ガイ Nスライドガイドは 転動体の転がり運動を応用した 高精度 高剛性の直線案内用軸受です 摩擦係数が小さい スティックスリップがない 高負荷時においてもスムーズな直線運動が得られるなど多くの利点を備えています また 高効率 高機能が長期にわたり維持できるため 一般産業機械から超精密機械ドスライドガ

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1 スライドガイドA-1 スライドガイド 形式 A- 精度の測定方法 A- 剛性と予圧 A- 定格荷重と定格寿命 A- 取付方法 A-7 取扱い上の注意 A- 継ぎレール A-1 防塵 A-1 耐食仕様 A- 潤滑 A- ファイバーシート A-1 リバースシール A-17 ジャバラ A-1 SE 形 AD 形状 A-1 スライドガイドミニュチュア SE 形構造と特長 A- 形式 A-21 精度 A-22 予圧 A-22 定格荷重 A-2 等価荷重 A-2 レール長さ A-2 取付 A-2 取付ねじ A-2 潤滑 A-2 寸法表 A-2~ スライドガイドミニュチュア SER 形構造と特長 A-2 形式 A- 精度 A- 予圧 A- レール長さ A- 取付 A- 取付ねじ A- 潤滑 A- 寸法表 A-~ スライドガイド SGL 形 構造と特長 A-0 ブロックの形式 A-1 精度 A-1 予圧 A-2 レール長さ A-2 取付 A-2 グリースニップル A- 潤滑 A- 寸法表 A-~ スライドガイド SGW 形 構造と特長 A-72 ブロックの形式 A-7 精度 A-7 予圧 A-7 レール長さ A-7 取付 A-7 グリースニップル A-7 寸法表 A-7~

2 ガイ Nスライドガイドは 転動体の転がり運動を応用した 高精度 高剛性の直線案内用軸受です 摩擦係数が小さい スティックスリップがない 高負荷時においてもスムーズな直線運動が得られるなど多くの利点を備えています また 高効率 高機能が長期にわたり維持できるため 一般産業機械から超精密機械ドスライドガイドにいたる広範囲なニーズに対応できます 表 A-1 形式 ボールローラーボー形ル転動体 特長 ページ ボール保持 2 条列 点接触構造 (SES- 形 ) ボール保持 オールステンレス仕様有り 2 条列でコンパクト P.A- 小型 軽量 低価格 ボール非保持 2 条列 点接触構造 (SE-A 形 ) 2 条列でコンパクト 小型 軽量 低価格 種類が豊富 P.A- ステンレス仕様有り クロスローラー (SER 形 ) ミニチュアローラーガイド クロスローラーで高精度 オールステンレス仕様有り P.A-2 条列 2 点接触構造 (SGL 形 ) 高い自動調心性 ボールが大きく高負荷容量 サイドシールとアンダーシールで防塵効果が高い ステンレス仕様有り 条列 2 点接触構造 (SGW 形 ) P.A-0 モーメントに強い ローハイト設計 有効ボール数が多く滑らかな動き サイドシールとアンダーシールで防塵効果が高い P.A-72 ミニチュア形高剛性形式 スライドA-2 A-

3 ガイド精度の測定方法 剛性と予圧 スライドガイドの精度は レールを基準ベースに固定して測定されます また精度は測定面の中央部の平均値であらわされます 寸法許容差とペア相互差スライドガイドの精度は図のように高さ H と幅 W で測定されます 寸法許容差はレールに組込まれた個々のブロックについて測定され 基準寸法からの差で表わされます ペア相互差は同一のレールに取り付けられたブロックを測定し その最大値と最小値の差で表わされます 運動精度運動精度はレールを基準ベースに固定した状態で ブロックを全長にわたって走行させたときのインジケーターの読みの差 ( 走り平行度 ) であらわされます 注意 : 測定はそれぞれの測定面の中央とします 図 A-1 精度測定 基準面 H W 図 A-2 運動精度の測定方法 N マーク スライドガイドの転動体は荷重によって弾性変形をおこします 弾性変形量は転動体によって決まり ボールの場合は荷重の2/ 乗に比例し コロの場合は 0. 乗に比例します どちらのべき数も 1より小さいことから 荷重の増加にしたがって弾性変形する割合が小さくなることを意味します この性質を利用して スライドガイドの剛性を高めるために予圧を与えます 予圧はスライドガイドの内部応力となり 一般的な使用条件では 寿命の若干の低下は免れません しかし 衝撃や振動が加わる箇所で使用する場合では 有害な衝撃 振動を吸収しますので 反対に寿命を伸ばす効果が期待できます また予圧は転動体の弾性変形を引き起こしますので取付誤差の吸収能力を低下させます したがって 取付面の加工にはご注意をお願いします N では予圧によって すきま 標準 軽予圧 中予圧の 種類を用意してありますので 用途にあった選定ができます 図 A- 転動体の弾性変形量 荷重 P R R P1 予圧荷重 P2 予圧解 荷重 P2R2 P1 0 P1 P2R P2 予圧無し 予圧あり 予圧無し 予圧あり ボールと 面 コロと平面 スライド基準ベース 表 A-2 予圧区分 予圧区分記号振動吸収能力 予圧の影響自動調心寿命剛性摩擦抵抗能力 使用箇所 対象形式 軸数記号とペア相互差 2 軸以上のスライドガイドを並列に配置し使用する場合には 同一レール上のブロックだけでなく 他のレール上のブロックについても相互差が必要になることがあります Nスライドガイドでは 高さ Hのペア相互差のみについてはの軸数記号に必要軸数を記入するだけで指定できます また 幅 Wのペア相互差については 打ち合わせが必要となりますので Nまでご連絡ください 注意図 A- のように 列平行にスライドガイドを使用する場合には 軸数記号に W と記入し お問い合わせやご注文の際には 使用される本数でお願いします の表示例 SGL2TF2-0/ W2 図 A- 列平行使用 軸数記号 W2:2 列平行使用 W: 列平行使用 すきま標準軽予圧中予圧 T0 無 T1 T2 増大減少減少増大増大 軽い動きを重視する場合取付け誤差を吸収したい場合 振動のごく少ない箇所精密な作動が要求される箇所一定方向のモーメントがかかる箇所軽度の振動を受ける箇所軽度の複合荷重がかかる箇所モーメントがかかる箇所振動や衝撃がかかる箇所オーバーハング荷重を受ける箇所複合荷重がかかる箇所 SE SE,SGL SGW SE,SGL SGW SGL,SGW A- A-

4 スライドガイドA- 定格荷重と定格寿命 取付方法 荷重の方向と定格荷重スライドガイドには図 A- のような荷重とモーメントがかかります 各荷重とモーメントに対して基本定格荷重と静的許容モーメントが定められています 図 A- 荷重の方向 定格荷重 C および CO モーメント MY スライドガイドはコンパクトな形状にもかかわらず大きな定格荷重を持つため 様々な機械 装置に使用され 取付方法も多種多様になります 図 A- に代表的なスライドガイドの配置を示します 図 A- スライドガイドの配置例 1 軸水平使用 ( 軽荷重 ) 1 軸横使用 基準面 MR MP 基準面 2 軸水平使用 ( 軽荷重 ) 基準面 2 軸水平使用 ( 中 重荷重 ) 基準面 定格寿命計算方法 N スライドガイドには 転動体にボールを使用した形式と ローラーを使用した形式があります 定格寿命の計算式は転動体の種類によって異なり 下記の式になります ストローク長さとストローク回数が一定の場合には 寿命を時間であらわしたほうがわかりやすくなります 基準面 基準面 基準面 基準面 SE SGL SGW 形 ( ボール ) L= ( fc ft fw C P ) 0 Lh= L 2 ls n1 0 2 軸横軸使用 基準面 2 軸対向使用 基準面 基準面 SER 形 ( ローラー ) L= ( fc ft fw C P ) / 0 L: 定格寿命 (km) fc: 接触係数 ft: 温度係数 fw: 荷重係数 C: 基本動定格荷重 (N) P: 作用荷重 (N) 各係数は P. 技 - を参照してください 接触係数はブロックを 2 個以上密着して使用する時に使用してください Lh: 寿命時間 (hr) ls: ストローク長さ (m) L: 定格寿命 (km) n1: 毎分往復回数 (cpm) 基準面 基準面基準面 2 軸水平使用 ( レール移動 ) 基準面 基準面 基準面 基準面 部は次頁を参照してください A-7

5 スライドガイドA- A- 取付面の形状と精度スライドガイドはベッドに取付けて精度が得られるように設計 製作されています 簡単に精度よく取付ける方法としては 通常 取付面に肩を設けてレールやブロックの基準面を突きあてる方法がとられます ( 図 A-7) その場合 肩の角部は スライドガイドの角部に干渉しないように 逃げを設けるか レールやブロックの面取寸法よりも小さな r に仕上げてください レールの取付面精度は スライドガイドの運動精度とともに機械 装置の精度に影響を与えますので スライドガイドの運動精度と同等な精度に仕上げてください また ブロック取付面の平面度によってはブロックが変形し所定の予圧が得られないこともありますので ( 図 A- 参照 ) 平面度には十分な注意をはらってください 注意 : 取付面に肩を設けることができない場合や 剛性のない物に取付ける場合等のレールの真直度に関しては N までお問い合せください 図 A-7 取付面の形状 図 A- 平面度の影響 固定方法一般的にスライドガイドは 2 軸平行に取付けて使用されます その場合 一方のレールを基準側 他方のレールを従動側とします 衝撃や振動 高荷重がかかる場合 / 高精度が要求される箇所横押しを設け 振動や衝撃の精度に対する影響を取り除きます 横押しには押さえ板 ( 図 A-) 押しねじ ( 図 A-11) テーパーギブ ( 図 A-) が一般的に使用されます 図 A-11 押しねじによる固定 基準側 従動側 すきま 図 A- 押さえ板による固定 図 A- テーパーギブによる固定 基準側従動側基準側従動側 基準面の表示スライドガイドでは 精度の維持と取付を簡単にするため 基準面が設けられています 基準面は図 A- のようにレールとブロックの同一方向に設けられ ブロックに表示してある N マークの反対側になります スライドガイドの配置によっては 標準的な基準面の方向では精度よく取付けられないこともあります ( 横軸 2 軸対向使用時など,P.A-7 図 A-) N ではご要望により反対に基準面を設けることもできますのでお問い合わせください 図 A- 基準面の表示 基準面 基準面 N マーク 横押し板に逃げ部を設け レール ブロックを押します 軽荷重や速度の遅い場合軽荷重や速度が遅くスライドガイドの負荷能力が十分にある場合や 精度をあまり必要としない場合には図 A-1 のように横押しを設けない方法 または基準面を設けない方法もとられます 図 A-1 従動側に基準面を設けない方法 基準側 従動側 図 A-1 横押し機構を設けない方法 図 A- 基準面を設けない方法 基準側従動側基準側従動側

