災害出場時 ( 火災等 ) の留意事項及びサイレン吹鳴等 (1) 災害出場時の留意事項 項目 人員 留意事項 1 各分団最低 3 人以上で 消防ポンプ自動車で出場する 1~2 人の場合は消防ポンプ自動車で出場してはならない 消防ポンプ自動車には 常時 2 人以上が乗車していること 現地集合の場合も

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事例集表紙1

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目次 火災編 P1~P3 地震 津波編 P4~P8 総括編 P9~P11

目 次 はじめに P 1 1 消防団の任務 P 2 火災編 2 火災出動時の安全管理 P 2 3 出動時の留意事項 P 2 4 消防団車両運行上の留意事項 P 2 5 水利部署時の留意事項 P 3 6 ホース延長時の留意事項 P 3 7 送水時の留意事項 P 3 8 注水活動時の留意事項 P 4 9

目次 Ⅰ スタンドパイプセットについて 1 スタンドパイプセットの配備について 1 2 スタンドパイプセットとは 2 3 スタンドパイプセットの使用について 2 4 各種資器材の概要 3 Ⅱ 消火栓 1 概要 7 2 蕨市内における消火栓蓋の種類 7 3 消火栓の構造 8 Ⅲ 各種資機材等取扱要領

場 外 警 備 以下の仕様により 業務を遂行すること 1 目的 (1) 和歌山競輪場 駐車場及び周辺地域において来場者の安全を確保するため適切な交通誘導 交通整理を行うとともに 秩序維持のため 警備任務を遂行することにより 和歌山競輪場 の円滑な運営に寄与することを目的とする (2) 和歌山競輪場駐

油漏洩 防油堤内 にて火災発生 9:17 火災発見 計器室に連絡 ( 発見 者 計器室 ) 発見後 速やかに計 器室に連絡してい る 出火箇所 火災の状況及び負傷者の発生状況等を確実に伝え 所内緊急通報の実施 火災発見の連絡を受 けて速やかに所内 緊急通報を実施し 水利の確保 ( 防災セ ンター 動

対応すべき行動_0921

事例集表紙1

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ことを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建物等がない場合は 物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守ってください 屋内にい

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第 1 はじめに 1 ガイドライン策定の目的安全で安心なまちづくりを進める上で 近年 防犯カメラの設置は広く有用であると認められており 市内においても防犯カメラの設置が進んでいます しかし その一方で 知らないうちに自分の姿が撮影され 目的外に利用されること等に不安を感じる市民の方もいます そこで

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 本年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から発射された弾道ミサイルは 約 10 分後に 発

Q4. ミサイルは発射から何分位で日本に飛んでくるのでしょうか A4. 北朝鮮から弾道ミサイルが発射され 日本に飛来する場合 極めて短時間で日本に飛来することが予想されます 例えば 平成 28 年 2 月 7 日に北朝鮮西岸の東倉里 ( トンチャンリ ) 付近から 発射された弾道ミサイルは 約 10

( 社会福祉施設用作成例 ) (4) 施設管理者は, 緊急時連絡網により職員に連絡を取りましょう (5) 施設管理者は, 入所者の人数や, 避難に必要な車両や資機材等を確認し, 人員の派遣等が必要な場合は, 市 ( 町 ) 災害対策本部に要請してください (6) 避難先で使用する物資, 資機材等を準


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H30雑踏事故防止通達(公表用)

1 趣旨このガイドラインは 日本国内の公道 ( 道路交通法 ( 昭和 35 年法律第 105 号 ) 第 2 条第 1 項第 1 号に規定する 道路 をいう 以下同じ ) において 自動走行システム ( 加速 操舵 制動のうち複数の操作を一度に行い 又はその全てを行うシステムをいう 以下同じ ) を

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

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はじめに 消防法の規定では 一定規模の建物の管理権原者は 防火管理者を定め 消防計画を作成し 防火管理上必要な業務の実施を定めています その中でも 消防計画に基づく訓練の実施は最も重要な事項です 特に特定防火対象物 ( 集会場 スーパー ホテル 病院等の不特定多数の人が出入りする施設 ) には 年

別添 第 1 章総説 道路トンネル非常用施設設置基準 非常用施設の設置にあたっては 非常用施設のトンネル防災全体における役割を認識するとともに 設置目的および管理運用方法を明確にして計画しなければならない なお 非常用施設の運用にあたっては関係機関との連携に配慮するものとする 第 2 章非常用施設の

その時点で改めて ミサイルが落下する可能性がある旨を伝達し 直ちに避難することを呼びかけます Q4. ミサイルが落下する可能性がある との情報伝達があった場合は どうすれば良いのでしょうか A4. 屋外にいる場合 近くの建物 ( できれば頑丈な建物 ) の中又は地下に避難してください 近くに適当な建

