :2 階建筋かいの種類 :45mm 90mm 図 モデルプラン平面 立面 図 モデルプラン壁量算定用床面積 見付面積 6

7 3. 使用方法 3. 使用方法 3.1 基本的な軸組の設定方法及び計算のながれ 1 階軸組の設定方法及び壁量計算について 以降の STEP-1 STEP-3 を説明します STEP-1 見付面積の入力 *1 図 参照 メニュー画面 *1 のコマンドボタン をクリックして下さい *2 図 参照 各方向に対する見付面積 *2 を直接入力してください なお 見付面積はプランごとに別途算定してください 1X 方向 2 階を入力 2X 方向 1 階を入力 3Y 方向 2 階を入力 4Y 方向 1 階を入力 図 見付面積 シート 入力が終わったらメニュー画面 *1 にもどってください 7

8 STEP-2 床面積の入力 3. 使用方法 *1 図 参照 メニュー画面 *1 のコマンドボタンをクリックして下さい *2 図 参照 各階の床面積及び側端面積 (1/4のエリア)*2 を直接入力してください なお 床面積はプランごとに別途算定してください 12 階床面積を入力 21 階床面積を入力 3 側端部分の立面形状に応じて選択 図 床面積 シート 入力が終わったらメニュー画面 *1 にもどってください STEP-3 必要壁率の入力 メニュー画面のコマンドボタンをクリックして下さい 必要壁率の入力をおこなってください 初期値では建築基準法施行令第 46 条の数値が入っています 暴風地域の場合 特定行政庁指定の数値を直接入力してください 初期値では建築基準法施行令第 46 条の数値 ( 軽い屋根 ) が入っています 重い屋根 軟弱地盤の場合は適宜数値を入力してください 図 必要壁率 シート 入力が終わったらメニュー画面 *1 にもどってください 8

9 STEP-4 耐力壁の倍率設定 3. 使用方法 *1 図 参照 メニュー画面 *1 のコマンドボタンをクリックして下さい 耐力壁の設定を行います 設定可能な種類は5 種類までです 下図は 2つ割筋かい (45 90) のシングル及びダブルの設定例です cm を選択 2( たすき )4.5 9cm を選択 面材耐力壁を使用する場合は直接面材の種類及び倍率を入力してください 筋かいの倍率は自動で設定されます 図 壁種類 シート 入力が終わったらメニュー画面 *1 にもどってください STEP-5 1 階軸組の作成 メニュー画面 *1 のコマンドボタンをクリックして下さい 画面左側のコマンドボタンとマウスクリック作業により軸組図を作成します 操作方法の詳細は 3.2 軸組の作成 STEP1 STEP3を参照してください STEP-6 2 階軸組の作成 メニュー画面 *1 のコマンドボタンをクリックして下さい 画面左側のコマンドボタンとマウスクリック作業により軸組図を作成します 操作方法の詳細は 3.2 軸組の作成 STEP1 STEP3を参照してください STEP-7 計算 軸組作成後に自動計算による壁量計算を行います 操作方法の詳細は 3.2 軸組の作成 STEP4 を参照してください STEP-8 申請用図書作成 確認申請用資料の作成を行います 操作方法の詳細は 4. 確認申請用資料 を参照してください 以上 STEP1 から STEP8 が壁 calc の使用方法のながれとなります 9

10 3.2 軸組の作成 3. 使用方法 メニュー画面のコマンドボタンをクリックして下さい 下図の画面が現れます 各コマンドボタンの使用目的は以下の通りです STEP-3 軸組の作成 コピーしたい壁を選択後クリック 間くずれの場合 数値移動により壁を配置 壁の情報を確認する場合に使用 また 壁の種類変更場合にも使用 STEP-1 1 グリッド ( マス目 ) 長さの設定 STEP-2 通り番付の設定 STEP-4 壁量計算 図 軸組作成画面 STEP-1 1 グリッド ( マス目 ) 長さの設定 コマンドボタン をクリックしてください 1 グリッドの長さを直接 入力してください この例では 1 マスを 45.5cm とした場合です 図 グリッド設定 フォーム 10

11 STEP-2 通り番付の設定 コマンドボタン 3. 使用方法 をクリックしてください 通り名を下図のフォーム により設定します 図はモデルプランの場合の設定例です よこ方向通り名の記号を入力 開始番号から加算する順に番付する場合 + を選択 X0,X1,X2,X3... よこ方向開始番号を入力 開始番号から減算する順に番付する場合 を選択 Y8,Y7,Y6,Y5... たて方向通り名の記号を入力 たて方向開始番号を入力 番付する間隔を選択 図 通り名設定 フォーム STEP-3 軸組の作成 *1 リストボックスの中の数字は 壁種類 シートで設定した番号です ( 図 参照 ) コマンドボタン *1 をクリックしてください 画面左上に新しい壁が作成され 下図のメッセージが表示されます 図 グリッド注意メッセージ グリッド位置あわせの方法は次のとおりです 11