6 取付け手順ベースとテーブルの双方に取付基準面を設けた場合は以下の手順でスライドガイドを取付けます 1 ベースとテーブルの取付面のバリ キズ ごみ等を取り除き低粘度の油を塗った後 スライドガイドをベッドの上に静かに乗せ レールを仮締めします ( 図 A-1a) 2 最初に基準側のレールを取付けます 横押しのねじを締め付け 取付け基準面とレール基準面を密着させます ( 図 A-1) 横押しの機構を設けていない場合は小型のバイスなどを用いて取付基準面とレール基準面を確実に密着させてください ( 図 A-1d) 図 A-1 a 従動側に取付基準面を設けない場合従動側に取付基準面を設けていない場合は図のような治具を用いて 2 軸間の平行度を確保する方法と 基準側のスライドガイドの取付を完了させた後 テーブルを左右に移動しながら従動側スライドガイドをならわして取付ける方法がとられます ( 図 A-17) 図 A-17 治具による取付 治具 スライドガイドA- A-11 取付けボルトを規定のトルクで締め付け 基準側レールの取付けを完了させます レールは規定のトルクで締付けたときに精度が最もよくなるように製作されています 締結トルクの規定値については各形式の取付けの項を参照してください ( 図 A-1c) 続いて 従動側のレールも同様の方法で取付けます ブロックをテーブル取付け位置に移動させ テーブルを静かに乗せ ボルトを軽く締め付けます ( 図 A-1e) 基準側ブロックを横押しにより密着させた後 取付けボルトを対角線上に締め付けていきます ( 図 A-1f) 7 同様に従動側ブロックの取付けボルトを対角線上に締め付けて取付けます ( 図 A-1g) 最後に 組みあがったテーブルをストローク全長にわたって移動し ストローク内で移動推力が均等であるかを確認し 均等であればすべてのボルトをロックして取付け完了となります もし推力が均等でない場合は または 2 を繰り返し 推力が均等になるよう調整してください c d e f 横押し機構を設けない場合 基準側に取付基準面を設けない場合基準側に取付基準面を設けない場合は図のようにスライドガイド近傍の基準面を利用します スライドガイドをベースに仮固定し ブロック上にインジケーターを取付けます このとき ブロックは 2 個以上使用し測定用のプレートで固定してください ( 図 A-1) インジケーターをベースの基準面に当て 軸端からレールの真直度を出しながら順次取付けボルトを締めていきます またスライドガイドの近傍に基準面がない場合にはストレートエッジを使用してレールの真直度を出してください ( 図 A-1) 図 A-1 ベースの基準面を利用する方法測定用プレートベース基準面図 A-1 ストレートエッジを使用する方法ストレートエッジ g

7 スライドガイドA- A-1 取扱い上の注意 継ぎレール N スライドガイドは精密部品ですので下記の事項に注意して慎重に取扱ってください スライドガイドの精度はブロックとレールを組み合わせた状態で調整されています ブロックをレールから抜き取らないで取付けてください ブロックをレールから抜き差しする必要がある時には 転動体脱落防止のために仮レールを使用してください 抜き差しする時には 図のようにレールと仮レールの継ぎ部に段差が出来ないように しっかり突きあて 取付け面を一致させてから ブロックを抜き差ししてください ( 図 A- 参照 ) 抜き取ったブロックは必ず元のレールに挿入し ブロックとレールの組合せを変えないようにしてください このとき ブロックとレール双方の基準面が納入時と同一方向になるように注意してください 図 A- ブロックの取り外し方法 基準面 面を一致 仮レール 最大長さを越えるレールは 一般的には下記の 2 種類の方法で継がれて使用されます 左右のレールの継ぐ位置を同じにし設計や管理を容易にします ( 図 A-211) 左右のブロックが同時に継ぎ部を渡らないようにレールの長さを決定し 精度における継ぎ部の影響を緩和します ( 図 A-2) 継ぎレールは以下のことに注意してご使用ください 使用中の衝撃荷重などで継ぎ部に段差ができないように取付面には肩を設けレールをしっかり突きあててください 肩を設ける事が出来ない場合は過大な負荷が作用した時でもレールが移動しない様にしてください 継ぎ部には合マークが表示されていますので確認の上取付けてください 継ぎ部にスキマがでないように調整しながら取付けてください 継ぎ部の 2 方向の取付基準面をそれぞれ一致させて取付けてください 適応形式 : 継ぎレールの場合 精度は SGL SGW 形で並級 上級 予圧は標準予圧となります また SE(S) 形及び継ぎレールの詳細については N までお問い合わせください なお SGLS 形 SER 形には継ぎレールは適応できません 図 A-21 継ぎレールの代表例 1 左右のガイドレールを同じ位置で継ぐ方法 合マーク N マーク 1 1 N マーク 仮レール 2 2 合マーク 面を一致 2 左右のガイドレールの継ぐ位置を変える方法 合マーク グリースニップルの方向を変更する場合は ブロックを反転させる方法は採らないでください ブロックの分解は絶対に行わないでください 取付面のごみや埃を取り除いてから組み付けてください スライドガイドにはグリースが充填されています 使用状況にあわせて定期的に同系統のグリースを補給してください SE SER 形はレールにブロック脱落防止用ストッパーが取付けられています ストッパーはレール取付後取り除いてご使用ください 2 2 合マーク 1 1

8 スライドガイドA-1 A- 防塵 シールサイドシール ( 対象形式 :SE,SER,SGL,SGW) 異物やゴミなどが内部に侵入することを防ぎ 寿命や運動精度の低下を防止することができます 図 A-22 サイドシールとアンダーシール サイドシール ジャバラ ( 対象形式 :SGL) ジャバラでガイドレール全体を完全に覆うことにより 異物やゴミなどが多い箇所で防塵効果を発揮します ( 詳細は P.A-1 をご参照ください ) 図 A-2 ジャバラ ジャバラ アンダーシール ( 対象形式 :SGL,SGW) 取付状態などによりスライドガイド底面から異物やゴミなどが 侵入しやすい箇所でご使用ください ダブルシール ( 対象形式 :SGL) サイドシールを 2 重にしてさらに防塵性を高めました ジャバラや保護カバーが取付けられない箇所での使用に最適です アンダーシール スクレーパ ( 対象形式 :SGL) 溶接のスパッタや切粉など大きな取れ難い異物がガイドレールに付着した時それらを除去することができます レール専用キャップ SGL SGW 形には取付け穴にごみが溜まることを防止する図のような専用キャップが用意してあります 専用キャップはレールを取付けたあと 治具を用いレール上面と同一の高さになるまで静かに打ち込んで取付けてください 図 A-2 専用キャップキャップ t D 当て金具キャップ 図 A-2 ダブルシール 図 A-2 スクレーパ 表 A- 専用キャップ 専用キャップ 適用ザグリ寸法 使用ボルト D t SGL-F,E, TF,TE 適用スライドガイド SGL-HTF,HYF HTE,HYE,HTEX SGW スペーサー スペーサー F M 1. F M D 17,21,27 サイドシール F F M M ,0 2 サイドシール スクレーパ F F M M 1.. 0D, 0, シールなし ( 対象形式 :SE,SER) 比較的粉塵の少ない箇所で動摩擦抵抗を小さくしたい時に使用します またシールなし使用の場合は防塵効果がありませんのでご注意ください ダブルシール+スクレーパ ( 対象形式 :SGL) ダブルシール +スクレーパ付にも対応いたします 詳細はNまでお問い合わせください 耐食仕様 N では耐食仕様として SE SER 形 SGL-F TF 形にはステンレス ( 2) 製 SGL SGW 形では低温黒色クロム処理を標準化しています 潤滑 N スライドガイドは出荷時にリチウム石けん基グリースが充填してあり そのまま使用できます その後は使用状況に応じて適時補給をおこなってください N では給油間隔を大幅に延ばすファイバーシート リバースシールを用意しております 詳細は P.A-1 を参照してください クリーンルームや真空中などの特殊環境での使用には 状況にあわせ 潤滑剤を封入しない製品や ご指定の潤滑剤を封入したものも対応可能ですので N までお問い合わせください また N ではリニアシステム用低発塵グリースを用意しております 詳細は P. 技 - を参照してください