消防水利施設等設置基準 泉州南消防組合の管轄区域内における開発行為に係る消防水利施設等の設置基準 及び施工方法等については 次のとおりとする 1 消火栓 (1) 基準開発区域の各部分から水平距離 100m 以内の当該開発区域を管轄する泉州南消防組合の各消防署 ( 以下 消防署 という ) の指示する

浸水深 自宅の状況による避難基準 河川沿いの家屋平屋建て 2 階建て以上 浸水深 3m 以上 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 浸水深 50 cm ~3m 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難上階に垂直避難 浸水深 50 cm未満 緊急避難場所, 近隣の安全な建物へ水平避難 自宅に待

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東京事務所版 BCP 実施要領目次応急頁 < 第 1グループ> 直ちに実施する業務 1 事務所における死傷者の救護や搬送 応急救護を行う一時的な救護スペースの設置 運営 備蓄の設置 医療機関への搬送 1 2 事務所に緊急避難してきた県民や旅行者等への対応 避難 一次避難スペースの運営 指定避難所への

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参考資料 三郷市火災予防条例の一部を改正する条例案の素案 平成 26 年 9 月 三郷市消防本部 大規模な屋外催しにおける防火管理体制の構築について 1 改正の背景 1 京都府福知山市花火大会火災平成 25 年 8 月 15 日 京都府福知山市で行われた花火大会において 死者 3 名 負傷者 56

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(溶け込み)大阪事務所BCP【実施要領】

レスキューフレーム(簡易起重機)訓練中引揚作業時、救助者、要救助者落下事故

ともに 警報を発するものをいう 第三放水型ヘッド等の構造及び性能規則第十三条の四第二項に規定する放水型ヘッド等の構造及び性能は 次に定めるところによる 一放水型ヘッド等の構造は 次によること ( 一 ) 耐久性を有すること ( 二 ) 保守点検及び付属部品の取替えが容易に行えること ( 三 ) 腐食

通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

仮貯蔵 仮取扱い実施計画書 ( ドラム缶等による燃料の貯蔵及び取扱い ) 保有空地の周囲にロープを張り ( バリケードを立て ) 空地を確保する 第 5 種消火設備を 3 本設置する 保有空地 確保する 高温になることを避けるため 通気性を確保した日除けを設置 工場東側空地約 360 m2 通風 換

上記の要件をすべて満たさないカメラ ( 例えば 録画装置を備えていないカメラ ) であっても 不特定多数の人を撮影している場合は プライバシーを侵害するおそれがあります このガイドラインの趣旨を踏まえ プライバシーの保護に配慮するとともに設置目的に沿った適切な運用を行うことが必要です 第 2 防犯カ

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つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

目次 1. はじめに 1 (1) 基本方針策定の目的 1 (2) これまでの取組みと今後の取組み 1 (3) 街頭防犯カメラ と 施設監視カメラ 2 2. 設置に係る基本方針 3 (1) 設置場所 3 (2) 撮影範囲 4 (3) 設置していることの表示 4 (4) 設置地域の周知 4 (5) 地域

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かかり木の処理の作業における労働災害防止のためのガイドライン 第 1 目的等 1 目的 本ガイドラインは 近年の人工林における間伐作業の増加等を背景に かかり木の処理の作業における死亡災害が増加する傾向にあること等を踏まえ 労働安全衛生関係法令と相まって かかり木の処理に係る事前の実地調査の実施 新

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○福岡県警察交通管制要綱の制定について(通達)

警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-HDW30M) <ストッパー A

第 9 屋外貯蔵タンク冷却用散水設備の基準 ( 昭和 57 年 7 月 1 日消防危第 80 号 ) タンクの冷却用散水設備 ( 以下 散水設備 という ) は 次によること 1 散水設備の設置範囲は 危険物規則第 15 条第 1 号に定める技術上の基準に適合しないタンク ( 一部適合しないものにあ

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警告ラベル貼付位置 警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください けが ( 部品番号 X ) 3. 各部の名称キャスターストッパーセット (CSS-DGW400MP) < 右側スト

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第8章 災害復旧計画

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14個人情報の取扱いに関する規程

三菱ふそう車をお買い上げいただきありがとうございます 本書は,Truckonnect,Remote Truck 及びデジタルタコグラフを安全に正しく使用していただくため, 正しい取扱い及び万一のときの処置について説明してあります 取扱い及び万一のときの処置を誤りますと思わぬ故障や事故の原因となります

CONTENTS Vol.64 No.9 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~

警告ラベル貼付位置警告ラベルが見えにくくなったときや 破損したときは 新しいラベルを指定場所に貼りかえてください 新しいラベルは ( ) 内の番号で注文してください. 各部の名称 キャスターストッパーセット (CSS-DGT00MC) けが ( 部品番号 X ) < 車輪プレート付