12 3. 使用方法 *1 図形描写ツールバーが画面上にない場合は 画面上部メニューの 表示 (V) ツールバー (T) 図形描写 を選択してください 1 作成された壁を選択状態にしてください 2 グリッドを有効にします 図形描写ツールバー *1 図形の調整 位置合わせ グリッド 図 グリッド設定方法 12

13 3. 使用方法 作成された壁を X0 通り Y7 Y8 に動かします 動かし方は下図のとおりです 壁をマウスでドラッグ ( 選択状態で左ボタンをクリックしながら動かす ) し X0 Y8 の位置まで移動させます 図 壁配置 ( その 1) 右端部をクリックしながら X0 Y7 の位置まで移動させます 図 壁配置 ( その 2) Y7 Y8 の位置に長さ 91cm の耐力壁が配置されました 図 壁配置 ( その 3) 13

14 3. 使用方法 *1 壁を 1 つ 1 つ作成する方法の他に コピーボタンを利用する方法もあります STEP3の作業を繰り返しその他の軸組をグリッド上に配置します 配置した状態を下図に示します *1 図 階軸組の配置 *2 図 参照 対面キッチン部分の壁 *2 はグリッドからはずれているため 数値移動により壁を移動します この壁は北面より南へ200cm の位置であるため下へ18cm 移動します 1 壁をクリックで選択 2 壁変形 ボタンをクリック 図 壁の数値移動 14

15 3. 使用方法 壁変形フォームが画面に現れます 下図の要領にて壁を移動させます 2 移動量を入力 1 下へ を選択 図 壁変形 フォーム 3 変形実行 クリック 上図の操作により 下図のように壁が移動されます *1 マウスにて選択した壁の位置情報は 壁情報 ボタンクリックで確認できます 壁が南へ 18cm 移動された *1 図 壁移動後の画面 15

16 3. 使用方法 2 階の軸組についても 1 階と同様の操作により作成します 図 階軸組作成結果 以上で軸組入力は終了となります 16

17 STEP-4 計算実行 3. 使用方法 1 階軸組 又は 2 階軸組 シートのをクリックします しばらくし て 画面が下図のように切り替わります 新たに 壁配置 計算表 のシートが追加され 壁のバランス検討結果及び壁量計算結果がそれぞれのシートに自動作成されます 計算表 シート 壁量結果一覧が表形式で自動作成されます 壁配置 シート 壁のバランスの検討結果が自動で作成されます 図 計算終了後の画面 17

18 3. 使用方法 (1) 計算表計算表の内容を下図に示します 風圧力に対する必要壁量の計算表を示します 地震力に対する必要壁量の計算表を示します STEP-3 で作図した 2 階軸組を自動で拾い出し 存在壁量を自動計算します STEP-3 で作図した 1 階軸組を自動で拾い出し 存在壁量を自動計算します 存在 (LD) 必要 (LN) の数値が 1.0 以上であれば 壁量を満たしています 図 計算表 シート 18

19 3. 使用方法 (2) 壁配置壁配置の内容を下図に示します 2 階軸組の上下左右 1/4 区画各々の存在壁量が自動計算されます 1 階軸組の上下左右 1/4 区画各々の存在壁量が自動計算されます 各階各区画ごとに壁量比の検討が自動計算されます 図 壁配置 シート 19

20 4. 確認申請用資料 4. 確認申請用資料 4.1 確認申請用ファイルの作成方法 壁 calc により計算した図及び表を別ファイルに保存する機能について説明します まず 計算表 シートを表示させてください 画面右上に があり ます これをクリックします クリック 図 計算表 シート つづいて 新規ブック作成確認のメッセージが表示されます よろしければ OK ボタンをクリックしてください 作成しない場合は キャンセル ボタンをクリックしてください クリック 図 メッセージ 20

21 4. 確認申請用資料 つづいて 以下の 4 シートが新規ブックに作成されます お使いのプリンター及び用紙サイズに合わせて用紙設定を適宜行ってください また 図 表の修正も可能です 壁記号が自動で追記されます 東西 南北 1/4ラインが一点鎖線で表示されます 作成される 4 シート 図 新規ブック このブックの保存方法は 通常のエクセルファイルと同様に適宜名前をつけて保存してください 21

22 5. シェアウェア登録方法 5. シェアウェア登録方法 5.1 シェアウェア登録料 2,800 円 + 消費税 140 円 =2,940 円 5.2 登録方法 モクゾウドットコム ( のシェアウェア登録ページにアクセスいただき 登録のながれ に従ってご登録ください 22

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