9 スライドガイドA-1 A-17 ファイバーシート リバースシール Nスライドガイド SGL 形 SGW 形には給油間隔を大幅に延ばすとともに潤滑油を吸収する粉塵などが多い悪条件下でも優れた耐久性を示すファイバーシートが用意されています このファイバーシートは図 A-27のようにブロック本体に内蔵されておりますのでブロックの外形寸法 取付寸法は変わりませんので設計変更することなく従来品との交換が可能です 図 A-27 ファイバーシート詳細図 Nリバースシールはリバースプレート シール プレートカバーによって構成されるシールユニットです 標準サイドシールの外側にリップを逆向きにしたシールを取り付けた構造によりグリースの無駄を抑え 長期メンテナンスフリーを実現しました 図 A-0 リバースシール詳細図 ブロックリターンキャップリバースプレートリバースプレートカバー ガイドレール サイドシールシール シール サイドシールグリースポケットリバースシール部詳細図 潤滑管理の簡素化 Nファイバーシートは多孔性構造の繊維素材に潤滑油を含有させ 毛細管現象により適時適量供給し給油間隔を大幅に延長します 図 A-2 脱脂品耐久試験 SGLF 脱脂品グリースなし試験 後 数時間にて走行 能 SGLF ファイバーシート + グリースファイバーシート 油質 量ともに 試験条件 / 作用荷重 :1 C 速度 :1ms 0,000,000 距離 (km) 悪条件下でもすぐれた耐久性油吸収材を散布し加速試験を行ない 悪条件での SGLタイプの潤滑性能 耐久性を実証します 図 A-2 潤滑油加速試験 SGLTFW+ グリース 1,7km にて油 切れ走行 能 ファイバーシート SGLTFW ファイバーシート + グリース,000km 走行異常無し 試験条件 / 作用荷重 :1 MR 速度 :1ms 油吸収材散布 グリースの漏れを低減内側のシールから漏れ出したグリースは外側に配置したシールのリップにより両シール間に閉じ込められ外への漏れを低減します 図 A-1 グリース漏れ比較 0.7 グリースの漏れ量の参考 試験条件 : 軸仕様作用荷重 ( 無負荷 ) 平均速度 (1ms) ストローク (7) (g) 0.2 標準品 0.1 リバースシール ,000 2,000,000,000,000,000 走行距離 (km)長期メンテナンスフリーグリースの漏れを低減する事によりグリースの無駄を抑え 両シール間のスペースをグリースポケット化することによる長期メンテナンスフリーを実現しました 図 A-2 油吸収材による耐久試験 標準品 :km リバースシール :,00km 油 切れ走行 能 標準品リバースシール試験条件 / 作用荷重 ( 無負荷 ) 平均速度 (1ms) ストローク () / 油吸収材を 分毎に数 g 振り ける 異常なし 0 1,000 2,000,000,000,000 距離 (km) ,000 1,00 2,000 2,00,000,00,000,00,000 距離 (km) 対象形式 SGL 形

10 スライドガイドA-1 A-1 ジャバラ ガイドレールを完全に覆うことにより防塵効果を発揮します ジャバラを取付けることにより外形寸法 ストロークなどが変わりますので図 A-を参照してください 図 A- ジャバラ付スライドガイド寸法 ユニット長さ t2 t1 ( 中間プレート ) fmax1グループ ( レール取付プレート ) t1 ( ブロック取付プレート ) H h H h ジャバラとガイドレール長さの計算方法例 )SGLTE ブロック 1 個を使用し両端にジャバラを取付けてストローク が必要な場合 ストローク に必要なジャバラグループ数は ストローク = fmaxfmin 2. = グループ ( 切上げ ) となります ジャバラを 1 グループ取付けた時の最小長さ :f は f=ガイド取付プレート +1 グループ fmin グループ数 + 中間プレート ( グループ数 -1) = (1-1)=1. となります fmin1 グループ 以下 ジャバラ 面 2 以上 よってこの条件で必要なガイドレール長さ :L は L=2 f+ 必要ストローク + ユニット長さ =2 1.++(.-2)=7. 7( 切上げ ) 以上のようになります 図 A- ジャバラ付スライドガイド外形図 注 : ガイド取付プレートをはずすとスライドガイドは使用できなくなります 取付ボルトには触れないでください 記号 : サイドシール + アンダーシール 記号 :W ダブルシール + アンダーシール ユニット長さ 記号 :S サイドシール + アンダーシール + スクレーパ 記号 :R サイドシール + アンダーシール + リバースシール 記号 :WS ダブルシール + アンダーシール + スクレーパ H h t1 t2 fmax / fmin / 1グループ 1グループ F TF E TE 1 SGL HTF HYF L1-2 L-2 L-. L-. L HTE HYE HTEX 1 F TF E TE 1 SGL HTF HYF L1-2 L-2 L-. L-. L HTE HYE HTEX F TF E TE 1 SGL2 HTF HYF L1-2.2 L-2.2 L- L- L HTE HYE HTEX 1. F TF E TE 2 SGL0 HTF HYF L1- L- L- L- L- 1 HTE HYE HTEX 2 F TF E TE 2 SGL HTF HYF L1- L- L- L- L- 7 HTE HYE HTEX 2 SGL HTF HYF L1- L- L-. L-. L HTE HYE HTEX 1 注 : 1 グループとはジャバラの最小構成単位です ユニット長さはシールのタイプによって寸法が異なります L1,L,L,L,L はブロック寸法を参照して下さい ジャバラ選定時は必要ストロークをご指示願います ジャバラを取付ける場合グリースニップルが取付かなくなります 詳細については N までお問合せください ジャバラ使用環境温度は 0 以下になります ジャバラの詳細や特殊な使用状態 特殊環境などの場合についても N までお問合せください 左側にスライドした場合 f SGLTE(.2) SE 形 AD 形状 SE 形 AD 形状は ガイドブロックの取付け面形状を最適化することで取付けの際生じるブロックの変形を軽減することができます AD 形状選定の注意高精度の N ミニチュアガイドで AD 形状を選定する場合 その特性を発揮させるために次の点に注意してください AD 効果を得るために ブロック取付け面の平面度はスライドガイドの運動精度と同等に仕上げてください 1 軸 1 個のブロックのみでテーブルを形成する場合 大きな効果が期待できます ブロックの各ボルトは均一なトルクで締め付けてください 標準予圧のみ対応します 適応形式以外は対応できません の構成 SES UU 2 - N P AD 詳細は N までお問い合わせください L 右側にスライドした場合 S f f S SGLTE:(.2) f AD 形状 図 A- SE 形 AD 形状 L テーブル ガイドブロック 適応形式 表 A- AD 形状適応形式 SES 7 SES 7M SES 7Y SES 7YM SES SES M SE A SES Y SES YM SE AY SES SESM SEA SESY SESYM SEAY SES SESM SEA SESY SESYM SEAY SES SESM SEA SESY SESYM SEAY SES 7A SES 7AY SES A SES AY SESA SESAY SESA SESAY SESA SESAY

11 ガイ N スライドガイド SE 形は 2 条列の軌道溝内でボールが転がり運動をおこなう直線運動軸受です スライドガイドの中でも最もコンパクトで軽量のため 機械 装置の小型化 軽量化が図れます が標準化されています 表 A- 形式 SE 形のブロック材質はすべてステンレス鋼製 (SES 形 ) になります シ ートブロック ロンブロック 標準レール ( ザグリ穴 ) 標準レール ( ザグリ穴 ) 標準レール ( ザグリ穴 ) ミニチュア SE 形 ブロックドスライドガイド 構造と特長 N 形レール ねじ穴 N 形レール ( ねじ穴 ) N 形レール ( ねじ穴 ) N スライドガイド SE 形は精密研削加工された 2 条の軌道溝を持つレールとブロックから構成され ブロックは更に本体 鋼球 リターンキャップから構成されます ボール保持ボール保持タイプ SES- 形はレールとブロックを分離でき 組みつけが容易になり 組みつけコストの低減を可能にします オールステンレス SES-M 形はステンレス製リターンキャップを使用することにより構成部品がすべてステンレス製となり 高温 クリーンルーム 真空など特殊環境下に最適です 耐モーメント形耐モーメント形としてワイドブロック (W 形 WA 形 ) とロングブロック (Y 形 AY 形 ) さらにワイド +ロングブロック (WY 形 WAY 形 ) があり 使用条件にあわせて最適なブロックが選定できます 図 A- SE 形の構造 ガイドレールブロック リターンキャップ サイドシール ブロック リターンキャップ サイドシール 鋼球 鋼球保持バンド ねじ穴付レールレールは標準でザグリ穴タイプ ねじ穴タイプ (N 形 ) が用意してあり 多彩な取付けが可能です コンパクト設計 SE 形は2 条列 点接触構造の採用で取付高さが最小となり 機械 装置の軽量 小型化に貢献します AD 形状取付けの際生じるガイドブロックの変形を軽減します (P.A-1 参照 ) ガイドレール 保持バンド ガイドレール 鋼球 ブロック ール保持ボール非保持SE-WAY-N 形ボワイドタイプワイドタイプ形式 スライドガイド SE 形はブロックの形状とレールの取付方法で以下のように分類されます シール付と無しのタイプ オールステンレスSES-S 形 SES-S-N 形 SES-SM 形 SES-SM-N 形 SES-WS 形 SES-WS-N 形 P.A-2 P.A-2 P.A-0 SES- 形 SES--N 形 SES-M 形 SES-M-N 形 SES-W 形 SES-W-N 形 SE-A 形 SE-A-N 形 SE-WA 形 SE-WA-N 形 P.A-2 P.A-2 P.A-0 P.A- SES-Y 形 SES-Y-N 形 SES-YM 形 SES-YM-N 形 SES-WY 形 SES-WY-N 形 SE-AY 形 SE-AY-N 形 SE-WAY 形 P.A-2 P.A-2 P.A-0 P.A- スライドP.A- P.A- A- A-21