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

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5 改正条文の書式

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この説明書は MG-1000 の取扱上の必要な事項について記載してあります モノレールは 急傾斜地での人員や荷物の輸送に適した大変便利な設備ですが 取扱いや保守が正しく行われませんと 思わぬ故障や事故の原因になります 運行前には 必ずこの取扱説明書を最後までお読みください < 目次 > 1. 運行に

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はじめに 訓練時における安全管理については 安全管理体制の整備について ( 昭和 58 年 7 月 26 日付け消防消第 90 号通知 ) により 訓練時における安全管理に関する要綱の案が例示さるとともに 訓練時における安全管理マニュアルが各消防本部等に通知されました そこで これら要綱やマニュアル

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マニュアルの見方 マニュアルの見方 マニュアルの見方について説明します 操作の前提条件です ある場合のみ記載しています 操作の前に確認してほしい重要事項です ある場合のみ記載しています 1 操作手順に対応した操作画面上の操作 箇所です 関連ページがある場合は 参照先の ページ番号を記載しています 操

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Transcription:

市消防団活動マニュアル ( 平成 28 年度 ) 平成 28 年 4 月 1 日資料

災害出場時 ( 火災等 ) の留意事項及びサイレン吹鳴等 (1) 災害出場時の留意事項 項目 人員 留意事項 1 各分団最低 3 人以上で 消防ポンプ自動車で出場する 1~2 人の場合は消防ポンプ自動車で出場してはならない 消防ポンプ自動車には 常時 2 人以上が乗車していること 現地集合の場合も 消防ポンプ自動車には2 人以上乗車する 2 分団員は詰所に集合し 消防ポンプ自動車で出場する やむなく自家用車で現場に向かう場合 極力乗り合わせとする 自家用車で向かう場合 消防車両の通行及び活動の妨げにならないよう 災害発生場所から離れた場所へ駐車する 3 消防ポンプ自動車の運転は 消防学校または市消防団主催の機関員講習を受講した者とし 分団内で指定する 服装走行時その他参考 1 ヘルメット 防火衣 長靴 皮手袋を着用する 活動服を着用する ( 活動服はできる限り着用 サンダルや運動靴で出場しないこと ) 1 交通法規を遵守する 2 サイレン 警鐘を使用する 一般的なサイレンを吹鳴する ウーウー 音 3 赤信号の交差点進入時は 必ず一時停止し 安全確認を行う 4 すべての座席で シートベルトを着用する 1 方面隊を越える出場は 災害発生地域の方面隊長の指揮に従う 2 飲酒時は 出場してはならない 消火作業中の負傷等の原因になる 飲酒時の負傷等は 公務災害適用外とされる 3 災害現場での喫煙は原則禁止とする 途中休憩の指示があった場合のみ 指定場所で喫煙すること 4 消火後の残水処理は 道路以外の場所で行う ( 凍結防止 ) p12 参照 5 冬期 (12~3 月 ) は 消防ポンプ自動車に塩化カルシウムを 1~2 袋搭載すること 6 負傷等が発生した場合は 直ちに防災安全課消防係に連絡すること 編上靴 長靴の運用方法について 編上靴 訓練 行事 山林火災及び捜索等 長靴 火災出場 水防出場時 (2) 消防ポンプ自動車のサイレン吹鳴等 次のとおり取り扱い 交通法規を遵守し 危険な走行などは決して行わないこと 項目 サイレン吹鳴赤色回転灯赤色灯前照灯 赤色回転灯赤色灯前照灯 上記全部または一部を使用してよい 注意事項 1 火災出場 水防活動等のため緊急走行が必要なとき 火災出場中に 鎮火報を受けた場合は サイレン吹鳴を停止し 通常走行で現場に向かうこと 赤色回転灯 赤色灯 前照灯 は点灯していてもかまわない 2 帰庫の際 鎮火報の鐘を鳴らしてもかまわないが 夜間状況に配慮する 以下の場合とし すべて通常走行とする 1 災害時 緊急走行の必要がない場合 2 警備活動 捜査活動時 歳末警戒を含む 留意事項 3 管内調査時 管内の消火栓の調査のため必要がある場合 4 その他 出初式等 あらかじめ消防団長から指示があった場合 緊急自動車は 公安委員会の指定を受けた車両で 緊急の用務のため運転中のものをいい 運転中には サイレンを鳴らし 赤色の警光灯をつけなければならない とされている サイレン吹鳴を停止した場合は 赤色灯をつけていても道路交通法の緊急自動車特例は受けられない 1

