Taro-4年国語指導案「新聞記者に

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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Taro-5年研究のまとめ

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

Microsoft Word - 【提言2】④新聞70(最終).doc

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

Microsoft Word - chojugiga_sidoan_new.docx

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Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

けなどが行われている 記事は, 逆三角形の構成と呼ばれることもあるように, 結論を見出しで先に示し, リードから本文へと次第に詳しく記述されている 事件や出来事の報道記事だけでなく, 社説 コラム 解説などの記事もある このような特徴を理解し, 編集の仕方や記事の書き方に注意して読むことが大切である

<小学校 生活科>

社会科学習指導案

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

第4学年  国語科学習指導案 

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単元の学習を進めるに当たっては, 下記の5つの言語意識を明確にする 相手意識 学級の友達や家の人に 目的意識 動物の赤ちゃんの特徴を分かってもらうために 場面 状況意識 どうぶつの赤ちゃんずかん を作る 方法意識 どうぶつの赤ちゃん で読み取ったことをもとに, カードを作る 評価意識 動物の赤ちゃん

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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今年度の校内研究について.HP

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 12 学校案内パンフレットを作ろう-共同編集・制作-

2年生学級活動(性に関する指導)指導案

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

2 単元の目標 暮らしの中の 和 と 洋 の違いに関心を持ち, くらしの中の和と洋なるほど新聞 を作るために, 目的に応じて引用したり要約したりしようとする 国語への関心 意欲 態度 目的に応じて, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え, 文章を読むことができる 読むこ

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

Taro-【HP用】指導案.jtd

第1学年国語科学習指導案

あったらいいな ! こんなあそび場 (わたしの町大好き)

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

第4学年算数科学習指導案

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

5 単元の評価規準と学習活動における具体の評価規準 単元の評価規準 学習活動における具体の評価規準 ア関心 意欲 態度イ読む能力ウ知識 理解 本文の読解を通じて 科学 について改めて問い直し 新たな視点で考えようとすることができる 学習指導要領 国語総合 3- (6)- ウ -( オ ) 1 科学

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Microsoft Word - 社会科

上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

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国語科学習指導案

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

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平成23年度第2回学力向上対策会議協議資料  <遠野市立綾織小学校>

H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

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人的環境の整備 教師 友達 分かりやすい説明の手本となるように, 話す速さや声の大きさを意識して簡潔に話したり, 話すポイントを視覚的に示したりする 道案内の手順を知ることや説明原稿の作成に時間が掛かった場合は, 教師間で役割分担しながらアドバイスする グループ内での自分の役割が明確になるように,

4. 単元の実際 習得 (1) 三部構成のモデル文 ゲームなんてやめなさい を提示し 子どもの意識とのズレを生む 実践を行った4 年生のクラス 38 名全員が何らかのゲームをもっていることを確認し 子どもがゲームについて感じている楽しさを十分掘り起こす その上で はじめ なか おわり の形式で書かれ

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

1 高等学校学習指導要領との整合性 高等学校学習指導要領との整合性 ( 試験名 : 実用英語技能検定 ( 英検 )2 級 ) ⅰ) 試験の目的 出題方針について < 目的 > 英検 2 級は 4 技能における英語運用能力 (CEFR の B1 レベル ) を測定するテストである テスト課題においては


5. 単元について本単元は,2 年生 1 学期に学習した ともこさんはどこかな から引き続いての 話す 聞く の学習である ともこさんはどこかな では, 大事なことを落とさずに話したり聞いたりできるようにすることをねらいとして学習してきた 本単元では, これに加えて互いの話をしっかり聞いてやり取りを

第1学年国語科学習指導案

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

2 各教科の領域別結果および状況 小学校 国語 A 書くこと 伝統的言語文化と国語の特質に関する事項 の2 領域は おおむね満足できると考えられる 話すこと 聞くこと 読むこと の2 領域は 一部課題がある 国語 B 書くこと 読むこと の領域は 一定身についているがさらに伸ばしたい 短答式はおおむ

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

Transcription:

第 4 学年 1 組 国語科学習指導案 日 時 平成 1 5 年 6 月 25 日 ( 水 ) 1 4:0 0~1 4:4 5 授業者 仙台市立長命ヶ丘小学校 教諭 今藤 正彦 場 所 4 年 1 組教室 1 単元名 教材名 単元名 伝えたいことをはっきりさせて書こう 教材名 新聞記者になろう ( 光村図書 :4 年国語上巻 ) 2 単元の目標 身近な出来事を取材して, 伝えたいことをはっきりさせて書き, 友達と協力して新聞 を作る 3 単元の評価規準 関心 意欲 態度 新聞記者になろう という活動に興味を持ち 新聞を読んだり 作ったりしようとしている A 話すこと 聞くこと 相手や目的に応じて, 適切な言葉遣いで要領よくインタビューする ア インタビューの相手が自分に伝えようとしている事を, 要点を落とさずにメモしながら聞き取る イ グループごとに編集会議を開き, 互いの考えの相違点や共通点を考えながら, よりよい新聞作りのために進んで話し合う ウ B 書くこと 読者が読みたくなるような新聞記事を, 適切に書く ア 新聞に取り上げたい話題について取材し, 情報を収集 選択する イ 新聞で主張したいことが明確になるように, 紙面構成や見出しを工夫し, 段落相互の関係を考える ウ 新聞記事に書こうとする事の中心を明確にしながら, 段落と段落との続き方に注意して書く エ 新聞記事を読み返し, よいところを見付けたり, 間違いなどを正したりする オ C 読むこと 身近な新聞 ( 一般紙 小学生新聞 学級新聞等 ) に興味を持ち, 読む ア 見出しやリード文から記事のおよその内容を把握し, 中心となる語や文をとらえて段落相互の関係を考え, 記事の文章を正しく読む イ 新聞記事の背景にある社会や日常生活の現実の姿を, 理解 想像しながら読む ウ 書いてあることを鵜呑みにせず, 自分の頭でよく考えながら新聞を読む エ - 1 -

言語事項 既習の漢字を使って新聞記事を書く イ ( ア ) 句読点を適切に打ち, また, 段落の始め, 会話の部分などの必要な箇所は行を改めて書く ウ ( イ ) だれが, いつ, どこで, なにを, どのように, なぜ などの関係による文の構成について, 初歩的な理解をもつ オ ( ア ) 文章全体における段落の役割を理解する オ ( イ ) 4 単元について (1 ) 教材について今, 子どもたちの周りには, テレビ, 雑誌などからの膨大な情報がある また, 子どもたちは日々いろいろな経験や人との会話を通して, 多くの情報に接している このような情報化社会の中で生きる子どもたちにとっては, 自分に必要な情報を的確に収集 選択して再構成し, 新たな情報を発信する能力 ( 情報活用能力 メディアリテラシー ) が求められている 本単元では, 身近な新聞 ( 一般紙 小学生新聞等 ) を教材として活用し, 紙面構成や見出しの工夫, 記事の書き方の特徴などを学習する その上で, 実際に自分たちの学校生活の様子を記事として新聞に書き, 家の人に伝えるというものである 自分たちが新聞記者になって取材をして記事を書くことは, 事実を正確にとらえたり, 自分たちの学校生活を見つめ直すきっかけになったりする また, 家の人という読者を設定して記事を書くことで, 記事の内容や表現のしかた, 見出しの付け方などにも工夫が必要となり, 文章の構成のしかた, 要約のしかたを学習することになるとともに, 相手にとって分かりやすい文章の書き方についての意識も育つことになる また, 本単元で学習したことは, 生活を見つめて- 4 年 1 組生活白書 ( 光村 4 年下巻 ) の報告文作成や, 伝え方を選んで, ニュースを発信しよう ( 光村 5 年下巻 ) の新聞 ニュース番組作りへと発展していく (2 ) 児童について男子 1 5 名, 女子 10 名のクラスである 読書を好み, 週 1 回の朝の読書の時間には, 全員が静かに集中して本を読んでいる姿が見られる 書くことに関しては, 段落を意識して作文を書けるようになりつつある段階である 5 月に行われた運動会の後で作文を書かせたが, その際, 題に 運動会 という言葉を使わない条件を課した 運動会のこと という紋切り型の内容になりそうだったので, 題を工夫させることで作文の内容にも変化をもたらせたかったからである その結果, おしかったときょう走, 上手におどれたすずめおどり, 最後までがんばったリレー などの題で, 書きたいことを明確にして詳しく書くことができた児童が多く見られた しかし, 自分の思いを何とか表現しようと努力してはいるものの, 文章全体の構成を見通しをもって考えるまでには至っていない 段落相互の関係について考え, 自分の伝えたいことをより明確にするために文章表現を工夫する必要がある また, 自分で読み返して間違いなどを正そうとする習慣が身に付いていない児童もいるので, 指導を継続しているところである - 2 -