12 スライドガイドA-22 精度 定格荷重 SE 形スライドガイドの精度は 上級と精密級 (P) があります 表 A- 精度 単位 : 図 A-7 精度 C 基準面 N マーク スライドガイド SE 形は荷重の方向によって定格荷重が異なります 表 A- 定格荷重 図 A- 荷重の方向 垂直方向荷重 精度等級精度記号高さH の寸法許容差高さH のペア相互差幅 Wの寸法許容差幅 Wのペア相互差 A 面に対するC 面の走り平行度 面に対するD 面の走り平行度 上級無 ± ± 精密級 P ± ± 図 A-7 より H D A W 基本動定格荷重基本静定格荷重 ボール保持タイプ垂直方向 1.00 C 水平方向 0. C 垂直方向 1.00 CO 水平方向 0. CO 等価荷重 ボール非保持タイプ 1.00 C 1.1 C 1.00 CO 1.1 CO 水平方向荷重 図 A- 運動精度 μm 上級 精密級 (P) ガイドレール長さ 予圧 スライドガイド SE 形の予圧は標準 軽予圧 (T1) とすきま (T0) から選定できます 表 A-7 予圧区分と予圧記号単位 :μm 表 A- 使用条件予圧区分と予圧記号予圧区分予圧記号使用条件すきま標準軽予圧*軽い動きを重視する場合 T0 無 T1 すきま T0 取付け誤差を吸収したい場合 2 振動のごく少ない箇所 +1 + 標準無精密な動きが要求される箇所 1 0 一定方向のモーメントがかかる箇所 7 軽度の振動を受ける箇所* 軽予圧 T1 軽度の複合荷重がかかる箇所モーメントがかかる箇所 0 *予圧により動摩擦抵抗が大きくなる場合があります W +1 + W 1 0 7W W W W ガイドに垂直方向荷重と水平方向荷重が同時に負荷する場合には次式により静等価荷重を算出します P=Pa+X Ps P: 等価荷重 Pa: 垂直方向荷重 Ps: 水平方向荷重 X:SE-A 形は 0. SES- 形は 1.1 レール長さ Nでは一般的に使用されるレールを標準長さとして 図 A- レール 各種取りそろえております 標準以外の長さは特別なご 指示がない限り端面から最初の取付穴までの距離 (N) を表 A-および表 A-11の範囲内として次式が成り立つように製作いたします N L M P (N) P L=M P+2N L: レール全長 ()N: 端面から最初の取付穴までの距離 () M: ピッチ数 P: 取付穴ピッチ () 表 A- 標準形の場合 単位 : 表 A-11 ワイド形の場合 単位 : N N 以上未満以上未満 2 7 W. W 1 7W. 1 7 W 1 W 1. W 2 2 A-2

13 スライドガイド 取付 取付ねじ 取付面の形状スライドガイドは一般的にレールとブロックの基準面を取付け面に設けた肩に突き当てて取付けます 肩の形状は図のように角部に逃げ または隅の丸みを設けて レールやブロックの基準角部に干渉しないようにしてください 相手側の取付基準面の肩の高さは表 A- 丸みは表 A-1の値を推奨します 図 A-1 取付面の形状 1 図 A-2 取付面の形状 2 h1 r1 r1 Nでは SE 形で使用されるボルトの中で特に入手困難な小さなのボルトや特殊ボルトを取り揃えておりますので指示してください 表 A- 取付ねじ ( ステンレス鋼製 ) 種類形状呼び 特殊ねじ 六角穴付ボルト 図 A-1 図 A-2 M1 M1. M1. M2 M2 M2. D H ピッチ f,, 2.,,,,,,,,,,,, h2 r2 r2 図 A- 取付ねじ 表 A- 取付基準面の肩の高さ単位 : 表 A-1 隅の丸みの最大値単位 : ブロック側の肩の高さレール側の肩の高さブロック取付部レール取付部 2 7 W W 7W W W W h1 h W W 7W W W W r 推奨締付トルク ( レール ) レールは運動精度等を確保する為に トルクレンチを用い一定のトルクで締付けてください 推奨トルクを表 A-1 に示します 尚 使用状況により適切なトルクでご使用願います 表 A-1 推奨締付トルク単位 :N m 締結ボルト M1 M1. M1. M2 M2. M M M M の呼び推奨締付 トルク ( ステンレス鋼製ねじ A2-70 使用時 ) r 特殊ねじ D H 潤滑 M N スライドガイドは出荷時にリチウム石けん基グリースが充填してあり そのまま使用できます その後は使用状況に応じて適時補給をおこなってください クリーンルームや真空中などの特殊環境での使用には 状況にあわせ 潤滑剤を封入しない製品や ご指定の潤滑剤を封入したものも対応可能ですので N までお問い合わせください f 2 六角穴付ボルト D H f M N では図 A- のような方法でグリースを給脂する場合 専用の注入器を揃えております (P. 技 -2 参照 ) SE- ボール保持タイプに限り 図 A- の内部拡大図のように簡単に給脂することが出来る構造になっております なお リニアシステム用低発塵グリースの詳細については P. 技 - を参照してください 図 A- グリース給脂方法 ク リース注入器 A-2 A-2

14 スライドガイド SES-S//Y 形 SES-SM/M/YM 形 ボール保持 の構成 SES: 耐食仕様 ブロック S: ショート無記入 : 標準 Y: ロング シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 例 ) SES 7 Y M UU 2 T1-2 N P /W2 リターンキャップ無記入 : 樹脂 M: ステンレススチール W: 軸 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 1 軸に付くブロックの個数レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 精度については P.A-22 を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません 樹脂リターン ステンレス製リターン キャップ キャップ SES SES M SES Y SES YD SES 7S SES 7 SES 7Y SES S SES SES Y SES YM SES YDM SES 7SM SES 7M SES 7YM SES SM SES M SES YM 組立寸法 H W.. 17 L SES SES SES 最大長さを超えるものについては Nまでお問い合せください L P1 2 ブロック寸法 17 2 P S1 M2 M2. M2 M2 M 標準レール長さ L f 2 2 L H C 7 2 ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 d G h S N P 動 静 MP MY MR ブロック g ガイド C Co MP2 MY2 樹脂リターンステンレス製レール kn kn N m N m N m キャップリターンキャップ g/ M2. 1 Y YD M S Y S M Y 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ ザグリ穴仕様ねじ穴仕様 (N 形 ) ,00 1, ,000 SES 標準レール ねじ A-2 A-27

15 スライドガイドA-2 A-2 SES-S//Y 形 SES-SM/M/YM 形 ボール保持 MP MP の構成 SES: 耐食仕様 ブロック S: ショート無記入 : 標準 Y: ロング 例 ) SES Y M UU 2 T1 - N P /W2 リターンキャップ無記入 : 樹脂 M: ステンレススチール シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 W: 軸 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 1 軸に付くブロックの個数レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 H W MR ー P1 C ー f MY H1 精度については P.A-22 を参照してください N P L2( シール付き ) L2( シール付き ) L1( シール無し ) L1( シール無し ) L P2 -S1 2-S1 L SES- SES-Y SES-S M P L(=M P+2N) N 形レールねじ穴タイプ G d (N) M: ピッチ数 h S さ H1-0. 軸数記号は注文本数を表わしません 樹脂リターン ステンレス製リターン キャップ キャップ SESS SESSM SES SESY SESS SES SESY SES SESY SESM SESYM SESSM SESM SESYM SESM SESYM 組立寸法 H W L L P1 2 ブロック寸法 P2 2 S1 M M. f L H1 7.. C ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 d G h S N P 動 静 MP MY MR ブロック g ガイド C Co MP2 MY2 樹脂リターンステンレス製レール kn kn N m N m N m キャップリターンキャップ g/0 M S Y S M Y.. M Y 1,00 1 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m SES SES SES 標準レール長さ L , 最大長さ ザグリ穴仕様ねじ穴仕様 (N 形 ) 1, 1,000 最大長さを超えるものについては N までお問い合せください

16 スライドガイド SES-WS/W/WY 形 ボール保持 ワイドタイプ の構成 例 ) SES 7W Y UU 2 T1-2 N P /W2 SES: 耐食仕様 ブロック S: ショート無記入 : 標準 Y: ロング シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 1 軸に付くブロックの個数 W: 軸 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 精度については P.A-22を参照してください SES W SES WY SES 7WS SES 7W SES 7WY SES WS SES W SES WY 組立寸法 H W L L 最大長さを超えるものについては N までお問い合せください SES WY での最小標準レール長さの使用はできません 軸数記号は注文本数を表わしません ブロック寸法 P P2 1 2 S1 M 2. f1 L P 標準レール長さ L SES W SES 7W SES W S2 M M f2 2.. ガイドレール寸法 基本定格荷重 静的許容モーメント 質量 H1 C 1 d G h S N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m g g/0. M W WY WS 7W M WY WS W WY 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ ザグリ穴仕様ねじ穴仕様 (N 形 ) , , 1,000 A-0 A-1

17 スライドガイドA-2 A- SES-WS/W/WY 形 ボール保持 ワイドタイプ の構成 H MR ー P1 f1 MY H1 -S1 MP L2( シール付き ) L1( シール無し ) L P2 MP L2( シール付き ) L1( シール無し ) L 2-S1 G h SES: 耐食仕様 ブロック S: ショート無記入 : 標準 Y: ロング 例 ) SES W Y UU 2 T1 - N P /W2 シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 1 軸に付くブロックの個数 W: 軸 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 W C ー C ー SESWSWWY 精度については P.A-22 を参照してください N SES-W SES-WY SES-WS d P M P (N) L(=M P+2N) M: ピッチ数 N 形レールねじ穴タイプ 1 C ー SESWSWWY S さ H1-0. 軸数記号は注文本数を表わしません SESWS SESW SESWY SESWS SESW SESWY 組立寸法 H W L L P1 2 P2 2 ブロック寸法 S1 f1 M. M. L P S2 f H1. C 2 2 ガイドレール寸法 基本定格荷重 静的許容モーメント 質量 1 d G h S N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m g g/ WS W.. M WY WS W WY 許容モーメント MP2 MY2 はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m SESW SESW 標準レール長さ L 最大長さ ザグリ穴仕様ねじ穴仕様 (N 形 ) 1, 1,000 最大長さを超えるものについては N までお問い合せください SESWY での最小標準レール長さの使用はできません