火災出場概要 区分 出場概要 第 1 出場 通常火災出場 第 2 出場 建物火災 林野火災など延焼拡大が予想される場合や 大規模な火災の場合に発令される 決められた分団等が現場に集合し 原則待機する 順次指令 ( 電話連絡 ) 火災出場指令メール等 出場対象 現場指揮 順次指令 ( 電話連絡 ) 火災出場指令メール等 出場対象 方面隊長 副方面隊長 ( 該当地区 ) 各分団長 消防担当の携帯電話に連絡 正副団長 正副方面隊長 各分団部長以上 消防担当 消防主任の登録済みのメールアドレスに 火災出場連絡が配信される ( 出場のない正副方面隊長 団員等にも配信される ) ほっとマップメール ( 登録者のみ ) 配信 団長 副団長 出場なし 方面隊長 副方面隊長 ( 該当地区 ) 出場 4 個分団 ( 火災場所により決められた分団 ) 出場 消防担当 出場 方面隊長 正副団長の携帯電話に 2 回目の連絡が入る 応援分団 消防主任の携帯電話に連絡が入る 防災行政無線放送 ( 該当地区のみ ) 正副団長 正副方面隊長 各分団部長以上 消防担当 消防主任の登録済みのメールアドレスに 火災出場連絡が配信される ( 出場のない正副方面隊長 団員等にも配信される ) ほっとマップメール ( 登録者のみ ) 配信 団長 副団長 出場 4 個分団 ( 火災場所により決められた応援分団 ) 出場 消防主任 出場 現場指揮 団長または副団長 平成 27 年 4 月 1 日から 関越自動車道の火災については消防団にメール配信はされません 部長以上は 火災出場指令メール を受信できるように 携帯電話を設定してください 配信アドレス takasaki-119-center@sg-m.jp 2

火災出場計画及び防災行政無線放送 第 1 出場 ( 例 ) 地区で火災発生地区の分団が出場 小野上 子持 伊香保 北橘 防災行政無線の放送 (24 時間 ) こちらは防災しぶかわです ただいま市内町 で建物火災が発生しました ほっとマップメールの配信 (24 時間 ) 第 2 出場 ( 例 ) 子持 北橘の応援分団が出場 小野上 子持 伊香保 北橘 防災行政無線の放送 (24 時間 ) こちらは防災しぶかわです 先ほど 市内町 から建物火災が発生し 第二出場が発令されました ほっとマップメールの配信 (24 時間 ) 鎮火 ( 例 ) 小野上 子持 伊香保 防災行政無線の放送 (24 時間 ) こちらは防災しぶかわです 北橘先ほど 市内町 の建物火災はただ今 鎮火しました ほっとマップメールの配信 (24 時間 ) 3

火災防ぎょ 区分 防ぎょ方法 1 後続車両が通過できるよう右 ( 左 ) 側へなるべく寄せて停車させる 2 2 台の車両が部署できる大きな水槽の場合 後続が吸管を投入できるように考慮して車両を停車させる 3 防火水槽の投入口へ吸管を投入後 落下防止のため蓋はできる範囲で閉める p12 参照 水利部署 4 夜間等の場合 事故防止のため車両のサーチライト等で投入口や消火栓を照らす 5 野次馬や通行人の事故防止のため 投入口や消火栓の周囲にセーフティーコーンなどを設置する ( 火災現場で通行人が水槽に転落し 死亡した例もある P12 参照 ) ホース延長 6 管経の細い同一系列の消火栓には部署しない 7 蓋の開閉時は 腰部負傷に注意 1 道路脇を延長するようにする ( 道路中央には延長しない ) 2 交通量の多い幹線道路は ホースが横断しないようにする 横断する場合 直角に横断し 最小の横断につとめホースブリッジの設定をする 1 建物の角に位置づけば 2 面の防ぎょができる 放水 2 小規模火災の初期であれば正面から直接攻撃にて一挙鎮滅を図る その他は延焼危険の大なる方向に筒先を配備 3 強風時は背面 側面からの防ぎょする 4