総合的な学習の時間では, 取材して新聞や模造紙にまとめる経験を積んできている 3 年生では, 進め! わんぱく探検隊 という単元の中で, 長命ヶ丘の団地内や泉中央などで取材をして, 個人ごとに たんけん新聞 にまとめた また, 4 年生になってからは, ゴミの学習で葛岡工場, 石積埋立処分場, 堆肥化センターを見学し, グループごとに模造紙にまとめる活動を行った また, 既習の 心をこめて書こう の単元を生かして, 見学先にお礼の手紙を書いて送った このように, 国語の力が基礎 基本となって, 総合的な学習の時間が展開されている また, インターネットを使った調べ学習において, 必要な情報を上手に検索できる子どももいれば, 全く探せない子どももいる この違いは, どんな検索語 ( キーワード ) を入力できるかによって起こる 上手に検索できる子どもは, 語彙が豊かで言語感覚に優れているのである こうした実態を目にするにつけても, 国語の力が全ての学習の基礎 基本になっていることを再認識させられる ところで, 本学級では4 月から, 生活班による輪番制で毎週 1 回学級新聞を発行している 作文には苦手意識を持っている児童も, 新聞作りには意欲的に取り組んでいる 自分の書いた字がそのまま印刷されることに, 新鮮な喜びを感じているようである また, 配られた新聞を, どの子どもも真剣に読んでいる 身近な学級の話題を学級新聞に書いて発信することで, 伝え合う喜びや充実感を味わって欲しいと考えているところである また, 先週の総合的な学習の時間には, 新聞記事の切り抜きを行った 教育に新聞を活用する試みは, NI E ( Ne w sp a pe r I n E du c at io n ) と呼ばれ, 世界各国で幅広く実践されている 子どものころから新聞に日常的に触れることで活字離れを防ぎ 大人になっても新聞を読んで社会に関心を持ち 世の中に主体的に関わっていこうとする人を育てるのがねらいである 子どもたちは, 新聞に目を通して思い思いに記事を選び, 切り抜いて紙に貼った後感想を記入した この切り抜き活動は, 今後も継続していく予定である 事前に, 新聞作りに関するアンケート調査を実施した その結果, 予想以上に多数の児童が新聞作りに対する意欲や自信を持っていることが分かった その理由として, これまでの学級新聞の発行を児童や保護者が好意的に受け止めていることが挙げられる しかし, 学級新聞をよく読むと, 5W1 Hを意識していなかったり, 見出しの工夫に欠けたりするなど, 国語科の観点から見て不十分なところが多いのが実情である (3 ) 指導にあたってこれまで発行してきた学級新聞は, 特別活動の視点から作成してきた すなわち, よりよい学級集団づくりを基本に, グループで協力したり子ども同士のコミュニケーションの円滑化を図ったりすることに主眼を置いてきた したがって, 誤字 脱字や非難めいた表現が特になければ, 書き直しさせずにそのまま発行してきた しかし, 本単元においては, 国語科の視点から, 言語の力を伸ばすことに重点を置いて新聞作りを行っていく 前述の 3, 単元の評価規準 を念頭に置きながら,1 単位時間ごとに指導事項の重点化を図り, 伝えたいことをよりよく言語化できる力を育成していきたい そのために, まず一般紙や小学生新聞など実物の新聞を提示して, 新聞の紙面構成の特徴や工夫に関心や問題意識を持たせていく 特に, 見出しにしっかりと着目させて, 伝えたいことを端的に効果的に表現できるような言語感覚の基礎を身に付けさせたい - 3 -

本校の図書室では, 毎日小学生新聞を常置し, いつでも読める環境になっている また, 本学級では, 今月に入って朝日小学生新聞をモニター購読している 本単元では, こうした小学生新聞を折に触れて活用していきたい また, インターネットを利用して, 全国各地の小学生の作った新聞に目を触れさせたり, 新聞作りのヒントを与えたりして, 新聞を作る意欲や技能を高めさせたい 次に, 新聞作成の段階では, グループごとに新聞の名前を考え, 学校を紹介する新聞を作る 想定する読者は, 家庭 地域 他校の4 年生である B 4 大の新聞用原稿用紙に書き, 印刷して家庭に配布する また, 市民センター内に掲示し, 地域の方々にも見ていただけるようにする さらに, 他校の4 年生に読んでもらい, 感想を書いて送ってもらうようにする ( 下記参照 ) そうして, 読み手を意識して自ら工夫して新聞作りに取り組むことは, 言語の主体的な使い手となって思考力や想像力, 言語感覚を養うことにつながるであろう さらに新聞作りを通して, グループ内や取材相手 読者等の他者とコミュニケーションを深めることで, 豊かな心をはぐくむことができるものと考える N I E: 新聞交流カード 記入者氏名小学校年組 読んだ新聞 のタイトル 発行者小学校年組 < 感想 > - 4 -