18 スライドガイド2 SE-A/AY 形 の構成 例 ) SES 7A Y UU 2 T1-2 N P /W2 仕様 ( レール ) SES: 耐食仕様 ブロック無記入 : 標準 Y: ロング シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 1 軸に付くブロックの個数 W: 軸精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 1 精度については P.A-22を参照してください 2 SES 2A A AYのみ となります 軸数記号は注文本数を表わしません 標準仕様耐食仕様 SES 2A SES A SES AY SES A SES AY SES 7A SES 7AY 組立寸法 H W L L ブロック寸法 P1 P2 S1 M1.. M1.. M2 M2 7 M2. M2 1 f L H C 7 ガイドレール寸法 d G h S M1 M1. M M N 基本定格荷重 静的許容モーメント 質量 P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m g g/ N m N m A A AY A AY 7A 7AY 許容モーメント MP2 MY2 はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 標準レール長さ最大長さ L ザグリ穴仕様ねじ穴仕様 (N 形 ) 標準仕様 耐食仕様 標準 耐食 標準 耐食 SES 2A SES A SES A SES 7A , 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細はNまで連絡ください SES2A AはN 形レールのみになります A- A- SES 標準レール ねじ

19 スライドガイドSES A SE-A/AY 形 MP の構成 例 ) SES A Y UU 2 T1 - N P /W2 MR 0 ー 0.1 P1 -S1 f L2( シール付き ) L1( シール無し ) L P2 G 仕様 ( レール ) SE: 標準仕様 SES: 耐食仕様 ブロック無記入 : 標準 Y: ロング シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 1 軸に付くブロックの個数 W: 軸 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 H 1 0 W 1 C ー 0.0 MY 1 精度については P.A-22 を参照してください H1 N P M P L(=M P+2N) N 形レールねじ穴タイプ d (N) M: ピッチ数 Sさ H1-0. h 標準仕様 SE A SE AY SEA SEAY SEA SEAY 耐食仕様 SES AY SESA SESAY SESA SESAY 組立寸法 H W 軸数記号は注文本数を表わしません ブロック寸法 SEA SESA M SEAY SESAY 7. SE 形のブロック材質はすべてステンレス鋼 (SES 形 ) になります 標準レール長さ L 標準仕様 耐食仕様 SE A SES A SEA SESA SEA SESA SEA SESA 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細はNまで連絡ください L L P1 2 P2 1 2 S1 M. f L ,000 0 H ガイドレール寸法 基本定格荷重 静的許容モーメント 質量 C d G h S N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m g g/ A AY. M A AY A 11 7 M AY M A AY 2 1 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ ザグリ穴仕様 ねじ穴仕様 (N 形 ) 標準 耐食 標準 耐食 , 1,00 1,00 1,000 A- A-7

20 スライドガイド SE-WA/WAY 形 ワイドブロック の構成 仕様 ( レール ) SE: 標準仕様 SES: 耐食仕様 ブロック無記入 : 標準 Y: ロング シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 例 ) SES WA Y UU 2 T1-2 N P /W2 1 軸に付くブロックの個数 W: 軸 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 1 精度については P.A-22を参照してください 2 SES WA WAYのみ となります 標準仕様 SE WA SE WD 耐食仕様 SES WA SES WAY SES 7WA SES 7WD SES 7WAY SES WA SES WD SE WAY SES WAY 組立寸法 H W 軸数記号は注文本数を表わしません ブロック寸法 M2. M M2. SE 形のブロック材質はすべてステンレス鋼 (SES 形 ) になります 標準仕様耐食仕様 SES WA SES 7WA SE WA SES WA L1 1 1 L P1 0 0 P M S f1 L 標準レール長さ L P 0 0 S2 M2 M H C 1 1 ガイドレール寸法 基本定格荷重 静的許容モーメント 質量 d G h S N P 動 C kn 静 Co kn MP MP2 MY MY2 MR N m ブロック g 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細はNまで連絡ください SE WAYでの最小標準レール長さの使用はできません A- A- f M M N m N m ガイドレール g/0 WA WAY 7WA 7WD 7WAY WA WD WAY 許容モーメント MP2 MY2 はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ ザグリ穴仕様 ねじ穴仕様 (N 形 ) 標準 耐食 標準 耐食 1, ,00 1, 1, ,000 1 SESW 標準レール ねじ

21 スライドガイドA- A-1 SE-WA/WAY 形 ワイドブロック の構成 仕様 ( レール ) SE: 標準仕様 SES: 耐食仕様 例 ) SES WA Y UU 2 T1 - N P /W2 H 1 W 1 MR ー P1 C ー S1 f1 MY H1 N P MP L2( シール付き ) L1( シール無し ) L P2 M P L(=M P+2N) G h d (N) M: ピッチ数 ブロック無記入 : 標準 Y: ロング シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 1 軸に付くブロックの個数 W: 軸 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 レール取付仕様予圧記号 (P.A-22 参照 ) 無記入 : ザグリ穴 T0: すきま N: ねじ穴無記入 : 標準 T1: 軽予圧レール全長 1 C ー SEWAWAY 1 精度については P.A-22 を参照してください N 形レールねじ穴タイプ 1 C ー SEWAWAY S さ H1-0. 軸数記号は注文本数を表わしません 組立寸法 H W ブロック寸法 L1 L2 P1 P2 S1 f1 L 標準仕様耐食仕様 SEWA SESWA M. SEWAY SESWAY SEWA SESWA M. SEWAY SESWAY SE 形のブロック材質はすべてステンレス鋼 (SES 形 ) になります P S2 f H1. C 2 2 ガイドレール寸法 基本定格荷重 静的許容モーメント 質量 1 d G h S N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m g g/ WA WAY M WA WAY 2 2 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 標準仕様耐食仕様 SEWA SESWA SEWA SESWA 標準レール長さ L 最大長さ ザグリ穴仕様ねじ穴仕様 (N 形 ) 標準耐食標準耐食 1,00 1, 1,00 1,000 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください SEWAY での最小標準レール長さの使用はできません

22 スライドガイドA-2 A- スライドガイドミニチュア SER 形 N スライドガイド SER 形は 2 条列の軌道溝内で精密ローラーが転がり運動をおこなう直線運動軸受です コンパクトな形状にもかかわらず高負荷容量であることからあらゆる用途に使用されます 構造と特長 スライドガイド SER 形のブロックには標準ブロックとワイドブロック (WA 形 ) があります レールはザグリ穴タイプの標準レールとねじ穴タイプの N 形レールがあります また耐食仕様としてオールステンレスも標準化されています SER-A 形 形式 SER-WA 形 Nスライドガイド SER 形は精密研削加工された 2 条の軌道溝を持つレールとブロックから構成され ブロックは更に本体 ローラー 保持器が全て金属で構成されます 高負荷容量 長寿命転動体にローラーを使用しているので 軌道溝との接触面積が広く 高負荷容量で長寿命です コンパクトクロスローラー方式を採用しているので 軌道溝が 2 条列ですみ コンパクトな形状が可能になりました 図 A- SER 形の構造 ブロック 耐モーメント形ワイドブロック (WA 形 ) はモーメントの負荷能力が大きく 単軸での使用や過酷な条件下での使用に有利に働きます ねじ穴付レールレールにはザグリ穴タイプとねじ穴タイプ (N 形 ) があり 多彩な取付けが可能です オールステンレス SERS 形は 構成部品がステンレス製となり高温 クリーンルーム 真空など特殊環境下に最適です 精度 P.A- SER 形スライドガイドは上級 ( 無記号 ) 精密級 (P) の種類の精度から選定できます 表 A-1 精度精度等級精度記号高さHの寸法許容差高さH のペア相互差幅 Wの寸法許容差幅 Wのペア相互差 A 面に対するC 面の走り平行度 面に対するD 面の走り平行度 上級無 ± ± 単位 : 精密級 P ± ± 図 A- 7 より 図 A- 精度 C 基準面 H W D A P.A- N マーク 図 A-7 運動精度 ガイドレール サイドシール ローラー 保持器 μm 上級 精密級 (P) ガイドレール長さ

23 スライドガイドM 予圧 スライドガイド SER 形の予圧は ゼロまたはわずかな予圧 の 1 種類となります 図 A-0 取付面の形状 2 表 A- 隅の丸みの最大値単位 : レール長さ r1 SER A ブロック取付部 r1 レール取付部 r2 0.1 N では一般的に使用されるレールを標準長さとして各種取りそろえております 標準以外の長さは特別なご指示がない限り端面から最初の取付穴までの距離 (N) を表 A-17 表 A-1 の範囲内として次式が成り立つように製作いたします L=M P+2N 図 A- レール N P L M P (N) r1 r2 r2 SERA SERA SERA SER WA SERWA SERWA L: レール全長 ()N: 端面から最初の取付穴までの距離 () P: 取付穴ピッチ ()M: ピッチ数 表 A-17 標準形の場合 標準仕様耐食仕様 SER A SERA SERA SERA SERS A SERSA SERSA SERSA 以上 N 単位 : 未満 表 A-1 ワイド形の場合 標準仕様耐食仕様 SER WA SERWA SERWA SERS WA SERSWA SERSWA 以上 N 単位 : 未満 1 2 推奨締付トルクレールは運動精度等を確保する為に トルクレンチを用い一定のトルクで締付けてください 推奨トルクを表 A-21 に示します 尚 使用状況により適切なトルクでご使用願います 取付ねじ 表 A-21 推奨締付トルク 締結ボルトの呼び推奨締付トルク M2 0. M 1.0 M 2. ( ステンレス鋼製ねじ A2-70 使用時 ) 単位 :N m M.7.0 取付 取付面の形状スライドガイドは取付面に設けた肩にレールとブロックの基準面を突き当てて取付ける方法が一般的にとられます 肩の形状は図 A- 0 のように角部に逃げ または隅の丸みを設けて レールやブロックの基準角部に干渉しないようにしてください 相手側の取付基準面の肩の高さは表 A-1 丸みは表 A- の値を参考にしてください Nは SER 形で使用されるボルトの中で特に入手困難 な小さなを用意しておりますのでご利用ください 表 A-22 単位 : ねじの呼び M2 ピッチ 0. 長さ f,,,, 適用 SER A 材質は全てステンレス鋼製になります 図 A-1 取付ねじ f M 図 A- 取付面の形状 1 表 A-1 取付面の肩の高さ単位 : ブロック側の肩の高さレール側の肩の高さ h1 h2 潤滑 h1 h2 SER A SERA SERA SERA SER WA SERWA SERWA N スライドガイドは出荷時にリチウム石けん基グリースが充填してあり そのまま使用できます その後は使用状況に応じて適時補給をおこなってください クリーンルームや真空中などの特殊環境での使用には 状況にあわせ 潤滑剤を封入しない製品や ご指定の潤滑剤を封入したものも対応可能ですので N までお問い合わせください なお リニアシステム用低発塵グリースの詳細については P. 技 - を参照してください また N では右写真のような専用の注入器を揃えております (P. 技 -2 参照 ) A- A-