転落防止及び引き上げ時の凍結防止 (1) 転落防止の対処方法 1 最近の防火水槽には くさり等の転落防止措置があるが マンホールの蓋を戻し 開口部を少なくする また マンホールを開けたレバー等を蓋の下に置き ガタツキ を防止する 2 マンホールの周りには 馬やコーン等を設置し注意を促す 3 機関員は マンホールの監視も行う 4 夜間であれば マンホールの周りに作業灯など照明をつける (2) 冬期における現場引き上げ時の凍結防止 昭和 60 年 1 月 26 日未明 北橘村下箱田の火災の際に 放水後のホースの残水を道路上に排水し 路面が凍結することが予想されたにもかかわらず 凍結防止対策等を全く行わず現場を引き上げた このため 凍結した路面で通行車両がスリップして川に転落するという事故が発生し 責任の所在及び範囲等について弁護士に相談したところ 次のような見解であった 1 最も 責任があるのは 道路に流した水を放置して引き上げた消防隊である 2 次に責任があるのは 道路管理者である 3 さらに 消防団に対する凍結防止の教育等をしなかった消防本部 署にもある 以上のことから 次のとおり処置することとしたい ホース内などの残水にあっては側溝等へ排水すること 第一次的処置道路に流れた場合は 砂等で処理し警戒標語 ( 立看板 ) を設置すること 第一次的処理後 道路管理者に最終的な後始末を依頼すること 市道 市役所土木管理課 ( 22-2111) 第二次的処置 県道 土木事務所 ( 22-4055) 国道 国土交通省高崎下線国道事務所 ( 027-345-6000) 消防団の対応 冬期 (12~3 月 ) に放水した場合 残水する場所に注意し 凍結防止対策として塩化カルシウムを散布する ( 冬期は 消防ポンプ自動車に塩化カルシウム 1~2 袋積載しておくこと ) 5

消防活動時における遵守事項 ( 広域消防本部 平成 23 年 4 月 1 日 ) 出動時 自己の安全を確保するため ヘルメット 防火衣 手袋 長靴は必ず着装すること 緊急走行時 拡声器とサイレンを効果的に活用して安全走行を確保すること 災害出動は自己隊だけでない 特に交差点 T 字路では緊急車両相互の出会い頭の衝突に注意すること 交差点を通過する時は 乗車員全員が一体となって安全を確認すること 出動経路の信号機毎に 信号青 直進 信号青 右折 信号赤 一旦停止 等と呼称し 乗車員とともに安全を確保すること 車両の前後を確認した後 ドアをゆっくり開放して下車せよ 下車後は確実にドアを閉鎖すること ( 強風時はドアがあおられる ) 夜間 降雪時及び路面凍結時並びにぬかるみ等では 足元に十分注意して 急がず確実に行動すること 車両の停車は 火炎の噴出や落下物による隊員の受傷 車両の焼損等を回避できる位置とすること 資器材の取り出し等に必要な作業スペースを確保して停車させること 車両誘導は 機関員が視認できる場所で行え 決して車両の真後ろ 死角へ立たないこと 部署時は吸水措置 ホース延長 資器材搬送等の活用が競合するので 隊員同士の衝突に注意すること シフトレバー 駐車ブレーキを確実に操作すること 車輪止めを確実に設定すること 指揮者は 機関員へ消火栓 防火水槽への転落防止を指示すること 水利部署 吸管延長時 通行人や他の隊員との接触に注意すること 水利部署周辺にはセーフティーコーンを置く等し 転落防止措置を講ずること 吸管延長時は吸管のはね返り 躓きに注意し 開弁前に必ず吸管と消火栓の結合状態を確認すること スピンドルドライバーは消火栓蓋閉鎖直前まで抜かないこと 消火栓等の蓋の開放は 腰を落とし背筋を伸ばして行うこと 消火栓等の蓋の開放は 枠の間に手を挟まれないよう注意して行うこと 防火水槽の蓋は 持ち上げずに手前に引いて開放すること 消火栓等の蓋が硬くて開放できない場合は 万能消火栓カギ等を有効活用すること 指揮者は 河川等の転落危険箇所では 必ず補助者を指定すること 転落危険箇所では 必ず命綱 ( 確保ロープ ) を設定すること ホース延長 夜間における活動では 必ず照明を活用して周囲の照度を確保すること 火点建物周囲の状況を確認しながら 隊員相互 住民等との衝突 接触 凹凸部への傾き 転落等に注意すること 見通しの悪い場所 道路が交差する場所をホース延長する場合は 一般車両 通行人等に注意を呼びかけること ホースの屈曲を直す場合は ホースのはね上がり 屈曲部への指等の挟まれに注意すること 水利部署位置周辺は 消火栓及び防火水槽内への転落 蓋との接触 吸管等へのつまずきなど 潜在危険があることから常に注意を払うこと 夜間は 車両のサーチライトにより車両周辺を照射し 活動しやすい環境を確保すること 放口へホースを結合する場合は 余裕ホースを十分にとり 結合状況を確認すること ホースが道路を横断する場合は 隊員 通行人等の転倒防止を図るため セーフティーコーンを置く等 必要な措置を講じること 6