5 指導計画 (1 3 時間扱い ) 次時主な学習活動主な評価規準 1 1 新聞の特徴をつかむ 身近な新聞 ( 一般紙 小学生新聞 学級新 聞等 ) に興味を持つ 2 見出しの工夫を考える 見出しの役割や重要性に気づき, 見出しの 工夫を考える 3 紙面の工夫に気付く 割り付けやレタリング, イラスト等, 読者 を惹きつける紙面の工夫に気付く 2 4 新聞作りの計画を立てる 新聞記者になろう という活動に興味を 持ち 新聞作りの意欲を高める 5 取材計画を立てる グループごとに話し合い, 協力して取材計 画を立てる 6 取材する 相手や目的に応じて, 適切な言葉遣いで要領よくインタビューする また, インタビューの相手が自分に伝えようとしている事を要点を落とさずにメモしながら聞き取る 7 記事の下書きをする 新聞で主張したいことが明確になるように, 紙面構成や見出しを工夫し, 段落と段落と 8 の続き方に注意して書く 9 下書きを読み合い, 見直す 新聞記事を読み返し, よいところを見付け たり, 間違いなどを正したりする 10 割り付けをする グループごとに編集会議を開き, 互いの考 えの相違点や共通点を考えながら, よりよ い新聞作りのために進んで話し合う 11 記事を清書する 読み手を意識し, 既習の漢字を使って丁寧 に書く また, 句読点を適切に打ち, 段落 12 の始め, 会話の部分などの必要な箇所は行を改めて書く 3 13 新聞を読み合い, まとめをする できあがった新聞を読み合い, 互いの新聞 のよさを認め合う - 5 -

6 本時の指導 (1 ) ねらい新聞の見出しの役割や重要性に気づき, 見出しの工夫について考えたり話し合ったりして, 新聞作りの意欲を高める (2 ) 指導過程 主な学習活動 教師の指導 支援 1 教科書 P.41 を読み, 前時に学習した 教科書にある新聞の特徴を一つずつ確認す新聞の特徴を確認する る その際, 見出しを斉読させる 前時に使用した毎日小学生新聞の記事や, 朝日小学生新聞の なるほど新聞っておもしろい! にも簡単に触れる 2 自信チェックカード ( 事前 ) に答え, 新聞の見出しを考える自信はありますか 本時の学習課題を確認する という質問に答えるカードを配布し, 記入させた後すぐに回収する 見出しを考えよう 3 教師の提示する新聞を見ながら, 新 校内 L ANを使い, インターネットのホー聞の割り付けの特徴や見出しの重要性ムページから, 全国の小学生が作った新聞に気付く をプロジェクターで提示し, 見出しの工夫に気付かせる その際, これまで自分たち よい見出しは? が作ってきた学級新聞と比較させ, 問題意 短い識を高めさせる わかりやすい 一般紙や小学生新聞を複数用意し 見出し 記事を読みたくなるに着目させる 見出しや写真, 表などと文章部分の面積を比べ, 新聞の割り付けの特徴に気付かせる 見出しの活字の大きさやレタリングに目が向きやすいので, 端的で簡潔な見出しの表現の工夫に気付かせる スポーツ欄の拡大コピーを用意し, よくない見出しの例を教師が提示して比較させることで, 下位群の児童にも効果的な見出しについて気付かせたい 4 新聞記事にふさわしい見出しを考え 見出しを空白にした小学生新聞のコピーを て話し合う 配布する - 6 -

まず個人に考えさせ, 次にグループで話し合わせる ( 小集団思考 ) 最後にグループで決めた見出しを発表し, 全体で話し合う ワークシートを用意し, 記事の要旨を5W 1 Hに基づいて把握させることにより, 下位群の児童が考える手がかりを与える 5 見出しについてわかったことをまと 事前のカードと同じ内容のものを使い, 児め, 自信チェックカード ( 事後 ) に答童の意識の変化を把握する える 6 次時の予告を聞く 見出し以外の工夫もあることを告げる (3 ) 評価基準 A 見出しを工夫して考えて, 見出しについての意見を進んで発表できる B 見出しを考えて, グループ内で発表できる C 見出しを考えることができない児童には, ワークシートにより記事の要旨を 5W 1H に基づいて把握させる (4 ) 座席表 ~ 略 ~ - 7 -