24 スライドガイドA- SER-A 形 の構成 例 ) SERS A UU 2 - N P /W2 仕様 SER: 標準仕様 SERS: 耐食仕様 W: 軸 シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級レール取付仕様無記入 : ザグリ穴 N: ねじ穴 1 軸に付くブロックの個数 レール全長 精度については P.A- を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません 標準仕様耐食仕様 組立寸法 H W L1 L2 ブロック寸法 P1 P2 S1 f H1 C ガイドレール寸法 基本定格荷重 静的許容 S2 d G h N P 動 静 モーメント C kn Co kn MP N m MY N m MR N m 質量ブロックガイドレール g g/0 SER A SERA SERA SERS A SERSA SERSA M2 M M M A A A SERA SERSA M 17. M A 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 標準仕様 耐食仕様 SER A SERS A SERA SERSA SERA SERSA SERA SERSA 標準レール長さ L 最大長さ A-7

25 スライドガイドA- A- SER-WA 形 ワイドブロック の構成 例 ) SERS WA UU 2 - N P /W2 仕様 SER: 標準仕様 SERS: 耐食仕様 W: 軸 シール無記入 : シール無し UU: サイドシール付 精度等級無記入 : 上級 P: 精密級 レール取付仕様無記入 : ザグリ穴 N: ねじ穴 1 軸に付くブロックの個数 レール全長 精度については P.A- を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません 標準仕様耐食仕様 組立寸法 H W L1 L2 ブロック寸法 P1 P2 S1 f H1 C ガイドレール寸法 基本定格荷重 静的許容 1 S2 d G h N P 動 静 モーメント C kn Co kn MP N m MY N m MR N m 質量ブロックガイドレール g g/0 SER WA SERS WA SERWA SERSWA SERWA SERSWA M M M M WA WA WA 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 標準仕様耐食仕様 SER WA SERS WA SERWA SERSWA SERWA SERSWA 標準レール長さ L 最大長さ

26 スライドガイドA-0 A-1 スライドガイド SGL 形 N スライドガイド SGL 形は 条列の軌道溝内でボールが転がり運動をおこなう直線運動軸受です コンパクトな形状にもかかわらず高負荷容量であることからあらゆる用途に使用されます 構造と特長 N スライドガイド SGL 形は精密研削加工された 条の軌道溝を持つレールとブロックから構成され ブロックは更に本体 鋼球 保持器 リターンキャップから構成されます 高負荷容量 長寿命大径ボールを使用し また 軌道溝は鋼球の半径に近似した R 形状に加工されているので 鋼球の接触面積が広く 高負荷容量で長寿命です 低摩擦 条列 2 点接触構造を採用しているので 予圧をかけて剛性を高めても 低摩擦で安定した走行が得られます 方向の負荷能力が等しい上下 左右とも同じ負荷能力を持つように 鋼球は の方向に均等に配置されています ファイバーシートブロックの本体内部に潤滑油を含有させたファイバーシートを組み入れることができ 軌道溝に適宜潤滑油を給油しますので 給油間隔を大幅に延ばすことが可能です (P.A-1 参照 ) 図 A-2 SGL 形の構造 取付誤差を吸収自動調心性が大きくなるようにボールが配置されているので 取付誤差が吸収できます 耐食仕様耐食性能を大幅に高めたステンレス仕様 (SGLS 形 ) と低温黒色クロム処理を施した L 仕様が標準化されており クリーンルームなどの使用に最適です 防塵サイドシールが標準で装着されます 更に 防塵効果を高めるために アンダーシール ダブルシール スクレーパ ジャバラや専用キャップなどを用意してあります リバースシール Nリバースシールの装着によりグリースの無駄を抑え 長期メンテナンスフリーを実現します (P.A-17 参照 ) ブロックの形式 SGL 形スライドガイドのブロックは取付け方式で以下の 11 種類のブロックから選定できます SGL-F 形 P.A- SGL-TF 形 P.A- SGL-HTF 形 P.A- SGL-HYF 形 P.A-0 SGLS-F 形 P.A- SGLS-TF 形 P.A- 高剛性ショート形 高剛性形 高剛性形 高剛性ロング形 SGL-E 形 P.A-2 SGL-TE 形 P.A- SGL-HTE 形 P.A- SGL-HYE 形 P.A- SGL-HTEX 形 P.A-70 高剛性つば付ショート形 高剛性つば付形 高剛性つば付形 高剛性つば付ロング形 高剛性つば付六穴形 精度 スライドガイド SGL 形の精度は並級 上級 (H) 精密級 (P) から選定できます 表 A-2 精度単位 : 精度等級精度記号高さHの寸法許容差高さHのペア相互差幅 Wの寸法許容差幅 Wのペア相互差 A 面に対するC 面の走り平行度 面に対するD 面の走り平行度 SGL, 並級 上級 精密級 無 H ±0.1 ± ±0.1 ± P SGL2,0, SGL 並級上級無 H ±0.1 ± ±0.1 ± 図 A-, より 精密級 P 並級上級無 H ±0.1 ± ±0.1 ± 精密級 P 図 A- 運動精度 図 A- 精度

27 スライドガイドA-2 A- 予圧 グリースニップル スライドガイド SGL 形の予圧は標準 軽予圧 (T1) 中予圧 (T2) の 種類から選定できます 表 A-2 予圧区分と予圧記号 単位 :μm 表 A-2 使用条件 予圧区分 標準 軽予圧 中予圧* 予圧区分予圧記号 使用条件 予圧記号無 T1 T2 振動のごく少ない箇所標準無精密な動きが要求される箇所 SGL +2 一定方向のモーメントがかかる箇所 SGL 軽度の振動を受ける箇所 SGL 軽予圧 T1 軽度の複合荷重がかかる箇所モーメントがかかる箇所 SGL *振動や衝撃がかかる箇所 SGL 中予圧 T2 オーバーハング荷重を受ける箇所 SGL 複合荷重がかかる箇所 *予圧により動摩擦抵抗が大きくなる場合があります 図 A- レール レール長さ N では一般的に使用されるレールを標準長さとして各種取りそろえております 標準以外の長さは特別なご指示がない限り端面から最初の取付穴までの距離 (N) を表 A-2 の範囲内として次式が成り立つように製作いたします L=M P+2N L: レール全長 ()N: 端面から最初の取付穴までの距離 () M: ピッチ数 P: 取付穴ピッチ () N P L MP 表 A-2 製作範囲 SGL SGL SGL2 SGL0 SGL SGL (N) 以上 11 1 N 未満 単位 : スライドガイド SGL 形にはリターンキャップ部に潤滑用のグリースニップルが装着されています Nでは特にご指定がない場合は図 A-7の方向にグリースニップルを取付けて出荷させていただきます また 1 軸に 個以上のブロックを取付ける場合はには ~ 個と同様の考え方となります 図 A-7 ブロックの数とグリースニップルの方向 基準面側 ーク側 基準面側 ーク側 基準面側 ーク側 基準面側 ーク側 基準面側 取付 スライドガイドは一般的にレールとブロックの基準面を取付け面に設けた肩に突き当てて取り付けます 肩の形状は図のようにレールやブロックの角部に干渉しないようにします 相手側取付け基準面の寸法は表 A-2 の値を参考にしてください レールは運動精度等を確保するためにトルクレンチを用いて一定のトルクで締め付けてください 推奨トルクを表 A-27 に示します なお使用状況により適切なトルクでご使用願います 表 A-27 推奨締付トルク 締結ボルトの呼び推奨締付トルク M 1. M.2 ( 合金鋼製ねじ使用時 ) M. M 11.2 単位 :N m M 27. M. 図 A- 取付面の形状 表 A-2 取付面の形状 r r h2 r h1 h2 SGL SGL SGL2 SGL0 SGL SGL r.. 7. h1 単位 : rmax ーク側 潤滑 N スライドガイドは出荷時にリチウム石けん基グリースが充填してあり そのまま使用できます その後は使用状況に応じて適時補給をおこなってください クリーンルームや真空中などの特殊環境での使用には 状況にあわせ 潤滑剤を封入しない製品や ご指定の潤滑剤を封入したものも対応可能ですので N までお問い合わせください なお リニアシステム用低発塵グリースの詳細については P. 技 - を参照してください また N では右写真のような専用のグリースガンユニットを揃えております (P. 技 -2 参照 )