( 続き ) 塀 フェンス等を乗り越えてホースを延長する場合は 塀等の強度を 降下地点の安全性を確認すること 手びろめによるホース延長は 結合金具 管そうの落下に注意すること つまずき 転倒 指の挟まれ等に注意すること 筒先保持者は機関員との連携を図ること 分岐用媒介金具のコック操作の開閉は急激に行わないこと 早期放水準備のため分岐金具を使用する場合は その開閉状態を確実に確認すること 送水等 筒先保持者は いつ送水されてもいいように確保態勢をとること 機関員は常時 送水圧力を確認すること 機関員は 筒先保持者との連絡 連携を図ること 機関員はホースライン ホースの結合状況を確認すること 機関員は 放口コックの急激な操作はしない 予備送水は 筒先保持者の状況が確認できる範囲までとし いつでも停止できる状態で送水すること 投光器 濡れた手袋及び素手で発電機の操作を行わないこと コードの結合は 途中停電しないよう行うこと 投光器の移動 コード延長時にコードは無理に引っ張らないこと 木造建物の 1 2 階で作業する場合は 上下で同時に活動しないこと 瓦等を排除する場合は 活動隊に周知するとともに一時退避させてから実施すること 残火処理 トタン等 鋭利な物を除去する際は 手袋を過信することなく トビ口等で十分注意して行うこと 消火水を含んだ畳は重量が増加し 床の落下危険が高い 部屋の中央付近で活動しないこと 釘等鋭利なものによる踏み抜きに注意すること 焼け落ちた電線及び電気コードは感電のおそれがあるので触らないこと モルタル壁にふくらみやヒビ等がある場合は 壁面倒壊の危険があるので近寄らないこと 冬季においては ホース内の残水は道路上に排水しないこと 道路面の凍結が予想されたならば 凍結防止対策を講じること 重量物を持ち上げるときは無理をせず 複数の人員で行うこと 膝を曲げ 十分に腰を落として背筋を伸ばし ゆっくりと行うこと 車両の誘導員は 他の団員の動向に配意し 警笛等を活用して明確に誘導すること 車両収納ボックス等の安全ストッパー扉は確実に閉鎖すること 活動終了 撤収 車両のステップが水で濡れていると滑りやすい 手すりを確実に握って乗車すること 帰署途上における交通事故防止も乗車員全員で行うこと 帰署後は 再出動に備え 資器材 個人装備品の点検整備を確実に行うこと 消火栓蓋を閉めるときは 膝を曲げ 十分に腰を落として背筋を伸ばし 足を挟まないようにゆっくりと行うこと 吸管撤収の際 腰部を受傷しないよう態勢を整えてから収納すること 誘導員の合図に従って 車両周囲の安全を確認して 車両を移動すること 帰署を急ぐことなく 安全を優先した車両運行を行うこと 帰署後は 再出動に備え 車両の燃料確認及び各装置が正常に作動するか 予備燃料等消耗品の補充の必要があるか点検整備を確実に行うこと 7

消火栓 防火水槽の使用基準 消火栓 防火水槽の使用基準及び指導指針について 平成 6 年 6 月 16 日消防本部次長示達 ( 警防課 ) 消防水利の基準は 昭和 39 年 12 月 10 日付消防庁告示第 7 号で 防火水槽は貯水 量 40 立方メートル以上 消火栓は呼称 65 の口径を有し 直径 150 ミリメートル以 上の管に取り付けられているものとされているが これら以下のものにあっても使用す る場合があるため 次のとおり定めるので 通知するから 所属職員にも周知されたい なお このことについては 関係消防団にも周知するように努められたい 1 消火栓 防火水槽の使用基準はなく 指導指針は設置基準のとおりの運用が 適当であるので 次に示すとおりである 2 消防ポンプ自動車で使用する水量は 一般的に約毎分 600 リットルであり 筒先 圧力も3 kg / で長時間安定した有効放水が可能な水量である 消防ポンプ自動車は 通常二口放水を基本としているので 毎分 10 リットル の水量が必要となる これを満たす目安が次表のとおりである ( 市 ) 管径 100 mm 0 mm 75 mm ~ ~ 動水圧 150 mm 250 mm 300 mm 1. 4 kg/ 1 台 2 台 3 台 4 台 ~ 2. 4 kg/ ( 1,0 リットル ) ( 2,400 リットル ) ( 3,600 リットル ) ( 4,800 リットル ) 注 動水圧力によっては この表以上の水量が確保可能であるので 市以外の町 村にあっては あらかじめ調査を行って取水量を確認しておく必要がある 3 防火水槽による 水の使用について 40 立方メートルの水槽は 毎分 10 リットルで放水すると 約 30 分間の放 水が可能である 放水量二口放水で毎分容量 10 リットル放水した場合 40 約 30 分 4 その他 放水量の数値は 65 ミリメートルホースの数値であり 50 ミリメートル ホースの場合は異なるので留意すること 8

指揮隊運用 指揮隊とは 平成 17 年 6 月の消防力の基準の一部改正 ( 消防力整備指針 ) により設置基準が示され 当広域組合において平成 22 年 4 月から指揮隊運用が開始されました 指揮隊は 集結した部隊の統制を図り 現場活動上の安全管理の確保及び円滑 効果的な消防活動を遂行するため 災害現場において責任のある者が高度な情報収集し 判断の下 組織的で厳格な指揮を行い災害対応する考え方に基づき定められました また 現場指揮において 地域に密着した消防団組織と情報を共有し連携した消防戦術を構築し 災害を最小限に止めるための 現場調整も行います 9