28 スライドガイドA- A- SGL-F 形 高剛性ショート形 の構成 例 ) SGL 仕様 F 2 T1 - D P / W2 FS L F J - KGL SGL: 標準仕様 SGLS: 耐食仕様 ブロック形状シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール +アンダーシール付 W: ダブルシール +アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧 レール全長 レール取付穴の種類 (D タイプは,0 のみになります ) グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸 精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません 標準仕様 SGLF SGLSF SGLF-D SGLSF-D SGLF SGLSF SGL2F SGL0F SGL0F-D SGLF 耐食仕様 SGLS2F 組立寸法 H W ブロック寸法 L1 L2 L L L L P S1 M M M M f 7 T E1 E2. 11 T1.. グリースニップル 打ち込みニップル -MF H ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 C d G h N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m kg kg/m ,20 1, ,70 1,70 許容モーメント MP2 MY2 はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 標準レール長さ L 標準仕様 耐食仕様 SGL SGLS ,000 SGL SGL2 SGLS SGLS ,000 1,0 1,000 1,0 SGL0 SGL ,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細はNまで連絡ください 最大長さ 標準仕様耐食仕様 1,0 1,2 1,0 1, 2,000 1, 1,2 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1,2 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1, 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 1, 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000

29 スライドガイドA- A-7 SGL-TF 形 高剛性形 の構成 例 ) SGL 仕様 TF 2 T1 - D P / W2 FS L F J - KGL SGL: 標準仕様 SGLS: 耐食仕様 ブロック形状シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール +アンダーシール付 W: ダブルシール +アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧 レール全長 レール取付穴の種類 (D タイプは,0 のみになります ) グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません 標準仕様 SGLTF SGLTF-D SGLTF SGL2TF SGL0TF SGL0TF-D SGLTF 耐食仕様 SGLSTF SGLSTF-D SGLSTF SGLS2TF 組立寸法 H W ブロック寸法 L1 L2 L L L L P1 P S1 M M M M f T E1 E2. 11 T1.. グリースニップル 打ち込みニップル -MF H ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 C d G h N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m kg kg/m ,7 1, ,0 2, , 1..2,20,20 許容モーメント MP2 MY2 はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 標準レール長さ L 標準仕様 耐食仕様 SGL SGLS ,000 SGL SGL2 SGLS SGLS ,000 1,0 1,000 1,0 SGL0 SGL ,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細はNまで連絡ください 最大長さ 標準仕様耐食仕様 1,0 1,2 1,0 1, 2,000 1, 1,2 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1,2 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1, 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 1, 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000

30 スライドガイドA- A- SGL-HTF 形 高剛性形 の構成 SGL 形 ブロック形状 例 ) SGL HTF 2 T1 - P / W2 FS L F J - KGL シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 W: ダブルシール + アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧 レール全長 グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1を参照してください SGLHTF SGLHTF SGL2HTF SGL0HTF SGLHTF SGLHTF SGL SGL SGL2 SGL0 SGL SGL 組立寸法 H W L L L 77.. L ブロック寸法 M L.2.2 L.. P ,0 1,0 1,0 0 P2 0 0 S1 M M M M f 17 T. 2 1 標準レール長さ L ,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1, 1,72 1,0 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください 軸数記号は注文本数を表わしません. 0 E1 E ,000 1,0 1,000 1,0 1,2 1,000 1,0 1,2 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 2,0 2,1 ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 T1 H1 C d G h N P 動静 MP MY MR ブロックガイドグリース C Co MP2 MY2 レールニップル kn kn N m N m N m kg kg/m 打ち込み ニップル , 1, ,7 1,7 -MF ,0 2, , 1..2,20,20 -R1/ ,0 1,0,, 2,.1. 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ 1,2 1,0 1, 2,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 2, 2, 2, 2, 2,70 2,77 2,0 2,,000

31 スライドガイドA-0 SGL-HYF 形 高剛性ロング形 の構成 SGL 形 ブロック形状 例 ) SGL HYF 2 T1 - P / W2 FS L F J - KGL シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 W: ダブルシール + アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧レール全長 グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません 組立寸法 H W SGLHYF SGLHYF SGL2HYF SGL0HYF SGLHYF SGLHYF SGL 2 SGL 2 SGL2 2 SGL0 0 SGL 0 SGL 70 7 ブロック寸法 L1 L2 L L L L P1 P2 S M M M M M f 17 T E1 E 標準レール長さ L ,000 1, ,000 1,0 1, ,000 1,0 1, ,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1, ,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1, 1,0 1,0 1,0 1, 1, 1, 1,72 1,0 1, 2,0 2,1 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 T1 H1 C d G h N P 動静 MP MY MR ブロックガイドグリース C Co MP2 MY2 レールニップル kn kn N m N m N m kg kg/m 打ち込み ニップル 1,0 1, , 2, ,, -MF 1,1 1, , ,0, ,7 1, , ,, -R1/ ,0 2,0 1,00 1,00,00.0. 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ 1,2 1,0 1, 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0 1, 1,7 1,00 1,0 1,0 1, 1,7 1,00 1,0 1,0 2, 2, 2, 2, 2,70 2,77 2,0 2, 2,000,000,000,000,000,000 A-1

32 スライドガイドA-2 A- SGL-E 形 高剛性つば付ショート形 の構成 例 ) SGL E 2 T1 - D P / W2 FS L F J - KGL SGL 形 ブロック形状 シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 W: ダブルシール + アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧レール全長レール取付穴の種類 (DタイプはSGL,0 のみになります ) グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません SGLE SGLE-D SGLE SGL2E SGL0E SGL0E-D SGLE 組立寸法 H W L L L L ブロック寸法 L L P S1.. 7 T E1 E2. 11 T1.. H1 グリースニップル 打ち込み 1. ニップル 1 -MF ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 C d G h N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m kg kg/m ,20 1, ,70 1,70 許容モーメント MP2 MY2 はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m SGL SGL SGL2 SGL0 SGL 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください 標準レール長さ L ,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,0 1,000 1,0 1,2 1,000 1,0 1,2 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1,2 1,0 1, 1,0 1, 1,00 1,0 1, 1,00 1, 1,7 1,00 1, 1,7 1,00 最大長さ 2,000 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1,0,000 1,0 1,0,000

33 スライドガイドA- A- SGL-TE 形 高剛性つば付形 の構成 SGL 形 ブロック形状 例 ) SGL TE 2 T1 - D P / W2 FS L F J - KGL シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 W: ダブルシール + アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧 レール全長レール取付穴の種類 (DタイプはSGL,0 のみになります ) グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸 精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1 を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません SGLTE SGLTE-D SGLTE SGL2TE SGL0TE SGL0TE-D SGLTE 組立寸法 H W L ブロック寸法 L2 L L L L P1 P S1.. 7 T E1 E2. 11 T1.. H1 グリースニップル 打ち込み 1. ニップル 1 -MF ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 C d G h N P 動 静 MP MY MR ブロックガイド C Co MP2 MY2 レール kn kn N m N m N m kg kg/m ,7 1, ,0 2, , 1..2,20,20 許容モーメント MP2 MY2 はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m SGL SGL SGL2 SGL0 SGL 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください 標準レール長さ L ,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,0 1,000 1,0 1,2 1,000 1,0 1,2 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1,2 1,0 1, 1,0 1, 1,00 1,0 1, 1,00 1, 1,7 1,00 1, 1,7 1,00 最大長さ 2,000 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1,0,000 1,0 1,0,000

34 スライドガイドA- A-7 SGL-HTE 形 高剛性つば付形 の構成 SGL 形 ブロック形状 例 ) SGL HTE 2 T1 - P / W2 FS L F J - KGL シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 W: ダブルシール + アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧レール全長 グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1 を参照してください SGLHTE SGLHTE SGL2HTE SGL0HTE SGLHTE SGLHTE SGL SGL SGL2 SGL0 SGL SGL 組立寸法 H W L1 L2 L ブロック寸法 M L L.2.2 L.. P ,0 1,0 1,0 P S1 M M M D T M 標準レール長さ L ,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1, 1,72 1,0 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください 軸数記号は注文本数を表わしません 2. 0 E1 E ,000 1,0 1,000 1,0 1,2 1,000 1,0 1,2 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 2,0 2,1 ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 T1 H1 C d G h N P 動静 MP MY MR ブロックガイドグリース C Co MP2 MY2 レールニップル kn kn N m N m N m kg kg/m 打ち込み ニップル , 1, ,7 1,7 -MF ,0 2, , 1..2,20,20 -R1/ ,0 1,0,, 2,.1. 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ 1,2 1,0 1, 2,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 2, 2, 2, 2, 2,70 2,77 2,0 2,,000

35 スライドガイドA- A- SGL-HYE 形 高剛性つば付ロング形 の構成 SGL 形 ブロック形状 例 ) SGL HYE 2 T1 - P / W2 FS L F J - KGL シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 W: ダブルシール + アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧 レール全長 グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 精度については P.A-1 を参照してください SGLHYE SGLHYE SGL2HYE SGL0HYE SGLHYE SGLHYE SGL SGL SGL2 SGL0 SGL SGL 組立寸法 H W L1 L2 L ブロック寸法 M L L ,0 1,0 1,0 L P P S1 M M M D T M 標準レール長さ L ,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1, 1,72 1,0 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください 軸数記号は注文本数を表わしません 2. 0 E1 E ,000 1,0 1,000 1,0 1,2 1,000 1,0 1,2 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 2,0 2,1 ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 T1 H1 C d G h N P 動静 MP MY MR ブロックガイドグリース C Co MP2 MY2 レールニップル kn kn N m N m N m kg kg/m 打ち込み ニップル 1,0 1, , 2, ,, -MF 1,1 1, , ,0, ,7 1, , ,, -R1/ ,0 2,0 1,00 1,00,00.0. 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ 1,2 1,0 1, 2,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 2, 2, 2, 2, 2,70 2,77 2,0 2,,000