団員報酬及び公務災害補償等 (1) 団員報酬 下記の年額を毎年 9 月と3 月の2 回に分けて 指定口座に振り込みを行う ( 現金支給は不可 ) 1 支給額 ( 年額 ) ( 単位 : 円 ) 副団長分団長副分団長団長副方面隊長部長班長団員方面隊長ラッパ長副ラッパ長 403,000 3,000 287,000 1,000 163,000 70,000 64,000 47,000 報酬は所得税が引かれた額が支給される なお 毎年 1 月下旬に源泉徴収票を送付する 2 支給月 上期分 (4~9 月分 ) 下期分 (10~3 月分 ) 9 月上旬 3 月上旬 (2) 公務災害補償 団員の補償 項目 公務災害 概要 団員が公務上の災害によって生じた損害が補償される 方面隊長または分団長等が防災安全課消防係まで連絡をする 備考 病院の療養費は自分で支払わないこと 連絡が間に合わない場合は 病院に 公務災害手続きを行う と伝えること 連絡を受けた後 担当が病院に連絡 自動車等損害見舞金 災害活動において 団員が使用した自家用車 ( 団員が所有する自動車等 またそれに準ずるものに限る ) に損害が発生した場合 その損害に対して見舞金が給付される 事案があった場合 方面隊長または分団長等が防災安全課消防係まで連絡をする 災害発生時または災害発生のおそれがあるときは 緊急に自動車を使用し または使用させて出動した場合における往復途上もしくは駐車中に生じた損害 平常時において やむを得ず自家用車を消防団活動に直接使用し または使用させた場合において その活動中に生じた損害 状況により適用除外 ( 会議の移動手段等 ) となる場合もある 団員の死亡または 15 日以上の入院 消防団員福祉共済により給付金が支給する 公務 公務外は問わない 団員または同居家族の死亡 方面隊長 分団長等が 団長及び副団長へ連絡を行う 10

出動等に関する事務手続き (1) 消防団出場要請 地元自治会等 自主防災訓練 花火警戒 祭り警備など 消防団出動要請申請書 提出 依頼先に 消防団出場要請申請書 を防災安全課消防係に提出するように伝える 団員が出動する場合は必ず提出する ( ホ ンフ 車を使用しない場合も必要 ) 消防団出動 出動要請申請書 の提出がない場合 公務災害として認定されないことがある 消防団本部 方面隊本部 消防協会支部で計画する行事や訓練は申請不要 (2) 方面隊本部 分団の研修旅行 方面隊 分団 団員が同時に研修旅行等で居住地を離れる場合 管外他行届 提出 研修等の 10 日前までに 防災安全課消防係へ必ず提出する 研修旅行 方面隊本部 関係分団にも連絡をすること (3) 活動報告 方面隊長 分団長 活動報告 作成 火災出場 各種行事 訓練 分団長会議等 活動報告 ( まとめ用 ) 提出 3 ヶ月ごとに作成し提出 4~6 月 7~9 月 10~12 月 1~3 月 7/15 頃 10/15 頃 1/15 頃 4/15 頃 活動報告は 内容に関する照会があった場合に対応できるように各分団で保管すること 11

(1) 消防ポンプ自動車 詰所の管理 消防ポンプ自動車 詰所の管理 1 購入や修繕をする前に 防災安全課消防係まで連絡をすること 2 請求書の宛名は 市長 ( 防災安全課 ) とする 3 領収書による事後報告の立て替え払いには 一切対応できない 対応できない事例 詰所の電球が切れ とりあえず分団費用で購入した その代金をもらいたい 項目 市で支払い 分団で支払い 消防ポンプ自動車 軽油 ガソリン 整備にかかる費用 ( オイル代など ) 故障等の修繕費用 バッテリー交換費用 詰所 電球代 ( 切れた場合 ) 備品の修理代 ( エアコン 換気扇等 ) 灯油 ( 冬期 ) 詰所のガス 水道 電気料金 消耗品 ( トイレットペーパー等 ) 備品以外の電気製品等 (2) 注意事項 項目 注意事項 消防ポンプ自動車のバッテリー切れ 月 2 回程度 消防ポンプ自動車の点検を行い 緊急時に出場できるように管理すること ( ナイトスキャンのスイッチは 使用後は必ずオフにすること ) 消防ポンプ自動車の改造 冬期に詰所の水道管等の凍結による 漏水 器具の破損 詰所の備品等の盗難防止 購入時の仕様以外に ポンプ自動車を改造してはならない ( ポンプ自動車は 市所有であり 分団財産ではありません ) 購入時仕様と変わった場合 車検 修理費等を払えない場合があります 忘れずに止水栓を止める 水抜きを行うなど適切な管理をすること 詰所施錠の徹底をすること 12