36 スライドガイドA-70 A-71 SGL-HTEX 形 高剛性つば付六穴形 の構成 SGL 形 ブロック形状 例 ) SGL HTEX 2 T1 - P / W2 FS L F J - KGL シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 W: ダブルシール + アンダーシール付 S:+ スクレーパ R:+ リバースシール WS:W+ スクレーパ 1 軸に付くブロックの個数 予圧記号 (P.A-2 参照 ) 無記入 : 標準 T1: 軽予圧 T2: 中予圧レール全長 SGLHTEX SGL2HTEX SGL0HTEX SGLHTEX SGLHTEX SGL SGL SGL2 SGL0 SGL SGL ,0 1,0 1,0 2 2 M M M. 1 0 M. 標準レール長さ L ,000 1,00 1, 1,2 1,000 1,00 1, 1,2 1, 1, 1, 1,72 1,0 グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリースジャバラ付 (P.A-1 参照 ) 専用キャップ付低温黒色クロム処理ファイバーシート付 W: 軸精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 軸数記号は注文本数を表わしません 組立寸法 ブロック寸法 H W L1 L2 L L L L P1 P2 S1 D T P S2 f SGLHTEX M M 1.7 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください M M M M ,000 1,0 1,000 1,0 1,2 1,000 1,0 1,2 1, 1, 1, 1, 1, 1, 1, 2,0 2,1 精度については P.A-1 を参照してください ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 E1 E2 T1 H1 C d G h N P 動静 MP MY MR ブロックガイドグリース C Co MP2 MY2 レールニップル kn kn N m N m N m kg kg/m. 打ち込み ニップル , 1, ,7 1,7 11 -MF ,0 2, , 1..2,20,20 -R1/ ,0 1,0,, 2,.1. 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m 最大長さ 1,2 1,0 1, 2,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1,0 1, 1,00 1,0 1,7 1, 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 1, 1,7 1,00 1,0 1,0,000 2, 2, 2, 2, 2,70 2,77 2,0 2,,000

37 スライドガイドA-72 A-7 スライドガイド SGW 形 N スライドガイド SGW 形は 条列の軌道溝内でボールが転がり運動をおこなう直線運動軸受です ローハイトで幅広形のため 1 軸使用に適しています 構造と特長 ブロックの形式 SGW 形スライドガイドのブロックは取付け方式で以下の 2 種類のブロックから選定できます SGW-TF 形 P.A-7 SGW-TE 形 P.A-7 Nスライドガイド SGW 形は精密研削加工された 条の軌道溝を持つレールとブロックから構成され ブロックは更に本体 鋼球 保持器 リターンキャップから構成されます 高負荷容量 長寿命軌道溝は鋼球の半径に近似した R 形状に加工されているので 鋼球の接触面積が広く 高負荷容量で長寿命です 許容モーメントが大きい幅広形のため モーメントに対する能力が大幅に向上し 単軸での使用にも十分耐えられます 方向の負荷能力が等しい上下 左右とも同じ負荷能力を持つように 鋼球は の方向に均等に配置されています 図 A- SGW 形の構造 滑らかな動き有効ボールが多く極めて滑らかな直線運動が得られます 耐食仕様レールとブロックに低温黒色クロム処理を施して耐食性能を大幅に高めた L 仕様が標準化されており クリーンルームなどの使用に最適です 防塵サイドシールが標準で装着されます 更に 防塵効果を高めるために アンダーシールや専用キャップが用意してあります ファイバーシートブロックの本体内部に潤滑油を含有させたファイバーシートを組み入れることができ 軌道溝に適宜潤滑油を給油しますので 給油間隔を大幅に延ばすことが可能です (P.A-1 参照 ) 高剛性ワイド形高剛性ワイドつば付形 精度 スライドガイド SGW 形の精度は並級 上級 (H) 精密級 (P) から選定できます 表 A-2 精度 SGW17,21 精度等級 並級 上級 精密級 並級 精度記号 無 H P 無 高さHの寸法許容差 ±0.1 ± ±0.1 高さHのペア相互差 幅 Wの寸法許容差 ±0.1 ± ±0.1 幅 Wのペア相互差 A 面に対するC 面の走り平行度 面に対するD 面の走り平行度 図 A-,0より SGW27, 上級 H ± ± 単位 : 精密級 P 図 A- 運動精度 図 A-0 精度

38 スライドガイドA-7 A-7 予圧 取付 スライドガイド SGW 形の予圧は標準 軽予圧 (T1) 中予圧 (T2) の 種類から選定できます 表 A-0 予圧区分と予圧記号 単位 :μm 表 A-1 使用条件 予圧区分予圧記号 標準無 軽予圧 T1 中予圧* T2 予圧区分予圧記号 使用条件 SGW17 SGW 標準 無 SGW SGW 軽予圧 T1 図 A-1 レール レール長さ N では一般的に使用されるレールを標準長さとして各種取りそろえております 標準以外の長さは特別なご指示がない限り端面から最初の取付穴までの距離 (N) を表 A-2 の範囲内として次式が成り立つように製作いたします L=M P+2N L: レール全長 ()N: 端面から最初の取付穴までの距離 () M: ピッチ数 P: 取付穴ピッチ () 表 A-2 レール製作範囲 SGW17 SGW21 SGW27 SGW 振動のごく少ない箇所精密な動きが要求される箇所一定方向のモーメントがかかる箇所 軽度の振動を受ける箇所軽度の複合荷重がかかる箇所モーメントがかかる箇所 振動や衝撃がかかる箇所*中予圧 T2 オーバーハング荷重を受ける箇所複合荷重がかかる箇所*予圧により動摩擦抵抗が大きくなる場合があります 以上 N 未満 2 2 単位 : スライドガイドは一般的にレールとブロックの基準面を取付け面に設けた肩に突き当てて取付けます 肩の形状は図のようにレールやブロックの角部に干渉しないようにします 相手側取付け基準面の寸法は表 A- の値を参考にしてください レールは運動精度等を確保するためにトルクレンチを用いて一定のトルクで締め付けてください 推奨トルクを表 A- に示します なお使用状況により適切なトルクでご使用願います 表 A- 推奨締付トルク締結ボルト M の呼び推奨締付.2 トルク ( 合金鋼製ねじ使用時 ) グリースニップル 単位 :N m M 11.2 図 A-2 取付面の形状 表 A- 取付面の形状 r r h2 h1 h2 SGW17 SGW21 SGW27 SGW r r h1 単位 : スライドガイド SGW 形にはリターンキャップに潤滑用のグリースニップルが装着されています Nでは特にご指定がない場合は図の方向にグリースニップルを取付けて出荷させていただきます また 1 軸に 個以上のブロックを取付ける場合にはP.A- のグリースニップルの方向と同じになります 図 A- ブロックの数とグリースニップルの方向 基準面側 rmax L N P MP (N) N ーク側 基準面側 N ーク側

39 スライドガイド SGW-TF 形 高剛性ワイド形 の構成 SGW 形 TF 形ブロック レール全長精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 例 ) SGW 21 TF 2 T1 - P / W2 FS L F - KGL シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 1 軸に付くブロックの個数 グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリース 予圧記号 (P.A-7 参照 ) 無記入 : 標準専用キャップ付 T1: 軽予圧 T2: 中予圧低温黒色クロム処理 ファイバーシート付 W: 軸 精度については P.A-7 を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません SGW17TF SGW21TF SGW27TF SGWTF 組立寸法 H W L L P P ブロック寸法 S f T M - M - M M E 2. T1. グリースニップル打ち込みニップル -MF H C 7 2 ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 1 d G h N P 動 C 静 Co MP MP2 MY MY2 MR ブロックガイドレール kn kn N m N m N m kg kg/m , ,0,0 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m SGW17 SGW21 SGW27 SGW 標準レール長さ L , , ,000 1, , 1, ,0 1,0 0 1,00 1, 2,0 0 1, 1,7 1,070 1,0 1,00 1,10 1, 最大長さ 1, 2,000 2,000,000,000 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください A-7 A-77

40 スライドガイドA-7 A-7 SGW-TE 形 高剛性ワイドつば形 の構成 例 ) SGW 21 TE 2 T1 - P / W2 FS L F - KGL SGW 形 TE 形ブロック シール (P.A-1 参照 ) 無記入 : サイドシール付 : サイドシール + アンダーシール付 1 軸に付くブロックの個数 グリース記号 (P. 技 - 参照 ) 無記入 : 標準グリース KGL: リチウム系低発塵グリース KGU: ウレア系低発塵グリース KGF: 耐フレッチンググリース 予圧記号 (P.A-72 参照 ) 無記入 : 標準専用キャップ付 T1: 軽予圧 T2: 中予圧低温黒色クロム処理 レール全長 ファイバーシート付 精度等級無記入 : 並級 H: 上級 P: 精密級 W: 軸 精度については P.A-7 を参照してください 軸数記号は注文本数を表わしません SGW17TE SGW21TE SGW27TE SGWTE 組立寸法 H W L L P P ブロック寸法 S D F M..2 M..7 M. M. T E 2. T1. グリースニップル打ち込みニップル -MF H C 7 2 ガイドレール寸法 基本定格荷重静的許容モーメント 質量 1 d G h N P 動 C 静 Co MP MP2 MY MY2 MR ブロックガイドレール kn kn N m N m N m kg kg/m ,0 1..2,0,0 許容モーメント MP2 MY2はブロックを 2 個密着した状態での値です 1kN 2kgf 1N m 0.2kgf m SGW17 SGW21 SGW27 SGW 標準レール長さ L , , ,000 1, , 1, ,0 1,0 0 1,00 1, 2,0 0 1, 1,7 1,070 1,0 1,00 1,10 1, 最大長さ 1, 2,000 2,000,000,000 最大長さを超えるものについてもレールを継いで対応可能です 詳細は N まで連絡ください