市消防団定数詳細 ( 定数 :652) 団本部 第 1 方面隊 団長 副団長 方面隊長 副方面隊長 第 1 分団 分団長副分団長部長班長 2 団員 15 副団長 第 2 分団第 3 分団 分団長副分団長部長班長 2 団員 15 第 4 分団 第 5 分団 第 6 分団 第 7 分団 第 8 分団 第 9 分団 16 分団長副分団長部長班長 2 団員 11 第 10 分団 16 分団長副分団長部長班長 2 団員 11 第 11 分団 16 分団長副分団長部長班長 2 団員 11 第 12 分団 第 2 方面隊 方面隊長 副方面隊長 第 13 分団 35 分団長副分団長部長班長 9 団員 23 伊香保 第 14 分団 25 分団長副分団長部長班長 6 団員 16 第 15 分団 25 分団長副分団長部長班長 5 団員 17 第 16 分団 16 分団長副分団長部長班長 2 団員 11 第 3 方面隊 方面隊長 副方面隊長 第 17 分団 小野上 子持 第 18 分団 第 21 分団 分団長副分団長部長班長 5 団員 12 第 22 分団 分団長副分団長部長班長 5 団員 12 第 23 分団 分団長副分団長部長班長 5 団員 12 第 24 分団 分団長副分団長部長班長 5 団員 12 第 4 方面隊 方面隊長 副方面隊長 第 25 分団 分団長副分団長部長班長 4 団員 13 北橘 第 26 分団 分団長副分団長部長班長 4 団員 13 第 27 分団 分団長副分団長部長班長 4 団員 13 第 28 分団 分団長副分団長部長班長 4 団員 13 第 29 分団 分団長副分団長部長班長 4 団員 13 第 30 分団 25 分団長副分団長部長班長 6 団員 16 第 31 分団 25 分団長副分団長部長班長 4 団員 18 第 32 分団 分団長副分団長部長班長 5 団員 12 ラッハ 隊 22 ラッハ 長副ラッハ 長 - - 隊員 13

市消防団組織及び受持区域 団本部 第 1 方面隊 団長 副団長 方面隊長 副方面隊長 副団長 第 1 分団第 2 分団第 3 分団第 4 分団 ( 大崎 下郷 新町 下ノ町 南長 長塚町 中ノ町 辰巳町 ) ( 東町 本町 寄居町 坂下町 並木町 ) ( 上ノ町 川原町 裏宿 元町 入沢 上郷 藤ノ木 ) 阿久津 南牧 金井 ( 軽浜 大野を除く ) 第 5 分団第 6 分団第 7 分団第 8 分団第 9 分団 川島行幸田 中村有馬 八木原半田祖母島 ( 上村を除く ) 第 10 分団 第 11 分団 第 12 分団 祖母島 ( 上村 ) 金井 ( 大野 ) ( 御蔭 明保野 ) 石原 ( 羽生平 ) 金井 ( 軽浜 ) 石原 ( 羽生平を除く ) 第 2 方面隊 方面隊長伊香保 副方面隊長 第 13 分団第 14 分団 第 15 分団 第 16 分団 伊香保石段 ときわ 中央伊香保雷之塚 日の出 香東 大日向伊香保うわの コスモス 湯中子伊香保水沢 第 3 方面隊 方面隊長 副方面隊長 第 17 分団 小野上小野子 小野上 子持 第 18 分団 小野上村上 第 21 分団第 22 分団第 23 分団第 24 分団 子持子持子持子持 横堀 北牧吹屋 白井中郷上白井 第 4 方面隊 方面隊長 副方面隊長 第 25 分団 北橘 第 26 分団 第 27 分団 第 28 分団 第 29 分団 第 30 分団 第 31 分団 第 32 分団 北橘 北橘 北橘 持柏木 溝呂木 上三原田 栄 南山 ( 上野窪 中野窪 丸塚 宇張を除く ) 長井小川田 深山 北山 ( 南平 北平 今窪 丸塚を除く ) 北上野 勝保沢 見立 滝沢 三原田 南山 ( 上野窪 中野窪 丸塚 宇張 ) 津久田 ( 第一 第二 第四 ) 棚下 北山 ( 南平 北平 今窪 丸塚 ) 津久田 ( 第三 ) 敷島 樽 宮田 真壁 箱田 下箱田 上南室 下南室 上箱田 小室 ( 上小室 ) 山 八崎 分郷八崎 小室 ( 下小室 ) ラッハ 隊 式典等ラッハ 吹奏 14